司馬遼太郎をあれこれ語る　39巻目

1 ：無名草子さん：2023/07/28(金) 21:41:33.57.net

前スレ
司馬遼太郎をあれこれ語る　38巻目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1670393771/

【過去ログ】
司馬遼太郎をあれこれ語る　37巻目
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1402184001/

司馬遼太郎をあれこれ語る　36巻目
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/books/1359814355/
司馬遼太郎をあれこれ語る　35巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1357012799/l50
〔韓のくに紀行／モンゴル紀行／人間の集団について〕
司馬遼太郎をあれこれ語る　34巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1352082667/l50
〔項羽と劉邦／長安から北京へ／対談・中国を考える〕
司馬遼太郎をあれこれ語る　33巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1346486590/l50
〔燃えよ剣／新選組血風録／幕末〕
司馬遼太郎をあれこれ語る　32巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1336720073/l50
〔菜の花の沖〕
司馬遼太郎をあれこれ語る　31巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1325657994/
〔竜馬がゆく〕
司馬遼太郎をあれこれ語る　30巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1318845804/
〔胡蝶の夢／最後の伊賀者・兜率天の巡礼ほかの短篇〕
司馬遼太郎をあれこれ語る　29巻目
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1314512612/
〔梟の城／上方武士道／空海の風景／鬼灯／風神の門〕

2 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 12:00:01.86.net

翔ぶが如く10巻を読み終わった
あとがきで書いてた、西郷が曠世の英雄から蓋世の虚像になり、それに多数の人間が巻き込まれた、また多数の人間に担がれた
西郷個人がどんな人間かよく分からんが、西郷がどのような人間だったかを表すには、その表現がピッタリだなと思った

3 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 12:19:06.02.net

>>2
日本語で

4 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 13:08:47.61 .net

>>3
後半ちょっと間違えた
西郷のパーソナリティはよく分からんが、どういう人生を歩んだかはよく分かったわ
これでもああん？笑

5 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 16:21:17.87.net

司馬遼太郎はその膨大な作品量よりも多くの手紙を書いていたと言われている。

司馬豆知識

6 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 16:29:58.99.net

>>4
文意は通るようになった。ただ西郷は簡単にまとめる事が出来るような人物ではないからいろんな見方が出てくるんじゃない？　あっ、それがスレを活性化させるためのあなたの狙いか

7 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 16:30:49.14.net

>>5
推測、推量なの？

8 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 16:41:03.37 .net

言われてるって書いて有るだろ。
なんだこいつ

9 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 16:55:38.03 .net

>>8
豆知識と書いてあるなら事実じゃないといけないが推量形になっているだろう。お前は馬鹿か

10 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:00:15.80 .net

あ、いつもの間抜けで知ったかの
アンチの爺さんか。

11 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:00:48.92 .net

ファンレターにはこまめに返事を書く人でした

12 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:08:05.93 .net

>>10
相変わらずこのスレは本も読まない盲信的なお前みたいな馬鹿が出入りしているな

13 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:11:50.22 .net

お前の立てた10年以上埋まらない アンチスレから出手くんなよ爺

14 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:14:08.02 .net

豆知識は事実じゃないといけないて思い込みからして頭の悪さと異常さが分かる

15 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:21:18.94 .net

>>13
いいから馬鹿は黙ってろ。何か言いたかったら本を読んでからにしろ。ここ一か月でどんな本を読んだか言ってみろ

16 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:22:48.49 .net

>>15
話のすり替えｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

17 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:23:18.49 .net

>>14
豆知識も知識だぞ。お前の考える豆知識の定義を言ってみろよ。このスレ全員から爆笑されるぞ

18 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:24:48.25 .net

>>16
言えるほど本を読んでないのがありありと分かる

19 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:26:01.48 .net

>>13
お前、司馬信者なのか？　それも重症の？

20 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:27:56.69 .net

>>13
勝手にし推測で人をアンチスレを立てたと決めつける頭の悪さは救いようがない

21 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:33:49.89 .net

ちょっと反対意見言っただけでアンチとか気持ち悪い住人が多いスレだな

22 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:34:06.11 .net

本を人よりも読んでると思い込んでるアンチの爺が発狂したか。
こいつ前スレでも本を読んでるアピールしてたなw

23 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:38:35.31 .net

この辺りで司馬スレに相応しいエピソードをちょっと差し挟みますが

昨日で再放送が終わった「菜の花の沖」のドラマは面白くなかったね

24 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:40:28.58 .net

>>22
大して読んでない。お前みたいな馬鹿より読んでいるというだけ

25 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:41:49.81 .net

>>23
放映しているのは知ってたけど見てない。どの辺が期待外れでした？

26 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 17:58:03.25 .net

>>25
嫁のおふさとの二人三脚の物語に脚色したことは分かるんだけど
不出来な息子との折り合いが悪いとか、高田屋の後継から息子を外したら
嫁が嘉兵衛をギャーギャー怒鳴りつけて心を病んでしまうとか
創作エピを突っ込み過ぎでうんざりした

27 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 18:10:19.83 .net

>>26
どうもありがとう。未見なので何とも言えませんがおっしゃっている事は何となく分かるような気がします

28 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 18:31:12.82 .net

司馬遼太郎は座談の名手と言われている。

司馬豆知識

29 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 18:33:05.74 .net

>>24
本読んでる爺さんはエスパーなのか？ｗ

30 ：無名草子さん：2023/07/29(土) 19:28:21.10 .net

とある70代の作家が果心居士は昔の子供にはお馴染みだったと書いてたが、
司馬の果心居士は何の資料に一番近いか自称読書家は知っとるかな？

31 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 02:09:22.06.net

100分de名著 司馬遼太郎"覇王の家" 🈟(1)｢三河かたぎ｣が生んだ能力🈖🈑

32 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 06:24:14.45.net

「殉死」研究論のやつ読むと司馬が超絶ドマイナーな本や手記や当時まだ存命だった人に取材しまくって
そうした資料を組み合わせる事で持論を形成するタイプの話づくりしてたのがよくわかるな

33 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 16:14:23.98.net

>>29
ブーメランだねお爺ちゃんw
無理して若ぶるなよジジイwww

34 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 17:59:51.21.net

自称の読書家の大概無知なアンチの爺さん

35 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 18:13:45.93.net

坂の上の雲が発売された頃に東大教授たちの座談会でこれで近代暗黒史観は払拭されると感心されたらしい。

36 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 19:15:55.15.net

>>34
何回も言ってるだろう、お前みたいな馬鹿と比べたら多少は読んでいると言うだけで、世間の人からしたら足元にも及ばん

37 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 19:26:57.14.net

話に付いてこれず自信が無くなった自称御読書家のアンチの爺さん草

38 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 20:40:05.64 .net

自称読書家の爺さんに尋ねるが西郷が奄美に居た頃の禄高石教えてくれや

39 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 20:47:08.49.net

>>38
1回目は扶持米12石
2回目は無給

40 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 21:00:12.95.net

そこら辺の百姓から偉人になったのって秀吉と大村益次郎くらいか？
あとはたいてい武士階級
下士といえども、西郷も竜馬も

41 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 21:09:53.25.net

伊藤博文も百性の生まれ

42 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 21:49:29.48.net

秀吉の出自については異論が多いんでちょっと
大村は医者の家じゃね？

43 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 23:18:39.17.net

>>39
おかしいなあ、俺の読んだ本では奄美時代は初めは六石だったと書いてあるがな

44 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 23:29:24.79.net

>>43
その本にはその後倍増したって書いてないのかい？

45 ：無名草子さん：2023/08/01(火) 23:41:19.11.net

>>44
書いてるけど初めは六石だったってお前の本には書いてないのか？

46 ：無名草子さん：2023/08/02(水) 00:04:16.54.net

その六～十二石っていうのは奄美潜伏に対する扶持米であって
家禄は四十一石のままだろ、少なくとも奄美潜伏時だが

47 ：無名草子さん：2023/08/02(水) 00:43:39.39 .net

>>46
ん？奄美潜伏時の質問の答えとしてお前は「1回目は扶持米12石　2回目は無給」と答えたんだろ。
家禄は四十一石のままだろって言われてもだな。
ちなみに西郷奄美時代に留守宅に下賜された金は何両で誰の指示でそうやったと思う？

48 ：無名草子さん：2023/08/02(水) 08:49:08.73 .net

>>47
それ答えたの俺じゃないぞ
金はわからん

49 ：無名草子さん：2023/08/02(水) 20:02:20.13 .net

人を馬鹿にしてる割には知識がないなアンチは

50 ：無名草子さん：2023/08/03(木) 17:30:32.55 .net

>>35
その後に江戸再評価のブームが来たから
司馬遼太郎の小説が微妙な立場になった気がする

51 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 05:44:31.69 .net

司馬の坂本と土方は吉川の宮本武蔵と
同様に
定着してるからな。

52 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 07:02:55.44.net

>>50
司馬遼太郎は江戸時代を褒め称えてたがな

53 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 17:44:24.24 .net

どこを読んだら司馬遼太郎が江戸を賛美してたとかクルクルパーな読み取りできるんだ

54 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 18:40:56.63 .net

>>53
お前馬鹿なの？
明治という国家が何故できたかを解説してるだろ
司馬作品を読んでないならここに来るなよカスw

55 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 19:22:47.59 .net

司馬は江戸時代の各藩ごとの多様性や中国朝鮮のように儒学一辺倒に
ならなかった事を評価してるな。
あと鎌倉武士以来の「名こそおしけれ」の精神を日本の大事な部分として捉えていたと
何人かの物書きが指摘してたな。

56 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 19:35:25.47 .net

>>50
長者番付を見ると坂の上の雲の連載終了後も常に上位に居たし、
NHKが1970年から放送してた日本史探訪の常連として更にファンが増えていったと
当時のメディア関係者に言われている。
ちなみに向田邦子はこの番組の司馬さんを見るのが一番の楽しみと言ってたとか。

57 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 21:13:33.11 .net

>>55
江戸時代の主流から外れた人物を評価してるよな
江戸時代全体では身分制度でガチガチにされて
自由な学問や発想ができたかなった暗黒時代としてて賛美はしてない

58 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 21:23:08.16 .net

山形蟠桃とか関孝和とか
よく誉めてた記憶

59 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 21:27:44.67 .net

「昭和という国家」なんて江戸時代をひたすら礼賛してるもんな

60 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 21:30:42.76 .net

むしろ、本当の日本は江戸時代の文明、江戸文明にあったのではないか。江戸中期以後のリアリズムを中心とする、技術とものを見続けて思想をつくりあげた代表者たちとわれわれは結びつく。先に話しましたように、職人が好きで、技術が好きな民族なんだと。

今日の日本はすこし単純な文化になっているのかなとも思うのですが、江戸時代のことを思いますと、気が大きくなってきます。鎖国をしていて世界からポツンと孤立していたのに、国内では多様でした。ご存じのように三百諸藩と、国内は藩で分かれておりまして、それぞれ個性がありました。

61 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 21:34:49.88 .net

>>58
山片蟠桃だった間違えた

62 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 22:48:05.73 .net

>>58
司馬氏の提唱でできた山形蟠桃賞というのも有るしな

63 ：無名草子さん：2023/08/04(金) 22:57:56.37 .net

この国のかたち

「徳川幕府は朱子学をもって官学とした。
ただ日本の場合、幸いにも江戸中期に多様な思想が出てきて
朱子学が唯一のものでなくなった。
たとえば荻生徂徠や伊藤仁斎の学問は朱子学の空論性を攻撃した。
荻生徂徠における実証主義は清朝の考証学より半世紀さきがけ、
江戸期の思想に好もしい影響をあたえた。」

64 ：無名草子さん：2023/08/05(土) 07:16:13.12 .net

司馬遼太郎の考え方は大雑把にいうと「明治の日本は良かったが昭和になり駄目になった」というものだが
その理屈で言うと戦後の復興および日本を経済大国にまでしたのは昭和の戦中派で
第二次世界大戦や太平洋戦争の時の日本の指導者層は明治人だから
明治を否定して昭和を賛美しないといけないんじゃないの

65 ：無名草子さん：2023/08/05(土) 19:20:09.39 .net

正確には明治の日比谷暴動からおかしくなったという見方。
戦後も学生運動や70年代の土地ころがし90年代の
バブル崩壊後の政官財の無責任体質も批判してる。

66 ：無名草子さん：2023/08/06(日) 02:02:21.79 .net

モンゴルと大相撲をこよなく愛していた司馬遼󠄁太郎だが
生きてるうちにモンゴル力士の活躍を見ることは叶わなかった

67 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 08:33:06.73 .net

陳舜臣はチンギス・ハーンは人類史上稀にみる虐殺者でモンゴル人は野蛮人とモンゴルに批判的だったから司馬遼太郎とは話が合わなかっただろうな

68 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 08:49:07.90 .net

「合わなかっなだろうな」って対談本出てるが

69 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 14:41:35.37 .net

今日は司馬遼󠄁太郎生誕100年の記念日です

70 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 17:07:11.11 .net

>>67
学生時代から死ぬまで仲が良かったのに何を言ってるんだこいつは

71 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 19:29:04.50 .net

>>65
学生運動には肯定的だったと思う
読者も左翼が多かったし(幕府打倒を狙う維新の志士に自分たちを重ねて革命を目指してた)
中国の文化大革命も三島由紀夫や石川淳などとは違い実際に訪中して現実を見るまでは肯定の立場だった

72 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 19:53:57.06 .net

>>71
日学同とかの民族派学生たちも竜馬や土方に自分達を重ね合わせて読んでたと言っているがな

73 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 20:00:35.26 .net

三派全学連が敵としているのは戦前の国家の幻想です ありもしない 国家権力というやつです そこが彼らの運動の不毛なところですね

1969年8月 司馬遼太郎

74 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 20:49:04.59 .net

「轢き殺してゆく」に対して同僚たちから猛批判されて「私は小説家」で逃げたのは卑怯な気が

75 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 22:15:06.10 .net

同僚に猛批判なんてされてないし、私は小説家なんて言ってもない。

76 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 22:42:58.82 .net

今日は生誕100年の日らしいぞ

77 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 22:51:59.48 .net

>>69
あ、ここで言われてたw

78 ：無名草子さん：2023/08/07(月) 23:25:47.76 .net

100de名著で司馬やってたけどやはり司馬作品は
当時の左翼史観に対するものと説明されていたな

79 ：無名草子さん：2023/08/09(水) 02:43:20.38 .net

私は小説家云々って戦友会かなんかでの話だっけ？
それより旧軍絡みのネタだと戦車ヲタの俺は兵頭のジジイが言ってた
司馬は三式中戦車と三式砲戦車を間違えてたっての方が興味あったな
確かに配備記録見ると三式チヌは配備されてないんだよなぁ

ところで今NHKBSで再放送してる古い街道をゆく観てるけど面白いな
チンジュカンさんの映像初めて観たし、門がない？ってのも司馬が
勝手口みたいな所から入って勘違いしただけっぽいのとか笑った
あれも小説を面白くする演出の一貫といえばそうなのかね

80 ：無名草子さん：2023/08/09(水) 09:43:39.39 .net

戦車で轢き殺すどうこうに対して質問した時の司馬の答え方に「私は小説家略」と言ってると受け取った、
というニュアンスだな。なので>>75がいうように司馬自身が私は小説家略と言った訳ではない、が正しい
戦車のアレに関してはチヌの実物を仮に見たとしても、そもそも戦車をぴかぴかに磨く事でサボってた！
という公言する司馬が戦車にヤスリなんてかけようとするはずがないと思うけどなｗ

81 ：無名草子さん：2023/08/09(水) 22:46:35.50 .net

戦友たちは後に司馬の家に遊びに行ったり司馬の兵隊時代の思い出をそれぞれ書いたりしてるけど誰も司馬が嘘ついてると言ってる奴はいない。

82 ：無名草子さん：2023/08/09(水) 22:57:04.79 .net

兵頭とかいう自称研究家の素人より戦車学校出てる司馬の方が実情に詳しいだろうよ

83 ：無名草子さん：2023/08/09(水) 23:11:50.61 .net

とある戦車戦ゲーム開始時にプレーヤー名を司馬遼太郎に肖ってフクダにしてみた。
操作に慣れないで砲撃したら味方に。
肖り過ぎたw

84 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 01:03:21.02 .net

チヌとホリ間違えるのはありえないな
いや同じ装甲50ミリだけどあれ間違えるのって戦車と装甲車間違えるレベルに近い
とはいえ司馬は軍事関係では事実誤認が多いのも事実だけど流石にあれはないわ
同じプロペラ単発だからって旧軍で乗ってた奴が零戦と隼間違えるくらいありえない

85 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 02:37:14.51 .net

歩兵砲隊だった丸谷才一は敵が来る前から敵の戦車は早くてもうダメだと思っていた。
で丸谷は「司馬さんは将校でもっと（戦車の）情報もってたはずだから絶対に死ぬと思ってたはず」
と言ってるな。

86 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 09:28:28.10 .net

軍事関係はヨタが多い
旧軍関係者が生きてた時に宴会で自分の部隊は特攻に出てないのに特攻に出てたとかいってる系統
それが自費出版の回想録や回想録に近い小説なんかにするとどんどん脳内脚色される
実際に命のやりとりしてた経験があり戦友が死んだのを目の前にしてきたから猶更だな
例をあげれば、まがりなりにも将校までいった司馬が自分の所属部隊がノモンハンに参加したかなんて
知らない訳がないから

87 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 13:58:03.68 .net

>>75
Wikipediaではあるが

1973年に戦車第1連隊第5中隊の元中隊長西野堯大尉を会長として、満州時代の駐屯地名を冠した「石頭会」という戦友会が発足した。司馬は妻女とともに京都で開催された第一回目の会合に出席して「私は西野さんの言うことならなんでも聞きます。西野さんの大事な体温計割っちゃったからな」と挨拶して一同を笑わせている。その後加入した西野と同期の宗像正吉大尉が、あるときの二次会で思い切って司馬に「轢いてゆけ」発言の真偽をただしてみたところ、司馬からは「宗像さん、新品少尉が大本営参謀とサシで話ができると思いますか」「私は小説家ですよ。歴史研究家ではありません」「小説というものは面白くなければ、読者は離れてしまいます」と語り、作家の「創作」だったことを明かしたという[72]。

88 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 14:12:02.75 .net

秦郁彦先生の著作からの引用ですね
これは信頼度が高い

89 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 14:51:53.05 .net

司馬の存命中から、批判的だった数少ない「保守」言論人が、福田恆存である。福田は評論家であり、文芸批評家であり、翻訳家であり、劇作家であり、舞台演出家だった。
司馬の重要な主張の一つは、日露戦争中の旅順攻略戦での乃木希典批判であるが、これに対し福田は「近頃、小説の形を借りた歴史読物が流行し、それが俗受けしてゐる様だが、それらはすべて今日の目から見た結果論であるばかりでなく、善悪黒白を一方的に断定してゐるものが多い。が、これほど危険な事は無い。歴史家が最も自戒せねばならぬ事は過去に対する現在の優位である」と一刀両断である（『中央公論 臨時増刊「歴史と人物」』、一九七〇年）。
もちろんこのことばかりが理由ではないが、福田は論壇から干され続けた。福田はイニシャルではあるが明らかにわかる表現で、司馬が雑誌『正論』に圧力をかけて、福田に執筆と講演をさせないように妨害している事実を記している（「問ひ質したき事ども」『中央公論』、一九八一年四月号。なお、このエッセイで福田は、自分が一年も執筆していない事実に気づかない読者にも慨嘆している）。

https://nikkan-spa.jp/1714961/2

90 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 15:12:41.94 .net

>>89
倉山満
救国シンクタンク理事長兼所長

凄い肩書きだな

91 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 15:22:42.62 .net

そういや司馬って九五式軽戦車についてはなんかいってたっけ
連隊に配属されてたはずだけど

92 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 17:47:56.63 .net

>>87
>>88

宗像正吉が証言したとされるのが2010年代頃、他の多くの同僚は司馬と昭和35年から
2年に1度同期会で有ってるが誰も宗像のような発言はしていない。

そしてこの証言を発表した秦郁彦は司馬史観を仮想敵として活動してた新しい教科書を作る会のメンバー。
更に秦郁彦の今までの他の件での裁判証言などからみても信憑性が相当低いだろう。

93 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 17:53:21.65 .net

>>89
福田恆存は戦前は乃木を賛美する活動をして終戦後はマルクス主義に転向して
スターリンを賛美して更に再転向して保守言論人ぶってた屑だろ。

94 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 17:56:48.73 .net

清水幾太郎と間違ってないか？

95 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 18:25:50.83 .net

福田恆存は三島を騙して裏切ったこともあるな

96 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 19:33:48.60 .net

福田恒存　「白く塗りたる墓」（1948年）

「インテリゲンツィアばかりはぜったいに存在を許してはならぬ。
たとえ暴力を用いてもこれを抹殺しなければならぬ。」

「他人にたいするぼくの攻撃の一切は、この自分のうちのインテリゲンツィアにたいする
憎悪と反発とから生じたものにほかならない。」

「神を信ずるかどうかに答へられぬぼくも、コムミュニズムを信ずるかどうかには答へられる。
ぼくはコムミュニズムを信じている。」

97 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 20:00:19.28 .net

スターリン賛美し続ける方がクズじゃんw

98 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 20:26:03.75 .net

言ってる事が180度ころころ変わってるから屑なんだろ

99 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 20:29:39.70 .net

司馬が圧力をかけたのが事実なら実名で告発すればいいし
イニシャルでしか書けないというのが腰が引けてるね

100 ：無名草子さん：2023/08/10(木) 20:46:02.33 .net

救国シンクタンク（笑）は証拠もない事を決めつけてるから
司馬財団から訴えられたら負けるな

101 ：無名草子さん：2023/08/11(金) 03:01:41.49 .net

>>91
言ってない
まあ乗らなかったんじゃないか
司馬が兵器関係で評価してたの三八式騎兵銃くらいじゃないの
あれは本当に良い銃だったって書いてたよな確か

102 ：無名草子さん：2023/08/13(日) 16:50:00.98 .net

結局、司馬の西郷への評価はどうなんよ？
凡人？
偉人？
史上最大の虚像？
3つめかな

103 ：無名草子さん：2023/08/13(日) 17:54:11.56 .net

「翔ぶが如く」が西郷という人間を垣根越しでもいいから知りたい！って意図で書かれた作品だから、
その作品のオチ「西郷達が死んだあと薩摩における数百年の何事かが終わった」
「何事か→つまり、ようわからんかった」ってことでいいんじゃないかな
虚像というのは言いえて妙な表現とはいえ、それは当人そのものの評価ではないわけで

104 ：無名草子さん：2023/08/13(日) 18:11:22.71 .net

薩摩が終わり、ただの鹿児島県になったなぁ
長渕剛も鹿児島か

105 ：無名草子さん：2023/08/13(日) 20:46:18.28 .net

西郷への評価は山本七平との対談が分かりやすい

106 ：無名草子さん：2023/08/13(日) 22:20:17.47 .net

司馬遼太郎は長州派が嫌いで木戸孝允が嫌いだからな。
木戸とその一派が抜群に優秀で、大久保岩倉もそっちと組むことに決
めただけだよ。

107 ：無名草子さん：2023/08/13(日) 23:26:27.65 .net

木戸孝允は別に嫌いじゃないだろう

108 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 00:00:45.01 .net

翔ぶが～は西郷や桐野や大久保が主役だけど途中から宮崎八郎に興味移ってたよね

109 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 00:10:51.72 .net

司馬は幕末動乱期の革命家としては「精緻かつ綿密な計算に基づいて事を成した」
という表現で最大限の評価を与えてるよね(だから維新後は落差が激しすぎて
別人レベルなのでその理由として頭のケガを傍証の１つとして出してきた訳で)
西郷は徹頭徹尾革命家だから彼の基本的な評価としてはそれでいいんじゃないすかね

翔ぶが如くの部分の結論としては三国志蜀書の陳寿の諸葛亮伝でいえば「臨機応変の軍略は得意じゃなかったんだろか」と同じようなもんだと思ってるよ

110 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 10:24:12.97 .net

五代が
大隈、木戸の林に良材あり、大和尚（西郷）にはなし
っていうぐらい西郷には人物眼がない。

111 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 10:57:55.31 .net

誰や五代って

112 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 13:44:11.34 .net

翔ぶが如くを読んだが、宮崎から鹿児島まで山中を駈けたのは想像を絶する行程だったんだろうな

113 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 14:48:57.71 .net

伍代公司

114 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 19:31:05.97 .net

>>112
大西郷物語だったかな隆盛と従道兄弟をメインにしてるやつ（途中で龍馬本みたいになるけど）
当時の村人の証言で可愛岳突囲の時期にボロボロの見た目になった西郷軍兵士が
頼むから何か食い物をって夜にやってきて、焼いた里芋を差し出したら泣きながら食べて
礼として刀（大小どちらかは不明）を置いて去っていったってエピソードが書いてあった
翔ぶが如くでも書かれてたけど突囲時に一般兵士は事後連絡だったそうだから
西郷を追いかけていった兵士の１人だと思う
同じく翔ぶが如くにも山で取れた木の実（木苺？）しか口にしてなかったって描写あったから、
そういうので大量に脱落したはず、飢え＋行程厳しい＋前途絶望だし仕方ないと思った

115 ：無名草子さん：2023/08/14(月) 19:37:47.54 .net

有料記事誰か読んでくれ

「君たちはどう生きるか」司馬遼太郎の暗号（小原篤のアニマゲ丼）
https://www.asahi.com/articles/ASR7P3HBJR7NUCVL039.html

116 ：無名草子さん：2023/08/15(火) 15:19:10.72 .net

薩摩話になると盛り上がるのはいつもの事だな

117 ：無名草子さん：2023/08/15(火) 15:27:28.25 .net

>>114
そんな時でも桐野は陽キャ全開だったんだろ？
陰キャからしたら殺意を抱くよね
誰の責任だよと

118 ：無名草子さん：2023/08/18(金) 18:17:13.22 .net

司馬遼太郎は保田與重郎、林房雄、三島由紀夫あたりと同じ思想の持ち主だったと思うけど
例えば三島事件についてなにか発言してる？

119 ：無名草子さん：2023/08/18(金) 18:31:41.37 .net

はぁ？

120 ：無名草子さん：2023/08/18(金) 18:46:45.53 .net

司馬の三島事件に対する文章は有名だからぐぐれば出てくるし
「司馬遼󠄁太郎が考えたこと5」にも収録されてるよ

121 ：無名草子さん：2023/08/18(金) 20:00:12.21 .net

「人斬り以蔵」が原作の映画「人斬り」(1969)に田中新兵衛で三島由紀夫が出てくるな
司馬遼太郎は映画の出来に満足したようだが岡田以蔵も武市半平太も坂本龍馬も皆標準語で話してストーリーも原作とは全然異なるんだけど良かったんだろうか

122 ：無名草子さん：2023/08/19(土) 02:51:41.59 .net

>>121
中学くらいの時にＣＡTVであの映画みたんで
いまだに岡田＝勝、田中＝三島、武市＝仲代で固定されてる
でも老けすぎてるしゴツすぎるかな？ｗ
あ、石原裕次郎＝坂本龍馬は観た時から無いわって思ってた

123 ：無名草子さん：2023/08/19(土) 05:54:48.99 .net

司馬さんは方言を多分に取り入れた小説の先駆者だと他の作家が言っていた

124 ：無名草子さん：2023/08/19(土) 11:34:16.69 .net

>>119
日本が戦争をしたのは自衛のためであり、また欧米列強によるアジアの全植民地化を防ぐためだった、事実、日本が戦ったことでアジア諸国は独立できたじゃないか、という大東亜戦争肯定は司馬遼太郎も同じ考えだった

125 ：無名草子さん：2023/08/19(土) 12:40:19.12 .net

はぁ？

126 ：無名草子さん：2023/08/19(土) 15:28:44.59 .net

戦争経験者かつ将校まで行ってる人間だと本心はともかくとして、
戦争した事そのものの意義の是非は是とするしかないんよ
死んでいった戦友の事考えたら

127 ：無名草子さん：2023/08/20(日) 00:45:43.73 .net

日露戦争は自衛戦争という見解だったが、
日中戦争や太平洋戦争はファナティックな暴走という見解だろう

128 ：無名草子さん：2023/08/20(日) 01:54:13.65 .net

この国のかたちだったっけ
昭和日本の統帥権＋軍部を不定形の化け物みたいな表現してたやつ

129 ：無名草子さん：2023/08/20(日) 02:00:44.54 .net

そう。鬼胎の時代だな

130 ：無名草子さん：2023/08/20(日) 10:53:33.57 .net

>>114
西郷軍の兵士が泣いたっていうと翔ぶが如くの佐土原隊のエピソードを思い出した
ズタボロの状態で家に戻ったらギャン泣きしたんだよな

131 ：無名草子さん：2023/08/20(日) 17:24:53.98 .net

西郷が肥満デブだから大変なだけで、
峠を雪中行軍した天狗党に比べたら
たいしたことはない。

132 ：無名草子さん：2023/08/20(日) 22:45:55.37 .net

西南戦争勃発時の西郷って
普通に肥満
小太りくらいまでは痩せてた
普通体形くらいまでは痩せてた
説あるけどどれなんだろうね
田原坂の時に西郷に会いに来た熊本協同隊の人の印象が身体巨魁（翔ぶが如くにもあった）だから
でかかったのかと思うけど巨魁＝デブなんだろうか？
逆に城山の後に首無し死体を西郷と判別できたのが巨大キンタマだったってのを見ると
体形が普通だったのかなとも思えるし

133 ：無名草子さん：2023/08/21(月) 05:02:16.86 .net

西南の役直前に居た小根占の住人の証言で、でっぷり肥ってってのがあるから
どの程度かはわからんけど肥満の範疇だったのは間違いないと思う
ただ西南の役終結時には痩せてたかもしれんよ、八か月もあれば人間体形変わるし

134 ：無名草子さん：2023/08/21(月) 09:18:28.52 .net

ドイツの医師の治療を受けてできるだけ痩せようとしてたのは
東京にいる間、かつ征韓論がモチベーションだったろうから、
帰郷してからはまた太ったのかもしれん。
翔ぶが如くでは西南戦争終盤に西郷に面会した政府軍医師の
印象として「巨漢」というのが載ってるが巨漢イコールデブでは
無いのでそのあたりは不明だな

135 ：無名草子さん：2023/08/22(火) 00:53:56.75 .net

飢えに耐えられず農家の柿をとった兵士をたしなめて替りにお金を払ってあげる話とか、
寺の住職が作ってくれた蕎麦を喜んで食べた話とか書いてあったね
西郷だけふんだんに食事できたとも思えないから相応にスリムになってたんじゃね？

136 ：無名草子さん：2023/08/22(火) 20:43:46.55 .net

西南戦争やったら自分たちは天皇に歯向かう賊軍になるのは最初からわかってることで
戦争に勝ったら勝ったで士族階級の反乱だからまた侍の世の中に戻るだけで、そのうえ天皇を打倒したことになり明治維新もへったくれもないほど日本中が大混乱に陥るわけで
ホント西郷隆盛が当時何を考えていたのかを知りたい

137 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 02:39:24.35 .net

翔ぶが如くで描写されてる部分だと
・天皇の威光は当時そこまで威力があるものではなく、それは西南戦争以降
・堯舜の世のようなものを(西郷側)
・そこもと千石、汝は万石！(西郷軍兵士)
・この春には隅田川で桜の花見をするつもり（西郷側）
ってことで維新のやりなおし＋再分配＋勝ってから天皇かついで考えたらいいやー
って感じじゃないっすかね

138 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 09:11:18.49 .net

『座談会 明治・大正文学史』の勝本清一郎の言葉よると「だいたい自由民権運動が勝敗を決したのは、案外早い時期で、やはり明治十年の西南の役だったと思う。あの戦争で、明治五、六年から興隆してきた自由民権運動の、ほんとうの意味での勝敗を決してしまった。西郷隆盛の軍隊にはたくさん右翼もいたけれど、宮崎八郎のような最左翼の自由民権運動家もいたわけですね。そういう左右両極が、あの戦いで一処に勝負をつけられた。あの時から以後明治の絶対主義的官僚政府の基礎は牢固として動かないものになったわけです」とあって
西郷隆盛が勝利してたら敗戦を待たず日本が民主主義国家になってた可能性もあるんじゃないかねぇ

139 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 09:32:41.61 .net

街道をゆくで司馬が西郷が西南戦争に負けてから日本で健全だったか正常だったか
そういう批判的な集団の存在が終わったみたいな事書いてたよね

140 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 09:45:56.23 .net

「坂の上の雲」は近代国家・日本の誕生というテーマを扱いながら何故文学担当を正岡子規にしたんだろう
丸谷才一の言を待つまでもなく近代日本文学誕生における正岡子規の果たした役割は大きいのはそうなんだけど、いかんせん早死にで途中退場しちゃうから秋山兄弟の幼馴染みといっても、近代日本文学誕生のテーマも小説内で途中でどっかへいってしまって、作品がほぼ日露戦争物語になっていく
それならいっそ別の人に文学は担当させるか(鴎外か漱石とか)文学のテーマは切り落として最初から日露戦争物語で全部突っ走ればよかったんじゃないか

141 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 13:23:00.20 .net

木戸派の大隈や井上みたいな明治屈指の才人と仲が悪い
んだから、西郷には限界があるんだよ。農本主義すぎて
大久保と木戸があきれ果てたらしいし。

142 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 13:58:07.03 .net

とはいうが西郷主導の所謂「留守政府」は近年の研究だとかなり評価されているんだろ
政治は他人任せと言われているがトップが許可しなきゃ施行は発令出来ない
それに大隈重信は敵を作り過ぎて元勲ほとんどと上手くいってないよ

143 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 14:11:35.56 .net

>>140
そりゃまさその読後感の通り、ただの戦記ものにはしたくなかったからだろう
日露戦争は明治の頂点であると同時に終わりの始まりでもあるんだから
時代精神の死を子規に重ねたかったんだと思う

漱石も早死にだけど成功者だし、鴎外なんて軍医だからモロに体制側
消え去って行くものを暗示するには子規が相応しかったってことなんだろう
乃木の殉死なんかは、司馬的には明治の終わりというより軍国主義の呼び水だろうし

144 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 14:17:47.46 .net

ひとびとの跫音とか読む限り単純にああいうキャラが好きだったんじゃないかと思うけどな
宮崎八郎とかと同じで

145 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 19:25:53.13 .net

>>143
勘違いしているようだけど正岡子規も大成功での死だよ
「古今集」のような軟弱な宮廷文化を徹底的に貶めて、軍人が好きで戦争が好きで明治の国力勃興期の鬱勃たる気運を代表しているような武張った感じで、国民全体の感受性を導く存在だった
近代日本に対する批判的な批評家であるよりも富国強兵のエネルギーと合体した肯定的な指導者批評家として、その影響力は大正・昭和まで続く
だからこその日本近代文学の父なんでしょうに
夏目漱石は日本の近代化に批判的だから主要人物にしたら「坂の上の雲」の「明るい明治」が台無しになる
正岡子規の話にして正解なんだよ

146 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 20:02:17.28 .net

「『変』は成功したクーデターを指す」という説を支持する人は、おそらく「変」という字がこの事件で政権が変わったという事を意味している、と捉えているのではないか？
しかし実際には、この「変」は異変や変事の「変」である様だ。
つまりなんらかの緊急事態、異常事態が起きたという事件名であり、「〇〇の変」という事件名に「この事件で世の中が変わった」というニュアンスはない。

一方の「乱」は、「身分が下の者が上の者に反乱した事件」か、「非常に大きな事件で国全体が乱れた」という二つの使い方がある様だ。
しかし、この言葉にどちらが勝ったとか負けたとか、反乱が成功したかどうかという情報が含まれている様には見えない。

確かに「〇〇の乱」と呼ばれている事件には、失敗した反乱が多数含まれている。しかし、その原因は基本的には反乱というものは権力者によって鎮圧されてしまう事が多く、成功する反乱が少ないからではないだろうか。
つまり、「『〇〇の乱』という事件名は失敗した反乱が多い」という偏りは、言葉の意味とは無関係の要因によって生じた偏りだと考えるのが妥当という事だ。
もし「『〇〇の乱』という事件名は失敗した反乱についている事が多いので、乱は失敗した反乱を指す」と考えている人がいるとしたら、残念ながらそれは極めてレベルが低く浅薄な分析だと言えるだろう｡

147 ：無名草子さん：2023/08/23(水) 20:04:26.59 .net

↑誤爆でした、ごめん

148 ：無名草子さん：2023/08/24(木) 01:07:21.84 .net

>>140
司馬が少年の頃に読んだ本で
子規の下宿に秋山真之が置き手紙をして去ってゆく場面を
明治の象徴的瞬間と感じこの心象風景をいつか書きたいと
思っていたから。

149 ：無名草子さん：2023/08/25(金) 11:45:13.33 .net

藤岡信勝先生が「私の認識の枠組みを替える最初の、しかもおそらく最大の要因が、司馬遼太郎の作品との出会いであった」と述べて『坂の上の雲』を大絶賛している
司馬先生がご存命ならば大喜びされたんじゃなあかなあ

150 ：無名草子さん：2023/08/25(金) 12:10:46.49 .net

>>149
藤岡とか
はた迷惑でしかないやろw

151 ：無名草子さん：2023/08/25(金) 12:33:24.18 .net

いい歳して司馬遼太郎でマルクス主義の階級闘争史観の間違い気づいたバカだっけ？

152 ：無名草子さん：2023/08/25(金) 19:25:06.96 .net

そう、そして新しい教科書をつくる会の内紛で藤岡叩きのだしに
司馬史観が悪いと執拗に小林よしのりらの一派に叩かれる。
でいつの頃からか藤岡も司馬に批判的な発言をするようになった

153 ：無名草子さん：2023/08/25(金) 20:50:56.79 .net

俺の父親は山本周五郎と藤沢周平の愛読者で二人の本はほとんど集めてたんだけど
唯一持っていた司馬遼太郎の本が「花神」だった
どうしてこれだったのかはよくわからない

154 ：無名草子さん：2023/08/25(金) 21:52:37.76 .net

大河ドラマの原作だからじゃない？

155 ：無名草子さん：2023/08/26(土) 13:54:45.91 .net

野坂昭如が書いていたが吉行淳之介担当の名物編集者に司馬のことを「国民作家」と言ったら「悪いですよ、そんな評価は」と叱られたそうな
今でもそういうところがあるが当時も松本清張と並び称されていたみたい(野坂はシバレンとはとても仲が良かったが司馬遼太郎とは直接的な関係はほとんどなかった)

156 ：無名草子さん：2023/08/26(土) 15:54:37.72 .net

司馬遼太郎は小田実のことを高く評価して対談本まで出しているけど
この二人の繋がりはよく考えると不思議な気がする

157 ：無名草子さん：2023/08/26(土) 16:42:08.51 .net

対談本だと梅棹忠夫との「日本の未来へ」は面白かった

158 ：無名草子さん：2023/08/26(土) 19:33:35.30 .net

野坂昭如は司馬と飲みに行った時に戦争の話を教えて貰ったと書いている

159 ：無名草子さん：2023/08/27(日) 01:02:01.37 .net

野坂と対談もしてたよな

160 ：無名草子さん：2023/08/27(日) 11:18:09.98 .net

前田愛は上野昂志との対談「山田風太郎と〈明治もの〉の魅力」で、司馬史観に対する山田風太郎の明治もののスタンスを「ポジに対するネガ」と指摘して
いるな

161 ：無名草子さん：2023/08/29(火) 18:17:02.87 .net

司馬もネガティブな部分に目を向けてないわけじゃないんだけどね
ただ軍国主義につながる暗部には世代的に真正面から向き合えないんだろうな
だからノモンハンを書けなかったし、昭和も書けなかった

実は同世代の山田の方も現代小説として昭和は書いてるけど、
歴史小説や時代小説として大正・昭和辺りは全然扱ってないんだよな
同日同刻って作品があるくらい

162 ：無名草子さん：2023/08/29(火) 21:11:29.98 .net

司馬の世代的に昭和史を扱うと存命かつ戦友レベルの人達のこと書かなきゃいかんしな
単純にめんどくさかったんじゃないかね
書く内容によっちゃ、実戦にも出てないやつが・・・みたいに言われそうだし

163 ：無名草子さん：2023/08/29(火) 23:15:07.73 .net

司馬さんは晩年まで三十年近く
ノモンハンなどの資料集めてたと夫人が書いてる。
長生きしてたら書いてた可能性もあった

164 ：無名草子さん：2023/08/29(火) 23:25:14.43 .net

当時のことに頭を巡らせていたら
怒りで発狂してしまいそうだから書かないというのは
本音だと思う

165 ：無名草子さん：2023/08/30(水) 02:58:20.14 .net

明治の人物を描くのですら当時の関係者から色々言われまくったようだし、
軍事メインの昭和史なんて書いてたらそれどころじゃないくらい言われまくったろうな
事実誤認以外でも当事者の1人として感情が高ぶって筆が曲がる事もあったかもしれんし

それでも晩年、もう自分の寿命が見えてきて戦友たちも逝き初めてから後世のために
書くつもりはあったかもしれんが、夫人の回想によれば司馬の死は当人にとっても
突然のこと（大したことだと思ってなかった）みたいだし結果的にその時間が残されないまま逝ったのかもしれん
それが司馬の作家キャリアとしてよかったのか悪かったのかは今となっちゃわかんねえよな

166 ：無名草子さん：2023/09/02(土) 19:17:36.94 .net

戦国時代のことならノンストレスなのか？誰のことをなんて書いても

167 ：無名草子さん：2023/09/03(日) 00:37:24.46 .net

知らんがな

168 ：無名草子さん：2023/09/03(日) 01:40:45.44 .net

司馬は基本的に好きな人物しか書いてないだろ
太平記の時代とかはつまらん人物しかいないとか言って
見向きもしない

169 ：無名草子さん：2023/09/03(日) 01:53:58.86 .net

太平記は書いた後に死んだ作家が多いとかう縁起的なものや
他にも色々書かない理由を書いてるな

170 ：無名草子さん：2023/09/03(日) 02:17:43.84 .net

>>166
むしろ戦国時代の事を書くのはストレスだと言ってる作家いるんか？

171 ：無名草子さん：2023/09/03(日) 04:58:00.03 .net

太平記や三国志は街道をゆくで割と紙面を割いて書いてた程度よね

172 ：無名草子さん：2023/09/06(水) 07:19:19.71 .net

「坂の上の雲」は司馬の代表作で人気もあるのに大河ドラマにもならないし映画にもならないなと思っていたら司馬自身が映像化を拒否してたのね
それで没後かなり経過したしで遺族に許可を得てNHKがスペシャルドラマとして放送したと　

生前から乃木希典の描き方でもめてたうえ、司馬と関係ない東映の映画「二〇三高地」でも瀬島龍三からロシアを悪く描くなと脚本にクレームが来たそうだから日露戦争は面倒くさい

173 ：無名草子さん：2023/09/06(水) 13:41:21.52 .net

生前に乃木で揉めてはないだろう
福田とひっそりと乃木神社の本に反論されたくらいで。
映像化しなかったのは違う理由

174 ：無名草子さん：2023/09/07(木) 08:20:09.48 .net

どんな理由があったの？

175 ：無名草子さん：2023/09/07(木) 11:34:02.98 .net

>>168
『私説・内田吐夢伝』という本があって
映画監督の内田吐夢が宮本武蔵を撮らせてほしいと吉川英治を訪ねていくところがあるが
当時『私本太平記』執筆中だった吉川英治が「平家の哀れな末路だって、屋島、壇の浦と謳いあげることはできます。しかし、足利は厭です。権勢の餓鬼道です。人間がいません」と応えている

176 ：無名草子さん：2023/09/07(木) 15:38:14.34 .net

>>174
ミリタリズムを鼓吹しているように誤解されるかもしれないから

177 ：無名草子さん：2023/09/07(木) 22:14:02.32 .net

史実からかけ離れた歴史ドラマはアリなのか…直木賞作家が｢司馬史観を批判するのはおかしい｣というワケ
｢このストーリーは史実と違う｣という批判は的外れ
https://president.jp/articles/-/73574?page=6

178 ：無名草子さん：2023/09/08(金) 08:23:55.76 .net

足利尊氏・直冬の父子争いなんて、吉川英治が
白拍子を強姦してできた子にせざるを得ないほど
意味不明だからなｗ

179 ：無名草子さん：2023/09/11(月) 16:15:14.57 .net

大江健三郎が一番好きだった司馬作品が『翔ぶが如く』なそうなんだが
よりによってそれ？という気も…

180 ：無名草子さん：2023/09/11(月) 22:18:32.56 .net

吉川英治、司馬遼太郎は歴史小説という考証の必要なジャンル、現代風の芸人でも書ける令和風俗でなく本を読んで勉強しなきゃならんジャンルで
よくもまあこれだけの量と質のものを書き続けられたね
吉川英治は200冊の文庫、司馬遼太郎も全集68冊。赤川次郎が500冊かいてもそれとは次元が違う

181 ：無名草子さん：2023/09/12(火) 06:49:53.81 .net

魁男塾っぽい腐臭がする変な解説や登場人物のやり取りが苦手
全く史実と異なる創作が多数だから余計に

182 ：無名草子さん：2023/09/12(火) 11:12:05.77 .net

魁男塾って何だろうとぐぐってみたら
昔のジャンプの漫画なのね

183 ：無名草子さん：2023/09/12(火) 15:10:19.16 .net

>>181
誰の事を言ってるんだ?

184 ：無名草子さん：2023/09/14(木) 10:34:06.10 .net

>>180
吉川英治は三島由紀夫から日本語が下手とボロクソに貶されてたな
世間的にも国民作家ではあるけど娯楽作家でしょみたいな感じで
小林秀雄はちゃんと評価していたようだけど

185 ：無名草子さん：2023/09/14(木) 11:29:06.29 .net

吉川英治は誰が何してどうしたぐらいのレベルでの読み辛さがある

186 ：無名草子さん：2023/09/14(木) 11:29:30.27 .net

三国志演義を忠実に訳した作者が吉川の三国志に比べてお前のはつまらねーんだよ！
って苦情を言われてキレたってエピソードあったな、多分吉川本の解説だったと思ったが

187 ：無名草子さん：2023/09/14(木) 19:17:04.77 .net

吉川英治が武蔵を書く前までは剣豪の一番人気は荒木又右衛門だったそうな

188 ：無名草子さん：2023/09/15(金) 12:32:44.82 .net

フィクションだと丹下左膳かな？

189 ：無名草子さん：2023/09/15(金) 21:06:34.10 .net

>>184
三島は清張も評価してなかったからな
通俗的、大衆的なのに偉そうに権威化してるものが嫌いなんだろうね
大衆的で反権力的な任侠映画や異端文学は好きだった

司馬のことも恐らく好きではなかったんじゃないか
大っぴらに貶したことはなかったと思うけど

190 ：無名草子さん：2023/09/15(金) 21:57:47.42 .net

嫌いだったら司馬原作映画に喜んで出ないだろう

191 ：無名草子さん：2023/09/16(土) 05:34:42.91 .net

司馬と吉川の作品は二次創作、三次創作で
日本文化に染み入ってるけど、三島なんて切腹くびちょんぱ
だけだからな。

192 ：無名草子さん：2023/09/16(土) 20:53:22.83 .net

武田鉄矢が大の司馬ファンで「竜馬がゆく」が大好きなんだけど
大河ドラマで山内一豊をやるときに家臣役をオファーされたんだが山内家は龍馬の敵だから嫌だと一旦断った
結局一豊が土佐入りする前に戦死する役ですと説明されてようやく出演オーケーした

193 ：無名草子さん：2023/09/16(土) 21:44:09.34 .net

山内一豊の土佐入り後の蛮行も
司馬は千代と一豊の夫婦のいちゃいちゃした会話で
お茶を濁して正面から向き合うことをしない
そういうところがこの作家の信用ならないところ

194 ：無名草子さん：2023/09/16(土) 23:38:29.49 .net

アホなアンチの信用なんていらん

195 ：無名草子さん：2023/09/17(日) 06:09:25.02 .net

なんでもアンチの一言で片付ける司馬教の恐ろしさよ

196 ：無名草子さん：2023/09/17(日) 13:34:47.10 .net

意味不明な難癖をつけるいつものアンチジジイ

197 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 09:37:54.04 .net

坂本龍馬に隠れる形になって影が薄いが中岡慎太郎もかなり維新の志士として活躍している
司馬先生が中岡慎太郎を主人公に短編でもいいから何か小説を書いてくれていればなあ

198 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 09:54:15.67 .net

>>197
具体的に中岡慎太郎単独の業績と言えるのは何がある？

199 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 14:33:49.82 .net

山内容堂公なんて木戸孝允には心を許して版籍奉還まで認めてるんだから、
土佐勤王党の連中は人物が落ちるんだよ。
武市、坂本、中岡程度を持ち上げるから齟齬をきたす。

200 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 15:44:04.86 .net

薩長が認めてるものを木戸に関係なく容堂が反対できる実力も実行力もない

201 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 16:06:13.30 .net

>184
クラークや江戸川乱歩は評価するのに、ちょっと厳しいよな
大衆作家を下にみているところがあるね
小林秀雄はむしろ大衆小説のほうが私小説みたいに自我の殻に閉じこもってないから好きだった
たぶん今小林秀雄が生きてたら漫画のほうを純文学の上に置きそう

202 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 20:35:07.36 .net

>>198
業績で小説を書いてたら土方歳三なんか何もしてないよ

203 ：無名草子さん：2023/09/18(月) 20:39:19.55 .net

>>202
中岡は人物的魅力に欠けるしこれといった業績もないしどうやって小説になるのか

204 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 01:27:10.49 .net

山内容堂単独の業績もないし人物的魅力に欠けるけど小説になってる件

205 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 07:21:40.27 .net

>>204
容堂はあのぶれ方といい、人間的なら弱さといい小説の題材となる。中岡の引き合いとして出してくるとは洞察力がないな

206 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 20:34:05.55 .net

こじつけなら何とでも言える

207 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 20:38:03.10 .net

そもそも人物的魅力なんて主観に過ぎないからな
そんなんで小説に成らないとか言ってる時点で見当違いも甚だしい

208 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 20:55:56.92 .net

歳月の江藤なんて司馬が小説にしてくれてなきゃよく知らんままで終わってた
あと夏草の賦の長曾我部も

209 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 20:58:56.02 .net

それを言うなら、ぬやまひろし

210 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 21:11:10.89 .net

>>206
どこがこじつけか具体的に言えよ

211 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 21:12:46.53 .net

>>207
見当違いも甚だしいのはお前だろうが

212 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 21:13:59.61 .net

なぜ司馬が中岡慎太郎の小説を書かなかったかそれが全てを物語っているだろう

213 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 21:16:00.15 .net

>>208
確かにそうかもしれないが江藤はもっと評価してやれよと思った

214 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 21:40:47.57 .net

国家反逆罪を初代司法卿として制定しながら、その後下野して佐賀の乱に加わって、自分の制定した罪で初めて裁かれるなんてドラマチックじゃん江藤新平

215 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 21:41:48.94 .net

長曾我部は信長の野望では人気キャラだし
むしろ小説の主人公としてはオイシイだろ

216 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 22:46:23.10 .net

>>210
人間的にぶれてて弱いから小説になるならその逆でも当然小説になる。
つまり誰でも小説にしようと思えばなる

217 ：無名草子さん：2023/09/19(火) 22:50:54.01 .net

>>211
人物的魅力がある人物だけ小説になると思ってるのは見当違いとしか言いようがない

218 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 04:20:44.15 .net

>>217
そんなことは微塵も言っていない。中岡慎太郎はならないと言っているだけ。おまは馬鹿か

219 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 06:01:53.05 .net

203 名前：無名草子さん[] 投稿日：2023/09/18(月) 20:39:19.55
>>202
中岡は人物的魅力に欠けるしこれといった業績もないしどうやって小説になるのか


↑
こう書いて言ってないと言うのは痴呆症か虚言癖なのだろうか

220 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 06:19:44.30 .net

坂本みたいな何してたかわからん奴が小説になるんだから、
中岡だって小説になるよｗ

221 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 06:26:09.81 .net

>>212
司馬が興味を持って調べてたけど小説の主人公にしてない人物なんて
いくらでも居るから、それだけで全てを物語っているわけがない。

222 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 06:28:09.28 .net

>>220
何してたかわからんのはお前が無知なだけだよ

223 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 15:18:11.81 .net

吉村昭の桜田門外の変よんだけど、
安政の大獄の中監視がきつい中、必死で土佐に行ったら
アホの坂本龍馬に対面した住谷寅之助。失意はものすごかった
だろう。
なぜか坂本の大物エピソードになってるけどｗ

224 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 16:30:07.14 .net

有吉佐和子「ふるあめりかに袖はぬらさじ」は司馬さんを皮肉った戯曲だよね

225 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 19:30:37.57 .net

>>221
司馬が中岡の事を興味持って調べていたというソースを出せよ

226 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 19:32:33.28 .net

>>219
俺が言ったのは中岡に対してだけであってそれを全員みたいに敷衍するな

227 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 19:39:02.03 .net

>>214
司馬の『歳月』しか読んでない人は江藤をアホな奴としか思ってないだろうな

228 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:12:32.81 .net

>>225
中岡の事とは書いてない

>>226
中岡だけは小説にならないって前提がまずおかしいな

229 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:46:20.55 .net

>>228
>>212へのレスでそれは逃げだろうw

230 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:48:00.69 .net

>>228
>>212へのレスでそれは逃げだろうw

231 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:55:08.00 .net

>>228
ここ司馬のスレだぞ。大江が書こうが川端が書こうが村上が書こうが、司馬が書かなかったのは書くほどの理由も魅力もなかったからだ

232 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:56:04.23 .net

>>228
ここ司馬のスレだぞ。大江が書こうが川端が書こうが村上が書こうが、司馬が書かなかったのは書くほどの理由も魅力もなかったからだ

233 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:57:42.52 .net

>>228
ここ司馬のスレだぞ。大江が書こうが川端が書こうが村上が書こうが、司馬が書かなかったのは書くほどの理由も魅力もなかったからだ

234 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 20:58:58.39 .net

>>228
ここ司馬のスレだぞ。大江が書こうが川端が書こうが村上が書こうが、司馬が書かなかったのは書くほどの理由も魅力もなかったからだ

235 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 22:42:48.31 .net

いつものアンチが発狂したのか

236 ：無名草子さん：2023/09/20(水) 22:54:05.00 .net

司馬が魅力を感じた人物は全て
小説の主人公にしてるはずというアホの勝手な思い込み

237 ：無名草子さん：2023/09/21(木) 09:12:22.68 .net

そういう意味では乃木希典は司馬が個人的に人間性や業績を高く評価してたってことになるんだろうな

238 ：無名草子さん：2023/09/21(木) 10:02:56.13 .net

乃木に関しても殉死で山田の案山子のエピソードに関する司馬の乃木に関するとらえ方が
どうやら誤ってたっぽいことがわかっても逆にそれはそれでその人物に興味が出てきたわ、
って感じで書き続けたというのがあったし、魅力や好奇心が執筆意欲の一つであることは事実だろう
最終的な人物評価がどうなるかは別にして
そういや夏草の賦の長宗我部は人間の熱意がテーマだったっけ、凡人にはいまいちよくわからんが

239 ：無名草子さん：2023/09/21(木) 15:51:24.84 .net

乃木将軍は漢詩も立派だし人物も偉い
三島や影山は政治的抗議で自決したけどはたして乃木のような殉死はしただろうか？
自分を全開に出して自殺する人より自分を出さず殉死した乃木のほうがかっこいい

240 ：無名草子さん：2023/09/21(木) 19:13:32.34 .net

司馬が興味持って色々調べた幕臣も司馬の小説の主人公になってない
対談や随筆でよく名前をだし評価してる商人も司馬の小説の主人公になってない
織豊時代の好きな人物として挙げている武将も司馬の小説の主人公になってない

241 ：無名草子さん：2023/09/21(木) 20:20:37.09 .net

司馬の乃木評は好きでも嫌いでもないけど少しだけ好（こう）に近いが
父親や伯父にはもちたくないと71年に書いている。

242 ：無名草子さん：2023/09/21(木) 20:30:04.23 .net

>>236
久しぶりにウルトラ級の馬鹿を見たわ。いつ司馬が魅力のある人だけを取り上げて小説を書いたと言った。中岡を主人公に書く理由がなかっただけだ。そしてその司馬の判断は正しかったと思う

243 ：無名草子さん：2023/09/22(金) 00:03:20.29 .net

>>242
203 名前：無名草子さん[] 投稿日：2023/09/18(月) 20:39:19.55
>>202
中岡は人物的魅力に欠けるしこれといった業績もないしどうやって小説になるのか


↑
中岡を書かない理由を「魅力」と「業績」と書いてるじゃないか
思い込みの激しい馬鹿の日本語には普通とは違う特殊な意味が含まれてるのか

244 ：無名草子さん：2023/09/22(金) 00:15:18.21 .net

普通に司馬の発言や状況を考えたら興味があっても書く時間がないとか
短編は若い頃にしか書けないとかエッセイとかの仕事を引き受けたら小説は書けないとか
取材旅行の後はしばらく書けなくなるとか、普段の一日の執筆量とか色々勘案したら
中岡を主人公にしない理由が「魅力」と「業績」で決めたわけじゃないと類推できそうなもんだがな。
ろくに司馬の本も読まずに知ったかぶるから見当違いな間抜けな主張になる。

245 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 05:14:32.19 .net

>>244
お前よりは司馬については読んでるわ

246 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 05:16:32.78 .net

>>244
お前が長々とあげた推測、憶測は司馬が中岡を書かなかった理由に当てはまっているのか？　そうならソースを出せ

247 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 07:37:12.07 .net

河井継之助みたいにまったく面白味もない譜代の家老を
書いてるからな。あまりに面白くない人物なのか女遊びばかり書いてたけどｗ

248 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 08:00:16.91 .net

ブラタモリ・長岡でガン無視されてた河井継之助
領民を巻き込んだ焦土作戦とか狂気の沙汰だわ

249 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 12:38:02.27 .net

墓石が壊されまくるって司馬も書いてたっけな＞河井
幕末の食事事情を書いたエッセイでの桜飯の印象のが個人的に強いけど

250 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 13:20:02.90 .net

燃えよ剣がおもしろいな
こういう小説も書いていたのか

251 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 18:25:42.50 .net

>>246
推測じゃなく司馬や周りの者が言ってた理由だ知ったか馬鹿
お前の言ってる「中岡は魅力がなく業績がないから書いてない」は
見当違いも甚だしい思い込み。

252 ：無名草子さん：2023/09/23(土) 18:30:09.20 .net

>>245
>>246
司馬が評価しても主人公にしてない人物なんて大勢居るんだが
何故中岡だけが「魅力がなくて業績がないから」と断定出来るのかかそれこそ
ソース出せよアホ
俺より司馬を読んでるなら俺みたいに傍証でも書けるはずだよな？

253 ：無名草子さん：2023/09/25(月) 21:03:08.08 .net

山岡荘八に遠慮したのか徳川家康主人公の作品は書かなかったし
新田次郎に遠慮したのか武田信玄主人公の作品は書かなかったし
山田風太郎に遠慮したのか豊臣秀吉主人公の作品も書いてなくて
海音寺潮五郎に遠慮したのか西郷隆盛主人公の作品も書いてない
他の作家との兼ね合いみたいなのもあったんじゃないかな

254 ：無名草子さん：2023/09/25(月) 22:03:43.32 .net

海音寺潮五郎と林房雄の西郷隆盛
大部だけどどっちが面白い？

255 ：無名草子さん：2023/09/26(火) 22:56:52.11 .net

>>253
覇王の家は家康主人公だけどノーカン？
翔ぶがは西郷の人となりをしりたいからスタートしてるから西郷主役じゃねっすか？

256 ：無名草子さん：2023/09/27(水) 01:36:38.23 .net

海音寺は酒で倒れた時に自分の寿命を感じて西郷の小説を書こうと思ったが
小説にしたら1万5千枚以上は書く必要があるとしてそれでは書き終える時間がないと
判断し伝記として書き始めたが途中で絶筆となってしまった。

257 ：無名草子さん：2023/09/27(水) 14:22:50.80 .net

両方読んだ人なんていないか
研究者クラスじゃなきゃ30冊近く読まないわなあ
西郷が好きかどうかもあるし

258 ：無名草子さん：2023/09/27(水) 15:59:04.16 .net

芥川賞受賞しておいて他方ベストセラー作家でもあった松本清張と五味康祐が地味に凄くね？

259 ：無名草子さん：2023/09/27(水) 16:06:06.20 .net

なんで大江と石原じゃねえんだ

260 ：無名草子さん：2023/09/28(木) 08:40:18.74 .net

tk_tk (不要な方のN.G登録用)

家族等などに紹介する側になり更に￥4000をゲットできる！
https://i.imgur.com/zZafUFB.jpg

261 ：無名草子さん：2023/09/28(木) 10:06:54.37 .net

>>260
尼券に交換できるって。

262 ：無名草子さん：2023/10/06(金) 09:21:57.91 .net

司馬は『花神』は「鬼謀の人」より好きだが
『峠』は「英雄児」のほうが簡潔にまとまっていてそちらのほうが好きだな
個人的な好き好みで言えば司馬遼太郎は長編より短編のほうが好み

263 ：無名草子さん：2023/10/27(金) 12:33:33.38 .net

ネトサヨ戦車

264 ：無名草子さん：2023/11/03(金) 23:15:04.84 .net

>>253
わりと司馬が書くまでマイナーだった人がメジャーになることが多いような
土方とか黒田官兵衛とか大村とか江藤とか秋山兄弟や児玉源太郎とかぬやまひろしとか
これこそが司馬の功績だとも言える

265 ：無名草子さん：2023/11/07(火) 12:50:02.86 .net

讀賣新聞好きな作家ランキング 司馬遼太郎は5位
https://twitter.com/es8serimina/status/1718129800748130440

1,東野圭吾
2,宮部みゆき
3,湊かなえ
4,池井戸潤
5,司馬遼太郎
6,村上春樹
7,松本清張
8,池波正太郎
8,伊坂幸太郎
10,赤川次郎
10,浅田次郎
10,藤沢周平
(deleted an unsolicited ad)

266 ：無名草子さん：2023/11/07(火) 12:50:09.02 .net

讀賣新聞好きな作家ランキング 司馬遼太郎は5位
https://twitter.com/es8serimina/status/1718129800748130440

1,東野圭吾
2,宮部みゆき
3,湊かなえ
4,池井戸潤
5,司馬遼太郎
6,村上春樹
7,松本清張
8,池波正太郎
8,伊坂幸太郎
10,赤川次郎
10,浅田次郎
10,藤沢周平
(deleted an unsolicited ad)

267 ：無名草子さん：2023/11/09(木) 09:01:57.51 .net

>>264
司馬遼太郎が小説に書くまで大村益次郎や児玉源太郎を知っている日本人っていなかったんじゃない？

268 ：無名草子さん：2023/11/09(木) 17:54:45.31 .net

大村は靖国神社にデカい銅像立ってるだろ

269 ：無名草子さん：2023/11/10(金) 17:18:33.94 .net

司馬さんが書いた圧倒的マイナーから有名になった人と言えばツェベクマさん

270 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 10:03:55.36 .net

仲人を務めた沈壽官の息子の披露宴で
一時間半も喋り倒して出席者を大困惑させたという
非常識かつイタいエピソードが好き

271 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 15:12:15.07 .net

晩年小説をかくのやめたのはもともと学者になりたかったからかい？
学者としての仕事ができていればいまごろ評価は違っただろうな
街道をゆくはおもしろいが、ただのエッセイでしかない

272 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 16:09:10.90 .net

歴史小説を歴史学者が批判するという滑稽な時代は
いずれ過去のものになるでしょう

その頃にはただの歴史小説として読まれているか
あるいは忘れ去られて読まれなくなっているかも知れない

273 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 18:01:07.58 .net

>>268
大村益次郎とシーボルトの娘のイネが恋愛関係にあったと知ってる人はいなかったでしょ

274 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 21:57:05.69 .net

ありゃほとんど司馬の創作だよ
師弟関係にあったのだけが事実で例の看病すら否定的な見解があるし

275 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 22:26:39.60 .net

磯田道史は花神が司馬遼󠄁太郎の最高傑作としてるな。
TVでも何度か花神の凄さを語っていた。

276 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 23:44:02.04 .net

司馬の創作というかドラマの創作で「花神」では阪大の教授から
「蔵六とイネとは、プラトニック・ラヴだったでしょうか、どうでしょうか」
なんて尋ねられたエピソードこそあるけど
恋愛関係のような甘い描写はなかったはず

277 ：無名草子さん：2023/11/11(土) 23:59:21.63 .net

え？おもいっきりセックスシーンあったやろ

278 ：無名草子さん：2023/11/12(日) 11:28:04.95 .net

どこにそんな描写ある？

279 ：無名草子さん：2023/11/12(日) 11:43:56.42 .net

花神の上巻だけでいいから読み直してきなさい

280 ：無名草子さん：2023/11/12(日) 12:16:12.77 .net

「花神」読んだの結構昔なんですっかり忘れてました
なかなか艶めかしい場面あったんだな
ありがとう

281 ：無名草子さん：2023/11/14(火) 01:14:21.17 .net

艶めかしいで花芯を思い出した

282 ：無名草子さん：2023/11/14(火) 05:17:54.55 .net

翔ぶがごとくで伊藤と大久保が接近したのを
木戸のただの嫉妬とかかくのはよくない。司馬しか読まない人が多いんだから。
森有礼と伊藤博文がアメリカに有利な協定を結ぼうとしたが、最恵国待遇が
あるのを木戸と岩倉が知って激怒、条約改正をできると踏んで委任状取りに
伊藤と大久保は勝手に帰国。木戸は条約できないのを知ってるからここで
両人に激怒。

283 ：無名草子さん：2023/11/14(火) 05:19:22.00 .net

森有礼のことを森無礼だといって激怒してたけど、
帰国したら木戸と森は仲良くしてたみたいなこと
書いてたから、木戸は結構優しいんだなって思ったわ。

284 ：無名草子さん：2023/11/14(火) 22:13:57.11 .net

>>282
何巻のどのへん?

285 ：無名草子さん：2023/11/15(水) 02:13:48.76 .net

Tiktok LiteでPayPayやAmazonギフトなどに交換可能な4000円分のポイントをプレゼント中！
※既存Tiktokユーザーの方はTiktokアプリからログアウトしてアンインストールすればできる可能性があります

1.SIMの入ったスマホ・タブレットを用意する
2.以下のTiktok Liteのサイトからアプリをダウンロード（ダウンロードだけでまだ起動しない）
https://tiktok.com/t/ZSNfsGp3Y/
3.ダウンロード完了後、もう一度上記アドレスのリンクからｱﾌﾟﾘへ
4.ｱﾌﾟﾘ内でTiktokで使用してない電話番号かメールアドレスから登録
5.10日間連続のチェックイン(←重要)で合計で4000円分のﾎﾟｲﾝﾄゲット

ﾎﾟｲﾝﾄはPayPayやAmazonギフト券に交換できます！
家族・友人に紹介したり、通常タスクをこなせば更にﾎﾟｲﾝﾄを追加でゲットできます

286 ：無名草子さん：2023/11/15(水) 02:50:46.92 .net

>>285
大盤振る舞いだな

287 ：無名草子さん：2023/12/11(月) 23:45:18.65 .net

夏草の賦上下読了
「信長の野望」で一条家で四国統一したくなった

288 ：無名草子さん：2023/12/18(月) 19:14:29.84 .net

やっぱり没後30年に向けて余談編集本が欲しいんだよね

そろそろ「余談だが～」「話は逸れるが」、
「ところでこの○○という人物についてであるが」、
「ここでこの時代を俯瞰してみたい」
からの余談だけを編集した本を読みたいw

それこそ、人物余談、地理余談、世界史余談など

289 ：無名草子さん：2023/12/18(月) 21:27:42.37 .net

>>288
お前が編集して出せ

290 ：無名草子さん：2023/12/19(火) 08:34:02.23 .net

翔ぶが如くと菜の花の沖はもはや余談のほうがページ数多いと思われる

291 ：無名草子さん：2023/12/21(木) 00:51:50.89 .net

良くも悪くも後世の後輩作家たちに影響を与えすぎたな

まとめ管理人@1059kanri

司馬遼太郎「余談だが、余談ではあるが、話は逸れるが、ところでこの○○という人物についてであるが、ここでこの時代を俯瞰してみたい、」　和田龍「ぐああ！脇道に外れまくって話が進まない！でも面白い！！（涙）」
　宮城谷昌光「いつも思うけどアレって小説かなあ？」　
火坂雅志「お前が言うな」
午後3:22 · 2012年7月29日

返信先: @1059kanriさん

火坂氏のコメントのブーメランっぷり…(笑)


まとめ管理人@1059kanri
2012年7月29日

返信先: @tenkawa_shinjiさん

火坂先生は天然だからいいんです

Verdun_843　モンティセロの丘で
·2012年7月29日

宮城谷先生は話が思いっ切り横道に逸れてるからな…何度か｢何時になったら三河統一するん？｣って思ったことです。

2012年7月29日

返信先: @Verdun_nkysjanさん

宮城谷先生の小説は読む前に予め勉強しておくことが必要と言われるほどですし
https://twitter.com/1059kanri/status/229461775333093376?lang=ja
(deleted an unsolicited ad)

292 ：無名草子さん：2023/12/21(木) 19:45:29.46 .net

宮城谷昌光は無名時代に司馬遼太郎にだけ本を送っていて
それに対してちゃんと感想を書いて返事をくれる事に感謝していた。
亡くなる2か月くらい前に初めて会ってその後エッセイでだいぶ嘆いていた。

293 ：無名草子さん：2023/12/23(土) 01:49:36.20 .net

宮城谷はとにかく前振りが長い印象
他の作家なら序章にあたるシーンを上中下の上巻使う感じw
三国志とか新三河物語とか主人公誰だっけと思うレベルw

294 ：無名草子さん：2023/12/23(土) 03:11:14.68 .net

三国志は群像劇なんで主人公っていないだろ
一応曹操が主人公っぽいけど

295 ：無名草子さん：2023/12/23(土) 07:02:12.79 .net

三国志演義は劉備が主人公よね
司馬も蜀の道で前半の主人公って書いてたで

296 ：無名草子さん：2023/12/23(土) 08:36:37.74 .net

宮城谷の三国志の主役はおそらく曹操
ただ12巻のうち2巻を曹操のジイさんが使ってる(笑)

297 ：無名草子さん：2023/12/24(日) 16:54:14.01 .net

後漢中期なんて超マイナーな時代からやってるからな
メジャーな人物が班超と蔡倫と楊震くらいしかいないって言うw
楊震は宮城谷三国志で初めて知った
他の2人は世界史の授業で記憶があるけど
世界史の授業で出てくる後漢の人物って、皇帝やそれこそ三国志の登場人物除けば
班超・蔡倫くらいだろうしなあ
跋扈将軍は侯景みたいに三国志のお笑い枠で把握している感じだし

298 ：無名草子さん：2023/12/24(日) 20:16:03.61 .net

これが司馬とか普通の時代小説だったら主人公の父親から書くのはまああり得る
でも宮城谷の場合は爺さんの全盛期からスタート
序章のそのまた序章をこれでもかって語らないと満足できない感じかな
そこを受けいられるかどうか

299 ：無名草子さん：2023/12/26(火) 19:24:30.76 .net

「劉邦」のときもそう思った なかなか読み進まないんだよ
曹無傷がああいうキャラになるのかと
その点 司馬遼の紀信は良かったなあ 余談も長すぎず面白かった

300 ：無名草子さん：2023/12/27(水) 03:48:46.78 .net

紀信　平(傾)国公　カイ通あたりのオリジナルエピソードは流石は司馬という感じで良かった
あと夏侯嬰の嫁の話とか韓信が連れてた元人妻の話とかくどくなくて良い

301 ：無名草子さん：2023/12/27(水) 05:41:17.14 .net

司馬遼の三國志読みたかったすねぇ
あぁでも劉秀のほうが司馬は好きかな？

302 ：無名草子さん：2023/12/27(水) 06:25:06.05 .net

諸葛亮については三国志演義や吉川英治等の本で天才軍師としての評価が固定しすぎてて、
中国物の題材としてはあえて書かなかったとか聞いたけど、どこがソースだったかな

司馬の諸葛亮評って

・三国志演義等の創作物で、清廉潔白で国の為に尽くし小国を率いて大国に対抗した
忠臣中の忠臣として描かれるが、不思議なことに（奇妙な事にだっけ）実在の諸葛亮も
ほぼそのような人物だった
・薄葬や先主劉備との交流など後の官僚の手本となった
・軍事面の才能に疑問を投げかけている三国志の著者陳寿に対して「現実性が希薄な
蜀という国をあそこまで維持した事をもっと評価するべき」

こんな感じだと思ったけど確かに司馬の選ぶ創作の人物にとしては面白みに欠けたのかな
１番目の評価はその後の歴史を知ってたら諸葛亮みたいな人は珍しいから、なんかわかる

303 ：無名草子さん：2023/12/27(水) 10:41:25.53 .net

孔明は実は戦前が人気のピークだった 楠木正成と並ぶ忠義公として
ただ正成が戦後になると人気を落とすことになるが
孔明は戦後もその能力とあの清廉潔白さと日本人ならではの判官びいきで令和になっても人気者
それが戦前のあの空気が嫌いな司馬にとって孔明も食指を伸ばさなかった原因かもしれない

304 ：無名草子さん：2023/12/27(水) 16:50:42.00 .net

宮城谷は主人公が爽やか善人の小説はいいんだよ
劉秀とか晏嬰とか太公望とかホント爽やかイケメンで女にモテてまるでラノベの主人公みたいで
ただ劉邦はあそこまでカッコよくないし
曹操はあそこまで善人じゃねえだろとは思う

305 ：無名草子さん：2023/12/28(木) 09:34:02.10 .net

>>293
宮城谷は光武帝が面白かったけどさ 後半がもう完全にダイジェストだった あと２巻ぐらい使ってほしかったぜ
確かに序章に力入れすぎて後半があっさりするパターン多い
劉邦も草原の風も上巻が歴史の表舞台に立つまで 中巻が主人公が飛躍を始めるまで
そして下巻で 猛ダッシュで纏めるって感じ

306 ：無名草子さん：2023/12/28(木) 09:36:27.44 .net

>>302
その司馬遼太郎が諸葛孔明を評したのってどこで読めますか？

307 ：無名草子さん：2023/12/28(木) 12:10:10.00 .net

司馬の三国志ネタが一番多いのはやっぱり 街道をゆく蜀の道 雲南のみちだな
ただ>>302みたいなことまで言ってたのは記憶がないw

308 ：無名草子さん：2023/12/28(木) 16:47:24.95 .net

最近は陳舜臣の小説読んでるんだけど 終盤に失速するのは司馬や宮城谷のクセではなくもはや歴史小説の宿命のような気もする
晩年が悲劇の主人公が特にそれ

309 ：無名草子さん：2023/12/28(木) 21:29:45.95 .net

>>302で書かれてるのは全部街道をゆくやな
ってかそれ以外で三国時代に言及してるのって陳舜臣と金達寿と
3人で対談してるやつくらいしかわしも記憶にない

310 ：無名草子さん：2023/12/29(金) 07:38:04.92 .net

司馬とは何の関係もないが、大学生くらいの男が電車の中で今村翔吾の『八本目の槍』を読んでいた。今時歴史小説や時代小説を読むのはジジイばかりだと思っていたので新鮮だった

311 ：無名草子さん：2023/12/30(土) 06:51:47.32 .net

タイプライターズに出演していた時に今村は司馬が大好きで文体も真似ていると言っていたな。あの文頭に「と、言った」ともってくるやつ

312 ：無名草子さん：2023/12/30(土) 19:07:31.09 .net

司馬遼太郎は子どもの頃に父親から漢籍の素読を教わっていて
大学時代の愛読書の一つが史記だった

313 ：無名草子さん：2023/12/31(日) 10:55:40.02 .net

>>302
俺も蜀のみち読んでいたら司馬が劉備の良いところは「劉禅がダメだったら君が代わりに皇帝になってくれ」のところを今日なお創業者が番頭にこのような遺言をするのは珍しいとした上で
「劉備の人間的な魅力はこの遺言に尽きている」と書いたところかな

要するに儒教的なものが司馬は嫌いなんだなと思った

314 ：無名草子さん：2024/01/01(月) 12:16:54.23 .net

2023文藝春秋電子書籍ベスト100

52位　坂の上の雲（合本版）
70位　坂の上の雲（一）
72位　竜馬がゆく（一）
84位　坂の上の雲（二）
86位　燃えよ剣（上）
88位　燃えよ剣

315 ：無名草子さん：2024/01/02(火) 06:02:12.57 .net

>>313
司馬は韓国が大好きだったと思うが儒教とは合わなかったのか？

316 ：無名草子さん：2024/01/04(木) 17:02:07.56 .net

以下の作品はいつまで待っても電子書籍化されないのだが
なにか理由あるの？


歴史の世界から (中公文庫)

歴史の中の日本 (中公文庫)

古往今来 (中公文庫)

317 ：無名草子さん：2024/01/04(木) 23:16:00.26 .net

>>315
大好きでは無いだろう

318 ：無名草子さん：2024/01/05(金) 05:50:31.26 .net

>>317
『この国のかたち』とかで読んだような気がしたが記憶違いか

319 ：無名草子さん：2024/01/05(金) 06:09:53.55 .net

済州島は好きだったのではないか？　

320 ：無名草子さん：2024/01/05(金) 20:36:56.58 .net

30年担当編集だった和田の本では朝鮮人のいきすぎた愛国主義に
辟易してある時期から語らなくなったという事もあるし、
いくつかの本で韓国の要求に対して批判するような事も書いてる。
とはいえ日本人が在日を差別しないようにと晩年も願っていた。
ちなみに小学生の頃は在日と日本人が喧嘩する度に司馬さんがよく仲裁してたり
分け隔てなく付き合ってたから朝鮮人の子供たちから好かれていたと同級生が言っていた。

321 ：無名草子さん：2024/01/05(金) 21:24:57.77 .net

時代の風音の朝鮮、特に楽浪郡絡みに関する司馬と宮崎駿の
やりとり見てたら晩年の司馬が少なくとも現代朝鮮の姿勢や
歴史認識に対してどう思ってたかわかる

322 ：無名草子さん：2024/01/07(日) 08:53:58.51 .net

朝鮮に関しては、史実を突きつけられたら
嫌韓扱いになるからしょうがない。
今の朝鮮人自体、妄想の中で生きてる民族だから。

323 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 02:56:16.97 .net

NHKBSでやってた新街道をゆくの録画をみて結構面白かったんで
番組名で色々ぐぐってたら感想を書いてあるブログの１つで、
司馬遼太郎は偏食で有名だった、と書いてあったんだけど、
この人偏食だったの？

324 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 05:50:50.73 .net

>>323
自分で偏食と言っている

325 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 07:00:55.68 .net

週刊朝日の担当が書いた「街道をついてゆく」を読むと
偏食や風邪を異常に恐れる司馬が描かれていて新鮮

326 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 13:50:42.67 .net

司馬の偏食や嗜好についての話で記憶にあるのは

・魚や鶏肉が駄目（でもカレイの煮つけは食べてる）、海藻類も好まない
・野菜は好きだが匂いの強い系統の野菜は駄目
・宴会で出された立派な鯛かなんかと蒲鉾数切れを交換
（練り物は大丈夫だったのかな？）
・魚を美味いといった後輩に大人げない対応
・すき焼きが好きで家ですき焼きを連続して出し編集者閉口
・街道をゆくではカレー、蕎麦、トンカツなどを好んで食べる
・モンゴル旅行時に須田画伯が持参したインスタント麺を食い尽くす
・「久しぶりに美味いものを食べた」とまで絶賛したものはお握りと味噌汁
・酒は自称「中途半端な下戸」(編集者によればお銚子７～８本は飲んだらしい)
・旅の食事のコツはトンカツを食べる事、理由はどの地域どの店も味に差が無い

他にもなんかあったっけかな
最後のやつ、司馬には悪いが揚げ物は店によってはっきり美味い不味いがあって
不味い店のは食えたもんじゃないと思うんだけどｗ

327 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 14:06:11.38 .net

ワーカホリックの人にありがちな食に興味の無いタイプ
宮崎駿なんかも一年中、毎昼・毎夕を弁当で過ごし
休養で田舎暮ししてるときもアンパンが最良の飯なんだとか

328 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 14:15:34.76 .net

手塚治虫なんかもそうだな
嫁が作ったお握りとかしか食べないの

329 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 16:13:45.17 .net

晩年は夜中に腹が空いた時に便利だからと即席麺や冷凍食品を愛好していたそうな

330 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 17:00:42.06 .net

幼少期に海の無いとこに暮らしてたから魚が苦手なんだろうな。
あと司馬夫妻は晩年まで焼肉を喰ったことが無かった

331 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 17:16:19.73 .net

池波は美食家だった？

332 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 17:34:20.53 .net

食事シーンに池波と真逆の意味で定評がある司馬だけど、
竜馬がゆくで坂本が桂と一緒に鶏鍋を食べるシーンとか、
翔ぶが如くで西郷が桂と一緒に鶏鍋を食べるシーンとか、
結構おいしそうに思った。あ、シチュエーション同じだった。

333 ：無名草子さん：2024/01/08(月) 20:15:43.25 .net

池波の剣客商売とかは美味そうな料理描写が多い記憶。
宮城谷の初期の作品にはあつものがよく登場する印象。

334 ：無名草子さん：2024/01/09(火) 08:55:32.10 .net

晩年の司馬はかなり台湾に傾倒してたみたいだし
あのまま小泉安倍時代まで生きていたらかなり李登輝に入れ込んでいたと思われる

335 ：無名草子さん：2024/01/09(火) 23:34:31.51 .net

>>315
よくまとめられている

「韓のくに紀行」に見る司馬遼太郎の韓国認識

機関リポジトリ
ジョン, チャンファン

本稿は、司馬遼太郎が40年前書いた「韓のくに紀行」の中で韓国と韓国人に対する直接的表現だけをまとめて彼の対韓認識の特徴を分析するのに目的がある。
紀行の旅程は古代日本と関係の深い朝鮮半島の南地域で、徹底的な準備下に行われた歴史踏査の旅であった。
特に、朝鮮に帰化した沙也可の跡地訪問と彼の文集に対する調査は当時としては稀なことであった。
司馬の観点は、古代日本と関わりのある加羅と任那、百済に集中し、歴史的な人的物的交流に基づいた百済文化との同質性を確かめているが、新羅に対しては否定的立場を持っている。朝鮮ノ役以来日韓合併に至る歴史的事件・戦争に対しては比較的に客観的視覚を保っている。
韓国と韓国人については、半島国家の地理的特性を理解しながらも、儒教文化の弊害による文化と民族性の短所を厳しく指摘していて、この点においての韓国人の反論、反発は当然のことであろうが、個人的には概ね共感すると共に、韓国側の冷静な再考が要ると判断される。
慕夏堂文集、平済塔、当時韓国農村等に関する感想と分析においては、資料中心ではない客観性不足と当時韓国の政治、経済に対する現実的状況認識の問題が提起できる余地があると考えられる。

KJ00007001859
論文

336 ：無名草子さん：2024/01/09(火) 23:40:06.08 .net

>>320
あとこれは傑作

“座談の名手で人たらし”司馬さんがしばしば口にしていた「たとえ話」
文：白川 浩司 （元編集者）
『余話として』（司馬 遼太郎）

中国を筆頭に、アジアには「専制の系譜」とでも呼ぶべき伝統がある。どんな王朝でも、ひとたび権力を握ると国のものは自分のもの、みんな国を私してしまう。
ネポティズムは当然で、帝妃の一族が国費を乱費したり国政を壟断したりするのは、共産党政権になっても変わらない、それがアジア的専制の特徴である。
「ところが日本以外のアジアで二人だけ、そうならなかった指導者がいる」と、司馬さんは言われた。「誰ですか」と問うと、
台湾の李登輝総統と韓国の朴正煕（パクチョンヒ）大統領。この二人だけは、一族を重用もしないし国の財産を私したこともない。それはなぜかといえば、
「日本の近代化の影響でもあるんだね」
　司馬さんが言われたのはそこまでである。
以下、私が勝手に付け加えると、李登輝さんは京都帝国大学の学生として二十二歳まで日本人だったし、朴大統領も日本の陸軍士官学校卒、敗戦までは日本人だった。
李登輝さんが極めて親日的で「アジア的専制」とは正反対の身ぎれいな政治家であることは知られているし、朴大統領が日本からの請求権資金八億ドルを一切私することなく、「漢江（ハンガン）の奇跡」と言われる経済成長をもたらしたことも周知の事実である。
朴大統領は、韓国が日韓併合という屈辱を逃れられなかったのは、民族の誇りを失っていたからだ、として、荒れるに任せていた新羅の歴代王の墳墓の地を買収し、「大陵苑」（古墳公園）として整備している。
私ごとになるが、のちにこの地を訪れた時、同時代のわが日本に比べて、朝鮮がいかに豊かで先進的であったか、と驚いたものだ。

https://books.bunshun.jp/articles/-/5299?page=5

337 ：無名草子さん：2024/01/09(火) 23:43:00.12 .net

これが司馬のホントの姿

アジア的専制についてひとしきり語った後、司馬さんは最後に「隣国の悪口を言うのは楽しいもんやなあ」と、聞き捨てならない一言を発して私を慌てさせた。

思わず、「先生、まさかそのまま字にすることはないでしょうね」と問い返したほどだ。北朝鮮や朝鮮総連を批判しただけで、「差別」と糾弾され抗議が殺到した時代の話である。

司馬さんはかつて「国民作家」と呼ばれ、『文藝春秋』もまた「国民雑誌」と呼ばれた時代があった。
当然ながら「国民雑誌」は「国民作家」と相性がよく、良質な読者に支持されてこの国の世論を静かに支えてきたように思われる。
が、ベストセラー作家は数多く出現しても、「国民作家」も「国民雑誌」ももはや存在しない。それは必ずしも悪いことではないかもしれないのだが、
一方で、先の見えない日々をただ漂っているに似た不安が脳裏を去らないのは私だけであろうか。

https://books.bunshun.jp/articles/-/5299?page=6

338 ：無名草子さん：2024/01/10(水) 00:02:18.09 .net

壱岐対馬の道で終戦後、韓国が日本に対して対馬は韓国の領土だから
返せしろってアメリカにねじ込んできたのを聞いて当時記者だった司馬が
大笑いしたってエピソードがあったね

339 ：無名草子さん：2024/01/10(水) 17:12:09.85 .net

それは司馬の勉強不足だろ
対馬の宗氏の両面外交を知っていれば決して笑えないはず

340 ：無名草子さん：2024/01/10(水) 17:36:18.94 .net

>>321
ワロタwこれはひどいw

司馬「韓国は表土が浅いために復元力がありませんから、そのまんま岩山になった。
それで製鉄の技術者たちが船に乗って梯団を組んで出雲に来たんじゃないかと思います。」

宮崎(駿)「岩山になったことをすべて秀吉のせいにしてますけど」
司馬「秀吉のせいになってる。私は韓国の現場でそれを言ったら、説明する人がきょとんとするのです。
秀吉はこんなところまで木を切りにくることはないんだと言ったのですが」
宮崎「秀吉のせいにしておいちゃダメですね」
司馬「ダメです。あそこは事実よりも、ちょっと非事実をまぜることが好きなようですね。」
堀田(善衛)「それで、恨五千年なんて歌をうたってる。」

341 ：無名草子さん：2024/01/10(水) 17:50:48.93 .net

ひどいなあこれw 本当は韓国政府も北朝鮮も嫌いだろw

司馬「漢の楽浪郡もなかった、玄菟郡もなかったということになっている」
宮崎「楽浪郡もなくなっているんですか？」
司馬「なくなった。これは南も北も同じ考えですよ。」
宮崎「北朝鮮の労働党と日本の共産党との関係がおかしくなったときに、任那日本府がなかったともめた話と同じなんですね(笑)」

司馬「任那日本府というのがあったかは別として、何か倭の根拠地があったとしなければ、韓国古代が読み取りにくいのですけれどとね。
さっきの鉄の話でも、中国の朝鮮のことが書いている『魏志東夷伝』に鉄ができて『倭もこれを取る』と出てくる。だから倭がそこに来て取っていたことは確かで、あの倭は朝鮮に地つきの倭なのか？
倭であることは間違いないのですけど、グループがあったと考えるほうが自然ですね。
だからそのうちどれかが任那日本府だったかもしれませんけどね。
最も『日本』という国号はまだ存在していなかったのですが。」

342 ：無名草子さん：2024/01/10(水) 18:14:20.08 .net

好きなもの 嫌いなものをまとめるとこうかな？

好きなもの

モンゴル、台湾、福建、西域、アイルランド、オランダ、バスク、騎馬民族
在日韓国・朝鮮人、李登輝、朴正煕、陳舜臣
明治政府、絵画、すき焼き、カレー、蕎麦、トンカツ、カップラーメン


嫌いなもの
旧日本軍、ロシア(ソ連)、韓国政府、北朝鮮、中国共産党、山口県(長州)、ベトナム人
日露戦争後の大日本帝国、ファシズム、共産主義含む全体主義、乃木希典、伊地知幸介、辻政信
音楽全般、魚、鶏肉

微妙
韓国・朝鮮人、現代の中国人、満州(女真族)
自民党、日露戦争後の日本人
ゴッホ、魚の練り物、日本酒、というか食事全般

343 ：無名草子さん：2024/01/10(水) 19:03:57.48 .net

>>342
好きなものに 密教、道教、荘子、仏像、済州島、任那、百済、金大中、石田三成

嫌いなものに 儒教特に朱子学、科挙、李氏朝鮮、新羅、慶喜以外の徳川家、チンドン屋

微妙 高句麗、盧泰愚

も追加で

344 ：無名草子さん：2024/01/11(木) 03:21:23.79 .net

>>339
それを言うなら朝鮮自体がはるかに中国領土。

345 ：無名草子さん：2024/01/11(木) 05:02:28.04 .net

誰かの回想（多分みどり夫人が書いたやつ）でバターピーナッツが好きで
しょっちゅう食べてたみたいなのを読んだ記憶があるんだけど、どこだったかな
塩豆が好きっていうのは日本人は歯ごたえや食感を楽しむ、という司馬自身の
文章にあったけど

346 ：無名草子さん：2024/01/12(金) 08:01:55.79 .net

>>339
両面外交って食料を輸入するために形式的にしてただけで
朝鮮側に対馬に対する強制力なんて何もないだろう

347 ：無名草子さん：2024/01/13(土) 19:32:54.61 .net

海音寺潮五郎との対談で荻生徂徠が「炒り豆をかじりながら古今東西の英雄の悪口を言うのが最大の楽しみ」という言葉を引用してたので
まあこれを引用したのは海音寺潮五郎なのだが
でもホントに実際対談中に豆をかじりながら対談してた可能性はあるw
お茶だけで対談するより場が和むので

348 ：無名草子さん：2024/01/14(日) 01:21:17.84 .net

別荘に二泊もして対談してるけど
掲載スペースの都合上編集部に削られた話もだいぶあるんだろうな

349 ：無名草子さん：2024/01/14(日) 04:53:36.48 .net

司馬の飯の話っていうと文春の担当編集のこれだなー
https://books.bunshun.jp/articles/-/2619?page=2
要約
お肉が好き（牛肉）だが夫人には結婚前に肉も魚も嫌いだと言っていた
担当編集は司馬がカツレツ・カレー・ミックスサンド・そば・うどん以外を
食べてるのを見たことが無かった
皆で会食する時は司馬が肉しか食べないから肉料理屋一択
しょぼいカツレツでも黙って食べる、美味い不味いを言わない人
大の魚嫌い、刺身でも寿司でも魚卵でも駄目、鳥も嫌い（夫人も鳥が大嫌い）
尾頭付きとか絶対駄目で鯛の尾頭付きを焼死体呼ばわり
酒は飲んでるふりするだけで基本素面だったので宴席で誰かが喧嘩とかするとキレた

350 ：無名草子さん：2024/01/14(日) 23:07:48.86 .net

>>349
喫茶店で出てくる軽食メニューみたいなのは全部好きな感じなのね
じゃあ逆に言えば喫茶店で打合せしたりする作家の日常的にはあまり困らないな

351 ：無名草子さん：2024/01/14(日) 23:21:46.28 .net

ある意味、今で言うお子様舌か??

352 ：無名草子さん：2024/01/14(日) 23:46:02.09 .net

オムライス　スパゲッティ　ハンバーグとかも好きならお子様舌コンボほぼ完成すな
多分好きだったろうけど

353 ：無名草子さん：2024/01/14(日) 23:48:47.64 .net

アンガールズ田中の祖父が司馬の部隊にいたんだそうだ

354 ：無名草子さん：2024/01/15(月) 02:54:06.36 .net

数年前の爆報! THE フライデーって番組の田中の祖父の特集で
上官達から些細な事で殴られまくったけど司馬さんだけは優しかったと言ってた。
戦後も仕事を紹介してもらったとも言っていた。

355 ：無名草子さん：2024/01/15(月) 07:17:03.53 .net

司馬「この戦友、色々と大丈夫かよ・・・戦争終わったら俺がこいつの仕事とか色々面倒みてやらないとな・・・」
相手「この戦友（司馬）、色々と大丈夫かよ・・・戦争終わったら俺がこいつの仕事とか色々面倒みてやらないとな・・・」
双方が同時にこれを思ってたって話好きなんだけど街道をゆくのどれだったかな

356 ：無名草子さん：2024/01/15(月) 09:04:33.03 .net

田中の祖父は99歳でご存命とのこと
司馬が去年生誕100年だったからほぼ同年代だったんだな

357 ：無名草子さん：2024/01/16(火) 20:33:29.29 .net

>>342
>>349
このように視覚と文章力は他の追随を許さないが
味覚や聴覚あと数学や手先の器用さ等はいわゆる凡人以下だった

「耳が特別にわるく、習ったことばは音声として聴き取れず、正確に発音することができなかたった」
そんな司馬遼太郎は音痴でもあった

でもあの文章には非常に心地よいリズムが流れてんだよなあ 何度読んでも

358 ：無名草子さん：2024/01/16(火) 21:37:47.46 .net

NHK特集「シルクロード」11話で珍しい司馬の食事シーンが観れる
バザールで出された皿にてんこ盛りにされた肉包(肉入りの饅頭を鉄板で焼いたもの)を
手に取って食べてる、感想は「獣が獣を喰ってるという感じ」
映像を見ても美味そうに食ってるようには見えない

街道をゆく「モンゴル紀行」他随筆で司馬は「シルクロード」を名作と褒めたうえで、
その取材に同行できた嬉しさからあこがれのモンゴルではモンゴル人になりきりたい、
ゆえにモンゴル人が食べているものを積極的に食べるようにしているという趣旨の事を
語っている。モンゴルは当然羊が主食で料理方法は大体塩茹での雑なもの
結果として>>326が書いている須田氏のラーメンを食べつくした話に

「もう１つのシルクロード」やシルクロードの書籍で当時のNHKスタッフによる
撮影の苦労話が読めたり聞けたりするが、やはり出される飯が不味かったようで
麺類も砂みたいにジャリジャリしてるとか、羊肉は生焼けで喉を通らなかったとか
司馬に関するエピソードとしては肉麺を出されたけど不味くて食えなかったとか

で、中国側が配慮してハンバーグステーキやオムレツなどを出してくれた模様

359 ：無名草子さん：2024/01/16(火) 23:12:34.65 .net

>>353-356
水木しげるの画で読んでみたいw
今となっては叶わないが。
水木サンもほぼ同年代だな。

360 ：無名草子さん：2024/01/17(水) 00:27:08.00 .net

水木さんは幸運？だったね
司馬とかも徴兵されてたらどうなってたやら
そういや司馬の1年先輩の陳舜臣は台湾人だから徴兵されなかったそうだけど
同期の赤尾兜子は兵役につかなかったみたいだけどどうやって切り抜けたのかな

361 ：無名草子さん：2024/01/17(水) 01:30:16.68 .net

竜馬の最期ではないが天は戦争で福田定一を呼び戻さなかった
彼には戦後に大きな仕事を残しておいたのだ
そしてもし実際に福田少尉が戦場に送られていたらそのどんくささで真っ先に天に召されていただろう

362 ：無名草子さん：2024/01/17(水) 02:22:01.06 .net

少尉とかの小隊長は先頭きって突っ込む役目だから
士官試験を受けたがらない学徒も多かったそうだ

363 ：無名草子さん：2024/01/17(水) 04:07:02.65 .net

歩兵の小隊長は部下にすら前に出るなって言われるし、
慣れてくると熟練下士官に任せるからそこまで損耗する訳じゃない
死傷率が高いのは実戦参加すぐで、弾道がわからないのと、
勇敢ぶって無茶するから狙撃されたりする
でも戦車隊の小隊長車は先頭きって突っ込むから確実に死んでたな

364 ：無名草子さん：2024/01/18(木) 03:37:52.73 .net

司馬はアユ、アマゴ、イワナのような川魚は食べてるから
>>330のいう通り海無し県だから海のものが苦手だったのかね

365 ：無名草子さん：2024/01/18(木) 05:27:44.55 .net

>>349

これだけ偏食だと４０歳ぐらいで死にそうな気もするが…。

366 ：無名草子さん：2024/01/22(月) 00:53:58.62 .net

これくらいなら偏食とは言えんだろ、肉も野菜も食ってんだし
それで酒もそんなに飲まないなら食生活としては悪くない
カニにはアレルギーがあったし、魚介類全般が苦手なんだろうな

367 ：無名草子さん：2024/01/22(月) 03:55:06.04 .net

作品でわかる範囲だといわゆる和食全般や山菜や鮎サイズの川魚や
鰈の煮付や熊肉なんかは食ってるので偏食つーより食材による好き嫌いが
激しいというか・・・でもそれ普通は偏食っていうのか・・・ｗ本人も言ってるしな
ヒットラーは野菜大好き日本から取り寄せた納豆も好んだがソーセージ以外の
肉類全般を嫌ったそうだがそれを偏食というのかどうかを議論してた作品を
思い出した、司馬じゃないけど

368 ：無名草子さん：2024/01/23(火) 00:39:47.87 .net

『街道をゆく (18) 〈越前の諸道〉』

その夜は、町に出て、すしを食った。
当初、どの店へゆくべきかめあてがなかったために、ホテルのフロントに教えてもらった。
〈中略〉
すしはとびきりうまかった。
大よろこびで食っているうちに、酔ったふりの上手そうな五十年配のおかみさんが、
勢いよく飛びこんできて、たちまち酔しゃべりに一代記を語りはじめた。
〈中略〉
結局、私どもは寄席から出てきたような気分のよさで、路上にもどった。しかも、みごとなすしだった。
さらにいうと、勘定は信じがたいほどに安かった。材料なども、地元の魚だけでなく他のものも多かったから、
その値でひきあうのだろうかとかえって不安だった。
〈中略〉
しかし、うまいすしを食った上に、いいおかみさんにめぐりあえて、
福井市での夜は、まことに良夜というべきものであった。

369 ：無名草子さん：2024/01/23(火) 02:49:20.78 .net

https://sushiyoshida.tv/
ここだな

街道をゆくの白川街道でイワナのコツ酒を賞味する話があるけど
魚類駄目なら飲めないよね
煮魚を食べてるシーンもあるので>>368の寿司もそうだけど、
どうも編集者達の認識と食い違う部分もあるんだよな
仙台のみちでは海鞘も一応口に入れたようだし
まあ、たこ焼きは食べたようなので美味い寿司とかいいつつ
特定のネタだけ延々食べたとかいう可能性もむろん0じゃないが

街道をついてゆく読むと料亭の会席を食べた、とかいっても
実は煮付から〇〇は抜いてくれとか炊き込みご飯は竹の子だけにしてくれ
鶏肉その他は入れるなとか注文つけてるので司馬カスタマイズされたものを
食べてるのかも

370 ：無名草子さん：2024/01/23(火) 04:33:44.76 .net

街道をゆくで鰻丼と穴子は食べてたよな

371 ：無名草子さん：2024/01/26(金) 22:55:17.79 .net

>>264
>>267
今は知らんが秋山兄弟とか児玉源太郎なんて日本史の教科書に一文字も出てこなかったんだぜw
坂の上の雲を通らなかったら一生知ることもない人生を送る方が大多数
乃木希典だって教科書にあまり出てこないし

372 ：無名草子さん：2024/01/26(金) 23:12:22.87 .net

事実は分からないけど、編集者の目には拘りが強くて偏屈な人に映ったってことだろう
本人が書いた文章の方も当然自己演出みたいなもんは入ってるだろうし

373 ：無名草子さん：2024/01/26(金) 23:14:03.37 .net

ファンレターにはすべてに返事書いてたエピソード好き

374 ：無名草子さん：2024/01/27(土) 10:59:18.27 .net

演出といえば須田画伯は街道をゆくでついたイメージのせいで
迷惑することもあったと見たが出典どこだったかな
愛すべき変人みたいな描き方だけど

375 ：無名草子さん：2024/01/27(土) 16:42:43.30 .net

司馬さんは編集部の文字起こしのバイトだかにもまめにお礼の一文を書いてよこしてたってな。

376 ：無名草子さん：2024/01/27(土) 16:50:05.49 .net

小説の執筆で疲れた頭をクールダウンさせるために
手紙を書いていたんだとか
物書きが天職としか言いようがない

377 ：無名草子さん：2024/01/27(土) 16:59:06.58 .net

書痙とかにはならなかったんだろうかな
司馬と同世代かそれより若いくらいの作家は多くがなって
ワープロとか使いだしてた人もいたが

378 ：無名草子さん：2024/02/08(木) 00:08:31.47 .net

『城塞』読了

凄い面白い作品だったが、徳川首脳部の卑劣さと豊臣首脳部の愚かさに読んでて苛々させられる作品でもあったなぁ…
その分、後藤又兵衛、木村重成、真田幸村、毛利勝永ら大坂方の武将たちの勇猛で命を惜しまぬ戦いと生き方が鮮烈に印象に残ったが

379 ：無名草子さん：2024/02/08(木) 00:12:35.60 .net

ところで最後読み終わってからだが
大坂方の主要武将の中で途中から長宗我部盛親が忘れられてるのに気がついたｗ

380 ：無名草子さん：2024/02/08(木) 00:22:08.47 .net

気になったら戦雲の夢読んでやー！って事なんだろか
いや、あかんやろｗ

381 ：無名草子さん：2024/02/12(月) 09:39:23.93 .net

戦雲の夢、アンネの日記を思い出す。
どちらも、ぎりぎりの状況で自分をみつめる。

382 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 06:11:19.47 .net

一昨日伊豆に遊びに行った時に道の駅月ヶ瀬の売店でなぜか司馬の「峠」を売ってたんだけど何かゆかりでもあったっけ

383 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 06:13:47.66 .net

途中で投稿しちまった
新装版そういや持ってなかったなと思いつつ思わず買っちゃったんだけど
上中下のうち上と中が2022年の映画PR表紙カバーついて下だけ通常で何かモヤる

384 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 07:51:59.86 .net

「峠」で河井継之助を知って長岡藩の英雄って思ってたけど
小泉政権で「米百俵」が話題になって読んでみると
冒頭に小林虎三郎が河井継之助の墓に参って
「なんてことしてくれたんだ」なんてぼやく場面があって
地元での当時の評価ってこんな感じだったんだって再発見して
歴史の評価を一変させる司馬マジックの真価に思い至りました

385 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 08:05:18.50 .net

短編の方だと有能すぎる奴が小藩にいたら逆に害悪じゃね？
みたいなノリそのままで割と散々な感じに描かれてたよね
何度再建しても河合を憎む住人に墓壊されるし嫁も逃げたとか

386 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 08:12:49.01 .net

>>382
自己解決した
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001292.000001110.html
こんなコラボやってたのか

387 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 15:06:11.05 .net

>>385
英雄児が先で数年後に峠なんだよね
一人の人物を全く別のテーマで書いていながら
どちらも優れた作品なのはさすが

388 ：無名草子さん：2024/03/03(日) 16:21:49.03 .net

師匠の山田方谷は開城して領民を巻き込まなかったからな。
横浜警備をさぼって品川遊郭に入り浸ったり、英雄ではないわな。

389 ：無名草子さん：2024/03/04(月) 02:03:33.72 .net

「街道をゆく」で狩野亨吉のことを書いたときも
しゅんが

390 ：無名草子さん：2024/03/04(月) 08:43:01.00 .net

>>387
英雄児の方で河井率いる長岡ガトリング愛好会の皆さんに苦戦してる板垣や山県が
「なんで河井が会談しに来た時に捕まえとかなかったんだよ！」って文句言ってるシーン好き

391 ：無名草子さん：2024/03/04(月) 10:43:59.42 .net

「八重の桜」で河井継之助と佐川官兵衛が会談して
「新政府軍に目にものみせてくれるわ、フッフッフッ」なんてやってると
この二人なら歴史変えちゃうかもなんてワクテカした

392 ：無名草子さん：2024/03/04(月) 11:03:33.25 .net

長岡藩って実高15万石前後あったとなんかの本で観て
それでミニエー銃あんだけ買い付けられたのかーとか
思った記憶あるんだけど、何でそんな儲けてたんだろうな

393 ：無名草子さん：2024/03/05(火) 01:16:38.51 .net

北前船の寄港地の一つだから元々商業が盛んだったんではないかな

394 ：無名草子さん：2024/03/07(木) 12:49:31.41 .net

「江戸時代、日本人の識字率が世界一」
という話も、司馬が広めたデマだったんだな

395 ：無名草子さん：2024/03/07(木) 13:41:59.82 .net

ロナルド・ドーアが先じゃない？

396 ：無名草子さん：2024/03/07(木) 14:04:22.58 .net

司馬が小説でつけたイメージが一番大きな人物って誰だろ

397 ：無名草子さん：2024/03/08(金) 01:09:00.04 .net

>>394
何の本に書いてあってデマを広めたと言ってるんだ？

398 ：無名草子さん：2024/03/08(金) 01:59:10.23 .net

角知行
「日本の識字率は99％で世界一だった」という説は，実は根拠となるデータのない俗説にすぎなかった
ということだ。真偽をたしかめられることなく，戦前から何度もくりかえされるナショナリズムの波のなかで，
それは神話ともいうべき地位にまでたかめられていった。」

戦前から何度もくりかえされてきたらしいのに
司馬が広めたとアンチがデマを広める

399 ：無名草子さん：2024/03/08(金) 13:11:29.71 .net

「江戸時代の日本人の識字率は世界一」を司馬遼太郎が広めたという話
アンチでなく町山智浩がそれ言ってて周囲に袋叩きにされてたぞ

https://togetter.com/li/1776082

400 ：無名草子さん：2024/03/08(金) 13:24:10.29 .net

識字率の真偽はともかく
司馬の影響力のデカさにビビる

401 ：無名草子さん：2024/03/08(金) 16:00:32.59 .net

江戸末期に寺子屋15000あって教科書が7000種類あったとも言われてるから識字率を低く見積もる派も眉唾だな

402 ：無名草子さん：2024/03/12(火) 02:06:19.78 .net

まともに調査されていないのでよーわからんってのが正しい
まともに調査されたのが明治４１年説と昭和１ケタ説があって
戦後になって江戸時代に肯定的な民俗学者の推計で男子5割女子１割くらいは
学校いってたんじゃねーしらんけどーみたいな学説？が突如ブースト

403 ：無名草子さん：2024/03/12(火) 13:08:41.99 .net

そういや街道をゆくだか何かのエッセイだかで識字率の話あったな
江戸時代の村で読み書き出来る奴なんてせいぜい名主か僧侶くらいで
名主の息子が村で起きた犯罪(無理心中事件)の記録を残してたってやつ
日本の村落はこの程度の犯罪なら村で裁いて役所には事後報告してたとかいう

話自体は心中しようって相手の女殺したけど自分は怖くて死ねなくなって
死にたくないー僧侶になって供養するからゆるしてーっていったので無罪にしたら
最初はそうしてたけど次第に髪伸ばして遊び出して村を追い出したとかいう酷い話だったがｗ

404 ：無名草子さん：2024/03/12(火) 14:13:35.61 .net

町山は江戸時代は識字率高かいとツイート
それに対して、しばき隊は江戸時代は識字率低いと主張
そしたら司馬アンチが適当に司馬が悪いとツイートしたら鵜呑みにした馬鹿が出たと

405 ：無名草子さん：2024/03/12(火) 14:27:04.77 .net

そもそも司馬が小説かきまくってた頃って識字率が8割超えとかのデマ飛んでないよね？

406 ：無名草子さん：2024/03/12(火) 21:08:28.47 .net

識字率が実は低かったというのも一つの学説であって
まだ定説と言えるほどじゃないんじゃないの？

407 ：無名草子さん：2024/03/12(火) 21:09:08.30 .net

ホームレスが新聞読んでるの
日本だけやで

408 ：無名草子さん：2024/03/13(水) 00:34:38.18 .net

上で出てるドーアの推計が正しいとしたら幕末日本の識字率は30%で欧州と同等かそれ以7割から9割もあったとか低かったというのは学説にすらなってない

409 ：無名草子さん：2024/03/13(水) 12:53:52.01 .net

海外と比べたらってことだろ。
そりゃ高いだろう。

410 ：無名草子さん：2024/03/13(水) 23:30:18.32 .net

識字率か……。
文字が読めても読解力がないとな……。
そして文章力。とくに接続詞の理解が大切だな。接続詞の使い方が上手にできないと、考えていることを頭の中で正確に論理展開ができなくて、認知の歪みが生じてしまうと思う。
個人的な推測だが、メンタル疾患の原因は接続詞を使いこなせないことなのではないかと思っている。

411 ：無名草子さん：2024/03/22(金) 03:21:41.71 .net

そういや坂の上の雲であったね
平民の一般兵士がこんだけ知識があるって欧州でニュースになって外人が驚いたって話
翔ぶが如くでも西南戦争中に詳細な日記つけてた平民とか戦闘の合間に英語勉強してる西郷軍兵士とか

412 ：無名草子さん：2024/03/27(水) 17:06:31.97 .net

https://mag.japaaan.com/archives/176525
就学率が高い
貸本屋がある
瓦版がある
との説。
いかがでしたかブログだけど。

413 ：無名草子さん：2024/03/27(水) 21:03:05.34 .net

江戸では約70～80％、全国平均で約60％
まずこれが根拠がないからなぁ90％とかのよりはマシってだけで
ただ当時の欧州の平均30％より低くはないと俺も思うよ

そういや司馬が識字率の高さに言及してたのどの作品のどこだっけ

414 ：無名草子さん：2024/04/15(月) 22:50:37.97 .net

燃えよ剣と関が原と城塞は滅びの美学を描いた傑作

415 ：無名草子さん：2024/04/18(木) 01:40:48.33 .net

夏草の賦は人間の情熱をテーマに描いたって書いてあったけどよーわからんかった
最愛の息子と嫁が死んで燃え尽きたってのがそれかね？

416 ：無名草子さん：2024/04/18(木) 03:53:58.28 .net

鳥なき島の蝙蝠って評価がちょっと気の毒

417 ：無名草子さん：2024/04/18(木) 05:01:44.42 .net

豊臣軍にいいようにあしらわれて田舎者の兵法はしょぼっｗみたいに煽られてたシーンあったよね

418 ：無名草子さん：2024/04/21(日) 20:48:29.39 .net

てす

419 ：無名草子さん：2024/04/21(日) 20:49:54.68 .net

日本史を見渡すと日本人の向上心は世界一だと思う。

ただし、意識とエネルギーの使い方が間違っている。

420 ：無名草子さん：2024/04/23(火) 17:14:31.40 .net

街道をついてゆくに、司馬は辛い物は好まなかったってある
カレーライスは良く食べてるけど昔の日本の食堂で出てくるカレーライスなんて別に辛くはないので、
そうなんだって思ってたけど今日初めて読んだ中国蜀のみちで本場の麻婆豆腐が食べたいとか書いてるんだけど・・・

421 ：無名草子さん：2024/04/24(水) 05:39:55.29 .net

長安から北京へもそうだけど中国料理はよく食べてるけど大抵肉料理
編集者がゲロマズと判断したトンカツなんかも問題なく平らげてたようだし、
モンゴルで肉饅頭を味を褒めなかったがバクバク完食してる所見るに
肉系料理なら大抵のものがイケたんじゃないかな
蜀のみち雲南のみちでは唐辛子料理を何度も食べてるから唐辛子はOKかと

422 ：無名草子さん：2024/04/24(水) 06:10:43.66 .net

国盗り物語

NHKニュース
2024年4月24日 5時48分

戦国武将、織田信長の義理の父にあたる斎藤道三が、信長について「若造で至らない点もあるが末永くつきあってほしい」と近隣の領主にお願いした書状が見つかりました。専門家は「道三が信長のことを気にかけているとわかる貴重な資料だ」と指摘しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431231000.html

423 ：無名草子さん：2024/04/25(木) 12:50:32.29 .net

時代劇での新選組のビジュアルは薄桜鬼基準のオサレなのはダメだな
あれは薄桜鬼だけで十分、他はちゃんとした時代劇らしく正統な見た目にしないと
なんでジャニで舞台化された新選組始末記とか昨日の深夜にやってた奴はあのビジュにするのかねえ

424 ：無名草子さん：2024/04/30(火) 12:10:02.14 .net

age

425 ：無名草子さん：2024/05/08(水) 11:35:21.11 .net

河合継之助を主人公にした峠の前編を読み終わったが
今のところ主人公がただのバカにしか思えんな
なぜこんな人物を描こうとしたのか
後編はすごくなるのか

426 ：無名草子さん：2024/05/08(水) 19:33:50.48 .net

馬鹿だと思ったことがないからなんとも