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愛媛県の精神科・神経科・心療内科

1 :優しい名無しさん :2018/11/18(日) 13:53:43.97 .net
愛媛県の精神科・神経科・心療内科情報交換スレです
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2 :優しい名無しさん:2018/11/18(日) 14:38:21.76 .net
水軍

3 :優しい名無しさん:2018/11/18(日) 15:49:47.98 .net
 回診や外来後は、学生などからいつもの質問。「先生、先ほどのあの患者さんの『あれ』ですが、
なんという『症状』ですか、『あれ』? 妄想ですか? なんですか『あれ』、あのお話、
『あれ』、先生! 幻覚でもないしなあ、なんですか『あれ』は?」のように攻めてくる。
 「おお、いい質問じゃねえ、君は、うんうん」とか言って、必ずゆっくり天井向いて、
「いやああ、『あれ』かあ、『あれ』ねえ、エー、『あれ』はねえ、私もわからんなあ、
じゃが、ああいうふうにおっしゃったのだから、ああいう『症状』いうか、『あれ』はねえ、うんうん」
などとも言って、今度はクルリと後ろを向く。じゃが、学生が背中から「あのう・・・先生・・」と追い打ちをかける。
ここらですかさず、「ウフン、ウー、『あれ』はなかなか言い表しにくいよねえ、確かに。
だから精神医学は面白いのですよ、奥深いのですよ」などと、返事に窮してはぐらかす、
不勉強の我が身が恥ずかしい、悔しい。だから、今日も、お勉強、36年目。
 あとで医局の先生が、さらに追い打ちをかける、「先生、教授なんですから、
わからんとは答えんでくれませんか、先生!先生は教授なんですよ〜」と。
で、「わかった、わかったがあ、じゃがのお・・」と黙り込む。わからんのである、これ本音。36年で、これ。

4 :優しい名無しさん:2018/11/18(日) 22:46:17.52 .net
和ホスピタルに入院されたかたいらっしゃいますか?

5 :優しい名無しさん:2018/11/19(月) 14:06:29.60 .net
現在の措置入院や医療保護入院といった強制入院については、
医療だからという理由で医師の判断だけで強制的に入院させることが可能になっています。
しかし人の意思に反して人身の自由を制限する以上、
要件がきちんと満たされているかチェックするためにも法律家が関与すべきだと思います。
少なくとも強制入院直後に弁護士が駆けつけたり、退院を希望する患者には
必ず弁護士が付くなどの仕組みが必要です。
そのために、国が強制的な入院を認める以上、国が責任を持って予算をつける必要もあります。
そもそも精神障害者だけ強制入院させることが許されるのか、
これ自体差別ではないかという議論もあり、今後抜本的な検討がなされる必要がありますが、
当面、現行法上の強制入院制度を維持するのであれば、
少なくとも強制入院時の患者の人権が保障されるように制度を手当てすべきです。
きちんと人権が保障された環境で治療が行われなければ医療に対する不信感も生じかねません。
精神障害者が安心して医療を受けられるよう、制度の改善が望まれます

6 :優しい名無しさん:2018/11/20(火) 19:24:16.51 .net
すべての薬についての基本的効用や適応病名などは書かない。
その基本的効用は嘘であり精神科の病名がすべて嘘であることを知らない限り、
これを読んだところで意味はない。長いので要注意。
リスパダールについて
リスがメジャーの中では正直一番抜きやすい薬であると思う。
ジプやエビのほうが断然抜きにくい。
副作用もメジャーの中では「まだまし」なのは確かである。
ルボックスやデプロメールと併用してはいけない薬の一つである。
リスは強迫を減らさない、むしろ増やすことをよく見かける。
リスもジプもそうだが減薬時には粉をよく使う。
錠剤の量が基本的に多いからである。昔は1mgより下がなかったので、
普通の精神科医も患者もそれでやめてしまうだろうが、
すさまじく危険である。0.5mg錠が出たので少しましだが、
粉などを使って0.8→0.6みたいな感じで減らしていく。リス0.1mgなんて処方もする。
ちなみにコンスタとかインヴェガとかは有害が著しく、
飼い殺しにするために薬でしかない。糖尿病にはいうほどならない印象だが、
いないわけではない。壁が4mgと1mg前後にあるといつも感じるので、
減薬時は特に注意。プロラクチンが高くなりやすいので、女性は注意が必要。
ジプレキサについて
太る薬ナンバーワンであることは皆さんご承知の通り。
しかし抜いた時最も恐るべき禁断症状が出る薬だと私は思っている。
最近リスよりも売り上げが伸びてきている感じだが、まさに末期症状である。
基本的に破瓜型タイプに使うシロモノだが、
ジプを使うとまさに本人が破瓜型になってしまう。
食べれないだけとかうつっぽいだけ→ジプ投与→薬変更→錯乱、
支離滅裂ってな感じで何人被害者かわからない。
ジプはリス以上にルボやデプとは併用できない。
眠気はリスより強く、強迫を増やすのはリスと同じ。
振戦とかジストニアとかジスキネジアとかもジプのほうが多い印象がある。
親にとっては非常に都合がいいメジャーで、
前医の処方の仕方で親子関係も見えてくるくらいだから面白い。
ジプは5mg前後によく壁を感じる。多い時に減らすのは簡単な部類である。

7 :優しい名無しさん:2018/11/21(水) 12:37:51.27 .net
セロクエルについて
ただの眠剤という人もいるが効用的には抑えて食べさせるという点で、
ジプと大差ない。ジプがしょぼくなったという以上には感じないが、
抜くときに錯乱が起こる点ではジプに似る。ただジプよりはましかもしれない。
糖尿病はもしかしたらジプより多いかもしれない。
依存性は少ない気がする薬で、減らしている途中に禁断症状が出ないことも多い。
出る人はあるタイミングから急に悪くなるが、
やはりこれももともと持っていた症状とは異質の、
もっとひどい症状が出る=「わけわからん」って感じの人間になる。

エビリファイについて
この薬はメジャーとは言えない不可思議な薬である。
ジプと並んで最も凶悪な薬であるといえるかもしれない。
一言でいえば分裂病と呼ばれるものには使えない。
覚醒剤という名前がぴったりのメジャーで、その意味でも異質である。
睡眠薬をセットに出されるようなるのもその影響である。
エビは副作用少ないというは幻想でしかない。
確かに錐体外路症状などは他のメジャーより少ないが、
メジャーの中での依存性は最凶である。
また睡眠薬など必ずベンゾ依存させるように仕向けてくれるありがたい精神薬である。
目は醒めるので引きこもりでどうしようもない場合になら、
使用ありかもしれないがいかんせん怖い。自殺励起が多いメジャーである。
メジャーとエビを併用している精神科医が多いが、
私にはさっぱりわけがわからない話である。
エビと抗うつ薬は添付文書上禁忌になってないが、最も危険な組み合わせである。
またエビはレセプター親和性が高いので、
抜いてから何か月語ってから不可思議な禁断症状が出てくる怖いドラッグでもある。

8 :優しい名無しさん:2018/11/22(木) 08:18:44.98 .net
パキシルについて
SSRIの中では最も悪名高き抗うつ薬であるだろう。
副作用や離脱症状についてより詳しく知りたい人は、
ブログ「パキシルちょっと待って!」や他のSSRIを扱うブログをみればいいと思う。
胃腸障害、依存性、禁断症状、シャンビリから妊婦の催奇形性まで、
まさに非の打ちどころがないドラッグ。
アメリカでは大規模訴訟に負けて和解金を払っているのだがそれも当然。
医師側として思うのはとにかく抜きづらい。
10mgずつ減らすなどはなかなか難しく5mgとか2.5mgをはさまないといけないことが多い。
本当は一気に抜いたほうがいいのだろうが相当の知識と協力者がいないと無理である。
パキシルは多くても事件を起こすが、
動かした時減らした時に事件を起こすからやっかいである。
この点はルボックス(デプロメール)とは少し違う気がする。
パキシルはCYP2C19と2D6を強力に阻害する。
理屈より一言でいうと絶対使うな、
絶対他の精神薬と併用するなってことである。

9 :優しい名無しさん:2018/11/23(金) 06:45:03.93 .net
ルボックス(デプロメール)について
コロンバインの事件が有名。私も昔知らない時に一時使っていたが、
ルボックスはパキシルに比べると抜きやすいし、
用量依存性に働きかける感じがあるので、その点は理解しやすい。
しかし常に躁転の危険性を伴うわけで、これはパキシルの比ではない。
つまり自殺他害させやすい薬の代表ともいえる。
後遺症として認知障害や強迫性の喪失がよく問題になる。
つまりルボックスを飲んでいると
「しなきゃいけないこともできなくなってしまった」
「泣かないとおかしい場面でも泣けなくなってしまった」
「義務さえもわすれるようになってしまった」などという話をよく聞く。
強迫性障害の診断の元、
多量のルボックス投与に関して精神医学の教科書に載っているそうだが、
もはや殺人行為に等しい。CYPだけで考えても3A4、2D6、2C19を阻害するので、
つまりはほぼ全精神薬の代謝を阻害するようなものである。
だからルボックスはどの精神薬とも併用できないと薬理学では述べているわけだが、
そんなの医学部では欠片も教わらなかったし、
精神科の風習(=併用療法)がそのまま常識となってしまうのだから恐ろしい限りである。
ルボックスに対して血小板の観点と肝毒性の観点から副作用をみる視点がある。
非常に有意義な視点だが全部の副作用を説明できない。
しかしこの視点から精神医学が研究を進めることはおそらくないだろう。
そんなことしたら自分たちの罪が明るみになってしまうから・・・

サインバルタについて
この薬は抗うつ薬の中で副作用率がトップであり、
かつ処方する側としても読みづらい抗うつ薬である。
この薬の難点はカプセルであるということである。
副作用を緩和するためにカプセルにしているのだが、
20と30しかないので非常に抜きにくい。
ある意味パキシルに匹敵するくらい抜きにくい抗うつ薬である。
SNRI系にありがちな泌尿器系副作用も同じである。

10 :優しい名無しさん:2018/11/24(土) 07:42:41.15 .net
デパスについて
私の中では最も依存しやすいベンゾ系であり、
最も麻薬に近いベンゾ系というイメージである。
知識もなく依存しやすい性格の人がこれを使いだすと、まず止まることがない。
あっという間に一日量5mgとか6mgとかに達する。
ヤクが切れてくる感覚がもっともわかりやすいベンゾ系である。
これを睡眠薬に使うという話が昔はあったそうで、
私も一時そうしていた時期もあったが、結論を言うとアホな話でしかなかった。
導入にはいいかもしれないが一生飲み続ける羽目になるし、
飲むことで途中覚醒が増す話もよく見かける。
酒を飲んで寝ると途中で起きてしまうのと似たようなもの。
一番使ってはいけないベンゾ系である。
ヤク中になりたいのが日本人のサガという代名詞がデパスだろう。
ワイパックスについて
一応力価は弱いはずだと記憶しているのだが、
どうも抜きにくい気がするベンゾ系である。
これはデパスなどにも通じるものがあると思うし、
やはり半減期が関係しているとは思う。
ワイパックスだけでなくソラナックスにも言えるが、
筋肉系の離脱症状が多い気がする。
これもベンゾばっかり扱っている人なら分かるかもしれないが、
結合とかの問題があるのか、どれくらいの脂溶率があるのかとか、
筋弛緩性がほかのベンゾとどれくらい違うのかで結論が出るのだろう。
睡眠作用が弱いのは確かで、だから昼間に使われてしまい依存性を形成する。
ソラナックス(コンスタン)について
名前は似ていて、
ワイパックスよりちょっと眠気が多いってイメージが最初のイメージだったソラナックス。
しかしケースが増えてくると、最も重篤な後遺症を残しやすいベンゾ系なのでは?
というイメージがついてくる。なんというか0.4という力価の中途半端さがもたらすものなのか、
0.8という高力価がもたらすものなのかわからないが、
抜きにくいしラリルし非常に怖いベンゾ系ドラッグである。
抜くと動悸が多い気がするが統計的には明らかではない。

11 :優しい名無しさん:2018/11/25(日) 13:12:37.57 .net
メイラックスについて
このベンゾは逆の意味ですごく抜きにくいベンゾ系である。
それはおそらく半減期が長いタイプだからだろうが、
これはセルシンなんかにも当てはまる。
昔はそれを利用してメイラックス0.5mg一日一回なんて処方をしていたように思う。
今思えばこれって徐法剤のシャブを微量投与しているようなものだよなあと思う。
デパスとは違った意味でこれを睡眠薬に使っている精神科医も多いが、
そうやってしまうともうだいたいドラッグから抜け出るのは難しい。

セルシン(ホリゾン)について
安全安全といわれているが、私はすごく問題があるベンゾ系だと思っている。
しかしアシュトンマニュアルというアホマニュアルの影響か、
話を聞いてくれる人は少ない(^^ゞ。メイラックスにも通じる部分があるし、
もっといえば日本未発売のプロザックにも通じる部分があると思うのだが、
すごく依存度が高いドラッグだと思う。
これに置換してベンゾを抜くのはものすごくドハマリなことをしているのではないか、
と常々思っているが、やはり賛同者は少ない。
ベンゾ離脱をするのにセルシンをすすめる医師は、
実はセルシン販売促進者ではないかと思うことが肝要である。
タンパク結合率も高いわけだから併用もしにくくて害が出やすい。
てんかんにつかえるということは、
逆を言えば脳波を狂わせる可能性があるとも言える。
私は世界中の向精神薬依存を治療している精神科医など、
スキマ産業して製薬会社の売れ残りをさばいている手下くらいにしか思っていないが、
その代表格の薬がセルシンである。

12 :優しい名無しさん:2018/11/29(木) 03:36:40.80 .net
1日5杯までのコーヒー摂取は、糖尿病や心臓血管疾患のリスクを下げるということが
ハーバード大学の研究でわかっています。では、脳の健康にはどんな影響があるのでしょうか。
コーヒーといえばカフェイン。
覚醒効果のあるカフェインに効果があるのかと思っていたら、どうやらそうではないようです。
カナダ、トロントにあるクレンビル脳研究所の研究で、
コーヒーをロースト(焙煎)する際に生成されるフェニルインダンという物質がその鍵を握っていることがわかりました。
フェニルインダンには、アルツハイマー病やパーキンソン病につながるアミロイドβというタンパク質が脳にたまるのを防ぐ働きがあるそうです。
つまり、この成分の多いコーヒー摂取により脳の病気になるリスクを下げることができるというのが同研究所の見解です。
フェニルインダンは、焙煎過程で生成されるので、深煎りのコーヒーほど多く含まれています。
だから、カフェインレスのコーヒーでも深煎りなら予防効果があるそうです。

13 :優しい名無しさん:2018/11/29(木) 12:19:33.06 .net
兵庫県警高速隊に逮捕されたのは同県芦屋市の医師、久保田秀哉容疑者(50)。
久保田容疑者は25日午後0時半ごろ、尼崎市の阪神高速上り線をポルシェで走行中、
前を走る中型トラックに左後方から激突。その弾みでトラックは横転し、
運転していた明石市の運送会社社員(70)が頭を強く打ち死亡。
久保田容疑者も肺挫傷のケガを負い入院したが、県警は回復を待って本人から事情を聴いた。
「逮捕する前に話をしたら、昨年の3月に交通違反を繰り返して免許取り消し処分を受けたいうことが分かった。
現場は片側3車線のほぼ直線の道路で、事故当時は渋滞もしてなかった。
ポルシェがトラックを猛スピードで追い抜こうとして運転操作を誤り、すごい勢いでぶつかった。
トラックはバランスを崩して横転し、ガードレールに突っ込み、運転席が反対を向いていた。
バンパーは飛ばされ、周囲には車の部品と積み荷が散乱。運転手は車内に閉じ込められ、
約1時間後に運び出されたが、すでに亡くなってていた。ポルシェはトラックの先で黒煙を上げて炎上し、
フロント部分が焼失した。久保田容疑者は自力で逃げ出して病院に運び込まれた」
取り調べに対し、久保田容疑者は無言を貫き「弁護士にしか話しません」と言っているという。
久保田容疑者が開業しているとみられる、大阪市内の心療内科夢の絆クリニックのHP
(現在はメンテナンスモード)には「現代の社会はストレス社会とも言われており、
日常生活のさまざまな場面でストレスを感じることも多いかと思います。
ストレスが心身の不調の原因となることもあり、自分なりのストレス解消法を持つことや、
周囲の人々への相談、生活環境の調整などの対策が大切です」と書かれていた。
久保田容疑者は高級住宅街として知られる、芦屋の山手の敷地面積360平方メートルほどの一戸建てで父親と兄の3人暮らし。
「会ってもまともに挨拶もせんし、パッとせえへんいうか、そんな全然、派手とかいう感じではないわ。
独身で、結婚したこともないんちゃうかな。あんまり顔を合わすことはないけど、ここから仕事に通っているみたい」
久保田容疑者にとって、ポルシェで高速道路を疾走することが「自分なりのストレス解消法」だったのかもしれないが、
医師という立場にありながら尊い命を奪ったことを、どう受け止めているのだろうか。

14 :優しい名無しさん:2018/12/01(土) 14:03:46.38 .net
笠医師は元気なのだろうか
愛媛から立って1年、医師が気になる

15 :優しい名無しさん:2018/12/02(日) 15:12:43.04 .net
パニック症は、人口の1〜3%にみられ、決して珍しくない病気である。わたしも多くのパニック症の治療に携わるだけでなく、パニック症の部下を持った経験もある。
パニック症とは、何のきっかけもなく急に胸がドキドキしたり、息が苦しくなったりし、「このままでは死んでしまう」など、強烈な不安や恐怖を感じる病気である。
パニック症の人がもつ不安は、一般の人がイメージする程度をはるかに越えており、患者によれば本人にしかわからない不安・恐怖だという。
「この不安はすぐに治まる」ということがわかれば落ち着くのだろうが、パニック症の人は、特に発症したばかりのときは、
どうしてこのような状態になるのかまったくわからない。得体の知れない恐怖に、ますます戸惑い不安がどんどん強くなっていく。
一度だけでもパニック発作を経験すると、当然「次起こったらどうしよう」ということになる。すぐに休める、逃げ出せるという状況ならばまだしも、
たとえば新幹線や飛行機、あるいは運転中の交通渋滞といった状況は、パニック症の人にとっては耐えられない。
結果、逃げられず助けを求められない状況を避けようとする。この乗り物恐怖のような症状を、専門用語で「広場恐怖」という。
引きこもりの原因にもなってしまうこの広場恐怖は、実は厄介な症状である。広場恐怖を持つパニック症の39%は、うつ病を合併し、自殺率、自殺未遂率も上昇するという報告がある。
発症年齢は、男性25〜30歳、女性では35歳前後が最も多く、人生の若いころに発症する病気である。
周囲の人が取るべき対応は、患者の不安に対する「共感」である。パニック症の人がいちばん苦悩するのは、周囲の無理解である。
パニック症は、神経質な性格が原因である、あるいは都合の悪いことから逃げ出しているなどと、誤解されていることも多い。
不安や恐怖に関係する脳の不調によって起こる「病気」だということを理解してあげることが、もっとも重要である。
パニック発作が起きる前に本人が感じる前兆のようなものの存在は、はっきりしない。突然起こるだけに本人自身どうしようもない。
周囲の人ができるのは、とにかく慌てず騒がないこと。周囲があたふたふると、本人の不安がますます強まってしまう。
まずは横にするなど楽な体勢にさせて、やさしく声をかけなどして寄り添い、落ち着くまでそばにいることがいちばんである。

16 :優しい名無しさん:2018/12/04(火) 18:16:44.70 .net
「54年間の努力が水の泡になって悔しい。他にもっとやりようがあった」
精神科で54歳にして発達障害の診断を受けた帰り道、暗い川原で石山さんは泣き崩れた。
今年9月まで4年間にわたって父親を介護し、看取り期には新聞配達事務所のアルバイトも辞めて専念した。
発達障害の診断を受けたのは、介護の末に父を送り出してからわずか20日後の出来事である。
「自分は何かがおかしい」と感じ続け、その「何か」を探し求めてきた半生だった。
ある霊能者には「前世は茨城か栃木で生きていた幕末の志士だ」と言われ、北関東に近寄らないよう諭された。
催眠術師のもとを訪れると「あなたは宇宙人である」と指摘され、理不尽な罵倒を受けた。
入信した宗教は3団体で、それぞれ2〜3年ずつ過ごした。いつも感じていたのは、「この道を外れたら俺は生きていけないのに、
ここで求められるレベルについていけていない」という焦りだった。これまで集会に参加したことのある宗教団体は、合わせて30を超える。
ほかにもヨガや波動、空手などの経験を通じて暗中模索する日々が続いたが、中でもエネルギーを注いだのが自己啓発セミナーだった。
グループを組んだメンバーたちと交代で四方を囲み合い、「あなたはできる!」と声を張り上げた。「プラス思考を身に付けられた」と確かに感じていたが、
次の日仕事に行くと上司にどやされ、すぐにうなだれてしまう自分に嫌気が差した。これらに注ぎ込んだ金額は100万円では利かない。
今年の10月に発達障害の診断を受けた石山さんだったが、精神科を訪れたのは今回が初めてではなかった。
最初の受診は7年前。医者は石山さんの話をひと通り聞いた後、「社会が怖いなんてなめるな」と怒鳴りつけた。
処方された抗不安剤は体に合わず、気を失って鎖骨を折った。治療にかかった半年の間に当時の仕事は辞めている。
精神科には自分の求める「何か」はないと当時悟ったという。
末期がんになった父の介護を始めたのは4年前のことだった。
戦中から戦後にかけて青春時代を過ごした父との関係性は、幼い頃から難しかったという。父は、石山さんの人生に強烈に介入し続けた。
大学時代に好んで取り組んだ中国拳法は、「あの師匠はだめだ」と一方的に言う父によって突然辞めさせられた。
幼少期から青年期にかけては引っ越しが多く、いつでも急に始まるのが嫌だった。

17 :優しい名無しさん:2018/12/04(火) 18:20:32.28 .net
あるときは朝食の途中に「公団が建った。今から引っ越す」と告げられ、家はいきなり売り払われた。石山さんはいつも唐突に幼稚園や学校を変えられ、
友達作りに苦労した。そんな父の介護に直面した際、石山さんは「なんで俺が?」と率直に感じたという。しかしながら、
父とのふたり暮らしは父の年金と自身のアルバイトの収入でまかなうほかない状況で、選択肢が与えられないまま石山さんは介護と向き合っていくことになった。
安くてにおいの強いタバコがよく進んだ。夜中の2時から4時にかけて父のたんの吸引をする必要があり、石山さんは毎日欠かさずに機器で吸い続けた。
睡眠すら十分に取れないままアルバイトに出かけ、ミスを繰り返しては怒られた。今になって振り返れば、積み重なる疲労によって発達障害の特性が強く表れてしまっていた結果だった。
石山さんは、チラシを数える業務に困難さを抱えていた。なぜか「5枚」と「6枚」を数え分けるのが苦手だったのだ。
例えば「26枚」と「27枚」を数え分けることは問題なく出来るにも関わらず、「5枚」と「6枚」をどうしても間違えてしまう。
先輩や上司も不思議に感じていたし、石山さん自身もなぜそうなってしまうのかまるでわからなかった。「数え分け」に限らず、
一連の動作を段取りよくこなす必要のある新聞配達事務所の業務は、石山さんにとって鬼門だった。新聞紙の束を運んだ後、
頃合いを見て機械のスイッチをオンにし、その間に紙ゴミをエアーで飛ばす。会話は専門用語で飛び交っている。
どんどん量をこなさなければならないため、メモを見る余裕もない。先輩にどれだけ手本を見せてもらってもうまくこなせず、
石山さんは機器を写真に撮って復習するなどの努力をしていたが、実らなかった。後から振り返ると、時間に追われてしまうこと、
またミスが許されないことがプレッシャーとなり発達障害の特性が強く表れてしまっていた結果だったという。
反対に得意だったのは、ビルの清掃のアルバイトだった。あらかじめ決められた時間で特定の範囲内の清掃を任されれば、
自分のペースで黙々と業務にあたって誰よりも綺麗にして見せよく褒められた。発達障害の可能性に気づいたきっかけは、
間近で石山さんの仕事の様子を見てきた新聞配達事務所の先輩の一言だったそうだ。「石山さん、俺の嫁と似てるとこあるかも」。先輩の妻は、発達障害の当事者だったのだ。

18 :優しい名無しさん:2018/12/04(火) 18:22:32.23 .net
当時の主治医に発達障害の可能性を伝えても取り合ってもらえなかったが、かねてから先輩に指摘を受けていた石山さんは、
9月に父を看取ったことを契機に転院に踏み切り、診察を受けることとなった。以前は「帰ったら死んでいるのではないか」と考えてしまい遠出できなかったため、
やむを得ず家の近くの精神科に通っていたが、家に待つ人がいなくなり、少々遠くとも発達障害に強い精神科へとたどり着くことができたのだ。
診察は、問診票を提出した後、その日最後の診察枠を用意され、小一時間かけて入念に話を聞かれた。約10回の転職経験や、
直近の仕事で生じていた困難さなどを石山さんが伝えると、珍しい例ではあるが、発達障害の診断は初回の診察のうちに出され、
またアダルト・チルドレンの傾向も指摘された。「半分は、発達障害ではないと言われたかった」という石山さん。
過去のさまざまな経験が思い出され、帰り道で涙が止まらなくなってしまったのだった。現在、石山さんは障害の受容もままならない中で実家の整理に追われている。
介護のためにアルバイトを辞め、父の年金もなくなった今、収入はゼロだ。役所では、診断を受ける前にはいつも
「働きましょう」と促されてしまいほとんど支援を受けられなかったが、診断を受けた現在、担当課が移され、
「しばらく休みましょう」と言われている。今後は生活保護の申請をする予定だ。障害者手帳や障害年金の申請も検討しているが、
手続きのためには最初に訪れた精神科に連絡を取らなければならない。弱っているときに怒鳴られたトラウマが思い出され、
連絡を尻込みしてしまう。探し求めてきたものは、「発達障害」だったのかもしれない。「何か」に手を掴みかけている石山さんは今、
過去のさまざまな努力を「合わない薬を飲み続けているような感じだった」と振り返る。今、率直に感じるのは
「何もかも失ってから発達障害と言われても困る」という思いであり、また一方では「介護はやりきった思いだが、
金があればもっと適切な医療をつけてやれた」と父の最期への後悔も口にする。最近の趣味はYouTubeで音楽を聴くことである。
日本語の歌詞は、脳の特性上ことばの意味を拾いすぎてしまうため、Eaglesなどの洋楽を好む。過去へのやりきれなさを抱えながら、石山さんはこれからも生きていく。

19 :優しい名無しさん:2018/12/06(木) 15:01:24.54 .net
患者にわいせつな行為をしたとして、警視庁赤坂署は6日、
東京都港区南青山の「南青山メンタルクリニック」院長・
武田浩一容疑者(61)を強制わいせつ容疑で逮捕したと発表した。逮捕は5日。
発表によると、武田容疑者は9月8日、クリニックで診察中、
20歳代の女性患者の肩をつかんでキスをするなどした疑い。
容疑を認め、「衝動的にキスをしてしまった」と供述している。
赤坂署には昨夏以降、武田容疑者から無理やりキスをされたという
患者からの相談がほかに数件寄せられており、同署が余罪を調べている。

20 :優しい名無しさん:2018/12/06(木) 23:42:56.95 .net
>>1
今北産業
スレ立て乙

21 :優しい名無しさん:2018/12/09(日) 03:59:23.56 .net
 県は6日、東中南予1カ所ずつにアルコール健康障害に関する依存症専門医療機関を選定したと発表した。
専門医療機関は正光会今治病院、松山記念病院、正光会宇和島病院の3カ所。うち松山記念病院と宇和島病院は、
依存症に関する情報発信や医療機関対象の研修などを実施する治療拠点機関にもなった。
 3月に策定した県アルコール健康障害対策推進計画(2018〜22年度)の一環。専門医療機関は、
専門性を持った医師による入院医療や専門プロフラムを有する外来医療の実施▽依存症に関する研修を終了した医師などの配置
▽依存症の診療実績―といった基準を満たした機関の申請を受けて選定する。選ばれると専門医療機関として広告できる。
 今後も医療機関の申請を受け追加する可能性がある。県健康増進課は「地域の患者と家族を専門機関につなげていく機会になってほしい」としている。

22 :優しい名無しさん:2018/12/09(日) 17:41:50.89 .net
45〜69歳までの347人(男性123人、女性224人)を対象に1カ月間、
カカオポリフェノールを多く含む高カカオチョコレートを毎日一定量摂取してもらい、
摂取前後の血圧や血液成分などの身体の状態の変化を検証しました。
実証実験の結果、次のように、
高カカオチョコレート摂取が動脈硬化や認知機能にかかわる生体指標を改善することが確認されました。

1.血圧が低下(血圧が高めの人ほど、正常な血圧の人より血圧が低下)
2.善玉コレステロール(HDLコレステロール)が上昇
3.動脈硬化の検査などに使われる炎症指標(hs-CRP)と酸化ストレス指標(8-OHdG)が低下
4.精神的にも肉体的にも活動的になった
5.血中BDNF(脳由来神経栄養因子)が上昇
BDNFは、うつ病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されている

なお、チョコレートの摂取前後で、体重・BMIの増加は認められませんでした

23 :優しい名無しさん:2018/12/09(日) 23:59:29.14 .net
あげてみよう

24 :優しい名無しさん:2018/12/12(水) 21:51:28.99 .net
>>14
もう愛媛にいないのか…

25 :優しい名無しさん:2018/12/16(日) 18:24:38.05 .net
「取材が苦手になってしまった。いまは、対象者とベストの距離がつかめる自信がありません」
これまで家出少女や貧困層の売春、若者の詐欺などハードなテーマの取材をしてきたルポライターで、
上映中の映画『ギャングース』の原作も提供した鈴木大介さん(45)。
3年半前の夏、脳梗塞で倒れ、高次脳機能障害と診断された。
いわば、脳が“故障”し、認知機能に障害が起きている状態だ。
入院直後は死を覚悟したこともあった。
「もう働きづめじゃなくていいし、締め切りもなくなる。解放感がありました」
数日たつと、後遺症を持ちながら生きていかなければならないと、焦りが出てくる。
さまざまな障害が症状とともに現れた。
新しい出来事が覚えられない記憶障害、ぼんやりして2つのことが同時にできない注意障害、
計画したことが実行できない遂行機能障害……。その後、退院できたが左半身に麻痺があった。
ただ、懸命なリハビリで回復していく。
「身体機能が回復したので、脳もどんどん回復していくだろうと思っていました」
認知機能のテストは高得点。でも日常生活が送れない。
例えば、車のスピードが速く感じる。右から来る車は過剰な注意で目が離せず、
ワープしているように見え、横断歩道すら渡れない。
「昼間に入ってくる情報が多いと、夜は脳の働きが止まらない。
そのため、過呼吸でパニックになったりする。思考もぐちゃぐちゃ。
これが毎晩続くなら、死んで楽になりたい、と思った時期もありました」
診断された症状のほかにも、考えるスピードの低下や、現実感がないこと、パニック症状も自覚していた。

26 :優しい名無しさん:2018/12/16(日) 18:25:00.32 .net
そのうち、いままでに取材をしてきた人たちの苦しさと似ていることに気がつく。
これらは自分自身を観察して書き上げた闘病記『脳が壊れた』(新潮選書)にも反映された。
「高次脳という新しい取材対象ができたので、書かなきゃと思ったんです。それに当事者感覚がつかめた。
書かないと、これまでやってきたことの意味がないとも感じました」
鈴木さんの妻は発達障害がある。環境を調整することで症状が改善されるのを知っていた。
鈴木さんも、妻にならってみた。
例えば、外出時はサングラスとつばつきの帽子を欠かさない。目に入ってくる情報を制限できるからだ。
「うつの場合は、薬で改善させるだけでなく、生活の不安を取り除くことが必要。
高次脳の場合も同じです。理由がわかれば、どうすればいいのか対策もわかる」
ただし、調整がうまくいっただけで、脳には回復していない部分もある。
「いまでも記憶障害がまだあります。先日は、姪っ子からもらったプレゼントの存在を、
もらったときのエピソードごと忘れていて、おおいにへこみました」
忘れないための対策は、毎日起きたことを記録すること。それにも工夫が必要だ。
メモを置くなら、日常生活の動線上に置く。そうすれば必ず目に入る。
ただ、こうした「障害」は周囲には見えないし、わかりにくい。
家族や友人、仕事先には、どう説明したのだろうか。
「自分ができないことは文章にしました。パニックを起こすので、かかってくる電話は基本的に出ない。
その場の作業を強制的に中断される電話の着信は、テロ並みにきついんです。
工夫すればやれることは増えるので、障害は全部開示しましたが、離れていく仕事先もありました」
こうした対策ができるのは、ライターという仕事の特性のほか、
鈴木さんの性格、症状の種類や程度などが関係している。
障害が残ったことで、鈴木さんは夫婦関係が改善したと話す。
「病気になって、発達障害のある妻の生きづらさに気づくことができました。
お互いにできないことをカミングアウトしたんです。ふたりともたくましくなったと思う。
できないことは埋め合えればなんとかなります。病気になる前の関係には戻りたくないですね」

27 :優しい名無しさん:2018/12/17(月) 23:54:40.87 .net
味酒

28 :優しい名無しさん:2018/12/18(火) 16:37:51.21 .net
障がい者雇用拡大に向けた取り組みについて
愛媛県では障がいのある方々の雇用拡大に向けて、別添のとおり、
障害のある方の活躍の場の拡大や職場定着を図るための環境整備に取り組みます。
障がい者雇用拡大に向けた取り組みについて(PDF:142KB)
なお、愛媛県において採用する職員の受験資格や応募方法等の詳細については、
下表のリンク先からご確認ください。

採用区分等
採用区分 採用予定人員 受付期間 試験日程 詳細情報(リンク先)
正規職員(一般事務)
11人程度 平成30年11月26日(月曜日)から平成30年12月19日(水曜日)まで
第一次試験平成31年1月20日(日曜日)人事委員会ホームページ

臨時職員(事務補助)
本庁又は中予地方局管内:9人程度
東予地方局管内:3人程度
南予地方局管内:3人程度
平成30年11月26日(月曜日)から平成31年1月7日(月曜日)まで
平成31年1月27日(日曜日) 人事課ホームページ

非常勤職員(県研修所など出先機関における作業補助)
募集する出先機関により異なります。 随時募集
募集している出先機関の照会や申込み等はお近くのハローワークへ。

えひめチャレンジオフィス(仮称)非常勤職員(庁内における軽作業)
詳細は決まり次第お知らせします。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)


29 :優しい名無しさん:2018/12/18(火) 21:13:03.61 .net
ほれ


過去ログ
●●愛媛の心療内科●●
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1157200106/
◆愛媛の心療内科・精神科◆
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/utu/1183118559/
◆◆◆愛媛の心療内科◆◆◆
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/utu/1213258428/
◆◆◆愛媛の心療内科 3 ◆◆◆ (実質4)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/utu/1234785694/
◆◆◆愛媛の精神科・心療内科 4◆◆◆ (実質5)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/utu/1254304808/
◆愛媛の精神科・心療内科 5 ◆ (実質6)
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/utu/1311255855/
◆愛媛の精神科・心療内科 6 ◆ (実質7)
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/utu/1411826390/
◆愛媛の精神科・心療内科 7 ◆ (実質8)
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/utu/1458288354/
愛媛の精神科・心療内科&障害者施設 (実質9)
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/utu/1493556216/

30 :優しい名無しさん:2018/12/21(金) 18:17:51.39 .net
 中央省庁の障害者雇用水増し問題を受け、人事院が障害者限定で来年2月に実施する国家公務員試験に、
計8711人が応募したことが21日分かった。採用予定は676人で、競争率は約13倍。
公務員として働きたい障害者が多数いるにもかかわらず、省庁側が採用に消極的だった実態が浮き彫りになった。
 応募期間は今月14日に終了しており、人事院が暫定値を公表した。
申込者の内訳は、精神障害者が57%、身体障害者が40%、知的障害者が3%だった。
主な勤務地域別では、関東甲信越が4033人(採用予定328人)で最多。近畿1483人(68人)、九州891人(51人)と続いた。

31 :優しい名無しさん:2018/12/23(日) 05:12:02.51 .net
 県は20日、2017年度の県内の障害者虐待の状況を発表した。
市町などに通報・届け出があったのは66件(前年度比17件増)で、
内訳は家族など養護者による虐待46件(4件増)、
障害者福祉施設従事者などによる虐待20件(13件増)だった。
 養護者による46件で、市町は24件(4件減)を虐待と判断した。
被虐待者は男性7人、女性17人で、
障害種別(複数該当)は身体2人、知的10人、精神12人、発達1人。
虐待の種類(同)は身体的15件、放棄・放任5件、経済的5件、心理的3件だった。
 施設従事者などによる20件のうち、虐待と判断されたのは5件(前年度比2件増)で、
就労継続支援B型事業所のサービス管理責任者や職業指導員による虐待などがあった。

32 :優しい名無しさん:2018/12/24(月) 17:16:43.81 .net
>>24 ごめん!私が愛媛から県外でたってことなんだ…笠医師は松山におる思うよ

33 :優しい名無しさん:2018/12/27(木) 02:38:39.74 .net
2015年に大津市企業局の当時40代の男性職員が精神安定剤の大量服薬などで死亡したのは
パワハラが原因の公務上の災害に当たるとして、地方公務員災害補償基金が労災認定したことが分かった。
認定は11月16日付。遺族の弁護士が26日、市内で記者会見を開いて明らかにした。
認定などによると、男性は料金収納課に所属していた14年4月から約1年間、
上司の男性から罵声を毎日浴びせられて適応障害になり、15年3月に自宅で精神安定剤を大量に服用。
昏睡状態に陥り、病院で処置を受けたが、3日ほど後に急性心不全で亡くなった。
同基金は、適応障害と服薬などによる死亡を公務災害と認定。市は上司の男性を減給の懲戒処分とし、
大津簡裁でも慰謝料800万円を支払うことで遺族と和解が成立したが、
市はパワハラと死亡との因果関係を認めなかった。認定を受け、市企業局は
「組織を挙げてハラスメントの排除及びコンプライアンスの強化に取り組む」とのコメントを発表した。

34 :優しい名無しさん:2018/12/31(月) 01:25:31.50 .net
てんかん発作の予兆をスマートフォンで患者に知らせるシステムを、東京医科歯科大と名古屋大、
熊本大の研究チームが開発している。下着に内蔵したセンサーが心拍の変化を検知する仕組みで、
意識を失うことで起きる大けがや事故の回避が期待できる。2019年度にも実際の患者で臨床試験(治験)を始める。
てんかん発作は、脳の神経細胞に流れる電流が過剰になって起きる。患者は約100万人とされる。
7割は薬の服用で発作を抑えられるが、残る3割は薬が効きにくい難治性だ。
難治性てんかんの治療は現在、発作を起こす原因となる脳の部分を切除する手術や、
首の神経に電気刺激を加えて発作を軽減する方法がある。ただ、記憶障害や声がかすれるなどの副作用の可能性もある。

35 :優しい名無しさん:2019/01/03(木) 18:30:15.49 .net
本当に辛い時はメンタルを保つことはほとんどできないと僕は思っています。
ただし、メンタルを保てない状態を長引かせてしまうのかどうかに関しては、
ある程度コントロールができるのではないかと思います。
メンタルが落ちている時に最低限大切なことは、「飲酒しない、運動をする、
朝日を浴びる、家族・友人・カウンセラーなどに相談する、睡眠の質を上げる」の5つです。
僕自身、メンタルが参った時はこの5つを実践しました。特に、運動は非常に効果的です。
運動をするとセロトニンやエンドルフィンが増え、心が落ち着いてやる気が湧き、
不安やうつ状態が改善されます。
一方、一旦うつ状態になってしまうと体が動かなくなってしまうので、
運動をすること自体が非常に大変になります。したがって、
メンタルが落ちたときにその状態を長引かせずに積極的に運動をするということが大切です。
もちろん、うつと診断されても運動は非常に効果があることは精神医学でも良く知られています。
朝日を浴びながら30分の散歩をするだけでも効果はあるので、試してみる価値があります。
運動は比較的行いやすい対処法なので取り入れていただきたいと思います。

36 :優しい名無しさん:2019/01/06(日) 03:17:59.74 .net
昨年7月の西日本豪雨から6日で半年。愛媛県大洲市肱川町地区。
肱川の氾濫を目の当たりにして心的外傷後ストレス障害(PTSD)
となった帝京第五高の1年生(16)は昨秋、バレーボール部に復帰し先月初めて公式戦にフル出場した。
心の傷はまだ完全に癒えないが、臨床心理士になる新しい目標もできた。
「もう近所まで水が来てる」。強まる雨に備えて買い出しに行ったスーパーから母(41)と帰宅中、
増水の早さにおののいた。家族と裏山に駆け上がった。間もなく自宅付近は水にのまれた。
「夢であって」と思ったが、自宅1階は水につかった。自宅の泥のかき出しなどに追われて約2週間。
部活動が再開して間もなく、体育館で突然倒れた。その後、突発的な体調不良が頻発するようになり、
部活に参加できなくなって体重も10キロ落ちた。
「体育館でまた倒れる」と不安に悩まされて夏休みが過ぎた。保健室で過ごす時間が多くなったころ、
養護教諭に思いを口にできた。「あの日からよく眠れなくなった」。
豪雨が原因と説明しても相手にされないと考えていたが「この先生なら」と思えた。
精神科で豪雨が原因のPTSDと診断された。
カウンセリングで被災時のことが少しずつ話せるようになったが、
倒れたことが脳裏に浮かび部活に戻るのは二の足を踏んだ。
スポーツトレーナーが夢で大好きなバレーだっただけに復帰できない状況に苦しめられた。
支えになったのは野球部の活躍。マウンドの級友に
「あんなに堂々としている」と引き込まれ応援を重ねた。同校ナインは秋季県大会で初優勝、
四国地区大会も8強で胸が躍った。昨年10月下旬、
部活の仲間や養護教諭らに手を引かれ体育館に一歩踏み入れた。
「何も起こらない」。壁を越えた瞬間だった。
「レフト」。先月22日、高校バレー地区大会初戦。スタメン発表で監督から名前を呼ばれ、
全力でボールに食らいついた。カウンセリングを受け続けた経験から、
臨床心理士を目指したいという思いが芽生えた。誰かに恩返しがしたいし、できる気がする。
「しんどいこともあるけど、みんなに元気を与えていきたい」。真っすぐ前を見据えた。

37 :優しい名無しさん:2019/01/07(月) 23:48:02.13 .net
あけおめことよろ

38 :優しい名無しさん:2019/01/15(火) 15:22:54.83 .net
今現在年金貰ってるジジイって全員宝くじ当たったようなもんだな

39 :優しい名無しさん:2019/01/16(水) 01:57:56.01 .net
宝島社が発行した書籍で名誉を毀損されたとして、
福島県大熊町の双葉病院を運営する医療法人博文会が、
同社と執筆者に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が15日、
東京地裁であり、鎌野真敬裁判長は同社側に220万円の賠償を命じた。
原告側は謝罪広告の掲載も求めたが、認めなかった。
判決によると、問題となったのは宝島社が2012年10月に発行した、
ノンフィクション作家の織田淳太郎氏が執筆した「なぜ日本は、精神科病院の数が世界一なのか」。
書籍では「F病院」と記載されたが、鎌野裁判長は、原発事故による緊急避難時に、
患者や併設施設の入所者ら約50人が搬送途中などに死亡したことで全国に名前が知れ渡ったとの記述で、
双葉病院を指すと容易に理解できると指摘。
「病床の多くが『入院加療の必要のない』長期入院者によって埋められていた」などの記載について、
「病院経営に直接関わる事項について、十分な調査をすることなく具体的に記述したもの」と判断した。

40 :優しい名無しさん:2019/01/19(土) 13:03:24.84 .net
市販薬の乱用は問題なのですか。
10代の子どもたちに関し、一貫して問題になってきた乱用薬物は、シンナーより大麻より危険ドラッグより、市販薬です。保護者には「子どもたちがむやみに飲んでいないか」と関心を持ってほしいと思います。
どんな市販薬ですか。
風邪薬や鎮痛薬です。代表格が、せき止め薬の「ブロン」(通称)や、俗に「金パブ」と言われる、風邪薬の「パブロンゴールド」(同)ですが、他にもいろいろあります。
ブロンの乱用は、1980年代後半に広がりました。ブロンもパブロンも、麻薬系の成分「コデイン」と、覚醒剤系の「メチルエフェドリン」、さらに「カフェイン」、そして「抗ヒスタミン薬」の一種の「クロルフェニラミン」、という4成分を含んでいます。
当時は瓶に入ったブロンの「液剤」が大量に使われましたが、今は成分が変わりました。でもブロンの錠剤は同じ4成分を含みますし、同様の薬は市販の風邪薬などに多くあります。
だから問題はずっとある。生きづらさを抱えた若者が集まるインターネットサイトでは、(市販薬の)情報が交換されています。
どうして依存になるのですか。
ブロンやパブロンは、4成分のそれぞれは微量ですが「互いに依存性を強め合っている」と動物実験から言われています。
他の薬も含めて市販薬は、複数の成分を合わせた「合剤」で、微妙に依存のリスクがある成分を混ぜたものが多い。
たとえばある頭痛薬は、頭痛に効く鎮痛解熱成分のほか、カフェインや、鎮静系の成分を含みます。この余計な成分でやめにくくなります。
つまり、カフェインで元気が出る。鎮静系の成分で気持ちが落ち着いてまったりする。度胸が出て意欲が出て、疲れが取れた感じがして、緊張感や不安も取れる。
常用している人は、頭痛がなくても、一息つくために使うかもしれない。「飲まないとすっきりしない」と感じる人も出てきます。
こうした薬が、薬局のかごの中や、若者が入りやすいドラッグストアにある。もっと困るのは、インターネットでどんどん買う子たちがいる。乱用に、薬剤師などによるブレーキがかかりません。

41 :優しい名無しさん:2019/01/19(土) 13:04:09.53 .net
女の子は、生理痛で市販薬を飲むし、買いにも行きます。「親とそりが合わない」「いじめられる」「自分が好きじゃない」などの生きづらさを抱えた子は、
「心の痛み」でも薬を飲むようになることがある。精神科の外来にはごろごろいます。
つらい気持ちを和らげるために、生理痛などの時に、鎮痛薬や風邪薬を飲むことで少し耐えやすくなる。学校に行くのは「かったるい」けれど、薬の効果で気持ちが一時的に高まって、学校に行ける。
そうして「パブロン」や「ブロン」の錠剤を飲むうちに、どんどん使う量が増えていきます。「心の鎮痛薬」としてコデインを含む薬を飲むわけです。
ぼくの経験では、一時的な乱用も含めれば、リストカットなどで病院に来る10代の若者の半数近くが、市販薬を乱用しています。
それでもあまり問題化していないのは、医師にも責任があります。医師は、他の医師による処方薬には関心を払いますが、市販薬には払いそこねることが多い。
一方で患者さんは、市販薬を使っていると言うと「怒られそうだ」と思って医師に言わない。それで市販薬の問題は表に出づらいのです。
深刻ですね。
服用を頭ごなしには責められません。「自分は価値がない人間だから、助けなんか求めてはいけない」と思い込んでいる子がいる。
その子にとって市販薬は、短期的には、苦しさを紛らわす救いです。いい学校に行き、表面的には親の期待に応えているような子どもが、
苦しさに耐えかねてこっそり飲んでいたりする。「良い子の薬物」とでも言えばいいでしょうか。
でも、そうしているうちに、本当の支援、つまりだれか他人による支援から遠ざかり、問題がこじれてしまいます。
総合感冒薬にはまった子たちが、「お金がない」などの理由で急に薬を切ると一気に気分が落ち込みます。
すると、死にたくなることがあるんです。虚脱感みたいな感じで、家にこもりきって、気持ちが「がーん」と沈んで。

42 :優しい名無しさん:2019/01/19(土) 13:04:50.11 .net
依存の治療は難しいのですか。
ぼくが、薬物依存症の中でいちばん「離脱(薬をやめること)が難しい」と思ったのは「ブロン」の依存症の人たちです。
たとえば覚醒剤の離脱はそう難しくありません。覚醒剤で元気が出て、入院で使うのをやめると疲れて寝て、腹が減ってご飯を食べると元気になる。
離脱は比較的簡単です。目の前に覚醒剤を出されると再び使ってしまうだけです。
ところがブロンから離脱するのは大変です。ブロンの4成分のうち、エフェドリンとカフェインは「元気が出る」系統の薬です。
この2成分をやめると、電池が切れたようになり、何もする気力が出なくなります。それで寝ていればいいのですが、コデインとクロルフェニラミンの離脱症状が加わります。
すると、何もする気力がないくせに、寝てもいられない。不快で不快でしょうがない。イライラして怒りっぽくなり、他人に食ってかかり、室内を歩き回るようになります。
その上コデインを含む薬をやめると、下痢が長く続いたり、汗をだらだらかいたりします。そんな状態が2、3日から数週間も続きます。
さらに、離脱した後にまた薬を使う「再発」をする患者も多い。市販薬は手に入れやすく、使っても法的に罰せられないという事情も背景にあります。

43 :優しい名無しさん:2019/01/19(土) 13:05:30.20 .net
使用をやめないとどうなりますか?
統合失調症と区別がつかないような幻覚や、人から追われている、尾行されているような感覚が出る人がいます。「パニック発作」も起きやすくなります。
電車に乗っていて、急に動悸がして怖くなり、電車を降りたくなったり、急に息苦しくなったり。ちょっとのことで感情的になったりもします。
また食欲がなくなり、やせ細る人もいます。さらに「無動機症候群」と呼ばれる状態に陥り、倦怠感が強くて仕事に行けなくなる人もいます。
ほかにも心配な市販薬はありますか?
ブロンやパブロンと似た薬は多い。総合感冒薬で、同じくらいの値段で売るためには、あの成分しかないという感じです。
さらに、睡眠薬として使われる市販薬の一部に、国が「乱用等の恐れがある医薬品」に指定した成分の一つ「ブロムワレリル尿素」を含み、
過量服薬すると呼吸が止まる薬があります。この成分は、精神科の医療では危な過ぎて使いません。でも、市販薬には含まれています。
市販薬への規制をどうみますか?
米国では、コデインを含むせき止め薬を「18歳未満処方禁止」にしました。日本の厚生労働省は、コデインを含む市販薬について
「副作用報告に(依存症が)1例も上がってこない」ことを理由に、12歳未満だけの規制でよいと結論づけています。
しかし、厚労省の研究費で私たちが過去何度も出している、全国の薬物障害に関する報告書には、コデインを含む「ブロン」の名前がいつも記載されています。
10代の患者に限ると、乱用薬物としていちばん多いのはブロンです。大麻や危険ドラッグではないのです。
ぼくは市販薬からコデインを抜いてよいと思うし、メチルエフェドリンもいらないと思います。ただ現状では、あまりにも多くの製薬会社が、
これらを含む総合感冒薬などを製造、販売し、多くの人が服用や長期連用をしています。国が本格規制したら混乱が起きるでしょうね。

44 :優しい名無しさん:2019/02/23(土) 02:54:19.65 ID:7zg1ht/gA
不眠やイライラなどのメンタル不調に襲われて、「更年期障害かな」と思ったら、
女性外来で相談するのがよいという。「眠れないからと心療内科を受診し、
薬物投与を受け、かえって症状が悪化した人を何人も見てきました。
更年期にはメンタルに不調をきたすことがあると知っておけば、落ち着いて対処できますし、
まずは女性外来で診断を受けることで、より適切な治療を受けることができます」
更年期の不眠やイライラなどの精神的症状への対処療法には、
ホルモン補充療法や漢方などが有効とされる。加えて、自分で手軽にできる対処法として勧めるのが、
入浴である。「私自身、更年期障害の症状がひどく、50歳から59歳まで続きました。
対処療法をいろいろ試した中で最も効果的だったのが、なんといっても『お風呂』です。
湯船に浸かり、身体を温めて血流を良くすることで、直後の数時間は症状を軽減することができました」

45 :優しい名無しさん:2019/03/05(火) 15:46:39.51 ID:hVJ/AfKZ3
「高齢者、若者に限らず、アルコール依存症患者の飲酒内容が明らかに変わってきています」かつてはワンカップの日本酒や紙パックの焼酎を飲み続けるアルコール依存症の人が多かった。
ところがこの数年、アルコール依存症の初診患者によく飲むアルコール類を聞くと、多くはストロング系と回答。アルコール依存症治療に関わるほかの専門家からも、同様の意見が聞かれるという。
その大きな理由となっているのが、ストロング系の値段の安さだ。缶ビール500ミリリットル1本は280円。ストロング系500ミリリットルは140〜160円とミネラルウオーターよりも安い。
「しかも強炭酸で柑橘系の爽やかな味です。炭酸が入ったアルコールの方が血中濃度が短時間で上昇し酔いやすく、“安くて手っ取り早く気持ちよくなる”という点もポイントなのでしょう。
毎日飲んでいるうち、次第に飲む本数が増えていき、当院に来た時には1日10本以上ストロング系を飲んでいる人もいました」
ストロング系のアルコール摂取量を計算すると思った以上に多いことが分かる。純アルコール量は「アルコール飲料の量×アルコール度数÷100×0.8」。
アルコール度数9度のストロング系500ミリリットルでは純アルコール量は36グラム。これは、テキーラをショットで4杯弱飲んだ量に相当する(1日の適量は約20グラム)。
テキーラをショット4杯、毎晩飲んでいたらさすがに飲み過ぎを自覚するだろうが、ストロング系では、さほど“多い”というイメージを抱かないのではないか。
「CMやパッケージのデザインの影響で、ストロング系は飲むことへの罪悪感が少ないのかもしれません。プリン体や糖質がゼロのものもあり、一見体に良さそうなイメージもある。
本人も家族もストロング系に対して、“飲み過ぎればアルコール依存症のリスクがある”と危機感を抱いていないように感じることもある」
言うまでもなく、ストロング系が悪いのではなく、問題は飲み方だ。もし、家族や友人が「ビールより安いから」との理由でストロング系の“宅飲み”が習慣化していたら、
将来のアルコール依存症のリスクも考えた方がいいかもしれない。飲み方や体質によっては数年でアルコール依存症になる人もいるという。

46 :優しい名無しさん:2019/03/10(日) 13:52:26.31 ID:SrPbrvmNh
「患者は精神科医に対してかなり深い悩みを話すことが多く、精神科医はまずは悩みをしっかり聞き、内容を受け止めて理解を示すことから治療を始めます。
ですから、患者が医師に依存し恋愛感情を持つことはあります」患者が治療者に特別な感情を持つ現象は「転移」と呼ばれ、心理職であれば誰もが注意するところだが。
「精神科医と患者が恋愛関係になった場合、患者は精神科医に過度に依存するようになり、精神科医はそれを重荷に感じて不安定となり突然音信不通となり行方をくらまし、
捨てられたと感じて傷ついた患者も自殺を図るという例が実際に起きています。また、患者の依存を利用して精神科医側が支配的、
暴力的となり、その関係に苦しんだ患者の状態が悪化して自殺を図った、という類いのことも起こります」
有名精神科医・ゆうきゆう(本名:安田雄一郎)氏が自身のクリニックの患者であった当時17歳の女性と性的関係を持った後、
一方的に関係を絶ち、女性の精神状態が悪化したと報じられた件である。精神科医と患者という立場ではこうしたことは起こり得る事態なのだ。
ちなみに精神医療研究の最先進国とも呼ばれるアメリカでは心理臨床家がクライアントとSEXをすると、州によっては犯罪行為として処罰される。
ところ変われば逮捕・実刑に相当する可能性があるのだ。またアメリカ心理学会では、一度クライアントとして関わったら2年間はSEXしてはいけないという倫理規定もある。
そのくらい、多重関係は治療に害を及ぼすものとみなされているのだ。ただ、両者は婚約中で、いずれ結婚するためそうしたことも帳消しになるのでは?
という意見もあるが、そう単純な話でもないという。「結婚すること自体は問題はないのですが、メンタルケアが今後も必要なのであれば、
医師自身は夫としてのサポートに徹し、別の精神科医に治療を任せることが必要でしょう。交際相手や配偶者の精神症状を冷静かつ客観的に治療すること、
患者側も多重関係にある医師と距離感を保って依存しないことは極めて困難です。ですから多くの精神科医は、
自身の診療の目が曇らないようにする意味でも、患者と恋愛関係にならないことを意識しています」

47 :優しい名無しさん:2019/03/10(日) 21:19:46.50 ID:SrPbrvmNh
精神科病院で患者の身体拘束や隔離が増えている問題を巡り、
増加の原因を調べる厚生労働省研究班の調査が頓挫していることが10日分かった。
病院の全国団体が難色を示し、厚労省が姿勢を後退させたためとみられる。専門家からは
「拘束や隔離の妥当性を検証する当初の目的が果たされない」と懸念の声が出ている。
この調査は、拘束や隔離が10年間で約2倍に急増していることを受け、厚労省が2017年に実施を決定。
拘束や隔離を始めた理由や期間、具体的な拘束方法などを調べるため、
国立精神・神経医療研究センターの山之内芳雄・精神医療政策研究部長が代表の研究班が同年6月から始めた。

48 :優しい名無しさん:2019/03/12(火) 04:34:12.95 ID:bpGto96Pp
松山記念みたいな腐敗病院にいまだにしがみついてる奴らの気が知れない
まあ警察に尻尾振って下半身スキャンダルをもみ消してもらうには最適な病院だろうよ

49 :優しい名無しさん:2019/03/15(金) 15:22:44.36 ID:9ozOXV7XM
てんかんの重い発作が起きた時に少しでも早く鎮めたいと、保護者や介護者がその場で使える新しい抗けいれん薬の早期承認を求めて署名活動に取り組む家族がいる。
重い発作に陥りやすい難病「ドラベ症候群」の患者家族会に参加する35が、長女(9)と同じ症候群の子供たちが相次ぎ亡くなったことを知り、昨年12月に始めた。
遺伝子の異常で難治性のてんかんを発症するドラベ症候群は、発作が起きないよう生活環境を整えるが、起きた際は少しでも早く鎮める必要がある。
生後半年のころ、風呂上がりに右半身がけいれん。救急搬送先で同症候群と疑われ、1歳になるころ病院で診断された。
発熱や外気の暑さなどで体に熱がこもると発作が起きやすく、意識を失って全身が突っ張り、手足がけいれんするなど重くなることが多い。
発作時に使う座薬の抗けいれん薬などを処方されているが、「使っても治まらないので救急車を呼ぶ」と話す。
てんかん治療薬を毎日服用する幼少期に比べ熱を出しにくくなり、防ぐこつも分かって発作の頻度は減ったが、2カ月に1度は起きる。
救急車でも近くの病院まで20分程度かかる。医療者に抗けいれん薬ミダゾラムを注射してもらうまで、家族には長い長い時間という。
主治医(38)は「けいれんが30分以上続くと脳症や不整脈、突然死を招く危険があり、時間がたつに従って薬も効きにくくなる」と指摘する。
一方、ミダゾラムと同じ製剤で、口の中のほおの粘膜に注入できるよう開発された「ブコラム」という新薬があり、患者家族会は早期承認を求めている。
「家庭で使えれば、ひどくなる前に少ない量で止めることができる」と訴える。ブコラムの治験は一昨年に開始。
昨年1月、入院中だったドラベ症候群の長女を参加させた46は「けいれんする体への注射は時間がかかり、座薬は年頃になると使いにくい。
ブコラムはのどから手が出るほど欲しい薬」と話す。だが、治験を受けられる病院が少ないなど、国の承認を得るまでのハードルは高いという。
長女(8)はこの半年で大きな発作は減り、ようやく学校に落ち着いて通えるようになった。「助かる命を助けてもらいたい」と訴える。

50 :優しい名無しさん:2019/03/18(月) 16:01:34.49 ID:Iug8hEh9P
お医者さんはそんなことをするはずないという偏見と予断に満ちた判決です。
また、インターネットを中心に被害者に対するバッシングがかなりある。
判決が出たことで『嘘つきじゃないか』と弾劾されることは、被害者にとって本当につらいこと。
二次被害に他なりません

51 :優しい名無しさん:2019/03/22(金) 17:12:30.78 ID:BFra0jwiu
人事院は22日、障害者のみを対象にした初の国家公務員試験に754人が合格したと発表した。
本人が辞退しない限り、全員を中央省庁や出先機関の常勤職員として雇用する。
試験は省庁の障害者雇用水増し問題を受けて初めて実施。「良い人材が多く集まった」
として当初の採用予定より78人増やしたが、受験申込者数に対する倍率は約12倍の狭き門となった。
ただ法律で定められた障害者雇用率2.5%の達成には、今回も合わせ約4千人の採用が必要。
人事院が今秋にも2回目の一斉採用試験を実施するほか、各省庁も非常勤職員を含めて人材を確保し、
今年末までの達成を目指す。

52 :優しい名無しさん:2019/03/22(金) 17:17:06.43 ID:BFra0jwiu
重度の知的障害がある少年が福祉施設から行方不明になって死亡した事故をめぐり、
両親が施設側に将来得られたはずの「逸失利益」など約1億1400万円の損害賠償を求めた訴訟で、
東京地裁は22日、約5200万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
両親は逸失利益を健常者の平均賃金を基に約7400万円と算出して請求。田中秀幸裁判長は
「障害者雇用を積極的に推進する大きな転換期」という社会情勢も踏まえ、
請求額の3割の約2200万円を認めた。判決は、知的障害者が働く環境は現状では不十分だが、
障害者雇用促進法の改正で改善傾向にあると指摘。そのうえで、
個々の能力を具体的に検討すべきだという指針を示した。少年については「特定の分野に限っては、
高い集中力をもって障害者でない者より優れた稼働能力を発揮する可能性があった」と判断した。
亡くなったのは東京都八王子市の福祉施設に入所していた松沢和真さん(当時15)。
2015年に無施錠だった施設から行方不明になり、2カ月後に山中で遺体で見つかった。
施設側は逸失利益を含まない慰謝料2千万円の支払いを提示したが、両親は拒否。逸失利益も
「障害がない人と差別せずに支払うべきだ」として健常者の平均賃金を基に約7400万円と算出し、
3千万円の慰謝料などと合わせて訴訟で請求した。
施設側は少年が健常者と同じような仕事に就けた可能性を否定していた。

53 :優しい名無しさん:2019/03/23(土) 03:51:09.15 ID:po77S3NPi
厚生労働省のエイズ動向委員会は22日、2018年の1年間に、
新たにエイズウイルス(HIV)への感染が分かった人が計1288人とする速報値を発表した。
前年に比べると101人減。内訳は、すでにエイズを発症していた患者が367人、
未発症の感染者は921人だった。

54 :優しい名無しさん:2019/03/23(土) 18:19:43.05 ID:po77S3NPi
同事件では、自称埼玉県川口市の会社役員で中国籍の男2人も2月26日に同市の倉庫内にラエンネック計6000本
(111万6000円相当)を無許可で保管していたとして同容疑で逮捕された。県警は、八木容疑者が何らかの方法で大量に仕入れたラエンネックを、
病院の裏口で浅田容疑者ら3人に渡して川口市の倉庫に運び入れ、中国籍の2人が中国などに売却していたとみて調べる。
県警によると、ラエンネックは理事長の執務机の上や病院の通路など、患者用の薬とは別の場所で保管されており、
「通常、病院で使う量ではない」ほど大量だったという。製造元や薬剤師によると、ラエンネックは人間の胎盤由来の成分を含む処方薬で、
肝機能障害などの治療に用いられるほか、中国では美容に効果があるとして、インターネットサイトなどで高値で取引されている。
犯行の舞台となった野田中央病院は、内科や外科、消化器科などを持つ総合病院で、平成8年に開業した。
民間の信用調査会社によると、周辺病院との競合による患者数の伸び悩みなどから経営が悪化し、千葉地裁が17年、
民事再生手続きの開始を決定。負債総額は十数億円だったが、既に手続きを終えた。周辺住民によると、理事長の八木容疑者は
「羽振りが良かった」といい、自宅周辺で赤いフェラーリを乗り回す姿がたびたび目撃されていた。容疑者宅の近所に住む70代の男性は、
4台の車が止まった容疑者の駐車場を指して「車庫にも3台くらいある。昔から車好きだった」と話した。ただ、
18年には同市内の市道で、交通整理をしていた作業員をはねて逃走するひき逃げ事件を起こし、逮捕。23年12月にも、
市内のガソリンスタンドでフェラーリを洗車した後、店員をはねて逮捕された。このときは店員をはねた後、いったん下車し、
「私は医者だが、見たところ大したことない」などと言い、店員が止めるのを聞かず、そのまま立ち去ったという。
ラエンネックの横流しについて「違法と分かっていた」と供述しているという八木容疑者。県警はラエンネックの入手経路や転売経路を解明するため、捜査を進めている。

55 :優しい名無しさん:2019/03/25(月) 19:50:23.17 ID:ln+8RIW5s
日本年金機構の世田谷年金事務所の葛西幸久所長が匿名でツイッターに人種差別的な投稿を
繰り返していたことが25日、機構などへの取材で分かった。本人は機構に対し、事実関係を認め謝罪。
機構は所長を機構本部の人事部付とする事実上の更迭人事を発表した。投稿は全て削除されている。
機構などによると、葛西氏は韓国人について「属国根性の卑怯な民族」「在日一掃、新規入国拒否」
などとツイッター上でつぶやいていた。野党議員についても「いるだけで金もらえるタカリ集団」
と投稿していた。また、障害年金の診断も行っている精神科医の香山リカ氏のツイッターに
「さすが金梨花さん」などと香山氏と無関係な名前を挙げて返信していた。
香山氏は「外国籍の事実はないが、特定の民族への差別的な発言は非常にショックだ。
私が審査した障害年金の申請者について、所長が不利益な扱いをしていないか心配だ」と述べ、
今後、機構に確認する考えも示した。

56 :優しい名無しさん:2019/03/25(月) 21:28:20.36 ID:ln+8RIW5s
京都市の中学3年生の女子生徒が、大麻などを所持した疑いで、逮捕されていたことがわかった。
大麻取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区に住む、中学3年生の女子生徒。
女子生徒は3月1日、自宅で突然暴れ出したことから、家族が消防に通報して、病院に運ばれた。
その後の尿検査で、大麻などの陽性反応が出たことから、母親が部屋を調べたところ、
大麻草およそ7gと合成麻薬MDMAが見つかったという。
警察の調べに対し、女子生徒は「ネットで見知らぬ人から買った。家族のことなどで悩んでいて、
眠るために吸った」と話していて、警察が入手ルートなどを調べている。
京都市内では2018年10月、山科区で中学3年の男子生徒が、大麻所持の疑いで逮捕されている。

57 :優しい名無しさん:2019/03/28(木) 04:43:06.43 ID:CDv0tgds/
患者約245人分の診療報酬の支払い請求をしたが、医学的に過剰などと誤った審査をされて報酬を減らされたとして、
松山市の医療法人が25日までに、審査した県国民健康保険団体連合会に減額分計約1086万円を

58 :優しい名無しさん:2019/03/30(土) 16:49:50.73 ID:6LaIUOqRi
独立行政法人国立病院機構中四国グループ(広島県東広島市)は28日、四国がんセンター(松山市南梅本町)
で複数の部下を大声で指導するなどパワハラ行為を繰り返したとして、看護部の女性看護師長(56)を同日付で減給
(過去3カ月の平均給与の半日分)の懲戒処分にしたと発表した。同グループによると、看護師長は2018年4月以前に複数回、
院内で、同じ部署に所属する複数の部下に対し、他職員の前で大声や厳しい口調で指導を行ったほか、ペンでテーブルをたたいたり、
紙の資料を放り投げて返したりした。18年4月にセンターのハラスメント相談窓口に申し出があり調査。センター職員でつくるハラスメント防止対策委員会が5月にパワハラと認定した後、
民間会社による調査を経て9月に再認定した。発表の時期については「第三者の調査や機構内の確認などに時間がかかった」としている。
懲戒処分は機構の職員就業規則に基づき実施。管理監督責任を問い、院長と看護部長を28日付で口頭厳重注意処分とした。
センターは全職員に院内メールでハラスメント相談窓口の活用などを呼び掛けたほか、幹部職員による週1回の職場見回りなどを実施している。
谷水正人院長は「職員がこのような非違行為をしたことについては誠に遺憾。再発防止に努めたい」とのコメントを出した。
独立行政法人国立病院機構中国四国グループは28日、複数の部下にパワーハラスメントを繰り返したとして、
松山市南梅本町の「四国がんセンター」に勤務する女性看護師長(56)を減給(平均給与1日分の2分の1)の懲戒処分にした。
同機構によると、看護師長は1年以上前から、複数の看護師に業務の指導として他の職員がいる前などで厳しい口調で叱責したほか
松山市にある四国がんセンターは、看護師長による複数の部下へのパワーハラスメントがあったと発表しました。
看護師長は減給処分となっています。処分を受けたのは四国がんセンターに勤める56歳の女性看護師長で、センターを運営する

59 :優しい名無しさん:2019/04/01(月) 15:34:38.67 ID:PEF5nICRE
認知症の中で4番目に多いピック病は、脳の前頭葉と側頭葉が萎縮する「前頭側頭型認知症」の一種で、
脳に「ピック球」と呼ばれる細胞の構造物が見られるものをいうそう。症状はいろいろだが、情緒的、
人格的な障害が生じることが多いという。「自分勝手になる」「穏やかだった人が怒りっぽくなる」
「急に泣いたり怒ったりする」といった傾向を示す。また理性的な行動がとれなくなり、
異常行動や決まった時間に決まったことをする「時計的行動」や、中には痴漢、
万引きなどの反社会的行動をとるケースもあるという。国内の患者数は現在、1万人ほどとされている。
しかし、この病気を診断できる医師がまだ少ないことや、記憶が比較的保たれ、
人格障害的な症状が多く出るため、家族が認知症だと気づきにくいことから、
実際の数はずっと多いとみられている。

60 :優しい名無しさん:2019/04/05(金) 16:50:26.54 ID:6Tzml4JLI
「患者は精神科医に対してかなり深い悩みを話すことが多く、精神科医はまずは悩みをしっかり聞き、内容を受け止めて理解を示すことから治療を始めます。
ですから、患者が医師に依存し恋愛感情を持つことはあります」患者が治療者に特別な感情を持つ現象は「転移」と呼ばれ、心理職であれば誰もが注意するところだが。
「精神科医と患者が恋愛関係になった場合、患者は精神科医に過度に依存するようになり、精神科医はそれを重荷に感じて不安定となり突然音信不通となり行方をくらまし、
捨てられたと感じて傷ついた患者も自殺を図るという例が実際に起きています。また、患者の依存を利用して精神科医側が支配的、
暴力的となり、その関係に苦しんだ患者の状態が悪化して自殺を図った、という類いのことも起こります」
有名精神科医・ゆうきゆう(本名:安田雄一郎)氏が自身のクリニックの患者であった当時17歳の女性と性的関係を持った後、
一方的に関係を絶ち、女性の精神状態が悪化したと報じられた件である。精神科医と患者という立場ではこうしたことは起こり得る事態なのだ。
ちなみに精神医療研究の最先進国とも呼ばれるアメリカでは心理臨床家がクライアントとSEXをすると、州によっては犯罪行為として処罰される。
ところ変われば逮捕・実刑に相当する可能性があるのだ。またアメリカ心理学会では、一度クライアントとして関わったら2年間はSEXしてはいけないという倫理規定もある。
そのくらい、多重関係は治療に害を及ぼすものとみなされているのだ。ただ、両者は婚約中で、いずれ結婚するためそうしたことも帳消しになるのでは?
という意見もあるが、そう単純な話でもないという。「結婚すること自体は問題はないのですが、メンタルケアが今後も必要なのであれば、
医師自身は夫としてのサポートに徹し、別の精神科医に治療を任せることが必要でしょう。交際相手や配偶者の精神症状を冷静かつ客観的に治療すること、
患者側も多重関係にある医師と距離感を保って依存しないことは極めて困難です。ですから多くの精神科医は、
自身の診療の目が曇らないようにする意味でも、患者と恋愛関係にならないことを意識しています」

61 :優しい名無しさん:2019/04/08(月) 19:12:23.54 ID:JWTYMHsMv
人口10万人当たり自殺死亡率
47都道府県 
第5位 愛媛県

47都道府県庁所在地+政令指定都市
第1位 愛媛県松山市

おっそろしい田舎だね〜

62 :優しい名無しさん:2019/04/15(月) 03:38:37.27 ID:wHPLQzJgd
県健康増進課は12日、精神障害のある患者の強制入院や、
身体拘束といった行動制限の要否判定などの権限を持つ精神保健指定医に付与される
「指定医の証」の発行と送付が5件、最長約半年遅延していたと発表した。
指定医の証は3月27日に発行した。県によると、2018年9月3日、19年1月9日、
2月27日に国から通知があり、県で指定医の証を発行する必要があったが処理していなかった。
対象は4医療機関の医師5人。
3月26日に医療機関の関係者から県にメールが寄せられて遅延が発覚した。遅延の原因について県は
「すぐに発行しなければならないという認識が担当者になく、課内のチェック態勢も甘かった」と釈明。
今後は管理職が文書を確認するなど再発防止対策を徹底するとしている。県によると、発行の遅延により、
本来は指定されていた医師が予定していた診察ができず、
他の医師に振り替えざるを得なかった事例が発生した。
また指定医は診療報酬の優遇措置が受けられるため、遅延の影響については今後も引き続き調査する。
県は対象となった医療機関や医師を訪れ、謝罪したという。
精神保健指定医は厚生労働相が指定する国家資格。精神科で一定の実務経験を積み、
厚労省が定める研修に参加後、指定された症例数のレポートを提出して資格取得が決まる。

63 :優しい名無しさん:2019/04/19(金) 21:25:47.61 ID:Bc+c1FXR3
MDMAはPTSD心的外傷後ストレス症の治療に期待されている薬物。
だから松大が真面目に研究用途として。で、あって欲しいと思う。

64 :優しい名無しさん:2019/04/21(日) 02:08:10.91 ID:VmnkOX6Vr
チョコレートは原材料になっているカカオ豆のお陰で体にプラスの効果を与える。
豆の中で行われる発酵と、その後の抽出によってカカオバターができ、
各種ビタミンとカリウムといったミネラル成分や抗酸化物質を放出する。
また、カカオ豆にはドーパミンやフェニルエチルアミン、
セロトニンといった強力な抗うつ作用のある化学物質も含まれており、
健康を促進する。加えて、カカオ豆にはテオブロミンという成分も含まれていて、
カフェインのような属性があり、チョコレートが私たちの腸内バクテリアによって発酵すると、
もっと健康的な化学物質が放出され、
その抗酸化物質は緑茶に見られるものと似ていることが研究からわかっている。

65 :優しい名無しさん:2019/04/21(日) 03:08:33.54 ID:VmnkOX6Vr
近年、手軽に食べられる自然食品として、ナチュラル志向の人々に好まれている「くるみ」。くるみには、マンガンや銅、マグネシウムなどのミネラル類に加え、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、葉酸などのビタミン類も豊富に含まれています。
脂肪を多く含んでいるためエネルギーは高めですが、α-リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸が多く、良質な脂肪が摂れるため、ダイエット中のおやつとして愛用する人も多いようです。
くるみには、LDLコレステロールの低下や肥満の予防、心臓病・糖尿病など生活習慣病の予防、肝臓を保護する作用など、さまざまな健康効果があることが知られています。
くるみはアメリカなどから輸入されるものも多くありますが、日本各地に自生しており、実は古くから食用とされてきました。
収穫時期である秋には、殻のついたまま販売されていることもありますが、殻が固く、割るのに手間がかかるため、通常は殻を割って実を取り出した状態で販売されています。
未加工のまま、加熱せずに食べられる手軽さも人気の理由でしょう。続いては「緑茶」。緑茶は日本人に最もなじみの深い飲み物の1つです。
ご存知の方も多いかと思いますが、緑茶にもさまざまな健康機能があります。緑茶に含まれる主な有効成分は2つ。緑茶ポリフェノールとビタミンCです。
「緑茶ポリフェノール」の効果は、油脂類の抗酸化、虫歯の予防、がん予防、高血圧予防、利尿作用など。一方で「ビタミンC」の効果には動脈硬化予防、血栓予防、がん予防、免疫増強作用などが知られています。
さらに、緑茶の効果はこれだけに留まらず、毎年のように新しい効果が発見され続けているようです。緑茶の味は、お茶を淹れる道具やお湯の量・温度の調節によって変わってきます。
とくに、「水出し」と呼ばれる方法で淹れた緑茶には、免疫力アップの効果があると言われているようです。基本的には、急須で煎じることが多い緑茶ですが、残った茶殻にも食物繊維が豊富に残っているため、「食べる緑茶」というのが流行っているようです。
粉末状の茶葉を練りこんだ団子やまんじゅう、アメなどの菓子類、そうめんやそばなどを食べるのも良いかもしれません。
「くるみ」と「緑茶」と聞くと、少し意外な組み合わせのような気がしますが、最近の研究でこの2つを一緒に食べると、さらに健康効果が上がるのではないか? という論文(※)が発表されました。

66 :優しい名無しさん:2019/04/29(月) 13:06:38.04 ID:V/z3gg8pu
誰にも看取られず、一人で亡くなる孤独死者数は年間約3万人。そんな社会現象に付随する形で、
急激に需要を増やしているのが、死者の部屋の後始末を行う特殊清掃業者である。
孤独死が起きた部屋は、遺体の腐敗状況にもよるが、ひどいケースになると、部屋には無数の蝿、
蛆が群がり、ドロドロに溶けた黒い体液と肉片が人型の模様を描いて床に付着。
<やや甘ったるい、油のような、臭いのする>その液体は、床下にまで侵食することも珍しくない。
凄まじい臭気が充満する中、黙々と部屋の中のゴミを撤去し、
様々な薬品を駆使して臭いを取り去る特殊清掃業者たち。<孤独死の現場は、
遺族ですら立ち会えないほど過酷である。大量の蝿が飛び交い、蛆虫が這いずり回り、
肉片が床にこびりついている。故人が苦しみのあまり壁や床をかきむしり、
脱糞した形跡があったりもする。> 孤独死の現場について、
<そうしたグロテスクな表層は真の問題ではない>ことを、孤独死した故人の、
生前の人となりや生活を深く探っていくことで気づいていく。故人の多くが、ゴミを溜め込んだり、
必要な食事を摂らなかったり、医療を拒否する“セルフネグレクト”の状態にあること。そしてそれが、
1000万人近くいると著者が推計する“孤立化”と切っても切り離せない問題だというのだ。
特殊清掃人のひとりは、「ゴミ屋敷の住人は孤独死するケースが圧倒的に多い」と語る。
<体調不良が続いて、ゴミを出しにくくなり、トイレに行くことも億劫になる。>孤独死現場の中には、
尿の入った何百本ものペットボトルが部屋を覆い尽くすケースも出てきている。件の特殊清掃人は
「部屋にはその人のすべてが現れる」としたうえで、 <心疾患系に罹った人は、
まずリビングから汚れてくる〜中略〜逆に精神が病みだすと、キッチンとか水回りが汚くなってくる>
単純に汚部屋=孤独死のリスクが高まると言いたいわけではない。が、突然の離職、離婚、死別、
大病など、人生には、予測不可能な困難が多々ある。隣近所に気を配らず、
地域住民同士のサポートも希薄な現代社会だからこそ、
そうした躓きから、ひとりで這い上がることは想像以上に難しいことは、
登場する故人の在りし日の人生を読み進めていくことで改めて実感する。
孤独死の問題は、決して他人事ではないのだ。

67 :優しい名無しさん:2019/05/05(日) 02:07:38.78 ID:KiSReCF5k
一昔前は、「ゲームをするとバカになる」「勉強の時間を奪う」と悪者にされてばかりの存在だったゲーム。
ですが、最新の脳科学の研究によればネガティブなだけではなく、脳を若く保つ影響もあるのです。
これまでも、ゲームを継続的に遊んでいる人は、視覚、指の動きに関連した能力、記憶力、
論理的に考える力などが高くなることが知られていました。
そして、近年では脳の働きを可視化する技術が普及したことで、
ゲームの脳への影響がより正確にわかってきたのです。
このような技術によれば、人がどんな活動をしているときやその後に、
脳がどんな具体的な影響を受けるのか、つぶさに知ることができます。
結果として、ゲームをしているときには、特に海馬や前頭前野の働きが活発になることがわかりました。
海馬は、記憶を司る部位。また、前頭前野は社会性や計画性、戦略を司っています。すなわちゲームには、
記憶力や計画性、戦略性を高める効果が期待できるというわけです。
さらに、小脳で神経細胞やそのまわりの組織の層が厚くなっていることもわかりました。
小脳は身体の運動を司る脳部位なので、
ゲームをすることで身体のいずれかの運動機能にいい影響を与えるといえそうです。
「ゲームでボケ予防」という取り組みもあります。例えば、同時並行で物事を進める料理のような作業では、
記憶や認知、戦略性などの高い情報処理を行っています。認知症を患うとそれが難しくなるわけですが、
ゲームは関連する脳の機能を高めてくれる。「ボケ予防にゲーム」は一理あるというわけです。
さらに、ゲームと脳の関係で注目すべきなのが、ドイツのマックスプランク研究所が行った実験です。
日本でもブームになった「スーパーマリオ64」を2カ月にわたり一日30分プレイした人について、
空間認知、記憶、戦略、手の運動技能を司る脳の海馬、前頭前野皮質、小脳において、
神経細胞等が集まる部分が増大していることが明らかとなりました。
VR技術の発達でゲームはますます現実に近づいていますから、なおさら認知の力は鍛えられるでしょう。
ソーシャルゲームも、パズルやアクションの要素で戦略性や動体視力、瞬時の判断力が鍛えられますし、
キャラクターを組み合わせて戦えば社会性も高まりそうです。
またゲームを完遂することは企業でプロジェクトを達成することと似ています。

68 :優しい名無しさん:2019/05/10(金) 13:30:00.65 ID:zUc4aypz5
20畳ほどの一室に10〜40代の男女20人が集まり、誰からともなく口を開く。「スマホがないと不安で」
「高校を辞めることにしました」。ふてくされた表情の中学生や、体を前後に揺らし続ける男性もいる。
心療病院の「集団療法室」。インターネット依存の低年齢化に危機感を抱き、
2012年から集団療法を採り入れた。入院、通院の患者同士が語り合うことで、
自分を見つめ直す心理療法の一つだ。入院患者の3分の1近くを占める未成年も、
多くがゲームや会員制交流サイト(SNS)との付き合い方に問題を抱える。親にゲームを取り上げられ、
包丁を振り回したり灯油をまいたりして連れてこられた子どももいる。
数カ月間の入院でパソコンやスマートフォンから離れ、心身を休ませ、規則正しい生活を取り戻す。
自分の考え方を振り返り、ネットとの付き合い方を考える。「家庭や学校、
地域の機能が落ちていることが背景にある。安心できる居場所がゲームしかない状態だ。
依存は一種のSOSではないか」と院長は話す。「自分が病気だという自覚はある?」。
進行役の精神科医が、集団療法室で静かに耳を傾けていた(30)に話を振った。淡々と答えた。
「自分の意思と関係なく行動してしまう。あっ、自分狂ってるな、と思います」
オンラインゲームに没頭し始めたのは高校1年のとき。
ネット上で出会った名前も知らない人とチームを組み、敵を銃で撃ち倒すゲームにはまった。
〈助かった〉〈スーパープレー〉。仲間からチャットで褒められると、胸が弾んだ。画面の向こうに人がいる。

69 :優しい名無しさん:2019/05/10(金) 13:30:41.41 ID:zUc4aypz5
独りぼっちじゃないと思えた。高校の誰にも言えなかった親の離婚を、ぽろっと打ち明けたのも、
ゲーム仲間だった。一緒に暮らす看護師の母は、家を空けることが多くなっていた。夜は電灯を消し、
午前3時まで熱中した。昼夜逆転で遅刻や欠席が増えた。高校は何とか卒業したが、
その後は飲食店のアルバイトを辞め、ひたすらパソコンの前に座り続けた。
1日1食のご飯がおいしいと感じられなくなった。母に話しかけられても無視。ゲームに負けると
「こんちくしょう」と大声を出し壁に穴を開けた。日中は苦しかった。
同級生が学んだり働いたりしている時間で、後ろめたさがあったのだろう。
夜になると気持ちが落ち着いた。病院を訪れたのは20歳の時。病気という自覚はなかったが、
困り果てた母に連れられた。3カ月の入院中は順調だったが、退院して1人暮らしを始めた途端、再発。
主治医や母に「ゲームしてない」とうそをつき、インターネットカフェに入り浸った。家賃が払えなくなった。
バイトも続かなかった。結局、9年間で8回入退院を繰り返した。治療を始めて10年。今も週に1回、
病院で診察と集団療法を受けている。仕事に就くため、職業訓練施設にも通い始めた。妻子と暮らし、
かつてのような孤独感はない。でも再発の怖さを常に感じる。「ゲームを触るとスイッチが入る瞬間がある。
そうなると時間を忘れ、周りが見えなくなる。自分を止められない。いつになったら大丈夫になるんだろう」

70 :優しい名無しさん:2019/05/17(金) 16:08:36.28 ID:CO02otQaC
ひきこもりが自己責任だという捉え方は明らかに間違い長引くひきこもりは家族の思惑や社会のプレッシャーや本人の苦しさなどさまざまな要因が複合して成立する現象で自分の意思決定ではありません
どこの家庭でもどんな年齢の誰にでも起こりうる現象世間は寛容になってもらいたい40〜64歳の中高年ひきこもりが全国で約61万3000人
先日内閣府が発表した推計値は世間に大きな衝撃を与えたこれまで政府は39歳以下の若者を対象にした調査しか行ってこず30代以下のひきこもりの推計値は約54万人今回の全国調査で初めて中高年ひきこもりの実態の一端に光があたった
ひきこもりの人は顔が見えにくい自ら外に助けを求めることも少ないそのため20年前からひきこもり高齢化に警鐘を鳴らしてきた国の調査や対策は常に後回しにされてきた
中高年のひきこもりでは1日何もしていない人が半分ぐらいいますベッドで横になったりソファに座っていたり頭の中でいろいろ考えて葛藤しているから退屈は感じないそうです
部屋に籠ってネットやゲームに没頭している印象を持たれがちですがそれは実は少数派ひきこもっている人は自責的になっており自分には娯楽を楽しむ資格はないという思いがある
思い詰めすぎた結果鬱などを発症してしまうケースも現在50歳代半ばのひきこもりが一斉に年金受給開始年齢に達する2030年問題を指摘
わが子の将来を案じる親は自分が死ぬまで子の年金保険料を払い続けているはずその子が年金を受給し始めたとき年金制度は支払いに耐えられるか
年金の財源は半分が税金です一般の人から税金を払ってないくせに年金をもらうのはずるいじゃないかというひきこもりバッシングが起こることを強く懸念しています
生活保護に頼る場合も同じですひきこもったのは自己責任なのだから死んでも仕方ないとの論調が世の中の主流になってしまうことを危惧します
さらにその先に非常に深刻な問題が予測されるという案じるのはそもそもひきこもりの半数以上は年金や生活保護の受給申請をしないかもしれないということです
役所で手続きをする生活能力の問題もあるし何より恥だと感じて申請しない人も多いのではないかその場合あとは孤独死しかありません
やがて孤独死大量発生時代がやってくるでしょうひきこもり家庭の家計就労にとっていちばん大事な安心懸念される介護虐待などひきこもり高齢化は社会が直面するいまそこにある危機

71 :優しい名無しさん:2019/05/25(土) 22:11:07.22 ID:C+kIAuh4g
世界保健機関(WHO)は25日、スイス・ジュネーブで開かれている年次総会の委員会で、
オンラインゲームなどにのめり込み、生活や健康に深刻な影響が出た状態を「ゲーム障害」(ゲーム依存症)
と呼び、精神疾患と位置付ける「国際疾病分類」を正式決定した。国際疾病分類は病気の調査・
統計に関する国際的な基準で、改訂は29年ぶりとなる。ゲーム依存症は、
アルコールやギャンブルなどの依存症と同様に治療が必要な疾病となる。WHOの診断基準では、
〈1〉ゲームの時間や頻度などをコントロールできない
〈2〉家庭、学校、職場など日常生活に大きな問題が生じても、ゲームにのめり込む
〈3〉こうした行動が1年以上続く——などの状態は依存症の可能性がある。
WHOは昨年6月、国際疾病分類の改訂案を公表し、各国政府や専門家から意見を募った。
正式決定を受け、2022年1月に発効する見通しで、ゲーム依存症の実態把握が進むことが期待される。
欧州の調査会社によると、世界のゲーム人口は推計で約23億人。
WHOは2〜3%が依存症の恐れがあると試算する。
国内の関連学会は今後、新しい基準に基づき正確な診断ができるよう、手引を作成する。
国立病院機構・久里浜医療センター(神奈川県)の樋口進院長は「国内にゲーム依存症を診断・
治療できる医療機関はまだ少ない。国は、予防も含め積極的な対策を検討してほしい」と話す。
ゲーム依存症などの啓発活動を行う民間団体「エンジェルズアイズ」の遠藤美季代表は
「今の子どもたちは、ゲーム機でもあるスマートフォンに幼い頃から触れており、
スマホとの付き合い方を社会全体で考えるべきだ」と指摘している。

72 :優しい名無しさん:2019/05/26(日) 03:45:38.78 ID:Idx+AuC53
世界保健機関(WHO)総会は25日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる
「ゲーム障害」を新たな依存症として認定した。薬物や酒などと違い、治療のための支援態勢が整っているとはいえず、
関係者は「リスクが改めて認識されるきっかけになれば」と話す。患者の多くは、ネット接続型のオンラインゲームが原因となる場合がほとんどで、
際限なく課金をして、消費者金融から借金するケースもみられる。関西地方に住む男性(34)は、大学時代からオンラインのロールプレーイングゲーム
(RPG)にのめり込み、ゲームを有利に進める有料アイテムを入手する「課金」を繰り返した。手持ちの資金だけでは足りずに同居していた母親のクレジットカードの番号を盗み見て何度も金を引き出し、
消費者金融からの借金も約100万円に上った。総額で400万円ほどをつぎ込んだという。引っ込み思案な性格だが、
ゲームの中で他のプレーヤーとチャット(会話)するときは、思ったことは何でも言えた。生活が破綻してもゲームを止めようとは思えず、
「死んで逃げればいい」と思っていたが、支援団体でカウンセリングを受け、「ようやく自分が病気だったと気づいた」。
依存症から脱するための施設に入所し、会社を休職中の男性(26)がオンラインゲームにのめり込んだ理由は
「寂しさ」だった。就職した会社は夜勤などが多く、時間が不規則。「ゲームなら24時間、いつでも誰とでも遊べる。
ゲームで知り合った人と実際に会ったりもした」。仕事の合間や睡眠時間を削って没頭し、課金で1日で最大30万円以上使ったこともある。
最後には同僚から多額の借金をして、会社にも行けなくなった。「当時はゲームにはまっているだけ、と自分をだましていた。
依存していると認めたくなかった」と振り返る。依存症からの回復を支援する団体「ワンネスグループ」(奈良県)
によると、ゲーム依存の相談は数年前から増え始め、中高生など10代も多いという。自身もかつてゲーム依存症だったスタッフの木村勇也さん
(31)は、「ゲーム依存も薬物やアルコールと同じで専門の治療が必要だが、これまでは依存症として認識されづらく、
支援の受け皿も少なかった。採択をきっかけにゲームのリスクが認識されれば、正しい対処への前進になる」と話している。

73 :優しい名無しさん:2019/05/31(金) 13:57:07.40 ID:DKiaKi8Wa
イギリスの詩人は、風邪をこじらせて高熱と全身の痛みに苦しんだ際、
投薬をめぐって主治医と口論になった。以前、別の病気のとき投薬をしたが効果がなかったことを理由に、
断固拒否したのだ。だが最終的には医師の懇願に折れ、「いつも通りにやってみろよ。
おまえたちは人殺しにしか見えないぞ。好きなだけ投薬したら、もう終わりにしてくれ」と言い放った。
かくして3度の投薬で100錠以上の薬を盛られたが、医師の予想に反して症状が悪化。
医師たちは熱で水をつくっては膿を出し、耳のまわりに置いては吸わせた。
そして間もなく息を引き取ると、主治医たちは「もっと早く投薬すれば、なんとかなったのに」と非難したのだ。

74 :優しい名無しさん:2019/06/03(月) 15:25:28.32 ID:j6Cx/pZpb
本名、熊澤英一郎と申しまして元事務次官の愚息であります。凄い人でしょう。国家レベルの人なんです
庶民が私の父と直接会話なんて1億年早いわ
私の父は役所で人間を色々見て、観察力があります
私は、お前ら庶民とは、生まれた時から人生が違うのさ
肉体は健康だが脳は生まれつきアスペルガー症候群だし、18歳で統合失調症という呪われた身体

75 :優しい名無しさん:2019/06/06(木) 14:01:48.72 ID:FK/2Sfbxg
「おい、電気!」松永のこの一言で、速やかに2種類の電気コードを用意する。
1本は二股に裂いた導線の先端に金属製のワニ口クリップを装着したもの、
もう1本は電源のコンセントにつながっている延長コード二つのコードを接触させての通電は
断続的に1時間以上に及ぶのがざらで、説教や尋問を交えながら行われたという。
途中、松永は酒を勧め、男性は朦朧としながらこれを飲み干した。
そうして明け方まで繰り返されたのである。「皿を少し強く置いた」「怖い顔で掃除している」
「(通電に時間がかかり)俺の団欒の時間が減った」といって通電されました。
痛みと恐怖で頭が一杯になり、ほかのことは一切考えられなくなりました

76 :優しい名無しさん:2019/06/08(土) 17:14:43.78 ID:erslozvyr
中央省庁による障害者雇用の水増し問題を受け、改正障害者雇用促進法が7日、
参院本会議で全会一致で可決、成立した。
省庁が不適切計上をしないよう厚生労働省に調査権限を付与することなどが柱だが、国会審議では、
問題が発覚した昨秋以降に採用された障害者2518人のうち、131人が退職したことも明らかになった。
専門家は「障害者に定着してもらえる職場づくりが最重要だ」と話す。
「数日間にわたって指示を与えられず、用無しだと感じてしまった」
5月に国土交通省の出先機関に採用され、同月中に退職した40歳代の女性はこう話す。
精神障害を持つ女性は、薬品製造会社の嘱託社員として働いていたが、
ハローワークの勧めで出先機関に就職した。最初の数日間は資料整理などの指示を受けたが、
その後は上司から「ちょっと待っていて」と繰り返された。同省のホームページを見ながら過ごしたという。
会社では正社員と同じ経理の仕事を任されていたといい、女性は「(出先機関の)
上司は私に仕事を任せるのが不安なのだと感じた。与えられた仕事をこなす自信はあるので、
また企業の就職先を探すつもり」と話した。
水増し問題で法定雇用率に達していないことが判明した省庁は、
4月までに計2518人を緊急で雇用したが、参院の審議では131人(5・2%)
がすでに退職していることが明らかになった。
民間企業では雇用から1か月以内に退職する障害者が約6%いるとの調査結果もあるが、
厚労省は配慮が不十分な可能性もあるとみて、131人が退職した原因を分析する。819人を採用し、
すでに退職者が79人(退職率9・6%)に上っている国税庁では、
資料整理やデータ入力などを任せていた。退職の理由は「職場や仕事が合わない」「家庭の事情」
など様々だったというが、担当者は「多数の雇用で、職場側の戸惑いもある。職員向けの研修を重ね、
障害者に長く働きたいと思ってもらえる雰囲気を作っていきたい」と話す。

77 :優しい名無しさん:2019/06/08(土) 17:16:35.01 ID:erslozvyr
環境省は4月に「協働推進室」を設置し、障害者6人の備品購入や文書校閲などの仕事をサポート。
視覚障害を持つ40歳代の男性はホームページの音声読み上げ機能の聞き取りやすさをチェックしており、
「上司に質問や体調の相談をすぐにできるので安心」と笑顔を見せる。
防衛省は社会福祉士2人を新規に採用し、
障害を抱えた職員だけでなく上司や同僚からの相談にも対応するという。大妻女子大の小川浩教授
(障害者福祉)は「障害者の定着率を上げるために最も重要かつ難しいのは、
お金をかければできるハード面の整備ではなく、職場の配慮を広げること。
まずは131人の退職理由を障害の種類や業務の内容ごとに丁寧に分析し、各省庁の課題を浮き彫りにして、
職員の意識を高めていく必要がある」と話している。障害者雇用の水増し問題=昨年8月、
中央省庁が障害者手帳を持たない職員らを不適切に計上し、
障害者雇用促進法で義務づけられた障害者の雇用割合(法定雇用率、
2.5%)を満たしていなかったことが発覚。昨年6月時点で計3875人の不足がわかり、
各省庁で緊急雇用を進めている。今年4月までに2518人が採用され、そのうち約7割が非常勤。
中央省庁の緊急雇用により、民間企業から障害者人材が多数「流出」したことも明らかになった。
厚生労働省によると、各省庁が4月までに緊急に雇用した障害者のうち337人は、
民間企業からの転職者だった。企業からは「自社の法定雇用率の達成が困難になった」
などの意見が寄せられているといい、厚労省は今年に限り、
法定雇用率を下回った企業に対する適正実施勧告や企業名公表を猶予することにした。
トヨタ自動車の特例子会社で障害者約270人が勤める「トヨタループス」(愛知県豊田市)
でも約5年間勤めた精神障害の男性社員が3月、ある省へと転職した。有村秀一社長(59)は
「本人の希望なので応援しているが、戦力となる経験者を失うのは会社としては痛い。
せめて省庁には、転職者が民間で培った能力を発揮して長く働けるようにしてほしい」と訴える。

78 :優しい名無しさん:2019/06/10(月) 06:58:19.17 ID:ma7Xzygg5
記念病院に献血車が来たのに協力者はたったの9人かよ
ふだん人の生き血を啜って暮らしている連中がこの体たらく

79 :優しい名無しさん:2019/06/18(火) 15:26:52.08 ID:d3FHvsh3W
大阪府吹田市の大阪府警吹田署千里山交番前で16日早朝、同署の巡査(26)が刺され、
実弾入りの拳銃が奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された東京都品川区のアルバイト従業員
(33)が平成26年11月、「ゲームをやめたら心臓から声が聞こえる」
などと警視庁に相談していたことが18日、捜査関係者などへの取材で分かった。
捜査関係者らによると、容疑者は26年11月12日夕、警視庁品川署を1人で訪問。
「ドラゴンクエストのゲームをやめたら心臓から声が聞こえて困っている。
昔住んでいた吹田市の人たちの声です」「友達や小学校の先生、
自衛隊にいたことがあるがその時の同僚の声などが聞こえる」
「心臓の中を確認してもらうことはできますか?」などと話した。
対応した警察官が病院で診察を受けることを勧めると、おとなしく帰宅し、その後、
相談やトラブルなどはないという。容疑者は精神障害者保健福祉手帳を交付され、
心療内科に通っていたことがあるという。逮捕後の調べには、「私のやったことではありません。
病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいです」と容疑を否認している。

80 :優しい名無しさん:2019/06/26(水) 18:28:21.62 ID:gys20/HPv
66歳は統合失調症と診断され、精神科病院に39年入院していた。退院の日は、突然やってきた。
2011年に起きた福島第一原発事故。入院していたのは、原発から5キロ圏内にある病院。
すぐに避難指示がでた。ところが、避難先で「入院の必要なし」と診断され退院した。
原発事故をきっかけに精神科病院を退院した人は数多くいます。「そもそも長期入院の必要はなかった」
と退院後の見守ってきた精神科医は言います。薬を飲み穏やかに暮らす話すたび、
その思いを強くすると言います。どうしてこの人が精神病院に40年も入ってなきゃなんなかったんだろう。
人格の崩壊とか崩れとか、そういう類の状況も見られないし、大変しっかりした人。
その人が40年いたっていう。そのことに私の方がむしろ衝撃を覚えたというか。
彼もまた精神病院の犠牲者であったと。あるいはまた、日本という国の犠牲者のひとりでもあるなと。
現在、一人暮らしをしています。地域での友人ができたが、入院生活であまりにも多くのものを失いました。
今の住まいは家賃3万5000円。生活は月8万円の障害者年金でやりくりしています。
時間が戻るんだったら昔に戻りたいね、やっぱり。今のように独り身でなかったと思うんだよね。
入院したおかげで、自分台無しになっちゃったね。5年前に退院したその後の生活は戸惑いの連続でした。
病院で閉ざされた日々を送っていた40年間に、社会は大きく変化した。
銀行のATMの使い方や切符の買い方など、生活に必要なことを一つ一つ覚えていきました。
最近になってようやく落ち着いた暮らしを取り戻しつつあります。しかし、
人生の喜びや苦労を分かち合える人は、かつての入院仲間しかいません。86歳は、
46年もの入院生活を経て一昨年退院した。原発事故以来の再会です。
病院だとひとり歩きはできないもん絶対に。誰かついていかないと。付き添いがいる。幸せだな。
ようやく幸せつかんだ。今、ようやく得た自由を噛みしめています。転機をもたらした原発事故。
原発の近くには5つの精神科病院がありました。しかし、事故によって病院は機能を停止。
入院していた1000人近い患者の多くが、県外の病院に転院することになりました。
入院治療の努力が必要とされる人たちってのは40名中2名くらい。
残りの38名は入院を必要としていない。それだけ入院を必要としている人たちはいない

81 :優しい名無しさん:2019/06/30(日) 04:32:18.83 ID:ZToSI20Lg
アルバイトをしながら都内の予備校へ。ところがある日突然、電車の中で心臓がドキドキし、
乗っていられなくなった。母に訴えたが、保健師である母は、「気のせいよ」
「病院に行ったらもっと悪くなる」と言い張った。パニック障がいかもしれないと思ったが、
父は障がいという言葉だけをとらえて「精神障がい者なんて本来、淘汰されるもの」と断言した。
母や父がダメならソーシャルワーカーの姉に相談すると、結婚していたこともあり、「時間がない」
と突っぱねられた。そうしているうちに服薬の効果もあって不安がおさまり、症状も出なくなってきた。
その過程で精神障害者保健福祉手帳を申請、交付された。
母の死から1年後、彼は障害者枠を活用し、自転車で通える郵便局で働き始めた。
ところが超ブラック職場だった。「自爆営業が大変だった。盆暮れ、クリスマス、
ハロウィンにも郵便局で販売されるものを買わなければいけない。年賀状は1500枚買わされる。
しかも毎月、郵便貯金もしなくてはいけない。僕の年収なんて100万円程度なのに、毎月自爆が11万。
おかしいでしょ。就労支援センターに訴えたけど埒が明かない。上司には
“具合が悪ければ薬を倍飲めばいい”と言われました。実際、薬の量が2倍くらいに増えていったんです」
父が生活費を補填してくれたが、そういう問題ではない。職場での評価が高く、
がんばらなければと思っていた。そんな彼につけこんで自爆営業は増えていった。
だが、無理は心身を蝕んでいく。
「34歳の誕生日、大量に薬を飲んで自殺を図ったんですが、のどにつかえてあえなく未遂。
その数年後もまた職場で追いつめられて電車に飛び込もうとしたけどできなかった」
とうとう5年間、週5日きちんと勤めた郵便局をやめた。7回請求しても離職票を出してもらえず、
就労支援センターから働きかけてもらってようやく出たという。障害者枠で働く実態は過酷である。

82 :優しい名無しさん:2019/07/04(木) 20:13:14.97 ID:PsHUKAQOY
 松山南署は1日、窃盗の疑いで松山市東石井6丁目、元障害者支援施設職員容疑者(44)を逮捕した。
容疑は5月22日午後7時40分ごろ、当時の勤務先に入所していた男性(38)のキャッシュカードを使い、
同市森松町のスーパーの現金自動預払機(ATM)で14万8千円を引き出し盗んだ疑い。

83 :優しい名無しさん:2019/07/13(土) 05:00:17.16 ID:LGQIkybuT
昔は別子病院にも心療内科あったけど無くなったな。 治りもしない病人に投薬治療ばっかじゃ嫌になるよな

84 :優しい名無しさん:2019/07/14(日) 04:33:19.02 ID:YtRuxo5oz
 11日午後5時15分ごろ、砥部町宮内で20―30歳くらいの男が、
中学生らに「どこから来たの」「世界はサタンがつくったんよ」などと声を掛け握手を求めた。

85 :優しい名無しさん:2019/07/18(木) 04:18:11.91 ID:rXWr6U63d
意識障害の「せん妄」は一度でも発症すると、患者の予後に悪影響を及ぼす可能性が非常に高い。
集中治療室(ICU)でも起こりやすく、近年では「集中治療後症候群(PICS)」が問題となっている。
PICSは2012年に米国で提唱された概念で、ICUを出た後の患者や家族の諸問題を指す。
ICU退出前後は大きな問題がないように見えても、
数カ月から数年に渡って次のような問題が生じることがまれではないことがわかってきたという。
精神障害(不安、抑うつ、PTSD=心的外傷後ストレス障害など)認知機能障害運動機能障害(ICU−AW=急性の筋力低下)
精神障害については後述するが、認知機能障害については、
ICU退室3カ月後と12カ月後での認知機能の調査で、
軽度アルツハイマー病に相当する認知機能の低下は25%程度あるという研究報告がある。
運動機能障害については、ICUで起こる急性の筋力低下はせん妄を引き起こしやすく、逆もしかりで、
悪循環を起こしやすい。近年では、人工呼吸器を装着したICUの患者でも、
看護師らが手伝いながらの運動が勧められるのはこのため。
手術予定で同病院ICUに入室した21人について、入室前、入室中、退室後に不安・抑うつや認知機能、
せん妄の有無などを調査。とくに退室後に行った、入室中の体験・記憶・対処を聴取したところ、
記憶の歪みを生じている人は13人(62%)だったという。記憶の歪みの内容は、
記憶の欠落と妄想的記憶、あるいはその混合だ。同ICU看護師が実際に体験したものでは、
「看護師に家を乗っ取られる。俺は戦っている。このままでは家を乗っ取られる」
「看護師が身体の上に馬乗りになって『ご愁傷様』と言った」など、ネガティブで荒唐無稽なものが多い。
「手術など侵襲の大きな治療は、われわれ医療者が手をつくしても、
患者さんにとっては大きなストレスであることに変わりはありません。
このような急性ストレスは認知機能に大きく影響するため、ICUでとんでもないことをされた、
すごく怖い思いをした、あるいはまちがった記憶など、実際にないことでも思い込んでいると考えられます」
「ICU入室経験のある患者の60%くらいが、歪んだ記憶を持っていることがわかりました。そのような歪んだ記憶はせん妄になっていない患者さんでもありますが、実はせん妄が関係していることがあります」

86 :優しい名無しさん:2019/07/20(土) 20:25:11.56 ID:33rVKeepQ
当時を知る管理人の男性(70)は「騒音をめぐって近所と何度もトラブルを起こしていた」と振り返った。
管理人によると、青葉容疑者はハローワークのあっせんで集合住宅1階に入居。
夜中に目覚まし時計を鳴らしたり、奇声を発したりし、上の階や隣の部屋の住民から苦情が寄せられた。
家賃もほぼ滞納していたという。同容疑者は12年6月20日未明、
コンビニで店員に刃物を突きつけて現金約2万円を奪ったとして、強盗容疑で逮捕された。
警察から連絡を受けた管理人が鍵を開けて同容疑者宅に入ると、ベランダのガラスが割れ、
壁に殴ったような大きな穴が開いていた。食料品などが室内に散らかり、激しい異臭がしたという。
ガス料金も滞納しがちだった。ガス会社の担当者は「ガスが止められるたびに料金を払いに来ていた。
無口な印象だった」と語った。 

87 :優しい名無しさん:2019/07/27(土) 03:12:17.17 ID:jGyQmcu8X
 松山東署は17日、県迷惑行為防止条例違反の疑いで松山市朝日ケ丘2丁目、無職容疑者(59)
を逮捕した。容疑は4月13日―5月16日の間に、市内の病院や近くの路上で、40代の男性職員に
「使えんやつには用がない」「早く謝らせろ」「死ね」と告げるなど嫌がらせ行為をした疑い。署によると、
容疑者は容疑を一部否認している。

88 :優しい名無しさん:2019/07/30(火) 23:09:15.66 ID:H0ULt2Afz
製薬会社・エーザイ(東京)は30日、てんかん薬の臨床試験(治験)
に参加した健康な成人男性1人が死亡したと発表した。治験との因果関係は不明という。
厚生労働省は医薬品医療機器法に基づき、同社や治験が行われた医療機関を対象に、
治験が適切に行われていたかどうかを調査する。同社によると、男性は治験薬をのんだ4日後、
医療機関を退院。この時点で副作用などの異常はなかったが、その後、神経が過敏になる症状を訴え、
6月25日に亡くなったという。今回の治験は、開発中の薬の安全性を確かめる初期段階のもので、
健康な成人男性118人(20〜85歳)が参加。他の参加者で健康面の異常は確認されていないが、
治験を中断しているという。同省によると、確認できる2013年度以降、国内の治験で健康な参加者が亡くなるのは初めてという。

89 :優しい名無しさん:2019/08/03(土) 05:32:41.50 ID:DnEDSZrNg
女優・高木美保が7年間のうつ状態との闘いを告白した。
医師や周囲に言われがちな言葉で傷ついたこと、逆にストレスになったことを明かした。
「うつ病」になりやすい人、として、テレビなどのメディアでも必ずあがるのが「まじめ」「神経質」
「責任感が強い」などの言葉。高木は「どの医者も一般論で『まじめで神経質』
な人がなりやすいとか言いますが、患者は『あなたは神経質だ、まじめすぎ』って言われる。
実はドクターの言葉で随分傷つきました」と明かした。自らの体験をもとに「ちょっとその辺の意識を、
治療側も認識を変えてほしいと思う」と呼びかけた。自身は「自殺願望が出てきてしまうぐらい、
症状が重かった」と告白。一方で、休むことはできず、頑張り続けたが、「死ぬしかない、と思った時点で」
勇気を出して、芸能活動を休む決断をしたと述懐。「『頑張って』と言う言葉が患者にはつらい」とも明かし、
周囲の人間「頑張って」の励ましが、逆にプレッシャー、ストレスになる現状も伝えた。

90 :優しい名無しさん:2019/08/05(月) 04:13:12.14 ID:Qda1JPbVf
2日午後、
松山市での路上で普通乗用車をバットでなぐり壊した愛媛県警の元幹部の男が器物損壊の現行犯で逮捕された。
器物損壊の現行犯で逮捕されたのは、県警の元総務室長の75歳の男。警察によりと、
男は2日午後1時半頃、松山市正円寺の自宅前で、
市内の男性が所有する普通乗用車の後部ドアを木製バットで殴り壊した。男は
「家の前に車が停まっている」と110番通報、警察官が駆けつけたところ犯行に及んでいて、調べに対し
「車が邪魔だったので自宅からバットを持ち出して壊した」と容疑を認めていす。警察は詳しい状況を調べていす。

苦情は、電話やメールなど、あわせて520件に上る。
しかし、内容については「バカ、うそつき」などといった誹謗中傷などのほか、
精神異常者と思われる内容の無いものもがあわせてが7割。
                        愛媛県警総務室長 大石亘

91 :優しい名無しさん:2019/08/10(土) 01:19:17.35 ID:BfoAB9K2A
9日午後5時50分ごろ、愛媛県四国中央市土居町入野の松風病院から「職員が刺された」
と110番があった。愛媛県警によると、病院の男性看護師3人と、
通報で駆けつけた県警四国中央署の男性巡査長(41)
の計4人が男に刃物で刺されるなどして負傷したが、全員、命に別条はないという。
県警は取り押さえようとした警察官を刃物で切りつけたなどとして、病院の入院患者の男(45)
を公務執行妨害と傷害の疑いで現行犯逮捕した。県警によると、男は病院内で看護師(50)
の腹部を刺した後、窓ガラスを割って逃走したとみられる。他に、
いずれも48歳の男性看護師2人が胸などを、巡査長が左腕を切られた。
男は病院から1〜2キロほど離れた同市土居町藤原の路上で取り押さえられた。
県警は刑事責任能力の有無を慎重に調べる。病院はJR伊予土居駅から西に約500メートルの住宅地の一角。

92 :優しい名無しさん:2019/08/10(土) 21:23:27.41 ID:BfoAB9K2A
9日、四国中央市で病院に入院していた45歳の男が看護師ら4人を切りつけた事件。
病院は10日会見を開き、男がナイフを持ち込んでいたとみられることから、
入院時の所持品のチェック体制を強化する考えを示した。この事件は9日の午後6時前、
四国中央市土居町の松風病院で、
45歳の入院患者の男が病室で男性看護師の腹部を刃渡り約10センチのナイフで刺し、
病院から逃走したもの。男はさらに、追いかけてきた男性看護師2人や警察官をナイフで切りつけ、
傷害と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。入院患者が事件を起こしたことを受け、10日午後、
病院が会見を開き謝罪した。病院によると、男は精神疾患のため、事件前日の8日午前11時に入院、
その際の持ち物検査ではナイフは発見できなかった。このため、
これまでは患者との信頼関係を優先しながら行っていた所持品のチェックを、今後は強化するとしている。
また、患者が病院の外に逃走したことを想定した訓練なども検討するとしている。
警察は動機や刑事責任能力の有無について調べている。

93 :優しい名無しさん:2019/08/19(月) 19:46:29.78 ID:FCD3QBphs
 14日午前9時半ごろ、松山市中一万町で警察官の男が違法捜査中、
自転車にまたがって立ち止まっていた50−60歳ぐらいの女性に
「ちょっと私を尾行しよん」「何で歩きなん」などと声を掛けられた。

94 :優しい名無しさん:2019/08/21(水) 16:17:27.87 ID:Wg0Qh7VoC
茨城県守谷市の常磐自動車道で「あおり運転」をし、停車させた車の運転手に暴行を加えたとして、
傷害と犯人隠避の疑いで茨城県警に逮捕された会社役員の宮崎文夫(43)
と交際相手で会社員の喜本奈津子(51)両容疑者。宮崎容疑者は18日、
自宅マンション近くの路上で大勢の警察官に取り囲まれた際、大声でこうまくし立て激しく抵抗した。
「自分から出頭させてください。車には乗りたくないんです。
以前に自分にも不納得な理由で監禁が不起訴になりましたけど、恐喝尋問で。
手で押さえつけるのはやめてください。東住吉警察署には非常に苦い思い出があるので嫌なんです。
車の中にこんなときに入りたくありません。中で何をされるか分からないんで嫌です」
本人が言うように、宮崎容疑者は昨年3月、京都市内でタクシー運転手を監禁した疑いで逮捕されている。
「朝、大阪市内でタクシーに乗車し、運転手に行き先を告げ、複数の場所を転々とさせた。
運転手は逃げようと思えば逃げられる状況だったそうですが、車を捨てて逃げるわけにもいかず、
指示に従っていた。本人は『車から降りたら死ぬ』とか、訳の分からないことを言い、夕方、
京都市内のコンビニで逮捕されるまで、運転手に罵声を浴びせ続けたそうです。『組織に追われている』
とか『降りたら殺される』と、強迫観念を抱いていました」その後、運転手と示談が成立し、
宮崎容疑者は不起訴処分となったが。 「処分後、すぐに精神科病院に入院しました。
10年ほど前から情緒不安定で、ハイテンションの時には人に対して威圧的な態度を取ることがあった。
これまでのトラブルは一度や二度ではありません。
大阪市東住吉区の自宅と同市中央区で自身が所有するマンションの賃貸業とコンサルタント会社を経営していましたが、
今年7月にはコンサル会社の登記を自宅に移転した。
賃貸業以外の業務はあまり順調ではなかったみたいで、ほぼ家賃収入で生活していたようです。
喜本容疑者とは半年ほど前に知り合ったらしく、自分の会社の従業員にして、
同じマンションの別の部屋に住まわせていた」2人は「あおり運転」だけでなく、
大阪の飲食店などでも従業員に因縁をつけ、脅していたことが次々と明らかになっている。
とんでもなくタチの悪いクレーマーカップルだ。

95 :優しい名無しさん:2019/08/23(金) 07:39:53.06 ID:wgscAzlIZ
掲示板やブログ等への執拗な書き込みが禁止事項として県迷惑行為防止条例に制定され施行されるらしい。
詳細は県警の公式HP参照。昨日までの書き込みは無効、今日の書き込みから適用。
5ちゃんねるやネット上での発言は十分注意しましょう。 第三者を名乗る人も被害者を叩くコメントや証明を求めるコメントをすると、条例違反となる場合があり得ます。

96 :優しい名無しさん:2019/08/23(金) 20:15:05.78 ID:wgscAzlIZ
宮崎容疑者は昨年3月、大阪でタクシーに乗り、約12時間も運転手を連れ回し、
京都府警に監禁容疑で逮捕されている。この時は精神鑑定はされなかったものの、
検察と京都府の判断で不起訴処分が決定。宮崎容疑者はその後、
京都府長岡京市内の精神科病院に約2カ月入院していた。 そして退院から約半年後の昨年冬、
母親が亡くなり、その数カ月後に喜本容疑者と出会い、交際が始まった。
宮崎容疑者はその頃から「変装」をしたり、言動がおかしくなり、
全国各地でトラブルを起こすようになった。 「仮に統合失調症などの精神障害が疑われても、
軽度のものでは心神耗弱の認定事例は少ないのが実情で、減刑にはなりにくい。ただ、
執行猶予を得るための情状事由にはなるので、検察側が懲役刑を求刑したとしても、
精神疾患などの情状をもって、裁判所が執行猶予の判断をする可能性も十分ある」
こんなクレーマーがすぐにシャバに出てくると思ったら、被害者たちは気が気ではないだろう。

97 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:05:29.52 ID:2v95C8G6o
「これは史上最大の薬害ですよ」2019年7月11日、厚生労働省が入る中央合同庁舎の1階会議室
(東京都千代田区霞が関)で、処方薬依存の被害男性が役人たちを諭すように言った。
会議室を埋めた被害者や家族は、男女20人超。苦しみを訴える声は全国各地で急速に高まっており、
各地の被害者の会代表らがこの日集結した。複数の被害者から深刻な体験談を聞いた、
厚生労働省障害保健福祉部などの職員5人は、神妙な面持ちで口をつぐみ、ただ頷くしかなかった。
睡眠薬や抗不安薬による薬物依存。それは精神科や心療内科などの医師たちが、
長期の漫然処方で作り出した「薬害」であり、明らかな医原病といえる。1980年代には、
海外で強い依存性が指摘され、国内でも「麻薬及び向精神薬取締法」
で麻薬と同等の扱いを求められてきたベンゾジアゼピン系などの睡眠薬や抗不安薬を、
この国の医師たちは「依存性はない」「一生飲んでも大丈夫」などと言って患者に飲ませ続けてきたのだ。
被害者の中には、薬の影響で難治の眼病「眼瞼痙攣」を発症し、眼科で
「ベンゾジアゼピンの長期服用が原因」と告げられた人もいる。こうした患者の中には、
服薬を止めても激しいまぶしさに悩まされたり、目を開けられなくなったりする人もいて、
社会生活に著しい障害が出ている。「治療」と称して続けられた漫然処方が、
患者たちに元の症状をはるかに超える深刻な障害を負わせたのだ。
処方薬依存の被害者の多さを示唆する数字がある。医療経済研究機構が、
健康保険組合の加入者約118万人を対象にベンゾジアゼピンの処方率を調査したところ、
2012年10月からの1年間に、加入者の約5%にあたる5万8314人が、
歯科を除く医療機関でベンゾジアゼピン系の薬を処方されていたのだ。118万人の中には、
この間に医療機関を受診しなかった人も含まれるので、受診者への処方率はさらに高い。
処方率は年齢が上がるにつれて高まり、65歳から74歳の年代では約19%に達していた。
このようにベンゾジアゼピンの処方率は極めて高く推移してきたので、処方薬依存の状態にある患者は、
まだ気づいていない人も含めて相当数にのぼると見られている。
被害者が睡眠薬や抗不安薬を飲み始めた原因は、元をたどればハードワークや心労であることが多く、
現代ビジネスの読者も他人事ではないだろう。

98 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:10:23.36 ID:2v95C8G6o
厚生労働省にこの日集まった被害者の中には、処方薬依存による心身の不調で働けなくなり、
失業や生活保護に追い込まれた人もいた。医師たちの漫然処方は、
患者を挫折や貧困に陥らせるだけでなく、医療や福祉の社会的コストを増大させる要因にもなっている。
処方薬依存などの向精神薬問題を新聞記事などで繰り返し指摘し始めた10年前、
精神科医師の中には、「異常者」や「変人」扱いして、漫然処方を平気で続ける医師が目立った。
「寝た子を起こすな」という盗人猛々しい声さえ聞こえてきた。「精神科嫌いのカルトだ」とささやき、
神も仏も信じない私をカルト信者だと決めつける精神科医もいた。そうした精神科医にとっては、
「精神疾患患者」に見えているのかもしれない。自浄能力なき精神医療業界。
見るに見かねた厚生労働省は2014年度以降、睡眠薬や抗不安薬などの処方剤数制限
(基準を越えると診療報酬を減額)を段階的に行ったり、2017年3月には、
適量の薬でも長く飲み続けると薬物依存(常用量依存)
に陥る危険があることを薬の添付文書に明記させたりするなど、予防策を強化していった。
すると驚くべきことに、それまで漫然処方を続けていた精神科医までもが、手のひらを返したかのように
「睡眠薬や抗不安薬の長期服用は好ましくない」などと講釈を垂れ始めた。
これで薬害が減少するのならば良いが、こうした医師たちは自己保身と逃げ果せることしか頭にない。
患者のことなどハナから考えておらず、認知行動療法などの精神療法の技術も持ち合わせないので、
従来の薬が使えなくなると別の薬を流用し始めるだけだ。実際、
近年は鎮静作用が強い統合失調症の薬(抗精神病薬)を睡眠薬代わりに処方するケースが増えている。
冒頭の会合でも、複数の被害者から「睡眠薬を減らす代わりにセロクエル(抗精神病薬)
を追加するケースが目立っている」と指摘があった。本来、
統合失調症にしか使えないはずの薬を不眠症などの患者に処方するため、診療報酬請求では患者を
「統合失調症ということにしている」のだ。明らかな違法行為である。患者に合った良い薬を提供するため、
苦肉の策として嘘の病名を書く行為までも否定するつもりはない。しかしこのケースは、
処方薬依存の被害者を更に追い込む結果にしかならないのだから、看過できない。

99 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:13:07.30 ID:2v95C8G6o
指摘を受けた厚生労働省保険局医療課の職員は「それは違法」「(民事上の損害賠償請求の対象に)なる」
と言い切った。抗精神病薬には様々な副作用があり、統合失調症ではない人が服用すると、
副作用の危険が更に高まることは言うまでもない。このような身勝手な医師たちを放置すると、
米国で大問題になっているように、
医療用麻薬や麻酔薬で患者を死に至らしめるケースが日本でもやがて続出するだろう。
漫然処方の実態が長らく放置されてきた日本には、
処方薬依存の被害者が数十万人規模で存在する可能性がある。ところが精神科医たちは、
処方薬依存の問題を「過量服薬」の問題にすり替えて矮小化を図ってきた。
患者を処方薬依存にした自らの責任は棚に上げて、「過量服薬は、薬を飲み過ぎる患者が悪い。
医師の責任ではない」と言うのだ。だが、過量服薬は処方薬依存の一部に過ぎない。厚生労働省が、
遅ればせながら添付文書での注意喚起を求めた「常用量依存」こそが、処方薬依存の核心と言える。
医師に言われた通りの量を長年飲んできただけなのに、次第に症状が強まったり、
今までにはなかった心身の症状が表れたりしている患者は、常用量依存の可能性がある。その場合、
薬を減らすと動悸や筋硬直、頭痛、焦燥、不安、不眠などの苦しい症状が強まるため、
服薬を止められない。この記事をお読みのあなた自身が被害を受けていなくても、職場や友人・
知人を見渡せば、疑いのある人が見つかるのではないだろうか。ところが厚生労働省は、
何を恐れているのか実態調査に乗り出そうとしない。この日も「(漫然処方を防ぐための)
ガイドライン作成に取り組んでいます」と繰り返すだけだった。
既に処方薬依存に陥っている膨大な数の被害者の救済や、
処方薬の減断薬治療を適切に行える医師の養成などについて具体策を問われると、
役人たちは黙って視線を落とした。それでも、動き始めた被害者たちを止めることはできない。
自助グループや被害者の会が全国各地で立ち上がり、
厚生労働省へのプレッシャーは日に日に強まっている。拙著『なぜ、日本の精神医療は暴走するのか』
で紹介した自助グループ「MDAA」では、ミーティングの定期開催地が、今年8月までに東京、大阪、
福岡など6都府県8か所に広がった。

100 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:14:29.91 ID:2v95C8G6o
中心メンバーの男性は「厚生労働省の腰は重い。
ならば私たち被害者が組織的な被害者支援を行うとともに、問題の大きさを明らかにして、
国や医療業界に突きつけていく」と話す。一方で、医師たちの中には下記のように述べて、
このような真剣な活動を陰であざ笑うような向きさえある。「処方薬依存の情報に過度に反応して、
減薬を怖がるから症状が出ているだけ。減薬恐怖症みたいなもの」
「薬を止めても長く消えない症状は薬の影響ではない。もとからあった症状か、
服薬とは関係なく発症した症状だ」苦しんでいる患者が現実に存在する薬害を、
全否定してはばからない大胆さやご都合主義には、かえって病的なものさえ感じる。精神科の被害者が、
何をされても声を上げない時代は終わった。非科学的な屁理屈も、
これだけ情報の溢れる世の中ではまかり通らない。被害者の怒りは燎原の火のごとく広がり、
無責任な医師や腰の引けた役人たちに迫っている。

101 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:19:11.23 ID:2v95C8G6o
国立病院機構が運営する広島県の精神科病院で、4ヵ月半にわたって隔離と多剤大量投薬を受け、
退院した月に突然死した。38歳だった。重い自閉症を患い、知的障害もある重複障害者だった。
亡くなった後、両親は「重複障害者が直面する非人道的な扱いを多くの人に知って欲しい」と、
病院を相手に2件の民事訴訟を起こし、うち1件は現在も続いている。筆者もまた、両親の無念、
そして社会問題化している「日本の精神医療の闇」を多くの人に伝えるべく、取材の成果を『なぜ、
日本の精神医療は暴走するのか』にまとめ、このたび上梓した。家族にとっても友人、
知人にとっても無くてはならない存在だった。出会いをきっかけに人生の進路を決め、
現在は教育や福祉の第一線で活躍する人たちもいる。いたからこそ、彼らの今がある。広島市に生まれた。
父親と母親は共に教師をしていた。1〜2歳の頃から抜群の記憶力を発揮し、
カレンダーに載っていた世界中の国旗をすぐに覚えて国名を当てた。ところが一人遊びが専門で、
同年代の子供とは積極的に遊ぼうとしなかった。言葉の発達も遅れていた。
単語などの短い言葉は出ても一方的で、簡単な会話が成立しなかった。3歳の時、
広島市の児童総合相談センターで「全体的な発達の遅れ」と指摘され、育成園に通園した。1980年、
広島市こども療育センターで「重度精神遅滞・自閉症」と診断された。自閉症(カナー型自閉症)は、
「対人関係や社会性の障害」「興味の偏りやパターン化した行動」「言葉の発達の遅れ」を特徴とし、
知的障害を持つ先天的な発達障害と定義されている。原因は不明だが、
脳機能の一部に障害が起こっていると考えられている。
もし現代の最先端の療育を伸び盛りの幼少期に受けていれば、
人生はずいぶん変わっていたかもしれない。ひとつ確かなのは、
脳の部分的な機能不全のために意味のある言葉が出ず、
自閉症や知的障害のレッテルを張られた子供たちにも、豊かな感性と学ぶ力があり、
障害を克服して大きく伸びる可能性を持っているということだ。初対面の人は、
何を言いたいのかわからない。しかし興味があることには一生懸命取り組む頑張り屋だった。
幼稚園に入っても三輪車をうまくこげなかった。毎日サドルに座り、足で地面を蹴って進んだ。
坂道を見つけると三輪車を押し上げて、足を高く上げて駆け下った。

102 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:25:19.30 ID:2v95C8G6o
「脚力がなくても漕げるのでは」と考えて車輪の大きな三輪車を購入すると、
練習を重ねて進めるようになった。小学校に入ると自転車にも乗れるようなった。
小学校は特別支援学級に通い、朝は近所の友達と一緒に登校した。友達が家に遊びに来ることも多く、
同年代との交流に自然と慣れていった。中学の時も学校全体の対応が良く、楽しく過ごした。ただこの頃、
てんかんを合併していると診断され、抗てんかん薬を飲み始めた。これが服薬の始まりだった。
高校は養護学校の高等部に通い、卒業後は自宅近くの作業所に通う日々を過ごした。父親は、
一人息子が可愛くて仕方なかった。週末はいつも行動を共にして、成人してからも県内外を頻繁に旅行した。
環境が急に変わると体調を崩すので泊りがけの旅行は難しかったが、日帰りで四国や九州などにも行った。
旅先で綺麗な風景にはしゃぎ、おいしいものを食べると全身が「笑顔」になる。疲れたら愚図り、
不快だと怒る。衒いのない感情表現を愛した。母親は広島市の安田女子高等学校で音楽を教えていた。
影響でクラシック音楽が好きだった。家族で度々、コンサートに行った。会場では静かに、
心地よさそうに演奏を聴いた。だが登場する演奏会は特別で、興奮を抑え切れなかった。
安田女子高等学校で行われた定期演奏会。合唱の指揮のため舞台に登場した目ざとく見つけた叫んだ。
「あ、お母さんや!」場内の緊張は一気にほぐれ、笑顔が広がった。
危なっかしくていつも冷や冷やするけれど、真っ直ぐな心を持つ愛した。月日は淡々と過ぎて行った。
作業所通いを続ける家には、広島大学で福祉を学ぶ学生たちが頻繁に訪れ、
交流を通して自閉症への理解を深めていった。貯金を続け、20代の時に3階建てのマイホームを建てた。
家族3人には大き過ぎるその家は、将来、
仲間や支援者と共にグループホームのような形で住むことができる設計にした。他に所有する物件から、
一定の家賃収入を得る道も作った。親亡き後も、慣れ親しんだ家で安心して暮らせるように。
大好きなために頑張ることが2人の喜びであり、2人の活力源だった。順調に見えた将来設計は、
2010年、体調急変で狂い始めた。父と子は毎朝、
家の周囲を1時間半ほどかけて散歩するのが長らくの日課になっていた。それができなくなった。
甲状腺の病気を患って疲れやすかった。それでも看病と世話に全力を傾けた。

103 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:29:25.39 ID:2v95C8G6o
心身の疲労は積み上がるばかりで、顔面神経麻痺と動眼神経麻痺を立て続けに発症し、
右の瞼が下垂したままになった。眼科医は「このままでは症状がさらに悪化して、
目が開かなくなるかもしれない。ご主人と息子さんの両方を一身に抱え込んでいたら、
あなたの体が先に駄目になりますよ」と忠告した。自閉症の人は決まったペースが乱れるのを極端に嫌う。
散歩が途絶えイライラを募らせ、早朝に「はよせえや」などと大声を上げたり、服を脱いで裸になったりした。
ちょうどこの頃、可愛がっていた飼い猫がいなくなり、ますます落ち着かなくなった。2012年、
一時入所させてくれる施設を探し始めた。苦渋の決断だった。近くの施設には空きがなかった。そこで、
福岡県の障害者支援施設を頼った。1回目のショートステイ初日、姿が見えなくなると急にそわそわした。
その夜は一睡もせず、しゃべり続けたり大声を出したりもした。だが2日目の夜は疲れて5時間眠った。
このような1日おきの睡眠サイクルをショートステイ中は繰り返すことがわかり、
この施設はペースを尊重する体制を組んだ。眠らない日は、
夜勤の職員がすぐそばで長く対応できるようにした。すると不安は和らぎ、大声を上げる頻度が減った。
昼間も他の入所者と一緒に運動するなどして、楽しく過ごせるようになった。ショートステイを繰り返して、
楽しく過ごす姿と職員の力量を垣間見たこの施設に預けたいと思った。
広島の家をグループホームのように使う夢は潰えても、今、最も安らげる道を選びたかった。
いつでも会えるように、将来は福岡に引っ越す決意もした。だが2013年中は施設の定員に空きがなく、
早くても2014年6月までは入所できない状況だった。そこで待機期間中、
通う広島市の作業所と同じ社会福祉法人が運営する障害者支援施設への一時入所を望んだ。
10年以上前から付き合いのある作業所の職員にそのことを相談すると、
憮然とした顔でこう言われたのをはっきりと覚えている。「すぐに入所なんてできませんよ。
まずミンヤクを入れてきてください」「ミンヤクって何ですか」と訊くと、作業所の職員は言葉を続けた。
「睡眠薬ですよ。通院では難しいから、入院して薬を調整してください」入所すると相部屋になるため、
不眠の傾向があるこのままでは受け入れられないのだという。「福岡では薬を増やさなくても対応してもらえました」。

104 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:33:57.21 ID:2v95C8G6o
そう言い返したかったが、一時的とはいえ世話にならなければいけないので、胸に収めた。以後、
入所施設や作業所の職員と、入所時期などを話し合う会議が度々開かれ、施設側は
「泊まりでの睡眠をしっかりとれる。できれば6時間」を入所条件として提示した。
ペースを尊重した1日おきの睡眠ではダメで、毎日眠らせることが条件だった。
入院させて睡眠薬などを調整する方向で、話がいつの間にか進んでいった。この当時、
子供の時から世話になっている小児科を受診し続けていた。薬は抗てんかん薬のテグレトールの他に、
生活リズムが乱れて独語や大声が目立つようになってからは、比較的少量のリスパダール(抗精神病薬)、
ヒルナミン(抗精神病薬)、ピレチア(抗ヒスタミン薬)が処方されていた。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬が処方されたこともあったが、頓服としての使用で常用はしなかった。
これらの薬を精神科で改めて見直し、睡眠薬を常用することを求められた。2013年8月1日、
民間の精神科病院を受診した。薬の調整には入院が必要で、鍵のかかる個室で治療すると告げられた。
「ただでさえ環境変化に弱いのに、隔離などされたら激しく混乱してしまう」。そう思った入院を断った。
代わりにこの病院に外来通院することになり、処方された新たな抗精神病薬などを飲み始めると、
これまでほとんどなかった失禁や、妙にそわそわした行動などの問題が発生した。医師に相談しても
「そんなことはない」と取り合ってもらえず、一部の薬を飲ませないようにした。同年10月、
国立病院機構が運営し、重症心身障害者の入院病棟を持つ精神科病院が受け入れることになった。
以前から付き合いのあったこの病院の療育指導員に「うちは他人を傷つけたり暴れたりしなければ、
隔離はしません。その心配はないので大丈夫です」と聞いていたので、信頼して任せることにした。
事前に施設見学に行った指導員に案内され、入るという重症心身障害者病棟の「観察室」などを見た。
看護師詰所のすぐ横に設けられた観察室はベッドしかない殺風景な個室だったが、
監視カメラが回る精神科病棟の隔離部屋のような物々しさはなかった。だがドアの鍵穴が目に入ったため
「鍵を閉めるんですか」と訊くと、指導員は「閉めませんよ」と断言したという。トイレは部屋の外にあり、
「自由に行ける」とも言っていた。

105 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:38:12.13 ID:2v95C8G6o
それが真っ赤な嘘だとわかったのは、死亡後だった。入院時、精神科の主治医(この病院の院長)
から隔離についての説明はなかった。「里心がつくので3ヵ月は会えません」と面会を拒まれたため、
頻繁に電話をして様子を聞くと、指導員らは「元気にやっていますよ」などと言っていた。3ヵ月が経ち、
「約束の期間が過ぎました。面会したい」と強く申し出たことで、母子はやっと再会できることになった。
2014年1月15日、面談室で対面した変わり果てていた。
まるで末期のがん患者のようにげっそりとやせ細り、肌は荒れ、
上半身は骨粗鬆症が進んだ老女のように前傾していた。背部に湾曲が生じていたのだ。「どうしたの!」
運動好きではつらつとしていた姿はそこにはなかった。泣き出すと落ち着かず、
椅子から何度も立ち上がるので面会は30分ほどで終了した。なぜこんなにも痩せて背中が曲がったのか。
問いに指導員は「痩せたのは糖尿病のカロリー制限のためです。痩せて胸の前の脂肪がなくなり、
支えがなくなったので、もともと短い首が前に傾いたのです」と答えた。
こんな非科学的な説明に納得できるはずもなく、主治医の院長に面会を求めたが、
多忙を理由に会うことはできなかった。以後、何度も院長との面会を求めた。しかし、いつも「会議」
などとかわされて会えず、3月の退院時の見送りにもやって来なかった。治療経過も副作用についても、
院長には最後まで話を聞けなかった。死後、カルテ開示のため病院を訪れた
診察室前で見かけた院長に短時間でも話を聞こうと声をかけると、院長は驚いて逃げ出し、
2階の自室に鍵をかけて立てこもった。10分ほど待っても出て来ないため、
仕方なく1階に降りて診察室前で待っていると、再び現れた院長はいることにまたも驚き、
今度は廊下から外に逃れた。当時は整地されていなかった土の空き地をすごい速さで駆け抜け、
別棟に消えた。110番通報された。事情を話すと警察官は同情してくれたが、
院長の話を聞けぬまま立ち去らざるを得なかった。話を入院中に戻そう。2014年1月18日、
再び面会に行った。指導員は忙しいのか姿を見せず、対応したのは初対面の若い看護師だった。
面談室が塞がっていたためいる観察室に案内され、中で会った。面会を終えて観察室から出た時、
看護師はどこからともなく合鍵の束を取り出し、自然な動作でドアの鍵をかけた。

106 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:44:23.05 ID:2v95C8G6o
驚いたが「鍵はかけない約束です。なぜかけるんですか」と問いただすと、看護師は慌てた様子で
「今は隣の部屋の人が入ってくるといけないので」と言い開きした。
看護師のおかしな言動に不信感を募らせ帰宅後、指導員にファクスを送った。
指導員と連絡を取りたい時は、なぜか最初にファクスを送ることになっていた。しばらくして電話があり、
「隔離しているんですか。隔離しないというのは嘘だったんですか」と問うと、指導員は
「いつもしているわけではありません。必要な時だけです」とたどたどしい口調で答えた。
ところがこの病院は、入院初日(2013年10月16日)から退院日(2014年3月3日)まで、
ずっと個室隔離して多剤投薬を続けていた。その事実は、3月24日に突然死し、
病院のカルテや看護記録を入手して初めてわかったことだった。
「まさかずっと隔離して薬漬けにしているなんて。隔離して状態を悪化させるくらいなら、
私がどうなろうと家で見続けます。薬物調整中はずっと隔離すると言うのなら、
前の精神科病院の時のように拒否して連れ帰るつもりでしたし、病院にもそのように伝えていました。
なぜ嘘をついてまで受け入れたのか全くわかりません。指導員や病院を信じてしまった私がバカでした。
悔やんでも悔やみ切れない」やせ細っていく様子に不信感を募らせ「もう連れて帰ります」
と訴えたこともあったが、病院に拒まれた。「強制入院ではない。病院が何と言おうと連れ帰っていれば」
息子を守れなかった自分を責め続けている。主訴は「不眠、興奮、多弁」とカルテに記されている。
自傷や他害の恐れはなかった。入院初日はどのような状態だったのか。
看護記録から関係する部分を抜き出してみよう。13時30分入院独歩にて入院。大きな声を出し、
歩きまわる。入室しようとせず。スタッフ付き添い様子観察する。14時45分個室施錠開始
再三の促し、介助にて入室。興奮強い。15時30分放便、弄便あり。開けてほしいとドア叩き訴えている。
上半身裸になっている。22時00分大声を出してドアを叩いている。ドアを指さし「開けて」と訴える。
言動は支離滅裂なこと多い。いきなり隔離や拘束をされたら誰でも興奮し、言動が支離滅裂になる。
それをおかしな言動の根拠として提示する医療者の頭の中こそ支離滅裂で病んでいる。自宅での排便、
排尿に問題はなかった。一人でトイレに行けた。

107 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:48:27.16 ID:2v95C8G6o
そして便や尿を頻繁に漏らすようになった。投与された薬の影響もあったのかもしれない。
翌17日の看護記録に重要な記載がある。8時00分夜間ナップサックをずっとかけて過ごす。
前室に預かる(指導員より)8時20分訴えなく室内徘徊している。9時00分大声や何かを話している。
人のいない方向へ向けて会話のように声を出している。16時00分大声で独語していること多いが、
「リュックを持って来い」というニュアンスのことを言っていることが多い。20時30分巡回毎異常なし。
スタッフルームの方に向かって「リュックサックがほしい」と言っている。これは中学生の時、
母親が買ってあげた黒色のリュックサックだった。どこに行くにも肌身離さず持ち歩いていた。
生地のあちこちが傷んでいたが、人生を共に歩んできた分身であり、
心を落ち着かせるのに欠かせない宝物だった。これとは別に、入院時には黒地に花柄の入った巾着袋と、
えんじ色のリュックサックも持参していた。どちらも小学生の時に購入した思い出の品で、
眠る時はいつもこれを抱いていた。しかしこの二つは見るからにボロボロで、観察室に入る前に
「これは預かっておきますね」と指導員に取り上げられてしまった。言わば「無害の精神安定剤
」を奪われ、残った黒色のリュックを背負い、眠れぬ夜をじっと耐えたのだ。しかし翌朝、
病院はそのリュックさえも取り上げ、落ち着かなくなった何種類もの薬を投与し続けた。退院時、
黒色のリュックは返却されたが、巾着袋とえんじ色のリュックは戻ってこなかった。ゴミのように扱い、
処分したのだろう。精神疾患を発症して入院したのではない。
落ち着かなくなったのはいきなり躁病を発症したためではなく、
両親の病気を原因とした生活環境の変化のためだった。
一時入所する広島市内の福祉施設の関係者らが、受け入れ条件として薬物調整を求めたため、
疲弊した両親は入院による調整を受け入れざるを得なかった。ところが病院は、隔離、リュック取り上げ、
ポータブルトイレでの排便強制などを行い、ますます混乱させた。そして大声を上げたり、
独語を続けたりする反応を躁状態とみなし、これを抑える目的でリーマス、エビリファイ、テグレトール
(抗てんかん薬だが躁状態を抑える作用もある)を投与し続けた。

108 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:51:53.43 ID:2v95C8G6o
さらに催眠を目的に、フルニトラゼパム、ルネスタ、ニトラゼパム、コントミンの4剤を使い続けた
(頓用のレンドルミンも27回使用)。環境変化に弱い自閉症の人に、
病院で対応する医療者の苦労は容易に想像できる。状況によっては薬で抑えたり、
隔離をしたりしなければならない場面もあるだろう。だが、環境変化による混乱を同じ人間として理解し、
想像力と共感を持って接する努力を怠り、終始、隔離と薬でしのごうとする対応は人権無視も甚だしく、
到底容認できない。入院時に60キロあった体重は、退院時には47キロと13キロも激減した。
筋力が著しく衰えたかのように足元がふらつき、「転倒しそうで怖かった」と振り返る。
病院はこの異様な減量について「糖尿病の治療のため」と説明した。だが、
2010年頃に基準値を超えた血糖値は、
子供の時から診ている内科医の勧めで70キロ台から60キロ台に体重を絞ったことと、
薬の効果もあって落ち着いていた。入院直後の血液検査では、ヘモグロビンA1cは6.0%で基準値内。
空腹時血糖も96r/dlで基準値内に収まっていた。従来の治療で血糖はコントロールできていたのに、
なぜ健康を害しかねないほどのさらなる減量を短期間に強いたのか。
向精神薬の中には血糖値が跳ね上がるものもあるため、用心したのだろうか。
一番の糖尿病対策は食事と運動だが、隔離部屋に閉じ込め続けた病院が、
継続的な運動療法を行った形跡はない。食事も隔離部屋で摂らなければならなかった。身長158p。
標準体重は55s)の栄養状態を評価した病院の管理栄養士は、
隔離部屋生活での必要エネルギーは1日1900kcalと推定した。
食事は介助もあってほとんど食べていたようなので、推定摂取エネルギーは2000〜2100kcalだった。
それなのになぜ、体重は標準を著しく下回るまで減り続けたのか。抗精神病薬を多く摂取し続けると、
筋肉の強張り、背中や首などが曲がるジストニア、手足の震え、
落ち着いて座っていられないアカシジアなどの副作用が高頻度で生じる。
これらは錐体外路症状と呼ばれる。突然表れた背部の湾曲は、錐体外路症状と見るのが自然だ。さらに、
筋肉の激しい硬直が続くと筋肉組織が壊れる横紋筋融解症が引き起こされることもある。
筋肉が衰えるので長期に及ぶと体重は減少し、悪化すると腎障害などで死亡する危険がある。

109 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 21:55:50.67 ID:2v95C8G6o
横紋筋融解症が起こると、血液検査でCK(クレアチンキナーゼ)値が急上昇する。実際、
入院期間の前半に一郎さんのCK値は高値を続け、2013年12月の検査では2632U/I
(男性の正常値は62〜287U/I)に達した。CK値は激しい運動後にも上昇するが、
狭い隔離部屋で鎮静の薬を多く投与され激しい運動を続けるとは考えにくい。
看護記録にもそのような記載はない。
多量の薬の影響で薬剤性心筋炎や深刻な不整脈が起きていた可能性もある。飲んでいたリーマス
(炭酸リチウム)とテグレトール(カルバマゼピン)は、「急性および慢性心筋炎の診断・
治療に関するガイドライン」(日本循環器学会、日本心臓病学会など6学会合同研究班が作成)で
「心筋炎を惹起する薬物」としてあげられている。だが主治医の院長は心電図を一度もとらなかった。
退院時に院長が作成した「退院時総括」に関連する「退院時看護要約」には、
「2013年11月下旬頃より、背部の湾曲があり、前屈姿勢で過ごす事が多くなった。薬剤調整し、
湾曲は軽減したが、前屈姿勢が続いている状態である」との記載がある。ところが院長は、
2018年7月に広島地裁で開かれた民事裁判の法廷で、背部の著しい湾曲に「気づかなかった」
と証言した。2014年3月3日、衰弱し切った状態で退院した。
夜も寝ないでしゃべり続けるほどの体力は明らかに失われていた。
30歳代には見えないほど老け込んだ心配し「家に一旦連れ帰って療養させたい」と訴えた。しかし、
広島の施設は「ここに慣れるまでは自宅に帰さないようにする」との方針で、退院したその足で入所した。
入院中に生じた背部湾曲と体力低下、さらに睡眠薬の影響もあって、施設内で何度もふらついた。
14日朝、ベッドから起き上がろうとして転倒し、左の眉の上を8針縫うけがを負った。
頭部を激しく打った恐れがあるため、病院でCT検査を受けた。背中が湾曲し、
足取りがおぼつかない。院長はこれに「気づかなかった」という(2014年1月20日、病院内)
18日には38.6度の熱を出し、施設職員が内科に連れて行った。
これまで受診したことのない医療機関だったため、医師がのどを見ようとしても口を開けなかった。
インフルエンザ検査は陰性だったので、医師は通常の感冒と診断した。
風邪薬と解熱用のボルタレンが処方された。

110 :優しい名無しさん:2019/08/24(土) 22:01:31.36 ID:2v95C8G6o
20日、かかりつけ医を受診させたいと施設職員に訴えたが実現しなかった。21日の朝食後、「帰りたいです」
「助けてください」と訴えた。23日午後9時30分、
就寝前の薬を服用。ウトウトしながらも布団から何度も起き上がろうとしたが、午後11時30分に就寝した。
24日午前6時、居室を訪れた職員が声をかけても反応せず、救急車を呼んだ。
すでに死後硬直があったため救急搬送はされず、警察が到着して検視を行った。着衣に乱れはなく、
死因は急性心筋梗塞とされた。死亡日時は24日午前2時頃と推定された。
死因は本当に急性心筋梗塞だったのだろうか。抗精神病薬などの過剰な投与は致死的な不整脈を招き、
患者を突然死に至らしめることがある。飲んでいたコントミンの添付文書には、重大な副作用の項目に
「突然死 心室頻拍」とある。先に指摘したように、心筋炎が起きていた可能性も捨て切れない。だが、
望んだにもかかわらず行政解剖は行われなかったため、正確な死因はわからず終いとなった。
広島の入所施設(被告は施設を運営する社会福祉法人)と、入院していた病院(被告は国立病院機構)
を相手に2件の民事訴訟を起こした。
「重複障害者が直面している非人道的な扱いを多くの人に知って欲しい」との思いがすべてだった。
国立病院機構相手の裁判は広島地裁で2018年現在も続いている
(院長の証人尋問はこの裁判で行われた)。
入所施設が十分な見守り義務を果たさなかったと訴えた裁判は、すでに敗訴した。
敗訴した裁判で見守り義務以上に問題視したのは、
施設関係者が入所条件として睡眠薬の使用を強く求めたことだった。この点について、
2017年3月に控訴を棄却した広島高裁は次のような見解を示した。
「被控訴人が睡眠薬の投与等を求めたのは、被控訴人の組織運営の都合も否定できないものの、
主に、控訴人らの健康状態から介護していくことが困難になったことから、
これから施設での生活を継続していくことを迫られる配慮であることが認められる」
薬物を使ってでも施設の都合に合わせて生活スタイルを「矯正」することが、配慮だというのだ。
本人や家族の意思は置き去りにして。このような本人不在のありがた迷惑な発想を突き詰めていくと、
その先に相模原障害者施設殺傷事件の植松聖被告の姿や、
多くの障害者が被害にあった強制不妊手術問題がちらついてくる。

111 :優しい名無しさん:2019/08/28(水) 11:36:52.71 ID:TUMlgn4SA
50歳・女性)は、2カ月ほど前から「宇宙人の声が聞こえる。私を非難している」と訴え始めました。
時に興奮することもあり、家族が心配して近くのメンタルクリニックに連れて行ったところ、
統合失調症と診断されました。すぐに内服薬を飲み始めたのですが、病状が好転しなかったこともあり、
総合病院の精神科に入院することになりました。それから1カ月後、統合失調症の症状は安定してきました。
しかし、腹痛と肝機能検査で異常値があり、消化器科で検査したところ、
膵臓がんで肝臓転移が見つかったのです。消化器科病棟に転棟することになりました。
担当の医師はがんの告知によるショックを考慮し、病名を告げないことを選択。
手術は無理だったため、家族の同意を得て抗がん剤治療を行うことにしました。
3剤の抗がん剤を併用する治療法でしたが副作用は少なく、難なく2コースを終了。その後、
腹痛もなくなり、退院して自宅から総合病院の外来通院治療センターで治療を継続することになりました。
ある日、病院内のスタッフカンファレンスで、ある医師からこんな発言がありました。
「統合失調症でも抗がん剤の治療をするのですか」これに対して誰からも声があがることはなく、
日本における精神病患者の扱いは、海外諸国から「ひどい人権侵害」と非難された過去があります。
「我が国何百万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の外に、
この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」
日本は、人権が最も守られている国のようにいわれますが、
統合失調症への偏見や人権無視はひどいもので、今でも不治の病と誤解したイメージを持っています。

112 :優しい名無しさん:2019/08/28(水) 19:31:20.36 ID:TUMlgn4SA
27日午前、松山市のJR予讃線の踏切で男性が特急列車にはねられ死亡しました。
27日午前11時15分ごろ、松山市愛光町のJR予讃線の味酒踏切で、
下りの特急しおかぜが踏切の中にいた男性をはねました。
男性は全身を強く打ちその場で死亡が確認されました。中年とみられ警察は身元の特定を急いでいます。
また目撃情報などから降りていた遮断機をくぐって踏切内に入った可能性が高く、
自殺と事故の両面で調べています。JR四国によりますと、
列車の乗客ら約100人にけがはありませんでしたが、
事故の影響で松山―伊予北条間が2時間に渡り運転を見合わせるなどし、約1100人に影響がでました。

113 :優しい名無しさん:2019/08/29(木) 07:45:54.27 ID:86IzgF3VK
18歳未満の少女に現金を渡す約束をしてわいせつな行為をしたとして会社員の男が逮捕された事件で、
県警少年捜査課と署は28日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春・製造)の疑いで、無職の男(48)を再逮捕した。
再逮捕容疑は7月14日、ホテルで、高校生の10代少女が18歳未満の児童であると知りながら、
現金6千円を渡す約束をしてわいせつな行為をし、
少女の裸などを自己のスマートフォンで動画撮影した疑い。「性欲を満たすためにやった」
と容疑を認めているという。同課によると、男は7月、会員制交流サイト(SNS)を通じて少女と知り合った。
約束した現金を支払わず逃走しており、「睡眠導入剤を使った」などと供述しているという。
県警は県内の10代少女に現金を渡す約束をしてわいせつな行為をしたとして7月31日、同法違反(買春)
容疑で、男を逮捕。押収したスマホを解析したところ、10代少女に対する犯行が浮上した。
男のスマホには十数人の少女とみられる裸などの画像や動画が残されており、県警は余罪もあるとみて調べる。

114 :優しい名無しさん:2019/08/30(金) 07:12:21.72 ID:cX2JSV/CO
28歳)は、発達障害の1つADHD(注意欠陥多動性障害)だ。障害者枠で契約社員として働いている。
仕事はデータ入力などの単純作業で、時給は最低賃金レベル。1日7時間勤務なので、
年収は150万円ほどにしかならない。時々、ネットの掲示板にその日の出来事などを書き込む。ある日、
仲のよかった高校の同級生2人と、久々に食事をしたときのことを、こんなふうにつづった。
「僕はいまだにそこら辺の高校生より稼げていない。結婚はおろか、独り立ちもままならない。
人生の王道からはみ出した僕と違い、1人は高校卒業後から働き、今や主任に相当する地位についている。
もう1人は大学に行ったから、同級生としては(就職は)遅いとはいえ、正社員なのだから、職場では、
僕より多くのことを経験してるだろう」再会を喜びながらも、複雑な思いを抑えられない胸の内を、
こう記す。「高校の頃、3人とも同じレベルにいた。でも、今は2人の背中が遠くに見える。
だからって悔しくもない、ねたましくもない。むしろ、幸せな人生のようで、うれしく思う。うそじゃない。
本当のつもりだ。でも、ただ少し寂しく思う。そしてうらやましい。これからも、障害者である僕と、
健常者である友達との差は開いていく。いつか、今みたいに一緒に笑い合えなくなる日が来るのだろうか
友達でいてくれるかな僕自身、彼らとは対等な友達だと、これからも自分のことを誇れるだろうかわからない。
でも、今はまだ一緒だ。今はこの瞬間を心に焼き付けたい」ADHDと診断されたのは、
小学校低学年の頃。保育士として、障害のある子どもたちを受け持った経験のある母親が、
雨の日も校庭を走り回り、授業中もおしゃべりがやめられない息子の「普通とは違う」様子に気づき、
受診をさせたのだという。ただ、当時は今ほどの専門的な支援はなく、
診断後も生活が大きく変わることはなかった。学校では
「ヒエラルキーの最底辺で寝そべっているようなタイプ」ではあったが、気の置けない友達もおり、
不登校になることもなかった。中学、高校といわゆる普通学級に進み、
誤診なんじゃないかと思うこともありました。健常者と変わりなく生きてきて、これからもそうなんだと、
思っていました」。漠然と予想していた未来が一変したのは、短大生時代。
文化祭の実行委員の1人として看板や舞台の設営を任されたが、「なに1つ、まともにできなかった」のだという。

115 :優しい名無しさん:2019/08/30(金) 07:16:43.07 ID:cX2JSV/CO
「正社員と契約社員の間には、どうしようもないほどデカい差が存在する。(自分の上司は正社員とはいえ)
障害者枠だから、一部上場企業の社員としては給料は低いかもしれない。でも、
家族を養えるほどには稼げている。でも、僕は違う。誰も悪くない。ぶつけどころのわからない、
このやるせなさは、今日も見ないことにした」ADHDは集中力が続かないうえ、
同じ作業の繰り返しは苦痛でもある。仕事を辞めるよりはと、「無理に集中するのではなく、
あえてとりとめのない思考に身を任せながら入力する感じ」という独自の心構えで、
何とかしのいでいるが、正直、ミスは多いという。「多少の細工では普通を演じられないところが、
僕が障害者たる所以なんだろう。僕のミスは必ず露呈する。3日に1回は、上司に呼び出される。
ミスが多いのも当然。仕事を続けるための苦肉の策とはいえ、あえて気を散らしているのだから。でも、
上司にそんなことは言わない。申し訳ないふりをして『ごめんなさい、以後気をつけます』
みたいな言葉を、ニュアンスを変えて繰り返す。我ながら白々しい。でも、仕方ない」
入社してわかったことの1つは、作業の速さや正確さで、
自分が到底及ばない知的障害者がたくさんいる、ということだという。
身体障害者や知的障害者にはそれぞれの苦労があると思うとしたうえで、こう記す。「もしかしたら、
発達障害者は能力的にも、社会的地位も最底辺ではないかと、たまに考えてしまう。
僕は人類最底辺ではないかと、たまに考えてしまう」ひどく落ち込んでいるのかと思いきや、
朗らかで、話題の豊富な人だった。同居している家族との関係も良好で、父親ともよく話をするし、
母親とは最近、漫画原作の実写映画『キングダム』を一緒に見に行った。弟と、
その彼女の3人でお酒を飲むこともある。過去には、女性から告白されたこともあるという。しかし、
年収150万円では、どうにも気後れしてしまい、理由は告げずに断った。正社員並みにとはいわない。
でも、「フルタイムで働くので、せめて自活できるくらいの給料がほしい」と話す。
大人になってから知り合った発達障害の友人たちもおり、彼らの自宅に泊りがけで遊びに行くこともある。
彼らは兄妹だったり、恋人同士だったりして、それぞれが生活保護を利用して暮らしている。
ただ、この友人たちの生きざまが、時にとてもまぶしく見えるのだという。

116 :優しい名無しさん:2019/08/30(金) 07:23:28.17 ID:cX2JSV/CO
百円ショップで400円ほどの万引きをしたとして窃盗罪に問われた女(37)に、名古屋地裁
(吉井隆平裁判長)は29日、懲役1年2カ月(求刑懲役1年6カ月)の実刑判決を言い渡した。
被害が少額で犯行も認めていたにもかかわらず裁判は1年4カ月も続き、
勾留日数が刑期に算入されて即日釈放となった。判決によると、被告の女は2018年1月25日午後1時ごろ、
名古屋市中区の店舗で、食品4点(販売価格計432円)を万引きした。
これまで窃盗罪で3回の懲役刑を受けて2度服役し、事件の5カ月前に仮出所したばかりだった。
弁護人によると、被告は逮捕時から容疑を認め、事件直後に被害を弁償した。
だが勾留は逮捕時から判決まで1年7カ月間続いた。裁判が長期化した要因の一つは、
被告の訴訟能力の有無を調べる鑑定手続きが長びいたことだ。鑑定結果が出るまで、
公判は約5カ月間中断した。被告には性同一性障害があり、
長年の性不一致の悩みなどから解離性障害などの精神障害を発症。弁護側は、
起訴前の取り調べや初公判で解離性障害による別人格が現れたことなどから、
「被告には訴訟能力がない」と主張し、起訴は不当だとして公訴棄却などを求め、
「福祉的、医療的支援を続けることで解決することが相当だ」と訴えた。
被告は公判中も自身と別人格の名前を名乗った。判決は訴訟能力はあったと認定する一方で、
量刑理由で「被告には解離性障害や性同一性障害などの精神障害が認められ、
本件に影響を及ぼしていることがうかがわれる」と指摘した。

117 :優しい名無しさん:2019/08/30(金) 08:17:11.82 ID:cX2JSV/CO
総コレステロール値220mg以上を「1」として、200mg以上220mg未満は1・72倍、
180mg以上200mg未満は2・8倍、180mg未満は3・29倍と、総コレステロールが低ければ低いほど、
自殺のリスクが上昇することが分かった。「血中の総コレステロール値が低いと、
脳内の神経伝達物質のセロトニンの働きが低下します。それがうつを後押しし、
自殺のリスクを高める可能性があります」以前、国内の疫学研究から、
総コレステロール値220mg以上の女性は、180mg以上220mg未満の女性と比べて、
自殺のリスクが1・9倍高いことが報告されている。結果が異なる理由ははっきりしないが、
国内外の多数の研究をまとめたメタアナリシスでは、
総コレステロールやLDLコレステロールが低いほど自殺のリスクが高まるという結論が得られている。
その一方で、LDLコレステロール値が高いと心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がる。
コレステロールは高過ぎるのも低過ぎるのも病気のリスクに関連している。「病気の予防のため、
野菜、果物、豆類、低精製度の穀類が豊富な食生活が推奨されています。近年、ミネラルやビタミン、
食物繊維などの栄養成分が、心の健康にも関連しているという報告が増えています。
私たちが以前行った研究では、食事からの葉酸摂取量や血中の葉酸濃度が高いと、
抑うつ症状が少ないという関連が見られました」葉酸はビタミンの一種で、
ブロッコリーやホウレンソウなどの緑黄色野菜や、オレンジなどの柑橘系果物に多く含まれる。
毎食ごとに野菜をたっぷり食べて、デザートに果物少々。このような理想的な食事を心掛けたい。
だが、仕事の都合で外食が多い人は、野菜や果物で葉酸を補うのは難しい。
その不足分を補うために活用したいのが「緑茶」である。
「緑茶には葉酸のほかリラックス効果のある成分が含まれ、
日常的に緑茶を飲む人はうつ発症のリスクが低いという研究データがあります。そのほか、
コーヒー飲用者にはうつ症状が少ないという報告もあります」野菜や果物、
緑茶やコーヒーを活用してうつ状態を退けることが、自殺のリスクを下げることにもつながるらしい。
「心の健康維持には運動も大切。普段の食事や体の動かし方を点検し、健康的な生活習慣を心掛けましょう」とアドバイスする。

118 :優しい名無しさん:2019/08/31(土) 20:53:30.30 ID:DCQhH9uot
NHKのアナウンサーを13年間務め、『ニュース シブ5時』にも出演していた塚本堅一氏(41)が、
違法薬物の所持と製造で逮捕されたのは2016年1月10日のことである。その後、
罰金50万円の略式判決を受け、NHKからは懲戒解雇された。世間は、
現役のNHKアナが薬物事件で逮捕されたことに衝撃を受けた。彼が使用していた違法薬物は、
ラッシュという危険ドラッグだった。「ラッシュは、セックスドラッグです。
大学生の19歳か20歳の頃だったと思いますが、友人に勧められて初めて使いました。
当時は違法ではなく、アダルトショップや本屋や雑貨店で簡単に入手でき、全国的に流通していました。
特に男性同性愛者の間で流行していたものの、男女問わず愛好者はいましたね。
マジックやシンナーのような揮発性の液体で、それを嗅ぐと強いお酒を飲んだ時のように高揚感があって、
心臓がバクバクします。元々、心臓の気つけ薬なのでそうなるのです。持続時間は2、3分ほどでしょうか」
ところが、06年に販売規制が始まり、14年には所持や使用が禁止された。他のドラッグの入り口
(ゲートウェイドラッグ)になるとして、取り締まりが始まったという。「使用禁止になった時点では、
好きだったけどしょうがないと思っていました」塚本氏は明治大学を卒業後、03年にNHKに入局。
京都や金沢、沖縄勤務を経て、15年に念願の東京アナウンス室に配属された。
再びラッシュを使い始めたのは、15年の夏だったという。「サイトで、
ラッシュに似た効果を出せる液体が売られているのを見つけました。材料は合法と書いてありました。
製造キットがあって、自分で調合するのですが、価格は3000円と安かったし、ストレスの解消にいいかな、
と軽い気持ちで買ってしまったのです。僕は、薬物は1人で使用していました。
取締が始まり、沖縄勤務時代はパートナーと暮らしていたこともあり、使っていませんでした。
ところが東京に転勤になって1人暮らしになり、ちょっと買ってみようかなと。魔がさすとは、
こういうことなのでしょう」塚本氏は、件のサイトで2、3回購入したという。ストレスで疲れた時に使用した。
ところが、そのサイトは捜査機関に目をつけられていた。塚本氏は本名で購入したため、
NHKのアナウンサーということも捜査機関にバレてしまった。そして、逮捕された16年1月10日を迎える。

119 :優しい名無しさん:2019/09/03(火) 10:34:36.32 ID:v8fRzd9bA
易刺激性や易怒性は、ほとんどすべての精神障害においてみられます。 たとえば認知症や脳血管障害、
脳腫瘍などの脳器質性精神障害で、急に易怒性を呈することがあります。アルコール・薬物依存症では、
アルコールや薬物の効果が切れてきた時や、覚せい剤など神経を興奮させる薬物を摂取した後に、
易刺激性が強まることがあります。統合失調症でも、幻聴や妄想のせいで易怒性が高まることがあります。
双極性障害の躁状態ではとくに易刺激性が目立ち、患者さんの言うことに反論しようものなら、
すぐに怒りだしてしまいます。うつ状態に対して投与された抗うつ薬の作用で、
易刺激性が生み出されることもよくあります。そもそも人は、誰だって多かれ少なかれ
「怒り」の感情を持つことがあります。しかし、頭に来たからといって、
通常は危険なあおり運転をしたり、相手を殴ったりはしません。そんなことをしたら、
自分が大変な目に遭いかねないことを分かっているからです。そうした冷静な判断をして、
怒りを抑えているのが、思考や判断など脳の高次機能をつかさどる「前頭葉」という部分です。
怒りの感情は、原始脳と呼ばれる「大脳辺縁系」というところで作られるのですが、
それがそのまま表情や言動に出ないよう「前頭葉」が抑える役目を果たしているのです。
ところが、この前頭葉の機能が低下してしまうと、怒りを抑えられなくなります。たとえば、
前頭葉が萎縮する代表的な病気の一つに、「前頭側頭型認知症」があります。この病気になると、
社会性が欠如して万引きのような軽犯罪を犯したり、抑制が効かなくなって暴力をふるったり、
同じことを繰り返したりするようになります。また、こうした症状は認知症のような病気としてだけでなく、
実は加齢現象としても起こりえます。たとえば、「駅やコンビニなどで、
若者相手にすぐにキレてしまう高齢者が増えている」などと報道されたことがありますが、
それには加齢に伴う前頭葉の機能低下が関係していると指摘されています。
もちろん、前頭葉の萎縮や機能低下は高齢者だけでなく、若年性認知症やアルコール・
薬物依存症などでも起こります。家族やまわりの人が「急に怒りっぽくなった」
「以前と人が違うようになった」という場合も病気の可能性がありますので、医療機関に何とか連れていき、受診してみることをおすすめします。

120 :優しい名無しさん:2019/09/16(月) 08:09:20.44 ID:dbmVr3OvS
2018年に薬物依存などで全国の精神科で治療を受けた10代患者の4割以上が、
せき止め薬や風邪薬などの市販薬を乱用していたことが厚生労働省研究班の実態調査で分かった。
14年の調査では1人もおらず、近年急増していることを示した。危険ドラッグの乱用者は1人もいなかった。
「消えたい」「死にたい」などと考え、生きづらさを抱えた若者が、
一時的に意欲を高めるために市販薬を乱用するケースが多いという。
せき止め薬は安価で簡単に入手できる上、中枢神経興奮薬と抑制薬の両方の成分が含まれ、
インターネットで「多幸感が得られる」といった情報が出ていることが背景にあるとみられる。

121 :優しい名無しさん:2019/09/17(火) 17:35:16.38 ID:sCwsRTJAp
苦しみましたね。いじめ、絶望させ、なのに、おそらく、今はそのことを忘れ、
のうのうと生きている男子たちのことを思えば、殺意のような憎悪が湧き上がることは当然だと思います。
42歳になっても、昨日のことのように感じているのですよね。それは、
魂にまで刻まれた深い傷だということです。つまり、病院で治療しなければいけない大ケガだと思います。
軽い傷なら、素人でも治療できます。親友にアドバイスをもらうとか、恋人や家族に話すとか、です。
でも、大ケガは素人が治療してはいけません。まして、一人でなんとかしようと思ってはいけません。
それは不可能です。必要なのは、自分一人で「忘れよう」とか「復讐しよう」とか悩むことではなく、
適切なカウンセリングを受けることだと思います。心療内科か精神科かメンタルクリニックか、
ゆっくりと話を聞いてくれるお医者さんを探すことをお勧めします。5分話して、
すぐに薬を出そうとする人は、丁寧に断って下さい。ちゃんと話を聞いてくれるお医者さんに、30年近く、
誰にも言えなかった「いじめられた思い」「彼らに対する憎悪」「家族の無理解に対する憤り」
「見て見ぬふりをしたクラスメイトへの敵意」を言葉にするのです。
その思いを全部、とことんまで吐き出すのです。それをずっと聞いてくれて、
適切なアドバイスをしてくれるのは、お医者さんしかいないと思います。「どうしたら、
この辛い過去を忘れて生きられるでしょう。どうすれば憎悪を抱かなくて済むでしょうか」と苦しみますが、
忘れよう、憎悪を抱かないようにしようと結論を出す前に、辛い過去や憎悪と向き合い、
ゆっくりと言葉にして、聞いてもらうことが、楽になるための大切なステップだと思います。苦しい思いは、
ずっと心の奥にしまっているからこそ、ずっと残り続けているのですから。時間はかかるでしょうが、
ゆっくりゆっくり、話し始めませんか。合ったお医者さんを探すところから始めることを提案します。
病院やクリニックの門を叩くことに、最初は抵抗があるかもしれませんが、それは一瞬のことです。30年間、
苦しみ続けたことに比べたら、なんでもありません。「ああ、この人は私の話をちゃんと聞いてくれない」
と感じたら、すぐにやめればいいだけです。そして、「この人になら、今までの思いを話せる」と感じる人を辛抱強く、探して下さい。

122 :優しい名無しさん:2019/09/18(水) 16:31:00.39 ID:KBL7lFF2C
患者は2人の幼子を持つ30代の主婦。体には、
経験豊富な精神科医も二の句が継げなくなるほどの際立った特徴があった。左右の上腕、片方の下肢、
背中の左上部。そこにホラー映画のジェイソンを思わせるマスクを被った人物の顔など、
奇怪な刺青が鮮明に刻まれていたのだ。さらに、体のあちこちにピアスを付けていた。刺青を入れ、
ピアスの穴を10ヵ所以上開けたのは、赤城高原ホスピタルを受診するまでの半年以内の出来事だった。
彼女の変化は突然起こった。きっかけは抗うつ薬パキシル(SSRIと呼ばれる抗うつ薬の一種)
の増量だった。遡ること4年。夫との別居や子育て疲れが影響して、うつ状態と不眠に陥った。
これは「脳の病気」というよりも、ストレスと過労による体の一時的な「反応」だったのかもしれない。
だが、近所のクリニックの精神科医は生活環境の改善に踏み込むことなく、
すぐにパキシルや睡眠薬を処方した。副作用の説明はなかった。以後、症状は一時的に改善したが、
治るには至らず、通院を続けるうちに処方量が増えていった。抗うつ薬で一時的に気分を上げても、
取り巻く環境や、自身の意識、生活習慣などが変わらなければ根本的な回復にはつながらない。
出産を境にした体内のホルモンバランスの変化も、うつ状態に影響したのかもしれない。だが、
投薬一辺倒の精神科治療ではそのような観点が見落とされてしまう。
パキシルの1日あたりの服用量が上限の40mgに達した時から、温厚だった暴走は始まった。
化粧が急に濃くなり、服装はけばけばしくなった。家族への暴言が始まり、
外出すると店の商品を手当たり次第に万引きした。いつの間にか刺青を入れ、ピアスの穴を開けた。
万引きで保護した警察は、過去に犯罪歴のない彼女の異様な言動を「精神疾患による混乱」
とみて専門的な治療を勧めた。ところが最初に受診した病院では「万引きは性格の問題なので治せない」
と言われ、入院治療を受けられなかった。パキシル40rは飲み続けた。自身も、
著しく不安定なのは精神疾患のせいだと思っていたので、一刻も早く治したくて薬を欠かさなかった。
だが彼女の言動はますます荒れた。自宅で包丁を握り締め、子供もいる前で「私を刺せ!」と叫んだ。
家族に促されて別の病院を受診した。ところがまた「うちでは治せない」と言われた。

123 :優しい名無しさん:2019/09/18(水) 16:36:07.60 ID:KBL7lFF2C
突然表れた攻撃性や衝動性は、状況からみて抗うつ薬の影響と考えられた。
服用をきっかけに著しい攻撃性が表れ、
窃盗などの問題行動を繰り返した症例の報告を読んだことがあったからです。
実際に診たのはこのケースが最初ですが、以後、複数経験した。
このような症例の報告を知らない医師は今も多いので、
彼女のような混乱に陥った人を性格や病気のせいにしてしまう可能性がある」
SSRIなどの抗うつ薬の説明書(添付文書)を見ると「重要な基本的注意」の項目に次のような記載がある。
「不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、
軽躁、躁病等が表れることが報告されている。これらの症状・行動を来した症例において、
基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されている」だが、
このような重大リスクを患者や家族に説明する医師は少なく、抗うつ薬は安易に処方され続けている。
抗うつ薬を少しずつ減らし、最終的に中止する約2ヵ月間の入院治療を行った。
SSRIなどの抗うつ薬を突然中止すると、無気力、不眠、悪夢、めまい、
感覚異常などの様々な症状が表れる恐れがあるため、時間をかけた段階的な減薬が必要になる。
減薬と並行して、子育てに疲れた原因を探るカウンセリングや、
入院患者同士の活発な交流の場などを提供した。すると精神状態が急速に安定し、
家族や知人たちが「優しくて世話焼きな性格に戻った」と口をそろえるまでに回復した。
もともとあった躁病が抗うつ薬の影響で露骨に表れたケースではなく、
抗うつ薬の副作用で心を激しく乱されたケースだった。混乱時の心境を
「常にイライラして自分が自分じゃなかった。万引きや刺青で、そんな自分を痛めつけたかった」
と振り返った。適切な入院治療と家族の支えで、平穏な生活と元の自分を取り戻した。だが、
体のあちこちに入れた刺青を完全に消し去ることはできず、「もっと早く薬の影響を疑っていれば」
と悔やんでいる。気分が著しく高揚する『賦活症候群』という状態に陥り、思わぬ行動に出る。
そのような情報を医師も患者も知っておくことが大切で、素早い対応につながります」
だが数え切れないほど存在する処方薬依存患者の多くは、自分の不調の原因にまだ気づかなかったり、
減断薬を引き受けてくれる病院が見つからなかったりして、苦しみ続けている。

124 :優しい名無しさん:2019/09/18(水) 16:41:00.67 ID:KBL7lFF2C
医師たちの漫然処方は、患者を挫折や貧困に陥らせるだけでなく、
医療や福祉の社会的コストを増大させる要因にもなっている。
処方薬依存などの向精神薬問題を記事などで繰り返し指摘し始めた10年前、精神科医師の中には、
「異常者」や「変人」扱いして、漫然処方を平気で続ける医師が目立った。「寝た子を起こすな」
という盗人猛々しい声さえ聞こえてきた。「精神科嫌いのカルトだ」と決めつける精神科医もいた。
そうした精神科医にとっては、「精神疾患患者」に見えているのかもしれない。
自浄能力なき精神医療業界。見るに見かねた厚生労働省は2014年度以降、
睡眠薬や抗不安薬などの処方剤数制限(基準を越えると診療報酬を減額)を段階的に行ったり、
2017年3月には、適量の薬でも長く飲み続けると薬物依存(常用量依存)
に陥る危険があることを薬の添付文書に明記させたりするなど、予防策を強化していった。
すると驚くべきことに、それまで漫然処方を続けていた精神科医までもが、手のひらを返したかのように
「睡眠薬や抗不安薬の長期服用は好ましくない」などと講釈を垂れ始めた。
これで薬害が減少するのならば良いが、こうした医師たちは自己保身と逃げ果せることしか頭にない。
患者のことなどハナから考えておらず、認知行動療法などの精神療法の技術も持ち合わせないので、
従来の薬が使えなくなると別の薬を流用し始めるだけだ。実際、
近年は鎮静作用が強い統合失調症の薬(抗精神病薬)を睡眠薬代わりに処方するケースが増えている。
複数の被害者から「睡眠薬を減らす代わりにセロクエル(抗精神病薬)を追加するケースが目立っている」
と指摘があった。本来、統合失調症にしか使えないはずの薬を不眠症などの患者に処方するため、
診療報酬請求では患者を「統合失調症ということにしている」のだ。明らかな違法行為である。
患者に合った良い薬を提供するため、苦肉の策として嘘の病名を書く行為までも否定するつもりはない。
しかしこのケースは、処方薬依存の被害者を更に追い込む結果にしかならないのだから、看過できない。
指摘を受けた厚生労働省保険局医療課の職員は「それは違法」「(民事上の損害賠償請求の対象に)
なる」と言い切った。抗精神病薬には様々な副作用があり、統合失調症ではない人が服用すると、
副作用の危険が更に高まることは言うまでもない。

125 :優しい名無しさん:2019/09/18(水) 16:45:32.66 ID:KBL7lFF2C
技術のない精神科医や心療内科医の治療を受けたがために、
薬漬けになって人生を棒に振った人は数多い。そうしたケースがほとんどニュースにならないのは、
被害者や家族が泣き寝入りを強いられているためだ。抗精神病薬の突然死問題にふれておきたい。
今年6月26日から3日間、横浜市で開かれた「第110回日本精神神経学会学術総会」では、
抗精神病薬の注射剤「ゼプリオン」の投与後、患者の死亡報告が相次いでいる問題
(市販開始から半年で死者32人。医師の自主的な報告にもとづくため、
全死亡例が把握されているわけではない)を受け、学会員を対象とした緊急教育講演が行われた。
講師を務めた医師は、疑い例を含む突然死が16例に上ることに「驚いた」と語った。
抗精神病薬服用者の突然死の多さは、一部の家族会から繰り返し声が上がり、精神科医たちは
「レアケースをことさら強調している」などと反発し、深刻に受け止める医師は少なかった。
この講師も、ゼプリオンの調査結果を見るまでは、
統合失調症患者の突然死の割合が健常者よりも突出して多いという家族会の報告を、
「大げさだと思っていた」と言い、危機意識が足らなかったことを認めた。これを聞いたある家族は
「やっと深刻に受け止めてくれたのはいいが、気づくのが遅すぎる。
精神科医の感度の鈍さにはいつも驚かされる」と顔をしかめた。
ゼプリオンの成分がとりわけ危険という指摘はされていない。他の抗精神病薬も、
過度に使用すれば突然死が増える。今回、ゼプリオンは市販直後調査を比較的丁寧に行った。その結果、
あらゆる抗精神病薬に共通する負の側面が「はっきりと浮かび上がってしまった」
(ある製薬会社社員の話)ということなのかもしれない。緊急教育講演では、
抗精神病薬服用者の大規模な追跡調査や、患者・家族への副作用説明を強く求める声が上がった。
口先だけでなく、ぜひ実行していただきたい。

126 :優しい名無しさん:2019/09/18(水) 16:49:39.32 ID:KBL7lFF2C
証拠映像では蹴りは頭部に3発入ったように見えるが、このうち2発を裁判所は認定した。
さらに裁判所は、首を骨折したのは、SとTが接触したこの時以外には考えられないとした。
Sは頭部にひどい暴行を加えているのだから、傷害致死罪を免れないはずだ。ところが地裁も高裁も、
驚くべき屁理屈を持ち出して傷害致死罪の適用を避けた。Sが複数回の顔面蹴りを加えた後、
Tは動揺する上半身を強く抑え込んだ。天井の監視カメラからは死角となって、
Tの脚の位置ははっきりしない。だが、上半身の位置などから考えると、
Tは向精神薬の副作用で前傾していた頭か首のあたりに片膝をのせ、体重を浴びせかけた可能性がある。
だとすれば、明らかに看護行為を逸脱した暴行だ。そのため検察は、SはTと共謀して暴行を加え、
首を骨折させたと主張した。しかし裁判所は、 Tの膝の位置はこの映像だけでは確定できず、
Tの抑え込み行為で首が折れたと断定することはできないとした。そうであれば、
Sの複数回の顔面蹴りで首が折れたとみるのが自然だが、
裁判所はまたしても驚きの屁理屈でこれを否定した。Tが、
首に膝を押し当てるなどして骨を折ったと断定することはできないが、映像の動きを見る限り、
その可能性もゼロとは言えないので、Tが首を折った可能性もある。そうすると、
Sの蹴りで首が折れたと断定することはできないから、Sを傷害致死罪で罰することはできない、
としたのだ。もう訳がわからない。被害者を2人以上が個々に暴行して負傷させた場合、
それぞれの暴行が被害者にどれほどのダメージを負わせたのか判然としないケースでも、
「同時傷害の特例」を適用できる場合がある。SとTが共謀して男性を暴行したと証明できなくても、
この特例を適用すれば、傷害致死罪で裁くことができるはずだ。だが、
裁判所はここでも驚くべき解釈を持ち出した。Tが、
顔面を蹴られて動揺する力任せに押さえつけるなどした一連の行為は、精神科看護の「正当な業務行為」
だと判断したのだ。Tが首に膝をのせて体重を浴びせかける行為があったとしても、
業務中の意図せぬ過失と考えられるので、これで首が折れても暴行ではないというのだ。よって、
2人が暴行を加えたことを前提とする同時傷害の特例は適用されず、東京高裁はTを無罪、
Sは暴行が時効なので免訴とした。

127 :優しい名無しさん:2019/09/18(水) 16:54:42.15 ID:KBL7lFF2C
この映像は2015年6月、NHKや民放各社が一斉に報じ、お茶の間に衝撃を与えた。SとTは翌月に逮捕、起訴された。
頭部に蹴りを入れたSの暴行が罰金30万円、上半身を力任せに抑え込むなどしたTが無罪になった。
警察の捜査がなぜか著しく遅れたこの事件では、起訴の時点で発生から3年以上が経過し、
暴行罪は公訴時効が成立していた。そのため、Sも事実上はお咎めなしとなった。千葉地裁はなぜ、
時効が成立している暴行罪をわざわざ持ち出したのか。この罪では、もう裁けないとわかっていながら。
血の通わぬ裁判所の判決は博打と同じで、どっちに転ぶかわからない。その恐ろしさを改めて実感した。
石郷岡病院事件は2018年11月21日、東京高裁で控訴審判決が言い渡され、
Sは一審判決破棄で公訴時効による免訴、Tは検察側の控訴棄却で無罪となった。命を尊び、
人間として扱うあたりまえの判決はまたしても得られなかったこの事件の裁判は、何から何まで奇妙だった。
監視カメラの映像は、複数の動画サイトにアップされている。
まともな教育を受けた精神科看護師がこれを見ると、例外なく憤る。「これは精神科看護ではない」
「何から何まで明らかな暴行です」。検察は一審の段階から、
精神科看護の専門家の証人申請を裁判所に求めていた。だが、裁判所は却下した。
専門家を法廷に呼べば、間違いなく前記の看護師たちと同様の発言をしただろう。
裁判所は彼らの証言を聞きたくなかったのではないか。
裁判所がそこまでして守ろうとしたものは何なのか。これが精神科の患者ではなく、
がん患者や心臓病患者であっても、同様の屁理屈をこねて加害者を無罪にするのだろうか。
明らかに過剰で不適切な抑制行為までも、
精神科看護師の正当な業務行為だと認定したこの国の歪んだ司法。
精神医療の暴走にお墨付きを与えたその罪は、例えようもないほど重い
Sは免訴ではなく無罪を求めるためなのか上告したが、検察は上告を断念した。これから先、
精神科病院の入院患者は、看護師の過度な抑制行為で首をへし折られても、
「正当な看護業務中の不慮の事故」として処理されかねない。
司法や市民感覚までも味方につけたこの国の精神医療の闇は、果てしなく深い。
東京高裁の判決を短く伝えた大手マスコミは、今後も続く民事裁判などには目もくれず、
これにて取材を終了するだろう。何事もなかったかのように。

128 :優しい名無しさん:2019/09/19(木) 16:32:15.45 ID:OJuJ4Cf2P
武田良太・国家公安委員長(福岡11区・当選6回・51歳)
衛藤晟一1億総活躍担当相とともに二階派の入閣待機組だった。「反麻生の急先鋒」といわれるだけに、
今回の初入閣には驚きの声が上がっている。「麻生さんとの対立は有名です。
鳩山邦夫元総務相の死去に伴う福岡6区補欠選挙(2016年10月)では、
麻生さんが支援した候補の対立候補を支援して勝利。今年4月の県知事選でも、
麻生さんと県連が新人を推したのに対し、現職を応援して95万票の大差をつけて勝利させた。
2回連続で煮え湯を飲まされている麻生さんが、武田さんに二階派の実務をこなせなくさせるために、
安倍首相に入閣を進言したのではないか、などとささやかれています」
選挙の根回しや資金集めなどの実務面で、常に二階幹事長をサポートしてきた。「酒豪で
『一緒に飯を食うのが政治』を地で行く、一世代前のような政治家です。義理人情に厚く、
カネとヒト集めが上手ともいわれ、今の永田町では珍しくなった存在といえるでしょう。ただ、
古い体質からなのか、脇が甘く、キナ臭いウワサも少なくありません」。早速、組閣直後、
元暴力団関係者から政治資金パーティーの代金が支払われたと週刊誌で報じられた。
政権内では失言が危ぶまれる閣僚候補として、田中和徳復興相と竹本直一IT政策担当相と並んで「3T」
と称されているという。1968年、福岡県生まれ。早大文学部卒業後、亀井静香元衆院議員の秘書を経て、
93年、伯父の田中六助元通産相の地盤である旧福岡4区から自民公認で出馬したものの落選。以後、
2003年に福岡11区から初当選するまで10年かかった。防衛副大臣だった14年6月、
パリ郊外で開かれた武器国際展示会「ユーロサトリ」で訓練用の模擬銃(ライフル)を人に向けて構え、
相手から払いのけられる姿が報じられたこともある。
自民党は所属議員1人当たり党員1000人獲得のノルマを課しており、
不足1人につき2000円のペナルティーを科している。自民党が昨年発表した“党員獲得ランキング”
によると、武田は17年に党員1万1244人を獲得。第1位だった。叩けばホコリがまだまだ出てきそうだ。

129 :優しい名無しさん:2019/09/20(金) 07:26:37.65 ID:t/CqyBftT
「児童養護施設で薬を飲んでいた6年間、中でも中学校時代の3年間はとにかく体がだるくて、
登校しても教室ではずっと寝ているような状態でした」現在、高校2年生の女性(16歳)はそう振り返る。
女性は7年前の春、父親から虐待を受け、児童相談所での一時保護を経て、
神奈川県内にある児童養護施設に入所した。当時はまだ小学4年生で、
突然親元から離された寂しさのために泣き暮らす毎日だった。「この子、薬を飲んだほうがいいんじゃない」
「ほかの子に影響を与えるといけないから、いったん薬を飲ませよう」。
施設の職員たちがそう打ち合わせ、ある総合病院の精神科に連れていかれたことが、
向精神薬の服用のきっかけだった。診察した医師は彼女をADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断。
処方された向精神薬「コンサータ」の服用が始まった。しばらくして「ストラテラ」も追加された。
朝6時半に起床すると毎日、職員にコンサータを飲まされた。
「薬とコップの水を置くだけで自主性に任せてくれる人も中にはいたが、
ほとんどの職員は無理やり起こして薬を飲ませれば任務完了、みたいな対応だった」。
薬を飲み忘れて登校しようとしたら、自転車で追いかけられ飲まされたこともあったという。
下校して夕食前に服用するのがストラテラだった。「コンサータを朝飲んだ後はだるくて二度寝していたし、
ストラテラを飲んだ後は幻覚と幻聴、そして被害妄想に悩まされた」と女性は話す。
被害妄想で学校の友人との関係が悪化したと施設職員に相談すると、また精神科に連れていかれ、
別の薬(「エビリファイ」)が処方されるようになった。その後も幻聴やいらつきが止まらないと訴えると、
さらに追加で複数の漢方薬が出された。「薬を飲み続けた結果、精神的にすごく疲れて、
いつも情緒不安定だった」。女性は昨年、児童養護施設を退所し、
父親とは別の男性と再婚した母親の元へ戻った。現在、通信制高校に週2回登校し、
アルバイトも始めている。自宅に戻ってからは薬をやめた。「断薬後はプラス思考になり、
1人の時間を楽しめるようになった」と笑顔で話す。

130 :優しい名無しさん:2019/09/21(土) 17:16:43.30 ID:UkryEHbgp
相手が謝ったら許す。家庭でも学校でも教えられてきたこの“ルール”には、例外がある。
学校で起きた子ども同士のトラブルを先生が安易に握手をさせて“解決”してしまい、
かえっていじめがひどくなった。いじめを受けた人は二十歳を過ぎてもそのときのダメージが残っている、
ということでした。周りに聞いてみると、主に小学生時代に、
先生に握手させられた経験をした人が思いのほか多くいました。
思い起こせば親友と喧嘩したのですが、先生がそれぞれの言い分と、自分の反省点を言わせて、
最後に先生に促されて握手をしました。双方に謝らせたかどうかは記憶にないのですが、
子どもながらに、先生の仕切りに「ケッ」と思っていました。
それでも、自分の行動も大人げなかったと少しは思っていたので、
いつも仲良くしてくれている彼に悪かったな、という気持ちはありましたし、
仲良しだった彼とこれからずっと仲たがいし続けることになったらどうしようという気持ちもありました。
だからこそ握手をして仲直りできてよかった、と思ったのを思い出しました。そんなわけで、
私はそのことを引きずることはなかったのですが、このニュースを見て、ちょっと考えてしまいました。
仮に、私が「自分の行動も大人げなかった」と思わないような状況だったら、どうなっていたのでしょう。
ただでさえ、担任の仕切りに「ケッ」と思っているわけですから、無理やり自己批判させられた、
無理やり握手させられて、解決を押し付けられた、と感じたとしてもおかしくはありません。もちろん、
学校の先生を非難したいわけではありません。一つ一つの問題をきちんと解決するというのは、
カウンセラーとしてどっぷり問題に関わっている私たちにとっても、
非常に労力と時間がかかることです。担任となれば1クラス40人もの生徒を抱える先生が、
生徒たちの間の一つ一つの問題を丁寧に解決していくことは、事実上不可能でしょう。
自分が相手に嫌なことをしてしまったら、相手に「ごめんね」と言い、言われたほうは、「いいよ」と答える、
というパターンを教えるものがあります。そのようなやり方は状況では適切・妥当な対応だと思いますが、
例外があります。許す気持ちになっていないときです。そして、想像以上の歪を生んでしまうのです。

131 :優しい名無しさん:2019/09/27(金) 18:28:56.62 ID:k3/ThgY3N
虚偽の診療報酬明細を提出して現金をだましとったとして、詐欺の罪に問われている男の控訴審で、
福岡高裁宮崎支部は26日、一審の鹿児島地裁が下した有罪判決を支持し、被告の控訴を棄却しました。
鹿児島市と垂水市で精神科のクリニックを経営していた山口龍郎被告(47)
は2014年からおととしまでの期間、患者を診察せずに虚偽の診療報酬明細を提出して、
健康保険協会などからあわせて約50万円の診療報酬をだまし取ったとされています。
一審の鹿児島地裁は、起訴された7件すべてで「詐欺罪が成立する」として、懲役2年、
執行猶予4年の有罪判決を下しましたが、山口被告は「実質的違法性はない」として控訴していました。
26日の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部は「患者本人を直接診察することが診療報酬制度の前提」
とした上で、「制度の根幹を揺るがしかねない重要な事実を偽っており、刑罰に値する違法性が認められる」
として、一審の有罪判決を「相当」と認め、山口被告の控訴を棄却しました。

132 :優しい名無しさん:2019/09/29(日) 21:51:31.59 ID:RzbS4rL++
「ADHD」のほか、「境界性パーソナリティ障害」「摂食障害」「子どもの気分障害」は、
戦前には非常に稀なものだったのが、1960年代頃から徐々に増え始め、その後、
爆発的な増加に至っている。それは、単なる偶然の現象なのか。それとも、
何か共通する要因がからんでいるのか。実は、「境界性パーソナリティ障害」「摂食障害」
「子どもの気分障害」「ADHD」は、不安定な愛着との関連が強いだけでなく、
幼い頃に母親との間で不安定な愛着を示した子で、
発症リスクが大きく高まることが裏付けられているものばかりである。たとえば、摂食障害のケースで、
典型的に認められる状況は、支配的で、過保護・過干渉な母親と、
腰の引けた無関心な父親の間に育っているということだ。
母親は子どものことを思っているつもりなのだが、実際には、自分の基準を子どもに押しつけている。
共感的な関わりが苦手で、子どもに対して指導するか、
非難するかという関わり方しかできないということが多い。
子どもが境界性パーソナリティ障害の母親にも、同じ傾向がみられる。
境界性パーソナリティ障害や摂食障害、気分障害、依存症、解離性障害などについては、以前から、
不安定な愛着の関与が指摘されてきた。それに対して、ADHDは、遺伝要因の強い神経発達障害とされ、
養育要因などまったく関係がないと、専門家たちも言い続けてきた。
ところが、遺伝子について調べ尽くされるにつれて、遺伝子の関与だけでは、
とうてい説明がつかないということがはっきりし、近年では、
遺伝要因と環境要因との相互作用による部分がかなり大きいと考えられるようになっている。
中でも、養育環境の影響を受けることがわかってきたのだ。たとえば、施設に保護された子どもでは、
ADHDと診断される子どもの割合が、通常の何倍にもなる。虐待を受けた子どもでは、
ADHDの発症リスクが大幅に高まるのだ。この事実に対しては、ADHDだから虐待を受けやすいのだとか、
親もADHDの傾向を持っているので、虐待が生じやすいのだと説明され、
虐待によってADHDになるわけではないと、専門家たちも言い続けてきた。
だが、実際は違っていた。虐待は、脳の構造自体に異変を起こし、
不注意や多動を含むさまざまな行動や精神の症状を生じ得るということが明白になっている。

133 :優しい名無しさん:2019/09/29(日) 21:54:10.32 ID:RzbS4rL++
さらに、幼い頃に養子になることで養育者が交代しただけで、
ADHDのリスクが数倍に高まるということもわかってきた。ことに、虐待のケースにみられやすい「無秩序型」
と呼ばれる非常に不安定な愛着を示す場合、その後、ADHD症状がみられるリスクを大幅に高めていた。
しかも、親との愛着の安定性は、その子の神経機能障害の指標である認知機能よりも、
ADHD症状を左右したのである。それ以外にも、不安定な愛着がリスクファクターとなるものとして、
依存症(薬物、ギャンブル、セックス、インターネットなど)、希死念慮、解離性障害、原因不明の身体疾患、
慢性疼痛、虐待、DV、いじめ、離婚、非婚、セックスレスなどが挙げられる。いずれも、
今日の社会において問題となっていることばかりだ。このように、現代人の生きづらさと苦悩の根底に、
愛着の問題が関わっているということが明らかとなってきているのである。
史上初めての有人宇宙飛行にソ連が成功したことは、アメリカに強い衝撃を与え、
科学教育にもっと力を注ぐべきだという機運が生まれた。それは国の威信をかけた強い圧力となって、
教師や生徒たちにのしかかるようになったのだ。算数や科学が重視されるようになり、
授業についていくことができずによそ見ばかりしている子どもたちは、もはや大目にみられることはなく、
医者に行って、薬をもらうようにと助言を受けるようになった。折しも、1960年には、
アンフェタミンよりも作用がマイルドで、依存しにくいとされるリタリン(一般名メチルフェニデート)
が小児の多動症治療薬として発売された。リタリンは、その後、
指数関数的に売り上げを伸ばしていくことになる。とはいえ、それから27年後の1987年において、
リタリンを服用としているのは、小児の0.6%に過ぎなかった。ところが、その10年後の1997年には、
2.7%と4倍以上に膨らみ、2011年になると、ADHD薬を投与されている子の割合はおよそ6%に、
ADHDだと診断された子の割合は約10%にも達している。この事実を前に、
改めて疑問に思う人は少なくないだろう。ADHDは、遺伝性の強い神経発達障害ではなかったのか。
同じような先天的要因が強い神経発達障害である知的障害や学習障害では、この何十年か、
有病率はほとんど変化していない。この違いは、何を意味するのか。本当のところ、一体何が起きているのか。

134 :優しい名無しさん:2019/09/29(日) 21:58:20.39 ID:RzbS4rL++
神戸税関六甲アイランド出張所(兵庫・神戸市)に勤務するこの男性(50)。
名前は約20年前に付けられたもので、年齢も推定。今も記憶は全く戻っていない。それでも
「(趣味で所属する)卓球チームの仲間もよくしてくれるし、神戸税関さんでお仕事もいただけた。
親や家族と名乗る人が出てきてもボクは思い出せへんやろうし、
そもそも親もおらへんのちゃうかと思ってます(笑)」。壮絶な過去にとらわれず、とにかく前向きだ。
最も古い記憶は1997年11月末の夜、JR元町駅の高架下で「寝転んでいた」というものだ。近くにいた
「おっちゃん」と話をしたが、自分に関する記憶がごっそりと抜け落ちていた。その「おっちゃん」からは
「名前も分からんのか?じゃあ朝になったら警察に行ったらええわ」とアドバイスされた。
翌朝、1駅隣にあたるJR神戸駅の鉄道警察に保護を求めた。
指紋を取って調べてもデータベースの中に一致するものはない。今となっては
「前科がなかったみたいで良かったです」と笑うが、手がかりもなく八方塞がり。
病院に運ばれた後も記憶は戻らなかった。家族や知人も見つからず、
退院後は市内の救護施設に身を寄せた。その後、普通の生活を手に入れるため、
主治医やケースワーカーの助言もあって「就籍」手続きを行った。自らを戸籍に記載するこの手続き。
名前や生年月日の手がかりすらなかった彼は、保護された場所にちなんで姓を神戸とし、
同じく保護日である11月27日を誕生日とした。「再び記憶をなくした時」
に備えて保護された場所と日付を戸籍に残すという理由があった。年齢は主治医が見た目で推定し、
逆算して生年を決定した。保護当時から脳性麻痺の影響で左半身の動きが鈍かった。
生まれつきなのか、保護の直前にあったかもしれない“何か”の影響なのか今も謎のままだ。
保護から3年後に市営住宅で一人暮らしをスタート。医師からは記憶喪失を「全生活史健忘症」
と診断された。ほとんどの場合は短い期間で記憶が戻るが、神戸さんは「耐えがたいストレスで、
すべての記憶を思い出せない状態」(前述の医師)が続いているとみられている。
過去が気にならなかったわけではない。が、ある出来事が神戸さんの心境を「過去よりも未来」
に向けるキッカケとなった。施設に通所していた頃の同僚に、神戸さん同様に記憶を失った状態で保護された男性がいた。

135 :優しい名無しさん:2019/09/29(日) 21:59:53.94 ID:RzbS4rL++
和歌山で保護されたその男性は地元紙に顔写真が掲載され、北海道から親戚と名乗る人が現れた。
ところが親戚に再会しても記憶が戻らず、男性は「オレじゃないんじゃないか」と漏らしていた。
その姿を見て神戸さんは「僕だってそうなるかも。過去のことが明らかになるのは大丈夫だけど、
自分から積極的に知ろうとは思わない」という心境に至った。
左半身の麻痺で身体障害者手帳を手にしていた神戸さんは昨夏、障がい者就労移行支援事業所
「サンヴィレッジ」(神戸市)の門を叩いた。
長期間にわたって未就労の状態が続いており、パソコン事務などの職業訓練やカウンセリングを受けて、
就職先を探すためだった。その直前には障害者職業能力開発校にも通った。
15年ほど前に半年ほど靴工場で働いていた時期もあったが、その時は肺炎を患い仕事を辞めた。
その後は職を探しても、記憶がないため履歴書に「学歴も職歴も書けなかった」。
辛かった時期を振り返り「履歴書を見て…驚かれるんです」と時折言葉を詰まらせた。

136 :優しい名無しさん:2019/09/30(月) 16:26:01.14 ID:LYELoutyK
精神科病院は死亡退院が多いのです。1ヶ月間で1500人(1年で約18000人)
の患者が死亡退院しているにも関わらず、
厚労省はその実態調査を行っていないことも分かってまいりました。また、長期入院も精神科の特徴です。
特に強制的に入院させられる「措置入院」で、20年以上にわたって入院している方は44名、
10〜20年は56名。人生もなにもあったものではありません。
高齢化等の理由により外には出られぬ方もいらっしゃるようですが、
その理由の調査もまともに厚労省は行っていなかったのです。
この現状で行政や精神科を信頼して欲しいと言われてもそれは無理だと思います。
今回の法改正を行うのであれば、精神科医療の闇にメスを入れなければ意味がありません。
また、患者さんの意思に反して入院させる「措置入院」を判断する指定医。
今回資格取得にあたり不正が発覚したための改正が行われますが、
本気で患者の人生を背負い命を守るために仕方なく強制入院をさせる位の覚悟がなければ、
この資格は取得すべできはありません。同じ医療人として残念なのですが、
中には診療報酬が上がるのでという邪な目的で取得なさる方もいらっしゃる様です。
その人の本質を見分けることが出来ぬ今の研修方法や実地研修なしの更新など、
まずは指定医の質の向上を図るべきであり、
研修方法や資格取得にあたっての審査方法の改善を強くお願いいたしました。
14%の指定医が指定医業務を行っていないことも分かっています。
救急医療の現場では指定医が不足しているため、
ペーパー指定医に参画してもらう仕組みをつくって欲しいと要望いたしました。
さらに、医原性の精神疾患があることにも触れました。
パーキンソン治療薬や精神疾患治療薬の副作用にギャンブル依存症、
病的賭博が起こることが報告されております。
日本でその副作用はまだ少ない様だと厚労省は回答していましたが、
病気を治療していてそのお薬でギャンブル依存になるなど思いもよりません。
厚労省は広報にも努めているとのことでしたが、皆さまもご存じでいらっしゃいましたでしょうか?
また、発疹や熱など身体に異常がないその状態を副作用として届け出をお願いしたいことも、
一般には知られておりません。医原性の精神科疾患や、
多剤併用の悪しき慣習が蔓延っている精神科処方についても今後取り上げてまいりたいと思います。

137 :優しい名無しさん:2019/09/30(月) 16:31:07.94 ID:LYELoutyK
今回新たにできる退院後医療継続支援の仕組みや精神障害者支援地域協議会について。
警察が協議会のメンバーに入り、措置入院者というだけで、退院後も監視されるのではないかと、
当事者の皆さまが一番心配な部分なのです。今まで地域の精神保健は保健所が担ってまいりました。
保健師や精神科ソーシャルワーカーが患者さんの対応などを負っていたのですが、今回の改正文には
「保健所」の保の字もはいっておりません。口では「保健所が中心となり体制を構築します」
と言ってますが、条文上は自治体が行うことになっているのです。
これではこれまで地域で築き上げてきた患者さんとの関係性も絶たれてしまいます。
医療から保健、保健から福祉とつないでいく本来の姿が、
警察の二文字が入っただけで監視になると解釈されても仕方ありません。
死亡退院の多さをかねてより指摘してまいりました。病院の死亡退院数は毎年80〜90件を推移し、
60歳以下では平均15人、26年には十代が2人亡くなっています。
精神科全国平均と比較すると約2倍の死亡退院率という事を平成25年度決算審査で明らかにいたしました。
死因は「呼吸器」が36%で、日本人の死因はガンがトップの3割を鑑みれば違和感を否めず、
多剤多量投与による誤嚥性肺炎ではないか?と疑っていました。
今日に至っても、「こうした病院の特性や機能から、
日本人の死因の割合とは異なった死亡原因の比率になっているものと考えている」
という論点を崩さず、問題はないとしてます。

138 :優しい名無しさん:2019/10/04(金) 19:18:13.34 ID:jaPLIUtev
「ひきこもり支援は本来、当事者と時間をかけて丁寧に信頼関係を結んだ上で、
彼らの意思に寄り添うことが必要。にもかかわらず、暴力や心理的な支配、嘘による連れ去りが起きている」
と批判した。原告側代理人を務める弁護士も、「暴力的な支援施設は、家族の苦悩につけこみ、
数百万円単位の高額の契約を結ばせる。だが連れ去られた本人は、
かえって精神状態が悪化することも多い」と述べた。さらに、川崎殺傷事件、
元農林水産事務次官の長男殺害事件と「ひきこもり」が取り沙汰される事件が続いた後、同種の「支援」
団体が、ひきこもり当事者を持つ親たちへの勧誘を活発化させているという。こうした団体を
「ひきこもりを社会復帰させた」と好意的に取り上げるニュース番組なども現れた。原告女性は事件後、
施設を称賛するかのような報道をたびたび目にして「PTSDやうつ症状がひどくなり、
薬の量が増えてしまった」と話した。女性は、地元の警察署に被害届を出そうとしたが
「家族の問題でしょう」などと言われ、受理されなかった。市役所などの行政機関にも相談したが、
民間の支援施設を所管する部署がないため「消費生活センター」に回されてしまった。
女性の父親(66歳)は「人権に関わる問題が、商品・サービスの契約トラブルなどと同列に扱われている。
早急にこうした施設へ、法的な規制を設けてほしい」と要望した。弁護士によると、
ひきこもり当事者らを本人の意思に反して強引に施設へ連れ去る団体は、全国に複数存在し、
脱走を希望する入所者の相談も多数寄せられているという。また脱走者らの話から、
ひきこもりや家庭内暴力がなくとも、親子関係が悪化したり、
夫婦のどちらかが別居や離婚を望んだりした場合に、「支援団体」が契約者の話をうのみにし、
対象者を連れ去るケースもあることが、明らかになってきた。2015年、
別の団体に連れ去られたとして係争中の女性(当時20代)は、貯金があり海外旅行も楽しむなど、
ひきこもりではなかったにもかかわらず、母親のとのいさかいが原因で被害に遭ったという。
この訴訟については9月下旬に証人尋問が行われ、団体に医療・福祉の専門家がいなかったことや、
入所者の約半数が脱走していることなどが、被告側の証言によって判明した。女性は「自立支援ではなく、
当事者の心を深く傷つける、暴力的行為だ」と厳しい口調で語った。

139 :優しい名無しさん:2019/10/04(金) 19:19:58.16 ID:jaPLIUtev
ひきこもりの「自立支援」を掲げた団体に無理やり連れ去られ、3日間にわたり施設に監禁されたとして、
千葉県内に住む女性(35歳)が、慰謝料など550万円を求める訴訟を起こした。女性は10月1日、
東京地裁で開かれた第1回口頭弁論後に記者会見し、
恐怖のあまり食べ物も水も摂れなくなった状態で3日間閉じ込められた後、
衰弱して救急搬送されたと説明。「拉致によって心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ状態を発症した」
とも訴えた。被告は、「あけぼのばし自立研修センター」を運営するクリアアンサー社(東京・新宿)。
訴状によると2017年10月3日の朝、女性の部屋に見知らぬ男女4、5人が突然入って来て、
施設に入所するよう求めた。女性が拒否し続けると午後5時ごろ、
男性3人が女性を羽交い絞めにして車に押し込め、同センターへ連れて行った。女性は部屋着のまま、
下着もつけない状態だったという。施設では、外からカギのかかる部屋に、
24時間監視付きで閉じ込められた。女性は、職員の隙をついて窓を開けようとしたが、
20センチくらいしか開かないようロックが掛かっていたという。当時について「全身震えが止まらず、
怖くて頭が真っ白になった」と語った。女性は恐怖で水も食事も喉を通らず、3日目に入ると
「五感がなくなってきた」。だが職員は、様子を見に訪れた母親(65歳)と
「顔色もいいから大丈夫じゃない」などと、笑って話していたという。その後、意識を失って救急搬送され、
ICUで治療を受けた。女性はこの頃、母親から暴言や心理的虐待を受け、ひきこもり状態になっていた。
同社と契約し、連れ去りに同意したことで「精神的な苦痛を受けた」として、母親も被告に加えている。
同社は提訴について「裁判にて明らかにしていくべき内容だと考えています」としている。
ウェブサイトによると、同センターは、子どものひきこもりや家庭内暴力に悩む親と契約を結び、
子どもを入寮させた上で、カウンセリングや就労支援などを実施。個人差はあるとしながらも、
3カ月程度で子どもの「完全なる自立」を達成するとしている。

140 :優しい名無しさん:2019/10/12(土) 07:24:13.68 ID:tDWkpQX8M
正確には言いがかりで最低ランクの勤務評定をつけられて、自主退職に追い込まれました。もう四国は南海トラフか北朝鮮のミサイルで、
物理的に破壊・消滅させたほうが日本のためなんじゃないですかね?(笑)書いた者だが、長年車道を走っている自転車乗りとして言わせてもらうとそれは無い。
前車に追突したら追突した後続車が100%悪い。前車が急ブレーキをかけた場合でも停車できる車間距離を取る義務が後続車にはある。
それは軽車両である自転車でも同じこと。ただし前車が自転車で、それを後続車が追い抜き様に前へ入って急ブレーキされて追突という状況なら
追突事故という形であっても危険運転として追い抜き後続車の過失は問える。【愛媛県警】女子大生に執拗に自白迫る「やってないことを証明できないよね?」「罪と向き合え。認めたら終わる話」…誤認逮捕で手記 ★5
この女子大生、内定取り消しになったそうだね。どう責任取るの?>愛媛県警やっぱり警察全体がおかしくなってきてるんだな
都道府県庁や市役所・区役所にある防犯担当課の課長には警察から幹部が出向し警察本部の規模によっても異なるんだろうが、都道府県庁の方はノンキャリアだが所属長級の警視が着任してる
わかりやすく言うと警察署長に着任するクラスの人で、警察本部の部の参事官(副部長相当)の一歩手前の人
警察内部でも物凄く出世した、実力のある重量級の人物が出向してるやりすぎ防パトで、加害組織として、都道府県庁や市役所・区役所にある防犯担当課の幹部と職員が加わってると書いたが
何の事はない、その防犯担当課を課長として取り仕切っているのが、警察から出向してきた元警察幹部というオチ
建前上、防犯活動は行政の仕事とされていて、都道府県庁や市役所・区役所がやる事になっていて警察と連携しつつ活動する事になってるから、それで担当課の課長に警察幹部を出向させてるんだが
やりすぎ防パトが生活安全警察と創価学会が一体化して行っている組織犯罪となってくるとあなたが言ってるのと同じで、この種の不正・警察犯罪を表沙汰に差せない為に
担当する行政側の機関もトップを警察幹部を充てる事で、隠蔽工作を働いていると考えた方がいいなあなたが言ってる話は定年退官した警察OBが都道府県庁や市役所・区役所に再就職して
課長以上のポストを得ているとかそういった系統の話だと思うけどあなたが言う通りで、他県でも色々と黒い噂が立ってる大石亘

141 :優しい名無しさん:2019/10/13(日) 09:01:49.99 ID:zzxOFyyir
繁盛している教育産業の経営者の30代男性である。高学歴で、ある教育関連の企業に勤務していたが、
数年前に独立。生徒も大勢ついてきて、またたくまに複数の教室を展開する教育産業のオーナーになった。
ところが、この男性はある日、こともあろうに大勢の生徒がいる前である女性の教え子に抱きついてしまった。
場合によっては強制わいせつ行為で逮捕されてもおかしくないが、
平身低頭で教え子とその親に謝罪してことなきを得た。その後、
この男性は自分の父親に付き添われてクリニックにやってきた。診察時に本人に聞くと、
「これまでにそういう既往はないが、この手の性的異常行為は常習性があると聞いたことがあり、
またやってしまうのではないか不安です」と答えた。現役の40代男性医師である。
数年前に駅で盗撮をやって、スマホを奥さんに取り上げられた過去がある。現在、スマホは持っていない。
今回は、本人は酔っていてよく覚えていないが、電車で痴漢をして被害女性に駅員に突き出された。
この男性も、やはり常習性が不安になり、家族に連れられての来院となった。まさに
「バカな人がバカなことをした」事案であるが、果たして本人たちが心配するように常習性=
依存性の可能性があるだろうか。なぜこの2人は女の子に抱きついたり、痴漢したりしたのか。
人間はみな欲望を抱く。だが、その中には、法律的にも一般常識的にも容認されないものがある。たとえば、
男性なら温泉で女湯を覗いてみたいという願望や、
豊かなバストの女性が目の前に現れた時につい触りたくなるといった衝動だ。
そういう不埒なことを考えたとしても病気ではないが、実際にそれを実行すれば当然、犯罪の扱いを受け、
断罪される。通常、この手の欲望を実際の行動に移さないような機能が人間の脳には備わっている。
それが理性であり、脳科学者たちはそれが大脳皮質、とくに前頭葉の働きだとしている。
年齢を重ね、高齢者になると次第に前頭葉が委縮し、その機能低下が起こる。
そのため腹が立った時に衝動が抑えられずに暴言を吐いたり、暴力を振ったりする人が増える。
これが暴走老人のメカニズムと考えられている。この極端な事例が、前頭側頭認知症と呼ばれるものだ。
万引きや痴漢行為をした人を画像検査で調べてみると前頭葉が激しく萎縮していることがある。

142 :優しい名無しさん:2019/10/13(日) 21:06:34.07 ID:zzxOFyyir
うつ病や適応障害などの診断を受けた人が発症のきっかけとして主に挙げたのは、過重労働や昇進、
パワハラなど職場のストレスだ。ほかに、「就職活動」「夫の不貞行為」「親しい人の自死」「失恋」「ADHD
(注意欠如・多動症)の二次障害」「人身事故の目撃」などもあった。体調が悪化し、
職場や学校に行けなくなる段階で、受診に至るケースが目立つ。「休日出勤時、
職場の門の手前で足が動かなくなった」「朝起きられず、涙が止まらなくなり、これはまずいと思い、
自分で電話して病院へ行った」「体調が悪く電車に乗れなくなった」約20年前、
出版社に勤務していた40代女性は、ランチから会社に戻る途中、横断歩道の真ん中で突然、
身動きできなくなった。「家にも会社にも戻りたくない」。その場に座り込みたい衝動にかられた。
この経験と過労のストレスを産業医に伝えると、すぐに専門医にかかるよう勧められた。
専門医は約20分間の初診で「軽症うつ病」と診断。睡眠剤、抗うつ剤、抗不安剤を処方した。
抗うつ剤は間もなく処方されなくなったが、睡眠剤と抗不安剤の投薬は10年近く続いた。
「このままだと、私は一生薬漬けになる」女性はうつに関する情報を集め、「自分の症状程度なら、
気の持ちようを意識して変えることで回復できる」と判断。自主的に通院をやめた。
薬の服用に関しては本来、医師の指導に従うべきだが、
女性は医師への不信もあり自分の判断で徐々に服用を減らしたという。
数年たった今も症状は落ち着いている。信頼できる医師に巡り合えるかどうかは大事なポイントだ。
受診によって休養に迷いがなくなったり、
業務の見直しが図れるようになったりして好転したとの声がある半面、
投薬治療には複雑な思いも浮かぶ。「夫の不貞行為」などがきっかけで不眠や嘔吐、
下痢などの症状に悩み、受診した50代女性は
「抗うつ剤の副作用である筋弛緩で失禁した際は落ち込みました」という。「通院して5年になりますが、
睡眠剤を服薬しないと眠れません。寝ずに3日目に突入すると、さすがにまずいと思い、
薬に手を伸ばしてしまいます」と打ち明ける。約20年間におよぶ夫のうつに悩む60代女性は
「薬の副作用のせいか、運動能力が極端に落ちました。笑顔もなくなり、ずっとうつろな表情。
家族としてどのように接したらよいか常に苦悶しています」と吐露した。

143 :優しい名無しさん:2019/10/13(日) 21:07:14.50 ID:zzxOFyyir
うつ抜け(回復)には歳月を要するのが通常だ。親しい人の自死を機に記憶力や集中力が低下し、
文章も読めなくなって5年間通院した50代女性は「医師のカウンセリングを受け心の整理ができたが、
断薬が想像以上に大変だった」と振り返る。通院をやめて2年半が経過した今も
「気持ちが落ち込むことも多く、トンネルから出られない」と明かす。
発症から2年半で職場復帰した40代の男性会社員は全快を実感できない中、
再発を防ぐため「小さな楽しみを大切に継続し、自分の気持ちに逆らわない生活」を心掛けているという。
うつの予防や再発を避けるには、さまざまな意見が寄せられた。「失敗や悔やまれることばかりを、
いつまでもクヨクヨし続けない。周囲からの視線や雑音を気にしないようにする」「根性論ではなく、
体が拒否サインを示したら素直に体の声に耳を傾け、無理をしない」

144 :優しい名無しさん:2019/10/14(月) 02:40:58.47 ID:wyQHnoSAs
警察:逮捕状請求を受理した裁判所が悪い裁判所:適正に請求された令状は基本的に拒まないとかやりあうの?
これ愛媛県警だけじゃなくて他の都道府県警でもあるんじゃない?犯人と見られる若い女性がドラレコにこれだけで逮捕、自白の強要
テメーら身内の犯罪は大甘なのにw防止脱げよクズな部下に親方大迷惑誤認逮捕は仕方ないとしてもそのあとの尋問がひどすぎる
担当の警官には特別公務員暴行陵虐の疑いがある警察は手柄の為なら平気で一般人を犯人に仕立て上げるからな
警察とか絶対信用できひん人種やわ低能な俺にはこの文章は理解できないそう、誤認逮捕はあっては困るがまだ仕方ないのレベルだわ
ところで、こんな感じのとんでも不祥事のない都道府県警ってある?ネコババとか白バイとかみたいに、どこの都道府県警も何かやらかしてるの?
成りすまし系とかそっくりさん系には想定して注意しとかないとねラストワンマイルていうの松山駅の地下道に貼ってある愛媛県警のJUST JUSTICEのポスターがシュールだわ
御殿場事件とか検察が犯行日時を変更した上で有罪確定したからな泣き寝入り事案なんていくらでもあるんじゃないか
国連人権委が指摘したとおり、日本の刑事司法は中世なんだろ日本の刑事司法を中世に貶める警察、検察、裁判所は国賊
誤認逮捕でも逮捕歴は残るからなわが、神奈川県警を見てごらんなささい。都道府県ごとに住民の「体感治安」を探る全国調査を警察庁が初めて実施した。
県民の警察信頼度、全国47位(ワースト1位)!神奈川県警。愛媛県警は27位だからいい方だよ。誤認逮捕の処分てないからね
長い目で見れば偉くなれるとかあるんだろうけどない近くのアパートに入っていった?まずそこあたったんだろか?
神奈川県民だけど分かるるwwww山形がトップw逮捕された時は名前が公表されて釈放されると女子大生
ネットで名前を検索すれば永久に窃盗犯この女子大生は就職できないしアパートも借りられず結婚もできない
体感治安はともかく警察に対する不信感は強くなっているな大都会の岡山県警の方がイカれてるけどな。
誤認逮捕&圧迫誘導尋問が愛媛県警のJUST JUSTICEなんだろうなまあ愛媛県警に限らず日本の警察、検察、裁判所全般に言えることだが
これ、免許持ち中心じゃんそりゃマット山形がトップでもおかしくないわ悪魔の証明を迫った捜査員中世と変わらんよね大石亘

145 :優しい名無しさん:2019/10/16(水) 17:43:11.26 ID:TPPCxDakq
「教職員間において悪い言葉使いや、
高圧的な態度といった適切とは言えない振る舞いが見受けられました」と述べている。
なのに、それを“いじめ”“ハラスメント”として捉えなかった、捉えられなかったのはなぜか?
背景には、主に2つの心理的な傾向が潜んでいるのではないかと思う。1つは「被害者非難」だ。
問題や事件が起きた時、人は加害者ばかりではなく、「被害者にも問題や落ち度があったのでは?」
と被害者にも責任を押し付けてしまう傾向のことである。今年6月、仁王校長は他の教師からの報告で、
被害教員の尻にできたみみず腫れを確認しているが、市の教育委員会には教員間の“トラブル”
と報告していたという。いじめではなく、教員同士のトラブルと判断したということは、当初、
被害教員にも何らかの非があるのでは、と思っていたのではないかと推測できる。置かれた環境、
人間関係、思い込みなど、様々な事が絡み合ういじめやハラスメントの問題では被害者非難が生じやすい。
もう1つは「曖昧性忌避」だ。会見で校長は「被害教員に対するハラスメントについて、
その行為を掴んだのは7月初旬でした」と釈明している。
そして「ハラスメント行為に対する認識が甘かった」と述べた。今回のいじめだけでなく、
いじめやハラスメントなどの問題や事件が表沙汰になる度に、
会見を開いて釈明する人々の多くが問題に対する認識の甘さを口にしてきた。
人には曖昧さを嫌い避ける傾向があり、特にネガティブな事柄に対して、
この傾向が強くなると言われている。いじめと悪ふざけ、パワハラと指導、虐待と躾。一つの事柄でも、
被害者と加害者では捉え方が大きく異なり、これらの間には明らかに線引きできることもあれば、
できないこともある。そのため、当事者同士の話が一致せず、目撃者の証言がバラバラになったりする。
客観性に乏しいと感じれば尚更、曖昧な状況での判断には不安がつきまとい踏み込みにくくなる。
主観的には認識していても、客観的事実を掴み確実性が担保されるまで、
今回のように客観的判断は棚上げされてしまうのだ。責任ある立場にいれば、
問題を明るみにしたくはないという自己保身も働くだろう。同じようなことは、どこでも起きうる。
問題が食い止められず、解決できないのであれば、それは加害者だけでなく、判断を下すべき人の問題でもあるだろう。

146 :優しい名無しさん:2019/10/19(土) 05:45:19.09 ID:cnqNIVIzE
東京・池袋で乗用車が暴走し母子2人が死亡した事故で、
運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が手足の震えや筋肉のこわばりが起きる
「パーキンソン症候群」に罹患していた疑いがあることが18日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁は加齢による身体機能の衰えや認知症など別の病気の有無も調べ、
運転操作への影響について詰めの捜査を進めている。19日で事故から半年。
警視庁は早ければ年内にも自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検する方針。
捜査関係者によると、飯塚元院長は片脚の具合が悪く通院していた。
パーキンソン症候群と似た症状もあり、医師は「運転は許可できない」と伝えていた。
事故後には別の医師が、パーキンソン症候群の疑いがあると判断した。飯塚元院長はこれまでの聴取に
「ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性も考えられる」などと説明している。
警視庁は運転操作ミスが原因とみて、医師の意見を詳しく聴くなど慎重に調べている。
事故当日は昼食のため妻を乗せレストランに向かっていたという。
事故は4月19日昼に発生。横断歩道に突っ込んで通行人をはねるなどし、松永真菜さん(31)
と長女莉子ちゃん(3)が死亡、8人が重軽傷を負った。飯塚元院長と妻も負傷した。
松永さんの遺族は厳罰を求める署名を約39万人分集め東京地検に提出している。道交法では
「パーキンソン症候群」を免許取り消しなどになる病名に定めておらず、患者でも法律上、運転は可能。
専門家は「病状の進行具合の確認などを含め医師への相談が重要だ」と話している。

147 :優しい名無しさん:2019/10/24(木) 21:42:09.79 ID:yxf9FUACY
団体に相談したんだけど、今はパパ活をしているから『そういうことはやめなよ』って言われるばかりで」
親権者には、未成年者の子どもを監護・養育し、その財産を管理し、
その子どもの代理人として法律行為をする権利や義務がある。しかし、現実にはその権利にあぐらをかき、
子どもからお年玉を取り上げるような経済的虐待をしている親は珍しくない。厚生労働省は、
高齢者への虐待の一つに「経済的虐待」があるとしている。
子どもなどが高齢の親の貯金や年金を勝手に使うことは「虐待」だと認めているのだ。しかし、
親が子どもの貯金やアルバイト代を勝手に使っても「児童虐待」とは認められない。そのため、
こうしたケースは児童相談所で保護されるのは困難だ。「これからもパパ活や風俗店探しを続けたいの?」
と尋ねた。その子は言った。「やってみて、べつに嫌いな仕事でもないかなとも思う。
家の外にいる時間を増やすにはお金がかかるし、知らないおじさんとホテルにいると、誰かの娘でもなく、
高校生でもなく、ただのメスみたいな感覚になって、誰でもない自分というか、
なんだか自由になれた気がして、しばらくはそれでもいいかなって。卒業したらやめるんだろうけど」
その子は少なくとも今は漂流していたいんだと思った。
卒業後に一人暮らしの生活が成り立つだけの仕事に就くまでは、
その子にとって他に選択肢がないように思えた。「この人だけは裏切りたくない」
という恋人や親友ができれば、家とはべつの居場所を調達できるのかもしれない。だが、
その子には誰かと関係を望む気持ちの余裕はなく、
親に向けても上滑りする自分自身の承認欲求の強さに疲れ、虚無感でいっぱい、いっぱいなのだった。
倫理的に正しいだの、間違ってるだのと判断を急ぐ前に、
まずはその子の正直な気持ちを否定せずに受け入れなければ、
関係を確かなものに育てていくのは難しいだろう。ちなみに、15歳になれば、
誰でも株式会社の社長になれるので、すでに起業した10代を見つけ、社員になれば、
そこでの賃金を会社の口座にプールしておくことで、
親権者は自分の子どもの所得に手を付けることができなくなる。こうした生存戦略は、
義務教育の頃からどんな子でも学べる環境にするのが、子どもが求める福祉の姿のはず。虐待親とは、
カネの切れ目が縁の切れ目になるのだから。

148 :優しい名無しさん:2019/10/24(木) 22:15:02.72 ID:yxf9FUACY
逃げる人と逃げない人の違いは、それまでの人生で誰かに助けてもらったことがあるかどうかでしょうね。
虐待を受けて養護施設にお世話になったとか、
要するに誰かに助けてもらわないと生きていけないと思ってる人は、助けを求める。
でも、それがなかなかできない。とりあえず食べるものがある、家がある、少し我慢しさえすれば
という生かさず殺さずの中で生きているからでしょうね。そういう中で精神がやられていって、
どんどん動けなくなる。意欲が衰えて無気力になっていく。でも辛い気持ちはあるから、
電話やメールで相談してくるんですよ。でもこちらが何を話しても、思考は「できるはずない」
「我慢すればいい」「無理に決まってる」の堂々巡り。自分で自分を縛ってしまい、
できるのはそこに留まることだけ。夫は私を殴るけど、殺すわけじゃない。お金も1日千円しかくれないけど、
千円はくれる。その人が身動きが取れなければ、支配はそれで十分貫徹するんです。そういう相談者に、
「逃げよう」と思う瞬間が来るのでしょうか?話していると、最終的にはケンカになることも(笑)。
優しくしてても出てきません。最初はとにかく相手の話を聞きますよね。そうだよね、大変だよね、
どうしたらいいかね、一緒に考えるよ、って。そういうやりとりをしながら、具体的に「お金はありますか?
じゃあここまで来る交通費はありますね。出てくるときはこうしなきゃダメですよ」と話していく。
でも来ると言っても、結局は「行こうと思ったけどやっぱり具合が悪くていけません」と連絡が来る。
これを何回か繰り返します。「あなたの人生だから、あなたの自由。でも今の状況を変えたいなら、
あなたが“助けて”と私が届くところまで手を伸ばしてくれなければ、何もしてあげられない。
無理に連れ出してもあなたは戻ってしまうし、そんなことをしたら余計に危険になるから」と。
DVの夫婦関係が、普通の離婚と同じように解消できると思ったら大間違いです。
避難なんて穏便なものじゃない、大げさでなく決死の脱出なんです。中途半端な覚悟でなく、
腹をくくって覚悟してもらわないと。被害者も怖いけど、こちらも相当な危険を冒すんですから。
なるべく殴られないために、夫とあまり関わらない。暴力の呼び水になることがあるから、
相手が何か言ってこないかぎりは自分からあえて関わらない。まずは家庭内別居を徹底する。

149 :優しい名無しさん:2019/11/05(火) 15:44:08.06 ID:VhKmmUx2Y
診断の難しい脳障害や病気の患者が、
疾患名が確定するまで国の障害年金を受け取れないケースが近年、各地で相次いでいることが4日、
分かった。事故に伴う脳脊髄液減少症や、慢性疲労症候群といった疾患は生活に大きな支障が出る一方、
診断に数年かかることが多い。
年金を受け取れない空白期間が生じることで支給額が数百万円減る場合もあり、
患者は生活苦を余儀なくされている。患者数は潜在的なケースを含めると、
いずれも数十万人とも言われる。障害年金を専門に扱う複数の社会保険労務士によると、
以前は最初に医療機関で受診した日を「初診日」として年金が支給されるのが一般的だったという。

150 :優しい名無しさん:2019/11/08(金) 05:12:59.34 ID:Yxz7m/03A
政府が9月に開いた全世代型社会保障検討会議の初会合を巡り、
有識者メンバーとして政府方針と異なる意見を述べた中西宏明経団連会長の発言の一部が、
公表された議事録に記載されていないことが7日分かった。政府が見直しを検討している
「在職老齢年金制度」に言及した部分で、複数の会議関係者が「削除された発言がある」と明らかにした。
異論を表面化させない意図が働いた可能性がある。
社会保障の幅広い検討を行い将来にわたる制度改革を決める重要会議で、
議論の透明性を担保するはずの議事録の削除があったことに、専門家からは
「政策決定過程の信頼性を損ないかねない」との批判も出ている。

151 :優しい名無しさん:2019/11/08(金) 09:12:23.93 ID:Yxz7m/03A
「私はあそこの施設で自尊心を傷つけられました。働け、働け、と言われ、徹底的に打ちのめされました。
そもそも、本人の同意もなく、無理やり、だまし討ちで連れてこられたんです。
こうした悪質な施設は野放しにしてはいけません」そう憤る30代は昨年、
引きこもり支援業者の施設で実質的軟禁状態に置かれる地獄を味わった。
両親と3人暮らしの大学院進学を目指し研究を続け、就職しないまま30代に突入していた。
図書館や教会の日曜礼拝にも足を運んでいたが、母親を焦らせたのはあるネット記事だった。
「自立支援施設に息子を入れようと考えたのは、“引きこもりは30代を越えると犯罪者予備軍になる”
という趣旨の記事を読んだためです。就職率95%という(施設が説明する)数字にも惑わされました。
息子が就職し、経済的に自立してほしくて」母親は書面で、息子への懺悔の気持ちとともに回答を寄せた。
引きこもりは全国で100万人超。5月に発生したカリタス小死傷事件の容疑者や、
元農水省事務次官の父親に刺殺された息子が引きこもり状態だったことから、改めて“引きこもり問題”
がクローズアップされている。こうした社会的な背景もあってか、
家の中で引きこもる子どもを強引に外に引き出す、通称“引き出し屋”
と呼ばれる悪質な業者によるトラブルが急増している。「引きこもりは人間関係の貧困。
そこに目をつけた貧困ビジネスです」“引き出し屋”
の実態をそう指摘するのはKHJ全国ひきこもり家族会連合会のソーシャルワーカーだ。
「引きこもりに対しては、自己責任論が根強い。“育て方の問題”などと言われ、
親には負い目があるんです。行政や公的機関に相談しても解決できず、追い詰められてしまう。
救いを求めネット検索をすると、そういう業者が上位に出てくるんです」
それが悪質な引きこもり支援施設=“引き出し屋”。「法外なお金を請求する。半年で500万円。
親御さんは老後の資金でも子どものためなら、と払ってしまう。子どもから暴力、
暴言を吐かれてつらいというご家族は、短期間でも預かってくれるなら、
解決するならとしかたなく頼ってしまうんです」親は、まずは業者に相談を持ちかけるが、
そのペースにまんまと絡め取られてしまう。

152 :優しい名無しさん:2019/11/08(金) 09:16:00.15 ID:Yxz7m/03A
「ひきこもり新聞」を発行する「施設から何時間も説得され、“お子さんを救えるのは私たちしかいない”
と言われ、強引に契約を結ばされます」と手口を明かす。しかし、関係者らは「半年で解決は絶対に無理。
就労がゴールではない」と口をそろえるが、焦る親は業者の言葉に惑わされる。親も、
業者にそそのかされた口だ。「放置すれば犯罪者、暴力をふるうようになると不安にさせられ」、
2018年4月に契約。その翌月の5月3日午前11時ごろ、突如、
見ず知らずの男4人によって無理やり自宅から連れ去られることになる。「父親から
“今からこの人たちにお世話になりなさい”と言われました。男のひとりが
“今から私たちのところへ来てもらいます”と言ってきましたが、さっぱり意味がわからない。
“拒否する権利はない”と迫り、私の腕をつかんでリビングの机の上に身体を押しつけ、
そのまま上に乗られました。明らかに暴行です」外に出た車の後部座席に押し込められた。
抵抗するうちに左足のくるぶしを車に強打した。傷は今でもうっすらと残っている。
施設の地下室に連行された。広い部屋に何台かのベッド。ほかの入所者はいなかった。監視役、
説得役に24時間常に見張られる生活。外部との連絡は親も含め遮断された。
「連れてこられたショックと外に出られない圧迫感とで、食事がのどを通りませんでした。“帰してください”
と言っても“ここで生活してもらう”“外に出してください”には“外出は認めてない”の一点張り。
“稼ぎのない未成熟子”と罵られました」8日間、
固形物をとらずに衰弱し点滴を打つために病院の精神科へ運ばれ、隔離病棟に強制入院。その際、
人目を避け購入したテレホンカードが、後々役立つことになる。
「施設に戻ってからは朝8時から夜6時まで業者の教室に通いました。散歩の時間もあり、
自由に外出もできましたが、お金は持てず、携帯もなく、実家に戻っても連れ戻されるだけなので帰れず。
結局、施設に戻るしかないんです。私たちが逃げられないとわかっていて外出させていたんです」
散歩の途中、施設のやり方に疑問を持つほかの入所者と連携し、
公衆電話から法テラスや人権団体に電話をかけた。「支援してくれる先生方と出会い、私たちは脱出できたんです。昨年8月のことです。

153 :優しい名無しさん:2019/11/08(金) 09:18:25.90 ID:Yxz7m/03A
弁護士経由で実態を知ることになった親には“悪かった”と謝罪されました」と、今年2月、
業者に対し損害賠償の裁判を起こした。
暴力的な支援業者の問題に取り組む代々木総合法律事務所の弁護士は、
「現在計3件の訴訟が起きています。20代の男性が原告のケースでは、
両親が業者に払った半年間で685万円、その返還を求めています。
地下室に8日間押し込めたことは監禁罪、
連れ去られるときに身体を押さえつけたことは暴行罪にあたります。犯罪行為があったことは事実です」
担当者は、「係争中のため答えられませんが、暴力行為、拉致監禁行為はなかったと断言できます」
と答えるが、被告準備書面には、
《原告の同意を得ることなく原告を車に乗せて原告宅から被告の施設まで移動させたことは事実であるが》
《原告を寮地下で生活させ、逃げ出さないように監視していたことは事実であるが》と明記されている。
「裁判ができたのは、親が理解を示してくれたからです。家族の存在はとても重要です」と弁護士。
たいていの場合は、無理やり施設に入れられたという恨みが強く、「親子関係が破綻して、
関係を断絶した人もいます」、「施設を出た後も精神的なストレスからPTSDや引きこもりの悪化、
自殺を図る人もいる」これまで泣き寝入りする被害者が多かったため、「長年の実績」
を誇るブラック業者もいる。「法整備が間に合っていません。何も規制されずやりたい放題です」
行政に監督権限はない。支援の仮面をかぶったビジネス。「両親の不安をあおり、法外な値段を取る。
引きこもりの期間が長く、出口を見つけられず追い詰められている家族」を食い物のする業者の手口を、
こう断罪する。「あの施設は支援施設ではありません。強制収容所。私たちは奴隷状態でした」

154 :優しい名無しさん:2019/11/09(土) 05:53:45.67 ID:5hN+XcJDs
6日夕方、松山市の路上で、男子中学生を十数回殴り、
肩の骨を折るなどの大けがをさせたとして23歳の男が逮捕された。
傷害の疑いで逮捕されたのは松山市溝辺町の無職(23)。容疑者は、6日午後5時頃、
松山市新石手の路上で友人と2人で歩いていた13歳の中学1年の男子生徒に突然体当たりして転倒させ、
顔や肩、腹などを十数回殴った疑いがもたれている。男子生徒は、肩の骨を折るなど全治6週間の大けが。
警察の調べに対し容疑者は、殴ってけがをさせたことは認めているが
「中学生がいきなり殴ってきたからやり返しただけだ」と話しているという。一方、男子生徒は
「手を出していない」と話しているという。2人に面識はなく、警察では詳しい当時の状況を調べている。

155 :優しい名無しさん:2019/11/12(火) 09:21:17.33 ID:nvEnSyFXu
一家は3人暮らし。約2年前に現在のアパートに引っ越してきた。
間取りは3LDKと3人世帯にしてはやや広めで家賃は月5万〜6万円。
母親は引っ越しの挨拶回りでミルフィーユの洋菓子セットを持参するなど近所に気を配っており、
周囲は「基本的には物静かな家族だった」などと話す。
「父親と母親が笑って話す声はときどき自宅から聞こえてきたが、会話に加わる様子はなかった。
父子や母子間で話す声も聞いたことがない。日中でもシルバーの自転車に乗ってよく出かけていたので、
ご近所さんと“仕事はしていないみたいね”とは話していた」
40代後半で定職に就かずぶらぶらしているのは不思議がられていた。
一方、70代の父親は毎日、早朝に出勤して夜7〜8時ごろ帰宅するなどフル勤務生活とみられ、
母親は毎日、午前中にバスに乗って買い物に出かけるのが日課だった。
グレー系の作業服姿で自転車に乗っていたこともあり、ひところは
「仕事が見つかったのかな?」と安心する住民も。身長170センチ以上のがっちりした体格で、
長髪を野武士のチョンマゲのように後ろで束ね、夏場はTシャツにジーパンなどラフな格好が多かった。
少なくとも、周辺住民とのトラブルはなかったはずだという。「それが今年6月ごろから、
急に女装するようになったんです。鮮やかなピンク色のミニのワンピースを着たり、
花柄のノースリーブのシャツだったり」周辺住民が驚いたのは服装だけではなかった。
「髪の毛はシンクロの選手のように頭の上でお団子にまとめ、にこやかな表情であっちこっちをウロウロ。
女装をとがめるつもりはありませんが、困ったのは小・中学生の女の子らに声をかけたりして怖がらせるんです」

156 :優しい名無しさん:2019/11/12(火) 09:21:44.66 ID:nvEnSyFXu
本人には怖がらせる意図はなかったかもしれない。しかし、女装したがっちり体形のおじさんから唐突に、
「お嬢ちゃん、かわいいね」と声をかけられた女児がすくみあがったであろうことは容易に想像がつく。
女児の保護者は登下校時に付き添うようになった。周辺住民らによると、女子中学生を追いかけたり、
手を握ってくることもあった。犬の散歩をしていた年配の女性に「触らせて」と迫り、
女性に対してかと思って身構えたら犬目的だったということも。さらに、若い母親に向け、「奥さん、
きれいだね」と投げキッスをしたこともあったという。「女装といっても化粧をしているわけではなく、
きれいに見せたい感じはなかった。ワンピースの背中のチャックは上まで閉まっていなかったし、
お母さんの服をただ着ていただけなんじゃないかしら」同時に乱暴で勝手な言動も目立つようになった。
ゴミ収積所のルールを守らず、回収日でもないのに粗大ゴミを出し、
この近隣女性がそのことを注意すると、「関係ないだろ!」と、キッとした目でにらみつけられたという。
ほかにも、近隣宅の自転車を無断で乗り回したり、「ラジカセを持って、地元の福祉関連施設に乗り込み、
ひとりで歌ったり踊ったりして、来訪者やスタッフを困惑させていたそうです。今後の対応を考えてか、
騒動直後に施設関係者が“女装した男性のお宅はどちらかわかりますか”と訪ねてきました」
女装のきっかけはわからないが、急速に変貌していったことは間違いない。
黒いビロードのブレザーをよく着ていたという母親はこのところ、病気を患ったのか、
ひざが曲がらず地面を擦るように歩いて買い物に出かけていた。背中を丸めて下を向きがちだった。
抵抗する力など、ほぼなかっただろう。息子は、女装でうろつくことをとがめた母親に腹を立てたのだろうか。

157 :優しい名無しさん:2019/11/17(日) 03:43:00.79 ID:kw3t9jCFt
田代容疑者は「更生済み」と捉えられていたが、現実はそんなに甘いものではない。もっと言えば、
今回の逮捕は「ダルクにいた意味はあったのか?」というところまで問われる事態だ。ダルクと言えば、
最もメジャーな更生施設である一方で、「貧困ビジネス」ではないかという声もある。
2012年7月にはさいたま市浦和区にある「埼玉ダルク」
の通所者に覚醒剤0・2グラムを8000円で売り渡したとして、
かつて通所していた男が覚醒剤取締法違反(譲渡)で逮捕された。
逮捕された男は定期的にダルクに通っていたが、同年1月ごろからほとんど顔を出さなくなったという。
事件を受け、埼玉ダルクの職員(当時)は一部取材に
「本気で薬物依存から抜け出す気がない人は利用を断ることもある。今回の事件が本当だとすれば悲しい」
とコメント。内部管理について追及されたが、あくまでの個人の問題とした。
今回の田代容疑者も逮捕によって、ダルクを昨年末に辞めていたことが明らかになった。
「1年ほど前から顔を見せることが少なくなった。
そもそも田代容疑者はダルクに寝泊りしていたわけではなく、定期的に通い、電話番をする程度だった。
負担の大きい仕事は任されていない。ダルクの広報役≠やっていたのに、
支払われる給料は月に13万円ほど。これでは金銭的に苦しく、
今年に入って田代容疑者はユーチューバーになったり、個人で講演の仕事を受けるようになった」
売人にしてみれば、田代容疑者は絶好のカモ。ダルクから離れ、個人で金を稼ぐようになった時点で、
再犯の危険が激増することは「専門家ならば誰もが想定する」。しかし、
ダルクは通わなくなったからといって“放置”した。「田代容疑者が『またやっている』という情報は、
少なくとも1年半以上前からウワサされていた。
2010年に一緒に逮捕された交際女性との関係が切れておらず、そこから再び
といった話で当時は流れていた。ダルクの職員の耳にも入っていたと思う。
入居者全員を完璧に管理するのは無理にしても、支援体制にずさんな部分もあったのではないか」
日本は欧米諸国に比べ、薬物依存者の更生について理解が乏しいと言われる。
それは支援体制にも言えることで、「依存症治療を謳いながら、
実際は何をやっているかわからない団体が乱立している」という。この調子では、第2、第3の田代まさしが生まれるのも時間の問題

158 :優しい名無しさん:2019/11/23(土) 12:14:06.89 ID:sDoD511Fq
息子でも不愉快になるのだから、義理の関係の妻にしたら到底平静ではいられない。
以前から悩んでいた円形脱毛症がひどくなり、激しい動悸などの不安発作も起こるようになった。
さらに問題なのが母のつく「ウソ」だ。父への虐待行為は母がしていたはずなのに、「息子がやった」
と話が変わり、「でも私は責めたくない」などと寛容な自分を作り上げる。「息子夫婦が勝手にお金を使う」、
「嫁にいじめられている」などと、ありもしない話を周囲に吹聴されるからたまらない。
「介護スタッフは事情がわかっているからうまく聞き流してくれるけど、
近所や親戚はそうはいきません。兄や姉とはずっと疎遠になっていたのに、
おふくろは勝手に連絡を取って僕ら夫婦の悪口を吹き込んでいるらしい。
あの2人は親父の世話なんか一切していないのに、財産だけはほしいという人間。
おふくろから聞かされるウソの話をこれ幸いとばかりに利用して、
いずれ自分たちの権利を主張してくるでしょうね」一年ほど前、危うく母を殴りかけたという。
兄と姉の名前を挙げた母が、「血のつながりがなくたって、私のことを気の毒に思ってくれてありがたい。
それに比べておまえは冷たいよ」、そう言ったことに思わずカッとなったのだ。
自身の生活を少なからず犠牲にし、心身の疲弊に耐えながら父を介護してきた息子を「冷たい」と見て、
腹黒い兄と姉を持ち上げる母が許せない。それと同時に、なぜ母はこんなふうに変わってしまったのか、
そんな思いも渦巻く。あれほどの経験を重ね、痛みや苦しみを存分に知っているはずの母なのに、
いったい何が理由でこれほど意地悪い人間になってしまったのか。
懸命に両親を支えてきた自分たち夫婦への感謝もなく、それどころか傷つけ、
貶めるような言動を繰り返す母が今さらながら「毒親」に思えてしまう。
「もしかしたらこれも認知症の症状かもしれないと、医者にも聞いてみたんです。
そしたら確かにそういう状態はあると言われて、少しは気持ちも落ち着きました。
ただ、それはそれでやっぱり複雑なんですよ。親父のことで大変な思いをしてきて、
今度はおふくろがこんなで、いつになったら楽になれるんだろうと。『意地悪もウソも認知症の症状だから、
ご家族で認めてあげましょう』なんて言われると、かえって見捨てられなくなるじゃないですか」

159 :優しい名無しさん:2019/11/23(土) 12:17:20.53 ID:sDoD511Fq
「あのとき紹介された病院に入れたほうがよかったと、正直何度も思いました。
悪い言い方になっちゃうけど、人間じゃなくなっていくような状態を目の当たりにすると、
先行きへの不安や恐怖を感じてやっぱり大きなストレスなんですよ」壊れていくかのような父に困惑し、
一方で惨めさと悲哀も感じながら介護の日々がつづいた。
月日の経過とともにケアマネの交代やあらたなケアプラン(介護計画)ができたが、
支援体制の充実に反比例して家族の状況も変わっていく。
建築不況や銀行の貸し渋りなど仕事上の危機があり、慢性的な頭痛や狭心症などの持病を抱えた。
長く子育てと父の介護を両立してくれた妻は自律神経失調症になり、不眠や円形脱毛症に苦しんだ。
さらに母にも問題があった。父へのいじめがひどくなり、誰も見ていない隙に叩いたり蹴ったりする。
寝ている父の頭を持ち上げてドスンと落とす、手首をつかんで逆側にひねろうとする、
そんな虐待を平然と行うようになった。 母による虐待行為を防ぐためショートステイ(短期入所生活介護
=特別養護老人ホームなどに数日宿泊して介護を受ける)を利用しつつ、
何ヵ所もの介護施設へ入所申し込みをした。2014年、
病院を併設する有料老人ホームに父を入所させることができたが、
一人暮らしになった母の様子はますます変わっていった。「平気で人を傷つけるようなことを言って、
まわりの人間を不快にさせる。止めても『私は間違ってない』って反応で、頑として非を認めないんです」
たとえば夫婦が母を外食に連れ出す。こちらが「おいしいね」と言えば、「量が多すぎる」、
「値段が高いのにまずい」などと周囲の客にも聞こえるような大声を上げる。あわてて止めても
「ほんとのこと言って何が悪いんだ」と怒り出し、火に油を注ぐような状況になってしまう。
親孝行のつもりで母の日に高価な果物を贈ると、「こんなぜいたくをして。バカじゃないか」と吐き捨て、
といって手ごろなお菓子でも渡すと「どこにでも売ってるものだからいらない」と突き返される。
足が不自由な母を案じて代わりに買い物をしてやると、「食べたくないものばかり買ってきて」と文句。
それなら買ったものは持ち帰ると返せば、「何も食べるものがない。私に飢え死にしろと言うのか」と大騒ぎだ。

160 :優しい名無しさん:2019/11/23(土) 12:20:13.06 ID:sDoD511Fq
転院先として高齢者専門の精神科病院を紹介されたが、
夫婦が見学に行ってみるといかにも殺伐とした雰囲気だ。病室の中は隙間なくベッドが並び、
生気なく横たわった患者たちが壁や天井の一点をボーッと見つめている。手足をしばられた状態で、
「アーアー」と言葉にならない声を上げている人もいた。「家族が切羽詰まってる状況なら、
ああいう病院に入れても仕方ないと思います。でも僕らはなまじ親の近くに住んでいて、
今までも介護をやってきたでしょ? 介護サービスだって使えるんだし、
それなのにあの状態に追いやるのはさすがにどうだろうという気持ちでした。女房は反対だったし、
おふくろも『先が長くないなら、できるだけ家で看てやりたい』と言うしね」
あらたに訪問介護や訪問診療の体制を整え、退院後の父を実家で介護することになった。
昼間はヘルパーの助けを借りられるためずいぶん楽になったが、夜間は人手不足で頼めない。
以前と同じように啓治さんが泊まり込んでいたが、ある夜のこと、物音で目を覚ますと父がいない。
右半身のマヒに加え入院で体力が衰えた父は、家の中を歩くだけでも誰かの介助が必要だ。
それがいったいどこへ行ったのか、すべての部屋を探しても姿が見当たらなかった。このころ、
夜中に父が徘徊するようになった。短い距離だが、
疲れると物陰でうずくまっていたりするため容易に見つけられない。
窓やドアを工事して父の徘徊を防ぐことにしたが、今度は室内での思わぬ行動が生じる。
「一番多かったのは大声と大きな音を立てること、まるで動物の雄叫びみたいな声を何時間でも出すんです。
夜中になると杖でベッド柵をガンガン叩いて、これも一晩中つづけたりしてね。おふくろも僕も眠れないし、
近所からは苦情がくる。医者に相談して睡眠薬とかいろんな薬を使うことにしたんだけど、
そのあとが大変でした」叫ぶようなことはなくなったが、一方で心身の状態がみるみる悪化した。
飲み込みが悪くなって通常の食事がとれない、便秘がつづく、表情が乏しくなる、
ふつうの会話が理解できない。ふと気づくと、精神科病院で目にした患者たちと同じように、
父から生気が失せている。そんな父と顔を合わせるのは怖かった、そう振り返る。
不気味な父の姿を目にすると、「自分のほうに負のオーラが降ってくるような感じ」でぐったり疲れてしまう。

161 :優しい名無しさん:2019/11/23(土) 12:24:17.23 ID:sDoD511Fq
結局はそれまでどおりの介護をつづけざるを得なかったが、5年が過ぎたころ、
妻から思わぬ話を聞かされた。父を介護する母の様子が危ない、というのだ。
気づかなかったが、妻は女性ならではの目線で細かい異変に気づいていた。
母の危うさ、それは巧妙に父をいじめていることだった。たとえばパンツをはかせようとする際、
太ももや臀部に爪を立てたり、思いきりつねったりする。ご飯やおかずに殺虫剤をかけ、
喉の奥にスプーンを突っ込み、手の甲にはフォークを突き立てたりしていた。「これはマズイぞ、
そう思いましたけど、実はざまあみろという気持ちもあった。
僕もおふくろも昔は親父に散々ひどい目に遭わされてきたわけだし、それくらいの復讐は仕方ないだろうと。
ただ、女房はこれ以上何かあったら怖いという。5年間、家族だけでがんばってきたんだし、
もうこのあたりで他人に介護を頼もうということになったんです」2006年、
父の介護申請をしたところ要介護2と認定された(のちに要介護4に変更)。
母が「他人に家の中に入られるのは嫌だ」と言ったため訪問介護は頼まなかったが、
週に3日のデイサービスの利用がはじまった。安堵したのも束の間、
父は他の利用者や介護スタッフとたびたびトラブルを起こす。
デイサービスのレクリエーション中に補助具を振りまわしたり、
送迎車の中で大声を張り上げて他の利用者を怖がらせる。
入浴中に女性介護士に抱きつこうとしたこともあった。トラブルのたびに呼び出され平身低頭で謝るが、
結局は利用を断られて別のデイサービスを探す羽目になる。
「もしかしたらすでに認知症がはじまっていたのかもしれません。ただ、
元来が暴力的な人だったからこっちも医者に診せようとも思わず、次はどうしようかと悩むばかりです。
今でこそケアマネ(ケアマネジャー=介護支援専門員)さんはかなりがんばってくれるけど、
あのころは結構冷たかった。『デイ(サービス)は無理ですね、やっぱり家族で面倒みてはどうですか』
みたいな感じで、途方に暮れることも多かったです」要介護認定が下りて2年が過ぎたころ、
父は肺炎になって3ヵ月近く入院する。これを機に認知症の症状が進み、「枕の下に毛虫がいる」、
「廊下の向こうに墓地があるからお参りしたい」などと幻覚を訴えるようになった。

162 :優しい名無しさん:2019/11/23(土) 12:25:55.54 ID:sDoD511Fq
郊外で工務店を経営する48歳は、実家から徒歩10分の自宅に妻と2人の子どもと暮らす。
工務店の事務所を兼ねた実家には要介護一の母(80歳)がいて毎日のように顔を合わせるが、
もともとここで父(90歳)を介護していた。先代の父は腕の立つ職人だったが、家庭内では暴力的な人だった。
「しつけ」と称して子どもを殴る蹴る、とりわけ母には厳しく「おしん」のようにこき使うこともあった。
そんな父は2001年、脳出血の後遺症で半身マヒになる。当時は介護保険に関する情報が乏しく、
なにより「介護は家族の役目」といった風潮が強かったため、母とともに、
また妻の協力も得ながら在宅介護をつづけた。多忙な仕事を抱えながら1日置きに実家に泊まり込み、
入浴や着替えの介助、深夜に何度ものトイレ誘導をすればほとんど眠れない。心身ともに疲弊し、
実家を離れていた兄と姉に助けを求める。2人は父の前妻の子どもで、母親違いのきょうだいだ。
過去の家族関係が複雑だったこともあるのか、必死に窮状を訴えてもまったく通じない。
助けてくれるどころか、「親父の財産を独り占めにするつもりだろう」などと口汚く罵られる始末だ。

163 :優しい名無しさん:2019/11/28(木) 06:16:10.06 ID:QfzXxJvD4
現在、老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学を専門として、クリニックを開いている筆者は、
東大医学部を卒業後、アルツハイマー病患者の肺炎に関する研究論文で東北大学より博士(医学)
の学位を取得した。その前年に、不名誉なことに、3年に一度しか落とされることがないとされる
(約350人に1人のペース)、同大学の博士論文に落とされた経験をしている。
自分の論文は、高齢者の精神療法でうまくいったケースを数例集めて、
現代精神分析でもっとも人気のある学派の自己心理学を用いると治療する際に有用性が高い、
ということを論じたものであった。旧来型の精神分析を用いなかったのがポイントだった。
落とされた理由は、「統計処理されていない。これは論文でなく論説だ」。
主査(審査委員長)は精神科の教授である。この論文は、
年間約15編の優秀論文を掲載するアメリカの自己心理学の国際年鑑に日本人として初めて選ばれたものである。
だから言うわけではないが、日本の大学の問題のひとつは、「仮説を立てるより検証(証明)が重要だ」
とする土壌にある。つまり、「仮説のみ」という論文はほとんど許されないのだ。
350人中1人しか落とされない。言い換えれば、350人中349人は落ちない。凡庸な内容であっても、
検証しやすい仮説を立て、動物で実験して、統計的に有意差のあるデータを残すことができれば、
普通に博士号がもらえるということだ。逆説的に述べれば、
退屈で平凡な内容こそ論文に絶対必要な条件なのだろう。これではユニークな発想が出てくるはずがない。
いや、むしろ人が考えないような新奇な発想は博士論文「合格」の邪魔になる。
あの湯川秀樹が日本人で初めてノーベル物理学賞を受賞した理由は、
中間子の存在を証明したからではない。その存在を仮定して、
後にそれが発見されたことがノーベル賞につながった。日本でも、物理の世界では、
ユニークな仮説を立てる人間を評価する気風があるようだ。
だから物理学の世界では留学せずに日本で研究を続けていてもノーベル賞がいくつも取れるのである。
筆者のケースからさらにいうと、
日本では心のケアのように統計に反映しづらい分野の研究をする人がどうしても少なくなってしまう。
なおかつ、半ば教授の好き嫌いが、
その弟子的存在である研究者の研究テーマに大きな影響を与えるということだ。

164 :優しい名無しさん:2019/11/28(木) 06:20:58.43 ID:QfzXxJvD4
東北大学の筆者の博士論文の主査の精神科教授は16年間の任期中、
薬や脳波など精神医学の生物学的な研究には学位をすべて合格にしたが、
筆者の論文を含めて精神療法(カウンセリング的な心の治療)の論文に在任中学位を与えることはなかった。
教授の気に入るテーマでないと研究ができないのなら、その教授が、
視野が広く器の広い寛容な人でないとユニークな研究や新しい分野での研究ができない。
教授が専門分野とする旧来の定説がなかなか変えられない。日本の医学の世界では、
新説がいくら患者のためになるものであっても権威とされる学者が受け入れないという事例が数多くある。
例えば、慶應義塾大学病院でがんの放射線治療の専門家として活躍された医師の近藤誠氏だ。
乳がんの場合、旧来型の治療は乳房を全部切除し、その周りの筋肉も外すというものだった。それに対して、
近藤氏は「がんだけを取って放射線を当てる治療法でも5年生存率が変わらない」
というアメリカの論文を雑誌『文藝春秋』で紹介したが、医学界からほぼ無視された。結局、
そのような権威の医師たちがすべて引退するまでその治療法は標準治療とならなかった。
それにより15年のタイムラグが生じてしまったのである。筆者の場合も、
学位審査の主査だった東北大学の教授は東北6県の精神科の教授人事にも介入したとされていた。
その真偽は不明だが、以降、東北6県には精神療法を専門とする教授がいない状態となった。
そのため2011年の東日本大震災の際にトラウマの治療ができる
(これは薬では治らない)医師が不足して、今でも後遺症に悩む人が多い。
筆者は今でもボランティアで福島の沿岸部(原発のあった地域)の心のケアに1カ月に一度通っている。
ここまで読んで、そうした閉鎖的な環境が所属する大学にあるのなら、
いい論文を書いてよその大学で認められればいいではないかと考える読者もいるだろう。
しかし、日本の学会はよその大学の教授への忖度(そんたく)が強いようだ。
例えば、眼科で教授とけんかして出ていった人間は、
私の知る限りよその大学の眼科の医局では引き受けてもらうことはまずできない。診療科を変えると、
その医局に入れてもらうこと(たたし、別の大学である)はできるようなので、
どうしてもがまんしなければいけないことはないようだが、それまでのキャリアをふいにすることになる。

165 :優しい名無しさん:2019/12/02(月) 12:25:38.69 ID:jUZm4ieaH
14年7月の出所以来、薬物依存症リハビリ施設である「ダルク」のスタッフとして働いていた人物。
首をかしげてしまうのは当然だろう。そうした疑問に、日本の依存症治療の現場はどう答えるのか。
「薬物依存症は、『クリーンで生きる』つまり回復が軌道に乗るまで平均4〜
5回は再発を繰り返すといわれているので、5回目の逮捕は、
回復のプロセスの中ではさほど珍しいことではありません。それよりもむしろ、
これまで5年間も薬物をやめることができていたことを評価すべきです。ふつう、
最初の治療の場合、治療を始めても数か月で再発する人が多いので、
よく継続できたなと思います。再発は回復のプロセスであるという考え方をすれば、
むしろ逆に治療はうまくいっていると言ってもいいでしょう」
容疑者が今後収監されてダルクのプログラムから離れてしまう可能性を考えると、残念でならないという。
「プログラムの成果が出ていたにもかかわらず、また刑務所に入ることになれば、
一時期中断してしまいます。刑務所内でも特別改善指導としてプログラムが実施されてはいますが、
社会内でのそれと比べると治療効果はあまり期待できません。
薬物依存者が再発する場合、それぞれに特有の『引き金』があります。
そうした誘惑を回避しリスクに対処できる力をつけることが治療の肝ですが、
誘惑自体がほとんど存在しない刑務所に入ると薬物再使用のスイッチが入ることはなく、
それで治った気になってしまうケースが大半です」ある者は、
覚醒剤を溶かす際に使っていたミネラルウオーターのペットボトルを見るとスイッチが入る。
またある者は予防接種の注射器を見た瞬間に興奮を覚えるなど、その瞬間、彼らの脳はハイジャックされ、
大切な家族や友人、恋人の悲しむ顔は吹き飛び、覚醒剤への渇望が起きるのだとか。
『今日は多分やらないが、明日になったらわからない』と繰り返し言っていましたが、
まさにその通りで、薬物依存症の完治はなく、やめ続けることで回復していきます。
というのも、一度脳内に構築された条件反射の回路が根こそぎなくなることはないからです。
たとえるなら、我々は梅干しを見ると唾液が出ますが、10年間梅干しに触れずにいたとしても、
10年ぶりに梅干しを見ればおそらく唾液は出るでしょう。それと同じように、薬物依存症との付き合いは一生続くのです

166 :優しい名無しさん:2019/12/05(木) 02:15:23.22 ID:RYpuipuF5
中央省庁による障害者雇用の水増し問題があった。
企業は全体の従業員の中から2.2パーセントの障害者を雇わなければいけないと法律で決まっている。
守らない会社は罰金を払うことになっていて、障害者を雇いたくないために罰金を支払う民間企業も多い。
しかし、障害者雇用を推進している国が障害者を雇わず、雇っていると数字をごまかし続けていたのだ。
障害者としては怒りを禁じ得ない事件だった。しかし、この事件を受けて、「表沙汰になったのだから、
これから中央省庁は障害者を雇うことに積極的になるはずだ」と考えた障害者も多いと思う。
私もその一人だ。ネットで検索をして、公務員の障害者雇用の試験を探すとわりかしすぐに見つかった。
どうやら水増し事件を受けて、国が初めて障害者限定の試験を行うという。
応募用紙をプリントアウトして、記入をするのだが、記入する項目がとても少ない。
名前や住所などの基本的な情報と自分の障害についてくらいしか書くところがない。
学歴も職歴も書く欄がないのだ。疑問に思いながら、
公務員試験というのは学歴などを見ないものなのかもしれないと考えた。
障害者枠とはいえ、公務員試験を受けるのは初めてなので、勉強しようと思い立ったのだが、
障害者雇用枠の公務員試験の問題集がないことを知った。
そもそも今回が初めて行われるのだから当たり前といえば当たり前だ。
ネットで調べていて、通常の公務員試験の問題集を解いておけばいいという記述を見かけたのだが、
公務員試験が一朝一夕でできるものではないということに調べているうちに気がついた。
自分が大学生の時ならなんとかなりそうだが、学校から離れてだいぶ経っているので、
良い点数を出せる可能性は低いと気がつき、勉強するのを諦めた。しかし、今回の試験は私と同じように、
社会からはみ出してしまった障害者がたくさん受けるのだから、平均点は低くなるはずだ。
そもそも、国が行う初めての取り組みなのだから、もしかしたら受かるかもしれない。しかし、
なぜ、応募書類に職歴を書く欄がないのだろう。書くことができたら、私は働いている実績があるので、
他の応募者よりも有利なのに。疑問に思いながら、試験当日を待った。よく晴れた日、
電車を乗り継いで、試験会場に向かう。大学の構内を借り切って行われるので、かなり会場は広い。

167 :優しい名無しさん:2019/12/05(木) 02:17:47.04 ID:RYpuipuF5
私と同じように試験を受ける人がたくさんやってきて、久しぶりにドキドキした。
車椅子の人や杖をついている人を何人か見かけた。それ以外の人は私と同じ精神障害者か、
四肢に障害のない人なのだろう。指定された教室に行き、席に着く。空いている席もちらほら見かけた。
試験官の説明を聞いた後、しばらくしてプリントが配られた。試験を受けるのは何年振りだろう。
白い上質紙をめくり、問題に目を通す。試験の内容は学力を見るものというより、総合的な知識、
常識を見るものに近かった。いわゆる一般教養というものだと思う。数学は苦手なので、
うまく解けなかったが、英語の長文読解は、問題になっているお話を日本語で読んだことがあるので、
なんとか解けた。社会や理科は自信がないが、マークシートなので、とりあえず埋めた。
国語の問題は難なく解けた。そして、最後に、小論文があった。私は一応、
作家として文章を書いているので、他の受験生よりもはるかに有利だ。文章をきちんと練り、
漢字も間違えることなく書き留めることができた。事前に勉強はしていなかったが、
それなりの手応えはあった。試験が終わって数週間経った。試験の結果は残念ながら不合格だった。
まあ、そんなものか、という感想しか出てこない。精神障害者になってから、
良い出来事というのはほとんどなかった。私は公務員を諦めて、いつも通りパートに出かけた。
最低賃金に近い金額で7年近く働いている。障害年金を受給しながらの暮らしは余裕があるとはいえない。
勤め先のNPO法人で講演会を行った時に、以前お世話になった上司に会った。
この業界で長く働いている生き字引のような人だ。「この間、中央省庁の障害者雇用の試験を受けたけど、
落ちちゃいましたよ」私がうなだれながら呟く。「働ける障害者だから大丈夫だと思ったけどね。
職歴もあるし」元上司がそう答える。「でも、職歴を書くところ、ないんですよ! 学歴もないし。
職歴がかけたら、他の人より良い印象が与えられたと思うんですけど」私が声を荒らげて答えると、
元上司は驚いた顔をして私を眺めた。「え! 職歴も、学歴も書かないの? おかしくない?」
元上司も素っ頓狂な声を上げる」「本当にないんです。住所とか名前とかと、障害者手帳だけ」
私は元上司の顔を見ながら話す。「うーん、それはあれだな。やっぱり奴らは障害者が働けると思ってないんだよ。

168 :優しい名無しさん:2019/12/05(木) 02:21:30.52 ID:RYpuipuF5
とりあえず、数だけ揃えればいいと思ってるから、職歴も何も聞かないんだろうな。
戦力として雇いたいならそこは聞くのが当たり前だろ」元上司は穿った考え方をしているが、
あながち間違っているとも言えない。一般企業では必ず職歴や学歴を書く。
それは自分の会社で働けるかどうかを見極めるためだ。「そっか。そうかもしれないですね。
戦力にするつもりがないから、職歴を聞かないんですね」私が呆然と答える。「でも、
まあテストはやったんだし、単純にテストの点が悪かったのもあるんだろう」
そう言って元上司はアハハと笑った。しかし、この障害者雇用枠の公務員試験について調べていると、
ある問題を孕んでるのを知った。知的障害者にも同じ試験を課しているというのだ。そのため、
今回の公務員試験では知的障害者の合格者数が著しく低く、合格者全体の0.4パーセントだという。
確かに、一律の筆記試験では知的障害者は不利だ。
実施する前にその点について言及する人はいなかったのだろうか。
そもそも、障害を持っている人と一緒に働くということは、その障害の特性を理解することから始まる。
何が得意で何が苦手か。何ができて、何ができないのか。人によってバラバラであることを理解して、
得意である仕事に就かせるというのが、障害者雇用であるのに、
知的障害者にとって不利なテストを課し彼らを切り捨てるのはあってはならないことだ。
私は精神障害者になってから、仕事を得るのにとても苦労した。今の仕事につくまで、
10年以上仕事がなかった。仕事がない状態が長く続くと、
自分の中の誇りとか自信が根こそぎなくなっていった。そして、病気もどんどん悪化していった。
引きこもっていた時期には何回か多量服薬をして自殺を図った。
けれど、仕事を得てから、私は一度も多量服薬をしていない。
それを考えると、仕事というのもがどれだけ人間にとって大事なものかわかる。
仕事は日々の居場所を確保する場所であり、小さな目標を持てる場所だ。職場に行って、
同僚と挨拶をすることすら、他者と関わりが持てる大事な行為だ。私は一時期生活保護を受けていたが、
あの頃は人と話をしない日がたくさんあった。しかし、私は仕事を得ているのに、悲しいくらい所得が低い。
一人暮らしのアパートで白菜やら豆腐やらをごった煮した鍋をすすっていると、もう少し良い生活がしたいと思う。

169 :優しい名無しさん:2019/12/05(木) 02:23:46.01 ID:RYpuipuF5
税金は上がるが時給は上がらない。実質的に給料は下がっているようなものだ。
精神障害者だと就職をする際に、病気をオープンにするかクローズにするかという選択ができる。
これは障害が表に現れない精神障害者にだけあるものだと思う。
障害をクローズにした方が仕事は受かりやすいとは聞くのだが、私はどうしても勇気が出ない。
通院の時間を確保できるのか、急に調子を崩した時になんと言って説明したらいいのか、
そういうことを考えると病気を開示した方がいい気がする。しかし、
ハローワークで障害者雇用の求人を眺めていても、圧倒的に数が少ないし、
履歴書を送っても面接に呼ばれない。そして、障害者雇用だと給料がぐんと低くなる。
月給15万円以上の求人が珍しいくらいなのだ。障害者にとって自立は大きな問題だ。
日本の障害者福祉はほとんど家庭が担っている。家族と暮らしている障害者の数はかなり多いと思う。
彼ら、彼女らが仕事を得ることができれば、家から出ることができて一人暮らしができるだろう。
自立のために必要なのがお金であることは障害者でも健常者でも同じだ。障害者が職場にいることは、
決して悪いことではない。障害を持った人と接したことがない人にとっては新たな気づきが生まれるだろうし、
障害を持っている人に仕事の調子を合わせることは、健常者にとっても仕事がしやすい職場になる。
仕事を休みたくても無理して出勤する、合わない仕事でも意地になって頑張る、
そういったことがなくなると皆が働きやすい職場になるのではないのだろうか。
障害の特性に合わせて仕事を提供するということは、何も障害者に限定したことではない。
健常者にだって特性があり、それに合わせた仕事をするのがいいのではないだろうか。
人が、それぞれの差異を認め、互いに尊重し合う社会こそが生きやすい社会だと私は思っている。

170 :優しい名無しさん:2019/12/07(土) 18:18:28.76 ID:UlnHEKWGe
三菱電機(東京)の20歳代の新人男性社員が8月、
上司から「死ね」などと言われたと記した遺書を残して自殺し、
兵庫県警が、教育主任だった30歳代の男性社員を自殺教唆容疑で書類送検していたことが、
捜査関係者らへの取材でわかった。職場でのパワーハラスメントを巡り、
同容疑が適用されるのは異例という。捜査関係者によると、教育主任は7〜8月、
兵庫県尼崎市にある三菱電機の生産技術センターで、部下だった男性社員に対し、
複数回にわたって「死ね」などと言い、自殺をそそのかした疑いがある。書類送検は11月14日。
男性社員は8月下旬、同県三田市にある社員寮近くの公園で自殺した。遺書は現場に残されており、
県警が教育主任らから事情を聞いていた。関係者によると、教育主任は7月から男性社員を担当し、
8月に予定されていた技術発表会用の資料作りを指導。社内調査に対し、複数の同僚が「教育主任に
『死ね』と言われた」と男性社員から聞かされたと証言した。過去に教育主任から指導を受けた際、
「死ね」と言われた社員もいた。教育主任は「死ね」などの暴言は否定し、
類似する発言をした可能性はあると説明しているという。
同社では長時間労働が原因で社員が自殺したり、精神障害などを発症したりしたとして、
2014年以降、5件で労災が認定された。三菱電機広報部は「ご冥福を深くお祈り申し上げるとともに、
ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。捜査中であり、詳細は差し控えます」としている。

171 :優しい名無しさん:2019/12/10(火) 15:51:34.74 ID:SlL8+f2F0
「子どもへの性加害を繰り返す小児性愛障害は、嗜癖行動(性依存症)の側面がある精神疾患です。
彼らはその問題である種の苦痛を感じながらもやめられない。そして、
忘れてはいけないのは多くの被害者を生みます。だから刑罰だけでなく、
行動変容のための専門治療が不可欠です。しかし小児性愛障害の実態はほとんど知られておらず、
具体的な対策を取れない。
実態を明らかにして身近な問題であると知ってもらうとともに防犯意識を高めてほしい」
小児性愛障害の治療の必要を強く説くのは、小児性愛障害を擁護しているからではない。
依存症にはアルコール依存症や薬物依存症など自己の健康を害する問題が一般的だが、
反復する性暴力は他者の健康を害する問題で、
小児性愛障害はそんな他害行為を含む依存症の中でも極めて再発率が高いからだ。それは、
小児性愛障害に「子どもも喜んでいた」「性教育の一環」「純愛だ」といった強力な“認知の歪み”があり、
また日本は性加害を起こす引き金になるリスクの高い児童ポルノなどがネットなどで簡単に入手できることも関係している。
「治療で関わってきた小児性愛障害の人には、
早い段階から自慰行為を通して子どもへの性的関心を自覚している人もいれば、ある時“パンドラの箱”
が開いてしまった人もいます。後者では、それまで子どもに性欲を抱いていない、
または結婚して子どももいる、という人が、“たまたま児童ポルノを目にする”“教職で子どもと密に接する”
などで子どもへの性的関心に気付き、『これこそ自分が求めていたものだ』と衝撃を受けてしまう」
子どもを守る親の立場として、まず覚えておきたいのは、
子どもへの性加害者は身近にいる可能性が高いということ。教職、学校職員、学童クラブのスタッフ、
保育士、塾講師、スポーツインストラクターなども例外ではない。患者のうち、
初診時に働いていた人56%の3割近くが教員、塾講師、
スポーツインストラクターなど子どもに指導的な立場として接する職業だったという。
「性加害は男児も例外ではありません。女児は小さい頃から『おかしな人に気を付けなさい』
と何度も言われているが、男児はそれほどでもなく警戒心が薄いことが理由のひとつかもしれません。
彼らはこのように無警戒な幼い児童を狙います」小さい子どもほど、されたことを言語化することが難しく、親が気づかない。

172 :優しい名無しさん:2019/12/12(木) 13:57:24.55 ID:YS8S8brqt
場合によっては業界から事実上の追放をされることもあり、そのダメージは計り知れない。
それでもなぜ彼らは薬物に手を出してしまうのか?「芸能人や音楽家には薬物乱用者が多い傾向がある」
と指摘する。舞台などのプレッシャーを克服したいがために、薬物に頼ってしまう例がある。また、
創作のインスピレーションを得るために薬物の力を借りようと考えるアーティストも多くいる。
「有名な例では、ビートルズが挙げられます。彼らが使用したのはLSDでした。
LSDを使用すると幻覚がもたらされ、視覚や聴覚が鮮やかになると言われています。名曲『ルーシー・イン・
ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ』は、頭文字をとればLSDとなり、まさにLSD体験を歌った曲とされています」
また、英国出身のギタリスト、エリック・クラプトン(74)は、かつて重度のヘロイン中毒だった。
ヘロイン中毒を克服した後もアルコール依存に陥り、クラプトンはまさに生死の境をさまよった。
「インスピレーション、興奮、快感など、刺激を常に求める性質は、精神医学の分野では『センセーション・
シーキング』と呼ばれています。芸能人や音楽家など、創作に携わる人々は、
この性質を一般の人よりも強く持っていると考えられます」つまり、センセーション・
シーキングの性向をもつがゆえに、彼らはリスクをおかして薬物にも手を出してしまった可能性があるのだ。
センセーション・シーキングと関連の強い精神疾患として、発達障害の一種であるADHD
(注意欠如多動性障害)がある。「不注意」「多動」「衝動性」が特徴のADHDは、人口のおよそ3〜
4%いると推測されている。「ADHDの人の頭の中は、つねに複数の思考が湧き出ており、
次から次へと考えが生まれ続ける状態にあります。これは『マインド・ワンダリング』と呼ばれます。
その一方で、興味ある対象には我を忘れて取り組む『過剰集中』を示します。
そんなADHDの傾向がある人には、向いている職業があります。デザイナー、ミュージシャン、
作家などの個人プレーに近い職業です。彼らは次から次へと新しい思考が湧いてくる一方で、
一晩集中して一気に作品を仕上げるといった作業を得意とします。いわゆる芸能人も、
ADHDに向いた職業でしょう」じつはADHDと違法薬物には、非常に密接な関係性が存在することが、海外の研究で明らかにされている。

173 :優しい名無しさん:2019/12/14(土) 23:20:27.28 ID:KxM2N6CcI
2017年に抵抗できない状態の19歳の娘に性的暴行を加えたとして、準強制性交罪に問われ、
一審名古屋地裁岡崎支部で無罪判決を受けた男性被告の控訴審第2回公判が13日、
名古屋高裁(堀内満裁判長)で開かれ、検察側証人として出廷した精神科医が
「長年性的虐待を受ける中で、娘は(新たな暴行に)抵抗できない心理状態になっていた」と証言した。
抵抗が著しく困難な「抗拒不能」の状態だったかどうかが争点。
精神科医は今年7〜8月に計約15時間娘に面接した。この日の公判で、精神科医は
「それまでの無力感やあきらめの気持ちに新たな恐怖が加わり、心理面に大きく影響した」と指摘した。

174 :優しい名無しさん:2019/12/16(月) 14:28:10.69 ID:udxh5fkez
市内の精神科病院を巡回して、入院患者と友達のような関係で接し、
医師や家族には言えない悩みを把握する。退院促進や、
退院後も患者を孤立させないためのきめ細かな支援を行っていく。また、
患者の通報によって不適切な医療行為や人権侵害が発覚した場合は、
協力関係にある精神科医や弁護士と連携して、医療機関に説明や改善を求める。
ピアサポーター主体の同種の組織は前例がなく、全国への波及効果が期待される。
来年1月26日にはプレイベントとして、「医療者に身体拘束の苦しみを味わってもらう体験会」
を計画している。約300人のピアサポーターたちは、
作業所で通所者を支援する活動などに従事する患者で、現在は病状は安定、寛解しているが、そ
の多くは、回復までの間に精神医療によって著しく傷つけられた経験を持っている。
医師や看護師から暴力や暴言を浴びせられたり、暴れてもいないのに隔離や身体拘束をされたり、
誤診や過剰投薬で病状をますます悪化させられたりしたことがあるのだ。このような経験や悩みを、
患者が行政の相談窓口などに伝えても、「被害妄想」などと症状のせいにされて信じてもらえなかったり、
攻撃的な性格だと誤解されて「パーソナリティ障害」という新たなレッテルを貼られたり、
「医師の裁量権には踏み込めない」と匙を投げられたりして、
著しい人権侵害すらも顕在化しない状態が続いてきた。これに危機感を抱いたピアサポーターたちは、
患者同士が密接な連携を図り、病院や行政に対して団結し改善を求めることが不可欠だと考えて、
専門組織の立ち上げを決めた。設立準備を中心的に進めるピアサポーター(39)は、
大学在学中の22歳の時、被害妄想が表れて精神科を受診した。すると、すぐに統合失調症と診断された。
「当時は、皮膚疾患の影響で眠れない状態が続いていました。今から思えば、
極度の疲労で一時的な精神症状が現れたのだと思います」しかし、この時の主治医は「統合失調症」
と決めつけて投薬を続けた。やがて、薬を減らすと症状が強まるようになり、服薬をやめられなくなった。
こうした不適切な診療が原因で、心身の不調が続いて就労できず、
精神科病院への入退院を34歳までに4度繰り返した。その過程で、医療スタッフによる度重なる暴言や、
安易な身体拘束、薬漬けの苦しみ、任意入院なのに退院できない理不尽さ、などを次々と味わった。

175 :優しい名無しさん:2019/12/16(月) 14:31:32.29 ID:udxh5fkez
回復のきっかけは、今の主治医と交渉して減薬に成功したことと、それによって副作用が減り、
30代半ばにして仕事ができるようになったことだった。仕事を通して多くの仲間ができ、
なんでも話せるようになった。すると心が楽になり、1種類の薬で安定して過ごせるようになった。現在、
作業所スタッフとして働く傍ら、精神科病院の訪問活動も積極的に続けている。
「医療職や福祉職は立場上、患者と友達関係になれません。私たちにはそれができる」。
野球などのレクリエーションで長期入院の患者と親しくなるうちに「本当は退院したい」
という思いを打ち明けられたこともある。働く場所や家を確保して、退院につなげた。この患者は現在、
元気に働いている。「病院を訪問すると、提供しているサービスの質がすぐにわかります。
医療スタッフが私たちにもひどい言葉を浴びせてくる病院もある。
そういう施設が患者をどのように扱っているか、推して知るべしです」退院促進というと、
症状は安定しているのに地域の受け皿がなく、数十年入院している高齢患者を想像しがちだが、
「若くて元気で、入院の必要性など感じないのに、入院期間が数年に及んでいる人も少なくない」と語る。 
そのようなケースは、複雑な家庭環境などの環境要因が患者の背景にあることが多く、
本来は長期的な入院医療の対象ではない。それなのに精神科病院が、いわば「収容所」
として便利使いされているのだ。こうしたケースについても問題提起を行う方針だ。

176 :優しい名無しさん:2019/12/20(金) 13:31:53.68 ID:cRoW6LA6X
被害者となった息子が、「加害者」として振る舞っていたとされる被告人の供述が明らかにされるにつれ、
被告人への同情論が拡大した。だが留意しなければならないのは、
被害者が実家に戻ったのは事件発生からわずか1週間前であり、ネットで言われているような
「被告は長年にわたって同居する長男からの家庭内暴力に苦しめられていた」
といったストーリーは必ずしも事実とは一致しない。もちろん、
細かい事実関係や経緯が実際のところどのようなものであったにしても、
悲惨な事件であることには変わりはないのだが。弁護士によると、被害者は統合失調症を患い、
仕事も長続きせず、ほとんどひきこもり生活を続けていた。家族と同居していた中学2年〜
大学時代のおよそ7年間にわたって家庭内暴力があったとされる。
被害者によって縁談がなくなってしまった妹が自殺していたことも明らかとなった。
そして実家に帰省して1週間で、今回の悲劇的な結末となった。
このような悲劇的な最期をどうすれば防ぐことができたのだろうかこの問いは、
私たちが暮らす社会にぽっかりと空いたエアポケットの存在を気づかせる。なぜならこの問いは、
「加害性のある弱者」とどのように対峙すべきなのかという問題を私たちの眼前に突き付けるものだからだ。
このような結末を迎える前に、被害者が適切な治療を受けて、社会復帰を目指せばよかったのだろうか。
かりに統合失調症を治療したとして、
長期にひきこもっている中年男性を雇用してくれる会社は残念ながらほとんどない。
よしんばあったとして、本人の能力や適性や要望とマッチするかどうかはまた別の問題でもある。
暴力をふるうかもしれない。トラブルを起こすかもしれない。そのような「加害性のある弱者」は、
社会が包摂するようなチャンネルがほとんど整備されていない。
多くが家庭に押し付けられて不可視化される。家庭は外部に相談をしようにも、
適切な機関の存在をそもそも知らなかったり、かりに知っていたとしても、
相談することによる家庭環境の悪化や、
地域社会からのスティグマ性によってためらったりしてしまうことも珍しくはない。ときに、社会が包摂せず、
家庭にそのリスクを押し付けて不可視化したはよいものの、ついには家庭が抱えきれなくなり、
最悪の場合には刑務所が受け入れ先の役割を担ってしまうようなこともある。

177 :優しい名無しさん:2019/12/20(金) 13:35:32.83 ID:cRoW6LA6X
無期懲役の判決で「万歳三唱」したとの報道で、
社会にふたたび大きな動揺を与えた新幹線殺傷事件の被告は、事件発生当初から、
報道としては珍しいくらいに生活歴が詳細に伝えられていた。メディアで強調されていたのは、
被告が発達障害の診断を受けていたこと、そして仕事が長続きせず、社会的にも孤立していたということだ。
社会的に疎外され続けた人間にとって、社会に自分が安全に長期的に生きていられる場所も保証もなく、
自分が存続できる安全な場所を社会に獲得するためには、
もはや刑務所で一生を過ごすくらいにしか思い浮かばなかったのだ。
事実として被告は死刑になる可能性を示唆されるとひどく動揺して「無期懲役になること」
を強く望んでいたという。新幹線無差別殺傷事件、京アニ放火事件、川崎連続殺傷事件、
そしてこの「元農水次官による殺人事件」などは同じ延長線上にあり、「加害性のある弱者を、
私たちは全社会的に包摂するような方法をいまだに見いだせずにいて、
それどころか、どちらかといえば『包摂しない』という舵取りに向かっている」
ということを図らずも示唆しているように思えた。「加害性のある弱者を包摂しない」
という社会的方針は、私たちがただ冷血漢だからそうしているというわけではない。
功利主義的・個人主義的な観念から肯定される。たとえば、長期ひきこもり者で、精神疾患があり、
家庭内暴力の既往がある「加害性のある弱者」ひとりを社会が包摂しようとすると、
その際に発生するコストはひじょうに大きくなる。それは人件費的な意味でも、社会保障費的な意味でも、
あるいはコミュニケーション・コスト的な意味でもだ。だが、「包摂しない」という方針であれば、
そのコストを負担するのはおおむね家庭とか福祉関係者とか、そうしたごく少数のセクションに限定され、
「社会で『ふつう』に暮らす人びと」はその存在をほとんど関知することもなくて済んでしまう。
社会の全員でコストを支払って、物心両面のリソースを供出し「加害性のある弱者」を包摂するより、
社会の成員の多くが包摂のためのコストを支払わず「加害性のある弱者」
を不可視化してやりすごす方が、トータルで合理的だと判断する。

178 :優しい名無しさん:2019/12/20(金) 13:39:41.81 ID:cRoW6LA6X
言い換えると、社会の成員のきわめて少数が、時折その「合理的判断」のための
「コラテラル・ダメージ(副次的犠牲者)」として犠牲になるという道を選んでいるということになる。
たしかに、上述したそれらの事件のように、いくらセンセーショナルに報道されていたとしても、
自分が直接的に遭遇する確率はほとんど天文学的であり、
実質的に無視しても問題ないほどのリスクしか生じないともいえる。
だが「あなたの勤める会社にもそうした人を入れる特別枠を作ろう」といった施策では、
そうした人と関わる確率は猛烈に高くなる。社会で包摂するというのは、
そうしたコストを引き受けるということでもあるのだから、
人びとが「包摂しない」という方向へと舵を取ることも、「合理的な側面」を評価すれば、
まったく非情で冷酷な行為であるとはいえないだろう。もちろん、その時に「お前は害があるから、
あっちへ行け」などとは言わない。「あなたには、もっとふさわしい場所があるよ」
とやさしいことばをかける。「あなたにはもっとふさわしい場所がある、もっとふさわしい相手がいる
(ただしここではないし、私たちでもない)」そうすれば、やさしいことばをかけた自分が、
「迫害者」として後ろめたさを抱えたり傷ついたりせずに済む。こうした事件に嘆き、
ときに憤りながら、しかし自分の身の回りには「加害性のある弱者」が接近してほしくない
(相応の機関によって捕捉されてほしい、再雇用されるとしてもウチ以外にしてほしい)というのは、
実際のところほとんどなにも言っていないに等しい。「私たちは、自分自身の快適な暮らしのために
『加害性のある弱者』を包摂しないでリソースを温存する方針をとっており、
その代償として最悪の場合は社会の成員のごく少数の人びとが時々犠牲になるような
『ロシアン・ルーレット』を回しています」ということを、はっきりと認めなければならない。
だが、そんなことをだれも口が裂けても言えない。テレビのニュースでは「支えるだれかがいれば」
「相談できる窓口があれば」「社会につながりがあれば」などといった、
コメンテーターのもっともらしい規範的議論でなにか言ったような気分になれてしまうし、
世間的には納得感が得られてしまう。そうであるからこそ、こうした事件は今後も続いていく。

179 :優しい名無しさん:2019/12/24(火) 13:41:39.38 ID:My5MhoASD
光田健輔については、「愛生園の初代園長で、ハンセン病研究の第一人者です。
彼の『全患者の強制隔離』という考えは、日本の政策に大きな影響を与えましたが、
彼の評価は当時の社会状況も考えなければなりません」「彼の評価は時代背景や医学水準、
社会状況などを総合的に判断して行わなければならず、その判断は分かれるところです」
という説明がなされていた。強制隔離が間違っていたことは否定できないが、
現在の高みに立って全面否定することもできないという相矛盾した評価がうかがえた。
神谷美恵子(1914〜79)に関する展示もあった。神谷は1943年に長島を訪れ、初めて光田に会った。
「光田健輔先生という偉大な人格にふれたことが、その後の一生に影響をおよぼしている」
と述べるほど、その出会いは決定的であった。1957年から72年まで、神谷は精神科医として、
兵庫県芦屋の自宅から片道5時間あまりをかけて、長島愛生園まで通い続けた。
66年に出版され、皇太子妃(現上皇后)にも影響を及ぼした『生きがいについて』は、
愛生園での医師としての体験に根差した作品であった。79年に死去したが、園内には遺金によって
「神谷書庫」が設けられ、ハンセン病関連の文献が収蔵された。本人の意志とは無関係に神谷もまた
「社会的貢献」をしている。神谷の生きがい論が療養所をふたたびユートピアとして描いたため、
隔離政策を省みる真摯なまなざしの成立が遅れた事情は否めない。
療養所をユートピア=良き場所と見なす点において、神谷の視点は光田健輔に通じるとしたわけだ。
実際に神谷は、光田に対する批判が強まってからも、「いったい、人間のだれが、
時代的・社会的背景からくる制約を免れうるであろうか。何をするにあたっても、
それは初めから覚悟しておくべきなのであろう」と述べるなど、光田を擁護し続けた。
けれども展示には、神谷のそうした側面については触れられていなかった。
光田が進めた「無らい県運動」は、ハンセン病が恐ろしい急性伝染病だという誤った情報を広めることで、
差別や偏見を一層強めてしまいました。
彼は病理学者として、ハンセン病がきわめて伝染力の弱い病気であることを知っていたはずなのに、
真逆なことをした。しかもプロミンが開発されてからも、強制隔離を改めようとしなかった。
もし戦後直ちに過ちを認めていれば、差別や偏見は薄まったのではないか。

180 :優しい名無しさん:2019/12/25(水) 17:53:50.45 ID:0aoEetauH
広告代理店に入社したのは、電通事件が起きた後です。入社時の研修でも、
まつりさんの話題は出てきました。どの上司も口をそろえて誇るように言うのは
「うちは電通と違ってホワイトだから」という言葉でした。
しかし現実は、電通が働き方改革で受注案件を絞り始めているので、
あふれた案件を取りに行くという矛盾が発生していました。まつりさんの事件を「まつられた」
と表現する社員が少なからずいました。あまり思い出したくないですが、
「電通が『まつられて』から、こっちに来る案件が増えたんだよね〜」といった、
モラルのない使い方をする先輩を見かけたこともありました。「どうしてそんなことを言えるのだろう?」
と疑問に思いましたが、「自分は違う」「そうはならない」と言い聞かせるようにして、
気を張り続けているのかもしれません。ある年の12月、
毎日のように終電やタクシーで帰る日々が続きました。12月は、年末年始の番組に向けたCMや、
キャンペーンの準備などがあるため、とりわけ忙しいのです。私も休日だったクリスマスイブにも出勤して、
誰もいないオフィスでパワーポイントを準備したことがあります。
「年内にプレゼンしてほしい」というクライアントの要望に間に合わせるためでした。
「どうしてこんなことをしているのだろう」と思ううちに空しくなってきて、地下鉄のホームで、
走っている列車に吸い込まれそうになったのを覚えています。初めての経験でした。本当に疲れてくると、
駅のアナウンスがなんと言っているのかも分からなくなってきます。電話越しに友達から
「話していることが支離滅裂だけど大丈夫?」と言われたこともあります。そんな時、
まつりさんの命日がクリスマスだったというのを知り、まつりさんのツイートを読み返しました。
つらさが痛いほど分かるような気がしました。どうしても他人事だとは思えず、ネットで調べて、
飛び降りたマンションに命日の夜に現場に手を合わせに行きました。現場に行くまでは
「二度とこんな事件を起こしませんから、安らかに眠ってください」と言いたかったのですが、
手を合わせたあとに、その場で5分ぐらい考えて、「自分だけの力ではどうにもならない。
つらいならば辞めるほかない」と思うようになっていきました。

181 :優しい名無しさん:2019/12/26(木) 16:34:01.74 ID:+fvBqu/hw
ひきこもり状態の人の自立支援をうたう東京都内の業者に自宅から連れ出され、
暴行を加えられたり軟禁状態に置かれたりしたなどとして、
関東地方の30代の女性とその母親が業者側に慰謝料など約1700万円を求めた訴訟で、
東京地裁は26日、業者側に計505万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。
訴状などによると2015年9月、港区の「エリクシルアーツ」が運営していた
「あかざけいぶの全国自立支援センター」のスタッフらが突然、女性を自宅から連れ出した。
女性はアパートの一室で約1カ月、職員らとの共同生活を強制され、
「逃亡すれば友人がどうなるかわからない」と脅迫されたり、殴る蹴るなどの暴行を加えられたりし、
携帯電話や財布を没収されたという。女性は当時、ひきこもり状態ではなかったものの、
母親とのいさかいがきっかけとなり、家族関係に悩んだ母親が、エリクシルアーツ側に「社会復帰支援」や
「職業訓練支援」などの名目で約570万円を支払い契約。だが、具体的な支援は何も行われなかったという。

182 :優しい名無しさん:2019/12/26(木) 16:45:57.87 ID:+fvBqu/hw
覚せい剤の乱用で精神的に不安定になって割腹自殺を決意し、
路上で自身の腹部を包丁で20センチあまり切りつけました。自らの腸管をも引っ張り出すという有り様でした。
奇跡的に一命を取りとめ医療刑務所に服役しましたが出所して3日後、
ホテルでドアを叩くなどして暴れ精神科へ連れてこられました。入院中は、「狙われている気がする」
などとひとり言をつぶやいたり、怒声を発したりしていましたが、しだいに落ち着きました。
友人宅への外泊を許可したところ、飲酒をきっかけに精神症状が再発し、「光が飛んでくる」
などと言いだしたのです。病院へ戻って治療を続けて何とか退院しましたが、退院後もなかなか安定せず、
残念ながら、症状はだんだん悪化しています。自殺を試みたり、他人を傷つけたりするのは、
かなり重篤な覚せい剤精神病の例です。ここまで重篤になる前に警察に逮捕されたり、
仕事が続かなくなって周囲に病院に連れてこられたりするのですが、実は、
覚せい剤精神病患者による事件は報じられているよりずっと多く起きています。
たとえ刑事事件を起こしても、加害者が明らかに精神病を患っている場合、
実名が報道されなかったり非公開になったりして、
人目に触れずに葬られている事件も少なくないからです。覚せい剤は今では
普通の人たちでも入手しやすくなり、気軽に手を出すようになっています。
明るく、問題行動など起こしたことのなかった高校生で、
高校2年生の時に知り合った年上のボーイフレンドに勧められて覚せい剤を使用し始めてしまいました。
家族関係も良好でしたが、家族が精神科につれてきたときには、
興奮状態で泣きわめき会話がなりたたない状態でした。真冬である2月にノースリーブに裸足で、
「思い出の場所に行く」と家を出て行き、近くの中学校の校庭を全裸になって徘徊していたのでした。
覚せい剤精神病を発症すると、治療を何年も続けなければいけません。そして、
いったんは治ったかにみえても、飲酒や睡眠不足でストレスがたまったりしたときに再発することも多く、
治療は困難な面が大きいといえます。覚せい剤は一時的な興奮作用をもたらすだけでなく、
脳の機能を永続的に、それも悪い方向に変化させる作用を持っています。
軽いファッション感覚で手を出してしまった薬物のせいで、本人だけでなく、その家族の人生の目標も夢も、まったく狂ってしまうのです。

183 :優しい名無しさん:2019/12/28(土) 14:55:04.39 ID:x/9NffZoc
毎日、約900人の患者さんが通ってきます。その約900人のうち、4人に1人は「依存症」の患者さんです。
依存症にはさまざまなタイプがありますが、いちばんよく知られているのは「アルコール依存症」でしょう。
かつては「慢性アルコール中毒」、略して「アル中」と呼ばれていました。
また、高度経済成長期に急増したものに「ギャンブル依存症」があります。
競馬、競輪、ボートレース、パチンコなどに過度にのめり込むのがギャンブル依存症です。
ここ10年あまり、目立って増えてきたのが数々の依存症のなかでも「性依存症」。具体的には、「痴漢」
「盗撮」「のぞき」「露出」「下着泥棒」「風俗通い」「強姦」などの性衝動行為を操り返し行うもので、
そのなかでもいちばん多いのが「痴漢」です。性依存症の場合、行為の対象となる相手
(多くの場合、女性)がいるため、犯罪になります。しかし、被害者に対する罪悪感は少なく、
自分の興奮や快感だけを求める加害者が多いことが特徴です。この性依存症は、
現代という時代を背景にした現代病です。むしろほかの依存症より、その色合いが濃いといえ、
なかでも年を追って増えているのが若い人たちの罹患。日々、彼らと接するうちに見えてきた時代背景を、
いくつか紹介したいと思います。豊かな社会になった今、心の病が増えています。一見、矛盾するようですが、
飽食の時代になり、糖尿病が増えて飢える心配がなくなった現代社会に、
摂食障害のように食べたものを吐いてしまう人がいます。豊かさが、逆にこうした心の貧しさや心の病気・
現代病を生んでいるのではないかと、つくづく考えてしまいます。社会規範がゆるくなり、
価値観が多様化しています。これに対応するように、
社会生活の基本である自由と規律についてきちんと教わっていない人が多くなり、
このためセルフコントロール、つまり自分を抑えるという教育がおろそかになっています。
今は、ポルノ映像などの“性情報”があふれています。自分の部屋でそれらを見入っていれば、
刺激を受けないわけがありません。頭の中に情報が詰め込まれたまま外に出て、
対象となる人物に対し、衝動的に痴漢や盗撮をしてしまうのです。性欲は人間誰しも持っており、
15〜16歳の思春期の少年は特に性的好奇心が強く、性欲も強いものです。

184 :優しい名無しさん:2019/12/28(土) 14:58:09.72 ID:x/9NffZoc
しかし彼らが一様に性依存症になるわけでも、まして性犯罪者になるわけでもありません。
どんな人たちが性依存者になるのかを、当院の受診者のデータから検証してみると、
30〜40代の男性がおよそ70パーセントを占めました。つまり壮年期、
働き盛りの世代に性依存患者が多いのです。次に、彼らの職業はというと半数が「会社員」。
さらに学歴を見てみると、4年制大学卒がほぼ半数を占め、
大学院卒を合わせると54パーセントにもなっています。これらのデータから、性依存者の平均像として
「高学歴で、働き盛りの会社員」という素顔が見えてきます。その年代となれば、
おそらく会社では中間管理職として勤務しているケースが多いはず。上司から命令されるプレッシャー、
そして部下を指導するプレッシャーなどを受け、それらがストレスとなり、
性依存の引き金になってしまうケースも多いのです。しかし、
幼いころの環境やふとしたきっかけで性依存の症状に苦しめられてきている患者さんもいます。そこで、
実際に相談へ来た「性依存症」患者(34歳)の話を紹介します。未成年時に、
医療少年院と少年刑務所へ入所し、成人してからは各地の刑務所に服役し、
計8回の実刑判決を受けました。それでもやめられなかったのが「ハイヒール盗み」です。
女性のハイヒールに異常な執着を示す男性でした。単なる盗みではなく、
駅の階段などで前を歩く女性に対し、いきなりハイヒールを奪い取るのです。
あまりにも異常な行為と思われるでしょうが、性依存症の典型的症例ともいえます。
来院したのは2016年2月。服役を繰り返した末、
困り果てた父親が法務官に相談したところ当院をすすめられたそうです。小太りの体形で猫背、
メガネをかけ、ニヤニヤとうすら笑いを浮かべており、異様な印象を受けました。
3人兄弟の次男として生まれ、小学2年生のときから学校になじめず、いじめを受けていました。
小学校入学以前に母親のハイヒールに特別な関心を持つようになり、
性的な欲求を感じるようになったのは小学校3年生。初めてハイヒールを盗んだのは、
中学2年生のときだったといいます。
女性が身につけた特定のものに執着するフェティシズムの典型的症例でした。
ハイヒールをはいた女性を見ると追いかけて行き、左足にはいているハイヒールの踵をつかんで盗ってしまうというやり方です。

185 :優しい名無しさん:2019/12/28(土) 15:01:05.20 ID:x/9NffZoc
「どうしてそんなことをするのか」とこちらが聞くと、答えは「自分でもわからない」。盗みがうまくいくと
「スリルと快感、達成感を得られるが、罪悪感を持つことはない」と話しました。
女性関係については、「セックスはしたいと思うけど、女性と話すことが怖くて、童貞」だと言うのです。
彼は「性依存症」だけでなく、他人の感情への無関心や社会的規範を無視し、
相手を性の対象としてしか見ない人格障害である「反社会的パーソナリティー障害」でもあります。
本人と父親に性依存症という心の病気であることを説明し、
当院の治療プログラムに参加してもらいました。当院では、初診時に患者さんごとの「リスクアセスメント」
(危険度評価)を行いますが、危険度の高低にかかわらず“最低3年間”の治療を基本としています。
特に最初の半年間は、集中的にクリニックへ通ってもらうようにします。というのも、患者さんたちは、
逮捕されたり出所して間もない時期のため、精神的に追い詰められ孤立してしまうからです。
そのような状態から脱するには、同じ心の病を抱えた“仲間”が必要なのです。プログラムの内容としては、
自分自身を振り返る「自分史」をはじめ、「性依存と治療」や「性依存と家族」を学び、
性依存症について書かれた本や被害者の手記などを読み、内容について考えるミーティング、
認知行動療法について学びます。駅の階段でハイヒールを盗むことが多かったため、
電車で通院させることは危険だと判断し、クリニックの近所にある寮に入ってもらいました。
従順に治療を受けていたのですが、約半年後、女性にしつこくつきまとって身体に触れ、再び逮捕・
勾留されてしまいました。それを知った私は、性依存症治療の難しさを改めて実感させられたものです。
治療中も「ハイヒールを盗むファンタジーがずっと消えない」と話していた心に潜む闇は、
医師の想像を超えるものなのかもしれません。心の病は目に見えません。
内臓疾患のように病巣を除去すれば治るというものでもありません。
根気強く治療する以外に道はないのです。60年にわたって経験し、積み重ねてきたものが、その治療の根幹になっています。

186 :優しい名無しさん:2019/12/29(日) 12:25:01.14 ID:HgLAr0RCV
心身の異変に気付くことができないほど弱り切っているとき、
人の目に触れる場所に自分の身を置いておくことは非常に重要です。
精神がすり減って判断能力が低下したり、物事の分別がつかない状態に陥ると、
人は思ってもみない行動に出ることがあるからです。極限状態にあったとき、
家族を殺そうと思ったことがあります。家庭で毎日のように暴力を受けていた10代の頃、
頼れる人が誰もおらず、外部に助けを求めることもできませんでした。同じように、
何年も継続的に殴られていた母は精神が不安定で、
働いても働いても金をむしり取られる生活に疲弊していました。
幼い頃から家庭は正常な機能を失っており、家から逃げるのに必要な経済力もなければ、
長期的な目線で問題解決に取り組むだけの余裕や決断力すらもなくなっている状況でした。
そもそも、自分が置かれている環境や精神状態が異常であることにも気が付いていませんでした。
さらに家族は孤立無援であったため、周りには気にかけたり、異変に気が付いてくれる人はいなかったのです。
そんな生活を十数年続けた頃、家族を殺すべきかどうか、真剣に思い詰めるようになりました。それまで、
家庭でのできごとを誰かに相談したことは一度もありませんでした。相談したことが家族の耳に入れば、
今よりもっとひどい目に遭うと分かっていたためです。「そのうち、きっと暴力はなくなるだろう」
と思ってあれこれと試行錯誤をくりかえしても、状況はよくなるばかりかますます激化するだけで、いつしか
「何をやっても無駄だ」といった絶望感に苛まれるようになりました。母とは何度か「もう、
殺してしまうしかないんじゃないか」と話をすることはありましたが、最後にはいつも
「自分が産んだ子を手にかけることはできない」と問題をうやむやにするばかりだったのです。
正気を取り戻したのは、「他者」がたまたま異常に気が付き、家から逃れられるよう説得し、
手助けをしてくれたからでした。危険にさらされることもない「安全な場所」を手に入れて初めて、
「これまでの自分がいかに正常な状態ではなかったか」を知ることができたのです。おそらく世の中には、
人生に絶望しつつも、誰にも助けを求められない人がたくさんいるのだと思います。もしかすると、
彼らは自分自身の精神が追い詰められ、正常な判断ができなくなっていることに気が付いていないかもしれませ

187 :優しい名無しさん:2019/12/30(月) 15:32:56.20 ID:8IfYnOMpR
精神科の医師には、他科よりも患者との関係に慎重であるべき事情がある。
「患者が医師に恋愛感情を抱きやすいことに加えて、
精神科医は脳内の神経伝達物質に作用する向精神薬を用いるからです。もし、
下心を持った医師がそれらを大量に処方した結果、患者が処方薬に依存するようになり、
“薬が切れたらどうしよう”、“この先生に見捨てられたらどうしよう”
などと不安にさいなまれるようになったらどうなるか
医師が患者の心身をコントロールすることもできないわけではありません」
精神科の臨床においては、医師が自らの立場を利用して患者を支配する可能性がないわけではない。
それゆえ、欧米では、治療中の精神科医が患者と性的関係を持つことを「犯罪行為」
として刑法などで規制したり、医師資格の抹消を含む制裁を加えたりするケースが見られる。
例えばドイツの刑法は、「治療を行う関係を濫用して、
精神療法が行為者に委ねられている者に対して性的行為を行うなどした者」は、
「三月以上五年以下の自由刑」と定める。だが日本には明確なルールが存在しない。
多くの精神科医が所属する日本精神神経学会は「精神科医師の倫理綱領」で、
〈精神科医師は、専門的技能および地位の乱用を行ってはならず、
精神を病む人びとからのいかなる搾取も行ってはならない〉とするが、罰則規定は設けられていない。
2019年11月には、
通院先の鹿児島県内の精神科医から性的搾取を受けたことを原因として自殺したという女性(当時27)
の遺族らが都内で会見を開き、医師と患者が性的関係を持つことを法律で禁止するよう求めた。遺族らは、
主治医だった精神科医が不適切な投薬や懲罰的な断薬を繰り返して女性を支配していたと主張している。
もちろん、知り合ったのは精神科医と患者としてであっても、治療終了後に恋愛・
結婚へと発展するケースもあるだろう。本人たちが望んだ生活を送るならば、
出会ったきっかけにこだわる必要はない。ただ一方で、
精神科医と患者の関係は構造的に様々な問題をはらみやすいので、
個々の医師の倫理観のみに委ねるのではなく、明確な規則を定めるべきではないかとの声も聞こえる。
「海外では法律などで規制されていること自体、この問題がいかに根深いかを物語っています。日本でも、
精神科医と患者には転移性恋愛が起こり得ることを多くの人に知ってほしい」

188 :優しい名無しさん:2019/12/31(火) 12:59:42.19 ID:dzN06xaH7
婚約後のブライダルチェック(婦人科検診)で不妊症と診断され、
「若い頃の性病を放っておいたからでしょうね」という女医の言葉がきっかけで、
心の奥に鍵をかけて押し込めていた“レイプ被害の記憶”というパンドラの箱はあっさり開いてしまいました。
毎日続く悪夢とフラッシュバック。「こんな私なんか、あの時殺されていればよかった」
という想いがいつも頭から離れず、繰り返す自殺未遂。生きている感覚を確かめるため、また反対に、
自分に罰を与えるために脅迫的にやめられないリストカット。「おまえのせいだ!」と母に浴びせる罵声。
婚約者は支えてくれようとしましたが、結局、結婚は破談になりました。今となっては、
この結果が正しかったのだと思います。複雑性PTSDと診断され、
被害に遭った3月前後は特に症状がひどいために、3年連続で精神科に入院し、
その間に集中してPTSD治療を行いました。カウンセリングの途中で乖離してしまい、
治療を中断することもしばしばという辛い治療でしたが、いま振り返ると、その原動力になっていたものは
「やっぱり生きたい」という願いと希望だったような気がします。その希望は、あんなに恨み、
憎んでいると思っていた母が与えてくれたものでした。最後の自殺未遂。
診察でもらった精神安定剤や睡眠薬をこっそり貯めこみ、胃洗浄(薬を取り除く処置)
しても間に合わない時間を逆算して周到に準備した計画。
3日間意識が戻らない状態から奇跡的に後遺症もなく生き返ったとき、
私が最初に見たのは病室の床に小さくなって寝ている母の姿でした。「もう、こんなことはやめよう」
まるで呪縛からとけるように自然にそう思えた瞬間でした。同時に
「私は母から愛されていなかったわけではない」と思えた瞬間でもありました。その日を境に、「死ぬこと」
へ向かう日々から「生きること」に向かう日々が始まったのです。20代の、
パンドラの箱を抱えながらがむしゃらに走る日々とは違って、一歩一歩、
カメ並みに進むような回復までの長い長い道のりでした。少し進んだかと思うと、すぐに逆戻り。
いま現在もまだ、その道の途中だと思います。“死にたい病”はなかなか厄介で、トリガー
(被害を想起させる出来事)に何度もつまづきながらも治療を続け、家族や治療者、周囲の支えてくれる人たちに少しずつ心を開いてゆきました。

189 :優しい名無しさん:2019/12/31(火) 13:06:11.76 ID:dzN06xaH7
注意深く心を開くのと同時に、安全や安心などまったく感じられない、
と思っていたこの社会が実はそうでもない、ということに気づき始めてもいました。
性暴力被害者を支援する団体がいくつも存在することを知り、「いつか、
もっと元気になったら私にもできることがあるだろうか」と、いつしか考えるようになりました。そして、
治療を始めてから10年近く経った頃、性暴力被害者支援員の養成講座に申し込み、
講習を受けることになりました。以下は、その当時の想いや葛藤をカウンセラーにメールで綴ったものです。
《レイプ被害のことを母に伝えた時、「誰にも言ったらダメ。早く忘れなさい」と言われて
「あぁ私はやっぱり人に言えないことをされたんだ。恥ずかしいことなんだ」と思って生きてきました。
私に限らず、性犯罪被害者は少なからずこのような二次被害を受けていると思います。母として、
娘を思う心配からの言葉なのでしょうでも、とても傷つきました。「どうして被害者の私が、
辛い苦しいと声に出来ず、後ろめたいような気持ちを抱えて生きていなければいけないんだろう」
「なかったこととして忘れて生きるのが本当に幸せなこと?」そんなことできるはずないのにと、
ずっと理不尽な想いを抱えていました。レイプ被害にあった私は隠れていなければいけない存在なのか
被害があってもなくても、私は私なのに。それは被害者からすれば、
自分を否定されているような気持ちになるのです。そして“被害をなかったことにすること”それは、
加害者を野放しにして、更なる加害の可能性を与えてしまうことではないのか、とも思いました。
私はもう恥じて生きたくないんです。恥じるべきなのは加害者のほうです。だから、
この性暴力被害者支援の講座に参加したのかな、とも思います。
被害に遭った私でも、そのままの私でいいのだと思えるようになるために。
時代的に性暴力サバイバーも声を挙げられるようになってきました。
まだまだ偏見や無理解はあるけれど、被害をなかったこととして生きるのではなく、
サバイバーとして生きていく選択ができる時代になってきたのだと思っています。
不妊の原因が性暴力被害にあることがわかって、心の奥にしまっていたパンドラの箱が開いてしまい、
そこからPTSD発症…という経緯を辿った私にとって、決して被害のことを忘れて生きることなどできません。

190 :優しい名無しさん:2019/12/31(火) 13:09:24.13 ID:dzN06xaH7
子どもがいないという事実を認識する度、それを避けて通ることはできないからです。
記憶喪失にでもならない限り、私たち性暴力サバイバーにゴールはありません。もしゴールがあるとしたら
それは私が私らしく生きることです。笑って泣いて大好きな人と過ごす、
そんな当たり前の生活ができることです。幸せになる権利が私にもあると思えることです。
でもやっぱり葛藤は大きいです。自分の傷を癒すために支援する立場になりたいのか
当事者だからできることがあるなんて、直後の被害者からすれば、傲慢じゃないのかとか
もちろん怖さもあります。PTSD治療のただ中にいる頃は、支援者になることなど想像もつきませんでした。
でも、「当事者の私だからできることもあるかも」と今回、性暴力被害者支援員の講座を受けたことは、
被害者である自分を受け入れるということでした。そして、
この辛い体験を無駄にしたくないという想いもあります。また、ある意味で母からの自立でもありました。
母がどう言ってもどう思っても、私は私の生きたい人生を歩むのだと。受講中の心の揺れも、
もちろんありました。講師は性犯罪被害者支援に関わる方々、私と同じ当事者、警察関係、検事、弁護士、
精神科医、婦人科医などなど様々なのですが、もちろん揺れたのは 当事者の話です。
私とケースが似ていたせいもあったと思いますが、彼女の「どんな事件だったか」の内容の話では、
緊張しましたでも、フラッシュバックもなく予想以上に落ち着けていました。それより揺れたのは、彼女が
「最後に残った課題は母親との関係でした」と言ったときでした。「あぁやっぱり」
と思って涙が出そうになりました。彼女も母親に私と同じような言葉をかけられていました。「忘れなさい」
と。きっと彼女も私と同じような心の葛藤を経てここに居るんだと思うと
辛いというより共感の涙だったと思います。とにかく、先生、
いろんな葛藤がありながらも講習は無事終わりました。
今日はとにかく自分をたくさん褒めてあげたいと思います。最後に最近、毎日繰り返し読む、
アファメーション(肯定的な断言)の言葉です。「自分は生きるのに、あたいする人間です。自分は、
自分のままでいいのです。自分は愛するに、あたいする人間です。自分は、自分の居所をつくっていいのです。自分を、うんと好きになります」

191 :優しい名無しさん:2020/01/03(金) 15:24:09.40 ID:ebzngi/eo
私はすぐカッときてしまう性格です。穏やかでいられる人になりたいのですが、
些細なことでもすぐ頭にきて、それを言葉や態度に表してしまいます。それが原因だと思うのですが、
恋愛も長続きしません。これは、僕も解決法を聞きたいです。本当に短気でして(笑)。
え、怒りっぽいの?それは勇気づけられますね。僕も相当怒りっぽいんですよ。でも、30代のときに、
怒りでお弟子さんたちを傷つけていることに気づき、改心しました。僕は変えたくても、変えられません。
年々酷くなっている気も。でも、生理現象だから仕方ない、と半ば諦めているところもあるんですよね。
怒りはね、パーンって弾けるような怒りなんでしょう。それで終わり。その後、
美味しいもの食べようって気持ちが切り替わるような。まさにそんなタイプです(笑)。
僕の場合は、グーッと持続するような怒りが多かったんです。で、怒りを研究したんですよ。
仏教書に、怒りは自分への毒だということが書いてありました。そこで、カーって頭に血が上った時は
「今、真っ黒な毒が、ポタポタと点滴で体に充満されている」とイメージしました。
すると怒りがスーッと引くようになったんです。怒りを客観視する視点は必要ですね。僕が言えるのは、
ちゃんと怒らないとダメだ、ということ。怒ることは良くないことだと押し殺してしまうと、消化できません
。私は怒ってる! 頭に来た! あいつが悪い! と怒りを味わうと、
じゃああいつの何が悪いんだろうとなります。すると、私が悪かったかもって気づくことも。
味わうことで感情はいずれ変わります。臭いものに蓋をしないことです。

192 :優しい名無しさん:2020/01/03(金) 15:27:07.27 ID:ebzngi/eo
10代から20代前半まで5年付き合った人が今でも忘れられません。先日、
SNSで彼を見つけてしまいました。別れてから6年が経ちますがどうにかして接点を持ちたい、会いたい、
という思いが止められません。相談では、この手の“復活愛”と“不倫”の相談が一番多いんですよ。
頼るところがなくなってしまうんでしょうね。「彼を運命の人だと言ってください」と。
後押しをして欲しいわけです。もし、心理カウンセリングをするなら、
トラウマの分析をしたり、なぜその男性に執着してしまうのか、
生い立ちの中でのこの方と父親との関係を分析したりしていくんでしょうが、
そんなことを求めていないはず。今回のお悩みの文面からすると、
「私を止めてください」ってことですよね。でもこの感情のまま頼っても、依存の対象が変わるだけで、
心の中にある問題が繰り返すような気がします。もちろん、この男性に会ってみたら、
それまでの妄想が消えて、ふっと冷静になれるかもしれません。
でも、相手の男性の気持ちを考えれば、おすすめできない方法です。この方は29歳なので、
30歳前後は本当の意味での成人式のようなものなんです。だから、過去の恋愛に悩むより、
お仕事をしっかりしなさいと言いたいですね。なるほど〜。人生を耕しなさい、と。
それはカウンセリングの世界でも良く言いますね。まずは自分の時間を持ちなさい、
集中できるものを作りなさい、と。僕は何か嫌なことがあったら、
ローリングストーンズや矢沢永吉の動画をみますよ。勇気付けられるんです、
10分で立ち直れます。この方も、自分が真似したくなるくらい格好いい人、
憧れる人をロールモデルに持つといいかもしれません。古代ギリシャの言葉で、“ミメーシス”、
感化や感染という言葉があります。軽く感染するといいですよ。セルフイメージも上がります。

193 :優しい名無しさん:2020/01/03(金) 15:29:37.79 ID:ebzngi/eo
引き寄せの法則を実践したり、パワースポットに行ってみたり、
開運法と呼ばれることはいろいろ試してみました。でも、ポジティブな考えを持つのが苦手で、
いつも悪い方、悪い方に考えてしまいます。ネガティブ思考を変えるにはどうしたらいいのでしょうか。
でも、ポジティブ思考だけの人の方が危ないですよね。物事を完成させていく過程で、
チェック機能としてのネガティブ思考は必要です。
現実逃避とポジティブ思考を勘違いしがちな危険も常にありますから。
引き寄せの法則もポジティブではないんですよ。それを信じてやっていることで、願いに近づく。
これって魔術的思考です。ポジティブじゃないから、その思考になるんですよ。
この人は情報をたくさん持っていますよね。だから周囲の人の悩みを聞いてあげて、
アドバイスしてみたらどうでしょう。あなたはこのパワースポットにいくといいよ、とか、紫水晶がいいよ、とかね。
相談を受けているうちに、「人ってこんなことで悩むのか」と気づくことがあるでしょう。自分も同じだ、と。
僕だってそうですよ。人間はくだらないことで悩むものです。ただ、嫌な妄想に潰されないために、
自分のなりたいイメージを持っておくことは大事です。文章にしたりして、
ゴールをできるだけ明確にしておく。常にゴールに向かって行けるので、
嫌なシチュエーションが浮かびにくくなりますよ。パワースポットに行きまくる、とか、
引き寄せの法則しか信じない、というのも問題ですからね。
100%ポジティブになれないのは正気の証拠。引き寄せの法則などはある種のファンタジー。
きっかけ作りに役立てば良い、という程度でいるのがいいですよ。

194 :優しい名無しさん:2020/01/04(土) 10:29:18.55 ID:lZDaFi1g5
向精神薬依存症は「病気」であり、自分では克服できないという考え方が大きな理念です。
自分では治せないので、仲間や家族と一緒に薬を使わない日を持続させていこうという考えです。
意志が弱いからやめられないのではなく、病気だからやめられないのです。実際に、
今でもやりたいと正直に話をされています。ただ、
向精神薬を使わない仲間と共に歩くことによって助かっていると。向精神薬依存症であったので、
同じ症状の人の気持ちが分かり、親身なって寄り添い、再使用を防ぐ活動に命をかけておられます。
向精神薬依存症になると何が怖いのか?それは、人間でありながら人間でなくなるということです。
精神状態、肉体、考え方が完全にずれてしまうので、社会人として生きることができません。最終的には、
家族、友人、信用人として生きていくために大事なものを全て失ってしまうのです。若いころ、
救急病院の仕事を手伝っていた際、向精神薬依存症の人が来院したことがありました。
気にそぐわないことがあると大暴れを繰り返す異様な状態に大変驚きました。理屈ではない以来、
クスリの怖さを肝に銘じて医師を続けています。治療で大切なこと、
それは自分が向精神薬依存症であるということをまず認め、
ひとりではやめることができないことを素直に認めることです。そこから、プログラムに従って、
回復への治療に臨んでいきます。重要なのは、その人を取り囲んでいる家族、友人なのです。
その人たちが曖昧な気持ちで寄り添ってしまうと、すぐに元の世界に戻ってしまうことが多いのです。
取り巻く人への教育も大切だと強調されています。
向精神薬依存症に対する考え方には様々なものがありますが、今の時代、
決して対岸の火事ではありません。芸能人の薬物報道などを他人事とするのでなく、
常にクスリの怖さを認識するべきです。そろそろ、国を挙げて、みんなが真剣に取り組まないといけないのではないでしょうか。

195 :優しい名無しさん:2020/01/08(水) 14:48:09.99 ID:1pKe37zW5
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年、入所者19人が刺殺され、
職員を含む26人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖被告(29)
の裁判員裁判の初公判が8日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で開かれた。植松被告は起訴内容ついて
「ありません」と述べた。弁護側は、事件当時、精神障害があったと無罪を主張した。その後、
植松被告が暴れ、裁判は休廷になった。午前11時に開廷の予定だったが、
傍聴希望者が多かったことなどから手続きに時間を要し20分遅れて始まった。
植松被告は黒いスーツ姿に腰辺りまで伸びた髪を後ろに束ね、数回会釈しながら入廷。
裁判長から氏名などを問われると、小さいながらもはっきりとした声で答えた。植松被告は罪状認否で
「ありません」と認めた後、弁護側の申し立てを受けて裁判長が植松被告の発言を許可。
証言台の前に立っていた植松被告は小声で「皆さまに深くおわびいたします」と述べた後、
突然顔に手を当て、うめき声を発して暴れだし、刑務官が床に取り押さえた。
裁判長が傍聴人に退廷を命じ、法廷内には「早く退廷してください」
と地裁職員らの怒声が響くなど騒然となった。公判の主な争点は刑事責任能力の有無。
植松被告をめぐっては横浜地検が鑑定留置を実施。人格障害の一つである
「自己愛性パーソナリティー障害」と診断されたが、地検は完全責任能力があったと判断し、起訴していた。
被告は事件前に措置入院した際に「大麻精神病」とも診断され、逮捕後も尿から陽性反応が出ていた。
こうした状況から、弁護側は薬物性精神障害による心神喪失状態だったとして無罪を主張するとみられる。
公判は、被害者の氏名などを伏せて審理できる「被害者特定事項秘匿制度」が適用され、
ほとんどの被害者に、アルファベットなどを用いた匿名呼称が用いられる。
被害者参加する遺族や関係者の人数も多く、一部は傍聴席の一角に着席するが、
被告や他の傍聴者から見えないよう、周囲に遮蔽板を設けた。初公判を前に、
接見取材に複数回応じてきた植松被告は殺傷行為そのものは認め、精神障害ではないと強調。
「自分はいいことをした。自分が主張していることの方が、判決よりも大事。控訴はしません」などと話していた。

196 :優しい名無しさん:2020/01/09(木) 13:41:59.91 ID:6tgQ0dZOP
人が相談を持ち掛ける場合、多くのケースは「聞いてほしい」という気持ちからです。
議論したいはもちろん少ないでしょうし、
ましてや説教じみたアドバイスなどは死んでも聞きたくないものでしょう。ピリピリの原因なんて、
ほとんどが些細なことです。伝染や拡大を阻止するには、「ピリピリしないで」
などと言ってしまうと逆効果です。こちらがゆったり構えて、「そんなこと世界の終わりじゃないんだから」
という“雰囲気で”受け止めるのがコツです。そうすると、相手から発せられる嫌な空気はそこで止まり、
相手も「なんかくだらないことにとらわれていたのかも」と思い直します。決して「世界の終わりじゃない」
と説教調で言ってはいけません。相手には相手の事情がありますし、
あなた自身に非がある可能性もあります。だからこそ、あなたからその言葉が発せられると、
相手に火をつけてしまう可能性があります。「世界の終わりじゃない」といったセリフは一言も言わずに、
そういった佇まいでニコニコふんわりと受け止めてあげることです。
相手がよほど間違った道を歩もうとしている場合でないのなら、
相手の意見を受け入れてふんふんと聞いて、そして認めてあげるのがよいでしょう。
こうした状態の人と接するときには、とにかく頑張らないことです。
頑張れば頑張るほどお互いに擦り切れて逆効果になります。不満をぶつけられたときも、
「まあそんなときもあるね、人間だから。でもそんなこと世界の終わりじゃない」
と自分を一度クールダウンさせ、その雰囲気を保ちながら、受け止めてあげることです。
こうした振る舞いを自然にできることが、
相手への本当の好意が根底にあるという証拠の一つになるのかもしれません。
お互いにこのような関係を築いていくことができたら、好き・
嫌いを超えて居心地の良い空間を自然に持てるようになっていくのだと思います。ただ、
そういう気持ちが自然と持てないなら、一緒にいない方がお互いのためかもしれません。
あまりに不満をぶつけられることが重なり、我慢の限界が試されるようなときは、
二人の関係性を見直す必要があります。仮にどうしても許せないことがあっても、
無理に許す必要はないでしょう。許す・許さないは、時間とエネルギーを使う行為だからです。
未来に明かりがみえない我慢ほど、百害あって一利なしのものはありません。

197 :優しい名無しさん:2020/01/09(木) 13:44:37.11 ID:6tgQ0dZOP
「アホとは戦うな。時間の無駄である」と提唱する、元政治家であり、現在はシンガポール・
リークアンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎さん。しかし、シリーズ75万部を突破した著書
『頭に来てもアホとは戦うな!』の読者からは、「それでも戦ってしまう」
と多くの悩みの声が寄せられているという。日々の仕事・暮らしの中で「アホ」に悩んでいるあなたに、
ちょっとでも気持ちが楽になるヒントを田村さんが提案する連載「アホから解放される相談室」。今回は
「何かと八つ当たりをしてくる人」について。私のパートナーについて相談をしたく、ご連絡を差し上げました。
彼女はふだんとても快活で優しい性格なのですが、最近、
仕事で対人関係の強いストレスを受けているせいか、私へのあたりが非常に強くなっています。
細かい言葉尻をとって責めてきたり、すぐに不機嫌になったり。
よかれと思ってしたことでも怒られてしまいます。ただ、
ストレス下にいないふだんの彼女は一緒に居て楽しいですし、尊敬しているので、
なんとか乗り越えたいと思っています。この辛い時期を乗り越えれば、
またふだんの彼女が戻ってくることは経験でわかっているのですが、どうしても逃げたくなってしまいます。
家庭でも職場でも、違う要因でピリピリしている人には、どうやって接したらいいのでしょうか。
私も昔は八つ当たりのようなことをしたことがありましたが、不機嫌を人にぶつけても、
筋肉は凝るし血圧にも影響が出るし、病気になりそうでいいことは全くありませんでした。
最近はピリピリすることもずいぶん少なくなった気がします。怒って毒を吐いても、
人間として品性の低下を外に見せるだけ。嫌なことがあってもたんたんと受け流すことで徳を積めますし、
人間的な魅力も増すということに気がつきました。エネルギーの無駄だと気がついたのです。
残念なことに、日本は“ピリピリ国家”だと感じます。私は今シンガポールに住んでいますが、
日本に帰ってくるたびに街中の人からピリピリ光線を感じます。
それだけ余裕が持てない中で暮らしている方が多いのでしょう。厄介なことにこうした空気は伝染します。
ピリピリした人にこちらも同じ態度で返しているとその“ピリピリ”が空間の中で拡大します。
同じ空間の中に不機嫌な人がいることの影響力はそれほど大きいのです。

198 :優しい名無しさん:2020/01/13(月) 12:59:15.57 ID:D9sh7MbFm
一般的に自動車の運転行動はドライバーの性格傾向や職業特性が関係していると考えられています。
医師はさまざまな専門分野を有する職業といえますが、専門分野(診療科)
の選択と個人の性格には関連性があると考える人もいるそうです。そんな中、
医師の専門分野とスピード違反の関連について検討した研究論文が、
英国医師会誌の2019年クリスマス特集号に掲載されました。この研究では、
04年から17年の間にスピード違反の切符を発行された医師5372人(平均48・9歳、女性16・9%)
と医師ではない1万9639人が対象となりました。研究参加者に対して制限速度よりも時速20マイル
(約32キロ)を超えるスピード違反、高級車(アウディ、BMW、キャデラック、フェラーリ、ジャガー、
レクサスなど)の所有状況、スピード違反切符の免除経験が調査されています。解析の結果、
時速20マイルを超えるスピード違反で罰金を科せられるリスクが最も高かった医師は精神科医でした。
麻酔科医と比較すると1・5倍多いという結果です。また、スピード違反の切符を発行された医師のうち、
高級車を保有していた割合が最も多かったのは循環器科医で40・9%でした。他方で、救急医、家庭医、
小児科医、一般外科医、精神科医では保有割合が少ないという結果でした。

199 :優しい名無しさん:2020/01/15(水) 12:41:48.71 ID:8QgjKKd+6
岡山市の病院で入院患者の首を絞めて殺害したとして、岡山県警は15日、
同じ病院に入院中の無職の男(59)=同市=を殺人容疑で緊急逮捕したと発表した。
容疑を認めているという。逮捕容疑は14日午後8時から15日午前1時40分ごろまでの間に、
同市南区の慈圭病院で、入院中の無職男性(66)=同市=の首を絞めて殺害したとしている。
県警によると、2人はいずれも統合失調症を患い、閉鎖病棟に入院していた。男が看護師に「人を殺した。
イライラしてやった」と申告し、被害男性の死亡を確認した医師が15日午前2時ごろ110番した。

200 :優しい名無しさん:2020/01/15(水) 13:03:12.62 ID:8QgjKKd+6
兵庫県明石市の泉房穂市長(56)が、13日に市内で開かれた小学校区の新年会で、
同市議と議論になり「お前なんか辞めてまえ」と暴言を浴びせたことが、15日明らかになった。
泉市長は2019年1月にも部下への暴言が発覚し、いったんは市長を辞職した。15日に記者会見し、
「感情的になってしまった。反省している」と述べた。泉市長や関係者によると、新年会は13日の昼にあり、
複数の市議や住民、学校関係者ら約85人が出席。宴席として酒も並び、
泉市長は同じテーブルにいた自民党系会派の石井宏法市議(38)=1期目=と意見交換していたという。
明石市では01年7月、市民夏まつりの花火大会で11人が犠牲になる歩道橋事故が発生。新年会では、
行政主導の夏まつり再開を目指す石井市議が「市民の要望もある」「3月市議会で提言したい」と主張。
「警察との調整も必要」と答えていた泉市長は「お前なんか辞めてまえ」と暴言を吐き、直後に
「撤回します。すみません」と謝罪したという。泉市長は、感情を制御するアンガーマネジメントの研修を3月に受ける予定だった。

201 :優しい名無しさん:2020/01/18(土) 01:14:53.23 ID:m3b8CKUvr
当初は「知的障害者はかわいい」とか、「こうしたら喜んでくれる」
と身ぶり手ぶりを交えて話すことがあったという就職当初は優しく明るい人物で、
現在の姿とは全く異なります。優しいがお調子者という若者でしたが、ある時期から変わってしまいます。
それは平成27年ごろのことでした友人らに「意思疎通ができない人は殺したほうが良い」
「自分は選ばれた人間」「伝説の指導者」などと繰り返すようになった。
「安倍から許可があればいつでもやれる。政府の命令でやるのだから、遊んで暮らせる金をもらえる」
と周囲に話した28年2月には、手紙を渡そうと議長公邸を訪れ、実際に職員に手渡している。
そこには「やまゆり園の470人を殺せる。容姿に自信がないので美容整形をする。UFOを見たことがある。
自分は未来人かもしれない」などと記載されていたというこれを受け、
神奈川県警津久井署は植松被告を保護し、相模原市に通報する。市は措置入院の措置をとり、
3名の医師が診断にあたった。そう病、大麻精神病、非社会性パーソナリティー障害、
妄想性障害など診断はさまざまだった28年3月2日に退院した。その後も「俺がやったら100億入る」
「神のお告げだ」「ヒーローになる」「イルミナティカードの組織の上には宇宙人がいる」と繰り返し、
友人の間では「あいつはヤバい」と噂されるようになった。7月に実施されたバーベキュー大会の際にも、
参加者から「あの人ヤバい」と陰口を言われていたという。退院後も、大麻の使用を繰り返した
やがて、具体的な犯行時期に触れるようになる。「11月にトランプ候補が大統領になるから、
10月までに決行しようと決めている」。当初はこう語っていたが、
暴力団関係者に命を狙われていると思い込み、時期が早まっていく》《「尾行されている」
「盗聴されている」などと周囲に語り、尾行をまくため、ファストフード店に車を放置することもあった。
店側からの連絡で車を引き取ると、その車で都内に向かった。再び駐車場に止め、タクシーに乗り換える。
車内では、身を隠すように横になっている姿を運転手に目撃されていた
都内で知人の女性と食事を共にするが、会話は「意思疎通できない人を殺す」といったことばかり。
女性は知人にこんなメールを送っていた。「もう手遅れ。関わらない方がいい。頭おかしい。何を言っても聞く耳を持たない

202 :優しい名無しさん:2020/01/19(日) 16:21:39.96 ID:QB+pUACjh
「現状維持の事なかれ主義」がストレスの要因になっていると話す。 「成功したいけど、
成功したことで(周囲から)注目されたり責任を負ったりなどの怖さから『成功回避欲求』を持っているけど、
失敗して批難されることも怖がってしまう『失敗回避欲求』もある」「成功も失敗もしたくない」
という両極端の欲求があるため、物事には全く挑戦せず現状維持を続けてしまいがちだという。
その結果、「人から認められたい」という欲求を満たすことができず、
ストレスが蓄積してしまっていると語った。続けて、「インポスター症候群(詐欺師症候群)」
について説明する。 「(この症候群は)
どれだけ実力があってこれまで積み上げてきたものが成果につながっても、
『この成果は自分の実力じゃないんじゃないか?』『人を騙しているんじゃないか?』
という精神状態に陥ることで、世界中でこの症状を持っている人がいる」
成果を出しても自身の実力や努力を認めることができなかったり、「自分の実力ではありません」
と歪んだ謙遜してしまったりなど、素直に自己肯定ができないこともストレスの原因になっているという。
次に、怒りやイライラへの耐性が弱体化したことで、
怒りの感情コントロールが難しくなった人が増えているという。「アンガーマネジメント」
とよく聞くようになったが、ストレスを回避することは不可能なので、
どのように対処すべきかを身に着けておく必要があるようだ。最後に、
「自分自身がどう生きたいかという『私的自己意識』よりも、
自分が社会からどのように見られているかという『公的自己意識』がとても強くなっている」
と周囲を気にしすぎることがストレスを生んでいると語った。
「見られる自分を意識し過ぎるんだよね」と共感する声が見られた。
自己肯定できない要因として家庭や職場などの環境に問題があるというコメントも散見された。
「自己肯定ができないのは、親がひたすらお前はダメだって言い続けるからでしょ」
「前の会社では成功したら上司に全部持っていかれ、失敗したら全部自分の責任にされたなあ」
他者から称賛されにくくなっただけでなく、その称賛も素直に喜べない人が増えた現代社会。
ストレスケアを個人の問題ではなく社会の問題として捉えていくことも重要なのではないだろうか。

203 :優しい名無しさん:2020/01/20(月) 15:00:12.08 ID:TUM5++nS8
うつ病治療薬の副作用で、男性が顔などの皮膚が爛れてしまった。顔や胸まわりの皮膚が剥がれ、
両目は結膜炎に冒されて失明まで心配された男性は当時の悲惨な経験を明かしている。
2016年のはじめ頃に「このまま死んでしまうのでは」と思うような難病を発症した。
当時はうつ病を患っており、精神科医から双極性障害の治療薬であるラモトリギンを処方された。
ところが薬を服用して1か月後、身体に異変が起きた。唇と喉の奥に痛みがあり、
両目はまるでガラス片が入っているかのような不快感があったという。
ラモトリギンには副作用のひとつでスティーヴンス・
ジョンソン症候群が起こる恐れがあることを医師から伝えられていたこともあり、
心配になってすぐに病院へ向かった。その心配は的中し、スティーヴンス・
ジョンソン症候群を発症していると診断された。皮膚粘膜眼症候群とも言われるスティーヴンス・
ジョンソン症候群は薬の副作用によって発症するケースが多く、
免疫学的な異変が生じて発熱や全身倦怠感などとともに皮膚や目、
口腔などの粘膜が爛れて壊死状態になる難病である。診断後は帰宅後に薬の服用をやめたが、
その数時間後にさらに症状は悪化し、口の中に50か所もの血の塊のようなものができ、
胸や背中に発疹が出始めるとそれが水泡となって爛れていった。再び病院を訪れたところ即入院となり、
すぐに搬送され、集中治療室で治療を受けることになった。その症状は深刻で、
両目は視力を守るため開けらないよう瞼が縫い合わせられ、
皮膚が腐り始めて肉が剥き出しになった箇所から感染症を起こさないために豚の皮膚で顔や胸、
背中などが覆われた。顔は以前の表情が微塵も見られないほど変わり果てていた。当時のことを
「あまり覚えてない。意識を失っていたから。いつも夢を見ている感じで、
瞼が縫い合わされていたこともこの時は知らなかった」とのちに振り返っている。
集中治療室で11日間過ごした後、熱傷ユニットに移され、
その2週間後には縫い合わせていた瞼を抜糸することができた。そして同年の6月に退院したという。

204 :優しい名無しさん:2020/01/20(月) 15:52:03.13 ID:TUM5++nS8
人口1000人当たり精神病床数の推移・国際比較。主要な欧米の国々の折れ線グラフは右肩下がりである。
ところが日本は1960年代の高度経済成長の時代から極端な右肩上がりが始まり、
まるで持ち家政策が発動されたのではないかと勘違いするような展開になっている。
高度経済成長期以前にあった郊外の結核用サナトリウムの転用も一因だった。
不治の病と恐れられた結核は抗生物質の発達で治療効果が上がり不必要で空院となり、
精神科病棟へ転換して入院患者を埋めるようにした。私宅監置など座敷牢的な処遇からすれば、
近代化のプロセスといえなくもない。ところが入院病床数はそのまま減るどころか増え続けた。
1980代から1990年代がピークでその後も微減でしかない。精神病床数(人口1000人当たり)
はダントツで世界一なのだ。しかも平均在院日数は1カ月以内の先進国が多いが、日本だけが9カ月と、
これもまたダントツである。異様な風景である。現在、精神疾患による入院患者数は28万人
(2017年厚労省調査)、1年以上の入院患者は6割・17万人、5年以上は3割・9万人もいる。
明らかに日本独特の課題がある、と診断できる。なぜこうなってしまうのか。
精神科病院に対する日本政府の政策としては「ハンセン病問題」と同根の考え方、
19世紀から始まる隔離収容政策があった。ヨーロッパでもこうした隔離収容政策は存在した。
だが、すでに入院患者数が激減し始めている。この差はどこにあるのか。男性は、
1968年、16歳で上京したが職場での慣れない環境や人間関係のストレスから体調を崩し、
妄想などの症状があらわれ統合失調症と診断され、都内の精神科病院に入院した。
22歳のときに福島の病院に転院して2011年の東日本大震災で被災するまで、
40年間も隔離収容されていた。症状はほとんどない状態であるにもかかわらず、
退院させてもらえなかった。これはほんの一例で、あたかも終身刑のような事例はしばしば耳にする。
精神科病院が増えていったのは患者に対する医師・看護師数の比率が低い特例基準があるため、
また抗精神病薬などの開発が進み、患者が興奮して暴れるなどということが少なくなり、
病床数を増やせば増やすほど経営的に利益が出やすい構造が生まれたのも一因ではある。
精神科病院側では自嘲的に「薄利多売」と評している。

205 :優しい名無しさん:2020/01/20(月) 15:59:55.32 ID:TUM5++nS8
通常の一般医療なら月額入院費100万円のところ、精神科月額入院費は約45万円と保険点数が低い。
ベッド数を多くして稼ぐビジネスモデルである。厚労省は精神科病院の長期入院を減らそうとはしてきた。
2004年に「入院医療中心から地域生活中心へ」との理念が示されている。
「精神保健医療福祉の改革ビジョン」で「受入条件が整えば退院可能な者約7万人について、
10年後の解消を図る」としていたが、33万人が29万人に減ったにすぎない。7万人の目標の半分強、
4万人減った程度だった。入院患者が微減に留まっているのは、受け皿がつくられていないからだ。
「精神療養病棟に入院する患者の退院の見通し」によると、入院患者の半分が、
在宅サービスの支援体制が整えば退院可能とされている。
そうであるなら受け皿を用意しなければならない。欠けているのは出口戦略である。
住宅街に新しいスタイルのグループホームが始まりかけていた。
住宅街の空き家7軒で精神障害者、知的障害者などがそれぞれ3人から4人ずつ居住している。
ふつうの一般家庭と変わらない木造2階建ての家の玄関を入ると、犬が1匹、尻尾を振りながら出迎える。
どこにでもある家の風景なのだ。玄関の脇に個室が1部屋、リビングとダイニングキッチン、風呂場、トイレ、
これは共有スペース。階段を昇った2階に3部屋、ごくふつうの間取りだが、違いは、
個室がすべて鍵付きであること、つまりその点はアパートのように独立している。
共有スペースのリビングに4人でいると孤独にはならないし、
戻りたいときには各個室に鍵をかけて寝ればよい。男性棟と女性棟は別にしてある。こうした家が、
住宅街の中にバラバラに7軒ある。その7軒全体の27人を管理しているサービス管理責任者が1人、
生活支援員、世話人、夜間職員を含め7人がスタッフである。
サービス管理者はそれぞれの財布の管理や書類の作成などを生活支援員に手伝ってもらったりしながらこなしており、
生活支援員は入居者の必要なサポートをする。世話人は料理や掃除など身の回りの暮らしの支え、
夜間職員はダブルワークの会社員や学生が担当している。生活支援員からつぎの言葉を聞いた。
「病院に行きたい、市役所に行きたいという要求があれば同行します。
知的障害があると文章が読めなかったり、窓口でうまく説明できなかったりします。書類を書いてあげたりもします」

206 :優しい名無しさん:2020/01/20(月) 16:02:30.08 ID:TUM5++nS8
入居者にはさまざまな障害者がいる。精神障害者、知的障害者、身体障害者、発達障害者。
入居者の大半は一般企業の障害者雇用枠で就職している。例えば宅配便の倉庫で、
仕分け作業で就労している知的障害者の男性、また夫のDVで右足の身体障害を抱えているうえに、
今度は20歳になった発達障害の息子の暴力で精神障害者(PTSD)となった女性は、
就労支援施設に通い地域新聞のポスティングなど軽作業の仕事をしている。費用の計算をしてみよう。
このグループホーム入居の家賃3万7000円、食費2万5000円、日用品3000円、光熱費1万3000円、
計7万8000円。家賃補助が国庫から1万円、地方自治体から1万円が利用者に支払われ、
自己負担は5万8000円となる。しかし障害者年金6万5000円、
就労による収入が別途あるので生活費には余裕が生じる。グループホームは、
利用者4人に対して職員1人の配置基準にしたがえば、7軒のホームに27人がいる場合は、
職員数は7人となる。グループホームに支給される事業費は2000億円(「共同生活援助」サービス費)で、
入居者27人に対して1人16万円給付されるので432万円、これがグループホームの運営費(人件費含む)
である。人件費が月額20万円なら7人で140万円、30万円なら210万円、
つまり他の支出を入れても高い利益率が確保できる。
グループホームなら精神科病院の入院患者は半分のコストで済む。
だが退院がしっかりと社会への通路になっていないと、また舞い戻ってしまう。
グループホームは孤独からの帰還のプロセスである。玄関に犬が出迎えた。1軒に1匹の犬がいる。
アニマルセラピーによる障害者の癒やし効果がようやく証明されはじめた。
このグループホームのリビングでは会話が得意でない精神障害者に対して犬がコミュニティーの中心になっていた。
わが国の人口1億2500万人に対し、全国に犬が約1000万頭、猫が約1000万頭いる。過剰ではないか。殺処分、犬1.6万頭、猫6.7万頭という現実がある。わおん障害者グループホームでは殺処分される前の保護犬・保護猫を動物保護センターから引き取って、各ホームに供給している。
郊外には、かつての高度経済成長の時代に造られた庭付き一戸建ての住宅が余っている。
グループホームはかつてサラリーマンが夢見た小奇麗なマイホームだった。いま空き家は売れない。売れても安く買いたたかれる。

207 :優しい名無しさん:2020/01/22(水) 13:54:57.50 ID:ApwD8ktV0
兵庫県尼崎市の阪神高速で2018年11月、ドイツ製高級車「ポルシェ」
を時速200キロ超で無免許運転してトラックに追突し、相手運転手を死亡させたとして、
自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪に問われた同県芦屋市の医師、久保田秀哉被告(51)
に対し、検察側は22日に神戸地裁(小倉哲浩裁判長)で開かれた裁判員裁判で懲役10年を求刑した。
弁護側は危険運転に当たらないとして、執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は27日。
起訴状などによると、久保田被告は17年3月に運転免許の取り消し処分を受けたにもかかわらず、
18年11月25日午後0時半ごろ、阪神高速神戸線の上り車線で車を運転。
制限時速60キロを大幅に上回る約216キロで走行し、中型トラックに追突して男性運転手(当時70歳)
を死亡させたとされる。裁判で検察側は「(ドイツ製高級車の)BMWに追い抜かれて腹を立て、
制御困難な速度であおり運転をしていて事故を起こした」と指摘。弁護側は
「カーナビを操作した際の脇見運転による過失が原因」と主張した。

208 :優しい名無しさん:2020/01/24(金) 05:10:39.35 ID:kDvmHmHHV
依存症当事者は、一般に思われているような意志の弱い、だらしない人というよりも、むしろ、
自分自身で問題を解決しようとする、その意味では意志の強い人である。
それを自己治癒学説で説明していた。だが、これはなかなか理解されない。それは、「ダメ、絶対」
「人間やめますか、覚せい剤やめますか」という、これまでなされてきた説明とは合わないからだ。
では、薬物のようなモノに対する依存ではなく、プロセスや関係性への依存の場合はどうだろうか。
「仕事を一週間頑張ったから痴漢してもいい」「女性専用車両に乗っていない女性は痴漢をされたい人だ」
こんなことを言うのは、どんな人物か。性欲の強い脂ぎった男か、それとも欲求不満なオタク男性か。
だが、それは、ネトウヨは冴えない若い男性だと決め付けるのと同様に、全く間違っている。
件の人物はどこにでもいる「普通の男性」なのだという。彼らは痴漢時には、
生理的な興奮状態(勃起)だったというわけでもない。万引きの場合でも、
「このお店でたくさん買い物をしているのだから、今日くらいは万引きをしても許される」、
このように言う主婦がいるらしい。
1600人を超える加害者の再発防止プログラムに関わってきた経験からすると、万引きを繰り返す人と、
痴漢常習者とは似ているそうだ。どういうことだろうか。痴漢を繰り返している人に多いのが、
家庭内ではイクメンで家事の分担をしてくれる、
職場では長時間労働をいとわない真面目な人たちが多いんです。で、唯一、
匿名性の高い電車のなかだけが自分の優越感や支配欲を満たせる場所になっている。
そこだけが、その人にとっての「役割から降りられる場所」なんです。
透明人間になれるという秀逸な笑えない表現をした人もいました。万引きをくり返す女性の場合は、
家庭内では育児や家事に追われて、息継ぎもできないような毎日を送っている。そして、
スーパーだけが彼女たちにとっての「役割から降りられる場所」「匿名でいられる場所」
になっているんです。「透明人間になれる」だとか、「役割から降りられる場所」「匿名でいられる場所」
といった表現からは、彼や彼女たちは、周りからの期待に応える、
善良で従順な自分に疲れているようにも思える。まるで、役割をやめて、本当の自分になれば、
主体性を取り戻せるとでもいうように。

209 :優しい名無しさん:2020/01/24(金) 05:14:22.60 ID:kDvmHmHHV
痴漢や万引きは犯罪であっても病気ではない、と思う人もいるだろう。実は、
当人たちもそのように考えているという。斉藤によると、痴漢常習者は、他の依存症患者と同様に、
いけないことをやっていると思っているし、捕まったら会社や家族に迷惑が掛かると考えている。
それどころか、有名タレントの名前が入った服を着ていれば、「これを着て捕まったら(タレントに)
迷惑が掛かる」とすら考えるのだという。にもかかわらず、彼らには被害者の感情だけが見えていない。
被害者の感情を気に掛ける部分だけが、彼らの意識から抜け落ちているのだ。むしろ、彼らは、
被害者の感情を自分の都合のいいように解釈してしまう。時間をかけて習得された自己欺瞞、
認知の歪みは、容易には修復できない。それは、性犯罪の再犯率が高いことからも分かる。たとえ、
意識としては反省できても、学習によって身に付けた振る舞いは、簡単には変えられないのだ。だから、
痴漢を犯罪としてただ罰するのではなく、やめ続けられるように手助けすること、つまり、「犯罪モデル」
から「医療モデル」への変換が必要になる。しかし、「医療モデル」といっても、医者に任せれば、
それでお仕舞いというわけにはいかない。再犯防止プログラムの場で、「痴漢行為を手放すことで、
あなたが失ったものは何ですか」と質問したところ、「生きがい」と答えた受講者がいたという。また、
痴漢常習者で、「自分の妻や娘が性犯罪被害にあったら」という問いに、「相手の男を殺しに行く」
と即答した人もいたという。さらに、痴漢ではなく性的暴行のケースでは、「僕は他の強姦犯と違う。
思いやりを持って、必ずローションを使うから、相手を傷付けていない」と言う人もいたというのだ。
こうした認知の偏り、自己欺瞞は、認知バイアスが学習・訓練によって内面化された形だといえる。
生まれながらの痴漢や万引きなどはいない。こう言ってよければ、彼や彼女たちは、「あえて、
分かった上でやっている」、言い換えれば、自分自身を規律訓練してしまっているのだ。痴漢の場合には、
加害者の家族が、偏見にさらされる。痴漢をする以外は、親からすれば「いい子」、妻からすれば「良き夫」、子供には「良い父親」であれば、なおさらだ。

210 :優しい名無しさん:2020/01/24(金) 17:28:28.89 ID:kDvmHmHHV
電動の車椅子で登場した。はじめて「車椅子OK」という条件で店を探せて嬉しかった。実績解除。
エクセルシオールカフェは車椅子OK。頚椎というのは首の骨で、「ヤっちゃうとやばい骨ランキング」
ではだいぶ上位に来る。孫悟飯がリクームにやられたシーンが有名。何もできなくなる。仙豆必須。
そんなわけで、彼は「乳首から下の感覚がない」らしい。原因は「高校2年の頃に、
友達と酒を飲んだ勢いで小学校のプールに忍び込むことになり、
柵からダイブしてプールに飛び込んだら水が入ってなかった」というシュールな事故。
頚椎損傷とかは交通事故で貰ったりすると、億単位で損害賠償が取れたりするんだけど、
彼の場合は自業自得なので、まったく金が降りず、親も自己破産してたりしている家庭で、
今は生活保護と障害者手当で暮らしている。月16万円。施設に入ればほぼタダで生活できるけど、
施設はメシもまずいし、外出するのにも許可が必要で、
気が滅入ってしまうから賃貸を借りて生活しているらしい。家賃は6万円ほど。
バリアフリーのマンションなどは家賃が高すぎて住めない、と言っていた。帰り際に「あれ? 
そういえば駅の改札までどうやっていくの?」となり、初めて「車椅子で改札口まで降りられる入り口」
を探せたので嬉しかった。結局わからなかった。彼は指先も動かないので握力がないのだけど、
腕力はあるので指がふにゃふにゃになりながらフリックする。個人的にツボだったのは、そんな彼ですら
「音声入力は使わない」という事実だった。どんだけ需要ないんだ。ちなみに車椅子生活で不便なのは
「だいたいのキャバクラに入れないこと」らしい。たしかに地下だもんね。あと
「性的な興奮をまったくしなくなった」「どうにかしたい」と言っていたので、
知り合いのセックスカウンセラーを紹介しておいた。脳イキできますように。

211 :優しい名無しさん:2020/01/24(金) 20:46:59.20 ID:kDvmHmHHV
面識のない女性宅に侵入し、女性と性交したとして男性元被告(38)
が準強制性交と住居侵入の罪に問われた裁判で、女性が元被告を知人男性と勘違いした上、
元被告も誤信させた認識がないとして、大阪地裁(渡部市郎裁判長)
が準強制性交罪の成立を認めない判決を言い渡していたことが24日、分かった。元被告と知人の名前が、
たまたま1文字違いだった。判決は昨年12月17日付で、住居侵入罪のみで懲役8月(求刑懲役5年)
とした。検察側、弁護側双方控訴せず確定した。判決などによると、元被告は統合失調症で、2018年、
女性が住むマンション前を通った際、運命の人がいると考えた。

212 :優しい名無しさん:2020/01/25(土) 14:49:05.72 ID:XrrcN7u01
二人で捕まって、長野も逮捕でしょう。実は、長野は昔、私が担当だったんです。
二人がつながっていたなんて驚きました」西川が最近何回か客として飲みにきていたそうで、
店外のアフターで会っていた時、酒で記憶が飛んだあと、
気づいたら、自宅で物がなくなったというのである。「西川は他の店では、
担当のホストをナンバーワンにするくらいの太い客らしいのですが、私のところでは、
普通に飲んでいました。仕事は風俗だったようで、千葉の店で働いていたのを聞いています。
それで、ホストと同居しているとも言っていました」西川がその住所を不詳とされているのは、
どうやら地方のソープなどを回って稼ぐような生活をしていたようだ。
ある店の紹介文ではアダルトビデオにも出演していたとある。
「長野は歌舞伎町のホストクラブには未成年時代から出入りしている問題児なんですよ。実家は地方で、
歌舞伎町で風俗、援助交際で稼ぎながら、金が入るとホスト遊びをする。そんな生活を、
ここ5〜6年は続けていました」実際に、長野は複数のホストクラブでトラブルを起こしており、
出禁処分になることもあったようだ。ここ数年は年齢が若めの風俗店で、10代と称して働いていたという。
「風俗店でついた客と『裏っ引き』をやるのです。一度ついた客と店を通さずに会って営業する手法です。
ひどい相手だと、サラ金から数十万円の金を引っ張らせられたりもしていたようです」
歌舞伎町では悪い意味での有名人であり、
度重なる被害届けから警察も二人の犯行だと確信してマークしていたようだ。
盗品をそのまま質入れしたことなどが逮捕のきっかけだと言われている。
ホストで遊んで、ホストから盗んだ金で、またホスト遊びに使う。だが、そうまでして、
ホストクラブに行きたいものなのだろうか。「歌舞伎町には、
そんな“ホスト狂い”の風俗嬢は多いですよ。テレビのドキュメンタリーでは、
外資系OLなどの金を持った女性客などが常連客として取り上げられますが、
そんな客は見たことないです。ホストクラブの常連客はキャバ嬢や風俗嬢、
援助交際に手を染めた女性が多いです」一つだけ、似ている部分があった。
「被害にあった直後は、酔って記憶をなくしたと思っていました。それで被害届を出したんですが、
睡眠薬を盛られたようなのです」眠らせたすきに盗むという、なんとも昭和的なトリックだった。

213 :優しい名無しさん:2020/01/25(土) 14:50:30.49 ID:XrrcN7u01
元夫と一緒に覚醒剤を使用したとして覚醒剤取締法違反(使用)に問われた女性被告の判決が24日、
札幌地裁であり、向井志穂裁判官は「元夫が無理やり注射した疑いが強い」として無罪(求刑・懲役2年)
を言い渡した。女性は札幌市白石区の自宅で昨年3月、元夫と共謀し、
覚醒剤を注射して使用したとして起訴された。判決によると、女性は警察の捜査段階から、
元夫から同意なく注射されたと説明。取り調べの最中は、
覚醒剤の影響で意識が混濁していたなどと主張していた。判決で向井裁判官は、「捜査官は、
被告から聴取した過去の話を織り交ぜた」と指摘し、「元夫の注射に同意していたと読み取れるよう、
供述調書が意図して作成された可能性を否定できない」などと述べ、覚醒剤使用に対する女性の故意や共謀を認定しなかった。

214 :優しい名無しさん:2020/01/26(日) 02:21:53.68 ID:XvwyrB35X
「本業はIT系で全然違うことやってるけど、スピリチュアルもけっこう好きで。これからの時代、
会社経営にも必要だし」「君たちは特別に見てあげるよ」そういう話がけっこう好きな女子も多く、
「いつ結婚するか」「うまくいく男性のタイプは」「いま気になっている人とどうなるか」などと聞きたがる。
その場にいたその手法で口説かれた一人だ。もともとスピリチュアル系に興味があり、話は盛り上がった。
「うんうん、お母さんと仲良くないよね?」「親が小さい頃離婚してて。父方に引き取られたから、
たまに会うけど、凄い仲いいわけではないですよ」「やっぱり、
うしろにいるご先祖様が俺に色々教えてくれるから。人見知りだけど、うちに秘めている優しさ、
純粋さは人一倍だね。あと、凄く甘えたいっていう気持ちが強いよね」
少し雲行きが怪しくなってきたのはこのあとだ。「あー、先祖が代々離婚してるね」「いや、
祖父母はどっちも離婚してないですよ」「けど、もっと前、8世代くらい前はそう見える。
君からくるエネルギーが僕に助けを求めてるんだよ」適当にスルーして帰宅した。すると、
こんなLINEが飛んできたという。「君の魂は守るべきものだって僕の守護霊も言ってる。
俺らはソウルメイトだって思うんだ。お互い色々あったけどやっと出会えた魂の出会いなんだ。お互いに、
まるでマイケル・ジャクソンを聞いたときのような痺れ、タイタニックを見たときのような哀愁、
久しぶりに空に晴れ間を感じた時のような喜びを感じたよね。
僕自身もこんなに自分のエネルギーがアツくなったのは初めてだよ。
お互いの前世をもっと探求したいから近々ディナーしよう」そっとブロックした。
ハイスペ経営者が集う異業種交流会で、医療機器販売の経営に携わる男に出会った。
そこでもスピリチュアルの話が出た。「最近、スピリチュアルな話をする人って増えていますよね」という、
彼はこう言ったという。「いやいや、引き寄せだよ。自分が欲してる物を引き寄せるんだ。
思考は現実化する。今日俺と出会ったのも引き寄せ、魂が叫んだからだよ」
社長や経営者は孤独であるだけに、占いやスピリチュアルものにのめり込む人も多いという。「
マインドフルネス」「瞑想」などもハイスペックビジネスマンの間で流行している。
そうしたスピリチュアルな考え方が、女性へのアプローチ方法にも波及しているのかもしれない。

215 :優しい名無しさん:2020/01/26(日) 19:46:35.80 ID:XvwyrB35X
うつ病を発症した直後の様子は、医師の目から見ていかがでしたか?一目見て、「これは駄目だ」
と思いました。それまでも落ち込むことはありましたが、今回は全く違う。いわゆる「抑うつ状態」ではなく、
脳の異変から来る「うつ病」だとはっきり判りました。一刻も早く入院することを勧められていますが、
それはなぜですか?自殺を防ぐためです。非常に危ない状態でした。とにかく、
じっと座っていられないんです。ちょっとしたことで、自分を大切にしない行動に出る危険があった。
一方で、どんどん仕事が入ってきて、義理人情から、あるいは正しい判断ができず、断ることができなかった。
世間から隔離するためには、病院に入れるしかありません。もしも入院していなかったら、
死んでいたでしょうね。入院を嫌がっていた一番の理由は、「休したくなかったから」と書いています。
「休みたくない」と言うのも、よく理解できるんです。なにしろすべてですから。しかし実際問題、
脳が働いていないので無理なわけです。活字さえ読めない状態でしたから。結局、約1カ月間、
大学病院精神・神経科に入院されました。入院すると外部から遮断されますから、
直後はずいぶん落ち着きました。うつ病の場合、1日の中で気分の変動が起きる「日内変動」
という症状が起きて、特に朝が辛い。また、不安や不眠、焦燥に襲われます。それに対処するには、
入院して規則正しい生活を送ることが何より大切です。うつ病の場合、本当だったら2〜
3カ月くらいの入院期間が理想ですが、今回は病院側の都合で1カ月になりました。経過も順調だったし、
家にいてもなんとか死なないだろうという状態まで回復したので、退院できたんです。入院中、
「必ず治ります」というLINEメッセージに、勇気づけられたと書かれています。うつ病の場合、
長い言葉は頭に入らないんです。短い断定口調がいい。その方が、本人も安心する。
ニュアンスによってどうとでも取れる言葉は、逆に病状を不安定にする可能性があります。
ある程度ソフトに、断定的な物言いの方が効果的ですね。入院中、しきりにお金の心配をするようになり、
それを「貧困妄想」だと指摘される場面がありました。うつ病の貧困妄想は、特に年配の方に多いんです。
「お金がなくなった、暮らしていけない」と悪い方へ、悪い方へと考えてしまう。「そんなことないよ」と預金通帳を見せても納得しない。

216 :優しい名無しさん:2020/01/26(日) 19:51:34.70 ID:XvwyrB35X
物の見方が一方方向になってしまって、自分では変えられないんです。
うつ病になりやすい人の性格的傾向は、あるんでしょうか?色々な考え方がありますが、完璧主義、
几帳面で時間厳守な、他人に配慮する人ほど自分に厳しく、
抑うつ状態になりやすいと言えるかもしれません。それが慢性化して、うつ病を発症するケースがあります。
逆に、ちゃらんぽらんで無責任な人、他人のことよりも自分のことが先にある人は、
うつ病にもなりにくいでしょうね。実は、豪放磊落なイメージを持たれるかもしれませんが、
本人はいたって繊細で、人に気をつかう男なんです。しきりに散歩を勧められていましたが、
どんな効果があるのでしょうか?うつ病では、患者自身に主体性を持たせて治療にあたることが大切です。
人様に治してもらっている、という感覚では治りにくい。患者の主体性を取り戻す一番簡単な方法が、
散歩なんです。一歩一歩自力で歩むことで、自信を取り戻していくことができる。また、
早歩きには脳の神経伝達物質の働きを活性化させるという研究報告もあります。適度な運動は、
うつ病の治療に有効なんです。退院後は、どのように接していたのですか?週に1回は会っていました。
一緒に食事したりすることも、本人が疲れなければ、和みになるんです。特に話もせずに、
一緒にいるだけでもいい。同じ時間を過ごすことが、なにより大事ですね。アドバイスとしては、散歩、
それから図書館に行くことを勧めました。「リワーク」といって、会社勤めの人がうつ病になったとき、
職場復帰する前に図書館で1日過ごすことを専門医はよく勧めるんです。初回復帰の第一歩であり、
生活のリズムを整えるのにも役立ちます。復帰についてはどうお考えになっていたのですか?正直、
ハラハラしながら見守っていました。本人の存在そのものですから、そこには踏み込めなかった。ただ、
脳に負担がかかり、病気も治りにくいんじゃないかそういう懸念はありました。ですから、
「出たりするのは止めた方がいいんじゃないか」と言ったこともあります。すると、「止めたら、もっと悪くなる」
と本人が言うんです。「ているからこそ、同僚と対等に話ができる。自分の矜持を保つことができるんだ」と。
結果的には、続けたことが、病気の回復にもつながったわけですね。そうです。特殊な例で、たまたまラッキーだったとも言えます。

217 :優しい名無しさん:2020/01/26(日) 19:52:49.28 ID:XvwyrB35X
うつ病の場合、頭脳労働にはなかなか戻りにくい傾向があるのも事実ですから。とにかく、すべてなんです。
それを奪ってしまうと、希望も何もなくなってしまう。ただ、もしも回復が見られなかったら、
あきらめるという選択肢もあったかもしれません。最後に、心を病んでいたり、
精神的に疲れている人が多いかと思います。何かアドバイスをお願いします。いま、「マインドフルネス」
が注目されていますね。今ここで体験していることだけに精神を集中し、それをそのまま受け入れ、
心の平穏を保つ。昔から日本人は瞑想や、花鳥風月を楽しむことでこれを行ってきました。
マインドフルネスは“うつ”にも効果的です。過去の嫌なことを思い出したり、
未来の不安に怯えるのではなく、今この瞬間の空の青さや空気の冷たさ、
自分の呼吸によるお腹の動きに気持ちを向ける。すると、
自分自身がここにあるという確固とした感覚を持つことができます。
「すること」モードから「あること」モードに。そうすれば、快方へ向かっていくと思います。

218 :優しい名無しさん:2020/01/27(月) 19:37:57.05 ID:Xf5l+2JnZ
兵庫県尼崎市の阪神高速で2018年11月、ドイツ製高級車「ポルシェ」
を時速200キロ超で無免許運転してトラックに追突し、相手運転手を死亡させたとして、
自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪に問われた同県芦屋市の医師、
久保田秀哉被告(51)の裁判員裁判で、神戸地裁は27日、懲役8年(求刑・懲役10年)を言い渡した。
小倉哲浩裁判長は「極めて非常識で危険な事故だ」と述べた。判決によると、
久保田被告は17年3月に運転免許の取り消し処分を受けたにもかかわらず、
18年11月25日午後0時半ごろ、阪神高速神戸線の上り車線で、
自分の車を追い抜いたドイツ製高級車「BMW」を追いかけ、
制限時速60キロを大幅に上回る約216キロで走行。S字カーブで車を横滑りさせ、
中型トラックに追突して男性運転手(当時70歳)を死亡させた。裁判で弁護側は
「カーナビを操作した際の脇見運転が原因だ」として過失運転致死罪に当たると主張。
小倉裁判長は監視カメラなどを基に走行速度を認定した上で、
「この速度でカーナビを操作したとは考え難く、仮に操作したとすれば無謀だ」と述べ、危険運転致死罪の成立を認めた。

219 :優しい名無しさん:2020/01/28(火) 16:14:07.74 ID:W7uQqKJ6b
男の子2人、女の子5人の計7人の子どもがいた。そのうち長女と次女は離婚した夫が親権を有している。
2013年1月、地元の児童相談所は、生後数ヵ月の四女を保護した。うつ傾向にあり、
一時パニック障害を生じ通院していたことから養育が難しいと判断したとみられる。その数日後、
四女が救急搬送された病院で急死したと児相職員から告げられた。「乳児突然死」だった。
入院の前年である2015年、彼女にとってショッキングな出来事が相次いだ。
1月には生まれたばかりの五女が、ついで9月には三女が、児相に保護されていった。
つまり、その保護下で四女を亡くした児相に、三女と五女も奪われたことになる。「娘のなかでも、
一番長くママをさせてくれた三女が、小学2年生のかわいい盛りに奪われたショックは言葉にできません。
このとき以来、自分を責め精神的に追い詰められてしまいました」その結果、
精神安定剤などをオーバードーズ(大量服薬)したことで、2016年2月に病院へ入院することになった。
「入院当初はすぐに退院できるものだと思っていました」入院から数カ月後には、
作業療法のプログラムに参加するなど順調に体調を戻していた。通常はそこから、院内散歩、院外散歩、
そして外出、外泊へと少しずつ行動領域を広げ、3カ月程度で退院する患者が多かったためだ。
ところが同時期に院内の関係者間で開かれた「退院支援委員会」に出席した彼女は、
主治医の言葉に耳を疑った。「何でも自分の思うとおりになると思わないでください。
私はあなたのことを信用していません」後日、手元に届いた通知には、退院の見通しが立つまで、
まだ1年近くかかると記されており、院内散歩すら認められなかった。
思った以上に長い入院計画に驚いたのは、入院に同意した妹も同様だった。「せいぜい1〜
2カ月だろうと思ったのでサインしたのに、まさかこんなに長くなるとは思わなかった」。
入院からほぼ1年経つころ、妹は面談した主治医からこう告げられた。
「お姉さんの入院は社会的制裁です。退院するとあなたや社会に迷惑をかけることになる。
市役所も児童相談所もこれに同意しています」。この主治医が付けた診断名は「パーソナリティ障害」。
実際、主治医からはたびたび、「あなたはほかの患者を支配する『操作性』がある」と指摘されていた。

220 :優しい名無しさん:2020/01/28(火) 16:18:15.86 ID:W7uQqKJ6b
「統合失調症や認知症の人のなかには、相手との意思疎通や自己主張がうまくできない人がいます。
私は病院スタッフの代わりに相談に乗ったり、
病院への不満も聞いてそれを伝えたりする役も担っていたので、それが操作的とみられたのかも」。
思い当たる節は、それしかないという。「そもそもパーソナリティ障害では通常は入院の適応とはならない。
よほど社会的不適応性が大きいとすれば別だが、だとしたら長期入院などできないはずなので、
やはり一般的ではない」。以前、別の精神科病院の院長だった医師はそう疑問を呈する。
4年間のほとんどを、4人の相部屋の病室で過ごした。
うち2人が統合失調症で夜中に大声を上げることも多く、不眠に悩まされていた。
そうした状況を主治医に訴え睡眠薬の処方を依頼したところ、「あなたは病気ではないから、
薬は出さない」と言われたという。実際、彼女が入院中に服薬していたのは鉄剤と耳鳴りの漢方薬などで、
頓服で出されていた精神安定剤は1度も用いることはなかった。
向精神薬等の薬物治療は4年間いっさい受けておらず、
一般的な作業療法以外の治療プログラムもとくになかった。そのため看護師たちからも
「なんでここにいるの?」「ぜんぜん病気に見えないんだけど」と不思議がられたという。
「面談した主治医からは、彼女には薬物治療も治療プログラムもないとはっきり言われ、
ではなぜ退院できないのかと尋ねたら、『この人は操作的なんです』『人を支配しようとする』と言われ、
これではまったく話にならないと感じた」。退院を支援してきた弁護士はそう振り返る。
閉鎖病棟内の生活においては、制約が多岐にわたる。入浴は火曜、金曜午前中の週2回だけ。
しかも4人一組で入り、制限時間は15分だ。一時は要介護者の入浴介助を男性スタッフが行い、
浴室内で鉢合わせすることすらあった。また男女交代制でその間の湯の交換が途中からなくなったことや、
要介護者が湯を汚してしまうこともあり、「家ではぬるま湯で1時間ぐらいリラックスするのが楽しみだったが、
4年間で湯船につかったのは数回だけ。頭皮のかゆみが悪化して、せめて手のかからない自立の人だけでも、
週3回にしてほしいと交渉したけど駄目でした」。食事も同様だ。
「好物の牛肉やパンはほとんどメニューに入らず、パサついた鶏肉が多くて、あまり口に合わなかった」。

221 :優しい名無しさん:2020/01/28(火) 16:22:31.94 ID:W7uQqKJ6b
代わりに売店で売っているスナック菓子やせんべいなどで空腹を紛らわせることもよくあった。ただし、
「開いているのは週3日。またアメやガムなどは職員用に制限されていた」。
夕食後はテレビを見て過ごしたが、それは21時の消灯までだ。「夜9時に寝るなんて小学生以来で、
4年近く病院での生活が続いても最後まですぐには眠れませんでした」。最もつらかったのが、この4年の間、
ほとんど外部と連絡が取れなかったことだ。主治医の指示で、友人・知人はおろか、
子どもや親族ともいっさいの面会、そして通話すらできなかった。スマートフォンの持ち込みも禁じられたため、
メールやSNSでのやりとりもできず、唯一許された外部との通信手段は手紙だけだった。
「刑務所だって直接面会できるのに、それ以下の扱いですね」。妹が主治医にそう詰め寄ると、
「そんなことはない」とかわされたという。インターネットも使えないため、情報収集には苦労したが、
それでも患者同士の口コミなどで精神障害者の当事者団体などを知り、めげずに手紙を出し続けたことで、
弁護士ら支援者たちとつながることができた。弁護士との面会は、病院側も制限できない。
さらに幸運だったのが、昨年春に主治医が代わったことだった。その後、
昨年8月には唯一妹とだけは面会や電話が可能となり、9月には病院敷地内での外出、
その後は院外外出も可能となるなど、入院から3年半止まっていた時間が、一気に動き出した。
昨年10月からは病院、役所、弁護士を交えて退院に向けた面談が始まった。家族の元に帰りたいと訴えて、
病院と役所はグループホームへの入居を提案するなど、退院こそ認めるものの、
あくまで彼女を管理下に置き続けることを求めた。妹や弁護士のバックアップもあり、交渉の末、
最終的には自宅への退院が認められた。「自分から声をあげることができたからよかったが、
精神科に入院している場合、まず弁護士につながることが非常に難しい。今回弁護士が介入しても、
病院側は『社会に迷惑をかける』などと極めて抽象的で法的に根拠のない理由を繰り返し、
なかなか話が進まなかった。医師は『まだ不安定だ』などとも言うが、
4年近く閉鎖病棟にいればむしろ不安定にならないほうがおかしい」。ともに支援した弁護士も、
病院側とのやりとりをそう振り返る。

222 :優しい名無しさん:2020/01/28(火) 16:24:04.72 ID:W7uQqKJ6b
長年、精神障害者の支援活動を行ってきた弁護士は、「なぜ彼女をこれほど長期に入院させたのか。
その理由がわからないという点では、これまで携わった中でも最もひどいケース。
ただひどいケースではあるが、同時にごまんとあるケースでもある」と話す。
「4年間の入院生活でさまざまな患者と会ったが、
なぜ入院させられているのかわからない人も少なくなかった」という。
薬物治療も特別な治療プログラムもない中での長期入院、そして「社会的制裁だ」
などという主治医の発言、家族との面会も不許可など厳しい行動制限の理由と真意について、
病院に取材を申し込んだところ、院長名で下記のような書面回答が届いた。
「弊院に入院されていた患者様の件について取材のご依頼を頂きました。しかしながら、
弊院では取材はお受けしておりませんので対応できかねます。ご諒解下さいますようお願い致します。」
市役所と児童相談所は、「特定の個人に関する情報は、第三者の方にはお答えできないことになっています」などと回答した。

223 :優しい名無しさん:2020/02/03(月) 01:58:46.75 ID:VUfXPcNyS
生き霊っていうのは「好意でも恨みでも、強い感情を持たれていると、つく」
「なかにはどんなに強い感情でも、生き霊を寄せ付けない体質の人もいる」という基本的な法則があります。
でも先日、その法則にまったく当てはまらない憑かれ方をしている人に出会ってしまいました。
よしもとの先輩なんですけど、知名度のわりにものすごい数の生き霊を連れてるんですよ。ただ、
よく見てみると、誰もその先輩にそこまで興味がないみたいで。「ちょっと気になってる」とか
「たまに思い出す」レベルの人たちなんです。僕も初めて見る憑き方だったので、
どういうことなのかはさっぱりわかりませんでした。たぶん、
先輩がちょっとした好意でも生き霊を引っ張ってきちゃう体質なんだと思うんですけど。
これまで僕が霊視してきた芸人のなかで、好意的な生き霊がたくさんついていた人は、
ほとんど売れてきていて。でも、先輩の場合はそのパターンにはあてはまらなさそうです……。
とはいえ、状況が悪くなることもなさそうなので、先輩には「現状維持です」と伝えました(笑)。

224 :優しい名無しさん:2020/02/03(月) 11:48:41.79 ID:VUfXPcNyS
「そりゃセックスもしましたよ。恋人同士ですもん。それを周りの人たちが、ぶち壊したんです。
私がロリコンで、Yちゃんは被害者だといって引き離したんです。
私はそんな人達によって犯罪者にさせられました。おかしいのはどっちだっていいたいです」
これは、12歳の少女に性加害をした49歳の男性の言葉である。
小児性犯罪者はなぜ加害行為を繰り返すのか。ペドフィリアの治療は可能なのか。
見た目はいたって普通の人、という印象の人が多いです。加害者間の共通点があまりない、
言い換えれば非常に個別性が高いので、「共通の特徴がないことが特徴」なのだと思います。たとえば、
痴漢や盗撮加害者のデータ分析をすると、一番多い層は四大卒で妻子がいるサラリーマンです。
一方、ペドフィリアの人たちの学歴を見ると、中卒高卒が半分くらい。高学歴なタイプもいて、
けっこう幅があります。しいて特徴を言うなれば、初診時の職種が、教職員や指導者など、
子どもと日常的に接する仕事の人が全体の約3割であること。
全人口に占める教職員や指導者の割合より、間違いなく高いと思います。
「性虐待の被害に遭ったことがある人が多いのでは」と聞かれることもあるのですが、
そうでもありません。どちらかというと、
同世代女性との関係の中での挫折体験を一方的に持っている人のほうが多いように思います。
成長過程での同世代女性からの拒絶体験だとか、実際には拒絶されたことはないんだけれども、
ネットの言説に影響され、自分には同世代の女性と交際する資格がないと思いこんでいるとか。
SNS上では当事者と思われる人からのネガティブな反響もあったのですが、中には
「成人女性に相手にされていない僕たちから、児童を性愛の対象とすることさえ奪うのか!」
というような意味合いのものもありました。あとは、
学生時代にいじめ被害に遭った人が有意に多いということも分かっています。50パーセントを超えます。
加害者は男性が多いこともあって、男性間のいじめ被害に遭っている人が多いです。
女子生徒の前でズボンを脱がされる、マスターベーションを無理やりやらされるなど、
性的ないじめを含む同性間のいじめを経験している人の割合が、
他の性犯罪の加害者に比べて圧倒的に多いな、という印象があります。

225 :優しい名無しさん:2020/02/03(月) 11:55:28.15 ID:VUfXPcNyS
ほぼ全員、逮捕がきっかけです。出所後に来る人もいます。当事者は「性加害を繰り返したい。
子どもとセックスしたい」と考えているので、性加害をする前に自発的に治療に来る人はいません。
自らの行動を“性加害”と捉えていない人も多く。日本では刑法上、13歳未満の子どもとの性交は、
同意の有無に関わらず犯罪です。小児性犯罪者も、
子どもとの性的接触が犯罪になることは分かっています。それでも、子どもと性交渉がしたい。
では、どうするか。彼らは、自分にとって都合のいい現実の捉え方で、
子どもへ性加害したいという欲求を正当化しようとするんですね。こうした
「問題行動を継続するための、本人にとって都合のいい認知のゆがみ。
小児性犯罪者には多種多様な認知のゆがみが見られるのですが、よく見られるのは、
「愛し合っているので、セックスすることは当然だ」「いずれ経験することを教えてあげているのだから、
これは『性教育』だ」「セックスしたい子どもだっている」「子どものほうが誘ってきた」あたりでしょうか。
認知のゆがみは性犯罪者全般に見られるものなのですが、小児性犯罪者特有だと感じるのは「飼育欲」
ですね。彼らの言葉を借りると、小学校の校庭のウサギ小屋でウサギを飼ったりしますよね。
子どもに対して、あのウサギのようなイメージを抱くらしいんです。ものすごく弱いペット、
対象の生殺与奪を自分が握っているという感覚。もう一つ、小児性犯罪者特有の言説で
「騒がれたら、殺してしまえばいいと思った」というものがあるのですが、
この考え方も、この感覚と密接に関わっているようです。子どもに対する性的加害で、
事件化するのは氷山の一角と捉えるべきです。強制性交等罪にあたる口腔性交や肛門性交、
膣内性交のほか、比較的接触率が低い部類の加害であるズボンを脱がせて写真を撮る、
下着に手を入れる、すれ違いざまに触る、露出するといった行動も含めて
「子どもへの性的接触」とし、頻度を聞いたところ、平均週2〜3回やっていた、という結果が出ました。
初めての加害行為から平均期間って、痴漢だと8年、盗撮だと7.2年なんですよ。しかし、
ペドフィリアの場合は平均14年で、治療につながるまで一番長くかかります。週2〜
3回を14年間続けると、犯罪として認知されなかった「暗数」が、1人あたり1000回は越える計算になりますね。

226 :優しい名無しさん:2020/02/04(火) 13:02:32.83 ID:KnSWh6WNk
久保田秀哉被告(51)が運転していたポルシェが、高速道路を時速216キロで走行し、トラックに衝突。
トラックの運転手(当70)を死亡させたとして危険運転致死などの罪に問われた裁判員裁判で、
神戸地裁は、危険運転致死罪の成立を認め、懲役8年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
久保田被告は阪神高速上り線を走行中、後から来たBMWに追い抜かれたことにキレ、
アクセルを踏み込んだ。BMWの後を猛スピードで追い掛け、時速216キロでS字カーブに進入。
車体が横滑りし、制御不能となり、中型トラックに突っ込んだ。衝突の弾みでトラックは横転し、
運転手の男性は頭を強く打ち死亡した。久保田被告は17年3月に免許取り消し処分を受け、
無免許運転だった。弁護側は裁判で「カーナビ操作による脇見運転が原因だ」
と過失運転致死罪に当たるとして、執行猶予付き判決を求めていたが、裁判長は
「この速度でカーナビを操作したとは考え難く、仮に操作したとすれば無謀だ」と弁護側の主張を退けた。
久保田被告は事件後、兵庫県警の取り調べに対し、「弁護士にしか話しません」とダンマリを決め込み、
「70キロ前後で走行していました」と平然とウソをついていたという。「久保田被告は事件直後、
炎上するポルシェから自力で抜け出し、肺挫傷を負ったと訴え、兵庫県内の病院に搬送され、入院しました。
ところが入院先の病院で『オレは医者やぞ』と看護師に威張り散らし、
ふんぞり返ってわがまま言い放題だったそうです。あまりの横柄な態度に病院側は激怒。
大したケガではないと判断し、久保田被告をさっさと退院させた。県警は、軽傷という病院の判断に従い、
事件の翌日に逮捕しました」久保田被告をよく知る知人がこう言う。「研修医時代から『東大医学部卒』
と吹聴していましたが、実際は東大理科1類から大阪大学医学部に学士入学しています。
赴任先の病院でも患者さんにエラソーな態度で接するものだから苦情が絶えず、
病院を転々としていました。上司に注意されると、ムキになって『自分は悪くない』と反論し、
後輩や看護師には威圧的な態度を取る。社会に対する適応能力が完全に欠如していました」事件後、
亡くなったトラック運転手の妻は「真面目で働き者だったのに」と涙を流した。罪の意識も感じられず、自尊心まみれの男に貴い命を奪われ、ふびんで仕方ない。

227 :優しい名無しさん:2020/02/07(金) 12:21:12.18 ID:Pqg/uHDAh
大阪府寝屋川市の民家で2017年、住人(当時33歳)が監禁され、やせ細って死亡した事件で、
保護責任者遺棄致死と監禁の両罪に問われた父親の泰孝(57)、母親の由加里(55)
両被告の裁判員裁判の初公判が7日、大阪地裁であった。2人は「監禁するつもりはなかった。
命が危険な状態とは思いも寄らなかった」と無罪を主張した。起訴状では、2人は07年3月、
当時の自宅内の小部屋に入れ、施錠してカメラで監視するなどして監禁。17年12月、
急激に衰えたのに医師に受診させず、全裸で生活させ、同月18日頃、栄養不足で凍死させたとしている。

228 :優しい名無しさん:2020/02/07(金) 21:16:17.15 ID:Pqg/uHDAh
「今ハマっているのはオピオイド。
ヘロインやマリファナも昔やってたけど今は捕まるリスクが高すぎるし値段も高い。
でもオピオイド系の鎮痛剤ならネットで簡単に買えて安いうえ、捕まる心配もない。周りで流行っている」
こう証言するのは、「ダウナー系ドラッグ好き」を自ら認める20代だ。オピオイドといえば、
ヘロインと同じケシを原料とする化合物だ。それを主成分とする鎮痛剤は、
その効果が強力であることからがん患者などに処方されるが、陶酔作用があり近年、
世界中で濫用者が急増している。ただし、濫用での死亡例も相次いでおり、「オピオイド・クライシス」
が深刻化する米国では一日に130人以上がオピオイドの過剰投与によって死亡しているとされている。
使用しているのは、がん疼痛・慢性疼痛治療に用いられるオピオイド系鎮痛剤「トラマドール(商品名・
トラマール)」だ。日本の薬機法では劇薬と指定されている処方箋医薬品であり、
医師からの処方箋がない限りは購入することは不可能だ。ところが、
この薬がネット上で簡単に購入できるという。「バイト先に睡眠薬をやたらたくさん持っている中国人が
『ウィーチャットで買えるよ』って教えてくれて。スマホでその場で眠剤を注文してくれたんだ。
で、『オピオイドあるか』って聞いてもらったらあるって言うからさ。
今はグーグル翻訳使って自分で注文しているよ。一箱50錠でだいたい1万円しないくらい。
10錠くらい一気に飲むとかなり強い酩酊感を味わえるから、5回分でその値段だと思うと大麻より安い」
劇薬指定されている処方箋医薬品を転売できるウィーチャット上の中国系業者はいったい何者なのか。
アカウントに接触。「トラマドールはいくらか?」と尋ねてみた。すると、すぐに「8500円だ」
との返事が。ちなみに同アカウントには、インフルエンザ治療薬「タミフル」や、
向精神薬に分類される抗うつ剤で、濫用が問題となっている「デパス」、眠剤遊びに悪用される
「ハルシオン」、公定薬価では100mg、約17万円というがん治療薬「オプジーボ」など、
さまざまな処方箋医薬品の写真が“取扱商品”としてアップされていた。
厚労省医薬食品局に確認したところ「処方箋医薬品をネット上で個人に販売することは、医師や薬局、
医薬品卸売業などの免許を問わず薬機法違反。向精神薬および麻薬の場合は向精神薬取締法違反に問われる

229 :優しい名無しさん:2020/02/07(金) 21:20:48.00 ID:Pqg/uHDAh
この業者の実態に近づくため、実際に商品を注文してみた。バイアグラのジェネリック「シルデナフィル錠」、
ホルモン剤の「ホーリンV膣用錠」、ステロイド系抗炎剤「ベクロメタゾン点鼻液」
という3つの処方箋医薬品を注文し、総額約2万7000円をウィーチャットペイで決済。
シルデナフィル錠は自由価格だが、残りの2つは、公定薬価の倍以上という強気の価格設定だった。
商品は、送金の翌々日に宅配便で配達された。それぞれの商品を見てみたが、
いずれも国内向けの正規品のようだ。「劇薬から向精神薬まで入手できるうえ、
個人を相手に横流しているとなると、現金問屋でしょう」現金問屋とは、
医療機関のダブついた医薬品の在庫を現金で買い取り、
同じ医薬品を割安で買いたい別の医療機関に転売するというニッチビジネスだ。
「医薬品卸売業の許可さえあればそれ自体は合法です。しかし最近、経営に行き詰まった現金問屋が、
中国系に身売りするという動きがある。ドラッグストアでの爆買いで有名なように、
中国では日本製の医薬品の需要がかなり高い。処方薬の人気も高く、中国向けに越境ECで販売したり、
在日中国人向けに転売すると儲かるので参入も多い。これもそのうちのひとつでしょう。
従来の現金問屋のビジネスモデルが成立しなくなってきていることが背景にあるのでは。
医薬品の管理にもITが導入され、過度な在庫を抱えたり、
逆に在庫が足りなくなったりといった偏在が起きにくくなっているんです。また、
医療機関や薬局をオンラインで結び、在庫を融通し合えるようなシステムもできました。
現金問屋の出番はなくなってきているのです。
もともと現金問屋は最大手でも年商1億円もいかないほどのニッチ産業。
苦境にあえぐ現金問屋のなかに医薬品の横流しをする者がいても不思議ではない」
このままでは日本にも米国のオピオイド・クライシス同様、麻薬に代わる処方薬がまん延することになるかもしれない。

230 :優しい名無しさん:2020/02/08(土) 01:33:45.26 ID:Tn+jAjrEc
大阪府寝屋川市で、精神疾患のある長女(当時33歳)を長年にわたって自宅内の小部屋に閉じ込め、
2017年に凍死させたとして、監禁と保護責任者遺棄致死の罪に問われた父親(57)と、
母親(55)の両被告に対する裁判員裁判の初公判が7日、大阪地裁(野口卓志裁判長)であった。
両被告は「監禁するつもりはなく、命に関わる危険な状態とは思わなかった」と述べ、起訴内容を否認した。
検察側は冒頭陳述で、両被告が遅くとも07年から、長女を自宅内に作った小部屋に監禁していたと指摘。
「娘に愛情を抱くことができず、粗雑な扱いをして衰弱死させた」と主張した。
小部屋は広さが1畳程度で窓がなく、二重扉や監視カメラ、簡易トイレが設置されていた。
扉は施錠されて部屋から一度も出られず、入浴や歯磨きもできなかったため、
発見時は歯が何本も抜け落ちていた。室内の設定温度は10度だったが、
真冬も全裸で生活させられていたという。食事は1日1回だけで、
死亡時に身長145センチだった体重は19キロしかなかった。01年に精神疾患と診断されたが、
02年を最後に診察を受けていなかったという。一方、弁護側は、暴れて自らを傷つけるなどしたため、
小部屋に入れたと反論。「監禁の意思はなく、療養の目的だった」と述べた。
衣服を身につけていなかったのは嫌がったためだとして、死因も凍死ではない可能性があると訴えた。
起訴状によると、両被告は07年3月ごろから小部屋に監禁。十分な食事を与えず、
17年12月18日ごろに低栄養の状態で凍死させたとされる。この日、動かないのに両被告が気付き、同23日に自首した。

231 :優しい名無しさん:2020/02/12(水) 01:42:36.83 ID:xEO8v39c7
人気漫才コンビのボケ担当に薬物疑惑が持ち上がっている。漫才だけではなく、
モノマネなども人気のお笑い芸人の1人だ。絶頂期には多くのレギュラー番組を持ち、
ドラマや映画も含め数本のMCもやっていた芸人の1人である。しかし、
今から数年前にとあるスキャンダルが発覚、謹慎こそしなかったものの、
一時は芸能界を干されたこともある。そんな人気芸人に一体何が起こったのか。
「たまに酒に酔ったようにフラフラしていたり、呂律が回らないことがあると芸人の間で話題になっています。
前に干されたとき、悪いスポンサーの影響で睡眠導入剤や睡眠薬・
向精神薬などの摂取を覚えたというのがもっぱらの噂です。ベテラン芸人の1人ですから、
あまり意見する人もいないと思います」吉本興業の芸人で薬物摂取問題となれば、
記憶に新しいのはインパルスの堤下敦氏が、抗アレルギー剤や睡眠薬を飲んで車を運転し、
交通事故を起こして道交法違反で略式起訴され、罰金30万円という判決を受けたことだろう。
疑惑はこれだけではない。「問題は後輩芸人を使っていることです。内科に通わせて、向精神薬や睡眠薬・
睡眠導入剤を処方させて、それを買い取っているという話を複数から聞いています。
眠れないといった症状の場合、普通メンタルクリニックなどに行くと思うのですが、
後輩に通わせているのは内科です。これには意味があって、
メンタルクリニックや精神科では処方や診察に時間が掛かるのですが、内科だと診察が短く、
大した問診もされないでクスリが処方されるんです。それを後輩芸人に言い聞かせ、
いくつかの病院に行かせています。中には掛け持ちで行かされている後輩芸人もいるようです。
誰かから悪知恵を仕入れたのでしょうね」処方箋は診察を受けた患者が自分で使うためのクスリである。
自身が医者に通い、適切なアドバイスをもらったうえでその処方薬を使うなら、もちろん何ら問題はない。
しかし、後輩芸人を使ってクスリを集め、普段から呂律が回らなくなるほど使い方をして、
私生活や仕事に影響が出るようならば、それは処方箋依存ではなく、完全なジャンキーである、
『麻薬及び向精神薬取締法』によって、厳しく罰せられるような行為であるのは言うまでもない。
この噂が事実であったなら、芸を二度と笑うことはできないと思うのは筆者だけであろうか。

232 :優しい名無しさん:2020/02/12(水) 01:43:39.02 ID:xEO8v39c7
兵庫県警垂水署は11日、酒酔い運転の疑いで神戸市須磨区の医師の男(67)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後3時半ごろ、同市垂水区名谷町付近の路上で、
酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑い。容疑を認めているという。
同署によると、男は直前に対向車線のガードレールにぶつかる事故を起こし、
駆け付けた同署員のアルコール検査で飲酒が発覚。男は同市中央区にある、
主にアルコール依存症の治療を行うクリニックの院長をしているという。

233 :優しい名無しさん:2020/02/15(土) 01:37:31.63 ID:mVP8ugdL9
「カズキやんな?カギ返しに来てくれたん?」部屋は暗く、顔の判別はつかない。男性は女性の口を塞ぎ、
「声、出さんといて」と告げた。「うん、サプライズなん?」と応じる女性。このとき男性は『カズアキ』
と自分の名を呼ばれたと思った。無言でキス。そのまま性交。男性が精を放つと、女性は声を上げた。
「あんた誰?」。カズアキはこう答えた。「分からへん。たどり着いたのがここやった」
それから二人は雑談をし、もう一度セックスしている。LINEを交換して、午前5時ごろ、
カズアキは女性宅を出た。女性は友人に相談し、2日後に警察に通報。
LINEアカウントから特定されたカズアキは、通報から5日後、住居侵入と強制性交の疑いで逮捕された。
カズアキは型枠大工。家業の手伝いだ。その仕事帰りか、
約3週間前に女性のマンション近くを通りがかったとき、「ここやで」という声を聞いている。彼は自分を
“神”のような存在だと思っていた。ここやで、という囁きは、運命の相手である“女神”が発したのだ。
女神は自分の子どもを産んでくれる。その子が世界を救うと考えていた。そして事件当日。カズアキは、
市内の交際相手の家からバイクに乗って実家に帰宅。風呂に入り、コンビニへ行こうと外に出て、
“女神”のいるマンションに至ったのである。検察は強制性交ではなく、準強制性交と住居侵入で起訴。
準強制性交は、被害者が物理的、あるいは心理的に抵抗できないか、
著しく抵抗が困難な抗拒不能の状況であることが要件となる。たとえば、
酒や薬物などによって抵抗できない状態につけ込んだ場合がそれに当たる。ちなみに起訴後、
女性とのあいだで、50万円で示談が成立している。「本件は事件そのものから判決に至るすべてが、
非常に珍しいケースでした」とは、カズアキの弁護人。「昨年12月の大阪地裁の判決は、
住居侵入罪で懲役8カ月の実刑。精神鑑定の結果、統合失調と躁鬱両方の症状が出る、
統合失調感情障害でした。自分の名前が呼ばれ、女性に受け入れられたと思ったのです。
被告人は筋道立てて話をすることはできましたが、現実離れした部分がありました」
女性が2度目の性交とLINE交換に応じたのは、
意味不明なことを言う男を拒否すれば何をされるか分からぬと恐れたのだろう。
彼の服役前科は3犯という。「いずれも住居侵入のうえ、強制わいせつなどの性犯罪や窃盗です。

234 :優しい名無しさん:2020/02/15(土) 14:53:22.05 ID:mVP8ugdL9
コミュニケーション能力がそれほど高くなく、対人関係が苦手な人は昔から一定の割合でいたはずだが、
製造業の職場が多かった時代は、問題が表面化することはあまりなかった。しかし、
サービス業従事者が増え、高いコミュニケーション能力が要求されるようになると、職場での不適応も、
発達障害と診断されるケースも増えた。これは、発達障害の特性によると考えられる。発達障害の人は、
空気が読めないとか、集団行動が苦手という傾向があるとはいえ、
同じことを繰り返す仕事には向いているようで、まじめに取り組むことが多い。そのうえ、
独特のこだわりがプラスに作用すると、他の人たちよりもいい製品を作れることも少なくない。何よりも、
製造業では目の前の仕事に黙々と取り組めば評価され、対人関係にそれほどわずらわされずにすむ。
そのため、製造業の職場も就業者も多かった時代には、
発達障害が問題になることはあまりなかったのだろう。ところが、製造業が衰退し、
サービス業に従事する人が増えると、発達障害の問題が表面化しやすくなった。これは、
サービス業で要求される、客の要求に臨機応変に対応する柔軟性を、
発達障害の人は持ち合わせていないことが多いせいと考えられる。発達障害の人は、一般に変化に弱く、
ちょっとした変化にも敏感に反応して不安になる。そのため、
商品やサービスに不具合が生じて客が文句を言う事態に柔軟に対応できず、
サービス業では職場不適応に陥りやすい。もっとも、製造業の求人自体が減っている状況では、
製造業に固執してはいられず、サービス業に就職するしかないが、そこでしばしば軋轢を生じる。
すると、最近はすぐ「発達障害じゃないか」ということで、上司から検査や診察を受けるように指示される。
その背景に、社会における発達障害の認知度が上がった現状があることは否定しがたい。
どんな心の病でも、メディアで取り上げられるほど、「自分もそうじゃないか」「あの人もそうじゃないか」
と思う人が増え、紹介や診察の件数の増加につながるからだ。こうした風潮に拍車をかけているのが、
就労の現場がどんどん苛酷になってきたことである。正社員の比率が減って、パートやアルバイト、
派遣社員や契約社員などの非正規労働者がどんどん増えると同時に、要求されるハードルも高くなった。

235 :優しい名無しさん:2020/02/15(土) 14:58:33.67 ID:mVP8ugdL9
発達障害と診断されるケースが増え、注目を浴びるようになった原因について、仕事の現場において、
発達障害が問題とされるようになってきたのは、1990年代の後半からである。
このことは、長く続いた不況とグローバル化の進展によって、企業経営の厳しさが増し、
従業員に対する要求が過大になってきたのが一因であると思われる。
つまり、企業経営に余裕がなくなったために、従業員の多少の『ずれ』
も重大な問題として認識されるようになったものと考えられる。極端なこだわりがあっても、
空気が読めなくても、同じ失敗を繰り返しても、職場に余裕があった時代は、まだ許容されていた。
ところが、その余裕がなくなるにつれて、許容されにくくなった。また、非正規労働者は、
仕事をこなせないと簡単に切られてしまうので、その割合が高くなっていることも、
「ずれ」による職場不適応の問題を表面化させる一因だろう。こうした要因が積み重なった結果、
発達障害と診断されるケースが増えたのではないか。「発達凸凹+適応障害=発達障害」
という図式を提示している。これは、持って生まれた凸凹、つまりある種の「ずれ」に、
環境とのミスマッチによる適応障害が加わって、本人もしくは周囲が困るようになり、
発達障害と認識されるという考え方である。裏返せば、持って生まれた「ずれ」だけで、
発達障害を疑われて受診を勧められるほど問題が表面化することはまれということだ。
したがって、発達障害がこれだけ増えた背景に、職場環境が厳しさを増し、
高いコミュニケーション能力が要求されるようになった現状があると考えられる。
発達障害と診断されるケースが増えた一因として、「空気を読め」
と以前にも増して要求されるようになったこともあるのではないか。発達障害の人は、
空気を読むのが苦手なことが多く、それを暗黙のうちに要求されると、とてもしんどいと感じるようだ。
なぜ空気を読むことが以前にも増して要求されるようになったのかといえば、世間が壊れてきたからである。
われわれの世代が知っているような昭和の時代のかっちりした世間では、しっかりと会社があって、
そこで定年まで働くのが当たり前だった。また、ご近所同士のお付き合いもしっかりとあり、
ご挨拶も盆暮れの付け届けもきちんとするのが普通だった。

236 :優しい名無しさん:2020/02/15(土) 15:02:53.69 ID:mVP8ugdL9
そういうかつては当たり前にあった世間の姿は、とくに大都市では過去の遺物になりつつある。
どこかにその一部が残ってはいても、機能不全に陥っている。そのうちに消えてなくなってしまうだろう。
このように世間が崩れつつあるからこそ、空気を読むことが以前にも増して求められるようになった。
というのも、「『世間』が流動化したものが『空気』」だからだ。しかも、『世間』は中途半端に壊れていて、
そして、この数年でさらに激しく壊れている。。それから現在に至るまで世間が一層壊れたと感じている。
現在の日本社会では、かつて存在していた世間というちゃんとした共同体は崩壊しつつある。
完全に崩壊したわけではないにせよ、かなりの程度崩壊していることに誰もが気づいている。
残念ながら、「もはや『共同体』をもう一度取り返すのは、不可能だ」とも感じている。
もちろん、中には「世間を気にしながら生きるのは面倒くさい」とか「世間のようなうっとうしいものは、
なくても全然かまわない」と思っている方もいるかもしれない。ただ、
われわれ日本人は伝統的に世間の中で生きてきたので、個人が世間に支えられていた面もある。
そのため、世間が壊れるにつれて、日本人の多くが不安定になり、「自分を支えてくれる『なにか』」を、
世間が安定していた頃よりも一層強く求めるようになった。「自分を支えてくれる『なにか』」は、
程度の差はあれ、誰にとっても必要だ。ただ、個人主義が浸透していて、
キリスト教信仰がある程度残っている欧米と比べて、日本では、「自分を支えてくれる『なにか』」
を他人とのつながりに求めがちである。この「自分を支えてくれる『なにか』」を求める気持ちが、
せめて「共同体の匂い」を感じたいという願望につながり、それが「空気」という言葉になるのだ。
そして、『空気を読め!』という言葉は、『共同体の匂いを読め』という指示。
この主張には説得力がある。いまや世間という共同体は壊れつつあり、「世間に従え!」
とは言えなくなった。そこまで言える、かっちりした共同体はもはやないのだから。その結果、
かすかに残っている「共同体の匂い」を読むこと、つまり「空気」を読むことが以前にも増して求められるようになったのである。

237 :優しい名無しさん:2020/02/16(日) 20:26:54.00 ID:J8uHqmFFq
背景には、新しいタイプの抗うつ薬、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の発売と軌を一にして、
うつに関する啓発が進み、認知度が上がったこともあるだろう。啓発キャンペーンで流された
「うつは心の風邪」というキャッチコピーの影響で、精神科の敷居が格段に低くなった。その結果、
以前と比べて精神科を受診しやすくなったことが、心の病による休職への抵抗が小さくなった一因であり、
休職への抵抗が大きいと、
つらくても我慢して働き続けたあげく自殺を考えるまで追い詰められかねない。もっとも、
休職への抵抗が小さいと、職場の上司や同僚などから反感を買いやすい。
“新型うつ”の患者は、職場から離れると元気で活動的になるので、
本人が休職中に趣味や遊びを楽しんでいる姿を職場の仲間に目撃され、「勝手うつ」「怠け病」「仮病」
などと中傷されることもある。このような中傷を擁護するつもりはないが、中傷する側の気持ちも、
わからないではない。一人でも休職すると、その分の仕事を残りの社員が分担してこなさなければならず、
それだけ余分な仕事が増える。だから、「ただでさえ忙しいのに、あいつのせいで俺の仕事が増えた」
と被害者意識を抱いて怒る社員がいても不思議ではない。一方、休職中の“新型うつ”の社員も、
しばしば被害者意識を抱いている。従来型うつの社員が休職すると、
自分が休んでいるせいで職場に迷惑をかけていることをすまないと思い、必要以上に罪悪感を抱き、
自分を責めることが多い。ところが、“新型うつ”の社員は、休職しても、罪悪感も自責感も抱かない。
自分は会社、上司、同僚のせいでうつになったのだと、少なくとも本人は思い込んでいるのだから、
これは当然だ。それどころか、被害者意識を募らせ、
自分がうつになる原因を作った職場に復讐したいと思っていることさえある。
職場環境も人間関係もうつの原因になりうる。ただ、
職場環境や人間関係などの環境要因だけでうつになるわけではない。
環境要因と素質、性格、考え方などの自分自身の要因の相互作用の結果うつになるのに、
うつになった原因をすべて周囲に求めるのは、実に他責的だと思う。こういう他責的な考え方に傾くのは、
自分自身の問題を否認したいからであり、自己愛の影響による。したがって、“新型うつ”は
「一億総他責社会」の象徴であり、時代の病といえよう。

238 :優しい名無しさん:2020/02/17(月) 20:58:07.91 ID:bxRs8XWHa
市が、2019年12月に開催した人権啓発講演会の講師として依頼した男性について、後になって
「所属団体が共産党と関係があるのではないか」と判断し、依頼を取り消していた。取り消しにあたり、
男性側に「ダブルブッキング(二重予約)だった」とうその理由を伝えていたが、
事実誤認などがあったとして1月31日に団体や男性に謝罪した。講演依頼を取り消されたのは、
障害者が通う共同作業所などの全国組織「きょうされん」の専務理事で、
障害者運動をリードしてきたNPO法人「日本障害者協議会」代表なども務める。
講師を依頼したのは19年7月5日。その後、総務課の係長がインターネットで「きょうされん」
を検索したところ、関連語として「共産党」などが出てきた。担当課長らが参加した同11日の会議で、
依頼取り消しを決めたという。取り消しの連絡をする際、「本当の理由を言いにくかった」として、
取り消しに至った経緯を「ダブルブッキングだった」と説明した。だが、
同時に別の講師の名前が挙がってはいたものの、正式な依頼には至っておらず、
ダブルブッキングは事実ではなかった。事実誤認があったとした上で、「中立性を過度に意識してしまった」
として、1月31日にきょうされんを訪ね、謝罪した。きょうされんの事務局長は
「選挙で特定の政党を応援することなどは一切していない。いろいろな考え方が区民の中にもある中で、
自由な発言を保障することが大切。行政の中立とはそうあるべきだ」と話した。

239 :優しい名無しさん:2020/02/18(火) 01:08:37.14 ID:XLt2spGkx
八方ふさがりでも、天は開いているよ
夢を追いかけると逃げる。持ち続けると、夢から寄ってくる
困っている人とは一緒に困る。犬のおまわりさんだね
人生には、過去の経験がもしかするとこのときのためだったのでは、と思うときが来る
(象の横に子どもが座る写真を見せて)支えることはできなくても、寄り添うことはできるよ
ゲーテは言ってるよ。『涙とともにパンを食べた者でなければ人生の味はわからない』と

240 :優しい名無しさん:2020/02/19(水) 16:09:13.75 ID:eGTRTBc4V
現代の日本人こそ男女とも平均寿命が80を超える長寿社会ですが、そうではない時代に、
圧倒的な長寿をまっとうした方々がいる。それは「画家」です。
東山魁夷90歳横山大観89歳葛飾北斎89歳パブロ・ピカソ91歳サルバドール・ダリ84歳、
マルク・シャガール98歳片岡球子103歳、クロード・モネ86歳、ミケランジェロ88歳などなど。
みんな健康的な長寿で、自分の一生をまっとうされた方たちばかりなのです。
世界の誰もが認める一流の長寿画家たち全員に、共通していることがいくつかあります。
なかでも筆頭に挙げられるのは、長く生きただけでなく、
死ぬ直前まで精力的に作品を描き続けていたという事実です。
彼ら彼女らの脳は、年齢とともに衰えることなく、何歳になっても機能や生産性を維持できたわけです。
人生の経験が増えていくことで、より「感性」や「思考」にも深みが増し、
かつ自身も伴って成長し続けられたことが大きいと思います。「もう、これでいい」
という終わりの線引きを自分からやらない。感性や思考が豊かになればなるほど、
脳の使い方も活発になるものです。逆に、脳の使い方が活発になるからこそ、感性や思考も豊かになる
それぞれが相乗効果を生み出しているのです。
1958年に89歳で逝去した横山大観の脳は東京大学医学部で保存されていますが、
病理解剖を執刀した吉田富三郎教授によれば、加齢により進む脳の萎縮の程度が60歳前後で、
重さも日本人男子の平均を上回り、血管には動脈硬化は見られなかったそうです。
脳は驚くべく若さを保っていたということです。

241 :優しい名無しさん:2020/02/21(金) 13:19:34.85 ID:WlXksKrBf
アルコール依存症の父と過ごし、家族が崩壊していく様子を描いた漫画家(47)のコミックエッセー
「酔うと化け物になる父がつらい」(秋田書店)が大きな反響を呼んでいる。同名で実写映画化
(配給ファントム・フィルム)され、3月6日から新宿武蔵野館(東京)などで全国公開されることも決まった。
「親子関係を見つめ直すきっかけになってほしい。
『家族なら何をしても許し合える』という家族神話を壊したい」と話す。「思い出の父はいつも酔っている」。
コミックはこんな言葉で始まる。アルコール依存症の父と新興宗教にのめり込む母、
3歳下の妹と4人暮らしだった。中小企業を経営する父は物静かで友達も多く、信頼されていたが、
酔うと「化け物」に変わった。毎週末、近所の仲間を自宅に呼び込み、マージャンをしながら泥酔。
一緒に出かける約束は守らず、風呂場で突っ伏して寝たり、飲酒運転で事故を起こしたりもした。
中学2年だった頃、母が自殺した。父は一時酒をやめたが、1カ月もたたないうちに再び飲み始めた。
子どもの頃から父を介抱する母をずっと見てきた。「酔っ払いを世話するのは当然」と、
母に代わって父の介抱を続けた。漫画家になった後も実家を出ず、父との暮らしを続けた。
2015年に父が72歳で病死した後も「(父は)普通の酔っ払い。
お酒を飲んだ大人は誰でも父のようになる」と思っていた。
同年、ルポ漫画の取材でアルコール依存症患者のカウンセリングに同行した際、
父と同じ症状がアルコール依存症として語られていたことに衝撃を受けた。
「もしかしたら、父も依存症だったのかも」。父との暮らしを作品に描くきっかけになった。
17年4月、父との暮らしを描いた作品の第1話を秋田書店のウェブサイトで公開したところ、
サイトのサーバーが一時ダウンするほどアクセスが集中し、多くのメッセージが寄せられたという。
「うちの親もそうです」「これまで気持ちを抑えていたけど、漫画を読んでつらかったことに気がついた」。
アルコール依存症患者の家族からの切実な声が多くあった。
これまで父のことは笑い話として友人に話し、漫画に描いてきた。
しかし、「たまった苦しみを吐き出さずにはいられなかったような」読者からのメッセージを目にし、
笑い話にしてはいけないと感じた。

242 :優しい名無しさん:2020/02/21(金) 13:20:30.82 ID:WlXksKrBf
改めて描き終えた作品は「この話に共感してくれた人たちの物語にもなった」という。
多くの体験も反映されたと感じている。作品は映画化された。監督に一つだけお願いをした。
「家族愛の話にしないでください。家族は何をしても愛し合い、許し合えるなんて話にしないで」。
父との暮らしを美談で終わらせてしまうことは、
苦しみながらメッセージを送ってきてくれた人への裏切りだと思ったからだ。
家族だから何をされても許し合えるという「家族神話」を壊したいという。
「家族神話を押しつけられると、家族に恵まれず苦しむ子どもはとても多いのに、
どんなにひどいことをしても謝らない親を子どもは許さなければいけない。
子どもにはものすごく負担になる」。自身もその一人だった。「お父さんは陽気で楽しい人なのに、
頭のおかしい私は怒ったり泣いたりしてしまう」と自分に非があると感じていた。
家族を築くことが怖いと感じて、今も独身のまま妹と実家で暮らしている。

243 :優しい名無しさん:2020/02/22(土) 18:20:30.60 ID:ccupiOWeA
10年以上にわたって、ヘロイン以外のあらゆるドラッグを使用した経験を持つ会社員が語る。
「芸能人が捕まると、シャブ(覚醒剤)の依存性がよく報道されますよね。
でも、私の体感としては、シャブと酒だったら、正直なところ酒の方が依存性は高い。
ただし、シャブやコカインなどのアッパー系ドラッグの場合、疲れを忘れて仕事ができてしまいます。
長時間起きている必要がある長距離トラックの運転手がシャブに手を出すのはお約束ですけど、
楽しみのためではなく、仕事のためにドラッグを始めると、
次第に薬物なしでは仕事ができなくなってしまう。このパターンが最も危険だと思います」
さらに、他のドラッグに比べて覚醒剤が圧倒的に手に入りやすいという国内事情も、
覚醒剤がやめられない原因になっていると言う。「覚醒剤の場合、コリア系・
中国系のヤクザが覚醒剤の受け入れ先になり、末端の売人が捌いているケースがほとんどで、
末端価格は1g当たり2万5千円〜4万円ほど。大抵はさらに細かい量で購入します。
とにかく、戦前から覚醒剤が普及していた日本では、
覚醒剤を安定的に国内に供給する太いルートが歴史的に構築されてきた。
これが、コカインやMDMAとの決定的な違いでしょう」
欲しい時にすぐ手に入る環境が整っているために手を出しやすく、やめにくい。
そんな覚醒剤は、当然体に与える影響も甚大だ。「覚醒剤の後遺症として、
フラッシュバック現象という症例が知られています。重度の中毒にならずとも、時折、
脳が覚醒剤を使用したときの快感を思い出し、本人の意思とは関係なしに、また欲しくなってしまうのです。
そうして、繰り返し使用するうちに、幻覚や妄想といった症状に襲われることも明らかになっています。
また、大量に服用すると痙攣、昏睡といった状態に陥り、死に至るケースもあります。なにより、
覚醒剤中毒の治療法はいまだにありません。医療施設で何ができるかというと、
基本的には中毒患者を覚醒剤から離すだけ。根本的な治療法がないために、
再び覚醒剤で捕まってしまう人が後を絶たないのです。一度手を染めたら最後、
覚醒剤のほうに支配されてしまい、覚醒剤を求めるだけが目的の人生になってしまいかねません」
一度ハマれば、覚醒剤の誘惑は死ぬまで続く。決して手を出してはいけない、悪魔の薬物なのだ。

244 :優しい名無しさん:2020/02/24(月) 00:47:53.28 ID:paWiLB/Qo
「目の前の経済的利益と影響力・プライドの維持が最優先」された結果、
原発事故の発生確率を高めてしまい、巨額の損失を自社と日本社会全体にもたらしたのであった。
本当に、日本社会はこの構造的問題による失敗を何回もくり返したし、現在もくり返している。
過去にさかのぼってその事例を探すことは容易であり、たとえば『失敗の本質』のような書籍では、
太平洋戦争における日本軍の問題点が明確に指摘されている。
この点の克服こそが日本社会が取り組むべき優先的な課題であると考えるが、
その点を認めることに日本人は強い抵抗を示す。「自分の欠点を認めたがらないナルシシズム」
がそこに働いていることを、力動的な心理学を学んだ者としては感じてしまう。
今回のコロナウイルス感染症に対する水際対策はどうだっただろうか。
中国との関係を維持することの経済的利益を優先して、
流行地から日本への人の渡航を禁止する措置が不十分だったのではないか。
国内の対策を実施するに当たっても、
十分な予算を確保した上で専門家の意見を十分に反映させたものではなかったのではないか。
台湾や韓国、ベトナムなどと比較してそれが不十分だった印象は否めない。
諸外国で実施されている内容と比べて日本国内での対応が「緩い」
ものであることを認識しつつあったタイミングで、「ダイヤモンド・プリンセス号」
の状況が情報として入ってくるようになってきた。それまでの「緩さ」とは異なる「断固たる」
措置であるかのようだった。若干の違和感とともに、嫌な記憶がよみがえってきた。
日本社会の悪癖として私が認識していることの一つに、
「全体に適切な対応をいきわたらせるコストを抑えていい加減な対応を行い、
そのいい加減さをごまかすために、
たまたま目立ってしまった対象には断固とした処置を行ってアピールする」傾向がある。
残念ながらこれは、私が専門とする日本の精神医療にかかわる中で強まった感覚だった。
たとえば、覚醒剤のような薬物依存症に対応できる医療機関や関連施設は十分に整備されていない。
それを整備する経費を計上するよりも、目立つ覚醒剤患者に懲罰的な処遇を行い、
それによる恐怖感を社会全体に行き渡らせて統制を保とうとする傾向を感じている。

245 :優しい名無しさん:2020/02/24(月) 00:53:57.76 ID:paWiLB/Qo
そもそも、日本における精神科医療が、
不幸にして精神疾患に罹患した患者が社会でいきる状況を整えるよりも、
民間病院中心の精神科病院に隔離してそこに入院させ、
そこに配置する医師や看護師は一般病棟よりも少なくてよいという特例を設けてコストを削減することを許容し、
患者を何十年も入院させることが日常的に行われてしまった経緯がある。
現状は以前と比べると相当に改善しているが、抜本的な対策がなされたかと問われれば、
そこには疑問がある。そのような経験を踏まえると、
世間に向けての断固とした対応をアピールするために選ばれてしまった対象への処遇は、
ぞんざいになりやすい。そんな漠然とした不安を感じていたときに知ったのが、岩田氏の動画である。
悪い予感が当たってしまったような印象だった。予想されたことであるが、「現場のスタッフを苦しめた」
「日本の国益を損ねた」という二点から、道徳的な説教を岩田氏に行いたがる論説を多く目にする。
こういった問題が起きた場合に被害を受ける中心は一般の国民なのに、
一般の国民の多くが政府の立場を弁護する姿勢を示している。
日本的ナルシシズムの社会構造においては、被支配層の支配層への心理的な同一化が強すぎて、
健全な葛藤や批判が行われなくなっている。支配層と時に葛藤してでも、
自分たちの権利を守っていこうという気概を、多くの日本人は持つことができない。
それは、全く政府に協力しない、ということではない。適切に感じるのは、
基本的には自分の祖国への忠誠心を持つが、必要な場合には異議申し立てを行うような姿である。
それではなぜ、少なくない日本人がこの構造の中にとらわれ、そこから抜け出せなくなっているのだろうか。
日本社会に生きる一人一人が、相互規制で共同体のメンバーとして許容しないという空気をつくり、
それによって「分かっていても抜け出せない」状況をつくっている。
今回の岩田氏のような共同体の近時的な利益に反する言動に対しては、
政府などの実際の支配層が動かなくても、
一般の日本人同士の相互規制の中で懲罰的な対応が発動するメカニズムが働くのである。
日本社会の支配層も、そのように行動する個人や共同体に利益を与え、
そうでない対象は圧迫するような対応を行おうとするので、この流れが強化され続けながら継続することになる。

246 :優しい名無しさん:2020/02/24(月) 00:55:08.11 ID:paWiLB/Qo
閉鎖的な国内市場におけるローカルで短期的な経済的利益と影響力をめぐる競争に、
日本の多くの個人と共同体が巻き込まれているので、
そこを抜け出して中長期的な視点からの行動をとることができない。なぜなら、それに没頭することは、
目の前の競争に敗れ、自分の場所を失うことにつながり、その場合の復活も難しいからである。
この場合に新しいイノベーションなどは期待できないが、今までは日本国内の経済的な規模が大きかったので、
閉鎖的な環境でそれを食い潰しながら同じことを継続することができた。
しかし気がつけば、リスクを取ってイノベーションを起こさなければ生き残れなかった諸外国が、
それを達成したことによって先を行っていたことに、日本人が気づきつつある状況ではないだろうか。
この先日本が生き残るために、この「日本的ナルシシズム」
の構造を乗り越えることが本当に重要だと考えている。その意味で、岩田氏の言動を高く評価するのである。

247 :優しい名無しさん:2020/02/26(水) 21:31:08.75 ID:N+zOPrR0Y
なんで職員さんは障害者みたいな奴が多いの?

248 :優しい名無しさん:2020/03/01(日) 05:47:35.04 ID:Y4/dBHaBU
元警察官のできそこないが再就職してるからじゃね

249 :優しい名無しさん:2020/03/02(月) 16:59:18.76 ID:TVpRxSp5d
どうも。

250 :優しい名無しさん:2020/03/03(火) 19:08:24.71 ID:NylH20R9C
美人ホステスが登場した。終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」
と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。スタッフが駅で声をかけたのは、
酒やけで声が枯れているホステス(28)。自宅は4LDKの一軒家。築5か月の分譲住宅で、知り合いから
「住んでいい」と言われたため住んでいるという。しかし、
家賃や貸してくれている相手の詳細は秘密だという。4歳の時に両親が離婚しており、
母親とは一度も会っていないと語る。「絶対に会わない」と言い、昔を思い出すと「ゾクゾクする」とも。
じつは、暴力を受けていたそうで「お母さんは(親として)頭にも心にもない。(親は)お父さんだけ」
と複雑な事情を話した。高校を中退し、15歳で夜の世界に飛び込んだ。自宅で朝まで酒を飲むこともあり、
精神安定剤のようなものになっているとのこと。そんな彼女のスタンスに、「違うよ」と注意を促した。
3歳で糖尿病に。小学生の低学年の頃の記憶と言えば、糖尿病が原因で入院していたことくらいだと回顧。
現在も、膵臓が動いておらず、インスリンで強制的に動かしている状態だという。さらに、
高次脳機能障がいを患っていることも告白。酒に酔い、インスリン注射を打ちすぎた結果、
意識不明の重体に。しばらく脳が停止した状態になり、同障がいを発症したのだとか。
買い物に行っても何を買おうとしたかを忘れたり、客の名前を忘れてしまったりと、
私生活や仕事にも支障があるとのこと。愛千さんは「大まかにいうと記憶の障がい」と説明した。
最後に将来の夢を問われると、自分の店を出したいと。経営者から学んだり、
インターネットで検索したりしていると言い「なんなら、赤ちょうちんがあるような汚ねぇところでもいい」
とコメント。自身のキャラクターで営業をやっていければいいと話していた。

251 :優しい名無しさん:2020/03/04(水) 20:57:05.89 ID:MWb+Ru0D/
自宅のプレハブ小屋に長女=当時(33)=を10年以上監禁し凍死させたとして、
保護責任者遺棄致死と監禁の罪に問われた両親の(57)(55)
両被告の裁判員裁判の論告求刑公判が4日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれた。検察側は
「殺人に近い悪質な犯行」としていずれも懲役13年を求刑、弁護側は無罪を主張し結審した。判決は12日。
論告で検察側は、幼い頃から両被告には愛情を欠いた対応があり
「医師に勧められた入院も面倒で放棄した」と指摘。「人として扱わず冷酷非道だ。反省は皆無だ」と述べた。
弁護側は「小屋に入れたのは、狭い場所が好きな本人の希望に沿ったもの」とし、療養行為だったと主張。
被告は「愛里の幸せを願い、試行錯誤したが独りよがりだったと反省している」と語った。起訴状によると、
平成19年3月ごろから自宅敷地内で、
内側から解錠できない二重扉と監視カメラを備えたプレハブ小屋に監禁。適切な室温管理をせず、
十分な食事を与えないなどし、29年12月に凍死させたとされる。

252 :優しい名無しさん:2020/03/04(水) 21:13:13.07 ID:MWb+Ru0D/
重度の精神疾患がある高齢の入院患者3人にわいせつな行為をしたり、
顔に放水したりするなど虐待行為をしたとして、兵庫県警捜査1課は4日、
準強制わいせつや監禁などの疑いで、神戸市西区の「神出病院」
に勤務していた看護師ら計6人を逮捕した。逮捕されたのは、元看護助手の和田元規(27)
=神戸市西区北別府=や看護師の橋本涼平(26)=同市西区白水=の両容疑者ら。
いずれも容疑を認めており、調べに対し「患者のリアクションがおもしろかった」などと供述しているという。
6人の逮捕容疑は平成30年10月、同病院の病室内で入院中の男性患者=当時(62)=と別の男性患者
=同(59)=を無理やりキスさせたほか、昨年9月に院内の男子トイレで別の男性患者=同(79)=
を裸にして椅子に座らせた上で顔面に放水したり、落下防止柵つきのベッドを逆さまにして、
患者を閉じ込めたりしたとしている。県警によると、虐待はいずれも夜間の勤務態勢時に行われ、
病棟には和田容疑者ら以外の職員はいなかったという。
和田容疑者は昨年12月に別の強制わいせつ事件で逮捕、起訴され、病院を退職。その後の調べで、
同容疑者のスマートフォンから虐待の様子を映した動画が見つかった。

253 :優しい名無しさん:2020/03/04(水) 21:14:52.92 ID:MWb+Ru0D/
神戸市の神出病院で、
入院していた患者に放水をしたりベッドで閉じ込めて監禁したりするなどした疑いで、
看護師の男ら6人が逮捕されました。監禁と準強制わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、
神戸市西区の神出病院の元看護助手・和田元規容疑者(27)と看護師の橋本涼平容疑者(26)
ら6人です。警察によると、和田容疑者らはおととしから去年にかけて、
入院していた男性患者3人に対して、わいせつな行為をしたり、
男子トイレの中で椅子に座らせて放水をしたりした疑いがもたれています。また、
男性患者を病室の床に寝かせて、その上からベッドをかぶせて監禁した疑いがもたれています。
被害に遭った患者は、全員が重度の精神疾患を患い抵抗ができない状態だったということです。
調べに対し、6人は「患者のリアクションが面白かった」などと容疑を認めています。
神戸市西区の病院に勤務する看護師など6人が、
複数の入院患者に暴行やわいせつな行為をするなど虐待をしていたとして逮捕されました。
暴行や準強制わいせつなどの疑いで逮捕されたのは神戸市西区の「神出病院」の元看護助手・
和田元規容疑者(27)と男の看護師、合わせて6人です。6人は2018年10月〜2019年9月にかけて、
入院していた男性患者(当時79)をトイレ内で裸にしてイスに座らせた上でホースで水をかけた他、
患者同士の顔を無理やり近づけるなどした疑いがもたれています。警察によりますと、
被害にあった患者は統合失調症などで入院していて、
和田容疑者のスマートフォンには暴行している時の動画が保存されていたということです。
6人は調べに対し、「患者のリアクションがおもしろかった」などと供述していて、容疑を認めているということです。

254 :優しい名無しさん:2020/03/04(水) 21:26:50.97 ID:MWb+Ru0D/
うつ病による休職は、ときに過重労働も強いられる花形部署で起こりがちだ。
競争に晒されるプレッシャーは、強靭なメンタルを自任していた人にも襲いかかる。
名門のラグビー部を経て総合商社に入社した39歳は、
南米赴任中に取引先とのトラブルからうつ病を発症、現在休職3か月目だという。
「どうしても苦手な担当者がいて、配置換えを訴える方便として『うつっぽい』と言ったら、
即プロジェクトチームから外された。自分の代わりに30歳の後輩が抜擢され、モチベーションもどん底。
人事から『我慢して残るより、30代のうちに動いたほうが幸せになれる』と暗に退職を促され、
まさか自分がそうなるとは思っていなかったので、ショックでした。復職に向けた交渉を続けていますが、
安易に休職を希望した後悔で、さらにメンタルが削られています」大手製薬など6社を経て、
現在は外資系企業で人事部長を務める54歳もこうしたケースは今後も多発すると予想する。
「企業の姿勢も過渡期ゆえ、働き盛りのロスジェネ世代がその歪みに左右される悲劇は続きます。
休職よりいっそ転職する勇気を!」厚労省の患者調査によれば、うつ病の患者数は96年に43万人から、
17年に127万人と21年間に3倍になったとのこと。以前よりもその言葉の定着や、
精神科受診に対する心理的ハードルが低くなっていることも原因とみられる。
しかし、「一度診断を受けたら職場復帰はかなり険しい。うつ病復帰者は令和時代の新型負け組になる可能性があります」と語る。

255 :優しい名無しさん:2020/03/04(水) 21:27:14.22 ID:MWb+Ru0D/
「確かにメンタル不調での休職は、この10年でかなり一般化しました。多くの企業で産業医と連携した
『復職プログラム』が整備され、休職による人事評価の低下や、『メンタルが弱い』などのレッテル貼りは、
以前より行われなくなっています。しかし、まだまだ組織側が対応できることには限界がある。
どうしても周囲から腫れ物に触るような扱いを受け、連携を取るのも難しくなってしまい、
復職しても本来のパフォーマンスを発揮できない、なかなか社内の主流、
出世コースに戻れないというジレンマが発生します。残念ながら復帰者の9割は、
部署や役職含め休職前の状況には戻れません」当然、慣れない部署に配置転換されれば、
心の負担は強まってしまい、うつを再発してしまうケースも実際多いという。
「残ってもまた病むだけとわかっているんで、僕ら人事部も『転職』を勧めることも多い。
会社にとって自分が必要でないという現実は確かに受け入れ難いことかもしれませんが、
そこに固執しても本人的にも会社的にも先はない。配置転換が難しい総務や専門職には、
僕は個人的にも転職を強く推奨します」環境を変えるには、確かに会社を変えるほうが早い。しかし、
いまだメンバーシップ型文化が根強い日本企業では、会社を辞めたがらない人がほとんどなのだとか。
「メンタルが弱っているときの転職が高負担なのもわかりますが、
特に役職者や専門職者はプライドも高く、再発を繰り返し休職が長引くケースが多い。
ジョブ型への転換を推進したい『働き方改革』の理想と現実のギャップを実感します」

256 :優しい名無しさん:2020/03/05(木) 03:29:49.07 ID:NxFI9K29K
神戸市の神出病院の元看護助手・和田元規容疑者(27)と勤務する看護師ら5人が逮捕された。
和田容疑者は2018年10月の深夜、
看護師2人とともに病室で男性患者2人にわいせつな行為をした疑いが持たれている。また、
去年9月の夜には、別の看護師2人と、男性の入院患者に放水するなどの暴行をしたとされている。
6人は容疑を認めている。患者らは統合失調症などで入院し、抵抗できない状態だったという。
神戸市西区の病院に勤務する看護師など6人が、
複数の入院患者に暴行やわいせつな行為をするなど虐待をしていたとして逮捕されました。
暴行や準強制わいせつなどの疑いで逮捕されたのは神戸市西区の「神出病院」の元看護助手・
和田元規容疑者(27)と男の看護師、合わせて6人です。6人は2018年10月〜2019年9月にかけて、
入院していた男性患者(当時79)をトイレ内で裸にしてイスに座らせた上でホースで水をかけた他、
患者同士の顔を無理やり近づけるなどした疑いがもたれています。警察によりますと、
被害にあった患者は統合失調症などで入院していて、
和田容疑者のスマートフォンには暴行している時の動画が保存されていたということです。
6人は調べに対し、「患者のリアクションがおもしろかった」などと供述していて、容疑を認めているということです。

257 :優しい名無しさん:2020/03/05(木) 16:45:42.20 ID:NxFI9K29K
神戸市西区の神出(かんで)病院で看護師ら6人が精神疾患の入院患者らを虐待したとされる事件で、
準強制わいせつや監禁などの疑いで兵庫県警に逮捕された元看護助手、
和田元規容疑者(27)=同区=のスマートフォンに、
虐待の様子を撮影した動画が数十点保存されていたことが捜査関係者への取材で判明した。
県警捜査1課は、1年以上にわたり虐待が常態化していた可能性があるとみて調べる。捜査関係者によると、
和田容疑者のスマホには、60〜70代の男性患者3人が、無理やりキスをさせられたり、
トイレで顔にホースで放水されたりするなど逮捕容疑とされた2018年10月〜19年9月の3件のほか、
別の日に行われたわいせつ行為などの虐待の動画が多数残っていたという。動画の大半は、
この患者3人が被害に遭う内容だった。3人とも重度の精神疾患で抵抗や被害申告が極めて困難なため、
事件の発覚が遅れたとみられる。和田容疑者は19年12月、
院外での女性に対する強制わいせつ事件で逮捕された際、県警がスマホを押収、虐待が発覚した。
他の5容疑者のスマホも分析し、余罪を調べる方針。県警は5日午前、和田容疑者ら6人を神戸地検に送検した。

258 :優しい名無しさん:2020/03/05(木) 22:58:28.79 ID:NxFI9K29K
神戸市西区の神出(かんで)病院で看護師ら6人が精神疾患で入院中の男性患者らを虐待したとされる事件で、
準強制わいせつや監禁などの容疑で逮捕された看護師5人のうち複数が、
元看護助手の和田元規容疑者(27)=同区=が虐待を主導したとの趣旨の説明をしていたことが、
関係者への取材で判明した。病院の内部調査に対し「和田容疑者(の言動)に引きずられた」
と関与を認めた看護師もいるといい、兵庫県警は人間関係を調べる。同病院は2019年12月、県警から
「院内であった虐待事案を調べている」と連絡を受け、今年1月に虐待防止委員会を設置。関係者によると、
逮捕された5人の看護師から聞き取り、6人の中では比較的長い約4年間の勤務歴があった和田容疑者が
「グループの中心だった」との証言もあったという。また、和田容疑者のスマートフォンに虐待中の動画が約30点保存されていたことも判明。
捜査関係者によると、患者の額にシールを貼る様子も映っていたという。逮捕された5人とSNS(ソーシャル・
ネットワーキング・サービス)で共有していた。逮捕容疑は、和田容疑者は5人と共謀し、18年10月31日午前0時20分ごろ、
病室内で患者(63)と別の患者(61)に無理やりキスさせた▽19年9月20日午後9時半ごろ、
病院内のトイレで患者(79)を裸にして椅子に座らせ、顔にホースで放水したりポリタンクに入れた水を浴びせたりした
▽同25日午後8時10分ごろから約20分間、63歳の患者に転落防止用の柵がついたベッドを逆さにしてかぶせ監禁したとしている。

259 :優しい名無しさん:2020/03/05(木) 22:59:24.75 ID:NxFI9K29K
入院患者を裸にしてホースで水をかけるなどの虐待をした疑いで神戸市の神出病院の看護師ら6人が逮捕された事件で、
元看護助手の携帯電話に虐待の動画が数十本残っていたことが分かりた。
神戸市西区にある神出病院の元看護助手・和田元規容疑者(27)ら6人は、
重度の精神疾患がある入院患者同士に無理やりキスをさせたり全裸にして水をかけたりした疑いがもたれていす。
捜査関係者によると、和田容疑者のスマートフォンには虐待の様子を映した動画が数十本保存されていて、
6人は無料通信アプリ「LINE」を使ってこれらの動画を共有していたことが分かりた。和田容疑者は
「患者のリアクションがおもしろかった」と供述していて、警察は6人が虐待を数十件繰り返していたとみて調べていす。

260 :優しい名無しさん:2020/03/05(木) 23:00:49.69 ID:NxFI9K29K
神戸市西区の精神科病院「神出(かんで)病院」で入院患者を虐待したとして、
元看護助手1人と看護師5人が準強制わいせつ容疑などで逮捕された事件で、
元看護助手らが男性患者に無理やり性的な行為をさせていた疑いがあることが、
捜査関係者への取材でわかった。押収した元看護助手のスマートフォンにこの場面を撮影した動画を含め、
患者を虐待したとみられる動画が数十本保存されていたという。兵庫県警によると、昨年12月、
別の強制わいせつ事件で逮捕された元看護助手の和田元規容疑者(27)
のスマホに病院内での虐待とみられる動画があった。県警は動画をもとに、
和田容疑者らが2018年10月〜19年9月、入院患者同士でキスをさせたほか、
トイレで水をかけたり、柵付きのベッドを覆いかぶせて閉じ込めたりしたとして、
準強制わいせつや暴力行為等処罰法違反などの容疑で4日に逮捕した。被害にあったのは、
当時50〜70代の男性患者3人だった。捜査関係者によると、動画は数十本保存されており、
中には男性患者同士での性的な行為を無理やりさせる場面も映っていたという。県警は、
この事案についても準強制わいせつ容疑を視野に調べる方針だ。和田容疑者らは、
これらの動画を容疑者らの間で共有していたとみられるという。事件を受け、
神戸市は精神保健福祉法に基づき、同病院に6日に立ち入り検査に入ることを決めた。
患者らから虐待について聞き取りを進めるという。

261 :優しい名無しさん:2020/03/05(木) 23:01:57.76 ID:NxFI9K29K
神戸市西区の「神出病院」で、看護師ら6人が男性入院患者3人を虐待していたとされる事件で、
暴行や準強制わいせつ容疑などで逮捕された元看護助手の和田元規容疑者(27)のスマートフォンに、
患者を虐待する様子を撮影した動画が約30点保存されていたことが分かりた。警察によりと、
和田容疑者のスマートフォンには、逮捕容疑となった“患者をトイレで裸にしてホースで水をかける動画”
などが残っていて、容疑者の間で共有していたという。和田容疑者は約4年前からこの病院に勤務していて、警察は虐待がいつ始まったのか、調べていす。

262 :優しい名無しさん:2020/03/07(土) 00:58:49.08 ID:Bq6gLEXa5
神戸市の病院の看護師らが入院患者を虐待していた疑いで逮捕された事件で、
市の保健所が立ち入り調査を行いた。神戸市西区の「神出病院」で、
元看護助手の和田元規容疑者(27)と看護師の男ら6人が、男性の入院患者3人に対し、
裸にしてホースで水をかけるなどの虐待を行っていた疑いで逮捕されたことを受け、
3月6日に神戸市の保健所は病院の管理体制などを確認するため、緊急の立ち入り調査を行いた。
警察のこれまでの調べで、スマートフォンに患者を虐待する動画が約30点保存され、
容疑者同士で共有されていたことが分かっていす。関係者によりと、逮捕された複数の看護師が、
「和田容疑者の言動に引きずられた」と話しているということで、警察が詳しい経緯を調べていす。

263 :優しい名無しさん:2020/03/08(日) 15:47:42.33 ID:jG+vE8aAt
会社員だった被告(50)。市内の路上やアパート敷地内などで10〜
20代の知的障害のある女性3人を狙い、体を触り裸の写真を撮るなどわいせつな行為をしたとして、
準強制わいせつ容疑など3事件で昨年末から今年2月にかけて逮捕、起訴された。
男は、最初の犯行は「12年前」と告白した。
裁判で罪に問われているのは7年前から昨年末までの事件。既に時効を過ぎた事件もある。
公判での被害者は3人だが、実際の被害者は「4〜5人」。逮捕時、自身のパソコンのハードディスク(HD)
には収集した画像・動画を200点近く保管していた。相手の顔はだいたい記憶していると言うが、
誰の名前も知らない。障害者への犯行は被害立証が特に難しく、潜在化しやすい。
「たまたまの出会いだった」。14〜15年前のある日。男がバイクを走らせていると、
突然強い雨が降ってきた。古い車庫を見つけ、雨宿りすることにした。しばらくして、
制服を着た女の子がびしょぬれになって駆け込んできた。「こんにちは」。男があいさつすると、
彼女は無邪気な笑顔で返事をした。雨が降りやむまで、少しだけ言葉を交わした。その雰囲気から、
男は相手が知的障害のある中学生だと察した。途中、彼女が言った。「学校でからかわれているの」。
男は聞き返した。「どんなふうに」「服を脱がされるの。こんな感じで」。
そう言っていきなり制服を脱ぎ始めた。男は慌てて服を着させたと言う。帰り道、男は
「障害者は人懐っこくて警戒心が弱い。言うことを簡単に聞いてくれる」と考え始めた。それ以降、
インターネットで女性の裸が投稿されている掲示板を頻繁にチェックするようになった。その中で、
『障害者なら簡単に裸を撮影できる』という書き込みが目に付いた。「自分もやってみたい」。
願望は少しずつ強くなっていった。数年後、男は「たまたま」別の場所で彼女を見つけた。
高校生に成長した彼女に迷わず声を掛けた。そして、別れ際に「裸を見せて」と頼み、
人けのない屋外で携帯電話のカメラを使って彼女の裸を撮影した。抵抗されることはなかった。
知的障害の女性だけを狙い、体を触り裸の写真を撮るなどして準強制わいせつ容疑などで逮捕、
起訴された。最初の「成功体験」を経て、他の女性障害者にも同様の性犯罪を繰り返し、昨年末に逮捕されるまで計十数回の犯行に及んだ。

264 :優しい名無しさん:2020/03/11(水) 22:34:23.43 ID:SbupKodix
心療内科にカウンセラーとして勤めていた女性(45)が、
院長の男性からパワハラを受けてうつ病になったとして労災の適用を申請し、
労働基準監督署が申請を認めたことがわかった。代理人の弁護士によると、
女性は2008年4月からクリニックに勤務。当初は男性院長との関係は良好だった。ところが09年12月末、
診療方法について注意を受けた。翌年1月からは電話番を中心とした業務に変えられ、退職を求められた。
院長は同月、女性へのメールで「私によってあなたは組織から排除される」「あなたは変態人格障害者」
などと罵倒。女性は同月末に重度ストレス反応・うつ病と診断され、4月から休職した。
同年8月に労災を申請し、今月になって認められた。弁護士によると、労基署は院長の言動について
「業務指導の範囲を逸脱し、人格や人間性を否定する言動が執拗に行われた」として、
うつ病との因果関係を認めたという。クリニックはホームページに「職場うつ」と題したコーナーを開設。
働く人のうつ病の主因の一つを「職場の上司との関係」などと説明し、治療を呼びかけている。
院長は「人格を攻撃するようなメールを送ったのは事実で、不適切だった」と説明。
その上で「女性はその後も4月までは通常通り勤務し、メールがうつ病の原因とは思えない。
労基署の判断は残念だ」と話した。この事件では、弁護士が労災申請の代理人を務めていた。
経営者側ではなく、労働者側にたって労働紛争の解決に努めることを基本方針としています。
本事件のポイントについてお尋ねしたところ、次のようなコメントをいただきました。
「この事件の労災申請については、クリニックと院長の協力は全く得られませんでした。
むしろ、院長は、精神疾患の原因となった自らのパワハラ行為等を否認し続け、
自身に原因があるかのような言動に終始しました。院長は、
労働基準監督署にも労災を否定するための資料提出を行うなど、労災認定を阻止しようとしました。
院長側の弁護士もそのような院長の態度を正そうとはしませんでした。
しかし、結局、労災認定がされた上、新聞で大きく報道されるような事態を招いてしまったのですから、
院長の対応は賢明なものではなかったといえます。

265 :優しい名無しさん:2020/03/11(水) 22:37:47.38 ID:SbupKodix
本事件から引き出される教訓は、“スタッフからパワハラの指摘を受けた場合、
責任回避をはかるだけではむしろマイナスで、
もし思い当たるふしがあったら素直に認めて謝罪をして労災申請に協力するほうが、
かえって有利になることもある”ということです。院長がそのような真摯な対応をとれば、少なくとも、
パワハラの被害を受けたスタッフがマスコミの取材に応じるような状況にまではいたらなかったはずで、
今回の院長のように新聞に取り上げられて、
結果的にクリニックや自身の実名を報道されることにはならなかったと思います。この事件においては、
パワハラのほかに、長時間労働についても問題となりました。こちらに関しては別途、
未払いの残業代を請求する裁判を起こしました。院長はこちらも全面的に争いましたが、
そのような院長の態度は、紛争を拡大させただけで、結局は、主張を認める形での和解が成立しております。」
弁護士によれば、平成23年12月に厚生労働省が「心理的負荷による精神障害の認定基準」
を新たに定め、それに基づいて労災認定が行われることになった結果として、
精神障害の労災が従来より認められやすくなったということです。
精神障害の労災補償状況を年度別にまとめたものですが、
平成23年度には支給決定件数が325件しかなかったものが、平成24年度には475件に達しています。
1年間で150件も増加しているのです。このように、
パワハラなどが原因となってスタッフが精神障害を発症した場合、従前と比較すると、
労災認定がされやすくなっている状況であることは、院長も十分に認識しておくべきです。
更に、医療法人の理事長の中には、パワハラ等の問題が起こっても責任を追及されるのは法人であって、
理事長個人の責任は問われないと思っている人が多く見受けられます。しかし、弁護士によると、
そもそも理事長自身がパワハラ等の行為者である場合には、理事長は、
民法709条にもとづき個人的な賠償責任を負います。

266 :優しい名無しさん:2020/03/11(水) 22:39:14.18 ID:SbupKodix
理事長自身が行為者ではない場合でも(従業員がパワハラを行ったような場合)、
法人が責任を負うのは当然であるほか、医療法48条では
「医療法人の評議員又は理事若しくは監事がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があつたときは、
当該役員等は、これによつて第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。」と明文で定められていますので、
監督を怠った場合には理事長が個人的な責任を追及されることがあるのです。
また人事労務トラブルがあった場合、スタッフがユニオンに駆け込み、
団体交渉を求められることがあるかもしれません。その際これに対応するため、
院長は弁護士に代理人を依頼することが多いと思いますが、
この弁護士の選択を間違うと厄介なことになります。弁護士によると、まず、労働紛争に手慣れず、
労働法の知識もない弁護士が、院長の言うままに争い、紛争を深刻化・
長期化させることが多いとのことです。また労働紛争を多く扱う経営側弁護士の中にも、
団体交渉を拒否したり、ことさらに何から何まで争い、長期化を図ろうとする者もいるとのことです。
これらの弁護士が院長にとって役に立たないことは明らかです。一方、
労働紛争に手慣れた経営側弁護士の中には、むしろ自分の方から進んでユニオンの事務所に足を運んで、
相手側の言い分にしっかりと耳を傾けるなどして、あっという間に紛争を解決してしまう人もいるとのことです。
かような弁護士は、誠実に対応した方が解決率の上がることを十分に承知しているからです。
人事労務トラブルをスムーズに解決するためには、
団体交渉には誠実に対応してくれる労働問題を得意とする弁護士に依頼することが最短で最良の解決方法であることが多いのです。

267 :優しい名無しさん:2020/03/12(木) 15:43:22.76 ID:Bzkt/Gqgv
大阪府寝屋川市で、精神疾患のある長女(当時33歳)
を10年以上にわたって自宅内に閉じ込めて凍死させたとして、
監禁と保護責任者遺棄致死の罪に問われた、父親の柿元泰孝(57)と母親の由加里(55)
の両被告に対する裁判員裁判で、大阪地裁(野口卓志裁判長)は12日、
いずれも求刑通り懲役13年を言い渡した。検察側は論告で「殺人行為に近い冷酷非道な犯行」と非難。
「日光も入らない劣悪な環境で、粗雑な扱いを続けた」と指摘した。これに対し、弁護側は
「長女が狭い空間を好んだため、小部屋を用意した」として、監禁ではなく療養目的だったと反論。
「生存に関わる危険があるという認識はなかった」と主張していた。起訴状によると、
両被告は2007年3月ごろから長女の愛里さんを内側から解錠できない小部屋に監禁。
極度にやせた状態だったのに十分な食事を与えず、17年12月18日ごろに低栄養の状態で凍死させたとされる。

268 :優しい名無しさん:2020/03/13(金) 01:24:55.37 ID:gvVY6seY5
2017年、当時33歳が自宅で10年以上監禁され、死亡した事件で、
保護責任者遺棄致死罪と監禁罪に問われた両親に対し、地裁は12日、
求刑通り懲役13年の判決をそれぞれ言い渡した。裁判長は
「人間の最低限の尊厳をも否定した非人道的行為だ」と述べた。2人は控訴する方針。
裁判員裁判判決によると、父親(57)、母親(55)両被告は07年3月から自宅内の小部屋に監禁し、
カメラで監視。17年12月上旬、極度にやせていたのに十分な食事を与えず全裸で生活させ、
同月18日頃に栄養不足で凍死させた。01年に統合失調症と診断されており、判決は「症状に苦労し、
距離を置きたいと考えた」と犯行の動機を指摘。ただ、1日1食しか与えず、
医師の診察も受けさせなかったとし、「精神障害者の治療に悩む通常の家族とは質的に異なり、あまりに無責任だ」とした。

269 :優しい名無しさん:2020/03/13(金) 17:07:20.24 ID:gvVY6seY5
日本の警察は弱者には容赦ないからな巷にいるモンスタークレーマーと同類
一見すると普通っぽいけど、何度か会って世間話してれば何となくヤバい雰囲気がわかる
実の娘を虐待して死なせた鬼父職場では普通だったと言われてるけど、絶対普通じゃないはず
何度か世間話してればそいつのヤバさは挙動の端々に漏れ出てただろう

270 :優しい名無しさん:2020/03/13(金) 17:19:34.33 ID:gvVY6seY5
父の年金は毎月8万円で、足りない分は退職金を充てる生活でした。ここで分かったのは、
家事や片付けが非常に苦手だったということです。このため父が調理や掃除を行っていました。
しかし40歳になる頃、父の退職金が底をついてしまったことで生活が困窮し、
親子の言い争いが増えていきました。本来であれば、2週間に1度の受診でしたが、
お金がないため2カ月に1度の受診となることもありました。このため、
外来ソーシャルワーカーの強い勧めにより、父親は生活保護の受給に踏み切りました。
父親は世間体を気にして受給に消極的だったものの、
月5万円の生活保護により計13万円の生活費が確保されるように。しかし、
通院状況は改善されませんでした。2人から生活費の使い方を聞くと、父親は不機嫌に強い口調で
「カネのことをいちいち干渉するな」と言い、話題を避けました。
何とか均衡を保っていた父子の生活が崩れたのは、43歳の時です。父親が体調を崩し、
家事を担うようになって家が荒れていったのです。体調が悪化したためか、父親の口調も荒くなり、
父親が自分を責めていると感じ始め、徐々に落ち着かなくなっていきました。
息子と接する父親も、自暴自棄的な発言や疲弊した発言が目立つように。主治医が、
このままでは2人の精神状態が悪化すると判断し、2人とも精神科への入院を余儀なくされました。
父親の体調悪化の原因のひとつは、熱中症です。光熱費を滞納したことで、空調が使えなくなったのです。
入院してしばらくして病棟で、13万円でどのような生活をしていたのか伺いました。すると驚くことに
2人は月初めに入る生活保護を頼りに、高級すし屋にタクシーで行くことを楽しみにしていました。
すし代は2人で3万円タクシー代が往復で1万円。2人を温かく迎えてくれるお店の対応がうれしく
通い続けていたといいます。父親が働いていた頃からの唯一の楽しみであると共に
生活をここまで逼迫させた最大の原因だということがわかりました。多くの人は
生活保護費で高級ずしを食べる親子を軽蔑し2人の転落を自業自得と片付けるかもしれません。
しかしたったひとつの楽しみとしてカウンターで肩を並べておいしそうにすしを食べる2人を想像すると
責めるどころかねぎらう思いにかき立てられました。精神疾患が当事者と家族の生きがいまで断ち切ってしまうことに無力さを感じました。

271 :優しい名無しさん:2020/03/18(水) 18:17:58.15 ID:7MQVKio3J
精神科、神経科など合わせて465床ある大規模な閉鎖病棟でA棟とB棟があり、
今回の事件はB棟4階で発生した。虐待は2018年10月から2019年9月の間に行われ、
その内容は熾烈を極めた。「容疑者らは70代男性患者をトイレで裸にして椅子に座らせ、
顔にホースで放水し、ポリ容器に入れた水を浴びせたりしました。
また50代男性患者と60代男性患者同士を無理やりキスさせました。
その60代男性患者にはベッドで簡易的な檻を作り、長時間監禁しています」
いずれも発覚しづらい状態で行われた卑劣な犯行だった。
被害者は統合失調症などで善悪の判別ができず、助けを求められない重度の精神疾患だった。
容疑者らは仲のいいグループで、ほかの看護師がいない夜間勤務の時間帯に虐待を繰り返した。
トイレや病室など被害現場には監視カメラは設置されておらず、
共謀して虐待場所を選んだ可能性がある。「容疑者たちのスマホから、
男性患者同士で性器をくわえさせるなど30本以上の虐待動画が見つかりました。動画には“やべえ”
“やめとけ”などと笑いながら話す容疑者らの声も収められており、彼らは動画をLINEで共有していた。
警察は少なくとも1年以上、虐待が続いたとみています」逮捕後の容疑者らの供述は、
患者の尊厳を踏みにじるものばかりだった。「6人は“体に痕が残るとまずいと思い、そうならないようにした”
“意思疎通ができない人たちなので、チクられることもなくバレないと思っていた”などと供述しています。
首謀者は和田容疑者とみられ、“和田に引きずられてやった”と話す者もいます」
神出病院で2019年10月に亡くなった患者の親族が言う。
「和田容疑者は茶髪で背が高くガッシリとした体格でした。結婚して子供もいたそうで、優しく、
対応もよかったので驚いています。ただ、親族が亡くなって遺体を引き取りに行った際、
死亡時の状況を詳しく説明してくれなかったので違和感はありました。
患者がウロウロ動き回るのに看護師らがずっとナースステーションにいたことも不思議でした」
別の元入院患者の親族も怒りに声を震わせながら語る。
「閉鎖病棟はフロアごとにエレベーターやドアが施錠され、とにかく雰囲気が重かった。
看護師らの負担も重いと思うが、今回の件はひどい。いくら意思疎通ができなくても、
患者には尊厳があるはずです。病院を信頼して預けた親族としてはショックが大きい」

272 :優しい名無しさん:2020/03/20(金) 20:18:02.35 ID:/b9Kevt3X
悲劇を繰り返さないための無罪この発言が報じられると、ネット上では〈意味がわからない〉
〈この判例のせいで悲劇が繰り返される〉など多くの批判が上がっている。女子高生の遺族も
「運転すべきでない状態の人が運転を思いとどまるきっかけになるような判決を期待しておりましたので、
大変残念です」とコメントを発表した。高齢ドライバーの事故が相次ぐ中での無罪判決には、
法曹関係者でも受け止め方が分かれている。「無罪判決を世間の人はとんでもないと批判しますが、
刑法理論に基づけば、まともな判決です」そう語るのは、
交通事故弁護士全国ネットワークの加藤克朗弁護士だ。報道を見た限りでの意見としてこう続ける。
「意識がない中での行為は犯罪行為には当たりません。だから、
突発性の脳梗塞や心筋梗塞で事故を起こした場合、罪には問えません。今回は、
意識がない状態を招いたことについて争点となっていますが、裁判長が
『事故の予見可能性は認められない』としたのは、
薬の副作用によって意識を失うとは考えられなかったという主旨です。医師から明確に
『薬を飲んで車に乗ったら意識を失うかもしれないから、運転してはいけない』
と注意されていれば犯罪に問える可能性はあったが、本人がそれをわからなかったとされた。
今回の無罪判決はあくまで刑法理論に基づくもの。
世論に裁判所が乗るのは社会にとってもよくないことです」一方、
高齢ドライバー問題が大きく議論されるきっかけとなった池袋暴走事故(2019年4月)
で亡くなった母子の遺族の代理人を務める高橋正人弁護士(「関東交通犯罪遺族の会」顧問)はこう語る。
「事案の真相を見誤っているのは裁判長自身で、悲劇を繰り返さないためには『有罪』にするべきでした」
そうしてこの判決を厳しく批判した。「被告は家族からも運転を止められており、
それまでにめまいの自覚もあったそうなので、
運転中に意識が朦朧とすることは自分で予測できるはずです。『予見可能性が認められず、
運転を控える義務を負わせることはできない』とした裁判官の判断は、
一般の経験則からずれていると言うしかない。裁判長の判決後の言葉は“私は有罪にしたいが、
法制度に不備があるから、こういう無罪判決になるんだ”ということを言いたかったのかもしれない。
しかしこれは法制度ではなく裁判官の資質の問題で、検察が控訴すれば高裁で判決は覆

273 :優しい名無しさん:2020/03/20(金) 20:27:12.93 ID:/b9Kevt3X
再調査については「検察で既に調査を行い、結果が出ていると考えている」と述べています。
ただこの手記を見ると、森友事案はすべて財務省の指示だと。「本省の対応が社会問題を引き起こして、
嘘に嘘を塗り固めるという通常ではあり得ない対応を佐川氏が引き起こした」
最後には、「財務官僚王国だ。最後は下の人間が尻尾を切られる」と綴られているのですね。
下部が切られるのは財務省だけでなく外務省も同じです。
外務省では相当辛い目に遭われたというのは書いていますね。人によってはいろいろな耐性があって、
私と同じような環境でうつを発症した人は何人もいますからね。ただ、
無念の思いというのは元官僚としても伝わってくるので、真相を明らかにして欲しいのです。
これはまずいなと。なにがまずいかというと、総理に言われてやったというなら構図は簡単なのです。
総理は何も言っていません。なぜ過剰に忖度する体質になっているのか。それは、
率直に言って出世したいからですよ。出世したいから部下を殺してもいいのでしょうか。
私は外務省の中堅くらいまでしかいませんでしたから、そういう上司を何人も見ていますよ。
霞が関ではそういうのは当たり前ですか。私の周辺で自殺した人もいるのですが、
これはある上司が会合で「あなたはやる気があるんですか、能力がないんですか、その両方ですか」
と詰めたのです。それで、会議では椅子で前を向いて座らずに、後ろを向いて座るようになったのです。
その後、隣の方との間はパーテーションで区切っているのですが、そこのところからときどき首を出して
「バーカ」と言うようになってきて、かなり疲れてきているなと。そしたら、
あるときボイラー室で首を吊ってしまったのです。
そのときにその幹部はある国に出張しようとしていたのがすぐに戻ってきて、その課長のところで
「遺書はありますか」と聞いたのです。思い当たる節があるのですよ。それで
「メンタルに相当な問題があって人権問題だ」という根回しをして、
新聞には一切報道されずに終わりました。私自身が経験した話です。省は違うとはいえ、
霞が関で実際にそういうことが起きているのですね。直接接点はなかったようですが、
佐川さんも相当なパワハラだったと書いているようですからね。パワハラ上司は、私のころは怒鳴る、物を投げる人なんていくらでもいました。

274 :優しい名無しさん:2020/03/21(土) 20:34:39.71 ID:eZQ1zPVD4
男性議員が今年1月、
生活保護受給の相談を受けた別の市町村に住む初対面の女性に性的暴行をした疑いがあることが、
20日までに分かった。女性は「男性から性的暴行を受けた」と訴え、県警へ被害届を提出した。暴行の際、
議員に押さえ付けられ左脇腹を骨折するなどのけがを負ったという。議員は「弁護士に一任している」
と述べるにとどまった。県警は双方の言い分を聞き、慎重に捜査を進めている。議員に直接質問したり、
質問状を提出したりしたが期限内に回答はなかった。議員の代理人弁護士は取材に対し
「犯罪行為ではないと考えている」とのみ述べた。議会当局も疑惑を把握しており、
議員に説明を求めたが応じていないという。女性によると議員と面識はなかった。
生活保護受給の相談をするため、
議員を紹介した親しい知人も交えて1月14日午後に女性宅で面談した。夕方、
知人を外出先へ送った後、議員が強引に部屋に上がったという。議員は肩もみと称して体を触り始めた。
女性は髪を引っ張られ、腰や首を強く押さえ付けられて性的暴行を受けたという。
女性は同17日に産婦人科に相談し、医師の紹介で県性暴力被害ワンストップ支援センターを訪れ、
センターが県警に通報した。24日には外科で左脇腹の骨折と診断された。議員と親しい友人によると、
議員は性行為を認めた上で「女性とは合意があった」との認識を示したという。女性は被害後、
外出が怖くなり自宅に引きこもるようになった。
寝ていても暴行の記憶がフラッシュバックして目が覚めるという。現在も2週に1回、心療内科に通院している。

275 :優しい名無しさん:2020/03/22(日) 02:59:38.05 ID:gfLMnILqe
精神障害者の作業所に勤務していた元・運転手の男(70)がワゴン車で送迎中、
20代女性の体を触ったとして、逮捕された。
男は2月26日午後4時ごろから午後4時30分ごろ、ワゴン車の助手席に座っていた、
精神障害者の20代女性の体を触った準強制わいせつの疑いがもたれていす。男は当時、
作業所に通う女性らの送迎を担当。信号待ちなど車が止まるタイミングで、女性の服の中に手を入れ、
胸や下半身などを複数回触ったという。車には、他にも複数の作業員が乗っていた。
2日後、女性から相談を受けた家族が警察に通報し事件が発覚。その後、男は運転手を辞めた。
調べに男は「体を触ったことは間違いない」などと容疑を認めているという。
男は事件の数か月前から作業員らの送迎を担当していて、警察は、他の女性作業員にも、
わいせつな行為をしていたとみて詳しく調べていす。

276 :優しい名無しさん:2020/03/24(火) 16:58:37.77 ID:kWmHWONSz
神戸市西区の「神出(かんで)病院」の看護師ら6人が、
統合失調症など重度の精神疾患がある患者を虐待したとして逮捕された事件で、
兵庫県警捜査1課は24日、準強制わいせつと暴行の疑いで、元看護助手の和田元規容疑者(27)
=神戸市西区北別府=と看護師ら4人を再逮捕した。いずれも容疑を認めている。
再逮捕容疑は平成30年10月、病室内で入院中の男性患者(63)と別の男性患者(61)
に無理やり2人で性的な行為をさせたほか、昨年9月にナースステーションで、
同じ63歳の患者の顔や頭に粘着テープを巻き付けたとしている。県警は今月4日、
今回の被害者と同じ男性患者同士で無理やりキスをさせたほか、男子トイレで別の男性患者(79)
の顔に放水したなどとして和田容疑者ら6人を逮捕した。いずれも夜間勤務時の犯行で、
同容疑者のスマートフォンには虐待の様子を写した動画約30本が残されており、
県警は被害が判明している3人を中心に、
複数の患者に虐待行為を繰り返していたとみて事件の全容解明を進めている。
和田容疑者らはこれまでの調べに対し「患者の反応がおもしろく、仕事のストレス発散でやった」などと供述している。

277 :優しい名無しさん:2020/03/24(火) 17:00:33.68 ID:kWmHWONSz
神戸市西区の精神科病院「神出(かんで)病院」で元看護助手らが入院患者を虐待したとされる事件で、
兵庫県警は24日、他にも患者らに無理やり性的な行為をさせたなどとして、
元看護助手の和田元規容疑者(27)と男性看護師3人を準強制わいせつや暴行容疑で再逮捕した。
捜査関係者への取材でわかった。県警は今月4日、入院中の男性患者同士でキスをさせたり、
トイレで水をかけたりしたなどとして、和田容疑者と26〜
41歳の看護師5人を準強制わいせつ容疑や暴力行為等処罰法違反などの疑いで逮捕していた。
捜査関係者によると、和田容疑者を含む計4人は他にも2018年10月〜19年9月、
男性患者同士で無理やり性的な行為をさせたり、
患者の頭にテープを何重にも巻き付けたりした疑いがある。これらの被害者は当時50〜
70代の患者3人で、いずれも重度の精神疾患があった。
和田容疑者のスマートフォンには患者を虐待する様子を映したとみられる動画約30本が保存されており、
病室の床や別の患者の体に塗ったジャムのようなものをなめさせる様子も撮影されていたという。
6人は無料通信アプリ「LINE」で、こうした動画を共有していたという。

278 :優しい名無しさん:2020/03/24(火) 17:01:47.27 ID:kWmHWONSz
神戸市西区の神出病院の看護師らが入院患者を虐待したとされる事件で、
兵庫県警捜査1課と神戸西署は24日、準強制わいせつや暴行の疑いで、元看護助手の男(27)
=同市西区=ら4人を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。4人の再逮捕容疑は2018年10月〜
19年9月、同病院の男性入院患者の頭にガムテープを巻いて暴行したり、
患者同士でわいせつな行為をさせたりした疑い。県警は今月4日、
入院患者への監禁や準強制わいせつの疑いで、元看護助手と同病院の看護師ら5人を逮捕。
元看護助手は調べに「患者のリアクションが面白かった」などと話しているという。
逮捕された看護師らは病院の調べに「(元看護助手の名前)が虐待を主導した」
という趣旨の説明をしているといい、県警は元看護助手の人間関係や動機を調べている。
元看護助手は昨年12月、神戸市西区で20代女性の胸などを触ったとして、
強制わいせつ容疑で逮捕された。元看護助手のスマートフォンには、
当時勤務していた神出病院で患者に対する虐待の様子を撮影した動画が約30点収められていた。

279 :優しい名無しさん:2020/03/25(水) 19:14:36.62 ID:fToQ4fo75
神戸市西区の神出(かんで)病院で看護師らが精神疾患で入院中の患者を虐待したとされる事件で、
兵庫県警捜査1課は24日、他にもわいせつな行為をさせていたなどとして、元看護助手、
和田元規容疑者(27)=同市西区=ら4人を準強制わいせつや暴行の疑いで再逮捕した。4人とも
「ストレス発散のためにやった」などと容疑を認めているという。他に再逮捕されたのは、
元看護師の橋本涼平(26)=神戸市西区、いずれも看護師の船引健志(33)=同市北区=と高橋斉史
(34)=兵庫県明石市=の3容疑者。再逮捕容疑は、2018年10月31日午前5時50分ごろ、
病室内で63歳の男性患者の体にジャムを塗り、61歳の男性患者になめさせた
▽19年9月20日午後5時50分ごろ、病院内の看護師詰め所で、
63歳の患者の頭に粘着テープを巻き付け、車いすに縛りつけた――としている。県警によると、
和田容疑者のスマートフォンに虐待する様子を撮影した動画が残っていた。

280 :優しい名無しさん:2020/03/26(木) 21:18:01.01 ID:Ps9I9yQ+L
性暴力の撲滅に向け活動する団体が、障害者への性暴力に関して、法整備を求める要望書を、
法務省に提出した。要望書を提出したのは、性暴力撲滅に向け活動するNPO法人「しあわせなみだ」
のメンバー。障害者は「性暴力の被害を受けるリスクが高い」とした上で、医師や教師など、
被害者が障害者だと知りうる立場を利用して性暴力を行った場合に、
新たな罰則を設けることなどを求めていす。要望書と、およそ1万人分の署名を受け取った宮崎政久政務官は
「きちんと吸い上げてもらうことが難しかった人たちの声を法務省全体で受け止めた。しっかり対応してまいります」と話した。

281 :優しい名無しさん:2020/03/27(金) 18:00:09.03 ID:9VtbVUmIH
市の国立病院機構病院で2018年度に、看護職員計6人が、障害のある入院患者2人に対して、
体をつねる暴行や「ばかだな」などの暴言を加えていたことが27日、病院への取材で分かった。
病院は患者に謝罪し、虐待に当たるとして関係自治体に報告した。病院などによると、
虐待した看護職員は40〜60代の男女6人。知的障害と身体障害がある60代男性には6人全員が、
身体障害がある20代男性にはうち5人が関与した。入浴の際に足をつねったり、
食事を決まった時間に取らせなかったりした。関係者から情報を受けた病院が、聞き取り調査をして虐待を確認した。

282 :優しい名無しさん:2020/03/29(日) 03:00:36.80 ID:1ekodeOSq
市の国立病院機構病院で2018年度、40〜60代の看護職員6人が、
障害のある入院患者2人に対して暴言や暴行の虐待を加えていたことが27日、病院への取材で分かった。
虐待を受けたのは身体と知的の障害のある60代男性と、身体障害者の20代男性。
看護職員は60代男性に「ばか」といった発言をしたほか、足をつねったり、おむつ交換を放置したりした。
20代男性にも同様の暴言や足をつねるなどの行為をした。病院に通報があり、発覚した。
職員6人は事実を認め、病院は厳重注意などの処分を行った。各職場に「虐待防止マネジャー」を配置し、
職員が相談しやすい環境を整えるなどの再発防止策を講じたという。

283 :優しい名無しさん:2020/03/29(日) 20:27:32.48 ID:1ekodeOSq
市の国立病院機構病院で2018年度、入院患者の障害者2人に対し、
6人の看護職員が虐待をしていたことが27日、明らかになった。職員は事実を認めており、同機構は19年、
6人を厳重注意処分とした。県が昨年12月に公表した「障がい者虐待の状況について」
や病院などの説明によると、18年度中に、60歳代と20歳代の身体障害者らに対し、40歳代〜
60歳代の男女6人の看護職員が、足をつねったり、「ばか」などと言ったりする虐待行為を行っていた。
虐待の発覚後に病院が、患者の本籍地の自治体に連絡し、県にも報告されていた。
「入院期間が長く、職員もなれ合いで虐待の認識がないケースもあった」と話している。
重症心身障害者や神経難病医療の基幹病院で、約200人が入院している。

284 :優しい名無しさん:2020/03/31(火) 18:58:49.03 ID:TtokHhoJW
好意を寄せた刑事への嘘と逮捕から15年あまり。地裁は31日、無罪を言い渡した。
「刑事が恋愛感情を利用し、供述をコントロールした」。再審判決は、
虚偽の自白が不当な捜査によって誘発されたと切り込み、刑事司法が抱く問題点にも言及した。
「患者の人工呼吸器のチューブを外し殺害しました」。患者の死亡をめぐり、
職員が異常を伝えるアラームを聞き逃したとする過失致死事件の線で捜査を始めた県警。
自白が方針を一転させた。だが内実は違った。軽度の知的障害などがあった。容易に相手に迎合したり、
状況を客観視する力が弱かったりした。県警はその点に気づきながらも、
患者の死は事件だったとの見立てで突き進んだ。内規に反し、
刑事がハンバーガーやドーナツなどを差し入れていたことも明らかになった。だが公判でも、
特性は深く検討されなかった。平成17年の地裁判決は
「虚偽の殺人告白は刑事に迎合しただけではあり得ず、男性の気を引く合理的方法とも思えない」
と認定。嘘は事実へとすり替えられた。その後、死因などの矛盾が浮上じ、再審の扉は開かれた。
冤罪は晴らされたが、長い時間を要した。「自然死の可能性などを十分に検討していれば、
そもそも起訴されていなかった」。再審判決で捜査当局に反省を促した地裁の裁判長。
その上でこう説諭した。「時間は巻き戻せないが未来は変えられる。15年を無駄にしてはならない」
もっとも再審公判では、検察側が有罪立証を断念し、刑事の証人尋問が見送られるなど、
十分な審理が尽くされたとは言い難い。「事件」はなぜ作出されたのか。司法関係者は自ら検証すべきだ。

285 :優しい名無しさん:2020/03/31(火) 19:02:48.52 ID:TtokHhoJW
ひきこもり当事者らの「自立支援」を掲げる民間業者で、昨年末に破産を申し立てた「クリアアンサー」社
の第1回債権者集会が、3月30日に開かれた。同社の運営する「あけぼのばし自立研修センター」は、
強引に当事者を入所させ、親に高額な報酬を請求することが問題視され、被害者の提訴が相次いでいた。
被害対策弁護団が債権者集会後、都内で開いた記者会見には、長男を入所させるため、
同社へ2000万円以上を支払ったという母親(76歳)が出席。「契約を1年更新した2カ月後、
息子は突然帰宅させられ、ひきこもりに戻ってしまった。返金もなく悔しい気持ちでいっぱいです」と訴えた。
長男(36歳)は小学校時代から不登校を繰り返し、高校中退後はひきこもり生活が続いていた。
母親は知人の紹介で同センターを知り、2018年12月に長男を入所させた。長男は、
自宅を訪れた職員に2時間半ほど説得され、抵抗せず施設へ向かったという。入所時の支払額は、
3カ月契約で約450万円。翌年3月には契約を6カ月更新し、約550万円を支払った。
最後に契約を更新したのは、破産3カ月前の2019年9月だ。
支払いが高額なこともあり6カ月の延長を希望したが、職員に「1年契約でなければダメだ」と言われ、
借金して1050万円を支払った。しかし11月末、職員から突然「息子を迎えに来るように」
との連絡を受けた。驚いてセンターに行くと、身の回りの物を入れた段ボール箱2つとともに、
長男を引き渡された。職員から詳しい説明はなかったが「いずれまた引き取る」との話もあり
「一時帰宅のようなものかな」と思ったという。12月に入ると、会社や担当者と電話がつながらなくなった。
不審に思った母親が施設に行くと、片付けの真っ最中だったという。
偶然居合わせた同センター幹部に話を聴こうとしたが「もう会社は終わりました」と言われるだけだった。
「今も長男はほとんど部屋から出ず、お金も返ってこない。契約延長の時、
高額な1年契約にこだわったのは、破産して支払いから逃げることを前提にしていたと思えてならない」
と、母親は声を詰まらせた。同センターの被害対策弁護団によると、同社は2018年から2019年にかけて、
役員報酬を大幅に増額している上、昨年11月初めまで入所者を受け入れており
「にわかに業績不振に陥るとは信じがたい」。弁護団長を務める宇都宮健児弁護士は「責任逃れのために破産したとすれば、極めて悪質

286 :優しい名無しさん:2020/04/03(金) 02:32:17.74 ID:QZSL1JMbk
ここで、各国政府による国民への補償の実態を比較しよう

米国     現金支給(約11万円)
香港     現金支給(約14万円)
シンガポール 現金支給(最大24万円)
韓国     現金支給(約8万5000円)
イタリア   現金支給(約30万円)
ニュージーランド 支給(最大45万円)
ドイツ    休業補償(賃金の60%)
デンマーク  休業補償(賃金の75%)
イギリス   休業補償(賃金の最大80%)
フランス   休業補償(賃金の最大84%)
スペイン   休業補償(賃金の100%)

日本     マスク2枚(一住所あたり)

腐った政府を持つ国民は不幸である

287 :優しい名無しさん:2020/04/04(土) 20:44:01.88 ID:NAqhooqFG
日本では正しい情報が伝えられるよりも、
芸能人の逮捕などに合わせてキャンペーンのように違法薬物の問題が伝えられることが多いかと思います。
冷静に考えれば、自分たちが学校教育で学んだ『ダメ。ゼッタイ。』
という教育が嘘なんじゃないかと気が付くはずです。
ポスターに出てくるゾンビやモンスターみたいな姿とは全然違うでしょう。
「薬を使ってパフォーマンスが上がるのはドーピングなんじゃないか」という意見もありますが、
実際には上がらないどころか、むしろ低下してしまって、なかにはめちゃくちゃになってしまう人もいます。
薬を使ってパフォーマンスが改善するなんて嘘をいう方が、
かえって子どもや若者の好奇心を刺激してしまうでしょう。それに薬がドーピングなら、
外来に来る人すべてが才能のある人たちであるはずですが、そんなことはありません。
才能がある人もいれば、才能がない人もいます。だから、なぜ「薬でドーピング」
のような発想が出てくるのか、疑問です。ただ、人間というのは、日々のうまくいかないことに対して
“仮想敵”をどこかで作りたい。その点、薬物は敵にはしやすいのではないでしょうか。
政治家が薬物の厳罰化を唱えると支持率が上がるというのも有名な話です。
フィリピンのドゥテルテ大統領もそうですし、War on drugs(麻薬戦争)
といって薬物戦争を始めたアメリカのニクソン大統領もそうです。
ベトナム反戦運動で下がった支持率が、たちまち回復し、もう一期大統領ができた。
そういった政治の在り方に我々がまんまと乗せられているところもあるのではないかと思っています。
テレビなどメディアも「薬物の恐ろしさ!」「薬物が蔓延している!」といって危機感をあおると数字
(視聴率やPV)が上がるでしょう。最近だとコロナウイルスの関連情報なんかもそうですよね。たとえば、
「一大事です、トイレットペーパーが品切れ!」とか。危機感をあおったり、
スーパーでトイレットペーパーが無くなっている絵を流したりする。
同じようにして薬物の問題も一大エンターテインメントにされています。しかも、取材が来る前に、
すでに出来上がった構図があり、そこに落とし込もうとするので、恥をかきたくない、嫌な使い方をされたくない良質な専門家は取材を断ってしまいます。

288 :優しい名無しさん:2020/04/04(土) 20:51:46.94 ID:NAqhooqFG
ワイドショーに出演してコメントするのは、ずぶの素人か、
専門家といってもかなりあやしい来歴の人となってしまいます。
そしてますます国民に正しい情報が伝わらないという悪循環も起こる。これは反省しているところです。
人間は本当に薬物を使う動物です。一部の動物は地表で腐った果実が発酵してできたお酒を飲んでいる、
という報告があります。ですが、自然界の植物の中から有効成分を抽出・生成したり、
人工的に化学合成をしたりして薬物を作る動物は人間しかいません。人間はその能力があったからこそ、
医薬品を開発して多くの病気を克服し、寿命を伸ばしてきました。また、病気に限らず、
もっと喧嘩が起きてもおかしくないのに、酒を飲んで騒ぎ、意見や価値観の違いをうやむやにして、
表向きはコミュニティの和を保ってきた面も相当にある。だから、薬物がすべて悪いとは言えないのです。
よい薬物と悪い薬物があるというよりはいい使い方、悪い使い方があるのだと思います。
例えば、今一番子供たちの中で深刻なのは咳止め等の市販薬依存です。
ドラッグストアにいけばいくらでも手に入ってしまう。
ネットでの市販薬販売も規制緩和されていて入手が容易です。
医師が処方する薬だって安心できるものはありません。睡眠薬や安定剤を乱用して依存になる人もいます。
すべての薬を警戒しなくてはいけないし、薬を正しく使うための教育も必要になっています。
お酒ひとつとっても立派な薬物です。最近特に気になっているのがストロング系のアルコール飲料。
ビールの倍近い度数があるのに、ビールかそれ以上の速さで飲んでしまう。
そうすると血中のアルコール濃度が急激に上がってしまいます。これは依存症という点、
健康被害や様々なトラブルという点から見ても危険です。それからカフェインの入ったエナジードリンク。
カフェインはすぐに耐性が生じるため、どんどん飲む量が増えていく。
中にはドリンクで足りず薬局でカフェインの錠剤を買う人もいます。
こうしたドリンクに頼ることは本質的に言えば元気の前借りです。必ず大きな借金を背負うハメになります。
しかも若い人たちがよくいく居酒屋ではエナジードリンクとアルコール飲料を割った飲み物がある。
少なくともどっちかひとつにしてほしいです。
というのもカフェインが入っているアルコール飲料は酔っている自覚がなくなってしまうからです。

289 :優しい名無しさん:2020/04/04(土) 20:58:13.72 ID:NAqhooqFG
大丈夫だと思っていたら、腰がたたなくなったり、
変に興奮して喧嘩を起こすといったトラブルが多いと言われています。特定のものだけでなく、
市販薬・処方薬では決められた通りの使い方をすることも大切です。医師の指示、
添付文書から逸脱した使い方は立派な薬物乱用です。その積み重ねが依存症につながります。
我々は合法か違法かに限らず、様々な依存性薬物に囲まれて生きています。
もちろん、違法薬物はどう考えても安全とはいえないものですが、
身近なもの、合法のものも危険があるということをわかってほしいのです。
決して反社会的で破天荒な人が依存症になりやすいわけではありません。どちらかというと愚痴ったり、
ぼやいたりするのが苦手で、黙々と一人で頑張る、“頑張り屋”な人に多いです。
ワイワイ盛り上がり、悪口を言っているときに、ニコニコしながら悪口も言わず
「大変だね」とつぶやいている人が依存症だったりします。依存症の方たちというのは、
化学物質だけで自分のつらさを乗り越え、表向きの適応をしている方たちに多いのです。
大事なことは何か悩み事や困りごとがあれば、誰かに相談することです。
友人に相談できる相手がいない、あるいは友人にどこまで話していいかわからない、
そういった場合は、アルコールや市販薬で気持ちを紛らわせるのではなく、
精神保健福祉センターや保健所など公的な相談機関や、
様々な民間の支援団体を活用するとよいでしょう。相談した結果、精神科医療機関を紹介され、
そこに受診した結果、安定剤や睡眠薬が処方されることもあるでしょう。
その場合には、なぜそれが必要で、どんな効果や副作用があるのか、
そもそも自分が抱えている問題が治療薬で解決するものなのかどうか、といったことを十分に聞くことを心がけてください。でないと医師に殺されます。

290 :優しい名無しさん:2020/04/05(日) 01:52:56.90 ID:RS6wDg8t9
は4日、記念病院(239床)で患者2人と職員10人の計12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
3日に20代男性看護師の感染が確認され、PCR検査を実施していた。市は院内感染によるクラスター
(感染者集団)が発生したとみて厚生労働省のクラスター対策班に対応を要請した。病院は当面、
外来診療を休止、救急搬送も停止するという。市によると、3日に感染が判明した男性看護師は病棟を担当。
4日に同病棟の看護師ら職員39人と、発熱の症状がある患者4人のPCR検査を実施し、患者では70〜
80代女性2人、職員では20〜40代の看護師ら9人の陽性を確認した。市は5日に同病棟の医師や残りの患者のPCR検査も実施する。

291 :優しい名無しさん:2020/04/05(日) 21:11:51.58 ID:RS6wDg8t9
岐阜大医学部付属病院は4日、精神科の男性医師(20歳代1人、30歳代2人)について、
新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。うち1人は今月1日から岐阜県内の別の精神科病院に勤めている。
岐阜大病院は4日夕から救急業務を休止し、外来業務を19日まで休止する。3人は、クラスター(感染集団)
が発生したと岐阜市が発表した飲食店を3月26日に訪れていたという。一方、岐阜市は3日夜、
この飲食店が繁華街・柳ヶ瀬の一角にあるナイトクラブ「シャルム」(若宮町)であると発表した。

292 :優しい名無しさん:2020/04/07(火) 00:51:27.45 ID:UktnK9tPn
新型コロナウイルスの感染が広がった精神科病院で最初の感染が確認されてから間もなく1カ月となるのを前に、
理事長(70)と院長(64)ら医師3人が取材に応じた。感染した患者に24時間態勢で寄り添い、
院内での拡大も防ぐ。病院スタッフは、医療従事者としての使命を果たすため総力を挙げた。
家族にうつすことがないよう、自宅に戻っても車中泊を続けた看護師もいた。
病院で最初の感染が明らかになったのは3月7日。看護師で、県内では初の医療従事者だった。
同病院の関係ではこれまでに計14人の陽性が判明し、うち2人が亡くなった。
病棟に元々入院していた患者約50人の中では11人が感染した。しかし精神疾患が理由で、
重症者らを除き、感染症指定医療機関への転院は難航した。院長らによると、
感染した患者は隔離した別のフロアに移し、担当する看護師を固定。防護服にゴーグル、手袋を着け、
24時間態勢で食事や排せつなどの介助に当たった。ある看護師は感染者の担当を自ら引き受けた。
勤務後も子どもらとの接触を避け、駐車場に止めた車で寝泊まりした看護師もいた。
「感染するかもしれない距離で、懸命に患者と向き合う看護師がいる。その現実だけでも知ってほしい」。
50代の男性医師がおえつを漏らした。訴えの裏には院外での想像を絶する困難もあった。
「『これからどうなるんだろう』と、頭が真っ白になった」。病院スタッフらを苦しめたのは、
新型コロナの猛威に加え、未知の感染症があぶり出したともいえる社会の差別や分断だった。
看護師の感染が確認された翌日の3月8日朝、院長は市役所で、市長の緊急会見に同席した。
あえて病院名の公表に踏み切ったのは、無用な臆測や誤った情報が広がるのを防ぐためだった。
同じ頃、病院では呼び出しを受けたスタッフが、以前から入院していた患者の体調確認に追われていた。
患者の中には、マスクを着けてもすぐに外したり、目につく物に触りたがったりする人がいる。
スタッフは根気強く病室を消毒し、その後も、増え続ける感染者への対応や、
難航する感染症指定医療機関への転院調整などに追われた。理事長が強調する。
「患者の命を守るのは、医療従事者として当たり前のこと。それでも、使命を尽くすスタッフの姿を見ると、
言葉が出なかった」過酷な環境は院内だけではなかった。

293 :優しい名無しさん:2020/04/07(火) 00:52:46.43 ID:UktnK9tPn
患者や医療スタッフ、その家族らへの風評被害が日増しに激しくなっていった。子育て中の病院スタッフは、
預け先の保育所から「休ませてくれますか」と言われた。
市保健所に本当に休ませる必要があるのかどうかを確認した上で、再度問い合わせると、保育所は渋々
「受け入れる」と改めた。また40代の女性医師によると、通院患者の一人は別のクリニックを訪れた際、
受付で追い立てられ、消毒液を吹きかけられた。提出した「お薬手帳」
に病院の文字があったためとみられる。病院、勤務先、介護施設、保育施設。
日常のさまざまな場で偏見にさらされた。「元々あった障害者らに対する差別が、
新型コロナによって先鋭化したように感じる」。神立院長はそう憤る。
病院での感染確認が途絶えて5日で2週間。ウイルスの潜伏期間も最長2週間とされ、その上限に達した。
理事長は「感染症で患者さんが亡くなり、本当につらい。今後への不安も大きいが、
頑張ってくれているスタッフと共に、外来診療の再開に向け一歩一歩進んでいきたい」と院内感染の早期終息へ強い決意を示した。

294 :優しい名無しさん:2020/04/07(火) 23:13:42.35 ID:UktnK9tPn
依存症は完治するということがない。いったん依存症になると、お酒や薬と切れていても、
一生を依存症者として生きていかなければならない。脳がその快感を強く覚えているからだ。
普段は自制心を持ってコントロールできていても、つらいことがあったり、ストレス過剰になると、
ついお酒や薬に手を出してしまう。意志が弱いからではない。依存症がそのような「病気」だからだ。
たとえ10年、20年とお酒や薬から離れていても、たった1回の飲酒や薬物摂取で、
ぶり返してしまう大変な病気なのだ。「もう絶対しません」と宣言してもなんの役にも立たない。
「きょう一日は、薬や酒に手を出さないでおこう」という一日一日の積み重ねが「回復」につながる。
お酒や薬物の誘惑との闘いは一生続く。彼らは「日々、自分自身と闘っている勇者」なのだ。しかし、
そんな厳しい戦いを、自分ひとりで乗り切ることはむずかしい。理解者による支援が必要になる。もちろん、
家族は大きな力になるが、その家族が、当の依存症者にさんざん苦しめられてきたために、
理解されるどころか、拒否されることも多い。そこで必要になってくるのが、仲間の存在。
依存症からの回復を目指す人々のために、さまざまな「自助グループ」がある。参加することで、
ともすればまた手を出してしまいそうになるところを、仲間に支えられて乗り越えていく。
よもや失敗して手を出してしまっても、仲間たちは温かく受け入れてくれる。だからこそ、
そこからまた立ち上がり、最初の一歩からやり直せるのだ。依存症者のためのさまざまな自助会がある。
断酒会や、アルコール依存者のためのAA(アルコホーリクス・アノニマス)や、薬物依存者のためのNA
(ナルコティクス・アノニマス)、薬物依存からの回復を目指す人が共同生活をしたり通所するダルクなどがそれだ。
そんなグループに欠かせないのが「ミーティング」。互いの体験を語り合い、分かちあう。
基本は言いっぱなしで、聞きっぱなしだ。途中で口をはさんだりはしない。否定もしない。
話者が安心して話せる場を作る。先輩たちの語りを聞いていくうちに
「依存症で苦しんできたのは自分だけではない」と知り、少しずつ心を開くことができる。
回復した仲間の様子を見て、お酒や薬物から手を切る生き方ができるのだと知り、回復した自分自身をイメージできるようになる。

295 :優しい名無しさん:2020/04/07(火) 23:16:25.02 ID:UktnK9tPn
人は、人の輪の中で癒され、少しずつ回復していく。そんな彼らにとって、
今回の新型コロナウイルスによる痛手は大きかった。公民館など、
集会のできる場所が閉鎖されてしまったために、ミーティングが開けなくなってしまったからだ。
ツイッターからも「自助グループは命綱」「コロナで死ぬよりも、
薬物の再使用や再飲酒によって死ぬ確率のほうが高い」「助けて」という悲鳴のような声が聞こえ、
彼らはいま、大変な試練にあっている。昨年、「桜を見る会」の話題が華々しかったころ、ピエール瀧さん、
元KAT-TUNの田口淳之介さん、沢尻エリカさんなどの芸能人が、
矢継ぎ早に違法薬物関連で逮捕された。ちまたからは「政府への批判が強まると、
芸能人が違法薬物で逮捕される」という声も聞こえるほどだった。
11月にはタレントの田代まさしさんが覚せい剤取締法違反で逮捕されている。
薬物ではなんと5回目の逮捕だった。「あんな有名な人が、なぜ?」「いい気になって、
遊び半分で手を出したんだろう」と思った人も多かっただろう。しかし、実際はそんな簡単なものではない。
誰もが依存症になる可能性があるが、誰でもお酒や薬にハマってしまうわけではない。「生きづらさ」
を抱えた人が、依存症になりがちだ。田代まさしさんは、昨年の夏に出演したNHKの番組『バリバラ』
でこう語っていた。「1週間に12本のレギュラー番組。そのすべてで『面白いこと』を言うことを期待されて、
それが苦しかった」「芸能界という荒波を必死に泳ぎ続けて、このままだと溺れ死んでしまうと思ったとき、
目の前に『違法です』って書かれた浮き袋が流れてきた。死にたくないからつかまってしまった。
また離せばいいや、自分でやめられる、って思っていた」華やかに見える芸能界だが、
仕事を続けていくプレッシャーは想像もつかないほど大きいものなのだろう。
芸能人でなくても、生きづらさを抱えた人はいる。2007年から足かけ10年、
奈良少年刑務所で受刑者に絵本と詩を使った教室の講師をしてきた。ここには、
違法薬物で服役している受刑者たちが多くいた。聞いてみると、そのひとりひとりに、必ず虐待や貧困、
発達障害などの壮絶な背景があった。ある少年は、こう話してくれた。「薬物をやっているときだけが、
自分が自分らしくいられました。ばらばらになった自分が、ひとまとまりになっていると感じたんです」

296 :優しい名無しさん:2020/04/09(木) 22:06:45.47 ID:MsOB83q+f
職員が入所者に暴言を繰り返し、ひじ打ちなどの暴力を加える虐待を行っていたとして、松江市は8日、
同市東出雲町下意東の地域密着型特別養護老人ホーム「わこう荘」に対し、同日付で5月1日から3か月間、
新規利用者の受け入れ停止と介護報酬の請求上限を7割とする行政処分を行った。発表では、
介護福祉士の資格を持つ30歳代の男性職員が昨年夏頃〜12月下旬、入所者の70歳代の女性に
「ばか」「殺すぞ」などと暴言を浴びせ、顔にひじ打ちをした。70歳代の男性にも同様に暴言を繰り返した。
同僚職員から「部屋からたたく音がする」と報告を受け、
施設は12月21日夜に女性の部屋にICレコーダーを設置するなどして虐待を確認。
男性職員は今年2月6日付で懲戒解雇され、市の聞き取りに「夜勤が続いてイライラしていた」
と話したという。市への通報は12月26日。虐待内容や速やかな報告を怠った責任は重いとして、
市は施設の指定を取り消しも検討したが、他の入所者に配慮した。施設を運営する社会福祉法人
「若幸会」の理事長を務める自民党島根県議連の加藤勇県議(松江選挙区)は、
「利用者にご迷惑をおかけして非常に申し訳ない。再発防止策を考えることが自分の責任。職員の教育を徹底したい」と話した。

297 :優しい名無しさん:2020/04/09(木) 22:12:10.23 ID:MsOB83q+f
金沢市の岡部病院は8日、同病院に勤務する30〜
40歳代の男性精神科医3人と60歳代の入院患者の女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
石川県内で医師の感染が確認されるのは初めてで、院内感染の可能性がある。医師のうち1人は、
岐阜市で4日に感染が確認された岐阜大医学部付属病院の医師3人とともに、クラスター(感染集団)
が発生した同市のナイトクラブを利用していた。また、石川県は8日、新たに20〜
70歳代の男女11人の感染を確認したと発表し、県内の累計感染者はこれで66人となった。
石川県や岡部病院によると、30歳代の男性医師は3月26日に勉強会で岐阜市を訪れ、
同日夜にナイトクラブを利用。県内に戻った後、3月27日と30日〜4月3日に病院で勤務した。
4日に岐阜市から連絡を受けて同席者の感染を知り、7日に検査したところ、陽性と判明した。
男性医師は気管支炎で軽症だが、ほかの医師2人は38度台の発熱があり、
入院患者の女性は肺炎と診断されて中等症だという。女性は治療のため、
8日に別の医療機関に搬送された。感染の判明を受け、同病院は8日から、全ての外来診療とデイケア、
訪問看護を中止。また、感染した医師らと食事などをともにした50歳代の女性医師と、
60歳代の男性医師の2人を自宅待機とした。同病院では、医師9人を含む計約250人の職員と約280人の入院患者について、
発症した医師との接触歴などの調査を進めているが、現時点で病院再開のめどは立っていないという。
病院の入り口には、外来診察の休止を伝える案内が貼り出され、訪れた患者や家族からは戸惑いの声が聞かれた。
妻が入院中の60歳代男性は「面会が一切できなくなってしまいもどかしい」と語り、
感染した医師がナイトクラブを利用していたことについては「医師としての認識があまりにも低い」と憤った。
同病院の吉田洋事務部長は読売新聞の取材に対し、「ナイトクラブに行った医師の行動は軽率極まりない。
院内での感染の拡大防止に努めていきたい」と述べた。石川県内で8日に新たに感染が判明したのは20〜
70歳代の男女11人で、金沢市や白山市、かほく市、小松市に居住。6人が肺炎と診断されたが、
重症者はいないという。県健康福祉部の北野喜樹部長は記者会見で、「繁華街でお酒を飲む会合に出席したとして医療機関に相談される方が多い

298 :優しい名無しさん:2020/04/23(木) 00:51:48.39 ID:mKkzy2QmU
「自粛しない方を『けしからん』と過度に非難する方も、そのような報道を繰り返すメディアの方も、そして、
こうした意見を述べている私の中にも、ハイテンションになることで、
鬱に対処している無意識が働いているのです」ただし、躁的防衛をしていれば“コロナ鬱”
にならないかというと、そんなことはないようだ。「躁的防衛とは要するに脳内を一時的な『お祭り騒ぎ』
にすることで、不快な現実から目をそらしているにすぎないからです。
やるべき時にやるべく策を講じておかなければ、『お祭り』
の後に待ち構えているものは今以上に過酷な現実かもしれないのです。また、
人は躁的防衛の状態が長らく続くと、ついにはエネルギー切れを起こして鬱病を発症したり、
アルコールの量も増え依存症になりやすいことが統計的に分かっています」では、こうしたストレスの中、
私たちが取るべき治療法は何があるのか。脳内で神経伝達物質のセロトニンを増やす“運動”
がとても大切となるのだという。そこで、この緊急事態宣言下、4つのことを心掛けるべきだと提唱する。
(1)屋内でもできる運動をしよう。「現在はユーチューブなどで、
誰もが無料で様々なトレーニングをすることができます。
家族やオンラインで友人などと一緒に、心拍数が上がるトレーニングをしてください。
極真会館のベイノア選手の動画で筋トレをしています」
(2)天気のいい日は散歩に出かけよう。「日光はセロトニンの分泌を高めるだけでなく、
体内時計を調整するメラトニンの調整にも関わります。休日は、
スニーカーに履き替えて積極的に遠出をしてみましょう」
(3)アルコールが好きな方はおいしいお酒をほどほどに。
「昨今はアルコール度数の高いお酒が人気なようですが、お酒が好きな方は“値段は高いがおいしい”
を選ぶことで“量より質”を意識してください」
(4)眠れない日が続くときは専門の医療機関へ。「人は強い不安がかかると誰でも不眠症になります。
そして、不眠が続くと思考力が低下し、ますます事態は悪化してしまうのです。
昨今では依存性のない安全な睡眠薬も発売されています。
眠れないときは専門医のいる医療機関へ相談に行きましょう」
してはいけない外出やネットで誰かを誹謗中傷することで一時的にスッキリするのではなく、運動や適度な飲酒で、緊急事態宣言をやり過ごそう。

299 :優しい名無しさん:2020/04/26(日) 06:03:28.29 ID:UcNn39q35
NHKの障害者をテーマにした情報バラエティー番組「バリバラ」で、23日夜放送の「バリバラ桜を見る会〜
バリアフリーと多様性の宴第1部」の再放送が、26日午前0時から放送予定だったのが、
放送直前に急きょ差し替えられた。この回は、昨年度にバリアフリーや多様性に携わった人を招き、
お花見形式でトークするという内容。顔と実名を公表して性暴力被害を訴えた、
ジャーナリストの伊藤詩織さんらが出演した。放送後、ネット上では、この企画に賛同する意見の一方で、
反対する意見も上がっていた。突然の差し替えに、ネット上では「なんで(放送)中止になったのか」
「圧力ではないのか」などの声が上がっている。バリバラのサイトには、25日午後11時半に『「バリバラ」
Eテレ4/26(日)午前0時からは予定を変更して新型コロナ関連の「“自粛”検討会議」
をアンコール放送します』と説明が掲載されている。なお、「バリバラ桜を見る会 第1部」
はNHKプラスとTVerで30日午後8時29分まで見逃し配信で見ることができる。また、「第2部」(30日午後8時)は、今のところ放送予定となっている。

300 :優しい名無しさん:2020/04/29(水) 09:54:50.29 ID:09nsbmnf0
現実認識障害:現代の欲望産業および消費財産業の売り上げのますます多くの部分は、
これらによって生み出されている。不安障害:現実を極度に否定的な形にゆがめて見せ、
人に異常な行動をとらせる。不安はつねに、ビジネスにおける非常に重要な一分野だ。
危機の時代にはとくにそれが顕著になる。気分障害/情動障害:躁とうつを行き来する双極性障害だ。
景気の変動や、好況と恐慌の急速な変転などにこの症状が認められる。衝動制御障害:
2つの行動パターンを扱う。1つは病的な賭博癖で、
とくに投資銀行に関連する市場行動にそれが認められる。もう1つは窃盗癖(クレプトマニア)で、
いささか驚きかもしれないが、現在主流のシステムの奇妙な性質によって説明される。それは
「最も成功する人は、何も引き換えにせずに仕事や財産や資本を獲得している」ことだ。この失調は、
経済的商取引の根底にあるメカニズムから力を奪う。
本来なら全構成員がフェアだと感じる富や仕事の交換によってのみ、システムは保持されるはずだ。
最後は人格障害だ。攻撃や競争を特徴とするシステムを維持するためには、
構成員をふさわしく教育しなければならない。
経営者はエゴイズムや野蛮な競争に適合するよう訓練され、システムのための道具と化す。
利他主義や思いやりや良識は二の次にされる。だが、
人間が作ったそのシステムはもはや創造主に仕えるのをやめ、自身が支配者の座につき、その結果、
労働世界はすべての構成員にとってハムスターの回し車に限りなく近づいている。おおげさにいえば、
現代の経営者は職場に足を踏み入れるや無慈悲なハイド氏に変身し、
仕事を終えて帰宅すると心優しいジキル氏に戻る。モラルの低下にも経営者の非道にも、
システムは知らぬ顔だ。経営者は本来ひどい人間でなくても、
システムによって病的な役割を押しつけられてしまうのだ。精神分析の方法と同じように、
つとめは相手の話を聞くことであって、誰かに責任を負わせたり告発したりすることではない。だから、
資本主義によって形づくられた市場経済や銀行や金融市場を否定はしない。
もろもろの批判にもかかわらず、私たち著者は現在の経済秩序を、
世界や人々をより豊かにするだけでなく、よりよくしてきたシステムだと考えている。だからといって、
その誤った展開を批判的に分析するのをやめるつもりはない。

301 :優しい名無しさん:2020/04/29(水) 09:57:55.83 ID:09nsbmnf0
4月23日(木)夜20時からの放送は「バリバラ桜を見る会〜バリアフリーと多様性の宴」と題して、
「2019年度に起きた多様性・
バリアフリーをめぐる大事な出来事をコントや漫才と共に振り返るお花見形式トークショー」(番組HPより)
を放送する企画の第1部(前半)だった。ゲストが、性暴力と闘ってきた伊藤詩織さんや、
ヘイトスピーチと闘っている崔江以子などで、差別の問題や旧優生保護法の問題などを取り上げた。
それを安倍政権の「桜を見る会」をパロったセットの中でトークしていくという、なかなかすごい番組だった。
ところが4月26日午前零時から放送予定だったその再放送が急きょ中止になり、
別の回の内容と差し替えられた。放送予定直前(2時間半前)に、
出演者や関係者に中止と差し替えのお知らせが送られたという。23日の放送直後から、
ネトウヨや右派政治家などから批判の声がツイッターなどに次々とあがっていた。
伊藤詩織さんや崔さんは番組の中でもネトウヨなどから攻撃を受けた体験を語っていたし、
そもそも番組では、安倍総理や麻生太郎副総理を風刺したコントが次々と披露された。
プロデューサーやディレクターもネトウヨなどから非難があることは半ば覚悟して放送したのだろう。
「忖度」が横行していると言われるNHKでも、
現場には骨のある制作者が健在だというのを示したという意味でも拍手を送りたい。そして今、
話題になっているのは、3月29日に収録されたこの番組の第2部が4月30日(20時〜)
に控えていることだ。26日に第1部の再放送が中止になったという経緯の中で、
果たして無事に第2部が放送されるのかどうか。ネットでは再放送中止事件について、
安倍政権や右派からの圧力ではないか、という見方もある。ネトウヨなどの発言を圧力というなら、
NHKに圧力がかかったと言えなくはないが、この場合は、
そういう状況を気にした局の上層部の判断で自主規制されたというのが実態に近いだろう。
現場としても、30日の放送を予定通り行うことを条件に、上層部の決定に応じたと言われている。
だからこの一両日の動きは大変重要だ。
今は見逃し配信もどれだけの人に見られたかが大事なデータとして扱われているから、
ぜひ多くの人が第1部を実際に見て、30日の放送も見てほしい。そして局に激励の声を寄せることを薦めたい。

302 :優しい名無しさん:2020/05/10(日) 09:49:54.27 ID:0CO38qiq3
高部は未成年(15歳)でありながらタバコを手にしており、記事では写真について
「ベッドで2人仲良くニャンニャンしちゃった後」と、性交後のように見えることをわらべの楽曲である
『めだかの兄妹』の歌詞から引用。このフレーズが流行語になってしまったのである。
その影響で、スキャンダルそのものも「ニャンニャン事件」と呼ばれるようになってしまった。
他誌がこれをスキャンダラスに伝えて批判を展開。大騒動となった末に、高部はレギュラー出演していた
『欽どこ』やラジオ番組などを降板、さらにはクランクインしていた劇場版の『積木くずし』も降板した上で、
CMも打ち切りになるなど、芸能活動の謹慎を余儀なくされた。また、
当時在籍していた堀越高校も無期停学となっている。ではいったい、
少年はなぜこの写真を編集部に持ち込んだのだろうか。その理由は、
高部との交際が終了した直後から嫌がらせの電話などが相次ぎ、自衛のために持ち込んだとされている。
その後、萩本欽一が15歳の高部に対する取材を自粛するように呼びかけるなどの動きが起こり、
徐々に批判の矛先はこの写真を持ち込んだ少年へ向けられることになった。しかし、それを苦としたのか、
記事が出てから3カ月後、少年は車中で排ガスを使い自衛隊偽装自殺をしてしまう。
これをきっかけに高部はわらべからも正式に除名され、
トップアイドルが表舞台から完全に姿を消すことになったのである。
芸能界を去った高部はその後、22歳で幼なじみと結婚。
子宝にも恵まれて幸せな家庭生活を送っていたが、数年後に離婚。それからも再婚と離婚を繰り返したが、
1999年に局部にピアスを着けたヌード写真集をひっさげて芸能界に復帰。
官能ビデオに出演するなどしていたが、精神的に不安定であったとされ、
以前の輝きを取り戻すことはなかった。一枚の写真によって波瀾万丈の人生を送ることになった高部。
後年、本人が語ったところによれば、少年は恋人ではなく友人の一人であり、
タバコも役作りのためにふざけてくわえただけで、喫煙習慣はまったくなかったと空々しいことをいう。
現在は、2007年に取得した精神保健福祉士の資格を活かし、認知症、
あるいは依存症患者などのカウンセリングやケアなどの活動を行っているようだが、なんとも高くついた「不純異性交遊」であった。

303 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 10:49:07.21 ID:f6RQ0K73T
「トイレで襲われた」13日午前に女性から警察にあった通報。人騒がせなウソでした。
13日午前11時ごろ、松山市二番町の『お城下パーキング2番町』内の女子トイレで、女性から
「何者かに襲われた」と110通報があり、警察が捜索を進めた。捜査関係者によりと、
その後の本人の供述などから、通報の内容自体がウソだったことがわかりた。現場は市内中心部で、
付近の小学校は下校する児童の引き取りを保護者に呼びかけるなど一時、騒然とした。
警察は軽犯罪法違反にあたる可能性もあるとみて、動機などを調べていす。

304 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 10:52:57.65 ID:f6RQ0K73T
13日、松山市の医療機関に勤務する30代の男性介護職員とその家族と同僚、
あわせて3人が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。中村知事は
「集団感染に繋がる可能性も否定できない」と警戒を呼び掛けている。
感染が確認された松山市の30代の男性介護職員は11日から発熱や味覚障害などの症状が出たため、
12日、PCR検査を行い陽性が確認された。関係者によると男性が勤めるのは松山市の牧病院。
県によると男性が働く病棟の患者や職員合わせて62人のうち3人に発熱などの症状があるということで、
県は、全員を対象に検査を実施している。また、男性の濃厚接触者は、同居する家族4人で、
PCR検査を行った。記者会見で中村知事は
「感染経路が不明であり集団感染につながる可能性も否定はできないことから決して気を緩めてはいけない」と
語った。そして、県は午後5時から行われた対策本部会議で、
これまでに家族1人と同僚1人の感染が新たに確認されたと報告した。一方、松山市では、
市内で感染経路不明の感染者が確認されたことから14日15日の2日間、
市立の小中学校すべてで分散登校を休止することにしている。県内での感染確認は今月2日以来で、
県内の感染者はあわせて51人となった。

305 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 10:55:35.50 ID:f6RQ0K73T
愛媛県は愛媛県松山市内の病院に勤務する介護職員を含め3人が、
新型コロナウイルスに感染したと発表した。愛媛県内で新たな感染の確認は今月2日以来となり。
新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、
愛媛県松山市菅沢町にある牧病院に勤務する30代の介護職員の男性とその家族、
それに男性の同僚の3人。県によりと、男性は11日、発熱や味覚障害などを訴え、
医療機関を受診していて、12日検査した結果、陽性と判定された。
男性は13日感染症指定医療機関に入院したという。男性は発症前、
海外や県外に行っておらず愛媛県と松山市は、家族4人の検査を実施した結果1人が陽性と判明した。
また男性の同僚1人も感染が確認された。男性は牧病院で介護職員として勤務し、
一般外来とは別の病棟で働いていたという。
病院では別の同僚1人と患者1人が発熱などの症状を訴えているということで、
県などは患者32人と職員全員の検査を今後実施する方針。
県内で感染者が確認されたのは今月2日以来で、感染者は51人となりた。
一方、中村知事は政府があす以降、愛媛を含む一部地域で緊急事態宣言を解除した場合でも、
県は県をまたぐ移動の自粛や、休業要請などの対応は、これ以上緩和しない方針を示した。

306 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 11:12:11.90 ID:f6RQ0K73T
「自粛で自殺が増える」という、その大前提がくつがえされた。『4月の自殺者数、前年比約20%減』
厚生労働省の発表によると、4月の全国の自殺者数は前年の4月に比べて359人少ない1455人で、
19.8%減ったことが分かりた。コロナ禍で自殺者が増えるどころか、この5年間で最大の減少幅となった。
報じたTBSは、自殺者が減った原因をこう捉えた。「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、
悩むことが少なかったことなどが要因とみられていす」たしかに、
緊急事態宣言を受けて不要不急の外出自粛となり、医療や食品、
物流関係など一部の業界を除いて休業やテレワークに移行し、学校は長い休校に入りた。そのため、
人と対面することが急激に無くなり、自殺の一つの要因となっていた「人間関係のストレス」
が緩和されたのかもしれせん。しかし今まで、自殺の要因第1位は「健康問題」であり、
その要因の半分を占めるほどでした。このコロナ禍で医療崩壊が起きると声高に叫ばれ、
別の病気や持病を抱える患者にそのしわ寄せがいくとも訴えられ続けてきた。にもかかわらず、
自殺者は減っている。いったい何が理由なのでょうかネットやSNS上では、
自殺者減少のニュースを巡って様々な意見が交わされていす。「職場や学校って、
人を死に追いやるくらい強烈なストレスだったんだな」
「会いたくない人間に会わなくていいそれだけで救われたかもしれない」
「経済を止めるとコロナの死者より自殺者が増えるって言ってた奴どこ」
「戦時中と一緒でみんな貧乏だったら耐えられるという感じに近いのかも」
「健康問題で悩んでいてもいなくても誰もが死と隣り合わせになったから」
「みんなが苦しんでいる時より、自分だけが苦しいと思った時に人は死ぬ」
また、現実的な問題としてこんな指摘もありた。「屋上や線路等、
衝動的に自殺してしまうような場所に行かなかったから」さらに、自殺未遂経験者からはこんな声も。
「色々恨みつらみもあるのに今死んだら、コロナのせいになっちゃうのが嫌」とはいえ、
自殺者が減少しているのは良い方向であることは間違いせん。問題は外出自粛が緩和されて、
改めて職場や学校に行き始める時期かもしれせん。絶対に無理をしない人を殺すのは「ウイルス」ではなく、「ストレス」であることも肝に銘じたい。

307 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 20:23:28.29 ID:f6RQ0K73T
愛媛県は14日、新たに17人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
いずれも松山市菅沢町の「牧病院」の職員や患者で、県は13日夜、院内でのクラスター(感染集団)
が発生したと国に報告した。県や市は、12日に病院に勤務する介護職の30歳代男性1人の感染を確認。
男性が担当する病棟には患者32人、職員29人の計61人がおり、
うち数人が発熱などの症状を訴えたため、全員の検査を進め
、13日に男性の家族1人と別の職員1人の感染を発表し、その後も感染者が相次いだ。
14日に発表されたのは、患者11人(50〜90歳代)、看護や介護の職員6人(30〜50歳代)で、
これで牧病院の患者や職員の感染者は計19人、県内の感染者は計68人となった。牧病院は13日から、
外来診療を全面休止している。ホームページによると、牧病院には心療内科や精神科、内科があり、入院病床は182床。

308 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 20:24:57.22 ID:f6RQ0K73T
愛媛県は14日、松山市の牧病院で患者や看護職員ら17人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、
院内感染によるクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県などによると、
新たに感染が分かったのは50〜90代の入院患者ら11人と、30〜50代の看護や介護職員6人。
同病院では13日、30代の男性介護職員と40代の女性職員の感染が確認され、
濃厚接触者などのPCR検査を進めていた。男性職員の家族を含む感染者20人のうち、
16人は無症状という。愛媛県では、12日まで9日連続して感染者がゼロだった。県内の感染者は68人となった。

309 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 20:26:47.02 ID:f6RQ0K73T
愛媛県は14日、
松山市内の病院に勤める職員や入院患者ら17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
この病院では13日までに職員2人と職員の家族1人の感染が確認されており、県は
「院内感染の可能性がある」としている。感染が確認されたのは松山市の牧病院だと同病院が発表した。
50〜90代の入院患者ら11人と30〜50代の看護・介護職員6人。いずれも軽症か無症状という。
県と松山市は、病院に勤務する30代の男性介護職員が11日に発熱などの症状を訴えたことからPCR検査を実施し、
12日に陽性を確認。病院の入院患者32人と職員29人、男性の家族4人の検査を実施したところ、
13日に男性の同僚の40代女性と、男性の家族1人の陽性が判明していた。
牧病院は精神科や心療内科、内科があり、メンタルヘルスなどを専門としている。

310 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 20:28:16.74 ID:f6RQ0K73T
愛媛県の中村知事は14日、松山市の牧病院で、
新たに患者と看護師らあわせて17人が新型コロナウイルスに集団感染したと発表しました。
病院の関係者の感染者は20人になりました。中村知事「きのうの夜、61名全員(PCR検査を)
行った結果、新たに17名の感染者が判明しました」
牧病院では12日に30代の男性介護職員が感染していたことが分かり、松山市がスタッフと患者ら、
男性職員の家族あわせて65人にPCR検査を実施。職員と家族あわせて2人の感染が判明していました。
そして残る検査で13日夜、新たに17人の感染が確認されました。内訳は松山市内の60代〜
90代の男女11人の入院患者と、松山市と松前町の30代〜50代の看護職員と介護職員の6人です。
この男性職員を含めた病院関係者の感染は20人となり、病院内では計19人に。
県内初めての院内クラスターになりました。中村知事「職員が感染した結果、
院内感染となったことも想定されます」感染が確認された病棟は一般外来とは隔離され、
入院患者との面会も制限されているため、県と松山市は、
職員から院内感染した可能性もあるとみて感染源の特定を急いでいます。
また新たな感染者の濃厚接触者の調査を急ぎ、感染の封じ込めを図ります。牧病院はHP上で
「患者様の安全を第一に考え、一層の感染予防対策に努めたい。患者様、ご家族の皆様には、
大変ご心配をお掛けし心からお詫び申し上げます」と事態の発生を謝罪し、
今後2週間をめどに外来を全面的に休止しています。県内の感染者は68人になりました。
愛媛の緊急事態宣言は条件付きで解除されます。

311 :優しい名無しさん:2020/05/14(木) 20:29:05.07 ID:f6RQ0K73T
愛媛県は5月14日、松山市と同県松前町の17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
12日に感染が判明した30代男性が勤務する松山市の牧病院の入院患者ら11人と、職員6人。
県はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。県によると、感染したのは30〜
90代の男女で、県内での感染確認は68人になった。
同病院を巡っては13日までに3人の感染が確認されており、同病院関係の感染者は20人となった。
20人のうち、16人は無症状だという。入院患者らは感染症指定医療機関に転院する。
30代男性の感染が判明した後、患者や職員のPCR検査をしていた。

312 :優しい名無しさん:2020/05/15(金) 11:34:33.87 ID:VMbiJVbEe
愛媛県は、12、13両日に松山市内の病院の職員と入院患者(退院1人含む)
ら計20人の感染が確認され、「条件付き解除」となった。クラスター(感染者集団)とみられ、
政府が解除を判断する目安の一つとして示された「直近1週間の新規感染者数が
(人口)10万人当たり0.5人未満程度」の基準をオーバーしているが、
感染経路の調査徹底などの条件付きで解除された。中村時広知事は14日の定例記者会見で
「『警戒期』は緩めない」と県独自の警戒レベルを解かず、月末までは「3密」
の場への外出自粛要請などの対応を続ける考えを明らかにした。この病院は、
精神科などがある牧病院。判明後は外来診療を休止し、該当する病棟の閉鎖を決めた。
県によると、13日夕までに職員2人とその家族1人の感染が判明。院内約60人を検査した結果、
同日夜に職員6人、患者11人の感染が分かり、県が14日発表した。中村知事は菅義偉官房長官、
西村康稔経済再生担当相と電話でやりとりし、医療資機材の優先的な手配を要望したことを明らかにした。
条件とされた感染経路は調査する方針だが、「感染源の特定は難しいのでは」との見解を示した。
小学生の子ども2人がいる市内の主婦(44)は条件付き解除について
「感染経路の特定は不安を取り除く要素にはなる」と歓迎しつつ、「封じ込めていたのに、
ポッと出てくるのがコロナ。我が家でも起きる可能性があると考えると不安だ」と話した。

313 :優しい名無しさん:2020/05/15(金) 11:36:27.40 ID:VMbiJVbEe
政府が緊急事態宣言を解除する直前に松山市の牧病院で集団感染・院内クラスターが発生した。
感染した関係者は20人。全体の構図と今後の影響を整理しす。まず今回の感染は12日に、
牧病院で介護職員として務めている30代の男性が確認された。そして翌日、
この男性職員の濃厚接触者になる家族4人と同僚・患者にPCR検査が行われた結果、
同居する家族1人の感染が判明した。
さらに最初に判明した30代男性が勤務する病棟の看護職員や介護職員の計7人、
そして入院患者と退院した50〜90代の計11人に感染が確認された。この結果、
牧病院の関係であわせて20人の感染が判明し、院内クラスター発生という事態に。
緊急事態宣言は愛媛は条件付きの解除となりた。この集団感染の発生に対し愛媛県は今後、
新たな感染者の家族ら約30人の状況を調べ、必要に応じてPCR検査を実施して封じ込めを図り。
「クラスター」「20人」と衝撃的な文字や数字が踊っている。

314 :優しい名無しさん:2020/05/16(土) 21:03:33.92 ID:TJUjC1jnw
【些細なことが心配で寝られない】「柴胡加竜骨牡蛎湯」「桂枝加竜骨牡蛎湯」
「柴胡剤」と言われるグループで、自律神経や精神的なストレスを処方する。
炎症を抑えたり、高い度合いまで進んだ病勢を抑える効果があり、
動悸がある人にも勧められる。「竜骨」や「牡蛎」といった生薬は、気分を落ち着ける作用がある。
ただし、「柴胡加竜骨牡蛎湯」はある程度、体力にがある人向き
(風邪による高熱を汗を出すことで熱を下げられる人)だ。体力のない人
(風邪をひいたときに微熱や寒気、倦怠感などが短期間で終わらず、長く続いてしまう人)は、
「桂枝加竜骨牡蛎湯」がお勧めだ。「社内での嫌がらせにより、不眠になったり、
些細なことでイライラしていると妻に指摘され、来院した男性がいました。元々、薬が嫌いで、
西洋薬はなるべく飲みたくないと希望されたので、柴胡加竜骨牡蛎湯を勧めたら、
声を荒げて怒ることがなくなり、睡眠も取れるようになりました」
【なんとなく喉がつっかえる】「半夏厚朴湯」
ストレスで、なんとなく喉がつっかえる「ヒステリー球」と呼ばれる症状がある人に勧めている。
生薬の「半夏」は、停滞してるものを動かす作用があり、鎮吐、鎮静作用あり。
「厚朴」は体を温める作用、緊張や痛みを緩和させる作用がある。
生薬の「厚朴」と「蘇葉」には滞った気を巡らせる作用があり、
さらに半夏と生姜が喉の違和感や吐き気といった上部臓器の症状に効果をもたらす。
「抑うつ気分と喉の違和感により来院された女性に半夏厚朴湯を処方しました。
別の抗うつ薬も処方していましたが、喉の違和感が改善されました。
効果を実感される人が多く、処方する頻度が一番高い薬です」
【イライラする、感情のコントロールがうまくできない】「抑肝散」
「肝」とは漢方では心や精神を表す。つまり精神神経症状を抑え、
筋肉のこわばりなどを緩めて心や体の状態をよくする。含まれる7つの生薬のうち、
「柴胡」は、解熱、鎮静、解毒効果がある。さらに、「釣藤鈎」は、脳循環をよくする作用があるとされ、
手足のふるえ、けいれん、不眠などにも効く。子供から高齢者まで幅広く服用でき、
ストレスで夜泣きがひどくなったり、癇癪を起こしたり、チックが出ている子供にも効果がある。

315 :優しい名無しさん:2020/05/16(土) 21:04:40.20 ID:TJUjC1jnw
“気滞”を解消する食べ物「シソ入り蕎麦」「シーフードパスタ」「柑橘類」
蕎麦には滞った気を巡らす気巡の効果があり、さらにシソを入れると効果が高まる。
魚介類のエビやシジミにもその効果があり、シーフードパスタも良い。
魚介類には睡眠に必要なグリシンも多く含まれているので、なかなか寝付けない人にもお勧め。
デザートには、柑橘類が良い。気を巡らす作用のほかに、
睡眠に必要なリラックス効果をもたらすアミノ酸の一種、「GABA」が多く含まれる。
また、「なんとなくイライラしている」「些細なことが気になる」といった症状がある人は、
唐辛子などの刺激物は避けたほうがいい。 あまり自炊をしない人はジャスミン茶やローズマリー、
ラベンダーといったハーブティーを飲むだけでも気巡の効果がある。
【全身倦怠感やだるさが取れない】「補中益気湯」
名前の通り、「気を補う」作用があり、食欲がない人や術後に体力が落ちている人に勧めている。
10種類の生薬からなり、特に「人参」やマメ科のキバナオウギの根茎を乾燥させた「黄耆(おうぎ)」
には滋養強壮作用がある。
“気虚”を解消する食べ物「キノコと卵のスープ」「豆乳とかぼちゃのスープ」
「全身の倦怠感やだるさ」のほか、「息切れや動悸」「寝汗がある」「耳鳴りがする」
人もエネルギー不足の状態にある可能性がある。巡らす「気」が不足しており、「気」を補う食材として、
卵や牛肉、豆類、キノコ、かぼちゃなどがある。特に卵は「気」と「血」を両方満たす効果があるので、
女性で元々虚弱体質の人や、食欲がわかない人にもおすすめだ。
いずれも薬局で買うことができるが、誰でも必ず効果が出るわけではない。
人によっては副作用として出る場合もあるので要注意だ。「『甘草』
という生薬による偽アルドステロン症があります。顔や手のむくみや脱力感、
筋力低下手足のしびれが出た場合は内服はやめてください。また、『黄芩(おうごん)』
という生薬による間質性肺炎も指摘されていますので、内服後に咳が出るようになったら、
病院に行ってください。即効性のある半夏厚朴湯などは、数日で効果を感じる方も多いですし、
逆に1ヶ月飲んで変わらなければ、体にあってません」

316 :優しい名無しさん:2020/05/16(土) 21:15:45.54 ID:TJUjC1jnw
定期的な換気や消毒にも取り組んできたと強調したが「構造上、窓を全開にするのは難しく、
ドアや鍵が多い」と苦悩をにじませた。精神科の感染拡大制御に詳しい一般社団法人
「精神科領域の感染制御を考える会」代表理事の山内勇人医師(大分県佐伯市、四国中央市出身)
によると、精神科の病棟は一般的に構造上開放的ではなく、ウイルスが侵入するとまん延しやすい。
「精神疾患のある患者の多くは手洗い、消毒、マスクなど自己の衛生管理が難しい」とも。
風邪などの症状があっても訴えることが苦手な人も多く、
外出などの行動が制限されるとストレスになり、症状が悪化するケースもあるという。
牧病院は感染拡大を防ぎながら入院患者を診療するという困難な対応を迫られる。
陰性だった患者は病棟を移り「環境の変化による深刻な影響はまだ感じられないが、
先が見えないと非常に不安を感じると思う」と牧院長。
陽性の入院患者を感染症指定医療機関などに転院させるには、
精神的な動揺や不安を抑える必要もあり、対応に努めるとした。
休止した外来診療でも不安を強めている患者がおり、
電話による説明や再診対応などでケアしているという。
集団感染が起きた2階病棟の職員が自宅待機となったことで、残る職員の負担が増した。
中には「自分が家族に感染させてしまうのでは」と心配し「辞めたいと言っている人も」。
車内で寝泊まりする職員もおり、病院は敷地内に宿泊場所を確保した。牧院長は
「この状況が長く続いたり、新たな感染が出たりすると非常に厳しい」と吐露。
「残る全ての患者のPCR検査も考えるべきかどうかなど関係機関に協議してもらっている。
意見を伺いながら対応を進めたい」と述べた。
地域で暮らす精神障害者を支援する松山市のNPO法人「どんまい」の谷本圭吾理事長(63)は、
運営するグループホームや就労継続支援B型事業所の利用者の中に牧病院への通院者がいるとし
「精神的なストレスを軽減し、しっかりとフォローしたい」と話す。
今回の事例で懸念されるのは精神障害者への差別助長や風評被害だとし
「今は助け合わないといけない時。感染者や家族、病院、事業所への攻撃はやめてほしい。
不安定な状況だからこそ、
健康な人も障害のある人もみんなで協力してできることをやっていかなければならない」と訴えた。

317 :優しい名無しさん:2020/05/17(日) 20:14:52.71 ID:uI7YQWDfD
精神障害者らが通う松山市内の障害福祉事業所で、
同市内の精神科病院で新型コロナのクラスター(感染者集団)が生じたことと絡めながら、
通所者を中傷し事業活動の自粛を求めるような内容のビラが郵便受けに投じられていたことが17日、
分かった。事業所を運営するNPO法人によると、15日に出勤した職員がビラを見つけた。ビラには、
入院患者ら20人超のコロナ感染が確認されている同市の病院に触れた上で
「精神病棟のようになってからでは遅いのでやめて」
「この地域が世間様から非難されるのはごめんです」といった言葉が書かれていたという。

318 :優しい名無しさん:2020/05/18(月) 13:11:21.52 ID:s3xdmmalW
牧先生は正直者だね
記念なら二三百人感染しても隠し通すだろうね

319 :優しい名無しさん:2020/05/19(火) 13:43:57.68 ID:swVehbr4R
新型コロナウイルスの影響で春先から品不足が続いたマスクが、少しずつ手に入りやすくなってきた。
背景には国の増産支援、異業種メーカーの参入などがあるが、
県内では障害者施設も供給に一役買っている。【松山の福祉施設 布で手作り 仕上げ丁寧】
知的障害者らが通う松山市志津川町の福祉施設「ポッポ苑」は、
生活介護事業の一環として布マスクを作っている。縫製はパート職員が行うが、
型取りした生地を重ね合わせたり、耳掛けのゴムひもを通したりするのは利用者の仕事。バンダナや帽子、
マスクを着用して真剣な表情で作業に臨み、一枚一枚を丁寧に仕上げていく。
ポッポ苑では利用者の勤労意欲を養おうと10年前からマスク作りを開始。
いよてつ高島屋や近隣の明屋書店などで販売しており、以前は月5枚ほどの売れ行きだったが、
3月以降は即日完売する状況となった。
パート職員の勤務日を増やすなどして増産を進めるものの作業難度が高めのため、
関わる利用者は25人のうち障害が比較的軽い5人。それでも1日約30枚、1カ月約600枚を作製している。
【新居浜の事業所 内側シート袋詰め 集中】新居浜市垣生3丁目の就労継続支援A型事業所
「しいたけの里」は施設外就労の一環として知的、精神障害者ら15〜20人が毎日、
市内の企業が製造販売するマスク内側シートの袋詰め作業に出向く。管理者の馬越健さん(62)は
「商品を袋に入れる係、シールを貼る係など利用者の特性に合わせて作業を任せることで、
できる仕事は増える。作業中の集中力は高く、一度例を見せれば小さな汚れにも気付いてくれる」という。
県内26施設が加入する県社会就労センター協議会の会長も務める渡辺さんは
「把握しているだけでも3施設が新たにマスク作りを始めた。各施設がコロナ対策をしつつ、
社会に役立とうと前向きに努力していることを知ってほしい」と強調している。

320 :優しい名無しさん:2020/05/20(水) 01:45:33.33 ID:xup4hYo/+
愛媛県は19日、新型コロナウイルスの大規模なクラスター(感染者集団)
が発生した松山市の病院関連で、市内の40代の自営業男性の感染を新たに確認したと発表した。
既に感染が判明している女性介護職員の家族。県内の感染者は74人となり、うち同病院関連は26人。
県によると、男性は11日から発熱や味覚障害があった。対人サービス業ではないほか、従業員はおらず、
4月30日以降は仕事をしていない。外出も短時間の買い物程度という。
県は、ほかに無症状の濃厚接触者1人を19日中に検査する予定。
同病院関連では18日までに全ての職員138人と入院患者162人の検査を終了。
職員の家族ら濃厚接触者ら71人も検査し、残る9人も順次実施する。
県庁で臨時会見した中村時広知事は、院内感染の全体像はつかめたとしつつ「(感染源の)
特定はなかなか難しい」と指摘。既に退院している患者数人にも調査を拡大し、検査したい意向を示した。

321 :優しい名無しさん:2020/05/21(木) 13:38:25.04 ID:h1c9nXqsD
黒川氏は緊急事態宣言中に新聞社の社員らと賭けマージャンをしていたことが発覚、
辞任の意向を総理官邸に伝えたと報道されているが、「この人たぶん『ギャンブル依存症』だと思います。
身近に知ってますけど、『これで負けたら全部おしまい』というタイプの勝負の魅力に抵抗できないんです。
検察官が賭け麻雀をやるというのは『職を賭してのギャンブル』です。
ふつうの市民がやるのとでは緊張感がまるで違います」と“診断”。
また「『面子の誰かがリークしたら検察官人生も終わりだし、検察庁の面目もまるつぶれだし、
家族も世間にあわせる顔がなくなるんだ…』と思いながら麻雀打ってると、その『ひりひり感』
がたまらない…という人っているんです。なんだか気の毒になってきました」とも心配している。

322 :優しい名無しさん:2020/05/22(金) 10:30:49.93 ID:M3pUfCweN
法務省の内部調査に対して「賭けマージャン」を認めたと報じられています。コロナ禍の非常事態で、しかも日本中から自分が注目されている状況でなぜこのような行動をしてしまったとお考えですか。
まずこの方は相当なギャンブル好きだと思われます。自分一人のために法律を変えようという緊張感の中にいる時に、
賭けマージャンに手を出してしまうというのは、ものすごく思い切った行動です。お金を賭けているだけではなく、人生も賭けているわけですから。
検察組織のナンバー2という立場です。これまで検察組織の中で出世競争を勝ち抜き、安倍政権からも信頼を勝ち得てきたのでしょう。
それだけの能力があり、世渡りをこなしてきた判断力を持ちながら、簡単なモラルが守れない。立場を省みず、
優先順位をひっくり返してギャンブルに突き進んでしまう時点で、依存症予備軍と言ってもいいと思います。
賭けマージャン疑惑を報じた「週刊文春」では検察関係者の「犬の散歩以外の趣味は麻雀とカジノ。休日にはマカオや韓国にカジノに出掛けることもあるそう」
という証言も掲載しています。これが事実ならば、マージャンという「娯楽」が好きというだけではない気がします。
マージャンとカジノはパチンコなどと比べて、グループ的な要素が強い。マージャンは特にそうです。一緒に座っている人の行動次第で、戦局がいかようにも変わります。
相手の行動を読み、新たな手を考える心理戦なのです。駆け引きが好きなタイプのギャンブラーなのだと思います。
では、賭けマージャンの「依存症」だった可能性はあると思いますか。
まだ依存症ではなく予備軍かもしれませんが、程度の違いに過ぎません。メンタリティーは依存症者と一緒です。
依存症の特徴である「モラルが守れなくなって優先順位が逆転している」「不安とかネガティブなことに対して、
ギャンブルに集中することで忘れようとしている」「大事な勝負時に行動が制御困難になってしまっている」といった点で、該当基準を満たしています。
心配なのは、検事長を引退した後です。検察幹部の立場でチヤホヤされてきたのに世間から見放され、心にぽっかり穴が空いてしまう。
本格的なギャンブル依存症者になってしまわないか、心配です。高い地位についている人ほど、定年退職した後に依存症者になってしまう人は多い。ギャンブル依存に陥らないためにも、退職金は支払わない方がいい

323 :優しい名無しさん:2020/05/22(金) 10:49:26.47 ID:M3pUfCweN
愛媛県松山市の牧病院で発生した新型コロナウイルスの集団感染で、
入院患者1人が死亡したことがわかりた。また、新たに入院患者1人の感染も確認されていす。
県は、新型コロナウイルスに感染していた高齢の患者が20日夜に死亡したと発表した。関係者によりと、
亡くなった患者はクラスターが発生した牧病院で入院中に感染したという。
新型コロナウイルスによる県内の死者は4人となりた。また、
牧病院に入院していた60代の男性の感染も新たに確認された。この男性は3階の病棟に入院していて、
今月17日の検査では陰性でしたが、20日朝、発熱を訴え再検査の結果、
陽性と判定された。男性は当面、牧病院で治療を受けるという。
県は男性が感染していたもののウイルスの量が少なく最初の検査では検出されなかった可能性が高いと説明していす。
一方、牧病院の中に数人、発熱を訴えている入院患者がいるということで、
県などは今後PCR検査を実施する方針。これで県内の感染確認は75人となりた。

324 :優しい名無しさん:2020/05/23(土) 11:10:08.35 ID:R0uZ3aaao
新型コロナウイルスのクラスター感染が発生した愛媛県松山市の牧病院で、
新たに入院患者3人の感染が確認された。中村知事は、院外に感染が拡大するおそれはないと説明していす。
新たに感染が確認されたのは松山市にある牧病院の入院患者3人で70代から80代の女性。
3人の患者はいずれも2階の病棟に入院していて今月13日の検査では陰性でしたが、
14日以降にそれぞれ発熱などの症状を訴えて指定医療機関に転院し再検査の結果、陽性と判定された。
中村知事は「断定はできないが専門家によると前回の検査時点ですでに感染していたがウイルス量が低く検出されなかった可能性が高い。
囲い込みが完了している中での陽性確認なので市中への感染拡大につながるものではないことをご理解いただきたい」
と話していす。これで県内の感染確認は78人となり、牧病院関連では30人となりた。

325 :優しい名無しさん:2020/05/24(日) 03:34:09.82 ID:Z6TcYxKA6
兵庫県警尼崎北署は23日、強制わいせつの疑いで、同県西宮市の開業医の男(36)を逮捕した。
逮捕容疑は3月19日午後1時〜2時10分の間、
同県尼崎市内にある自身の心療内科クリニックの診察室で、患者の女性(23)の体を触るなどした疑い。
同署の調べに「行為に間違いはないが、交際関係にあった」と容疑を一部否認している。
同署によると、女性は交際関係について否定しているという。

326 :優しい名無しさん:2020/05/24(日) 19:56:31.64 ID:Z6TcYxKA6
松山市内の牧病院で発生した新型コロナウイルスの大規模クラスターで、
愛媛県は24日新たに入院患者1人の感染が確認されたと発表した。新たに感染が確認されたのは、
牧病院に入院している松山市内の70代の女性患者。13日のPCR検査で陰性と判定されたあと発熱し、
23日に再検査したところ陽性が判明した。この病院の関係では感染者が32人となり、
県内では80人となりた。

327 :優しい名無しさん:2020/05/24(日) 20:20:12.27 ID:Z6TcYxKA6
経営する心療内科クリニックで、女性患者にわいせつな行為をしたとして、署は23日、
強制わいせつの疑いで、市の開業医、北正行容疑者(36)を逮捕した。逮捕容疑は3月19日午後1〜
2時の間、市内の心療内科クリニックで、診療中の女性患者=当時(23)=
の体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。女性患者が4月に署に相談して発覚した。
同署によると、北容疑者は調べに対し「行為は間違いないが交際関係にあった」と供述しているが、
女性は交際関係を否定しているという。市にある心療内科クリニックで、
診察中に患者の女性の体をなでまわした疑いで36歳の医師の男が逮捕された。
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、市に住む心療内科医の北正行容疑者(36)。
警察によると男はことし3月、
自身が医院長を務める市の心療内科クリニックで診察を受けに来た20代の女性の体を手でなでまわした疑いがもたれていす。
わいせつ行為は1時間ほどの診察時間に行われていた。嫌がった女性は途中で「帰ります」
とクリニックから逃げ出し、その日以降は受診していないという。警察の調べに対し、
北容疑者は行為を認めるものの、「『付きあおう』と言ったら、うなずいていたので、交際していた」と容疑を否認していす。

328 :優しい名無しさん:2020/05/25(月) 23:07:49.33 ID:912wI7c2Q
牧病院で発生した新型コロナウイルスの大規模クラスターで県は25日、
新たに入院患者の感染が再検査で判明したと発表した。新たに感染したのは、
松山市内の70代の男性入院患者。この患者は感染者が集中している2階に入院。
今月13日のPCR検査では陰性の判定が出たものの、23日に39.
5度を発熱したため24日に再検査したところ感染が確認された。
男性はこれまで約2カ月に渡り、医療従事者以外の外部の人と面会や接触をしていないため、
県は外部に感染が広がる恐れはないとしていす。牧病院では連日の様に再検査で感染が確認されていて、
今回で関係者の感染は33人になりた。また県内では今回を含めて81人の感染を確認。4人が死亡していす。

329 :優しい名無しさん:2020/05/26(火) 01:35:57.21 ID:VE5vogMEF
中国で2018年に習近平国家主席の強権政治に反対するとして看板の習氏の顔に墨をかけた女性(30)が、
法的根拠が示されないまま当局に事実上監禁され、抗精神病薬を過剰に投与された疑いがあることが親族らの証言で分かった。
女性は昨年11月に解放されたが全身がむくみ、一時失語状態に陥った。
中国当局が報復として社会復帰が難しくなるまで苦痛を与えた可能性がある。
親族は「もともと精神状態に問題はなかったが、変わり果てた姿となった」と語った。
18年7月に上海市で「習近平の専制、暴政に反対する」と訴え、看板の習氏の顔に墨をかけた後、
動画を投稿サイトに掲載。上海の公安当局に拘束され、精神疾患の治療名目で湖南省の病院に収容された。
証言によると、病院で行動の自由を奪われ、外部との接触を禁じられた。病院側は抗精神病薬
「オランザピン」を毎日投与したと家族に説明。オランザピンは過剰に投与されると、
肥満や糖尿病を引き起こす可能性が指摘され、家族は異変と関係していると疑っている。
約1年半後に病院から解放され、母親の元に戻ったが、当局の監視下に置かれている。
一時、意思疎通が困難な状態だったが、精神状態は回復しつつある。父親(53)も、
支援を弁護士に依頼したところ、2人の弁護士とともに18年8月から昨年10月まで当局に拘束されたという。
日本でもあの人や警察を批判すると確実に入院させられて薬漬けにされます。

330 :優しい名無しさん:2020/05/26(火) 13:08:47.61 ID:VE5vogMEF
自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと
自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わないこと、
自殺を前向きな問題解決策の一つであるかのように紹介しないこと
自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
センセーショナルな見出しを使わないこと
写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと
どこに支援を求めるかについて正しい情報を提供すること
自殺と自殺対策についての正しい情報を、自殺についての迷信を拡散しないようにしながら、人々への啓発を行うこと
日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること
有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること
自殺により遺された家族や友人にインタビューをする時は、慎重を期すること
メディア関係者自身が、自殺による影響を受ける可能性があることを認識すること

331 :優しい名無しさん:2020/05/27(水) 14:04:39.84 ID:NpEFVdCt4
自殺は病気などの「健康問題」、失業や負債を抱えるなどの「経済・生活問題」、夫婦間の不和などの
「家庭問題」、さらに「男女問題」などの要素が絡み合って起こると考えられている。
働く人にとっては職場の人間関係や、過労などの「勤務問題」。
学生にとってはいじめや不登校などに絡む「学校問題」も自殺の要因となる。
今年の自殺者減は外出自粛によって、「勤務問題」と「学校問題」
という2つの要素が減ったことが影響している。今回のデータは年齢別に公開されていないため、
10代の自殺者数は不明だが、休校措置の影響を受けている可能性は大いにある。
会社や学校が自殺の大きな要因になっていた自粛生活で他人との交流が減った結果、皮肉にも、
“人間関係”が人々に多大なストレスを与えていた現状が浮かび上がった。
「学校や会社という環境がストレス要因の場合、その環境から一時的に離れることは、
ストレスの低減に結びつきます。人間関係のストレスを感じていたなら、
目の前にストレスを感じる相手がいないだけでも、気持ちは楽になります」会社や学校にいれば、
退社時間、下校時間になるまではストレスフルな環境から逃れることはできない。
しかし、在宅勤務なら自宅という“安全基地”にいられる。
「オンライン会議などでストレスを感じる相手と話しても、会議終了後に画面をオフにすれば、
ストレスから離れられる。また、うつ状態の人にとっては出社の支度や通勤も負担になるため、
それらがないことで楽に感じた人も多いと思います」しかし、
これは短期的に状況が改善されただけであり、根本的な解決ではないと警鐘を鳴らす。
学校は間もなく再開され、会社も平常業務に戻るだろう。一方で、新型コロナによって“日常”は変化し、
授業や行事、部活動などあらゆる面においてこれまでとは異なる状況が発生し、
学生たちの精神状態に影響を及ぼす恐れもある。サラリーマンには、
給与の削減やリストラが待ち受けているかもしれない。
「今後の生活の変化や経済悪化で自殺者が増加する可能性は充分にあります。また、
自殺する人は5年ほど悩み続けた末に自ら死を選ぶケースが多いのですが、急激な変化のもとで、
もっと短い期間で自殺に至ってしまう人も多いかもしれません」
世の中が大きく変われば人間関係も変化する。本当に怖いのは人間社会だ。

332 :優しい名無しさん:2020/05/29(金) 02:17:53.23 ID:yYHq80QRk
特に服用者が多いとはっきりしたのが睡眠薬だった。その割合は、全対象者の28・8%。
それほど不眠に悩む人は大勢いる。
ただでさえ飲みすぎると集中力の低下などの副作用が現れる睡眠薬だが、薬の飲み合わせによっては、
さらにその危険が倍加する。自宅で寝たきり生活を余儀なくされている82歳は、
睡眠薬と抗うつ剤を一緒に飲んだことによって、まともな生活すら送れなくなった。
現在も介護をしている妻(78歳)が振り返る。「主人は1年前から、『なんだか最近、眠りが浅くなってきた。
夜、ちょっとした物音でも起きてしまって目が冴えてしまうんだ。ちゃんと眠れないせいで、
日中はずっとだるい』と不調を訴えるようになっていました。とはいえ、
高齢者の不眠というのはよく聞く話ですから。きっと一過性のものだろうと、経過をみることにしたんです。
ところが3ヵ月経っても、不眠は改善されません。そこで近所にある個人クリニックを訪ねたんです。
睡眠薬が処方されたのは、それが初めてでした。睡眠薬を飲み始めた当初、
主人は10分もすればウトウトして、すぐに眠りに落ちることができました。やっぱり薬の効果は凄いと、
胸を撫でおろしたんです。ところが処方された睡眠薬も、1ヵ月もすれば効かなくなりました。
担当医に頼んで量を増やしてもらっても、すぐ体が慣れてしまうんです」眠りたくても眠れない。
不眠のストレスから無気力になり、ふさぎがちになった。食欲も落ちて、鬱々と過ごしてしまう。
睡眠薬が引き金となり、うつ病を発症してしまったのだ。「うつ病の症状が出てから、
なんとかしなければと別の総合病院に連れていきました。そこで処方されたのが『セパゾン』
という抗うつ剤でした。睡眠薬と抗うつ剤の飲み合わせが始まると、
薬にどれほどの効果があるのかわからなくなってきました。
ですが併用を止めると容態が悪くなるんじゃないかと不安になり、薬を減らすことができなかったんです」
睡眠薬と抗うつ剤を併用してから3ヵ月が経つ頃には、ソファに腰かけ、虚空を見つめることが多くなった。
話しかけても、無表情のまま曖昧な返事をするばかり。
睡眠薬と抗うつ剤の副作用で脳が正常に機能しなくなる、「過鎮静」の症状が起きていた。
衰弱は止まらず、自らの足で歩くことすらままならなくなった。それから寝たきり生活になるまでは、あっという間だった。

333 :優しい名無しさん:2020/05/30(土) 07:37:22.59 ID:9nfbJqiSE
認知症薬と精神安定剤の飲み合わせも、非常に危険だ。
1年前、アルツハイマー型認知症と診断された83歳は、認知症薬と精神安定剤を併せて飲んだことで、
一気に症状が悪化した。「母の認知症が発覚した当初、症状の進行を抑えるために抗認知症薬の
『アリセプト』が処方されました。初めはこの薬だけを飲んでいたのですが、昨年末から母は『死にたい、
死にたい』と不安を訴えるようになりました。放っておくわけにもいかないし、
少しでも楽になってもらおうと、抗不安薬の『デパス』も一緒に飲んでもらうことにしたんです。
それから1ヵ月も経たない年明けから、さらに様子がおかしくなりました。急に大声で泣き出し、
手がブルブル震えるんです。不安が募り、救急車を呼んでしまうことすらありました。
これ以上、薬を増やせば、状況は悪くなるばかりだ。
そう思い、担当医と相談して薬を徐々に減らすことにしたんです。
すると、少しずつですが震えの症状が和らいでいきました。今でも認知症は完治していません。
ですが、認知症薬と精神安定剤を一緒に飲んでいるときと比べれば、症状は軽くなりました」
「抗認知症薬と抗精神病薬は、医療現場でも当たり前のように併用されている組み合わせです。
認知症薬は短期記憶の低下を抑える目的で処方されています。
一方で、精神病薬は周囲の人に対して攻撃的になったり、
夜間イライラして暴れまわるような症状を抑えるために出されるものです。
この2つの薬は目的が別々なので、一緒に飲んでも問題がないとされていますが、
実際には強い副作用が出てしまうことがあります。老人ホームや介護施設に行くと、
ボーッとしてうつらうつらしながら椅子に座っている方をみかけます。
これも複数の薬による過鎮静のひとつだと考えられます」だが、
取り返しがつかなくなるまで薬を減らせない人がほとんどだ。「さらに問題なのが、
現場では、多くの患者さんが今回の調査で判明したパターンをまたいで薬を飲んでいることです。
そうなると、1日に飲む薬の数は優に10種類を超えてしまいます。これはどう考えても飲みすぎです」
生活習慣病を治すために飲んでいたはずの薬が新たな投薬を呼び込み、気が付けば完全な薬漬け。
想像以上のリスクに晒されている。

334 :優しい名無しさん:2020/05/30(土) 19:59:49.07 ID:9nfbJqiSE
フロイトは、「怒りは抑圧されることで増す」と考え、「怒りのエネルギーを発散することで怒りが鎮まる」
と考えました。しかしどうやらそれが誤りだとわかってきた。アメリカで行われた興味深い実験があります。
学生たちに作文を書かせ、学生仲間がそれをひどくけなすのです。
その後学生たちを2つのグループに分けました。
1つはけなした学生の写真を見ながらサンドバックを相手と思って思い切り叩く。
もう1つは2分間、別の部屋で静かに座っている。フロイトの理論が正しければ、
サンドバックを叩いたほうはすっきりとして怒りが治まるはずです。ところが結果は逆でした。
叩いたほうはますます興奮し、怒りが増加したのですが、静かに部屋に座っているグループは、
叩くほうに比べ、はるかに気持ちが治まったのです。このことは、怒りだけではなく、
人間は行動によって感情を作り出すという事実を示しています。つまり悲しいから泣くのではなく、
泣くから悲しくなる。面白いから笑うのではなく、笑うから面白くなる。一見信じがたい理論ですが、
その後の心理学のさまざまな研究と実験によって、そのことが証明されているのです。つまり、
怒りに任せた行動は、怒りを増幅させるのです。イライラしているときほど、静かに落ち着いた行動を取る。
瞑想したり手を合わせて祈るというのが効果がある。ゆっくりとした音楽を聴いたり、
美しい景色や絵画などを鑑賞するのもよいでしょう。立ち振る舞いもゆっくりと穏やかにする。
できれば笑顔を作る。口角を上げるだけでも、感情の動きが変わることが実験で明らかにされています。
怒りをコントロールすることが、心を整え、強くする1つの方法だと考えます。
怒りをコントロールするためには、相手がどういう状況で、
どんな感情でこちらに向かっているかを知ることも大切です。これがわかれば、
不安感や恐怖心はかなりの部分が軽減されます。理由と背景がわかれば、
おそらくそれほど恐れることはなくなります。自分の味方になってくれると知ったら、
態度は急変するかもしれません。あえて承認欲求や自己肯定感を高めるような言葉をかけてみる。
「いうことを実践したら、すごく成果が上がりましたよ」などと持ち上げてみるのです。
おべっかを使うと考えるのではなく、相手の立場と状況に立って、俯瞰してものを見るということです。

335 :優しい名無しさん:2020/06/01(月) 16:29:34.24 ID:LO/Rp0CRk
依存症の治療で大切なのは、自分の意思に頼らないことです。痴漢を繰り返す人は、
本人がやめたくてもやめられないことに苦しんでいます。だからたんに“我慢する”
という意思に頼る方法ではなく、どういう時に痴漢したくなるかを考えて、
その時にどう対処すべきかという具体的な行動のスキルを学習します。これが意思の力だけに頼らず,
痴漢をやめるための武器になるのです。痴漢を繰り返した末に痴漢外来にたどり着く人は
“どうせ自分には我慢できない”と無力感を抱く人ばかりですが、
対処法を身に着けて痴漢行為を避けられるようになれば、本人の自信も回復していきます
痴漢外来では最初に本人に過去の行動を振り返らせて、性的問題行動にいたる「引き金」
を最低でも20個あげてもらう。満員電車や女子高生の制服、露出度の高い服、
朝やお酒を飲んだ時など、痴漢をしたくなる環境や時間帯などを最低20個あげてもらいます。
そのうえで『混雑した電車には乗らない』『女子高生がいるような場所は避ける』など、
リスクを避ける行動目標を立てます。通勤でどうしても満員電車に乗らないといけないなら、
『始発駅から座って乗る』『電車内では目をつぶって音楽を聴く』などの対処法を患者と一緒に考案します。
また盗撮の場合は、患者にスマホのレンズを壊してもらう。
こうして物理的に性犯罪をできない状態にすることが性的依存症の治療ではとても有効で」
なぜ痴漢をしてしまうかにも焦点を当てる。痴漢常習者だけでなく、
アルコールやギャンブルなど多くの依存症患者に共通するのは、
仕事のストレスや対人ストレスを晴らそうという気持ちから、行為に及んでしまうという点だ。
「多くの依存症患者は、日常でたまったストレスを痴漢やお酒、ギャンブルなどで発散します。そのうちに、
『今日は会社で嫌なことがあったから痴漢するぞ!』という妙な思考回路ができあがってしまう。
爆発寸前になってからストレスに気づいても遅いので、まずは肩凝り、やけ食い、イライラなど、
ストレスがたまったサインに気づくようにします。そのうえで、
おいしいものを食べたりジムで汗を流したりするなど、健全な方法でストレスを発散できるようにします。
日常でリラックスする時間を増やすことも大切ですね。会社の上司にストレスを感じる場合、
上司を変えることはできないので、自分の認知を変えることをめざします。

336 :優しい名無しさん:2020/06/01(月) 16:32:25.34 ID:LO/Rp0CRk
苦言や小言は自分がスキルアップするために必要と考え、
上司は自分のためを思って言ってくれるのだと患者が考えるようにします。また性犯罪を繰り返す人は、
『女性は痴漢されて本当は喜んでいる』といったゆがんだ認知を持っているケースが多い。
そのことが女性の人格を無視して、
何の関係もない女性を自己本位な目的のために利用することにつながります。
痴漢外来ではこうした認知のゆがみに気づいてもらい、別の認知に置き換える『認知再構成法』
も行います」引き金やストレスへの対処法を学ぶとともに、
患者は一日の生活スケジュールを立てることを求められる。
「計画を立てて規則正しい生活を送ることは一見性犯罪とは関係なさそうですが、
依存症の治療にはとても効果的です。痴漢の常習者は痴漢が生活の中心となり、
痴漢をするために帰宅時間や時間の使い方を調整するようになるため、
そのようなライフスタイルを変えるためには,まず生活を枠にはめることが重要。
空白の時間帯が危ないので、なるべく孤独な時間をつくらず、
できれば人と生活時間を共有するようにします。また『家族と週3度食事する』『毎日運動をする』
『夜11時までに寝る』など、日常で守るべき生活習慣を最低8つは実践してもらいます。
こうした生活習慣を継続的に行うことで、枠から外れて痴漢に走るリスクを軽減できます」
加えて行うのが、危険を察知するための自己モニタリングだ。患者は夜寝る前に一日を振り返り、
その日の状態に応じて赤・黄・青で色分けしたシールをカレンダーに貼る。
「一日の行動を振り返り、決められた生活習慣を実践して平穏に過ごせたら『青』、
決められた通りに行動できなくてムラムラする時間などがあったら『黄』を貼っていきます。
どんな時が黄色になるかは各自が決めますが、生活習慣のルールから少しでも外れたときや
『女性を目で追った』ときなど、できるだけ厳しい設定にすることが望ましい。また,カレンダーを見直して,
青色が続くようになると治療が軌道に乗っていることがわかり,治療効果が一目瞭然となります。
これは、日常生活において自分を律し続けるためのモチベーションにもなります。たんなる気分ではなく、
行動をチェックすることでいまの状態を客観的に把握することがポイントです。

337 :優しい名無しさん:2020/06/04(木) 21:20:52.81 ID:sMpWl0RIP
去年8月、四国中央市の病院で男性看護師など4人をナイフで切り、
ケガをさせた疑いで逮捕された市内の無職の男性(46)が4日付で不起訴処分となりた。
男性は今年3月、殺人未遂などの疑いで逮捕・送検され、松山地検は責任能力の有無を調べるため、
男性をおよそ2か月間鑑定留置。その後、容疑を傷害などに切り替えて調べていたが、
4日付で不起訴処分とした。不起訴の理由は「証拠関係に照らして」として明らかにしていせん。

338 :優しい名無しさん:2020/06/11(木) 02:37:33.43 ID:C1aB7bA7f
自分の身体管理をわがままな状態、のびのびと生きているような状態から、
「恥」という感覚を学んで身につけるという、このプロセスを「しつけ」と呼ぶとすると、
“こいつ”が私の管理のために、自分の警察官になるのです。自分を見ているわけです。
実はそれをみんなが持っていると思うんです。「自分がどう見えているか、
自分がどういうふうに生きているか」を見ている。で、「人に迷惑をかけないように生きろよ」
って言っているんですね、このモニター装置が。これが自分の管理をしている分にはまだいいですけど、
問題はネガティブに目立った人間や社会規範からちょっと逸脱している人間に向かうと、
非常に怖いものになるんです。こいつが、あいつが、と指を差して、白い目を向けるようになる。
これは、いじめや悪口・誹謗中傷というものになって、まとまるとすごく怖いものになります。
なので、この“内なる警察官“ “内なる風紀係”みたいなものは、外にも向かうんです。
そしてこれは、ドメスティック・バイオレンスにも繋がっていきます。表向きは大人しくて、
「自粛、自粛」ってやっている人が、家に帰った途端にうちで横柄になって、家の弱い者をいじめる、
みたいなことが起きていることが心配です。この美徳と言われる日本人特有の“神経質“さが、
裏側では非常に乱暴で横柄な態度をとらせる部分があるということを自分に言い聞かせておかないと、
何かのはずみで猫の尻尾をふんづけたりして、気晴らししちゃうんです。
で、それをそういうものなんだっていうことを話し合って、語り合って考えたりすることが、
とても大事なことなのです。こうしたことをなるべく言わないようにして、
「日本人はみんな清潔だよね」って言っているだけなのはダメだと思うんですよね。そうでしょ?
みんなのおうちも、押し入れのなかはひっくり返っていて表はきれいなんだよ。
だから、どこかでゴミを片づけているからこそ、そこがきれいなのであって。
人間の心もみんなそうだと思うんですよ。どこかに汚いものを閉まって我慢しているから、
真面目になるのであって、全部が全部真面目ということはない。だからみなさんも、
この2面性があるので、ご自分のリラックスできる時間を大事にしながら、
人前では真面目に生きていきましょう、となんだか僕がお母さんみたいになってきましたけど(笑)。

339 :優しい名無しさん:2020/06/15(月) 04:50:32.89 ID:y9JsW4dPY
「一昨年に“ステージ4”で余命1年を宣告されました。でも、まだ生きていますよ(笑)。最近も
“7月までもたない”と言われましたが、別の医師からは“免疫性が上がって、回復しています”と。
がんは本当にわからないことが多いので、あわてないことです」末期がんで闘病中だというが、
血色はよく意気軒昂。ニコニコしているが、時折、見せる鋭い眼差しは“怪僧”
と呼ばれたころと変わらない迫力だ。「1990年代に霊能者としてテレビに引っ張りだこでした。
当時はオカルトブームだったんです。水晶玉を使って霊視をするんですが、
酒は飲むし女が好きという破天荒キャラ。神奈川県の円光寺住職で、信長の子孫を名乗っていましたね。
2002年に虚偽登記で逮捕され、その後も給与トラブルがあり、テレビから消えました」
最初から霊能者だったわけではなかったという。「1980年代にお昼の番組に出たとき、
お墓の撤去についての議論をしているうちに、呼んでもいない霊がカメラに映ってしまったんですよ。
司会の宮尾すすむさんが“悪い霊が来てしまったらどうすればいいの?”と聞いてきたのですが、
私の宗派にお祓いはないから、“それは気合です”とアニマル浜口さんみたいなことを口走ってしまった(笑)。
その場で霊との闘いが始まって、それが全国に放送され、住職ではなくて“除霊をする人間”
になってしまった。それから、“ここを除霊してくれ”という依頼がたくさん来たんですよ。
私はまだ30代で若かったし、頼まれたら断れない性分だった」
多いときで週に10本の番組に出演する売れっ子に。「テレビを何百本もやっているとヤラセが出てくる。
ある深夜番組で“あの木の下にこういう霊がいることにしましょう”と言われたことがあります。
司会者から“すごいですね。霊は本当にいるんですね”なんてふられて困りました。
当時のテレビはヤラセだらけ。クイズ番組なんかはひどくて、最初から解答が渡されていたんです」
バラエティー番組だからと割り切って出演していたという。バブルの余韻でテレビ業界はイケイケだった。
「1回の制作費が5000万円なんてザラ。海外ロケにも行って大盤振る舞い。
ギャラもすごくて、1回で500万〜600万円なんて普通でしたね。
アメリカでシカゴのテレビ番組に出たときは1本で2000万もらいました。

340 :優しい名無しさん:2020/06/15(月) 04:52:47.90 ID:y9JsW4dPY
当時は1000万円もらって、それをひと晩で飲み切るなんてことが当たり前の時代だったんですよ。
視聴率さえ取れれば、何でも可能でした」金銭感覚がだんだんおかしくなっていく。
「視聴率がよくなれば担当プロデューサーにボーナスが出るし、経費も上がる。だから、
“今夜もどっと飲みましょう!”なんて言われる。楽しい時代でしたね。
1万円札を見ても今の100円と同じ感覚でした。月に億単位の金を稼いでいましたね」
テレビの黄金期の中で、もっとも輝いて見えたのが石橋貴明だったという。「すごく面白いし、
私ら坊主にとっても参考になることがいっぱいありました。禅には『有溝無溝』という言葉があります。
構えはあってないのと同じで、最終的には心の闘いが勝敗を決定するものだという意味ですが、
まさに石橋さんはその言葉どおりの人。僧侶でも普通の悟りでは到達できない領域です。“お笑いの達人”
というレベルを超越した本当にすごい人です」日本テレビ系の『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』
に出演していて、石橋のアドリブに驚かされた。「霊がとりついている人を呼んでスタジオ収録をしたんです。
若い女性で、ミニスカート姿。そうしたら石橋さんが急に“霊がいる!”と、女性のひざを指さしました。
カメラがひざのお皿をアップで映すと、人の顔のようにも見えますよね。彼女が出てきた一瞬で、
ひらめきが芽生えたんです。いつも、よくそんな発想が出るなと感心していましたね」勝新太郎さんも、
強い印象を残した。「彼の死後のことです。心霊番組で、夜中にお墓に行きました。
カメラが回った瞬間に照明がパッと消えたんです。かわりに静止画を撮ろうとシャッターを切っても、
ストロボがつかない。勝新さんの“力”を感じましたよ。勝新さんが納得するスタッフ、
カメラマンでないと映させてもらえない。“お前らなんだ勝手に来やがって、玉緒に金を払ったのか?”
ということではないでしょうか」2002年に逮捕されて有罪判決を受けたことについては、
今も納得していない。「まったくくだらない理由です。
会ったこともない人間にテレパシーで虚偽登記などの文書偽造を指示したというバカげた判決。
取り調べでは“織田よ、認めれば出られるんだよ。早く書類にサインしちゃえよ”と言われました。
もっと重要な犯罪があるのに、私がテレビにバンバン出ていたから狙われたんでしょう」

341 :優しい名無しさん:2020/06/15(月) 19:29:40.70 ID:y9JsW4dPY
嫌いな赤の他人のために自分の将来とか、時間を使うのはもったいないですし」
小学校の先生を目指している。深刻な教師不足と積極的な社会人採用によって間口は広くなり、
中高年の新人教師も珍しくなくなったとは言っても、新卒の若手に比べれば残された時間は少ない。
勉強のできでもネット中傷などにかまけている暇はないし、本人もそれをわかっている。
ちなみにどんな先生になりたいのか。「時間とか挨拶とかきっちりと守れる子どもにしてあげたいですね。
あと勉強も。マナーと学力が大切だと思ってます。私は教え好きなんで、一人一人に向き合いたいです」
彼女は氷河期世代の女性として紆余曲折を経て今に至る。あの時代、
国公立大学にストレートは優秀だっただろうし、ネット中傷さえなければ普通の女性だろう。
しかしスマホを持っている限りSNSから離れることはできず、普通ではなくなる。スマホにせよ、
ガラケーにせよSNSは出来るし通信手段を持たないことは社会人として不可能だ。
ソシャゲ中毒もそうだが、アル中やギャンブルといった旧来の依存症とは別のベクトルでやっかいだ。
あとは教員免許取得のために履修しようとしている通信制大学についての話となった。
通信制大学を都合3校卒業、修了しているので相談に乗った。国公立大学卒の優秀だが、
教免目当ての場合は大学のネームバリューや偏差値は気にしないことや、おすすめの大学も紹介した。
これで彼女自身の道だけを歩んでくれるといいのだが。
もちろん医師に相談することもさりげなく勧めたが、気乗りはしないようだ。確かに現状、
SNSのネット中傷がやめられないという相談を専門的に見てくれる病院が少ないことは確かだろう。
これは会話の中でも出たが、ネット中傷を義憤や批判、出来心や遊び半分といった認識ではなく「依存症」
として見なすことも検討してはどうか。買い物依存やゲーム依存と同様に、「ネット中傷依存」
とも言うべき病理として捉えてもおかしくないほどに、SNSにおける過度の誹謗中傷者は病的だ。
彼らは深く考えないまま誹謗中傷をしているのではなく、深く考えてネット中傷を繰り返している。
そしてやめられない。やめたいのにやめられないので繰り返す。ある芸能人を執拗に叩いていた男は、
警察の取り調べから解放されてすぐにまた中傷を書き込んでいる。ストーカーとも似ているが少し違うような気がする。

342 :優しい名無しさん:2020/06/22(月) 17:57:43.63 ID:Qz4Zs5r0C
手足がしびれる、ろれつが回らない、めまいがするそんな症状が、ある日突然起こるのが「脳卒中」だ。
基本的に激しい痛みなどがないため、こういった症状が出ても大丈夫だと見過ごしがちだが、
この段階ですぐに病院へ行かないと、命を落とす危険性もある。
また、助かったとしても障害が残る可能性もある。「脳卒中」とは、脳の血管が詰まったり、
切れたりして発症する病気だ。血液が流れないと、障害が起きた先の神経細胞が死んでしまうため、
体に麻痺が発生するのだ。脳卒中は、血管が血栓(血のかたまり)で詰まる脳梗塞と、
血管が裂けて出血する脳出血の2つに大別される。さらに、脳梗塞はラクナ梗塞。アテローム血栓性梗塞、
心原性脳塞栓があり、脳出血のなかにはくも膜下出血がある。脳卒中に苦しんだ著名人も少なくない。
星野源(39才)は、2012年にくも膜下出血で倒れ、一度は仕事を再開したが、2013年に再手術。
2014年に再復帰した。症状が出たときの様子について「バットで頭を殴られたような痛みを感じ、
地面にへたり込んだ」と話していた。2014年に自宅で脳梗塞を発症したのは磯野貴理子(56才)。
1か月半ほどの治療とリハビリを経て、仕事復帰した。「最初は二日酔いかと。
左腕を触ったときの感覚がマネキンを触っているようだった」と、その症状を振り返る。麻木久仁子(57才)
は2010年に脳梗塞と診断される。幸い後遺症もなく、大事には至らなかったが、「急に右手、右足が震え、
動かそうとしても動かなかった」と不安な症状について語っている。2003年、
公演先の韓国で脳梗塞を発症したのは、故・西城秀樹さん(享年63)は「朝、目が覚めると、
顔がゆがんでいて、ろれつが回らなかった」と、症状について語っていた。復帰後も再発を繰り返していたという。

343 :優しい名無しさん:2020/06/24(水) 14:12:55.80 ID:GdxK+KflC
読売新聞が5月27日に興味深い記事を書いていた。
《安倍内閣の情報発信のやり方には定評がある。
内閣広報室のSNS班に20〜30歳代を主体に約10人を配し、
特に内閣支持率や自民党支持率の高い若年層に訴求力のある手法も取り入れた。》
昨年7月3日の朝日新聞には、
《官邸のSNS運営は、民間企業からの出向も含む内閣広報室の20代、30代の若手職員約10人らが担う。
首相や官邸がSNSに力を入れるのは、支持層固めを意識するためだ。》
注目したいのは「民間企業からの出向」という部分。どこなんでしょう?

344 :優しい名無しさん:2020/06/28(日) 19:41:13.39 ID:xx9WOjWKy
依存症の人は「ルーズ」「だらしない」というイメージが強いです。しかし、「ルーズ」で「だらしない」から、
依存症になるわけではありません。逆に、真面目で几帳面な人ほど注意したほうがいいと考えます。
真面目で几帳面で責任感のある人は、仕事も決して手を抜かず、上手に休息をとるのが苦手です。
そして、人に迷惑をかけたくないので、仕事や責任、ストレスを自分1人で抱えてしまいがち。
そういった人ほど依存症だけでなくうつ病リスクも高いので注意してください。
ストレスを1人で抱えやすい人も要注意。「ストレス発散」のはけ口を、お酒やギャンブル、
ショッピングなどに求めると、依存症に陥る危険性があります。リスクを避けるためにも、できるだけ
「人に相談する」「悩みを人に明かす」ことをおすすめします。相談には5つのメリットがあります。
ストレス発散効果。ガス抜き効果。対処法が示される頭の中が整理される自己コントロール感が得られる
問題が解決されるあまり人に相談をしたことがない患者さんたちに、その理由を訪ねると
「相談しても、解決できるような問題ではない」と口を揃えて言います。ですが問題解決というのは、
相談の効果のほんの一部分にすぎません。問題は解決されなくても、感情的なガス抜きによって、
ストレスや不安、心配が大きく減ればいいのです。困ったら悩みを一人で抱えないこと。とにかく、
人に相談するようにしましょう。ストレス発散を目的に「お酒」を飲む人も多いでしょう。ですが、
お酒を飲んでも、一時的に気分がよくなるだけで、ストレスの発散にはあまり役立ちません。
飲酒量が増えると、ストレスホルモンも増加します。
お酒を飲んでストレス発散できたというのは高揚感による思い込みにすぎません。
もし落ち込むたびに現実逃避するためにお酒を飲んでしまうと、問題は先送りされるだけで、
ストレスも飲酒量も増えるばかりです。一方で、「お酒を楽しむ」こと自体を目的とする人は、
一杯一杯をじっくりと時間をかけて味わいます。おいしいその一杯に満足します。
同様にストレス発散や現実逃避を目的に「ギャンブル」「ショッピング」「ゲーム」
などを行うのは依存症の近道なので、あまりおすすめできません。 睡眠や運動、朝散歩、
そして人とのコミュニケーション(つながり)が、依存症リスクのないストレス解消法です。

345 :優しい名無しさん:2020/07/03(金) 17:39:33.81 ID:kKIBPwLHk
基本的な方法は、「起床後1時間以内に、15〜30分の散歩を行う」です。午前中(できれば10時まで)
に行いましょう。雨の日でも効果があります。サングラスはかけず、紫外線を防御しすぎないのがポイントです。
健康な人であれば、15分ほどでセロトニンが活性化します。「メンタル疾患のある人」
「メンタルが弱っている人」「睡眠に問題がある人」などであれば、
セロトニン神経が弱っている可能性が高いので、30分を目安にしてください。
ただし、30分を超えるとセロトニン神経が疲れてしまい、逆効果になるので注意しましょう。
また、起きて3時間以上が経ってから朝散歩をすると、体内時計が後ろに3時間ズレてしまうので逆効果です。
必ず、起きて1時間以内に行ってください。健康な人の場合は、室内でも日光の入る明るい部屋にいれば、
ある程度体内時計はリセットされます。しかし、体調の悪い人、
メンタル不調の人は室内では不十分ですので、起床後、1時間以内に屋外に出るべきです。
朝散歩の後には朝食を食べましょう。朝食を食べることで、さらに「脳の体内時計」と「体の体内時計」
のズレが補正されます。また、よく噛んで朝ご飯を食べましょう。「咀嚼」もリズム運動なので、
それだけでセロトニン神経を活性化します。「リズム運動」であれば、セロトニンは活性化するので、
悪天候で外に出られないときは、室内で「ラジオ体操」で代用してもいいでしょう。朝散歩なので、
ジョギングをする必要はありません。歩くときの「リズム」が重要なので、「ワン、ツー、ワン、ツー」
と同じテンポでリズミカルに歩きましょう。体力に余裕のある人は、「早歩き」で軽快に歩くといいでしょう。
先ほど、午前中(できれば10時まで)にすべきだと書きましたが、それは午後に散歩しても、
セロトニン活性効果が小さいからです。体内時計がリセットされてから、
15〜16時間後にメラトニンが分泌されて「眠気」が出ます。逆算すると、
午前7時に体内時計をリセットすると、22〜23時に眠気が出るということです。
午前8時に体内時計をリセットすると、23〜24時に眠気が出ます。だから、午前11時に朝散歩をすると、
体内時計のリセットが遅れてしまいます。サングラスをかけるのがNGなのは、
セロトニン神経が活性化するためには、ある程度の明るさの光が「網膜」から入らないといけないからです。

346 :優しい名無しさん:2020/07/04(土) 11:33:44.39 ID:onq3iT7Og
糖尿病でもないのに低血糖の症状を起こす「自発性低血糖」は、
インスリンや血糖降下剤を服用したこともないのに、
なぜか血糖値が80mg/dl以下に下がってしまう病態です。
主にすい臓の異常や、すい臓に腫瘍ができたりすることがその原因といわれています。
厚労省研究班が2009年に発表した資料によると、その数は全国で推定350人(たった!)とされています。
日本の人口1億2000万人から見ると、極めてレアな疾患です。しかし、本当にそうでしょうか。
実は私たちの小さなクリニックだけで、すでに自発性低血糖症の患者さんが900人ほどいます。
日本全国に1700万人ほどいる計算になります。
なぜこうした患者さんが自発性低血糖症としてカウントされないかというと、
その多くはうつ病や神経症などの精神疾患に誤診されたり、「自律神経失調症」など、
適当な病名が見当たらないときに使われる「病名のクズカゴ」に入れられてしまっているのです。
多くの医師は高血糖を示す糖尿病には強い関心を持ちます。
しかし、低血糖というと、糖尿病患者さんがインスリンを打ち過ぎたとか、
血糖降下剤を飲み過ぎたなどの医療ミスで起こる低血糖(糖尿病性低血糖)にしか興味を示しません。
ですから、自発性低血糖症のような病態はめったに存在しないと思われてきたのです。
しかし、糖尿病が原因ではない自発性低血糖はよくある疾患です。いわば、だれも気づかない病気、
「見えない病気」です。低血圧や、起立性低血圧、甲状腺疾患も同様です。
患者さんは低血糖の症状による苦痛を訴えるのに、医師は病因を絞りきれずに困り果て、
精神疾患にしてしまったり、自律神経失調症にしてしまったりします。その結果、向精神薬が処方されて、
患者さんの病態はよりいっそう悪化していきます。正しく治療すれば治るものが、治らなくなってしまいます。
低血糖や低血圧が、うつ病、双極性障害、てんかん、統合失調症、適応障害、
認知症に間違われることも少なくありません。こうした患者さんに、向精神薬(抗精神病薬、
抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬など)が処方されることも多いのです。そうなると大変です。
向精神薬には、さまざまな副作用があります。末梢血管の拡張、血圧の低下、さらに、
使い続けると脳が萎縮してしまうことすらあります。心の病と誤診されて向精神薬を処方されては、治療など望めません。

347 :優しい名無しさん:2020/07/06(月) 01:25:26.32 ID:vMHQqpW+t
本県御用新聞が粛清の嵐らしい
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fbadbf2f222f947f0ca779a18edb08f6c58abcf

348 :優しい名無しさん:2020/07/08(水) 21:11:07.43 ID:SObG2cVlt
神戸市の病院で患者を虐待した罪に問われていた元看護師の男に神戸地裁は、
執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。神戸市の神出病院をめぐっては、
複数の入院患者を虐待したなどとして、元看護師ら6人が起訴されていす。このうち、
逆さにしたベッドで患者を閉じ込めた罪に問われていた元看護師・武田剛士被告(33)は
「仲の良いメンバーがやり始めて加わった。反応が面白かった」などと話し、
検察は懲役1年6ヵ月を求刑していた。8日の判決で神戸地裁は「卑劣で恥ずべき行為で、
厳しく批判されるべき」とする一方で、「首謀ではなく、反省している」とし、懲役1年6ヵ月・
執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。神戸市西区の神出病院で、
精神疾患のある入院患者を虐待したとして男6人が逮捕、起訴された事件で、
監禁の罪に問われた元看護師の男(33)の判決公判が8日、神戸地裁であった。
小倉哲浩裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。判決などによると、
男は元看護助手の男(27)=準強制わいせつ罪などで起訴=らと共謀し、昨年9月25日夜、
病室で布団に寝かせた男性患者(63)の上から、逆さにした医療用ベッドを覆いかぶせ、
約25分間閉じ込めた。小倉裁判官は量刑理由で、元看護師の男が犯行を主導していないと認めた一方で、
男性患者を笑いものにする行為に対して「卑劣で恥ずべきこと」と非難した。

349 :優しい名無しさん:2020/07/09(木) 21:08:18.10 ID:2vGZ455jV
「実は、私…生き霊につかれたことがあるんですよ。あれは高校生のころでした。
昔の彼氏がヨリを戻そうと頻繁に連絡してきたことがあったんですよ〜。でも着信とか無視してた。
そしたら、彼のヨリを戻したい気持ちが怨念みたいになって、何か私のところに来ちゃったんですよ〜。
で、このままじゃヤバイと思って、有名な霊能師のとこに電話してみたんです」
すると、電話越しの霊能力者が何か≠察知。至急、呼びつけたという。「そしたら、何も話してないのに、
元カレの細かいトコまで全部言い当てたんですよ! そして『あなた、ついてるわよ』って…。
何がついてたかと言うと、案の定、元カレでした(笑い)。元カレの強い気持ちみたいのが、
生き霊になったみたい。確かに、たまに元カレらしき男が見えたことはありますね。それも、
優樹菜が一人でいる時には見えなくて、新しい彼氏とデートしている時によく見るんです。
怒った顔してた。怖くない?」恐怖体験はこれだけでは終わらない。「さらにビビったのは、
その霊能師に会いに行く途中、なぜか3回くらい頭をぶつけたんです。で、着いたら、いきなり霊能師に
『あなた今日、頭ぶつけたでしょ?』って言われたんですよ〜。何も話してないのにですよ!
めちゃビビった〜!聞いたら、頭に元カレとは違うものがついてたらしいんですよ。思わず『別件か!』と、
突っ込みそうになりました」結局、その後は除霊してもらって、何とかなったという。

350 :優しい名無しさん:2020/07/09(木) 21:08:48.34 ID:2vGZ455jV
UFOに連れ去られたこともあるという。真面目な顔で次のように明かしていた。
「高校1年の時、寝てたら(宇宙人に)持ってかれました。最初、夢かと思ったんだけど、
夢にしてはよく覚えてるし、向こうで勉強してきちゃったし…。オゾン層の破壊ぶりとか、
北京原人から人間になる映像を見せられました。それで、宇宙人に環境破壊とか注意されて
『あなたがそれ(注意事項)を世の中に広めなさい!』って言われました」
気になる宇宙人の姿はというと…。「オーギョーチ! わかるかなぁ? 中華料理のデザートなんだけど、
透明な中に赤い斑点のようなものがたくさん入ってたんです。だから、オーギョーチって名付けました(笑い)。
そのオーギョーチが私が夜に目覚めた時、目の前にいたんですよ。
で、窓の外にカマボコ形の宇宙船みたいなのがスタンバイしてて、それに一緒に乗りました」
すると記憶が途切れ、次に見たのは別のシーン。人の顔のカタチをした建物の口が開いて、
オーギョーチから「中に入りなさい」と指示されたという。そこで見たものとは…。
「中にオーギョーチがうじゃうじゃいたんですよ〜(笑い)。
そこで地球の歴史や環境破壊の映像を見たんです。けど、優樹菜もだんだん怖くなってきて、
心の中で『もう帰りたいです』ってお願いしてました。そしたら、向こうがそれをわかってくれたらしく
『もう帰っていい』って言ってくれた。帰還許可≠ェ出ると、
私の足元から水のようなものがブクブク上がってきて、気付いたら翌朝でいつも通りに寝てたんですよ〜」

351 :優しい名無しさん:2020/07/09(木) 21:09:50.76 ID:2vGZ455jV
神戸市の病院で複数の入院患者が看護師らに虐待されていた事件で、
監禁の罪に問われていた看護師の男に対し、神戸地裁は有罪判決を言い渡した後、
「周りに流されないで行動しなさい」と諭した。神戸市西区の看護師・武田剛士被告(33)は去年9月、
勤務先の「神出病院」で床に入院患者を寝かせ、
その上にベッドを逆さにして覆いかぶさるように置くなどした監禁の罪に問われていた。
7月8日の判決で神戸地裁は、「看護師職にありながら、卑劣で恥ずべき行為」と指摘。武田被告に対し、
懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。判決を言い渡した後、裁判長は武田被告に対し
「人間としての常識があればしない行為。周りに流されないで行動しなさい」などと諭した。

352 :優しい名無しさん:2020/07/11(土) 07:25:58.76 ID:rXOAE1PNl
美沢病院もな
三沢がバックドロップっで死んだら名前松山記念病院に変えたね

353 :優しい名無しさん:2020/07/11(土) 07:51:08.30 ID:rXOAE1PNl
他人を引き合いに出す施設管理者は信用に値しない
愛○町の某施設で意味の分からないパワハラプリセプターに悩まされていたとき、法人の事務長○藤が
「キミは○○よりも全然いいから」
と、励ましたつもりかそんなことを言われた
この時、オレはなるべく早くここを辞めようと思った
他の職員を引き合いに出してモノを言う管理者など信用に値しない
そして、この施設の職員は本人のいない所で不在の職員に対して悪口を言っていた
それが全てである
管理者の性根は職員にまで伝染する
あの時の経験でオレは心身を患った
直接的な行動をする気はないが、心の中では一生怨んでやる

354 :優しい名無しさん:2020/07/11(土) 18:26:46.90 ID:rXOAE1PNl
「それ、嚥下障害が進んだんじゃない? 嚥下障害が進むと、誤嚥性肺炎を起こして危険よ。
高齢者はそれで亡くなる方が多いから」ケアマネさんが言った。知ってる。うちの祖母も、
それであっという間に亡くなった。入れ歯を掛けていた歯がとれてしまい、
今の口の状態にあった入れ歯を作っている間、父は、
それまでしていた入れ歯を歯科で微調整してもらって食事をしている。が、気がつくと、
食事の途中で、ごほんごほん、ものすごいせきをして、その後には、食べ物を噴きだすほどむせている。
以前にも時々、そういうことがあったが、今回はあまりにもせきがひどくて長く続く。
しまいには洗面所で嘔吐する事態となり、これはまずいのではないかとケアマネさんに相談したのだ。
ケアマネさんに相談する前に、父が糖尿病で通院している近所の開業医の先生に、
緊急事態宣言中だったため電話で処方箋を出してもらうついでに相談もしてみた。
「嚥下障害が進んだようなのですが、何か症状を改善する薬はないのでしょうか?」「ありません」。
「症状を緩和するような体操とか、何か策はないでしょうか?」としつこく聞いても、返事は「ありません」とだけ。
なんというか、嚥下障害に興味がなさそうな対応だ。うちの父はピック病(認知症の一種)だが、
「改善する薬はないか?」と専門医に聞いた時もこんな感じだった。しょうがないんだろうけど、なんか乾いた気持ちになるものだ。

355 :優しい名無しさん:2020/07/11(土) 18:31:11.48 ID:rXOAE1PNl
10回に1回問題飲酒だったのが、5回に1回、3回に1回となり、
そのうち飲むたびに問題飲酒を起こすようになる。そして、さらに深刻なステージに移り、
お酒の量を減らしたり飲まなかったりすると、手の震え、大量の汗、不眠、うつ、
幻覚や幻聴といった離脱症状が出るため、
それを抑えるためにさらに大量に飲酒するという悪循環に陥ってしまう。やがて連続飲酒となり、
医療機関や警察の介入が必要になる。問題飲酒をできるだけ早い段階で食い止めなければ、
だれでもこうなる可能性はある。日本は海外に比べて、飲酒の失敗に寛大だという傾向もある。
加えて、近年、アルコール依存症への「入り口」がより身近になってきている。
アルコール依存症問題に取り組む専門家が危機感を募らせているのが、アルコール度数9度以上の
「ストロング系缶チューハイ」によるアルコール依存症だ。
「かつては紙パックの焼酎やカップの日本酒にまみれて自宅で酔いつぶれている姿がアルコール依存症の人の代名詞でした。
しかしこの数年、飲酒内容がストロング系缶チューハイに変わってきています」
考えられる理由はいくつかある。ビールなどに比べてプリン体や糖質が少なく、
健康を気遣いつつ飲めるイメージがあること、
さわやかな印象を与えるCMやパッケージデザインで女性も手に取りやすいこと、
炭酸やかんきつ系の風味が利いていて喉越しよく飲めること、値段が安いことなどだ。
いずれもお酒への抵抗感を少なくしている。しかし、アルコール度数9度ということは、
ストロング系チューハイ500ミリリットル缶1本に含まれる純アルコール量は36グラム。
アルコール度数40%のウイスキーをシングル1杯(30ミリリットル)
飲んで摂取する純アルコール量は9.6グラムなので、約4倍にもなる。これをグビグビッと2本、
3本と飲めば、あっという間に大量のアルコールを摂取してしまう。
なお、ストロング系缶チューハイを3本飲んだときの純アルコール摂取量は、
ウイスキーをシングルで11杯飲んだときの純アルコール摂取量とほぼ同じだ。

356 :優しい名無しさん:2020/07/11(土) 19:02:05.38 ID:rXOAE1PNl
おかしいの1人と思ったら2人いるのかw
診察したら何かしら病名もらえそうよね

357 :優しい名無しさん:2020/07/12(日) 20:51:05.62 ID:ORmgjVD0Q
2年前から無職状態が続く49歳も、うつが転落のきっかけだった。
家電メーカーで働いていた37歳のときにうつを発症。
「退職から1年半後、うつの症状が寛解したのを機に再就職活動を開始しましたが、
面接では1年半のブランクについて必ず聞かれました。ごまかしようがないので
『うつでした』と明かすと、言動に変化はなくても面接官がスッと引くのがわかるんですよ。
結局、就ける仕事は離職率の高いブラックな非正規ばかり。
そんな非正規の仕事さえも、40歳を超えた頃から職探しが難航していきました」
ただでさえ不安定な仕事を転々として気持ちが滅入っていた。
食品倉庫への派遣社員として生計を立てていた45歳の頃、
さらに追い打ちをかけるような事態と遭遇する。「20歳近く年下の正社員たちが
『あの年で派遣は人生終了』『テキトーに生きてきたツケだろ』
と笑って陰口を話しているのも耳にして心が折れてしまったんです。
『俺だって頑張ってきたのに、どうしてこんなこと言われなきゃいけないんだ』って涙が出てきて」
その日から家で寝込む日が増え、うつを再発。以降2年間、求職活動は行えていない。
「わずかな貯金と、恥ずかしながら80歳になる親の仕送りで生きています。
働きたい気持ちはあるけど、またいつうつの症状が出るかわからない。
『甘い』と思われるかもしれませんが、社会に出て再び虐げられるのが怖いんです」
働き盛りの世代が転落する大きなきっかけとなる精神疾患。「40〜
50代の多くは不況下で就職活動を始めた世代。社会に出る前、そして出てからも常に『勝ち組』『負け組』
に選別され、過当な競争に晒されてきたのもこの世代の特徴と言えます。たとえ正社員になっても、
若い頃からの長時間過重労働がたたって、この年代になったときに心身ともに壊れて職を失ってしまうパターンは今非常に多いんです」

358 :優しい名無しさん:2020/07/15(水) 20:51:00.57 ID:VFtESI3H2
神戸市の精神科病院で、入院患者にわいせつな行為をさせた罪に問われた元看護師の男に対し、
神戸地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
神戸市西区にある「神出病院」の元看護師・船引健志被告(33)は、おととし、同僚の看護師らと共謀し、
精神障害のある入院患者2人にキスをさせるなどした、準強制わいせつの罪に問われていす。
これまでの裁判で、船引被告は起訴内容を認めていた。15日の判決で、
神戸地裁(小倉哲浩裁判官)は「被害者の人間としての尊厳を踏みにじる、非道な犯行だ」と指摘した。
一方で「犯行に加担したこと自体は安易としか言いようがないものの、
主導したのは共犯者らで従属的な面があった」として、船引被告に懲役3年・執行猶予4年を言い渡した。

359 :優しい名無しさん:2020/07/17(金) 07:03:17.22 ID:RRlwV08iF
神戸市西区の「神出(かんで)病院」で精神疾患のある入院患者が虐待された事件で、
準強制わいせつ罪に問われた元看護師の男(33)(神戸市北区)の判決が15日、地裁であった。
小倉哲浩裁判官は、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)を言い渡した。判決によると、
男は同僚らと共謀。2018年10月、入院していた当時62歳と59歳の男性患者にキスなどをさせた。
小倉裁判官は、「人間としての尊厳を踏みにじる非道な行為」とする一方、「反省している」として執行猶予とした。

360 :優しい名無しさん:2020/07/19(日) 21:50:02.78 ID:f5bFKASOz
外見の社会的影響を知るために、刑務所の囚人に整形手術を行なった。「醜い者が犯罪者になりやすく、
外見がよくなれば罪を犯しにくい」という仮説が正しいかどうかを調べるためだ。被験者は
(1)整形手術のみを受ける、(2)整形手術と(職業訓練など)社会復帰の支援を受ける、
(3)社会復帰の支援のみを受ける、(4)なにもしない(対照群)、の4つのグループに割り振られ、
さらに薬物(ヘロイン)依存症かそうでないかでも分類された。囚人が釈放されると、
研究者は1年後にどうなったかを調べた。その結果は、薬物依存症者については、
整形手術を受けても、社会復帰の支援を受けても、再犯率にほとんどちがいはなかった
(なにをしてもムダだった)。だが、それ以外の被験者には信じがたいほどの効果があった。
整形手術を受けた囚人は(社会復帰の支援を受けたかどうかにかかわらず)、
なにもしない囚人に比べて再犯率が36%も低かったのだ。その一方で、
関係者が困惑するような結果もあった。社会復帰の支援のみを受けた囚人の再犯率は、
なにもしない囚人より33%も高かったのだ。なぜこんなことになったのだろうか。
第一印象の大きな影響力を考えれば、整形手術の効果については説明が可能だ。
研究者の定義する「醜さ」とは、ナイフでつけられた傷、喧嘩で欠けた耳、薬物の注射痕、刺青などだ。
これは、「私は犯罪者(薬物依存症者)です」という看板をぶら下げているようなもので、社会に戻っても
(犯罪者仲間以外には)誰にも相手にされず、生きるために犯罪を繰り返すしかなくなるのだろう。
薬物依存症者に(注射痕を消す)整形の効果がなかったのは、それが脳の報酬系のトラブルだからだろう。
薬物への渇望は、外見を変えたくらいではどうしようもないのだ。
研究者は、スカーフェイス(刀傷のある顔)を整形する方が、刺青を変えるよりも効果が高いと述べている。
これも、「顔」が第一印象の大部分を占めることから理解できるだろう。
窃盗や恐喝などで収監されていた囚人は、整形手術によって「犯罪者」の看板が外れたことで、
社会復帰がずっと容易になった。醜さがスティグマ(負の烙印)になっていたひとたちが、
そこから解放されて自尊心を取り戻したということもあるだろう。社会復帰の支援のみを受けた囚人の再犯率が対照群より3割も高くなった理由は

361 :優しい名無しさん:2020/07/20(月) 13:16:14.05 ID:WycUzVqEp
「うちの会社は人間関係がよくない」という話をよく聞きます。逆に、「うちの会社は人間関係が最高だ」
「こんなに働きやすい職場はない」という話は、滅多に聞きません。「すべての職場は人間関係がよくない」
からです。どんな組織でも、数十人から数百人のバラバラな性格の人が集まっているので、
全員が仲良しというのは、ありえない話です。たとえば、小学校、中学校、
高校のクラスを思い出してみましょう。40人ほどのクラス全員が仲良しで、
いじめや仲間はずれなどまったく存在しない、人の悪口を言う人も誰もいない。
そんなクラスが存在したでしょうか。職場を「人間関係が険悪」と思うでしょうが、それはごく「普通」
のことです。「職場の人間関係はよくない」のがスタンダードなのです。「職場の人間関係が悪い」
という理由で転職すると、次の職場も「人間関係が悪い」、次の職場も「人間関係が悪い」と、
何度転職しても、理想の職場は見つからないはずです。考え方を変えるべきなのです。
「対人関係の三重円」という考え方があります。円の一番内側が、「重要な他者」である家族や恋人、
親友。円の2番目が、友人や親戚。円の一番外側が「職業上の人間関係」です。つまり、「職場の人間関係」
は、心理学的に見ると重要ではないのです。多くの人は、「職場の人と仲良くなる」ことを重視し、「友人」
と同レベルに親密度を深めようと膨大な時間と精神エネルギーを費やします。結果として、
精神的に疲弊し、「今の職場を辞めたい!」と思うのです。「まったく話をしない」「目も合わせない」
「相手を引きずり下ろすための嫌がらせが日常茶飯事」など、仕事に支障をきたすと困りますが、
職場の人間関係は最低限のコミュニケーションがあれば十分なのです。社会人になってすぐの人は、
それまでの人間関係を引きずります。たとえば、「高校、大学のクラスメイト」や「部活の仲間」のイメージで、
「職場の人間関係」をとらえます。ですから、職場の仲間とも、今までの「友人」と同じような「深い関係」
を築こうとする。結果としてそれは実現されないので、悩み、疲れるのです。職場の人間関係は、もっと
「ドライ」でいいのです。職場の人と「仲良くなる」や「好かれる・嫌われる」ではなく、報告・連絡・相談など仕事に必要なコミュニケーションをすることのほうが重要です。

362 :優しい名無しさん:2020/07/22(水) 02:33:36.12 ID:GrnxUyKrl
国民がコロナ禍で塗炭の苦しみを味わっている最中、国家公務員が税金で「パパ活」の相手をし、
10代の少女にクスリを飲ませてわいせつ行為に及んでいた。
10代少女に睡眠作用のある薬物を入れた酒を飲ませ、性的暴行を加えたとして、
復興庁参事官補佐の菅原久興容疑者(46)が19日、
わいせつ目的略取と準強制性交の疑いで警視庁に逮捕された。「パパ募集!」
10代少女がツイッターに書き込んだ投稿を見た菅原容疑者は、メッセージにパクリと食いついた。
約2週間後の5月27日の夜、「食事のみ」という約束で2人は東京・池袋駅で初めて会い、
近くの居酒屋で酒を飲んだ。「菅原はスキを見て、少女が飲んでいたハイボールに薬物を入れた。
意識がもうろうとする少女を抱きかかえ、すぐ近くのホテルに連れ込み、服を脱がし、
抵抗できない少女の体を弄んだ。少女はその間、意識がなく、ホテルから出てタクシーに乗せられ、
ようやく意識が戻った。食事の途中から記憶はなかったが、体に違和感が残っていたため、
あわてて警察署に駆け込んだのです。少女はハイボールを2、3杯しか飲んでおらず、
それぐらいで意識がなくなることはなく、薬物使用が疑われた」
少女のスマホには菅原容疑者とのやりとりが残っており、付近の防犯カメラには、
菅原容疑者が少女をホテルに連れ出す様子が写っていた。しかし本人は「ホテルで少女に何もしていない。
睡眠薬を飲ませたりしていない」とシラを切っているという。菅原容疑者は内閣府から復興庁に出向中。
内閣府に尋ねると、「復興庁に直接、問い合わせてください」とのことだったので、
復興庁に電話で話を聞いた。周囲に内容を聞かれたらマズいのか、「別の電話に移します」
と言って場所を移動。仕事内容を問うと、「事実関係を確認し、情報の収集に走っているところです。
いずれにせよ、現時点で本人は『自分はやっていない』と強く申し立てている状況ですので、
より詳細なことについて説明するのは控えさせていただこうというのが現状です。
当庁としてどう考えるかについても、これから政務に上げて組織として意思決定をしようという段階です」
初対面の未成年者に酒と薬物を飲ませ、意識を失わせ、性的暴行まで加えていたのに、随分、のんびりしたものだ。

363 :優しい名無しさん:2020/07/22(水) 10:01:13.93 ID:GrnxUyKrl
睡眠不足による病気のリスクを、たくさんの研究が示しています。睡眠6時間以下の人は、
そうでない人と比べて、がんが6倍、脳卒中が4倍、心筋梗塞が3倍、高血圧が2倍、糖尿病が3倍、
風邪が5倍のリスクです。死亡率が5.6倍も上がるという研究もあります。健康に悪い生活習慣は
「喫煙」が一般常識ですが、「喫煙よりも睡眠不足のほうが健康に悪い」と主張する研究者も多くいます。
若い頃は大丈夫と思っていても、そのときの睡眠不足が、10〜20年してから
「生活習慣病」としてあらわれてきます。睡眠不足の人は気づいていませんが、
睡眠を削ると脳のパフォーマンスは劇的に下がります。
6時間睡眠を14日間続けると丸2日徹夜したのと同程度の認知機能になります。
つまり、毎日6時間睡眠を続けている人は、「毎日徹夜明けで仕事をしている状態」
で仕事をしているということです。睡眠を削ると、集中力、注意力、
判断力、実行機能、即時記憶、作業記憶、数量的能力、数学能力、論理的推論能力、
気分、感情など、ほとんどすべての脳機能が低下することが明らかになっています。
睡眠不足の人は、本来持つ能力の3〜5割減くらいの能力で、毎日仕事をしているのです。
「睡眠を削ると太る」というリスクもあります。ダイエットを失敗する人が多いのは、
睡眠不足の状態でダイエットをしているからです。睡眠時間と肥満についての研究では、
睡眠時間5〜6時間で1.2倍、4〜5時間で1.5倍、4時間以下では1.7倍も太りやすくなるそうです。
「睡眠不足の人は、1日385キロカロリー余計に摂取している」というデータもあります。睡眠不足の人は、
猛烈に食欲がアップします。睡眠不足によって、食欲増進ホルモンのグレリンの分泌が増え、
食欲抑制ホルモンのレプチンが減り、ショ糖、脂肪、ジャンクフードの摂取欲求が増えます。
食欲が増え、甘い物や油っぽいものを食べたくなるのです。睡眠不足になると、体は「危険性」を感じて、
必死でエネルギーを蓄えようとするのです。痩せたければ、「ダイエット」の前に「睡眠」です。

364 :優しい名無しさん:2020/07/23(木) 12:31:14.18 ID:OFs0QUL8q
2000年代に入ると、報道による「人災」がやたらに増えてきたということで、WHO(世界保健機関)も
『自殺予防 メディア関係者のための手引き』というガイドラインを設けて、
「自殺の手段や場所などを詳しく伝えない」「センセーショナルに扱わない」「過剰に、
そして繰り返し報道しない」などと釘を刺すようになった。だが世界は広くて、そういう呼びかけに対して
「報道という尊い仕事をしている俺たちに、ああだこうだと指図すんじゃねえよ」と、
背を向ける人たちも少なからず存在している。日本のワイドショーもその1つだ。
先日、俳優が自殺したことを受けて、自宅マンションへ押しかけ、「どこでどのように亡くなったのか」
といった詳細を、朝から晩までしつこいくらいに説明。自殺から2日を経ても、まだ報道を続けた。
「自殺に用いられた手段や場所などを詳しく伝えない」というWHOの呼びかけと、真逆のことをしている。
また、「センセーショナルに扱わない」ことに関してもガン無視だ。「関係者が語る素顔」
などというテロップを出して、サーフィンを指導した人物、俳優仲間などに次々とマイクを向け、
「最近、異変はなかったか」「何か悩みはなかったか」と、自殺の理由を探り続けた。さらに驚くのは、
よく訪れるというパン屋のご主人にまで、人となりを語らせたことだ。
スタジオではわざわざボードをつくって、それらの証言を繰り返し説明。SNSや過去の発言まで遡り、
出演者同士で「何があったんでしょうねえ」「周囲にはわからない悩みを抱えていたんじゃないでしょうか」
などと語り合っている。芸能人の不倫スキャンダルやトランプ大統領の失言、
あるいは金正恩の動向と同じようなノリで、ワイドショーネタとして骨までしゃぶっているようにさえ見える。
という話をすると、決まって「お前のようになんでも自粛せよと言うクレーマーが、
テレビをつまらなくさせているのだ!」と不機嫌になる人もいらっしゃるだろうが、
それはテレビの「力」をあまりにも軽く見過ぎだ。テレビが「死」をセンセーショナルに扱うと、
影響は露骨に人々の行動に表れる。時にそれは深刻な被害をもたらす。
自殺をセンセーショナルに扱っても、厚労省の相談窓口のテロップを出しておけば「免罪符」
になると考え、どんなに視聴者の恐怖を煽っても、「中立公正」だと思っているのかもしれない。

365 :優しい名無しさん:2020/07/23(木) 12:49:56.02 ID:OFs0QUL8q
看護専門学校に通う20歳の看護学生です。学校の寮に入っています。青春まっただなかで、授業の後、
カフェでおしゃべりをしたり、友人とウインドウショッピングをしたり、楽しい学生生活を送っていました。
地方で育った都会のきらびやかさに目もくらむ思いでした。授業も楽しく、高校と違う専門教育は面白く、
熱い砂に水が染み込むようにどんどん吸収していきました。悩みといえば、ときどき頭痛が起こることと、
月経前症候群があり、生理が近くなると頭痛やイライラがきつくなることくらいでした。ある日、
精神科の授業でうつ病の講義を聞きました。先生(精神科の医師)は、学生達に実習として、自らのSDS
(Zungの自己表記式うつ病スケール)を書かせ、自己採点させました。すると、なんと70点! これは、
うつ病傾向がかなり強いことを意味します。びっくりし、授業が終わるとすぐに先生のところに行き、
尋ねました。「先生、私、70点だったんですが、うつ病でしょうか!?」先生は、
彼女の顔をじろりと一瞥して言いました。「うん? 70点か。重症だね。すぐ外来に来なさい」
やせぎすで色白です。声も小さく、控えめです。ですので、見た目にはうつ的に見えます。
早速外来に行きました。医師は抗うつ剤を処方し、まじめなしっかり飲みました。1週、2週と、
飲んでいるうちに、朝起きるのがきつくなりました。めまいや立ちくらみが起こるようになりました。
頭がふらふらします。授業中によく居眠りをするようになり、「ねえ、起きなさいよ!」と友人に突つかれます。
自分でも何かへンだなと思うようになりました。ふたたび外来に行き
、精神科の先生に最近の状況を話すと、「ふうん、そうか。それはクスリが足らないからだね。それじゃあ、
クスリを増やしましょう」と医師は言って、クスリの量が倍になりました。クスリの量は徐々に増えて、
ついに常用量(一般に使われる量)の3倍になり、さらに抗不安剤も加わりました。
ついに授業についていけなくなりました。頭がぼんやりし、座っているのがやっとです。あの快活は、
いったいどこに行ってしまったのでしょう?その年の期末試験は散々でした。何単位も落としてしまいました。
勉強に身が入らないのです。机に向かうと眠くなり、教科書を読んでも頭に入りません。困り果て教務主任に相談しました。

366 :優しい名無しさん:2020/07/23(木) 12:56:18.52 ID:OFs0QUL8q
教務主任は精神科の医師と相談し、保護者を呼び出して宣告しました。
「お宅のお嬢さんはうつ病です。長期の治療が必要です。休学させて自宅で静養させたらどうですか。
自宅の近くの精神科病院宛ての紹介状を書きます。残念ながら、看護師には向かないのかもしれません。
今後、学校を続けるかどうかは、ご両親と本人でよく考えてください」両親はびっくりです!
教務主任の言葉にも驚きましたが、久しぶりに会う娘の変わり果てた姿にも驚きました。
ボーッとして反応がない。両親は、本当にうつ病になってしまったんだと思い、心から悲しみました。
休学し、自宅に帰ってきました。紹介状にあった近所の精神科病院を受診しました。しかし、
医師は首をかしげました。この頃は、動悸、息切れがひどく、ときどき不整脈も出ていました。
「この娘は何か、身体の病気があるのではないだろうか。何か様子がへんだ」そう思った医師は、当時、
大学病院の心療内科に勤務していた私を紹介しました。そうして、私は診察することになったのです。
確かに、一見、抑うつ的でした。しかし、初診なので、症状が病気によるものか、
向精神薬(抗うつ剤や抗不安剤)の副作用によるものなのかよくわかりません。
そこで両親や本人からよくよく話を聞いてみると、
どうも向精神薬を飲み始めてからおかしくなったことがわかりました。
そこで、身体的な診察や検査を行いました。やせており、BMIは17でした。血圧はたいへん低く、
臥位で80/60mmHg、立位では測定不能でした。心臓の機能を示す心係数は、
臥位で2.1L/min/m2と低下していました。立位では測定不能でした。健康な人の心係数は、
臥位でも立位でも3.2〜3.4L/min/m2です。甲状腺機能は正常で、貧血もありません。
肝臓、腎臓など、臓器は正常でした。しかし、空腹時血糖は70mg/dl、HbA1cは、
4.6%と低下していました。終日、低血糖反応が見られました。悩ませていた頭痛や月経前症候群も、
低血圧・低血糖のために起きていた症状でした。低血圧・低血糖があり、
そのためにSDSで高得点になったのでした。「今の状況は、病気のせいなのかクスリのせいなのか、
よくわかりません。しかし、明らかにクスリを始めてから悪くなったようなので、
少しずつクスリを減らしていきましょう。低血圧・低血糖もあるようなので、その治療もしましょう」

367 :優しい名無しさん:2020/07/23(木) 13:02:15.70 ID:OFs0QUL8q
そう話し、それから3ヵ月かけて、クスリ(向精神薬)を減らしていきました。どんどん元気になり、
無理のない運動をしたり、低血糖になるのを防ぐために食事を1日6回に増やすなどして頑張りました。
食事療法の勉強会にも参加してもらい、抗糖化剤も服用してもらいました。その結果、体重が増えて、
頭もすっきりしてきました。向精神薬には、血圧を下げる作用があります。心筋に対する毒性、
および末梢血管を拡張する作用(α-ブロッキング作用)があります。その結果、血圧が下がってしまいます。
それを常用量の3倍も飲んでいたのですから、たまりません。やせ型のもともと低血圧だったのでしょう。
そこへクスリを使用したので、いっそうひどくなったのだと思われます。
低血糖とクスリの関連はまだわかっていません。しかし、低血圧の方の93%が低血糖も合併しています。
低血糖も、もともとあったのかもしれません。その後、どんどん元気になり、
1年の休学予定が6ヵ月に短縮できて、学校に戻っていきました。
卒業後は故郷の病院に看護師として勤め、患者さんに優しい、優秀な看護師として活躍しています。
結婚して赤ちゃんが産まれ、見せに連れて来てくれました。とてもうれしい瞬間でした。最近は、
「治療抵抗性うつ」や「治療抵抗性てんかん」といって、抗うつ剤で治らないうつ病の患者さんや、
抗てんかん剤で治らないてんかん患者さんが増えています。医師はさまざまな工夫をして、
こうした患者さんの治療にあたっています。実は、こうした症例の中には、低血圧・
低血糖の患者さんが多くいます。脳の重さは体重の2%ですが、エネルギーは20%も使ってしまいます。
脳は大食いで、しかも、ブドウ糖しか好みません。そのため、血糖値が下がってしまうと、
脳に強い影響が起きます。まず眠気が出て、疲労感が出てきます。記憶が悪くなったり、
新しいことが覚えられなくなったり、暗算ができなくなったりします。うつ的な症状も出てきます。
さらに、低血圧があると、脳の血流も悪くなって悪循環を起こします。
現在、抗うつ剤で治療中だけれど症状が改善しないようなら、ぜひ一度、
血圧測定や血糖測定を行ってもらいましょう。身体の病気が心の病気として誤診されている場合があるからです。

368 :優しい名無しさん:2020/07/24(金) 00:46:47.53 ID:aaPYVBJzR
京都府警は7月23日、全身の筋力が衰えていく難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)
を発症した京都市の50代女性から依頼を受け、薬物を投与、殺害した嘱託殺人の容疑で、
宮城県の医師、大久保愉一容疑者と東京都の医師、山本直樹容疑者を逮捕した。2人は友人を装って、
去年11月30日午後5時半頃、女性宅を訪問。ヘルパーは別室にいたという。
しばらくして2人がいなくなり、ヘルパーが様子みたら女性の応答がなかった。主治医に連絡し、
午後6時18分に119番。病院に搬送されたが、死亡が確認された。その際、
普段は摂取していない薬物が検出され、京都府警が捜査。防犯カメラ映像などから、
2人の容疑者が浮上したという。女性はALSを発症後、周囲に「早く死にたい」などと漏らしていたという。
大久保容疑者は宮城県名取市でおおくぼ呼吸器内科・メンタルクリニックを開業。
それまでは厚生労働省の役人で妻は自民党の元衆院議員、大久保三代氏だ。
三代氏は自身のブログで大久保容疑者が逮捕されたことを認め、こう綴っている。
<本日、私の夫愉一が連行されました。私は詳細も全容も、一切知らされておりません。
夫からも何も聞いておりません。ですが、
連行され報道されたということは大切な方を亡くされた方がおられるということでしょうから、
ご本人様、ご遺族には心よりお詫び申し上げます。お詫びの言葉もございません。一方で、
夫が一人の医療者としてやったことの結果ですから一人の大人としてきちんと受け止め、
全責任を一人で背負って当然だと考えております。人の命に関わる仕事をしていれば常日頃から、
職責について使命について、覚悟をしていて当然だと思っております。今後捜査にも報道にも、
全面的にご協力させていただきます>大久保容疑者のものとみられる、ツイッターやブログ、
掲示板には安楽死についての書き込みが多数、存在する。その中に<高齢者を「枯らす」技術>
というブログがある。手塚治虫の「ブラック・ジャック」で安楽死を手掛ける、ドクター・キリコにちなんで
<キリコ先生に学ぶ「安楽死」>というタイトルでこのように綴っている。<老人が大量に増えていて、
いちいち刑事訴追していたらキリがない><合法的に治療行為を絞って死にいたるプロセスが定められています。

369 :優しい名無しさん:2020/07/24(金) 00:49:58.96 ID:aaPYVBJzR
国がおすすめしているのは、本人や家族が「人生会議」
を開いて延命処置を行うかどうかなどを決めておき、必要なときにはそのように対応する>
<脳梗塞や脳出血でコミュニケーションが取れなくなったら、もう家族が適当に
「元気なころの本人の意志」をでっちあげることもできます>
安楽死を肯定するような内容が列挙されていた。また、別の日のブログでは、特定の薬物名をあげて、
<平穏死する方法>と安楽死をうかがわせるような記載もある。そして、
女性を殺害したとみられる昨年11月のSNSには、<安楽死して遺族が年金もらう、
とかこれから流行るかもな><安楽死外来(仮)やりたいなあ>と意味ありげな内容もある。一方、
SNSの自己紹介で<日本のED治療(男性機能)専門院を経営している40代の医師>
と書き、東京都内でED治療のクリニックを経営。つながりは、ブログと同じタイトル
『扱いに困った高齢者を「枯らす」技術:誰も教えなかった、病院での枯らし方』
という共著を電子書籍で出版していること。事件発覚後、電子書籍は買えない状態となっているが、
紹介文にはこう記されていた。<「今すぐ死んでほしい」といわれる老人を、証拠を残さず、
共犯者もいらず、スコップや大掛かりな設備もなしに消せる方法がある。
医療に紛れて人を死なせることだ。病室に普通にあるものを使えば、
急変とか病気の自然経過に見せかけて患者を死なせることができてしまう。
違和感のない病死を演出できれば警察の出る幕はないし、
臨場した検視官ですら犯罪かどうかを見抜けないこともある。荼毘に付されれば完全犯罪だ>
こちらも安楽死を思わせるような内容が記されている。「難病に絶望した女性が、
2人に殺してくれるようにネット、SNSと通じて、接触したようだ。だが、
女性から100万円を超す、金銭が提供されていた形跡がある。金銭目的で、
嘱託殺人を請け負った可能性もある」どちらも女性の主治医ではなく、初対面で、
嘱託殺人に至ったようだ。大久保容疑者のブログには<「安楽死」なんて誰が好き好んでやるのか>
と記されていた。<一服盛るなり、注射一発してあげて、楽になってもらったらいいと思っています。
ただまあ、わたしも家族がいる身なのでそう簡単にも行きません。バレると医師免許がなくなるばかりか、
訴追されれば家族ともども路頭に迷いますからね>との思いも書いていた。

370 :優しい名無しさん:2020/07/25(土) 04:42:08.98 ID:E78U/2BVg
2人は高齢者や障害者は死んだほうがいいと主張する典型的な優生思想の持ち主だった。
それがよくわかるのが、2人が『扱いに困った高齢者を「枯らす」技術:誰も教えなかった、
病院での枯らし方』なるとんでもないタイトルの電子書籍を共著で出版していたことだ。
Amazonには同書のこんな紹介文が掲載されていた。〈認知症で家族を長年泣かせてきた老人、
ギャンブルで借金を重ねて妻や子供を不幸に陥れた老人。そんな「今すぐ死んでほしい」といわれる老人を、
証拠を残さず、共犯者もいらず、スコップや大掛かりな設備もなしに消せる方法がある。
医療に紛れて人を死なせることだ。病室に普通にあるものを使えば、
急変とか病気の自然経過に見せかけて患者を死なせることができてしまう。
違和感のない病死を演出できれば警察の出る幕はないし、
臨場した検視官ですら犯罪かどうかを見抜けないこともある。荼毘に付されれば完全犯罪だ。〉
さらに、大久保容疑者のものとされる厚労省の英語の略称である「mhlw」
をもじったアカウント名のツイッターにも、グロテスクな思想が露骨に表れていた。
大久保容疑者のツイッターをめぐっては、「ドクター・キリコになりたい」
と投稿していたことが話題になっているが、他のツイートを読むと、
大久保容疑者が安楽死にこだわる理由が、
患者を苦しみから解放するという目的ではないことがよくわかる。
〈つぶれそうな会社に税金突っ込んで延命を図ってもなんにもなってないわけでしょ。
もう市場から消えたらいい会社もゴロゴロある。おんなじで、老人に公費つっこんでゾンビにして、
事業者におもねて、吸血鬼よろしく国民から吸い取ってますます国を貧しくしてな〉
〈議員定数を若干減らすよりも、尊厳死法とか安楽死法を通した方が財政は持ち直すと思うけど。〉
〈医療って贅沢品だと思うんですよね。なんでも「国の責任ガー」
って云ってたら国も落ち目で財政赤字でハイパーインフレ待ったなしなので、
支払い能力に応じたサービスでしかたないのかなと。〉〈第XX回24時間テレビ「愛は財政を救う」
@国に頼らない老々介護、A決して入所者を病院に連れて行かない特養、
B高い抗がん剤を使う治療を拒否した90歳をジャニーズで再現ドラマ、
Cヘイトスピーチと村八分で生活保護者ゼロを実現した村、D救急車有料化で保険料爆安の町ほか〉

371 :優しい名無しさん:2020/07/25(土) 04:47:14.92 ID:E78U/2BVg
〈アベノミクスで、食えない老人への食事介助やら経腸栄養、
高カロリー輸液などへの公費支出を止めてくれんかな。
老人介護や医療費が減って消費税上げなくて済むかもよ。「最後は金目」なんで石原大臣よろしく。〉
〈高度医療に当たる人よりも、適当なタイミングで死なせる医者が求められてるんだよ。
自治体なんて後期高齢だの介護や障害福祉でまじカネないからね。〉〈納税者的には、
老人に掛け金以上の年金をくれてやるのも費用対効果的にムダでしょうし、
排泄物と汚れたリネンしか生産しない生き物は簿価1円でしょうし、
まあ人権で味付けすればプライスレスなんで〉〈コロナで介護が滅んで老人の死屍累々になっても、
別に驚かない。若い人の負担が減ればよいではないか〉〈老人が自粛せずに徘徊してて、
てめえらが延命するために社会で犠牲をかぶってんだクソが。〉ようするに、大久保容疑者は、
高齢者や障害者、生活困窮者にかかる医療や福祉の費用は社会資源の無駄であり、
日本国の財政を逼迫させるだけ、早く殺してしまったほうがいいと主張しているのだ。
つまり、大久保容疑者らによるALSの女性殺害は、安楽死への協力などではなく、命を選別し、
高齢者や障害者、病人は殺しても構わないという優生思想にもとづいたものであり、
そのグロテスクさは相模原障害者殺傷事件の植松聖死刑囚と同レベルといっていいだろう。しかも、
恐ろしいのは、いまの日本社会にはその犯罪者たちとそっくりな主張をしている連中がほかにも多数いることだ。
ネトウヨだけでなく、政治家や学者、メディア関係者までが平気で「老人は安楽死させたほうがいい」
「障害者を生かしておくのは無駄だ」「税金を使っているのを申し訳なく思え」
などといった暴論を叫んでいる。余命わずかな高齢者の終末期の医療費について
「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。
さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」などと発言した。
〈「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!
今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」〉と透析患者の殺害まで持ち出した。
高齢者の終末期医療は金の無駄、社会保障費削減のために即刻やめるべきだと主張し、猛烈な批判を浴びた。

372 :優しい名無しさん:2020/07/25(土) 14:22:18.03 ID:E78U/2BVg
屈辱的で惨めな毎日がずっと続く
望まないのにこんな体で無理やり生かされてるのは人権の侵害だと考えます
患者を生殺しにすることをなぜいつまで医療者は使命だと思っているのだろう?

373 :優しい名無しさん:2020/07/25(土) 14:47:25.06 ID:E78U/2BVg
神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)
の女性患者に対する嘱託殺人の疑いで医師2人が逮捕された事件で、殺害された女性の遺体から、
鎮静作用がある「バルビツール酸系」の薬物が検出されていたことが24日、
捜査関係者への取材で分かった。鎮静薬や麻酔薬などとして用いられており、
欧米では医師による安楽死や死刑執行の際に使われることもあるという。京都府警は、大久保愉一
[よしかず]容疑者(42)と山本直樹容疑者(43)が、亡くなった京都市中京区のALS患者=当時(51)=
に薬物を投与したとみており、入手ルートなどを調べている。バルビツール酸系の薬物は、
脳の興奮を抑える作用があり、睡眠薬や抗てんかん薬などとして通常の医療現場で用いられている。
即効性の高さが特徴だが、過剰に投与すれば呼吸低下などが引き起こされる危険性がある。
難病に詳しい神経内科医は「ALS患者に用いることは通常ない」と話している。捜査関係者によると、
管を通して胃に直接栄養を送る胃ろうを腹部に造設していた。
両容疑者は胃ろうから致死量の薬物を投与した可能性が高いとみている。また、捜査関係者の説明では、
山本容疑者の口座に現金130万円が振り込まれていた。府警は事件の報酬とみて経緯を調べている。
府警は24日、両容疑者を嘱託殺人容疑で送検した。大久保容疑者は午後2時ごろ、
移送車両に乗って留置先の中京署を出た。頭からフードをかぶってかがむような姿勢で、
表情はうかがえなかった。逮捕容疑は共謀して、自身を殺害するよう頼まれ、
昨年11月30日午後5時半ごろ、マンションを訪れて致死量の薬物を投与し、急性薬物中毒で死亡させた疑い。

374 :優しい名無しさん:2020/07/31(金) 10:03:29.64 ID:NWnDhHGTd
精神科医の傲慢さを感じるのは私だけでしょうか。
周囲に理解されない特性があることで苦労している人はたくさんいるでしょう。
そして特性のある子を育てる中で、周囲から散々非難された親はたくさんいるでしょう。
理想は、そのような特性が受け入れられる社会を作ることであり、
そのような社会を実現するよう進んで行くことは大変重要です。しかし、
苦しんでいる人にとっては将来ではなく今こそが重要なのだという現実があります。
今を生き抜くことができなければ将来などないからです。そのような無理解な社会、
あるいは多様性や共生へ向かう過渡期である社会に対する防衛手段として、
社会から不適応とされた自分を無理やりその社会に適応させるために、
不本意であっても薬を飲み続ける人もいます。そのようなギリギリで生きている人々に対して、
診断や薬を頭ごなしに否定するつもりは毛頭ありません。
しかし、本当は他に適切な手段があったはずなのに、
安易な発達障害啓発キャンペーンによって唯一の道であるかのように診断と薬に誘導され、
袋小路に追い詰められてしまったような人も中にはいます。その人を救ったと思われていたものが、
それなしでは生きられない依存状態に追い込んでいたということです。
それは私の勝手な決めつけではありません。診断と薬が自分を縛り付けていたことに気付き、
それを手放して他の手段を選ぶことで、
まったくそれらを必要としない状態にまで回復した実例がいくつもあるからです。
専門家に繫げることが必ずしも正しい診断や適切な支援に結び付くわけではない以上、
発達障害という主題に対して、もっとさまざまな角度からの批判的検証があっても良いでしょう。
専門家に対してもっと批判の目が向けられても良いでしょう。
必ずしも診断を必要としない支援の在り方があっても良いでしょう。ところが、
私たちは最初に一方的な「正しい理解」を求められています。早期に専門家に繫がり、
早期に診断されることこそが最善だとする一方的な価値観を実質的に強要されています。
それに疑義を唱えると、「差別」「無知」「無理解」「医療否定」などとレッテルを貼られ、
攻撃対象にされてしまいます。もはや発達障害批判はタブーになりつつあり、
何かがおかしいと思ってもうかつに口に出せない雰囲気もできあがっています。

375 :優しい名無しさん:2020/08/04(火) 07:23:14.63 ID:S7pq4sAjL
実のところ、著名な精神科医や発達障害の専門医であっても誤診がまれではありません。例えば
「うつ病と診断したけれども、発達障害だった」「ASDだと診断したが、本当はADHDだった」
などということは、しばしば見られています。もちろん、
私たち自身の診断が絶対に正しいということはありませんし、誤った判断もあることでしょう。
ただ、私たちの外来に紹介されて受診する患者さんを見ていると、多くの先生方には、
発達障害の基本的な点が浸透していないように思えます。発達障害に関する誤診には、
いくつかの理由があります。1つは、うつ病をはじめとして、対人恐怖症(社交不安障害)
やパニック障害などの不安障害、躁うつ病など、
発達障害が原因で起こるさまざまなトラブルをきっかけに生じる、2次障害との関連が問題となります。
このような場合、そうした2次障害に対する診断と治療が先行してしまい、
根本的な原因である発達障害が見逃されがちです。
こうなると、適切な治療が難しくなることが珍しくありません。
例えば、うつ病と診断されて抗うつ薬を飲み続けたが症状が改善されない、
ADHDの治療薬に切り替えたら劇的に改善した、といったケースが実際に存在しています。
「うつ病と診断されたものの、実は発達障害だった」ということは、よくある話です。患者本人が
「私はADHDだと思いますが、どうなのでしょうか?」と主治医に言っているにもかかわらず、
「いえ、うつ病であることは確実です」「発達障害というのは考えすぎ」などと言って、
正しい診断に行き着かない例が後を絶たないのが現状です。また、ADHDとASDの区別も、
非常に曖昧で難しい面があります。ADHDなら多動・衝動性と不注意、
ASDなら対人関係のトラブルとこだわりの症状など、それぞれ典型的な特性があるのは確かですが、
臨床の場面では、両方を同時に示すようなケースにも頻繁に出合います。
さらに厄介なことに、「発達障害か、そうでないか」についても、線引きが曖昧です。
そもそも精神科の診断には、白黒はっきりつけがたい「グレーゾーン」が多く含まれています。
発達障害とそうでない人の間には明確な区別が存在しているわけではなく、
さまざまなグラデーションが存在しています。そのため、「この一線を超えたら発達障害」
という線引きは、医師ごと、病院ごとに委ねられています。

376 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:25:27.97 ID:xupW4d7Oe
「精神鑑定においては、その人物の生育歴の調査と分析がとても大きな意味を持っています。
犯行に至る性格や動機の形成がどうだったか、法廷でこれを解き明かすためには、
絶対に不可欠な要素だから」と吉岡忍は言った。「ところが宮崎勤の責任能力を認めた鑑定書では、
両親や、実家の敷地内にあった印刷所の従業員の聴き取り調査すら行われていない。
その部分は警察が短くまとめた調書の引き写しですよ。宮崎本人に対しては、
いきなり犯行時の心境を聞いている。こんなの、専門家の鑑定と言えないよ」
そう言いきってしばらく沈黙してから吉岡は、「植松の鑑定書はいくつあったかな」とつぶやくように言った。
「ひとつだっけ?」「二つです」と僕は答える。
裁判所が選任した大澤達哉医師による鑑定は犯行時の植松について、
「パーソナリティ障害及び大麻使用障害・大麻中毒」と診断した。
ただし大麻使用による犯行への影響については、「なかったか、
あったとしてもその行動に影響を与えないほど小さかった」と結論づけている。
もうひとつは弁護人が私的に依頼した工藤行夫医師による鑑定で、こちらは
「動因逸脱症候群を伴う大麻精神病であり」「本件犯行はその発想から実行に至るまで」
「大麻精神病の影響が深く関与し、それなくしてはなしえなかったと考えられる」と断言している。
つまり大澤鑑定は責任能力を認めているが、工藤鑑定は認めていない、ということになる。
「最終的に採用された鑑定は責任能力を認めているほうだよね」「もちろんそうです」
植松の幼少時代については、鑑定だけではなく裁判でも、ほとんど話題にならなかった。
両親も法廷に出廷していない。
もちろん加害者の家族を追い詰めることに対しては慎重であらねばならないが、裁判の過程で、
被告人の成育歴にこれほど触れないことは、普通ならありえない。
「宮崎勤を多重人格と診断した鑑定書には、精神科医とのやりとりを、たぶんこっそり録音して、
速記で起こした文書も添付していた。『いい天気だね』『昨夜は何を食べたの』とか、
他愛もない会話をしながら、宮崎の受け答えの奇妙なところや思考の偏りなどもきちんと指摘している。
ところが、裁判所が判決に採用した鑑定書のほうには、そうした記録すら付属されていない。

377 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:28:37.22 ID:xupW4d7Oe
鑑定人は生育歴をきちんと調べていないから、なぜ彼がそんな奇妙な反応をするのか、
原因を調べてみようとすら発想しなかった、としか思えない」「つまり疑問や追求がないということ?」
「まったくない。極論すれば、責任能力を認めるという結論になっても、僕はいいと思うんですよ。
でも、そのためには論理的な道筋が必要でしょ。それがないまま、
責任能力はあったという結論だけが示されている。助手の大学院生あたりに書かせたんじゃないか、
と思いたくなるくらいに杜撰だった。20から30ページくらいしかなかったんじゃないかな。
その薄さに驚いた」「三つの鑑定の中ではいちばん内容が乏しくて、実際に量が圧倒的に少なくて、
そして杜撰だった。でも裁判所はその鑑定を採用した」「それが唯一責任能力を認めていたからね」
そう言ってから吉岡は小さく肩をすくめる。これから何を質問しようかと考える僕に、
「麻原の裁判ってどうだったかな」と吉岡が質問してきた。
「鑑定は一回だけやったように記憶しているけれど、あれは責任能力についての鑑定だっけ」
「責任能力ではなくて訴訟能力です」と僕は即答した。ここは大事なところだ。
逮捕時の麻原は取り調べや弁護人との面会の際も普通に受け答えしていた。
破防法弁明という特別な手続きの際には、見事なスピーチまで披露している。
犯行時の精神は問題にされていない。ただしその後、一審途中で麻原の精神は崩壊した。
つまり訴訟当事者としての能力を喪失した。一審判決公判で同じ動作を反復するだけの麻原を見て、
さらにその後に多くの人に取材したことで、僕はそう確信している。
控訴する意思を確認するどころか被告人とまったくコミュニケーションがとれない二審弁護団は、
精神鑑定を実施するための公判停止申立書を裁判所に提出するが、これを却下されたため、
独自に6人の精神科医に依頼して鑑定を実施する(正式な鑑定ではないため効力はない)。
1人目は元北里大学医学部精神科助教授の中島節夫医師。「器資性脳疾患の疑いが濃厚」
との見解を示しながら中島は、「詐病の可能性も否定できないが、
詐病と判断するにも正式な精神鑑定が必要だ」と主張した。
2人目の医師の名前や所属は公表されていないが、彼もまた、「拘禁反応によって昏迷状態にある」
として、「訴訟能力はない」と結論づけた。

378 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:30:57.84 ID:xupW4d7Oe
3人目は筑波大学大学院人間総合科学研究科の中谷陽二教授。彼もやはり、「拘禁反応が慢性化・
固定化している」可能性が高いとして、「訴訟能力は欠如している」状態との意見書を提出した。
4人目は関西学院大学教授の野田正彰。「公判当初は訴訟能力に問題はなかったものの、現在、
意志能力があるとは考えられず、一時的ではあろうが訴訟能力はないとみなすべきである」として、
「半年内の治療で軽快ないし治癒する可能性が高い」と野田は主張した。
5人目は金沢大学名誉教授でかつては東京都立松沢病院院長だった秋元波留夫。
この時点で100歳を迎える現役最長老の精神科医だった秋元もまた、
被告の訴訟能力については明確にこれを否定した。
6人目は、かつて東京拘置所の医務部精神科医として勤務し、
その後東京医科歯科大学犯罪心理学科や上智大学心理学科教授などを務めた小木貞孝(加賀乙彦)。
彼もまた、被告は「原始反応性の昏迷状態にあり、はっきりとした拘禁反応の状態を示していて、
言語による意志の疎通は不可能であり、訴訟能力はない」とした。麻原の精神状態についての見立ては、
当然ながら6人それぞれで微妙に違う。しかし訴訟能力については、全員が明確に「失われている」
と結論づけた。この意見書を提出したうえで二審弁護団は裁判所に正式な鑑定を要望し、
ようやく裁判所は東京都内のクリニックに勤務する西山詮医師に鑑定を依頼した。
その西山による鑑定書はA4判用紙で全88ページ。吉岡が言うように、家族歴と本人歴、
現病歴がまずは記述される。つまり資料編。そしてその後に、現在症、説明と考察、鑑定主文が続く。
僕がこの鑑定書を入手したとき、麻原の判決はまだ確定していない。
つまりこの鑑定書が事態を大きく左右する可能性は高い。そう思いながら読んだ。
そして読み終えて絶望した。あきれた。茫然とした。その理由をいくつか挙げる。まずは資料編。
平成9年4月24日の第34回公判において、麻原は以下のように発言した。「地下鉄サリン事件は、
弟子たちが起こしたものであるとしても、あくまでも、一袋200グラムのなかの10グラムぐらいのものが、
10キロに散布されたものであり、本質的には傷害であるということがポイントであると言えます。
で、これは、ディプロマット、検察庁では、これは無罪として認定しています。そして裁判長も無罪として認定しています」

379 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:33:16.34 ID:xupW4d7Oe
この発言を引用したあとに西山医師は、
「検察庁も裁判長も無罪を認めているなどという空想作話ないし空想虚言を持ち出して、
自説の権威付けをしている。陳述自体がいい加減で、説明全般に真面目さ、真摯さ、
深刻さがおよそ欠けている。出鱈目(でたらめ)を臆面もなく述べているが、病的思考は認められない」
と記している。「出鱈目を臆面もなく述べている」と「病的思考は認められない」との連関がまずは不明だ。
反転の接続詞「が」の使われる理由が、どこにも記述されていない。
話が破綻することは病的思考の症状のひとつだ。これを一刀両断にするならば鑑定の意味はない。
このときの麻原は、「日本のマスコミはこれ(自分や弟子たちは微罪であるということ)
を既に放送していたのです。しかし、もう日本がないというのは非常に残念です。これは、
したがって17事件についての麻原彰晃の論証であり、話です。
これをエンタープライズのような原子力空母の上で行うということは、非常にうれしいというか、
悲しいというか、特別な気持ちで今あります」とも発言している。
ハナゾノヨウイチ特別陪席なる実在しない人物が、発言に登場するのもこのときだ。
これらのすべてを引用しながら西山医師は、「以上は作話、空想作話、
空想虚言を取り混ぜた長い話であるが、これらの他に格別思考障害は認められない。
被告人の話が時々脈絡を欠いていると見えるのは、
空想作話や空想虚言が自在に挿入されているからである」と解説している。また別のページでも、
この日の証言を取り上げて、「たわいない理屈をつけて犯罪行為を矮小化する
(例:地下鉄サリン事件の殺人等を傷害に)、弟子に責任があるとして自己の共同謀議を否定する、
無罪及び釈放を検察庁や裁判所が認めているというような空想作話ないし空想虚言を事々しく持ち出して、
自己の無罪を主張し、補強しようとする。説明は全体に真面目さ、真摯さ、深刻さを欠いており、
論理的に破綻しているばかりか、倫理的にも破綻している。最後には、第三次世界大戦が起きて、
日本はなく、従って裁判もなく、自由であり、普通に生活できると言うのである。
主任弁護人から今日は何日かと聞かれて、1997年1月5日か6日であると答えているが
(実際は4月24日)、これも時間的見当識障害ではなく作話である」と断じている。

380 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:37:13.13 ID:xupW4d7Oe
まずは「倫理的な破綻」など、精神鑑定においては何の意味もないし、
そもそも倫理的な考察など求められてもいない。思わず書き添えたのであろうこのセンテンスに、
麻原彰晃など倫理的に許せないとする西山医師の主観が滲み出ている。
もちろん鑑定もひとつの視点である。つまり主観からは逃れられない。でも普通なら、ここまで筆は走らない。
このとても倫理的な主観が、西山鑑定の全体を支配している。空想作話、
空想虚言なる用語の正確な意味を僕は知らない。
前述した他の6人の精神科医たちの意見書
(これらはすべて現在の麻原には訴訟能力は失われていると診断した)も一読したが、
西山医師以外の他の精神科医はこの用語を使っていない。文脈からは、自らの免罪を主張するために、
ありもしない話をでっちあげているということを意味しているのだろう。「自説の権威付け」
と西山は何度も強調するが、「裁判長や検察庁が無罪の認定をすでにしている」
とかハナゾノヨウイチ特別陪席なる実在しない男の証言を持ち出すことで、
自らが免罪であることを権威付けしていると麻原彰晃が本気で思っていると仮定するならば、
それはすでに普通の意識状態ではないと考えることが、当たり前ではないだろうか。
「車椅子に乗ったまま、『ばか』と言葉を発したことや本月16日に弁護人面会後、
職員がスリッパを脱がせようとしゃがんだところ、声を出して笑ったこと
(職員の動作を見て笑ったものと思料される。)があげられる」この事例を西山は、
「日常生活において異常な言動の発現は認められない」とする結論の証左としてあげている。
しかし、「職員がスリッパを脱がせようとしゃがんだところ、声を出して笑ったこと」がなぜ、
「職員の動作を見て笑ったものと思料される」と短絡できるのだろう?その根拠は明示されていない。
そんな推測ならば、別に精神科医の力を借りなくても誰にでもできる。さらに言えば、
そもそも普通の精神状態にある男が、誰かが目の前でしゃがんだくらいで声を出して笑うだろうか?
もしもそんな男が身のまわりにいたならば、
それこそ精神科医を訪ねたほうがいいと忠告するほうが普通だろう。また、例えば失禁について西山は、
「なお、『失禁』という言葉には既に病的評価が付着している。起こったことを虚心に見れば、
それは大小便の垂れ流しである。

381 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:40:08.69 ID:xupW4d7Oe
この行為は必ずしも脳疾患の症状ではなく、又、
必ずしも重い心因反応の症状でなければならないものでもない。
それはいざとなれば健康な人の誰もができることである」などと述べている。
「虚心に見れば大小便の垂れ流しである」とはどういうことだろう。
虚心の意味がわかっているのだろうかと言いたくなる。文章の揚げ足をとる気はないけれど、
「いざとなれば健康な人の誰もができること」との記述は(だから正常であるとの文脈ならば)
さすがに看過できない。「いざとなればできること」ではあっても、その「いざとなれば」
のハードルが際立って低いときに、人は正常な意識状態ではないと見なされるのだ。この論理を使えば、
精神の病や障害など存在しなくなる。百歩譲って西山医師の論に唯一、整合性を見出すのならば、
麻原が精神障害を装っている、すなわち詐病であるとの認定がなされた場合だろう。ならば西山は、
何をもって麻原が精神障害を装っていると証明するのだろうか。多くの報道でも紹介された
「鉛筆をプロペラのように指で回した」とのエピソードは、原文では以下のように記述されている。
「被告人が車椅子に戻って座り、右手を軽く丸める形にして右膝の上に置いていたので、
その拇指と人差し指の間に鑑定人が鉛筆を黙って置いたところ、
3本の指が微妙に動いて鉛筆を把持し、更には鉛筆の中ほどを3本の指で持って、
くるくるとプロペラ様に振ってみせた。鉛筆を取り戻そうとすると、被告人は右手で強く握って離さない。
鑑定人が引っ張ると、被告人はいよいよ硬く握り締める。鑑定人が更に力一杯鉛筆を上方に引くと、
被告人は握った右手の上に左手を当て、両手で掴んで離さない。以上の検査から判明したことは、
意志発動が可能で、鉛筆を握って離さないことも、これを離すこともできるということである。逆に言えば、
握る能力はあるのに握らないことがあるということである」このときの体験を、西山は以下のように分析する。
「言いたくないから言わないというのは無言であり、権利の自由な行使であって、疾病でも障害でもない。
言いたいのに、疾病のために言うことができないので言わないというのが無言症で、
言うことを妨げているのが疾病の症状である。結果現象は同じ『言わない』であるから、
これだけからは見分けがつかない。ここで我々の現在症の握力検査を想起してみよう。

382 :優しい名無しさん:2020/08/05(水) 03:44:11.42 ID:xupW4d7Oe
被告人の左右の掌に鑑定人の左右の手指を2本ずつ置き、『力一杯握ってごらん。』と命じても、
被告人の手は握らない。これは握りたくないから握らないのか、握れないから握らないのか、
このテストだけでは分からない。後で分かったように、被告人は握ることができたのである。つまり、
被告人は握力検査の時は、握れるのに握らないでいたのである。
意志発動が行われないために外界の刺激に反応しない状態を昏迷と呼ぶのであるが、
そのような昏迷は被告人には存在しなかった。つまり、
意志と行為との間の転轍障害は存在しないのである」この後、平成16年10月20日、
拘置所内での運動の時間に麻原が「大リーグボール3号だ」と口走り、
さらに還室を促すために刑務官が彼の手をとったとき「ちょっと離して」
と言ったとの記録を引用しながら西山は、「すなわち平生はものを言わないけれど、
ものを言う能力はあり、実際にものを言うことがあるのである。このような状態は昏迷ではない」
と断じている。仮に麻原が精神異常を装っているならば、なぜよりによって自らの鑑定中に
(鑑定前に西山は、自分が鑑定医であることを本人の前で宣言している)、
西山が差し出した鉛筆を力一杯握り締めるという行為に及んだのだろう。さらに言えば、
鉛筆を握ったり握らなかったりすることが意志の発動を示して訴訟の当事者となるだけの能力を意味するのならば、
乳幼児やアライグマにも訴訟能力があることになる。結果として裁判所は、
西山鑑定を根拠に麻原は訴訟能力を保持している(つまり現在の状態は詐病である)と結論づけ、
控訴趣意書がないことを理由に一審だけで判決が確定した。
つまり戦後最大級と称される事件の首謀者の裁判は、事件を解明するうえで最も重要な動機について、
本人が何も語らないまま(あるいは語ろうにも語れないまま)断ち切られるように終了した。
未練がましいがもう少しだけ。面会した6人の精神科医はほぼ異口同音に、治療すれば相当に回復する、
と意見書に記述した。僕は麻原の死刑回避とか裁判の中断を求めたわけではない。実際に拘禁障害は、
環境を変えることで劇的に回復することがある。その可能性を試すべきだとは主張した。
中断は数ヵ月で充分のはずだ。そのうえで裁判を続ければいい。でも裁判が一審だけで終了して麻原の死刑が確定した

383 :優しい名無しさん:2020/08/06(木) 14:04:58.17 ID:TQ9OAdSao
兵庫県は5日、患者の顔を殴って重傷を負わせたとして、県立ひょうごこころの医療センター(神戸市北区)
の40代の男性看護師を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。看護師は同日付で依願退職した。
県によると、看護師は5月30日午後4時ごろ、
担当していた40代の男性入院患者に1人部屋で突然殴りかかられた際、
顔を1発殴り返して右目の下側に全治2カ月の骨折を負わせた。看護師は病院側に報告しなかったが、
別の看護師が患者の異変に気づき、監視カメラの映像などから問題が発覚。
病院側は直後に神戸北署に通報し、患者側は6月24日に被害届を出したという。
看護師のそれまでの勤務態度に問題はなかったといい、県の聞き取りに対し「パニックになって殴った。
看護職としてあるまじきことで、とても後悔している」と話しているという。

384 :優しい名無しさん:2020/08/07(金) 14:33:47.36 ID:c/+T2+v6U
どうしても嫌いな人への対処法があります。それは、「悪口」を言わないことです。繁華街の居酒屋では、
どこでも悪口大会が開催されています。悪口もアウトプットですから、繰り返してしまうと記憶を強化します。
悪口を言うことで、ストレス発散をしているように感じますが、実は逆の効果をもたらします。
本来忘れていたような些細なエピソードを思い出し、相手の短所、欠点のイメージを強化します。結局、
その人をより嫌いになってしまうのです。嫌いのスパイラルで、人間関係が泥沼の状態に陥るだけです。
今のあなたの状況は、自らの悪口が原因であり、自分が招いた災いなのです。悪口を言わないだけでも、
人間関係は変わります。どんな人にも短所があれば、長所もあります。人よりも劣った点があれば、
人よりも優れた点があるはずです。だから、あなたの大嫌いな人の「長所」を7個書き出してください。
「そんなもの、あるはずない」と思うでしょうが、よく観察すれば、必ず見つかるはずです。私たちは、
嫌いな人を「見たくもない」と思っているので、嫌いな人を積極的に観察していないのです。あるいは、
あなたが「短所」と思っているところの裏返しが、「長所」かもしれません。「細かいことを、いちいちうるさい」
(短所)というのは「細部にまでこだわっている」(長所)になります。嫌いな人の長所を7つ書き出せば、
「大嫌い」が「まあそこまでではないか」と「普通」に思えてくるはずです。

385 :優しい名無しさん:2020/08/09(日) 07:48:34.83 ID:DFVyTVy/F
「人から嫌われないようにしよう」という努力は、99%無駄です。なぜならば、
他人は簡単に変えられないからです。「好き」と思うか「嫌い」と思うのかは、感情であり、
意思が決めることです。コントロールできる範囲外にあります。それにもかかわらず、
実際問題として、「自分が変わる」ことを通して、相手の「好き」や「嫌い」
を多少変化させることもできなくはありません。それには「時間」と「労力」が必要です。
一朝一夕ではできないと思ったほうがいいでしょう。ですから、
他人の感情は、自分ではコントロールできない、相手が自分を「嫌っている」
かどうかを心配しても意味がないということを、しっかりと理解しましょう。
それではどうしたらいいのかというと、「自己変化」「自己成長」です。自分の行動や言葉を変えることで、
あなたの印象や感情は変わります。人間を変えることはできませんが、人間関係は変えられます。
その第一歩が、「自分が変わる」ということです。「人から嫌われたくない」と言う暇があるならば、
「自分が変わる」ことを考え、そのための努力に1分でも1秒でも多くの時間を割くべきです。
そうはいっても、自分の直属の上司など、自分から関係を変えにくい相手から嫌われると、
かなり大変です。一言でいうと「キーマン(鍵となる人物)」です。逆に、自分の直属の部下も、
仕事の指示を出していちいち反発されるようでは仕事が進まないので「キーマン」です。
誰からも嫌われない努力をすることはものすごく大変で、労多く実りが少ないです。
そんな時間があるのなら、自分の直属の上司や直属の部下といった大切な人とのコミュニケーションをとり、
仲良くなる努力をすべきです。時間は限られているので、「キーマン」とのコミュニケーションに、
あなたの時間と精神エネルギーの大部分を注ぎましょう。たとえば、あなたの同僚が、
あなたのことを強烈に嫌っていたとしても、あなたの直属の上司との人間関係がうまくいっていて、
あなたの仕事をきちんと評価してくれているのなら、Bさんがあなたのことをどう思おうが、
それは些細な問題でしかありません。イメージとしては、職場の中で重要な人物が3人いるとした場合、
その3人との交流に時間とエネルギーを7割注げばいいのです。他の人たちとは、ボチボチの関係性でいいのです。

386 :優しい名無しさん:2020/08/10(月) 08:28:11.54 ID:ayWXVIGhl
視力から足先まで、体全身に影響を及ぼす糖尿病の心理的負担は大きい。
科学者は、糖尿病と精神的症状(うつ病など)の関連性について研究を推進している。
精神医学専門誌『 Comprehensive Psychiatry』に掲載された最新の研究によると、
糖尿病を抱えている人は、精神疾患を患うリスクが高い可能性を示した。
ブラジルの研究チームは、年齢や経済状態に大差のない糖尿病を患う200人
(1型糖尿病患者100人と2型糖尿病患者100人)の被験者を対象に調査を行ったところ、
約43%が少なくても1つの精神疾患を抱えていることが明らかになった。
最も多いのは、全般性不安障害(21%)と慢性的うつ病(15%)。
社会恐怖症や別の種類のうつ病、パニック障害も含まれている。
しかしながら、糖尿病患者が精神疾患になりやすい明確な理由は未だに定かではない。
一説では、糖尿病であることに加え、慢性疼痛のような関連症状を抱えることで気分が落ち込み、
気分障害に発展していくと考えられている。
別の研究によれば、社交不安症のような精神疾患の治療に使われる処方薬が、
2型糖尿病を引き起こす恐れがあると示唆している。研究者たちは、診察をするうえで、
糖尿病患者の抱える精神的な問題には今まで以上に注意を払うべきだと主張している。

387 :優しい名無しさん:2020/08/10(月) 08:34:26.79 ID:ayWXVIGhl
わがままで頑固、そのくせ口が達者そんな人が近くにいたら閉口させられてしまうに違いない。
しかし、病気治療においては、そうした厄介な人のほうが治癒率が高いという結果があるという。
そこには「精神免疫学」が大きく関与している。「訴えが多く、手のかかる患者」や
「いうことをきかない患者」ほど免疫力が高い傾向にあるというのだ。免疫力の高さは回復力につながる。
実際、がんの種類も進行度合いもほぼ同じで、治療法も変わらないにもかかわらず、
どんどん回復する人と、急激に悪化する人がいることが多分にあり、
そこに心理的要因が関与しているということが精神免疫学で明らかにされつつあるというのだ。
同様の研究はアメリカでもなされている。ピッツバーグ大学の心理学者サンドラ・レビィ博士が、
症状はほぼ同じ乳がん患者75人を1年間追跡調査したところ、69人の生存患者はみな
「医師や看護師に対する訴えや質問が多く、とても手のかかる」存在だったという。
つまり、訴えが多ければその分、NK(ナチュラルキラー)細胞をはじめとする白血球が活発に働き、
免疫力が高まっていくようだ。医師や看護師に頼りきりになってしまい、薬も治療法もすべて受け入れ、
多少具合が悪くても我慢する、いわゆる優等生患者になってはいけない。
訴える力と免疫力は密接に関係しているため、主張しないままでいると免疫力は低下してしまうのだ。

388 :優しい名無しさん:2020/08/11(火) 12:46:30.20 ID:Qsqkce6hq
スルーするといっても、現実的には難しいかもしれません。上司や先輩などには、「へぇ」は使えません。
そんなときは、いくつかのバリエーションで「スルー言葉」を使い分けましょう。
毒舌、冷淡系の「スルー言葉」としては、「それが何か?」は強烈です。ネット民がよく使う言葉ですが、
クールな口調で「それが何か?」と言われると、反論しようがなく、相手は黙るしかありません。とはいえ、
上司や先輩から、圧力をかけられたときに、「それが何か?」と言うと、角が立ち、相手を怒らせます。
その場合は、「丁重・丁寧系スルー言葉」を使います。たとえば、笑顔で「アドバイス、
本当にありがとうございます」と言います。顔は笑顔ですが、心の中は全力でスルー。当然、
そのアドバイスを実行する必要はありません。「(笑顔で)それはよかったですね」と言うのも使えます。
丁寧さ95%の中に、5%だけ「私は関心がない」という非言語的なメッセージがこもっています。
相手と関わりたくない場合は、「毒舌・冷淡系」のスルー言葉を、自分よりも上の立場の人には
「丁重・丁寧系」のスルー言葉を使い、上手にスルーしてください。スルー言葉を使えない人には、
「適当にほめておだてる」という作戦があります。マウンティングする人は、
人よりも優越感を持ちたい人です。優越感が満たされれば機嫌がよくなる。単純というか、
「かわいい生き物」です。マウンティングする人の心理がわかれば、「ネガティブな感情のかけ引き」
に巻き込まれないで済みます。ネガティブな攻撃に対して、「怒り」「嫌み」「うんざりした表情」
で反撃しては、泥沼の戦いになる可能性もあります。こちらは、冷静に大人の対応をします。
「すごいですね」「さすがですね」と返しておけば、相手は勝手に気持ちよくなります。
あなたに対して好感を持つかもしれませんし、そうやって返せるあなたのほうが大人なのです。
毒舌・冷淡系「へー、それで?」「それが何か?」「それで、他に何か?」「わかりました。それで?」
「大丈夫です。ご心配なく」丁重・丁寧系「そうですね。私もそう思います」「ありがとうございます」
「なるほど、そういう考えもありますね」「わかりました。検討させていただきます」
「アドバイス、本当にありがとうございます」「(笑顔で)それはよかったですね」​

389 :優しい名無しさん:2020/08/14(金) 11:59:38.49 ID:L4yNzym2B
もう、かれこれ6年も心療内科に通っていたことに気がついた。「双極性障害U型」
と診断されてから振り返ってみると、睡眠薬、抗不安薬、抗精神薬など大量の薬を飲んできた。
出張に出るときは、A4ほどの大きなピルケースを持ち歩き、大量の薬を仕分けして持ち歩いていた。
その年に自殺未遂を三度も繰り返していたので、薬を飲まないと危ないと思い込んでいた。
そのため数年間は「病気だから」、「精神障害だから」と納得して飲み続けていたが、長期になるにつれ、
次第に疑問に思うようになった。朝早くは眠くて仕方がない。当初は疲れているのだろうと思っていたが、
眠気が尋常でない。睡眠剤をガッチリ飲んで、8時間ほどぐっすりと寝ているのに眠くてしょうがない。
服用している薬は、もうこれ以上、増やすことのできない量にまで達していた。
あまりの眠気から仕事に支障が出ていたし、仕事でも細かな見落とし、単純ミスが明らかに増えた。
以前のように欝っぽくなることはなかったものの、トラブル続出で、すっかり自信を失くしてしまった。
自殺未遂をしてから、生活を立て直そうと生活の改善に力を入れてきた。
独身生活だと堕落する傾向にあることがわかったので、再婚して家庭をもった。朝方の生活に変えて、
睡眠もよくとるように気を付けてきた。郊外に越して、環境も良くしてきた。
それなのに頭がはっきりしない状態が続き、自分でも情けなかった。年賀状を出すことができなくなり、
一時は電話もできなくなったため、仕事先との付き合いが激減した。そうした期間が数年続いた後、
はじめて、この6年間で何も治っていないということにようやく気がついた。治っていないどころか、
逆に状況は悪化し、後退していることは確実だった。それをはっきりと自覚するきっかけとなったのは、
主治医に相談しているときだった。「いつも眠いし、細かなミスを連発してしまう」などと相談していると、
「多分、統合失調症だと思う」と言われたのだ。つまり突然、診断が変わったのである。
それまでは双極性U型(躁鬱病)という診断で、それに沿ってさまざまな薬を飲んできたのだが、
統合失調症だとまた話が変わる。おそらく双極性、
統合失調のどちらにも効くと言われる薬を飲むことが多いので、
主治医は私の愁訴に合わせて診断を変えたのだろうが、これにはさすがに違和感だけが残った。

390 :優しい名無しさん:2020/08/15(土) 12:15:39.92 ID:vRec+cbHY
脳の血流を測定して、精神状態を数値化する光トポグラフィー検査というのも受けた。
そこで統合失調症の傾向が出ているという結果が出たのは知っていた。しかし、
その検査自体がまだ信用性に欠けること、さらに、大抵の精神病についてある程度の知識があったので、
双極性から統合失調症への診断変更には、はっきりいって面食らった。後にわかるのだが、
長年にわたって大量の精神薬、睡眠薬を飲んでいると、幻覚や幻聴など、
統合失調症のような症状がでることがある。また、そうした症状が出てなくても、
治りにくいと判断されると、統合失調症に診断が変更になることもあるのだという。
どちらにしても脳に影響のある薬を長期にわたって飲み続けた結果であり、薬理性の症状
(薬が原因によって起こる症状)だと考えられるのだが、一般的な精神科、心療内科では、
このような診断の変更はよくあるのだという。また、その頃から血糖値がかなり高くなっていたので、
糖尿病クリニックにも通い始めたのだが、そこでも「肝臓の値が悪いのは、
これだけの薬を飲んでいるからだろう」と言われた。「けっこう薬が多い方ですか」尋ねると、内科医は
「うーん、多いというよりも、かなりしっかり飲んでるという感じですね」と答えた。その曖昧な言い方に、
何となく引っかかるものを感じた。この糖尿病専門クリニックでも、かなり強い薬を数種類出された。
いつも診察は5分ほどだし食事指導もない。生活を改め、食事を改善しようにも、
かなり強い薬を飲まされていたので、低血糖になるのが怖くて糖質制限ができない。
これでは本末転倒ではないか、
心療内科と同じく一生薬を飲み続けることになるのではないかと思い始めた。
この時点で糖尿病クリニックには1年ほど通っていたが、血糖値が安定するのを見計らって薬を止め、
糖質制限の食事に切り替えた。この決断は一種の賭けだったが、
血糖値管理は病院に行けばいつでもできるし、
食事制限など、自分でできる努力もしないうちに薬漬けになるのは嫌だと思ったのだった。
また大量の睡眠薬や精神薬を長期にわたって服用すると、
糖尿病のリスクが高くなるという事実を知ったことも大きかった。自分の不摂生はもちろんだが、
大量の薬を服用していたことによる影響もあるのではないかと考えたのだ。ここまでくると、あらゆることが疑問に思えてきた。

391 :優しい名無しさん:2020/08/16(日) 13:30:03.94 ID:ANQwo7Pf2
自殺未遂も、カルテを請求して時系列を追ってみると、
投薬治療を開始してから起こしていることがわかった。1回目は投薬治療を始めて1ヵ月後、
2回目は3ヵ月後、3回目は1年後である。この3回目はかなり危険なもので、一時危篤状態に陥り、
3日間ほど入院している。この頃の記憶は曖昧で、よく思い出せない。そのためこのカルテを見るまで、
1回目の自殺未遂のときはまだ薬を飲んでなかったと思い込んでいた。自殺未遂をしたから、
病院に行ったのだと思っていたのだが、事実は薬を飲み始めてすぐに実行していたのだ。
この事実は、薬で抑制がとれたために自殺を実行してしまったのではないかと疑うきっかけになった。
確かに自殺願望があり、それは今でもあるのだが、
どちらかというと複雑な家庭に育ったゆえに得た思考回路のようなもので、嫌なことがあれば、
いったん自分で死んだことにするという思考だ。だからといって実際に実行に移すというわけではなく、
思考のクセといって良いレベルだったと思う。「死にたい、とよく言っている人ほど死なない」
という言葉が以前まであったが、そのレベルだったと思う。そこへ強烈な薬を飲んだだめに、
抑制がとれて自殺を実行してしまったのではないだろうか。このあたりの判断は非常に難しい。
人によっては実際に死んでしまう人もいるからだ。しかし、自殺する人の多くが、
すでに何らかの精神薬を服用していることが多いことから、
薬の影響がまったくないとはいえないのではないかと考え始めた。過去には、
ある自治体で自殺予防の取り組みとして、精神科や心療内科に通うキャンペーンを始めたところ、
逆に自殺者が増加してしまったという例もあるという。
さらに画期的な新薬ともてはやされた精神薬SSRIによって、
自殺者や事件が増えた事例があることも知った。SSRIは、数年前まで飲んでいた薬だ。
自殺衝動だけでなく、他者への攻撃衝動も起こる薬で、ちょっとした社会的な問題にもなっていた。
とにかく「統合失調症」という診断の変更で、これまでの疑問が一気に噴出し、ここにきて初めて、
精神薬や睡眠薬を飲むことを止めたいと、強く思うようになったのだった。ここから減薬、
断薬との闘いが始まったのである。思い立ったらすぐに実行しないと気がすまないたちなので、すぐに減薬を始めたいと思った。

392 :優しい名無しさん:2020/08/17(月) 01:47:13.78 ID:0LbF/HqgM
心療内科の病院は今まで一度も変えたことがなかったので、
まずはウェブで減薬できる病院を探したのだが、ここという所がなかなか見つからない。情報量は多いが、
では具体的にどこに行くかというと、なかなか判然としないのだ。減薬を標榜する病院に、
保険の利かない自費診療が多かったせいもあると思う。それまでは、
収入が不安定なフリーランスという職にほとんど不安を覚えたことがなかったのに、
このときは不安ばかりが先にたち、自費診療というものにしり込みしていたこともあると思う。
とにかく頭がぼんやりしていて不安感が増し、ウェブの情報の不確かさに躊躇するばかりで、
ここという病院を探すことができなかった。そこでまずはウェブや参考書から情報を集めることに専念して、
とりあえず自分で減らし始めることにした。それまで飲んでいたのは次のような薬で、
実際にはこの中から5〜8種類ほどの薬を1日に飲んでいた。
・ロヒプノール 睡眠薬 ベンゾジアゼピン(ベンゾ)系・ハルシオン 睡眠薬 ベンゾ系
・ベルソムラ 睡眠薬・デパス 抗不安薬 ベンゾ系・レキソタン 抗不安薬 ベンゾ系
・デジレル 抗うつ薬・ラミクタール 抗てんかんと双極性 気分安定薬
・リーマス 双極性 気分安定薬・トフラニ―ル 三環系抗うつ薬(古いタイプの抗うつ薬)
・テトラミド 四環系抗うつ薬・ピーゼットシー 抗精神薬・ジェイゾロフト SSRI
・エビリファイ 抗精神薬・その他
これは心療内科に通い始めてからの6年間で処方された主なものを書き出しただけで、
さらに多種の薬を処方されており、効かないと次々と代えられていた。最終的には1日で、
次のような薬を飲んでいた。・トフラニ―ル・デパス・ハルシオン・ベルソムラ・アキネトン・ドグマチール
アキネトンはパーキンソン病に使われる薬で、アカシジア(そわそわ感)
の副作用が出ていたため飲んでいた。またドグマチールは、診断が統合失調症に変えられたため、
トフラニールの代わりとして出されたものだ。統合失調をはじめ、うつ病にも効くとされる。この
「ドグマチール」を処方されたところで、疑問を感じたのだ。やめる半年ほど前から、主治医に
「薬を減らしたい」、「引っ越して遠くなったので、近くの病院に転院したい」ということも言ったのだが、
ほとんど相手にしてもらえなかった。

393 :優しい名無しさん:2020/08/18(火) 20:45:19.02 ID:NNFvf8///
主治医の言い分は「自殺未遂をしているので、薬を減らすのは慎重にならざるを得ない」
というもので、それはそれなりに理屈が通っているのだが、
薬の作用によって自殺未遂をしてしまったのではないかと疑い始めていたし、
このまま薬を飲み続けると廃人になってしまう可能性が高いと思った。
主治医に恩義を感じていたこともあり、それ以上は強く言えず、仕方なく通院することをやめた。
転院先も見つけられなかったため、当面は自分で減薬することにしたのだった。
まず、毒性が強いことですでに知られるようになっていたベンゾジアゼピン(ベンゾ)系の薬は残した。
抗不安薬のデパス、睡眠薬として使っていたハルシオンのことだ。激しい禁断症状で知られる薬で、
これだけは独力で止める自信がなかったので当面は継続することにした。
その他はまだ禁断症状(離脱症状)が比較的軽めではないかと考え、自己判断で一気にやめた。
禁断症状のことを、精神科や心療内科では少しソフトな表現で「離脱症状」と呼ぶが、
実際は薬を止めたことによって出ている症状なので、麻薬などの「禁断症状」と意味は同じだ。
デパスとハルシオン以外の薬を止めたのだが、翌日からひどい倦怠感に悩まされた。
風邪をひいた時のような、頭痛とだるさが出ては消えてをひたすら繰り返す。
思考もうまく回らない。仕事以外はほぼ1日中、寝込むようになってしまった。
それまで昼寝ができない性質だったのに、日中2、3時間ほど寝てしまい、
さらに夜も8時頃から寝るということが続いた。いわゆる過眠のような状態だ。
ようやく近所に減薬療法をする病院を見つけて電話してみたのだが、診察は3ヵ月待ちで
「今月の受付はもう締めきったから、来月もう一度電話してほしい」と言われてしまった。
評判の高い院長の診察は今のところ受け付けを止めているとも言われてしまったので、これは諦めた。
減薬がブームになり始めていたため、すでに多くの人が減薬できる数少ない病院を探して、
押しかける状態になっていたのだ。細かなミスを頻発し、
締め切りを大きく過ぎてしまうという状態だったが、とにかく仕事だけはこなして、あとはずっと寝ていた。
この状態は三か月くらい続くのだろうと思ってはいたが、結局、ベンゾ系以外を止めただけで、
八か月ほど倦怠感と不安感、過眠に悩まされ続けることになる。

394 :優しい名無しさん:2020/08/19(水) 13:54:37.15 ID:wICQe46He
減薬を始めて3ヵ月目、ようやく減薬を指導してくれる専門家を見つけることができた。
「断薬療法の先駆者」として知られる医師が、
週3回だけクリニックで診療を始めたことを知ったのだ。早速、予約をとって診察を受けた。
医師は、多剤多用の影響で逆に症状が悪化している患者が多いことに着目、
20年ほど前から減薬する療法に取り組み始める。開業し、診察を続けていたのだった。
「特に若い真面目な医師ほど、製薬会社のガイドラインや『DSM』
といったマニュアルを重視する傾向にあります。しかし、症状は患者さん一人一人によって違います。
医師はやっぱり目の前にいる患者さんの話をきちんと聞いて、原因を探りながら診断するのが基本です。
いつまでも薬を飲み続けているのは寛解したとも、治ったとも言えません。薬は『減らす』のはもちろん、
最終的には『止める』ものだと考えた方がいい。中でも睡眠薬を減らすのが一番、難しいです。
だけど止められたらびっくりするくらい変わります。止めた人が『先生、こんなにスッキリするんですね』
と驚かれるくらい明瞭になる。また抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬いずれも副作用として太ります。
極端な例では、49キロの女性が109キロまで太ったこともある。太りすぎは健康に良くないし、
運動や外出もしにくくなるので、私は患者さんに薬を処方するとき、必ず太らないよう指導しています」
その言葉を思い出しながら、受診予約を入れた。当時はすでに双極性障害(躁鬱病)と診断されて、
かなりの量の薬を飲んでいた。しかし、そのとき聞いた医師の
「漫然と薬を飲み続けるのは危険だ」という警鐘は、頭の中を素通りしていた。
いま思うと、すでに薬に頼り切っている完全な依存状態におかれていたので、
減薬や断薬の話にはまるで興味がもてなかったのだろう。
通常ならば転院するにあたっては紹介状がいるのだが、
これまで世話になった医師に悪いという意識が働き、紹介状なしでの受診となった。
普通の精神科や心療内科では紹介状がないと難色を示すそうだが、断薬や減薬のクリニックは、
そうした患者側の事情を汲んでくれるところが多いため、問題なく受診することができた。
医師は「近所の柔和なおじいさん」という感じで、丁寧に話を聞いてくれる。
ただし、診察はかなり慎重だった。当初は週1回の診察で、1回40分ほどをかけた。

395 :優しい名無しさん:2020/08/20(木) 15:58:25.14 ID:5XMj0wJmR
診察とは別に心理検査なども受ける。これはもう一度、診断をやり直すためだ。
改めて病名をある程度確定させ、今後の治療方針を決めるために行われる。
心理検査では、やや長文を書く検査があったのだが、このときの結果には、次のように書かれていた。
誤字が多く、特に漢字の書き順がほとんど間違っている。これは幼少期、
十分に教育的にかまってもらっていなかったためと思われるこの指摘は恥ずかしかったが、
筆跡から書き順までチェックするのかと驚いた。確かに、現在でいうとネグレクト、
「育児放棄」に近い環境で育った。例えば2週間ほど風呂に入らないことも日常的で、
3度の食事も1人で作ることが多かった。心理検査の結果は自分にとっても、
己の成育環境を客観視して再確認する良い機会になったと思う。
診断を下してもらうのに2ヵ月ほどかかった。その間、薬は処方されない。
理由は、診断を下さないと薬を処方できないためと、
以前通っていた病院で出されていた薬のストックが大量にあるケースが多いためだ。
自宅に薬がたくさんあると安心していたのだが、医師からこう言われた。
「それが薬に依存しているということなので、すぐに処分するか、それを使用して減らしていきましょう。
とにかくストックは全て無くさないとダメですよ」確かに、大量の劇薬が常に自宅にあるというのは、
実際は恐ろしいことだ。依存状態にあると、その異常さがわからなくなる。
ようやく出た診断は、次のようなものだった。「統合失調症という診断は、まず違うと思いました。
ただ双極性の傾向はあるので、全ての薬を止めるというのは難しいかもしれませんが、
睡眠薬は止められると思います。とりあえずベンゾ系を残して、他の薬を止めたのは良かったと思います」
そこから、ようやく今後の減薬の方針についての話になった。「デパスの量が多い。
日中の眠気がひどいのはデパスの影響だと思われるので、まず半分に減らしましょう。
その程度なら離脱症状は大丈夫だと思います。これで大分、日中の眠気が取れるはずです。
あとハルシオンに耐性がついて上限一杯まで飲んでしまっている。このままでは危険ですから、
デパスを半分に減らせたら、ハルシオンを少しずつ減らすようにしましょう。
薬は一種類ずつ減らすと止めやすいです」

396 :優しい名無しさん:2020/08/21(金) 18:29:03.61 ID:P6AUpVMDe
以前の病院では「これだけの薬を飲んでいるのだから、デパスで眠たくなるということはない」
と言われていたので、驚いた。翌日から、それまで1日3回飲んでいたデパスをハサミで半錠にしてみると、
確かに日中の眠気は次第になくなっていった。減薬を開始した直後は「ちょっと鬱っぽいかな」
というレベルだったが、やがて頭が重く感じて寝込むようになってしまった。
さらに様々な症状に悩まされた。中でも側頭部の筋肉がひどく凝るようになり、
自分で頭を揉んだり家族に揉んでもらったりを1日の中でも何度か繰り返した。
これは服薬しているときから出ていた症状だが、減薬を始めるとよりひどくなったのだ。
精神薬や睡眠薬を始めると、1ヵ月ほどで依存状態になるのだが、脳内が薬ありきになってしまうため、
脳内の伝達物質が出にくい状態になってしまう。これが依存の始まりだ。
薬が入ってくるのが当たり前の状態になっているところへ、薬を減らし始めるのだから、
薬で補っていた脳内物質が出なくなる。そのため様々な離脱(禁断)症状が出るのだと考えられている。
離脱症状には倦怠感、不安感、不眠など様々あるが、「筋肉への作用」もその一つだ。
側頭部の表面にある筋肉が過度に緊張するようになったのだが、
耐えられないほどの肩こりに悩む人もいるし、ひどい人になると痙攣を起こすこともある。
減薬による脳内活動の変化が神経に及び、筋肉をこわばらせてしまうためだ。
現れる症状は各個人でまったく違うのと、筋肉の症状なので、薬のせいだということがわかりにくい。
この側頭部の過緊張が減薬によるものだとわかったのは1年以上たった、つい最近のことだ。
俗に「自分の身体のことは、自分が一番よく知っている」という言葉があるが、逆に「薬によって、
人はここまで自分の身体を客観視できなくなるものか」と思った。ただ「自分の身体のことは、
自分が一番知っている」というのは、様々な意味で基本的にはその通りだと思う。
しかし実際には自分の身体に起こっていることは、当人には中々わかりにくいものだ。
ましてや6年間にわたって、脳に強烈に作用する薬を飲み続けていたのだから、
自分の身体のことがわからなくなってしまって当然だといえる。

397 :優しい名無しさん:2020/08/22(土) 14:47:31.15 ID:Uqvfs2B8a
「よく頭がこるな。ちょっと疲れすぎかな」と思って揉んで耐えていたが、
痛みや不快感に対処するのが精一杯で、その根本的な原因にまで考えが至らなかった。
もちろん根本原因に気づけたとしても、揉んで緩和するくらいで、結局は我慢するしかないのだが。
しかし、減薬・断薬の専門家である医師のもとに通い始めたのは大きかった。
医師の診察を受けることで、自分の身体に対する客観的な意見を聞くことができた。具体的には、
例えば今の不調の原因のほとんどは減薬による一時的なものだということなどを知るようになった。
これは減薬という、孤独な苦しみに喘いでいる者には心強いことだった。
またこの時期は、風邪もよくひいた。年末から17年2月にかけて、
ひどいときには2週間に一度くらい熱を出して寝込むようになった。寝込んでいて体力が落ち、
さらに精神的に不安定な状態だったので、免疫が一時的に下がっていたのかもしれない。
風邪のためにさらに外出が億劫になり、人に会うと、それだけで疲れて2、
3日寝込んでしまうことが続いた。そのため外出の予定ができたときは、
その前後を空けて休養するようにしなければならなくなった。寝込んでいる間は無給だから、
経済的に困窮するのは目に見えていた。だからこの時期、バイトにつくことを毎日考えて過ごしていた。
毎日どのようなバイトならできるだろうかと考えてばかりで、とにかく不安でしょうがなかった。
好きだった料理もできなくなり、何かに対する興味や好奇心ももてなくなっていた。
ただ、これは服薬しているときから出ていた症状だし、
減薬によってそれが一時的に強く出ていることはわかっていたので、
何とか耐えなければと我慢していた。また、ちょっと恥ずかしい話なのだが、なぜか性欲は早々に戻り、
旺盛にさえなっていた。寝てばかりいるので体力が落ちていたのでセックスは困難というか、
かなりしんどくなっていたのだが、それをのぞけば服薬以前の元気な感じが戻っていた。
性という原始的なものは、もしかしたら減薬するといち早く戻るものなのかもしれない。
または減薬による脳内活動の変化によって、単に性欲が亢進しただけだったのかもしれない。
結局のところ、脳について現在わかっていることは少ないので、推測するしかないのだが、
減薬によって起こる身体のいろいろな変化には戸惑うばかりだった。

398 :優しい名無しさん:2020/08/23(日) 06:18:02.03 ID:VAK2v6VwS
結局、1日の中で寝たり起きたりを繰り返していた。つまり減薬を始めて八か月くらいは、
鬱のひどいときのような症状に悩まされていたことになる。この時期は、
何があっても常にネガティブな方に目がいってしまっていたのだ。それにしても、減薬による離脱症状は2、
3ヵ月程度だと何かで読んでいたので、まさか8ヵ月もかかるとは思わなかった。最初にわかっていたら、
仕事の関係もあるので減薬に踏み切れなかったかもしれない。この違いは個人の身体の感受性、
服薬していた期間に左右されるという。6年間服薬していたので8ヵ月かかったが、
もっと長く飲んでいる人だと1、2年続くこともある。逆に服薬期間が短いと、
薬の抜けるのも早くなるようだが、これも個人の体質によって前後する。
依存性が強く危険なベンゾジアゼピン(ベンゾ)系は続けていたが、これも一気に断薬していたら、
もっと離脱症状は長くつらかったかもしれない。半面、こんなに苦しむのであれば、
今回で全ての薬を一気に止めておけば良かったと思わなくもない。ではなぜ、
完全に止められなかったとかいうと、睡眠剤を切って眠れなくなるのが怖かったのだ。医師からも
「睡眠薬は(精神薬の中で)もっとも止めるのが難しい。断薬するなら最後です」と言われていた。
「離脱症状はだいたい2、3ヵ月」というのは、どこで知ったのか忘れてしまったが、
精神科や心療内科では「2、3ヵ月」という単位をよく使うようだ。
以前に通っていたクリニックで服薬を始めたときも、医師から「2、3ヵ月」といつも言われていた。
「いつまで薬を飲まなければならないのか」、「いつ治るのか」と聞くたびに「あと2、3ヵ月くらい」
と答えられていたのだが、その間に立派な依存症に陥って薬がやめられなくなる。
逆に減薬するときも、離脱症状の程度や期間は個人によって違うから、とりあえず「2、3ヵ月」
を目安としているのかもしれない。それくらいなら何とか頑張ろうと思える限度が2、3ヵ月なのだろう。
実際に減薬してみないとわからないのだ。また症状が治まっても、
数年内に「フラッシュバック」という離脱症状の一種が一時的に起こることもあるというから、
期間については一概には何とも言えないのだろう。
医師が、離脱症状の期間について何も言わなかったのはそのためだ。

399 :優しい名無しさん:2020/08/24(月) 13:48:09.53 ID:U17hS/bCF
それにしても、またうつ病に戻ってしまったかと思うような、このひどい離脱症状を乗り越えられたのは、
家族の見守りだったと思う。再婚することで前妻との間にいた子供たちと縁遠くなってしまうなど、
様々なことを失ってひどく落ち込んでいた。しかし同時に、新たに様々なものを得て助けられてもいた。
一人ではとても減薬に立ち向かえなかっただろう。減薬を始めて8ヵ月ほど後頃から、
徐々に「あれ、今日は調子がいいな」という日がでてきた。次の日にはまた寝込んでいるのだが、
それから2週間くらいしたらまた「あれ、今日は調子が良いな」と思える日がでてきたのだ。
離脱・禁断症状という「暗闇の生活」に仕方なく慣れてきた頃に、ちらっと光が見えた瞬間だった。
それでも嬉しかった。非常に危険なベンゾ系のデパス(不安薬)、ハルシオン(睡眠剤)
は依存性が高すぎるために続けていたが、その他の多量の精神薬を止めたことで、
少しずつ自分らしさが戻ってきたのだ。こうなるとこっちのもので、仕事に対する意欲や、
好奇心もやや戻ってきた。不安感はまだ強かったが、とにかく「早く仕事に復帰しなくては」
と思えるようになった。ただし、長い間寝込んでいたので体力がかなり落ちていた。
以前はスポーツクラブに通っていたが、仕事以外では外出できなくなっていたので止めてしまっていた。
やがて仕事で用事ができた。出張は2週間後で、急に決まった事案だった。
減薬を始めてから10ヵ月たっていた。そのついでに、体力回復を兼ねて「四国遍路」
を歩いてみようかという気になった。寝込んでばかりだった半年前と比べて、大きな変化である。
四国遍路はしようと以前から思っていたこともある。長距離を長時間歩くことで運動療法にもなるから、
これは良いことづくめではないかと思った。出発は2週間後とちょっと急だが、
もともと若い時から国内外の徒歩の旅に慣れていたから、準備もすぐにできる。
1年近く仕事もせずに寝込んでいたため資金が乏しいが、
仕事のついでに四国へ渡れるのは幸いであった。
徒歩による四国遍路はだいたい歩くだけで40日ほどかかり、
資金的には最低でも40万円かかると言われている。それだけの金はもちろんなかったが、
遍路も野宿でやっつければ10万円くらいには抑えられるだろう。とりあえず思い立ったら出ることだ。

400 :優しい名無しさん:2020/08/25(火) 13:40:34.74 ID:wqxdoyaLr
金が無くなったら途中で帰ればいいやと、生来の楽観主義というか、向こう見ずの面が出てきていた。
仕事が終わったら別行動する旨を説明して、そのまま四国遍路に出ることに決めてしまった。
そこで次の受診のとき、医師に「ちょっと急なのですが、来週あたりから四国遍路に1、
2ヵ月ほど行こうかと思っています」と話すと、医師は驚いたようで、真剣な顔になってしまった。
「それはつい最近、決めたのですか」仕事が急に決まり、そのついでだと説明した。
「まあ、歩くのは体力回復にもいいと思って」すると医師は「最近、気分の高揚とかありませんか」
と訊ねてくる。「調子が良いなと思う日が出てきた程度で、それはないですが。良くないですかね」
「ちょっと急すぎるから、どうしたのかなと思って。何かそういった信仰とかあるのですか」
「いえ、特に信仰とかはないのですが、大阪への出張が決まったので、
そのついでに行けるなと思ったので急に決めただけです」そう説明しても、
医師は心配そうな顔をしている。どうも双極性障害の「躁」の部分が出てきたと判断されてしまったようだ。
これは後でわかったのだが、医師が以前に関わっていた女性の患者さんが、
薬を止めたとたんに海外のかなり辺境の場所へ突然1、2ヵ月ほど旅に出てしまったのである。
その患者さんは真正の双極性障害だったので、双極性の薬は続けて飲んだ方が良いとしていたのだが、
当人の薬への不信感が強く、双極性の薬をも拒絶していた。
それをきっかけに彼女は通院自体をやめてしまい、今はどこでどうしているか、
わからなくなってしまったのだという。そうした経験から、
双極性障害の人は薬が抜けてくると突飛な行動に出ることがあったため、それを疑われてしまったのだ。
調子が良くなったら良くなったで、双極性障害を疑われるので困ってしまったが、
医師の反対を押し切って出ることにした。「それでしたら、
旅に出たからといって一気に断薬しないようにしてください。
今まで通り慎重に減薬を続けてください」長期間、長距離の歩行は運動療法になるので、
危険なベンゾ系もこの際一気に止めてやろうかと企んでいたが、医師には見抜かれていたようだ。
確かにここまでせっかくうまく減薬してきたのにまたぶり返したくなかったので、
減薬はこれまで通り慎重に続けることを約束し、四国への旅に出ることにしたのだった。

401 :優しい名無しさん:2020/08/26(水) 19:53:47.89 ID:G7tr5xGE1
確かに、それまで減薬で寝込んでいた人が突然「四国遍路を歩いてくる」と言い出したら、
医師でなくても双極性障害(躁鬱病)を疑うだろう。今まで飲んでいた薬の効果がとれてくると、
本来の自分の性格が現れるようになる。双極性の傾向があるということは、
前のクリニックの時から言われていたし、極端に振れる性格であることは承知している。
減薬することで、元からもっている躁鬱の傾向が出てきたのだが、ほとんどの人は減薬ができてくると
「あれ、そういえば、もともと自分はこんな性格だったな」と実感できるようになる。昔の文豪などでも、
例えば太宰治の年表を読んでいると、バルビツール系睡眠薬の中毒に苦しんだという記述が出てくる。
太宰は周囲の助けも借りながら再婚し、家庭環境を改善するなどして、中毒症状から脱するのだが、
年表などには「睡眠薬の中毒症状に苦しむ」と簡潔に記されているだけだ。
しかし実際には、ひどい頭痛に不安感、重い倦怠感に不眠など、その苦しみは相当なものだっただろう。
うつや発達障害など、とにかく脳に作用する薬は、やがて耐性による分量の増加と依存性、
禁断症状に苦しめられることになる。だからまだ精神科・心療内科に行ったことがない人は、
とくに薬に手を出すのはかなり慎重になった方が良い。一旦飲み始めると耐性がついて効かなくなり、
服用量が限界まで増えていくだけでキリがなくなるからだ。また長年使用すると脳に影響が出て、
仕事はもちろん、社会生活に支障が出ることは確実だ。また当人は良くても、
服薬による脳の損傷によって、結局は痴呆や統合失調症のような症状が出て、
周囲に余計な迷惑をかけることにもなる。だから一旦手を出してしまったら、
できるだけ速やかに減薬を始めた方が良い。早ければ早いほど、
禁断症状やその後の後遺症も最小限で済むからだ。調べていてちょっと面白いなと思ったのは、
長年、精神科の病院に入院している患者の中に、喫煙者がとても多いという話であった。
どうも喫煙すると、精神薬などの成分を早めに体外に排出し、薬効を緩やかにする効果があるそうで、
自然に身体が欲求して喫煙しているのではないかと研究がすすめられている。
そういえば、それまで喫煙したことがなかったのだが、服薬を始めて2年ほどでパイプ喫煙を始めている。
これはちょうど薬の量が多くなっていた時期にあたる。

402 :優しい名無しさん:2020/08/27(木) 13:10:35.47 ID:n9MG4UktC
もし喫煙と薬の関係が明らかになれば、人間の身体は自然に、自分を守ろうとするものなのかもしれない。
1ヵ月ほど四国遍路を歩き、徳島から高知までを踏破した。
そこで金が尽きたので一旦帰ることにしたのだが、長時間・長距離の歩行は、
運動療法はもちろんちょっとしたショック療法になったと思う。人によってはそれがマラソン参加になったり、
趣味の再開になったりするかもしれないが、少なくとも良い気分転換にはなったと思う。
減薬して良かったのは、本来の自分と改めて向き合う機会を得たことだろう。
本来の性格が戻ってくるにつれ、自分の短所や長所を再確認できるようになった。
こうして多くの精神薬を切ることに成功した後、
最後まで飲んでいたベンゾ系の薬を徐々に減らすことにした。依存性が高く、
離脱症状も重いため昨年から使用を厳格化されたベンゾ系のデパスは1日に1.5ミリグラム
(0.5ミリグラムを1日3回)取っていたのだが、それを半分の0.75ミリグラムに減らした。
同じくベンゾ系のハルシオンは0.5ミリグラム(睡眠前に0.25を2錠)飲んでいたのが、
何とか半分の1錠(0.25ミリグラム)に減らすことができた。特にハルシオンは、当初から医師からも
「飲みすぎで、いつ体調を崩してもおかしくない状態。もうすでに耐性ができて効いていない」
と言われていた。ハルシオンの薬効はだいたい3時間ほどと言われている。
この薬を飲んで眠気を我慢しているとハイになれるため、盛り場などで流行った時期もある薬だ。
そんな危険な薬がよくクリニックで処方されていたのは、3時間の薬効が切れるとぼんやりすることなく、
スパッと目覚められてキレが良いからだ。そのため短時間でも眠りたいときは手軽に使ってしまい、
寝不足だなと思えば、日中の昼寝のために追加して常用してしまっていた。1日に4錠(1ミリグラム)
以上服用することも珍しいことではなくなっていた。しかし、長期間の使用で耐性がつくと効きが悪くなる。
昨年の段階で7年間飲んでいたことになるが、この頃になると3時間効くどころか、
3時間以上たってから効き始めるというおかしなことになっていた。
だから寝る時間が午後11時だとすると、3時間前の午後八時には飲まなければいけなくなる。
その3時間の間にハイになってしまい、いきなり夜食を作り始めて、過食に陥ることも毎晩のことだった。

403 :優しい名無しさん:2020/08/28(金) 13:23:59.49 ID:hbvXg1l8r
医師の指導のもと、ベンゾ系の減薬に取り組み始めた。
とりあえず2錠飲んでいたハルシオンをまず週1回、8分の1だけ減らす
(0.25錠の4分のをハサミでカットする)ことから始めた。
週1回減らせるようになったら、それを週2回にするといった具合で、
体調をみながら柔軟に減らしていくのだ。
休前日など、翌日に減薬が影響しない日を狙って減薬を始めるのがコツだ。
この方法で徐々に減らす回数を増やしていくのだが、それにはだいたい2、3ヵ月から半年、
人によっては1年ほどかかる。体調が悪くなるとまた服薬量を戻したりしなければならないので、
まったくイライラするほど緩やかな減らし方だった。
仕事をしながら減らすのがこんなに辛いものかと思ったものだ。しびれをきらし、
ついでに昼に飲んでいたデパスも半錠だけを減らしてみたのだが、途端にひどい倦怠感、
不安感にさいなまれるようになってしまった。医師からは「2種類の薬を同時に減らしてはダメです。
1種類ずつ減らして、それができてから次の薬を減らして、という風にしていかないと続きませんよ」
と指導されて、デパスはまた元に戻すことになった。ほんの爪先ほどの量を減らしただけなのに、
途端にひどい倦怠感、不安感、頭痛などに悩まされるのだから、
大変な薬に手を出してしまったなというのが、正直な実感だった。
また薬を減らすだけでなく、できれば生活環境も変えていかなければならない。
運動は必須だが、今春まで運動はあまりできなかった。しかし途中で中断してしまっても、
運動はとにかく少しずつでもいいから、何度でも再開することが肝要だ。
最近の研究では、うつのときに運動してもあまり効果がないことがわかってきたという。
うつのときに薬に頼るのは最後であり、とにかくまずは休むことが重要なのだ。
そして元気になってきたら、ごく軽い運動(20分程度の散歩でも良い)を始めるようにするのが良いようだ。
さらに食事の見直しも大事だ。とくに食生活が乱れがちで外食好きだから、
添加物など有害なものもかなり身体に取り込んでいる。
それを自分のできる範囲でいいから変えるようにして、身体に良いものを取り入れるようにした。
といっても、特別なものではない。よく言われるように、生野菜をよくとり、
炭水化物を減らして蛋白質中心の食事にする。
炭水化物をとるときも、家ではできるだけ玄米や雑穀を利用した。

404 :優しい名無しさん:2020/08/29(土) 14:41:01.27 ID:wl5hpiEvr
糖尿が出ていたので、これは身体にとっても重要なことだった。とくに甘党ではなかったが、
現代社会は糖分を必要以上にとってしまいがちなので、
砂糖や炭水化物を少し減らすだけでも快調になる。また流行りの腸内環境を整えることも、
脳内の活動に良いことがわかってきている。これらの中で、自分でできることを少し取り入れるだけでも、
長い目で見れば随分と違ってくる。ただし、こうした健康法には流行りすたりがあるので、
あまり熱心になって右往左往しない方が良い。いまある健康法も、
10年たてばまったく逆のことが言われたりすることがままあるからだ。大切なのは自分で書籍はもちろん、
ネットでもいいから情報収集し、その中で何が本質なのかを見極められるよう、いつも努めることだ。
その中から、自分に合うことを実践すれば良い。また減薬を進める中で、
精神薬や睡眠薬に頼るようになってしまった経緯や、生活環境も考え直した方が良い。
例えば仕事や家族関係がきっかけで薬を飲み始めたのなら、それを減薬中だけでも、
できるだけ改善した方が良い。どうしても改善できない問題なら、短期間だけ無視するなり、
減薬中のときはできるだけ考えないようにしたりして、ストレスをコントロールすることも大切だ。
SNS関係をすべて止めることにした。医師から
「私の患者さんの中にもツイッターがどうしても気になるという人がいたので、
止めるようにアドバイスしたのですが、止めるととても良くなりましたよ」という話を聞いていたからだ。
以前まではツイッターやブログは、割り切ってここ10年ほど続けてきたが、ツイッターのような短文でも、
ひどいときは2時間ほど考え込んでしまう。そうなるとブログは更新が1ヵ月に一度程度になってしまい、
何とか更新しないと、とさらに気に病んでしまうことになっていた。無料でやっているSNSが四六時中、
気になって仕方ない状況というのは本末転倒で、本業に差し支えが出てきていた。
仕事に専念することを優先することにして、ウェブは最小限の情報収集の場にすることにした。
一切止めることには多少の勇気がいったが、ちょうどベンゾ系を半分に減らしていたときだったので、
精神衛生上、とても有効だったと思う。

405 :優しい名無しさん:2020/08/30(日) 13:12:16.66 ID:w31IWsk0m
減薬したり、また量を戻りしたりを繰り返しながら少しずつ減薬していったのだが、
ベンゾ系を半分にするだけでもトータルで1年3ヵ月ほどかかってしまった。
それ以前に、その他の精神薬を断薬して禁断症状が緩むのには8ヵ月ほどかかっているから、
減薬に2年以上費やしていることになる。これだけ強くて危険な薬を、
それまで7年間も飲んでいたのだから仕方ない。正直いって、
抗不安薬のデパスを切れる確信はまだもてなかったが、
少なくとも睡眠薬のハルシオンなしで眠れる自信がでてきた。医師に、
なぜ減薬療法をするようになったのかを尋ねてみた。「99年に新薬SSRIが出た翌年あたりから、
患者さんがすごく増えるようになりました。他の医師たちから疑問の声が出始めていたこともあり、
薬のマイナス面に気がつくようになったのです。それからは薬を引く治療をする人のサポートをしたい、
人生を救いたいと思うようになったのです」医師は薬の専門家として、
その使用方法に問題があると考え、「引く治療」を実践するようになる。
「最近も、小さい頃からうつの薬を飲み続けている40代の男性が来られましたが、
大学病院で減薬に取り組んでいたら足の痺れがひどくて歩けなくなり、車イスで来られました。
またパニック症状でSSRIを十数年のんできた30代の女性の場合は、そろそろ減薬しようとしたら、
体の痺れがつらい状態が半年続いたので来院しました。この方の場合は一旦、薬を戻しました。
そしたら症状が良くなったので、そこから改めて引く治療を開始しました」医師の元には、
全国から減薬・断薬をしたい患者さんが来院している。「減薬に失敗して駆け込む方が多いのですが、
減薬するときは決して計画的でなく、自分の調子を見ながら柔軟な姿勢で、
慎重に減らすことが大切です。現在は、確実に減薬ブームになりました。
長年、薬を飲んでいる人が多くいて、そろそろ減薬したいと思うようになったのでしょう。
薬を出すのはいいけども、医師は減らすことについては曖昧です。
患者さんの中にも、減らしたいと言うと怒ってしまう人もいるし、
逆に早く減らしすぎて激しい離脱症状を起こしたりしています。
しかし一生、薬を飲まなければいけない人はごく一部。少量でも、
長期にわたって飲むと脳の働きがおかしくなるので、精神科の薬はもっと慎重に出すべきです」

406 :優しい名無しさん:2020/08/31(月) 15:42:47.37 ID:G3AvF5F7V
なぜ精神科や心療内科は、このような事態になってしまったのだろうか。
「薬のユーザーというのは、実質は患者さんではなくて医師になるのです。
製薬会社も医師に宣伝しますからね。製薬会社はエビデンス(科学的根拠)
を元にガイドラインを作りますが、これが医師に対しては一番のマーケティング・ツールになっています。
しかし治験のデータは非公開が多く、このあたりも不透明です。睡眠薬、
抗不安薬を減らすガイドラインもありますが、うまくいっていないのが現状です。
当初は製薬会社から『先生はサイエントロジー(精神薬を否定する新宗教)ですか?』と聞かれたり、
他の医師から変なレッテルを張られたりしました。しかし医師は、
薬を出すからには患者さんに対する責任があります。だから止めるときもラストまで責任をもつべきです。
特に精神科の薬とは切れた方がいいと思っています」
「もともと総合病院で麻酔科の医師をしていたのですが、麻酔科って麻酔かけてるだけで、
あまり治療という行為はしないんですね。麻酔以外、何もしない。
だけど、そのおかげでいろいろな治療法を客観的に第三者の視点で見ることができた。
そしたら良くなる人もいるけど、悪くなる人も出ている。素晴らしいと思うこともあれば、
やりすぎだろうと思うようなこともあった。結果として現代医療を浅く広く見ることができました。
そのおかげで、いろいろ疑問に思うようになったのです。西洋医学の限界を知ったので、
漢方に興味をもつようになり、内科に移ってから西洋医学以外の事をいろいろ調べ始めました。
もともと医師というのは99%が西洋医学しか学んでいないから、それが全てだと思わされてきたんです」
内科医として漢方を学びながら総合病院に勤務していたが、早くから精神医療の闇に気づいたという。
「精神科の薬の薬害の事を調べていたとき、はっきりいって精神科、心療内科は
『合法のヤク販売所』だなと思いましたよ。精神薬なんて、合法的な麻薬のようなものです。
合法なので、止めてもいつでも手に入る。捕まらない麻薬です。眠れないと受診しただけで、
麻薬なので下手すると廃人にされてしまう。薬でおかしくなっていても医師はやめるという発想すらなく、
やめ方も知らない。生まれつきの障害者や生活保護の人も、精神薬に毒されている人が多いのです。
彼らは病院に行かないと補助がもらえなくなる。

407 :優しい名無しさん:2020/09/01(火) 13:01:15.13 ID:2CLBSpGcJ
多くのひとがそこで精神病の薬を飲まされ、病院に囲い込まれていく、こんな現実もあるんです」
しかし、薬が製品として出回る前には厳しい治験などをクリアし、はっきりしたエビデンス(科学的根拠)
を出しているのではないだろうか。「医者や薬屋の言うエビデンスも、幻にすぎないと思います。
例えば、ある1種類の薬のエビデンスを製薬会社が持ってきたとしましょう。
しかし現実にはほとんどの患者さんは数種類の薬を飲んでいます。
実は4種類の組み合わせのエビデンスなんてこの世に存在しないのです。1種類のエビデンスでさえ、
ホントと嘘が入り混じっているのに、4種類以上となると、医学の知識を超えた領域にあるわけです。
だから『眠れないんです』と言っただけで、
薬をいくつも飲まされ最後には薬で廃人にされてしまう事すらあるんです。精神科に入院なんかしたら、
薬でデロデロにされてしまいます。薬のせいで統合失調のような症状が出ているだけなのに、
本当の統合失調症が発病したと診断してさらに薬を出す。これが、今まで日本中で行われてきたんです。
薬の飲み過ぎで、心臓が止まって死に至ってしまうケースすらあるんです。ここは田舎ですが、
この辺りにもそういう人が沢山います。病院から命からがらうちに逃げて来た人を何人も診ました」。
精神医療では、多剤多用が問題になって久しい。どうしてこのようなことが起こるのか、疑問だったので
「製薬会社から医師に対して、いろいろな形で報奨金みたいなのが出ているのですか」と、
直球で医師にたずねてみた。「薬をたくさん出すと儲かると思っている方もいると思いますが、
特に医薬分業になってから、薬を大量に出してもべつに儲からない。
医者には処方料がせいぜい数百円入ってくるだけです。
大学病院の偉い人とかはあるかもしれないけど、少なくとも今は開業医への接待はゼロです。
開業医は一切、製薬会社からもらっていません。それでも医師が薬を出してしまうのは、
大学などで薬を出す教育をずっと受けてきているからです。一種の洗脳です。
多くの医師はよく勉強していますが、薬の効果ばかりに目が行き、
副作用の事をすっかり忘れているのです。実際、患者を薬漬けしようなんて悪徳な医師は1%もいないし、
9割の医師は悪気なんてないんです。でも『治療=薬を出すこと』と洗脳されているので止められない。

408 :優しい名無しさん:2020/09/02(水) 19:13:05.29 ID:ykMLUv7H4
途中で気づいても、昨日までしていたことなので、プライドもあって途中で止められない。
薬は必要なこともありますが、毒であるという認識をもつべきです。知っている患者さんなんか、
一人の医師から24種類もの薬を飲まされていたこともありました。これなんかはもう、傷害行為ですよ」
医師だけでなく、患者側の意識を変えることも重要だという。「患者さんの方も、
薬に頼っていた面があり、薬を減らしたくないと言う人もいます。患者さんも、
散々薬漬けにされ依存しているから、今さらやめられない。睡眠薬などは1ヵ月ほどで依存しますね。
すぐに眠れるようになるから依存するんです。でも続けて飲んでいると副作用が出てきます。
怖くなって止めようとすると禁断症状が出ます、どちらに行っても苦しいのです。
まさに『前門の虎後門の狼』です。そんな目に合いたくないでしょう、だから病院なんていうのは、
基本的に緊急以外、かからない方が無難なところなんです。医師と患者さん、両方が洗脳されている。
この意識を変えない限り、状況は変わらないでしょうね」さらに、医療に関して日本は「情報鎖国」
と断言する。「精神薬の問題なんて、欧米では1970年代にすでに問題になっていたのに、
日本では全く知らされてこなかった。巧妙に情報が隠されてきたからです。精神薬に対する対策なんて、
日本は40年くらい遅れています。今は官僚や政治家で気づいている人もいるのですが、
声をあげれば左遷されるとか、下手したら命まで取られかねない。20〜30年前なら、
社会的に抹殺されていたかもしれないですね」では一旦、睡眠薬や精神薬を始めてしまったら、
どう対処していけば良いのだろうか。「断薬は離脱、禁断症状との闘いですが、
完全に薬を止めた後も、もともと薬に頼った原因を解決していく事が大切です。
現代人はテレビなど、いろんな手段で知らないうちに洗脳されていますから、
それにまず気づいて薬で何とかしようという意識を変えることです。
最終的には、薬を飲み始めたきっかけとか、
心の悩みなどの原因をクリアにして、それに対処していかなければなりません。
そうでないと、せっかく止めてもまた薬に手を出してしまいますからね。
不眠や不安から飲み始める人が多いのですが、
睡眠薬や精神安定剤などは結構プラセボ(偽薬)でも効くだろうと思っています。

409 :優しい名無しさん:2020/09/03(木) 16:27:20.39 ID:yyycVr8yL
安心と信頼さえあればアメ玉でも治るんですよ。『薬が効いたのではない。安心が効いたのである。
患者さんは安心が欲しいのだ』と、医者に向かって言いたいですね。
苦労はしますが禁断症状も薬をゼロにすれば、1年ほどでだいぶん落ち着きます。
特に高齢者の体調不良は、精神薬だけでなく、
血圧の薬なども含めて中止したらほとんどが良くなります」
「とくに高齢者は、薬を止めたら快調になるケースが多い」と医師は語るが、これは貴重な指摘だ。
内科で出される薬には依存性がないものが多いので個人でもすぐに止められるが、
睡眠薬や精神薬は離脱(禁断)症状が激しいので、代替療法でサポートする。「漢方、鍼灸、
サプリメント、心理セラピーなど、ありとあらゆるものを使って断薬をサポートします。薬は毒だから、
抜くときにビタミン、ミネラルが必要なんです(市販のものよりも多量、高質のものを使う)。
受診の回数は、遠方の場合は月1回でもOK。原則は2週間に一度の受診です。
毒(薬)を抜くと、激しい禁断症状で身体が疲弊します。がんばって完全に断薬した後も、
すぐに治療をやめてはいけません。薬が体に溶け込んで残っているからです。
サプリメントやセラピーも断薬後も体に残った毒(薬)を出すためにしばらく継続していきます。
月に3〜4万の費用はかかります。低収入の人には、
月1万円程度からできることを提案することもあります」
ただし「全ての人に即、断薬を勧めるわけではない」と言う。「たとえば恐怖感、不安感が大きい人は、
急に止めない方がいい場合もあります。恐怖感で禁断症状を必要以上に強く感じてしまうのです。
禁断症状は神経、筋肉、五感だけでなく精神にもきますからね。また、やめる勇気がない人は、
過剰に頑張らないこと。断薬は勇気です。薬を飲んでいても日常生活が普通に送れるなら、
それでいい場合もあると思います。精神薬の断薬をした方は禁断症状でいろいろ苦しまれはしますが、
頑張っているうちに1年くらいしたら、だいぶん落ち着きますよ」
現在、何らかの薬を飲んでいる人に対するアドバイスを聞いてみた。「薬に関して、
加えて言いたいことは、薬を飲んでいる人が、なんらかの新しい症状が出てきたら、
まずは薬の副作用から考えるべきだという事です。そして、怖がらずやめてみるのです。
すると、その症状が消えていく事が少なくありません。

410 :優しい名無しさん:2020/09/04(金) 07:26:01.09 ID:DyPwuNgH5
調べたいときは、ネットでその薬の添付文書の副作用の項目を調べてください。その症状は大体、
副作用の中でも『その他』の項目に書かれています、意外と正直にこっそりと書かれていますよ(笑)。
今の医療は薬をドンドン足していく足し算ばかりする事が多い。だから引き算が必要なのです」
挑発的かつ過激な発言によって賛否が分かれ、大胆な発言ばかりがクローズアップされているが、
医師に実際に会ってみると、非常に繊細な感性をもつ医師だと感じた。
精神薬が麻薬と同じというのはその通りで、睡眠薬も同じです。実際に依存度などは覚醒剤よりも強い。
睡眠薬はゲートウェイ・ドラック(薬の入り口)と呼ばれているくらいです。精神医療も『うつ』
のキャンペーンが終わったら、今度は『発達障害』の喧伝をしていますが、
精神医療なんて医療界のスキマ産業でしかない。発達障害なんて、
テストしたらそういう結果が出ますよ。新たな患者を作るために、ちょっと個性的な人は大抵、
当てはまるようにできている確かに学校現場でも、教師があまり生徒と関わらなくなった。
昔だったら生徒が多少問題を起こしても「警察を呼ぶのは教育界の敗北」という気概があったが、
現在はすぐに警察を呼ぶようになった。それは時代の流れとして仕方ないとしても、
不登校児やいわゆる問題児への対処が病院まかせの風になってきた。すでにアメリカでは、
教師たちから問題児とされた生徒を病院に行かせないと虐待と認定され、
親が逮捕されるシステムになっているという。日本も今後、そうならないとは限らない。
さらに現在の減薬ブームについても、医師は「減薬の病院なんて、時流にのって小狡いだけ」と手厳しい。
減薬をうたっている病院というのは大抵、徐々に薬を減らしてから、最後に少量の薬を残そうとする。
特にこれまでのことを反省している様子もない。これは患者さんを飼い殺しにする「究極のシステム」です。
減薬して病院を卒業≠キるのが本来の姿なのに、全然そうなってない。
薬も1日や2日くらい飲むならまだいいですが、そうはならない。薬を使うと患者さんも大人しくなるし、
医師も楽ができる。精神科自体が洗脳する学問ですから、患者さんを洗脳するのに長けているんです。
病院というのは全て、人の病気で金儲けしているのですから、
基本的にネガティブに見た方が良いのです

411 :優しい名無しさん:2020/09/05(土) 21:23:41.48 ID:ZUc6aCjqW
ごく一部の重篤な人以外は、受診に慎重になった方が良いのはわかってきた。ではこれから、
具体的にどのように対処していけばいいのだろうか。製薬会社が一番問題なのは間違いありませんから、
製薬会社を訴える運動が日本でもっと起こればいいのですが、そうなっていない。
だから製薬会社が問題なのは間違いないけども、現状では、患者、
家族や夫婦の問題という当事者に行きつきます。例えば子供が暴れるのには、
それだけの理由があると考えた方が良いです。昔なら家族や友人や近くのお寺さんがサポートして、
あまり精神的な問題や社会的な問題に医師は関わらなかった。
現在の日本ではそうしたシステムや、家族関係が破綻しています。
だからといって、すぐに病院に行って薬で解決しようとするのは違うと思うのです。
生きている人で、何の悩みもないという人はほぼいない。悩みと対峙することも人生の一つなのに、
それを薬で解決しようとするのは間違っていると思います。本当に医学的な治療が必要な人もいますが、
そのような人はごく一部で、大半の人が必要のない治療を行っています。
結局のところ、根本的な原因に対処しない限り、結局は薬に頼って依存してしまうことになります。
そのような薬に頼ってしまう人は大抵、夫婦や家族の問題を抱えていることが多い。
もう少し家族関係がしっかりしていれば、もともと精神科や心療内科なんかにかからないし、
もし間違ってかかってしまっても、そういう人は抜けるのが早い。
だからまずは素人でも勉強して、自分で身を守るしかないけど、それもあまり広まっていない。
しかし睡眠薬を含めた精神薬は、少しの量でも脳に重いダメージを与えますし、
脳が一旦ダメージを受けると回復は非常に難しいから危険なんです双方に共通するのは
「薬は毒なので一気に抜くのが理想」とする点だ。例えばアルコール依存や覚醒剤中毒の場合、
ゆっくり抜くことなどあり得ない。だから抜くときは断薬施設などを使って一気に抜く方がいいのだが、
日本の現状では、睡眠薬を含む精神薬を抜く施設がない。仕事をしながら抜くことになるので、
ゆっくり減薬していく方法を取らざるを得ないという考え方だ。
もう一つ、共通しているのは、自費診療が主体となっている点だ。大雑把な分け方として、
減薬派のクリニックは保険が効くが、断薬をうたっているクリニックでは自費診療が多い。

412 :優しい名無しさん:2020/09/06(日) 13:30:56.63 ID:DzZcFX1Ij
断薬のサポートが自費診療でないと難しいからです。
クスリを減らすだけなら保険診療でもできるかもしれませんが、
様々な方法で体と脳を立て直す必要がありますから、食事療法や栄養療法など、いろんなことをします。
さらに現代は薬だけでなく、食べ物などからさまざまな神経毒を身体に取り込んでしまって、
それが様々な不調の原因になっている可能性が高い。ですから減薬にあたっては、
低温サウナなどのデトックス(解毒)も使います。薬を抜くだけでは、
ただ中毒から抜けただけですから、根本的な解決にはなっていないからです。依存状態にあると、
止めてもまた簡単に手を出してしまいかねないのです。うちでは月に3万から5万円程度かかりますが、
低収入の人の場合はもちろん相談に応じます。しかし生活保護の方は基本的に断っています。
生保では3割くらいの人が精神科にかかっていますが、
生保のために病院を卒業≠ナきない人が多いからです。生保も依存の一つですから、
まずこの基本的な考え方を変えていかないと断薬自体ができないし、
生活保護からも卒業と考えています「生保も低収入も、努力しない人が多い」と話す。
それは確かに正論かもしれないが、さまざまな環境からそうできない人も多い。
だから一見すると「成功者の理論」に感じるかもしれないが、
そう考えるようになったのには、自身も身障者の作業場を作るなど、
これまでの様々な活動から赤字に陥ったこともあり、時には多額の借金までして、
現在の活動につなげていった経緯があるからで、一概には言えない。
日本の断薬はまだ始まって間もない段階だから、
今後は生保や低収入に陥っている人の断薬が課題となるだろう。
「断薬」と「自立した生活」は、実はイコールでもあるからだ。通常の診察と並行して本の執筆や、
フェイスブックをはじめとするウェブや講演、セミナーなどで啓蒙活動をしてきたが、
今後はさらに新たな活動を展開するという。1年間170件ほど講演をやった年もありましたが、
ネットも含めて、あまり効果ないなと感じたんです。結局ヤク(薬)に頼りたいだけじゃないかと。
患者さん向けにやっても結局、国や業界が変わらないとダメです。だからもっと広く知らしめたいので、
今後は政治家でも協力してくれる人とタイアップしていきたい。政治家になるわけではありませんよ。

413 :優しい名無しさん:2020/09/07(月) 13:44:00.03 ID:WJN7c599t
厚労省に行って何度か話し合いをしたこともありますが、
みんながみんな現状に満足しているわけでもなさそうで、
賛同してくれる人がいても圧力がすごくて表立って動けないんです。
だからこれはもう、政治に働きかけるしかない。ネットを見ている層ではなく、
もっと新しい啓蒙を考えています。その活動の一環として、保育園も創設する予定です。
やはり子どもたちをさまざまな害悪から保護したいのと、
得た知識や経験を親ごさんにも伝えることができますからね。
そこからいろいろな方面に広がっていけばと思っています通常の治療活動で患者さんを啓蒙しても、
救える患者さんはごく一部に止まってしまう。「結局ヤクに頼りたいだけじゃないか」
という医師の言葉は辛辣だが、患者側はもちろん、これは医師に対する言葉でもあると思う。
ウェブの情報も、さまざまな圧力から統制されていると医師は話す。
たしかに、例えば医師やクリニックの情報は皆無だ。あったとしても褒めたものしか流れていない。
薬の情報もただの羅列であふれ、ネガティブな情報はほとんど出ていない。
だから、とくに医療における情報弱者に訴えるのではなく、保育施設などの創設と並行して、
国などに広く訴えていきたいという医師の思いは強く伝わってきた。
こういう活動をやっていると、ただの宗教信者だと思われがちですが、典型的な無宗教者。
あえて言うなら自然崇拝論者(アニミズム信者)です。精神医学反対となると、
サイエントロジーというニューエイジ宗教が出てきますが、
サイエントロジーは精神科の批判をしているので共闘関係にあるけど、
信者でも何でもないし、だいたい組織は腐っていくのが常ですから信用していません
しかし精神医療に限らず、医療過多の犠牲になるくらいであれば、
「精神疾患を抱える患者さんが宗教に頼るのも、実は一つの手ではないか」と医師に訊ねてみた。
特に精神医療では、心のよりどころさえあれば、薬害に陥られなくて済むのではないかと思ったのだ。
宗教も、中身を判断して自分でよく吟味してとしか言えないし、もともと実家が寺の住職をしていたので、
宗教の欺瞞を見ながら育ったこともあり、宗教や組織は信用してないんですよ
たしかに、「良い宗教者」を選ぶのは、「良い医師」を選ぶより難しい。

414 :優しい名無しさん:2020/09/08(火) 13:39:57.16 ID:up+6+7BRV
ここまでくると、どのような医療を選ぶかで、生き方を試されているのではないかとさえ思えてくる。
医師はぽつりと言った。だから活動は、どう生きるのかという、一種の哲学にちかいのかもしれません
そもそもの発端は、女性問題だった。一緒に住んでいた女性に、
浮気相手である人妻との関係が知られてしまい、泥沼のトラブルへと発展した。
二人の間にはさまれた自分を責め、同棲していた彼女に謝りつづけた。すると、
このままでは自殺するのではないかと思った彼女に、なかば強引に心療内科へ連れて行かれた。
そして即座にうつと診断され、通院と同時に大量の精神薬、睡眠薬を処方されて、8年もの間、
さまざまな薬を飲み続けることになる。自分が薬を飲み始めた経緯を照らし合わせてみると、
やはり第一に、自分の生活環境に問題があったのだと思わざるを得ない。
まず彼女に病院に連れていかれたのも、もう自分では手に負えないと思われたからだろう。
そのときの彼女とはもう別れていたし、落ち込んで毎日のように涙を流している状態だったから、
このまま放っといて自殺されてはかなわないと思われ、病院に連れて行かれたのだ。
あのときに本当に必要だったのは、家族の支援と、数か月の休息だったのではないかと思うようになった。
精神疾患から発達障害までを含めた事象で病院に通い、薬漬けになる人の多くが、家族と周囲の支援・
見守りに何らかの問題があると言われる。医師が「日本の家族制度はすでに崩壊しているので、
薬に安易に頼ることになる」と指摘しているように、実際は家族の支援や見守りがあれば、
いったん病院に行ったとしても、自分はここまで薬漬けになることはなかったのでは、
と思うようになったのである。また、製薬会社などが中心となって行われている情報戦略も、
無意識化で影響していたと思う。「うつは心の風邪」といったキャンペーンに乗せられて、
精神科や心療内科に安易に行ってしまった。現在でいうと「発達障害」がキャンペーン中だが、
例えば自分に合っていない環境や仕事にとどまるために一生薬を飲み続けなければならない社会というのは、
やはりどこか狂っているのではないだろうか。重篤な精神障害をもっている人は別だが
「一生薬を飲み続けなければならない人はごく一部」とは、医師全員に共通した認識だった。

415 :優しい名無しさん:2020/09/09(水) 13:25:11.40 ID:5U0Wkki32
しかし一般的な人が一旦、病院に行ってしまうと、よほど良い医師に当たらない限り、
確実に薬漬けにされる。その「よほど良い医師」というのも、日本ではごく一部の存在だ。
医師の言うように「さまざまな情報で洗脳され」たうえ、情報戦略に加担していたことになる。
雑誌や新聞、テレビはもちろんのこと、一見すると自由で無秩序に見えるウェブの情報も含め、
見えない大きな力で誘導されている事実の一端を、今回の一件で気づかされた。
すでに大量の服薬によって明晰な考察ができなかったとはいえ、これは非常に恐ろしいことだと思う。
ともかく、いったん睡眠薬や精神薬を始めてしまったら、どこかで気づいて止めるしかない。
しかし減薬・断薬のクリニックといっても、実際にはさまざまだ。
もっとも多いのは「あくまで薬を減らすだけで、完全に断薬まではしない」という減薬派のクリニックだ。
こうしたクリニックは、保険が使える。最近、減薬がブームとなっていることから、
全国的に増えているようだ。また減薬・断薬派の医師であっても、保険が使える病院と、
自費診療の病院に分かれる。これは医師によっては「国民皆保険」という日本の制度に疑問をもち、
保険制度に縛られない自由で先進的な治療がしたいという理由があるのだが、
前提として「どうやったら病院や薬の世話にならず健康でいられるか」
を医師が患者と模索してアドバイスするのだから、自費診療でないと成り立たないのだ。
国民皆保険制度の下では、減薬しながらでも一人一人の患者には、
長く通い続けてもらわないと成り立たない。だから減薬派は保険適用、
断薬派は自費診療に大きく分けることができる。ただし、保険が使えるのに断薬も勧める病院もある。
薬理学を専門とする大学教授だったので、もともと患者の診察が主たる目的ではなかった。
そのため営利追求よりも「臨床は研究実践の場」としていた経緯があるためだ。
この医師もユニークだが、断薬を勧めることができる医師は皆、押し並べてユニークな人が多い。
医療界の潮流とは真逆を平気でいくことができる、強い決断力と推進力があるからだろう。
日本の断薬はまだ始まって間もない段階だから、
今後は生活保護や低収入に陥っている人の断薬が課題となるだろう。
断薬と自立した生活は、実はイコールでもあるからだ。

416 :優しい名無しさん:2020/09/10(木) 21:26:40.27 ID:m2G5+7TJu
ただ「医療費の削減」は、さまざまな意味で製薬会社と医療界のマーケットの縮小を意味しているから、
なかなか一筋縄ではいかないだろう。さまざまな個人営業のクリニックが乱立している現在、
医師の指摘する通り、素人目でも良いからとにかく情報を集めて対処していくしかない。
それは例えば、インフォームドコンセント(説明と同意)にしても、当の患者や家族側に知識がなければ、
結局は医師の言いなりになってしまうからだ。とくに診断が曖昧な精神医療では、他科よりも、
さらに患者自身の知識と生き方≠ェ問われることになる。精神医療の世界に限らず、自分の身は、
医師や薬が守ってくれるのではない。自分自身で守っていくしかないのである。今回の一件で、
製薬会社・医療界・政治といった大きな問題はもちろん、医師それぞれの治療方針に対しても、
よく観察して考えるようになった。しかし実際には、患者である自分がどうするのか、
試されているのだと思う。個人クリニックが乱立している現状では、何をどう選ぶのか、
患者個人が問われているように感じたからだ。どのようなクリニックを選ぶのか、近所の専門クリニックか、
遠くても信頼できる医師なのか。さらには薬を飲むのか、薬にできるだけ頼らないのか。
東洋医学や代替え療法を取り入れるのか等々。医療というのは、考え出すと複雑な迷路のようでもある。
今後はできるだけ情報収集した上で取捨選択し、その上でシンプルに考え判断したいと思っている。
これは医療に限らず、万事、そうして生きてきたからだ。そうした意味では、
どのクリニックを選ぶのか、どのような薬を飲むのかで、生き方そのものが現れているように思う。
減薬・断薬の問題は、実はそれだけに止まらず、「あなたはどう生きるのか」と、
患者に対して突きつけられたテーマなのではないだろうか。減薬を始めて、1年8ヵ月が経った。
睡眠薬であるハルシオンを2錠から1錠(0.25ミリグラム)に減らし、
抗不安薬のデパスの減薬に取り組んでいる。1日1.5錠飲んでいたのを、
今は1錠(0.5ミリグラム)の3分の2を基本として、仕事と体調をみながら2分の1にして減薬している。
恥ずかしい話だが、焦ってデパスを半分にしただけで体調を崩して寝込んでしまったので、
医師のアドバイスにより、また分量を戻して数ミリ単位でカットして慎重に減らしている。

417 :優しい名無しさん:2020/09/11(金) 13:14:41.57 ID:HLMoJv8kl
1年半も減薬しているのに、同じような失敗を繰り返すので、自分でもときどき嫌になる。
減薬には非常に時間がかかるので、焦燥感が出ることもしばしばある。何しろ睡眠薬を1錠減らすのに、
1年以上もかかっているからだ。主治医からは「双極性障害はあると思うが、
睡眠薬は止められるでしょう」と言われている。いま双極性の薬は飲んでいないが、
躁鬱っぽい極端な調子の波は、今のところ出ていないと思う。もともと喜怒哀楽が激しい性格なので、
このあたりの判断は難しい。いったん薬を全て止めてリセットした上で、
自分は医療と薬に対してどう付き合っていくのか、見極めたいと思っている。
自分の生を己で全うするには、それしか手はないのである。

418 :優しい名無しさん:2020/09/12(土) 13:53:36.98 ID:MzCST+GAQ
市内の精神科病院で今年3月、看護師ら男6人(現在は全員退職)が患者に虐待をしていたとして、
準強制わいせつや監禁などの容疑で県警に逮捕された。
その後、地裁で開かれた公判では常態化した患者虐待のおぞましい実態が次々と明らかになった。
だが、浮かび上がった問題はそれだけではなかった。6月23日、地裁。
法廷に現れた33歳の元看護師2人はどちらもおとなしそうな、どこにでもいる普通の青年だった。
それに対し、検察側が明らかにした2人の行為は、外見からはとても想像ができない内容だった。
1人は2018年10月の早朝、他の元看護師ら2人と一緒に、
60代の男性入院患者を病室でベッド上に押さえつけ、陰部にジャムを塗り、
食べ物に執着の強い別の50代男性患者になめさせた。もう1人は19年9月の夜、
他の元看護師ら2人と共謀し、60代の男性入院患者を布団の上に寝かせ、
手すり付きベッドを逆さにかぶせ、閉じ込めた。患者のそばにポテトチップスを置き、
手を伸ばす姿を見て面白がった。事件の舞台となったのは、
重い統合失調症や認知症などの患者が入院する同病院の「B棟4階」。いずれの事件でも現場では、
「主犯格」とされる元看護助手(27)がスマートフォンで動画を撮影。LINE(ライン)でグループをつくり、
共有した動画を見て仲間内で盛り上がっていたとされる。6人の起訴内容はこれだけではない。
▽男性患者2人の顔を押さえて無理やり口づけさせる▽患者の顔にホースで水を掛ける
▽頭を粘着テープでぐるぐる巻きにする▽鼻の穴に指を突っ込んで引っ張るなど計10件に及ぶ。
なぜそんなひどいことを。法廷で問われた元看護師らはこう答えた。
「(15年に)病院に就職した最初の頃から、他の看護師たちが暴力行為をするのを見ていて、
自分もやるようになった」「『患者をおちょくって一人前』という空気があった」検察側の主張によれば、
B棟4階では虐待が常態化していた。▽患者を投げ飛ばしたり引きずり回したりする
▽車いすごと後ろにひっくり返す▽病室のドアに粘着テープを貼って閉じ込める
といった行為がたびたびあった。元看護師の1人は捜査段階で
「看護師長ら上司が率先してひどいことをしているので、そういう人が出世していくところなんだと感じ、
上層部に言っても仕方ないと諦めていた」と供述したという。

419 :優しい名無しさん:2020/09/13(日) 13:47:43.41 ID:ct5kt6J5R
中には上司に相談した被告たちもいた。だが彼らは法廷で「その上司も虐待に参加していたので、
しっかりした話し合いにならなかった」「相談したが、何も変わらなかった」と話した。
事件を招いた要因について検察側、弁護側の意見は一致した。
B棟4階で勤務し始めた時点で既に上司や周りが虐待をしていたので、感覚がまひしてしまったのだ。
だが、上司らは罪に問われていない。事件が発覚したきっかけは、
元看護助手が病院以外の場所で女性の体を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕され、
捜査でスマホから虐待の動画が見つかったからだ。つまり「たまたま」であって、
病院の自浄作用が働いたわけではない。この別の事件がなければ今も虐待は続いていたかも知れない。
警察が立件できた理由も、この動画が動かぬ証拠となったからで、
重い精神障害がある被害者の供述では、裏付けは難しかったとみられる。
実際、6人は被害を訴えることができない重度の患者を狙って虐待を繰り返していたとされる。
「市の病院」と聞けば、街中に立つ風景を思い浮かべるかも知れない。
だが現実には、病院は市の外れで林野に囲まれた場所にある。
敷地の正門には「関係者以外立入禁止」と書かれ、外部の人間を寄せ付けない雰囲気がある。
長年続いていた虐待に病院や行政は気付いていなかったのだろうか。3月の県警の逮捕発表当日、
病院の事務部長は「県警から話があった昨年12月に(初めて)知った」と主張。
市の担当者も「定期的な調査を毎年してきたが、把握できなかった」と話す。
ただ、警察の逮捕後に市が病院の職員に実施したアンケートでは、
虐待行為を聞いたことがあると答えた職員が数人いた。市の担当者は
「そういう声が上に伝わらない組織の在り方に問題がある」と指摘。
市は8月17日、院内で相談や報告ができるよう改善命令を出した。病院は「虐待防止委員会」
を設置して再発防止策を検討し、抜き打ちで夜間に巡回するといった対応を公表した。
しかし、上司ら他の職員による虐待や処分については「誤解を招く恐れがあるので回答は控える」
と一切、明らかにしていない。同病院は病院や介護施設などを手広く展開するグループの一つ。
グループの最高経営責任者(CEO)は首相の友人で、たびたびゴルフや会食をする仲だが、
その社会的地位に照らすと、病院の説明責任の果たし方には疑問が残る。

420 :優しい名無しさん:2020/09/14(月) 05:21:23.96 ID:1fGx2t9Xv
公判で検察側が読み上げた供述調書で、被害を受けた患者の家族はこう話していた。
「病院の医師や看護師に問いたいです。
あなたたちはこんなことをするために医師や看護師になったのですか。
あなたたちは同僚の虐待に本当に気付いていませんでしたか」
元看護師ら6人のうち3人は地裁で有罪判決を受け、残り3人は公判が続いている。
起訴された元看護師らを法廷で見ていると、彼らのほとんどは就職した病院が違ってさえいれば、
今でも普通に働いていたのではないかと思わざるを得なかった。
そう考えると、彼らもある意味では被害者のように思えてならない。
病院の上層部は本当に虐待に気付いていなかったのか。本当だったとしても、
これだけ異常な事態に長期間気付くことができない組織もまた異常だろう。市のチェックも、
果たして機能していたのかどうか。罪に問われるべきなのは、6人だけではないはずだ。

421 :優しい名無しさん:2020/09/15(火) 01:06:52.59 ID:9+bEKN1FS
もともと、精神科医として、依存症の分野にとり組んでいました。アルコールにしても、
薬物にしても、依存症の患者さんは自殺が多いんです。駆け出しのときに、苦い思いを経験しました。
ある患者の姿がしばらく通院してこないなと思ったら、
警察から捜査情報照会があって自殺したことを知らされたり、
院内でトラブルを起こした別の患者を強制退院させたところ、
帰り道にシンナーを吸引した状態で橋から転落して亡くなったりしたことがありました。医師によっては、
患者の自殺を経験すると、自殺の多い分野から身を引いたり、基礎研究の道に進んだりします。
しかし、僕の場合は、「自分には臨床しかできない。なんとかしなきゃ」と思ったんです。
なんとか防ぐことはできないかと。そんな中で、自殺の研究をすることになっていきます。
自殺予防の専門家は、こういう経験をしている人が多いのではないでしょうか。
「自殺は防げるのか?」と思ったことがあります。「防げないのではないか」
と虚無的な気持ちになったこともあります。当人が本当に苦しみの中にいるとき、
どうしようもないんではないかと。患者が自殺をしたときに、僕ができる治療では、
自殺を防げないのではないかと思ったこともあります。「防げない自殺もある。
それを含めて、寿命なんだ」と自分を納得させた時期もありました。一方で、医療の側が、
自殺などの面倒なことに巻き込まれたくないという思いがあったり、リスク評価を怠ったことで、
自殺に至ることもあるという考えもありました。リストカット(リスカ)など自傷の研究を始めた当初、
不思議に感じたことがありました。彼・彼女たちは「死にたい」と言うんですよ。
しかし、自殺を遂げる手段としては、リスカは難しい。最初は意味がわかりませんでした。
死にたいのなら、なぜ確実に死ねる方法ではないのかと。でも、そうじゃなくて、彼・彼女たちは、
死にたいくらい辛い感情に苛まれているんですよね。そして、そうした感情を一時的に和らげて、
自殺を延期するための対処療法として、リスカをしているんです。こう言い換えてもよいでしょう。
死ぬために切っているわけではないが、切っていないときには頭の中は死ぬことでいっぱい、
切っているほんの短い瞬間だけ、少しだけ死の考えから遠ざかっているのだ、と。

422 :優しい名無しさん:2020/09/16(水) 00:21:23.05 ID:9Ll+Y7MlI
その意味では、この段階でなんとかしないといけないのではないかと思うようになりました。
われわれは、都合のよい解釈をする傾向があります。たとえば、患者としては、本当は「死にたい」
と思って過量服薬(オーバードーズ/OD)をしたはずなのに、医療者としては「アピールのためにやった」
とか、「リストカットをしているようでは、死ぬ気はないよ」とかですね。たしかに、患者本人も
「リスカで死ねる」と思っていないかもしれませんが、手首を切るまでには「死にたい」と思っているんです。
医療者として「都合のよい解釈」をしているということは、自分なりに勉強する中で気がつきました。
リストカットをしていた患者さんの追跡調査をしたことがあります。すると、けっこうな割合で、
その後亡くなっているんです。一見、自傷行為をしている人は、自分を大切にしない行動を
"楽しんでやっている"ようにも見えます。また、"周囲に嫌がらせをしている"ようにも感じさせます。
しかし、やはり、死にたいという気持ちがある。こうした患者を助けられるのは、"嫌がらせのような行動"
をしているときなんです。というのも、そこには多少とも他者に対する期待感があるからです。
「自殺予防総合対策センター」で、心理学的剖検(亡くなった人と生前に関係ある人からの聞き取り)
の調査をしたことがあります。自殺をした人の家族に自殺に至るまでの話を聞くのです。
すると、自殺するまで、迷っている人がいることがわかりました。
ある中年男性は、亡くなる日の朝早くに遺書を書いていました。ところが、その日の昼には、
ドラッグストアでボディシャンプーを買っていました。また病院にも行き、持病の薬をもらっています。
いずれも、その日に自殺をする人には要らないものばかりでした。亡くなる直前まで迷い、
ネットを見ていることもあります。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された患者さんは、
自宅マンション内で自殺をしました。その直前までネットサーフィンをしていたことがわかりました。
ネットの閲覧履歴を調べると、ALSの患者会のサイトと、自殺系サイトを見ていたのです。
ある自殺が多い場所では、防犯用のビデオが常設されています。その映像を見たことがありますが、
自殺をした人たちは、直前まで携帯電話を見ていました。

423 :優しい名無しさん:2020/09/17(木) 06:16:29.45 ID:FQLzrz0KL
いわゆる"覚悟の自殺"というのは、われわれが予想するよりも少ない気がします。そのため、
自殺を防ぐためには、医療者として、その枠の中でも「もうちょっと何かすることがあるのでは?」
という思いがあります。一方で、心理学的剖検も、中高年男性を想定している調査票になっているため、
女性や子どもは危険因子がわかりにくのです。そのため、情報収集の方法も変えないといけません。
女性や子どもの場合は、身近な人に傷つけられたことがきっかけになるケースがあります。
そうなると、身近な人から情報収集をする心理学的剖検は妥当性を欠きます。
自殺しようと思い立ってから、行動に移すまでの"時間の長さ"が違います。大人の場合は、
考えに考え抜いた結果ということが多いのです。そのため、自殺予防の手立ても講じやすいのですが、
強い意志で死ぬと決めた場合は、考えを変えるのは難しいでしょう。一方、若者の場合は、
本当に行動に移すときは一瞬です。思い立ってから行動の時間が短いのです。そのため、
瞬間的な介入が難しいです。一方で、介入できた場合、比較的容易にその考えを変えることがあります。
自殺をやめさせたり、死を延期させることがそれほど難しくないのです。
私たちが医者になりたてのころは、ひきこもりの人たちは、ずっと家にひきこもっていました。
今では、ひきこもりの人たちは、オンラインゲームを通じて、交友関係を広げて、
結婚することだってあります。そう考えると、ネットが進歩してよかったじゃん、と思ったりします。
新型コロナ感染拡大による非常事態宣言がありましたが、期間中、ひきこもりの患者さんたちは、
落ち着いていました。いろんなことを焦らずに済むからです。しかし、精神科の外来では、
リスカやODをしたという訴えが増えました。学校へ行かないということは、
家の中が"密"になるということです。不要不急の外出ができないということは、
ストレス解消のための夜遊びもできません。そんな状況から逃げるために薬を飲んで、
意識をとばしているのです。ステイホームが誰にでも幸せにつながるわけじゃありません。
2017年、座間市内のアパートで男女9人が殺害された殺人事件がありました。
被告人は、希死念慮(死にたいという願い)のある女性たちとツイッターでつながり、呼び出しています。

424 :優しい名無しさん:2020/09/18(金) 14:19:33.16 ID:Uz+VxONsQ
こうした事件もあったため、世間的には「ネットには罪が多い」と言われることがあります。
しかし、医者になったときには、『完全自殺マニュアル』(太田出版)がベストセラーになりました。
自殺の情報に触れるのはネットがない時代からあったのではないでしょうか。そのため、かならずしも
"ネットは罪"とは思えません。"功"で言うと、学校を超えたつながりが持てる可能性があることです。
情報を持っていない子、生き方の選択肢を持っていない子がいて、
子どもの中にロールモデルが少ないのです。ネットがない時代にはもっと少なかったでしょう。
一人っ子とか、親戚付き合いがないとなおさらです。
しかし、インターネットを通じて、ロールモデルを得ることができる。
家族や親戚の中になくても、社会の中でロールモデルを見つける子がいるのです。
もちろん、生きるか、死ぬかのときに、死に対するハードルを下げる情報もありますが。座間事件では、
被告人が持っていたアカウントは複数あり、その中で自殺の話をするのは一つのアカウントでした。
被告人からすれば、自殺の話題は、ネットナンパの手段でした。
自殺の話題をする人をソーシャルメディアで探したことで、悲劇が生まれました。
リアルの関係のしんどさがあるんでしょうね。リアルな関係で、
自殺の話をすれば助かる面もあるでしょうが、リアルな関係の相手を大事にしたいからこそ、
あえて自分の一番しんどい部分を言わない場合もあります。それに、「死にたい」とつぶやく人は、
四六時中、死にたいわけではありません。リアルな関係を維持するには、見せない部分もあります。
それはそれで健康的でもあります。しかし、少数ではありますが、座間事件の被害者のように
騙されるリスクもあります。こうしたリスクはゼロにはなりません。
そのため、相手がどんな相手かを判断するリテラシーが必要になります。
ただ、そうしたリテラシーは学校では教えられません。ネットを利用する中で試行錯誤するしかありません。
10代の子どもの問題としては、市販薬の乱用です。
違法薬物に特化した薬物乱用防止教育は意味がありません。
処方薬の乱用も問題ではありますが、その場合には医療にアクセスするという手続きが必要です。
その意味では、最も身近な薬物はなんといっても市販薬なのです。

425 :優しい名無しさん:2020/09/19(土) 13:43:29.00 ID:wf/QmLzt3
依存症の人によく見られるのは、ODをしたあとに別の行動をして亡くなるというパターンです。
ODによる酩酊状態で首を吊ったりしています。もしかすると、完全に前後不覚の状態で、
いわば意図しない事故としてそうした行動におよんでいるのかもしれません。
そのため、依存症の人は、事故か自殺かわからないケースが少なくありません。
市販薬の問題が生じたのは、いろんな要因がありますが、国の医療費削減も一因です。
依存している人たちが、市販薬に求めているのはカフェインです。2013年ごろから、
カフェイン中毒で救急搬送されるケースが増えています。
この年は、エナジードリンクが自動販売機で発売された年です。
ネットでの市販薬販売も間接的な要因にもなっていると思います。生きづらさを抱えて、
プレッシャーを感じる子たちは、カフェインに依存してしまいます。これらの商品が「ゲートウェイ・ドラッグ」
になっているのではないでしょうか。市販薬のせき止めを万引きしたとして、30歳代の男が8月、
窃盗容疑で逮捕される事件が起きた。男は、「何本も飲んだときの高揚感が気持ちよかった」と供述し、
乱用目的で万引きしたことを明かした。専門家は「せき止めなどは入手のしやすさから、
乱用が繰り返される傾向にある」として、薬物依存の危険性を周知することなどが重要と指摘している。
男は8月、大手ドラッグストアで、せき止めシロップ1本(120ミリ・リットル入り)を盗んだとして、
窃盗容疑で逮捕された。捜査関係者によると、男は20歳代の頃、職場の同僚に
「せき止めを大量に飲めば、ハイになれる。やってみたら」と持ちかけられたことをきっかけに、
乱用を始めたと供述したという。1日当たりの服用量の上限が60ミリ・リットルのシロップをがぶ飲みし、
12倍にあたる720ミリ・リットルを飲み干したこともあったという。
男が日常的にせき止めを乱用していたことから購入費用がまかなえなくなり、
万引きを繰り返したとみている。男は「高揚感が忘れられず、何度も服用した」と供述した。
捜査関係者は「男は薬物依存だった。誰でも購入できる医薬品だが、
乱用すれば覚醒剤や麻薬への入り口となり得る」と話した。
被害にあったドラッグストアの担当者は「せき止めなどの万引きは後を絶たない」と漏らした。

426 :優しい名無しさん:2020/09/20(日) 05:46:39.57 ID:WasXiAX2/
同店では陳列棚に置く医薬品の数を減らすなどの対策をしているが、
「気づいた時には盗まれている」として、対策に苦慮している現状を明かした。
厚生労働省研究班は昨年度、薬物やアルコールなどの依存経験がある人の中から、
一般用医薬品を乱用していた21人を抽出して調査を実施した。その結果、乱用者の平均年齢は37・5歳で、
男性が95・2%だった。一般用医薬品の種類別(複数回答)では、せき止めが90・5%と最多で、
風邪薬(76・2%)、鎮静剤(61・9%)などと続いた。せき止めの乱用を始めた時期は平均20・2歳。
若年男性が繰り返し、せき止めを乱用する傾向があった。せき止め薬を乱用したという30歳代の男性は、
調査に対し、「多幸感が強い」ことなどが動機だと説明。「大麻の使用はちゅうちょする」ため、
仕事がつらいときなどに、せき止めを乱用していると明かした。このほか「違法じゃないし、
手軽に手に入る」(40歳代男性)、「取り扱っている店が多い」(30歳代男性)などの声があった。
一方、乱用者からは幻覚や意識消失など重い副作用を訴える声も相次いでいる。
「覚醒剤や危険ドラッグなどの違法薬物と同程度の薬物問題を抱える患者も少なくない。
医薬品の安易な乱用を防ぐためにも、
販売する薬局やドラッグストアなどが薬物依存の危険性を周知したり、
支援窓口を伝えたりする啓発が必要だ」としている。

427 :優しい名無しさん:2020/09/21(月) 13:37:03.06 ID:IkgdL5UD1
愛情を注がれ、道しるべとなるはずの親が、子どもにとっての“毒”になり、下の世代にも影響する。
こんな厄介で皮肉なことはない。幼少のころから、母の「教育ママ」ぶりは常軌を逸していた。
ピアノ、バイオリン、英会話は誰よりもうまくないと怒られた。ピアノの練習中、
一回でもつっかえると椅子からたたき落とされる。その怖さで緊張しては間違え、たたかれるの悪循環。
勉強にいたってはさらにすごさを増す。ストップウォッチを持った母の前で計算ドリルを始め、
制限時間を少しでも過ぎるとコーヒーカップや教科書が飛んできた。大きな灰皿を投げつけられ、
額から血が流れたことも。「おきゅうがわり」とたばこの火をおしつけられそうになったり、
ミルクセーキに下剤を入れられたりしたことも。「でも私は母を毒親とは思っていません。
はたからはそう見えるかもしれませんが。毒親というより、生きるのが下手すぎた『依存症のひと』」
父が開業医だったこともあり、「オピオイド」という痛み止めの注射(処方薬)
が手に入りやすい環境にあった。過去の病気などの影響から、腹痛の際に母が使っていたが、
痛くないときでも乱用するようになった。依存症はその後もずっと続いた。
高校生のときには食卓にはいつも当たり前のように注射器が転がっていた。そんな母に愛情を注ぎ続け、
力を合わせてきた父が亡くなったとき、母は喪主であるのに葬儀に参列しなかった。
通販の買い物に依存していて、通販番組の電話出演のためだった。独居となった母は、
76歳のとき、持病の大動脈瘤の発作で亡くなった。自宅のベッドで横たわっているのを見つけた。
30年以上振り回されてきた母の異常行動がなくなった今は、「人生のノイズ」がなくなった感覚という。
「母は悪い人ではなかったと思う。ただ育った環境に恵まれなかった」
親戚の話では、祖母は、暴力を振るう祖父から逃げる際、まだ幼少の母を置いていったという。
親から捨てられた。その思いがその後の母の人生に影響したと思っている。
いわゆる「毒親」育ちについてはこう話す。「誰もが毒親になりうる要素があり、
それを上手に出さないように押し殺しながら生きているだけではないでしょうか。
もし自分に子どもがいたら私も毒親になっていたかもしれませんし、依存症も発症していたかもしれません。
おそらく自分の中にも母と似た気質があると思います」

428 :優しい名無しさん:2020/09/22(火) 01:20:27.06 ID:lmlf3VWai
大学のときから精神科に通っていて。抑うつ状態で、今も気持ちを安定させる薬をもらって飲んでいます。
もう新しい環境に飛び込もうという気持ちになれなくて。生活保護の存在自体はもともと知っていました。
福祉事務所の人なら生活に困った沢山の人を相手にしてきているわけだし、
事情をわかってくれて、寄り添ってくれるかもしれないなと思ったんです。
生活保護の申請までできなかったとしても、そういう自分の事情を話すことで少しは楽になるかもしれないって。
実は最初、福祉事務所まで行ったんですが、コロナの影響で予約がないと入れなくて。
帰ってスマホから電話しました。声から察するに、電話に出たのは50代くらいの女性でした
「電話口で声を聞いた瞬間から嫌な予感がした」と語る。「言葉にするのは難しいんですけど。
『この人は多分わかってくれないだろうな』と思いました。『生活保護の申請をしたいんですけど』
と言うと、名前、年齢、仕事の状況を聞かれました。『一人暮らしです』って答えたら、
『地元はどこなの?実家に帰れないの?』と言われました」いきなり「親に頼りなさい」
という姿勢で話す職員に辟易してしまったという。「喧嘩の絶えない実家が嫌いだったし、
そのことを職員さんに話しました。そしたら『親御さんが帰ってきなさいって言ってくれてるなら帰ったら?
帰りたくないって言ったって、それはあなたの感情でしょう。家族は助け合って生きていくものですからね。
とりあえず家族ともう一回相談して、もしそれでもダメならまた電話してください』と言われました。
言い返す気にすらなれなくて、『わかりました』と言ってそのまま電話を切りました」
「『家族は助け合って生きていくものですからね』って、いつの時代の価値観だよって思いません? 
助け合えないから生活保護を申請しようとしてるのに。他の相談者にもそういう対応してるのかな?
って考えたら、私達を守ってくれるはずのセーフティネットってなんなんだろう、と思いました。
それとも若いからまともに話してもらえなかったんでしょうか。わかりません」
「若い=親に助けてもらえる」という一般論からこぼれ落ちてしまった若者を、
最後に受け止めるセーフティネットが生活保護ではないのだろうか。
「どうせ世間には『甘ったれた若い女が』と思われるんでしょうね。自業自得なのかな」

429 :優しい名無しさん:2020/09/23(水) 14:00:09.24 ID:n+gMQsSPU
容疑者(48)が酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)
の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。2年前にお酒がからんだ強制わいせつ容疑で書類送検された際、
識者からは「アルコール依存症を治すのは欧米では不可能と言われている」との指摘があった。
評論家は、同依存症について「相当、時間がかかることです。
アメリカやヨーロッパではアルコール依存症を治すのは不可能と言われています。そのくらい大変なこと」
と指摘していた。ノーベル文学賞を受けたアメリカの作家の7割がアルコール依存症だという。
好きで始めたことでも、続けることがどれほど苦しいかということを示している。

430 :優しい名無しさん:2020/09/24(木) 14:03:50.71 ID:miXbWw74K
精神科の医療機関で患者への虐待疑いの事例が2015〜19年度の5年間で72件あったことが、
自治体を対象にした厚生労働省の初の調査で分かった。
医療機関からの通報が半数弱にとどまることも判明した。障害者虐待防止法は、
障害者施設や雇用主による虐待について自治体への通報義務を定めているが、病院は対象外。
厚労省は7月1日、調査結果を都道府県・指定都市に送付し、
虐待の防止や早期発見に努めるよう要請した。調査は、神戸市の精神科病院
「神出病院」で今年3月に逮捕者を出した暴行事件を受けて、4月から実施。
監督権限を持つ47都道府県と20政令指定都市に、虐待の態様や動機などを尋ねた。それによると、
虐待が疑われる事案を把握していたのは67自治体のうち31。72件のうち「暴行」(57件)と
「暴言」(14件)が大半を占めた。把握した契機は「医療機関側からの通報」が35件で最も多いが、
半数に満たない。医療機関の自浄作用だけに期待することはできず、「入院患者からの通報」(11件)や
「匿名通報」(8件)に頼る実態がある。72件を動機別に分類すると「不明」(30件)が最も多い。
次に多いのが「患者側からの暴力・暴言により感情的になった」(14件)と「その他」(14件)。
「医療行為、看護ケアのつもりだった」も5件あった。精神科病院での身体拘束問題に詳しい長谷川利夫・
杏林大教授は「調査したこと自体は評価できるが、やはり限界がある。虐待の数はもっと多いはずだ。
虐待を抑止するには院内に監視カメラを設置すること、行政が抜き打ち検査することが必要だ」とみている。

431 :優しい名無しさん:2020/09/24(木) 14:55:01.95 ID:miXbWw74K
精神科で受ける療法が信用されるためには、条件を満たしている必要があると思います。
もっとも、ほとんどすべてと言ってもいいですが、精神科で受ける療法はこれらの条件をクリアしていません。
どのような条件においても、絶対に効く治療法はこの世に存在しません。また、そのよ うな証明もできません。
10人に使って効いた療法だからといって、「あなたに」 効くという保証はありません。
オールマイティを謳った療法は信用しないほうがよいです。「うまくいった」
ケースしか開示してくれない療法には要注意です。そのような治療法は存在しません。
有効性を検証したかったら、その療法を用いた人たちすべてのデータを開示してもらうべきです。
効かなかった症例も開示すべきです。効かなかった症例もちゃんと開示されていれば、
信用に値する治療法です。一見逆説的ですが。もっとも、そのデータそのものがねつ造(やらせ)
でない保証は担保できないので、疑い続ければ、信用できる療法はゼロかもしれませんが。
現段階で精神薬が医療においてどのくらい貢献してくれるものなのか、わかりません。
この「わからない」という謙虚な認識こそが大事なのだと思います。不明な部分があるのをほったらかして、
「精神薬は何十年も継承されてきたから正しい」と主張するとおかしなことになります。
「精神薬が効かないことがある」という話があるとき、返ってくる反論に
「それはその薬が効く体質ではなかったのだ」というのがあります。
「体質に合った精神薬を使えば効くはずなのだが、効かないのは体質が合わなかったせいだ」
という説明がなされ、こう主張してしまうと、精神薬は完全無謬な存在になってしまいます。
無謬な言説には意味がありません。「体質が合わなかったから効かない」というのは、
要するに「この患者さんはこの薬が効かない患者さんだから効かないのだ」
というトートロジーと同じになってしまいます。完全無謬の後出しじゃんけんです。
このような論理でもって精神医療の正当性は証明されないと思います。
言いたいのは、精神科が「正しい」という文脈で議論することは無意味だということです。
そして、「何十年も前からあるから正しい」というのは論拠に乏しいということも。
わからないにもかかわらず薬を処方する、という態度がもっとも不当な態度でしょう。

432 :優しい名無しさん:2020/09/25(金) 01:26:06.45 ID:6EGSyEwFC
だいぶ前から警察からマークされ、満を持しての逮捕だったようだ。
ひょっとすると本人も逮捕される危険性をうすうす感じていたかもしれない。
つまり、逮捕のリスクがあったにもかかわらず、大麻をやめられなかったということになる。
精神医学の世界では、ある薬物や行為をやめたいと思いながら、
あるいはそれが社会的生命に影響を及ぼすことがわかっていてもやめられないとしたら、
依存症の診断を受けることになる。伊勢谷氏も依存症である可能性がある。
一般的に、依存症は進行性で自然治癒しづらく、人としての「意志」が壊される恐ろしい病気だ。
たとえば、アルコール依存、ギャンブル依存、そして伊勢谷氏のような違法薬物
(覚せい剤、麻薬、合成麻薬など)依存の場合、いったん、断酒したり、ギャンブルをやめたり、
あるいは覚せい剤は二度とやらないと宣言して、しばらくそれを断ってきた人が、
またそれに手を出した場合、「意志が弱い」ダメ人間のように言われることが多い。
ところが、違法薬物などによって脳の“ソフト”が書き換えられたり、
報酬系と呼ばれる脳の仕組みに病変が起こったり神経伝達物質の分泌に異常が起こったりするために、
自分の意志の力ではやめることができない。それが依存症なのだ。このソフトを書き直すなど、
なんらかの治療が必要となる。治療を受けても治らないこともあるやっかいな病気だが、
受けなければほとんど治らないからやはり治療が必要だ。酒や違法薬物の依存症のやっかいなところは、
耐性ができて「満足」するための量が以前よりどんどん増えていくこと。
ギャンブルやゲームの依存でもやはり「もっともっと」とそれ以上のものを求めてしまう。
進行性の側面があるのだ。さらに、依存症の専門家の一致した見解として、
依存症に陥ると、まじめだった人が平気でうそをつくという症状が出る。いったんやめたといって、
再びアルコールやギャンブル、違法薬物に手を出した場合でも、顔が真っ赤になっているのに
「飲んでいない」などと平気でうそをつく。ギャンブルや違法薬物は比較的金がかかるものなので、
なおさらその金を得るために嘘をつくことに抵抗がなくなる。違法薬物をやっているのが見つかったら、
身の破滅になることは前例からわかっているだろう。しかも、何らかの形で捜査機関からマークされているのに気づいているケースもある。

433 :優しい名無しさん:2020/09/26(土) 13:49:32.31 ID:4TJSBnhIM
それにもかかわらず手を出してしまうのには、この依存症のメカニズムがからんでいる。
それにしても、「ダメ。ゼッタイ。」と知っているのに、どうして薬物に手を出してしまうのだろう。
ひとつ目は、ストレスやプレッシャーのため、つい違法薬物に手を染めてしまうというパターンだ。
ミュージシャンがレベルの高い音楽を作り続ける、俳優がすばらしい演技を続ける。
これには相当な負荷やプレッシャーがかかることに違いない。薬物依存というと、
自堕落な人が陥りやすいように思われるが、実際にはかなりの比率で、
まじめな完全主義者が陥るものだ。完璧・完全でない自分を許せない。
すると結果的に自分で自分を強く責めることになり、その苦しさに耐えられず、
お酒や違法薬物に頼って、つかの間の現実逃避をする人が出てくる。礼儀正しく、腰も低い、
というもので、とても覚せい剤に手を出すように思えない人だった。だが精神科医の立場からいうと、
こういう人のほうがかえって危ないということだ。もうひとつは、ミュージシャンや芸術家というのは、
アウトローなものだという考えから、違法なことに憧れ、手を染めてしまうというパターンだ。
いかにも幼稚な発想と言わざるをえないが、
ちょいワル志向のような形で違法薬物に手を染める人がいる。とくに大麻の場合は、
「海外では合法の国もある。だから悪いものではない、国のほうがおかしい」と言い放つ人さえいる。
違法薬物の問題は、プレッシャーからの逃避であるにせよ、
ちょいワルのつもりで軽い気持ちで手を出したにせよ、かなりの確率で依存症に陥ってしまうことだ。
いったん依存症状態になってしまうと、それをやっていない時の不快感は、
一般の想像をはるかに超えたものになる。そして、自分が捜査機関にマークされていることに気づき、
やめようと思っても、やめられない。最終的には逮捕という形になってしまうのだ。
依存症はこのように怖い病気なのだが、その認識が日本では低い。覚せい剤の再犯者に対しても、
飲酒運転をやめない(自動車を運転するときでもアルコールがやめられない)人に対しても、
ワイドショー番組のコメンテーターは「意志が弱く、人間として欠陥がある」
といった発言をすることが多いが、依存症というのは「意志が壊される」病気で、
治療をしない限り、その機能は回復しない。

434 :優しい名無しさん:2020/09/27(日) 13:31:41.94 ID:1UmreANTl
依存症の認識が低いことの弊害は2つある。ひとつは、依存性の高いものへのハードルが低いことだ。
違法薬物はともかく、アルコール、スマホ、ギャンブルに関して依存症への警戒なしに、
ほとんど野放し状態にされている。依存症になるのは意志の弱い人間で、なるほうが悪いから、
原因となるものは規制しなくていいと言わんばかりだ。WHO(世界保健機関)は
「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」を2010年の5月に承認しており、
加盟各国に酒の24時間販売や飲酒シーンを含むCMの自粛などを求めている。
しかし現時点では、日本はこの求めをほとんど無視している。パチンコのように、
どの街にもあり、気軽にギャンブルできる国は、日本くらいしかない。スマホにいたっては、
中学生に学校に持っていかせるのを容認するくらい、依存症のリスクが省みられていない。
昔の為政者は依存症に危機感を持っていた。違法薬物にしても、賭博にしても、
売る側・開く側を取り締まるだけでなく、使用者・利用者も罪にした。
手を出すハードルを上げるためだ。この危険性の認識がなくなったのは本当に恐ろしいことだ。
依存症の認識が低いことのもうひとつの弊害は、依存症が病気でなく、
本人の意思が弱いのが対処できる問題と見られているため治療施設が非常に少ないことだ。よって、
いったん依存症に陥ると回復がとても難しくなる。違法薬物の再犯が多いのはこうした背景もあるだろう。
このような国だから、君子危うきに近寄らずで、絶対に手を出さないということが最大の自衛になると知っておいて損はない。

435 :優しい名無しさん:2020/09/28(月) 11:56:08.18 ID:zHY3AP8KS
神戸市西区の神出病院で精神疾患のある入院患者を虐待したとして、
準強制わいせつと暴行の罪に問われた元看護師の男(27)=兵庫県加西市=と、
準強制わいせつや監禁などの罪に問われた元看護師の男(35)=同県明石市=の判決公判が25日、
神戸地裁であった。小倉哲浩裁判官は、両被告にそれぞれ懲役2年(いずれも求刑懲役4年)を言い渡した。
一連の事件で、同病院の元看護師らの男6人が起訴され、
これまでに3人が執行猶予付きの有罪判決を受けている。実刑判決が出たのは今回が初めて。
判決によると、27歳男は他の元看護師らと共謀し、2018〜19年、
男性患者同士を無理やりキスさせるなど計4件の虐待行為をした。35歳男は他の元看護師らと共謀し、
19年、逆さにした医療用ベッドに男性患者を閉じ込めるなど計6件の虐待行為をした。
小倉裁判官は量刑理由で「面白がるために患者らをもてあそび、笑いものにした。
規範意識に大きな問題があった」と非難。「看護師が果たすべき使命に反し、
患者の尊厳を踏みにじる行為」と指摘し、行為の内容などから
「服役により責任を果たさせざるを得ない」と述べた。神戸市西区の神出(かんで)
病院で精神疾患のある入院患者を虐待したとして、準強制わいせつや監禁、
暴行などの罪に問われた元看護助手の男(27)=兵庫県小野市=の論告求刑公判が28日、
神戸地裁(小倉哲浩裁判官)であった。検察側は懲役7年を求刑した。同病院の虐待事件では、
元看護助手の男のほかに元看護師の男5人が起訴され、うち3人が執行猶予付きの有罪判決、
2人が実刑判決を受けている。検察側はこれまでの公判で、元看護助手の男自身が
「主犯格と自覚している」と供述した、と指摘していた。起訴状によると、
元看護助手の男は元看護師の男5人と共謀し、2018年9月〜19年11月、
男性患者同士を無理やりキスさせたほか、ホースやバケツで水や湯を掛けたり、
逆さにした柵付きベッドの中に閉じ込めたりするなど計10件の虐待行為をしたとされる。

436 :優しい名無しさん:2020/09/28(月) 19:02:28.97 ID:zHY3AP8KS
今はネット社会で殺伐としているうえに、コロナによって人と接する機会も減って誰かに相談もできにくい。
「どこに行っても孤独なら『無』になりたい」と思うようです。出口のない不安はあるでしょうね。
コロナによってよりネガティブな方向にいっている側面はあると思います。
自殺は絶対にやめた方がいいですね。自殺願望のある方は「よく楽になりたい」と言うんですけど、
これまで楽になった霊体に会ったことがありません。むしろ苦しんでいる。首つりで死んだ方は、
息が止まる瞬間「やらなきゃよかった。助けて」ともがくんです。死後もその苦しみが続きますし、
飛び降りの場合は、苦しむから「まだ死んでいない」と思って、死んでも何度も飛び降りを繰り返す。
ちなみに、自殺すると、人は生まれ変わることがほとんどできないことを強調しておきます。
浄化させてしかるべき場所に導かないと、そこにとどまってしまう。仏教的にも良くないこととされています。
娑婆という言葉がありますよね。もともとは仏教用語で、
現世というお釈迦様から与えられた修行の場のこと。それを自らの手で放棄するのですから、
愚かな行為に変わりはありません。やはり想像力を働かせてほしい。本当にその悩みが、
自分の命と引き換えにするほどのものなのかどうか。もし命を絶ちたくなったら、
30分でも1時間でも考えてみることです。子供のころを振り返ってみてもいい。実際、
命を絶つときは突発的にスッと自殺したくなる「魔の刻」というのがあるんですよ。そこをズラすだけでも、
自殺の思いがうせる効果があります。周囲もその人の変化に気づくことが大切ですね。
SOSのサインを受け取っていますからね。ただ、どうしても人は「まさか」
という思いがあるから打ち消してしまう。だからこそ、普段から優しい気持ちで人と接してほしい。
「大丈夫?」と声をかけるだけでも、人は案外、踏みとどまれます。
昔は、それこそご住職や近所の人に気軽に相談できるお寺というコミュニティーがあったんですけどね。
お寺や神社に行くことはオススメしますよ。どんなお願い事をしてもいい。宝くじ当たりますようにでも、
受験に合格しますようにでも。そんなお願い事をした帰り道に人は悪いことをしようとは思わないじゃないですか。
前向きになりますよね。そんな気持ちが広がれば、自殺というネガティブな方向には向かいにくいと思う。

437 :優しい名無しさん:2020/09/28(月) 19:15:30.33 ID:zHY3AP8KS
「『今晩が最後』と思いながら、それでも毎晩飲み続けてしまうのが依存症です。
怖いのは、本人は『酒をやめよう』という強い意思を持っている場合が多いこと。
自分ではある時間になればやめられると思って飲み始める。
しかし、結果的には記憶が飛んで、意識しているよりも過剰な量を摂取してしまうのです」
自身、医学生だった20歳の頃から数十年間にわたってアルコール依存症だった。
酩酊するまで飲み、飲酒時の記憶を失うブラックアウト経験を幾度となく繰り返した。
「酒をやめられたらどんなに素晴らしいだろう。毎夜そう妄想しながら、
そこから抜け出せない毎日を繰り返していました」
医大を卒業し、精神科医となってからも、自分がアルコール依存症であることをなかなか認められなかった。
11年前に自助グループに参加してみたところ、自分の経験を人前で語る行為に無上の喜びを感じ、
現実を受け入れられるようになった。その日から現在まで断酒も続いている。
現在はアルコ―ル依存症の専門病棟を持つ精神科病院に所属し、
自分自身の経験を生かしながら研究・治療に邁進する日々を送る。
「『お酒がやめられないのは自分の意思が弱いせい』と激しく情けなさを感じている人は多くいます。
でも、意思のあるなしはまったく関係がありません」そう語る。お酒を飲むと、
「脳内モルヒネ」と呼ばれる快楽物質が作られ、「もっとお酒を飲みたい」という気持ちに駆り立てられる。
一方、肝臓ではアルコールを分解するアセドアルデヒドと呼ばれる物質が作られる。
飲みすぎると頭痛や吐き気が起こるのも、このアセトアルデヒドの働きによるものだ。
酒量と比例してアセドアルデヒドが増えれば、飲酒にも自然とストップがかかる。
しかし、お酒を飲んでもアセドアルデヒドが作られにくい体質の場合は歯止めがきかず、
深い酔いの世界に突入していくことになる。いわゆる「依存体質」だ。自身がまさにそうだった。
アルコール依存症を克服することはできるのか。「完全に依存症から抜け出すのは容易ではありませんが、
別の欲望を見つけることで症状を安定させることはできます」と言う。「お酒という手段を通じて妄想や自己愛の世界に浸っていました。

438 :優しい名無しさん:2020/09/29(火) 13:46:50.87 ID:aCZbpN1zf
「確かに、治療薬がほとんどなかった特発性過眠症に対するモディオダールの適応は、
患者会の悲願でした。しかし」と話を続ける。「しかし、その結果、
モディオダールが規制されて一部の医師しか取り扱えなくなるのであれば、
過眠症患者にとっては不利益でしかありません」しかも規制の話は事後報告という形で知ったという。
「リタリンのときもそうでしたが、行政は当事者の意見を聞いてくれない。
なぜ患者の声を聞かないで決めてしまうのか、理解できません」
実は、ナルコレプシーの治療薬の規制には前例がある。
それまでナルコレプシーの第一選択薬だったリタリン(メチルフェニデート)が2008年1月、
規制の対象となったのだ。「当時リタリンは重症のうつ病にも適応があり、
うつ病の患者さんにやたらと処方するクリニックが少なくありませんでした。その結果、
不適切な処方による濫用や依存が問題になり、自殺者も出てしまった。社会問題にもなりました」
結局、リタリンはうつ病の適応から外れ、ナルコレプシーへの適応は残ったものの規制されることに。
一部の医師しか処方できなくなった。モディオダールもリタリンと同じ扱いを受けることに、憤りを覚える。
アメリカではリタリンよりも危険性の少ない薬に分類されており、
シフト勤務で生じる睡眠障害にも用いられているからだ。「モディオダールは安全性が高く、
依存性がないというのが、売り文句。薬価もリタリンと比べてはるかに高く、手に入りにくい。
濫用が危惧されているのであれば、根拠を示すべきです」では、濫用の実態はあるのか。
「国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部が、2年に1度公表する報告書に
『全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査』がありますが、
そこには濫用があることは示されていません」規制は9月1日から始まる予定だったが、
コロナ禍で準備が遅れ、来年の4月1日にずれ込んだ。それ以降は、確定診断医、処方医、
推薦医に登録した医師しか処方できなくなる。確定診断医は診断と処方の両方の資格を持つが、
処方医と推薦医はすでに診断された患者への処方しかできない。
確定診断医になるためのハードルは高く、日本睡眠学会専門医であり、
かつ施設基準をクリアした医療機関に所属していることが求められる。

439 :優しい名無しさん:2020/09/30(水) 20:21:15.11 ID:hk8xEhN7u
国が精神障害者に対する隔離収容政策を改めなかったことで地域で暮らす機会を奪われ、
約40年の長期入院を強いられたとして、群馬県太田市の無職(69)が30日、
国に3300万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。訴状などによると、統合失調症と診断され、
1973年に福島県内の病院に医療保護入院した。2011年の東日本大震災でこの病院が閉鎖するまで、
意思に反して病院で過ごすことを余儀なくされた。現在は投薬治療を受けながら、
太田市のアパートで1人暮らしをしている。欧米諸国は、隔離収容政策は人権侵害に当たるとして、
55年ごろから地域生活・地域医療へ転換を図った。さらに、
日本の精神科医療を調査した世界保健機関(WHO)の顧問が日本政府に出した68年の勧告によって、
入院が必要でない人にも入院を継続していることや、
地域医療に転換する必要性を認識しながら放置したとしている。代理人の弁護士は30日の記者会見で
「欧米諸国が入院医療から地域医療・福祉への移行を具体的に検討し、政策転換してきたのに、
日本は政策・予算いずれも実効的な転換を行ってこなかったために、
構造的に長期入院が生じる状態となった。国が放置した不作為を問いたい」と語った。原告(69)
は30日の記者会見で「約40年入院して、退院を諦める患者を見続けてきた。たまらなくて、つらくて。
そういう人をなくすために立ち上がった」と提訴に込めた思いを語った。仙台市出身、
地元の高校を中退後、叔父が働く東京都内のレストランでコック見習いをしていた16歳の時に発症した。
都内の病院に入院し、人生の大半を各地の精神科病院で過ごした。中でも入院が長かったのは、
1973年から2011年まで生活した福島県内の病院だった。「真面目に働けば、いつか出られるだろう」。
そう信じ、病院近くの養鶏所での作業や入院患者への配膳の手伝いなど院内作業を続けた。
だが、いつになっても退院の話は出なかった。「この病院の対応はおかしい」と感じてはいたが、
年を重ねるうちに、手に職もない自分が地域社会で暮らすことはできないのではと自信をなくし、
退院を諦めるようになっていった。死のうと考えたことも何度とあった。父親の死に目にも会えなかった。
「人並みの恋愛も、したいことが何にもできなかった。ひどいよな。人生の半分以上を棒に振った」

440 :優しい名無しさん:2020/10/09(金) 14:30:24.99 ID:J0RL29hle
2年前に受けた頸椎椎間板ヘルニアの手術の影響で体調を崩し、昨年「うつ病」を発症。
リハビリのために2カ月休養した。ネットの誹謗中傷から「うつ病」を患い、
半年間休業したことについて、「衝動的にバーンってなるのはわかりますよね、うつになると」とポツリ。
「例えば、すごいいい景色のところでベランダからすぐ下を見て、今、飛び降りたらどうなるんだろうとか、
そういうことを考えてまうのよ。もう景色も見えないのよ、本当にいい景色なんやろうけど」
と当時の心境を振り返った。闘病中は「働けへんって」。
「ちょっとしんどいだけやろとかちょっと寝たら治るわとか(言われるけど)、この病気って理解(が必要)
なんですよね、周りの人の」と続けた。妻の支えに感謝すると「それね、すごい大きいの。
なった人しかわからへんけど、(周りにいたら)なった人のために勉強したほうがいいですよね。
絶対、こういうのは心の病気ってトンっていってしまうので。家族いたほうが良かったでしょ?
助かったでしょ?」と自身の家族にも重ね、同意した。さらに、仕事中にも症状が出た過去を明かすと、
「回転が遅くなるのか何なのか分からへんのよね、理由がね。倦怠感とか、うわの空でもない。
そんなんだから余計頑張らないと、とは思うわけ。その頑張らないとが余計あかんかったんやと思う」としみじみ。

441 :優しい名無しさん:2020/10/09(金) 14:30:52.82 ID:J0RL29hle
たとえば病院。警察と病院の覚え書によって、
警察は容易に病院という本来病気治癒という場所を監視の場所に変えてしまう。

442 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 00:07:31.34 ID:lTTXCjdEU
精神疾患により医療機関にかかっている患者数は日本中で400万人を超えている。
そして精神病床への入院患者数は約28万人、精神病床は約34万床あり、
世界の5分の1を占めるとされる。人口当たりで見ても世界でダントツに多いことを背景として、
現場では長期入院や身体拘束など人権上の問題が山積している。
「福島県内の精神科病院に約40年入院して、その間、退院できると思われるのになぜかできない人や、
諦めて退院意欲を失った人をたくさん見てきました。そういう人たちをなくすために、裁判を決意しました」
精神科病院への長期入院を余儀なくされ、憲法が定める幸福追求権や居住、
職業選択の自由を侵害されたとして、群馬県在住の69歳は9月30日、
国に3300万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。精神科病院の長期入院について、
国の責任を問う訴訟は初めてとみられる。「退院までの努力は、並大抵のものではありませんでした。
退院できず人生の大半を失った自分のような人間が、これ以上生み出されてはならない」。
提訴後の会見で、そう力を込めた。訴状などによると、統合失調症と診断され、
1973年に福島県内の精神科病院に入院。2011年の東日本大震災で、
県外の病院に転院するまで一度も退院することなく、入院継続を余儀なくされていた。高校中退後、
親戚のレストランで働いていた16歳のときに発症した。最初は都内の病院に入院したが、
父親の意向でこの福島の病院へと転院した。転院当初は、「模範的な患者として過ごせば、
早期で退院できる」と信じていたという。そこで、
病院近くの養鶏場で鶏糞の処理作業をしたり部品工場で働いたりなど、院外作業に積極的に参加した。
また入院患者への配膳手伝いや厨房での給食準備など院内作業でも活躍していた。
こうした作業を通じて症状も改善していった。ところが、10年経っても20年経っても、
病院側からは肝心の退院に関する話は一向に出なかった。
「自分より後から入院した人が次々と退院しているのをみると、
働ける人のほうが退院できないようで矛盾していると感じていた。でも何もしないのは嫌だったので、
結局は働き続けた」この病院はなんだかおかしいとわかったときには、長い年月が過ぎ、齢を重ねていた。
「車の免許もないし、社会に出て生活できる自信もない。

443 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 00:10:11.28 ID:lTTXCjdEU
もうここに一生いるしかないと思うようになるなど、『施設症』に陥っていた」と当時をそう振り返る。
転機となったのは東日本大震災だった。病院が被災したため茨城県の病院に転院し、
翌2012年には退院することができた。転院先の主治医から勧められたグループホームでの生活を経て、
今は群馬県内で1人暮らしをしている。1人でも普通に家事をこなすなど日常生活に支障はなく、
精神疾患の患者を支援するピアサポーターとしても活動する。絵を描くことが好きで、
2年前には地元で個展も開いた。いまは「自由な日々をのびのびと過ごし、
60歳からの青春を楽しんでいる途中です」と話す。だが、長期入院の結果、婚期は逃した。
「もっと早く退院できていたら、彼女もできたし、結婚もできた。この年だとなかなか結婚までは難しい。
子どものいる家庭を作ることが夢だったけど」。
入院していた福島県の精神科病院には30年以上の長期入院の患者が10人以上はいたという。
厚生労働省によれば、日本の精神病床の平均在院日数は285日。
500日近かったかつてに比べれば短縮傾向にはある。だが、ドイツは24.2日、イタリアは13.9日など、
定義が異なるとはいえ、数十日程度がほとんどの諸外国と比較すると、非常に長い。
1950年代には向精神薬であるクロルプロマジンが開発され、
統合失調症は薬物による治療が可能となった。これを契機に、
欧米諸国では人権尊重の観点から入院治療から在宅での地域医療へと大きく舵を切った。
ところが日本では同時期、精神科病床数を大幅に増加させる政策を次々と打ち出した。1つは、
入院患者数に対する職員配置が、精神科病院は他の診療科と比較し医師は3分の1、
看護師は3分の2で足りるとする「精神科特例」(1958年)だ。人件費削減効果は明らかであり、
医療の提供よりも長期療養を重視した人員配置といえるだろう。もう1つが資金面での優遇だ。
従来の公立の精神科病院への国庫補助に加え、
民間の精神科病院の新設および運営経費についても国庫補助を行うようになった。
医療金融公庫が設立され、低利長期の融資によって精神科病院の設置を容易にする政策誘導がなされた。
その結果、精神科病床数は急増し、1970年時点ですでに25万床に達している。世界的にみて異例な日本の状況を、国際機関も問題視。

444 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 00:12:06.62 ID:lTTXCjdEU
WHO(世界保健機関)顧問のデビッド・クラーク博士が1968年に日本政府に行った勧告(クラーク勧告)
では、精神科病院には非常に多数の統合失調症の患者が入院患者としてたまっており、
長期収容による無欲状態に陥り、国家の経済的負担を増大させているとして、
精神医療の転換の必要性を訴えた。また1985年には国連調査団による調査がなされ、
そこでも入院手続きと在院中の患者に対する法的保護の欠如、
長期にわたる院内治療が大部分を占め、地域医療が欠如しているという懸念が示され、
日本の精神医療制度の現状は精神障害者の人権および治療という点において、
極めて不十分とみなさなければならないと勧告されている。こうした点から、
原告側は国がこうした人権侵害行為を故意または過失によって放置した不作為は、
国家賠償法1条1項の違法なものであると主張している。「私は35年間、
精神医療福祉の世界で働きましたが、当事者や家族などあまりにも多くの人が苦しんでいます。
日本の精神医療は、人間の顔をしていない。
裁判を通じて国民にわが国の精神医療の実態を知ってほしい」
精神医療国家賠償請求訴訟研究会の代表は、今回の提訴の狙いをそう語る。

445 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 03:57:51.77 ID:lTTXCjdEU
「精神疾患の既往歴などいっさいない自分が、まさか精神科病院に強制入院させられるなんて、
夢にも思いませんでした」看護師として働く30代後半の女性は、
6年前にわが身に降りかかった出来事を、「今でも信じられない悪夢のようでした」と振り返る。
双極性障害(そううつ病)で以前から入退院を繰り返していた夫の症状が悪化したため、
当時住んでいた四国の精神科病院を訪れた。その1年前に結婚した夫は、
結婚当初から躁状態になると、「お前に俺は釣り合わない」など暴言を吐く、
必要な生活費を渡さないなど、精神的・経済的なDVを繰り返していたという。
長男が生まれた後もそれは変わらず、病院に行く数日前にも、夫はまた精神状態が悪化していた。
だが、通院や入院を拒否。躁状態が続く夫への対応に、困り果てていたところ、
夫は一緒に行くなら診察を受けると約束したため、病院に同行することになった。
「薬の量を減らしてから、精神状態が悪化しております」。夫と2人で診察室に入った、
「どうされましたか?」と目の前に座る医師に問われたため、夫の症状を話し始めた。
だが、話し始めるやいなや、医師は話を遮り、思いもよらない一言を告げた。「あなたのことですよ」
その言葉の意味がわからず医師に「何のことですか?」と聞き直したところ、医師は
「支離滅裂がありますね」「ふわふわしていますね」と矢継ぎ早に言葉を並べた。不穏な雰囲気を感じ、
「ちょっと話がおかしいので、ほかの医師に診察をお願いできますか」と病院スタッフに話しかけると、
この医師は大きなハンコを取り出し、紙のカルテにドンと音を立てて判を押して、こう告げたという。
「はい、入院です」抵抗する間もなく、両手、両肩を2人の男性看護師につかまれて、
診察室から閉鎖病棟内の隔離室へと連れられた。
隔離室内ではいきなり鎮静剤を注射されそうにもなった。「夫の診察に付き添ってきただけのはずが、
なぜか私が入院、しかも隔離室に入れられたという現実が、当初まったく理解できませんでした」。
医師からは入院の必要性もその形態の説明もなかったが、退院後にカルテの開示を受け、
医師が押したハンコに書かれていた入院形態が「医療保護入院」だということがわかった。
医療保護入院は精神保健福祉法が定める精神科特有の強制入院の1つだ。

446 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 04:03:04.93 ID:lTTXCjdEU
家族など1人の同意に加え、同じく1人の精神保健指定医の診断があれば、
本人が入院に同意しなくても強制入院させられる。
ある人を入院させたいと考える側にとって極めて使い勝手がよい制度で、
その件数は右肩上がりに増加を続けている。厚生労働省によれば、
2018年度の医療保護入院の届け出数は18万7683件に至っている。医療保護入院に同意したのは夫だ。
自らの強制入院の経験に加え、身内に精神科医のいる夫は、同制度を熟知していた。「夫とその親族が、
離婚や息子の親権の取得を有利に進めるために、この制度を悪用したのではないか」といぶかる。
法律上、夫婦間が係争中の場合などには同意権限は認められないが、
この2人のように夫婦仲が悪かっただけでは欠格事由には該当しない。
離婚調停を申し立てている場合であっても同様だ。私物の持ち込みが一切出来ず、
布団と便器だけがある隔離室の中で、ひたすら不安に思っていたのが、
引き離された生後9カ月の息子のことだ。「精神状態が悪化した夫のもとに子供を残して、
本当に心配だった」。女性は結局、3カ月後の退院時まで隔離室で過ごした。
病院側は「攻撃性、多弁、多動、易刺激性が認められた」ことなどを、その理由として挙げる。
だが「必要性や理由が何ら説明されないまま、突然強制的に入院させられ、しかも隔離室に入れられたら、
誰だって強く反発するに決まっています」と憤る。カルテなどによれば、診断名は入院中の3カ月間で、
統合失調症、双極性障害、自閉症スペクトラム障害、広汎性発達障害などへと、たびたび変遷している。
今は地元を離れ息子と2人で暮らしている。夫とは離婚調停中だ。
向精神薬の服用はいっさいしていない。「看護師として精神病床のある総合病院でも働いたことがあり、
あんなことがあるまで精神医療はかつてとは比べものにならないぐらいよくなっているものだとばかり思っていました。
ですが、実際被害に遭ってわかったのは、健常者でさえも精神医療の被害に遭っている現実でした」。
既往歴もないのに、何の前触れもなく精神科病院に強制入院させられる。

447 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 04:07:52.08 ID:lTTXCjdEU
「寝起きでまだ部屋着姿でいたところ、突然自宅に屈強な男が数人上がり込んできて、
靴も履けないまま、玄関前に止まっていた車に連れ込まれました。あまりに突然のことで、
スマホを持ち出すことさえもできませんでした」50代女性は、その日のことを鮮明に覚えていると話す。
普段はパジャマ姿のままで娘の保育園の送り迎えをするような夫が、
その日はなぜか早朝から着替えて人を待つような様子だったので、不思議に思っていたと振り返る。
夫はその数年前に発達障害の1つのアスペルガー症候群と診断されており、
夫婦間にはいさかいが絶えなかった。見知らぬ男たちによって有無を言わせず車に乗せられ、
連れて行かれたのが都内の精神科病院だった。「民間移送業者」と呼ばれる男たちだ。
医師のごく短時間の診察で、夫を同意者として、医療保護入院が決まった。
その後すぐに隔離室へと連行された。「アスペルガーの夫は児童相談所や保健所、
警察に私が娘を虐待していると巧妙な嘘をついて、それを真に受けた保健所が協力し、
事前に入院の手はずを整えていたことが後でわかりました」。夫が事前に、
警察や保健所などに入念に根回しをしていた。退院後に開示されたカルテによって、
ほぼ夫からの情報だけによって、統合失調症の疑いと診断され、
医療保護入院が決まった経緯が明らかとなっている。結局、5日間の経過観察を経て、
「特記すべき精神病症状を認めない」として退院が決まった。「夫は離婚が避けられないなら、
子供の親権を取るために私を強制入院させようと画策したようです。もめ事は絶えませんでしたが、
まさかここまでやるとは。それに法治国家の日本で本当にこんな拉致・
監禁がまかり通っている現実にもショックを受けました」。離婚を有利に進め子供の親権を得るために、
この医療保護入院が悪用される事例の相談は、ほぼ切れ間なくコンスタントに寄せられるという。

448 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 04:08:17.98 ID:lTTXCjdEU
30代派遣社員の女性は、夫からの数年にわたるDVで不安定となり、精神科クリニックに通院していた。
ある時言い争いの末のショックで、精神安定剤などをオーバードーズ(大量服薬)したことで、
夫の同意で精神科病院に医療保護入院となった。入院から3カ月経って、
ようやく一時帰宅が許され自宅に戻ると、すでに自宅はもぬけの殻で、
夫と子供の行方がわからなくなってしまった。住民票にも閲覧制限がかけられ探す手段がなく、
途方に暮れているという。「数日間で出られれば子供を奪われずに済んだはず。
医師はその時々の症状をちゃんと診断し、社会での生活能力があれば退院させるべきです。
家族の意見ばかり聞くのではなく、本人の意見もしっかり聞いてほしい」。
「DV加害者の夫はたいてい外づらが非常によく、病院関係者だけでなく、
行政職員や警察も女性を虐待加害者だと欺く話術を持っている。
ヒステリックな妻と穏やかな夫というイメージの演出に長けている」と実情を語る。医療保護入院制度は、
そんな彼らには格好の「武器」となっている。

449 :優しい名無しさん:2020/10/10(土) 20:46:10.19 ID:lTTXCjdEU
認知症に関連して、薬を使わない“治療”についてお話しましょう。認知症を根治させる治療法はありません。
しかし、関連する症状を和らげることができる治療法はあるのです。認知症に対する治療法として、
三つの柱があるとされています。▽薬物療法▽ケア▽非薬物療法です。
この中で、一般的に理解しやすいのが、薬物療法でしょう。
ただ、認知症を根治させる薬は現時点では存在しません。認知症のための薬は、
認知症の種類や重症度によっても異なりますが、症状の進行をゆるやかにすることが主な効果となります。
次の治療法として、ケアが挙げられます。認知症の人は、
日常生活に支障が出てケアが必要となっていることが多く、生活を支えるケアは欠かせません。
十分なケアを受けて落ち着いた状態を保つことで、周辺症状と呼ばれる興奮、うつ、妄想、
徘徊などの状態を和らげることができます。「症状を改善させる効果がある」という意味で、
ケアも治療法といえるのです。「ケアには無限の力があります」
知り合いの介護士はこう断言します。日常のケアには、薬にも匹敵する大きな意味があるのです。
この言葉を裏付けしようとしている社会福祉法人を見学したことがあります。
富裕層向けのサービス付き高齢者住宅を運営しており、駅から至近。部屋の広さにもよりますが、
介護費なども含め、1カ月に70万円ぐらいの入居料がかかることもあります。社会福祉法人の理事長は
「費用はかかりますが、できる限りの介護をすることで、介護の力を試したいと思いました」
と事業を始めたきっかけを教えてくれました。将来的にはここで得た知識経験をもとに、
一般的な費用でこうしたケアを実現できるようにしたいとも話していました。見学ですので

450 :優しい名無しさん:2020/10/12(月) 18:24:33.65 ID:4AwHiJe4I
神戸市西区の神出(かんで)病院で起きた入院患者への虐待事件で、
準強制わいせつや監禁などの罪に問われた元看護助手、和田元規被告(27)に対し、
神戸地裁(小倉哲浩裁判官)は12日、懲役4年(求刑・懲役7年)の判決を言い渡した。
一連の事件では和田被告を含めて元看護師ら計6人が逮捕・起訴され、
検察側は被告が事件を主導したと主張していたが、小倉裁判官は首謀者とまでは認めなかった。
ただ「関与の度合いは大きい」と指摘し、6人の中で最も重い量刑とした。判決などによると、
和田被告は2017年春から重度の精神疾患がある患者が入院する閉鎖病棟で勤務。
同僚だった元看護師らと共謀するなどして、
18年9月〜19年11月、男性患者らにわいせつな行為をさせたり、
床に寝かせた患者に柵の付いたベッドを逆さまにかぶせて監禁したりするなど、
計10件の虐待行為に及んだとされる。争点は和田被告が事件の首謀者かどうかだった。
検察側は、和田被告が一連の虐待行為をスマートフォンで動画撮影しており、
捜査段階で「自分が主犯格だと自覚している」と認めたと指摘。患者の反応を楽しむため、
元同僚らに虐待を積極的に持ちかけて事件を主導したと位置付けた。
これに対し、弁護側は起訴内容を認めた上で「主導する立場になく、主犯格ではない」
として寛大な判決を求めていた。小倉裁判官はこの日、「(被告は)虐待を指示・主導をしたのではない」
と述べたが、「患者が苦しがったり、悲鳴を上げたりする反応を面白がるなど、
尊厳を踏みにじる非道な犯行だ」と批判した。一連の事件では被告の他に、
元看護師の2人が懲役2年の実刑判決、3人が執行猶予付きの有罪判決を受けた。

451 :優しい名無しさん:2020/10/12(月) 19:12:16.89 ID:4AwHiJe4I
神戸市西区の神出(かんで)病院で起きた入院患者への虐待事件で、
準強制わいせつや監禁などの罪に問われた元看護助手、和田元規被告(27)に対し、
神戸地裁(小倉哲浩裁判官)は12日、懲役4年(求刑・懲役7年)の判決を言い渡した。
今回の虐待事件は、和田被告が19年12月、病院外の面識のない女性(当時22歳)
に対する強制わいせつ容疑で逮捕されたことがきっかけで発覚した。捜査の過程で、
被告のスマートフォンから患者への虐待動画が見つかったためだ。
閉鎖病棟に入院する患者らは重い精神疾患があり、被害を申告することは難しい。
病院内の自浄作用が働かなかったことも明らかになっており、
再発防止に向けた課題が浮き彫りになっている。6人の中で最も勤務が長い元看護師(34)は、
昔から先輩の看護師が患者に暴力を振るい、嫌がる愛称で呼ぶなどしていたと証言。
別の元看護師(33)も「上司が患者をからかって怒らせていた。
患者をおちょくって一人前という空気があった」と述べた。事件後に行った神戸市の調査でも、
複数の病院職員が「虐待行為を聞いたことがある」と回答したが、
その後に上司や外部に相談して対応した形跡はみられなかった。事件を受けて厚生労働省は今春、
都道府県と政令市を対象に精神科の医療機関での虐待事例について、初めて調査を実施。
15〜19年度で虐待が疑われる事例が72件あったが、病院側の通報で把握できたのは35件にとどまった。
障害者虐待防止法は、障害者を受け入れる施設や就労先での虐待事例について自治体への通報義務を定めているが、
病院は対象になっていない。このため、神戸市は「虐待の早期発見には法改正が必要」とし、
病院も対象にするよう国に訴えている。「今回の事件は氷山の一角と言える。
患者が家族らと自由に面会できるようにする、
元警察官はすぐ虐待に走るのに不逮捕特権を駆使して人に罪をなすりつけるので雇用しないなど、
精神科病院の環境改善に向けた議論が必要だ」と指摘した。

452 :優しい名無しさん:2020/10/13(火) 18:05:39.65 ID:v7BzNz/8Y
市の障害者支援施設「医療福祉センター」で、入所者の男性を床に打ち付けて軽傷を負わせたなどとして、
県警は13日、元職員の和田直宏容疑者(32)を傷害と暴行の両容疑で逮捕した。調べに対し、
「体を引っ張って顔にけがをさせた」と容疑を認めているという。発表では、和田容疑者は今年7月8〜11日、
重度の知的、身体障害者で寝たきりの入所者の男性(53)に対し、脇腹を蹴ったり、
体を転がして床に打ち付けたりして、顔に軽傷を負わせるなどした疑い。同11日朝、和田容疑者から
「男性の顔に打撲がある」と報告を受けたセンターが、室内のカメラ映像を調べたところ、
和田容疑者が男性に暴行している様子が映っていたという。
センターは障害者虐待防止法に基づいて西宮市に通報するとともに、
和田容疑者を8月24日付で懲戒解雇した。今年6月中旬以降、和田容疑者が別の入所者9人
(20〜50歳代)にも殴る蹴るなどの虐待をしていた様子がカメラに映っており、県警が調べている。

453 :優しい名無しさん:2020/10/13(火) 18:24:25.13 ID:v7BzNz/8Y
「事件は氷山の一角」。12日の判決公判を傍聴した民間団体は、険しい表情で語る。一連の公判では、
閉鎖性の高い精神科病院で虐待が常態化していたことが明らかになった。「このままでは第2、
第3の神出病院が出てくる」。法改正や監視体制の整備を訴える。事件が発覚したきっかけは、
元看護助手の男(27)が病院外で起こした強制わいせつ事件だった。スマートフォンから、
患者を虐待する様子を写した複数の動画が見つかった。「この事件がなかったら、
公になっていなかった。病院内から一度も声が上がらなかったわけで、問題は根深い」と言う。
県内の精神科病院での虐待事案は相次いでいる。今年8月、県立ひょうごこころの医療センター
(神戸市北区)では、患者の顔を殴って重傷を負わせたとして県が男性看護師を停職の懲戒処分にした。
2018年には加茂病院(加東市)で、女性患者の胸を触るなどの行為を繰り返した男性准看護師と、
男性患者に馬乗りになって平手打ちをした男性看護師が退職した。
身体拘束や鍵のかかる部屋への収容が法的に認められる一方、外の目が届かない精神科医療の現場。
神戸市は年に1回、市内の全精神科病院に実地調査をしていたが、
幹部や事務職員への聞き取りと書類のチェックにとどまっていた。
公益通報についても「積極的な働きかけではなく、現場の職員に周知できていなかった」。
市は、不適切行為があれば市に報告するよう、全病院にあらためて呼び掛けた。
市精神保健福祉担当の村田秀夫課長は「発見の糸口をできるだけ広く持てるよう要請を続ける」と話す。
同センターなど民間の支援団体も病院を回って患者に聞き取りを行うなどの活動を続けるが、
神出病院を含め訪問を断る病院も多い。法の不備もある。
障害者虐待防止法の通報義務は、精神科病院など医療機関は対象になっていない。
今回の事件を受け、同市は医療機関にも通報を義務づけるよう法改正を国に要望。
日本弁護士連合会も同様の声明を出している。大阪府では府や市、
認定NPO法人などでつくる協議会が、病院への訪問活動を始めている。法改正の必要性とともに
「自治体の病院内の環境チェックや患者への聞き取りには、民間団体も加わった方が有効。
兵庫でも官民協力体制をつくるべき」と訴える。

454 :優しい名無しさん:2020/10/15(木) 19:16:10.41 ID:VlLeS9qOI
元職員の男が入所者を虐待した疑いで逮捕された、兵庫県西宮市の障がい者支援施設で、
元看護師の男性も入所者を虐待していたことがわかりた。西宮市によりと、逮捕された
「西宮すなご医療福祉センター」の元職員の男とは別の元看護師の男性が、去年1月、
寝ている入所者の胸のあたりをつねる虐待をしていたという。職員の同僚が虐待行為を目撃していて、
元看護師は施設の聞き取りに対し「食事を食べさせるため起こすつもりでつねった」と話していたという。
入所者は胸のあたりが5ヵ所ほど赤くなっていて、施設から報告を受けた西宮市が、
去年3月に虐待行為と認定した。施設は去年6月から改善報告書に基づき、
虐待防止の研修を3回実施したとしていす。

455 :優しい名無しさん:2020/10/17(土) 17:27:35.20 ID:4MdOUV6p6
知的障害児向けの学童施設で小学生の女児に繰り返し性的暴行を加えるなどしたとして、
警視庁は16日、施設の元職員、宮本孝征容疑者(44)=東京都葛飾区南水元1丁目=
を強制性交等と強制わいせつ、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕し、発表した。
調べに対し、「同意の上だった」と供述しているという。亀有署によると、
宮本容疑者は昨年3月2日〜4月29日の間に計十数回、当時の勤務先だった都内の施設と自宅で、
女児1人に性的暴行を加えたりわいせつな行為をしたりしたほか、
その様子をスマートフォンで撮影した疑いがある。発覚は今年9月下旬。
警視庁が別の事件に関連して宮本容疑者の自宅を家宅捜索した際、
女児のデータが記録されたUSBメモリーを見つけ、調べていた。施設の責任者によると、
宮本容疑者は今年8月まで2年間ほど勤務。「勤務態度は真面目で、上司として信頼していた」という。
施設には利用者への虐待を防ぐ目的で防犯カメラを2台設置しているが、
宮本容疑者の行為は記録されていなかったという。責任者は「利用者とは我が子のように接している。
被害の詳細を把握できていないが、逮捕されるような行為をしたことが許せない。裏切られた」と話した。

456 :優しい名無しさん:2020/10/17(土) 18:42:53.20 ID:4MdOUV6p6
「自分をほめよう」という項目がありますが、
元来自己否定的な思考に陥りがちな自分にはそれがなかなか出来ずにいます。
甘やかすでない自分の褒め方を身につけるための書籍などあれば紹介していただければ幸いです。
褒めることは、性格の範疇ではなく、習慣とそのための技術の問題、つまり行動の問題です。
まず自己否定的な思考に割く認知資源をごく一部を、
自分の行動を記録することに振り分けることをおすすめします。
1 身につけたいことや改善したいこと、今はまだあまりできていないが習慣にしたいことなどあれば、
それを目標(ターゲット)にします。
2 目標(ターゲット)の行動やこれに関係する行動を実行したら、その回数を数え、
1日の合計を記録していきます。
たとえば読書を習慣づけたいなら、本を(たとえ1ページ、1行でも)読んだ回数を、
そしてこれに関した本屋に行った回数やネットで誰かの書評を見た回数なども数えると良いです。
最初は毎日記録すること自体難しいでしょう。記録をするのを忘れたり、
面倒がって省略した日があっても、かまわずこだわらず、記録をつづけます。
記録はスマホやパソコンでやってもいいですが、紙のノートを使うのも捨てたものではありません。
というのは、無事記録できたら、花丸をかいたり「よくできました」のスタンプを押したりできるからです。
自分に対する褒め言葉が浮かばない褒めビギナーには、こういう定形の褒め道具(ツール)
がおすすめです。馬鹿らしいと思うかもしれませんが、
自己否定的な思考に認知資源を割くことに比べたらずっとマシです
(なにしろ苦労せずに短時間でできて安上がりです)。
そしてヒトは自分で思うよりずっと儀礼的な生き物であり、
こうした儀礼的な手法は馬鹿にならない効果があります。以下は蛇足ですが、
上記を少し抽象的に言い直すと、褒めるのが苦手な人に欠けているのは、「自己肯定感」
なんてものではなく、なによりもまず観察です。褒めることとは、発見することなのです。
この世界に泡のように生まれてはつかの間にかき消える、ささやかだけど肯定すべきものに、
心を向け言葉ですくい取ることは、それに気付き見逃さないことから始まります。

457 :優しい名無しさん:2020/10/18(日) 07:06:22.38 ID:6f67zUHgz
看護師らによる入院患者への虐待事件があった神戸市の精神科病院「神出病院」
で以前働いていた看護師が共同通信の取材に応じ、
「患者への不適切な身体拘束や隔離を医師が容認していた」「院長の経営が独裁的で、
病院の利益のためベッドを埋めておこうと、患者を退院させなかった」などと証言した。
認知症患者の受け入れが増え、現場に余裕がなくなったことが拘束や隔離、虐待を招いた一因と指摘。
神戸市の定期的な実地指導の際には、拘束を解いたり看護師の人数を増やしたりして、
指導を免れていたことも明らかにした。

458 :優しい名無しさん:2020/10/20(火) 22:26:22.79 ID:jXUN35QgK
愛媛県松山市のグループホーム(認知症対応型共同生活介護)で男性(70)
が入所翌日に2階ベランダから転落して複数の骨折をし、後遺症を負って約2か月後に死亡したのは、
施設が安全配慮義務を怠ったのが原因などとして、男性の遺族が19日までに、
施設の運営会社に慰謝料など約3924万円の損害賠償を求め松山地裁に提訴した。

459 :優しい名無しさん:2020/10/21(水) 20:53:37.64 ID:zB7VUZVnO
一定の障害のある人が受け取れる国の障害年金で、
支給実務を担う日本年金機構が一部のケースについて2人の医師に支給判定をしてもらったところ、
約4割は結果が異なっていたことが分かった。通常は医師が単独で支給の可否や等級(支給額)
を審査しており、違う医師が担当すれば、異なる判定結果となるケースが潜在化している可能性がある。
医師の個人差による判定のばらつきは以前から問題視されており、年金機構は昨年7月、
判断が難しかったり専門的な医学判断が必要だったりする事例を対象に、専門性のある医師らに
「セカンドオピニオン」を求める仕組みを導入した。

460 :優しい名無しさん:2020/10/23(金) 06:38:49.80 ID:8r+AP9kO9
入院患者を虐待したとして元看護師ら6人が有罪判決を受けた精神科病院「神出病院」(神戸市西区)
の院長の「精神保健指定医」資格を取り消すよう、神戸市が国に要請する方針を固めたことが22日、
市への取材で分かった。指定医は精神障害がある患者を強制的に入院させる必要性などを判断できる。
法律違反や「著しく不当な行為」があった場合、厚生労働相が資格を取り消したり、
職務停止を命じたりできる。同病院では、入院患者同士でわいせつな行為をさせるなどの虐待をしたとして、
準強制わいせつなどの罪で元看護師らが有罪判決を受けた。

461 :優しい名無しさん:2020/10/24(土) 07:44:12.82 ID:Tj0/uProi
じつは基準には科学的根拠なんかなくて、どれも厚労省が作ったでっち上げなんです。
はっきり言えば、役人が作った作文にすぎません。科学的なステートメントではなくて、
「このへんで線を引きましょう、という基準をつくらないとみんなが困るから、ここで線を引きますよ」
という政治的なステートメントにすぎないのです。そこをまず理解しないといけない。
ところが、これが判断できないんですね。一つは厚労省側の問題。
自分がつくった政治的な基準にすぎないものを、
なぜかいつの間にか絶対的な基準にしてしまう癖が彼らにはあります。
自分の幻想と事実をごっちゃにしがちな、
自分の物語に沿った以外の例外を認めない官僚が起こしがちなミスです。
厚労省がファックスで送ってきた通知をそのまま金科玉条のものとして受け取って、
それ以外の例外は認めないところが結構あるんです。本来であれば、
あの基準は厚労省がでっち上げた作文にすぎなくて、別に科学的な基準ではない、
とりあえずの目安です。だから、そこから外れる患者さんだって当然いる。
つまり「正しく判断する」には、ただアルゴリズムとして厚労省の基準に従いましょうということではダメで、
自分で頭を使って考えなきゃいけないわけです。病院が「厚労省の基準そのままではダメなところだぞ」
と心得るべき、判断のしどころです。でも、それができないんですよ。
なぜなら日本人の多くは自分で判断することを嫌うから。責任を取りたくないし、
そもそも自分の頭で考えるのが嫌いだから、誰かに判断してほしい。
だから厚労省の文書に従うわけですね。それで何かあったときには「私の責任じゃない、
あれは厚労省が言ったことに従っただけです」と言い逃れしたいんです。

462 :優しい名無しさん:2020/10/24(土) 07:58:11.98 ID:Tj0/uProi
149床からゼロへ。「なんぐんの挑戦」は、県内よりむしろ全国で有名かもしれない。
愛南町の長野敏宏・御荘診療所長が先日、東京で講演。熱気に背筋が伸びた
20年かけて昨夏、御荘病院の精神科病床を全て閉鎖。
国が近年掲げる「施設から地域へ」の理念を先取りし、実践する。
目指すのは、精神疾患を患っても排除されず、入院しなくても共に暮らせる地域づくり
「どうしてあげたいか」ではなく「私ならどうされたいか」を心がけ、
患者は「だまさない、本人の同意厳守」。

逆に言えばどの病院も患者をだましてばっかりってことだね

463 :優しい名無しさん:2020/10/24(土) 20:42:15.31 ID:Tj0/uProi
やっぱり現実を見据えることがすごく大事なのです。それがどんなに自分の予想したものと、
あるいは期待したものと違う不都合な事実であったとしても、事実を見ることから逃げちゃダメなんです。
自分の考えが正しくても、間違っていてもいいので、事実を見続けることが大事なんです。
すぐに願望と事実を取り違えて、自分が正しかったという物語にすがりつこうとする習性がある。
要は事実と意見があるときは事実のほうを曲げてしまって、
データやファクトを尊重しないのが習い性になっている。だから危険なんです。

464 :優しい名無しさん:2020/10/26(月) 01:24:12.55 ID:wJiwDwvdg
どの病院も警察にだまされてばっかりってこと

465 :優しい名無しさん:2020/10/27(火) 22:16:35.39 ID:BNlvihRUf
去年10月、医師の許可なく睡眠導入剤を売り渡したとして、今月、
四国中央市の薬剤師の女が逮捕され、起訴されていたことが分かりた。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕され、起訴されたのは四国中央市土居町蕪崎の薬剤師・
鄭弘子被告(41)。警察の調べによりと鄭容疑者は去年10月下旬、
知人の40代の女に睡眠導入剤100錠を医師の許可なく売り渡した疑いがもたれていす。
警察は今年3月に情報を得て捜査を始め、10月1日に鄭被告を逮捕。鄭容疑者は容疑を認めていて、
21日付で起訴されています。警察などは売った動機などを追及していす。この事件を巡っては、
鄭容疑者から睡眠導入剤を買った40代の女を含む関係者4人も、27日に送検されていす。

466 :優しい名無しさん:2020/10/29(木) 21:48:21.10 ID:eGduMf0Jr
ひきこもりからの自立支援名目で無理やり連れ去られるなどしたとして、関東在住の20〜
40歳代の男性7人が28日、一般社団法人「若者教育支援センター」(東京)と代表理事ら3人に、
慰謝料など計3080万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
センター側は事実関係を争う方針。訴状によると、原告の7人は2017〜19年、
突然自宅に現れた代表理事らに長時間居座られたり、威圧的なことを言われたりして、
センターが運営する神奈川県中井町の「ワンステップスクール湘南校」に強引に連れていかれた。
湘南校では所持品を没収されたうえ、カメラで常時監視されるなどし、自力で脱走するまで約1か月〜
約2年2か月にわたって監禁状態の生活を強いられたとしている。校内には、窓に鉄格子の入った
「考査部屋」と呼ばれる懲罰室もあったという。また、
日常的に小学生レベルの勉強や清掃などを場当たり的にやらされるだけで、
自立支援とはかけ離れていたとも主張している。提訴後に記者会見した原告の30歳代男性は
「恐怖が体に植えつけられた」と精神的苦痛が続いていることを説明し、
「司法の場で実態を明らかにしてほしい」と訴えた。一方、センターの代表理事は取材に対し、
「拉致のように連れ去ったことはなく、監禁もない。両親の依頼を受け、
本人に判断させて同意書を書いてもらっており、法廷でしっかり反論していきたい」と話した。

467 :優しい名無しさん:2020/10/29(木) 22:06:55.37 ID:eGduMf0Jr
保険診察による診察治療などを行ったと装い、診療報酬名目で現金をだまし取ったとして、
県警は28日、詐欺の疑いで長柄町六地蔵の長柄メンタルクリニック院長、佐野和弘容疑者(68)
=千葉市緑区あすみが丘7=を逮捕した。「長年にわたりやっていた」と容疑を認めており、
県警は2002年春の開院以来、同様の行為を繰り返していたとみて調べる。
逮捕容疑は18年1月〜20年4月、親族の男女4人の診察治療などを行った事実がないのに、
診療報酬審査・支払い事務の取り扱い先に診療報酬明細書のデータを送信し、
同クリニック名義の預金口座に約80回、計約55万5千円分の振り込みをさせた疑い。
県警生活経済課によると、19年9月に佐野容疑者の妻が死亡しており、
その際の聴取で妻を診察しないまま処方箋を作成し、薬を渡した医師法違反の疑いが浮上。
その後の捜査で診療報酬の不正請求が判明した。診察せずに診断書を交付した疑いもあり、
同法違反容疑での立件も視野に調べを進める。同クリニックのウェブサイトによると、
診療科目は心療内科・精神科。02年春に開院し、茂原市や市原市など周辺地域から患者を集めていた。

468 :優しい名無しさん:2020/10/30(金) 23:10:51.52 ID:aP3z8oApU
行動するかしないか躊躇したら、行動することを選ぶ
成功しないかもしれないと恐れたら、失敗するために敢えて行動する
失敗を恐れて足が止まったら、「失敗しても死なない」と10回唱えて、失敗を味わうことでその恐怖を和らげる練習としてやってみる
無自覚に(高い)目標を抱いてしまったら、数値化し、その1/100か1/1000に書き換える
毎日、「やっても無駄だとおもうこと」を2分間だけやってみる
毎日、愚かな行動を一つ試す
毎日、とても些細な間違いをわざとやってみる。(レポートの最後の文の句読点をひとつ忘れるなど)。
前に試してうまく行かなかった行動を思いだし、毎日一つ実行する
毎日、意味のない行動を一つ試す
「理想が高すぎる」などの美言で、自分を偽らない

469 :優しい名無しさん:2020/10/31(土) 14:30:11.19 ID:3g6jrGAMZ
集団提訴の動きを知った広岡代表が、自身のウェブサイトに「原告は判断能力がない」
と載せたことに対し、「そんなことはない」と反論しつつ、こう話した。
「私の場合は、明日から新しいバイトが始まるというタイミングで連れ出された。
働いていたのに連れてこられた人もいた。つまり、引き出し屋の問題は、
ひきこもりに限らず、この国のすべての人が被害にあう可能性がある人権問題だと知ってほしい。
当たり前に生活していた人を、いきなり奈落の底に突き落とすビジネスだ」
自宅に急に押し入ってきたセンターのスタッフに、かかりつけの精神科医に頼まれていると言われ、
措置入院かと思ってしまったという。その際、着替えることも風呂に入ることも認められなかった。
この連れ出し時の恐怖が心身に染み付いているという。
「センターを脱した後でひきこもった状態。今も夜中にセンターの人が入ってきて、
『ほらいくぞ』と連れて行かれる夢を見る。一度こうした夢を見てしまうと、仕事が手につかず、働けなくなる」
連れ去り時には、「知らない間に自分の人生が決まっていく恐怖・パニック」もあったが、
それ以上に恐怖だったのは、脱走後だったという。「戻ってきたら、一人暮らししていた自宅も、
携帯電話もすべてが解約されていた。家にあったものがどこに行ったのかも、
友達の連絡先もわからない状況になって、頼れる先が誰もいなくなった。あのときの恐怖は、
今まで感じた最も大きな恐怖だ」「何よりも人生を勝手に変えられた。連れて行かれ、
労働搾取されるレールが敷かれていて、働きたいとか、何を食べたいとか、
普通の人が持つべき自由がないというところが苦しかった」「金(が目的)の話ではない。
同じ様な思いをする人たちをこの日本からゼロにしたいと思って提訴した。
司法で実態を明らかにして、しっかりとしたひきこもり支援や就職支援ができる国を目指してもらいたい」
「連れ去った3人のうち1人は、県内の若者の問題を扱う界隈では、すごく有名な人物だった。
そういう人も実は裏ではあくどいビジネスに手を染めているんだということを訴えていきたい。
なおかつ、引き出しビジネスによって、遠隔地から(施設に)連れてこられてしまうと、
逃げるのが困難だったり、逃げた後の生活がままならなかったりということがあって、不利であることも訴えたい」

470 :優しい名無しさん:2020/11/02(月) 14:20:09.76 ID:LoW9BMZr9
暴力や罵声を浴び、中学2年で統合失調症と診断され薬を服用していたという女子生徒は、
今は亡き父について「私にしゃべる権利をくれなかった。一回でいいから私の声を聞いてほしかった」
と声を詰まらせた。虐待は中学に入った頃から始まったという。父の酒癖の悪さが同級生にもうわさされ
「負けちゃだめだ」と自分に言い聞かせたが、耐えきれず不登校になった。中2で発作や呼吸困難、
幻覚、幻聴が起こり、薬の副作用で拒食と過食、嘔吐を繰り返す日々。
「心も体もぼろぼろ」だった。唯一の逃げ道だったゲーム機も父に壊された。
「全部お前が悪い」。ある日、父が投げ付けた包丁が腕に刺さり出血した。父はすぐ飲みに出掛け、
女子生徒はそのまま血のついた包丁を喉に当て初めて自殺を試みようとした。だが母が帰宅し、
死ねなかった。今でもその記憶を何度も思い返す。「痛かったけど、それよりすごく悲しかった。
『お前は殺したくなるほどいらない子だ』と言われているようで」両親は昨年春に離婚し、
今年5月、父は他界した。なぜぼろぼろになるまで酒を飲み、たばこを吸い続け、暴力を振るったのか。
理由は最後まで聞けなかった。女子生徒は父に対し「あなたのことは大嫌いだけど、一番感謝しています。
このような人になってはいけないと学ぶことができたから」と語り掛けた。

471 :優しい名無しさん:2020/11/02(月) 14:23:58.59 ID:LoW9BMZr9
神戸市の精神科病院「神出病院」で入院患者に虐待をしていたとして、
元看護師ら男6人が暴行や監禁などの罪で10月までに有罪判決を受けた。
手すり付きベッドを逆さにして患者に覆いかぶせ、閉じ込める。
患者の陰部に塗ったジャムを別の患者になめさせる。おぞましい虐待事件はなぜ起きたのか。
同病院で以前働いていた看護師が実態を明かした。虐待事件があったのは、
重い統合失調症や認知症などの患者が入院する同病院の「B棟4階」。逮捕、
起訴された元看護師5人と元看護助手1人は、10月27日までに3人が実刑、
残り3人も執行猶予付き有罪が確定した。判決によると、6人は18年9月〜19年11月、
男性患者2人の顔を押さえて無理やり口づけさせる▽患者の顔にホースで水を掛ける
▽頭を粘着テープでぐるぐる巻きにするなど計10件の虐待をした。
患者への暴言や暴力は遅くとも2015年ごろから行われていたとされる。
「看護師長が虐待のやり方を部下に教え、看護部長も虐待を黙認していた」と証言。
6人以外にも複数の看護師らが「大なり小なり」虐待をしていたと話す。精神保健福祉法では、
「患者に自殺や自傷の恐れが切迫している」「代替の手段がない」といった条件を満たし、
医師が必要と判断した場合のみ、隔離や拘束が認められているが、
B棟4階では医師の指示に基づかない拘束などが常態化していた。
虐待や不適切な隔離・拘束がエスカレートしたのは18年ごろ。認知症患者のほか、
身体疾患と精神疾患を併せ持つ高齢者が増え、病棟の環境が変わったという。点滴を抜いてしまう人、
昼夜逆転で夜中に歩き回り転倒する人、他の患者の持ち物を取ってしまう人。「説得しても、
認知症で理解してもらえない」。B棟4階には看護師、看護助手が計約20人勤務していたが、
夜間は3人で50〜60人ほどの患者に対応しなければならない。対応が追い付かず、
転倒を防ぐため患者を車いすにベルトで固定したり、
部屋から出ないよう病室の扉に外から粘着テープを貼ったりする不適切な対応につながっていった。
「病院が十分な態勢を取らないまま、
他の病院が手に負えない患者でも利益のためどんどん受け入れたため、負担は全部、現場に回ってきた」
医師たちもこうした不適切な隔離・拘束を知っていたが、「ちゃんと閉じ込めておいてよ」
などと容認していたという。

472 :優しい名無しさん:2020/11/02(月) 14:27:55.34 ID:LoW9BMZr9
背景には、ケアが難しい認知症の人が介護施設などで受け入れを断られ、
精神科病院にたどり着くという現状がある。厚生労働省によると、
17年時点で全国の精神科病院に入院する認知症患者は約5万2千人。全体(約27万8千人)
の2割近くを占める。家族にしてみれば、医師や看護師が24時間いる病院は
「安心」という感覚になる。だが、病院は「暮らしの場」とは言い難い。
認知症ケアの専門家は「過ごしやすい環境で穏やかに接したり、身体の不調を取り除いたりすれば、
行動障害はそれほどひどくならない」と口をそろえるが、
慣れない環境で不適切な対応をされれば患者は混乱する。
ケアする側から見ると「徘徊」や「不穏な行動」と映り、丁寧なケアをするだけの人員がいなければ、
隔離・拘束するしかないという悪循環に陥る。「あの状況でどうすればよかったのか。教えてほしい」。
今も答えを見つけられずにいる。こうした状況を招いた大きな要因が院長の利益優先の経営方針だった。
精神科病院では数十年間入院している患者も珍しくなく、
国は退院を促して地域で暮らせる取り組みを進めているが、
院長は満床状態を維持するため、ある患者を退院させた医師を叱責したこともあったという。
患者を積極的に退院させようという姿勢は感じられなかった。
同病院は大阪、兵庫で病院や介護施設などを展開する「錦秀会グループ」の一つ。
「院長は満床にすることを誇りに思っていたようで、患者さんよりも病院の利益を優先していた。独裁的で、
誰も逆らえなかった」。建物の修繕も二の次で「老朽化して雨漏りする病室もあったのに、放置されていた」
と明かした。病院は昨年12月、兵庫県警から虐待の疑いがあるという連絡を受け、今年1月に
「虐待防止委員会」を設置したが、「委員会のメンバーは院長お気に入りのスタッフばかりだった」。
元看護師ら6人の公判で有罪と認定された行為の一部についても、
院長は必ずしも虐待とは言えないといった認識を周囲に示していたという。
病院は9月に再発防止策に関する院長名の文書を公表したが、そこでも
「インフルエンザなどの患者様が、感染症についての病識が乏しいために離室」
「重ねて説得するものの、徘徊を繰り返して他の患者様に迷惑行為を繰り返す」などと、
患者側に問題があるかのような記述をしていた。

473 :優しい名無しさん:2020/11/02(月) 14:31:09.60 ID:LoW9BMZr9
同病院は「現在、市に提出した業務改善計画に沿って再発防止の取り組みを進めており、
個別の質問に答えるよりも、それに尽力することが信頼回復の近道と考えます」と回答した。
少なくとも5年ほど前から続いていた虐待や不適切な隔離・拘束。
指導監督権限のある神戸市は気付いていなかったのか。市は精神科病院に年1回、
定期の実地指導をしているが、事前に通告した上での調査のため、
病院側が実態を取り繕うことは可能だ。実際、神出病院は実地指導の際、患者の拘束を解き、
転倒を起こさないよう見守る人員を増やした上で市職員の訪問を迎え入れていたという。
「ずっと前から隠蔽体質だった」証言した実地指導時の病院の対応について、市の担当者は
「事実であれば問題だ。今後は職員、患者への聞き取り調査の時間を増やす方針なので、
その中で注意を払っていきたい」と回答。法律では抜き打ち調査の権限もあるが、
「病院との信頼関係が損なわれるので、簡単にはできない」と話した。
10月22日。市議会で同病院への対応を問われた市は、
精神保健福祉法で定められた管理者責任を果たしていなかったとして、院長の
「精神保健指定医」資格を取り消すよう厚生労働省に要請する方針を明らかにした。「(虐待は)
他の病院や施設でも間違いなくあると思う。原因を明らかにすることで再発予防に生かしてほしい」。
言葉の端々からは看護師や医師の感覚がまひしていった様子が垣間見えた。
精神科病院は閉鎖的になりがちで、入院患者の家族は実態が分からず、「お世話になっている」
という負い目もあって意見を言いにくいことが多い。劣悪な環境が放置された病棟は、
患者の病状や家族の思いにつけ込む病院組織の姿を映し出しているのではないか。
「みんな仲良く『患者のために』と一生懸命働き、いい思い出もある」。
虐待 がエスカレートするまでの日々をそう振り返った。精神疾患や認知症があ る人の行き場がなく、
病院に閉じ込められる状況を招いた原因は、社会に生きる 私たちの無関心にもあるのではないか。
見て見ぬふりをして現場の医師や看護師、 介護職らに責任を押しつけるのではなく、
「どうすればよかったのか」という問い掛けを考えていく責任があると思う。

474 :優しい名無しさん:2020/11/13(金) 05:27:49.04 ID:FszDjxxed
12日午前、愛媛県松山市の路上で包丁を所持していたとして、
男が銃刀法違反の疑いで警察に現行犯逮捕された。
男は逮捕前に自身の通う障がい者施設で暴れるなどしていて、けが人も出ていす。警察によりと、
事件があったのは市内河野中須賀で、12日午前9時過ぎ、障がい者施設の職員から
「通所者の男が暴れている」などと110番通報がありた。男は施設を出て近くのスーパーで包丁を入手し、
それを持ったまま路上を歩いていたところを警察に現行犯逮捕された。
男が暴れたことで障がい者施設の職員1人がけがをしたほか、スーパーの従業員が男を追いかけた際、
反対に追われる形となり、逃げようとして転倒し、けがをした。現在、警察が動機などを調べていす。

475 :優しい名無しさん:2020/11/13(金) 05:29:17.38 ID:FszDjxxed
12日午前、愛媛松山市のスーパーに包丁を持った男が侵入する事件があり、
従業員など2人が軽いケガをした。12日午前9時半ごろ、松山市河野中須賀のスーパー、
サンエース南店で「刃物を持った男が暴れている」などと従業員から警察に通報がありた。
男はスーパーから200メートル余り離れた路上で、
警察官に取り押さえられ、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。
また、スーパーの男性従業員が逃げようとして転倒し手や足に軽いケガをした。
当時、スーパーは開店直後で店内は一時騒然となりた。逮捕されたのは、市内に住む45歳の男で、
スーパーを訪れる前、近くの障がい者施設でも暴れ、女性職員が顔に軽いケガをしたということで、
警察が動機や経緯を詳しく調べていす。

476 :優しい名無しさん:2020/11/13(金) 22:51:45.21 ID:FszDjxxed
兵庫県明石市のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で9月、
元職員の女が入居者を虐待していた事件で、同市の緊急調査チームは13日、調査・検証結果を発表した。
元職員は80代男性に対し、一晩で40回以上、殴る蹴るなどの暴行を繰り返したことが判明。
新たに70代男性への暴行も認定した。市は施設側に職員配置の改善などを求める行政指導を行った。
報告書によると、元職員が入居者に怒ったり怒鳴ったりする心理的虐待が日常化していたと言及。
1人で夜勤に入っていた9月20日夜から21日早朝にかけて、認知症の80代男性に計42回暴行。
髪をつかむ、ベッドから引きずり下ろすなどの行為もあったという。70代男性には頭をたたいたと認定。
この男性も認知症で要介護3だった。行為を撮影した映像や傷といった物証はないが、
本人が自ら男性への謝罪文を提出したことなどから「信用性がある」と判断した。
市は、原因について「一方的にストレスをぶつけた」と元職員の個人的資質が大きいとした上で、
自立型の住宅に介護度の高い入居者がおり、夜間業務を1人で担うなど「環境的要因」も指摘。
過酷な勤務で職員が感情を抑制できなくなるリスクがあっても休めないなど勤務環境の要因も指摘した。
市は「個人の資質や施設特有の体質のみに起因すると評価するのは相当でなく、
他の施設に共通する課題が多い」と結論付けた。その上で、
市内のサ高住と有料老人ホーム計27施設を訪問し、研修の実施状況やマニュアルの有無、
市への通報体制などを調査。不十分な点は改善指導を行う。

477 :優しい名無しさん:2020/11/15(日) 07:29:44.79 ID:tsLEYG81a
福祉施設で入所者の暴行をした罪に問われている元職員の男の裁判で、
男は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑した。起訴状などによりと、
福祉施設の元職員茶碗谷覚被告28歳は、施設の職員だったおととし8月中旬ころ、
施設内で入所者の男性に対し顔を何度も殴るなどの暴行を加えた罪に問われていす。
13日の裁判で茶碗谷被告は「事実です」と起訴内容を認めた。
検察側は、冒頭陳述で「被告人は10年前に施設で勤務を始めてから、
先輩職員が入所者を怒鳴ったり殴ったりしているのを目にして自らも同じことをすることに抵抗感がなくなり、
何度も暴力をふるっていた」と指摘した。裁判では、茶碗谷被告が他の職員や入所者もいる部屋で、
ベットに横たわる被害者の顔を何度もたたく暴行の瞬間を捉えた映像も映し出された。
被告人質問で茶碗谷被告は「被害者が奇声をあげるなど落ち着かない時にやっていた。
80回くらいやった。日常的にやっていたのは間違いない」と話し
、道の監査が入った際には施設長から暴行の事実を口止めされていたことも明らかにした。
こうした状況に検察側は「福祉施設の職員としてあるまじき身勝手な行為で酌量の余地はなく、
施設でも組織的な黙認や隠ぺいが行われていたことがうかがえる」と指摘し、懲役1年を求刑した。
一方の弁護側は「暴力は満足感を得るための行動ではなく、
施設の指導が不適切で業務内容や勤務時間も他の施設に比べて多かった」
と述べ犯行時の茶碗谷被告の状況などを考慮して罰金刑を求めた。判決は11月27日に言い渡される予定。

478 :優しい名無しさん:2020/11/23(月) 12:40:58.67 ID:95nWq/jc2
大手製薬会社「エーザイ」が実施した、てんかん薬の臨床試験(治験)
に参加した男性が電柱から飛び降りて死亡していた問題について、厚生労働省は11月29日、
薬の副作用が死亡の原因につながったことを否定できないとする調査結果を発表し、
衝撃が広がっている。「厚労省の発表によれば、
死亡した男性は精神科の受診歴がない健康な20代男性で、
今年6月に治験に参加して計10日間の投薬を受け、3日間の経過観察期間があったといいます。
経過観察中は男性にめまいや眠気、吐き気の他は異常がみられず退院したそうですが、
退院翌日に再び来院して幻視や幻聴があったと訴え、
さらにその翌日に電柱によじ登って飛び降り死亡したのです」
男性は、投薬中から幻視・幻聴の症状が出ていたというが、「病院では様々な音が不快で、
早く家に帰りたかった」ということから、入院時にはそのことを伝えていなかったという。
しかし、のちに発見された投薬中の手記には、「自分は支離滅裂であり、壊れている感覚がある」
「自分がなくなる恐怖がある。殺してほしい」などの状態が、
乱れた筆跡で書かれていたことも分かっている。《治験にはリスクがあることも分かっているが、
改めて事実を突きつけられると怖い》といった声が相次いでいる。
「治験の種類によっては、4泊5日の入院検査で20万円以上の謝礼がもらえるものもあり、
主婦などの間でも高額アルバイトとして知られ、気軽に利用する人も少なくありません。
しかし、治験はあくまで試験段階の薬を投与されるものですから、
思いもよらない副作用が出てしまうことも当然あるのです。
治験によって健康な被験者が死亡するというのは極めて稀な事例ですが、
危険性をしっかりと理解して参加する必要があります」

479 :優しい名無しさん:2020/11/27(金) 09:50:55.81 ID:ziJWxlCD9
有料老人ホームで、ある夜、重度の認知症だが足腰がしっかりした入居者の90代女性が大腿骨を骨折した。
「転ぶような人でないのに、骨折するなんて、何かがおかしい」
その日、一人で夜勤担当をしていた職員。以前から複数の入居者が「怖い」と言うことがあった。
動きを注意して見ると、入居者が呼んでも、「しつこいよ」「うるさいよ」「トイレは自分で行ってきな」などと、
頻繁に乱暴な言葉を吐いていた。問題はそれだけではなかった。職員が一人で夜勤に入ったある日、
入れ違いで帰ろうとし、入居者女性の個室で衝撃的なものを見た。「寝ている入居者の顔の上に、
ティッシュペーパーが置かれていたんです。まるで亡くなった人にするように」
いたずらにしても度が過ぎる行為で、入居者を侮辱する「心理的虐待」ともとれる。
この入居者には骨折の件もあり、暴言が集中する傾向もあった。放置できないと考え、施設長に報告した。
だが、反応は冷めたものだった。「あの人が怖いと言われていることは把握しています。
ただ、他に夜勤できる人もいないし、しょうがないでしょ。あなたが夜勤できるの」
人手不足を言い訳に黙殺する構え。運営会社とも面談したが、本部長は開口一番こう言い放った。
「あなたは解雇です」問題を改善するために話し合いたかっただけにもかかわらず、
一方的な仕打ちだった。口論の末、本部長はすごい剣幕で立ち上がり、つかつかと歩いてきた。
ズボンのポケットに手を入れたまま、こう怒鳴りつけた。「名誉毀損で訴えるぞ。
施設の名前に傷を付けたら、賠償金を払えるのか。地域包括支援センターに連絡して、
この地域では働かせないようにするぞ」施設内での解決が不可能なら、内部告発をするしかない。
そう考えすぐに市役所にアポを取り、既に退職していた同僚と共に向かった。
だが、市役所の担当者の言葉にも「高いハードル」の存在を感じた。
「録音や録画などの証拠がないと告発できませんよ。役所は警察でないので捜査はできない。
上がってきた報告を審査するだけですから」「高齢者虐待防止法」では、
虐待を発見した者は速やかに市町村に通報するよう努めなければならず、
通報を受けた行政側は速やかに事実確認などの対処をすることが定められている。
通報に証拠の有無は問われておらず、本来、この担当者の話は適切ではない。

480 :優しい名無しさん:2020/11/27(金) 09:54:25.34 ID:ziJWxlCD9
結局、担当者が「職員2人での告発なので動きます」と折れ、役所の調査が入ることになった。
だが、約1カ月後に事態は急展開する。暴言や、
介護をしてもらえず放置されるなどの被害に遭っていた可能性のある別の90代女性に聞き取りをする前日、
女性が急死したのだ。死因は誤嚥性肺炎だった。「元同僚から聞いたところによると、
亡くなった日の朝食で、職員が珍しく食事介助をしたそうです。因果関係はわかりません。
病死として処理されました。でも、もう脱力してしまいました」結局、解雇を受け入れた。
内部告発者を守る「公益通報者保護法」では、告発者に通報を理由として解雇、降格、
減給など不利益な扱いをすることを禁じている。過去には、不当に解雇された職員が施設側を訴え、
解雇は無効だという判決を勝ち得た例がある。だが、不利益な対応をした企業への罰則規定はなく、
勤めていたような“やりたい放題”の会社もある。
次に勤めた認知症高齢者グループホームにも問題があった。初日から威圧や暴言を目の当たりにした。
「ある女性入居者が食事の時間に、泣きながら『助けてください』と口癖のように言っていました。
僕がなだめていると、フロア長が来て、『だまれ』と書いた紙をバンと机にたたきつけたんです。
僕はびっくりしましたが、その紙をすぐにゴミ箱に入れました。それから僕は目を付けられたらしく、
仕事を押し付けられるいじめに遭いました」その施設では、職員が「うるさいわね」「黙って」と、
入居者にきつい言葉を投げかけるのが当たり前の環境だったという。
「施設の中で幅を利かせていた古株のフロア長が日常的に暴言を吐いていたため、
狭い施設の中で他の職員にも入居者を雑に扱う気風が伝染していました」
フロア長の暴言を録音し、その旨を家族に伝えた。すると、そのことが知られ、
コンプライアンス違反として施設の運営会社からまたも解雇を通知された。
一方、フロア長の処分は厳重注意にとどまった。「運営会社は虐待よりも、
内部告発するという行為のほうをより問題視していたと感じています」
職員による多くの告発が闇に葬られている。
施設からの内部通報や家族からの相談を受け虐待が認められたのは26%。
虐待と認められなかったものは38%だった。このいずれでもなく、
判断に至らなかったケースが23%もあった。実に4分の3の告発が事実上、却下されているのだ。

481 :優しい名無しさん:2020/11/30(月) 20:06:36.05 ID:DeW4ExzAD
性暴力の撲滅に取り組むNPO法人は25日、「障がいに乗じた性犯罪」に関し、
処罰規定の創設を目指す集会を衆院第1議員会館で開いた。
市の男性精神科医から性的関係を求められ、自殺した元患者女性=当時(27)=の両親が、
「メンタルヘルスが身近になる中、どこでも起こりえる問題」と訴えた。証言などによると、
女性は初診から9カ月後の2014年12月に亡くなった。メールに「言うことを聞かないと薬を止める」
といった文言が残され、医師は性的関係を認めたが「合意があった」と主張した。
両親は同様の被害者を30人は把握しているとし、「声を上げられず、今もおびえている人は多い。
助けを求められる立場を利用した卑劣な行為で、罰せられないのはおかしい」と涙ながらに訴え、
法整備を求めた。「たとえ同意があっても処罰される青少年保護育成条例のような規制と、
相談支援システムが必要」と指摘した。

482 :優しい名無しさん:2020/11/30(月) 20:07:23.91 ID:DeW4ExzAD
最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は、阪神高速でポルシェを無免許運転し、
時速約216キロを出して死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)
などの罪に問われた兵庫県芦屋市の医師久保田秀哉被告(52)の上告を棄却する決定をした。
懲役8年とした一、二審判決が確定する。一、二審判決によると、2018年11月25日、
同県尼崎市のカーブを制御困難な速度で暴走してトラックに追突、運転していた男性を死亡させた。
弁護側は「カーナビの操作で脇見をしたのが事故原因だ」と主張したが、一審神戸地裁は
「曲がれる限界の速度を超え、制御を失った」と退けた。

483 :優しい名無しさん:2020/12/01(火) 12:51:56.69 ID:24fuN1lar
性的暴力は、被害者の心身に深い傷を与え、生きることの根幹を奪うことから「魂の殺人」と呼ばれています。
13歳のときから7年間、実父から性虐待にあった経験があり、性暴力被害者の当事者団体代表理事は、
感覚や感情を無意識に遮断する「乖離」、トラウマ、アルコール依存、脅迫症状などさまざまな精神症状に苦しめられた

484 :優しい名無しさん:2020/12/03(木) 13:48:33.91 ID:DGC6BOSO/
今年1月、従業員の未成年女性(16=当時)に睡眠薬入りのアルコールを飲ませて抗拒不能にさせ、
ホテルで性交に及んだとしてわいせつ略取、準強制性交等の罪に問われた会社員の明石崇広被告(41)
の第3回公判が2日、大阪地裁で開かれた。明石被告は1月30日、実質的に経営するコンセプトカフェで、
「パキる?」「一緒に飛ぼう」などと睡眠薬「マイスリー」の錠剤や粉末に砕いたものを勧め飲酒させ、
抗拒不能となった道頓堀のホテルに誘って性交に及んだとされる。同被告は2018年、
SNS上で知り合った少女(14=当時)にアイドルプロデューサー≠かたって連れ去り有罪判決。
事件当時は執行猶予期間中だった。明石被告は性交したこと自体は認めているが「すべて同意の上」として、
拒むことができる状態だったと主張している。
この日は、マイスリーやアルコールの効能に詳しい専門家の証人尋問が行われ、
当日の様子について分析。当日の街頭やホテルの防犯カメラに写ったAさんの様子から
「かなりアルコールを飲んでいるところに薬の効果も加わっているとみられる。意
識レベルは相当下がっているとみられる」と指摘した。これまでの公判で、
ホテルのフロントやエレベーターの中、明石被告から「口移しで酒を飲まされた」場面や、
同被告が性行為に及ぼうとしている場面などを「写真の一場面のような感じの記憶」
として断片的に残っていると証言していた。専門家は「アルコールと薬物の効果で、
筋弛緩や健忘といった作用が出ており、縞状の記憶しか残っていないのではないか」と証言した。

485 :優しい名無しさん:2020/12/04(金) 12:24:01.52 ID:tJKNsAHi0
患者の女子中学生に淫らな行為をさせたとして逮捕された、
北九州市八幡西区にある産業医科大学病院の精神科の医師が、
治療と称して外に誘い出した疑いがあることが分かりた。産業医科大学病院で
「思春期外来」を担当する齋藤恒祐容疑者(40)は、今年9月と先月に自分の車の中で、
患者の中学2年の女子生徒に淫らな行為をさせた疑いで逮捕された。この事件について、
齋藤容疑者が治療の一環として女子生徒を誘い出した疑いのあることが、
捜査関係者への取材でわかりた。齋藤容疑者は、数年前から女子生徒の治療を担当し、
病院の外で2人きりで、生徒と会うこともあったという。
警察は、信頼関係を利用したとみていきさつを調べていす。

486 :優しい名無しさん:2020/12/05(土) 13:39:58.76 ID:yhZuUMZDa
障害者施設で昨年7月、入所者の男性を蹴り、けがを負わせたとして、県警は4日、
元臨時職員で同町の無職の男(45)を傷害容疑で逮捕した。男性は3か月後に死亡した。
施設では、ほかにも救急搬送の翌日に死亡したり、重傷を負ったりした入所者がそれぞれ1人おり、
県警は署に捜査本部を設置、関連についても調べる方針。発表では、男は昨年7月24日夜〜25日朝、
入所者の男性(当時54歳)の下腹部を2度蹴り、敗血症性ショックなどで約2か月間入院させた疑い。
男は空手の有段者で「障害者との意思疎通が難しく、ストレスがたまってイライラして蹴った」
と容疑を認めている。男性は施設に戻った後で体調が悪化し、10月31日に死亡した。施設によると、
男は2014年7月から勤務し、事件当日は1人で当直勤務をしていた。入所者に大声で高圧的な指示をし、
「心理的虐待」と認定されて訓告処分を受けていた。

487 :優しい名無しさん:2020/12/05(土) 14:08:33.49 ID:yhZuUMZDa
被害者の疾病をカテゴリー別に見ると、49人中30人が「口内」(虫歯になりやすい、顎関節症など)や
「眼」(近視、ものもらいなど)を患っている。「骨・関節」(29人)「皮膚・爪」(27人)
「アレルギー疾患」(26人)に関する病気も、それぞれ半数以上が訴えた。
「その他」では、17人に全身倦怠感があった。

488 :優しい名無しさん:2020/12/06(日) 14:18:33.94 ID:rCVW3uZ9w
障害者施設で入所者の男性にけがをさせたとして元職員の男が逮捕された事件で、
男が複数の入所者への暴行をほのめかしていることがわかりた。障害者施設の元職員・
水野有幸容疑者(45)は、去年7月、町の障害者施設で入所者の男性(当時54)の腹を蹴り、
けがをさせた疑いで送検された。男性は、およそ3か月後に死亡した。暴行との因果関係はわかっていせん。
警察によりと、この施設では、男性以外にも入所者が死亡したりけがをしたりしていたという。
水野容疑者は空手の有段者で、調べに対し、「障害者相手の仕事などにストレスがあり蹴った」
などと供述、複数の入所者への暴行をほのめかしているという。
警察は、ほかの入所者にも暴行していた疑いがあるとみて調べていす。

489 :優しい名無しさん:2020/12/06(日) 19:08:11.06 ID:rCVW3uZ9w
町の障害者施設での傷害事件で逮捕された元職員の男が、
被害者の男性が事件前にケガをしていた腹を危険と知りながらも蹴った可能性があることがわかりた。
町の障害者施設の元職員・水野有幸容疑者(45)は、去年7月、入所者の男性(当時54)
の腹を蹴り大ケガをさせた疑いで逮捕され、容疑を認めていす。男性は事件から3か月後に死亡したが、
因果関係はわかっていせん。一方で、男性は事件前の2018年12月にも腸に穴が開くケガをしていて、
施設が職員に注意喚起をしていた。「腸穿孔などで搬送された場合、
生活上での注意など病院から受けたものは職員にきちんと伝えている」
警察は水野容疑者が空手有段者でもあることなどからも、
ケガをしていた腹を蹴る危険性を認識しながら犯行に及んだ可能性があるとみて、詳しく調べていす。
町の障害者施設で入所者の男性=当時(54)=が重傷を負った事件で、
男性を含む入所者3人が内臓に穴が開くけがをしていたことが6日、施設関係者らへの取材で分かった。
うち2人はその後死亡した。傷害容疑で逮捕された元臨時職員水野有幸容疑者(45)
は複数人への暴行をほのめかしており、署捜査本部が経緯を調べている。
水野容疑者は昨年7月に男性の腹を蹴ったとして逮捕。男性は穿孔性腹膜炎などと診断され、
同10月に死亡した。捜査本部は4人が虐待されたとみて捜査。関係者らによると、
男性以外の2人の臓器にも似た症状が見られ、うち1人は昨年3月に死亡した。

490 :優しい名無しさん:2020/12/07(月) 12:59:23.60 ID:tJl18NDbN
愛媛はまぁ民度低いよ実際
松山の病院と都内の病院で働いた経験が有るけど
別の生き物って感じだよ実際

491 :優しい名無しさん:2020/12/07(月) 13:00:58.81 ID:tJl18NDbN
差別するわけじゃないけど今治は韓国人が多く住んでいるとか。
風邪こじらせて病院行ったら、普通に「キムさーん」とか「チョウさーん」とか呼ばれて患者が診察室入って行くから驚いたと言ってました。
あとフィリピン人が多いらしい。
だからヤンキーより日本人でない方が多いみたい。
そりゃタオルや造船しか産業がないんだから
松山もいるよね。
それ旅行者とかじゃなくて?
日本は医療費無料ってのでわざわざ飛行機乗って治療受けに来るんだってよ?
医療費無料ってか、治療受けてバックレるのか
そんなのがわざわざ今治みたいな糞田舎にくるわけねーだろ
相手も同じこと思ってるよ

492 :優しい名無しさん:2020/12/10(木) 13:10:28.22 ID:DoP3xEO3J
自宅で9歳の娘の背中を何度も足蹴りし暴行した疑いで、
松山市内の無職の47歳の母親が10日に逮捕された。暴行の疑いで逮捕されたのは、
松山市内に住む無職の47歳の女。警察によりと女は先月9日の午前0時頃、
自宅で同居する9歳の次女の背中を何度も足蹴りし暴行した疑いがもたれていす。
犯行から約20分後に夫が警察に「妻が暴れている」と通報した。警察の調べに対し女は「覚えていない」
と容疑を否認していす。女は夫と次女の3人暮らしで、警察は、動機などを慎重に調べていす。

493 :優しい名無しさん:2020/12/11(金) 11:46:16.84 ID:OlMxFWKZF
精神疾患により医療機関にかかっている患者数は日本中で400万人を超えている。
そして精神病床への入院患者数は約28万人、精神病床は約34万床あり、
世界の5分の1を占めるとされる。人口当たりで見ても世界でダントツに多いことを背景として、
現場では長期入院や身体拘束など人権上の問題が山積している。
曜日ごとに服用する薬が入れられたピルケースは、「水曜日」の分までが空になっていた。
このピルケースを使っていたのは、プロボクサー(享年28)だ。2016年4月14日の木曜日、
自宅のマンションから飛び降りて亡くなった。残されたピルケースは、
亡くなる前日まで医師の指示通りにきちんと薬を飲んでいたことを物語っていた。
それまで一度も精神科病院にかかったことがなかった
統合失調症と診断されてわずか2カ月後に亡くなった。精神科病院を退院し自宅で療養中のことだった。
退院前日に身体拘束を受けるほどの興奮状態にあったが、主治医の判断で当初の予定通り退院した。
退院後、入院前にはなかった衝動的な言動が多くなり、父親が病院に再入院を求めたが、主治医からは
「病院の経営上の理由」として認められなかった。父親は、退院時に十分な検討を怠り、
再入院を認めなかったとして病院を提訴。裁判で開示された病院のカルテによって、
入院中に受けていた治療が初めて明らかになった。退院前日、
暴れた入院中で最大量の薬が投与されていた。これは父親も知らされていない事実だった。
統合失調症は、自殺に至るリスクが高い病気として知られている。裁判では、退院のタイミングと、
再入院をさせてもらえなかった点が争点になっている。しかし、父親は「本当の(自殺の)
原因は薬だったのではないか」という疑問を拭えない。2016年2月、記憶がなくなったり、
同じ動作を繰り返したりする異変が起こり、精神科病院を受診した。
主治医からは統合失調症の可能性があると告げられ、即日入院となった。診察室で、
統合失調症の治療薬である抗精神病薬であるセレネースの筋肉注射を受けた。
その日から抗精神病薬のロナセンの服薬も始まった。父親は言う。
「統合失調症の主症状は妄想や幻聴だという知識はありましたが、
息子にはそんな症状は一切ありませんでした。症状について尋ねようとすると、
『統合失調症はなんでもありだから、個々の症状はあまり意味がない』と質問を遮られました。

494 :優しい名無しさん:2020/12/11(金) 11:51:48.77 ID:OlMxFWKZF
患者の具体的な症状を軽視するような態度に違和感を持ちましたが、
専門家の判断に任せるしかないと思いました」病院のカルテによると、入院中、
薬の量は徐々に増加していた。ロナセンが増加される一方、
同じ系統の抗精神病薬であるリスパダールも状態が悪化したときに使われていた。
入院5日目からはベンゾジアゼピン系睡眠薬のレンドルミンも常用していた。そして退院前日、
薬の投与量は急激に増加した。身体拘束を受け、普段飲んでいた抗精神病薬や睡眠薬に加え、
入院時に打たれた抗精神病薬のセレネースの筋肉注射を再度受けた。
さらに、抗不安薬のワイパックスと抗パーキンソン病薬のアキネトンが投与された。
ただ、翌日の退院当日は、ロナセンとレンドルミンのみの服用に戻っていた。
精神科病院に勤務する薬剤師は、「退院前日に薬の量が急激に増えている。体が薬に適応した状態から、
一気に薬が抜けると離脱症状(薬が急に減ることによる症状)が起こる。
薬を減らすならば経過を慎重に見る必要があった」と指摘する。
退院後、再び抗精神病薬の量が増加されていった。退院から5日後の3月1日、
「死にたい」と言うなどの興奮状態を心配した父親が電話で主治医に相談すると、
抗精神病薬のロナセンを増量するように指示された。3月3日に通院した際には、
診察中に退院前日と同じセレネースを注射された。
さらに、服用として同系統の抗精神病薬のリスパダールも追加された。
抗精神病薬の多剤併用処方が問題になっている日本では、
抗精神病薬の量が適正かどうかの目安を知るために「クロルプロマジン換算」という方法がある。
クロルプロマジンという最も古い抗精神病薬に、さまざまな抗精神病薬を換算することで、
その人が内服しているおおよその抗精神病薬の量を把握する方法だ。この換算によると、
3月3日の通院時に投与された1日の抗精神病薬の量は900mgになる。
クロルプロマジン換算では300〜600mgが適正な量とされるため、
投与量は適正量を超えていた可能性がある。父親は、様子を正確に医師に伝えるために、
入院する直前から症状や服薬量について詳細なメモをとっている。メモによれば、退院後、
入院前にはなかった「死にたい」という発言や、ベランダから飛び降りようとするなど、
衝動的な行動を取るようになったという。父親は退院後の様子についてこう話す。

495 :優しい名無しさん:2020/12/11(金) 11:54:59.98 ID:OlMxFWKZF
「午前中はいつもボーとしていて、意識があるのかないのか、わからないような状態でした。
午後になると、足がむずかゆいと言って部屋中を歩き回り、苦しそうに足踏みを繰り返していました」
この足踏みを繰り返す動作は、「アカシジア」と呼ばれる抗精神病薬の副作用の一種だ。
じっとしてはいられない焦燥感に襲われ、足踏みをしたり動き回ったりする症状が表れる。
厚生労働省の「重篤副作用疾患別対応マニュアル」には、アカシジアについて
「あまりに苦しくて衝動的に自分を傷つけたり、
自殺したいとさえ感じ危険な行為に及ぶ場合さえもあります」と記されている。
薬の添付文書によると、抗精神病薬のロナセンとリスパダールは、重要な使用上の注意として、
「自殺念慮(死にたいという願望)のある患者への投与は、症状を悪化される恐れがある」と記されている。
また、入院直後から服用し続けていた睡眠薬のレンドルミンは、依存性があるのに加え、
添付文書には副作用として、「不穏や興奮が生じることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合には、投与を中止する等適切な処置を行うこと」と記されている。
厚生労働省は2017年発行の「医薬品・医療機器等安全性情報」で、
レンドルミンを含むベンゾジアゼピン受容体作動薬について、
「連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること」
「異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと」と、注意喚起を行った。
しかし、こうした薬の副作用について父親は病院から説明を受けていなかった。
「統合失調症には自殺のリスクがあることや、
処方した薬の副作用を家族である私に教えてくれていていれば、自殺を防げていたのではないでしょうか」。
父親は無念でならないという。そしてこう続ける。「入院中のカルテを見ると薬は処方しているけど、
カウンセリングなどの心理社会的療法をした形跡がありません。退院後の診察でも、
医師が本人の気持ちは聞こうとはしませんでした。薬を出すことだけが精神科医の治療だとすれば、
治療をしていると言えるのでしょうが」。父親の代理人である弁護士はこう話す。
「精神科の治療は薬物療法だけではなく、カウンセリングや生活技能訓練、
さらには家族および地域社会を含めた支援体制の構築などの心理社会的療法も重要となってくる。

496 :優しい名無しさん:2020/12/11(金) 11:56:38.29 ID:OlMxFWKZF
生活上の悩みを聞くことも治療の本体部分だ。
精神科治療の現場で薬剤処方ばかりが偏重されていないか、点検が必要だ」病院側は裁判の中で、
薬の副作用(アカシジア)に対しては、「アキネトン(錐体外路症状止め)の薬を追加投与するなど、
対処していた」としている。抗精神病薬や睡眠薬など、向精神薬の副作用に苦しむ患者は多い。
抗精神病薬だけでも2種類以上を併用されるケースはざらにある。日本は、
単剤ではなく複数の薬を併用する傾向が国際的にみて高いことはかねて指摘されてきた。
多剤併用は大量処方にもつながりやすく、治療効果よりも副作用が強まる可能性も高い。
しかし、こうした薬の副作用やリスクについて、患者や家族への情報提供は積極的に進められてはいない。
精神障害の当事者と支援者で作る「YPS横浜ピアスタッフ協会」に所属する当事者は、
「医療者側が薬物療法以外の選択肢を持っていないため、それに頼りがちになっている」と訴える。
20代のとき統合失調症と診断され、向精神薬の副作用に苦しんだ経験がある。
「患者は、何かしらの心理的な要因や環境的な問題があって心を病んでいる。
しかし、医師はそちらへの働きかけをしないまま、薬によって解決しようとする。
副作用が出るとそれを止める薬は出してくれるが、その薬にも副作用がある。
医師は病気の再発を防ぐことを優先して減薬しようとしない。飲まなくなったら、
同じ状態になると脅される。もっと個々人の副作用や当事者の生活に目を向けてほしい」
堀合さんは、症状が安定していた時期にもかかわらず、医師に薬を飲んでいないという疑いをかけられ、
再び入院をさせられた経験がある。「処方された薬を飲むしかないため、患者側には自由はない」。
病院への収容か、大量処方された薬を飲むか。どちらも患者の意思は置き去りにされたままだ。

497 :優しい名無しさん:2020/12/11(金) 19:26:23.34 ID:OlMxFWKZF
福井県あわら市の製薬会社「小林化工」
が製造した爪水虫などの皮膚病治療薬に睡眠導入剤の成分が混入し、
服用した患者の健康被害が84件(7日時点)報告されていることがわかった。
県が取材に明らかにした。意識消失や記憶喪失などの被害の報告もあり、
全国で3人が車の運転中に意識を失って事故が起きたという。
問題の薬剤は経口抗真菌剤のイトラコナゾール錠50「MEEK」。
医師の処方箋が必要な医療用医薬品で、爪水虫やカンジダ症の治療に使われる。
同社や県によると、服用した患者から意識消失や傾眠、意識もうろうといった報告があり、
製造工程で睡眠導入剤の成分が混入したことが判明したという。
同社は「作業員が勘違いで量ってはいけないものを量り、袋に入れた」と説明している。
イトラコナゾール錠は症状によっては多い人で1日8錠服用する場合もある。
今回、1錠に含まれていた睡眠導入剤の成分は5ミリグラムで、
通常の最大投与量2ミリグラムの2・5倍にのぼるという。
1〜3日に大阪府、佐賀県、岐阜県の男女12人(2〜77歳)から被害の報告があり、同社は9月28日〜
12月3日に全国に出荷した100錠入り929箱の自主回収を発表していた。福井県によると、
その後も被害の報告が相次ぎ、今も入院中の人が複数いるという。医薬品の副作用などの報告は、
メーカーから都道府県に連絡があり、都道府県から国や医薬品医療機器総合機構(PMDA)
に報告される。福井県は今回の自主回収を「重篤な健康被害または死亡の原因になりうる」として、
3段階の分類で最も危険度が高い「クラス1」と判断。
同社に医薬品製造業の許可を出した県は9日、国の承認を受けた薬と異なる成分が混入したことが、
医薬品医療機器法違反にあたる可能性があるとみて、同社に立ち入り調査をした。
同社によると、自主回収を決めた929箱は同じロット番号(T0EG08)で、
番号は錠剤シートの裏に刻印されている。同社は、
処方された人は医師や薬剤師に相談してほしいとしている。
このほか、国が承認したものと異なる工程で製造していたとして、ほかのロット番号がついた50「MEEK」
と、主成分のイトラコナゾールをより多く含む100「MEEK」や200「MEEK」についても自主回収を始めた。

498 :優しい名無しさん:2020/12/13(日) 11:48:04.19 ID:1wVrVtLz1
福井県あわら市の製薬会社「小林化工」
が製造した爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入していた問題で、
福井県に副作用として報告があった、意識消失や記憶喪失などの症状133件のうち、
入院が確認された事例が34件に上ることが12日、県への取材で分かった。
34件には既に退院したケースも含む。影響とみられる、車などの運転中の事故は計16件あった。
10日に亡くなったのは、首都圏の病院に入院していた70代女性と明らかにした。

499 :優しい名無しさん:2020/12/13(日) 11:49:59.34 ID:1wVrVtLz1
埼玉県朝霞市の自宅で昨年10月、長女の首を絞めて殺害したとして殺人の罪に問われた母親(73)
の裁判員裁判の論告求刑公判が11日、さいたま地裁(田尻克巳裁判長)で開かれた。
検察側は懲役5年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。判決は17日。
論告で検察側は、長女を殺害して自らも死のうと考えた母親が、睡眠薬を使い、
抵抗できない状態の長女の首を強く絞め付けた「悪質な犯行」と指摘。「長女は仕事にも就き、
援助があれば日常生活を送ることができた。今後の生活について相談されることのないまま殺害された」
と断じた。弁護側は母親が発達障害を抱える長女との生活に不安を感じていたが、
自身も2013年10月ごろから、うつ病や喉のガンなどを患い、
「本人の力ではどうすることもできない状況に追い込まれていた」と説明。
犯行後は「自責の念に駆られて自首をした」と主張し、減刑を求めた。
起訴状などによると、母親は昨年10月6日午前7時ごろ、自宅で長女=当時(48)=
の首を電気コードで絞め付け殺害したとされる。

500 :優しい名無しさん:2020/12/13(日) 11:54:30.51 ID:1wVrVtLz1
あくまでも精神科の診断は「仮説」でしかありません。発達障害に限らず、
精神疾患全部に言えることなんですが、症状から目ぼしいものをピックアップして診断基準にしているので、
目の前の患者さんの「状態」を見て判断する以外に方法がない。
だから、例えば以前はASD(自閉スペクトラム症)と診断された人が、
衝動性が強くなってくれば、ADHD(注意欠如・多動症)と診断が変わる可能性だってあるし、
両方の症状が併存している人も少なくありません。また、二次障害として、
うつ病などを併発する人もいます。つまり、医者が下す診断にこだわる必要はなく
「困っていることは何か」、それに「どう対応していくか」ということに注目する方が、
症状は改善されやすくなるんです。でも、多くの人は診断の段階で止まってしまって、
その後まで行こうとしないんですよね。その症状が「どのレベルか」という視点も重要だと思います。
ある時、会社で管理職を務めているという方から
「自分は仕事のミスが多すぎて発達障害ではないかと落ち込んでいる」と相談されたことがあります。
ご苦労されているのはわかるのですが、同じ会社で10年以上働けて、
管理職になれているという時点で本当に素晴らしい。社会生活をきちんと送れているわけで、
まず問題はないんじゃないかと。「発達障害」というラベルは、不安をあおるためではなく、
悩んでいる状況を改善するために作られたわけですから。でも、大抵の人は、
自分が何に悩んでいるかわからないんですよね。個人的な感覚ですけど、
自分が困っている問題に必要な情報を調べて解決できる能力がある人って、
世の中で1割以下じゃないかな。そもそも大半の人は、「自分が悩んでいること」
を言語化できていない気がします。発達障害というラベルを貼られると、
全てを発達障害のせいにして思考が止まり、
かえって自分の困り事に対する解像度が落ちてしまうんですよ。この気持ちはよくわかります。
「どうせ自分は障害者だから無理」「全部ダメだ。僕は動けない」、最悪の場合は「死ねばいいや」となる。
でも、そういう人の相談にのって具体的な悩みを整理すると、真っ先にやるべきことは「コンビニに行って、
遅れている光熱費の支払いをする」とかなんです。意外とひとつひとつの問題は小さいんですね。
対処する範囲や事柄を明確にすると、死ぬほどのことではないとわかる。

501 :優しい名無しさん:2020/12/16(水) 13:19:55.85 ID:HBf/LgFsa
容疑者は口数こそ少なかったが、落ち着いていて、まじめだったとか。「ただ、声が大きいときもあり、
今年の6月ごろに入所者に“座ってろと言ったでしょ!”と怒鳴ったので、厳しく注意して、
始末書を書かせる処分はしました。しかし、まさか暴力までふるっていたとは」
突き刺すようなダメージを与えるためか、足の親指を立てた“凶器”で入所者を暴行したという容疑者。
4人きょうだいの末っ子として生まれた水野容疑者は、小学校時代から空手に打ち込んでいた。
「地元で空手を習っていて、大学卒業後も続け、10年ほど前に地元の空手会に入会。四段の腕前で、
みずから子ども向けの教室を開いていました」報道によると逮捕直前の11月に空手の師匠へ、
《暴力行為を行ったことは事実であるため、空手を行うこと、まして指導する資格はありません》
《ご迷惑をおかけしたことは何度お詫びをしても済むことではありませんが、
この度は本当に申し訳ありません》という謝罪の手紙を送っていたようだ。
私たちが(容疑者の)ストレスに気づいてあげて、サポートできなかったのかと反省しています」
昨年、まだコロナ禍の前に職場以外のストレスはなかったようだが、「水野さんの奥さんと母親には不和が」
と打ち明けるのは、自宅近所の住民。容疑者は40歳前後で結婚して、実家に妻を迎え1男をもうけていた。
「同居する父親は穏やかな人だけど、母親が勝ち気で、変な人。
この辺りでは名家の水野一族の末裔らしく、プライドがめちゃくちゃ高い。
近所のあちこちにクレームをつけて、うち2軒は引っ越していきました。“あんたもどこかの馬の骨でしょ?”
と言われた家もあったとか。そういう母親だから、奥さんとは合わないはずです。
容疑者はその板挟みになってストレスがあったのでは」ハードな仕事のうえに、
家庭内でのストレスがたまっていたのかもしれないが、それを無防備な知的障害者にぶつけるとは、
とうてい許されることではない。「私たちが死ぬのが早いか、息子が家に戻ってくるのが早いか」
母親はそう漏らしているそうだが、容疑者の暴力と2人の死因に因果関係が認められれば、そんな日は当分、来ないはずだ。
みずからによる蹴りで、入所者が浮かべた笑顔ではない表情に、水野容疑者は何を感じたのだろうか。

502 :優しい名無しさん:2020/12/16(水) 20:45:06.35 ID:HBf/LgFsa
石川県野々市市の精神科病院に入院していた(当時40歳)
が死亡したのは不当な身体拘束が原因だとして、
両親が病院を運営する社会福祉法人に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で名古屋高裁金沢支部は16日、
請求を棄却した1審・金沢地裁判決(2020年1月)を変更し、法人に約3500万円の支払いを命じた。
判決で蓮井俊治裁判長は「人権制限の著しい身体拘束を選ぶには特に慎重な配慮が必要」と指摘。
拘束の必要性を認めた医師の判断は不合理とは言えないとした1審判決に対し、
医師が拘束を認めた時点で診察に抵抗していなかったことなどから
「精神保健福祉法などで定める拘束の基準に該当せず違法」と認定した。遺族側は、拘束開始後、
ほとんど抵抗していないにもかかわらず6日間にわたって身体を拘束し続けたことは違法だと主張。
病院を運営する「金沢市民生協会」(野々市市)に約8600万円の損害賠償を求めている。
判決などによると、統合失調症の診断を受け、16年12月6日に入院。同14日から手足や胴体を拘束され、
同20日に拘束を解かれた直後に亡くなった。死因は肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)だった。
判決後、記者会見を開いた父(70)は「亡くなってしまったが、これを機に日本の医療が変わってほしい」
と話した。病院側は「判決は厳粛に受け止める。内容を確認の上、今後の対応を検討したい」とコメントした。

503 :優しい名無しさん:2020/12/18(金) 13:10:02.59 ID:eTJngDKdy
京都府立洛南病院(宇治市五ケ庄)は17日、
12月上旬に60代男性看護師が精神疾患のある入院患者に対して足を複数回けり、
襟首をつかんで揺さぶったりベッドに押さえつけたりする暴力を行っていたと発表した。
看護師は主治医に「患者から殴られそうになった」と虚偽の報告を行い、
患者は個室に鍵をかける閉鎖処遇を1日間続けられた。同病院によると、12月10日午後3時半ごろ、
男性看護師は患者のナースコールで病室を訪れ、大声で名前を呼ばれた際、
ベッドに座った患者の足を3回けったほか、襟首をつかんで前後に3〜4回揺さぶり、
ベッドに上半身を倒して20秒ほど押さえつけた。患者の右鎖骨付近に3センチの擦り傷があり、
この際の暴力が原因の可能性があるという。看護師は主治医に「大声を出され、殴られそうになった」
と報告したため、患者は同日午後3時50分ごろから翌11日午後4時25分ごろまで、
病室の鍵を外からかけられて閉鎖処遇を受けた。11日午後、
別の看護師がこの処遇の経緯を記した記録を見た際、
病室に設置されたカメラの記録映像に男性看護師が殴られそうになる様子は確認されず、
報告が虚偽と判明。同処遇は解除された。同病院は11日に男性看護師に聞き取ったところ、
暴力を認め、「自分の身を守るためにとっさに行った」と釈明したという。同日から当面、
自宅待機を命じるとともに、14日に患者と家族に謝罪した。

504 :優しい名無しさん:2020/12/18(金) 13:25:02.82 ID:eTJngDKdy
精神科病院で(当時40)が肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)で死亡したのは、
違法な身体拘束が原因だとして、両親が社会福祉法人を相手取り、
約8630万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が16日、高裁支部であった。
蓮井俊治裁判長は「拘束を必要と認めた医師の判断は早すぎ、裁量を逸脱している」として、
原告の請求を棄却した一審判決を変更し、約3520万円を支払うよう命じた。
判決によると、2016年12月6日に入院。
13日に看護師に対する暴力行為があったなどとして14日から四肢などを拘束され、
拘束を解かれた20日に亡くなった。病院側は「多動または不穏が顕著である場合」など、
精神保健福祉法に基づく基準に即して医師が拘束開始を判断したとしたが、
蓮井裁判長は、拘束開始時点で興奮や抵抗はなく、要件を満たしていないと指摘。
人を割けば必要な医療ができ、「身体拘束以外によい代替方法がない場合」にも当たらず、
拘束を違法だったと結論付けた。判決後に市内で会見した父(70)は「優しい子だった。
先立たれてとてもつらい。あの子のためにも、判決を機に日本の医療が変わってほしい」と話した。
同席した、身体拘束の問題に詳しい杏林大学の長谷川利夫教授(保健学)は
「国内で身体拘束に頼った医療が広く行われるなか、
拘束開始について法律に則して違法と明確に示した画期的な判決。
今後、一定の歯止めがかかるのではないか」と評価した。

505 :優しい名無しさん:2020/12/23(水) 13:41:59.09 ID:Hq2jw7f3r
「具合が悪いので診療してほしいと申請しても、診てもらうまでに1週間から10日、
長い人では2カ月かかっています。明らかに体調が悪い人に対しても、大丈夫の一点ばりで、
医師によって対応はバラバラ。外の病院に行くときも、手錠・腰なわをつけられているので、
彼らも周囲の視線が気になってしまう。人として見ていないのだと思います」
長期収容は、多くの収容者の心身に弊害をもたらしている。医務室一つだけでは対応できないのか、
仮設の医務室が設置されたことも、今回、話題にあがった。仮設の医務室は、
階段下をベニヤで囲った間に合わせのものだ。3畳ほどのスペースにベッドと椅子を置いてあり、
輪番の医師と、准看護師の資格を持つ職員が体調不良を訴える収容者の診療にあたっているという。
まだ特定はできていないものの、患者に対して罵詈雑言を吐き、
「おまえの命は自分が握っている」などと口にする医師がいることを複数の収容者が証言している。
この医師を特定するための調査に動いている。
「日本人は緊急事態宣言が出てステイホームを要請された1カ月半、不自由を感じたというけれど、
仮放免は塀のない刑務所にいるようなもの。私は20年間、コロナ禍にいるようなものです」
と在留許可のおりない自身の不安定な状況を話す。また、この秋の臨時国会では見送られたものの、
来年の通常国会で提出が検討されている入管法改正案が通れば、
「自分は真っ先に強制送還されるだろう」と不安を口にする。現行法では、
難民申請者を強制送還できない。だが、法務大臣の私的懇談会「収容・送還に関する専門部会」は、
難民申請の回数に制限を設けるほか、仮放免の保証人よりも重い義務が課される監理措置制度、
個別の事情に関わらず、退去強制を拒否した者への罰則として送還忌避罪・
仮放免逃亡罪などを設けることを提言している。2008年、日本人女性と結婚。
生活の基盤は日本にありながら、それでも在留許可が下りない現在、東京高裁でたたかっている。
「時間がある人は、ぜひ裁判を傍聴してください。傍聴者が多ければ(人々が関心を寄せれば)、
裁判官にもプレッシャーになるので」収容者への面会を続けることで、誰かが見ている≠ニ訴える多くの支援者の考えに通じている。

506 :優しい名無しさん:2020/12/25(金) 03:53:26.68 ID:/mr/nvGsL
町の障害者施設で男性入所者=当時(54)=
に重傷を負わせたとして傷害容疑で元臨時職員水野有幸容疑者(45)が逮捕された事件で、
男性を含む入所者3人がいずれも内臓に穴が開く症状で計7回入院していたことが24日、
捜査関係者らへの取材で分かった。地検は同日、男性に対する傷害罪で水野容疑者を起訴した。
署捜査本部は、複数の入所者に虐待を繰り返していた疑いがあるとみて捜査を続ける。
施設の運営法人の担当者は「(医師から)けがが外因性と言われず、虐待の可能性に気付かなかった」としている。

507 :優しい名無しさん:2020/12/28(月) 12:38:45.34 ID:n6VemaHgD
年間入退院数・平均在院日数・病院の回転率・1年後残存率・入院患者の退院先・外来数・デイケア数。
こうした統計データを公開している病院は少数派だ。病院のホームページを調べたところ、
スタッフ数の内訳や患者の治療状況がわかるデータを公開していたのはわずかだった。
詳細なデータに至っては、開示している病院はほぼ皆無だ。精神科病院は「精神保健福祉法」に基づき、
患者が拒否しても医師の診断と家族の同意で強制的に入院させる権限や、
病棟の入り口が常時施錠される閉鎖病棟を持つ。入院患者には「携帯電話を持ち込めない」
「面会を制限する」「外部とのやりとりは手紙だけ」などのルールが主治医の判断で課されることもあり、
患者が病院内から情報を発信することも極めて難しい。
そうした状況下で、根拠なく長期入院を強いられているケースや、
看護師など病院スタッフによる虐待で患者が亡くなる事件が相次いできた。
そのため精神科病院には、通常の病院よりも自主的かつ積極的な情報開示が求められるはずだが、
その姿勢には乏しいのが現実だ。大多数の精神科病院の内情は、今もブラックボックス状態にある。
それでは公的に行われる情報開示についてはどうか。全国の精神科病院の現状を知る手段の1つに、
毎年厚生労働省が各都道府県を通じて実施する「精神医療保健資料」という調査がある。
毎年6月30日時点の精神科医療機関の実態を把握する目的で行われ、通称「630調査
(ロクサンマル調査)」と呼ばれる。調査の対象は精神科病院、病床を持たないクリニック、
訪問看護ステーションだ。医師などのスタッフ数や病床数、隔離病棟の数、
入院料などの病院自体の情報に加え、患者の年代、診断名、在院期間、身体拘束人数、
隔離措置人数といった質問項目もある。ただし公開されているのは、
病院の設立区分や都道府県ごとに集計された数値にとどまる。
本来、患者や家族が知りたいのは個別病院のデータのはずだが、
そうした要望に応えるものにはなっていない。この調査を活用して、
患者たちの要望に応える取り組みを行ってきたのが、全国で当事者の権利擁護を目的に活動する、
精神医療人権センターなどの市民団体だ。彼らは集計前の個別病院の実態がわかる個票を、
情報公開制度を利用して集め、当事者が病院を選ぶときの参考にできる『精神病院事情』という冊子を各地域で作成してきた。

508 :優しい名無しさん:2020/12/29(火) 19:10:25.44 ID:RZYike/FI
「1日に3回も交通事故を起こしたが全く覚えていない」。福井県あわら市の製薬会社
「小林化工」が製造した爪水虫などの医薬品に睡眠導入剤成分が混入した問題で、
服用した大阪市の無職男性(55)が29日までに取材に応じた。「約1週間の記憶がない。
自分の運転で誰かを殺してしまう可能性があったと思うと、ぞっとする」と意識障害の経験を語った。
男性は2010年から肺の病気治療のためイトラコナゾール錠50「MEEK」を服用。
今年11月19日に大阪の薬局で処方されたのが回収対象となったロット番号の錠剤だった。
毎日4錠を飲み、倦怠感に襲われたが、持病が原因と考えていた。

509 :優しい名無しさん:2021/01/04(月) 20:15:20.75 ID:+gydulqsE
にわかには信じがたいですが、当事者から聞くと本当に「GOGO! 制圧!」
と言って点滴をしようとしていたそうです。「監視カメラを見てもらえれば本当だということがわかる」
と言います。しかも職員たちに抑え込ませて、常勤医も一緒になって力強く足を押さえつけていたそうです。
無理やり点滴をさせようとしましたが、「あまりにも嫌がったので、
見かねた職員が静止してくれた」と言います。この時は間一髪で中止になりましたが、
他の被収容者たちは泣こうがわめこうが押さえつけられて点滴を打たれたそうです。
本人の意思を無視しての医療行為は非常に危険なものだし、やってはいけないのではないでしょうか。
この常勤医は、摂食障害の被収容者を「ハンストだろう?」と言っては、相手がどんなに
「ちがう」と答えても執拗に攻め立てるのです。「常勤医の年齢は35〜40歳くらいでは」
と被収容者たちからは言われているのですが、自分の父親ほど年上の人に対しても、
暴言の数々を浴びせます。しかも壁に追い詰めて、逃げられないようにしながら。
被収容者はそれをもう聞きたくなくて身を縮め、目を閉じました。そうしたら口をこじ開け、
「口がきけないのか」。次は目をこじ開け、「目が見えないのか」と面罵してきます。
本当に医者なのでしょうか。収容されているからこそ体調を崩している人に対して、
非情ともとれる言い方です。この常勤医に我慢ができなくなった被収容者は「それでも医者か」
と訴えかけました。「アフガニスタンで命を落としたペシャワール会の中村哲さんと全然、違う」と言います。
中村さんと比べるのはさすがに気の毒かもしれませんが、医者は被収容者を冷たく追い返します。
この常勤医による被害の声はこんなものではありません。
「本当は医者ではく入管職員が医者のふりをしているだけではないか」
という噂も収容所内ではささやかれているほどです。総務課に聞くと、まぎれもなく医者だと言うのですが、
それを信じている被収容者はほとんどいません。それからこの常勤医は「犯罪者」
という言葉をよく使うそうです。いろいろな事情で在留資格がない、または失った人もいます。
過去に犯罪歴のある人もいますが、すでに刑期を終えています。それ以前に、どんな人間であろうが、
この常勤医が自分の好きなようにイジメていい権利など一切ないのです。決して、許されないことです。

510 :優しい名無しさん:2021/01/07(木) 13:43:33.69 ID:0H/0D1UpS
「いろいろと心身共に抱えている方が多いです。
例えばメールや電話での連絡を1日に何十回も即レスで求められることがほとんどです。
人と人との触れ合いをとても求められる。よくいえば熱い、悪く言えば暑苦しい」
言葉を選びつつ話す過去、入居者から深夜の時間帯に、「幽霊が出た」「ストーカーが部屋を覗いている」
「電磁波攻撃を受けている」といった連絡を受け、これへの対応を求められる日々だという。
なかには、「音波からの襲撃から守るため」という理由から、
油性マジックで壁紙に緑色の渦巻き模様を全室に描かれたこともあったそうだ。
「そうしたトラブルとはいえないトラブルも楽しめるかどうかがブラック専門大家
でいられるかどうかです。ビジネスというよりもNPO活動を行うくらいの気持ちでなければ、
とても人にはお勧めできません」一見、大家さんといえば、
比較的楽をしてお金が入ってくる結構なご身分というイメージを描きがちだ。
だが空室問題が深刻化もあり、実のところ、その市場は飽和状態にあるという。
だが、これはごく普通に勤め、収入を得て、毎月確実に家賃を振り込む、
多少の収入差こそあれ平平凡凡な暮らしている人たちを入居者とする不動産ビジネスの話だ。
生活保護受給者や、過度の家賃滞納、多重債務を抱えている人などブラックと呼ばれる人たち、
そしてこれに限りなく近いグレーゾーンと呼ばれる人たちを相手にしたそれではない。
このブラック、グレーゾーンにある人たちの住居探しは、なかなか難しいものがある。連帯保証人がいない、
家賃保証会社の審査に通らないといった事情からである。しかし近年、増えつつあるといわれる
「ブラック専門大家」たちは、こうした既存の不動産賃貸ビジネスの網に漏れた人たちを救いあげ、
新たなる市場を開拓したという声が不動産業界や貧困者層に寄り添うNPO関係者から聞こえてくる。
しかし当のブラック専門大家は、こうした声に
「ブラックは救えるがグレーゾーンにいる人は引き受けられない」と言う。
「行政の支援が受けられない方です。連帯保証人をつけてもらっても、
とてもその能力がない方がほとんど。家を貸すなら堅いホワイト層か、完全ブラック層に限ります。
ブラックなら行政が連帯保証人のようなものですから」ホワイトがブラックか。
相反する二極に属さなければ家を借りられない。これが日本の今の現実だ。

511 :優しい名無しさん:2021/01/09(土) 21:01:21.02 ID:99hAMKzce
薬物依存から抜け出すために頑張っている患者さんが、薬物の代わりにアルコール度数が9%以上の
「ストロング系チューハイ」に手を出して失敗するケースによく当たるようになりました。
薬を我慢している代わりにせめて酒でも、
と従来のチューハイやビールのつもりで手を出したら前後不覚になるまで酔っぱらい、
薬の売人に連絡したり、路上で寝たりしてしまうのです。アルコール依存の専門家からも、
ストロング系チューハイで変な酔い方をする人が増えているという声が上がっています。
特に危惧しているのは、ストロング系チューハイが若者の間で広まっていることです。
今は、ビールや日本酒の味が苦手な若者が多いですが、ストロング系チューハイは、
人工甘味料の影響でお酒の味がほとんどしないため、ジュース感覚で飲めてしまう。
精神科の臨床現場には、お酒が飲みたいわけではないのに辛い気持ちを紛らわすための
「薬」として飲んで、気づいたらリストカットをしていたという患者もやって来ます。
厚生労働省による多量飲酒者の定義は、「平均一日当たり日本酒に換算して3合以上消費する者」
ですが、9%のストロング系チューハイを500mL缶で2本飲むと、日本酒換算で4合近い量になります。
しかも甘い味のせいで、日本酒よりずっと早いスピードで飲むことができる。臨床経験では、
500mL缶を3本飲むと自分を失って暴れる人が少なくありませんが、そもそもアルコールは、
大麻や覚醒剤といった違法薬物と比べても、酩酊時に暴力を誘発する力が強い。
喧嘩による傷害事件では、加害者の半数〜7割近くが犯行時に飲酒している一方、
被害者の側も4割が飲酒していたというデータがあります。酔っているから暴力を振るうし、
酔っているから自分を守れない。DVや児童虐待の加害者が、
酒の問題を抱えているケースも少なくありませんし、自傷に向かうケースもある。
働き盛りの男性が自殺する直前に飲酒していることも多いです。内臓の損傷や脳の萎縮も、
アルコール依存症患者のほうが、違法薬物の依存症患者よりひどいのです。
こうしたモンスターのような酒が出てきてしまった理由の1つは、日本の税制度にあります。
北欧などでは、アルコール度数に比例して税率を上げていますが、
その理由は、アルコール度数の高い酒のほうが健康被害を招きやすいからです。

512 :優しい名無しさん:2021/01/09(土) 21:05:22.03 ID:99hAMKzce
つまり酒税率を上げることによって、
国民がアルコール度数の高いものに簡単にアクセスできないようにし、国民の健康を守るというわけです。
 ところが日本では、ウイスキーや日本酒、
ワインよりも度数の低いビールの税率が一番高いという不思議な状況が長く続いてきました。
そこで酒類メーカーは、麦芽を減らして酒税が安くなる「発泡酒」を生み出したのですが、
国税庁が発泡酒の税率を上げたため、さらに麦芽の少ない「新ジャンル」商品を開発しました。
それも税率が上がることになったので、
メーカーはストロング系チューハイに注力するようになってしまったのでしょう。
もちろん、アルコールを違法薬物として規制せよというわけではありません。
長く親しまれてきた日本酒やワインなどは、ひとつの文化でもある。しかしストロング系チューハイは、
アルコールの良くないところだけを集めて、誰でも簡単に飲めるようにした
「薬物」といっても過言ではない。何らかの対策が必要だと思います。実は、アルコールと並んで、
もう一つ簡単に手に入る薬物に、カフェインがあります。最近、カフェインの錠剤や、
カフェインが含まれる市販のせきどめ薬の依存症になる若者が増えているのですが、
その入口になっているのが、コンビニや自販機で売られている「エナジードリンク」です。
アルコール同様、カフェイン自体がいけないわけではありません。大人だったら、
眠気覚ましにコーヒーを飲むことは普通でしょう。しかし中学受験の塾に通う子どもに、
親がエナジードリンクを差し入れるというのは、明らかにおかしい。
身体がカフェインに慣れてしまうと、より強力な効果を得ようとカフェイン錠剤を求めはじめます。
エナジードリンクが自販機で売られるようになった2013年以降、
カフェインの過剰摂取で救急搬送される患者が明らかに増えています。
また、国の医療費抑制策により、
これまで処方箋が必要だった薬が市販薬として売られるようになりましたが、
鎮痛剤なども処方薬にはカフェインが入っていないのに、なぜか市販薬になると添加されるようになる。
そうした薬をドラッグストアや通販で大量に買う若者もいます。カフェインの過剰摂取は、
動悸などパニック発作に近い症状を引き起こしますし、深刻になると致死性の不整脈になる。

513 :優しい名無しさん:2021/01/10(日) 14:18:32.93 ID:FrkvNNiwu
どこか自分を相対化し突き放したような冷静な口振りと、白髪交じりの頭髪、疲れ切った表情
ぽつりぽつりと静かに身の上を話す合間、彼はこれまでのツラい記憶を思い出しているのか、
ぐっと目を見張って怒りを抑えたような表情を見せることもある。2020年4月にはうつ病の診断もおり、
相当な苦悩を重ねたという風貌だが、彼はまだ25歳の若者だ。
両親からの金銭的な搾取によって口座からお金が尽き、
ライフラインが全てストップした状況から始めたが、今では彼の重要な居場所だ。
「SNSで出会った人たちには、実生活でもずいぶん助けられました。家具や家電をもらったり、
役所の手続きに付き添ってもらったり。親から逃げるときにも車に乗せてもらいましたし。
今の家も、徒歩圏内にフォロワーの方がいてよく会っています」今はそういったネット上の人間関係と、
生活保護を利用してなんとか暮らしているという。一般的な家庭環境であれば、
実家に身を寄せて体勢を立て直すことも検討できるかもしれないが、彼の場合はそうもいかない。
「NPO団体が運営している貧困施設で暮らしていた時、
実際に支援者の人からも同じことを言われました。『実の親子なのだから、必ずわかりあえる。
君はもったいないことをしている』と。でもウチはそんなんじゃないんです」話を聞くと、
彼の壮絶な半生と到底信じがたい家庭環境が垣間見えた。出身は東北のとある地方都市で、
理髪店を営む母と測量士の仕事をしていた父の間に生まれた。
父母からの虐待は幼少期から始まっていたという。「母はいわゆる『教育ママ』タイプで、
情緒不安定な人でした。母方の祖父が認知症になってから理髪店の経営状況も悪化したようで、
ますます追いつめられていました。当時はちょうど小泉政権の規制緩和前後で、
地元の理髪店が低料金のチェーン店に圧倒されていた時期でもありました。
父も家族に相談せず離職を繰り返す人で、音信不通になってしまうし」9歳のころ、
小学校のテストで点数が悪かったときの記憶は特に鮮明だという。額の小さな傷跡を見せながら、
こう続けた。「頭を掴まれてガラス戸に叩きつけられました。ぱっくり額が割れたんです。
病院に行って、医療用ホチキスでバチンと止められたのをよく覚えてます。
裸にされて家の外に放り出されたこともありますし、一緒に死のうと車で連れ出されたこともあります」

514 :優しい名無しさん:2021/01/10(日) 14:21:11.27 ID:FrkvNNiwu
そこまでの酷い虐待を、周囲は気づかないものだろうか。不思議に思って尋ねると、こう返答した。
「小学校の教頭先生が気づいてくれたみたいです。聞き取りもされましたが、幼いながら報復が怖くて
『僕が悪いんです』と言ってしまい、特に公的な救済はありませんでした」
彼が経験した虐待はこうした殴る蹴るの類だけではない。二次性徴が始める前、
ごく幼いころに父からは性的虐待を受けた。「父からは口淫を強要されました。
当時はその行為がもつ意味がわからなくて、成長してから『あれは虐待だったんだ』と気づいて。
二次性徴が始まってからぱたりと止み、『昔は可愛かったのにな』と言われた時は、本当に気持ち悪くて」
父からは他にも、口げんかをした時に大事に飼っていたペットを殺されてしまうなど、
心理的な虐待を受け続けた。自分の家庭に異常があると気づいたのは、皮肉にも中学三年生の終わり、
高校入学間際というタイミングで東日本大震災で被災し、
避難所生活を強いられたときのことだったという。避難所で喚く母、失踪中の父。
すみませんと謝ってまわる自分。周囲の家庭環境との差を、そのときはっきり自覚した。
それが最後の一押しだった。「逃げなければと思いました。このままこの家族と一緒には暮らせないと」
高校を中退し、17歳から家出同然で友人宅を点々とした。飲食店などで懸命に働いてお金を貯め、
19歳で通信制高校を卒業。
その後映像関係の仕事をしていたときは夜から早朝にかけての勤務だったため、
空き時間だった昼間には近くの大学に聴講生として潜り込んで、福祉について学んでいたという。
夢だった大学進学のため必死にもがいていた、そんな時のことだった。「都会のほうに出て働いていたとき、
親に住所を突き止められて通帳を持って行かれました。口座からお金を抜き取られてしまったんです。
もともと親が作った口座で、暗証番号は共用のものらしくて」
体も成長し、肉体的に両親に勝るようになってからは、経済的な虐待にシフトしたのだ。
ほどなくして彼の生活は困窮した。しかし具体的な打開策がわからない。
自暴自棄に近い状況の中作ったのがTwitterのアカウントだった。自分のほしいものをリスト化して公開、
プレゼントを受け取ることができる「ほしいものリスト」機能を活用し、フォロワーから援助を受けた。

515 :優しい名無しさん:2021/01/10(日) 14:24:23.19 ID:FrkvNNiwu
一部のフォロワーとは実際に対面で会い、役所での手続きを教わった。
「生活保護の申請方法も、NPOの貧困施設のことも、
親から居場所を知られないように行う住民基本台帳の閲覧制限のかけ方もフォロワーの方から教わりました」
この時の持ち物は3日分の衣服と、なぜか茶碗やコップなどの食器類だった。
「すぐに揃えられるのになぜか絶対必要だと思っていて。後から冷静になってどうしてだろうと、
ケースワーカーと一緒に笑いあいました。思い出の品なので今でも手元にあります」
2019年11月、ほぼ着の身着のままで関東圏に移り、NPOの運営する施設に身を寄せた。
生活保護費11万円のうち9万円ほどを施設に渡し、住環境を整えてもらう。
一人部屋の個室に、病院食のような野菜中心の味気ないワンプレートメニューが続き、
ラーメンやチャーハンに飢えた。60人ほどの共同生活だったが、
施設利用者たちはいずれも社会の辺縁に追いやられてしまった人々だったという。「将棋の真剣師
(賭将棋で身を立てる人)だった方、元暴力団関係者、薬物使用者、おそらく知的に障害のある方
年上の人たちばかりでした」半年ごとに契約を更新する決まりになっていたが、
なかには十年間更新し続けている古株もいた。施設を終の住処とし、亡くなってしまう人もいた。
突然失踪し、強盗で捕まってしまった人もいた。利用マナーも劣悪だった。
鍵を開けたままにしておくと勝手に自室に入られる。利用者同士での盗難騒ぎは日常茶飯事で、
スマホを持っていることを隠し通すのも一苦労だったという。
「施設でスマホを持っている人は自分を含め三人いたそうなんですが、もし窃盗騒ぎがあれば
『一体誰だ?』と、犯人探しのようになってしまうんです」
ただ、そんな環境でも本人は親と同居していた期間が人生で最もツラかったと続ける。
「結局施設から出てしまえば他人ですから。親は一生関係があるもので、呪いのようなものです」
初めて出会ったのも、この施設での生活中のことだ。施設には門限の22時までに寝に帰る程度で、
日中はネット環境を求めて近くの商業施設に行く。
「施設に住所があるうちは就職活動ができないんですよ」と、疲れた顔で言っていたのを思い出す。
施設の悪評が酷く、入居者であることがバレると就職ができないのだという。

516 :優しい名無しさん:2021/01/10(日) 14:26:27.85 ID:FrkvNNiwu
現在、施設を抜け出し都内で暮らす彼だが、その後生活はどうなったのだろうか。
「コロナで就活はストップしていますし、そもそも経歴を正直に話すと誰も雇ってくれません。
雇用契約を結ぶときの緊急連絡先用に『名前と連絡先だけなら貸してあげる』
というフォロワーの方もいるんですけどね。でも鬱が酷くて、
夕方になると低速回線で見る動画みたいにグルグル思考が回ってダメになる。
とにかく今は次の目標が見つかるまでは、ゆっくり休みたいです」
家庭環境から逃げ出すことにこれまでの歳月を費やした。
やっとのことで安らげる時間を手に入れたと思いきや、
最近会ったフォロワーには生活保護を受給していることについて厳しく非難され、悔しい思いをした。
「生活保護を受けることは恥だ、粛々と生きろと言わんばかりでした。
確かに生活保護のおかげで人間的な生活もできていますし、感謝はしています。
この状態から脱したいという気持ちも、もちろんある。
でも、数年前までは他ならぬ自分自身が福祉について勉強していたり、
きちんと働いていたわけで、まさか受給者側になるなんて自分でも思っていなかったですよ」
最近になって厚生労働省の呼びかけもあったように、生活保護は国民の権利である。
無用な誹りによって、保護の対象になる人々が受給を控えるようになる事態は避けるべきだ。
天災、虐待、貧困、精神疾患など自分のコントロールできない要因によって、
誰もが生活苦に陥りうる現代。他者の生きづらさを想像し、
寛容な心を持つことが必要なのではないだろうか。社会福祉を足がかりに、
人生に希望が見えてくることを祈るばかりである。

517 :優しい名無しさん:2021/01/12(火) 19:53:34.35 ID:3Ur3pv+Ti
町の障害者施設で入所者に暴行をしたとして施設の職員2人が逮捕された。
逮捕されたのは町の障害者支援施設「精粋園」
の職員で生活支援員の橋本セナ容疑者23歳と古家龍一容疑者48歳の2人。
警察によると橋本容疑者は、去年10月、入所者の男性の胸付近を数回蹴ってケガをさせた疑い。
古家容疑者は、先月、別の入所者の男性の背中を数回殴る暴行をした疑いがもたれている。
去年10月、利用者から「職員に叩かれた」と別の職員に相談があり発覚した。
警察は2人の認否を明らかにしていない。障害者支援施設で、
入所者を蹴りけがを負わせるなどした疑いで、職員の男2人が12日逮捕された。
この施設では、別の職員1人も入所者に暴行した疑いがあるとして、自宅待機させているという。
傷害の疑いで逮捕されたのは、障害者支援施設『精粋園』の生活支援員、橋本セナ容疑者(23)。
警察によりと、橋本容疑者は去年10月、施設内で40代の入所者男性の胸のあたりを数回蹴り、
打撲のけがを負わせた疑い。そして、同じ『精粋園』の生活支援員、古家龍一容疑者(48)
も去年12月、50代の入所者男性の背中などを数回殴った疑いで12日逮捕された。
警察は2人の認否については、今後の捜査に影響があるとして明らかにしていせん。
また、『精粋園』を運営する社会福祉法人誠和会によりと、
別の男性職員1人について入所者を暴行した疑いがあるとして、自宅待機させているという。

518 :優しい名無しさん:2021/01/15(金) 04:32:53.00 ID:mPCOjeoqX
長崎県五島市の社会福祉法人「福江福祉会」(杉徹也理事長)
が運営する障害者向けグループホームで2016年、男性職員=自己都合で退職=
に性的虐待を受けたとする女性利用者2人の相談文書を廃棄し、
法が義務付ける市への通報を怠っていたことが14日、県への情報公開請求で分かった。県は「隠蔽」
と認定し、19年に法人側に文書で改善勧告。翌20年には口頭で指導した。杉理事長は取材に
「調査を担当した職員から虐待の事実はないと報告を受けていた。県の勧告は重く受け止め、
研修を徹底して再発防止に努めている」と話した。

519 :優しい名無しさん:2021/01/15(金) 04:34:59.16 ID:mPCOjeoqX
去年10月、西予市の障がい者施設でトイレにいた女性を盗撮したとして作業療法士の男が逮捕された。
愛媛県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、西予市宇和町坂戸の作業療法士・
亀岡一敏容疑者(39)。警察によりと、亀岡容疑者は去年10月30日午前11時10分ごろ、
西予市の障がい者施設でトイレにいた女性を盗撮携帯電話で動画を撮影した疑い。
亀岡容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていす。
亀岡容疑者は去年11月以来住居侵入や窃盗で3回逮捕されていて、捜査の中で今回の事件が発覚した。
警察は他にも余罪があるとみて引き続き捜査を進めていす。

520 :優しい名無しさん:2021/01/18(月) 21:05:59.88 ID:2YTDJ3CfX
2019年3月。鹿児島地方裁判所では、ある判決の言い渡しが行われていた。
詐欺罪に問われた精神科医に、懲役2年執行猶予4年の有罪判決。医師の罪は、
38回にわたり診療報酬計約50万円をだまし取ったというもの。しかしこの一見小さな事件は、
地元の南日本新聞で大きく取り上げられた。なぜか。それは、この医師が起こした「事件」
がこれだけではなかったからだ。2019年3月21日付の南日本新聞はこう報じている。
鹿児島市の精神科医山口龍郎被告(46)が診療報酬をだまし取ったとして詐欺罪に問われた事件は、
患者らに向精神薬を不正処方し、性的な言動をした疑いが発端だった。元患者らは20日、
被告の有罪判決を受け同市で記者会見を開き、「頭を下げ、謝罪してほしかった」と訴えた。
医師の周辺では、女性患者1人と診療所の従業員1人が自死。どちらも医師から向精神薬を処方され、
モラハラあるいはパワハラ的な言動を受けた上で性的関係を持たされていた。
女性患者のスマートフォンからは、
医師による性的あるいはモラルハラスメント的なメッセージが大量に見つかり、
女性が心理的にコントロールされていたことを伺わせる内容もあった。
2014年12月に自死した女性患者のご遺族から相談を受け、調査を開始したのが2015年5月から。
最初にこの相談を受けたとき、どう思われましたか?
精神科医による不適切な治療についての調査に関わったことは何度もあり、
自死してしまう事例も聞いていました。こんな言い方は失礼ですが、最初は「よくある事例」だと思いました。
これは他と違うと感じたのは、医師からAさんに送られたメールの内容を見てからです。
医師は診療に通い始めた直後から個人的なメールを送り、その内容は
「僕はさすがに男としては見れないでしょ(*^^*)」「治療とは別に口説いたら嬉しい?」など、
関係を持ちたがっていたことが明確です。精神科医が患者と個人的な関係を持つことはご法度ですし、
倫理観のある医療関係者が見たら一発目からアウトだとわかる内容です。
また、関係を持った後でY医師が既婚であることを知った「患者と医師の関係に戻りたい」
と当然の要求をしましたが、これに対して山口龍郎医師は「そんなこと言うなら頓服出さない」
「治療はおしまい」など、まるで懲罰のようなメッセージを送っています。

521 :優しい名無しさん:2021/01/18(月) 21:10:20.72 ID:2YTDJ3CfX
このようなやり取りを見たとき、これは医療過誤とか、そんなレベルの事件ではないなと思いました。
医師による不適切な治療の中でもひどいものですか?いや、もっと巧妙にバレないようにやる人はいます。
山口龍郎医師の場合は、これだけ証拠が残っている、非常に露骨なケース。
ある意味、告発しやすいと感じました。とはいえ、今までの経験から刑事・
民事ともに裁判の壁は非常に高いことはわかっていました。傷害であっても「医療上の行為」
と言い逃れされることが多く、成人した男女の性行為について罪に問うのは非常に難しいことです。
また、精神的不調の悪化を理由に被害届を下げさせられたりという状況もあります。
民事訴訟を起こすにしても、被害当事者が精神科の患者となると余計に「妄想だ」などと言われますし、
裁判の過程で起こる人格攻撃に耐えられなくなってしまうこともある。医学の土俵で戦う限り、
精神科医は無敵です。ですから戦略が必要でした。言い逃れできない証拠を押さえる必要があった。
ここまでのことをやっている医師であれば、他の不正も必ずやっているに違いないと確信がありました。
一番ピンと来たのは、診療報酬の不正請求。そこを調べるとともに、
他にも被害者がいないか近隣で情報収集を行いました。いろいろな情報が集まってきて
「これはさらに他にも被害者がいることは間違いない」
とわかった時点の2016年12月にSNSで山口龍郎医師を実名告発しました。
訴えられても良いという覚悟の中での告発でしたが、
そのおかげでたくさんの人からご連絡をいただくことができました。内部告発もありました。
2020年末に行われた院内集会の中で、ご遺族が登壇し、
「私たちがわかっているだけで30人の被害者がいる」とお話しされていました。
複数の人の証言でわかったのは、山口龍郎医師が何度も同じ手口を使っていたことです。
たとえば、山口龍郎医師は診療の際に「あなたは(あの人は)2週間で動けなくなるよ」
と患者や家族、関係者に言うことがありました。同じことを言われ、
実際に2週間後に動けなくなり、出社できなくなりました。これは、
向精神薬の過剰処方によって行動や思考に影響が出ていたからと思われます。
つまり、山口龍郎医師は、薬のせいで動けなくなることがわかっていてこう言ったのでしょう。

522 :優しい名無しさん:2021/01/18(月) 21:13:47.33 ID:2YTDJ3CfX
しかし患者からすると、「本当に先生の言う通りになった。先生の言うことを聞かなければ」
という気持ちになってしまう。同時に複数の女性を罠にかけていたことは、
メールなどの記録からもわかっています。自死未遂した女性も複数います。
南日本新聞では山口龍郎医師の起訴後に、医師が患者と性的関係を持つことは米国では「不正行為」
と禁じられていることを解説した記事を出すなど、踏み込んだ報道をしています。
一方で、関東のメディアではほとんど報じられていないと思います。
私も、申し訳ないことに偶然支援関係の方から教えていただくまで知りませんでした。
南日本新聞の記者さんは積極的に報道してくださったと思います。
2017年3月に私たちの話を聞いた南日本新聞の記者さんが山口龍郎医師のクリニックを取材に訪れたところ、
偶然にも保健所が立ち入り検査を行うところでした。そこから判決まで、次々と記事を出してくださいました。
2019年11月に遺族は山口龍郎医師の医師免許剥奪を求める要望書を厚生労働省に提出。
日本医師会の会長は同月の定例記者会見で「一般論として、
医師という立場を利用して支配的な関係の元に治療や薬の処方を取り引き条件とするなどということは医師としてあるまじき行為」
「医師会代表として心からご冥福を祈る」と話した。院内集会の中で、
医師から患者への性暴力に対処するために、
刑法ではたとえば現状では監護者から子どものみに限られている「地位関係性を利用した性加害」
の中に「精神科医と患者」の関係を入れることなどを提案されていました。
ただ、先ほども説明したように、そもそも刑事事件にできないケースは多いです。
また、現行法を適切に運用しさえすれば防げる被害もあると思っています。医師法第七条では
「医師が第四条各号のいずれかに該当し、又は医師としての品位を損するような行為のあったときは、
厚生労働大臣は、次に掲げる処分をすることができる」として処分の基準を定めていますが、
実際の処分対象は罰金以上の刑が確定した医師にほぼ限定された運用になっています。
医師法第四条
一 心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの
二 麻薬、大麻又はあへんの中毒者三 罰金以上の刑に処せられた者
四 前号に該当する者を除くほか、医事に関し犯罪又は不正の行為のあつた者

523 :優しい名無しさん:2021/01/18(月) 21:17:29.21 ID:2YTDJ3CfX
医師法がきちんと運用されていない実態があるということですか?具体例を述べますが、
実際にこういうことが起きています。都内のある精神科クリニック院長が2018年12月、
診察中の女性患者にキスなどをした強制わいせつの疑いで逮捕されました。報道によると、
複数の被害相談が警察に寄せられていただけでなく、
過去にも患者に対するわいせつ行為で書類送検されたことがあったようです。ところが、
わずか1カ月後には診療を再開しています。おそらく今回も示談が成立して不起訴となったのでしょう。
現在もクリニックの名称を変え、同じ場所で何食わぬ顔で診療を続けています。
管轄する保健所にも2015年と2018年の2回、同様の被害相談が寄せられていることからも、
この精神科医が繰り返し加害行為を止められないのは明らかです。
示談や不起訴で事実がなくなることにはなりません。ところが、
刑事裁判に至らないことで医師免許の処分対象者にならない仕組みとなっているのです。
医師法を素直に解釈すれば「医師としての品位を損するような行為」に該当し、
処分対象者にならないはずがありませんが、厚生労働省はそのような運用を頑なに認めないのです。
性犯罪は示談や不起訴も多いので、
判断の基準が刑事裁判での処分となるとそこに至らないケースは多いでしょうね。
また、刑が確定してから行政処分が出るのが遅いのも問題です。
山口龍郎医師の場合も有罪が確定してからもうじき1年になりますが、
いまだ行政処分は執行されていません。医師免許を有する限り、診療をしても何ら問題ではありません。
実際、山口龍郎医師は一審での有罪判決前から医療現場に復帰していました。
次の被害者が出る可能性があるのに、このままで良いのか。事実を記し、広めることによって、
少しでも山口龍郎医師の処分を求められる可能性が上がるのならと考え、『もう1回やり直したい』
を書きました。ご両親は、
気軽にメンタルクリニック受診を呼びかける現在の風潮にも疑問を投げかけていらっしゃいました。
報道の問題が大きいと思います。芸能人の自死を取り上げる記事で最後に相談窓口さえ紹介すれば、
それが免罪符のようになってしまっている。まるでGo To精神科キャンペーンのようです。
つなげるなら責任を持ってほしい。誰も専門家の質をチェックしていない状況があります。

524 :優しい名無しさん:2021/01/18(月) 21:19:12.15 ID:2YTDJ3CfX
当然のことですが、私はすべての精神科医師に問題があると言いたいのではありません。
行政の監視機能が機能しておらず、Y医師のような医者が野放しになっている状況があること。
そして被害にあったときに誰も責任を取ってくれない、患者が相談できる状況すらない、
そのような状況があることの問題を指摘しています。マスコミや行政がGo
To精神科キャンペーンをするのであれば、同時に受け皿の問題も報道してほしい。問題のある、
或いは非常に質の低い精神科医療機関の存在があることをマスコミも気づいているはずです。
大学在学中から医療現場での人権侵害問題に取り組んできたそうですが、そのきっかけを教えてください。
一番の契機は、フリースクールに通う不登校の子どもたちに話を聞いたことです。
子どもが学校に行けないのはそれぞれ理由があります。中には先生が率先していじめを行なっていたり。
それで学校に行けなくなるのは正常な反応です。けれど結果だけを見て、
登校できないこの子は何かおかしいとされて、なんらかの病名をつけられて薬を出されて、ということがある。
その構図を見たときに、社会の歪みの問題が個人の脳の問題にすり替えられていると感じました。
社会課題の解決ではなく、個人を封殺することで問題をなくしてしまっている。
救いを求めて精神科を受診した人々が、体よく搾取されるようなことがあってはなりません。
医療現場から性暴力をなくし、問題ある人物が速やかに排除できるようにすることは、
真剣に患者に向き合っている大多数の医療関係者を守ることにもつながります。
そのためには何らかの法規制・法改正が不可欠です。今後もその実現に向けて取り組んでまいります。

525 :優しい名無しさん:2021/01/21(木) 22:16:33.39 ID:zKHudYd0e
「臭い食事をする前に足を洗ってきて」40代は、仕事から帰宅した夫の足がひどく臭うため、
何度も注意した。すると夫はクローゼットの引き出しを蹴とばし、引き出しはバラバラに。
それを見たカッとなり、作ったばかりの熱々の鍋をシンクに投げつける。土鍋が割れ、具材が飛び散った。
大きな音で、おんぶで眠っていた娘は火がついたように泣き出し、息子も泣きそうになりながら、
「パパのためにもう一度お鍋を作って!」と訴えた。子どもたちを寝かしつけ、
少し気持ちが落ち着いてきたため、残りの野菜と別の鍋で再び鍋を作り、就寝。
翌朝、澄み切った青空のように爽快な気持ちで目覚めた。月経が始まったのだ。
「生理前に夫とケンカになることはしょっちゅうです。きっかけはいつも些細なこと。
夫は相当なことがないと物に当たったりしない人ですが、私は生理前になると、
ストレス耐性がいつもよりかなり低くなるため、突然キレて物に当たります。そのため、
わが家には至るところに、『反抗期の男子でもいるのか?』というくらい、ボコボコと穴が開いています」
高校生の頃から月経痛に悩まされてきた。市販の鎮痛剤でやり過ごしてきたが、
だんだん服用回数が増えてきたことから、25歳の頃に婦人科にかかると、婦人科医はピルを処方。
服用し始めたところ、ものすごい吐き気に襲われた。吐くものがないのに止まらない吐き気に、
「死ぬほど苦しかった」と振り返る。それでも「生理痛を何とかしたい」という一心で耐え、
3カ月を過ぎた頃やっと楽になった。その後、同い年の夫と20代で結婚。1年後に長男を出産。
初めての子育てに奮闘していると、だんだん月経前に体調が悪くなるようになってきた。
出産後、しばらく行かなくなっていた婦人科に相談すると、やはりピルを勧められる。
子どもを望んでいた結婚前にピルをやめていた。「もう二度とあんなつらい思いはしたくない」
と思っていたピルを断り、漢方を試したが、なかなか効いているという実感が持てなかった。
そして3年後に長女を出産した後、急激に体調が悪化。月経前になると落ち込みがひどく、
楽しみが見いだせなくなり、集中力が減退。いつも疲れていて、睡眠過多になったり、不眠になったりする。
偏食・過食したり、イライラや不安、緊張感や限界感、自己喪失感から希死念慮も出てくる。

526 :優しい名無しさん:2021/01/21(木) 22:19:39.28 ID:zKHudYd0e
頭痛や肩こり、便秘や下痢、めまいや腰痛などもあり、「若年性更年期障害ではないか」と思った
婦人科医に相談した。しかし医師からは、「月経が毎月来ているなら更年期ではない」と言われ、
やはりピルを勧められる。心療内科にかかり、漢方に加え、ひどいときのみ安定剤を服用するようになった。
その後も別の婦人科や心療内科を回り、さまざまな薬を試したが、
そうしている間にも症状は悪化の一途を辿る。
もう通える範囲の婦人科や心療内科医はすべて行き尽くした38歳の頃、
必死で解決策を探しているうちにインターネットで「PMDD」という言葉を知る。その約1年後、
新しい心療内科で「PMDD」と診断され、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
や漢方薬での治療を開始した。長女出産後、婦人科や心療内科だけでなく、乳児検診の際の保健師、
保健所や区役所など、さまざまな機関に自分の体調や子育ての悩みを相談し、助けを求めた。
3歳になる上の子はイヤイヤ期真っ盛り。産休・育休は半年ほど取得したが、
夫の帰りはいつも22時過ぎで、妊娠中からずっと家事・育児に忙しく、
自分のケアまで手が回らなかった。そのため、つねに「誰か助けて」という“願い”が自分の中にあり、
とくに月経前はそれが抑えきれなくなっていたのだ。そんなある日、
児童相談所を名乗る2人組が自宅を訪れる。「どこに相談しても、話は聞いてくれますが、
結局次の相談先を紹介されるだけ。約1年たらい回しにされた揚げ句、『この母親、正常じゃない』
と判断されたのでしょう。いろいろなところに相談したことが逆に悪く働いたようです。最初の訪問時は、
警察の取り調べのようでした。虐待につながりそうな原因を探していたのだと思いますが、『母親失格』
というレッテルを貼られた気分でした」児童相談所の職員は、夫婦それぞれの年収、借金の有無、仕事、
夫婦仲、実家の親の様子、親戚についてなど、ありとあらゆることを聞いて帰っていった。
「ネットで児童相談所について調べたら、『子どもを連れ去られて返してくれない』
といった記事を目にしたので、『大切な子どもと一緒に暮らせなくなったらどうしよう』と思い、
本当に怖かったです。この経験がトラウマになり、『人は本当に助けてほしいときに助けてくれない』
と思い知ったため、誰かに相談することや人と深く関わることをやめました」

527 :優しい名無しさん:2021/01/21(木) 22:22:11.20 ID:zKHudYd0e
児童相談所の職員は、それからも何度か訪問したが、最後は3人でやってきて、
家の中や子どもの様子を重点的に見た後、「もうこれを最後にします」とだけ言って帰っていった。
児童相談所の訪問がなくなると、ふと、「死のう」と思った。それから「私が死んで、
子どもが養護施設に行くことになった場合はどうなるのか」「離婚をしてから死んだらどうなるのか」など、
家族になるべく迷惑がかからないようにシミュレーションし、エンディングノートも記載した。
思い残すことがないように、ずっと行きたかった場所への家族旅行を夫に提案。
死のうと思っていることは誰にも言わず、自分が死んだ後に思い出すのは、
自分の笑顔であることを願い、楽しい思い出作りを心がけた。しかし、いろいろと検討した結果、
「母親が自死を選んだことによる十字架を、子どもたちに背負わせるわけにはいかない」と思い至り、
子どもたちとの無理心中を考え始める。夫とは長い付き合いだが、
「生きてるのがしんどくなるときってあるよね」などと死をほのめかすと、「そんなこと言ってどうなるの」
と怒られることがほとんど。返ってくる言葉に傷つくだけなので、相談するのをやめてしまった。
「私は子育て、家事、仕事でずっと心が張り裂けそうでした。
夫は、私がそこまで思い詰めているとは思っていなかったのだと思います。
夫は仕事で大変だとわかっていたし、どうせ話してもわかってもらえないと感じていました。
結局私は、夫を信用していなかったのだと思います」ところが、死ぬための準備をし始めてから約1年後、
子どもたちを寝かしつけていると、突然気づいた。
「こんなにかわいくて愛おしいわが子たちとの心中を考えるほど、自分は毎日頑張ってきたんだ」
ということに。途端、「もっとこの子たちの寝顔を、笑顔を見続けていたい。死んだらダメだ」
という思いが込み上げ、大号泣した。「多分、産後うつだったのだと思います。今はもう、
死ぬ準備はしていませんが、やっぱり生理前になると、ひどいときはベランダから下を覗き込んだり、
駅のホームから線路を見つめたりしています」
現在、仕事をしながら2人の育児と家事に追われる生活をしている。しかし数年前のように、
人や物に当たることはなくなり、最近はもっぱら抑うつ的に落ち込み、希死念慮が強くなっているという。

528 :優しい名無しさん:2021/01/21(木) 22:24:50.45 ID:zKHudYd0e
「以前は生理前になると沸点が低くなり、余計なことを言ってトラブルを起こしていましたが、
最近は生理前になると脳の性能が格段に落ちるので、仕事でミスをしたり、
子どもの学校の予定を忘れたり、ダブルブッキングしたりしてしまって落ち込み、
『そうだこんな私は死ねばいいんだ』と思うようになりました」コロナ禍のテレワークは好都合だった。
どんなに身体的・精神的に不調なときでも、号泣しながらでも仕事ができたからだ。とはいえ、
起き上がれないほど不調なときは休み、食事の支度は出前でやり過ごしている。
「以前は精神的に追い詰められても死にたいとは思いませんでしたが、今は“消えたい”
がずっとそばにいる感じです。でもその代わり、『自分を救えるのは自分だけ。
自分を整えられるのは自分だけ』と、自分を大事にするようになりました」
調子がよいときは月に10日ほど。月経前になるとスケジュール管理ができなくなるので、
マグネットに予定を書いてホワイトボードに貼り、終わったら裏返す“見える化”を実施。
予定は夫と共有し、うっかり忘れを防ぐ。物の管理もできなくなるので断捨離中だ。
「仕事で打ち合わせをしていても、理解が追いつかなくなるので、『こんな自分は消えてしまいたい』となり、
『今、電車に飛び込んだら気持ちよさそう』と思う自分がすごく怖いです。
でも、こう思うのは自分ではなくて、ホルモンに“ジャック”されていると思うと、何とかやっていけます」
がむしゃらによくなろうと努力している。婦人科、心療内科に通い続けるとともに、カフェイン、
アルコールを断って3カ月。食欲がないときでも欠食をやめ、毎朝の瞑想も欠かさない。
最近は発酵食品がよいと知り、ぬか漬けを作り始めた。
「40代に入って、吹き出物や頭痛がひどくなりました。体調が悪いときはテレビも見られません。
人と関わるとすごく消耗します。更年期に向かっている私たちの身体って、
ものすごい頑張っていると思うんです。生理の仕組みに登場するのは、
主にプロゲステロンとエストロゲンですが、そのほかにもホルモンは出ています。想像ですが、
私はそのメインでないホルモンの影響も受けてしまうのかなと。でも、なるべく薬には頼りたくないんです。
頼ったほうが楽になれるのかもしれませんが、自分にできる範囲で、自分にとことん付き合っていく感じであがいています。

529 :優しい名無しさん:2021/01/23(土) 05:23:40.08 ID:0S9kGan2v
愛媛県松山周辺の精神科だけでもかなりの数があることにびっくりする
どこの精神科の患者のコメントも私怨的評価が強く悪く言われただけで即悪評を投稿し恐怖を感じる
人間関係が築けることができない患者の私怨コメなんかを鵜呑みにするようじゃ話にならないわけで

530 :優しい名無しさん:2021/01/23(土) 09:51:29.14 ID:0S9kGan2v
「32日間連続で身体拘束された結果、脚の筋肉は落ち、
右臀部を見ると黒々とした大きな褥瘡ができていました。6年たった今でも、それは消えていません」
60代の男性は、県内の精神科病院で自らが受けた身体拘束の実情をそう話す。男性は2014年、
躁状態が悪化しこの病院に入院すると、即、ベッド上で身体拘束された。入院して3日ほど経つと、
「多動や不穏」といった症状は消えたが、一向に拘束は解除されなかった。
食事や排泄の際には外されるが、終わるとまたベッド上に拘束される。
基本的に24時間、両手・両足・胴の「5点拘束」がいつ終わるかわからないまま継続された。
「当初は3日程度で解除されると高をくくっていましたが、
10日経っても20日経っても1日中ベッド上に5点拘束される日々が続くと、精神的に参ってきました。
初めはこんな人権侵害は許せないとの怒りが湧きましたが、尿瓶やちりとりに排泄する屈辱を経て、
もう最後は拘束解除の決定権を持つ医師の権力に屈するしかないという、諦めの気持ちに至りました」
諦めの気持ちに至ったのを見計らったように、永遠に続くとも思われた身体拘束がようやく解除された。
「入院時はいちばん混乱しているしんどい時期なのに、
急性期だから有無を言わせず身体拘束するという姿勢が鮮明でした。
いちばん手厚い医療が必要なときのはずなのに、縛り上げて放置されたとしか思えませんでした。
これではとても精神科病院に信頼感など抱けません」男性が自分のこと以上にショックだったのが、
隣の隔離室から聞こえてきた中年男性の泣き声だったという。「看護師が部屋の前を通るたびに、
この男性は『縛らないでください。縛るのだけはやめてください』と、泣いて頼み込むんですよ。
今、身体拘束されている訳ではないのに、すがるように『縛りはやめてください』と。
よほどトラウマになっているのでしょう。これはもう、虐待ですよ」

531 :優しい名無しさん:2021/01/23(土) 10:10:18.14 ID:0S9kGan2v
国際的に見ても、日本の精神科病院の身体拘束率は著しく高い。4カ国の国際共同研究によれば、
2017年のデータで日本では1日当たり人口100万人当たりで98.8人に身体拘束が行われていた。
同じ基準でオーストラリアは0.17人、アメリカは0.37人だった。ニュージーランドに至っては0.03人で、
日本との拘束率には実に3000倍以上の差が生じていた。
そのニュージーランドの青年が日本の精神科病院で身体拘束され、悲劇が生じた。
2017年、ニュージーランド人の英語教師、ケリー・サベジさん(享年27)
が日本の精神科病院で身体拘束を受けた後死亡したことが報じられると、
同国をはじめとした海外メディアがこの問題を大きく取り上げた。大学で日本語を専攻したサベジさんは、
2015年に来日。鹿児島県の小中学校で英語教師として働いていた。
神奈川県に住む兄宅滞在中に双極性障害となり、県内の精神科病院に入院した。
病院到着時には落ち着いていたが、すぐに両手首と両足、腰をベッドに拘束され、
10日後に心肺停止状態で発見された。この10日の間で拘束が解かれることはほとんどなかった。
断定するまでには至らなかったが、拘束によるエコノミークラス症候群が死因の可能性は高いとされた。
「日本の医療はすばらしいと思っていた。なぜ、あんなことが行われたのか理解できない。
息子は動けないまま亡くなるという本当に悲しい最期だった。身体拘束をなくしてほしい」
当時来日したニュージーランドの大学で教授を務めるサベジさんの母は、記者会見でそう訴えた。
世界の常識から外れた日本の精神医療における身体拘束活用の実情に、
お墨付きを与えてきたのが裁判所だ。実際、「専門的知見を有する精神保健指定医の裁量」
を極めて重視した判断がされている。身体拘束の開始時、そして継続時のどちらにおいても、
「多動や不穏が顕著」など、先に挙げた拘束のための要件が直接当てはまらないと事実認定しているにもかかわらず、
「裁量の乱用または逸脱があったとはいえない」として、拘束の違法性を否定している。
「もし、こうした結論が認められたら、法律などで一定の歯止めがかかっているように見えても、
医師の裁量という名の下、どんなに問題のある身体拘束であっても違法性を問われない
「常識外れ」は、異例とも言える拘束期間の長さからも見て取れる。

532 :優しい名無しさん:2021/01/28(木) 01:01:20.84 ID:koQuIu3CD
入手先の売人を摘発するという「環境浄化」をするのです。
その人が入手できないように環境を整備すると共に、「麻薬中毒者台帳」
にその人の名前が収載されます。そしてその後、定期的に監視・監督を受けるのです。
自治体にある麻薬中毒者台帳から名前を消してもらうためには、
5年以上、麻薬を使わないクリーンな状態であること、
そして、正規の職員、常勤の正社員としてどこかに雇用されることが必要です。
ですからほとんどの人が死亡をもって台帳から抹消される。逆に言えば、
死ぬまで監視を受け続けるわけです。2016年に起こった相模原事件をめぐる議論では、
措置入院を解除されて退院した人に対しては、保健所が半年ほど監視・監督をするかしないかで、
大いに揉めました。そして、保健所の監視・監督については、「人権侵害だ」という声もありました。
ところが、麻薬中毒者だと、そんなもんじゃない、半永久的な人権侵害が行われるんです。
この制度ができたのは昭和30年代の前半です。この時代の感覚だったら、
刑罰だけでなく、医療的な支援を促すという意味で一定の先進性はありました。
しかし、今や、保護観察のような刑事処分よりもはるかに長期にわたる人権の制限として、
今日における精神保健分野の人権擁護感覚からは著しく乖離しています。
これは麻薬に関するものじゃないかと思うかもしれませんが、
大麻を繰り返し使って依存症の状態になった人も麻薬中毒者に該当します。
もし、大麻依存症の人が受診した場合、それを都道府県に届け出ると、
その人は半永久的に人権侵害を受けることになります。国家資格などは取れなくなる。
定期的に都道府県の麻薬取締員や、厚生局の麻薬取締官の人から電話がかかってきたり、
年に1回面接をしなければならなかったりする。すごく大変で屈辱的です。
こういうことが許されているのはおかしいと思います。だからもし使用罪ができて、
THCが尿中から検出されたら罪に問うとしても、麻薬中毒者台帳に載せるのはやめてほしい。
というか、ぜひこの機会に麻薬中毒者制度の廃止についても検討すべきです。
実際にはその制度があってもほとんど使われていません。死に体制度といっていい。
医師国家試験にはよく出題されるものの、試験に合格した瞬間になぜかみんな忘れてしまう。
都道府県知事に届け出ることを知らずに警察に届け出る医師もいるんです。

533 :優しい名無しさん:2021/01/30(土) 08:00:45.37 ID:aleRewrFW
思わぬ事態が生じている。“受診控え”により、「医原病」が減っているのだ。
医原病とは、医療ミスや過剰医療などによって、体調不良や病気が引き起こされること。
医原病は、そもそも新型コロナとは関係がなく、日常的なものだ。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が2016年に発表した調査では、
アメリカ人の死亡原因の第3位は医療ミスや過剰な医療といった
「医療過誤(医原病)」によるもので、アメリカ国内で年間25万人以上が死亡すると推計される。
自宅や老人施設で亡くなった患者は数字にカウントされていないので、
実際にはさらに多くの人が医原病で亡くなっているともいわれる。
もちろん病院は病気を治療するためにある。一方、治療自体がリスクとなることもあるのだ。
新潟大学名誉教授の岡田正彦さんが指摘する。「日本もアメリカも、医原病の問題は共通です。
背景には『医療に対する妄信』がある。医師も患者も『血圧が高ければ下げればいい』
『がんは早く見つかった方がいい』などと思い込んでいますが、実は医療の中には効果がなかったり、
逆効果になったりするものがあります。不必要な治療は結果として、健康寿命を縮める原因になるんです」
死に至る医原病には3つのタイプがある。1つめは「薬の不適切投与」だ。
「具体的には、薬の投薬ミスや不要な薬剤投与、思わぬ副作用による体調不良などです。
時にはそうした不適切投与で患者が亡くなるケースがある。
高齢者の場合は複数の診療科を受診する人も多く、多剤併用のリスクが高い」
2つめは「院内感染」だ。さまざまな病を抱える患者が集まる病院はリスクが高い。
「例えば、病院や診察室の仕切りなどに使われているカーテンは、看護師から患者まで誰もが触っています。
いくら感染症対策を徹底しても何百枚ものカーテンをすべてアルコール消毒することは難しく、
カーテンを通じて感染症がうつるリスクもあります」
3つめは「本来必要のない手術」である。「例えば、切除しなくてもいい小さな腫瘍を手術したことで、
感染症を発症するケースがあります。患部を切除することで体力が奪われてほかの病気を発症し、
結果として死亡につながることがあります」日本では、病院に行けば不調が治る
と信じ込む人が少なくないが、実は病院に行けば行くほど死ぬのだ。

534 :優しい名無しさん:2021/01/30(土) 08:03:30.84 ID:aleRewrFW
訪問介護に訪れた女性にわいせつな行為をし、暴行を加えて死亡させたとされる男の裁判員裁判で、
大阪地方裁判所は29日、懲役8年の判決を言い渡した。判決によると、亀被告(53)は2019年、
大阪市生野区の自宅で訪問介護に来たヘルパーの女性(当時70)に対し、
全裸にしてわいせつな行為をした後、殴る、蹴るなどの暴行を加えて死亡させた罪に問われていす。
これまでの裁判で亀被告は「犯人は別の男だ」などと起訴内容を否認し、検察は懲役10年を求刑していた。
29日の判決で大阪地裁の長瀬敬昭裁判長は「部屋には被告と被害者しかおらず、
被告の手足には暴行を加えた痕跡とみられるあざがあった」として亀被告の暴行を認定。
さらに、女性の皮膚が複数個所はがれていたことや皮下出血があったことから、
亀被告が無理やり女性の衣服を脱がせたことも認定した。そのうえで、
「高齢な被害者に暴行を一方的に加えるという悪質な犯行。被害者に落ち度は認められず、
強い精神的苦痛を感じたことは想像に難くない」として懲役8年の判決を言い渡した。

535 :優しい名無しさん:2021/01/31(日) 06:49:10.42 ID:MGEvmjRcC
HPVワクチンのコミュニケーションでも感じてきて、反省点でもあるのですが、
専門家は一般の人の不安に理解する努力が弱い気がします。
不安も理解しながら正しい情報を発信するというより、叱りつけ、「お前は反ワクチンだ」
「そんなナンセンスなことを言うんじゃない」と馬鹿にしながら上から目線で伝える。
その振る舞いが人々を正しい情報から遠ざけているところもあるのではないでしょうか
そこはとても問題で、医療者も反省すべきだと思うのですよね。「ワクチンの副反応は詐病で、
心因性のヒステリー反応のようなものだ」と頭ごなしに訴えを否定する医療者は問題があります。
やはり起きた反応に対しては、個別に丁寧に対応しケアする姿勢が必要です。
苦しんでいる当事者の訴えを頭ごなしに否定する医療者はますます信用されません。
こちらは副反応のエビデンスの有無とは関係ありません。
医療者の傲慢が人々から信頼されにくい状況を作ってしまっています。非常に高圧的だったり、
権威的だったり、すごく偉そうに見えたりして、そこで傷つく人がいっぱいいるわけです。
その結果、既存の医療を否定する言説に引き寄せられてしまうのですね。
この構図を作っている責任は医療者にあると思います。医療者の傲慢さが確実にあると考えています。
ただ、近年は若干トーンが変わってきています。ワクチン批判に対する頭ごなしの姿勢は弱まっていて、
ワクチンにはこういうメリットがありますよということを丁寧に説明する医療者も増えている気がします。
がん医療でも主治医が突き放した結果、優しく不安に寄り添う偽医療に惹かれるという構図はあります。
そこを教訓にしないといけないですね。医学的な正しささえ伝えればいいと思う医療者は、
時に患者を突き放してしまいます。医学的な正当性、専門性を錦の御旗にするような権威的態度には、
反省があってしかるべきでしょう。また、知識という点に限って言えば、専門家でもピンポイントでは
「よく勉強した素人」にかなわないことは良くあります。そういう謙虚さも必要です。
「エビデンスに基づいて正しいことを伝えてればいい。それを受け入れられない奴は勝手に死ね」
と言わんばかりの態度を続けていたら、この対立構造は変わりません。どうしたら耳を傾けてもらえるか、
医療者側も心を砕く必要はあるだろうと思います。

536 :優しい名無しさん:2021/02/02(火) 07:17:04.04 ID:l5epKzSv3
同僚の女性に、睡眠薬を飲ませて意識障害を起こさせた疑いで、介護施設職員の男が逮捕された。
傷害の疑いで逮捕されたのは、介護施設職員・小橋茂之容疑者(50)。小橋容疑者は去年8月、
勤務先の有料老人ホームで、
同僚の20代女性に睡眠薬が入った飲み物を飲ませて意識障害を伴う急性薬物中毒にさせた疑い。
調べに対し、小橋容疑者は、容疑を認めていす。職場では、2018年の秋以降、
複数の女性が同様の被害を訴えていて、
警察は小橋容疑者がわいせつ目的で犯行に及んだ疑いもあるとみて、調べていす。

537 :優しい名無しさん:2021/02/10(水) 09:45:20.02 ID:BZvzsWIwT
「高校の成績はいつも学年トップ。まじめでおとなしい子だったのに」
アパートの一室で母親の遺体を冷凍庫に遺棄していたとして、無職の吉野由容疑者
(48)が逮捕された。「10年ほど前に部屋で母親が亡くなっているのを見つけたが、
母親名義の都営住宅から出なければならなくなると思って隠した」
冷凍庫はネットで購入したもので、タテヨコ70センチ、奥行き50センチくらい。
「家賃を1年以上滞納していたため1月中旬に退去しており、
訪れた清掃業者が押し入れの遺体に気づき事件が発覚した」
「母親は病気で施設に入れていると聞きました。異臭もせず、遺体には気づかなかった」
部屋には女友達や彼氏のような男性が出入りする姿も目撃されている。保険料は未納で、
年金も免除されていたというが、「契約者が亡くなった場合、同居人が60歳以上もしくは配偶者、
障害者でない限りは6か月以内をめどに立ち退く必要があります。
金銭的な事情は基本的に考慮されません」「高校では服装の乱れた生徒が多かったけれど、
制服のボタンとネクタイをしっかりしめていた。弁当も毎日、自分で作っていて、
手芸好きで、家庭的な子でしたね」人見知りだが、打ち解けると明るい性格だった。
しかし秘密があった。「母親は精神を患っていたんです。朝から晩まで部屋の中で奇声をあげていた。
窓が開いていて、隣のアパートまで響くほどの大声でした」ひとりっ子で、
寿司職人の父親は、20年ほど前に病死。母親に異変が生じたのは30年以上前だという。
「当時は4階に住んでいて、ベランダから風呂の水を流したりむちゃくちゃ。
夜遅くまで部屋の前の通路に座って家族の帰りを待っていたので、近所の住人は気味悪がってました」
たまりかねた住人が抗議すると静かになり、周囲も施設に入ったと思い込んでいた。高校時代、
帰宅部だったというが、「うちの高校は進学校ではなかったけど、大学進学を志望していた。
英語や国語など、文系教科が得意だった」しかし、念願は叶わず。「家庭の事情で
国公立しか考えてなかったようだけど結局、諦めて就職。初めの会社はすぐ辞めてしまい、
運送会社に入って大型トラックの免許を取得した。20歳くらいのとき、同僚と交際していて、
結婚したいと聞いたのが最後です」最近は介護士になるため学校に通いたいと語っていたようだが、ソープランドで働いていたという情報も

538 :優しい名無しさん:2021/02/11(木) 11:00:43.03 ID:UIC7atCmt
実際に全裸検査を受けたことがあるという男性2人によると、検査は、全裸のまま両手をあげ、
足も片方ずつあげながら、口を開けて舌を出すというものだったそうだ。この検査は「カンカン踊り」
とよばれており、身体に危険物を持っていないかを確認するためにおこなわれていた。
現在の法律が施行された後の2011年ごろに全裸検査を受けたという人もいた。
実際に検査を受けた40代は「やらないと懲罰の対象になるので、仕方なくやっていました」と語った。
ただ、中には禁止されている物品を持ち込むなど、ルールを守れない人がいるのも事実のようだ。
実際に、禁止されているにもかかわらず、勝手に洗剤を持ち込み、
自分の分だけ洗濯をした人たちがいたという。「そのときは、全員『もう1回全裸検査するぞ』
と言われました。やる人がいるんですよね、だからこういう検査があるのかなと」。
更衣室に複数の受刑者を全裸で並ばせ、
全裸のままミラーカーペットと呼ばれる鏡の絨毯のようなものの上を歩きわたらせるという態様の身体検査がおこなわれていたとされる。
陰部検査は「玉入れ検査」ともよばれ、
陰部に異物を挿入しているかどうかを確認するためにおこなわれている。
実際に、受刑中に自分で「玉入れ」をおこなう人もいるという。
歯ブラシなどの先端を何度もこすって球体にした玉を陰部に入れるのだそうだ。もちろん、全員が
「玉入れ」をおこなっているわけではない。そのため、一律に検査することに疑問を抱く人もいる。
実際に、検査を受けて屈辱を感じたり、不快な思いをしたりした人たちもいる。
「職員の前で表裏全部見せるのはイヤでしたよ。本当に必要なのかと疑問に思いました。

539 :優しい名無しさん:2021/02/11(木) 11:01:28.13 ID:UIC7atCmt
若い女性が視察に来たときに検査したこともありましたが、そのときは、
なんのためにやるのかと思いましたね。X線検査などほかの方法も考えられるのではと思います」
ほかにも、「仲のいい担当が(検査に)きた時はイヤだった」「『出せ』みたいに言われると恥ずかしい」
などの声も上がった。一方で、「仕方ない」と割り切っている人もいた。
50代は「そういう決まりだと受け入れてやらざるを得なかったので
、特に何も感じませんでした」と淡々と話した。また、40代は「自分で(玉を)入れる人もいますが、
中には、無理やり他の人の陰部に玉を入れる人もいるんです。エグいイジメもあるんですよ」と語った。
実際に、玉を入れられるなどのイジメを受けた人がいたという。2010年前後のことだそうだ。
身体検査に限らず、屈辱的な思いをしたという人もいる。30代は、痔になってしまったときの体験について、
次のように語った。「なんの断りもなく、いきなり指を入れられたんです。
思わず『わぁ、痛い!』と悲鳴を上げてしまい、僕の声は廊下まで響いていたようです。
ほかの部屋の人たちにも聞こえたと思います。とてもイヤでしたね」不快な思いをしているのは、
男性だけではない。女性から「検査がつらかった」という内容の相談がきたこともあるという。
この女性がいた所では、膣の中に異物が入っていないかを確認するための検査があり、
足元に鏡が置かれた状態でおこなわれていたそうだ。何が起きているのかは外からは分からない。
ただ、検査によって屈辱的な思いをしている人たちがいるのは事実だ。

540 :優しい名無しさん:2021/02/11(木) 11:08:10.33 ID:UIC7atCmt
日本では奇妙な現象が発生した。新型コロナ発生後に受診控えが増加したことで、
国民の健康状態が悪化し、死者が増えるかと思いきや、逆に死者が減少したのだ。
1月19日に発表された厚労省の人口動態統計速報によると、昨年1〜11月の死者は約125万人で、
前年同期比で約1万5000人も減少した。第3波で12月に新型コロナの死者が急増したものの、
年間を通しての死者数は11年ぶりに前年を下回るとみられる。
世界はまったく逆で、アメリカでは昨年3月中旬から11月の死者が、
過去の統計などから予想された死者数を約36万人上回った。
イギリスの昨年の死者も過去5年間の平均をもとにした推計値を8万人ほど超えた。
なぜ、日本では新型コロナ発生にもかかわらず、死者が例年よりも減ったのか。
「病院で医師の診察や手術を受ける際には、
医療ミスや過剰医療によって患者の状態が悪化するリスクがあります。
新型コロナで受診者が減ったため、
そうしたリスクが減ったことが死者の減少をもたらした可能性があります」
多くの医師は患者を救うため命がけで治療を施している。
しかし、前年比の死者が1万5000人も減ったという事実は、
「病院に行かない方が死者は減る」という不都合な真実の可能性を示すものだといえるのだ。

541 :優しい名無しさん:2021/02/12(金) 06:36:31.63 ID:D1aVKo9gJ
宮城県大崎市田尻の障害者就労継続支援事業所「すずかけの里」で2017〜18年、
複数の男性幹部が障害のある利用者に虐待行為を行っていたことが、分かった。
女性利用者への性的虐待もあり、その都度、県や市が指導していたが改善されなかった。
県などによると、同施設の男性幹部は17年7月、女性利用者の身体に触れたりどなったりしたほか、
同年12月には、宿泊施設で忘年会を開いた際、別の男性幹部が女性利用者に
「一緒に寝よう」と声をかけ、同じ布団で寝たという。この男性幹部は18年6月にも利用者に対し、
「バカ」などと発言していた。17年7月の段階で、市は心理的、性的虐待があったと認定。
県と市は施設を運営する同市の社会福祉法人「おおさきさくら福祉会」を指導し、
改善を求めたが、その後も2件の虐待が続いた。県の担当者は「性的虐待は言語道断だが、
暴言についてはしつけのつもりだったと弁解しており、役員の認識が甘かったのではないか」と話している。
同法人は8日、取材に対し、「担当者が不在のため答えられない」としている。

542 :優しい名無しさん:2021/02/13(土) 07:08:20.41 ID:nKRzFg5gP
県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の公式ツイッターは12日、
「ゲーム障害で人生を失う」などとつづったスマホゲームに関する今月10日の投稿を削除し、謝罪した。
「社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか?それは『ゲーム障害』という精神疾患です。
大切な人間関係、仕事、人生を失う前にゲームを止めましょう」などと呼び掛け、
SNS上で非難の声が上がっていた。同課はこの日午前、
「先日発信したスマホゲームに関するツイートを削除致しました。
当該ツイートにおいて不愉快な思いをされた方については誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
問題となったのは「スマホでゲームをする時間を自分でコントロールできますか?
日常生活よりゲームを優先していませんか?社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか?
それは『ゲーム障害』という精神疾患です。大切な人間関係、仕事、人生を失う前にゲームを止めましょう」
とした10日の投稿。インターネット上には「犯罪でもない国民の生活に口を出すな」
「精神疾患を患っている人たちがすべてを壊す元凶ですか。
危ない人間と言っているようなものです。好きで精神疾患を患ったわけでもない。
日々の生活を普通に送れないまま苦しんでいる人もいるというのに」
「論点が2つあって『科学的に決着がついていない2説の一方を前提として論じた』点Aと、
『精神疾患は人生を失う、と警察が論じてしまった』点Bですわね。ワシ的にはBにどん引き」
「警察が議論が確定していない概念を『精神疾患』と断定するのも大概だし、
『精神疾患→人生を失う→ゲームやめましょう』と論じるのも、すごい恐ろしいな」
「世界的に使用されている診断基準DSM―5(2013年にアメリカ精神医学会が出版した書籍
『精神障害の診断と統計マニュアル』)においてゲーム障害は
“明らかな公衆衛生上の重要性を持つ”とされ、今後の診断のための基準案が準案されているが、
公式の精神疾患診断として採用するための証拠が不十分とされているのが現状。非合法でもない。
官憲が出る幕じゃない」などと批判的な声が上がった。世界保健機関(WHO)は19年5月、
ゲームのし過ぎにより日常生活が困難になる「ゲーム障害」を国際疾病として正式に認定している。

543 :優しい名無しさん:2021/02/19(金) 05:59:53.50 ID:hmjMvRR4c
自分の発言がイメージダウンにつながる恐れを想像することさえできず、「自分が悪い」
とはちっとも思っていない。そのうえ、甘い現状認識が結局医師自身を追い込むことになった。
問題の発言をした翌日、「撤回」会見を行なったが、反省の色はゼロのように見える
「逆ギレ会見」に終わった。形だけ「撤回」して適当に謝罪しておけば、
そのうち騒動が収まるだろうという甘いもくろみが見て取れた。「自分は正しい」
症候群の医師の現状認識が甘いことは少なくなく、「卵が先か鶏が先か」の関係にある。「自分は正しい」
と思い込んでいるからこそ、現状認識が甘くなるともいえるし、逆に現状認識が甘いからこそ、臆面もなく
「自分は正しい」と思い込めるともいえる。厄介なことに、「自分は正しい」症候群の医師にはその自覚がない。
自分がある病気にかかっているという自覚を、精神医学では「病識」と呼ぶが、これが欠如しているのだ。
この「病識」の欠如は、深刻な問題である。医師本人に「病識」があるからこそ、治そうとするし、
悪化しないように気をつける。だが、それが欠如していると、このままでいいと思い込み、どんどん悪化する。
ある種の精神疾患では、「病識」の欠如が診断基準の1つになっており、
「病識」の有無を記載するようになっている診断書もある。同様に、「自分は正しい」症候群の場合も、
「病識」の欠如が顕著な特徴といえる。医師本人に自覚がないのだから、誰かが注意するべきなのだろうが、
周囲にはそういう人がいない。長女は「父が問題を理解するのは年齢的に難しい」と告白しているし、
注意できなかった。「何を言っても無駄」と諦めかけているような印象さえ受けた。注意するどころか、
「利権調整力が必要」「余人をもって代え難い」などと擁護する発言まで出てきて、腰が抜けそうになった。
このように擁護する人は、「イネーブラー(enabler)」である。「イネーブラー」とは、
アルコール依存症や薬物依存症の患者にお金を渡したり、不始末の尻拭いをしたりして、
結果的に依存症を容認し、助長する人であり、「支え手」と訳されることが多い。「自分は正しい」
症候群の医師の周囲にも、「イネーブラー」がいる。この「イネーブラー」の存在が
「既知害」医師を蔓延させる最大の要因なのだが、ほとんどの人は、自分が「イネーブラー」になっていることに気づいていない。

544 :優しい名無しさん:2021/02/19(金) 06:07:45.80 ID:hmjMvRR4c
熊本県玉名市の公立玉名中央病院に勤務する30代の男性医師が、処方箋を偽造して向精神薬
「エチゾラム」を自ら入手していたことが18日、同病院への取材で分かった。
同病院は危機管理委員会を設置して、事実確認と処分を検討する。同病院によると、男性医師は、
昨年8月に自身を患者として保険診療でエチゾラム30日分の処方箋を作成。厚生労働省は、
医師の自己診断は保険適用外としていることから、男性医師はその後、
同じ診療科の同僚医師の名前を勝手に使って署名・押印し、処方箋を訂正して院外の薬局に提出した。
男性医師は、処方箋を偽造してエチゾラムを入手したことを認めているという。
名前を無断使用された医師が気付いて偽造が発覚。同病院を運営する地方独立行政法人
「くまもと県北病院機構」の山下康行理事長(65)が問題を把握し、男性医師を口頭で注意したという。
男性医師は現在も勤務しており、同病院によると、エチゾラムの投与が必要な症状はみられないという。
同機構の日車宏明事務部長(60)は、九州厚生局から18日、
立ち入り検査を実施するという連絡があったことを明かし、「職員の法令順守を徹底し、
再発防止に努めたい」と話した。九州厚生局麻薬取締部は「個別の事案には答えられない」としている。
エチゾラムは、抑うつや睡眠障害などに効くが、依存性などの副作用がある。市販はされていない。
厚労省は2016年10月に麻薬及び向精神薬取締法の規制対象に加え、1回の処方の上限日数を30日としている。

545 :優しい名無しさん:2021/03/03(水) 15:02:42.55 ID:ecNuPAz2o
男性は「県警の取り調べで黙秘権を侵害され、接見内容を聞き出そうとされた」と主張している。
男性は17年6月、県公安委員会に苦情を申し立てたが、県警は「職務執行は適正」と回答。
一方、うその被害を申告したとして女児の母親を相手に損害賠償を求めた訴訟で、
二審福岡高裁判決は昨年9月、賠償請求は棄却したものの「母親の供述は信用性が乏しく、
一部は虚偽で違法」と認定。判決は確定している。熊本県警は「訴訟中のためコメントできない」としている。
男性は逮捕当時を振り返り「熊本県警は冤罪と認めて謝罪してほしい」と訴えた。
「あなたに容疑がかかってます」。熊本地震1カ月後の2016年5月16日朝、
勤務先に現れた警察官の一言で、男性の人生は一変した。「思い当たることがない
」と言っても聞き入れてもらえない。署で逮捕され、避難所で隣り合う場所にいた女児の母親が
「娘がわいせつ動画を見せられたところを見た」と県警に訴えたと知った。
取り調べの口調は日に日に厳しくなった。非行を前提に「反省の色がない」
「(男性に)不利になるものばかり出てきている」などと言われた。10歳ほど年上の警察官には
「自分で自分の首を絞めよっとぞ」と詰め寄られた。男性が否認し続けられたのは、
面会に来る母親や弁護士に励まされたからだ。「認めた方が楽、とまでは思わなかったが、
母や弁護士の支えがなかったら…」。27日の釈放まで続いた12日間の取り調べを「地獄」と振り返る。
釈放後1カ月ほど、自宅にひきこもった。次第に外出できるようになったが、職場復帰した夏のある日、
ストレスが爆発した。母親によると、飲み会に出掛けた男性が「何があったか覚えていない」と言い、
真っ青な顔で震えながら帰宅した。繁華街で大勢の警察官を見掛けたことが引き金だった。
それ以来、記憶を突然失う「解離性健忘」の症状が現れ、メモ帳が手放せなくなった。
通院し数カ月で改善したが、逮捕から1年間は下痢などの体調不良が続いた。地震から間もなく5年。
男性は逮捕された日が近づくと今でも不安になる。「出勤するのが怖くなる。警察がいるような気がして」
昨年9月、訴訟の尋問で、当時取り調べを担当した警察官は、男性の代理人弁護士に「今でも彼(男性)
の話を信用していないのか」と問われ「そうですね」と答えた。男性は「このままではまた、同じような被害者が出ますよ」とため息をついた。

546 :優しい名無しさん:2021/03/04(木) 12:45:40.03 ID:vF4FC19B1
熊本地震の避難所で女児にわいせつな動画を見せたとして逮捕された後に熊本家裁で刑事裁判の無罪判決に当たる不処分となった20代男性が
「違法な取り調べで精神的苦痛を受けた」として、熊本県に220万円の国家賠償を求めた訴訟の判決で、
熊本地裁は3日、県に慰謝料など16万5000円の賠償を命じた。
中辻雄一朗裁判長は、取り調べをした熊本県警の巡査部長が黙秘権を侵害したと認めた。
地震直後の2016年5月、当時19歳だった熊本市の男性は、市内の避難所で小学6年(当時)
の女児にスマートフォンでわいせつな動画を見せたとして、県少年保護育成条例違反の疑いで逮捕された。
男性は容疑を一貫して否認。熊本家裁は同10月、「目撃証言の信頼性に疑いがあり、
非行内容を認めるだけの証拠がない」などとして不処分とした。中辻裁判長は、
巡査部長が取り調べの際、容疑を裏付ける証拠が女児と母親の供述しかないと知りながら、
男性に「調べるうちにどんどん不利になるものばかり出てきている」などと発言したと指摘。
「発言は男性にとって不利な証拠を既に多数収集しているとの印象を与え、
黙秘権の行使が男性にとって不利益ないし社会的な非難を受けるかのような誤解を与えかねず、
黙秘権を実質的に侵害して違法」などと判断した。判決を受け男性は
「警察は誤りを受け入れて、本当の意味で再発防止に力を入れてほしい」とのコメントを発表。
県警監察課は「判決内容を検討し、今後の対応を考える」としている。
熊本地震の避難所で当時小学6年の女児に「わいせつな動画を見せた」として逮捕され、
熊本家裁で刑事裁判の無罪に当たる不処分の決定を受けた当時19歳の男性会社員=熊本市=が
「違法な取り調べで苦痛を受けた」として熊本県に220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、
熊本地裁であった。中辻雄一朗裁判長は、県警側が取り調べで黙秘権を侵害し、
弁護士との接見内容を聞き出そうとしたと認め、県に16万5千円の支払いを命じた。

547 :優しい名無しさん:2021/03/04(木) 12:47:27.72 ID:vF4FC19B1
視覚障害のある女性に性的暴行を加えたとして、障害者施設の職員の男が逮捕された。
強盗強制性交などの疑いで逮捕されたのは、障害者施設職員、間島竜也容疑者(34)。
間島容疑者は去年10月の深夜、視覚障害のある20代の女性の自宅アパートに侵入し、
「声を出したら殺す」などと脅して性的暴行を加えたうえ、およそ2万5000円を奪った疑い。
「利用者と接する際にもすごくおだやかにコミュニケーションとる方で、
普段の本人から全く想像つかないので、正直驚いている」
間島容疑者と女性との間に面識はないとみられ、犯行の経緯を調べていす。

548 :優しい名無しさん:2021/03/05(金) 19:51:16.16 ID:QOhsQ6N46
スーパーで「からし」を4本万引きしたとして、43歳の女が逮捕された。女は「生活費が足りず困っていた」
「からしが好き」と話しているという。逮捕されたのは市に住む介護施設職員(43)で、
去年11月、市内のスーパーでからし4本、およそ1500円相当を万引きした疑い。
スーパーの店員が在庫の確認をした際、からしが足りないことに気が付き、
防犯カメラを確認したところ容疑者が万引きする様子が映っていた。
調べに対し容疑者は「生活費が足りず困っていた」と容疑を認めていす。また警察によりと、
盗まれたからしは1本265グラム入りの韓国製の商品で、容疑者は「からしが好き」とも話しているという。

549 :優しい名無しさん:2021/03/10(水) 12:55:02.14 ID:Qmg5V6vtz
障害者施設の入所男性2人が暴行されて大けがを負ったとされる事件で、県警は9日、同町、
元職員の被告の男(46)(傷害罪で起訴)を、別の入所男性に対する傷害容疑で再逮捕した。
男の逮捕は3度目。発表によると、男は2019年8月29日、
ベッドで横になっていた入所者男性の腹をかかとで1回蹴り、
小腸断裂による腹膜炎など約3か月の重傷を負わせた疑い。同日夜、男が「男性の体調がおかしい」
と施設に報告し、他の職員が病院に搬送した。男は「言うことを聞かないのでキレた」と供述しているという。
男は空手の有段者で、施設などによると、同日午後3時〜10時頃の間、1人で勤務していた。
重度の知的障害がある被害男性は19年3月と6月にも、腹腔内出血などで病院に搬送されているといい、
県警は男の関与を調べている。運営法人「愛光園」の桑山利和企画総務部長は
「男性の持病が悪化したと思い、虐待を疑わなかった。被害者や家族に申し訳ない」と話した。

550 :優しい名無しさん:2021/03/15(月) 12:52:03.34 ID:FexjnCwZW
精神科病院で医師が5663日(約15年半)にわたり患者の身体拘束を指示していた。
厚生労働省が2月に発表した初の調査結果で、日本の精神医療のこんな実態が明らかになった。
精神科病院では、
全国で約1万人の患者が手足をベッドにくくりつけられるといった身体拘束を受けており、
「安易に実施されている」と人権侵害を指摘する声が多い。
エコノミークラス症候群などで死亡する例も出ているが、
調査結果を受けた厚労省のコメントは当事者や家族を失望させた。調査は2019年11月〜
20年3月に国立精神・神経医療研究センターの山之内芳雄・精神医療政策研究部長(当時)
の研究班が、精神科ベッドのある全国の1625病院を対象に実施。回答したうち188病院について、
19年6月時点の状況を分析した。医師が拘束を指示したケースで期間が「1日のみ」
はわずか6・6%にとどまり、「2日以上1週間未満」が61・2%と最も多かった。「1カ月以上」も11・5%あり、
「1週間以上」が計32・2%に上った。平均は36日で、最大日数は5663日だった。
患者の年齢別では65歳以上が63・0%を占め、認知症患者も多く含まれるとみられる。別の調査では、
19年6月時点で拘束を受けている患者は全国に1万875人。調査結果を当てはめると、
約3500人が1週間以上の拘束を指示されていたことになる。精神保健福祉法は
@自殺企図や自傷行為が著しく切迫しているA多動又は不穏が顕著
B放置すれば患者の生命に危険が及ぶ恐れがあるなどの場合には、
精神保健指定医の指示で患者の身体拘束を認めている。だが一方で「やむを得ない処置であり、
できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならない」とも定めている。
期間に上限は設けられていないが、15年半も拘束が必要とは、どんなケースなのか。厚労省の担当者は
「詳細は把握していないが、医師が毎日診察することになっているので、その都度、
拘束が必要と判断したと思われる」と話す。「このケースを特定して、
病院を指導するといったことは考えていない」という。精神科病院の身体拘束を巡っては、
エコノミークラス症候群などで死亡した患者が13年以降、分かっているだけで12人いる。

551 :優しい名無しさん:2021/03/15(月) 12:57:59.91 ID:FexjnCwZW
17年にはニュージーランド人の男性=当時(27)=が双極性障害(そううつ病)
で神奈川県内の病院に入院してすぐに体をベッドに固定される拘束を10日間受け、心不全で亡くなった。
遺族は、体を動かせなかったことで生じた血栓が死因となった疑いを指摘。
長期間の拘束が常態化している日本の精神医療の状況は、ニュージーランドで驚きを持って伝えられた。
石川県内の精神科病院では、統合失調症と診断を受け入院していた当時(40)が約1週間、
身体拘束され、エコノミークラス症候群で死亡。両親が病院側に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、
名古屋高裁金沢支部は20年12月、精神保健福祉法などが定めた基準に当てはまらず違法だったとして、
慰謝料など約3500万円の支払いを病院側に命じた(病院側が上告中)。
今回の厚労省研究班の調査結果では、途中で拘束を解いているケースが一定数見られた。
厚労省の担当者は「指示したからといって、実際にその間ずっと拘束しているとは限らない」として、
「必要最低限の範囲で行われているものと考えている」とコメント。「5663日が『必要最低限』と言えるか」
との質問にも、同様の見解を繰り返した。調査報告書では「2分の1以上のケースは1週間未満」と、
数日間の拘束を容認するかのような記述も見られる。こうした姿勢に、精神障害者の団体からは「狂ってる」
との声が上がる。精神障害がある人の家族らでつくる「全国精神保健福祉会連合会」(みんなねっと)
の事務局長は「1週間はかなり長期と捉えるべきだ。5663日なんて、人格剥奪以外の何物でもない。
何も有効な治療をしていないという証左だ」と憤る。「外部の目が入らないと、
精神科病院の中では異常なことが正常になってしまう」と話した。「法の要件に当てはまらないのに、
『院内のルールに違反した』という理由で拘束されている実態がある」と指摘するのは、
NPO法人「地域精神保健福祉機構」(コンボ)の代表理事。自身も精神疾患のある当事者で、
入院中に身体拘束を何度も経験した。「私は拘束されて一晩、誰も見回りに来なかった。
医師の電話1本で行われているケースもあり、かなりルーズに行われているのではないか。
長期間の拘束が原因で亡くなった患者は、表面化している以外にも相当数いると思う。
拘束後に死亡した件数を明らかにしてほしい」と訴える。

552 :優しい名無しさん:2021/03/15(月) 12:58:41.46 ID:FexjnCwZW
厚労省が「必要最低限」との見解を示す背景には、全国団体「日本精神科病院協会」(日精協)
への配慮がのぞく。そもそも今回の調査は日精協の協力が得られず、いったん頓挫した経緯がある。
厚労省幹部は「調査結果にはわれわれも問題意識を持っているが、
調査の実施までには紆余曲折があった。関係者の理解を得ながら進める必要がある」と釈明する。
日精協は山崎学会長が安倍晋三前首相とゴルフをするなど、
強い政治力で知られることが影響しているとみられる。日精協は調査結果について
「報告書を精査しているところなので、回答は差し控える」として14日現在、見解を明らかにしていない。
精神科病院の身体拘束の実態に詳しい杏林大の長谷川利夫教授は「今回の調査は回収率が低く、
ほとんどの病院が回答していない。実際には長期間の拘束指示がもっと行われている可能性がある」
と分析。「海外では数時間程度にとどめるのが主流で、日本の状況は異常といえる。
中断を挟んでいるケースもあるが、要件を満たさなくなったら解除するのが本来の姿だ」と話す。
精神科の人員配置が一般病床に比べて少ないため、「患者の安全」を理由に
「とりあえず拘束」するという構造的な問題が背景にあると指摘。
そのうえで、拘束過程の録画など事後に検証できる仕組みを設けるよう求めている。

553 :優しい名無しさん:2021/03/23(火) 14:21:44.05 ID:JAMCq9HAe
大阪府茨木市の精神科病院で、身体拘束を受けていた男性患者(48)
の所持品から銀行のキャッシュカードを盗んだなどとして、大阪府警は23日までに、
窃盗容疑で看護師だった20代の男を書類送検した。19日付。男性の弁護士や病院側の説明によると、
男性は2019年2〜5月、ベッドに手首や足などを固定される身体拘束を受けたが、
転院の際に銀行口座から40万円が引き出されているのに気付いた。身体拘束の間、
貴重品はロッカーに入れ、鍵は病院側が保管していたという。男性から相談を受けた弁護士が、
病院側に調査を要請するとともに府警に被害届を提出。コンビニの現金自動預払機(ATM)
から現金を引き出す防犯カメラ映像などから男の関与が浮上した。同病院は男を懲戒解雇しており、
「このような事件が発生し、大変申し訳ない。再発防止に努める」とコメントした。
大阪府茨木市の精神科病院で、体を拘束されていた患者のキャッシュカードを盗み、
現金を引き出した疑いで、看護師の男が書類送検された。
茨木市の藍野花園病院に勤務していた看護師の男(20代)は、入院していた男性患者(48)
のキャッシュカードを盗み、現金を引き出した疑いで書類送検された。病院によると、
男性患者はおととしの2月から約3カ月間体を拘束されていて、
拘束から解放されて預金口座を確認したところ、現金40万円を引き出されていることに気づきた。
病院の調査に対し、看護師の男は犯行を認めたという。
男性患者が貴重品を入れたロッカーのカギは病院側が預かっていた。
病院は男を懲戒解雇していて、「不祥事が発生してしまい、非常に申し訳ない」とコメントしていす。

554 :優しい名無しさん:2021/03/24(水) 20:45:42.74 ID:QQIamJn4G
大阪府茨木市の精神科病院で入院中に身体を拘束されていた男性患者(48)
の所持品からキャッシュカードを盗み、現金を引き出したとして、看護師の男性(20代)が書類送検された。
窃盗の疑いで書類送検されたのは、茨木市にある「藍野花園病院」に勤務していた20代の男性看護師。
男性看護師は、2018年から入院していた男性患者(48)
の所持品が入っていたロッカーからキャッシュカードを盗み、現金を引き出した疑いが持たれていす。
病院によりと、男性患者は2019年2月から3ヵ月間、精神保健福祉法に基づいて身体拘束されていて、
その間、病院が管理するロッカーに貴重品を入れていた。ロッカーは施錠されていたが、
鍵は病院側が管理していたため、病院の職員は開けることができたという。男性患者が退院後、
預金口座を確認したところ、残高が40万円減っていることに気づき弁護士に相談。
男性看護師の関与が明らかになりた。男性看護師は病院の調査に対し、
金を引き出したことを認めていて、事件発覚後に病院を懲戒解雇されていす。

555 :優しい名無しさん:2021/03/24(水) 20:48:27.25 ID:QQIamJn4G
精神疾患の患者の体をベッドなどにくくりつけたりする「身体拘束」の人口100万人当たりの実施数が、
日本はオーストラリアの599倍、米国の266倍に上るとの分析結果を、国際研究チームが英精神医学誌
「エピデミオロジー・アンド・サイキアトリック・サイエンシズ」に発表した。チームの長谷川利夫・杏林大教授
(精神医学)は「患者が地域で生活できる環境を整えるなど現状を改善すべきだ」と話す。
研究チームは、日本オーストラリア米国ニュージーランドの4カ国を対象に、
公開されている2017年のデータを用いて分析。
精神科病院で身体拘束されている1日当たりの患者数を比較した。
認知症の患者は分析対象から除外した。その結果、オーストラリアは人口100万人当たり0・165人、
米国0・371人に対し、日本は98・8人と大きく上回った。15〜
64歳を対象に集計しているニュージーランドは0・0305人。日本の20〜64歳のデータと比較すると、
日本(62・3人)はニュージーランドの2000倍以上との結果になった。
実施数は4カ国とも地域ごとにばらつきがあるといい、日本では都道府県によって16〜
244人もの開きがあるという。日本では精神保健福祉法で、
精神保健指定医が患者本人や他人を傷付ける恐れがある場合などにのみ、身体拘束を認めており、
減らす取り組みを進める医療機関はあるものの、
慢性的な職員の人手不足などを背景に多用されているのが実態だという。厚生労働省によると、
19年6月末時点で精神科病院で身体拘束を受けている患者は1万875人いる。経済協力開発機構
(OECD)によると、人口1000人あたりの精神科病床数はOECD加盟国の中で日本は突出して多い。
加盟国の多くは地域ケアの普及で「脱施設化」を進めているが、日本の遅れが指摘されてきた。
長谷川教授は「海外に比べて日本で身体拘束が多いのは、精神科病床が桁違いに多く、
入院に頼った医療になっているからだと考えられる。
まずは安易に身体拘束されている精神医療の実態を可視化すべきだ」と指摘する。
厚生省(当時)は1958年、精神科の病床に必要な医師数は一般病床の3分の1、看護師・
准看護師は3分の2(現在は4分の3)とする事務次官通知を出し、精神科病床増設につながった。

556 :優しい名無しさん:2021/03/24(水) 21:22:00.16 ID:QQIamJn4G
障害やLGBTなど社会問題を考えるNHK・Eテレの福祉情報番組「ハートネットTV」が謝罪に追い込まれた。
番組の公式ツイッターが23日、「女性差別に関わる表現に対して多くの批判やご意見を頂きました。
あらゆる差別は許されるものではなく、比較するような表現は不適切でした」とおわびした。
問題となったのは同番組の22日放送分。お笑い芸人の千原ジュニアと
「盲目の弁護士」として知られる大胡田(おおごだ)誠氏が出演し、
連日のように報道されて関心を集めている差別問題をピックアップした。
大胡田氏は「自分でもゆがんでいるなと思いますけど」と断った上で、
「『女性差別』と世間が騒いでくれてうらやましいなと思います。
障害者差別はもっとエゲつないことがたくさんあるのに、全然騒いでくれない」と語った。
同氏は実際の判例として、「視覚障害のある女の子が交通事故に遭ってしまったのですが、
『健常者と同じ仕事ができないから損害賠償の額は7割』という判決が出ちゃったりしているんです」
と解説。このケースを引き合いに「女性差別なんて生っちょろいぞ、なんて思うんだけど、
世間は(障害者差別については)あんまり騒いでくれないんですよね」と指摘した。
番組サイドは公式サイトや公式ツイッターでこの発言を切り取って
「女性差別問題を『生っちょろい』とぶった切る!?」と宣伝していたが、SNS上で批判が殺到。
矛先は大胡田氏だけでなく放送した番組サイドにも向けられた。
「これがハートネットTVから出てきてしまうことが、かなりショック」
「編集の段階でストップかからなかったのか」と厳しい意見が飛んだ。これを受け、
番組サイドはツイッターで冒頭のように謝罪。「先のツイートを撤回し、皆様にお詫びいたします」とした。
問題視された「女性差別問題を『生っちょろい』とぶった切る!?」のツイートや表現が削除された。

557 :優しい名無しさん:2021/03/27(土) 17:09:55.60 ID:aglSYM2Uu
自分や他人のネガティブな側面に注目してしまう人、「ネガティブな観察力」
が強い人は幸福感が得られないと言います。どうしてでしょうか。
「楽しいことがどれだけあろうと『たった1つのネガティブ(つらい、苦しい)』に集中してしまいます。
ですから、どれだけ仕事や生活が改善しても、十分な幸福感を味わうことは難しいでしょう。そして、実際、
多くの人は『ネガティブな観察力』を鍛えるトレーニングを毎日しています。それは『悪口を言う』ことです」
「カフェに行くとママ友たちが集まって、旦那や先生への『悪口大会』をやっています。
居酒屋に行くとサラリーマンが集まって、上司や会社への『悪口大会』をやっています。
私は『悪口』は百害あって一利なしと考えます。といいますか、悪口を言い続ける限り、
『幸せ』になることは無理だと思います」「幸せ」を遠ざける最強の呪文が「悪口」だと言います。
「悪口を言うことは相手の『悪い点』『欠点』『短所』『気に入らない言葉』『しゃくにさわる行動』
を必死になって探し出すこと。つまり、『ネガティブな観察力』を鍛える、“最凶”のトレーニング法なのです。
他人に対する『ネガティブな観察力』が鍛えられると、その『ネガティブな観察力』
は自分に対しても無意識に発動されます」さらに、悪口は自己肯定感を下げます。次のように解説します。
「悪口は自分の『外見』『性格』『行動』『言葉』にネガティブな部分を発見し、
『なんて自分はダメな人間なのだろう』と自己肯定感を下げるのです。
悪口やゴシップが好きな人は寿命が5年短いという研究結果もあります。ストレス発散効果があるのなら、
寿命は延びるはず。多くの人は『悪口大会はストレス発散になる』と信じていますが、全く逆効果なのです」
「悪口ばかり言う人が人から信頼されたり、尊敬されたりすることはありませんから、
結果として『つながり』を失っていく。そうすると、職場でも信頼されず、仕事でも成功できない。

558 :優しい名無しさん:2021/03/27(土) 17:11:06.94 ID:aglSYM2Uu
悪口を言うと、セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福、ドーパミン的幸福の全てを失うのです。
悪口やめますか? 幸せ、やめますか? あなたが悪口を言うほど、『幸せ』はあなたから遠のいていくのです」
結果として自分の自己肯定感を下げて、自分のストレスを増やし、自分の健康を悪化させる。
それが「悪口大会」です。何も良いことはなさそうです。上司に限らず、
同じ組織の人間からは気に入られる方がいいに決まっています。社内で嫌われる人間には総じて、
同じような特徴があります。それは樺沢さんが主張するように「悪口」の多い人です。
悪口がもたらす弊害については話すまでもないでしょう。
悪口は聞いていて気持ちのいいものではありません。たとえ、親しい間柄であっても、
悪口は絶対に口にしてはいけません。しかし、酒が入れば上司の陰口や悪口の大合唱になります。
飲み会の席だったらいいだろうと羽目を外してしまうわけです。親しい上場企業の社長は、
悪口の多い人とは絶対に付き合いません。そのような人が客人で来たら、見送りの後に洗面所で手を洗い、
火打ち石を鳴らし、まき塩をさせています。それはバイ菌を消毒するかのごとく徹底しています。
では、酒宴の席で「悪口大会」に巻き込まれたらどうすればいいのでしょうか。
一番簡単なのは(実は難しいのかもしれませんが)聞き役に徹して否定も肯定もしないことです。
話を合わせてしまうと、悪口を話している人と同じになってしまいます。不思議なことに、
このような悪口はどれだけクローズドな仲間同士でも、気が付いたら漏れているものです。
知らない間に当人に伝わる可能性もあるわけです。「悪口は不幸を引き寄せる」ことを頭の片隅に入れておきたいものです。

559 :優しい名無しさん:2021/03/28(日) 23:09:27.42 ID:EwFfdxnqP
高知市の高知記念病院で昨年9月、
女性看護師が認知症がある入院中の男性患者の裸をスマートフォンで撮影し、
同僚2人に送っていたことがわかった。看護師は「面白がってやった」と話しており、病院は減給1か月、
出勤停止1週間の懲戒処分にした。同病院によると、
看護師は病室で裸になっていた患者を自分のスマホで撮影し、
同僚の介護職員と看護助手に無料通信アプリ「LINE」(ライン)で送信した。看護助手が昨年12月、
上司に報告して発覚。病院は患者の家族に謝罪した。また、この介護職員も同11月、
同じ患者が病室で転倒した姿を自分のスマホで撮影しており、病院は出勤停止3日の懲戒処分とした。
高田早苗院長は「医療に携わる者として決して許される行為ではなく、おわび申し上げます」とコメントした。

560 :優しい名無しさん:2021/03/28(日) 23:15:02.02 ID:EwFfdxnqP
「アメリカでは明るくて快活な子供が理想的とされ、ちょっと落ち込んだり暗くなった子供にも、
SSRIを飲ませちゃうんです」それが遅ればせながら、日本へやってきた。
国内で認可がおりて発売されるようになったのは、99〜2000年頃のことだ。ところが、
裁判員制度の導入を前にした2009年春頃になって、この薬を服用したことが影響して、
犯罪を引き起こした事例が増えているとして、厚生労働省が本格的な調査に乗り出したのだ。
それも人殺しや放火といった、それこそ裁判員制度の対象となる事件が多い。しかも、
大阪池田小学校児童殺傷事件(01年6月)の宅間守も呑んでいたと伝えられれば、
それこそ穏やかではない。認可した厚生労働省が慌てるのも無理はない。しかしだ。
なぜ今ごろそんなことで大騒ぎするのか、不思議でならない。このSSRIの副作用によって
“狂暴化”したと認められ、しかもそれによって死刑が回避された裁判が、もう既に日本にある。
判例として、ちゃんと残っているのだ。「全日空機ハイジャック機長刺殺事件」がそれだ。
ひとりの男が、包丁だけで乗客乗員517名を乗せた羽田発新千歳行きのジャンボ機をハイジャック。
操縦室内に機長と二人きりになると、いきなり包丁で操縦中の機長を殺害してしまうのだった。
この事件を複雑にさせた要因が、ハイジャック犯の精神科への通院、治療歴にあった。
事件直前にも、医師の診療を受けていた。それまでにも、過去に2人の医師の診察を受けていた。
しかも、この犯人は、犯行直前までパソコンの航空機操縦シミュレーションゲームにのめり込み、
それだけで操縦が可能と思い込み、機長と二人きりになったのも、
自らジャンボ機を操縦したいという願いを果たすためだった。「レインボーブリッジを潜りたい」
などと供述したと報道された事件だった。ハイジャック犯Nは、一橋大学を卒業していた。
いわゆる受験エリートの道を歩んできた高学歴者だった。犯行に用いた包丁の機内持ち込みは、
当時の羽田空港の警備上の不備をついた用意周到なものだった。空港の管理会社には、
その警備上の不備を事前に指摘したものの、何の改善策も取られなかったことから、
自演してみせることで自分の問題提起の正しさを証明して見せたのだ。

561 :優しい名無しさん:2021/03/28(日) 23:22:53.60 ID:EwFfdxnqP
神戸市西区の神出病院で、元看護師らが精神疾患のある入院患者を虐待した事件を巡り、
同市は27日までに、
大沢次郎前院長の精神保健指定医の資格取り消しを求める報告書を厚生労働省に提出した。
指定医は、患者の人権を擁護する上で一定の資質を備えた医師で、厚労省が指定。
資格が取り消されると、隔離や身体拘束、措置入院などの判断ができなくなる。
指定医が院長の場合、管理者責任を果たさず、患者の人権が侵害されれば、取り消すことができる。
同病院側は長期間、虐待や不適切な隔離を放置しており、市は資格取り消しに該当すると判断。
今後は厚労省が医道審議会の答申を受けて処分を決める。前院長は既に退職。
市は、同病院に在籍していたほかの医師らについても資格取り消しを検討している。

562 :優しい名無しさん:2021/04/02(金) 03:18:25.73 ID:lrJ7K6bsH
入院中、友達に手紙を書きたいし、家族の面会も楽しみ、同じ病室・病棟の子と仲良くできたらいいな、
などと考えていました」ところが入院当日、そうした浮かれた考えは一気に打ち砕かれた。
案内されたのは病棟の奥にある、ベッドとポータブルトイレだけがある、無機質な独房のような個室だった。
鉄格子のついた窓の外はつねに日陰で、その日の天気もわからなかった。「両親は『頑張ってね』
と泣いて私を見送りましたが、私も両親もまさか次にお互いの顔を見ることができるのが、
約4カ月半も先になるとは想像もしていませんでした」入院にあたって、
まず行われたのが持ち物検査だ。眉をそるためのカミソリはおろか、携帯電話や音楽を聴くためのiPod、
書籍や筆記用具、コンタクトレンズまで持ち込みが許されなかった。
一つひとつ選んで持ってきた大切なぬいぐるみは手乗りサイズ1つを残し、すべて持ち帰りが命じられた。
入院後、主治医からきつく課されたのが、ベッド上に寝たままで勝手に動かない(床上安静)ということだ。
ベッドサイドに腰掛けることも認められない。
また個室内の衝立のないポータブルトイレすら勝手に使うことが許されず、
看護師の許可を得て利用し使用後確認させることが求められた。つまり自由を許されたのは、
個室のベッドの上で横になり、小さなぬいぐるみをひたすらなでることだけだった。
同じく主治医からは、出された普通食を3分の2以上平らげることを厳しく求められた。
しかも病院ではそれまで胃が受け付けないと避けていた、
天丼やカレーなど重い食事が頻繁に提供された。揚げ物の衣の油がきつく、できれば食べたくなかったが、
そうできないのには訳があった。「主治医との最初の面談で、3分の2以上食べなければ、
鼻から胃に直接栄養をいれる『経鼻胃管』に切り替えると告げられており、
胃もたれに苦しみながら必死で食べ続けました」テレビも読書も音楽も禁止され、
両親や友人との面会はおろか手紙や伝言も許されないなど、外界とつながりが隔絶された日々に、
病院と主治医への不信感は高まっていった。入院から約1週間後、
両親に会いたいとの懇願を看護師にあしらわれると、一連の処遇への不満から点滴を自己抜去した。
駆けつけた主治医に、思いの丈をぶつけた。「ほかの精神科へ転院させてください」
「それが無理なら小児科病棟に移してください」。

563 :優しい名無しさん:2021/04/02(金) 03:21:29.32 ID:lrJ7K6bsH
主治医に却下されると、最後の希望をかけて、「私は任意入院だと聞いています。
権利があるはずなので退院して自宅に帰ります」と訴え、出ていこうとした。
主治医から非情な一言が告げられた。「ああ、今から医療保護入院になるから、それは無理だよ」
医療保護入院は精神科特有の入院制度で、本人が拒絶しても、家族など1人の同意に加え、
1人の精神保健指定医(経験年数やレポート提出など要件を満たした精神科医)
の診断があれば強制入院させられる。両親は入院時に主治医から求められて、
あらかじめ同意をさせられていた。「『もういいかな?じゃあやっておいて』
と主治医が手慣れた様子で言い放つと、病室に入ってきた4人の看護師が手足を押さえつけ、
手際よく柔道着の帯のような平たい頑丈なひもを私の体に巻き付け、
ベッドの柵の下側に結んでいきました」両手、両足、肩の身体拘束が終わると、次に鼻の穴から、
経鼻胃管のチューブが挿管された。チューブは胃カメラのときに入れるものよりも太くて固い。
それが常時入れられたままになる。「経鼻胃管をされると、
24時間ずっと鼻とのどに食べ物や飲み物が詰まっているような、何ともいえない違和感があります。
例えるなら、柱がのどに突き刺さっているような感覚です。とにかく、苦くて痛い、
そして苦しくかゆいとしか言いようがありません」
排尿は、尿道バルーンが自動的に尿を吸い出す形で行われた。
拘束が外れた後も筋力が回復して自力でトイレに行けるようになるまで、2カ月半ほど付け続けた。
「経鼻胃管の痛みと違和感が強すぎて、尿道バルーンの痛みや違和感はそこまで記憶していません。
ただ、恥ずかしさはとても大きかったです」より恥ずかしかったのは排便だ。おむつを付けさせられたうえ、
排便時にはナースコールをして看護師におむつを脱がされ、お尻とベッドの間にちり取りの形をした
「おまる」を入れられ、そこにしなければならなかった。
「排便時もおなかに1枚タオルをかけてくれたぐらいしか、プライバシーへの配慮はありませんでした。
3日に1回お通じがなければ浣腸され、無理やり排便させられました。恥ずかしいし情けないし、
思い出したくない経験です」当然のことながら、摂食障害で入院し意識も鮮明で、
はっきりと意思の疎通もでき、もちろん幻覚を見たり幻聴を聞いたりすることもなかった。

564 :優しい名無しさん:2021/04/02(金) 03:25:03.62 ID:lrJ7K6bsH
「意識が完全にクリアな中でされる身体拘束や経鼻胃管、尿道バルーンの経験は、まさに『極限の地獄』
でした」。入浴もできず、数日に一度の看護師による手か足の部分浴か清拭のみがなされた。
「点滴が落ちるのを見ることぐらいしかできない身体拘束中は、1分1秒、
時間が経つのがとても長く感じました。その間、私はどうしたらこの拘束が解け地獄から抜け出せるのか、
必死で考え続けました」主治医からは身体拘束の理由について、「自分を見つめなおすため」
「自分と向き合う時間を作るため」といった抽象的な説明ばかりで、
その時点での状態の説明や治療目的、どうすれば拘束が外れるかの具体的説明などは、
何ひとつなかった。「だからいろいろな話し方をして、試してみました。
時には身体拘束を含めすべてを受け入れるような従順な発言や主治医を信頼しているような発言をしてみたり、
別のときには激しい口調で反抗的な態度をとってみたり。それでも『どうしてそう思うのかな』
などと返させる禅問答続きで、一向に状況は変わりませんでした」
いつまで続くかわからない身体拘束から逃れるべく、必死で考え続ける前に、
主治医はこんな雑談をしたこともあった。「この前、映画の『崖の上のポニョ』
を娘と見に行って楽しかったと言って、こんな歌なんだよと、
『ポーニョ、ポーニョ、ポニョ、さかなの子〜〜』と主題歌を歌いだしたこともありました。
私から奪い取っている外の世界の楽しい様子をなぜ私に聞かせるのか。私がこんな目に遭っているときに、
この人は人生を楽しんでいるんだろうなと、絶望的な気持ちになりました」考え続けた結果、
生育過程での母親との関係性の悪化について話をするときだけ、禅問答のような聞き返しがなく、
話を納得したように黙って聞いてくれることに気がついた。
「主治医はこの病気の原因を母親との親子関係に結び付ければ満足してくれるのだと思い、
その方向で話を合わせるようになってからは、拘束が緩んでいくのが早くなりました」
結局、全拘束が解除されたのは8月上旬、5月下旬から77日間にわたって、
24時間拘束が続いたことになる。両親と面会が許されたのは、それからさらに1カ月半先の9月末のことだ。
退院はさらに2カ月後となる11月末、入院からちょうど半年が過ぎていた。退院後、両親との関係は悪化した。

565 :優しい名無しさん:2021/04/02(金) 03:30:54.48 ID:lrJ7K6bsH
「両親に対して、どうして拘束に同意したのか、どうして早く助けてくれなかったのかと何度も責めました。
両親は面会や連絡が許されない中、『拘束しなければあなたが死ぬって、
主治医が言うから仕方なく同意した』と言いますが、それにしてもなぜあんなことを許したのかと、
わだかまりは残りました」半年間の入院で体力が落ち通学自体が肉体的にきつく、
さらに半年にわたり主治医から自分の意見を否定され続けたため、
親しい友人たちともうまくコミュニケーションが取れなくなっていた。「緊張してどもってしまったり、
文字が書けなくなったり、逆に1人で話しすぎたりと、円滑な関係を築くことができなくなっていました」。
結局、復学後、数カ月で不登校になり、進学した高校も1日も登校できず退学を余儀なくされた。
専門学校やアルバイトも続かなかった。「このころは1日2時間くらいしか起きていられず、
あとはずっと寝たままでうつ病状態となり、薬の過剰摂取を繰り返し、救急車で搬送されたこともありました」
19歳のときにいまの配偶者と出会い、結婚。それをきっかけに精神的な面はだいぶ回復し、
不当な身体拘束を受けたとして、この病院に損害賠償を求める裁判を起こした。
東京地方裁判所で係争中だ。身体拘束は患者の行動の自由を完全に奪う、
最も強度な身体の自由に対する制約だ。精神科病院における身体拘束は、
精神保健福祉法で@ 自殺や自傷の危機が切迫A 多動や不穏が顕著
B 患者の生命に危険があるなどのときに、ほかに方法がないと精神保健指定医が認めたとき
のみ、行うことができるとされている。原告側の複数の専門医たちは、入院当時の体重は、
各種医学文献や摂食障害におけるガイドラインに照らしても、
生命に危険が及ぶおそれがある数字ではなかったという。
また治療の必要性を理解し、身体拘束されるまで入院中の食事を経口摂取できていたこと、
点滴抜去の防止のために拘束以外の代替手段を検討した形跡がないことなどから、
身体拘束は要件に欠いた違法なものだと主張する。これに対して、病院側は「拘束を中止したら、
(点滴の)自己抜去や自殺企図、自傷行為の恐れ、安静を守れず過活動や運動もあると判断した。
身体拘束以外に代替方法はなく、継続が必要だった」
「身体拘束を内省や医療従事者に心を開く手段として用いるようなことはしていない」と主張する。

566 :優しい名無しさん:2021/04/03(土) 05:24:04.71 ID:jlbGS2z7j
実はこの数年、農薬の発がん性以上に深刻な毒性が明らかになってきた。その一つが、ネオニコと同様、
神経毒性があることである。この毒性は人間ではなく、ラットやマウスでの実験で分かったことだが、
国が定めた食の安全基準もマウスなどの動物実験が基本であるように、
マウスで起こることは人間でも起こりうることを忘れてはならない。
私たちの日常生活は神経を流れる信号で成り立っているが、脳から出た情報は、
シナプスというところで神経伝達物質が飛び出し、その先の受容体にくっついて伝わる。
ところが、グリホサートの化学構造が、ある種の神経伝達物質と似ていて、
ニセの伝達物質として受容体にくっついてしまうようだ。すると神経を興奮させて攪乱し、
ダメージを与えてしまう。受容体にくっついて作用するのは、
いわばドアの鍵穴に差し込む鍵と同じようなものだ。ドアを開けるのに鍵はいくつもいらない。
一つあれば十分だ。これがごく少量でも強い神経毒性を発揮する理由である。
その結果、体に何が起こるかについてはまだ論文も多くはないが、アメリカでの疫学研究では、
グリホサートのばく露量と自閉症発症に相関関係があると報告されている。
実際、妊娠したマウスにグリホサート製剤を含んだ水を飲ませたところ、
このマウスから生まれた仔は、通常の水を飲ませたマウスの仔に比べ、
自閉症スペクトラム障害のような異常行動を示したという論文が千葉大学から発表されている。
日本が韓国と並んで発達障害大国であることはご存じだろうか。
農薬の使用が多い国は自閉症の有病率も高く、明らかに相関関係があると言われていて、
残念ながら日本はその当事国なのである。さらに困ったことは、
グリホサートがくっつきやすい受容体は脳だけにあるのではないことだ。肝臓や心臓、腎臓、
肺と多くの臓器に存在するので、臓器にどんな障害が起こるか全く予測がつかない。
例えば、低濃度のグリホサートが腎臓の受容体に結合すると、
活性酸素を発生させて細胞死を起こすという論文はその一例だ。
グリホサートの毒性で、もっとも影響が大きいのは、世代を超えて伝わる毒性だろう。
妊娠中の母ラットに、ごく低濃度のグリホサートを1〜2週間投与したところ、
母ラットも仔ラットもなんら影響がなかったのに、孫とひ孫の世代になって腫瘍や生殖機能不全、
肥満など様々な障害が発生したという。

567 :優しい名無しさん:2021/04/03(土) 05:31:31.59 ID:jlbGS2z7j
飲食や睡眠が一切許されず、思わず「殺してくれ」と叫ぶと、殴り倒された。ブーツで胸や腹を踏まれ、
意識を失った。別の日には、監視カメラのない薄暗い部屋に突然連れて行かれ、
顔に黒いマスクをかけた数人の男に強姦された。さらに、電気棒のようなものを体内に入れられ、
「体が内側からえぐられるような衝撃を受け、何回も気絶した」という。そういった性的暴行を計3回受けた。
収容された当初は3食の食事が提供されたが、7〜8月ごろから2食になった。
薄いスープやおかゆのようなものしか出されず、空腹に苦しんだ。
ある日、空腹で立てなくなった看守がカビの生えたパンを持ってきたが、
別の女性収容者がそれを奪い取ってしまった。それでも、こう振り返る。
「当時、飢えることは深刻な問題ではなかった。飢えよりも、恐ろしい虐待があったから。
空腹で死んでいいとさえ思った」収容所の方針に従い続けたのは、
反抗すればさらにひどい扱いを受けるという「ルール」があったためだ。収容者は「一般管理」「厳格管理」
「強化管理」の3つのグループに分けられていた。グループによって、管理の厳しさが異なった。
強化管理は最も厳しく、一般管理は収容者の中では規則が最も緩いとされていた。
一般管理の収容者は居住房にいるときは手錠と足かせを免除されたが、強化管理の者は24時間、
つけなければならなかった。個人情報を収集。家族関係などを評価し、収容時に3つのグループに分ける。
その後も、収容者がどれだけ従順に従うかを監視し、各グループに再び振り分ける仕組みという。
常に「強化管理」への恐怖がつきまとっていた。収容所内の病院で、片足の5本の指を全て切られた
「強化管理」の男性収容者を見たことがあるためだ。
「従わなければより恐ろしい境遇に陥れるルールを作り、恐怖におびえる収容者を洗脳している」
と分析する。収容所で「謎の注射や薬」にも苦しめられた。3〜4日間に1回、「栄養剤」
と説明された薬の服用を迫られた。薬を飲んだ後は、意識がもうろうとした。「感染症予防」と言われ、
吐き気やしびれを引き起こす注射も約15日間の間隔で打たれた。収容中、体に異変が起きた。
全身に虫がはいずり回っているような感覚になる症状が現れ、夜は寝られなかった。収容されてから約2カ月で生理が止まった。

568 :優しい名無しさん:2021/04/10(土) 20:55:28.09 ID:Vr7VhXB8g
現在、先進国の薬物政策は「刑罰よりも治療へ」という流れになっている。こう述べると
「諸外国では薬物が蔓延しすぎていて仕方なくこのような政策をとったのだ」
と思い込みでいい加減な発言をするワイドショーのコメンテーターや専門家と称する方々がいるが、
決してそのように「致し方なく」とられた政策ではない。そもそも「刑事罰には効果がない」という各国の実感があり、
2001年にポルトガル政府が実験的に「いかなる薬物も少量の使用や所持は罪に問わない」としたところ、
(1)薬物治療につながる人の割合が増えた(2)HIVなどの薬物使用による二次的な害が減った
(3)薬物の過剰摂取による死亡者が減った
(4)10代の薬物使用者が減った等のエビデンスが出たために、他の先進国もこの「ハームリダクション」
と呼ばれる政策に追随したのである。これは諸外国の話ではなく、日本の現状にもあてはまることである。
日本でも違法薬物使用者の再犯者率が高いことはよく知られている。
初犯の人は6割、50代以上の人になると8割以上が再犯すると言われている。
つまりこれらの再犯者率は刑務所には薬物使用を止めさせる効果がないという、
諸外国と同様のエビデンスが出ているわけである。
物事を感情的ではなく理論的に捉えることができる人なら、この「刑罰より治療へ」という流れは、
簡単に理解していただけることだ。
例えば、飲酒やギャンブルの開始年齢には法律で定められた年齢制限があるが、
この年齢制限は厳守されているわけではない。アルコールやギャンブルに手を出す高校生、
10代の大学生などいまだに多数いるのが現実だ。
では、この高校生や大学生を法律に違反しているからと逮捕していったらどうなるだろうか
逮捕により学校は中退させられ、近所に噂が広まり、地域社会から排除され、就職活動もままならなくなる。
軽微な罪にもかかわらず、奪われるものがあまりに大きく、自暴自棄になり、
孤独や居場所感のなさからますますアルコールやギャンブルが手放せないものとなっていくことであろう。
つまり、逮捕がより大きな社会的損失を作り出してしまうので、違法ではあるが厳罰化はしていないのである。
大麻の使用は軽微な犯罪である。大麻自体の害は、アルコールに比べてずっと少ないことが様々な調査や研究で明らかにされてきた。

569 :優しい名無しさん:2021/04/10(土) 20:58:39.76 ID:Vr7VhXB8g
大麻の過剰摂取で亡くなった人はおらず、調査によれば、
大麻使用者と大麻を使用しなかった健康な人と寿命の違いは見られなかったと発表している。
日本ではアルコール依存症が進行した人の平均寿命は52歳と言われている。
大麻の調査研究が進み実態が明らかになるにつれ、大麻自体を合法化する国も増えてきた。
アルコールと大麻どちらも「酔い」を求めるなら、害の少ない方が良いと考える国があってもおかしくない。
少なくとも、大麻を今より厳罰に処せなどという先進諸国は日本以外ないのである。
「反社にお金が流れている」と言う人がいるが、反社にお金が流れているという意味では、
大麻などより闇金融のほうが被害はよほど甚大である。こちらも多くの人々が利用してしまっているが、
一度でも返済が滞れば、家族はもとより親族、友人、知人まで苦しめられ、
時には自死や一家心中にまで追い詰められている。
けれども闇金融が違法だと承知の上で利用した客が罪に問われたりはしない。
憎むべきは闇金融の経営者側であると誰でも判ることである。大麻など違法薬物の場合も同じで、
追い詰めるべきは、末端の利用者ではなく売人であり、密輸元や製造元である。
大麻使用罪の新設は、厚生労働省の医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課が主導している。
おそらく日本の官僚でこの法案を通したいと願い、薬物政策の世界的転換、時代の流れ、科学的な根拠、
これら全てに屈強に抵抗しているのはこの課のみである。
なぜこの麻薬対策課はこのように末端の使用者を罰することに意固地になっているのか
それはもちろんこの課の官僚特に麻薬取締官(通称マトリ)
にとってメリットのあることだからだと考える他には理由が見当たらない。国民のメリットなどではなく、
政治家や官僚のメリットでこの国が動くことは残念ながら多々あるのだ。使用者を逮捕すれば、
逮捕者という実績を簡単に水増しすることができる。そうなればこの麻薬対策課の予算は増え、
人員確保も安泰である。しかしこれは官僚としての矜恃の劣化ではないだろうか。
つまり売人や中国、北朝鮮、ロシア等の麻薬輸出国に我が国が食い物にされることを防衛するという、
困難かつ国家的にも意義のある巨大な敵に立ち向かうより、
食い物にされてしまった日本の末端の使用者の取り締まりを強化しようとしているのだ。

570 :優しい名無しさん:2021/04/10(土) 21:04:49.86 ID:Vr7VhXB8g
使用罪を新設しそちらに労力をさけば、
国内に麻薬が流入することを防ぐという時間も労力もかかる仕事がおざなりにされてしまうことは目に見えている。
つまり麻薬産出国から1トンの流入を防いでも事件数は1件であり逮捕者も2〜3名なら、
簡単に逮捕できる使用者100人を捕まえた方が、楽で予算も増えると考えていると思われる。
これは決して的外れな当てずっぽうなどではない。その証拠に、薬物問題の解決は世界全体の課題であり、
足並みをそろえようということで、国連では毎年6月26日を「国際麻薬乱用・不正取引防止デー」
としキャンペーンを展開している。ところがこの日を麻薬対策課は、「国際麻薬乱用撲滅デー」
と翻訳し毎年ポスターを作成しているのである。そもそも麻薬乱用を撲滅することなど不可能である。
国連でも敗北宣言が出され、だからこそ害の減る実行力のある政策が取られるようになったのである。
ところが麻薬対策課は「撲滅」という非現実的な強い言葉の目くらましで「不正取引防止」
といった大きな役割に国民の目が向かぬよう長年印象操作をしてきたと思われる。
どう考えても重要なのは不正取引防止の方ではないか。この件に対し、
一昨年依存症問題について活動している民間団体が協働して、
麻薬対策課に正確なキャンペーン名に翻訳し変更するよう申し入れをしたが、麻薬対策課の答えは
「長年定着してきた言葉なので変える気はない」という全く理屈に合わない返答であった。
では、なぜこのような官僚の劣化とも言える体質が、こうまで見過ごされてきたのであろうか。
それはひとえにこの麻薬対策課がおこなう、末端の使用者に対する偏見を作り出すこと、
末端の使用者を人間失格に仕立て上げることというプロパガンダが成功してきたからに他ならない。
このプロパガンダは官僚としての座を安泰にさせるだけでなく、天下り先ができ、そこに税金を投入させられる。
そして天下り先がさらなる偏見を強化するという悪循環が長年放置されてきているのである。
この公益財団法人 麻薬・覚醒剤乱用防止センターにもしっかりと元近畿厚生局麻薬取締部長が役員になられている。
そして、この麻薬・覚醒剤乱用防止センターが毎年、厚生労働省麻薬対策課からの依頼を受けこの
「国際麻薬乱用撲滅デー」にあわせた「ダメゼッタイ」運動のポスターを作成すると言う構図ができあがっている。

571 :優しい名無しさん:2021/04/10(土) 21:09:36.95 ID:Vr7VhXB8g
他の業者に委託先が変わることは私の記憶のある限りではない。そして同センターが作成するポスターが
まるで薬物依存症者には破滅への道しかなく回復の道がないかのようだ。
このポスターを見た薬物依存症のご家族が深く傷つき、改善の申し入れを行ったのだ。
薬物のご家族の申し入れは「ダメゼッタイ」は世界的に見ても効果がない(実際日本でも、
若者の大麻使用が増えていると言われ、再犯率も高止まりしているのだから効果など上がっていない)
「ダメゼッタイ」と言ってしまうと、自己責任問題となり手を出してしまった人が救われない。
手を出してしまった人が、支援に繋がれるような啓発に改善してほしい「国際麻薬乱用撲滅デー」
を正しい翻訳に訂正してほしいということだった。これがそれほど難しい問題だろうか
しかもこの啓発予算の事業目的には「薬物依存症の正しい知識と理解について広く国民に周知し、
薬物依存症者やその家族が適切な治療や支援に結びつく社会を実現する」と書かれている。
このポスターのどこに支援に結びつく啓発があるのだろうか。
しかし、このご家族の申し出を麻薬対策課はけんもほろろにうち捨てたのである。
そもそもこの「ダメ。ゼッタイ。」のキャッチコピーを作ったのは元電通マンで、
このたびのオリンピック開会式における、渡辺直美さんへの侮辱的な演出を考えた佐々木宏である。
この電通と官僚というこの国のキャリアが得意とするコンビネーションで仕掛けたのが「ダメ。ゼッタイ。」
キャンペーンなのである。佐々木は2019年5月に開催された「Advertising Week Asia 2019」
でパネラーを務め、その舞台でこんな発言をしている。28歳で転局しまして、コピーライターになりました。
最初は低空飛行が続きましたが、その頃に書いてみんなから馬鹿にされたコピーが、「ダメ。ゼッタイ。」
の麻薬撲滅運動。このコピーが、35年経った今でも使われているということが自慢です。とくに「ダメ。
ゼッタイ。」では、酒井のりピーが途中でイメージタレントに。効き目ないです。(笑)
こういった言い草を厚労省の税金で作った本人が発言することが許されることなのかと疑問に思うが、
作ったご本人も「効き目がない」と皮肉をこめて言っているのである。みんなから馬鹿にされ、
効き目のないコピーを35年間啓発で使い続けているのは麻薬対策課の思惑と怠慢

572 :優しい名無しさん:2021/04/10(土) 21:15:57.54 ID:Vr7VhXB8g
「アドバイスをする」という行為は教える人、つまり「教え魔」側に「自分が上という権力意識」
を与えるのだそうです。アドバイスという行為で、相手の行動に影響を及ぼすことで、
自分が強い力を持つと錯覚しやすく、「もともと権力志向の人のほうが『教え魔』になりやすい傾向がある」
という結果でした。「教え魔」の心理には、「承認されたい」「他人に影響力や権力を行使したい」という
「欲求」があるというわけです。親が子に、上司が部下に、ついつい説教してしまう、教え込もうとしてしまう。
そういったことはないでしょうか。よく上司や親がやってしまうのが、相手の行動を間違っていると決めつける
自分の過去の経験談や人生訓、苦労話から助言をする自分のやり方を押し付けるといったものです。
「自分のほうが経験を積んでいる、自分のほうが正しい」という過信が「一方的なアドバイスの押し売り」
になってしまうのです。人が他人からのアドバイスを受け入れるかどうかは、
「3つの要因」にかかっているのだそうです。そのアドバイスを得るのに「お金」がかかるかどうか
たとえば、弁護士など、「そのアドバイスを得るために高額なお金を払わなければならない場合」には、
言うことを聞き入れようとするものです。アドバイスをしてくれる人が「プロ」や「経験を積んでいる」
ことが明らかかどうか有名な占い師や有名人、「明らかに権威がある人のアドバイス」
は受け入れられやすい傾向にあります。聞き手が「アドバイスを受け入れる精神状態」かどうか
自信があったり、怒りを覚えていたりする状態などでは、他人のアドバイスは受け入れにくいものです。
つまり、「教えようとする人が『明白な権威』を持つその道のプロで、教えられる側も
『何らかの意見を求めている状態』でなければ、アドバイスは効力がない」ということになります。
歓迎されない「教え魔」にならないように、次の3つの点に注意してみましょう。
アドバイスは「頼まれない限り、絶対しない」「アドバイスは基本、
頼まれない限りは絶対にしないほうがいい」ということです。
人はどうしても、「自分が何か言えば、相手は考え方を変えてくれるはず、伝わるはず」と考えがち。

573 :優しい名無しさん:2021/04/10(土) 21:19:59.13 ID:Vr7VhXB8g
しかし、「相手が『聞こう』という姿勢」を持ち、かつ、話す内容が「相手が『聞きたい』と思うこと」と
「合致」していなければ、何ら聞いてはくれませんし、すべてはねつけられるだけです。
「何かを言えば、何かは伝わる」は幻想でしかないのです。「自分が正しい、相手が間違っている」
というスタンスに立ったアドバイスは効き目がないばかりでなく、相手にとっては迷惑でしかありません。
明白にアドバイスを求められた場合以外、勝手に押し付けてはいけません。
2つめは「アドバイスを頼まれても、しないほうがいいこともある」ということです。
アドバイスは「頼まれても、しないほうがいい」こともある「どうしたらいいと思う」などと、
こちらのアドバイスを求められるようなフレーズで話しかけられたときも、実は要注意です。
妻が夫に対し、出来事や悩みを話し、「どうしたらいい」と持ちかけ、夫が「〇〇するといいと思うよ」
「××すればいいじゃないか」とガチレスし、妻の機嫌を損ねる、というのは「あるある話」です。
実は「アドバイスが欲しい」と言いながら、「ただ、話を聞いてほしい」と思っているケースも少なくないのです。
実際に、自分の経験談や「こうすべき論」を理路整然と語ったところで、
相手に刺さる可能性は限りなく低いもの。「意見を押し付け、諭す」よりも、
「相手の話をじっくりと聞いてあげ、話してもらう中で、相手が自ら解決策を見つけていく」
というプロセスのほうがはるかに効果的です。アドバイスは「する」ものではなく「請う」ものと心得る
日本には、「年功序列」「長幼の序」の伝統の下、「年長や肩書の上のものが教えるべきで、
下の者は従うべき」という文化がまだ根強くあります。「年配者」はそういった知恵を伝授することで、
威厳を保っていましたし、じっと耳を傾けてくれる目下の人もたくさんいたわけです。
しかし、変化の早いこの時代に、「経験の長さ」だけが評価されるわけではなく、年齢や地位などで、
人の上下関係を固定しまうのは無理があります。肩書や年齢に関係なく、すべての人が教え、教えられる、
「平等の関係性」を築くことが求められる時代には、どんなに年齢を重ねようと、威張ることなく、
人様から学び続ける姿勢は大切です。上から目線で「教えてやる」ではなく、いつも「教わりたい」と前向きな気持ちで

574 :優しい名無しさん:2021/04/24(土) 06:28:30.96 ID:DfjB/JpHr
判決でも世間の薬物逮捕の報道でも「反省」や「意志を強く持つ」ことを求める内容が目立ちます。
そうした精神論は薬を使わずにいることに役立ちますか本人も捕まった時は「我慢が足りなかった」
と反省していると思います。しかし、「反省だけではどうにもならないですよ」というのが、
受診してきた患者さんに最初に伝える言葉です。「我慢じゃ止められないのを依存症と言います」
と医療の立場から繰り返し言っているのに、世間はそれをなかなか理解しようとしません。
以前、驚く判決がありました。「被告は依存が重篤である。よって厳罰に処さなければいけない」
という判決です。「病気が重いから、厳しく懲らしめなければいけない」とは、
何を言っているのだろうと思いました。懲らしめても使用状況が良くならないのは、
海外の薬物取締りの歴史が示しています。それなのに、
違法な薬物を使った犯罪者だということで排除する。とても日本的ですね。日本では異物を排除して、
村八分にして見えない存在にするという方法を取ってきました。でもそれは優しい社会ではない。
そういう人たちに必要なのは人とのつながりです。それを「つながりたいならまずちゃんとしろよ」
と条件をつけるのが日本社会です。刑事罰は、「ちゃんとしない奴は日本社会で受け入れないぞ」
というメッセージにしかなりません。「ちゃんとしない」のではなくて、依存症になったら、
「ちゃんとできない」のだということがなぜわかってもらえないのかと思います。精神医療の領域の医師で、
そういう考えで患者に接する人はいますか偏見とスティグマが最も強いのが精神科医かもしれません。
薬物依存症の専門家は全国で20人もいない。
日本精神神経学会などで啓発するシンポジウムを十数年続けていますが、なかなか広がりません。
薬物使用者に対し、「犯罪者だ」「言うことを聞かない」「怖い連中だ」
というスティグマを治療者も持っているからだと思います。「薬物依存症の患者は診ない」
と断る医師も多いですし、アルコール依存症も患者数が多いのに受け入れ先が少ない。
「自己責任だ」「言うことを聞かない患者だ」とレッテルを貼っているから、関わりが生まれません。
医療の場で拒絶されて傷ついた人は、支援を求めなくなります。
結局1人で頑張るしかないと思って悪化していく。そういうことが全国のあちこちで起きているので

575 :優しい名無しさん:2021/04/28(水) 03:30:49.53 ID:6F1InDvbb
福祉施設で女性を包丁で脅し逃走した男の身柄が27日朝、四国中央市内で確保され、
暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕された。この事件は、26日午前7時ごろ、
松山市西石井の福祉施設内で入所中の男が女性を包丁で脅し逃走したもの。その後、
「犯人がいる」との通報を受けた警察が27日午前7時半ごろ、四国中央市内で男の身柄を確保し、
暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは、作業員30歳で容疑を認めているという。
捜査関係者によりとJR松山駅で容疑者のものとみられる自転車が見つかっていて警察は、
事件の経緯や逃走経路などを捜査していす。
26日、松山市の障がい者施設で女性が包丁で脅されけがをした事件で、
警察は逃走していた入居者の30歳の男の身柄を27日朝、四国中央市で確保し逮捕した。
警察によりと、容疑者は26日午前7時前、
入居している松山市の障がい者施設で50代の職員の女性に包丁を向けて脅した疑い。
この女性は左手に切り傷を負いた。犯行後、容疑者は逃走していたが、捜査関係者などによりと、
容疑者の関係者から通報を受けた警察がけさ、四国中央市で身柄を確保した。
容疑者は容疑を認めていすが、身柄確保時包丁は持っていなかったという。

576 :優しい名無しさん:2021/05/12(水) 01:38:35.54 ID:WS4lyDiwt
社会的に関心が高まっている「8050問題」。暗い側面ばかりが指摘される一方で、
地域の支えを受けて自立へ踏み出す人もいる。23歳から23年間、精神病院に入院し、
現在は90歳の母親と二人暮らしをしている男性も、その一人だ。
グループホームから地域の就労支援事業所を経て、53歳で初めて「就職」という夢を叶え、
働き続けている。さっぱりと短く整えた髪に、ユニフォーム姿。男性は毎朝必ず、
定時の1時間前には出勤し、埃取り用のワイパーとふきん、掃除機を手に、
病院内の医師控室などを隅から隅まで丁寧に掃除していく。今、55歳。「やっぱり張り合いがあるね。
楽しい」と、ゆっくりとした口調でほほ笑む。その表情はとても晴れやかだ。かつては音楽少年だった。
中学校でフォークギターを始め、高校ではバンドを組んで国内外のアーティストの曲をカバーした。
卒業後はピアノの調律師を目指し、専門学校に受かったが両親は反対。
やむなく大学を受け直して合格し、大学ではエレキベースを弾いたりバドミントンをしたりしていた。
だが、20歳ぐらいから体調を崩し、入退院を繰り返すようになったという。最後の入院は23歳のとき。
「最初に点滴をして、部屋を変わった」後の記憶は、おぼろげだ。病院は激震地にあったはずだが、
震災のことは「覚えていないね…」と言う。ただ、同室の患者に腰を蹴られてケガをし、
リハビリをしたことと、親戚がお見舞いに来てくれたことは、記憶に残っているという。
これほど長期の入院が、症状のせいなのか、家族の事情のためだったのか、理由は分からない。
ただ、「何にも言われんかったから、考えたこともなかった」と男性。ところが10年ほど前、
先に退院した元同室の知人に外の世界のことを聞き、「自分も退院したい」と医師に申し出たところ、
すんなり退院を許可されたという。折しも長期入院への批判が高まっていたころだった。
男性はグループホームを経て、地域の就労継続支援B型事業所に通うようになった。だが、23年の間に、
街並みは大きく変わり、駅の改札口には見知らぬ券売機と改札機がずらりと並んでいた。
最初のうちはスタッフが声をかけても、一言を返すのに時間がかかり、
体力が続かず、午後になると誰とも話さず過ごすこともあった。
それでも、同じ障害のある事業所のメンバーは、明るく積極的に話し掛けた。

577 :優しい名無しさん:2021/05/12(水) 01:41:27.62 ID:WS4lyDiwt
オシャレな服や帽子を着けた男性がアニメの主人公のようだとニックネームで呼ぶ人もいた。
そんな和やかな環境で、男性は次第に笑顔を見せるようになり、会話の中心にいることも多くなっていった。
誰にでも優しく接する穏やかな人柄で、ほぼ皆勤だった男性は仲間からの信頼も厚く、
お菓子作りなどの作業ではリーダーを任された。そんなある日。
男性は「いっぺん、働いてみたい」と、スタッフに本心を打ち明けた。男性は本格的な就労に向け、
自らの障害の特性を理解しながら仕事を進める訓練をする「就労移行支援事業所」に移り、
ハローワークに登録して就職活動を始めた。だが、すぐに「長期入院」という壁が立ちはだかった。
履歴書に書く職歴はなく、「23年」という入院期間を目にすると、
障害に理解のある事業所ですら難色を示した。それでも男性は「一度は働きたい」とあきらめなかった。
不採用になっても、帰り道の喫茶店でコーヒーを飲みながら、「次はどこを受けようか」と、
まるで何事もなかったかのようにスタッフに尋ねた。記者が男性に初めて会ったのもその頃。
「お給料をもらったら何がしたいですか」と聞くと、少し考えて「電子ピアノを買いたいね」
とはにかむように答えてくれた。そんな男性の熱意にスタッフも勇気づけられ、活動を続けて2年目、
実習を経て、正式採用が決まった。それから2年余り。男性は今も週4日、
朝9時から12時までのパートタイムで働く。病院では男性らの仕事の
「場所」と「作業内容」が一目で分かるよう、作業項目に番号をつけた一覧表を作成。
そして、毎日の作業予定表にその番号を書く。例えば、「10〜11時@東階段清掃(手すり・扉・防火扉・
電気の枠・ほこり)A西階段清掃(同)」というように。障害者採用のメンバーは男性を含めて複数いるが、
「予定と自分がすべき作業を“見える化”すれば、きちんと仕上げてくれる。
他の職員も誰が何をしているか、分かりやすいですしね」と上司。仕事が終われば、部屋で少し休憩し、
雑談をして帰る。コロナ禍の間も遅刻や欠勤は一度もなく、「仕事はすごく丁寧で真面目。
こちらが心配になるほど集中力も高く、隅々まで鏡もピカピカにしてくれる。
むしろ私の方がもっと見習わないとと思うぐらい。基本的には全てお任せしています」と信頼を寄せる。

578 :優しい名無しさん:2021/05/15(土) 06:12:23.23 ID:S73ga9tUL
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者を殺害したとして嘱託殺人罪で起訴された医師の山本直樹容疑者
(43)ら3人が、山本容疑者の父親への殺人容疑で京都府警に逮捕された事件で、
父親の入院先の病院が「胃ろう」の造設手術を提案した際、山本容疑者が
「なぜ長生きさせようとするのか」と断っていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。
死亡前に容疑者らの間で交わされたメールに、父親について「周囲を不幸にする」との内容の記述もあり、
府警は山本容疑者が父親を疎ましく思っていた可能性もあるとみて、経緯を調べている。
府警は同日、3人を同容疑で京都地検に送検した。他に逮捕されたのは医師の大久保愉一(よしかず)
容疑者(43)と山本容疑者の母親の淳子容疑者(76)。3人の逮捕容疑は、共謀して平成23年3月5日、
東京都内で山本容疑者の父親、靖さん=当時(77)=を殺害したとしている。
府警は認否を明らかにしていない。捜査関係者によると、
靖さんは精神疾患で長野県内の病院に入退院を繰り返していた。栄養状態を改善するため、
病院側がチューブで胃に直接栄養を送る「胃ろう」の造設手術を提案した際、山本容疑者が反対し、
断ったという。その後、山本容疑者らが都内の病院に転院させると申し出て、3月5日に退院。
靖さんの死亡届が同日、淳子容疑者名で都内の区役所に出された。
また、府警が3人から押収したパソコンなどを調べたところ、靖さんが死亡した約1カ月前から、
両医師の間で火葬や死亡診断書の作成に関するやりとりも見つかり、
一部は淳子容疑者にも転送されていた。山本容疑者と淳子容疑者の間では、靖さんについて
「周囲を不幸にする」とした内容もあった。

579 :優しい名無しさん:2021/05/19(水) 06:03:33.90 ID:haF6tmNV5
薬物依存症の後遺症が改善せず、日々さいなまれている厳しい現状を吐露した。
ツイッター上には「今日も薬物病院に行き先生に色々と話しをしてきた。先生に話すと凄く心が楽になる。
突然の怒り、悲しみが一日中襲ってきて、ギリギリで生きてる。
こんなに短いスパンでの通院は逮捕されて以来初めて」と赤裸々に書き込んだ。
2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕されてから昨年執行猶予が明け、
現在はユーチューブやツイッター、テレビ出演、本の出版など多忙な日々を過ごしている。
ところが今月6日にツイッターで薬物依存についてのインタビューを受けている最中に
「フラッシュバック、自己否定でどんどん辛く苦しくなった」と明かし、症状が深刻化したことを告白。
それまで更新が途絶えていたが、1週間後の13日になって「ご心配をおかけしました…
あのインタビュー以来、調子が悪くなり薬物病院に行き先生と話しました。薬物依存は本当に苦しいです」
とつづり、周囲からも心配の声が上がっていた。それでも自身のユーチューブチャンネルにおいて、
薬物依存症の後遺症と5年間に渡って闘い続けていることを打ち明けつつ
「マイク・タイソンのように、またリングに上がりますよ」と力強く再起を誓ったばかりだ。
この日のツイートにはフォロワーから「辛い時は病院の先生でも、友達でも、
このTwitterでも吐き出していいと思いますよ!」「頑張っているのはみんな見てます!
色々と話して楽になるのは戦っている証拠です」「少し頑張り過ぎたのかな…
疲れた心と体を休めてあげて」などと応援メッセージが続々と寄せられ、反響の大きさを物語っている。

580 :優しい名無しさん:2021/05/20(木) 01:45:40.69 ID:0lJ4fzX+S
一切謝罪をしない、というこれまでの常識を覆す態度を見せてくれました。実はこれ、
依存症の回復プログラムの中でも、かなり肝になる行為なのです。薬物に問題がある当事者には、
起こしてしまった事態を自分の問題として捉えることが何より大事なことといわれ、
家族や関係者の謝罪は、残念ながら本人が自分の問題に向き合う際に、
間に入り込んでしまう邪魔なものでしかないというのが依存症業界の常識です。
「難しいかもしれないけど、一人の友人として、人生や治療のサポートは、
なんでもやりたい」と、積極的に手を差し伸べることを公言しました。
地の底に落ちた時、この声は何より救いになるし、染みるでしょう。
薬物犯罪者であるかもしれませんが、それ以前に一人の人間として見ていると感じるコメントは、
自分のことのように嬉しいものでした。従来通りの袋叩きがあった上での、擁護だったのかもしれません。
でも、たった数年前にはほとんど聞こえなかった声でした。
あったとしても、擁護したその声まで叩きに叩かれていました。
周りの理解やサポートがある上で、薬物の治療につながるのと、孤独の中で治療につながるのとでは、
回復への道がはるかに違うものになります。薬物は、遠くの世界の話。
そう思っている人も多いでしょう。私の家族、同僚、友人たちだってそう思っていました。
薬物依存症の家族会でも、自分の家族の薬物使用について知らなかった方がほとんどです。
でも、目に見えないだけで確実に近くに存在します。それは、都会でも地方でも変わりません。
私がいうのもなんですが、「薬物に手を出さない」というのは大前提です。
その上で、手を出しちゃった先の話を、日本ではあまりにもしてこなかったし、避けてきました。
そして、薬物に対するスティグマ(負の烙印)だけが、どんどんはびこり増殖していきました。
そんな状況の中で、何十年も必死に薬をやめ続けている自助グループの仲間たちは、
本当に苦労したと思います。私が依存症の人たちと付き合うようになって、2年が経ちます。
彼らと一緒に過ごすことで、ようやくうつから解放されました。前と変わらず人と話ができるようになりました。
自由に店にも入れるようになりました。電車やバスも乗れるようになりました。
自分の失敗で、派手に転んでしまいましたが、ようやくそこから回復し、人生を取り戻すことができたのです。

581 :優しい名無しさん:2021/05/23(日) 06:37:17.77 ID:wZ64M9R+Y
どうにかして生徒たちの集中力を切らさない方法を考える必要があった。
そこで、私は一計を案じた。それは、ダルク(民間の依存症リハビリ施設)の職員をやっていた、
薬物依存症からの回復者に私と一緒に登壇してもらい、自身の体験談を話してもらう、というものだった。
医者の冗長で単調な話なんかよりはるかにリアリティがあり、生徒たちの関心を惹きつけるはずと考えたわけだ。
ところが、私の提案は学校側からにべもなく却下されてしまった。理由は、「薬物依存症の回復者がいることを知ると、
生徒たちが「薬物にハマッても回復できる」と油断して、薬物に手を出す生徒が出てくるから」というものだった。
電話での事前打ち合わせの際、校長からはこう念を押された。「とにかく先生にお願いしたいのは、
薬物の怖さを大いに盛って話していただき、生徒たちを震え上がらせてほしいのです。
一回でも薬物に手を出すと、脳が快楽にハイジャックされて、人生が破滅することを知ってほしいんです」
わかってない。後に薬物依存症に罹患する人のなかでさえ、最初の一回で快楽に溺れてしまった者などめったにいないのだ。
快感がないかわりに、幻覚や被害妄想といった健康上の異変も起きない。あえていえば、多くの人にとってのアルコールや煙草がそうであったように、
初体験の際にはせいぜい軽い不快感を自覚する程度だろう。つまり、薬物の初体験は「拍子抜け」で終わるのだ。
若者たちはこう感じる。「学校で教わったことと全然違う。やっぱり大人は嘘つきなんだ」。
その瞬間から、彼らは、薬物経験者の言葉だけを信じるようになり、親や教師、専門家の言葉は、
耳には聞こえても心に届かなくなる。これが一番怖いのだ。私は、学校から登壇を許可されなかったことの釈明と謝罪をしに、
あらかじめお願いしておいたダルク職員を訪れた。彼は、苦笑まじりにこう語った。
「そういうのはいまだにときどきありますね。それでも、最近は少しずつ講演に呼んでくれるところも出てきましたよ」
そういうと、にやっと自嘲的に笑ってこう続けた。「ただ、変な注文をつけられますけどね。たとえば
、『スーツでバシッと決めて、みたいなかっこいい服装でこないでください。できれば古いジャージとか、
ヨレた感じの服装でお願いします』とか」学校が当事者を呼ぶのは、あくまでも反面教師もしくは「廃人」の見世物要員としてだったのだ。

582 :優しい名無しさん:2021/05/23(日) 06:40:12.22 ID:wZ64M9R+Y
尊敬するベテラン心理士からこういわれた。「精神科医は薬を出すから、
いつまで経っても心理療法がうまくならないのよ」彼女はいつも精神科医に手厳しいが、
このコメントもその例に漏れなかった。私は、「ですよねえ」と曖昧に濁すほかなかった。
たしかにその通りだったからだ。「では、お薬を調整しておきますね」「お薬を追加しておきましょう」
こういった言葉で、出口の見えない診察室でのやりとりを強制終了する。問題は何も解決していない。
医師として前向きな姿勢を失っていないことを患者に示しつつ、ただ時間稼ぎをしているだけだ。
そんなやりとりをこれまで何百回、いや何千回も行ってきたことか。かつて私は、
わが国の精神科医療をこう評したことがある。曰く、「ドリフ外来」。つまり、「夜眠れてるか飯食べてるか
歯磨いたかじゃ、また来週」といったやりとりで、次々に患者を診察室に呼び込み、追っ払う。
そのありさまを、ドリフターズの『8時だョ全員集合』のエンディングのかけ声になぞらえたつもりだった。
これは批判であると同時に自虐でもあった。
弁解を許してもらえば、何もすべての患者にそうしているわけではないのだ。
日に50人診察するとして、そのうちの何割を「ドリフ外来」的にサクッと捌けるかで、
その日の診療で重症者にどれだけ時間とエネルギーを割けるかが決まってくる。だから、
患者によって緩急つけながら自分の外来診療を進めていくのは、業務マネジメント上、
やむを得ないことなのだ。とはいえ、これは容易ではない。
医師にとってはその日の50分の1の相手だとしても、患者にとって主治医は一人だ。
しかも、2〜4週間という期間待ちつづけ、期待を膨らませて診察にたどり着いている。
それなのに、こちらが平均的な再診患者に割くことのできるのは5〜10分だ。
患者が抱えている問題の多くは未解決のまま先送りとなる。そんなとき、
今日のところは矛を収めてもらおう、いったん兵を引いてもらおうとして、
つい口に出てしまう言葉が、「お薬を調整しておきましょう」なのだ。たとえるならばそれは、
激しい連打に耐えかねたボクサーが反射的にしてしまうクリンチに似ている。断言できることがある。
おそらく私は薬をいっさい処方しない精神科医にはなれない。

583 :優しい名無しさん:2021/05/23(日) 06:43:05.76 ID:wZ64M9R+Y
もちろん、できるだけ無駄な処方は避けるべきだと思っているし、そもそも、
薬物依存症治療が専門である以上、患者に薬を出すよりも薬をやめさせることのほうが多い。
しかしそれでもやはり、まったく薬を使わないことはできないと感じているのだ。なぜか。ここからはじめよう。
処方薬の話だ。精神科医としてどんな患者が一番好きかと問われたら、私は迷うことなく
「覚せい剤依存症」と答えるだろう。決して犯罪行為を肯定するつもりはないが、
法の一線を越えた彼らには、アルコールや処方薬、市販薬の依存症患者にはない独特の潔さ、
すがすがしさがある。およそ10年前、私は、「覚せい剤依存症?」
と表情を曇らせる病院幹部の懸念をよそに、現在の所属施設で薬物依存症専門外来を開設した。
その理由は、まさに「思う存分、大好きな覚せい剤依存症患者を診たい」との思いからだった。
しかし、実際に診療を始めると、いささか期待外れな事態に直面した。というのも、
たしかに多くの覚せい剤依存症患者が受診してくれたものの、それは全体の半分にすぎなかったからだ。
残りの半分は、処方薬(その大半は、エチゾラムやフルニトラゼパム、トリアゾラム、ゾルピデムといった、
ベンゾジアゼピン受容体作動薬として分類される睡眠薬や抗不安薬だ。ここでは略して「ベンゾ」
と呼んでおきたい)の依存症患者だった。当時、ベンゾ依存症患者は薬物依存症外来の新興勢力であり、
「わが国伝統の乱用薬物」である覚せい剤の依存症患者と比べると、さまざまな点で違っていた。
たとえば、学歴が高く、犯罪歴を持つ者が少ないなど、一般の人と変わらない生活背景を持ち、何よりも、
薬物依存症とは別に、うつ病や不安障害といった精神障害を併存する者がとても多かった。
もっとも注目すべき特徴は、依存形成の心理機制だった。覚せい剤依存症患者の多くは、「刺激を求めて」
「(友人や恋人に)誘われて」など、刺激ないしは快楽希求的な動機、あるいは、
人との親密な関係を契機として乱用を始めていたのに対し、ベンゾ依存症患者は、
「不眠や不安を軽減するために」「抑うつ気分を改善するために」といった意図から、
単独で使いはじめているのが特徴だった。このことは二つの重要な事実を示唆していた。

584 :優しい名無しさん:2021/05/23(日) 06:44:52.41 ID:wZ64M9R+Y
一つは、ベンゾ依存症患者は決して「快感」を求めて薬物を乱用しているのではなく、あくまでも
「苦痛の緩和」を求めて薬物を乱用している、ということだった。これは、たとえ快感を引き起こさなくとも、
苦痛緩和の作用さえあれば、人は依存症に罹患しうることを意味する。いや、快感ならば飽きるだろうが、
苦痛緩和となると飽きるわけにはいかない。自分が自分でありつづけるためには手放せないものとなる。
もう一つは、この「苦痛の緩和」をしてくれる薬物を最初に提供した人物が、しばしば精神科医である、
ということだった。事実、私の調査では、ベンゾ依存症患者の84パーセントは、
併存する精神障害の治療を受けるなかで依存症を発症していることがわかっている。
これは悩ましい問題だった。というのも、医師のミッションはいうまでもなく患者の苦痛緩和にあるが、
そのミッションに忠実であろうとする善意が患者を依存症に罹患させることを意味するからだ。
依存症に陥る機制はさておき、ベンゾ依存症患者の治療は実に手がかかる。
覚せい剤依存症患者の少なくとも倍は手がかかるといってよいだろう。理由は三つある。
第一に、併存する精神障害のせいで、いっさいの精神科治療薬をやめるという選択肢がとれないことだ。
通常、ベンゾを比較的依存性の低い別の薬剤(抗精神病薬や抗うつ薬)
に切り替えて精神症状をコントロールすることを試みるが、
副作用の問題からそれがむずかしいこともある。そうした場合、ベンゾを規定用量内まで減らしたうえで、
医師の管理下で継続服用をさせるという選択肢をとらざるを得ない。
その治療目標の奇妙さは素人でもわかるだろう。たとえば、アルコール依存症患者に
「焼酎はやめてビールだけにしなさい」と、そして、覚せい剤依存症患者に
「覚せい剤は注射で使わないで、アブリ(加熱吸煙)で使うようにしなさい」
と指示する治療は想像できるだろうか。けれども、ベンゾではときとしてそれをやらないといけないのだ。
第二に、入院が必要ということだ。意外に思うかもしれないが、典型的な覚せい剤依存症の治療は、
外来通院だけでこと足りる。覚せい剤には離脱症状がほとんどないからだ(その分、なかなか「懲りない」
という問題はあるが)。ところが、ベンゾは連用で耐性が生じやすく、乱用期間が長いケースでは、
急な中断により重篤な離脱症状を呈しやすい。

585 :優しい名無しさん:2021/05/23(日) 06:47:22.25 ID:wZ64M9R+Y
実際、典型的なベンゾ依存症患者は、ベンゾの錠剤を、それこそ「FRISK」
感覚で日に数十錠も口のなかに放り込む生活を送っている。
もしもこの状態にある人が自己流で断薬すれば、
かなりの確率でてんかん発作のように危険な離脱が出現するはずだ。だから、減薬は入院してもらい、
医学的管理下で行わなければならない。具体的には、これまで服用していたベンゾと同じ量を、
もっと血中半減期の長い、「切れ味の鈍い」ベンゾで置き換え、しかもすべて散剤化して、
小刻みかつ慎重に減量していくことになる。そして最後に、
ほかの医療機関との調整をしなければならないことだ。典型的なベンゾ依存症患者は、
平均して12カ所の通院先を持っている。週3回異なる医療機関に受診し、
その都度1カ月分の処方を受け、翌週はまた異なる医療機関3カ所だ。それをひと月に4セットくりかえす。
それはそれで多忙な、文字通り「薬中心の生活」といえよう。入院期間中に、
そのような「売人」的医療機関と縁切りをしておくことはきわめて重要だ。入院中にせっかく減薬しても、
退院後に再びそうした医療機関で処方を受けてしまえば、それこそ元も子もない。そのような事情から、
患者に入手元の医療機関名を教えてもらい、患者の許可を得て、「
当該患者はベンゾ依存症で現在治療中です。今後は受診しても絶対にベンゾを処方しないでください」
と、医療機関にお願いの手紙を出すのだ。外来で処方できる規定範囲の量まで減薬ができたら、
そこでようやく治療の場を入院から通院へと移すことができる。処方は依然として散剤のままだが、
通常、乳糖粉末で薬袋を膨らませ、過量摂取しにくい工夫を施し、さらにゆっくり減薬していくことになる。
このような具合に、ベンゾ依存症の治療は細々と手がかかる。ちなみに、
ベンゾ依存症治療を数多く手がける知人の依存症専門医は、こうした減薬治療のことを「ベンゾ掃除」
と呼んでいた。その際、彼が見せたうんざりしたような表情はいまでも記憶のなかで鮮明だ。
ベンゾ依存症患者は、2000年以降、薬物依存症臨床の場で目立ちはじめたが、
この世紀の変わり目の年は、精神医学にとってさまざまな意味で分岐点であったと思う。
一つは、新しい抗うつ薬の登場だ。

586 :優しい名無しさん:2021/05/23(日) 06:53:18.14 ID:wZ64M9R+Y
従来の三環系抗うつ薬に比べて副作用が少なかったことから、
精神科医はそれまでよりも気軽に抗うつ薬を処方できるようになった。それから、
すでに多くの識者が指摘している通り、製薬会社による、「うつは心の風邪」
というキャッチコピーを用いた新薬プロモーションは、人々の精神科受診に対する抵抗感を緩和し、
確実に精神科医療ユーザーの裾野を広げた。
抗うつ薬とともにベンゾを処方するという精神科医療の古い慣習が無視できない影響を与えた。
こうした変化は、依存症外来におけるベンゾ依存症患者を増加させただけでなく、
救命救急医療現場における過量服薬患者を増加させて、精神科医は救命救急医から顰蹙を買うこととなった。
過量服薬患者のほぼ全例が精神科通院中だったからだ。
ある救命救急医からこう吐き捨てるようにいわれたことがある。「私は精神科患者が嫌いだが、
精神科医はもっと嫌いだ」精神科医は明らかに時代の変化に後れをとっていた。
精神医学の中心的疾患は依然として統合失調症であり、それゆえに治療論はともすれば、
「まずは薬物療法」だった。臨床現場では、精神科医の腕の見せどころは、病識を失い、
被害妄想の影響で極端に猜疑的になっている統合失調症患者に、強制説得によって服薬に応じてもらう場面だった。
だから、駆け出しの精神科医は、郊外の精神科病院で統合失調症治療の修行をし、「薬を飲ませる技術」
を磨くことに専心したわけだが、その熱意に比べると、薬物のやめ方には驚くほど無関心だった。
統合失調症は慢性疾患であり、治療薬の服用は生涯継続されるべきという考え方を、
多くの精神科医が無邪気に信じていたせいだ。そして世紀の変わり目が近づくころ、
修行を終えた精神科医たちが、郊外の精神科病院を抜け出して、
大挙して都市部駅チカにパラシュートで降り立ち、「メンタルクリニック」という店を開きはじめたのだ。
しかし不幸にも、すでに彼らの技術は患者の病態にマッチしなくなっていた。外来に押し寄せた患者は、
統合失調症患者ではなく、これまで精神科医療にアクセスしてこなかった層だったからだ。
その多くは、仕事の問題、家族関係の問題、込み入った恋愛の悩みなど、
薬だけでは解決できない問題を抱えていた。そこで医師が、自慢の「薬を飲ませる技術」
だけを発揮したならば、どのような結果になるのか推して知るべしというほかない。

587 :優しい名無しさん:2021/05/24(月) 05:30:37.78 ID:zlz/6sW5R
病院で治せないものを、少年院なら治せるかといったって、そうはいきません。
ごく一般的な治療を行って、それをもってお茶を濁す以上のことはできない。
精神医学にできることはたかが知れている。どんな少年でも「健全育成」することができる万能の技術ではない。
精神医学の教科書のどこを見ても、「性犯罪の治療法」なんか書いていない。
特殊な性癖を持ったケースについては無力です。医療少年院の存在自体全てが無力です。
問題は、「刑務所、少年院、医療少年院、以上3つから一つ選べ」の三択ではありません。
少年院は、一般的な不良少年、非行少年を見るところなので、それと「人を殺すことが興奮する」
といった特殊な性癖をもった少年を同じように扱うわけにはいきません。刑務所は刑罰を行う場所なので、
医療少年院のような治療や矯正教育は手厚いとはいえません。数年に一度、
少年による特殊な事件は起きると、少年法によって保護することの意義が問われます。
刑法では治安は守れません。出所後のアフターケアがないことについては、刑法も同じです。
再犯の危険が明々白々なケースであっても、手をこまねいているしかない。
現行法は、過去の犯罪に応じて処遇を決めるという考え方。したがって、将来の再犯リスクを考慮して、
アフターケアを提供しようとする発想が完全に欠落しています。限界だらけです。
精神科医は「治療で性犯罪を防げる」などという根拠のない夢物語で国民を欺いてはいけない。
「少年は全員矯正できる」なんて、どこに根拠があるのでしょうか。
医療少年院や精神医療センターに勤めているような医師こそ限界を知っている。
正直に声を上げてほしい。「治せない。だからこそ、アフターケアが必要だ!」と。
薬もカウンセリングも、人の考え方まで変えることができるわけではない。
矯正教育を施せば性癖が治るなどという保証もありません。
最終的には医療少年院なり、少年刑務所なり、少年院を出て、地域社会に戻ってから、
いかにして再犯させないよう見守るかの問題です。性犯罪のリスクは塀の中ではゼロ、
塀の外に出たら突然リスクが上がります。目の前を幼児だって通るし、若い女性も歩く。
性犯罪者にとっては誘惑だらけ。何年もお目にかかれなかった獲物が無防備なまま、
目の前にいるわけで、邪念がよぎって当然です。誰かが見ていなければいけないでしょう。

588 :優しい名無しさん:2021/05/26(水) 06:47:28.12 ID:y1VTNSH/S
殺したいというか、死んでくれとは思っていましたね。それが高じて、
殺してしまいたい衝動に駆られる日もありました。母とはあまり上手に関係性が作れなくて、
すごくいびつな形のまま年数を重ねてしまったのが原因だと思います。
私が母親の思うような娘ではなくて、とにかく気にくわなかったんでしょうね。
昔はお灸をすえるといい子になるという迷信みたいなことがあって、
お灸なんてないから、タバコの火を押し付けられそうになることがありました。ほかにも、
叩かれたり怒られたり灰皿を投げつけられたり布団叩きで叩かれたりしました。でも、そういうことよりも、
これをしてくれなくて悲しかったというほうがつらいんですよ。例えば褒めてもらえない。
かわいいと言ってもらえない。大好きだよとも言ってもらえなかったです。子どものころは、
他の家庭の親と比べたことがないから、自分の母親のことをおかしいと思ったことはなかったです。
大人になって医者になってから、
例えばアルコール依存患者や暴力依存患者のいる家庭とかDVが起きている家庭とか、
そういうケースを見ていると、うちの母親は麻薬の薬物依存の患者だったんだなと知りました。
彼女の性格の変化とか、
私たちの家庭が壊れていったのはそれが原因だったというのは後から分かったことです。
いま思えば私が中学生のころも高校生のころも、おかしな状況だったんですよ。
リビングに注射器が転がっていたり、使い捨てのアンプル(注射剤を入れる容器)が転がっていたり。
母親が注射を打った後はいつも血だらけだったり、洋服が血で汚れていたりもしました。
母親は盲腸とかがこじれてしまって、お腹がしょっちゅう痛くなる体質でした。
父親はその痛みを解消する目的で母親に飲み薬を与え始めて、
それがどんどんエスカレートして注射薬になり、
オピオイドという麻薬性の鎮痛剤を注射するようになってしまったんです。
だからといって必ず依存症になるわけでもないのですが、
うちの母親にはたまたま合っていて、だんだん止まらなくなっていったということだと思います。
一回そうなると父親にも娘の私にも止めることはできません。依存症って、
好きで楽しくてやり続けていると思う人がいますが、本人は本当は死ぬほどやめたいんですよ。
でもやめられないのが依存症なんですね。だから一番つらかったのは母親だったと思います。

589 :優しい名無しさん:2021/05/26(水) 06:50:01.27 ID:y1VTNSH/S
意志が弱いからとか、だらしがないからだとか思われがちですが、
そう言われることで本人たちはまた自信を失ってしまって、
苦しいからまた薬に手を出したりお酒に手を出したりして悪循環になっていきます。
社会の理解が進んでいないというのは大問題です。
父親も問題に気づいてからは薬を渡さないように努力しましたが、
母親は父親に暴力を振るってでも注射薬を引っ張り出そうとして、止めるのはなかなか難しかったです。
さらに依存症という病気についての認識が広がって専門の病院や先生がたくさん増えたのは、
平成の途中ぐらいからなんです。今はネットで調べれば専門外来を見つけることができますが、
当時、昭和のころは専門の病院がありませんでした。頼るところがなくて、
私たち家族が混沌としてしまったというのはありますね。やっぱり母親が壊れていくことです。
どんな依存症でもそうですけど、薬とかアルコールとかの依存症はだんだん脳細胞が萎縮していくんですよ。
すると本来のその人の性格がどんどん変わっていくんですね。
その依存対象物を手に入れるためなら、どんな嘘でもつきますし、どんな裏切りも行いますから。
母親の場合も、人を傷つけたり暴言を吐いたり、暴力を振るったり嘘をついたりと変わっていって、
そういう姿を見るのは苦しかったし、体も注射痕で醜くなって見るにたえない状況ではありましたね。
解消しなかったんじゃないでしょうかね。誰かに相談しても分かってもらえない時代だったので、
誰にも相談していなかったです。それに依存症の家族はみんなそうですけど、
家庭の中の恥だと思っているので、あんまり言えないですよね。家族は隠そうとします。
私は早く母親から離れたいという気持ちがあったので、なるべく早く結婚して家を出たいと思っていました。
医者で忙しかったというのもありましたが、離れて見て見ぬふりをしていた期間がありました。
その間は、母親を見ないで済んでいたので自分はすごい楽でした。
でも、その間に全部背負っていたのは父親で、母親は以前にも増して悪くなっていたんです。
数年経って振り返った時に、父親にかわいそうなことをしたと思いましたね。
そのころには依存症外来みたいなものや依存症の専門病院みたいなものが少しでき始めていたので、
ネットで一生懸命調べてヒットしたところを訪ねてみようと思って、行ってみたんですね。

590 :優しい名無しさん:2021/05/26(水) 06:53:21.14 ID:y1VTNSH/S
するとそこの精神科の先生が母親ではなく、私と父親の二人で入院しなさいと言ったんです。
山奥に依存症の家族を入院させるための施設があるからと予約を取られちゃったんです。
母親だけでなく、あなたもお父さんも病的な状況だから、
まずはあなたたちが正常な状態に戻りなさいと言われました。
それで他に手段もないので二人で入院しました。考え方が劇的に変わりました。
依存症が病気だということがはっきり分かったのと、
自分が変わることが大事だということに気づかされました。
依存症の家族って、依存症の本人をやめさせることだけで頭がいっぱいになるんです。
お酒を取り上げる、ギャンブルを取り上げる、暴力をやめてもらう、薬をやめさせる。
そのためにはどうしたらいいかとなっているんですけど、人を変えるのはすごく大変なことで、
そのせいで何も手につかない、家族の顔を見ても楽しくない、仕事も手につかない。
それをひとまず普通の生活ができる精神状態で暮らしましょうという発想に変えるんです。
母親がどうであれ、自分の人生はこれで終わっちゃいけないし、
自分には楽しいことや幸せな瞬間やなすべきことがあるはずだと。
それをまず取り戻そうという感覚に気づかされたのが、その入院でした。
入院期間は2週間くらいだったんですけど、
帰ってきてからは母親に薬物をやめさせることだけに必死になる感覚はなくなっていきました。
グループセラピーです。午前も午後も同じような環境の人たちとグループミーティングをするんですよ。
自分の家での出来事や自分の気持ちを話したり、
他の人が家族に死んでほしいと思ったことや殺しそうになったこと、
そんな自分が大嫌いだっていう話を聞いたりして。すると、どこの家庭でも同じような話が出てきて、
自分と全く一緒の気持ちの人たちがこんなにいるんだと知ってすごく心強い気持ちになりましたね。
母親はその後、呼吸が止まりかけたりして何度も救急車で運ばれて、
このままだと本当に薬で死ぬなという状況でした。そこで、父親が注射薬の入荷をやめたんです。
本当は患者さんのためにも使うんですけど、とりあえず母親から遠ざけることにしました。
すると母親はほかの依存症の患者と同じように、他の睡眠薬を試してみるなど代替策を考えるようになりました。

591 :優しい名無しさん:2021/05/26(水) 06:57:09.58 ID:y1VTNSH/S
でも、母親の心を満たすような薬物には出会うことはできなくて、薬は半年ぐらいで諦めたんです。
その代わり、買い物依存になってテレビの通販チャンネルで一日中買い物をし始めました。
買い物依存の人の特徴として、買うところまでが楽しいので届いたころには何を買ったかも忘れているんです。
そのころ父親が亡くなったため、一人で寂しかったというのもあったと思います。
最終的に母親は心臓の発作みたいなことで亡くなってしまいました。
気がかりなことがひとつなくなったので、物理的には楽になったと思います。
でも精神的には解決しなかったです。
私も医学を学んで依存症専門の先生たちとも知り合うことでたくさんのことを学びましたが、
結局母親は何一つ改善することなく命を落としているわけです。
中途半端なまま、無理やり強制終了されたような感じですね。
例えば依存症になりやすい特徴が自分にあるかどうかを見てみることです。
「自己評価が低くて自分に自信が持てない」「人を信じられない」「本音が言えない」
「見捨てられる不安が強い」「孤独で寂しい」「自分を大切にできない」といった特徴があります。
覚醒剤など、一回でも使えば犯罪になってしまうものはともかく、
他人や社会に迷惑をかけないタイプの依存であれば、別に依存してもいいわけですよ。
罪にならないレベルで上手に付き合っていく方法を考えるというやり方もあります。
私個人の経験から言うなら、親御さんがもしお子さんに依存症になってほしくないと思うなら、
お前のことが好きだよ、生まれてきてくれて本当によかったと愛情を口にしながら育てることが大事です。
自尊心は家族とか他人との関係の中で高まっていくものだからです。
今苦しんでいる方は、家族だけで抱え込まずに専門家を頼ったほうがいいです。
依存症は、無理やり取り上げようとすると余計に悪くなるので。なぜ依存症になるかというと、
元々生きていくのがすごく下手でつらいから、自己治療のために依存対象物が必要になるんです。
アルコールとかギャンブルとかセックスとか薬とか、それがあることによってかろうじて生きていける。
だからそれを取り上げられることはすごく苦しくてつらいことなんです。

592 :優しい名無しさん:2021/05/26(水) 07:01:07.84 ID:y1VTNSH/S
依存症の人は、例えば溺れる海で自分が一生懸命見つけてきた浮輪があるからなんとか生きていられるのに、
この浮輪を取り上げられようとしているような感覚なんです。
やめろって取り上げられそうになると余計にしがみつきたくなる。
泳げないし、溺れそうになるし、苦しいから。だからこの浮輪を手放しても、
怖くないよ、生きていけるんだよということを誰かが手を差し伸べて教えてあげたり、
彼らの苦しさを取るためにはどうやって生きていけばいいのか一緒に考えたりすることができれば、
浮輪を手放せるかもしれない。そういう考え方が、今の治療法のひとつとしてあるんです。
それをやってみるのも一つの手段です。ただ、これは家族だと当事者になってしまっているので難しいです。
第三者のプロの力が必要です。自分の家族だけで解決しようとしてはいけません。
だから専門家のところに行け、グループミーティングに行け、依存症外来に行け、
家族会に行けってことなんですよ。外と繋がらないと無理だと思いますね。
自分たちでなんとかできると思って、こじれてしまっている家族はたくさんいます。
父の後を継いで東京の小さい診療所をやっていたんですけど、
あるときから診療所の経営を続けるのが苦しくなってしまって。
私は父親みたいに診療所のことを心底愛していないと気づいた時にやめようと思ったんです。
でもその後のことを全く考えていなかったんです。
そうしたら、ひょんなことから知り合いの知り合いを介して、
法務省が刑務所とか少年院で働く医者を募集していることを知ったんです。殺人犯とか強姦犯とか、
そういう人たちの診察をするので、みんなやりたがらない仕事だから人が足りないんだと。
特に女性は嫌がる人が多いけど一度見学に来てほしいと言われて行ったんです。
そこで聞いたのが、日本の受刑者の多くは窃盗と薬物が基本的な罪状で、
何度逮捕されても、何度懲役をくらっても同じ犯罪を繰り返してしまうと。
人間の罪ってかなりの部分が依存症と背中合わせで起きているんだということに気づいたんです。
そのとき、この仕事できるかもしれない、逆に向いているかもしれないと思いました。
医者になったことも母親の依存症と向き合った経験も、全部一本に繋がって、
私はこれをやるためにきっと医者になったんだと感じました。

593 :優しい名無しさん:2021/05/29(土) 07:02:45.26 ID:8rY3CoMna
適応障害とは言ってないものの、「20代前半のころ、4年くらいうつ状態だった」ことを明かしていました。
当時は、環境変化の大きさや心身への負担は、われわれの想像を超えるものがあったのではないでしょうか。
関連性はまったくありませんが、昨年は自死に関する悲しいニュースが立て続けに報じられました。
今となっては事実こそわからないものの、関係者、家族、
友人ら近しい人々にとっては悔やみきれない結果だけに、現在は取り越し苦労に終わることを承知で、
慎重かつ手厚い対応が求められているのです。適応障害という文字の印象から、
「環境に適応できないような弱い人がかかるもの」と思われがちですが、そうとは言えません。
コンサル経験上、適応障害の診断を受けた相談者さんたちは、おおむね「しっかりしている」
「頑張り屋さん」「負けず嫌い」「親分肌や姉御肌」などのいわゆる“できる人”“いい人”でした。
決して「気持ちが弱い」「逃げている」「サボっている」のではなく、
向き合おうと頑張った結果であることも多いのです。むしろ、オフィスで同僚や部下などに、
「あいつは気持ちが弱すぎる」「逃げるな」「サボるな」などと言っている人が、
相手の適応障害を引き起こしている可能性があるだけに気をつけたほうがいいでしょう。
また、適応障害の落とし穴は、誰が見てもネガティブな出来事に対するストレスだけでなく、
昇進・栄転・受賞、恋愛・結婚・出産、
新居への引っ越しなどのポジティブな出来事がきっかけになるケースも多いこと。
これらポジティブな出来事によって心身や行動のペースが変わり、
「実は想像以上の緊張が生まれていた」ことが適応障害につながってしまうことがあるのです。
だからこそ大切なのは、自分に対しても、身近な人に対しても、「大丈夫」「休まなくていいだろう」
と決めつけず、いい意味で「大丈夫?」「休んでみる?」などと問いかけてみること。
「ストレスなんてあるはずがない」「まさか苦しんでいるなんて思わなかった」
と決めつけてケアが遅れないようにしたいところです。
すでに適応障害の症状が出ている人は少なくないでしょう。少なからずそんな自覚のある人は、
休暇を取る、意図的に気分転換のリフレッシュタイムを設定する、不安を吐き出し合える相手を持つ、
仕事外の人間関係を複数作って視野を広げておくなど、日ごろの予防策が必要です。

594 :優しい名無しさん:2021/05/30(日) 10:16:29.57 ID:pScQFt0sV
不特定の生活保護受給者から睡眠薬や睡眠導入剤などを安く買い叩いている仕入先、つまりクリニックだ。
だいたいワンシートいくらくらいですか「その時は、インターネットの時代でしたからね。掲示板で売買。
俺も元はその中の1人ですわ。前はエリミン、リタリンの時代でした。
リタリンはものすごい売買して売り上げていましたね」ワンシートとは10錠のことである。
エリミンは使用方法によっては酩酊感を得ることができる睡眠薬であり、
リタリンは覚醒剤に似た効果が得られると言われている神経系の薬だ。
これらは一部の病院でしか処方されないため中々市中には出回らず、
出回ったとしても高値で売買されている“闇のクスリ”だ。
実際に入手するのは処方箋のなかでは一番難しい種類ではないだろうか。
色々なクリニックに行き売り物になるクスリをもらって、ワンシートいくら、で売っているんですよね
「僕はキチンと処方されているんですよ、病気とか事故とかで。だけどもう飲まないから。
処方してもらっても、もう飲む時と飲まない時の差がある。だから譲っている感じですね」
綺麗ごとを言っているが、実際に泥棒市で睡眠薬などを売っているひとりには違いはない。
あそこでクスリを売っているのって何人くらいいます「ピンからキリでしょうけど、だいたい10人とか」
そんなにいるんですか。眠剤ある眠剤あるって客は言っていますよね。
「立ちんぼって言われますよね。立ちんぼしてる人は一緒にDVDとか売ってるね。
暗黙の了解でやっていますよね」摘発されても薬事法(現・薬機法)だから、すぐ出てきますよね。
「そうですね」だからまたすぐ立ちますよね。「それはホンマのことですね。どうせ罰金ですむから。
こういう感覚ですわ」向精神薬を使っていると、“麻薬及び向精神薬取締法”もついちゃうじゃないですか。
それがつくと危ないですよね。だから導入剤とか眠剤は持っていても、向精神薬にはいきませんよね
「危ないですね。買い手が怪しいと持ってないと言いますよね。ユーチューブの人間も最近来ますしね。
私は利益を目的としてないんで。僕は仕事もしていますからね。ゆうたら買い手はわかっているからね。
売り手も悪いけど、買い手も悪いことしているって分かって買っているからね。処方されてないんだから。
買い手側が一番悪いんだから。クリニック行ったらいいやんか、こうなるんですね」

595 :優しい名無しさん:2021/05/30(日) 10:22:18.97 ID:pScQFt0sV
仙台市青葉区の精神科病院「東北福祉大せんだんホスピタル」で4月、
男性看護師が入院患者に不適切な行動制限をする事案があったことが28日、分かった。
市は同日、精神保健福祉法に基づき改善を求める文書を病院側に通知した。
市や病院によると、男性看護師は4月上旬、
女子中学生の患者が病棟に戻ることを嫌がり置き時計を投げ付けたり大声を出したりしたため、
患者を病棟に連れ戻す際に体を取り押さえた。関係者によると、
看護師は患者の首元をつかんでいたといい、患者はその後、精神的なショックを受けて病院を離れた。
精神保健福祉法に基づく厚生労働省の基準は、
医師の判断がなければ任意患者の行動制限ができないと規定している。
市障害者支援課は4月27日に病院への立ち入りを行うなどして調査した結果、
患者は医師から行動制限の必要がないと診断されていた
患者の行為は周囲に危険が及ぶ可能性が低かったことなどから、看護師の行動は不適切と判断。
28日に文書で通知し、6月下旬までに改善点などを明記した回答を文書で求めている。
病院の担当者は「看護師には口頭で厳重注意した。院内に調査部会を設け、
原因究明と再発防止策を検討している」と説明した。

596 :優しい名無しさん:2021/06/01(火) 02:52:06.14 ID:bRJ8lx3p8
脳に言語情報が出入力されると、理性・理論・思考の中枢である前頭前野が、
扁桃体の興奮を抑制しす。具体的には「安心できる情報を知る」「悩みや心配を人に話す」
「不安や怒りを紙に書き出す」「日記をつける」などの行為。「知る」「話す」「書く」
など言語的なインプット&アウトプットによって、脳は「安心」に向かっていく。
愛とつながりのホルモンであるオキシトシンが分泌されると、扁桃体は鎮静します。オキシトシンには、
非常に強いリラックス効果、やすらぎ・癒やしの効果があるから。オキシトシンを出すためには、
夫婦・親子・パートナーなど親しい人とのコミュニケーション・スキンシップ・楽しい会話、
ペットとの交流、親切行為・他者貢献・ボランティア活動などが有効。誰かに接して癒やされる。
そんなときに、オキシトシンが分泌されす。コロナ禍においては、人と接することが制限されていすので、
オキシトシン不足の人が増えていることが考えられす。オンラインでもいいので、
人と積極的にコミュニケーションを図るようにしょう。「扁桃体の興奮」とは、言い換えると
「脳の興奮」「戦闘モードの脳」。なかでもスマホいじりやゲームなどの視覚系の娯楽は、脳を興奮させ、
戦闘モードに切り替えす。のんびりとリラックスした状態になれば、戦闘モードは解除されす。
たとえば、ゆっくりお風呂につかる、あるいは、何もしないでボーッとするのもいいでょう。
たとえば「昼休みに公園のベンチに座ってボーッとする」など、一日のうちに10分間でも
「のんびり」「ゆっくり」する時間を持ちたいもの。睡眠不足の状態では、扁桃体はより興奮しやすくなり。
扁桃体が興奮するとぐっすり眠れないので、さらに脳が疲労するというサイクルを繰り返す。
この悪循環に陥らないよう、7時間以上の睡眠をしっかりとること。
また、運動はコルチゾールの分泌量を低下させす。
運動によって扁桃体が引き起こすストレス反応を減じることができる。簡単にできる運動ということで、
おすすめしているのが「朝散歩」。朝起きてから1時間以内に、5〜15分程度、
太陽の光を浴びながら散歩することによって、脳内物質・セロトニンの分泌が活性化されす。
セロトニンは「脳の指揮者」と呼ばれ、ノルアドレナリンやドーパミンなどの脳内物質の分泌量を調整して、
ノルアドレナリンの分泌量を低下させ、不安を減じる。

597 :優しい名無しさん:2021/06/09(水) 06:29:34.75 ID:LVJ16vjL7
元看護師らが精神疾患のある入院患者を虐待したとして昨年に有罪判決を受けた神出病院
(神戸市西区)で今年5月、男性看護師が患者に暴行し、軽傷を負わせていたことが7日、
同病院などへの取材で分かった。病院からの通報を受け、
神戸西署が事件の可能性もあるとみて調べている。病院によると、
5月20日午前11時40分ごろ、病棟内で勤務中だった20代の男性看護師が、
30代の男性患者に対して胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、けがをさせたという。
男性看護師は現在自宅待機中で、病院は処分を検討している。
大きな声を聞いた別の職員が現場に駆けつけて発覚。その約30分後、
事務長が神戸市健康局に通報し、翌日に市が立ち入り調査を行った。
同署には6月2日に通報したという。捜査関係者によると、
男性看護師が指示を聞かない患者を取り押さえようとして、暴力を振るったとみられるという。
6月に就任した土居正典院長は「病院の再生を目指す中、不適切な行為が起きてしまい申し訳ない。
職員に対する教育や患者への対応など、足りていなかった部分を見直したい」と謝罪した。
神戸市の担当者は「病院からは速やかに報告があった」としつつ、
今後事情聴取を進めて対応を決めるという。同病院では、
元看護師ら6人が男性患者同士に無理やりキスをさせたり、
ホースで水を掛けたりして昨年10月までに有罪判決を受けた。虐待は1年以上続いていたが、
発覚したのは病院からの通報ではなく、1人が別の事件で逮捕されたことがきっかけだった。

598 :優しい名無しさん:2021/06/10(木) 06:50:11.53 ID:owjF4bKOS
入院患者を虐待したとして元看護師ら6人が有罪判決を受けた神戸市西区の精神科病院で5月、
20代の男性看護師が30代の男性患者を暴行し、軽傷を負わせた疑いがあることが、
病院や神戸市への取材でわかった。兵庫県警・神戸西署が暴行・傷害事件の可能性もあるとみて、
この看護師を事情聴取しているという。病院などによると、5月20日午前11時40分ごろ、
看護師が患者の胸ぐらをつかむなどしてけがをさせた。大きな声を聞いた別の職員が現場に駆けつけ、
看護師と患者がもみ合いになっているのを発見したという。病院側は神戸市へ連絡、
市が調査を行っていた。神戸西署への通報は6月2日。看護師は患者に謝罪した。現在自宅待機中で、
病院が処分を検討している。病院は8日、「人権に配慮した良質な精神科医療を提供するため、
警察に通報した。今後、再生への取り組みお伝えする」などとコメントした。
この病院では入院患者を閉じ込めたりするなどの行為が繰り返されたことが発覚、2020年、
元看護師ら6人が暴行などの疑いで逮捕、起訴され、神戸地裁でいずれも有罪判決を受けた。
6人は被告人質問で「上司や同僚が虐待を繰り返しており、患者を雑に扱うことがまかり通っていた」
などと述べ、常態化する患者への虐待の実態が浮き彫りになった。

599 :優しい名無しさん:2021/06/11(金) 13:43:09.66 ID:uezQyZ6/r
家から二時間近くかけて、電車を乗り継いで精神科の診療所に通った。
もっと近くにいくらでも精神科はあったが、知人の勧める診療所でもあり、信頼していた。
だが初めて行ったとき、診療所の暗さに驚いた。待合室が暗いというだけではなく、
当の医師自身が疲れ切って暗かった。「疲れていた」というのは、肉体的な疲労だけを意味しない。
この医師は患者と向きあうこと自体に疲れ切っていた。患者に対して絶望していた。
患者が回復することへの、いかなる期待も持っていない。そのことが、
投げやりで事務的な態度から分かった。初診の折、医師は聴き取りを、臨床心理士になる
(あるいはなりたての)実習生二人にすべて任せた。彼女たちの「なるほどぉ、そうなんですねぇー」
という相槌に頼りなさを覚えながら実習生なんだから当たり前であり、仕方がないのだが
とりあえず経緯を話したものである。別室で実習生にひとしきり話したあと、診察室に入った。
医師はいきなり、レキソタンをコーヒーでぐっとみ込んだ。驚く察したのか、「いやね、
しょっちゅう飲んでいるんですよ。落ち着きますからね。気にしないでください」そんな見ながら、
自分が入院していたときの主治医が「レキソタンには依存性があるから処方しない」
と語っていたのを想いだしていた。それでも、何度かその診療所に通った。別の実習生が来るたびに、
臨床心理士の卵に一から同じ話を繰り返さなければならなかった。医師はといえば、
話を聞く気などまったくない。「精神科医なんてね、まあこんなもんですよ。ほんと疲れますわ」と、
冗談のつもりなのか、自虐的に言ったりした。苦笑いを噛み殺しながら、
初任地で妻の治療にあたった院長の言葉を想いだしていた。なかば自暴自棄に言ったものだ。
「精神科医にはな、自殺するやつもけっこうおるんやぞ」。そうか、また。ある日、
珍しく医師らしい問いかけをしてきた。「これから、どうなさりたいですか」やや間をおいて、答えた。
「もういちど、ゼロから再出発してみたい」すると医師は、きょとんとして顔を覗き込み、こう言ったのだ。
「精神障害のあるが責任のある仕事ができると、本気でお考えですか」キレなかった。そうか、
ほんとうに傷つくことを言われたときは、キレるのではなく黙り込んでしまうのかその診療所には二度と足を運ぶことはなかった。

600 :優しい名無しさん:2021/06/26(土) 18:14:45.81 ID:jvaKt4A2h
摂食障害の治療で入院した病院で不当に身体拘束されたとして、
病院を運営する公立学校共済組合に約2500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁(伊藤正晴裁判長)は24日、拘束を違法と認め、110万円の支払いを命じた。
日本の病院は海外に比べて精神疾患などの患者が頻繁に身体拘束されているとの調査があり、
専門家は「精神的なトラウマになる。抑制的であるべきだ」と警鐘を鳴らす。判決によると、
14歳だった2008年5月に入院。点滴を自ら抜き取るなどしたため「治療に協力する意思がない」
と判断され、両手足と肩をベッドに拘束された。拘束期間は77日間に上った。精神保健福祉法の基準は、
拘束を「放置すれば患者の生命に危険が及ぶ恐れがある場合」などに限っている。
チューブで鼻から栄養をとっていたが、拘束から60日後には自力で食事を毎食とるようになった。
伊藤裁判長はこの時点で生命に危険が及ぶ恐れはなくなったとし、
これ以降の17日間の拘束を違法とした。杏林大の長谷川利夫教授(精神医療)らの調査によると、
人口に対する精神疾患患者を身体拘束する割合は日本が米国や豪州の200倍以上で突出しているという。
長谷川教授は「拘束はやむを得ないと安易に判断されがちで、医療現場の意識を変えていく必要がある」
と指摘する。判決後の記者会見で「多くの後遺症が残ったのに、60日間の拘束は適法とされ、
怒りしかない」と控訴する意向を示した。
14歳の時に摂食障害で入院治療を受けた公立学校共済組合関東中央病院(東京都世田谷区)で、
77日間にわたって身体拘束されたのは違法として、
同組合に約2540万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。
伊藤正晴裁判長は一部の拘束を違法と認め、110万円の支払いを命じた。判決によると、
中学3年だった2008年5月に入院。点滴を自ら抜くなどしたため、
同病院はベッドに両手両足と肩を拘束した。拘束は徐々に緩和されたが、
両手が自由に使えない状態は同8月まで続いた。伊藤裁判長は、
当初は拘束しなければ生命に危険が及ぶ恐れがあり、病院の判断は「不合理とは認められない」と指摘。
一方で、7月下旬には食事の経口摂取もできるようになり、
鼻から管を通して流動食を注入する必要もなくなったとして、拘束期間77日間のうち17日分は違法だったと判断した。

601 :優しい名無しさん:2021/06/26(土) 18:16:21.17 ID:jvaKt4A2h
摂食障害で入院した14歳の時に77日間にわたって不当に身体拘束されたとして、関東中央病院
(東京都世田谷区)側に約2500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。
伊藤正晴裁判長は最後の17日間に限って違法性を認め、110万円の支払いを命じた。
判決によると、2008年5月、摂食障害と診断されて同病院に入院した。
音楽も聴けない状況に抗議して自分で点滴を抜いたところ、両手両足と肩を拘束された。
判決は、治療の協力が得られないと考えた病院側が生命の危険を考慮して拘束を始めたことは
「不合理ではない」と指摘した。一方で、拘束から60日経ち、
毎回の食事が口からとれるようになった後の17日間については「拘束の必要性は認められない」
と判断し、違法と認定した。「一部が違法だと認められたものの、それだけ(多く)
の爪痕を私に残しながら60日は正しい拘束だったという判決には怒りしかない」
原告(27)は、判決後に「多くの人に知ってほしい」と実名を公表して会見に臨んだ。
14歳のとき、摂食障害の治療のために入院した。
ベッドの上で起き上がるのにも許可がいる厳しい行動制限への抗議の意味を込めて点滴を抜くと、
帯状のひもを使って両手両足と肩をベッドに縛り付けられた。

602 :優しい名無しさん:2021/07/02(金) 12:03:56.19 ID:VPIaaLGq/
一時的な気分の落ち込みのような病的でないものと、認知症に起因する症状を除くと、
抑うつ状態を示す病気は次の6種類程度に分類されます。
・双極性障害・大うつ病(うつ病)
・抑うつ体験反応(神経発達障害との併存症として広義の適応障害を含む)
・症候性抑うつ状態・統合失調症の抑うつ状態・薬剤性抑うつ状態
じつは、抗うつ薬が効くのはこの中の「大うつ病(うつ病)」だけです。
しかし、抑うつ状態を訴える患者さんに対し、その状態だけにフォーカスしてうつ病と診断し、
抗うつ薬を処方するケースが非常に多いのです。他院で治療を続けながら状況が改善されず、
当クリニックに転院してきた事例は、これまでに全受診者の3分の2ほどあります。
全受診者でも「うつ病」という診断のつく方はたったの2人でした。
転院して来られた患者さんでうつ病の診断がつく方はゼロでした。ほとんどの患者さんが、
効かない薬を飲み続けていたことになります。そして、薬には副作用があることを忘れてはいけません。
副作用が原因で会社に行けなくなることもあり、
こうなると抑うつ状態になったきっかけすらわからなくなってしまいます。
うつ気分を訴え心療内科を訪れる人はたくさんいます。そして心療内科の中には、
1日に30〜40人という多くの患者さんを、1人当たり15分程度の短時間で「うつです」と診断し、
すぐに抗うつ薬や睡眠薬を処方するクリニックもあります。
患者さんの方も、うつ病の診断書をもらい薬を処方されるとある意味で安心し、納得します。
うつ病ではないのに抗うつ薬を飲み続ける。しかし当然ながら効果はなく、副作用に苦しむことになる。
こうして、治療が長期化するケースが多発するのです。非常に深刻な状態になることもあります。
複数の医療機関で「うつ病」と診断されていた会社員のケースです。最初に当クリニックを訪れたとき、
私は衝撃を受けました。処方されている薬の量が尋常ではなかったのです。
多くは向精神薬で、まず抗うつ薬。それに「てんかん」の薬が3種類と、
「非定型抗精神病薬」という統合失調症治療にも使われる薬が2種類。
さらに、今ではすでに販売中止になっている強力な催眠、鎮静作用のある「ベゲタミン」という製剤が2錠。

603 :優しい名無しさん:2021/07/02(金) 12:04:31.36 ID:VPIaaLGq/
加えて睡眠薬や抗不安薬、薬の副作用による便秘を解消するための便秘薬まで含めると、
合計10種類以上の薬を飲みながら仕事を続けていたのです。これは通常あり得ないことで、
薬のせいで病気になっているような状態です。生きているのが不思議、といってもいいくらいです。
当然まともに仕事ができるわけもなく、物忘れをする、駅の階段でつまずいて転倒するといったことが続いていました。
そして何年も、休職と復職を繰り返していました。この薬の量には不審を感じており、
近くの大学病院にセカンドオピニオンを求めましたが、診断はうつ病で間違いなく、
薬の量も妥当と言われたそうです。その後、名の通った別の先生のクリニックを受診したところ、
「たしかに薬が多すぎる」ということで転院。当初は薬が減って喜んだものの、
対症療法に偏った治療のせいか、気付いたときには以前より増えて、山のような薬を飲まされていました。
結論から言うと、うつ病ではなく、私は「双極U型障害」と診断しました。双極性障害は、一般に
「躁うつ病」と呼ばれる病気です。「T型」と「U型」の2種類があり、T型は躁状態が顕著に現れますが、
U型は軽躁状態程度の緩やかな山が長いため気付かれにくいという特徴があります。
どちらも、うつ病のように原因がよくわからない病気ではなく、
脳神経系のバランスが崩れることで発症するというメカニズムがわかっている病気です。
双極性障害の中でも双極U型障害は、薬に頼らずに、
医師の指導のもと生活リズムや運動・食事などの生活習慣を改善し、
さらに認知行動療法などを根気よく行うことで症状を改善させることができます。
少々時間はかかるかもしれませんが、寛解状態(病気による症状が好転もしくはほぼ消失し、
医学的にコントロールされた状態)に持っていくこともできます。うつ病ではないのでまず抗うつ薬をやめ、
気分安定薬1種類だけにしました。あわせて睡眠薬も抗不安薬もすべてやめて、
代わりに漢方薬を処方しました。睡眠薬や抗不安薬、一部の抗うつ薬を中止すると「離脱症状」
が生じます。異常な発汗、手や体幹の震え、強い不安やイライラが生じました。イライラが私に向かい、
「薬を飲んでいる方が楽だ!」と責められる日々がしばらく続きましたが、その都度、
すでに回復してきた部分に目を向けさせ、勇気づけ、励まし、なんとか離脱症状の波を乗り越えました。

604 :優しい名無しさん:2021/07/07(水) 22:29:56.39 ID:Q3MDOnFs/
「テストステロンがスポーツ選手にとって禁止薬物になっている理由は、
筋肉を増強するだけではなく、精神的にも悪影響を及ぼすからです。テストステロンを補充すると、
攻撃性や闘争心を高めて怒りっぽくなるなど、興奮しやすくなる傾向があります。医師の間では、
うつ病は治りかけがもっとも危険だと言われています。うつ病患者さんの自殺の多くは、
症状のどん底を脱して体調が上向いてきた回復期に起きているからです。
男性更年期障害の患者さんに抑うつ状態やうつ病の人が多いことを考えると、
興奮しやすくなるときにテストステロンを投与することには抵抗を覚えます」
抑うつ状態やうつ病の人に抗うつ薬を処方することは、
心療内科・精神科などの「診療ガイドライン」に沿った治療法とのこと。
しかし、うつ病の人に男性ホルモンを投与することは、このガイドラインに記載はないという。
テストステロン補充療法についてはまだ各種のデータがそろっていない段階で、
その効用や副作用にかんして確定したことは述べられていない前提で言う。
「外来でテストステロン補充療法を希望される患者さんには、必ず尋ねることにしています。
『オリンピックではドーピングで禁止されている薬で、精神面に悪影響が及ぶこともあります。
どうしますか』と」副作用の情報を得ると、
安易にはテストステロン補充療法を選択できない男性もいるのではないだろうか。
しかも、クリニックの初回カウンセリングは自由診療で5万円と高額。そこで
「同じような診療をしている、保険診療のクリニックを探す方法は」と問うと、「現状は難しい」との答え。

605 :優しい名無しさん:2021/07/07(水) 22:45:09.38 ID:Q3MDOnFs/
生活習慣病に加え、コロナうつ」という言葉に象徴されるようにコロナ禍ではストレスや不安も増大し、
メンタルの病気を抱え、薬を服用する人も増えている。しかし、医師たちは薬に頼ることの危険性を指摘する。
「新型コロナでうつ病や統合失調症の患者が増えていますが、“薬をのんでも改善しない”
という患者は本当に多い。うつ病ではセロトニンという神経伝達物質を増やす『SSRI』
という成分が配合された薬が処方されますが、効果を実感できたという人は少なく、むしろ吐き気やめまい、
眠気、便秘などの副作用に悩まされ、それらを抑えるためにまた薬が増えていくことすらあります。
こうなれば、完全な悪循環です」それゆえ病院では、むしろ減薬しているという。
「服用を懸念するのは不眠症や不安症で処方されやすい『ベンゾジアゼピン受容体作動薬』です。
依存性が強いのが問題で、常用量を守っていても、離脱症状が出る危険性がある。
安易に服用すべきではない」強い薬であるにもかかわらず、安易に使用される例はほかにもある。
「免疫抑制剤」と「抗がん剤」が持つ体への影響を指摘する。「リウマチや潰瘍性大腸炎など、
自己免疫疾患に使用される免疫抑制剤は文字どおり免疫を落とす薬であり、感染などに注意が必要です。
抗がん剤も副作用の強さが気がかりです。もちろん、完治が見込める場合は使用すべきだと思いますが、
がんが進行し、延命のために“やむを得ず使う”のは避けたい。脱毛をはじめ副作用が多岐にわたり、
しかもほかの薬に比べて死亡率が高い」

606 :優しい名無しさん:2021/07/08(木) 21:16:33.37 ID:sbpLpgTXC
「代替方法が見いだされるまでのやむを得ない処置」と位置付けており、
できるだけ早期に他の方法に切り替えるよう求めている。
判決は、拘束前の様子を「落ち着きを取り戻していた」とする一方、担当医の判断について
「必要な治療に協力する意思がないと認め、生命に危険が及ぶ恐れがあるとともに、
拘束以外に的確な方法がないと考えたことは不合理とは言えない」と指摘。
ただし17日間の拘束については、治療に非協力的だったとは言えないとして、
要件に該当しないとの判断を示した。判決後、記者会見し「一部勝訴したのはうれしいが、
60日間が合法とされたのは怒りしかない。私にとっては恐ろしく長い期間だった」と話し、
控訴する考えを示した。代理人の弁護士は「医師が厚労省の基準をどう解釈するかに当たっては、
司法の審査も期間の制限もない」として、厳格な解釈を求めるべきだと判決を批判した。
日本の精神医療の体質が背景にあると指摘するのは、杏林大の長谷川利夫教授。訴訟を支援し、
会見に同席した長谷川教授は「身体拘束のきっかけとなったのは点滴の抜去だが、『なぜ抜いたのか』
と行動の意味を考えるのが、あるべき精神医療の姿だ。治療の名の下に、
人を支配する手段として拘束を使っている」と改善を求めた。決意を込めてこう訴えた。
「私が声を上げたのは、精神科の安易な拘束の異常性を世間に伝えたかったからです。
精神科へ行けば簡単に病名を付けられ、誰でも入院させられ、拘束される可能性がある。
遠くの世界の話ではない。『明日、こういう体験をするのは自分かもしれない』と考えてほしい」
14歳の女子中学生が言うことを聞かず、治療に応じないから2カ月半、ベッドに縛り付ける。
「極端なケースでしょ」と思うかもしれない。だが、厚労省の研究班が19〜
20年に全国の精神科を対象に実施した調査では、
15年を超える5663日にわたって医師が拘束を指示していた例があった。
長期間の拘束によるエコノミークラス症候群などで亡くなった患者は13年以降、
分かっているだけで12人いる。しかも、おそらくこれらは氷山の一角だ。
15年も体の自由を奪われるとは、どんな気持ちだろうか。重大な罪を犯したわけでもない。
ただ、心の病を患っただけだ。ここは中世の独裁国家ではない。21世紀の日本で起きている、紛れもない現実だ。

607 :優しい名無しさん:2021/07/10(土) 17:37:48.83 ID:ih/b8dqZi
鹿児島県内の精神科と心療内科の院長だった男性医師からパワハラなどを受け、
自殺に追い込まれたとして、元従業員の女性=当時(32)=
の遺族が医師に慰謝料約2200万円の損害賠償を求める訴訟を鹿児島地裁に起こしたことが9日、
分かった。医師側は請求棄却を求めて争うとみられる。訴状によると、
女性は2015年5月から自殺した16年8月まで医師が経営する診療所で勤務。18年、
過重労働で労災認定を受けた。訴状では「セクハラで性的自由が侵害された。依存性が高く、
自殺企図の副作用がある薬を処方され、高圧的な態度や言動などで自殺に追いやられた」と主張している。
医師側は「原告の主張は根拠不明で、被告の名誉を毀損し続けている。女性はうつ病を患い、
治療を望んだことから投薬を開始した。死亡は故意による不法行為や、
悪意のある精神的虐待に起因するものではない」とする答弁書を裁判所に提出している。
訴状は20年3月25日付。非公開で争点整理の手続きが進められている。
医師は診療報酬をだまし取った詐欺の罪が確定し、厚労省が今年、業務停止3年の行政処分をした。

608 :優しい名無しさん:2021/07/15(木) 10:38:42.60 ID:Hu+6t6Uo8
職員募集のページの、「精神科就職はコロナに強い。」との項目には、
「当報徳会宇都宮病院は653床の精神病院です。全国的に入院患者数減少のなか、
社主石川文之進先生の重症患者様への診察と看護による努力で、当院では入院患者数はかえって増加しています」
との記載もある。今からおよそ40年前の昭和時代の末期、
この石川文之進院長率いる報徳会宇都宮病院を舞台に、日本の精神医療史上で最大級ともいえる不祥事、
「報徳会宇都宮病院事件」が発覚した。事件の概要は以下のとおりだ。1984年3月14日、
報徳会宇都宮病院の看護職員が入院患者2人を暴行し死亡させたとしてマスコミ各社が一斉に報道した。
1961年に57床から出発した同院は増改築を繰り返し、事件発覚時には920床(在院者944人)を有する、
北関東最大の精神科病院となっていた。入院患者を定員超過まで詰め込む一方、有資格の職員は精神科医3名、
看護師6名、准看護師61名とごく少数。そこで一部の入院患者を「配膳」と称し使役し、看護師らは主に彼らを活用し、
暴力による恐怖支配を徹底していたとされる。実権を持つのは石川文之進院長ただ1人であり、
その指示により無資格者や入院患者がほかの患者の注射や検査等を行っていた。報道後、
捜査を開始していた栃木県警は無資格診療指示の疑いで同氏を逮捕。その後起訴され、
懲役8カ月の実刑判決が確定した。厚生労働省の医道審議会は同氏に対し医業停止2年の処分を決定した。
立件こそされなかったが、事件発覚前の3年強の間に計222人の入院患者が死亡しており、
このうち19人は明らかに「不自然な死亡」であったとされる。また死亡患者の脳は、
東京大学に標本として提供されるなど、東大医学部との蜜月も当時強く問題視された。
民事訴訟では複数の元入院患者が、石川文之進院長の入院手続きと適否の判断に問題があったと損害賠償を求め提訴し、
多くの請求は認められている。メディアや同業者からも強く非難されたうえ国会でも取り上げられるなど、
日本の精神医療の実態が大きく社会問題化された。事件発覚後、逮捕前に院長職を辞し、
表舞台からは一度は完全に消えたかに見えた石川文之進医師。だが、惨劇の現場であるこの病院のみならず、
これだけの大事件を起こした同氏さえ、「平成」を飛び越えて令和の世に至っても、「活躍」しているのが現実だ。

609 :優しい名無しさん:2021/07/15(木) 10:42:08.88 ID:Hu+6t6Uo8
一時の大量の服薬の影響か、不眠症には悩まされているという。
それ以上に、最後まで納得いく説明のないまま、3年近くも自身を、
まるで「収容」したかのような主治医の行為への恨みは深い。
「かわいい盛りの子供たちとも会えなかった、この貴重な時間を返してほしいです」アルコール依存症で、
2015年秋から3年ほど報徳会宇都宮病院に入院していた60代男性も同じ主治医だった。
「正直、主治医と私のどちらが患者かわからない状態でした。かなりの高齢の割に声は大きかったですが、
患者の名前は覚えてないし、診察でも毎回同じ話を繰り返すばかりで」病名は同じく
「非社会性パーソナリティ障害」だと告げられ、薬についても詳細な説明がないまま、
朝晩それぞれ10錠前後の服用が求められた。「抗精神病薬や抗不安薬が中心だったようですが、
そのうち退院後の現在でも服薬しているのは、整腸剤のビオフェルミンだけです」
非社会性パーソナリティ障害は個人的利益や快楽のために搾取的行為を行っても、
相手をバカだった無力だったと責め、良心の呵責を感じないこと、などが症状だとされる。
なぜ主治医の診察からそうした病名に至ったのか、今でもまったくわからないと憤る。
「この主治医は診察時、周囲に聞こえるほど大声、しかもべらんめえ口調で、
『50歳過ぎて寝小便をもらすんかい』などと、よく患者を笑いものにしていました。
私も妻子と別れたことを告げると、『おう、おう、じゃあ俺が探しとくから』と気安く請け負って、
すぐに忘れてしまったり。人の気持ちが全然わからない、というか、
むしろされたら嫌だなと思うことを積極的にしていたようにも感じます」
この高齢の主治医は患者や病院職員の間で、「オー先生」「オードクター」と呼ばれていたと振り返る。
「その名称の由来は諸説あり、『おう、おう』というのが口癖だからという話もありますが、やはり
『オーナー』だからじゃないでしょうか」主治医を務めたのは、報徳会宇都宮病院の「社主」(=オーナー)、
現在御年95歳、大正生まれの石川文之進(いしかわ・ぶんのしん)医師だ。少なくとも2020年春までは、
同院の精神科診療の最前線に立っていた。実際、同院のホームページの神経・精神科の筆頭に、
「社主、日本精神神経学会専門医・指導医」の肩書で紹介されている。

610 :優しい名無しさん:2021/07/16(金) 20:02:01.81 ID:TvA8uMlpz
「報告書」によれば、25人の患者のほとんどすべてが病名や退院時期などを聞かされていなかった。
またその多くがオーナーの石川文之進医師の独断で治療方針が決定されていると、
下記のとおり証言している。・病院には何度も退院したいと申し出た。院長はいつでもいいというが、
オーナーは「1年は入院してもらわないと困る」と取り合ってくれなかった。
・オーナーに退院したいと告げると、「病気が治ってないから1年いろ」「農園で金を稼いでから出ていけ」
と取り合ってもらえなかった。・これまで何度も退院したいと言ったが、オーナーからは
「2年は入院してもらう。心臓の病気があるので退院できない」と取り合ってもらえなかった。
別の医師に心臓の事を聞いたら「別に問題ない」と言われた。
・オーナーに退院の話を持ち掛けたところ、閉鎖病棟に移された。
東京・台東区で生活保護を受けていた当時50代の男性は、
区の担当ケースワーカーに連れられて報徳会宇都宮病院に入院すると、
朝晩それぞれ16種類16錠の薬を飲まされていて、意識が朦朧となり、歩行すら困難になってしまった。
主治医はオーナーの石川文之進医師で、入院中に病名、治療方針、
薬についての説明を求めても回答がなく、薬を減らしてほしいという要望も聞き入れてもらえなかった。
入院後3カ月ぐらいしてから退院したいと繰り返し主治医に伝えたが、一向に認められずこう告げられた。
「ほかの病院はほかの病院だー。ここは違うぞー」「桃栗3年柿8年っていうだろー。
3年くらいは入院しないとダメだー」まったく取り合ってくれないどころか、「もってーいろー。
もってーいろー」(栃木弁で「もっといろ」の意味)と繰り返すばかりだったという。25人のうち21人が、
都内の福祉事務所で生活保護を受給している人たちだった(うち台東区が11人、品川区が5人)。
本来、生活保護法の医療扶助においては都道府県をまたぐ入院は不適当とされている。
いうまでもなく都内には多くの精神科病院が存在し、あえて県をまたいで入院させる理由はない。
「自治体が事務作業の軽減を図るため、住まいがなく無職、親族との関係が疎遠な人などを、
遠方ではあるが長期入院を受け入れてくれる同病院に送り込んでいるのではないか」
こうした医師や法律家など各種専門家からの厳しい指摘に対し、行政側の動きは恐ろしく鈍い。

611 :優しい名無しさん:2021/07/16(金) 20:05:25.01 ID:TvA8uMlpz
栃木県や宇都宮市には、患者や関係者などから、
報徳会宇都宮病院に関するクレームは山のように寄せられている。栃木県と宇都宮市に対して、
報徳会宇都宮病院に関する相談・苦情と、その対応について、
記録された文書すべての公文書開示請求を行ったところ、2015年から2020年までの6年分
(一部他期間も含む)で、その件数は実に430件に上っていた。
栃木県からは小型の段ボールでひと箱分の文書が開示されたほどだ。
黒塗り部分が多く判別しにくい点もあるが、苦情内容はやはり、「理由の説明もなく退院させてくれない」
といった内容が多い。2015年分の数例だけでも下記のとおりだ。
「以前入院していた病院は納得できる治療を行っていたが、。その気持ちを主治医に伝えたところ
と言われた。患者の意思を無視してそんなことが可能なのか確認したい。
来る際には3カ月の入院期間だったはずが、入院後は。病院が信用できない」
「治療の必要もないので早く退院したい。主治医はDrで、診察時に退院したいこと等を話したが、
とか言われて話がかみ合わず、さらに2回ぐらい話をしたが退院の方向に向かわず、
病棟の看護師にも相談したがと言われ、気持ちが滅入ってしまった」「退院の希望を主治医
に伝えたところ、と言われた。診察の際にも、と呼ばれたり、診察の際に。
もうこの病院では耐えられないので何とかしてほしい」黒塗りにはされているが、
これまで見てきたケースを踏まえると、どれも「主治医」はオーナー、
石川文之進医師である可能性が濃厚だ。
2015年に朝信医師が同行した宇都宮市による最初の個別指導があったが、
同じ年の栃木県の担当部局内でのやり取りでも、「報徳会宇都宮病院におけるへの対応の問題は、
今年度だけでも立て続けに報告を受けている状況。
このような状況を県として放置するわけにはいかないため、臨時の実地指導を実施する」との
「今後の方針」が示されている。「放置するわけにはいかない」。
自治体側もこうした強い問題意識を持っていたにも関わらず、6年経った現時点でも放置され続けている。
退院できないという患者からの相談について、現場担当者たちで検討したところ、
「報徳会宇都宮病院を指導することは、準備が整わない段階での退院につながり、
結果的に本人の利益につながるとは限らない」という結論に至ったという。

612 :優しい名無しさん:2021/07/27(火) 02:27:24.27 ID:noBMt4ci6
そもそも、加害者に治療が必要な場合でも、体が自分よりも大きく、とうてい力ではかなわないうえ、
対話もできない相手をどうやって病院へ連れて行けというのだろう。睡眠薬でも飲ませて、
体を縄で縛り付けて、無理やり車に乗せろとでも言うのだろうか。結局その答えは、
どこにも書かれていなかった。もしも加害者と被害者に血のつながりがなく「赤の他人」であれば、
被害者は、自分に危害を及ぼした加害者へのケアをするよう世間から求められただろうか。もしも
「赤の他人」なら、警察に暴力被害を申し出たときに「当事者間の問題ですので」などと、
やんわり介入を断られることがあるだろうか。血のつながりがある場合のみ、
加害者の責任が被害者にもあるというのは、あまりにもおかしい風潮ではないだろうか。
家庭内暴力被害について話すと、当事者ではない人から「暴れているとき、
警察に通報して現行犯で逮捕してもらえばいいのでは」と言われることがあるが、
すでにこの方法も十分検討済みであった。そして結果、現実的な解決法ではないと判断し、
却下していたのである。最も恐れていたのは、報復だった。一時的に身柄が確保されたとしても、
そう長く拘留されないことをよく知っていた。通報し逮捕されたとしたら。激しく恨み、
出所して戻ってきた暁には暴力が激化し、殺される可能性も十分ある。性質上、
たとえどこへ逃げたとしても、絶対に追いかけてくるであろうことは明らかだ。逮捕歴がある。
それは家族への暴行によるものではなく、他人への暴行、恐喝などの容疑で、
17歳くらいのときに逮捕されたのである。母親は逮捕されたことにショックを受けていたが、
内心かなりホッとしていた。いない期間は自由そのもので、殴られることもなければ、
金をゆすられることもない。しかも今回の逮捕では、自分たちへ恨みが向くこともない。はずだった。
刑期を終えて出所し、これまで以上に精神が荒んでいて、
前科がついたことで自暴自棄になって帰ってきた。「俺の人生は終わった、もう何回逮捕されても一緒、
何も怖いものはない」「お前ら全員、殺してやる」などと言い、以前よりも暴力がさらに激化してしまった。
体にアザや傷があるのはいつものことだった。学校の先生など、
体の異常に気付いた大人は少なからずいたが、誰一人として「家で殴られているのか」
と聞いてくる者はいなかった。

613 :優しい名無しさん:2021/07/27(火) 02:31:56.84 ID:noBMt4ci6
気の済むまで殴られることは分かっていたから、被害を最も少なくするために、
素直に授業や仕事を切り上げて、理不尽な指示に従うしかなかった。24時間365日、
いつ因縁をつけられたり殴られたりするか、金を脅し取られるかわからない生活に疲れ果て、
私と母親は少しずつ、極限まで追い込まれていった。家から逃げられずに暴行を受け続けていた当時、
「もう殺すしかない」と考え続けていたことを、今でも、あながち間違いではなかったと思っている。
うちにはいつも金がなく、壊れた家具を買い直す金も、設備を修理する金も、逃れるために必要な金も、
どうしても用立てできなかった。日常的に暴力や支配を受け続けていると、
人は正常な判断ができなくなってくる。「私も働くから一緒に逃げよう」と提案しても、
母親はかたくなに拒否するばかりで、ああだこうだと言い訳を並べて、行動することをあきらめていた。
もう何をしても無駄だ、と言わんばかりに要求に従う母親は、いつも疲れ切っていた。そのうち私は
「母親が自殺するのではないか」と思うようになり、なんとかして問題を解決できないかと、
あれこれと思考をめぐらせるようになった。絶望的だったのは、虐待や夫婦間の暴力に関しては、
行政が児童相談所やシェルターなどと連携を取り、
被害者にある程度の逃げ道が用意されているにもかかわらず、子から親、
きょうだい間の暴力となった途端、現実的な解決策がほとんどないことだった。
家庭内暴力の解決方法を調べると、だいたい「家庭内暴力に悩んでいる」
という被害者のクエスチョンに対して「本当の思いを粘り強く聞いてあげましょう」とか
「病院に連れていき、治療を受けさせるべき」という専門家のアドバイスが次々と出てくる始末で、
暴力を受けている「被害者」を救済する道筋を示す答えはどこにも書かれていない。それどころか、
被害者に対して、加害者のケアをするよう促すという最悪の提案しか出てこないありさまである。
精神科医の斎藤環氏が「家庭内暴力は、いかに否定せず、反論しないかが最も大事である。
とにかく言うことをすべて聞いてあげるべき」と何度も発言しているのを見たときには、
今まさしく被害を受けている立場としては「そんなのもうとっくにやっていて、しかも、
それだと暴力が激化していくばかりなのだが」と、怒りと諦めの感情をあらわにせざるを得なかった。

614 :優しい名無しさん:2021/08/15(日) 21:15:20.39 ID:t5a3I0iMG
ヒロポンは大日本住友製薬の前身の大日本製薬が開発した覚醒剤の商品名だ。戦争中、
兵士や夜間勤務者らの間で「ヒロウ(疲労)がポンと回復する」との効果で知られていた。
「かつて某製菓会社の重役から聞いたことがある。そこではヒロポンが大量に供給され、
回りをチョコレートでくるみ、菊の紋章を刻印したものを、定期的に軍に納めていたという」
というくだりを見つけた。経験と一致した。チョコ以外にも覚醒剤はいろいろな形で提供されていたようだ。
ミュージシャン大貫妙子の父親大貫健一郎少尉は、鹿児島・
知覧基地から沖縄特攻に出撃した時の話を記している。「菊の御紋が入ったタバコ、沢の鶴の二合瓶。
長距離飛行の途中で眠くならないようにとヒロポン入りの酒まで用意されており、『元気酒』
と名づけられていました」という。「(チョコやタバコの)菊の紋章を見た特攻兵たちは、
自分たちへの天皇の期待を感じ取っただろうし、覚醒剤効果で恐怖心はかなり軽減されていたのでは」
と推測する。「突撃錠」と呼ばれていた丸薬を飲み「腰の軍刀を振り回しながら、離陸していく士官もいた」
との証言を記した。元白菊特攻隊の一等飛行兵曹の手記には「定刻になって出撃隊整列、
腕をまくり注射、今まで酒でふらついていた身体がみるみる立ち直ってくる。
その内にシャキーッと酔などどこへやら、神経は昂り身内から闘志が湧いてくるのを感じる。
そして水盃をいっきに呑み干し、その盃を地面に叩きつけ、勇躍機上の人となる」と記されている。
戦後、覚醒剤の後遺症に悩む戦闘機の元操縦士が取り上げられていた。
首都圏を夜間に空襲する米軍のB29爆撃機を打ち落とす任務のたびに
“暗視ホルモン注射”を軍医官に打たれた。「眠気もよおさず、妙に頭が冴えわたり、
帰投後は強い睡眠薬を定量よりも多く服薬して無理に横になるときもあった。
また、食欲の減退もはっきり現れてきた」戦後、通勤の満員電車で奇妙な感覚にとらわれた。
「押し合いながら乗っている周りの人々の手や鼻が、自分の目に飛び込んでくる感じ」。
40年ほども症状に悩まされ続けた。症状がよくなってから数年後、かつての軍医官が現れ、
暗視ホルモンの正体はヒロポンだったと告げ、謝罪したという。覚醒剤は人体をむしばみ、
生き残った人にも、取り返しの付かない影を落としていた。

615 :優しい名無しさん:2021/08/21(土) 08:06:37.51 ID:PNLLyfTp/
北海道旭川市で3月、中学2年(14)が凍死しているのが見つかり、
背景にいじめがあった疑いがある問題で、死体検案書の「死亡の原因」欄に、
当時かかっていなかった精神疾患の病名が記入されていたことが20日、関係者への取材で分かった。
服用していた薬から推測した誤った病名を道警が医師に伝えたとみられる。遺族の指摘を受け、
後に訂正された。厚生労働省は死体検案書に客観的事実の正確な記入を求めている。
厚労省の担当者は一般論として「警察が言ったから(そのまま)書くということは想定されておらず、
不適切と言わざるを得ない」と指摘した。

616 :優しい名無しさん:2021/08/23(月) 03:53:53.42 ID:ubSnJ7OXD
旭川市で3月、女子中学生が凍死しているのが見つかった問題で、
女子生徒の死体検案書に当時かかっていなかった精神疾患の病名が書かれていたことがわかりました。
今年3月、旭川市内の公園で当時、中学2年が凍死しているのが見つかり、
背景にいじめの疑いがあるとして第三者委員会が調査しています。
遺族側の関係者によりますと死体検案書には当時かかっていなかった
「統合失調症」と書かれていたことがわかりました。遺族側が病院に確認したところ、
服用していた心的外傷後ストレス障害などの薬から警察が病名を推測して伝えたものを医師がそのまま書いたと説明されたということです。
死体検案書はその後、訂正されました。旭川市で中学2年生の女子生徒が遺体で見つかった問題で、
女子生徒の死体検案書に誤った病名が書かれていたことが分かりました。
この問題は、今年3月、当時中学2年生が旭川市内の公園で凍死しているのが見つかったもので、
旭川市教育委員会が背景にいじめがなかったか調べています。
死体検案書を発行した旭川医大の医師によりますと、死亡原因欄に当時患っていなかった病名の
「統合失調症」が書かれていたことがわかりました。誤りに気づいた遺族側の指摘を受け、その後、
訂正されています。担当した医師は「既往歴は個人情報のため道警から提供された情報を書くしかない」
としています。これについて道警は「事実確認中なのでコメントできない」としています。

617 :優しい名無しさん:2021/08/25(水) 06:00:11.25 ID:zgH2kIe/k
睡眠障害に苦しんで統合失調症と診断された後、自ら数回にわたり県内の精神科病院に入院していた。
しかし、2016年の入院を最後に、当時40歳だった帰らぬ人となった。入院して8日目、
ベッドに拘束された。さらに6日後、拘束を解かれ、息を引き取った。父親(70)と母親(68)は、
少なくとも7回病院を訪れ、面会を求めたが、そのたびに追い返されたと語る。
息子が拘束されていたことも知らされていなかった。そして入院から2週間後、
息子が死亡したという電話を受け取ったのだった。「息子に会えなかったことが、いちばん悔やまれます」
と、市内の自宅で語った。「もし会えていたら、病院で何が行われていたかを知り、
息子を連れて帰ることができたでしょう」日本には巨大な精神医学業界が存在するが、
その実態は長らく世間の厳しい目にさらされてこなかった。だが近年、
元精神病患者やその家族らが損害賠償を求めて訴訟を起こすようになり、
長期間にわたる監禁や頻繁に行われる身体拘束、さらには残酷な治療法が明るみになりつつある。
「精神医学業界というのは、日本で大きな力を持っています。ですが私たちは今、
ついにこの問題をオープンに語ることのできる段階にきているのです」
精神科病棟での身体拘束という問題に焦点を当てた先駆的研究だ。それによれば、
日本の精神病患者が身体拘束を受ける確率は、アメリカの約270倍、オーストラリアの600倍、
ニュージーランドの3200倍もの高さになっている。メンタルヘルスのケアについては、
ここ数十年で世界の多くの国々が地域コミュニティを基盤とした治療や新たなセラピー療法へと移行してきたが、
日本はこの流れに逆行していると指摘する。
日本では精神病患者を収容する病床が大幅に拡大されており、病院側は利益を上げるため、
その膨大な病床を埋めておく必要があるという。
きちんとした教育や経験を積んだ精神科スタッフの不足もまた、
身体拘束に依存しやすい状況を生んでいるという。
患者が自身や他者に危害を加えるリスクがまったくない場合でさえ、腰と手首、
足首をベッドに縛り付けるのだ。縛られて動けない状態が何日間も続くと、
深部静脈血栓症のリスクが高まる。これは長時間のフライトで起きることのある「エコノミークラス症候群」
と同じ症状である。

618 :優しい名無しさん:2021/08/25(水) 06:04:06.31 ID:zgH2kIe/k
自殺率が高く、メンタルヘルスについて語ることがタブー視されている日本で、
この国の精神病患者の未来が決して明るくないことを示している。多くの人々が、
どこにも頼る場所がないと感じているのも当然だ。
日本の精神医療が世界的に注目されたのは2017年のこと。
ニュージーランド出身で双極性障害に苦しむ英語教師が、
日本の病院で10日間にわたりベッドに拘束されたのち亡くなった。
その後のわずか4年間で、身体拘束による死亡が47件も起きていると報じている。
11軒の病院を調査したところ、
ベッドに縛り付けられた患者たちは平均して96日間も拘束状態に置かれていたことが明らかになった。
厚生労働省の調査では、ある男性患者が15年以上も拘束されたままだったことが判明している。
統合失調症だったケースでは、病院側は当初、彼は心不全で亡くなったと主張していた。
しかし両親が解剖を依頼した結果、
きつく縛られたことにより深部静脈血栓症に陥っていたことが明らかになった。そして2020年、
画期的な判決が下される。高裁支部は、拘束は「違法」だったとし、
遺族に3520万円の損害賠償を支払うよう病院側に命じた。
日本の法廷がこのような判決を出したのは初めてのことだ。
病院側は日本精神科病院協会の支持を受けて上告。同協会の山崎学会長は、多くの場合、
身体拘束は適切に行われていると主張している。経済協力開発機構(OECD)の統計によれば、
2016年時点で日本の精神科の病床数は33万4000床にものぼる。
それは世界全体の精神科病床数の5分の1を占め、アメリカの病床数の5倍にあたる。
ちなみに日本の人口はアメリカの3分の1ほどだ。この日本の病床数の多さについて山崎は、
日本では精神科病床の定義を他国よりも広く解釈する傾向にあると話す。
権威ある医師が患者に対して決断を下せば、患者の家族らがそれに異論を唱えることは難しい。
そして、いったん患者が入院してしまえば、多くの場合、退院は困難となる。
かつて精神科病院に入院して、そこから出ることがいかに難しいかを身をもって知っている。
健康だと自覚していたにもかかわらず、40年以上も閉じ込められた。
退院できたのは思いがけない運命のめぐり合わせがあったからで、
それがなかったらどうなっていたかわからない。

619 :優しい名無しさん:2021/08/25(水) 06:07:26.20 ID:zgH2kIe/k
現在、人生の大半を奪われたとして、政府を相手取って訴訟を起こしている。早くに母親を亡くし、
父親の再婚相手となった継母は彼を受け入れてくれなかったという。そして10代で、
自分は皇室と血縁関係にあるという妄想を抱き始めた。16歳の時、精神科病院に入れられた。
そこでは気絶させる注射を頻繁に打たれたほか、
病院スタッフが罰として患者に電気ショックを与えることが一般的に行われていたという。
2度にわたって逃亡を試みたが、そのたびに連れ戻されてしまった。5年後、県の病院に移された。
その病院にカウンセリング治療はなかったものの、薬の量は徐々に減らされていき、
20代前半に、社会復帰できる状態だと感じ始めていた。「最初は、退院について病院側に尋ねてみました。
けれどすぐに受け入れてもらえないと悟り、それからはもう頼んでみることさえ諦めました」と振り返る。
そして、その後40年間を病室の壁に囲まれて生きることになったのだ。状況が一変したのは、
2011年に東日本大震災が起き、入院していた病院が倒壊したためだ。別の病院に移送され、
そこの医師らがついに退院を認めた。だが、すでに61歳になって、まったく新しい世界に直面する。
「病院から出ると、完全に浦島太郎状態でした。ATMなんて見たことも使ったこともありません。
電車の切符の買い方もわからず、携帯電話を使ったこともなかったのですから」入院中は、
年に一度父親が訪ねてくる以外はずっと孤独だった。父の死を知ったのは葬儀から2年後。
継母と義弟が初めて病室を訪れた時のことだった。「継母は、
ずっと私を退院させることに反対していました。ですが、家族に腹を立てても何の意味もありません」
病棟での日々は、「孤独という言葉では言い尽くせない」ものだったと回想する。それでもなお、
毎日絵を描くことを支えにしながら、何とか生きてきた。最大の後悔は、
結婚して自分の子供を持つことが叶わなかったことだという。
「あの病院は利益を上げることしか考えていませんでした。入院患者ひとりにつき、
政府から年間500万円が支給されていたのです。ホームレスの男性が連れて来られて、
46年間も入院させられていたケースもありました」と説明する。国の精神医療政策に問題があったとして、
政府に3300万円の損害賠償を求める裁判を起こしている。

620 :優しい名無しさん:2021/08/29(日) 01:20:02.41 ID:eVl97dvbP
1944年の「日本医学」に掲載された論文では、
陸軍軍医学校の軍医がデングウイルスを人体に接種した実験が報告されている。
南方に進出した軍にとって、デング熱はマラリアに次ぐ重大な感染症だった。
デング熱は人にしかかからないので動物実験ができない。当時まだウイルスの概念がなく、
病原はつかまっていない。1942年、43年には、さかんに人体実験が行われていたと研究者は解説する。
人体実験の対象になっていたのは、当時、東京の精神科病院(松沢病院)
に入院していた20人以上の患者たちだという。ウイルスを接種したことで症状が悪化した人はいたが、
幸い命に別状はなかったという。戦後、この病院に勤めた精神科医の岡田靖雄さんは、
事実を調べて大きな衝撃を受けた。「デング熱については、
よくも栄養失調の始まっている時期にこういう実験をやってくれたという憤りと、
よくも秘密にしきったというそれがすごいなあと思う。
立派な教授たちで尊敬する人たちだったんですけど本当に残念です」

621 :優しい名無しさん:2021/09/02(木) 05:36:38.75 ID:S+6cohu29
入院患者を虐待したとして元看護師ら6人が有罪判決を受けた精神科病院「神出病院」(神戸市西区)で、
別の20代の元男性看護師が患者を暴行し軽傷を負わせたとして、神戸西署は1日、
傷害容疑で書類送検した。書類送検容疑は5月20日午前11時40分ごろ、
30代の男性患者の胸ぐらをつかむなどして擦り傷を負わせた疑い。
署などによると「言うことを聞かない患者を止めようとした」と容疑を認めている。
元看護師は事件発覚以降、勤務せず6月30日に諭旨解雇処分となった。また署は1日、
この患者が元看護師の腕をつかんだとする暴行容疑での捜査結果も書類送付した。

622 :優しい名無しさん:2021/09/10(金) 02:53:23.78 ID:WfAtUDItZ
精神科病院に入院した女性(当時54)が亡くなったのは、必要のない身体拘束が原因だったとして、
遺族が病院側に約6200万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は9月9日、
「拘束に必要性があった」として、請求を棄却した。女性は2016年1月、
東京都内の精神科病院を受診し、躁状態と診断されて入院となり、その日から身体拘束の措置を受けた。
入院の8日目に意識をうしなって、搬送先で数日後に死亡。死因は肺血栓塞栓症
(いわゆるエコノミークラス症候群)だった。遺族側は、身体拘束には必要性がなく、
肺血栓塞栓症の予防措置をとらずに身体拘束をおこなったことが、注意義務違反にあたると主張。
さらに、医療事故調査に応じなかったことが死因解明義務違反にあたるとして、
2018年7月に病院を運営する医療法人社団を提訴した。遺族の代理人弁護士によると、
東京地裁は、身体拘束以外に代替方法がないと病院側が判断したことに合理性、妥当性があるとした。
ほかの主張についても違反があったと認めなかった。判決後の記者会見で、代理人の弁護士は
「カルテに記載のない主治医の証言にもとづき、客観的証拠のないまま事実認定された」と批判した。
女性の妹は「公正な裁判がおこなわれると信じていた。衝撃でした」とうつむいた。
女性の夫は「判決について大変残念に思っています。入院前日、診察室で妻とずっと一緒でした。
暴力をふるうでもなく、暴れるでもなかった」と話した。遺族側は控訴を検討している。

623 :優しい名無しさん:2021/09/21(火) 20:40:59.65 ID:bOdoLGpzD
「入院する前は、朝早くに起きて1日中仕事をし、夜勤もこなすほどでしたが、
入院中にろくに説明もないまま飲まされた薬は強力で、
飲むとボーっとなって昼間でもほとんど寝てしまっていました
そのうち意識もおかしくなり、手が震えて字が書けなくなり、よろよろするようになりました。
ついには口がうまく締められずよだれを垂らすようになり、
トイレを我慢できず失禁するまでの状態に陥りました」地方で介護施設を経営していた、
元警察官で70代男性は、精神科病院への1カ月強の入院で、自分でも信じられないほど、
あっという間に衰弱してしまったと、当時の体験を振り返る。この男性が入院させられたのが、
報徳会宇都宮病院(栃木県宇都宮市)だ。「認知症で頭がおかしいから、これから病院に連れて行く」
2018年12月ある日の早朝6時45分。妻とともに施設利用者の朝食準備をしていたところ、
民間救急業者の職員4人が土足で施設に立ち入りこう告げて、羽交い締めにしたまま無理やり引きずり、
宇都宮ナンバーのワゴン車に連れ込んだ。財布や携帯電話などを持つ時間の猶予すら与えられなかった。
屈強な男たちに連行される夫の姿に驚いた妻は、「お父さんに認知症なんてない。
私はずっと看護師をやってきたからわかる」と強く主張したが、
妻に行き先を告げることもないままワゴン車は走り出した。約5時間半かかり、
ようやく到着したのが報徳会宇都宮病院だった。精神疾患を有しておらず精神科への受診歴も皆無、
他県で遠方である同院にはもちろん一度も掛かったことはなく、その存在すら知らなかった。
民間救急業者の職員に連れられて診察室に入ると、高齢の男性医師が入ってきた。
同院の「オーナー」である石川文之進医師(95歳)だ。石川医師は手元の書類をいちべつするや、
「認知症がある」「酒を飲んで暴れる」などと一方的に告げてきた。努めて冷静に、「認知症はありません。
酒は飲むこともありますが暴れたりはしません。それは事実無根です」というと、石川医師は興奮して、
「勝手にせいもう行け」と男性を怒鳴りつけ、入室して数分程度で出て行ってしまったという。
次に女性医師の診察となったが、石川医師と同じ話を繰り返すばかりで、話に耳を傾けることはなかった。

624 :優しい名無しさん:2021/09/21(火) 20:49:59.40 ID:bOdoLGpzD
「認知症かどうかは、看護師であり一緒に暮らしている妻に聞いてほしいと懇願したが、
相手にしてくれませんでした」。「医師が診察したので、即入院だ」。ソーシャルワーカーにそう告げられ、
看護師らによって小さな隔離室へと連れられた。「文句を言ったり騒いだりすれば、
注射を打たれたり、何をされるかわからないのでおとなしくしていた」にもかかわらずだ。
隔離室は「手の届かない高いところに小さな窓が付いた、外側から鍵をかけられた部屋。
簡易ベッドとトイレのみが設置され、食事は小さな窓から出し入れする、独房のような扱いでした」。
ここに問答無用で2日間入れられ閉鎖病棟内の4人部屋に移ってからも、
財布も携帯電話もないため、同室の患者が不憫に思ってテレホンカードを貸してくれるまで、
妻との連絡もできなかった。認知症だと診断し強制入院させるのにあたって、
行ったのは2人の医師による短時間の問診だけで、
長谷川式認知症スケールなどの客観的な認知症テストはなかった。
入院形態は「医療保護入院」。本人が入院に同意しなくても、
1人の精神保健指定医の診断と、家族など1人の同意があれば強制入院させられる。
人を強制入院させたいと考える側にとって極めて使い勝手のよい制度だ。
実際、同意した家族というのは、20年近くも音信不通で、その後軌道に乗った事業に参加してきたものの、
金銭トラブルを起こしていた長男だった。妻、次男は何度も退院させてほしいと懇願したが、
病院側は手続きをした長男が承諾しない限り退院をさせることはできないとの一点張りだった。
最終的に弁護士を伴い訪問したことで、退院に至ったが、「入院中の投薬により肉体的にも自由が利かず、
精神的ショックも大きく事業経営を続ける気力を失ってしまいました」。廃業に追い込まれ、
会社借入金の連帯保証人になっていたため多額の借金を抱え、生活は困窮している。
「退院するときは、歩くのもふらつき、車の乗り降りもやっと。うまくしゃべることもできず、
肉体的に元の状態に戻るには半年ぐらいかかりました。一緒に住んでもいない長男からの連絡一つで、
長年連れ添いベテランの看護師でもある妻とは一切話をしないで、こんな拉致・
監禁がまかりとおる。医師に、検査もしないで一方的に認知症だと決めつけられ、
強制入院でたくさんの薬を飲まされ、身体はどんどんおかしくなりました

625 :優しい名無しさん:2021/10/01(金) 05:33:07.79 ID:ZUSDopvYW
抗精神病薬「ラツーダ」。2020年6月から国内販売が始まったばかりの新しい薬ですが、
こんな悩みが寄せられました。「最近この薬を処方されたのですが、体に合わないようで、
どんどん体調が悪くなっています。処方されてから、とても興奮するようになり、
体が動くのを止められなくなってしまいました」ラツーダは、
大日本住友製薬が創製した独自の化学構造を持つ非定型抗精神病薬です。「統合失調症」と
「双極性障害のうつ症状」に効果があるとされています。欧米など海外で先行して使われ、
体重増加や糖代謝異常といった代謝系副作用の少なさが報告されています。
しかし、副作用の出方は人によって異なり、ラツーダにも、アカシジア(座ったままじっとしていられず、
動きたくなる)などの出やすい副作用があります。男性は、ラツーダの服用体験を次のように語ります。
「私もつらい思いをしました。製薬会社が作ったラツーダの宣伝文を見た主治医から、
『副作用が少ない素晴らしい薬が出た。これに変えてみてはどうか』
と勧められたのが服用のきっかけです。20mgから始めて、その時は元気が出た気がして
『いいかも』と思ったのですが、40mgに増やしたところで、テンションがすごく高くなってしまいました。
主治医に『具合悪いです。どうしたらいいですか』と伝えて服用を止めました」。調子が上がりすぎて、
「これはやばい」と自分でも思うほどだったそうです。しかし、現在も、ラツーダを1日80mg服用しています。
1日の最大用量です。副作用がつらくても、処方された薬を真面目に飲んでしまうのです。
そして、歩き回るのを止められなくなります。このような症状を新たな主治医に伝えても
「あなたは具合が悪いから、薬を増やすよ」と言って、他の薬もどんどん増やすばかり。
まさにヤブの典型です。ラツーダを飲むまで、既存の抗精神病薬で症状が安定していました。
ところが、転居をきっかけに医療機関を変えたところ、今売り出し中のラツーダに薬を変えられたのです。
新たな主治医に不信感を抱いた、近くの複数の医療機関に相談しましたが、「薬は勝手に変えられない」
などと言われたそうです。この地域の精神科医療機関は、学閥のつながりが強いので、
医師たちは新たな主治医に遠慮しているのか。揃いもそろって、どうしようもない精神科医ばかりです。

626 :優しい名無しさん:2021/10/25(月) 20:36:36.32 ID:7KOAmjc16
精神科病院に入院したことがある人のうち8割が、
入院中に隔離や身体拘束などにより苦痛な体験をしているとの調査結果を日本弁護士連合会がまとめた。
当事者からは「人として扱われず、人生が変わってしまった」「治療という名目でやりたい放題され、
地獄のようだった」などの声が寄せられた。日弁連は「人の尊厳や主体性を奪い、人生を破壊している。
被害をなくすため、精神科医療の制度を改革すべきだ」としている。調査は昨年6〜12月に実施。
精神科に入院経験がある各地の1040人に入院中に「悲しい」「つらい」「悔しい」
といった体験があったか尋ねると、81%が「ある」と答えた。

627 :優しい名無しさん:2021/12/07(火) 00:21:27.33 ID:/KLMAnk6R
当時、23歳だったが医療機関にかかるようになったのは、軽い不眠がきっかけだった。
最初に行ったのは近くの病院の内科。そこで「うつ、不眠症」と診断され、抗うつ薬と睡眠薬が処方された。
最初はそれで眠れるようになった。しかし、すぐに効かなくなった。「薬が効かなくなったのか、
また眠れなくなりました」内科医にそう伝えると、近くのメンタルクリニックを紹介された。すぐに訪ねると、
チェックシートの記入と簡単なカウンセリング、短時間の診察が行なわれ、また「うつ、不眠症」
と診断された。違ったのは、処方された薬が増えたことだ。
薬が増えたことでいったんは再び眠れるようになったものの、すぐに慣れて眠れなくなり、
次に相談に行くと、また薬を増やされた。薬が増えれば眠れるようになるが、長くは続かず、
また不眠に陥り、薬が増える。その繰り返しで、気づいたときには10種類以上の薬を飲んでいた。
薬が増えるにつれて、いままでなら決してとらなかった行動が増えていった。
・すこしでも嫌なことがあると、薬をまとめて飲む(オーバードーズ)
・オーバードーズが原因で、意識が朦朧として急に倒れる
・道端で倒れて、通りすがりの人が呼んだ救急車で運ばれる
・体がつねに生傷だらけになっている・無意識のうちに手首を切っている(リストカット)
・飛び降りや包丁で自殺を図ろうとする・夫と言い争いになって、夫の首を絞めたことがある
メンタルクリニックに通院を始めてから6年が過ぎ、1日分として16種類27錠の薬が処方されていた。
具体的には、以下の通りだ。・ベゲタミンA(合剤睡眠薬)2錠・ベゲタミンB(合剤睡眠薬)1錠
・ラボナ(バルビツール酸系睡眠薬)50mg 2錠・セロクエル(抗精神病薬)100mg 3錠
・ヒルナミン(抗精神病薬)25mg 3錠・テグレトール(抗てんかん薬)200mg 2錠
・レメロン(抗うつ薬)15mg 2錠・ワイパックス(抗不安薬)0.5mg 1錠
・セルシン(抗不安薬)2mg 1錠・デパス(抗不安薬)1mg 1錠・ロゼレム(睡眠薬)8mg 1錠
・サイレース(睡眠薬)2mg 2錠・ハルシオン(睡眠薬)0.25mg 2錠・ベンザリン(睡眠薬)10mg 2錠
・ユーロジン(睡眠薬)2mg 1錠・マイスリー(睡眠薬)10mg 1錠
睡眠薬関連だけでも9種類出ている。

628 :優しい名無しさん:2021/12/07(火) 00:25:43.25 ID:/KLMAnk6R
この処方を見て、どう思われるだろう。「おかしい」と思うのが、ごく普通の感覚ではないだろうか。
実際、これはいつ死んでもおかしくない処方だ。「眠れない」
というだけの理由で医者にかかった代償がこれだ。気がつけば立派な薬物中毒になっていた。
この話を「一部の例外」と片づけてはいけない。本当によく耳にする話である。日本全国どこの精神科でも、
ごく普通に見かける処方だ。こういう処方をしているクリニックを、実際に何百と知っている。
眠れないから睡眠薬を飲み始め、耐性ができて効かなくなるから、量が増え、種類が増え、
気づいたときには薬を飲み始める前よりもすっかり体が悪くなっている。典型的なパターンである。
自殺は未遂ですんだ。犯罪にもいたらず、途中で「おかしい」と気づき、そこから引き返すことができた。
といっても16種類の薬を数年間、毎日飲み続けていたのだから、すぐにやめられたわけではない。
もう1人、紹介するのは、精神医療被害連絡会の発起人の奥さんのケースだ。
彼女の場合、最初に医者にかかってから7年5カ月後、37歳のときに薬物中毒で亡くなった。
彼女が最初にクリニックにかかったきっかけは、不眠と軽い頭痛だった。心療内科のクリニックを訪ね、
それらの症状を訴えると、抗不安薬と睡眠薬、鎮痛薬の3種類が処方された。ところが、
わずか4カ月後には、抗うつ薬、抗精神病薬(向精神薬のなかでも強力な薬)も加わり、
薬は10種類18錠に。最終的には、1日分として13種類40錠が処方され、飲んでいた。
通院から1年半ほどたつ頃から太り始め、その後も大量の薬を飲み続けるうちに、
運動能力がどんどん低下し、足がふらつき、
夜間は一人でトイレに行けないのでおむつをして寝るまでになっていたそうだ。そして、ある朝、
目覚めると、奥さんは息絶えていた。司法解剖の結果、死因は「薬物中毒死」だった。
2人の例は、典型的な”睡眠薬から始まる不幸”のストーリーだ。
睡眠薬がこうした不幸の入り口になっていることが非常に多い。にもかかわらず、
睡眠薬は非常に安易に処方されている。そこに、いちばんの問題があると思う。

629 :優しい名無しさん:2021/12/07(火) 00:27:37.60 ID:/KLMAnk6R
睡眠薬は、アルコールにも似ている。アルコールも睡眠薬と同様、GABAの受容体に作用する。
バルビツール酸系睡眠薬やベンゾジアゼピン系睡眠薬と同じだ。ただ、アルコールの場合は、
興奮系の神経伝達物質の受容体にも作用するなど、作用部位が決まっていない。
よく、睡眠薬がわりに寝酒を飲む人がいる。寝酒によって生じる状態は睡眠薬とよく似ているのに、
多くの医者が「寝酒はやめなさい。体に悪いから睡眠薬にしたほうがいい」と言うだろう。
睡眠薬の害について無知だった昔は、教えられるままに「寝酒はよくないからやめなさい」
と言って睡眠薬を処方していた。「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」
(厚生労働科学研究・障害者対策総合研究事業「睡眠薬の適正使用及び減量・
中止のための診療ガイドラインに関する研究班」および日本睡眠学会・
睡眠薬使用ガイドライン作成ワーキンググループ編)の「患者向け解説」には、
寝酒について次のように書かれている。アルコールには、
一時的には寝付きが良くなり睡眠が取りやすくなったように感じる効果があります。
しかし、実はそうした効果は一晩の前半だけにしか生じず、
後半になると逆に眠りが浅くなって頻繁に目が覚めるなど睡眠の質が悪化します。
これは、夜間にアルコールが体から抜けてゆく反動で眠りが浅くなるからです。
また、睡眠をとるためにアルコールを毎日飲んでいると、徐々に体が慣れてしまって効かなくなり、
アルコール性の不眠の原因になります(休肝日に眠れないのは要注意です)。
また、アルコール依存症に陥ってしまう危険性もあります。不眠が続くようなら、
アルコールに頼らずに医師と相談し、診断の結果、睡眠薬が必要であれば服用することをお薦めします。
睡眠をとるための(睡眠薬代わりの)寝酒は百害あって一利なしです。ここに書かれている
「アルコール」と「寝酒」の部分を、そっくりそのまま「睡眠薬」に入れ替えていただいてかまわない。
最後の「睡眠薬が必要であれば服用することをお薦めします」という部分のみいらないだけで、
最初から最後まできれいに当てはまる。睡眠をとるための睡眠薬は、百害あって一利なしである。
アルコールも体によくないが、量を保てば睡眠薬よりはよほどマシである。とはいえ、
アルコールにも頼らないようにしていただきたい。

630 :優しい名無しさん:2021/12/10(金) 01:04:10.39 ID:coEPOOA7W
「若いうちに発症することが多い統合失調症や双極性障害(そううつ病)の患者さんは、
1日平均約2リットル、約200グラムもの砂糖を含む清涼飲料水を飲む方が多いということは、
以前から知られていました。
これらの病いは遺伝的要因やストレスなどの環境要因が組み合わさって発症しますが、
砂糖類の過剰な摂取も単なる症状ではなく、
環境要因の一つとなる可能性がマウスの研究から見えてきたのです。
思春期のマウスのエサに多量の砂糖を混ぜて与えたところ、認知機能が低下したり、
すみかを整理できなかったり、毛繕いが異常に増えたりと、精神疾患と近い症状が現れました。
もともと遺伝的に精神疾患になりやすい素質をもっているマウスに、
砂糖を過剰に与えたときの脳を調べると、毛細血管に炎症が起きていました。
炎症によって脳のエネルギー源である“ブドウ糖”
という物質がスムーズに脳内に取り込まれなくなっていたのです。そのために脳の元気がなくなって、
精神疾患につながっていたと考えられます、中年以降になっても砂糖の取りすぎには注意が必要。
今回、精神疾患の患者さんの脳を解剖したところ、マウスと同様に毛細血管の炎症が見られました。
一方、うつ病や認知症は成人に多い疾患ですが、
脳内血管の炎症が影響しているという論文が近年数多く発表されているので、
どの年代の方でも砂糖の取りすぎは注意が必要と思われます。
砂糖類が多量に入った清涼飲料水や、塩分や脂質が多いジャンクフードを摂取し続けている人は、
脳の記憶力や抑うつのコントロールにも関係している “海馬”が萎縮するという研究結果があります。
日常的に清涼飲料水やジャンクフードを摂取している人は、
4年後には左の海馬が平均約52.6立方ミリメートル縮み、
逆に野菜や魚など健康的な食事をとっている人は、平均約45.7立方ミリメートル大きくなっていたのです」
砂糖を多量に摂取し続けると、うつや認知症のリスクが上がる可能性があるということだ。とはいえ、
忙しい朝などは、ついつい菓子パンで朝食を済ませてしまうという女性も多いだろう。
マウスの研究では1日2回の5%の砂糖水(一般的な清涼飲料水に含まれる砂糖の量)
を自由に摂取させることで、うつ症状が出るという結果もあります。

631 :優しい名無しさん:2021/12/10(金) 01:06:10.94 ID:coEPOOA7W
WHO(世界保健機関)は、肥満や虫歯にならないための目安として、
成人および児童の一日あたりの砂糖の摂取量を、25グラム以下にするよう指針を発表しています。
精神疾患だけでなく、トータルに健康のことを考えた場合、
少なくとも25グラム以上は取らないほうがよいと考えられます」
砂糖を毎日67グラム以上摂取している男性は、そうでない男性と比べ、
5年後に精神疾患の診断を受ける可能性が23%高いことがわかりました。
女性についても同様の結果を示す論文があります」砂糖が与えるうつ病などの精神疾患のリスク。
「自分は甘いものをそんなに多く取らないから関係ない」と思う方も気をつけてほしい。
ケチャップや加糖のミルクティーなど、意外なものにも砂糖は含まれているのだ。
砂糖が多く含まれる清涼飲料水は飲みすぎないこと。基本に立ち返ってビタミン、ミネラル、
脂肪やタンパク質などがバランスよく取れるように配慮した献立にすることが大切です
また、「カロリーゼロ」などのダイエット飲料を愛飲している人は「むしろ危ない」。
「アスパルテームなどの人工甘味料が入ったダイエット飲料を日常的に飲んでいる人のほうが、
普通の砂糖が入っている飲料を飲んでいる人に比べて、うつ病発症のリスクが高まったそうです。
これは、アスパルテームが体内で分解されるときに生じる物質が、
ストレスを解消するセロトニンやドーパミンを作る物質を脳に送るのを阻害するからではないかと考えられています」
心の病いは食事から。うつを防ぐために、砂糖の多い飲食品を控えめにし、
新鮮な野菜や魚を中心にすえた食生活に変えてみよう!

632 :優しい名無しさん:2021/12/18(土) 07:41:56.35 ID:Jj/TBW/Zq
「とにかく専門家に早く相談を」という類の報道や施策に疑問を呈するのは、
あまりにも情報が偏り、判断するために必要な情報や視点が欠けているからです。
キャンペーン的な報道によって、ただでさえ不安になっている人々が、
治療しないとさらに大変な目に遭うぞと脅かされてもっと不安にさせられています。
コロナ禍は、精神医療業界にとってまさに特需となりつつあります。
不安を抱えて精神科を受診する人は増加しているようです。
コロナ禍を商機と見るや、各種検査や証明書発行を大々的に広告宣伝する医療機関があるように、
めざとくさまざまなコロナうつビジネスを展開する精神科医も現れました。
金儲けやビジネス自体を短絡的に悪とみなしたいわけではありません。
患者を回復、治癒へと導いて結果を出している医療機関は、
それにふさわしい手厚い報酬を受け取るべきだと思います。
問題としているのは、うそ・偽りを交え、必要以上に不安を煽り、
患者の命や健康を犠牲にすることで金を儲けるようなビジネスです。
かつてのうつ病キャンペーンは完全にそのようなタイプのビジネスでした。
重要な情報を意図的に隠蔽・改竄・誇張し、
暗示や誤認へ導くことで人々を不必要に精神科受診へと誘導しました。
それによって精神科を受診しやすくなり救われた人もいる、という言い分もよく耳にしますが、
犠牲者を作り出したことの免罪となるわけではありません。
うつ病キャンペーンの犠牲者たちは誰からも救済の手を差し伸べられることもなく、
完全に見捨てられています。患者の命と健康、そして人生を犠牲にして得られた巨額の富は、
決して犠牲者には還元されることなどないのです。
うつ病キャンペーンの責任を製薬会社だけに押し付けるのは誤りです。
精神医療業界が製薬資本を利用することで、
抵抗感を弱めて顧客を大量獲得することに成功したと見るべきでしょう。
それを後押ししたのは広告業界、マスコミ、行政でした。ここで重要なのは、
大半のマスコミも行政も、ビジネスの意図ではなくむしろ社会貢献のつもりだったという点です。
そこには純粋な善意だけではなく、専門家の言い分を鵜呑みにしてしまう迂闊さや、
専門家を安易に使おうとする短絡さ、本来の目的よりも「仕事をしている感」
を優先させる無責任さもあり、そこにつけ込まれたという言い方もできるでしょう。

633 :優しい名無しさん:2021/12/18(土) 10:00:02.55 ID:Jj/TBW/Zq
DBS(脳深部刺激療法)は頭蓋骨を開頭したうえで脳の特定部位に電極を埋め込む外科手術で、
1950年代のアメリカで同性愛の「治療」に使われたことで批判を浴び、
ロボトミーとともに葬り去られたが、近年、パーキンソン病の治療法として復権し、
投薬や心理療法の効かない難治性うつ病に劇的な効果があるとして注目を集めている。
興味深いのは、DBSで認知機能が向上したとの報告が相次いでいることだ。
ドーパミンを分泌させる報酬系(側坐核)を電気刺激すると幸福度が上がるので、
不安障害やうつ病で試験が行なわれている。するとその副産物として、
「言語能力から複雑な問題解決能力に至るまで」さまざまな認知領域が活性化された。
記憶力を増強する効果もあり、ある研究では、「とうの昔に忘れていた人生の出来事が、
力強い生き生きとした映像になってあふれ出してきた」という。
DBSを使って勉強や仕事のモチベーションを上げることも可能だ。
2013年に発表されたスタンフォード大学の実験では、
もともと性格のちがう2人のてんかん患者の中帯状皮質前方部に電極を埋め込み、
微弱な電気刺激を与えた。すると2人とも、「何かしなければ、何かに取り組まなければ」
という強い持続的な意欲を感じたという。DBSでは、人格まで変わってしまうかもしれない。
すくなくとも電気刺激によって、(ロックからカントリー・ミュージックへ)
音楽の好みがまったく変わってしまった事例が報告されている。
頭蓋骨を開頭するのはハードルが高いが、tDCS(経頭蓋直流電気刺激)では、頭皮に直接、
低レベルの電流を流すだけで数学、語学、学習スキルなどが向上した。
大きな電磁コイル(磁石)を頭皮にあてるTMS(経頭蓋磁気刺激)は抑うつ治療に使われるが、
これも、記憶力や想起スピードを向上させる効果が確認されている。
脳のエンハンスメント(増強)が夢物語だった時代は終わり、いまや現実のものになりつつある。
最初は発達障害の子どもが対象だろうが、そうなると一般の(裕福な)親も、
同じテクノロジーを自分の子どもに使いたいと思わないだろうか。
美容整形手術がもともと、戦場などで顔に外傷を負った兵士の治療法として始まったように、
脳のエンハンスメントも早晩、より一般向けに商品化されることになるだろう。

634 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 08:46:06.73 ID:p7YkeVhA0
うつ病キャンペーンの成功により、精神科、心療内科の開業ラッシュが起きました。
商機と見るや、次々と畑違いの医師からの新規参入も増えました。
この異常な開業ラッシュの原因となったのは以下の要素です。
・初期投資が少ない(極端な場合、机と椅子さえあればよい)
・目立たない雑居ビルの一角が来院者に好まれるので一等地である必要がない
・適当な診断と投薬でも成り立つので医師の能力を必要としない
・訴訟リスクが少ない(患者側が誤診や医療ミスを証明するのは困難)
・医師免許さえあれば誰でも精神科医や心療内科医を標榜できる
・調剤薬局関連会社が先に施設を作ってそこに雇われ院長を据えるというビジネスモデルが広がる
雨後の筍のように乱立した精神科、心療内科クリニックの質はひどいものでした。
つい先日まで産婦人科医や眼科医だった医師が、
突然精神科クリニックの院長となってうつ病診断や投薬をするというような話は普通のことでした。
では、古参の精神科医や、
精神保健指定医あるいは専門学会の専門医の資格を持っている精神科医の診療の質は高かったのでしょうか
それに対しても心の底から「NO」と叫びたいです。むしろ、にわか精神科医よりも、
大学病院の精神科や精神科病院での実務経験を積んでいた精神科医こそ、
躊躇なく安易な診断や多剤大量処方をしていたという印象です。精神科病院の入院患者に対して、
ただ管理しやすくする目的で過剰に投薬してきた経験がそのまま反映されていたのでしょう。
あくどい精神科クリニックは、処方する薬で意図的に患者を薬物依存に陥らせ、
頻回に受診させるという、麻薬売人も真っ青な手口で患者を囲い込みました。
そのようなクリニックでは無診察処方という違法行為など当たり前でした。
秒単位で診察を終わらせる「秒察」というグレーゾーンの行為も頻発していました。
薬物依存に陥った患者は薬さえもらえたらよいという思考に陥るため、
患者にとってもありがたいことでした。しかし、それは新たな形態の薬物汚染そのものであり、
保険診療や福祉制度を崩壊させ、人々の平穏な生活を脅かすレベルにまで悪影響をもたらすものでした。
2005〜08年あたりには「リタリン中毒」が大きな社会問題となりました。

635 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 08:51:11.31 ID:p7YkeVhA0
リタリンとは、メチルフェニデートを成分とする中枢神経刺激薬の商品名であり、
海外では主にADHD(注意欠如・多動性障害)に対して処方されていました。
日本では特別にうつ病に対して処方されていましたが、覚せい剤に類似し、
即効性があって多幸感が得られるため、劇的な効き目があると患者が錯覚しやすく、
依存しやすいことが問題になりました。特定の精神科クリニックで安易にリタリンが処方された結果、
多くの若者がリタリン中毒に陥り、リタリンを求めて処方箋偽造や薬局への強盗、
違法売買などが頻発するようになったのです。
薬を簡単に出してくれる精神科クリニックには患者が列をなし、たった一人の医師である院長が、
1日で300人の患者を診る(実際にはほとんどが無診察処方)という状況でした。
2000年代前半は、無診察処方など普通のことで、クリニック受付に
「薬だけの患者さんはこちら」などと堂々と表示を掲げているところすらありました。
今ならすぐにSNSにアップされて炎上する案件ですが、当時はまるで厳罰化前の飲酒運転のように、
どこでもやっているという状況でした。さすがに看過できなくなったのは、
リタリン中毒という健康被害が各地で発生したことに加え、
通院精神療法が無節操に算定されるようになったためです。通院精神療法とは、
精神科クリニックにとって主な収入源となる保険診療です。1回につき高額な医療費
(1998〜2003年度は3920円、2004〜05年度は3700円、2006〜07年度は3600円)
が算定できるのですが、1日に200人や300人も一人で診るような精神科クリニックが、
たった1日で100万円以上荒稼ぎすることができたのです。しかし、「精神療法」と名のつく通り、
本来の通院精神療法は「秒察」や無診察で算定できるはずがありません。実際、通院・
在宅精神療法では「精神科を担当する医師(研修医を除く)が一定の治療計画のもとに危機介入、
対人関係の改善、社会適応能力の向上を図るための指示、助言等の働きかけを継続的に行う治療方法」
と定義されています。さすがに通院・在宅精神療法の無節操な請求が目に余ったため、
厚生労働省は2008年度から「診療に要した時間が5分を超えたときに限り算定する」
と時間要件を新たに設けました。

636 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 08:53:58.43 ID:p7YkeVhA0
時間で縛りを設けるなんて非科学的だ、
などと精神科クリニック関係者からは大きな不満の声が上がりましたが、そうでもしない限り、
有限で貴重な社会保障費が一部のデタラメ精神科クリニックに食いつぶされるのを防ぐことができませんでした。
2006年頃からマスコミや行政機関、国会議員らと協力し、デタラメな精神科クリニックの違法行為
(無診察処方、医師法違反、不正請求、麻薬および向精神薬取締法違反など)を徹底的に暴き出しました。
その結果大きな社会問題となり、これらの無法状態に規制が入るようになりました。
その後も、リタリンをはじめとする問題ある向精神薬(商品名:デパス、ベゲタミンなど)
自体に規制がかかるようになり(2016年)、
多剤大量処方や長期漫然処方などの不適切処方に対しても保険診療上の規制がかかるようになりました。
しかし、これらの規制は結局いたちごっこにすぎません。結局、抜け穴があったり、
別の手段に取って代わるだけだからです。考えたら分かることです。
いくら規制を強化したところで、患者の命や健康を犠牲にし、
隙あらば公金から金をかすめ取ろうと考えているような精神科医の心根が変わるわけではありません。
彼らはその規制を逃れるように別の手段を見つけ出すだけなのです。
医療現場から排除されない限りそのループは続くのです。
現実的には、医師免許を剝奪するのは非常にハードルが高く、
どんなに悪徳な精神科医でもそう簡単には排除できない仕組みになっています。
薬で患者を依存させ、無診察あるいは「秒察」で患者の回転を速め、
通院精神療法で際限なく荒稼ぎするビジネスモデルは通用しなくなりましたが、
賢い精神科医は規制がかかる前から別のビジネスモデルに切り替えていました。
精神科デイケア施設を併設し、そこに患者を囲い込むというビジネスモデルです。精神科デイケアとは、
病気の再発防止、社会復帰、社会参加を目指すリハビリテーションとされていますが、
患者の社会復帰など微塵も考えていない、悪質な囲い込み型の精神科デイケアも珍しくありません。
プログラムの一環としてビデオ鑑賞、カラオケ、ボードゲーム、テレビゲーム、
麻雀などをさせて適当に遊ばせているだけで、何の方針も目的もないような行為が「治療」とされ、
さらにはその多くが我々の税金である「自立支援医療費」から消費されています。

637 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 08:56:50.06 ID:p7YkeVhA0
10年以上同じ精神科デイケアに通っている患者に、どんなことをしているのか尋ねてみたことがあります。
すると「ずっと麻雀してるよ」と驚くべき答えが返って来ました。
10年もひたすら麻雀を打ち続け、結局社会復帰などしていないのです。マスコミとともに、
質が低い精神科デイケアに違法に患者を囲い込んでいる精神科クリニックの実態を2015年に暴きました。
それはパンドラの箱でした。行政機関の闇も同時に暴いてしまったからです。
昔から行政機関にとっては、特定の精神医療機関はありがたい存在でした。
行政にとって厄介な人や行き場のない人を引き取ってくれるからです。
しかし、その持ちつ持たれつの関係が、違法行為や人権侵害を見過ごすことになり、
宇都宮病院事件(1983年)や大和川病院事件(1993年)につながったのです。
行政が貧困ビジネスと手を組んで人権侵害を助長するという構図が21世紀に引き継がれていました。
大田区、江戸川区、港区は、都内のある精神科クリニックに随意契約で業務委託し、
クリニック職員を相談員として福祉事務所に配置していました。
その相談員が、自分たちのクリニックに不適切に受診誘導していたことが判明しました。
しかも、受診することが生活保護を受給できるようになる要件であるかのような説明もしていたのです。
そのような経緯で同クリニックにつながれた人々が、
劣悪な住環境のシェアハウスに囲い込まれたうえに不適切な金銭管理までされていたことが発覚しました。
ちなみに、同クリニックは結局大したお咎めもなく、
それ以降も系列クリニックを増やして大規模な精神科デイケアビジネスを展開しています。
ただ、ようやく精神科デイケアの暗部が世に知られるようになりました。その結果、
2016年度診療報酬改定の際には、「長期かつ頻回の精神科デイ・ケア等の適正化」が取り上げられ、
算定に制限が設けられるようになったのです。このようにして、問題を暴いて規制を設けても、
また別の問題が発生するということの繰り返しになっています。
これは決して一部の精神医療機関だけの問題ではありません。精神科治療が成果を上げ、
患者の容体が改善して自立しているのであれば何も文句など言いません。
しかし、今や精神科通院に消費される自立支援医療費はうなぎ上りです。
つまり、全体的に見ても患者を自立させてはいないのです。

638 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 08:59:51.53 ID:p7YkeVhA0
自立支援医療費(精神通院医療費)とは、健康保険適用の場合、
精神科に通院する患者の自己負担3割のうち2割を公費負担としてカバーする制度です。
2006年度以前は別の制度(通院医療費公費負担制度)によって、
通院患者の自己負担は5%以下でした。
地方自治体によってはその5%分も負担することで患者の自己負担が実質無料でした。
それは不正請求の温床でもありました。患者の自己負担がないので、
不正な請求がされていても気づかないためです。
生活保護受給者の場合、自立支援医療費が適用される治療に対しては、
生活保護の医療扶助ではなく、自立支援医療費から治療費が負担されます。
精神科デイケア施設に1日中いるような患者であれば生活保護を受給していることも多いのですが、
精神科デイ・ナイトケアの医療費1日当たり1万円が、
すべて自立支援医療費からその精神科クリニックに支払われることになります。
以前は、精神病院への囲い込みが効率的で儲かる貧困ビジネスでした。
身寄りのない人を精神病院にぶちこみ、生活保護の受給をさせれば医療費の取りっぱぐれがないため、
不必要に長期入院させることで安定した経営が可能でした。
まるで牧畜業だと精神病院は揶揄されましたが、その存在をありがたがる人たちがいました。
治安維持や景観維持(ホームレス排除)、姥捨て山としての機能など、
本来精神病院に任せるべきではありません。
しかし、あえてその役目を半ば公然と引き受けることで成長してきたのが精神病院でした。
1980、1990年代になると精神病院内での暴力・虐待・支配・搾取が世間を揺るがすようになり、
その元凶である隔離収容主義に対する国際的な非難が高まり、
政府は長期的な囲い込みができないように政策を誘導せざるを得なくなりました。
しかし、精神医療による貧困ビジネスがなくなったわけではありませんでした。さまざまな形態に変化し、
現在に至ります。その形態の一つが精神科デイケアを利用した囲い込みなのです。
この世界は、根本から変えない限りいつまでもいたちごっこが続くのです。

639 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 23:19:22.53 ID:QzZkElgrc
行けば僅か数分の診察で「とりあえず軽いお薬を出しておきましょう」となりて薬漬けの人生のはじまり、
気がつけば立派なジャンキーに仕立てられ、睡眠薬や抗うつ剤を手放せず。
本日も精神科の待ち合い室は調剤薬局と化して、お日柄もよろしく大入満員
患者の顔をロクに見もせずにパソコンとにらめっこ、口を開けば「軽いお薬を出しておきましょう」
の心療内科がいかに多いことか。改めて申し上げたい、ジャンキーにされ一生廃人とならぬようにと

640 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 23:22:52.13 ID:QzZkElgrc
昔から、精神医療現場では性暴力が横行していましたが、世間にはほとんど知られていませんでした。
そもそも性犯罪自体が表面化しにくいという日本の風土に加えて、精神科特有の閉鎖性があること、
被害者に被害の自覚がないこと、患者への偏見があって被害者の声が届かないこと、
そもそも心を病んで受診した患者には事件化への負担が大きいことなどが主な理由です。
精神科医はその立場や専門的知識、向精神薬を悪用すれば、
いとも簡単に患者を性的に搾取することができます。厄介なのは、
これが必ずしも犯罪として取り扱えないことです。もちろん、現行法で問えるような性犯罪については、
たとえ加害者が精神科医や心理士であったとしても刑事事件の対象となります。
実際、最近はどんどん事件が表面化してきています。
2018年11月30日、最高裁第3小法廷は、勤務していた栗田病院(長野市)
で当時15歳の女性患者に対して「産婦人科の検査をしないと退院できない」などとうそを言い、
体を触るなどして準強制わいせつの罪に問われた精神科医の上告を棄却し、懲役2年が確定した。
2018年12月6日、診察中の女性患者にキスなどをした強制わいせつの疑いで、
警視庁は都内の精神科クリニック院長を逮捕した。警察や保健所には複数の被害相談が寄せられていた。
過去にも患者に対するわいせつ事件を起こして書類送検となっていたが示談が成立して不起訴処分となっていた
(不起訴となり、1カ月後には診療再開)。
2020年5月23日、女性患者にわいせつな行為をしたとして、
兵庫県警尼崎北署は、強制わいせつの疑いで精神科クリニック院長を逮捕した。
診療中の20代の女性患者の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。
院長は「そのような行為をしたことは間違いないが、
以前に付き合おうと言ったらうなずいたので、交際中だと思っていた」と、容疑を否認。
一方、被害女性はその事実を否定し付き合いはなかったと主張(後に不起訴)。
2020年7月1日、厚生労働省は、都道府県・指定都市に依頼した
「精神科医療機関における虐待が疑われる事案の把握に関する調査」の結果を公表した。
過去5年間(2015〜19年度)に全国で72件の虐待が自治体で把握され、
7件は性的虐待であったことが判明した。

641 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 23:25:16.41 ID:QzZkElgrc
2020年10月27日、神出病院(神戸市)において入院患者に虐待を繰り返していたとして、
6人の職員が準強制わいせつや暴行、監禁などの罪に問われた事件で、
全員の有罪(3人が実刑、残り3人は執行猶予付き)が確定した。
2021年1月29日、厚生労働省は医師の行政処分を発表し、
診療報酬を不正請求して詐欺罪が確定していた精神科医に対する医業停止3年の処分を決定した。
主治医の立場を悪用し、複数の患者と性的関係を持った行為(うち2人は自殺)について、
遺族らが医師免許剝奪を求めていたが、その点は行政処分に考慮、反映されなかった。
2021年2月18日、診察中の20代女性患者に無理やりキスをしたとして
強制わいせつに問われた精神科医に対する控訴審判決公判が高松高裁で開かれ、
懲役1年6月、執行猶予4年の判決が言い渡された。
2021年3月1日、心理カウンセリングの利用者にわいせつな行為をしたとして、
岐阜県警は準強制わいせつの疑いで、東海学院大学元教授の心理学者を書類送検した。
元教授はカウンセリング利用女性の自宅を訪れ、
治療の一環と信じ込ませて体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれている。
2021年9月22日、患者である女子中学生にわいせつ行為をした疑いで児童福祉法違反に問われていた、
産業医科大学病院で思春期外来の医長を務めていた児童精神科医に対し、
福岡地裁小倉支部は懲役3年、執行猶予4年を言い渡した。
患者を性的に搾取することなど倫理的に許されることではありませんが、
犯罪の要件を満たさなければ犯罪にはなりません。そもそも受診した時点で患者は悩みを抱えています。
その患者の弱みにつけ込み、地位・関係性を悪用すれば、
形式的な同意を取り付けることなど精神科医にとっては赤子の手をひねるようなものです。
そのため、暴行・脅迫をともなわない性行為に見せかけることが可能となるのです。
ですから、精神医療の現場で横行している性暴力を止めるためには、
性犯罪として取り締まれるように刑法そのものを変えるか、
医師法第7条を正しく運用させるしかありませんでした。刑法を変えることに比べると、
既にある法律の条文を正しく運用させるということは容易のはずでした。
しかし、ここはまさに侵してはならない聖域だったのです。

642 :優しい名無しさん:2021/12/21(火) 23:28:54.23 ID:QzZkElgrc
厚生労働省の担当部署には何度も直接交渉しました。国会議員や報道関係者にも理解をもたらし、
あの手この手でアプローチしました。しかしどうやっても役人は動きませんでした。
医師や医師会に忖度しているのか、処分のために事実確認する必要が生じるのを避けたいのか、
行政処分に不満を持つ医師の提訴を恐れているのかは正直分かりません。とにかく担当者たちは
「医師としての品位を損するような行為」を解釈して処分を下すことを頑なに避けていました。
処分の基準を明確にしないまま行政処分を下した場合、行政側に不都合が生じることがあります。
係争になった場合に処分が不当だと判断される可能性があるからです。
精神保健指定医の処分の際にも、処分に不服を訴える精神科医たちからその点を責められ、
厚生労働省は痛い目に遭った経験があります。ですから、
まずは処分の基準を明確にすることを提案しました。具体的に、患者に対するわいせつ行為を
「医師としての品位を損するような行為」として処分対象に含めることを求めました。
あきらめないでアプローチを続けた結果、ようやく厚生労働省に動きがありました。
読売新聞2021年6月11日朝刊でも「患者にわいせつ行為の医師、処分厳格化を検討…
民事裁判記録も活用」とする記事が載りました。患者にわいせつ行為をした医師や歯科医師に対し
厚生労働省が免許取り消しなどの行政処分の厳格化を検討していることが10日分かった。
現状では原則わいせつ事件などで罰金刑以上の刑が確定した場合に医師らを処分してきたが
今後は民事裁判で認められた事実関係なども活用して処分できるよう、分指針を見直す方針だ。
医師法などは罰金以上の刑が確定した場合厚労相の諮問機関「医道審議会」の意見を聞き
医師らを行政処分するよう規定。「医師(歯科医師)の品位を損する行為」
を行った場合は刑事罰なしでの処分も可能だが事実認定が難しく事実上処分の対象外となってきた。
一方でわいせつ事案で示談が成立し不起訴処分になった精神科医がすぐに診療を再開するなどの
ケースを問題視する声が与党から上がっていた。このため厚労省は
医師や歯科医師の立場を悪用して診察時に体を触るなど処分対象となる行為を例示し
刑事裁判が開かれなくても民事裁判の記録などでわいせつ行為が確認できれば処分できるというルールを明確化する方針。

643 :優しい名無しさん:2021/12/22(水) 10:04:50.33 ID:QXrCnHKCh
市の30代のケースワーカーの男性職員が、精神障害がある男性(41)から相談を受けた際、
「自殺未遂したからって容赦しねえぞ」「知能が足んない」などと発言していたことがわかった。
男性は20日、市に対応改善などを求める意見書を提出。市は陳謝した。男性の代理人弁護士らによると、
男性は11月、受給する生活保護の法解釈などをめぐって市役所窓口で職員と話した後、
パニック発作を起こし、庁舎内で自殺を図った。12月1日、男性は改めて市に電話し、
職員とのやりとりを録音した。職員は「何、うそついてるんだよ。いい加減にしろよ、お前よう」
「自殺未遂したからってな、容赦しねえぞ」と繰りかえした。
「自分に頭が足んないって分かってるんだったら、おとなしくしてなよ」
「知能が足んないってことだよ」とも述べた。凶悪犯罪者と男性を結びつけるような発言もあった。
職員は生活保護受給をめぐる収入認定についても、
「自殺未遂しようと何しようが変わんない」として、誤った解釈を押し通した。
男性は「間違った説明をされた上、人格を否定され、あおられ、精神的苦痛を感じた」と話す。
市側は「申し訳ない発言だった。あらためて職員に対して研修を行いたい」と述べた。

644 :優しい名無しさん:2022/01/03(月) 01:15:34.35 ID:P7Y/JFB3T
問題は、精神科治療に繋がっていたはずの人が凶悪事件や自死を起こしたとしても、
誰もその治療について検証しないということです。
今、確実に言えることがあります。精神科受診につなげる行政もマスコミも、つなげる先の治療の弊害や、
質の低い精神科医療機関が存在することについて一切注意喚起していない。
治療につながった人がむしろ自死や事件を起こしているが、誰もそれについて検証していない。
自死や凶悪事件などの問題が起きた時、マスコミはその問題を個人の問題としてのみ報道します。
有名人が自死をしたら、行政は、「いのちの電話」に国民を誘導するなど、
精神科につながるような対策を打ちます。
その有名人が精神科につながっていたのに自死をしたという背景には目を向けません。
精神科のクリニックに通院していた患者がクリニックに対して凶悪犯罪を起こしたのに、
その治療の結果患者が凶行に及ぶような行動をとってしまったのに、
マスコミは病院を擁護するような報道のみを行い、世間は犯人だけに憎悪の目を向け、
そのクリニックの責任ということには目を向けません。人が治療の結果自死してしまった場合、
凶悪犯罪に及んでしまった場合、その治療はほんとうに正しかったのかという検証がまず必要だと思います。
薬物による精神疾患の治療が一般的になってから、もう大分経ちました。
しかし治っている患者というのはあまりいません。
薬物投与による精神疾患の治療というものが果たして正しい選択だったのか、
本来なら検証されなければならないはずです。

645 :優しい名無しさん:2022/01/10(月) 03:03:44.23 ID:QIKu7WwAI
2022年度から高校の保健体育の授業で「精神疾患」の記述が復活
高校で精神疾患について学生に教える。
精神疾患を持つ人の存在を知ること、精神疾患についての内容を知ること、それ自体はいいことかもしれません。
しかし現在の精神疾患の治療法がまるででたらめであることを考えると、これは大きな恐怖です。
「授業では早期の発見、治療で回復の可能性が高まることや、社会的な対策が必要だと教える。」
とされています。
学校の教科書でウソを教えることになるわけですね。
早期の発見・治療=精神科に行って薬を飲む
ということです。
残念ながら今の日本では、そういうやり方でしか精神疾患の治療はされていません。
そしてその治療法で精神疾患が治る人はいません。
逆に精神科に行く前よりももっと悪くなるということは、ざらにあるわけです。
早く薬を飲み始めるとどうなるか、それは一生を障害者として生きていくことを意味します。
子供が飲むと大人よりも害作用が大きく、途中で止めるのは難しくなるからです。
高校生というとまだまだ精神的には大人になっていないので、さわりだけ精神疾患のことを教えても、深く理解するには至りません。
かえって誤解を生んだり差別を助長してしまう可能性もあります。
子供たちが、グラフやイラストとともに「およそ5人に1人以上が生涯に1回は何らかの精神疾患を経験」、などと記載してある教科書で勉強すると思うと、ほんとに怖いですね。

646 :優しい名無しさん:2022/01/10(月) 03:04:07.48 ID:QIKu7WwAI
いったい5人に1人以上が精神疾患を経験するなんて、どうやって取った統計なんでしょうか。
そんなに大勢いるわけないじゃないですか。
適当な基準で定義された精神疾患にそこらじゅうの人を当てはめて、精神科に誘導するための手口だとしか思えません。
今後この流れは、中学校、小学校へと広がっていく可能性があります。
思春期には心の揺れや悩みはつき物です。
それが全部精神疾患に当てはめられていくとしたらどうでしょう。
悩んだ時に友達に相談したら、精神科受診を勧められる。
自分が精神的にちょっと不安定になった時に、簡単に心療内科に行ってしまう。
精神科への敷居はますます低くなるでしょう。
精神科は精神疾患を治す所ではなく、薬をもらう所です。
子供たちはそんなことは全く知らずに、治してもらおうと思って精神科の門を叩くかもしれません。
人が人生の中で経験するごくありふれた悩みやつまずきが全て精神疾患にされてしまい、簡単に精神科につながれ、投薬が始まってしまう、
こんな恐ろしいことはないですよね。
精神科へ取り込んでいく網の目が、またひとつ増やされるようです。
この網はクモの糸のように、一度獲物を捕まえたら離しません。
高校の保健体育の授業で「精神疾患」を教え、早期の発見や受診につなげる、この取り組みはますます生涯精神薬を飲む人を増やすことになるかもしれません。
そして早期に精神科につながった結果どうなるかは、子供達を見ればわかることです

647 :優しい名無しさん:2022/01/12(水) 02:22:30.84 ID:/sEdZpw1w
抗精神病薬「クロザリル」(クロザピン)薬は、「治療抵抗性」統合失調症の治療薬として、
世界中で使われています。副作用として、命にかかわる無顆粒球症などのリスクがあるため、
日本では認可が遅れていましたが、2009年に薬価収載されて使えるようになりました。
ただし、一定の基準を満たした精神科医と医療機関でなければ処方できません。
副作用を早期発見するため、クロザリル患者モニタリングサービスへの登録と、
定期的な血液検査が義務付けられています。患者側も、
それなりのリスクと制約を背負うことになりますから、安易に使う薬ではないのです。
30代の男性のケースです。母親が仕事柄、医療に詳しいこともあり、
担当医への疑問が抑えられなくなって連絡をくれたのです。「医師が『最後の砦です』と言って、
執拗にクロザリルを勧めてきます。でも、これまでの処方があまりにも雑で、
そのために息子は症状が悪化したと思えてなりません。薬をきちんと整理するとか、
優先すべきことは他にあるはずです。どうしたらよいでしょうか」20代で統合失調症と診断されました。
症状は近年安定していましたが、身内の不幸やコロナ渦の影響で不安定になり、入院。
すると、病院の若い医師が薬の変更を短期間で繰り返し、病状がますます悪化しました。
その挙句、医師はこう言ったのです。「もうクロザリルしかありません。嫌なら他に行ってください」
他の医療機関へ転院しました。すると、クロザリルを使うまでもなく症状が落ち着いたのです。
クロザリルへの安易な誘導を嘆く声は、ベテラン精神科医からも上がっています。
怒りをにじませながらこう語りました。「難治だからクロザリルを使いましょうと、安易に言う医師がいる。
『バカ言ってんじゃない』という話ですよ。クロザリルを使ったら、2週間に一遍、
血液検査で病院に来なければならない。それは患者さんに一生、大きな社会的制約を加えるということ。
そういうことに(若い医師たちが)憚りがないのは大変困った事態だ」経験不足のヤブ医者たちが、
ヘタクソな処方で「治療抵抗性」を作り出し、クロザリルに安易に誘導しているのです。
こんなことでは、精神医療に対する患者や家族の不信感は強まるばかりです。

648 :優しい名無しさん:2022/01/14(金) 00:01:18.32 ID:KKi1cLxi7
通常、医師は患者に対し,治療方法や手術リスクなど丁寧に説明する義務があります。
しかし精神科においてはほぼ100%、この義務は果たされません。
「そもそも,人体に大小様々な作用を及ぼす医薬品について,それを自己の体内に取り入れるか否か,
取り入れる場合に何をどのような方法によって取り入れるかといった問題は,
個人の生命・身体にかかる極めて重要な事項であり,したがってまた,
これを自らの意思と責任に基づいて決定することは,個人の自己決定権の中核をなすものといえる。」
と、弁護士会は言っています。自己決定権とは,
自分の生き方や行動を自ら自由に決定できる権利のことですが,
治療についても患者は,治療を受けるかどうか,
受けるとしてどの治療方法をいつ何処で受けるかを決める自己決定権を持っています。
医師の説明義務というのは、
医師は患者が診療に関し自己決定をするのに必要な情報を提供しなければならないというものです。
医師が患者に対し説明しなければならない内容や程度はケースバイケースですが、
医師は目の前の患者が十分理解した上で主体的に意思決定ができるまで分かりやすく丁寧に説明する必要があります。
医師には説明する義務があるのですから,
患者は遠慮することなく理解できるまで医師に説明を求めて良いのです。
人格権が重要視された例で、こんな判決例があります。医師が,
患者が宗教上の信念からいかなる場合であっても輸血を拒否する強い意思を持っていることを知りながら,
他に救命手段がない場合は輸血をする方針であることを告げず手術で輸血をした事案です。
患者は助かりましたが人格権侵害を理由に提訴,1審で敗訴,2審で勝訴し,
最高裁判所は,医師が説明を怠ったことにより,患者が
「輸血を伴う可能性のあった手術を受けるか否かについて意思決定をする権利を奪った」
点で患者の人格権を侵害しているとして医師の説明義務違反による人格権
(自己決定権は人格権の一内容)侵害を理由に精神的苦痛に対する慰謝料50万円を認めました
(最高裁平成12年2月29日)。

649 :優しい名無しさん:2022/01/14(金) 00:01:54.69 ID:KKi1cLxi7
一般的な医療では、たとえそれが患者の救命の為であっても、
患者個人の人格権を理由に医師側が敗訴となる、といった判決例もあるわけです。
精神科ではどうでしょう。治療結果がどんなに悪くても、患者の意にそぐわない治療法であっても、
裁判で医師が敗訴するといったことはまずありません。患者個人の人権というのはないに等しいです。
医師が患者に説明すべき内容として厚生労働省が「診療情報の提供等に関する指針の策定について
(2003年)」で目安として示している事項は以下のとおりです。
@現在の症状及び診断病名,
A予後,
B処置及び治療の方針,
C処方する薬剤名,服用方法,効能及び特に注意を要する副作用,
D治療方法が複数ある場合には各々の内容とメリット・デメリット,
E手術方法,執刀者及び助手の氏名,手術の危険性・合併症,手術しない場合の危険性,
F臨床試験の場合はその旨及び内容等
ABについてはまず説明されません。@についても間違っていることが多いです。
Cも説明してもらえませんね。Dについても全く触れられません。何もかもが全てあやふやで適当で、
その医師個人の独断と偏見で決定されることも多く、間違っても医師が責任をとることはありません。
なんでもアリアリの無法地帯というのが現状です。こういうものを医療と呼んでいいのでしょうか。
今の精神医療というのは害のあるおまじないみたいなもので、医療と呼んではいけないと思います。

650 :優しい名無しさん:2022/01/29(土) 00:54:20.57 ID:lSq15NplO
国民皆保険制度は、日本国民にとっては素晴らしい制度でした。ところが、
医療費が大幅に増えることになったのです。そのため、医療費を抑制するさまざまな政策がとられました。
そのうちの1つが診察報酬の減額です。多くの病院は収益を維持するために、
患者数と受診回数を増やす薄利多売方式に切り替えました。その結果、
病院は生活習慣病の患者さんに、本来は必要のない検査をしたり、飲まないほうが良い薬を与えたり、
薬の処方箋は小分けにして患者に与え、受診回数を増やすようになり、
患者さんの寿命を縮めているのです。コロナ禍で病院が怖いというイメージが国民に広まり、
みんなが極力、病院に行かなくなりました。その結果、何が起こったかというと、死者数が減ったのです。
2007年に北海道の夕張市が企業でいう倒産にあたる、財政再生団体に指定され、
それまで171床あった市民病院が19床になり、医療崩壊が起こりました。ところが、その後、
夕張市ではさまざまな病気での死亡率が減ったのです。それと同じことが2020年の日本で起こりました。
みんなが病院に行かなくなると、死者数が減りました。この1年で痛感したのは、
近代医療って本当に何の役にも立たないということですよ。要は開業医が薄利多売のために、
安定した高血圧と糖尿病、腰痛持ちの患者さんに、1週間後、1カ月後にまた来てくださいね、
念のため検査に来てください、と言っていたことが何の意味もなさなかったのが明らかになりました。
病院に来ないと病気がひどくなると説明していたのに、現実にはむしろ、みんなが健康になっています。
健康診断というのが恐らくは寿命に寄与していないと感じる1番の理由は、次の事実です。
1947年に、日本人の平均寿命が50歳を超えました。
そのときには男女の平均寿命の差が2歳しかありませんでした。
ところが1970年代から男は会社で健康診断を受け、数値が悪いと病院に通うことになった。
女性は正規雇用が少ないから、健康診断を受けている人は少ない。その結果、
女性のほうが8歳から9歳、平均寿命が男性より長くなった。病院の薄利多売はいけないということと、
薄利多売でしかやっていけない病院はまったく意味がなかったということが、
今回のコロナ禍でも明らかになりました。

651 :優しい名無しさん:2022/01/29(土) 01:00:59.80 ID:lSq15NplO
イギリスでは、コロナ対策が7月に第4ステップに入り、
マスク着用や他人との距離確保のルールが廃止された途端に、
自分たちの国が独立したかのようにすごい熱狂の渦に包まれました。ところが日本は、
まだ静かですね。驚くほど静かです。こんなに感染者数が少なくなっているのに、と思いますが。
現政権に期待しているのは、2類から5類相当に下げるのをきちんと言ってくれるということです。
新型コロナウイルスが2類相当なんて、おかしいんですよ。インフルエンザと同じで、
5類相当にするべきです。SARSやMERSや結核は2類相当ですが、
これは患者がそんなにたくさん出るわけではない。しかも致死性が高いから、それほど感染者も増えない。
これなら保健所で対応できますよ。ところが風邪のウイルスを保健所で対応すると、収拾がつかない。
職員もコロナだけ対応しているわけではないのですから。保健所がパンクしているから、
大阪は実質、保健所を通さないでやっています。通さないでやるしかないのであれば、
さっさと5類相当に変えればいいじゃないですか。要するに、
病院的には2相当類のままのほうがいいんですよ。1人受ければ月に900万円の補助金が入るから。
そのお金がある限り、2類のままのほうが彼らには都合がいいのです。
ただ、これもひどいのは、尾身さんの病院も同じですが、お金が経営者にだけ入る。
「医療従事者を守れ」とか言っていても、実際に働いている人たちにはお金が入らない。
知り合いが勤めている病院は、割とコロナの患者さんを受け入れているんだけれど、
危険手当がナースも医師も一律1日3000円なんです。病院には大金が入る。
だから、どこの大病院、大学病院も、もう大黒字になっている。財務省の分析では、
2020年の医療機関のコロナ補助金の受取額は平均で10億1000万円。
利益は平均6億6000万円の黒字。感染拡大前の19年度は2000万円だったのに、ですよ。要するに、
コロナのおかげで彼らは短期間に20年分の利益を稼げたわけです。しかし大黒字になっているのに、
医療従事者には回さない。そんな実態は厚労省なんて簡単に掴めるはずなんだから、
入れた補助金を人件費に回していないとわかれば、引き揚げるとかすればいいんですよ。
バレたら返さなければならないとなると、まだ医療従事者に配ったほうがましだという話になる。

652 :優しい名無しさん:2022/02/06(日) 04:45:04.38 ID:lgOFBoq/r
2022年1月27日に行われた医道審議会医道分科会で、
精神科医でもある医師が、3年間の医業停止処分を受けました。罪状は以下の通りです。
被告は平成26年9月〜27年1月、自身の設立した訪問看護事業所を27人が利用したと偽り、
市から訪問看護療養費約647万円を詐取。
26年11月に男性患者名義の住民基本台帳カードをだまし取ると、
男性になりすまして口座やパスポートをだまし取った上、
速度違反などで摘発された際には警察の報告票に虚偽の名前を記入したりした。
医師は2017年3月7日の判決で、懲役3年(求刑懲役6年)を言い渡されています。
おもしろいのはこの時の裁判官の判決理由。「1年余りの間に多数の犯罪を犯した。
薬の影響で精神状態が不安定だったことを考慮しても、強い非難を免れない」
そうですよね、向精神薬を飲んでしまうとどうしても判断力が鈍ったり、
今までやらなかったことをやってしまう可能性が出てきてしまいます。
裁判官がこのような判決理由を述べたということは、「なんだ、
裁判官も向精神薬で頭がおかしくなる場合があるってこと、知ってるんじゃん。」ということになります。
向精神薬は精神を不安定にさせるというの周知の事実だったんですね。医師の経歴はこちら
1973年生 2000年 ハーバード大学 Med. Int.(内科)修了 内科、皮膚科、形成外科、修了
日本医師免許登録 国際美容外科学会 美容外科医(以後、美容外科で二重〜脂肪吸引術までパート)
日本精神神経学会 精神科医日本老年精神医学会
2002年 日本医師会認定 産業医 Static-99修了(Canada)
2003年 法務省矯正局法務技官 2005年法務省矯正局医学会評議員
精神科専門医認定 精神保健判定医講習修了

653 :優しい名無しさん:2022/02/06(日) 04:46:42.50 ID:lgOFBoq/r
2008年 京都大学医学部大学院修了AAPL修了(マイアミ
)2009年 龍谷大学法学部特別講座教授(犯罪心理)
京都府公安指定銃刀診断医 2011年 清水診療所東寺本院開設
2014年 厚生労働省指定難病診断医色々な資格を取ってますね。
ハーバード、京大院卒のように書かれていますが、実際は講座を何個か受けただけで、
ハーバード学士、京大修士ではないようで、帝京大学医学部を卒業したようです。
こんなところにも自分を実際よりも大きく見せようとする性格、ウソをつく気質が表れていますが、
もしかしたら元々持っていた素養の上に向精神薬が影響して数々の犯罪に走ってしまったのかもしれません。
こういう風になるということは、抗うつ剤でも飲んだんでしょうか。
以前、抗うつ剤を飲んだ女性が、性格が180度変わって全身に入れ墨を彫ってしまった後、
薬が抜けてから大後悔したという記事を読んだことがあります。
精神科の医師で薬を飲んでしまう場合は抗うつ剤が多いようです。
このように、医師によってはほんとうに向精神薬の有効性を信じてしまっていて、
自分で服用してしまう人もいるんですね。もちろんそれだけではないと思いますが、
「お薬の影響」の比率が高くなるといことを考えると、
医師の中で精神科医の犯罪率が高くなるのは仕方がないことなのかもしれません。
他科の医師では精神薬には懐疑的な人も多いようですが、
その業界の中に入ってしまうと盲目になってしまうんでしょうね。
精神薬の犠牲者は、精神科医の中にもいるようです。ちなみに、
精神薬は一度服用してしまうと例え止めた後でも長く影響が続くことが多いので、
業務停止3年間というのはちょっと短すぎるのではないかと思います。

654 :優しい名無しさん:2022/02/08(火) 23:16:32.14 ID:GID4jlaKL
「薬の影響で、徐々に体調がおかしくなっていったんです。気力がなくなっていくというか。
目が見えづらくなって、老眼鏡をかけても字が二重に見えてしまう。おかしいなあ、おかしいなあって。
そのうち手も震え始めました。日記をつけていたのですが、字がどんどん汚くなっていっているんです。
しまいには歩くのも大変になってしまってね、便座に座ると手すりにつかまらないと立てなくなりました。
よだれが垂れるので手で何度もぬぐっていましたし、失禁もしてしまった。
そもそも入院中に意識がはっきりしていないことがあって、よく覚えていない部分もあるのですが。
食事も変な匂いがして、薬が入っているのかもしれないと思って、あまり食べませんでした」
「電話口でろれつが回ってないなと感じました。よだれも出ているというし、失禁のことも聞いて、
これは大変なことになってしまう、と。私は精神科でナースとして働いていましたし、
次男は現在も精神科で働いているんです。だから、
私と次男の2人で宇都宮病院に対して認知症の症状はなかったことや、
お酒を飲んで暴れたりなんてしなかったこと、そして長男との揉め事について説明して、
退院させてほしいとお願いしたんですね。でも、取り付く島もなくって。
入院させた長男の承諾がないと退院させられないと言われて、ああやっぱりそうゆうことだったんだって」
訴状によると、処方されていたのは向精神薬のリボトリールとロナセンで、
高齢者には慎重に投与されるべき薬だとされている。
依存症をはじめ数多くの深刻な副作用を伴うことでも知られているという。
また、分量は通常処方される量よりも多かったことから、さまざまな副作用が出た可能性が高い。
「『退院手続きをして。失禁もしてるしもう限界だよ』と。
もしあなたが手続きしなければ強行的にでも退院させると伝えたんです。
それでやっと長男が退院手続きをしました」
その翌日、退院することができた。1カ月超の入院で、10キロほど痩せていた。

655 :優しい名無しさん:2022/02/08(火) 23:17:11.37 ID:GID4jlaKL
誤認逮捕ならぬ“誤認入院”だと主張する。
ある日無理やり連れ去られて入院させられた経験はトラウマになっているという。
患者の人権を無視した由々しき事態だ。宇都宮病院は1961年3月に社主である石川文之進(96)
が開業。そしてその“悪名”が世間に轟いたのは1984年3月のことだった。
同病院の精神病棟の患者2名が看護師から鉄パイプや素手などによって暴行を受け、
死亡していたことが判明したのだ。事件は前年に起きていたが、閉鎖病棟の性質上、
明るみには出ていなかった。しかし朝日新聞が関係者の証言によってスクープし、
栃木県警が傷害致死容疑で捜査を開始した。捜査の過程で法人税の脱税や、
無資格の患者が注射などの医療行為を行っていたこと、
さらには当時の院長である石川自らゴルフクラブで患者の頭などを殴っていたことなどが次々に判明し、
大きな騒動となったのだ。その後に栃木県衛生指導部が実地調査を開始すると、
酒に酔っただけで20年間も入院させられた「医療不要」患者の存在も明らかになった。
国際的な批判も浴び1987年に行われた入院制度改革のきっかけともなった大事件だ。
強制入院である医療保護入院に必要な精神保健指定医の制度も明確化された。
石川には無資格の患者や看護師に医療行為をさせたり、
保健所の許可なしに死亡した患者の脳の摘出解剖をしたりした罪などで懲役8月、
罰金30万円の実刑判決が下り、医業停止の処分も受けた。
しかし90歳を過ぎたいまも報徳会のトップに君臨しており、現場にも出ている。
今回のケースでも直接診察しているが、
石川には患者の意志に関係なく入院させる医療保護入院を決める指定医の資格はない。

656 :優しい名無しさん:2022/02/18(金) 03:13:34.53 ID:Ob3lDc5hG
深刻な病気の患者の悩みに付け込み、科学的根拠のない詐欺医療を行い、
高額な医療費を騙し取る悪徳精神科医。しかし、悪徳とはいえ「医師」である。
彼らは大学の医学部を卒業し、医師国家試験に合格している。
そこに至る道のりは決してラクではなかったはずなのに、なぜ道を踏み外してしまったのだろう。
「ひと口に“医師”と言っても、その中には優秀な医師と、そうでない医師がいる。
医師国家試験合格後も勉強や研鑽を続けられない医師は、
まともな医療を提供し続けることができません。ただ、提供する医療のレベルが低くても、
“医師”という資格を利用すれば簡単に金儲けができることに医師人生の途中で気付くのです」
ドロップアウトしそうな医師を探して取り込もうとする“悪徳製薬会社”も存在する。
効果のない抗精神病薬などのインチキ製剤を患者を騙して売りつけるには、
「医師」という資格は抜群の効果を持つ。最も簡単なのは、クリニックを開設し、
医師の資格を持つ者を雇い、診療の一環として商品を売りつける方法だ。
「インチキ商品を売りたい業者は、話に乗ってきそうな医者をつねに探しています。求人メールが来ますよ。
『短い労働時間で年収は数千万円!』とか(笑)。しかも詐欺医療であることはとりあえず隠して、
『新しい治療夢の新薬』なんて書いてある。まともな医者が読めばすぐにインチキと判るのですが、
意外に簡単に魂を売って、詐欺医療に流れてしまう医者もいるんです」
悪徳医師にも大きく分けて2つのタイプがあるという。「金儲け」という目的をもって患者を騙す医者と、
本気でその詐欺治療が効く、と信じ込んでいるタイプだ。
「はじめのうちは金儲けのために患者を騙している医師が多数でしょう。ただ、嘘を言い続ける自分や、
他の医師から批判される自分を直視できず、自らの嘘を信じ込んでいく医師がいるようです。
そんな医師にとっては医療の効果の検証など求めていないので何を言っても通じない」
「“医師”という肩書を信用しないでください……」

657 :優しい名無しさん:2022/02/19(土) 03:29:32.85 ID:nJECsFIxu
抗うつ剤の効果については、短期的にも長期的にもかなりの不確実性が存在し続けており、
特に抗うつ薬治療とプラセボ治療の間に臨床的な差が欠如しています。実際には多くの患者が数カ月〜
数年という単位で抗うつ剤を服用しているのに、抗うつ剤の効果について調べた臨床試験のほとんどが、
6〜12週間という比較的短い期間の有効性しか見ていない。様々な副作用を考えると、
大して効果の見られない抗うつ剤を、医師が処方し続けるというのはどうなんでしょうか。
特に十代の若者にはメリットがほとんどないのに、子供の処方は各国で急増しています。
抗うつ剤の服用を続けた後にに中止すると、
かえって脳のセロトニン産生を低下させてしまうという研究結果もあります。
プロザックタイプの抗うつ剤を服用しているうつ病患者1800人に対して調査を行いました。その結果、
プロザックタイプの抗うつ剤を服用した患者の半数は、その服用を中止した直後か数年経った後、
脳のセロトニン産生が正常な値を保てなくなることが判明したのです。
そして患者達は、その後数年間に渡って気分障害に苦しんだそうです。
また、抗うつ薬を服用すると躁病の発症率は最大で2倍にもなり、
双極性障害の発症率も高める危険性があるという研究結果もあります。
CDCは4種類以上の抗うつ剤を使用している患者は自殺率が有意に高まると発表しています。
抗うつ剤と自殺率には相関関係があるんですね。
日本の若者の自殺率は主要先進国でトップと言われていますが、
日本がアメリカの余った薬の処分場で、お薬大国あることを考えれば、頷けます。
確かな効果がないことが証明されてきている抗うつ剤ですが、医師たちは相変わらず処方し続けています。
処方するのは簡単ですが、役にたたないとわかっても、止めるのは難しいです。患者は無駄な薬、
かえって害のある薬を延々と飲むことになってしまいます。効果があるとしても一時だけ。
結局良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、だんだん悪くなっていってしまうことが多いということに、
早く多くの医師に気が付いてもらいたいです。うつって治る病気なわけですよ。他の色々な方法で。
それを治らない病気にしてしまったのが抗うつ剤。精神薬の中で一番いらない薬は抗うつ剤かもしれません。

658 :優しい名無しさん:2022/02/23(水) 23:36:22.20 ID:IhActfAiv
最近、医療過誤の報道がめっきり減っています。しかし、医療過誤そのものが減ったわけではありません。
医療過誤は、毎日、全国どこかの病院で間違いなく起きています。
その死亡者数は、交通事故の死亡者数をはるかに上回るはずです。
「はずです」と書かざるを得ないのは、驚くべきことに、日本には医療過誤の正確な統計がないからです。
交通事故死者数は3532人で、毎日平均10人ほどの方が亡くなられています。これに対し、
医療過誤による死者数は、その3倍以上、いや、数万人に達している可能性があります。
というのは、人口が日本の約3倍のアメリカの医療過誤死亡者数が、1年間に約25万人だからです。
アメリカで最も権威ある医学部を持つジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが発表しています。
日本では、厚生労働省が全国の病院から医療事故の情報を収集するようになりました。
現在、日本で医療過誤の統計を公表しているのは、日本医療機能評価機構(05年から)
と日本医療安全調査機構(2015年から)の二つです。
しかし、両者とも医療機関から上がってくる報告を基にしており、
とくに後者は「医者のため」のもので「予期せぬ死亡例」だけの報告となっています。
ちなみに、日本医療機能評価機構が公表している医療事故は、ここ2、3年は平均約4000件で、
このうち死亡事例は300件、障害が残る可能性が高い事例は400〜500件となっています。
この数字をそのまま受け取る、医療関係者はいません。このような点を考えると、
今回の病院のように、医療機関が自ら発表する例は稀です。たいていの場合、医療過誤は隠蔽されます。
ミスを犯しても、ほとんどの場合、医者は認めません。患者側から民事訴訟を起こされても、
ほぼ勝訴するからです。通常の民事裁判では、訴えた側が8割方勝訴するのに、
医療過誤裁判では8割方訴えられた医者側が勝訴します。
医者側は民事訴訟を起こされても痛くもかゆくもありません。民事ならミスはうやむやになり、
必要な示談金は保険が下りるからです。しかし、刑事事件となると、そうはいきません。
ただし、最近は、よほどのことでないと警察は介入せず、刑事告訴しても受理されません。

659 :優しい名無しさん:2022/03/04(金) 23:56:21.41 ID:vXt94poNo
かつて医師が、
乳がん治療で乳房温存療法と旧来型の乳房を全摘する手術で5年生存率が変わらないという海外のデータを発表しても、
それが標準治療(早期乳がんの場合)になるまでに15年も要している。
その15年に無駄に乳房を全部摘出されたり、
大胸筋まで取られて腕が上がらなくなったりした人は気の毒としか言いようがない。
また、イギリスやアメリカの大規模調査で、
血糖値を正常より高めでコントロールしたほうが死亡率は低いというデータが出ても、
血糖値のコントロール目標を日本で改めるのに6年もかかった。
この間に血糖値を下げすぎた治療で亡くなった人が相当数いるはずだ。
アコード試験と言われる1万人規模の大規模調査では、
血糖値を正常値にまで下げようとコントロールした群の死亡者のほうが、
ゆるやかにコントロールする群と比べて、ずっと多かったので試験を3年半で中止しているのである。
いくら犠牲が出ても、前と治療方針を変えようとしない医学界の体質が、
そのまま精神科の対処方針を変えようとしないことにつながっている。
旧来、信じられていた説に固執し、新しいデータが出ても変えようとしないのは、
頭の悪い医者の頭をさらに悪くする態度ということで間違いない。

660 :優しい名無しさん:2022/03/07(月) 06:04:48.67 ID:j+gc5GuxH
小学4年生からコンサータを服用している男性の母親は、「必要がなくなったら、いつでも止められる」
と医師に言われ、風邪薬を飲むような感覚で服用を始めたという。
「コンサータを飲み始めてから食欲がなくなり、給食を食べられなくなりました。
健康診断では毎年、やせ過ぎと言われていました」。24歳の現在もコンサータだけでなく、
リスパダールや睡眠薬、抗不安薬も処方され、量と種類は増えるばかりだ。
子どもの頃からの長期服用で薬を止められないケースは珍しくない。コンサータはリタリンと異なり、
薬の成分がゆっくりと溶け出す。そのためリタリンのような身体的な依存性は低く、
乱用は起こりにくいといわれている。しかし、長く使うと、心理的な依存は起こる。
家族や周囲が「薬を飲んでいたほうがいいよね」と服用を求めるようになる。
そして、本人も飲んでいる状態が普通になると、薬がないと不安になりやめることができない。
子どもの多動は、成長とともに落ち着くことがほとんどだ。
しかし、最近では脳が発達途中の7〜8歳以前に、薬を服用するケースが増えている。
こうした向精神薬を低年齢の時期から長期服用することによる身体への影響は、
データの収集や調査すら行われていない。「すべての薬には副作用のリスクがある。
症状が重く、薬を使うベネフィットがリスクより大きければ使う。
だが、成長過程の脳に作用する薬を長期間飲むことの影響はわかっていない。
どうしても必要なときに限って、明確な目的と期限を決めて使えば問題ないが、
そうした使い方をする医師は少ない」薬がやめられなくなり、服用させたことに罪悪感を覚える親がいる。
だが、服薬の可否を親に迫ること自体が残酷だ。親子が薬に頼らざるをえなくなった環境、
そして薬を漫然と処方する医師にこそ責任がある。「人に迷惑かけてはならない。
薬で抑えられるなら、飲めばいいという思いはあった。うちの子が薬を飲めば大人しくて、
先生たちの手を煩わせないのかなと」国連の子どもの権利委員会は2019年、
子どものADHDの診断と向精神薬の処方が増加していることに深刻な懸念を示し、
その根本的原因について研究を実施することを日本に要請している。
しかし、勧告に反して、向精神薬の服用はより低年齢の幼児にまで広がっている。

661 :優しい名無しさん:2022/03/08(火) 06:06:31.46 ID:dIF3Z5FNS
あまりのショックに呆然とした。エビリファイは副作用として眠気が出ることもある。
そうした薬剤の効果を利用して子どもたちの行動自体を鎮静している可能性がある。
4歳以下の治験のデータはないため、
その年齢層の子どもに投与された場合の安全性が確立しているかはわからない。
仮に処方するのなら、その事実を医師が親に伝えなければならないだろう。
抗精神病薬には中枢神経毒性があることはわかっている。
成人で長期に使用した場合は遅発性ジスキネジアという不随意運動が3割以上の確率で起こる。
エビリファイは遅発性ジスキネジアが起こりにくいといわれているが、
経験的には長期に使用すればやはり起こる。
それを4歳以下の心身の発達が本格化する前の子どもに投与するのは、理解できない
子どもの行動の問題に対する安易な投薬は、安全性だけが問題ではない。
医師や支援者が共通して問題視するのは、
子どもの行動の裏側に隠されている家庭や学校でのトラブルが見えなくなることだ。
癇癪を起こした子どもは、なぜ起こしているのかを考える必要がある。
イライラを子どもの脳が勝手に出している症状だと考えれば、薬しか手段がないように見えてしまう。
だが、養育環境がその子に最適化されていないならば、その環境を調整するのが先だ
最後のやむなき手段であるはずの薬が、いつの間にか最初の手段になっているのが問題だ。
苦しんでいる子どもたちが、かろうじて出したSOSサインとしての行動の問題に、
薬物療法が選択されている。
複雑な要因が絡み合って生じた子どもの問題行動を医療だけで解決しようとする
「医療化」を問題視する。いじめや虐待などさまざまな絡み合った問題が、
子ども自身の問題に矮小化されてしまうこともある。本人が弱い立場であればあるほど、
家庭や学校、地域の大人たちは子どもの行動の裏事情を考える習慣が必要だ。
子どもの逃げ場はどこにもなくなっている。学校の先生や医師、専門家が寄ってたかって、
子どものSOSを脳の問題にすり替えている。本人たちは『善意』でやっているため、
お母さんもそこに頼りたくなる
服薬の可否を自分で選べない子どもへの処方は、最も慎重であるべきだ。
安全性が確保されていないにもかかわらず、子どもの声に耳を傾けず、
薬が優先されることは断じて許されない。

662 :優しい名無しさん:2022/03/09(水) 05:57:15.64 ID:ti/h2oD4s
「担任がやるなら、自分たちもやっていいんだという感じ」で、同級生からのいじめも始まった。
「言葉がつまったりどもったりすると、それを先生にも同級生にもバカにされました。
『人間じゃない』『気持ち悪い』と言われ、突き飛ばされたり机を離されたりもしました」
4年生のとき、特別支援学級に移ったが、同級生からのいじめはひどくなるばかりだった。部活に入ると、
「特別学級のくせに」と言われるようになった。上靴に画鋲をびっしり詰められる、画鋲で体を刺される、
階段から落とされるといった暴力も頻繁に受けた。「もともとコミュニケーションを取るのが苦手で、
対面だと上手く話せません。それでも必死に何度も何度もいじめの被害を訴え続けましたが、
先生には信じてもらえませんでした」結局、学校に行かなくなり、
いじめは解決しないまま小学校を卒業した。向精神薬を飲み始めたのは、12〜13歳のころだ。
眠れないことやイライラすることから、睡眠導入剤を飲み始めた。
いじめに遭ったことで対人恐怖に陥り、ほかにも不眠やうつ症状が出ていた。お薬手帳の履歴を見ると、
うつ病の薬である「レクサプロ錠」やADHD向けの「インチュニブ」、統合失調症薬の「エビリファイ」
「リスペリドン」と、さまざまな種類の向精神薬が並ぶ。中学3年生の頃、
「何で薬が必要なんだろう」と思うようになったという。薬を飲んでも眠れないようになり、
朝まで薬が残っているために翌日の昼頃まで強いだるさを感じるようになったからだ。
「診察時間が2分くらいなのに、何をわかって薬を出しているんだと疑問を持つようになりました」
睡眠薬による眠気で、学校に行っても保健室で寝ることが増えた。「薬を飲みたくない」
と愚痴ったときに養護教諭から言われたのが、「発達障害の子は薬を飲んだほうが生きやすくなる」
という言葉だった。20歳を超えた今でも、薬の種類や量は増えている。これまで摂食障害と自傷行為で、
精神科病院に3度入院した。その後も、薬の量を減らしたくても減らせない。
「飲むのを勝手にやめたときもありましたが、主治医に『自分で服薬の管理ができないなら、
入院して薬を飲む習慣をつけることになる』と言われました。入院はもう嫌だから、また飲むしかありません」

663 :優しい名無しさん:2022/03/09(水) 06:03:09.16 ID:ti/h2oD4s
発達障害は一般的に、発達障害(一次障害)に対する周囲の無理解が本人の自己肯定感を低め、
対人恐怖やうつといった「二次障害」を引き起こすといわれている。
しかし、「二次障害は薬では解決しない。いじめを見て見ぬふりをする。
無理やり教室に連れて行き集団に入れる。
こうした薬を使わなければいけなくなるほどの状態にさせた環境を変えなければ、
二次障害は防げないと思います」周囲の無理解に苦しんできた人は後を絶たない。
学校では発達障害の児童が普通学級で過ごせるように周囲の環境を調整する
「合理的配慮」が推奨されている。しかし、障害が問題視されるがゆえに、
学校の環境改善よりも本人の治療が優先されることがある。子どもの向精神薬の服用は増加しているが、
その副作用や依存性は軽視され、成長過程の子どもが長期服用することによる影響は調査されていない。
「以前なら児童同士のトラブルがあれば、
職員会議で、児童の関係性や学校や家で何があったのかが話し合われていた。
しかし、今では児童がほかの児童に暴力をふるったときも、殴った子が『発達障害だから』
と安易に発達障害の問題にされてしまうことがある」「『あの子はADHDだから』と、学校が子どもを
“診断”してしまっている」と指摘する。「学校の劣悪な環境の問題を、子どもの脳の問題にすり替えている。
親は外してもらって話を聞くと、子どもはやっと伝えてくれる。
『薬を飲むと動きがぎこちなくなる。うまく反応できない。自分ではなくなるような感じがする。
夕方に薬が切れてやっと本当の自分になれる。でもお母さんは薬を飲めとばかり言う』。
親も教師や児童相談所から薬を飲ませるように言われているからだ。たしかに、
対人関係がうまくいかない子どももいる。それは周りが望んでいる状態に適応していないということで、
上手く適応できないことは病気ではない」意思決定しにくい状況にある子どもに対し、
最後の手段であるはずの薬の服用が優先されている、それは「本人のため」とはいえない。
環境の問題を子どもたちの脳の問題にすり替えると、発達障害の児童生徒数は増える一方だ。

664 :優しい名無しさん:2022/03/10(木) 05:22:38.66 ID:6isvL/1Qa
厚労省が定めるガイドラインでは、カルテ改ざんについて<故意による虚偽入力、
書換え、消去及び混同はそもそも違法行為である>と明記されている。
同省の担当者も、「文書偽造罪や医師法違反に問われる可能性がある」と話す。
カルテ改ざんによって患者に実害が出たり、診療報酬の不正があったりした場合、
その報告を受けた厚労省が監査して処分する場合もある。それでも、
カルテ改ざん事件は全国で相次いでいる。三重大医学部付属病院(津市)では、臨床麻酔部の准教授
(当時)が、手術時に投与していない不整脈の薬剤「ランジオロール塩酸塩」を使用したとして、
カルテに虚偽記入していた。第三者委員会の調査によると、2018年4月〜20年3月に約2200件、
詐取した金額は計2800万円超にのぼった。元准教授は詐欺と公電磁的記録不正作出・
同供用の罪に問われ、昨年4月に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けた。
13年に東京女子医大東医療センター(東京都荒川区・当時)で白内障の手術を受けて失明した男性が、
東京女子医大を訴えた。東京地裁の判決(昨年4月)は、カルテの内容について
「事実認識と異なる内容を意図的に追記し、改ざんした」と認め、病院に約960万円の賠償を命じた。
ただ、カルテ改ざんが刑事罰に問われたり、損害賠償が認定されたりするケースは珍しい。
「違法行為と認められるのは医療事故の証拠隠滅や診療報酬詐欺のためのカルテ書き換えなど、
患者の生命や行政機関に直接的な被害が出た場合に限られています。そのため、一部の医師には
『改ざんしてもリスクは少ない』と考える人もいます」大規模な病院では大量のカルテが作られるため、
すべてをチェックしきれないのが現状だ。また、電子カルテメーカーが競合他社との差別化のため
「我が社の製品は変更履歴を残さない方法がある」と宣伝して病院に売り込むこともある。
「医療事故後のスタッフの協議で、事実を『訂正』して電子カルテを更新したと言い、
更新前の記録は患者に渡さないこともある。また、改ざんが発覚した医師が解雇されても、
医局を通じて別の病院に転職できます。多くの病院は、医師人材の供給を医局に頼り、
推薦された医師を断るのは難しい。ペナルティーがほとんどないのが実情」

665 :優しい名無しさん:2022/03/11(金) 23:48:01.50 ID:5iT5bDcAV
本人の望まない、精神科病院への長期にわたる強制入院が、いまも多く行われている。
それでもこうした病院にさえ近づかなければ、
そうした憂き目に遭うことなどないと感じているかもしれない。だが、残念ながらそうではない。
ある人を精神科病院に入院させたいと思う家族や親族が1人でもいれば、
ある朝突然、屈強な男たちがあなたの自宅に上がり込み、無理やり精神科病院へ移送されることがある。
それどころか自治体の思惑で、そんな事態に陥ることもあるのだ
男たちが所属するのは、「民間移送会社」だ。「市の職員から、『車で話をしよう』
『話すだけだから』と言われたから了承しただけで、まさか子どもと引き離されて、
精神科病院に連れていかれるなどとは夢にも思いませんでした」
30代女性は、20代の頃に経験した自治体職員からの仕打ちに、
今も信じられない思いだと話す。未婚のまま長男を出産し、シングルマザーとなった。
出産直後に児童相談所は長男を職権によって一時保護した。これは市からの要請によるものだった。
市は妊娠後期にも仕事を続けていたことや、ベビーバスが用意されていなかったこと、
部屋が6畳で狭いことなどから、彼女に育児能力がないと判断したようだった。
当然、市からのこうした一時保護要請に納得ができず、
市役所内や彼女の自宅で何度か押し問答が生じたことはあった。
長いやり取りの末、彼女の元に長男が戻ってきたのは、正月三が日明けのことだった。
だが、ようやく訪れた親子の平穏な日々は1カ月も続かなかった。
1月25日、当時暮らしていた母子生活支援施設に、市職員と屈強な男らがアポなしで訪れた。
話があるというので、施設の会議室に案内しようとしたら、とにかく車で話をしたいとの一点張りだった。
抵抗すると、「ほら行くぞ」と手を引かれ連れて行かれそうになったので、それを振り払ったが、
それでも職員らは「話すだけ」などと食い下がり、取り囲んで車へと誘導した。
職員たちが一向に帰ろうとしないので、話すだけなら仕方ないと思い、車の中で話すことを了承した。
車に行く前に、財布や携帯電話など貴重品を取りに行き、トイレにも行こうとしたが、
職員は部屋にも戻らせてくれなかった。車内に押し込まれると、やり取りしていた市職員は乗り込まず、
屈強な男たちだけを乗せて、そのシルバーのワゴン車は発車した。

666 :優しい名無しさん:2022/03/11(金) 23:51:44.61 ID:5iT5bDcAV
「車内の男性たちはTシャツ、ジャージ姿でパーカーを羽織っており、
市役所の人にしてはずいぶんラフな格好だなとは思っていました」
車内で話すだけと聞いていたので、どこまで行くのかと尋ねたところ、
男性からは市が指定した精神科病院に連れて行くと告げられた。そのときに脳裏をよぎったのが、
長男の一時保護をめぐって市の職員と言い合いをしたときに残した職員の捨てぜりふだった。
「これ以上苦情ばっかり言っていると、男の人が3〜
4人で来て無理やり精神科病院に連れて行かれちゃうよ。上司からは『もうやっちゃえ』って言われたけど、
『まだ大丈夫』って断っておいたから」「でもこれ以上言っていると本当にやられちゃうから気をつけて。
いきなりアポなしでピンポーンって来て、ワゴン車に乗せられて連れて行かれちゃうよ」
車内の男たちはまさにその、民間移送業者なのだった。「そのときは何を言っているのかわからず、
バカじゃないのかと思いました。市役所にそんな権限があるとは思えないし、
もし精神疾患のない人を無理やり連れて行ったら病院側が怒るだろうと呆れました。
万一そんなことになっても、
医師に冷静に事情を説明すればすぐに帰らせてもらえるものだとばかり思っていました」
実際、民間移送業者の人間たちも車内で、手錠をちらつかせながらこう話していたという。
「結構暴れる人が多いけど、そうではなくて安心した。
逃げられると追いかけないといけないからこっちも大変。
市役所から、とにかく危険だからすぐに来るように言われたので、手錠を持って駆けつけてきたけど、
たぶん診察だけで帰れるだろうから、そのときは責任をもって送り返すので」
だが、民間移送業者の見立てとは異なり、連れられた精神科病院への入院は4カ月以上に及んだ。
降車後に移送業者2人に左右を固められてこの病院内の診察室に入ると、
そこには市の職員も待ち構えていた。ろくに診察もないまま医師はこう言い放った。
「発達障害で医療保護入院になります。まあだいたい1カ月ですね」
医療保護入院は精神科特有の入院制度で、本人が拒絶しても、家族など1人の同意に加え、
1人の精神保健指定医の診断があれば強制入院させられる。今回同意したのは親。ただし、
親が自発的にというよりは市の職員からの求めに応じた格好で、あらかじめ同意をさせられていた。

667 :優しい名無しさん:2022/03/11(金) 23:56:07.30 ID:5iT5bDcAV
看護師たちに囲まれ、布団が一組と和式便所のみがある「隔離室」へと連行されて、
そのまま4日間入れられた。閉鎖病棟に移ったのちも、
投薬を除いてはその間治療らしいことはほとんどされなかった。
「医師の問診は週1回で、しかも『体調はどうですか』『変わりはないですか』という問いに答えるだけで、
ほんの10秒程度で終了しました。しかもこちらから質問しようとすると、
看護師から『先生は忙しいから』と言われ診察室から追い出されました」
治療らしいことがないばかりか、本来は看護師が行うような役割まで任されるようになった。
「この病院では軽症者が重症者の面倒を見ていました。
例えば、入院患者同士のけんかの仲裁やお茶くみ、夜間に騒ぐ患者を落ち着かせたり、
部屋から出歩く認知症の患者を部屋に戻るよう指示したりしていました」
同院ではナースステーションの中に公衆電話が設置されていたため、自由に電話もできない状況で、
電話で退院請求を訴えることなども実質的にはできる環境にはなかった。
市と医師から告げられた退院条件は障害者グループホームへの入所だった。
「今まで1人暮らしで問題なかったのになぜ」と反論したが、市職員は、
「グループホームでなければ退院させない」「とにかく1人暮らしはダメだから」と、かたくなな態度だった。
しかもグループホームは多数あるにもかかわらず、指定されたのはなぜか遠方のグループホームだった。
6月に入所したこのグループホームでは、入所時に通帳、印鑑、保険証、免許証などを取り上げられ、
退去時まで返還されることはなかった。入所後早々に、作業所での就労を強要された。
四角いプラスチック製の箱にスポンジをはめていく、自動車部品製造の単純作業を、
1日6時間程度強要された。作業所の休日は日曜日と隔週の土曜日だけで、祝日も勤務日だった。
グループホームの経営者は入所者が作業所への通所を嫌がると、
合鍵を使用して土足で部屋に上がって罵声を浴びせ、胸ぐらをつかむなど脅して連れ出していたという。
脱走した入所者が捕まって強制送還させられると、
外鍵付きの部屋に事実上監禁されるようなこともあった。こうした不当な行為に対して、
県や市にたびたび通報したことから「厄介者」と思われたのか、1月にようやくグループホームを退所することができた。

668 :優しい名無しさん:2022/03/11(金) 23:58:20.07 ID:5iT5bDcAV
その後も一時、劣悪な環境に生活困窮者を収容する、「無料低額宿泊所」
での生活を余儀なくされることもあったが、翌2月には元居た市のアパートに移ることができた。
まったく思いもかけなかった精神科病院への強制入院からすでに1年余りが経過していた。
4カ月強の精神科病院への強制入院の中で、もっともつらかったと話すのが、
処方された向精神薬による副作用だ。発達障害だと診断されたその日から処方されたのが、
1日2回服用するオランザピン(商品名「ジプレキサ」)5r2錠(10r)などだ。
本来オランザピンには発達障害そのものに対する適応はない。「この薬を飲んで数日後から、
手足の内側から虫がはったような強烈なむずがゆさが襲い、じっとしていることができなくなりました。
アカシジアという副作用だそうですが、皮膚の後ろにミミズが1000匹いるような感覚で、
不快感を鎮めるためにひたすら動き回りました。とにかく拷問のようなつらさでした」
「子どもと引き離されたうえ、ろくな診察もなく精神科病院に強制入院させられ、
さらに見知らぬ土地の障害者施設に強制移住させられるなんて。
これを主導した行政や従った病院や業者たちのことは決して許せません」
今、県や市、精神科病院と民間移送業者、
そして障害者グループホームを相手取って損害賠償を求める訴えを起こしている。

669 :優しい名無しさん:2022/03/21(月) 02:31:42.22 ID:BbugOai2g
亡くなる1年以内に精神科を受診していた人はほぼ半数に上り、女性と若い人にその割合が高かった。
処方された向精神薬を過量摂取した状態で自死を実行した人が多く、
精神科医療における薬の処方の問題が浮かび上がったことになる。薬を飲み過ぎると脳が萎縮して、
認知症のリスクになるというのは、広く知られている知見で。大規模な医療データを解析したところ、
1日1〜2グラムくらいの服薬量でも、脳の萎縮が進行する可能性があることが明らかになった。
データによれば、1日1〜2グラムの服薬により、飲まない人より脳が20歳ほど老化していた。
この違いをどう考えるかは難しいところでが、認知症の予防のためには、
薬の量を少しでも減らすことが大切で。

670 :優しい名無しさん:2022/03/30(水) 07:20:19.53 ID:Z0ThiiDfh
認知症患者への性的虐待が疑われる行為などがあったとして、精神科病院(312床)に対し、
精神保健福祉法に基づく指導を行い、改善計画書を提出させていたことがわかった。
匿名の情報提供を受けて病院に立ち入り調査を実施。その結果、職員が、認知症病棟の入院患者に対し、
▽乳首を触るなどの性的行為▽車いすの前輪を上げた状態で走らせる▽命令口調で話したり、
叱責したりするなどの不適切な行為をしていたことが確認された。時期は特定できなかった。
職員の1人は「コミュニケーションの一環だった」と説明。改善を指導し、病院は改善計画書を出した。
また、病院側も独自調査を行い、職員15人が関与したことを確認。うち13人を厳重注意とし、
残る2人は自主退職するなどした。

671 :優しい名無しさん:2022/03/30(水) 07:43:27.95 ID:Z0ThiiDfh
同居する女性に暴行を加えてけがを負わせたとして、精神科医(51)を傷害容疑で逮捕した。
容疑を否認しているという。容疑者は診療所を経営しており、女性は元患者だった。女性は
「『睡眠薬をあげる』と言われて自宅に誘われた」と話しているという。容疑者と4月ごろに交際を始め、
10月ごろから同居していたという。容疑者の逮捕容疑は、2月に自宅マンションで女性を蹴り、
太ももに2週間のけがを負わせたというもの。交際をめぐって口論になり暴行を加えた疑いがあるとみている。

672 :優しい名無しさん:2022/03/30(水) 07:52:06.18 ID:Z0ThiiDfh
交際相手の女性に暴行したとして、署が傷害の疑いで、医師で精神科クリニック院長(51)
を逮捕したことが29日、同署への取材で分かった。「女性の作り話か妄想だ」
などと容疑を否認しているという。逮捕容疑は2月26日午後10時ごろ、自宅マンションで、
同居する20代の女性の左足を蹴るなどし、約2週間のけがをさせた疑い。同署によると、
女性はクリニックの元患者で、「睡眠薬をあげる」などと誘惑して同居するようになったとみられる。
容疑者をめぐっては、ほかにも複数の女性から被害相談が寄せられており、同署が調べている。

673 :優しい名無しさん:2022/03/31(木) 20:30:22.06 ID:gS9w/ZPr8
「女の妄想だ」精神科の院長(51)は、警察の取り調べに対し、こう言い放った。
容疑者は同居していた20代女性の左足を殴る蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれており、
被害者はクリニックの元患者。容疑を否認している。「今回の逮捕は再逮捕です。最初の逮捕は、夜、
マンションの警備員が『同居中の彼氏に殴られた人がいる』と通報したことがきっかけでした。
捜査員が駆けつけると、容疑者の自宅から、覚せい剤0.28グラムが見つかった。
容疑者は『自分のものではない』と供述しましたが、現行犯逮捕されました。
親子ほども年の離れた20代の被害女性は、容疑者のクリニックに通う患者でしたが、『睡眠薬をあげる』
などと言われて同居していたといいます」実は、容疑者は過去にもさまざまな問題を起こしてきた。
「またか、という思いです。彼は昔から、薬物についてのモラルがなく、患者の女性に手を出していた。
診察室で女性患者を殴って、傷害罪で有罪が確定し、
2007年には医業停止2年の行政処分を受けていました。業務停止処分中に、
クリニックがリタリンという強い向精神薬をとんでもない量処方していたことが大きな社会問題になったんです。
このリタリンは合法覚せい剤と呼ばれるほど作用が強く、即効性がある。
患者にしてみればすごく効いているように感じ、薬物依存に繋がりやすいんです。
そんなリスクの大きい薬を、ほとんど診察もしないで、患者が求める量をそのまま処方していた。
立地の良さから、一人で1日300人もの患者を診るほどの繁盛ぶりで、リタラー(リタリンの依存者)
からは熱烈に支持されていました。クリニックは、診察せずに宅配便で送るなどして、
1年間に約102万錠を処方していたといいます。行政の指導も無視し続け、
ついには刑事事件にまで発展。無資格のスタッフが薬を処方していたという医師法違反の罪に問われ、
この件でも最高裁で有罪が確定。その後、2014年10月に医業停止の処分を受けています。
2008年11月には元患者で交際していたとみられる女性に対するストーカー規制法違反と脅迫の疑いでも逮捕されています。
女性の自宅で待ち伏せることもあった。電話などで復縁をしつこくせまり、心の病を抱えた女性に
『お前を破滅させてやる』とまで言ったようです。これほど問題を起こすのに、なぜ医師としてまたクリニックを開けるのか

674 :優しい名無しさん:2022/04/04(月) 08:24:57.73 ID:PlTy4l7qs
殴る蹴るは当たり前。罵声を浴びせながら傘で私のことを突いたり、お仕置き
と称して輪ゴムで自作したクリップで腕を挟まれたりしてつらかったです」憔悴した様子でそう語るのは、
容疑者(51)の元交際相手(20代)だ。精神科クリニックの院長は、傷害容疑で逮捕された。
さらに、家宅捜査を受けた際、覚醒剤0.28gが見つかり、覚醒剤取締法違反容疑でも逮捕されている。
容疑者は、警察の調べに対して「女性の妄想だ」と容疑を否認している。だが被害を受けた体には、
おびただしい数の傷痕が残っている。「もともと患者だった私が交際を始めたのです。
診療時間外に診察してくれた際、食事に誘われたのがきっかけでした。同棲を始めると態度が豹変し、
DVを受けるようになったんです。統合失調症の治療に用いられる『エビリファイ』
など複数の薬を大量に飲むよう指示され、半ば洗脳された状態でした」ある仕打ちで目が覚めたという。
「路上なのに、下着姿で伊沢の車の近くに落ちているゴミを拾うように命じられたんです。
私が言われるがまま脱いだら、人目を気にして本人はその場から逃げました。私はパニックになり、
その場で叫びながらリストカットしてしまいました。病院に搬送され、腕を縫い合わせてもらったのですが、
口論になった際、激高し縫ったばかりの傷を引き裂かれたんです。神経も切れてしまい、
左手首から先の感覚がありません。これでやっと目が覚め、警察に被害届を提出しました」
じつはこの容疑者、一部の薬好きの間では名の知れた人物だった。「依存性の高い向精神薬『リタリン』
を過剰に処方したことで立ち入り検査を受けています。結局、診察なしに処方したとして、
罰金刑となりました。向精神薬への知見は非常に高かったのですが」元患者の男性もこう話す。
「メモ帳に欲しい薬を書いて持っていくと、欲しい分だけの薬を処方してくれました。診察時間は1分未満。
病院というより薬局ですよ」だが、仕打ちからもわかるとおり、容疑者の異常性は過剰処方どころではない。
薬を餌にぴえん系と呼ばれる精神的に不安定な女性を食い物にしてきたのだ。別の女性患者が語る。
「3回ほど通院したころ『薬をたくさん処方してあげるから触ってくれ』と診察室で突然、性器を見せられました。

675 :優しい名無しさん:2022/04/04(月) 08:30:08.08 ID:PlTy4l7qs
危険を感じてすぐに帰りましたが、別の日には『触ってくれれば痩せる薬をあげるよ』とも言われ、
さすがに気持ち悪いので病院を変えました」さらに保険証を悪用されたという女性患者もいる。
「不眠を改善したくて訪ねました。『きれいな小麦肌だね』と言われ太ももを触られました。
そして初診では7種類の薬を毎日19錠飲むように指示されました。しかも初診の翌日、
私の保険証の住所を見て自宅に来ると『中に入れてほしい』と言ってきました。断わったら、
ポストに毎日大量の薬を入れられるようになったんです。結局、1週間で500錠渡されました。
メンヘラだった私は、5日間で300錠服用してしまいました。今でも薬の後遺症に苦しめられており、
被害届を提出するつもりです」容疑者の行為について、医師法に詳しい弁護士はこう断罪する。
「傷害罪と薬物所持で刑事処分を受けると、
過去の例に照らすと業務停止2年から3年の処分が予想されます。
よほど重い事件を起こさない限り、医師免許は剥奪されにくいんです。容疑者のように、
患者さんの『治療したい』という気持ちを逆手に取った行為は言語道断。国としても、
処分を受けたことのある医師の情報をもっと積極的に開示するべきですし、医師の再教育が大切です」
容疑者本人が壊れていたと話す。「つねに大量の薬を飲んでいました。謎の粉末を『お前が持っておけ』
と渡されたこともあります。自宅はガムテープで目張りがされ『俺は監視されている』
と日常的に話すなど不審な様子でした。なぜそんな状態で医師を続けていたのか。到底、許せません」
薬屋が抱える闇は深い。診察中、医師が「睡眠薬をあげるからうちにおいで」と言うことなどあり得ない。
それを平然と言い、交際、同棲と関係性を深めたあとでみせた本性は暴力男だった。
同棲する女性の太ももを蹴るなどの暴力でケガをさせたとして、精神科医でクリニック院長(51)
を傷害の疑いで逮捕した。被害者は、同クリニックの患者だった20代女性。
交際をめぐる口論が引き金になったとみられている。「逮捕のきっかけは
同居中の男から暴力を振るわれている女性がいるなどとする容疑者宅マンション警備員の通報。
傷害容疑で家宅捜索すると、0・28グラムの覚せい剤が見つかったため覚せい剤取締法違反(所持)
の疑いで現行犯逮捕した。傷害容疑は再逮捕にあたる」

676 :優しい名無しさん:2022/04/04(月) 08:34:24.54 ID:PlTy4l7qs
覚せい剤については「私のものではない」と容疑を否認し、処分保留になっている。傷害容疑についても
「妄想か、つくり話だ」と認めていない。「睡眠薬をちらつかせて自宅に引っ張り込むなどやり方が汚い。
容疑者と付き合うようになり、半年後には同棲状態になったようだ」
ほかにも複数の女性から同様の被害相談が寄せられており、
薬で気を引く犯行を繰り返していた可能性もあるとみて捜査が進められている。
傷害事件を招く舞台となったクリニックは、昼夜問わず賑やかな雑居ビルの一室にある。
居を移して以降、周辺で2度移転している。常勤医師は容疑者だけだった。
「患者さんがひっきりなしに出入りしていて、若い女性患者が目立った。
クリニックを開けたり開けなかったりと定かでなく、
開いていると思って来院した患者さんたちが部屋の前をうろうろしたり、
近くの階段に座りこんで待っていることがよくあった」と同クリニックが入居するビルの関係者。
別のビル関係者はこう囁く。「容疑者は怒りっぽくて揉め事が多く、警察が来たことは何回もありました。
威圧的な言葉遣いで、大声で怒鳴りつけるので怖かった。巻き込まれないようにしよう、
と気をつけていました」身長170センチ前後のやせ型で青白い顔。一見、おとなしそうにみえるというが、
唐突に好戦的な姿勢をとることも。「すれ違ったときに挨拶をしたら、ずーっと睨みつけられた。
ただ挨拶しただけなのに目線をそらさず異様だった」と同ビルに出入りする男性。容疑者は、
過去に大問題を巻き起こしたことがある。関係者が振り返る。「依存性の高い向精神薬『リタリン』
を診療もせず大量に処方していた疑いが強まり、保健所がクリニックを立ち入り検査した。
適応症のない患者にも言われるがまま処方しているなどと情報が寄せられていた。患者の家族から
薬物依存にさせられたなどと苦情が相次ぎ、保健所が何度も口頭指導してきた張本人が容疑者」
若者のリタリン乱用が社会問題になっていた当時、
容疑者は医師資格のないスタッフに処方箋を書かせるなど安易に処方しまくっていたという。
医師法違反(無資格医業)で罰金50万円の有罪判決を受けた。
「1年間だけでリタリンを約102万錠も処方していた。小規模クリニックにもかかわらず全国1位の量。
ネットなどではブラック・ジャックとかリタリン販売所と隠語で呼ばれていた」

677 :優しい名無しさん:2022/04/04(月) 08:37:35.49 ID:PlTy4l7qs
問題はそれだけではない。「診察結果の説明を求めた女性患者に腹を立て、
説明してもわからないだろうと言って髪の毛をつかんで頭を壁にたたきつけ、
付き添いの夫にものど輪をくらわせる傷害事件を起こした。その数か月前、
男性患者に暴力を振るって骨折させたばかりだった。元患者で交際相手だった女性にしつこく復縁を迫り、
ストーカー規制法違反と脅迫で逮捕されている。話をしなければお前を一生追い詰め破滅させてやる
などと脅していた。逮捕と書類送検を合わせて少なくとも計6回の困った男だ」
女性患者への傷害事件は有罪判決が確定し、厚労省から2年の医業停止処分を受けた。
医師法違反で医業停止3か月を受けている。
クリニックのホームページには外国産の高級スポーツカーの画像が貼られ、
医師らしからぬ記述が散見される。
自己紹介ではアイドル系芸能事務所などにテナントを貸していることをアピール。
不動産投資や外貨投資にも言及し、資産形成のシミュレーションまで。院長ブログでは、
《僕は昔からブランド好きなのでクリニック内にもシャネルのぱひゅーむの絵を飾っています》
とセレブ生活を匂わせ。日本の未来を公務員が明るくする方法と題して、
《厚生労働省アディクティドフェスティバル(中毒祭)》
の実施を求める悪ふざけを綴るなど危ない雰囲気も醸す。昨年のクリスマスイブには最高級フレンチで
《将来の妻(笑)とデート》とのろけ、恋人から貰ったブランドもののネックレスを着けた画像を公開。
タイトルは《クリスマスプレゼントもらったよ》時期的にみて、この恋人とみられる。
いまだに医師免許を持っているのが不思議なぐらい。
医師免許取り消しや停止の処分権限を持つ厚労省に聞いた。「罰金以上の刑になり、
医道審議会医道分科会にかけられた場合、医師の立場を悪用したケースは重い処分になりやすい。
過去に医業停止などの行政処分を受けていれば、医師免許に傷をつけた前科になり、
それも加味されて適格性を問われることもある」二度あることは三度ある。いや、六度あることは七度ある。
漫画のブラック・ジャックは無資格で高額報酬を要求する天才外科医だが、この男は無法で卑劣なだけ。
容疑が事実ならば厳正な処分をお願いしたい。

678 :優しい名無しさん:2022/04/08(金) 12:37:32.54 ID:QXpCoFa8R
トイレ:個室にトイレットペーパーが設置されていない。詰まっているため使えない。
隔離室:天井までの高さの鉄格子があり、ナースコールがなく、
職員を呼ぶには扉をたたくか大きな声を出すしかない。職員の患者に対する言葉づかいなど:患者から
「いい人もおるが、たまに口の悪い看護師がいる」「職員から
『うるさい!黙っとけ!眠剤飲ましたろか!』と言われた」との声があった。
拘束中の尊厳:救急病棟の観察室ではカーテンが開いたままになっていたため、
身体拘束されている患者が廊下から丸見えになっていた。
職員がこうした環境に慣れてしまっていることに、危惧を覚えた。
職員から患者への暴力について:患者から具体的な職員名もあげて『暴力を受けた』『叩かれた』
との話があった。またこの病院の実習生から「職員の暴力がある」との連絡が入っていた。
こういった個別の実情はNPOなどの地道な調査によって一時的に明らかになってはいるが、
病院を評価する判断材料は依然として限られているようだ。
したがって患者や家族は病院選びに苦心するしかなく、
その結果として医療保護入院にまつわるトラブルも起こりやすくなっているのだろう。
医療保護入院によって、本来なら入院する必要のない“患者”を長期入院させ、
動けないように身体拘束したり、薬漬けにしたりして本人の自由を奪う。
にわかには信じがたいことだが、そんなことが実際に行われていることが嫌でもわかる。
病院が身体拘束を行う場合は家族の同意を得る必要がある。
しかし、向精神薬はたとえ大量に飲ませる場合でも、家族に同意を求めることすらない。
「病院の秩序のため」「家族のため」と言われ、患者は薬を強制的に飲まされる。
患者を過度に沈静化して無抵抗にするという点で、向精神薬は身体拘束と同じだ。
その意味で、向精神薬の投与は「化学的拘束」とも言われる。入院中、患者は看護師の前で薬を飲み、
しっかり飲んでいるか確認される。口を開いて飲み込んでいるかまでみられることもある。
そこに人権という概念が欠けていることは、誰の目にも明らかだ。

679 :優しい名無しさん:2022/04/08(金) 12:43:39.75 ID:QXpCoFa8R
薬の問題に関しては、衝撃的なのが、「子どもへの投薬」だ。
児童養護施設に、子どもたちを薬漬けにする現実がある。
「児童養護施設で薬を飲んでいた6年間、中でも中学校時代の3年間はとにかく体がだるくて、
登校しても教室ではずっと寝ているような状態でした」高校2年生(16歳)はそう振り返る。
春、父親から虐待を受け、児童相談所での一時保護を経て、児童養護施設に入所した。
まだ小学4年生で、突然親元から離された寂しさのために泣き暮らす毎日だった。「この子、
薬を飲んだほうがいいんじゃない」「ほかの子に影響を与えるといけないから、いったん薬を飲ませよう」
施設の職員がそう打ち合わせ、総合病院の精神科に連れていかれたことが、
向精神薬の服用のきっかけだった。処方された向精神薬「コンサータ」
を朝に飲んだあとはだるくて二度寝することになり、
追加された「ストラテラ」を飲んだあとは幻覚症状と幻聴、被害妄想に悩まされたという。
しかも被害妄想で学校の友人との関係が悪化したと施設職員に相談すると、
また精神科に連れていかれ、「エビリファイ」という別の薬が処方された。
その後も幻聴やいらつきが止まらないと訴えると、さらに追加で複数の漢方薬が出された。
結果、精神的にとても疲れ、いつも情緒不安定だったと振り返る。
児童養護施設に入所している子どものなかで、虐待を受けた経験のある子は約6割におよぶ。
障害のある子どもの割合は3割近くまで増加しており、
ADHDと診断された子どもは、10年前とくらべて2.9倍に膨らんでいる。
たしかに、薬物療法によって情緒や生活の安定が図られることはあるのだろう。
そういう意味で、メリットはあるのかもしれない。
だが、それが子どもたちの行動を抑制するための手段として用いられるのであれば話は別だ。
いうまでもなく、それは彼らの人権侵害につながりかねないのだから。
なんの根拠も提示されないまま精神科病院に強制入院させられ、
人生を狂わされる人がいる。他方には、親の事情で児童養護施設への入所を余儀なくされ、
環境の変化に抗っているうちに薬漬けにされる子どもがいる。
どちらも一般的な“常識”からすれば理解に苦しむような話だが、残念ながらこれは現実なのだ。

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