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歴史・時代小説ファン集まれ その 11

1 :無名草子さん:2020/09/25(金) 22:42:25.92 .net
このスレは、歴史・時代小説について語るスレです。
中国モノも含みます。世界史は微妙です。
お勧めを挙げるときは、作家と作品名だけでなく
できるだけ出版社もお願いします。

次スレは、>>980が立ててください。
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歴史・時代小説ファン集まれ その 10
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1506128434/


■前スレ■
歴史・時代小説ファン集まれ その 9 [転載禁止]©2ch.net
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/books/1447559206/

2 :無名草子さん:2020/09/25(金) 22:44:04.63 .net
■過去スレ■

歴史・時代小説ファン集まれ その 8
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/books/1389948354/
歴史・時代小説ファン集まれ その 7
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1342703747/
歴史・時代小説ファン集まれ 其之六
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1259468133/l50
歴史・時代小説ファン集まれ その5
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1224838910/
歴史・時代小説ファン集まれ その4
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1184457199/
板から板をさすらう歴史・時代小説ファン 参
http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1112354418/
板から板をさすらう歴史・時代小説ファン 弐
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1055648746/
板から板をさすらう歴史・時代小説ファン
http://book.2ch.net/books/kako/975/975250076.html

■関連スレ■
【時代小説】女流作家【歴史小説】 その3 [転載禁止](c)2ch.net
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/books/1422466595/

3 :無名草子さん:2020/09/25(金) 22:50:19.95 .net
1おつでした

4 :無名草子さん:2020/09/25(金) 23:13:23.82 .net
1乙

5 :無名草子さん:2020/09/26(土) 00:02:11.33 .net
>>1
おつ!

6 :無名草子さん:2020/09/26(土) 04:21:12.71 .net
立て乙

7 :無名草子さん:2020/09/28(月) 07:46:47.23 .net
206 通常の名無しさんの3倍
マナー講師
「檄を飛ばすとは自分の考えを伝える木札の意味でうんぬんかんぬん、人を励ます意味で使うのは誤用でどうたらこうたら」

ワイ「元々木札に激励書いてたんやで」

マナー講師「」

" 檄 "
"中国,古代に,告諭,召集,詰責などに用いた公文書。また,その文章様式。
もともと,戦いのときに起ったもので,天の時,地の利,人の和などから説き起して,
味方を激励したり,敵に降伏をすすめたりする内容のものが多く,激しい表現をとる。
最初は木札に書かれた。"
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

768 非公開@個人情報保護のため
>告諭
>詰責

あーこれ上司のお小言お説教は確実に檄ですわ
45 実習生さん
詰責が入ってるなら星野監督の「コノヤロー!」とかも檄でいいな
 

8 :無名草子さん:2020/09/28(月) 07:48:14.44 .net
87 ニュースソース検討中@自治議論スレ 2019/05/11 17:59:14

「檄(げき)を飛ばす」ってのは、体育会が誤用していただけで、
もともとの意味はすごく民主的な手続きを指していたんだね。

201 ニュースソース検討中@自治議論スレ 2019/05/28 03:35:19

ああ、それ多分誤解で体育会系が正解やで
辞書だから「自分の考えを伝えて…」とかおとなしめの説明文になってるんやけど、
実際飛檄の木札に書いてあったんは「正義の為に立ち上がれやコラァ!」みたいな奴や

 
487 iOS 2020/01/10 10:11:19

>シンクロの鬼コーチの映像に対して
>アナが「檄を飛ばす」をコメントで使ってたな

日本人の大半はこういう正しい使い方が出来ている
なお辞書の手抜き解説だけを読んで「檄文=冷静な説得の手紙」といった勘違いをしているうっかりさんが日本人の二割ほどいるもよう(文化庁調査済み)
 

9 :無名草子さん:2020/09/28(月) 07:50:49.58 .net
349 名無し象は鼻がウナギだ![sage] 2020/01/20(月) 16:27:30.83 ID:0
檄を飛ばすの誤用説もどう考えても語源レベルで間違っているよね
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/160.html

×日本人の9割が誤用
○日本人の1割が誤用だという俗説を信じてしまった

350 名無し象は鼻がウナギだ![] 2020/01/20(月) 17:07:04.68 ID:0
それデータが昔(2006)の奴
2017年のデータでは「檄を飛ばすに励ます意味はない」って根拠のない俗説を信じる奴が増えた
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/27/news138.html
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0930/stb_180930_4454850202.html
 


日本人の2割ぐらいに 
 


353 名無し象は鼻がウナギだ![sage] 2020/01/20(月) 20:54:23.77 ID:0
10年で一割しか洗脳出来てないって官庁や公共放送が関わってる割にショボくね?

.

10 :無名草子さん:2020/09/28(月) 07:58:04.03 .net
的を得るは誤用とする誤った説が広まりすぎたな

11 :女流作家スレより:2020/09/28(月) 10:25:27.48 .net
>627 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2020/09/26(土) 12:06:26.91
>今月の新潮文庫の西條奈加「千両かざり」って恋細工の続編なのか気になってたが
>結局ただの改題再版なのか
>タイトルも表紙も前のが良かったな


同じ出版社からの再販で改題するって酷いな。
題名見たら新作と間違えて買ってしまいそうだ。

12 :無名草子さん:2020/09/28(月) 19:40:04.08 .net
細川ガラシャってたしか明智光秀の三女ですよね
大河ドラマの麒麟がくるでは次女が「たま」ってよばれてるのをみてどうみても次女が
細川ガラシャになるとしかみえないんだけどこれはどうゆうことでしょうか?

13 :無名草子さん:2020/09/28(月) 21:04:47.15 .net
次女説、三女説があるって事じゃね?
光秀は父親の名前分からない、側室の数は分からない、子供の数は分からない、光秀の年齢分からない
…って人だし

14 :無名草子さん:2020/10/01(木) 15:39:36.73 .net
司馬遼太郎の国盗り物語読んでみた
大河見て創作パートばかりなのが不満だったけど、
歴史小説もそういうものだって認識した

15 :無名草子さん:2020/10/01(木) 18:51:58.28 .net
垣根涼介の『信長の原理』を読んだら信長と帰蝶の間には子供がいなかったという
記述があったからちょっとくぐって調べてみたら本当だったんですね。

前回の大河ドラマ「麒麟がくる」で信長が「帰蝶は子供ができてまだうつっておらん」
と言ってたんですがこれは一体どういうことなのでしょうか?

16 :無名草子さん:2020/10/01(木) 20:50:01.87 .net
戦国時代なんて、確定しているものだけで小説やドラマにはならないよ。
史実の間は作り手が自由に埋めればいいよ。

17 :無名草子さん:2020/10/03(土) 14:46:56.89 .net
>>15
子供ができて=出産とはかぎらんだろ
妊娠しただけなら流れることも多い

18 :無名草子さん:2020/10/15(木) 22:54:21.47 .net
若さま同心新装版出してる暇あったら
新若さま同心のKindle版最後まできちっと出せよ

19 :無名草子さん:2020/10/16(金) 17:23:02.61 .net
【フランス】中国が圧力「チンギスハン」を削除せよ 仏博物館の企画展延期に★2 [どこさ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1602695393/

4 ニューノーマルの名無しさん 2020/10/15(木) 02:12:50.16
延期する必要なんてないだろ。
なんで延期するんだ?そこがよく分からん記事だな。

75 ニューノーマルの名無しさん 2020/10/15(木) 05:31:20.14
展示品の貸し出しの妨害とかじゃね?

184 ニューノーマルの名無しさん 2020/10/15(木) 10:09:42.56
自分とこの手持ちだけで展示やるわけじゃないからな
1を見て「フランスは中国に屈した」とか言ってる奴は「企画展」って日本語の意味が分からなかったんだろう

20 :無名草子さん:2020/10/17(土) 00:00:19.60 .net
必死でフランスが中国に負けた事にしようとしてる奴なんなんw

21 :無名草子さん:2020/10/19(月) 22:19:32.54 .net
五目ごはん党とかいう金をもらって中国をageる工作集団がいると聞いた

22 :無名草子さん:2020/11/03(火) 00:57:38.87 .net
澤田瞳子(さわだとうこ)ってあんまり題材にならない奈良時代の
小説を書いてて、それも食文化が妙に詳しいし話も面白い。
実は澤田ふじ子の娘さんなんだな。
血筋のなせる業か。

23 :無名草子さん:2020/11/04(水) 08:56:54.23 .net
>>22
大仏のヤツ?

24 :無名草子さん:2020/11/11(水) 00:46:37.41 .net
>>23
『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』
ですね。
他にも平城京での宮中に仕える女官のお話
『夢も定かに』
でも普通に獣肉を食べてる描写がありました。
奈良時代は意外と平安時代より食生活が豊かだったんだな。

25 :無名草子さん:2020/11/11(水) 12:38:04.50 .net
肉食が疎んじられていったのは仏教の影響
伝来した頃じゃなく民衆に普及してからだから平安以降
なので地方によっても差がある

26 :無名草子さん:2020/11/17(火) 11:34:04.53 .net
肉食べたの明治時代からでないの?

27 :無名草子さん:2020/11/17(火) 12:49:32.84 .net
>>26
江戸時代にはももんじ屋(肉屋)あったよ。

28 :無名草子さん:2020/11/17(火) 14:42:14.34 .net
大久保利通や西郷ほか幕末薩摩藩士がデカかったのは
肉を食べてたからだって聞いた

29 :無名草子さん:2020/11/17(火) 14:47:51.85 .net
平河町の甲州屋は山くじら(猪)を食べさせる店だったらしいけど
平河町って麹町のすぐ近くだから
大名屋敷にめっちゃ近いんだよね

30 :無名草子さん:2020/11/17(火) 14:52:57.36 .net
黒曜石の矢じりは戦闘用じゃないぞ

31 :無名草子さん:2020/11/17(火) 20:14:49.51 .net
猪や鹿、ウサギだの穴熊だの食ってたよ

32 :無名草子さん:2020/11/19(木) 10:16:21.03 .net
>>27
へー ありがとう

33 :無名草子さん:2020/11/19(木) 13:08:46.33 .net
山地ではずっと重要な食料だったし
鶏も卵産まなくなったのとか普通に食べられてたし
四つ足も主に男がこっそり食べてたりして
日本人が全く食べていなかった時期はないそうだから

34 :無名草子さん:2020/11/19(木) 18:06:37.81 .net
捕物出版
ttp://www.torimono.jp/books/
ttps://twitter.com/swciqmhj9jr5jte

既出ならスマン
絶版書の復刻専門(受注生産)
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35 :無名草子さん:2020/11/20(金) 00:16:03.03 .net
>>33
池波さんの小説だと軍鶏をよく食べてたな。
鳥はともかく、四つ足は食肉目的で飼育してないだろうから、
ももんじ屋でも安定供給は無理で値段も高かったんだろうな。
牛肉は働けなくなった硬い肉の廃牛だろうし。
柔らかい牛や豚を食べられなかった明治時代以前の人可哀想。

36 :無名草子さん:2020/11/20(金) 18:55:57.66 .net
水戸の徳川斉昭は彦根藩の牛肉の味噌漬けが大好物でした。
息子の徳川慶喜も豚肉が好きで、新選組も西本願寺で食用に豚を飼育していましたね。

37 :無名草子さん:2020/11/21(土) 13:11:44.40 .net
井伊直弼「水戸のジジイに食わせる牛は無ぇ!」

38 :無名草子さん:2020/11/21(土) 14:32:30.76 .net
その結果暗殺されるとはつゆとも思わず…

39 :無名草子さん:2020/11/28(土) 19:45:44.00 .net
伊東潤の作品でおすすめの作品を教えてください。
とりあえず『巨鯨の海』『城を嚙ませた男』『義烈千秋 天狗党西へ』『黒南風の海』
『国を蹴った男』ぐらいは読んだんですが……

40 :無名草子さん:2020/11/29(日) 01:13:14.10 .net
>>39
「戦国無常 首獲り」
後北条氏における首獲りの作法及び物語り。
獲った首を同僚にあげてはいけないとか、首の横取り、
間違えて主君の血縁者の首獲りしたとかのお話。


「疾き雲のごとく」
北条早雲と彼に関わった人たちのお話。
大田道灌、足利茶々丸、三浦一族の人、仏師など。


「天地雷動」
長篠の戦いの物語り。
信長から鉄砲の調達を命じられる秀吉、武田家の
侵攻を防ぐべく苦慮する家康、武田勝頼が自国で
生産できない焔硝を得るため無理やり攻める様や、
彼に従う地侍など色んな視点で展開していく。

41 :無名草子さん:2020/11/30(月) 18:20:49.37 .net
>>40
とりあえず講談社文庫でてる上記2作品は短くて読みやすそうなので読んでみます。
ありがとうございました。

42 :無名草子さん:2020/11/30(月) 18:20:50.01 .net
>>40
とりあえず講談社文庫でてる上記2作品は短くて読みやすそうなので読んでみます。
ありがとうございました。

43 :無名草子さん:2021/03/16(火) 00:02:28.60 .net
矢野隆『とんちき 耕書堂青春譜』2020/12/16
其ノ伍 十郎兵衛が壊れる

吉森大祐『うかれ十郎兵衛』2021/4/26
蔦重の最高傑作「東洲斎写楽」はなぜ一瞬にして消えたのか!?

時代小説界隈では
写楽の正体はもう斎藤十郎兵衛で決着がついちゃったのね。

44 :無名草子さん:2021/03/18(木) 11:17:01.44 .net
学問的にはとっくに決着ついているのに
無責任にトンデモ歴史を広めてきたのはマスコミ。

45 :無名草子さん:2021/03/19(金) 00:49:07.45 .net
>>44
謎が謎のままの方が話が作れて都合がいいからな。
メアリーセレスト号事件もそうで、真相は大体わかってるのに、
謎の失踪事件として扱われることが多い。


あと新聞で読んだんだが、卵掛けご飯が最初に出てくる文献は
明治時代の新聞記者の岸田吟香が最初なんだそうだ。
しかも醤油じゃなく焼き塩とか使ったそう。
江戸時代には衛生的に難しかったのではということだった。
醤油使った卵掛けご飯は江戸時代にはなかったのかなと思う。

46 :無名草子さん:2021/03/21(日) 07:13:43.65 .net
小説は自由でいいんだよ。宇宙人だって、未来人だって良いんだ、写楽は。

47 :無名草子さん:2021/03/21(日) 18:31:08.21 .net
実在する外国人様のおことばを捏造して宣伝に使うのはNGだぞ。
嘘、大げさ、まぎらわしいのJARO案件に抵触する。

48 :無名草子さん:2021/03/21(日) 21:46:44.19 .net
まあ今みんなが知ってる歴史そのものが真実とは言い切れないもんね
近代はともかくとして

49 :無名草子さん:2021/03/21(日) 22:19:02.45 .net
>>47
「EDAJIMAがあと十人いたらアメリカは敗北していた」とトルーマンがいった!

50 :無名草子さん:2021/03/22(月) 10:04:12.51 .net
レンブラントとベラスケスに並べるのは日本の業界が勝手にやっているだけだったこと
三十年前からもう分かっていたのはマヌケすぎる・・・

51 :無名草子さん:2021/03/24(水) 17:09:22.56 .net
俵屋宗達が天正遣欧少年使節といっしょにローマへいって
ルネサンス絵画を修得して日本へ帰ってくる美術歴史小説(風の何か)があったが
あれを読んで、だいたい史実だと信じてしまう読者なんていないだろう。
・・・・・・いや、いるかもしれないな。

52 :無名草子さん:2021/03/27(土) 23:34:02.86 .net
写楽の正体は能役者でもかまわないけれども
学問の上の決着はともかく
能役者説を採用したフィクションでこれぞという代表作がないのが
いまんところ支持が弱い理由だよなあ。いくつか作品はあるものの、どれも微妙な出来。

53 :無名草子さん:2021/03/29(月) 19:08:44.46 .net
>>45
万能調味料の「煎り酒」があった
日本酒、鰹節、塩と水
(少量のたまり醤油や梅干を使う場合もある)で作る
室町〜 江戸時代には広く一般的に使われていた
卵かけご飯にも使っていたらしい
炊きたての熱々の飯に、庭で飼っている鶏の生みたての玉子なら問題無いと思う

54 :無名草子さん:2021/03/30(火) 08:31:17.90 .net
煎り酒は鰹節より梅干しがメインだと思っていたが…

55 :無名草子さん:2021/03/30(火) 22:46:58.29 .net
>>54
煎り酒は、梅干し、かつお風味、昆布、みりん風味など各家庭や店でいろんな作り方があったと思う


和田はつ子さんの塩梅屋季蔵捕物控シリーズの
「おとぎ菓子」に出てくる
塩梅屋の卵かけご飯がとても美味しそう、季蔵特製の煎り酒で食べる
このシリーズは、意味も無くやたら人が殺されて
料理人(元は武士)の季蔵が仇を打つパターンが多い
でも料理やお菓子の描写はどれも美味しそう

56 :無名草子さん:2021/04/06(火) 19:15:08.48 .net
青山文平の「泳ぐ者」も、本編もおもしろかったけど、
主人公が上司とよく行く店の魚が実に美味そうだった。

57 :無名草子さん:2021/04/10(土) 00:50:17.76 .net
帚木蓬生の「水神」「日御子」読んだがどちらも面白かった。
前者は江戸時代の九州の治水事業で、後者は古墳時代の
大陸とのl交流を軸に、通訳の一族代々のお話。
骨太の作風で読み応えありました。

58 :無名草子さん:2021/04/13(火) 22:33:33.51 .net
長谷川卓氏、昨年11月にがんで亡くなってたのね
ご冥福を

59 :無名草子さん:2021/04/14(水) 16:03:50.88 .net
>>58
えっ、ショック
知りませんでした
大好きだったのに、残念です
ご冥福をお祈りいたします

60 :無名草子さん:2021/04/14(水) 16:08:46.44 .net
「戻り舟同心」の続き、もう読めないんだな…

61 :無名草子さん:2021/04/15(木) 00:46:44.46 .net
>>58
「嶽神」シリーズ凄く面白かったな。
ほとんど本を読んだことが無い同僚の女性に貸したら
面白かったと言っていた。
ちなみにその人は合わない小説だと素直にそう言うので、
ほんとに面白かったんだろう。

62 :無名草子さん:2021/04/25(日) 19:58:15.26 .net
>>61
亡くなった佐藤雅美の「居眠り紋蔵」シリーズの文庫最終巻を読み終わって、
何か新しいシリーズもの読みたいなとおもってた矢先だった。
これも何かの縁だから読んでみよう。

↓中公からも3冊本が大昔に出てるみたいだが、これから読めばいいんだろうか。
『嶽神 上 (白銀渡り) 』講談社文庫 2012.5
『嶽神 下 (湖底の黄金) 』講談社文庫 2012.5

63 :無名草子さん:2021/04/25(日) 20:23:13.37 .net
>>62
「居眠り文蔵」が好みなら「戻り舟同心」や「北町奉行所捕物控」とかのがいいんじゃないか?

64 :無名草子さん:2021/04/25(日) 20:48:47.98 .net
>>63
ありがとう。それらも気になったんだけど、
実は、隆慶一郎とか荒山徹も好きなんだw

65 :無名草子さん:2021/04/25(日) 21:10:50.72 .net
>>62
講談社文庫のヤツは中公のを加筆修正したものだよ

66 :無名草子さん:2021/04/25(日) 21:54:36.84 .net
>>65
ありがとう。では、これから読んでみますね。
『嶽神 上 (白銀渡り) 』講談社文庫 2012.5
『嶽神 下 (湖底の黄金) 』講談社文庫 2012.5

67 :無名草子さん:2021/04/26(月) 07:37:01.01 .net
北町奉行所捕物控、続きが読めないのは悲しい
偏屈と八方破れがいいコンビになりそうだったのに

68 :無名草子さん:2021/04/27(火) 23:30:39.98 .net
嶽神シリーズを時代順に読みたい場合は以下で合ってますか?抜けある?
血路
無坂
逆渡り
孤猿
鬼哭
風花
嶽神
死地

69 :無名草子さん:2021/05/04(火) 20:05:11.02 .net
西條奈加の作品はまるまるの毬と善人長屋ぐらいしか読んでないんだけど
他の作品でこれだけは読んどけという作品があったら教えてください

70 :無名草子さん:2021/05/04(火) 20:33:06.70 .net
>>69
烏金→はむ・はたる

71 :無名草子さん:2021/05/05(水) 00:06:18.45 .net
西條奈加だけはムリだわ〜
他の女性作家は、好きな作家いろいろいるんだけど。

72 :無名草子さん:2021/05/05(水) 00:39:00.65 .net
>>71
なんで?
面白いと思うけど、どの作品にも必ずと言っていいほど
ダークな出来事があって、安心して読めないからかな?
暗い秘密を抱えてる人が出てくるイメージ。

俺は女流作家だと木内昇が駄目だな。
直木賞の「漂砂のうたう」読んだけど、芥川賞の方が
向いてるのではと思ったくらい読みにくかった。
死んだはずの人が最後に出てくるとか意味がわからなかった。

73 :無名草子さん:2021/05/05(水) 07:21:42.35 .net
西條奈加「六花落々」はダメ
話が中途半端すぎる
六花の話を書きたいのか、泉石を書きたいのか、土井利位なのかはっきりしない印象
もっと練って書けばよかったのではと思った


「まるまるの毬」はよかった

74 :無名草子さん:2021/05/05(水) 09:30:04.09 .net
「まるまるの毬」読んだなら続編の「亥子ころころ」

75 :無名草子さん:2021/05/06(木) 20:05:00.27 .net
「隠居すごろく」もおもしろかったよ。

76 :無名草子さん:2021/05/10(月) 07:39:40.99 .net
>>71 >>72
知り合いの人がこの作家のファンで、「藤沢周平と並んで好き」って言ってる。
そうか、ダークな作風なのか。

77 :無名草子さん:2021/05/10(月) 07:54:15.09 .net
西條奈加をダークだと思ったことないなあ
むしろ軽いものが多いだろうに

78 :無名草子さん:2021/05/14(金) 09:32:38.97 .net
藤沢周平も初期はダークというか暗い作風だけど、
途中でふつうになった記憶。

79 :無名草子さん:2021/05/16(日) 09:53:23.80 .net
谷治宇「へんこつ」を読みました
大塩平八郎が腕のたつ硬骨漢として描かれています

80 :無名草子さん:2021/05/20(木) 19:47:55.55 .net
宮本輝の『流転の海』はスレ違い?

81 :無名草子さん:2021/05/28(金) 19:00:25.20 .net
過去スレで朝井まかては実在の人物をモデルにした小説は
いまいちと書いていた人がいたが、「最悪な将軍」読んで
俺もそう思った。

82 :無名草子さん:2021/06/08(火) 14:49:17.23 .net
朝井まかて「悪玉伝」も微妙やった

83 :無名草子さん:2021/06/08(火) 15:28:25.01 .net
若手の女性作家は、だいたい違和感感じることが多いわ…
男作家ならよいわけではないけど。

84 :無名草子さん:2021/06/08(火) 16:31:22.65 .net
朝井まかては「眩」を買おうかと思ってたけどあれもダメ?
葛飾北斎の娘のヤツ

85 :無名草子さん:2021/06/09(水) 14:15:29.48 .net
「眩」は大丈夫だった

86 :無名草子さん:2021/06/18(金) 14:48:25.33 .net
<訪問>「へんこつ」を書いた 谷治宇(たに・はるたか)さん
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/555160?fbclid=IwAR3DYJqiiX1EmHf-dATTcQVafB5iaxmdQgelI_oFLiamWlrRKFqoS4a55YU

87 :無名草子さん:2021/06/18(金) 17:42:46.38 .net
264 いまいち名無しさん 2018/06/26(火) 11:50:31.71 ID
笑いを堪えつつも笑いがどうしても漏れてしまっている状況が失笑だよ。
笑っちゃいけない場面なのに、それにもかかわらず、人の笑いを誘うようなことをして失笑を買うと言うわけで。

282 ふつうの名無しさん 2018/06/27(水) 20:59:13.83 ID
失笑を買うは場面は関係ない。
そもそも他人を馬鹿にして笑うのは失礼な事なんで昔から全部失笑扱いなのよ
馬鹿にされて笑われるような愚かな事をするのが「失笑を買う」

296 いまいち名無しさん 2018/06/28(木) 13:18:24.14 ID

>他人を馬鹿にして笑うのは失礼な事なんで昔から全部失笑扱いなのよ

この文だと、失笑が「馬鹿にして笑う」とされているのに、

>馬鹿にされて笑われるような愚かな事をするのが「失笑を買う」

失笑が「馬鹿にされる側」になってるw
たった一行で主客転倒してるんだが、自分で気づかなかったの?

297 ふつうの名無しさん 2018/06/28(木) 14:05:22.02 ID
失笑を「買う」のは失笑する人じゃなくて失笑される人だろ…
一体何を言ってるんだ…

299 ふつうの名無しさん 2018/06/28(木) 15:03:28.09 ID
あんさんはどうしてそんな人から馬鹿にして笑われるような書き込みをわざわざ手間暇かけてしているんどすえ?
他人の馬鹿にした笑いをお金で買ってる様なものやおへんか?
回線切ってバイトでもお探しやす…こんな所へ来ても人生の無駄どすえ…

88 :無名草子さん:2021/06/21(月) 18:33:27.95 .net
西條奈加の『涅槃の雪』の主人公の「高安門佑」って実在の人物なんでしょうか?
ちょっとくぐってみましたが多分違うと思うんですが……

89 :無名草子さん:2021/06/22(火) 14:43:42.91 .net
創作でしょう

90 :無名草子さん:2021/06/22(火) 20:57:58.92 .net
>>88
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hitosugi/yakushoku.html
こういうのを見たら、何か分かるのかな。

91 :無名草子さん:2021/07/09(金) 17:28:10.37 .net
山本一力好きだったけど、どうもここ数年は文章が雑になってる気が。
「説明しなくてもわかるだろ?」
みたいな、心理状態や説明の省略が見られるようになってると思う。

「たすけ鍼」続編の「立夏の水菓子」読んで、最初は昔に戻って
丁寧な文章だと思ったら段々と雑な作風に。
なんだこれはと思ったら、10年にわたって雑誌連載された作品だった。
文章が丁寧さから段々雑になっていくのが一冊でわかる稀有な本。

92 :無名草子さん:2021/07/10(土) 09:16:36.84 .net
「ここ数年」じゃないような…

93 :無名草子さん:2021/07/31(土) 07:16:37.59 .net
757 名無しさん@英語勉強中 2021/07/09 12:37:31 ID:
「容易なやり方、近道」なんて王道の本来の意味じゃないし「王道=正攻法」の用例なんて昭和からある

・王道(簡単)なやり方に慣れてしまうと、いざというときに努力できない。
・この王道(安易)な戦略によって、この戦いは負けてしまった。

こんな使い方が出来ると書いてあるサイトがGoogleの強調スニペットに出てくる現状くらいはなんとかしないと…
子供が真似したらどうするの…

759 名無しさん@英語勉強中 2021/07/09 19:07:21 ID:
>子供が真似したらどうするの…

おっ、そうだな

>言葉の誤用は文化のうちだと思っているので、普段それほど気にならないのだけど、
>「王道」だけは小説作品に対して使われることもあるから、いまだに気になる。
>「王道=楽な道、近道」の意味なので、
>「ミステリーの王道を行く作品」などと書いてあると、
>誤用なのか皮肉なのかわからない。

道尾秀介さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/michioshusuke/status/700463288522375170

6 ラーメン大好き@名無しさん 2021/07/09 20:26:12 ID:
「楽な道、近道」って意味の王道は「学問に王道なし」ってことわざにしか使わねぇんだと。外国のことわざを直訳したらそうなっちゃったから仕方ないらしい。例外だから気にしなくていいらしい。高校の国語の先生による。
(deleted an unsolicited ad)

94 :無名草子さん:2021/07/31(土) 09:18:28.28 .net
まあ辞書で「正攻法」みたいな使い方が誤用だと掲載した奴はいないのでお察し。
一部の「自称・文章の専門家(実態はあまり有名でもない雑学系ライター)」が騒いでるだけ。

世の中にある誤用説の半分ぐらいは辞書の専門家も本物の学者も関わってない。

95 :無名草子さん:2021/07/31(土) 10:06:59.88 .net
誤用の話は数あれど、流石に「王道は『楽な道』の方が本来の意味で、『正攻法』の様な使い方は誤用だ(後から出来た)」っていうのはレベルが低すぎるな…
ある程度読書量がある人なら、「正攻法の様な意味で使う事は昔からあった」という事と、逆に「楽な道という使い方は昔からなかった」という事がすぐにわかるだろう
大人なら専門知識なし、追加調査なしで、人生経験だけでチラ見から即座に間違いと判断できる。逆にこの説を信じる理由が分からない

96 :無名草子さん:2021/08/01(日) 06:56:43.40 .net
信じる理由も分からないけど、そもそもこんな「昔からよく使われている方が誤用」みたいな説が出来た理由の方が分からない

97 :無名草子さん:2021/08/01(日) 10:32:45.66 .net
>>66です。
『嶽神』読みましたが、昔の夢枕獏みたいで面白かったです。

ただ、敵の忍びが自分から正体を名乗ったり、
技を饒舌に解説したりとマンガチックなところはご愛敬。
まあ、無言で襲い掛かってきたら「絵」にならないので仕方ないけれど。

98 :無名草子さん:2021/08/01(日) 10:44:50.62 .net
長谷川卓の捕り物好きだけど、忍者モノは好きじゃないんで読んでないんだよな
ちょっと読んでみようかな
倉阪鬼一郎の「八丁堀の忍び」は抜け忍のくせにやたらと名乗りまくる主人公が面白かったけどw

99 :無名草子さん:2021/08/01(日) 11:09:22.71 .net
>>98
「〇〇がやられたか・・」
「ククク、奴はわれらの四天王の中では最弱。とんだ恥さらしよ」

みたいなノリで楽しい。時代小説というよりエンタメ伝奇かな。
ただ、読者によって好き嫌いはありそう。

100 :無名草子さん:2021/08/01(日) 15:36:19.64 .net
>>95 >>96
古参の辞書マニアの間で有名な話で、昔の辞書にはroyal roadの訳語の王道(楽な道、近道)の方しか載っていないものが多かった。
と言ってもその時代には「先に辞書に載っているから『楽な道』が本来の意味」なんて言ってる人はおらず、「よく使われている『正しい道』という意味の王道が載っていないのはおかしい」という話が中心だった。

特に、辞書業界には「自分で日本語の研究をせずに、他社の辞書をパクって辞書を作ってる奴がいる」という疑惑があって、
ちょっと調べれば「正しい道という意味の王道」が大量につかわれているのに、それが載っていないというのは自力で日本語を研究していないパクリ辞書の証拠だ、という話になることが多かった。

だから、
「楽な道」の方が本来の意味という説があるとしたら、
昔のそういう話を知らない最近のニワカ辞書マニアが昔の辞書を見て
「昔の辞書には『楽な道』しか載っていないから、昔の王道はそういう意味だったのだ」
と勘違いしたというのが、最近そういう説が出来た理由ではないかと思う。

101 :無名草子さん:2021/08/01(日) 19:51:56.57 .net
なるほどね
最近の辞書は大体 1、儒教の王道 2、ローヤルロードの訳 の順で、マイナーな方や派生の意味が2以降に来るはずだから
今の辞書だけ見てたら「”楽な道“の方が本来の意味」っていう勘違いは起こりませんね

102 :無名草子さん:2021/08/08(日) 07:43:11.64 .net
鬼役伝、鬼役新装版1巻から出すらしいが
32巻は出ないのか?

103 :無名草子さん:2021/08/08(日) 20:26:20.79 .net
>>100
>>101
王道と覇道の王道しか知らなかった。royal road というのも有ったんだな。
低レベルの感想ですまん。

104 :無名草子さん:2021/08/09(月) 00:03:02.12 .net
万城目学の「とっぴんぱらりの風太郎」読んだけど
なかなか面白かった。
だけど時代小説家ってわけでもないし著作も少ないんだな。

105 :無名草子さん:2021/08/12(木) 10:04:19.85 .net
最近、上田秀人が明後日の方向を斜め上に突き進んでるような気がするんだが、むしろ読み手の俺がついていけなくなったのか?

長々と続けてきたシリーズがいきなり尻切れトンボで終わる案件が続出してる気がするんだが、長年追ってきたシリーズがあんな
終わり方するのかよみたいなのが多くてどうしてくれようかって気がするのよ 

106 :無名草子さん:2021/08/12(木) 17:28:02.12 .net
百万石の留守居役は主人公が本多政長に食われちゃったからなぁ
ちょっと情けなさ過ぎるくらい半人前扱いで魅力がなくなってたし

107 :無名草子さん:2021/08/12(木) 20:36:04.79 .net
各方面に作った貸しとかもどうにもなってないしねぇ

禁裏付も結局ヨメを絞り込めなかったし、なんだかなぁここまでの時間返せって気もするんですよ

108 :無名草子さん:2021/08/12(木) 22:22:19.88 .net
上田先生は奥右筆とかお髷番あたりまではのめり込んだけど、その後はなんか馴染めなくなった。
歯科医院やめたからかな。

109 :無名草子さん:2021/08/12(木) 22:24:29.03 .net
上田秀人で問題なのはあちこちにミスや齟齬が多いところ
勘定吟味役異聞の「決定版」の3巻で聡四郎の家紋が梅鉢で前田家の者と間違われて襲われてるのに8巻で四つ目ってことになってたり、百万石で佐奈と因縁があったのは武田太郎だったのに次の巻では四郎になってたり、日雇い浪人じゃ数えるのも大変なくらいあちこちにあるんだよな
校正してないのかね
今時の編集じゃ無理なのかな

110 :無名草子さん:2021/08/12(木) 23:35:23.32 .net
粗製乱造ってまで言いたくないが、もうちょっと検品してから出荷してほしいよな

111 :無名草子さん:2021/08/13(金) 00:05:30.74 .net
まぁずっと気になってた事をぶっちゃけられて少しスッキリしたわw

112 :無名草子さん:2021/08/14(土) 08:59:35.12 .net
確かに大概の本を読んで思うのは
編集者のレベルが落ちすぎてるのでは
ということだな

113 :無名草子さん:2021/08/14(土) 14:46:06.03 .net
この前読んだヤツは「空き地」と「空地」が混在してたり、「叔父」がところどころ「伯父」になったりしてたわ

114 :無名草子さん:2021/08/14(土) 20:54:25.14 .net
もしかしたら決定版商法なんじゃないかな
ミスがあっても決定版出して修正すれば二度おいしいとかいう感じで……

115 :無名草子さん:2021/08/14(土) 22:32:35.92 .net
其れかもしれん

ところで、佐伯泰英センセイが文春文庫に作品を寄せてきてるのも他社の編集がアレでナニだからかねぇ

116 :無名草子さん:2021/08/15(日) 02:08:35.08 .net
校正とは違うけど集英社は新人を育てるのが上手いように思う

117 :無名草子さん:2021/08/23(月) 21:17:12.07 .net
ここ世界史ダメなのか
世界史の歴史小説スレある場所知ってる?

118 :無名草子さん:2021/08/25(水) 21:43:46.42 .net
本のタイトルスレで2回ほど質問しましたが回答が無かったためこちらで質問いたします。
昔読んだ剣豪物の短編集のタイトルが知りたいです。よろしくお願いいたします。

[いつ読んだ]
 40年くらい前
[あらすじ]
 短編集です。覚えている内容は以下の通り。
[覚えているエピソード]
 ●若い手裏剣修行者同士が決闘し、一方が首に手裏剣が刺さって死ぬ。
  生き残った若侍は死んだ若侍の叔父で剣術の達人に決闘を申し込まれる。
  手裏剣の師匠から蟹目の大事を教わり決闘に望む。
  相手の瞳が大きく見え、手裏剣を放ったところで終わり。
 ●二人の剣術修行者が互いにライバル視し合って修行に励んでいる。
  墓石か何かを掘る時間を密かに争う。
  間合いの極意を掴むため、一方(A)は自分の目に針だったか短刀だったかを突き立ててぎりぎりで止める稽古をする
  もう一方(B)は、自分の息子の目で同じ稽古をする。
  (B)は、猛勉強をして目が悪くなる。
  (B)は、殿様に間合いの極意を教えてくれといわれ殿様の前で息子の目を突くが
  目が悪くなっていたため失敗し目を突いてしまう。
  息子は自分が動いたせいで失敗しましたという。このあと忘れました。
 ●剣術・柔術・馬術の名人である浪人が主人公。
  ある日暴れ馬に飛び乗って両脚で胴を締めながら鳥居を掴んで馬をぶら下げて取り押さえる。
  その手柄により仕官して武術を指導するようになる。
  柳生流の剣客と御前試合をして勝利する。
  藩に陳元贇がやってきて殿様の命令で柔術の試合をする。
  いい勝負ができたと満足していたら、陳元贇に「貴方は強かった。この字を書くのに苦労した」と言われ、試合場を見ると地面に「陳」の字が書かれていた。
  以後、柔術の指南をするのは止めてしまう。
 ●とある村に剣術で有名な老人の医者がいる。実は盗賊でもある。
  若侍が剣術の弟子入りをする。娘が医術の弟子(ちょっとあやふや)。
  あるとき、盗賊の正体ではないかと疑われるが片足が悪くとても無理だということで疑いが解ける。
  実は、医者の家の馬屋番が盗賊の弟子。
  剣術・医術・盗賊全てで後継者ができて良かったと医者が言ったところで終わり。

119 :無名草子さん:2021/10/19(火) 09:26:24.13 .net
知り合いに勧められて「八丁堀のおゆう」を読んでみたけど、時代小説好きは読んじゃいけないヤツだった

120 :無名草子さん:2021/10/19(火) 13:22:47.03 .net
>>119
というと?

121 :無名草子さん:2021/10/19(火) 13:27:23.14 .net
理由をかけぃ

122 :無名草子さん:2021/10/19(火) 13:44:46.88 .net
ググったらSF(タイムスリップ)時代劇なんだな

123 :無名草子さん:2021/10/19(火) 17:37:49.84 .net
>>120
突っ込みどころ満載で、江戸時代の知識がない人じゃないと楽しめない
贅沢な町屋で若い女が小女も置かずに一人暮らしとか、いくら定廻り同心の口利きがあったからって、
初対面の小娘に20両をポンと渡す大店の主人とか、あり得なさすぎて何じゃこりゃだった

124 :無名草子さん:2021/10/19(火) 21:59:38.72 .net
SFでも考証がしっかりしてれば面白くなるんだろうけどな

125 :無名草子さん:2021/10/27(水) 12:52:10.36 .net
自分は好きだけどな、おゆう。
時代小説をそこまで拘って読んでないから。
所詮、全ての事が分かるわけではないし。

126 :無名草子さん:2021/10/27(水) 13:10:55.26 .net
町屋に玄関あるわけないだろ
貧乏長屋ならともかく、それなりの町屋で住民が勝手に入れ替わったら調べが入るだろ
だいたい人別帳はどうした
自分から名乗るときに「おゆうです」とか、自分に敬称つけてどーすんの
そもそも言葉が通じないやん

プレビュー読んだだけで「ないわー」のオンパレードだった

127 :無名草子さん:2021/10/29(金) 02:53:05.15 .net
まああれは時代小説というより江戸が舞台の謎解きという感じだし
フォローも少しずつ入れてるよ。おゆうは無宿人だと書かれていたし

128 :無名草子さん:2021/10/29(金) 09:41:03.15 .net
無宿人って女でもとっ捕まって寄せ場行きやん
同心が親しくしててそれはないわ
せめて誰かに見受人頼んで仮人別作らんと

129 :無名草子さん:2021/10/30(土) 05:23:38.09 .net
あの同心はとある理由でおゆうが江戸時代の人間じゃないって疑ってるから
同心と親しいならって他の人も調べないだろうし江戸に少し疎いおゆうの緩衝材になってるんだろ
まーあの本は本屋で時代小説のエリアより一般書の方に入ってる事が多いのでそういうもんだと思った方がよかろうな

130 :無名草子さん:2021/10/30(土) 10:23:26.35 .net
ナロ代劇と名付けよう

131 :無名草子さん:2021/11/02(火) 00:34:30.55 .net
もうほっとけ
江戸時代なんざ書き手の解釈しだいでいかようにも代るもんさ

だいたいこんなもん


でいいと思うよ 

132 :無名草子さん:2021/11/10(水) 00:43:28.30 .net
佐藤雅美や宇江佐真理の作品を読んでいて、ああもう新作が
読めないんだなと思うと悲しい。
佐藤の飄々として鋭い主人公「紋蔵」「鏡三郎」「半次」「桑山十兵衛」や
宇江佐の「ひょうたん」「夜鳴き飯屋」二部作は最高に良かった。

133 :無名草子さん:2021/11/15(月) 18:18:06.10 .net
>>132
俺も次のお気に入りの作家見つけるの凄く苦労してるからわかるわ
澤田ふじ子とかお鳥見女房の人のとか読んだけといまいちだし
人情ものはほんわかフワフワのオカマみたいな同心しか出て来ないのばかりでうんざりだ
たまに新しいの買ってみると首切り人の話なのに主人公が少女漫画かよみたいだし
やっぱ理不尽に奉行所のメンツのために冤罪斬首とかどうせ遠島だから他人の罪目一杯なすりつけとくとかやってくんないとな

134 :無名草子さん:2021/11/15(月) 20:48:52.06 .net
辻堂魁、佐伯泰英、金子成人、今村翔吾、小杉健治、稲葉稔、坂岡真、藤木桂、牧秀彦、岡村さとる、鳥羽亮、鈴木英治、喜安幸夫、千野隆司、野口卓
藤原緋沙子、知野みさき、あさのあつこ、氷月葵、梶よう子、和田はつ子、澤田瞳子、坂井希久子、朝井まかて

135 :無名草子さん:2021/11/16(火) 17:44:15.83 .net
中島久枝とか五十嵐佳子とかが甘未をテーマにした
小説書いてるけど、洋菓子の方が好きなので団子とか
饅頭とか出されても読んでるだけでもたれる気がする。

136 :無名草子さん:2021/11/16(火) 21:02:36.67 .net
澤田瞳子好き
奈良時代ものもっと書いてほしい

今村翔吾も好きなんだけど最近のやつはシリアスすぎてあんまりなんだよなー
登場人物やテーマ的に重く真面目になるのはしょうがないんだけど、『童の神』の血湧き肉躍る感じが良すぎた
最近の作品は賞ガンガン獲ってるからしばらくはこの路線で行くんだろうけどな

137 :無名草子さん:2021/11/17(水) 14:03:53.60 .net
化け者心中すごいな

138 :無名草子さん:2021/11/17(水) 19:52:58.43 .net
風野真知雄の『姫は三十一』全7巻買っても大丈夫でしょうか?(BOOKOFFで1冊110円)
この作家の本は『妻はくノ一』外伝も含めて全巻読んでまあまあだったんですが

139 :無名草子さん:2021/11/18(木) 11:51:54.59 .net
まあまあ
この人文章ちっともうまくならない

140 :無名草子さん:2021/11/24(水) 20:50:05.43 .net
妻はくノ一がまぁまぁだったんだったは姫は三十一かってもまぁまぁ
ブコフで一冊百円でコンプ出来るんならしても損はしねぇと思う

ただ俺もそこまではやったんだが、そこで飽きて若さま同心で挫折した

 

141 :無名草子さん:2021/11/25(木) 22:35:43.39 .net
根岸のと年寄り3人のと孫おんぶしてるのはまあまあ面白い

142 :無名草子さん:2021/11/26(金) 00:48:10.95 .net
上田センセイ、頼むからシリーズもんはちゃんと終わらせてくれよっておもう
ちゃんと終わったシリーズって無いんじゃないかってくらいオチが弱いのが多い
だから新シリーズに手を出すのも怖い

で、読んでるとこの説明文前も読んだよな的なのが多いのよね
ちゃんと話すすめろよと


もしかして俺、時代小説読むの向いてないのかな

143 :無名草子さん:2021/11/26(金) 05:43:26.97 .net
時代小説がどうのじゃなくてゆるいシリーズ物がダメなんじゃないの

144 :無名草子さん:2021/11/26(金) 06:56:18.16 .net
長谷川卓おすすめ

145 :無名草子さん:2021/11/28(日) 18:36:24.22 .net
>>142
日雇い浪人とか目付の説明毎巻入ってたしな
伏線はって放置してるのも多いし
話の筋はおもしろいのになんか読後もやもやするんよね

146 :無名草子さん:2021/11/28(日) 20:51:24.11 .net
毎回説明っての現代物のシリーズでも多いしな
新規読者のためなんだろうけどねえ…

147 :無名草子さん:2021/11/29(月) 07:01:16.61 .net
どこまで説明を入れるかって悩むのだろうな、作家の人は。
都筑道夫のなめくじ長屋捕物さわぎシリーズの後半は、江戸風俗に馴染みのない読者が多くなっているからって説明をかなり入れたってあとがきに有ったな。
でも、かなり煩雑で読む邪魔になっていた。

148 :無名草子さん:2021/11/29(月) 14:28:06.09 .net
シリーズものでも
前回までの基本情報忘れてるかもしれないから、ちょっと入れとくわ
って感じのがあるしな

149 :無名草子さん:2021/11/30(火) 14:02:43.65 .net
時代小説のシリーズものは巻数表示ないの多いからねえ
新規層が入りやすいようにしてるんだろうか

150 :無名草子さん:2021/11/30(火) 14:26:13.91 .net
せめて裏表紙のあらすじにでもいいから、第〇弾って書いてほしい
シリーズものと知らずに途中から買ったことが何度かある

151 :無名草子さん:2021/11/30(火) 18:50:21.44 .net
今はいちいち買う前にググってる
気になる本は読書アプリに登録するから
どこまで買ったか分からないことは無くなった

152 :無名草子さん:2021/11/30(火) 18:53:34.32 .net
巻数表示ないのほんと不便だよね

153 :無名草子さん:2021/12/01(水) 00:51:34.00 .net
中国ものだけど秋梨惟喬の「もろこし桃源郷」だが、実はシリーズ3作目だった。
このタイトルで3作目だってわかるか!

もしかして何作目かわからないようにして、うっかり続き物の途中を
買った人に、以前の作品買わせる作戦なんだろうかと勘ぐる。

154 :無名草子さん:2021/12/06(月) 00:22:34.23 .net
五味康祐の柳生武芸帳の続編「柳生石舟斎」がオンデマンドペーパーバックで復刊してんだな

155 :無名草子さん:2021/12/15(水) 10:30:09.67 .net
日本人女性が外国男を殺すや倒す描写がある歴史・時代小説しっていますか?

156 :無名草子さん:2021/12/15(水) 18:31:09.69 .net
しらん

157 :無名草子さん:2021/12/15(水) 20:13:49.25 .net
よくおぼえてないけど、「妻はくの一」の最後、アメリカ編でそういうのあったかもしれない…。
時代物なのに主要人物がアメリカへ逃亡するのにびっくりしたけど、渡米後1〜2年くらいで皆、英語を完全マスターしている御都合主義には、納得できなかった。(でもそうでないと話は進まないわけではあるけど)
主人公は、オランダ語の素養があったから可能かもだが、くの―の妻は、無理じゃね!?

158 :無名草子さん:2021/12/24(金) 06:50:48.95 .net
朝井まかて「草々不一」読んだ。まかての作品はそこそこ読んでるけど強い印象のがなくて
そんに期待してなかったけど、これは良かったな。短編集だからそう思うのかもだけど。
さえない冷や飯喰いと美しい妻を描いた「蓬莱」という作品が絶品でしたわ。

159 :無名草子さん:2021/12/24(金) 07:49:10.31 .net
>>158
読んだかもしれないけど
同じ感じの作品で市井物の「福袋」もおすすめ

160 :無名草子さん:2021/12/24(金) 21:04:09.97 .net
朝井まかてでは「早々不一」が一番好きだ。
お兄さんが妹の仇をとる話が好き。

161 :無名草子さん:2021/12/25(土) 10:16:05.49 .net
女流作家の中には結局なにが言いたいの?って作品連発の方がいるけど、朝井まかてや植松三十里はハズレが無くて好きだな。
ハズレと言えば近頃の上田秀人。留守居役と禁裏付は尻すぼみで終わってガッカリだし、聡四郎はやっとこ終わったと思ったらまたぞろ復活w
新シリーズでは勘定侍はまぁ まだマシだが、高家表裏譚に至っては>>105から>>109が言われる通りの出鱈目さで1巻目グダグダ2巻目持ち直したかと思っ
たら3〜4巻目もそこかしこにツッコミ処が……四位侍従なら最初から直垂のはずが、狩衣作ってそれを後から直垂に直せる様にってオイオイ……まぁ、巷間伝え
られる吉良上野介と近衛基煕が不仲ってのを完全無視な基本設定から(ry

162 :無名草子さん:2021/12/30(木) 03:00:04.15 .net
「この時代小説がすごい」今年のベスト10
文庫本ベスト10
1位 井原忠政「三河足軽兵心得シリーズ」
2位 高田郁「あきない世傳 金と銀シリーズ」
3位 今村翔吾「羽州そぼろ鳶組シリーズ」
4位 田中啓文「信長島の惨劇」
5位 朝松健「血と炎の京」
6位 坂井喜久子「居酒屋ぜんやシリーズ」
7位 上田秀人「百万石の留守居役シリーズ」
8位 辻堂魁「風の市兵衛 弐シリーズ」
9位 柴田よしき「お勝手のあんシリーズ」
10位 矢野隆「長篠の戦い」
単行本ベスト10
1位 宮本昌孝「天離り果つる国」
2位 砂原浩太郎「高瀬府左衛門御留書」
3位 米澤穂信「黒牢城」
4位 蝉谷めぐみ「化け者心中」
5位 澤田瞳子「星落ちてなお」
6位 大島真寿美「結 妹背山婦女庭訓波模様」
7位 垣根涼介「涅槃」
8位 朝井かまて「白光」
9位 宮部みゆき「魂手形」
10位 冲方丁「月と日の后」
 

163 :無名草子さん:2021/12/30(木) 08:58:35.23 .net
やっぱSNSで見かける人じゃなくて普通に本屋でよく見かける作家だな

164 :無名草子さん:2021/12/31(金) 11:03:20.23 .net
「真・慶安太平記」真保裕一

これはひどい。
主役の由比正雪が出てくるのが最後の20ページ。そこまでも保科正之と父・兄である秀忠や家光との話ばっかり。
真保裕一、以前は結構面白くて良く読んだけど残念だわ。

165 :無名草子さん:2021/12/31(金) 11:23:49.88 .net
>>162
その本を買ったけど、朝松健はまだ分かるけど、田中啓文もランキングに入るんだな。
田中啓文の時代小説は、グチョグチョ、ゲロゲロは無いみたいだけど。
そんなに時代小説を読んでいるわけではないから、いくつか読んでみたい本があった。
それにしても、食い物の本が多いな。

166 :無名草子さん:2021/12/31(金) 17:46:53.06 .net
食べ物話は時代小説に限らず現代物でも漫画でも今はめちゃくちゃ多い
まあ入りやすい題材ではあるよね あまりの多さに食傷気味だけど

167 :無名草子さん:2021/12/31(金) 18:11:56.68 .net
各時代の食べ物や調理法が残されてるからな
小説の江戸グルメ話に出てくる料理もそれなぞるだけで似たり寄ったり

168 :無名草子さん:2021/12/31(金) 23:51:20.08 .net
7位 上田秀人「百万石の留守居役シリーズ」 

これだけは納得いかねぇんだよなぁ

あれだけ散りばめた伏線がロクに回収しきれてねぇまま打ち切りってまぁいつもの上田節なんだけどさ

新シリーズ始めるくらいならちゃんと前のシリーズをきれいに終わらせてくれやがれと

169 :無名草子さん:2022/01/10(月) 02:00:01.14 .net
ほんと伏線張って放りっぱなしだよな
佐奈の妾話とか吉原で聞いた烏山藩那須家と永井信濃守の話とか詫び状のその後とか
詫び状は松平綱昌の乱心の原因にしようとしたんだろうけどそこまで行かずに投げちゃったからなぁ

170 :無名草子さん:2022/01/10(月) 09:44:39.06 .net
>>168 >>169
この作者の名前をよく耳にするので読んでみようと思ったが、
こういういい加減な作風だと手を出しかねるなあ。

ガイド本では『竜門の衛』という本が必読書に挙げられていたが・・

171 :無名草子さん:2022/01/11(火) 17:36:59.08 .net
上田秀人の作品って独り言が多くない?

172 :無名草子さん:2022/01/13(木) 00:07:18.92 .net
奥祐筆シリーズは面白かったけど、皆さんはどう?
他のシリーズは読んでいない。

173 :無名草子さん:2022/01/23(日) 11:51:07.28 .net
米澤穂信の「黒牢城」と今村翔吾の「塞王の楯」が直木賞獲ったな
どうだった?

174 :無名草子さん:2022/01/23(日) 12:31:17.27 .net
吉川英治は「、」が多すぎて読みづらい

175 :無名草子さん:2022/01/23(日) 13:05:06.94 .net
北方謙三も多いぞ

176 :無名草子さん:2022/01/23(日) 14:49:59.25 .net
>>173
塞王→少年マンガ
黒牢城→ドシリアス

同時代を書いてて荒木村重も出てくるのに全く正反対の雰囲気
でもどっちも楽しめたよ

177 :無名草子さん:2022/01/23(日) 15:01:24.02 .net
>>175
北方の方はそれ以前の問題だがやはり無駄に「、」が多いのは感心しないな

178 :無名草子さん:2022/01/23(日) 15:03:08.14 .net
>>177
吉川英治は基本的に新聞連載だから

179 :無名草子さん:2022/01/23(日) 19:19:01.26 .net
ここ2〜3年くらいで大島真寿美、西條奈加、澤田瞳子、今村翔吾とどんどん歴史時代小説畑の作家が直木賞獲ったけど
次に狙えそうな作家って今どれくらい残ってるの?

180 :無名草子さん:2022/01/23(日) 19:27:35.63 .net
最有力は砂原浩太朗とか?
武川佑や蝉谷めぐ実なんかも実力あると思うけどノミネートされるにはもうちょっとかかるかな

181 :無名草子さん:2022/01/23(日) 19:34:24.92 .net
伊東潤とか垣根涼介とか木下昌輝あたりはどう?もう旬過ぎた感じ?

182 :無名草子さん:2022/01/23(日) 19:38:12.34 .net
あと佐藤巖太郎も

183 :無名草子さん:2022/01/24(月) 19:49:18.09 .net
伊東潤もう直木賞無理じゃねえか…?多分本人も諦めてるだろ
宇江佐真理みたいに何回もノミネートされたのに獲れないまま終わるパターンだと思う

184 :無名草子さん:2022/01/24(月) 23:15:47.81 .net
宇江佐真理は、上手すぎたかなあ。。名作多いのに。

185 :無名草子さん:2022/01/26(水) 00:12:56.71 .net
まあ今後しばらくの間は歴史時代小説が直木賞獲ることは無さそうだと思うわ
期待されてる作家が割合すんなり獲りまくる状況が続いたからもうそこまで大きい弾が残ってないし

今村翔吾、澤田瞳子、川越宗一の三人と対談企画とかで最近よく絡んでる作家としては
木下昌輝、谷津矢車、武川佑、天野純希の4人がいて、この中で今直木賞に接点があるのは木下昌輝くらいなんだけど
それでもまだ獲れるほどの勢いは感じないしな

186 :無名草子さん:2022/01/26(水) 06:03:53.89 .net
垣根涼介は室町無頼を発展させたエンタメ歴史小説書ければいけそうな気もするが

187 :無名草子さん:2022/01/26(水) 18:48:29.97 .net
直木賞って格付けとしてはどうなの?
年に数人選ばれるから、、あまり高くないってイメージなんだけど

188 :無名草子さん:2022/01/26(水) 18:54:29.37 .net
話に水を差す馬鹿

189 :無名草子さん:2022/01/26(水) 20:06:42.50 .net
国内エンタメ賞で一応一番権威あるんじゃない?TVニュースでも取り上げられるぐらいだし
少なくとも受賞した後の売り上げは他のエンタメ賞とは段違い

190 :無名草子さん:2022/01/26(水) 20:50:41.64 .net
>>188
自分の気に入らない事があると発狂する餓鬼みたい

191 :無名草子さん:2022/01/26(水) 22:15:04.05 .net
現代作家が描く時代劇小説ってやっぱりイロモノなの

192 :無名草子さん:2022/01/27(木) 00:56:33.19 .net
>>190
現実社会でもいちいち話の腰折って周りから嫌われてそうだなお前

193 :無名草子さん:2022/01/27(木) 01:09:45.78 .net
>>191
ありえない創作して「面白ければいいでしょ」とやったりするからな。
浅田次郎の「お腹召しませ」の短編集は酷かった。
浅田次郎自体は嫌いではなく、すごく面白いのもあるのだが。

194 :無名草子さん:2022/01/27(木) 11:28:32.31 .net
江戸時代を楽しみたいので、江戸時代を理解していない作家の作品は、興醒めを通り越して怒りを感じる。
もちろん誰も本物の江戸時代を生きたことがないので時代小説は想像の産物なのだが、知識がなさすぎなのは、酷いでしょう。

195 :無名草子さん:2022/01/27(木) 11:41:16.86 .net
ある程度は妥協する方だけど「八丁堀のおゆう」はプレビュー読んだだけでダメだこりゃ、になった

196 :無名草子さん:2022/02/15(火) 19:50:28.64 .net
時代小説じゃなくて『時代劇小説』が多い。
飯屋・居酒屋にテーブルや座卓
女の医者・職人・岡っ引き
やたらと小柄を投げる
やたらとみね打ちをする

197 :無名草子さん:2022/02/15(火) 21:56:29.48 .net
>>196

そこは許容範囲。丁寧かつ正確な考証を読みたいわけじゃないし

198 :無名草子さん:2022/02/15(火) 21:57:47.27 .net
水戸黄門漫遊記とかから立川文庫とかの系譜の先に時代劇小説が有るんだろうな。

199 :無名草子さん:2022/02/16(水) 00:53:16.78 .net
本格歴史小説と銘打ってて中身は時代劇村撮影コントだったらガッカリするが
時代小説なら一部の考証マニアでなく大衆に求められてるもの優先でいいと思う

200 :無名草子さん:2022/02/16(水) 09:18:35.56 .net
細かい時代考証よりも
「説得力のある」小説がいい
ストーリーが違和感なく終わるというか
きっちり練られてるのがいい

201 :無名草子さん:2022/02/16(水) 12:47:00.56 .net
しみじみとした江戸の空気感、日本の原風景、しみじみとした人情の機微。そして、すかっとするハッピーエンド、あるいは、しみじみとした余韻ある結末。
こういうのが読みたい。
封建社会の非人間的な不条理や悲劇は、リアルではあっただろうが、それが主題のものは、読みたくないかな。

202 :無名草子さん:2022/02/16(水) 14:35:10.36 .net
>>201
後味悪い時代物は短編がいいね

203 :無名草子さん:2022/02/17(木) 01:08:57.91 .net
>>202
たしかに長々とストーリーにつきあって、キャラクターに思いいれができたあげくに後味悪い終わり方はいやになるね。

204 :無名草子さん:2022/02/26(土) 10:39:17.13 .net
今村翔吾のイクサガミ面白いわ、東海道53次を舞台に
武芸の達人たちが殺しあう
こんな小説好きやわ

205 :無名草子さん:2022/03/02(水) 19:25:02.84 .net
今村翔吾が直木賞とったというからとりあえず『羽州ぼろ鳶組』全巻読んだんだけど
まあまあ面白かった。この人の他の文庫の作品はどうでしょうか?
とりあえず近所の本屋には『くらまし屋稼業』シリーズと『童の神』と『イクサガミ天』
が売ってるんですが

206 :無名草子さん:2022/03/02(水) 21:28:50.85 .net
『イクサガミ』はあと2冊出るから出揃うまで待ったら?(連続刊行だったと思うから再来月には完結する)
個人的には『童の神』オススメ。今村作品で一番好き
元忍が寺子屋の先生になるやつも面白かったけどまだ文庫化してなかったかな

207 :無名草子さん:2022/03/03(木) 07:49:39.59 .net
歴史改変の時代小説とは驚いた。

208 :無名草子さん:2022/03/03(木) 19:26:52.62 .net
>>206
イクサガミは確かに3部作だけど連続刊行ではないようです。文庫の発売日を調べて
みたら今月は講談社文庫のリストに載っていませんでした。残念。

209 :無名草子さん:2022/03/03(木) 19:34:26.67 .net
>>206
小学館の『てらこや青義堂 師匠、走る』のことですよね。たしかにまだ文庫化されて
ないみたいです。

210 :無名草子さん:2022/03/03(木) 22:20:46.47 .net
くらまし屋好きだわ

211 :無名草子さん:2022/03/05(土) 09:19:43.98 .net
>>168

>上田秀人「百万石の留守居役シリーズ」 

今年度の吉川英治文庫受賞してたね。

212 :無名草子さん:2022/03/05(土) 10:41:40.92 .net
谷中の用心棒は、面白かった。新人だし、ジャケ買いだったけど、思わぬ収穫だったな。
時代小説に架空戦記の歴史改変をプラスしてなお、普通の時代小説に仕上げてる。

213 :無名草子さん:2022/03/07(月) 15:34:22.83 .net
>>212
ツイッターでよく宣伝されてるから気になってたが
やっぱweb小説の人だけあって架空や改変系なんだな

214 :無名草子さん:2022/03/07(月) 15:38:43.67 .net
>>207
ラノベ寄りの時代小説が増えた感じはする
出版レーベルや帯見ればネット小説発って分かる

215 :無名草子さん:2022/03/07(月) 15:48:13.66 .net
>>213
架空藩だけど、その架空藩を生み出す為に、歴史改変要素を加えたって感じだった。面白かったよ

216 :無名草子さん:2022/03/07(月) 15:55:30.28 .net
歴史時代小説って、ハードカバーでいく作家と文庫でいく作家で分かれそうだけど、どっちもやってる今村さん凄いわ

217 :無名草子さん:2022/03/07(月) 18:36:33.08 .net
>>215
時代劇で架空藩って昔からたまにあるけど
歴史改変まではしてないな

218 :217:2022/03/07(月) 18:38:45.56 .net
言い方悪かったかな
ネット小説を馬鹿にしてるんじゃなく珍しいねって意味のレスな

219 :無名草子さん:2022/03/07(月) 19:32:37.82 .net
朝ドラのカムカムエブリバディを観てて不思議なのは3代目のヒロインのひなたって
時代劇が好きならなんで時代・歴史小説を読まないのでしょうか?
時代劇好き=時代小説好きとはならないのかなあ

220 :無名草子さん:2022/03/07(月) 20:07:37.17 .net
>>219
今だって時代劇ドラマ見てても
原作小説まで読み込んでる視聴者そんなにいないだろう

221 :無名草子さん:2022/03/08(火) 15:15:17.79 .net
>>219
私もひなたと同い年で時代劇好きだったけど、
時代小説読み始めたのは40代になってからだった。

222 :無名草子さん:2022/03/09(水) 18:35:32.42 .net
田沼意次って評価が難しい老中だな
山本周五郎の『栄花物語』と上田秀人の『日雇い浪人生活録』と今村翔吾の『羽州ぼろ鳶組』
では良いように解釈されてたよな(池波正太郎の『剣客商売』もか?)

223 :無名草子さん:2022/03/09(水) 22:44:21.03 .net
あの時代の商業を発展させたのは事実なんだろうね

高任和夫の「江戸幕府 最後の改革」も田沼の話
今から読む予定
楽しみ

224 :無名草子さん:2022/03/12(土) 15:51:09.18 .net
上田秀人は「大奥騒乱 伊賀者同心手控え」では悪役っぽい役回りさせてるから、日雇い浪人のあと変心したって設定なのかもね

225 :無名草子さん:2022/03/29(火) 18:42:59.18 .net
羽州ぼろ鳶組の最新作『恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間』これ3月19日発売だと
発売日前日ぐらいにアマゾンで検索してて初めて知った。3月26日におけら長屋18巻
とセットで買えて良かった良かった。

226 :無名草子さん:2022/04/01(金) 19:01:47.17 .net
西條奈加の『隠居すごろく』の角川文庫版を読んでるんだけど
これ藤沢周平の『三屋清左衛門残日録 』のオマージュじゃねえ?

227 :無名草子さん:2022/04/01(金) 22:20:30.18 .net
>>226
異論はあるかもしれんが、歴史・時代小説については、
司馬・池波・藤沢の三大巨匠によってほとんど書き尽くされているから、
既視感みたいなのがあるんじゃないのかな・・・(´・ω・`)

228 :無名草子さん:2022/04/04(月) 09:42:28.40 .net
高望の太刀読んでいるが、
新平家物語の清盛の若い頃みたいだ。

>>222
池波が剣客商売を書き始めた頃は、田沼意次悪人説が主流の時代だったが、
どんな資料を使って田沼を善人としたんだろう。

229 :無名草子さん:2022/04/04(月) 12:50:53.33 .net
>>228
重商主義評価は当時から有ったと思う。

230 :無名草子さん:2022/04/05(火) 08:30:05.48 .net
塞王の盾って面白いの?
半分くらいまで読み進めてんだが長いだけで中身が全くないんだが
ここから面白くなってくんのかな高かったのにムカつくわ

231 :無名草子さん:2022/04/05(火) 23:27:42.73 .net
高田在子の「はなの味ごよみ」シリーズ5巻目まで読んだけど
料理は美味そうなんだがどうも内容が軽い。
安心して読めるからそれがいいって層に受けてるんだろうけど、
一貫目の展開が無茶だったのによくここまで続いたなと。

232 :無名草子さん:2022/05/01(日) 23:23:42.81 .net
あ!

233 :無名草子さん:2022/05/03(火) 13:01:38.76 .net
https://twitter.com/jun_ito_info/status/1521177005647331329?cxt=HHwWgoDQ4aqbp5wqAAAA
こないなこと余計なツイートするから直木賞とれないんやでw
(今マークしているのが二人いるので、フォローせずに随時観察している)
あんたが一番サイコパスやんwww
(deleted an unsolicited ad)

234 :無名草子さん:2022/05/05(木) 00:11:48.78 .net
電子書籍で山本周五郎の短編を3本読んだら、なんだか妙な感覚が。面白いのは面白いのですがね。違和感あり。
そしたらなんと! 巻末に〈読みやすくするために現在の言葉に置き換えてある〉との但し書きが

235 :無名草子さん:2022/05/05(木) 02:09:15.69 .net
それは萎える

236 :無名草子さん:2022/05/05(木) 08:18:34.30 .net
なんでそんなことするんだ
時代小説初心者向けか?

237 :無名草子さん:2022/05/05(木) 08:23:51 .net
そんな作品はあっていいとは思うけど、既存の作品を変えるなら、大きく注記してほしいね

238 :無名草子さん:2022/05/05(木) 09:25:27.27 .net
よみにくくても江戸のリアル感がある方がいいな。
でも山本氏の作品は、違う意味で現代人感覚とズレててむかつくことあり…。

239 :無名草子さん:2022/05/05(木) 14:54:04.08 .net
例えばどういう?

240 :無名草子さん:2022/05/06(金) 08:48:13.71 .net
明治生まれの人が現代的な感覚を持ってるほうが驚くわ

241 :無名草子さん:2022/05/06(金) 13:56:53.47 .net
>>238
嫌な奴だと思っていたら、実は主人公のためを思っての行動でした。
上手くいったので嫌な奴のまま消えます。

こんな筋ばっかりだった気がする。

242 :無名草子さん:2022/05/06(金) 14:01:49.98 .net
それだからって「むかつく」のか…

243 :無名草子さん:2022/05/06(金) 17:16:42.03 .net
>>242
俺(241)は別にムカついてないが

244 :無名草子さん:2022/05/06(金) 19:20:20.47 .net
自己犠牲の話多いけどむかつきはしないなあ

245 :無名草子さん:2022/05/06(金) 23:31:15 .net
ある分野にすばらしい才能を持った女性がいて、本人も家庭と両立させて頑張るつもりなのだが、婚家にそれは両立させてるようにみえても他に情熱をもつものがあることは、家のことが、どこかでなにかの形でおろそかになるので他の分野の才能を伸ばしたり生かしたりすることはまかりならん!と彼女の希有な才能は潰されて、そしてそれを肯定する書き方の作品がむかときたわ。

246 :242:2022/05/07(土) 08:29:57 .net
241=238かと思ったわ
ごめん

247 :無名草子さん:2022/05/07(土) 16:27:58 .net
>>245
そういう時代だったからでそんなんでむかついてたら読めなくない?

248 :無名草子さん:2022/05/08(日) 09:34:29.24 .net
>>234
さすがにこれはやめてほしいなあ。
差別用語か何かだったんだろうか。
時代小説の短編で「メ○ラの女」を「目のみえない女」に変えるとか?

249 :無名草子さん:2022/05/08(日) 22:42:32.88 .net
>>247
作者が芯から肯定的に書いてるから、作者が、こういうことこそ真理なりという姿勢だからむかつくの。
江戸時代がそういう時代だったからむかつくわけではない。

250 :無名草子さん:2022/05/09(月) 05:49:54 .net
「江戸時代はそういう時代」
「そして作者は昭和の人」
くらいに思うしかないな

251 :無名草子さん:2022/05/09(月) 07:01:28.47 .net
>>249
明治生まれの作者に何を求めてるの?
そういうの嫌なら現代の作家を読めばいいだけでは

252 :無名草子さん:2022/05/09(月) 08:28:15.22 .net
うん。だから以後、山本周五郎は読まない。
同じ明治生まれの岡本綺堂は、全然そんなことないのにね。
だから人間性の問題じゃないかな。
半七捕物帳は、全巻読んだ。江戸感がすばらしい!
むかつくこともまったくなかった。

253 :無名草子さん:2022/05/09(月) 08:39:29.96 .net
人間性ね
自分と感性や考えが合わんからといって人間性を否定するのか

254 :無名草子さん:2022/05/09(月) 09:09:55 .net
時代時代の価値観の違いとか理解してないヤツは相手にするだけ無駄

255 :無名草子さん:2022/05/10(火) 05:25:03.25 .net
半七っていうか岡本綺堂は中華趣味がちょいちょい入っている。

256 :無名草子さん:2022/05/10(火) 14:08:39.56 .net
自分が許容できない事があると他人を攻撃するのは老化か元からそういう奴だからかまわないほうがよい
相手するだけ時間がもったいないぞ

257 :無名草子さん:2022/05/12(木) 00:29:26.39 .net
そういう意味では過去の作品が気にくわないじゃないけど、若い人が今の感性で書いた最近の時代小説でなんか面白いのある?

個人的にはちょっとブームに食いつくのが遅いけど今村翔吾を最近読み始めて、あぁこういうの読みたかったなって思ったわ

258 :無名草子さん:2022/05/12(木) 17:25:00.58 .net
今村翔吾はくらまし屋を読んだけど流派書いておけばいいだろぐらいの戦闘はどうかなと思ったけどね
まあなんでも読むからこの程度でも買ってしまう

259 :無名草子さん:2022/05/12(木) 17:35:40.18 .net
あまりに現代感覚で江戸時代をわかってない作者の作品は、それはそれでいやだわ。

260 :無名草子さん:2022/05/12(木) 19:41:41.36 .net
江戸時代をわかっていない、をどう判断するかが難しい。

261 :無名草子さん:2022/05/12(木) 20:56:49.39 .net
その辺は好き嫌いとか好みじゃねぇかなぁ

まぁスーパー系の江戸とリアル系の江戸があるんだなくらいに俺は考えてる


ところで、鯖猫長屋はもう続き書かないんかね

262 :無名草子さん:2022/05/13(金) 04:20:01.49 .net
昔の作家が江戸時代を書けているかどうかは分からないけど、
今残っている資料に反しているかどうかは、ある程度は調べることはできるよな。

263 :無名草子さん:2022/05/13(金) 08:51:01.62 .net
>>262
敢えて考証を崩している場合もあるからなんとも。

264 :無名草子さん:2022/05/13(金) 12:47:56.82 .net
結局、読む側の許容範囲による

265 :無名草子さん:2022/05/13(金) 13:32:54.85 .net
夕暮れ時の中天に満月とか、
明治時代に書かれた芝居の話を江戸時代にするとか、
子供の誕生日が12月31日とか

266 :無名草子さん:2022/05/13(金) 18:31:40.72 .net
『幸村を討て』今村翔吾[著](中央公論新社)

 物語は、男達の証言が重層的に絡み合い、次第に作品の仕掛けを露わにしていくのだが、その興奮は、読者をも作者が放つ鬼謀の淵に佇立せしめる事になる。作者の鬼謀は作中においては、そのまま幸村の放つ鬼謀であり、それはストーリーと分かち難く結びついており、作中に躍動する忍びは、
初め、『真田太平記』へのリスペクトかに見える。それがいつの間にか挑戦へと変わっているところに本書の妙味がある。
 果たしてこの勝負、池波正太郎と今村翔吾、どちらが勝利を収めたのか。それは読者の判断に委ねるしかないし、おそらく作者は謙遜するだろう。
しかしながら、この一巻がいま直木賞を受賞して勢いの止まらない今村翔吾の実力を十二分に示したものである事は間違いあるまい。作者が用いたのは正攻法ではなく、あくまでも搦め手から幸村を描くという手法だが、作品は良くその手法を蔵(ぞう)し多大な感興をもって私達を魅了する。
 最後に、本書が直木賞候補作だったら、受賞は逸していただろう。それは面白過ぎるせいであり、逆説的に本書の物語としての質の高さを証明している。今後も期待しかない。今村翔吾、恐るべし。

[レビュアー]縄田一男(文芸評論家)

267 :無名草子さん:2022/05/13(金) 22:01:42.90 .net
>>262
まぁおれたち素人と職業作家の取材能力が似たようなもんならそうも言えような

ただ個人的には、せめてウィキペディアレベルでいいから考証はちゃんとしてほしいし、お話が重くなるなら
考証はその程度でいいやって気もする

リアルさも面白さを構成する一要素にすぎないし、他を邪魔するならむしろ削ってもいいくらいだ

268 :無名草子さん:2022/05/15(日) 19:23:22.91 .net
久しぶりに一夢庵風流記(新潮文庫)を読み返しているんだが、字の小ささに歳を感じる(涙

269 :無名草子さん:2022/05/16(月) 11:34:30.25 .net
わかるw
新潮文庫は字は大きくなったが、まだ細いね
講談社、光文社、双葉文庫あたりが読みやすいかも

270 :無名草子さん:2022/05/16(月) 14:00:36.54 .net
文庫本は電子書籍(Kindle)にした。写真やカラー図版が重要なもの以外だが。
ただ読んでいる途中で遡って確認したいときや、1回読んだ本をざっと目を通したいときは不便だな。
>>269
創元の文庫も字が小さいな。

271 :無名草子さん:2022/05/16(月) 19:21:32.41 .net
黛家の兄弟が山本周五郎賞受賞したね

272 :無名草子さん:2022/05/17(火) 00:34:12.13 .net
>>268
文庫を中古で買うととても行が詰まってるのがある。
1ページ18行なら結構きつい(これは今でもある)
19や20行になると読むこと自体が苦行になる。

273 :無名草子さん:2022/05/17(火) 00:41:33.95 .net
一昔前の文庫は、もう読めない。なんであんな字小さく行間詰まりすぎてるんや!?

274 :無名草子さん:2022/05/17(火) 11:00:32.64 .net
昔の作家の絶版になった作品とかはもう字が小さいのしか買えなかったりするが辛い

275 :無名草子さん:2022/05/19(木) 15:28:51.20 .net
喜安幸夫さんの作品は
映像化は永久に無理だろうか
寂しい

276 :無名草子さん:2022/05/24(火) 06:14:15.11 .net
喜安さん何かあったの?

277 :無名草子さん:2022/05/24(火) 09:26:01.57 .net
今の時代劇制作を見てると
誰の原作だろうと期待できない
むしろ見たくないと思ってしまう

278 :無名草子さん:2022/05/25(水) 20:47:17.54 .net
砂原浩太朗の波来るなこれ

279 :無名草子さん:2022/05/28(土) 19:36:47.48 .net
初詣って鉄道が開通した明治時代から始まったんですよね
今村翔吾のくらまし屋稼業の5巻で江戸時代の徳川9代将軍の頃
「最近初詣をする人が増えてきた」という記述があったんですがこれ間違いですよね

280 :無名草子さん:2022/05/28(土) 20:32:42.94 .net
>>279
大晦日からってなってるから2年参りか元旦の恵方参りのことをわかりやすく初詣って言葉にしたんでね?
一般庶民の寺社仏閣への参拝が流行りだしたのがその頃だったはず

281 :無名草子さん:2022/05/28(土) 20:37:35.15 .net
昔はその年の恵方の神社へ行ってたけど、明治移行鉄道会社のキャンペーンで恵方にこだわらないようになったから初詣って言葉に変わっただけで
大晦日や元旦に神社に詣でる風習は江戸時代からあった

282 :無名草子さん:2022/05/29(日) 10:07:58.14 .net
言葉の使い方の問題だと思うから自分はあまり気にならないけど
気にする人は気にするんだろうね

283 :無名草子さん:2022/05/29(日) 10:24:19 .net
時代小説は現代人にわかりやすく翻訳してあるものだと思って読んでる
そもそも社会、自由、文化、個人、意識、絶対、常識、etc.
これらの多くの言葉は明治になって出来た言葉だしな

284 :無名草子さん:2022/05/29(日) 23:34:39.87 .net
江戸時代が舞台の小説で、ある競技で1位になった人が倒れて
「大変だ、優勝者が倒れたぞ」
というセリフにはあれっと思った。
優勝者って現代の言葉だよなぁと。
当時なら「一等の人が」とでも言うんだろうか?

285 :無名草子さん:2022/06/01(水) 23:17:17.55 .net
考証は大切だと思うけどどこまで厳密にすべきなのかな 眉を落とすとか歯を鉄漿で染めるとか武家の嫁なら当然だったのかな

286 :無名草子さん:2022/06/02(木) 04:44:05.39 .net
>>285
今の時代劇は駄目だっていう人も、お歯黒などをやっていない昔の時代劇には文句を言わないな。

287 :無名草子さん:2022/06/02(木) 09:07:11.78 .net
まゆを落とすのには、どんないみがあったんだ?

288 :無名草子さん:2022/06/02(木) 09:26:29.49 .net
>>287
人の嫁になったんだから美しさをひけらかす必要はないっつーことで貞淑さのアピール
だったように記憶している

289 :無名草子さん:2022/06/02(木) 09:59:53.54 .net
時代小説にでてくる美人設定の既婚女性は皆、リアルにいくとビジュアルは、まゆなしで、笑ったりしゃべると口元真っ黒なのな。

290 :無名草子さん:2022/06/02(木) 14:47:32.84 .net
小室さんの警備に金がかかると聞いて、
「御所忍び」は存在しないと思った。
本当にいたら、もっと安く警備できるから。

291 :無名草子さん:2022/06/02(木) 21:27:13.05 .net
何年か前にこのスレ?でお金関係が分からなくて質問してノート付けるように助言貰って付けててノート半冊迄来たけど未だに感覚が掴めない
分朱両は兌換で小粒とか文とか匁とかは従量制の正貨って事でいいのかな

292 :無名草子さん:2022/06/02(木) 21:53:01.29 .net
金貨、銀貨、銭貨で違う
両分朱は金貨、文は銭貨でどちらも計数貨幣、匁や小粒は銀貨で秤量貨幣
金貨、銀貨、銭貨をそれぞれどう両替するかは時代によって違う
細かく考えないでだいたいこんなもん、くらいにしとかないとこんがらかる素だよ

293 :無名草子さん:2022/06/02(木) 21:56:29.54 .net
あと銀貨にも途中から分朱の計数貨幣が出来たからよけいややこいくなってんだわ

294 :無名草子さん:2022/06/02(木) 21:58:52.12 .net
>>284
一着二着とか?

295 :無名草子さん:2022/06/02(木) 22:14:52.11 .net
>>292
なるほど有難う その大体こんなもんがつかめなくて(^_^;)
「顎付きで一日一分かそれは良い」とか「用心棒で三日で二分は吝くないか」とか勿論物価も今より安いんだろうけど
江戸期を通じて米一升いくら大根幾ら日雇い幾らとか分かるとリアルに感じるのに
由比とか大塩とかの乱も雇用体制とか色々悩ましい

296 :無名草子さん:2022/06/02(木) 22:37:07.54 .net
>>295
物価も貨幣価値も凄い変動したから作中が何年頃なのかで全然違う
江戸期通じてなんて訳わかんなくなるぞ
米なんて天候によって乱高低してるし

297 :無名草子さん:2022/06/02(木) 23:57:52 .net
>>296
そうなのか 諦めはしないけど気長にやるかな そこそこ行政文書残ってるのに読めない己が情け無い 暫くそっちの勉強しようかな

298 :無名草子さん:2022/06/03(金) 04:33:15.47 .net
両替商に丁稚奉公に行かないとな。

299 :無名草子さん:2022/06/03(金) 08:18:55.35 .net
貨幣改鋳するごとに品位が下がる
幕府が金銀銭の交換レート固定したのに
両替商が相場操縦するから換算率がこまめに変わる
コメ(先物)相場も操縦されるし、天候・災害などで乱高下する
野菜も天候・地域・年代によって違うし
大坂の金遣い、江戸の銀遣い、その交換レートも都度変わる

商業発展期の前と後でも違うし
武士の給与は米だが、町人は銭云々

江戸期経済に関して考えたらきりないね
260年分学びきるなんて不可能

>>292の言うとおりだ
考えるな、感じろ!!が正しいと思う

300 :無名草子さん:2022/06/03(金) 23:44:49.49 .net
有難う 感じるのか自信ないなぁ特に経済的な事には でも沢山読んで感覚を磨くよ

301 :無名草子さん:2022/06/08(水) 06:57:07.81 .net
>>285眉を剃ったり鉄漿すると、あまりに不気味に見えるので
そこまでは求めないが、武士が月代を剃らないが気に入らない

302 :無名草子さん:2022/06/10(金) 13:28:28.49 .net
いや、そこは、美女人妻キャラも眉剃り鉄漿つけでリアルにたのむわ。

303 :無名草子さん:2022/06/12(日) 11:17:14.37 .net
多少御都合主義な話はこびでもハッピーエンドでおわる江戸情緒を楽しめる小説がいいな。最近は、藤原緋紗子にはまってる。

304 :無名草子さん:2022/06/13(月) 15:49:36.07 .net
浪人物で殺陣あり、旨そうな食い物ありな小説教えて下さい
食い物は旨そうであれば拘りません

305 :無名草子さん:2022/06/15(水) 22:00:21.61 .net
その条件だと池波正太郎位しか思い浮かばないけどもう読んでるだろうし
北方謙三の「杖下に死す」と続編の「独り群せず」を通せば条件満たすような
杖下は浪人と殺陣は満たすけど料理は少しだけ続篇は料理メインで殺陣はあるけど浪人ものではない
藤沢周平の「用心棒日月抄」とか「よろずや平四郎活人剣」なんかもちらほら山形の郷土料理や江戸の屋台等が出てきて凝った料理描写ではないけど美味しそう
いい加減なお勧めだからアマゾンとかでレビュー読んでから決めてね

306 :無名草子さん:2022/06/16(木) 16:37:53.85 .net
>>305
有難うございます。
北方謙三とよろず屋平四郎読んでみます

307 :無名草子さん:2022/06/17(金) 22:29:43.10 .net
>>162
「今年の」だから当然なのかも知れないけど宮部みゆきしか知ってる名前が無くて愕然とした
時代物好きだから時世に遅れてる事は自覚しててもその遅れてる世界の中でさらに遅れてるとは
語学板とかで聞くべきなのかも知れないけど一人称がこんなに多種なのは日本語だけなのかな われわらわおれおいらなんかは転訛でいいんだけど拙者やつがれ手前其れがしとかほんとに昔の人はつかってたのかな 僕とか君とかは幕末からなの?

308 :無名草子さん:2022/06/18(土) 00:46:05.39 .net
昔からあるけど使い所が違う

309 :無名草子さん:2022/06/18(土) 09:04:44.60 .net
岡本綺堂を初めて読んだ
お前・お身など初めて出会った二人称
知らんことが多いと痛感

310 :無名草子さん:2022/06/18(土) 10:22:08.99 .net
>>309
お前は、普通に使うことない?岡本綺堂は、知らない江戸言葉や江戸風俗がテンコ盛りていいいよね!

311 :無名草子さん:2022/06/19(日) 07:19:22.09 .net
ごめん、言葉足らずだった
目上の人に「お前」って使ってたんでびっくりしたんだ

312 :無名草子さん:2022/06/19(日) 20:22:29.63 .net
史実を追ってるわけではないのでファンタジーでも良いんだけど佐藤雅美の「大君の通貨」とか「主殿の税」みたいな経済小説教えて下さい
正確なのか分からないけどプチャーチンとかラクスマンとかホイットフィールドとかみな優しい

313 :無名草子さん:2022/06/20(月) 07:43:31.14 .net
高任和夫

314 :無名草子さん:2022/06/21(火) 21:37:48.02 .net
>>313
有り難うございます 一冊も読んでないので楽しみです

315 :無名草子さん:2022/06/26(日) 21:16:15.01 .net
過疎?

316 :無名草子さん:2022/06/27(月) 13:07:25.62 .net
いつものことだ

317 :無名草子さん:2022/06/27(月) 13:46:07.59 .net
妄想江戸は、心のオアシス。

リアルな江戸は、そりゃ大変だったろう。
第一、寒すぎる。ミニ氷河期なのに、
断熱どころかすきまだらけのペラペラの家に火鉢だけ。ウールも羽毛もフリースもない。
厳冬でも木綿や麻の着物。綿入れがあればいい方。
布団もぺらい煎餅布団にかいまき。

318 :無名草子さん:2022/06/28(火) 07:42:57.66 .net
冬は寒すぎて
寝息で布団が凍るというのを何かの小説で読んだが
本当なんだろうか

319 :無名草子さん:2022/06/28(火) 15:40:47.86 .net
ちょんまげだと頭寒いだろうなあ

320 :無名草子さん:2022/06/28(火) 20:10:53.75 .net
月代にしても、今のように切れ味のいい二枚刃や四枚刃もないし、肌を傷めないシェービングクリームもない。
頭皮は相当、傷だらけだっただろうな。

321 :無名草子さん:2022/06/28(火) 22:04:14.90 .net
佐伯泰英スレがなくなったんでここで書くけど、なんだかな、佐伯先生、もう編集に何も言われないのか、ちょっと目を離したすきに

無 限 に 姉 が 増 え て い く 

322 :無名草子さん:2022/06/29(水) 08:31:56 .net
佐伯先生のところは知らんけど
全体的に編集のレベルが落ちたことは否めない

323 :無名草子さん:2022/06/30(木) 07:58:22.17 .net
高い志もって仕事してる奴が皆無なんでしょ

324 :無名草子さん:2022/07/01(金) 08:17:40.47 .net
とりあえず出版→売れたら続編的な売り方が増えたんじゃないか?
一発当てたら儲かるわーぐらいなんだろう

325 :無名草子さん:2022/07/05(火) 12:17:11.98 .net
野分が来るえ

326 :無名草子さん:2022/07/11(月) 22:36:41.82 .net
山本周五郎、藤沢周平が好きなのですが
もう再読擦切れ状態で最近の先生で市井人情な感じの方を教えて下さい

327 :無名草子さん:2022/07/12(火) 13:56:38.98 .net
宮部みゆきは?

328 :無名草子さん:2022/07/12(火) 14:23:33.57 .net
宇江佐真理?

329 :無名草子さん:2022/07/12(火) 17:33:36 .net
うん、市井人情ものが好きな方は、宇江佐真理、宮部みゆきあたり、まだ読んでなかったら、ぜひ。
藤原緋紗子もいいですよ。

330 :無名草子さん:2022/07/12(火) 19:45:12.29 .net
有難うございます。宮部みゆきは時代物以外なら割と読みましたが時代物は未読です
宇江佐真理、藤原緋沙子は全く手つかずなので楽しみです

331 :無名草子さん:2022/07/13(水) 00:12:47.80 .net
オレは宇江佐真理の「ひょうたん」を表紙買いしてから時代小説にはまった
「うめ婆行状記」続き読みたかったな

332 :無名草子さん:2022/07/13(水) 00:21:51.79 .net
宇江佐真理さんも故人だから、新作が出ないのが、残念だよね。

333 :無名草子さん:2022/07/13(水) 13:19:04.54 .net
うめ婆の続きは本当に読みたい
宇江佐さんの本引っ張り出そうかな

334 :無名草子さん:2022/07/21(木) 15:54:50.76 .net
「うめ婆」知らなかった。読んでみたいけど、
すごく面白いのに未完成に終るのがわかっている作品、読み始めるか迷うわ…。

335 :無名草子さん:2022/07/21(木) 18:44:25.43 .net
自分はよく知らずに宇江佐さんの本をKindleで買いあさっててうめ婆も読んだけど
確かに未完なのは残念だけどそういうもんかと思って読めば別に悪くないと思うよ

336 :無名草子さん:2022/07/25(月) 18:19:25.12 .net
村上 豊さん(むらかみ・ゆたか=画家)22日、病気のため死去、86歳。静岡県出身。葬儀は近親者で行う。喪主は妻英美(ひでみ)さん。

 60年に司馬遼太郎の連載小説「風の武士」で挿絵を担当。以降、雑誌や新聞の連載小説の挿絵や、書籍の装丁を多数手掛けた。
絵本のイラストも描き、「かっぱどっくり」などで小学館絵画賞、「はかまだれ」で絵本にっぽん賞を受賞。98年、長年の業績から菊池寛賞を受けた。

337 :無名草子さん:2022/07/26(火) 14:32:16 .net
ああ…
夢枕獏「陰陽師」の表紙とかをお描きになっていた方ですね
残念です
ご冥福をお祈りします

338 :無名草子さん:2022/07/26(火) 21:22:53.63 .net
>>326北原亞以子の深川澪通り木戸番シリーズ

339 :無名草子さん:2022/07/27(水) 17:41:00.14 .net
>>336
巨匠、逝く...(‐人‐)ナムナム
 

340 :無名草子さん:2022/07/28(木) 05:07:48.44 .net
陰陽師はさすがにマンネリに感じて3冊前から読んでないな。
あの表紙絵が変わるのか。真似て描いてもつまらない気がする。

341 :無名草子さん:2022/07/29(金) 01:12:40.22 .net
村上豊さんをはじめて知ったのは池部良氏の「そよ風時にはつむじ風」。
少年池部良(俳優のあの人です)と、江戸っ子の父池部均の日常を書いた
エッセイで、挿絵を描いていたのが村上画伯でした。
当時ウチでとっていた新聞の日曜版に連載されていたのだけど、エッセイの
内容にぴったりで洒脱でユーモアがあって、子供ながら毎週とても楽しみでした。
以来、画伯の表紙の本はとりあえず手に取ってしまう習慣が身についてしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。

342 :無名草子さん:2022/08/10(水) 20:26:06.85 .net
第11回日本歴史時代作家協会賞(2022年度)

新人賞
 千葉ともこ『戴天』文藝春秋

文庫書き下ろし新人賞
 筑前助広『谷中の用心棒 萩尾大楽:阿芙蓉抜け荷始末』アルファポリス文庫

シリーズ賞
 坂岡 真「鬼役」「鬼役伝」光文社時代小説文庫、「はぐれ又兵衛例繰控」双葉文庫などのシリーズ作

 氷月 葵「御庭番の二代目」(18巻完結)二見時代小説文庫、「神田のっぴき横丁」二見時代小説文庫、「仇討ち包丁」コスミック時代文庫のシリーズ作

作品賞
 矢野 隆『琉球建国記』集英社文庫

 吉川永青『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』中央公論新社

343 :無名草子さん:2022/08/12(金) 15:59:44.74 .net
新人賞は「余熱」と思ったが、「戴天」を読んでみると納得。

文庫書き下ろし新人賞は、アルファポリスというのが驚いたが、ここで紹介されていたし読んでみる(紹介した人は見るめありますな)

344 :無名草子さん:2022/08/12(金) 16:25:57.38 .net
おけら長屋19巻来月発売

345 :無名草子さん:2022/08/20(土) 10:36:02.73 .net
鳴海章「密命売薬商」読んだ。
主人公が2人の上で視点がくるくる入れ替わり、
登場人物も妙に多くて読んでて.苦痛レベルだった。
ストーリーも部分部分は面白いんだが時にいきなり闘争が
始まったり、支離滅裂な印象だった。
精神分裂みたいな作品だった。

346 :無名草子さん:2022/08/22(月) 20:27:04.78 .net
電子書籍は何となく敬遠してたけど読み易いんだな。ただ便利過ぎて怖ろしい。弁慶縞とか結綿とか黄蘗とかイメージ出来なくても筋に関係無ければ読み飛ばしてものを語句の検索が簡単で一々検索してしまう。無尽が合法で今も無尽の会社が有るのには魂消た。

347 :無名草子さん:2022/09/15(木) 22:13:50.43 .net
ツべで朗読を聞くのがなかなかいい。

348 :無名草子さん:2022/09/20(火) 09:03:45.05 .net
新人とかで仕舞屋や表長屋の表口を玄関って表記されると一気に萎える
家格を表す重要なアイテムなんだからちゃんとしてくれ

349 :無名草子さん:2022/09/20(火) 12:35:10.21 .net
>>348
このスレでも何度も「玄関」問題は、話題になったが、おいらは、「玄関」くらいはそれほど気にならない。

350 :無名草子さん:2022/10/11(火) 20:27:04.93 .net
柳生十兵衛が出てくると脳内で千葉真一の声になる人は少なくないはず?

351 :無名草子さん:2022/10/13(木) 05:59:58.15 .net
松方弘樹かな。

352 :無名草子さん:2022/10/13(木) 10:40:24.36 ID:voA+FMqxA
年じゅう猥褻がらみて゛逮捕されてるクソポリ公って四六時中威力業務妨害ヘリ飛は゛して望遠力メラて゛女風呂のそ゛き見しなか゛ら
グ儿ク゛儿騒音まき散らして暇すき゛るし頼むからなんかお前ら犯罪おかしてくれやと知能ヘの嫉妬心丸出して゛知的産業に威カ業務妨害,
テレワ―クに勉強にと妨害して住民の神經破壊してイラヰラ犯罪惹起してマッチポンプ丸出しで薄汚い利権を貪り尽くしながら
燃料か゛なくなるたびに乗り換えて気ままに飛ひ゛回って石油無駄に燃やして需給逼迫させて工ネ価格高騰させて地球破壊してやがるし
とっととクソポリ公からこの悪質なおもちゃ取り上げて.全体主義思想丸出しの銃刀法と税金泥棒クソ公務員全廃して、
ホムセンで拳銃にスティンカ゛─にと買えるマ├モな民主主義國に移行しろや
温室効果ガスまき散らして災害連発させて人殺しなか゛らクソヘリ飛ばす口実なんて成立すると思ってんのか恥を知れ猥褻のそ゛き見ポリ公

創価学會員は、何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ━が口をきけて容認するとか本氣て゛思ってるとしたら侮辱にもほどか゛あるそ゛!
https://i.imgur.com/hnli1ga.jpeg

353 :無名草子さん:2022/10/29(土) 20:11:51.46 .net
第1話「仕掛けて仕損じなし」は映画『仁義なき戦い』でスター監督になる直前の深作欣二が手がけ、ギラギラとエネルギッシュな世界観を決定づけたが、
江戸情緒にこだわる原作者・池波正太郎は不満を示した。『必殺』というタイトルも大阪の朝日放送が付け加えた“テレビ発”のアイデアであった。

山崎努が初めて明かす…金をもらって恨みをはらす裏稼業「必殺シリーズ」50周年秘話
https://gendai.media/articles/-/101216?imp=0

354 :無名草子さん:2022/10/29(土) 21:54:03.88 .net
眠狂四郎
冥途のみやげに、円月殺法をご覧にいれよう

女を犯すことには慣れている男だと観念されるがいい

この世は地獄だ。神があると信じるなら、あの世に行って確かめることだ

眠狂四郎という人物の説明に比重をかけすぎたように思う。狂四郎は「俺は人間を品物のように扱う奴等をにくむ」とか、「覚悟をしてからだを投げ出す女は燃えないからきらいだ」とか、「俺は人間にアイソをつかした男だ」とか、
自分の口でさかんに自分の人がらを説明する。それなのに、画面にあらわれる彼の行動は、これまでの時代劇のヒーローと大差はなく、世をすねた感じも非情味もうすい。描写で示さねばならない狂四郎の人物説明を、もっぱらセリフだけに頼ったところが、失敗の一因であろう
娯楽時代劇としてのお膳立ては一通りそろっている。だが、それがフルに活用されているとは思われず、筋立ては意外に底が浅いし、進展性も乏しい。それに、狂四郎ひとりに重点をおきすぎたせいか、彼以外の登場人物には描写不足が目立つ。
おわりに、狂四郎が断崖上で「もうこの世に美しいものはないのか」と叫ぶ場面など、とくにピンとこない
雷蔵は、セリフ回しに工夫をこらしてなかなかの熱演だが、ニヒルなムードも希薄
深沢哲也キネマ旬報

355 :無名草子さん:2022/10/29(土) 22:23:11.85 .net
ハ-フなんだったけ!?

356 :無名草子さん:2022/11/08(火) 10:00:54.15 .net
坂岡真、照れ降れ長屋読んでるけど結構面白い

357 :無名草子さん:2022/11/30(水) 17:35:08.32 .net
今年もそろそろ終わりか
個人的には今村翔吾に始まって今村翔吾で終わる1年だったなあ
砂原浩太朗とか蝉谷めぐ実とか永井紗耶子とか次の時代の小説家たちもどんどん出てきて楽しかった

358 :無名草子さん:2022/11/30(水) 23:19:45.27 .net
千葉ともこ&稲田幸久も今後要注目

359 :無名草子さん:2022/12/01(木) 19:19:08.44 .net
この時代小説がすごい は今年は発売されないんだ

360 :無名草子さん:2022/12/02(金) 09:14:19.18 .net
>>348
これとは種類が違うけど、ポリコレ的に表現に苦労してるなあ・・ってのはある。
「物を見るに不如意なおなご」、一昔前なら「め○○のおなご」だと思うが、
「盲目のおなご」ではダメなんだろうか・・

361 :無名草子さん:2022/12/03(土) 14:20:10.60 .net
盲目でもいいと思うけどなあ
なんでそんな表現になったんだろうね

362 :無名草子さん:2022/12/04(日) 08:27:07.86 .net
盲だけで「めく○」とも「○しい」とも読めるからじゃね?

363 :無名草子さん:2022/12/04(日) 08:36:13.57 .net
え、同じ意味でしょ
そんな理由じゃないと思うけど

364 :無名草子さん:2022/12/11(日) 01:32:21.92 .net
>>357
文庫シリーズだと今年は井原忠政の勢いが凄かったな
三河雑兵心得はそのうち映像化しそうな気がする

365 :無名草子さん:2022/12/11(日) 08:39:23.79 .net
映像化しないでほしいと思ってしまう

366 :無名草子さん:2022/12/11(日) 20:01:47.13 .net
するわけねえだろ、どんだけ尺いるんだよw
茂兵衛の話シリーズはまだまだ続きそうで楽しみ

367 :無名草子さん:2022/12/12(月) 07:30:30.21 .net
製作費もかかりそうだしな

368 :無名草子さん:2022/12/12(月) 11:43:48.33 .net
>>348
都筑道夫が、最近の人は分からないだろうからと、注釈がたくさん入ったらつまらなくなった。
それなら、分かる言葉で書いた方がいい。

369 :無名草子さん:2022/12/12(月) 16:12:00.91 .net
>>368
玄関じゃなくて表口でいいだろ
表口がわからんヤツいるの?

370 :無名草子さん:2022/12/12(月) 18:39:13.29 .net
わかんなかったら調べるだろうに
大体漢字見たら字面で雰囲気掴めるでしょ
わざわざ時代小説読むような奴にそこまで過保護にしないといけないのか

371 :無名草子さん:2022/12/12(月) 18:51:15.25 .net
わざわざ時代小説を読むやつだけを相手にしていたら市場は広がらないから。
作家さんだって売れたほうが良いでしょうに。

372 :無名草子さん:2022/12/12(月) 19:37:50.44 .net
んでもともとの時代小説ファンは離れていくっつーw

373 :無名草子さん:2022/12/15(木) 06:58:10.56 .net
この時代小説がすごい!2023年版いまだに発売アナウンス無いし打ち切られたのかなあ
2年に1回開催されてた親鸞賞も今年は無かったから終わったっぽいし世知辛い

374 :無名草子さん:2022/12/15(木) 08:26:48.28 .net
>>373
>>359

375 :無名草子さん:2022/12/15(木) 16:52:51.08 .net
今年の週刊朝日の歴史時代小説ベスト3はどれが1位かな

376 :無名草子さん:2022/12/22(木) 00:44:49.46 .net
上田秀人の高家表裏譚6のサブタイが陰戦と書いて「いんとう」と読むみたいだけど、戦って「とう」って読めたっけ?辞書開いてもググっても出てこないから不思議

377 :無名草子さん:2022/12/22(木) 08:36:45.87 .net
当て字でしょ

378 :無名草子さん:2022/12/27(火) 16:24:02.11 .net
今年の週刊朝日の歴史時代小説ベスト3まさかの発表なし
打ち切られたみたいだ

379 :無名草子さん:2022/12/27(火) 16:54:34.26 .net
江戸のファンタジー世界で憩いたい…。

380 :無名草子さん:2022/12/28(水) 01:21:10.29 .net
長屋って寒いんだろな

381 :無名草子さん:2022/12/28(水) 01:30:53.09 .net
ペラペラですき間だらけ。暖房は、火鉢くらい。ウールや羽毛やフリースもない。布団は、ペラい薄い煎餅布団。
長屋でなくてもだいたい同じで寒かったろう。金持ちは、布団は厚くて上質なものを使い、火鉢は、じゃんじゃん炭をくべて暖かくできたであろう。
江戸時代って、地球全体が寒さ厳しくてミニ氷河期といわれてるよね。イギリスじゃテームズ川もよく凍っていたという…。

382 :無名草子さん:2022/12/28(水) 09:03:42.67 .net
寝息で布団が凍るって
高田郁の本で読んだんだったかな
きっと実際にあったんだろうな

383 :無名草子さん:2022/12/28(水) 10:11:57.99 .net
オレ稼ぎ悪いから綿入れなんて買えないだろうし、所帯持っていれば抱き合って暖め合えるだろうが、甲斐性ないからきっと独り身だろうから、たぶん凍死すると思う
(´;ω;`)

384 :無名草子さん:2022/12/28(水) 10:40:49.05 .net
昔の人が寿命短いのは、厳しい寒さと防寒性のない住居と衣類のせいもあると思うわ。
江戸時代、あこがれるけど、寒さを考えると、自分には無理・・・。

385 :無名草子さん:2022/12/28(水) 10:43:00.26 .net
>>383
江戸は、男女人口比が、極端に男が多くて、独身男性多かったろうね。

386 :無名草子さん:2022/12/28(水) 11:40:11.57 .net
庶民は絹を使わず綿の着物を着ろってお達しで、綿の着物なら
暖かくていいんじゃないかと思っていた。
麻はごわごわするから論外として。

387 :無名草子さん:2022/12/28(水) 13:44:31.01 .net
綿だけならめちゃ寒いよ、ミニ氷河期の江戸時代。着物に綿入れをするのよ。それでも
寒いと思うで。
貧困層で、無理なら、凍死か、寿命を縮めるんだろうな…。

388 :無名草子さん:2022/12/28(水) 13:53:41.23 .net
明治期の北海道開拓民の家なんて江戸の裏店より酷かった(筵が壁がわりで板壁すら稀)んだから、江戸ならまあなんとかなってたんでしょう

389 :無名草子さん:2022/12/28(水) 14:54:43.56 .net
>>388
そりゃ、普通に凍死するレベルだわね。。

390 :無名草子さん:2022/12/28(水) 18:04:31.08 .net
みんな酒飲みになるよね

391 :無名草子さん:2022/12/28(水) 18:33:19.41 .net
筵より、かまくら造った方がましだよね。
ひぐまに食べられたり、ほんと悲惨・・・。

392 :無名草子さん:2022/12/28(水) 21:12:21.68 .net
吉村昭の「羆嵐」も歴史小説と言っていいんか
俺的には最恐のホラー小説だが

393 :無名草子さん:2022/12/28(水) 22:18:11.93 .net
桑原、桑原

394 :無名草子さん:2022/12/28(水) 23:53:01.39 .net
吉村昭の「破船」もなかなか怖いよ

395 :無名草子さん:2022/12/29(木) 00:16:46.99 .net
この吉村って方は、トラウマ糸作家さんなのね…

396 :無名草子さん:2022/12/29(木) 07:03:29.04 .net
A・デュマは面白いわ。

397 :無名草子さん:2022/12/29(木) 07:15:00.23 .net
吉村昭は「関東大震災」もなかなかエグうございました

398 :無名草子さん:2022/12/29(木) 07:50:17.96 .net
吉村昭、トラウマ系かなぁ
結構読んだが
真に迫ってていい作品が多い

どこまでが歴史小説なのかね
太平洋戦争も入る?

399 :無名草子さん:2022/12/29(木) 18:01:57.42 .net
>>396
鈴木力衛訳のダルタニャン物語は面白いけど、スレ違いにはならないの?

400 :無名草子さん:2022/12/30(金) 20:32:42.03 .net
関東大震災は来年100周年だから読み返したいけど部屋の中で見つからない。

401 :無名草子さん:2022/12/31(土) 17:27:44.94 .net
吉村昭は「ふぉん・しいほるとの娘」が良かった

402 :無名草子さん:2022/12/31(土) 19:09:05.36 .net
来年は池波正太郎と司馬遼太郎の生誕100周年でまたいろいろイベントあるだろうし
歴史小説・時代小説界隈が盛り上がってくれることを期待

403 :無名草子さん:2022/12/31(土) 21:50:54.01 .net
新進気鋭の、若手作家も増えてるしね!

404 :無名草子さん:2022/12/31(土) 23:04:49.06 .net
三浦半島ととロシアの二つをフューチャーしたムック本が出てたな、司馬さん

405 :無名草子さん:2023/01/02(月) 16:38:09.18 .net
>>394
最近読んだよ、本屋大賞に選ばれていたね

406 :無名草子さん:2023/01/03(火) 14:31:48.61 .net
中島久枝の「一膳飯屋丸九」は面白いな。
安易に食い物屋を舞台にした作品は多いけど、
この作品は話がきちんと作れていると思う。
デビュー作の「日の出走る」が色んな意味で雑だったので、
よくここまで伸びたと思う。

ただ飯屋で甘未を同時に出せるものなのか?
その分の手間が大変だし、喜ばない客もいるだろうし、
客が長っ尻にならないかな?

407 :無名草子さん:2023/01/04(水) 11:23:36.69 .net
2022年時代小説ベスト10【文庫書き下ろし】
https://www.jidai-show.net/2023/01/01/post-kono-best10-2022/

去年は時代小説がすごい!なかったのか

408 :無名草子さん:2023/01/07(土) 16:26:25.03 .net
>>399
確かに世界史は微妙とは書いているが、日本物だけだと片手落ちだろう。

409 :無名草子さん:2023/01/09(月) 22:40:57.75 .net
宇江佐真理の「夜鳴きめし屋」を再読。
初回は余り印象に残らなかったけど、長五郎とみさ吉に惣助の3人の関係を軸に武士の村田、その他のめし屋の常連や得意先のさり気ない日常を書いただけなのに兎に角読後感が清々しいです。
宇江佐真理の著書は髪結い伊三次シリーズを初め数多く読んでますが、伊三次シリーズを除けばトップクラスの出来じゃないでしょうか。
姉妹作の「ひょうたん」も購入済で親世代の物語も読むのが楽しみですね。

410 :無名草子さん:2023/01/10(火) 07:09:24.30 .net
>>409
追加です。
解説で村田を相川と間違えて書いているのだけは興ざめしましたね。

411 :無名草子さん:2023/01/11(水) 00:35:58.64 .net
>>409
「ひょうたん」から先に読むのがいいですね。
出汁巻き卵とか、豪華なわけでもないおかずだけど飯が美味そうだった。
鰯の蒲鉾食ってみたいな。
魚屋が規格外サイズの鰯をまた買ってもらおうとして
鼻先で戸を閉められたのには笑ったw

412 :無名草子さん:2023/01/11(水) 07:17:49.17 .net
>>411
もう「夜鳴きめし屋」を先に読んでるんですよ。(笑)

413 :無名草子さん:2023/01/11(水) 10:15:16.88 .net
自分も夜鳴きめし屋→ひょうたんで読んだけど、この順で良かったなと思ってる
過去にさかのぼる感じが心地よかった

414 :無名草子さん:2023/01/11(水) 12:02:33.97 .net
>>413
ありがとうございます。

415 :無名草子さん:2023/01/21(土) 20:19:24.78 .net
地図と拳としろがねの葉読んでみようかな

416 :無名草子さん:2023/01/22(日) 11:03:19.59 .net
朝松健『血と炎の京 私本・応仁の乱』を読んだ。
クトゥルフ神話的時代小説では無くて割とまともな時代小説で面白かった。
ベストセラーの中公新書『応仁の乱』を読まなきゃって思った。
でもちゃんとした時代小説が好みの人は止めた方が良いかも。

417 :無名草子さん:2023/01/22(日) 21:15:20.72 .net
時々小説じゃなくて新書の歴史本読みたくなりませんか?
大体10冊小説読むと1冊新書読みたい気がする。

418 :無名草子さん:2023/01/22(日) 22:58:40.45 .net
>>417
最近、赤松小三郎を読んだ。

419 :無名草子さん:2023/01/23(月) 00:28:15.71 .net
>>417
文庫クセジュの『チベット 危機に瀕する民族の歴史と争点』は面白かったな。

420 :無名草子さん:2023/01/23(月) 18:36:14.57 .net
恩送り面白いわ

421 :無名草子さん:2023/01/26(木) 20:38:00.99 .net
赤神諒のはぐれ鴉が大藪春彦賞受賞
千早茜のしろがねの葉の直木賞受賞といい歴史小説界隈幸先が良いな

422 :無名草子さん:2023/01/30(月) 19:42:11.30 .net
宮部みゆきが最近、数人の作家とのアンソロジーみたいなのばっかりで
個人の作品を発表してくれない

423 :無名草子さん:2023/02/01(水) 20:13:43.74 .net
宇江佐真理で哀しい結末でないお勧めあります?
夜鳴きめし屋を先日読み気に入り、今はひょうたんの到着待ちです

424 :無名草子さん:2023/02/01(水) 20:27:49.85 .net
宇江佐真理は、ほぼなんでも面白く味がある。もう少し長生きしてほしかった。。

425 :無名草子さん:2023/02/01(水) 20:53:57.35 .net
夜鳴きめし屋が合うなら、古手屋喜十、聞き屋与平あたりもいいと思う

426 :無名草子さん:2023/02/02(木) 20:40:34.07 .net
>>422
最近出たのって三島屋か。

427 :無名草子さん:2023/02/03(金) 15:52:49.62 .net
>>424-425
ありがとう
ひょうたんを呼んだら買ってみる

428 :無名草子さん:2023/02/07(火) 00:37:39.19 .net
>>426
三島屋も前回で終わりっぽいし・・・
今何を書いてるんだろう?
近藤史恵の猿若町捕物帳シリーズも続編が読みたい

429 :無名草子さん:2023/02/07(火) 15:55:17.91 .net
>>428
前回で終わり?
全然そんな雰囲気なかったけど、どこ情報?

430 :無名草子さん:2023/02/09(木) 09:33:29.03 .net
>>429
読めんで、ああもうこれで終わらせるんだろうなって感じた
風野のわるじいシリーズも終わったね

431 :無名草子さん:2023/02/13(月) 18:42:37.51 .net
https://pbs.twimg.com/media/FoxU8j6aAAAhmzR.jpg

432 :無名草子さん:2023/02/16(木) 19:50:40.29 .net
三島屋って100物語だよね。途中でやめると呪われるから100話書かなきゃいけないと
作者が言ってなかったっけ?

433 :無名草子さん:2023/02/17(金) 19:08:12.80 .net
ひょうたんを読み始めたんだが、NNとかNSの話が出て驚いたw
最初のページの大根料理が美味しそう

434 :無名草子さん:2023/02/18(土) 13:52:42.12 .net
オケラ長屋も20巻で完結みたいね

435 :無名草子さん:2023/02/21(火) 15:14:46.18 .net
永井路子さん亡くなったのか
久しぶりになんか読むかな

436 :無名草子さん:2023/02/24(金) 03:26:54.60 .net
ここファンタジーはスレ違い?
隻狼みたいな作品読みたいのだけど

437 :無名草子さん:2023/02/24(金) 03:52:40.39 .net
板違い
SF・ファンタジー・ホラー板へどうぞ

438 :無名草子さん:2023/02/24(金) 03:58:56.11 .net
どうも

439 :無名草子さん:2023/02/26(日) 19:42:29.01 .net
“水飴売り”を見たら江戸時代の水飴を食べたくなったw

440 :無名草子さん:2023/02/28(火) 23:02:33.62 .net
>>435
失礼ながらいままでご存命だったことにびっくり
飛鳥や鎌倉時代が舞台の話が好きだった

441 :無名草子さん:2023/03/01(水) 00:11:39.32 .net
前にこのスレで好評だった宇江佐真理の「梅婆行状記」読んだ。
日常的な市井話でチャンバラも捕物も陰謀もないのにメチャおもしろかった。
宇江佐真理さんの早世は、本当に残念。
死病と闘病しながら書いたと思えないほど、暗い影を感じない楽しい作品。でも作者の死生感も込められていて梅婆と作者をだぶって感じた。

442 :無名草子さん:2023/03/02(木) 18:23:39.24 .net
蝉谷めぐ実の「おんなの女房」が吉川英治文学新人賞受賞
時代小説の勢い止まんねえ!

443 :無名草子さん:2023/03/02(木) 22:17:13.58 .net
408です。
「ひょうたん」読了しました。
こちらも良かったです。
「夜鳴きめし屋」の主人公の長五郎は質屋に奉公中で余り出番無いかな?と思ってたら結構有りましたね。
しかも一度奉公先の主人(父親の兄)の所から逃げ出してきたりして、この話の回は準主役級でしたね。
やはり宇江佐真理の作品に外れは無い!

444 :無名草子さん:2023/03/03(金) 19:20:16.49 .net
宇江佐真理のエッセイってあります?
あれば読んでみたい

445 :無名草子さん:2023/03/03(金) 20:06:26.66 .net
ウェザーレポートってのがあったような。。

446 :無名草子さん:2023/03/03(金) 23:04:03.24 .net
>>445
有りますよ。(笑)
正確には「ウエザリポート」です。
このタイトルでエッセイ集を出したいが為にこのペンネームにしたとご自身が後書きで書いておられます。
函館での生活が覗けて小説同様面白くかつ彼女のファンなら興味深く読めますよ。

447 :無名草子さん:2023/03/05(日) 08:31:11.09 .net
(笑)ってつける必要ある?
小ばかにして見えるからやめた方がいいよ

448 :無名草子さん:2023/03/05(日) 14:28:33.19 .net
最近雑誌のインタビューで珍しく和田竜が出てると思ったら新作準備中らしいね
村上海賊の娘からもう10年近く経つしそろそろ腰上げるのかな

449 :無名草子さん:2023/03/05(日) 19:43:42.13 .net
おけら長屋は本当に20巻で完結なの?

450 :無名草子さん:2023/03/05(日) 22:16:55.34 .net
>>449
第一章完結だから、まだ続くのでは?

451 :無名草子さん:2023/03/11(土) 20:36:12.08 .net
最近時代小説コーナーに春陽堂文庫を見かけると思ったら復刊してたのか
柴錬の血汐笛や山田風太郎の白波五人帖とか珍しいの出してるな

452 :無名草子さん:2023/03/11(土) 23:05:09.06 .net
藤井邦夫の柳橋の弥平次捕物噺「影法師」を読了しました。
初めての作家でどうかな?と思いながら読みました。
残念ながら宇江佐真理や金子成人に比べると数段落ちるかなと思いました。
手馴れた筋書きを破綻なく読ませるだけで、登場人物への感情移入等余り出来ませんでしたね。
一介の岡っ引きなのに活躍の仕方が鬼平みたいでなんやこれ?って呆れますよ。
続きを読みたいと思えないですね。
お糸ちゃんだけちょっと魅力的だったかな?

453 :無名草子さん:2023/03/19(日) 10:47:35.43 .net
上田秀人 奥祐筆シリーズ
大奥ではサイコパスとして描かれた一橋治済も、祐筆シリーズでは
ちゃんと描かれている。
 彼の意見は近視眼的かもしれないけど、
改革を口実に社会保障の予算が削られているのを見ると、
一理はあると思う。

454 :無名草子さん:2023/03/22(水) 05:55:26.19 .net
辻原登って、歴史小説よりの時代物だと思うけど、妙にクセになる。
あまり好きな人はいないような気もするけど。

455 :無名草子さん:2023/03/24(金) 21:51:15.77 .net
「御家人斬九郎」面白くなかった

456 :無名草子さん:2023/03/25(土) 00:43:50.40 .net
>>454
「韃靼の馬」読んだけど面白かったな。
朝鮮通信使のことがよくわかった。

457 :無名草子さん:2023/03/26(日) 07:57:12.89 .net
>>456
あ、自分もそれは読みました。
大人し目の荒川徹かなと思ったけどなかなか面白かった。
後半のモンゴル系の登場人物のネーミングが、モンケとかバトゥとかトルイとか、
世界史の教科書から採ったんかいw ってとこが多少気になったが。

458 :無名草子さん:2023/03/26(日) 09:07:16.76 .net
タイトルが韃靼だからチンギスハンの子孫の名前にしたのはわざとなんでない?

459 :無名草子さん:2023/03/26(日) 10:29:55.50 .net
>>458
いや、それは解かるけどあまりにも(日本人にとって)有名すぎて。
モンゴル系の名前なら、ほかにもいろいろあるだろうに。

460 :無名草子さん:2023/03/26(日) 11:32:48.13 .net
わざそうしたんだったらハンの子孫以外名前にしたら意味ないじゃん
そこに気付いてもらうのも折り込み済みだろうからハンの子や孫の中でも有名どころを選ぶだろうし

461 :無名草子さん:2023/03/26(日) 11:54:36.58 .net
作者はモンゴルまで取材に行ってんだから名前はわざと有名なものを使ったに決まってんじゃん
名前なんて取材先で出会った人のを使ってもいいんだから
めちゃくちゃ資料だの取材だの力を入れることで有名な人だよ

462 :無名草子さん:2023/03/26(日) 11:58:32.13 .net
>>460
いやまあ、欧米人が日本を舞台にした歴史小説を書いたとして、
ある一つの村のモブ住民の名前が「家康」「秀吉」「信長」「政宗」だったら、
「もうちょっとほかに名前あるだろ?」みたいに冷めちゃう気分と言ったらいいのかな。

463 :無名草子さん:2023/03/26(日) 14:21:56.92 .net
私歴史に詳しいんですぅ~~マウントうざー

464 :無名草子さん:2023/03/26(日) 14:43:48.05 .net
昔のモンゴルなんて一つの村全体で一つの氏族みたいなもんやん
さらに親や祖父から名前を貰うんだから同じ氏族なら名前が被って当たり前
歴史上人物の名前は知ってても風習の方は知らないからそういう感想になるんやろな

465 :無名草子さん:2023/04/09(日) 07:53:35.38 .net
取材力といえば吉村昭だが、最近書店でも見かけなくなったような。

466 :無名草子さん:2023/04/09(日) 11:14:11.25 .net
そう?
つい先日、大型書店で見つけて読んでない2冊買ったよ
ここで話題になってた「破船」と「敵討」
ほかにも何冊か売ってた

467 :無名草子さん:2023/04/09(日) 19:10:09.31 .net
>>466
そっか、うちの近所の書店だけならいいけど。
ちょっと前だと新潮文庫の吉村昭の黒背表紙がズラリと並んでいたが、
なぜか最近は全部撤去されてる。誰かが大人買いして、書店が発注してないだけかもしれんが。

468 :無名草子さん:2023/04/11(火) 08:03:26.98 .net
吉村昭は、現実でヒグマ事件が起きるたびにスレ内で誰かが言及するなあ。
怖くて読んでない。

469 :無名草子さん:2023/04/11(火) 09:40:28.12 .net
三毛別羆事件なら文春文庫に移った木村盛武の「慟哭の谷」も良い

470 :無名草子さん:2023/04/12(水) 07:58:19.34 .net
うちの最寄りの大型書店なんか、物故者だと、吉村昭どころか、
吉川英治も池波正太郎も柴田錬三郎も、リアルではお目にかからない・・
(さすがに、司馬遼太郎と藤沢周平はある)

現役の量産型時代小説に棚が食われまくっている

471 :無名草子さん:2023/04/12(水) 08:55:11.49 .net
だから書店でなかなか本を買わなくなるんだよなー
店頭での出会いを求めていくが、惹かれる本があまりない

472 :無名草子さん:2023/04/12(水) 15:08:01.30 .net
で本屋は売れないから売れ線に頼るという悪循環

473 :無名草子さん:2023/04/12(水) 18:07:14.72 .net
コンビニ(ローソンだっけ?)が書店をやるというニュースを見たが
売れ筋しか置かないだろうな

読まない人の入り口程度にはいいんだろうが
読みまくってる人たちは見向きもしない気がする

474 :無名草子さん:2023/04/12(水) 20:19:57.87 .net
ポイントが付く本屋でしか買わなくなった

475 :無名草子さん:2023/04/15(土) 09:30:09.38 .net
講談社がビニール包装するようになってから
読んだことのない作家の本を買うのをためらうようになった

476 :無名草子さん:2023/04/15(土) 09:41:47.86 .net
よく知らんけど吉川英治とかかつての大物時代小説家(故人)の作品は
死後だいぶたって著作権が切れてフリーで読めるから出版社が絶版にしてるとか?

477 :無名草子さん:2023/04/15(土) 16:02:57.99 .net
山本周五郎は著作権が切れた途端に
新潮社文庫は字が大きい新装版になったし
講談社、角川、小学館、双葉の各文庫も新しく出したよ

478 :無名草子さん:2023/04/16(日) 08:56:38.49 .net
昔の時代小説は時代考証がいいかげんでイライラする、
みたいな理由でバカにしてるツイッターを見かけたことがあるが、
どの小説を読んでも疑問を抱くだけの知識がない自分は幸せなのだろうな。

479 :無名草子さん:2023/04/16(日) 09:20:31.64 .net
定説は時代とともに変わっていくものだからその揺れを楽しむ余裕は欲しいよな
あまりにもぶっとんだものは萎えるけど

480 :無名草子さん:2023/04/16(日) 10:02:38.76 .net
過去に書かれた作品は
そういう時代に書かれたからこうなんだなって思って読んでる

481 :無名草子さん:2023/04/16(日) 18:14:55.54 .net
とはいえ司馬遼太郎の太閤記とかで清須会議に滝川一益が同席してるのとかは流石に萎える

482 :無名草子さん:2023/04/16(日) 19:07:46.24 .net
>>481
自分が昭和末期に読んだ少年少女歴史マンガシリーズも、
うろおぼえだが滝川一益が会議の場にいた気がする。

某女流時代小説家の若いころの作品に「一年365日」みたいな記述があって、
さすがに苦笑したことはある。

483 :無名草子さん:2023/04/16(日) 22:49:40.29 .net
江戸時代なのに一週間後って出てきておいおいってなったことあるわ

484 :無名草子さん:2023/04/17(月) 07:49:00.88 .net
ひとまわり=7日っていう記述を時々見るけど
本当に使ってたんだろうか

485 :無名草子さん:2023/04/19(水) 13:32:35.78 .net
「天正元年九月一日の夜、浅井長政は自害して果て、小谷城は落城した」

みたいな文章。マンガだったと思うが、大きな満月が描かれていた。
まあ、たしかに「絵」にはなっていたけど。

486 :無名草子さん:2023/04/21(金) 14:16:36.77 .net
ここにもチクり魔いるんだろうな。ねらーのち〇〇〇てめえが
あの女にチクったんだろ。お前の仕業ってわかってるからな。

487 :無名草子さん:2023/04/21(金) 15:24:40.56 .net
>>484
七曜は使ってなかったんじゃないかなあ
ひとまわりって言うと十二支か十干、五行ってイメージ
江戸時代の暦も木火土金水の五行はあるけど七曜はなかったように思う

488 :無名草子さん:2023/04/22(土) 08:49:07.85 .net
初七日から満中陰まで7日ごとに法事するから、とか?

489 :無名草子さん:2023/04/27(木) 10:21:15.48 .net
新田次郎氏の「怒る富士」下巻の中で
「酒をしたたかに飲んだ佐平次は一升瓶をさげて工事部屋を出ると…」
とあるんだが、18世紀初頭で酒瓶はないだろうと。

490 :無名草子さん:2023/04/27(木) 10:32:48.52 .net
その頃は徳利?瓶子?

491 :無名草子さん:2023/04/27(木) 14:21:39.14 .net
通(かよい)徳利っていう一升はいる徳利ならあったらしいけど

その記述以前の描写が分からんから何とも言えんね

492 :無名草子さん:2023/04/30(日) 06:13:24.79 .net
堺屋太一の「豊富秀長」読了しました。
4〜5回目かな。
何度読んでも面白いです。
秀吉の成り上がりの陰に秀長有り!
これを兄弟W主演にして大河ドラマでやって欲しいなあ。
今のより数倍面白そう。

493 :無名草子さん:2023/04/30(日) 08:28:42.26 .net
2025大河が蔦屋だけど谷津矢車の蔦屋面白かった

494 :無名草子さん:2023/04/30(日) 10:27:38.90 .net
村田勢津著「芝浜」文芸社刊、よかった。
市井人情江戸物。時代は、明治に入るから、江戸でなく東京だけど。老人が主人公だから年配者向けかな?
本が、ちと分厚い…。読むのはひきまれるからあっちゅうま。

495 :無名草子さん:2023/04/30(日) 12:51:58.40 .net
>>492
竹中直人の秀吉の原作の一つですよ
その時の秀長は高島政伸です

496 :無名草子さん:2023/04/30(日) 18:05:51.24 .net
>>495
あれがそうだったんですか。
私は見てなかったんですが、竹中直人が張り切りすぎて金○が見えたとか当時言われてましたね。
竹中直人の秀吉ははまり役だったと思うけど、高嶋政伸の秀長はどうだったんでしょう?

497 :無名草子さん:2023/05/05(金) 18:44:26.51 .net
現役の歴史・時代小説作家を5人あげるとしたら、
宮部みゆき・浅田次郎・安倍龍太郎・北方謙三・高田郁あたりになるのかな?

平岩弓枝、澤田ふじ子はここ何年も作品発表してないし、
葉室麟・山本兼一は生きてたら入ってただろうけど。

498 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:12:52.42 .net
若手だと今村翔吾が気焔を揚げてる

499 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:20:51.15 .net
>>498
まだ40前だけど、直木賞獲ったし今後楽しみだね。
(実は読んだことない)

500 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:35:38.98 .net
山本一力も直木賞作家だが、ここ何年も新作見ないな

501 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:46:28.79 .net
佐伯泰英、風野真知雄、辻堂魁、西條奈加、藤原緋紗子も好き

502 :無名草子さん:2023/05/05(金) 19:58:46.16 .net
「現役」で5人挙げろと言われると票が割れそう。
個人的には宮本昌孝を推したい。

503 :無名草子さん:2023/05/05(金) 21:29:31.41 .net
金子成人推しです。

504 :無名草子さん:2023/05/06(土) 05:59:49.17 .net
宮部みゆきや浅田次郎は、歴史・時代小説「も」書いているエンタメ作家だし、
純粋に歴史・時代小説を書いてる「現役」作家のトップって誰なんだろう。

宮城谷昌光かな?

505 :無名草子さん:2023/05/06(土) 08:15:31.29 .net
金子成人「小梅のとっちめ灸」全く面白くなかった
今村翔吾「てらこや青義堂 師匠、走る」もダメだった

506 :無名草子さん:2023/05/06(土) 08:30:38.43 .net
自分の「好き」は誰かの「嫌い」
自分の「嫌い」は誰かの「好き」

507 :無名草子さん:2023/05/06(土) 13:26:47.96 .net
鷹井伶「おとめ長屋」、あまりに現代的で途中でギブアップした。
江戸時代にタイムスリップできないのは、面白くない。

508 :無名草子さん:2023/05/06(土) 21:57:38.88 .net
>>504
現役じゃないかもだけど、和物なら平岩弓枝

509 :無名草子さん:2023/05/06(土) 22:23:12.26 .net
作家のカテゴライズは余り意味がない氣がする。
あの風野真知雄も比較的最近の現代小説が有るな。

510 :無名草子さん:2023/05/06(土) 22:37:32.42 .net
まあ、時代小説か歴史小説を書いてて、直木賞の選考委員の経験がある、
平岩弓枝・宮城谷昌光・北方謙三・浅田次郎・宮部みゆきあたりが現在のトップ5でいいのでは。

511 :無名草子さん:2023/05/07(日) 06:51:38.70 .net
ヨーロッパの歴史小説の第一人者って佐藤賢一だと思うが、
直木賞作家だけどいまいち知名度が低いような。

512 :無名草子さん:2023/05/07(日) 07:18:54.41 .net
トップ5とか選ぶのって意味あるの?と思ってしまう
>>506じゃないけど、それぞれの好みだよ

513 :無名草子さん:2023/05/07(日) 09:53:46.23 .net
>>512
同意。個人的には2時間で読み切ることができる文庫の時代劇シリーズが好き。
気楽に読めるんだよね。

514 :無名草子さん:2023/05/07(日) 10:09:34.34 .net
コスミック時代文庫のぶっ飛びかたも結構好き

515 :無名草子さん:2023/05/07(日) 10:30:20.16 .net
春陽堂文庫のラインナップ凄いな
令和の時代に国枝史郎の神州纐纈城かよ

516 :無名草子さん:2023/05/07(日) 10:55:21.44 .net
>>515
関係ないがこのタイトルをみるたびに、
小学校の同級生の纐纈くんを思い出す。
ふだんは「交結」と簡略して自分の名字を書いていた。

517 :無名草子さん:2023/05/07(日) 12:46:40.10 .net
国枝史郎は青空文庫にいろいろ有るな。
それをKindleに変換したものはアマゾンに有る。
自分は、昔、講談社の大衆文学館シリーズで読んだけど。

518 :無名草子さん:2023/05/07(日) 13:04:26.59 .net
青空文庫にあるなら買わなくても自分で電書化出来るフリーツールはいくらでもある

519 :無名草子さん:2023/05/07(日) 16:34:55.83 .net
>神州纐纈城
半村良が絶賛しているから買って読んだっけ
妖星伝を再読したくなった

520 :無名草子さん:2023/05/07(日) 17:56:23.85 .net
>>519
同じく
伝奇小説は完結しない方が面白いとかなんとか、
半村良が書いていたのか、半村の文庫の解説に他の人が書いていたのか思い出せないけど

521 :無名草子さん:2023/05/07(日) 22:24:11.61 .net
わっちの好きな時代小説家ベスト5
池波正太郎
宮部みゆき
隆慶一郎
辻堂魁
横光利一

522 :無名草子さん:2023/05/07(日) 22:25:42.01 .net
>>521自己レス訂正
わっちの好きな時代小説家ベスト5
池波正太郎
宮部みゆき
隆慶一郎
辻堂魁
岡本綺堂

523 :無名草子さん:2023/05/08(月) 21:42:54.71 .net
>>496
秀長今なら堺雅人とか長谷川博己辺りにやらせたいね。

524 :無名草子さん:2023/05/16(火) 23:03:10.76 .net
永井紗耶子の木挽町のあだ討ちが山本周五郎賞受賞

525 :無名草子さん:2023/05/17(水) 09:06:57.53 .net
評判がいいみたいだね
読んでないけど

526 :無名草子さん:2023/05/17(水) 09:56:26.32 .net
木挽町のあだ討ちは全6幕のうちの第1幕は電書の無料お試し版がある
全280Pのうち50Pくらい読めるっぽい

527 :無名草子さん:2023/05/17(水) 12:53:37.94 .net
直木賞も大藪春彦賞も吉川英治文学新人賞も山本周五郎賞も全部歴史時代小説か
今期は豊作だな

528 :無名草子さん:2023/05/23(火) 14:24:24.10 .net


529 :無名草子さん:2023/05/24(水) 22:11:02.93 .net
宇江佐真理の「斬られ権佐」を読了しました。
彼女の作品に外れは有りませんが、髪結い伊三次シリーズ以外では最高傑作かもしれませんね。
秘かに好きだった女の危機を救おうと悪人に立ち向かい傷だらけ(88ヶ所)にされても生き残った権佐が女と一緒になり、岡っ引きを続けているという設定ですが、同心ではなく吟味方与力の小物という設定が違和感あるにも関わらず、そんな事はどうでも良くなり、6つの連作短編を読み進める内に夢中になってしまいました。
ネタバレになるので結末は伏せておきますが、権佐の娘や弟等の脇役達も魅力的で読後感は敢えてですが清々しかったと思います。

530 :無名草子さん:2023/05/25(木) 13:12:58.51 .net
宇江佐さんは良いなあ
伊佐次以外はエッセイを含めて全部読んだ
伊佐次シリーズは全巻揃えてあるけれど、これで最後、打ち止めかと思うと
もったいなくてなかなか手が出せない
ところで梅婆さんだけど、もう息子さんでもいいから続編書いてくれないかなw

531 :無名草子さん:2023/05/25(木) 19:12:02.76 .net
>>530
伊佐次シリーズの最後の竃河岸なんか涙腺崩壊ですよ。

532 :無名草子さん:2023/05/28(日) 12:39:17.02 .net
>>484
今読んでる時代物に「二まわり」って出てきたわ。
15日間(新月→満月、あるいは満月→新月の期間)の半分を一単位として「ひとまわり」

あと「通いの女中」って住み込みじゃない通勤してる女使用人のことかと思っていたが、
「通い=給仕」って意味だと初めて知った。

533 :無名草子さん:2023/05/28(日) 20:31:53.81 .net
かよい【通い】カヨヒ
①ゆききすること。往来。交通。源氏物語夕顔「田舎の―も思ひかけねばいと心細けれ」
②行きかよう道。通い路。重之集「急ぐらむ夏の―に関すゑて」
③酒宴などの配膳・給仕などをすること。宇治拾遺物語9「ありつる宿に―しつる郎等なり」
④「通い帳」の略。
⑤(住込みに対して) 通勤。「―の家政婦」
⑥(「…がよい」の形で) そこに足しげく行くこと。「医者―」「悪所―」
⑦音の通うこと。通音。

どちらなんだろうね。

534 :無名草子さん:2023/05/28(日) 21:19:23.50 .net
>>533
自分が読んで知ったのは江戸時代が舞台の小説だけど、
用例が『宇治拾遺物語』まで遡るのか。
現代作家だと、単に「自宅から店に通ってる女中」という意味で使ってる人多そうだけど、
江戸時代で「給仕」の意味で使っていたんだろうか。

535 :無名草子さん:2023/05/28(日) 21:48:36.60 .net
おそらく江戸時代も両方の意味があったと思う
江戸時代の茶道の本に給仕=通いのものと書かれてるし、自宅通勤を通いって言うのも黄表紙とかに出てくる

536 :無名草子さん:2023/05/28(日) 21:50:52.12 .net
>>535
勉強になります。

537 :無名草子さん:2023/06/05(月) 22:04:25.44 .net
今井恵美子の立場茶屋おりきシリーズを再読してます。
今「凛として」を読了しました。
言葉遣いが独特でふき味噌を舐めたような顔とかしこなし顔なんて他の作家ではお目に掛かった事の無い言葉遣いだったので違和感が有りましたが、慣れると気にもならず、筋立てはおりきが出来すぎた女なのが鼻につく事が有りますが、面白さの方が勝つので大した事では有りません。
亡くなられて時間が経つので今では新刊本書店ではまず置いてなく、古本屋でないと見つからないと思いますが、幸い全巻揃えているので後何巻か読み直すのが楽しみです。

538 :無名草子さん:2023/06/07(水) 16:17:29.56 .net
宇江佐真理の「泣きの銀次」を読了しました。
何度目かの読み直しですが、何度読んでも良いものは良いですね。
小間物問屋の若旦那銀次が殺された妹の下手人を捕らえるべく岡っ引きとなり、事件で死体を見る度に泣き崩れる所から題名の様なあだ名を付けられますが、作中さらなる不幸に襲われながら、執念で下手人の発見を成し遂げて店の女中と紆余曲折が有りながら無事結ばれるエンディングは真に爽やかで清々しい読後感を味わえますね。

539 :無名草子さん:2023/06/19(月) 07:36:08.43 .net
平岩弓枝さん死去しました合掌

540 :無名草子さん:2023/06/19(月) 08:02:30.61 .net
平岩弓枝先生も亡くなられたか…
今年の初頭には永井路子先生も亡くなられたし切ない
かつては杉本苑子先生と合わせて女性歴史小説家の三傑という印象でした

541 :無名草子さん:2023/06/19(月) 08:24:13.13 .net
東吾は結局るいと再会できずに終わったんだな…

542 :無名草子さん:2023/06/19(月) 15:34:30.18 .net
つか生死不明じゃなかったっけ
生きてたんだっけ?

543 :無名草子さん:2023/06/19(月) 16:03:18.58 .net
御宿かわせみは途中でリタイアしたんですが新の方は賛否両論だったみたいですね
平岩先生もファンからだいぶお叱りを受けたと言ってたそうですし

544 :無名草子さん:2023/06/19(月) 18:58:11.06 .net
平岩先生(泣)自分は30巻手前ぐらいで飽きてしまったけど何年か前ふと検索したら新シリーズとか東吾さん行方不明とかびっくりしたんだったわ

545 :無名草子さん:2023/06/23(金) 18:07:28.83 .net
オール読物に平岩弓枝追悼ページあるの、早過ぎだろ
亡くなったのは知っていて発表のタイミングを待って掲載したんだろうけど、
まるで死ぬのを待って用意してたみたいに見えてなんだかなぁと思った

546 :無名草子さん:2023/06/23(金) 19:43:16.91 .net
報道されたのがこないだってだけで、亡くなったのは6/6
出版社には亡くなってすぐ連絡あったろうから追悼ページ作る余裕くらいあるでしょ

547 :無名草子さん:2023/06/24(土) 18:54:25.29 .net
金子成人の「ごんげん長屋つれづれ帖」5巻目を読了しました。
お勝親子を中心に長屋や勤め先の質屋の人々が過ごす日常に起きるちょっとした事件が描かれるだけですが、それがとても気持ち良くて「付き添い屋六平太」シリーズと甲乙付け難いですね。

548 :無名草子さん:2023/06/29(木) 13:11:53.44 .net
>>545
特集でもしてるのかと思えば表紙には無いしいかにも急遽差し込みましたって感じの見開きじゃん
長いおつき合いの作家さんへの追悼をなるべく早く形にしたかっただけに見えたが

549 :無名草子さん:2023/07/04(火) 09:15:58.18 .net
今更ながら笹沢佐保先生の作品読み始めた。良いねえ

550 :無名草子さん:2023/07/04(火) 21:01:42.71 .net
ここまで大富豪同心シリーズなし。頭の悪い自分は軽くて景気良くてめでたしで完結するところが大好きです。

551 :無名草子さん:2023/07/04(火) 23:13:37.14 .net
>>550
テレビも人気あるみたいだが、文庫本のほうが面白いと思うけど新作出ないね。

552 :無名草子さん:2023/07/05(水) 00:21:17.30 .net
テレビになってるの?知らなんだ。。

553 :無名草子さん:2023/07/05(水) 04:20:19.74 .net
https://www.nhk.jp/p/ts/2ZZZXYLNZM/
もう3作目ですよ。

554 :無名草子さん:2023/07/05(水) 07:54:40.91 .net
>>551
え?
25巻でしばらく止まってたけど、今年の5月から連続刊行してて今月は29巻が出るじゃん

555 :無名草子さん:2023/07/05(水) 16:47:07.88 .net
ほんまですか?
ずっと止まってたから意識してなかったわ。。

556 :無名草子さん:2023/07/19(水) 20:44:13.08 .net
直木賞今回も歴史時代小説ダブル受賞

垣根涼介『極楽征夷大将軍』
永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』

557 :無名草子さん:2023/08/08(火) 23:05:38.70 .net
池波正太郎が好きで時代小説読んでますが他におすすめの時代小説作家や作品教えてください<(_ _)>
藤沢周平はダメでした
なんか暗いしもやもやするような闇深い作品が多くて…
「暁のひかり」とか読んだら心が重くなってしまった…
救いがない

558 :無名草子さん:2023/08/08(火) 23:16:23.63 .net
アンソロジー小説何冊か読んでみたらいいんじゃないかな

559 :無名草子さん:2023/08/09(水) 03:50:53.24 .net
佐伯泰英とか辻堂魁あたりかなあ
今村翔吾、坂岡真、個人的なオススメは長谷川卓

560 :無名草子さん:2023/08/09(水) 08:21:01.47 .net
剣客太平記とかいいんじゃない?

561 :無名草子さん:2023/08/09(水) 09:33:17.59 .net
時代モノは青空文庫で無料で読めるものも多い
吉川英治や山本周五郎、岡本綺堂、久生十蘭、坂口安吾など
吉川英治は古くささを感じない文体でテンポが良いから長編でも苦にならない

562 :無名草子さん:2023/08/09(水) 18:58:14.59 .net
本所おけら長屋は読みやすくていいんじゃない?

ところで
『本所おけら長屋 外伝』9月2日発売
本所おけら長屋第二幕2024春スタート

563 :無名草子さん:2023/08/09(水) 20:44:47.24 .net
>>561
久生十蘭の顎十郎が好きだ

564 :無名草子さん:2023/08/10(木) 22:37:35.22 .net
もう需要ないかもだけど立てた

佐伯泰英について語ろう8
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1691674407/

565 :無名草子さん:2023/08/11(金) 10:20:58.73 .net
居眠り磐音
波瀾万丈からの道場建築で幸せカムカムエンドかと思ったら、断崖絶壁蹴り落とし不幸のラッシュに心が折れて手放した。
青年期の試練はいいけど、家族連れ不幸は耐えられなかった。

566 :無名草子さん:2023/08/12(土) 21:26:42.15 .net
自分はおこんと所帯持つ所で止めた
幼馴染で婚約者の奈緒を自分の感情だけで捨てたくせに、奈緒が売られたら吉原まで追いかけて花魁になったと知るや諦めてずっと見守ると決めた癖に、おこんに言い寄られて結局奈緒を見捨てておこんと夫婦になったのが気に入らん
特に「おこんと夫婦じゃぞ」とか浮かれてたあたりムカムカしたわ

567 :無名草子さん:2023/08/21(月) 02:08:49.77 .net
中央公論文芸賞受賞
川越宗一  パシヨン
佐藤賢一  チャンバラ

568 :無名草子さん:2023/08/21(月) 17:13:04.60 .net
>>562
やっぱり続くのね
とりあえず外伝楽しみ

569 :無名草子さん:2023/09/03(日) 09:21:46.11 .net
>>557市井物なら北原亞以子、宇江佐真理と山本一力の初期作品
怪談なら宮部みゆき、浅田次郎は壬生義士伝と流人道中記は傑作

570 :無名草子さん:2023/09/27(水) 00:42:40.50 .net
俺はもう絶対にギャンブルなんかしねぇんだ。賭けてもいいぜ!!

571 :無名草子さん:2023/10/02(月) 10:58:20.46 .net
藤沢周平が好きな人なら
この作家もおすすめだよっていう人はいますか?

572 :無名草子さん:2023/10/02(月) 14:59:55.45 .net
藤沢周平っても初期、中期、後期で作風が変わってるからどれがええねん、になるんだが……
初期の重苦しいやつなのか、中期のユーモアを含んだ明るめのやつなのか、後期の歴史や史実を重視したものなのか

573 :無名草子さん:2023/10/03(火) 07:52:04.35 .net
>>572
中期のユーモアを含んだ明るめのものが好きです!

574 :無名草子さん:2023/10/03(火) 11:41:25.99 .net
今村翔吾、辻堂魁、佐伯泰英、金子成人
西條奈加、梶よう子、永井紗耶子

575 :無名草子さん:2023/10/05(木) 09:07:41.83 .net
私は572ではありません
梶よう子と金子成人って読んだことないんですが何がお勧めですか?

576 :無名草子さん:2023/10/05(木) 09:51:49.87 .net
金子成人
付添い屋六平太
ごんげん長屋つれづれ帖

梶よう子
摺師安次郎人情暦
御薬園同心水上草介

最近読んで個人的に当たりだったオススメ
谷津矢車「蔦屋」
永井紗耶子「大奥づとめ」

577 :無名草子さん:2023/10/05(木) 16:55:24.27 .net
風と雅の帝
珍しくも光巌天皇が主役の作品。後醍醐天皇と比べると知名度低いものね。
この作者にしては割と真面目に書いているが、それでも北条時行が「逃げ巧者の若殿」と言ったり相変わらずのところもある。

578 :無名草子さん:2023/10/05(木) 16:56:07.83 .net
風と雅の帝
珍しくも光巌天皇が主役の作品。後醍醐天皇と比べると知名度低いものね。
この作者にしては割と真面目に書いているが、それでも北条時行が「逃げ巧者の若殿」と言ったり相変わらずのところもある。

579 :無名草子さん:2023/10/13(金) 17:05:41.35 .net
これ、アンタに似合うかなぁ?

580 :無名草子さん:2023/10/14(土) 22:56:24.96 .net
まいまいつぶろ
途中まで読んでるけど、あくまで周囲から見た家重で、家重自身の思いは描かれていない。
他の小説でも似たようなもので、描かれている少ない例としては、小説ではないけど、
八代将軍吉宗と大奥。

あと、言語障害の君主が主人公の小説に、このわたしクラウディアスがある。
これは、主人公自身が語り手の作品で、当然、内面も描いている。

581 :無名草子さん:2023/10/30(月) 13:30:25.43 .net
氷月葵の「御庭番の二代目」の前半が家重と弟たちとの家督争いがメインになってるな
脳性麻痺はあるけど頭脳は明晰って設定だったように思う
あとコスミック時代文庫の脳性麻痺のフリをしてる家重のも面白かったな
兄弟仲も良くてわざと仲が悪いフリしてるって設定も良かった
コスミック時代文庫は考証なんざどうでもいい!面白ければそれでヨシ!なトコが好き

582 :無名草子さん:2023/12/11(月) 20:50:55.07 .net
岳宏一郎氏 亡くなってたのか

群雲関ヶ原へ 好きだった

583 :無名草子さん:2023/12/13(水) 16:17:17.62 .net
「もゆる椿」天羽恵を読んだが、なかなか面白かった。

584 :無名草子さん:2023/12/24(日) 23:20:41.65 .net
岳宏一郎は亡くなっていたのか。
次作予告されていた「群雲、大坂城へ」を
読みたかったのだが…。

585 :無名草子さん:2024/01/08(月) 01:22:28.15 .net
岳宏一郎氏は
資料を丹念に調べるから
すごい遅筆だといわれていたが…
「軍師官兵衛」が最終作?

586 :無名草子さん:2024/01/08(月) 07:45:29.18 .net
百田尚樹の「影法師」もよかった。

587 :無名草子さん:2024/01/17(水) 01:03:20.85 .net
岳宏一郎の最終作は『御家の狗』かな。
家康の家来(主に本多親子)の話。
なかなか面白かったけど、
これが最後になるとは…。

588 :無名草子さん:2024/01/25(木) 13:03:30.72 .net
ブックオフで今村翔吾の「羽州ぼろ鳶組 
火喰鳥」を購入しました。
若い作家が時代小説で直木賞受賞した時点で気になってましたが、新刊では中々買えない為時が経ちましたが、これから氏の作品を漁っていきたいですね。
氏の毎日新聞連載のコラムもいつか纏めて出版されるのを楽しみにしています。

589 :無名草子さん:2024/01/25(木) 14:15:21.95 .net
いちいち中古で買った報告しなくていいよ
あんたの事情なんて誰も興味ないし。
何の意味もない

590 :無名草子さん:2024/01/25(木) 14:15:21.95 .net
いちいち中古で買った報告しなくていいよ
あんたの事情なんて誰も興味ないし。
何の意味もない

591 :無名草子さん:2024/01/25(木) 14:15:26.14 .net
いちいち中古で買った報告しなくていいよ
あんたの事情なんて誰も興味ないし
何の意味もない

592 :!omikuji!dama:2024/01/25(木) 18:21:29.22 .net
たしかに中古は余計かもだが3連投で噛みつくのもどうかと思う

593 :無名草子さん:2024/01/25(木) 20:03:09.47 .net
3連投に引いたけど。たぶんミスだろ。

594 :無名草子さん:2024/01/26(金) 07:41:49.87 .net
なんで三連投になったのかさっぱりわからんけど
ごめん

595 :無名草子さん:2024/01/26(金) 10:36:19.59 .net
書き込み複数回押したんでしょ
3回目は2行目の 。 が消えてるし

596 :無名草子さん:2024/01/29(月) 14:34:20.91 .net
>>588
古本屋やブックオフで買ったなど公に言わんほうがええよ。
作家さんの中には気にされる方もおられるから
ちゅーか今村さんの場合熱狂的なファンがおるからファンから目つけられるでw
側室になりたい発言するファンもおるから怖いでw

597 :無名草子さん:2024/01/30(火) 18:27:52.26 .net
辻堂魁の「風の市兵衛」を読了しました。
初めての作家、シリーズでしたが面白かったです。
そろばん侍というタイトルでドラマ化もされていたんですね。
半期契約で武家の台所を立て直すというユニークな仕事を生業にする主人公の設定がナイスでしょう。
後半は思わぬ巨悪との闘いになり、ハラハラドキドキしましたが、今後のシリーズの展開が楽しみになりました。
金子成人辺りと並び立つ手練れの作家を知りました。

598 :無名草子さん:2024/01/30(火) 20:07:53.28 .net
>>597
辻堂魁なら「夜叉萬同心」「日暮し同心始末帖」もオススメ

599 :無名草子さん:2024/02/05(月) 21:16:11.13 .net
0097名無しでいいとも!
2024/02/04(日) 10:03:37.58ID:0/JFLpsr0
今村いつもはオラついたコメントするのに
今日は大人しめだな

実況民嫌みだよな!今村さんの小説読んだことないのだろう

600 :無名草子さん:2024/02/06(火) 00:21:37.92 .net
「滔々と紅」は、本当によくできた小説だ。花魁ものの中でも名作。

601 :無名草子さん:2024/02/06(火) 19:07:58.38 .net
今村翔吾ってなんかたくさんコメンテーターやってるね

602 :無名草子さん:2024/02/09(金) 20:30:41.10 .net
>>597
オレも図書館で読んではまったよ
Kindleで全巻買った

603 :無名草子さん:2024/02/09(金) 23:20:52.83 .net
>>602
巻数多くてどこが始まりかわからん。何から読めばいいの?

604 :無名草子さん:2024/02/10(土) 01:12:06.75 .net
>>603
風の市兵衛シリーズ既刊一覧

ttps://www.shodensha.co.jp/tsujido/backlist.html

605 :無名草子さん:2024/02/12(月) 17:30:25.57 .net
ハズレがないと評判だったので読んだ宇江佐真理
短編集は面白かったが1冊完結ものや無理やり続編書いてるものの中には読んだのを後悔するものも混じってた
雷桜・深尾くれない・卵のふわふわは最悪胸糞3作品と呼んでる

606 :無名草子さん:2024/02/12(月) 19:50:56.93 .net
自分も宇江佐真理は当たり外れがある作者だと思ってる

607 :無名草子さん:2024/02/14(水) 12:40:01.28 .net
やたら性格に問題がある奴が好き放題やった挙げ句
本人は何がまずいのか気付くことなくなあなあで済まされるどころか美談で終わる展開はキツイ
深尾くれないはまさにそういう人物が主人公だし元嫁たちに救いがない

608 :無名草子さん:2024/02/14(水) 22:41:39.73 .net
ねじめ正一の「シーボルトの眼」を読了しました。
3〜4回目です。
江戸時代末期シーボルト事件という史実が有りましたが、その事件に関わっていたシーボルト付きの絵師川原慶賀を主人公にした物語です。
慶賀が出島出入りの絵師として活躍していた所、シーボルトがオランダ商館付き医官として来日し、慶賀に自分の眼として絵を描いてく様頼まれ従うという事が話の骨格になります。
葛飾北斎と娘阿栄との交流も深く(真実かはともかく)描かれ、終盤のシーボルト事件で取り調べられる所は緊迫しますが、それ以外は比較的ノンビリと話が進み、物語として良く出来ていると思います。

609 :無名草子さん:2024/02/14(水) 22:42:25.27 .net
ねじめ正一の「シーボルトの眼」を読了しました。
3〜4回目です。
江戸時代末期シーボルト事件という史実が有りましたが、その事件に関わっていたシーボルト付きの絵師川原慶賀を主人公にした物語です。
慶賀が出島出入りの絵師として活躍していた所、シーボルトがオランダ商館付き医官として来日し、慶賀に自分の眼として絵を描いてく様頼まれ従うという事が話の骨格になります。
葛飾北斎と娘阿栄との交流も深く(真実かはともかく)描かれ、終盤のシーボルト事件で取り調べられる所は緊迫しますが、それ以外は比較的ノンビリと話が進み、物語として良く出来ていると思います。

610 :無名草子さん:2024/03/11(月) 21:31:03.39 .net
今井絵美子の立場茶屋おりき最終巻「永遠に」を再読しました。
シリーズ2回目の通読終了でしたが、1度目は買った順番がバラバラで最後の3〜4巻だけ順番通りだった為、再読時は最初から順番に読みました。
私の一番好きな宇江佐真理の髪結い伊三次捕り物余話シリーズと比べると少し落ちますが、中々良いシリーズで、しかもこちらは完結したので満足です。
おりきと巳之吉の関係、二人それぞれの後継者の目途等の落とし所をきっちり描き大納得でした。

611 :無名草子さん:2024/03/12(火) 06:13:27.90 .net
出版社が旧版と高解像度版で識別子(dc:identifier)を変えてしまってるだけちゃうの?
識別子が違うと別の本って扱いになるからさ
同じ本の最新版ってことにするなら識別子は同じにして更新日(dcterms:modified)だけ変えるようにしないとダメ

612 :無名草子さん:2024/03/12(火) 06:13:58.44 .net
誤爆

613 :無名草子さん:2024/04/23(火) 11:30:31.23 .net
今村翔吾の羽州ぼろ鳶組「火喰鳥」を読了しました。
これまで時代小説に出てくる火消しと言えば町火消が常でしたが、本シリーズは大名火消を主人公に据え、見事なストーリーテリングでトラブルでボロボロとなった羽州の大名火消を再生させ、後半はトラブルの元にもなった狐火の正体に火付盗賊改方の長谷川平蔵(鬼平の父に当たる設定)と協力して迫り、清々しいエンディングを迎えます。
流石直木賞作家、これ一冊でシリーズ全作追いかけようと思わせるに充分でした。
欲を言えばぼろ鳶組のその他大勢達が初心者から腕を上げていく過程が描かれていないのが残念ではありますが、そんな事は些細な事だと思えるくらい面白く読めました。

614 :無名草子さん:2024/04/28(日) 15:31:17.74 .net
塚本史ってみんな的にはどういう評価なの?
中国史ものが好きだから作品が少ない時代を探すとこの人が出てくるんだがレビューとか見ると地雷感があって尻込みしてる

615 :無名草子さん:2024/05/04(土) 20:04:37.49 .net
伊藤潤 うつけの舞
北条氏規 すぐに消える百万石よりも百年続く一万石の方がよい。
実際、氏乗は、佐山一万石の祖になり、維新まで続いた。

でも、一万石と言ってしまうのが殿様という感じ。
普通の武士だったら、一生かなわないのに。

616 :無名草子さん:2024/05/09(木) 18:06:43.99 .net
ねじめ正一の「商人」を読了しました。
3回目かな?
江戸時代中期(徳川吉宗の後らしい)の伊勢屋(今の鰹節のニンベン)の3代目が初代の父の代から2代目の兄との二人三脚を経て3代目となるまでの栄枯盛衰を描いています。
初代が亡くなった後、兄弟は苦渋を味わいますが、徐々に持ち直していきます。
しかし、兄は色々有って残念な最後を迎えますが主人公である弟が新しいやり方で今に続く繁栄の基礎を築くという筋ですが、流石乾物屋の倅の作者ならではの資料を読み込んだ上で極上の小説に仕上げてくれました。

617 :無名草子さん:2024/05/10(金) 14:33:30.20 .net
ねじめ正一の「商人」を読了しました。
鰹節のニンベンのルーツである伊勢屋の3代目が主人公で初代の父が1代で築いた店を初代が亡くなると親戚筋に騙されて没落仕掛けた所を2代目の兄と共に踏ん張り、兄が途中で理由有って廃人同然となった後に3代目として頑張り今日までの繁栄の基礎を築くという流れです。
初代の生まれ故郷の伊勢の鰹漁師との繋がり等も丁寧に書かれていて、史実と小説としての創作のバランスも良く、流石乾物屋の倅ねじめ正一だなと思いました。

618 :無名草子さん:2024/05/12(日) 16:00:37.30 .net
このスレでもほとんど触れられないけど、真保裕一の歴史物ってどうですか?
ミステリ方面ではベテラン作家だし面白かったけど、その割に全く評判にならないのが不思議。

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