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キングコング西野公論 506

692 :サロン過去ログ 2023年2月5日(2/3) (ワッチョイ 45f0-HxQs [220.146.178.191]):2024/02/05(月) 02:56:18.91 ID:Bz91v2Ob0.net
>>691続き)

昨日は『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の制作をひたすら進めていました。
前回の打ち合わせで大きなヒントをいただいたので、昨日は「第7稿」の脚本執筆。

物語を前に進める為に都合の良いキャラクターを配置するのではなく、
各キャラクターに寄り添って(憑依して)、キャラクターの意思に従って、物語を調整していきます。

「物語ファーストか、キャラクターファーストか?」といったところなのですが、
結果、「キャラクターファースト」にした方が、僕の場合は良い物語が書けるみたい。
他の作家さんはどうか知りませんが。

なので、毎夜毎夜「実社会との繋がりを断ち切って、キャラクターに潜り込む」という
ヤバめの宗教儀式をブチかましておりまして、時に、アトリエの中で、キャラクターとしてオイオイ泣いたりしています。
#役者さんとかこの感じなのかな

そこでルビッチに憑依した自分が泣いていないのに、ト書き(※キャラクターの動きを指示するやつ)で
『ルビッチ、号泣』と書くのは嘘(ご都合主義)だなぁと思っていて、
ト書きには、その時の自分の感情を正直に書くようにしています。

さっき調べてみたのですが、僕が『えんとつ町のプペル』という物語を書き上げたのは2011年年末らしいです。
これまでに何度、プペルやルビッチに入って、怒ったり泣いたり笑ったりしてきたのでしょうか。
昨夜も同じことをしていました。

2020年のクリスマスに公開された『映画 えんとつ町のプペル』で終わらせておけば、
キャリアとしても精神的にも鮮やかだったと思うのですが、そうは問屋が卸しません。
自分にとって『えんとつ町のプペル』という作品は、もうとっくに「呪い」のようなものになっていて、
ひたすら付きまとってくる最も苦しい挑戦になっています。

辞めることができたらそりゃラクなんだけど、辞めてしまったら喪失感で死にそうになるんだろうなぁ…
という意味での「呪い」です。

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