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歴史・時代小説ファン集まれ その 11

1 :無名草子さん:2020/09/25(金) 22:42:25.92 .net
このスレは、歴史・時代小説について語るスレです。
中国モノも含みます。世界史は微妙です。
お勧めを挙げるときは、作家と作品名だけでなく
できるだけ出版社もお願いします。

次スレは、>>980が立ててください。
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歴史・時代小説ファン集まれ その 10
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1506128434/


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歴史・時代小説ファン集まれ その 9 [転載禁止]©2ch.net
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/books/1447559206/

450 :無名草子さん:2023/03/05(日) 22:16:55.34 .net
>>449
第一章完結だから、まだ続くのでは?

451 :無名草子さん:2023/03/11(土) 20:36:12.08 .net
最近時代小説コーナーに春陽堂文庫を見かけると思ったら復刊してたのか
柴錬の血汐笛や山田風太郎の白波五人帖とか珍しいの出してるな

452 :無名草子さん:2023/03/11(土) 23:05:09.06 .net
藤井邦夫の柳橋の弥平次捕物噺「影法師」を読了しました。
初めての作家でどうかな?と思いながら読みました。
残念ながら宇江佐真理や金子成人に比べると数段落ちるかなと思いました。
手馴れた筋書きを破綻なく読ませるだけで、登場人物への感情移入等余り出来ませんでしたね。
一介の岡っ引きなのに活躍の仕方が鬼平みたいでなんやこれ?って呆れますよ。
続きを読みたいと思えないですね。
お糸ちゃんだけちょっと魅力的だったかな?

453 :無名草子さん:2023/03/19(日) 10:47:35.43 .net
上田秀人 奥祐筆シリーズ
大奥ではサイコパスとして描かれた一橋治済も、祐筆シリーズでは
ちゃんと描かれている。
 彼の意見は近視眼的かもしれないけど、
改革を口実に社会保障の予算が削られているのを見ると、
一理はあると思う。

454 :無名草子さん:2023/03/22(水) 05:55:26.19 .net
辻原登って、歴史小説よりの時代物だと思うけど、妙にクセになる。
あまり好きな人はいないような気もするけど。

455 :無名草子さん:2023/03/24(金) 21:51:15.77 .net
「御家人斬九郎」面白くなかった

456 :無名草子さん:2023/03/25(土) 00:43:50.40 .net
>>454
「韃靼の馬」読んだけど面白かったな。
朝鮮通信使のことがよくわかった。

457 :無名草子さん:2023/03/26(日) 07:57:12.89 .net
>>456
あ、自分もそれは読みました。
大人し目の荒川徹かなと思ったけどなかなか面白かった。
後半のモンゴル系の登場人物のネーミングが、モンケとかバトゥとかトルイとか、
世界史の教科書から採ったんかいw ってとこが多少気になったが。

458 :無名草子さん:2023/03/26(日) 09:07:16.76 .net
タイトルが韃靼だからチンギスハンの子孫の名前にしたのはわざとなんでない?

459 :無名草子さん:2023/03/26(日) 10:29:55.50 .net
>>458
いや、それは解かるけどあまりにも(日本人にとって)有名すぎて。
モンゴル系の名前なら、ほかにもいろいろあるだろうに。

460 :無名草子さん:2023/03/26(日) 11:32:48.13 .net
わざそうしたんだったらハンの子孫以外名前にしたら意味ないじゃん
そこに気付いてもらうのも折り込み済みだろうからハンの子や孫の中でも有名どころを選ぶだろうし

461 :無名草子さん:2023/03/26(日) 11:54:36.58 .net
作者はモンゴルまで取材に行ってんだから名前はわざと有名なものを使ったに決まってんじゃん
名前なんて取材先で出会った人のを使ってもいいんだから
めちゃくちゃ資料だの取材だの力を入れることで有名な人だよ

462 :無名草子さん:2023/03/26(日) 11:58:32.13 .net
>>460
いやまあ、欧米人が日本を舞台にした歴史小説を書いたとして、
ある一つの村のモブ住民の名前が「家康」「秀吉」「信長」「政宗」だったら、
「もうちょっとほかに名前あるだろ?」みたいに冷めちゃう気分と言ったらいいのかな。

463 :無名草子さん:2023/03/26(日) 14:21:56.92 .net
私歴史に詳しいんですぅ~~マウントうざー

464 :無名草子さん:2023/03/26(日) 14:43:48.05 .net
昔のモンゴルなんて一つの村全体で一つの氏族みたいなもんやん
さらに親や祖父から名前を貰うんだから同じ氏族なら名前が被って当たり前
歴史上人物の名前は知ってても風習の方は知らないからそういう感想になるんやろな

465 :無名草子さん:2023/04/09(日) 07:53:35.38 .net
取材力といえば吉村昭だが、最近書店でも見かけなくなったような。

466 :無名草子さん:2023/04/09(日) 11:14:11.25 .net
そう?
つい先日、大型書店で見つけて読んでない2冊買ったよ
ここで話題になってた「破船」と「敵討」
ほかにも何冊か売ってた

467 :無名草子さん:2023/04/09(日) 19:10:09.31 .net
>>466
そっか、うちの近所の書店だけならいいけど。
ちょっと前だと新潮文庫の吉村昭の黒背表紙がズラリと並んでいたが、
なぜか最近は全部撤去されてる。誰かが大人買いして、書店が発注してないだけかもしれんが。

468 :無名草子さん:2023/04/11(火) 08:03:26.98 .net
吉村昭は、現実でヒグマ事件が起きるたびにスレ内で誰かが言及するなあ。
怖くて読んでない。

469 :無名草子さん:2023/04/11(火) 09:40:28.12 .net
三毛別羆事件なら文春文庫に移った木村盛武の「慟哭の谷」も良い

470 :無名草子さん:2023/04/12(水) 07:58:19.34 .net
うちの最寄りの大型書店なんか、物故者だと、吉村昭どころか、
吉川英治も池波正太郎も柴田錬三郎も、リアルではお目にかからない・・
(さすがに、司馬遼太郎と藤沢周平はある)

現役の量産型時代小説に棚が食われまくっている

471 :無名草子さん:2023/04/12(水) 08:55:11.49 .net
だから書店でなかなか本を買わなくなるんだよなー
店頭での出会いを求めていくが、惹かれる本があまりない

472 :無名草子さん:2023/04/12(水) 15:08:01.30 .net
で本屋は売れないから売れ線に頼るという悪循環

473 :無名草子さん:2023/04/12(水) 18:07:14.72 .net
コンビニ(ローソンだっけ?)が書店をやるというニュースを見たが
売れ筋しか置かないだろうな

読まない人の入り口程度にはいいんだろうが
読みまくってる人たちは見向きもしない気がする

474 :無名草子さん:2023/04/12(水) 20:19:57.87 .net
ポイントが付く本屋でしか買わなくなった

475 :無名草子さん:2023/04/15(土) 09:30:09.38 .net
講談社がビニール包装するようになってから
読んだことのない作家の本を買うのをためらうようになった

476 :無名草子さん:2023/04/15(土) 09:41:47.86 .net
よく知らんけど吉川英治とかかつての大物時代小説家(故人)の作品は
死後だいぶたって著作権が切れてフリーで読めるから出版社が絶版にしてるとか?

477 :無名草子さん:2023/04/15(土) 16:02:57.99 .net
山本周五郎は著作権が切れた途端に
新潮社文庫は字が大きい新装版になったし
講談社、角川、小学館、双葉の各文庫も新しく出したよ

478 :無名草子さん:2023/04/16(日) 08:56:38.49 .net
昔の時代小説は時代考証がいいかげんでイライラする、
みたいな理由でバカにしてるツイッターを見かけたことがあるが、
どの小説を読んでも疑問を抱くだけの知識がない自分は幸せなのだろうな。

479 :無名草子さん:2023/04/16(日) 09:20:31.64 .net
定説は時代とともに変わっていくものだからその揺れを楽しむ余裕は欲しいよな
あまりにもぶっとんだものは萎えるけど

480 :無名草子さん:2023/04/16(日) 10:02:38.76 .net
過去に書かれた作品は
そういう時代に書かれたからこうなんだなって思って読んでる

481 :無名草子さん:2023/04/16(日) 18:14:55.54 .net
とはいえ司馬遼太郎の太閤記とかで清須会議に滝川一益が同席してるのとかは流石に萎える

482 :無名草子さん:2023/04/16(日) 19:07:46.24 .net
>>481
自分が昭和末期に読んだ少年少女歴史マンガシリーズも、
うろおぼえだが滝川一益が会議の場にいた気がする。

某女流時代小説家の若いころの作品に「一年365日」みたいな記述があって、
さすがに苦笑したことはある。

483 :無名草子さん:2023/04/16(日) 22:49:40.29 .net
江戸時代なのに一週間後って出てきておいおいってなったことあるわ

484 :無名草子さん:2023/04/17(月) 07:49:00.88 .net
ひとまわり=7日っていう記述を時々見るけど
本当に使ってたんだろうか

485 :無名草子さん:2023/04/19(水) 13:32:35.78 .net
「天正元年九月一日の夜、浅井長政は自害して果て、小谷城は落城した」

みたいな文章。マンガだったと思うが、大きな満月が描かれていた。
まあ、たしかに「絵」にはなっていたけど。

486 :無名草子さん:2023/04/21(金) 14:16:36.77 .net
ここにもチクり魔いるんだろうな。ねらーのち〇〇〇てめえが
あの女にチクったんだろ。お前の仕業ってわかってるからな。

487 :無名草子さん:2023/04/21(金) 15:24:40.56 .net
>>484
七曜は使ってなかったんじゃないかなあ
ひとまわりって言うと十二支か十干、五行ってイメージ
江戸時代の暦も木火土金水の五行はあるけど七曜はなかったように思う

488 :無名草子さん:2023/04/22(土) 08:49:07.85 .net
初七日から満中陰まで7日ごとに法事するから、とか?

489 :無名草子さん:2023/04/27(木) 10:21:15.48 .net
新田次郎氏の「怒る富士」下巻の中で
「酒をしたたかに飲んだ佐平次は一升瓶をさげて工事部屋を出ると…」
とあるんだが、18世紀初頭で酒瓶はないだろうと。

490 :無名草子さん:2023/04/27(木) 10:32:48.52 .net
その頃は徳利?瓶子?

491 :無名草子さん:2023/04/27(木) 14:21:39.14 .net
通(かよい)徳利っていう一升はいる徳利ならあったらしいけど

その記述以前の描写が分からんから何とも言えんね

492 :無名草子さん:2023/04/30(日) 06:13:24.79 .net
堺屋太一の「豊富秀長」読了しました。
4〜5回目かな。
何度読んでも面白いです。
秀吉の成り上がりの陰に秀長有り!
これを兄弟W主演にして大河ドラマでやって欲しいなあ。
今のより数倍面白そう。

493 :無名草子さん:2023/04/30(日) 08:28:42.26 .net
2025大河が蔦屋だけど谷津矢車の蔦屋面白かった

494 :無名草子さん:2023/04/30(日) 10:27:38.90 .net
村田勢津著「芝浜」文芸社刊、よかった。
市井人情江戸物。時代は、明治に入るから、江戸でなく東京だけど。老人が主人公だから年配者向けかな?
本が、ちと分厚い…。読むのはひきまれるからあっちゅうま。

495 :無名草子さん:2023/04/30(日) 12:51:58.40 .net
>>492
竹中直人の秀吉の原作の一つですよ
その時の秀長は高島政伸です

496 :無名草子さん:2023/04/30(日) 18:05:51.24 .net
>>495
あれがそうだったんですか。
私は見てなかったんですが、竹中直人が張り切りすぎて金○が見えたとか当時言われてましたね。
竹中直人の秀吉ははまり役だったと思うけど、高嶋政伸の秀長はどうだったんでしょう?

497 :無名草子さん:2023/05/05(金) 18:44:26.51 .net
現役の歴史・時代小説作家を5人あげるとしたら、
宮部みゆき・浅田次郎・安倍龍太郎・北方謙三・高田郁あたりになるのかな?

平岩弓枝、澤田ふじ子はここ何年も作品発表してないし、
葉室麟・山本兼一は生きてたら入ってただろうけど。

498 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:12:52.42 .net
若手だと今村翔吾が気焔を揚げてる

499 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:20:51.15 .net
>>498
まだ40前だけど、直木賞獲ったし今後楽しみだね。
(実は読んだことない)

500 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:35:38.98 .net
山本一力も直木賞作家だが、ここ何年も新作見ないな

501 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:46:28.79 .net
佐伯泰英、風野真知雄、辻堂魁、西條奈加、藤原緋紗子も好き

502 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:58:46.16 .net
「現役」で5人挙げろと言われると票が割れそう。
個人的には宮本昌孝を推したい。

503 :無名草子さん:2023/05/05(金) 21:29:31.41 .net
金子成人推しです。

504 :無名草子さん:2023/05/06(土) 05:59:49.17 .net
宮部みゆきや浅田次郎は、歴史・時代小説「も」書いているエンタメ作家だし、
純粋に歴史・時代小説を書いてる「現役」作家のトップって誰なんだろう。

宮城谷昌光かな?

505 :無名草子さん:2023/05/06(土) 08:15:31.29 .net
金子成人「小梅のとっちめ灸」全く面白くなかった
今村翔吾「てらこや青義堂 師匠、走る」もダメだった

506 :無名草子さん:2023/05/06(土) 08:30:38.43 .net
自分の「好き」は誰かの「嫌い」
自分の「嫌い」は誰かの「好き」

507 :無名草子さん:2023/05/06(土) 13:26:47.96 .net
鷹井伶「おとめ長屋」、あまりに現代的で途中でギブアップした。
江戸時代にタイムスリップできないのは、面白くない。

508 :無名草子さん:2023/05/06(土) 21:57:38.88 .net
>>504
現役じゃないかもだけど、和物なら平岩弓枝

509 :無名草子さん:2023/05/06(土) 22:23:12.26 .net
作家のカテゴライズは余り意味がない氣がする。
あの風野真知雄も比較的最近の現代小説が有るな。

510 :無名草子さん:2023/05/06(土) 22:37:32.42 .net
まあ、時代小説か歴史小説を書いてて、直木賞の選考委員の経験がある、
平岩弓枝・宮城谷昌光・北方謙三・浅田次郎・宮部みゆきあたりが現在のトップ5でいいのでは。

511 :無名草子さん:2023/05/07(日) 06:51:38.70 .net
ヨーロッパの歴史小説の第一人者って佐藤賢一だと思うが、
直木賞作家だけどいまいち知名度が低いような。

512 :無名草子さん:2023/05/07(日) 07:18:54.41 .net
トップ5とか選ぶのって意味あるの?と思ってしまう
>>506じゃないけど、それぞれの好みだよ

513 :無名草子さん:2023/05/07(日) 09:53:46.23 .net
>>512
同意。個人的には2時間で読み切ることができる文庫の時代劇シリーズが好き。
気楽に読めるんだよね。

514 :無名草子さん:2023/05/07(日) 10:09:34.34 .net
コスミック時代文庫のぶっ飛びかたも結構好き

515 :無名草子さん:2023/05/07(日) 10:30:20.16 .net
春陽堂文庫のラインナップ凄いな
令和の時代に国枝史郎の神州纐纈城かよ

516 :無名草子さん:2023/05/07(日) 10:55:21.44 .net
>>515
関係ないがこのタイトルをみるたびに、
小学校の同級生の纐纈くんを思い出す。
ふだんは「交結」と簡略して自分の名字を書いていた。

517 :無名草子さん:2023/05/07(日) 12:46:40.10 .net
国枝史郎は青空文庫にいろいろ有るな。
それをKindleに変換したものはアマゾンに有る。
自分は、昔、講談社の大衆文学館シリーズで読んだけど。

518 :無名草子さん:2023/05/07(日) 13:04:26.59 .net
青空文庫にあるなら買わなくても自分で電書化出来るフリーツールはいくらでもある

519 :無名草子さん:2023/05/07(日) 16:34:55.83 .net
>神州纐纈城
半村良が絶賛しているから買って読んだっけ
妖星伝を再読したくなった

520 :無名草子さん:2023/05/07(日) 17:56:23.85 .net
>>519
同じく
伝奇小説は完結しない方が面白いとかなんとか、
半村良が書いていたのか、半村の文庫の解説に他の人が書いていたのか思い出せないけど

521 :無名草子さん:2023/05/07(日) 22:24:11.61 .net
わっちの好きな時代小説家ベスト5
池波正太郎
宮部みゆき
隆慶一郎
辻堂魁
横光利一

522 :無名草子さん:2023/05/07(日) 22:25:42.01 .net
>>521自己レス訂正
わっちの好きな時代小説家ベスト5
池波正太郎
宮部みゆき
隆慶一郎
辻堂魁
岡本綺堂

523 :無名草子さん:2023/05/08(月) 21:42:54.71 .net
>>496
秀長今なら堺雅人とか長谷川博己辺りにやらせたいね。

524 :無名草子さん:2023/05/16(火) 23:03:10.76 .net
永井紗耶子の木挽町のあだ討ちが山本周五郎賞受賞

525 :無名草子さん:2023/05/17(水) 09:06:57.53 .net
評判がいいみたいだね
読んでないけど

526 :無名草子さん:2023/05/17(水) 09:56:26.32 .net
木挽町のあだ討ちは全6幕のうちの第1幕は電書の無料お試し版がある
全280Pのうち50Pくらい読めるっぽい

527 :無名草子さん:2023/05/17(水) 12:53:37.94 .net
直木賞も大藪春彦賞も吉川英治文学新人賞も山本周五郎賞も全部歴史時代小説か
今期は豊作だな

528 :無名草子さん:2023/05/23(火) 14:24:24.10 .net


529 :無名草子さん:2023/05/24(水) 22:11:02.93 .net
宇江佐真理の「斬られ権佐」を読了しました。
彼女の作品に外れは有りませんが、髪結い伊三次シリーズ以外では最高傑作かもしれませんね。
秘かに好きだった女の危機を救おうと悪人に立ち向かい傷だらけ(88ヶ所)にされても生き残った権佐が女と一緒になり、岡っ引きを続けているという設定ですが、同心ではなく吟味方与力の小物という設定が違和感あるにも関わらず、そんな事はどうでも良くなり、6つの連作短編を読み進める内に夢中になってしまいました。
ネタバレになるので結末は伏せておきますが、権佐の娘や弟等の脇役達も魅力的で読後感は敢えてですが清々しかったと思います。

530 :無名草子さん:2023/05/25(木) 13:12:58.51 .net
宇江佐さんは良いなあ
伊佐次以外はエッセイを含めて全部読んだ
伊佐次シリーズは全巻揃えてあるけれど、これで最後、打ち止めかと思うと
もったいなくてなかなか手が出せない
ところで梅婆さんだけど、もう息子さんでもいいから続編書いてくれないかなw

531 :無名草子さん:2023/05/25(木) 19:12:02.76 .net
>>530
伊佐次シリーズの最後の竃河岸なんか涙腺崩壊ですよ。

532 :無名草子さん:2023/05/28(日) 12:39:17.02 .net
>>484
今読んでる時代物に「二まわり」って出てきたわ。
15日間(新月→満月、あるいは満月→新月の期間)の半分を一単位として「ひとまわり」

あと「通いの女中」って住み込みじゃない通勤してる女使用人のことかと思っていたが、
「通い=給仕」って意味だと初めて知った。

533 :無名草子さん:2023/05/28(日) 20:31:53.81 .net
かよい【通い】カヨヒ
①ゆききすること。往来。交通。源氏物語夕顔「田舎の―も思ひかけねばいと心細けれ」
②行きかよう道。通い路。重之集「急ぐらむ夏の―に関すゑて」
③酒宴などの配膳・給仕などをすること。宇治拾遺物語9「ありつる宿に―しつる郎等なり」
④「通い帳」の略。
⑤(住込みに対して) 通勤。「―の家政婦」
⑥(「…がよい」の形で) そこに足しげく行くこと。「医者―」「悪所―」
⑦音の通うこと。通音。

どちらなんだろうね。

534 :無名草子さん:2023/05/28(日) 21:19:23.50 .net
>>533
自分が読んで知ったのは江戸時代が舞台の小説だけど、
用例が『宇治拾遺物語』まで遡るのか。
現代作家だと、単に「自宅から店に通ってる女中」という意味で使ってる人多そうだけど、
江戸時代で「給仕」の意味で使っていたんだろうか。

535 :無名草子さん:2023/05/28(日) 21:48:36.60 .net
おそらく江戸時代も両方の意味があったと思う
江戸時代の茶道の本に給仕=通いのものと書かれてるし、自宅通勤を通いって言うのも黄表紙とかに出てくる

536 :無名草子さん:2023/05/28(日) 21:50:52.12 .net
>>535
勉強になります。

537 :無名草子さん:2023/06/05(月) 22:04:25.44 .net
今井恵美子の立場茶屋おりきシリーズを再読してます。
今「凛として」を読了しました。
言葉遣いが独特でふき味噌を舐めたような顔とかしこなし顔なんて他の作家ではお目に掛かった事の無い言葉遣いだったので違和感が有りましたが、慣れると気にもならず、筋立てはおりきが出来すぎた女なのが鼻につく事が有りますが、面白さの方が勝つので大した事では有りません。
亡くなられて時間が経つので今では新刊本書店ではまず置いてなく、古本屋でないと見つからないと思いますが、幸い全巻揃えているので後何巻か読み直すのが楽しみです。

538 :無名草子さん:2023/06/07(水) 16:17:29.56 .net
宇江佐真理の「泣きの銀次」を読了しました。
何度目かの読み直しですが、何度読んでも良いものは良いですね。
小間物問屋の若旦那銀次が殺された妹の下手人を捕らえるべく岡っ引きとなり、事件で死体を見る度に泣き崩れる所から題名の様なあだ名を付けられますが、作中さらなる不幸に襲われながら、執念で下手人の発見を成し遂げて店の女中と紆余曲折が有りながら無事結ばれるエンディングは真に爽やかで清々しい読後感を味わえますね。

539 :無名草子さん:2023/06/19(月) 07:36:08.43 .net
平岩弓枝さん死去しました合掌

540 :無名草子さん:2023/06/19(月) 08:02:30.61 .net
平岩弓枝先生も亡くなられたか…
今年の初頭には永井路子先生も亡くなられたし切ない
かつては杉本苑子先生と合わせて女性歴史小説家の三傑という印象でした

541 :無名草子さん:2023/06/19(月) 08:24:13.13 .net
東吾は結局るいと再会できずに終わったんだな…

542 :無名草子さん:2023/06/19(月) 15:34:30.18 .net
つか生死不明じゃなかったっけ
生きてたんだっけ?

543 :無名草子さん:2023/06/19(月) 16:03:18.58 .net
御宿かわせみは途中でリタイアしたんですが新の方は賛否両論だったみたいですね
平岩先生もファンからだいぶお叱りを受けたと言ってたそうですし

544 :無名草子さん:2023/06/19(月) 18:58:11.06 .net
平岩先生(泣)自分は30巻手前ぐらいで飽きてしまったけど何年か前ふと検索したら新シリーズとか東吾さん行方不明とかびっくりしたんだったわ

545 :無名草子さん:2023/06/23(金) 18:07:28.83 .net
オール読物に平岩弓枝追悼ページあるの、早過ぎだろ
亡くなったのは知っていて発表のタイミングを待って掲載したんだろうけど、
まるで死ぬのを待って用意してたみたいに見えてなんだかなぁと思った

546 :無名草子さん:2023/06/23(金) 19:43:16.91 .net
報道されたのがこないだってだけで、亡くなったのは6/6
出版社には亡くなってすぐ連絡あったろうから追悼ページ作る余裕くらいあるでしょ

547 :無名草子さん:2023/06/24(土) 18:54:25.29 .net
金子成人の「ごんげん長屋つれづれ帖」5巻目を読了しました。
お勝親子を中心に長屋や勤め先の質屋の人々が過ごす日常に起きるちょっとした事件が描かれるだけですが、それがとても気持ち良くて「付き添い屋六平太」シリーズと甲乙付け難いですね。

548 :無名草子さん:2023/06/29(木) 13:11:53.44 .net
>>545
特集でもしてるのかと思えば表紙には無いしいかにも急遽差し込みましたって感じの見開きじゃん
長いおつき合いの作家さんへの追悼をなるべく早く形にしたかっただけに見えたが

549 :無名草子さん:2023/07/04(火) 09:15:58.18 .net
今更ながら笹沢佐保先生の作品読み始めた。良いねえ

550 :無名草子さん:2023/07/04(火) 21:01:42.71 .net
ここまで大富豪同心シリーズなし。頭の悪い自分は軽くて景気良くてめでたしで完結するところが大好きです。

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