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キングコング西野公論 506
- 192 :西野ブログ 2024年1月29日(3/4) (ワッチョイ d9f0-5eDQ [220.146.178.191]):2024/01/29(月) 11:42:01.16 ID:v2laSSRz0.net
- (>>191続き)
■『創造』っていつも報われないけれど・・・
何年か前に、オンラインサロンのメンバーに、
「これから僕は『共感』ではなく、『創造』に全張りします」と宣言したことがありました。
それは、大衆の興味の外で活動することも意味しているわけですから、たくさんのモノを失ってしまうわけで、
まぁ、ちょっと怖かったのですが、同じタイミングで、海外の映画祭に招待されて、
いろんな国にいく機会をいただけて、そこで、その国にいる人達(時にはその国にいるサロンメンバーさん)と
コミュニケーションをとらせていただいて、そこで、僕らの発信に救われている人がいることを知ったんです。
「僕らの発信」というのは、時事ネタに対してコメントではなく、「作品」と「作品に込めた想い」のことです。
「救われた」という人や、「支えになっていた」という人が、世界中にポツポツといたんです。
コロナ禍で、近所の人と交流することも、日本に帰国することもできず、
不安に溺れかけていた海外組なんかは特に。
目に大粒の涙をためて、「ありがとうございます。ありがとうございます」って何度も何度も頭を下げられたんです。
たとえば、ドイツの田舎町で。
僕らの発信が、そんなところまで届いて、そこに住んでいる人達にエールを贈ることが
できていることを知っちゃったら、もう止めるわけにはいきません。
エンタメ屋さんは皆、同じような目に遭っていると思いますが、『創造』って、いつも報われないんです。
基本的には、人は「他人の創作物」には興味がないし、
流行ったと思ったらすぐに廃れるし、
チケットは売れないし、
ようやく軌道に乗りはじめたら、今度はヤッカミに遭って、足を引っ張られるし。
制作費の心配も、生活費の心配も一生消えないし。
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