元彼女が死んだ

1 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 20:28:22.19 ID:8BBDQSc98

ここに書くのがいいのか、書いてもどうにもならないってわかってるんだが、
どうしようもないから書かせてくれ

2 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 20:32:01.59 ID:8BBDQSc98

スレチだったら教えてくれ

昨年の8月に10年つきあってた彼女にふられたんだ

高校3年生から現在27歳
元々は高校が同じで1つ下の後輩でした
地元は北陸の方なんだが、
おれは大学が東京だったので、
付き合って1年もしないうちに遠距離恋愛に。

3 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 20:38:24.71 ID:8BBDQSc98

その1年間は、3ヵ月に1回ぐらいおれが帰省するタイミングであうぐらいだった

彼女は保育士になりたいと、
資格の取れる地元の短大に行くとのことで、
当時このまま付き合っててもいいものか？と一瞬悩んだ事も合ったが、
※正直、当時は自分都合で恐縮だが、なんか裏切られるのが怖かったからその前にリリースしてしまいたい的な。。。
一緒にいて特に不満もないし、まぁ美人だし、おれよりしっかりしてるし、
特段表立って修羅場ったこともなく、
そのまま、
お互い大学時代も遠距離で付き合っていた

4 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 20:47:38.58 ID:8BBDQSc98

おれは4年生の大学で彼女は短大なので、彼女の方が1年早く社会人になるので、
彼女＝社会人
おれ＝大学4年生
というタイミングが存在し、
おれは割と暇で、
彼女は忙しくなり、
連絡のタイミングが合いづらくなって
人生で初めておれは浮気をした。

彼女からは主任がイヤダーとかなんかそんな感じの
他愛もない連絡が来る傍らで、
おれはバイト先の女の子と頻繁に遊びに行く様になり、もちろんやってもいた。
バイト先の女の子には彼女とは別れたといい、
嘘をついていたのだが、
ある時おれが風呂に入ってるタイミングで携帯を見られて、
まだ前の彼女と連絡をとっていることがばれ、
風呂から上がったら、わかれたんじゃないのとどつめされた。

その時は一旦、
まだ連絡きてんだよなーとか最低な感じで乗り切った訳だが、
問題はその次の日に勃発して、
どうも彼女の連絡先をメモったようで、
バイトの女の子→彼女
に連絡がいったようだった

バイト中ってわかってるはずなのに電話が何回か来てて、
めずらしいなと思っていたのだが、
まぁあとでいいやとバイト後に折り返した

5 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 20:55:45.51 ID:8BBDQSc98

初めておれに彼女がキレてた
あんまり話した内容覚えてないんだが、
覚えてる事が１つだけあって
「私は信じてたのに…。」
という言葉を覚えてる。

電話の後メールも送ったりしたが一切スルーでなんの連絡もなし

こりゃ終わったな。自業自得だなーと思って、
なんか悲しいというかぼーっとして数日間過ごしてたと思う。

何日か後に（あんまり覚えてない。たしか電話してから1週間以内ぐらい）、
昼ぐらいに急に彼女から電話が来て、
なんか速攻でた。
※ちなみにその間もバイトの子とは何回かやってるという最低ぶり

今東京にいる。●●駅（最寄り駅）にいる。

と。

慌てて着替えて、
迎えに行って、
なんか家に連れて行くのもあれなんで、
近くの喫茶店に行った。

もうおれは後ろめたさでいっぱいで、
しゃべれることもなく、
沈黙が続き、
コーヒーが持って来られて彼女が話した言葉は今でも覚えてる。
「いっちゃん（おれ）の味方は私しかいないんだから。」
それだけ

なんかそれ聞いて、
おれ勝てねーなーってなんか勝ち負けじゃないんだけど思い
とりあえず謝った。

6 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 20:59:12.47 ID:8BBDQSc98

とりあえず出された条件は、
・バイトの女の子と私的な連絡は取らないで欲しい
・ちゃんと私と付き合っているという事を伝えて欲しい
これだけ

その場でその通りにした。（またもや最低男
その後鬼電かかってきたがスルー。
彼女は明日仕事だと言う事で晩飯一緒に食って空港まで送りさようなら。

その後バイトの子といと悶着あったが、
とりあえず一発殴られて終わり。

おれは彼女とそのまま付き合った。

7 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:09:27.23 ID:8BBDQSc98

その後おれは東京で就職してまたもや遠距離確定。
しかも広告代理店だったもんで、
北陸に仕事で行く事もほとんどなく、
土日もほぼ仕事で1ミリも時間がない状態に。

連絡もほぼ取れないで、
お互いの状況があんまりわからなくなったからかどうかhわからないが、
その頃から、
彼女は彼女の休みの前日の最終便の飛行機で東京に来て、
次の日の夜の帰るってスキームになってた。
しかも月に2回ぐらい

実家とはいえ保育士ってそんなに給料がよくないので、
全部出すと言ったが聞き入れられず。

とは言うものの、
東京に来てるときは、
彼女の買い物も全ておれが出してたので差し引き０だなと話していた。

家にきて
仕事で連れてかれたキャバクラでもらった名刺（隠し忘れた）をみて
彼女「なにこれー？」
おれ「仕事だよ仕事」
彼女「ふーん」
おれ「本当だ！」
彼女「仕事でキャバクラに行くなんてドラマの話でしょー」
※実際これは仕事です
とか
彼女「なんで東京の夜は曇ってるの？（星がみえないから）」
おれ「…いや。周りが明るいから…。」
彼女「え？え？？？」
おれ「いや、だから、街が明るいからさ…。ってかどんな山奥から出てきたんだよ！」
彼女「夜星が見えないなんてドラマの…」
とか、
まぁそんなほぼのした生活を送っていた訳だ

8 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:12:53.40 ID:8BBDQSc98

当時の同僚なんかとも皆で飲みに行ったりして、
まぁなんかもう、
結婚してないけど結婚してるみたいな感じだった。
というか老夫婦みたいな感じか。

ただ、長く付き合ってるあるあるだと思うんだが、
なんか結婚するタイミングがないというか、
結婚を意識しなくなっちゃうというかそんな感じだった

9 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:18:39.93 ID:8BBDQSc98

そんなこんなで、
昨年の８月になる訳だ。

もちろんその間喧嘩はなかったが、
なんか色々合ったはあったけど、
大学時代ほどの事はない。

んで7月に東京で
もう10年だねと記念のタイミングでささやかなお祝いをしていた訳だ。

まぁなんか意識した事なかったけど、
一生こいつといるって当時おれは思ってたと思う。
なんかもう一緒にいるのが普通になってる感じ。

彼女もそうだと流石にそんだけ長くいたら確信もしていた。
しかしその翌月、
突然別れは告げられた。

仕事の会食で電話に出れず、
1時ぐらいに折り返した。

10 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:24:59.56 ID:8BBDQSc98

※なんかそのときの事ぼーっとしてしまってこの通りの言葉じゃないけどこんな感じ。
おれ「すまん。会食だった。今家ついた。」
彼女「あ、ごめんね。飲み過ぎてない？大丈夫？」
おれ「うん。どうした？明日仕事は？大丈夫？」
彼女「明日遅番だからまだ大丈夫。今、少し話していい？」
おれ「ん？どした？」
彼女「あのさ、私、好きな人できたの。ごめんね。だから別れよう。今までありがとう」
おれ「は？？？？」
彼女「だから私好きな人できたからわかれよう！今まで本当にありがとね！」
おれ「いや、だから、え？？？」
あたりで電話切られた。

なんかボーゼンとしてしまい、酔いもさめて、
ぼーっとしてたけど、
1ミリも納得できず折り返すがスルー

Line送るも返信無し

まじでなんかむかついて、そのままバーに飲みに行ってなんかやけ酒した。

11 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:32:23.07 ID:8BBDQSc98

おれは仕事人間だなーと思うのは、
その日そんなことがあり、4時ごろまで飲んでたのに、ちゃんと次の日仕事に言ったという事だ。
しかも普通に。

内心まじでむかついてるし、
なんか胸の奥と言うか胃の上あたりというかそこらへんが痛いような重い様な初めての感じで、
なんか動悸もするし、
タバコを吸う本数が流石にいつもより多かったが、
普通に仕事した。

んでその日も会食で、
金曜だったってのもあるけど、それもあってかいつもより飲んでしまったし、2件目のラウンジではシャンパンも数本いれて大散財。
そのおかげで、その日はよく寝れた。

次の日の朝（ってか昼過ぎ）
起きて携帯を見たら、
彼女からLineが来てた。

「今まで本当にありがとう。10年間本当に感謝してます。こんな形でごめんね。大好きなお仕事頑張ってね。応援してます。」

12 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:36:47.80 ID:8BBDQSc98

なんか
それ見て泣いたとか、
会いに行ったとか、
そんななんか絵に描いた様な気持ちはまるでなく、
本気でむかついた。

おれの送った質問にはスルーでそれか？
1ヵ月前のあれはなんだったんだ？
せめて納得できる話しろよ！
的な感じ。

一回電話したが、
予想したがスルー（内心でてくれると期待してた）

まじでむかついてその日も飲みに行った。
またもや大散財。

13 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:44:33.07 ID:8BBDQSc98

アホみたいに飲んで。吐いて。
だけど次の日家で起きて、
なんか気持ちが落ち着いてた。

とりあえず、
彼女にLineを送る。
「本当にむかついてます。理由も、なんでかもわからない。
でも、好きな人が出来てしまった事は、
それはきっとおれがえっちゃんを満たせなかった事が問題だと認識しています。
仕事で今すぐそっちに行く事はできないけど、
本当はちゃんと教えて欲しいし、知りたい。
それが今思っている事です。
きっと好きな人が出来て、おれと連絡すると気持ちが揺れるとかそういう話なんだろうから、
おれからもう連絡はしない。
ありがとう。お前といた10年間は本当に楽しかった。
唯一の安らげる場所だった。
本当にありがとう。」

これを送って初めてちゃんと認識した。
そして、
本当に久しぶりに目に流れるほどではなかったけど涙がたまった。
多分小学校ぶりぐらい。

14 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 21:54:22.64 ID:8BBDQSc98

次の日からはもう普通だった。
Line送った次の日に、
一言「ありがとう」だけ帰ってきたが返してない。

仕事仕事仕事。
なんか特段気持ちを入れて連絡とる相手もいなくなって、
真っすぐに仕事だけ。

ちょうど2年前ぐらい会社を立ち上げていて、
まぁちょうどいいかと仕事仕事。

毎日飲みに行って（やけじゃなく本気になった感じで）、仕事して。

その間、
うらぎられたり苦しい事やむかつく事があると、
ふと元彼女が出てくるが、
おれの気持ちはもう
「まぁあいつが幸せならそれでいいや。おれが悪いし。」
みたいな所までいきついてた。

彼女は出来なかったが、
何人かの女の子と関係なんかも持った。

帰省も一度もしなかった。

そして、
先週の木曜日だ。
私用の携帯を仕事で使ってると、
見知らぬ番号から電話がかかってくる事はあるが、
驚いたのは実家の県の市外局番で、
なんだ親父の事故か？事件か？と思ったが
会議中で出れず、
その間に忘れてしまい、
夜になって思い出して折り返した。

15 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:09:49.23 ID:8BBDQSc98

おれの電話「トゥルルー」
電話口「はい。▲▲です。（元彼女の苗字）」
予想外すぎて本気でビビって、…ってなってたけど、
声がお母さんだったのでとりあえず、
おれ「●●です。おひさしぶりです。日中にお電話頂き折り返しが遅くなり申し訳ございませんでした。」
彼女母「こんばんは。お久しぶり。ごめんなさい急に電話してしまって。」
おれ「いえ、大丈夫です。ご用件はどのような？」
昔は、おばさんこんにちはー
とか言ってたけど、
なんかもう関係性が難しすぎるのと動揺しすぎて業務だった
彼女母「今少し電話の時間いいかしら？」
おれ「はい。大丈夫です。」
彼女母「なんか会社をやっているらしいんねー。すごいんねー。元気なの？」
おれ「はい、一応そうです。。元気ですよ。」
彼女母「ごめんなさいね。あの子、ひどい事したんでしょ」
おれ「あ、いえ、そんな事はないです。大丈夫ですよ僕は。あはは。」
彼女母「そう、それならよかったわ。実は１つお願いがあって電話したんだけど、、、」
おれ「はい？」
彼女母「あのな、あの子、先週死んだの」
おれ「へ？」
彼女母「それで、どうしても、本当にそんなのお願いするのはお門違いなのはわかってるんだけど、
母親として、どうしてもあなたにあの子に会いにきてあげて欲しいの」
おれ「へ？」
彼女母「やっぱりダメかしら。本当に…。（ここらへんからお母さん泣き出す）」
おれ「え、いや、ちょ、え？？？え？？？」
彼女母「お願い。。。あってあげてほしいの。」
おれ「ちょ、え？ちょ、ちょっと待ってください！」
いや、おれもっと冷静だと思ったんだけど、
あまりにも唐突すぎて、
しかもお願いの意味もわかんないし、
でもやたら本気だし、
なにしゃべっていいのかわからないし。。

なんか元彼女に言わせればドラマの…なんだろうが、
意外に当事者になると何も言えませんでした。

16 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:17:18.86 ID:8BBDQSc98

おれ「えっと、おばさん、すいません、なぜ死んだんですか？事故とかですか？」
彼女母「違うの。でも死んだ理由はお会いしてから伝えたいの」
おれ「はぁ。会いに行くのは問題ないですが、いつとかご指定はありますか？」
彼女母「ありがとう。いつでもいいわ。いっくん（おれの彼女と彼女母の呼び名）が来れそうなときでいいんよ」
おれ「はぁ。早い方がいいとか、逆にこの日がいいとかはないのでしょうか？」
彼女母「早い方がいいけどお仕事あるでしょ？」
おれ「ありますが、そういうことならなるべく早めに行きますので、ちょっとスケジュールを調整するのでまた改めてご連絡してもよろしいですか？」

ってな感じで、
スケジュール調整して、
土日に行ってきたんだ。

数年ぶりの帰省だったが、
なんとなく親には言わず、
彼女の母親だけに行く日を伝達した。

そういうタイミングじゃないんだろうけど、
なんとなく喪服を着て、
お香典を持って、
彼女の最寄りの駅からタクシーで彼女の実家に向かった。

17 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:23:25.69 ID:8BBDQSc98

高校時代以来だったが、
意外に覚えてるもんで懐かしいなーって感じだった。

最寄り駅で
今駅ですって伝達していたので、
彼女の家に着くと、
おじさんとおばさんが外で待っていた。

おれ「お久しぶりです。」
彼女母「ひさしぶりねー。相変わらず痩せてるんねー。ちゃんと食べなきゃー」
彼女父「遠くからすまない。」

そんな感じで、
家に通され、
畳の部屋に通された。

昔と何も変わらない。
なんだか実家に来た様な感覚だった。

ただ１つ、
昔はなかった仏壇があり、
そこに元彼女の写真が飾られている。

おばさんがお茶を持ってきて、
おじさんとおばさん2人が前に座った。

おれ「あの、それで、なぜ亡くなられたのでしょう？」
そういうと、
おじさんが仏壇に行き、
１つ手帳をもってきた。
彼女父「これをみてくれ」

18 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:38:17.64 ID:8BBDQSc98

手帳には懐かしい見慣れた彼女の字で、日記の様に日付と内容が書かれていた。

初まりは別れを伝えられた日
今日いっくんに別れを伝えた。電話もかかってきてるしLineもきてるけど、もうこれで終わり。
これ以上話すと耐えられなそう。

次の日
いっくんから理由を聞く連絡がくる。Lineって不便だなー。既読しちゃった。
いっくんの名前が出るだけで涙が出る。

その次の日
いっくんからLineがきた。あまりにも泣きすぎて外出れない笑
なんだろ、もう、本当に。
ただ、ただ、いっくんには幸せになって欲しい。
でも、唯一の安らげる場所。だって。
本当にうれしかった。私にはこの人しかいない。
でも、これでよかったの。

ある日
今日から入院。癌の進行度を正確に計るんだって。なんか怖いなぁ。

ある日
いっくんに会いたい。声が聞きたい。
ちゃんと食べてるかな？？飲み過ぎてないかな？？

ある日
いっくんに会いたい気持ちが制御できない。
お母さんにも辛くあたっちゃった。
会いたいよぉ

ある日
お母さんが、昔いっくんにもらったものグッズを持ってきた。
本当久しぶりに笑えた。
でも、途中から泣いちゃった。
会いたいなぁ。彼女できちゃったかな？

ある日
思ったより色んな所に癌が進行しているらしく、難しいらしい。
お母さんとお父さん泣いてた。
私泣いてないけど笑
なんか、でも、逆に落ち着いちゃった。
余命宣告って、逆にすっきりできていいかも。

ある日
いっくん何してるかな？連絡したいよ…。

ある日
最近ダメだ。体の調子が落ち着かないから、どうしてもネガティブになっちゃう。
いっくんに会いたい。サプライズで会いにきてくれないかな？！
無理か…。
ダメ、好きすぎる。私にはいっくんしかいない。
変わりなんていない。一緒にいたい。結婚したかったな…

もうここら辺から、
涙が止まらなくなった。
一回で出したら本当ずっととまらなかった。

19 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:51:38.96 ID:8BBDQSc98

ある日
いっくん。元気かな？私は元気ないよ。
そんなこと言っちゃダメか！
病は気から！って言われそう笑

今日、外にでたら小ちゃい子がいた。
いっくんと結婚して、子ども産んで、家庭つくって。
そんあ未来なはずだったなのにな。
仕事辞めて東京行って、暮らして、
専業主婦やりながら好きなことやって。
いっくんの収入あてにしすぎか笑
あーー、納得してたはずなのになー
会いたくてしょうがない。
今すぐ抱きしめて欲しい。

手帳の最後
昨日の夜、いっくんと10年目のご飯行ってたときの事思い出した。
すごく幸せになれたし、気持ちが楽になった。
でもなんでだろ、涙が止まらない。
もっと生きたいよ。
いっくんと一緒にいたいよ。
お父さん、お母さん、本当にごめんね。ありがとう。
いっくん、本当にごめんね。ありがとう。


基本楽しさ優先の僕たちだったので、
表立って会いたいとか、こんなしおらしい感じで言われる事はほとんどなかった。
2人で笑って、からかって遊んで、あっちはほほを膨らませて。

忘れていたはずなのに
全て思い出してしまった。

そして、
本当に泣いた。

支えられなかった事、気づけなかった事、どうして行かなかったのかという事、
そんな後悔と、
あっちおれに対する想いを確認してしまい、
本当に泣いた。
もうあんなに泣く事ないと思う。

20 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:56:56.65 ID:8BBDQSc98

それから色々聞いた

おれの話ばかりしていたという事。
絶対におれには言うなという事。
死んでも知らせなくていいという事。

おばさんは何度もおれに連絡しようと思ったらしい。
でも、もう死ぬ事がほぼ決まっている娘に、
おれを縛る訳にもいかず、娘の言う通りにしたと。

そして最後に、
おばさんから手紙を渡された。

もし、
彼が家にくる事があるようであったら、渡して欲しい
といわれておばさんが持っていた、
おれあての手紙。

21 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 22:57:44.20 ID:8BBDQSc98

ダメだ書いてたら涙出てきたからちょっと休憩する

22 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 23:25:00.68 ID:8BBDQSc98

以下全文

いっくんへ

やほ！元気してるか？飲み過ぎてないかー？？
きっとこの手紙を読んでいるという事は私は死んだのでしょう。
そして、なぜかいっくんにそれが伝わってしまったのでしょう。

でも、こうやって来てくれたことは、本当に感謝してます。ありがとう！！

なんか一方的に別れちゃってごめんね。

本当に悩んだんだ。
ちゃんと言うかどうか。

あの別れた日の一週間前に癌であると知りました。
そして、よく調べてみないとまだわからなあいけど、長くない可能性もあるということ。

本当に悩んだの。
でもやっぱり伝えられなかった。

だってきっと本当のこというと、
きっといっくんのことだから、
なんだかんだうまい事言って、
結婚しよう
とか
外に出れるうちに新婚旅行行こう
とかやりだすから。

そして、きっと私もそれに甘えちゃうから。

だからやっぱりダメなんです。
生きているいっくんを死んだ私が拘束したくない

なんで、ああなっちゃいました。ごめんね！
今更だけど許して！

本当に10年間ありがとう！
本当に本当に幸せでした！！
色々あったけどね笑

23 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 23:25:30.60 ID:8BBDQSc98

でも、私はあなたに出会えてよかったです。
高校の時、思い切って告白してよかったです。
大学の時、浮気を許してよかったです。
就職してから、通い妻してよかったです。

いい思い出しかない！
ほとんど私笑ってる！
本当にありがとう！

なんで、私の事は忘れてください！
思い出さなくてもいいです！
いっくんはお仕事もがんばてって、
実はすごく優しいから、
きっといい奥さんができます！私が保証します！！
私が奥さんになる人だったら、
心の奥底で別の人を思っているなんて嫌なんで、
忘れてください！

そんなに稼いでたら、
せめて1人ぐらい養わないと日本の為によくないぞ！（誰だよ笑

だから、
忘れてください。

本当にありがとう。

愛してます。
これからもずっと。
ずっとずっと愛してます。

それだけわかってくれたら忘れてください。

私はあなたに出会えて本当に幸せでした。

24 ：恋する名無しさん：2014/06/20(金) 23:30:53.31 ID:8BBDQSc98

とりあえず手帳とのテンションの違いはあるものの、
手帳で本当を知っていてからの手紙なんで、
もう声を出して泣いてしまった。
声を出して泣いた事なんて記憶にもないのに。



で、今に至る訳です。

もう気持ちを正直どうしたらいいのかわからない。
あいつのことを忘れた方がいいのか？
結婚指輪でも持ってくか？
そもそも言えよ！
あーなんで気づかなかったんだろ

という答えのでないエンドレスループ状態

25 ：恋する名無しさん：2014/06/22(日) 08:35:09.69 ID:+M069yRVU

ほんとにドラマみたいな出来事…
頭ん中が真っ白になっちゃうね

26 ：恋する名無しさん：2014/06/22(日) 09:15:39.25 ID:+M069yRVU

ほんとにドラマみたいな出来事…
頭ん中が真っ白になっちゃうね

27 ：恋する名無しさん：2014/06/22(日) 18:14:57.05 ID:oTVbLsauh

とりあえず、
正解なんてない気がするので、一番自分が納得できる方法をとってきました。
手紙書いて指輪置いてきた。なんかすっきりした。

28 ：恋する名無しさん：2016/04/07(木) 00:31:31.38 ID:R5GhYl1iZ

２日で３人ゲットって凄くない？？？
体もたないよ・・・（笑）
http://party-rocking.com/lv4/sr83p/6tu
ただよく読まないとダメだよ。