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キングコング西野公論 506
- 365 :西野ブログ 2024年1月31日(2/4) :2024/01/31(水) 11:36:45.92 ID:NrVXdrNy0.net
- (>>364続き)
ただ、やっぱり作品の親としては「都会に送り出す不安」はあって、
皆、我が子を預かってくれる人に対して「変な感じにしないでくださいね」と一言つけ加えているでしょう。
この時、難しいのが「変な感じ」の捉え方が、人それぞれだということ。
ある人にとっては「これぐらいはいいだろう」ということでも、原作者にとっては「それはダメ」ということは全然ある。
なので、原作者は作品を預けた後も、ずっと心配で心配で、
“原作者にとって”変な感じにされてしまった時は世に出る前にイエローカードを出さなきゃいけなくて、
気がつけば、クレーマーみたいになってしまう。
ただ、我が子を守りたいだけなのに。
僕は、それには耐えられなくて、なので、いつも「脚本」で参加して、時に「製作総指揮」、
アメリカだと「プロデューサー」で参加しています。
現場に入って、現場の最終ジャッジをくだせるようにしてる。
そうしないと、作品が守れないので。
だけど、それでも、書き換えられてしまうことがあるんです。
「歌舞伎ではこうですよ」「バレエではこうですよ」「ブロードウェイではこうですよ」を理由に。
書き換えた相手に悪気が無いことは百も承知です。
皆、自分の名前を出して仕事しているので、皆、より良いものにしようとしてくれている。
でも、悪気がないからこそ厄介で、暴走するのはいつだって正義じゃないですか?
相手は正義で動いているので、原作者が「やめてください」と言っても、「なんで、なんで?」となっちゃうんですね。
でも、ここからが、原作者からのお願いなのですが、原作者が「やめてください」と言った時は、
やめてもらえると嬉しいです。
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