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シベリアにラノベ含む読書の話その9

1 :リーダー :NG NG.net
前スレが書けなくなっていたので立てました

前スレ
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/siberia/1446361536/

694 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/11(水) 22:57:54 ID:発信元:111.169.124.197.net
今思い出したが、平安時代の日本とかで
今の私たちと同じように、夢のことを語っていたはず。
それで、昔から日本では、夢とうつつの区別はついていたんじゃないか。

中国の老荘思想はそれがごっちゃになりやすいので面白い。

この本は、著者は、大学教授で心理学の専門家と知り合いになった経験がきっかけらしい。
居酒屋で老荘思想を語り、心理学の解釈を聞いているうちに、本にする気になったようだ。

久しぶりに心理学の話を読んで、月曜日に読み終わった。
そういえばそうだったなと、半ば忘れていた。

人間にどういう心理があるか、ケーススタディーになるのではないか。
一読してもいいと思う。
ちょっと悪文だから、理解しにくくても心配しなくていい。
文章について、私のイメージを言えば、推敲が足りない感じがした。

それではこの辺で
おわり

695 :リーダー :NG NG.net
ましこひでのり『愛と執着の社会学 ペット・家畜・えづけ、そして生徒・愛人・夫婦』
三元社(2013)

人が人を虐げるのは、動物虐待と同じである。
動物はペットになって可愛がられるか、競馬などに使われているかの違いがある。
野性は人の影響がないように、人類は気を付けているつもりだが、実は大きな影響を受けているという。

ペットは可愛がられているが、本当にかわいがるなら家に閉じ込めない。
私はペットを飼ってないのでくわしいことはわからないが
ネコには家にいても構わないタイプと、家にいなくてほとんど外出しっぱなしのタイプがいると思う。
この本を読む前から、外出しっぱなしにするか、ネコがいつ出ても帰ってきても構わないとしたほうが良いと思う。
この本を読んで、動物全種類を外出がいつでもオーケーにしないと、ただの執着心ではないかと思えてきた。
(日本の地方自治体は、動物を飼うのを禁止する以外は何も考えられない無能だ)

競馬の競走馬は、実はとてもかわいそうな生活を送っている。
アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」でサイレンススズカが日本最高としてでてきた。
(フランスにもっとすごいのがいるという設定だが、事実かもしれない。
競馬に詳しい人なわかるだろうけど、私は知らない 笑)
サイレンススズカは、実際にアニメのようにすごい速さで走った。
だがアニメと違って、走るだけで足を折ったかして退場、数日後に殺害された。

普通、動物は、足が取れるまで走ったりはしない。
人間が強制したのである。

696 :リーダー :NG NG.net
野性動物への影響は、
保護のためにできるだけ近づかないとか人類はほざいている。
実際には生活に影響がでるくらい、人間がうっとおしいらしい。

動物と人間の間で何か問題があると、動物が一方的に従わされる。
人間の都合がいいように、動物をコントロールしている。
(日本の地方自治体は、強制する以外何一つ考えられない無能だ)

ペットとして可愛がって、たしかに飼い主とネコが全く同じに見えるくらい仲良くしていることもある。
飼い主はペットに似るとも言われる。(そうか?)
人間も手の甲で顔を触ったりするようになる。たぶん。

そして捕鯨問題は、捕鯨反対派に過激な集団、グリーンピースがいるが、
これも言っていることは間違っていないようだ。
(といっても言っていることを私はしらないが、この本で感じた)

本に直接書いていたわけじゃないが、どうやら捕鯨反対派は
動物を大切にする意識が人類に合っても、それはただの欺瞞であると、
理解したのではないだろうか。
調査をして、そのことに気づいてしまったのではないだろうか。

ペットを可愛がっている人がいるのも確かだ。
私も動物を見たら基本的にかわいいものだと思う。
顔よりも、性格がかわいいと思う。
おおむね、大切にされるような心の持ち主が動物だと思う。
(野生のような環境にいる動物は、警戒心が激しい)
だが、どうやら、ちゃんと調べれば、動物に対する態度はほとんどが欺瞞のようだ。

697 :リーダー :NG NG.net
『愛と執着の社会学』によると、動物に関しては、反吐がでるような残虐な仕打ちがある。
ペットを可愛がっている人から見たら、悲しくなるようなことが積極的に行われている。
この文明社会にて、食材になる動物が、どうやって食材になるかとか、私たちは見ることが無い。
想像してしまったら、なんとなく「うげっ」と思うが、普段は考えないだろう。
実際には、ホラー映画のほうがマシなくらい、悲しくてひどい光景がある。
それがあったうえで、私たちは牛肉、馬肉などを食べていられるのだ。

この本の前半が動物のこと。
後半は、同じ仕打ちを、立場の弱い人間がくらわされているという話だ。
なんとも、吐き気を催すような話である。

698 :リーダー :NG NG.net
人間の世界では、立場の強い人間が一方的に
立場の弱い人間に対して、ひどい仕打ちを好きでやっている。

ブラック企業、パワハラ、セクハラ、いじめのような、その場の人間関係だけではない
社会制度の全てがそうなっている、と思ったほうがわかりやすいというのが
社会学からアプローチした解釈のようだ。

学校は「通わなければならない収容所」である。
企業の行動の一部はナチスの考え方が基礎になっている。

どちらも、身体的に無理をさせて「病気になったら許さない」と言っている。
これは、競走馬が走るだけで足がもげ落ちるように強制しておいて、
足がもげ落ちてはいけないと言っていることになる。
(サイレンススズカのように走る馬も含め、すべての競走馬は、やせこけるくらいに摂食している
その状態であのキレイで健康的な肉付きをしているのだ
陰で痛めつけながら、見た目はきれいにしているわけだ)

学校教育が個人差を無視するのは、動物に多様性を求めないのと同じことだ。
「平均点は70点、60点以下がいることは許されない」という方針らしい。
60点以下は落ちこぼれではなく、人間ですらないのだ。
だから、上位の5%くらいに生きることを認めているのである。
残りの95%くらいは、人間ではないのだ。
その低得点の畜生どもが、仮に勉強して後から成長しても認める用意はないと思われる。(私の主観だが)

それで、低得点の畜生どもが採用してくれる企業がいれば、そういう意識のない社長がいるからだ。

そう思うと、日本政府の政策方針が、上位のわずかな人間たちだけで日本が作られているのがわかる。
また、「国民不在の政治」といわれるのと符合すると思う。

699 :リーダー :NG NG.net
食肉になる動物に愛情を注がないのと同じで
おちこぼれる人間は、10代ですでに生きることを拒否されている。
それを知らずに、みなさんは生きているのだ。
(私が今まで本を読んできたことから、別ルートで生きられる可能性はあるが
ここでは割愛する)
動物が人間社会で生きたいというはずがないし、政治に意見があるわけがないのである。
だから、あなたが意見を言うと、立場の強い人間は意図的にあなたを冷遇しても、誰も咎めないのである。

話がそれたから、次は愛人などの話にうつる。

愛人は、奥さんがいながら・・・・というものだろう。
そういうドロドロしたものじゃなくても、ピュアに恋人がいるとかいうのもある。
良く言われるように、恋愛というのは独占欲である。
自分への不信感と、家畜扱いの文化から、大切な人に愛情を向けているというのは、その人の妄想にすぎない。
愛していると言って、一人の人間を所有しようとしている。
子供が良く言っている「縛り付けられた人生」というものである。
縛り付けているほうの親が、子供に期待して、執着しているのを愛情だと嘘をついているのである。

このタイプの嘘を「自分に嘘をつく」という。
自分で間違っているとわかっていながら、手に入れることに執着して
手に入らないのが嫌なので、なんとか自分をごまかしていることをいう。
だから、この人たちは、四六時中、すごく頭を使って生きているはずである。
試に、この人が何かしているときに普通に話しかけてみるといい。
まっすぐに返事をしないと思う。
ためらうようにしか話せず、自分で物事を決定したくないかのように、
何かをごまかすように、あいまいな言い方しかしないと思う。
この人の行動には嘘があるから、スッと答えが返せないのである。
日常の、イエス、ノーの返事すらまともにできない。
何か言い訳じみて、説明臭い答えが返ってきて、こっちは無理に納得させられると思う。
そうやって、あなたに話をやめさせないと、不安なのである。

700 :リーダー :NG NG.net
企業のブラックじみて、ほとんど犯罪に近い行為を繰り返すことは有名だ。
論理的思考もできない上司が部下を家畜扱いしている。
佐川急便は、新人の研修に罵詈雑言を吐いて、新人の忍耐力をつけることにしているという。
企業によっては「大卒の新卒の鼻をへし折るのが最初にやること」といって恥を知らないが、そういうところは多いだろう。
人をいじめるのは、とても気分が良い。

学校が生徒をまともに相手をしないので、
生徒間でいじめがあるのだろう。

学校の体罰問題もこの本で触れている。
教師やコーチの思い通りにならない生徒を殴っているのである。
教師は指導プランがあるが、プランがあるだけでは生徒を育てられない。
人間関係をしない教師が、生徒をのびのびと成長させられるはずがないのである。
プランがあるだけで、指導能力がないのを棚に上げて、気に入らなければ殴るのである。

教師にリーダーの能力がないのを隠せていないことにも気づいていない。

701 :リーダー :NG NG.net
世界のあらゆる場面で
この家畜扱いの考え方で説明できるのではないか、ということらしい。

食肉になる動物がどんなにひどい仕打ちを受けているか。
その考え方で、人間同士の虐待行為を考えるとすっきりすると言う。
社会問題で、国家の弱者、貧困者が国のシステムから虐待を受けているのもそれだ。
私は昨日、過去の英字新聞記事を見た。
「ガーディアン誌」で、カンボジアの「うい」という女の子が困窮から仕方なく売春婦の仕事をして、レイプされる。
英字新聞を読む練習のために読んでいるが、なんともひどい話である。
このおんなのこは当時まだ12歳である。
欧米のエロオヤジの金持ち共は、「処女かどうかなんて関係ないんだ。
ヤらせてくれることと、容姿が良ければそれでいいんだ」というつもりで、女を買う。
この被害者は必ず弱者である。
アメリカの金持ちと、アメリカの売春婦だと近そうに見えて、見た目はよくわからないが
社会的に売春婦は弱者であり、アメリカ社会で悪いように見られている。
純潔を売り物にするクズ女と言っているが、そうさせたのが国家である。

貧しい家に生まれたのはかわいそうなことだが、もっとかわいそうなのは
貧しい家に生まれた人間の未来を勝手に決めることである。

物事を正しく理解する理想は「何が正しいかであり、誰が正しいかではない」である。
だが、現実は、客観的な科学者ですら「何が正しいかではなく、誰が正しいか」で物事を決めつける。

702 :リーダー :NG NG.net
今回のような見方から、社会問題発生のメカニズムが少し見えた気がする。
だが、かなり広くあてはめられるような考え方だと思う。
どこの国でも、強い人間が、弱い人間を虐げているのである。
その理由は、ペットのようにかわいがるだけでマシなほうだ。
まともな人間として扱わず、喜ばせようとあらゆるケアを押し付けるだろう。
ペットのように扱われた人間が何を感じているかなど、考えることはない。
家庭内での母親のように、子供の心親知らず。

酷いのは、競走馬のように、馬が陰で泣いていきていることである。
上記のペット扱いでも、泣いて過ごすくらいひどい仕打ちになっている。
日本はおおむね、ペット扱いだから、家庭内の奴隷扱いや家畜扱いは明るみには出ない。
「うちの問題につっこむな」と言っているが、これがまかり通るということは
子供の自殺者を増やすことになるだろう。

なぜなら、競走馬のようにこき使われてひどい目に遭うのも、ペットとは変わらないからだ。
ペットのようにかわいがっているのは自己満足、偏愛、独善、偽善である。

703 :リーダー :NG NG.net
そして、ストーカーにも触れられる。
ストーカーこそが、この本の全てをまとめたような存在だろう。
ストーカーの心理はどうやら「自分はこの子をこんなに愛しているのに、
この子はちっともわかってくれない」ということらしい。
わかってくれないのなら、いっそ、永遠に僕のものにしてあげるね・・・
といって、愛情表現していると信じているが、実際には尾行する。
行き過ぎると、アイドルのように愛するあの子を殺してしまう。

ロバート・デ・ニーロが出ている映画「ザ・ファン」もそんな話だったと思う。
殺しかねないくらいストーキングが悪化する。

人間は「よかれ」と思っていろんなことをするが、ほとんどが偏愛と執着である。
いいと思ってやったことのほとんどは、独善、小善、偽善になる。
全て、本人の気持ちをわかろうともしていないのである。

本当に純粋に愛するなら、相手の気持ちをよく聞くはずである。
聞く前に「こう思っている」ということ自体が、間違いだと気付いていないのである。

704 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/13(金) 22:22:19 ID:発信元:111.169.124.197.net
今回の話を、人間関係のヒントにできればいいと思う。
いいと思ってやったけど、間違っていることは多い。
「だって人間だもの」
たしかに「長い付き合いでわかる」と思うかもしれない。
かといって「決まっている」と言って細かく施してあげれば、激怒されたりする。
きっと、訳が分からないと思う。 なんで怒られたのか。
そこで、自己啓発本にあるような「質問力」があればいい。

警察のように聞くのは、最悪の聞き方である。
警察の聞き方は拷問に等しいからだ。
日本人は特に、一問一答形式でしか話が通じない傾向がある。
学校の問題を解いた経験から、「これに答えよ」「答えはこれである」「正解」とだけやってきた。
こんなのが人間関係なはずがない。
ちょっと考えれば、常識でわかるではないか。

ここで常識でわかると言うのは、結論を決めていないということだ。
だいたいはこれが人間関係で行われるはずがないことは想像がつく。
だが、具体的なやり取りは触れていない。
具体的なやり取りを決めてしまうと、相手の答えを決めてから質問することになる。
きっと、相手がどう答えてもこちらは全く理解できないはずだ。
人間関係で、怒らせることが多いのは、こういう決めつけが多すぎるからである。

「人間関係でこんなことをするはずがない」、具体的には無数にありますよ、と言っている。
「一問一答形式」だけでは間に合いませんよね。
それくらいはちょっと考えたらわかるでしょ、ということだ。

705 :リーダー :NG NG.net
「ちょっと考える」だけでもやってみなさい。
結論を決めないが、ちょっとだけ、おおざっぱに考えておく。
すると、途方もないことでも、目星がつくようになる。
デタラメな方向は向かなくなる。
方向性だけ決め、だいたいその辺でいい。
細かいことは、話をしながら想像して、特定すればいいじゃないか。

実際のところは、相手に聞くまでこっちには決められない。
あなたの理解力で修正が利く範囲なら、ズレても構わないんだ。
「これを求めているとわかっている」と聞く前から決めるから、自分勝手になるんだ。
どんなに純粋な愛情だろうと関係なく、聞きもしないで決めたらダメなんだ。
何と言おうと、それは間違った愛情になる。
人間はさまざまな要素が同時にかかわっていて途方もないからこそ
今大事そうなことを、目星を付けるだけにする。
だから自分ですべて決めるわけにはいかない。
よくわからないところは、聞く必要がある。
日本人は質問自体を性格が悪い証拠とみなすが、これは間違った常識だ。
聞きもしないで勝手に決めていることを棚に上げている。

目星をつけて、いくつかの質問で修正を加えて、想像するくらいの頭脳は使うべきだ。
ちょっとは頭を使って生きないと、日常会話も理解できないほどボケてくるぞ。
そうやって、想像力がつくのだ。

そういうことで、
世の中から虐待が一つでも減りますように。
おわり

706 :リーダー :NG NG.net
これだけ
『愛と執着の社会学』は悪文である。
前回の『老荘思想の心理学』より読みにくい。
捕鯨問題の話が特にまとまりがない。

本全体を通して、一文だけで多くを言おうとしている。
5ちゃんねるなどでもよくある書き方をしている。
たくさん思ったことを急いで書こうとするあまり、長い一文になるのだ。

著者は「この本はとても早く書き終わった」とあったので思った通りである。

それでは
おわり

707 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/17(火) 21:30:12 ID:発信元:221.171.67.170.net
伊沢正名(いざわ・まさな)『葉っぱのぐそを始めよう、「糞土思想」が地球を救う』
山と渓谷社(2017)

緊急事態ではトイレに行けず、地味に困る。
だから野糞をしよう。
土に穴を掘り、済んだら埋める。

うんこを土に埋めると、微生物が食べて、数カ月間、いろんな匂いに変化する。
無臭になって、新しい草が生え始めるそうだ。
1年くらいで完全になくなるらしい。

これで、ほとんどノーコストでいられる。
ところが経済活動は、処理施設のために膨大なエネルギーと金を無駄遣いしている。
本当は生物として、地球と一緒に生活しなければいけないはず。
だが、経済活動の「効率化」と「金儲け」のために、やらなくていいことをやっている。
処理施設で処理して、水分と燃えカスを分離、燃えカスはコンクリートになる。

すると、地球上から、私たちの体のぶんの物質が消えてしまう。
その分だけ、地球は栄養不足になっているようだ。
人間の死後、土葬にすると体の成分が自然に還るが、火葬するので還らない。
地球環境の異常はここからも来ているだろう。
現在、地球上のほとんどの場所で、地面の栄養が足りない。

どうなるかというと、自然の土で野菜などを育てると、栄養不足の野菜が自然に出来上がるわだ。

708 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/17(火) 21:40:32 ID:発信元:221.171.67.170.net
人類が自然に還す習慣をつけていれば、ごみ処理は極端に少なく、
賢くやれていただろう。
現在、ごみ処理で環境を破壊していて、科学のせいで人類の知能が下がった。
論理的、科学的な思考で、人類は知識を詰め込んだだけで、想像力がなくなったのだ。

著者は、「糞土師」と名乗ってまで、人間が捨てる物を自然に還す運動をしたいらしい。
この運動はかなり浸透しているらしく、新聞に載ったこともあった。
新聞では、ほんの少しでも汚そうな言葉を聞くのを毛嫌いする「良識ある人々」になる。
日本社会は、ほんの少しでも汚そう、悪そうに見えることを徹底排除する。
たとえば、日本人は大声を出すことは許されない。(許さないとは決して言わないが
ぜったいに言わせたくないので、卑怯者である
他人に強制したという責任を取りたくないが、確実に他人に強制しているのだから卑怯である)

あと、日本では、はっきりした発音でしゃべるのは、ケンカを売っていることになる。
だから、外国語発音を身に着けるのは、ほぼ不可能である。

709 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/17(火) 21:50:47 ID:発信元:221.171.67.170.net
自然と共生していれば、人類にやることはかなり少なくいられたはずだ。
金儲けにならないから、どんなに小さなことでも金に換えたい、という経済の理屈はあるだろう。
日本経済は、優先順位もわからないほどのバカだ。
全ての商品で大儲けしようとして、すべての商品が大した価値ではなくなっている。
だが、急いで儲けたい欲望に負け続けている。

これに開き直っているのか、この欲望の経済学を全人類に強制して回っているのが日本の経済活動だ。

金儲けのため、やらなくていいことをやろうとして、無理にでも作り出さなければいけない。
これは「売り手市場」という。
いらなくても客に無理やり欲しがらせてまで、大儲けする考え方だ。
「日本経済は売り手市場」という言葉を聞いたことがあると思う。

自然と共生する考え方で人類が存続するには、全人類に人格形成ができていなければならない。
少なくとも、人格形成をする教育が無ければいけない。
(ところが日本の教育には人格形成は存在しないのだ)

うんこのことを簡単に聞いただけでも、自然を大切にすることを考えさせられた。

男の子はうんこと言う言葉を連呼するのが、三度の飯より大好きだ。
うんこと聞けば、そのリズムがここちよいようで、笑ってしまう。
だが、うんこが肥料にならなければ、作物はたくましく育つことが出来ないのだ。

栄養不足の作物を食して、私たちは慢性の体調不良に悩まされるようになっている。
これからは、正常な地球環境を取り戻すために、うんこを燃やさずに、土に還すことを意識するのもいいかもしれない。
出来る範囲で、還せばいい。
この本でそのことを書いている。
一読すれば、都会に住む人は、地球の一部になった気がして解放感を感じるだろう。
それが本来の人間の「生物としての」姿だろう。

710 :リーダー :NG NG.net
人類の「生物としての」姿を取り戻せば、私たちの存在が、どこかおかしいのも直ってくるはずだ。
免疫不全症候群のような、はっきりと出ないが、本調子にならない状態が続くようなことは終わらせないといけない。
今は、自然の農作物ですら、栄養が足りないかもしれない。
「自然の素材が良い」と言いながら、自然を守る方法がまったく思いつかない思考停止ばかりがある。

自然のままの行動を、これからの人類の習慣にすべきだろう。
うんこは、昔、畑にまいていた。
とても栄養の多い農作物ができていた。
これをしなくなってから、畑の農作物の栄養はどんどん減っていく。
それを食べても、人間は元気にならない。

本当に栄養のある野菜などを食べたらどうなるか知っているだろうか。
頭がシャキッとして、目が見開いて、ぼーっとしていたのが、胃袋に入れた瞬間からパッと覚める。
濃くて質のいいコーヒーを飲むと、胃袋に入れた瞬間からシャキッとするが、同じことが起きるのだ。
野菜を食べても何も感じない時点で、狂っているのである。

このように、人類は環境を墓石続けている。

なんでそうなるかというと、人類は環境に関して無知なのだ。
だから、人類史は、戦争がほとんどになる。
おそらく、人類史を見ると、環境を守るために気を付けていた記述はほとんどないはずだ。
たとえば、三国志の時代に森を守るために、気を付けて戦争を下という記述は全くないはずである。

人類は、自然に関して一切考えず、破壊だけしてきたのだ。
そうやって、動物の住む場所も、命の数も減ったのだ。

711 :リーダー :NG NG.net
これから、人類は、自然と動物を守れ。
今の日本のような、農業だけを機械的にお勧めする言葉を暗記するようではダメだ。
農業の業界は、社会から隔離された異世界なのだ。
ヤクザやマフィアが、彼らだけの世界で勝手に生きて、警察だけ接点があるのと同じことだ。
農業は、まったくの別世界で上下関係ができて、上に絶対服従なのだ。
農業を始めれば、今まで生活していたサラリーマンの世界から完全に隔離され、二度と戻れないかもしれない。

本来の人間の姿を取り戻すために、地球環境を大切にする社会を作らなければならない。
政府が何を言っても知ったことではない。
それくらい重要で、緊急のことだ。
これを聞いて、良いね、と口先だけで言う政治家がいたら、その人は無知だ。
国家ぐるみで、生物としての人間をよく考えなければならない。

712 :リーダー :NG NG.net
人間の進化がおかしいので、地球に合わなくなったので「人類は地球の癌」とか
「ウイルス」と言われる。
だが、それでも、地球上の生物には変わりない。
だから、自然環境と一緒に生活すればするほど、人間は心地よい気分になるのだ。

自然のすばらしさを知ろう。
地球と一緒に生活することを覚えれば、文明社会の「良識」の間違いに気づく。
自然と寝起きすることで、人間に健全性と優しさが戻るだろう。
機械的で、同じ毎日で、心が締め付けられる生活などありえないのである。
自然を知れば知るほど、私たちは「生かされている」と思えてくる。

そういうことで
私たちと自然の関係を知らないから、地球を壊す活動をしても知らんぷりができる。
(知らんぷりじゃなくて、知らないのだが)
自然がそこにあるのがどれだけ大事で、私たちの体にいいのか、無知だから
自然は、汚れるだけと考えているのだ。

おわり

713 :リーダー :NG NG.net
相原 茂『CDつき 改訂増補 必ず話せる中国語入門』主婦の友社(平成26年)

赤い本。京劇の孫悟空の絵がある。
この前作(同タイトル)を改訂増補したもの。
「中国が認めた!ほめた!最強の入門書」と書いてある。

カラーの写真付き、本文も色付き。
これが理由で買った。
カラーだと、むりに自分から分析しようとしなくても、
脳内イメージが区別しやすいのである。
写真がカラーだから、現実そのままということになる。
実践で見かけた時、脳内イメージの修正が働かない分、負担が軽いわけだ。

この負担は、あなたが思った以上に重い。
無意識の思考が止まってしまうくらいの影響があると思われる。
ということは、心で理解しないわけで、
覚えているだけで、自分から使えない、という可能性があるわけだ。
心にまで記憶や理解が浸透しないと、覚えたばかりの言葉がつかえないからだ。

あなたが、日本語すらも自由に駆使できないとすれば、それが理由である。

714 :リーダー :NG NG.net
普通の例文集。
専門的な根拠で、可能な限り易しく省きまくった本だと思う。
今人気の(?)どこまでも易しくしたタイプの本。
難しいことを抜きに覚えたい人はどうぞ。

715 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/20(金) 23:23:42 ID:発信元:221.171.67.170.net
中国語の特徴を簡単に書こう。
【漢字】
日本語の意識で覚えられると思ったら痛い目を見る。
ただ、比較的早い時期から、所見で読んで、意味が取れそうな感じにはなれると思う。

【発音】
これがわからないと、聞いて理解するのは不可能である。
日本語の意識で漢字の読み方を推測するのはやめよう。
いちおうは、すべての漢字の音読みから推測すれば、半分だけわかる気はする。
「n」と「ng」の区別に法則があるように見えるし、かなり使える。
その意識で音を区別するのもいいが、こういうときこそ理屈抜きでそういう音なんだと思っておくほうが残りやすい。

アイドルの歌などのフレーズが一発で頭に入るのも
理屈抜きで、リズムで記憶しているためだ。

中国語をしゃべっているところをよく聞くと、
だいたいの発音でなめらかに言っているのがわかる。
よく聞くと、何を言っているかは区別がつくのである。

区別がつく範囲で、滑らかに大体で言えば良いのだ。
誰だってそういう風に話す。
日本人は、正確さだけを気にしているが、それは後からついてくるのだ。

716 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/20(金) 23:32:22 ID:発信元:221.171.67.170.net
【文法】
中国語に文法はある。
文法が無いと解釈すると、実は日本語と違うところで必ず間違うだろう。

【語順】
中国語で大事なのは語順である。
語形変化しない言語共通の特徴がある。
語形変化で区別できないため、単語が増えるのである。
それを並べて区別するしかないのである。
だから、類義語がとても多い。

おそらく、語順の種類が少ないとこれまた区別ができないのだろう。
さまざまな工夫がある。
(一文字の動詞はそのまま置けばいいが
二文字の動詞は、ドイツ語の分離動詞ににた分離をするなど)
「あまり深い意味はなく、役割のためだけ」の単語がある。
二度繰り返して、意味をはっきりさせようとする傾向がある。
二度繰り返す、もう一つのパターンが「少しだけ〜する」という意味になる。

【日本人には比較的学びやすいが・・・】
読み書きから、だいたいイメージ通りかもしれないが
できるだけ「発音はこうだ」と意識しながら読む癖をつけよう。
わざと、中国語の発音を意識して読めば、覚えやすいかと思う。

それではこの辺で

717 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/20(金) 23:36:45 ID:発信元:221.171.67.170.net
小林朝夫『子どもの「頭のよさ」を引き出す フィンランド式教育法』主婦の友社(2011)

「お母さんは、なんで勉強しなくていいの?」

勉強しなくていい理由を必死で子供に言って聞かせるようならば、
子どもは一生懸命には勉強しなくなるだろう。
一生懸命勉強する姿勢があっても、結果につながらずに悩み続けるだろう。

子どもが勉強しない理由は単純だった。
親が勉強しないからである。

親が何かに頑張っているように、子供からは見えていないのだ。
親が自分の不幸に文句を垂れ、子供に不満をぶつけているのは頑張っていることにならない。
子どもが納得しないのが証拠だ。

718 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/20(金) 23:45:41 ID:発信元:221.171.67.170.net
日本には「まともな教育」というものは存在しないようである。
何をしているかというと、「今すぐに全部覚えろ」と言っているだけである。

日本では、明らかに、正しい勉強法を知らない。

日本人にとって、勉強とは拷問並みにつらいものである。
なぜかといえば、実際に拷問だからだ。
教師はそのつもりはないと思うが、ならば、正しい勉強法を知らないのだ。
教育について無知なばかりに、多くの教師は子供にものを教えることが出来ないのだ。

教員試験のしくみを簡単に知った。
教室での研修もあるが、ちゃんと教育することを学ぶ仕組みではありえない。
研修講師がちゃんと教育することを学んだ場合、その人がたまたまである。
日本の教育の意識では、ちゃんと教育することを認識させることは、基本的に不可能である。

なぜなら、勉強することがどういう状態を指すかの認識から間違っているからだ。

日本人はおそらく、勉強と言えば拷問並みにつらいものという体験をしたと思うが、
それ自体が間違っているためである。

719 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/21(土) 00:00:50 ID:発信元:221.171.67.170.net
フィンランドでは「子供の教育は国民全員でやる」と大統領が言い切っている。
ここから日本と違うから、日本は必ず間違うのだ。

【ゆっくり】
小学生などまだまだ始めたばかりの子は、ゆっくりと教えていく。
一つの言葉に子供が疑問を持つとする。
フィンランドでは、その言葉をめいめいが、一通り理解するまでじっくり調べると言う。

【フィンランドでの読書】
一冊の本を、いくらでも時間をかけてゆっくり読む。
宝物のように、大切に扱う。
本がすぐにボロボロになるという。
物をとても大切にする。

わからない言葉があれば、上記のように、良く調べる。

【フィンランドの家族】
子供の成長をとても大切にする。
携帯電話の問題は、なんと政治で規則が決められている。
要約すれば「携帯電話の教習所」のようになっている。
国家ぐるみで、携帯電話の使い方を学び、
危険で信用できないインターネットサイトなどにはとても警戒しているという。

ちなみに、日本では、携帯電話に関しては何も用意していない。

720 :リーダー :NG NG.net
【論理的思考のつけ方】
論理的思考とは、どうすることか。
「24時間考え続けること」

日本ではアニメや映画の影響で、何事も一瞬で処理するのが偉いと思わされている。
一瞬で処理するとは、記憶が定着しないことを意味する。
待たなくていいから「忍耐を覚えない」ことにつながる。
短時間でできてしまうため、我慢を知らない人間になる。

あと、日本人には、頭が疲れるころに、かろうじて理解すると
「自分は頭がいいのではないか」と思う人がいると思う。
これは実はたいして頭がよくない。
間違った覚え方をしているため、ここまで疲れるのである。
余裕で高度なことをやってこそ「本当に頭がいい」といえるのではないだろうか。

日本では、余裕で高度なことをやると「サボっているのではないか」と解釈する。
これこそが、日本に高度な思考が存在していない証拠、
高度な能力を身に着ける意識がない証拠である。

日本人は、レベルの高い活動をしたことが無いから、そんなことが言えるのだ。

721 :リーダー :NG NG.net
東大生など、レベルが高い人から見たら、一目瞭然だ。
日本中で、高度なレベルを「ふざけている」と解釈しているビジネスを見て、道化師を見ている気分になるだろう。

東大生、論理的思考を高度に扱える日本人なら
テレビなどで行っている、レベルの低い人間に合わせた発言の全てが情けなく見える。

自分が、行くところまで行った経験をもっているからわかるのだ。
上の方から見たら、下の方にいる人間が「ああ、この階層で迷っているな」と、
どのあたりで困っているか、何をすれば一発解決するかもわかっている。

日本のビジネスや教育は、論理力がそのレベルに達したことがない。
だから、もっとレベルが低い人に合わせて言ってやっている自虐ネタが
これ以上ないほど無駄な活動に見えている。
やらなくてもいいことを、やっているように見えているだろう。

722 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/21(土) 00:15:57 ID:発信元:221.171.67.170.net
カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』という本にこうある。
「論理性の蔑視」

ヘーゲル『精神現象学』
(世界の)学者は、一つの事しか理解できず、それしかないと言い張る。
論理的思考というもので、現実にある物体を切り刻んでいる。
思考停止である。
(そんな感じのことを、十分に語っている)

【フィンランドは自然ばっかり】
フィンランドの大きさは、日本と同じくらい。
たったそれだけの大きさに、湖が19万もあるという。
土地のほとんどが森などの自然だ。
これだけ聞いたら、いったいどこに街があるのかと思う。
(人口は約560万人)

子どもたちは、自然の中で育つので、とても素直に育つ。
自然が、人間を素直にするようだ。

おもしろいことに、フィンランドの森で人の手が加わっていないところがないと言う。
だが、自然を壊さない範囲で保護しているという。
ただ放置するとめちゃくちゃになるからだ。
日本では、出来るだけ木を伐採しようとしている。
建物は壊しては立て直すために、住人を毎回、その家から追い出しているのだ。
家がマンションなどに変わる時、家の住人は命令で出ていくしかないなどと言っているはずだ。
次の建物を作るために、貧乏人を追い出しているのだ。

723 :リーダー :NG NG.net
とりあえず、うまく書けなかったが、
フィンランドとの違いが少しは書けたかと思う。

【フィンランドの教育水準が世界一】
このことは有名である。
日本は数字が良ければ、やり方を問わない傾向がある。
日本の悪いところが世界になかなか知られない理由は、数字だけは良いからだ。
日経平均が20000を超える少し前くらいから、日本経済は暴走した。
令和にし、2020年オリンピックで盛り上がった。
まるで、労働者の過労死など知ったことではない、それどころか、
過労死するなど、クズ人間だからだと言い続けて何十年か経っている。
欲望に突き動かされるように、必死で盛り上げようとしている。
そんなところでコロナウイルスが出てきたのだ。
いま日本は、手放しで盛り上がげるわけにはいかなくなった。
そこを必死で言い訳して、やめない理由を探していると思われる。

そこまでして、日本人の心はすさむ一方である。

フィンランドでは、日本のような余裕のない暴走は見当たらない。
日本の意識では、サボっているように見える。
だが、日本が考えなしの行動をものすごい速度でやっているだけである。
当然、結果が出にくいに決まっている。
それを、人のせいにするのだから、日本の環境は良くないのだ。

そういう愚かな行動で、自力で生きていけない人間にならないように
フィンランドでは気を付ける。

724 :リーダー :NG NG.net
【落ちこぼれのいない学習は可能である】
人は、どうやって学習するものなのか。
日本ではこの意識が欠けている。
私の思う限り、人がどうやって学習していくのか
ざっとまとめると、だいたいわかると思っている。

私は幸運にも、他の本で知った。
ほとんどの生徒の成績を上げて、かなりいい点にすることはできる。
だいたい96%の生徒はかなりいい点が取れるようになると言う。
もうちょっと高かったかもしれない。
わかることは、精神に障害でもない限り、生徒はいい成績が取れるようになるのだ。

そこから考えられるのは、学校では教え方が悪いことになる。

どうやったら人は学習するのか、考えようともしていないのだ。
いや、日本人は「正しい勉強法」を知らないから、まともに考えられないように育ったのだ。

725 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/21(土) 00:44:24 ID:発信元:221.171.67.170.net
【日本人だけが頭が悪い】
フィンランド人は、日本人の倍は頭がいいはずだ。
私は外国人と話す時だけ、スムーズな会話ができる。
ほとんどの日本人とは、スムーズな会話ができない。
話しかけられて、まともに返事をすることもできない日本人ばかりなのだ。

映画などで見かけるようなスムーズな会話で、
アニメのように、お互いに確認しあいながら、一つずつ理解していく会話が、現実の日本にはないのだ。

そういうことが、日本でなくなる必要がある。
日本人に、論理的思考力がつき、想像力が死なないようにしなければならない。
フィンランド人は、論理的思考力と想像力のバランスが良い。
それを実現するために「人はどうすれば無理なく学習できるのか」を知らなければいけない。

日本人は、無理なく学習しよう。
ムリなく学習することによって、賢くなって、
日本の間違いだらけのシステムを変えられるくらいになろう。

おわり

726 :リーダー :NG NG.net
栗原 薫/マルユット・コウリ『CD付 フィンランド語が面白いほど身につく本』
中経出版(2002)

【文字】
「面白いほど身につくシリーズ」と言っていて、
かなり易しく、すっきりまとまっている。
フィンランド旅行で、とりあえず話すのに間に合う程度の語学力をつける。

易しい本はすべて、一部を省いている。
全部はわからないが、とりあえず言いたいことを言うくらいはできるようにしてある。
この本と、辞書があればいいと思う。

【フィンランド語の語源???】
この本には載ってないが、他の本で見た。
フィンランド語は、いったいどこからきた言語なのか、専門家の間ではわかっていないという。
私から見ても、複数の言語に似た単語、複数の言語の徳塗油を持つ文法がちらほらでてきて、
いったいどれが期限なのか想像もつかない。

【日本語に似ている言葉が多い】
意味は違うが、日本語の読み方の単語が多い。
アルファベットだがカタカナで読み方を書くほうが日本語っぽく見えるか。
靴屋:ケンカカウッパ
蛇口:ハナ
あなたは:シナ
地図、カード:カルッタ
スカート:ハメ
櫛:カンパ

727 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/23(月) 00:16:09 ID:発信元:221.171.67.170.net
タイプミス
徳塗油→特徴

もう少し日本語に似た単語を
夏:ケサ(袈裟?)
10月:ロカクー(鹵獲?)
バーゲン:アレ
青空市場:トリ
絨毯:まっと(本当にmattoと書く)
4:ネルヤ(寝るや)
これ:タマ
2:カクシ

【他の言語と似ている】
アルファベットを書くときは「アルファベット:読み方:意味」と書いておく
kioski:キオスキ:店
taksi:タクスィ:タクシー
metro:メトゥロ:地下鉄
lamppu:ランップ:ランプ
hattu:ハットゥ:帽子

728 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/23(月) 00:23:04 ID:発信元:221.171.67.170.net
torstai:トルスタイ:木曜日(トルストイ?)
ovat:オヴァト:(彼/彼女は)〜である(vatがサンスクリット語に似ている)

一つだけ、チベット語ににているのもあった。
どこに書いているかわからないのを後から見つけるのは難しいw 

kirja:キリヤ:教会
ドイツ語に似た感覚

的確に選ぶの難しいからここまでにするが
複数の言語に似ているものがちらほらあるので、
いったい何が起源なのかわからない

729 :リーダー :NG NG.net
前に読んだ本によると、
フィンランド語にしかない特徴を持っているという。
他のどの言語とも違う経緯をたどってフィンランド語になったと思われる。

以前にテレビでフィンランドに移住している日本人の番組をやっていた。
こんなところに日本人という番組だったと思う。
この番組で言っていたが、この日本人が住んでみて、初めてわかることもある。

この日本人は女性で、彼女が済む街で、本当に何もなく吹雪いていた。
一日の半分以上が真っ暗な時期であった。
サーミ人という民族が住んでいて、彼らでも、フィンランド語の起源らしい
おおざっぱな言い伝えくらいしか知らないようだった。
それをこの日本人女性は聞いたことがあって、テレビで紹介された。

サーミ人の起源と関係あるのかもしれない。

730 :リーダー :NG NG.net
余談だった。

この本は簡単にフィンランド語であいさつ、
旅行で頼みごとをする程度の力をつけるためにある。
(格変化は15あるが、本書では10紹介している)

この本の共著者、マルユット・コウリという人は女性らしい。
私たち日本人にはどっちの名前なのかもわからない。
苗字と名前の区別くらいしかできない。
(どの国でもあまり変わらない。
苗字が後に来る方が圧倒的に多い。
日本人のように苗字が先に来るケースは珍しいかもしれない。

世界の人名で、最も多いのが、苗字と名前の間に「父称」といって
父親の姓が入る。
古代ギリシャで、兵士が敵の頭を殺すと、その兵士がたったいまできた死体のそばで
自分の父親がだれである、将軍誰々をうちとったりーと叫ぶらしい
それが「イーリアス」にでているが、これも余談だった)

731 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/23(月) 01:14:52 ID:発信元:221.171.67.170.net
最後に バラバラなことを書いて終わる

『フィンランド語が面白いほど身につく本』は基礎だけにしては多めに載せてくれている。
他の「面白いほど身につくシリーズ」よりも、すこしだけ厚めである。
中古で買ったからCDなしw

読み方をカタカナで書いてくれたら、ほとんどその通りに(ローマ字のように)読んでいい。

こういう易しすぎる本は単語数が圧倒的に少ない。
出来るだけ単語数が多い辞書を持とう。

とりあえずこれだけにしておくか
それでは
おわり

732 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/24(火) 23:34:10 ID:発信元:221.171.67.170.net
梅津正樹『知らずに使っている 実は非常識な日本語』アスコム(2013)

間違っていると知らずに使っている言葉を紹介する。
この本は、悪文である。
とある言葉の解説は、まとまった話と思うとすっきりしない。
解説に必要な情報を選び、どのように説明するかが破綻している。
おそらく、親しみを込めて、出来るだけ易しく、わかってあげているような表現にしすぎた。
読者の気持ちをわかろうとするあまり、客観的には理解できない。

この本は、バラバラの情報が「へー、実はそういう意味なんだ」とバラバラに知るだけになる。
理由を聞いても「これだ」と決まらない感じがするので、心に残らない。
だから記憶するしかない。
懇切丁寧に説明してくれているとは思わない。

細かい意味を指摘しながら、だいたいの意味で解説されると混乱する。
この項目で言葉が足りないと思ったら、後の項目でその足りないと思っていた言葉がでてきたりする。
記憶だけで書いていると思われる。

733 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/24(火) 23:50:44 ID:発信元:221.171.67.170.net
少し興味を持った言葉を紹介しよう。
【数日って何日のこと?】
「2,3日」「3,4日」「4,5日」「5,6日」どれも〇
かなり年配の方々は5,6日と思っているらしい。
若い人が2,3日と思っている。
ちなみに、私は5、6日くらいで考えていて、9日までだと思っていた。
私は年寄りじゃないんだが
私個人の経験では、数日とは1000日でも当てはまると思っている人がいるが間違いである。
【怒ると叱る】
怒るとは、感情的に腹を立てること(ということは怒鳴りつける)
叱るとは、相手の悪いところを諭すための行為
でっかい声で罵詈雑言あびせて叱っているとは言わない
相手を諭すどころか、相手の存在否定にしかならない
【かわいい】
もとは「顔映ゆし」。恥ずかしくて赤面する。
見た目がいい女の子がそんな顔をしたら、キュンとしたのだろうか。
今のアニメで恥ずかしがる女の子だけを愛でるのは、心理的な理由だろう。
人間は恥ずかしがっているときが、心理的にもっとも隙が多い。
人間を信じないような人にとっては、相手が赤面しているときが最も安心できることから
アニメの女の子の恥ずかしがる姿を特に愛でる。
愛でる以外に何もない、という扱いは人間扱いしていないことになる。
見た目の良さ以外にも、良いところはあるはずだ。
【やばい】
もとは牢屋を意味する「厄場」との説がある。
「法に触れたり危険であったりして、具合の悪いさま、不都合なさま」。
悪いことに使う。
今はいい意味でも使うようになる。
やばいですね☆

734 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/24(火) 23:58:40 ID:発信元:221.171.67.170.net
【2連勝】
2と「連」が重複しているという。
強調のためなので「〇」
【耳ざわりのいい音楽】
「耳触り」と思っている人は「×」
「耳障り」と書く。
障りは、カイジで有名な「ざわ、ざわ」ということ。
雑音などで、不快な感じがすることを言う。
間違いの理由は、「触り」だろうが、物を触る時に書く。
感覚なので「障り」
【普通にあるよ】
よくある、頻繁に、どこにでもある、ということだろう。
他にもいろいろな意味で使われ、どの意味でも使い分けにくい人が多いと思うので
わかりにくい言葉の一つ。

735 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/25(水) 00:07:38 ID:発信元:221.171.67.170.net
「ようするに、何を言っても間違っているんじゃないの」という気になってくる。
間違っていると知らずに使っている言葉が多すぎるのだ。

その理由は、みんなが大体の認識で言葉を使い、
人の話を聞くときは正確に聞きたがるからではないだろうか。

正確に聞きたくても、みんなが雑な言い方をする。
何を聞いても誤解するに決まっているじゃないか。

だから、意味を知らないまま、経験で「だいたいこういう意味なんじゃないの」と思って
使っていることが多いと思う。

この細かい違いをはっきりさせると、誤解も減ると思う。
大体の意味で話す人が多く、聞くときは完璧な意味をとらえようとして聞く。
正しい日本語じゃないと思って話を聞いている人が多いけど
その人は、自分はちゃんと区別して喋っているだろうか。
ちゃんと区別して喋っている人を見かけないのはなぜだろうか。
理由や、意味を聞いて、まともに返事もしない人が多いのはなぜだろうか。

言葉の意味を正確に知るより大事なのは
話の流れから、不自然に聞こえないように話すことではないだろうか。

そういう話し方を心掛ければ、
完璧な日本語が話せなくても、会話がスムーズになる。
ここちよいスピードで話せるので、誰と話しても楽しくてしょうがないはずである。
そういう経験をしないで、正確さだけを求めるのはどうだろうか。
一度、だいたいの意味でもいいから、相手の心情にあわせて話してみてはどうだろうか。

736 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/25(水) 00:10:12 ID:発信元:221.171.67.170.net
とくに専門家は、記憶した知識だけですべてをこなそうとする。
理解するヒマもなく記憶している人は、現状に合わせて話すのに苦労しているはずだ。
バラバラの知識を思い出すだけで苦労するはずだ。
それは、学び方がおかしいのだ。

この本は、言葉の説明が終わって、
結局どうしたらいいのかがわからないままで終わる。
最終的に「ようするにどうなったのか」があいまいなままである。
これは日本人の書き方の特徴だ。
バラバラの知識を集めるだけで、どう見せるかが下手なのだ。
世界と違って、日本人の専門家とは、すべての言葉を暗記している人にすぎないのだ。

そういうことで
相手の心情と、状況に合わせて、自由自在に知識を出し入れできるようになったほうが良い。
それができるようになれば、学習レベルに関係なく、スムーズに会話できるはずだ。

おわり

737 :リーダー :NG NG.net
上野誠『さりげなく思いやりが伝わる大和言葉 常識として知っておきたい美しい日本語』
幻冬舎(2015)

私たちがしゃべっている言葉に大和言葉が混じっている。
筋がいい、けじめをつける、場違い、ほどよい、ねぎらう、かねがね、腑に落ちる
いさめる、顔ぶれ、ごめんください、ごめんなさい、ゆゆしき、あながち、ありあわせ、妙なる・・・

例文付きで紹介しているが変えて紹介しよう
「腑に落ちる」
もともと理系志望だった彼女が、文系に変わった。
それも、よりによって古文を学びたいと言い出す始末。
俺にはまったく、ようわからん。腑に落ちないことだ。
(ぼくたちは勉強ができない!の彼女と同じである)

これだけ、どこかで聞いた話だったので

738 :リーダー :NG NG.net
大和言葉は、いろんな使われ方をする。
古語でいくつか意味があったが、現代では一つの意味しかない。
古語でこんな意味だったが、現代は変えて使われる。
意味が入れ替わった。

たとえば
「全然、そうだ」
現代は「全然ない」と否定にすることになっている。
若者言葉で「全然そうだ」というようになった。
大人はそれが「けしからん」と思い、若者を見下している。
だが、古語では「全然いい」と言っていたという。
若者の言い方は正しかったのだ。
だが若者が認められないのは、大人に歯向かっているからだ。
知識があって、意味が変わっているからだ、なんて若者が癒えれば、見下されない可能性がある。
大人は、その若者を将来有望で、素晴らしい若者と思うか、
若者が良く知っているのが気に入らなくて、国語力が無いクズとみなすかのどちらかだ。
なんでクズなんていう大人がいるのかというと、若者がそれだけできる奴なのが悔しいからだ。
そんな子供じみた大人は、もっとよく勉強して過ごせばよかったのだ。
そういうことに気づかず、腹を立て、良くできるところを軽蔑して見せるのだ。
実際には、へー、そんなことを知っているなんて優秀な奴だと思っている。
だから自分が負けた、負けそうなのが腹が立つのだ。
話を戻して

739 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/31(火) 23:06:04 ID:発信元:221.171.67.170.net
世代が変わるにつれて、若者が言葉の意味を勝手に変える理由はこれだろうか。
1.若者が意味をちゃんと覚えていないから、間違いから、勝手に変わる。
2.若者と大人の仲が悪くて、若者が大人に逆らい、大人は先輩風を吹かせる
(心理学では、子供にとって大人は怖い存在である。
それで、子供だけで仲良くし、大人は子供たちの世界にはいない
大人は大きくてみすぼらしい年寄りになっていくので、
無意識に、異世界の異種族に見えていると思ってもいいだろう)
3.ちょっと違う言い方をしてみたい。
ちゃんと覚えていないのが理由で、意味を合わせた範囲で言い換えることはできない。
気分で言い換えるので、言葉の意味そのものが大きく変わる。

大和言葉は、細かい状況を説明できる言い方だと思う。
ひらがなが多く、音がやわらかいため、柔らかいもので優しく触れるように感じる。
そこから、精神的ダメージがないように、言いたいことを伝える。
さらに、目上の人に失礼のないような意味が勝手に含まれている。
直接表現をすると汚いし、強烈なのがびっくりするようである。
不快な気分にならないように、やさしく示すのに大和言葉は良い。

おそらく、日本人の不可解な言動の理由は大和言葉だろう。
ただし、困ったことがある。

740 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/31(火) 23:15:51 ID:発信元:221.171.67.170.net
事実だけをありのままに伝えるのがほとんどできないことだ。
場合によっては、物の名前も、事実も言ってはならない。

さらに、大和言葉や敬語の基本がある。
発言者(自分)はできるだけ貶め、目上の相手を持ち上げるようなことをずっとやりつづけなければならない。

これをやって、動作が遅くならないようにするために、大和言葉はよさそうだ。

日本にあるすべての組織の、すべての行動が、極端に遅い。
その理由は、一つ示すために膨大な過保護な動作をしなければいけないことだ。
日本の組織では、ティーポットを隣の部屋に移動する意思決定でも
数カ月かけなければいけないことがある。
ちょっと持って行って、と言えば済むのに、数カ月間、前置きが必要だ。
もうしわけありませんが、ちょっといいですか、と、
前置きで心の準備をするのに、数カ月かかるのだ。
それに、日本のやることはいつも何をしているのかわからない、時間稼ぎのような行動だ。
そのわけは、おそらく大和言葉の意識と、言霊信仰にあると思われる。

741 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/31(火) 23:22:51 ID:発信元:221.171.67.170.net
時間稼ぎをつねにやるから、日本の行動は極端に遅くて
世界から嘲笑されている。

それは、大和言葉の理解は、科学的態度ではないからだろう。

科学的態度と大和言葉を組み合わせることも日本人には出来ないようだ。
それは、類義語を扱えないことからうかがえる。

私は、この本を読んで感じたことがある。
大和言葉のニュアンスを知って、外国語の類義語のように扱うことが出来ればいいと思う。
大和言葉は、閊える状況が決まっているので、その状況と思ったらとっさに言えるようにする。
外国語を学ぶとわかるが、複数ある意味を、ちゃんと、その場面で使えればいい。

この本を読んで、大和言葉の意味を少し知って分かった。
外国語と似ていて、ちゃんと意味に合った状況で使えるようになればいい。
すると、大和言葉を使っても、日本人は事実を伝えることが出来ると思うのだ。

今の日本の若者は直接表現しか通じないが、大和言葉を外国語の多義語のようにうまく使い分けると
表現の雑さがなくなると思うのだ。
大和言葉には、話す人がどう感じているかも示すことが出来る。

今は、ビジネスや、専門用語の丸暗記で若者がしゃべっているが、
これは、単なる事実を機械的に示したものだ。
マスコミのように専門用語だけで説明したところで、発言者に心を感じない。
時事用語には心を感じる意味がないからだ。

そこに、大和言葉を混ぜることで、日本人に精神的ダメージがないように
難しいことでも伝えられればいいと思う。

742 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/31(火) 23:28:15 ID:発信元:221.171.67.170.net
大和言葉を少し知ってわかった。
日本人は、大和言葉を使って、事実を伝えようとすることはできる。
外国語と似ている。
それは、現代日本語と違って、大和言葉には細かい意味があるからだ。
大和言葉と現代語を混ぜて、何でも伝えられるようになればいいのではないか。
その範囲内で、大和言葉にならないようなことは、我慢して聞くべきだ。
物の名前を教えろと聞いておきながら、答えられたら逃げるようなことがあってはならない。
その理不尽さえなければ、日本人の行動は、まともになるだろう。

743 :リーダー ◆de85kRb5gY :2020/03/31(火) 23:33:53 ID:発信元:221.171.67.170.net
大和言葉と、言霊信仰の意識で、日本人は事実を変えてしまうのではないか。
どこからみても日本人の行動はストレートではない。
一つのことをするのに、まっすぐ処理せず、あっちこっち走り回って
ありもしない問題の処理をしながら、周囲から一つのことを終わらせる。
まっすぐ前に進まず、一度周囲へ出て行って、最長距離を通って前に進む。
常に何かを取り繕っており、無駄な動作が多い。

それは、目上の人の気分を害しないようにするのだろう。
しかし、事実を捻じ曲げてまで、目上の人の気分を害しないように
行動しなければいけないとすれば、それは異常な社会と言わざるを得ない。

目上の気分を害しないのは構わない。
それをしなければ、目上の人は、目下の人の社会的地位を潰すだろう。

しかし、事実を捻じ曲げてでもご機嫌取りをしなければいけないのなら、
目上の人は教養がないのではないだろうか。
教養どころか、物事の順序も知らない。
目上の人がわがままを通すにも、もうちょっと賢くやるべきだろう。
だから、何事も、事実を捻じ曲げない範囲でしなければならない。
全人類を潰せる人間がいたとしても、それをしていい根拠はないのだ。

そいういうことで
大和言葉を賢く使い分けることで、
日常会話をして、事実を伝えることもやってしまえばいいと思う。

日本人のおかしな行動が治るには
言葉と事実をうまく使い分けることだ。
絶対に、言葉と事実を捻じ曲げてまで、チヤホヤされようとしてはならない。
おわり

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