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後味の悪い話 その150

244 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/27(火) 00:02:31.11 ID:LmGR31am0.net
一人、寂しく帰宅する香月。
新しい友達と遊んでいたものの、女の陰湿な部分に直面したのだ。
裏表のない遊月ならそんなことないのに……
禁忌だと理解しているが遊月が気になって仕方がない香月。
家に帰り扉を開けると大きな音がして、あわてて向うと遊月がいた。
大丈夫、という遊月だがとこか様子がおかしいというか雰囲気が違う(声も違う)。
普段ならサバサバとしているはずが、今はどこか艶めかしく感じた。
調子が悪いらしい遊月をベッドに運ぶ香月。
そんな香月に対し遊月は、まるで誘うように語りかける。
「運命の相手はね、いい匂いがするんだって」
突然のことに混乱する香月。
遊月はそんな彼を抱きしめる
「私は、香月の味方。 永遠に… 香月の…」

敗北し、友達を失い、怯え、引きこもっている一衣。
そんな彼女を心配した母親はある物を持ってきた。
それは、かつて一衣が熱中していたWIXOSSのデッキ。
母が去った後、恐る恐るデッキを開封した一衣は衝撃を受ける。
そのデッキに意思を持つカード「ルリグ」が入っていたからだ。
「はじめまして、セレクター」
そう挨拶するルリグの姿は……

         LRIG←→GIRL

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