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名翻訳家を挙げるスレ

1 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 14:44:19.29 .net
神西清(ロシア文学)

2 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 14:49:50.47 .net
野崎歓(フランス文学)

3 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 15:08:05.11 .net
実吉捷郎(ドイツ文学)

4 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 15:31:39.76 .net
山下肇(ドイツ文学) 硬派な文体で最高
辻ひかる(ドイツ文学)

5 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 15:41:51.93 .net
村上春樹(アメリカ文学)

6 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 16:29:00.80 .net
澁澤ははずせないだろうね。
シャルルクロスの鰊の詩の名訳は忘れがたい。

7 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 17:54:36.44 .net
斉藤磯雄・杉捷夫・寺田透・今野一雄・窪田般彌・水野亮・井上究一郎・鈴木道彦(以上フランス文学)
実吉さんの他に、大山定一・関泰祐・高橋健二・池内紀(ドイツ文学)
神西さんの他に、米川正夫・中村白葉・小沼文彦・金子幸彦・湯浅芳子・中村融・原卓也(以上ロシア文学)

8 :d(@∀@) 【東電 82.6 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ◆ANOSADJXD6 :2012/06/04(月) 18:15:04.27 ?PLT(13336).net
木村二郎、田口俊樹、矢野徹、亡くなった菊池光先生、そして上田公子。
見たらとにかく買ってしまう。で、ほとんどが面白い。期待はずれポイントが
限りなく零に近い人びとです。

9 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 18:55:19.39 .net
なぜない。
坪内逍遥(英文学)
森鴎外(独文学)

10 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 18:56:29.45 .net
野崎歓、中条省平、池内紀、鴻巣友季子

11 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 20:04:56.70 .net
野崎歓(フランス文学)

12 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 20:12:59.60 .net
米川正夫は美味しいところを全て持っていった。

13 :吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 20:15:17.10 .net
辻直四郎、渡辺一夫、吉田秀和、須賀敦子

14 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 01:57:35.77 .net
>>9
おまえが書かないからだよ

15 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 10:12:40.51 .net
>>13
けっ、おりこうぶるんじゃねえよw

16 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 17:18:17.16 .net
守中高明

17 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 18:01:46.23 .net
中野好夫

18 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 21:12:38.22 .net
どさくさに紛れて恥ずかしげもなく謎誤訳家をの名を挙げてる奴がいるな

19 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 21:21:47.99 .net
小説家だがモーリアックの翻訳した遠藤周作(フランス文学)
渡辺守章(フランス文学)

20 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 21:24:22.77 .net
木下順二

21 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 23:17:24.90 .net
一見両極な二人が好き
古くは、牛島信明
新しくは、野崎歓
どちらにも共通するは、表現が鮮やか

22 :吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 23:56:25.73 .net
>>10
中条は許してやれ

23 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 00:40:22.26 .net
種村季弘がなぜない

24 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 03:20:05.40 .net
>>23 たしかに。

多田智満子

25 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 16:23:55.43 .net
モリエールの鈴木力衛


26 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 16:26:26.25 .net
鈴木創士

27 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 17:23:32.20 .net
>>23
おまえが挙げないからだ

28 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 22:31:08.01 .net
東大・野崎歓の鮮烈
解説を含めて浴室のあの新しい波以上の衝撃を結局のところ超越するものなし

29 :吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 22:33:29.57 .net
おいおい、とりあえず柳瀬尚紀は挙げとけよ

30 :吾輩は名無しである:2012/06/07(木) 00:36:03.47 .net
大貫昌子
山室まりや

31 :吾輩は名無しである:2012/06/08(金) 01:03:57.57 .net
河合祥一郎のシェイクスピア訳はいいと思うの

32 :吾輩は名無しである:2012/06/08(金) 02:18:36.75 .net
丸谷才一

33 :吾輩は名無しである:2012/06/08(金) 05:29:00.81 .net
(´・ω`・)エッ?

34 :吾輩は名無しである:2012/06/10(日) 17:12:29.79 .net
中原中也 堀口大學 澁澤龍彦 野崎歓

35 :吾輩は名無しである:2012/06/11(月) 23:18:56.21 .net
ここまで松岡祐子なし

36 :吾輩は名無しである:2012/06/11(月) 23:19:59.61 .net
忘れてたわ

37 :吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 09:55:04.96 .net
とうとう書いちゃうぜ、柴田元幸

38 :吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 19:24:34.70 .net
福島正実

39 :吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 19:26:59.38 .net
吉田秀和

40 :吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 19:42:53.73 .net
>>39
特にこれという書名があればご教示くだされたし

41 :吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 23:02:23.65 .net
中野好男、石井桃子、和田忠彦、野崎歓

42 :吾輩は名無しである:2012/06/12(火) 23:04:51.22 .net
歓流スレ

43 :吾輩は名無しである:2012/06/13(水) 00:45:35.70 .net
呉茂一(ギリシア文学)
藤沢令夫(ギリシア文学)

44 :吾輩は名無しである:2012/06/13(水) 05:22:13.82 .net
プラトン全集なら岡田正三

45 :吾輩は名無しである:2012/06/13(水) 21:37:17.66 .net
戸田奈津子

46 :吾輩は名無しである:2012/06/13(水) 23:56:05.60 .net
情熱のプレイ

47 :吾輩は名無しである:2012/06/17(日) 15:12:54.51 .net
竹内好(魯迅)

48 :吾輩は名無しである:2012/06/19(火) 18:19:08.88 .net
駒田信二、増田渉(以上、中国文学)

49 :吾輩は名無しである:2012/06/22(金) 03:27:41.33 .net
浅倉久志

50 :吾輩は名無しである:2012/06/24(日) 00:36:36.50 .net
浅羽莢子

51 :吾輩は名無しである:2012/06/24(日) 01:06:12.58 .net
小笠原豊樹(英語・ロシア語)

52 :吾輩は名無しである:2012/06/25(月) 02:26:33.09 .net
おまえらバカだろ
上田敏が最高峰にきまっとるがな

マラルメの詩をあれほど見事な日本語に移したのは
神業というほかない。ほかの訳者と比べて見れば
上田敏が絶後の天才翻訳者だとすぐに分かる。


53 :吾輩は名無しである:2012/06/25(月) 11:24:28.46 .net
全集訳のがずっといいからオッサンのノスタルジーとしか思えないw


54 :吾輩は名無しである:2012/06/27(水) 03:23:08.42 .net
いや、おまえの日本語のセンスが・・・w

55 :吾輩は名無しである:2012/06/28(木) 16:45:45.14 .net
天才翻訳者w
本当に天才なら翻訳者なんかになってないと思うが

56 :吾輩は名無しである:2012/06/28(木) 16:52:06.08 .net
翻訳業から作家が生まれることは珍しくないしなあ

57 :吾輩は名無しである:2012/06/28(木) 18:06:11.25 .net
翻訳途中で死なれるのが一番きつい

58 :吾輩は名無しである:2012/06/28(木) 20:05:17.46 .net
>>55
中原中也も翻訳をよくしたが

59 :d(@∀@) 【東電 77.8 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ◆ANOSADJXD6 :2012/06/28(木) 20:09:35.30 ?PLT(13367).net
木村二郎を入れるのを忘れていました。
長生きしてください。

60 :吾輩は名無しである:2012/06/29(金) 04:26:36.34 .net
中田耕治
都筑道夫

61 :吾輩は名無しである:2012/06/29(金) 06:12:27.02 .net
>>57 ホフマン全集のあの人ってまだ生きてるらしいね。
あと1巻だけなんだから、はやく出しちゃえよ。。
出版社のHPにも、「現在翻訳中。最終巻刊行後にまとめて増刷予定」とかって書いてあるけど、
かれこれ40年間も翻訳中なのか・・笑 



62 :吾輩は名無しである:2012/06/29(金) 09:52:34.99 .net
野崎歓・仏 中条省平・仏
若島正・英 鴻巣友季子・英 柴田元幸・英
池内紀・独沼野充義・露
現存の人たちだとこんなところになる。
一級の翻訳家というものは、翻訳文にかかわらず、みな魅力ある文体を備えている人ばかりになった。  

63 :吾輩は名無しである:2012/06/29(金) 14:01:28.37 .net
>>62
ははあ。
文体というのは備えるものかね。
きみも備えてるから一流だね(笑

64 :吾輩は名無しである:2012/06/30(土) 13:13:47.48 .net
ホフマンなんてレクラム文庫で買えるんだから原文で読めばいい

65 :吾輩は名無しである:2012/06/30(土) 17:42:10.69 .net
>>64は権威主義者だな

66 :吾輩は名無しである:2012/06/30(土) 19:18:18.49 .net
レクラムて何ぞ

67 :吾輩は名無しである:2012/06/30(土) 21:00:55.64 .net
ダーティー・ハリーの拳銃

68 :吾輩は名無しである:2012/06/30(土) 23:04:35.35 .net
ダーティー・ハリーの唄うのは 石の背中の重たさだ
片目をつぶったまま年老いた いつかの素敵な与太者のうた
友部正人/にんじん

69 :吾輩は名無しである:2012/07/01(日) 21:53:04.25 .net
>>63
「備える」には準備するの意もあるが、身につける(具備する)の意ももちろんある。
おまえはそんなことも知らんかったんか(嘲笑い)! 驚きだなや・・・
本を読んでないことがまる分かりなわけだわい。タワケ!

70 :吾輩は名無しである:2012/07/05(木) 16:53:46.36 .net
三宅徳嘉(フランス文学者)が訳したデカルトの「方法序説」。
これは素晴らしい。
画期的な翻訳だ。
おそらく哲学書の翻訳史上、これほどわかりやすいものはないんじゃないかな。
すらすら読める。

71 :吾輩は名無しである:2012/07/08(日) 14:51:24.95 .net
鴻巣とか野崎とか本気で言ってんの?

72 :吾輩は名無しである:2012/07/12(木) 22:08:49.51 .net
野崎歓が一番すごいぜ
NO。1
なんせNRFだからな

73 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 00:54:16.94 .net
かつて林達夫があるフランス文学者の誤訳を指摘して、
優雅かつコテンパンにやっつけたのは痛快だな。

これから文芸や学術書を翻訳しようと思ってる人が読んだら、
何かの足しになるかもよ。迂闊に翻訳なんて出来なくなるだろう。

誤訳を指摘すると、弁明があって、論争(というよりもケンカ)に発展することがあるが、
そういうのは見苦しいし、素人の見物としてはクソ面白くもない。

指摘するなら、よろしく叩き切るべしだ。



74 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 01:06:27.44 .net
林達夫は本当に、他人の誤訳についてめちゃくちゃ厳しく指摘する人だったらしいが、
その彼自身も誤訳をやらかしているらしいからな。

完璧な人間なんていないんだよ。

75 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 01:21:53.91 .net
翻訳でポエジーなんて拾えないってことになってるけど、上田敏、堀口大学の翻訳詩篇のいくつかは別格だな。

76 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 01:33:43.21 .net
>>74
枝葉末梢の誤訳指摘なんてどうでもいいよ。
出版され続けて、悪影響が出る前に叩き切りたかったんだろう。

翻って林の訳したベルグソンの「笑い」は柳田國男に笑いの民族史について考えさせる契機になった。
大御所が動いたきっかけになったんだから、さぞ満足だっただろう。

77 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 01:46:31.66 .net
>>76
その例はべつに林達夫じゃなくても、誰かがベルクソンの『笑い』を翻訳していれば
柳田國男は動いたんじゃないのかね?
どうしても林達夫の翻訳じゃないといけなかった理由でもあるのか?

78 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 01:48:36.21 .net
>>75
俺にはよく分からない。
上田敏とか堀口大学の翻訳詩とか。言葉が古臭いし、なにがいいの?

古い言葉遣いの詩としては、純日本産の北原白秋のほうが上だろうw

79 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 02:33:36.98 .net
>>77
1940年という時点で林達夫以外に、ゴマンとある海外の出版物の中から
誰がベルクソンの主著でもない「笑い」を訳そうと思っただろうかね。
それも岩波文庫という誰にでも手に入りやすい版でだ。

当時の哲学系の翻訳書を読めば分かるが、
カチカチの文体でとても読めたものじゃない。

林以外の誰かが訳して、そういう文体で訳されたものだったら、
柳田は読む気もしなかっただろう。
(林が直接、柳田に訳書を送ったということも考えられる。)

まあ、推測ばっかりで書いてるけれども、この辺のことろ、綿密に実証できたら、
三流大学でメシ食っていけるテーマの一つになるかもよ。

80 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 03:10:37.47 .net
訳詩はあまり読まない。
たとえばランボーの有名な一節。
Ô saisons, ô châteaux,
Quelle âme est sans défauts ?
これを英語に訳すのが難しい。
SAISON(セゾン)は季節だから英語でもseason。
しかしchâteaux(シャトゥ)を英語に訳すのが大変。
castleだと軍事的な意味を伴ってしまう。
田舎の大きな家で何も軍事的な意味合いがないときの英語はmansion。
ところがフランスではmansionとcastleが交換可能であって、軍事的な意味合いがなくてもchâteauxと言う。
英語でさえもこんなに難しい。
さて、フランス語を日本語に訳すとなると、どの字引を引いてもSAISONは季節と訳すしかない。
そしてchâteauxは城だ。
小林秀雄の訳だと、
ああ 季節よ、城よ、
無疵なこころが何処にある。
となる。
中原中也の訳は実にうまい。
季節にルビをふって「とき」と読ませて、
季節が流れる、お城がみえる
となる。
小林秀雄のほうは直接的な訳だ。
だってランボーは「みえる」なんて言ってないんだから。
たった一行目で、こんな調子だからね。
翻訳した詩が面白くないと思うのは当たり前だ。
「季節」と訳してしまうと、日本では古今集の時代から春夏秋冬にしばられる。
「お城がみえる」と言ってしまうと、日本人は大阪城や姫路城ってことになる。
ところが、最初にも書いたが、châteauxと城は違う。
だから「季節が流れる、お城がみえる」となると季題の春夏秋冬と天守閣になってしまう。
これは、相当、ランボーから遠い。
もし原作が面白くても、日本語では原作の面白さが伝わってこない。
だから訳詩はあまり読まない。

81 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 04:56:52.80 .net
読まないのが一番悪い。

82 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 08:13:34.11 .net
英語に訳すなら、フランス語のchateauxはそのまま
chateauxだろうw
あほくさw

83 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 09:42:52.96 .net
まあ、>>80君は底の浅い理屈をこねてるより
翻訳は翻訳として楽しめるようにいつか成長できるといいね。

その様子では英仏のオリジナルもたっぷり味わうところまで来てなさそうだし。

84 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 09:43:02.87 .net
日本で「シャトー○○」と言ったら、場末のラブホテルだもんなぁ・・・

英語の“châteaux”も、フランス語の châteaux とはだいぶ意味がちがうんじゃないだろうか。
Penguin版のランボーで確かめてみればいい(手許になし)

しかし、「季節(とき)が流れる、お城がみえる」って…
どこぞの少女趣味ですか?w

85 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 09:54:17.25 .net
O seasons, O chateaux,
Where is the flawless soul?

O seasons, O chateaux,

The magic study I pursued,
Of happiness, none can elude.

O may it live, each time
The Gallic cock makes rhyme.

Nothing else I desire,
It’s possessed my life entire.

That charm! It’s taken heart and soul
Scattered all my effort so.

Where’s the sense in what I say?
It makes the whole thing fly away!

O seasons, O chateaux!



86 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 10:16:00.93 .net
とくにランボーとかそうなんだけど、
詩をいちいち注釈されるのがたまらなく嫌なんだよな
いちいち知ったかぶった、もっともらしい説明の仕方でさ
お前らの注釈なんてどうでもいいんだよ。お前らはただのオタクだろ?
重要なのは、ランボーの言葉であって

87 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 10:16:58.89 .net
じゃあ原語で読むか原語読めないなら読むなとしか言えないな

88 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 10:31:14.80 .net
>>85
ちなみにこの英訳はきちんと rhyme を踏んでいるのが
なにげにすごいw

89 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 10:54:42.30 .net
エリオットの「荒地」は本歌取だ。
たとえば、19世紀のフランスの詩人でジェラール・ドゥ・ネルヴァルという人がいる。
その詩を読んだことのない人が、エリオットの「荒地」を読んだってわかりっこない。
それは古今集を知らずに勅撰集の本歌取の歌を読んでいるようなものだ。

90 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 11:23:37.34 .net
>>88
そんなの当たり前じゃん(笑 かんたんだし

91 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 11:29:37.58 .net
>>89それはそうだけれど、別に知らなくても「わから」ないってんじゃないんだよ。
知らなくてもそれなりに読めばいいってこと。

>ジェラール・ドゥ・ネルヴァルという人がいる。
という人がいるってネルヴァルはフランスの代表的な大作家のひとり。
知らないのは君くらいのもんだろw

92 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 12:26:21.31 .net
>>80
おまえのような、底の浅い、生半可な知識の野郎が、したり顔して
誤訳指摘などに勤しむんだろうね
オツムはどんなに勉強してもよくはならない
肉体労働で汗を流せ

93 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 12:44:27.30 .net
châteaux を英訳したら winery でしょ(笑)

94 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 12:51:35.48 .net
木下順二のシェイクスピア訳はいいね。
原作がきっぱりしているときは、日本語でもきっぱりした感じにする。
All the world's a stage
all the men and women merely players
直訳すれば「全世界は舞台である」「すべての男と女は舞台の上の役者にすぎない」
これを19世紀の末に大和田建樹という人が翻訳したものは、
「面白や、浮世の舞台踏み渡り・・・」ってなっている。
そして、「それぞれ変わる役者の顔・・・」と続ける。
まあ、情緒はある。
しかし「浮世の舞台踏み渡り」としてしまうと、「浮世は舞台だ」ということを前提とした話しになる。
シェイクスピアは、のっけに「舞台は世界である」と宣言したのだが、その宣言が
「浮世の舞台踏み渡り・・・」では当然のこととして背後に隠れてしまうことになる。
そうなるとシェイクスピアとは違うんだな。
「世界はすべてひとつの舞台だ」が木下順二の訳だ。
実に正確だ。
「ひとつの」と不定冠詞まで訳している。
たしかに"a"はあってもなくてもいい冠詞ではない。
世界にはありとあらゆることが起こっているけれども、
そういうことも全部ひっくるめて「ひとつの舞台だ」ときっぱり宣言した。
「浮世の舞台踏み渡り・・・」では、こなれてはいるけれどもシェイクスピアの面白さは出てこない。

95 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 13:07:58.86 .net
大和田建樹って(笑
比べるに事欠いてなんちゅうものを。
100年以上も昔の人をなんで静かにしておけないんだ?

くらべるなら福田恒存なり小田島なりいくらでもあるだろうが・・・
たしかに今日は暑いのはじじつだけれど。

96 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 13:58:17.63 .net
福田恒存w
「いかに長セリフでも、シェイクスピア劇では一つのセリフは一息で喋らねばならぬのである」
とか言ってる頭のおかしいおっさんだろ。
日本語が英語よりテンポがおそいという一般的事情と重なって、ある程度訳が長くなるのは避けられないのにな。
福田本人もそれがわかってるから、原文にない終止符を途中に入れて、一息で喋らせようと訳している。
ひどいときになると訳さないw
それでいて「おそらく他の誰の訳よりも、シェイクスピアの原文に忠実な訳だ」(翻訳論)と書いてるw
たとえば「ハムレット」<二の二>の最後
福田訳
あの役者を見ろ。ただの絵そらごとではないか。それを、いつわりの感動にわれとわが心を欺き、目には涙をため、
顔色蒼然としてとりみだし、声も苦しげに、一挙手一投足、その人物になりきっている。
なにを考えているわけでもないのだ!
木下訳
おそろしいことじゃないか、今ここにいたあの役者、ただ気分をつくり空ごとの激情を燃やすだけで心に描く人物
へと思いを駆りたて、思うがままに顔面は蒼白、眼には涙を浮べて狂乱のおもざし、
声も乱れ全身の機能がそのままからだの動きとなってその人物を表現する、しかも何のためにだ!

原文に忠実な訳と書いてる福田は、(「おそろしいことじゃないか」Is it not monstrous)という部分を
どういうわけか訳していない。

97 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 14:14:28.98 .net
福田訳ハムレットでは”Is it not monstrous”というセリフが日本語化されていない
ということの指摘だけに20行費やしてしまう君のほうがよほど犯罪的だと思うがね。

それより、それが言葉として訳されていないために芝居全体がどんなダメージをうけたのかを説明してくれ。
重箱のすみをつついても面白くないからな。

98 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 16:06:57.09 .net
英国人にとってフランスは海底トンネルでつながるくらいの身近な国だ。
簡単なフランス語はクリスティーの探偵小説にもしょっちゅう出て来る。
字体を変えるだけで他の英文と区別出来るようにして。
新聞や雑誌もそう。
横からだけど、
木下と福田の比較だと、どうしても木下さんの方が文章が上手いのは
しょうがないね。木下さんなら、平家物語の中にイリアッドを見ていたと
俺は想像するんだな。戯曲『子午線の祀り』に、それが出てると思う。
懐の深さでも木下>>>福田


99 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 16:33:32.51 .net
君の文章には論旨がないんだよ。
心に浮かんだことを羅列するだけだから何を言いたいのかさっぱりわからない。
いくら若いからってハチャメチャが許されるわけじゃないぜぃ

じゃあな、あばよ、かばよ、アリゲーター

100 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 19:18:25.78 .net
ここまですべて自演

101 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 19:27:07.79 .net
中野好夫がたびたび言われるが、あんまり好きじゃない。
なんか文体が合わない。

102 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 19:31:35.65 .net
80への安価をみるとやっぱり学歴コンプレックスってひどいなあと思った
ちゃんと論を展開できる人間をガリベン、無意味、かわいそうみたいに叩き落すのが日本社会

103 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 19:47:17.98 .net
中野好夫と一番親しかったのは木下順二じゃないかな。
中野好夫全集の編纂者でもあるし。
中野好夫は日本語が非常にいいね。
あれこそ現代日本文の鏡だよ。
なるべくわかりやすく、普通の言葉を使って表現しようとして、しかも明瞭だ。
「不退転」とか「粛々として・・・」とか、そういう消化不良の変な漢語を使ったこけおどしはやらない。
日本語の散文の一つの手本だね。

104 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 20:01:50.07 .net
>>101
訳してる本人が書かれてることをよく理解しないまま訳してるから総じてピントがズレてるんだよ

105 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 20:25:07.51 .net
>>103
だからよく知りもしないことを無責任に言うなって(笑

106 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 20:31:32.54 .net
中野の訳文の一部を抜き出してみる。

堅い動かない舗道を踏み、いま励ましてくれているかと思うと、はやもうつっかかってくるあの親切な隣人たちに囲まれ、
いわゆる肉屋とお巡査さんとの間をすまして歩いている君たち、そして醜聞と絞首台と癲狂院との神聖な恐怖の中で暮している君たちに、
――どうしてあの原始さながらの土地を考えることができてたまるものか――そこはただ自由奔放な人間の足だけが、
孤独と静寂とを越えて彷徨いこむ国なのだ、――完全な孤独、お巡査さん一人いない孤独――完全な静寂、
世間の輿論とやらを囁いてくれる親切な隣人の声など、一つとして聞かれない静寂、――お巡査さんも隣人も、それはほんのなんでもないものかもしれぬ。

当時としては、これで問題なかったのかも知れない。
しかし、現代人からすれば明らかに不自然な文章である。
これが現在でも流通しているのだ。
海外文学が敬遠される一因ではないだろうか?

107 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 20:41:49.69 .net
>>106
この程度の訳文で敬遠してたら、海外文学なんか読めないだろw

108 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 20:53:37.21 .net
>>107
うん、だから、
敬遠されて海外文学が読まれなくなっているって言ってるんだろ。
馬鹿かお前

109 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 20:58:15.43 .net
>>108
敬遠されて海外文学が読まれなくなっていると思ってるのはお前だけだ、馬鹿w

110 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 21:02:13.70 .net
翻訳という行為には限界がある。
原語は生き物であり、常に変化し続けている。
色あせることのない原典は存在するが、色あせない翻訳はない。
先賢たちによる偉大なる翻訳が、日本の文学へ多大なる影響を及ぼしたのは、異論を挟む余地がない事実である。
だが、既に役目を終えている翻訳が存在するのも事実である。


111 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 21:05:51.19 .net
辻直四郎訳を超えるギータはいまだないな。

112 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 21:32:20.50 .net
堀口大学のサンテグジュペリも古い訳だと思う。

113 :吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 22:05:15.83 .net
SFを挙げてみる。
浅倉久志、小尾芙佐、伊藤典夫、福島正実。
日本ではアルジャーノンや夏への扉の人気が高いが、訳の上手さもあるのだろうね。

114 :吾輩は名無しである:2012/07/14(土) 02:54:44.44 .net
>>113
伊藤さんの訳素晴らしいよ。
ブラッドベリの作品でお世話になっている。

115 :吾輩は名無しである:2012/07/18(水) 00:44:47.47 .net
生田耕作が挙がってないとは

116 :吾輩は名無しである:2012/07/18(水) 09:31:29.85 .net
>>115
だからおまえがあげてそれでいいじゃないか。
人に絡むような言い方はよせ!
ああ?文句あるんだったら言ってみろよ、へんな遠回しじゃなくてよ。
聞いてやるよ、おらあ、はやく言えよう、言えねえのかあ?

117 :吾輩は名無しである:2012/07/18(水) 23:41:09.78 .net
ここまで木村栄一なし

118 :117:2012/07/18(水) 23:42:53.08 .net
スマン
一度これやってみたかったんだ…

119 :吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 01:12:51.93 .net
>>116
なかなか近時まれにみる正当意見

生田耕作の時代もあった、ということ
それはそれとしてそれなりの意見が挙がればよろしい

120 :吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 08:42:21.75 .net
石川淳がなんでないんだ?(笑

121 :吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 21:09:46.18 .net
名翻訳家じゃないから

122 :吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 22:49:47.96 .net
平井呈一
大瀧啓裕
矢野浩三郎
深町眞理子

123 :吾輩は名無しである:2012/07/19(木) 23:15:28.06 .net
ちょっと待て、矢野は名翻訳家なのか?

124 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 04:51:05.12 .net
矢野目源一は名翻訳家

125 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 10:40:27.49 .net
平井呈一はとても名訳家とはいえない。
この人は誤訳が沢山あるよ。

126 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 13:41:19.83 .net
誤訳なんかだれでも山ほどあるよ。
名訳者であることと誤訳があることは次元の異なる話。
平井呈一はどっから見ても名訳者のひとりにまちがいない。

127 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 14:18:15.10 .net
野崎歓の訳文も非常に格調が高い
そしてそれが現代的なポップさとも同居してる

128 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 15:22:08.36 .net
vous avez raison.
名訳者だね、野崎氏。

129 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 17:26:23.41 .net
小笠原豊樹は訳者買いして間違いない

130 :弧高の鬼才:2012/07/21(土) 00:47:51.97 .net
しゅむたなつお

ふじもとかずこ



131 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 10:53:50.40 .net
伊藤整。
日本語として綺麗である。
英語力だけではなく、日本語力も求められるのがよく分かる。

132 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 12:33:45.66 .net
翻訳が主、あるいは翻訳専業の人は元から才能が無い。
才能が無いと文学は分からない。

133 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 15:57:36.03 .net
川本三郎は上手い。
ジャックロンドン放浪記を読んだが、作者を十分に理解している訳しかたである。
辻井栄滋もアメリカ浮浪記というタイトルで訳しているが、読み比べると差が歴然である。
作者の意図を理解するなどといった、読解力も求められているね。

134 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 23:03:29.84 .net
わすれなぐさ  ウィルヘルム・アレント


ながれのきしのひともとは、

みそらのいろのみづあさぎ、

なみ、ことごとく、くちづけし

はた、ことごとく、わすれゆく。



(上田敏訳)

135 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 23:53:30.57 .net
>>132
>翻訳が主、あるいは翻訳専業の人は元から才能が無い。

必ずしもそうじゃないんだよ。

136 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 03:41:33.56 .net
>>135
ま、そりゃそうだ。
これからは例外も出てくるかもなw

137 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 14:24:02.77 .net
圓子修平(ドイツ文学)
菅野昭正(フランス文学)
工藤精一郎(ロシア文学)
谷口陸男(アメリカ文学)
工藤好美(イギリス文学)

138 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 14:58:50.59 .net
たくさんしっててすごいね
といってほしいの?

139 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 15:03:57.20 .net
文学板らしく皮肉っぽいレスだな。

140 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 16:38:55.35 .net
村上春樹って翻訳家としてはどうなんだ?

141 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 17:35:41.82 .net
独特のフィルターがかかるって感じ。
好みが分かれる。

142 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 17:39:15.60 .net
川村二郎
古井由吉
ドイツ好きならお馴染みである

143 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 18:23:47.19 .net
>>142
ムージルとブロッホの翻訳で世話になった。

144 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 12:00:08.53 .net
世話になったという言い方は品がないな。
だれかが書いてるのをマネしてるんだろうが、
こういう意味でふつうに使うときわめて下品。おかずの匂いがしてしまう。
ましてムージルやブロッホにはそぐわないことこの上ないよ。

145 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 12:23:20.32 .net
どちらかというと下品なのはお前の頭だと思うんだけどw

146 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 13:07:06.93 .net
>>145は絶対的に知的能力が低いね。
「どちらかというと」だってさ、あいまいな言葉使いをすればバカが隠せると
思っていやあがる(笑



147 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 13:14:25.11 .net
>>146
Wおっしゃるとおりですが
>>145
も月曜のこの時間にここに来ているような気の毒なひとですから
どうか大目に見てやってくださいましな

ところで名翻訳家といったらやはり村上春樹でしょうなー

148 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 13:14:41.63 .net
知的なレスだねw

149 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 13:23:51.20 .net
そうなんですよ、ひとからもよく知的だっていわれるし
自分でもそうおもってるんですよ

150 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 13:58:57.55 .net
お、おま!知的って言われたのはおれだろうが!

151 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 15:11:28.12 .net
どうでもいい

152 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 15:23:21.83 .net
わりと?

153 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 20:53:08.75 .net
>月曜のこの時間にここに来ているような気の毒なひとですから

月曜の午後1時台に自らこういう書き込みをしてる人の思考回路のしくみはナゾだ
と思うのは私だけでしょうか。


154 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 21:01:36.00 .net
あなただけでしょう

155 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 01:02:31.67 .net
144以下はくだらんレスしかない。

156 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 01:07:33.65 .net
>>137
菅野昭正「監訳」で le plus souvent を「もっともしばしば」と訳してたが
誰に訳させたんだよ

157 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 08:37:16.74 .net
べつに問題ないでしょう、「もっともしばしば」

158 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 12:11:11.70 .net
美味しそうな漬物だな

159 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 12:57:27.64 .net
ダサい訳だなあ

160 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 15:04:32.17 .net
こんな部分だけでダサイもクサイもないよ。

161 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 15:59:48.31 .net
呉茂一は出た?(ギリシア文学)

162 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 18:14:58.79 .net
アンティゴネーは読んだな。
松平千秋や藤沢令夫もいるね。
ギリシア語とか、ラテン語とか、アラビア語の訳者は限られてくるよね。

ぶっちゃけ、ギリシア語がわからんので、訳の上手いか下手かもわからんw

163 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 20:34:05.78 .net
べつにぶっちゃけじゃなくて
だれもお前にギリシャ語がわかるとはおもってねえんだよ、ば〜か

だけどギリシャ語はわからなくても訳がうまいかへたかはわかるさ。
おまえには無理だろうがな。

164 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 20:52:47.03 .net
単純な正確さの問題じゃないからね

それにしても、夏だあ

165 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 23:58:11.85 .net
ちょっとした誤訳を指摘して悦に入る奴ってのは
本場もんのバカばっかって相場は決まってるわけだがね

166 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 00:14:11.22 .net
他人を簡単にバカと呼んで悦にひたる奴ってのは
たとえ正当な指摘でも(ry

自戒ですよ、もちろん

167 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 08:20:56.11 .net
翻訳の欠点は、ひととおり読んだ後でないと翻訳できないことだな。

168 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 09:26:53.27 .net
翻訳の欠点?
翻訳作業を行う側(読者でなく)の観点ですか?
それにしても欠点?

169 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 10:00:38.18 .net
辻褄があってない変な日本語の時はだいたい誤訳
翻訳者が原文の意味を理解してないからおかしな文章になる。

170 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 10:10:41.19 .net
それはまだ分かるんだけど、なんでこんなの間違うんだ? ってのもあるよな。
翻訳ってのも流れ作業で適当にやってたりするんだろうな。

171 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 18:00:02.06 .net
下訳が誤訳する
実際の作業で原文を照会しない
それでこじれる

172 :吾輩は名無しである:2012/07/27(金) 19:01:42.35 .net
コジミハル

173 :吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 23:23:55.37 .net
誤訳指摘の奴は100パー、ぱあだわな
頭が固くて五月蠅くて
文学なんかとうてい分かるはずもなく
むしろ蠅にでもなってればいい奴ら
語学もほんとは何にも分かってねえ

174 :吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 23:47:14.88 .net
「プランクはいすにいた」
http://matome.naver.jp/odai/2131251610040447501

175 :吾輩は名無しである:2012/08/11(土) 00:25:09.52 .net
たぶん誤訳ってのはどの翻訳にもある
叩きやすい奴だけは叩いてwikiにもたいしてなってないような人の誤訳までは指摘しない
そもそも言語勉強したことあるやつなら翻訳なんて不可能だと分かってる
人類学者は現地で研究してたらどうしても自分の国の言語では捉えられないから現地の言葉でフィールドワークするし。

176 :吾輩は名無しである:2012/08/11(土) 03:28:32.11 .net
コストパフォーマンスの問題もあるだろう。翻訳に金を
かけられないから、翻訳が雑になる場合も多いのでは?
著名な学者に思想書の翻訳を頼んでも、翻訳料あるいは印税は
たいして払えない。出版社が翻訳者に対して名誉や
芸術・学術的価値をアピールしても、翻訳者はなかなか納得しないW

177 :吾輩は名無しである:2012/08/11(土) 05:02:40.46 .net
いままでの倍のギャラ貰えば、たしかに真剣になるな

178 :吾輩は名無しである:2012/08/12(日) 13:44:37.11 .net
倍くらいのギャラではかわらないよ。
金の価値は相対的にすぎないから、それが当たり前になるだけ。

そうじゃなく、たとえば、
資料集めなど費用はすべて出版社もちで
かつ一日一枚原稿用紙を埋めれば楽に家族を養い食っていける原稿料
プラス印税10%

とかだったらちゃんとやります。へぇ、やりますとも。

179 :吾輩は名無しである:2012/08/12(日) 14:21:20.07 .net
一日一枚じゃ、本が中々出ないw
翻訳家は生かさず殺さずが出版社や翻訳会社の方針ですw

180 :吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 14:33:12.70 .net
中村真一郎

181 :吾輩は名無しである:2012/08/15(水) 16:04:52.09 .net
福永武彦

182 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 00:09:40.79 .net
福永武彦といえば、「パリの憂愁」はいい訳だか、悪い訳だかわかんないけど、よく読んだ

183 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 08:56:04.72 .net
福永といえば「古事記」「日本書紀」「今昔物語」の名訳者。

184 :まぐな:2012/08/16(木) 12:00:37.35 .net
翻訳家というのはいくら威張っても、やはり仲介者だからな。

185 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 12:07:17.77 .net
英訳の本だと翻訳者の名前なんて表紙に書いてないんだよね。
通常はクレジット欄や本文の前の扉に申し訳なさそうに小さく書いてあるだけ。

186 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 12:31:51.87 .net
一概にそうとは言えない。
場合によりけり。

187 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 18:59:03.57 .net
>>185
アメリカだと、ロシア語のできないロシア文学者とか、いるそうですよ。

188 :吾輩は名無しである:2012/08/17(金) 05:54:52.96 .net
翻訳者は黒子に徹すればいいんだけど日本ではなかなかそうはいかない
現代日本語自体が流砂のようなものなのだから骨が折れる仕事だよ

189 :吾輩は名無しである:2012/08/17(金) 12:05:17.88 .net
翻訳の問題は日本語がからむからという特殊性はあんまりないですね。
言葉の揺れ動き・変化も日本語に限ったことじゃない。

翻訳者は黒子に徹するより、だれの仕事と明確ににしめされるのが本来あるべきありかたでしょうね。
とくに文学作品の場合は。

190 :吾輩は名無しである:2012/08/18(土) 11:13:43.68 .net
巻末の翻訳者の解説いらん

191 :吾輩は名無しである:2012/08/20(月) 11:36:48.06 .net
俺は解説欲しいな
そして小説家に解説されるよりは学者に解説して欲しいw

192 :吾輩は名無しである:2012/08/22(水) 10:45:31.19 .net
>>191
それ学者に対する皮肉だろ。
痛烈なこというなあw

193 :吾輩は名無しである:2012/08/30(木) 20:44:23.89 .net
工藤幸雄

194 :吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 01:12:43.72 .net
格調高い文章の翻訳って、どんなのがあるか教えてください
岩波文庫の『神曲』や創元文庫ライブラリの『未來のイヴ』みたいな感じの

195 :吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 05:24:49.75 .net
>>194
日夏耿之介のポーは?

196 :吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 10:17:36.46 .net
ポーはパーだろ。

197 :吾輩は名無しである:2012/09/06(木) 21:45:21.00 .net
鴎外訳のアンデルセン「歌の本」
無駄に格調高いとも思うが

198 :吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 21:17:41.48 .net
鴎外、たくさん翻訳やってるけど、「冬の王」っていう短編小説は格調高くていい。(重訳だが)

199 :吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 09:35:47.32 .net
シャルル・ボードレール
ステファヌ・マラルメ

このへんがすぐ思いつく大物かな。
アーサー・ウエイリーとかサイデンステッカーとかを挙げる手もあるな。

200 :吾輩は名無しである:2012/10/02(火) 10:34:33.58 .net
そういうことを言うと玄奘三蔵とか言い出す奴がきっと出てくる。
というかここに出てきたわけだが。

201 :吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 13:05:37.49 .net
柏木由紀

202 :吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 21:08:11.39 .net
マルチン・ルター

203 :吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 23:40:25.29 .net
マルチン・マター

204 :吾輩は名無しである:2012/10/09(火) 05:19:06.75 .net
今気づいたけど
マーチン ルーサー キングって
ルターから取ったのな

205 :吾輩は名無しである:2012/10/09(火) 22:16:17.23 .net
森鷗外
野崎歓

206 :吾輩は名無しである:2012/10/10(水) 09:05:52.55 .net
>>204
おまえ、あたまぬるいなあ。
まぐなみたいw

207 :吾輩は名無しである:2012/10/15(月) 11:56:39.92 .net
>>73
丸谷才一 いまはいいよ。翻訳読んで意味がわかるんだもの(笑い)。昔は訳が悪かったからねえ。

筒井康隆 しかし、わかりにくいほうが重みがあったような気もするからおかしいですね。


加藤晴久もフランス語「星の王子さま」のニワカ翻訳者たちを全て比較分析して切って捨ててた。
確かに、星の王子様そのもののような存在にまであがめられた内藤濯のトンデモ訳は酷かった。
ある意味怖い。

208 :吾輩は名無しである:2012/10/16(火) 12:42:24.93 .net
内藤濯はべつにトンデモ訳ではないですよ。
わけも分からずにそういうことを言い散らすのはよくないな。

聞きかじり読みかじりで思い込む。こっちのほうがよほど怖い。

209 :吾輩は名無しである:2012/10/16(火) 15:27:56.41 .net
いやいや読みかじりどころか、私は原語を読んだ上で言っています。
フランス語(伊語訳もなかなかいい)なら感動できます。

あんな意味不明な和訳で満足できる内藤信者は怖い。

210 :吾輩は名無しである:2012/10/16(火) 17:17:37.32 .net
それでは、あなたのいうトンデモの例、ひとつ二つあげてみてください。
私も翻訳は得意ですから一緒に検討してみては?

ちなみに私の翻訳力はこんな感じです↓

>(伊語訳もなかなかいい)
訳:わたし、イタリア語だってできるんです!

211 :吾輩は名無しである:2012/10/16(火) 18:08:06.45 .net
ええ、私はイタリア語も日本語と同じように話します。
ただイタリア語が「できる」なんて言いませんけどねw

あなたがあの過剰な内藤訳で満足し、
しかも誤訳のひとつ二つも見つけられないならそれで構いませんし
それを邪魔する気はありません。楽しんで下さい。

212 :吾輩は名無しである:2012/10/17(水) 09:12:26.92 .net
>ただイタリア語が「できる」なんて言いませんけどねw

言いませんけどねって(笑
言ってるし、それしか言いたいことはなさそう(爆笑

213 :吾輩は名無しである:2012/10/17(水) 09:40:03.08 .net
まあ、本来、トンデモとまで言うなら、例示するのがまともな礼儀でしょうな。

それができないで、ヘリクツで逃げるなら最初から言わなければよい。
どうせイタリア語も「ボンゴレ」とかその程度でしょう。いや、まじで。

214 :吾輩は名無しである:2012/10/17(水) 11:17:29.10 .net
実際、Le petit princeはラジオ基礎講座レベルの語学力で読めるから
好きな人は一回原文で読んでみたほうがいい

215 :吾輩は名無しである:2012/10/17(水) 11:21:14.78 .net
日本語さえまともに扱えない連中には無理無理

216 :吾輩は名無しである:2012/10/17(水) 11:48:20.32 .net
>>214
ひと通りフランス語文法を勉強した人でLe petit princeを読んでない
人っていうのはいたとしても圧倒的少数派でしょう。

一方、いくらこの安っぽい童話が好きでも初級文法を一通り知らなきゃ読めない。


217 :吾輩は名無しである:2012/10/17(水) 13:27:17.32 .net
イタ語おばさんもラジオ基礎講座のクチってことか。

218 :お散歩隊長:2012/10/22(月) 00:32:47.96 .net
木村栄一

私は好きなんだけど
榊原晃三って、
誤訳多いって、ほんと?

219 :お散歩隊長:2012/10/22(月) 00:42:03.55 .net
岸本佐知子サマー!

よし、これで安心して寝れる!

220 :吾輩は名無しである:2012/10/31(水) 00:07:29.38 .net
野崎歓(フランス組曲、今読んでるけどスゲ)

221 :吾輩は名無しである:2012/10/31(水) 03:04:29.43 .net
江川卓さんは意外とないんだね

222 :吾輩は名無しである:2012/10/31(水) 20:43:44.56 .net
八木敏雄。岩波文庫なら白鯨(特に解説文の視点の切り口)、アッシャー家の崩壊(冒頭に代表される現代的?文語調の訳文)、ユリイカ(ここまで消化しきった訳文は殆ど奇跡的)は素晴らしい!

223 :吾輩は名無しである:2012/11/01(木) 02:58:00.00 .net
桑原武夫のミシュレ

224 :吾輩は名無しである:2012/11/04(日) 09:27:09.26 .net
旦氏も菅氏も出てこない文学板なんて

225 :吾輩は名無しである:2012/11/05(月) 00:18:47.56 .net
お前が出せよ
ほら、早くしろ

226 :吾輩は名無しである:2012/11/06(火) 22:08:42.30 .net
中山元はどうなんだろうね。

解釈込みの傾向があって読みやすい訳文だけど、いかんせん在野の人だからなあ。そりゃ、さっさと読み捨ててオリジナルにあたるのが良いんだろうけど。



227 :吾輩は名無しである:2012/11/07(水) 09:36:25.05 .net
中山元訳はアカデミアにも結構評判いいよ

228 :吾輩は名無しである:2012/11/13(火) 17:38:47.63 .net
ざっと頭に入れてから、結局は原文でy(ry

229 :お散歩隊長:2012/11/16(金) 01:19:17.26 .net
読んでて辛い物語のはずなのに
訳文がうつくしくて
綺麗な読後感が残っちゃうのは
いいことなのか?
あかんのか?
香水のラストに
目眩と恍惚をかんじ
しばしうっとりしてしまったが・・・・
とんでもないシーンなんだ・・・・

訳文は池内紀

230 :お散歩隊長:2012/11/16(金) 01:36:16.10 .net
地味にマコーマック訳してる
増田まもるさんも
いい仕事してる気がする。
イメージがくっきり頭に
残ってる本はこの人の訳が
思ったより多くて、それで意識するようになった。

柴田元幸訳は一番読んでてイメージ頭に形作るのに苦労します。
あの方と相性が悪いのは
色々と、不便・・・はぁ・・・

231 :吾輩は名無しである:2012/12/27(木) 01:30:23.42 .net
>>55
天才がどういう職業になるか分かるんだ、へえ〜〜!

232 :吾輩は名無しである:2012/12/27(木) 11:04:46.74 .net
柴田天馬と佐藤春夫
中国文学特に古典はろくな翻訳者がいないなか光ってる
佐藤訳の揚州十日記は殊に秀逸

233 :吾輩は名無しである:2012/12/27(木) 19:23:02.82 .net
天才非天才に職業は関係ない。
因みに、俺は、鍼灸指圧師だが紛れもない天才だ。
そして、因みに、俺は、平井呈一、牛島信明、野崎歓、柴田元幸、池内紀あたりを天才と考えている。

234 :吾輩は名無しである:2013/01/07(月) 22:14:25.49 .net
堀口は新潮文庫でのサンテックスの訳書がかなりあれだったので、俺の中ではむしろイメージ悪い

235 :吾輩は名無しである:2013/01/10(木) 20:55:47.53 .net
日本語の造語能力の高さは異常、翻訳の際に非常に困る
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50348195.html

22:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2012/03/15(木) 16:32:31.51 ID:Br8HY0S2
> 日本語は難しい。いくら通訳・翻訳のベテランでも。

236 :吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 15:09:59.61 .net
亀山郁夫が読売文学賞に輝いた!

一年間を振り返り各分野でもっとも優れた作品に与えられる
該当作なしの年もかなりあり、そんなこともこの賞の権威を高めていると思われる
歴代受賞者もそれこそスターぞろい
このひとにあるのは栄光ばかりだなあ

そしてこの板のひとたちにあるのは批判ばかりだなあ、批判の他には何もできず

237 :吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 08:39:57.36 .net
有名な人でも、下訳に丸投げって珍しくないがな

238 :吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 18:30:46.06 .net
自分でやると、間違えるからな

239 :吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 08:00:48.90 .net
成功したら俺のおかげ
失敗したら下訳のせい

240 :吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 19:59:09.79 .net
紀田順一郎先生

原語と比較対照するほどの語学力はないが、創元から以前出ていたM.R.ジェイムズの一巻本が面白く、また訳文もしっくり来たものだから
数年前に未訳作品を新たに収録し直して旧録作品も一部改訳した二巻本まで買い直した
ついでにご本人の著作である古書テーマのミステリまで。
願わくばブラックウッドのジョン・サイレンス物を再発売してほしい

241 :吾輩は名無しである:2013/12/16(月) 16:59:54.51 .net
「ったく」とか使わない人だな
漫画からきてんでしょ なさけない

242 :吾輩は名無しである:2013/12/16(月) 23:34:13.63 .net
野崎歓
和田忠彦
池内紀

243 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/12/17(火) 01:52:26.62 .net
池内って何か少女に対して屈折した感情を良く見せることがあるな。わざわざ女学生の年齢を書く丘沢静也もそうだし。
種村季弘も家庭教師してたときに消しゴムを拾うついでにスカートの中を見た、とか書いてるらしい、これは他のやつのブログで見たからどこまで正しいか分からんが。

244 :吾輩は名無しである:2013/12/21(土) 23:32:04.92 .net
鈴木力衛の『スカパン』は名訳だろうね。

245 :吾輩は名無しである:2013/12/22(日) 12:58:47.77 .net
江川卓

246 :吾輩は名無しである:2013/12/24(火) 04:31:02.67 .net
数が凄く少ないし
本人も翻訳は嫌いだと公言してるけど
横山茂雄の翻訳は素晴らしい

247 :吾輩は名無しである:2013/12/25(水) 07:38:33.35 .net
上村勝彦、直訳でありながら流麗で明解な翻訳は素晴らしい

248 :吾輩は名無しである:2013/12/25(水) 09:06:05.11 .net
翻訳といえばベンヤミンの文章を思い出す俺は柴田がオールタイムベスト

249 :吾輩は名無しである:2013/12/25(水) 09:58:15.21 .net
今まで色々な人の翻訳読んだけど、名人の域に達しているのは中野好夫だと思う。

250 :吾輩は名無しである:2013/12/25(水) 16:29:21.17 .net
上岡伸雄

251 :吾輩は名無しである:2014/01/09(木) 02:28:51.37 .net
池内紀

252 :吾輩は名無しである:2014/01/19(日) 21:35:49.72 .net
頑張ってくださいね
https://twitter.com/karamora

253 :吾輩は名無しである:2014/01/20(月) 00:46:07.57 .net
http://www.youtube.com/watch?v=N7-vRzlX14c

254 :吾輩は名無しである:2014/01/21(火) 23:07:05.42 .net
野崎歓に一票

255 :吾輩は名無しである:2014/01/25(土) 00:01:03.37 .net
野崎孝に一票

256 :吾輩は名無しである:2014/01/25(土) 00:27:05.85 .net
誤訳が一つでもあればそれは駄文翻訳家

257 :吾輩は名無しである:2014/01/25(土) 11:36:10.08 .net
詩ほどではないにせよ小説等の文学作品も他言語への正確な翻訳は不可能
と言うぐらいのおおらかな気持ちで読むのが吉

258 :ソルダード:2014/01/25(土) 12:24:22.31 .net
望月芳郎

259 :吾輩は名無しである:2014/01/25(土) 16:22:43.56 .net
>>256
何回も訳されてるヤツはともかく、現代語初訳で誤訳がないってのは無理

260 :吾輩は名無しである:2014/01/25(土) 21:27:20.07 .net
>>256
こういう馬鹿がいるからなあ

野崎歓の名著『翻訳教育』でも、粗悪な頭で熟読して(ま、理解には至らないだろうが)、少しは勉強しなさい

261 :吾輩は名無しである:2014/01/26(日) 17:15:28.97 .net
何にしろ、翻訳家は自分の頭の中を和訳語で汚すことによって、
仕事をしてる訳で、良心的な翻訳家はそれなりに報われなきゃ
いかんだろうな。
柄谷も浅田も大澤も翻訳をやりたがらんだろ。もう、彼等には
新しいことは考えられないんだから、翻訳をやってポモで
世間を迷わせたことの罪滅ぼしでもやれば良いと思うんだがなw
ポストモダン、ポスト構造主義、フロイト、ラカンを批判した
本ならどっと出てきてるから、選りすぐって翻訳してみたらw

262 :吾輩は名無しである:2014/01/26(日) 21:30:35.28 .net
>>261
>柄谷も浅田も大澤

こんな人たち相手にしなくていいじゃね

263 :吾輩は名無しである:2014/01/26(日) 23:01:32.14 .net
売れてないからね。

264 :吾輩は名無しである:2014/01/26(日) 23:15:36.21 .net
>>263
そういう問題じゃなく

265 :吾輩は名無しである:2014/01/26(日) 23:16:43.00 .net
いやいや文学は相手にされてないからくだらないというなら
こいつらのほうが遥かに相手にされてないだろ

266 :吾輩は名無しである:2014/01/27(月) 00:46:45.57 .net
野崎歓

これは鉄板だな

267 :吾輩は名無しである:2014/01/27(月) 23:17:06.72 .net
一流大学の専門研究者から糾弾されているインチキ作家

268 :吾輩は名無しである:2014/01/28(火) 00:09:15.14 .net
ウエルベックもすごいけど野崎歓って
すごいわすごすぎだんわ

269 :吾輩は名無しである:2014/02/01(土) 21:10:49.27 .net
19世紀までのヨーロッパの文学者達は旧約に出て来るphilistineを
元にしてphilistinismを批判してるんだが、これは和魂漢才の和魂を
取り巻いた日本の状況と似ているのではないか?
つまり、「語源を良く知りもしないで」批判している。
ナボコフの定義もあやふやに過ぎんが、フローベルが描くブルジョワを
philistineのモデルとして提起したのは、他よりも優っていた。所詮は
アナログでしかないのだが。
philistinismは私の総括では、実用的な世渡り術みたいなものだと思う。
philistine自体が文化の創造者でなかった伝統はあったかもしれない。
それは彼等が常に独立した文化の間の「通訳=翻訳=仲介者」だったから
ではないか?
(無論、彼等はsemiteのひしめく近東にあってアウトサイダーであり、
彼等が異質な言語の渦の中で翻訳、通訳の必要性を最も深刻に身に感じ、
自らがその役にあたったとしても何の不思議もない。)

そして、和魂漢才の場合は明らかに翻訳者の気持ちの持ち方について
言っていたのが始まりではなかったか?
少なくとも日本では平安時代からポストモダニズムまでは
インテリ=知識人とは、本質的には「翻訳者」のことと言っても
構わなかったのだから。

270 :吾輩は名無しである:2014/02/01(土) 21:34:11.71 .net
>>269
そういうセム的なオリジナルの探求、語源主義は19世紀まで西洋で流行ったけど
もはや言語はそういうものじゃないとソシュールがインドから発見して以来、
流行らない。
語根とか語源みたいなのって、大学生ぐらいでよくハマるけど、
参考になっても、それほど重要じゃないんで

271 :吾輩は名無しである:2014/02/01(土) 21:50:45.26 .net
>>270
俺は「文字どおりの」語源だけを言ってるんじゃないんだがw
それに語源主義が流行らんとかw
語源は特定の文化の源のことを指すことになる。
語源主義の弊害は別な面で存在するが。

大学生くらいではまるとかw
君は1000才ぐらいですかw

272 :吾輩は名無しである:2014/02/01(土) 22:12:05.17 .net
>>270
俺は「文字どおりの」語源だけを言ってるんじゃないんだがw
それに語源主義が流行らんとかw
語源は特定の文化の源のことを指すことになる。
語源主義の弊害は別な面で存在するが。

大学生くらいではまるとかw
君は1000才ぐらいですかw

273 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 00:53:27.98 .net
研究者から見れば野崎など3流以下

274 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 01:25:04.91 .net
>>269&amp;>>270
横スレだが、日本の知識人は「翻訳者」にとどまっていいのか、
それじゃダメなのかどうか。
日本の大学における文系教授の未来と併せて考えてみたのだが・・・

275 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 06:36:39.18 .net
>>274
 そりゃ昔から辺境国だからじゃね

276 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 08:57:21.42 .net
翻訳に注釈を加え更に文理解釈までし始める。
それが古今東西に見られる学芸発展のパターンでしょう。

277 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 09:45:07.74 .net
>>276
ギリシャ、ヘブライは微妙だけど、インド、シナは翻訳じゃないよね
自国の原典を註釈していったのが、メイン

278 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 10:29:49.84 .net
シナは仏典の偽造までやり、おまけにそれを儒教に融合すらしていますが。
インドはわざわざ専門の文字まで作り出しています。

279 :吾輩は名無しである:2014/02/02(日) 12:20:57.60 .net
>>278
>インドはわざわざ専門の文字まで作り出しています。

とは?

280 :吾輩は名無しである:2014/02/03(月) 22:55:01.95 .net
野崎歓(先駆的な作品を見事な訳文にする天才で、自身の書くエッセイ・評論も至高なものだから)

とこんな具合にこれからは理由を付することにしよ

281 :吾輩は名無しである:2014/02/04(火) 07:34:52.85 .net
>>278
パーリ語、サンスクリット語は聖典解釈のために
後世、学僧たちによって整備されたものであり、
釈迦牟尼時代の原語とは違う(パーリ語の方が近いらしい)。
また、これらの聖典解釈によって生じた学説が
インド思想の主流であるヒンズーに導入されている。

282 :吾輩は名無しである:2014/02/04(火) 08:49:38.71 .net
>>281
もしかして植木さんとかが根拠? 信用できないよ、彼は。

仏典でってことかな?

サンスクリットは釈尊より先なんですが

283 :吾輩は名無しである:2014/02/13(木) 05:10:18.84 .net
小酒井不木

284 :吾輩は名無しである:2014/02/13(木) 06:44:08.88 .net
>>274
遅レスで申し訳ない。すっかり忘れていた。

翻訳者だけに止まっている時代ではなくなりつつあるんじゃないかな?
文化的な対等者でなければ、本当の翻訳は出来ないはずだから。
向こうからオリジナルを受け取るだけじゃなくて、こちらも
オリジナルを提供できるような関係を作れば良い。

285 :吾輩は名無しである:2014/02/17(月) 18:06:51.62 .net
由良君美のdeconstruction=脱構築は名翻訳とは、とても言えないだろうね。
中国語は解構?
いっそ、訳さずにデコンストラクションか、deconstructionで
良かったのではないか?

286 :吾輩は名無しである:2014/02/19(水) 14:37:47.82 .net
>>261

>ポストモダン、ポスト構造主義、フロイト、ラカンを批判した
>本ならどっと出てきてるから、選りすぐって翻訳してみたらw

遅レスで恐縮ながら、幾つかご教示いただけませんか。

287 :吾輩は名無しである:2014/03/05(水) 16:47:04.39 .net
第4回Twitter文学賞
http://matome.naver.jp/odai/2139239176908949401?&page=1

288 :吾輩は名無しである:2014/03/06(木) 06:05:55.48 .net
>>286
遅レスで申し訳ない。あなたのレスを見落としていた。
チョムスキーのポストモダニズム批判。
その他はwikiにcriticism of mostmodernismという項目があります。
建設的な批判ならaran gareなど。

ちなみに私独自の定義ではtopological allegory=postmodernismであり、
面白いアイデア程度に捉えるべきものであって、深く突っ込むべきものでは
断じてない。
構造主義、ポスト構造主義、フロイト、ラカンも似たようなものでは?
ただ、これらのゲーム的面白さを、他に提供出来る者がいるかと言えば、
怪しいかもしれない。でも、どっかにいるかもしれない。ニーチェのような
小物では今どき話になりませんがw

289 :吾輩は名無しである:2014/03/06(木) 06:14:54.01 .net
>>286
ソ−カル

290 :286:2014/04/06(日) 13:30:29.95 .net
>>288
またまたレスが遅くなってしまいました。浅学ゆえこちらの理解が及ばぬ点もありましたが(特にトポロジカル・アレゴリーの件など……と言うか私にはまず批評と修辞学の関係がややこしくてさっぱりわかりません)、ともあれ感謝申し上げます。

291 :吾輩は名無しである:2014/06/11(水) 13:30:55.01 .net
「八月の砲声」読んでいるところだけど山室まりやという訳者
はじめてだが良い翻訳だなあ、と思い思いする。
これならタックマンさんも幸せだろう。

292 :吾輩は名無しである:2014/06/22(日) 02:06:01.89 .net
http://sp.mainichi.jp/select/news/20140622k0000m060019000c.html
https://archive.today/JdFav
訃報:東江一紀さん62歳=翻訳家

東江一紀さん62歳(あがりえ・かずき=翻訳家)21日、食道がんのため死去。
通夜は23日午後6時、葬儀は24日午後1時、東京都杉並区松庵1の12の29の聖マーガレット教会。
喪主は妻衿子(えりこ)さん。

長崎県生まれ。北海道大文学部卒。海外の小説やノンフィクション作品を数多く訳した。
主な訳書に「自由への長い道--ネルソン・マンデラ自伝」「氷の微笑」
「犬の力」「モルジブが沈む日--異常気象は警告する」など。

293 :吾輩は名無しである:2014/06/22(日) 22:09:00.00 .net
>>292
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/obituaries/CK2014062202000145.html
https://archive.today/tuidI
東江 一紀氏 翻訳家
2014年6月22日

東江 一紀氏(あがりえ・かずき=翻訳家)21日、食道がんのため死去、62歳。長崎市出身。
葬儀・告別式は24日午後1時から東京都杉並区松庵1の12の29、聖マーガレット教会で。喪主は妻衿子(えりこ)さん。

北海道大卒。翻訳ミステリー大賞受賞作の「犬の力」など、多くの推理小説を訳した。
楡井(にれい)浩一の筆名で「文明崩壊」などノンフィクションの翻訳も手掛けた。

294 :吾輩は名無しである:2014/07/23(水) 22:08:40.64 .net
野崎歓って自演魔なんだな。

295 :吾輩は名無しである:2014/07/27(日) 22:50:44.83 .net
野崎歓 菅啓次郎

296 :吾輩は名無しである:2014/07/28(月) 22:21:51.93 .net
野崎歓 柴田元幸 美智子さま

297 :吾輩は名無しである:2014/12/05(金) 08:42:39.41 .net
小笠原豊樹氏が亡くなったそうです。
ttp://www.yomiuri.co.jp/culture/20141204-OYT1T50066.html?from=tw

298 :吾輩は名無しである:2015/01/01(木) 10:33:28.60 ID:Tfo7OFDCH
>297
ご冥福を・・・

299 :吾輩は名無しである:2015/01/07(水) 15:14:43.13 .net
コンラッドの「闇の奥」はだれの翻訳がおすすめですか

300 :吾輩は名無しである:2015/01/17(土) 23:06:25.62 .net
そりゃ野崎歓か小笠原豊樹だろうね

301 :吾輩は名無しである:2015/01/18(日) 08:52:22.31 .net
鷗外「即興詩人」空前絶後

302 :吾輩は名無しである:2015/01/18(日) 11:21:44.33 .net
>>299
初めて読むんだったら古典新訳文庫の黒原が読みやすいと思います
俺はこれで衝撃を受け藤永や中野も読んでみたが最初の衝撃を越えることはなかった

303 :吾輩は名無しである:2015/01/18(日) 18:04:37.57 ID:sPFd86EC.net
>>302
ありがとうございます
読んでみます

304 :吾輩は名無しである:2015/05/01(金) 20:30:55.35 .net
ピーターパンの新訳出たけど誰の翻訳がいいの

305 :吾輩は名無しである:2015/06/28(日) 18:07:42.92 .net
鴎外以外無、残総雑魚

306 :吾輩は名無しである:2015/10/18(日) 17:06:11.79 .net
日本語に塗れてきた人が外国語を学び洋書英書を読んでも意味無し。何故なら自分の頭の中で日本語に訳してしまうからだ。
それでは原文を味わったことにはならない。

307 :吾輩は名無しである:2015/10/19(月) 14:48:37.55 .net
>>306
英語はもちろん、20才過ぎて学んだ外国語であっても外国語の文学を原文で
味わうことはできますよ。言語ってそういうものです。
まあ、キミ程度の語学力ではいちいち日本語に変換してしまうので意味なし、
ということになるんでしょうが、もっと勉強すればね。

自分のことを言っても説得力がないので、極端な例をあげると、作家の多和田葉子さんって
ふつうに日本で育って早稲田の露文科を卒業後、就職してからドイツに魅入られて
ドイツ語を勉強し、ドイツ語を味わうどころかドイツ語で書くプロの作家にまでなった。

308 :吾輩は名無しである:2015/10/19(月) 21:53:19.22 .net
>>ドイツ語を勉強し、ドイツ語を味わうどころかドイツ語で書くプロの作家にまでなった。

それの真偽を真底、俺は疑ってるんだが。

309 :吾輩は名無しである:2015/10/19(月) 22:23:06.84 .net
多和田葉子が単独でドイツ人の助けを借りずにドイツ語で小説を書いて
たら、もっと大きく取り上げられてるはずだ。
日本人で成人後に欧州言語を勉強して、その言語で創作活動をして成功した
日本人は過去に例がない。

310 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 08:27:57.61 .net
>>308>>309もなんら反証を示せてないよね〜

311 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 13:06:23.52 .net
ドイツ語で小説を書いたって言ってるだけだから、あっそうですか、でどっちもいいじゃん。
別にドイツの雑誌に載せたとかドイツで出版したって言ってるわけじゃないんだから。
万年一次落ちのワナビーが「日本語で小説書いた」って言ったってムキになって否定する人はいないでしょ。

312 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 13:58:22.51 .net
>>311
ドイツで出版されてドイツで評価され、文学賞までを受けてるんですが(笑

313 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 14:37:53.37 .net
おお、きれーに恥かいてんじゃん

314 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 14:43:17.00 .net
では是非出版社名・書名・賞名を。ついでに邦訳wの詳細を(お笑い

315 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 14:47:51.23 .net
多和田葉子のドイツ語作品のきなみアマゾンの評価☆4-5やで

316 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 14:50:36.84 .net
ですから、出版社名・書名・賞名を。ついでに邦訳wの詳細を。
ご本人なんですから知らないわけありませんのですぐ言えますよね?多和田先生(お笑い

317 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 15:00:51.50 .net
1990 Förderpreis für Literatur der Stadt Hamburg
1991 Gunzō-Nachwuchspreis (Gunzō Shinjin Bungakushō) der Literaturzeitschrift Gunzō für Fersenlos
1993 Akutagawa-Preis für Inu mukoiri (Der Hundebräutigam)
1993 Lessing-Preis der Freien und Hansestadt Hamburg (Stipendium)
1996 Adelbert-von-Chamisso-Preis
1997 Villa Aurora-Stipendium
2002 Bunkamura Prix des Deux Magots
2005 Goethe-Medaille
2011 Murasaki-Shikibu-Literaturpreis
2013 Erlanger Literaturpreis für Poesie als Übersetzung
出版社はKonkursbuchverlagやね

318 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 15:06:06.49 .net
> Gunzō-Nachwuchspreis (Gunzō Shinjin Bungakushō) der Literaturzeitschrift Gunzō für Fersenlos
群像文学新人賞ってドイツの文学賞なの?

319 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 15:07:57.34 .net
あとはジャネがツッコめ。オレはドイツ語なんて皆目わからん(笑

320 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 15:11:44.43 .net
>>318
それと芥川と紫式部、ドゥマゴは違うね
ちなみに2005年のゲーテメダルの前後の受賞者はアドニスとケルテースイムレがいる。

321 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 15:13:22.50 .net
>>309
そんなんいくらだっておるわい、
なんも知らんとえらそうに断言してなんやねん。

だいたい否定する根拠が「もっと大きく取り上げられてるはずだ。」って
小学生かおまえは。幼稚にもほどがあるわい。

322 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 20:33:28.31 .net
>>321
>>そんなんいくらだっておるわい、

じゃあ、完全に条件の一致する例を挙げてみろ。

323 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 20:52:54.09 .net
-1-
中国人作家の楊逸(初の日本語を母語としない芥川賞受賞者)の小説・『時が滲む朝』は、
日本に来て新しい生き方を模索する中国人学生を描いている。

楊自身も22歳で来日、日本語は全く話せなかった。彼女にとって日本語を学ぶことは楽しいことで、
授業はもちろん、授業後もできるだけ多くの日本人と会話することに勤しんだ。
「優しそうな人みんなに話しかけたんですよ。話さなきゃいけないことがないときだって、
駐輪場で働いている人に話しかけていました」と彼女は言う。また、彼女は他人の会話にも耳を傾けた。
「2、3語分かるだけでも嬉しかったんです。一日中どきどきしていました」

-2-
イラン出身のシリン・ネザマフィも日本語で書いた『白い紙』で文学賞を取っている。
イラン・イラク戦争のときの高校生の物語だが、彼女にとって日本語で小説を書くことは難しかった。
というのは、彼女の母語、ペルシャ語では漢字を使わないからだ。

ネザマフィは19歳の時に留学のため来日、現在は技師として働いている。
彼女は「1年間高校で日本語を学びましたが、来日当初は簡単な挨拶に2、30の漢字しか知らなかったのです」と言う。
医師伝たちは難しかったがクラスメイトと話をするのに勤しんだ。気付くと、そうすることがとても楽しくなっていた。

「教室に満ちる笑い声、とにかく毎日が楽しかった。日本語で小説を書くのは大変でしたが、
14歳から小説家になりたかったので、困難に挑むのはむしろ楽しかった」と彼女は言う。

-3-
では逆に、外国語で執筆する日本人はいるのか。多和田葉子は大学卒業後にドイツのハンブルグに移住した。

ドイツでの最初の1年、多和田はまったく新しい生活、ドイツ語習得の苦労で、1日9時間睡眠をとらなければやっていけなかった。
今でもドイツ語は難しいが、そ取り組むこと自体は楽しいのだという。「ドイツ語はもう私にとっては日常語ですし、
自分の気持ちは表現できますが、書く段になりますとまだきついです。とはいっても、言葉を学ぶのは新鮮な経験で楽しいです。
こうすることで自由な感じになります。もう一回子供を体験するようなものです」と彼女は述懐する。
http://blog.livedoor.jp/eigokyoukashoreview/archives/51845609.html

324 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 21:41:49.46 .net
ゲーテ・メダルってのは池田大作も貰ってるんだなあ。
となると授与の根拠はわからなくなるwがやっぱり大変なメダルなんだなあ。あはは。

325 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 21:44:15.16 .net
池田大作がもらってないメダルなんてあるのwww

326 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 21:57:25.40 .net
>>324
それ、ワイマール・ゲーテ協会ってところが出してるパチモンです

327 :吾輩は名無しである:2015/10/20(火) 22:26:10.04 .net
1990リゲティ・ジェルジュ
1991エドゥアルド・パオロッツィ
ヤン・フート
1992カール・ポパー
1993ミシェル・トゥルニエ
パトリス・シェロー
1994サボー・イシュトヴァーン
ビリー・ワイルダー
1995尹伊桑
1996木村直司
1997ロルフ・リーバーマン
ナム・ジュン・パイク
1998ラルフ・ダーレンドルフ
1999ダニ・カラヴァン
2000ダニエル・リベスキンド
ジョージ・タボリ
2001アドニス (詩人)
ソフィア・グバイドゥーリナ
2002マイケル・ブルーメンソール
2004ケルテース・イムレ
2005多和田葉子
シモーネ・ヤング
2007ダニエル・バレンボイム
2011ジョン・ル・カレ
アリアンヌ・ムヌーシュキン
2014ジェラール・モルティエ

328 :吾輩は名無しである:2015/11/15(日) 01:20:33.44 .net
鈴木啓二(フランス語)

329 :吾輩は名無しである:2015/12/02(水) 19:34:42.65 .net
翻訳家の方へのインタビュー
http://www.cavapoco.com/trs-data/interview/index.html

330 :吾輩は名無しである:2015/12/04(金) 15:51:44.22 .net
吉田富夫
谷口由美子 

331 :吾輩は名無しである:2016/05/10(火) 22:23:42.98 .net
村上 博基(1936年3月24日 - 2016年4月30日)は、日本の翻訳家(主に英米文学)。

アリステア・マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』早川書房 1967 のち文庫
エリア・カザン『アメリカの幻想』早川書房 1968 のち文庫
メアリイ・マッカーシイ『ハノイ 北ヴェトナムとの会話』早川書房(ハヤカワ・ノンフィクション)1969

『アイリッシュ短編集』3−6 創元推理文庫 1973-1977
『世界最強の男 ムハマッド・アリ自伝』早川書房 1976 「ムハマッド・アリ」文庫
ウィリアム・アイリッシュ『夜は千の目を持つ』創元推理文庫 1979
ジョン・ル・カレ『スクールボーイ閣下』早川書房 1979 のち文庫

J・G・バラード『ハイーライズ』ハヤカワ文庫 1980
ジョン・ル・カレ『スマイリーと仲間たち』早川書房 1981 のち文庫
トマス・ブロック『超音速漂流』文藝春秋 1982 のち文庫
ジェイン・ヨーレン『夢織り女』ハヤカワ文庫 1985
C・W・ニコル『勇魚』文藝春秋 1987 のち文庫

レイ・ブラッドベリ『瞬きよりも速く』伊藤典夫、風間賢二共訳 早川書房 1999 のち文庫

テリイ・サザーン『ブルー・ムーヴィー』早川書房 2006
スティーヴンスン『宝島』光文社古典新訳文庫 2008
スティーブンソン『ジーキル博士とハイド氏』光文社古典新訳文庫 2009 

ジョン・ル・カレ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕』ハヤカワ文庫 2012

332 :吾輩は名無しである:2016/05/11(水) 10:46:01.51 .net
林一 (科学もの)

333 :吾輩は名無しである:2016/05/13(金) 14:41:43.89 .net
篠原 慎(1934年 − )は、日本の翻訳家。青山学院大学英米文学科卒業。
フランス映画の字幕翻訳で有名な秘田余四郎に師事。字幕翻訳を学んだ後テレビの吹替翻訳に転向。
『バークにまかせろ』『ナポレオン・ソロ』などのヒット作を手がける。
のち、文芸翻訳家となり、フレデリック・フォーサイスを一貫して翻訳、ほかにサスペンス小説を主として翻訳している。

ジャッカルの日 (1973年)
オデッサ・ファイル (1974年)
戦争の犬たち (1975年)
シェパード (1975年)
悪魔の選択 (1979年)

ビアフラ物語 飢えと血と死の淵から (角川選書 1981年)
帝王 (1982年)
第四の核 (1984年)
ネゴシエイター (1989年)

騙し屋 (1991年)
売国奴の持参金 (1991年)
戦争の犠牲者 (1991年)
カリブの失楽園 (1991年)
神の拳 (1994年)
イコン (1996年)

マンハッタンの怪人 (2000年)
戦士たちの挽歌 (2002年)
アヴェンジャー (2004年)
囮たちの掟 (2004年)
アフガンの男 (2008年)

334 :吾輩は名無しである:2016/05/13(金) 16:19:58.84 .net
古いけど、神西清、に小笠原豊樹!神西はほんと凄い!三島が褒めたのは
当然やと思うわ

335 :吾輩は名無しである:2016/08/02(火) 20:12:17.96 .net
柳瀬尚紀さん死去 ジョイスやキャロルなど翻訳
http://www.asahi.com/articles/ASJ825QW3J82UCLV00T.html

336 :吾輩は名無しである:2016/08/02(火) 20:16:12.34 .net
ユリシーズ完結しなかったのか

337 :吾輩は名無しである:2016/08/02(火) 21:43:25.27 .net
まだ死ぬほどの歳でもなかったのに・・・

338 :吾輩は名無しである:2016/08/02(火) 22:23:46.69 .net
ヘエエエイ、マクベースwwwww

339 :吾輩は名無しである:2016/09/01(木) 22:57:48.12 .net
日夏耿之介
豊崎光一

340 :吾輩は名無しである:2016/09/02(金) 07:42:26.54 .net
多和田がドイツ語で小説を書いたとしても、相当量の添削をドイツ人から受けてきたことを何故隠してきてのか。
あるいは何故公表しなかったのか。

341 :吾輩は名無しである:2016/09/02(金) 07:50:29.25 .net
君はくだらないやつだ。

342 :吾輩は名無しである:2016/09/02(金) 08:03:10.68 .net
>>341
くだらん人間で構わんが。
成人後に学んだ外国語で作品を書くには、必ずネイティブのパートナーの助けが要るはずだ、と俺は言いたい。

343 :吾輩は名無しである:2016/09/02(金) 13:17:12.78 .net
もし、リービ英雄と多和田が同様に母語以外の言語で作品を書いてるとすれば、世界的に見ても稀有な存在である二人の対談をとっくの昔に実現化していそうなものではないか?
特に多和田のように日本人が22歳になってから本格的に欧州言語のドイツ語に触れ、数年後から作品を書き始めたというのは世界的にも驚きのはずなんだが。
こく幼い頃から英語の読み書きが出来たというナボコフですら、最初に英語で小説を書いた時は大変な苦しみを味わったことと言ってる。
あのマルチリンガリストで有名な彼がだ。
ある

344 :吾輩は名無しである:2016/09/02(金) 15:54:23.70 .net
三大ロシア文学者は
神西清
江川卓
平井肇

345 :吾輩は名無しである:2016/09/02(金) 19:28:41.24 .net
同意!

346 :吾輩は名無しである:2016/09/03(土) 00:14:34.40 .net
米川正夫は別格ですか?

347 :吾輩は名無しである:2016/09/22(木) 16:15:03.89 ID:oPjsdsDT.net
藤本和子は結構重要な翻訳家じゃろ?

348 :吾輩は名無しである:2016/09/22(木) 20:48:52.32 ID:RhPwIdJe.net
英米文学の翻訳家って、ありがたみが薄い

349 :吾輩は名無しである:2016/09/23(金) 22:41:38.92 ID:tvTogxzK.net
名翻訳家についてはもうたくさん挙がってるのでいうことないけど、逆に最悪翻訳家のスレってないんでしょうか。
そういうのだったらアメリカ文学の斉藤英治(自認:フェミニズム文学専門とやら)とか、瀬田貞二(指輪物語、ナルニア国などイギリス児童文学)とか
あるんですけど…
歯切れ悪くてムズムズするんでどうしてもすぐ投げてしまって読み通せない、というような。
もしそういうスレが独立してあったら、すみません。

350 :吾輩は名無しである:2016/10/23(日) 13:56:00.10 ID:Yuu0ag6A.net
そもそも、同じ作品を訳者違いで読み比べとかするものなの?

351 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 16:27:19.88 ID:yUS6vUfx.net
しないこともない

352 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 18:03:33.87 ID:0KrxYZM9.net
三島とか太宰も外国語に翻訳したものを読むと、新たな発見がある。

353 :吾輩は名無しである:2016/11/27(日) 23:40:35.29 ID:7oqAWfMl.net
たとえば?

354 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 17:41:57.01 ID:GNHFo37E.net


355 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 19:14:23.63 ID:WaPdlDhl.net
355

356 :吾輩は名無しである:2019/01/08(火) 23:03:16.05 ID:9cxoqetN.net
岸本佐知子

357 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 08:27:21.22 ID:pQ7XK8rn.net
どうしようもない翻訳家もあげてくれ。最初から外すことを考える。

358 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 17:12:20.27 ID:bFTZl1ui.net
昔中公文庫で出てた富岡多恵子訳のガートルード・スタインの『三人の女』がひどかった。あれのおかげで英語作品ぐらいは原語で読もうと決心した。

359 :吾輩は名無しである:2020/03/26(木) 18:36:31.10 ID:gpE5hJzS.net
河野一郎が訳したカポーティの「遠い声 遠い部屋」はどうしようもなくダメだった。そもそもなぜ「OTHER VOICES, OTHER ROOMS」が
「遠い声 遠い部屋」となるのか。とにかく日本語としてひどい。原文と照らし合わせて読んだわけではないが、比喩、文章のリズムが伝わってこない。
読み進めるのが非常に苦痛だった。このカポーティの傑作をちゃんとした訳で読みたい。村上春樹でいいんで、改訳を望む。

360 :吾輩は名無しである:2020/03/29(日) 12:49:59.19 ID:bVvLSWIN.net
平川祐弘
後書きの癖の強さが珠に傷だが『神曲』『デカメロン』そして復刊した『いいなづけ』とイタリア文学の巨峰を平易に読めるのはこの人のおかげ

361 :吾輩は名無しである:2020/03/29(日) 13:14:55.79 ID:fvOF5acS.net
>>137
同意する
圓子は『魔の山』『特性のない男』
菅野は『不滅』『スへヴェニンゲンの浜辺』
工藤(精)は『戦争と平和』
谷口は『日はまた昇る』『夜はやさし』『怒りの葡萄』
工藤(好)は『フロス河の水車場』

362 :吾輩は名無しである:2020/03/31(火) 18:52:37.39 ID:X/LgGMp7.net
魔の山読むとすれば、誰の訳がおすすめ?

363 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 11:31:32.49 ID:jggqSy3e.net
やっぱり圓子の一択?

364 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 12:08:45.83 ID:hsY+aFXO.net
>>363
どうしても新本がいいなら、岩波文庫がいいと思う
古本でも構わなければ、集英社の圓子修平訳がベスト
自分はドイツ文学の翻訳では、圓子と川村二郎を信頼している
『ブッデンブローク家の人々』は川村訳、
『魔の山』『ファウストゥス博士』は圓子訳を選んだ
新潮文庫の高橋義孝訳は硬い訳語が多くて好きではない

365 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 12:22:14 ID:hsY+aFXO.net
川村二郎と圓子修平はともに都立大教授だったから、仲がよかった
新潮社版『特性のない男』では第1巻を圓子、第5巻を川村が訳し、
他の巻の訳者とのレベルの違いを見せつけた
『カフカ全集』の第1巻では二人で半分ずつ分け合って短編を訳している
川村が訳した『ウェルギリウスの死』も見事だった

366 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 18:29:20 ID:R8tQMw9v.net
川村二郎は良いですね。ムージルの翻訳も見事でした。

367 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 19:14:07.82 ID:jggqSy3e.net
>>364

ありがとう。新本がいいんで(結構潔癖症)、岩波文庫にしてみる。高橋義孝は昔、「若きウエルテルの悩み」が読みづらかった記憶がある。
話変わるけど、高橋健二の「車輪の下」も変な日本語のリズムで読みづらかった。ドイツ文学にどうも馴染みが薄いのは、この二人のせいだと
勝手に思っている。

368 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 19:37:28.61 ID:hsY+aFXO.net
そう、翻訳の場合、誤訳でなくても、日本語のリズムの有無でかなり印象が異なる

369 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 10:21:44.46 ID:BC7Id5CX.net
一人称の訳仕方でガラッと印象が変わる
わたし、ぼく(昭和時代に多い)、おれ、など
漢字か平仮名でまた違う

370 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 11:04:39.29 ID:dnaFIXgn.net
フランス語の翻訳者はどうなの? 結構年寄りが多いような気がするし、ずいぶん古い訳もまだ現役で生きている。

371 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 11:22:06.55 ID:+0OAAf0y.net
古くてもいまだにきちんと読める翻訳もある
新庄嘉章や青柳瑞穂は読める
堀口大学なんかはダメだから新訳にした方がいい

372 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 11:55:19 ID:dnaFIXgn.net
>>371

新庄の『女の一生』なんかきついところもあったけど。でもどうしようもないのは、堀口。『山師トマ』は苦痛だった記憶しかない。

373 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 13:57:06.72 ID:+0OAAf0y.net
堀口のアルセーヌ・ルパンものがひどい
「相手」を「対手」と表記している
ケッセルバック夫人のセリフ
「明日も参らなければいけますまいか?」
誰かフランス語と日本語のうまい人に新訳をやってもらいたい

374 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 14:06:18.78 ID:+0OAAf0y.net
岩波文庫『モンテ・クリスト伯』の翻訳も古すぎるから変えるべきだ

375 :吾輩は名無しである:2020/04/17(金) 15:22:56.09 ID:dnaFIXgn.net
>>373

ごもっともで、その通りなんだけど、じゃ誰がいいということになると、適任者は? あまり人材がいないような気がする。

376 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 06:45:31 ID:MNW90j3k.net
松浦寿輝はどう? 学者で詩人で作家でもある。

377 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 11:50:04.89 ID:55WLJ2jI.net
手塚富雄
ゲーテ『ファウスト』
ニーチェ『ツァラトゥストラ』『この人を見よ』
ヘッセ『シッダルタ』
『ゲオルゲ詩集』
シャミッソー『影を見た男』

漢語まじりの硬質な訳文で今の読者からすれば読みにくい面もあるだろうが数々の名訳をものしたのは否定しがたい
『荒野の狼』も手塚訳を復刊させるべき

378 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 12:12:58.29 ID:j49X8peu.net
手塚富雄なら、他にリルケ『ドゥイノの悲歌』、カロッサ『美しき惑いの年』もいい
彼が訳した『ファウスト』はあまたある日本語訳中最高のものだと思う

379 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 12:32:29.07 ID:MNW90j3k.net
手塚先生、『ツァラスゥストラ』ではお世話になりました。人生三冊の中の一冊です。ちなみにあとの二冊は、バルトの『恋愛のディスクール・断章』と『若きウェルテルの悩み』です。

380 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 08:26:08.20 ID:/TKWBodI.net
『若きウェルテルの悩み』は新潮文庫の高橋訳だったので、機会があれば別の人の訳で読み直したいと思っている。

381 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 11:06:01.31 ID:Eu9MTVXa.net
新潮文庫、ドイツ文学のW高橋(義孝&健二)の翻訳はできれば避けた方がよい
カフカ『変身』高橋義孝訳をカフカ全集の川村二郎訳に変えればいいのに

382 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 13:16:51.28 ID:/TKWBodI.net
>>381

そうなんだよ。W高橋のせいでドイツ文学はやったら堅いとのイメージを持つようになってしまった。

383 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 21:10:58.77 ID:wPZCZOb/.net
>>1
神西清(ロシア文学、フランス文学)

だろ

384 :吾輩は名無しである:2020/05/01(金) 10:07:06 ID:IOqHPNJi.net
深町眞理子のこのスレでの評価はどうなの?

385 :吾輩は名無しである:2020/05/02(土) 08:34:00 ID:Z3eYV4EY.net
牛島信明サイコー

386 :吾輩は名無しである:2020/05/02(土) 12:23:55 ID:oQ06J1pP.net
田村義進(ジェイムズ・エルロイ、ジム・トンプスン他)

387 :吾輩は名無しである:2020/05/02(土) 13:23:06 ID:JdsicfKB.net
評伝「吉田健一」(大佛次郎賞)の著者、長谷川郁夫さん逝去
ご冥福をお祈りいたします

388 :吾輩は名無しである:2020/07/11(土) 10:34:08.73 ID:56wvQFxE.net
今更ながらですが『白鯨』を読もうと思っていますが、誰の翻訳がお勧めですか。諸事情により、文庫で読む予定です。

389 :吾輩は名無しである:2020/07/11(土) 14:47:26.40 ID:wPYrwn45.net
柴田元幸

白鯨 モービィ・ディック 上・下
著:ハ−マン・メルヴィル,訳:千石 英世
励まされる翻訳

> 少し前に、学生と『白鯨』読書会をやって、いくつかの訳を参照したが、やはり千石訳が一番だと思った。

http://bungei-bunko.kodansha.co.jp/recommendations/14.html

390 :吾輩は名無しである:2020/07/11(土) 14:48:53.75 ID:wPYrwn45.net
あ、講談社文芸文庫版ね

391 :吾輩は名無しである:2020/07/11(土) 16:18:44.73 ID:56wvQFxE.net
>>389

早速、ありがとう。文庫本とは思えない値段だが、頑張って金貯めて買うよ。

392 :吾輩は名無しである:2020/07/21(火) 15:41:08 ID:OG8A3uNx.net
新訳がいいとは限らないように思うのだがどうだろうね
18、19世紀な古典名作は昔の言葉で書かれているからあまりに現代語的な訳文はかえって損なうような気もするけど

393 :吾輩は名無しである:2020/10/11(日) 13:05:09.33 ID:vIb+f09G.net
森鴎外の『みれん』読んで驚いた
タイトルの訳はちょっと疑問だが
こんな昔にこんなすばらしい翻訳が出来るとは、ドイツ語能力、日本語能力、物語を読み取る能力ともに相当なものである
普通、「彼は、彼女は、」と訳すところを、「男は、女は、」と訳すなんぞは、すごくかっこいい

394 :吾輩は名無しである:2020/12/20(日) 01:39:17.51 ID:QY6HRQiU.net
山形浩生ってどうなの?
誤訳が多いって意見も見るけど

395 :吾輩は名無しである:2020/12/20(日) 06:59:47.68 ID:yQAliWxg.net
藤本和子翻訳のブローティガン作品読んでるけど、訳が最高だな
岸本佐知子が絶賛するのも納得

396 :吾輩は名無しである:2021/01/11(月) 02:57:21.75 ID:zAp8fsqX.net
ざっと見たけど、上田敏が出てきてないよね?

近代日本文学史的には、外せない人

やまのあなたのそらとおく…

397 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 08:42:34.73 ID:AR3Lt5kp.net
>>35
さすがにネタでしょ

398 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 08:51:43.42 ID:AR3Lt5kp.net
>>349
>>357
元通訳の社長、松岡佑子

399 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 22:36:05.10 ID:8GYAgg0m.net
石井桃子
黒岩涙香
藤井省三(中国文学)
村上春樹(翻訳に徹すると完全に別人)

400 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 22:40:09.74 ID:8GYAgg0m.net
堀口大學は
なんというか機械翻訳臭い。人間しかいない時代なのに。
また堀口大学の影響を受けた最後の世代が今80歳くらいになるのかな。
彼らの現役のころの英語和訳なんかが特に単語の羅列にしかなってなくて意味が通じない。
もしくは難解にすぎる。

401 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 22:46:05.54 ID:8GYAgg0m.net
>>357
文学とはあまり関わらないけどチャイコスフキーまわりで
森田某(下の名前は失念した)
は外すのが吉。ロシア語がひどいのは仕方ないけど日本語の論理的な文章が書けない。
グーグル翻訳かと思うレベル。

402 :吾輩は名無しである:2021/07/20(火) 07:42:38.06 ID:bCQlZPfl.net
>>400
わかるわあ
堀口大學のサン=テグジュペリ読みにくいなーと思ってフランス語の原書で同じの読んだらそっちの方がはるかに読みやすくて面白かった
なんでこんな翻訳をありがたがるのか意味不明

403 :吾輩は名無しである:2021/07/21(水) 20:28:24.63 ID:AIiAPPpY.net
>>346
ロシア文学は米川正夫が作ったというジョークを聞いたことがある。

404 :吾輩は名無しである:2021/07/22(木) 09:48:29.61 ID:dui7JaB2.net
>>398
その人の翻訳は明らかに日本語がおかしい所もあるよな

405 :吾輩は名無しである:2021/08/05(木) 18:11:28.14 ID:UW6Kz9M/.net
野崎歓『赤と黒』

「尊敬に浴する(上14)」(「浴する」のは「恩恵」)
「壁を建立させた(上17)」(「建立」するのは「寺院・堂塔」)
「幸機(上17)」(普通「好機」と書き、そうなっている箇所もある)
「頭をたてに振らない(上36)」(「振る」のは「首」、「首」となっている箇所もある)
「おっしゃるとおりに従います(上61)」(「おっしゃるとおりにします」か「おっしゃることに従います」かどちらか)
「すでにして(上62他多数)」(「すでに」の意味で使っているようだが、「すでにして」と「すでに」は違う)
「恋愛は小説の息子である(上79)」(冨永訳「恋愛は小説の申し子なのである」)
「微にいり細にいり(上171)」)(「微にいり細を穿って」か「微に入り細にわたり」か)
「心の底を割って話す(上180)」(「腹を割って」が正しく、そうなっている箇所もある)
「馥郁たる匂い(上211)」(「馥郁たる」は「香」)
「天罰が当たった(上220)」(天罰は「下る」であり、そうなっている箇所もある)
「険のある声(上430)」(「険」は顔つき・目つきに使う)
「犬たちは(・・・・・)叫び始めた(上448)」(「犬」は「啼く」か「吠える」)
「自由主義者らしさをにじませながら(下38)」(「人柄が滲み出る」とは言うが)
「金を操ってきた(下67)」(「金」は「動かす」)
「考えは(・・・・・・)破られた(下154)」(「夢を破る」とは言うが)
「口も聞かなかった(下177)」(「口」は「利かない」)
「眼中に入れない(下140)」(「眼中にない」とは言うが)
「あてずっぽうに歩きまわった(下206)」(「あてずっぽうに答える」とは言うが)
「凡々たる人生(下207)」(「平々凡々」とは言うが)
「根掘り葉掘り話して(下265)」(「根掘り葉掘り」は「尋ねる」・「聞く」場合に使う)
「あなたの胸の中で鼓動している心臓の気高さ(下495)」(「気高い」のは「心」)
「復讐ぶかくもない(下578)」(「嫉妬深い」とは言うが)

406 :吾輩は名無しである:2021/08/05(木) 18:19:18.30 ID:So5E3qb7.net
>>405
半分程度は言いがかりじゃないかね
もう半分は明らかに日本語の誤用だが
どうせなら原文も載せてもらえると判定しやすい

407 :吾輩は名無しである:2021/08/10(火) 10:41:10.08 ID:dKj9eZp6.net
>>405
確かにひどい日本語だ
弟子の院生に訳させたのかな
東大でもこんなレベルか

408 :吾輩は名無しである:2021/08/10(火) 11:31:36.08 ID:I/x+RC/b.net
https://www.ningenkankeitukare.com/entry/47.html

409 :吾輩は名無しである:2021/08/10(火) 15:45:55.22 ID:VgY/CXEb.net
壁を建立は草
手塚富雄、小沼文彦、森鴎外

410 :吾輩は名無しである:2021/08/10(火) 16:40:41.40 ID:vxE5AoyK.net
>>405
こういう使い方をされる以上は、日本語に厳格な俺としては
幻滅されざる、おえないな!うん!

411 :吾輩は名無しである:2021/08/10(火) 16:58:34.73 ID:VgY/CXEb.net
ドリトル先生シリーズに出てきた空想の動物pushmi-pullyuをオシツオサレツと訳した井伏鱒二の言語センスとユーモアと言ったら一級品だと思った。いまだに感心する。

412 :吾輩は名無しである:2021/08/13(金) 04:10:34.74 ID:uT2YK5iu.net
>>405
松岡佑子訳「ハリー・ポッター」といい勝負

413 :吾輩は名無しである:2021/08/28(土) 15:47:34.84 ID:g1hsyEVx.net
>>412
「分霊箱」みたいな日本語の誤用が多いな

414 :吾輩は名無しである:2021/08/31(火) 21:19:27.63 ID:QZGSJl+8.net
高橋義孝 の トーマスマンの翻訳

415 :吾輩は名無しである:2021/10/31(日) 13:33:31.71 ID:L9yQ2R1h.net
>>405
これは酷いねえ

やっぱり光文社はあかんわ

416 :吾輩は名無しである:2021/11/26(金) 02:13:02.35 ID:wG6mvM4n.net
静山社も翻訳上手くないイメージ

417 :吾輩は名無しである:2022/11/19(土) 15:05:23.08 ID:+eqJ5S7Z.net
ここにきている人は鈴木信太郎の家が豊島区に残っていて公開されているから、見に行ってみたら?

418 :吾輩は名無しである:2023/01/19(木) 10:22:36.07 ID:OKGHbVyx.net
遅レスだけど、英米文学者兼翻訳者の河野一郎氏死去

https://sp.m.jiji.com/article/show/2879307

おれは、S・モーム「アシェンデン」(ちくま文庫)の訳でお世話になったわ

419 :吾輩は名無しである:2023/03/10(金) 17:34:15.89 ID:MJhJFjZq.net
>>405
よく指摘してくれました。

こんなのうっかり読んで、正しいと思い込むようになれば害悪しかない。

読んではならない。

420 :吾輩は名無しである:2023/07/13(木) 22:31:02.78 ID:il5p6qGx9
ミサイル云々だのワクチン云々だのクソ自民公明の白々しい税金泥棒っぷりに反吐が出るよな,私利私欲のために─部の賄賂癒着業者と
税金泥棒して騷音に温室効果カ゛スにコ□ナにとまき散らして海水温上昇させてかつてない量の水蒸氣發生させて、日本と゛ころか世界中て゛
土砂崩れに洪水,暴風,大雪,猛暑.干は゛つ,森林火災にと災害連発、国民を殺害する氣滿々で入国緩和と゛ころか,ワクチン打ったバカの
ほうがコ囗ナ拡散率が高い統計すら出ているにもかかわらず地球破壊支援はバカチン打ったハ゛力か゛対象で.コロナ利権まて゛存続する氣滿々
防衛という名目で増税して使途不明金着服して私腹を肥やす目的で.日本に原爆落とした世界最惡のならす゛者國家とともに
軍事演習た゛なんだと北朝鮮挑發して,地球の外を飛ふ゛ミサイ儿を上空た゛のと表現した挙句に鉄道まで止めて
「ミサヰル迷惑だな』た゛のとバカ丸出しのインタヒ゛ュ‐まて゛報道するキチカ゛ヰ洗脳國家
こんな茶番を平氣て゛やってる世界最惡の腐敗テ囗組織自民公明にいまだに政権やらせてるNρСふ゜りに北朝鮮人民まて゛ヒ゛ックリた゛ろ

創価学會員は,何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ─か゛□をきけて容認するとか本氣て゛思ってるとしたら侮辱にもほと゛があるそ゛!
htтΡs://i,imgur,сοm/hnli1ga.jpeg

421 :吾輩は名無しである:2023/07/23(日) 02:06:06.40 ID:/dg+S5gi.net
ヴィルヘルム・クシランダー(1532年12月26日 - 1576年2月10日)

著名な実績
マルクス・アウレリウス・アントニヌスの『自省録』をはじめてラテン語に翻訳

神谷美恵子(1914年1月12日 - 1979年10月22日)

1949年
12月には次男の徹も生まれ、主婦として多忙な生活を送る一方で、
以前愛読したマルクス・アウレリウスの『自省録』の翻訳書を創元社から出版した。

名著85 夏目漱石スペシャル、「三四郎」「夢十夜」「道草」「明暗」
名著86 「自省録」マルクス・アウレリウス
名著87 「平家物語」
名著88 「アルプスの少女ハイジ」シュピリ
名著89 小松左京スペシャル、「地には平和を」「日本沈没」「ゴルディアスの結び目」
     「虚無回廊」
名著90 「戦争論」カイヨワ
名著91 「燃えあがる緑の木」大江健三郎
名著92 「善の研究」西田幾太郎
名著93 「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー
【スペシャル】ナショナリズム 「想像の共同体」アンダーソン、「君主論」マキャベリ、「昭和維新試論」橋川文
                 三、「方舟さくら丸」安部公房
名著94 「貞観政要」
名著95 「力なき者たちの力」ハヴェル
名著96 アーサー・C・クラークスペシャル、「太陽系最後の日」「幼年期の終わり」
     「都市と星」「楽園の泉」

422 :吾輩は名無しである:2023/07/29(土) 00:09:39.41 ID:zBp8usYm.net
筒井康隆にトム・ウルフのベストセラー小説「A man in full」を訳して欲しい。

423 :吾輩は名無しである:2023/10/15(日) 18:27:33.38 ID:xMEPLgLN.net
あっ…そんなに強く触ったら壊れちゃうよぉ~!

424 :吾輩は名無しである:2023/12/08(金) 20:03:13.20 ID:HIx2u00Tg
拉致ガーだの個人の尊厳や人権の意義だの都合のいい昔話ほざいてる松野博一は朝鮮人大勢殺害した過去についても触れろよ
大量破壊兵器クソ航空機による強盗殺人という重大な人権侵害もスルー、税金で地球破壊支援.世界最悪の脱炭素拒否テロ國家に送られる
化石賞4連続受賞して世界中から非難されていながら力による一方的な現状変更によって滑走路にクソ航空機にと倍増
閑静な住宅地から都心まで数珠つなぎで鉄道の30倍以上もの莫大な温室効果ガスまき散らして騒音まみれ、静音が生命線の知的産業壊滅
子供の学習環境破壊、気侯変動させて海水温上昇させてかつてない量の水蒸気を日本列島に供給させて土砂崩れ、洪水,暴風、熱中症にと
住民の生命と財産を徹底的に破壞することで私腹を肥やす世界最悪のマッチポンプ殺人テロ組織公明党天下り犯罪集団國土破壊省斉藤鉄夫
とともに好き放題破壊と殺戮を繰り返して隣国挑発して原爆落とした世界最悪ならず者国家まで崇拝して白々しい軍拡増税
物事の本質を理解できない子供洗脳して兵隊にして私腹を肥やそうというテロ組織に乗っ取られた日本で子なんか産むのは相当の盆暗だけ
〔羽田)ttps://www.call4.jp/info.php?type=items&id〓I0000062 , ttps://haneda-projeCt.jimdofree.com/
(成田)tΤps://n-souonhigaisosУoudan.amebaownd.com/
[テ囗組織)ttps://i.imgur.com/hnli1ga.jPeg

425 :吾輩は名無しである:2024/04/17(水) 22:16:43.43 ID:Irn8gzeF.net
「a day in the life of mercy snow」
2005年4月後半

 だるいときは痛快娯楽小説を読むにかぎるので、ジョージ・R・R・マーテ
ィン『タフの方舟 1 禍つ星』(酒井昭伸訳、ハヤカワ文庫SF)を読ん
だ。
 酒井昭伸氏の訳書を読むと、会話のうまさ(特にくだけたしゃべり方)と
語彙の豊富さに、いつも感心する。万頃や艨艟なんて熟語、初めて知ったよ

426 :吾輩は名無しである:2024/04/27(土) 18:26:59.84 ID:qEiq3WLU.net
傅雷(1908年4月7日—1966年9月3日)
ダイ・シージエ(1954年3月2日 - )

アジア・文化・歴史/12 巻 (2021)
中国の『ゴリオ爺さん』
中国を代表するフランス文学の翻訳者・傅雷をめぐって
山本 幸正(1972年 - )

傅雷の文業は文学の翻訳から美術や音楽に及び、膨大である。それらの多くは現在、『傅
雷訳文集』全 15 巻(安徽文芸出版社、1998 年)や『傅雷全集』全 20 巻(遼寧教育出版社、
2002 年)などにまとめられており、中国語圏の読者に幅広く支持され続けている。また、
中国の翻訳研究などの分野においても重要な研究対象となっており、中国における学術論
文のデータベース「中国知網」で検索すると、2020 年末の時点で学術論文は 850、学位論文
は 215 に及んでいる。

訳業、それもフランス文学の翻訳で知られ、かつ傅雷と
ほぼ同世代の存在として想起されるのは、たとえば 1901 年生まれの伊吹武彦、1902 年生ま
れの水野亮や川口篤、1904 年生まれの生島遼一や新庄嘉章や淀野隆三、1905 年生まれの佐
藤朔や佐藤正彰、1909 年生まれの井上究一郎、1911 年生まれの小林正や鈴木力衛などであ
ろうか。いずれもフランス文学の名うての翻訳者であり、その訳業は現在においても親しま
れている。戦後の日本に与えた影響は計り知れない。しかし、こうした翻訳者の業績が、そ
の死後において、たとえば全集という形で刊行され、折に触れて見直され検討されるという
ことが行われてきたであろうか。

「僕」は「羅ル オが唯一夢中になっていたバルザッ
クには手を付けず、十九歳なりの軽さと誠実さで、フローベール、ゴーゴリ、メルヴィル、
あるいはロマン・ロランと代わる代わる恋に落ちた」

ダイ・シージエは、傅雷の読者に
焦点を合わせ、傅雷を読むことの物語をフランス語で綴った。『バルザックと小さな中国の
お針子』が描き出したのは、文化大革命を生き抜いた傅雷の若き読者である。

427 :吾輩は名無しである:2024/05/20(月) 23:36:49.42 ID:02IGMYWE.net
越前敏弥(1961年 - )

『Xの悲劇』(角川文庫)2009.1
『Yの悲劇』(角川文庫)2010.9
『Zの悲劇』(角川文庫)2011.3
『レーン最後の事件』(角川文庫)2011.9
『ローマ帽子の秘密』(青木創共訳、角川文庫)2012.10
『フランス白粉の秘密』(下村純子共訳、角川文庫)2012.12
『オランダ靴の秘密』(国弘喜美代共訳、角川文庫)2013.3
『ギリシャ棺の秘密』(北田絵里子共訳、角川文庫)2013.6
『エジプト十字架の秘密』(佐藤桂共訳、角川文庫)2013.9
『アメリカ銃の秘密』(国弘喜美代共訳、角川文庫)2014.6
『シャム双子の秘密』(北田絵里子共訳、角川文庫)2014.10
『災厄の町 新訳版』(早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫)2014.12
『チャイナ蜜柑の秘密』(青木創共訳、角川文庫)2015.1
『スペイン岬の秘密』(国弘喜美代共訳、角川文庫)2015.4
『中途の家』(佐藤桂共訳、角川文庫)2015.7
『九尾の猫 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2015.8
『フォックス家の殺人 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2020.12
『十日間の不思議 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2021.2
『ダブル・ダブル 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2022.8
『靴に棲む老婆 新訳版』(ハヤカワ・ミステリ文庫)2022.12

428 :吾輩は名無しである:2024/06/02(日) 03:23:30.83 ID:LafmOMC5.net
殊能将之
@frswy そんな状況では「もっとどんどんプリーストを訳してください」
とうかつに言えませんね。「ふざけんなこの野郎!」と怒られてもしかた
ない。いや、ほんとに。
2010年2月10日

Y. Furusawa 古沢嘉通
@frswy プリースト」で検索したら、こんな発言がヒットした。殊能将
之センセーとよくやりとりしてたなあ、と懐かしい。
2024年5月22日

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