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キングコング西野公論 507
- 377 :サロン過去ログ 2023年2月18日(3/4) (ワッチョイ 93f0-sYtR [220.146.178.191]):2024/02/18(日) 00:20:32.54 ID:JueUtjuG0.net
- (>>376続き)
ただ、誰から何を言われようと、どれだけ言われようと、自分が間違っているとは1ミリも思えなくて
(※何度見返しても皆の計算式がまちがっていた)、考えを改めるつもりはありませんでした。
「それでも地球は回っている」というやつです。
そうして「折れない西野」がまた鼻についたのか、
「皆はなんでこんなに頭が悪いんだろう? 何を食べて育ったんだろ?」
という僕の胸のうちが透けて見えたのか(#絶対にそれだろ)、そこから更に輪をかけて攻撃を受け、
その攻撃の手は僕の身内にまで及びました。
これまでの人生で、この時以上の経験は無く、
その経験を搾り取ったものが前作の『映画 えんとつ町のプペル』なのですから、
「もうこれ以上は書けない。ここから僕が書くものは、自分の中に無い“捏造めいたモノ”になる…」
と思っていました。
前作がヒットしていく裏では、「まいっちゃったなぁ。次、どうしよ…」という気持ちがあって、
そうこうしているうちに「続編」の話が立ち上がりました。
「映画をヒットさせたので、次の業界へ」と鮮やかに転身することもできたのですが、
それをすると一生後悔することだけは分かっていたので、続編の制作をスタートさせることにしました。
『えんとつ町のプペル』という作品が、僕にとっては「振り払うことができない呪い」のようなものだと
認識したのはその時です。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、案の定、続編の執筆は一度失敗しているんですね。
自分の中には無い物語を捏造した結果、数百人のスタッフと数年かけて作ろうと思える脚本にはならなかった。
思いきって脚本を白紙にして、一から書き直すことにしたのですが、実は、その時にかなり追い込まれていました。
ただ泣き言を吐いたところで、何かが解決するわけではありませんから、
アトリエに籠り、ホテルに籠り、とにかく一人になって、出口を探しました。
そうして書き上がった脚本が現在制作中の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』です。
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