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画像を文章化して表現力を鍛えるスレ

1 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 08:57:40.23 ID:wSWiWDY0.net
っていうのがあったら面白いと思ったんだけどどうよ?

2 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:10:27.51 ID:wSWiWDY0.net
あげ

3 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:10:44.70 ID:wSWiWDY0.net
あげ

4 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:11:01.78 ID:wSWiWDY0.net
age

5 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:11:18.62 ID:wSWiWDY0.net
age

6 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:11:35.03 ID:wSWiWDY0.net
あげ

7 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:11:51.54 ID:wSWiWDY0.net
あげ

8 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:12:08.07 ID:wSWiWDY0.net
age

9 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:12:25.04 ID:wSWiWDY0.net
age

10 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:12:41.32 ID:wSWiWDY0.net
あげ

11 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:12:57.66 ID:wSWiWDY0.net
ksk

12 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:13:14.10 ID:wSWiWDY0.net
あげ

13 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:13:30.57 ID:wSWiWDY0.net
ksk

14 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:13:47.28 ID:wSWiWDY0.net
かそく

15 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:14:03.98 ID:wSWiWDY0.net
age

16 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:14:11.77 ID://vMcQeE.net
どんなスレでも主がダメだと意味ないよ

17 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:15:28.68 ID:wSWiWDY0.net
需要ありそうなもんだけどな

18 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:22:31.03 ID:wSWiWDY0.net
とりあえず試験的に画像貼ってみるわ
https://i.imgur.com/SYZXzJu.jpg

・基本的に画像は二次でも三次でも歓迎
・文章量は一レスに収まるなら何文字でもおk
・読んだ人が好き勝手に点数をつけていく

ルールとしてはこんな感じか?
人が増えるまでは俺も積極的に参加するわ

19 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:22:55.11 ID:wSWiWDY0.net
ksk

20 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:23:15.46 ID:wSWiWDY0.net
>>18
赤くしとく

21 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:23:32.43 ID:wSWiWDY0.net
>>18

22 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:23:49.14 ID:wSWiWDY0.net
>>18

23 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:24:08.82 ID:wSWiWDY0.net
>>18

24 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:24:29.15 ID:wSWiWDY0.net
>>18

25 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 09:24:47.52 ID:wSWiWDY0.net
ksk

26 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:01:59.88 ID:wSWiWDY0.net
書いたから誰か採点してくれ

得点の理由とか改善点とかも添えてくれると嬉しい 一応読みやすさを意識して描写したつもり

>>18
 図書館に入ると、まずは二つの巨大な円柱に目を奪われた。

 それらは威圧感を伴って僕の目の前に鎮座している。異常なまでに存在感を放っているので、思わず間抜け面を晒して見上げてしまった。

 危うく首を痛めてしまいそうなほどの高さだ。

 しばらくの間、阿呆のように柱の上方を見上げ続ける。

 誰かの笑い声が聞こえてきて、ふと我に返った。静謐であるべき空間に邪魔者が混ざったような、そんな不快感を覚える。

 だけど、視線を戻した瞬間にその感覚は霧消した。少し冷静になり図書館内を広く見渡したことで、周囲には多くの人間がいると気付いたからだ。

 僕は羞恥心で火照った顔を誤魔化すように、慌てて空いている席を探した。

27 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:02:51.91 ID:wSWiWDY0.net
ksk

28 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:03:08.53 ID:wSWiWDY0.net
ksk

29 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:03:25.72 ID:wSWiWDY0.net
かそく

30 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:03:41.73 ID:wSWiWDY0.net
ksk

31 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:03:59.97 ID:wSWiWDY0.net
ksk

32 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:09:31.08 ID:wSWiWDY0.net
>>26

33 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:09:47.57 ID:wSWiWDY0.net
>>26
素晴らしい

34 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:10:05.48 ID:wSWiWDY0.net
>>26
さすがですご主人様

35 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:10:22.32 ID:wSWiWDY0.net
>>26
また俺なにかやっちゃいました?

36 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:11:18.20 ID:wSWiWDY0.net
>>26
満点以外は相応しくないと言えるでしょうね 流石の私も驚きました

37 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:11:35.19 ID:wSWiWDY0.net
ksk

38 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:11:52.06 ID:wSWiWDY0.net
ksk

39 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/23(土) 10:20:11.25 ID:Oknn+qGC.net
>>26
画像から想像力を膨らませて一レスの物語に仕上げる!
創作の力を伸ばすことがスレッドの目的に思えた!

画像はハーバード大学の図書館ではある!
想像力を働かせるのであれば、その事実通りに書いてしまっては意味がないように思う!
笑い声にも違和感を覚える! 主人公は柱の偉容に目を奪われ、まるで一人でいるかのような状況に陥った!
笑い声は多数の人間がいることを思い出させると同時に我に返す意味も含まれているのだろう!
その役目が笑い声である必要性をあまり感じられなかった! 主人公を揶揄した嗤いであれば意味が変わる!

文章は読み易い! 意味もちゃんと受け取れる!
ただし、ありのままを書き過ぎている為、話の内容がぼんやりしているように思える!

点数は付けないがワイの感想!(`・ω・´)

40 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:21:44.95 ID:RoH4eTOv.net
>>26
これは文句なしの満点

41 :ネカフェ浦和NoMoney純 :2019/03/23(土) 10:23:59.67 ID:UwmmAJZF.net
VIPから

42 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:25:38.62 ID:ssiGaMe8.net
>>26
天才か

43 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:28:35.86 ID:vsrJuPSs.net
>>18
書いてみた。

===
扉を開けると、そこには今までの廊下の息苦しさからは想像できないような、とても開放的な空間が広がっていた。

まず目についたのは高い天井。アーチ状になっており立体的なレリーフが刻まれていた。ところどころに嵌め込まれたガラスからは柔らかな光が、目の前の空間に差し込んでいた。

その光の先には静かに着席する様々な年恰好の人たち。彼らは一様に目の前の長机に本を広げ、食い入るように文字を追っているようだ。それがどういう類の本であるかは分からないものの、その空間の醸し出す厳かな雰囲気のせいで、誰もがいっぱしの研究者のように思えた。

僕は彼らの邪魔をしないよう入ってきた扉をそっと閉じ、中に足を踏み入れる。この中に収蔵されているであろう稀覯本との出会いに胸を高鳴らせながら。

44 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:51:59.21 ID:pm5VTK+j.net
何だこのクソスレ

・保守で埋めるなゴミ
・最初から例題なり何なりを出せ
・その後まで保守で埋めるなゴミ
・誰がこんな見づれースレ見るかよ
・立て直せ

じゃーな

45 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 10:59:06.35 ID:wSWiWDY0.net
>>43
俺も描写の順番は意識したつもりだったけどぜんぜん実現できてねえなって自覚したわ 流れるように視点が移動しててメチャクチャ読みやすい

>>44
クソ優しいな
わざわざ指摘してくれてありがとう
立て直してもそれはそれで邪魔だろうしひとまずここで進めるわ

46 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 11:10:11.22 ID:XySa8NzB.net
そもそもこの板でやることか?
VIPで宣伝するくらいならあっちでやった方が人来ただろうに…

47 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 11:17:30.37 ID:wSWiWDY0.net
>>46
VIPは基本1日きりだし創作文芸板は過っ疎過疎だからなあ

48 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 11:19:14.50 ID:l/Hte82I.net
ちんこ

49 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 11:35:38.81 ID:vsrJuPSs.net
>>45
評価ありがとう。視点移動はなるべく自分の動作とシンクロするよう描写してるつもり。

こういうの昔流行った「背後で爆発が起きて振り返る」の連想して面白いなと思う。とはいえ軌道に乗せるのは結構骨が折れそうだw

50 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/23(土) 12:28:23.07 ID:Oknn+qGC.net
少し時間ができたのでワイも>>18の画像で書いてみた!

 そこは白くて広い。静謐な空間には神々しいまでの威厳が備わっていた。
 中央には神殿の門番を思わせる二本の太い柱が屹立。アーチ状の天井を無言で支える。部分的に採光窓が嵌め込まれ、仄白い祝福の光が辺りを照らす。
 その下で人々は本を開いた。辞書と見紛う分厚さを有し、難解な文字で綴られていた。こめかみを掻き毟りながら読む者が多数、見受けられた。
 歯軋りが絶えない者には数人の血走った眼が集まる。明らかな殺意が込められていた。

 読書の時間は続いた。誰も席を立たない。胸中の感情を吐露するかのように表情は歪み、額に脂汗を滲ませる。
 全員が苛立っていた。怒気は抑え切れないところまで来ている。爆発寸前で踏み止まり、長い時を過ごしていた。
 均衡が崩れた。一人の青年が勢いよく立ち上がったのだ。反動で木製の椅子が派手に倒れた。
「やってられるか!」
 感情を剥き出しにして叫ぶ。
 周囲の人々は慄き、急いで目を戻した。関わりを拒絶するかのように顔を限界まで本に寄せる。
 騒々しい足音が聞こえてきた。赤銅色の肌をした屈強な者達が青年を取り囲む。瞬時に遠慮のない拳を打ち込み、全身の骨が砕かれた。青年は口から血の泡を吹いた。倒れる直前に首根っこを掴まれ、早足で引き摺られていった。役目を終えたとばかりに他の者も引き返す。
 最後に残った一人は警告の意味で人々を睨み付けた。
「新設された地獄を甘くみるな! 生前に殺人の禁忌を犯し、本を毛嫌いした者達が読書を強いられる世界だ!
 八大地獄と肩を並べる『永劫図書館地獄』を舐めるんじゃない! わかったな!」
「わ、わかりました!」
 近くに座っていた初老の男性が震える声で返した。
「図書館で大きな声を出すな!」
 白髪交じりの頭を鷲掴みにされた。青年と同じように引き摺られてゆく。
「そ、そんな殺生なぁぁ」
「地獄を甘くみるな!」

 悪人にとっては非常に居心地の悪い、気品に溢れた永劫図書館地獄の日常であった。

51 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 15:52:18.10 ID:zcm26Wfp.net
はえー地獄なんかこれ

52 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/23(土) 16:48:46.46 ID:Oknn+qGC.net
書き込みが止まっただと!(・`ω・´)

人が増えるまで>>1が精力的に書き込むのではないのか!
もしかして息抜きで書いたワイのせいなのか!

ワイの出番はここまで!(`・ω・´)ノシ 目立つように上げておく!

53 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 17:13:42.19 ID:beLMm6HU.net
なにこのスレID出るやん
滅多なこと書けない
とりあえずエロ画像プリーズ

54 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 17:44:45.54 ID:4YDQqTva.net
>>18
一番最初にそれ貼って盛り上げるっていう頭はなかったのか…

55 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 21:03:38.71 ID:N0CllWdU.net
>>50
>>18の情景を表現するのではなく、物語にしちゃうのがもうなんか凄いなぁという感想。
さすが別スレで文章添削しているだけあり、文章に添削する点を見出せない。
強いて難を言えば>>18を表現するという主題を超越しており、最初に読んだ時は何じゃこれは!?と戸惑わずにおられなかったことぐらいか。

56 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/23(土) 22:25:19.49 ID:Oknn+qGC.net
感想をありがとう!

スレッドに画像を貼り付けて各々が文章で描写するアイデアは良いと思う!
ただし見た目だけの描写になると表現が被る可能性は高くなる!
似たような表現を避けようとして、無理に捻り出すと違和感を伴う!

そこで貼り付けた画像から物語を想像するところまでをセットにした方法を提案したい!
見た目の描写が被ることはあっても、話の内容まで同じになることは、ほぼないと思われる!
画像を文章に書き起こす行為の先にあるのは物語の創造だと思うので、それも合わせて鍛えられる!

スレ主の考えもあると思うのでワイは提案にとどめる!
あとはスレ主が考えてスレッドの方向性を決めればよい!

それでは!(`・ω・´)ノシ

57 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 22:57:06.69 ID:7xI1p/5Y.net
「お、おお……!」
 足を踏み入れた瞬間、自然と口から感嘆の声が漏れた。
 入って早々に、二本の荘厳な柱が私を出迎えてくれた。
 私は柱を追って天井へと目を向け、その高さに度肝を抜かれる。
 床や天井は一面純白の白に塗られており、聖堂を思わせるかのような威容があった。
「凄いですね。一大学内に、これほどの素晴らしい図書館があるなんて……!」
 私が言うと、先輩は唇の前に指を添える。
「自習スペースだ。静かにした方がいい。神経質な奴が多いんだよ」
 先輩が冗談めかして口にする。
「先輩みたいに、ですか?」
 得意気だった先輩の顔が、一口でしかめっ面へ変わった。
「ごめんなさい、軽口というには確信を突き過ぎました」
「そういうところだよじゃじゃ馬め」
 私は並んだ机へと目を移す。
 品のいい机と椅子が並んでおり、その一つ一つにお洒落な照明が設置されていた。
 なるほど、ここでならば、少しくらい自習を頑張ってやってもいいか、という気になるかもしれない。
「ここにあるのは語学関連か、歴史の類のものばかりだよ。怖い奴に睨まれる前に、とっとと通らせてもらおうか」

58 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:05:38.76 ID:N0CllWdU.net
とある日の図書館。

誰もが黙々と読書に耽る。聞こえてくる音はページをめくる音、書架を漁る音、そして時折響く誰かの咳払いぐらい。クラシックな装いの高い天井はアーチ状になっており、そこに嵌め込まれたガラスからは、柔らかい陽の光が差し込む。

まるで時が止まっていると錯覚するかのようなその空間に、男は入ってきた。

男は人々を一瞥した後、場の静けさを破壊しようとでもするかのように入ってきた扉を乱暴に閉める。当然、読書に耽っていた人々は彼に非難がましい視線を一斉に向ける。

だが、それは男の狙い通りであった。人々は男の両手に握られたその場にそぐわない物騒な代物を目にして、固まる。その様子がお気に召したのか、男は片方の口の端をつり上げ、間髪を入れず大声で恐ろしい言葉を紡いだ。

「さぁ、お勉強の時間はここまでだ!お前らはこれから俺とともにあの世に行く。1人残らずな!」

男は両手にある物騒なものを彼らに向ける。機関銃だ。その先端から無慈悲な弾丸が無数に放たれる。静謐な空間に人々の叫び声が響き渡る。

数分後。

その空間に再び静けさが訪れる。ただ先ほどとは異なり、少しばかりの音すらも失われた形で。なぜなら人々の命が男の凶行によって失われてしまったから。

しかしその元凶だけは、凄惨な現場の真ん中で、生を宿したまま放心したように上を見上げている。そしてふと我に返ると、懐から拳銃を取り出し銃口を自身のこめかみに向ける。

刹那乾いた音がこだまする。

こうしてついに、その空間の命は全て失われてしまった。後には、おびただしい血が床に流れているのみ。それを天井から差し込む陽の光が、まるで何事もなかったように照らしているのであった。

59 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:07:53.81 ID:N0CllWdU.net
>>56
そういう狙いがあるのね。言われてみれば確かに。個人的にはお題を洗い替えればその辺りは解決可能なように思うけど。
まぁ、その辺の方針はスレ主が決めれば良いことか。

60 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:13:08.19 ID:aoec2g/1.net
>>18の画像から、その絵の中で展開されていそうな情景とかドラマを文章にすればよいのかなあと思ってたら、
>>50>>58、情景を破壊して描きかえてしまってるし((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そんな方向性でやらかしてもこのスレ的にはおっけいってことで良いのかな?

61 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:24:16.24 ID:N0CllWdU.net
>>57
>>18の模範解答を見るかのよう。単にその場を描写するにとどまらず、命をも吹き込んで見事に調和させているように感じた。

62 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:24:33.05 ID:N0CllWdU.net
>>60
>>58>>50読んでフォロワーのつもりで書いたものなので気にしないでw

63 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:30:20.56 ID:5n0JgSej.net
>>39
顔文字でNGしてたから見落としてたわサンクス
確かに笑い声に関しては自分でも違和感覚えた 情報を増やすにしても想像しやすくないとダメだな

>>54
俺が盛り上げなくても自然に勢いがつくような神スレになる予定だったんだ 耳がいてえわ

>>56
提案ありがとう
表現が被る云々に関してはその通りだと思うわ

64 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:33:58.19 ID:aoec2g/1.net
>>18の画像から怪電波を受信したので出力してみる!


一見図書館のような空間が広がるそこは、流行の最先端を行くブックカフェ。
レトロな室内にはアンティークな調度品が並べられ、本を友にお茶を楽しむくつろぎの空間。
天窓から差し込む優しい光があなたを照らし、様々な書籍に合わせて揃えられたカフェメニューがあなたを迎えてくれるでしょう
ブックカフェ「○○○×××××××」は皆様のご来店をお待ちしています

65 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:34:19.54 ID:5n0JgSej.net
俺としては物語を組み込むことを必須にしちゃうと気軽にレスしづらくなると思うから、そこは自由にしようと考えてる
画像だけがテーマで、表現方法自体は各自に一任するわ
表現力を競うというよりはなるべく多くの人に参加してもらって、自分の描写と他人の描写を比較することを第一にしたいと思ってるから

だからテンプレみたいなものもあんまり用意したくないってのが本音 ルールが色々あるとそれだけで参加しづらくなるだろうし

66 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:36:03.67 ID:wSWiWDY0.net
すまん
ID変わったけど>>63>>65は俺(>>1

67 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:38:20.26 ID:N0CllWdU.net
スレ主返ってきたから、今までのまとめ

お題は>>18

それに対する回答:
>>26 スレ主の見本回答
>>43 情景描写に絞った回答
>>50 物語に仕上げた回答
>>57 情景に人物を溶け込ませた回答
>>58 物語に仕上げた回答

68 : :2019/03/23(土) 23:44:34.65 ID:wSWiWDY0.net
いちおうトリつけとく

描写の仕方についての制限は「1レス内に収めること」だけでいくわ

>>50>>58みたいに物語を前面に押し出してもいいし、忠実に画像を描写するってだけでもいいし、なんなら一言で説明するってテーマで参加してもいい 各々どういう文章を書きたいかは違うだろうしな

69 :この名無しがすごい!:2019/03/23(土) 23:46:20.78 ID:Wgmz1LlT.net
舞台が図書館なら何をしてもいいというのでは、ただのお題話になってしまう
画像を描写するというのだから、ストーリーを付けるにしても最低限、画像の雰囲気を壊さないことを条件にしてはどうかな
アッと驚くストーリー展開は、表現力とは別のものでしょ?

70 : :2019/03/23(土) 23:54:30.69 ID:wSWiWDY0.net
>>69
それは確かに

スレの方向性としては画像を文章化して感想を付け合うってのが基本だから「できる限り画像の雰囲気を壊さないように」もルールとしては必要か

採用するわサンクス

71 : :2019/03/23(土) 23:59:43.39 ID:wSWiWDY0.net
・画像レスへの安価(>>)推奨
・1レスに収めること
・できる限り画像の雰囲気を壊さないこと
・画像は誰がどんなものを貼ってもいいけど見るからにふざけた画像はスルーすること

こんなもんか

72 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 00:04:23.44 ID:hXfpLgQz.net
>>71
画像を貼る頻度に制限がないと、発散してしまってひとつの画像に対して各々の表現の違いを楽しむというスレ主の狙いが損なわれてしまいそう。

なので例えば100レスごとにお題を貼るみたいなるーるが欲しいかも。

73 : :2019/03/24(日) 00:11:46.76 ID:bh/6lQmf.net
>>50
語彙力はあると思うし物語性を付与してることも面白いと思うんだけど、ちょっとテンポが悪いかなって感じた
文末の語尾や読点の位置、前の文章との繋がりがところどころ不自然なように思える

>>57
会話文で描写するってのもありだよな 地の文で説明されるよりも親しみやすいかもしれない
細かいところを指摘すると二回目の「私」は要らない気がするし、最後の地の文は読点多すぎじゃね?

74 : :2019/03/24(日) 00:16:23.95 ID:bh/6lQmf.net
>>58
こういう趣向も面白いと思うけど、物語性を付与するなら最終的には画像通りの情景になってた方がいいかもね 脱線しすぎるとスレタイから乖離しちゃうし

>>64
この程度ならぜんぜん許容範囲だな 光景さえ画像と合ってたら物語性を付与してもぜんぜん問題ない
地味に二人称になってるのも新鮮

>>67
遅くなったけどまとめてくれてありがとう こうして見るとけっこう参加してくれてるな

75 : :2019/03/24(日) 00:19:39.04 ID:bh/6lQmf.net
>>72
そこは悩みどころだわ
誰かが「この画像を貼りたい!」って思ったときにしばらく貼れなかったりすると機会がなくなりそうだし

とりあえずは「前回の画像から1日(24時間)以上が経っていたら次の画像を貼ってもおk」ってことにしとくか

それで問題があるようなら調整していく感じで

76 : :2019/03/24(日) 00:22:26.53 ID:bh/6lQmf.net
【文章化する場合】
・1レスに収めること
・できる限り画像の雰囲気を壊さないこと
・画像レスへの安価(>>)推奨

【画像を貼る場合】
・誰がどんなものを貼ってもいいけど見るからにふざけた画像はスルーすること
・前回の画像から1日(24時間)以上が経っていたら次の画像を貼ってもおk 被ったら早い者勝ちで

77 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 00:48:27.70 ID:jVBXVEhd.net
表現が被ると思っても変に捻る必要はないじゃないか
被ってるところの使い方を見比べてみたり、この人のここが上手いと思える部分が見つかったら、無理に短編並べるより建設的だと俺は思う
逆に他の人が皆出してて自分が出せなかった部分は自分の語彙で足りていない部分かもしれないし、
仮に後出しで他の人を見て語彙を追加して使ったとしても、それはこのスレで自分の語彙が増えたことになるんだから変に避けることでもないだろう

78 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 00:56:20.61 ID:hXfpLgQz.net
>>75
そうだね。それぐらいでまず始めてみると良さそう。

あと>>18>>26見て思ったけど、お題出す際にサンプルとなる文章も一緒に提示したほうが、後に人が続きやすいのかなーと。変な画像の投稿予防にもなるし。

79 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/24(日) 08:16:12.08 ID:3ttHc/x5.net
朝は少し時間があるのでゆったりとした気分で書いてみた!(`・ω・´) またお邪魔した!

参考画像【>>18

 貴女は驚いたような顔で固まった。時間が止まったと言ってもいい。僕は心の中でくすりと笑った。
「どうしました? この場所こそ、貴女が切望した我が大学の図書館ですよ」
 僕の声で貴女の時間は動き出す。おさげを弾ませて笑顔となった。零れそうな黒目で二本の柱を何度も指差す。
「巨人の両脚ですか。珍しい表現ですね。でも、喜んで貰えて僕も嬉しいです。
 ただ、ここは一般開放された場所なので誰でも来られますよ」
 すると貴女は目を丸くした。頭と両手を左右に振る姿は滑稽で、とても愛らしい。いつまでも見つめていたい気分になる。
「まあ、ここで立ち話をしていても仕方ありません。どのような本を希望しますか」
 僕の言葉に貴女はにっこりと微笑む。急に両手を広げてクルクルと回り始めた。高い天井を眺めながらうっとりした目で答えた。
「図書館で散歩ですか? 貴女には本当に驚かされます。いえ、悪い意味ではないですよ。では、一緒に図書館を散歩しましょう」
 大きく頷く貴女の横で僕は一緒に散歩を楽しんだ。慣れ親しんだ図書館が新鮮に映る。意外な発見と言えるのではないだろうか。

 本当に貴女には驚かされる。

80 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 08:21:04.77 ID:QPY6PhcK.net
【お題】
https://i.imgur.com/Xu6wq79.jpg

81 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 08:37:50.87 ID:cUcPCVbW.net
>>80
これは難しい

82 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/24(日) 09:55:48.47 ID:3ttHc/x5.net
ついでなので!(`・ω・´)

参考画像【>>80

 体の震えで目が覚めた。瞬きを繰り返して意識を浮上させる。
 私はベッドから下りた。数歩で窓際に立ち、カーテンの合わせ目に手を差し込み、そっと捲るようにして開けた。
 窓は白く煙っていた。軽く掌で擦ると雪景色が浮かび上がる。自分の口角が上がるのを感じた。
 急いでクローゼットに向かう。ネグリジェを脱ぎ捨ててブラウスを着た。タートルネックセーターを合わせてコートに手を伸ばす。
「その前に」
 ストレートパンツを穿いた。仕上げにダッフルコートに身を包んで部屋を飛び出していった

 誰もいない閑散とした公園を歩く。真新しい雪にブーツの足跡を残す。シャクシャクと足の裏に雪の声が聞こえる。
 ふと雪が積もったベンチに目がいった。役目を果たせず、どこか寂しそうに思えた。
 私は濡れることを厭わず、ベンチに座った。すぐに立ち上がって再び腰を下ろし、即座に離れる。
 少し距離を空けた所でベンチを眺めた。私が座った跡がしっかり残されていた。目に見えない人が、いるように感じた。
 気分は上向いた。誰もいない公園を気ままに歩き回る。
 体が温まった。公園の出入口に立ち、改めて眺めた。
 たくさんの私の足跡が残されていた。子供が夢中になって走り回ったように見える。奥にあるベンチには二人分の跡が残されていて子供の両親を想像させた。
「朝食の時間ね」
 温かい朝食が思い浮かび、私は鼻歌混じりに帰っていった。

83 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 12:54:37.76 ID:dac108HL.net
誰もが頭が良くなる、プログラムが書けるようになる方法が発見される 90479
https://you-can-program.hatenablog.jp

84 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 15:02:29.96 ID:DMgVzFoe.net
>>26
画像から物語を作るという意味ではいい出来だとおもうけど、画像を文章化とは言えない
図書館という単語に描写を丸投げしてる印象
図書館を知らない人に内部の様子を伝えることが出来ない

とりあえずスレタイ見て想像したのと違う流れだったので見本に対する意見を述べて退散する

85 : :2019/03/24(日) 15:08:34.18 ID:bh/6lQmf.net
>>84
描写を省略しがちなのは自覚してる
だからこそこういうスレ立てて鍛えようと思ったんだけど我ながらぜんぜん意識できてねえわ
意見ありがとう

86 : :2019/03/24(日) 15:18:10.68 ID:bh/6lQmf.net
>>79
二人称って基本的にそれだけで独特の雰囲気を感じさせるけど、これはうまく雰囲気を演出してる印象を受けた

>>82
他の文章を読んでても思ったけどメチャクチャ個性的だな そもそもこの画像を見て公園と判断したのが意外だわ

87 : :2019/03/24(日) 15:59:29.26 ID:bh/6lQmf.net
>>80
早朝。仄かな明るさが森を照らす。凍てついた吹雪が止み、大地にはその残骸である雪だけが残っていた。

人の訪れない土地なのだろう。枯れた木々を背にした長椅子には多量の雪が積もっており、もの悲しさを窺わせる。

長椅子は六つの足でしっかりと聳立しているように見えるが、不思議と今にも崩れてしまいそうな、そんな雰囲気に包まれていた。

冷えた空気に微弱な光明。緑を失った木々たちに、役目を失った長椅子。人間の足跡一つない山奥の光景は見る者に悲哀を感じさせる。

だがそれと同時に、俗世との関わりを絶つような神秘性にも彩られていた。

澄んだ空気に慎ましやかな日差し、雪で飾られた木々たちに役目から解放された長椅子。

儚くも美しい光景とするか、
虚ろで寂しい光景とするか。

それは見る者の自由である。

88 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/24(日) 17:36:11.71 ID:3ttHc/x5.net
>>87
長椅子の表現に「聳立」は引っ掛かる!
画像からは背後の高木に圧倒されているような印象を受ける!
または寒さ等で縮こまる! どちらにしても長椅子に大きさは感じられなかった!

最後の一行が少し硬い! 物悲しい風景が朝を迎えることで和らいできた!
その移り変わりの境目にある状態! 静かな口調で締め括った方が合うように思う!
ワイならば「見る者の心に静かに訴え掛ける」程度の表現にとどめる!

悪くない描写であった!(`・ω・´)

89 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 17:55:55.14 ID:M0JPgDY4.net
北海道の住民的コメント行くね!

>>82
これは写真よりはもうちょっとあったかい感じの
そんなに雪国って感じじゃない情景を感じさせるね!
もしくは初冬か春の雪みたいな本格的でない雪が降った日を思わせるような!

>>87
こっちは逆に写真よりもずっと雪深くて寒い北国を描写してるような印象!

道民目線だと、写真は真冬日に木立のある整備された公園を訪れたものにみえるんで、
そういう感じでなんかかけないかあとでちょっと試してみるね

90 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 18:21:29.53 ID:M0JPgDY4.net
>>80
今日も寒いけど、いつもの日課で市民の森を散歩中。
夏なら心地よい日差しと風を受けながらうとうとするのにちょうどよいベンチは、
表面に着いた雪ごとカチカチ凍って冬の装い。
しっかり閉めたつもりのダウンコートの襟もとから隙間風が入ってくるけど、まあ冬だから仕方ない。
木立を抜けたら展望台だ。
眼下に広がる街並みを見ながら、懐に忍ばせたポットの中の紅茶で暖まろう。

91 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 20:18:04.81 ID:f/2ii748.net
>>80
 冬、僕は頭を悩ませていた。
 なぜならCDのジャケットの製作締切が明日にせまっていたからだ。
 僕は売れない陰鬱なジャズ・バンドのサックスで、僕が決めたジャケットがメンバーの命運を左右する。責任重大だ。
 だが、かれこれ三週間、「これだ!」というモノに出会えず、僕はとても焦っていた。
 どこかにないものか。
 ――凍てつく冬のようで、どこかメランコリックな風景が。
 その日、僕は暖かいダウンを羽織り、首には古いカメラをぶら下げ、外に飛び出した。
 そして車をしばらく走らせると、やけくそで雪が降り積もる山道を歩きはじめたのだった。
 都会では見つけられなかったジャケットのイメージを探す旅だ。
 無理やり運命の出会いを果たそうというわけだ。
 それから数時間後。
 僕は運命に出会った。
 雪でまっしろに染まった林。
 なぜかそこにベンチが置いてあったのだ。
 雪が降りつもったベンチは、まるでそこにあるのが自然だと思えるくらい世界にハマっていた。
 ベンチのバックでは雪を羽織った冬木たちが身を寄せ合うようにあつまっている。
 空をあおぐと、雪化粧をした枝たちが手を取り合っていた。
 それに陽射しがさえぎられ、真っ昼間だというのに、蒼く仄暗い世界が広がっていた。
 ごくり、という息を呑む音さえ反響しそうな静寂な世界だ。
「これだ」と僕は心の中でつぶやいた。
 けして万人受けする美しい光景ではない。
 だが、バンドの世界観にはぴったりのように思えた。
「陰鬱な中の美しく儚いもの」がそこにはあったのだ。
 白い吐息を吐きだした。
 そして冷凍保存された世界を切り取るため、僕はお気に入りのカメラを覗きこんだ。
『また売れそうにないジャケットを』と文句をいうくせに、『よく見つけてくれた』という微笑みを浮かべているメンバーたちを想像しながら、僕はシャッターを切ったのだった。

92 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 20:22:24.08 ID:f/2ii748.net
って、表現力を鍛えるスレだったか
何も考えずに書いてしまった

93 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 21:44:39.26 ID:mXgmdAls.net
>>87
元写真だけでここまで表現できるのは素直に尊敬する。ただ、あの写真の印象に対して、神秘性だのは盛りすぎな気がした。

94 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 21:46:43.80 ID:mXgmdAls.net
>>90
とても素直に写真通りの情景を表現しているように見えた。個人的にはこれぐらい抑えた表現の方がしっくりくる。

95 :この名無しがすごい!:2019/03/24(日) 22:04:32.79 ID:mXgmdAls.net
>>80
今回は情景描写に力を入れると逆に不自然になる気がして、結局こんな感じになった。

===
昨日から降り続いた雪は、どうやら東京に1年ぶりの積雪をもたらしたようだ。

僕はその雪の中を、始発電車に乗るために早足で歩く。いつも通り抜けている公園もすっかり雪化粧が施されている。

あたりはまだ薄暗く、当然人の気配はない。休みの日は家族連れで賑わってるこの公園も今日はまったく違った表情を見せている。一面の銀世界に僕の足跡が刻まれていく。

カリカリ・・・

歩いているとそんな音が右手から聞こえてきた。反射的に振り向いた先には、1脚のベンチ。 その上には降り積もった雪が鎮座している。人の座った様子も足跡もない。背後には雑木林があり、こちらも雪をかぶっている。

ただただ白に塗りつぶされた光景の中には、生き物の入り込む余地などなさそうに見える。ではあの音の正体は何なのか。空耳だったか。そんなことを考えながらその光景を凝視する。

すると、ベンチの脚の陰から黒い毛並みの子猫が顔を出した。どうやら雪よけのためにその場でじっとしているようだ。

僕はその姿に頬を緩めるも始発の時間が迫ってることに気づき、名残惜しさを感じつつ歩みを再開するのだった。

96 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 00:54:54.41 ID:xjnDDwRf.net
>>95
画像の文章化がおまけになっちゃってる
肝心の「ベンチのある冬の林」が淡々とした説明文なのに対して、筆写が妄想したところばかり描写をしようとしてるな
文章、もっといえばセンテンスに主旨をもたせれば、グッとよくなる文章が書ける人だと思う

97 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 00:58:11.57 ID:xjnDDwRf.net
ちなみに文章力を“鍛える”スレだと敷居が高いので、文章化する程度のお遊び感覚の方が参加者が増えると思うぞ

98 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/25(月) 09:50:28.45 ID:Hbp6SNsU.net
画像の描写に焦点を当ててみた!(`・ω・´)

参考画像【>>80

 厚い雲が曙光を阻む。未だ薄青い世界にとどまり、時に綿毛のような雪を降らせた。
 古ぼけたベンチが雪に埋もれている。周囲を背の高い木々に囲まれ、黙って行く末を見守るかのようだった。
 辺りに人の姿はなかった。痕跡も見つけられない。ベンチは役割を果たせず、雪に溶け込む寸前で堪えていた。

 稜線が幾重にも重なる山の一角にベンチは捨てられていた。
 人との交流を断ち切られ、不法廃棄物として時を重ねる。
 ベンチは何も語らない。その場に根付いたように動かず、ただ雪を乗せていた。

99 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 20:49:40.78 ID:YAU6N+GS.net
ごめんなさい
北海道民としては、ごく普通のあたりまえの真冬の通常風景を切り取ったっぽい写真に対して、
凄くファンタジックな雪国描写に彩られた文章たちが次々に挙げられているのを見るのはとてもむずむずするのです。

というわけで、お題を春っぽい写真に変えましょう
こういうネットに公開されてる画像のリンクを張るようなやり方でもOK?
http://www.etodok.jp/download/wall/239_1280_1024.jpg

100 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 21:10:35.26 ID:mfx4jQaR.net
これは難しいw

101 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 22:18:20.71 ID:d2rD5hk6.net
>>99
マシュマロのようなクマ。
それが私の第一印象だった。
雪のように真っ白な毛並みをしていて、なんと赤い服を着る知能まであるみたいだ。
愛くるしい表情を浮かべながらもソイツは獲物を追うわけでもなくつくしんぼの周りを跳ねている。
これは一種の疑似餌だろうか。
そして油断して近付いたら、顔が四つに裂けて口が現れこちらを食べるのだろうか。
もし事前知識得ていなければ素直に近付いたかもしれない。
今回のクエストは「近辺の村で時折発生する子供消失の手がかりを追って欲しい」と言う内容だった。

見晴らしのいい草原の前で私は体が震えた。
「いやいや、そんな馬鹿なことがあるはずがない」
首を振ってもう一度前に向き直ると、消えていた。

102 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 23:19:31.38 ID:YAU6N+GS.net
>>99
今日はコープさっぽろ春のイベント「トドックと野原で遊ぼう」の日です
コープさっぽろをしょって立つ、ふわふわでもこもこの白いくまは、
今日も元気に春の草原を駆け巡ります。
何やら不自然につくしんぼが突き出ていますが、気にしてはいけません。
足元にはオオイヌノフグリが可憐な花を咲かせているのであまり踏みつけないように
今日は日差しも明るく、そよ風がなんとも心地よいですね

103 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 23:26:38.95 ID:YAU6N+GS.net
>>101
これは!
北海道民にとってはなじみのマスコットキャラも知らない人から見れば得体のしれない謎のUMA!
実は凶悪な怪物に変化するかもしれないという想像は新鮮でした!
最後の妖精さんかあるいはホラーモンスターか、どちらにもとれる謎っぷりも実にステキです!


なんか大喜利のお題みたいな感じになってきましたが、
この方向性が嫌いな人がいたらごめんなさい

104 :この名無しがすごい!:2019/03/25(月) 23:33:26.53 ID:JrOpVKoF.net
>>99
新緑豊かな野っぱらの土筆が並ぶ一帯に、熊が一頭いた。
熊と言っても白くぬいぐるみのような見た目であり、恐ろしさなど微塵もなく、柔らかな微笑みを浮かべているようにも見えた。

105 :この名無しがすごい!:2019/03/26(火) 00:03:14.98 ID:bMWWNeO9.net
>>99
音が聞こえない。
目の前で草が揺れているのに風の音一つ聞こえない。
不思議に思い後ろを振り返ると、すぐそばに『それ』がいた。
白い犬のような熊のような人間大のキグルミが立っていた。
この音のない景色の中で異彩を放つキグルミは、止まっている。
立っているので中に誰か入っているはずだが、本物の人形のようにピクリとも動かない。
私はゆっくりと後ずさり、キグルミから離れた。
動く様子はない。
私は駆け出した。
しばらくすると、音が聞こえることに気がついた。
ここちのいい風の音に安らぎを感じ、足を休ませ一息つく。
なんだったのだろうか。
額の汗を拭って後ろを向く。
奴がいた。
また音が消える。

106 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/26(火) 06:04:05.29 ID:cCM+3i5F.net
仕事前の頭の体操!(`・ω・´)

参考画像【>>99

「あー、ダリーわ。野原を駆け回るの、もう、最高にダリーわ。
 なんだって? キャラと口調が合ってないだと。仕方ねーだろ。こんな着ぐるみで野原を走ってみろ。
 体は重いし、息はしにくいし、ダリーに決まってんだろ! これ、時給900円の仕事じゃないぞ。
 あ、なんだよ! 本音を言って何が悪い。着ぐるみの表現がマズイだと? 中の人はいないってか。
 いい大人が夢見てんじゃねーよ! もっと現実を直視しろ! いいぜ、ここで脱いでやるよ。
 おまえの幻想を打ち砕いてやる。なんだよ、今度は。え、背中にチャックがないって。当たり前だろ。
 この着ぐるみは頭から取って、腕の部分を抜いて踏み付けるようにして脱ぐもんなんだよ。見てろよ、実践してやる。
 両方のアゴのところに手を当てて、押し上げるようにすると、イテテ。な、なんでだ、脱げないぞ!
 どうなってんだ! おい、そこのお前も手伝え! 一緒に頭を引っ張るんだよ! いいか、いくぞ!
 せーのー、イテテテテ! 待て、やめろ! 引っ張んな! ど、どうなってんだ、これ。ま、まさか……俺は……」

 数分後、撮影は再開された。愛らしい白いクマは元気に野原を走り回る。

「ボク、原っぱ大好きー。いつもにこにこ、元気なクマーモンだよー。わーい、わーい」

107 :この名無しがすごい!:2019/03/26(火) 12:15:53.97 ID:UVmneEfB.net
写真じゃなくてgif貼ってほしいな

写真を元に書いて鍛えられるのは表現力というより想像力

108 :この名無しがすごい!:2019/03/26(火) 14:42:47.97 ID:uegz/Rjb.net
>>107
まあ、言いたいことはわかる
表現力を鍛えるっていうなら、
映像作品のノベライズのほうが良いかもね
ネット上で公開されてる適当なショートアニメなんかのリンクを張ってお題にするみたいな

109 :この名無しがすごい!:2019/03/27(水) 00:43:12.20 ID:9p03dFfd.net
>>96
遅くなったけど具体的なアドバイスありがとう。参考になった!

110 :この名無しがすごい!:2019/03/27(水) 00:49:51.44 ID:4+8lt6ww.net
>>106
中の人などいない!(発狂)
……え?
中の人、どうなったんだ?
ガクガクブルブル

ほらーこわい

111 :この名無しがすごい!:2019/03/27(水) 02:15:54.25 ID:0KyTGSIw.net
>>91にもアドバイスお願いしゃす!

112 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/27(水) 08:36:50.10 ID:afm2NcR/.net
>>91
インディーズなのだろうか! ジャケットの撮影が目的で動き回る! 行き着いた先に物悲しい風景が待っていた!
薄青色に染まった>>91の時間帯を真昼間としたところに作者の感性が光る!
冬枯れした木々が手を繋ぐと云う表現も悪くない! これは受け取る側にもよるのだが、
木々が手を繋ぐと明るい印象を受ける! 主人公は陰鬱とした一枚を求めているのでちょっと気になる!
あと若干ではあるのだが冒頭が説明口調に見える! もう少し自然な形で入った方が話に没頭できるように思う!

>冬、僕は頭を悩ませていた。
>なぜならCDのジャケットの製作締切が明日にせまっていたからだ。
>僕は売れない陰鬱なジャズ・バンドのサックスで、僕が決めたジャケットがメンバーの命運を左右する。責任重大だ。

冒頭のこの部分が読者に向けた説明に思える! 現状をそのまま語るのではなく、焦る気持ちを表現した行動で示した方が頭に入り易いように思う!
そこでワイなりに冒頭を考えてみた!

 街は一面の雪景色。道には小さな足跡が無数に見られた。子供のはしゃぐ姿が目に浮かぶ。
 しかし、僕が求めていた世界ではない。首から下げたカメラを手にすることなく、早足で歩いた。
 CDジャケットになりそうな風景を求めていた。製作の締切が明日に迫っている。陰鬱なジャズ・バンドに相応しい一枚を今日中に手に入れなければ、サックス奏者の自分の未来が無くなる。メンバーも道連れになるので課せられた責任は非常に重い。

これが正解と云う訳ではないが動作の中に説明を入れてみた!
作者の創作の一助になればワイとしても嬉しい限りである!(`・ω・´)

113 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/27(水) 08:38:18.50 ID:afm2NcR/.net
薄青色に染まった>>91ではなくて>>80であった!(`・ω・´)

114 :この名無しがすごい!:2019/03/27(水) 18:31:29.48 ID:0KyTGSIw.net
>>112
ありがとう
他人にどう受け取られるのかは分からないから参考になるよ

115 :この名無しがすごい!:2019/03/28(木) 03:11:22.19 ID:iOdUWfba.net
http://imgur.com/ayqruJD.jpg
ファンタジーファンタジーした格好のヒロインとかうまく描写できないから参考にしたいんだけど、こういうのはなしですか?

116 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/28(木) 07:52:06.92 ID:Ps5Jxe3u.net
武器や装備の名称を出さず、見た目の描写で表現する方法もある!(`・ω・´)

参考画像【>>115

 外洋を思わせる紺碧に白い波濤が押し寄せる。
 そのような空の下、白い短髪の女性が風に吹かれていた。
 華奢な身体に不釣り合いな両刃の大剣を肩に載せている。それでいて見た目は女性らしく、簡素なパーティードレス風に仕上げていた。
 女性はスカートに当たる部分を左手で摘まみ、大きな一歩を踏み出した。
 瞬間、腰に装着した刺々しい物体と左腕の手甲が触れて涼しげな音を立てる。双方が蔓を編み込んだような作りになっていた。
 女性はどこか花を彷彿とさせる。纏っている雰囲気は赤い薔薇。赤く染まった戦場に相応しい孤高の存在であった。

 鮮やかな一輪の薔薇は兵士の残骸を踏み締めて、新たな戦場へと向かう。

117 :この名無しがすごい!:2019/03/28(木) 09:29:58.19 ID:GmQO1ZWz.net
レモンだ? 貴様この野郎!!

118 :この名無しがすごい!:2019/03/28(木) 23:20:13.05 ID:esp9iJ/U.net
>>115
彼女は鉄塊のごときデバイスを担ぎ戦場に降り立つ。
戦場の汚泥に触れるのを嫌ってか、スカートを持ち上げつつ、戦略兵器「血染めの薔薇」の起動を開始、
戦場を支配する薔薇の花びらが辺りを舞い始める。
アレの散布を止めねば、我々の魔法は無効化され、そのきゃしゃな体に不釣り合いともいえる武骨で重厚なデバイスから繰り出される砲撃魔法によって我々は蹂躙されるだろう。
だが、腰に装備された攻防一体のアーマードデバイスがある限り、生半可な攻撃ではその周りを突破することは能わず、返り討ちに遭うだけだろう
もはや我が大隊の壊滅は時間の問題か……




絵の元ネタを知らないので、勝手に想像を膨らませてみました
まず、あれが金属製の剣なら、中抜きするなどしてて極限まで軽量化してないとあんな軽そうな持ち方できないよね、
待てよ、魔法のアシストとかあればひょっとして?
それに、刃らしき部分が肩に触れてるのになんともないってことは、
実は刃がついてないかあるいは服にみえるのは鎧、もしくは実は当たってるように見えてあたってない?
それに後ろの薔薇、あれはいったいなんだ?
と、ここまで考えて、
こ い つ は 魔 導 師 だ !
と勝手に決めつけて戦略級魔導師少女ってことで妄想しちゃったw

119 :この名無しがすごい!:2019/03/28(木) 23:22:15.23 ID:esp9iJ/U.net
>>118
誤字発見、なんてこった!
守りって書いたはずが周りってなってたよ……

120 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 00:05:37.94 ID:vRYBNZGA.net
>>116
空の描写までしてるところと、腰元の薔薇をアクセサリーではなく女性を象徴するシンボルとして定義している点に個性を感じた。

また静止画であるものに動きを添えて描画している点やその上で孤高の存在であることを戦場の様子と対比することで際立たせている点にうまさを感じた。

ただ、印象としては小慣れてるなぁというものが先行してしまい、もう少し表現に遊びがあっても良かったんじゃない?という感想を抱いた。

>>118
最初デバイスぅ!?て驚いたけど、その後につづく文章で理解できた。薔薇の表現に意味付けをしようとした結果、こういった設定に行き着いたように見える(てか後にいろいろ解説されてるやん、洞察する意味なかったw)。これはこれで個性があって面白い。

ただ、第三者に彼女の強さを語らせてしまっている点は勿体無い気がしていて、そこもあなたの言葉で表現して欲しかったなと。

121 :118:2019/03/29(金) 14:07:55.18 ID:Q4HytBk8.net
> 第三者に彼女の強さを語らせてしまっている点は勿体無い気が
いわゆる神視点ですごく強いぞカッコ良いぞ描写をするよりも、
これから蹂躙される側の視点で越えられない壁として描写したほうが、
圧倒的な強者感を伝えられるんじゃないかなってことでああいう視点になったんですが、
表現できていなかったでしょうか?

122 :視点変更版試作:2019/03/29(金) 14:42:35.65 ID:Q4HytBk8.net
>>115
少女は鉄塊のごときデバイスを担ぎ戦場に降り立った。
戦場の汚泥に触れるのを嫌ってか、スカートを持ち上げつつ、戦略兵器「血染めの薔薇」の起動を開始、
戦場を支配する薔薇の花びらが辺りを舞い始める。
敵対者の魔導の力を失わせるそれの散布を止めようと戦闘魔導士たちが殺到するが、
選択的魔法妨害領域は既に形成されつつあり、魔導による強化も魔導障壁も失いつつある敵対者には
少女の華奢な体に不釣り合いともいえる武骨で重厚なデバイスから繰り出される砲撃魔法の猛撃を凌ぐことは極めて困難であろう。
それに、近接できたとしても、腰に装備された攻防一体のアーマードデバイスを抜けるものなど果たして居るのか。
少女が動き出す、敵対者を蹂躙するために。

123 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 17:02:25.34 ID:vRYBNZGA.net
>>121
良し悪しというより、文章表現を鍛えることが目的なら、蹂躙される側の視点で書くより神視点で表現する方がおそらく難易度が高く、挑戦しがいがあるんじゃないかなと。

なので、勿体無いと思った次第。

124 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 18:05:16.30 ID:B25sJHHe.net
それは白い天使ようだった。薔薇の香りと共に現れた彼女は、一片の汚れすら無い純白のウェディングドレスを身に纏い、短く切った白銀の髪をなびかせていた。顔立ちは若く成人を迎えていないような印象を与える。

その美しさと対象に、体の半分程ある両刃剣を肩に軽々と担いでいる姿を見ると、相当の手練れと見えた。

不意に少女がこちらに目を向けたダークブラウンの瞳はとても美しいと感じた

こんな感じでいかが?

125 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 18:22:47.41 ID:LQ3z3mg1.net
対照的ではないだろうか?(物申すマン

126 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 18:24:57.35 ID:B25sJHHe.net
誤字りました。ごめんなさい。

127 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 18:48:25.87 ID:pwhX8rgI.net
>>115
岩山の上に立つ少女は、感情の見えない眼差しで僕を見下ろしていた。
幼さを残すその顔はまるで化粧っ気がなく、銀色の長い髪も、髪飾りすら着けずに無造作に編み上げるのみ。
純白のドレスも裾が破れて、痛々しい限りだ。
そしてその細い体のどこにそんな力が秘められているのか、鉄塊のごとき大剣を、右手一本で無造作に掲げている。
だがその姿には、不自然さなど微塵も感じられない。まるで彼女自身が一本の剣であるかのようだった。
そんな彼女を、僕は心から美しいと思った。

128 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 18:49:15.26 ID:pwhX8rgI.net
あっ、薔薇を忘れたw

129 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 18:56:51.52 ID:Q4HytBk8.net
>>123
同意です
そういえばここは妄想力じゃなくて表現力を鍛えるスレだったな、と思い直して、指摘された表現にも挑戦してみました

130 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 20:03:45.57 ID:B25sJHHe.net
神さま視点

白髪の美しい少女がいた。髪型はショート、顔には丸みを帯びた幼さが残っている。白髪よりも純白のドレスを身に纏い、片手で巨大な鉄の塊のような両刃剣を肩に下げていた。

131 :この名無しがすごい!:2019/03/29(金) 20:30:29.65 ID:Q4HytBk8.net
それぞれの作品を見てると、どこに着目して描写するかっていうのが結構違うから参考になります

132 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/30(土) 06:17:26.60 ID:bVqbLoYN.net
昨日の花見で軽度の二日酔い!(`・ω・´)そこでリハビリの意味を込めて書いてみた!

参考画像【>>115

 白髪の戦鬼。大袈裟な二つ名だと思った。
 剣を交えた今ならわかる。本物だ。
 いや、違うな。俺は一太刀を浴びせることも出来なかった。
 ドレスアーマーと言える軽装の戦鬼は逍遥の如く、俺の間合いに入った。
 横薙ぎの一閃で全てが決まるはずだった。必殺の一撃は相手の腰を両断して命を刈り取る。
 だが、そうはならなかった。両刃の巨大な剣が俺の刀を真上から砕いた。勢いで砂塵が舞い、一瞬、視界を失う。
 俺の本能が警鐘を鳴らす。が、間に合わない。戦鬼の剣が撥ね上がる。俺の脇腹を易々と切り裂き、肩口から抜けた。
 青い空が見える。風雲急を告げる雲が押し寄せていた。俺は切られ、大地に倒れ込んだ。
 静かに命が流れていく。大地に吸い取られて体が冷えてきた。
 辛うじて動く眼球で戦鬼を目にした。血の付いた剣を軽く横に振った。薔薇の花弁が宙を舞う。綺麗だと思った。
 凄まじい膂力を見せ付けた直後、肩に剣を載せる。冷やかな目が俺を見下ろし、詰まらないわ、と語った。
 俺はぎこちない笑みを浮かべた。楽しかった、と精一杯の気持ちを伝えた。

133 :この名無しがすごい!:2019/03/30(土) 08:03:16.02 ID:fhDGZ8f6.net
>>132
あの絵を闘いが終わった直後の光景と捉え、その戦いを鮮やかに描写する、見事に情景が浮かぶ一品でした。
ただ、惜しむらくは、あの絵の武器をリアル寄りに解釈したら、絶対そんな描写にならないよねっていう……
そこら辺は、特に書かれてなくても主人公の持ってる武器は不思議な力を持った魔剣だと思っとけってのがファンタジーのお約束なのかもしれませんが……

134 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/30(土) 11:01:10.92 ID:bVqbLoYN.net
画像の全ての疑問に答えるのであれば
二万文字くらいの短編小説を書かないといけなくなる!
そのような時間はワイを含めて、誰もないと云える!
そこで疑問を解消する一手を思い付いた!(`・ω・´)

参考画像【>>115

 新作MMORPGの宣伝の為、運営は名のあるコスプレイヤーに声を掛けた。その呼び掛けに快く応じた者達が一堂に会した。
 運営が確保した駐車場はさながら青空写真会場となった。多くのファンが目当ての人物を囲み、無数のフラッシュを焚いた。
 コスプレイヤーの一人にアズサがいた。ドレスを基調にした装備に身を包んでいた。シンボルである大剣は肩に載せてポーズを決める。
「アズサさん、冷たい表情でお願いします」
 熱心なファンの一人の声に応える。口元の微かな笑みを掻き消し、冷徹な表情に切り替えた。背後には赤い薔薇の花束を持った者が控えていた。風に花弁を撒き散らし、華を添えた。
「とてもいいです! こちらに目線ください!」
「ありがとう」
 アズサは素っ気ない声で返した。MMORPGのキャラクターに成り切っていた。
 それぞれの想いが錯綜する。熱い夏が始まろうとしていた。

135 :この名無しがすごい!:2019/03/30(土) 13:51:15.66 ID:fhDGZ8f6.net
>>134
参りました、脱帽です、画像のわけわからなさをきっちり解消してしまう見事な回答でした!

136 :この名無しがすごい!:2019/03/30(土) 14:36:00.20 ID:NFLEfDZg.net
>>134
お師匠様流石です!

137 :この名無しがすごい!:2019/03/31(日) 09:20:04.70 ID:ECGmZrbC.net
誰か次のお題はよ

138 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 09:38:58.11 ID:/n5ZayLX.net
では、ワイが画像をペタリ!(`・ω・´)

https://i.imgur.com/alftg0a.jpg

139 :この名無しがすごい!:2019/03/31(日) 10:03:32.90 ID:ECGmZrbC.net
暗い森の中に太陽の暖かな光が注ぐ。綺麗な光景だった。まばらに生えた自らより何倍も高い杉の木と、遠く遠く先より太陽が昇り始めたのが見えた。木々の影は長く伸び、隙間より青々とした緑が顔を出していた。

140 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 10:28:15.18 ID:/n5ZayLX.net
>>139
画像を忠実に表現している!
「まばらに生えた自らより」の部分が下草の視点に見える!
「隙間より青々とした緑が顔を出していた」の部分は客観的な視点に思える!
一つの文章の中で多少の視点の揺れが感じられた!

ワイの感想!(`・ω・´)

141 :この名無しがすごい!:2019/03/31(日) 10:35:45.76 ID:a28ibC9P.net
>>138
早朝、どんよりとした曇り空の中、薄暗い山道を一人歩く。
だんだんと辺りが明るくなっていく。
空を見上げると、あれほびっしり空を覆っていた雲がどこかに追いやられ、青空が広がっていた。
視界の片隅にまぶしい光が映る。
道端にまばらに広がるひょろっと伸びる木々の間に朝日が見えた。
鳥の鳴き声が聞こえる。
車を置いた林道まではあと少し。
もうちょっとだけ歩けば、街に戻って暖かい朝食が食べられる。
少し歩みを早めた。

142 :この名無しがすごい!:2019/03/31(日) 10:49:42.64 ID:a28ibC9P.net
>>139
>>140
なんかこれ、絵から何を感じるかっていう受け取り方の違いが見えて面白いね
「綺麗な光景だった」って個人の感想が来たうえで
「まばらに生えた自らより何倍も高い杉の木と」ってきたから、
この光景を眺めてる人よりも杉の木はずっと高くて、眺めてる人には、杉の木はまばらに生えてように見えてるんだなあ、と読んでたら、
これを下草の視点と捉えるって、そういう見方もあるんだなあという驚きがあったよ

143 :この名無しがすごい!:2019/03/31(日) 11:24:20.33 ID:ECGmZrbC.net
下草の視線は考えたことは無かった。書き方に気をつけます

144 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 12:17:39.94 ID:/n5ZayLX.net
木々が疎らに生えているように見えるか否かで
視点の位置が変わるように思う!
狙った効果でないのであれば少し危なっかしい書き方に見えた!
同じ画像を見ても感じることは違う!
表現の方法を具に見ても微妙な差異が生じる!
上手い下手の一言では言い表わせない感性が創作意欲を掻き立てる!

個人的には良いスレだと思う!(`・ω・´)

145 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 12:38:20.75 ID:/n5ZayLX.net
>>141
場面が想像できる!
山道の横員が少し気になる!
あまり狭いと木々の葉に覆い隠されて空が見えないような気がしないでもない!
それと山に分け入った主人公の目的が書かれていなかった!
何か理由はあるのだろうが、もう少し背景を匂わせてもよかったかもしれない!

ワイの感想!(`・ω・´)

146 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 12:39:39.27 ID:/n5ZayLX.net
横員は横幅で!(`・ω・´)

147 :この名無しがすごい!:2019/03/31(日) 14:05:42.08 ID:a28ibC9P.net
>>145
写真から受けるイメージが全然違うのね
あの写真だと見た感じ、道の上はもちろんのこと、木立の中でさえ、空が見えないほどの密な山林には見えなかったのだけれど、
あの写真から空が見えない森を想像する人もいるのかぁ

なんで山に入ったか、書いた方が良いのかなあ?
書こうかどうか迷ったけど、どうも蛇足気味になるから、
それ、ほんとに必要か、と自問自答した結果、蛇足気味どころかほんとに蛇足以外の何物でもないよねって結論に達して触れないことにしたけれど。
ただ、今にして思えば、身につけた装備品などの小道具を描写することによってなんとなく匂わせるくらいの描写はあっても良かったのかなあとは思う

148 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 17:35:53.10 ID:/n5ZayLX.net
>>147
木々に葉があるので冬には見えない!
山道の横幅を思わせるヒントはないが、空が見えてもおかしくはない!

やはり気になるのは車で山道まで行き、そこから歩いてどこに行ったのか!
目的はどのようなことで何をして戻ってきたのか! 遭難しているようには書かれていなかった!
主人公の動機がまるでわからない! 目的を想像する余地がない!
画像に物語性を持たせたことで原因なので、
ただの描写に徹すれば気にならなくなる!

ワイの感想!(`・ω・´)

149 :ぷぅぎゃああああああ :2019/03/31(日) 17:37:08.27 ID:/n5ZayLX.net
物語性を持たせたことが、であった!(`・ω・´)

150 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/01(月) 05:45:32.80 ID:EkkJISxZ.net
ワイが出したもので朝の頭の体操!(`・ω・´)

参考画像【>>138

 強烈な光に思い焦がれ、ガルムドヘイムの木々は黙々と進んでゆく。
 先頭の木が燻り、枝先から燃え始めた。しかし行進は止まらない。
 光を求めて愚直に突き進む。己を焼き尽くす白で灰になろうとも、強い意志が揺らぐことはない。
 苛烈な白は全ての木々を受け入れて、そして呑み込んでいった。

151 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 10:53:55.47 ID:6bdjsvA1.net
やってみるか
>>138
森は極相に達している。
天を突いて伸びる大木が神殿の柱のように並び、その足元ではしっとりと濡れた黒土の上に、苔むすように短い草が這っている。いくつかの枯木には毛皮のような苔の衣、この森が数千年を経ていることを感じさせる。
朝の日差しが森に真横から差し込み、後光のような放射状の光となって地面に大木の影を走らせている。
歩む足は黒土にぐずりと沈む、朝露は土を濡らし、朝靄が森を包んでいる。

152 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/01(月) 12:14:20.99 ID:EkkJISxZ.net
>>151
抑えた表現が的確で比喩も程が良い!
情景や山の匂いを感じられた!
その中で最後の一行は少し気になった!

誰なのだろうか!(`・ω・´)

153 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/01(月) 12:29:14.41 ID:EkkJISxZ.net
うむ、山ではなくて森であった!(`・ω・´) 花見の影響か!

154 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 15:24:13.21 ID:09NTtWze.net
>>138
幾つもの木々が立ち並ぶ森の中を、日光が照らしていた。強烈な光は濃厚な影を生み出している。
明るい光と暗い影。お手本のような光と影のコントラスト。
芸術とは自然の模倣である、とはよく言ったものだ。

155 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 16:24:27.00 ID:JZl16DTL.net
>>151 最後の一文は要らない希ガス。

正直、物語性を求めようとする人がいるけど、それは妄想であり不要な部分だから、写真だけの描写に留めないと、文が長くなって読みにくくなると思う。

156 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 16:32:57.69 ID:JZl16DTL.net
>>150は妄想の塊な希ガス

>>154は光と暗い影〜、光と影のコントラストという部分が、同じことを指してるから、暗闇に放射状の線が走りとか言い換えても良いかも

157 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 17:13:55.87 ID:6pD6SR3+.net
【お題】
https://i.imgur.com/1czNxPw.jpg

158 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 17:44:09.48 ID:GlqLBxDS.net
んー、そろそろ動きのある絵が欲しいところだなあ

159 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 18:11:46.32 ID:6pD6SR3+.net
すみません。
では変えます。

【お題】
https://img.gifmagazine.net/gifmagazine/images/489007/original.gif

160 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 18:53:30.02 ID:UWwRZ3Ft.net
ワロタ

161 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 19:00:26.36 ID:JZl16DTL.net
>>159
凄い動きだな


馬場はバッターボックスに入るなり、バットで弄び始めた。

バットの柄を中心にクルクルと回転させる。落ちることなくブレることなく、さながらブルースリー操るヌンチャクのように、前後左右回してみせた。

162 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 19:51:59.38 ID:LCGj+5yu.net
>>155
絵から浮かんだイメージを文字にしようとして妄想の域に達しているようなものを書いちゃった人としては耳に痛い言葉だけど、
写真だけの描写に徹した結果、単なる写真の説明文になっても面白くないんで、
ふんわり匂わす程度の物語性はあったほうが表現が豊かになると思う
いや、言いたいことはわかるし、ある程度は賛同できるんだけどね
写実と想像のバランスがどちらかに傾くことなくうまく調和したものをみたいのよ

というわけで参加者全体に提案。
・書かれた文章から、あげられた画像のイメージがちゃんと浮かんでくること
それがちゃんとできているかだけを評価対象にして、
他のことは評価対象外とする
というのはどうでしょう?

163 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 20:01:50.87 ID:GlqLBxDS.net
評価というより、皆感想を述べているだけだからね
優劣を競うスレじゃないし、むしろ自分の想像を越えた描写を見たいというのが本音だから
あまり厳密に型を作ってしまうのもどうかと思う
画像のイメージを壊さないという縛りはあったよね

164 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 20:12:03.65 ID:UWwRZ3Ft.net
ルールに関しては>>65,70,76参照って感じだな
1がテンプレ作らずに立てたからわかりづらいが

165 :この名無しがすごい!:2019/04/01(月) 20:25:42.90 ID:GlqLBxDS.net
>>159

 いったい何が彼をそうさせるのだろう。
 バッターボックスに立つ彼は、バットをくるくると回し続けていた。
 片手で、両手で、一瞬も動きを止めることなく、ステップを踏み踊るように。
 ピッチャーを威嚇しているのだろうか。あるいは、この晴れ舞台にはやる気持ちを抑え切れないのだろうか。
 やがて観客席から手拍子が沸き起こって来た。
 彼はリズムに乗って舞い続ける。クルクルと、クルクルと。 
 今やグラウンドはただの背景と化し、広い球場の中で、彼の立つバッターボックスのみがメインステージとなっていた。

 だが、永遠と思われた時間は唐突に終わりを迎える。
 天界に遊ぶ彼に向かって、無慈悲な神の言葉が放たれたのだ。
「退場」

166 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/02(火) 07:29:47.45 ID:aNtMQvcO.net
朝の寒さで目が覚めた!(`・ω・´)

参考画像【>>159

 彼はバッターボックスに立った。急にバットを振り回し始める。観客席にいた人々は動揺の声を上げた。
 目立ちたいのか。ピッチャーへの威嚇が目的なのか。どちらにしても我の強さを周囲に見せ付ける結果となった。
 実際は違った。彼の血液型に大いに関係していたのだ。
 そう、彼はO型。花の蜜と似た分子構造をしている。その為、蚊や虫に集られやすい体質となっていた。
 今も複数の蚊の襲来を受けていた。観客席の人々には何も見えない。ただの蛮行として目に映った。
 彼は今日もバットを振り回す。ジャグリングをするかのように軽やかに。懸命に虫達に抗うのだった。

167 :この名無しがすごい!:2019/04/02(火) 08:31:50.40 ID:6CEHOgYH.net
>>166
O型の人に謝れ

168 :この名無しがすごい!:2019/04/02(火) 09:16:36.59 ID:vnpEMGhn.net
「アタ アタタタ ワリャ ハッ ホイッ」

(こいつざけんなよ、いっつもいっつも)

「アウト!!」

169 :この名無しがすごい!:2019/04/02(火) 09:55:13.29 ID:HNpzktBf.net
>>159
それは突然の奇行だった.
バッターボックスに立った彼は何を考えたかバットをくるくるとまわし始めた。
その異様な光景に観客席にどよめきが走る。
が、それを歓声と勘違いしたのか、彼は気持ちよくまわし続けるのであった。

170 :この名無しがすごい!:2019/04/03(水) 21:56:06.50 ID:rR0ZfZpg.net
VIPで定期スレとしてやれよ
いつも2、3人のいつものメンバーで回してる過疎スレほど哀しいもんはない

171 :この名無しがすごい!:2019/04/03(水) 22:02:42.18 ID:C6wl1U1P.net
コメントしにくいんだよ

一様に微妙すぎて

172 :この名無しがすごい!:2019/04/04(木) 11:54:13.76 ID:AzL+Yy2c.net
>>166
バッターボックスに立って振り回すだと、普通に素振りしてるように思えるなあ
なんで観客の動揺の声があがるのって疑問符がつく
奇妙な動きであるとまず伝えなきゃいけないんじゃない?
実は蚊と戦ってるというのは面白かった

173 :この名無しがすごい!:2019/04/04(木) 17:58:59.36 ID:hVnFeLIi.net
【お題】
https://i.imgur.com/RTqyTS5.jpg

174 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/05(金) 07:15:12.11 ID:B3I3oJro.net
朝の頭の体操!(`・ω・´)

参考画像【>>173

 こんな海辺の寒村にホテルはあるのだろうか。
 半信半疑の状態で訪れてみれば噂の通り、確かにあった。
 鉄柵の門扉の向こうに厳めしいクロガネの建物が見える。元は軍艦のようで地面から艦橋が飛び出していた。
 取り付けられた各種レーダーが雰囲気を盛り上げる。客室は地下にあるようだった。
 ここに突っ立っていても仕方がない。私は門柱にある呼び鈴を押してみた。すると従業員らしい人々がぞろぞろと現れた。中の一人は海軍を模した制服を着ていた。
 自然と笑みが浮かぶ。私は軽く手を挙げて、その姿勢で固まった。やや遅れて全身が震える。
 瞬間、踵を返して逃げ出した。気配が背後に迫る。振り返らず、全力で走った。

 生気のない顔は従業員などではなく、ラフな姿の乗組員に思えた。

175 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/06(土) 07:25:51.11 ID:bLJODEDx.net
画像を使って表現力を鍛える試みは悪くない!
その先には小説の完成が考えられる!
となると画像から想像して物語性を追求してもいいように思う!

的確な画像の文章化、感性と比喩に磨きを掛ける、画像から発想した物語!

この三種類が画像を用いて鍛えられる部分ではないだろうか!
どれを目指してもよい! 複合させてもよい! 全て小説の糧になるだろう!
などと書き込みながらお題の画像を変える!

https://imgur.com/gallery/u6qTTjG

176 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 09:24:46.84 ID:TWJddzpv.net
>>175
「あー、こうしていると落ち着くわー。おまえ、魚のいい匂いがするんだよなー」

177 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/06(土) 09:30:05.81 ID:bLJODEDx.net
>>176
魚がいい匂いと思える人間とは!
人間のように見えるが人魚かもしれない!

何気ない一言が色々と想像させる!(`・ω・´)

178 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/06(土) 09:32:20.63 ID:bLJODEDx.net
>>176
抱き締められている生き物の心の声かもしれない!
そうなると人間から魚のいい匂いがしていることになる!
どちらにも取れて、どちらであっても不自然ではない!

読者を試すような作りがよい!(`・ω・´)

179 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 10:44:36.88 ID:PxXCWJ5A.net
>>175
小説の完成の前にわかりやすく描写する能力くらいもてよ。

国語力0かよ。スレ主は画像の描写と少しの物語性が欲しいって言ってんだよ。画像を言葉で表現するにあたり、自分視点で書いていれば表現が浮かぶだろ。浮かんだ表現の中に人となりを含めた物語性が入ってくるんだから、それで充分じゃん。

第一これは描写をするスレであって小説の冒頭を書くスレじゃねぇんだよ。小説を書くにあたって、全て描写するのかよ。描写しないところに、想像の余地があるから、小説は素晴らしいんだよ。

漫画しか読んで来ないから奇抜な事をやろうとして、変な言葉を入れて、本来大事にしたい描写を歪ませるんだよ。

180 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 10:58:41.89 ID:PxXCWJ5A.net
>>173

空母の甲板上かな?

それは広い土地のように感じられた。私の体力では走っても半刻は掛かるであろう広いコンクリート性の甲板にミニチュア人形のような兵士が疎らに並ぶ。正面にはレーダーを備えた艦橋が威圧的な存在感を放っていた

181 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 17:14:30.59 ID:AGE/vx84.net
>>180
話題の護衛艦いずもです

182 :ぷぅぎゃああああああ :2019/04/06(土) 20:37:01.99 ID:bLJODEDx.net
>>179
小説の冒頭?
漫画しか読んでない?

なるほど、ワイは必要とされていないのでこの書き込みで最後とする!(`・ω・´)ノシ

183 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 21:57:07.69 ID:mTR2eVc4.net
スレ主さんすみません。勝手な行動をしてしまいまして、追い出してしまうような形をとってしまいました。読んでて余りにも、違うだろと思えてしまい、正義感からやってしまいました

184 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 22:34:47.29 ID:qDgBh20k.net
>>183
>>179のひとなの?
書き込みの内容がどうの以前に、独善的で乱暴な書き方、あれじゃ煽り荒らしにしか見えないよ
書いてる内容の正当性に関係なく、あのかき方はないわ

185 :この名無しがすごい!:2019/04/06(土) 22:57:49.34 ID:3oUDY+cu.net
>>182
そう言わずにどんどん書いてください。楽しみにしてます

186 :この名無しがすごい!:2019/04/07(日) 19:06:06.20 ID:vSh1N9il.net
【お題】
https://i.imgur.com/kdKk2G9.jpg

187 :この名無しがすごい!:2019/04/08(月) 21:04:50.22 ID:zYzCY0sK.net
>>186

お題が難しいねん。

一見するとRPGの立ち絵のようにも思えるだろう。手前の丸い池に二人。奥には私の身長よりも高い石落(城の土台みたいなとこ)の両脇に二人。石落のその上に立つ簡素な小屋の前で鶴のポーズを作る男が一人。計5人。

カッコつけて手招きしている男や、やる気の無さそうに寝転がる男がいる。

それらを目の前にした男は、飛び上がると全身をバネのようにしならせ、全力を籠めて拳を振り下ろさんとした。

188 :この名無しがすごい!:2019/04/08(月) 21:32:50.68 ID:+aZcxYH4.net
ワイすら書き込めないお題

189 :この名無しがすごい!:2019/04/10(水) 19:47:30.22 ID:6u+h86U+.net
だれも書かない笑

190 :この名無しがすごい!:2019/04/11(木) 00:30:46.56 ID:VQG4Fscf.net
blog-imgs-64.fc2.com/h/o/k/hokudaimarine/2014040913470092f.jpg

奥で一人寝ている人に注目

191 :この名無しがすごい!:2019/04/13(土) 19:40:37.82 ID:DYaMbsS/.net
【お題】
https://i.imgur.com/gP9SxM9.jpg

192 :この名無しがすごい!:2019/04/14(日) 00:52:03.38 ID:wSBMUZfl.net
>>186

「待たせたな」
 こきりと首をまわし、俺はできる限り不遜に見える笑顔を作ってみせる。
 待ち構えていた五人は沈黙で答えた。皆一様に直立不動。その視線には強い殺気を孕んでいる。
 やれやれ。少しは敵意を隠す努力しろっつうの。
 わざわざ選んだこの場所にだって彼らの殺気が透けて見える。
 壁を設置し、その垂直面に沿って水を流す洒落た趣向の池だ。彼らのうち三人はその壁の上に立ち、残り二人はなんと池の中にある石の上に立っている。
 まるで池全体が舞台のようだ。
 ひりついたような緊張感の中、壁の中央の男が重々しく口を開いた。
「田中……お前から連絡が来た時は驚いたぞ」
「ああ、どうしてもお前らと話がしたくてな」
「戯れ言を!」
 池の右の男が怒気をこめて俺に指をつきつける。
 敵意の視線が突き刺さるなか、俺は思い切って声をあげた。
「俺を仲間に入れてみないか?」
「なに」「なんだって?」「本気で言っているのか」
「ああ、もう一度一緒に組もうと言ってるんだ。お前たちにだって悪い話じゃないと思うが?」
「一人で来たその度胸だけは褒めてやる。ならば」
 池の左の男は、頭痛を堪えるように眉間を押さえていた手を、そのまますっと俺に向けた。
「……例のものは持って来たんだろうな?」
「ない」
「ヘイYO!」
 壁の右の男が踊るように上体を反らし腰を落とす。挑発するように手を招き、
「もっかい言え、お前今なんつった?」
 聞いてもらえそうにない。半ば覚悟はしてはいたが。俺は滝のような涙を流し、渾身の力をこめて叫んだ。
「お前らが好きなんだ。このバンドに戻してくれ!」
 地獄のような静寂のなか、壁中央の男が羽のように腕をすっと広げた。
「……売り上げを盗んでバンドを活動休止に追い込んでおいて。田中、正気か?」
「ああ」
「ふざけんな、金返せ!」
「だからない」
「内臓売れ!」
「嫌だ」
「働け!」
「死んだほうがマシだ」
 彼らのざわめきは池の水面に波紋を広げるほど大きくなっていく。
 壁の左の男が「働かせて死んだところで内臓売ればいいんじゃね?」と冷めた様子で寝っ転がる。
「言ってもダメならこいつで分からせてやるしかねえな?」
 俺は大きく振りかぶって、分からず屋の五人に向けて飛びかかった。
「バンドやろうぜ!」

193 :この名無しがすごい!:2019/04/14(日) 07:34:45.26 ID:l1LqfsYn.net
なんか知らんが、笑えるw

194 :この名無しがすごい!:2019/04/14(日) 12:21:27.57 ID:4r7j7GpT.net
>>192
あのお題、画像のしょうもなさから無視してたら、そのしょうもなさをうまく生かして面白さにした作品が出てくるとは……
お見事!

195 :この名無しがすごい!:2019/04/14(日) 17:35:42.64 ID:M3tbNzi4.net
【お題】
blog-imgs-64.fc2.com/h/o/k/hokudaimarine/2014040913470092f.jpg

196 :この名無しがすごい!:2019/04/15(月) 11:22:00.19 ID:ibG55G/t.net
>>193
>>194
ありがとうございます。

いいスレだから過疎るのはもったいないと思ってました

197 :この名無しがすごい!:2019/04/15(月) 13:34:35.54 ID:PVcm9S17.net
boketeに近いものがある

198 :この名無しがすごい!:2019/04/18(木) 22:01:09.27 ID:KWOUD2Oo.net
【お題】
https://www.hakodate-jts-kosya.jp/cms/wp-content/uploads/2017/12/hakodateyama_ezoshimarisu.jpg

199 :この名無しがすごい!:2019/04/18(木) 22:19:17.08 ID:KWOUD2Oo.net
>>198

かの生き物はせわしなく動き回る。
木の実を次々に集め、頬を膨らませてため込む。
木の枝に足の爪を食いこませながら素早く動く縞模様のちいさきもの、
汝の名はエゾシマリス。


エゾシマリスは北海道の森林に生息する猛獣です。
怒らせると大変なことになります。
過去に、心無い人間にいたずらをされて激怒のあまり凶暴化した彼らを見て、
大勢の観光客が萌え死した事件も起きています。
彼らを見かけてもけっしてちょっかいを掛けず、そっと見守ってください。


※なおこれはフィクションです、フィクションなんだってば

200 :美世:2019/04/18(木) 23:09:42.19 ID:9wwr93Jo.net
>>195
虐められてません
いじられてますが

201 :この名無しがすごい!:2019/04/19(金) 07:42:01.98 ID:Fr//t2Ul.net
>>200
上から二人目の女の子二人の上に乗ってカメラ目線してる奴が、なんかこうスレ民な感じする

202 :この名無しがすごい!:2019/04/19(金) 11:19:00.82 ID:K1c7fa93.net
>>199
萌え死にw
でも凶暴化すると本当に手をつけられなさそう

203 :この名無しがすごい!:2019/04/19(金) 12:11:29.67 ID:Fr//t2Ul.net
>>199
SCPの説明みたい(笑)

204 :この名無しがすごい!:2019/04/19(金) 18:29:11.99 ID:755VubfB.net
外部のノリで盛り上がられてると正直他の人も困惑するから、コテの人は出て行ってもらえてよかったのかもしれない

205 :この名無しがすごい!:2019/04/19(金) 22:03:30.55 ID:dvhUV7Ri.net
>>204
同感ですわ

206 :この名無しがすごい!:2019/04/19(金) 22:15:55.73 ID:9b1ZS5Vr.net
>>204
せやせや

207 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 08:10:56.43 ID:+l7yqxHS.net
>>204
コテの人が出て行った後、誰も書き込まないで流れが止まったままだと、
出て行った結果過疎っちゃったねっていうしかないけどね

208 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 09:45:57.04 ID:/+Mt3HUu.net
>>207
同感ですわ

209 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 10:02:32.41 ID:B0m0M1wU.net
ここって誰が評してくれんの?
参加者が好き勝手いうだけ?

210 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 10:05:33.27 ID:/wuiGCL5.net
お題が書き込みにくいねん。風景画像貼れよ。リスとか積み重なった人間とか、書く気が失せる。

スレの内容は表現力を鍛えるスレなんだから、表現元を書きやすい奴にしないと、みんなが練習できないだろ。

あと、コテの人が好き勝手したから過疎ったところもあるから、これから盛り上げよう

211 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 10:06:45.34 ID:/wuiGCL5.net
>>209
不特定多数の文章を書く練習をしたい人

212 :エゾシマリス:2019/04/20(土) 10:53:29.52 ID:iZ+3OXCB.net
>>210
じゃあ、君が書きやすい画像を貼って、なんか書いてほしいな
書きたくないお題が続いていたんで、私はそうした、それが書けないお題って言われたから凹んでるけど
書きづらいお題しかないって思う人は、ぜひ自分の書きやすいお題を貼ってほしい

あと、スレルールがわからない人のために誘導>>76

213 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 10:58:54.30 ID:/wuiGCL5.net
http://pic.rabbitalk.com/contents/?url=hokuou-finland-utsukushisugiru-yozora

これの一枚目とかどう?

214 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 10:59:59.71 ID:/wuiGCL5.net
あとシマリスはすみません。シマリスはシマリスとしか書けなかったから

215 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 11:36:46.64 ID:/wuiGCL5.net
>>212
それは巨大な十字架だった。
満天の星空を流れる天の河は、頭上より座礁した貨物船の向こう側へ流れていく。澄みきった湖面は、合せ鏡のように天の河を写すことで、巨大な十字架が描き出されていた。

216 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 11:52:19.90 ID:B0m0M1wU.net
>>215
なんだ、ただの凡人じゃねえかw

217 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 11:57:55.04 ID:iZ+3OXCB.net
>>213
その船は大きく傾いていた。
浅瀬に乗り上げたのであろうか。
水面は満天の星空を映し出す鏡と化し、水中をうかがうことはできない。
船の向こうにみえるのは海霧か。
船上に人は見えない。

218 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 12:00:30.79 ID:/wuiGCL5.net
>>217
うーん。いい感じやね

219 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 12:02:10.46 ID:iZ+3OXCB.net
>>214
書けないお題はスルーしても問題ないからね
ところで、態々他のスレに喧嘩売りに行ってるみたいだけど、
あの書き方じゃ、かっとなった人の怒りの矛先がこのスレに向くじゃないか
喧嘩売るならこのスレを巻き込まないでね

220 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 12:02:26.20 ID:/wuiGCL5.net
>>218
幻想的な感じに書いてよ

221 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 12:05:17.34 ID:iZ+3OXCB.net
>>215
まずは星に目がいって、船は添え物なのか
私とはフォーカスが逆で面白いね
書く人によるものの見方の違いが大きくでるからこのスレは面白いね

222 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 12:18:14.53 ID:/wuiGCL5.net
>>219
ごめんなさい

223 :この名無しがすごい!:2019/04/20(土) 12:26:02.33 ID:/wuiGCL5.net
>>221
幻想的なところを書く練習してみたいんですよ。銀河鉄道の夜とかカッコイイじゃないですか?

224 :この名無しがすごい!:2019/04/24(水) 05:45:29.88 ID:p6uvCzjK.net
次これ

http://world-fusigi.net/lite/article/6992577/image/8655078

225 :この名無しがすごい!:2019/04/24(水) 14:19:02.31 ID:RpeLmmwz.net
いい雰囲気の絵だな

226 :この名無しがすごい!:2019/04/24(水) 16:39:57.51 ID:ELQKgPCR.net
>>224

 ふと足を止め、傘を外して空を仰ぐ。修理を忘れた時計のように街は時を止めていた。
 半透明の霧は上にいくほど密度を濃くし、廃墟を天まで伸びる荘厳な教会のように錯覚させる。
 老朽化して倒れた電柱、垂れ下がった電線は朽ちて行く手足や皮膚のよう。
 水溜りに映る己の顔をのぞいた。
 落ちくぼんだ目には病魔の影があり、愛する人を次々と失った顔には強く刻まれた皺が走っている。とても三十代とは思えない。
 ようやく見つけた死に場所だ、と男は思った。
「ん……?」
 高架下に足を踏み入れて、男は足を止めた。
 場違いな少女が一人、待ち受けていたかのように立っていたのだ。
「ねえ、ちょうだい」
 声をかけられてもすぐには返せない。
 黒いフードパーカーに破れた青い傘。その白い髪と虚ろな顔は人形のよう。死神だと名乗ってもおかしくはない。
「死ぬくらいなら、あなたを私にちょうだい」
 差し出してくる白い手をとってはいけないと直感した。
 けれども少女は顔色とは裏腹に、爛々と瞳を輝かせていて、気づけば男は吸い寄せられる虫のように腕を伸ばしていた。
 震える手で水々しいその手を握りしめる。
「ありがとう。絶対に命を無駄にしない」
 その言葉の意味に気づいていれば、と男は後に激しく悔いることになるのだが、その時はまだ知る由もなかった。

227 :この名無しがすごい!:2019/04/25(木) 01:44:16.68 ID:KyLooqaN.net
>>224
降りしきる雨の中、彼女はただそこに立っていた。
雨合羽を軽く羽織ったうえに、骨組みには錆が浮き、傘布が穴だらけの傘を差し、ただただそこにいた。
雨にけぶる街の向こうに赤い光が見えた。
アレは何か良からぬ気配がする。
が、彼女にとってはどうでも良い存在のようだ。
雨は降り続ける。
彼女はずっと立ち続ける。
雨音が規則的に響き続ける。
他の音は聞こえない。


228 :この名無しがすごい!:2019/04/30(火) 06:51:08.22 ID:iu/PNJsv.net
>>224

 昨日まで青くない町だったのに、今朝家を出たらもううるさい雨で真っ青に染まって、
霧までかかって遠くの家ほど薄まっていく。
でも雨が降ったって、こんなに青くはならないはずなのに、
どうしてこの町は青いんだろう。
きっと、雨そのものが青いんだ。
青い上着に青いソックス、それに青い傘まで買いそろえて、
これこそオシャレだぁ、なんて気分良く行きつけのカフェまで行こうとした日に限って、
こんな青い雨なんて、
こんなのゆみことえりに話したら、また世界最強の雨女だねって、バカにされちゃう。
水たまりまでは踏まないようにうつむいて走って、
なんとか雨のあたらないところが見つかったけど、
橋の下なのか、それとも道路の下なのか、
傘で隠れて見えなかったから、分からない。
でもケーブル? みたいなごちゃごちゃしたものが、クモの巣みたいに天井にあって、
顔の前まで垂れ下がってるのもあって、気持ち悪い。
こんなところにずっと一人でいるくらいなら、いっそのこと青い雨に溶けこんで、
世界最強の青い魔女として君臨してやろうなんて、
拓也みたいにバカバカしいほど前向きなこと、どうしても思えなかった。

229 :この名無しがすごい!:2019/05/07(火) 08:01:41.79 ID:dPIRnv+z.net
>>224

 振り向くのは怖いのだ。

 町を襲った局地的地震。
 所謂、結界地震。
 この町以外は線でも引いたように一切の被害をもたらす事はなかった。

 霊的な怪異が震災後続発するようになったのは、結界地震が人為的な呪術である証左なのかもしれない。

 怪異の中でも恐れられたのが、雨少女。

 振り向くと雨少女に魅入られる。

 唯の噂、都市伝説。
 災害の後にはまことしやかに怪異が語られる。
 それ程珍しい事ではないではないか。
 ワタシはそう自分に言い聞かせた。

 暗い。
 崩れ落ちた天井。

 ケーブルが、ぶらりぶらりと揺れている。
 雨が壁に滴り伝い、寄り添うように筋を作る。

 淫猥らしい。

 湿気たカビ臭さも相まみえ。瓦礫が悲鳴を上げているように感じる。

 復興進まぬ高架下。
 奥へ進む一歩にピチャリと靴が応えた。

 振り向くのは怖いのだ。

「もう、居ないのよ」
 少女の声が言ったのだ。
「貴方の妻は死んだのよ」
 死体をワタシはまだ見ていない。
「貴方の娘も死んだのよ」
 いいや、妻と何処かに避難したはずだ。
「貴方はもう、死んだのよ」

 ああ、だから彼女は恐れられるのか。

振り向いた私が見た怪異は、白髪、白いワンピース。パーカーのフードで隠れた瞳に、陰鬱な紗を落とす儚げな少女であった。
入口、光を背に、雨を避けるように破れた傘の下。
黒いリボンが、娘を少し思わせる。

「妻や娘に会えるだろうか?」

悲しげに、何も答えずうつむく少女。

ああ、だから彼女の傘は破れているのか。
ああ、だから何時も雨なのか。

そして、ワタシは漸く。

微笑むことができたのだ。

230 :この名無しがすごい!:2019/05/19(日) 01:35:17.01 ID:dE4kkTAj.net
あげ

231 :この名無しがすごい!:2019/05/19(日) 01:35:58.50 ID:1tyIbUsY.net
さgr

232 :この名無しがすごい!:2019/05/19(日) 01:52:53.91 ID:g0xBRPd+.net
お題 ゲームの画面だけど
https://i.imgur.com/9jwPhAe.jpg

233 :この名無しがすごい!:2019/05/19(日) 02:12:36.00 ID:g0xBRPd+.net
自分でも書くわ

>>232
誰もが寝静まった深い夜。人気のない道で、漆黒のローブに身を包んだ二人の人間が立っていた。大柄な者と小柄な者という、アンバランスな二人組だ。頭部はフードによって覆われており、顔を判別することすらできない。
しかし、表情は見えずとも、その姿は超然と表現するにふさわしかった。
二人は雨に打たれることも厭わず、両手を懐に忍ばせている。そのまま動くことなく、道の中央に仁王立ちしていた。まるで、誰かを待ち構えているように。

234 :この名無しがすごい!:2019/05/21(火) 20:32:46.42 ID:5Ea7bZdZ.net
前のなら>>227がすっきりしててイイかな
ストーリーが広がるのも面白いけどね

235 :この名無しがすごい!:2019/05/28(火) 06:54:02.87 ID:AiQShNrc.net
せっかく撮れた面白スクショだしここに上げてみよ
https://files-uploader.xzy.pw/upload/20190528065223_6450565850.png

236 :この名無しがすごい!:2019/06/09(日) 06:05:44.77 ID:UWo/6ub/.net
>>224
なんで屋根あるのに傘差してるんだこの人
それも含めて意図してある絵なのか、作者が雰囲気だけで描いて気づかなかったのか

237 :この名無しがすごい!:2019/06/09(日) 09:20:28.28 ID:sp7zmpVN.net
お前は雨の中傘を閉じるのか

238 :この名無しがすごい!:2019/06/09(日) 09:38:17.23 ID:HYaJlmVX.net
小説と漫画・映画の違いで言われることが一つ

風景画を見て空が青い・綺麗な虹だと言ってもそれは絵や写真の説明に過ぎず、情感は無く読者の共感は得られない

山から見た風景を表現するなら、その風景の場所までにいく過程や苦労などそう言った物を表現していかないとダメだと

これが小説を書く初心者が最初に陥る失敗だってさ
写真集やネットで場所を調べたりグーグルアースで適当に情景浮かべて書いても生きた表現にならないよ

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