なろうの異世界転生ものっぽい文章書いてみたんだが

イラストに騙された名無しさん＠＼(^o^)／

目の前に転がる排泄物を、あたかも普通の食物かのように皿に盛り付けはじめる住人達を見て嗚咽する。
「あのー、ちょっといいかな？」
相手に失礼のないよう丁寧に聞く
「ん？なんだい？」
「それってうんこですよね？」
「ああ、うんこだが、それが何か？」
「もしかして、それを今から食べる...のですか？」
「ああ、当たり前だろう。食べ物が消化されて出てきたものがうんこなのだから、うんこにもたっぷりと栄養があるのさ」
oh...この世界の奴等は皆こんなものを食べているのか...
隣で微笑んでいるあの少女も、清潔感漂うあのおじさまも、うんこを普段から食しているのだ。これは正してやらなければ！
「皆聞いてくれ！うんこは食べ物じゃないんだ！栄養のあるものじゃない、むしろ毒だ！人間に栄養を吸われた食べ物に栄養があるわけないだろ！」
「...それは...本当なのかい...？」
おじさまが尋ねる
「ああ、本当だ。皆は今まで汚いだけの物を食ってたんだ」
「私たちは今までなんて事をしていたの！ああ、貴方がいなければ私たちはそれに気づかず汚物を食し続けていた！貴方にはなんてお礼をすればいいか...」
隣に座っていた少女が肩を震わせて泣きながら感謝の言葉を伝える。周りの奴等も同様に次々と俺に対する賛辞の言葉を浴びせてくる。俺は次にこう言った
「感謝なんていらないよ。ただ一つ、お願いがあるんだ」
「ああ！なんでも言ってくれ！なんだってする！」
「この事実を..うんこはただの汚物って事実を出来るだけ皆に伝えてほしいんだ」
「もちろん、もちろんだとも！それにしてもなんて欲のない人なんだ！こんなすごい事実を暴いて金すらとろうとしないだなんて！」
「よしてくれ、俺は当たり前の事をしただけさ」
頭を掻き毟りながら照れ笑いを見せる