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歴代ライダー主人公が兄弟だったら 43

1 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:08:46.78 ID:G8yK3HbZ0.net
今までの仮面ライダー登場人物全員でほのぼの行こう!基本荒らしはスルー
・次スレは980か容量980kbで宣言して立ててください
・本郷猛(1号)が父
・2号〜RXは叔父、FIRST&NEXT・アマゾンズは従兄弟、真・ZO・J・Gは親戚(?)
・平成ライダーは年齢順、同年齢の場合放送順優先

長男 ヒビキ(31)
次男 戦兎(26)
三男 雄介(25)
四男 翔太郎(不明)※1
五男 進ノ介(24)
六男 永夢(24)
七男 真司(23)
八男 一真(22)
九男 晴人(22)
十男 翔一(21)
十一男 総司(21)
十二男 映司(21)
十三男 渡 (20)
十四男 士 (20)
十五男 紘汰(20)
十六男 巧 (18)
十七男 良太郎(18)
十八男 タケル(18)
十九男 ソウゴ(18)
二十男 フィリップ(17)※2
二十一男 弦太朗(17)

※1:翔太郎の年齢は公式設定が無いので、当時の役者さんの年齢を参考にこの兄弟順にしています。
※2:フィリップは書き手によって兄弟ではなく翔太郎の相棒として扱う場合があり、その場合は弦太朗が二十男になります。

長女 晶 (24)
次女 雪菜(23)
三女 みのり(22)
四女 愛理(22) ※3
五女 ひより(18)
六女 小夜(15)
七女 樹花(13)

1号家に嫁入り予定 霧子(21)※4

※3:愛理は書き手によって、侑斗と結婚予定として扱う場合があります。
※4:霧子は書き手によって嫁入り済みとして扱う場合があり、姉妹順に入れる場合ひより以降が繰り下がります。

続きます
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2 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:09:28.18 ID:G8yK3HbZ0.net
渡の実父 音也
渡&太牙の実母 真夜
渡の兄 太牙

園咲家 フィリップの実の家族
父 琉兵衛
母 シュラウド(文音)
長姉 冴子
次姉 若菜
飼い猫 ミック
義兄(冴子の婿) 霧彦

葛城家 葛城巧(戦兎)の実の家族
父 忍
母 京香

ソウゴの実の大叔父 順一郎

姪(愛理の娘) ハナ/コハナ

3 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:10:28.09 ID:G8yK3HbZ0.net
※必読※
【このスレのお約束】
・とにかく兄弟です、細かいことは考えない
・本編で死んだ人も生きています、細かいことは(ry
・呼称、血縁関係等は書き手に任せましょう。兄弟以外の人間関係についても同様です
 例:フィリップの扱い
   2号ライダー・ディケイドライダーの扱い(兄弟設定or他人設定)
・名字で呼ぶとややこしいため、兄弟達は下の名前で呼ばれることが多いです
・一つ一つのネタは独立しているので他のネタの設定はあまり気にせずにOK

【注意事項】
・兄弟が出ない話も大丈夫だけどあまり続くのはNG。ライダー以外の作品コラボも同様です
・ネタバレは多段改行が無難です(映画・ゲーム・舞台ネタは公開1ヶ月後、新ライダーは第1話放送後解禁)
・剣ライダーズをオンドゥル語でキャラ立てするのは止めましょう
・ゼクターやミラーモンスター達の擬人化もNG(該当スレで)
・中の人ネタはほどほどに(出演番組ネタはともかくプライベートネタは避けた方が無難です)
・ネタの傾向を最初に書き込むと親切かも(例:シリアス強め、未来ネタ…など)
・小説版や漫画版などの公式他メディア展開、ムック等の出版物で扱われた設定についても注意書きをお願いします
・長編作品はメモ帳等で書き上げてから投稿しましょう。
・作品を分割する時はタイトルに「1/2」の様なページ数を忘れずに(1レス32行以内を目安に)

4 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:10:56.77 ID:G8yK3HbZ0.net
【外部サイト】
・過去スレ保管庫
 http://kyoudai.kusakage.com/

・データまとめ(アットwiki)
 https://www58.atwiki.jp/riderbrothers/sp/
 
・避難所(規制時などはこちらへ)
  http://jbbs.livedoor.jp/movie/9312/

5 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:35:27.13 ID:G8yK3HbZ0.net
前スレ
【42】
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1550922012/

過去スレ
【41】https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1538275079/
【40】https://2ch.live/cache/view/sfx/1511426689
【39】https://2ch.live/cache/view/sfx/1480440587
【38】https://2ch.live/cache/view/sfx/1454766295
【37】https://2ch.live/cache/view/sfx/1438479988
【36】https://2ch.live/cache/view/sfx/1422664751
【35】https://2ch.live/cache/view/sfx/1413723505
【34】https://2ch.live/cache/view/sfx/1403175112
【33】https://2ch.live/cache/view/sfx/1388484835
【32】https://2ch.live/cache/view/sfx/1373482602
【31】https://2ch.live/cache/view/sfx/1359181153
【30】https://2ch.live/cache/view/sfx/1348080095
【29】https://2ch.live/cache/view/sfx/1339403965
【28】https://2ch.live/cache/view/sfx/1327796842
【27】https://2ch.live/cache/view/sfx/1319197369
【26】https://2ch.live/cache/view/sfx/1315022061
【25】https://2ch.live/cache/view/sfx/1312382238
【24】https://2ch.live/cache/view/sfx/1306059248
【23】https://2ch.live/cache/view/sfx/1297865114
【22】https://2ch.live/cache/view/sfx/1288709931
【21】https://2ch.live/cache/view/sfx/1282695966
【20】https://2ch.live/cache/view/sfx/1271484010
【19】https://2ch.live/cache/view/sfx/1263296111
【18】https://2ch.live/cache/view/sfx/1256013604
【17】https://2ch.live/cache/view/sfx/1252449365
【16】https://2ch.live/cache/view/sfx/1251026035
【15】https://2ch.live/cache/view/sfx/1248544620
【14】https://2ch.live/cache/view/sfx/1246178634
【13】https://2ch.live/cache/view/sfx/1243511423
【12】https://2ch.live/cache/view/sfx/1241190974
【11】https://2ch.live/cache/view/sfx/1238069538
【10】https://2ch.live/cache/view/sfx/1234351005
【9】https://2ch.live/cache/view/sfx/1231599470
【8】https://2ch.live/cache/view/sfx/1223966109
【7】https://2ch.live/cache/view/sfx/1215952711
【6】https://2ch.live/cache/view/sfx/1209913166
【5】https://2ch.live/cache/view/sfx/1204288838
【4】https://2ch.live/cache/view/sfx/1197295762
【3】https://2ch.live/cache/view/sfx/1185289681
【2】https://2ch.live/cache/view/sfx/1166952481
【1】https://2ch.live/cache/view/sfx/1157728402

6 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:36:08.85 ID:G8yK3HbZ0.net
保守
6

7 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:36:20.05 ID:G8yK3HbZ0.net
7

8 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:36:44.37 ID:G8yK3HbZ0.net
8

9 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:36:54.08 ID:G8yK3HbZ0.net
9

10 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:37:09.28 ID:G8yK3HbZ0.net
10

11 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:37:19.65 ID:G8yK3HbZ0.net
11

12 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:37:39.98 ID:G8yK3HbZ0.net
12

13 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:38:14.79 ID:G8yK3HbZ0.net
13

14 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:39:32.69 ID:G8yK3HbZ0.net
14

15 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:39:54.10 ID:G8yK3HbZ0.net
15

16 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:40:15.76 ID:G8yK3HbZ0.net
16

17 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:41:57.59 ID:G8yK3HbZ0.net
17

18 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:42:31.03 ID:G8yK3HbZ0.net
18

19 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:42:40.68 ID:G8yK3HbZ0.net
19

20 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:43:31.77 ID:G8yK3HbZ0.net
20

21 :名無しより愛をこめて :2019/06/22(土) 13:45:53.13 ID:G8yK3HbZ0.net
保守完了しました
前スレを完走させてから、ここを使い始めてください
前スレ
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1550922012/

22 :名無しより愛をこめて :2019/06/23(日) 19:58:06.22 ID:VUZX88skK.net
ネタで前スレ1000取っちゃったよ
レス番見てなかったw

23 :名無しより愛をこめて :2019/06/23(日) 20:24:22.98 ID:iwPLCsP20.net
立て乙

24 :名無しより愛をこめて :2019/06/23(日) 20:40:15.91 ID:o9NiF1Up0.net
>>22
グランドジオウライドウォッチは曼荼羅みたいという意見も見たな。
平成ライダー真宗w

25 :名無しより愛をこめて :2019/06/24(月) 23:47:10.12 ID:Z2tA5mZW0.net
平成仮面ライダー真宗……天空寺にライバルが誕生か?

26 :名無しより愛をこめて :2019/06/25(火) 06:22:41.91 ID:eT3iHFCy0.net
御成「タケル殿ー!!大変ですぞ!大天空寺の参拝者によると最近『ライダー真宗』なる謎の宗教が活動しているとのこと!このままでは大天空寺の檀家にも影響がでるやも!!」
という騒ぎから始まり、同時に真司が似たような情報を得て、記事にしようとタケルと協力して調査をしていたら、結局グランドジオウに尾ひれがついて独り歩きした結果だった……
みたいなのが思い浮かんだが、ゴーストは未視聴だから書ける気がしない

27 :名無しより愛をこめて :2019/06/25(火) 19:58:16.04 ID:7t6D20WRM.net
真司は「金色の○○」って形で噂を聞きつけるんだろうな

28 :名無しより愛をこめて :2019/06/25(火) 22:40:16.29 ID:ditpwBlr0.net
wikiで兄弟構成見てたら
真由ちゃんの友達に「かっこいいお兄さん!」
とか言われて
「兄ではない、弟だ」
とあの良い声で言うチェイスが浮かんだ。

29 :名無しより愛をこめて :2019/06/25(火) 23:33:06.49 ID:oWZ8ocqD0.net
買い物中――
真司「なあ、総司。ZECT以下略のみなさんって、いつの間に歯磨き粉なんか売り出したんだ?
総司「どういうことだ?」
真司「ほら」つ『ZACT』と書かれた歯磨き粉
総司「それは『ざくと』だ。『ぜくと』ではない」
真司「え?あ、ホントだ」
総司「それにそれは煙草を吸う人向けのものだ。うちには煙草を吸う人はいないから買わないぞ。戻して来い」
真司「わかってるよ」


いやな?今家の洗面台にこの歯磨き粉があるんだよ。見るたびに空目しそうになって困ってるんだw

30 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 00:01:47.72 ID:Mf6yLENYM.net
真司「…あ、ZACTのメーカー、『L』『I』『O』『N』」
総司「仁藤も関係ないぞ」

ZACT初耳だったので調べたら、パッケージにでかでかと書いてあった。これは空目するw

31 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 08:37:45.75 ID:D+hkDaA6F.net
そして真司は洗剤売場でフィリップと丈留のそっくりさんが写ってるポップを見つけ
総司に「中の人はいない!」と言われるんですね。

32 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 17:46:14.31 ID:Mf6yLENYM.net
真司「あ、これも売ってるじゃん!」
総司「それは先日タイアップの礼で貰っている。切らし次第購入だ」

一方その頃ライダーハウスで

永夢「が…『頑張ってるあの子を応援したい!』」
進ノ介「どうした永夢!?」

ライダーで商品ネタというとやっぱりこれ

33 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 19:24:02.65 ID:j2r3UYR80.net
……光るそばもライダーハウスやCRにタイアップの礼として贈られてきたのかな。

34 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 19:25:36.44 ID:tGPlBx5O0.net
タイアップといえばグミとかチョコとかソーセージは毎年新しい兄弟が持ってくる……とかあるんだろうか。

35 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 20:06:15.13 ID:CDc/sP8S0.net
マ○クのハ○ピーセットも忘れてはいけない

36 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 20:41:05.71 ID:j2r3UYR80.net
おもちゃ系は病院とかに寄付かな。
場合によっては高校生組が文化祭のバザー用に寄付したりしてそう。

37 :名無しより愛をこめて :2019/06/26(水) 22:13:47.06 ID:1Vl89QMg0.net
そういえば兄弟(の中の人)ってクルマのCM出てる人多いよね。
って事で
買い物ネタだけど本郷パパが
E○ワゴンのCMキャラが進ノ介に似てたり
カ○ーラのCMキャラがフィリップに似てるからと
サイクロン号下取りしてE○ワゴンかカロー○買って来て
兄弟が驚く夢を見た。

38 :名無しより愛をこめて :2019/06/28(金) 08:33:57.00 ID:VoTsLMkLM.net
「アナザーライダーの集い」というネタが浮かんだのだけど、一体何を話すんだ…?

39 :名無しより愛をこめて :2019/06/28(金) 12:18:47.66 ID:iRZ7ohkja.net
>>38
とりあえず神もとい王がその場を仕切るのは大体想像できる

40 :名無しより愛をこめて :2019/06/28(金) 13:36:08.12 ID:rvvfPamFd.net
>>38
会場がハカランダってことだけ浮かんだ

41 :名無しより愛をこめて :2019/06/28(金) 19:31:57.00 ID:yqbxRnMb0.net
>>38
リュウガのために用意される鏡、ジオウ本編のキーパーソンなのに神もとい王に出しゃばられてしまう新しい我が魔王……

42 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 0/7.5 :2019/06/28(金) 20:46:54.07 ID:SLFmKrrC0.net
次回予告をうけて
前スレ992-995で盛り上がった良太郎(+士)だけが憶えててソウゴを安全な場所に〜の話を1本

41話後?最中?を意識して書いたのでねつ造だらけ
直接的な描写ははなくとも兄弟が忘れている表現がある
曖昧な記憶で平ジェネfoのネタを入れた個所がある
当社比・鬱度は低め

兄弟は絆
以下よければ

43 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 1/7.5 :2019/06/28(金) 20:53:45.72 ID:SLFmKrrC0.net
マラソンの特訓をしているおかげか、はたまた脳が火事場の馬鹿力で身体を騙しているおかげか。
走り回っているはずの身体は羽のように軽かった。こんなときに不幸を発動しないのは、未来の幸運を前借りしているからか。それでいい、と良太郎は思った。それで本命が見つかれば尚良いのだが。

『なぁ良太郎。おめぇ何で』
(モモタロス。僕は特異点だよ。誰が何と言おうと、前のこと全部忘れてない。……全部)
『…………そうかよ』

まだ言いたいことがあるだろうイマジンたちを【特異点】の一言で静かにさせる。ごめんねと、密かに謝る。秘密は隠さないと約束した、でも今回は、根本的に見えている世界が違いすぎる。

公園の脇を通り、川辺を横目に、橋を渡っていきながら。
一緒に帰った記憶があって本当によかった。八百屋の裏を通り、住宅地から入り組んだ路地を駆け抜け、さらに裏に入ろうとして――電柱の傍にうずくまった人影が【探し人】と合致した。

ソウゴ。唯一無二の弟の名前を叫ぼうとして、しかし、声に出なかった。

良太郎は、ソウゴが泣いていると思った。
眉を寄せて口を一文字に結び、俯いていて。精神的疲労があるのだろう身体は縮こまり、余計に小さく見えた。
この姿を見て(泣いている)と思ったなら節穴だ。ソウゴの明るい瞳から涙など零れていない。
でも良太郎は、ハンカチを出して拭ってやりたいと思った。今の弟は、迷子で泣く子と変わりない。

ソウゴの元に行き、ジーパンが汚れるのも厭わずに膝を折る。
……おじさん……聞き取れたのはその人だけで、3人の名前は声に出ずに散布していった。思わず顰めそうになった表情を引きしめ、ソウゴの両手を取る。夏だというのに、ひどく冷たい。

「ソウゴ、顔を上げて。もう大丈夫だから」

電王・野上良太郎が、時空の歪みに呑まれたジオウ・常磐ソウゴの前に参上した瞬間であった。

44 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 2/7.5 :2019/06/28(金) 20:58:32.64 ID:SLFmKrrC0.net
焦点の定まらない目が良太郎を捉えると、握っている手に反応と微熱が戻った。

「りょうたろ、兄……」
「うん。遅くなってごめんね、ソウゴ」

ソウゴは首を横に振った。笑おうとして失敗した表情で「憶えててくれて、嬉しい」と言葉を絞る。
……こういうとき、どう言って安心させるのが正解なのか。良太郎には解らなかった。何を言っても涙を含みそうで、手に力がこもるばかりだった。
そうしているうちに、先に口を開いたのはソウゴだった。

「あ……もしかして良太郎兄……『士兄』、さがしてる……?」
「えっ」不意打ちでその兄の名前が出るとは思わず、良太郎が驚く。「どうしてそれを」
「ちょっと視え、て。……そっか、良太郎兄が……えっとさ」

そのときだ。ソウゴの声と被るように、近くから良太郎の名前を呼ぶ声がした。
誰なんて聞かなくても解った。さっきから、連動するようにスマホの震えも止まらない。
――ここで、はたと気付く。よく人質遭難失踪する自分は、スマホにGPS機能が付いている――

『ねえ、早くした方がいいんじゃない?』と、ウラタロス。
『良太郎の様子がおかしかったから探しに来たんやな』と、キンタロス。
『なになに? 鬼ごっこ始まるの〜?』と、リュウタロス。
『クソもう意味解んねぇ! 難しいことなんて知るか。おい良太郎、走れ!』モモタロスが、叫ぶ。
(うん、ありがとう。解ってる……!)

周囲の状況が変わってしまうこと。憶えていてほしい人間が忘れてしまうこと。良太郎さえ慣れているとは言い難いのに、ソウゴは全て失った状態で放り出されたのだ。
ソウゴは被害者だ。兄として電王として、これ以上傷付けさせるものか。己に課した誓約だった。

「しんどい思いさせてごめんね、もうちょっとだから。行こう」

良太郎はスマホをその場に置き、ソウゴの手を引いて一目散に駆けだした。

45 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 3/7.5 :2019/06/28(金) 21:03:03.40 ID:SLFmKrrC0.net
「りょ、良太郎兄……! 俺がいたら」

返事の代わりに、手のひらに力を込める。背後のソウゴが息を飲んだ。
暑い。酸素が足りない。眩暈がする……。体力のなさを悔しく思ったのは何度目か。
それでも気合で、追ってくる気配とは逆に逆に走りながら、ソウゴが視たという場所にたどり着くと。

遠くからでも目を引く、鮮やかなマゼンタのシャツ。
すらりとした体躯に、明るい髪色。間違えるはずがない。今出せる精一杯の声で、良太郎が叫んだ。

「士兄さん――――――!」

さながら、悲鳴だった。

兄の士は、弟2人を温度のない瞳で見下ろした。頭にマイナスの言葉がよぎり、良太郎の足がそれ以上近づくのを躊躇う。
パスを使い、時間の中に逃げるのは最終手段で、もし――だった場合イマジンの誰かに憑いてもらってから――あらゆる考えが脳裏を駆けたのも束の間。

「安心しろ。もう大丈夫だ」

気が付くと景色が一変していた。
庭の綺麗な一軒家が、自然に囲まれて建っている。振り返るとちょうどオーロラが消えていくところで、晴れた視界には観たこともない町が広がっていた。

「えっ……と、ここは?」

士が意味深な笑みを浮かべたところで、良太郎は考えるのを放棄した。切った覚えはないのにイマジンたちとも繋がらない。とんでもないところに来てしまった。
脱力しかけた身体を奮い立たせ、まだ事態を呑み込めないソウゴを連れて兄の背中を追った。

46 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 4/7.5 :2019/06/28(金) 21:33:06.82 ID:SLFmKrrC0.net
家の中は埃もなく清潔に保たれていたが、生活感はなくモデルルームのようだった。
とりあえず良太郎は、ソウゴと一緒にリビングに鎮座するソファに腰を下ろした。立ち上がるのが億劫になるくらい、ふかふかしていた。

「大体わかっている。いろいろとあったな」
「……あ……う、ん」

言われて思い出したのだろう。ソウゴの呆けた表情が、ぐっと堪えるように歪んでいった。少しでも楽になってほしい一心で、良太郎が背中を擦る。弟の背中はこんなにも細かっただろうか。

「ねえ、良太郎兄……」
「どうかした? 吐きそう?」
「いつもこんな思いしてたの? 俺……何も知らなかった」
ごめんね。ソウゴから謝罪されるとは思わず、少なくとも良太郎は動揺した。

ソウゴが1番つらいだろうに、その中でも他人を気遣える優しさに目を細める。
あの時と同じだ。自身の存在について揺れる中、迷子の男の子を送り届けることを優先したときと何も変わっていない。
その優しさが良太郎には嬉しく、自慢で、危ういと感じていた。

「それは大丈夫だよ。こっちこそ、ごめんね」

ソウゴはぽかんと口を開けているが、良太郎は改めて謝った。ソウゴと再会したとき、兄として安心を与えられなかった。良太郎の微かな不安を感じとったのだろう、士探しを優先させてしまった。

「なんか、謝ってばっかり」
「本当だね」

和やかな空気になっていく弟2人の会話を見届け、士は小さく息をついた。良太郎にしかできない芸当だ。「さて」投げた言葉が、空気を破壊する。
ならばこちらも本腰を入れよう。「これからどう動くつもりだ?」

47 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 5/7.5 :2019/06/28(金) 21:35:52.58 ID:SLFmKrrC0.net
「どう、って」
「あまり時間はない。お前が動かなければ『あれが正史になる』」

ざわり。ソウゴの纏う空気が一変した。今にも食って掛かりそうな視線を真正面から受け止めて、士は説得力をもって畳みかける。

「大叔父もゲイツも、待っているのは修羅だろうな」
「いいわけない」

あれは、良太郎と会う前だった。
ソウゴの目に焼きつき離れないのは、崩壊した街。猜疑心に支配され、安心も幸せもなくなった人々。
今は忘れていようと、あんなのを許したら『信じてくれた前のゲイツ』に顔向けできない。

「あれが正史であっていいわけない……! 俺が最高最善の魔王になるんだから!」

ソウゴの幸せは――いつだって民が幸せになることだ。王が折れている場合ではない。

「士兄! 俺もう行、」

士に掴みかかる勢いで立ち上がったソウゴの膝が、かくんと力を失って傾いた。理解するより先に脊髄反射で引き寄せた良太郎によって、床と友達になることは免れた。
士が呆れたようにソウゴの顔を覗きに来て――ぺし。「わっ」軽いデコピンをお見舞いした。

「疲労だ。自覚してなかったのか? 兄弟に見せられないくらい酷い顔をしている」
「……そっ、か……だからあっちに帰らなかったの……?」
「察しがいいな。何か言われるのは俺だからな」

ソウゴは、身体を支えていた良太郎が視線を逸らしたのには、察せなかった。

48 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 6/7.5 :2019/06/28(金) 21:39:11.48 ID:SLFmKrrC0.net
「ソウゴ。ちょっと休んでからにしよう。万全の方がきっと力が出るよ」
「そう、だよね……」
「ま、時間はあるからな」
「……ありがとう士兄。良太郎兄も」
「気にするな」

……うん? 少し待ってほしい、さっき時間がないと言っていたのは幻聴だったろうか。
――あまり時間はない。お前が動かなければあれが正史になる。
いけしゃあしゃあとしている兄に良太郎は頭を抱えた。焚きつけるためとはいえ、随分な言い方をするものだ。

でも、ああいう物言いは兄にしか出来ないだろう。いてくれてよかったと良太郎は心から思った。

「士兄さん。僕からも本当にありがとう」
「……さっきから、ありがとうのバーゲンセールだな」

ソウゴの世界の異変に気を取られ、こちらの対応が遅れた。
良太郎からの連絡は折り返しても繋がらず、首を傾げていたまさにあのとき。
助けてくれと懇願するような叫びと、走ってくる弟の表情。確実に士の周囲の温度は下がっただろう。出来ればもう2度と見たくなかった。次そんなものがあるなら先に破壊の限りを尽くす。絶対にだ。

身長は一回りも下なのに、士は2人が大きく見えた。ありがとうは言わないが、それと同じ価値を乗せて頭を撫でる。

「よく頑張ったな」

弟2人があまりに嬉しそうにするものだから、撫で終わるタイミングを失ったのは別の話――。

49 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 7/7.5 :2019/06/28(金) 21:42:47.75 ID:SLFmKrrC0.net
ソウゴ「お腹……空いてる気はするけど食欲ない……」
良太郎「つらいだろうけど、食べた方がいいよ。消化のいいものにしよう」
士「粥、食パン、煮込みうどん辺りか」
ソウゴ「あ……うどん食べたい、かも……」
士「いいだろう作ってやる」
良太郎「作るってどこから?」
ソウゴ「畑から?」
士「2人とも楽しんでやってるな?」

(こねるところからになりました)

ソウゴ「あんまり手伝えなくてごめん……って良太郎兄は俺より疲れた顔してるけど、大丈夫?」
良太郎「僕は平気だよ。けど明日は筋肉痛かな……ハハ」
士「作ったばかりで丁度いい。コレを湿布にしてやろう」
良太郎「う、それはいいや……」
ソウゴ「……俺やってみようかなぁ」
士「……ソウゴがやるのか……」

(手を合わせて、いただきます)

ソウゴ「……」
士「口に合わなかったか?」
ソウゴ「ううん、おいしくて……優しい味がするね。……ほんとにありがとう……」
士・良太郎(顔を見合わせ、小さく息を吐く)

(食事中から若干船を漕いでいたソウゴが、お腹いっぱいになって机に突っ伏した)

良太郎「僕が頑張って……」
士「一緒に階段から落ちる気か」
良太郎「だよね……」
士「オーロラで寝室まで運んでやる」
良太郎「本当に使いこなしてるなぁ」

50 :世界へ向けて反撃の狼煙を!――備忘録 7.5/7.5 :2019/06/28(金) 21:45:56.54 ID:SLFmKrrC0.net
「それで良太郎。兄弟は」

良太郎は、小さく息を詰めた。
しばらく両者が口を噤んだまま時が流れたが、良太郎が問いに答えるために顔を上げ――開きかけた口は、言葉を紡げなかった。代わりに、泣きそうな顔で微笑った。
それが答えだった。
士は、一瞥をよこしたのみで微動だにしなかった。心臓さえ機能が停止したのかと錯覚するほど静かにしたのち、ただ一言、

「たまに食べるジャンクフードは美味しく感じるはずだ」

と。そのまま地面に転がるほどの音量で呟いた。
それにかぶりを振り、否を唱えたのは良太郎だった。

「ソウゴと……兄弟と食べる料理なら、何でも美味しいよ」

そうか。そうだよ。

夕方を知らせるチャイムが、聞き慣れない音を奏でて鳴っている――――

51 :名無しより愛をこめて :2019/06/28(金) 23:05:19.44 ID:CVbxalPi0.net
GJ…
せつなくて哀しくて、でもあたたかい。そんなお話をありがとうございます。
ああ、41話が怖いよ…。

52 :名無しより愛をこめて :2019/06/29(土) 10:25:00.69 ID:yBrDcUNZ0.net
まあまあどんな展開になってもこのスレでは明るくいようぜ

53 :名無しより愛をこめて :2019/06/29(土) 14:02:36.86 ID:DenLpsvv0NIKU.net
GJ 切ないなあ。

今ちょうど過去スレを見てるんだけど、初期に巧と草加がしょっちゅう小麦粉踏み対決やってるの思い出した。
そうやってうどん作ったりシップ作ったり、なんか似てるなあと一瞬。

54 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 08:49:29.99 ID:kjHUgH+fa.net
なんか人形サイズの三頭身デフォルメなミニライダー達が兄弟の元に現れて、ほのぼのしてる夢を見た。
ミニカブトとミニアギトが総司と翔一の料理の手伝いしてたり、ミニウィザードが晴人のプレーンシュガードーナツにかじりついたり、ミニドライブがシフトカー達に追いかけ回されたり。
ミニ電王が猫に襲われてたり、ミニファイズとミニゴーストとミニジオウがそれを助けようとしてたり。

昨日、やっと録画してたジオウ39話、40話を見た影響かと思ってる……頭のジオウめっちゃ動いてたから…。

ちなみにミニライダー達の製作者は葛城巧と檀黎斗だった。
しかもちゃっかり黒兄弟verも作ろうとしてた

55 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 10:41:12.45 ID:mcBGl49M0.net
本編が大分殺伐としてきたからそういうほのぼのいいなあ。
黒兄弟たちのも一緒にみんなでほのぼの。
でも黎斗が作ったって・・・、なんか余計なもの仕込んでそうなw

56 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 10:42:50.87 ID:F/1YqJwB0.net
そしてミニ龍騎にミニリュウガが振り回されたり、ミニ葛城ビルド(デフォルトがゴリラモンド)とミニ戦兎ビルドが共同実験しちゃうんですね、わかります

57 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 10:55:36.42 ID:F/1YqJwB0.net
その頃2号家では、

大樹「僕が出るときに裏世界の某ひみつ戦士に出るなんて」
雅人「しかもハ◯ーキティとのイベントの日に、なぁ……」

侑斗が身に覚えのないことで問い詰められていたのだった…

中の人などいないよ!

58 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 11:07:50.50 ID:E0rVc0NN0.net
まあこのスレはソウゴの帰る場所であるべきだな

59 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 11:14:34.13 ID:F/1YqJwB0.net
今のジオウ本編でソウゴを忘れてるゲイツ、ツクヨミはスレ世界のことも忘れちゃってる感じかな?

60 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 11:36:55.67 ID:x1fuJBTXa.net
>>54
前スレにもあったなぁ
動くライダーぬいぐるみの話……
ミニビルトたちの共同実験にミニサイクロンが相乗りしてきそう。

61 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 11:44:19.67 ID:E0rVc0NN0.net
なんかこのスレの影響か今週の士はすごくお兄ちゃんに見えたわw

62 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 11:53:53.17 ID:spVx3XhSa.net
>>60
ミニライダーの夢を見た者です。
あれ、前スレの最初のライダーぬいぐるみネタ書き込んだのも私ですw

前スレぬいぐるみとコラボさせてカオスを生み出すか、ミニライダーネタでほのぼの目指した話を書くか、ミニライダーで真司のやらかしを書くかで悩んでます

63 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 21:22:13.26 ID:4nmQleEt0.net
さらにチビライダーに対抗してちびショッカー怪人とか作りそう。

64 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 22:11:03.17 ID:+GN8bbtU0.net
ちびショッカーぬいぐるみを想像しようとしたら、
なぜかちびローチさんぬいぐるみ達が、
ライダーハウスや町内のために、お掃除したりパトロールしたりする平和な世界が浮かんだ。

65 :名無しより愛をこめて :2019/06/30(日) 22:24:41.14 ID:d2idZCfn0.net
>>61
自分もこのスレも影響かソウゴに厳しくも頼れるディケイドに士兄ちゃん…と思った
自分が苦労したからソウゴには明るい未来を掴んで欲しいんだろうな

66 :0/4 :2019/07/01(月) 14:32:18.79 ID:KDzP9yL5a.net
>>54のミニライダーの夢を見た者です。
話が思いついたから投稿。
タイトルはいいのが浮かばなかった。


・ライダー兄弟は絆で結ばれてる、フィリップも兄弟。
・二号家あり、剣のあの二人とバースコンビのどちらもいて一条さんも二号家。
・地の文あり。
・葛城は弟達からは「巧(タク)兄○○」呼び、他と地の文からは「葛城」呼び。
・顔文字あり。

67 :1/4 :2019/07/01(月) 14:33:02.93 ID:KDzP9yL5a.net
先日、黒兄弟長男の葛城巧と檀黎斗が手を組み、製作したものがライダー兄弟へと送られてきた。
体長は十センチほどで三頭身、どこか可愛らしくデフォルメされた小さな仮面ライダー―――名称「ミニライダー」。
最初はただの怪しい人形かと思われていたそれらは動き、何かを食べたりするので生きていると分かった。
その後に葛城からミニライダー達の製作者と説明を聞かされた。
説明に簡単に箇条書きすると。

・原動力などのエネルギーは甘いもの、甘かったら何でも食べる。

・基本的に性格などはオリジナル(?)である兄弟達とよく似ているが、サイズのせいか少し幼い。好きな食べ物などはオリジナルと同じだったり関連してるものになる。

・戦いは出来るものの威力はほぼない。

・喋れないが吹き出しが出てきて絵文字や顔文字を出すので意思疏通は可能。

・個体によっては鳴く。

ということだった。
そしてしばらくしてから黒兄弟バージョンも作られたとか。

閑話休題。

68 :2/4 :2019/07/01(月) 14:33:44.43 ID:KDzP9yL5a.net
本日のおやつは総司と翔一のお手製プリン。
それらは一真に用があって来ていた始と橘にも振る舞わされたが…。


始「………剣崎」

一真「ん?」

橘「あれは、いったい…」


一真が橘と始の視線の先を追う。
そこには「デデーンッ」という効果音がつきそうなサイズの大きいプリン――正確に言うとバケツプリン――があり、それをぐるりと囲むようにミニライダー達がティースプーンで器用に食している。


ミニ電王「およ…」

ミニファイズ「( ;-`д´-)」

ミニゴースト「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」あわあわ

ミニジオウ「( ゚□゚)」ぽかーん


……訂正、こけたのかミニ電王(プラットフォーム)がバケツプリンの側面に埋まっていた。
ミニファイズが引っ張ってバケツプリンから出そうとしてるが。

69 :3/4 :2019/07/01(月) 14:34:28.15 ID:KDzP9yL5a.net
二人に視線を戻し、プリンを食べながら何でもないかのように一真は答える。


一真「葛城さんと檀黎斗が一緒に製作したミニライダーです」

始「……黒いのもいるが?」

一真「黒兄弟のも作ったんだってさ」

総司「ミニライダー用に小さいプリンを作るのはさすがに大変だからな、あえてバケツプリンにしたんだ」


そう言いながら台所からお茶を持ってきた総司。
始と、自分のプリンを食べつつミニライダーを観察している橘にお茶を配った。


総司「今は安全性を確認しているところだ。葛城巧だけならともかく、檀黎斗が関わっているなら何が起こるか分からんからな」


なるほど、と思わず納得してしまう。
そして再びミニライダー達を見た。
バケツプリンに埋まったせいかベタベタになったミニ電王は濡らした手拭いで拭かれ、他のミニライダー達はその姿を心配したりプリンに夢中だったりだ。
和やかな雰囲気に包まれているミニライダー達を、総司も見た。


総司「まぁ、大丈夫かもしれんが一応な」


ちょこまかと動きながらもバケツプリンを消費していくミニライダー達。
数が数だからなのだろうが、既にバケツプリンは三分の一にまで減っている。

70 :4/4 :2019/07/01(月) 14:35:01.71 ID:KDzP9yL5a.net
そこで自分のプリンをおかわりして食べる橘が話に加わる。


橘「……前にうちの龍我がなんか言っていたな。戦兎君のところに小さいのがいたとかなんとか」

始「そういえばそうだったな」


あの時は何の話かと思っていたが、こういうことかと納得する。
と、自分のプリンを食べ終わった一真がふと、何かを思いついた表情をする。


一真「もしかしたら二号家にもうちみたいにミニライダーが来たりして」

橘・始「え」

総司「……あり得なくはないな。あの二人のことだからな」


いやそんなまさかと橘と始は思ったが、確かに来そうだと思ってしまう。



後日、二号家にミニライダーが来たかは二号家のみ知っている。

71 :名無しより愛をこめて :2019/07/01(月) 17:07:38.59 ID:bHY0aepZ0.net
GJ
ちょー可愛いんだけどどうしてくれようかw
ちみっこいのがみんなでバケツプリンとか!!

72 :名無しより愛をこめて :2019/07/01(月) 17:19:29.52 ID:TQaeFVKgK.net
GJ! プリンもぐもぐするミニライダー達可愛い!
モモタロスとプリンの取り合いになって、最終的に良太郎にごめんなさいするモモタロスが浮かびました

73 :名無しより愛をこめて :2019/07/01(月) 19:32:34.73 ID:0wXtiioj0.net
>>64
それ何ていう黒子さんですかw

74 :名無しより愛をこめて :2019/07/01(月) 20:17:11.32 ID:NM8nqXWE0.net
GJ!
ミニライダーはやっぱり癒やし……
ミニローチはミニブレイドやミニカリスを助けてくれそう

75 :名無しより愛をこめて :2019/07/01(月) 21:00:21.48 ID:FJE89Nnpa.net
ID変わってるだろうけどミニライダー書いた者です。
思った以上に受けてびっくりしてる。
これだけじゃあれなんで小ネタ投下



一真「やっぱり二号家にも来たのかー」

始「ああ…」ため息

ミニカリス「?」始の肩に乗ってる

ミニブレイド「ウェイ!」一真の頭に登ってる最中

76 :名無しより愛をこめて :2019/07/01(月) 22:59:38.10 ID:uuX5X4790.net
とある日常の風景

ソウゴ「…?…??」(紙パックを眺めながら)
映司「何かあった?」
ソウゴ「映司兄ちゃん! このオレンジジュース何か変で…ある?…のに出てこないんだけど」
映司「…なるほどね。ほらココ見て」
ソウゴ「あ。ゼリーって手書きが…」
映司「珍しく雄介兄さんがゼリー作るって言ってたけど、100%の丸々使ったんだ…」
ソウゴ「フフ…出てこないわけだ」
映司「騙されたお詫びにちょっと多めに貰えるように交渉しようか」
ソウゴ「わあさすが映司兄ちゃん」

77 :ちょっとカキ氷はいかが? 1/2 :2019/07/03(水) 18:14:10.32 ID:a/bXyGO80.net
天道総司がペンギンを抱えている。

……語弊がある。正確には、ペンギンの形をしたカキ氷機を抱えている――のだが、とにかく絵面のインパクトが強すぎる。
柔らかなタッチで描かれたペンギンと天道総司だ。何だこれは。あと、両者と常に目が合う気がする。怖い。

それより何だこの状況は。なぜ誰も喋らない。

いつもの盛り上げ役の真司は押し黙っているし、紘汰は呆気にとられているし、タケルはニコニコ笑っているだけで、弦太朗に至っては神妙な顔をしている。それは一体どういう心理状態なんだ。

何だこの空気は。笑ってはいけないライダーハウス24時でも始まったのか。
誰でもいいから打開してくれと願ったそのとき。

「総司兄、それどうしたの?」

ソウゴが何てことない顔で尋ねた。もしここに紙吹雪があったなら盛大に撒かれていたことだろう。勇者だ、いや王様か。とにかく肝が据わっている。

「決まっているだろう。これからカキ氷を作る。全員食べたいシロップを言ってくれ」

78 :ちょっとカキ氷はいかが? 2/2 :2019/07/03(水) 18:19:05.94 ID:a/bXyGO80.net
タケル「ソウゴは何味にしたの?」
ソウゴ「俺はスイカ味のムースがかかってるやつだよ〜。タケル兄は?」
タケル「オレンジ味にした。やっぱり自分の色選んじゃうよね。一口いる?」

巧「良太郎は4色か」
良太郎「うん。てんこ盛りにしてみた。巧兄さんは5色にしなかったの?」
翔太郎「あーそれ以上はやめといた方がいい。弦太朗のが凄い色になってるからな」

弦太朗「全部混ぜ、キターーー!」
フィリ「おや。これは凄まじいねえ。ゾクゾクするよ」
真司「はい弦太朗。味レポ一丁!」
戦兎「記者が体当たりしないでどうするんだって……ってことであー、ん」(無理やり突っ込む)
一真「ウェー……戦兎兄さん容赦ない……」
進ノ介「あ。真司が倒れた。おーい大丈夫か?」
永夢「ええっ!? 脈呼吸ともに正常!?」
晴人「着眼点が医者だな。まあ大丈夫。ファントム生まれてないし」
翔一「そういう晴人兄さんもね」
総司「全部混ぜは想定内だ。不味くなるはずがない。……で、味レポはできそうか?」
映司「……こんなに難しい顔してる真司兄さん初めて見た……」

渡「あ……紘汰のは実を使ったものなんだ?」
紘汰「ああ。ちょっとカキ氷の意味違う気がするけど……。一緒に食べれて嬉しいな」
士「よかったな紘汰。……1枚撮るか」



ヒビキ「今日も平和だな〜」
雄介「そうだね。……いい笑顔がいっぱい」

79 :名無しより愛をこめて :2019/07/03(水) 18:49:11.86 ID:rIcsBkHH0.net
GJ
総司はシロップも手作りだろうなぁ。
最近そういうの多いし。

80 :名無しより愛をこめて :2019/07/03(水) 20:21:27.54 ID:VSmCoSw9d.net
Gj!
>笑ってはいけないライダーハウス24時でも始まったのか。
でツボってしまった。

81 :名無しより愛をこめて :2019/07/03(水) 20:40:56.69 ID:uraQ1tqma.net
GJ!

>>天道総司がペンギンを抱えている。

すごい想像力を試される…が、絵面が想像出来なかった

82 :名無しより愛をこめて :2019/07/03(水) 20:54:41.15 ID:RmOqFXQ+K.net
GJ! ペンギンかき氷機を左手に抱えてあのポーズをしている姿を想像してしまった…

83 :名無しより愛をこめて :2019/07/03(水) 21:17:10.49 ID:Elo78WbYM.net
GJ!
地の文に笑いが止まらなかった。
かき氷でわちゃわちゃほのぼのしてる兄弟に和みました

84 :名無しより愛をこめて :2019/07/03(水) 21:40:37.07 ID:Uc/0J2/V0.net
GJ
過去スレにもあったかき氷大会を今の兄弟込みで見れてよかった。

85 :名無しより愛をこめて :2019/07/04(木) 18:10:41.64 ID:OgNTM+Ak0.net
GJ!
今ならスタイリッシュな見た目のかき氷器あるけど、
ライダーハウスのはペンギンとか昔ながらの形がなんか似合うよなーw

86 :名無しより愛をこめて :2019/07/04(木) 20:44:48.98 ID:boQERVzm0.net
主水「WINDSCALE……か。懐かしいメーカーだな」
翔太郎「あ? 未来じゃ無いのか」
主水「問題。WINDSCALEは未来でも存続している。○か×か?」
翔太郎「んなもん○に決まってる」
主水「フッ……答えるなんて言ってないだろ」
翔太郎「だあ゙ーーー! この、いちいち癪に触るヤツだな!」
主水「だからお前はへなちょこなんだ」

ソウゴ「(気が合うかなって思ってたけど翔太郎兄が完全に遊ばれてる……)」

主水「じゃあまたな」
翔太郎「2度と来るんじゃねぇ! というかお前、どうやって来たんだよ!」
主水「決まってるだろ。なぁ常磐ソウゴ」
ソウゴ「え?」

主水「夢の通い路から。……なんてな?」

じゃあ、お前の弟を借りるぞーと言って退場。

フィリ「……翔太郎。君が目指すべきハードボイルドじゃないか」
翔太郎「一緒にすんな!」

…………

(散歩中)

ソウゴ「懐かしいってことはやっぱり未来じゃ……」
主水「ああ、それか。……前に持ってたんだ。お前の兄貴には内緒だぞ?」
ソウゴ「! うん。わかった!(やっぱり気が合うじゃん!)」


存続しているかの質問を上手く躱す主水であった……終わり。帽子好きとして気が合いそう。

87 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 00:13:21.47 ID:YwHb/oME0.net
ハードボイルド主水にGJ
ちょいちょいライダーハウスに来てそうな気もするw
ミライダーネタ、自分もやりたいんだけど中々まとまらないな…なぜかギンガが唐突に現れては去っていくんだ…

88 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 09:00:22.14 ID:hFaWg2Mcd.net
結局兄弟たちとはどういう関係なんだ?

89 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 16:15:50.17 ID:g8IKkMAf0.net
時々遊びに来る近所の友達とか?

90 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 16:19:16.91 ID:YwHb/oME0.net
あくまで自分の場合だけど、シノビ・クイズ・キカイはパラレルワールドにおける兄弟って解釈してる。
だがこの事実を知るのはごく一部の関係者のみ。(なので蓮太郎達は平成組に「ソウゴの兄弟」として接している)
ミライダー達は各々の時代で平成組に会ったことがないorジオウの世界の設定上存在自体知らなかったイメージ。
皆はどんな解釈してるか…気になる

91 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 16:19:48.45 ID:YwHb/oME0.net
皆って住人の皆様のことね

92 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 17:50:39.08 ID:ydxh4tCW0.net
>>87
やりたいなら是非やろう! 読みたい人間はここにいる!

>>88
自分は「未来ライダーの会」会員くらいの認識で書いたけど、
兄弟入り時空があったら面白いと思うから積極的にやってみてほしいなーと思ってる。
とっかかり防止のために全力で注意書きいるだろうけど…。

↓↓↓

※ということでミライダー兄弟入り時空に迷い込んだ士の話※

↓↓↓

蓮太郎「おかえり士。今回は長旅だったな」
士「…………」
レント「? 士、ただいまはどうした?」
主水「……なるほど。問題。お前はこの家の門矢士である……○か×か」
士「……大体わかった。帰る時空を間違えた」
ブレン「全く貴方という人は」
士「待てお前もいるのか。何だこのカオスライダーハウスは」
ブレン「ちょっと! その反応は失礼でしょう!」

\なにー士帰ってきたー?/

主水「すまない違ったようだ! もう帰った方がいいんじゃないか」
士「そうさせてもらう……」

93 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 18:53:36.21 ID:Aim3orOq0.net
自分は細かく考えず、ミライダーが親戚としたらネオライダー辺りの子供かなー程度にしか思ってなかったですね。
だから他の人の設定見るの楽しい。

94 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 19:34:06.37 ID:Aim3orOq0.net
>>92 さんのライダーハウス、たい焼き名人アルティメットフォームとか、浪速の美少女仮面とかがしれっと同居してそうwww

95 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 19:37:46.02 ID:3ppyIxaSd.net
>>92
GJ
ミライダー兄弟入り時空の話も面白いね



>>86
主水、so cool!

兄弟達の中でクールなのは誰だろう
1号家にはあんまいないよねー総司と士くらいかな(どっちも俺様キャラだw)
あと戦兎・・・は違う気がしなくもない
2号家だとクール系は併せてツンデレの傾向があるような…蓮とか始とか侑斗とか戒斗とか飛彩とか

96 :名無しより愛をこめて :2019/07/05(金) 20:07:49.61 ID:ydxh4tCW0.net
一応調べたので置いておく。何かの役に立てば

神蔵蓮太郎/仮面ライダーシノビ
中の人年齢→25歳 本編年齢→不明(職業:サラリーマンを考慮すると上か?)
身長185cm

堂安主水/仮面ライダークイズ
中の人年齢→26歳 本編年齢→21歳(※不確定)
身長175cm

真紀那レント/仮面ライダーキカイ
中の人年齢→25歳(当時) 本編年齢→不明(まず機械)
身長183cm

※主水の年齢推理はここから
https://www.kamen-rider-official.com/collections/20/21
>「あれは、2019年の話だった。そう、まだ、わしが産まれてもないあのとき・・・幼い頃から持っていた動かぬ時計を持って、クジゴジ堂という時計屋にいってな・・・」
2019年時点で産まれてない→でも親父が主水を認識→名前は決定してるので妊娠後期?
それにしたって21歳の貫禄じゃないけどな…

97 :名無しより愛をこめて :2019/07/06(土) 02:40:39.88 ID:u5fRCF2U0.net
この兄弟スレの世界には、色々な種族が生きてるんだよなと考えていたら
人間と共存を望む怪人や異種族に、人間社会で暮らすための基盤を整えるアドバイスをする事も
自社の仕事にし始めた太牙(ファンガイアの王)ってのが浮かんだ。

いや、ファンガイアって永く人の中で生きてきた訳で、今と昔では王の方向性は違うけど、
人間社会で行動するのに必要なものを用意するノウハウは持ってそうだなーと……

98 :ライダーハウスに来ポウ者の巻 :2019/07/06(土) 09:39:51.97 ID:QwsZGWhAM.net
87です。>>92さんありがとう。
ひとまず短編作ってみた。突貫製作クオリティにつき注意。
______

「ソウゴ?」
「あ、タケル。うちにこんな壺あったかなって」

(和紋様の陶磁器。大きさは両手に収まるくらい)

「いや〜? 俺も見たことないけど…」

POW!(上がる煙)

「邪魔してる」
「「蓮太郎(さん)!」」

変わり身の術で化けていた蓮太郎。目を白黒させる2人にちょっと満足気。


「蓮太郎、なんでここに?」
「イッチーが来田に迷いこんだらしいんだが…見なかったか?」
「イッチー、ってハッタリの今生勇道さんだよね」
「俺もタケルも見てないよ。2号家の方がいそうじゃない?」
「ありがとう。じゃまた後で」

蓮太郎、頭巾を被って変装完了。2人に手を振り、手近な窓から飛び降りて隣へ。

「…蓮太郎さん、多分行きも窓から入ってきたよね。雄介兄ちゃん方式で」
「うん。俺もそんな気がする」

ソウゴとタケルのやや後方に、巧と良太郎。高速展開に一部始終を傍観するしかなかった2人。

「…とりあえず普通に来いよ。いつだったかは天井に張りついてたろ」
「僕らには忍術下手なふりしなくていいから…気が楽なんじゃないかな」

さらにそれを見ていた21歳組。

「翔一。あいつに持たせてやれる野菜はあるな」
「うん。今度は干物とかも作る?」
(総司、蓮太郎さんに会う度に何かしら渡してるけど…翔一もさも当たり前のように対応してるけど…)
「食は体の資本。兄として守るべき相手がいるなら尚更だ」
(やっぱりそこかあ)

99 :名無しより愛をこめて :2019/07/06(土) 09:55:37.33 ID:QwsZGWhAM.net
>>97
このスレ世界だと有用な事業かも。
公的書類とかを手配できる力もありそうだし。
異種族系は平成一期に多い印象がある

100 :名無しより愛をこめて :2019/07/06(土) 20:37:35.78 ID:cXLV8tni0.net
>>97
お世話になってそうなのは、グロンギ、オルフェノク(人間として死亡届けが出てしまった場合のみ)、
アンデッド(始は確定としてそれ以外にも上級アンデッドがカードから出てるときに万一身分証明書が必要になったとき)、
グリード、ファントム、ロイミュード、バグスター……辺りかな。

101 :名無しより愛をこめて :2019/07/06(土) 22:55:39.03 ID:mHGlrKht0.net
>>98
GJ!
下手なフリしなくていいっていう目線面白いね!そういえばっていう。
過去スレの猫かぶり流星を思い出したよ。

102 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 09:31:10.06 ID:+CzjDDsM00707.net
今回のジオウ見て思ったけど……もしかして士、レーズンパンのレーズン苦手なのか?
総司にちゃんと食べられるようトレーニングさせられそう。

103 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 10:00:11.01 ID:nWkYEoKJ00707.net
ソウゴ「士兄ちゃん!それレジスタンスの大事な食糧でしょ?」
士「関係ないだろ。どうせ世界は元に戻るんだから。…口開けろ」
ソウゴ「…もご…なにこれ、レーズン?」
士「意外といけるな」
ソウゴ「もしかしてレーズン…」
士「コーヒーが欲しくなってきた」
ソウゴ「ええ…ほんとう自由だなあ…」

104 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 10:25:52.55 ID:DxsmTzqTK0707.net
総司「レーズンを残していたな、士…」
光実「葡萄のライダーとしては見過ごせませんね」
戒斗「レーズンたっぷりの蒸しパンとパウンドケーキを作ったぞ」
翔一「食べ物の好き嫌いはいけないよ」
ソウゴ「ツクヨミ、士兄ちゃんが逃げようとしたら…」
ツクヨミ「時を止めればいいのね」
名護「レーズンを食べなさい!」

果たして士はレーズンから…いや、彼らから逃げ出せるか!?

105 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 10:46:10.07 ID:nWkYEoKJ00707.net
もしかして今日七夕だからID似たり寄ったりなのかな?
レーズン攻防戦が行われてる横で真司とかしんみりしてそうだ…

106 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 10:52:34.05 ID:+CzjDDsM00707.net
七夕だからID末尾に0707がついて、ワッチョイも七夕仕様になってるね。
真司は手塚さんに会いに行くだろうなぁ

107 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 11:38:40.45 ID:Uvkqd3mu00707.net
そんな仕様があったのか…
手塚の方も真司が会いにくるのわかってるんだろうな

108 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 15:28:52.79 ID:ptkq9OmL00707.net
エビルダイバーも手塚の周りを落ち着きなくふよふよ泳いてそうだな

109 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 16:04:59.25 ID:WXLsSsOia0707.net
今、眠くてぼんやりしてたら「七夕に食べる素麺は縁起物になる」と言って大量の素麺を茹でる総司が浮かび、流し素麺にしようと計画する他の兄弟が浮かんだ…

110 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 16:50:36.71 ID:Uvkqd3mu00707.net
流しそうめん大会・リターンズ…?

111 :始まり? :2019/07/07(日) 17:24:49.92 ID:nWkYEoKJ00707.net
ソウゴ「今日そうめんなんだ? 総司兄ちゃんが大量に湯がいてた」

フィリップ「七夕にそうめんを食べる習慣については閲覧済みさ。ルーツは中国伝来の「索餅」(さくべい)という小麦粉料理からだね。

7月7日に死んだ帝の子が霊鬼神となって熱病を流行らせた。そこで、その子の好物だった索餅を供えて祀るようになったことから、7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という伝説からだ」

進ノ介「あー確か長寿祈願の意味もあるんだっけか。そうめん」
真司「おっしゃ!どうせなら流す方向で!」
巧「前に流すのに使った竹は捨てたんじゃねぇのか?」
翔一「そもそも、残ってたとしてホコリ被ってるだろうしねえ…」
永夢「綺麗に洗ってもちょっと…医者として縦には振れないかな」

「ただいまー」

良太郎「あの声はヒビキ兄さんかな」
弦太朗「キターおかえりだぜ兄貴!」

ヒビキ「短冊飾れる笹と、太くて立派な竹持って帰ってきたよー」


☆ライダーハウスに緊張が走る―――!


タケル「やる流れになる…かも?」
翔太郎「マジかよ…」

112 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 17:38:13.60 ID:o54X1NW5a0707.net
七夕流しそうめんリターンズ、前回よりも規模が倍以上になった分、麺も計画的に茹でないと大変だ……
戦兎やZECT以下略で自動そうめん茹で装置とかこっそり開発してたりして(茹で上がり状態は台所の守護神監修済)

113 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 18:17:28.85 ID:Uvkqd3mu00707.net
総司「具材は」
翔一・戦兎「「手配可能」」
総司「竹加工は」
真司「間に合わせる」
総司「その竹加工できる機材は」
ソウゴ「ガジェットやタイムマジーン総動員!」

翔太郎「やる流れになってるじゃねえか…」
タケル「カステラってアレだよね、紘汰星でバーベキューしたときの…」
永夢「待って待って話を広げたら…」
弦太朗「紘汰兄貴の星なら特別な空見れそうじゃねえか?」
雄介「天の川すっごく近かったりするかも」
進ノ介「おいおい、紘汰もなんか言えって…」
紘汰「俺はアリ!」
進ノ介・永夢「「ダメだこれ!」」

渡「あれ、竹って確か…割っても乾燥させなきゃいけないんじゃなかったっけ」←ニス作りの時に情報仕入れた
フィリップ「その通りだ渡兄さん。食器用の洗剤で洗って半日は天日で乾燥させる必要がある。特に採り立ては水分が多い」
一真「あれ、じゃあ流しそうめんは…」
士「それがどうかしたか?」←オーロラ展開
総司「どうかしたか?」←ハイパーゼクター
渡「うんごめんなんでもないちょっと皆僕の言ったこと忘れて」

良太郎「あまりやってほしくないけどね…」
ヒビキ「皆凄いね〜、俺も頑張らないと」
巧「おい事の発端…。」

114 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 19:25:00.14 ID:nWkYEoKJ00707.net
映司「手空いた人から取っていってー!」
晴人「魔法使いお手製の短冊だ。効果があるかはその人次第…ってな」

ソウゴ「短冊に願い事書くとか何年ぶりかなあ」
タケル「俺も思い出せないかも」
永夢「僕は数時間ぶり…になっちゃった」
戦兎「永夢は小児科で書いたのか。俺としては初めてだな…さて何書くか」



士「これはそっちのテーブルだ」
真司「ほいほい。短冊の片づけとかどうするんだ?」
総司「神社でお焚き上げしてもらうのも手だが」
翔一「家で燃やして焼きマシュマロするのは?…って、臭いが気になるかな…」
フィリップ「おや…興味があるね」
雄介「まあやってみればいいよ。何事も経験してみないとね」


ご近所さんからまた何かやってるわあって言われてそう…
人数多いと収集つかないね

115 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 19:50:22.66 ID:Uvkqd3mu00707.net
当日開催なので兄弟だけ(inライダーハウスの庭)ってパターンもありえるね
兄弟が短冊に書くお願いだと、「笑顔」「五穀豊穣」「健康第一」…とかかな

そして一番高いところに
『自由と平和 兄弟一同』って掲げてあったりして

116 :名無しより愛をこめて :2019/07/07(日) 21:11:03.27 ID:Dw8nmtuO00707.net
七夕の時に限って本郷パパが帰ってきてたりして。

117 :ボトルキャップチャレンジ! 1/2 :2019/07/08(月) 18:15:35.28 ID:RYqZHL7I0.net
士が帰宅すると、ペットボトルを大事そうに抱えたフィリップと鉢合わせた。おかえりただいまの挨拶もなしに、弟は玩具を見つけた子どものように顔を綻ばせる。

「士兄さん! 『ボトルキャップチャレンジ』というものを知っているかい?」
「大体わからないな。どういうものなんだ」
「ふふ……旅に出ていた兄さんならそう言うと思っていたよ」

曰く。
緩めたボトルのキャップを回し蹴りで回転させて開けるチャレンジのことで、誰が始めたのか明確には分からないが、今や一般人からハリウッドスターまで幅広く流行しているとのことだった。

「大体わかった。やってほしいのか」
「話が早くて助かるよ。是非!」

好奇心で目をキラキラと輝かせるフィリップを一瞥し、士は玄関を見渡した。

「……まあここでも出来るか。フィリップ、良太郎が来ないかだけ確認しておけ」
「それなら心配いらない。良太郎兄さんは出かけている」
「ならいい」

回し蹴りをした瞬間、良太郎が来て蹴り上げてしまう事態は避けたかった。漫画のような不幸が本当に起こってしまうのが弟なのだ。最大限に注意はしておくべきだろう。
それなら道場に行くのが無難だろうが、目の前にいる好奇心に勝てない弟に、早く見せてやりたい思いがあってのことだった。士も兄弟には大体甘いのだ。

ライダーハウスの玄関はとにかく広い。誰が回し蹴りしても窮屈にならない面積はある。
士は靴を脱ぎ、オブジェの巨大こけしを退かせて、佇んだ。フィリップは自身の目線と水平になるように最大まで腕を伸ばしてから、ペットボトルを差し出す格好をする。

118 :ボトルキャップチャレンジ! 2/2 :2019/07/08(月) 18:19:15.45 ID:RYqZHL7I0.net
「頭上に置いてもいいが?」

ニヤリと口角を上げた士に、まったく同じ表情でフィリップが返した。

「よく見ておきたいのさ」

会話が区切られたのを合図に、士は、肺の中を空にするように深く深く息を吐いた。
ゆるく開いた瞳は光が失われている。奥底に眠っていた獰猛な獣が――瞬いた。

一閃。

テコンドー式・上段後ろ回し蹴り。
フィリップの頬に風が通過していた。カランカラン、カラリ。床にキャップの転がる音が、やけに軽く鳴っている。――よく見ていたはずなのに、残像しか捉えられなかった。

「……お見事、だよ」

飛んでいったキャップを士が拾いに行き、ぽいっと雑に投げつける。いつもの士だった。

「気は済んだか?」
「ああ。ありがとう士兄さん」
「よかったな」

兄の背中を見送り、フィリップは知らず緊張していた肩の力を抜いた。
なるほど。たった1人の――激情態になった兄に勝てなかったはずである――「ああ、あと」声だけが先に届いて、フィリップは顔を上げた。曲がり角から士の半身が覗く。

「ただいま。言い忘れていた」
「……おかえり。言い忘れていたよ、士兄さん」

帰ってきてくれてよかった。家にも、修羅からも。
フィリップは浮かんだ汗を拭い、受けとったペットボトルのキャップを元の状態に嵌め込んだ。

119 :名無しより愛をこめて :2019/07/08(月) 22:08:41.16 ID:NPLhcorw0.net
そういえば士のそっくりさんがTwitterで挙げてたね(紘汰や戒斗も)
ボトルキャップチャレンジ、兄弟以外だと貴利矢さんが上手そうなイメージがある(大体変身ポーズのせい)

120 :名無しより愛をこめて :2019/07/08(月) 22:26:49.96 ID:Qrw0rf7x0.net
そんなチャレンジがあったのか。知らなかったぜ。
そして昨日の話を見てる限り士なら確かにできそうだと思った。

それはそうと、ソウゴからウォッチを奪っていった海東を2号家の警察組は手ぐすね引いて帰ってくるのを待っているのだろうか?
それとも捕まえるために探しに行ってるかな?

121 :名無しより愛をこめて :2019/07/08(月) 23:18:06.03 ID:NPLhcorw0.net
一度は捕まえに行ったがインビシブルor時止めされたに一票

122 :名無しより愛をこめて :2019/07/09(火) 03:20:38.91 ID:FX+SHk+z0.net
今は1号家にも警察いるしなぁ……
1号家2号家周辺は海東包囲網がとんでもないことになってそうだ。

123 :名無しより愛をこめて :2019/07/09(火) 07:26:55.42 ID:7Q/0COIdd.net
今や時止め能力も持っているから対策としてムテキゲーマーを投入

124 :名無しより愛をこめて :2019/07/09(火) 23:23:38.01 ID:NMRces1o0.net
(文字通り)世界を股にかけた鬼ごっこになりそう

125 :名無しより愛をこめて :2019/07/10(水) 12:59:57.38 ID:4TaaM301d.net
まあ時止め能力手に入れて、今まで以上に好き放題やるようになって、しばらくは頭を悩ませる日々が続きそうだなぁ…

126 :名無しより愛をこめて :2019/07/10(水) 22:36:32.68 ID:d06Mr3ir0.net
※ツクヨミに記憶がない状態で連れてきました

ソウゴ「ただいまー」
ツクヨミ「お邪魔します…(家の面積がおかしいような…)」
翔一「おかえ…あ! いらっしゃい! どうぞどうぞ」
ツクヨミ「ごめんなさい突然…あの、本当、お構いなく…」
翔一「何を言ってるのソウゴの友達なんだから構わないと…振る舞いたいものもあるしね。はい」
ソウゴ「うわあ翔一兄ちゃんこれなに?キレイ」
ツクヨミ「本当ね…」
翔一「サイダーにフルーツをサイコロ状にカットして凍らせたものが入ってるんだ。普通の氷より…なんて言うんだっけ…映えってやつ?」
ソウゴ「うん映えてる!」
ツクヨミ「こんな高価なものいただいていいんですか?」
翔一「どうぞ! …これ料理じゃないけど…作って待ってるって言ったでしょ?」
ツクヨミ「?何か言いました?」
翔一「いいや、それじゃお構いなくー」

どんな過去も受け止めます!って決意した記憶ないと思うんだけどツクヨミちゃん大丈夫かな…

127 :名無しより愛をこめて :2019/07/11(木) 16:30:07.20 ID:CFdD9JzxM.net
あー…確かにそうか。
パニックとまではいかなくとも、記憶ありの状態よりは動揺しそうだなぁ…。
スウォルツと兄妹だとわかったことで、「知人が実は血縁者だった」勢はツクヨミを気にかけてそうだ。

128 :名無しより愛をこめて :2019/07/11(木) 17:31:27.65 ID:Ct3xQ/P90.net
ライダーハウスだと、総司とひより兄妹に、渡とフィリップか……<知人が血縁者だった。
総司以外はツクヨミと同じくみんな知人が兄だった勢だし、色々フォローできるように気にしてそうだ。

129 :名無しより愛をこめて :2019/07/11(木) 17:33:01.58 ID:Ct3xQ/P90.net
違うフィリップは知人が姉だった、だ。
総司以外は、きょうだいの下だったにしようとしてたのになんて間違いを……

130 :名無しより愛をこめて :2019/07/11(木) 20:21:25.07 ID:NblHdQAu0.net
良太郎とハナさんも入るかな(叔父と姪)

131 :名無しより愛をこめて :2019/07/12(金) 00:28:37.52 ID:zwOhlL+V0.net
(ぼんやり明かりがついてた客間をフィリップが覗くと)

フィリ「おや。弦太朗が網の中に布団を敷いている……興味深い」
弦太朗「おっフィリップ兄貴! これは蚊帳って言っ……まあいいや来いよ!」
フィリ「(この場合お邪魔しますと言うんだろうか?) じゃあ」
弦太朗「じいちゃんの家から持ってきたんだ。結構こういうものいいだろ」
フィリ「ああ。縁側、虫の声、風鈴……イメージされる日本の風物詩が凝縮されている」
弦太朗「ぎょ……おう。やっぱり日本人はこうでなくっちゃな!」
フィリ「ふふ、もう少しいてもいいかい?」
弦太朗「当然だ!」

132 :名無しより愛をこめて :2019/07/12(金) 00:57:54.02 ID:1kRhjpL3M.net
GJ!夏だなぁ

133 :『花火大会inライダーハウス』 :2019/07/12(金) 09:32:31.87 ID:mbcGqxNmK.net
ヒビキ「はーい、バケツの準備はみんなできたかな?」
晴人「ウォータードラゴンも準備したぞ」
翔太郎「花火は手元に行き渡ったな?」
永夢「火が出ないからって覗き込まないようにね」
渡「じゃあプチ花火大会を始めよう!」

戦兎「ちょっと万丈!始めっから打ち上げ花火は順番が違うでしょーが」
龍我「うっせーな、花火奉行かお前は」
樹花「わあっ、落下傘花火だ!初めて見たよ!」
ひより「まだ売っていたんだな…。樹花、キャッチしに行こう」
黒総司「僕も行くー!」
弦太朗「ロケット花火十連発だぜ!人様に向けるのはご法度だからな!」
鬼島「おやおや、気をつけないとメタ発言になっちまうよ」
矢車「花火…俺達には眩しすぎる…」
影山「でも楽しいよ兄貴!」
葛城「花火…歓声…ベストマッチ!」
総司「変な発明はするなよ」
ゲイツ「何だ、アナザーライダーか!?」足元で花火が弾ける
ソウゴ「違う違う、これはネズミ花火っていうんだよ」
雅人「どちらの線香花火が最後まで保つか勝負だ」
巧「こんな時まで…負けねえからな」
真司「ほら、優衣ちゃんも花火持って」
神崎「楽しめ…楽しめ…」
優衣「バケツの中から何してるのお兄ちゃん!こっちきて一緒にやろうよ」

映司「みんな笑顔だね」
翔一「この時期は色々あるけど、やっぱり笑ってるのがいいよね」
チェイス「かき氷の削り具合はこれでいいのか?」
吾郎「ワインの差し入れを持ってきたよ。どれ、僕も運ぶのを手伝おう」
響一郎「わざわざ呼び出したんだ、今度ひとっ走り付き合ってくれよ」
進ノ介「おま、俺の台詞を取るな」

プチ花火大会会場には、みんなの笑顔と楽しい気持ちがいっぱいでした。

134 :名無しより愛をこめて :2019/07/12(金) 11:01:28.38 ID:fN0UKkzjM.net
GJ…!
お客さん含めたほのぼのわちゃわちゃ感いいなぁ

135 :名無しより愛をこめて :2019/07/12(金) 16:10:08.72 ID:ZamqEC/dM.net
GJ!

真司「ほら、優衣ちゃんも花火持って」
神崎「楽しめ…楽しめ…」
優衣「バケツの中から何してるのお兄ちゃん!こっちきて一緒にやろうよ」

ここの部分で何故か目から磯の香りが…

136 :名無しより愛をこめて :2019/07/12(金) 18:09:21.57 ID:7O1OXVGw0.net
自分も神崎兄妹のやり取り泣いた……
GJでした!

137 :名無しより愛をこめて :2019/07/12(金) 23:26:16.26 ID:wPnGGYW+0.net
GJ!
何気に響一郎が登場したのって初じゃないか?

138 :名無しより愛をこめて :2019/07/13(土) 17:01:19.27 ID:ZI7cDPuJ0.net
「そういや……紫陽花の剪定、とその他諸々。今年は誰がやるんだ?」

翔太郎がコーヒー片手に投げかけた問いに、兄弟の中で首をかしげたのはソウゴだけだった。

「そうか雄介兄さん……」
「しばらく帰ってこないんだよね?」

晴人のつぶやきに良太郎が被せる。他の兄弟たちの言葉が飛び交い始めたところで、すっかり置いてきぼりを食らったソウゴは、傍にいたタケルの服をちょいちょい引っ張った。

「……タケル兄、紫陽花の剪定って?」
「ああそっか、ソウゴは知らないんだっけ……」

タケルはあごに手を置いて考える仕草をとった。「んー……」喉から唸り声が漏れたところで、ぱっと顔を上げて笑う。悪戯が浮かんだ表情だった。

「はい! 俺、俺やりたい!」

ソウゴも行こう! と満面の笑みで言われてしまったものだから、すっかりタケルのペースに巻き込まれたソウゴは笑ってしまった。実に鮮やかな所業である。

★★★★

から始まる庭の奥に咲き誇った紫陽花たちの剪定と、どうせ切ったの燃やしちゃうくらいなら池に浮かべまくって兄弟をあっと驚かせよう!
というタケルとソウゴの計画が始まったのであった――完。2重の意味で供養

水槽持ち出して玄関に飾るのも風流

139 :名無しより愛をこめて :2019/07/13(土) 19:38:12.19 ID:i3VAJo47x.net
いいね!夏らしい話がいっぱい来てる!
みなさんGJです!

140 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 16:15:46.80 ID:T371dWUP0.net
このスレのおかげで、オーラを助けるところでああ傘になってるなと思ったよ。


士の状態はなんとも言えないな。ディケイドごと消える→修正でなんとか戻ったようにも見えたし。
まさか現行のゲイツより海東がさらに問題を起こすなんて思ってもみなかっただろうな2号家…。

141 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 17:01:21.41 ID:UeBGgMue0.net
ビッグマシンという前科があるから…>現行より問題を起こす海東

142 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 17:06:25.35 ID:UeBGgMue0.net
まあ流星も色々やってたので解釈次第かもしれないけど…。
2号家は家族会議になってそうだ。

143 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 18:08:28.42 ID:4ASwdRPg0.net
そういえば弦太朗が死んだとき1号家と2号家でバトルしてたことがあったな

144 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 18:11:51.64 ID:XM4WSBETK.net
今度は1号家と2号家がタッグ組んで海東追っかけ回してそうだ

145 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 18:18:31.95 ID:4ASwdRPg0.net
場合によっては3号家も…

146 :『特別な毎日』 :2019/07/14(日) 21:18:22.63 ID:XM4WSBETK.net
おじさん「ソウゴくーん、おやつ作ったよ。ほらゲイツくんもツクヨミちゃんもおいで」
ツクヨミ「おやつ!どんなのですか?」
ウォズ「野菜ケーキとは珍しいですね」
すでに着席済みのウォズ。
おじさん「これね、津上さんから教えてもらったんだ。ほら、レストランアギトの」
ゲイツ「む…これは美味いな」
ツクヨミ「ほんと!食べ過ぎちゃいそう!」
ウォズ「お代わりはありますか」
ゲイツ「早いな!」

ソウゴ「……………」
おじさん「あれ、どしたのソウゴくん。おなか空いてなかった?」
ソウゴ「ううん。いただきます!」
ゲイツ「ジオウ、お前、」
ケーキを乗せたフォークを口に運び、ソウゴはにっこりと笑う。
ソウゴ「やっぱりおじさんの料理は美味しいね。当たり前みたいに思ってたけど、毎日食べられるのってすごい事なんだね」
おじさん「どしたのソウゴくん、そんな誉められるとおじさん照れちゃうよ〜」
ゲイツ「…そうだな。食べられるってのは、幸せな事なんだ」
おじさん「ゲイツくんまでー。よし、夕食も頑張っちゃおうかな!」


家庭の味は幸せの味。

147 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 22:19:12.46 ID:GMHBThsW0.net
ソウゴ「永夢兄ちゃん!士兄ちゃんが・・・」
士を支えて帰ってきたソウゴに兄弟たちは騒然となった。
永夢「士!?早く中へ!」
手当のために部屋へと連れて行かれた士を見送って、総司がソウゴへと目をやる
総司「一体何があった」
ソウゴ「タイムジャッカーに士兄ちゃんの仮面ライダーの力盗られた・・・」
一同「なんだってー!?」
 少しして永夢が戻ってきた。
渡「永夢兄さん、士は?」
永夢「消耗が激しいけど大丈夫。今はよく寝てるよ」
永夢の言葉にホッとした空気が流れる。
ソウゴ「俺、絶対スォルツを倒す。そして兄ちゃんの力も取り戻す!」
ヒビキ「大丈夫。ソウゴちゃんならやれるよ」
翔太郎「そうだぜ。お前ならできるさ。俺たちもついてるしな」
その言葉にみんなも頷く。その様子にソウゴも肩の力が抜けた気がした。
総司「そのためにも今は体を休めることだ。お前も疲れているだろう」
ソウゴ「うん、そうだね。そうするよ」

148 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 22:51:42.87 ID:T371dWUP0.net
>>146
GJ!好きだなぁ…いつものメンツにこんなホッコリするとは…まさに実家のような安心感。
優しい話をありがとう!

>>147
GJ!!!! 168cmが182cm連れて帰るの絶対しんどい…。
士が起きるまで兄弟でソワソワしてる姿を受信した…。素敵な話だった!

149 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 23:04:41.82 ID:UeBGgMue0.net
>>146
食に執着する安定のウォズw
日常があったかい…ありがとう…

>>147
士の立ち位置ならではのお話だね
目覚めた士に皆で優しくしてあげるんだろうなあ

ああGJが止まらない…!!

150 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 23:12:37.84 ID:ROVAgz3v0.net
映司「ミハル君再登場キターーーーーー!」

巧「映司兄が弦太朗化してる…」

映司「いや〜まさかミハル君がまた未来から来てくれるなんて嬉しいな!状況が状況だけど嬉しいもんは嬉しい!なっアンク!」
アンク「ハッ情けねえ面してた時よりかマシな面になったな」
映司「アンク!そういう言い方無いだろ!」
アンク「知るか!」

映司「もうアンクの奴…あっソウゴ!来週ミハル君くるみたいなんだけど知ってる?」
ソウゴ「えっと…ごめんよく知らない」
ウォズ「説明しよう我が魔王!仮面ライダーアクア湊ミハルは水の力を持つ仮面ライダーだ…そして未来の1号ライダーでもある!」
ソウゴ「そうなんだ、って未来の1号ライダーって事は…もしかして俺の?」
映司「俺達のライダーハウスに来るんだよ!何時かの明日に!」
ソウゴ「マジで!?うわ〜未来の俺の弟って事じゃん!」
映司「ミハル君はねとても強くて優しくて勇気のある子なんだよ!いや〜俺も変身出来たらまた一緒に戦いたかったけどこればっかりはな〜という事でソウゴ来週から俺の代わりにミハル君の事頼むな」
ソウゴ「まかせてよ!未来の俺の家族と一緒に戦うなんて俄然張り切っちゃうな〜」

士「そうだぞ俺様の代わりにミハルとあのスウォルツをボコボコにしてこい」
永夢「士…ふんぞり返ったりしてる元気があるならちゃんと休んでね…」
士「分かった大体分かったからそんな目で見なくていいだろ永夢兄さん」

151 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 23:14:03.14 ID:ROVAgz3v0.net
未来の話でミハル君が出てくる話結構好きだったのでジオウでの登場に嬉しすぎて
ウィザードぶりにスレに来たしネタ投下したよ

そのせいか映司のテンションがちょっと可笑しかったりスレの空気読めてない感じだったらごめんね

152 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 23:32:17.58 ID:XM4WSBETK.net
GJ! テンション上がってる映司に笑ってアンクとのやりとりに和んだ

153 :名無しより愛をこめて :2019/07/14(日) 23:37:17.40 ID:Zyo+JfMh0.net
いえいえすっごく良かったですw
いやー本当にミハルくんはびっくりしたなぁ。
映画ライダーの客演はディケイドの新世代ライダーって前例はあったけどさ。

154 :名無しより愛をこめて :2019/07/15(月) 00:07:08.90 ID:ax2nRv450.net
新世代ってなんだっけ?と思ったらディエンドの世界(リマジミッシングエース)か…
あと映画キャラの客演といったら、電王の世界でちょっと出てきた幸太郎くらい?

155 :名無しより愛をこめて :2019/07/15(月) 13:45:57.22 ID:SvAVXxsP0.net
ライダーではないけどジオウフォーゼ編の生徒2人も映画キャラの客演だったよね?

156 :過去から明日へ1/7 :2019/07/15(月) 22:34:29.25 ID:yCSHJaTW0.net
何故俺はアイツに勝てない!

『それはお前が過去しか見てないからだ!』

『お前に王たる資格など…無い』


俺には、本当に何も…


頭の中を駆け巡る己を苛む言葉
魔王になり世界を支配し復讐を成そうとしたが利用されただけだった
自分には本当に何も無くなってしまった
過去に縋る事すら

「ハッ!?」

過去にも責められ耐えきれずに勢いよく飛び起きるとそこは
真っ白な部屋だった

(ここは何処だ…?病室?)

見覚えの無い景色に固まっていると奥の部屋から声が掛かった


「やっと起きたかアナザージオウ」


「誰だ!?」

声の方を振り向くとこちらに背を向けて座っていた白衣の男が振り返る

「誰って医者だ」

「医者?なんで医者が俺なんかを…」
「医者だから倒れてるお前を診てんだろ、ダメージ受けすぎて当たり前の事も忘れたか?」

そうだ俺はあの常盤ソウゴに

「見事なまでにボコボコにされたな、あれだけの攻撃くらって外傷は殆ど無いのは奇跡だ」
「ぐっ…」

157 :過去から明日へ2/7 :2019/07/15(月) 22:36:31.58 ID:yCSHJaTW0.net
「でも目立った傷が無くてもお前の体も精神も相当キテルぞ暫く安静にしてろ」
「偉そうに…それに俺は治療してくれなんて頼んでない!放っておけば良かっただろ!」

そうだ、誰も俺の事なんて必要としてない顧みない
あの常盤ソウゴだってもう俺の事なんて

「エグゼイドとその弟に頼まれたんだよ、自分は弟の面倒みなきゃいけないんで花家さん加古川くんの事お願い出来ますかって、ったく兄弟揃って人をこき使いやがって」
「えっ?」
「だから治療費は心配しなくてもエグゼイド持ちだ安心して治療に専念しろ」

「どうして常盤ソウゴが俺を………はっ…俺を哀れんだのか」
「そう思うのは勝手だが治療は受けろよ」
「煩い!お前もどうせジオウの仲間だ!負けた俺をそうやって哀れみたいんだろ!」
「テメーを哀れむとか知らねえよ!俺は医者として患者を治療するだけだ!テメーがやった事がどれだけ最悪だろうと俺はお前の治療をするそれが俺の医者としての仕事だ!」
「……何っ」
「俺だけじゃないエグゼイドもそうだ、弟が倒れてなきゃ加古川飛流お前の事はアイツが診てやってただろうな」
「……エグゼイドは常盤ソウゴの兄だろう、そんな奴が何で俺を…」
「さっき言っただろ、それが医者だからだ」


「俺が気に入らないなら聖都大学附属病院でも関東医大病院の方でも行くか?紹介状書いてやるぞ、面倒だけどな」

何だこの医者態度がデカいにも程があるぞ
ここに居ると調子が狂わせられそうだ寝て少しは体力は持ち直したから帰れるはず
それに常盤ソウゴの知り合いだ何を伝えられるか分かったものじゃない

「……帰る」
ベッドから飛び出し医者の前を早足で通りすぎる文句が出ようがしった事か

「おい、上着忘れてるぞ。また取りに来る気なら構わないけどな」
振り返り壁に掛けてあった上着を指差す
何か言うのも癪なので無言で取りドアを開けて外に出た

158 :過去から明日へ3/7 :2019/07/15(月) 22:39:18.46 ID:yCSHJaTW0.net
「…………」

「見送っちゃって良いの花家先生?永夢に頼まれてたんでしょ」

「急に現れるなレーザー、勿論医者としてよくないが治療を受けるか否かは患者本人の意思によるものだからな……まあアイツは煩いだろうが」
「でも加古川飛流の上着のポッケにちゃっかり自分の名刺と紹介状入れてあるんだからアンタも抜け目ないよな」
「煩いぞレーザー」


花家医院から抜け出すと行く当てが無いので急に途方に暮れる
自分の家は勿論あるが今はそんな気分になれなかった

「……俺は…」

「あー居た!!」
「やりましたなタケル殿!見つけましたぞ!飛流殿ぉぉぉ!!」
俯いてこれからどうするかと考えていた矢先
やたらと大きい声で自分を呼ぶ声がして驚いて顔を上げると
変わった格好の確かゴーストと袈裟を着た坊主がこっちに向かって全速力で掛けてくる

「なっ!?」
「やっと見つけた!もう花家先生の所に居るって言うから迎えに行ったのに!ちゃんと待っててくれないと!」
「はっ!?」
「飛流殿は病み上がりなのですから無理は禁物ですぞ!ささっ拙僧達と共に行きますぞ!」
「ちゃんと休める場所あるから安心してよ、お腹も空いたよね?一緒に来て!」
「ちょっと待て!俺は!」
「良いから良いから!」
「拙僧達と来ないとこれからどんどん他の人が迎えに来ますぞ〜」

仮面ライダーゴーストと坊主に訳も分からず病み上がりなのも加え意外に力強い2人ぐいぐいと引っ張られる
そうしている内に辿り着いたのは大天空寺と書かれた立派な寺であった

「ここは…」
「ささっ遠慮せずに上がって下され飛流殿」
大きな門をゴーストに背中を押されながら入り案内されたのはこれまた大きな仏間

159 :過去から明日へ4/7 :2019/07/15(月) 22:44:09.28 ID:yCSHJaTW0.net
「はい、疲れてるよね座って座って!」
そのままドスンと座らせられた
「ここなら気を遣わずに休めますぞ」

「おい……」
あまりの出来事に今の今迄素直に連れて来られてしまったがようやく気を取り直す
「何?あっお腹空いたよね!今持ってくるからそれまで楽に」

違うそうじゃないもっと重要な事があるだろう!

「俺は!時空を歪ませて世界を作り変え常盤ソウゴから全てを奪い復讐しようとしたんだぞ!天空寺タケル!お前の家族を奪おうとした奴を迎え入れるなんて何を考えている!?今度はお前が俺に復讐しようとでも言うのか!」
一気に吐き出したせいか喉が痛い
いや痛いのは喉だけではないのかも知れないが睨み付けたままでいると
天空寺タケルはキョトンとした顔を笑顔に変えて
「本当は俺達の家でも良かったんだけどアンタが嫌がるだろうかと思ってさ、こっちの寺の方にしたんだ」
「そうじゃない!」
「水も持ってくるね、御成少し頼むよ」
「任されましたぞタケル殿」
「おい!」

立ち上がり追いかけようとしたが隣にいた坊主に止められた
「まあまあ飛流殿、タケル殿が戻ってくる間拙僧と少し話をしませぬか」

話を?……どうせ俺に対する説教か何かだろ分かっている
「坊主の説法なんて聞く気ない」
「そう言わず、拙僧から持ち掛けたのでお布施は要りませんからお得ですぞ」
「……勝手にしろ」

そう吐き捨てると先程までにこやかだった顔に真剣な色が混じる
心の奥まで見透かされそうな目に少したじろいでしまう

「飛流殿、今回飛流殿は人としてとても許されるべきでない行いをしてしまいましたな、
己の復讐のために世界を歪ませるなどあってはならない事。御仏に恥ずべき行為です」

160 :過去から明日へ5/7 :2019/07/15(月) 22:49:11.61 ID:yCSHJaTW0.net
そらきた、煩い、放っておけ

「俺は無宗教だから関係無い」
「ここに鎮座しておられる神仏の事でなく、飛流殿の心の中に存在する御仏の事ですぞ」
「は?」
「人1人に対して仏様は御1人存在します、そしてその御仏に恥じぬ生き方をする事こそ人の一生です、飛流殿は過去に囚われ他人所か己さえ顧みなかった」
「…………」
「だからソウゴ殿に負けたのです、己を大事に出来ぬ者に大業は無しえませぬぞ」
「……俺は」
「そして他人を利用し自分の為だけに事を成そうとしているスウォルツ殿も近い内にソウゴ殿に負けるでしょう、幸い飛流殿はソウゴ殿に倒されても生きておられる……なら前を向けなくとも顔を上げる事は出来ましょう、そして顔を上げたならば」


「俺が手を向けて待ってるよ、君が繋いでくれるまでずっとね」

外から別の声が聞こえ顔を上げると
そこには赤い羽根を胸に刺したスーツの男が立っていた

「加古川飛流君、君が手を伸ばしてくれるのをずっと待ってる人が必ずいるよ」
「俺の手を……?」

自分の手をじっと見つめる長い事誰とも触れ合ってなかったかもしれない
でもそれはアイツのせいで

「君の過去が苦しいのは分かってる、ソウゴの事が許せないのも分かる…でもその辛さは全部君だけの物だ…だからこそ俺達は手をつなぎ合わせるんだ」
「え……」
「手を繋いで1人じゃないって感じて前に進むんだ、加古川飛流君、君が手を伸ばせば絶対誰かが繋いでくれるよ、まず俺に」
「拙僧に」
「そしてソウゴ」
「何でアイツが……俺は常盤ソウゴに復讐を」

「でも君が手を伸ばしたらソウゴは手を繋ぐよ絶対に、だってソウゴは最高最善の魔王だからね!」

にっかりと夏の太陽みたいに笑う男に呆気にとられる
そんなわけ無いという思いが霧散する程に

161 :過去から明日へ6/7 :2019/07/15(月) 22:56:28.29 ID:yCSHJaTW0.net
「あっ俺も手を繋ぐよ!今はお盆で手が塞がってるけど、お待たせ〜おにぎり持ってきた」
「ご苦労様ですタケル殿」

はいどうぞと沢庵と三つの美味しそうな海苔が巻かれたおにぎりが出て来た
熱いから飲み物は麦茶にしたよ召し上がれと呑気な声が遠く聞こえる

「本当はもっとご馳走したいけど病み上がりだしおにぎりの方が良いかなって遠慮しないで食べて総司兄ちゃんと翔一兄ちゃんが作ったから美味しいよ」
ニコニコした顔で進めてくる

「飛流君、総司と翔一の作った料理は美味しいぞ」

肩にポンと手が置かれながらおにぎりを見つめ意を決して掴んだ

がぶりっ

「良い食いっぷりですぞ飛流殿」

何も言わずに食い進めていく
誰かの手料理は久しぶりかもしれない忘れてしまった

「美味しい?」

食べている姿を見れば察せるだろうが
今は美味しいとは何故か言いたくは無い



一気に食べてあっという間におにぎり三つを平らげた
天空寺タケルが差し出した麦茶をまた無言で受け取り一気に流す

「お粗末様〜」

口をグイっと手でぬぐい一息付くとそのまま俺は立ち上がり仏間の廊下から外に出て寺を無言で去ろうとしたが後ろから声が掛かる

「飛流殿」


無視をすればいいのに思わず立ち止まってしまった

162 :過去から明日へ7/7 :2019/07/15(月) 23:02:36.43 ID:yCSHJaTW0.net
「生きとし生けるもの、全てに光を与え続けるのが仏様の思想です。なればこそこの大天空寺は飛流殿を何時でも迎えいれますぞ」

「加古川飛流、俺はアンタが生きてて良かったと思うよ。だって生きてれば必ず」
「いつかの明日に前へ進めるから!」

「…………」

そのまま振りかえらず走って掛けて行く
後ろは見ずに前だけを見て




加古川飛流が去った後3人は残りのおにぎりをのんびりと頬張っていた

「行っちゃったけどいいのかなあ」
「いいんじゃない?無理に引き留めるのは彼の為にならないって」
「まずはここが飛流殿の休憩所だという事を認識して下さればいいですな」
「そうだね、でもさ〜またソウゴの前に立ちふさがったらどうしよう?」

「その時はほら、父さんと黒神様とヒューマンアンデッドさんに説教されるとか?」
「うわぁ〜きつ〜い」
「そのお三方の説法はとても有難味がありそうですな」


「けど俺は願うよ、加古川飛流君が前を見て歩けるいつかの明日を」
「そうだね…俺も、だって彼は生きてるからね!」

163 :過去から明日へ :2019/07/15(月) 23:13:32.46 ID:yCSHJaTW0.net
加古川くんの事嫌いな人結構いると思うけど自分は嫌いになれないし
何故かほっとけなかったので最終回までに少しだけでも前を向いてるシーンが欲しいなと思って書きました
なので無理な人はスルーして下さい

164 :名無しより愛をこめて :2019/07/15(月) 23:28:34.01 ID:nPUnU0ZH0.net
いいと思うよー
飛流くんも根は悪いやつでは無いと思うし。

165 :名無しより愛をこめて :2019/07/15(月) 23:38:24.41 ID:Q1STqhTVM.net
GJ
自分も加古川くんは嫌いになれない
許されないことはしたけど事故の真相知らない訳だし…
その上でスウォルツに使われてたから、言葉が変かもしれないが、哀れだな、と
この先救いがあってほしいね

166 :名無しより愛をこめて :2019/07/16(火) 08:32:28.14 ID:sMCnImbm0.net
GJ!
加古川くん好きだからこのスレでこういうの見れてうれしいな。
このまま地獄兄弟に拾われそうな勢いだったし・・・。
(それと自分もよくやっちゃうけど常磐だよ・・・!)

167 :名無しより愛をこめて :2019/07/16(火) 20:16:39.95 ID:ztYNFoQO0.net
昨日海の日だったのか

海の中でジャーマンスープレックスをしかけて弟を投げ飛ばす真司
いざ飛び込み台に行ったら硬直した翔太郎が「押すなよ!絶対に押すなよ!」
スイカ割りに意外と白熱する兄弟
翔一はこっちは波が高いなーと横目にBBQの準備

などなど。というか兄弟全員で行ったらもれなく目立つな…

168 :名無しより愛をこめて :2019/07/16(火) 22:14:08.71 ID:YnlVbnLL0.net
年もタイプもバラバラの男×21だもんなあ…
ビーチバレーなんかやったら盛り上がりそう(生身なのに超○元バレーと化す)

169 :名無しより愛をこめて :2019/07/16(火) 23:55:00.47 ID:7V8esvRb0.net
和みそうだなー

170 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 11:13:50.45 ID:2jbaSQ8T0.net
兄弟たちは今日の発表をどう知るんだろうか…
知ってる兄弟と知らなかった兄弟で構え方が違うよな

171 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 12:18:22.29 ID:kJklIUohM.net
・ネット中継目撃組
・裏ルートから入手組
大まかに分けてこの2つかな?

172 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 12:32:48.45 ID:VtQnzypFK.net
総司はいつものようにハイパークロックアップで家族アルバム用の写真も撮影済みだと思う

173 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 12:33:14.87 ID:kJklIUohM.net
そういう意味じゃなかったか。
誰かが情報を手にいれて、ライダーハウス中、あるいは来田町中に知れ渡ってるイメージだった。
ただいずれにせよ不在がちな面々は知らなそう

174 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 12:42:38.00 ID:PX+XHILJ0.net
令和ライダーバレ
















主人公が社長という情報で「社長の会」に主人公で入れるのかと普通に思ってしまった

175 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 12:50:53.10 ID:sj2bL1Bhd.net
・地球の本棚でたまたま発見
・ソウゴが夢で見た
とか?

176 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 12:52:00.88 ID:TOaUe00I0.net
とりあえず、ここのスレの世界なら、
令和1号ライダーが仕事で悩んでも兄弟の知り合いやらなんやらが色々相談に乗れそうだな。

177 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 15:12:37.24 ID:kJklIUohM.net
令和ネタあるので注意








ソウゴ「あれ?令和組って俺らの兄弟なんだっけ?」
士「半年だか前には分割の方向でまとまっていたな。まあ細かいとこは、おいおい話し合って決定ってとこだろ」

総司「令和組を分割するのだとしたら」

そこへ現れる天道総司。

総司「専用の住居が必要になる。土地候補はこの家の裏か隣だ」

提示される令和家の設計図______!


士「さしずめ令和ハウスってとこか」
ソウゴ「なにそのダイ○ハウスみたいな名前…」

178 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 16:25:33.82 ID:TOaUe00I0.net
二世帯住宅のように、令和ハウスを1号家につけて、
内部は各所のドアで行き来可能とかもありかもね。

179 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 21:00:48.16 ID:HvpwvKQC0.net
>>177
ダイ○ハウスなら上野○里が本郷パパたちにセキュリティ頼まれたとこじゃないかw

180 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 21:25:27.70 ID:HvpwvKQC0.net
>>179
訂正 頼まれた→頼んだ

181 :名無しより愛をこめて :2019/07/17(水) 21:46:10.45 ID:ONuJDiBU0.net
ダイ○ハウスCMのライダー兄弟版ぼんやり考えて、最初真面目そうなのにお風呂担当で黙りそうなのは翔太郎かなと思ったことはある

182 :名無しより愛をこめて :2019/07/18(木) 20:30:30.26 ID:Mzz6FaX00.net
ソウゴ「令和のライダーが始まるのが9月1日だから、後6回でスウォルツ倒して未来の俺と決着をつけなきゃいけないってこと?」

183 :名無しより愛をこめて :2019/07/18(木) 21:14:01.68 ID:lhceKkky0.net
結局或人は兄弟じゃないのか?

184 :名無しより愛をこめて :2019/07/18(木) 21:43:17.41 ID:sV9r+rZX0.net
義理の兄弟とか親戚はどうかな?
書き手さん次第で「〜兄」(兄さん、兄ちゃん)呼びもできるし

185 :優しさに包まれて 1/5 :2019/07/18(木) 22:50:22.69 ID:ndZLpwq00.net
海東の戯れに相手してやったところで記憶が飛び(恐らくこの表現は適切でない)、次の瞬間には媒体を押し当てられていた。その時初めてあの男の存在に気付き、再び記憶が飛んでいる。
あらかじめ時間を止めていたと聞いていたんだがな……士は己に呆れていた。油断した。まったく茶請け話にもならない。……今話せるのかさえ不透明だが。

あるかもわからない脳はこういうとき冷静で、今の己について分析していった。
ギチギチと油のない機械になったような指先――動かせる、ある。次は足先――ある。ということは、五体満足ではある。それならこの身体を覆っているものは布団か。畳のにおいも、する。

理解した途端、鉛のように重かった身体と心が急速にリンクしていった。

「ッ、う」

「……さ? ……き……、?」

うまく音が拾えないものの、誰かがいて、傍にいる。性別は男だろう……候補が上がりすぎるが。とりあえず海東でないことは確かであり、奴でなければ何でもいい域に達していた士は軋む腕を伸ばした。

包むように受け入れられた両手は温かく、華奢だった。ああ、大体わかった。

指でトントンと緩急をつけながら、男の手のひらをなぞる。
この兄なら伝わるだろうという確信は、布団が退かれたことで証明された。手のひら書き――盲目の患者のために練習していたものだ。士も付き合わされたので、よく覚えていた。
布団の重みがなくなり、呼吸しやすくなった身体が一段と楽になる。目蓋をやっとの思いで開けながら焦点を絞る。――今日も激務だったのだろう兄の顔は、疲労が色濃く残っていた。

「……え、……む、兄、さ、ん」

「気付いてあげられなくてごめんね。他に何かある?」

生きて帰ってきたという事実。執着していたわけではなかったが、士は安堵のため息を吐いていた。

186 :優しさに包まれて 2/5 :2019/07/18(木) 22:52:28.77 ID:ndZLpwq00.net
「かわり、ないか」
「士が心配するようなことは起きてないよ。……まだ……」

最後の言葉に2人で苦笑した。言葉は濁しているが、紘汰が絶許モードになり総司の目が据わりゼクターを……etc.はひとまず回避されているらしかった。

「ああ、それと。今揃ってる兄弟がね、お見舞いって。面会は断ったけど物だけもらったよ」
「もの……?」

にこやかな顔で頷いた永夢は「ちょっと待ってて」と言って立ち上がる。部屋の隅に置いてあるいくつかの物品を抱えて戻ってくると、寝たままの士に見えやすいように広げていった。

「これ最初は雄介兄さんが良太郎にあげてたお面なんだけど、治癒能力がある物なんだって」

歯がむき出しになった鬼のようなお面だ。これが初っ端に出てくるとはなんという出オチ。士が小さく笑う。今の士の状態とは違う気もするが、『治すこと』に特化した物なら縁起もあるだろう。

「真司は……うん、これなんだけど……」
――まごうことなき交通安全のお守りがそこにあった。
「急いでたみたいだから……」
「らしい、な……」

ある意味ひき逃げ・もらい事故のようなものなので、士は素直に受けとって枕の横に置いた。
永夢が続けて「これも横に置いておこうか?」と訊いてきたのは、折り鶴数羽とひとやすミルク。

ミルクの方は解った。「……そっち、は」
「巧と、良太郎と、タケルと、弦太朗だよ。ライダー部のみんなに相談したら、『折り鶴がいいんじゃない?』って返ってきたんだぜーって」

微笑ましさに喉が震える。士としても弟にお金を使わせるのは望んでいない。まさにちょうどいい物だろう。――タケルが作っただろう鶴からお札が覗いているが、それは見なかったことにした。何故。
補足しておくと、進ノ介は最初、マッドドクターを派遣しようとしたらしい。落ち着け。

187 :優しさに包まれて 3/5 :2019/07/18(木) 22:54:29.37 ID:ndZLpwq00.net
「えっと」永夢が周囲を見渡した。何かを見つけ、上半身を伸ばして引き寄せる。「これ。惑星の花だって言ってたよ」
「ああ……紘汰、の」
「うん。あ……ちょっといい匂いする。これも近くに置いておこうか」

マゼンタの花弁が500円玉ほどの大きさに膨らみ、鮮やかに色づいていた。士が以前寄ったときは蕾の状態だったので、今回をきっかけに摘んだのだろう。確かに、甘い香りがくすぐってくる。

「渡からは音楽プレーヤーだよ。暇なときにって。使い方は知ってる?」

士がこくりと頷く。永夢は赤色のヘッドホンと一緒に手の届く場所に置いた。
話せるようになったとはいえ、本調子とはいえない身体は鈍く重そうだ。労力を使わず暇つぶしができるアイテムはいいチョイスだといえる。

「戦兎兄さんは……ううん、お見舞い品というか装備品というか……。手首に巻き付いてるソレ、脈とか諸々測ってくれる機械なんだって」

見ると、腕時計が外され、代わりに柔らかい素材の『何か』が巻き付いていた。
次兄だけ本気すぎやしないか。ツッコミーズがいればツッコミが飛んできただろうが、今は不在なのでスルーに限る。何かあれば、すぐに永夢に情報がいく代物らしい。

「今はまだこれくらいだけど、兄弟全員に連絡がいってるから追々増えてるだろうね」
「……大げさだな」

士はそう言いながら表情を緩めた。眠いのだろう、緩慢になっていく瞬きが鋭さを抑え、いつもより幼い印象を与えていた。

「……長話したら疲れたね。また休もうか」
「いや――……その、まえに」

士はだらりと力を失った右腕を無理やり空中に浮かせ、手首を払った。

188 :優しさに包まれて 4/5 :2019/07/18(木) 22:56:29.56 ID:ndZLpwq00.net
この動きは。
はっとして永夢が振り返ると、既に展開されていたオーロラからソウゴが飛び出してきた。
永夢とソウゴは驚愕した表情で見合わせる。ソウゴに至ってはまだ状況が呑み込めていないようで、表情が強張っていた。「おい」呼びかける声で散り散りになった視線が、士に集中する。

「扉前で何してる……」
「……気付いてたんだ」
「休めと言われなかったのか?」
「…………、ごめ……」

語尾がどんどん萎んでいくソウゴに、士はため息を吐いて『こっちへ来い』と畳を叩いた。
膝立ちのままずりずりと近付いてきたソウゴを正座させたかと思えば、今までとは比べ物にならないスピードで「うぶっ」――士が頬を鷲掴む。
(何度か唇を尖らせて遊んでいるあたり、そこまで力は入っていなさそうだが)

「いいか?」永夢と話していたときより、しっかりした言葉が発せられていた。「返事は」
「……ふぁい」
「心配なのは解ってる。だがそれは、スウォルツを倒さなきゃいけないお前が『今』やるべきことか?」

説教というより、ただ言い聞かせるように。穏やかな声色で紡ぐ。
永夢から2人の顔ははっきり見えないが、ソウゴは最初のときより力が抜けているように感じた。

「…………違、う」
「だったら休め。お前は歴史が変わってからぶっ通しだろ」
「……お風呂でちょっと寝た、から」
「ソウゴ。それは休んだうちに入らないからね?」

完全に言葉を詰まらせたソウゴが、観念したのか小さく頷いた。「だよね……。士兄、永夢兄も、いっぱい休んでね」
――それから、ありがとう。

189 :優しさに包まれて 5/5 :2019/07/18(木) 22:59:01.46 ID:ndZLpwq00.net
ソウゴの背中を見送って、永夢はほっと肩の力を抜く。

兄さん、も――。

騒音があれば聞き逃していただろう。囁かれた声は明らかに咎めるものだった。
気が抜けたのか、今の士から先ほどの『兄としての威厳』はなくなっていた。だるい目蓋を開けるのがやっと、といった具合だ。
だが、ソウゴがいたときだけ有無を言わさない振る舞いをしてみせるのだから、凄まじい根性と演技だ。消耗している身体は今すぐの睡眠を欲しているはずなのに。

(お兄さんしてるなぁ……)さすがに心の中に留めるが、格好いい兄の手本を見られた気がする。

「ありがとう。僕も休むから心配しないで」

士の視線は確かに永夢を捉えたが、薄く開いた口から言葉が告げられることはなかった。眠気で潤むばかりの瞳からはらりと雫が落ち、双眸が閉じたあと、動かなくなった。

おやすみ。いい夢見てね。起きたら台所の守護神2人のおいしいご飯が待ってるよ。

完全に気配を消し、永夢は部屋から出ていった。
回復したらたくさん構われるだろう弟を想像して、小さく笑った。

190 :名無しより愛をこめて :2019/07/18(木) 23:04:56.59 ID:ndZLpwq00.net
とりあえず倒れた士には永夢を添えとけが共通認識でよかった。今までの話GJ!



自分は兄弟派だなぁ。絆兄弟で書いてきてるからってこともあるけど。
令和ってだけで兄弟を別けてしまうのは惜しいし悲しい。
ただ特撮もスレも生き物だから、今議論やっても無駄な気がする。未来のスレ住人が決めるんじゃないか?

191 :名無しより愛をこめて :2019/07/18(木) 23:40:28.73 ID:sV9r+rZX0.net
超GJ
士を心配する兄弟達があったかい。
お兄ちゃんで弟な姿を見せる士もとてもよき。


自分184で177なんだが、確かにそうだね…。不快な思いさせてしまってごめん。ちょっと焦ってた。
未来のスレ住人に託すことにするよ
(焦らないようにがんばる)

192 :名無しより愛をこめて :2019/07/19(金) 00:10:04.09 ID:mYU48QLY0.net
(こういう話をするのも令和ならではだなーってだけだから不快ではないぞ! 決して!)

令和兄弟ネタ有








まだ見ぬ兄弟の夢を見た。
或人、或人……。舌で転がしてみても慣れなくて、兄になるのかなー弟になるのかなーなんて柄にもなくソワソワして。
きっと彼は、窓から帰ってくる雄介兄に驚いて、弦太朗の風呂上がりに驚いて、永夢兄と戦兎兄の靴を揃えようとして必死に探すのだろう。

そんな初々しい彼を前に、胸を張れる王様として立っていられるだろうか。

雨音が遠くで弾ける夜。ソウゴは未来を思って、再び眠りについた。

193 :名無しより愛をこめて :2019/07/19(金) 13:09:29.03 ID:2MQ3kzo8d.net
>>192
GJ!!
先輩になるソウゴ君ソワソワしてそう
魔王×社長の組み合わせなんて何が起こるのかハラハラする

194 :名無しより愛をこめて :2019/07/19(金) 17:17:03.12 ID:klkJMKig0.net
>>185
GJ!すごく胸が温かくなった。
自分>>147を書いたものだけど、続きを書いてもらったみたいでうれしくなったよ、ありがとう。

>>192
毎年新ライダーの発表される頃はみんなそわそわするんだろうけど、今年は特別だろうなあ。

195 :名無しより愛をこめて :2019/07/19(金) 17:56:20.20 ID:vtCFBxcX0.net
GJが足りない!!

196 :名無しより愛をこめて :2019/07/19(金) 23:17:50.53 ID:klkJMKig0.net
CRにて。
飛彩「小児科医、家の大樹が迷惑をかけたな。弟の様子はどうだ?」
永夢「いえ。士はまだ一人で起きられないようですけど、さっきパラドから連絡がありまして、お粥が問題なく食べられたようなのできっとすぐに元気になりますよ」
飛彩「そうか。これはうちの兄弟からのお見舞いだ。ゼリーが入っている。お粥が食べられるならこれも問題なく食べられるだろう」
永夢「ありがとうございます。士も喜びますよ。ところで大樹さんどうなりました?」
飛彩「家の警察所属の兄弟が手分けして探しているが、なかなか見つからないらしい。一度見つけたらしいのだがあの時止めの力で逃げられたそうだ」
永夢「ああ、それ厳しいですね。もしかしたら僕のハイパームテキなら対処できるかもしれないんで良ければ手伝いますって伝えておいてください」
飛彩「そうだな。最終手段として頼むかもしれない。あいつを捕まえることができたらそっちの家にお詫びに行かせるからよろしく頼む」
永夢「そうですねえ。大抵のことは『いつもの事』ですみますけど、力奪うのはさすがに、ですからねえ。大樹さんも早く出てきてくれるといいんですけど」



今回の騒動でさすがに2号家から何かしら詫びが入れられるんじゃないかってちょこっとだけ思ったんだ。

197 :名無しより愛をこめて :2019/07/20(土) 01:44:13.04 ID:Swz7t2HW0.net
せめてもの詫びの一つとして、
ディケイドの力を失っても使えるタイプのベルト持ちが、使ってくれとベルトや武器の貸し出しをしようとしたりとか……

いや、名護さんとか後藤さんとか、色々気にしそうなタイプほど貸し出し可能なライダーシステムだし……

198 :名無しより愛をこめて :2019/07/20(土) 23:57:36.63 ID:q7e1TknBM.net
加古川くん関連も海の日も新兄弟も全部GJ!!
亀レスですまんが>>156の大作、珍しい組み合わせが見れて楽しかった!

それの手をつなごうを見てあのオーズ映画のサンバ?ダンス?を思い出した
来田市のお祭りがあったら締めはコレだな!マツケンだけどいい歌詞だし!

199 :名無しより愛をこめて :2019/07/21(日) 22:08:30.17 ID:Uuk/D5960.net
今頃川原はエターナルジオウ出演を祝って大騒ぎなんだろうな

200 :名無しより愛をこめて :2019/07/21(日) 23:18:07.78 ID:RRW1UuSOM.net
「あたしにそっくりな奴は、アナザーウィザードの上司だったらしいけど…」
「あの世界に乗り込まないで終わると思ったか!」
「ゲーム・スタートか…」
「やったわね克己ちゃん!!克己ちゃぁん!!」
「お前ら…来週はパーティータイムだ!」


「河原の住人が掴める光は、俺達のものだけじゃなかったか…」
「そうだね兄貴…」

長めの作れる技量はなかった…with地獄兄弟で供養するよ(なお、2人にとってRT龍騎の浅倉はノーカン)

克己出演はほんとにびっくりした…

201 :名無しより愛をこめて :2019/07/21(日) 23:37:13.84 ID:KjADzfsh0.net
オーロラカーテンで自室に戻ってくる士
士「よし、誰にも気づかれて・・」
永夢「つーかーさー?」
士「(ぎく)え、永夢、兄さん」
永夢「まだ外出禁止だって言ったよね?カーテンでどこに行ってたのかな?(チベスナじと目)」
士「あ、その、これは・・・」
永夢「ちょっと反省しようか」(でっかい注射器片手に)
士「え、兄さん、それ、ちょ、ま、ぎゃあああっ」


この1週間さんざん士が寝込んでるネタが出てた後で、今日の話でぴんぴんしてたから。
あの後こんなことがありそうだなあとw

202 :名無しより愛をこめて :2019/07/21(日) 23:42:22.65 ID:RRW1UuSOM.net
>>201
GJ!
たしかにものっそいぴんぴんしてたね…
懲らしめられる士にディケイド本編を思い出したよw

203 :名無しより愛をこめて :2019/07/21(日) 23:48:39.92 ID:uu58rLlf0.net
GJ!GJ!
寝込みネタ好きだから永夢とのやり取り面白くて好きだなあ
雨降ってるとはいえ蒸して暑いだろうに・・・あの恰好は体力使いそう

204 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 00:27:34.20 ID:qYAtj3BV0.net
どちらもGJ!
克己ちゃんお祝いは来週本番、今は前祝いなのか?
どっちでもきっとみんな笑ってるんだろうな、幸せなんだろうな。

士は、永夢に引っ張られて病院で診てもらえw
病み上がりは体力下がってるんだから自分が思ってるより弱ってるもんだw

205 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 00:53:04.83 ID:9wJRslFc0.net
もう見張りを付けられそうだな
兄弟かサポートアイテムか……
シフトカー辺りが自主的にやってきそうな気もする

206 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 00:57:24.14 ID:Y6fAOplHM.net
ゼクターは確実に飛び回ってる

207 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 09:52:31.27 ID:vjBHL0qfK.net
永夢「蝉の声がすごいね。本格的な夏を感じるよ」
士「ああ、他にもトンボにクワガタにカブトムシに…待て、何故ワシや山羊や象が庭にいるんだ!」
タケル「植えた覚えのない蘭がいっぱい庭に生えてる!カマキリもたくさんいるし!」
渡「ねえ、気のせいだと思いたいけど、みんな士の方を見てない…?」

コンコン、とドアが叩かれ、一真がゼリーの載った盆を手に部屋に入ってきた。

一真「みんな、看病お疲れ様。これおやつだって」
永夢「あ、ありがとう一真。ねえ、庭の様子がおかしいんだけど、何か知らないかな?」
一真「庭?ああ、アンデッド達に士の見張りを頼んだから、それかな。士はオーロラで勝手にどっか行っちゃいそうだからさ」
タケル「つまり、庭のあれは全部アンデッドの眷族…」
士「兄さん………」言葉にならない
渡「まあ、普段の行動が行動だからね。大人しく療養しようね、士」

208 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 10:02:45.40 ID:lxRi+u1Jr.net
仮面ライダークウガって生成ライダーの中ではアマゾンズの次にグロくてシリアスだけどおやっさんのギャグ面白いよな
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1563753949/

209 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 10:35:49.60 ID:CJtCdMgEM.net
>>207
その発想はなかった

210 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 12:20:17.11 ID:qYAtj3BV0.net
庭に象がいられる広さ……
でもライダーハウスならそんくらいありそうなのがすごい。

211 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 17:20:01.39 ID:/ELI/CL+0.net
花見の場所取りバトルができるくらいなんだから、そりゃ庭広いよなあw

212 :名無しより愛をこめて :2019/07/22(月) 20:22:58.00 ID:xkW+M3go0.net
>>207
GJ!
一真の持ってきたゼリー、最初の虫系アンデッドのくだりのせいで昆虫のエサのアレがふと思い浮かんでしまった…すまん

213 :全て終わったら教えてくれないか 1/4.5 :2019/07/23(火) 19:54:30.55 ID:iDQWv6CK0.net
・4.5だけシリアス?な作風に仕上げたので、苦手な方はスキップ。
・タケルとソウゴともう1人の設定をかーなーり盛ってる(自己解釈マシマシ)
>>201-207 この辺りの設定をいいとこどり。不快に感じた方は申し訳ない。

兄がオーロラで脱出していた……らしい。
らしいというのは巧からの又聞きだ。タケルは全く気付かなかった。
それから兄たちは見張りをつけると言い出して、何もそこまでしなくても……と思っていたら。

兄の消耗はこちらが思っているより深刻で、病み上がりの身体は糸が切れたように布団に倒れこみ、それから昏々と眠り続けている。
さすが医者の忠告と言うべきだろう。永夢が1番怒って……悲しんでいたのも、納得だった。

タケルはゴーストの力を使い、壁をすり抜けて部屋の中に入った。大きな音を立てない1番の方法だ。少し離れた場所に腰を下ろしてから、実体に戻る。
士は布団の中で規則正しい寝息を立てていた。こんなに弱った兄は記憶にない。鼻の奥がツンと痛んだ。じわりと歪んだ視界を正すために、眉を寄せると。

「だれ、だ」

ビクッッッ――――――涙も引っこんだし、しんみりした気持ちも引っこんだし、心臓も引っこんだに違いない。驚きであぐらのまま真上に跳ねあがるとは思わなかった。

「タッ、タケルだよ! ……ごめん士兄ちゃん、起こしちゃった?」
「…………い、や」

けほ、と士が咳を払う。冷房と加湿器がついているとはいえ、あれだけ眠っていたら喉も渇くだろう。

「今、水出すね。支えいる?」
「タケルは動かなくていい……。どこにある」
「え……。あ、枕の上側」

214 :全て終わったら教えてくれないか 2/4.5 :2019/07/23(火) 19:56:44.24 ID:iDQWv6CK0.net
士が枕元にあるクーラーボックスから水を取り出して飲み始めたので、タケルの中途半端に浮いた腰が畳についた。
半分ほど中身の減ったペットボトルを視界に入るところに置いて、士は再び寝転がる。

「……見張りか」
「うん。永夢兄ちゃん、悲しんでたんだよ」

士は静かに目を細めて「そうか」と呟いただけだった。
会話が途切れる。
タケルは妙に落ち着かなくて視線を泳がせた。カーテンの隙間から日が暮れているのが見える。綺麗な夕焼けだ。こんなに晴れているなら、明日は暑くなるだろう。

「貴方は誰ですか」

今日は天気がいいから清々しいね――と言うつもりだった。口を突いて出た言葉に、何ならタケル自身が1番驚いていた。
困惑の表情を浮かべた兄の士が、離れたところにいるタケルを見上げている――
胸騒ぎがした。第六感から自身の感覚に移って、疑念が深くなる。

この人は……誰だ?

「……俺が触れたら解ります。先に名前を言ってください」

気配に敏感すぎたからか。それとも見た目は同じ、中身の違う兄弟を見てきたから……だろうか。
降参だとでも言うように、士にしては豊かな表情筋を動かして、男は満面の笑みを作った。

「天道総司以外に気付かれるとは思わなかったな」

――タケルはその声に聞き覚えがあった。仮面ライダーシノビ。……神蔵蓮太郎。

215 :全て終わったら教えてくれないか 3/4.5 :2019/07/23(火) 19:59:11.48 ID:iDQWv6CK0.net
「士兄ちゃんはっ」
「しーー……士を怒らないでほしいんだ。今、大事なことをやってる最中だから」

兄の顔で全然違う声が出てくるのだから、脳が余計に混乱する。士……もとい蓮太郎は、タケルの表情で察したのだろう。ブラケットをばさっと顔面付近に通過させて、自身の顔に戻した。

「いつから……」

蓮太郎は喉を震わせて笑うのみで、タケルはついに頭を抱えた。鳴滝が「おのれディケイド!」と叫ぶ気持ちが理解できる日が来ようとは。

「2人ともこっ酷く怒られた方がいいと思う……」
「それは困るな」ちっとも困っていない声色だ。「ま、俺はタケルが告げ口するなんて思ってない」
「……それって」
「――俺の『シノビとしての全て』を保険にかけてるからだ」

影武者としては、完璧だった。どうして解ったのか説明できないほど士そのものだった。

それなら、忍びの任務失敗は。何を意味するのか。
ハッタリ、いや牽制か。メンツやプライドを潰されたからといって口封じをする人ではない。そんな力の使い方は、この人が最も嫌っている。士と蓮太郎の間に、そこまでの契約はない……はず、だ。
こんなに危うい人だったかと、タケルは蓮太郎を見た。『とてつもない何かを賭けている』……命といっても過言ではないほど。
士の姿では感じなかったのに、蓮太郎の姿では押し黙らせるだけの凄みがあった。

「……ちょっと訊きたいことがあるから、話し相手になってもらってもいい?」
「そうしようか。俺のじゃないけどゼリーいる?」
「蓮太郎さんもよかったら」
「ううん。みんな士が貰ったものだから。食べないって決めてるんだ」

水も士が置いていったものを飲んだだけなのだと蓮太郎が言うので、タケルはその律儀さに感心してしまった。兄なら遠慮なく食べるだろうにと思って、肩を竦めた。

216 :全て終わったら教えてくれないか 4/4.5 :2019/07/23(火) 20:01:43.75 ID:iDQWv6CK0.net
「兄ちゃんは今何をやってるの……?」

俺が士に怒られる分には構わないけど……と前置きしてから、蓮太郎は目を細めて愉快そうに笑った。タケルのゼリーをほじる手が止まる。

「俺の口から聞くのか? 絶対に後悔すると思うけど」
「…………、……や、め……とく」
「賢明だな」
「危険なことか、そうじゃないかだけ知れない?」
「死にはしないよ。彼は破壊者だから」

(当たり前だ。)タケルが踏み込む勇気がないから、躱される。どれだけ言葉を交わしたところで、結局そこを超えない限り、霞を掴むような会話しか望めないのだろう。
もう――深けてしまう。夜はこの人の時間だ。敵わないなと、タケルは頬の裏を噛んだ。

「全部終わったら、士兄ちゃんから教えてもらえる?」
「約束する。きっと士もそのつもりだ」

忍者との口約束はなんとやらだが、蓮太郎が予想以上にキッパリ頷いたので、肩の力が抜けた。

「あと、全部終わったら怒られてね」
「……一気に憂鬱になったな……」

思いの外げんなりした表情を浮かべるので、タケルは耐えられず、大口を開けて笑ってしまった。結局、悪いことをすれば見つかるし、裁きをうけるものだ。

「あーあお腹空いたね。蓮太郎さんも――」顔を上げると、蓮太郎ではなく士がいた。言うまでもなく本人ではない、のだが、静かな笑い方がゾッとするほど同じ造形をしている。

「ああ、そうだな……今日の夕飯は何だ?」

217 :全て終わったら教えてくれないか 4.5/4.5 :2019/07/23(火) 20:03:51.80 ID:iDQWv6CK0.net
2019年当時。神蔵蓮太郎は大学生で、堂安主水に至っては乳飲み子だったはずだ。
――常磐ソウゴと面識はない。
だったら。

「あ……。士、起きてたんだ」
「永夢兄さんか。……さっきな」
「タケルと話してたんだよね。何を話してたの?」

ソウゴを差すのか言葉通りを差すのか知らないが、何よりずっと関わってきた士が――全ての原因はスウォルツではなく――『魔王』にあるというのなら。

「下手な真実なら」

――全て終わったら教えてくれないか。神蔵蓮太郎が仮面ライダーになったわけを。

「知らないくらいがいい、って話を」

ただの青年だった神蔵蓮太郎が、影として戦いに身を投じたわけを。

いつ、魔王の創造したレールに乗せられたのかを。



1人の男が世界の命運を握るなんて、どんな大罪を犯せば押し付けられるんだ。

(誰を思い浮かべたのか、教えてくれないか)

218 :名無しより愛をこめて :2019/07/23(火) 22:47:18.19 ID:ivFGz/KL0.net
GJ
まさかの登場人物。

219 :名無しより愛をこめて :2019/07/23(火) 23:56:12.94 ID:iDQWv6CK0.net
そういえば学生組の夏休みはいつ頃だ…?

220 :名無しより愛をこめて :2019/07/24(水) 00:45:31.36 ID:E0LA+xfR0.net
調べたら今週から(より正確には7/20から)ってところが多いみたいだね
いつまでかは地域差があるけど、東京だと8/25らしい

221 :名無しより愛をこめて :2019/07/24(水) 08:33:26.30 ID:2+BG10oDK.net
GJ! シリアスさも含めてよかった

222 :ケボーンダンス踊ったよ! :2019/07/24(水) 19:32:37.42 ID:77BEDFQ60.net
ケボーン ハイタッチナイトじゃないと!♪
チカラいっぱい リュウソウJUMP☆♪

晴人「どうしたんだよソウゴ、ケボーンダンス踊って」
ソウゴ「あっ晴人兄ちゃん!今度ゲイツ達とケボーンダンス踊る事になったから」
晴人「練習してるのか、懐かしいな俺もキングと一緒にキョウリュウダンス踊ったな」

リュウタ「僕もキョウリュウダンス踊ったよ!」
ショウ「僕チンもね!」
巧「別宇宙から来てる奴いるぞ!ってかアンタはキュータマダンス踊ってろよ!」
紘太「俺も舞達と踊ったぜ!」
良太郎「普通の宇宙からも来た!」

ソウゴ「皆結構踊ってるんだな〜よし!俺も負けないように練習しよう!」
士「大体分かった、ジオウ映画でISSAとダンス対決するんだな」
紘太「マジかよ!強敵じゃねえか!みっちり練習しねえと!」
晴人「ISSAだけでなくパパイヤもイアンもいるからな同時に来たら勝てるかどうか」
良太郎「いやいや可笑しいよね?」

ソウゴ「そうだよね、生半可な気持ちじゃ勝てないよね…最高最善のダンスをしなきゃ」
巧「最高最善のダンスってなんだよ」
紘太「よし!俺がダンスの特訓に付き合ってやるぜ!舞やミッチ達も一緒に!」
ソウゴ「本当!?ありがとう紘太兄ちゃん!」
リュウタ「僕も一緒にするー!」

ウォズ「来る7月26日ジオウ劇場版で我が魔王がダンスの対決の果てに最高最善の魔王になる瞬間を見届けるがいい!」
ゲイツ「そんなわけがないだろ!」

223 :名無しより愛をこめて :2019/07/24(水) 21:54:56.54 ID:jjYuorY30.net
GJ!テンポよくて最高におもしろかった!
つかメタ満載すぎて総司がゼクター構えだすぞ…

224 :名無しより愛をこめて :2019/07/24(水) 22:43:36.50 ID:E0LA+xfR0.net
GJ!
テンポとネタの詰め込み具合が最ッ高だ

蓮太郎「俺もいけるぞケボーンダンス」
一同(((キレッキレな人がキタ────!)))

225 :名無しより愛をこめて :2019/07/24(水) 23:16:42.87 ID:OCV9/fzJ0.net
中の人など…

226 :名無しより愛をこめて :2019/07/25(木) 13:45:39.05 ID:yVyYMyzN0.net
gj!でも紘汰の字が…

227 :名無しより愛をこめて :2019/07/25(木) 17:34:01.69 ID:USvKXuTq0.net
>>220
一瞬びっくりした。7/25からか…
最近の高校生は夏休みに入っても忙しいから、2年生の弦太朗とかインターンシップで兄弟のところに学びに行くとかあるかもな

228 :名無しより愛をこめて :2019/07/25(木) 19:53:31.80 ID:VgkDAHej0.net
>>227
いやいや、こちらこそわかりにくくてごめんよ

・多くの地域が7/20から夏休み
・最終日は地域によってまちまち
・東京の場合、最終日は8/25

ってことを言いたかったんだ
(つまり東京の夏休みは7/20〜8/25。伝わったかな…?)

インターンシップって大学生のイメージが強いけど、高校生がやれるところもあるね。
どこにお邪魔するのかな…?

229 :名無しより愛をこめて :2019/07/25(木) 23:41:56.12 ID:AXpqikdh0.net
>>228
スマブレ、Board、ZECTとかだと大学生対象ならありそうだし
たちばな、ミルクディッパーとかの喫茶店系は職業体験っぽい感じがするね。
まさか大ショッカーっていうのは...無いかw

230 :名無しより愛をこめて :2019/07/26(金) 18:36:07.40 ID:9C1+x5I+0.net
今日子供の学校のプール当番に行ったんだ。
そこでここの兄弟がプールいったらとふと思ったわけですよ。結構前のスレでもあった気もするけど。

鍛えてますから、と延々泳ぎ続けるヒビキ。2000の技と言いながら変わった泳ぎ方(古式泳法とか)やりだす雄介。
盛大に水しぶきを上げてはしゃぐ真司、一真、紘汰、弦太郎。効率のいい泳ぎ方とか検索しだすフィリップ。
までしか浮かばなかった。

231 :名無しより愛をこめて :2019/07/26(金) 19:51:48.02 ID:Y35taDPG0.net
>>229
そういう研究系の企業や団体って事務職も研究職もあるから幅広く求人してそう。
あと、ライダーシステム装着者の求人もやってそうだからちょっと兄弟有利?

232 :よく目を合わせる兄弟の話 1/2 :2019/07/26(金) 22:00:08.89 ID:LNc16CZI0.net
★二次元寄りにしたねつ造(瞳の中に色が混じる・輝く等)が存分にある話なので、苦手な人は注意



兄の戦兎が外に出るとき、どんな天候だろうと決まって眩しそうに目を細める。(この行為には別の意味も含まれているのだけど、改めて話すのは野暮だろう)
瞳の色素が薄いのだ。だから、この次兄が1番『判りやすい』とタケルは思っている。

「戦兎兄、またアホ毛立ってんじゃねぇか……」
「まぁほら、楽しそうだしいいんじゃない?」

これから起こる……かもしれない……トンデモ実験の予兆に巧が頭を痛めている。一方のタケルはこの状態の戦兎を見るのが好きなので、自然と上がる頬を抑えられない。

あ、また。
左右の瞳の中、ビルドカラーである赤と青の粒子が耀いている。まるで、ラメの入った絵具をスパッタリングして閉じ込めたみたいだ。遠く――だからこそ、明かりの下で輝く星のように見える。

この現象に対して誰も疑問すら言わないので、きっとタケルにしか見えてないのだろう。……イマジンに憑かれた良太郎の瞳は、総司を始め何人か識別できるというのに。
残念だなといつも思う。――こんなに綺麗なものを、共有できないのは。

「んふふっ戦兎にーちゃんっ」

巧の『巻き込まれても知らないぞ』と忠告してくる視線にウインクで返して、戦兎に近づきながら瞳を覗いた。
タケルを認識し、それから細められた瞳の中で、いっそう鋭く色彩が弾けた。あ、今の線香花火みたい。

「お――――タケル、いいことあったんだな? お兄ちゃんに教えなさいよ」
「ナイショ! 戦兎兄ちゃんこそ、ご機嫌だね!」

233 :よく目を合わせる兄弟の話 2/2 :2019/07/26(金) 22:04:04.49 ID:LNc16CZI0.net
戦兎はごく稀に、タケルの右目を中心にして燃える――オレンジ色の炎を見ることがあった。
真っ先にゴーストの胸にあるマークを連想するが、因果関係は不明だ。そもそも兄弟の誰も話題に上げてない時点で、戦兎の幻覚の可能性が高い。

しかし、非科学的ながら気になったら観察するのが性分だ。
解ったことは『本人には見えていないこと』『実際に熱はないこと』『篝火にはならないこと』そしてもう1つ――

「戦兎にーちゃんっ」

実験内容の手順が詰められた頭の中に、オレンジの炎が鮮烈に叩き込まれた。思考を一旦追いやってタケルを見ると、珍しく、炎は継続して見える状態にあった。

「お――――」

タケルが瞬きをするたび、1度遮断され、なおも溢れ出た炎がぼうぼうと燻っている。
1・2・3秒……今日は本当によく見える。新記録だ。

「タケル、いいことあったんだな? お兄ちゃんに教えなさいよ」

――もう1つ。それは、『タケルの気持ちが上向いてないと出てこないこと』だ。
戦兎が見えていないだけで、きっとこの弟は宿した炎をたくさん燃やしているのだろう。残念ながら精度を高める方法を知らないので、たまにしか見ることは叶わないが。

「ナイショ! 戦兎兄ちゃんこそ、ご機嫌だね!」

ふと、炎が細くなる。――見えなくなる前触れだ。いつも残念な気持ちになる。
ロウソクを消すときのようにたゆたみ、それから最後の一筋が揺れて消えていった。

「……天才の俺でも、まだまだ知らないことが沢山あるんだよ。それが楽しくて、ついな」

234 :名無しより愛をこめて :2019/07/26(金) 22:18:09.51 ID:LNc16CZI0.net
イラストの世界っていい意味で自由だな〜〜〜と。
戦兎とか主水の瞳を赤と青のオッドアイに……!? とまぁ最初は目から鱗だったもので。

仮面ライダーの姿が人物に影響したらこんな感じか? と思って書いてみたものの、描写が難しい上に設定を盛りすぎてアニメ表現に……。

表現として入れるなら
『瞳に僅かな差し色として存在している赤と青が輝いた』
くらいならセーフ(喜・楽の喩え)……なのかなぁと頭を悩ませてる。

235 :名無しより愛をこめて :2019/07/26(金) 22:22:23.00 ID:LNc16CZI0.net
>>230
真司「うわー懐かし。地獄のシャワーってあったよな」

ソウゴ「地獄の」
タケル「シャワー……?」
弦太朗「何だそれ。シャワーが地獄なわけねぇ」

真司「……ウッソだろこれがジェネレーションギャップ……」

236 :名無しより愛をこめて :2019/07/26(金) 22:38:20.62 ID:SRINFsG5M.net
>>234
GJ!
新鮮な切り口で面白かった。
イラスト世界の自由ぶりは確かに最初びっくりするよね

237 :名無しより愛をこめて :2019/07/27(土) 17:01:06.86 ID:1rP/xGzV0.net
弦太朗「それじゃ行ってくるぜ!」
ソウゴ「行ってきます! …成功するといいねえ」

戦兎「ん…? あの2人、どこに行くって?」
映司「宇宙だよ」
戦兎「は…何でまた」
総司「好きな人に中々告白できない″ダチ″のために一肌脱ぐようだ」
良太郎「弦太朗ね、じゃあ流れ星が見えたタイミングで告白しようぜ! って」
フィリ「人工的に作りに行ったんだ。ふふ…僕の計算に不備はないよ」
士「そこにソウゴも加わった…と。大体分かったか?」
戦兎「…お兄ちゃん、青春が眩しすぎて一瞬目の前が暗くなったじゃないの…」
巧「(…単純に寝不足だろ)」

238 :名無しより愛をこめて :2019/07/27(土) 19:53:24.97 ID:hKGfecXQ0.net
>>237
GJ!
青春かつロマンチックな高校生と徹夜明け物理学者お兄ちゃんのギャップw
でも一瞬弦ちゃんが告白しに行くと誤解しかけてごめん。

239 :名無しより愛をこめて :2019/07/28(日) 10:11:53.03 ID:MjH1z/720.net
士「ふん…永夢兄さんにならってやってみるか」
ソウゴ「士兄ちゃんってゲーム出来るの?」
士「大体な」
ソウゴ「さっすが! でも俺も負けないよ! とうっ!」
士「…おい何故檀黎斗のポーズをやってるんだ」
ソウゴ「何かいける気がする!」
士「無視か」

黎斗「ヴェーッハッハッハッハ! ポチィ、私のポーズを真似るとはァ…」
士「アンタはどっから入ってきたんだ帰れ」



…オフショット参考

240 :捏造アリ。 :2019/07/28(日) 10:43:45.11 ID:EZsJZAfI0.net
ソウゴ「ウォズ対ウォズ、か…」

黒ウォズ「互いに変身して戦うことになるとは。もう一人の私」
ゲイツ「まだあの服か、暑くないのか」
ツクヨミ「ゲイツ?アナザーワールドに行ったんじゃ…」
ソウゴ「まあまあ、そこは深く考えないで」
白ウォズ「この格好は私のこだわりだよ。UV対策にもなるしね」
ゲイツ「女子か」
白ウォズ「ああ、流石に生地は別物でね。夏仕様で麻入りなんだ」
ゲイツ「視覚的に暑いんだ!」

(完全にブーメラン)(顔を逸らす傍観者数名)(制服だって同じデザインでも夏用の生地になることはあるぜ?とズレた感想を持つ一部)(来田町の住人が通年似た格好なのはよくあること)

241 :名無しより愛をこめて :2019/07/28(日) 20:23:32.72 ID:MjH1z/720.net
ソウゴはクジゴジ堂とライダーハウス行ったり来たりしてるイメージなんだけど…
今日はどっちに帰るんだろう?どっちに帰っても心配かけそう…

242 :名無しより愛をこめて :2019/07/30(火) 19:40:22.22 ID:qoVVR0uI0.net
連日猛暑が続いているから、熱中症対策が欠かせないね。
外出時水分を持たされる兄弟、一番心配される良太郎、「前は日射病って言ってたよな」と話す年長組が浮かんだよ

243 :名無しより愛をこめて :2019/07/31(水) 15:33:35.42 ID:zcsD3HtWd.net
怪人体より人間体で戦う怪人の姿が見えた...

244 :名無しより愛をこめて :2019/07/31(水) 19:30:59.23 ID:jtF1H2tg0.net
真司「たっだいまー!」
ソウゴ「おかえりーーって、あれ? 髪切った?」
良太郎「本当だ。さっぱりしてるね」
真司「そうなんだよ〜。今日取材で行った美容室でな、カットモデルになってくれって言われてさ〜」
総司「それはちょうどよかったな」
真司「ん。リュウガも鬱陶しそうだったしな」



カットモデルに限らず何かモデルやってくれと言われそうな兄弟達

245 :名無しより愛をこめて :2019/07/31(水) 20:52:22.47 ID:7rilTame0.net
>>244
真司が髪を切るとリュウガも散髪できるなら、裏ソウゴもそうなったら面白いかもw
って、考えてたら髪以外の服装とか、怪我とかも一緒になってちょっとシリアスになってしまった。

246 :名無しより愛をこめて :2019/07/31(水) 21:54:55.18 ID:BRupB4lv0.net
服装もとなると、なんかのイベントで真司が仮装したら
別のことしてたリュウガも自動的に仮装しちゃって、
それがあまりにもとんちきな格好だったんでリュウガがブチ切れるのが浮かんだ。

247 :悼みの夜2/1 :2019/07/31(水) 22:42:33.81 ID:TtI5VK+Y0.net
微妙にタイミングを逃した気もするけど、書いたからのっけておく。今週の話の後。


いつも賑やかなライダーハウス。だがこの日は重苦しい空気に包まれていた。
「な、なあ。どうしたらいいかなあ」
「なんて言ったらいい?」
ムードメーカーである真司と一真がこそこそと話し合い、他の兄弟たちもうろたえた顔で遠巻きに様子をうかがっている。
 その視線の先には座り込んでじっと身じろぎ一つしないソウゴの姿があった。
 その日の夕方ふらふらとした足取りで帰ってきたソウゴは居間の隅にまっすぐ向かうとそこに座り込んで動かなくなった。
その覇気のなさに、なにがあったのか聞いていた兄弟たちは顔を見合わせてそっと彼の様子をうかがうしかできないのだった。
「そんな床に直接座ったらお尻が痛くなるよ。ほら、これ敷きなよ」
空気を読んでいないのかわざとなのかのほほんと翔一がクッションを持ってきたが、それにすら反応しない。ひたすら床を見つめているのみだ。
「毎年の事とはいえつらいよな。何にもできないんだからな」
「でもこれはソウゴが乗り越えなくちゃいけないことだから」
人々の未来と笑顔を守るのが仮面ライダーだが、どうしてもその手を零れ落ちてしまうものも出てきてしまう。仕方のないこととはいえその事実に直面して苦悩する兄弟も、それを見守るしかない兄弟も辛いところだ。
 そうやって苦しんでいるソウゴをどうやって慰めようか、と遠巻きにしながら右往左往している兄弟の中で良太郎が動いた。
 すたすたとソウゴの隣に来るとすとんと座り込む。先ほど翔一が持ってきたクッションをちゃっかり使っているのは長居をするつもりだからか、心配する兄たちへの対策か。
そうして良太郎は黙ったままソウゴの隣に座り続けた。何も聞かない。何も言わない。ただ隣にそっと寄り添う。
「今回は良太郎に任せよう」
それを見た総司の一言で他の兄弟たちは気にしながらもそれぞれの定位置へと戻っていった。

248 :悼みの夜2/2 :2019/07/31(水) 22:44:34.72 ID:TtI5VK+Y0.net
 そうしてしばらく良太郎が寄り添っていると、ぽつりとソウゴが口を開いた。
「ウールってさ、別の時間軸から連れてこられたんだって」
「うん」
「話してる感じだと、元の時間でも帰る場所がない感じだったんだけど」
「うん」
「それでもさ、やっぱりさ、元の時間に返してあげたかった」
「そうだね」
ぽつぽつと語られる言葉に、良太郎はただ静かに相槌をうつのみだ。それでもその相槌に誘われるようにソウゴは少しづつ心の内を吐き出していき、そのうちそれに嗚咽が混じるようになった。
「おれ、ひくっやっぱり悔しいよ。うくっ。ウールは、ひっく、頼ってくれたのに・・・」
「悔しいね。ねえ、ソウゴ。ここは家だよ。誰もソウゴを責めない。今なら泣いてもいいんだよ」
良太郎の優しい声に抑えきれなくなって、ソウゴの目からぼろぼろと涙が零れ落ちた。体操座りした膝に顔をうずめて肩を震わせている背中を良太郎は優しくなでる。
「つらいよね。悲しいよね。ソウゴは今までずっと頑張ってきたから。つらい思い全部ここで出しちゃえばいいよ。潰されちゃう前に全部」
そうして少しでも心が晴れればこれからの正念場を乗り越える力が湧くはずだから。
だから、今だけ。少しだけ。

249 :名無しより愛をこめて :2019/07/31(水) 23:04:02.53 ID:jtF1H2tg0.net
GJ! めちゃくちゃ好きな話だ…兄弟がこんなにも温かい…!
時間に関係する良太郎が聞いてあげるのもいいなあ…

250 :名無しより愛をこめて :2019/07/31(水) 23:14:16.73 ID:fXN9mbAIK.net
読んで涙が…
こういう時、兄弟の温かさが染みる…

251 :名無しより愛をこめて :2019/08/01(木) 06:24:01.95 ID:BKhSeBP60.net
あたたかい話をありがとう…GJ!!

252 :名無しより愛をこめて :2019/08/01(木) 22:25:44.94 ID:DDSEhMdM0.net
きっとウールもこのスレでは元気にしてるよな!?

253 :名無しより愛をこめて :2019/08/02(金) 11:08:22.49 ID:UEUIfEJq0.net
そりゃあもちろんピンピンしてるでしょ

254 :名無しより愛をこめて :2019/08/02(金) 18:20:26.72 ID:PbD6qkNWM.net
多少気まずい顔しながらもソウゴの前に出てきたりして。

255 :名無しより愛をこめて :2019/08/02(金) 21:16:32.17 ID:d9Xk69G30.net
そういえば夏休みだけど
ライダーハウスって一般開放してたりするのかな。
某MJのネバーランドみたいに東〇ドーム1万個の土地に
アトラクションがいっぱいありそうだし、
各ライダーの世界をイメージしたプールが有ったり
採石場が眺められるホテルとかありそう。

256 :名無しより愛をこめて :2019/08/02(金) 22:57:00.64 ID:duSihIBZ0.net
レプリカのライダーハウスを造って、期間限定でテーマパーク運営(多分どっかからの依頼で協力)ならやりそう。
台所の守護神監修の出店、いつものアリーナや工場を再現した場所もありそうだ

257 :名無しより愛をこめて :2019/08/03(土) 03:02:34.88 ID:5vZ9Gbhy0.net
ZECT以下略がVRによるライダーシステムシミュレーターを展示してそう。
どんなライダーにもなれるし対応した敵と戦えたりするけどリアリティありすぎて怪我はしないけどかなり痛いとかw

258 :名無しより愛をこめて :2019/08/03(土) 10:27:17.60 ID:3/DzLKZo0.net
前に職業体験ネタが出てたけどキッ○ニアみたいなライダーゆかりの企業やお店のお仕事を体験できる施設もありそう

259 :『リバイバル・スピリット』まえがき :2019/08/03(土) 14:14:53.75 ID:Wx6FBUfq0.net
ゲイツ、未来に帰るのかな…
佳境に入った『ジオウ』ですが、2号家兄弟の話を投下します。

・ゲイツと直に絡んだ兄弟を中心に、レジェンド回のあった面々が何人か登場。全員は出ないので悪しからず。
・時間軸は一応EP45後だが、ほとんどが回想でEP40までを踏まえたもの。
・地の文あり。
・回想形式というのもあって長い。まえがき・あとがき含め16スレ消費予定。
・侑斗視点

260 :『リバイバル・スピリット』1 :2019/08/03(土) 14:17:01.67 ID:Wx6FBUfq0.net
 まさかこの局面で、ゲイツが未来へ還ると言い出す なんて思わなかった。しかも、捨て鉢な気持ちから、だ。
 自ら納得した上で、言ったのならいい。本心からの決断ならいい。でも‘あの’頑なさは、どう見ても自棄を起こしているようにしか思えない。侑斗は唇を噛んだ。

 ゲイツが最後にライダーハウス2号家(ここ)に帰ってきたのはいつだったか。侑斗は、1ヶ月程前の2号家での或る出来事を思い返した。
 あれは…――侑斗が、ソウゴが創る最低最悪の未来を止める為《ジオウ》の世界に介入した日の夜のこと。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 「ごちそうさま」
 ゲイツが手を合わせて席を立った。
 その後ろ姿を、食卓を囲んでいた兄弟達は何とはなしに見送る。程なくして、階段を上がる足音が聴こえてきた。ゲイツは自室へ向かったのだろうか。誰からともなく溜息が漏れた。
 「みんな、どうしたー?なんか暗いぞー?」
 すかさず声を掛けるのは、明だ。
 「そんなんじゃ、ただでさえ神経を擦り減らしてるゲイツンが余計に気まずくなるでしょーが」
 「…!」
 長兄の弁に弾かれるような反応をした誠が、そうですよね、と肯く。
 「事は動き出してますし、流れる時間・未来は止められないんですから…僕達がいくら落ち込んだって何の解決にもなりません」
 「そうそ、誠ちゃんの言う通り!溜息なんか吐いてたら幸せ逃げてっちゃうよ〜」
 明はうんうん頭を縦に振るとおどけてみせたが、
 「そうは言いますけど…ゲイツ、大丈夫なんでしょうか」
と慎太郎が心配の声を上げた。その表情は硬い。
 「…甘いんだよッ」
 蓮が、ついと言い棄てた。
 「未来を変える為に戦わなければ生き残れないってのに…。そもそも、あいつは…おおよそ戦士に向いてないっ!」
 眉を少々ひそめながらそう溢せば
 「確かに心配だ…」
 新が引き継ぐ。
 「っ、俺は別に、心配なんて…――「ツンデレ黙って」
 蓮と流星の遣り取りは聞き流し、新の言葉を受けて、そーね、と明が口を挟む。

261 :『リバイバル・スピリット』2 :2019/08/03(土) 14:17:32.10 ID:Wx6FBUfq0.net
 「みんなしてどよーんはいただけないけど、やっぱ…気懸かりだよなぁ… なァ、侑斗?」
 「…ッ!!な、俺…?!」
 唐突に名指しされて僅か慌てる侑斗に
 「いやさ、侑ちゃん、自分の言動でゲイツ振り回して戸惑わせてしまった…みたいな顔してるなーって思ってさ。そんだけ」
 あっけらかんと言ってのける。
 「 別に、俺は…――「皆まで言うな!」
 否定しようとする侑斗を攻介が制した。
 「今からちょっくらゲイツと話してくるわ」
 「悪いな攻介」
 苦笑交じりの長兄に対し、九番目はニヤリと口角を上げて応える。
 「気にすんなって。オレも明兄ィとおんなじで辛気くせぇの好きじゃねーから」
 すると突然、
 「待ってくれっ、攻介兄さん!」
 マコトが呼び止めた。反動で椅子が倒れる。それに構わず――気づいていないのか――俺も行くッ!!と、マコトは息巻いた。
 「攻たん、マコっちゃん、よろしく〜」
 ダイニングを後にする攻介とマコトにヒラヒラと手を振る明だが、徐に立ち上がる戒斗を見止めて、話し掛ける。
 「んー?戒ちゃんもゲイツン励ましに行くの??」
 問われた戒斗は振り向き、
 「くだらん」
 ばっさり切り捨てて去って行った。
 戒斗のそんな挙動に流星は、先刻 倒れた椅子を起こし、やれやれと肩を竦める。
 「うちの兄弟って…俺もだけど、ツンデレ多いよねー明兄さん」
 長兄に同意を求めつつ、末弟は蓮と侑斗の方を向いて含み笑いを浮かべ。
 蓮は視線を逸らし、侑斗は眼を伏せた。
 俯く侑斗の背中を新がぽんと叩く。
 「今から様子、見に行かないか。俺、地獄兄弟のことでゲイツに世話かけたから、あいつと話したいんだ。侑斗も一緒に行こうぜ」
 な?と白い歯を零す兄の真っ直ぐさに折れ、侑斗は首をこくりとさせた。

262 :『リバイバル・スピリット』3 :2019/08/03(土) 14:18:08.28 ID:Wx6FBUfq0.net
 侑斗が新に追(つ)いて行くと――攻介・戒斗・マコトが、ゲイツの部屋の前にいた。…下から二番目の弟は、案の定 自分の部屋に籠っている模様。攻介がドアをノックした。
 「入るぞ?」


 中へ入る3人に続くべきか侑斗が逡巡していると、肩に手を置かれた。
 「 新兄さん…?」
 「しばらく様子見!」
 ぞろぞろ行くのもアレだし、と小声で言うその姿は、暑苦しいだけの普段の新とは少し違って見えた。

 様子見ってのは嘘でないと思う、が、それだけじゃない。…おそらく、だけれど。
 新は熱血漢だが、馬鹿ではない。
 ここまで来てゲイツとどう対面したらいいか実はこっそり途方に暮れている侑斗の心情を汲み取って、気持ちを落ち着かせる時間をくれたのだ。たぶん。

 そういう“存外、細やかな気遣いをする”という、兄の別の一面を垣間見、そのことが何だか気恥ずかしくて、侑斗はちゃんとした返しもせず、室内を窺った。 

263 :『リバイバル・スピリット』4 :2019/08/03(土) 14:18:40.25 ID:Wx6FBUfq0.net
 ゲイツはベッドの端に座っていた。項垂れていて、どんな表情(かお)をしているか判別できない。ただじーっと床の方を見つめている。
 しばらくしてゲイツが攻介達に気が付き、頭を上げた。眉間に皺が寄っている。
 それを然して気に留めず、攻介はゲイツの隣にドカッと腰を下ろすと
 「おーおーどうした、ツンツン?しけた面してー」
 ウリウリと指で肩をつつき始めた。
 ゲイツはそれを叩き落とし、
 「ツンツンと呼ぶな。それに、俺は元々こういう顔だ!」
 突き放した。
 「まー仏頂面がデフォみたいなとこあるよなーお前」
 攻介はのらりくらり躱し、たまには笑えよ、と言って自分が破顔した。
 「現在(いま)の、この状況で笑えるか…ッ」
 吐き棄てるように言い返すゲイツを攻介が見据えた。
 「絶望するなよ」
 そう発した声色は、思いのほか深刻で。明るく豪快な兄の、普段より重い口調に弟も驚いている。
 「無理に笑えとは言わねぇ」
 攻介がマジな面(かお)になった。
 「どんなに辛くてもしんどくても、泣かない泣けない泣いちゃいけないって、折れちゃいけないから折れないんだって、
  すまし顔してた知り合いの魔法使いがいるんだ」
 そこで攻介は遠くの方を見る素振りをして
 「ホントはイッパイいっぱいの癖に平気な振りして笑ってるってのは、見てる方もキツかった」
 苦笑した。
 「だから…、お前に無理に笑えとは言わねェよ」
 けどよ、と攻介はゲイツの方に向き直った。
 「ちっとは肩の力、抜けよ…せめて、家(ここ)にいる時くらいはよ。…絶望しちまう前に」
 「……!!」
 返す言葉が浮かばないのかゲイツは目を瞠るばかり。
 「お前が知る未来をオレは見てないからお前の苦悩がどんだけのもんか正直わかってねぇけど、
  お前が希望を棄てずに現在(ここ)に来たつうのは知ってるから、そういうお前になら…あいつも力 貸してくれるんじゃないかって、
  お前に力を渡すの許してくれんじゃないかって、あいつから…晴人から預かってたウォッチをお前に託したんだ…。だから…、」
 攻介はゲイツの両肩を掴んで、念を押す。
 「絶望すんじゃねぇぞ」
 ゲイツはますます神妙な表情(かお)になった。

264 :『リバイバル・スピリット』5 :2019/08/03(土) 14:19:16.81 ID:Wx6FBUfq0.net
 「ゲイツッ!おまえは甘いッ!!」
 黙りこくったゲイツに痺れを切らしたのか、マコトが割って入る。
 「ゲイツ…っ、どうして戦わない!!」
 マコトはゲイツの胸倉を掴み、立ち上がらせた。
 「ケジメをつけに、現在(この時代)に来たんだろう?!ならば、何を悩むことがあるッ?!
  ここで覚悟を決めて、おまえの生き様を見せてみろッッ!!」
 勢いよく捲し立てるマコトに続いて戒斗が、また迷っているのか、と問い質した。
 「貴様がこの時代へ来た頃に逢った時から比べると、随分いい面構えになったと思っていたのだが」
 俺の見込み違いか?と戒斗は不敵に笑う。
 「ここで現実に屈せず勝利を掴んで強者となるか、心折れて敗北し弱者になるか。…おまえはどちらの未来を望む?」
 そう問い掛けてゲイツを一瞥すると、戒斗は背を向けた。
 「お、おい、戒斗ッ!」
 慌てて攻介が呼び掛けるも、戒斗は振り返らない。
 「あーあ。言うだけ言って、行っちまった」
 「戒斗は口だけの答など求めていない」
 マコトがぽつりと言った。
 「へ?」
 間抜けな声で聞き返す攻介にマコトはこう補足した。
 「戒斗は…自分がゲイツに伝えたいことを言って、それが正しく伝わっているか否かはゲイツのこれからの行動で自然にわかるから
  それでいい.という考えなのだと思う。今はゲイツのことを見定めている段階なんじゃないか」
 「さすがは同い年!マコトは戒斗のことよくわかってるな!」
 笑みを浮かべる攻介にマコトも笑顔を返した。
 が、一転、真面目な表情(かお)になってゲイツの顔をまじまじと見、
 「戒斗の想いに応える気概があるのなら、態度で示せ。ゲイツ、おまえならできる」
 胸をトンと叩いた。
 「…俺は……」
 ゲイツは言い淀む。
 「お前は独りじゃない。少なくともオレ達は味方だ、兄弟だもんな!だから、家(うち)ん中では気を抜いても罰は当たんないって!」
 ベッドに腰掛けたままの攻介が、ツンツン、わかったかー?と手を伸ばしてゲイツの頭をわしゃわしゃ撫で回した。
 ツンツン、言うな!とゲイツは兄の腕を払い退けた。

265 :『リバイバル・スピリット』6 :2019/08/03(土) 14:19:45.50 ID:Wx6FBUfq0.net
 きっとゲイツの中で結論はもう出ている(というか、以前アナザージオウと闘った時点で結論は出ていたはずだ)。――そう判断した侑斗は、後一押ししてみるかと、深呼吸して一歩 足を進め…ようとしたとき、…戒斗とすれ違った。
 すれ違う間際、ひとつ歳上のこの兄と視線が絡む。
 瞬間――、背中を押された気がして。侑斗は自分の拳をぎゅっと握り締め、部屋に踏み込んだ。

 「ちょっ…、侑斗…っ」
 新が止めるのを聞かないで、侑斗はゲイツに向かって
 「おまえ、言ったよな…
  俺が世界を滅ぼすオーマジオウの未来を見て、それを阻止しに来たとき、
  『ジオウに限ってそんなことにはならない!仮にそうなったとしても、俺が止めてみせる!!』と。
  それが、おまえの出した結論なんだろ?常磐ソウゴと過ごした時間のなかで見つけた答なんだろ?
  だったら、揺らぐなよ。俺が見た未来を変えてみせてくれ」
 わざと挑発するかのように投げ掛けた。
 「元よりそのつもりだ!」
 思惑通り受けて立つ気満々の弟に、侑斗はホッと胸を撫で下ろしながらも
 「もしも俺が見た通りの未来になったなら――いつでも、何度だって、俺はそれを阻止する為に時間を修正するからな!」
 憶えておけよ、と更に畳み掛ける。
 「侑斗兄さんの手は煩わせない」
 ゲイツが言い切ったのを聴いて心底 安堵したから、侑斗は、余計な節介だったな、と返した。

 侑斗にとっては自分の発言で揺れていた決意をゲイツが改めてきっちり固めることが重要だったから、ゲイツ本人が断言したという事実があれば充分だ。
これから先 何があろうと、どうしようもない現実が起ころうとも、たとえ弟が志を果たせない結末になるのだとしても、弟の決意は無駄じゃない。
だから、万が一、世界が崩壊する未来が訪れたらそのときは…――

266 :『リバイバル・スピリット』7 :2019/08/03(土) 14:20:18.21 ID:Wx6FBUfq0.net
 「気合い入ったみたいだな、ゲイツ!」
 後方からそっと見守ってくれていたらしい新が輪に入った。
 そうして新はゲイツに目線を合わせ、こう言った。
 「悪かった…」
 しみじみ洩らす兄に弟は微妙に居心地の悪そうな色を覗かせ。
 「何がだ。俺に新兄さんから謝られる道理は…否、むしろ、詫びなければならないのは…俺が、――矢車に対して、だ。
  ……俺は…影山を消した」
 「あれは、ワームだ!影山に擬態した!だからっ、おまえがそこまで気に病むことじゃな…――「だが…ッ!!」
 間髪入れず擁護してくる新を遮り、ゲイツが歯を食い縛って語った。
 「矢車、言ったんだ…『どうしても倒さなきゃならなくなったら、俺がやる。もう一度、この手でな…』と。
  なのに、俺…、万が一の時は矢車が倒すと言っていた影山を…」
 「ゲイツ…」
 まるで懺悔のように絞り出すゲイツは痛々しい。新も刹那 痛ましげに顔を歪ませたが、すぐさま綻ばせ
 「やさしいなぁ、ゲイツは」
 柔らかく、笑んだ。
 「…きっと、重ねたんだな。
  ゲイツは…ソウゴ君がもし最低最悪の王になったら、自分が彼を倒すって腹くくってたんだもんな…
  だから、影山の姿をしたワームと矢車の関係性が重なって見えた…。そうだろ?」
 「………」
 図星だったのか、ゲイツが目を泳がせた。
 「だったら…――、」
 新は眉根を寄せて、こう言った。
 「やっぱり悪いことしたよ」
 「 っ、…だからっ…何がだ!新兄さんは悪くないッ!!」
 「俺がワームを倒す戦士だからだ」
 「……っ!!」
 二の句が継げないゲイツを正視して新は紡ぐ。

267 :『リバイバル・スピリット』8 :2019/08/03(土) 14:20:42.78 ID:Wx6FBUfq0.net
 「俺はワームと戦う為にZECTに入った。人を守りたくてマスクドライダーとしてガタックに力を借りて戦っていた。
  だから…あのワームは…矢車が、あの人が、できないなら――俺が倒せばよかった…。そのつもりで俺は、地獄兄弟を追ってたんだ…! 
なのに…ッ」
 新が天を仰いでからゲイツに目を遣った。
 「おまえに、背負わなくていいものを背負わせてしまった」
 どこまでも青くて直向きな兄は、ごめん、と頭(こうべ)を垂れた。
 「あの人――矢車さんな、俺の上司だったことがあるんだよ…」
 懐かしそうに、ほんのり淋しさをのせて、新が語り出す。
 「影山さんとも一緒に戦ったなー…
  色々遭って、俺…、地獄兄弟として俺達の前に現れたふたりと碌に向き合ってなかったんだ…。そのことがどっかで気懸かりだった…」
 だから今回の事件で自分なりにケリ着けたかったんだけど、と微苦笑する兄に侑斗は居た堪れなくなる。
それはゲイツも同じようで、何も言えずいる。
 「もう一回、パーフェクトハーモニー見たいなぁ…」
 新は誰に言うともなく呟き。けれど即座に
 「あ、でも、諦めたんじゃないぞ!」
 吹っ切ったと思わせるみたいに、にかっと笑ってみせた。
 「カブトゼクターも認めてくれたし!いつか…いつかさ、矢車さんが光射す道に還ってくると信じようかなって」

 お人好しの新兄さんらしい…――と、侑斗は思う。
 そう思えたから、新は強がっているのじゃないと確信が持てた。弟に吹っ切ったと思わせる為に笑顔を見せた訳でないのだと。

268 :『リバイバル・スピリット』9 :2019/08/03(土) 14:22:02.58 ID:Wx6FBUfq0.net
 「ゲイツも信じているんだろ。ソウゴ君のこと」
 「 なッ、お、俺は…っ!」
 「ソウゴ君、俺にあんたは立派な戦士だって言ってくれたんだー嬉しかったなー。
  大丈夫だよ彼!人を守る最高最善の王様になるさ…きっと」
 天の道を行くあいつの弟だしな、と笑みを深める兄に根負けしたのかゲイツは口を噤んだ。
 「あいつは天の道を行く、俺は天道とは別の“俺の道”を行く。
  で、それと同じように、彼は王様になる道を行って、おまえは“おまえの道”を行けばいいんだよ」
 なぁゲイツ、と新は温かな眼差しを向ける。
 「ソウゴ君が王様になる道をツクヨミちゃんとウォズ君と一緒に見守りながら、歩いてみたらどうだ?
  それが、救世主の道なんじゃないか?」
 そう思わないか、と言葉を掛けた。
 「救世主など知ったことか。興味ない。
  だが…ジオウが最低最悪の魔王にならないよう、ツクヨミと見張っておかねばならないのは間違いない。
  …俺はこのまま‘この’道を進む」

 聴いていて、ゲイツは意地っ張りだと侑斗は思った。同時に、不器用だな、とも。
 そして、この切り返しはこの弟が真っ直ぐすぎるから.と読み取れるくらいには、侑斗だってゲイツを理解(わかっ)ているつもりだ。
 新もゲイツのそうした心中を察しているに違いなくて。だからこそ、その不器用さと実直さに目を細めて弟を見ているのだろう。

269 :『リバイバル・スピリット』10 :2019/08/03(土) 14:22:39.34 ID:Wx6FBUfq0.net
「その意気だ、ツンツン!ピンチはチャンスだ!!
お前が生きてた時代はピンチなんだろうけど、それを変えようとお前は現代に来た。
つうことは、“いま、現在(ここ)に、お前がいる”のが未来を救うチャンスになるって訳!な!そうだろ?」
 攻介がいつものテンションでポジティヴにゲイツを盛り立てる。
だからツンツンは止めろっ!というゲイツの抗議を攻介は受け流し、
「うっしゃッ!ツンツンに調子が戻ってきたとこで、もういっぺん家族団欒な!
  ほーらなんかいい匂いしてきたし、こりゃぁ戒斗が甘いもん作ったな」
 スプリングを効かせてベッドから跳ね上がると、行くぞー!と、ゲイツを後ろから押した。
 マイペースな兄にゲイツは気が抜けたのかすっかり脱力している。

 弟は唖然としているのだろうけれど、だとしてもお蔭で彼のまとうものが幾らか和らいだのを侑斗は感じた(その証拠にゲイツは仕方ないと謂わんばかりに笑っていた)から安堵の息を吐いた。
険しい表情をしていたマコトも口の端が緩んでいる。

 「甘いものにマヨネーズかけるなよ、攻介兄さん」
 侑斗が後ろ背に一応 釘を刺したら、
 「マヨは何にでも合うんだよ!!」
 攻介は振り向いて豪語する。
 「わかってねぇな、侑斗」「いや、やめろって…」――とかなんとか…いつもの、くだらない掛け合い。

 張り詰めた空気が溶けていく。

 不意に新と瞳(め)が合うと、直情的で優しいその兄は親指をグッと立てた。
 侑斗は照れくさくてやっぱり上手いことリアクションできないのだけど、下を向き腕を組んで見えない角度で親指を立ててみたりして…。これが、自分の精一杯。

270 :『リバイバル・スピリット』11 :2019/08/03(土) 14:24:25.33 ID:Wx6FBUfq0.net
 気分が上向いたと思しきゲイツと、皆で仕切り直して卓を囲む。

 …と、ゲイツの前にすーっと出された一皿。綺麗に切り分けられたケーキがのっている。
 その皿を静かに配した手の先をゲイツがゆっくり辿る。
 「……疲れているときは甘い物がいい と、小姫が」
 弟の視線から逃れるようにして眸(め)を合わせず、そう言ったのは飛彩。
 「飛ぃちゃんが取り分けてくれるなんて珍しい〜」
 明は飛彩を茶化し、ゲイツンよかったなー!と口元に弧を描いた。

 「皆に気を遣わせて…本当に申し訳ない」
 ゲイツが、深々と頭を下げた。
 「俺は気持ちが揺らいでいた…。だが、俺には迷っている時間なんかなかった…!そのことを改めて思い出させてくれて、皆ありがとう」
 謝罪と感謝の思いを口にする真摯なゲイツは微笑ましく、兄弟達も皆、笑顔だ。

 コホンと咳払いをして飛彩が口を開いた。
 「ゲイツ、おまえは…元来、争い事を厭う性格だろう?戦士に向かないと蓮が言っていたが、そのことについては俺も同意する。
  ただ、おまえは勇敢であると思う。世界を変える為に、現在(ここ)へ来たことが何よりの証だ。だから…、」
 一拍 置いて、飛彩は続ける。
 「勇者になるんだ」

 「良いこと言うね、飛ぃちゃん!」「否クサいだろ」「流ちゃん!」――クールでシャイで言葉が不器用な兄の渾身の激励をよそに、外野で長兄と末弟の会話のラリーが繰り広げられる。

 嗚呼、なんという見慣れた光景…――侑斗は日常が戻ってきたと実感した。

 ようやく和気藹々としてきた雰囲気のなか、
 「僕達兄弟は、どんな困難からも決して逃げることはないんです!」
 言い放った誠は、誇らしげだった。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

271 :『リバイバル・スピリット』12 :2019/08/03(土) 14:24:58.28 ID:Wx6FBUfq0.net
 こういうことがあり、ゲイツは決意を新たに自分の望む未来に向かって歩む道を選択した…のだが。
その矢先、世界はリセットされ、しかし、時の流れは元に戻り。
かと思えば、今度は仮面ライダーアクアが現れ、ゲイツ達が過去に干渉することで常磐ソウゴがオーマジオウとなる未来が確定するという真相を告げられ…。ゲイツの<自分が本来いるべき時代に帰ろう>である。
自分の存在が“常磐ソウゴ=オーマジオウ”という未来を導くと突き付けられて動揺する弟の心の中はわからなくないけれど、
展開が目まぐるしくて、兄弟達も混乱している(目に見える形かそうじゃないかは別にして)。

 「ゲイツ、本気で未来に帰るつもりなんかな」
 剛のその一言に一瞬シーンとなったが、その後すぐ、マコトが声を荒げた。
 「俺はゲイツに『覚悟を決めて、おまえの生き様を見せてみろッッ!!』と言ったが!まさか…こんなことになるとは…!!
  それにしても、ゲイツは何故2号家(ここ)に帰らない?!帰ってきたら、一発 殴ってでもあいつの本心を訊き出すのに…っ」
 「今は、奴に何を言ったって無意味だ。
あいつが闘ってきた理由を考えれば、己自身が“世界を破滅させるオーマジオウ”の存在の証左と知らされた今は、な。
この現状で、あいつが聞く耳など持っているものか。訊くだけ、無駄だ。捨て置け」
 物騒なマコトに戒斗が待ったを掛ける。
 「冷静に判断してくれればいいが…」
 薫がゲイツを案じるのを受け、誠が不安を口にする。
 「僕が『僕達兄弟は、どんな困難からも決して逃げることはない』と言ったのが、ゲイツを余計に苦しめたんでしょうか…。
  自分の生きる世界を救おうとこの時代(ここ)に来たと言えば聞こえはいいけれど、自分のいた時代から逃げてきたのじゃないか…と、
  ゲイツが考えているのだとしたら……――ゲイツ、独りで思い詰めなければいいのですが…」
 落ち込む誠に、気にするなよと、攻介が労わる。
 「ピンチはチャンスなんだ!!あいつなら…ゲイツなら…、このピンチもチャンスに変えて希望を掴む。
だから、誠兄ィが気にすることない!」
 「薫兄さん、誠兄さん…あんたら、ぬるいな。厳しい現実とどう向き合うかはそいつ次第だ。
苦境に負けるような弱者に手を差し伸べる程、俺は甘くない。だから今は放っておけと言っているんだ」
 「 戒斗…っ」
 一蹴する戒斗を誠が窘めたが、咎められた側は意に介さず。
 「尤も、俺は…苦難に立ち向かわず逃げ出す――そんな軟弱な弟をもった覚えはないが」
 ストレートでないけれど優しさを感じたんだろう、誠は愁眉を開く。
 「ゲイツがどんな道を選ぶのか、苦しい運命とどう闘うのか、見物だな」
 そう言い置いて、戒斗は去って行った。

272 :『リバイバル・スピリット』13 :2019/08/03(土) 14:30:45.92 ID:Wx6FBUfq0.net
 「相変わらず、ゴーイングマイウェイな奴だな」
 「戒斗は凄いな。あいつはゲイツを信じている。ゲイツの内(なか)にある強さを微塵も疑っていない」
 「あぁ。戒斗兄さんのブレない“強者論”には俺も脱帽だ」
 呆れを通り越して感心しているふうな攻介と、素直に感嘆の声を上げるマコト。対照的な反応の兄ふたりのどちらにも賛同する意味を込め、侑斗は答えた。
 「決めた!ゲイツが苦しい運命に屈しないで己の力で未来を勝ち取ると信じて、ゲイツの行く道を見守ることにする!」
 それが俺のケジメだ、とマコトは宣言した。昂ぶっていた気持ちが落ち着いたようだ。
 「…俺も…、…そうなると信じたい。それを望む」
 静観していた始が、訥々と自分の想いを綴る。
 「俺と剣崎は戦う運命に在(あ)ったが、剣崎はその運命と闘うと言った。
  ゲイツも常磐ソウゴと戦う運命なのかもしれないが、そんな運命に打ち克ってほしい…俺は常磐ソウゴにとても世話になったからな」
 「そうだな!ゲイツなら必ず自分の道を見つけるよな!」
 新が、強く同調する。
 「ゲイツが芯から納得した上で本心から決めた道なら、俺は応援したい。ゲイツはゲイツの道を行くさ!絶対!!」
 力説するこの兄は、やはり熱い。
 「わかったから!!鬱陶しいんだよ、新兄さんの熱血っぷりは!」
 「なんだとっ、流星?!お兄さんに対してそういう言い方はないだろ!!」
 「はいはーい、ふたりとも喧嘩しない!新ちゃん、流ちゃんの辛辣なツッコミに一々目くじら立てない!
  流ちゃん、新ちゃんがお兄ちゃんっぽいこと言ってホントは見直してるのに褒めるのが恥ずかしいからって照れ隠しで毒づかないの!」
 「明兄さんッ、何 言ってんだ?!ふざけんな!」
 「ふぇ?照れ隠し…?え、それってどういう…――「あーもーっ!新兄さん、忘れて!それ、忘れて!!」

 一気にどんよりしたムードが霧散していっているとこで、

273 :『リバイバル・スピリット』14 :2019/08/03(土) 14:33:18.73 ID:Wx6FBUfq0.net
 「ゲイツはさ、自分の拳でたくさんの人の力になるって決めて、だから戦ってきたんだろ?
  だったら、難しいこと考えてないで、悪い奴ブッ飛ばして、たくさんの人の明日を未来を希望を創ればいいんじゃね?」

 ………

 龍我のこの科白に、一同はしばし沈黙。直後、笑いが巻き起こった。

 「な、なんだよッ!おれ、変なこと言ったか?!」
 「違う違う!違うの、龍ちん!龍ちんはすっごく大事なこと言ってたよ?」
 「おう、そっか。なら、よかった!」
 長兄のフォローで怪訝そうだったのに浮かれる龍我は単純でおめでたい、けれど、後腐れなくて気持ちがいい。


 こうして、
 2号家に、穏やか時間が流れ出した。



 『ジオウに限ってそんなことにはならない!仮にそうなったとしても、俺が止めてみせる!!』。――侑斗は、ゲイツの誓言を反芻して、思う。

 ゲイツ、おまえが出す答が未来に繋がる。
 おまえが自分の道を行くと、運命に屈せず未来を勝ち取ると、自らの手で未来の希望を創ると、皆、信じている。
 だから…――帰って来い。早く帰って来い。ライダーハウス2号家(ここ)に…!

 侑斗は、弟の選ぶ道が彼の望む未来に続いていることを祈った。

274 :『リバイバル・スピリット』あとがき :2019/08/03(土) 14:33:56.69 ID:Wx6FBUfq0.net
以上です
本編での戸惑い様を観ると、ゲイツは2号家に帰ってないんじゃないかって気がして…登場させられませんでした。ごめんなさい。
兄弟なるべく出したかったのですが全員は難しく…重ねてすみません;
長々と、お目汚し失礼しましたー

275 :名無しより愛をこめて :2019/08/03(土) 14:49:53.91 ID:7hQT1IqkM.net
大作GJ !!
ここまでがっつり2号家話書ける技量がすごい…
兄弟それぞれのやり方でゲイツを思いやってるのいいなぁ

276 :名無しより愛をこめて :2019/08/03(土) 18:05:06.30 ID:ZgiT87rUa.net
GJ!
2号家やっぱりいいなぁ……

277 :名無しより愛をこめて :2019/08/04(日) 08:57:49.49 ID:vcJPzpYX0.net
GJ! 2号家大好きなので嬉しい…!
いいもの読んだなあ…って思う大作だった!

278 :名無しより愛をこめて :2019/08/04(日) 09:51:23.82 ID:vcJPzpYX0.net
>>150
今日の内容を見てこれがよぎった
ソウゴ…本格的に家に帰れないんじゃ…

試練の夏なんて表現されてたけど生易しいものじゃないね…

279 :名無しより愛をこめて :2019/08/04(日) 10:44:35.41 ID:GMdZI1ylM.net
今年は平成総括って意味合いもあるだろうからなぁ
士に至っては本格的に命の危機では…

280 :名無しより愛をこめて :2019/08/05(月) 02:03:11.73 ID:H4O9PcMV0.net
遅くなって申し訳ないがGJ!!
2号家のこの1号家にはない独特な雰囲気好きだわー

281 :名無しより愛をこめて :2019/08/05(月) 13:37:25.66 ID:UUkzt5AUd.net
三号家の夏休み
一海「トマトときゅうりが出来たぞ!収穫だ!」
三羽烏「おうよ!頭!」
ウォズ「私も手伝おう!ふっ!(ストールで一気に収穫)」
三羽烏「あの、俺達の仕事取らないで!」
ウォズ「失敬!来年は気を付ける。」

収穫した野菜はゴロウちゃんが美味しく料理したそうです。

282 :名無しより愛をこめて :2019/08/06(火) 18:23:17.25 ID:Jif4dV/n0.net
>>281
GJ!
3号家って1号家並に日々の食事が美味しそう。

283 :名無しより愛をこめて :2019/08/07(水) 13:35:02.17 ID:CWiNSttr0.net
遅ればせながらGJ!
まあ一海達が育てたおいしい野菜に
ゴローちゃんのおいしい料理があるからね

284 :名無しより愛をこめて :2019/08/07(水) 19:19:23.94 ID:a2dyCmPv0.net
4号家は兄弟が勧められたトカゲから逃げ回ったりしてるんだろうか

285 :名無しより愛をこめて :2019/08/07(水) 23:05:32.13 ID:LhHG0nsj0.net
>>284
威「食うか?」(トカゲの黒焼き)
貴利矢「飲む?」(砂糖&ミルクマシマシコーヒー)
幻徳「ポテトプロデュースのスペシャルパスタだ」(『本日のシェフ』Tシャツ着用)

286 :名無しより愛をこめて :2019/08/08(木) 09:33:30.47 ID:p9je0gl800808.net
浅倉は野良イダー組だ、って話があったけど4号家にもちょいちょい来てるのかもしれない…(主にたかりに)

287 :「それを好きと言うんですよ」 1/2 :2019/08/08(木) 22:25:49.56 ID:YhOlRqdX0.net
「遅い!」

玄関を開けて開口一番、真司が仁王立ちで放ったのがこのセリフだった。
士は肺にある酸素を全て出すように吐いてから、(段差のおかげで)頭が高くなった兄を見上げる。

「そう言うな。これでも急いだ」
「おかえり我が弟。遅いっ!」
「ああ、ただいま兄さん。さっき聞いた」

真司が立腹(?)している理由は大体わかっていた。今日は早く帰ると言ったのに、そこから時計の針は1周半してしまったからだ。
遠方から帰ってきた兄弟のおかえりパーティーはもう始まっており、壁を隔てた大広間からは歓声が上がっている。

「お腹空いた!」
「は……冗談だろう」

もし遅くなるといけないから、先に食べてほしいと伝えていたはずだ。冗談だろ。士が繰り返した。
すると真司は、頬を膨らませて「だってー」と零した。弟の誰よりも幼い表情で不貞腐れて、士が思わず笑いそうになったところに「一緒に食べたいじゃんかよー」……爆弾を落としてきた。

整った顔立ちの微笑みを食らい、固まった。そんな士の頭めがけて真司の手のひらが伸びてくる。
ふとインクの香りがした。――記者見習いの兄は、デジタル時代に身を置いているにも関わらずメモは紙を使っていた――まさかこの兄、締め切りに追われていてついでに待っただけなのでは。
そう思ったのもつかの間。

ぐりぐりくしゃくしゃくしゃ〜〜〜髪を混ぜられる感覚にまとまった思考が散布していった。

288 :「それを好きと言うんですよ」 1/2 :2019/08/08(木) 22:27:07.33 ID:YhOlRqdX0.net
うりうりうり。ついでに小さく突かれる感覚に、士はそのままナデナデ攻撃を享受した。
……ああ、絆されている。こんなことを許す自分ではなかったはずだ。絆されている……各地で悪魔と指差される度に、ここを思い浮かべるようになった自分は、相当――

そっと右手を差し出すと、真司はなんの疑いもなく握手してきた。握っておいて「ん? で、これ何だ?」と疑問符を浮かべている。
……ほんの少しだけ、気が抜けた。これを人は呆れと言うのだろうが、心にかかってくる黒い靄より何十倍も健康にいい。

「いいのか?」
「だから何の話だよ?」
「外から帰ってきた人間と握手なんかして。また手洗い決定だな?」

あっ!
じゃれてくる前にと真司の横をすり抜け、洗面台に向かう。想定していた通り兄は『こんにゃろ、待て!』と追いかけてくるので、さらに速足で逃げた。
そもそも、頭を撫でるのも衛生的にいいとは思えないのだが。……とまで考えて、大の大人が一体何をやっているのだろうか。

まぁ、こういうのも嫌いじゃないが。
士は漂ってきた香りにカレー料理もあるのかと思いながら、足早にパーティーに向かった。

289 :名無しより愛をこめて :2019/08/08(木) 22:35:10.65 ID:YhOlRqdX0.net
>>281
GJ! 3号家いいな
ウォズは大食いっていう裏設定を見かけたことがあるから、振る舞い甲斐がありそうだ

290 :名無しより愛をこめて :2019/08/08(木) 23:18:25.59 ID:P0vraIAU0.net
>>286
そもそも何号家まで家族がほぼ全員一緒のところに住んでるんだろうな…

291 :名無しより愛をこめて :2019/08/09(金) 00:07:56.00 ID:Lx4+8Ok/0.net
>>287 GJ!!
ほのぼのした。撫でまわされる士もいいなあw

292 :名無しより愛をこめて :2019/08/09(金) 12:08:18.31 ID:nV0p5cxW0.net
>>290
一応設定されてるのは、3号家じゃなかったか?

293 :名無しより愛をこめて :2019/08/09(金) 12:09:03.02 ID:nV0p5cxW0.net
おっと3号家までだったな

294 :名無しより愛をこめて :2019/08/09(金) 20:33:54.85 ID:VknR3JQ50.net
一応3号家までは設定まとめがあるものの、サブライダーは兄弟じゃない(同居してない)設定にするのも書き手の自由のはず。
同時に4号家を設定しても書き手の自由ね。

295 :名無しより愛をこめて :2019/08/09(金) 20:46:29.91 ID:nV0p5cxW0.net
あーそうだったな
まとめが全てじゃなくていいんだな

296 :名無しより愛をこめて :2019/08/09(金) 22:35:57.11 ID:/JmcDjFq0.net
兄弟でMステごっこ(華麗に階段を降りる)したあとバイーンダンスで盛り上がってそう

ソウゴ「良太郎兄ちゃん…画面外でひっきりなしに変わってたけど大丈夫?」
良太郎「…リュウタロスを宥めるのに苦労しただけだから大丈夫だよ」
紘汰「ダンス楽しかったな!」

297 :名無しより愛をこめて :2019/08/10(土) 20:42:24.85 ID:Lm+rkJoM0.net
>>296
たっくんだとトップテンかベストテンか夜ヒット方式だねー
トーク担当は猛パパと隼人叔父さんだけど
HEY!HEY!HEY!みたいなトークだと
猛パパからのキツいツッコミが...
そして
“猛パパに叩かれると主題歌のCD売上枚数が増える“
という伝説がありそう...

298 :名無しより愛をこめて :2019/08/11(日) 10:03:50.69 ID:ls+EGfRq0.net
弦太朗「士兄貴! 力の半分でウォッチを作るってどうやんだ?」
士「大体だ」
弦太朗「大雑把に大体ってことだな! とりゃー」(フォーゼライドウォッチ制作)
士「おいそれ…全部譲渡してないか」
弦太朗「フォーゼキターーー!!!」
士「…それでいいのか…」

299 :タワーの話 :2019/08/11(日) 13:26:15.70 ID:aHvoHkU7M.net
翔太郎「まだ帰ってねぇのかゲイツは…」
進ノ介「落ち着けって…うろうろしないでまず座れよ」
ソウゴ「どうしたのあれ」
フィリップ「明光院ゲイツの『変なタワー』という発言に怒りが収まらない翔太郎の図だ」
紘汰「大丈夫だ翔太郎兄ちゃん!」
翔太郎「紘汰…」
紘汰「変なタワーってユグドラシルタワーだけかもしれねぇ!」 
翔太郎「…いいのかお前的に」
進ノ介「何気にディスってる慰めだな…」

戦兎「いや、ていうか」
一同「?」
戦兎「時空の歪みで、スカイウォールが出現したのはわかる…ユグドラシルタワーも、まぁ隕石もわからなくはない…」
総司「ああ…そういうことか」
士「大体わかった」

戦兎「そう。風都タワーほぼ関係ないだろ」


同じ頃、2号家周辺を某婿がうろついていたらしい。

300 :名無しより愛をこめて :2019/08/11(日) 18:56:39.97 ID:njsa8t+r0.net
ツクヨミを守るためと言いながらソウゴたちを庇った士を見て、
思わず「士兄ちゃん!」と叫んだ私は大分ここに侵されているらしいw

301 :名無しより愛をこめて :2019/08/11(日) 21:36:14.90 ID:4RAdVgB4M.net
>>299
霧彦さんwwww

302 :名無しより愛をこめて :2019/08/11(日) 22:14:30.98 ID:VVgKtwSD0.net
>>300
自分もちょいちょい頭をよぎるなw

303 :名無しより愛をこめて :2019/08/12(月) 09:59:09.71 ID:wwke+sd50.net
最近のソウゴ、どこもボロボロで傷だらけだから
「痕、残らないといいんだけど……」って言われながら手当されてるんだろうか

ソウゴ「ありがと。それからごめんね疲れてるのに……」
永夢「ううん。むしろ頼ってくれて嬉しいんだよ? どこかの誰かさんなんてあまり帰ってこなかったから」
戦兎「おっかしいな永夢とよく目が合う気がする」
ソウゴ「ふふ……言われてるよー?」
戦兎「さて誰のことだか」
永夢「忘れないでね。僕たちはずっと、ソウゴの味方だからね」
ソウゴ「……うん」

304 :名無しより愛をこめて :2019/08/13(火) 13:18:31.58 ID:L+ioR0rJ0.net
もうとっくに夏休みの半分きてるんだね
おーい学生組ー!夏休みの課題の進捗はー?

305 :名無しより愛をこめて :2019/08/13(火) 15:18:02.91 ID:SVF6Mz7/K.net
弦太朗「読書感想文って何で本読んだだけじゃだめなんだよ…」
タケル「眼魂達に教えてもらった歴史とは違う教科書の不思議」
ソウゴ「主水、この問題わかる?」
主水「俺は数学の成績が良かった。○か、×か?」
ソウゴ「質問に質問で返さないで」
良太郎「要するに2人ともわからないって事なんだね」
ヒビキ「みんなー、でっかいスイカ冷やして待ってるから、あと少し頑張って」
「「「「はーーーい!!!」」」」

306 :名無しより愛をこめて :2019/08/13(火) 15:36:49.82 ID:taNIMykwM.net
GJ!
し、仕事が早い

307 :名無しより愛をこめて :2019/08/13(火) 22:49:40.09 ID:7lHvccIT0.net
今日は迎え盆だったらしい。
ライダーハウスでも兄弟が墓参りに出かけたり、精霊馬が飾られてたかも。

308 :名無しより愛をこめて :2019/08/13(火) 23:56:31.23 ID:l6BfHr0v0.net
>>307
過去スレだと真司が大量の精霊馬作ったこともあったな

309 :名無しより愛をこめて :2019/08/14(水) 08:55:07.46 ID:C/i35wZO0.net
そういや過去スレに盆踊りネタがあったけど今年は盆踊り風にアレンジされたバイーンダンスをみんなで踊るのだろうか

310 :名無しより愛をこめて :2019/08/14(水) 19:31:45.42 ID:/E1BPWZu0.net
一海「戦兎いるか?」
戦兎「1号家に何の様?」
一海「盆汁作りすぎてな。リヤカーで持ってきた!」
永夢「茄子にゴボウ、油揚げに枝豆が入った白味噌汁かぁ。」
リュウタロス「ねぇねぇ、夕飯まだだからこれ食べよ!」
タケル「お盆だからグッドタイミングだね!」

その日の夕飯は盆汁と総司お手製の棒棒鶏となった1号家だった。

311 :名無しより愛をこめて :2019/08/15(木) 14:57:32.06 ID:Lkw70R8kM.net
GJ!盆汁美味しそうです

312 :名無しより愛をこめて :2019/08/15(木) 17:16:34.52 ID:szP5nQsxF.net
お盆……この町だと御成が法事で町内駆け巡ってるのかな……
タケルはもちろんとして、他の兄弟も大天空寺に手伝い行ってそう。

313 :名無しより愛をこめて :2019/08/15(木) 18:11:14.63 ID:p9Jz6FG50.net
ヒビキの太鼓とイブキの笛の演奏で盆踊りとか普通に想像してた。

314 :名無しより愛をこめて :2019/08/17(土) 13:18:01.73 ID:GavU/OhEM.net
兄弟達はこの猛暑をどうやって乗り越えてるんだろう…
戦兎が発明品作ったり水系・氷系ライダーが力使ったりしてるんだろうか

315 :名無しより愛をこめて :2019/08/17(土) 23:03:43.25 ID:Qu5xQ7XY0.net
3号家は北都にある猿渡ファームに避暑に押しかけとかありそう

316 :名無しより愛をこめて :2019/08/17(土) 23:19:39.24 ID:cocYyZfO0.net
この町だけグッと気温が低いものだから避暑地として有名になりそう
「見てください。こちらの町以外の各地では、35度超えの猛暑日となっています。こまめな水分補給を心がけましょう」

317 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 07:08:24.54 ID:mM7rxfFKd.net
ZECT以下略による電気がいらないエアコンや
強力扇風機がありそう。
しかも室外機が無いのと不思議なことが起きるせいで
涼しかったりする。

318 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 09:32:59.00 ID:7fm3wylUd.net
今日のジオウ見てバルキリーの歓迎準備をしていた女性ライダーの会が猛ダッシュでツクヨミの元に向かって行くのが視えた

319 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 12:12:51.72 ID:wNSSx4y50.net
>>317
この夏はメテオストームスイッチ風のハンディ扇風機が流行してるんだろうな
ハンディ扇風機、どうしてもあのスイッチを連想してしまうから…

暑い日は翔一と総司と氷系フォーム使いの兄弟が協力して手作りアイスクリームや手作りかき氷を沢山作って
兄弟だけじゃなく近所の皆さんに振舞ったりしてるかも

320 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 12:20:54.63 ID:zJilBOED0.net
ちょっとシリアスめになっちゃった…どうなるかな最終回


士「綺麗に撮ってやるよ」
ソウゴ「ホントに撮れるの?」
士「俺の腕が信用できないって?」
ソウゴ「できる要素あったっけ?」

2人「(笑)」
2人(…遺影みたいだな)

ソウゴ「…兄弟のみんな怒るだろうね」
士「安心しろ怒られるのは…俺だけだ」

321 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 14:48:55.19 ID:kKsRj+jzM.net
>>319
翔一は野菜味のアイス作りそうだし、映司はプトティる前に兄弟に全力で止められそう

322 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 14:55:34.53 ID:kKsRj+jzM.net
>>320
終盤あるあるだけど、ソウゴも士も暫く家に帰れない気がする…
流石にこの兄弟でも士がジオウに出ずっぱりとは思わなかっただろうな

323 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 18:37:22.22 ID:cKgPJRz10.net
スウォルツが元々の世界から追放しなかったら、もしかしてツクヨミが1号家の一員になってた世界線もあったんだろうなぁ

324 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 19:11:50.37 ID:wNSSx4y50.net
>>321
野○生活を凍らせたシャーベットみたいにフルーツを混ぜたら大丈夫かと

325 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 19:18:12.65 ID:a6iOcVbFM.net
>>318
ポッピー「ツクヨミちゃん、こっちこっち!も〜!びっくりしたよ〜」
ツクヨミ「何だか気をつかわせてしまったみたいで…ごめんなさい」
ポッピー「そんな事無いよ。ね、みんな」
夏海「はい。こんな短期間で女性ライダーが2人も増えるなんてなかなか無い事ですし、むしろ皆はしゃいでます」
ツクヨミ「2人?新しい女性ライダーがもう1人いるの?」
真由「今度、バルキリーというライダーに変身する人がくるんですよ。」
ツクヨミ「そうなんだ。私も早く会いたいな、バルキリー」

そういえばツクヨミは4号家に入るのだろうか…と考えて、4号家のメンバーを思い出して少し不安…良いツッコミになるとは思う。

326 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 19:25:33.70 ID:ge64tL6K0.net
>>325
幻徳「ツクヨミ、いやアルピナ(Tシャツに我が家にようこそ、と書いてありそれを見せる)。」
ツクヨミ「口で言って!」
威「歓迎の印だ。食え!」
ツクヨミ「焼いただけの牛蛙じゃない!せめてタバスコかけて!」

327 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 19:37:26.13 ID:zJilBOED0.net
>>325
GJ! 女性ライダーの会すごく好き…
1号家の台所担当からお菓子の差し入れとかありそう

>>326
ツクヨミちゃん強い!
レジスタンス時代に食べられる草とか探してそうだよね
最悪水さえあれば生きていけるのよとか言ってくれそう

328 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 20:04:56.96 ID:cKgPJRz10.net
>>325
GJ!
女性ライダーの会は和気あいあいとしてていいですね!

>>326
こちらもGJ!
きっと木野さんと貴利矢さんならまともな歓迎してくれるはず……かな??

329 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 20:54:00.45 ID:cKgPJRz10.net
4号家がそもそもあるのかどうかが書き手の自由だけど、あるとしたら
木野さん、浅倉(野良イダーの場合もあり)、ザンキさん、剣ぼっちゃま、貴利矢、げんとくん……のところにツクヨミで、紅一点兼最年少が確定するのか

330 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 21:12:19.85 ID:wYsV2f8G0.net
末っ子長女かぁ…
4号家は平均年齢が高いからなおのこと若さが際立つな

331 :名無しより愛をこめて :2019/08/18(日) 21:49:53.86 ID:cKgPJRz10.net
>>330
睦月が3号家にいる理屈で、鎧武からは城乃内が4号家入りしてもいいかと思ったけど、それでもツクヨミより上になりますね。
ツクヨミ(18歳)と一番近いのは剣(20歳)になるはず。

332 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 01:16:08.23 ID:n/hG27l/0.net
女性ライダーの会や4号家もいいけど
女性ライダー家っていう設定で一度だけでもいいから見てみたいかなと思った

333 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 02:05:43.50 ID:n/hG27l/0.net
真由ちゃんとかは3号家に含まれてるけど、必ずそうじゃなくてもいいんだよね?
だから一回くらいその設定の話があってもいいんじゃないかと思ったんだ

334 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 08:59:02.49 ID:00qfj6RNd.net
>>333
それ面白いかも。父親改め母親はライダーとしては厳密には違うけど岬ユリ子さんかな?

335 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 09:26:54.47 ID:n/hG27l/0.net
>>334
それだと父親は必然的にあの人になるじゃないかw
別にいいけどw

336 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 09:49:05.36 ID:qWi5/jOWa.net
まあ絆姉妹なら大きな問題じゃないでしょうねw

337 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 09:53:11.62 ID:n/hG27l/0.net
あ、もちろん他と同じで血縁でも絆でもどっちでもいいよ
誰か描いてくれる職人さんはいないだろうか〜…

338 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 10:29:50.96 ID:XP3Hs+i6a.net
アマゾンズがアマゾン家の兄弟になったみたいにリメイクやリブートでストロンガー家(仮)とか出来たら
兄弟の扱いがややこしくなりそうだけどそこもやはり書き手次第か

339 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 13:10:22.89 ID:n/hG27l/0.net
まあ上にも書いてる通りそれで固定しなくてもいいし
一回くらいそういう設定のが観たいなーっていう俺の願望だし

340 :絆が繋ぐ未来 0/6 :2019/08/19(月) 21:17:10.67 ID:bmA6PEL60.net
まさかの最終回直前に予想外なライダー誕生に(自分が)混乱しているから、
少し前に書いていた最終回ねつ造話を置き逃げ!

後3話って頃に書いたので今とは展開にいろいろと齟齬がありますがスルーで。
こうなったらいいなあ、を詰め込んだ創作満載の最終回ねつ造。(←これ大事)
最終回のねつ造などいらぬ!という人はスルーでお願いします。

341 :絆が繋ぐ未来 1/6 :2019/08/19(月) 21:17:53.70 ID:bmA6PEL60.net
 雨が降っていた。ゲリラ豪雨かと見まがうような土砂降りで周りの風景すらはっきりと見えない。
 そんな激しい雨粒に削られるかのように世界が端から崩れていく。それはまるで砂のお城が雨で崩れていくかの様で。
 そんな光景をへたり込んだままソウゴはぼんやりと眺めていた。どんなに嫌だと泣いても叫んでも、ジオウの力を使って時間に干渉しても世界の崩壊は止められない。叩き付ける雨に打たれるままに壊れていく世界を眺めるしかすでに彼には残されていなかった。
 ああ、俺はこの世界も、大事な民たちも救えなかった。俺には王様になる資格などなかったんだ。
 今まで必死に支えていたものが折れ砕け、暗く深い場所へ落ちてしまった心は体を起こしていることすらも拒否をする。力なく仰向けに地面へと倒れこんだ。激しく叩き付けてくる雨も冷え切った体には何も感じなかった。
 もう、終わりだ。この世界と一緒に俺も終わるんだ。終われるんだ。どこかホッとした気分で目を閉じた。すると、どこからか名前を呼ぶ声が聞こえた。
「ソウゴちゃん」
力強い声が。
「ソウゴ」
どこか呆れたような声が。
「ソウゴ」
笑顔を届けてくれる声が。
「ソウゴ」
気取った、でも優しい声が。
「ソウゴ」
真っ直ぐ走り続ける声が。
「ソウゴ」
優しく見守る声が。
「ソウゴっ」
元気にさせてくれる声が。
「ソウゴ」
ちょっと滑舌の悪い声が。
「ソウゴ」
希望をくれる声が。
「ソウゴ」
穏やかな声が。

342 :絆が繋ぐ未来 2/6 :2019/08/19(月) 21:19:20.60 ID:bmA6PEL60.net
「ソウゴ」
自信に満ちた声が。
「ソウゴ」
明日を信じる声が。
「ソウゴ」
少し気弱な声が。
「ソウゴ」
皮肉気な声が。
「ソウゴ」
楽し気な声が。
「ソウゴ」
ぶっきらぼうな声が。
「ソウゴ」
大人しい声が。
「ソウゴ」
のほほんとした声が。
「ソウゴ兄さん」
好奇心にきらめく声が。
「ソウゴ兄貴」
元気いっぱいの声が。
沢山の声がソウゴを包むように呼びかけてくる。「大丈夫だよ」「側にいるよ」そう言っているように優しく声が降り注ぐ。
「にいちゃんたち・・・。あいたい・・・」
呼びかけられたことでわずかに浮上した意識が小さな望みをこぼす。すると連鎖的に望みが湧き出してくる。
 あの家に帰りたい。みんなと一緒に過ごしたい。笑い合いたい。大好きな家族と穏やかに暮らしたい。
 それは風変わりな夢を持つが故に孤独だった青年の心からの望み。最後に残った彼の希望の欠片。
『任せろ』
彼のその欠片に兄弟たちがそう応えたような気がした。
 その時ソウゴが持つ兄弟たちのウォッチが微かに光を放った。それは徐々に大きくなり目映い輝きとなって世界を覆った。

343 :絆が繋ぐ未来 3/6 :2019/08/19(月) 21:20:39.11 ID:bmA6PEL60.net
目を開けると、クジゴジ堂の自室のベッドの上だった。どういう訳かちゃんとパジャマも着て寝ていたようだ。
「え?」
訳が分からないまま階下へと降りていくと、いつもの三人がそれぞれに過ごしていた。
「おはよう、我が王」
「うん、おは、よう?」
真っ先にソウゴに気が付いたウォズがにこやかに声を掛けてくるのに曖昧に返事を返す。
「目が覚めたかジオウ」
いつも通りにぶっきらぼうなゲイツの言葉とは裏腹に、その顔には「安心した」とでかでかと書いてあった。
「ありがとう、ソウゴ。あなたのおかげで私もこの時代に残れるようになったわ」
次いで嬉しそうに礼を言ってくるツクヨミにますます状況が読めなくなって、助けを求めるようにウォズを見た。が、
「ああ、ソウゴ君起きたんだ。もうね、三人に支えられて帰ってきた時はおじさんびっくりしちゃったよ。仮面ライダーとして世界を救うためにものすごく頑張ったんだって?だから寝かせてやってくれって言われたからそのまま寝かせたけど」
狙ったかのようなタイミングでおじさんが奥から顔を出した。そのままソウゴの顔を見て一息にまくし立てる。
「あ、ああ。そうなの?」
「そうだよ。あ、お腹空いてるでしょ?何かごはん作ってあげるよ」
言うだけ言ってまた奥へと引っ込んだおじさんを見送って、ソウゴはもう一度ウォズを見やった。

344 :絆が繋ぐ未来 4/6 :2019/08/19(月) 21:23:14.28 ID:bmA6PEL60.net
「ねえウォズ。俺、なにがなんだかさっぱりわからないんだけど」
「おや、我が王がやったことなのに分からないのかい?でもあの状況だと仕方ないかもしれないね」
軽くため息をついてウォズは説明してくれた。
「まず、我が王はスウォルツを倒した後世界の崩壊を止め、元の状態へと繕った。そしてスウォルツの時間軸からツクヨミ君を切り離しこちらの時間へと繋ぎなおしたのさ」
「俺がそんなことを?必死すぎて覚えてないのかな?」
釈然としないまま首を傾げた。むしろ崩壊する世界の中で絶望したことしか覚えていない。そのあとのことがさっぱりだ。
「でも、誰かの声が聞こえた気がするんだけどなあ?」
しきりに首をひねるソウゴをウォズが意味ありげな視線で見ていた。
「それはきっと我が王のご兄弟が力を貸してくれたのかも知れないね。
我々が我が王を見つけた時グランドジオウライドウォッチが無くなっていたから」
「そうなのかな?ん?」
首をかしげてから違和感に気が付いた。
「あれ?ウォズさあ、さっきから俺の事魔王じゃなくって王って呼んでる?」
「ようやく気が付いたのかい?ああ。スウォルツを倒して世界の崩壊を止めたことで、この本からオーマジオウになるという記述が消えた。
そして代わりに最高最善の王になった、という内容に変わったのさ。魔王であろうとなかろうと、あなたが『王』になるというのなら私はそのサポートをするのみ。
これからもよろしく頼むよ、我が王」
いつも持ち歩いている本を掲げての説明に今度は笑顔で頷いた。
「うん。張り切って最高最善の王になるよ。よろしく!」

345 :絆が繋ぐ未来 5/6 :2019/08/19(月) 21:24:17.68 ID:bmA6PEL60.net
 クジゴジ堂を出て町を歩く。どこを見ても今までの騒動などなかったかのように平和な光景が広がっている。
 夏休みだからだろう、水辺で遊ぶ子供たちに熱さにうんざりしながら歩くサラリーマン。アイスやジュースを食べ歩きしている若者たち。
 夏の強い日差しの中で彼らは皆いつも通りの日常を過ごしていた。あまりにもいつも通り過ぎて自分の戦いなど最初からなかったのではないかとさえ錯覚してしまいそうになる。
 だがこれは確かに自分が護った光景だった。
しばらく歩いて一軒の家の前に立つ。すっかりと見慣れたそれはもう一つの我が家、ライダーハウス。
 戦いの過酷さと町の平和さのギャップに順応しきれないふわふわした気分のまま敷居をまたぐと、ちょうど奥から総司が顔を出した。
「お帰りソウゴ。みんな待ってるぞ。早く手を洗って来い」
「ただいま。うん、わかった」
よくわからないまま言われた通りに手洗いうがいをして居間に向かう。扉を開けたとたんにあっけにとられた。
 兄弟が全員そろっている。なかなか珍しいがないわけではない。それよりも目を引いたのはにぎやかに飾り付けられた室内。思わず今日誰かの誕生日だったっけ?と考えてしまった。
「あ、ソウゴおかえり!ほら、そんなとこ立ってないでこっちに来いって!」
ドアのところで立ち尽くしたソウゴに気が付いた真司が腕を引っ張って室内に引き入れる。
そこにあちこちから「おかえり」の声がかけられた。
「あ、ただいま。ねえ、これどうしたの?今日なんかあったっけ?」
一人状況が理解できないまま訊ねれば、みんなにっこりと笑ってソウゴの周りに集まってきた。

346 :絆が繋ぐ未来 6/6 :2019/08/19(月) 21:24:57.23 ID:bmA6PEL60.net
何って、ソウゴの戦いが終わったお疲れさまパーティーだよ。俺も去年やってもらったんだよな」
戦兎が笑いながら言うと、ヒビキがにこやかに声をあげる。
「でも、その前にソウゴちゃんに渡すものがあるんだよ」
その言葉を合図に兄弟たちが取り出したのは、それぞれのウォッチ。
「はい、手を出して」
言われるままに差し出した両手に、順番にウォッチが乗せられていく。
「お疲れさま」
「よく頑張ったな」
ねぎらいの言葉と共に乗せられていくウォッチたち。一つ一つがまあまあ大きいのですぐに山盛りになってしまった。それでもかまわずに積み上げられていく。途中で崩れるかと思ったが何とか持ちこたえることができた。
そうして最後の一つが乗せられたとき、ソウゴの手に乗っていたのは、金色に光るグランドジオウライドウォッチだった。
「これ・・・」
「世界を直す時に借りたからね。ちゃんと返さないと」
雄介の言葉にぼんやりとした記憶とウォズの言葉がよみがえる。
「そうか、世界直すの兄ちゃんたちがやってくれたんだ」
「俺たちがやった訳ではないぞ。ソウゴがここの生活に帰りたいと願ったから少し力を貸しただけだ。世界を元に戻したのはソウゴ、お前の意志と力だ」
総司の説明に首をかしげてしまった。
「え?でも俺、その時気絶してたような気がするんだけど」
「無意識領域で力を使ったってことでしょ?ソウゴにはそれだけの力があった。そういうことだよ」
戦兎が笑いながら閉めたのでよくわからないまま納得することにした。まあ結果オーライということだろう。
「さあ、難しい話はここまで。お疲れさま会始めようよ!」
ヒビキの音頭でソウゴは主役席へと連れていかれた。
「それじゃあ、ソウゴちゃん一年お疲れさまでした!」

347 :名無しより愛をこめて :2019/08/19(月) 22:22:49.77 ID:r4kMOZsD0.net
GJ! こういう作品好きだ!書いてくれてありがとうありがとう…
こうなるといいなあ…本編がハッピーになりますように…

348 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 08:50:11.97 ID:GiAhyHtp0.net
>>346
GJ‼︎ほっこり&感動した…次最終回だけど、これと同じく無事に世界を救えるといいな。

349 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 09:00:00.07 ID:GiAhyHtp0.net
あ、文字化けしてた…あれは「!」×2です…
そういえば、令和ライダーって結局どうするの?

350 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 11:45:36.37 ID:iI3QDshQa.net
ソウゴ「おじさん、実は俺、仮面ライダーだったんだ」
順一郎「本物の王様みたいだなあ」
ソウゴ「それでね、実は俺、兄弟がいて、みんな仮面ライダーなんだ」
順一郎「待ってソウゴくん、おじさん頭が追いつかないよ」
ソウゴ「実はね、ツクヨミとゲイツは未来から来てるんだ」
順一郎「なるほどなあ(思考停止)」
ソウゴ「実はウォズはね、おじさんの料理大好きなんだよ」
順一郎「嬉しいなあ〜〜」

ソウゴの『実は』シリーズに順一郎おじさんはどこまで耐えれるか!

351 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 14:21:21.89 ID:hP/EJ6ic0.net
GJ!!! 笑いを堪えるの大変だったよ…!!!
おじさんしっかりー!

352 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 18:14:40.86 ID:U1YEHKA/M.net
GJ!おじさん頑張れ(汗)

令和ライダーなぁ…
自分は分割派だけど、現状、書き手さん次第が一番いいのかな。
どっちの扱いに落ち着くかは年単位で先の話だろうし。

ただ新テンプレをどうするかという課題は残るが…

353 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 18:39:47.11 ID:eeQRL/Uq0.net
過去スレから順番に見てる人からすれば、この話題またやるんかーいって感じだよね…
スレ住人は瞬瞬必生なのでしょうがないと言えばそうなんだけど…

過去スレ39にて。201辺りから

・地続き兄弟 ・甥…とか?

などの案が出たのみ。
過去スレ41にて。558辺りから

・地続き兄弟
・従兄弟
・2〜3年は同居→独立。
人数増えすぎて収集つかない+昭和平成を分けてきた以上は倣うべき

このときは分割派8レス、地続き派1レスで終了。
現在スレにて。180辺りから

・地続き兄弟
・従兄弟や親戚
・完全分割(二世帯住宅なので行き来は自由)

スレ住人は入れ替わるんだから未来の人間が決めることじゃない?となって有耶無耶に。

令和ライダーの話題から数か月あまり。
兄弟スレは、地続き派・親戚派・分割派の3つに別れ、混沌を極めていた…!

354 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 18:45:41.92 ID:eeQRL/Uq0.net
自分は地続き派(令和からきた新参さんに平成ライダーに興味を持ってもらいたい+或人を初っ端ひとりにするのはちょっと…)で少し悩んでたけど、避難所にある意見のおかげで救われた。以下コピペ。

>暫くは「書き手によっては分割あり」という扱いはどうかな?
>兄弟表には組み込んで「或人は令和組として扱われることがあり、その場合○○以降が繰り上がります」みたいな…

令和ハウス建造して或人が驚いてるのも見たいし、そのまま加わってわちゃわちゃするのも見たいし、
書き手さんに委ねるのはいいな…と思って。参考にならないだろうか?

ちなみに或人の年齢まだ出てない(多分)から、中の人の年齢に合わせると18歳になるけど…。

355 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 19:13:40.67 ID:tHMCtpVY0.net
年齢出てるよ。
22歳。
ttps://imgur.com/a/Gpkw4JH

356 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 19:23:44.98 ID:dzovkB000.net
兄弟として扱うか、園崎家として扱うかを書き手任せにしてる
フィリップの場合と同様で良くね?

「絆で兄弟」って都合のいい表現もあることだし

357 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 19:37:32.99 ID:FNSJJO0p0.net
書き手に任せるようにやって、支持されやすい設定が生き残る……でいいと思う。
その結果令和が分割になっても、今までの兄弟に組み込まれていっても、瞬瞬必生の結果だと思うし。

358 :名無しより愛をこめて :2019/08/20(火) 20:41:54.08 ID:U1YEHKA/M.net
>>354のコピペ元を書いた者です。
書いてからも悩んでたし、テンプレ案も押しつけになってないかなあと思ってたんだが、良感情を持ってくれている地続き・兄弟派の方がいてくれてよかった。
ああ言った自分こそ、寂しい・惜しいといった声を聞けていなかったら、そのまま分割を押しつけていただろうから……。

この先令和がどうあろうと、その時その時代に応じて臨機応変に変わっていけるスレだといいな

359 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 00:09:50.78 ID:gBErwyQy0.net
この流れで今更申し訳ないが、本当に女性ライダー家やるならメンバーはどうしようか?
意外と定義が難しかったりするんだよな

360 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 10:30:05.50 ID:O1D4Y+c00.net
>>359
本編で変身したレギュラーキャラとか細かい条件で定義づけると該当者が少ないと思うので
劇場版を含め一回でも変身したら女性ライダー家のメンバーにしていいのじゃないかね

自分が観たライダー作品だと
・雪菜? ※アギトに覚醒めたけれどライダーかと言われたら…
・美穂
・沙耶
・里奈? ※真理は変身できなかったから除外として里奈は微妙なラインかと
・夏海
・撫子
・真由
・耀子
・アリア
・ポッピーピポパポ
・ツクヨミ(アルピナ)
未視聴なものがあるので漏れているかもですがご容赦ください
あとはバルキリーになる唯阿を加えるかどうかってとこかな
あ、Vシネキャラは挙げなかったけども、それは自分が把握しきれなかったというか藤果しか思い出せなかったからで他意はないです悪しからず

個人的にアリアと真由は3号家という設定も好きなのだけど
ここでも唯阿を3号家姉妹にするか従姉妹にするか二世帯扱いにするか問題がw

361 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 10:53:01.57 ID:gBErwyQy0.net
>>360
その中だったら雪菜・沙耶・里奈は外していい気がするな
あくまでも自分は他と被ってるやつじゃなくてあくまでも自分だけのオリジナルライダーの方がいいと思うわ

362 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 11:03:34.17 ID:gBErwyQy0.net
>>361
まあ、メイジは真由の他にもいるが外すと違和感があると言うかちょっと物足りない感じがする
後、その中に三輪夏美やシュキさんも入るんじゃないかと思う

363 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 11:20:34.03 ID:mbtKSYkoa.net
亜希子W
恵イクサ
ゆりイクサ
凛子メイジ
厳密にはライダーじゃないけどライドプレイヤーニコ

イレギュラー枠だとこの辺まで広がるな

364 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 12:56:31.27 ID:gBErwyQy0.net
後はあきらが変身する天鬼はどうだろうか?
見た目とかは威吹鬼と一緒だけど、一応威吹鬼とは
別のライダーっていう扱いだから難しいところだな

365 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 16:15:49.38 ID:VAl+/mIbM.net
天鬼はリマジアキラで、あきらはあくまで変身体じゃなかったっけ
この場合オリジナルかそうでないのかますます困るな…

366 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 16:41:45.38 ID:gBErwyQy0.net
あーそうだったか
ならあきらは含めなくていいかな?

367 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 16:43:07.01 ID:gBErwyQy0.net
>>363
このイレギュラーは含めなくていいと思うな
個人的には

368 :名無しより愛をこめて :2019/08/21(水) 20:15:16.07 ID:gBErwyQy0.net
後はアリアとジェイが変身するダークネクロムPと
ダークネクロムYは入るだろうか?

369 :名無しより愛をこめて :2019/08/22(木) 00:11:21.79 ID:7IE0LBcm0.net
翔太郎「ん…? おいソウゴ。髪乾かしてないだろ」
ソウゴ「…あ、翔太郎兄ちゃん。バレちった? さっすが」
翔太郎「それくらい誰でも分かるっての。てか、こんな夜中に縁側で何やってんだ」
ソウゴ「夜風に当たってた! 今日涼しいじゃん」
翔太郎「まあ一時期に比べりゃましだけどな…」
ソウゴ「…ねえ、翔太郎兄ちゃん」
翔太郎「あー?」
ソウゴ「…………。さっきから聞こえる虫、なにか分かる?」
翔太郎「……さあな。また今度でも、フィリップに訊け。今度、な」
ソウゴ「…うん。今度、ね」

「「…」」

翔太郎「…寝る前に乾かしてやろうか」
ソウゴ「えッ! 翔太郎兄ちゃんが!? どうしたの、珍しいことするね…?」
翔太郎「うるせ。未成年を早く寝かせたいだけだ。ほら置いて行くぜー」
ソウゴ「わ、ちょ、待ってよー」

370 :名無しより愛をこめて :2019/08/22(木) 02:22:40.09 ID:F/H9MPZW0.net
>>369
GJ
もうすぐ夏の終わりか
ホッコリするけど何だか切ないお話
最終回周辺のソウゴは自分の生死に諦観している面があるから「また今度」の約束がはたされるのか悩ましい
ハッピーエンドで月見して欲しいな

371 :350続き? :2019/08/22(木) 10:07:12.68 ID:YWI39LOS0.net
順一郎「そっかぁ、よく分かんないけど、ソウゴくんは1人じゃないってことだね、よかった」
ソウゴ「俺、今までだって1人じゃなかったよ。おじさんがいたもん。今はゲイツやツクヨミ、ウォズだって」
順一郎「そうだよね、うんうん。ところで兄弟ってどれくらいいるのかな」
ソウゴ「20人!」
順一郎「わあ野球チームが2つできるね」
ソウゴ「監督もつけれるよ!」
順一郎「そうかそうか、それじゃあ今度アップルパイでも焼いて挨拶に行かないとね」
ウォズ「それならば我が魔王、と叔父上。私もお供せねばなるまい。アップルパイは多めにお願いしたい」
順一郎「アップルパイが食べたいなら言ってくれればいつでも作るのに……うん」
ソウゴ「おじさん!?なんで泣くの」
順一郎「いやあ……ごめんね、ソウゴくんは本当に1人じゃないんだって思うと……」
ソウゴ「泣かないでよおじさん」
順一郎「でもね、ソウゴくん。どんなにたくさんのお友達や兄弟が出来てもね、寂しい時は寂しいって言わないとダメだよ。
たくさんの人に囲まれるほどに気を遣わないといけない場面だって増えるし、皆仮面ライダーなんだって?皆忙しいんだろう?そういう時こそ遠慮しないとって、思う気持ちもあると思う。でもね、ちゃんと寂しい時は寂しいって、言われて嫌な身内はいないよ。
ソウゴくんが要らない我慢をするのを、おじさんは望まない。きっとソウゴくんの兄弟もそうだとおじさんは思うよ」
ソウゴ「……うん。大丈夫。俺、ちゃんと言えるよ。人の痛みが分かる王様になるから」
順一郎「それで、お兄さん達はどんな人なんだい」
ソウゴ「1番上のお兄ちゃんはね、実は鬼なんだ」
順一郎「そっかあー鬼かー今の世にもいるんだねえ。鬼がいれば武将もいたりしてね、なんて」
ソウゴ「いるよ。武将っていうか、鎧来て戦う兄ちゃん。15番目の兄ちゃんなんだけど」
順一郎「へえーー本当にいるんだ。そりゃ頼もしいね」
ソウゴ「その兄ちゃんは神様になっちゃったんだけど」
順一郎「王様のお兄さんが神様とは、恐れ入ったなあ。ごめんねソウゴくん、おじさん、ちょっと頭休ませてくる」
ソウゴ「まだまだ兄ちゃんたちの話、沢山あるから楽しみにしててね」
順一郎「はっはっはっ」

372 :名無しより愛をこめて :2019/08/22(木) 11:20:40.95 ID:tHKFljAA0.net
GJ! ほっこりしたりほろっとできたり笑えたり感情のもっていき方が迷子になるわw
おじさん知恵熱出ちゃうwww

373 :名無しより愛をこめて :2019/08/22(木) 17:45:33.20 ID:7IE0LBcm0.net
巧「ソウゴのことで、今まで何となく避けてた話題があると思わねぇか」
紘汰「何だ?」
進ノ介「深刻なことか?」
晴人「さあ。記憶にないな」

巧「アイツ、ボケかツッコミかって言ったらッ!!!」

(3人顔を見合わせる)
「「「あ〜!」」」

巧「あ〜! じゃねぇよサブツッコミーズ仕事しろぉ!」

374 :名無しより愛をこめて :2019/08/22(木) 20:01:38.88 ID:FncLQNCMr.net
>>322
帰ってきた時に向けてきっとみんないろいろ準備してそう
最終回ってだけじゃなくて今回は平成ライダーの締めくくりでもあるからごちそうとか今まで以上にいっぱい用意してそう

>>369
今度がちゃんとくるといいな
なんだか切ない
兄弟でも知ってるのは士だけだろうし

375 :名無しより愛をこめて :2019/08/22(木) 23:58:26.37 ID:0lusg0jc0.net
ツイッターで猛パパと渡の2ショットがアップされてたけど
兄弟の入学式、卒業式の写真はやっぱり猛パパと写ってるのかなぁと思ってたりする。

376 :名無しより愛をこめて :2019/08/23(金) 02:27:32.58 ID:WjdICP6+0.net
兄弟の入学写真並べて、並んで写る猛パパの変わらぬ若々しさに
兄弟一同
「流石父さん、いくつになっても現役の戦士……!」
となるライダーハウスの居間。

377 :名無しより愛をこめて :2019/08/23(金) 11:20:43.40 ID:Peefrr2i0.net
>>356
そのフィリップ、もう兄弟じゃだめなんだろうか?
最近のスレじゃ相棒設定見ないけどなあ・・・・

378 :名無しより愛をこめて :2019/08/23(金) 18:40:24.00 ID:WjdICP6+0.net
相棒なんだけど、何年も一緒に暮らしてるからもうほぼ兄弟枠、みたいな設定の職人さんもいるかもしれないし、残しておいてもいいと思うけど。

例えば2号家のデネブは、兄弟ではないけどもう普通に2号家の家族やってるし、
人によってはフィリップもそんな感じになってる1号家もあるだろう。

379 :名無しより愛をこめて :2019/08/23(金) 23:06:26.10 ID:FbxpZxHL0.net
タケル「(あ…兄ちゃん何か飲んでる) それカルピス?」

永夢「ううん、これは甘酒」
進ノ介「飲みたいなら、台所に行ったらあるからな」

タケル「へえ…ありがとう、ちょっと行ってくる!」(その足で台所に向かう)

進ノ介「……。未成年でも飲める物なのになぁ」
永夢「ねえ…甘酒買うだけで年齢確認された僕のこと言ってる?」
進ノ介「ふっ何も言ってないだろ? あーうまい。飲む点滴って言われるだけあるな」
永夢「もー…」

380 :名無しより愛をこめて :2019/08/23(金) 23:12:18.52 ID:FbxpZxHL0.net
>>355
スレで話題に上がらなかったから知らなかった…22歳だったんだ…

>>371
おじさん実はシリーズ(?)めちゃくちゃ好きだから続き嬉しい!
是非会ってみてほしいところ…がんばれおじさん

381 :名無しより愛をこめて :2019/08/24(土) 17:57:21.79 ID:CYtU2ZKs0.net
ペンギンを抱える総司からの流れで、各々にペンギンかき氷機を持たせたら予想。

ノリノリでかき氷機を作り出す(そして台所の守護神が止める)
真司、映司(+アンク)、絋汰、弦太朗

かき氷は作らないがニコニコして触る&眺める
雄介、永夢、一真、渡、遼太郎、タケル、ソウゴ

触っている面々を眺める
ヒビキ、進之介、晴人、良太郎

分解する気満々で工具準備+検索
戦兎、フィリップ

周囲に無理やり持たされる、そして周囲が必死に笑いを抑える
翔太郎、士、巧


台所の守護神ふたりは除外。

382 :名無しより愛をこめて :2019/08/24(土) 17:58:48.13 ID:CYtU2ZKs0.net
うわぁかき氷機を作ってどうするorz
「かき氷を」作る………。

383 :名無しより愛をこめて :2019/08/24(土) 19:45:49.29 ID:Igl+VDVA0.net
でえじょうぶだ誤字含めて癒された(良太郎が2人いることも含めて)

士「…ッ…ッ!」
翔太郎「士ァ! 笑い堪えてるのバレバレなんだよ!」
巧「士兄だって絵面的にはひでーからな」
士「そうか? 俺はペンギンかき氷機だろうが似合ってしまう男だからなァ」

タケル「凄い! 完全に飼い慣らしてる!(?)」
戦兎「というかあの絵面腹筋に悪いから誰か止めてきなさいよ」

384 :名無しより愛をこめて :2019/08/24(土) 21:40:04.63 ID:CYtU2ZKs0.net
始「面白い絵が取れると聞いて」
翔太郎・士・巧「面白くねぇ!!!」

きっとヒビキ&雄介兄さんが3人を押えて記念撮影するに違いない。

385 :名無しより愛をこめて :2019/08/24(土) 23:03:53.99 ID:er6iziZiK.net
明日の緊張を緩めたくて

ソウゴ「ねえ未来の俺、何でそんな口調になってんの?」
オーマジオウ「気になるのか、若き日の私よ」
ソウゴ「うん。年取ると俺とか言わなくなるもんなのかな?それとも王様らしさの演出?」
オーマジオウ「ふむ、実は後者の方なのだ、若き日の私よ」
ソウゴ「そうなんだ。王様らしさかぁ…」
オーマジオウ「王ならば威厳ある様子や話し方をしなければと思ってな。兄弟の立ち振る舞いを参考にしたのだ」
ソウゴ「えっ。どの兄ちゃん?あ待って、なんかわかった気がする!」

総司・士「「はっくしゅん!」」

386 :名無しより愛をこめて :2019/08/24(土) 23:43:17.86 ID:Igl+VDVA0.net
(悪乗りすみません)

>>384
剛「面白い絵が撮れると聞いて!」
3人「「「帰れ!」」」

真司「どうせなら(?)ペンギンさんすげえ増やして3人を取り囲むように撮ろうぜ!」
フィリップ「マイムマイムにするわけだね真司兄さん!」
良太郎「(もうひっちゃかめっちゃかだ…)」


>>385
オーマジオウと会話してるだけで時間の流れを感じた。ありがとう癒された。何気に初出…?
オーマじいちゃんも本編が終わったらライダーハウスに遊びに来てほしいところ

387 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 00:07:33.65 ID:UyCMYLXA0.net
>>386

381です。悪ノリありがとうございます!

自分もさらに悪ノリ(汗)

リュウタロス「かき氷?かき氷?僕も欲しい!」
良太郎「僕が触ると落としそうだから…誰かに作ってもらおうか」
リュ「アンクちゃん!僕のかき氷作ってよ!」
アンク「ちゃんづけするな!映司に頼め!」
映司「なんで俺が作るの前提なわけ?」
真司「よしわかった!全員分まとめて真司兄ちゃんが作ってやろう!」
リュ「やった〜!」
アン「さすが映司の兄貴だな、誰かと大違いだ」
翔一「全 員 待 ち な さ い」

388 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 00:45:18.83 ID:3toQ8nY9d.net
GJ!ワイワイ楽しそう

>>385おじいちゃんとの会話すき
ツクヨミ「ソウゴ、どうしたの? 加古川飛流みたいな格好して」
ソウゴ「いや後輩出来るし先輩として魔王っぽくしてみたいなと思って」
ゲイツ「初対面で破壊者として悪ぶっていた門矢士の影響か…」

389 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 10:02:13.14 ID:UyCMYLXA0.net
新人或人くんは22歳でしたね。ってことは…

長男 ヒビキ(31)
次男 戦兎(26)
三男 雄介(25)
四男 翔太郎(不明)※1
五男 進ノ介(24)
六男 永夢(24)
七男 真司(23)
八男 一真(22)
九男 晴人(22)
十男 或人(22)←new!
十一男 翔一(21)
十二男 総司(21)
十三男 映司(21)
十四男 渡 (20)
十五男 士 (20)
十六男 紘汰(20)
十七男 巧 (18)
十八男 良太郎(18)
十九男 タケル(18)
二十男 ソウゴ(18)
二十一男 フィリップ(17)※2
二十二男 弦太朗(17)

フィリップは兄弟、令和組はいずれ独立だけどしばらく同居、って前提で。

390 :P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜 :2019/08/25(日) 10:23:34.83 ID:8ciGs2hj0.net
「あ……」

ふと意識が浮上する。五体満足で立っていたのは、1年のうちに見慣れた町の一角。
創造も、破壊も、すべて執り行えた感覚はある。だったら何故、仮面ライダージオウとして戦ってきた常磐ソウゴが存在しているのか……

「もしかして、これがこの町の奇跡になるのかな?」
「その通りだよ我が魔王」

聞き慣れた声に頭で考えるより先に振り向いて、喉の奥が攣った。
気まずそうにしているゲイツ・ツクヨミと、声の主であるウォズが立っている。

「……ゲイツもツクヨミも……、何でそんなにぶすっとしたかお……っ」

生きている。
それだけで十分のような気がした。

「この本によれば、ライダーハウスでは盛大なパーティーが開かれる……と書い」
「ゲイツ、ツクヨミーーーー!!」

並んでいる2人の中心に入り込んで、ガバッと、強めに抱きしめに行った。困惑した動きも、背中に手を置いてくれる温もりも、ある。生きている。
「無視かい? 我が魔王」の声も残念ながら無視になってしまって申し訳ないけど、ウォズだって。

「ジオウ」「ソウゴ」
俺は、私は……遠慮がちな、少し沈んだ声がする。――いいんだ、2人のやりたかったこと、ちゃんと解ってる。だからもういいんだ。それより、胸を張って、笑っていてほしいんだ。

「みんな、今日は俺の兄弟のところに帰ろう! ねっ!」
「邪魔になるだろ」「いいのかしら……」「我が魔王。ご飯はたくさんあるかい?」「お前は遠慮しろ莫迦」

「いいの、いいの。だって今夜は――」

391 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 10:59:27.57 ID:8ciGs2hj0.net
>>389
分割・独立前提ではなくなったはず…。まぁテンプレに支障はない。

十男 或人(22)※2
十一男 翔一(21)

二十一男 フィリップ(17)※3
二十二男 弦太朗(17)

※2:或人は書き手によって令和組として扱う場合があり、その場合は翔一以降が繰り上がります。
※3:フィリップは書き手によって兄弟ではなく翔太郎の相棒として扱う場合があり、その場合は弦太朗が二十一男になります。

392 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 11:20:09.94 ID:VAvUFTwBM.net
ひとまずまとめwiki更新したよ
https://w.atwiki.jp/riderbrothers/sp/
2号家・3号家も更新したが不備などあればよろしく

393 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 11:24:24.80 ID:yq9eg6+h0.net
しぶの百科事典に翔太郎の推定年齢あったけど不明じゃなくなるの?

394 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 14:26:27.31 ID:GLK4ul910.net
誕生日後だとして20〜22歳だっけか。
あくまで推定だし、公式で確定していない以上自分はこのままでいいと思うな。
兄弟が集中してるから混乱を招きそうっていうのもあるし。
(それにしたってなぜ未だに年齢不詳なのか…)

395 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 14:29:57.29 ID:KHOkV5ZX0.net
381だけど浮かんだので書いてみる。

戦兎「桐生戦兎プレゼンツ!令和元年度かき氷大会ー!」
真司・映司・紘汰・弦太朗「「「「イエーイ!」」」」
翔一「戦兎兄さんの用意がやっとできたから、これで始められるね」
総司「かき氷機もこの通り増えた(ペンギンを3台抱えて)」
晴人「(同じく3台抱えて)これで6台…戦兎兄、新たに組み立てたのか」
永夢「ああ、それで「待ちなさい」って言ってたのかぁ」
戦兎「凄いでしょ?最高でしょ?天」
フィリップ「それはわかったから準備を始めよう兄さん。かき氷機は戦兎兄さん監修のもとZECT以下略で増産」
紘汰「シロップはフルーツ100%のを、戒斗とシャルモンのおっさん指導で作ったぞ」
雄介「贅沢だねー!」
良太郎「苺のつぶつぶ入りなんだぁ」
渡「メロンも100%?凄いねぇ!ニスの材料…」
総司「ああ、皮とかは自由に使って構わない」
一真「かき氷機の分担は?」
翔一「2台は僕と総司、残り4台は…さっき氷を作ろうとしてた面々に使ってもらおう」
映司「よーし任せて!」
真司「全部フルーツ100%なら、ミックスジュースみたいなのも作れるな」
タケル「…この青いの、ブルーハワイ?きれいな青色…」
戦兎「天っ才物理学者様が無害な青色食紅で制作!」
フィリップ「検索したところ、味はサイダー味、ラムネ味、大人向けリキュール味とあるそうだが」
総司「今日はサイダー味で行くことになった」
巧「おおいこれはどこに置けばいい?」
士「アイスとプリンとコーヒーゼリー?」
進ノ介「ナタデココもある…トッピング?」
ソウゴ「うわああああすごい贅沢!」
弦太朗「カ○ピスもある!シロップにしていいのこれ?」
ヒビキ「もちろんだ。たちばなから小倉ももらってきた。自由に使っていいぞ!」
真司・映司・紘汰・弦太朗「「「「よっしゃー!」」」」

>>392
仕事が速い!大感謝!

396 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 15:05:39.48 ID:VAvUFTwBM.net
392です。ありがとう!
乗るしかない、このかき氷ウェーブに

翔一「やっぱ俺としては、野菜でもやってみたいんだよね。例えばトマトとか」
映司「発想が凄いな、相変わらず…」
フィリップ「東京のとある野菜スイーツ店では、トマトのかき氷が実在する。セロリやアボカド、ほおずき等のかき氷もあるらしい」
翔一「うわ〜、先越されてたかぁ」
弦太朗「ほおずきって食えんのか!?」
フィリップ「僕らが主に見かけるのは観賞用だが、ヨーロッパでは食用のものが栽培されている」
映司「あ、見たことあったあった。市場でフルーツ扱いで売ってた」


真司「よし、終わったらこのかき氷機×6で巧たちを囲んで…」
タケル「儀式かな???」

そしてかごめかごめを連想するヒビキさん(えっそっち?)

397 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 15:40:10.77 ID:6YSEzXzD0.net
>>396
白ウォズ「なに!?やはりフルーツトマトは果物だったのか!」
黒ウォズ「もう一人の私……どこかと思いきや我が魔王の家だったのか。あ、我が魔王の兄弟の皆様、私どもにはお構いなく」
ソウゴ「そんなこと言わないでウォズ達も食べていきなよ!」

そうして、白ウォズはカル○スメロン味のかき氷を、黒ウォズは小倉抹茶味のかき氷を並んで食べることになりましたとさ

398 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 18:13:20.92 ID:6YSEzXzD0.net
オーマジオウは確実にソウゴの未来の姿だけど、やっぱり彼は2068年のライダーハウスにいるのだろうか

399 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 18:34:58.31 ID:4k47GO3H0.net
>>397

総司「抹茶シロップは用意し忘れていたんだが」
黒ウォズ「問題ありません、持参しました」
翔太郎「用意良すぎかよ…」

400 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 19:00:59.28 ID:qZtdpGEAd.net
>>398
公式で役割は平成ライダーの墓守りと言われたお爺ちゃん
50年後はライダーハウスの管理人になっていそう

401 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 19:05:52.44 ID:bvtN2Dz10.net
やっぱりみんな自分のフォームの色で作るんだろうかW

402 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 19:47:00.96 ID:3CqUPG0v0.net
戦兎「そう言えば、ソウゴ。新しい兄弟迎えに行かなきゃな!」
ソウゴ「あ、それなら平気!秘書のイズさんって人がクジゴジ堂来てね、
プライベートヘリでそっち向かうってさ!」
翔一「秘書?え、新しい兄弟社長なの?」
ソウゴ「そうだよ!」
永夢「社長?嫌な予感しかしないんだけど。」

403 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 20:39:06.45 ID:4fd4yW6zK.net
黎斗「フハハハハ、社長ライダーの会を発足したぞぉ!」
正宗「私が会長だがね」
黎斗「何だと!?会長は神である私だ!」
永夢「親子喧嘩はよそでやって下さい」
チベスナ顔でハイパー大変身
ニコ「やっちゃえやっちゃえー!」
ポッピー「黎斗も正宗も、全くもう!」ほっぺプクー

太牙「いつの間にか会員にされてる…」
渡「もし新しい兄弟を勧誘に行くなら、兄さんが行った方がいいだろうね」
太牙「そうだな、渡…」
地に倒れ伏す正宗と土管から飛び出す黎斗を見つめながら、そう呟く太牙だった。

404 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 20:45:06.51 ID:hIU9Dfjj0.net
社長の会の他のメンバーは
高見沢と佐野か
芝浦も次期社長かな

405 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 21:41:09.21 ID:6YSEzXzD0.net
>>404
比較でいうと佐野くんが一番まともだ……または或人

406 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 22:14:58.58 ID:8ciGs2hj0.net
翔太郎「お疲れパーティーだが、ソウゴ含めた3人はあまりはしゃぐなよ」
タケル「え? どうして?」
弦太朗「?」(ゼリーを咀嚼中)
ソウゴ「何か問題あったっけ?」

映司「ソウゴはまぁ仕方ないにしても、みんな明日から学校だったよね」

ソウゴ「……あ」
タケル「うそ今25日だっけ」
弦太朗「細かいことは気にするモンじゃねぇぜ、兄貴たち!」
ソウゴ「ま……それもそうだね! ほら。エンジョイしなきゃもったいない!」
タケル「だって人生は1回だし!」
巧「(タケルが言うと微妙に笑えねぇんだよな……)」
良太郎「(そろそろ総司兄さんの視線に気付いて3人とも……!)」

407 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 22:18:57.42 ID:OMd5VLUdd.net
>>404
リイマジのカズマも含まれるよね?多分?

408 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 22:27:48.80 ID:6YSEzXzD0.net
>>406
学生組は宿題大丈夫だろうか……
あと最近の学校はもう始まるのか。自分の頃は9月1日だった。

>>407
失念してた!多分入るはず

409 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 22:39:55.14 ID:VAvUFTwBM.net
うちの地域も明日から学校らしい。

芝浦やイッチーは次期社長だから準会員かな?>>社長ライダーの会

410 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 22:57:28.30 ID:OMd5VLUdd.net
そもそも壇親子のインパクトが強すぎるだよな…→社長ライダー

411 :名無しより愛をこめて :2019/08/25(日) 23:21:54.26 ID:YK/NndUv0.net
>>408

戦兎「物理と化学ならてぇんさい物理学者に任せなさい!」
永夢「生物と化学と…数学ならなんとか」
戦・永「こらソウゴ逃げるな」

一真「一応大卒だけど」
真司「同じく…」
雄介「俺も」
タケル「断然雄介兄さん!」
真ふたり「「何故」」

弦太朗「あぁ…(悟った顔)俺自分でやる…」
全員「何故」

412 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 00:00:24.98 ID:oHzZ9zEA0.net
王様の会とかあったっけ?
過去スレで有ったような無かったような…

413 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 00:02:17.72 ID:oHzZ9zEA0.net
そういえば今日から映画ネタ解禁か
面白くなりそうだな!

414 :美しい、令和へ 0/12 :2019/08/26(月) 00:22:38.29 ID:QsO6aQ7N0.net
!ジオウ夏映画OverQuartzerネタ注意!

映画から考察されたオーマジオウ(いわゆる1周目ソウゴ)を元に書いた救済話です。
本編とは繋がっておらず、映画時空の『若き日の私』を2周目として書いてます。
絆兄弟を採用。

長い。前・後書きを含めて14ある。
もし規制されたら避難所に置いておくので誰かコピペしてくれると助かります。

ねつ造箇所
・2周目(本編・映画)とは別に1周目(オーマルート)の兄弟が分岐、存在している。
→この兄弟は変身能力を失っている設定。
・元号関連の話題。
・継承順番の違い。
・士のオーロラが自由自在(9割この人)。
・時の王者の能力。

★おじさんの死因(マイルドめですが一応注意)

415 :美しい、令和へ 1/12 :2019/08/26(月) 00:23:59.08 ID:QsO6aQ7N0.net
荒野が歪む。背後にあるライダーの像が剥がれ落ちていく。
己は眩い粒子となって消えていくのを自覚し、オーマジオウはただひとり、小さく息をついた。

常磐ソウゴがオーマジオウから最後の継承を終えた。
ジオウがオーマフォームで『歴史の管理者』であったバールクスを、新しく生まれたライダーが仲間のゾンジスを討伐したことで、歴史は大きく転換し、新しい世を迎えることになった。

「とんでもないことをしてくれたな」

これにより、事実上『2068年までオーマジオウが最低最悪の魔王として君臨する歴史』が寸断された。ここは直に歴史の修正に呑まれ、無に帰する。

『門矢士、か』
「全く……おかげで総司兄さんの機嫌が悪くて困ってるんだが」
『覚えがないな』
「ご冗談を魔王様。年を食って物忘れが始まったわけじゃないだろう」

兄である士は若い姿のまま、それはそれは深いため息を吐いた。あのファミコンを拗らせた兄を宥めるのには、相当な苦労を要したのだと視線で訴える。

「何故こんなことをした」
『クォーツァーから身を隠すためだ』

力を失っていても、平成ライダーであった彼らはクォーツァーの格好の標的であった。だから措置として……別の時間軸へ閉じ込めることにした。あの家だからこそ、それを可能にできた。
オーマジオウは悪びれる様子もなく語る。

それを聞いた士は苦い顔を隠せない。
時間軸の狭間で、訳の分からない『1年』の籠城を強いられた。解放されたと思えば世界は50年も経っていて、さらには兄弟が最低最悪の魔王に成っていると言うではないか。総司の怒りはもっともだ。

416 :美しい、令和へ 2/12 :2019/08/26(月) 00:24:55.76 ID:QsO6aQ7N0.net
『それで。平成の次は何に』
「おい……」

大体解っているとはいえ、浦島太郎状態の兄に訊くことがそれか? 士は呆れてオーマジオウを見上げたが、弟を包む光の粒が大きくなっていることに気付いて目を伏せた。
――お前にとっては50年だ。声も随分と低くなった。それだけ待ち続けた便りだろう。だったら、

「初春の令月にして」

詠っている。門矢士が、低く、滑らかに。

「気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き」

静かに、清らかに。これから訪れる未来に、思いを馳せながら。

「蘭は珮後の香を薫らす……」

これから消えゆく世界とは思えないほど温かく、
波紋のように広がった音は穏やかな風に乗り、

オーマジオウへ届く。

「令和」

仮面の中で、オーマジオウこと常磐ソウゴの睫毛が戦慄いた。

『れ、い、わ』

ソウゴは、クォーツァーの平成破壊計画を阻止できなかった。
平成の世に生まれて築かれた文明、歴史、そして人間……。20人のライダーの力を総動員しながら、新しく覚醒した力で辛うじて存続させた世界は――ソウゴを決して赦しはしなかった。

417 :美しい、令和へ 3/12 :2019/08/26(月) 00:26:06.23 ID:QsO6aQ7N0.net
クォーツァー残党が紡いだ歴史は『オーマジオウこそ世界を崩壊させた最低最悪の魔王である』というもの。
奴らが犯した大罪を常磐ソウゴの汚名として着せ、50年。
現世で語られている歴史が史実とは限らない――というのは古今東西枚挙に暇がない話であるが。

たったひとり。
守ってきたこの世に憎まれながら、その瞳は何を見てきたのだろう。

『私ひとりでは、成し遂げられなかったことだ』
「……?」

ソウゴはふいに回れ右をして、今も崩れゆく仮面ライダーの巨大な石像に両手を伸ばした。
届きはしない。ただ大切なものに触れるように、空中でそっと包む。

独りではなかった。ここにずっと、仮面ライダーはいてくれた。

『感謝しているぞ。門矢士』
「ああ……」

祈っているようにも、縋っているようにも……慈しんでいるにも見えた。
士にはそれが、1年と少し前に行った花見を思い出すには十分な動作だった。
圧倒されるほど咲き誇った桜を前に、ソウゴはキラキラした瞳で舞っている花びらに手を伸ばし、そっと包んでいて――華奢な手首に巻かれたブレスレットが上下に揺れている。ああ、全くせわしない――

――士兄ちゃん、こんな穴場よく知ってたね! 俺こんなに綺麗な桜見たの初めてかもっ!

「昔みたいに、兄ちゃんとは呼んでくれないのか」

こんな言葉が口を突いた。
弟は、振り向きもしなかった。消えゆく身体をものともせず、ただ静かに佇むだけ。

418 :美しい、令和へ 4/12 :2019/08/26(月) 00:27:02.13 ID:QsO6aQ7N0.net
「とにかく帰るぞ」
『ならぬ』

踵を返しかけた士の身体が強張るほど、力強い否定であった。

『私は少々、関係のない民を消しすぎた』
「だから贖罪として消えると言うのか」
『そうだ。例え歴史が無くなろうと、己の犯した罪は覆せない』

赤い文字でライダーと描かれたその奥……。士は、仮面の中にいるソウゴに視線を向けた。既に身体の半分以上は消滅している。
実は頑固で1度決めたら曲げない弟だったのを思い出し、兄はげんなり顔を作って腕を組んだ。

突然オーマジオウに取り入り、2周目のソウゴを支えたウォズという男。奴はクォーツァーだった。
そのウォズがレジスタンスの隊長として紛れていた以上、他の残党もどこかにいたはずだ。
ソウゴは絶対に手を緩められなかった。

令和が来なかったこの地は、表向きは無元号でも――未だ平成80年でもある。

ソウゴが倒れたら(平成ダイソンだか平成駆逐砲だか平成補完計画だか知らないが)この世は今度こそ終わるのだ。
誰が、責められると言うのだろう。今や1周目と定義されたソウゴを、仲間もいなかったソウゴを、
この世界の最後の砦であったソウゴを、誰が――――

『知っているか。この世界の大叔父が、どう死んだのか』

失意のまま、病をこじらせて亡くなった。ソウゴは静かに、抑揚のない声で言った。以前の平成の世なら簡単に治せただろう、風邪が原因であった。それも己は清算しなければならないと。

『さぞ無念だったに違いない。両親を事故で喪い、おかしくなった子と気付いていながら。私をずっと非難できないまま……』
「それは違う」

419 :美しい、令和へ 5/12 :2019/08/26(月) 00:28:12.23 ID:QsO6aQ7N0.net
士はあらゆる場面を渡り歩いていた。情報は大体掴んでいる。
2周目とされる常磐ソウゴに、大叔父がどんな言葉をかけたのか――初めて叱ったときの声色も、表情も内容も――オーマジオウに至ったこの弟は知らないだけだ。

「死人に口なしとは先人が残した言葉か。……今のお前が大叔父を語るとは、な」

(初めから決めていたことだが)もう知ったことか。ぶん殴ってでも連れ帰る。
士の気配が解ったのだろう、ソウゴはその身でありながら臨戦態勢に入った。

『ディケイドの力無しで破壊するか……。見物だな』
「生憎、ディケイドは関係なくてな。破壊とは俺という存在そのものだ」

そもそもドライバーを手に入れる前から写心……もとい写真は歪んでいた。世界から拒絶され、異物として破壊を招くのは元からだ。(この世界の消滅を速めているのにも一役買っている)
額に右手を当て、念じる。一気に士とソウゴを囲うようにオーロラを出し、そのままドームの形状にして2人を閉じ込めた。
――忌み嫌っていた力だが、今ここで、弟のために使えるなら悪くない。

一帯の時間が止まるのが全神経でわかった。

が、そのまま解除された。

計算が狂ったな。今のソウゴでは、新たな反撃を放つほどの力は残っていないことも含めて。
「俺たちの次兄が天才なのを忘れたか」

<オーマジオウ・常磐ソウゴは、門矢士相手に>

コレだけでいいと士が書き足した言葉に、次兄は瞠目した。
俺を信じてくれ。必ず連れ戻す。――賭けではなかった。弟は先手で襲ってはこない。消滅によって能力の制限が訪れたとき、『時の王者』は最後に『その力』を使うだろうと……確信していた。

<時間を止めようと試みるが 止まらない。>

420 :美しい、令和へ 6/12 :2019/08/26(月) 00:29:18.27 ID:QsO6aQ7N0.net
……しかし、ZECTが消えたまでは解るが……だからって(助力ありでも)自前で『未来ノート』を作り上げるのは意味が解らない……時間停止無効の力まであるのは、もっと意味が解らない……
ああ、でもあのときから兄は、ソウゴ相手には全力でやれることをやってあげていたか。士は思う。

――ちょっとソウゴ、この花見会場見つけたの俺なんだけど?
――ウッソ戦兎が!?
――あのな? 兄ちゃんを付けなさいよ、兄ちゃんを。
――ごめんつい戻っちゃった。……えへへ、ごめんね戦兎にーちゃん?
――全く……ま、喜んでもらえてよかった。誕生日前だけどパーッとやろうな。
――んっふふ、パーッと? パーティーみたいに?

…………甘やかしを差し引いても、当然と言えるのかもしれない。

――あ、戦兎兄ちゃん誕生日といえば! 忘れてないよね??
――はいはい、ビルドウォッチだろ? この天才が忘れると思うか?

ソウゴは、それが最後の――――…………

あると思っていなかった目蓋を開けると、目の前には懐かしい一軒家が建っていた。
隣に士が並び立ったことで見上げる姿勢になる。そこでやっと、ソウゴは変身が解けたのだと知った。

「恨むなら俺を恨むんだな」
『……私は王。民が求めるなら、説明を果たす義務がある』
「…………立派なことで」

なるほど。単に己が年上になったからではなく、考えが変わったらしい。
仮面ライダーは絆で繋がった兄弟だ。その力を失っている人間は、総じて民になると。……理に適っている。兄と呼ばれないはずだ。
が、聞きたかった言葉とは程遠い。やはり50年着け続けた仮面は容易には剥がれないようだ。

……それは、哀しい。昔のように無邪気とまではいかなくとも、弟には笑っていてほしい。
だから破壊する。身勝手でもエゴでも、少しでも胸のしこりが取れるようにと祈って。

「ソウゴくん……!」

421 :美しい、令和へ 7/12 :2019/08/26(月) 00:30:18.33 ID:QsO6aQ7N0.net
穏やかで耳に馴染む、懐かしい声がした。ずっと昔に忘れて思い出せずにいた、あの優しい声。
ソウゴは息を飲んだまま動けなくなった。代わりに士がその方角を向き、小さく会釈をする。

『な……ぜ……』
「そういえばお前は体感したことがなかったか。この世界はどんなミラクルも起き放題……なんてな」

そんな無茶苦茶な。だが、記憶が時間を作るとは良太郎の弁であった。隣にいる士も、似たようなことがあって戻ってきた経験があると。正しい言葉なのだろうが……まさか。まさか。
未だ立ちすくむソウゴの背中を、士が押した。踏ん張りのきかなかった身体が自然とその人に向く。

ソウゴは、レジスタンスから向けられたどんな悪意よりも恐ろしいと思った。

『お、……じ、さん……」
「ソウゴくん……」

ぶわっっっと、何の前触れもなしに大叔父・順一郎の涙腺が決壊した。ぎょっとしたのはソウゴだ。(この場を設けた士も同じ反応をしたが、ソウゴは気付かなかった)
眼鏡を外して大号泣する姿に、ソウゴは声をかけるどころか周りでおろおろアワアワするしかなく……。それからすぐ、引き寄せられて抱擁されていた。身体が強張る。敵意がないと行動が読めない。

「信じてあげられなくてごめんね」

ごめんねソウゴくん。本当にごめん。
何十年ぶりに触れた人の温もりに、気が付けば視界が歪んでいた。眉を寄せてかぶりを振る。

……違うよおじさん、違うんだ。そんな言葉が聞きたかったんじゃない……

「おじさんの好きな時計も、……みんなが大切にしてたもの、何も守れなかった……。俺っ、」
「そうかもしれないけど……、でもソウゴくん、よく頑張ったね」

言い終わる前に押し潰されるほどきつい抱擁をされ、ソウゴの頬をとめどなく雫が伝った。

422 :美しい、令和へ 8/12 :2019/08/26(月) 00:31:39.04 ID:QsO6aQ7N0.net
それからしばらく、道端で、大の大人が男泣きしていた。
体中の水分が枯れるほど泣いたあと、大変なことになっている顔を一応整えて大叔父は微笑った。

「それじゃソウゴくん、ご兄弟のところに行っておいで。きっと待ってるよ」
「…………それは」
「それで、落ち着いたらご飯にして……そうだ! すき焼きにしよう。好きだったもんね」

常磐家では、祝い事があるとすき焼きが振る舞われていた。昔と何も変わらない温度で言われ、ソウゴは言葉を失う。脳裏によぎったのは、己が危害を加えた民――
そのとき、後ろからぐいっと首根っこを引かれた。顔を出したのは士だ。

「ああ、そうしてやってくれ。今度は兄弟で顔を出す」
「本当? 楽しみだなぁ。じゃあいっぱいお菓子とか! 用意しておかなきゃね〜」
「さすがに全員では行かないが……。だが、必ず」

それから士と少し会話をしたあと、大叔父はオーロラを通って帰っていった。これ本当に便利だねぇと、気の抜ける声で喜びながら。

「――お前はあれを無碍にするつもりか」
『私はその言葉に耳を傾けるつもりはない』
「強情だな……おかげで平行線だ」

1つ心しておけ。バナナは遠足のおやつには入らない。

まばたきの間に、ソウゴは人混みの中に放りこまれていた。老若男女が忙しなく交わり、それぞれの目的のために行動している。
よく見ると、人の手にはスマートフォンが握られていた。懐かしい。ソウゴは思わず息を吐いた。

「忘れるな。お前にとっては過去でも、こちらにとっては有りもしない未来ってことを」

声のした方に振り向いたはずが、ソウゴの視線はすぐさま天上に移動した。まるで金縛りにあったように動けなくなる。

423 :美しい、令和へ 9/12 :2019/08/26(月) 00:32:44.97 ID:QsO6aQ7N0.net
スカイツリー……!
近くで見るのは初めてだ。こんなにも美しい建物だったのかと、ソウゴは目を細める。青空をバックに堂々とそびえ立つ姿に、どうしてこんなにも感情が揺さぶられるのか。
平成の象徴だった。あの時代では折れて跡形もなく消えてしまい、すっかり過去のものになった――

「さっきの言葉は、過去のお前の受け売りだ。ウォズ相手だったか」
『若き日の、私が』
「ああ。この言葉を愚かだと思うか?」
『…………まさか。私からは生まれない発想だ』

確かに、歴史が変わろうとソウゴが民を手にかけたことは覆せない。が、それも未来のことで変わっていく事実だ……なんて、横暴も過ぎるだろう。何も知らないくせに他人事だと思って……。
だが何よりオーマジオウは、常磐ソウゴは、その男をよく知っていた。そう言ってしまうだろう『自分』に、未来を託したのだ。

士が手首を払い、2人は再びライダーハウス前に戻る。

「この瞬間を生きろ、ソウゴ。それが未来を変える奴らのためにもなる」

1つ、士には確信があった。2周目のソウゴとゲイツ・ツクヨミは、いつか必ず真実にたどり着く。

最低最悪の魔王になった経緯を理解して、2周目のソウゴは。
クォーツァーに扇動されていたと理解して、真っ直ぐすぎる未来人の少年少女は。

逆に、お前自身なら何を思う。その魔王は――独り罪を背負って、静かに消えたのだと知ったら。

『……勘違いをしているな。あの世界が消えた以上、ゲイツやツクヨミも存在しなくなる』
「俺が根本から破壊すればいい」
『さすが破壊者だ。……だが、それには及ばない」

若き日の私が寂しがるのは、見たくない――。
記憶が時間を作るとは、同じ時間を司る仮面ライダーの……『兄』の弁であった。

424 :美しい、令和へ 10/12 :2019/08/26(月) 00:34:03.00 ID:QsO6aQ7N0.net
「私を基点にし、あの子たちを繋ぎ止めてやれば……縁も復活するだろう」

あの世界の象徴・オーマジオウこと常磐ソウゴ。どれだけ分岐しようと因果は集約し、1つの歴史と化してしまう哀しい存在である――つい先ほどまでは。
逆手にとれば、特異点すら凌駕する修正力を発揮できる存在にもなる。
『過去の私ために、今を生きる』オーマジオウが久しぶりに負けた瞬間であった。が、その顔は晴々としていて、小さく笑っている。

「すまなかった。門」「兄ちゃんを付けろ」
「……間髪入れずに言うのか……。この歳の、このなりの老人にか」
「お前は弟だ。そんな外見になったくらいで、何も変わらない」
「…………いや。目を閉じて待っていろ」

ソウゴが言い終わる前に、眩い光が眼球に刺さって目蓋を下ろした。
それから程なくして士が目を開けると――服装こそオーマジオウの仰々しいナリだが――若いソウゴが立っていた。
ただ記憶にある1年前の姿とは違い、50年の積み重ねのおかげか表情は厳粛で落ち着いている。2周目の方に顔を出せば、裏ソウゴと勘違いされそうな風格があった。

「改めて礼を言う。……士兄ちゃん。本当に助かった」

あどけなさが残る声と言葉の強さのバランスに、士の頬が攣った。
どんなミラクルも起き放題とは言ったが(過去にコナンメモリだの時間改変だので幼少の姿になったので間違いではない)、
これがソウゴに備わっている力なのか、この場所の力なのか……士は判断できなかった。
そんなことよりも、もし前者だった場合を理解したくなかった。クォーツァーが諦めなかった場合、また若返るつもりだったのか? いや、まさか正気か? プチパニックである。考えるのやーめた。

「……落ち着いたら2周目のところにも行ってやれ。さすがにもう目の敵にはしないだろ」
「ああ。そうするつもりだ」

若き日の私が切り開いた、この美しい世に……祝辞を送らねばなるまい。
真の王の誕生だ。

祝え! ここからまた、始まるのだ。

425 :美しい、令和へ 後書き :2019/08/26(月) 00:35:01.81 ID:QsO6aQ7N0.net
あってはならない哀しい世界に変わりないが、
ゲイツが育って、ウォズが潜伏して、ツクヨミが追放された地である以上、無くてはならない世界でもあるよな……と。おじいちゃんを基点に、3人が戻ってくる縁が繋がればいいなと思った次第。
電王のギミックを参考に書いたつもり……が、説明下手で申し訳ない……。これからまた長文注意。

1周目ソウゴって、アナザーライダー発生してないんだよな…?
レジェンドの継承は大体こんなものだろうか。

1・円満な話し合い
2・自然発生する雑魚敵相手に共闘しながら絆を育む
3・俺を倒せるくらい強くなってこい

本編2話でウォズから語られた覇道を歩んだジオウ…って3の脚色?
これはこれで見たいなと思ったけど、経験値が少ないまま初戦がクォーツァー!? となって結果込みで勝手に鬱った。オーマおじいちゃん幸せになってくれ。

これで後書きは終わりです。ご閲覧いただきありがとうございました。

主題 美しい、令和へ 〜終〜

426 :美しい、**へ 00/?? (11) :2019/08/26(月) 00:37:20.04 ID:QsO6aQ7N0.net
新しく覚醒したジオウの力で、全滅は防いだ。
けど……1人でも民を不幸にした時点で、俺の負けだ。

*****

寒い。酸素が足りない。風があらゆるものを運んできて、眩暈がする…………
震えの止まらない身体を叱咤しながら、瓦礫の上を踏み歩く。今の惨状に目を背けるなと自分に言い聞かせる。どれだけ失った? 今何があって、何が残ってる? もっと知っておかな――「あ……」

かろうじて原型をとどめている家の屋根に、満開の桜の樹が引っかかっていた。
「……北の地域に、あったものかな……」こちらの桜は既に散って葉っぱになっているから。

ふと、1ヶ月前に行った花見が目に浮かんだ。本当に楽しかった思いがよみがえる。
――また来ような。来年はまた新しい兄弟が来て、もっと賑やかになる――陽だまりの中にあった優しい声が聞こえた気がする。けど、そんなものはただの幻だ。喉の奥が灼けるほど、痛い。

兄弟とは……もう会えない。巻き込むわけにいかないし、何より俺がここを離れるわけにいかない。
おじさんは無事かな……でも、確認しに行くのは怖い、から、やめよう。きっと、名前も知らない人の手当をしてくれてるはず……きっと…………

「ッ、こんなのじゃダメだ!」

やってる場合か。もっと苦しんでる人たちがたくさんいるのに、元凶でもあるのに、しっかりしろ。
拳を握りしめて思いっきり自分の頬を殴る。脳みそが揺れる衝撃と熱に視界がブレたのは一瞬で、むしろ前よりクリアになった気がした。痛みのおかげで震えもおさまった。
大丈夫。これで、いける。

427 :美しい、**へ 01/?? (12) :2019/08/26(月) 00:39:09.33 ID:QsO6aQ7N0.net
「とにかく、今はクォーツァーの脅威から残った民を護っていかないと……」

……俺は王になる。
偽りでも替え玉でも、ライドウォッチの入れ物でも、構うものか。
王になって、これから起こる厄災から……今度こそ世界を護ってみせる。

くすんだ空から変わらなくなったこの世界が、いつか青空の広がる世界に変わるまで。

俺は王になる。

『魔』と戦い続ける、

『王』になる。


副題 逢魔降臨暦 〜始〜


「俺があんな事する訳がないッ! 俺はッ……最高最善の魔王になるんだ!」
『フハハハハッ! その通りだ。

――私こそ、最高最善の 魔 王 』

428 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 00:51:14.05 ID:QsO6aQ7N0.net
(本編『ラスト』とは繋がってない)とまぁまぁ最重要な(シリアス注意)が抜けたな…すまない。

>>413 なんの前振りかと…。盛り上がればいいな。

かき氷の流れみんなGJが足りない!!
ペンギンかき氷機量産しててすごく笑ってしまった。一般家庭なら場所取りすぎるのに怒られない…

429 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 01:45:47.16 ID:Kp94WsPxK.net
>>414
泣いた。素晴らしい物語をありがとう
GJするにも語彙力が足りない
おじいちゃん、これからはこのスレでゆっくりしておくれ…

430 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 12:42:21.10 ID:w7xkmizdr.net
>>428
GJ!長編ありがとう!

431 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 16:51:26.60 ID:XeFc7z0n0.net
この一家、台所の守護神が両方寝込んだらご飯どうするんだろ?
真司が餃子作るのと、絋汰が戒斗をヘルプに呼ぶまでは予測つくんだが。

432 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 17:13:57.88 ID:oHzZ9zEA0.net
>>428
素晴らしい!!としか言えないぜ…

433 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 17:15:51.67 ID:oHzZ9zEA0.net
ソウゴだけじゃなくて兄弟たちみんなにお疲れさまと言いたいぜ

434 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 18:47:57.51 ID:uCmdfyPTM.net
>>428
大作GJ!グッときてしまった

>>431
率先してやるかはともかく士は料理できるね(ブレイド食堂)
あとはフィリップがレシピ検索にハマって台所から出てこなる姿が見える

435 :『新しい未来』1 :2019/08/26(月) 19:05:07.04 ID:iWILX+rT0.net
『ジオウ』終わったけど、ツクヨミの裏切りには事情があったんだろうなーってとこから膨らませた話を投下します
・登場するのは、ツクヨミ・ゲイツ・進ノ介・翔一・映司・士・霧子・剛。
・ポジティブなタイトルの割にしんみりした話で、ある意味タイトル詐欺。
・地の文あり。長め。12レス消費予定。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 「やっぱり…ここにいた」


 魔進チェイサーが、消滅した。
 ツクヨミを庇って。ゲイツの腕の中で。


 ツクヨミは、彼の友である剛に逢わなきゃとライダーハウス2号家に行ったのだが、そこに尋ね人の姿はなく。
 ゲイツと共に、剛がちょくちょくお邪魔するというライダーハウス1号家を訪れた。
 果たして、剛は…1号家の五男・進ノ介の部屋にいた。

 「……剛兄さん…」
 捜していた人物を見つけ、ゲイツが呼び掛けた。
 「 っゲイツ」
 驚いたような顔をしてすぐ笑みを返す剛に、ツクヨミは胸を痛めた。…驚いたふうな表情を見せたのは‘なにか’を誤魔化す為で笑い顔も取り繕う仮面のように思えて、剛が無理をしているのを感じた――その証拠に、彼の声は少し上擦っていた――から。
 「すまない」
 ゲイツが腰を曲げて頭を下げた。剛が作り笑いをするのも、作り笑いをしてしまう心理も、勘付いているだろうに見て見ぬ振りをして。
 真剣なゲイツに、何が…と漏らした剛もさすがにとぼけられないと思ったのか、気にするなよ、と言った。
 「だが…っ!」
 顔を上げたゲイツは剛に視線をぶつけ
 「…間に合わなかった……」
 足元に目を遣った。

 俯いているからその表情は窺えないけれど、ゲイツが自身の拳を爪が食い込む程に強く握り締めているのに気づいて、苦しくなる。

436 :『新しい未来』2 :2019/08/26(月) 19:05:42.37 ID:iWILX+rT0.net
 「私のっ… 私の、所為です!」
 堪らずツクヨミは叫んだ。
 「あの人は、私を庇って…アナザーディケイドから私を庇って…それで…」

 ―――悪いのはゲイツじゃない…っ
 彼は、自分を庇ったから、消えたのだ。だから…――頭を下げなくちゃいけないのはゲイツじゃない。

 だから、だから、
 「ごめんなさい…ッ」
 謝って赦されるものではない、けれど、何も言わずにいることはできない。
 だって…、

 「だから気にするなって」
 謝罪を続けようとして、遮られた。
 「あいつ――チェイスのことなら、もういいよ」
 そう言う剛の語り口が渇いている気がして、ツクヨミは唇を噛むと切り返した。
 「よくないッ!」
 「…っ……」
 こちらの勢いに怯んだのか剛が詰まっている隙に、胸の内を連ねる。
 「だって…っ、あの人はっ!スウォルツから、兄から、私を庇ったんだから…!だから、」
 ここでツクヨミは一呼吸 置いて。それから――
 「私の兄が、チェイスを討ったの…!!」
 絞り出すように告げた。

 謝ったって赦されるものじゃない。でもだからって、気にしなくていい.なんて…有り得ない。
 だって、
 彼を消したのは…――“私の”兄、なのだから。

 「あなたの友達を、手に掛けたのは…」
 私の、兄…と改めて言った途端、剛の表情が歪んだ。
 拙いことを言っただろうか…。(チェイスは剛の父によって一度 消されているが、そのことをツクヨミが知る由もないので剛のトラウマを刺激したなどと彼女にわかりっこなかった。)

437 :『新しい未来』3 :2019/08/26(月) 19:07:04.12 ID:iWILX+rT0.net
 「あんたが悪い訳じゃない。もちろん、ゲイツもだ。だからさ…」
 泳いでいた目をこっち側に寄越して剛はこう言った。
 「お前らが謝るのは筋違いだっての」
 視線が合わさったのはその一瞬で。
 剛はわざとらしく明るい調子で、んじゃそういうことで…と部屋を出て行った。
 「待って…!」「ツクヨミ」
 呼び止めようとするところをゲイツに制された。
 ゲイツの方を向けば、彼が黙ったまま静かに顔を横に振るのが、瞳(め)に映る。
 そっとしておこう。――口に出さずともゲイツがそう言っていると感じ取れたからツクヨミは倣うことにした。

 「なんか…ごめんな。ふたりとも、剛を気に懸けてくれてるのに」
 そう声を掛けてくれたのは、ここまで口を挟まず、ツクヨミとゲイツと剛の問答を見守っていたらしい進ノ介だった。
 「でも、来てくれてありがとう」
 真っ直ぐに伝えてくる彼が眩しい。
 「チェイスのことで、自分を責め過ぎるなよ。あいつは守り神だから。なぁ、霧子?」
 「えぇ」
 進ノ介と同じく静観していた様子の霧子が肯く。
 「チェイスは人を護る為に闘ったことがあって…私の命を救ってくれた仮面ライダーでもあるの。
  だからねツクヨミさん、チェイスがあなたを護ったのはチェイスがチェイスだから。チェイスは…護る戦士、人を救う戦士。
  チェイスがあなた達を助けたのは、彼の奥底に流れる人を護りたいという心から出た行動だと私は思ってる」
 「俺達が知るチェイスはそういう奴なんだ」
 チェイスへの揺るぎない信頼を示す霧子の弁を引き継ぎ、進ノ介が言い添える。
 「チェイスが誰かを護るのはチェイス自身の意思で、君達を助けて…、結果 消えてしまったけれど、
  それで、あいつは…チェイスは…本望だと思うんだ。だから…あんまり自分を責めないでくれよな」

 宥めるように言って、穏やかに笑む、から、ツクヨミは上手な言葉が浮かばない。――進ノ介の温かな眼差しが、ソウゴのそれと重なる。
 ゲイツも似た気持ちなのか、何も言わない。

 「まぁ…、チェイスにちょっとだけでも逢いたかったというのはある。俺、あいつの死に目に遭えてないしなー…」
 自分とゲイツが気遣われて逆に居た堪れなくなっていると進ノ介は察したみたいで、そんなことを言って。そして…、
 「でも、その辺は剛が頑張ってくれてるし。前を向いて走り続けていれば、きっとまた逢えると信じているからいいんだ!」
 いつかの未来で相棒と手を繋ぐんだって心に決めた映司みたいに、と茶目っ気を覗かせるものだから、ツクヨミは<この人、大人だな…>と感じるのだった。

438 :『新しい未来』4 :2019/08/26(月) 19:07:39.94 ID:iWILX+rT0.net
 「剛、今日は2号家に帰らないと思うんだけど、ふたりはどうする?夕飯くらい食べてく?」
 進ノ介に訊かれて、ツクヨミ達は遠慮したけれど、

 帰ろうと玄関に向かうゲイツの服の裾を掴んだ。
 「どうした?」
 振り返るゲイツにツクヨミは、うん、とひとつ頷いた。
 「私、話がしたいの…。その、火野映司さんと翔一さんと、あと…門矢士…」
 そう答えたら、ゲイツは、ん、と一言だけでそれ以上は追究してこない。

 口出し無用でお願いしたいこちらの事情を汲んでくれたみたい。こういう、心の中に深く踏み込まないとこが、思慮のあるゲイツらしいと好ましく思う。

 何だか申し訳なくて、先に帰ってもいいよ、と言えば、いや…、と返ってきた。
 「俺はツクヨミの護衛を頼まれたウォズの代理だ」
 ウォズは当てにならん、と口をへの字にするゲイツに、ツクヨミはクスッと笑う。
 「そっか。じゃあ、待ってて」
 土間に腰掛けるゲイツを見止めてツクヨミは踵を返した。

439 :『新しい未来』5 :2019/08/26(月) 19:10:05.75 ID:iWILX+rT0.net
 まずは、十二男・映司の処だ。

 映司の自室の前に立ち、戸を叩く。
 はーいという軽快な声と共に、ドアが開いた。
 「…えーっと、あの、私…――「君は…ツクヨミちゃん、だよね?」
 どこから話せばいいかしどろもどろになったツクヨミは、どうぞーと促され、中に入った。
 「こうして、顔を突き合わせて話すのは、初めてかな??俺は火野映司」
 ツクヨミが用意された座布団の上に腰を下ろすと、一応、自己紹介するね、と彼は言った。人のよさそうな笑みを添えて。
 映司がもたらすほんわかとした雰囲気に安心して、ツクヨミは切り出した。
 「湊ミハルのことなんですけど…」
 ミハルと親しかったという映司に彼の人の話をするのは心苦しいのだけど、


 『過去に介入するなんて、君が一番やっちゃいけないことだ』。――ミハルの台詞がツクヨミの脳裡を過(よぎ)る。

 『今すぐ俺と帰ろう』。
 私を迎えに来たと言った湊ミハル。
 『アルピナ』。
 彼は、私の本当の名前を知っている。
 『自分が時を司る一族の末裔だってことは覚えてる?』。
 レジスタンスをしていた頃より前の記憶がない私の過去も知っていた。
 『君達はオーマジオウのいる未来からやってきた。
  そんな君達がここにいたら、常磐ソウゴがオーマジオウになる未来が決定ってことになっちゃうんだ』。
 私達がこの時代にいることがソウゴや未来の為にならないと忠告をくれた。
 『スウォルツから君の力を取り戻そう。そうすれば君は帰れる』。
 もう少し時間をくれないか頼んだら、わかったって、ソウゴに出会って初めて未来に希望を持った私達に力を貸してくれた。

 なのに…、湊ミハルは…。ソウゴから聞かされた、彼の最期。
 もしも、迎えに来た彼の言う通りに、自分の時代に帰っていたのなら。ミハルは…――

440 :『新しい未来』6 :2019/08/26(月) 19:10:45.67 ID:iWILX+rT0.net
 「ごめんなさい…」
 映司に合わせる顔はないけれど、逃げたくない。
 「ツクヨミちゃん、顔を上げて」
 頭上から降ってくるやわらかな声色に、ツクヨミは姿勢を直す。
 「ソウゴにも言ったんだけれど…謝らないで。君の所為じゃない」
 「でも…、」
 「ツクヨミちゃんも、ソウゴも、悪くない。誰も悪くない。ミハル君は皆の明日を守る為に戦ったんだ。
  そりゃね、欲を言えば、逢いたかったよミハル君に。
  だけど、彼は皆の明日を守る為に戦った…戦って、その結果、君が生きている。君が、ここに在(い)るんだ。
  だからね俺、ミハル君のこと誇らしく思うよ。 
  それに、もう逢えないって決まった訳じゃない。いつかの未来で、逢える」
 にっこり笑ってそう言えるこの人のことを、ツクヨミは強いと思った。
 「悪くない。ツクヨミちゃんも。ソウゴも。誰も、悪くないんだ。だから…ね?」
 やさしく微笑む映司に気圧されて、ツクヨミは相槌を打った。
 ら、その様を見てうんうん首を振る満足気な映司に
 「ツクヨミちゃん、いつでも遊びにおいで」
 またね、とにこやかに送り出された。…送り出されてしまった。

 唐突な展開に、ちょっと戸惑う。
 心は幾らか軽くなった、けれど、何も言われなかった。大丈夫かとか落ち着いたかとか何も。問われた処で、平気です――平気でなくても――としか答えないけども。それにしたって、確認がてら訊くのが自然という気もする。

 不意に振り向けば、その人はやはり和やかに笑っていて。
 人好きのするその笑顔と全てを受け容れるような空気感に、安らぐと同時に底知れなさを感じて、<器のあるとこはソウゴに似てるわね>とツクヨミは小さく笑った。

441 :『新しい未来』7 :2019/08/26(月) 19:12:03.94 ID:iWILX+rT0.net
 次は、十男・翔一の元へ。

 彼は台所にいた。
 「翔一さん」
 呼び掛けると
 「やぁ、ツクヨミちゃん。いらっしゃい!」
 笑顔を向けられた。
 「あのですね、私の本当の名前がわかったんです」


 『私…どんな過去でも、受け止めてみせます!』。――以前、翔一に宣言した自分の言葉を思い返す。

 『ホントは違うんだよね。本当の名前は沢木哲也。俺も記憶を失くしたことがあったんだ。そして気づいたら凄い力を手に入れてた』。
 『記憶とか力とかあってもなくても、俺は俺だから』。
 『仲間達だって、君が君だから仲間になったんだ』。
 自分が何者なのかということで不安になっていた私の、心の靄が晴れたのは、この人のお蔭だから…

 だから、――言わなきゃ。伝えなきゃ。自分の本当の名前。


 私の本当の名は…「アルピナ、です。それが私の本当の名前。私…アルピナって言うんです本当は」
 ツクヨミが意を決して告げた本当の名前。
 「へぇ〜」
 けれど、翔一からは何とも気の抜けたものだった。
 それどころか…
 「あ、そうだ!ちょうどよかった。これ、家で採れたナスやトマトなんかを使って作った夏野菜カレーなんだけど…ツクヨミちゃん、」
 味見してくれない?ときた。
 「…え、とー、味見するのは構わないんですが…私の名前はアルピナというのが本当で…」
 再度 言ってみるも
 「ふーん、そう。で、食べてみて?どうかなツクヨミちゃん?」
 相手はさらっと流して、おいしい?と更に迫ってくる。

442 :『新しい未来』8 :2019/08/26(月) 19:12:36.49 ID:iWILX+rT0.net
 「翔一さんッ!」
 「何よ」
 つい声を荒げると、彼はきょとんとした。
 ツクヨミは脱力しながらも、
 「私の話、聞いてます…?」
 翔一の方を見た。
 「うん、聞いてたよ。だけど、俺が知ってる君は、ツクヨミちゃんだから。え、なに、君は“ツクヨミ”と呼ばれるのは厭なの?
  俺は沢木哲也がホントの名前だけど、その名で呼ばれるのはしっくりこないっていうか…翔一って方が馴染みがあるっていうか…。
  君は違うの?“ツクヨミ”じゃなくて“アルピナ”って呼ばれた方が君の中で据わりがいいの?」

 !――指摘されて、動揺して、
 「………」
 口籠る。


 そういう訳じゃないけれど。でも…、だけど…、そうでも思わなくちゃ…、誰かにそう呼んでもらって…自分はアルピナ、ツクヨミでなくアルピナなんだって、自分に言い聞かせなくちゃ…――私、


 「ツクヨミちゃん、最終決戦前だけど一足先に…夏カレーサマー(おつかれさまー)!!なんちって…」
 「……?!」
 急に黙り込んだ自分を意に介さず、ダジャレをぶち込む翔一にツクヨミは固まる。
 「もうーっ、そこは『夏とサマーでダブってるじゃん!』ってつっこむとこだよーツクヨミちゃんー」
 えぇぇぇえー…――それは無理。無理だ。そんなツッコミ、無理。

 <マイペースな処はソウゴとそっくり>なんて、思いつつ、ツクヨミはコホンッと咳払いして。
 「翔一さん、」
 再び、話し掛けた。
 「あなたが私を何と呼ぼうがあなたの勝手ですけど…私はアルピナです」
 「え…」
 困惑したみたいな彼を放って、口早にごちそうさまを言うと、ツクヨミは
 「ありがとうございました」
 ぺこりとお辞儀して、翔一の目を見ずに――見れなくて――、背を向けた。

443 :『新しい未来』9 :2019/08/26(月) 19:15:05.66 ID:iWILX+rT0.net
 最後は、十四男・士だ。

 「オーロラカーテンを使えば、いつでもどこからでも出現できるんでしょう?」
 殺風景な、自称“通りすがりの仮面ライダー”の部屋で、ツクヨミは訴え掛けた。
 「……まったく、何の用だ?」
 音もなくすーっと姿を現した士が煩わしそうに問う。
 不機嫌に思える彼の態度は表面だけだともう知っているツクヨミは、気にせず用件を言った。
 「あなたに、伝えたいことがあるの」
 片眉を上げて続きを促す士を見、ツクヨミはそっと息を吐いた。
 「どうして、あなたは私を庇うの」
 「何だ、藪から棒に」
 「一度や二度じゃないわ。この前なんか…私を庇って、死んじゃったじゃない」
 「だが、いまは生きてる。こうして。
  …仮面ライダーはひとつの世界にひとりしか必要ないとしても、この俺――門矢士は、どこの世界にも必要.だからな。
  存在そのものが俺の存在意義だ」
 「茶化さないで…!」
 両手を挙げ肩を竦める士に、もういいわ、とツクヨミは話を進めることにした。

 「別に問い詰めるつもりはないの。
  あなたには感謝しているもの…申し訳ないとも思ってる」
 「…お前、何が言いたい?」
 「いま言った通りよ。
  私を庇ったばっかりにあなたがたくさん怪我をしたことにごめんなさい と
  あなたのお蔭で私は無事だってことにありがとう を伝えないと…と思ったの。
  一度ちゃんと伝えなくちゃ、って…。それが、私があなたに伝えたいこと」
 「随分とまぁ殊勝なことだな」
 「何とでも言って」
 訝しむ彼にツクヨミは投げたが、直後ほくそ笑んでこう付け加えた。
 「あなたが私を助けるのは、私が“鍵”だから。でしょう?
  私がこの時代(ここ)にいること自体が、時空の歪みそのもの なんだものね。
  私はこの世界の崩壊の鍵となる存在、だからあなたは私を死なせまいとした。…そういうことよね?」

444 :『新しい未来』10 :2019/08/26(月) 19:15:40.62 ID:iWILX+rT0.net
 士は多分、誰かが傷つくのを素知らぬ顔で行き過ぎることのできない人。けれど、それを真正面から発信できない人。だから、

 守ろうとして助けてくれたのじゃない。しょうがなく庇っただけ。そういうことにしてあげる。
 人が傷つくのを見過ごせないくせに悪ぶってしまうあなただから、そういうことにしておくわ。


 ツクヨミは敢えて、助けたくて助けた訳でないってことよね?と言い放ち、士の顔を覗き込んだ。
 頭の回転が速いであろう士のことだから、もしかしたらツクヨミの発言が‘敢えて’のものと悟ったかもしれないけれど、
 そんなのツクヨミにはどうだっていい、から、スルーする。

 それから…
 「本当にありがとう」
 笑みを零して。
 「ごめんなさい」
 最後に、言い置いて。

 ツクヨミは、優しさをストレートに出せない捻くれた世界の破壊者に手を振った。


 これから私は…門矢士の計画を、――台無しにする。

 『あなたは知ってたのね、スウォルツが私の兄だって…』。『俺も気づいたのはちょっと前だけどな』。
 『お前はこの時間にいちゃいけないんだ。俺と同じくな』。
 士の言った科白を噛み締める。

 私はこの時代(ここ)にいてはいけない。ソウゴの為に、この世界の未来の為に。…そして――この時代にいたいと望むゲイツの為に。
 私の在(い)るべき時間(ばしょ)はこの世界(ここ)ではない。だから…、――消える。スウォルツ(兄)諸共、私は消える。ソウゴじゃなく、私が…
 だいじょうぶ。平気よ。私はアルピナ、ツクヨミでなくてアルピナ。ツクヨミは、本当は存在しないのだから…消えても問題ない。本来、存在しないなら…――消えるも何もない。大丈夫。

 ツクヨミは深呼吸して、ゲイツが待つ処へ急いだ。

445 :『新しい未来』11 :2019/08/26(月) 19:19:19.65 ID:iWILX+rT0.net
 ツクヨミとゲイツは、ライダーハウス1号家を後にし、逢魔が時(=黄昏時)のなかを歩いていた。
 「話はできたのか」
 「うん」
 ツクヨミは、問い掛けるゲイツに一言だけ返した。…思慮深いゲイツは、案の定、根掘り葉掘り訊いてこない。


 前を向いている彼の横顔を見ながら、遠くまで来たものだ、とツクヨミは思う。

 レジスタンスの頃から一緒だった。ここまで共に闘ってきた。ゲイツは、同じ目的の為に、闘ってくれた“同志”。
 同じ目的に向かってずっと一緒に歩んできて、いまは並んで道を歩いている。
 ゲイツは、四角四面でお人よし。戦士なんか向いていない。
 友を亡くして、涙が枯れる程に哀しんで苦しんで…そんな未来を変える為、――現在(ここ)へ来た。
 そして、ソウゴに逢って。友達になった。ゲイツに友と呼べる人がまたできたことが、ツクヨミは嬉しい。

 『俺達は逃げたんだ…自分達の時代から…。ツクヨミ、帰ろう…俺達の時代に』。
 『俺は…そんな未来から逃げ、この時代に来た。帰らなきゃいけないのはわかってる…でも俺は!
  この時代で生きていきたいんだ!おまえと一緒に!!新しい未来を創っていきたいんだよ!!!』。
 真面目で頑固で甘いゲイツが、こんなに思い詰めるくらい、ソウゴとの友情を感じていて。それを認めたのに、やっと認めたのに、ここでソウゴが消えてしまったら……
 させないっ!そんなこと…!


 「今夜ね、【女性ライダーの会】に招待されてるんだ」
 努めて明るく言えば
 「そうか。よかったな」
 端々に思い遣りを感じる声色。
 「私も変身できるようになった…力が手に入ったのよね」


 世界を護る為には、その世界の王になる必要がある。王に匹敵する力を持っているのが仮面ライダーで、ひとつの世界にライダーはひとり。
 スウォルツとアルピナが在(い)た世界にはライダーはいなくて、その世界はいずれ消滅する未来が待っていた。
 それを阻止すべく、ツクヨミをライダーにするというのが門矢士の作戦だけれど、

446 :『新しい未来』12 :2019/08/26(月) 19:25:05.90 ID:iWILX+rT0.net
 スウォルツの企みで、‘この’世界に時空の歪みが生じ、遂にはジオウの世界の崩壊が始まってしまった。
 士は、ジオウの世界はもう手遅れだと斬って捨てて、この世界を破壊しようとしていて。
 ソウゴも、自らが生きてきた‘この’世界を、見捨てる腹積もりでいる。…おそらく、自身の命さえ投げ出す覚悟で。

 そんなの、いや。ソウゴが犠牲になるなんて…だめ。
 《この世界を救うのは無理でも、この世界の人々は助ける》のが、この計画の一番の目的。だったらソウゴも助けなきゃ。ソウゴだって、この世界に生きるひとりなんだから。ジオウの世界の崩壊を止められないのなら、せめて…――ジオウの、ソウゴの、命は護りたい。

 ツクヨミは、腹を決めた。ソウゴの犠牲なしに、この世界ごと、スウォルツを討つのだ、と。
 それを実行できるだけの力が、いまの自分にはある。

 ライドウォッチを託してくれたソウゴに感謝する。自分をライダーにしてこの計画の戦力に加えてくれた士に感謝している。
 それと…

 「俺は救世主と言われてもピンとこなかった…」
 ぇ…――隣から漏れ聞こえた呟きに、ツクヨミはゲイツの方を見遣った。
 「だが…いま、ふと思った。救世主はおまえだ、ツクヨミ。おまえがおまえの世界の救世主になるんだ」
 ゲイツが、曇りのない瞳(まなこ)でこちらを見ている。
 だからツクヨミも迷いがなくなって、じゃこういうのはどう?と内緒話をするみたいに囁いた。
 「私は私の世界の救世主になるから…ゲイツはこの世界の人の救世主になって」
 ね、いいアイディアでしょと微笑んだら
 「あぁ…悪くないな」
 彼も微笑みを返してくれた。


 『この時代はもう、俺達の時代だ』。
 ここまでずっと共に歩いてきてくれた“同志”に感謝して。
 ―――私が、終止符を打つ。
 この世界の人達と私が在(い)た世界を、ソウゴの命を、ゲイツの心を守れるなら…この身が滅ぶのも――本望よ。
 兄(スウォルツ)と刺し違えてでも、新しい未来への架け橋になれれば…


 辺りは、陽も落ちてすっかり昏くなっている。見上げた空には、月が輝いていた―――。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
以上です。
この後、ゲイツは女性ライダーの会の会場までツクヨミを送り届けてから2号家へ帰ります(という補足)。
乱文、失礼しましたー

447 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 20:19:00.02 ID:uUTFmhnO0.net
ジオウが作った新世界にて

ウール?「そこの長いストールのおっさん!」
ウォズ「ウール、なのか?」
ウール?「は?僕は漆原羊(うるしばらよう)だよ!
何で僕の幼稚園時代のあだ名知ってるの?」
ウォズ「えっと、それは。」
士「大体分かった。お前、漆原のストーカーだな?」
羊「門矢先生!ストーカー怖いから守ってぇ!」
士「ほら、あそこで尾浦ヒカリ部長が待ってるから、さっさと行け!」
オーラ?「周防先生のシスコン疑惑追うって言ってたでしょ!さっさと行くわよ!」
羊「はーい!」

士「タイムジャッカー三人は普通の人間として組み込まれたみたいだから安心しろ。」
ウォズ「でも、何だか寂しいな。我が魔王が楽しそうだから良しとするか。」
士「良しとしとけ。」

因みに周防先生=スウォルツ。
両親が海外生活だから、寂しさの余り妹のツクヨミにめちゃくちゃ甘いのであった。
周防「妹よ、今日の夕飯はお前が好きなスンドゥブだぞ!」
ツクヨミ「今日は常磐君や明光院君とタコパって言ったじゃない!一人で食べて!」

448 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 20:26:52.02 ID:QsO6aQ7N0.net
GJ! 素敵な話を書いてくれてありがとう。登場人物の優しさが随所にあっていい……。
ツクヨミの覚悟とか、ああこのヒロイン好きだな…って思ったよ。
また本編見返したくなってきたな。

449 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 20:35:47.63 ID:Pa+mMldnM.net
>>446
大作GJ…!
ツクヨミの思いや決意が、すごく心を打ってきました。
キャラクターの再限度が尋常じゃない……!!

>>447
学園ジオウにほのぼの。
本編では見られなかった兄妹の姿にほっこりしました。
そして士は…もう…何でもアリだなw

450 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 21:38:12.45 ID:jpJW7SbB0.net
>>447
GJ!ほのぼの系好きだー。

451 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 21:42:16.19 ID:snc/mHUA0.net
素晴らしい作品が多くてGJが追いつかない
本当にありがとうございます!

>>447
そういえば某所でマゼンタの服ばっか干してる家を士の家って呼んでたの思い出したw
スウォルツさん、王位とか力とかの問題がなければ本来は妹に甘いから本編であっさりツクヨミに刺されたと思っていたので、平和な世界で遠慮なくシスコンになっててほしいなぁ

452 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 22:00:42.82 ID:F/1z2loX0.net
>>428>>446もGJ!!
どっちも切ないよう。みんな幸せになってほしい!

453 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 22:20:59.89 ID:F/1z2loX0.net
過去スレ見てたらこのネタは最近見てないなと思ったので一つ。

『残暑お見舞い申し上げます
 さて、先日伺った時にはお二方共にジョーカーの存在が消えてしまいバトルファイトが不成立になってしまったことを非常に残念に思っておりました。
 ところが最近またお二人のジョーカーの存在を感知いたしましたので、バトルファイトを再開させたく思います。思う存分戦っていただき今度こそ正しい形での決着がつくことを切に願います。
 それではよいバトルをお楽しみください。決着がつくときを楽しみにしております。
それでは失礼します。
統率者』

一真「うえぇ」
晴人「ねじれこんにゃくなんだって?」
一真「バトルファイト再開するって・・・」
晴人「あー、ソウゴの?」
一真「そう。ソウゴの物語に関わったことで俺らのジョーカーの力なくなったじゃん。いや、このスレ的には抑えられた?隠された?」
巧「スレ言うな!」
一真「うん、まあ。でもさ、ソウゴがジオウの歴史を書き換えちゃったから俺らの物語ももとに戻っただろ?で、戻ってきたジョーカーの力にねじれこんにゃくが気が付いちゃったみたいで」
ソウゴ「俺のせい?」
一真「いや?ソウゴは悪くない。今まで通りの状態に戻っただけだからな。俺も始も何も変わらないよ。だから大丈夫」
ソウゴ「うん・・・」



ねじれこんにゃくからの手紙ネタ、しばらくなかったみたいだから、ジオウが歴史をリセットさせた今の状態にひっかけてみた。

454 :名無しより愛をこめて :2019/08/26(月) 23:45:01.98 ID:Kp94WsPxK.net
一真「あれ、便箋がもう一枚…」

『追記
 来年はいよいよ東京オリンピックです。
 観戦に行きますので、バトルファイト再開はオリンピック終了後に宜しくお願い致します』

一真「相変わらずだな…」

チケット当選済みのねじれこんにゃく

455 :記憶者1/8 :2019/08/27(火) 00:31:26.90 ID:UgB81hjH0.net
ジオウお疲れ様の波に乗じて。
本編終了後1度もまだソウゴはライダー家に帰ってない。
ソウゴは高校通学期間はクジゴジ堂から通学している(週末帰ったり放課後寄ったりとかはしてる)設定
スウォルツは先生、オーラウールは後輩
このスレ的にはみんな生きてる(リセット後世界)でありながら本編記憶共有がなされているといいなって思って。
ジオウはループしていてその全てをウォズは知っているって解釈です。というか細かいことは気にしないの精神でお願いします。

普通の高校生常盤ソウゴは、幼いころ不慮の事故で両親を失い、遠縁の叔父の下で暮らしていた。
今日も、通学路の坂道を仲間たちと駆け抜け登校する。騒がしい同級生に、大人びた後輩たち。学校につけば、教師である、騒がしい同級生のうちの1人の兄が、また遅刻だぞと苦い顔をして待っている。
これは、普通の高校生常盤ソウゴの日常……

ツクヨミ「ねぇソウゴ、今日もクジゴジ堂寄っていっていい?」
ゲイツ「おい、あそこはソウゴの叔父の時計屋だろ。そう頻繁に出入りしたら店の迷惑になるだろ」
ソウゴ「いいよ!叔父さんも喜ぶと思うし、あんましお客さん来ないし!」
ゲイツ「さらっと酷いことをいうな」
ソウゴ「でもゲイツもおじさんのお菓子好きでしょ?」
肯定の言葉はないが、否定もしない。
こうして3人でクジゴジ堂--ソウゴ宅に集まるのが日課であった。
ある時はテストで3点をとったツクヨミの追試対策に、ある時は叔父の作りすぎた料理やお菓子を消化するために、ある時は--理由がなくとも、そこに3人は集まった。

456 :記憶者2/8 :2019/08/27(火) 00:32:12.30 ID:UgB81hjH0.net
順一郎「やぁみんないらっしゃい。今日もみんな来ると思ってね、クッキー、焼いておいたよ」
帰るなり、焼き菓子と紅茶のいい匂いが3人を出迎えた。
ソウゴ「やったあ!いっただっきまーす」
ゲイツ「待て手を洗うのが先だ!」
ちゃんと手を洗い、自然とそれぞれの席についた。
ツクヨミ「んーーーおいしーーーーー」
順一郎「あぁよかった。おかわり、あるからどんどん食べてね。そうだはちみつももってこようか。紅茶にいれると美味しいよ。待っててね」
ゲイツ「ツクヨミ、そんなにがっつくやつがあるか」
ツクヨミ「うるさいわねーーゲイツってばいっつも小言ばっかり言うけど、お皿に一番キープしてるのゲイツだからね」
ゲイツ「これは違う、その」
いつも通りのやりとりをする2人。ははは、と笑うソウゴ。
ソウゴ「うん、美味しいね。--も、」
と、何かを言いかけてソウゴはふと我に返る。
--もどう? 多分、そう言いかけたのだ。
ゲイツ「今、なんて言った?」
ソウゴは自分でも、自分が何を口にしようとしたか、分からない。
順一郎「ん?どうしたの」
そこに、はちみつをもって戻ってきた叔父が戻ってきた。
きっと、おじさんもどう? と言おうとしたのだろう。
ソウゴ「あーいや、なんでもないよ、おじさん向こう行ってたのに、おじさんにクッキー食べなよって言おうとしてた」
順一郎「そっか、じゃあおじさんも食べちゃおうかな」
そうして、4人は机を囲みティータイムを楽しんだ。

457 :記憶者3/8 :2019/08/27(火) 00:33:31.27 ID:UgB81hjH0.net
(もし規制かかったら避難所にて…!)

順一郎「そうそう、ソウゴくん。今日の夕飯から揚げにするからさ、鶏肉買ってきてくれない?」
ツクヨミ「から揚げ!いいなあ!」
順一郎「ツクヨミちゃん達も、食べてくかい? そしたらいつもより多めに買ってきてよ。みんなで買い物行ってきて」
ゲイツ「任せてください」
誰よりも早く、ゲイツが返事をする。その返事を皮切りに、ソウゴ達は立ち上がって買い物に出た。
ソウゴにとっては、肉屋までは小さい時から買い出しに行き慣れた道。何を確認するでもなく、自然と3人は歩き進む。慣れた道を、歩き、歩き……
Y字路の分岐道で、ソウゴだけが違う道に足を踏み出した。
ゲイツ「おいソウゴ、どうした。そっちじゃないだろ」
ソウゴ「あーいや、そうなんだけど。なんかさ、今日こっちの道行きたい気分なんだ。行ってみない?」
ゲイツ「遠回りになるぞ。帰りも遅くなって夕飯も遅くなるじゃないか」
ソウゴ「いや、なんかこっち行きたくなったんだよね」
ツクヨミ「ちょっと鶏肉どうするの」
ソウゴ「じゃあさ、2人は買い物行っててよ。すぐ戻るから!」
何に突き動かされているのか。ソウゴはじゃっと言って早々と二人を背に道を急いだ。
置いていかれたツクヨミとゲイツは顔を見合わせ、ジャンケンで負けた方が、ということで負けたゲイツがソウゴを追いかけた。

458 :記憶者4/8 :2019/08/27(火) 00:34:55.61 ID:UgB81hjH0.net
どうしてだ。ソウゴはあまり使わないはずのこっちの道に自然と歩き出し、そして慣れた足取りで進み続ける。
どこに向かっているんだろうか。分からないままに、でも当然のように、歩き続ける。
そうして、たどり着いた街。その街の境界に足を踏み入れた、その時。

常盤ソウゴは、全てを思い出した。

仲のいい後輩たちは、かつては自分の敵で。
愉快な叔父は、自分との距離感を測りかねていて。
大親友は、未来から自分を止めに来ていて。
頼れる先生は、妹の命を手中に収めていて。
自分は、最低最悪の魔王から、最高最善の魔王になろうとしていて。
そして、自分には、たくさんの兄弟がいて。

ゲイツ「……おい『ジオウ』、どうなってんだ」
ソウゴ「……ゲイツも、思い出した?」
ゲイツ「あぁ」
ソウゴ「ごめん、ちょっと『うち』寄ってくる」

459 :記憶者5/8 :2019/08/27(火) 00:35:39.58 ID:UgB81hjH0.net
全てを思い出し、ソウゴは兄弟たちが待つ『家』へ急いだ。
ただいま、と半ば緊張しながら扉を開ける。
戦兎「おっかえりー」
いつものパーカーを着て、頭を掻きながらもさもさと次兄が出迎えてくれる。
ソウゴと反して緊張感のない出迎えは、さながらに帰るのが当然の『家』そのものであった。

戦兎「そろそろ来ると思ってたんだよねぇ。天才のカンってやつよ」
ソウゴ「ねぇ、他の兄さんたちは」
戦兎「翔一なら菜園に出てるからすぐ来るだろうし、総司は買い物。あとはまあ、いつも通り。分かるよね?」
ソウゴ「うん。全部、全部思い出したよ」
戦兎「よかったよかった。いやぁーこれでソウゴが本当に2018年をもう1度やるってんだったら、もう一度迎えに行かないとかあーとか思ってたんだよね。改めて、おかえり。ソウゴ」
ソウゴ「ただいま」
戦兎「今日はすぐ帰るっしょ? 明日も学校だろうし」
ソウゴ「そうなんだけど、その、どうして」
何から言えば、聞けばいいか分からない。その戸惑いが「どうして」の一言に凝縮される。
戦兎「んー何に対するどうして、かは置いておき。
言えることは、この町と仮面ライダーの絆の前では、どんなミラクルも起き放題、ってやつよ。
光太郎おじさんだってその時不思議なことが起こったで解決するっしょ?」
ソウゴ「その言葉、父さんに聞かれたら説教されるんじゃない?」
戦兎「その前に総司だな」

460 :記憶者6/8 :2019/08/27(火) 00:36:56.52 ID:UgB81hjH0.net
前に戦兎と会ってから実際にはそう時間は経ってないのかもしれない。
けれど、世界を改変したソウゴには長く、ともすればはじめましてになりかねないほどの時間の流れを感じていた。
その体感を打ち砕くくらいに、戦兎との会話はまさに兄弟のそれであり、2人は談笑を交わした。
似たような経験をした、戦兎だからかもしれない。
戦兎「いやぁ、にしても、頼れる身内が、最後まで頼もしい身内でよかったネ……」
ソウゴ「わぁ兄ちゃん目が死んでる。
あのさ兄ちゃん。うちに、この町に帰ってきてさ、色々思い出したんだけど、俺、兄ちゃんにお礼言いたいんだ」
戦兎「ん?何でも言ってみなさい。褒め言葉は大歓迎」
ソウゴ「良太郎もなんだけど、スーパータイムジャッカーが歴史を変えようとしたとき、兄ちゃんさ、覚えてる人間が1人いればいいみたいなこと言ってたよね。
歴史ってさ、その歴史を見てた人がいなきゃどう後世に伝わるか分からないし、折角やったことも無になることだって悪になることだってあるんだよね。
俺はここに来るまで、自分の闘いの記録を無の状態にしてたんだよ。なかったことにした。ゲイツや、ツクヨミたちとの思い出も、何もかも。
でも、その選択をとるって、決断できたのは、俺を、すべての歴史を知ってる人がいたからなんだよね」
口を開くのは野暮だと、戦兎に言葉はない。ただ、優しくソウゴが語るのを微笑んで聞いている。
ソウゴ「勿論、兄ちゃんたちが見守っててくれるってのは分かってたよ。でもそれ以上にさ……」

クジゴジ堂で感じた欠乏感。町に入って思い出した、自らを王と呼び付き従う従者の存在。

461 :記憶者7/8 :2019/08/27(火) 00:37:51.75 ID:UgB81hjH0.net
ソウゴ「多分、ウォズは全部分かってたんだよね。
ウォズなら、俺の、俺たちの闘いの全部を記憶しててくれて、語り継いでくれるって。
ウォズがいて、戦兎兄ちゃんがあの言葉をくれたから、決断することができたんだ。
だからさ、ありがとうって」
戦兎「どういたしまして。
……さっ、俺への言葉はまた改めて、お帰りパーティーのときにでも聞くとしてだ。
早く、行って会ってあげなよ。自分だけが記憶してて、周囲から忘れられてるって、結構しんどいんだぜ?
総司たちには俺から言っておくから」
ソウゴ「うん! 行ってきます」
戦兎「いってらっしゃい」
玄関で両手に野菜を抱えた翔一と入れ違いになり、翔一はまた帰っておいでねーと、戦兎に次ぐ緩やかな見送りでソウゴを見送った。
決戦に向かうときの重苦しい見送りなんかではない、単なる外出の、日常の見送りだ。
そうしてソウゴはやや歩くも、ふと、ウォズがどこにいるかなんて考えてもいないことに気が付いた。
考えたって仕方がない。どこにいるかなんて、分からないのだから。

462 :記憶者8/8 :2019/08/27(火) 00:45:10.58 ID:UgB81hjH0.net
ソウゴ「……ウォズ、いるんでしょ」
随分と懐かしい言葉にも思えるし、初めて言うようにも感じる。周囲に人の気配はない。けれど、ソウゴは確信していた。ウォズは必ず、自分のすぐそばにいると。
ウォズ「ようやく、お呼びですか。我が魔王」
ソウゴ「うん、呼んだ。一緒に帰ろう」
ウォズ「しかし、折角我が魔王が平和な世界を取り戻したというのに、再度私がそこにお邪魔するのは」
ソウゴ「何言ってるの。これは王様命令だよ。今クジゴジ堂(うち)、2階空いてるし。
ていうか、俺にとっての平和な世界ってのは、おじさんがいて、ゲイツがいて、ツクヨミがいて、ウォズがいて初めてあるって言えるんだからね。
あーあと、士兄ちゃんと海東さんもだし、ウールとオーラも、スウォルツも……キリがないや。
とにかく、ウォズも一緒に夕飯食べないとダメなんだって!
ほら、早く行かないと、から揚げなくなっちゃう!」
ウォズ「……それは一大事だ。我が魔王。御意に、すぐについていきますとも」
とあるアナザーライダーの外見を、泣いている顔と笑っている顔と評していた言説をウォズは思い出していた。
それは、あるソウゴの兄弟の絆。同じ瞬間に片方が笑い、片方が泣く状況は不可解であると思っていたが、今ならば理解ができる、とウォズは思う。
先を歩くソウゴは笑い、付き従うウォズは。その顔を見せないように、ソウゴからやや遅れて付き従う。
夕暮れ時に、二人の影が伸びてゆく。
そうして、いつもの4人はまた、クジゴジ堂で再会を果たすのであった。



来田町に足を踏み入れたゲイツソウゴは明確に、ツクヨミはその時不思議なことが起こって同時に記憶を思い出し、タイムジャッカーのみなさんは何となく遠い過去の出来事みたいな程度で思い出してたらな、って感じですが、こまけぇこたぁ(ry
本編のウォズがちょっと切ないなって思ってのSSでした

463 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 11:03:47.49 ID:150UH5Yn0.net
自宅で紅茶入れてて思いついた。



翔一「紅茶飲む人ー???」
何人か「「はーい!」」


戦兎「マスターのコーヒーは論外だし、たまには紅茶!」
永夢「実はコーヒーよりカフェイン多いんだよね。目覚ましにもらうね。」
真司「あるものなら美味しくいただく!」
晴人「プレーンシュガーに合うな。買ってこよう。」
司「俺に紅茶が似合わないわけがない。」
絋汰「マーマレード入れていい?」
巧「(無言で氷の準備)」
良太郎「いつもコーヒーばかりだし、たまには飲みたいね。」
フィリップ「アフタヌーンティーにはまだ早い。これはイレブンシスというものだね。もちろんもらうよ。」


ヒビキ・総司・タケル「「「緑茶派」」」
雄介・翔太郎・進之介・渡「「「コーヒーがいいな」」」
映司「ルイボスティーある?」
翔一「セルフサービスね。」


ほかは思いつかなかったよパパン…orz

464 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 11:46:12.69 ID:KrGlSKtLM.net
In台所
話し手は台所の守護神ふたりと真司のみ


(ガムテープが剥がされた箱。深い紫色、透き通るような黄金色を湛えた便が数本)

「…ワイン?」
「ほぼ正解だ、真司兄さん」
「未成年や飲めない人のためにぶどうジュースも入ってるからね。料理用もあるし、気が回るよね」

「あ、メッセージカードだ。

『芳醇な平成ライダーの歴史に寄せて 吾郎』…?」

「言っておくが、兄さんが想像している吾郎ではないぞ」
「あっ違う?…えーっと、あ!」

「わかったようだな」
「わかったわかった」
「お祝いしちゃいますか、銀幕デビュー。ワインに合うご飯用意して」


『今、僕のヴィンテージが芳醇の時を迎える…!』

映画ネタで小話ひとつ。出演おめでとう!

465 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 12:04:28.51 ID:KrGlSKtLM.net
>>462
心が洗われたよ…
ウォズ、本編でもソウゴと巡り合えるといいな。
戦兎がいいお兄ちゃん。そりゃあ目も死ぬよね…。
(それとソウゴは常磐だよ…!)

>>463
兄弟はコーヒーに縁のある人も多いから、紅茶は飲む機会少ないのかもね
そして無言で動く巧がツボだw

466 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 12:23:58.59 ID:UgB81hjH0.net
>>465
指摘ありがとう、うわー恥ずかしい
読みながら脳内変換お願いします

467 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 12:34:00.27 ID:150UH5Yn0.net
>>470
GJ!シリアス長編書ける技量(´-ω-`)ウラヤマ〜。

>>472
Gに変身する方のゴローちゃん!出演おめ!

そんな自分は471。士の字を間違えてたよゴメンよ…。

468 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 14:54:27.73 ID:Pex53IdTa.net
しばらく見ないうちに続々と大作が…
皆さんGJ!

ところで話変わるけどノリダーはこのスレ的にはどんな扱いになるの?
一応劇場版に出たわけだし

469 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 15:24:27.45 ID:150UH5Yn0.net
過去スレで良太郎とフィリップの「なでなでの旅」読んだ。
新メンバーもいる今のライダーハウスだとどうなるんだろう。旅のメンバーは末っ子2人かな?

470 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 15:36:39.46 ID:rRW037030.net
>>468
オルタナティブ・ゼロの兄弟辺りが妥当じゃないか?
オルタナティブ・ゼロはライダーではないから。

後、仮面ライダーGは本郷パパの年の離れた弟かな。

471 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 17:22:24.41 ID:y7gFX6K0K.net
書きたいお話に合わせてその都度変えりゃあいいんだ!
つか細かいことは考えずにSS書いてますよー、響一郎や吾郎は勝手に兄弟の従兄弟だと思ってるよー

472 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 17:25:24.71 ID:7cKlRpSl0.net
>>470
一応吾郎さんは真さん達みたいに親戚扱いだね

473 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 17:27:11.25 ID:7cKlRpSl0.net
>>469
うわーそれ見たい!

474 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 18:03:55.61 ID:7cKlRpSl0.net
絶対和むわ

475 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 18:54:33.22 ID:MxxXI+X8M.net
スレ22の410〜423か、なでなでの旅
今のメンバーでやってもめちゃくちゃ和みそうだ…癒される…

476 :名無しより愛をこめて :2019/08/27(火) 22:45:27.82 ID:ajPLAwhD0.net
ソウゴ「戦兎兄、時間ある? ツーリングに付き合ってほしいんだけど」
戦兎「ん? そうだな……たまにはいいな。バイクも動かせて一石二鳥だ」


〜景色がよく見える山の中腹まで来た2人〜

戦兎「ソウゴ、寒くないか? 俺の上着あるからな」
ソウゴ「ん、ありがと。でも俺は平気だから、心配しないで」
戦兎「……そ。今の平気は安心できる感じだったから、これ以上はお兄ちゃん心配しないけど」
ソウゴ「ふふっ……うん」

ソウゴ「――俺、ちょっと景色が見たかっただけなんだよね。スカイウォールのない、普通の景色」
戦兎「あぁ……。あの壁、強烈だよな。残像としてチラつくというか」
ソウゴ「う〜〜〜ん……でも不思議。戦兎兄の時代に行ったとき、1回見たはずなんだけどなぁ」

戦兎「(相当怖かったのか……。珍しく切り替えができてないみたいだな)」
戦兎「……ソウゴ。もう大丈夫だ。大丈夫。世界の崩壊なんて、どこにも起きてない。お前の守るべき民は、今は誰も傷付いてないでしょ」

ソウゴ「……、……うん。なんか、そう言ってくれると心が軽くなった気がする」
戦兎「よかった。ま、こればっかりは時間が解決するけどな」
ソウゴ「戦兎兄もそうだった?」
戦兎「ああ。弟のソウゴが戦ってるうちに、何となく?」
ソウゴ「ふぅん? 俺も或人……兄が戦ってるうちに、そうなるかな」
戦兎「多分な」

ソウゴ「……戦兎兄。今日はありがとう」
戦兎「どういたしまして。もうちょっと談笑して帰るか」


残暑和らぐ夏の話。
スカイウォールがなくなってから1年経った記念に。

477 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 00:44:57.77 ID:M5BBE2j10.net
22歳コンビの会話


一真「22歳仲間が増える訳だが(クッキーもぐもぐ)」
晴人「一体どんなやつだかまだ全く分からないからな(プレーンシュガーもぐもぐ)」
一真「ハッキリしてるのは社長ってことと、売れないお笑い芸人だったってことだね(もぐもぐ)」
晴人「社長…経営状態にもよるが、医師警官以上に収入は安定していそうだな(もぐもぐ)」
一真「収入…(しょんぼりもぐもぐ)」
晴人「悪かった一真、俺も人のことは言えない(ガックリもぐもぐ)」
一真「一個下の3つ子のような共通性は俺らにはないんだろうか(もぐもぐ)」
晴人「あー…会社倒産させれば低収入3つ子になるかな?(もぐもぐ)」
一真「ヒロイン繋がりとかはないかな、例えば俺のとこの広瀬さん、勝気でパワー系女子(もぐもぐ)」
晴人「コヨミと全く違うキャラだし…(もぐもぐ)」
コレクッテモイイカナ(クッキーとプレーンシュガーささーっ)
一真「」
晴人「」
一真「橘さんに食い物取られる3つ子…?」
晴人「それ俺たちに限らないんじゃないか…?」


----------

オチはないよ!(^ω^;);););)

478 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 03:15:11.55 ID:OQvEfyDi0.net
平成ライダーの最終フォームもそろったことだし、久しぶりに最終フォーム勢揃い話がみたいな。
過去スレでたまにあった事件が起きて色々あって、最後には最終フォームに変身して敵を倒すってやつ。
敵は兄弟達への復讐のために蘇ったディードとかどうだろうか?

479 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 03:15:54.38 ID:OQvEfyDi0.net
ディードじゃない、ティードだったわ…

480 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 05:36:54.47 ID:3VOhq7sC0.net
全員大集合か……星1つ吹っ飛びそうだな。

481 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 08:21:14.96 ID:vsgyNwcZ0.net
するにしてもソウゴはオーマジオウなんだろうか…

482 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 11:46:59.77 ID:OQvEfyDi0.net
どうだろう…この場合はグランドなのかな?
一応オーマフォームもあるけどこの場合は違うのかな?
オーマジオウだったら本気で世界滅びかねないな笑

483 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 11:55:15.67 ID:OQvEfyDi0.net
数が多いと困るなぁ笑

484 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 12:35:22.68 ID:BAPgs5JN0.net
素敵な作品の数々にGJが追い付かない!
話が戻ってしまうけども、上の上の村上社長も入るのでは?(メンバーが濃い…)

485 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 18:11:15.24 ID:mE43fzkJ0.net
同じ555なら一瞬だけだけど木場さんも社長だったか

486 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 18:33:13.51 ID:OQvEfyDi0.net
>>471
478だがよかったら471さん書いていただけないだろうか?

487 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 18:40:35.28 ID:OQvEfyDi0.net
まあもし書いていただけるなら誰でもいいが

488 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 18:46:28.19 ID:PcNiyt+30.net
471ですが自分各フォームにあまり詳しくないのです…(号泣)

最強フォームに職人様かもーん!

489 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 18:48:32.40 ID:PcNiyt+30.net
各フォームに「詳しい」職人様、でした…。

ガタキリバにフルボッコにされてきます…。

490 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 19:16:18.72 ID:OQvEfyDi0.net
>>488
いえいえ、返信くれて嬉しいです。書いてくれたら嬉しいってだけで
無理強いしてるわけじゃないから!
それなら仕方ないな。他に書いてくれる職人さんはいないだろうか…

491 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 19:24:55.37 ID:tiIYf5+g0.net
>>477
もし或人が自己犠牲タイプだったら…と考えたけどそんな魂の三つ子は心臓に悪すぎる…
もっと穏やかな共通点があればいいな

>>490
自分で書いたら? 1人でレス消費しすぎ

492 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 19:33:56.34 ID:OQvEfyDi0.net
>>491
ほんとにすまない。
文才があればやってたんだが
もうやめるよ

493 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 22:17:44.69 ID:M5BBE2j10.net
自分の確認を兼ねて兄弟の職業

ヒビキ … 猛士
戦兎 … てぇんさい物理学者(東都先端物質学研究所?)
雄介 … 旅人
翔太郎 … 鳴海探偵事務所
進ノ介 … 警視庁特状課→捜査一課
永夢 … 聖都大学附属病院 研修医→小児科医
真司 … OREジャーナル 記者見習い
一真 … 人類基盤史研究所(BOARD)
晴人 … ?
翔一 … 主夫→レストランAGITΩ オーナーシェフ
総司 … ?
映司 … 旅人(→鴻上ファウンデーションの研究協力員?)
渡 … バイオリン職人
士 … ?
紘汰 … フリーター→神様
巧 … 西洋洗濯舗・菊池 アルバイト
良太郎 … 家業(ミルクディッパー)手伝い
タケル … 家業(大天空寺)手伝い?
ソウゴ … 高校生→無職?
フィリップ … 鳴海探偵事務所
弦太朗 … 高校生(→天ノ川学園高校 教師)

本編+映画まで入れたつもりだけど、未見も多いのでツッコミください。

494 :名無しより愛をこめて :2019/08/28(水) 22:50:22.41 ID:BwyrmaMmM.net
戦兎は新世界でフリーの発明家になってたよね(Vシネクローズ)

495 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 00:21:55.35 ID:vAvFanNEd.net
ソウゴは映画では王様になったけど本編では高校生に戻ったから、うーん、どうなるんだろう?

496 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 00:28:22.40 ID:yNjkUV7a0.net
>>495

497 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 00:28:43.63 ID:yNjkUV7a0.net
すまん間違えた

498 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 00:33:19.15 ID:yNjkUV7a0.net
映画については今のところほんとに本編との関係が分からないからなんとも言えないですね

499 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 04:30:02.40 ID:R65d5sZ90.net
>>428
今さらながらGJ!!
オーマジオウになったソウゴの叔父さんの話に泣いた
あの世界で後悔しながら止めてくれる人も悲しみを打ち明けられる人もなく1人で墓守りしていたんだろうな
士兄ちゃんありがとう

500 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 06:51:10.97 ID:8GmPu3l80.net
>>493
雄介は冒険家のはず
旅人とどう違うかといわれると具体的な説明が難しいけど

501 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 07:35:58.43 ID:fPKSHlxE0.net
久しぶりに来たら大作が沢山…ホントGJ!
>>478を見て、映画行って無くてティードのキャラがあまりわからないのでちょっと時間はかかりますが、よかったら作ってもいいですか?
できれば映画見に行ってわかる方にティードと兄弟の関わりの小ネタを書いて欲しい…(話の流れは決めたけど、二人称とか細かい所が…)

502 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 08:54:40.86 ID:yNjkUV7a0.net
>>501
あ、お願いします!

503 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 09:20:27.00 ID:Yq2VSMNK0.net
>>510
なにがお願いしますなんだろう。アンカーおかしくないですか?

504 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 09:27:03.03 ID:yNjkUV7a0.net
>>503
ん?どういうことだ?

505 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 09:30:35.75 ID:yNjkUV7a0.net
そっちの方がおかしくないか?
510になってるよ

506 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 09:38:36.10 ID:Yq2VSMNK0.net
501は職業一覧でしょ?
なぜそれに安価して「お願いします」なのかと思って。

507 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 09:40:51.46 ID:Yq2VSMNK0.net
すまない、JaneStyleのレス番がおかしかったようだ。早合点申し訳ない。

508 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 09:43:57.15 ID:yNjkUV7a0.net
>>507
そういうことか。気にしないでくれ

509 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 11:43:53.04 ID:7o+fR99V0.net
>>508
議論討論スレにかきこされたひとかな
せめてsageよう!目立ってるよ!

510 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 12:07:43.63 ID:W1R8DEtbMNIKU.net
最近妙に返信先がズレてると思ったらそういうことか。

言いたいことある場合は1レスにまとめた方がスレ的にも見る方にも優しい気はする。(論点がズレてたらスルーしてくれて構わない)

511 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 12:21:13.80 ID:yNjkUV7a0NIKU.net
色々迷惑かけて申し訳なかった
これからは言われたことを守って気を付けるよ

512 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 14:33:44.55 ID:W1R8DEtbMNIKU.net
sageる=メール欄に「sage」を入れてね
(PC版だと見分けつくからすぐにわかる)

ワッチョイがニククエになっててなんでかな、と思ったら今日は焼肉の日なのか。
この家的には「夜は焼肉っしょー!」なんだろうか

513 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 14:43:09.15 ID:syqeZACS0NIKU.net
この家の焼き肉って、肉何キロ買うんだろう。
若い男だけでも二十人以上、
それにイマジンやら黒兄弟やら、橘さん筆頭に来客の皆さんやら……

514 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 15:07:26.96 ID:Yq2VSMNK0NIKU.net
「夜は焼肉っしょー!!」

IDもNIKUになってるw

この面々だと(絋汰は地球のもの食べられるとして)、

際限なく食べる→戦兎、真司、一真、絋汰、弦太朗
上の面々には負けるがそこそこ食べる→翔太郎、映司、士、タケル、ソウゴ
体調と相談しつつ食べる→ヒビキ、雄介
比較的控えめに食べる→進之介、永夢、晴人、渡、良太郎
みんなに行き渡ったことを確認後食べる→翔一、総司
何の肉か確認後食べる→フィリップ
冷しゃぶ希望→巧


最近巧をオチにしか使えない……。

515 :名無しより愛をこめて :2019/08/29(木) 18:53:37.40 ID:7ogu4HRL0NIKU.net
縁側にて
エボルト兎を膝に乗せ、優しく撫でながら日向ぼっこするオーマおじいちゃん

タケル「ねえ、ちゃんとお茶飲んだ? あんまり長居すると熱中症になるよ?」
老ソウゴ「ふむ……そうだな。取ってくるとしよう」
タケル「待って。俺が取ってくるから、ソウゴはゆっくりしてて!」
老ソウゴ「――、兄さん」

タケル「ん〜なに? お茶菓子もいる?」

老ソウゴ「いや……。ありがとう」
タケル「あっはは! これくらいいーよ」

一部始終を見ていた戦兎は思った。
(祖父と孫にしか見えないんだよなぁ……)

516 :ここに居るはずではない者 1/5 :2019/08/30(金) 01:08:58.25 ID:x7zfURN20.net
多分5分割でいける…気がする。


・ジオウ最終回後
・ソウゴはウォズを覚えていないが、他の兄弟は覚えている(ただし言及はしない)
・地の文あり
・兄弟少ししかいません


--------------------


雨上がりの宵、縁側から庭をぼーっと眺めるソウゴ。
気づいた映司が後ろに立つ。
映司「どうした、ソウゴ」
ソウゴ「ああ、映司兄ちゃん…」
兄を一瞥したあと、再び庭を見るソウゴ。
映司は黙って横に座る。
気の早いマツムシたちが賑やかに鳴く庭。
ソウゴも映司もしばらく無言のまま庭に向く。
10分ほどたっただろうか、ソウゴが話し出した。
「高校…行くようになったんだけどさ」
「うん」
「なんか、大事な人を1人、ものすごく大事な人を1人忘れてるように、ずっと感じててさ」
「…うん」
その人のことを知る映司は、気づかれないように相槌を打つ。
「高校…楽しいんだけど、なんかそれが引っかかって、ほんとに楽しんでいいのか、わかんなくてさ…」
「…うん……」
ふと気配がして映司が振り向く。後ろにいたのは、ソウゴと同い年の弟。
「タケルか」
「…ええっと、盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど…ゴメン。…ソウゴ、僕も聞いてていい?」
ソウゴは無言でこくりと頷く。
座ろうとしたタケルは、ふと庭の隅と、その向こうの通りに目を向けた。
「…いや、お茶もらってくるよ。ちょっと待ってて。映司兄さん、ゴメンね」
「ああ、ごめんな」

お人好しの兄の笑顔と、不安げな同い年の弟を置いて、タケルは台所…いや、庭の片隅に向かった。

517 :ここに居るはずではない者 2/5 :2019/08/30(金) 01:11:05.53 ID:x7zfURN20.net
「…アイス持ってきますから、少し僕と…いいですか?」
呼びかけられた男…に見える影は、少し驚いた。
「…ああ、お前には見えるんだな」
「寺生まれですから。それと…」
生垣の向こうの別の人影にもタケルは呼びかける。
「ご迷惑でなかったら、ご一緒に」
同様に驚いた人影は、ためらいながら返事をする。
「…いや、我が魔王…の前に行くのは…」
「いえ、僕と話して欲しいんです。…すみません」
二人を呼び止めて、タケルは急いで台所へ。お茶を4つと、アイスを1つ。
まずは客人に渡して、コップ3つ抱えてソウゴの元に戻る。

「お待たせ」
「ありがとう」
「ありがとう、タケル…」
「どういたしまして」
タケルが気を使わないよう、わざと先にお茶をひと飲みする。映司もそれに続いた。
「…何かを、誰かを忘れてるのに、俺だけ楽しんでて、いいのかな……」
「……」
どう話せばいいのかタケルは分からない。
「……つらいね」
十分な間をとって言葉を繋いだのは映司だ。
「その人はソウゴにとってどんな人だったんだろうね」
「……なんか、いつも気がついたらそばにいてくれてた気がするんだ…」
「…うん、心強い人だったんだね」
「…」
いつもの、『大変ですよね、俺も…』のセリフでないことに、タケルは少しだけ驚く。

518 :ここに居るはずではない者 3/5 :2019/08/30(金) 01:13:03.95 ID:x7zfURN20.net
「…ソウゴはさ、その人に、どんな姿を見せたいと思う?」
「…その人に…?」
「うん、誰かは分からない、でも見守ってくれてた、きっととても大事な人だったんだろう?」
「…うん」
「その人は、ずーっとずーっと今みたいに悩んでクヨクヨしてるソウゴに、なんて言うだろうね…?」

…が……おう…
声が聞こえた気がしたソウゴは、少し周りを見渡した。

「その人に…か…」
「うん、その人は、ソウゴのどんな姿を見たいだろう?」
「うーん……なんか、心配させちゃいけない気がする…」
「そうだなぁ、ずっとそんなんだったら、その人も心配しっぱなしだろうなぁ」

タケルは、家の影になっている所にいる2人の人影を見やる。
片方は…明らかに肩を震わせている。
「ソウゴ、僕もそう思う。心配してばっかりで、その人もきっと落ち着かないと思う」
「タケル……そっか…」
「あのさ、映司兄さん」
「ん?タケルどうかした?」
「あのさ…メダル、今も持ってる?」
ああ、と答えた映司は、お馴染みのパンツから赤いメダルを取り出す。

「…それは、アンクさんの…」
「うん、アンクのメダル…」

519 :ここに居るはずではない者 4/5 :2019/08/30(金) 01:17:15.23 ID:x7zfURN20.net
「映司兄ちゃんは」
ソウゴがいいかけて、途中で口をつぐむ。
「ええと、アンクが居なくて、…寂しいよね」
代わりにタケルがつなぐ。
「そうだなぁ…本人に言ったら、バカにされるだろうけどなぁ」
タケルはまた横を見て、バレないように少し笑う。客人は反応に困る顔をしているようだ。
「でもなぁ…あいつが戻ってきた時にバカにされるのは嫌だからなぁ…まぁ、バカだバカだ言われるんだろうけどね」
「?」「?」
同い年2人が疑問符を浮かべる。
「…うーん、なんて言えばいいか、難しいけど」
映司はメダルを見つめて言う。
「バカにされるのはともかく、怒られたり心配されたりは嫌だから、だから」
ソウゴは映司の話を真っ直ぐ見つめて聞く。
「あいつに恥じない生き方を、すればいいのかなって、そう思ってる」
メダルを握りしめて言い切った映司は、弟二人に向き直る。

「恥じない……」
「…」
この兄はすごい。今のソウゴへの答えを見事に導いた。
タケルは言いようのない感動を覚えていた。
「ソウゴ、恥じない人生にするために、今やることはなんだと思う?」
「…恥じない人生……うーん……」
少し考え込むソウゴ。
映司とタケルは、急かさずに答えを待つ。
「うーん……勉強…?」
「あはは、そうだなぁ」
カラカラと快晴の青空のように映司は笑う。こういう所は、同じく旅に暮らす3番目の兄に似ているな、とタケルは思う。

「もちろんそれも大事だな。あと、たくさんの人と交わって」
「人と交わって…?」
「うん、簡単に言うと、社会勉強?かな?」
なんか言葉が違うかもな、と継いだ映司は、弟に向き直る。
「ソウゴ、王様になるならないは置いといて、いい大人、みんなの役に立てる大人になったら…あ、もちろん手の届く範囲で、だけど」
「…うん」
「きっと忘れちゃったその人も、安心できるんじゃないかな?」
「…うん、そうだと思う」
「だったら決まりだ」
映司はソウゴの頭をぐしゃっと掴む。
「その人にも、自分にも、恥じない生き方をしよう。俺も、いつあいつに会えても、堂々と胸張れる生き方をする」
まだ未熟だけど、と顔をくしゃっとする兄に、弟二人も笑顔を見せる。
「映司兄さんなら十分でしょう」
「うん、映司兄ちゃんなら」
「いやいや、まだまだ!」
握りしめたメダルを再びしまい、映司は、立ち上がる。
「さぁ、夏とはいえ日が暮れると寒くなる。家に戻るぞーー」
うん!と頷いてソウゴが映司の後ろについて行く。
「あ、僕もう少し庭を眺めていくね」
「風邪ひくなよー」
「はーい」

520 :ここに居るはずではない者 5/5 :2019/08/30(金) 01:19:57.36 ID:x7zfURN20.net
二人を見送ったタケルは、客人2人…とは言ってもタケルにしか見えないが…のところに戻る。
「ソウゴは、大丈夫です。僕達が…僕は微力なんで兄中心ですけど…見てます。だからウォズさん、心配しないでください」
「……なんとお礼を言ったらいいか……感謝の言葉が見つからない。本当に…ありがとう…」
必死に涙を堪える客人を、もう1人の客人が残り少なくなったアイスをなめながら見守る。
「…お前、いい主を持ったみたいだな……」
「……はい………たとえ忘れられても、あの方は我が魔王です…私の大切な主です…」
「あなたも…」
タケルが呼びかけると、ハッ、と一声入れて、片袖の赤い客人はそっぽを向く。
「…あのバカが…いつまでたってもバカなのは、よくわかった」
気のせいか、タケルにだけ見えるその人影は、目が赤くなっているように感じる。

「…さて、俺はこの辺りを邪魔にならないようにうろうろしていればいいが、お前は…」
そうだ、この客人は違う時間軸から来ているのだった。タケルは涙を隠さない客人の姿を見る。
「ええ、私が長くここにいることは…我が魔王のご兄弟に怒られます」
「あはは、良太郎だね。大丈夫、このくらいは大目に見てくれるよ」

タケルは見上げる。もう1人の同い年は、さっきから心配そうに見ていたのだ。無言で時の番人に目配せをすると、ニコリと笑ったその相手は窓から離れた。

「…長居する訳にもいきません。後ろ髪を引かれるだけですので…私はこれで…」
タケルたちに深々とお辞儀をすると、黒い服の影はすうっと姿を消した。

「…俺も、消えるとするか…」
「…アンクさん」
タケルが呼び止めた。
「何か用か」
「アンクさんは、あの、他の方たちみたいに、蘇らせてもらわないんですか…?」
「…断った」
「どうして…」
「…あのバカが、いろいろ手を尽くしてるらしいからな。俺を、俺の命を得るために」
あっ、とタケルは気づく。そうか。
「俺は、あいつが甦らせてくれるまで、待つ」
タケルは大きく頷く。
「…待ってます!」
「勝手にしろ」
片袖の赤い男は、すっと片腕だけの姿に戻った。
「まぁ、いつかの明日、とやらに、またな」
「…はい!」
「…あいつらに気づかれるぞ」
「あっ…」
振り向いたタケルの後ろで、片腕の怪人は姿を消した。
「おーいタケル、風邪ひくよー」
呼ぶのは良太郎だ。
再度振り向き、タケルは一礼した。
「今行くー!」

521 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 08:13:12.06 ID:DL01sHVO0.net
GJ!タケル殿の一人称にしては・・・これから見て楽しめばいいね!
希望のある話をありがとう

522 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 10:03:18.66 ID:z2Uj/fvZ0.net
GJ!確かに一人称

523 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 10:05:46.08 ID:z2Uj/fvZ0.net
途中で切れてしまってごめん!
確かに一人称とか細かいところは気になるけど
とても心温まる話でした!ありがとう

524 :ここに居るはずではない者 おわり :2019/08/30(金) 11:52:20.82 ID:x7zfURN20.net
初長文失礼しましたー(T_T) GJありがとうございます!
読み返すとあちこち破綻してる&一人称確認忘れ……お見苦しさ申し訳ないですorz

やっぱ職人さんすごいです…改めて尊敬…。

525 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 14:00:59.43 ID:Ojtxxz3t0.net
いやいや >>524 さんの話もいいよ
・映司の細やか気遣い(それを悟らせないさり気なさ)とお兄ちゃんっぷり
・タケルの一生懸命な優しさ
・ソウゴの年相応な処を見せつつちゃんと自分なりに考えている感じ
全体的にあたたかな雰囲気の文を書く人だなと感じたよ

526 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 15:06:08.47 ID:ietVQsYd0.net
Gj!書き手さんが増えるのは嬉しいな

527 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 17:29:36.82 ID:SX87N/vO0.net
GJな話がいっぱいだ!
みんなまとめてGJ!

528 :名無しより愛をこめて :2019/08/30(金) 20:58:33.44 ID:y5VAWfMld.net
GJ!!
オーマ爺ちゃんとタケル殿の話も和むなぁ
映司もタケルも優しい
ウォズが我が魔王と共に叔父さんのご飯を食べられる日が来るといいな

529 :クッキー作ろう 1/7 :2019/08/31(土) 11:31:18.15 ID:FP9M6bJ/0.net
・地の文あり
・橘さんあり
・レシピあり


休日の昼下がり。
「腹減ったー」
「腹減ったー!」
「腹減ったー!!」

台所に訴えるように喋る面々は、真司と絋汰、それと弦太朗。おやつのリクエストだ。
呼ばれた先からぬっと顔を出した総司は、でん、でん、でん、と3つの品物を3人の前に置いた。
「た・ま・に・は・作・れ」
有無を言わせない圧を3人にかける。

「…いっ…いや俺餃子しか作れねえし…」
「お、俺台所に立ったことねぇし!」
「あ、隣の戒斗を呼んでく…」
「問答無用。自・分・で・作・れ」
「「「はい……」」」

「総司、総司。怖いってば」
もう1人の守護神が手を拭きながら現れる。
「レシピは俺が説明するし。大丈夫、材料はその3つだけだから。簡単簡単」
「へ?これだけ…なの?」
きょとんとする3人の前には、

バター
白砂糖
薄力粉

の3つがででんと置かれている。

530 :クッキー作ろう 2/7 :2019/08/31(土) 11:33:06.64 ID:FP9M6bJ/0.net
「こ、これならいける…かも?」
自信があるのかないのか分からない弦太朗。
「いや、確かお菓子って、ものすごく細かく計らないと…って聞いたぞ?」
絋汰は不安げ。
「3つなら…3つなら…なんとか…」
「いやだから、簡単だってば。身構えなくていいってば」
うろたえる真司を翔一がなだめる。

他の兄弟は総司の剣幕に驚いて遠巻きに見ていた。
翔一が声を掛ける。
「というわけで、えーと、クッキーづくり大会?始めるよー。参加者は?」
「はい!」「はい」「はーい!」
戦兎と渡、ソウゴが手を挙げる。
「渡が参加とは珍しい」
翔一が笑うと、
「ニスの研究に使えそうなことはやってみたいんだ」
わかりやすい動機を渡は話す。
「てぇんさい物理学者にかかればクッキーなんて「魔改造、しないでね」」
ノリノリの戦兎にソウゴが釘を刺す。

「よーしじゃあ、開始!」
「「「「「「おー!!」」」」」」

531 :クッキー作ろう 3/7 :2019/08/31(土) 11:35:11.50 ID:FP9M6bJ/0.net
「では全員手を洗ってきてー」
号令した翔一は耐熱ボウルと菜箸、大きな泡立て器、クッキングシートを持ってくる。
手を洗い、総司からエプロンを受け取った兄弟は、ぞろぞろと戻る。
「戦兎兄さんと真司兄さんはバター担当ね。まず半分に切って、それぞれ細かく切り分けて」
「…これだけ全部使うのか?」
「みんなで食べればあっという間でしょ?」
どーんと置かれたバター1箱に唖然としつつ、真司は受け取ったペティナイフでバターを当分した。
「はい兄貴そっち」
「はいよ」
受け取った戦兎は翔一に聞く。
「切る大きさどのくらい?」
「3センチ角くらいでいいよ」
「一辺3センチ体積27立法センチの立方体…」
呟きながら戦兎がバターを切っていく。

「絋汰と渡は砂糖、ソウゴと弦太朗は小麦粉ね。両方ともだいたい200g計ろう」
大きなボウル2つを残り4人に渡し、テーブルに電子はかりを置く翔一。
「電源入れて、ボウルを置いて、0スイッチを押す…」
「お、0になった」
「へー、ボウルの重さ考えなくていいのか、すげー!」
「うん、引き算しなくていいから楽だよ」
「よし、俺入れてくから渡重さ見て!」
「分かった」
袋から砂糖をざばざば注ぐ絋汰。
「ちょっ絋汰!雑すぎ!」
「大丈夫だよ渡!多少大雑把でも行けるから!」
「粉も適当でいい?」
「OKだよー」
「よっしゃ!」
「弦太朗待って待って!粉飛び散る!」
破天荒な末弟にソウゴは振り回され気味。

532 :クッキー作ろう 4/7 :2019/08/31(土) 11:37:00.89 ID:FP9M6bJ/0.net
「バター切れたぞー」
「はーい、じゃあこれに入れてー…」
もうひとつの大きなボウルに切ったバターをまとめる翔一。
「これをレンジで20秒、少し溶けてきたら止めてね」
「…溶かしきらなくていいのか?」
「うん、ちょっと溶ければ…まぁ多少溶けすぎても問題ないよ」
翔一はテーブル側を振り向く。
「計れたー?」
「「おっけーい!」」
「ちょっと待って、これ204g…」
厳密に計測しようとする渡。
「いいからいいから」
「翔一バターおっけー」
「はーい!じゃあ絋汰これ」
絋汰に菜箸を持たせる翔一。
「戦兎兄さん、ボウルここに持ってきてー」
「はいよっ!」
とん、と置いて去ろうとする戦兎。
「いやいや、押さえててよ」
「?」
「はい渡、バターの中にちょっとずつ砂糖を入れて…」
渡はそーっとボウルをかたむけながらバターのボウルに粉を注ぐ。
「絋汰はそれを混ぜてってね」
「おっけ!」
バターに注がれる砂糖。絋汰が混ぜるに従い、どんどんクリーム状になめらかになっていく。
「うぉぉすげー!!」
今まで調理に縁のなかった面々も興味深く覗き込み、感嘆の声を上げる。

533 :クッキー作ろう 5/7 :2019/08/31(土) 11:39:06.74 ID:FP9M6bJ/0.net
「砂糖全部入ったよー」
「はーい引き続き混ぜてー。全体が滑らかになったら…」
「なったぞー!」
「はい絋汰お疲れーっ!次薄力粉チーム出番だよー」
「出番キター!」
「えーと俺が入れる係の方がいいかな?」
「じゃあ弦太朗が混ぜよう。やり方は砂糖と一緒!」
「よしゃ!」
「あ、こっちを使って」
菜箸の代わりに泡立て器を弦太朗に渡す。
「じゃあ弦太朗、行くよー」
「よし来い!」
「こっ、こら!弦太朗飛ばすな!」
変わってボウル押え担当になった真司が焦る。
「ご、ごめん兄貴」
「ゆっくり行こう、ゆっくり」
十代二人が薄力粉を混ぜていく。
しばらくして、薄力粉が全部ボウルに注がれた。
「…うー…腕きつい…」
「量が多いからなぁ…」
「弦太朗、俺が代わろう」
「戦兎兄貴サンキュー!」
「うん、もう一息だね。」
クッキー作りに参加していない兄弟も、何故かいつの間にかいる橘も、好奇心丸出しでボウルを見守る。
「よし、もういいだろう!」
「完成?」
「生地はね!」
「「いえーい!」」
「待った待った、まだ焼く作業があるって」
気の早い兄弟を翔一は止める。

534 :クッキー作ろう 6/7 :2019/08/31(土) 11:41:04.39 ID:FP9M6bJ/0.net
「えーと、じゃあ…絋汰とソウゴ、オーブンの準備をしよう。総司ー」
「2人ともこっちだ」
「「はーい!」」
「残り4人は生地を広げよう。各自スプーン持ってー」
「よしゃ!」
翔一は天板2枚にクッキングシートをひく。
「クッキー生地をこれに丸く落としていって。柔らかいからこぼさないようにね」
はーい、と返事した兄弟。
「あ、くっつかないように少し離してね」
「くっつく?」
「焼くと少し広がるんだ」
「実に興味深い!僕も参加していいかい?」
さっきからうずうずしていたフィリップが顔を出す。
「どうぞどうぞ!はい!」
笑顔でスプーンを差し出す翔一。
参加者はわいわいと生地を落としていく。

「オーブンの余熱出来たぞー」
絋汰が呼ぶ。
「ありがとうー!こっちも大丈夫だねー」
天板とメンバーを見回す翔一。
「じゃあ…焼くぞー!」
「「「おー!」」」
「フィリップと弦太朗、天板を持ってきてー」
オーブンを確認した翔一が2人を呼びよせる。
「これがクッキーになるのか、ゾクゾクするねぇ」
「どこに入れりゃいいんだこれ?」
「切込みがあるこことここ…熱いから気をつけてね」
「先にこれを」
総司が渡したのは鍋つかみ。

535 :クッキー作ろう 7/7 :2019/08/31(土) 11:44:26.78 ID:FP9M6bJ/0.net
「おおっと、そうだった」
フィリップの天板を預かりフィリップに、次に弦太朗に。
「なるほど、素手だと触れたらやけどするわけだね」
「はい、改めて入れ直しー」
「早く入れないとオーブンが冷める」
「…はい、OK!」
「じゃあ15分焼く。向こうで待っててくれ」
「「はーい!」」

pppppppppppp…

「焼ケター!」
ダッシュする弦太朗、それに続く戦兎。
「鍋つかみ!鍋つかみ!」
慌てて鍋つかみを渡す翔一。
「クッキー、オープン!」
オーブンを開けたのは戦兎だ。
「「「おおおおお…!」」」
台所に集まった面々は目を輝かせる。
「すげー、ちゃんと出来てる!」
「誰かテーブルに新聞紙丸ごと置いてー」
「広げなくていいんだな?よし」
参加せずに見ていた進之介と永夢が腰を上げる。
「はい、そーっと移動…誰も手を触れないでね」
「良太郎なら下がってるから大丈夫!」
「あはは…」
テーブルの反対側にいた良太郎はいつもの気弱な笑顔を見せている。
新聞紙に置かれた天板2枚。その上には焼きたてのたくさんのクッキー。
「コレクッテモイイカナ…あっつぅ!」
「やると思いましたけど…橘さん、熱い上に生地柔らかいですから、まだまだ待ってください」
「それ以前になんでいるんだ」
台所の守護神2人に突っ込まれる橘。
「まぁまぁ、冷めたら一緒に食べましょうよ」


その後、冷めたクッキーをみんなで仲良く頂く兄弟。
「いやー、クッキー作るの大変なんだな…」
「簡単レシピであれだろ?普通のどれだけ手間なんだ…」
「一般レシピだと今日の3つに加えて、卵、ベーキングパウダー、お好みで紅茶の葉やココアやチョコチップ…とあるね」
「うはー…」
「もちろん、計量は厳密だ」
「台所の苦労がわかった?」
「「「はい……」」」
「まぁ俺も総司も好きでやってるからいいんだけどね」
「たまには自分で作るのも悪くはないぞ」
「そうだね、たまには作ろう」
「おー!」

536 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 11:52:32.38 ID:Lf6SCFGe0.net
GJしてもしきれない!最高しかない! すごくすごく素敵な作品をありがとう!
もう途中から可愛さにニヤニヤしっぱなしで何から感想を書けば状態だよ!
>>「3センチ角くらいでいいよ」 「一辺3センチ体積27立法センチの立方体…」
ここがとくに大好き。

537 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 12:02:47.35 ID:mLPm+JtFa.net
GJ!クッキー食べたくなったよ

ウォズは3号家入りしたら兄弟のことなんて呼ぶんだろうな

538 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 12:08:28.52 ID:rYxOwDp9M.net
GJ!面白かった、みんな本当に可愛い。
緻密に計ろうとする渡とか、兄弟の特色が出ていていいなぁ。
「橘さんアリ」の注意書きに爆笑したよw

539 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 12:29:49.39 ID:Sgo1TK0eK.net
GJ! 焼きたてのクッキーおいしそう…
作り方に個性が出てて良いなあ

540 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 16:15:02.74 ID:XB+BDZ/B0.net
遅ればせながら、>>501も楽しみ

541 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 19:24:46.22 ID:J50aKW6A0.net
GJ!
自分も「橘さんあり」に吹いたw

>>537
多分常識的には「兄さん」な気がするけど、「我が兄〇〇」でも面白いと感じた。

542 :畳活、始めます! :2019/08/31(土) 20:33:51.26 ID:LscfeRTr0.net
ソウゴの隣の部屋で、何やら作業が進められていた。
前の廊下には腕を組んだ総司が佇んでいるが、放たれる鋭いオーラ……に反して、よく見ると表情は柔らかい。ソウゴはあることを察し顔をほころばせた。
既にバレバレな身を兄の背後に滑り込ませ、部屋をひょっこり覗く。

「或人兄の部屋、もうちょっと?」
「もう完成している。フローリングのままか和室か……また意見を聴いてからだ」
「フローリング派な気がするけど」
「和室に憧れて変更してみた兄弟もいるんだ。逆も然り」
「え!」初耳だった。好奇心が顔を出すので、抗わずに訊いてみる。「興味あるかも。誰?」

「逆の方は俺だよ」
部屋の扉から顔を出したタケルが、少し申し訳なさそうな顔で笑った。

「ごめんちょうど聞こえちゃって」
「ううん。それより意外! タケル兄、フローリングにしてたんだ?」

今は畳なので一時的なものだったのだろう。タケルの部屋はもちろん、大天空寺に何度か足を運んだソウゴからすれば、フローリング空間に住む兄は想像できないのだが。

「うん。そっちも好きになったけどね。やっぱり身体は畳のほうが落ち着くみたい」
「そうだったんだ」

――畳かぁ。ソウゴは考える。おじさんの家や、幼少期に住んでいた住居にさえ和室はなかった。ひたすら縁のない人生だったなぁ……「すぐに変えられるんだし、試してみるのはどう?」……つい1秒前までは。

「畳のにおいとか、結構いいよ!」
「…………やっ、てみようかな?」
「いいだろう。早速取りかかる」

こうしてソウゴの部屋が畳になり、これからも続いていく…………か、どうかはまだ先の話。

543 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 20:38:00.15 ID:LscfeRTr0.net
兄弟部屋見せ大会が思い浮かんだ。が、技量はなかった。南無三。

ソウゴの部屋が想像できない……。ぽろっと「やっぱり時計があると落ち着くなぁ」と言ってしまったために、兄弟たちから掛け時計のプレゼントされてそうではある。

士「……時計屋でも開くのか」
ソウゴ「そのセリフ、今のところ百発百中で言われてる……これはこれで好きなんだけどね」

544 :クッキー作ろう おまけ :2019/08/31(土) 20:48:21.40 ID:FP9M6bJ/0.net
橘さんありがそんなにうけると思わなかったwww GJありがとうございます!

一応後日談として
・間違えて強力粉を買ってきて「うどんでも打つのか」と突っ込まれる真司
・椎茸パウダー入りクッキーを作りかけて侑斗に技をかけられるデネブ
を考えたけど書ききれなかったーorz

部屋見せ合い、「生活感のなさ選手権」を想像…巧と士がいい勝負かな(^_^;)

545 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 22:17:24.85 ID:oSULi5uKd.net
ワイワイクッキー製作もお部屋リフォームも可愛いな
>>543
ソウゴは時計に囲まれていたから時計の音が落ち着くとかありそう
最終話でも時計眺めていたから

546 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 23:00:13.35 ID:sSs+L+G/0.net
やっと、やっと過去スレ完走できた!2か月くらいかかったよ…。
面白かったり、楽しかったり、切なかったり、ほのぼのしたりする話がもり沢山だった。
今までの話を作ってくれた職人さんたちみんなGJ!!

547 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 23:24:23.62 ID:4lTcwWL80.net
8月31日、午前9時半。
ソウゴ「イズさんからテレビ電話だ!ちょうど二十四時間後に向かいます。
どこかヘリの着陸ポイントありませんか?だって!」
総司「ZECTのヘリポートなら、明日空いてるから使え。」
ソウゴ「だってさ!」
イズ「社長と副社長、そして私の三人でお伺い致します。宜しくお願い申し上げます。」
士「明日かぁ。早いな。」
ソウゴ「楽しみだね!」

548 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 23:31:27.18 ID:rYxOwDp9M.net
今回は特別なのもあってか、新主人公勢の話題が例年より多かった印象
明日からゼロワン勢登場解禁!楽しみだ

549 :名無しより愛をこめて :2019/08/31(土) 23:59:31.56 ID:NcWCo5w2r.net
>>545
おじさんは時計屋だしソウゴにとって時計はすごく身近なものだろうね

小説版で触れられてたけど永夢の部屋は物がビシッとしてるんだろうなぁ

550 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 09:46:05.14 ID:a7ynt7Ob0.net
或人「ん? えっえっちょっと待って。ここオレの家じゃないけど……」

ライダーハウス前に到着

イズ「いえ。ここは間違いなく或人様のご住居です」

扉が開く

ソウゴ「或人兄ちゃんおかえり! 入って入って」
或人「…ただいま。いや、えっとどちら様?」
良太郎「或人兄さんもう来たんだ。早かったね」
或人「うん…うん?」
士「イズも上がれ」
イズ「はい。ではお言葉に甘えて失礼します」

或人「いやどういうこと!?」

551 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 14:08:38.69 ID:ttdWNQMCa.net
GJ!
今日から或斗もライダーハウス入りだね

ここの兄弟は或斗のギャグやボケにどう反応するのか楽しみだ

552 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 14:42:01.44 ID:oTdfHIZ70.net
ゾンズ家に倣うなら、令和ライダー3作目くらいから平成と令和が別居になるかな?
楽しみだ!

553 :ようこそ令和ライダー :2019/09/01(日) 14:48:52.79 ID:+928iDkHM.net
勝手ながら>>550の続きを…。
_____

或人「俺達が兄弟ぃ?」

訳もわからず通されたのはリビング、と思しき一室。
多種多様な服を纏った少年、青年達に囲まれて、或人はようやく置かれた状況を聞かされていた。

ソウゴ「まぁ、最初はそうなるよね」
総司「細かいことは追々話すが、とにかくお前はうちの一員だ」
或人「はぁ…。…ねぇ、なんで俺より先に知ってたの、イズ?」

士「この早さで着いたということは、俺達の連絡を信じたようだな」
イズ「はい。偽りないメッセージと判断させていただきました」
戦兎「長男には注意な、イズ。下手すると修理行きになるから」
ヒビキ「戦ちゃん…ひょっとして、俺これから一年いじられちゃうの?あ、宜しくねイズちゃん」
イズ「宜しくお願いします、仁志さ」
ヒビキ「ヒ ビ キ です」

総司「解答は得られたな」
或人「得られたけど。溶け込んでる(?)し…ツッコミ追いつかないし…」
永夢「状況を飲み込むのはゆっくりでいいから。社長になりたてで、只でさえ今大変だろうし」

或人はひとまず頷く。そして考える。
これから待ち受けている生活の行方はわからない。兄弟だという彼らが、どんな人間かもわかりきっていない。
だが、住む皆に笑顔があることは確かだ。敵意もない。
そうとなれば、取る行動なんて決まっている。

或人「よし…。俺、ここの兄弟になる!」
戦兎「話は決まりだな」
ソウゴ「じゃあこれから宜しく!或人兄ちゃん」
或人「うん。…よろしく、皆!」

そう言って思いっきり笑えば、笑顔が伝播して広がっていく。
新顔からの屈託のない笑顔に、兄弟たちは、元気そうな兄だ、弟だ、また楽しくなりそうだ、と思いを巡らせ目を細めていた。

或人「では!『新たな出会いはあら楽しい!』 はい!アルトじゃ〜〜〜ないとっ!」

その新顔から、ギャグが飛ぶ1秒前までは。

イズ「今のは『新たな』の『あら』と感嘆の『あら』、『出会い』と『楽しい』の『い』の音を合わせた押韻で」
或人「解説しなくていいから〜〜〜!!」

翔太郎「…おい、巧」
巧「言うんじゃねぇ…何も言うんじゃねぇ…」

仮面ライダーゼロワンこと、飛電或人。
令和の風が、ここ来田の町に吹き抜けた最初の日の出来事である。

______

お目汚し失礼。
ギャグがさっぱり出てこない。ようこそ或人!

554 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 14:53:05.92 ID:pqqnJ1s30.net
>>553
一発目GJ!
翔一にギャグ仲間ができる…か?

555 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 15:01:33.44 ID:P6NkPwnqd.net
今日のゼロワン見て思ったけどフィリップもギャグの解説しそうな気がしてしょうがない

556 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 15:01:43.02 ID:+928iDkHM.net
>>552
展開にもよるけど、ゆくゆくは独立および別居だろうな
それでも兄弟分みたいな関係だと嬉しい
(タケルとマコトみたいに兄呼びが成立する感じ)

557 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 15:07:02.24 ID:mEOqXqQW0.net
翔一と或人がギャグのリレーをして頭を抱えるツッコミーズが浮かんだ。

558 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 15:30:00.40 ID:a7ynt7Ob0.net
>>553 こちらこそありがとうございま!

―――――――――――

或人「共同生活か…。あ、もしかして誰かに起こしてもらえるんじゃね? よし寝坊の心配が無くなった!」
晴人「なんだ朝起きられないタイプか?」
或人「そうなんだよ。昨日なんて目覚まし5個かけたのになー」

総司「…安心しろ。起こし方のバリエーションは豊富だ」
或人「まじ? やったー。オレここに来てよかったかも」

ソウゴ「(総司兄ちゃんの目が一瞬死んだような…)」
戦兎「(がんばれ或人…。本当に豊富だからな)」

559 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 18:33:36.18 ID:lSmqiNFl0.net
或人登場編書いてくださった方々にまとめてGJ!
翔一は確かにアルトがツボってそうw

腹筋崩壊太郎も来田にたどり着いて腹筋崩壊芸を見せてて欲しいなぁ。

560 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 18:39:15.51 ID:941USePL0.net
ギャグネタは楽しいけど、それを考える人はどれだけいるのか




「ギャグを考えるのが罪なら、俺が背負ってやる!!」
残り全員「「「「「え”!!!???」」」」」

561 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 20:32:04.17 ID:lWG3UF1y0.net
ほらコアが無事なら復活可能なロイミュードさんたちの技術を応用して、
腹筋崩壊太郎さんも復活……
したらいいなぁ。

562 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 20:33:17.59 ID:UnrERHip0.net
>>552
>>556
まあ、その時その時によって臨機応変に対応していこう

563 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 20:48:32.00 ID:70N5bKW4d.net
ハート「腹筋崩壊太郎…自意識や感情に目覚め、人類をも超えうる『シンギュラリティ』にたどりついたヒューマギアか…惜しい男を亡くしたな…」

ブレン「ヒューマギアに興味があるのは私もですが…ハート、我々は手出し無用。泊進ノ介の兄弟に任せるのが一番ですよ」


自分たちの進化を蛮野に利用されたロイミュードにとってはシンギュラリティに達したヒューマギアがマギア化させられるのは辛いだろうなあと…

564 :名無しより愛をこめて :2019/09/01(日) 23:02:45.98 ID:KLZFsGyq0.net
皆さんGJです!

565 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 08:29:41.30 ID:uhRHvSxOd.net
福添准の憂鬱
福添「なぜ私が社長じゃないんだ!」
士「さあな。」
福添「後、或人とイズのは立派なベッドが用意されていて、
私と私の秘書のはハンモックなんだ!」
士「急に乗り込んできたお前が悪い。」
リュウタロス「だってお前来るってソウゴから聞いてないもん!」
士「リュウタロスは悪くない。或人達の部屋作った良い子だ。」
リュウタロス「頭なでなで気持ちいい!」
福添「理不尽!」

怒り心頭で飛び出した福添だが、地獄兄弟にも拒否されライダーハウスに戻って来たのだった。

矢車「追い出した理由?ああ、あいつは副社長だからな。」
影山「きちんとした仕事あるってだけで眩しいんだ。」

566 :クッキー作ろう シークレットミッション 1/5 :2019/09/02(月) 11:29:10.41 ID:jxXDr8tf0.net
「集まってもらったのは他でもない…」
「(ごくり)」
「今日は、9月2日。学校はなんの日だった」
「始業式」
「そう。そして月初め、社会人は忙しくなる」
「うん」
「特にこの時期は、怪我や病気で学校や仕事に行けなくなったり」
「うん、休みいたな」
「事故や事件も多い」
「ということは、永夢兄貴と進之介兄貴が」
「多分忙殺されている」
「事件事故の報道も多いな」
「真司兄さんもか」
「そして社長に就任し、この家に来たばかりの或人兄さんもだろう」
「うん」
「そこで」
「(ごくり)」
「僕達が労いの品物を作ることにした」
「おっ?」
「ここにいる4人、僕以外の共通点は?」
「(きょろきょろ)」
「…あっ、高校生?」
「正解だよ。だからこの時間に集まれるわけだ」
「なーるほど」
「僕もあきちゃんに頼んで時間をもらった」
「納得」
「そして品物は、先日のクッキーの応用」
「俺が参加しなかったあれか」
「そうか、タケル以外は作ってたな」
「ということで、翔一兄さん総司兄さんからは台所・材料の使用許可と、レシピをもらっている」
「もう1枚あるけどこれは?」
「調理上の注意点らしい」
「ならこの前やったし、行ける気がする」
「では、シークレットミッション、『兄に労いのクッキーを』を開始する」
「「「おー」」」
「静かに」

567 :クッキー作ろう シークレットミッション 2/5 :2019/09/02(月) 11:30:33.55 ID:jxXDr8tf0.net
「まず注意点から読む、…ん?…タケル兄さん、指名がある」
「?…『この注意書きはタケルが読み上げること』…?」
「そういうことのようだね」
「じゃあ読むよ…1.必ず手洗いうがい(衛生面)」
「うん、確かに」
「2.キッチンから出ない(作業を見られないよう)」
「うん」
「3.キッチンに人を入れない(安全の確保と食料の確保)」
「それは主に橘さん対策だね…」
「『なお、2.3.のため、おじさんから特殊な光線バリアを借りている。
使用中は居間と行き来できないので気をつけるように』……え?」
「大掛かりすぎないか…」
「気にしないことにしよう。4.人の手を頼らない(特に隣の戒斗)」
「俺達は絋汰兄貴じゃないぞ」
「5.道具は丁寧に扱う(カブトゼクターがいるか?)」
「「「いらない(ガクブル)」」」
「6.まぁ頑張れ」
「…最後だけずいぶん投げやり…」
「とっとにかく、始めようぜ」
「(小声で)おう」

568 :クッキー作ろう シークレットミッション 3/5 :2019/09/02(月) 11:32:14.08 ID:jxXDr8tf0.net
「進行は僕が担当するよ。まずバターは箱丸ごと、砂糖は100g、薄力粉が200g。計ってくれたまえ」
「じゃあ砂糖俺がやるから、タケルと弦太朗で薄力粉頼む」
「タケル兄貴、はかりとボウルここに」
「わかった」
「バターは切って、レンジ…」
「砂糖計れたよ」
「じゃあバターに混ぜてくれたまえ。ボウルは僕が持つ」
「………混ざった」
「薄力粉も混ぜていいか?」
「うむ」
「2人がかりが良さそうだね。弦太朗、はい泡立て器」
「タケル、そーっとね、そーっと」
「この前真司兄貴に怒られたからな」
「弦太朗がね」
「……これ、この前より固くないか?」
「砂糖が少ない分、生地が重くなる…んだそうだ」
「頑張れ弦太朗、もうちょい」
「うぐぐ…」
「うん、大丈夫だろう。ではオーブンの余熱だ」
「俺がやっとく」
「ソウゴ兄さんありがとう」
「じゃあ俺達は生地…」
「これスプーンでは落とせねぇぞ?」
「今回は手でちぎって丸めること…とある」
「へー、面白そう」
「(もくもくもくもく)」
「…余熱は大丈夫?」
「行けてる気がする」
「では焼こう」
「「「(こくり)」」」

569 :クッキー作ろう シークレットミッション 4/5 :2019/09/02(月) 11:34:50.99 ID:jxXDr8tf0.net
「光線バリア解除するか?」
「一旦消しておこう」
「これ置いとこうよ」
「『取り込み中につき立ち入り禁止』…まぁすぐ終わるけど」
「焼けるまでテーブルで待とうぜ」
「ただいま…ん?」
「映司兄(さん)、おかえりー」
「みんなそろってなんの作戦会議?」
「実はね、かくかくしかじかで…」
「なるほどかゆかゆうまうまと。わかった」
「何か違うけどまぁいいや」
「配達用にカンドロイド貸そうか」
「ありがとう、助かるよ」
「…そろそろ焼けるんじゃない?」
「(ppp…ppp…ppp…ppp…)」
「タイミングバッチリだね」
「えーと鍋つかみ…あ、光線バリアまた貼っといて」
「ハイハイ(シュン)」
「映司兄さん、誰も来ないよう見といてね」
「わかった。でもここからだと台所空っぽに見えるから」
「光線バリアすげー」
「こら、油断すると火傷するよ」
「いけね」
「上手く焼けたねぇ」
「こんなんになるのか…」
「ただいまー喉乾いた…」
「一真兄さんおか…あっ待って!」
「…(ゴン!)ウェッ?」
「あぁ被害者が…」
「兄さん、実はかくかくしかじかで…」
「これこれほいほい、と。へぇーみんなやるなぁ」
「ごめん兄さん、あと冷ますだけだから。あと麦茶どうぞ」
「ありがとう(ごくごくごくごく)」
「もう声出しても大丈夫か?」
「うん、いいだろう」
「というわけで、クッキー作ろう第2回、かんせーい!」
「「「いえーい!」」」

570 :クッキー作ろう シークレットミッション 5/5 :2019/09/02(月) 11:36:18.16 ID:jxXDr8tf0.net
「もしもしイズさん?かくかくしかじかで或人兄さんに渡してもらえますか?」
「かしこまりました」
「タカカンドロイドくん、警視庁と聖都大学病院、頼むよ」
「ピュイー!」
「真司兄貴には俺持っていく!」
「任せた!」

「配達終わったね?」
「バッチリ!」
「そしたら残りは…」
「俺達のおやつ!」
「食うぞー!」
「「「いただきまーす!」」」

571 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 12:04:48.30 ID:e7f3nlQlM.net
GJ!
高校生とフィリップか。
いい意味で淡々と進んでいくのがシークレット感あっていいなあ

572 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 13:49:09.13 ID:T015GFgN0.net
久々にスレ覗いたらとても進んでてびっくりw
ゼロワンも始まったし自分もきたついでにちょっとしたネタをひとつ…


一真「新しい兄弟の名前は飛電或人…あると…」
晴人「一真、どうかしたのか?1人でブツブツ言って」
或人「俺がどうかした?」
一真「あ、晴人!それに或人も…」
晴人「うん?」
一真「いや、さ。2人とも名前が似てるし背丈もほぼ一緒だから、なんか双子っぽくていいなーって…」
或人「え?一真も俺と同じ22歳だろ?俺と晴人と一真で三つ子じゃ…?」
一真「そうなんだけど!そうなんだけど!俺だけ一真で一文字もかすってないし、背丈だって差が結構あるじゃん!?
同じ三つ子でも1個下の総司たちは身長体重も一緒なんだぞ!?」
晴人「何?一真そんなの気にしてるの?別にそういうのいいじゃない。
確かに俺たちに分かりやすい共通点はないかもしれないけど、紛れもなく三つ子なんだし」
一真「晴人ぉ…」
晴人「元々、俺ら兄弟そんなに似てないんだから、そこまで気にすることないでしょ」
一真「うん…うん!そうだな!」
或人「何かよく分かんないけど…。俺、一真とは結構気が合いそうな気がしてるんだ!だから、これからよろしくな!」
一真「或人ぉ!ありがとう!こちらこそよろしくな!」

真司「くっそー!羨ましい!俺もそろそろ同じ歳の兄弟ほしい!」
或人「あ、真司兄さんだ!」
真司「俺1人余るんだよなー!ヒビキ兄さんと戦兎兄さんと雄介兄さんは年長組で括られてるし、翔太郎兄さん進ノ介兄さん永夢兄さん、一真と晴人と或人、翔一総司映司に、渡士絋汰はそれぞれ三つ子だし、
たっくんと良太郎とタケルとソウゴの四つ子とフィリップと弦太郎の双子は未成年組で固まってることが多いし!」
一真「真司兄さんだって俺と晴人とよく一緒にいたじゃん?」
真司「でもそのポジションは或人に取られてしまった!テンション的にも!」
或人「え、俺、真司兄さんの枠取っちゃったの?」
晴人「いや、それただの嫉妬じゃん…」
真司「どーせお前ら三つ子で仲良くするんだろー!俺の居場所はここにはもうないんだ!うわーん!」
或人「ええええ!?」
一真「何言ってんだよ真司兄さん!真司兄さんだって俺たちの兄弟なんだから、居場所がないなんてことないだろ!」
或人「俺、真司兄さんとも仲良くなりたいな!だからほら、えっと、4人でいればよくね!?」
一真「そうだよ!これからは4人でセット!な、晴人!」
晴人「え?う、うん…そうだな…?」
真司「か、一真晴人或人ぉ!お前ら超いい弟!ごめんな、或人!変なこと言って!」
或人「いやいやいや気にしてないし!」
真司「そっかぁ!ありがとう!お前ら大好きだぞー!」
一真「俺も!」
或人「俺も、まだよく知らないことも多いけど大好きだ!」
晴人「はは……」

晴人(……なんか、暑苦しいのに挟まれたな、俺…)


真司、一真、或人は何となくテンションが似てるような気がする

573 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 14:42:36.72 ID:jxXDr8tf0.net
>>572

攻介「呼ばれた気がしたんできたぞー」
晴人(そうだこいつも暑苦しいだった……)



晴人「もしもし永夢兄さん?心理的な頭の痛さに効く薬を頼む」
永夢「?」

574 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 17:37:14.68 ID:SGzXXqSt0.net
>>573
永夢「薬はないけど、栄養ドリンクにそういった類いのあったよ。」
フィリップ「藤○直人さんのCMでやっていたやつだね!冴子姉さんがたまに飲んでいたな。」
晴人「ぐびぐび。何か効いてきた気がする。ありがとう。」

晴人退出
永夢「あ、福添さんにも渡してこよ!」

575 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 21:25:49.25 ID:GEulmx6o0.net
戦兎「お願い!」
或人「無理だって!」
葛城「社長だからできるだろう!」
或人「できないよ!」
フィリップ「場所なら僕が調べるから頼むよ!」
或人「嫌なものは嫌だ!」
進ノ介「お前ら何騒いでるんだ?」
或人「あ、進ノ介兄さん!助けて!この三人が無茶ぶりする!」
進ノ介「ものっすごい嫌な予感するが、なにしようとしてるんだ?兄さんたちは」
戦兎「別に?ただヒューマギアの設計図が見たいなーって」
葛城「彼は社長だからね。どんな資料も取り寄せ可能なはずさ」
進ノ介「・・・普通、それって社外秘ってやつじゃないか?いくら兄弟でも持ち出しはできないだろ。社長になったとたん特別背任とかで逮捕されてもいいのか。
   それからな、或人。この3人は割とマッドサイエンティストだから。興味を持ったことに対する暴走は半端じゃないから。絶対見せるんじゃないぞ。悪魔×3とか嫌な予感しかしないじゃないか」
或人「えぇー」


人間社会に完全に溶け込める人型アンドロイドとかこの三人が絶対に食いつくと思った。

576 :名無しより愛をこめて :2019/09/02(月) 22:38:56.95 ID:7y55rNzt0.net
>>575
イズ「設計図は機密ですのでお見せできませんが、一般公開可能な範囲のヒューマギアの製造過程の見学なら手配できます」
フィリップ「ぜひ!お願いしたい」
葛城「出来れば全過程見たかったが…でも」
戦兎「ん〜最っ高だな!」
進ノ介「何か…すみません」

或人「それ、俺の小学校の頃に遠足で見たやつだ」

577 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 01:11:57.50 ID:reNBdAYrd.net
最近上げてる人多いけど下げなくて大丈夫?

578 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 01:22:03.33 ID:/x1S8Bw0M.net
マナーとして下げた方がいいと思う
確かに最近目立つね

579 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 08:08:58.52 ID:gOJ7igNw0.net
あと紘汰の紘の字間違えてる方が多いのも気になった
作品は楽しく読んでます
皆さん乙です!

580 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 08:50:16.78 ID:wTc9SVUTr.net
>>579
正直紘の字間違える人って原作に愛情ないのがまるわかりだからその時点で面白く読めない
二次創作の二次創作してるんでしょって思う

581 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 09:33:05.04 ID:jTcJw+1IM.net
あと気になるとしたら進ノ介が進之介だったりね
紘汰もそうだけど、間違えやすい名前は辞書登録しとくのが吉

582 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 09:49:24.12 ID:rvSteA720.net
>>551ですが自分も或人の漢字間違えてた…
これから間違えないよう気をつけます

583 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 11:40:53.75 ID:tFJC1N080.net
>>580
そこまで言わなくてもいいんじゃあないかな?
誰にだって間違いはあるものだし


これからも応援しています!

584 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 12:23:52.41 ID:6wJeh5T00.net
いえ、指摘してくれるのはありがたいです。すみません。気をつけます。

585 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 17:53:14.35 ID:6SgTg7ow0.net
飛電の会社が<東京都東品川エリア来図>にあるみたいだけど、兄弟の中で一番近い(仕事先or学校or住居)は誰になるのかな?
東京の立地がまったくわからない…

586 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 18:29:21.73 ID:5i2OzlaK0.net
実在地名が出てくる作品が少なかったような覚えがある
ポレポレ(クウガのおやっさんの店)が文京区で甘味処たちばなが柴又だっけ
どっちも決して近くはない

587 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 19:04:35.55 ID:fr45s0X9M.net
他に実在地名が出てきたのは、兄弟内だと

OREジャーナル 千代田区九段下
西洋洗濯舗菊地 東中野
クスクシエ 武蔵野市(夢見町)
警視庁特状課 台東区

ってところか…?
飛電が東品川=現実の品川区とした場合、やっぱりこれらも結構距離がある。

588 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 19:54:32.09 ID:HQ1TKvNC0.net
とある橋にて
ティラミーゴ「アルト!」
メルト「いい加減俺の名前を覚えろ、って無視?」
或人「ティラミーゴ!」
ティラミーゴ「アルト、スーツなんて着てどこへ?お笑いは?」
或人「ちょっとした会議の帰り、だよ。お笑いはお休み中。」
メルト「あいつ、アルトって名前か?」
イズ「そうです。彼の名前は飛電或人。」
メルト「へぇ。」
うい「もう!私と動画のネタ探すって言ったじゃない!
って、あれ飛電インテリジェンスの社長じゃない!」
メルト「社長だって!」
うい「ニヤリ」(悪い笑顔)

その後、ういちゃんねるにティラミーゴと語らう社長の盗撮動画が全世界に出回ったのだった。

589 :名無しより愛をこめて :2019/09/03(火) 23:45:43.48 ID:l7ZC9sgV0.net
腹筋崩壊太郎とバガモンが出会ったら仲良くなれそうだなとふと思った…。

590 :名無しより愛をこめて :2019/09/04(水) 22:31:35.25 ID:NZB9FqyT0.net
「そういえば或人兄ちゃん、朝起きるの苦手だって言ってたな……あ!そうだ!」
「ソウゴ君、おかえりー」
「叔父さんただいま!あのさ、お願いがあるんだ!」
「なになにまた何かの修理?今度は一体何が…」
「時計のことだよ!」
「本当かい!?」

後日の早朝、ライダーハウス。
『ドンガラガッシャーンバキーンカーンドゴーン!!』
「…起きたかな…?」
「…さすがに起きるんじゃないかなぁ…?」
「なんか僕気の毒になってきた…」
「或人兄さん…」
「(無言で合掌)」

「ななななななななんなのあれ?なんの装置!?ピタ〇ラスイッチ!?」
「おー、起きた起きた」
「やったー大成功!!」
「いや、兄ちゃん目覚まし時計いくつもかけないと起きられないって聞いたから」
「この常磐順一郎に直せぬ時計はない!」
「……はぁあ???」
「…部屋丸ごと使うのは無茶すぎるだろう…」
「まぁ朝飯を食え」
「或人様、お迎えに上がりました。今日はスッキリ起きられたようでございますね!」
「スッキリじゃない、スッキリじゃないけど…!」
「では皆様、行ってまいります」
「「「行ってらっしゃーい」」」



叔父さんがむっちゃいい仕事をしてくれる気がする…。

591 :名無しより愛をこめて :2019/09/04(水) 23:04:20.84 ID:2AgISaNE0.net
GJ!さすがおじさんやってくれたね!
ドタバタの朝たのしそう!

なんとなくなら大体分かったけど、キャラが一瞬で想像できないのはもったいないかな…?

592 :年下に見られる兄の話 :2019/09/05(木) 01:28:36.78 ID:b+8jE47IM.net
「………」
「ソウゴ?俺の顔になんかついてる?」
「…いや、或人兄ちゃん、本当に俺より上なのかなって」
「ん??いや、イズから聞いてるでしょ?俺正真正銘の22だよ?」
「うん。でも見た目だけだと、ほんとに4つも上なのかっていうか」
「うぐっ」
「むしろ同い年ぐらいっていうか」
「うぐぐっ」
「俺は夢の中で皆より早く姿を見たから、尚更っていうか」
「夢?え?そこかなり詳しく知りたいんだけど…?」

「…あんまり言わない方がいいと思うよ、ソウゴ」
「「永夢兄(さん/ちゃん)」」
「言われる側は気にしてたりするから」
「…それ、永夢兄ちゃんの経験?」
「うん。具体的には、お酒買う度に店員さんに年齢確認されたり…」
「わかるそれ!ヒューマギアがいないコンビニ行くとよくある!」
「そう。地味にダメージ積もる…」
「兄ちゃん達にとってあるあるなんだ…?」

「ソウゴはその辺と縁が薄いもんね。…まあ、何はともあれ」
「…あっ」
「兄さん?ソウゴもなんで台所…」

「ゼクター構えなくていいから、総司」

_______
人を選ぶ(であろう)ネタ
或人の兄呼びは暫定

593 :名無しより愛をこめて :2019/09/05(木) 19:56:57.12 ID:YT/8BmVZ0.net
>>590
時計ネタはおそらく近くの部屋だろう真司一真も物音に起こされそうだな、と思った(笑)

594 :名無しより愛をこめて :2019/09/05(木) 23:13:06.53 ID:IKDn7V3w0.net
アイテムを投げて渡されるあたりたっくんがアルトくんにシンパシー感じてそう

595 :名無しより愛をこめて :2019/09/05(木) 23:31:25.04 ID:AgMF5+fh0.net
>>594
映司「…」
アンク「…」

596 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 07:19:02.12 ID:vY+910fk0.net
歴代社長ライダーの会メンバー
高見沢
佐野満
風見志郎(THE NEXT)
太牙ニーサン
黎斗神
檀正宗
飛電或人

まともな人少なすぎ

597 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 09:04:10.10 ID:KeT2P/Jn0.net
>>596
村上社長と花形に一時的でも木場さんも入るね。
まともなメンバーが頭抱えそうだなぁ…。

598 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 10:58:17.49 ID:llZccNpq0.net
>>596 >>597
まともな社長は…志郎叔父と或人と…木場?
それと、他のメンツと比べて佐野くらいか
花形社長は…悪い人ではないんだけど常識人かと言われたら、、、だし

599 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 11:05:51.46 ID:GXkAM4HU0.net
>>598
揚げ足とるようで悪いが、そこに書いてある
風見志郎ってのは叔父さんのことじゃねえぞ笑

600 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 11:19:04.57 ID:llZccNpq0.net
そっかNEXTの方か…
ごめんなさい

601 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 11:44:34.40 ID:FJb9nLD20.net
>>597
花形はライダーに変身した事あったっけ?

602 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 12:51:47.75 ID:KeT2P/Jn0.net
>>601
なかったですね…社長というだけで挙げてしまいました。失礼致しましたm(__)m

603 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 12:57:05.96 ID:YFtRKarIM.net
なかったと思う
あとメンバーが入るとしたら、ハジメとカズマ(リマジのカリス・ブレイド)かな

604 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 14:05:12.33 ID:iOpSFvvm0.net
或人「最強の社長は一人!俺だ!」
高見沢「何を言っている。私に決まっているではないか」
黎斗「神であり社長である私を差し置くとは片腹痛いわ!」
正宗「何を言っている黎斗。お前も私の商品にすぎない…」

巧「誰だ全員連れてきたの!」
翔太郎「収集つかねーじゃないか帰らせろ!」

渡「…兄さん…?」
太牙「…参加しちゃいけない気がしてな…」
渡「…正しいと思う…」

605 :名無しより愛をこめて :2019/09/06(金) 21:56:52.75 ID:vY+910fk0.net
>>597
村上社長がデルタに変身したのは実は社長を解任されてからという事実

606 :名無しより愛をこめて :2019/09/07(土) 21:00:50.35 ID:CWlEvqni0.net
絆で兄弟。暇に任せて某苗字サイトで調べた感想を語ってもらった。


ヒビキ「おおさすが多いな(56500人)」
良太郎「うーん、よくある苗字って事だね〜(31600人)」
巧「まぁ…そんな所だろうな…(28300人)」
真司「案外居た!すげーな…(20200人)」
戦兎「うそーん、そんなに居るのか…(10300人、葛城だと3900人)

進ノ介「えっ、もっと珍しいと思ってた(5300人)」
翔一「うーん、いなくはない、ってことかぁ(1100人、沢木だと5400人)」

雄介「えええ?そんな少なかった?(680人)」
翔太郎「マジか…俺珍しいのか…(410人)」
紘汰「えっ『かずらば』ない…『くずは』なのか…(330人)」
永夢「僕も『ほうしょう』って読みがほとんどみたいだなぁ(150人)」
ソウゴ「俺は『常盤』って字の人が多いみたい(180人、常盤だと9400人)」
天道「天の道を行く人間はそう多くなくていい(260人)」
士「…だいたいそうだと思った(190人)」
渡「士ほどじゃないけどいる…!意外…!(120人)」

一真「まぁ、レアだってさんざんネタにされたし…(30人)」
弦太朗「一真兄貴並み!?レア苗字キター!!(30人)」
映司「アンク!アンク!俺珍しいんだって!(20人)」


晴人「相馬なら44400人…(データなし)」
フィリップ「僕は園崎でも190人だそうだ…(データなし)」
或人「どう探しても出てこない…(データなし)」
タケル「スケール大きすぎなのかなぁ…(データなし)」




個人的に映司が意外すぎた…。

607 :名無しより愛をこめて :2019/09/07(土) 21:45:20.37 ID:r/VANXihM.net
GJ!
左と紅って実在したのか…

真司「確かに映司は意外だ…」
フィリップ「ちなみに日下部だと20600人だそうだが、総司兄さん」
総司「問題ない。同じ姓が何人いようと俺は天の道を往くからな」

608 :名無しより愛をこめて :2019/09/07(土) 21:54:29.73 ID:GyMnxgWK0.net
>>606
GJ!名字面白いね!
兄弟がポチポチ検索して盛り上がってる姿を想像して和んだよ
火野そうなんだ…?日野が多いのかな?

>>592
遅レスになってしまった…面白い小話GJ!
特にその2人はバスとか映画館とか学生証の提示を求められそうだよね

609 :名無しより愛をこめて :2019/09/07(土) 22:22:07.55 ID:CWlEvqni0.net
>>607
フィリップ「映司兄さんの場合、『日野』姓は41600人いるそうだ」
映司「一気にそんなに多くなるんだ!」
フィリップ「室町幕府の将軍の正室は日野氏の出身が多い。藤原氏の一族で、明治時代は伯爵になっている」
映司「ほらぁアンク!やっぱり俺凄いんだよ!」
アンク「お前の事じゃない。字も違う。ついでにうるさい。」


巧「…ツッコミーズにあいつ入らねぇかな…」

1号家では優秀なツッコミの皆さんを募集しています(?)

610 :名無しより愛をこめて :2019/09/07(土) 22:43:48.63 ID:sKiIbVbX0.net
火野が珍しくないように感じるのは、
有名な俳優さんだったり、
某美少女戦士の女子中学生だったり、
有名な名前にある程度いるせいで
「火野さんは複数知ってる」から多いように感じるのかもね。

もちろん映司も有名な火野姓の一人だ。

611 :名無しより愛をこめて :2019/09/07(土) 23:41:16.12 ID:SjhQCSLt0.net
逆に言うと現実にはいなさそうな苗字でも存在してるんだなって

612 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 08:46:10.30 ID:GHjgShDd0.net
左、紅、天道、如月、剣崎とかってカッコいいし憧れる苗字ではあるけどイケメンにしか許されない苗字だと思う

613 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 15:45:40.34 ID:9cAQub/S0.net
2号家にて
啓介「諌兄さん、さっきから震えてるぞ。腹でも壊したか?(攻介の方を見る)。」
攻介「俺何もしてないし!濡れ衣だ!」
啓介「ならデネブか。椎茸沢山食わせていたし。」
デネブ「俺じゃない!」

諌(ダメだ!あのギャグ未だにツボに入って抜けない!くっそー!)

614 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 16:22:57.51 ID:/M2BrhAU0.net
GJ!不破さんいらっしゃい!
笑いこらえてる姿が2号家のハムスターと呼ばれるまでになりそうで…(笑)

615 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 17:42:02.89 ID:JNu9niR7M.net
銃ライダーの会に入れられる不破さんこと諫が見えた。

616 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 18:32:23.33 ID:GHjgShDd0.net
また拗らせタイプの2号だけどあんなくだらないギャグで笑うあたり悪い人じゃないね

617 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 19:17:06.23 ID:t4mzg1wcr.net
翔一と或人のコンビ漫才の客に不破さん連れてくるなよ?連れてくるなよ?

絶っっ対連れてくるなよ!?

618 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 19:18:20.99 ID:JNu9niR7M.net
公式によると「或人の面白くないギャグのツボが世界で唯一ハマる人間」らしいから、笑いのセンスが奇跡的にベストマッチしてる系かと
諫は1号家に生暖かい目で見守られてそうだな…

619 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 22:09:37.08 ID:ZNZpiB+50.net
つまり、或人ピンだとか或人と翔一のコンビ漫才(恐らくツッコミ不在)みたいなのまでは笑うけど、下手に巧とか翔太郎呼んでまともなツッコミ入れると一般人には面白いけど不破ウケは悪くなるのか……

620 :名無しより愛をこめて :2019/09/08(日) 23:54:38.94 ID:mJRY41Ce0.net
そういえば或人用の「ライダーハウスマニュアル」って作ってあるのかな?
「次男は新しい武器を試したがるから気をつけろ」とか。

621 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 01:14:40.48 ID:5FMl8utN0.net
ソウゴを我が王と呼ぶ男がいますが不審者じゃありません、とか?

622 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 02:01:41.01 ID:URA2nNcCM.net
「空を飛べても大々的に言わないこと」「鏡の中から人が出てくることがあります」「窓の鍵は開けておきましょう」
あと今回は「長男に機械類を触らせないこと」も大事かもしれない…

623 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 08:02:38.50 ID:3cJ4ZGqF0.net
「オルフェノクにアンデッドや魔法使いに神様等普通の人間ではない兄弟も多いので注意すること」「悪魔と悪魔の相乗りはなるべく回避。破壊者も一枚噛んでるケースはさらに厄介」「コレクッテモイイカナと言って現れる男は丁寧に扱ったあと二号家に送り出すこと」
とか

624 :或人用マニュアル 1/2 :2019/09/09(月) 12:18:16.95 ID:wuPIS52T00909.net
>>621 >>622 >>623 さんの意見も参考に。追記、\プリーズ/

ヒビキ
・鍛えてます。時々付き合ってあげてください。
・機械類を触らせてはいけません。イズは隔離しておきましょう。


戦兎
・新しい武器を試したがります。軽い気持ちで見せないように。
・正義に見返りを期待してはいけません。


雄介
・窓から帰ってきます。鍵は開けておきましょう。
・怒らせてはいけません。


翔太郎
・ハーフボイルドです。
・時々ツッコミを手伝ってあげてください。


進ノ介
・話は考えるのをやめる前に短めにどうぞ。

永夢
・怒らせてはいけません。絶対に怒らせてはいけません。
・チベスナ顔になったら逃げましょう。


真司
・鏡の中から出てくるのは別人です。


一真
・黒い集団はウェイローチさんです。危害は加えませんし働き者です。
・コレクッテモイイカナさんの対応は彼に任せましょう。


晴人
・主食はプレーンシュガーです。
・希望を語らせたら兄弟随一です。


翔一
・庭でシャイニングフォームになってたら農作業中です。
・ギャグは暖かく聞き流してあげましょう。


総司
・中の人などいません。
・怒らせるとカブトゼクターを構えられます。


映司
・パンツが室内に落ちてたら彼のです。
・赤い腕が周囲に浮いてても気にしてはいけません。
・お供えにアイスキャンデーを用意しましょう

625 :或人用マニュアル 2/2 :2019/09/09(月) 12:18:41.52 ID:wuPIS52T00909.net

・新しい怪人がでてきたら、ドラム缶風呂を用意して彼を呼びましょう。



・だいたい分かってません。
・最近まで戦いに付き合ってました。いたわってあげましょう。


紘汰
・空中のファスナーからただいまーしてきます。慣れましょう。
・絶許モードになったら危険です。安全を確保して避難してください。



・洗濯物は彼の領域です。
・時々ツッコミを放棄します。たまには手伝ってあげましょう。


良太郎
・「およ〜」という声が聞こえたら全力で逃げてください。
・色とりどりの仲間が周りにいますが早めに仲良くなりましょう。
・絶対に怒らせてはいけません。いいですか、絶対にです。


タケル
・寺生まれのTさんです。霊関係は彼に頼みましょう。
・たまに壁抜けを披露してくれます。

ソウゴ
・王様になると言ってもバカにしてはいけません。実績があります。
・ごく最近まで戦っていたのでいたわってあげてください。
・彼を「我が魔王」と呼ぶ人は不審者でなく、むしろ便利に使える人です。


フィリップ
・調べ物は彼に頼みましょう。ただし、没頭すると戻ってきません。


弦太朗
・ダチが大量にいます。もちろん君もです。
・頻繁に宇宙に行きます。月にも行きます。



《全般的注意点》
・空を飛べると叔父さんが特訓しにやってきます。大々的に言わないようにしましょう。
・実は怪人の人、実は人間じゃない人、実は人間辞めちゃった人、魔法使い、神様、など普通の人間ではない兄弟も多いので注意しましょう。
・「人間じゃない相棒」を持つ人が多くいます。今後の参考に話を聞いてみましょう。
・悪魔と悪魔の相乗りはなるべく回避、破壊者も一枚噛んでるケースはさらに厄介です。黒兄弟の葛城巧まで加わっていたら絶望してください。
・妖怪コレクッテモイイカナさんは丁寧に扱ったあと丁重に二号家に送り返しましょう

626 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 12:37:36.82 ID:CEKZMUsDd0909.net
GJ
いやー本当にめんどくさい人たちだなwwwwwww

627 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 13:32:53.33 ID:v8JN0X7Kd0909.net
2号家にて
龍我「俺のラーメン、湯入れ前にぶちまけたの誰?」
諌「すまん。空腹で焦っていて力を込めたら容器が真っ二つに。」
龍我「責任取ってテーブルに広がった乾燥麺食べろよ、諌兄さん。」
諌「そうする。」
ゲイツ「テーブルの下にぶちまけてないだけましか。」
諌「ボリボリ(乾燥麺食べる音)」
誠(仲間が出来て嬉しそうにしている)
龍我「仕方ねえ。カズミンのとこで何か食ってこよ!買い物もしなきゃいけねぇし。」
諌「すまん。ボリボリ。」

628 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 14:26:12.31 ID:URA2nNcCM0909.net
>>625
GJ!
全体的に吹いたし改めて物凄い家だなぁ…

個人的な追記


・熱い食べ物は渡さないようにしましょう。ふーふーしてあげようか?と言うと怒ります。

フィリップ
・ドライバーを着けて倒れていても病気ではありません。安全な場所に避難させてあげましょう。

《全般的注意点》
・兄弟の知り合いには顔が似ている人が何人かいます。カブトゼクターが飛んでくるので過度にツッコむのは控えましょう。
・常軌を逸した発明品にはZECT以下略が絡んでいる可能性が高いです。君の会社も加えられているかもしれません。

629 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 16:29:58.17 ID:3cJ4ZGqF00909.net
>>625
GJ!
士とソウゴの「最近まで戦っていたのでいたわってあげてください」にジーンときました……!

個人的な追記は

真司
・鏡に向かって笑いかけたりしているのは相棒のドラグレッダー、あるいは裏真司に話しかけているときです。ナルシストではありません。

一真
・発言が聞き取りにくいときは慌てているときなので、落ち着いてから聞き直しましょう


あと、読んでいて思ったけど、人間じゃない相棒持ちの兄弟同士で話しあっても面白いかも。距離感多分兄弟によってまちまちだし。

630 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 17:20:47.12 ID:3cJ4ZGqF00909.net
永夢と或人の会話ですが二号家の存在が前提です。
不破にだけ或人のギャグが受けているということは、或人のギャグを不破経由でしか知らない二号家の人は勘違い?するかもと思って。

__________________________________________

永夢「はぁー……」

病院から帰ってきた六男はいつになく疲れているようであった。
ドクターライダーという激務から考えれば、それも当然のことなのだが、どうやら今日はそれだけでもない様子。

或人「どうしたんだ、永夢兄さん。ため息ついちゃって」
永夢「あ、或人。ちょうど良かっ……いや、良かったのか?」
或人「俺に何か用があったの?」
永夢「う、うん。実はね、今度うちの病院で患者さんのための慰安ライブをやることになって、それで或人にもネタを披露してもらおうということになったんだけど……」
或人「ってことは芸人としての仕事!?もちろんやるぜ!あ、兄さんが言いにくそうだったのってギャラとか?チャリテイー目的な上に他でもない永夢兄さんの頼みならノーギャラでも大丈夫!」
永夢「いや、せっかく出てもらうんだから普通にギャラは出るよ。そうじゃなくて、或人をリクエストしたのは僕の先輩の外科医の飛彩さんなんだけどさ」
或人「隣の家にいる永夢兄さんの仲間の……」
永夢「そうそう。で、曰く『小児科医、最近お前の家にやってきた奴は、ネタを見れば一日中思い出し笑いが止まらないぐらい面白い芸人だと聞いたのだが』って……」
或人「おお!その飛彩さん、ただの甘いもの好きドクターじゃなくて笑いを見る目もあったのか!いやー嬉しすぎてハッピを着たいよ!そうハッピー!はい、アルトじゃーないと!」

単純に自分の芸人としての腕前が認められたと大喜びする或人を見ていると、更に不安が募る永夢であった。

永夢(いや、あれだよ?アレで一日中思い出し笑いが止まらないって??飛彩さん他の人と間違えているんじゃ……って思いたい。でも芸人って或人しかいないし……)

しかし、あまりにも或人が嬉しそうなので、そっとしておくことにした永夢であった。
なお、二号家に新しくやってきた諫の笑いのツボについて一号家のメンツが知るのはもう少し先のことである。

631 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 17:22:02.69 ID:v7CYi0eH00909.net
若菜「来人、準備できた?」
フィリップ「ああ。ばっちりさ。じゃあ行こうか若菜姉さん」
或人「?」

翔一「姉さん、津上さんから手紙が来てるよ」
雪菜「あら、翔一さんから?ありがとう哲也」
或人「??」

葛城忍「なあ巧、今月の科学雑誌のこの記事、どう思う?」
戦兎「どれどれ?」
葛城巧「ああ、この話か」
或人「???」


真司「毎年恒例だなあ」
一真「だよなあ」


黒兄弟が紹介されてる場合は戦兎と葛城巧の関係は説明済みか?

632 :或人用マニュアル 2/2 :2019/09/09(月) 17:31:18.83 ID:yA5pLklL00909.net
>>630
GJ!永夢頑張れwww

633 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 17:31:45.21 ID:yA5pLklL00909.net
コテ消し忘れてたスンマセン

634 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 18:09:42.05 ID:8B2WEkI200909.net
もうこのスレ今日で13年目なんだね。長いなあ
13年あったら家電製品も2回位は壊れてるかな?

635 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 18:20:00.42 ID:/0qQWIvt00909.net
イズちゃんとのやり取りを見る限りアルト君はボケよりツッコミのほうが向いてそう

636 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 18:35:22.91 ID:tQwljf0Q00909.net
>>634
ゼクト以下略だから自己復旧機能がついてるので
修理とは無縁かも。

637 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 18:58:31.19 ID:URA2nNcCM0909.net
伸びがすごいのでまとめてレス!失礼

>>630
ありえすぎる…とりあえず飛彩は或人に直に会うべき

>>631
ライダーハウスの人間関係はややこしい…
誰か一人は「某海産物一家の方がよっぽど簡単!」って言ってそう

>>636
時代の流れや兄弟の人数に会わせてアップデートとかはありそう。テレビは当然ブラウン管から液晶だろうし、冷蔵庫は大型になってたり。

638 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 20:58:59.04 ID:e+4f4brlr0909.net
>>629
人間じゃない相棒の会、会長は信頼と実績の良太郎で満場一致だろうね。

会員は、当初から人外って分かってた所でまとめると、

良太郎(タロスズ+ジーク)
渡(キバット)
映司(アンク)
進ノ介(ベルトさん)
タケル(ユルセン)
永夢(ポッピー)

かな?

コヨミが微妙なライン…?

639 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 21:19:37.02 ID:QkAtyawv00909.net
>>638
ドラグレッダーは……相棒というか手懐けている獣みたいなもんだから相棒には入らないか

640 :名無しより愛をこめて :2019/09/09(月) 22:19:43.10 ID:n9AkXmR+a.net
>>638
そこに或人(イズ)が仲間入りするわけか

641 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 06:50:36.95 ID:gqsjki8rd.net
>>638
賢吾も
もう人間だけど

642 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 07:02:16.89 ID:ILqKus9SM.net
賢吾は終盤で人外とわかったのでノーカンでは?

643 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 08:34:33.72 ID:aStJpIvyd.net
>>638
戦兎「俺の相棒も人間じゃないぞ。」
フィリップ「エボルトの遺伝子が絡んだ合成獣(キメラ)だからね。」
或人「中途半端だから、人間かどうかキメラれなかったんじゃないか?」

凍りつくライダーハウス1号家
それを窓越しに見つめる諌
諌(やめろ!いちいちツボに来る!思い切り笑えたらどんなに楽か!)
永夢(チベスナ顔で諌を見ながら)「笑ったら楽になるのに。」

644 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 10:05:50.16 ID:ILqKus9SM.net
やっぱり万丈もノーカンかな
水を差すようで悪いけど、不破さんの下の名前「諌」って書いてあるのが気になる
辞書登録おすすめ

645 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 10:25:45.69 ID:ILqKus9SM.net
進ノ介「というかこの会…多分『人間じゃない相手への接し方の情報交換』が目的だろ?」
映司「だから賢吾くんや龍我さんとかの、本人すら純粋な人間と思ってたメンバーは外れてる、と」

渡「純粋な人間じゃないのは、確かに中途半端かもしれない。…だけど、だからこそ、その人そのものを捉えるのが大事だって僕は思う」
一同(((説得力…!!)))

646 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 10:27:40.64 ID:0gMVFOjha.net
ちなみに「諫」は音読みは「かん」でGoogle変換ではでてくるので一度出したら辞書登録すればいいよー

647 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 10:33:29.04 ID:Vi29Jkuj0.net
普通に諫める(いさめる)で出てくるよ

648 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 18:39:38.27 ID:BDyySfLr0.net
全然諫めてないのに名前は諫か

649 :名無しより愛をこめて :2019/09/10(火) 23:21:11.00 ID:x6MBw/qv0.net
終わっちゃってからで恐縮。
ウォズの3号家お迎え話…が思いつかないorz
順序的にカズミンのお迎えなんだけど、いったいどう絡むんだろうあの2人…。

「我が兄ドルオタ、やっと迎えに来てくれましたか」
「うるせー頭にソースぶっかけるぞ」

あかん続かんorz

650 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 01:54:22.04 ID:OpNOE79m0.net
ウォズ達のお迎えは、
大混乱の中とりあえず白ウォズをお迎え→黒ウォズも変身したのでお迎え
って感じだと思う。
そういや、黒ウォズは変身するまで黒兄弟にする案もあったな…

651 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 04:42:38.77 ID:POGbqUPC0.net
何故か今、3号家に入る前の黒ウォズが野良イダーの皆さんと一緒に焚き火囲んでる光景が浮かんだ……

652 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 07:25:46.75 ID:IC+12Iun0.net
白ウォズ黒ウォズはこのスレ世界だと双子扱い?

653 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 13:01:53.84 ID:O4mwy414a.net
双子だったと思う。
まあ書き手さんの自由だが。

血縁兄弟の3号家で、一卵性双子として生まれたウォズ達が一方はクォーツァー、もう一方は平行世界のクォーツァーともオーマジオウとも対立する勢力に預けられた結果、黒ウォズと白ウォズに……みたいなのを考えていたがなかなか文章に起こせない。

654 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 20:55:32.32 ID:V1jDRZUfr.net
白ウォズ「おや?もしかして次は」
黒ウォズ「私たちが刃唯阿さんを」
両ウォズ「「迎えに行かなければならないのかな?」」

白ウォズ「しかし私たちはまだ3号家に迎えられていなかったのでは」
黒ウォズ「もう1人の私…実は私もそれは考えていた…」
両ウォズ「「(じーーーーーーっ)」」

一海「わかったわかった迎えに行けばいいんだろう!?」

お迎え、どなたかお願いします…。

655 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 21:16:08.24 ID:HMqwWVBH0.net
>>653
それは中々壮大で面白そうだな
10年前くらいの過去スレではそういう設定も
も結構あったけど、最近はあまり見ないから
かえって新鮮そうだな

656 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 21:58:09.47 ID:V/pPBJF5d.net
ウォズ達、一海が迎えに行く前に「これからお世話になるよ」って3号家にやって来てそうな気がする

657 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 22:41:40.55 ID:IC+12Iun0.net
>>654
真由ちゃんを3号設定なら真由ちゃん以来の女子3号家入りかぁ

658 :令和ライダーが来る前の嵐1/8 :2019/09/11(水) 22:50:17.97 ID:tnwQG/mx0.net
>>501です…やっっつとできました…
あれからリアルが忙しくて一週間以上かかってしまった…(ティードとかの設定の方もそうだが)待ってくださった方すみません…
フィリップは兄弟で捏造とかもあります。
或斗が来る前です。こまけえこ(ry

夏休みが終わり、気候も夏から秋へとなる変わり目のある日
マリア「ふう、もう秋ね…克己達に防寒着でも今度持って行きましょうか…あら坊や、久しぶりねぇ」
マリアは大事な自分の息子の事を考えながら歩いていると、見覚えのある顔がふと見えた。
フィリップ「マリアさん!お久しぶりです」
マリア「今日は探偵のお仕事中かしら」
フィリップ「いえ、ついこの間次男の兄と実験をしていたら十一男の兄に怒られてしまって…その…おつかいです」
マリア「ふふ、実験もいいけど、加減をしないといけないわね…っ坊や!」
サイクロン!
不意に気配を感じ、ドーパントに変身しながらフィリップを自分の方へ引っ張り、攻撃を避ける。
⁇⁇「ほう?今の不意打ちを避けるとは流石だな」
フィリップ「君は、確かスーパータイムジャッカーの一人、ティード…」
ティード「いやぁ、この街は素晴らしいよぉ…俺みたいな一度倒れた奴も復活できるしなぁ」
フィリップ「一体何の目的だ?」
ティード「んなの簡単な話だ…折角の復活だ、この平和すぎる街と一緒に歴史も消してやるっていう復讐だよぉ!」
別件の関係で相棒の翔太郎はいない為、今回はダブルドライバーではなく、ロストドライバーを取り出し、セットする。
サイクロン!
フィリップ「マリアさん、ここはお互いサイクロン同士で止めましょう!変身!
『サイクロン!』さあ、お前の罪を数えろ!」
サイクロンドーパント「えぇ!わかったわ」
ガキンッ ガンッ
サイクロンドーパントが攻撃をしたが、謎のバリアが発生し、防がれる。
サイクロンドーパント「なっ、これは…バリア?」
サイクロン「やはり駄目なのか…今じゃ状況が悪すぎる…一旦引こう!」
サイクロンドーパント「坊や行くわよ!」
サイクロンドーパントが風を起こし、止むと、ティードの前には誰もいなかった。
ティード「ッチ、逃げやがったか…まぁいいさ、駒はもう揃えているしな」

〜ライダーハウス〜
戦兎「いやぁ〜ソウゴも無事に役目を終えて、ライダーハウスは今日も平和ですっと〜」
総司「戦兎兄さん、そう言っているなら少し、は手伝ってくれてもいいんだぞ?」
戦兎「えぇ〜」
翔一「二人とも〜畑で夕飯の胡瓜が思ったよりも取れたよ〜」
戦兎「おぉ、ホントだ多い!」 ガチャ
弦太朗「しゅ、宿題終わったぁ〜」
翔一「あ、弦太朗お疲れ〜そうだ!
いっぱいあるし、それぞれ休憩って事でこっそり胡瓜食べない?」
戦兎「それ賛成!」
弦太朗「胡瓜キター!」
ドタドタドタ… バンッ
フィリップ「ソウゴ兄さんはいるかい⁉」
総司「フィリップ、廊下は歩け、後静かにドアは開けろ」
戦兎「ソウゴ?確か今日は科学のテストの点が悪くて、補習に行っているよ。どうしたの?」
フィリップ「簡潔に言おう。戦兎兄さんならよくわかると思うが、ティードが奇襲を仕掛けてきた」
戦兎「あの時俺達の歴史を消そうとして来た奴だっけ?」
フィリップ「…あぁ、さっきマリアさんと居たら襲われた。その後逃げて、ここへ落としてもらった。奴の目的は僕達への復讐と共にこの街と歴史を今度こそ消す事。対策を全体で練る必要があるね」
キャアアアアア
悲鳴のした先の方を見ると、アナザーアギト(木野さんじゃない方)、アナザーカブト、アナザーフォーゼ、アナザービルドがライダーハウスへと入り襲撃しようとしていた。
それに気づくと同時にカブトゼクターが飛来した。
総司「…時間があるならそうしたい所だが、正面突破で行くしか無いようだな」
戦兎「うそーん」
フィリップ「動きからして、アナザージオウの時と同じく、中の変身者はソウゴの戦っていた時の人物じゃないだろう…この事は皆に知らせておいた方がいいね…僕は翔太郎に呼ばれた時の事を考えて、待機と共に連絡しているよ」
それぞれオルタリング、ゼクター、フォーゼドライバー、ビルドドライバーを出す。
「「「「「変身!!!!」」」」
Change Beetle 鋼のムーンサルト!ラビットタンク!
アギト「さて、行きますか!」

659 :令和ライダーが来る前の嵐2/8 :2019/09/11(水) 22:51:32.29 ID:tnwQG/mx0.net
〜ミルクディッパー〜
ここミルクディッパーでは、18歳四つ子の末の戦いがやっと落ち着いてきた為か、18歳の雰囲気がそれぞれ全然違う少年達がお茶をしていた。
と言っても全員飲んでいるのは、お茶と言ってもコーヒーなのだが…(そのうち一人はアイスコーヒー)
良太郎「久しぶりだね、こうやってゆっくりするの」
巧「あぁ、確かに今年は他の時と違って、俺達もソウゴとかの戦いに行っていたもんな」
タケル「確かに…!俺達全員、何気に直接ソウゴにあっているしね。」
愛理「良ちゃん〜、こっち来て〜」
良太郎「なに、姉さん?」
愛理「はい、これ来月から新しいメニューに入れるか、検討中のケーキなんだけど…
試食してもらえる?あ、たっくん達の分もあるわよ〜」
いつもと違って普通のケーキに見えるが一応の確認として…
良太郎「い…いいけど、これって誰が作ったの?」
愛理「え?あぁ、本当は私が作るはずなんだけどね、それを総ちゃんに言ったらどうしても俺が作るって言い出してねぇ、作ってもらったの」
良太郎「(総司兄さんホントありがとう…)
うんなるほど、わかった。ありがとう姉さん、三人で食べるね」
そう言ってケーキを運ぼうとすると足が近くの椅子に引っかかりーー
良太郎「およぉ!?」
巧「っ!良太郎っ!」
無事顔面ケーキにはならず、体を巧が支えてくれていた。
タケル「良太郎、大丈夫?」
良太郎「う、うん…た、巧ありがとう、いつもごめんね」
巧「たくっ…気をつけろよ」
すると急に良太郎の頭の中でモモタロスが
「(良太郎!なんかイマジンの匂いがするぜ!)」
と、敵の出現を知らせた。
急いで店を出ていく良太郎を二人も追うと、前方にアナザーファイズ、アナザー電王、アナザーゴーストがいた。
タケル「やっぱりフィリップからの連絡が来た通りに来たね」
巧「あぁ、さっさと片付けるぞ」
と言い、三人はそれぞれファイズギア、デンオウベルト、ゴーストドライバーをセットする。
そしてーー
「「「変身!!!」」」
Complete Sword Form カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!
電王「俺達、参上!」

660 :令和ライダーが来る前の嵐3/8 :2019/09/11(水) 22:53:04.05 ID:tnwQG/mx0.net
〜聖都大学付属病院 小児科練〜
進ノ介「永夢すまんな、急にお仕掛けて…」
ここで働く永夢は基本小児科の仕事がない時はCRにいるんだが、急に明日那に兄弟が来ていると呼び出され、先程のフィリップからのメールが来た事件かと思って駆けつけたら、普通に診察だった。
永夢「いいよ、別に兄弟なんだし。それにしても英志君も、もうすぐで四歳かぁ早いね…」
進ノ介「そうだな…ホント英志はやんちゃで困るんだよ…誰に似たんだか」
永夢「あはは、確実に進ノ介似だよ…ところでなんで翔太郎までいるの?」
翔太郎「突然話を振ったなぁ!?まぁ、今受けている依頼の事で進ノ介から話を聞いていてな…そしたら霧子さんから進ノ介に電話が来て、英志君が具合が悪いらしくて病院に連れてってくれないかと言われてな…で、俺はそれまで暇だから付き添いだ」
永夢「なるほどね…うん、普通に風邪だね。風邪薬出しておくよ。はい、英志君お大事に!」
翔太郎「…?なんか外が騒がしくねぇか?」
永夢「もしかして…」
と急いで病院のホールの方に向かうと、アナザーダブル、アナザードライブ、アナザーエグゼイドがいて、病院の中の人達を襲っていた。
明日那「永夢達!ホールの人達は逃しておくから早く!」
翔太郎「わざわざここって言うことはやっぱり俺達をメインに狙ってきているって所か…」
ホールにいた人達を逃がし、ダブルドライバー、ドライブドライバー(ベルトさん)、ゲーマドライバーをセットした。
翔太郎「フィリップ!今大丈夫か!?」
フィリップ『その事を考えて待機していた訳だし問題はないよ。そっちも来たようだね』
翔太郎「その通りだ、二人も!」
進ノ介「あぁ、ベルトさん!」『OK. Steat Your Engine!』
永夢「…パラド!」
パラド「永夢、行くぜ!」
「「「変身!!!」」」
サイクロン!ジョーカー! ドライブ!タイプ・スピード! マイティマイティアクション・X!
三人それぞれの相棒と共に、敵の群れへと三つ子は走り出した。

661 :令和ライダーが来る前の嵐4/8 :2019/09/11(水) 22:54:08.72 ID:tnwQG/mx0.net
〜はんぐり〜〜
一真「うーん、やっぱり本日のおスペの梨のコンポートドーナツにします!」
真司「じゃあ俺は紅茶クッキードーナツで!」
店長「わかったわ!二人共、目の付け所がいいわね!ハルくんも…」
晴人「プレーンシュガー」
店長「…はい、いつものね…ちょっと待っていてねぇ〜」
と、店長やリュウが準備している間に近くの席に三人は着いた。
晴人「ふぃ〜こうやって三人でゆっくりお茶するのも悪くないな〜」
真司「この前、取材先が今この街で流行り始めたタピオカ粉ドーナツのお店で、その時にクーポン券貰ったからな〜感謝感謝!」
晴人「タピオカは合うからいいよね〜色々試した結果、一番会うのはタピオカミルクティーだったんだけどシンプルだから合うのかな?」
一真「晴人もタピるのか…色々って言っているけど、ドーナツの種類は?」
晴人「プレーンシュガー!」
一真、真司「ですよね〜」
晴人「それにしても、次の兄弟は22歳らしいぞ?」
一真「おぉ、俺達もとうとう三つ子か〜!」
すると、真司は突然ミラーモンスターの気配を感じた。
真司「…ん?」
一真「真司兄さんどうしたの、って!」
走り出した真司を追うと街の方で、アナザー龍騎、アナザー剣、アナザーウィザードが暴れていた。
晴人「例のティードの敵のお出ましか…」
一真「ウェッ!?天音ちゃん!?」
晴人「いや、メールにソウゴが当時戦っていた時の変身した人物ではないって、書いてあったじゃん」
真司「素朴な疑問なんだけどさ…アナザージオウの時もそうだったけど、TV本編での俺の登場回はアナザーリュウガだったのに、突如その時にスピンオフで出てきたアナザー龍騎が本編無視して出てくるの何でだろう…?」
晴人「真司兄さん!総司がCUで来そうな話題突如出さないで!」
なんだかんだ言って、それぞれVバックル、ブレイバックル、ウィザードドライバーをセットし、
「「「変身!!!」」」
Tern up フレイム・プリーズ!ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!

662 :令和ライダーが来る前の嵐5/8 :2019/09/11(水) 22:55:16.64 ID:tnwQG/mx0.net
〜山の中〜
ヒビキ「おーい、ついてこれてる〜?」
紘汰「俺と映司兄ちゃんは大丈夫だけど、渡が…」
後ろから、映司が渡を支えながら前の二人を追ってきた。
渡「大、丈夫…」
映司「渡、そこまで無理しなくても…今なら降りれるし、家に総司とかいるし…」
渡「いや、行く…だって…超レアな
ニスの材料があるから…!」
と言って、ザンバットを構え直した。普通だったらここでツッコミが入る所なのだが、このチームに…
ヒビキ「いや〜そこまでしてニスの材料探しとは、やっぱりわーちゃんは熱心だね〜」
紘汰「だな〜じゃあ映司兄ちゃん、サポートよろしく!」
映司「了解!」
ツッコミはいなかった。
ヒビキ「ちなみに二人もついてきているけど、理由は?」
紘太「んー、最近自分の星改革で色々作っているんだけどさ〜あまり自然の方が割合的に減ってきちゃって増やそうとしているけど、いまいち不自然だから、久しぶりに見に行こうかなー、って!」
映司「俺は最近旅に出ないから、足腰が弱っていると思うから鍛えに!」
ヒビキ「なるほど、よし!じゃあ頂上まで行くよ〜!」
全員「おぉー!!!!」
すると、渡がブラッディ・ローズの音色を察知すると同士に、タイミングを見計らったかの様に山奥からアナザーヒビキ、アナザーキバ、アナザーオーズ、アナザー鎧武が目の前に現れた。
紘汰「おぉ⁉アナザーライダー⁉」
渡「確かにレアな材料だね!アナザーライダーからと取ったらどうなるんだろう…?」
映司「うーん、鎧武から取ったら匂いが良さそうだね」
ヒビキ「オーズから取ったらタトバカラーだったりしてね〜」
もう一度言う、ツッコミはこのチームにいない。流石の怪人達もこのほのぼの雰囲気で唖然としていたが、ふと我に返り戦闘態勢に戻った。
ヒビキ「でも怪人達戦う気満々だし、わーちゃんの材料集めを兼ねて戦いますか!」
と、長男が言うと音オーズドライバー、戦極ドライバーをセットし、音叉を出し、キバットを呼び出し、
「「「「変身!!!!」」」」
タ・ト・バ・タトバ・タ・ト・バ!
ソイヤ!オレンジアームズ!花道・オン・ステージ!
鎧武「こっからは俺達のステージだ!」

663 :令和ライダーが来る前の嵐6/8 :2019/09/11(水) 22:56:41.52 ID:tnwQG/mx0.net
〜学校〜
ソウゴ「はぁ〜やっと補習終わった〜周防先生厳しすぎだって〜…ん?雄介兄ちゃん⁉」
雄介「あ、ソウゴお疲れ様〜はい、これ麦茶。朝忘れて行ったから、喉乾いているでしょ〜」
と言って、サムズアップしながら、ZECT以下略製の水筒を渡した。
ソウゴ「ありがとう…ってなんで雄介兄ちゃんがここに⁉」
雄介「あれソウゴ、メール見てない?フィリップによるとスーパータイムジャッカーのティードとアナザーライダーが街に現れたらしい。それでソウゴは特に危険なのに一人だから、俺が迎えに来た訳!」」
ソウゴ「ティードが…?」
ティード「あぁ、その通りさ」
ソウゴ「おぉ!ってティード⁉」
ティード「久しぶりだな、常盤ソウゴと、その兄のクウガ、五代雄介」
ソウゴ「ちょっと!麦茶飲んでいる最中に来ないでよ、今日暑いんだから熱中症になっちゃうでしょ!というか、今日その服暑くないの⁉」
ティード「この服はあの時と同じデザインでも、風通しがいいのでな」
ソウゴ「そうなんだ…じゃなくて!」
ティード「早速だが、お前らを倒しに来た…いや、復讐というべきだろうか?お前達を倒せば歴史が消え、この街も存在意義をなくし、消滅する。奇跡が起きてこの街が耐えようと、仮面ライダーのお前達が居なくなれば街なんて余裕で壊せるしなぁ…」
すると後ろからアナザージオウや戦闘員が現れた。そして、ティードがクウガのアナザーウォッチを押し、アナザークウガとなった。
ソウゴ「え⁉加古川飛流⁉なんで⁉」
雄介「いや、あいつは偽物だよ。それにしてもやっぱりデカイね〜」
ソウゴ「とりあえず、変身しよう!」
と言って、二人はアークル、ジクウドライバーと取り出して、セットし…
「「変身!!」」
カメーンライダー・ジオウ!
そして二人はフォームチェンジしながらも戦っていき、アナザージオウと、アナザークウガを倒そうとしていた。しかし、ジオウがアナザージオウと戦っている時にまさかの、
クウガ「ソウゴ!後ろ!」
ジオウ「え?」
なんと後ろからもう一体のアナザーライダー、アナザーディケイドが来ていてジオウを背後から刺そうとしていた。もう距離が無く、刺されーー

664 :令和ライダーが来る前の嵐7/8 :2019/09/11(水) 22:57:51.39 ID:tnwQG/mx0.net
『Attack ride…blast!』
なかった。
ディケイド「ふう、危ない所だったな」
ジオウ「士兄ちゃん…他の皆まで…?」
ヒビキ「つーちゃんがさっきティードを見つけたから、倒しに行くぞ、ってオーロラカーテンで呼ばれてさ…それで皆きた感じ…だよね?」
ディケイド「あぁ、大体そんな感じだ…よく言うだろ、主役は遅れてやってくる、ってな」
ジオウ「いやいや、アナザーライダー出てきているから主役は俺だろ!…多分」
フォーゼ「よし!なら皆で最終フォームだ!」
ディケイド「ならこれだな」つカード
ゴースト「それって?」
ディケイド「まぁ、見ていろ」
Final kamen Attack form ride___Rider brothers!
すると、全員が同時に最終フォームへと変身した。
カブト「これは、ZECT以下略と大ショッカー、更には葛城巧などの総員で作った最終フォーム同時変身カードだ。毎年更新している」
ビルド「えっ何それ!というか、葛城巧が最近忙しそうだったのはそういう事だったのか…終わったら早速調べてもいい!?」
W「最低でも後でな…さぁ、アナザーブレイクだ」
龍騎「そんな用語無くない?」
W「うるせぇ!」
クウガ「まあまあ…とりあえず行こうか!」
こうして20人のライダーが一斉に参戦した。
20人(21人)の戦いによって戦闘員を倒し、逆転できた。残るはアナザーライダー3体だけだ。すると突然アナザークウガが暴れ出したかと思いきや、アナザーアルティメットクウガに変身した。
ドライブ「…思ったんだけど、クウガの原型ほとんど無くない?」
キバ「毎年そうだけど禍々しいね…これ、最終フォームで通るかな?」
エグゼイド「でもやるしかない!良太郎!」
電王「うん!…ソウゴ、これを使って!」
電王はジオウに謎の虹色のウォッチを渡した。
アギト「皆同時に必殺技行くよ!」
ジオウ「よし…なんか行ける気がする!」
そしてサイキョージカンギレードにそのウォッチをセットする。
『フィニッシュタイム!ライダーブラザーズ・ギリギリスラッシュ!』
七色の斬撃と共に、残る19人の攻撃もその後を行く。その攻撃は三体のそれぞれの怪人の体を貫通した。そして爆散した。

665 :令和ライダーが来る前の嵐8/8 :2019/09/11(水) 22:58:54.69 ID:tnwQG/mx0.net
ふと目を覚ますと自分はベットの上に寝ていた。眠い体を起こし、少し考えると自分があの後敗れた事を思い出した。
ティード「…くっ…俺はまたアイツらに…」
ソウゴ「そうだよ」
ティード「!常盤ソウゴ…」
隣を見ると、近くの椅子にソウゴが座っていた。頭が冴えないのか、今まで存在に気づかなかったらしい。
ソウゴ「お前は俺達の街を、兄弟を舐めすぎていた…」
ティード「じゃああの後トドメを刺さなかった…!この街なら死んだ奴も少し前の俺みたいに復活するんだから、やっても良かったじゃないか…俺はお前達の正義とは違うんだろ。この街に相応しくないんだろ…だったら…」
翔太郎「なぁ、知ってるか?」
ティード「常盤ソウゴの兄のW、左翔太郎か…」
ガチャ、と部屋に翔太郎が入ってきて、ソファに座り窓から外を見る。
翔太郎「この街は確かに復活する。だがな、なんでもかんでも蘇るって訳じゃないんだぜ…戦いで生きて、自力でこの街にやって来た奴は100%悪な奴も一応稀には居るんだけどさ…戦いで死んでこの街の力で蘇生する奴は過去にどんな罪があろうと、今は100%悪な奴はいないんだぜ」
ティード「……」
戦兎「それにお前が出てきて敗れたのも春の話じゃん。改心したらすぐ復活できるのに…なんで今日までしようとしなかったんだ?お前自分のした事を振り返った結果、恐れたんだろ。そして今回復活したのもまた同じ事して今度こそ完全に死のうとしたんだろ?」
翔太郎「罪は死んで消えるもんじゃない。償うべき物なんだ。」
ティード「だったら俺は…」
ソウゴ「ここで償っていけばいいよ、これから。まだ間に合う」
タケル「あ、どうしても振り切れなかったり、償う所で悩んだら俺の大天空寺に来てよ!そういう人何人もが、そこで前をむき出したしね!」
戦兎「タケル、地味に宣伝しない」
タケル「いいでしょ!事実だし!」
するとトントン、とノックがされエプロン姿の翔一が入ってきた。
翔一「みんな〜夕ご飯できたよ〜」
戦兎「待ってましたぁ!」
翔一「あ、ティードさん!丁度出来上がりましたし夜遅いので一緒に食べていきません?」
ティード「…!か、帰る」
と言って、部屋の窓から出て行ってしまった。
タケル「えぇ〜翔一兄ちゃんと総司兄ちゃんのご飯美味しいのに…」
戦兎「折角タダで食えるんだから食べていきなさいよ!」
ソウゴ「そうだそうだ!」
雄介「はいはい三人共。そんなに責めちゃいけないでしょ、事情があるんだから」
翔太郎「いいから食べに行くぞ」
タケル、ソウゴ、戦兎「はーい!」
こうして新たな令和ライダーが来る前の一つの嵐を超えてこの街に平和が訪れた。

666 :令和ライダーが来る前の嵐 あとがき :2019/09/11(水) 23:00:09.33 ID:tnwQG/mx0.net
以上です…
25スレの182を参考にさせてもらいました。特にヒビキ、映司、渡、紘汰のグループの内容が悩んだ…ホント色々と長引いちゃってすみません…orz

667 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 23:03:58.24 ID:WzZoGzde0.net
>>666
GJ!大作の完成だよ!Happybirthday!!!

668 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 23:04:39.88 ID:tnwQG/mx0.net
上げた後に見たら、!と?の組み合わせの所が見事に文字化けしている…脳内変換でお願いします…

669 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 23:16:58.47 ID:HMqwWVBH0.net
GJ!ずっと待ってたんだ…この時を!
期待をはるかに上回る神作をありがとう!

670 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 23:25:55.50 ID:OpNOE79m0.net
GJ!
本ッ当にお疲れ様です…!!
ヒビキさんチームのツッコミ不在の状況に笑いました。
ティードもこれから街に溶けこんでいけるといいなあ。

671 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 23:33:37.12 ID:2wWW6bCV0.net
GJ!
面白かった。
あの映画の時とかも思ったけど、アナザークウガってなんで巨大クワガタ風味なんでしょうね?
やっぱりゴウラム?

672 :名無しより愛をこめて :2019/09/11(水) 23:44:10.94 ID:OpNOE79m0.net
>>671
クワガタなのは、クウガのモチーフ(と名前の由来)自体がクワガタだから
巨大なのは、平成ライダー全員の攻撃を受ける相手として……ゴニョゴニョ、というメタ的な事情かと

673 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 00:30:59.97 ID:qK3zytSO0.net
大作ありがとうございました。GJです!
悪役も復活できるこの街だからこそ、ティードですら罪を償えるって解釈が好きです。

>>671
それもあるんでしょうけど、あのクワガタの鉤爪のような手ではサムズアップできないから、という説がとても腑に落ちました。

674 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 10:54:19.21 ID:rO1i9bJw0.net
でもなんか、個人的には偶にしつこく兄弟達
に挑むけど毎回返り討ちにあうティードってのもそれはそれで面白いと思った(笑)

675 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 11:31:25.33 ID:rO1i9bJw0.net
そういえば忘れていたが、明日はカイザの日か…
2号家でイベントとかやるんだろうか?
確か過去スレで祝うネタがあったような…

676 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 14:42:10.85 ID:fieJQLke0.net
明日はカイザの日、かつ中秋の名月。
月見カイザ…なんかコラボるんだろうか…。

677 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 17:27:49.48 ID:Ua+uoHSYM.net
カイザの日って事は真理の誕生日か…

678 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 18:28:06.83 ID:fieJQLke0.net
ウォズ達の会話。

白ウォズ「もう1人の私…考えていたのだが」
黒ウォズ「…何かな?」
白ウォズ「侑斗くんのパートナーであるデネブは、すっかり2号家のメンバーになって台所を任されている」
黒ウォズ「ふむ」
白ウォズ「そして、3号家にも似た例があるね」
黒ウォズ「秀一さんの秘書の吾郎さんか」
白ウォズ「うむ、ということはだ」
黒ウォズ「私が1号家に」
白ウォズ「そして私が2号家に」
2人「「入っても良いのではないかな…?」」


翔太郎・巧「「いやお前ら変身してるだろ」」

679 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 23:19:21.18 ID:U3Z9A/IId.net
あわよくば魔王と救世主の側にいようとするウォズ達可愛い
おはようからおやすみまで24時間兄弟達を祝福していそう

680 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 23:34:32.78 ID:+gabJXDG0.net
我が魔王はともかく我が救世主は嫌がりそうだなぁw

681 :名無しより愛をこめて :2019/09/12(木) 23:52:00.88 ID:rO1i9bJw0.net
>>677
そういえばそうだったな…
雅人にとってはカイザの日と同じくらいの
大イベントだな
せっかくだから白ウォズに祝ってもらうか!

682 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 07:24:48.16 ID:h92WqVmZ0.net
そういえば今年はカイザ祭りがないんだったなぁ…

683 :月見カイザ1/2 :2019/09/13(金) 13:13:53.46 ID:VSz6qdKXa.net
>>675>>677を見て考えた話。

9月13日、正午12時すぎ、親、二号家にチャイムが鳴り響いた。そのチャイムに出てきたのは男、草加雅人。
雅人「…なんだ乾か…はぁ」
巧「俺で悪かったな」
雅人「…んで何の用かなぁ、乾。俺はこれから真里の所へ行くつもりだったんだが…」
巧「…見ての通りだ。今日の夜の為に総司兄と翔一兄が月見団子を作ったが、作りすぎて余ったからおそそわけする様に翔一兄から言われ来ただけだ」
巧は袋の中の箱に詰まっている月見団子を見せた。全て均等な大きさで丸く、ツヤツヤしていた。
雅人「ふぅん…まぁ食べ物に罪は無いし、お隣の翔一さん達なら味もいいしな。ありがたくもらっておく」
巧「…というか靴の数を見た感じ、そっちも今日は人少ないんだな」
雅人「あぁ、今いるのは、俺と侑斗とデネブ、戒人兄さんや龍我兄さんだ」
巧「へぇ…」
巧、雅人「…………」
二号家ライダーハウスの前でお互い睨み合い、しばらくの沈黙が流れる。すると突然雅人の後ろからデネブと侑斗が出てきた。
デネブ「おぉ!巧じゃないか!久しぶりだな!あ、侑斗をよろしく!」 つ飴ちゃん
侑斗「デネブー!早速飴やってんじゃねえよー!」
そして、デネブに対しコブラツイストを決めた。
デネブ「侑斗、痛い痛い!…ふぅ、それでどうして二号家に?」
雅人「一号家で月見団子が余ったらしく届けに来たとさ」
デネブ「おぉ〜ホントだ…巧!月見団子もくれてわざわざ来てくれたのに、こちらは何もせずに帰ってわけにはいかない!どうか家に上がってくれ!」
巧「いや、俺は…」
戒人「いいじゃないか…葛葉の弟、お前昼飯は食ったか?」
巧「いや、まだ食べてはいないが…」
戒人「ならここで食っていけ。お前の家の方にも連絡しておく」
巧「俺が…」
戒人「いいから客は客らしく扱われろ」
巧「…じゃあ、お言葉に甘えて」

684 :月見カイザ2/2 :2019/09/13(金) 13:17:47.58 ID:VSz6qdKXa.net
リビングに入り、十数分間待っていると(その間は雅人、侑斗、龍我とスマッ〇〇ブラザーズで戦っていた)、キッチンからデネブと戒人が出てきた。
デネブ「はい、おまたせ〜今日は月見うどんだよ〜」
龍我「おお、確か今日は月見とかする中…」
戒人「中秋の名月だ」
龍我「それそれ!」
侑斗「…確か真ん中に乗っている卵を月に見立てている奴だっけ」
デネブ「うん、その通りだ侑斗!いただきまーす!」
そうデネブが言うと皆で食べ始めた。そして食べようとすると巧と雅人はある事に気づく。
雅人「…デネブ、この卵の上に乗っているこの海苔はなんだ」
巧「俺のにも乗っているんだが…」
デネブ「あぁ!今日はほら、中秋の名月と共に雅人の日じゃないか!カイザだから…巧のはそのおまけだ!卵を乗せた時にその上に細くした海苔とかをバッテンになるように置いたり、半分になるように置くと、カイザやファイズぽくなったからさ…」
龍我「おお!確かにそれっぽいな!」
それぞれ食べてはいるが、巧だけ他の皆より遅かった。その理由は言うまでもなく、温かいうどんだったからだ。
雅人「おやぁ、乾遅いねぇ〜そうかそうかそういや君猫舌だもんねぇ…フウフウしてあげようかぁ…?」
草加スマイルと共に、ねっとりタイムスタートである。いつもだったから、ここでキレるが、するとデネブが立ち上がり、
デネブ「そうだったのか!猫舌だとは知らずに熱い物を出してしまってすまん!今すぐ氷を持ってくるな!」
と言って氷を準備し始めた。
巧、雅人「…………」
こうして、何事も深く喧嘩する事なくほのぼのとした二号家の昼は過ぎていった。

以上です…自分>>658で終わった…と来たらいいネタがきたから書いてみました〜真里要素少なくてすみません…

685 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 14:01:45.66 ID:tBNvMeIw0.net
白ウォズ「祝え!巨悪を駆逐し、新たな未来へ我らを導くこの一杯!。その名も仮面ライダー月見カイザ。真の救世主がこの地に降り立った瞬間である!」

「「「…」」」
巧「もしもし…三原か? スマンがこいつ早めに3号家に引き取ってくれ」


>>684
大作のあとさらにGJです!悪ノリしてみました。だが私は謝っときますorz

686 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 14:02:09.98 ID:gWpDM9Ch0.net
GJ
デネブマジおかんw

687 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 14:50:28.58 ID:cTRlIDXna.net
GJ!
月見うどん美味しそう…

688 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 17:27:00.05 ID:teY+YDku0.net
GJ!
とてもほのぼのとしててよかった
>>653
今更ながら、その設定だとウォズ達には今の名前とは別に志郎叔父さんが付けてくれた
名前がありそうだな。でも哲也が翔一になったみたいに今の名前の方が馴染んでるから
そのままにしてるのかも

689 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 18:42:07.42 ID:FKiKIRJ00.net
戦兎「うーさぎうさぎ、何見て跳ねる、十五夜お月様みてはーねるー♪」
エボルト兎「やめてくれーーーっ」(よくわからないハーネスを着けさせられて強制的にジャンプさせられてる)

翔太郎「月見だもんな。もう突っ込まねえぞ」

690 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 20:25:37.97 ID:mK945aaz0.net
翔一「はーい月見そばできたよー。順番には持ってってー」
黒ウォズ「祝え!全ライダーの力の調理能力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす台所の王者。その名も仮面ライダージオウ・月見そばアーマー。まさに生誕の瞬間である!」



翔一「まぁ召し上がれ」
黒ウォズ「我が魔王の兄上、ありがたくいただきます。あ、お代わりの用意も」

翔太郎「…巧?」
巧「俺はもう突っ込まねぇ…」
ソウゴ「(慣れてる)」

691 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 22:20:50.69 ID:ZI3q4aE+M.net
ニコ「えっ、ちょっと、ねえねえ、真理の誕生日って今日なの?!マジ?!」
草加「き、君は…」
ニコ「あ、今日カイザの日だっけ。これあげる」
草加「これは?」
ニコ「ワッフルサンド、期間限定のやつ。栗と紫芋のクリームをココア生地に合わせてて、色がカイザっぽいと思ってさ」
草加「わざわざありがとう。ところで君は誰かな?真理とはどういう関係…」
三原「その子は西馬ニコちゃん。よく3号家に遊びに来るんだ。真理の事を知っていたのは俺も驚いたよ」
草加「三原…居たのか…」
ニコ「居たんだ…」
三原「……」
ニコ「私、真理に髪切ってもらったり、真理と2人でゲーセンで遊んだり、一緒にタピったりしてさ…色々世話になってるから、こう…お礼がしたい…みたいな」
草加「なるほど(真理とタピったのか…何の問題も無いが…羨ましい)」
三原「何て言うか、君と真理の組み合わせが意外だな…」
ニコ「そう?」


オチなかったです…スマン

692 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 22:27:25.14 ID:THAnSrdd0.net
>>690
全ライダーの調理能力受け継いだらかなり料理上手になりそう……!

693 :名無しより愛をこめて :2019/09/13(金) 22:30:35.29 ID:THAnSrdd0.net
>>691
GJ!
女の子ですら「真理とはどういう関係」と聞かずにいられない草加本当にブレないし、真理とニコはタピる様子は想像すると和む。

694 :名無しより愛をこめて :2019/09/14(土) 02:10:14.85 ID:B6kAeWjw0.net
>>691
GJ!
このスレではこんな風に色んな作品の女の子たちが
集まって女子会したりガールズトークしたりしてるのかもね

695 :名無しより愛をこめて :2019/09/14(土) 20:10:09.23 ID:HXb2sMi90.net
>>694
そして兄弟は昭和ライダーガールズから
猛パパのズッコケ体験談を聞かされるんですね。

696 :名無しより愛をこめて :2019/09/14(土) 23:42:01.07 ID:9u6udrFt0.net
クロスオーバー注意の小ネタ。

もし両ウォズが現代で暮らすなら苗字は小津さんかなーと考えたら、

「轟く祝福のエレメント!黒の預言使い、ウォズブラック!」
と名乗りをあげる黒ウォズが浮かんだorz

そして白ウォズはマジマザーと被るから浮かばなかった…。

697 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 10:59:16.82 ID:HXOiYiIK0.net
或人「あ、2人とも! 今日はこっちでご飯食べるから。……って言っても、ヒューマギアの売り込みで寿司屋とか行くから、少なめにしてもらえると嬉しいなーって」

総司「ああ。わかった」
或人「サンキュ! じゃ行ってきます!」
翔一「行ってらっしゃーい! 気を付けて!」

士「……大体判っていたが人間でよかったな」
翔太郎「ド直球すぎるだろ」
総司「言っていいことと悪いことがある。口を慎め」
ソウゴ「(ごめん或人兄……! 俺も正直、今まで確信は持てなかった……!)」

よかった今回メシ食ってた

698 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 12:39:17.51 ID:mcVF863wM.net
今回で唯阿が3号家入りだが…チェイスと会ったらどうなることやら

699 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 13:37:46.60 ID:4zoXulEma.net
今日のニギローみて、キンちゃんが何故か放っておけないって良太郎に言ってたりしてね

700 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 17:26:43.11 ID:/8EXUyKP0.net
もしも唯阿が食べログ書きなら、ウォズと一緒に食べ歩きかな。
どのみち沢山食べていそう。

701 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 18:50:51.55 ID:fXe6HpyEa.net
唯阿とチェイス……まだ諫じゃないからセーフかと思う。

二号家には人外って始と龍我くらいでどっちも機械系じゃないから大丈夫だとは思うけど

702 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 19:52:51.87 ID:JCP0fpxy0.net
戦兎と葛城巧コンビ、あと女子だとアカリ&りんなに絡ませてみたいw

703 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 20:29:31.21 ID:AMrjH9k4K.net
戦兎「衛星でのデータ収集・蓄積、スムーズかつ迅速な更新も可能!?」
髪の毛ぴょんっ
戦兎「む…心はデータ化できない…よなあ。しかし俺が思考しているという現象は脳内の電気信号のやりとりな訳で、それは機械と何が違うのかそれはいったい」
腕組みをしてしかめっつら


ソウゴ「なんか難しい事考えてるなあ」
タケル「俺は兄さんが変な発明始めないかが心配だよ」
弦太朗「寿司うまそー、腹減ったー」
良太郎「寿司は無理だけど、近くにケバブの屋台来てるから食べに行こうよ」
巧「ちょうど洗濯も終わったし俺も行く」
兄の発明を警戒しつつもお出かけする弟達


戦兎「よし、先週の衛星の起動部分を再度チェックしよう、何か発見があるかも」
龍我「戦兎!これ修理頼めるか?」
縁側からかき氷機を抱えた龍我登場
戦兎「うわっ、いきなり現れるんじゃないよ、せめて玄関から来なさいよ」
龍我「悪ぃ、次からそうする」
戦兎「全く…かき氷機?あー、ギア部分が壊れてるな。どんな扱いしたらここまでなるんだよ」
龍我「最近暑さがぶり返しただろ?諫のヤツがかき氷食いてぇってぶん回しまくったら壊れた」
ちょうどテレビに、先週の力任せにプログライズキーを解除する不破の姿が映る
戦兎「……ほんと兄弟だな、お前ら」
龍我「なに今更な事言ってんだ?」
戦兎「いや、筋肉馬鹿が増えたなーと」


2号家のプロテイン消費量が増えたかも知れない、と何となく思った本日。

704 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 20:40:21.06 ID:JCP0fpxy0.net
それはペンギンさんのかき氷機さんなわけですねわかりますwww

705 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 20:43:14.14 ID:aif3Ckce0.net
>>703
GJ!
戦兎&葛城巧がイズを精密検査しないように祈りますw
2号家は父親が「力の2号」なせいか、馬鹿力持ち増えますね……

706 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 21:07:23.53 ID:wjYJfG2EM.net
唯阿さんと小沢さんが絡んだらどうなりますかね

707 :名無しより愛をこめて :2019/09/15(日) 21:46:49.88 ID:Qsb3WdAzd.net
クウガの榎田さんとか響鬼のみどりさんとか歴代リケジョ会があっても面白いかもねw

708 :仮面ライダーが絆で兄弟! 1/9 :2019/09/16(月) 00:15:03.92 ID:3CREmTol0.net
・兄弟は絆 ・変身音声の簡略化 ・マギアと戦闘描写有 ・時系列は多分2〜3話の間くらい

「ご自宅に到着しました」

或人社長。いついつ何時に迎えに来ますので。
社長秘書を名乗るイズは用件を一方的に述べてから、深いお辞儀をした。――これはそのまま解散になる流れだ。或人は片手を上げ、軽いノリでひらひらと泳がせる。

「お疲れ! またな」
「はい。お疲れ様でした或人様」イズは視線を動かし「来客の方がいるようですね。それでは私はこれで失礼します」と言い、車に乗り込んだ。去るのを見送ってからはたと気付く。

来客? 或人は遅れて視線の終点を追った。
或人が住んでいる1階の部屋の前に、ラフな格好をした……見たところ少年が立っていた。少年はチャイムを何度か押しながら、その度に耳を傾けて中の動向を確認している。
「おーい!」或人はひとり暮らしなので、当然誰か出て来ることはない。間に合ってよかった。「オレに用か?」

「……!」
「オレで間違いないよな?」

こちらの声に気付いた少年が、安い塗料で彩られた手すりから身を乗り出した。
或人は慌てて駆け寄りキャッチの態勢に入る……が、彼が落ちることはなく。物理的に距離が縮まったことで、両者はお互いを頭のてっぺんから足のつま先まで見た。

端正な顔立ちをした子だ。モデル業でもやっているのだろうか。それが少年の第一印象。しかし、一体誰だろう。同い年ではない……はずだ。輪郭には幼さが残っており、成人しているようには見えない。

諸々のおかげで高くなった位置から或人を見下ろしたまま、少年が笑う。

「俺は常磐ソウゴ。君が仮面ライダーゼロワンの飛電或人で間違いないよね?」
「…………お前、何者?」

709 :仮面ライダーが絆で兄弟! 2/9 :2019/09/16(月) 00:15:55.62 ID:3CREmTol0.net
ソウゴは眉を寄せた或人にすこし困ったように笑ってから、廊下に足を付けた。事前に戦兎と会っていた(※ハードルが地に落ちていたともいう)ソウゴとは違い、或人からすれば全てが初めてなのだ。
パーソナルスペースは大事にしなければ。安っぽい物だが、落下防止の手すりがあってよかった。これで物理的な距離が取れる……。
と、そんなことをソウゴと名乗った少年が考えているとは露知らず。
或人はまだ公式発表はおろか、極一部しか知らない『ゼロワン』をただの少年が『知っている』ことに不信感を滲ませていた。

「俺も仮面ライダーなんだよね!」

まぁ、とびっきりの爆弾がその直後に降ってきて、跡形もなく消し去っていったのだが。

「……え?」
「か・め・ん・ライダー! 一緒でしょ? だからさ、或人と話しに来たってわけ」
「……君が、仮面ライダー……? 飛電ドライバーは社長じゃないと使えねぇはずじゃ」
「へぇ! そっちのはそうなんだ?」

ソウゴはどこからか、液晶画面の付いた白い珍妙な機械と、手のひらに収まるほどの丸い物体を差し出した。或人は2つとも素直に受けとる。どちらも初めて触るものだ。見た目よりズッシリ感はない。
――あ。この丸いやつがどっちかにはまる……のか?

「それが俺のドライバーね。全然違うでしょ?」
「マジで? へぇオレのと――って、えぇ!? 渡しちゃダメだろこんな」
「えー?」

大事なもの、と言いたかった。

「預かってた方が無力化できて怖くないでしょ?」

710 :仮面ライダーが絆で兄弟! 3/9 :2019/09/16(月) 00:16:51.89 ID:3CREmTol0.net
……とても戦士には見えない華奢な体躯だ。でも暗に、捻れるぞ。可能にする道具だぞと言っていて、或人本人も解っている……とソウゴは考えたのかもしれない。
が、或人が自覚したのは言われてからである。途端に両手に持った2つが重くのしかかった気がした。

殺生与奪ができる一式。それを持たされている。自らを弱者にしてまで。
何故? 当たり前だ――これから生まれるだろう警戒心を先に破壊するためだ。
何故? 決まってる――話に来たと言っていた。それを円滑にするためだ。

ソウゴはニッコニコだ。それが余計に底知れなさを醸し出していた。ここで或人が自衛だと言って壊しても、ソウゴは怒りはしないだろう。むしろ喜びそうな気配さえあった。

――この子が社長……いやもっと上、政治家とか。そういうトップを目指すとしたら、いいところまで上り詰めるだろう。或人は頭の片隅で思う。大器の片鱗を見た。

「……返す」
「いいの?」
「いいも何も。こんなことしなくたって……話、聞くって。こういうのは対等じゃねぇの?」

きょとんとした顔をされている……。何故。こちらが動揺したのも束の間。「かっこいいね」――眩しそうに細められた瞳の奥は、初対面の人間に向けるには不釣り合いな慈しみがあった。

…………

「うお、すっごい。彼らがヒューマノイズだ? すみませんアイスティー1つ!」
「オレはお冷で……」

或人の住居から徒歩圏内にあるカフェエリアに移動する間に、ソウゴの瞳は何度輝いたのだろう。迷わずテラス席を選んだソウゴに付いていく。或人は着席しながら眉間のしわを伸ばした。

「ノイズじゃなくて、ギアだし……」

ぴたり。ヒューマギアを数えていた指が止まり、ふらふらと目元を覆った。「普通に間違えちゃった……」めちゃくちゃ恥ずかしそうだ。或人は喉の奥で唸る。――本当にさっきの子と同一人物なのだろうか。

711 :仮面ライダーが絆で兄弟! 4/9 :2019/09/16(月) 00:18:05.94 ID:3CREmTol0.net
その手が流れるように自身の髪を梳いた。「ごめん。話に来たのにね」雰囲気がガラリと変わり、落ち着いたものになる。知らないうちに背筋が伸びた。

「俺がここに来たのは、或人が仮面ライダーになったから」
「……うん」
「ライダーって面白いんだよ。俺含めて21人いるんだけど、みんな『兄弟』の間柄になるんだ」
「ちょ、ちょちょちょっと待って。兄弟!?」

曰く。
仮面ライダーという存在に成ると、歴戦の戦士たちと絆で繋がった『兄弟』となる。
家には歴代のライダーが総勢21名おり、助け合いながら共に暮らしている。

「――だから、仮面ライダーになった或人を迎えに来たってわけね」
「え、えぇ〜〜……?」
「ここまではいい?」
「いい、けど……にわかには信じられないっていうか」
「みんなそうだと思うよ」
「ソウゴ……も、そうだったのか?」
「俺は違ったけどね!」
「違うのかよっ!」
『お待たせしました。ミルクティーとお冷です』
「ありがと! ……でも無理強いはしないよ。拒否されたからって下手な干渉もしない」

もう何がなんだか……。或人はキャパシティーオーバーで頭を抱えることになった。
『ただ兄弟であること』は忘れないでほしい――と、言われても。忘れられるかよっ! ツッコミは脳内で行った。口から発する元気がなかった。

「オレを連れて帰れなかったら罰則……とか……――って! 行きたくねぇとかじゃなくて」
「あっはは! ないない! 心配しなくていいよ」

でも。と、ソウゴは前置きした。これは個人的な話だけど。
結露のついたグラスの輪郭をなぞる。カランカラン、カラリ。氷が音を立てて揺れた。

712 :仮面ライダーが絆で兄弟! 5/9 :2019/09/16(月) 00:19:23.50 ID:3CREmTol0.net
「兄弟は――俺たちは。きっと、或人の夢の力になるよ」

自信と、確信を得た声色だった。或人は呼吸を忘れてソウゴの凪いだ瞳を見る。

――夢。
或人の夢は、笑いで頂点を取ることだ。それは有名になりたい、お金が欲しいといった欲で構成されてはない。頂点を取れるということは、人の笑顔がついてくること。突き詰めれば手段に過ぎないのだろう。

最初に弁解した通り、(しどろもどろになってしまった。嘘くさく思われてないだろうか)行きたくない訳ではない。興味はある。
しかし、仮面ライダーであるその兄弟たちは、或人のことをどう思うのだろう。ほとんど巻き込まれて成ってしまった自分を、歓迎するだろうか。
(ああ、でもこれは……ソウゴが来たんだから、心配いらないのか)

だったら自分は? 彼らのことをどう思うのだろう。こんな生半可な気持ちで、果たして溶け込めるだろうか――。或人はウンウン唸って考えて、表情が曇る。どうも考えがプラスの方向に纏まらない。

「なぁ、ソウゴの……ライダーの兄弟って、どんな」

女性の甲高い悲鳴が聞こえた。
直後、爆発音が一帯に轟いた。或人とソウゴはすぐさま席を立って周囲を見渡す。現場だろうエリアから黒煙が上がっていた。近い。

『探しタカッタカ〜!』『スイカアームズ ッコダマ!』

「行こう!」
「えぇ今の何……っそ、そうだな!」

713 :仮面ライダーが絆で兄弟! 6/9 :2019/09/16(月) 00:20:23.94 ID:3CREmTol0.net
逃げる人々とは逆の方向を走りながら現場に到着した2人は、暴走したヒューマギアによる惨状に立ち尽くした。

「って、数がっ……!」
「多いね」

しかもタチが悪いことに、善良なヒューマギアが異常機を確保しようと果敢に近づくおかげで、負のループが完成している。――主犯となるマギアもいないのに、これか。ソウゴは視線を鋭くする。
ざっと数えたときでさえ30人のお仕事ヒューマギアがいたのだ。ぐずぐずしていると奥からコック型だの清掃員型だの更に出てくるだろう。被害が拡大することは明白だった。
或人がゼロワンドライバーを取り出した――そのとき。

「或人様!」
「イズ……!」
「所要のため、近くに。或人『社長』、忘れたのですか」

忘れたのか。正体がバレてはならない。感情のない瞳が訴える。ここは人が多すぎる。或人は奥歯をすり潰さんとするほどの力を込めたが、こんなことをしたって状況は変わらない。

「――っ、ソウゴ! とりあえず隠れろ!」
「何言ってるの。俺、仮面ライダーだよ?」

兄弟の戦いに手を出さないという誓約はある。――が、或人は変身するために手順を踏まなければならない。ここで動けるのはソウゴだけだ。それなら緊急事態だろう。……多分。きっと。
ここで民を――ヒューマギアの被害も。見過ごせるほど、ソウゴは機械仕掛けをただの物品とは見れないのだ。

イズに連れられて後方に隠れる或人を横目で見送って、ソウゴはドライバーを装着する。

「みんな。力を貸して」
『グランドジオウ!』

714 :仮面ライダーが絆で兄弟! 7/9 :2019/09/16(月) 00:21:49.87 ID:3CREmTol0.net
金色の吹雪が舞う。
この場にいた何もかもが、ポーズをとるソウゴに釘付けになった。
妙ちくりんな音楽と共に流れる声が、その場を支配していく。ソウゴの周囲から銅像が迫り上がり――剥がれた。

「変身!」

あれは、仮面ライダーの群集だ。脳裏に叩き込まれた映像を、或人は不思議と理解できた。彼の兄弟。
見た目の全員違うライダーを身に纏いながら、ソウゴは堂々と君臨していた。

『クウガ』『アギト』『龍騎』『555』『剣』「人々の避難を!」
『響鬼』『カブト』『電王』『キバ』『ディケイド』「動けない人の保護を!」
『W』『オーズ』『フォーゼ』『ウィザード』『鎧武』「耳にヘッドホン付けた人を引き剥がして!」
『ドライブ』『ゴースト』『エグゼイド』『ビルド』「暴れてる機械を一カ所に!」

圧巻の一言に尽きた。金色の扉から次々に出ては的確に動いていく仮面ライダーたち。ソウゴを含めた全員の息はぴったりだった。
イズの瞳が絶えず青色に光る。「あれは……何でしょう」抑揚はない、はずの声に、何かが混ざる。

「この世の技術では到底作れないものが幾つか混ざっています。先ほどの来客の方は一体」
「仮面ライダーの先輩だよ」『ZeroOne Driver!』

――兄弟は。俺たちは、きっと、或人の夢の力になるよ。
――アルト……夢に向かって――

ソウゴの言葉。それから、大切にしている父の言葉がリフレインした。
仮面ライダーだという兄弟に会ってみたい。会って、話がしてみたい。或人の抱いた一抹の不安は、彼らの圧倒的な存在感の前にどこかへ吹っ飛んでいた。

――夢に向かって――――とべ。

『Jump!』
『Authorize』

715 :仮面ライダーが絆で兄弟! 8/9 :2019/09/16(月) 00:23:02.97 ID:3CREmTol0.net
「変身!」

『A jump to the sky turns to a riderkick』

変身が完了した直後に、機械でできた赤色の鳥がゼロワンの周りを旋回した。あのときは訊けなかったが、ソウゴが事前に仕込んでいたものだ。
(後にサーチホークと知る)上に乗った緑色の機械――スイカアームズから、マギアの本元が暴走している映像が流された。
近所に住んでいる或人はすぐに立地が解った。衛星ゼアからの受信で、彼のライダー名を知る。

「ソ……いや、『ジオウ』! 悪ぃ、そっち任せた!」
「わかった! 『ゼロワン』、気を付けてね!」

ほぼ事態の終息した戦場に、20人のライダーが並び立った。一カ所に集められ、ギチギチと地に伏してなお動く機械仕掛けに、ソウゴは仮面の中で目を閉じる。せめてもの弔いだ。

「……じゃあ一気にいこうか」
『オール20! タイムブレイク!』

20人のライダーに次々と一撃を食らい、全て爆発四散した。

――――――

「ソウゴ、ごめん! それで本当に助かった!」
「いいよ。大きな被害にならなくてよかった」

或人はなお深いお辞儀と、謝礼を述べる。とても嬉しいのだが、それよりも斜め後ろに控えているイズの視線が気になる……というか居た堪れない。弱った。そろそろA.I.M.Sも来るだろう。
或人はともかく、ソウゴはバレれば搾り上げられるかもしれない。まだ兄の総司に証拠隠滅の依頼をしていないのだが……(と思って、仮にもヒーローがこの発想は酷いなぁと遠い目をした)。

「オレ、決心がついたんだ。それにもお礼がしたい」

716 :仮面ライダーが絆で兄弟! 9/9 :2019/09/16(月) 00:24:41.04 ID:3CREmTol0.net
「――じゃあ」
「うん。……いろいろと、ごめんな」
「ううん。考えてくれたんでしょ? だから俺、嬉しいんだ――帰ってみよう或人兄」

ほっとした顔と向かい合っていた。きっと自分は、同じ顔をしているに違いない。どれだけ不安だったのだろうと、口には出さなかったが――2人は肩を竦めていた。

「あ、そうだ。ねぇ、あれ何て言ってるの?」
「……アレ?」
「あの英語!」
「ああ、アレか! さぁオレもわかんねぇ!」

或人が考える素振りもなくあっけらかんと言うので、ソウゴは大口を開けて笑った。
それを見て或人は目を細める。あれだけ圧倒的な力を持った戦士も、笑えば年相応の子だ。これから弟になるのかと、或人は夕暮れに染まってきた空気に包まれて思った。
ほとんどひとりで育った――そもそも父親がヒューマギアだった自分に、まさかこんな兄弟ができるとは。

「全員仮面ライダーって、ホント凄ぇな。――ハッ! 兄弟は、最強だい! はいっ或人じゃ〜〜〜ナイト!」
「今のは、兄弟の『キョウ』と、最強だいの」
「あーーお願いだからギャグを説明しないでーー!!」

ソウゴは隣で行われている漫才にひとしきり笑ったあと、ふと天を仰いだ。
まだ日は高く、綺麗に色付いている。まるで門出を祝っているようだ。

これから賑やかになる気がする。ソウゴは確信をもって小さく笑い、仲のいい2人の掛け合いを聴き続けた。

717 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 00:30:32.82 ID:3CREmTol0.net
※ミルクティーの代金は後でちゃんとごめんなさいしてから支払いました。

以下言い訳。
今更お出迎えを書く暴挙。ソウゴ→或人を書きたくてつい……。
反省も多いが(呼び出す人選に意味を持たせようとして結果パンクした)楽しかった。
本題そっちのけで平成令和ジェネレーションズみたいな話になったけど。あと毛利ソウゴは難しい。

(夢に向かって飛べ、と言われた或人の初期プログライズキーの言葉が『ジャンプ』と『ウィング』なのいいな…と書いてて気付いた)

718 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 09:20:43.12 ID:lUn9zoJ80.net
>>717
GJ!
ソウゴが本当に最良最善の魔王ムーブしてていいね。

719 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 11:10:12.78 ID:pBjC6qDTK.net
>>717
GJ! 我が魔王が最高に我が魔王してるし、或人の決意までの流れがカッコ良かった!

720 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 12:15:02.67 ID:rjlIykbm0.net
>>717
GJ!
ソウゴがレジェンドとして先輩として活躍していて格好良い!!
話の展開と描写が好みだ
冬映画が楽しみになる良作だ

721 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 12:52:59.40 ID:hxw6tYu90.net
朔也「ねぇねぇニギロー、これ食ってもいいかな?」
ニギロー「いか、いいです。食べて下さい。」
朔也「じゃあ、これも食っていいかな?」
ニギロー「たこもいいですよ。」
一真「橘さん、既に10貫目かぁ。どれだけ食うんだろ。」
真司「そんな悠長に構えてないで逃げようぜ。やな予感するから。」
立ち去る一真と真司。
朔也(20貫完食後)「ごっそさん美味かったぜ!」
ニギロー「それはよう御座いましたね。では勘定頂きます。
合わせて10800円ですが、初めてのお客様ですので税込10000円です。」
朔也「あれ?そんなに食ったっけ?あ!1000円足らないどうしよう!」

総司「時価もの食わなきゃ、20貫いっても8500円だったのだがな。」
朔也「うわああ!」

因みに1000円は総司から借りて払いました。

722 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 15:39:04.53 ID:MiDaa7W40.net
>>717
GJ!最初から最後までまとまってて見やすかった!
>>703
そのケバブ屋ってもしや、あのブレスレット使いの
光の巨人に似た長老がやってる店ですかね?笑

723 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 17:37:56.82 ID:I0jCAJu30.net
>>717
GJです!ソウゴが先輩やってるなー(*´ω`*)

そろそろ或人の兄弟各部屋への挨拶書きたい…まとめるのにちょいかかるかも。

724 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 20:26:26.58 ID:MiDaa7W40.net
>>723
ごゆっくりどうぞ〜
気長に待ってるよ

725 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 20:56:52.13 ID:lUn9zoJ80.net
>>721
GJ!!
ニギローくん初回は消費税分減らしてくれるのか……!
二十貫は橘さんならペロッと食べそうな量ではあるのでセーブはしてたけどうっかり時価ものいっちゃったんだろなぁ

726 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 20:59:01.10 ID:MiDaa7W40.net
>>721
噂を聞きつけて侍戦隊の寿司屋も現れそう

727 :名無しより愛をこめて :2019/09/16(月) 22:49:52.54 ID:vstixNTd0.net
うわあ、油断している間に面白い話が沢山。
まとめてで悪いけどGJ!

ソウゴのお迎えもさすが魔王様って感じで面白かった。
橘さんはもう少し値段を見てお寿司を食べようw

回らないお寿司、最後に行ったのいつだろう・・・。

728 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 01:12:49.70 ID:aPR8/jwxM.net
>>691
ニコが真理に迷惑かけて無いか真理と一緒に遊びに行く時にちゃんとハンカチとティッシュを持って行ったか心配する花家先生を受信

729 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 01:27:29.35 ID:4xc1yfpX0.net
ウルトラ兄弟だって本当の兄弟ではなかった
タロウだけが唯一ウルトラの父と母の実子だったのだ
だがその固い絆が兄弟の、いや実の兄弟以上の絆を結んだのだ
歴代ライダーにはそれだけの絆がなかったのかよ
絆はてめーらの努力次第で築き上げていくものだろ

730 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 01:38:33.99 ID:JWmvp5HUM.net
銃ライダーの会、不破と唯阿も入会した(させられた)んだろうな

731 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 10:07:41.23 ID:hAyn7SRP0.net
>>730
そういえば一気に2人増えたんだな

732 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 14:50:32.84 ID:paMZtsx3a.net
>>725
来月から消費税が10パーになるけどそういえばライダーハウスの家計管理って主に誰がやってるんだろ?
野菜は翔一の菜園があるからいいとしてそれ以外は総司とかがスーパーの食材のやりくりとかやってるんだろうか

ライダーゆかりの飲食店も影響受けそうだけどはんぐり〜とかフーミンとか軽減税率でお持ち帰りする機会が増えそうだな

733 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 20:23:49.23 ID:JNmOY8jA0.net
或人の各部屋挨拶、単なるライダーハウスの休日ネタになりつつありますが地道に書いてます。もう少々お待ちを…。

お待ちの間にこちらどうぞ
っ[倉地製菓&赤□乳業共同開発 アイスキャンデーひとやすミルク味]

734 :名無しより愛をこめて :2019/09/17(火) 20:29:40.97 ID:DFn81kR40.net
>>732
昭和組の立花のおやっさんは喫茶店やらスポーツ店とかやってるから
喫茶店のテイクアウトもしてたら
消費税の計算が大変なので孫(映画版1号)が
計算を手伝ったりして。

735 :名無しより愛をこめて :2019/09/18(水) 03:03:35.59 ID:siItJFNc0.net
テイクアウトありで店内でも食べれるとなるとシャルモンか……
城之内大変そう。

736 :名無しより愛をこめて :2019/09/19(木) 17:21:50.11 ID:P2Lm5Yhx0.net
>>734
ああ、あの真由ちゃんって子ね
このスレならおやっさんも生きてるだろうし
可能性はありそうだね
関係ないけど兄弟達が血縁で昔から一緒に暮らしてる設定の場合
小さい頃に一緒に遊んだりしてそうだね

737 :名無しより愛をこめて :2019/09/20(金) 15:40:59.85 ID:Q+u4nPrP0.net
別スレにて発見

https://news.mynavi.jp/article/20190918-896040/

はしゃぐ映司と困惑する翔太郎と目の輝き半端ないフィリップを楽勝で再現出来るw

738 :名無しより愛をこめて :2019/09/20(金) 20:46:22.74 ID:sAYCa1f0M.net
この一年で平成組は一気にグッズ増えたよなあ…
最近出たカレッジリングとか皆ワイワイしながら付けてそう

739 :名無しより愛をこめて :2019/09/20(金) 21:44:58.74 ID:ADJ1giF50.net
ジオウもあったし、平成最後の年だけあって大盤振る舞いだったな

740 :名無しより愛をこめて :2019/09/21(土) 12:10:53.36 ID:KgvzRtMwr.net
某国民的RPGに出てくるモンスターと、平成ライダーの皆を上手いこと融合したイラストがちょっと話題になってましたね。
ネタの詳細に関しては永夢やイズに任せるとして(ぶん投げ)。

741 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 08:09:49.71 ID:udx8Hufg0.net
今更だけど来田市の区を考えてみた。
風都区などは平成の大合併とかで合併されてたりして。
文面が間違えたりしたらごめんなさああああああい!

中央区 繁華街「変神(へんしん)」を抱える市の中心。久瑠間、沢芽方面への電車が発車する石ノ森鉄道(石鉄)変神沢芽線の始発駅を抱える人通りが多い街。
来田区 主要インフラ(来田駅、来田空港、来田港)を抱え、国道555号線を区内を縦断するなど、交通の中枢。ライダーハウス、さい◯まスーパーアリーナのようなホールが来田港に建っている。
東区 市の行政区の中で最も人口が多い。抗争やヒーロー大戦が多い町。なんで東区って?そりゃ東A...
昭和区 SNS映えしそうな昭和の街並みが広がるレトロな区。立花のおやっさん、孫の麻由や昭和ライダーガールズたちが住んでいる。
亜区 かつてはショッカーやデストロンのアジトが集まる治安が...だった街。今では警察などの監視下に置かれてあり以前より平和...らしい。
風都区 北は来田湾、東は中央区、西は夢見区に面し、南は来田山地で戦台県と接しており、南北に長く、来田市の区で最も広い面積をもつ。特に風都タワー近辺はデートスポットだったりする。
夢見区 西に天の川学園都市と隣接していることもあって学生が多い街。夢見区にあるクスクシエは人気料理店として人気の店。
南区 なんでもかんでもゴルゴムのしわざにしてしまったり些細なことでも許さなかったりする区民が多い。なぜかステーキハウスが多い。

742 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 09:40:00.93 ID:xXkHNZeNM.net
GJ!
各作の舞台との繋げ方、こんな解釈もあるのか。
亜区が直球すぎて吹いたw
採石場や工場も東区あたりにあったりして。

743 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 09:53:18.85 ID:34QTVSw60.net
天ノ川学園都市の所在地で北区があってもよさそう

744 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 10:24:27.16 ID:GYh1vDrEK.net
一真「今週、或人が空飛んだよな」
総司「飛んでいたな…」
巧「或人兄もあれをやらされるのか…」
ソウゴ「えっ、なになに、どしたの?」
ヒビキ「ああ、ソウちゃんは空飛んでなかったっけ?空を飛ぶ事に信念を持つ叔父さんがいてね、」
渡「或人兄さん大丈夫かなぁ…」

洋「秘書からもらったプログライズキーで空を飛べるようになったのはお前か!!」
或人「うわあああ、誰っ、えっ、仮面ライダー!?」

745 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 10:48:43.54 ID:xXkHNZeNM.net
「「「ちょっと待ったー!」」」

弦太朗「ソウゴ兄貴フォーゼアーマーで飛んでたよな!?」
タケル「ゴーストアーマーも!グレーゾーンだけど!」
戦兎「オーマフォームでも飛んでたから、『ジオウの力じゃないからセーフ』なんて言い訳通用しないぞ」

巧「ヒビキ兄、ソウゴ……思い出せ、今年の正月を」

ヒビキ「あっ、それもそうだね」
ソウゴ「行けない気がしすぎて忘れてた…」

一方その頃

洋「或人。お前は何故空を飛べる!?」
或人「えっ!?えぇっ…」

或人の未来はどっちだ!?

746 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 11:13:42.08 ID:IA9PAIOb0.net
やっぱり来たか洋おじさん…
なんか或人は途中まではいい感じだったけど、最後の最後にあのギャグをかまして
結局連行されそう…

747 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 12:51:57.25 ID:OlGafDLo0.net
>>741
GJ!地図描きたい気分だ(笑)

748 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 13:04:03.63 ID:IA9PAIOb0.net
>>741
いいねいいね!
もっと掘り下げたいね
スーパー戦隊とかメタルヒーローとかが住んでる
街も隣とかにあるのかな?
確か前にライダーハウスの近くにレッド一族が住んでるレッドハウスがあるって設定もあったな

749 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 17:09:26.49 ID:+0za00B80.net
洋叔父さん耳早いなw
やっぱり新しい甥のことはちゃんとチェックしてるんだろうか。

750 :ライダーたちの休日《鍛えてますチーム編》1/3 :2019/09/22(日) 21:33:50.52 ID:OlGafDLo0.net
全員分を書こうと思ったらとんでもない長編になりそうなので、各編分割投下。まず第1弾。
※2号家も少し出ます
※地の文あります

ウェイホッ、ウェイホッ、ウェイホッ……
黒い団体さんが防具やマット、木刀などを庭へ運んでいる。
或人「えーと、あれは…?」
手元の注意書きを見る或人。
或人「ああ、あれが『働き者のウェイローチさん』かぁ…」
ウェイローチの後を追って庭の広いスペースに出ると、
ヒビキ「はーいローチくん達ありがとう」シュッ
或人「ヒビキ兄さん。これは…なんかやるの?」
ヒビキ「俺と良ちゃん、それと紘ちゃんで、剣術だ!」
或人「剣術!凄い!」
良太郎は防具をおっかなびっくり付けている。
ヒビキ「良ちゃん、準備OK?」
良太郎「木刀…できるかな…」
目線の先には不安と好奇心半々の良太郎が居る。
ヒビキ「俺と紘ちゃんでしっかり見るから。それにしても…紘ちゃんまだかな?」
ヒビキが見上げると、ちょうどクラックが開く。
ヒビキ「うぉっ…と良ちゃん危な…!」
紘汰「(クラックから)ただい…うわぁ!」
良太郎「およぉ〜!(ドサッ)」
或人「おわぁ危ないっ!」
お約束なのか、紘汰が降りてきた真下にいて下敷きになる良太郎。或人は慌てて良太郎に駆け寄る。
紘汰「良太郎〜!すまん〜!」
或人「良太郎!大丈夫??」
良太郎「あたたたた…だ、大丈夫、ありがとう或人兄さん」
ヒビキ「紘ちゃん!降りる時は気をつけろってあんだけ…」
良太郎「下に何故か僕がいるって、よくあるでしょ…」
或人「よくあるんだ…」
紘汰「ホント大丈夫か?無理しなくていいぞ?」
良太郎「大丈夫!ヒビキ兄さん紘汰兄さんに練習つけてもらえるなんてないから…よいしょっ」
ヒビキ「痛まないか?大丈夫?」
良太郎「大丈夫!」
この弟は折れないめげないと聞いたが、確かにそうらしいかと思う或人。

751 :ライダーたちの休日《鍛えてますチーム編》2/3 :2019/09/22(日) 21:35:37.23 ID:OlGafDLo0.net
ヒビキ「じゃあ行くぞ!まずは俺と紘ちゃん!良ちゃんは動きを見てて!」
紘汰「よし!行くぞヒビキ兄!」
ハーッ!という掛け声のあと、ヒビキと紘汰のぶつかり合いも始まる。
或人「はっ…速い!」
良太郎「うわぁ……さすが…!」
鍛え方が違うヒビキと、元から運動神経がすば抜けている紘汰。身体の動きに無駄が全くない。
良太郎「これについて行く…」
呆然と見ている前で、木刀を交えていた二人が動きをとめる。
ヒビキ「よし、一旦ストップ!良ちゃんと、せっかくだから或ちゃん。やってみる?」
或人「ええ?俺!?」
良太郎「或人兄さんと?やったぁ!やる!」
紘汰「或人兄、せっかくだしやってみようぜ」
或人「いっ、いやまだ戦いなれてないし!また今度にっ…!」
良太郎「そっか…残念!でもいつかやろう!」
残念そうに言いながら良太郎は紘汰に向き直る。良太郎はヒビキに手伝ってもらい防具をつけ終わっている。
紘汰「では、良太郎…尋常に、勝負!」
良太郎「お…おうっ!」
バシーン!或人は反射的に目をつむる。
紘汰「おっ…!?」
良太郎「…ってゃーっ!!」
ヒビキ「おっ!これは…!」
良太郎「ハァッ!!」
なんと良太郎が紘汰の木刀を払い、紘汰が防戦している。
或人「……凄い!」
ヒビキ「…こりゃ驚いた!良ちゃん凄いじゃないか…!!」
肝心の良太郎は剣術に集中しすぎてこちらは見えていないようだ。
しばらくの打ち合い防ぎあいの後、紘汰良太郎二人が向き合ったのを見て
ヒビキ「はいストーーップ!」
その声で二人は木刀を下ろす。

752 :ライダーたちの休日《鍛えてますチーム編》3/3 :2019/09/22(日) 21:39:31.83 ID:OlGafDLo0.net
良太郎「ふわぁ……(ふらふら)」
紘汰「良太郎ーしっかりしろー!」
或人「大丈夫か良太郎!?」
ヒビキ「いやいやすごい気迫!良ちゃんとは思えない!」
気が抜けたのか良太郎は座り込む。
良太郎「ぼ、僕出来てた…?」
紘汰「いやいや参った!すげえよ良太郎!」
良太郎「ほ、ほんとに?剣術、ちょっと動画見て動き真似て…」
いやいや、という声が聞こえて、四人は振り返る。
モモタロス「剣術やるって盛り上がってるの聞いて、俺と特訓したんだよ。良太郎は隠してるけどな」
良太郎「モモタロスー!言わないでー!」
ヒビキ「モモちゃんとか!それにしてもスジがいいよ良ちゃん」
モモタロス「俺もそう思ったぞ」
いやいやいや…と良太郎は恐縮。
良太郎「でもやっぱり、体力ないや…今のでヘトヘト…」
或人「ああ良太郎休んで休んで」
縁側から、良太郎ー、と呼ぶ声がする。
進ノ介「お疲れさーん!ひと休みしようぜー!」
ヒビキ「進ちゃんありがとー!連れてったげてー」
或人「あ、じゃあ俺一緒にいくよ」
紘汰「或人兄任せた!」
或人が良太郎と縁側に向かうと、押忍!という声。
ゲイツ「稽古つけてもらいに来ました!」
ヒビキ「ゲイツちゃんいらっしゃい!」シュッ
紘汰「おお来たか!待ってたぞ!」
或人「ん?ゲイツくんも?」
紘汰「剣術やるか?って2号家に声掛けたら、いちばんノリノリだったんだ」
紘汰が嬉しそうに笑う。
ヒビキ「紘ちゃん、連続で行ける?」
紘汰「バッチリ!」
ヒビキ「じゃあやってみよう!ゲイツちゃん行けるかな?」
ゲイツ「押忍!」
ゲイツは既に防具もつけ終わっている。
良太郎「じゃあ僕達は向こうにいるねー、ゲイツ、頑張ってー!」
じゃあ行くぞ!という紘汰の声を背に、或人と良太郎は縁側に待つ面々の元に向かった。



剣術ネタは紘汰とゲイツの中の人インスタから拝借、良太郎は剣客浪漫譚的に、です。

他のチームはまた後日…!

753 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 22:30:09.46 ID:c/qQCJZT0.net
GJ
長編楽しみ〜
たしかに良太郎は中の人的にはなw

754 :名無しより愛をこめて :2019/09/22(日) 22:39:09.01 ID:5DV+Uv/90.net
GJ!
ちょっと意外な顔ぶれで楽しかった。
他のチームも楽しみにしてます!

755 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 00:36:02.78 ID:Aif21/dH0.net
>>744
>>745
そういえば隣のゲイツもリバイブ疾風で飛べたよな…

756 :741 :2019/09/23(月) 07:08:39.90 ID:Pk3X/Hvid.net
>>742
ありますよ。
埠頭あたりに工場、山側に採石場って書こうとおもったんですがやめました(笑

あと追加で亜区はショッカーたちのアジトの抜け殻のところに
イ◯ンモールみたいのがありそう。

757 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 10:38:39.77 ID:n37W3MER0.net
>>756
進ノ介「そう、イ〇ンモールのヒーローショー、どさくさ紛れで怪人出たりするから警備が大変でさ、ウチも風都署もショーの度に臨戦態勢だよ」

とか言ってそうw

758 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 15:30:28.11 ID:Fvb8EAZb0.net
皆さんどれもGJです!
>>748
戦隊は>>741に戦台県とあるからメタルヒーローは目樽県になるのかな?

759 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 17:18:19.26 ID:Aif21/dH0.net
>>758
あーそれ戦隊のところだったか!今気づいた
なるほど他のヒーローは別の県って感じなのね

760 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 17:22:12.40 ID:Aif21/dH0.net
関係ないけど、観光客ってくるんだろうかね?
色々、変な人とかいるしあまり来ないのかな?
いや、でもこの町にしかない物も色々あるから結構有名なのかも
それ目当てで来る人はいるのかな?

761 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 17:31:42.67 ID:Xrnsf6g20.net
>>757
アンパ◯マンが来たらどうなるんだろうか。
怪人が空気読んで出ないか、空気読まないで出たりして。

怪人の皆様へ
ヒーローショー等のイベント開催中は毒液や光線等を出さないでください
モール支配人

ってステージ上に書いてありそう。

762 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 19:45:33.34 ID:cyUDZDmk0.net
引っ越してきたばかりのお母さんが子供連れて公園行ったら怪人達がいてびっくり!
しかもその怪人達が子供達と仲良く遊んでるし、他のお母さん達にもきちんとご挨拶しててもっとびっくり!
とかある気はする。
(怪人達の正体はリュウタロスとかガメルとか)

763 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 19:50:16.61 ID:DYk1nE+80.net
>>758
じゃあ反対側は売虎県?

764 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 20:03:20.31 ID:EmRJH45q0.net
外部からやってきたヒーローショーも結構本物なパターンも多そう。

765 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 20:10:32.49 ID:EmRJH45q0.net
>>746
或人「それは空を飛ぶ敵と戦うためで……」
洋 「で、なぜお前は戦うんだ?」
或人「……人間も、罪のないヒューマギアも、みんなを笑顔にするためです!」
洋 「……なるほど!よくわかった!お前は大切なことを理解してるようだ――」
或人「決して、揚げ物が好きだからじゃないです!空は飛ぶけどフライじゃない!はい、アルトじゃーーーーないと!」
洋 「……お前には別の特訓が必要そうだな」

766 :名無しより愛をこめて :2019/09/23(月) 23:28:52.40 ID:Aif21/dH0.net
>>765
あーやっちゃったかーって他の兄弟達が呆れてる光景が目に浮かぶな

767 :名無しより愛をこめて :2019/09/24(火) 09:55:01.69 ID:BiyrDiIm0.net
>>760
色々危険もあるけど、逆にそれ目当てで来る人もいるのかも
この町では突然爆発したり、ビルが崩れたり、巨大ロボットが町を蹂躙したりなんてのは日常茶飯事だし笑
言い換えれば賑やかな町だし、楽しそうだし

768 :名無しより愛をこめて :2019/09/24(火) 10:48:20.76 ID:BiyrDiIm0.net
>>755
1号家に行って特訓場所に行く前に2号家にも乗り込むか

769 :名無しより愛をこめて :2019/09/24(火) 18:36:54.85 ID:E0wuaZbg0.net
祝え!新たなる草加雅人の誕生である!
https://natalie.mu/comic/news/347436

770 :名無しより愛をこめて :2019/09/25(水) 15:30:51.38 ID:DyG7FVel0.net
永夢「来月はハロウィンかぁ。準備しないとなぁ。」
タケル「ハロウィンってあっちのお盆だよね!子供たちにご先祖様の代理させるやつ。」
永夢「トリックorトリートって小児科入院棟に響き渡るんだよ。」
或人「トリックorトリートメント!」
翔太郎「或人はそれやる立場じゃないぞ!お菓子用意して子供にプレゼントする立場だ!」
或人「あ、そうか。俺大人だったわ。」
翔太郎「あと、トリックorトリートメント、不破さんには禁止な。」
タケル「ヤバいもんね、それ。」

771 :名無しより愛をこめて :2019/09/25(水) 17:16:59.63 ID:X3xYiD+bd.net
>>749
ライダー版文◯砲だったりしてw

>>762
ケンミ◯ショーで取り上げられてそう。

772 :名無しより愛をこめて :2019/09/25(水) 17:32:32.12 ID:aVVaChMj0.net
>>770
ハロウィンは町全体で盛大にやってほしいな
もしかしたら兄弟たちはもう1か月前から準備し始めてるのかな?
パーティーとかイベントとか

773 :名無しより愛をこめて :2019/09/25(水) 19:13:27.44 ID:6akDKjPv0.net
過去スレだとキバのモチーフがジャック・オ・ランタンも入ってることが理由で渡、色合いといいモチーフといいオバケなタケル、辺りがハロウィンのメインになってたような

774 :名無しより愛をこめて :2019/09/25(水) 19:45:54.00 ID:aVVaChMj0.net
今のメンバーならどんなコスプレになるだろう
まあ、それは一ヶ月後でもいいか

775 :名無しより愛をこめて :2019/09/25(水) 21:01:21.92 ID:fpfhkZk9r.net
>>772
竜、薫、慎太郎、新「「「「警備が」」」」
明「救護班が…」

誠「DJポリスやらないかって言われた…」
翔一「見たいですそれ」

776 :ライダーたちの休日《縁側チーム》1/2 :2019/09/26(木) 00:20:30.69 ID:ivjlGlV90.net
鍛えてますチームの続き。出番少し片寄ってます。
※前回と同じく或人目線です

縁側に到着した或人と良太郎を、剣術を観戦していた兄弟が迎える。
翔太郎「良太郎、或人、お疲れ〜」
或人「いや、俺は疲れてないけど…」
良太郎「僕は疲れたぁ…」
巧「見てりゃわかる。座れ」
進ノ介「はい、これでも食べて」
差し出されたのは白いアイスバー。
或人「あ!これ今年の新作の?」
進ノ介「そう!倉地製菓と赤□乳業共同開発、アイスキャンデーひとやすミルク味!」
じゃじゃーん、と箱を見せる進ノ介。お馴染みの牛のキャラが箱に描かれている。
或人「うわぁラッキー!いただきまーす!」
良太郎「進ノ介兄さんありがとう…(ふらふら)」
翔太郎「はいはい、良太郎は座れ座れ」
進ノ介「疲労回復には甘いもの。ほれ食え」
良太郎「ありがとう…(ぱく)」
リュウタロス「僕ももらってる〜!」
アンク「俺もだ」
或人「え、アンク?」
良太郎「…あれ、リュウタロス」
巧「2人ともいつの間にか居てな」
アンク「アイスがあるのに俺が出てこないとでも思ってんのか」
リュウタロス「思ってんのか〜!」
アンク「真似すんな(ポカッ)」
リュウタロス「アンクちゃん痛い〜(ポカポカ)」
巧「こら喧嘩すんじゃねぇ!」
進ノ介「うん、このとおり、呼びに行くまでもなかった」
翔太郎「はいはい、2人とも仲良く食えよ」
アンク「ふん…おい新しい兄貴、お前も食えよ」
翔太郎「お前のものじゃないだろうが…」
或人「遠慮なくもらいまーす」
食べ始める或人。
或人「(ぱくぱく)…美味!」
進ノ介「だろ!」
巧「こら良太郎、食べるか寝るかどっちかにしろ」
良太郎「ん〜、食べる…(うとうと)」
巧「ああぁ世話の焼ける…さっさと食ってさっさと寝ろ」
同い年のふたりのやり取りを兄達が微笑ましく見る。そこで或人はあることに気がついた。

777 :ライダーたちの休日《縁側チーム》2/2 :2019/09/26(木) 00:24:52.45 ID:ivjlGlV90.net
或人「…あれ…真司兄さん一真兄さんが伸びてる…」
進ノ介と翔太郎の向こうで折り重なるように倒れている2人。
翔太郎「ああ、この2人な…さっきまで剣術組の横で異種格闘技してたんだが…」
進ノ介「そうそう、『職業ライダー舐めんな〜!』『闘魂舐めんな〜!』『ウェッシャーイ!』ってやってたんだけど」
真司・一真「「うぇっしゃーい……」」
翔太郎「相打ちであんな状態だ」
或人「納得…」
パシャ、とシャッター音。振り向くとそこにはやはり、
士「いい絵が撮れた」
馴染みのカメラを携えた弟がいる。
翔太郎「こういう所は逃さないな」
士「当たり前だ」
或人「カメラあるのに、あっちは撮らないのか?」
或人は今も激しく稽古中の剣術組を指さす。
士「だいたい撮ってある」
或人「ゲイツくんも?」
士「もちろんだ。この前まで一緒にいたから動きもおさえてある」
進ノ介「ほんとに抜かりないな」
或人「そういや進ノ介兄さん、今忙しいんじゃないの?」
進ノ介「ああ、来月のハロウィン、来年のオリンピック応援、ほんとに考えるのやーめた、にしたい」
翔太郎「貴重な非番だからな、まぁのんびりさせてやれ」
進ノ介「のんびりさせてもらう!」
ぐーっ!と背伸びする進ノ介。
巧「或人兄も忙しいだろ?」
或人「あぁ俺は…まだ右も左もだから、イズや福添さんたちに頼りまくりで」
翔太郎「頼れる人がいるのはいい事だぞ」
巧「まぁ、周りが頼れるのはいい事だよな…」
翔太郎「しみじみ言うな巧…」
進ノ介「まぁ最初相容れなくても敵対しても、最後には味方になってくれることもあるし。ほらあそこにいい例が」
アンク「…なんか言ったか?」
あはは、と笑う兄弟たち。
或人「あれ、アンクがいるのに、映司はいないの?」
アンク「映司なら中だ」
居間を指さすアンク。
巧「中で雄介兄たちと、旅行のスライドショーを見てる」
アンク「さっきセッティング手伝わされたからな」
或人「へぇ、面白そう。ちょっと覗いてくる」
進ノ介「おう、行ってらっしゃい」
リュウタロス「行ってらっしゃーい!」
思い思いにくつろぐ兄弟を後ろに、或人は居間へ向かう。


あと2チームありますが、また後日!

778 :ライダーたちの休日《縁側チーム》ついで :2019/09/26(木) 01:37:50.42 ID:ivjlGlV90.net
あああげてから気がついた、或人と一真は同い年だった!だが私はすみません!


良太郎「そういえば僕、アンクと戦ってたような気がする…」
アンク「俺もそんな気がするんだが…関西弁だったような…」
翔太郎「カブトゼクター来る前にやめとけ」

779 :名無しより愛をこめて :2019/09/26(木) 16:16:06.99 ID:qbWHADSR0.net
>>776-778
GJ!!
縁側でまったりしていて和む

双子だって兄・弟があるのだから、同い年でも或人(十男)は一真(八男)の弟
「一真兄さん」って呼んでもおかしくないと思うよ

780 :名無しより愛をこめて :2019/09/26(木) 16:57:59.08 ID:5izFv0q3M.net
GJ
前回から一転してのどかな空気感なの好き
ライダーハウスは縁側が本当に似合うなあ

781 :名無しより愛をこめて :2019/09/26(木) 17:20:59.16 ID:mcMtVCdZ0.net
>>772
ハロウィンもみんなでヒーローショーとかやるのかもね
イベントでスペシャルゲストとして呼ばれたりして

782 :名無しより愛をこめて :2019/09/26(木) 22:13:33.67 ID:m1XMGHXC0.net
>>781
来田駅前の広場やスクランブル交差点を遮断してやってたりして。

783 :名無しより愛をこめて :2019/09/26(木) 22:47:46.67 ID:ivjlGlV90.net
スレ39よりネタ拝借
お題:一号ライダーの呼び方を逆にしてください

薫「雄介…だな」
誠「翔一さん…うーん」
蓮「真司…呼びたくねぇ」
雅人「巧…真理と同じか(デビスマ)」
始「一真…?」
朔也「一真…誰だ」
イブキ「え…?日高…さん…?」
新「…総司………無理だ」
侑斗「良太郎っ!(呼ぶだけ呼んで逃げる)」
啓介「紅くん(満足げ)」
大樹「門矢くんとでも呼べばいいかい?」
竜「翔太郎…と、園咲来人、か?」
明「映司、かねぇ後藤ちゃん?」
慎太郎「映司…アンクみたいですねぇ…」
流星「(…呼べねぇ……)」
攻介「操真!いいな、操真っ!」
戒斗「…紘汰…(眉しかめつつ)」
剛「泊さん?泊兄さん?他人行儀だなぁ…」
マコト「天空寺、でいいのか?」
飛彩「宝生…しか無理か…」
龍我「桐生?うわぁなんか気色悪ぃ!」
ゲイツ「…常磐ソウゴ…(投げやり)」
諫「飛電或人とでも呼べばいいのか」

784 :名無しより愛をこめて :2019/09/27(金) 12:20:36.06 ID:c4kZJso/a.net
東北では稲刈りシーズンだけど、前スレで映司が手伝ってた農家さんは、刈り取りも助っ人に呼ぶのかな

785 :名無しより愛をこめて :2019/09/27(金) 13:43:07.92 ID:6tFKVY48d.net
>>784
一海「米出来たぞ!こればかりは重機が必要だからな。お前ら、しっかり運転しろよ!

三羽烏「カシラ!任せてくれ!」
ウォズ「私も手伝おう!」
一海「これはダメ。まごころ寿司さんとクスクシエさんに売る分だからな。」
唯阿「通りで美味い訳だ。よし、明日にでもフラりと行って来よう。
竹寿司皿だと、3000円税抜きで12貫。個々で頼むよりお得だからな。」
朔也「あの時、竹寿司皿二つにすべきだったか!」

786 :名無しより愛をこめて :2019/09/27(金) 19:02:16.45 ID:KFoZU+1v0.net
>>784
ガタキリバで稲刈りとか出来そうだな

787 :名無しより愛をこめて :2019/09/27(金) 22:54:23.60 ID:vQw/J2rW0.net
戦兎「be the one, be the one all light 明日の地球を投↑げ出せないから(超裏声)」
進ノ介「戦兎兄さんが壊れた!?」
映司「anything goes その心が 熱くなる↑もの〜(裏声)」
一真「うぇ!?映司どうしちゃったの??」
真司「夢よ踊れ この地球の↑もとで(かなり裏声)」
紘汰「真司兄ちゃんまで!?」

戦・映・真「いいなみんなは…男性シンガーで…」
進・一・紘「あ」
真司「裏声で主題歌を歌う会でも作るか」
全員「やめて」

弦太朗「(俺もそうだけど…言い出す勇気ねぇ…)」
フィリップ「僕はTAKUYAさんパートでいいかい?答えは聞かないけど」
翔太郎「そこでリュウタロスの真似すんな!」

788 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 06:24:48.01 ID:ruvMU44c0.net
紗羽「主題歌なら、私歌えるよ!(美空とは違ってプロ並みの歌唱力披露)」
成彰「難波チルドレンは何処でも生きていけるよう、あれこれ仕込まれるからな。」
幻徳「スゴすぎる!(とTシャツで言う)」
映司「比奈ちゃんか知世子さんの歌唱力たしかめてこよ。」
真司「確か、花鶏のマスター上手かったような。」
弦太朗「ユウキに歌ってもらおーっと。」

789 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 10:17:45.48 ID:PjiNlx0S0.net
一真も一期のopは女性だったじゃないか。

790 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 10:18:18.16 ID:g6Iz8lpI0.net
ブレイドはラウンドゼロは女性だけどELEMENTSは男性だからなーw

791 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 10:36:06.51 ID:rSjSPkLv0.net
一体どんな組み合わせなのかと思ったらそういうことか笑
でも、男性ボーカルでもめちゃめちゃキーの高い人もいるからなー

792 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 16:31:26.84 ID:ekBHAL/o0.net
たしかに。
LUCKY STARとかめっちゃキー高くて下げないと歌えなかったわー

793 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 17:25:41.55 ID:rSjSPkLv0.net
>>774
永夢はやっぱりお医者さん?
戦兎は科学者繋がりで、フランケンシュタインとか?
ソウゴはやっぱり王様?
他の兄弟も気になるな
まあ、言われてる通り今考えても仕方ないけどね笑
ガッツリ考えるのは1か月後でいいか

794 :名無しより愛をこめて :2019/09/28(土) 17:59:32.82 ID:247SaddB0.net
朔也「風にめくられーたカード♪ 占うーよーにわーらう♪」
一真「ナズェウマインディス!?」

795 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 09:43:54.45 ID:WUBZunpR0.net
今日のゼロワン見てて、あの漫画家さんをニンニンコミックで助けにきた戦兎……とか想像した。

796 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 09:45:07.49 ID:/2C6tPq50.net
>>793
でも、永夢の場合それはコスプレっていうか本職だし
いつも着てるし、マイティとかでもいいな

797 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 12:04:50.15 ID:7s7EkmI+0NIKU.net
Vシネゲイツの追加キャスト発表でパーティムードになる二号家が見えた

798 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 12:26:15.58 ID:/2C6tPq50NIKU.net
2号家も結構出たねー
今数えたけど、1号家超えてたわ

799 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 12:28:58.36 ID:/2C6tPq50NIKU.net
これはもうpartyだな

800 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 13:33:41.21 ID:vJ28pm6X0NIKU.net
雅人「乾が出ない…やはり…悪いのは全部乾巧だ…」
竜「なぜ俺が出るのか?俺に質問するな」
明「後藤ちゃんでないのー?ダブルバースしたかったのにー」
大樹「この出演は素晴らしいお宝だねぇ。出番は全部、僕が頂くよ」

801 :名無しより愛をこめて :2019/09/29(日) 13:36:45.07 ID:shYzfwW1MNIKU.net
1号家が11人、2号家が今回で13人(RT龍騎含めれば14人)か。>>1号家超えてた。
平成パワーに圧倒されてる令和組が見えた…

802 :ライダーたちの休日《鑑賞?チーム》1/2 :2019/09/30(月) 00:07:17.96 ID:yZLDhZJi0.net
・一部ねつ造含みます
・黒兄弟から1人ゲストです

雄介「…で、これがイエローストーン国立公園」
永夢「なにこれ…池?すごい色だね…」
戦兎「これが自然の色ぉ?うそーん…」
映司「グランド・プリズマティック・スプリングって言って、熱水泉なんだ。温度は70度くらい」
フィリップ「想像を超えるね!実に興味深い!」
晴人「フィリップ、今は地球の本棚禁止。写真に集中しような(プレーンシュガー食べつつ)」
永夢「そうだね、写真だけどこれは見ないともったいないね」
少し暗くなった居間の壁に映し出されるのは、最近まで旅に出ていた雄介撮影の写真や動画。色とりどりの世界に皆感嘆している。
雄介「それでこれが…おっ?或人?」
雄介の声にその場の全員が振り向く。
或人「(絶句している)」
映司「或人兄さん、どうした?」
晴人「ビックリしてるんじゃないか?きれいすぎで」
或人「(無言でこくこくうなずく)」
雄介「そりゃ初めてならびっくりするよねぇ」
映司「本物だよぉ、ほらっ!」
雄介・映司「『いえーい!イエローストーンからでーす!みんな見てる〜?』」
動画に映るのはサムズアップを決める雄介と、馴染みの衣装の映司。
永夢「え?一緒にいったの??」
雄介「違う違う!俺はアイダホからの帰り」
晴人「映司は確か調査って…」
映司「そうそう、鴻上さんとこの。そしたら兄さんがいたの」
戦兎「すごい確率だな…」
雄介「おっ、渡の目の輝きが…?」
渡「ニスの…ニスの材料…」
永夢「なんかスイッチ入ったよ〜?渡落ち着いて〜!」
映司「いやでもあるかも!確かこの色バクテリアの…」
フィリップ「バクテリアマット…カロテノイド…」
晴人「フィリップ…!本棚入るなっ…!」
ツッコミ不足の中、晴人と永夢がボケ組の暴走をなんとか止めている。

803 :ライダーたちの休日《鑑賞?チーム》2/2 :2019/09/30(月) 00:10:24.64 ID:yZLDhZJi0.net
雄介「…或人、おーい或人?」
或人「おおお、兄さんごめん」
映司「正気に戻ったかな?」
部屋を少し明るくする映司。
或人「いやぁ、雄介兄さんと映司はあっちこっち行ってるとは聞いたけど…」
永夢「ほんとに行き先予想を軽々超えていくんだよねぇ…」
晴人「おかげで魔法使わなくても、あちこちの秘境絶景見放題、っと」
戦兎「本当にな、最っ高だろこの2人は?」
とびきりの笑顔で或人を見る次兄に、
或人「うん、最っ高!」
長兄の真似をしてサムズアップする或人。
映司「そう、ここにもヒューマギアみたいな、現地開発のAI搭載ロボいたよ」
或人「えっ、映司それマジ!?」
雄介「そうだいたねぇ!飛電インテリジェンスのとは雰囲気違ったけど、確かにあったよ」
戦兎「そうか熱水泉だから、人が近づくには…」
永夢「向こうも開発進んでるんだねぇ」
或人「ライバルいたか…これはちょっと…」
雄介「お、或人燃えてきた?」
或人「おお、俺はやるよ兄さん!」
雄介「人の笑顔のためにも、だね!」
或人と雄介は再びお互いにサムズアップする。
渡「ああ、そういえば或人兄さん…」
戦兎「そうだ、そういえば或人」
フィリップ「そうだった、或人兄さん」
或人「(ぎく)」
渡・戦・フィ「「「今日はイズさんは???」」」
雄・永・晴・映「「「「(来たーーーーー!)」」」」
或人「(蒼白)」
渡「僕前に頼んだよね?イズさんをぜひ連れてきてねって(ザンバットソードきらーん)」
戦兎「ほんとに、ぜひぜひ研究させてねって言ったのにぃ(髪の毛ぴょんっ)」
フィリップ「全くだよ、イズさんについて検索したいことが山ほどあるのに(半端ない目の輝き)」
葛城「(鏡からユラっと)僕も研究させて欲しいなぁ…」
永夢「葛城さんまで来たぁ…!」
雄介「ま、まぁみんな落ち着いてっ!ねぇっ!」
映司「そ、そうだ或人兄さん、台所見てきな!面白いことしてる!」
晴人「或人…台所が最後の希望だ……!」
或人「はっ、晴人何それぇ〜〜!?」
永夢「雄介兄さん、みんなを抑えるの手伝って!」
渡・戦・フィ・葛「「「待ってよ或人(くん・兄さん)!」」」
雄介「ハイハイみんな落ち着いて〜!次の写真見るよ〜」
映司「ねっほら或人兄さん!台所!行こう!」
映司は或人を押し出す。
或人「俺も写真見たいのに…」
映司「まぁまぁ今度ゆっくり!翔一〜!総司〜!」
3つ子の残り2人を呼ぶ映司に引っ張られ、或人は台所に移動…させられた。


残る1つは台所チームです。ライバル企業は…いるかなぁ、と想像。

804 :名無しより愛をこめて :2019/09/30(月) 23:22:53.72 ID:SHLuPAnI0.net
ダメ―ー!イズちゃん分解されちゃうーーーw

805 :名無しより愛をこめて :2019/09/30(月) 23:51:23.72 ID:Yu1hULcu0.net
GJ!
悪魔トリオだけでも不安なのに、確実に素材を剥ぎ取る気まんまんな渡まで相乗りするとは……

806 :ライダーたちの休日《番外・説教編》 :2019/10/01(火) 09:38:33.22 ID:R85Ab93J0.net
その日の夕方。

永夢「いい?ヒューマギアとはいえ、女の子の肌や体に傷をつける行為なんだよ?お姉さんたちににそんなこと出来るの?」
フィリップ「いっ、…うん、確かに…」
永夢「それに、イズさんは社長秘書。プライベート空間であるここにそんなに頻繁には呼び出せない、それは分かるよね?」
渡「…(黙ってうなずく)…」
永夢「戦兎兄さん…、兄さんの4コマ忍法刀やホークガトリンガーを、ホイホイと研究材料に渡せる?」
戦兎「ぐっ…それは…!」
永夢「葛城さんもです。プロジェクトビルドの研究を軍事兵器や戦争に使われたの、ご記憶ですよね」
葛城「…う…確かにそうだ…」
永夢「4人とも、ごめんなさいは?」
渡・フィ・戦・葛「…ごめんなさい…」
或人「えっ、あっ、俺そんなに怒ってない…」
永夢「或人ダメだよ。こういうことはきちんとしておかないと」
或人「あっ…えーと、はい…(兄さん怖えぇ…)」

他全員「(チベスナ説教久しぶりに来たーーー!)」

807 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 00:09:20.44 ID:InGdp/I30.net
>>797
>>798
しょうがないけど、指で数える程
しか出てない3号家が…

808 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 07:06:54.89 ID:egj/PqoH0.net
>>807
Vシネウォズが来ればワンチャン……

809 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 08:25:14.13 ID:q4LUh1O/d.net
戦兎「飛電のヒューマギアはカスタマイズ出来るんだよなぁ。」
黎斗「この技術を知っていたら、母さんを復活させられた!」
一海「そして俺になびくみーたんも!」

或人「二人とも落ち着け!」

810 :ライダーたちの休日《家庭科編、それと…》1/5 :2019/10/02(水) 13:56:59.09 ID:XDE+dKAy0.net
翔一「…ああ、泡立てちゃダメだって。こうやって…解きほぐすんだよ」
弦太朗「うう、泡立て器でガーッとやりたい…」
総司「ケーキ作りじゃないんだぞ…おっ、タケル上手いな」
タケル「ふふ、弦太朗には負けないよっ」
映司「翔一〜総司〜」
ソウゴ「あ、映司兄ちゃん」
映司「或人兄さんを保護してきたよ〜」
総司「保護…あぁ、士じゃないがだいたい分かった。災難だったな兄さん」
居間をちらっと見た総司が言う。
或人「いや…想像はしてたけど参った…ここは何してるの?」
タケル「家庭科の宿題、調理実習!」
弦太朗・ソウゴ「…の、補習」
タケル「俺は補習じゃないよ」
翔一「という訳で手伝わされてるんだよ」
映司「頑張ってるなぁ、じゃあ俺は戻るよ〜」
ソウゴ「はーい行ってらっしゃい〜」
総司「ソウゴは卵を解け」
ソウゴ「…はーい」
或人「卵焼きでも作るの?」
翔一「ご飯と味噌汁ともう一品、らしいから、厚焼き玉子をね」
或人「厚焼き玉子かぁ、俺作ってみてもいい?」
翔一「或人兄さん、作れるの?」
或人「家でちょくちょくやってたからね…卵ちょうだい」
総司「はい、今日は沢山作るからな、手伝ってくれるならありがたい」
或人は総司から受けとった卵を割って手早く解き、卵焼き器に流す。高校生組は自分の作業も忘れてじっと見ている。
ソウゴ「兄ちゃん上手い…」
弦太朗「ホントだ…兄貴上手いな」
或人「自分で食べる分を作ってたりしたからね、父さんは…」
食べられなかったけど、と続けようとして或人は口をつぐむ。
総司「…すまない兄さん、つらいことを思い出させてしまったかな」
或人「ああいやいや、気にしないで」
ソウゴ「兄ちゃん、俺も両親いなくておじさんだけだったから…」
或人「そうか…ソウゴもだったか…」
ソウゴ「でも俺、おじさんに甘えてたかな…」

811 :ライダーたちの休日《家庭科編、それと…》2/5 :2019/10/02(水) 13:59:11.04 ID:XDE+dKAy0.net
翔一がソウゴの肩をぽんと叩く。
翔一「そう思うなら、今からでもやれることを増やせばいいよ」
タケル「俺も御成たちに甘えてたから、勉強勉強」
弦太朗「兄貴たちがやるなら俺も負けねぇ」
翔一「おっ、いい意気だねぇ」
総司「兄さん焦げるぞ」
或人「おっと危ない…よっ」
見事にできあがる厚焼き玉子。
タケル「きれい!」
弦太朗「美味そう!」
翔一「ほら高校生、自分のを作らなきゃ」
総司「兄さん、良かったら指導を手伝ってくれないか」
或人「え、俺?」
ソウゴ「やった!兄ちゃん教えて!」
弦太朗「えっ、俺教えてくれよ!」
総司「弦太朗は俺がみっちり教える」
弦太朗「ううっ…」
翔一「じゃあ俺はタケルにつこうかな」
タケル「やった〜翔一兄さん独占!」
或人「分かった、じゃあソウゴ、やるか!」
ソウゴ「やるやる!」
わいわいと台所の作業は進んでいく。
進ノ介「翔一と総司〜、助っ人到着したぞ〜」
デネブ「お邪魔するよ〜」
戒斗「…邪魔するぞ」
翔一「ありがとうございます、助かります」
デネブは大きな鍋を、戒斗は大きな箱をいつくか抱えている。
真司「…総司、そろそろ入った方がいいか?」
或人「あ、真司兄さん復活?」
総司「ああ、頼む兄さん」
真司「しゃあ!じゃあ久しぶりに腕を振るうか!」
弦太朗「やった!真司兄貴の餃子!」
総司「弦太朗は自分の作業をやれ」
雄介「…翔一、こっち始めた方がいいかな?」
翔一「あ、兄さん頼みます」
総司「悪魔3人と渡は大丈夫か?」
雄介「あの4人なら永夢にきっちり絞られてたから、もう大丈夫(サムズアップ)」
ソウゴ「兄ちゃんチベスナ発動…」
タケル「こわ…(震える)」
或人「ほらソウゴ、もうちょっとだよ」
ソウゴ「あっ、やば」
高校生の危なっかしい手つきで、厚焼き玉子が続々作られていく。
総司「じゃあ弦太朗、ひとつ思いっきり甘いのを作るぞ」
弦太朗「戦兎兄貴のだな?よし、やるぞ!」

812 :ライダーたちの休日《家庭科編、それと…》3/5 :2019/10/02(水) 14:01:40.06 ID:XDE+dKAy0.net
翔一「こっちは終了、かな?」
タケル「俺の分担は終わり!」
ソウゴ「タケル写真撮って。レポート出さなきゃいけないし」
弦太朗「あっ、俺も撮って!」
士「…だいたい分かった、俺の出番か」
或人「あっ士、じゃあ弦太朗を頼む」
士「任せろ」
ヒビキ「戻ったよ〜(シュッ)。おっ、高校生たち、青春だねぇ!」
紘汰「ただいま〜、おっ、美味そう!」
戒斗「葛葉…邪魔するんじゃない」
ゲイツ「…なんだジオウ、珍しく台所か」
剣術組が戻ったようだ。
或人「なんか随分賑やかになってきたねぇ」
ソウゴ「そりゃ今日は…むぐっ(口を塞がれる)」
弦太朗「ソウゴ兄貴、しいっ」
或人「??」
総司「みんなは居間とテーブルの手伝いをしてくれ」
はーい、と台所を訪ねた面々が戻っていく。
真司「餃子出来たぞ!」
タケル「俺持ってくね!」
翔一「誰かに手伝ってもらって…良太郎と永夢兄さん以外の」
タケル「分かった…えーと進ノ介兄さんと巧〜!」
進ノ介「ハイハイっと…テーブルまでだな」
巧「よっ…任せろ」
デネブ「温め終わったぞ、お椀を出してくれないか」
ソウゴ「はーい、或人兄さん手伝って〜」
或人「おお美味そう…豚汁?」
デネブ「干し椎茸のだしでね。侑斗も連れてこようとしたが…」
翔一「全力で逃げられたんだね」
ソウゴ「分かりやすいね…」
戒斗「葛葉と、あと一人呼んできてくれ。これを運んで欲しい」
弦太朗「紘汰兄貴ともう1人誰か〜!」
総司「だから弦太朗は自分の分を…間に合わないぞ」
或人「間に合…?」
紘汰「…総司兄ちゃんっ!」
総司「…すまない」
一真「全く頼むよ…(箱を運ぶ)」
戒斗「じゃあ仕上げをしてくる」
或人「仕上げ…?」
紘汰「戒斗っ!」
戒斗「…すまん」
或人「俺も手伝ってこようか?」
翔一「いやいや兄さんはこっちにいて!」
ソウゴ「兄ちゃんまだ豚汁…」
或人「ああ、そうだった…誰かに運んでもらわなきや」
総司「(居間に向かって)手の空いてる人から豚汁運んでくれ」
永夢「僕と良太郎以外、だね」
良太郎「大丈夫、どっちみち僕動けないし…」
翔太郎「まだヘロヘロなのか…」
晴人「そういう時こそ俺だろう(コネクト、プリーズ)」
翔一「便利だなぁ魔法使い…」

813 :ライダーたちの休日《家庭科編、それと…》4/5 :2019/10/02(水) 14:03:35.04 ID:XDE+dKAy0.net
映司「総司に翔一、こっちは準備できたよ」
総司「よし分かった。弦太朗」
弦太朗「よし!或人兄貴…!」
或人「えっ…!なにこれ目隠し?」
タケル「ふふ、じゃあソウゴ、行こう」
ソウゴ「兄ちゃんついてきてね!」
或人「えっえっ、なにこれ?」
タケルとソウゴにひっぱられる或人。
映司「はい、或人兄さんの席!」
一真「はい、座って!」
進ノ介「もういいかな?」
ソウゴ「うん、じゃあウォズたち!」
こほん、と重なる咳払いのあと
両ウォズ「「祝え!」」
黒ウォズ「全平成ライダーの歴史を受け継ぎ、令和の時代の幕開けとなる、仮面ライダーの新たなる継承者」
白ウォズ「その名も仮面ライダーゼロワン、そして飛電或人、まさにライダーハウスの一員となった瞬間である!」
或人「えっ?ええっ!?」
或人が目隠しを外されると、そこには全員勢揃いのライダー兄弟、そしてゲイツと戒斗とデネブ、2人のウォズと黒兄弟。
ヒビキ・戦兎・雄介「俺たちの心ばかりの」
翔太郎・進ノ介・永夢「気持ちを込めまして」
真司・一真・晴人「俺たち全員で!」
翔一・総司・映司「ささやかではありますが!」
渡・士・紘汰「兄さん(ちゃん)の歓迎会を」
巧・良太郎・タケル・ソウゴ「企画しました!」
フィリップ・弦太朗「或人兄さん(兄貴)」
黒兄弟「ようこそ!!!」
全員「「ライダーハウスへ!!」ぱーん!
或人「えっ、えっ、ええっ!」
あっけに取られる或人。

814 :ライダーたちの休日《家庭科編、それと…》5/5 :2019/10/02(水) 14:05:42.04 ID:XDE+dKAy0.net
ソウゴ「あ〜兄ちゃん固まってる」
戦兎「驚かせすぎたんじゃないの?」
永夢「或人?大丈夫?息してる?」
タケル「幽体離脱…はしてないね」
進ノ介「いや〜休み合わせるの大変だった!」
紘汰「これからは或人兄ちゃんのステージだな!」
晴人「あぁ、或人が希望になる」
弦太朗「新しい兄貴キター!!」
映司「手を伸ばせる相手が増えたねぇ」
フィリップ「新たなメンバー、ほんとにゾクゾクするねぇ」
翔太郎「兄としては負けられねぇな」
士「被写体が増えるのは有難い」
渡「新しいニス…材料が増える…」
良太郎「嬉しいねぇ、みんな笑顔だ」
総司「腕のふるいがいがあるな」
ヒビキ「新しい青春が増えるね!(シュッ)」
一真「愛してる人達のために戦ってくれよ」
巧「兄貴には夢がある。夢を守ることも出来る」
真司「人を守るためにも戦ってくれよな!」
翔一「台所メンバーが増えるかな?嬉しいね」
雄介「ともあれ!新しい兄弟だ!」
或人「(涙ぐむ)」
ヒビキ「あっ或ちゃん!どうした!?」
或人「いや…最近ずっと気を張ってたから…こんなふうに迎え入れられるなんて…」
顔を上げた或人の目に入るのは、ようこそ!の文字が浮かぶ大きなケーキ。
戒斗「苦心作だ」
ゲイツ「喜んで作ってたがな…」
白ウォズ「我が救世主、バラしてはいけない」
映司「まぁまず!食べようよ!今日は高校生組の手料理だし!」
総司「おかげで和食にケーキだが」
ソウゴ「兄ちゃんごめん…」
黒ウォズ「我が魔王、気にしてはいけないよ。なんでもありがたくいただこう」
翔太郎「おう、食べよう!」
一真「ほら或人!主役が食べないと始まらない!」
或人「(ぐすっ)い、いただきます!」
全員「「いただきまーす!」」


完!です!

815 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 15:20:03.43 ID:4Eq81cIWM.net
ほのぼのしてるなぁ…と思ったらラストにびっくり。改めてようこそ或人。
大作GJでした!

816 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 18:12:36.30 ID:l4njLf+UK.net
大作GJ&面白かったです!
改めて、ライダーハウスへようこそ、或人!みんな頼もしい兄弟だよ!

817 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 19:17:18.17 ID:sjHrxuh80.net
>>810
GJ!!
続き待ってましたー完結おめ
《家庭科編》のサプライズよかった〜
或人、これからよろしく!

818 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 20:50:48.02 ID:VwhPwCkQ0.net
>>809
イズ「そもそも、実在人物に似せたヒューマギアを作ることは法によって禁じられておりますので、そのような発注は申し訳ありませんがお受けできません」

公式サイトの記述より

819 :名無しより愛をこめて :2019/10/02(水) 20:57:46.41 ID:VwhPwCkQ0.net
>>814
GJ!
素晴らしい作品をありがとうございました!
或人歓迎会のなか1人まだ「ニスの材料」から離れない渡はそのうちライジングホッパーとか狙うのかな

820 :ライダーたちの休日 余談 :2019/10/02(水) 22:05:24.77 ID:XDE+dKAy0.net
GJありがとうございます!(号泣)
ホントはサプライズ全く予定してなかったんですが、
・或人はヒューマギアのお父さんを亡くしてる
→きっと大人数に祝ってもらったことない
→なら祝ってもらおう
→祝うと言えばウォズ
→ケーキがいる、なら戒斗
→品数少ないからデネブも呼ぼう
と広がっちゃいました。

書きながら自分も涙ぐんでたのは内緒ですwww

ではまた小ネタ書きに戻りますー。

821 :名無しより愛をこめて :2019/10/03(木) 02:00:39.86 ID:tHT4ykG90.net
ここでは交流があって仲良し2号家メンバーだけど本編(Vシネ)で出されると凄い濃いメンバーだ
学生生活をエンジョイしているゲイツ君が振り回される未来しか見えない

822 :名無しより愛をこめて :2019/10/04(金) 10:11:26.82 ID:SpD+uvG/a.net
今日はタケルの誕生日ですね。
パーティーが開かれてそう

823 :名無しより愛をこめて :2019/10/04(金) 19:53:24.69 ID:uef4wNpT0.net
RT龍騎を受けて。未見の方ご注意。



「良太郎」
台所の守護神に頼まれた買い物の帰り道、壮年の男性二人に良太郎は声をかけられた。
「……あっ」
良太郎は身構えたが、
「久しぶりだな…いや、お前にはそうじゃないか」
聞き覚えのある声、髪はだいぶ短くなっていたが、よく見ている顔立ち。
「真司兄さん…と」
横にいたのは長身に黒いいでたちの男性。
「ロン…さん…」
「俺はそんな間抜けな名前じゃない」
「はは、蓮だ、蓮」
「…なんで兄弟して同じ間違いを…」
「すみません…でも、どうして」
2人は戦っていた当時よりかなり年を経た姿になっていた。
「あっ…そうだ、この前…」
違う時間軸で。良太郎は思い出した。
「うん、『その時不思議なことが起こった』ってやつかな」
「…こいつ、ここに来ると聞かなくてな」
「あ、えーと…」
「心配するな、この時間軸の俺たちに会うつもりは無い」
「蓮の言う通り。ただ、ちょっと見に来たかっただけだ」
良太郎はほっとした。時の運行のことはこの2人もわかってくれていたようだ。
「…ここの俺たちは、元気だよな?」
「はい、いつも○○大会とか始めたり、イベントでは真っ先に盛り上がってます」
「相変わらずのお祭り男か」
「ええ、相変わらず、蓮…さんと顔を合わせてはケンカしてます」
「そこも相変わらずなんだ」
歳を重ねた真司は変わらない顔で笑った。
「良太郎…『ここの俺たち』に伝言を頼むのは、ルール違反か?」
「……うーん……」
「悩ませてどうするんだ城戸。ダメに決まってるだろうが」
「…はい、できれば……」
「やっぱり、難しいか…いや、じゃあ仕方ない」
「だから言っただろう…」

824 :2/2(さっき入れ忘れました) :2019/10/04(金) 19:54:36.97 ID:uef4wNpT0.net
「だったら、良太郎…お前だけでもいいから、覚えといてくれないか?」
良太郎はきょとんとした。
「『俺たちは、17年経っても、元気に暮らしてる』ってことを」
「ああ…まぁあれこれあったがな」
「もし、お前に負担かけるんだったら、無理にとは言わない」
「あ…僕が覚えておくくらいなら…」
「そうか、ありがとう」
「…すまないな」
短髪の真司が買い物袋に目をやった。
「あっ…それ、総司のお使いだよな」
「…あ、そうだ」
「待ってるんだろう、早く行ってやれ」
「分かりました、ありがとうございます」
ペコっ、とお辞儀し振り返ろうとした瞬間、
「およっ…!」
「おっ…と」
蓮が良太郎の体を支えた。
「あ…ありがとうございます、すみません…」
「気をつけろ」
「ホントにな、みんなによろしく…は、ダメなんだったな」
「あはは…そうですね」
「じゃあ…これでな」
「元気で、良太郎」
「兄さんたちも」
改めて頭を下げ、良太郎は戻っていった。

「…これからどうするんだ」
「新しい、仕事だ」
「あの編集長とか」
「そうだ」
「ふん…そうか」
「蓮はどうするんだ」
「…花鶏に戻る」
「そうか、優衣ちゃんによろしくな」
「ああ」
「恵理さんにも」
「…ああ、伝えておく」
「じゃあな、またつまらない喧嘩、しに行くよ」
「ああ、楽しみに待っててやる」

「おかえり我が弟!遅い!」
ライダーハウスの玄関で迎えたのは、ことさらに元気な兄。
良太郎は思わず破顔した。
「ただいま、真司兄さん」
「ご機嫌じゃないか。いい事あったのか?」
「うん、すごくいいことがあったよ」

825 :名無しより愛をこめて :2019/10/04(金) 21:24:23.33 ID:3wDhaC5h0.net
GJ!
なんだかしんみりした。

826 :名無しより愛をこめて :2019/10/04(金) 22:20:55.48 ID:MKLoQK1xM.net
GJ!
暖かくてちょっと切ないお話ありがとうございます。
RT龍騎とこの世界を別の時間軸、として扱う発想が素敵だな…と。

827 :名無しより愛をこめて :2019/10/05(土) 16:09:14.99 ID:sPKPTBSA0.net
 或人は目の前の光景に目を瞬かせた。
 居間のソファには灰色の大きな狼男みたいなものがあおむけに寝転がっており、それを真司と一真が笑顔でなでまわしている。狼男は観念しているのかなでられて気持ちいいのか目をつむったまま動かない。
「パフューマン剣?」
見慣れないその姿に愛読書を思い浮かべてしまったことを責められはしないだろう。
「違う違う」
「或人はまだ見たことないんだっけ?これたっくんだよ」
「たっくんいうな」
すかさず狼男から上がった抗議の声は確かに巧のものだった。
「え?なんで?」
軽く混乱しかけたところで、この家に来た時に渡された兄弟のあれこれが書かれているメモを思い出した。
「あ、これがオルフェノクってやつ?」
「そういうこと。どうだ、モフモフだろ!」
「なんで真司兄が自慢するんだよ」
呆れたような巧の声もどこ吹く風。笑顔でもふり続ける二人。
「っていうかさ、これ、どういう状況?」
或人のもっともな疑問にもふっている二人が楽し気に応えた。
「珍しくたっくんがここでお昼寝してて」
「さらに珍しいことに寝ぼけてオルフェノク態になったからかわいがってるの!」
「二人とも、そろそろいい加減に・・・」
どれほどこの状態なのか巧の声は大分お疲れだ。それでも気にしない兄たちは笑顔で或人を呼び寄せる。
「或人も撫でてみろよ。たっくんなかなか撫でさせてくれないから今がチャンスだぞ」
「そうそう。気持ちいいぞー」
勧められて側に座り、巧を覗き込む。
「巧、いいの?」
「少しならな」
ぶっきらぼうな口調だがお許しをもらった或人はそっと毛皮に触れてみた。
「おお、もふもふだあ」
「だろ!」
或人の手が毛並みを楽しむように動き始める。
 あまりにももふられ過ぎて我慢できなくなった巧が逃走するまであと少し。

828 :名無しより愛をこめて :2019/10/05(土) 16:58:00.51 ID:wku0BI5d0.net
GJ!
ミックやエボルト兎がモフられる季節になりましたか。
エボルト兎は今年もピー□ーラ□ットにされるのかなぁw

829 :名無しより愛をこめて :2019/10/05(土) 19:38:37.26 ID:nRz2OZVq0.net
>>828
エボルト兎は来田市のファッションビルの
イメージキャラクターになって
「エボルト兎を触ろう!」っていう
イベントで客からモフモフされてたりして。

830 :名無しより愛をこめて :2019/10/05(土) 20:44:38.85 ID:+ymWPoOJ0.net
>>827
GJ!!
なるほど、確かにあの漫画主人公は狼男だったww
ってことはウルフェノクたっくんに服を着せれば……ハロウィンのネタになりそうw

831 :名無しより愛をこめて :2019/10/05(土) 20:55:20.37 ID:3ibA3EWf0.net
>>830
真司「たっくんが逃げた!」
一真「ローチたち!急いで捕まえて!」
ローチs「「うえぃうえい!」」
翔太郎「巧逃げろ超逃げろ!」

832 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 10:16:01.48 ID:s3+UjVrQ0.net
今日は唯阿が空飛んでたよな…
まさか洋叔父さんは姪っ子にまで…?
後、迅もか?笑

833 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 13:41:33.98 ID:dONUtIP7a.net
迅は野良イダー組になるんじゃないか?

834 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 16:06:24.44 ID:s3+UjVrQ0.net
>>833
いや、そういうことじゃなくて…

835 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 17:02:04.76 ID:DEtp7i5wa.net
そういえば3号ライダー以降で確実に飛べるライダーってどれだけいる?
自分は、龍騎のライア(ファイナルベントのあれ)くらいしか思い出せなかった。

836 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 17:15:31.02 ID:DljKNK2C0.net
エグゼイドの大我と貴利矢はジェットコンバットガシャットで飛んでたな

837 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 17:38:43.31 ID:4bc/3ys+0.net
剣の睦月は劇場版で始のフロート借りて飛んでたけどああいうのは例外か?
睦月が飛べたってことは多分始も飛べることになるけど

838 :名無しより愛をこめて :2019/10/06(日) 22:57:58.52 ID:JBF8VeFt0.net
>>829
ファッションストリート・ライダル 企画展
「エボルト兎に触ろう!」
期間限定開催中!

エボルト兎「なんで俺がこんな目に…」
戦兎「世界を滅ぼそうとした罪滅ぼしでしょ。おとなしくモフられてきなさい」
中高生「きゃーエボルト兎可愛いー!!」
エボルト兎「………」
龍我「まんざらでもねえって顔だな…」

839 :名無しより愛をこめて :2019/10/07(月) 00:10:18.25 ID:7mzbG4gv0.net
>>832
まぁ、洋叔父さんは空を飛ぶことに関しては、
誰よりも情熱があるからね
空を飛ぶ者なら甥だろうが姪だろうが、
関係ないんじゃないかな。

840 :名無しより愛をこめて :2019/10/07(月) 14:26:47.63 ID:3VE1Z07Vd.net
日曜日のとある朝
リュウタロス「パフューマン剣面白かったね!」
樹花「劇場版チケット予約出来たし、一緒に行こう!」
良太郎「分かった、身体貸すから行こうか。」
樹花「ところで、このチラシにある探偵業アドバイザーの名前なんだけどぉ。」
良太郎「翔太郎兄さんの名前でも見つけた?」
リュウタロス「翔太郎兄さんじゃなく、照井あきこって書いてある!」
翔太郎「ああ、これか。所長が声優友達に頼まれてやったんだ。」
樹花「知ってる!本編ヒロイン役の子でしょ!」
良太郎「なら、ますます楽しみだね。」

841 :名無しより愛をこめて :2019/10/07(月) 14:36:27.07 ID:3VE1Z07Vd.net
続き
フィリップ「補足すると、所長はうちの事務所の財政が火の車だった時、声優のバイトをしていた。」
翔太郎「お前が餅にはまっていた時な。五万円足らなくなって、色々バイトした。」
良太郎「ミルクディッパーに書籍運搬という形で
働きに来たこともあったね。」
或人「副社長の肖像画もバイトでやってたよ。」
フィリップ「僕のせいで申し訳ない。」

842 :名無しより愛をこめて :2019/10/07(月) 22:11:12.18 ID:KsloFyG00.net
かなり前スレの、決め台詞を1個ずつずらすのに発送を得て、みんなの決め台詞をシャッフルしてみた。
あみだくじ使用。固有名詞や一人称は合うように変更。
脳内再生でお楽しみくださいw

雄介「実に興味深い、ゾクゾクするねぇ」
翔一「だってやるしかないだろ?俺、アギトだもん!」
真司「お前を止められるのはただひとり!俺だ!」
巧「凄いでしょ?最高でしょ?天才でしょ?」
一真「ここからは俺のステージだ!」
ヒビキ「さぁ、ショータイムだ!」
総司「折れたぁ!?」
良太郎「僕は、生きてみたいんだ。人間とか、特異点とかじゃなくて、僕は、僕として」
渡「僕には”王様”になりたいっていう夢がある」
士「鍛えてますから」
翔太郎「ひとっ走り、付き合えよ!」
フィリップ「命、燃やすぜ!」
映司「おばあちゃんが言っていた…」
弦太朗「望みを言うよ。…俺と…最後まで一緒に戦ってくれる?」
晴人「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」
紘汰「タイマン張らせてもらうぜ!!」
進ノ介「生きるってことは、おいしいってことじゃないですか」
タケル「いけますって!ちょっとのお金と、明日のパンツがあれば」
永夢「俺は運命と戦う…そして勝ってみせる…!」
戦兎「戦うことが罪なら… 俺が背負ってやる!!」
ソウゴ「患者は、僕が救います!」
或人「どうやら切り札は、常に俺の所に来るようだぜ…!」

843 :名無しより愛をこめて :2019/10/07(月) 23:23:08.67 ID:0vWrFwWv0.net
>>842
戦兎「戦うことが罪なら… 俺が背負ってやる!!」って…重い
真司・翔太郎・映司・晴人・紘汰はあんま違和感ないなと思うし
永夢と或人はなんかカッコよくなっている気がするけれど
何より戦兎が…そのセリフ言うのしんどい

844 :842 :2019/10/07(月) 23:53:55.93 ID:KsloFyG00.net
842です(PCからでした)

>>843
確かに戦兎には重いですねorz
そして巧が戦兎のセリフだという(汗)
自分的には総司にウケましたw

845 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 00:40:06.72 ID:lppBhR2SM.net
真司の元台詞は「っしゃぁ!」でもいいかもね
そしてやっぱり戦兎が重いよ…

846 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 00:49:05.69 ID:f1bqfQhDK.net
士は誰も見てない時間を狙ってこっそり筋トレとかしてそうなイメージあるなあ

847 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 01:07:53.20 ID:XWxJkn4N0.net
>>839
唯阿は上手く特訓を回避できるかなぁ

848 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 01:50:48.85 ID:oy0G1BTT0.net
とりあえずエイムズの一員としてマギアと戦うという目的がハッキリしてるから回避できそうでは

849 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 10:50:59.35 ID:TKFc/Ggg0.net
>>838
別のファッションビル、変神555(ファイズではなくゴーゴーゴー)では
「たっくんをモフろう」ってイベントがありそう。

850 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 11:25:33.83 ID:+YYhD84W0.net
>>844 >>845
その台詞自体、元々重いからね<「戦うことが罪なら… 俺が背負ってやる!!」
どの兄弟であっても言うのはキツいものがある
けど、よりによって戦兎ってのがもう…
似た感じでしんどくなるのは
泣かない(泣いてはいけない)心が折れ(ちゃいけ)ない澄まし顔の無敵ヒーロー(の振り)している普通のお兄さんな晴人かな

あとは、泣きながらでも前に進むと言った紘汰とか今後の展開で曇らせられそうな或人とか
戦わなければ生き残れない!(戦っても生き残れない!)世界観だった真司とか戦えない全ての人の為に戦う!と宣言した一真とか
哀しみや苦悩や恐怖を仮面の下に隠して笑顔でサムズアップしてきた雄介とか…
やっぱ誰が言っても辛いな

これ言って<頼りになる〜カッケー!!>となるのはヒビキさん…と進ノ介くらいか

851 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 12:18:48.29 ID:In4PmL430.net
>>850
戦兎「だってやるしかないだろ?俺、ビルドだもん!」
戦兎「お前を止められるのはただひとり!俺だ!」
戦兎「望みを言うよ。…俺と…最後まで一緒に戦ってくれる?(龍我に)」
戦兎「俺は運命と戦う…そして勝ってみせる…!」
戦兎「戦うことが罪なら… 俺が背負ってやる!!」

翔太郎「兄貴身を削りすぎだ!」
巧「誰か戦兎兄を止めろ!」
良太郎「戦兎兄さんらめー!!」

タケル「オンタイムなら心配だけど(お茶すすりつつ)」
ソウゴ「今ならまだ大丈夫な気がする(アップルパイかじりつつ)」
晴人「平和が一番だよな(プレーンシュガーもぐもぐしつつ)」
進ノ介「そろそろツッコミーず止めようかな(ひとやすミルクなめつつ)」

852 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 17:06:41.37 ID:2/Iu/aJM0.net
仕事中に浮かんできたネタ。


タケル「そうか、イマジンたちはふりかけだったんだ!」
巧「いきなり何言い出した」
タケル「良太郎が白いご飯で、イマジンたちがふりかけ。それでそれぞれのふりかけ(イマジン)をかけるとその味(キャラ)になる。どう、ぴったりでしょ?」
巧「ぴったりって、いろいろ無理がありすぎだろ」
タケル「あ、やっぱり?」
良太郎「それじゃあ、てんこ盛りだと全部のふりかけをかけるのか。いいなあ、それ」
巧「良太郎・・・」



すまない。ごはん前でお腹空いてたんだ・・・・

853 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 17:48:39.26 ID:Fbjnk1jL0.net
こないだ
兄弟がYouTubeに動画とかアップするなら内容は何になるかなぁ
(翔一と)総司は確実に料理動画だよなぁ
とか考えてたらまさかの中の人

854 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 17:55:40.03 ID:h9jSbHC+d.net
モモ明太子ウラ青海苔キン海苔玉リュウ紫蘇とな?

855 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 17:59:29.47 ID:YkQlnkRu0.net
トレンドにカブト上がってて何かと思ったら…
総司と翔一の料理動画めっちゃ見たいな

856 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 18:06:21.25 ID:XWxJkn4N0.net
>>853
戦兎とフィリップ辺りは変な実験動画とか
あげてそう

857 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 18:18:13.38 ID:ZQ3+shxc0.net
雄介と映司の旅動画とヒビキさんの不知火車載動画が見たいです
あとはフィリップのコメントから気になった言葉を検索する生配信

>>854
しらすが満を持して降臨するんですかわかりません!

858 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 18:44:07.15 ID:g0J88uMxM.net
>>853
永夢はゲーム実況(withパラドやニコ、CR組)とか似合いそう

>>857
デネブは混ぜ◯みわかめかな…椎茸入りの

859 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 18:47:43.74 ID:XWxJkn4N0.net
真司とかは記者ってことでヒカ◯ンみたいに商品紹介とかかな。後は無駄に大がかりなドッキリ動画とかやって、毎回家を派手に壊したり汚したりして、総司とかに叱られるのが定番のオチになってそう。

860 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 19:11:20.33 ID:In4PmL430.net
翔太郎…ハードボイルド小説の解説
進ノ介…ドライブ+ドライブスポット動画
真司…ニュース配信or格闘技ファン動画
或人…ひたすらギャグ(需要は一人)
渡…バイオリン演奏と曲解説(+名護さんの素晴らしさ)
紘汰…ひたすらアクロバット(中の人そのままw)
弦太朗…世界中のダチ紹介

ほかは予想つかないなぁ

861 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 20:06:56.80 ID:311AhZaz0.net
>>860
或人は本当にやってそう……昨今の芸人さんは結構そういうネタ動画上げるし。
本人の前では笑えないので、家で動画再生して爆笑、2号家兄弟に驚かれる不破さん受信した。

862 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 20:09:10.51 ID:LAixMnBOF.net
紘汰は踊ってみたとかダンス動画じゃないかな?星造り配信とか面白そうだがスケールがヤバそう
巧はほぼ啓太郎が喋るクリーニング動画
晴人はマジックという名の魔法動画
タケルは…御成が法話配信とかしそうだw
一真は橘さんのトレーニング動画しか思いつかなかったw(毎回最後に一真が「やっぱ橘さんは一流だよなぁ〜」と言って終わる)

863 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 20:48:45.90 ID:311AhZaz0.net
>>862
一真のBOARD流トレーニング動画はコメントがついた!と一真が喜ぶと、内容が半分くらいは滑舌へのツッコミだったりしそう

864 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 20:54:50.55 ID:In4PmL430.net
>>854
> しらすが満を持して降臨するんですかわかりません!
憑依体でしらす丼持って「降臨、満を持して」してるジークが脳内再生されて紅茶むせたw


そういや我が魔王は何を配信するんだろ?

865 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 21:16:03.71 ID:OHFSajXWd.net
猛パパだと美味しいコーヒーの入れ方(藤兵衛さん仕込み)や
隼人伯父さんなら上手な写真の撮り方
(ここのスレだとデジタル一眼やスマホカメラ駆使してそう)
かな。

866 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 21:43:27.05 ID:311AhZaz0.net
>>864
我が魔王は、友達(ゲイツ)にドッキリ仕掛けてみた動画とかどうだろ?

867 :名無しより愛をこめて :2019/10/08(火) 22:20:23.92 ID:YkQlnkRu0.net
>>866
タイムリーなことにビビルゲイツを思い出したw
あれも冒頭にモブユーチューバー出てたしな…

868 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 00:02:19.86 ID:ekpI9wdF0.net
笑ってはいけないライダーハウス動画配信24時

869 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 01:26:01.52 ID:ekpI9wdF0.net
868ですがこんなの受診しました。
※絆で兄弟ってことで
※テレビ番組風


真司「『第一回、笑ってはいけないライダーハウス動画』へようこそ!司会は私城戸真司と」
巧「ツッコミはいいから司会やれと言われました、乾巧です…なんで俺が…」
真司「はい、そして審査員はこの方々です!」
蓮「滅多なことでは笑いません。2号家代表、秋山蓮です」
幻徳「(『笑わせてみなさい』Tシャツ着用)3号家代表、氷室幻徳です」
葛城「技術面も採点します。黒兄弟代表、葛城巧です」
黒兄弟s「タク兄頑張れ〜!」
真司「ルールは簡単、私たちと審査員の皆さんを笑わせる動画を提供してください!」
巧「なお、兄弟の合作、2号家3号家や野良イダーズ、その他の皆さんとの共演でも構いません(棒読み)」
真司「ではまずこの作品から!どうぞ!」


誰か悪ノリしてくださいorz

870 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 01:58:14.85 ID:KVp0IgApM.net
巧「その前に。待てよ、4号家サラっと紛れてんだろ」
幻徳「(『間違えた』Tシャツ)改めて、4号家代表氷室幻徳です」
葛城「早速突っ込むとはね…3号家の代表者は遅れて到着するらしい」

悪ノリかどうかは置いといて、ビルドの3号家枠はカズミンだよな、と。

871 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 02:09:35.96 ID:ekpI9wdF0.net
貴虎「遅れて申し訳ない。3号家代表、呉島貴虎です」
慎太郎「人数合わせで呼ばれました。2号家代表二人目、後藤慎太郎です」

寝る前に見たらガチ間違えてましたすみませんorz
(そして奇数人にするため後藤さんを呼びました…)

872 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 07:57:22.52 ID:G+g956GF0.net
GJ!
4号家あるということは、滅さんもいるかなー

真司「改めまして、エントリーナンバーいち……いや、ゼロワン!『アルト&翔一』による漫才だーーー!」

或人『どーも!アルト、アーンド……』
翔一『翔一でーす!』
或人『今回は笑ってはいけないライダーハウス動画ということでですね……どーがしようか!?』
翔一『どーがしよう!笑わせないとだからなー……下手なシャレはやめなシャレ!ってことでしょ?』
或人『そーだねー……』

蓮「おい、真司……これ全部で何分あるんだ?」
真司「あと10分ぐらいかな?楽しそうだなー或人も翔一も」
巧「おい、のっけから大事故だぞ!」
葛城「う、うーん……シンプルイズ…シンプル過ぎないか?」
後藤「ツッコミがいない漫才は斬新ですね」
貴虎「これが漫才だと……馬鹿なことを言うな」
幻徳「(Tシャツ『俺には早い』)……すまん」

ってのは思いついた。

873 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 08:17:49.67 ID:9oUl2Xztd.net
そして必死に爆笑しそうなのをこらえている不破さん(動画視聴者)まで想像できてしまった。

874 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 12:31:35.13 ID:wEawvnua0.net
>>853
その妄想は最近俺もよくするね
個人チャンネルの他にライダーハウスを
スタジオにした兄弟全員のチャンネル持ってんじゃないかとな

875 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 14:07:03.65 ID:KIad8vSNd.net
>>860
ヒビキさんには替え歌がありまっせ。
巧「ボキャ◯だな。」
翔太郎「ボキャ◯確定。」
ソウゴ「ボキャ◯ってどんな天ぷら?」
ウォズ「天ぷらじゃないです我が魔王。」
或人「父さんが良く見てたな、ボキャ◯。」

876 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 14:33:29.43 ID:ekpI9wdF0.net
>>872
GJ!です!
1チーム思いついたので、後でカキコしますー。

877 :876 :2019/10/09(水) 17:42:35.85 ID:D8eOTMFq0.net
真司「ではエントリーナンバー2番!この方たちです!」

紘汰『みんなこんばんは〜!こちらは沢芽市のフリーステージでーす!』
光実『ただいま午後6時半!いい感じに日が暮れてきています!』
舞『今日お届けするのは〜、なんと!チーム鎧武とチームバロンの共同作品!』
戒斗『2チームが本気で仕上げた動画だ。俺達が勝者となる』
紘汰『そして撮影はこの方っ!』
(カメラが振り向く)
剛『助っ人のカメラマン詩島剛で〜す!今日はアメイジングサーカスも活躍するぜ〜!』
紘汰『では早速〜、ミュージック、スタート!』
(アメイジングサーカスがステージ作成)

真司「おっ、この曲はA□B48!ビートライダーズがこれとは珍しいですね、貴虎さん」
貴虎「(無言で動画注視)」
慎太郎「…ん?」
幻徳「これは…まさかの!」
全員「「「……全力のオタ芸!!??」」」
(ペンライト両手に下半身の動きも入れてオタ芸を踊るチーム鎧武とチームバロン)

幻徳「(『ウケる』Tシャツで声出さずに笑う)」
慎太郎「…戒斗が…無表情ですね……(笑いこらえつつ)」
葛城「おお…いいねぇこのセット!」
真司「(大笑いしながら)そっちですか葛城さん!?」
巧・蓮「(笑いをこらえてか微妙な顔)」
貴虎「(無言)」

(音楽終了)
『『『いえーいっ!!』』』
紘汰『どうですか皆さんっ!』
舞『ほら!戒斗も何か言って!』
戒斗『…以上だ!』

真司「では審査員の皆さん、お手もとの札で『笑える』『笑えない』を出してください!どーぞ!」
(全員が『笑える』の札)
真司「5点満点です!紘汰・光実くん、舞ちゃん・戒斗くん、ほか皆さんお疲れ様でした!」

《後日談》
葛城「ねぇねぇ剛くん、あのアメイジングサーカス、研究させてくれない?」
戦兎「そうそう、ぜひこっちも」
フィリップ「僕にも見せてくれたまえ」
剛「えええ…」
総司「そこの悪魔3人…」

878 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 21:31:49.18 ID:vfKLjCTQM.net
>>877
GJ!
(ペンライト両手に下半身の動きも入れてオタ芸を踊るチーム鎧武とチームバロン )だけでも笑ってしまったのに、「…戒斗が…無表情ですね……」でさらに腹筋にダメージが

879 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 21:47:31.35 ID:vfKLjCTQM.net
>>873
諌「う…ぐっ…(笑いをこらえている)」
明「ウチにいる時くらい思いっきり笑っちゃえば」

880 :名無しより愛をこめて :2019/10/09(水) 22:21:00.12 ID:58OhYcwDK.net
>>877
鎧武本編で初瀬ちゃんのチームオタ芸やってたから、そこで踊り方習ったのかな
ものすごく見たい

881 :876 :2019/10/10(木) 12:21:42.48 ID:62F7fDaP01010.net
※過去4スレくらいのネタを拝借しています

真司「次はエントリーナンバー3番、この作品!」

戦兎『てぇんさい物理学者の次男様が、秘蔵映像から厳選したものをお届けしよう!音楽はこの方だ』
音也『ふっふっふっ、1曲10億ドルの演奏、堪能しな』
戦兎『では、お蔵出し映像』
戦兎・音也『スタート』


(BGM:情熱○陸)
渡『「いや、行く…だって…超レアなニスの材料があるから…!」(ザンバットを構え直し)』
(情熱○陸を弾く音也の映像)
渡『「僕前に頼んだよね?イズさんをぜひ連れてきてねって」(ザンバットソードきらーん)』
(情熱○陸)
渡『「うん。調べたら兎とのコミュニケーションにもいいんだって」(袋にブラシについた毛を入れる。袋に「ニスの材料:エボルト兎の毛の文字)』
(情熱○陸を大真面目な顔で弾く音也の映像)
『アナザービルド「万丈!怖いよ!助けて!」
渡「いいから、それを私に寄越しなさい!」
龍我「ダメだ!口癖が名護モードになってるぅ!」』
(情熱○陸)

真司「(机を叩いて爆笑)確かに…確かに情熱…!」
慎太郎「…渡くん…知ってたの?(隠せない笑み)」
隅っこで見ていた渡「(恥ずかしさに顔をあげられない)と、父さんまで…」
幻徳「(『最高の親子愛』Tシャツを着て大笑い)」
蓮「…城戸の兄弟の中では…まともだと思ってたんだが…(苦笑)」
貴虎「…確かに名護くんの口調だったな…(目が笑っている)」
葛城「この無駄なクオリティの高さ!素晴らしい!」
巧「戦兎兄……(呆れ顔)」

882 :名無しより愛をこめて :2019/10/10(木) 14:41:22.84 ID:sAU1Rfj4d1010.net
>>877
腹筋が死ぬかと思った………紘汰はアクロバットオタ芸でもしたらいいんじゃないかな…(伝わらない)

883 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 15:56:31.91 ID:AQL9+u+9r.net
>>882
紘汰「リクエストということで!」
両手ペンライトで華麗にバック転してオタ芸を踊る

戒斗「(本当は踊りたくないのだが条件反射で参加してしまう(無表情))」

884 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 17:14:26.16 ID:bShsgN/a0.net
真司「さあ、じゃんじゃん行きましょう。次はこのチーム!」


タケル「おーい、みんな見てる?俺たちゴーストチームはエアバンドをやります!」
ほうきを手に立っているタケル、マコト、アラン。
画面の外からアカリの声「いくわよ。ミュージックスタート」

〜〜♪

御成「さあ、行きますぞ!」
パンクロッカーの格好をした御成が乱入し、マイクスタンドをわしづかむ。
御成「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時―♪」
ほうきをかき鳴らしながら激しくヘッドバンギングをするタケル、マコト、アラン。
マイクスタンドを斜めに傾けて熱唱する御成。


巧「こ、これは」
真司「まさかの般若心経ロックだー!(爆笑)」
慎太郎「マコトがノリノリだ(目が笑っている)
幻徳「(『予想外』というTシャツを着て笑っている)」
貴虎「この前アランが気持ち悪いと言っていたのはこれのせいか(肩が震えてる)」
蓮「ここの住職、こんな性格だったのか・・・」
葛城「他の三人が普段着なだけにヴォーカルの格好が際立っているね。こういうのはすごくいいよ」

885 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 19:01:20.19 ID:JtU1BOxe0.net
平ジェネファイナルの御成で再生されたwww私の午後ティー返してw

886 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 21:07:51.28 ID:8A97pTxC0.net
ヤw バwwいwww
笑いww過ぎてwww涙出てきたwwwwww
坊主サイコーwwwww

887 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 21:50:18.46 ID:ASvijVEi0.net
どれもこれもGJです!

昭和組からの投稿で
丈二叔父さんがエステ行って
カリスマ美容師にヘアカットしてもらって
ボイトレまでして
最終的にga◯ktになるイメチェン動画を幻視したw

888 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 22:12:52.72 ID:pyLr746g0.net
>>887
それ絶対面白いw
過去スレでそういうネタあったよね?
確かディケイドの夏映画の頃だったかなー

889 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 22:56:03.92 ID:1vPOW99t0.net
永夢が他の兄弟を使って(?)、「人間スーパーマリオ」をやる動画…ってのを思いついたけど文章化できない…南無。

890 :名無しより愛をこめて :2019/10/11(金) 23:27:12.93 ID:ASvijVEi0.net
>>889
良太郎がよく穴に落ちるんですね、分かります。

891 ::2019/10/12(Sat) 05:07:17 ID:Hu36LqfL0.net
雄介「いいかみんな、すごく大きな台風が来ている」
翔一「みんなの居場所を守るために、いくつかお願いだ」
真司「まず、用事がないのに外に出ない!喧嘩の売り買いはもってのほか!」
巧「ヒーロー気取りで外に出ないこと。こういう時はプロに任せる」
一真「食料の確保はできてる?コレクッテモイイカナで食べ尽くさないように!」
ヒビキ「ベランダの小物はしまったかな?物干し竿も下ろした?」
総司「断水・停電の恐れも高い。風呂桶には水をはっておいてくれ」
良太郎「外飼いのペットも家に入れてあげてね」
渡「もし避難所があるなら、大切なものを持って早めにね」
士「天災の被害はだいたい分からない。悪い事態を想定しておけ」
翔太郎「家族との連絡先の共有、これかなり大事だぞ」
フィリップ「電子機器は早めに充電。予備バッテリーの用意も忘れてはいけないよ」
映司「避難道具の準備はいいかな?持ち出し袋を急いで確認ね!」
弦太朗「ダチの安否も気になると思うが、ダチのためにも自分の身を大事にな!」
晴人「信頼できるメディアで情報収集、デマに惑わされないことこそ希望だ」
紘汰「あるなら雨戸、ないならカーテンを閉めて、風の強い時は窓に近づかない!」
進ノ介「非常事態の時は警察や官公庁の指示に従って行動!」
タケル「家が海から遠くても油断禁物だよ!今までにない高波の恐れも高いからね!」
永夢「怪我などの時は応急手当をして、状態が酷ければ救急車!」
戦兎「PCはスリープでなくシャットダウン!可能ならコンセントも引っこ抜く!」
ソウゴ「いける気がするなんて思わないでね!今回は特にやばいからね!」
或人「これからも毎週日曜に元気な君に会うために、安全第一で!」


寝れないんですよ…orz

892 ::2019/10/12(Sat) 11:07:23 ID:CAqTV0gt0.net
動画大会盛り上がってて皆様GJ!

>>891 もGJ!実際にテレ朝で流して欲しい……

893 :名無しより愛をこめて :2019/10/12(土) 17:15:44.66 ID:dJ+2aebE0.net
>>891の台詞を言いながら兄弟が台風対策してる映像が脳内に流れたが、
良太郎のところが
タロスズ(リュウタロスはミック抱っこ)
を室内に運んでる光景になってしまった……

894 :名無しより愛をこめて :2019/10/12(土) 17:21:58.56 ID:XFEzzOb/0.net
しまわれるタロスズいいなww

895 ::2019/10/12(Sat) 17:47:04 ID:CAqTV0gt0.net
>>893
同じように妄想してみたら、真司のとこは喧嘩の売り買いというかライダーバトルになったし、絶対一真のとこでは橘さんが見ているw
あと映司は明日のパンツとヒビ入りタカコアメダルを持って避難しそう。

896 ::2019/10/12(Sat) 18:15:14 ID:Hu36LqfL0.net
>>893
ミックに抱っこされるリュウタロス?(違う)
キンタロスは逆をみんなを運んでくれそうだしなぁ。

897 ::2019/10/12(Sat) 19:08:20 ID:WLzU1hOGK.net
良太郎「野良イダーの人達、大丈夫かなぁ…」
永夢「でも避難させようとしても素直に聞いてくれるかどうか…」
真司「浅倉とか浅倉とか浅倉とかな」
永夢「………(すごくわかる)」
総司「仕方ない、地下迷宮の攻略できている部分に押し込むとするか。――晴人兄さん、頼めるか?」
晴人「オッケー、総司。ここは最後の希望の出番でしょ」

晴人がウィザードに変身し、コネクトのリングをかざす。

ヒビキ「ローチくん達には窓の補強とか手伝ってもらったけど、もうちょっと用事お願いできるかな?」
一真「あー…、迷子にならないようにと、喧嘩にならないようにか。わかった、頼むぞみんな!」
ウェイローチ達「ウェイ!!」ビシッ

地下迷宮内部へと突入、散開していくウェイローチ達。

翔一「おにぎりと味噌汁できたよー。停電起きた時の太陽光発電なら任せて」
ソウゴ「ねえ兄ちゃん達、どうしてもライダーの力使っちゃダメなの?」
翔太郎「ダメだ。ライダーの力は人を守る為のものだが、ホイホイ使っちまったら力に使われるだけになる。そんなのは仮面ライダーじゃねぇ」
タケル「うん、自分で乗り越えられる事は、自分の力で何とかしなくちゃだよね」
巧「…誰かが助けを求めたら、走りゃあいい。そんで、」
映司「手を伸ばせばいいんだ。届くまで」

ライダーハウスの夜は、まだ長い。

898 ::2019/10/12(Sat) 20:14:49 ID:Hu36LqfL0.net
>>897
フッ…
或人「え…停電っ?」
良太郎「あわあわあわ…」
映司「兄さん良太郎落ち着いて」ランタンを出す
フィリップ「翔太郎、懐中電灯を出したまえ、棚の一番下だ」
戦兎「PC用非常電源持ってくる」懐中電灯持参
翔一「映司、ランタンもう一個ある?」
雄介「キャンプ用のガスランプがあるぞ」
晴人「アウトドア組が便利すぎるな」
総司「翔一、そろそろあれを出そう」
翔一「俺もそう思って。映司、ソウゴ、手伝って」
ソウゴ「あ…これもしかして」
弦太朗「巷で話題の台風コロッケ?」
総司「昨日のうちに作っておいた」
真司「おお…後で写真撮らせて!記事にしたい!」
或人「とりあえずランタンをテーブルに…」
タケル「非常電源どこ…?」
一真「よっ…」非常灯スイッチオン

居間だけ復活した灯りで、兄弟は台風コロッケをかじるのでした。
進ノ介と永夢は緊急招集中です。

899 :名無しより愛をこめて :2019/10/13(日) 00:27:46.09 ID:URt7h+lx0.net
GJ
自分らへんの所はもう台風行っちゃったからとりあえず一安心かなー

900 :名無しより愛をこめて :2019/10/13(日) 20:16:10.86 ID:wO7UJhf80.net
翔一「お店で炊き出しやるんで行ってくるね」
タケル「俺も大天空寺の炊き出し行ってくる!」
ソウゴ「高校に集まって片付けだって!」
弦太朗「俺も高校集合!仮面ライダー部と清掃行ってくるぜ!」
映司・雄介「災害ボランティア行ってくるね」
真司「取材行ってくる!」
或人「会社の状況確認と指示出しに行ってくる!」
巧「クリーニング屋が大忙しだ」
良太郎「ミルクディッパーの片付けに行ってくるね」
渡「被災した楽器の修理依頼が…!」
翔太郎「風都の一大事、俺もボランティアだ」
戦兎・フィリップ「被災・支援情報の収集検索と発信!」
ヒビキ「たちばなの片付けと猛士の情報確認へ(シュッ)」
総司「進ノ介兄さんと永夢兄さんはまだ帰らず…と」
「………」
総司「顔を見合わせてないで差し入れをそれぞれに持ってってくれ(風呂敷差し出す)」
一真・晴人・紘汰「はい……」

901 ::2019/10/14(Mon) 19:50:17 ID:A6IhzM9z0.net
>>897

良太郎の優しさに全俺が泣いた…。

浅倉「ここか…避難の場所は」

902 :名無しより愛をこめて :2019/10/15(火) 12:02:36.15 ID:FV/80WXi0.net
もし2号ライダーまたは相棒キャラが1/10サイズになったら(一部)

翔一「氷川さ〜ん、ちょっと待っててくださいね〜お豆腐小さく…あれ?」
ちび誠「(冷奴に頭から突っ込みスケキヨ状態)」
翔一「あああ!ダメですよ氷川さん不器用なんですから!(ちび氷川を引っこ抜く)」

真司「蓮がw小さいwwダークウイングも小さいwww」
ちび蓮「(ぶっすーとした顔で座っている)」
ちびダークウイング(蓮の周りをパタパタ)
真司「(蓮達を鞄に詰めながら)どこ連れてこうかな、やっぱり花鶏?編集部でもいいかな?いやいや恵理さんとこ?」
ちび蓮「だまれ借金増やされたいか」

巧「…お前、ずいぶん可愛らしくなっな……」
ちびバジン「ピピピピ……」
巧「…変形出来るのか…?」
ちびバジン「(ぱたぱた…)」
巧「出来るのかよ!?」

良太郎「え………」
ちびコハナ「ちょ〜っと良太郎!どうなってんのよこれぇ!」
モモタロス「えらく小さくなったじゃねえか!これなら引っぱたかれても特に…」
ちびコハナ「(ビシィ!)」
モモタロス「痛ぇ!」
キンタロス「腕力変わってへんのか…」

映司「アンク!ほら肩乗って!クスクシエ行くよ!」
ちびアンク「俺は真木の人形じゃねえ!」

ちびベルトさん「これはどうなっているのだね進ノ介(いい声)」
進ノ介「ベルトと言うより…指輪だな」
ちびベルトさん「はめて移動しないでくれないか」

美空「うわ、万丈が小さいし」
ちび龍我「こらつっつくな」
幻徳「(『萌え』Tシャツ)」
戦兎「エビフライ頭にしてやろうか」
ちび龍我「ピンセット持ってくんな!」

ちびリュウガ「犯人あんたか!タク兄!」
ちびドラグブラッカー「(葛城に体当たり)」
葛城「痛い!痛い!ごめん1日経てば治るから!」

903 :名無しより愛をこめて (ワッチョイ d75f-uXic):2019/10/15(Tue) 17:16:17 ID:/yGwOLam0.net
GJ!
ほのぼのするなあ、って見てたらラスト犯人w
すっかり安心安定の元凶になったなあ葛城。

904 :名無しより愛をこめて :2019/10/15(火) 17:36:03.44 ID:EsLAcmHHK.net
>>902GJ!
ちびで某映画思い出したので便乗してみる。

士「何でうちの家具をよじ登ってるんだ、海東(ちび大樹をつまみ上げながら)」
ちび大樹「だってこのサイズになったら、ア〇エッティみたいな事してみたくなるだろう?」
士「2 号 家 で や れ」
ちび大樹「実は今、明兄さんがおでんを作っていてね」
士「……大体分かった、キヨちゃんみたいにはなりたくなかったんだな」

905 ::2019/10/15(Tue) 19:19:50 ID:EiekfIbS0.net
ちびシリーズGJ!
面白発明トラブルといえばビルドの前はZECT以下略に総司を始めとする兄弟が依頼とかがパターンだったのにすっかり悪魔の科学者の持ちネタにw

ちょこっと便乗

ちび始「…………」
一真「うん、災難だったな始。ごめんな、うちの悪魔の科学者が」
ちび始「……高い」
一真「へ?」
ちび始「いや……お前は本当に細長いな」
一真「なんだよそれ……まあ、戻るまでいろいろその体じゃ危ないし、ほら」
手を差し出す一真。
ちび始「……余計なお世話だ(と言いつつ乗る)」

ちびイズ「或人社長」
或人「あー、うちはこう来たか……ミニマライズってか」
ちびイズ「それは私の名前であるイズと、最小化を意味する英単語であるminimalizeを、今の私の状態にかけた非常に面白いギャグですね」
或人「その状態でもギャグの解説するのか……」
ちびイズ「はい。AIとしての機能は幸いにも損なわれておりませんので、発言だけならば社長秘書としての業務がこなせます。ただ、ボディが縮んでしまっているため、プログライズキー等を渡すといったサポートがこなせなくなっております……」
或人「いいよ、気にしなくて。ちっこくなってるうちは休みだと思ってさ」
ちびイズ「ヒューマギアには休む必要はありませんが……現状、完璧なサポートが行えないため、お言葉に甘えさせていただきます」

906 ::2019/10/15(Tue) 20:21:41 ID:FV/80WXi0.net
皆様悪ノリ感謝!

>>904
@2号家
明「後藤ちゃん待っててね、今おでん分けるからね」
ちび慎太郎「(醤油小鉢を抱えて)…大根ください」
明「大根大根…あれ?カニなんて煮込んでたかな?」
ちびボルキャンサー「(鍋の中から)にごうけはけいじがいっぱいいるね〜」
明「どっから出てきたの!?」

907 :名無しより愛をこめて :2019/10/16(水) 11:20:32.32 ID:O0FmiPNEd.net
ちび隼人「俺もちっちゃくなった....」

908 :名無しより愛をこめて :2019/10/16(水) 15:12:14.34 ID:va3qLb9J0.net
>>907
ちび竜「父さんまで被害が…」
ちび薫「五代のところの兄弟か…」
ちび誠(豆腐にしがみつく)
ちび慎太郎(大根をスプーンで食べる)

909 :名無しより愛をこめて (ワッチョイ 5f01-uHRg):2019/10/17(Thu) 02:03:38 ID:pFBxJAld0.net
兄弟だったらじゃねえ!
兄弟になるんだ!
バディゴー!

910 :名無しより愛をこめて :2019/10/17(木) 11:29:12.82 ID:nC5mSKYC0.net
兄弟がハロウィン仮装をくじ引きで決めるようです。
真司「いいか〜恨みっこなしな!せーの…!」

雄介「天王路博史」
翔一「大杉先生か…サスペンダーがいるね」
一真「真木博士withキヨちゃん」
総司「スマートレディ………」
良太郎「ブレン人間態…ウラタロスにメガネ借りよう」
渡「デンライナーのオーナー…(目キラキラ)」
士「戦極凌馬…」
弦太朗「鳴滝…」
永夢「加頭順…」
ソウゴ「バラのタトゥの女だって」
或人「スーパー姫」
晴人「神様〜服貸して〜(黒ダミ様)」
紘汰「ソラ…?」
翔太郎「浅倉威…!」
フィリップ「イズさん、か」
映司「『ウォズ(好きな方)』だって!どっちがいいかな…」

進ノ介「天道総司……」
タケル「エボルト〜ちょっと来て〜(石動惣一(エボルト兎抱っこ))」
真司「ポッピーピポパポぉ!?」
巧「…御成か(この前の般若心経ロックを回想)………」

ヒビキ「なんか俺、随分具体的なの来たんだけど…?『ザンバットソードを持ってニスの材料を探す紅渡』」

911 :名無しより愛をこめて :2019/10/17(木) 12:41:57.03 ID:bz0qBtZ50.net
>>907
…………この調子だとFast&Nextの方の一文字さんも小さくなってそう

912 ::2019/10/17(Thu) 15:09:11 ID:Oip9MVGPK.net
>>910
御成「巧殿!拙僧の仮装をして下さるとタケル殿からお聞きしましたぞ!」
巧「ああ…まあ、な(声でけぇな)」
と、御成がライダーハウスに持参した大きなバッグに視線を向ける巧。
巧「服貸してくれるのはありがたいが、僧衣が入ってるにしちゃでかくねえか?」
御成「いえいえ、これはですな――」

バッグの中から現れたのは、昔懐かしのラジカセにピアス代わりのイヤーカフス、メタルの化粧道具や衣装だった。

巧「………は?」
御成「巧殿には歌の魂を感じるのです!拙僧の魂の叫びを受け継いで下され!!」
巧「やっぱりでこうなるのかよ!」

913 ::2019/10/18(Fri) 12:26:53 ID:BR4Tghfq0.net
>>912
巧「いやいやそれなら、俺はパンタロンはいて、髪は黒く、襟の大きい白シャツを着て…」
御成「野□五郎ですな!ならば拙僧は黒髪長髪で、アメリカ国旗の服を着るとしましょう!」
巧「西□秀樹とはやるじゃねえか。ならもう1人、郷ひ□み役を…ヒビキ兄どう?」
ヒビキ「ザンバットソードを抱えてニスの材料を集める郷ひ□みのコスプレをした紅渡…?」

翔太郎(突っ込む気を完全になくして灰になっている)
良太郎「ヒビキ兄さん…すごくカッコイイ…!」

914 :名無しより愛をこめて :2019/10/18(金) 22:59:07.49 ID:VwizVhPe0.net
意気投合してるー!!
後ヒビキ兄さんはカオスすぎるから付き合っちゃらめーww

915 ::2019/10/18(Fri) 23:50:21 ID:+zYkNCsv0.net
久々に覗いたら混沌を極めてて驚き。
もう900レス突入か、早いなぁ

916 ::2019/10/20(日) 10:01:41 ID:TeEIWNBNa.net
今日の放送見て思ったけど、或人は永夢の病院とかほかの兄弟のところにも営業かけたりしてんのかな

917 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 10:34:28.25 ID:0SKA/rP00.net
>>916
是非ヒビキ兄さんのところにサポートヒューマギアを…とか思ってたんでちょっとss考えてみますー。

918 :名無しより愛をこめて (ワッチョイ 175f-2UYq):2019/10/20(日) 11:24:00 ID:qCJxjVxQ0.net
他の兄弟たちは健康診断とかどうしてるんだろうとちょっと思った。特に人外組。
一応人間だけど普通の人間ではなくなってる人とかもいるし、事情知ってる人の病院とかでやってもらってるのかな?

919 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 11:49:52.09 ID:9oJkVexRM.net
>>918
その可能性は高いと思う。
クウガの椿さん思い出した。
怪人も暮らしてるこのスレなら、人外に対応したZECT以下略の系列病院があったりしそう。

920 ::2019/10/20(日) 12:17:12 ID:yzVaFMlV0.net
>>918
永夢と伊達さんと木野さんと明日夢君がいれば大丈夫な気が…。
井坂先生…はやばそうだけど。

921 ::2019/10/20(日) 12:23:00 ID:yzVaFMlV0.net
「ドキッ!人外だらけの定期検診ーレントゲンもあるよ!ー」

…どんな絵になるんだ…。

922 ::2019/10/20(日) 12:59:04 ID:UydWKh0oa.net
平成VS昭和の映画では敬介おじさんも医者になってたしね

923 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 19:16:23.34 ID:0SKA/rP00.net
いま何KB?

924 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 19:33:56.20 ID:9oJkVexRM.net
705KB。
980まで余裕はあるよー

925 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 20:36:02.67 ID:m0ETOqtu0.net
そういえば、今日の放送の或人の健康診断データ
身長176cm
体重62kg
ってこれは実際の役者さんのデータ?
とりあえず普通の人間の体型だからやっぱ人間確定でいいんだろうな。

926 ::2019/10/20(日) 20:57:27 ID:ssF1Oxaq0.net
176cm高いなって思ったけど今背の順に並んだら何番目なんだっけ

927 ::2019/10/20(日) 21:25:07 ID:+DdpmU7+0.net
>>926
まとめより

185 一真・進ノ介
183 弦太朗
182 士
180 翔一・総司・映司
179 ヒビキ
178 永夢
177 巧
176 雄介・フィリップ・戦兎・或人
175 翔太郎・晴人
174 真司・渡
173 タケル
170 良太郎・紘汰
168 ソウゴ

周りが高いせいもあるけど、兄弟の中では真ん中、より低め?

928 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 22:09:46.79 ID:9oJkVexRM.net
体重はデータが見つからなかったけど、身長は役者さんと同じみたい。
久々にまとめ見て、ライダーは背が高い人多いなぁ、と思ったよ…。

929 ::2019/10/20(日) 22:21:14 ID:9oJkVexRM.net
それと、或人の誕生日データ更新してきた。
令和ライダー1号だから5/1(令和最初の日)なんだね、納得

930 ::2019/10/20(日) 22:23:43 ID:ssF1Oxaq0.net
>>927
サンクス
平成一期1番目と平成二期1番目と令和1番目は同じ身長なんだなってほっこりした

931 :名無しより愛をこめて :2019/10/20(日) 22:43:17.49 ID:+DdpmU7+0.net
不破さんこと諫が2号家で2番目に低いということに衝撃。
9人も180超えがいるからな…頑張れ不破さん

932 ::2019/10/20(日) 23:32:31 ID:m0ETOqtu0.net
二号ライダーは一号ライダーより大きい印象がある作品の方が多いから……
でも、一号より背が低い二号ライダーはまとめ確認するとエグゼイドぶりだったのか。

933 :名無しより愛をこめて (ワッチョイW 9f14-0XGl):2019/10/21(月) 09:17:41 ID:oc1BCvcm0.net
>>932
一号ライダーより背が低い二号ライダーと言われて真っ先に思い浮かぶのは流星だけれど
2号家兄弟の末っ子で背もいちばん小さいって兄ちゃん達(一部除く)に可愛がられてそうだなー

934 :名無しより愛をこめて :2019/10/21(月) 11:08:31.79 ID:caw7tGZ80.net
ファンガイアの中には代々医者をやってきた家系のファンガイアとかもいそうだから、
太牙のところの会社が、人と共存したい人間以外の種族のための相談窓口とか開設してたら病院紹介とかやってくれそう。

935 :名無しより愛をこめて :2019/10/21(月) 12:37:18.37 ID:bsh02/OJ0.net
1号2号の身長差こんな感じだった。記号ふたつは5cm以上。書き間違いあったらごめん。

雄介:176 = 薫:176
翔一:180 <<誠:185
真司:174 << 蓮:181
巧:177 < 雅人:181
一真:185 > >朔也:180 > >始:173
ヒビキ:179 < イブキ:183
総司:180 >新:178
良太郎:170 << 侑斗:177
渡:174 < <啓介:183
士:182 > 大樹:181
フィリップ:176 >翔太郎:175 = 竜:175
明:187 >> 映司:180 >> 慎太郎:174
弦太朗:183 >> 流星:170
晴人:175 < 攻介:176
紘汰:170 < 戒斗:174
進ノ介:185 >> 剛:174
タケル:173 < <マコト:185
永夢:178 > 飛彩:176
戦兎:176 <龍我:178
ソウゴ:168 <<ゲイツ:175
或人:176 > 諫:172

始と後藤さん…どんまい。

936 :名無しより愛をこめて :2019/10/21(月) 18:53:34.16 ID:suzp1kkq0.net
>>927
戦兎「…というデータが存在するとき、平均値と中央値と最頻値、分散と標準偏差を求めよ!」
タケル・ソウゴ・弦太朗・流星「「やめてーーーーーー!!!」」

※今の高校生は統計が必須です

937 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 175f-HAv5):2019/10/21(月) 23:48:27 ID:bsh02/OJ0.net
180overの2号家メンバーが諫を取り囲んで励ます姿を幻視した。
…見た目ただのフルボッコ…。

938 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 175f-HAv5):2019/10/22(火) 00:09:33 ID:04Aas3470.net
wikiに「スレ別目次」を作ってくれた人ありがとう!未読スレの参考になります感謝!

939 :名無しより愛をこめて (ワッチョイ 175f-2UYq):2019/10/22(火) 00:55:15 ID:kGu2zXSK0.net
>>936
タケル「平均は176.9。でもあとわかんない・・・」
流星「俺もそこまでは分かった」
ソウゴ、弦太朗「全く分かんない・・・」


マジで統計わかんないorz

940 :名無しより愛をこめて :2019/10/22(火) 09:44:38.18 ID:Aq91pClu0.net
今さらですが、Wikiのほうに過去スレ保管庫のスレ別目次コピペしてきました
・・・が、新規は増やせませんでした・・・
作れそうな方はお願いします。

941 :名無しより愛をこめて :2019/10/22(火) 16:31:38.88 ID:04Aas3470.net
>>939

<永夢先生のよく分かる解説>
永夢「まず、平均についてはタケルと流星くんが正解。タケル、どう計算した?」
タケル「えーと、全員の身長を足して、人数で割った」
永夢「そのとおり。一番よく使われる統計値だね。じゃあ次に最頻値だけど…弦太朗、一番人数の多い身長は何cm?」
弦太朗「一番多いのは176cmの4人…あ、これが『サイヒンチ』ってやつ?」
永夢「大正解!さすがだね。では…中央値を説明するね」
(身長の順にデータを並び替える永夢)
永夢「今、兄弟は22人いるね。じゃあ、『身長順で真ん中の人』って誰だろう、ソウゴ!」
ソウゴ「えっとえっと…あれ、真ん中がいない」
永夢「よく気がついたね!偶数だから『並べたときに真ん中』はいないんだ」
流星「じゃあ、正解はなし?」
永夢「いやいや、11番目と12番め、ここが『真ん中にいる二人』になるよね。
ソウゴ「(数える)…雄介兄さんとフィリップだ。二人とも176」
永夢「そう。もし違ってたら平均を取るんだけど、この場合一緒だから中央値は176cm。最頻値と偶然同じになるんだね」
戦兎「では分散と標準偏差について次男様が解説を」

<デンライナーが通過します>

戦兎「というわけで分散が20.26、標準偏差は4.50になるわけ」
永夢「もし分散が0だったら全員同じ身長ってこと。散らばり具合を示すのが分散と標準偏差だよ」
高校生s「パチパチパチ」
永夢「データをきちんと理解してそれを生活や仕事に活かすのはとても大事なことだよ。誰かの言うことを鵜呑みにして騙されたりバカって言われたりしないように気をつけてね」
高校生s「………」
戦兎「そこで全員同じ人物を凝視するのはやめなさい」
七男(そっと目を逸らす)

942 :名無しより愛をこめて :2019/10/22(火) 21:13:19.13 ID:pNNbOWoMM.net
>>941
GJ!
高校でやったなぁ、懐かしい。
自分も脳内で七男凝視しちゃったよ…。

943 :名無しより愛をこめて :2019/10/22(火) 22:59:00.18 ID:aIE2rrDy0.net
>>941
GJ!
暇つぶしで問題解いたと思ってスレ開けたら既に医者と物理学者が解説してたw
しかし七男は確かによく騙されるけど、自分が納得がいかないことはそのまま鵜呑みにはしなかった……はず!

944 :名無しより愛をこめて (ワッチョイW 0361-nUtR):2019/10/23(水) 03:04:13 ID:6+5FLJel0.net
進ノ介「ただいまー!」
リビング組「お帰りー!」「お帰りなさーい」
総司「……お帰り」淡々とじゃがいもを剥いている
翔一「お疲れさまー、今日はシチューだよ!」鶏肉を切り直している

進ノ介「(声を潜めて)総司不機嫌じゃない?なんかあった?」
タケル「リビングで勉強会してたけど特になにもなかったよ」
ソウゴ「橘さんも野良イダーさん達も来てないしね」
流星『兄さん……』頭を抱える
弦太朗「急にメニュー変更したり、一真兄にお使い頼んだりした頃にはもうあんな感じだったぜ?」

永夢「うーん、僕らの声聞こえちゃってたよね…」
戦兎「仕方ないでしょ、データは嘘つかないんだし総司もそこらは十分分かってるって
   ほら、多分コレ。平均身長の標準偏差より低いから気にしちゃったんでしょ」
進ノ介「(データ見て)あー……だいたい分かった」
高校生's「??」

945 :名無しより愛をこめて :2019/10/23(水) 03:26:01.46 ID:6+5FLJel0.net
進ノ介「標準偏差ってさ、データが正規分布……綺麗な対称の山形になってる時
    頂点=平均値から±1標準偏差分の範囲に約68%、±2なら約95%入るんだ」
永夢「例えば身長とかIQは正規分布だね。ただ野球選手の身長〜とかだと故意に選んでるから正規分布じゃないんで注意して」
戦兎「今回の身長データだと平均値と中央値の差は0.9。割と正規分布に近いからなぁ
   ま、平たく言えば総司はこの家で飛び抜けて高いとは言えない。とデータ的にも証明されたからこうなった。と」

■□■□■□■□■□■□■
※一真は完全とばっちりです
高校生ってここまでやるのかなぁ?(ゆとり世代)
中央値176cm平均176.9cmで標準偏差4.5cm、総司は180cm……つまり(赤いカブトムシの羽音)

946 :名無しより愛をこめて :2019/10/23(水) 09:52:42.28 ID:ojZJHmxg0.net
>>945
翔一「…ねえ総司、機嫌が悪いのはそのせいだけじゃないよね?」
総司「……」
翔一「説明する気満々でいたら、永夢兄さんの解説の方が分かりやすかった、んだよね」
総司「べつにそんな訳ではない」
翔一「…だったらそのホワイトボードとマーカーは?」
総司「………」

947 :妖怪コレクッテモイイカナ事件簿 1/4 (ワッチョイ 435f-ZCKk):2019/10/24(Thu) 17:09:01 ID:M70MtrIY0.net
※橘さんがやり込められます
※真司が怖いです
※或人は中の人設定を入れてます

「コレクッテモイイカナ!」ササーっ
「「……」」
今日も今日とて、妖怪コレクッテモイイカナさんは、なんの許可も得ず1号家の食卓からご飯をさらってゆきます。しかし。
或人「…俺の作った晩飯……」
1号家入りしてから少しずつ台所に立つようになった或人は、まだそれに慣れていません。

総司のこめかみがピクっと動きました。
総司「…例の作戦を実行する時が来たようだ……」
晴人「…とうとう…やるのか」
総司「実行しない事を祈っていたが…或人兄さんのご飯を荒らされて黙ってはおけない」
いつも以上の怒りのオーラを総司は出しています。
総司「映司、慎太郎さんに電話だ。弦太朗は流星くんにLINEを打て。ソウゴは黒ウォズを…」
黒ウォズ「私ならここに」
或人「うわ!いつの間に!」
ソウゴ「或人兄ちゃん、慣れて」
総司「話が早い。黒ウォズ、頼みがある」
黒ウォズ「我が魔王の役に立つなら引き受けよう」

映司「…えぇ、手配をお願いします。いえ、後藤さんが謝らなくても…はい、はい、では」
弦太朗「お、返信…うわぁごめんスタンプ来た…『ごめんはいいから当日頼む』…と」
翔一「はい…はい、では当日配達をよろしくお願いします」
兄弟はそれぞれに連絡をしました。
一真「はい、はい…いえいえほんとすみません!巻き込んじゃって…はい…よろしくお願いします…」
カチャリ…受話器が置かれました。
総司「一真兄さん、あちらは大丈夫か」
一真「すごく恐縮されちゃったよ…なんか申し訳ない…」
総司「やるなら最大の効果を狙いたい。申し訳ないが、お越し頂こう…」
総司は兄弟みなを振り返りました。
総司「決行はしあさって。みな、心しておいてくれ」
兄弟は黙ってうなずきました。

決行当日。
「お世話になりまーす、配達に伺いましたー」
翔一「はいはい、お疲れ様です…鯛と牛肉と…はい、確かに、ありがとうございます」
♪anything goes! その心がー♪
映司「(ピッ)あ、もしもし後藤さん?はい、ありがとうございます。じゃあ後で!」
♪3,2,1ー♪
弦太朗「おっと流星から…『1号家でごちそうになる、めっちゃ豪華だ、と言ってきた』っと…GJスタンプ…」
黒ウォズ「では私は、黙々と頂いていればいいのだね?」
翔一「はい、できるだけ美味そうにお願いしますね」
黒ウォズ「こちらの料理は美味だから演技するまでもないが」
台所には或人と他の何人かがいました。
或人「こんな食材…まともに扱えるか自信ないよ…」
総司「なに、兄さんの腕は見ている。食材に怖気づく必要はない」
??「こんなところに来てよかったんでしょうか私…」
総司「お呼び立てして申し訳ない。ただ今日は、協力していただきたい」
??「事情が事情ですものね…ええ、大丈夫ですよ」

948 :妖怪コレクッテモイイカナ事件簿 2/4 (ワッチョイ 435f-ZCKk):2019/10/24(Thu) 17:09:52 ID:M70MtrIY0.net
総司「皆、用意はいいな」
各ポジションについた兄弟と数人の仕掛け人はうなづきました。
おもむろに配膳した夕食を前に、兄弟揃って
「「いたーだきます」」といったその時。
「コレクッテモイ『バシューン!!』、え?」
声と音の方向を注目する兄弟。そこにあったのは
橘「え、ちょっと剣崎!これはどういうことだ?」
慎太郎「○時○分、容疑者の確保に成功しました」
バズーカを抱える後藤、網袋に入って吊るされる橘、というシュールな図でした。
進ノ介「後藤さん、お疲れさまです。さすが」
慎太郎「泊巡査部長、では身柄は引き渡します」
翔一「いえいえ、どうぞ召し上がってってくださいよ」
映司「後藤さんの分もありますよ。どうぞどうぞ」
慎太郎「はぁ…ではお言葉に甘えて」
橘「ちょっと待て、この状況を説明してくれ」
仕方ないねぇ…とつぶやいて、末っ子の片割れが解説をはじめました。
フィリップ「それはかつて鴻上ファウンデーションが開発した、ヤミー捕獲用の網を発射するバズーカだよ」
橘「ヤミー捕獲用だと?」
慎太郎「そのとおりです。今回依頼を受けて鴻上会長に許可を取り、俺が持ってきました」
戦兎「さすがバズーカ後藤…」
フィリップ「なお網の材質はZECT以下略と葛城巧共同開発だ。刃物はもちろん、15000度の熱、水分、塩分などからの腐食に1万年耐える」
永夢「相変わらず無駄な情熱を注いでるねぇ…」
翔一「みんな、夕食の時間だよ。冷めないうちに食べて」
ソウゴ「そうだった、いただきまーす」
タケル「いただきまーす…うわぁ、美味っ!」
流星「或人さん、頂いてま〜す!ホントにめっちゃ美味い!」
弦太朗「鯛が…鯛が美味ーーーーーい!」
或人「鯛の昆布じめだよ!刺身用の鯛を昆布で挟んで半日寝かせたんだ」
真司「肉も超美味いんだけどー!」
紘汰「ローストビーフだろこれ!マジ美味い!」
翔太郎「炊き込みご飯も美味いよ或人。翔一や総司に引け取らないな!」
ヒビキ「里芋とホタテかぁ、秋の味覚だし食べごたえもあるし」
黒ウォズ「或人さん、お代わりをもらえるかな」
巧「はえーな黒ウォズ!」
黒ウォズ「このように美味しいものなら頂かずにはいられない。我が魔王も食べたまえ」
渡「こっちのサラダは…サツマイモと蓮根だねぇ…うん、美味しい」
晴人「うん、和食ずくめも悪くはないな」
或人「はーい、きのこ汁も持ってきたよー」
士「だいたいわかった、中身はしいたけとえのきと舞茸だな」
或人「大正解!あとはごぼうとお揚げとネギ!」
わいわいと夕食は進んでいきます。ある一人を除いては。

949 :妖怪コレクッテモイイカナ事件簿 3/4 (ワッチョイ 435f-ZCKk):2019/10/24(Thu) 17:10:31 ID:M70MtrIY0.net
橘「…おい」
(わいのわいの)
橘「…おい!」
冷ややかに答えたのはこの家の八男です。
一真「なんですか橘さん」
橘「なんですかって…俺は食べられないのか!?」
??「当たり前じゃないの」
台所の奥から出てきた人物に橘は目を見張りました。
橘「小夜子!?」
小夜子「話には聞いていたけれど…橘くん、あなた…」
総司「ご覧いただいたとおりだ」
総司が割って入りました。
総司「この前はここに来て間もない或人兄さんが兄弟のために作った夕食を、それ以前だって何度も何度も、許可も取らず掠め取っていく」
小夜子「橘くん!あなたって人は!」
翔一「小夜子さん…どうぞ座ってください」
良太郎「うん、どうぞ…」
翔一が小夜子を座らせ、良太郎が夕食を勧めました。
座りはしましたが、小夜子は橘をにらみ続けています。
橘「いやっ許可は…許可は…っ」
真司「出した覚えはありません」
いつもはにぎやかな真司が、箸をおいて冷ややかな声で語りだしました。
橘「真司くん…いや、お前はリュウガか?」
リュウガ「俺ならここだ」
鏡からドラグブラッカーを後ろに現れたのはリュウガです。
リュウガ「こいつがここまで怒り狂うのは珍しいよ…まぁ、覚悟しておくんだな」
真司「さすが俺の鏡像、分かってくれてるよ」
いつもと違うオーラを纏った真司は向き直りました。
真司「いままでなぁなぁにしてたけどなぁ、さすがに或人の料理まで荒らされちゃあ、俺もマジになるんだよねぇ…」
雄介「全くだね」
にぎやかな年少組の中で沈黙を保っていた雄介も言いました。
雄介「橘さん、僕は君と同い年だが、さすがにこの行動は子供っぽすぎないか」
静かに怒りを表す二人に、他の兄弟は箸を止めます。しかし。
黒ウォズ「(周囲に目配せをして)或人さん、きのこ汁のお代わりをいただこう」
戦兎「(周囲を見つつ)はやっ!」
二人の声を皮切りに、いつもの食事風景に戻りました。
或人「いやぁ、兄弟のことを考えて作った料理を、兄弟に食べてもらえるなんて、幸せだなぁ俺!」
橘はなんとも言葉にしがたい居心地の悪さを感じていました。
一真「橘さん…今の言葉、聞きましたよね」
渡「或人兄さんが、『僕達のことを考えて』『僕たちのために』作ってくれたご飯なんです。それを、橘さんは…」
小夜子は相変わらず黙って橘を見ています。横では良太郎が自分の食事も忘れてオロオロしています。
翔一「良太郎、食べて」
良太郎「でも」
翔一「(小声で)いいから」

950 :妖怪コレクッテモイイカナ事件簿 4/4 (ワッチョイ 435f-ZCKk):2019/10/24(Thu) 17:11:18 ID:M70MtrIY0.net
真司「で、あんた、なんか言う言葉ないわけ?」
真司が冷徹に言います。兄弟の血液が凍るくらいの恐怖です。
橘「…すまない」
雄介「誰に?」
橘「或人くんに…それに、今まで料理をしてた翔一くんや総司くんにも…」
翔太郎「それだけじゃねえよなぁ…?」
今日は翔太郎が珍しくハードボイルドです。
翔太郎「あんたは翔一や総司、それに或人の料理を楽しみにしてた、この兄弟たちの楽しみも奪ったんだ…お前の罪、数え切れるのか?」
めったに怒った姿を見せない面々が、橘を追い詰めます。
良太郎「あの…橘さん」
小声で言ったのは良太郎でした。
良太郎「あの…気づいてないんですか…?」
橘「…?」
良太郎「小夜子さん、さっきから一口も、ご飯食べてないんです…」
橘「!!」
小夜子「当たり前じゃないの…あなたがどれだけのことをしているか分かってもらうまで…!」
橘「小夜子!すまない…すまない!」
小夜子「謝る相手が違うわよ!!」
泣きながら小夜子は叫びました。
渡「橘さん…ホントは僕たち、小夜子さんに来てもらうか悩んだんです…」
映司「ええ…でも一真兄さんとも相談して…小夜子さんもそれならって…」
総司「…慎太郎さん、下ろしてやってくれ」
慎太郎が網をときました。
橘「すまない!本当にすまない!俺は軽く考えすぎていた!」
真司「いいか…たとえ年上でもなぁ、今後俺の大事な兄弟の料理ないがしろにしたら、容赦しねぇからな」
年下の兄弟たちはいつもと違う真司の剣幕に震え上がります。
翔一「…小夜子さん」
呼ばれた小夜子はすっと立ち上がり、台所に入っていきました。
翔一「俺達はもう、これ以上は言いません。もう、分かっていただけたと思いますから…」
小夜子「橘くん…」
大きな四角いお盆を抱えて、小夜子は戻ってきました。
乗っていたのは、今日の兄弟のメニューと同じもの。
橘「これは…いやでも、これをもらうわけには」
或人「いえ、いいんです。これは」
小夜子「私が作ったものなの」
ハッとして橘が顔を上げました。
或人「『小夜子さんが橘さんのために作った』メニューです。だから、橘さんが食べなきゃいけないものです」
小夜子「或人くんに教えてもらったのよ」
涙の跡を残しながら、小夜子が笑いました。
巧「ほら、橘さんのだとよ。食べなよ、ほら早く」
なんとなく居心地の悪い巧がせっつきました。
橘は1号家兄弟を見回し、そして改めて小夜子を見て、言いました。
橘「小夜子…!これ、食ってもいいかな!?」
小夜子「ええ、好きなだけ!」

951 :名無しより愛をこめて :2019/10/24(木) 19:11:03.54 ID:YZrFEhbd0.net
ぉぉおおお!?すげえ。
橘さんとうとう年貢の納め時か。今までさんざんやられてきたからなあ。

或人の中の人ネタって何かと思ったら、この中の人調理師免許持ってたんだね。


真司も結構怒らせたらダメな人?

952 :名無しより愛をこめて (ワントンキン MM9f-xnVD):2019/10/24(Thu) 20:29:45 ID:gdiXi16nM.net
或人の中の人の件は初耳。そのうち戒斗みたいなことになるかも。
真司は…人並みには怒ったりするけどあまり根に持つタイプではない、雄介・良太郎・永夢の怒らせてはいけない人三強には及ばないってイメージかな(龍騎視聴済みだけど解釈違ってたらごめん)
雄介の口調や一人称が気になったな

953 :名無しより愛をこめて :2019/10/25(金) 09:53:26.99 ID:+OfHgxfd0.net
橘「今までの迷惑料として受け取ってもらいたい」
一真「え、ちょっと橘さん?この封筒分厚すぎませんか?」
橘「俺の貯金から出した。
ああ、今後の俺の生活に差し障るような額ではないから大丈夫だ」
翔一「それにしても……うーん」
橘「金で解決しようとは思っていないが、
実際にそちらの家の食費にも迷惑だっただろう。
それに先日の食材は皆豪華だった。
俺を懲らしめるためにあれを準備したなら、
やはり俺のせいで色々使わせたのだから少しくらい負担させてほしい」
総司「……ふむ。では頂こう」
一真「総司!」
総司「しかし、これは迷惑料ではなく、
これまでと今後の橘の食費として家計に入れさせてもらう」
橘「いや、今後は……」
翔一「橘さん、確かに誰かのための料理を食べられちゃうのは困りますけど、
でも先に連絡入れてくれれば橘さんのも用意できますから。
……って言いたいんでしょう総司」
一真「総司……翔一!」
橘「二人とも……ありがとう! なら今後はここに飯をいただきに来る前に必ず連絡しよう!」

橘さん大人だし、反省したあと自分のかけた迷惑を少しでも詫びようとしそうって考えたらこうなった。
あと橘さんが今後もライダー家に来やすいように……

954 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 435f-6Vck):2019/10/25(金) 14:05:02 ID:4lEdmF1Z0.net
>>953
ピンポーン
真司「こんちは…蓮、いるか?」
蓮「城戸か…どうした、珍しく神妙な顔して」
真司「あのさ…これ、2号家で食べてくれないかな」
蓮「…あぁ、いつもの餃子か…流星と慎太郎から話は聞いたが」
真司「そっか…なんか、頭に血が上って柄にないことしちゃったからさ…」
蓮「確かにお前らしくない。だが、大切なものをないがしろにされる痛みは、分かる」
真司「…」
蓮「かなりのショック療法だったようだが、朔也兄さんもいい薬になっただろう。これは、もらっておく」
真司「…ありがとう」
蓮「気にするな。早めにまた、いつものバカなお前に戻ればいい」
真司「バカバカ言うなよ…たく…」
蓮「…ほら早く帰れ。お前の兄弟も気にする」
真司「…分かった、ありがとう」

955 :名無しより愛をこめて :2019/10/25(金) 21:50:24.03 ID:WmZZB7Cz0.net
橘さん関連の一連の流れにGJ!
やり込め方も小夜子さんに来てもらうとかこの時空ならではだし、その後ちゃんとフォロー入れる橘さん格好いいし、真司もキレたけど後で二号家フォローしててそれに対する蓮の対応も素敵で何度も読み返した。
皆様ありがとうございました。

956 :名無しより愛をこめて (ワントンキン MM9f-xnVD):2019/10/26(土) 14:28:00 ID:kBiyymG5M.net
そうか、小夜子さん来るのってこの時空だからこそだな…
>>953と>>954のフォローに本当に唸った。橘さんの真面目さと真司のまっすぐさがお見事で、守護神二人の対応と蓮の優しさも素敵。
暖かいなあ、と思ったよ。

ところで次スレ、テンプレもゼロワン版に更新だよね。
「令和組」って命名しちゃったの自分なんだが……割と仮的なノリで付けちゃったので、もっといい感じの名前あればどんどん意見くれると嬉しい

957 :名無しより愛をこめて :2019/10/26(土) 19:23:01.81 ID:Y53I7XFc0.net
もし平成2期の主人公だけが兄弟だったら

長男 戦兎(26)
次男 翔太郎(24?)
三男 進ノ介(24)
四男 永夢(24)
五男 晴人(22)
六男 映司(21)
七男 紘汰(20)
八男 タケル(18)
九男 ソウゴ(18)
十男 フィリップ(17)
十一男 弦太朗(17)

翔太郎「おい…大問題があるぞ…」
弦太朗「ツッコミ不足か?」
翔太郎「それもだが!よく見ろ、台所担当がいない!」
「「あ……!」」
映司「か、川魚なら…!」
晴人「…プレーンシュガーなら」
戦兎「プロテインもらってくるか?」
ソウゴ「おじさんのアップルパイ…」
永夢「栄養価がぁ!」
フィリップ「パーフェクトフードの検索を…」
進ノ介「或人来てくれ〜!」
紘汰「戒斗ぉ〜!!」
タケル「…ゴーストに戻ろうかな…」

958 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 435f-6Vck):2019/10/26(土) 20:26:58 ID:Y53I7XFc0.net
テンプレ追加?

飛電家 或人の実の(?)家族
祖父 飛電是之助
父(?) 飛電其雄

それと、3号家に迅が入ると思うけど、何歳になるのかな?デイブレイク後なら12歳未満…?(演者基準なら21歳のはず)

令和組って呼称はいいと思う。ただ人数が増えてきたから、大規模イベント以外は全員参加は難しくなるかな…書き手さんしだいだろうけど。

959 :名無しより愛をこめて :2019/10/26(土) 20:46:04.58 ID:Y53I7XFc0.net
間違えた4号家だ…或人のギャグ8時間耐久してくる…

960 :名無しより愛をこめて :2019/10/26(土) 20:49:32.57 ID:F1N0jndCd.net
別に4号家は絶対ではないし、そんな深く考えんでもいいと思う

961 :名無しより愛をこめて (ワンミングク MM9f-xnVD):2019/10/26(土) 21:31:45 ID:X8qtWm+mM.net
飛電家はお父さんの詳細とか色々不明なとこも多いし、もう少し物語進んでからでもいいと思う。
迅は…チェイスが15歳扱いだし、現状誕生時期が未確定なので「12歳未満(仮)」がベターかな?(これに準じて、滅は「12歳以上(仮)」か?)
個人的に滅と迅は野良イダーしてるイメージだな。まあこれも今後のゼロワン本編によるが…。

962 :名無しより愛をこめて :2019/10/26(土) 22:41:52.85 ID:7zo/LN1U0.net
個人的な話で申し訳ないが、葛葉巧が黒兄弟に入ってるのに違和感あるの俺だけかな?
彼は顔も戦兎に似てないし、最終的には別の存在みたいになったしさ
それに彼は新世界で別の人生を歩んでるしさ、切り離した方が個人的にはしっくり来るなぁ

963 :名無しより愛をこめて :2019/10/26(土) 22:54:15.45 ID:7zo/LN1U0.net
後さ、白ウォズも3号家から外してくれた方がしっくり来るかなぁ
彼はさ、本編の設定的にあくまでも別の次元のウォズとして扱った方がいいんじゃないかと思ったんだよ
白ウォズのいた世界には別に3号家や兄弟たちがいるかもだし
そっちの方が話の幅が広がる気がするんだよな。
まあ、話によって設定を変えればいいと言われればそれまでだが、個人的にはまとめから
外してくれた方がいいかな。長々とすまない。次スレに行く前にどうしても言っておきたかったんだ。
まあ、あくまでそうしてくれた方が嬉しいっていう俺の好みの問題だから
無視してこれまで通りやってくれても構わないけどさ

964 :名無しより愛をこめて :2019/10/27(日) 00:33:29.25 ID:cGYH+jXc0.net
>>963
>>3
※必読※
【このスレのお約束】
・とにかく兄弟です、細かいことは考えない
・本編で死んだ人も生きています、細かいことは(ry
・呼称、血縁関係等は書き手に任せましょう。兄弟以外の人間関係についても同様です
 例:フィリップの扱い
   2号ライダー・ディケイドライダーの扱い(兄弟設定or他人設定)
・名字で呼ぶとややこしいため、兄弟達は下の名前で呼ばれることが多いです
・一つ一つのネタは独立しているので他のネタの設定はあまり気にせずにOK

965 :名無しより愛をこめて :2019/10/27(日) 14:18:01.80 ID:fWjXcNL90.net
>>958
流石にそういうのいちいち入れてたらキリないんじゃないかなぁ…

966 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 435f-6Vck):2019/10/27(日) 16:36:55 ID:eHTTmC5G0.net
まぁテンプレ協議は避難所でいいかな…たしかに膨大になってきてるし。

967 :名無しより愛をこめて (スップ Sd1f-ui8B):2019/10/27(日) 18:06:11 ID:zWgH/EkXd.net
真司「オミゴトすげぇな!記事になりそう。」
永夢「オミゴトと合同オペしたことあるよ。あの腕、灰馬院長のデータで出来てるんだよね。」
真司「え!あのドジっ子院長の?」
永夢「手術では流石にドジ踏まないから。」

飛彩「俺の親を何だと思っていたんだ(怒)!」
真司「ひえー!」

968 :名無しより愛をこめて :2019/10/27(日) 20:36:46.65 ID:iJwUdYg60.net
>>967
GJ!
本編ではおとぼけな院長の雰囲気だったけど、設定的にはめちゃくちゃ優秀なんですよね…

969 :名無しより愛をこめて :2019/10/28(月) 12:31:30.18 ID:8n7h98VU0.net
飛彩さん、「誰の背中を見てドクターになったと思ってる」(だっけ?うろ覚えごめん)とかって言ってたぐらいだもんね
普段あんなだけどすごいドクターなんだよね、灰馬院長

970 :名無しより愛をこめて :2019/10/28(月) 13:20:24.33 ID:dFhtGoz90.net
ライダーハウスのLDK想像。

・居酒屋大広間並みのリビングダイニング(小上がりで掘りごたつ)
・街のフレンチ店の厨房と同レベルの台所
・リビング頭上に巨大な吹き抜け、そこに各個人の部屋の小窓
・ご飯だよーと呼ぶとその小窓から全員「はーい」と顔を出す兄弟
・DKに玄関も直結なので、おかえりコールも多重コーラス
・テレビはホームシアター。個々に見たい兄弟のために50型も2台設置

あくまでもイメージです(汗)

971 :名無しより愛をこめて :2019/10/28(月) 14:29:18.71 ID:8n7h98VU0.net
今の人数だとライダーハウスももうちょっとした寮とかシェアハウスだよな…

972 :名無しより愛をこめて :2019/10/28(月) 16:14:16.08 ID:7Jdt7dprd.net
テレビ局みたいに全局映ってたりして。

973 :名無しより愛をこめて :2019/10/28(月) 17:13:23.51 ID:O7NKeMNc0.net
>>972
電器店のいっぱいのテレビの前で掘りごたつテーブル囲む兄弟の姿が見えたorz

974 :名無しより愛をこめて (ワッチョイ 8301-mjLV):2019/10/28(月) 19:42:45 ID:CwHYPONq0.net
突然ですみませんが、

キラとアレハレってどっちが反応速度上なの?
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/shar/1408750298/380
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/shar/1408750298/460

この書き込みの奴に心当たりのある人、こいつの詳細については

【奈落へ】タコ部屋奴隷金山君(旧溝口)スレ49【一直線】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/tubo/1570174375

を読めばわかると思いますので特定する際の参考にご使用ください。
それとこいつがやってるライダーまとめブログのアフィ収益は、反社会団体の資金源になっている恐れがあります。
良ければ情報提供の方もお待ちしてるので宜しくお願いします。

975 :名無しより愛をこめて (ワントンキン MM9f-8oQW):2019/10/28(月) 22:36:56 ID:1xbLgWURM.net
ライダーハウスの庭にて。

『Giant Waking!ブレイキングマンモス』
『タイムマジーン』

ゼロワンinブレイキングマンモス「じゃ〜ん!これが俺の新しいメカ!」
ソウゴinタイムマジーン「或人兄ちゃんのもかっこいい〜〜!」

翔太郎「…何やってんだ」
雄介「或人のメカにソウゴが興味を持って、じゃあタイムマジーンと並べてみようって」
士「『新旧ライダーのロボ並べてみた』か。今度の冬やってもおかしくないな」
翔太郎「息するようにゼクター呼ぶんじゃねぇぞ」

戦兎「サイズは…見たところ同じぐらいか」
フィリップ「ブレイキングマンモスの全高は7.68m、タイムマジーンが7.28m。ブレイキングマンモスが40cm高いぐらいだ」
真司「でもさ、ちょっと見ただけだとブレイキングマンモスの方がでかく見えるな」
戦兎「ああ。あっちは装甲や錨が目立つし、それに比べるとタイムマジーンは丸みがあるしな」
フィリップ「ちなみにそれぞれの重さはブレイキングマンモスが6.92t、タイムマジーンは52.0t。約7.5倍差だ」
紘汰「結構重い!?」
渡「この場合だと…ブレイキングマンモスが軽いのかな?」

晴人「まぁ、ロボ自体は凄いし、実害なさそうだし」
翔一「畑荒れなければいいかなって」
ヒビキ「うっかりで家壊さなきゃいいんじゃない?」
翔太郎「いいのかそれで…」


巧「…お前、大きさ考えろよ」
▽ オートバジンが仲間になりたそうにこちらを見ている!
※オートバジンの全高は2.04m

976 :名無しより愛をこめて (ワッチョイW 7f7e-7nKa):2019/10/28(月) 22:48:01 ID:VqgRSTxc0.net
浅倉「ここか…祭りの場所は」
真司「ジェノサイダー連れてくるなーーー!!!」

977 :名無しより愛をこめて (ワッチョイW 7f7e-7nKa):2019/10/29(火) 00:14:24 ID:b622sKoY0.net
北岡「ここは俺の出番だろう(マグナギガ同伴)」

978 :956 (ニククエ MM9f-xnVD):2019/10/29(火) 21:09:20 ID:ylV8J/u+MNIKU.net
避難所での協議終了次第次スレ建てにいきます。
住人の皆様ご意見よろしくお願いします

979 :名無しより愛をこめて (ニククエ Sd1f-OfMe):2019/10/29(火) 21:11:41 ID:c+2oCqVSdNIKU.net
>>980
次スレ

980 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 21:20:26.77 ID:m8M79Vc0dNIKU.net
>>979は次の方男(三重県土人)というコミュ障のヒキニート
こうして他人にスレ立てを要求して、次スレがワッチョイなしだったらコピペで荒らします
だからコピペ基地外とも呼ばれています
ワッチョイありではコピペ荒らしをしないので、次スレは必ずワッチョイありで立てましょう

981 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 21:20:49.60 ID:U5sAuXlc0NIKU.net
981:名無しより愛をこめて(スップ Sd5f-CM8p [49.97.108.158]):2019/10/27(日) 20:02:18.47 ID:ojKREFLnd
>>979は次の方男(三重県土人)というコミュ障のヒキニート
こうして他人にスレ立てを要求して、次スレがワッチョイなしだったらコピペで荒らす
だからコピペ基地外と呼ばれている
荒らされないように、次スレは必ずワッチョイありで立てようね

982 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 21:22:58.80 ID:m8M79Vc0dNIKU.net
次に次の方男(三重県土人)は

>>990
次スレ

と書いて、他人にスレ立てを要求して、次スレがワッチョイなしだったらコピペで荒らします

>>990
次スレ

のレスを見かけたら、それは次の方男(三重県土人)がスレに貼りついている証拠です
荒らされないように、次スレはワッチョイありで立てましょう

983 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 21:23:07.32 ID:U5sAuXlc0NIKU.net
982:名無しより愛をこめて(スップ Sd5f-CM8p [49.97.108.158]):2019/10/27(日) 20:05:00.42 ID:ojKREFLnd
次に次の方男(三重県土人)は

>>990
次スレ

と書いて、他人にスレ立てを要求して、次スレがワッチョイなしだったらコピペで荒らします

>>990
次スレ

のレスを見かけたら、それは次の方男(三重県土人)がスレに貼りついている証拠
荒らされないように、次スレは必ずワッチョイありで立てましょう

984 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 21:26:16.75 ID:Ia3ykRshdNIKU.net
ID:U5sAuXlc0NIKU は次の方男(三重県土人)ね
こいつの異常性が分かってきたと思う
荒らされないように、次スレはワッチョイありで立てようね

985 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 21:27:40.79 ID:U5sAuXlc0NIKU.net
458:名無しより愛をこめて(スップ Sd32-SlV7):2019/10/22(火) 13:03:13.59 ID:Z2WoiNp4d
>>457も次の方男(三重県土人)
こうしていつもスレを見張っているのですぐ現れる
これからも次の方男(三重県土人)はヒキニートの基地外だとわかってきただろう

次の方男(三重県土人)はガチの基地外なので相手にしないでスルーしようね
下手に相手にすると逆恨みされて、何年間もストーキングされるから

986 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 23:19:45.02 ID:7KeRVFW30NIKU.net
フィリップ「みんな、NG登録の仕方は知っているかな?」
戦兎「使っている専ブラのヘルプをみて登録しておきなさい?」
翔太郎「今回の場合はIDでやるのが適当だろうな」

987 :名無しより愛をこめて (ニククエ ffe6-eGmw):2019/10/29(火) 23:26:21 ID:U5sAuXlc0NIKU.net
次スレ
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1572359129/

988 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 23:42:12.97 ID:AU++gU1S0NIKU.net
次スレ建てました
飛電家は今後再協議で
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1572359129/

989 :兄に感謝のプレゼント 1/4 :2019/10/29(火) 23:42:27.83 ID:7KeRVFW30NIKU.net
>>987 乙です

次スレが無事にたったようなのでネタ投下。
・歳の近い兄弟は呼び捨てもありってことで
・何人か思いつかなかった。補完プリーズ。

戦兎「兄さ〜ん!」
ヒビキ「なに戦ちゃん?」
戦兎「じゃ〜ん!『日本全国 和菓子の名店お取り寄せカタログ』!」
ヒビキ「何?こんなの発売されてるの!?」
戦兎「しかもどれ注文してもいいんだよ…贅沢でしょ!最高でしょ!」
ヒビキ「まさかこれ、貰っていいの?」
戦兎「もちろん!、俺にとっては唯一の兄だからね!」
ヒビキ「戦ちゃん…ありがとう!(ハグ)」
戦兎「痛い!痛いって!(超笑顔)」


雄介「戦兎〜!」
戦兎「どうしたの?」
雄介「ほらこれ!冒険先の蚤の市で見つけたよ!」
戦兎「また重い本だな……ん、Ig Nobel Prizes…ってイグノーベル賞!?えっ原書??うそーん!!」
雄介「おお髪の毛跳ねてる!ヘンテコトンデモ発明は研究のヒントになるだろ?(サムズアップ)」
戦兎「なるなる!うわぁー最高だな!雄介ありがとう!(サムズアップ)」

翔太郎「雄介兄さん」
雄介「どうした翔太郎」
翔太郎「ええと…これ」
雄介「(ガサガサ…)ん、『冒険家 植村直己DVD全集』!?」
翔太郎「いやあの…たまたま知ったんだが、植村直己ってかなりハードボイルドなんだなって…」
雄介「そりゃそうだ!日本の探検家の金字塔だもんな…え、これくれるの?」
翔太郎「ああ…兄さんもこんな探検家になってくれよ」
雄介「…いやぁ嬉しいなぁ、ありがとう!」

進ノ介「翔太郎〜!はいこれ!」
翔太郎「お、本…『そして夜は甦る』?…聞き覚えあるぞ…?」
進ノ介「巨匠レイモンド・チャンドラーの影響受けまくりのハードボイルド小説…まさか翔太郎、知らないとか?」
翔太郎「そそそそそそんなわけないだろうが!そろそろ買わないとと思ってたんだっ!…ってこれもらっていいのか?」
進ノ介「もちろん!目指せハーフボイルド脱却!」
翔太郎「誰がハーフボイルドだ!…でも、ありがとう」

990 :兄に感謝のプレゼント 2/4 :2019/10/29(火) 23:44:12.36 ID:7KeRVFW30NIKU.net
永夢「進ノ介〜」
進ノ介「なんだ〜?」
永夢「ジャジャーン!プレゼント!」
進ノ介「でかい包み…ん、『日本のクラシック・スポーツカー超全集Blu-ray』…!!」
永夢「患者さんのお父さんでクラシックカーのファンがいらして、教えてもらったんだよ!」
進ノ介「えっこれもらっていいのか?」
永夢「もちろん!」
進ノ介「うわぁテンショントップギアだぜ!永夢ありがとう!」

真司「永夢兄貴!!」
永夢「なに真司…ぐふっ(包みを顔に押し付けられる)」
真司「取材で見つけたんだ…スーパーになる前のファミコン、全ゲームソフトの復刻版っ!!」
永夢「えっ嘘(がさごそ)うわぁ本物、本物だぁ…」
真司「パラドと一緒に目いっぱい遊んでくれよ!」
永夢「うわぁ………ありがとう…!!」

一真「真司兄〜」
真司「お〜一真なんだ〜?」
一真「(チラッ)」
真司「何それチケット…ってまさか!?」
一真「…今度の総合格闘技世界大会、全日程通しチケット…を、兄上様にプレゼントっ!」
真司「うおおマジ!一真ありがとうありがとう〜!(小躍り)」

総司「翔一、これをやる」
翔一「え?」
総司(重い包みをほいと渡す)
翔一「えっちょっと総司…なんだろうこれ…」
(がさごそ)
翔一「オムレツ用の鉄フライパン…欲しいって言ってたの覚えてたのか…まったく、総司らしい」

映司「総司、これひよりちゃんと樹花ちゃんに」
総司「チケット…?ディ○ニー○ンドワンデーパスか」
映司「3人分あるからね」
総司「…?」
映司「一日の家事は俺と翔一で引き受けるから。兄妹で楽しんできて」
総司「…すまんな、ありがたく頂いておく」

991 :兄に感謝のプレゼント 3/4 :2019/10/29(火) 23:45:31.47 ID:7KeRVFW30NIKU.net
渡「映司兄さん…欲しいものって…」
映司「ないなぁ…」
渡「…って言われると思ったんで…」
音也「可愛い息子とその兄のために俺が来たぞ」
映司「あ、音也さんこんにちは〜」
音也「(驚かないのか…)今日は渡とデュオで、ワールドミュージックのアレンジだ」
渡「これなら喜んでもらえるかなって」
映司「わぁ、それは嬉しい!ありがとう喜んで聞くよ!」

士「渡、これ要るか」
渡「…何これ……え、バイオリンエキスポ!それに弦楽器製作者展示会!チケット買ったの!?」
士「要らないのか」
渡「いるいるいるいるありがとう…でも、どうやって入手したの…?」
士「俺は破壊者だからな」
渡「…お金は払ったよね…?」

巧「紘汰兄、これDVD。昔のテレビ番組」
紘汰「…(がさがさ)…ダンス甲子園…??」
巧「全国版の高校生ダンスバトルだ」
紘汰「えっマジか…へええ、こんなのやってたんだ!」
巧「今とはスタイル違うだろうけど、参考にはなるだろ?」
紘汰「わざわざ作ったのか?」
巧「…まぁな」
紘汰「うおお…たっくんありがとう!」
巧「…たっくん言うな」

992 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 23:50:09.42 ID:H5G/YWCVdNIKU.net
このスレを完走させてから次スレへ移動してください

993 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 23:51:10.85 ID:U5sAuXlc0NIKU.net
988:名無しより愛をこめて(スップ Sd5f-CM8p [49.97.97.23]):2019/10/28(月) 20:23:13.82 ID:m+DV7fmLd
このスレを完走させてから次スレへ移動してください

994 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 23:51:28.79 ID:H5G/YWCVdNIKU.net
このペースだと埋まるのは2日後くらいかな

995 :名無しより愛をこめて :2019/10/29(火) 23:51:38.36 ID:U5sAuXlc0NIKU.net
989:名無しより愛をこめて(スップ Sd5f-CM8p [49.97.97.23]):2019/10/28(月) 20:24:33.05 ID:m+DV7fmLd
このペースだと今日中には埋まりそうですね

996 :兄に感謝のプレゼント 4/4 :2019/10/29(火) 23:51:44.58 ID:7KeRVFW30NIKU.net
4/4を投下しようとしてらNGワード言われました…orz ナズェ…

997 :兄に感謝のプレゼント 4/4 (ワッチョイWW 435f-6Vck):2019/10/30(水) 00:08:57 ID:6A5Qe7yJ0.net
フィリップ「…ということは僕は…」
弦太朗「俺から!というか、賢吾の力を借りたけどな」
フィリップ「なんだか随分分厚いファイルだね…」
弦太朗「説明も入れてあるって」
フィリップ「なになに…『現在発見されている全ての惑星のデータベース…』?」
弦太朗「その星の『星の本棚』が使えるところもあるだろう、って!」
フィリップ「そうか!それは興味深い!ありがとう!賢吾くんにも伝えてくれたまえ!」

弦太朗「兄貴!はい!(超笑顔で両手を差し出す)」
ヒビキ「うん、確かに俺なんだけど…」
イブキ「ヒビキさ〜ん、持ってきましたよ〜」
弦太朗「…なんだこれ…インカム?」
イブキ「猛士が開発した、日本・世界・宇宙の未確認生物の言語を翻訳するマシンだよ」
ヒビキ「弦ちゃんならその類の生き物ともダチになれるだろ?その手助け!」
イブキ「ヒビキさん、『俺が触ると壊すから』って。それで僕が届」
弦太朗「マジで!うわぁ世界キターーー!宇宙キターー!ありがとう兄貴!イブキさん!行ってきまーす!」
イブキ「…行っちゃいましたね」
ヒビキ「ライダー部に見せに行くのかな。青春だねぇ!」

998 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 8301-6Qtd):2019/10/30(水) 04:03:15 ID:qduLvNn70.net
>>987


999 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 8301-6Qtd):2019/10/30(水) 04:05:27 ID:qduLvNn70.net
999

1000 :名無しより愛をこめて (ワッチョイWW 8301-6Qtd):2019/10/30(水) 04:05:43 ID:qduLvNn70.net
1000

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