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【神社】寺社にまつわるオカルト話32【寺】

202 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/02/27(月) 22:58:05.16 ID:sJBS0hWe0.net
3.社会現象と「死後の世界」の復権
(2)東日本大震災と僧侶に期待されるもの
http://www.circam.jp/reports/02/detail/id=5193

 東日本大震災では、伝統仏教界は被災者対応の現場でも「死後の世界」の問題に否応なく直面させられた。
宗教者の被災者対応については、臨床宗教師を養成する東北大学実践宗教学寄附講座の高橋原准教授が中心となって研究を行っている。
宮城県内の宗教者を対象にした調査では、「霊的」もしくは「不思議な」現象を直接体験した人に会った宗教者が276人のうち69人に、
うち51人が「霊的な現象・体験」について相談を受けていた[39]。
被災地ではまた、心霊相談の相談相手として宗教者以外に、地域に密着した「地域の拝み屋」が存在感を増しているという[40]。

 高橋准教授は、「幽霊」は「さまざまな不安やストレスの現れ」と解釈する。
そのうえで、望ましい対応として、相談者の「訴えを宗教的な問題として受け止めて話を聴くこと」と述べている[41]。
傾聴を基本とするカウンセリングと同じである。この状況で霊魂の有無についての議論が不毛であるのは自明であろう。
実際、教義では「霊」を否定する浄土真宗本願寺派の僧侶も、現場では「幽霊」を否定せずに被災者の話を受け止めている。
傾聴で問題が解決すればよいが、しない場合もある。高橋准教授によると、ある曹洞宗僧侶は、
“被災者に取り憑いた霊”を「太鼓などを叩きながら読経して、光の世界へ送る」など師僧から学んだという独自の対処を行っていた。
被災者対応ではないが、福島県三春町の臨済宗妙心寺派福聚寺の住職でもある作家の玄侑宗久(げんゆう・そうきゅう)氏は、
霊が取り憑いたという相談に「施餓鬼(せがき=餓鬼に施しをする)」供養で対処して成功したことがある[42]。
このような傾聴の先の対応が、まさに人々が宗教者に期待しているところであろう。
この期待があるから、カウンセラーではなく僧侶、しかも地域の僧侶に相談に来るのであって、
ここに焦点を当てないと、宗教者の存在価値が浮かび上がらない。

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