【Daddy】浅井夢路【非日常】

無名草子さん

あーあ、「小樽運河♪」も観光シーズン真っ只中に…。けれど、レトロな観光の街も、訪れる客が減っているとか…。
住み心地良い小樽は人情の町、心の「小樽」であったが…。年齢と共に遠くなる故郷、空と海が重なる北国の町。
小樽運河を背景に小樽の観光・PR誌「月刊おたる」に熟年のLoveStory「マイ・ラスト・ソング」を書いたのも6年前か…。
Blogにも加筆し一昨年末に連載を終えた。
バブルの崩壊、そのリストラの現実を書いた「小説・退職勧告」が売れてこの道に入り、もう15年。　
作詞家として、｢演歌」でない小樽の歌｢逢いたくて小樽♪」を書いた。Jazzっぽい曲を小樽の女性Musicianがつけてくれた。
玄人筋では、”演歌の小樽でなく、「レトロ」と「モダン」の出逢う街で、是非誰かに歌ってもらえれば良いね」と言ってくれたが…。
当初、この楽曲の小樽でのReleaseを全面的にBack-upしてくれるはずの有志が、突如Sorryと降りて楽曲だけ宙に浮いている。
小樽の人々の心にボランティアで書いた曲が…。
そして、デジタル万能の社会で…。ふと立ち止まり、”｢アナログ」人間ではダメですか!?”（郵研社）と自問した。
先ずは「人間力(人間の基本）」を説いた。優しさのない人情までもネットかデジタル化のせい…!?
淋しくはないか!?、「こころ」は温かいか!?
今一度、オーソドックスな「人間力」（人間としての常識・倫理観など）を書きたいのだが、
ケータイで読める劇画風小説とか奇を衒って読者を惑わすようなものが売れる世の中。
先ず人間としてというMy Messageに退け時はないはずだが…。遠くなる故郷へのお節介はもう止めよう！