【百錬の覇王と聖約の戦乙女】鷹山誠一

イラストに騙された名無しさん

なろうは主人公持ち上げすぎなのもそうだけど持ち上げの描写の仕方がくどいんだよね
「俺なんかやっちゃいました？」や「俺の魔法の威力がおかしいって、弱すぎって意味だよな？」に代表される様に
作者の意図はわかるんだけど、わざとクソ主人公にしたいのか？ってレベルで見せ方が下手すぎる

「私などより親父殿の方がはるかに貫目は上。これは氏族の誰に聞いても口を揃えて言うでしょう」
「まさしく。若頭には失礼ながら、確かに皆父上を推す。父上は1000年に一人の英傑であらせられますから」
「若頭も十分な器量の持ち主ですが、お兄様が相手ではどうしても見劣りしますね
【お前ら本当に買いかぶりだって】
「買いかぶり！これは異なことを。命運尽きかけた狼を復興させるなど私には到底無理でした」
「父上のどなた以外にも不可能でしょう」
【いや俺は知識があるだけで別にすげえわけじゃ…】
「知識は所詮知識。生かすも殺すも本人の器量次第。あなたにはその器量がある！」
【ダメだこりゃ…】

こういうやりとりが本当にくどい。別に百錬だけの話じゃなくなろう全体でそう。
そしてこういうやりとりがあるからこそ、なろう作品じゃない百錬が「なろう系」と言われ、太郎扱いされてる原因でもある。
最初の返答の時点で「ありがとうございます。俺なんかじゃ力不足だと思いますが、頭になったからにはやれるだけやってみるつもりです。でも困った時は手を貸して貰いますので、よろしくお願いします」とか言えば
謙虚な姿勢を見せられて、褒め殺しもキャンセル出来るからうざったいやりとりをせずに済む。ついでに「任せられたからにはやる」と頭首としての勇斗の責任感も見せられる。
周りの連中も「はい、お任せください！」の一言で忠誠心を表せる。ことさら勇斗様すごい！すばらしい！なんてベタ誉めする必要は全くない。