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焦げ茶色のアレが近づいている

1 :Now_loading...774KB:2014/12/23(火) 07:54:10.52 ID:6frJNYPz.net
        ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい>>1
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
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211 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 11:39:18.32 ID:Yl/Do/Kg.net
87 : Now_loading...774KB[sage] 投稿日:05/01/13 20:42:08 ID:sOsSDi8l [1/3回]
6亀

はやくも2005年をあきらめたヒト
とことんまで強調された非モテっぷりの悲哀が、笑いを誘う。
本を読んでドラマのような恋を夢見るまでは身近に思えるけれど、そう思えただけに、
妄想シーンを経て、醤油入れ、ガリに至る所で判明する常軌を逸したキレっぷりが、やば過ぎる。激しくワラタ。

黒基調のナレーターのシーンと、桃色がかった妄想シーンのコントラストは、とても楽しい。
壁を隔てたドクオの部屋とカルタンの部屋のインテリアのでっかすぎる対比も、報われない結末を嫌でも予感させる。
それらは画面上のメリハリにもなっていて、長編ゆえの飽きや分かり難さをきちりと防止していると思う。

なによりも後半のネタの加速っぷりは、凄まじかった。瞬間最大風速を記録したと思う。どっかで。
マニアックで2chっぽいネタで笑わせる「ネタ自体の笑い」と
それを発するドクオの逝かれっぷりや世間外れっぷりで笑わせる「キャラとストーリーによる笑い」が
二重になって襲ってきた。

そして、話の導入であり、心の拠り所だった「戦車男」(電車男)が最低の形で目の前に立ち現れる運命の熾烈さ。
それに対して、思考の歪みっぷり、器の小ささっぷり、現実逃避っぷりを駆使した、ドクオの徹底抗戦のギラメキは
本当に、戦慄モノだと思う。こんな死闘をギャグでやらせちゃっていいのか。

終局も、タイトルに相応しい同情の余地すら振り払ったオチ。
一時のドクオ脱出の夢からの、ドクオとしての日常への完全撤退。
でも、爆笑しながらも、枕を抱いて眠っていた彼をどうしても見捨てきれない。愛おしい。

212 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 11:39:59.25 ID:Yl/Do/Kg.net
こっ、これくらいで勘弁してあげるんだからねっ。別に痛くなんかないんだから!

213 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 12:22:54.52 ID:Yl/Do/Kg.net
わたしとウサノオ
「脳トレ」
ttp://www.geocities.jp/fookky104/fla/iandusanoo02.html
これは、最初の最初で人を選んでいる、そのリアル過ぎる脳みそに笑えるかってところでです。
でもこれも入り口として設計されているような感じもあって、「もったいないなー」ってのと「しょーがないなー」が同居してます。
ただ、やっぱりなー、この人のさりげない武器の一つにコミカルで近さを感じるキャラの絵というのがあって、それを活かすような道は無かったのか。
あの、大オチで「脳がはみでちゃった」ってのがあるんですけど、リアル過ぎるグロっぽい脳を先にイメージとして与えられてしまうと、私には笑いきれないものがありました。
お尻からはみ出るっていうのは、直球から次いでさりげない伏線、カレーライスを出していて、その見事さが相殺されてしまった感じがあります。

これはかけあい漫才で、呼吸法というんでしょうか、抜群にリズミカルなテンポで言葉が応酬される、
更に飄々としたウサギサンとちょっとダルそうなでもダイレクトな女の子サンの間で、ちょっとした掛け合いの乱れのようなスリルのあるキャッチボールのような楽しさがあります。
こういうのを実現できるってのは、2chキャラ漫才系でも、一昔前のテレビお笑いからも滅多に見られない快楽があります。
多分、この作品に声を当てようとすると、スローダウンしてしまう。
文字で漫画っぽい吹き出しだから伝わる、「読んでいて心地いい」ハイスピードよりのテンポを実現していると思います。
そうしたテンポと文章の色の合致、心地よさはアンタイトルさんの先の二作にもあるんですけど、絵の親しみとともに、土台としてしっかりしていて、気にならないのが素晴らしい。
がっつり、中身に集中して楽しめる、私の興味もそこに集まる、ってのはアンタイトルさんの地力の証明じゃないかと思います。

二人の掛け合いだけなら、漫才でもいけるんですが、Flashアニメとして小道具、赤ちゃんの映像(?)と音同期というのを出してきて、そこが面白さにユーモアプラスでした。
いやー、やられたなー。私も真剣に探してしまいましたよ。
これも時事ネタで、このようなことをするクイズ番組が絶滅しかけてるっぽいのは、無常を感じます。
でもわかんなくても、入っていけそうな感じだってあります。

214 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 12:23:54.79 ID:Yl/Do/Kg.net
この種の笑いって、なんだろう?
映像とギャグを混ぜ合わせたものとして陣内智則さんの作品を連想しました。
これはつまり、滅茶苦茶ハイテクな現代だからこその作風ですよね。
ttps://www.youtube.com/watch?v=LXpghC5USbg
この映像作者との出会いって、私は藤原紀香のそれよりも幸福なものだと思ってます。最近、見なくなったのが寂しい。
陣内さんも陣内さんで、映像にツッコミを入れるんですが、映像の方には視線を移さない。テレビカメラと客席を向いて、私の方へ分かりやすく開いてくれている。
にも関わらずの阿吽の呼吸とテンポの掛け合い。私は好きです。
そういうのをアンタイトルさんの作品から、連想しました。

私はやっぱりアンタイトルさんが好きで、堪らなく、もう少しだけその走ってる姿を見つめ続けていたかった。
でも何処かで楽しく生きていてくれたら嬉しいなって思う、そんな作品を残してくれた人でした。

215 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 12:57:34.33 ID:Yl/Do/Kg.net
私は笑い上戸っぽいんですが。
同時に私の笑いの感性ってとても古くなってるなと思ってます。
だからそこを補うものとしてFlashギャグ系が沢山あったときは、助かっていたような気がします。
今ではニコニコなのかな、上手く時代を追えてません。
ましてや、私が人を笑わせようとするなんて。

そんな私の記憶に強く残ってるのは、漫画なら「すごいよマサルさん」テレビなら「ミスタービーン」ネットなら「テーマパーク4096」。うん古い。
何とかならないかなー。

Mr Bean's Sandwich
ttps://www.youtube.com/watch?v=NnaRp0x_kQM

216 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 13:23:52.95 ID:Yl/Do/Kg.net
RIBA (HQ) ( Supinfocom 2003)
ttps://vimeo.com/74045819

一つの「世界」が作られてます。
何処か遠くて、でもここと繋がっているような世界。CATMAN的な。
だからその鮮やかな新世界での、どこまでが幻想でどこまでが現実か、境目がわからない。
どこまでが逃避で、どこまでが祝福なのか。
精緻な描写と大胆な省略を組み合わせて、あやふやな高原の空気のような、捉えられないんだけど、確かに肺に入っていくそういう染みていくのを残します。
細やかに繊細に奏でようとする両手の流れ。というか手ではなく指の一本一本の流れ。
私は「ああ、何でこの猫にはピアノというのを与えられていないんだろう」というそんな気持ちで一杯になって、だから明確な答えはなくても、この世界の持っている優しさに解釈を委ねたいと思いました。
こうした気持ちになったのは、「朱の路」という作品にちょっと似ています。

217 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 13:25:45.85 ID:Yl/Do/Kg.net
179 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/07/20(日) 01:30:15.35 ID:cScNDfHV [1/2]
朱の路(あけのみち)

略)

癒し、再生の物語?
心落ち着き、しみじみと。ときどき無性に観たくなるんです。

クレイアート、紙粘土って、ここまで作り込めるんですね。
また、「紙粘土であります」な如何にもな自己主張を感じさせないのが、却って自然で新鮮でした。
夢の中のような異世界、沖縄のような不思議な雰囲気、雨がとても効果的に画面を包んでいました。

また、主人公の微妙な表情が説得力を持って、こちらに響いてきます。この表現だからこそ。
娘を看取った悲しい表情。ピアノの椅子から少女を見つめる優しい表情。ピアノをひいて「ああ、私にはピアノがあったんだ」的な万感の想い。
強く主張こそしませんが、じわじわと伝わるものがあります。あの、瞳を閉じた時の。

こうして、心を掻き立てたあとに来る、太陽の光が覆う車内。
そして電車と朝焼けを遠景から映した印象的なカット。
夢から覚めても現実はかくも美しい、と素敵な余韻を残す終わり方でした。

218 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 13:26:16.36 ID:Yl/Do/Kg.net
180 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/07/20(日) 01:33:09.57 ID:cScNDfHV [2/2]
ピアノ。が主題となります。
たどたどしく指先一本でぽろぽろ弾くと言うのは私の子供時代や、初めてパソコンというかタイプライターに接したことを、思い出させる描写ですし。
山場となるメインテーマは心地よく、胸にしみます。

Flash板の何処かで、ピアノの音を流すのは作中でピアノが演奏されるシーンのみに絞る方が感動的? 全編にピアノが流れてしまうのは勿体無い?
的な指摘があったように思います。
鑑賞者の私たちは、映像の初めからピアノの音を聞いている。だからやっと主人公が弾けた的なカタルシスが薄いことを指しているのかな。
半分、賛成です。
でも、10分を超える尺を、他の音楽で作品のゆったりと流れる雰囲気を損なうことなく演出するのは、難しいなとも思います。
山場だけ際立つのも何か違うし、心地よく進むにはこれがベストなのかなとか。

それと思ったのですが、ピアノと紙粘土ってとても相性がいい。指先で紡ぐという点で、通じるものがあるように思います。


ストーリーは、うーん、深くて、わかり易いんだけど、全てをわかりきれてないようなそんな感じがあります。
サイレントの映像で、浄化されつつも複雑に心に残るものはあるんです。でも、言葉として伝えるのが困難というか。
そこにこそ、映像の魔力があるのかもしれません。(言い訳ぇ)

「頑張れ」、でも、「俺もみんなも頑張ってるんだ」、でも、「明日があるさ」、でも、「信じれば夢は叶うさ」、でも、「わかるよわかる」、でもない。
一人の男をもう一度ピアノに向き合わせたのは、純粋に楽しそうにピアノをたどたどしく鳴らす少女の姿。
演奏できなかった男は、それに接するうちに、少女を喜ばせ、それ以上に自分自身の心を動かしていく。
ライフワークのようなものでしょうか。共に人生を寄り添いあえるようなものが、私にもあったら。

219 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 18:14:46.45 ID:Yl/Do/Kg.net
国だって表現方法だって生き方だって信念だってテーマだって、大きく違う作品だと思います。
でも心の中のどこかでその二つが糸で結ばれた感じがします。
作品を見続けていくことへの報酬って、多分、何処かであると思うんですよね。こうやって書き留め続けたりしたから、だから私はRIVAと朱の路に相互リンクを貼れた。ってのが。
そういうのに意味をもたらせたり、その線を辿って新しい道を生み出すのがクリエイターというか創造者なんでしょうけど、残念ながら私にはそんな素養も努力も無かったのでした。残念。

220 :Now_loading...774KB:2015/02/14(土) 18:15:59.44 ID:Yl/Do/Kg.net
FULLTHROTTLE−
ttp://rumparo-tita.jp/flash/2004ft-8.html

この作品は作品そのものよりも、それが置かれた立場、個人制作Flashアニメーターとしての夢、みたいなそういうので注目されることが大きかったと思います。
JAWACONでしたっけ?

作品なんですが、ハイスピードバトルで迫力ありつつ可愛い、そこにアニメしてるぜーって感嘆を混ぜる。そういう印象が残りました。
頭空っぽにして観れる、そんな感じ。

でも、発想の柔軟な楽しみって密かに混ぜられていると思います。
終盤、Aさんがカメハメハを撃つんですよ。
かーめーはーめーはー!
漫画だってアニメだって人生だって、カメハメハを撃ちたい時ってあると思います。
そこで我慢して、「パクっちゃいかん」って人っていると思います。
でも、この作品ではカメハメハをAさんが撃って、何とBさんが作者流オリジナル必殺技を放つわけです。
それでBさんが勝つ。
それを観ている沢山の人に違和感なく自然なこととして伝えている。素敵です。

そのオリジナル技が卵→ヒヨコ→卵→ヒヨコって気持ちいいリピートのリズム感ある、妙に癒されすらする必殺技です。
私は悩殺されましたよ。

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