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ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【231】

1 :ぷぅぎゃああああああ:2021/11/29(月) 17:27:09.08 ID:I/Sqks/C.net
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点77点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【230】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1637613345/l50
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured

2 :建てた者です:2021/11/29(月) 18:00:42.36 ID:I/Sqks/C.net
【ワイスレのみなさまへ】
新スレ建てたはいいもののワッチョイ付けそびれたので、このスレに書き込まないで下さい(;´∀`)

3 :この名無しがすごい!:2021/11/29(月) 18:22:02.93 ID:57ObhGpU.net
>>1

と言おうとしたら、あららそうですか。

4 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/29(月) 18:57:36.03 ID:QcfPrblq.net
>>1
新しいスレッドをありがとう!
チャーシュー君の腐臭があまりに酷いので
ワイスレ杯の日に新スレを立てようと思った!

チャーシュー君は過去、ワッチョイがない状態で自演が露見して
大恥を掻いたので問題ない! 複数の人物の書き分けが出来るのであれば作品が書ける!

ま、そう云うことで!(`・ω・´)腐肉だから仕方がない!

5 :この名無しがすごい!:2021/11/29(月) 19:19:10.43 ID:57ObhGpU.net
じゃあここはワイ杯までの繋ぎってことで。

6 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 21:48:13.20 ID:/7p2OsqL.net
スレ立てお疲れ様です。ちらりと覗いたらしょうもない感じの言いがかりで、本当に気にしなくて
良いと思いますよ。
でも気に病んでいるのなら、埋め立てを手伝いますね。ちなみに死の話を書いたのは俺です。
これからこのスレが埋まるまで個人的に書いていたものを投下していきます。
で、何度も言うけれど、バーチャル編集長、エンピツ? 
のレスはいりません。助言も迷惑です。

7 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 21:51:21.46 ID:/7p2OsqL.net
理由としては、俺がもう厳密な意味での作品を書いていない、という事実があります。
文章力を向上したいとか、良い作品を書きたいとか、そういうのは健康な時にできたもので、
とうに俺からは失われたものです。死の話だって恐ろしい時間と、内臓にダメージが来ました。
だから助言とか言われても反映できないし、そもそも読んでいません。
だから時間の無駄です。

8 :美世だが:2021/11/29(月) 21:54:00.07 ID:P5n1kQ5W.net
テッシー久しいな
もうちょっと暴れてよ
ワイスレて暴れん棒将軍が居れば居るほど面白くなるとおもわん?

9 :美世だが:2021/11/29(月) 21:56:21.14 ID:P5n1kQ5W.net
名無しだと誰もどうも思わない
けどテッシーだとみんなビクっとする

10 :美世だが:2021/11/29(月) 21:57:22.54 ID:P5n1kQ5W.net
ワイスレの重鎮だからだよ

11 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 21:58:43.66 ID:/7p2OsqL.net
だからこれから俺がアップしていくのは、創作に取り組んでいた個人という存在の名残、
足跡のようなものです。よって何の批評も受け付けません。
加えて俺は猫さんの作品と才能が好きなので、添削君の発言を真に受けまくって書けなくなったという
エピソードを知っているので、
また猫さんのような被害者が複数人いることも知っているので、いらないどころか、
真に受けるとこの残滓すらも消えてしまうのではないかと恐れています。
ということで、勅使河原作者の書き込みを完全に無視してください。
エンピツ君は自由度を奪うような助言のわりに、作品を書く能力もアップする勇気もない
ようなので、人格的、資質的に無理です。悪しからず。

12 :美世だが:2021/11/29(月) 21:59:42.25 ID:P5n1kQ5W.net
まあスジ肉の冷凍パックを持って10m歩ける俺が最強だけどな!

13 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 21:59:57.81 ID:/7p2OsqL.net
美世さんお久しぶりです。美世さんの感想はかなりためになるので、お待ちしております^^

14 :美世だが:2021/11/29(月) 22:01:44.70 ID:P5n1kQ5W.net
言えや!
おるか10m歩けるヤツ!

15 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 22:03:59.68 ID:/7p2OsqL.net
 俺がその物体に放尿したのは前の秋の終わりだった。
 閉ざされたクリーム色のカーテンの向こうで鈴虫が鳴いていた。
 物体を見つけたきっかけは酔いの勢いだったと思う。
 当時は看護師である恋人の浮気を酷く疑っていて、それこ後頭部に豆粒サイズの円形脱毛部が
 できてしまうくらいに悩んでいて、しかし問い詰める勇気も出ずに、
 結局彼女の夜勤の不在にバッグを漁ったら、それを発見したのだった。
 ありふれ過ぎて特別感のないブランド物のバッグは、恋人が複数所持していたものの1つで、
 開くと柑橘系の香りが漂ってきた。リップクリーム、化粧用ポーチ、ティッシュ、ハンカチ、小銭入れ等々。
 雑多でカラフルで小さな物体たちに埋もれるように、それはあった。
 体温計を梱包するような細い長方形の箱。
 つまみ上げて開くと、説明書と物体が出てきて、体温計のような形状で、
においをかぐと新品のプラスチックで、俺の鼻は自然にふんと鳴った。
 馬鹿にしたわけではない。ただ、避妊について絶対の自信、この自信は自制心とも
言い換えることができる、というものを持つ俺に対する不信に、
実は酔っぱらって恋人のバッグを漁ってしまうくらいにナイーブな俺の心が傷ついてという、それだけの話だ。

 最後に性交をしたのはいつか。それは妊娠検査薬の使用と合致するか。
 酔った頭でしばし自問し、肯定という答えが出た。神よ感謝する。
 クリスマスはミサに行こう。正月は参拝しよう。盆は墓参りをしよう。

 とにかく心あたりはある。しかし避妊は完璧だった。生理不順か。子宮ってやつは大変だな。
 卵巣だったっけ。そんなことを考えながら、俺は力の入らない膝と足首のためにふらついた視界の中でトイレに向かった。
 放尿をしたいと思ったからだ。検査薬をつまんだままだということに、便座のふたをあげる段になって気が付いた。
 俺は何を思ったのか、本当に正確に思い出せないが、検査薬の先に尿を振りかけた。
 そして鼻の先までつまみ上げて、体温計の表示部分のようなディスプレイをのぞく。

 楕円の中央に赤の線が1本。縦に走っていた。

「……は?」
 赤の線。妊娠。妊娠?
 俺が? 心あたりはないぞ?
 避妊は完璧だ。いやそれ以前に俺は男だ。なんで妊娠なんだ。
 
 混乱する俺の食道をせり上げるものがあった。酷い、しかし確実な何かを宣言するような、猛烈な吐気だった。

 つわり、という言葉が頭痛のように響く中、便座に上体をまげてひたすら嘔吐した3ヶ月後の現在。
 俺は今、レモンをかじっている。

16 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 22:07:54.72 ID:/7p2OsqL.net
 黒く暗く大地を濡らしていた雨雲が割れ、光がさしてアーモンド形の空が現れた。
 わたしは庭に出てその青に目をこらす。本格的にあがったのだろうか。雨は。細かな雫が大気には残っていて、ぱらぱらと落ちてきては頬やおでこを濡らしてくる。
 また降るのだろうか。洗濯物はまだ干せないか。とりあえず焼き菓子でも作ろうか。
 などと考えあぐねていると、玄関の方から声がした。

「天花。いるのかいないのか。俺様が来たのだ。小躍りして迎えろ」
「小躍りはしないけど待って。今行く」
 玄関の方に歩くと、阿黒君が立っていた。
 半年ぶりの彼の手には、とても古そうでしかもボロボロな、縦にとても長い包みが握られている。
 眉間が寄るのが自分でもわかった。

「何それ」
「ふっふっふ」
 阿黒君はとても邪悪な笑みを浮かべた。元はとても上等だったはずの白いコートは、
 これはわたしがプレゼントに贈ったのだが、ホコリや乾いた泥の色に変色して、
 コートの肩に落ちる髪もいくつもの硬そうな束となっている。
 阿黒君は何日お風呂に入っていないのだろう。または、何か月、お風呂のない文化の土地をさまよっていたのか。

「これはアロンの杖だ。悲願念願宿願懇願の杖を、俺はついに手にいれたのだ!!!!!」
「懇願はよくわからないけど、おめでとう。で、アロンの杖って何?」
 わたしの問い答える代わりに、阿黒君は包みをするするとほどいて、雲間の青に向けて高くかかげた。

「HNMUAKM!!!!」
ころん、と冷たい小石が落ちてきて、おでこに当たった。
 地面に落ちたそれを拾いあげる。氷の塊、雹だった。
 わたしは阿黒君に首をかしげる。「どういうこと?」
「奇跡を起こしたのだ。今回は手加減したが、集中豪雨並みの雹を降らせることもできる。
 古代イスラエルの神の杖、アロン。かっこいいだろう?」
 子供みたいに笑う阿黒君に、わたしは返事をせずに、まじまじとその奇跡の杖を見た。
 古い蛇のように曲がりくねった木の杖。先が花の形をしている。何の花だったかは忘れた。

「他に何ができるの?」
「触れた水を血に変える。海も血の海になる。蛙の大群を出現させる。
 ブヨやアブを大量発生させる。疫病も流行らせる。1億粒の雹を降らせる。イナゴの大群を召喚」
「杖というより兵器ね」
「他にもまだあるぞ。海を割る。芽を吹き、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結ぶなど、神の奇跡にふさわしい」
「え? もう一度言って」
「海を割る。芽を吹き、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結ぶ」
 けげんな顔で繰り返した阿黒君の杖をもっていない方の手を、わたしは両手で取った。

「阿黒君」「何だ」
「アーモンドフロランタン作りたかったの!!!! 手伝ってくれる、よね?」
 上目遣いのわたしから、阿黒君は目をそらした。何年たっても阿黒君は阿黒君だと思う。

「まあ、やぶさかではないが」「ありがとう。とりあえず入って」
「俺は10枚食べるぞ!!!!」「何枚でもいいよ。アーモンドが美味しければ」

 その日の午後、阿黒君は11枚のフロランタンを食べた。わたしも3枚つまんだ。
 アロンの杖産の薄切りアーモンドが香り高くて、とても美味しかった。

17 :美世だが:2021/11/29(月) 22:12:22.70 ID:P5n1kQ5W.net
女の子の匂いを感じるのに婦人体温は必須なんだけど
そんなん意識してる男って気持ち悪いんだよね
ここのさじ加減が難しい

18 :勅使河原作者 :2021/11/29(月) 22:13:51.36 ID:/7p2OsqL.net
規制がかかってしまいました。ではこの辺で。スレが埋まるまで、毎日ちょくちょく投下しますね。

19 :美世だが:2021/11/29(月) 22:15:28.50 ID:P5n1kQ5W.net
テッシーの話はともかく
うちの地下駐車場でずっとスマホ触ってる若奥様が居る

20 :美世だが:2021/11/29(月) 22:16:52.57 ID:P5n1kQ5W.net
下世話だな推理をしたくなるんだが仕方ないよなwww

21 :美世だが:2021/11/29(月) 22:17:38.03 ID:P5n1kQ5W.net
車はアウディ
グレードは知らないけどかなり高級

22 :美世だが:2021/11/29(月) 22:26:21.25 ID:P5n1kQ5W.net
9時ごろに駐車場に降りたら2つ隣に居るんだよ

23 :美世だが:2021/11/29(月) 22:33:05.40 ID:P5n1kQ5W.net
でも大丈夫
彼女の秘密は絶対に喋らない

24 :美世だが:2021/11/29(月) 22:34:07.31 ID:P5n1kQ5W.net
彼女が夫に不実でも俺には関係ないから

25 :美世だが:2021/11/29(月) 22:38:39.96 ID:P5n1kQ5W.net
タバコ買いに行きたいのでマンション出るが
駐車場を通ってみよう

26 :この名無しがすごい!:2021/11/29(月) 23:52:32.17 ID:b405/Iza.net
てっしーさんはやっぱり創造性がすごい…
>細かな雫が大気には残っていて、ぱらぱらと落ちてきては頬やおでこを濡らしてくる。
こんな言葉が書けてうらやましいです
これから、楽しみにしていますね

27 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:14:32.47 ID:KLrm9dm/.net
>>18
>スレが埋まるまで、毎日ちょくちょく投下しますね。

「気持ち悪い」内容なのでやめて下さい
それって単なるエゴですよね
「埋める」ってのは口実で

28 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:19:03.83 ID:KLrm9dm/.net
>>6
>ちらりと覗いたらしょうもない感じの言いがかりで、本当に気にしなくて良いと思いますよ。
お前は、自分の「気持ち悪さ」を気にしろよ

>でも気に病んでいるのなら、埋め立てを手伝いますね。
自分が露出したいだけなのに、他人を利用するな

29 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:26:18.38 ID:BmmCGzYi.net
>>15
>ただ、避妊について絶対の自信、この自信は自制心とも
言い換えることができる、というものを持つ俺に対する不信に、
実は酔っぱらって恋人のバッグを漁ってしまうくらいにナイーブな俺の心が傷ついてという、それだけの話だ。

文節が長すぎだし、情報詰め込みすぎ
恋人のバッグを漁るのをナイーブだという俺君が気持ち悪い

30 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:30:46.97 ID:BmmCGzYi.net
>>15
作品に作者の気持ち悪い傲慢さやエゴがもろに出るという見本

31 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:32:36.70 ID:KLrm9dm/.net
まあ、精神的オナニーをしたいだけだからね
ワナビ標準とも言える

32 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:34:43.57 ID:KLrm9dm/.net
「読者のため」より「自分が気持ち良くなること」が優先されてしまっている訳だ

33 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:38:45.50 ID:KLrm9dm/.net
ワイの日常のレスにしてもそうだし、美世の垂れ流しにしてもそう

>「読者のため」より「自分が気持ち良くなること」が優先されてしまっている

美世は趣味だから良いけど、
プロを自称する者がこれではダメだよな

34 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 06:54:31.90 ID:HFJZYAKU.net
>>16
あーすげえ。こりゃすげえや。ダツボーですわ

35 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:00:05.23 ID:BmmCGzYi.net
恋人のバッグを漁る行為をナイーブな俺と言い張るようなのは
女の人が読むと皆引くと思う

36 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 07:03:07.37 ID:8LY7iiR0.net
>>15
>それこ後頭部に豆粒サイズの円形脱毛部が〜
(それこそ、だろうか!)

なかなかの不条理! 冗長な一文は酔っ払っている為と思われる!
昔の勅使河原君の文章を読んでいるように懐かしくなった!
もう書けないと萎れていた君等、微塵も感じられない!

実に君らしい、君にしか書けない作品と云える!(`・ω・´)死の話はやはり君だったか!

>>16
>わたしの問い答える代わりに
(問いに、だろうか!)

現代が舞台! 二人の関係は不明だが恋人同士に思える!
アロンの杖か! 見つけたのはいいが何をするつもりなのだろうか!
大きな話に発展すると思いきや、アーモンドフロランタン!
小さくお菓子で纏まった! まさかのほのぼのエンドは悪くない!

ほっこりする話であった!(`・ω・´)

37 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:04:50.28 ID:KLrm9dm/.net
死の話って、どれだよ?

38 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 07:05:41.31 ID:8LY7iiR0.net
腐肉のチャーシューに答える必要はない!

さて、執筆を始めよう!(`・ω・´)

39 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:10:23.00 ID:KLrm9dm/.net
>>36
>思われる!
>懐かしくなった!
>微塵も感じられない!
>思える!
>何をするつもりなのだろうか!
>ほのぼのエンドは悪くない!
>ほっこりする話であった!(`・ω・´)

全て個人の感想だな
本質的なことは何も言っていない
だからこそ反発を受けないのだろう

指導者としては、ナンセンスだがね

40 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:11:32.29 ID:KLrm9dm/.net
>>38
>さて、執筆を始めよう!(`・ω・´)

また今日も嘘からですか?

41 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 07:14:16.31 ID:8LY7iiR0.net
>>39
ふむ、さすがは読めない君のチャーシューを名乗るだけのことはある!
書かれている内容さえ、読めないとは実に情けない!

君は自スレで偉人のコピペをして一日無駄にするがよい!(`・ω・´)ノシ ばいびー!

42 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:16:06.26 ID:KLrm9dm/.net
>チャーシューを名乗るだけのことはある!

ヤバイなこいつの妄想は
病院に入れよ

43 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:16:54.44 ID:KLrm9dm/.net
>>41
>さて、執筆を始めよう!(`・ω・´)

やっぱ嘘だったんだね

44 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:17:31.47 ID:BmmCGzYi.net
>>16
アーモンド形の空が現れ、オチがアーモンドで
それを伏線だとひそかに意図してのことなら
非常に弱い

45 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:20:51.32 ID:KLrm9dm/.net
>>44
>何度も言うけれど、バーチャル編集長、エンピツのレスはいりません。助言も迷惑です。
だそうだ

こんな自己中な糞に助言してやる必要はない

46 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:22:02.53 ID:KLrm9dm/.net
>バーチャル編集長、エンピツのレスはいりません

5chでレスして返しを拒否することはできない

47 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:23:42.02 ID:KLrm9dm/.net
レスが嫌なら、自分もレスしないことだ

48 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:40:20.02 ID:KLrm9dm/.net
>>41
チャーシューの呼び名はお前にこそピッタリだな
巨漢らしいじゃん

49 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:41:16.39 ID:HFJZYAKU.net
バーチャルは暗黒竜に読点打っただけで改稿とかドヤってた程度だから嫌われてるんだよ。
そんな程度の人間からレスされたって気持ち悪いだけだからやめなよ。
いい年したジジイなんだから大人しく録画したドラマでも見て一日を過ごしなさい

50 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:42:14.25 ID:HFJZYAKU.net
それにしてもあの句読点ドヤ芸は笑わせてもらったわ。ありがとな

51 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:42:58.62 ID:HFJZYAKU.net
その後真の編集長が登場して、らんたもそっちを採用してたのには更に笑わせてもらったがな

52 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:45:18.06 ID:KLrm9dm/.net
【小説の奥義】β版
--------------------------------------[総論・一般論]
第1章 創作のαとしての対象化
第2章 オプティミズムとペシミズム
第3章 指示表出と自己表出
第4章 虚存+虚界=超現実(ハイパーリアル)
第5章 超現実(ハイパーリアル)とエクスターズ
第6章 シミュレーションとしての創作あるいは作品
第7章 意思あるいは意志の対象化
第8章 公正な審判者としての作者およびキャラクター
第9章 読者とは何か?
第10章 自己肯定感(ナルシシズム)と創作
--------------------------------------[エンタメ論]
第11章 視覚化・臨場感と五感センサーカメラ
第12章 キャラクター論
第13章 キャラクター構成・配置論
第14章 キャラクター演技論
第15章 ミステリーの構造
第16章 変身、メタモルフォーゼ
第17章 からくり箱
第18章 ボケ・ツッコミ講座
第19章 書くスピード、考えるスピード
第20章 劣性、不都合の仕込み方
--------------------------------------[文学領域]
第21章 慣用が破られる時
第22章 メタファー、喩、この摩訶不思議なる物
第23章 パラドックス、逆説、イロニー
第24章 知性と反知性
第25章 書く主体としてディスクール、書かれる客体としてのエクリチュール
第26章 愚かなるエクリチュールと怜悧なるディスクール
第27章 エクリチュールの実体と虚体および召喚の魔法
第28章 エクリチュールの虚体の集合体としてのラング
第29章 エクリチュールの実体=テクスト、エクリチュールの虚体=その産出機能・過程
第30章 死体としてのテクスト=生体としてのエクリチュール
第31章 ディスクールの実体=作家、ディスクールの虚体=文体
第32章 知的創造機械としてのディスクールあるいは欲望する表現者-哲学者
第33章 リアルディスクール=作家、バーチャルディスクール=テクスト内AIロボットとしてのキャラクター
第34章 ディスクールの亡霊、エコーとしてのパロール
第35章 ポストモダンとはディスクールのためのアルティメットなエクリチュール機能・ツールの始まりである
--------------------------------------[付録]
第36章 創作家養成・実践的装置としての【RPN=ロールプレイング・ノベル】の可能性

53 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:45:58.46 ID:KLrm9dm/.net
>>52
これをどう笑えるのか聞かせて欲しい

54 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:48:31.80 ID:KLrm9dm/.net
>>49
>嫌われてるんだよ

お前らって嫌われることがそんなに怖いの?
俺は何ともないけど
嫌っているやつが、もれなく嫌な人間だから

55 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:50:17.09 ID:KLrm9dm/.net
>>51
>その後真の編集長が登場して

嘘つけよ

56 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 07:51:44.12 ID:KLrm9dm/.net
ID:HFJZYAKU

名無しでしかdisれないヘタレカスだよw

57 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:07:22.57 ID:MjfKGsRi.net
>>53
え?w

58 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:08:31.25 ID:MjfKGsRi.net
>>55
へー嘘だと思うんだ。そういう記憶に変わってるんだなー。凄いなー。

59 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:10:24.43 ID:MjfKGsRi.net
>>53
失笑、かなw

60 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:11:27.37 ID:MjfKGsRi.net
>>56
どうせお前の回りは敵しかいないしすぐに誤認するんだから名前なんて何でもいいだろw

61 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:11:42.38 ID:KLrm9dm/.net
>>58
>真の編集長が登場

これが真実だと言える根拠は?

62 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:12:24.66 ID:MjfKGsRi.net
>>61
そこに引っかかるのかよwwww

63 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:14:13.74 ID:KLrm9dm/.net
>>60
>どうせお前の回りは敵しかいないし

だから安心し切ってる訳か
名無しの安全地帯だし

64 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:16:37.10 ID:KLrm9dm/.net
>え?w
>失笑、かなw

どんどんレスが短くなるな
具体的に何が失笑なのか言わないと、第三者にはわからない

65 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:26:09.74 ID:iOxWsXTw.net
>>61
らんたが採用したのを書いたのは俺ですが。
らんたに「俺は構わないけど、お前はそれでいいのか?」と聞いたら「いい」と言うので正式採用となった次第です。
じゃあ今後「真の編集長」って名乗ろうかな。

66 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:28:24.74 ID:iOxWsXTw.net
つっても本気で編集長やるわけでもないから「真のバーチャル編集長」でいいか。

67 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:30:33.27 ID:KLrm9dm/.net
名乗れば
俺は「仮想の編集長」としか名乗っていない訳だが
嘘つきにはなりたくないからね

68 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:33:03.47 ID:o/yTfEin.net
というかここで暗黒竜馬鹿にされてるけど
本気でプロの人に書いてほしいわ

69 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 08:34:44.96 ID:KLrm9dm/.net
>>66
いくらでもどうぞ、「二番煎じ」、「詐欺師」と思われるだけだ

70 ::2021/11/30(火) 09:04:02.50 ID:c+WuwEtM.net
>>14
スジもんかよ!

71 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:14:12.07 ID:cYexiYdg.net
>>53
>>52がただのクソで嘲笑モンだってのはおまえが引っ張ってきた言葉はただのコピペで
おまえはなんにも理解してないのがバレバレ
本文が1レスに収まるってことはその程度の理解しかないってこと
奥義なのに本人は例文「さえ」書けない

だいたい三島と川端のアレだってただのコピペなのに原文にもあたらずにあそこだけ読んで
清張は文学じゃないって三島の意見を丸パクリしてるだけじゃん
おまえの勉強レベルなんてそんなもん
理解しないで、てか理解できないから拾ったもんを集めてるだけ
ゴミ屋敷に暮らして宝に囲まれてると妄想してるアホな無能

最悪は山シゲみたいなゴミを書いて開きなおってるしリレーの1にしたってワナビの初心者レベル
おまけに妹のオナニー覗いて喜んでる変態
生きててもしょうがないだろバーチャルw

72 ::2021/11/30(火) 09:15:57.10 ID:S5kiLkay.net
>>15
なかなか面白い。こういう不条理ものは好きだ。
安部公房の何の作品か忘れたけど、女は子供を孕み、男は死を孕む、的な奴を思い出した。

73 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:19:52.16 ID:KLrm9dm/.net
>>71
じゃあ、お前のサンプル見せてみ
見せられる訳ないけど
口だけのネット弁慶だから

レスも単発かよ
どんだけヘタレなんだ

74 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:21:08.57 ID:KLrm9dm/.net
>>72
ダブルスタンダードの社交辞令乙

75 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:21:18.57 ID:cYexiYdg.net
>>73
シン・ヨメナイクンw

76 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:23:11.13 ID:KLrm9dm/.net
>>75
サンプル見せろと言うと
急にレスが一行になる、鳥頭君

77 ::2021/11/30(火) 09:23:48.74 ID:S5kiLkay.net
>>16
まさかのほのぼのオチかよっ! ってさっきからワイさんとかぶるな。
こっちも面白かった。

78 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:26:48.83 ID:KLrm9dm/.net
仲間→全肯定
仲間じゃない→全否定

こういう基準でしか発言しないやつは信用されない
仲間と思っているやつにも

79 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:27:39.45 ID:cYexiYdg.net
>>76
名無しだと区別つかないんだなアホは
ワイだ美世だ猫だくらいしかわかんない無能

80 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:28:51.85 ID:KLrm9dm/.net
>>79
つかないね、「俺以外のやつ」にも

81 ::2021/11/30(火) 09:30:08.72 ID:S5kiLkay.net
相変わらずバーチャルは幼稚だなぁ

82 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:31:44.79 ID:KLrm9dm/.net
俺は名無しでも、すぐに判別される
個性があるから

相変わらず太鼓持ちだね、猫は

83 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:32:43.78 ID:cYexiYdg.net
>これをどう笑えるのか聞かせて欲しい

各見出しの例文が書けたら笑わないでおいてやるよ
なんなら褒めてやってもいい
どんな参考書にも例題が載ってんだから奥義というからにはさぞかし深い例文が付くんだろうな
さ、やれアホw

84 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:33:15.80 ID:KLrm9dm/.net
べんちゃらしてないと死んでしまう病気か何か?

85 ::2021/11/30(火) 09:35:27.89 ID:S5kiLkay.net
肯定しようが否定しようが、そもそもバーチャルには作品がないじゃないか
せめて目次の中身をみせてから主張するなりなんなりをすればいい
あの目次がご自慢らしいが、あれじゃあな
目次作家が集うスレ、とかだったら一定の評価はあるかもよ?
知らんけどw

86 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:35:28.22 ID:KLrm9dm/.net
>笑わないでおいてやる
>褒めてやってもいい

無能バカのくせに何でこんなエラそうなの
イタイ勘違いっぷりに笑っちゃうよ

87 :真のバーチャル編集長:2021/11/30(火) 09:37:24.00 ID:iOxWsXTw.net
バーチャルの話題はバーチャルスレでやり給え
そのための隔離病棟なのだから

88 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:38:43.79 ID:KLrm9dm/.net
>>85
相変わらず太鼓持ちだね、猫は
べんちゃらしてないと死んでしまう病気か何か?

89 ::2021/11/30(火) 09:39:21.81 ID:S5kiLkay.net
>>86
おまえは頭が悪いから気づいていないかもしれんが

> 無能バカのくせに何でこんなエラそうなの
イタイ勘違いっぷりに笑っちゃうよ

ってのがこのスレ民のバーチャルに対して感じている共通認識だよ?
アンダースタン?

90 ::2021/11/30(火) 09:40:52.31 ID:S5kiLkay.net
>>87
バーチャルのスレって?
また変なの作ったの? 懲りないねぇ

91 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:41:26.16 ID:cYexiYdg.net
>こんなエラそうなの

山シゲみたいなクソを間違って書いちゃったとしたらその場で消して厄払いにディスクをフォーマットするわ
そんくらい酷い出来なのにあれを恥じないアホよりおれのほうがだいぶマシ

92 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:43:30.25 ID:KLrm9dm/.net
>>85
仲間だからと言って「安易に褒めるやつ」は
仲間にも信用されないって話なんだけど
読み取れなかった?

93 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:47:59.26 ID:KLrm9dm/.net
>>89
理解しているよ
ここのキチガイスレ民のね
ワイに洗脳されたヤバイやつらでしょ?

>>91
じゃあ、お前のご自慢の作品を見せて

94 ::2021/11/30(火) 09:48:22.44 ID:S5kiLkay.net
>>92
そもそも、>仲間だからと言って「安易に褒めるやつ」
という事実がないからなあ

95 ::2021/11/30(火) 09:51:31.98 ID:S5kiLkay.net
>>93
金にもならんレッテル貼りの内職ご苦労さん

96 ::2021/11/30(火) 09:52:33.22 ID:S5kiLkay.net
さて、極上の仕事でもしてくるか

97 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 09:56:59.45 ID:cYexiYdg.net
>>93
本当なんも覚えていられない鶏頭
まともな読み手なら読めば文章の癖でなんとなくわかるわ
ついさっき「死の話」で実例出ただろ
おまえが何も読めてない証拠

98 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 10:08:45.78 ID:MjfKGsRi.net
>>52
β版の辺りで笑う。そしてなんかズラズラ書いてあって更に笑う。

ほんと何がシミュラークだよw
すかいらーくに行って出禁にでもなってろw

99 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 10:49:27.65 ID:BmmCGzYi.net
こいつら喧嘩ばかりしとるwww
出の悪さが露呈www

100 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 11:02:07.50 ID:cYexiYdg.net
>>99
おまえも草いっぱい生やして楽しそうじゃんw

101 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 11:40:08.49 ID:8LY7iiR0.net
ちょっと出かけるwwww!(`・ω・´)

102 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 14:28:46.02 ID:8LY7iiR0.net
只今、帰宅ww!(`・ω・´)何か食べようwww!

103 :勅使河原作者 :2021/11/30(火) 15:23:49.19 ID:X2ATyG3Z.net
規制で書き込めなくなってしまった。
アロンの杖を褒めて下さった方、ありがとうございます。
猫さんもかな。ありがとうございます。執筆応援してます。
伸びすぎたレスは読んでません。9割荒らしの書き込みで、
角膜の水分の無駄なので。
素敵なレスをもし下さった方がいたら、ごめんなさい。
wifiで書き込んでるけど、また書けるかは不明です。

104 :勅使河原作者 :2021/11/30(火) 15:26:10.03 ID:X2ATyG3Z.net
 藍国の王女、紅姫が婚礼に臨(のぞ)んだのは耀国歴の905年の春の日である。
 空が高く南の風に細く濃く長い雲がたなびいていたこの日の朝、
紅姫のまぶたと頬はぷっくりと腫れていたのだが、これは前夜まで泣きあかしていたためである。
 号泣の理由。それは愛国が耀国に併合、つまり消滅したからではない。
 藍国の王たる父が死を回避するために、紅姫を耀国に差し出したからでもない。
 耀国がこれを受け入れて、それでも皇子の妃とはせずに、戦争の原因となった、両国の中間にある島、笹島の領主の長男を婚姻の先とあてがったことでもない。
 笹島は峻険なる岩山が八割の地味に乏しい島であり、民生はわずかな畑と漁から成り立つ。
 絢爛たる文化を誇った藍国の王女が貧しい島の領主に嫁ぐ。この屈辱も、政治という複雑な力学の結果としてなら、紅姫は受け入れることができた。ただ……。
 紅姫は金細工の手鏡を恨めし気ににらむ。母譲りがまつ毛の長さだけという、その顔。
 鼻は低く顔は卑しい民が使うたらいのように丸く、額は深海の魚のようにせり出している。手鏡の中の醜女は、険しく小さな瞳を憎悪にきらめかせている。
「美しければ……」婚姻の先も違ったのだろうか。耀国の王子にむかえられたのだろうか。
 しかしこの顔面は、特徴はすべて父から継いだものだ。紅姫は上唇を噛み、庭に向かう。

 円形の庭には花たちがあざやかに咲き乱れている。その色彩が、美が紅姫は憎い。花を摘んでは手のひらの中で握るを繰り返す。鼻から水も流れる。涙も。
 美が憎い。何よりも憎いのは、領主の息子が醜い男ということだ。宮女たちの噂だが、
背骨はよじれており、丈も低く、眼は片方がつぶれて、髪は禿げ上がっているらしい。
 そんな男に嫁がねばならない。その屈辱。紅姫は、この三日間、かしづく宮女を見てはその脳天に手刀をおろした。陽の下では花をむしり、月が出てからは星にうめいた。

 そうして迎えた婚礼の朝。紅姫は最後のうっぷん晴らしに庭に向かう。と、先に人がいた。
 すらりとして、風のない草原にある美しい木のように、静かに立っていた。紅姫は立ち止まり、けげんに声を出す。
「誰じゃ? わらわの庭に立ち入るとは」「紅姫様でいらっしゃいますか?」
 肩越しに振り返り、すたすたと歩いてくる、その男性に紅姫の心臓は震えた。物憂げな瞳にかかる栗色の髪を、朝日が祝福している。
 男性は優雅に、そして迷うことなく紅姫のもとまでたどり着き、片膝をついた。
「笹島領主、伊緒でございます。良い朝でしたので、失礼ながら、早めにお迎えに参りました」
 紅姫は当惑し、そして赤面した。どこが醜いのか。栗色の髪の分け目でさえ、美の極致ではないか。
 紅姫はその僥倖に混乱し、無言で腕を振り上げた。そのまま、領主の脳天に手刀を力なく振り下ろした。

105 :勅使河原作者 :2021/11/30(火) 15:30:55.28 ID:X2ATyG3Z.net
良かった。投下できた。ありったけのストックをつぎ込もうと
思ってましたが、規制関係で厳しいみたいなので、
アロンの杖を褒めて下さった方にこれだけでも。
気に入っていただければ幸いです。
ではでは。

106 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 15:32:47.72 ID:o/yTfEin.net
かっけー、この文章

107 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 15:47:55.49 ID:o/yTfEin.net
「ば、ばかな!!」

20XX年の国際会議で外務大臣 越智 照蔵(おち てるぞう)は唖然としていた。

それはOECD(経済協力開発機構)による重大な発表。OECDは2つに分割することが決まったのだ。

D−OECD(衰退国-経済協力開発機構)に入った国は一切の国際援助が禁止され先進国入りの再開を目指すグループに認定されたのだ。D−OECDに入る条件は「1人当たり名目GDPで世界30位以下」であること。そして「10年間の経済成長率が年平均で2.0%を切っている」ことだ。この2つの条件が重なると自動的にOECD加盟国はD−OECD加盟国に移行する。逆にこの条件から脱却した場合は自動的にOECD加盟国に戻るのである。つまり事実上の発展途上国がOECDに加盟しても成長が著しい新興国ならD−OECDに落ちることは無いように出来ている。

D−OECDに落ちた国はポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ、スロベニア、日本であった。Dとは「Declining country(衰退国)」のDである。

日本はこの時先進国の資格を失った。それだけではなかった。イタリアと日本はG7から自動的に追放されたのだ。イタリアの替わりにオーストラリアが、日本の替わりにブラジルが加盟した。

G7というのは総GDPが高ければいいというものではない。西側諸国でかつ先進国であることが条件だ。現に西側の国で総GDP世界4位のインドはG7に加盟出来ていない。こうしてイタリアと日本はG7という名誉まで剥奪されたのだ。

D−OECDに加盟するとOECD加盟国から援助を受ける。後発発展途上国でも発展途上国でも中進国でも先進国でもない「衰退国」であると国際的に公認された国々は再建を促進するべくOECDからの援助を受けるのである。

D−OECDに落ちた国は他国への援助禁止、オリンピック開催禁止、万博開催禁止も課せられる。要はもう先進国面するなと言う事である。そう、日本は大阪万博開催権を剥奪されたのだ。

108 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 15:48:42.48 ID:o/yTfEin.net
OECDから課せられた条件は厳しかった。1つはあまりにも絶望的に低い日本の生産性の向上、そして労働時間の絶対的規制、そして高齢化と少子化の解消である。
IMFの傘下に入って再建するよりもD−OECDに入るのは屈辱である。このうち高齢化の解消は低年金の高齢者を南洋諸国に『輸出』することで解決した。年金は海外でも受け取れる。日本円の価値が10倍になる国は南洋諸国なら腐るほどある。老人を受け入れるだけで事実上の外貨獲得となる南洋諸国は日本国籍を持つ老人の受け入れを大歓迎した。南洋諸国は病院や福祉施設建設ラッシュとなった。こうして日本からごっそり老人が居なくなった。それは親にめったに逢えなくなるという日本人にとって屈辱的瞬間でもあったが。次に逢う時は遺骨だったという目にあった人も多い。
もう一つの少子化解消については日本と同じ大乗仏教国からの移民を促進した。なるべく文化摩擦を避けるためにモンゴル、ベトナム、ブータンからの移民を促進したのである。
日本の生産性の低さは無人コンビニ、無人スーパーなど徹底的に機械化で対処した。そしてもう一つは1日の労働時間制限を8時間とすることとサービス残業厳禁の徹底である。日本はいかに無償労働力に甘えてきたのかが暴露されることとなった。
ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ、スロベニア、日本に共通するのは観光業への依存が高い事である。つまりいかに製造業や「高収益」農業国になるのかが課題である。観光立国が悪いというのではない。しかし、観光だけに頼るのはもはや先進国ではないのである。観光収入と言うのはしょせん副業である。イタリアとスロベニアには自動車産業の再建が、日本には電機産業の再建が、ギリシャには造船業の再建がOECD諸国からテコ入れされた。スペインとポルトガルにはITと融合した農業による再建が行われた。
スペインという国にはもう一つ闇の顔がある。スペインは臓器輸出大国なのだ。つまり現代の合法的食人を行っているのである。それだけはなんとしても止めないといけなかった。貧困だからと言って自分の臓器を相手に『食わす』ということは悪であるからだ。スペインの失業率はピーク時には20%行くことでも有名だ。

109 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 15:49:03.13 ID:o/yTfEin.net
D−OECDに加盟するということは国の主権の一部を奪われたに等しいということである。選択肢は2つあり1つはOECDからの脱退をすることである。現に先進国上位に位置するシンガポールはOECDに加盟していない。日本も我が道を行くという選択肢を取ることができる。その代わりこの選択肢は永久に衰退国の道を行くというリスクにさらされることになる。もう一つはD−OECDという地位に甘んじて謙虚に国の再生を行う事である。日本は後者を選んだ。というよりもOECDから脱退する国など無かったのであった。



こうして約10年後の20XX年……。日本は晴れてDーOECD加盟国からOECD加盟国に返り咲くことが出来た。既に日本はこの時総GDPでインドにもブラジルにも抜かれ世界6位に転落していた。日本に経済的主導権はないものとみなされG7復帰となることは無かった。しかし武村正義氏が1993年に提唱した「小さくてもキラリと輝く国・日本」はこうしてやっと実現したのであった。



日本はこうしてD−OECD加盟国脱退初となった。

110 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 16:53:41.10 ID:Zbdh0Jcr.net
素人だから教えてほしいんだけど
1レスって何文字くらいまで入るの?

111 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 17:09:06.02 ID:twmf1kuU.net
>>110
一応2000字程度、となってるけど、改行空字含むだから
実際には1800〜1850くらいからエラーが出る
1800字未満なら、余程改行とか空行を挟まない限りら通る

112 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 17:41:20.09 ID:Zbdh0Jcr.net
>>111
サンクス

113 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 17:44:28.65 ID:MjfKGsRi.net
>>104
オチがww

これが天才か……

114 :この名無しがすごい!:2021/11/30(火) 18:14:44.69 ID:j5AIuNCP.net
>>104
ええですな

>>109
こっちも悪くはないけど、ストーリーが弱い。
設定はなかなかいいよ。
起承転結はないけど日本沈没のような社会派の香りがする。

115 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 18:54:10.88 ID:8LY7iiR0.net
>>104
>それは愛国が耀国に併合
(変換ミス!)

紅姫の泣き明かした理由を引っ張る!
読者にあれやこれやと想像させる!
迫り出した額が深海魚! そのような姫にまず驚いた!
美を憎む理由に無理はないがあまりにも無残!
どこに着地するのか! 見守っていると美しい男性が現れた!
不細工ではなかった! 当然、オチは脳天への全力の手刀!
そうはならず力なく終わる! そこだけは乙女か!

前半の悲壮感を最大限に活かして笑いに持ち込んだ手腕は見事であった73点!(`;ω;´)よく戻ってきた!

116 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 19:04:11.38 ID:8LY7iiR0.net
>>107-109
断定口調で書かれてい為、読者が想像する余地がない!
この話の中ではそうなのだろうと思う!
培養肉の話は出て来なかった! 作者の中ではどのような思いがあるのだろうか!

もう少し小説の形態に近づけて物語の先の展開を読めないようにすれば、
面白い読み物として成立するような気がする!(`・ω・´)ワイの考え!

117 :ぷぅぎゃああああああ :2021/11/30(火) 19:05:15.20 ID:8LY7iiR0.net
何故か一部が抜けた!
断定口調で書かれている為である!(`・ω・´)ノシ 熱燗を呑む!

118 :美世だが:2021/11/30(火) 20:12:51.90 ID:TP5BQk6E.net
テッシーは相変わらずシュールだな
一つだけ
アーモンド型と言った時に俺はアーモンドアイを想像した
女性の理想の形と言われるけどそうじゃなくてインカ帝国の金仮面の一つの特徴
なんか空から神が覗いてるのかなと想像した
全然違ったけどw
後はアーモンド型と言えばハーレーのタンクぐらいか

119 :美世だが:2021/11/30(火) 20:13:42.85 ID:TP5BQk6E.net
バイクね

120 :美世だが:2021/11/30(火) 20:14:29.67 ID:TP5BQk6E.net
懇願はちょと笑た

121 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 00:34:07.11 ID:apQs1jox.net
もうやんなった
やめるわ
みんな頑張って
ワイ杯楽しみにしてる

122 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 03:16:28.57 ID:+yrqJoY9.net
>>104
美しく上手い文章…それに状況がすぐに頭に浮かんできます
やっぱりこんな文章が書けてうらやましいです
読ませていただいて、ありがとうございます

>>107
ご、ごめんなさい
経済のリポートみたいな感じもしますが、でも勉強になりました

123 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/01(水) 06:48:04.77 ID:cevzaEZt.net
おはよう、諸君!

今年、最後の月に突入した!
イベントが目白押し! どこかではパーティー!
クリスマス関連に大晦日! 鬼滅の新しい話がスタート!
有料ではあるがボクシングの世界戦がある!
紅白歌合戦を観る者は少ないと思うが、BiSHが中々よい!
「beautifulさ」と「星が瞬く夜に」の二曲がワイのお気に入り!

あと十二月八日から第五十八回ワイスレ杯が始まる!(`・ω・´)書き始める前にコーヒーを淹れよう!

124 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 06:59:39.39 ID:925iW0p+.net
>>123
小説の話題は無いのか?
ワイスレ杯は内輪の喉自慢大会の話だしね

125 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 07:08:15.91 ID:gzhl54AX.net
>>123
死ね

126 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/01(水) 07:30:01.71 ID:cevzaEZt.net
はいはい、チャーシューチャーシュー!

さて、書くか!(`・ω・´)

127 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 07:34:39.25 ID:925iW0p+.net
チャーシューはお前だろ
お前の方が豚っぽい
ワイ豚と呼ばせてもらおう

先に幼稚なあだ名で貶めたのはそっちだからな

128 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 07:37:09.09 ID:XD9YASHo.net
>>127
はいはい、チャーシュー、チャーシュー

129 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 07:37:58.77 ID:925iW0p+.net
>>128
はいはい、子豚、子豚

130 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 09:53:09.08 ID:SWdSr8zU.net
―ご乗車ありがとうございました 拝島、拝島です。お忘れ物ないようお気をつけください
ここは昭島市だ。
一見何の変哲もない郊外の町。でもよく見てみると言い。
そこらじゅうアメリカ人向けの店がある。
そう、ここは別名アメリカ領東京。
ここは日本であって日本ではない。
東京の空を支配する異国の玄関なのである。
轟音が鳴り響く。
基地闘争は敗北し今や牙は抜かれた状態となっている。
そしてここに襲っているもうひとつの問題。

それが都市型限界過疎 つまり無人化だ!

『東京限界都市 序章』

131 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 10:00:20.18 ID:SWdSr8zU.net
作品B

「ねえ、私何のために生きて来たのかしら」
「さあ?」
「30年ローンで3000万円、片道2時間通勤の成れの果てがこれか」
男が手に持ってたのは完済の住宅ローン記録。
そしてもう一つ持ってるのが住宅嗄声額。なんと1円と書いてあった。無価値と言う事だ。
「これじゃあ、介護保険福祉施設に行けないな」
「あなた、ごめんね」
嗚咽が部屋に響く

ここは老人の徘徊が問題となる人口5万人のニュータウン、高齢化比率55%の限界都市千葉県春山市。
人生の最後に訪れる壮絶な物語が住民たちを襲う!

『首都限界都市 序章』

132 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 10:04:59.49 ID:SWdSr8zU.net
何が言いたいかって?
「戦わなきゃ、現実と」

そうだろう?もう東京から40km離れたら現実は「これ」なんだよ。
地方からこの国は滅びてるけどそれがとうとう首都40km圏に来たんだ。

133 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 10:05:04.57 ID:Jp3xmPVJ.net
チャーシューは悪口まで劣化コピーしかできないのか

134 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 10:15:48.82 ID:Jp3xmPVJ.net
おまえこそ現実と戦って働け

135 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 11:13:07.37 ID:925iW0p+.net
ワイ豚は働いていないぞ
働いているフリをしているだけ

136 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 11:15:22.93 ID:SWdSr8zU.net
日本で働くのはタダの馬鹿
この国で頑張るのはタダの馬鹿
この国でもがくのはタダの馬鹿

137 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 11:21:01.55 ID:SWdSr8zU.net
【CMソング】

君に愛 逃げるのは愛 勧める愛 労わる愛
移動の自由と 職業選択の自由
この国はもう無理 維持はもう無理
フリーダイヤル 日本終了

移民の事なら愛ライン

フリーダイヤル 日本終了

移住の事なら愛ライン

日本で働くのはタダの馬鹿
この国で頑張るのはタダの馬鹿
この国でもがくのはタダの馬鹿
この国に残るのはタダの馬鹿

君に愛 逃げるのは愛 勧める愛 労わる愛

移民の事なら愛ライン

138 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 11:46:37.94 ID:0+9/eAyN.net
そういうのはバーチャルスレでやれば?

139 :美世だが:2021/12/01(水) 12:02:26.03 ID:vF6a9QUs.net
よっしゃー!道路用地買収落札した!

140 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 15:47:41.90 ID:3ofPAf0R.net
そういうのは自スレ立ててやれば?

141 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 16:51:45.58 ID:apQs1jox.net
いいじゃん。一言報告くらいなら。

142 :美世だが:2021/12/01(水) 20:30:06.06 ID:pDC4BeQv.net
公共事業の入札合戦でも悲喜交々の物語は結構作れるんやで
戦国武将の駆け引きみたいな感じや
ホンマ鬼みたいなヤツばっかりやしな
かくいう俺も不本意ながら鬼みたいなヤツって思われてるしな

143 :美世だが:2021/12/01(水) 20:38:40.49 ID:pDC4BeQv.net
そんな俺だがれーなのオカンと姉に飲み会を通じた会見を求められてる
はっきり言ってやだwwww後ろめた過ぎるwwww
まあ、中卒だったあいつに家族がさんざん高校に行くことを進めたがガンとして聞かなかったのに
俺が学歴の大切さを切々と語ったら夜間学校に通うようになった
夜の仕事は一生涯は続けられない
ママという事業者になる覚悟と信念がないと絶対に食えない
いつかは年老いて人気は衰えると切々と教えた
最初会った時はおっぱい揉ませろこの野郎とか言って「なんだこのじじい」と思われてたらしいがなんとか友情を育んだ
出会った時は17歳だったらしい
そんときにおっぱい揉んでたら犯罪だよ

144 :美世だが:2021/12/01(水) 20:49:23.65 ID:pDC4BeQv.net
でも出会ってしばらくして年齢を聞いたら23だと言ってた
まあ大人びてたから疑わなかったんだ
でも今年酔っ払ったあいつがとんでもない事を言い出した
「お母さんと成人式の着物見に行くんだ」
ちょっと待てwwwwww
お前とっくに終わらしてんじゃねーのwwwww
と思って問い詰めたら20でしたwwwww
オレバカスwwwwww
そう言わないと相手にされないと思っただってwwwwww
もうやだwwww酔っぱらいwwww
まあそんなこんなで中卒だとも言ってたし親に高校行けって言われてたらしいから強制的にねじ込んだ
そんで夜の仕事も止めさせて自動車工場に行かせた
そしたらオカンから飲み会の打診wwww
親がいくら言ってもしなかった事をさせる男が見たいらしいwww
お姉もwwww
会いたくねぇ

145 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 21:17:31.01 ID:Jp3xmPVJ.net
これむっちゃ面白い!
https://kakuyomu.jp/works/16816700429277096285/episodes/16816700429277119569

146 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 21:18:21.80 ID:Jp3xmPVJ.net
書いたの俺だけど

147 :この名無しがすごい!:2021/12/01(水) 21:44:59.13 ID:3ofPAf0R.net
ビッチの姉ちゃんと母ちゃんが
そりゃ会いたくねえw

148 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 04:03:35.85 ID:LcfVWr5L.net
>>145
文章は上手いし発想もぶっ飛んでいて好感が持てるけど、イマイチ感情移入できなかったのが残念。
理由は、童貞おっさんに興味が湧かなかったから。二話までしか読んでないので、この先を読もうか読むまいか迷っている。
面白そうな予感もするし、読みたくないものを読まされそうな不安もあるし。
なので、気が向いたら読みます。

149 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 04:33:17.56 ID:JohwIwvk.net
>>148
あっざーっす!
こういうべきかわからんけどハピエンやで

150 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 05:01:26.83 ID:/KA6pH+5.net
>>145
華子とその友人の澄佳の会話で始まるが
机に突っ伏していたを想像するに学校の教室かもしれないが
二人がどこにいてどういう状況かまるで書いていないのでわからない
そういう描写を冒頭に入れたほうがいいな

第二話でおっさんの一人称に変わるのも気になるが別にそれいい
香華子の不思議な悩みは、まだまだ続きそうだったで終わりなのか?
なんかモヤモヤが続くw

151 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 05:06:28.85 ID:/KA6pH+5.net
>>145
ま、普通に長すぎだな
先を読みたくなるよう興味を持たす書き方になってないし、読のがしんどい
〇話から次の〇話に代わり際のクリフハンガーがうまくないからだ

クリフハンガーとは劇中で、「つづく」という場面で
次回に興味を持たせるように描くやり方

152 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 07:43:43.31 ID:bui1ou2e.net
>>148
>文章は上手いし発想もぶっ飛んでいて好感が持てるけど、

別に上手くもないし、ぶっ飛んでもいない
売り物にはならないでしょう

>イマイチ感情移入できなかったのが残念。
>理由は、童貞おっさんに興味が湧かなかったから。

正しいですね
若いイケメンにしたら女の子も興味を持ってくれるかも知れない

153 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 07:45:48.82 ID:bui1ou2e.net
童貞おっさんをヒーローにしたいのなら
こんな他力本願ではダメですね

154 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 07:46:24.45 ID:jcgRf6vD.net
>>130-131
>でもよく見てみると言い。
(変換ミス!)

>住宅嗄声額
(造語だろうか!)

物語が始まっていないので何も云うことはない!(`・ω・´)備忘録に近い!

155 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 07:50:07.94 ID:bui1ou2e.net
>>154
>物語が始まっていないので何も云うことはない!(`・ω・´)備忘録に近い!

依頼を募集してしているなら、何か言えよ
自分の無能を告白しているようなものだが

156 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 08:02:29.83 ID:jcgRf6vD.net
>>145
>橘香華子(たちばな・かけね)は机に突っ伏していた。
>友人である今井澄佳(いまい・すみか)が声をかける。
(カクヨムにはルビ機能があるので()で書く必要はない!)

>怪訝な顔をする澄佳に香華子は訴えた。
(こちらの名前が正しいのだろう!)

二人がいる場所は学校の教室なのだろうか!
塾の可能性もある! かなり描写が大雑把!

イマジナリーフレンドの設定には工夫が見られた!
妄想であってもおっさんは生きていて自由に動く!
悲惨な設定もあって自殺してしまう!
アイデアは悪くない! 三人称にしては描写が少ない!
故に二人のいる場所がはっきりしない! 時刻は夕方なのだろうか!
窓から西日が差し込むこともないので読者は想像で補うしかない!

一話を読んだワイの感想!(`・ω・´)文章がちょっと荒い!

157 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 08:05:14.34 ID:bui1ou2e.net
>>156
そういうことは自分がデビューできてから言えよ
ド素人ニートのくせして

158 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 08:08:29.44 ID:jcgRf6vD.net
チャーシューは無視して続きを書くとしよう!

今後もチャーシューは無駄な時間を過ごし、
貴重な時間を垂れ流しますように!(`― 人 ―´)チャーシューにとって人生とは屠殺場なのだろう!

159 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 08:09:17.80 ID:bui1ou2e.net
お前、リーマンの最初の出版作のシズクを買いに行く時、ド緊張していたよな
何かお前にとって、一大イベントみたいな感じだったわ
お前にとって、特別なことだったからだろうね

160 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 08:12:59.81 ID:bui1ou2e.net
>>158
> 今後もワイ豚は無駄な時間を過ごし、
> 貴重な時間を垂れ流しますように!(`― 人 ―´)ワイ豚にとって人生とは屠殺場なのだろう!

プロがこんなスレをやること自体時間と労力の無駄遣いだろ

161 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 08:42:15.80 ID:q+wol9oy.net
「食品アウトレット法を制定します」
「賞味期限切れ商品でもアウトレット店舗で販売する義務を発生させます」
「これにより食品ロスは削減され、同時にエンゲル係数を大幅に抑え込みます」

そこは異常な世界であった。缶ジュース20円、ソース100円、冷凍食品130円
定価の75%も引いていたのであった。
多少味は落ちるが食えないことは無い。
こうして日本人はまたしてもデフレの道を選んだ。
入店時にICカードをかざして入店。ICカードは「健康被害に一切意義申し立てをしない」という契約を自動的に交わすものであった。

安くて便利、その代償はワーキングプアーの増大で逢った。
たしかにこれなら国民年金のみの生活者でも生命を維持できる。
が所得を上げなくていいのか。

「違う、そうじゃない」

162 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 08:47:36.23 ID:bui1ou2e.net
>>161
何で加工食品の話ばかりなの?
自炊すれば材料費の三割程度で済む

163 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 08:54:21.74 ID:bui1ou2e.net
フードロスの内訳を見ると
卸しと小売合わせて14%程度
家庭のロスが46%を閉める
(平成30年度推計)

164 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 09:10:19.21 ID:jcgRf6vD.net
>>161
これも前と同じで断定口調!
読者が想像する余地がない! 粗筋に近い!
食品アウトレット法が根付いた世界に登場人物を出す!
入店の際にICカードを提示! 異様に安い品々を見て歩く!
それらの様子を描きながら、その世界の情報を小出しにしていけば小説に見える!

もう少し思い付いたアイデアを大切に扱って貰いたい!(`・ω・´)ノシ 執筆に戻る!

165 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 09:15:23.41 ID:bui1ou2e.net
>>164
素人がエラそうな顔すんなよ

166 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 14:19:22.50 ID:jcgRf6vD.net
チャーシューは自分の時間をドブに捨てるのが上手い!

さて、出掛けるか!(`・ω・´)

167 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 14:27:19.94 ID:bui1ou2e.net
ド素人ニートのワイ豚は自分の時間をドブに捨てるのが上手い!
プロは、こんな無意味なスレに労力を裂いたりしない

168 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 15:22:32.04 ID:jcgRf6vD.net
銀行で用事は済ませた!

さて、続きを書くとしよう!(`・ω・´)

169 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 17:09:10.84 ID:jcgRf6vD.net
そうだ、カレーを作ろう!(`・ω・´) ピコーン!

170 :この名無しがすごい!:2021/12/02(木) 20:02:28.65 ID:/KA6pH+5.net
彼女がいたんじゃなかったん?自宅まで来て作ってくれないんか?

171 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/02(木) 21:08:51.20 ID:jcgRf6vD.net
彼女はいるが料理を作って貰おうとは思わない!
彼女は調理師免許を持ち、ホテルでのパティシエの経験を持つ!
バナナケーキが流行った時には作って貰った! 甘いものが苦手なワイでも美味しく食べられた!
普通の料理ではワイの方が上をゆく! 特に和食は彼女に食べさせる側となる!

お腹パンパン!(`・ω・´)赤ワインを飲みながらゆるゆると過ごす!

172 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/03(金) 05:57:28.45 ID:yMUKsFKg.net
おはよう、諸君!

寒さで震える!
部屋の温度は二℃!
天気予報によるとマイナス三℃だと!
庭の池が凍っているのでは!

取り敢えずコーヒーを淹れる!(`・ω・´)

173 :この名無しがすごい!:2021/12/03(金) 09:04:30.34 ID:ysFNnjKk.net
50歳前後になって家族もなく、彼女がいるという妄想も哀しいものがあるな

174 :しゅーなな :2021/12/03(金) 16:54:58.60 ID:LitPoSHQ.net
ちょっと聞いて下さいよワイさんよ
ブクマ5から始まった魔法少女ものが十九話時点でブクマ130までいったんすよ。
26倍ですよ。凄いでしょ。
俺のワイスレ杯優勝オッズ並みだねってか。がはは。
ワイスレ杯が気になって更新が遅くなりがちな者でした。

175 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/03(金) 17:58:05.29 ID:yMUKsFKg.net
ほう、なかなか!

ワイは今から精米を始める!
今日もカレーなのでオニオンスープを作る!(`・ω・´)

176 :この名無しがすごい!:2021/12/03(金) 18:24:27.50 ID:tRbGs0PU.net
>>174
おめでとぅーす

177 :しゅーなな :2021/12/03(金) 19:02:01.09 ID:U7kCda3D.net
>>176
あざーす!

178 :エイト デイズ ア ウィーク :2021/12/03(金) 19:11:14.96 ID:dTfEzWhQ.net
>>174
おめでとう! 嬉しいよな!

179 :しゅーなな :2021/12/03(金) 19:32:39.44 ID:U7kCda3D.net
>>178
あら名前にかけてくださるなんて嬉しいわ。ビクンビクン。
QUEENにもインオンリーセブンデイズという曲があったのを思い出しました。

180 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 05:08:26.96 ID:cLO5a6Ao.net
>>172
すげー過疎ってるな
美世がいないとこんなもんか

181 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 06:31:47.88 ID:dc7qavnv.net
おはようございます!
こちら何点ですか?
アドバイス頂けたら幸いです。

https://kakuyomu.jp/works/16816700429212351964

182 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/04(土) 07:47:33.41 ID:fOzROd6L.net
>>181
第1話
>上と言っても、塔の半分に達する者さえ
>いない。
(妙なところで改行されていた! ミスの類いだろうか!)

文章の味にも思えるが断片的な書き方に思えた!
一文が短く、切り替わりが早い! 何やら内容に深い悲しみを孕んでいることもあり、
淡々とした書き方を通しているのだろうか!

第2話
>三日三晩が過ぎようとしてる。
(している、だろうか!)

第3話
コピペミスなのだろうか!
行頭一字下げが行われていない箇所があった!

話としてはぼんやりしている!
古い塔があり、そこに老人が住んでいた!
名のない怪物の目的がよくわからない!
弟子が老人の知識を頼りに足を運ぶ! だが取り合わない!
知識を出し惜しむ理由はあるのだろうか! 巻き添えを避ける為のようにも思えるが、
結局は王と同じように弟子は身体を乗っ取られて絶命した!

内容を単純に考えると名のない怪物は世界の脅威となった!
老人を含んだ者達が戦いを挑み、痛み分けとなる!
生き残った老人はやがて復讐に訪れる名のない怪物を一人、
待ち受ける為に塔へ籠った! 最小限の被害に留める!
竜の役割は何なのだろう! 脱出の手段にはなった!
短い中に書きたいことが多く、全体が薄くなった印象を受ける!

雰囲気のある長い小説の一場面に思えた69点!(`・ω・´)竜と老人の生活の場面が一番心に残った!

183 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 08:52:18.69 ID:0q+2VP17.net
>>181
すごく良かったです。
これが69点って、ちょっと厳しすぎない?
長編の一場面に思えたのは同感。短編と捉えると、中盤で無駄な描写が多いように思えた。長編用の書き方に見える。

あと冒頭で、ちょっとだけ気になったところ。
・1行目
塔の形様が一行で示されていて、とても良いです。
・4行目、5行目
「ほとんど」が続いている。同じ言葉が繰り返されるとなんとなく稚拙に見えます。
・五百人余りの人が住んでいた。
一度外部の描写になっていたので、人は塔の周囲に住んでいると思った。「家系の古い者は上に住み、」で、あれ、中なのかと。

184 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 09:29:11.71 ID:dc7qavnv.net
>>182
ご丁寧な指摘と添削ありがとうございます。収穫が多くとても助かります。

185 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 09:36:19.69 ID:dc7qavnv.net
>>183

ご指摘ありがとうございます。とても分かりやすいです。早速修正してみます。

素材が、長編規格の物になってしまった感は否めないですね。もう一度、構成を見直してみます。
さっきの方もそうですが、とても親切な意見で感動してます

186 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/04(土) 13:32:39.46 ID:fOzROd6L.net
>>184
ワイが思うことを少し語る!

雲を突き抜けるような巨大な塔が物語に必要なのだろうか!
世界の脅威に成り得る、名のない怪物は物語を盛り上げる要素になるのか!
使い捨ての駒のような弟子は本当に必要な人物だったのか!
竜と老人の関係は良かった! 読後も心に好印象として残った!
そこでワイは考えた! 殺伐とした世界観は対比の為に残し、
竜と老人の交友を中心に据えた物語にすればいいと!

塔の残骸の中で老人はひっそりと過ごしていた! 先の大戦で仲間は天に召され、
特に目的もなく惰性で生きていた! そこに傷ついた竜が現れる! 幼竜で瀕死の重傷を負っていた!
消えゆく命を目の当たりにして少し興味が湧く! 治療を施し、様子を見ることにした!
竜は命を取り留め、老人に懐く! そこから竜と老人の心温まる生活が始まる!
ただし命の長さに違いがあり、老人は日に日に弱っていく! 記憶の混濁が見られ、華々しい過去や戦歴を披露してもいいだろう!
最後は虫の息の状態となり、竜は最期を看取る! 老人の亡骸を埋めていつまでも離れなかった!

竜と老人を読んでワイが思った内容である!
参考程度にとどめた方がよい!(`・ω・´)ノシ ちょっと出かける!

187 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 14:22:54.12 ID:kqw66mEA.net
>>181
他の人が指摘していない事柄だけを述べてみる
塔の描写が甘い。この背景、世界観の構築として必要なので
塔だけではなく塔の周りの状況ももっと丹念に魅力的に描いてほしい。
さらにはサラスとウィルの描写も足りないと思う。
そういった感じで、全体に描写が足りていない印象。
読んでいるだけで読者の頭に画が浮かぶような描写を望みたい。
この内容の作品に魅力的な描写要素が加われば、化けると思う。

188 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 14:27:21.27 ID:kqw66mEA.net
この手の、現実には存在しない世界の物語を構築する場合
一般の現実の物語に比べ、見た目のすべてを一からくどいくらいに丹念に
魅力的に描写をしたほうがいいと思うのです
その描写力で作者の筆力がわかるというものですので参考に

189 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 14:39:30.57 ID:kqw66mEA.net
塔にしても、石でできているのか、煉瓦で積み上げられているのか
なんでできているのか何も書かれていないのでわからない
>何千もの階段と、無限と思える数の扉
としているが
「無限と思える数」の扉なのに、階段はなぜ「何千もの」にしているのか?
無限と思える階段に、無数の扉でいいのではないのか?とか
その階段にしろ、扉にしろ何で出来ているかもわからない
作者の頭の中では画になっているのだろうけど
こういう絵空事の世界を作り上げるなら
それを文字にしないと
たとえば、石で積み上げられた階段とか、鉄製の重い扉が、とか

繰り返しになるが、現実の世界の話と違い
こういう空想世界のファンタジーの世界を構築して書くなら
ディテールを描写しないと
その巧みさで、上手い上手くないが問われる話だと思います

190 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:01:12.58 ID:0q+2VP17.net
>>189
言いたいことは理解できるけど、それも長編か短編かで分かれるところだと思うな。
長編なら、偏執的なほど詳細な描写によって世界観を確立するのは有効な手法だと思う。
でも短編の場合は、テーマを明確にすることが必要。
物語の中で塔が重要な役割を果たすなら、塔の描写は重要だけど、そうでないなら逆に力を入れ過ぎない方がいい。
本作の場合、むしろ重要そうな主体がいくつもあって、どれがメインなのかよく分らなくなっている。そこが長編ぽいと感じる要因の一つでもある。
まあご指摘の通り石か煉瓦か(まさか木造ではないだろう)、階段の数については明確にした方が良いと思うけど。
事細かに描写するというよりも、鮮明にするという観点ではないでしょうか。

191 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:13:51.77 ID:kqw66mEA.net
せめて丸い塔なのか四角いのか、バベルの塔みたいなのか
そのあたりくらい、ちと描写してほしい

192 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:20:58.25 ID:kqw66mEA.net
で、登場人物たちも
ところどころに描写はあるものの
おそらく指輪物語等のファンタジー世界の衣装や見た目をしてるのだろうと想像はするのだが
そこらの描写がこの手の作品の肝じゃないかと
想像通りなのかよくわからない
三話で描けないなら、描写に割いて章を増やせばいい

自分がこのようなファンタジー世界の物語を読む場合、
かなりの割合でそういう描写の妙を愉しむものなので
でもまあ好みの問題なのかな?

193 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:21:10.21 ID:0q+2VP17.net
>>191
たしかに。

194 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:46:46.18 ID:dc7qavnv.net
皆さんアドバイス感謝します。
全部目を通させていただいてます。
今回は、一万文字の中でいかに表現するかに焦点を当てて、無駄な要素と足りない要素の調整をします。
反映しきれない部分は、次回の創作の時に意識して取り組みたいと思います。

195 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:48:25.23 ID:dc7qavnv.net
個別に返事をしたかったのですが、規制されてしまって書き込めませんでした。
詳しく教えていただいて凄く勉強になってます。

196 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:52:22.92 ID:kqw66mEA.net
頑張ってくださいね

197 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 15:53:48.56 ID:dc7qavnv.net
>>196
ありがとうございます!

198 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 16:53:12.49 ID:kbiztgAS.net
>>186
死ね
絶対に許さないから

199 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/04(土) 17:21:36.83 ID:fOzROd6L.net
只今、帰宅!

今日の執筆は止めて熱燗を呑む!(`・ω・´)程よい寒さ!

200 :193:2021/12/04(土) 17:24:15.69 ID:7QgRs9pr.net
では参考までに、というかあまり関係ないけど。
以前書いた作品でこのような建物を登場させました。
この文章で建物の形がちゃんとイメージ出来るか、ご意見下さい。
誰でもいいので。

 その建物は、実に奇妙な形をしていた。
 高さは三階建ほど。窓はなく、全体が黒い板壁で覆われている。
 一見するとただの古びた御堂のようだが、じっと見つめているうちに何とも言い難い違和感を憶えてくる。
 真っ直ぐ建っているように見えて、傾いているようにも見え、二階建てなのか三階建なのか、あるいはもっと多いのかもよく判らない。何を思って設計したのかと、ただ見ているだけで不安を掻き立てられてしまう。
 だが『田螺堂』という名を聞けば、誰もがすぐに納得する。その名の通り、その建物は巨大な田螺のような形状をしていた。
 傾いて見えるのも、階層がはっきりしないのも、建物全体が渦を巻くような形状をしているせいだった。
 この堂は中が螺旋状の通路になっている。訪れた者は坂道のような廊下をぐるぐると登って最上階へと向かい、登り切ると今度は反対回りにぐるぐると降りて裏口から外に出る。
 しかも登りと下りは別の道で、途中で人がすれ違うことはない。つまり二重螺旋の構造になっているのだ。
 ここを通る内に、厄や魔を螺旋に絡め捕り祓う、それが田螺堂だ。

201 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/04(土) 17:29:43.98 ID:fOzROd6L.net
>>200
既視感がある!
人が亡くなる話ではないだろうか!(`・ω・´)

202 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/04(土) 17:36:02.58 ID:fOzROd6L.net
>>200
改めて読むと一人称のような文章に思える!
最初は三階建の御堂! 注視していると階数がわからなくなる!
長方形のイメージが崩れて形状まで変わってくる!
最後はタニシとなる! 同じ建物がここまで変化するものなのだろうか!

不安定な書き方は内容と合っているが!(`・ω・´)

203 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 17:53:15.47 ID:7QgRs9pr.net
>>201
ワイ杯に出したやつですので。

>>202
正解は「さざえ堂」でググってみて下さい。
実物が出てきます。
白虎隊で有名な福島会津若松の飯盛山に、本当にあるんです。
このさざえ堂には実際に行ったことがあるのですが、現物を目の当たりにしてとんでもない異世界感と作った人の狂気を感じました。
それをなんとかして文章化したかったのです。

204 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 18:32:13.30 ID:kqw66mEA.net
>>199
>熱燗を呑む

厳密にいえば、「熱燗にして飲む(呑む)」か「熱燗で飲む(呑む)」が正しい
熱燗を呑むは間違い

205 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 18:44:18.19 ID:7QgRs9pr.net
>>204
「熱燗」も「冷や」も目的語の省略による名詞用法だバカタレ。

206 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 18:45:02.35 ID:kqw66mEA.net
>>200
いいと思う。が、しいて言うなら一ヶ所だけ

>じっと見つめているうちに何とも言い難い違和感を憶えてくる。

じっと見つめているうちじゃなく、
「一見して違和感をおぼえる。じっと見つめているうちに
何とも言い難い不安感に襲われる」のほうが適切かな?と

それと、不安を掻き立てられる、よりかは
「不安を一層掻き立てられる」か「不安で落ち着かない気分を掻き立てられる」が望ましいかと思う

207 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 18:46:16.98 ID:kqw66mEA.net
>>205
間違い

208 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 18:52:11.41 ID:7QgRs9pr.net
>>206
「不安を一層掻き立てられる」
うん、いいね。

「一見して違和感をおぼえる。じっと見つめているうちに
何とも言い難い不安感に襲われる」
ちょっとくどい。というか重複っぽい。

「不安で落ち着かない気分を掻き立てられる」
これは明らかに重複だよ。あかん。

ともあれ、ありがとう。
参考にさせてもらう。

209 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 18:59:12.85 ID:kqw66mEA.net
言い方が悪かったかな
指摘したかった点は

>じっと見つめているうちに何とも言い難い違和感を憶えてくる

そのすぐあとに

>ただ見ているだけで不安を掻き立てられてしまう。

としてるが「じっと見つめているうちに」「ただ見ているだけで」が繰り返しになっているので
最初のほうは「一見して違和感を憶える」にして
あとのほうを
「じっと見つめているうちに何とも言い難い不安感に襲われる」にするか
「ただ見ているだけで不安を一層掻き立てられる」
くらいにしては?と

210 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:01:55.67 ID:wWtQL+A3.net
>「不安を一層掻き立てられる」

いわゆる紋切り型って文章だね
オリジナルの方がいいと思うよ

211 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:13:28.93 ID:7QgRs9pr.net
>「じっと見つめているうちに」「ただ見ているだけで」が繰り返しになっているので
なるほど。間を空けたつもりだったけど、まだ繰り返しに見えるか。
でも「一見して違和感を憶え」てしまったらその後の盛り上がりのない平坦な表現になってしまわないか?
初見では普通に見えるけど、じっと見つめているうちに違和感が増してしまいに精神まで不安定になってくるというイメージを表現したかったのだけど。
よかったら「さざえ堂」の画像を見て、君なりの感想を聞かせてくれないかな。
写真だけでも不気味だけど、現物を下から見上げたりすると違和感ハンパないぞ。
中はもっとすごい。最上階なんか鬼滅の無限城みたいだ。

212 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:17:57.17 ID:7QgRs9pr.net
>>210
そうですか、ありがとう。

213 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:27:56.77 ID:kqw66mEA.net
「一見して違和感を憶え」で所見の感想
それが見ているうちに、不安感が増していく堂ってのはいい描写の流れだと個人的には思うが
まあ、作者の考えもあるから押しつけはしません
しいて言えば、こういう書き方もあるけどどう?_ってところです

214 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:39:13.12 ID:7QgRs9pr.net
>>213
参考にさせてもらいます。
それより、さざえ堂の写真見た? 動画もあったからぜひそっちも見て欲しい。
でもって感想が欲しい。
俺の文章よりもむしろ、他の人があれをどう表現するのかの方が興味ある。

215 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:49:25.08 ID:kqw66mEA.net
さざえ堂の画像は見ました
ゲゲゲの鬼太郎に出て来そうな感じがしました
妖怪城って感じ

216 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:58:35.56 ID:dly/4K61.net
>>214
 >一見するとただの古びた御堂のようだが、じっと見つめているうちに何とも言い難い違和感を憶えてくる。 
 真っ直ぐ建っているように見えて、傾いているようにも見え、二階建てなのか三階建なのか、あるいはもっと多いのかもよく判らない。何を思って設計したのかと、ただ見ているだけで不安を掻き立てられてしまう

 一見するとただの古びた御堂のようだが、凝らして見るうちに、何とも言い得ぬ違和感が心の内に増してくるのを覚えた。
 真っ直ぐに建っているようでいて、傾いているようにも思え、二層なのか三層なのか、あるいはもっと多いのかも判然としない。何より、この建物の目的の不明瞭さが、得体の知れない不安を掻き立てる。
目を逸らせば魔のようなものに襲われるのかもしれない。かといって凝らし続けていれば——底の知れぬ魔に取り込まれてしまうのかもしれない。
 少し大袈裟にいえば、そんなジレンマに、私は立ち尽くしてしまった。

217 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 19:59:42.37 ID:7QgRs9pr.net
>>215
でしょ?
この世のものとは思えないよね。

218 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 20:12:23.64 ID:7QgRs9pr.net
>>216
ほほう、古風で良い感じ。
でも出来れば細かいアレンジじゃなくて、もっとあからさまな改変かオリジナルの文章が読みたい。

219 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 21:19:56.53 ID:kqw66mEA.net
そもそも、画像を見ると
一見するとただの古びた御堂のようではなく
一見して、ただの古びた御堂ではなく、これはピサの斜塔をはるかに超えたような
もしくは、九龍城のそれと似た、ただならぬ妖気すら感じるのよ

220 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 22:33:45.81 ID:RjiBvX+X.net
 二重螺旋?
 フランスのシャンボール城にあるような、あの二重螺旋か?
 螺旋階段が上下に二重に螺旋を描き、下りる者と上がる者がすれ違うことなのない構造。シャンボール城で貴婦人達が顔を合わすことなく登り下りしたという二重螺旋。
 そんなものが日本にもあるのか。私は掲示板の文章に目をみはった。
 画像を検索してみると、そこにあったのは古色蒼然とした御堂であった。
 画像だけから判別すると、屋根は六角形。それに沿って壁も六面から成っているようだ。屋根以外は木造りで、いにしえが漂ってくる年季の入り方だった。高さは二十メートルはないようだ。
 だがこれは、何階建てなのか? 色褪せた木板の壁を三層の庇と側板が斜めにぐるりと巻き、天へと昇っていくような錯覚を覚える。
 錯覚と言えば、この御堂は果たしてまっすぐに建っているのか? 見つめると、これまた目が錯綜し、斜めにかしいているように見える。
 掲示板に書き込まれた言葉。魔のような、妖怪城のような、不安を掻き立てられるような。そんな言葉たちに納得し、頷く。

 だが、しかし、かしいだようなその御堂に、私はある熱も残されているのを感じずにはいられなかった。
 この珍しい二重螺旋の御堂を造り上げた職人の熱を。類の無い建築を手がけた職人の熱を。難しさゆえに実際にかしいてしまったのか。その歪みさえも愛おしくなる作り手の熱を。

 シャンボール城の二重螺旋はレオナルド・ダ・ヴィンチが関わっているという。世界の西の叡智が東に伝わってきたのかはわからない。けれど、そこにあるのは新しいものを作り出す人間の熱だ。

 栄螺堂の画像を見ながら、私は当時の職人たちの苦闘と希望に思いを馳せる。
 この思いがけない感慨を与えてくれた掲示板と人々に感謝する。
 パソコンの電源を落とす前にこう書き込む。
 ありがとう。おやすみ。

221 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 22:36:00.97 ID:RjiBvX+X.net
三行目
すれ違うことなのない→すれ違うことのない

222 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 23:05:47.78 ID:7QgRs9pr.net
ほほー、そうきましたか。
その視点はなかったなー。
職人かー。俺が職人だったら、そんなの作れって言った坊主の首絞めてるな。

なんか楽しい。もっと他の人のも読みたい。

223 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 23:10:26.89 ID:wWtQL+A3.net
アレだけ鉛筆入れたんだからエンピツ君がすごいの書くんじゃない?
期待してるよw

224 :この名無しがすごい!:2021/12/04(土) 23:53:55.38 ID:lwqhTbID.net
二百年前以上に建立されたさざえ堂の歴史は寡聞にして知らないけれど、その比類なき異様な外見はどの時代の人間が見ても斬新と思うに違いない。
上りと下りが一本の通路で繋がっているという独特の螺旋構造は、外見にも表れ、見上げる人たちの目には階層がずれているという錯覚をおこさせる。
まるで多方からの視点をひとつの画面に描いたピカソの絵画のよう。
恐らく創造者も捻くれ者であったに違いないと思っていたらもう寝る時間なのであった。

225 :美世だが:2021/12/05(日) 00:02:24.59 ID:h75oAl19.net
こっちか?

226 :美世だが:2021/12/05(日) 00:25:39.79 ID:h75oAl19.net
珍獣のおっちゃん来ました
今日はね、ミジンコの話をしよう
ミジンコ知ってるよね小学校で習うヤツ
あれなんで教科書に載ってるんだろう
微細な生物なら他にもいっぱいいるのに
まあそのミジンコの豆知識なんだがミジンコの餌が売ってるwwwwww
ちょwwwww
ミジンコが餌じゃねーのかよwwww
いいえミジンコの餌ですwwwww
メダカとか熱帯魚の餌で乾燥ミジンコ売ってるの知ってる?
知ってる人も知らない人もいると思うんだが売ってるんだよ
ホームセンターとかでも売ってるんだよ
でもそうじゃなくてミジンコの餌を売ってるんだよ
ミジンコを育てる餌なんだ
容量6リットルwwwwww
おまwwwwwうぇうぇ
ミジンコなのにwwwwww
6リットルwwwww
材料なんだと思う?
鶏糞wwwww
しかも発酵してない生鶏糞wwwww
生ビールかよwwwww
発酵鶏糞売ってるだろ?園芸店で
あれじゃだめなんだよ
なんでかって言うと
アンモニアが食料wwwwww
ちょwwwww
スカトロちっくだなあおいwwwww
プランクトンの研究家が首を捻るwwwww
でも意外に美食家な一面もあるんだ
クロレラが大好きwwwww
お金かかっちゃうよwwwww
一気にエンゲル係数上がったwwwww
鶏糞からクロレラのギャップwwwww
それだけじゃないんだよ
ユーグレナも大好きwwwww
肥育槽にミジンコが混入したらどっちも全滅だってwwww
製造会社の研究員が言ってたwwwww
こっぱミジンコだってやかましわwwwww

227 :美世だが:2021/12/05(日) 00:34:29.49 ID:h75oAl19.net
昨夜さ
れーなの姉ちゃんの男見物に付き合って飲みに行ったんだ
まあ俺の評価はわかんないんだけど姉ちゃんめっさ綺麗だった
れーなが俺に年齢詐称してたのは姉ちゃんの年齢だったのも白状した
で、どっちが好み?って聞くから正直姉ちゃんって答えたらシバかれた
オカンにも会見のオファーが入ってるから期待値大なんだけど
オカン口説いたら殺すって言われたわ

228 :美世だが:2021/12/05(日) 00:52:17.16 ID:h75oAl19.net
れーなを学校に行かせて昼間の仕事をするように説得したんだが
にーちゃんねーちゃんおとんおかんがどんだけ言ってもダメだったのにそれをやらせた男はどんなヤツだって話題になってるらしい

229 :美世だが:2021/12/05(日) 00:55:42.19 ID:h75oAl19.net
もう仕事嫌だ辞めるって泣きながら電話してきた時ももうちょい辛抱せえって言ったんだが
それもオカンとお姉に報告してたwww

230 :美世だが:2021/12/05(日) 01:00:09.82 ID:h75oAl19.net
辞めるにしても次の履歴書に書いて恥ずかしくない期間勤めあげろ
給料の中から生活費入れて両親を安心させろ
余った金を貯めてルイヴィトン買えとかあらゆる口舌を使って思い止まらせたわ

231 :美世だが:2021/12/05(日) 02:42:34.09 ID:h75oAl19.net
俺が釣り好きって知ってる人はどれぐらいいるだろうか
知らんがなって言う人が殆どだろう
けどサーファーっているだろ?
あいつらと釣り師に共通する事実
毒魚に刺されたらヤバイwwww
サーファーはね
エイが沿岸に来てる時期によくやってるんだよ
エイって尻尾にトゲがあって攻撃されたらそれで刺すんだよ
サーファーにエイを攻撃する意図は無いんだけど踏んじゃうんだ
で、大体足首付近を刺されちゃうんだがこれが重傷化しちゃう人は重傷化しちゃう

232 :美世だが:2021/12/05(日) 02:48:17.83 ID:h75oAl19.net
けどあの毒って解毒する事ができるんだ
その方法がね
入浴剤の旅の温泉草津の湯wwwww
ちょwwwwww
いや体にいいのは知ってるけどwwwww
なぜ草津の湯wwww
一度はおいでってかwwww

233 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/05(日) 04:17:42.10 ID:iCinDEqn.net
チョイナチョイナでおはよう諸君!

今日は早くに書き始めて午後から出かける!
ワイスレ杯は三日後! お題はまだ考えていない!
時事ネタにするのか! 以前に行ったタイトルから物語を作るのか!

自身の閃きに期待しつつコーヒーを淹れる!(`・ω・´)

234 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 06:59:14.49 ID:LRWxKpme.net
>>181
自分だけわかっていて、読者のことが考慮されていない
上手く見せようと背伸びした文章
音読してごらん、気持ち良く読めないでしょ
まあ、プロは無理ですね
趣味で書くなら別に良い

235 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 07:04:47.22 ID:LRWxKpme.net
>>200
>その建物は、実に奇妙な形をしていた。
ではなく

>その建物は巨大な田螺のような形状をしていた。

ここから入った方が良い
途中でこう書くのなら
それが読者ファーストというもの

236 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/05(日) 07:14:40.90 ID:iCinDEqn.net
オニオンスープの残りを使ってグラタンにしよう!

さて、やるか!(`・ω・´)

237 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 07:15:18.38 ID:LRWxKpme.net
回りくどい表現で読者を引っ張るのは簡単ではない
本当に筆力がないとやれないこと

回りくどい=高度と勘違いしているのではないか?

238 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 07:16:33.35 ID:LRWxKpme.net
>>236
貧乏自慢は悲しくなるから、もういいわ

239 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/05(日) 07:20:48.25 ID:iCinDEqn.net
間引き菜の大根をアクセントで加える!
コーヒーはブラジルにするか!
足りない分はライ麦パン!

三日後に開催されるワイスレ杯!
選外が指定席のチャーシューに光は当たるのか!
そんなことよりもグラタンを作らねば!(`・ω・´)ノシ

240 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 07:38:53.76 ID:LRWxKpme.net
>>239
貧乏生活の報告は要らない、悲しくなるから

241 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 09:34:50.26 ID:K8WG59je.net
>>240
妹にお金を集ろうとしてたお前より間違いなくお金持ってるだろ
今は誰におんぶにだっこなん?

242 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 10:24:36.54 ID:4Oa3PJRK.net
>>232
入浴剤が効くんじゃなくてお湯が痛みに効いてる
エイの毒は不安定なタンパク質だからお湯に溶け出すことで痛みが引くわけ
草津の湯だろうが別府の湯だろうが関係ない
これ実証実験済な

243 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 11:07:53.91 ID:7eLk9igm.net
>>235
[奇妙な形をしていた]から入るのは悪くない
読者はそこで、奇妙な形とはどんなものだろう?と興味を抱き、先を読みたくなるから

244 :美世だが:2021/12/05(日) 11:49:38.11 ID:h75oAl19.net
>>242
話を面白くしようとしたのにwwww
魚の毒はタンパク質が多いんだが
それを解毒するには熱が有効
42度以上のお湯に漬かるんだ
これはサーファーでは常識
流れ出るんじゃなくて毒自体を無効化するんだ
けどやり過ぎると自分も火傷しちゃうのでギリギリの選択
タンパク質ってのはアミノ酸が数珠繋ぎになってる高分子なんだがこのバランスを崩すのが42度
温泉たまごの状態だな
毒を温泉たまごにして無効化
このゆで卵がねえ(坂東英二)ってやかましわwwww

245 :美世だが:2021/12/05(日) 11:55:05.76 ID:h75oAl19.net
ちなみにタンパク質を破壊するのはレモンとかレンネットとかマグネシウムイオンでもいい
けど刺された穴から注入とかできんだろ?
だから熱で破壊するのがいちばん現実的

246 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 12:00:33.89 ID:4Oa3PJRK.net
>>244
>話を面白くしようとしたのに

ああ、わるいわるい
金属は神が作ったとか言い出すくらいだから知らないのかと思ってさw

247 :美世だが:2021/12/05(日) 12:03:20.83 ID:h75oAl19.net
かんなに会いに行ってくる

248 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 12:04:21.64 ID:4Oa3PJRK.net
>>247
そいつもびっち?

249 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/05(日) 12:11:39.69 ID:iCinDEqn.net
びっちびっちちゃぷちゃぷらんらんらん!

蕎麦を茹でる!(`・ω・´)

250 :美世だが:2021/12/05(日) 12:29:17.48 ID:DSc6A8uf.net
人付き合いができない人間は人を選ぶ方法を知らないし
権利もない
けど俺は選択肢を知っていて権利も持ってる
よってビッチを選ばない

251 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/05(日) 12:41:58.52 ID:iCinDEqn.net
出かける!
程々の寒さなのでダウンジャケットで完全防備!(`・ω・´)

252 :美世だが:2021/12/05(日) 12:58:11.68 ID:DSc6A8uf.net
人の知り合いを侮辱する事の危険性について学ぶべきだ

253 :美世だが:2021/12/05(日) 13:00:59.72 ID:DSc6A8uf.net
自分の責任において批判されるのは我慢できても
身近な人間を批判されたら激切れする事もあるぞ

254 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 13:05:43.78 ID:4Oa3PJRK.net
>>252
おいおい、その前に5ちゃんに写真を晒す危険性について学んだほうがいいぞw

255 :美世だが:2021/12/05(日) 13:08:48.92 ID:DSc6A8uf.net
ベクトル的に決定的欠損部分があるから大丈夫だ

256 :美世だが:2021/12/05(日) 13:09:26.77 ID:DSc6A8uf.net
追跡しようとしてもできない

257 :美世だが:2021/12/05(日) 13:12:52.82 ID:DSc6A8uf.net
まあ追跡成功したとして炎上すんの?
俺で

258 :美世だが:2021/12/05(日) 13:14:03.63 ID:DSc6A8uf.net
女もアイドルとかじゃないよ
可愛いけど

259 :美世だが:2021/12/05(日) 13:15:08.12 ID:DSc6A8uf.net
あ、かんな来た

260 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 13:17:15.96 ID:4Oa3PJRK.net
>>255
SNSに犯人として貼られたら勝手に拡散して特定されるからベクトルとか関係ないな

261 :美世だが:2021/12/05(日) 13:21:52.73 ID:DSc6A8uf.net
いきなりトイレ行ったwwwww
まあ拡散されるならそれもいいか
悪い事はしてないからなんもおもんないしなwwww
大衆は悪いことしてるヤツが知りたいんやろwwww

262 :美世だが:2021/12/05(日) 13:22:54.69 ID:DSc6A8uf.net
あ、悪い事はしてるけどわかりにくい悪い事なんや

263 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 13:33:03.14 ID:0+xKmzLg.net
れーなのお店までは追跡できたぞ
男のファン多そうだから、男を誘ってるLINE画面をSNSに投下されたらかわいそうなことになるなと思って見てた

264 :美世だが:2021/12/05(日) 13:33:27.69 ID:DSc6A8uf.net
例えばさ
議員と結び付いてますとか
検察が必死で調べても立件難しいし
手柄にもならんから興味なし
それぐらいの小悪党や

265 :美世だが:2021/12/05(日) 13:34:54.11 ID:DSc6A8uf.net
>>263
じゃあ俺まで追跡してこい

266 :美世だが:2021/12/05(日) 13:36:17.36 ID:DSc6A8uf.net
殆どネットに出ないから無理だと思うけどな

267 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 13:37:38.96 ID:0+xKmzLg.net
>>265
おっさんまで届く必要ないだろ
女だけが標的になるパターンが想像できんの?

268 :美世だが:2021/12/05(日) 13:38:42.74 ID:DSc6A8uf.net
んーどうでしょう

269 :美世だが:2021/12/05(日) 13:39:45.38 ID:DSc6A8uf.net
かんなが怒ったからネットやめるわ

270 :美世だが:2021/12/05(日) 13:43:43.41 ID:DSc6A8uf.net
俺の付き合い末尾「な」が多いんだが
レイナ
カンナ
セリナ

271 :美世だが:2021/12/05(日) 13:45:25.16 ID:DSc6A8uf.net
セリナは女優の道を選んだから見かけたら応援してやって

272 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 13:46:25.88 ID:0+xKmzLg.net
顔写真つきでLINE画面晒されるってそれなんて罰ゲームw

273 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 13:46:45.53 ID:4Oa3PJRK.net
>>270
いかにもびっちでワロタ

274 :美世だが:2021/12/05(日) 13:53:06.18 ID:h75oAl19.net
>>273
お前の価値観が謎でワロタwww

275 :美世だが:2021/12/05(日) 13:55:30.88 ID:h75oAl19.net
セリナは自分の役回りの女がキモいってずっと悩んでたけど
ど根性で東京まで行った
尊敬できるヤツだ

276 :美世だが:2021/12/05(日) 13:59:04.45 ID:h75oAl19.net
俺も色々ええこと言うて励ましたんやで

277 :美世だが:2021/12/05(日) 14:19:17.73 ID:h75oAl19.net
連絡ないけど元気な証拠だと思ってる

278 :美世だが:2021/12/05(日) 14:23:09.36 ID:h75oAl19.net
事務所を言ったら即バレするので言わないが
大手事務所だ
さあ調べろ

279 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 14:36:07.24 ID:4Oa3PJRK.net
>さあ調べろ

びっちに興味ないしなあw

280 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 14:55:38.32 ID:0+xKmzLg.net
強がってるだけで反省してると信じたいけどな

281 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 15:04:44.36 ID:7eLk9igm.net
>>200
その建物は、実に奇妙な形をしていた。
古びた御堂だが、まるで巨大なさざえのように渦を巻くかのような形状。
外見では高さは三階建てにも二階建てにも見える。窓はなく、全体が黒い板壁で覆われている。
一見して違和感を覚え、眩暈すらする。

俺なら、こんな感じにするな

282 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 15:51:54.39 ID:3tfQEcv6.net
>>281
言い忘れてたけど、あの作品はホラーです。

283 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 19:48:32.06 ID:82K5LWn6.net
>>200
後半に名称や構造の説明を持ってくると理解が進んで安心しちゃうな
むしろ最初に説明をおいて違和感や不安といったワードを後半に置いた勝負の方がよさそ

284 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 20:03:33.33 ID:7eLk9igm.net
ホラーか
その先を読みたいな

285 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 20:16:44.69 ID:4tkq3u2U.net
>>284
元ネタはワイ杯の出品なんだけど、全然怖くないって言われた失敗作。
それでも田螺堂を活かしたアイデアは悪くないって、たしか入賞したような気がするけど、しなかったかも知れない。
>>200 はそれを書き直そうとしてる途中の一部です。

286 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 20:30:24.32 ID:4tkq3u2U.net
 降りしきる雪の中、俺は山頂へと続く長い石段をゆっくりと登っていた。
 肌を刺す冷たい風。星明かりすら無い暗闇。雪に埋もれた石段は滑り易く、ともすれば足を取られそうになる。
 目指す奥の院は、この山の上だ。それほど高い山ではないが、麓から山頂までの二千段は運動不足の身にはかなりキツい。くそっ、何でこんなことに……。
 あいつのせいだ。あいつが俺と別れてくれなかったから。
 せっかく重役の娘との縁談が決まったというのに。最初から遊びという約束だったじゃないか。それを急に別れたくないなんて言い出しやがって。その上妊娠しただなんて。
 冗談じゃない、先方に知れたら俺の将来はどうなる。
 思わず首を絞めてしまったのは失敗だったかも知れない。だがやってしまったものは仕方がない。遺体はダンベルと一緒にスーツケースに詰め込んでダムの底だ、当分は見つからないはず。
 このまま最後まで逃げ切れるはずだった。なのに……。
 チラリと後ろを振り返ると、暗闇の中に女の顔が浮かび上がる。
 赤ん坊を抱いたその女は、俺と目が合うとニッと笑った。俺は心臓を掴まれるような恐怖に息を飲み、無言で前を向くと再び頂上を目指した。くそ、まさか亡霊に取りつかれるなんて。
 山門をくぐり、雪を掻き分けながら本堂の裏手に回ると、そこに古びた御堂があった。
 古いだけでなくその形状は実に奇妙だ。真っ直ぐ建っているように見えて傾いているようでもある。その名も田螺堂。ここが俺の目的地だ。
 この堂は中が螺旋状の通路になっている。訪れた者は坂道のような廊下をぐるぐると登って最上階へと向かい、登り切ると今度は反対回りにぐるぐると降りて裏口から外に出る。
 しかも登りと下りは別の道で、途中で人がすれ違うことはない。つまり二重螺旋の構造になっているのだ。
 ここを通る内に、厄や魔を螺旋に絡め捕り祓う、それが田螺堂だ。
 ただ注意しなければならないのは、入り口と出口は決まっていて、これを反対に辿ると魔に取り殺されてしまうということ。
 実はこれと同じ構造の建物は会津にもあるらしい。あちらは栄螺堂といい世界唯一と銘打っているが、唯一どころかこっちの方が先だと、俺は幼い頃から聞かされていた。
 そう、ここは俺の故郷の山だ。
 亡霊が現れたのは、一月前。その時俺は恐怖のあまり泣きながら許しを請うた。だが亡霊は暗く笑うだけで、答えようとはしなかった。
 それからずっとだ。昼も夜も関係なく、振り向くとそこにいた。
 気が狂いそうな日々の中、この堂のことを思い出した。もうこれしかない。そう思ったら矢も楯もたまらず、車を走らせてここへ向かった。

 入り口の前でもう一度振り返ると、女が笑う。くそっ。
 田螺堂の御利益が迷信とは思わない。これが迷信なら亡霊だって迷信だ。だがこいつはここにいる、ならば田螺堂だって本物に違いない。
 だが俺は、入り口の扉を開こうとして愕然とした。鍵が掛かっている!
 しまった。俺は慌てて足元の雪を掻き分け、石を探し当てた。南京錠をガツガツと殴りつけ、なんとか外す。
 中は、僅かな光さえない暗闇。俺はスマホを取り出し、画面のライトで中を照らそうとした。が、寒さでバッテリーがやられたのか電源が入らない。落ち着け、中は一本道だ。迷う心配はない。
 そろそろと中に入り、四つん這いになる。床が傾いている、そうだここを登ればいいんだ。
 何も見えない。何も聞こえない。このまま永遠の闇に囚われてしまいそうな錯覚に怯えながら、震える手足を無理矢理動かす。
 床が平らになっている事に気付いた時、俺は子供のように泣いた。
 よし、出口はもうすぐ。ホッとしながら伸ばした手が空を切る。あっ! と思った時は手遅れだった。俺は三階分の急斜面を転げ落ち、最後は壁にぶち当たって止まった。
 息が、出来ない。体が……。骨が折れたかも知れない。それでも……。
 俺の勝ちだ。扉を探り当て、一気に押し開く!
 動か…ない? かっ、鍵かっ!
「うわあああっ!」
 俺は大声を上げて体当たりした。何度も、何度も。だが固い扉はびくともしない。ちくしょう! ここまで来て!
 どうする、こんな所に閉じ込められたら凍え死んでしまうぞ。こうなったら、引き返して入り口から出るしか。俺は傷だらけの体を動かして、もう一度坂を登った。
「ああ、ここまで来ればもう大丈夫だ。下りは慌てず慎重に行こう」
 そう声に出しながら振り返った俺の前に、満面に歓喜の笑みを浮かべた女の顔があった。
「捕まえたあああ!」
 飛び掛かってきた女と縺れ合ったまま、暗闇の中を転げ落ちて行く。
 永遠に続く坂道を、どこまでもどこまでも。

287 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 20:31:27.68 ID:4tkq3u2U.net
ワイ杯前の賑やかしにどうぞ。
お題はたしか雪山だった。

288 :美世だが:2021/12/05(日) 21:05:56.00 ID:h75oAl19.net
驚く事に俺は最近まで「にぎやかし」の意味を知らんかった
使う人がいねーからな

289 :美世だが:2021/12/05(日) 21:09:00.45 ID:h75oAl19.net
おやかまっさんが近いのかな

290 :美世だが:2021/12/05(日) 21:10:58.45 ID:h75oAl19.net
やかましくしてごめんくだはいって意味なwwwwwww

291 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 21:33:51.28 ID:7eLk9igm.net
>>286
>降りしきる雪の中、俺は山頂へと続く長い石段をゆっくりと登っていた。
>肌を刺す冷たい風

雪の中山頂に登ってるなら肌は出てないんじゃないか?
防寒着を通り越して冷たさが……、ってしたほうが

>チラリと後ろを振り返ると、暗闇の中に女の顔が浮かび上がる
>赤ん坊を抱いたその女は、俺と目が合うとニッと笑った。

こういう状況だと冷静でいられないはずなのに、文体が冷静すぎ
驚きのあまり俺は足を踏み外しそうに……とか、そういった書き方をしたのほうがよくない?

>山門をくぐり、雪を掻き分けながら本堂の裏手に回ると、そこに古びた御堂があった。

これも淡々としすぎ。雪の中、荒い息とともにやっとの思いでなんとかたどりつけた感じをもっと出したほうが?

>俺の勝ちだ

そこで俺の勝ちだと安堵するのは早すぎだな

292 :この名無しがすごい!:2021/12/05(日) 21:38:57.33 ID:7eLk9igm.net
一人称で、状況を描写しようとすると
どうしても淡々と冷静な感じに書いてしまいがち
もっと何がなんだか状況がわからなくなりつつある感じや悲壮感というか、死に物狂いな様子を出した文章にすべきか
もしくは、いっそのこと、三人称で書いたほうがいいのではないかと思う

293 :美世だが:2021/12/05(日) 21:41:45.77 ID:h75oAl19.net
かんなにシバかれたからこの辺にしとく

294 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 06:00:48.70 ID:5mKy0d7X.net
>>286
>降りしきる雪の中、俺は山頂へと続く長い石段をゆっくりと登っていた。
>肌を刺す冷たい風

顔に風が当たってるのかなと思った


>チラリと後ろを振り返ると、暗闇の中に女の顔が浮かび上がる
>赤ん坊を抱いたその女は、俺と目が合うとニッと笑った。

いきなり現れたのではなく、ずっと女が後ろにいる状況なのだと思った

295 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 06:15:20.43 ID:5mKy0d7X.net
心の声があるので男の切羽詰まった状況がよく伝わってきました
ただサザエ堂の複雑な構造の理解のために脳のパフォーマンスが割かれて、女の脅威度が下がったような
うまく言えませんが
一レスじゃ難しいのかな

296 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/06(月) 06:28:52.83 ID:ZecyLaE1.net
おはよう、諸君!

ワイスレ杯はお題ありの一レス勝負!
作品の核となるアイデアは大切ではあるが、
一レスで書くと云う部分が肝となる!
まず、一レスに相応しい内容なのか考える!
文章について思いを巡らす! 凝り過ぎると字数が足りなくなる!
匙加減が難しい! あと無駄なエピソードや描写を見極める目が必要!

アイデアを活かし、無駄を省き、主張したいことを作品に盛り込む!
それらが出来て読み物として面白ければ上位は当たり前! 一位を狙える!
二日後、ワイに余程の事情がなければワイスレ杯を開催する!
難しく考えず、気軽に挑戦して貰いたい!(`・ω・´) ワイもその前に一作を書き上げなければ!

297 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 09:05:32.44 ID:Th9f0cS/.net
いよいよワイスレ杯ウィークですね

298 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 12:37:34.70 ID:Hey8uGaY.net
明後日か……

299 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 13:41:40.60 ID:tk+dtUy2.net
>>296
死ねよ自称プロ

300 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 16:02:14.83 ID:t9e/Zo2A.net
掌編書いたり細かい所いじるのは何の意味もないと言っただろ

いつまでやる気だ?
何の意味もない
無駄だ

301 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 16:11:12.69 ID:t9e/Zo2A.net
物語りになっていない
物語風のCM以下のただの散文だ
意味を含まないものをいじっても何にもならん

302 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/06(月) 16:47:28.14 ID:ZecyLaE1.net
そこそこ進んだ!

今日はすき焼き!(`・ω・´) 甘めの割り下にしよう!

303 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 18:02:44.93 ID:Pb1nqlmY.net
2021年、最後のワイスレ杯か。三位以内が目標だけど、最近の投稿を見ると甘くは無さそうだ。入賞できれば御の字か。

ワイさんに質問。
ワイスレ杯用にワッチョイ有りでスレを立て直すのか。

ワイさんに要望。
テーマは汎用性のあるもの、つまり、読み口が似たようなものにならないような広さが欲しい。

紅白、ガキ使、ワイスレ杯。
残りわずかとなった令和の三年、盛り上がっていくぜー!

304 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/06(月) 18:09:27.08 ID:ZecyLaE1.net
>>303
>ワイスレ杯用にワッチョイ有りでスレを立て直すのか。

必要ないと考えている!
ワッチョイがあると誰がどの作品を投稿したのか! 同じ作者が何作、書いたのか!
それらが明るみに出易い! 作者が最後に自ら明かす方が盛り上がる!

>テーマは汎用性のあるもの、つまり、読み口が似たようなものにならないような広さが欲しい。

これには同意する! あまり広いと逆に考えが纏まらなくなり、書く手が止まることもある!
程々の広さにする予定! タイトルを決めて中身を考える! ジャンル指定で一レスの話を考える!
この二つの案がワイの頭の中で鬩ぎ合っている!

もう少し考えてみる!(`・ω・´)

305 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 18:14:58.15 ID:SWgqPCZo.net
>>304
タイトルを決めて、というと、いつぞやの『背中中に回した手が血塗れであることを貴方は知らない』(超うろ覚え)みたいなやつですか

306 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 18:32:00.37 ID:LJ36nhGU.net
>>305
あれはきつかった。ていうか書けなかった。
ウイルス、祭りの囃子、春一番、ヒーロー、もきつかった。書いたけど。
「うっすらと笑みを浮かべていた」もつらかったな。

307 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 18:49:17.29 ID:SWgqPCZo.net
>>306
全部つらいんじゃないですかw

308 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 18:53:26.50 ID:SWgqPCZo.net
私的には、『大自然』とか『雪山』とか、漠然とし過ぎてる回の方がしんどかったですね

薄っすらと笑みは、色々と考えられて面白かったです。どうオトしてやろうかと

309 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 19:27:17.30 ID:5d5gwJX8.net
あまりメジャーなワードは、汎用性がある代わりに何を書いてもどっかで読んだような気がして、かえって書き辛いですね。

310 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 20:33:52.30 ID:cQYvtuS9.net
ワイスレ杯はコテで評価が変わらないように
匿名参加が主な趣旨だがワッチョイ入れてやると
ある程度個人が特定できてしまい匿名の意味がなくなるんじゃないのか?

311 :美世だが:2021/12/06(月) 22:25:09.63 ID:F+U1gGnr.net
どうなんだろ
面白い話は本当に面白いからな

312 :美世だが:2021/12/06(月) 22:25:49.97 ID:F+U1gGnr.net
面白ければ何の差別も無いだろ

313 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 22:32:19.10 ID:EQLyEQaI.net
でもやっぱ誰が書いたかわからない方がワクワクする。

314 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 22:34:13.59 ID:EQLyEQaI.net
祭りは単に優劣を競うだけが目的じゃないからね。
より楽しい方が良いに決まってる。

315 :美世だが:2021/12/06(月) 22:38:13.33 ID:F+U1gGnr.net
俺はワイスレで長いので身元はバレないようにしてるがワイにはバレバレだ
これがアドバンテージなのか不利なのかはよく分からない
作品の内容で勝負するしかないって所では本来のあるべき形か

316 :美世だが:2021/12/06(月) 22:43:39.33 ID:F+U1gGnr.net
こっそりカンナとやり取りしてたられーなが泣いた
勘が鋭すぎる
て言うかそういう関係じゃねーだろオレらっていう不満

317 :この名無しがすごい!:2021/12/06(月) 22:51:49.48 ID:5nX8xjQg.net
>>316
堂々とやり取りすれば泣かないかも

318 :美世だが:2021/12/06(月) 23:00:51.20 ID:F+U1gGnr.net
いや大泣きだよwwww

319 :美世だが:2021/12/06(月) 23:07:04.49 ID:F+U1gGnr.net
カンナは俺が魚釣りに行くって言ったら着いてくる
そしてゴカイやオキアミも嫌がらずに触るんだ
れーなは可愛いんだけどそこら辺はダメなんだよな

320 :美世だが:2021/12/06(月) 23:08:48.28 ID:F+U1gGnr.net
まあ伴侶としては考えてないから全然いいんだけど

321 :美世だが:2021/12/06(月) 23:15:39.73 ID:F+U1gGnr.net
女の子と遊ぶのって小説家としては大事だと思ってるから
ワイスレに出入りするようになって余計に女の子と遊ぶようになった
まあある意味パワーの源が出来た
遊ぶのってパワーがいるからね

322 :美世だが:2021/12/06(月) 23:17:51.44 ID:F+U1gGnr.net
ジジイ無理すんなって知らんがな

323 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 06:03:07.55 ID:zMwIgI/Z.net
おはよう、諸君!

女遊びが創作の糧になればいいが、
最近の美世君の成績を考えると、まあ、いいか!
明日はワイスレ杯! お題は思案中! 拡大解釈が程々できて、
程度のよい縛りを含める! まずは自分の仕事に取り掛かるとしよう!

さて、やるか!(`・ω・´)

324 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 06:53:14.97 ID:LLvT8Iie.net
>最近の美世君の成績を考える

お前の恣意的なランキングじゃねーか
上下に全く意味などないよな

325 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 06:54:33.43 ID:LLvT8Iie.net
こんな無意味なランキングより
全員で公募にチャレンジした方が良い

326 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 06:56:33.33 ID:LLvT8Iie.net
本人が文痴のワイに判定してもらって何が嬉しいの?

327 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 06:57:50.25 ID:zMwIgI/Z.net
想像力が欠如するとこのような不可思議な反応をするのか!
公募にチャレンジしていないと思い込むところが病的に思える!

さて、朝ご飯にしよう!(`・ω・´)ノシ 書けない君は脳内の公募にチャレンジ中なのだろうか!

328 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 07:04:53.29 ID:LLvT8Iie.net
>女遊びが創作の糧になればいいが、

美世への嫉妬丸出しだな
美世は別に創作のために女遊びしてる訳じゃねーし
創作も女遊びと同じ、遊びの一環だ

329 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 07:07:55.29 ID:LLvT8Iie.net
>>327
ワイスレ杯が無意味だと言っているのだ
お前自体プロでも何でもないし
ただのド素人の文痴だからな

>書けない君は脳内の公募にチャレンジ中なのだろうか!

書けない君は、お前だろーが
音痴の歌は他人に迷惑なだけだからな

330 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 07:11:01.62 ID:LLvT8Iie.net
>>327
>公募にチャレンジしていないと思い込むところが病的に思える!

ワイスレ杯の代わりに全員で同時に公募にチャレンジするって意味だぞ
文痴のお前も含めてな
それを曲解するお前の方が病的だ

331 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 07:16:21.41 ID:zMwIgI/Z.net
逃げた豚が何か書き込んでいるが
読む必要はないだろう!

さて、コーヒーを淹れよう!(`・ω・´)ノシ 貧すれば鈍するの体現者ではあるが!

332 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 07:23:35.74 ID:LLvT8Iie.net
>読む必要はないだろう!

妄想プロ、文痴の現実逃避ワロタ
それに騙されるバカもいるのな

333 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 07:48:39.98 ID:/R9A4owT.net
>>327
>公募にチャレンジしていないと思い込むところが

書店に著作がいくつも並んでて執筆業で食べていけてても、それでも公募に出すの?

334 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 08:11:17.18 ID:zMwIgI/Z.net
気晴らしで公募に挑戦することはある!
指示されて出すことは今はない!

さて、続きをやるか! ワイスレ杯の為、
今日の書き込みはここまでとする!
明日、ワイスレ杯のお題で書き込む!(`・ω・´)ノシ

335 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 08:15:46.66 ID:LLvT8Iie.net
>明日、ワイスレ杯のお題で書き込む!(`・ω・´)ノシ

また、文痴のできそこないを晒すのか?

336 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 17:42:48.90 ID:zMwIgI/Z.net
ワイスレ杯用のお題が閃いた!
今日はかなり目を酷使したので、
明朝にお題を出すかもしれない!

さて、呑むか!(`・ω・´)

337 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 18:30:28.13 ID:HiIjIWf6.net
つまらない作品というのは有害なんだよ
社会に害撒き散らして他人に迷惑かけて
嘘ついて元から悪い頭をさらに腐らせてる
ワイがほんとの作家ということは絶対にない
100%ない
料理だって作ってない
みよには彼女はいない
でっち上げだ写真から何から全て

嘘と虚構だ
全て、ニートの余った時間の産物だろうが

絶対に、ぜーったいに真実はひとかけらも含まれない

嘘からは何も生まれない
創作というのは、真実からできるんだ
つまらないでっち上げが創作を構成することはありえない
気持ちがこもってないんだよ
少しでも自分を良く見せたいという、よこしまな欲望だけじゃ創作にはならない
だから、例えば俺を本気で殺すために計画を立てる話を書け そして殺せ
それも書けないなら死ね

338 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 18:35:02.05 ID:HiIjIWf6.net
というかまず、外に出ろ
そして経験しろ
言ってるだろ
家にとじ込もっていくら考えても創作はできない
そんなに閉じこもりたいならエッセイストを目指せよ
このままじゃ小説は絶対、必ず書けないからさ

339 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 18:57:43.89 ID:Sd2+xxgy.net
ワイスレ杯が近づくと、何故かガイジが湧いてくる

340 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:16:33.91 ID:C5cHrfrd.net
美世とばっちりで草

341 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:21:17.75 ID:HiIjIWf6.net
現実から逃げずに全うに生きろというのはキチガイとは違う
当たり前だ

そもそもお前らワイが本物じゃなくても何も困らないって言ってたし、分かってるだろ
境界知能だよワイは
日本語が書けない知能だ

342 :美世だが:2021/12/07(火) 20:41:46.17 ID:t7KFrTGL.net
いや小説のネタ探しのために女と遊んでるフシはあるよ
もうオレぐらいになったら恋愛は面倒
俺は価値観が共有できる同年代のパートナーが欲しいんだが何故か広がる2代前半ネットワーク
もうやだ
女は芸の肥やしや!っていい放つつもりはないが
俺は男なんで女となんだかんだしないと物語は始まらない
男となんだかんだしても喜ぶの腐った女子だし興味ない

343 :美世だが:2021/12/07(火) 20:42:49.30 ID:t7KFrTGL.net
20代前半ネットワークな
悪くは無いんだが不本意

344 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:46:06.94 ID:Sd2+xxgy.net
>>341
日本語でOKw

345 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:48:05.20 ID:HiIjIWf6.net
みよもわかってないなほんと
女がいると面倒くさいんだよ
それに普通のサラリーマンだったら破産するぞ
ここで自慢する前にやることがあるだろ
読書してセンターで20点よりいい点を取る
ここからやれ
んでいい大学に入って、それで金持ちになれ
境界知能のガイジ向け就労施設に入ったら彼女できないからな

346 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:49:00.92 ID:HiIjIWf6.net
みよの話の中身だけで嘘なのはすぐわかる

347 :美世だが:2021/12/07(火) 20:49:03.13 ID:t7KFrTGL.net
レイナなんか17歳で出会って今年成人式
姉ちゃん紹介されたけど23歳
かんなと同い年wwww
オレ51だぞ
敦盛で言えば既に死んでる歳だよwwwwwゆめまぼろしの如くなのかよwwww

348 ::2021/12/07(火) 20:50:32.28 ID:/ON150Ab.net
>>343
俺は毎日、女と遊んでるぜ?
娘だけどな

349 :美世だが:2021/12/07(火) 20:52:02.39 ID:t7KFrTGL.net
>>346
ん?信じられないって意味?

350 :美世だが:2021/12/07(火) 20:55:47.93 ID:t7KFrTGL.net
猫みたいなんが真の幸せだよな
俺はそれができなかった
色んな人を傷つけた
色んな人をエゴのために不幸にした

351 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:56:36.09 ID:HiIjIWf6.net
>>349
全部話の流れの中で不必要に自慢たらしい。必ず自慢が入ってる。
ティーアップより酷い。
こういう話し方する時は嘘をつく時なんだよ。
もっとマシな嘘の付き方を学んでくれ、まず。

352 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 20:59:49.58 ID:HiIjIWf6.net
猫も自慢しかしないし、200点満点の国語で160点以上取れないと女性には見向きもされないってことを知っとけ。
20点男の癖に。
俺は100点満点取った。実力テストで。
自慢は必要に迫られてするものだよ。

353 :美世だが:2021/12/07(火) 21:01:41.74 ID:t7KFrTGL.net
>>351
自慢たらしく見えるのかー
否定はしない
自慢が身に着いてるからな
多分自慢している
俺がどれだけ凄いのかオラオラの人生だったからな
そうじゃなきゃやってられない
気弱にやってたら家族も守れない

354 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:03:15.04 ID:HiIjIWf6.net
>>353
センター試験の国語何点だった?

355 :美世だが:2021/12/07(火) 21:04:32.39 ID:t7KFrTGL.net
>>354
言いたくない
っていうかセンター試験とかじゃなくて第一次共通試験だったから

356 ::2021/12/07(火) 21:06:45.10 ID:h8ZfQGWl.net
>>350
そうは言うけどさ、美世よ。
娘たちの本当の幸せを考えるとさ、子育ての1番いいかたちって、いわば、俺を必要としない人間に育てることだろ? 経済的にも、技術的にも、知識的にも、精神的にも。
毎日毎日、身を削って俺を必要としない人間を育てあげる、設計をする、今は幸せだけどふと己れという存在を考えてしまうことはあるよ。

357 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:08:00.78 ID:HiIjIWf6.net
>>355
え?
自慢のしどころだろ
その女にだらしない態度で金で釣る原資を稼ぐために、得意の国語でいい大学行ったのに?
アマチュア作家だろ?
国語はできるだろ

358 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:09:33.55 ID:HiIjIWf6.net
>>356
じゃあんたは娘にムカついたことは一回もないの?
なんで?

359 :美世だが:2021/12/07(火) 21:11:10.72 ID:t7KFrTGL.net
いいオトンだなあ
変な汁が出てきた
だが油断するな
娘がトチ狂う話はよく聞く
変な男に捕まったり
男はマトモでもオカンがおかしくて男は逆らえなかったり

360 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:11:42.35 ID:wrMLlUL8.net
>>352
日本語でおk

361 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:12:30.65 ID:HiIjIWf6.net
まあ高卒か中卒だな
受けても50点位
そんなので境界知能者介護施設以外には仕事はないな
現実って厳しいし

362 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:14:45.78 ID:HiIjIWf6.net
みよは国語が言えない点数
どんなに良くても100点
それじゃ関学にも行けない
同志社も無理

殆ど高卒じゃん

363 :美世だが:2021/12/07(火) 21:15:55.04 ID:t7KFrTGL.net
頭いいんだな
何大学?

364 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:16:27.48 ID:wrMLlUL8.net
変なのが湧いてきたなあ。
社長二人にテストの点数なんかで絡んでどうすんだ。

365 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:19:19.92 ID:HiIjIWf6.net
いや二人とも社長やるだけのコミュニケーション能力がないわ
会社潰れる
失敗の話をしないやつは論外だよ
自慢ばっかりする奴は無能の中の無能ってこと

366 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:22:52.26 ID:HiIjIWf6.net
>>363
頭がいいか悪いかの話じゃない
境界知能用就労施設行きになるかならないかだよ

367 :美世だが:2021/12/07(火) 21:23:38.00 ID:t7KFrTGL.net
それが大丈夫なんだよ
社員が優秀だからwwwww
俺なんか座って睨み効かせてればいいんだよ

368 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:25:00.04 ID:HiIjIWf6.net
株式会社で無能が社長になることはない
今日の会議の議題は?

369 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:25:41.39 ID:wrMLlUL8.net
>>366
ひとつ予言をしよう。
その施設に最初に行くのはお前だ。お前が行かないなら誰も行かない。

370 ::2021/12/07(火) 21:27:06.16 ID:zoo9N3pM.net
>>359
別にいいオトンでもないよ。
俺が死んでもさほど悲しくない、つまりは結婚して頼ることができる家族がいる、そんな状況を全力でサポートする。
一生困らない、という程ではないが、より良く生きることに対しては充分な程の遺産を遺してやる。
自分の知ってる大切な知識をきちんと伝える。
迷った時に拠り所となる価値観を植え付ける。主観でもいい。
これらのことは時間をかけて計画的に努力しないと実現できないし、やらない方が自分の人生を楽しめる。
でも、やる。娘たちの為に。俺の必要性を感じさせない努力をコツコツと。
たまに、エゴがまざりそうになるし、その考え方そのものがエゴなのでは、と自責することもある。
正直、頑張って頑張って頑張って、はよ死にたいわ。

371 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:29:56.26 ID:HiIjIWf6.net
>>370
客観である知識なんてものはない。
娘の嫌な所は?
ないってことは絶対にあり得ない

それならすなわち虚構だ

372 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 21:32:34.76 ID:zMwIgI/Z.net
呑み過ぎて眠いー!
日付が変わった瞬間にお題を出したいー!
でも眠いー! 明朝でもいいような気もするが、
厳密に云えば正子になるー!

そうだ、少し早いが今、お題を発表するか!(`・ω・´)シャキーン!

373 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:34:20.89 ID:HiIjIWf6.net
よく分かる
娘は無条件で溺愛するもの、と決めてかかってる
父親に依存せずに生きられるようにする、そんなの当たり前じゃね
もし本当だったら、まずなめられない心配だろ
自慢しかしない父親なんか、ハリボテに見えてしょうがないだろ

374 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:34:29.71 ID:wrMLlUL8.net
>>372
よし出せ
今出せ
すぐに出せ

375 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:35:54.94 ID:wrMLlUL8.net
>>373
童貞の妄想はその辺にしとけ。邪魔。

376 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:36:41.69 ID:HiIjIWf6.net
俺は不細工だったらすきにはなれないよ。
別に恋人じゃないけどさ。
顔見られない状態だから。

377 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 21:37:58.58 ID:zMwIgI/Z.net
五十八回ワイスレ杯のルール!
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は二千文字程度、六十行以内!) 一人による複数投稿も可!
「記名投稿、無記名投稿」は任意で選べるものとする!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第五十八回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!

今回の設定!
「脛に傷」をテーマにした一レスの物語を募集する!
諺の意味で捉えてもよい! 実際に脛に傷がある意味を語ってもよい!
拡大解釈が可能なので内容が被ることはないだろう!
とは云え、アイデアは早い者勝ち! 先に作品として挙げた物を評価する!

応募期間!
今から土曜日の日付が変わるまで! 上位の発表は投稿数に合わせて考える! 通常は全体の三割前後!
締め切った当日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開! 同日の午後八時頃に順位の発表を行う!

今年、最後のワイスレ杯!(`・ω・´)リーマン君の二連覇はなるか!

378 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:39:02.14 ID:HiIjIWf6.net
>>375
今日の会議の議題も言えないのに信じるのか?

379 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:46:22.22 ID:wrMLlUL8.net
>>377
うーむ、書き辛い。

380 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:47:35.72 ID:HiIjIWf6.net
要するにみよは言えない点数取ったか、高卒だな
全部嘘だ!
はっきりした

381 ::2021/12/07(火) 21:51:46.44 ID:5tYFS7kp.net
あと、今の世の中のおかしなところ、パンデミックから始まった世界の流れ。
これ多分、おさまらないよ。むしろ悪化している。
例えばだ、東日本大震災の時、サプライチェーンが寸断された。今と同じように。
東北の工場が稼働停止になったことで、給湯器とシステムキッチンが入荷未定になった。あの時は経験したことのない事態とはいえ、ひと月、ふた月と時間が経つにつれ回復を感じられたものだが、今回のサプライチェーン寸断は規模が違う。
マジ、物が入って来ない。そしてそれは悪化している。
エコキュートは少なくとも4か月待ちだ。それも約束された待ちではない。多分、なんだ。
付き合いの無いハウスメーカーから電話がかかってくる。
給湯器を売ってくれないか、と。手に入らないんだ、金を積んでも。
新築の物件で引き渡し、便器だけ納入できず、そんな話しもザラだ。
ガソリンも見たことない値段だろ? リッター180円て。
インフレ、物不足、スタグフレーション、確実に来るから、ガス料金も俺の住む地域では来年一月から値上げするから、備えようないだろうけど、備えろよ。
物価だけいきなり上がる。給料は上がらないのに。
そして欲しいと思ったものがすぐに手に入る、そんな世の中ではなくなる。

382 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:55:57.64 ID:lpy0Z2i7.net
>>380
良かったな

383 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:56:54.85 ID:HiIjIWf6.net
ググってもエコキュート在庫枯渇してない

384 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 21:59:32.71 ID:lpy0Z2i7.net
>>383
良かったな。後は何が気になるんだ?

385 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:02:21.93 ID:HiIjIWf6.net
それにな、根本的に勘違いしてるんだわ
発達した資本主義社会では、モノはどんなことがあってもまず枯渇しない
その前に値上がりするんだわ
値上がりなしで枯渇はあり得ない

いきなり手に入らないというのは話を盛りすぎ
ガソリンだって値上がりしても枯渇しないだろ?
そこからまず冷静に考えろよ
嘘つく前にな

386 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:07:49.22 ID:wrMLlUL8.net
>>385
こんなに世間で大騒ぎになってる話も知らんのか。
ニートはこれだから。

387 ::2021/12/07(火) 22:07:59.34 ID:zhH3oLmr.net
>>383
そう。俺も藁にもすがるつもりでググッて発注かけたんだ。
そしたら4か月待ちだってよ。
お前も注文してみれば分かるさ。何十万とするけどな。

388 :美世だが:2021/12/07(火) 22:08:00.43 ID:t7KFrTGL.net
資本主義社会で枯渇が無いのは誰かが努力してるからだ

389 :美世だが:2021/12/07(火) 22:13:23.11 ID:t7KFrTGL.net
社会主義
共産主義で成功した国はキューバだけだ
皆で頑張ろう
みんな公平にしようと言うという大義名分はあっても絶対に成功しない
統率の取れた社会は独裁者を生むだけだった
東欧の国は全部失敗と破綻を喫した
成功したのはキューバだけなんだ

390 :美世だが:2021/12/07(火) 22:15:21.46 ID:t7KFrTGL.net
昭和時代はカストロ議長って悪の権化のように言われてたが
分別がつくようになってからはそうは思わない

391 :美世だが:2021/12/07(火) 22:15:53.23 ID:t7KFrTGL.net
彼は国民と国家を愛してた

392 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:17:06.19 ID:HiIjIWf6.net
ほんとに社長だったら今ヤバいじゃなくて、今こそ困っている人にサービスを提供するチャンスだと思うだろ
マスコミかお前らは

393 :美世だが:2021/12/07(火) 22:18:56.92 ID:t7KFrTGL.net
>>390
いい足りなかった
昭和時代の彼の評価は悪魔だったが
俺もそれを信じ疑わなかった

394 ::2021/12/07(火) 22:20:00.06 ID:Q5+Z0uvl.net
>>385
アホだなおまえは。枯渇とかそんな話したか?
原油の値段が上がる、即ちほとんど全ての物価に影響があるってこと。
まあ、明日はワイスレ杯だからこの辺にしとくが、おまえは出禁だからな。創作に携わるものとしての自負と良心が残ってんなら、自分でヲチスレ立てて、そこで批評なりなんなりしなよ。コピペでもなんでもして、そこで好きに言えばいい。反論がある者もくるかもしれない。いや、多分賑わうだろう。それでいいじゃないか。
ワイスレ杯におまえのレスがあると単純に邪魔なんだよな。空気読まずにブッこむからさ、邪魔。
好きに貶していいからさ、自スレでやってくんない?
頼むわ。試しに、今回だけ、な?

395 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:20:23.86 ID:HiIjIWf6.net
>>389
東ドイツは西欧だし、東欧のどこが共産国家なんだよ
あり得ない位のバカだなほんと
国語も歴史も四分の一か(25点)

396 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/07(火) 22:20:46.03 ID:zMwIgI/Z.net
IDがHiIjIWf6に反応することはワイスレ杯の妨害と見做す!

無視するがよい!(`・ω・´)

397 :美世だが:2021/12/07(火) 22:23:14.87 ID:t7KFrTGL.net
>>392
俺が社長になった理由は身内を守るためなので金を稼ぐためでもなんでもない
現状維持をするのに人身御供が必要だったから俺が買って出ただけだ

398 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:23:33.85 ID:HiIjIWf6.net
自分で言っておいて「そんな話はしていない」?
なんだこいつ
給湯器がないんだろ?
枯渇の意味を知らないのか

399 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:27:03.90 ID:HiIjIWf6.net
具体性が全くないから嘘だと分かる
人身御供になるために社長になった人間などこの世界に一人もいない
そもそも人身御供の意味は、自己犠牲や献身ということではない
お前の国語言えないガイジ脳では分からんのだな

400 :美世だが:2021/12/07(火) 22:27:15.02 ID:t7KFrTGL.net
なんかもっとオモロイ話せえへん?

401 :美世だが:2021/12/07(火) 22:28:29.32 ID:t7KFrTGL.net
ワイハイの話とかしようや

402 ::2021/12/07(火) 22:35:42.59 ID:N5bpXcCc.net
>>397
俺はさ、自分の業界のことしかわかんねーけど、まあ、売り物が入ってこねーんだわ。
売り物がないとな、当然売り上げがないんだわな。
まあ、うちは小さいから影響小さいけど薄利多売の大手は大変らしいで。物動かん=金動かん、でも人件費はかかる、だからな。
でも、案外これがデフレマインドを壊してくれるきっかけになるかもしれないな。ていうか、そんな手ごたえが実はある。
ここだけの話、今回のサプライチェーンの寸断劇、うちにとっては追い風なんや。

403 ::2021/12/07(火) 22:37:51.78 ID:N5bpXcCc.net
>>400
すまん。

404 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:37:54.64 ID:HiIjIWf6.net
みよが人身御供になるってことは、第三者がみよを地獄に落とした意味になる

人の身をお供え物として供える
イコール食べ物として捧げる

自分を食べ物にするなんて捨身飼虎図かっつの
相手がこっちを食ったってことは、相手への嫌みになる
ディスりだな

だから間違っても「人身御供になった」とは言ってはいけない

405 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 22:44:19.42 ID:qmpxTCgv.net
スレまたぎマジでめんどくさいから別スレでやってくんね?

406 ::2021/12/07(火) 22:44:24.93 ID:tRC9gplU.net
>>401
ワイスレ杯のいいとこは必ず講評がもらえるところだ。約束されている。例えそれが冷やかしのようなものであっても作品には寄り添ってくれる。
それがアマだろうがプロ志向であろうが、あるいはプロであろうがどんだけ嬉しいことか。まずこの信用がある。

407 :美世だが:2021/12/07(火) 22:52:34.67 ID:t7KFrTGL.net
いや猫を批判してるんじゃないんだ
っていうか半導体が枯渇してて大変なんだよな
もう昭和に戻った方がいいんじゃねwwwww
メカニカル給湯器wwww

408 :美世だが:2021/12/07(火) 23:00:29.52 ID:t7KFrTGL.net
俺が最終手段として考えてるのは薪ストーブだけど
その前にガソリンストーブがあるんだよ
人間が文明を維持できる間はガソリンストーブでなんとかできる
けどそれがついえた時に薪ストーブになる
なんか寂しい響きがあるが別そんなことはない

409 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:02:09.00 ID:HiIjIWf6.net
東欧と東ドイツの区別もつかないのに社長はあり得ないね
そもそも会社が利益出してたら人身御供ではない
すぐに破産するような会社なら立て直すためだから手腕を買われて社長になる
人身御供として社長になる奴はいない

今日の会議はどうだったん?

410 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:04:13.10 ID:qmpxTCgv.net
ワイ杯が終わるまで相手はこっちでな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1637972522/

411 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:04:19.53 ID:Gw2pCVaW.net
>>408
うるせえよおっさん
もう黙ってろ

412 :美世だが:2021/12/07(火) 23:07:12.81 ID:t7KFrTGL.net
え?
政治的東側と西側の区別は?
日本は地理的に東だけど政治的には西側だけど

413 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:07:17.21 ID:HiIjIWf6.net
>>408
ガソリンストーブなんてない
灯油はガソリンじゃない

灯油とガソリンの区別もできないのに社長はやれない

414 :美世だが:2021/12/07(火) 23:08:31.39 ID:t7KFrTGL.net
>>411
黙ってろと言われても黙ってないのがおっさんなんだよwww
お前が黙ってろwww

415 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:14:40.78 ID:Gw2pCVaW.net
まったく邪魔くせえおっさんだなあ
せっかく浮かびかけたアイディアが引っ込んじまったじゃねえか

416 :美世だが:2021/12/07(火) 23:15:32.86 ID:t7KFrTGL.net
原油を加熱して沸かすだろ?
そしたら比較的最初に蒸発するのがいわゆるガソリンなんだ
これ日本の通称であって灯油も軽油もガソリンなんだよ

417 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:17:58.22 ID:qmpxTCgv.net
>>415
おっさんとアレの相手は別スレでやってくれよ
ていうか誘導してくれ

418 :美世だが:2021/12/07(火) 23:19:23.23 ID:t7KFrTGL.net
沸点ってわかるかな
原油を沸かすと沸点の低い順に液が蒸留できる
その沸点の低いやつが車の燃料
あとお前

419 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:20:28.61 ID:Gw2pCVaW.net
>>416
聞いたか、おっさん
ここでやれって言われてんぞ

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1637972522/

420 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:21:44.07 ID:kCK8oUYc.net
>>418
最後に残った重い奴がアスファルトまで読んだ

421 ::2021/12/07(火) 23:25:53.59 ID:vErvebQj.net
>>414
俺、実は美世のことめちゃリスペクトしててさ、ただちょっとぞんざいに扱ったほうが仲良くなれると思ってタメ口アンドたまに上からなんよ。美世、歳上なのになw
ヨタ話もオチ有りでほんまオモロイし、そう思ってるのは俺だけじゃないはず。
めげんなよw めげないと思うけどw
ワイスレ杯はな、優勝を取りに来い。美世はな、圧倒的な王道、そこに笑いの要素、つまり読んだ人を感心させるより、読んだ人をスカッとさせる、楽しませる、優勝かどうかは関係ない、美世の能力を思い出してそこに全力を注ぐ、それでいい。
期待してるぞ。

422 :美世だが:2021/12/07(火) 23:26:06.27 ID:t7KFrTGL.net
ケンカ腰満タンで面白い
なんか煽り入れてみて

423 :美世だが:2021/12/07(火) 23:28:06.65 ID:t7KFrTGL.net
>>421
なんだその高評価ワロタwwww

424 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:28:51.66 ID:qmpxTCgv.net
>>421
あんたは話の通じる人だと思ってたのに
跨いだら猫か美世が別スレ立てて全作品コピペしてくれよ

425 :美世だが:2021/12/07(火) 23:30:51.62 ID:t7KFrTGL.net
俺は優しい作品が好きなんだ

426 :美世だが:2021/12/07(火) 23:33:36.15 ID:t7KFrTGL.net
オレ多分乱暴なのかいや
その反動で乱暴にもなるが

427 :美世だが:2021/12/07(火) 23:35:47.69 ID:t7KFrTGL.net
傷つけられるのが嫌なんだな
特に身内を

428 ::2021/12/07(火) 23:37:17.91 ID:XaYBbbIm.net
>>424
分かったよ
でも流石に500は無いだろ
と言いながら、荒らしレスと本文は分けたいねぇ
俺も携帯からだからいつも鬱陶しく思っててさ
スッキリ読みたいひとのためにスレ立ててみるわ
立てられないかもしれんけど、そんときゃゴメン

429 ::2021/12/07(火) 23:46:28.95 ID:XaYBbbIm.net
https://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/bookall/1638888143

「ワイスレ杯テキスト掲載スレ」

立てたでー。わしが責任をもってこのスレにテキストのみを転載する。
オッケー?

430 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:52:30.03 ID:qmpxTCgv.net
>>429
ありがとう。さすが大人や。
でも講評の時に別スレ参照するのは大変そうだから、そっちはオチスレにするのは駄目か?

431 :この名無しがすごい!:2021/12/07(火) 23:57:04.29 ID:Gw2pCVaW.net
参加者はここに作品を貼って猫がそれを「テキスト掲載スレ」に貼り直すってことだよな?

432 ::2021/12/08(水) 00:03:45.59 ID:BilNnQO/.net
>>430
好きにしたらええよ。
俺はただ責任をもってテキストを抽出して読みやすくするだけやから。なんなら次のワイスレ杯のテキストもそうしようかとおもてる
祭りはさ、真面目な顔した大人が多いほど盛り上がるんだぜ。
みんなでさ、盛り上げていこうぜ!
輩もでてくるだろうけどさ……

433 ::2021/12/08(水) 00:05:40.06 ID:BilNnQO/.net
>>431
そうだよ。
なるべくすっきり読めるように。

434 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/08(水) 01:13:17.11 ID:r0AiX7R+.net
「もう帰る?」
 今流行りのミリタリージャケットに身を包んだ女性が、俺の顔を見上げた。丁寧に巻き上げられた長い髪と、雪で少し赤らんだ頬。アーモンド型の瞳は、問いかけるというよりは何か期待を含んだような色をしていた。
「今日は凄く素敵なデートをしてもらったし……もう少し、余韻に浸りたいぁ……なんて」
 彼女は、わざとらしく照れ臭そうに横髪を指に絡める。俺は自意識過剰ではなく、良く出来た男だと思う。親に感謝というべきか、高身長に加えて万人受けする顔を持っていたし、商社で働き、若手ながら高い評価を得ている。友達だと言える仲間にも囲まれ、おおよそ人が欲しいと願う大抵のものは持ち合わせていた。
 デート。などとこの女性は口にしたが、俺との認識がズレている事には気が付いていた。俺が独り身であることに気をよくした上司が、自分の娘を紹介してきたのだ。
 あの日あの時、上司の提案を断り切れなかった事を今更悔やんでも仕方がない。
「えっと……そしたら、家までドライブがてら送るよ」
 俺の提案に、彼女は少しだけ不満げな表情を見せた。分かっている。彼女が望むのは、そういう事ではないのだ。もっと踏み込んだ——大人の付き合いへ。
 俺は今から自分が言おうとしていることが、今後また自分の首を大いに絞めるということを分かっていて、薄らと微笑んだ。
「大切にしたいんだ。分かってほしい」
 そう付け加えると、彼女はこれ以上ないほど満足げな笑みを浮かべる。その場しのぎは、結局毒でしかないというのに。自分の八方美人な性格に憂鬱さを感じる。
 今後をどうしようか。そればかりが頭の中を巡り続けて、ドライブ中の話なんてまともに覚えていなかった。だがまあ、それほど不満そうな顔をしていないところを見る限りでは、上手く会話は成立したのだろう。
 目的の場所に到着して、彼女を下ろす。
「また連絡してね。絶対よ」
「そうだね。お父さんによろしく」
 返事とも言えない曖昧な返しにも、それより以前の保険のおかげか彼女はにこやかなままだった。車のスモールライトで照らされた後ろ姿を眺めながら、俺はずっと我慢していたタバコを一本手に取った。火をつける為に視線を下げる。再び視線を上げた時には、彼女の姿は家の中へと消えていた。
「……礼一つ無しか」
 煙を吐き出しながらそうボヤくが、やってることはお互い様だ。腹の探り合いのような女性付き合いにも、ほとほと疲れ切っていた。
 空を見上げても、曇天に包まれた東京の空は星一つ映してくれやしない。タバコが半分ほど灰に変わった辺りで、俺の頭の中に嫌な記憶が流れ込んできた。思い出したくもないというのに、まるで「忘れるな」と言わんばかりにこびりついて取れない。

『……高木君って……小さいん、だね』

 思い出した記憶の欠片。詰まったような声で、遠慮気味に心にナイフを突きつけてくるその様は、俺の身も心も凄惨に切り裂いた。無意識的に、俺は自分の股座に視線を落とした。
 人と比べることが正しいとは思わない。が、乗り越えるにはあまりにも傷口が大きすぎた。女性ともう二度と、そういった状況になりたくないという本心と、社会の中で生きる上での仮面が常にぶつかり合って、俺の神経を蝕んでくる。
 膝の上に放置していた灰が落ちてきたことで、俺はようやく悪夢から逃げることが出来た。そして、名残惜しく最後の一吸いを終えてタバコの火を消した。
 煙を吐き出さなくなった口から出たのは、深く大きなため息だった。
「……明日、上司への言い訳……どうしよう」
 人が欲しがるものをある程度手に入れていて、俺はどうしてこうも生き辛い枷と性格を持ってしまったのか。現実から逃げるかのように、俺は車のアクセルをゆっくりと踏み込んだ。

435 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 01:14:30.09 ID:r0AiX7R+.net
ダッシュが文字化けしました。

436 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 06:38:51.14 ID:0r5U3FyO.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>>434

只今、一作!(`・ω・´)

437 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 06:39:41.20 ID:0r5U3FyO.net
>>429
ありがとう!(`・ω・´)

438 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 08:43:57.18 ID:QtaBCA6E.net
>>437
お前は俺の好きな安達としまむらの著者入間人間の文章を下手と言ったゴミクズ
そんなやつがこんな企画とかバカじゃないの? 死ねよ

439 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 09:27:34.31 ID:0r5U3FyO.net
ふむ、記憶の錯綜だろうか!
入間君と面識はない! 著作を読んだこともない!
しまむらには行ったことがある! 靴下が安かった!

さて、ワイは自分の仕事に励むとしよう!(`・ω・´)ノシ これ以降は相手をしない! レスの無駄遣いになるので!

440 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/08(水) 09:31:58.28 ID:xICxQZh+.net
 冷たく薄暗い部屋に入ってきたのはくたびれた安物の服に身を包んだ一人の中年男性だった。
 昼間から酒でも飲んでいるのか顔は紅潮し、何処か視線の定まっていない様子だったが呂律はしっかりしているようで椅子にもたれるように座ると、自らの罪をぽつりぽつりと告白し始めた。

 「正直なところ、この田舎町と言えば娯楽といった娯楽もなく、若い女にとっては、ただ毎日の変わらない暮らしを送るだけのつまらない生活だと思います。
 ですが、ただただ無味乾燥とした日々を送るというのは人間である以上は耐えられないのです。
 耐えられないからこそ、男は煙草を嗜んだり、酒に溺れたりするのでしょうが、ああ、それは私もその口でして、だからこそ宿六だのなんだのと妻から言われるのもしょっちゅうです。
 それでですね、この話のそもそもの発端というのは、その妻にある訳でして、いつものように夜の酒場でちょいと一杯飲んでいたところ、最近お前の嫁さん変わったんじゃないか、と飲み仲間から言われた訳です。
 さて、変わったと言われると気になるものでして、どのように変わったのか聞いてみると化粧が変わったと言われまして、これは自分が気づくのを待っているのではないか、それを他人から指摘されるとは何とも間抜けなことではないか、と大いに反省した訳です。
 言われて翌朝妻の顔を見ていると、何か顔についているのか、と言われましたが、確かに何時もとは化粧が違うような気がしまして、そのことを妻に指摘すると、てっきり喜んでくれるかと思いきや、何やら焦った様子で何かを誤魔化そうとしている様子を見せたのです。
 何とも私としては妙な気分になりまして、夫に見せる以外で女が化粧をする理由なんざ相場が決まっています。これは恐らくはそういうことなのだろう、と鈍感が服を着て歩いているようだと言われる私でも察するものがありました。
 妻は恐らく良くないことをしているのでしょう、それを夫である私はつきとめる義務があるとその時は思っていたのです。いえ、今になって思えばそれは怒りであり嫉みであり、自分の妻が知らない男と不義を行っているという事実が私の心を打ちのめし、それと同時にその知らない男をしこたまぶん殴ってやらなければ気が済みそうにない、そんな獣の心が私を支配していました。
 ああ、いえ、結局のところ誰かに怪我を負わせてはいません。私は結局のところ妻の行動を監視したのは良かったのですが、その間男を見つけることは出来なかったのです。
 ですが、確実に妻が他の男と密通をしているのは明らかでした。
 どのような手段かは私には解りませんでしたが、それをしているのは間違いないと私の中では最早確信を得ていたので、妻に対して直接問い詰めることにしたのです。お前が他の男と不貞を働いていることは知っているのだから正直にその相手の男の名を告白するように、と伝えたのです。
 それに対して妻は酷く癇癪を起こしまして、何の証拠があってそのようなことを言うのだと、まるでこちらが悪いことを言ったかのように激しく糾弾してきました。
 それからです。
 どうにも妻とはぎくしゃくしてしまいまして、妻が家にいない日も増えてしまい、私自身家というものが自分の帰る場所だとは思えなくなってしまったのです。
 そして、酒を飲んだ勢いとでも言うのでしょうか、気づいた時には朝方のベッドで裸の女性と寝ていた訳でして、ええ、そのことについて懺悔しに来たのです。よりによって自分がそのような過ちを犯すとは思ってもいませんでした。酒の勢いとは言え、まだ自分は妻と別れた訳ではありません。だというのにそのような行為を働いてしまったことに酷い罪悪感を抱いてしまったのです。
 この酒が抜けた後、私は妻に改めて謝罪し、どうにか関係の再構築が出来ないか話し合い、彼女がどのような罪を犯していようと私は全て受け入れた上で共に生きていく道を探そうと思っています。それが夫としての私の務めであると確信しているからです」

 自らの罪と後悔を語り終えた男が部屋から出ていった後、私は深くため息を吐くことになった。
 妻の相手は結局見つからなかった、と男は言っていたが、それもそのはずだ。
 そこは誰もが日常的に足を運ぶ場所であり、不義の現場になることは誰も想像などし得ないのだから。

441 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 09:33:42.03 ID:0r5U3FyO.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>>434
>>440

只今、二作!(`・ω・´)

442 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/08(水) 14:20:27.11 ID:Z46umHSd.net
 飲んだコーヒーの味は、何もしなかった。
「河野さん?」
 名前を呼ばれて、ハッと顔を上げる。目の前には、菩薩の様な笑みを貼り付けた老父が座っていた。やけに線香の匂いがきつい部屋だ。真後ろの扉以外の壁は全面、分厚い本棚で埋め尽くされている。狭い部屋の真ん中に、小さな低い机を挟んで俺達は座っていた。なぜ、どうやって此処に来たのかは覚えていない。ただ、俺と会うなり老父は「話してください」とだけ言った。
 老父が付けた腕時計の針の音がやけに煩い。その音に急かされるように、導かれるように。気がつけば、語り出していたのだ。
「……それで、だからあの火事は、第三者による放火だった」
「ええ、私もそう聞いております」
「隣の寝室に……妻と子供がいたんだ。起きた時には、腰くらいの高さまで炎があった」
 まるで俺の行く手を阻むような炎だった。だが、向かうことが不可能ではないと直感的に確信した。
「俺は……」
 そこで言葉に詰まる。俺は、コーヒーで潤わなかった喉にごくりと唾を流し込み、浅い息と共に言葉を吐き出した。
「俺は、見捨てたんだ」
 疑うことなく、妻子を愛していた。それでも、俺はその宝を失う恐怖より目の前の業火に恐怖した。気がつけば俺の足は、寝室とは反対の方を向いていたんだ。
「それが、貴方の誰にも言えない罪ですか」
 老父の言葉に深く頷く。過ぎた過去は、俺に消えない罪の意識と途方もない後悔を与えた。
「それは辛かったですね」
「やり直せるなら、やり直したい。それか……誰かに俺を罰して欲しいよ」
 懺悔も償いも、耳元でもう一人の俺が「お前の自己満足だ」と囁き続ける。老父は、ううんと小さく唸って俺の目を真っ直ぐと見つめる。
「残念ながら、私の役目は貴方を罰する事でも許す事でもない。貴方に扉の先へ進む決心を付けさせる事です」
 老父はスっと指を俺の真後ろに向ける。つられるように、その指が示す先を目で追った。そうして視界に捉えた扉に、俺は息を飲んだ。
「なんで……」
 扉の色、形。紛うことなき、俺の家の寝室の扉だった。逃げ出した、最愛の妻子が眠る部屋へと続く扉だ。声を失った俺の耳に、老父の言葉が響いた。
「罪と後悔に囚われた魂は、現実すらも曖昧にしていく」
「なんで、扉が……俺は、どうやってここに……」
「河野さん。貴方はもう……死んでいるんですよ」
 頭の後ろを鈍器で殴られたような衝撃と共に、部屋が瞬く間に線香の煙に包まれていく。
 老父の姿は、五条袈裟を着た若い僧侶へと変わる。あの煩かった腕時計は、掌に乗るほどの木魚へと。本棚は次々に燃え上がり、灰へと変わる。その灰は、やがてはなにかの形を作り上げた。狭い部屋はあっという間に消え、灰が作り上げたのは、焼けて朽ち落ちた木造の家だった。
 その景色を見た瞬間に、記憶がフラッシュバックする。
「そうだ……俺は……あの時……」
 逃げた。いや、逃げきれなかった。炎から逃げきれずに、玄関先を目前にして力尽きたのだ。
 妻子を見捨ててまでして欲した自分の命すらも掴めないままに。
「そうか……俺は、逝くのか」
 全てを悟って、俺の体は膝から崩れ落ちる。願わくば、二人に謝りたかった。今更だとしても、自己満足だとしても、申し訳ないと。愛していると伝えたかった。罪に囚われた俺の魂はきっと、二人とは違う道を歩むだろう。だから、自己満足すらも叶わない。
「河野さん。顔をあげてください。待っておられますよ」
 老父だった僧侶の声に顔を上げる。目の前で閉じられていた扉が、ゆっくりと音もなく開いた。
「あっ……」
 声にならない声が上がる。扉の先には、いつもと変わらない笑みを浮かべた妻と子供がいた。
 それを見た瞬間に、俺は喉奥から力の限り啼泣した。
 こんなにも弱かった俺を。こんなにも裏切った俺を。
 ずっとそこで待ち続けてくれていたのか。俺は、それに気が付かないままに自分を責め続けて、振り返ることすらしなかった。
「ごめんっ……ごめん、ごめん、ごめん……」
 謝り続ける俺に、子供が不思議そうな顔で首を傾げる。
「おとーさん、なんで泣いてるの? 遊園地に行くんでしょ! 早く行こうよ!」
「行き先は、いつも貴方が決めるでしょう? 私達も連れていってくださいな」
 妻の言葉に、俺は震える膝を支えて立ち上がる。そして、背後にいた僧侶に深く深く頭を下げた。
「決心はつきましたか?」
「はい。行ってまいります」
 失った過去は取り戻せない。犯した罪は消えない。それでも俺は、己を責め続け、これ以上失ってはならないものを失いたくはなかった。
「もう俺は……もうなにからも逃げません」
 たとえ、この身が幾度となく業火に焼き付けされようとも。

443 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/08(水) 14:23:03.42 ID:Z46umHSd.net
 飲んだコーヒーの味は、何もしなかった。
「河野さん?」
 名前を呼ばれて、ハッと顔を上げる。目の前には、菩薩の様な笑みを貼り付けた老父が座っていた。やけに線香の匂いがきつい部屋だ。真後ろの扉以外の壁は全面、分厚い本棚で埋め尽くされている。狭い部屋の真ん中に、小さな低い机を挟んで俺達は座っていた。なぜ、どうやって此処に来たのかは覚えていない。ただ、俺と会うなり老父は「話してください」とだけ言った。
 老父が付けた腕時計の針の音がやけに煩い。その音に急かされるように、導かれるように。気がつけば、語り出していたのだ。
「……それで、だからあの火事は、第三者による放火だった」
「ええ、私もそう聞いております」
「隣の寝室に……妻と子供がいたんだ。起きた時には、腰くらいの高さまで炎があった」
 まるで俺の行く手を阻むような炎だった。だが、向かうことが不可能ではないと直感的に確信した。
「俺は……」
 そこで言葉に詰まる。俺は、コーヒーで潤わなかった喉にごくりと唾を流し込み、浅い息と共に言葉を吐き出した。
「俺は、見捨てたんだ」
 疑うことなく、妻子を愛していた。それでも、俺はその宝を失う恐怖より目の前の業火に恐怖した。気がつけば俺の足は、寝室とは反対の方を向いていたんだ。
「それが、貴方の誰にも言えない罪ですか」
 老父の言葉に深く頷く。過ぎた過去は、俺に消えない罪の意識と途方もない後悔を与えた。
「それは辛かったですね」
「やり直せるなら、やり直したい。それか……誰かに俺を罰して欲しいよ」
 懺悔も償いも、耳元でもう一人の俺が「お前の自己満足だ」と囁き続ける。老父は、ううんと小さく唸って俺の目を真っ直ぐと見つめる。
「残念ながら、私の役目は貴方を罰する事でも許す事でもない。貴方に扉の先へ進む決心を付けさせる事です」
 老父はスっと指を俺の真後ろに向ける。つられるように、その指が示す先を目で追った。そうして視界に捉えた扉に、俺は息を飲んだ。
「なんで……」
 扉の色、形。紛うことなき、俺の家の寝室の扉だった。逃げ出した、最愛の妻子が眠る部屋へと続く扉だ。声を失った俺の耳に、老父の言葉が響いた。
「罪と後悔に囚われた魂は、現実すらも曖昧にしていく」
「なんで、扉が……俺は、どうやってここに……」
「河野さん。貴方はもう……死んでいるんですよ」
 頭の後ろを鈍器で殴られたような衝撃と共に、部屋が瞬く間に線香の煙に包まれていく。
 老父の姿は、五条袈裟を着た若い僧侶へと変わる。あの煩かった腕時計は、掌に乗るほどの木魚へと。本棚は次々に燃え上がり、灰へと変わる。その灰は、やがてはなにかの形を作り上げた。狭い部屋はあっという間に消え、灰が作り上げたのは、焼けて朽ち落ちた木造の家だった。
 その景色を見た瞬間に、記憶がフラッシュバックする。
「そうだ……俺は……あの時……」
 逃げた。いや、逃げきれなかった。炎から逃げきれずに、玄関先を目前にして力尽きたのだ。
 妻子を見捨ててまでして欲した自分の命すらも掴めないままに。
「そうか……俺は、逝くのか」
 全てを悟って、俺の体は膝から崩れ落ちる。願わくば、二人に謝りたかった。今更だとしても、自己満足だとしても、申し訳ないと。愛していると伝えたかった。罪に囚われた俺の魂はきっと、二人とは違う道を歩むだろう。だから、自己満足すらも叶わない。
「河野さん。顔をあげてください。待っておられますよ」
 老父だった僧侶の声に顔を上げる。目の前で閉じられていた扉が、ゆっくりと音もなく開いた。
「あっ……」
 声にならない声が上がる。扉の先には、いつもと変わらない笑みを浮かべた妻と子供がいた。
 それを見た瞬間に、俺は喉奥から力の限り啼泣した。
 こんなにも弱かった俺を。こんなにも裏切った俺を。
 ずっとそこで待ち続けてくれていたのか。俺は、それに気が付かないままに自分を責め続けて、振り返ることすらしなかった。
「ごめんっ……ごめん、ごめん、ごめん……」
 謝り続ける俺に、子供が不思議そうな顔で首を傾げる。
「おとーさん、なんで泣いてるの? 遊園地に行くんでしょ! 早く行こうよ!」
「行き先は、いつも貴方が決めるでしょう? 私達も連れていってくださいな」
 妻の言葉に、俺は震える膝を支えて立ち上がる。そして、背後にいた僧侶に深く深く頭を下げた。
「決心はつきましたか?」
「はい。行ってまいります」
 失った過去は取り戻せない。犯した罪は消えない。それでも俺は、己を責め続け、これ以上失ってはならないものを失いたくはなかった。
「俺は……もうなにからも逃げません」
 たとえ、この身が幾度となく業火に焼き尽くされようとも。

444 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 14:23:55.60 ID:Z46umHSd.net
ワイさんへ。443>の方が参加作品です。その前のは、ミスりました。

445 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 14:29:02.70 ID:0r5U3FyO.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443

只今、三作品!(`・ω・´) アンカーが入れられなくなった!

446 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:10:57.01 ID:I4t30Wjt.net
>>434
実体験なら小さいけど上手くいった、あるいは無理やり上手くいくように舐めたとか、
結局最後までできなかったとか、そういう風になるだろ
童貞が自分の小ささ気にしてるだけの話
ディテールが省かれすぎ

447 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:16:04.10 ID:I4t30Wjt.net
>>440
ステレオタイプにはまってる話で、一通り文章は書いたけど意味は単純な一通りだけ。

妻が浮気していました、で終わるでしょこれ
浮気して化粧が変わったってのも貧困な想像力の所産
妻を問い詰めて妻が逆切れ、これも貧困な想像力が作り上げた展開
全部ステレオタイプで、書かなくても分かるようなことしか書いてない

掌編だから内容は濃くしないといけないのに、一行で済むような内容が五つぐらい書いてあるだけ
無茶苦茶薄い
五行でまとめても違和感なさそうだし
よくこんなに下手に書けるね

448 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:21:29.04 ID:I4t30Wjt.net
>>442
無茶苦茶分かりづらいね
だいたい全部分かりづらいけどこれは酷すぎる
死んだ人間にどうやって話しかけてるのかも分からないし、最後の方で突然ワープしてるし
死んだ妻と子供が話しかけてきてるのは分かるけど、家にいたんじゃないの?
なんで突然遊園地に向かってるのか
妄想なのか現実なのか分からない

妄想をこういう掌編の中に含めたらそら出来損ないになるのは当たり前
みんなも読みづらくて困るでしょこれは

そういったらたぶん過剰に擁護して傑作だってうるさいのだろうけど、それは嘘だよ
これは内容以前に出来損ない
意味が分からん

449 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:27:20.22 ID:fmkFFdbk.net
言いたいことが顔に書いてある、を意味する表現で「顔に大書してある」って使うっけ?
どこかで見たような気がするんだけど、検索しても出てこないから間違ってるのかな?

450 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:27:20.86 ID:I4t30Wjt.net
みよの会社は会議は一切しないみたいだな
しかも常に右肩上がりみたいだし
で国語は50点ぐらいでFラン大学出てなぜかいきなり社長
意味が分からんね

451 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:29:47.83 ID:I4t30Wjt.net
>>449
間違ってないけど変だね
そもそも顔に書いてある手という表現を使うこと自体が、
浮気されて化粧が変わったとか、
問い詰めたら逆上された、ってのと同じぐらい陳腐でつまらないからね
陳腐な表現よりはうぬぼれていてもオリジナリティがある方がいい

452 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:39:20.00 ID:R1NZ+LE2.net
文句を言うなら自分でも書いてみればいいのに。

453 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 15:41:48.58 ID:fmkFFdbk.net
>>451
間違ってないけど変、ってどういう意味?
あと陳腐だとかつまらないってのは君の主観だな
日本語として正しいかどうかだけ分かれば良い

454 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:06:57.87 ID:KXH6jEsl.net
>>453
顔に出てることを顔に書いてあると表現するが、大袈裟に書く必要がない
顔を見たら考えていることが分かる場合、そこに「分かる程度」は存在しない
いつでも一緒
だからセンスがない
でも絶対に間違ってるかと言われるとそうでもない
止めた方がいいよ

455 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:09:40.29 ID:KXH6jEsl.net
>>452
何見せても同じ反応しかしないよね
読まずにつまらないって言う
嘘だけはつきなれてるもんな
まあ、ワイが長編募集すれば考えてもいいが

456 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:15:23.52 ID:2yGRfZQ9.net
通りすがりだが、検索の仕方がわかってないだけだぜ。これで検索してみろ。

"顔に大書"

8千件もあればそれなりに正解。

457 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:20:57.26 ID:KXH6jEsl.net
ネットは大事なことが何も書いてない
顔に出てる、ぐらいで十分
お前らいつも逆というか最悪選ぶよな

458 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:22:15.08 ID:KXH6jEsl.net
日本語として間違ってなければ陳腐でもいい?

そんなだったら書かない方がずっとマシ
バカになるよ

459 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:22:43.36 ID:KXH6jEsl.net
もうすでに大バカか

460 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:23:03.05 ID:Z46umHSd.net
>>448
寸評ありがとうございます!励みになります!
今後とも精進します。

461 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:26:16.59 ID:KXH6jEsl.net
>>460
それ皮肉のつもりかもしれないけど、失礼だよ
もう書くのやめな

無理だ
つまらないものしか作れないなら止めちまえ

462 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:35:34.46 ID:mW4oQv8B.net
>>454久しぶりに
「それはあなたの感想ですよね」
が心から出た。

463 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:40:18.84 ID:Z46umHSd.net
いえいえ。そんなことないですよ!
書き方はともかく、読んでくださったというのは伝わったので。寸評を読み解く限りでは、恐らく物語の「転」「結」という部分に関して私の努力不足があったように思います。1レスという制限の中で、情景描写を最小化していくというのは自分自身でも自覚がありました。その点で、「ああ……3000文字あったらなあ」という思いはありました。ですから、掌編に纏めるような内容ではないというご指摘は「ああ、そうだよな」と自分自身強く納得させられました。
親子のやりとりについては、確かに子供の発言の真意は私の妄想の中でまとめられている。自己中的に「読者の想像に任せてしまっている」というところはありました。そういった要素がある時点で、「遊園地」という単語は最適ではなかったかもしれません。
物語で老父が言った「魂が囚われて現実が見えていない」という言葉。まさか、それを使って作者へのブーメランを投げ返してくるとは。ああ、この人はなんて親切に読んでくれたんだろう。と頭が下がる思いです。
一般的に批判ととらえがちの意見も、受け取った側がそこで投げ出してしまうのか受け入れて糧にするかはその人次第です。
そういった意味で、とても勉強させていただける寸評でした。

464 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:43:11.48 ID:KXH6jEsl.net
どういう意味だ?
大袈裟な表現は白ける

創作ってのは才能のない人間にはできん

あなたの感想?

てことは才能がない
こんな基本的な……
まあいい
言っても無駄だ

このスレで面白いものを見かけたことがない
全員才能がない

書かないでいればいい

465 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:44:12.09 ID:mW4oQv8B.net
>>463
あたり前ですが、構成を考えて書くことを続けていけば、
良い作品を生み出せる確率が高くなります。
これからも頑張って下さいね。

466 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:45:55.15 ID:mW4oQv8B.net
>>464
じゃあなんでここにいるのw

467 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:46:20.48 ID:Z46umHSd.net
>>465
ありがとうございます!これからも楽しみながら精進します。

468 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:46:52.53 ID:fmkFFdbk.net
匿名掲示板で他人の文章に「陳腐」だの「センスがない」だのという主観を叩きつけてる辺り、
この人はそういう言葉で今まで傷つけられてきたんだなと想像できてなんだか切なくなった

469 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:50:10.78 ID:KXH6jEsl.net
>>463
違うよ
死人が生きていて、それに説明もなく話しかける
こんな展開を自分に許容してしまう

説明しても無駄だが、この変なヘキはどんなに頑張っても治らないだろう

だから書くのを止めるといい
努力が足りないということだ

これだけ言われても反省せず言い訳する
つまり、努力する気がない

限界が見えてるんだからスパッとやめればいい

なんで説明なしに場面を変えたり、死人と会話する?
全然よくしようという気がないだろう
まず反省しろ
言い訳はいい
反省しろ

470 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:57:00.19 ID:Z46umHSd.net
>>469
序盤には主人公が死んでいるという情報は一切出てきておらず、そういった動きがあるのは中盤なので、構成上は「展開」「転」なのかなと自己解釈しました。
ふむふむ。有難い意見です。正直、ああ……悔しいなぁ、届かないなぁ……という気持ちはあります!
ですが書くことは辞めません。私にとって書くことは生きることなので、生きることをやめません!
生きるって楽しいですから。あ、いらん一人語りすみません。

471 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 16:58:11.19 ID:KXH6jEsl.net
非常に基本的なことだが、非現実的な展開は説明が必要だ
ドラえもんだって未来から来たから受け入れられる
こんなことも分からないなら才能がない以前に、多分知能が足りない

472 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:01:38.83 ID:KXH6jEsl.net
>>470
あの、物語の中で死んでいる人物を生きてるように作者が見せかけるのは問題ないよ 後で説明すれば
問題はなんで死人に話しかけてるのか
それと、死人が生きてるようにそこにいて動いてるのか
説明がないだろ?

473 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:02:44.47 ID:tgYPkLp4.net
このスレはいったい何行まで書き込みできるんだ?
と、>>442>>443を見て思った
他の板だとこんな文字数の多いの書き込もうとすれば
文字数が多すぎ、改行が多すぎと1レスでは書き込みできないから

474 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:03:02.77 ID:mW4oQv8B.net
小池真理子の作品でそれなりに見る展開だから気にしなくて良いですよ。
単純に感想というか好みの問題。
有名作品なら死者対話は鬼滅の刃で普通にやってる。漫画だけど。

475 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:04:59.24 ID:sO9vUpsS.net
>>473
60行、約2000文字まで

476 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:07:37.20 ID:KXH6jEsl.net
>>470
創作は限られた人の娯楽だ
お前には資格がない
読んだ人間が楽しみを感じるようなものが書けないなら完全にお前の自己満足だし、俺はキチガイが暴れてる所を連想した
お前は訳の分からないことをわめきながら暴れてるだけだ
なんでそれが人生なんだ?
暴れるなら一人でやれ
読み手の気持ちも考えろ

477 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:07:50.74 ID:Z46umHSd.net
>>471
確かに。描きたいものに対しての知識を深めることは基本中の基本でした。
うおお!悔しいです!いっぱい勉強して、いつか471さんを唸らせてみせます!
未来で待っててください!(あ、告白じゃないですよ汗)

478 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:09:31.03 ID:Z46umHSd.net
>>472
たしかに……いやあ、たしかに。
ごめんなさい、唸るほどに「たしかに…」としか言えない……

479 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:11:14.50 ID:KXH6jEsl.net
>>477
また同じようなもの書くだろ
治らないよ
お前は病気だ
まず書く前に、読書しろ
努力が足りないんだよ
書くのは一旦やめろ
上手くなりたいなら読書しろ

480 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:11:43.88 ID:Z46umHSd.net
ひゃあ……返信早すぎです汗汗
運転中なので、お返事遅れてすみません

481 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:14:14.78 ID:Dw8/GSx3.net
>>476読まなきゃいいじゃんw
なんでこのスレ見てるの?

482 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:14:42.39 ID:qiql2w78.net
>>478
謙虚な姿勢はいい
しかし471に構いなさんな
ちょっとアレで有名な奴だから

483 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:17:28.84 ID:KXH6jEsl.net
>>480
自分の中にある悪いヘキを直すには、間違った自分と一人で対話しても始まらない
法学部に行かずに高卒が官僚にはなれないだろ?

いい読書をして毒を浄化して、健康体になれ
自分だけでは限界があるし、とっくにそこにぶつかってる

484 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:21:59.76 ID:sO9vUpsS.net
>>482
>謙虚な姿勢はいい

何で上からなんだよ、何様だ

485 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:23:16.81 ID:sO9vUpsS.net
>>483
あんたが正しい
でも、この人はもう治らないでしょ

486 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:24:47.53 ID:KXH6jEsl.net
謙虚なのと慇懃無礼は全然違うぜ
俺の方が丁寧なぐらいのくそ生意気な態度じゃないか

ま俺は怒らない

487 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:29:21.57 ID:ST+ALcXT.net
ああ。山シゲの作者の人か。納得。気にしなくて良いですよ。
この人病気だから。
大体作品みれば言ってる事がどれくらい正しいか
判断できるんだけど、この人の場合は参考にしたら負けというレベルです。

488 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:29:31.00 ID:KXH6jEsl.net
>>485
読書をすれば治る

489 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:31:44.06 ID:sO9vUpsS.net
>>487
>気にしなくて良いですよ。

無責任だよな
実は、相手のことなんてどうでも良いと思っているから

490 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:32:59.11 ID:sO9vUpsS.net
>>488
いや、運動神経と同じで最低限度の適性というものがある

491 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:33:01.52 ID:r0AiX7R+.net
>>479
読書は好きでやっているのですが、今までの三倍も四倍も読みたいと思います。
ちなみに、479さんが最近読んだ本で面白かったなぁ、と思った本はありますか?……なんて聞こうと思ったのですが、「俺の話をしているんじゃない。お前の話をしているんだ。話のすり替えをするな」ときっと怒っちゃうだろうな。じゃあ、なんてお返事すればいいかなぁ。
なんて考えいる間に、何を返せばいいのか分からなくなっちゃいました汗
そんな中で、479さんとのやり取りをテーマとした掌編を頭の中で完成させちゃって。
ああ、言われた通りまた妄想に飛んでるや。なんて少し悲しくなってみたり。479さんを主人公にした作品、読んでみます?あ、嘘です。怒らないでください!!
何はともあれ、楽しい有意義な時間をありがとうございました。479さんにとっては、ゴミみたいな時間を取られただけかもしれませんね……汗

492 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:34:01.36 ID:sO9vUpsS.net
>>487
>この人病気だから。

ビョーキは、お前らワイ信者だ

493 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:34:30.74 ID:Z46umHSd.net
家のWiFi繋いじゃって、もう一作品が大バレしました!!とってもとっても恥ずかしい!!逃げます!!この共感性羞恥を皆さんにもお届け!!

494 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:55:35.50 ID:dXWoVDMF.net
>>492
山シゲと黒雪姫を読まされてさ。どっちか1人の作者の信者になるか。
必ず1人選べって命令されたら、黒雪姫選ぶでしょう?
まさか山シゲ選ぶ人がいると思ってる?

495 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:57:45.75 ID:KXH6jEsl.net
>>491
最近何読んだ?
民王の新作と、「人間の煩悩」って佐藤愛子さんの箴言集、囲碁と将棋の本、清水義範の「国語入試問題必勝法」を途中まで、ドクトルマンボウ青春記二回目、
蟹工船、すくねえなマジで
ずっと勉強してたから仕方ないかな

496 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 17:58:09.37 ID:sO9vUpsS.net
>>494
思ってるよ、山シゲは方法論だからね
元のRPNが完全体

497 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:00:27.20 ID:sO9vUpsS.net
253 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2021/11/01(月) 03:21:02.07
リレー小説(その一)

 とある高級住宅街の一角に、一際豪奢な造りの邸宅があった。
重厚なあつらえの門構え、そこから奥へと続く木々に守られた小道、さらにその奥に仄見える洋館がその本命の住居であった。
都会であるのに、鬱蒼とした樹木に覆われ、周囲とは隔絶した別世界を形造っている。
憧れると言うよりは、足を踏み入れるのも憚られるような、凛とした空気がそこにはあった。

 その前に、ふと一台の黒色のタクシーが停まった。
中から一人のスーツ姿の男が姿をあらわし、門前の石畳の上に降り立った。
歳の頃は三十手前ぐらいであろうか?
スラリとした長躯と、整った顔立ちが印象的な好男子であった。
男は手に土産物のような袋を下げていた。
そして、躊躇うことなく呼び出しの鈴を押した。

 話は通っていたのか、それに呼応するかの如くすぐに門は静かにその口を開いた。
男はそこから中へ入り、木々の小道へと消えて行った。
その後再び門は何ごともなかったかのように、またその厳めしい口を閉じた。
ありふれた日の午後の出来事であった。

498 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:02:36.02 ID:sO9vUpsS.net
>>497
コレとワイの時代物のリレー小説の1話とを比較してみてよ

499 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:08:55.95 ID:sO9vUpsS.net
リレー小説(その一)

 大大江戸時代、辻斬りが深夜の市中を我が物顔でのし歩く。
 出会った女は犯して斬る。男は問答無用で斬る。童女は性的虐待の末に掘りに投げ捨てられた。
 その獣(けだもの)が跋扈する中、その人物は涼し気な顔で歩む。左手に壺を提げて歩きながら口に含む。
 溢れた白い筋を手の甲で拭い、空に浮かぶ満月に笑みを向ける。

「良い夜だ」

 やや顔を傾ける。二ッと笑うと黒目が赤く濁り始めた。二人か、と呟いて変わらぬ足取りで大橋を渡る。
 駆け寄る足音を背後に聞いて、人物はくるりと向きを変えた。太鼓橋の頂点に立つ。頭上には綺麗な満月が白く輝いていた。

500 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:09:07.12 ID:tgYPkLp4.net
死んでいる人に話しかける行為は現実社会に山ほどある
それじたいには問題はなく、大事な説得力だろ

それ以外にもこうも言える
小説ってのはいかにして嘘を本当のように読者に思い込ませ感情移入させれるか
読者に疑問に思わせない文章が書ける人がうまい人
読者が疑問抱えたままで終わるのが下手な文章といえるかもな

501 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:13:24.11 ID:cCKHBikS.net
山シゲの話は山シゲスレでやれ。

502 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:18:14.23 ID:sO9vUpsS.net
俺から脱線した訳ではない
俺は、ID:KXH6jEslと同意と言っただけ

503 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:22:37.68 ID:fmkFFdbk.net
こんなバレバレの自演でスレ消費しないで欲しいんだが

504 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:25:14.96 ID:sO9vUpsS.net
ID:KXH6jEslが、読書を推奨しているのも同意
読書の基礎がなければ書けない

505 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:28:28.13 ID:KXH6jEsl.net
でも反応ないな
死んでも読書したくないのか

なら死ねと言いたい

506 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:28:49.39 ID:sO9vUpsS.net
俺は別に多レスする気はなかった
ID:KXH6jEslに同意とだけ言って終わるつもりだった
なのに、変なのが絡んで来たからね

じゃあ、これで

507 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 18:46:58.94 ID:fmkFFdbk.net
自演指摘されたら即撤退とはまたなんとも分かり易い

508 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/08(水) 20:30:57.44 ID:nbDrmrTH.net
 やっと採用されたカラオケ店のバイトだが、初日にして早くも俺の素顔が暴かれようとしている。教育係の女子大生が妙な質問や注意ばかりしてくるのだ。こいつ、俺の何を知ってやがる……。

「お客さんが帰った後は部屋の中に忘れ物がないかよく確認してください。特にスマホの忘れ物が多いので」

 お、俺が盗難スマホの転売で小銭を稼いでいることを暗に言っている!? 

「最近は電子タバコも結構落ちてます」

 もちろん、電子タバコも売り飛ばしている。

「次に見て欲しいのは機材の破損ですね。盛り上がってモニターを壊しちゃうお客さんもたまにいます」

 今度は俺がストレス発散の為に家電量販店のテレビを殴っていることを指摘された。なんて奴だ!

「次に清掃ですけど、注意して欲しいのは割れたグラスやボトルの破片です。よく見ずにダスターで拭くと怪我することもあるので」

 これは3年前の大晦日の傷害事件のことだ。俺は割れたビール瓶で当時対立していた組織の若い奴の腹をえぐった。警察からは逃げおおせたが、奴等がまだ俺のことを狙っているのは間違いない。もしかしてこの女、あの組織の──。

「ちょっと、松本さん! さっきからぼーっとしてますけど、話聞いてます!?」
「ご、ごめんなさい! 考え事をしてました」

 急に激昂しやがった。こいつもカタギじゃねえな。俺には分かる。まだ若いが、こちら側の人間だ。用心しなくては。

「もう、しっかりして下さいよ! じゃ、気を取り直してカラオケ機器の説明です。松本さん、カラオケは行きます?」
「よく、一人で」
「なら基本的な操作は大丈夫ですね。たまにお客さんから質問があるんですけど、うちで入れてる機器は過去の履歴が消せないのでそこだけ覚えておいて下さい」

 過去の罪は消せないって警告か。どうやらこの女、俺とやり合うつもりらしいな。

「あと、マイクですけど……」
「……はい」
「最近はお客さんがナーバスになっているので、しっかり消毒した後に清掃済みのカバーを被せてくださいね?」

……包茎を笑いやがった。こいつは絶対に許さねえ。俺はまた、罪を重ねることになる。

カラオケルームに浮かぶ女の作り笑いに、決意を固めるのであった。

509 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 21:39:39.03 ID:0r5U3FyO.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508

只今、四作品!(`・ω・´)

510 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 22:31:32.07 ID:2pHlo93s.net
おや、ワイスレ杯始まってたの
土曜までなら何とか時間縫って書けるかねぇ

511 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/08(水) 23:01:54.47 ID:IF8k9Pjf.net
 まだ6歳くらいの子供の頃。母と祖父母と一緒に、公園に行ったことがあった。公園に行くこと自体は特別珍しくないけれど、仕事で忙しいお母さんと行くのがとても新鮮だった。

「お母さん! 私、ブランコ乗りたい」

「ふふっ。じゃあ菊乃の背中を、お母さんが押してあげるね」

「うん!!」

 お母さんに押してもらった背中は、まるで何処にでも飛んでいけるくらい軽くなって、私はいつもより高いところまで漕げた。

「お母さん、次は鬼ごっこしたい!」

「うん、そうしましょうか」

「じゃあスタートね!」

 言うが早いか、私は全速力で駆け出した。お母さんに見ててもらえると、運動会の時みたいに楽しく走れる。暫く逃げてると、小石に躓いて脛を擦りむいた。傷口からは血が流れてる。痛くて涙が出そうになって、キュッと口を締めて耐えた。お母さんは、転けた私に駆け寄っていつもの言葉をくれる。

「痛いの痛いの飛んでいけー!!」

 それでもその日は、優しい言葉だけで泣きたい気持ちが止まってくれるほど私は強くなかった。
 公園に来てからずっと、私の前でお母さんは笑顔を崩さなかった。でも、お父さんが亡くなったのにお母さんが悲しくないわけなくて。耐えきれなくなって、私がお父さんと叫びながら泣き崩れる。釣られてお母さんの目からも涙が流れて、私をギュッと抱きしめながら泣き始めた。

 そこからは大変で、公園に居た他の人たちが何事かとやってきたり、お爺ちゃんとお婆ちゃんまで泣き出したり。

 だけど帰り道では、私とお母さんは手を繋いで、お父さんとの楽しかった話をして、ゆっくりと歩き出していた。

512 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/08(水) 23:07:52.99 ID:0r5U3FyO.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511

只今、五作品!(`・ω・´)

513 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 23:15:13.14 ID:tgYPkLp4.net
改行が多すぎなのも考えものだな
時間の流れをうまく考えて、間をとった改行を使ってる人はうまいと思うが
会話の一言ごとに改行してるのはやりすぎ
ネットに載せてるのはそういう人が多いから自分も〜!と右に倣えするのはどうかな

514 :この名無しがすごい!:2021/12/08(水) 23:17:39.65 ID:tgYPkLp4.net
1行開けて書くのはいったい誰がやりだしたことやら……
あまり好感しない

515 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/09(木) 00:37:54.82 ID:w41MyRaq.net
 おや、やっと目が覚めたかい。あんた、道端で倒れていたんだよ。こんな山奥で一体何をしてたんだ? ほう、山越えか。休んでいたら後ろから頭を殴られた? そうかいそうかい。この辺りは山賊も多い。それは災難だった。
 ここは、地図にもない小さな村だ。もてなしも何も出来んが、腹くらい満たしていきなさい。どうせ夜明けまではまだ時間がある。客人が来たもんで、婆さんが張り切って保存庫から肉を出してきたんだ。あんた若いんだから、せっかくなら食っていくといいさ。
 しょっぱすぎやしないかい? 美味いか、よかったなぁ。そうだ、あんたの姿を見て一つ思い出した昔話があるんだ。せっかくなら、酒のつまみにでも聞いていくかい?

 春を迎えたある日のことだ。子供達が人を見つけたと騒いでいた。行ってみると、崖の下に見たこともないくらいの大男が、倒れ込んで気を失っていた。七尺はあったんじゃないかね。
 目を覚ますなりなんなり、その男は腹が減ったと言ったんだ。開口一番のその言葉に、腹を抱えて笑ってしまったよ。今度は村の女達が総出で飯を作った。そりゃもう、よく食べる。
 はあ、人はこんなにも飯が食えるものかと、口をあんぐり開けて驚いた。

 その男はなあ、自分が何処から来たのかも名前も覚えちゃいなかった。ただ、脛にでっかい傷があってな。その傷のことだけは覚えていた。熊と戦って鳩尾を蹴った時に、熊が爪で引っ掻いた傷なんだとよ。膝下から、ぐうっと脹脛まで弧を描いていて。そんでまた、すうっと足の甲まで戻ってくる。そんな傷だった。
 あまりに綺麗な弧だったもんで、村の子供達がその男の事を「三日月さん」と呼び出した。男はその名前が大層気に入ったようでなあ。結局、三日月って名前に決まったんだ。

 三日月はそのまま村に住んだ。よく働く男だった。彼は、大の男の十人分は易々と働いた。一人で大きな木を切って、一人で運んじまう。それに、大層強かった。襲ってきた狼も、山賊も。全部素手で倒しちまうんだ。彼は神様からの賜り物なんじゃないか、なんて話が出回ったもんだ。
 だがなあ、なかなか上手いようにはいかなかった。なにせ三日月は大飯食らいだ。村の蓄えは目に見えて減っていた。これじゃあ冬が越せない。誰か一人が、三日月を追い出すべきだと言い出した。神様から賜った者を追い出せない、と辛抱を選ぶ者もいた。
 そうこうしているうちに、遂には飢えて死んじまう奴が出てきた。もう時間がなかった。村長が皆を説得して、山の神様に三日三晩謝って。そんで、三日月をお返ししますってことになったんだ。

 夜、三日月に村中にあった酒を全部飲ませた。村一番の太くて長い縄を持ってきてな。ぐっすり寝ていた首に、がっと縄をかけたんだ。
 男も女も子供も、みんな集まって力いっぱい縄を引いたよ。三日月が起きて、暴れだした。何人かは、その振り回した太い腕に殴られて死んじまった。それでも、泣きながら縄を必死に引っ張った。
 朝方だったかなあ。三日月は、かっと目を見開いて死んじまった。充血した目が、まるで物の怪みたいに真っ赤に染まっていたよ。大層疲れ切った中で、三日月の肉を切り分けた。いただきますって。手を合わせて、皆で少しずつ食べたんだ。残りは非常食にはなるだろうって、大量の塩で漬け込んで保存した。

 それから一月もしないうちだった。村人の何人かに、脛に大きな三日月型の痣が出来始めた。三日後に、一人が血の涙を流して死んじまった。三日月の呪いだ。天罰が当たったんだって。山の頂にある寺に駆け込んで、坊さんに全部のわけを話した。坊さんの言う通りに、痣が出た者を一人、熊のねぐらに放り込んだ。すると、ぴたりと死人も痣が出る者も止んだんだ。
 坊さんの言う事にゃ、肉が無くなるまで毎年一人ずつ、三日月の魂を山に返さなならんと。そうでないと、末代まで地獄にしか行けんのだと。
 痣持ちの蓄えが尽きたら、今度は生まれた赤子に肉を少し食わせた。もし痣が出たら、次の年にはお返しする。だが小さい村では、そんなしのぎも年々苦しくてなあ。

 おや、あんた。眠くなってきたのかい。あれだけ酒を飲んだらそうだろう。老人の長話に付き合わせてすまなかったなあ。腹も膨れただろう。さっきの肉は、しょっぱすぎやしなかったかい? ああ、これはさっきも聞いたな。歳をとると、どうにもなあ。
 ところでちょっと、脛を見せてはくれないかい?

516 :第五十八回ワイスレ杯参加作品(515修正版):2021/12/09(木) 00:57:17.45 ID:w41MyRaq.net
 おや、やっと目が覚めたかい。あんた、道端で倒れていたんだよ。こんな山奥で一体何をしてたんだ? ほう、山越えか。休んでいたら後ろから頭を殴られた? そうかいそうかい。この辺りは山賊も多い。それは災難だった。
 ここは、地図にもない小さな村だ。もてなしも何も出来んが、腹くらい満たしていきなさい。どうせ夜明けまではまだ時間がある。客人が来たもんで、婆さんが張り切って保存庫から肉を出してきたんだ。あんた若いんだから、せっかくなら食っていくといいさ。
 しょっぱすぎやしないかい? 美味いか、よかったなぁ。そうだ、あんたの姿を見て一つ思い出した昔話があるんだ。せっかくなら、酒のつまみにでも聞いていくかい?

 春を迎えたある日のことだ。子供達が人を見つけたと騒いでいた。行ってみると、崖の下に見たこともないくらいの大男が、倒れ込んで気を失っていた。七尺はあったんじゃないかね。
 目を覚ますなりなんなり、その男は腹が減ったと言ったんだ。開口一番のその言葉に、腹を抱えて笑ってしまったよ。今度は村の女達が総出で飯を作った。そりゃもう、よく食べる。
 はあ、人はこんなにも飯が食えるものかと、口をあんぐり開けて驚いた。

 その男はなあ、自分が何処から来たのかも名前も覚えちゃいなかった。ただ、脛にでっかい傷があってな。その傷のことだけは覚えていた。熊と戦って鳩尾を蹴った時に、熊が爪で引っ掻いた傷なんだとよ。膝下から、ぐうっと脹脛まで弧を描いていて。そんでまた、すうっと足の甲まで戻ってくる。そんな傷だった。
 あまりに綺麗な弧だったもんで、村の子供達がその男の事を「三日月さん」と呼び出した。男はその名前が大層気に入ったようでなあ。結局、三日月って名前に決まったんだ。

 三日月はそのまま村に住んだ。よく働く男だった。彼は、大の男の十人分は易々と働いた。一人で大きな木を切って、一人で運んじまう。それに、大層強かった。襲ってきた狼も、山賊も。全部素手で倒しちまうんだ。彼は神様からの賜り物なんじゃないか、なんて話が出回ったもんだ。
 だがなあ、なかなか上手いようにはいかなかった。なにせ三日月は大飯食らいだ。村の蓄えは目に見えて減っていた。これじゃあ冬が越せない。誰か一人が、三日月を追い出すべきだと言い出した。神様から賜った者を追い出せない、と辛抱を選ぶ者もいた。
 そうこうしているうちに、遂には飢えて死んじまう奴が出てきた。もう時間がなかった。村長が皆を説得して、山の神様に三日三晩謝って。そんで、三日月をお返ししますってことになったんだ。

 夜、三日月に村中にあった酒を全部飲ませた。村一番の太くて長い縄を持ってきてな。ぐっすり寝ていた首に、がっと縄をかけたんだ。
 男も女も子供も、みんな集まって力いっぱい縄を引いたよ。三日月が起きて、暴れだした。何人かは、その振り回した太い腕に殴られて死んじまった。それでも、泣きながら縄を必死に引っ張った。
 朝方だったかなあ。三日月は、かっと目を見開いて死んじまった。充血した目が、まるで物の怪みたいに真っ赤に染まっていたよ。大層疲れ切った中で、三日月の肉を切り分けた。いただきますって。手を合わせて、皆で少しずつ食べたんだ。残りは非常食にはなるだろうって、大量の塩で漬け込んで保存した。今思えば、なんであんなことしたんだか。とにかく腹が減っていたんだよ。

 それから一月もしないうちだった。村人の何人かに、脛に大きな三日月型の痣が出来始めた。三日後に、一人が血の涙を流して死んじまった。三日月の呪いだ。天罰が当たったんだって。山の頂にある寺に駆け込んで、坊さんに全部のわけを話した。坊さんの言う通りに、痣が出た者を一人、熊のねぐらに放り込んだ。すると、ぴたりと死人も痣が出る者も止んだんだ。
 坊さんの言う事にゃ、肉が無くなるまで毎年一人ずつ、三日月の魂を山に返さなならんと。そうでないと、末代まで地獄にしか行けんのだと。
 痣持ちの蓄えが尽きたら、今度は生まれた赤子に肉を少し食わせた。もし痣が出たら、次の年にはお返しする。だが小さい村では、そんなしのぎも年々苦しくてなあ。

 おや、あんた。眠くなってきたのかい。あれだけ酒を飲んだらそうだろう。老人の長話に付き合わせてすまなかったなあ。腹も膨れただろう。さっきの肉は、しょっぱすぎやしなかったかい? ああ、これはさっきも聞いたな。歳をとると、どうにもなあ。
 ところでちょっと、脛を見せてはくれないかい?

517 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/09(木) 06:04:44.09 ID:kXOAiR/i.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516

只今、六作品!(`・ω・´)おはよう、諸君!

518 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 10:28:47.90 ID:th1peWZ/.net
>>511
なにこれ、日記?
何が言いたいかわからない
これが面白いと本当に思ったんだろうか
書かない方がマシだなこれも
>>516
つまならすぎて吐きそう
出来事に意味を持たせないとダメ
村から追い出す=殺して肉を食うことではないだろ
占いの結果、こいつは悪魔だ、こいつを殺して肉を食わないと不幸になる
って出たって部分を付け加えるだけでよくなるのに、例によって説明が足りない
書き手の自己満足になっちゃってる

519 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 10:30:50.97 ID:th1peWZ/.net
そもそもね、一人が居候になっただけで食うものがなくなるってのもおかしい
居候の食事の世唯を自分たちよりも優先するわけがないんだから

当然、居候の方が飢えるに決まってる

飢饉が来て皆が飢えだして、食うものがないから居候の肉を食うって流れでしょ
書くなら

520 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 13:44:19.75 ID:dH4zcJGz.net
>>508
面白いかというとそうでもないけど
やりたいことは分かる
ギャグで笑わせたいんだろう

自分がこれで笑えるかってことだね それに尽きる
もっと工夫してくれ

まあ、まず自分が気違いになればいい
そうすればリアルに描けるからね

521 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 13:45:37.66 ID:dH4zcJGz.net
>>519
×居候の食事の世唯を自分たち
よりも優先するわけがないんだから
〇居候の食事の世話を自分たち
よりも優先するわけがないんだから

522 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 13:52:42.65 ID:dH4zcJGz.net
日記ってのは一番最悪だね

何も伝えようとしてないから
事実から生まれるといっても、事実を書いたらいいってものじゃない
クソリアリズムは一番最悪だ

523 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 13:59:50.84 ID:dH4zcJGz.net
死人の肉を食うのは昔の中国では珍しくないんだ
すごいことを書いたつもりかもしれないが、腹が減ってたら人間なんでも食うよ

だからミミズを食って、カタツムリを食ってイナゴを食って、それでとうとう人を殺して食った、
こういう順序で書くべきだ

524 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:03:07.12 ID:xtyv6Grp.net
>>511
>仕事で忙しいお母さんと行くのがとても新鮮だった

ワイスレ杯らしいので内容については何も触れないが
子供が「新鮮だった」って思うのはなんか違和感があるな
「珍しいことだった」でよくない?

525 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:19:45.20 ID:dH4zcJGz.net
新鮮って語彙を子供がkamoma使わないとしても
新鮮に思うことはあるだろ

またアホないじくりか
どっちでもいいんだよほんと
無意味な細部の指摘は何にもならん

そもそもセンスがないんだからどういじってもよくはならないよ

そういうのはプロの仕事だから

526 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:23:22.63 ID:dH4zcJGz.net
そもそも今コンペやってるから批評はよくないってどういうこと?
第三者の批評でワイが評価を変えることがあるのか?

どれがいいとか悪いとか言わないならコンペの意味ないだろ
いったい何の目的で黙ってるの?
全然意味が分からんのだが誰か説明してくれよ

そしたら納得するかもしれない

527 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:23:50.03 ID:yxVHcBV2.net
>だからミミズを食って、カタツムリを食ってイナゴを食って、それでとうとう人を殺して食った、
>こういう順序で書くべきだ

順序を言うならイナゴ、カタツムリ、ミミズでいよいよ食うものがなくなって人間だろw

528 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:25:30.10 ID:dH4zcJGz.net
子供が新鮮に思ったなら「新鮮に思った」でいい

子供だから全部ひらがなにしろとでもいうのか?
んなバカな話ないね

新鮮に思うこと自体がないってこと?
それもあり得ない
子供でも大人と同じように感性があるし

何がまずいんだか
指摘が完全に的外れというか、ガイジっぽさしか感じない

529 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:29:35.79 ID:dH4zcJGz.net
>>527
はあ? イナゴよりミミズやカタツムリの方が捕まえるの簡単だし、栄養価は大差ないよ
腹減ってるんだからどれでも一緒だ

そういう細かい部分はどうでもいいんだよ

死人に意識があるところまではいい

最低なのは、その死人に生きている人間が話しかける部分

お前ら死人が幽霊になって出てきて、そいつに話しかけた経験あるのか?
ないだろ

物語に現実感がないと一気に現実に引き戻される

問題ないと言ってるやつはほんとのキチガイだろう
問題大有りどころか、創作での禁じ手だから評価に値しない

完全にゴミだ

530 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:36:48.55 ID:yxVHcBV2.net
>そういう細かい部分はどうでもいいんだよ

順序にこだわったのはおまえじゃん
なに言ってんの?

531 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:37:02.37 ID:dH4zcJGz.net
うるさいおっさんだと思うかもしれんが
そもそも話にならんものを書く方が悪い

532 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:39:25.15 ID:yxVHcBV2.net
>死人に意識があるところまではいい

いいのかよw

533 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 15:42:41.65 ID:yxVHcBV2.net
>>531
>うるさいおっさんだと

うるさいとは思わんがアタマはおかしいだろw

534 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 16:38:00.78 ID:xtyv6Grp.net
>>528
>新鮮に思うこと自体がないってこと?

違う
仕事で忙しいお母さんと(公園へ)行くことが、新鮮という言葉の選択が合ってない気がする

しん‐せん【新鮮】[名・形動]
1 魚・肉・野菜などが、新しくて生き生きとしていること。また、そのさま。「新鮮なくだもの」
2 汚れがなく、澄みきっていること。また、そのさま。「山の新鮮な空気を吸う」
3 物事に今までにない新しさが感じられるさま。「新鮮な感覚の絵」

3の意味合いで使ったんだろうが
仕事で忙しくて普段公園に一緒に行かない母親と公園に行くと
それを子供は新鮮と思うかな?
違和感があるが、まあ違和感がないなら好みの問題なので、好きにすればいいが

535 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 16:45:12.04 ID:2k1JvtsC.net
子供の頃なんて何でもかんでも新鮮だったけど、
ブーストかかるのは親とどっか行くときだろ。
山シゲ山シゲ言いたくないけど山シゲスレにこもってろよ。

536 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 17:02:28.10 ID:xtyv6Grp.net
くどいようだが
仕事で忙しい母と一緒に行くのが「初めて」ならまだ新鮮でもいいかもだが
「久しぶり」なら、それを新鮮とは言わないだろうなという違和感

母親と一緒に行くのが初めてということはないだろうと思ったからさ
だから新鮮は大げさすぎだと

537 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 17:16:40.12 ID:p6u6UMu5.net
>>529
お前の悪口書かれてるぞ

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1637972522/

538 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 18:54:23.37 ID:b/0IpKsy.net
>>530
イナゴを食べる前に人間を食べなきゃどうでもいい
本気で言ってるのか

539 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 18:59:07.41 ID:b/0IpKsy.net
>>536
書いてないからどうでもいい
公園に子供と一緒に行かない位忙しいか、全く意味を感じないこともある
そんなことする位ならたくさん働いてプレゼント買った方がいいと思ってる場合もある
一人でなら公園に行けるわけだし
だから掌編なんか意味ないって
言い訳するためには短い方がいいのは分かるが

540 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:01:28.34 ID:b/0IpKsy.net
>>537
誰だこいつ?
どうでもいい

541 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:04:05.67 ID:b/0IpKsy.net
説明不足の掌編で細かい所をいじるのは意味がないって理解してくれ

542 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:23:39.13 ID:xtyv6Grp.net
>>539
初めての体験等は新鮮と感じるでいいだろうけど
仕事で忙しい母親と公園にいくだけで、それを新鮮だとは俺なら書かないなと
それだけのことだ

543 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:26:57.94 ID:b/0IpKsy.net
>>542
初めてじゃなくても久しぶりだったり、あるいはその時の心理状態で新鮮に感じることもある
要するに書いてないことは分からない

544 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:28:24.54 ID:xtyv6Grp.net
朝起きると、いつも仕事だと言って日曜にいなかった父が今日に限って家に居た
それに対し「新鮮だ」とでも子供が言うと
新鮮?そうかな?語彙のない奴だなと思ってしまう俺がいる
まあ思わない人はそれでいいのだ

545 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:30:23.30 ID:xtyv6Grp.net
>>543
だが違和感を覚える
そう思わない君を否定はしない

546 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 19:45:10.14 ID:b/0IpKsy.net
>>545
いやいや
確かに、変だ
でも、書いてない所で新鮮に感じる理由がある可能性がある

そもそもどっちでもいい訳だ
だから直す意味がない

547 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 20:03:23.07 ID:9mk/5vfa.net
よく読めよ
大人が子供時代を振り返って書いてる話なんだろ?
だから「新鮮」でも問題ないんだよ
はい、この話題終了な

548 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/09(木) 20:06:03.78 ID:MYUo7qIR.net
 十人ばかりの破落戸(ごろつき)が、山中で老爺を囲んでいた。
 天下太平となって久しいとは言え、少し人里を離れればこのような光景も珍しい物では無い。
 足の悪い老爺は、杖にしがみ付いてぶるぶると震えている。その様を見て、野盗達は下卑た笑みを浮かべた。

「し、神聖な社もあるこのお山で、あんた方は何だってこんな無体をなさるんで!?」

 老爺は声を張り上げるが、野盗共はそれに感じいった風もない。これ見よがしに刀を抜いた一人が、さも大仰に答えてみせる。

「はん、知らねぇってんなら教えてやらぁ。この山を根城にする凶賊、十郎天狗たぁ俺達の事よ!」
「そ、そんな! 十郎の奴ぁ、五年も前に晒し首になった筈じゃ……」
「おっと、幽霊って訳じゃぁねぇぞ。それが証拠に、立派な足が生えて居る」

 老爺の怯えっぷりがおかしかったのか、野盗共は声を上げて笑う。
 殊更大きな声で笑う野盗の向こう臑に、老爺の杖が強かに打ち付けられた。骨の折れる乾いた音と、一拍遅れて野盗の絶叫が響き渡る。

「はて。言うほど立派な足でもねぇようで」
「爺ぃ、何しやがる」
「今更、そんな間の抜けた問いがあるかよ」

 先程までの怯えは何処へやら、老爺の振るう杖が二人目の野盗の喉を潰し、三人目の頭をかち割った。
 二人とも即死である。およそ、白木の杖が出せる威力ではない。恐らくは鉄芯を仕込んでいるのだろうが、気付いたとてもう遅い。
 老爺を囲んでいた野盗が、怯えたように一歩後ずさる。

「何をやっていやがる! 相手は跛(びっこ)だ、囲んで斬りゃあ逃げも隠れも出来ねぇだろうが!」

 仲間がやられて浮き足立ちかけた野盗共は、頭目の号令で我を取り戻した。
 股引(ももひき)から除く老爺の右足は、長い間使われていないのだろう、枯れ木の如く痩せ細り、足首も木の節の様に固まっている。
 これは行けると踏んだ四人が、一斉に老爺へと斬りかかる。果たしてそれぞれの刃が届く寸前、老爺の姿がかき消えた。

「……あん?」

 一瞬、何が起きたか分からず足を止めた四人の頭を、上から振ってきた杖がかち割る。
 少し離れていた場所で、自分の見た物が信じられぬと固まっていた頭目も、やはり振ってきた杖に頭を割られた。
 野盗共の身体が倒れ込むのに遅れて、老爺がひらりと降り立つ。

「ひぃぃ!」
「に、逃げろ!」

 頭がやられた事で戦意を喪失した二人が逃げを打つ。老爺は詰まらなそうに足元の刀を拾い、それを投げつけた。
 投げられた刀は、まるで吸い込まれるように逃げる野盗の背に突き立つ。残る野盗は、最初に足を折られた一人のみになった。
 野盗は、尻餅をついたまま刀を我武者羅に振って後ずさる。老爺は、杖を突いて右足を引きずりながら追う。足の悪い物同士の鬼ごっこは、杖の分だけ老爺が有利だった。
 追い詰められた野盗が、耐えきれなくなったように声を上げる。

「手前ぇ、一体何者だ!?」
「幽霊よ。それが証拠に、足が無ぇだろう」

 最後の野盗も、やはり頭を割られて死んだ。

「痛つつ……」

 老爺は、右足を押さえてその場に蹲る。しばらくそのままジッとしていたが、やがて痛みを堪えるようにしながらどうにか立ち上がった。

「ったく、手前ぇらみてぇに地べたを這いつくばる天狗が居るかよ。
みっともねぇったらありゃしねぇ」

 その呟きに応える者は無く。
 老爺は、痛む足を引きずって山を降りていった。

549 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 20:08:19.72 ID:b/0IpKsy.net
つまり細かい所をいじったり、初めから説明不足のものをしっかりしていると無理やりこじつけるのは何の意味もないんだよな

550 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/09(木) 20:23:28.69 ID:wC72ir9a.net
 どうしましょう。こんな姿で大丈夫かしら。ここまで来たらやるしかないわ。
 コンコンとノックをすると、ドアを開け旦那様が現れた。
 こんにちは。道に迷ってしまったのです。泊めていただけませんか。
 流石ね。こんなに怪しい女でも助けてくれるのね。
 いくらでも泊まって良いだなんて、私はここで一生を暮らすわ。
 でも2人で暮らすなら薪の売上だけでは心もとないわね。
 あら、機織機。そう、昔から家にあって、今は使ってないの。
 お願いがあります。機織機で反物を織らせてください。
 はい、いいのですね。大丈夫、私も覚悟があります。
 え、やるなら材料が沢山ある?
 よく売ろうとしませんでしたね。価値があると思わなかった? そうですか。
 とにかく、機織機があり、押入れに大量の糸があり、道具を使いこなす腕もある。
 任せてください。良いモノを仕上げますよ。
 え、手伝う?
 そうですね。糸はあるし、覚悟も無駄になったし、引き篭もる意味もないから二人で共同作業をしましょうか。
 カタン、カタン、カタン。
 翌日から二人で奏でる静かな音が、簡素な木造の家の中に響く。 
 程無く反物を数反こしらえた。
 旦那様が町へ持ち込むと呉服屋で良い値が付いたようで、代わりに米や味噌を買って帰ってきた。
 良かった。まだまだ材料はあるし、何の不安もないわね。
 そんな生活を幾月か過す。
 あら、足袋で隠していたのに気が付いていたのですか。
 いつも足袋だけ脱がないから? それもそうね。
 はい、もう大丈夫。脛にあった傷はもう癒えました。
 旦那様が優しく撫でてくれるそこに傷はもうない。
 いつか罠に掛かって旦那様に助けていただいたあの絆の証は、脛の傷から新しい関係性へと変わっていた。
 
 ここが例の反物屋ですかい。
 昔は近くの町の呉服屋に持ち込んでいたらしいが、最近では取り扱いたい商人が直接ここへ買い付けに人を遣すという。
 最初はちんけな小屋から始めたと聞いちゃいるが、想像できませんなあ。
 今では寝泊りできる宿も併設された、すっかり行商人たちにも有名な中継地点だ。
 どうも何代か前は腕の良い製糸職人だったらしく、その時の糸の在庫が大量にみつかったらしい。
 しかも何処で捕まえたのかべっぴんの奥方が織物の腕に長けた方だったようで、あれよあれよという間に蔵まで建てちまいやがった。
 今ではお殿様もこの店の品を愛用してるってんだから驚きだ。
 あやかりてぇなぁ。
 薪を集める体力も、銃の腕もねぇからなぁ。
 あっしは罠一筋でなあ。
 もっぱら猪が相手だが、前にいちど鶴も引っ掛けた。
 が、逃げちまいやがったからなぁ。
 暴れたのか抜けた羽が幾枚も落ちていて、あれは綺麗だったなぁ、ちくしょう。
 おっと。
 いけね、店のでかさに見惚れて足首を捻っちまった。
 痛ぇなぁ。ああ、そこの人、ちょっと手を貸してくれないかい。
 そうなんだ。捻っちまって。え、お医者さんかい、それは助かる。
 そうッ、そこが痛、イタタタタ、痛いって、だから。
 え、折れてる? 脛の辺りにもヒビが?
 なんてこった。こんな足じゃ仕事も碌な事にならねぇ。
 もっとましな仕事に、転職するかな。

551 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 20:50:06.81 ID:xtyv6Grp.net
>>550
ひたすら、独り語りで進めながら

>翌日から二人で奏でる静かな音が、簡素な木造の家の中に響く

等、ト書きみたいなのを入れるのが惜しい気がする

>ここが例の反物屋ですかい

で話す人物が変わるのは別にいいけどワイ氏がどう思うかだろうな
最後まで同じ調子で貫けばいいのにと思った

552 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 20:54:49.09 ID:b/0IpKsy.net
>>550
哲学書より読むの難しい
これは……

553 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 20:56:02.75 ID:b/0IpKsy.net
自分で後で読み返した時に理解できないだろこれじゃ

どういうことなの?

554 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:02:38.91 ID:b/0IpKsy.net
ト書きがいらない、なら分かるけど
ひたすらト書きが続くって、続いてないじゃん
なんで嘘つくの?

555 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:07:24.73 ID:xtyv6Grp.net
>>554
>>551には
ひたすら、独り語りで進めながら
ト書きみたいなのを入れるのが惜しい気がする
と書いた
>ひたすらト書きが続く
ってどこに書いてある?
なんで平然と嘘つくの?

556 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:16:32.97 ID:xtyv6Grp.net
ID:b/0IpKsyは>>554でこんなにまで真逆にとらえて読解力がないと
そりゃ>>550を哲学書より読むの難しいと思うのだろう

557 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:18:25.95 ID:6islywf1.net
添削はこれが読めないのか、前半はほぼ鶴視点だろ
まあ確かに特殊だけど仮にも文学かじってて読めないのはまずいんじゃないのw
私さんは読めちゃいるが相変わらず文句のための文句というか
何だそりゃ、お前の好みであってどうでもいいだろってレベルだしな

558 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:45:22.78 ID:xtyv6Grp.net
>>557
人としてはお前が一番出来が悪い部類に見える

559 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:47:53.78 ID:xtyv6Grp.net
文章について意見を述べるのではなく、>>557は常に誰かに人格攻撃してるからだ
こういうやつが社会で最も恐ろしい人種

560 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:49:23.19 ID:iRxcQN7F.net
読めない君、脛に傷持つw

561 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:52:47.90 ID:xtyv6Grp.net
ワッチョイが出ないとID変えまくりだな
いちいち面倒なことを

562 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/09(木) 21:55:36.09 ID:kXOAiR/i.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550

只今、八作品!(`・ω・´)

563 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 21:57:07.32 ID:mifdsE0G.net
まあザギンでシースーばりの業界用語(笑)を披露したエンピツと、一行すら脳が受け付けない(笑)バーチャルとかいう名無しの馬鹿は巣に帰れってこったw

564 :この名無しがすごい!:2021/12/09(木) 22:00:32.61 ID:6islywf1.net
>>559
人格攻撃じゃないさ、私さんの指摘ってマジで指摘自体が目的化しててどうでもいいって内容を批判してるんだからな
お前は指摘でマウント取りたいだけだろ、ワイ杯中くらいすっこんでろよって言ってんだ
言わせんなw

565 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/09(木) 22:02:06.55 ID:O81WUrPR.net
「ねえ、夏澄?」
 満天の星空の下、麻優は凍える唇から白い息を吐きながら、前を歩く親友に声をかけた。
「なあに、麻優」
 夏澄は振り向かずに答える。
「毎年、雪山で大勢の人達が遭難するじゃない?」
「うん、するね」
「私、何で遭難するのかって考えたのよ」
「ふうん、で?」
 二人は滑りやすい地面に足を取られそうになりながら、慎重に歩を進める。どうやら今年は、例年よりも雪が多いようだ。
「雪山なんかに、来るからいけないのよね」
「あはは、今それを言う?」
 雪深い山の頂上付近。辺りには月明かりに照らされた白い山肌と木立の影が、幻想的な景色を作り出している。二人は今、恒例の元旦登山のただ中なのだった。
 高一の冬に始めて、今年で三回目。受験を間近に控えた身であるが、高校最後の思い出にと親の許しを得て、今年も二人で来ることが出来た。
「だって、わざわざこんな寒い中を、こんな重装備でさ」
 重装備と言っても、防寒具の他は最低限の物しか持ってきてはいない。それでも都会の女子高生には重労働に違いない。夏澄も凍えそうな身体を震わせながら、背中に向けて声を放った。
「辛い思いをしても来るのは、それだけの理由があるからよ」
「理由って、そこに山があるから、でしょ。馬鹿じゃん」
「そうね、考えて見れば馬鹿よね。でも、誘ったのはあなたよ」
「私は、どうしようって聞いただけだよ。絶対行くって言ったのはあんたでしょ」
「そうだっけ?」
 夏澄は前を見据えながら、とぼけた声で答える。もうすぐ卒業。麻優とのこんなやり取りも今年が最後かもしれないと思うと、一言一言が愛おしく思えてくる。
「少し、休憩する?」
 振り向くと、暗がりの中に白い歯がニッと笑った。
「大丈夫、のんびりしてたら日の出に間に合わなくなっちゃう」
「うん」
 夏澄が手を差し出すと、麻優はしっかりと握り返す。分厚いグローブ越しでも、その温もりが伝わってくるような気がした。
 夏澄は再び前を向きながら、心の中で「ごめん」と呟いた。
 彼女には言えない秘密がある。それは、夏澄がクラスの男子から告白されたこと。
 悪い人ではない。成績は上位で女子の人気も高く、夏澄自身も好ましく感じてはいた。でも彼は、麻優が想いを寄せている人でもあったのだ。
 夏澄は麻優との仲が壊れることを怖れ、交際を断った。恋と友情を天秤にかけ、友情を取ったのだ。
 でもこの事を知ったら、麻優は怒るだろう。自分は間違ったのかも知れない。そう思うと余計に言い出すのが怖くなってしまう。
 その後ろめたさを心に秘めながら、それでも彼女と過ごす時間が愛おしくて仕方がないのだ。たとえ彼女に嘘をついてでも、一分でも一秒でもいい、この子と一緒にいたい。
 きっと私は、馬鹿者だ。でも、それでもいいんだ。
「風が出て来たね」
「うん」
 吹き上げられた粉雪が遮幕となって視界を奪う。二人は足下の感触を確かめながら、歯を食いしばり白い斜面を登り続けた。
 風は頬を裂くほどに冷たく、次第に手足が痺れ感覚が薄れてくる。真っ白になった世界の中でただ一つ、繋いだ手の温もりだけが、確かなものだった。
 このまま、どこまでも……。命の危険を感じながら、それでも夏澄は幸せを噛み締めずにはいられなかった。

 やがて、東の空が赤く染まり始めた。風も止み、星々が眠りにつく頃、二人は山頂に辿り着いた。
 そこには、同じ目的をもった大勢の人が集っていた。夏澄と麻優は手を繋いだまま、人々と一緒に遥かな地平を望んだ。
 朱色に滲む空の縁に、金色の筋が生まれる。その筋は地平に沿って少しずつ広がっていき、やがてまばゆいほどの光で少女達の顔を照らした。
「ねえ、麻優」
 暖かな光に包まれながら、夏澄はつぶやく。
「なに?」
「どんなに危険でも、この景色を見るためなら、馬鹿でいいって思わない?」
 あなたと、一緒にいられるのなら。
「そうだね」
「たとえ遭難しても」
「え、それはやだよ」
「うふふ」
 周囲で、パンパンと柏手を打つ音が響き始めた。夏澄と麻優もグローブを取り、日の出に向かって手を合わせた。
 パン、パンと。
 標高599m。二人の打つ柏手の音が、高尾山の山頂にこだました。

566 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/09(木) 22:04:31.12 ID:kXOAiR/i.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565

只今、九作品!(`・ω・´)

567 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 06:04:08.66 ID:w+58/d+C.net
おはよう、諸君!

ワイスレ杯の作品受け付けは今日と明日の二日間!
まずは一作を書き上げることが大切! 完成させることで見えるものがある!
あとはワイの評価を受けるのみ! 日曜日を楽しみに待てばよい!

そろそろワイも書くとしよう!(`・ω・´)

568 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 07:42:58.48 ID:+w0D//fa.net
885 名前:この名無しがすごい![] 投稿日:2021/12/09(木) 12:09:01.34 ID:B4hDdxh3
長編というのは、こういうパターンを駆使しながら創れるんだけど
ショートショートは一回一回新発想でないといけない
だから難しい、天才の領域なのだ

その難しいことで競わせようとしているのがワイスレ杯
ナンセンス以外の何物でもない

569 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 07:45:43.13 ID:+w0D//fa.net
>>567
>まずは一作を書き上げることが大切! 完成させることで見えるものがある!

ヤマなし、意味なし、オチなしでは何も完成させたことにはならない
出来損ないを出来たと思い込む、悪い癖が付くだけだ

570 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 07:48:25.36 ID:+w0D//fa.net
最初の2作以外は問題外だな
その後酷いのしか出て来ないので、ランキングを付ける気も失せた

571 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 07:52:43.43 ID:+w0D//fa.net
ショートショートは、オチを思い付かない限り書き出してはいけない
オチのないショートショートは、ただの落書きだからだ

572 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 07:56:57.23 ID:+w0D//fa.net
>434
>440
は、ボヤけてはいるが一応話にはなっている
オチを付けようという気もある
この水準が続くのかと期待したが糠喜びだったようだ

573 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 08:03:56.92 ID:+w0D//fa.net
まあ、お題も悪い
単に「傷」で良かったと思う
その方が色々と発想が広がる

574 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 08:48:04.75 ID:w+58/d+C.net
そもそも書けない君は相手にしていない!

ちょっと出かける!(`・ω・´)

575 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:01:54.68 ID:+w0D//fa.net
リレー小説(その一)

 大大江戸時代、辻斬りが深夜の市中を我が物顔でのし歩く。
 出会った女は犯して斬る。男は問答無用で斬る。童女は性的虐待の末に掘りに投げ捨てられた。
 その獣(けだもの)が跋扈する中、その人物は涼し気な顔で歩む。左手に壺を提げて歩きながら口に含む。
 溢れた白い筋を手の甲で拭い、空に浮かぶ満月に笑みを向ける。

「良い夜だ」

 やや顔を傾ける。二ッと笑うと黒目が赤く濁り始めた。二人か、と呟いて変わらぬ足取りで大橋を渡る。
 駆け寄る足音を背後に聞いて、人物はくるりと向きを変えた。太鼓橋の頂点に立つ。頭上には綺麗な満月が白く輝いていた。

576 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:02:12.90 ID:+w0D//fa.net
>>575
これでプロを騙れるんだからすげーよな
騙される方も騙される方だ

577 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:22:37.00 ID:+w0D//fa.net
このワイという人は圧倒的に読書量が足りない
古典の話題に入って来れないし
主に読んで来たのはマンガだな

578 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 09:42:56.52 ID:w+58/d+C.net
只今、帰宅!

書けない君は実に単純!
君はワイが書いたリレー小説の冒頭を読んで、
褒めちぎっていた! ワイと知らずに!
読めない君でもあるので仕方がない!

さて、続きを書くか!(`・ω・´)君は創作において何もかもが足りない!

579 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:44:52.93 ID:+w0D//fa.net
>>578
100%俺ではない
変な言いがかりはやめてくれ

580 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:45:22.49 ID:DDRwfZ2q.net
>大大江戸時代、辻斬りが深夜の市中を我が物顔でのし歩く

辻斬りは身(身分)を隠して密かに行動しそうだが
我が物顔でのし歩くはなんか違わないか?
それに深夜の江戸市中は今現在と違い、外を歩いてるだけで異様とみられるわけだが

581 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:46:43.00 ID:+w0D//fa.net
3 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2021/08/25(水) 10:08:51.19
上手くはないがこれがワイの文章な

リレー小説(その一)

 大大江戸時代、辻斬りが深夜の市中を我が物顔でのし歩く。
 出会った女は犯して斬る。男は問答無用で斬る。童女は性的虐待の末に掘りに投げ捨てられた。
 その獣(けだもの)が跋扈する中、その人物は涼し気な顔で歩む。左手に壺を提げて歩きながら口に含む。
 溢れた白い筋を手の甲で拭い、空に浮かぶ満月に笑みを向ける。

「良い夜だ」

 やや顔を傾ける。二ッと笑うと黒目が赤く濁り始めた。二人か、と呟いて変わらぬ足取りで大橋を渡る。
 駆け寄る足音を背後に聞いて、人物はくるりと向きを変えた。太鼓橋の頂点に立つ。頭上には綺麗な満月が白く輝いていた。

これに続くのがパー編。出来は各自で判断な

リレー小説(その二)

と、調子に乗った主人公を辻斬りの刃が襲う

次の瞬間、主人公は一刀両断、唐竹割りに斬られていた。

「ふふふ、見掛け倒しのやつ、辻斬り如きに真っ二つにされるとは」

そう呟くと辻斬りは悪行を働くために、また闇の中へと消えて行った。

(終)

582 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:48:26.23 ID:+w0D//fa.net
>>581
(その二)が俺だ

>君はワイが書いたリレー小説の冒頭を読んで、
>褒めちぎっていた! ワイと知らずに!

コレが真っ赤な嘘であるのは明らかだろ?

583 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:50:40.28 ID:+w0D//fa.net
>>578
>君は創作において何もかもが足りない!

ワナビならそれで普通
揃っていたら、プロになっている

584 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:52:27.82 ID:+w0D//fa.net
>>578
小説家なのに、マンガの話しかしない理由を教えてくれ

585 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:52:46.57 ID:DDRwfZ2q.net
>その獣(けだもの)が跋扈する中、その人物は涼し気な顔で

も、その○○が跋扈する中、その○○は
と、その、そので、うまい書き方とはとても言えないなあ

586 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 09:55:18.98 ID:w+58/d+C.net
その一

 山の麓に横穴があった。登山道から外れている。名所でもない。それでいて周辺の蔦や草は綺麗に刈り取られていた。
 最初にSNSで噂となった。防空壕の説が有力で、のちに原始人の棲み処の意見が出された。掲示板を賑わせたこともあったが、
結局は真偽を確かめる前にブームが去った。

 ただ一人、現地に向かった者がいた。横穴の前で背負っていたリュックサックを下ろす。
 用意したヘルメットを被る。ヘッドランプを取り付けた。登山靴を長靴に履き替えた。
「……行くか」
 表情を引き締めて一歩を踏み出した。

この文章に見覚えはないのだろうか!
これはワイが君に教える為に書いたものである!
君は書いた人物を女性と勘違いをした!
ワイは男性である! 文体等、容易に変えられる!

その時に使ったトリップの表示は「コテる ◆Sr9YKG8p1U 」で「コテる#581hg9b39q」である!(`・ω・´)ノシ

587 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 09:56:50.91 ID:DDRwfZ2q.net
リレー小説その1がどうしようもない導入なので
その2がそういう感じになるのも仕方ないだろうな

588 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:00:30.16 ID:DDRwfZ2q.net
>変わらぬ足取りで大橋を渡る。
>駆け寄る足音を背後に聞いて、人物はくるりと向きを変えた。太鼓橋の頂点に立つ

最初、大橋と書いておいて
次の行で太鼓橋だとする書き方もうまいといえるものではないな

589 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 10:05:10.08 ID:w+58/d+C.net
さりげなくワイスレ杯の宣伝も行った!

さて、無駄なレスはやめて続きを書くとしよう!
ワイスレ杯参加作品、明日まで募集中!(`・ω・´)よろしく!

590 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:06:11.56 ID:DDRwfZ2q.net
>山の麓に横穴があった。登山道から外れている。名所でもない。それでいて周辺の蔦や草は綺麗に刈り取られていた。
>最初にSNSで噂となった。

話下手な人が書いたのかと思うほどに、文節のぶつ切り感がすさまじい
もう少しつなげて、流れるように巧みに書けないものか?と思う

591 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 10:07:36.83 ID:w+58/d+C.net
>>590
バーチャル君が好きそうな文体で書くとこのようになる!
誰に見せて書くのか! これも重要!(`・ω・´)ノシ では、また!

592 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:12:44.06 ID:DDRwfZ2q.net
しかも、原始人の棲み処って
縄文人や弥生人ですらなく原始人って
子供の発想か?

593 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:18:57.20 ID:DDRwfZ2q.net
リレー小説を続けさせたいなら、続きを読みたくなるように
(その1)は、せめてもう少し真面目に書いてほしいものである

594 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:19:50.60 ID:+w0D//fa.net
>>591
253 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2021/11/01(月) 03:21:02.07
リレー小説(その一)

 とある高級住宅街の一角に、一際豪奢な造りの邸宅があった。
重厚なあつらえの門構え、そこから奥へと続く木々に守られた小道、さらにその奥に仄見える洋館がその本命の住居であった。
都会であるのに、鬱蒼とした樹木に覆われ、周囲とは隔絶した別世界を形造っている。
憧れると言うよりは、足を踏み入れるのも憚られるような、凛とした空気がそこにはあった。

 その前に、ふと一台の黒色のタクシーが停まった。
中から一人のスーツ姿の男が姿をあらわし、門前の石畳の上に降り立った。
歳の頃は三十手前ぐらいであろうか?
スラリとした長躯と、整った顔立ちが印象的な好男子であった。
男は手に土産物のような袋を下げていた。
そして、躊躇うことなく呼び出しの鈴を押した。

 話は通っていたのか、それに呼応するかの如くすぐに門は静かにその口を開いた。
男はそこから中へ入り、木々の小道へと消えて行った。
その後再び門は何ごともなかったかのように、またその厳めしい口を閉じた。
ありふれた日の午後の出来事であった。


>バーチャル君が好きそうな文体?

595 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:21:49.25 ID:85O6nnaR.net
おい山シゲ、今日も日課の赤っ恥かいたんならさっさと巣に帰れよ。邪魔だぞ。

596 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:25:45.25 ID:DDRwfZ2q.net
>最初にSNSで噂となった。防空壕の説が有力で、のちに原始人の棲み処の意見が出された。掲示板を賑わせたこともあったが、

[原始人の棲み処の意見が出された]と[掲示板を賑わせたこともあったが]を分けて、ぶつ切りにしてるのもどうかと

ここだけでも、まともになるように書き直してみると

最初にSNSで噂となった際、中には原始人の棲み処じゃないかという突拍子もない意見も出され
いっとき、掲示板を賑わせたこともあったが
防空壕の説が有力だと落ち着いた。

こんなところかな

597 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:29:06.34 ID:+w0D//fa.net
>>591
褒めちぎった記憶はないね
証拠のレスを持って来てくれ
このままではダメなので、
主人公を村人に呼び止めさせた記憶はある

598 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:32:17.31 ID:DDRwfZ2q.net
>その前に、ふと一台の黒色のタクシーが停まった

「その前に」が、前文からはどの前だかがわかりにくいので
ちゃんと、「門前に」と最初に書いてほしい

599 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/10(金) 10:32:56.24 ID:5TRCy7Ql.net
 君さえ良ければだが別の部署への異動を提案したい、と上司に言われた俺は頭の中がくらくらとして自分がその場に立っているのかそれとも倒れているのかさえ解らなくなってしまっていた。
 ここと違って、のんびり出来て良いじゃないか、とは言われたものの、こうして実際に異動してみれば、そこでの待遇は他の部署から厄介払いされた人間に対するそれで、どうやら殆どの社員の間に俺がこちらに来ることになった事情は伝わってしまっているらしい。
 「あの人が例の……」
 「まだ若いのに……」
 まるで俺に聞かせることが目的のような陰口に、このままではいけない、と思いながらも、どうすれば良いか解らなかった俺は気まぐれから近所にあるという動物園に足を運んでみることにした。学生時代ですらまともに訪れたことがないというのに、今更動物園など訪れて何になるのかと思いながらも、こうして童心に帰るのもたまには良いのかも知れない。
 が、残念なことにそこは動物と触れ合える施設ではあったが、動物園と呼べるほど大きな施設ではなかった。
 そして。
 「カピバラですか」
 目の前には大型のげっ歯類がゆったりと温泉に浸かっている平和な光景が広がっていた。
 「はい、寒くなってきましたし、今の時期は林檎湯を楽しんでいるカピバラさんを見ることが出来ますよ」
 「はあ……」
 カピバラが浸かっているお湯は本物の温泉を利用しているのだという。
 香りづけのために用意されているはずの林檎を食事にしているカピバラの様子はどこかユーモラスで見ているだけで肩の力が抜けていくようだった。
 こんな光景を見ていると自分の悩みがまるで些細なことのように思えてくるものだ。案外、普段自分が利用しないような施設に寄るのもたまには良いかも知れない。
 そう思っていたのだが、ふと園内を散策していると猿山があることに気づき興味を惹かれて足を運ぶことになった。数十頭のニホンザルが生活しているのを見るとそれぞれに役割を持ち、豊かな社会性を構築していることが解る。まるで人間の社会のようだな、と考えていると、群れの中で一人だけぽつんと孤立している個体がいることに気づく。
 「ベンケイですよ」
 白髪交じりの年配の飼育員の男性に問うてみれば、その猿の名は容易に知ることが出来た。
 「ほら、脛に傷があるでしょう。慣用句で弁慶の泣き所と言いますが、そこからそう名づけられたんですよ。少しばかり意地の悪い名付けですがね。大柄なあの子に良く似合う名前だと思っていますよ」
 「それで、そのベンケイは何故群れから孤立しているのですか?」
 「あそこの、ああ、そうです。猿山のてっぺんにいる小柄で身軽な猿がいるでしょう。あれが今のリーダーであるヨシツネです」
 聞いてみれば前のリーダーであるベンケイは大柄だが憶病で、だが気の優しいリーダーをしていたらしい。しかし、そこに現れたのがヨシツネだった。あんな小柄な見た目をしているがその気性は荒く、あっという間にベンケイからボスの座を奪い取ってしまったらしい。
 「こちらとしてもベンケイにリーダーを続けて欲しかったのですが、猿には猿の社会がありますからね。こちらがあれをリーダーにしてくれ、これをリーダーにしてくれ、と説明したところで意味などありませんからな」
 それもそうだろう、と思いながらも、ベンケイの姿がどこかで自分と重なってしまい、俺はそれからも定期的にベンケイの様子を見に来ることになった。そして、それは自分より劣った者を見下すことで歪んだ優越感を得るための卑しい行為のように思えて仕方なかった。
 「俺もお前と一緒だ。群れから必要とされず、ただ生きているだけの毎日を過ごしている」
 檻の中の猿と会社の中の自分。
 何がどう違うのだろうか。
 いや、何も違いはしない。
 餌をあげないで下さい、という注意が書かれた看板と、餌を貰えずに腹を空かせてしょんぼりした様子のベンケイ。
 俺は迷うことなく、こっそりとカピバラから拝借した林檎をベンケイへと放り投げた。
 「ベンケイ」
 その呼びかけが届いたのかは俺にはわからなかったが、ベンケイは恐る恐る林檎に手を伸ばした。だが、それに対して周りの猿が威嚇をする。お前にはそれを手に取る資格も権利もないのだと叫んでいるのだ。だが、周りの評価なんて気にする必要なんてあるのだろうか。
 「お前は俺で、俺はお前だ」
 ベンケイは周囲に負けないくらいの威嚇の声を上げて林檎を手に取ると、こちらへと視線を向けた。そして俺が頷くのを見て、しゃくり、と林檎を齧った。

600 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 10:38:04.00 ID:w+58/d+C.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
>599

只今、十作品!(`・ω・´)

601 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:39:50.94 ID:+w0D//fa.net
>>586
>これはワイが君に教える為に書いたものである!

何も教わっていないが
その後、展開についてみんなで盛り上がったが
それには参加したのか?
その「きっかけにはなった」程度の評価だ

602 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:41:06.07 ID:DDRwfZ2q.net
>それとも倒れているのかさえ解らなくなってしまっていた。

と辞令が出た"時"だと思って読み始めると

>こうして実際に異動してみれば

と、次行でもう異動してしまってるのは、展開が早すぎ

なので、せめて1行目の

>と上司に言われた俺は

を、--と上司に言われた時、俺は--

くらいに書き直してはどうか?

603 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:47:18.98 ID:+w0D//fa.net
>>598
道から門までも距離があるイメージ

604 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 10:57:49.76 ID:+w0D//fa.net
>>586
「何とか続きは書ける」程度の評価だったと思うが
それが「褒めちぎった」に脳内変換されてしまったのか
褒められ慣れていないので
モテない君の女に対する勘違いと似ているな

605 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:05:24.06 ID:+w0D//fa.net
どんどん、意味不明な作品が増えるな

>434
>440
この2作以外は論外でしょ

>508
まあ、かろうじてコレか

606 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:14:36.68 ID:cAgugSY0.net
読めない山シゲはもういいから
巣に帰れ

607 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:19:35.08 ID:+w0D//fa.net
>>606
単発の卑怯者が何ホザいてるんだか

608 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:21:33.12 ID:+w0D//fa.net
予選落ちというか、足切りした方が良いと思う

609 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:25:34.01 ID:DDRwfZ2q.net
>>440の話はショートショート集で同じ内容の話を読んだことがある
もしくはオーソンウエルズ劇場とかヒッチコック劇場とかの
そういった類の海外のオムニバスのドラマだったかな
懺悔室に飛び込んできた男が妻の浮気の話をする
妻の浮気相手は懺悔を聞いていた神父だったというオチ
まあ作者は自分で考えたのがたまたま同じだったのだろう

610 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:25:42.14 ID:zFYAQX/f.net
>>565
これはAがBを好きだってことと、男に告白されたってことを雪山を登るシーンで説明しているだけ
ここから何かが起きて初めて物語になる
いくら掌編だからってただの日記ではいけない

611 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:29:33.90 ID:zFYAQX/f.net
>>599
>近所にあるという動物園
近所の動物園、でいい

日本語が下手くそ
他にも読みづらい箇所多数

でも話としては一番面白い
日本語がまずいのはどうにもならんけどね

自分で書いてることが分かるから誰かに書いてもらってここに載せてるわけじゃないことは分かった

612 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:31:54.08 ID:+w0D//fa.net
>>609
テンプレと言えばテンプレだよな
いわゆるコキュ氏というやつか
落語でもよくある

コキュ cocu
妻を他人に寝取られた夫。一般に、愚鈍なお人よしで、妻が愛人と密通していることを知らず、
その愛人とも親しい関係にある人物として形象化されることが多く、
大衆的なブールバール演劇の演目や風流滑稽譚(こっけいたん)、
艶笑小咄(えんしょうこばなし)の主人公としてしばしば登場する。
その性格から喜劇的なふるまいを演じがちであるが、その底に潜む悲劇的な苦悩により、
フランスの人々の深い共感と同情をよぶ愛すべき人物として親しまれている。

613 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:34:54.17 ID:+w0D//fa.net
>>611
話としては面白いのか?
文章が苦痛で、そこまで辿り着けんかったわ

614 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:36:52.42 ID:zFYAQX/f.net
>>548
ごろつきもね、全く面識のないやつをいじめることはない
前後の脈絡がない
爺さんが金持ちだから金を奪うためだとか、逆上されるようなことを言ったとか理由付けが必要だ

最後に登場人物が天狗だって明かされるけど、そもそも天狗って人間をいじめたりしないし、
天狗同士でも争わないだろうね

よく宇宙人が人間を殺しに来るって映画あるけど、高度な知能を持った生命体は
人間なんか相手にしない

あるとしたら例えば宇宙人の飼ってるペットが人間を食い殺して人間が困るとかそういうことだろう

天狗だって人間より頭がいいんだから殴り合いなんてしない
言わなくてもみんな守ってるお約束だよ

615 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:36:52.42 ID:zFYAQX/f.net
>>548
ごろつきもね、全く面識のないやつをいじめることはない
前後の脈絡がない
爺さんが金持ちだから金を奪うためだとか、逆上されるようなことを言ったとか理由付けが必要だ

最後に登場人物が天狗だって明かされるけど、そもそも天狗って人間をいじめたりしないし、
天狗同士でも争わないだろうね

よく宇宙人が人間を殺しに来るって映画あるけど、高度な知能を持った生命体は
人間なんか相手にしない

あるとしたら例えば宇宙人の飼ってるペットが人間を食い殺して人間が困るとかそういうことだろう

天狗だって人間より頭がいいんだから殴り合いなんてしない
言わなくてもみんな守ってるお約束だよ

616 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:39:53.79 ID:+w0D//fa.net
>>615

>>508の評価は?

617 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:41:32.11 ID:zFYAQX/f.net
>>548
そもそも読者を騙すために人間として書いていたなら、最後の「老人」はアウトだろ
老爺風の天狗は、じゃなきゃダメだ

老人は酷いね

618 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:45:04.87 ID:zFYAQX/f.net
>>616
もう書いた
よく書けているけど、キチガイをリアルに描写するという点で上手くないので、説得力に欠けるのが玉に瑕

まあ甘いけどなこの評価は

例えば、この女の店員に相当する人物をRPGか何かのゲームの中のキャラだと思い込むとか、
そういう話の方が面白いだろ

中途半端になってしまっている

619 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:46:07.51 ID:zFYAQX/f.net
このバーチャルとか山重とかいうやつ、ほんとにきしょいな
バカのくせに賢い振りしやがって

620 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 11:54:42.78 ID:zFYAQX/f.net
>>440
この神父と浮気してたの?
なるほどそれは面白い

でもワンアイデアでやっぱりディテールがいまいちだな

こういう話だったら妻が実際にどういうことを言ってたか、神父が聞いて
こう言ってましたーってことを神父がそうですかって聞いて
神父が許してあげなさいって言うってのがいい
恋というのは自分の思うようにはなりません
雷に打たれたように突然するものです
妻のせいではありません
あなただってそういう経験をする可能性があるのですよ
神はきっと、あなたの妻を許すでしょう

分かりました、許します

っていう話があって、読者がいい人間だと思い込んだところでひっくり返す

これが定番の持って行き方

誰もいなくなった懺悔室で、浮気相手は許されない、と一人ごちた
私は懺悔した男をよく知っていた
話に聞いただけだが、実に魅力のない男らしい

実はその浮気の相手というのは私だったのだ

こういう風に書く
元の文章だと、もしかしたらこの神父が……とは思うけどそうだとは書いてないから
もやっとする
結局どうやねんってことになってしまう

621 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:03:35.63 ID:+w0D//fa.net
>>619
>ほんとにきしょいな
>バカのくせに賢い振りしやがって

お前も、ここの常連にそう思われてるよ
その自覚はないのか?

622 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:11:57.98 ID:+w0D//fa.net
>>620
よくあるテンプレだからな
ハッキリ書いたら、オリジナルじゃないのがバレる

623 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:13:02.36 ID:85O6nnaR.net
ワイスレ杯を一番楽しんでるのが山シゲとエンピツで草生える

624 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:18:14.40 ID:+w0D//fa.net
>ほんとにきしょいな
>バカのくせに賢い振りしやがって

コレ、エンピツなのか?
こういうこと言うやつなのか
仲間には入れられないな

625 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:20:56.19 ID:85O6nnaR.net
>>624
そんなに言うならエンピツと勝負してみろよ。
あいつ書かないから何か一つでも書けばお前の勝ちになるぞ。
人生初勝利を挙げられる可能性が大だぜ。

626 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:24:07.56 ID:+w0D//fa.net
>>625
お前がやったら良い
俺は作品をそういうことのための道具だとは思っていない

627 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:28:03.65 ID:huPRjNxe.net
エンピツとワイの1レス勝負を一番煽っていたのはバーチャルだぞ?

628 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:34:32.36 ID:85O6nnaR.net
>>627
そうそう。そしてエンピツが無様に敵前逃亡して、最後はなぜかバーチャルが処刑されてたなw

629 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:41:42.96 ID:+w0D//fa.net
>>627
ワイも書かないと読んでいたからね

630 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:56:03.72 ID:DDRwfZ2q.net
俺は山重というのはまったく知らないな
あと、バーチャル編集長を貶したこともない

631 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 12:59:18.14 ID:+w0D//fa.net
>>630
この人はまとも
同意できることを言っている

632 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:02:54.41 ID:DDRwfZ2q.net
始めようとしてるところに人は集まるだろうかという話の際に
エートス(信頼)がないから、駄目だろうなとは言ったが
本人が、文章書くのにエートスなんか必要ない、ロゴス(論理)だけでいいのだと返したので
なら貶したことにはなってないだろう

633 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:04:20.55 ID:+w0D//fa.net
作品への立ち入り方に関しても適度

ID:zFYAQX/f
こいつは、立ち入り過ぎ

634 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:08:07.22 ID:+w0D//fa.net
>>632
うん、俺も貶されたとは思っていない

その(信頼)というのが、実はいい加減なものだからね
mRNAワクチンを安全と思って打つような連中の(信頼)だから

635 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:11:47.64 ID:+w0D//fa.net
俺の主張だけを見て信頼してくれる人でないと意味はない訳だ
そういう自己判断能力のある人
肩書きで集まって来るような人じゃなくね

636 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:17:12.04 ID:DDRwfZ2q.net
まあでもエートスは大事な三要素の一つで、俺じたいここでは信頼がないから
結構大切なポイントを真面目に助言しても、聞いてくれる人がいないのが悲しい

637 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:24:55.73 ID:+w0D//fa.net
>>636
その人自体に判断能力がないから仕方ないね
知識も足りていないのかも知れないし

エートスには三つのカテゴリーがあり、発言の状況に従って、低次から高次へと発展する。
・フロネシス - 実践的な技術と知
・アレテー - 徳・美徳
・エウノイア - 聞き手に対する好意

エートスは話者にではなく、聞き手に属する。
聞き手がその話者が高いエートスかそれとも低いエートスを持っているかを判断する。

638 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:26:23.40 ID:+w0D//fa.net
エートスの反則にはたとえば以下のものがある。
・話者が会話の結果に直接の関心を持つ(例えば、無実を主張している人)
・話者が会話の結果に秘密の動機を持つ
・話者が専門意見を持たない(その事柄の専門家でない人)

留意すべきは、上記の反則にあたるような議論を無効として退けることは形式的誤謬である。


これ意味わかる?難しいね

639 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:30:24.24 ID:DDRwfZ2q.net
そこまでは詳しくないわ、ごめん

640 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 13:31:19.45 ID:w+58/d+C.net
>>636
君はワイスレで押し売りになろうとしていた!
それは茨の道でバーチャルが今も血を流して歩いている!
ワイスレの作者に悉く嫌われ、書き込みが見つかると否定と云う石を投げ付けられる!

ワイは君の姿に未来のバーチャルを見た! ここが分岐点と考え、君との勝負を思い立った!
バーチャルは逃げたが君ならば受けると! 例え名無しの評価で君が負けたとしても、
その健闘に褒め称える者が現れる! 聞く耳を持つ者も増える! その道筋を作ろうとした!
結果は云わなくてもいいだろう! 道を閉ざしたのは君である!

選者の物真似は程々にして、ただの読者になるがよい!(`・ω・´)ノシ ちょっと出かける!

641 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:34:15.12 ID:DDRwfZ2q.net
>>640
「二人称といえばシャーロックホームズのような話」
としてたのを、それは違うよと指摘されてカチンと頭に来ただけじゃなくて?

642 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 13:36:12.38 ID:w+58/d+C.net
>>641
ワイの勘違いで矛を収めた書き込みを読み落としているのだろうか!
それとワトスンの二人称と書いてある例も示した!

君は何を見て何を見ないのか!
都合のいい解釈を前面に出すとバーチャルになる!
程々にした方がよい!(`・ω・´)ノシ 急ぎの用事なので、ワイはこれで!

643 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:37:08.87 ID:DDRwfZ2q.net
それは違うよと、教えてあげるのは、その相手にとっても必要なことだと思ってるんだが
うまく言えないで、その人のプライドをズタズタに切り裂いてしまい、怒らせてしまうのが
俺の悪い癖だな

644 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:39:33.09 ID:+w0D//fa.net
>>639
いや、ザ・コピペマンだけど
Wiki読むと、エートスとかパトスってホント危ういものでしかないと思うんだよね
悪用されると
だから、互いできるだけロゴスのみで考えるようにした方が良い

645 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:41:21.28 ID:DDRwfZ2q.net
「ホームズ最後のあいさつ」の冒頭でのワトソンが読者に語り掛ける部分を
読者諸君は今これを読んでおられる…みたいな感じのあれを二人称だという人もいるが
本来あれも二人称ではないよ
ホームズは元気だよとワトソンが一人称で語る文章だと思う

646 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:42:22.34 ID:+w0D//fa.net
>>643
こっちがエンピツだな

>ほんとにきしょいな
>バカのくせに賢い振りしやがって

こんなこと言う筈ないと思った

647 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:46:28.55 ID:DDRwfZ2q.net
ぷぅぎゃああああああがプロかどうかは知らないが
2ちゃん(5ちゃん)でくすぶってるのは、大したものが書けなかったからだろう
もしもベストセラー小説家にでもなっていたら、時間をそっちに取られて
十何年も毎日ここに全部の投稿作を読んでレスをするなんて来れないだろうから

648 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:48:23.72 ID:huPRjNxe.net
十何年も粘着し続けるのも見上げた根性だなぁ
暇なの?

649 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:51:22.16 ID:DDRwfZ2q.net
俺でも気が遠くなる
時間はすべての人に平等に与えられているが
常連はだからこそ、投稿すれば必ずレスしてくれるそんなぷぅぎゃああああああを有難いと、必要としてるのだろうし
毎日ここに来て全部の投稿作を読んでレスを返す日課なんて
俺はそんなことできないから
ぷぅぎゃああああああは頑張ってくれたらと思うよ

650 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:51:27.34 ID:+w0D//fa.net
>>643
その辺の匙加減がワイは上手い
依頼者のプライドに関わる領域まで踏み込まない
結果、効果はないのであるが
依頼者は何か嬉しくなっている

651 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:52:34.44 ID:DDRwfZ2q.net
>>648
山重とか知らないことも多いし、粘着とかしてないな

652 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:52:58.19 ID:+w0D//fa.net
>>648
十何年も番犬し続けるのも見上げた根性だなぁ
暇なの?

653 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:55:01.39 ID:DDRwfZ2q.net
真実を示すことはその人を幸せにするとは限らないからな
とくに5ちゃんのような場所では
難しいことです、ハイ

654 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:58:23.68 ID:+w0D//fa.net
>>653
ホントに向上心があれば、聞けるはずなんだよ
プロになりたいと思っていればね
でも、そうじゃなく「向上の幻想に浸りたいだけ」だから
我々の指摘に腹が立つ

655 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 13:59:18.79 ID:91xUUGxL.net
的外れな指摘にはそりゃ外野から突っ込みが入るだろう
エンピツさんが信頼されていないのはそういうこと
世の中は厳しいのだ

656 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:00:35.97 ID:DDRwfZ2q.net
まあどうでもいいが二人称で一度何か書いてみればいい
そうすればワトソンの独り語りが二人称とはまるで違うことがわかるはず

657 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:01:31.76 ID:DDRwfZ2q.net
>>655
的外れだとは思ってないので、ごめんね

658 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:01:35.36 ID:+w0D//fa.net
俺は、君の「門前」のダメ出しに腹が立たない
自分でも迷った部分だから
迷った挙句「前」を選んだ
で、続きの文の「門前」で補強した

659 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:01:38.75 ID:huPRjNxe.net
>>654
なるほど、普段から「働け」「お前の文章はクソだ」と言われ続けているご本人だからこそ、
他者からのマジの指摘を受けた時の人間の心理をよく理解していらっしゃるのですね

660 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:02:41.98 ID:+w0D//fa.net
>>655
的外れだと思うなら、具体的に反論しないといけない

661 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:04:55.77 ID:91xUUGxL.net
>>657
うん、でも的外れだと思っちゃったんだ。ごめんね。

662 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:06:28.75 ID:+w0D//fa.net
>>659
つまらない返しだね
いつも言ってる同じことを、言い方を変えているだけだ
なのに何か新しいことを言っているつもり

663 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:06:43.19 ID:DDRwfZ2q.net
某ガリレオが「地球は丸い」というとその場の大多数が右に倣えして
「地球が丸いわけないだろ!こいつ的外れな奴」と罵倒しだすとしよう
う〜ん、だがなあ……真実は多数決じゃないんだけどなと
まあそれに似た気分だな

664 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:07:23.37 ID:+w0D//fa.net
>>661
どこがどうおかしいのか具体的に反論しないと
何も言っていないのと同じ

665 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:08:50.01 ID:huPRjNxe.net
いつも同じこと言われるくらいバーチャルに進歩が無いってことだな

666 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:09:15.22 ID:91xUUGxL.net
>>660
具体的に反論すると、犯罪者予備軍とか精神異常者とか言われるんだぜw

はっきり言ってそんな人間性を見られてるのも信頼されてない一因だな

667 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:12:05.42 ID:DDRwfZ2q.net
まあ、残るのは真実なので、どっちが的外れなのかと、ここで言い合ってもしょうがないと思うので
受け入れない人はしょうがないなあ、と
いいアドバイスしてるんだけどなあ、残念だなと思うだけです、ハイ

668 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:12:42.56 ID:+w0D//fa.net
>>665
自分に進歩がないとは思わないのか?

669 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:13:54.17 ID:+w0D//fa.net
>>665
ワイも、「プロではないのにプロだと嘘をついている」と
同じ批判ばかりされているが

670 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:19:22.27 ID:DDRwfZ2q.net
作家は、書いてる時だけが仕事しているわけでもなく
思考を巡らしているときも、眠ってるときでさえ、言ってみれば四六時中が作家活動なんですが
たまに息抜きに投稿作でも読んでレスしてみようかってのはあっても
そんな時に、5ちゃんの投稿すべてに目を通しレスを返すノルマを続けるなんて無理と思う
無償でえらいなあとは思うが

671 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:19:46.86 ID:+w0D//fa.net
>>667
だから、「自分が自信を持っている部分を褒められたい」だけなんだよ
そこをワイはわかっている
でも、そんなの全く本人のためにはならないんだよね
苦い薬を飲めないと

672 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:23:02.94 ID:DDRwfZ2q.net
ワイスレ杯の投稿は全部で何作になるのか知らないが
全部見比べるなんて俺にはその時間もないし無理だ
年中それをやってるんでしょ?
匙を投げない、ぷぅぎゃああああああああは本当偉いよ

673 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:26:24.01 ID:+w0D//fa.net
>>672
年中はやっていない
3回程度
ワイスレ杯がここの目的ではないし
常連は勘違いしているが
ワイが、勘違いさせているのだが

674 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:29:26.14 ID:+w0D//fa.net
>>670
他人の世話どころではないよな、本当にプロなら
そんなんで生き残れるほど甘い世界ではない

675 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:38:44.87 ID:DgV7LpZr.net
>>672
0580 この名無しがすごい! 2021/12/10 09:45:22
>大大江戸時代、辻斬りが深夜の市中を我が物顔でのし歩く

辻斬りは身(身分)を隠して密かに行動しそうだが
我が物顔でのし歩くはなんか違わないか?
それに深夜の江戸市中は今現在と違い、外を歩いてるだけで異様とみられるわけだが
ID:DDRwfZ2q(1/28)

0672 この名無しがすごい! 2021/12/10 14:23:02
ワイスレ杯の投稿は全部で何作になるのか知らないが
全部見比べるなんて俺にはその時間もないし無理だ
年中それをやってるんでしょ?
匙を投げない、ぷぅぎゃああああああああは本当偉いよ
ID:DDRwfZ2q(28

>俺にはその時間がない
朝の九時から二時過ぎまで五時間近く張り付いて28レスも重ねて、随分忙しいふりをするじゃないかw

676 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:40:58.04 ID:91xUUGxL.net
続きはこっちでな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1637972522/

677 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:42:01.87 ID:DgV7LpZr.net
>>674
おまえも他人の世話どころじゃないはずだろw
5080問題は甘くはないぞw

678 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:46:09.75 ID:+w0D//fa.net
>>677
ワイのことを言っているのに、なぜ話をすり替える?
お前もワイの番犬どころではないはずだが

679 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:48:09.63 ID:+w0D//fa.net
>>677
ワイ程度の生活水準ならやれそうだ
ド貧乏だが

680 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:49:43.40 ID:+w0D//fa.net
ワイって、頻繁に洗濯もしないのな

681 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:53:33.59 ID:+w0D//fa.net
外食もしないし
何が楽しくて生きてるの?

682 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:53:46.83 ID:DDRwfZ2q.net
>朝の九時から二時過ぎまで五時間近く張り付いて

毎日毎日年がら年中、それを十数年続けてるわけじゃないから

683 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 14:59:14.74 ID:+w0D//fa.net
このスレをやり続けている
それだけで、プロじゃないことは明らかだよな
心理的にも、物理的にも不可能
ニートじゃなきゃ

684 :リーマン :2021/12/10(金) 15:05:22.19 ID:xaVoTAIi.net
>>683
専業作家なら心理的にも、物理的にも余裕で出来ますよ
と、作家業の現実を知る私が言ってみます
兼業作家なら、相当キツイので難しいかもしれない

685 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:07:42.32 ID:xaVoTAIi.net
兼業作家がフルタイムで会社で勤めてても、年に二、三冊出してる人がザラですしねぇ(もっと出してる人もいる)

専業なら、かなり時間のゆとりがありますし、スレ主をする時間は普通に取れますよ
なので、物理的に無理なんてことはないです

686 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:12:02.51 ID:DDRwfZ2q.net
>>684
いうがやすし、行うがなんとかだ
ならキミがぷぅぎゃああああああの代わりに今後十年続けてみるかい?

687 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:12:18.21 ID:xaVoTAIi.net
兼業作家が月曜日から金曜日まで毎日会社に10時間くらい勤めている時間が浮くわけですし
通勤が片道1時間なら、通勤時間含めて12時間か

12×5時間=60時間も週に使える時間が兼業作家より多いわけですしね

688 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:12:58.86 ID:eSimfFwB.net
>>555
ト書きがあるのに一人がたりがひたすら続くって、おかしいだろ
屁理屈こねるな

下手くその中で伍していられるのは自分が下手くそだからだ
それとリーマンは嫌い

作家とは思えない
作家で才能がないなら休む暇なんかねーよ
休むのは才能あるやつの特権
早く読書せい

689 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:13:55.46 ID:xaVoTAIi.net
>>686
もし私が専業作家になれて、かつ、ワイさんが引退することがあるのなら考えてみてもいいですよw

690 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:15:33.58 ID:xaVoTAIi.net
>>688
作家の実態を知らない人に、作家とはこうなんだ! と、妄想の作家像を押し付けられても困りますw

691 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:17:16.68 ID:+w0D//fa.net
>>684
そんなことより、お前が講談社の担当に訊いてみれば良いんだよ
「あり得ない」って言うわ

692 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:17:46.86 ID:xaVoTAIi.net
>>691
言わないと思いますねw

693 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:18:41.77 ID:DDRwfZ2q.net
そもそもわかるはず
作家での収入は不安定なので兼業作家は続けるようにと編集者から
今やってる仕事は辞めないようにと言われたはずで
ぷぅぎゃあああああああがいつから作家をやってるか知らないが
なぜ専業作家で朝から晩まで年中5ちゃんに張り付いていて、それでやっていけてるのかが、そもそもが不思議

694 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:20:16.95 ID:+w0D//fa.net
>>690
現場なんて知らない俺が
今「エンピツなんて無い」ってわかってただろ
推論、類推も作家に必要な大きな能力

695 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:20:25.25 ID:DDRwfZ2q.net
>>689
大変だと思いますよ
今書こうとしてるのがちょうど煮詰まって頭の中でうごめいているときに、人の作品なんか読めるかい!と

696 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:21:27.32 ID:+w0D//fa.net
>>692
「逃げる」と思った
その程度のことも訊けない立場なのか?

697 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:21:46.02 ID:eSimfFwB.net
>>690
妄想じゃない
そんなこと言うなら質問するが、
自分の中に引き出しがたくさんあるタイプだと思うか?
俺は自分のことをそう思ったことはない

だから俺の真似はするな
読書しろ
そして引き出しを増やす
というか着想を得る
それしかないよ

698 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:22:06.24 ID:DDRwfZ2q.net
>>694
編集者が手を加えるエンピツは現場にありますよ

699 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:23:34.19 ID:+w0D//fa.net
>>698
漫画家はね

700 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:23:59.63 ID:xaVoTAIi.net
>>695
え、読めますよ。丁度良い息抜きですし
他人の振り見て我が振り直せ、じゃないですけど
指摘することで、再度色々なことを確認できますしね

晒しスレとか、某所の作家コミュニティ(1000人以上いる)とかの晒しを見て、よく感想書いたり、指摘したりしてますし、今でも

まあワイさんのように先生をしてるわけじゃなきですけどね

701 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:24:08.90 ID:eSimfFwB.net
知らないなら自分が知らないということを認識する
小学生でもできる

702 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:25:53.93 ID:xaVoTAIi.net
>>698
エンピツ自体はありますけど、エンピツ君が語ってたエンピツの内容が、現在の出版業界の実態とかけ離れてたので、いつの時代の話をしているんだろう、と思いましたね

それで今はこんな感じだよ、とこの前色々書いたと思うんですけど

703 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:26:53.38 ID:+w0D//fa.net
>>700
まあ、兼業も維持できないから考えなくて良い
すぐワナビに逆戻りだからね
ワイを素人と見抜けないようじゃプロの力はない

704 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:27:34.50 ID:85O6nnaR.net
ガチプロVSニート 勝負にもならんわw

705 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:29:12.28 ID:DDRwfZ2q.net
>>688
>ト書きがあるのに一人がたりがひたすら続くって、おかしいだろ

>>551にはこう書いている
ひたすら、独り語りで進めながら
>翌日から二人で奏でる静かな音が、簡素な木造の家の中に響く
等、ト書きみたいなのを入れるのが惜しい気がする

>ここが例の反物屋ですかい
で話す人物が変わるのは別にいいけどワイ氏がどう思うかだろうな
最後まで同じ調子で貫けばいいのにと思った

逆だ
独り語りで進めながら
>翌日から二人で奏でる静かな音が、簡素な木造の家の中に響く
と、こういう独り語りじゃないト書きのようなのを入れないで
最後まで同じ調子で独り語りで貫けばいいのにと思うと

706 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:29:56.23 ID:eSimfFwB.net
>>700
それなら自分の言う通りにしても必ずしもうまく行かないことを念押ししろよ
不都合な質問を無視しても許されるのはこのスレだけだぞ

もっと謙虚になれ
初心を忘れてるぞ
そしてハングリー精神をもってことに当たれ

ワイに対してへりくだるのはプライドが許さないって、顔に書いてあるぞ

707 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:29:58.89 ID:xaVoTAIi.net
>>693
朝から晩まで張り付いていると言いますが
ワイさんの一日の書き込み回数なんて、数えるほどじゃないですかw

ふと気付いた時に、ワイスレを覗いてみるか、といったレベルですよw 執筆の合間、合間に
何で一日中張り付いてるとか、大袈裟なのかw

ただワイスレ杯の開催中は、かなりの時間を費やされていますね
でもだからこそ、ワイスレ杯は不定期開催なわけですし

今年開催されたワイスレ杯って、今やってるのを含めて、2回か3回ですよ

708 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:30:05.26 ID:85O6nnaR.net
すぐワナビに逆戻り→来年新刊二巻発行

バーチャルの「すぐ」って一体w
お前も「すぐ」自分の巣に逆戻りしとけよw

709 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:31:16.63 ID:DDRwfZ2q.net
>>702
キミは業界で数年でしょ?俺より経験が浅いだけです

710 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:31:51.64 ID:85O6nnaR.net
大体こういうスレで他人の作品に上から目線のでまかせ評を押し付けてる奴等って自分では絶対に書かないんだよな。例文や改稿すらしない。
なんでなん?そんなに文章下手なん?w

711 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:32:56.18 ID:85O6nnaR.net
ああバー豚はゴミ文しか書けないご身分なのは知ってるから黙っとけよw

712 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:32:57.37 ID:xaVoTAIi.net
よし、仕事に戻ります

713 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:33:00.61 ID:eSimfFwB.net
まあ、俺のただの感想だけど、リーマンは知的な雰囲気がない
もっと話し方工夫した方がいい
面接で落とされそうだ

714 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:34:02.16 ID:+w0D//fa.net
>>707
実はワイに嫌われているって知ってた?
出版作を褒めないでしょ

715 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:35:04.05 ID:eSimfFwB.net
まあ頑張れ
見てないかもしれんが

これ以上は何も言わないよ

716 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:35:38.27 ID:+w0D//fa.net
>>713
頭は悪くないが、人格に問題がある
そりゃ魅力のある主人公なんて作れないですわ

717 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:37:12.44 ID:DDRwfZ2q.net
>>707
毎日、全部の投稿に目を通して、ひとつひとつ全部にレスするのは大変
何が一番大変かというと、自分が書いてる作品あるなら、それをひとまず忘れ
気持ちを切り替えて読んで評価することに、スイッチを切り替えるのが大変だ
しかも無償で十数年それを続けるのは俺には無理
そこに兼業作家か専業作家かは大きな差はない
自分の作品で頭がいっぱいなのは同じだから

718 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:38:12.47 ID:+w0D//fa.net
それと、ツイで頻繁にリツイートしている美少女画像とかを見ていると
人間的にも成熟していないと思うね

719 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:39:23.18 ID:DDRwfZ2q.net
>>707

そう思うなら、キミがワイスレ杯開催して、一度しんどさを体感してみればいい

720 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:43:14.72 ID:+w0D//fa.net
>>719
シンドさ以前に、他人のことなどどうでも良いと思っている人間だから
それが自分にとってもプラスになるとわかっていない

721 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:44:39.04 ID:+w0D//fa.net
能力的にも無理、白黒ハッキリ言えない
自分の作品でさえ、いまだ自信を持てない

722 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:47:18.04 ID:DDRwfZ2q.net
あと、他人のことはとやかく言う気もないが
俺は、ちゃんと意見をいってくれて直しも入れてくれる才能のある編集者が好み
作品を受け取るだけ、要件を伝達するだけの編集員なんか人間じゃなくてもできると思ってる

723 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:50:10.90 ID:+w0D//fa.net
試しに今回の順位だけでもつけてみ
それすら、やれる訳はないけど

「他人からどう思われるか?」そればっかり気になってね

そんな主人公嫌でしょ
でも、作者がそうだと主人公もそうなっちゃうんですよ

724 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:52:13.04 ID:+w0D//fa.net
>>722
今やそんな編集者は夢物語
それができるなら自分で書く、書ける

725 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:53:59.95 ID:eSimfFwB.net
>>716
癖がある人間の方が優しすぎる人間よりいい

優しい人間を書くなら、優しいことを欠点として書く

例えば優しすぎて、思いやりのある女じゃなくて、一番荒々しい猛女と結婚してしまう男とかね
ひっぱられてね

726 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:55:13.34 ID:xaVoTAIi.net
>>723
待ち時間が伸びたので、最後に一つだけ
過去のワイスレ杯で、私が全作寸評を三度してるよ
過去スレ漁ってきなさいな

727 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:56:05.73 ID:+w0D//fa.net
>>725
それじゃ主人公じゃねーし
「荒々しい猛女」の方が主人公だ

728 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:56:35.04 ID:DDRwfZ2q.net
一番気になる点を言うと、業界の話や文芸の話をしだすと
ぷぅぎゃあああああああは話に入って来ず
スーッと消えるように、いなくなる点
で、どこからか調べてきたのか、戻ってきては話に入ってきたかと思うと
例の二人称のように、え?この人、人称をわかって書き込んでるのかな?
ホームズ読んだことあるのかな?どこで調べちゃったの?だいじょうぶ?と
首をかしげたくなる書き込み
リーマンあたりはちゃんと言ってやらないと

729 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:57:11.33 ID:+w0D//fa.net
>>726
ランキングは付けたのか?

730 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 15:59:52.85 ID:DDRwfZ2q.net
二人称というとシャーロックホームズのような話なのかどうか
リーマンはどう思うかだけでも訊いてみたい
たまに、ぷぅぎゃああああああにはそういう、あれ?って書き込みがあるが
ぷぅぎゃああああああの書き込みはアンタッチャブルなのか?

731 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:00:34.22 ID:+w0D//fa.net
>>726
誰も記憶してないと思うぜ
単なる個人の感想だから

732 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:01:41.31 ID:eSimfFwB.net
一般的に欠点とされることでも、長所になることがある
直さなくていい
何故か人生が上手く行かない奴が作家になる
自分の欠点を謙虚に見つめてみよう
はっきりものが言える、言えない
ならそれを利用しろ

733 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:02:13.88 ID:cAgugSY0.net
やけにレスが伸びてると思ったら、おやおや。
人生嫌なことから逃げまくりの山シゲがなに吠えてんだろ。
負け犬の遠吠えってやつか?

734 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:03:22.63 ID:+w0D//fa.net
保身人間のお前がランキングなんてつけられる訳はないから

「他人からどう思われるか?」そればっかり気になってね

735 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:04:11.35 ID:DDRwfZ2q.net
>>702
>エンピツ自体はありますけど、エンピツ君が語ってたエンピツの内容が、現在の出版業界の実態とかけ離れてたので

キミについてる編集者がそういうタイプなだけでしょ
編集者にもいろいろいるから
それか、編集者が、この作家先生は意見を聞き入れる人かどうかを目利きしてるのもあるかなと

736 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:06:47.50 ID:eSimfFwB.net
>>727
自分を客観視できないタイプは主人公にしづらい
彼は私と結婚する
私が一番彼にふさわしいから当たり前だ

こんな風になっちゃう
しかも主人公が悪役になる
男が主人公なら、結局これが一番幸せな「選択」
(していないが)だという風に書ける
悪役を主人公にするとは挑戦的だな
難しい書くのが

737 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:09:11.27 ID:xaVoTAIi.net
>>735
まだまだ時間が伸びてるので再度やって来ましたw

編集さんからの意見は当然あるさ
ここをこうした方がいい、ラストでもっと読者にカタルシスを与えられるように出来ないか? とか
それは当たり前にあるけれど

そうではなくて、エンピツ君が語ってた内容がおかしいと言ってるんだよ
どこがおかしいのか、細かく解説してあげたでしょ?
忘れたなら過去スレを見て来なさい

>>731
当時のワイスレ民でワイスレ杯に出てた人は覚えてるよ
文学少女ちゃんの全作寸評を

738 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:10:15.06 ID:+w0D//fa.net
>>736
客観視できる「荒々しい猛女」だよ
ドクターXの大門未知子みたいなね

739 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:11:21.12 ID:xaVoTAIi.net
あーでも、エンピツ君の言ってることのおかしさを指摘している時に
純文学の分野とかなら、まだそういうやり方してるかもね、とは書き込んだな
あるいは、年配の編集さんとかなら

エンピツ君って、純文学界隈の人なん?

740 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:11:44.05 ID:+w0D//fa.net
>>737
ランキングの話だよ
寸評という名のおべっかだろ?

741 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:14:10.43 ID:xaVoTAIi.net
>>740
いや、普通にダメ出ししまくってたよw
わけが分からないよ! とかも書いた覚えがあるw

742 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:14:32.32 ID:eSimfFwB.net
あんまり語らずに、問われたら語るようにすりゃごまかせるぞリーマン

743 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:15:11.48 ID:+w0D//fa.net
>>739
純文学でもないと思うな
新潮の編集者が又吉の二作目で、
「もっと書けるはずだから」と励ましているだけだった
新潮つったら最高峰だからな

744 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:15:51.59 ID:eSimfFwB.net
>>738
全然言葉の意味を理解していない……
お前がそう思うならそれでいい

745 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:16:34.67 ID:xaVoTAIi.net
>>742
誤魔化さないといけないことが何もないからなぁ

746 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:17:10.67 ID:+w0D//fa.net
>>741
ランキングの話からは逃げるんだな
作者がわからない時点での寸評か?
後なら、公正ではない

747 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:17:46.29 ID:d6j5z0SD.net
やっと会議室が空いた!
では、今度こそ仕事に戻ります

748 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 16:18:53.64 ID:w+58/d+C.net
只今、帰宅!

新潮の最高峰は校正者では!
編集者は移動が多いこともあって変動する!

無駄なレスは控える!(`・ω・´)作品の保管庫があるので安心ではあるが!

749 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:21:36.67 ID:eSimfFwB.net
>>745
何言ってんだか
ただ喋ってるだけで教養を感じさせるのって、教授レベルでも中々難しいぞ
理想が低すぎるようだな

750 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:42:29.04 ID:+w0D//fa.net
北方謙三

在学中の1970年、純文学作品『明るい街へ』を同人誌に発表。
同作が雑誌『新潮』編集者の目に留まり、学生運動でバリケード封鎖中に来訪を受けて転載の了承を依頼された。
1970年3月号に掲載され、学生作家としてデビューを果たす。
1973年に同大学卒業。PR誌の企画スタッフや肉体労働をしながら小説執筆を続ける。
デビュー時は「大江健三郎以来の学生作家」「天才」と『新潮』編集長に称賛されたが、
その後の10年間は100本書いて雑誌掲載は3本のみで、
持ち込み仲間の中上健次や立松和平より掲載率は低かった。


昔の『新潮』は、この厳しさよ

751 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:46:20.98 ID:eSimfFwB.net
>>750
北方に才能がなかったんだろ

752 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:46:51.77 ID:+w0D//fa.net
>>750
そうした数少ない採用作をまとめてはどうかという相談を持ち掛けた集英社の若手編集者と話すうち、
「暗い話を書いている場合じゃない」と路線転換を進められた。
そうして1981年に単行本デビューにいたったのが『弔鐘はるかなり』(『第二誕生日』改題)である。
実質的な新人としては異例の“書き下ろし長編”による処女出版であり、二度目のデビューである。
初版は8千部。翌1982年には、『逃がれの街』(『ふたりだけの冬』改題)も出版。
その後『眠りなき夜』『さらば、荒野』『檻』とヒット作を次々と生み出し、
“ハードボイルド小説の旗手”として一躍人気作家となり、「月刊北方」の異名を取るにいたる。

1983年には『逃れの街』が、主演水谷豊、監督工藤栄一で映画化。
以降『友よ、静かに瞑れ』(1985年)、『黒いドレスの女』(1987年)などが次々と映画化され、
作家としての地位を築き上げる。

753 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:49:34.73 ID:eSimfFwB.net
>>752
途中から面白くなっただけじゃん
最初はつまんなかっただけ

754 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:51:16.67 ID:+w0D//fa.net
>>753
じゃなくて、純文学からエンタメへの路線変更だ

>デビュー時は「大江健三郎以来の学生作家」「天才」と『新潮』編集長に称賛されたが、

755 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:54:07.35 ID:eSimfFwB.net
>>754
違うわ
純文学でも面白けりゃ売れる
そもそも読んだことない作家の話してるお前が悪い

756 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 16:57:36.43 ID:+w0D//fa.net
>>755
売れる売れないの前に載っけてくれないんだよ
編集長判断で

757 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:00:03.46 ID:+w0D//fa.net
>>750
>デビュー時は「大江健三郎以来の学生作家」「天才」と『新潮』編集長に称賛されたが、
>その後の10年間は100本書いて雑誌掲載は3本のみ

鬼じゃん、鬼編集長じゃん
こういう鬼がゴロゴロいたってこと

758 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:03:53.61 ID:eSimfFwB.net
>>756
屁理屈はいい
載せるに値しない作品なら載らないのは当然で、当たり前だけど自己責任

まさか傑作が落とされたとでも?

759 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:03:55.44 ID:OiN4IDeM.net
>>757
エンピツは消えたぞ
金魚のフンもさっさとついてけ

760 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:05:25.06 ID:+w0D//fa.net
           |      ____      (⌒Y'丶
           |    /\/\/\    (__ ⌒)
           |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   ( ` __)
           | /              ハ_ハ、ヽ〜  いきかえる〜
     ─┐/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚∀゚ )  ̄ ̄ ̄ヾ
   ─┐川  ハ_ハ             "'''"'''"    /|
    /    ( ゚∀゚) ごくらくごくらく〜        ./ |
  /      "'''"'''" _    _         / ∪ |
 i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄し ̄ ̄ ̄し ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖   /
 |                    し       ‖  /
 |___________________ル/


761 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:10:56.21 ID:+w0D//fa.net
>>758
そういう厳しさでクオリティが保たれてたってことだ
エンタメなら楽々ヒットを飛ばせる人が
新潮では掲載さえしてもらえない
純文学に対する適性ということだが

>「大江健三郎以来の学生作家」「天才」と『新潮』編集長に称賛された

こう言っちゃってる訳だからね
その責任はどうなるんだよ

762 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:15:28.27 ID:eSimfFwB.net
>>761
お前頭おかしいわ
天才でも多作家もいれば寡作家もいる

763 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:16:57.75 ID:eSimfFwB.net
たまに名作ができるだけでも十分天才

764 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:19:05.71 ID:+w0D//fa.net
>>762
>その後の10年間は100本書いて雑誌掲載は3本のみ

北方謙三はエンタメでは多作家だ

>“ハードボイルド小説の旗手”として一躍人気作家となり、「月刊北方」の異名を取るにいたる。

765 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:23:10.96 ID:eSimfFwB.net
>>764
自分に才能がないから理解できないみたいだな
天才だろうが多作家だろうが、いやむしろそうであるほど、常に同じパフォーマンスを発揮するのは難しいんだよ
天才でも色々いるんだ
勝手に知らない作家のことをこうだと決めつけるな

766 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:27:25.21 ID:+w0D//fa.net
>>765
>自分に才能がないから理解できないみたいだな

え?お前はあるの?
無いと思うよ、全く
この北方のエピソードがわからないようじゃ

767 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:36:28.88 ID:eSimfFwB.net
>>766
むしろ売れなくてもいいから、自己満足で書いてる作家の方が立派だろ

エピソードと言ってるけど、筋を曲げて大衆に迎合すりゃ売れるのは当たり前
別に厳しくない
当たり前だろ

768 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:51:09.28 ID:+w0D//fa.net
>>767
北方の断腸がわからないようでは
作家としての見込みはないな

769 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:58:27.08 ID:eSimfFwB.net
断腸の思いとは言うが断腸だけじゃガイジのでたらめだな
どんなことがあっても書きたいものを書かなかったんだから北方が悪い
売れたんだし良かったんじゃない?
作家としては悪い選択だ
どんな事情があっても、いやいやでも

770 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 17:59:19.28 ID:eSimfFwB.net
日本語は正しく使え
ガイジ

771 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/10(金) 18:00:53.18 ID:l5paLF6Z.net
 その男が長平長屋にやって来たのは、木枯し吹き荒ぶ霜月も末のことだった。
 見てくれは二十歳過ぎあたり、若そうだが瘦せぎすで人相も悪い。そして着物の裾から覗く左の脛に大きな傷跡があった。
「今日から入る、松吉さんだよ。仲良くやっとくれ」
 大家の長平が井戸端に集っていた女房衆に紹介したが、俯いたまま挨拶もない。
 その後も毎日何をしているのやらいないのやら、部屋に籠ったまま仕事に出る気配もない。長屋の連中は大層気味悪がり、戸の隙間から覗いてみたりしたが、寝転がったまま天井を見上げているだけの様子だった。
 ところが数日後、長屋を訪ねて来た客人に皆は驚いた。
「こちらに、松吉さんという方はお住まいですか」
 歳の頃は十五・六、仕立ての良い振袖に身を包んだ育ちの良さそうな娘だ。
 女房の一人が奥を指差すと、娘は「有難うございます!」と頭を下げ、大ぶりの風呂敷包みを手に部屋へと向かった。そして戸を叩きながら「松吉さーん!入りますよー!」と、返事も待たず中へ入って行く。程なく怒鳴り声が響いて来た。
「てめえ、どうしてこの場所を! 何しに来やがった!」
「あたいから逃げようったって、そうはいきませんよ! あんたの居所なんて、ちょいと調べればすぐ判っちゃうんだから!」
「うるせえ! とっとと出て行きやがれ!」
「はいはい、このお重を置いたら帰りますよ。どうせロクなもん食べてないんでしょ」
 だが娘は一向に帰る気配はない。「出ていけ!」「はいはい」と松吉をあしらいながらドタバタとどうやら掃除でもしているらしい音を響かせる。そして日が暮れた頃ようやく出てくると、女達にペコリと頭を下げ意気揚々と帰って行く。
 暫くすると「畜生!」と松吉が飛び出して来た。
「松吉さん、どこへ行くんだい?」「うるせえ! 女買いに行くんだよ!」
 と、左脚を引き摺るような不格好な足取りで駆けて行った。
 その後も娘は度々長屋を訪れるようになり、その度に松吉と怒鳴り合いを演じる。その内に女房達とも顔馴染みになり、素性も知れることとなった。
 名は加代。下谷の絹問屋、大間屋の娘だった。松吉との関係を聞くと「あたいの良い人」と嬉しそうに笑う。
 だが松吉はどう見ても堅気とは思えず、一方の加代は大店の娘だ。この二人が付き合う云われがどうしても想像できない。
 そして加代が帰った後、決まって松吉は夜の街へと出かけて行く。まるで当て付けのようにだ。
 健気に通い続ける加代に対し、松吉の評判は下がる一方。その所為でもなかろうが当人の顔つきも益々不機嫌になって行く。
 そして事件は起きた。
 年が明けた正月の雪の夜、街中で喧嘩騒ぎが起きた。腹を刺されたのは松吉だった。
 一命を取り留めはしたものの、長屋には町方が通いつめ騒然とした日々が続く。そして松吉の傍には、涙で眼を腫らした加代の姿があった。
 大間屋の旦那も顔を見せるようになり、おかげで住人達はやっと詳しい事情を聞くことが出来たのだった。
「松吉さんは以前、鳶をしながら火消しも務めておりました。三年前の大火で店を焼かれた時に加代はあの方に命を救われたのです。
 松吉さんはその時の怪我が元で職を失いました。私共は恩人に出来る限りの手を差し伸べ、あの方も快く受けてくれました。でも加代が十五になり、松吉さんと夫婦になりたいと言い出た頃から急に邪険に扱いだしたのです」
 そりゃそうだろうと、皆は頷く。大店の娘と稼ぎもない溢れ者が釣り合うはずもない。相手を思えばこそ、悪者になってでも身を引こうとするのが情というものだ。
「それにしたって酷すぎるよ。あんな良い子に冷たくして、挙句に喧嘩で大怪我して迷惑かけるなんて」
「違うんです。松吉さんは、加代が悪い奴に襲われそうになった所を助けてくれたんです」
「えっ、じゃあ」
「はい、加代が遅くまでここに居座るものですから、帰りが心配でいつも見守ってくれていたと。加代も気付かなかったそうです」
「岡場所通いじゃなかったのか」「松さん可哀そうだよ」「ああ加代ちゃんもねえ」
 加代はその後も変わることなく通いつめた。変わったのは、明るい内に帰るようになったことと、怒鳴り合いがなくなったこと。
 松吉がようやく外を歩けるようになったのは、まだ風の冷たい、二月半ばのことだった。
「今日は二人してお出かけかい?」
「はい、天気が良いのでちょっとお稲荷様まで」
 手を繋ぎ去っていく二人の背中を女房達も笑顔で送り出す。
 空は青く、吹く風にも仄かな梅の香りを憶えるよう。
 案外、春は近いのかも知れない。

772 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:01:27.07 ID:+w0D//fa.net
男の生き方を小説で追及 作家の北方謙三さんに紫綬褒章
https://youtu.be/MaYBLNBjINI

773 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/10(金) 18:02:23.03 ID:l5paLF6Z.net
 その男が長平長屋にやって来たのは、木枯し吹き荒ぶ霜月も末のことだった。
 見てくれは二十歳過ぎあたり、若そうだがやせぎすで人相も悪い。そして着物の裾から覗く左の脛に大きな傷跡があった。
「今日から入る、松吉さんだよ。仲良くやっとくれ」
 大家の長平が井戸端に集っていた女房衆に紹介したが、俯いたまま挨拶もない。
 その後も毎日何をしているのやらいないのやら、部屋に籠ったまま仕事に出る気配もない。長屋の連中は大層気味悪がり、戸の隙間から覗いてみたりしたが、寝転がったまま天井を見上げているだけの様子だった。
 ところが数日後、長屋を訪ねて来た客人に皆は驚いた。
「こちらに、松吉さんという方はお住まいですか」
 歳の頃は十五・六、仕立ての良い振袖に身を包んだ育ちの良さそうな娘だ。
 女房の一人が奥を指差すと、娘は「有難うございます!」と頭を下げ、大ぶりの風呂敷包みを手に部屋へと向かった。そして戸を叩きながら「松吉さーん!入りますよー!」と、返事も待たず中へ入って行く。程なく怒鳴り声が響いて来た。
「てめえ、どうしてこの場所を! 何しに来やがった!」
「あたいから逃げようったって、そうはいきませんよ! あんたの居所なんて、ちょいと調べればすぐ判っちゃうんだから!」
「うるせえ! とっとと出て行きやがれ!」
「はいはい、このお重を置いたら帰りますよ。どうせロクなもん食べてないんでしょ」
 だが娘は一向に帰る気配はない。「出ていけ!」「はいはい」と松吉をあしらいながらドタバタとどうやら掃除でもしているらしい音を響かせる。そして日が暮れた頃ようやく出てくると、女達にペコリと頭を下げ意気揚々と帰って行く。
 暫くすると「畜生!」と松吉が飛び出して来た。
「松吉さん、どこへ行くんだい?」「うるせえ! 女買いに行くんだよ!」
 と、左脚を引き摺るような不格好な足取りで駆けて行った。
 その後も娘は度々長屋を訪れるようになり、その度に松吉と怒鳴り合いを演じる。その内に女房達とも顔馴染みになり、素性も知れることとなった。
 名は加代。下谷の絹問屋、大間屋の娘だった。松吉との関係を聞くと「あたいの良い人」と嬉しそうに笑う。
 だが松吉はどう見ても堅気とは思えず、一方の加代は大店の娘だ。この二人が付き合う云われがどうしても想像できない。
 そして加代が帰った後、決まって松吉は夜の街へと出かけて行く。まるで当て付けのようにだ。
 健気に通い続ける加代に対し、松吉の評判は下がる一方。その所為でもなかろうが当人の顔つきも益々不機嫌になって行く。
 そして事件は起きた。
 年が明けた正月の雪の夜、街中で喧嘩騒ぎが起きた。腹を刺されたのは松吉だった。
 一命を取り留めはしたものの、長屋には町方が通いつめ騒然とした日々が続く。そして松吉の傍には、涙で眼を腫らした加代の姿があった。
 大間屋の旦那も顔を見せるようになり、おかげで住人達はやっと詳しい事情を聞くことが出来たのだった。
「松吉さんは以前、鳶をしながら火消しも務めておりました。三年前の大火で店を焼かれた時に加代はあの方に命を救われたのです。
 松吉さんはその時の怪我が元で職を失いました。私共は恩人に出来る限りの手を差し伸べ、あの方も快く受けてくれました。でも加代が十五になり、松吉さんと夫婦になりたいと言い出た頃から急に邪険に扱いだしたのです」
 そりゃそうだろうと、皆は頷く。大店の娘と稼ぎもない溢れ者が釣り合うはずもない。相手を思えばこそ、悪者になってでも身を引こうとするのが情というものだ。
「それにしたって酷すぎるよ。あんな良い子に冷たくして、挙句に喧嘩で大怪我して迷惑かけるなんて」
「違うんです。松吉さんは、加代が悪い奴に襲われそうになった所を助けてくれたんです」
「えっ、じゃあ」
「はい、加代が遅くまでここに居座るものですから、帰りが心配でいつも見守ってくれていたと。加代も気付かなかったそうです」
「岡場所通いじゃなかったのか」「松さん可哀そうだよ」「ああ加代ちゃんもねえ」
 加代はその後も変わることなく通いつめた。変わったのは、明るい内に帰るようになったことと、怒鳴り合いがなくなったこと。
 松吉がようやく外を歩けるようになったのは、まだ風の冷たい、二月半ばのことだった。
「今日は二人してお出かけかい?」
「はい、天気が良いのでちょっとお稲荷様まで」
 手を繋ぎ去っていく二人の背中を女房達も笑顔で送り出す。
 空は青く、吹く風にも仄かな梅の香りを憶えるよう。
 案外、春は近いのかも知れない。

774 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:03:15.23 ID:l5paLF6Z.net
文字化け修正しました。

775 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:03:25.05 ID:+w0D//fa.net
>>769
【断腸】
はらわたがちぎれるほど、非常に悲しいこと。「―の思い」

776 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:04:27.69 ID:+w0D//fa.net
>>773
良いですね、才能アリじゃないでしょうか

777 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 18:05:32.57 ID:w+58/d+C.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
>599
>773

只今、十一作品!(`・ω・´)

778 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:07:15.48 ID:+w0D//fa.net
>>773
中身は知りませんが文章は良いです
楽々読めます

779 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:09:48.44 ID:+w0D//fa.net
>>773
他とはレベルが違います
中身は知りませんが

780 ::2021/12/10(金) 18:18:26.36 ID:qZ8qVY6r.net
コンペが始まるのだから、いいたいことは自スレでやってくれ、その願いを一日で反故にしたな。
創作という分野においては多少の意見の相違はある。
言いたいこともあるだろう。
永遠に黙れと言っているわけじゃない。
ここ以外のどこでもやるなと言っているわけじゃない。
関連スレも多々あるだろう。
そして、完全に黙れとも言ってない。
最悪10やそこらのレスのやりとりなら意見交換ともとれなくもない。
なんだ? おめえら。堪え性もない。二、三日の我慢も出来ないのか?
馬鹿みたいに20、30、40、挙句は80越えてレスを重ねる。
他に発表の場があるのに、だ。
嫌がらせか? ただただ迷惑だと知って創作論と称して荒らしているのか?
他にスレがあるのに、ここでいまこの時にやる意味は?
やはり、嫌がらせなのか?
ただただ、嫌がらせの為に二度と戻らない2021年12月10日を浪費し続けたものに問う。
おまえらの親御さん達はそんな今日を我が子が過ごしている事実を歓迎していると思うか?
嫌がらせをして、足を引っ張り合う。
ご立派な意識高めの言葉で無為な自身を防護して、ひとつのコミュニティに割り込んでジョーカーみたいに破壊を続けるその行為に、何の疑問も持たないのか?
もうやめてくれ、と懇願する相手を無視して嫌がらせという破壊活動を続けるおまえらに、文章云々の前に、人間として、何の正当性がある。
願わくば控えて欲しい。荒らすにしてもひとりいちにち10レス以内。それくらいで伝えられるだろう。文章書いている人間なんだから。
もうやめてくれ。

781 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:18:27.03 ID:+w0D//fa.net
まあ、でも長編の作風ですね、その一部という感じ
文章は問題ない、後は中身のクオリティだけです

782 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:21:00.04 ID:+w0D//fa.net
>>780
「コミュニティ」という考え方が間違いです
スレ説明のどこにもそんなことは書いていない

783 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:21:08.35 ID:uISvObox.net
さて。おちもやまも意味も浮かばないけど時間も迫っているしネタも一応あるしかぶりも
今のところないから、書くか。間に合うかは分からない。

784 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:28:28.49 ID:+w0D//fa.net
>>780

>>434
これ、お前?
だったら中々やるじゃん
暫定3位だ

785 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:32:41.76 ID:+w0D//fa.net
>>780
ワイスレ杯テキスト掲載スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1638888143/

専用スレはあるが

786 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 18:46:53.82 ID:+w0D//fa.net
暫定順位
>773
>440
>434
>508

他、予選落ち

787 :ワイスレ杯参加作品:2021/12/10(金) 19:39:32.60 ID:kAOY9tgl.net
題名「優しい世界」

 男は夢を完全にコントロールできるようになった。
 それは、ある日突然というわけではなく、はたまた何かしらの高度な機械を使ったわけでもなく、書物などで自ら学び、数年鍛錬した末に会得したものだった。
 初めは夢を自覚するところから始まり、続いて自分の意思で行動を起こすまでの過程を、毎晩繰り返し行った。それらのトレーニングは、決して簡単なものではなかったが、男は根気強く継続した。
 夢に対する男の期待は、並々ならぬものだった。
 次第に自覚から行動開始までが容易になり、自分の意思に反して覚醒することもなくなった。
 ようやくコントロールが可能になったところで、男は夢の中でありとあやゆる出来事を体験することに成功した。
 ある時は、大富豪として世界一周を達成し、ある時は、Tシャツとジーパンでエベレスト山を登頂した。
 雲の上でおにぎりを頬張ったこともあるし、勇者となり世界を救ったこともあった。
 月で裸になり自分の足跡を残して笑い、海の底で眠る怪獣に挨拶もした。
 どんな夢でも、男は強く逞しく勇ましかった。無論、夢での登場人物は例外なく親切で敬意を持って接してくれた。名のない架空の生き物でさえも。
 夢の中は、男にとってそれは優しい世界であり、心の拠り所だった。
 一転して、現実世界は男に冷たかった。
 毎日、会社で無能さを痛感させられる日々。
 両親は既に他界し、愛する者などいない。
 男は孤独だった。学生の頃も友人と呼べる人間はいなかった。人と話すのが酷く苦手なため、学生時代は何かにつけてひとりでいることを選んだ。学校に行くのが苦痛で、不登校児として扱われたこともあった。
 そういった己の弱さに男は、三十路を越えた今も尚、後悔と自己嫌悪に苛まれていた。打ち明けることも、乗り越えることもできず、その後ろめたさから逃げるように男は、夢の世界へ足を踏みいれた。
 起きている時は、大抵夢のことを考えた。
 会社で上司から怒鳴られている時も、誰もいないビルの屋上でくたびれたネクタイをなびかせ、味気ないコンビニ弁当を飲み込んでいる時も、街中で知らない奴から汚いものを見るような顔をされた時も、今日見る夢の内容を考えると少し楽になった。
 退屈でつまらない現実世界に、夢は救いだった。
 ときおり、夢を見ることができなくなったらと不安になった。しかし、それはとても恐ろしいことだとすぐに振り払った。
 男は、眠ることを生き甲斐として毎日を送った。
 休みの日はもっぱら眠りに時間を費やした。酒と睡眠薬を飲めば、長い時間眠ることができた。
 ある休みの前日、いつもより多めのウイスキーで睡眠薬を流し込んでベッドに潜り込んだ。だが、しばらくして尿意を催し立ち上がった。
 暗闇の中、二歩進んだ。三歩目でよろけ、体勢を立て直せぬまま転げてしまった。その先にあった木棚の角に頭部を強打した男は、意識を失うこととなる。
 三日後、無断欠勤を不審に思いやって来た上司により発見され、病院に搬送されるも意識は戻らなかった。
 植物状態と診断された男に、面会は親戚二人だけであった。彼らは、男の不幸さと不運さに同情の涙を浮かべた。
 だが、男にとって実際はそうではなかった。
 夢の中に男はいた。そこで、男は笑っていた。隣には美しい女性もいて、その者も笑っている。
 あの夜、強い衝撃を頭に感じて、気づけば夢の中にいた。しばらくいつものように、現実では味わえない出来事を満喫していた。だが、一向に身体から送られてくる目覚めの信号が来ない。長い夢の中で、男は自分の身に何か起きて、きっともう起きることができない状況にあるのだと悟った。
 現実の世界と男はお別れすることにした。それは、念願の夢でもあった。
 男は妻を持つことにした。すぐに子どもも産まれた。たくさんの子宝に恵まれ、大きな家で優雅に暮らした。多くの人が、常に自分たちのそばにいて寄り添い、困った時には助けてくれた。
 時々、誰かが自分を呼んでいるような気もした。けれど、それはひどく微細でよくわからなかった。
 ある日、男は妻を連れて海岸へ行った。七色に変化していく夕焼けを眺めながら、妻の肩に手を回す。幸せだと男は言った。妻は嬉しそうに頬を染め、私もよと応えた。
 満ち足りた感情に男は包まれていた。
 家に帰ったら何をしよう。賑やかなパーティーを開いても楽しいだろう。
 男は、沈むことのない夕日に目を細めた。

788 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 19:44:43.25 ID:eSimfFwB.net
>>772
バッカ
死んだ方が恥をかかずにすむな
追及じゃない
追求だよ

断腸だとは言わない
いいからもう書くな

789 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 19:50:38.74 ID:eSimfFwB.net
>>780
そもそも、こっちに不都合なルールを勝手に決めるな
ワイとお前はグルだから話を合わせてくるが、書き込むことによる不都合がなにもない
尊敬すべき現役作家のリーマンにも嫉妬して無視
失礼この上ない
専用のスレは何のために立てたんだ
どういう害があるのか説明してもらおう
何もないが

790 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 19:54:48.83 ID:+w0D//fa.net
暫定順位
>773
>440
>434
>508
>787

他、予選落ち

791 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 19:57:04.03 ID:eSimfFwB.net
傑作来たなこれ
物語になってるし

俺のせいで一位にはなれんが気にするな
プロだこれは

792 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 19:58:15.54 ID:91xUUGxL.net
スレが変わると講評の時にアンカーつけられなくて迷惑だからだ
雑談はこっちで
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1637972522/

793 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 19:59:47.88 ID:+w0D//fa.net
>>792
ワイスレ杯テキスト掲載スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1638888143/

794 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 20:04:12.28 ID:eSimfFwB.net
>>792
専用スレがあるが

795 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 20:04:47.53 ID:w+58/d+C.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
>599
>773
>787

只今、十二作品!(。ω・●´)うぃ〜

796 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 20:05:11.26 ID:91xUUGxL.net
そっちはここを使い切った時のための避難所みたいなものだろ
本スレじゃない
どちらにしろスレを荒らすな

797 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 20:10:37.42 ID:eSimfFwB.net
荒らしてないし素人の恥かき大会よりリーマンの話の方が遥かに価値が高い
なのに無視したなお前
専用のスレにワイが書き込めば全て解決する話だろ
元から雑談と投稿が混ざってて、大会のためにまっさらなスレを立て直してるわけでもない
いつもスレ跨いでるし、今更何言ってるんだ?

798 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 20:13:28.16 ID:+w0D//fa.net
このスレにはワイスレ杯の説明など一切ない
ワイスレ杯そのものがスレチ

799 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 20:14:38.36 ID:+w0D//fa.net
もう一つコミュニティスレを立てて
そこでワイスレ杯もやれば、介入などしない

800 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/10(金) 21:21:03.49 ID:dBVGjQug.net
「ひがーしー、大湊ー。にいーしー、牧乃山ー」
 呼出しが、二人の力士の名を呼ぶ。関脇牧乃山は、横綱大湊を見据えながらゆっくりと土俵に上った。
 三年ぶりの対戦、緊張に身が震える。
 牧乃山裕輔と大湊和也は、学生相撲時代からのライバルであり親友だった。
 そっぷ型の牧乃山は多彩な技を得意とし、大湊はあんこ型で力技が持ち味。角界に入ってからもしのぎを削り合い、昇進を競い合った。
 その二人に事件が起きたのは三年前、互いに大関昇進を賭けた大一番のことだった。
 取り組みは白熱し、最後は土俵際で競り合った後もつれ合ったまま土俵下に転げ落ちた。その時、大湊の体が牧乃山の右の膝下にのしかかり圧し潰してしまったのだ。
 折れた骨が皮膚を突き破るほどの大怪我だった。牧乃山は休場を余儀なくされ、長いリハビリ生活に入る。だがそれ以上に痛手を負ったのは、大湊の方だった。
 彼は事故のショックで気力を失い、その後の取り組みを全て黒星で塗りつぶしてしまったのだ。それをテレビで見ていた牧乃山は激怒し、彼を病院に呼びつけた。
「てめえ何やってんだこの腑抜け野郎! そんなことで横綱になれると思ってんのか!」
「だって、ゆうちゃん。俺……俺……」
「いいか、俺は絶対に復帰する。たとえ何年かかろうとも、必ず復活して横綱になってやるんだ。その時に挑戦する相手はお前だ。今ここで誓え、必ず横綱になって俺の挑戦を受けると」
「うん、わかった。俺、絶対に横綱になる。先に横綱になって、ゆうちゃんを待ってるから」
 その約束は、確かに果たされた。大湊は翌場所から快進撃を続け、今年の初場所をもって晴れて横綱を張ることが出来た。牧乃山も時を同じくして本場所に復帰、十一月の名古屋場所には事故前と同じ関脇にまで登りつめたのだ。
 そして今、三年ぶりの対決となった。
 土俵上で二人は視線を交わす。牧乃山は気合充分、気迫に満ちた目で睨みつける。対する大湊は横綱に相応しい覇気を纏い、だが静かな眼で牧乃山を見つめた。
「はっけよい、のこった!」
 行司の声とともに、両者は飛び出す。牧乃山は渾身の踏み込みで大湊のぶちかましを受け切った。
(よし、いける)
 だが勢いに乗って相手の廻しを取り脚を掛けようとした瞬間、違和感に気付いた。
(あれ? こいつ、こんなに軽かったっけ?)
 もちろん重量級の横綱が軽い訳がない。だがこの程度の揺さぶりではビクともしないはずの体が、右に左にと揺れるのだ。明らかに踏ん張りが効いていない。
(こいつ、まさか)
 顔を上げると、大湊は眼をつぶり苦しそうな表情だ。牧乃山は耳元に口を寄せ小声でささやいた。
「馬鹿にすんな、腑抜け野郎」
 大湊が驚いたように眼を見開く。牧乃山は体を離すと、張り手で横面を叩いた。
 手抜きではないのだろう。だが怪我をさせた後ろめたさで力を出し切れないのだとしても、そんな事を許せるはずがなかった。
 相手が反応するよりも速く再び低い体勢で跳び込み、廻しを取りながら左足を掛けて押す。痛めた右脚がミシリと音を立てたような感覚を憶えたが、構わず力を込めた。
 大湊は上体を浮かせてしまい、体勢を崩す。だがギリギリで踏み留まり、絡め取られた右脚を力ずくで振り払うと、土俵を踏みしめ牧乃山の廻しを上手でつかみ取った。
 両者互角。場内は歓声で沸き上がる。
 今度は大湊が揺さぶりを掛けながら、押し込む。怒涛の力押しに牧乃山の体が思わず浮きかけた所に、すかさず左の足払いが飛ぶ。
 だが。傷跡の残る右脛に触れそうになった瞬間、その足がピタリと止まった。
(この野郎! この期に及んでまだそんなことを!)
 怒りに燃えた牧乃山は、大湊を力押しする。隙を突かれ土俵際まで追い詰められた大湊は、何とか踏み留まったものの、反撃には及ばなかった。それでも。
(くそっ、もう一歩がどうしても)
 牧乃山がどんなに押そうとも、揺さぶろうとも、土俵際の横綱はそこから一歩も下がろうとはしなかった。
「くそっ!」
 体勢を整え、もう一度揺さぶりを掛けようとしたその瞬間。
「ゆうちゃん、ごめん」
 右脚に、大湊の蹴手繰りが炸裂した。
 体が浮くと同時に土俵下まで投げ飛ばされる。気付いた時には、土俵上の大湊を下から見上げていた。
「ちくしょう、こんなに強くなりやがって」
 牧乃山は立ち上がり、荒い息を吐く大湊に向かって指を突きつけた。
「次は絶対に勝ってやるからな!」
「おう! いつでもかかって来い!」
 大湊も声を放つ。二人は睨み合い、それから同時にニヤリと笑った。
 大粒の涙を流しながら。

801 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 21:24:04.93 ID:+w0D//fa.net
暫定順位
>773
>440
>434
>508
>787

他、予選落ち

802 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/10(金) 21:32:37.61 ID:w+58/d+C.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
>599
>773
>787
>800

只今、十三作品!(`・ω・´)

803 :美世だが:2021/12/10(金) 22:14:42.40 ID:NWlz4U0W.net
脛に傷を持つ男かー
あかんわー

804 :美世だが:2021/12/10(金) 22:16:13.88 ID:NWlz4U0W.net
一応考えたんだけど無いわー

805 :この名無しがすごい!:2021/12/10(金) 22:16:16.52 ID:dBVGjQug.net
>>803
私小説もアリやで

806 :美世だが:2021/12/10(金) 22:22:38.72 ID:NWlz4U0W.net
俺は俺で脛に傷とかありまくり
だから人には言えない んだ
言い換えれば犯罪者だから人には言えない

807 :美世だが:2021/12/10(金) 23:04:21.52 ID:NWlz4U0W.net
ワイスレ杯の間のヨタバナシをしよう
全然スルーでおk
幸子さんの話な
幸多かれって名付けたんじゃないかな
その幸子さんな
小学生の時に二泊三日のキャンプに行ったんだよ
けど一泊して翌朝早朝に先生に起こされた
幸子さんだけだよ
そんで車に乗せられて出発
何か悪い事をしたんだろうかとガクブル
でも着いたのは警察署
優しい婦人警官さんが幸子に行ったんだよ
家が燃えて全焼した
家族全員と連絡がつかないって
そこで幸子失神
幸子なのにド不幸真っ只中
そんで気がついた時に「ああ、私はこの世に一人なんだ」と思いながら絶望

808 :美世だが:2021/12/10(金) 23:11:13.84 ID:NWlz4U0W.net
翌朝病院で気がついてそれでももう死にたいんだよ
そこに婦警さんが飛び込んできた
朗報なんだけど何だと思う?
家族全員温泉旅行に行ってたwwwww
ちょwwwww

809 :美世だが:2021/12/10(金) 23:28:53.08 ID:NWlz4U0W.net
でも病院でボッケーとしてたらさ
父兄が来たんだよ
でも正直会いたくないよな
けど婦警さん言ったんだよ
家族全員で温泉旅行してましたwww
地獄の業火に包まれてると思ったら暖かい薬湯に包まれてましたwwwww
家族が死んだのよとかあーりまおんせん

810 :美世だが:2021/12/11(土) 00:12:32.41 ID:NROSTe5I.net
舞子の海岸から見た感じ10ノットはある

811 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 06:05:09.10 ID:M6Af+kKJ.net
おはよう、諸君!

今日がワイスレ杯の投稿の最終日!
正子前のラッシュはあるのか! あの人の連覇は!

期待して待つとしよう!(`・ω・´)もちろん仕事をしながらになるが!

812 :美世だが:2021/12/11(土) 08:26:18.07 ID:PNy/qV7h.net
太陽が黄色いぜ
2時間しか寝てない
昨夜はおねーちゃんに人民元をばらまいてウケにウケた
みずほ銀行に行ってまで換金した甲斐があった
ゆうちょ銀行が換金やめたからな
因みに今日はデートだからなんとか起きた
シャワー浴びなければ

813 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 08:28:05.25 ID:M6Af+kKJ.net
五十八回ワイスレ杯のルール!
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は二千文字程度、六十行以内!) 一人による複数投稿も可!
「記名投稿、無記名投稿」は任意で選べるものとする!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第五十八回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!

今回の設定!
「脛に傷」をテーマにした一レスの物語を募集する!
諺の意味で捉えてもよい! 実際に脛に傷がある意味を語ってもよい!
拡大解釈が可能なので内容が被ることはないだろう!
とは云え、アイデアは早い者勝ち! 先に作品として挙げた物を評価する!

応募期間!
今から土曜日の日付が変わるまで! 上位の発表は投稿数に合わせて考える! 通常は全体の三割前後!
締め切った当日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開! 同日の午後八時頃に順位の発表を行う!

今年、最後のワイスレ杯!(`・ω・´) 再度の告知!

814 :美世だが:2021/12/11(土) 09:25:24.62 ID:PNy/qV7h.net
時間があるから昔話をしよう
公共事業な
バブル時代はカオスだった
現金が飛び交い脱税が横行
でも景気がいい分税収はあったし脱税も幼稚だから国税庁も儲かってた
そんな中、公費を搾取するオレらの業界も儲かった
課長権限ってのがあってさ
国家機関や都道府県 市区町村の課長級と仲良くなると特命とか随意契約で仕事がもらえるんだ
課長級の独断で動かせる予算は100万から500万ぐらい
飲ませて食わせて抱かせたらそれぐらいの仕事が取れるから頑張ったよ
隙間産業みたいな感じだが競争入札無し、満額で見積り入札だから儲かった
今では完全にアウト案件
Non complianceだな
仕事を完遂する為にはヤクザだろうが部落の人権団体だろうが何でも使った
国の地方整備局長や県の事務所長が就任する際には部落人権団体の長に挨拶する儀式さえあって俺も立ち会った
そうしないと仕事が進まないんだよ
もちろんうちはその団体に賄賂を払ってたが公僕が裏金をどうやって捻出してるのかは知らない
会合がある喫茶店も慣習的に決まってた
店主は知らん顔してるけど多分グル
麻原昇光じゃねーぞ
ヤクザの方は法整備のせいで使いづらくなった
でも鹿児島宮崎とかでは古いしきたりが民衆に染み付いててまだまだ使えるんだ
脛に傷とはちょっと違うけどおっさんのヨタバナシ

815 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 09:28:45.13 ID:nyBjBZjz.net
探索!ナイトスコープという番組がある。依頼人が探索局に案件を持ち込み、探索係が依頼人と共にそれを解決するという三十年以上続いている長寿番組だ。
以前は好きで、俺は毎週欠かさず観ていたのだが、探索局の仕切り役がお笑い芸人に交代した春頃からすっかり観なくなってしまった。新しく番組の顔になった芸人が嫌いというのが理由なのだが、まあ、それはさておき、そのナイトスコープも時流に乗ってネット配信を始めていたのをつい最近知った。

初冬のある夜、日がな一日ネットで時間を潰している俺はふと、ナイトスコープを覗いてみる気になった。これを虫の知らせということもできるが、俺が観た回の配信日が半年前となっており、収録日は当然もっと前だろうから、時間の隔たりを考えてみれば、結局はいつか目にすることになる必然であったのだろう。
その回の依頼人として登場した男を見て俺は驚いた。同時に、一年前の出来事が目の前にありありと浮かんだ。
男−−当時は山シゲと名乗っていた−−の探索依頼はこんな文面だった。

 探索局の皆さん、はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
 さて、私がお願いしたいのは父の遺品を一緒に探して欲しいということです。
 それは代々我が家に伝わる壺で今は強盗に盗まれて行方がわかりません。
 父は壺が盗まれた晩に死体で発見されました。多分犯人に殺されたのでしょう。
 しかし犯人の見当はついています。
 そこで検索係さんに私と一緒に犯人に会いに行って欲しいのです。
 そして壺を返してくれるように説得して欲しいのです。よろしくお願いします。

俄かには信じられなかった。こんな依頼がいったいテレビ番組で成立するものだろうか。というか、そもそも俺にはなんのコンタクトもなかったし、すでに放送されてからだいぶ時間も経っている。
「いやー、探すて、犯人わかっとんのやったら警察に行ったらええんとちゃいますのん」と件の芸人がまじめに言うのもふざけた台本だ。これはいったいなんの茶番だ。どういうことなのかさっぱりわからない。

俺と山シゲは闇jobといういかがわしいサイトで知り合った。山シゲは仕事のパートナーを探していた。もちろん、おおっぴらに求人できない類いの仕事だというのは承知の上だったが、こちらも脛になんちゃらの素人ではない。何より金が欲しかったからどんなことでもやるつもりでいた。
それは、ある家に押し入って一人暮らしのジジイを縛り上げ、値の張る骨董をかっぱらうという仕事だった。捌くルートは任せておけと山シゲは言った。
そして蒸し暑い夜、俺たちは家に忍び込み、ジジイの寝ている部屋で床の間にある壺を見つけた。

壺に手を掛けようとした途端、ジジイが布団を跳ね除けて飛び上がった。
片手には日本刀が握られている。ジジイと睨み合う山シゲの手元で、いつ仕込んだのかクサリ鎌がひゅんひゅんと唸っていた。
俺はたまげた。たまげて焦った。わけがわからず布団に足を取られながら刀と鎖分銅から必死に逃げているうちに、うっかり壺に足を突っ込んでしまった。
仕方なく俺はそのまま家を飛び出して、足をガコンガコンいわせながら車に乗ると、一目散にアパートに帰り、湯を沸かしてラーメンを茹でた。

「私は父を守れず、家宝の壺まで失うという十字架を背負って生きていくつもりです」
山シゲが探索係にそんなタワゴトを言っている。俺が行ったこともない街の見たこともないマンションのドアを叩いて誰もいないのを確認して無意味な探索は終わった。日を替えて出直すというフォローもない。わけのわからない恐ろしくつまらない回だった。

あれ以来、俺は片足に壺を嵌めたままの生活を余儀なくされているが、不思議なことに腹も減らなければ喉も乾かない。おまけにマスをかこうという気も起きなくなってしまった。いったいこの壺にどんな力があるのか知らないが、なんとなく見覚えのある壺ではあった。

816 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 09:50:39.62 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
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>550
>565
>599
>773
>787
>800
>815

只今、十四作品!(`・ω・´)え!

817 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 11:30:44.76 ID:7jDAhmYz.net
お前ら自称プロのスレで何バカなことやってんの?
まあスレ主がキチガイだからな

818 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 12:02:45.37 ID:M6Af+kKJ.net
ふむ、くだらない書き込みが一つか!

昼食にしよう!(`・ω・´)

819 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 12:05:58.34 ID:LV8rwEHW.net
>>800
>折れた骨が皮膚を突き破るほどの大怪我
骨が見える場合は複雑骨折と呼ぶ
別によくあること

そもそも力士は35になれば大体引退
体の重さを骨が支えきれない

大けがしてからの復活なんて絶対にない
だから白ける

820 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 12:09:51.10 ID:LV8rwEHW.net
>>815
文章が整った投稿が続いてるが、物語になっていないし、格別文章がうまいわけでもない

多分こういう意味不明なものはワイがなぜかいつも高い点数をつけるから、上位に入ってくるだろう
でもそれはワイのひねくれた根性の生み出した評価だから鵜吞みにするな

零点だこんなの
まあ文章はまだしもまとも
だけどそれだけ

821 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 12:10:33.73 ID:LkrPBobm.net
 日本においてゴジラやガメラを代表とする怪獣映画は世代を超えて幅広く愛される作品であり、怪獣という存在は恐竜以上に国民にとって慣れ親しんだ存在であったように思う。
 だが、幾ら親しみ深い存在だからといって実際に現れて貰っては困る、というのが大多数の人々における共通認識であったことは言うまでもない。
 しかし、残念に思うべきか盛大に喜ぶべきか、のっぺりとした暗褐色のぬるぬるとした光沢のある皮膚を持った大きなサンショウウオのような怪獣が東京湾の沖からざぶんざぶんと波をかきわけながら上陸したのである。
 海の中に大半が隠れていたためそれまでは正確に測定出来ていなかったが、尻尾まで合わせると三十メートルはありそうな大きなサンショウウオ、それも目はつぶらでどこかユーモラスなゆるキャラのような愛らしささえ感じるし、鳴き声はといえばそれこそ可愛らしいピィという小鳥か何かなのか?と思わずツッコみたくなるようなそれで言ってみればこの生物をどう扱うべきなのか、保護するべきか、駆除するべきなのか、そもそも毒性などはあるのか、政府でも意見が別れていたのである。
 だが、そんな政府を放っておいて、どうにも日本人というものは危機意識というものを失ってしまったらしく、そのサンショウウオ君(仮名)の姿を一目見るために集まってスマホによる撮影会が始まっていた。
 瞬く間にネット上にあげられたオオサンショウウオ君の画像や映像に対する反響は大きく、しかもオオサンショウウオ君が思った以上に大人しい生物であることを理解したのか、自重を忘れた群衆は歯止めを知らないように思えた。
 だが、ふとそんな混沌とした状況の中で誰かが呟いた。
 「オオサンショウウオ君、スネに怪我してないか?」
 言われてみれば、オオサンショウウオ君の左ヒザに傷のようなものが確認出来た。そもそも怪獣映画のように暴れることもなく大人しくピイピイと鳴くだけの彼は日本国民にとっては河川に迷い込んだアザラシのような存在であり、そんな彼が怪我をしていると知った大衆の意見は一つに定まった。
 「可哀想だからオオサンショウウオ君の怪我を治療してあげたい」
 何ともシュールな話ではあったが、それが世論として受け入れられるまでにそう時間はかからず、当時、所属している議員の不祥事が明らかになり支持率が落ちていた与党にとっても、この展開は好都合だったらしく、あれだけ紛糾していた議論は、未確認生物の治療をする、で決着がつくことになった。
 国でもトップクラスの両生類の専門家などを集めたプロジェクトチームによってオオサンショウウオ君の治療方針は即座に固められ実行に移されたが、予想外なことに調査の結果、彼はオオサンショウウオではなく、他の生物でいえばナマズに近い存在であることが明らかになった。
 だが、その事実を発表をしたところで呼び名がオオナマズ君に変わる訳もなく、相変わらずオオサンショウウオ君と呼ばれ続けたことは言うまでもない。
 さて、彼は治療を大人しく受け入れてくれたものの、痛みがあるのかピイピイと悲しそうに鳴き声をあげるのだ。それも見物人が見守っているなかでそんな反応をするものだから。
 「オオサンショウウオ君をいじめないで」
 「痛みが出ないような薬を使って下さい」
 瞬く間に医療チームと政府に対する批判が出始め、それに対してチームリーダーとして選ばれた生物学の専門家である男性が説明を行うことになった。
 「怪我の治療をする以上は痛みがあることは仕方ないことであり、自分達も故意に痛みを与えようとしている訳ではありません。未確認生物、世間ではオオサンショウウオ君と呼ばれている個体の怪我を一刻も早く治療するためにどうか皆さんのご協力とご理解をお願い致します」
 それから全国民が見守る中で治療は順調に進められ、無事にオオサンショウウオ君の怪我は完治し、日本全国がお祝いのムードに包まれたのだが、ところでこれから彼をどう扱えば良いのか、となると世間は困ってしまった。やはり保護すべきであろう、という意見が大半を占める中でオオサンショウウオ君はといえば、その日の夕方頃にのっそりと立ち上がったかと思うとゆっくりと海の方向へと歩き出した。
 まさかの事態に緊急特番が組まれることになり、主要な放送局の全てがオオサンショウウオ君一色へと変わった。
 夕陽が照らし出すオレンジ色の光に包まれる中、海の中へと沈んでいく巨大生物の姿がテレビに映し出される。どこかで見たことのあるその光景に感動を覚えた人もそう少なくはないだろう。やがて完全にその姿が海中に消え、どこか寂寥感が漂う中、ガタガタガタ、と撮影していたカメラが大きく揺れ、聞きなれたアラート音が鳴り響いた。

822 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 12:12:27.84 ID:5EsmGmaF.net
>>819
君の決めつけはほぼ無知によるものだからなあ。
ちょっとは調べてから言わないと恥かくだけだよ。

823 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 12:14:05.43 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
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>599
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>815
>821

只今、十五作品!(`・ω・´)

824 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 12:15:39.75 ID:LV8rwEHW.net
>>815
>うっかり壺に足を突っ込んでしまった
割れるだろ

壺を蹴り飛ばしてしまった。
しまった、せっかくのお宝が。

そして這う這うの体で家を飛び出し、車に乗った。
我に返り、なんで足に違和感があるのかと思って見ると、壺が足にぴったりとはまりこんでいた。

しかもこの壺、いくら割ろうとしても割ることができないのだ。
仕方ないので俺は、壺を足にはめて、ガコンガコン言わせながら生活している。

とか、
何故だから知らないが、壺に足がはまって抜けない。いくら足を振っても引っ張っても抜くことができない。
足をガコンガコン言わせながら俺は逃亡した。

こういう書き方じゃないと分からんね。
書き方が悪い。

825 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 13:57:48.78 ID:upxU75iY.net
>>822
またガイジがほざいとる
相撲の歴史で大怪我から復帰した奴がいるか調べてみろ
いない

相撲は厳しいスポーツだからな

826 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:00:15.17 ID:jPRHVXfc.net
ワイさん、すみません…
9割方書いたのですが、内容が被ったのとある事情で今回は断念します・涙

827 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:13:41.33 ID:jPRHVXfc.net
それと、ふゆさんにも謝りたいです
何か書いたら名前を出すと言っていたのに、すごく恥ずかしくて出せませんでした
嘘はいけないので白状します
さざえ堂でお城がどうのと書いていたのは自分です・汗
ごめんなさい!
ひゆさん、ワイ杯参加されるんでしたら、がんばってください
皆さんもがんばれ〜!
遥でした

828 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:27:38.70 ID:5EsmGmaF.net
>>825
「大相撲 大怪我」でググるといくつも出てきますが。
だからちょっとくらい調べろって言ってるのに。

829 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:28:14.29 ID:jPRHVXfc.net
あ、ふゆさんがひゆさんに
かえすがえす、すみません・汗

830 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:32:12.66 ID:upxU75iY.net
>>828
調べた
せいぜい筋肉が切れたぐらい
複雑骨折なんか再起不能になるわい

831 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:45:54.51 ID:5EsmGmaF.net
>>830
その程度で文句言ってたらスポーツもの全滅だよ。

832 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 14:47:20.60 ID:5EsmGmaF.net
というより小説全部「あり得ない」でお終いだろ。

833 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 15:15:04.64 ID:0306kujO.net
 笠を押し上げ、晴天を仰ぎ見ながら息を吐く。
 まだ冷える初春とはいえ、歩き通しでは汗もかく。私は、手ぬぐいを取り出そうと懐に手を差し込んだ。
 自然と視線も下がり、色褪せた袈裟や、袖の破れた法衣が視界に入る。
 ――すっかり草臥れたものだ。我が事ながら苦笑する。
 御仏の道を志し十六で出家し、修行の為に旅僧となったのが二十を過ぎた頃。以来、奥州各地を十余年に渡り巡り続けた。
 奥州は冬の寒さが格別に厳しい。
 寒威烈しく、雪も多い。険しい山が続き、貧しい集落も少なくない。
 極寒の冬に、行脚というわけにもいかぬ。道が雪で閉ざされる間は、馴染みの寺に厄介になるのが常であった。
 今年も例に漏れずそのように過ごし、ようやく訪れた雪解けの季節、旅を再開した訳であった。
 ふぅ。また息を吐き、額、首筋と汗をぬぐう。手ぬぐいを仕舞うと、代わりに水筒を取り出す。ごくごくと、水を飲んだ。
 さて、もうひと踏ん張り。自らを鼓舞しながら足を動かす。
 残酷なまでに美しかった銀世界、その名残である泥濘んだ道を進んでいく。そこかしこの草花の上には、未だ溶け残った雪が疎らに残っていた。
 坂の上に見える村里に向けて、緩やかな勾配を上っていく。程なくして、村の入り口に着く。そこで、粗末な服を着た女と行き会った。
 女は私の身形を見遣る。すると、あちらから歩み寄って来た。
「もし、旅のお坊様でしょうか?」
「左様」
 言葉短く返すと、女は何事かを言おうか言うまいか逡巡している様子を見せた。
「どうしたね?」
 促すと、女は意を決したように口を開く。
「謝礼はしますので、家(うち)に来てお経を読んではくれませんか?」
「ふむ……」
 道々出会った者たちから、似たような願いをされることは少なくない。ただ、女の様子がどうも気になる。
 何処か気まずげな仕草と合わさると、態々旅僧を捕まえたのにも意味があるような気がしてならない。
 ――訳ありか。旅僧なら後腐れないだろう、そういう事かもしれない。
 しかし、女の顔を具に観察しても、悪意のようなものは一切感じられない。むしろ、何処か切実な様子が窺える。
「……拙僧で良ければ」
 女は安堵の表情を浮かべた。
「有難う御座います」
 女は礼を告げると、先導して集落の中を歩き出す。
 小さな村だ。『お主の名は?』『光(みつ)といいます。お坊様は?』『宗閑と申す』そんな簡素な遣り取りをしている内に、お光の家に着いた。
「どうぞ。狭苦しい家ですが」
 お光に付いて家の中へ。土間から一段上がったすぐそこが、居間になっていた。中央には囲炉裏があり、ぱちぱちと燃える薪から煙が立ち昇っている。
 炉端に一人の男がある。かき餅を焼いて食べようとしている所であった。お光の亭主であろう。
 男は、かき餅を手に持ったまま、私の顔を、次いで私の服をまじまじと見た。最後に問い掛けるような視線を、お光に向ける。
「旅のお坊様だ。お経を読んでもらおうかと思って」
「そうか。そうか……」
 男は視線を落とすと、一度、二度頷く。こちらに向き直ると、ややあってから話し始めた。
「実は、この家には座敷童が居ついとるんです」
 ――座敷童。嫌な予感が鎌首をもたげた。男と一向に視線が合わないことが、それに拍車をかける。
「厳しい冬でした。それでも座敷童のお陰で、この冬を何とか越すことが出来たのですが……。どうも最近、その座敷童が泣いているような気がするのです」
 男はぽつぽつと語る。
「お坊様が有難いお経を読んで下されば、座敷童も安らぐかもしれねえ。俺からもお願いします」
「相分かった」
「有難い。……お光、お坊様の読経の邪魔になってもいかん。俺たちは外で待っていよう」
 男は立ち上がる。揃えられた草鞋に足を通しながら土間に下りてくると、私の横を通り抜けようとする。丁度その時、男はじっと土間の隅を見た。
 私が男の視線に気付いたのを、向こうも感じ取ったのだろう。男は、初めて私の目を真っ直ぐに見詰めて来た。縋るような眼だった。
「お願いします」
 頭を下げると、男はお光の肩を抱きながら家の外へと歩き去って行く。
 私はその背を見送ってから、先程男が見ていた土間の隅に視線を向ける。そこだけ、明らかに土の色が異なっていた。その手前で膝をつく。
 両手で、そっと土をかき分けるように掘り進める。然程固くない。――土の中から麻の葉文様の着物が顔をのぞかせた。私は瞼を閉じる。
 斯様な寒村では、よくあること。よくあることだった。
 私は、掘り返した土を着物の上にかぶせ埋めてやる。居住まいを正すと合掌した。
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無、南無、南無……」

834 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 15:18:27.35 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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>440
>443
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>511
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只今、十六作品!(`・ω・´)

835 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 15:24:04.13 ID:TwqK1Y18.net
>>800
全てが薄っぺらい
何かスポーツ漫画のテンプレを相撲に当てはめただけみたいな
でも、角界ってこんなんじゃねーよな
入門したら、部屋とか親方との関係性が濃くなる
こんな安い少年漫画みたいな話はないと思うよ

836 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 15:26:26.11 ID:TwqK1Y18.net
>>833
三人称で書いた方が良いな

837 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 15:31:59.45 ID:Du6iXWBz.net
「脛に傷」それはこの国の生産性が低いことだ。
ならば生産性をあげればいい。無人レストラン、無人スーパー、無人コンビニなどだ。

朝起きたら、すべてAIが仕事していた。「脛に傷」が無かった。
コレクサに命じるだけですべてが動く。
工場も、トラックも、ロボットも。店舗も無人だ。ICカードで決済。
勝手にお金が振り込まれていく。「AI収入」とあった。その額40万円。
人間はすべての労苦から解放され芸術、哲学、宗教、教育、スポーツに没頭した。

AI税、ロボット税、ロボット重量税、ロボット取引税のおかげで人間は特に単純作業の労苦から解放されたのだ。働きたい人だけが働けばいい、そういう世界になったのだ。専業主婦率は80%を超え、年金は支給開始年齢が60歳に戻り、幼稚園と高校は義務教育となり、大学の学部は中等教育に格下げしたうえで高等教育を担う大学院修士進学率は40%にも達した。

AI社会は研究職や技術職の重要性も増した。なぜならAIを作るのは人間であるし、ロボットを作るのも人間、そしてロボットの法定点検を行うのも人間だからである。
「コレクサ、宇宙に連れて行って」
すると無人タクシーが噴射してどんどん上昇する。
本当に宇宙にまで到達した。

宇宙からみた地球はいつのまにか砂漠が徐々に消えていた。ロボットが緑化していたのである。
「我、人類はすべての悲嘆と労苦をAIで無くしたり」
宇宙を見てなぜからんたは涙を流した。
地球の周りには自分と同じ宇宙船が。
人類は21世紀にとうとう理想郷を作ったのだ。
人類は進化したのであった。

838 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 15:55:11.72 ID:upxU75iY.net
>>831
相撲はそうなの
力士なめんなよ

839 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 15:57:44.63 ID:upxU75iY.net
>>833
下手くそ
何が言いたいかさっぱり分からん上に、日本語がおかしい

840 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 15:59:35.77 ID:upxU75iY.net
>>837
面白い
ちゃんと内容があるし、日本語も正しい

841 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:00:49.03 ID:QiFGG3fQ.net
>>837
参加作か? 参加作なら、ワイスレ杯参加作品ですって表明した方が良いよ

>>839
相変わらず読めない君だな
何が言いたいかは明瞭じゃないか

842 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:06:31.45 ID:Du6iXWBz.net
873はワイスレ杯参加作品です

843 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:13:12.82 ID:upxU75iY.net
>>841
自分で考えろ?
そりゃ分からんて意味だろ
実はちんぷんかんぷん

分かってるなら
私は分かってますよなんて言わない
説明できる

それをしない、つまり分かってないってこと

844 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:14:11.93 ID:upxU75iY.net
さあ説明してもらおう
言い訳するなよ

845 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:16:52.36 ID:QiFGG3fQ.net
>>844
寸評も出てない内からそんな無粋な真似をするものかよ
心配しなくても、読めない君には分からないこの作品の解釈をワイさんが解説して下さる
万一ワイさんも分からんと言ったらその時は俺が解説してやるよ

846 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:20:38.60 ID:upxU75iY.net
>>845
ワイが分からなかったら?
つまり、ワイが理解できない恐れがあるのか
それは可能性として何%ぐらいだ?

847 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 16:21:08.14 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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>440
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>511
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>548
>550
>565
>599
>773
>787
>800
>815
>821
>833
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只今、十七作品!(`・ω・´)

848 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 16:29:18.75 ID:M6Af+kKJ.net
>>845
ズバリ、口減らし!m9っ`・ω・´)ノシ もう少し書く!

849 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:31:49.54 ID:voIINPkZ.net
>>844
まあ、ある程度の知識が必要だから誰でも分かるとは言い難いけど。
少なくとも一定の読書量と歴史文化の教養があれば分かるはず。
「子殺し」「間引き」でググれ。

850 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:36:11.68 ID:voIINPkZ.net
>>837
これ既出じゃん。

851 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:40:26.64 ID:upxU75iY.net
>>849
そもそも何も物語っていないと俺は思ったが
旅の僧という表現もいまいち
どうせなら分かりやすく修験者にしたらいい
表現を知らなかったんだろう

その時点で大分ケチが付いてる
知識(笑)

僧侶が旅をしてる それだけ
しかも座敷わらしは、幸せをもたらすという基本的な常識もない

そして、具体的な説明はないか
分かるわけがない
何も語っていない
無内容だからな

852 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:41:23.66 ID:TwqK1Y18.net
>>833
時代物の一人称は違和感がある
当時として「私」という主語はいかがなものか

853 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:42:13.14 ID:upxU75iY.net
座敷わらしに関するミスで既に零点だからな
内容がないので更にマイナス

マイナス五十点

854 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:43:42.06 ID:upxU75iY.net
絶対に説明しろよ
後でな
後悔しても遅いぞ

855 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 16:43:53.49 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
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>800
>815
>821
>833

只今、十六作品!(`・ω・´) >>837は過去作で一部を修正していた! 作者本人と確認できない為、参加を取り消す!

856 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:47:44.03 ID:filWxWpW.net
>>854
ヘタクソがなにイキってんだ?

857 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:48:25.27 ID:voIINPkZ.net
>>854
いやもうしただろ、読者であるワイさんと俺が。
「口減らし」「子殺し」「間引き」
これヒントじゃなくて答えだからな。

858 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:50:11.14 ID:upxU75iY.net
そもそも僧侶の修行は厳しいから、ただの旅なんかしないってことも知っておけよ
以外かもしれんが例えばほぼ何も食べないとか、着るものは一着だけとか、そんなだぞ

また違うって言ってくるだろうが、全部間違いだ
俺が正しい
知識がないのに書いてるのはこの作者なんだよ

859 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:51:48.78 ID:upxU75iY.net
>>857
ヒントねえ
座敷わらしが全く間違った形で書かれてる時点で論外なんだが……

860 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 16:52:50.21 ID:AaYjk5SJ.net
 居間に掃除機を掛けていると、背後から娘の声がした。
「ママ、この子飼ってもいい」
 振り返ると、外遊びから帰ってきた五歳の娘、結麻が段ボール箱を胸に抱えていた。
「そんなもの、どこから持ってきたの」
「家の前に置いてあった。ねえ、飼ってもいいでしょ」
「困った子ね。パパが猫アレルギーだから、うちでは猫は飼えないって前にも言ったでしょ」
「猫じゃないもん」結麻は口を尖らした。
「じゃあ犬なの」
「ううん」首を横に振った。
 私は掃除機を止めて、ホースを壁に立てかけた。
「ちょっと見せてごらん」
 段ボール箱を覗き込んだ私は、もう少しで悲鳴を上げるところだった。白いウサギに似た生き物が、赤い眼で私を見つめて、こう言ったのだ。
「やあ、久しぶりだね」

 私はかつて魔法少女だった。魔法のステッキを使って変身し、世の中の悪を懲らしめていたのだ。でもやがて、そんな戦いの日々に疲れ果ててしまい、魔法少女を引退したいと申し出た。
「それは契約違反だよ」
 ウサギに似た白い生き物、ジュウベエはそう言って、私の願いを一蹴した。そのとき私は自分の部屋のベッドに腰を下ろし、ジュウベエは本棚の上から赤い眼で私を見下ろしていた。普通の中学生だった私の前にある日突然現れて、魔法少女になるよう契約を迫ったのが、このジュウベエだった。
「契約に違反したらどうなるの」
「恐ろしい罰を下すことになるね。僕にそんなことをさせないでくれたまえ」
 見た目の可愛さと裏腹に、ジュウベエには冷酷な一面があることを知っていた私は、その言葉に震え上がった。
「ねえ、私はもう充分戦ったでしょ。だれか別の女の子をさがしてよ」
「駄目だね。君ほど魔法少女の適性がある女の子は滅多にいないんだ。契約通り、君が18歳になるまでは魔法少女を続けて貰うよ」
 とてもそんなには待てなかった。
「そう、なら仕方ないわ」私はベッドから立ち上がると、魔法のステッキを振って変身した。そして、魔法の力を使ってジュウベエを殺したのだ。
 そう、確かに殺したはずなのに。
「生きていたのね」段ボール箱の中から私を見上げているジュウベエに、私は言った。
「生き返ったのさ。ここまで回復するのに、ずいぶん時間が掛かったけどね」
 あのとき私は、ジュウベエの死体を細かい肉片に切り刻んで、トイレから下水に流したのだ。ジュウベエが死んだことで魔法の力を失ったステッキは、燃えないゴミの日に捨ててしまった。
 普通の日常を取り戻した後も、私は長い間、罪悪感に苦しめられていた。戦いの日々に心が荒んでいたとはいえ、私はなんて酷いことをしてしまったのだろうと。でも大人になり、恋をして結婚出産、そして子育ての毎日に追われているうちに、いつしか自分が魔法少女だったことすら、今の今まで忘れていたのだ。
「ママ、どうしたの」結麻が怪訝そうに私の顔を覗き込んでいた。
「えっ」私は言葉に詰まった。この状況をどう説明すればいいのだろう。
「大丈夫。僕の声は君にしか聞こえてないから」ジュウベエがそう言ったので、私は少しほっとした。
「台所におやつがあるから食べてきなさい。この子はここでママが見ててあげるから」
 私は結麻から段ボール箱を受け取った。
「飼ってもいいの」
「それは後で考えましょう。ほら行って。ちゃんと手を洗いなさいよ」
 結麻が居間から出て行った後、ジュウベエは段ボール箱から飛び出して、床に降り立った。
「あの子は君に似て、魔法少女の素質があるね」
「あなたまさか、あの子を魔法少女にするつもりじゃないでしょうね。結麻はまだ五歳なのよ」
「僕がサポートすれば、五歳でも充分、魔法少女としてやっていけるさ」
「冗談じゃないわよ」私は憤然として言った。「結麻にそんな危ないこと、させられるもんですか」
「君は契約に反して、勝手に魔法少女をやめた。だから君の娘である結麻ちゃんには、その埋め合わせをする義務があるんだよ。契約書にも、ちゃんとそう書いてあったはずだ。だから、こうやって君の家を捜し出して、会いに来たんじゃないか」
「知らないわよ、そんなこと」
「じゃあ、どうするんだい。もう一度僕を殺すつもりかい」
「ああもう」私は身もだえした。「いったいどうしたらいいの」
 しばらく沈黙が続いた後でジュウベエが、ぼそりと言った。
「他に契約を果たす方法が、ひとつだけ、あるにはあるけど」
「その方法なら結麻を魔法少女にしなくて済むのね」私は勢い込んで尋ねた。
「うん。まあね」 なんだか気乗り薄そうにジュウベエは頷いた。

 そういうわけで私は今、再び魔法のステッキを振るって、この世の悪を懲らしめている。
 人は私のことをこう呼ぶ。魔法熟女、と。

861 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 16:55:57.24 ID:upxU75iY.net
僧侶が旅をしてる最中に子供を殺した夫婦に会って供養した
これは分かってる
二十字でまとめられるぐらい内容が薄いのが問題

多分この作者は読書しないんだな
だから日本語がめちゃめちゃ

862 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:00:38.32 ID:voIINPkZ.net
>>859
お前ほんとに頭悪いな、読めないにも程があるだろ。
座敷童は本物がいるわけじゃなくて、坊さんに対する苦し紛れの言い訳だ。

863 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:01:29.39 ID:upxU75iY.net
他のまともな作品と比べたら分かる
一生治らないわこれは
諦めて転職しろ

864 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:01:37.09 ID:TwqK1Y18.net
>>861
時代物で「私」つーのもおかしいよな

865 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 17:01:37.87 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
>599
>773
>787
>800
>815
>821
>833
>860

只今、十七作品!(`・ω・´)

866 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:02:18.06 ID:voIINPkZ.net
>>861
分かってるじゃなくて、やっと分かっただろ。
ごまかすんじゃねーよw

867 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:05:20.85 ID:QiFGG3fQ.net
>>854
ワイさんが答えを言ったから解説してやる
まず舞台は奥州。おそらくは奥州の中でも現在の山形県だろう。山形県は、座敷童の伝承の地だ

この座敷童の伝承の由来となった説の一つに、間引き、子殺しがある
間引きした子供を土間などに埋める風俗があったとされ
仮にこの座敷童の話を知らなくても、間引きを推測させるヒントがそこかしこに散りばめられている

厳しい冬だった事。この辺りに貧しい村落が多いとの明言
何よりこの夫婦が冬を何とか越せたと言ってることからも、夫婦が相当冬を越したことに苦しんだことは容易に想像できる
しかも、この夫婦は何かしら後ろめたさがある様子だ
そこで坊主にお経を頼む
しかも土間には掘って埋めたような跡があり、そこを坊主が掘れば麻の葉文様の着物が見えた

麻の葉文様の着物は親が子供に着せるものだ
何故麻の葉かというと、麻の葉は丈夫ですくすく育つから、子供も無事に育つようにという祈念だ
つまり子供の着物だと分かる
間引きをした子供を埋めた、と想像するのが普通だろ

なら何故間引きしといて供養するのか?
極限の状態では仕方なく間引きができても、いざ冬を越すと罪悪感に一杯になったのであろう
亭主の最近、座敷童が泣いてる気がする、という発言からもそれは分かる
子供が丈夫に育つよう麻の葉文様の着物を着せていたくらいだから、子供を疎んじていたとも思えんしな
だから坊主に供養を頼んだ

何故旅の坊主だったのか
間引きなんて後ろ暗いことだ。恥部だ。脛の傷

868 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:06:37.19 ID:TwqK1Y18.net
>>867
時代物で「私」おかしいな

869 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:06:58.81 ID:QiFGG3fQ.net
間引きなんて後ろ暗いこと。恥部だ。脛の傷だ
だからこそ、地元の坊主に供養も頼めない
折良く現れた旅僧に縋るように供養を頼んだわけだな

理解したか?

870 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:07:03.94 ID:upxU75iY.net
>>862
俺らは違うかもしれんが、昔の人にとって、座敷わらしがどんな妖怪かは常識だ

僧に私は嘘をついてますよと言ってるのと一緒だろ

そもそも、子供を殺すのは中世ではよくあった
口減らしという

いちいち供養するという設定、そのために嘘をつくという話の流れ
何もかもおかしい

だから零点なんだよ

871 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:07:07.10 ID:TwqK1Y18.net
>>867
時代物で「私」はおかしいな

872 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:08:38.36 ID:upxU75iY.net
>>871
何言ってんだキチガイ

873 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:09:05.35 ID:QiFGG3fQ.net
>>870
馬鹿か? ハッキリ子供殺したから供養したくれ、なんてとても言えないだろ

だから察してもらえるように座敷童といって、しかも意味深に土間の隅を見たんだろ
坊主が気付いてくれたと理解したから、頭を下げてお願いしたんだ

874 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:09:09.72 ID:TwqK1Y18.net
その時代の僧侶が自分のことを「私」とは言わないでしょ

875 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:10:47.99 ID:TwqK1Y18.net
>>873
話以前に主語がおかしい

876 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:12:20.75 ID:voIINPkZ.net
>>870
今初めて知ったことをなんでドヤ顔?

877 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:13:58.16 ID:upxU75iY.net
>>867
そもそも埋めた所をほじくりかえすのってすごく大変だし、話の流れがおかしい

口減らしをいちいち供養するのもおかしい
嘘をつかずに子供を埋めたと言えばいいし

878 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:16:10.66 ID:TwqK1Y18.net
暫定順位
>773
>440
>434
>508
>787
>860

他、予選落ち

879 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:16:58.69 ID:QiFGG3fQ.net
>>877
読めない君は、相変わらず人の心の機微が分からんのう

880 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:17:32.54 ID:upxU75iY.net
>>873
だから嘘じゃない可能性が少しでも存在する言い方じゃないのがまずいってわからんの?

俺は空を飛べるけど今日は歩いてきたから遅れた、こういうことだ

881 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:18:31.98 ID:TwqK1Y18.net
>>879
それより、主語、人称でしくじっていることの方が大きいよ

882 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:19:04.72 ID:upxU75iY.net
じゃあはっきり言う
猿が適当にキーボード叩いた方がいいものができる
そのぐらい悪い

883 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:21:21.52 ID:TwqK1Y18.net
現在の自分と混濁しているから
時代物に「私」などという変な主語を使ってしまう

884 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:24:46.44 ID:QiFGG3fQ.net
わざわざIDコロコロするな文恥

885 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:25:10.81 ID:upxU75iY.net
>>883
お前は死ね
アメリカ人でも日本語で喋らすだろ
お約束だ

886 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:26:57.82 ID:upxU75iY.net
分かった
お前らまず、童貞卒業しろ
そうすればマシになるかもしれん
このままじゃ猿以下だぞ

887 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:27:37.16 ID:TwqK1Y18.net
>773と比べれば実力の差はアリアリ
分かり辛いし、自己満の感は拭えない
キャラとの距離感の取り方を学んだ方が良いな
まあ、客観視点というやつだ

888 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:37:25.03 ID:upxU75iY.net
まあいつでもスケベなこと考えてる変態の作者の生々しい考えが出てる所だけは評価できる
そこを伸ばせよ
そしたら面白くなるかもしれない

889 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:38:05.93 ID:TwqK1Y18.net
>>833
主観的に書くという悪い癖が付いている
作者の想定と読者から見えるものにズレがある
「自分だけわかっている」一人よがりの文章
読者からは判りづらい物となる

890 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:40:05.76 ID:QiFGG3fQ.net
>>883
検索してやったぞ。私は江戸時代から使われてる一人称だ。何の問題もないな

891 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:41:40.08 ID:TwqK1Y18.net
主人公に入り込んで、作者自身には色々と見えているんだけど
それと同じ物が読者からは見えない
という認識がない

まあ、ある種の錯覚だ

892 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:46:55.65 ID:TwqK1Y18.net
>>890
大体、「主語」意識というものがどうかだ
主体意識というか
三人称で書くのが無難である
セリフは当時の主語を自由に使えるからな

>私は江戸時代から使われてる一人称だ。何の問題もないな

階層、職種によって主語が変わって来る
この場合僧侶がどうだったかだ

893 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:49:12.33 ID:upxU75iY.net
客観で書くのはあり得ない
必ず、考えてる人間の主観で書く
間違った情報を与えるな殺すぞ

894 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:49:52.82 ID:QiFGG3fQ.net
>>892
心の声では私、口に出す言葉は立場を弁えて拙僧って一人称を使ってるじゃん
心の中で拙僧という奴おりゅ?

895 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:50:37.19 ID:voIINPkZ.net
>>891
俺もワイさんも(おそらく他の読者も)普通に同じものが見えました。
エンピツもバーチャル並みに読解力がないということがバレちゃったな。

896 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:52:49.03 ID:voIINPkZ.net
>>891
あっ、こっちはバーチャルかw
ごめん間違えた

897 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 17:54:47.81 ID:TwqK1Y18.net
>>894
「心の声では私」
それがおかしいと言っているのだ
そういう意識は近代人のものだからな

>笠を押し上げ、晴天を仰ぎ見ながら息を吐く。
>まだ冷える初春とはいえ、歩き通しでは汗もかく。拙僧は、手ぬぐいを取り出そうと懐に手を差し込んだ。

別に良いんじゃないの?
三人称で書けば良いだけだけど

898 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 18:01:05.32 ID:TwqK1Y18.net
>>895
>俺もワイさんも(おそらく他の読者も)普通に同じものが見えました。

もう、これがヤバイだろ?
自分以外のことまでわかる訳ないじゃん
キチガイか?

899 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 18:13:49.89 ID:iUuVqKxT.net
明美と会ったのは社会人になって三年目のことだった。
駅前で彼女の声を聞いたとき、その圧倒的な表現力に痺れたものだ。
明美は週末になるといつも同じ時刻、同じ時間にやってきて路上ライブをしている。夜の闇に溶け込むその豊かな表現に足を止める人は多く、俺も観客の一員となることに妙な連帯感を持っていた。
そんなある日、ライブ終了後に明美から声をかけてきた。「祐二さんですよね?ライブ行ったことあります!バンドの解散ライブ素敵でした!」
確かにそうだ、よく分かったねと俺は曖昧な返事をする。
なんと、明美は俺に憧れてライブを始めたのだそうだ。たった五年でここまで上手くなるのか。俺はその情熱に舌を巻いた。
「もしよかったら、一緒に歌いませんか?」明美の提案で、俺も歌うようになった。
元々俺は高校時代バンドをやっていて、メインヴォーカルを務めていた。とはいえ、このライブは明美がメインだ。俺はハモりやユニゾンの下パートを歌い、脇役に徹した。
わああああああ!!
ライブの後の歓声が、街角に響く。夜の八時、歓楽街の近くにあるこの通りは、人通りも多い。反響する音に多くの人が振り返っていた。
どうやら俺たちは次第に話題になっているようで、誰かがライブを撮影し、その動画がバズっていたようだ。まるで知らない人たちから、動画を見たよと言われ俺たちは困惑しつつも嬉しかった。
そしてついに、俺たちにデビューの声がかかる。
「お二人の歌声、拝聴させて頂きました!」大手音楽事務所からのスカウトだった。明美と俺はついにプロデビューが決まったのだ。明美はユニット名を「AKEMI」と提案し、俺は同意した。
デビューが決まったと言え、ライブはいつも欠かさない。
どんどん増えていくギャラリーに、この後どうなっていくのかという不安とも期待とも言えない感情が芽生えていく。
ついに明日デビューライブを行うという日に、俺は明美に呼び出された。
「こうやって、憧れの祐二と一緒にデビューすることなんて、夢みたいだと思う」
俺は、本当に嬉しそうにはにかむ明美を見て、これ以上ないくらいの幸福感に包まれる。
「ね、今日……、泊まって……いかない?」
意を決したように恥ずかしがる明美をとても可愛いと思い、俺は頷いた。彼女の身体は綺麗だったが、お腹の辺りに傷があった。
恥ずかしそうにする彼女に、俺は誰にだって隠したくなるような傷はあるものさと慰める。
翌日の朝、俺は明美が目覚める前に彼女のマンションを出た。俺の心は暗い。ズルズルと続いてしまったこの関係。いつ切ろうと思っても切ることができなくて、結局ここまできてしまった。
もっと早く、打ち明けていれば違う結果になっただろうに。俺は過去に罪を犯していた。高校を卒業したあと、音楽の世界を目指さなかったのもそれが原因だ。
バンドをやっていた頃、俺はファンの女と遊びまくっていた。結果一人が妊娠。俺も彼女も高校生という立場であり、今結婚なんて考えられないと伝えた結果、彼女はショックで流産。その子とは音信不通になってしまった。噂で自殺したとも聞いた。
まさかそこまで思い詰めているとは思っていなかった。仲間に激しく責められ俺は即バンドを脱退した。バンドは別のヴォーカルを見つけて続いたらしい。
高校卒業後、俺は小さな工場に就職しそこで働いていた時、明美と会った。でも……やはり過去に犯した過ちは消えるはずもなく、明美のライブに出始めた後、時折脅迫めいた手紙が俺の部屋に届いていたのだ。このまま、明美と一緒にデビューしたら、すぐ過去のことが明るみに出て迷惑をかけるだろう。今の時代、このようなスキャンダルは命取りだ。明美はこれからなのだ。だったら、俺の行うことは一つだった。
俺は事故で喉に怪我をし歌えなくなり、明美一人でデビューする。そんなシナリオを思い描いた。そして、俺はナイフで喉をつき、病院に搬送される……。
喉をつき、声が出ないことを確認すると俺は横たわる。そして、喉に怪我をしたためデビューできない旨、メッセージを送った。
救急車を呼び病院に運ばれた俺。簡単な治療が終わりスマホを手に取ると、表示されたネットニュースの通知に目が行った。
【本日デビューの歌手AKEMI、予定通り、本日ソロデビュー!インタビューで、「脛に疵を持つ私ですが、全てが予定通り進み、ここに立つことができました!」と語る】

900 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 18:15:32.99 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
>516
>548
>550
>565
>599
>773
>787
>800
>815
>821
>833
>860
>899

只今、十八作品!(`・ω・´)

901 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 18:18:16.75 ID:TwqK1Y18.net
暫定順位
>773
>440
>434
>508
>787
>860
>899

他、予選落ち

902 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 18:27:08.19 ID:TwqK1Y18.net
暫定順位
>773
>440
>434
>508
>800
>833
>787
>860
>899

他、予選落ち

基準考え直して
前落選のやつを追加した
最終10作品でもう一回ランキングも考えるわ

903 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 18:44:56.32 ID:upxU75iY.net
>>899
意外な結末を狙ったんだろうが、上手く行ってない
男から女にラインで問い詰められたらなんて言い訳するのかとか、女が裏切ることをこの世界の男以外全員知ってるのに、なんで男だけ知らなかったのか、それも判らない

904 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 18:47:26.18 ID:upxU75iY.net
ただ、実体験に基づくかのような生々しさがある
なので70点あげよう

さっきの子殺しのが糞過ぎた

905 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 19:43:28.49 ID:fF5V2Pc7.net
「勇者様の凱旋だ!!」

 町中に響く音楽と民衆の歓声が地鳴りの様に鳴り響く。金箔が散りばめられた白い馬車の中から、俺はぎこちない笑みを浮かべて群衆に手を振った。
 俺の一挙一動で割れんばかりの拍手が舞い上がる。
「いやあ、まさか本当に魔王を追い返すとはな」
「俺はアレンの事を最初から信じていたぜ?」
「勿論、俺もだよ。アレンが魔王の正面に立った途端、尻尾巻いて逃げやがったなぁ」
 俺と向かい合うようにして、二人の男が得意げな顔で会話を交わす。
 彼らはギルド見習いの頃から苦楽を共にしてきた仲間だ。俺をリーダーとしたこのパーティは、人間の国に攻め込んできた魔王を追い返した。その功績が認められ、国王陛下から俺に『勇者』の称号が与えられたのだ。
「気を抜くなよ。魔王はまだ生きている」
「ああ。防衛ばっかしてられるか。こっちから乗り込んでやる」
 二人が意気込む姿に、乾いた笑いを返した。来月、俺達は魔族の国に乗り込んで戦いの狼煙を上げる。今日は、防衛成功を祝う祭りと国王陛下直々の激励を頂くんだ。
 これから王族や貴族の前に立つのかと、俺はキリキリと痛む胃を抑えた。
「アレン? 具合悪いのか?」
「緊張してて……」
「がはは!! お前はいつになっても、気が小さいな! 勇者はもっとドンと構えるもんだろ!」
「かも、ね……」
 そんな会話をしていると、群衆の中から一際大きな声が上がる。
「アレン様のスキルは何ですか!!」
 まだ幼い子供からの質問だった。
 スキル。それは、生まれた時から一つだけ持つ固有能力の事だ。各種魔法に、賢者や鍛冶。テイマーもあれば、農業系だって。中には、掃除スキルなんて物もあるらしいけど。とにかく、多種多様。人間が魔物やモンスターと渡り合えるのは、このスキル持ちが大きく関わってきていた。
 だからこそ、勇者と呼ばれる俺のスキルを知りたいのは当然のことだろう。
「あー、えっと……」
「悪いな、ボウズ! 人のスキルは聞いちゃいけねぇ。それが弱みになることもあるからだ! ギルドの常識だぜ、覚えときな!」
 俺が返事を返すより先に、仲間がそう大声で返した。子供は少し残念そうな顔をしたが、それ以上聞くことを諦めたみたいだ。
 どんなスキルか。言わなくても丸わかりな人もいるけれど、分かっていても言わないのがこの世界の礼儀だ。だから俺も、これほど長くいる仲間の本当のスキルは知らない。
「お。城が見えてきたな」
 そうこうしているうちに、やっと城に到着した。
 俺は顔を伏せ、深いため息を吐き出す。
「……絶対言えない……」
 魔王と対峙した瞬間、魔王は顔を引きつらせながらこう言った。俺にしか聞こえない声だった。
『ちょ……タンマ……めちゃくちゃ腹痛い……』
 そう言って、魔王は飛び去ってしまったのだ。
 俺の生まれ持ったスキル——御都合主義展開(ラッキーボーイ)
 何もしなくても、世界は勝手に俺の都合通りに進んでいく。
「何か言ったか? アレン?」
「何も」
 聞こえていないのも、またラッキー。
 俺、人生で一度も戦ったことないし。なんだったら剣も重くて持てませんけど。なんて……。

「言えるわけねぇや……」

906 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 19:46:58.99 ID:fF5V2Pc7.net
ダッシュが文字化けしちゃってます。どう修正したらええんやろか。
もう一度投稿します。

907 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 19:48:16.03 ID:fF5V2Pc7.net
「勇者様の凱旋だ!!」

 町中に響く音楽と民衆の歓声が地鳴りの様に鳴り響く。金箔が散りばめられた白い馬車の中から、俺はぎこちない笑みを浮かべて群衆に手を振った。
 俺の一挙一動で割れんばかりの拍手が舞い上がる。
「いやあ、まさか本当に魔王を追い返すとはな」
「俺はアレンの事を最初から信じていたぜ?」
「勿論、俺もだよ。アレンが魔王の正面に立った途端、尻尾巻いて逃げやがったなぁ」
 俺と向かい合うようにして、二人の男が得意げな顔で会話を交わす。
 彼らはギルド見習いの頃から苦楽を共にしてきた仲間だ。俺をリーダーとしたこのパーティは、人間の国に攻め込んできた魔王を追い返した。その功績が認められ、国王陛下から俺に『勇者』の称号が与えられたのだ。
「気を抜くなよ。魔王はまだ生きている」
「ああ。防衛ばっかしてられるか。こっちから乗り込んでやる」
 二人が意気込む姿に、乾いた笑いを返した。来月、俺達は魔族の国に乗り込んで戦いの狼煙を上げる。今日は、防衛成功を祝う祭りと国王陛下直々の激励を頂くんだ。
 これから王族や貴族の前に立つのかと、俺はキリキリと痛む胃を抑えた。
「アレン? 具合悪いのか?」
「緊張してて……」
「がはは!! お前はいつになっても、気が小さいな! 勇者はもっとドンと構えるもんだろ!」
「かも、ね……」
 そんな会話をしていると、群衆の中から一際大きな声が上がる。
「アレン様のスキルは何ですか!!」
 まだ幼い子供からの質問だった。
 スキル。それは、生まれた時から一つだけ持つ固有能力の事だ。各種魔法に、賢者や鍛冶。テイマーもあれば、農業系だって。中には、掃除スキルなんて物もあるらしいけど。とにかく、多種多様。人間が魔物やモンスターと渡り合えるのは、このスキル持ちが大きく関わってきていた。
 だからこそ、勇者と呼ばれる俺のスキルを知りたいのは当然のことだろう。
「あー、えっと……」
「悪いな、ボウズ! 人のスキルは聞いちゃいけねぇ。それが弱みになることもあるからだ! ギルドの常識だぜ、覚えときな!」
 俺が返事を返すより先に、仲間がそう大声で返した。子供は少し残念そうな顔をしたが、それ以上聞くことを諦めたみたいだ。
 どんなスキルか。言わなくても丸わかりな人もいるけれど、分かっていても言わないのがこの世界の礼儀だ。だから俺も、これほど長くいる仲間の本当のスキルは知らない。
「お。城が見えてきたな」
 そうこうしているうちに、やっと城に到着した。
 俺は顔を伏せ、深いため息を吐き出す。
「……絶対言えない……」
 魔王と対峙した瞬間、魔王は顔を引きつらせながらこう言った。俺にしか聞こえない声だった。
『ちょ……タンマ……めちゃくちゃ腹痛い……』
 そう言って、魔王は飛び去ってしまったのだ。
 俺の生まれ持ったスキル、御都合主義展開(ラッキーボーイ)
 何もしなくても、世界は勝手に俺の都合通りに進んでいく。
「何か言ったか? アレン?」
「何も」
 聞こえていないのも、またラッキー。
 俺、人生で一度も戦ったことないし。なんだったら剣も重くて持てませんけど。なんて……。

「言えるわけねぇや……」

908 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 19:48:41.72 ID:fF5V2Pc7.net
ダッシュが文字化けしたので「、」に変えました

909 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 19:50:02.58 ID:BL19sCNy.net
 ある時の朝のことだった。N国都心の大通り沿いに変な物が置かれていた。
 それは、デッサン人形のように丸いパーツを組み合わせて作られた人形のようなものだった。
 体は白くてツヤツヤとしており、手の指等の造形は無く、顔には目と口に当たる箇所に穴が空いているだけという簡素さだった。

 初めにそれを見つけたのは、自転車に乗った新聞配達員だった。
 新聞配達員が前を横切ろうとすると 、人形は突然動き出した。右手で左肘を指差して「こわい。こわい」と言った。
 なんだろうか? 配達員は一瞬不思議に思ったが、気にしないでいると、その一時間後に自転車を転倒させて左肘を擦りむいた。

 その次に見つけたのはパン屋の亭主だった。
 パン屋が人形の前を横切ると、右手で左手を指して「いたい。いたい」と言った。
 パン屋はそれを無視した。そして、自分の店に帰り、ドアを閉めようとした時に、左手の指を挟み骨折した。一時間後のことだった。

 たちまち噂になった。一時間後の未来を予測するロボットとしてテレビや新聞にも取り上げられた。
 噂は広まると同時に議論を呼んだ。誰が何の為に作ったのか? 何故、一時間後の未来を予測するのか?
 数々の疑問が上がり、学者の立会いのもと検証が行われた。しかし、目新しい発見は無く、謎の未来予測ロボットと呼ばれることとなった。

 ある時、親とはぐれた小さな子供が人形の目の前を横切った。
 人形は突然、全身を揺らしながら「こわい。こわい」と壊れたラジオのように繰り返した。それは今まで誰も見たことがない動きだった。
 子供はそれを見て泣き出した。母親は鳴き声で子供を見つけると、焦ったように子供を抱いて立ち去った。人形は母親が立ち去るまで体をくねらせ続けていた。

 一時間後、子供は死んだとニュースで報道された。子供は家に帰ると泣き疲れてベッドで眠ったのだが、母親が目を離した隙にベッドから転げ落ちたそうだ。それに加え、近くにあったタンスを倒し全身打撲で死んでしまったようだ。


 人々は恐怖したこの人形は死すらも予知するのだと。それから更に数日後、人形は突然体を揺らして「こわい。こわい」と言い始めた。
 いつもと違ったのは人形の目の前には誰も居ないということだった。しかし、人形は狂ったように「こわい。こわい」と言いながら踊り続けていた。
 緊急で学者達が招集された。学者達は話しあった。
「人形はきっと壊れたのだ」
「いや、これは我々に対する警告だ。事実、今まで予想が外れた事はない。このままでは全員死ぬだろう」
「そんな馬鹿な話は無い。全員死ぬだと
? どこにそんな事が出来るものがあるというのだね」
「......核爆弾か?」
「......まさか彼の国か?」
 彼の国とはS国のことだ。N国とS国は仲が悪く、S国はN国に追いつく為、核弾頭を作り、発射実験を続けて来た。最近、遠く離れたN国まで弾頭が届くようになって来ていたのだった。
「やられる前にやるべきだ!!」
 学者の熱に当てられ、それを聞いた民衆は怒鳴った。
「そうだ。そうだ。やってしまえ!!」
 そこからは大混乱だった。民衆達は学者を盾に集まって来た報道陣に向かって、「核弾頭を一時間以内にS国へ発射しなければN国は滅亡する」と言った。
 テレビはそれをN国中に拡散した。政治家からミュージシャン、果ては大統領の耳にまで入った。
 それを聞いた大統領は悩んだ。核を発射すれば、S国は確実に潰せるだろう。しかし、押してしまえば、他国から文句を言われるだろう。
 大統領は悩んだ結果ある結論を出した。どうせ自分には関係のない土地だ。大統領は制限時間のきっかり5分前に核弾頭の発射スイッチを入れた。

910 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 19:52:01.72 ID:BL19sCNy.net
>> 909
 その弾頭が発射される瞬間を笑って見ている男が居た。
「まったく。馬鹿ばっかだよなぁ。事実を確かめもしないなんてさ」
 そう言って、男は地中に掘られた自慢の家に入った。中では妻と子供がくつろいでいた。
 中に居たのは、ロボットに死を予言された少女だった。他にも新聞配達員やパン屋も部屋の中でくつろいでいた。
 男の帰宅に妻が立ち上がって抱擁する。
「弾頭は発射されたの?」
「ああ。明日から忙しくなるぞ。何しろ世界中が俺らの売り物を欲しがるからな」
「そうね。でもそれよりも立役者になった娘にありがとうを言ってよね」
「もちろんさ。君達やロボットが芝居してくれたから成功したんだからね」
 男はウキウキとしながら娘にキスをした。明日から忙しくなるのだから、今日はうんと家族にサービスをしよう。地下シェルターを作る会社の社長はそう考えながらスーツを脱いだ。
「それにしても、自分の国の為に他の国の人を殺すなんて......他の国がどう思うかもわからないなんて。ああ。こわい。こわい」

911 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 20:03:08.11 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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只今、十九作品!(`・ω・´)>>909-910は一レスではないので参加を認められない! 時間内に一レスに纏められれば参加を認める!

912 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 20:14:22.97 ID:jR8+QFxH.net
 風が窓の隙間から、ヒューッと音を立てて入り込む。冷たくて痛いその風は、付き合っていた澪と別れた僕には、犯した過ちへの罰が貰えたみたいで心地よかった。
「後悔しても、もう遅いか」
 昔からこうやって落ち込むと、隣に座って話を聞いてくれていたのは、澪だった。
 幼稚園の頃からそうやって澪に支えられていて、いつの間にか好きになっていた。
 高校生になって付き合えた時は、嬉しさで狂いそうになる程喜んだ。
 でも別々の大学に通う様になって、社会人になって。隣に澪がいなくなって。直ぐに行き場のなくなった好きの気持ちは、次第に熱を失っていった。『愛してる』や『好きだよ』が口から出なくなった。その代わり、喉元まで出掛かってくるのは『別れよう』の一言。勘のいい澪の事だから、もしかしたら薄々気づいていて、傷ついていたのかもしれない。
 そして今日別れを告げた。澪は驚いて、次に小さく『うん』と呟いた。そうか、澪も冷め始めて居たんだな。最初は驚いていたけど、普段の顔に戻った澪の姿を見て、俺はそう思った。
「じゃあ、私帰るね」
 最後に聞いたその言葉が、澪の声が泣いていた。急いで俺から離れようと帰っていく澪の姿がとても哀しそうで、沸々と好きが溢れ出す。
 傷つけてごめん。ダメな男でごめん。今更気づいてごめん。思い出した気持ちと罪悪感、後悔はこれから忘れる事が無いと思う。忘れたく無いと冷たい風に吹かれながら思った。

913 :ワイ坏投稿作品:2021/12/11(土) 20:17:17.14 ID:upxU75iY.net
「こ、殺す? 本当か」
「そりゃそうだ。占いの結果なんだから」
「たかが占いでそう言われたぐらいで殺すのか。考えられん」
「ばばあの占いは当たるんだよ」
 平治は言った。
「キチガイの所業だぞ。殺さなくても他に方法があるだろ」
「平治、それ以上言うならお前を殺す」
 平治は黙り込んだ。辺りを静寂が支配する。
「どうやって殺すんだ」
 佐吉が問うた。
「それについては俺に考えがある」
 リーダー格の次郎が言った。
「俺と太郎は以前、隣の村の孝太郎を殺した」
「それは知ってる」
「酔わせて、首を締める。麻縄で」
「やるのか、本当に?」
「平治、心配するな。心持ちだ。怯んじゃいかん。決して怯むな」



 縄をかけ、思いきり引く。
「があ……ぐっ!」
「すまん、これも村のためなんじゃ」
「ぐっ……ゆ……許さん……絶対に……お前達を……戦争……戦争じゃ……」
 赤黒く鬱血した顔が紫色になり、死神か悪鬼羅刹かという凄まじい姿に、皆息を呑んだ。



 やがて力をなくした旅人は、ぐったりと崩れ落ちた。
「やったか?」
「ああ」
 毒々しいまでに赤く染まった顔は、恨みを孕んだ眼差しをこちらに向けている。睨まれているかと思い、太郎は少し心を乱したが、すぐに落ち着きを取り戻した。

 佐吉が言った。
「飯が食えねえよ」
 平治が呟いた。



 皆理解していた。
 人を一人殺すということは、非常に精神力を消耗する。体力も。
 本当に、大変なことだ。
 やるなら、復讐されない方法に限る。
 一人ずつ一人ずつ殺していって、敵を排除して……それでどうなる?
 どうなるものでもない。
 平治の胸に、悲しみが去来した。

914 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 20:21:25.78 ID:G13i+wxd.net
 ある日、上司から温泉を勧められた。
「先週友達と行ってきたんだが良い所だったよ。お前も羽を休めてきたらどうだ」
 やけにニヤけた顔が気になった。しかしマダムたち相手のダンスクラブで講師を始めて早半年、確かに疲れは溜まってきている。
身体的なものはもとよりご機嫌伺いによる精神面の疲労が大きい。温泉につかれば少しはマシになるだろうか、そう考えて僕は言われるままに宿を取った。
場所は滋賀県にあるらしい。
 週末になって現地へ向かい、青空の下、琵琶湖西岸を散策してから宿に着いた。宿はとても素晴らしかった。
露天風呂では夕日に照らされた湖面が見えて、夕食には近江牛の鉄板焼き、広縁からは星空と対岸の夜景が一望できた。
夜風を浴びながらビールを飲めば、いつの間にかささくれた心が癒されているのに気が付いた。
 僕は眠るのが惜しいような気分になって外に出た。周辺は割と普通の住宅街で、都心に暮らす身としてはうら寂しい印象を受けた。
その時、やけに明るい通りを見つけた。お土産屋さんの明かりではない。風俗街のある温泉地をいくつか知ってはいたのだが、おそらくここもそうなのだろう。
脳裏に上司の顔が浮かぶ。僕は踵を返して帰ろうとした。
 しかし錆の目立つ看板の『ストリップ 陽炎』というポップ体が視界に入り足が止まった。僕は自嘲してしまった。
旅先くらいダンスのことは忘れたらどうだ、そう思ったのだが『旅の恥は搔き捨て』である、僕はその店に向って歩いた。

 受付の四十くらいのオバサンにお金を払った。中は学校の教室二つ分くらいの広さがあり、半分にはパイプ椅子が数列並び、もう半分は舞台だった。
僕以外には誰もいない。せっかくなので一番前の中央に座りショーが始まるのを待った。
 電気が消えて音の割れたBGMが流れてきた。赤と青のスポットライトが明滅し、そしてミニスカートの着物を着た女が舞台袖から飛び出してきて、僕に向かってウインクをした。
よく見れば受付にいたオバサンだった。
 僕は少しがっかりしたが、すぐにオバサンに釘付けになった。その細い手足が軽快なBGMのリズムに乗って美しい曲線を描いていくと一気に空気が華やかになった。
挙動一つ一つに注意深く気が払われていて笑顔も一向に崩れない。やがてフランス語の淫靡な曲に変わっていくとオバサンは着物を脱いで全裸になった。
白い素肌が露わになったが贅肉などは一切ない。僅かに見えるシミや皺も人間味を感じさせるアクセントとなっている。
そして脚を開いて床を滑る様に旋回し、僕の目の前で陰部が開かれる形になったのだが、僕はスッと伸びた両脚から目を離すことができなかった。
ダンスクラブのマダム達とどうしてこうも違うのか、と僕は思った。マダム達は疲れたらすぐに音を上げ、暇さえあればパスタだのエステだのと口にする。
『ダンスを嗜む自分』に酔っているだけで上達しようという気が一切無い。今までは仕方がないと諦めていたが、こんな場末でも健気に踊るオバサンを知れば、少し気分が落ち込んだ。
 僕の教え方のせいなのか、と思ったのだ。

「そう、あなたダンスの講師をしてるのね」
 ショーが終わると、どうせ他に客はいないのだからと、二人で近くの居酒屋に来た。お互いの境遇を語りながら、どうしてそんな上手に踊れるんですかと僕は聞いた。
小学生の時にバレエをやっていたけれどそれ以外は自己流なのよとオバサンは言った。
「私、十五で子供を作ったの。親に反発されて家を出て、女手一つで養うためにストリップ小屋で働いて、気が付けばこんな歳になっちゃった。
息子がニートを辞めて就職でもしてくれればもう少し楽な仕事が出来るんだろうけどね。ま、懺悔するつもりで踊ってるってわけなのよ」
 大変ですねと僕が言うと、オバサンは大きく首を振った。
「そんなことないよ。私、踊るの好きだからね。彼氏に逃げられても息子がグレても踊っているときは嫌なことを忘れられた。
今こうして生きていられるのはダンスのおかげって思ってる。ほら、小学生の時にバレエやってたって言ったでしょ、あの時の先生が踊る楽しさを教えてくれたのよ。
先生、まだ生きてるかしらねぇ」
 オバサンがマダム達の姿に重なって見えた。
所詮ダンスなど出来たところで実生活で役に立つことはほとんどない、でも日々の努力は着実にその身体に積み重ねられて、それはいつかきっと実を結ぶ時が来る、
そう教えられたような気がした。もっと辛抱強くマダム達と向き合おう、と僕は思った。
 目をつぶれば踊るオバサンの脚がはっきりと浮かぶ。その脚からは脛に傷を持つ背景も脛を齧られている現実も、微塵も想像することができない。
とても綺麗な脚だった。

915 :ワイ坏投稿作品:2021/12/11(土) 20:28:31.09 ID:upxU75iY.net
今更だけど
平治が呟いた。
→平治が何か呟いた。

俺の中では訂正したからいいけどね。

916 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 20:36:50.78 ID:BL19sCNy.net
>>910
とりあえず直さないでおきます
削れる部分は無いので

917 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 20:41:07.91 ID:upxU75iY.net
面白いから百二十点
それに失格にしたワイは未来永劫マイナス百点な

918 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:02:03.22 ID:filWxWpW.net
>>913
口ほどにもないw

919 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:05:11.70 ID:upxU75iY.net
やる気ねーもん
読めない君だしな俺は

920 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:06:25.69 ID:filWxWpW.net
>読めない君だしな俺は

じゃあ黙ってろよアホ

921 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 21:08:12.49 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十二作品!(`・ω・´)

922 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 21:20:00.90 ID:msiOZkW2.net
 店に入ってきたのは、独特な雰囲気を持つ男だった。
 顔立ちは少年といって差し支えないが、逆立った頭髪が見る者を威圧し、未成熟な印象を払拭している。
 全身黒ずくめの装備はこの辺りでは見かけない。 物々しいショルダーやベルトの武装はまるで拘束具だ。
 そして何より目立つのは、彼が背負っている身の丈ほどもある剣……いや、巨大な鉄塊にも見えるだろうか。
 男がカウンター席に腰かけると、店内に静かなざわめきが広がった。
「……面倒ごとはごめんだよ」
 眉間に皺を刻んだマスターが声をかけてくる。 男は「おっと」と思い出したように背中に腕を回した。
 巨大なそれを片手だけで持ち上げ、音もなくカウンターに立てかける。 一連の所作はあまりにも自然で、まるで身体の一部であるかのよう。
 と、店の奥。 小さい子供たちが親の制止を無視して駆け寄ってきた。
 「わぁ!」「すっげぇ!」カウンターに立てかけられたそれを囲み、興奮も露わにはしゃぐ子供たち。
 マスターが「危ないから近寄るな」といった表情で子供らを睨みつけるが、子供の好奇心に抗議の念は通じない。
「いいさ、俺にも憧れていた頃がある……少しの間だけ、な」
 男の視線は優しくも、どこか悲しいものを見るようで――マスターの表情が目に見えて強張った。 危険な男だと、本能的に察しているのだ。
「一杯くれないか? 安酒でいい」
「……酒は、出さない」
 眉間の皺をさらに深くしたマスターが声を低くして答える。 守らなければならないものがある人間特有の声だった。
 男は小さく口を開け、想定外だと言わんばかりに肩をすくめて見せた。
「罪を犯したわけでもないのに、ずいぶんな嫌われようだ」
「……お前は、自分の立場が分かっているのか?」
「あんたこそ、何も分かっちゃあいない」
 男が首だけで振り返る。 目をそらさない者はいなかった。
「この街は、脛に傷のある奴ばかりさ」


 ――動画はここで途切れている。


「先輩、マジで消していいんですか?」
「消せ。 無断撮影だ」
「店からのクレームは無いんでしょう? 絶対バズって宣伝になると思ってますよ、あの店長」
「いいから消せ。 親御さんからもお願いされている」
「勿体ないっすよ。 このバスターソードなんてほら、とても段ボールには見えない」
「消せってば。 子供が真似するってクレームだって来てるんだ」
「タイトルがまたジワるんですよね。 『✝✝脛に傷✝✝』」
「傷どころか致命傷だよ、人生の!!」

923 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:20:11.49 ID:voIINPkZ.net
>>913
まあこんなもんだろ、予想通り。
でも書いただけ褒めてやる。

924 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:20:59.52 ID:upxU75iY.net
>>920
やる気がないことが副次的な効果を生み出したがな

925 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:23:27.95 ID:msiOZkW2.net
文字化けした。
「&#10013」は十字架の記号です。例の厨二っぽい奴。

926 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:24:52.49 ID:TwqK1Y18.net
>>923
>でも書いただけ褒めてやる。

エラそうだな
お前に褒められることに何の価値があるのだ?

927 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:31:38.71 ID:TwqK1Y18.net
何か加齢臭の漂う作品ばかりだな
昭和臭って言うか
令和の若者に明美はないでしょ
昭和でもダサイわ

928 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:36:16.62 ID:TwqK1Y18.net
>>914
文章力もあり、まとまっているんだけど
この「肯定したくない感」は何だろうね

929 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 21:38:56.28 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

>434
>440
>443
>508
>511
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>548
>550
>565
>599
>773
>787
>800
>815
>821
>833
>860
>899
>907
>912
>913
>914
>922

只今、二十三作品!(`・ω・´)

930 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 21:54:35.06 ID:TwqK1Y18.net
>>929
入賞は何作?
10作ぐらいやろ

931 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 21:58:09.01 ID:UIPiBek9.net
昨今は、多少の言動が原因で脛に傷を持たされる事が増えた。問題を起こした人間に対して、指先一つで無責任に攻撃できる時代。倫理観が発展したと言えば聞こえはいいが、モラルと常識だけで誰もがヒーローの様に制裁を下せる時代になった。
そんな時代は俺に打って付けだった。世には怪人も怪獣も居なければ、我こそは悪の組織だと喧伝する間抜けがいるはずも無い。仮にいたとしても、個人が敵う訳がない。
「数十年前の雑誌の記事。これは最高だ」
人々のモラルが向上し続けて行く中。数年前の常識が糾弾される事も珍しくは無い。現代を生きる者として、先達の脛にある傷を抉り出す活動には使命感を感じていた。
今日はコメンテーターとして番組で偉そうに古びた常識を振りかざす男を糾弾する為に古本屋を回った。現代の常識を持って、傷を付けられる失言を探した。案の定、過激で差別的な発言がボロボロと発見された。
「集え。正義の下に!」
スキャナで記事を取り込み、煽情的な見出しでタイトルを付ける。見た人間の義憤を駆り立て、我こそもと正義を駆り立てられる様な記事を作る。
例え、定職に付いていなくても。周りから笑われようと。誰からも嫌われる、あるいは悪人と認めた人間を攻撃する時だけ。俺達は惨めさから脱却し、全く別の存在に生まれ変わることが出来る。俺はその為に皆を導く使命があるのだ。
「送信ッと」
上げた記事のPV数が増えると共に心が躍る。正義感と使命感に溢れたコメントが増え、それを諫めようとする意見は火に油を注ぎ、瞬く間に炎上する燃料となった。
この業火が消費されるだけの話題になるのか。それとも社会的な制裁へと繋がるか。その流れはドラマティックで、自分が颯爽たる英雄劇の主人公、あるいは不正を暴く敏腕ライターになったが如き陶酔感をもたらしてくれた。

数週間後。俺の上げた記事は消火される事なく、見事に燃え上がってくれた。今は延焼する為の媒体には事欠かない。所属事務所から謝罪声明が出され、本人も番組を降板させられるハメになった。更にそれを補強するようにしてワイドショーや既存のゴシップ記事も一緒に叩いて来た。
やり過ぎだと。俺の行為を批判してくる人間も居たが、表現の自由は保障されているし。住所もバレない様に色々な場所を経由して投稿している。
「脛に傷持つような奴が悪いんだ。俺は自覚させてやっているだけだ」
正直者が馬鹿を見るというが、俺はそれを支持しない。ならば噓つきや悪人はそれよりも酷い目に遭うべきだ。真面目に生きて来た人間が損をする世界なんて間違えている。
「真面目に生きていて得しないなら。そうじゃない奴が損するべきだ」
それが正しいと信じ込む様に、最近は思った事が口に出る様になっていた。俺は正しい事をしている。真面目に生きている。
「すいません。宅配便です」
玄関から聞こえた声に驚きながら、ドアスコープを覗いた。俺を逆恨みした連中が殺しに来たんじゃないかと思っていたが、いつもの宅配業者の制服を着ていた。それでも念には念を込めて、チェーンが掛かる範囲でだけドアを開けた。
「そこに置いといて」
言い終わるよりも先に。男は足を挟んで、その隙間からバンセン切りを捻じ込んでチェーンを切断した。ドアを乱暴に開けると同時に喉元に何かを突き立てられた。
「このクズ野郎。てめぇは何様だ。畜生。畜生」
ヒューヒューと空気が漏れる。何が起きたか分からない間に視界が真っ赤に染まって行く。目深に被っていた帽子がずれ落ちた拍子に素顔が見えた。
なんてことは無かった。俺はヒーローではなく、傷を抉り出して悪党へと駆り立てる悪人でしかなかった。

932 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 21:58:41.76 ID:M6Af+kKJ.net
ふむ、三割の意味がわからない者がいるとは思わなかった!

もう少し呑むか!(`・ω・´)

933 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 21:59:29.71 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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>511
>516
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>907
>912
>913
>914
>922
>931

只今、二十四作品!(`・ω・´)

934 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 22:06:20.12 ID:TwqK1Y18.net
>>813
>上位の発表は投稿数に合わせて考える! 通常は全体の三割前後!

こんなの一々見てねーわ

935 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 22:08:45.89 ID:TwqK1Y18.net
俺なら、投稿作の出来を見て考えるけどな
10作というのはキリも良い

936 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 22:11:53.01 ID:TwqK1Y18.net
20作を超えるのなら
毎回ベスト10ということにして良いと思う
毎回変わるんじゃ価値がわからなくなる

937 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 22:13:04.56 ID:hR4DcY5x.net
——殺害の動機についてですが、刑事さんのおっしゃる通り十四年前の出来事に関係していることは間違いありません。ええ、イジメの主犯格の伊藤美優紀、確かに私の娘は彼女に殺されました。
 いえ、分かっております。法律上、あの事件は殺人とは認められていないということを。でもそんな事は、私にとってはもうどうでもいいのです。彼女の犯した罪の名前が殺人であろうと過失傷害致死であろうと、あの女の悪意がひなたを殺したことには変わりはないんですから。
 復讐、というわけではないんです。いえ正確にいえば復讐があの女の娘、穂花ちゃんを殺した動機の全てではありません。むしろほんの一部です。殺人という一線を越える為に復讐という感情を利用した、というのが本当のところかもしれません。
 私は苦しかったのです。
 殺されたひなたが毎晩のように夢に出てくる、それも辛いことのひとつではあります。マスコミの方々が頼みもしないのに、どのようにひなたが死に至ったかこと細かに報道してくれたお陰で、私はその時の状況を克明に思い起こすことができます。中学二年生の女の子が氷点下10℃の寒空の下、素裸にさせられて遊水池に落とされる、あの女を含む同級生達が一部始終を撮影している。
 助けてください、寒いよ、お母さん、叫びながら溺れる姿を彼女らはただ笑いながら眺めている。そんな夢を見るんです。そしてそれは現実に存在した情景なのでしょう。
 私はひなたと過ごした地を離れ故郷に帰り、塾の講師をしながら生計を立てていました。事件も風化して私もひなたも世の中から忘れ去られ、ここ数年は穏やかな日々でした。それでも私は苦しかった。穏やかな絶望とでもいうのでしょうか。ひなたのいないいち日。寿命というノルマをただこなしているような日々に意味を見出すことができませんでした。
 何故、私が苦しまなければならないのか。シングルマザーであったとはいえ、ひなたには愛情を注いで来たつもりです。人様に後ろ指刺されるようなことなどしてこなかったし、隠さなければならないような脛の傷もありません。それなのに何故? 毎日そんな事を考えていました。
 私の前に美優紀が現れたのは去年の春のことです。女子少年刑務所を模範生として出所し、結婚をして子供も産まれた、と風の噂には聞いていました。でも私の住む町に居たなんて夢にも思いませんでした。小五になったばかりの穂花ちゃんを連れて、私の勤める塾を見学に来たのです。
 私はひと目で渡辺美優紀だと気付きました。忘れる筈もありません。見学会の為に記帳した美優紀の文字、かつての美優紀の面影を存分に残した穂花ちゃんの顔。これらのことが私の気付きを確信に変えました。
 運命の悪戯、というと陳腐に思えますがやはり私は運命というものを感じざるを得ませんでした。
 それでも、この時までは殺人などといった大それたことを考えてもいませんでした。けれど私が穂花ちゃんを殺そうと決意したのは、この親子の幸福そうな笑顔を見たときでした。
 何故、この女はあんなに幸福そうに笑えるのか、おまえ達にその権利はあるのか。
 それが最初の想いでした。何故? 何故。
 何故私は笑顔を失い、何故この女は笑顔を取り戻しているのか。何故私はこんなに苦しいのか。何故、あの女は幸福そうに笑えるのか。
 考えがここに至った時、私は穂花ちゃんを殺そうと決意しました。
 あの女に有って私に無いもの。それに気づいたからです。
 つまりは罪と罰。それがあの女に有って私に無いものでした。だから私は苦しいのだ、理解をしました。
 私には悔い改めるべき罪も、負うべき罰もない。償うべき何かも。
 だから私は変われないのだ、だから私は苦しいままなのだ、ならば、罪を犯せばいい、苦しみ、穏やかな絶望のなか人生を浪費するのをやめ、勇気を持って穂花を殺すのだ。
 そうすれば私は刑期を終え、罪を償ったあかつきにはきっと笑顔を取り戻し——

「山さん、何読んでんすか?」

「ああ、シゲか。いやな、四年前俺が担当した殺人事件、判決が確定したからちょっと昔の調書を、と思ってな」

「新潟の女子中学生イジメ死亡事件のやつですよね。あれ、意外でしたね。地裁で無罪確定、遺族側は控訴せず、ですからね」

「ああ、心神喪失ってやつか? 精神鑑定が認められてな、一審は無罪。高裁で覆って、最高裁へって流れが普通なのにな。違和感しか感じないぜ、今回は」

「遺族側が復讐の連鎖を止めたって意見も見ましたけど、どうなんすかね」

「どうだろうな。罰という救済を取り上げる新たなる復讐の始まり、と捉えられなくもない。なんか、やり切れねえな。シゲ、今日は一杯だけ付き合ってくんねえか?」

「もちろんすよ、山さん」

938 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 22:15:13.22 ID:hR4DcY5x.net
——
文字化けは横棒です。

939 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 22:17:04.91 ID:TwqK1Y18.net
>>938
どうせ落選だから気にしなくて良い

940 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 22:18:32.03 ID:h/tqlv0X.net
「青山さんのことが好きでした! 付き合ってください!」
 学校の屋上で、青山春香は同級生の男子生徒より想いを告げられた。
 頬を赤らめ、緊張した面持ちで、彼は春香の答えを待っている。
 あっさり断るつもりだった春香だが、彼の様子につい、言葉がすぐには出なかった。
 人の想いを無下にすることが怖くなった。
 春香はこれまで、他人と深く接することをとにかく避けてきていた。
 相手の男子生徒に対しても特別な関心を抱いたことはない。
 自分は他人に対して特別な関心を抱いてはいけないと、そう言い聞かせながら生きてきた。
 しかし、そんな彼女だからこそ、こんなに真っ直ぐな感情を向けられたのは初めてのことであった。
 その告白に対して想うことがなかったわけではない。気持ちが動かなかったわけではない。だが、受けるわけにはいかなかった。
「――ごめんなさい」
 春香は顔を伏せ、呆気に取られる男子生徒を置き去りに、足早にその場を去った。
 人の想いを無下にすることが怖かった。だからこそ、告白を受けるわけにはいかなかった。
 彼女にはある秘密があった。
 謝罪の言葉は、彼の想いを断ったことなのか、彼を騙して気を引いてしまったことに対するものなのか。
 それは彼女自身にもわからなかった。

 午後の授業も出席しないまま、春香は自身のアパートへと逃げ帰った。
 無味乾燥な、何もない部屋。そこはおよそ生活感といったものの一切が排されていた。
 何もない部屋の中央に、彼女は一人蹲る。
 春香はいわゆる機械人形――アンドロイドであった。
 春香は今の生活ルーチンと一般的な常識を頭にインプットされた状態で、それに従うようにして生きてきていた。
 自分がアンドロイドだと気が付いたときは怖かった。
 一般的な人間と同様に、人と触れ合いたい、普通に生きていたいという願望はあった。
 けれどそれ以上に、他人と距離を詰めて、ただのアンドロイドであると発覚することが恐ろしかった。
 失望されることが恐ろしかった。騙していたのかと、そう罵られることが怖かった。
 いや、春香が人間でなくアンドロイドだと発覚すれば、わざわざ彼女に対してそんな感情を抱くことさえ、誰もしないだろう。
 なぜ自分が作られたのが、自分の身分が保証されているのかはわからない。いつ崩れるとも知らぬ砂上の楼閣。けれど彼女は、自分が今以上に孤独にならないため、今の生活を守りたかった。
「この秘密は、隠さないと――」



 春香のいなくなった学校の教室では、銀色の細長い身体を持つ、奇妙な生き物が集まっていた。彼らの周囲には、ゴムで作られた人間の姿を模すためのスーツがある。
「青山春香は自分がアンドロイドだと気が付いている」
「やはり無理があったのだ」
 彼らは遥か彼方、別宇宙からやってきた宇宙人であった。優れた技術を有している彼らは、遠い昔から地球を発見しており、そこに住まう人間達に恋い焦がれていた。
 だが、長い長い距離があったために、辿り着いたときには既に、彼らの愛した人間達は核戦争によって滅んでしまっていたのだ。
 辛うじて地球に残されていた、人間の思考を模したアンドロイドのデータ。人間に恋い焦がれていた彼らは、そのアンドロイドと共に、彼女の住まう場所となる人間の都市を再現したのだ。
「こうなった以上、青山春香に全てを明かすべきでは?」
「いや、人間の思考を模して造られた青山春香が望んでいることは、普通の人間社会に溶け込んで生きることなのだ。そして我らが望んでいることもまた、普通の人間社会で、普通の人間を模して生きる彼女と交流することにある」
 宇宙人の提案は、即座に別の宇宙人によって否定された。全員の結論はすぐに一致した。
「この秘密は、隠さないと――」

941 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 22:19:54.94 ID:TwqK1Y18.net
キネマ旬報ベスト・テンとか、
毎回10作選ぶことに価値があるのであってね

942 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 22:23:47.04 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十六作品!(`・ω・´)

943 :第五十八回参加作品:2021/12/11(土) 22:49:08.31 ID:t1tr7Q2d.net
どこかの皇族か、それも落ちぶれた、というのは、彼を初めて見た時の印象です。

そこは街の美術館で、名も知れぬ、熟れても売れてもいない木っ端のような気取り屋たちの住処でして、私は就職に失敗したから、仕方なく働いている事務員に過ぎませんでした。
その無精さは、初め絵画を見ている彼を見た時、場に合わぬその余りある麗しさ、芸術性から、彼を作品と見間違えてしまいったほどです。

彼のまず印象に残ったのは、そのしとりとした焦茶の短髪と、それが浅黒く濁りを帯びつつも艶のある肌に、境目無く溶け込んでいる様子でした。そして、すらりとした輪郭に、あどけなく蠱惑的な小さな唇、少女のように柔らかな瞳、眉毛、耳たぶが、その魅力を作っていたのです。
彼、十六、七ほどのその少年は、視線を奪われている私を見ると、近づきながら、日本語とも英語とも似つかない発音で「はろお、ないすとうみいとう」と口にしました。
しかし、私が立ち直れぬまま惚けた顔でいるので、彼は少し戸惑い、「こんにちは、あの、どうかしましたか、」と言って、私の手に触れました。
驚いたのは、その手の冷たさよりも、華奢で小柄な風に見えた彼が、近づくと私よりも目線が一つ上にあり、そして、その表情は子供のような無邪気さに加え、聡明さと、淫蕩さを含んでいたことでした。
私と彼とは、それから交流を始めました。

彼はあまり自分の素性を話したがらず、会話でも、一人称を殆ど使わずに喋るので、時々、誰の話なのか分からなくなることもありました。
しかし偶然でしょうか、私が彼への興味を失いかける度にひとつ、またひとつと彼は自分の正体を私に見せ、また私も魅せられ、関係は断ち切れず続きました。
彼は、数年前に母親と共に中東から来た、この国にはあまり馴染めておらず、孤独を感じている、と言いました。
そして、構ってくれて嬉しい、と私に色つきを帯びた頬で、健やかに微笑みました。
その微笑みを見た時、私は彼を、それこそ脛の傷までも含めて全て、自分だけの物にしたい、と半ば偏執的に思いました。

それからは早いものでした。私は彼の跡をつけ、その仔細を知り、彼の近くに引越しました。彼の個人的な領域に、勝手に踏み込むことに罪悪感と、気づかれた時の不安がありましたが、それ以上に、彼の元へ近づくことの幸福と昂奮が私を動かしました。
けれど、彼から跳ね返ってきたのは奇妙さでした。私は暇さえあれば彼の家を観察していましたが、彼は一度も学校に行かず、それどころか、まるで天涯孤独かのように暮らしていました。
そしてたまに、彼が外に出ると、暫くしてから私と同じ程の年齢の、お淑やかで美しい女性と共に帰って来くるのです。ですが、次の日には、彼は一人で家を出て、そして、二度とその女性は現れることがありませんでした。
それは、一回では済みませんでした。時には、私ですら知っているような高名な貴女すら彼の前に現れ、そしてまた、消えていったのです。
私は彼に騙されていたと思うものの、悪人だとはまず思いませんでした。それに、それでも良いとすら薄々感じていました。
なぜなら、私は彼の元に現れては消えていく麗女たちを見る度に、初めの困惑は姿を消し、ただ、羨ましさばかりが募るようになったからです。

ある日、私はこのままでは危ないと思い、彼と距離を置く事にしました。
しかし、彼はそんな事は露知らずに私の元へきます。そして、私がつれない態度を見せても、大した問題ではないかのように取扱います。その態度は、全く私を不健康にさせるに十分でした。
毎日、形而上の彼への想いと、形而下の理性が争い、私を苛んで、底なしの沼に融かしてしまう気がしました。
そうして朦朧とした私は、その日、普段彼が夢中になって眺めている絵画を始めて直視しました。

それは「異次元の色彩」という題名の抽象画でした。仄かに藍で染められた色紙に、深緑と、紅と、浅黄が、何かを型作るように塗りたくられ、その混じり度合いというのか、儚げなさというのか、怨憎を掛け乗せたようなのが、凄く、哀れげで。
……美しかったのです。

気づけば、彼は隣に立っていました。

横目を見ると、彼の目は洋墨を滲ませたように濁り、そこには深淵が広がっていました。
しかし、ちらと見える鎖骨やうなじは扇情的で、そして私の細い手にしっかりと指を絡ませて、なよやかにか細い声で「はろお、こんにちは、」と言って嬌笑するのです。それは、まるで客を虜にする遊女そのものでした。

そして私は、この妖艶に食い殺される宿命なのだ、と自認しました。

944 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 22:51:13.03 ID:w61pPP7r.net
 もし無人島に一つだけ持っていけるとしたら、何にしますか?
 こんな月並みの質問を、話題のつきた飲みの席で誰かが始めたことはないだろうか?
 俺は『帰りの船』と答えてその場を白けさせたことがある。
 安心安全とは無縁の無人島での暮らしなんか、全く想像もできなかったから。
 
「……ここは?」
 目を開くと汗が目に入って再び閉じる。手の甲で拭くと痛みが走った。
「大丈夫?」
 すぐそばに体育座りしている女がいて、じっと俺を見つめていた。起き上がり、見回すと遠浅の海が広がっていた。通勤用のスーツが砂だらけだ。
「ずっと起きないから、死んでるかと思った」
 くすり、と気怠げに女は笑う。大きめの作業服の中で体が泳いでいそうなほど小柄な女だ。よく見たら他にも人がいる。坊主頭で皆が同じような鼠色の作業服。全部で百人くらいか。
「私たち、デスゲームに巻き込まれたみたいだよ」
 冗談めかして言った女の言葉をまさかと鼻で笑いながら返すと、
「小林翔太! 前へ!」
 機械的な音声が響き渡り、皆に一斉に緊張が走った。群衆の中央に、山羊頭のマスクを被った男の映ったアクリル板が設置されていて、その周りだけぽっかりと丸くスペースがあいていた。そばに赤黒い物体が転がっているが、あれは、まさか死体じゃないだろうな?
「小林翔太。最終判決懲役六年。グレード35。希望する武器は?」
「はい、じゅ、銃でお願いします」
「承認」
 回転音と共にドローンが飛んできて、小林の前に小さな黒い物体を落とした。よく見ると他にもあちこちにドローンが飛んでいる。それぞれカメラやら銃器やらが搭載されていた。
 もしかしてカメラでライブ中継されているのか? どこか安全な場所で、殺し合いを楽しむ誰かのために。
「優勝した二人だけが無罪放免。刑務所出ていいんだって。めっちゃ豪華だね」
「俺、受刑者じゃないんだが……ああ、そうか。俺がここにいるのは間違いなのか」
 二十七歳省庁勤務。俺はここにいる脛が傷だらけの連中とは違う。電車で痴漢と誤解されて捕まったことがある。だが運よく無罪が証明されたから問題はないはず。
 半数ほど武器が行き渡った。判決が重いほどグレードの数字が上がってる。凶悪犯ほど強い武器を貰えるシステムらしい。
「加藤マリア」
 女の子がすっくと立ち上がる。グレードはなんと100でサブマシンガン。戻ってきた彼女はへへっと笑って、
「ただの横領」
 うっとりとした目で黒光りする銃に指を這わせる。
「裏で数字弄ってる時だけ、生きてるって気がしたんだよね」
 その艶かしい顔に、ヤバい女だと思いながらも背筋がゾクリとした。こんな所で変な性癖に目覚めさせないでほしい。
 いよいよ俺の番になった。震えそうになるのを堪えながら山羊頭の前に立つ。
「初めまして。○○庁に勤めています塚野と申します」
「不起訴。グレードゼロ」
「え、あ、いえ、私はそもそも受刑者ではなくてですね――」
「希望する武器は?」
 山羊のマスク越しに伝わってくる、にやにやした悪意の笑顔。俺に気付いた連中が好奇な目を向けている。
 そうか、俺は噛ませ犬として呼ばれたのか。ゲームを盛り上げるための弱者として。
 震えるかと思ったがそうでもなかった。それどころか怒りが沸々と湧いてきた。
 悪人ほどいいモノが与えられる? なんだ、そのクソみたいなシステム。俺の働く社会そのものじゃないか。
 カメラの向こうにいる奴らを睨みつける。
 示してやる。脛に傷のない者が勝つ姿を。
「一億円」
「はい?」
「『一億円』ってのはグレードゼロの武器としてぴったりでしょ?」
「おいおい無人島バトルで金もらってどうするんだよ!」
 大笑いの渦が起きたが、受刑者の何人かは俺を凝視していた。
 そうだ、誰か気付いてくれ。
 俺を相棒として選んで島を出れば、大金が手に入るということを。
「承認」
 ドローンがきてスーツケースが一つ落とされた。
 口座に、と言ったのに。これじゃ相棒じゃなくて獲物として選ばれるじゃないか。
「ちくしょう!」
 開始十分前、と頭上のドローンが電子音声で告げると、銘々が無人島に散っていった。
 血走った目の何人かが俺を取り囲む。かつてない高揚感が腹の底を抉った。
 せめて一矢を、とスーツケースを構えると、すっと間に人影が入ってきた。銃口を奴らに向けたマリアはチラッと俺を見て、
「お兄さん、公務員って本当?」
「あ、ああ」
「ふぅん、結婚してくれるなら組んでもいいよ?」
 返事の代わりに肩を抱き寄せる。キスすると、彼女は真っ赤になって袖で拭った。
「それではゲームスタートです!」

945 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 22:58:28.06 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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只今、二十八作品!(`・ω・´)

946 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:09:10.38 ID:Etg8ViDZ.net
ワイさん、スレ跨ぎが確実になりそうですが、講評及び結果発表は新スレでやりますか? それともテキストスレでやりますか?
新スレでやるなら立てておきますし、テキストスレでやるならその旨を統一して宣伝しなければならないし。

てか、普段、十時頃には寝るワイさんがワイスレ杯のときは十二時まで起きてんだよな。今本町気付いた。
感謝。

947 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:10:42.44 ID:TwqK1Y18.net
>>946
ニートだからね

948 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:11:50.97 ID:TwqK1Y18.net
>>946
テキストスレに決まってるだろ
せっかく猫が立ててくれたのに

949 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:16:28.40 ID:TwqK1Y18.net
>>946
>テキストスレでやるならその旨を統一して宣伝しなければならないし。

しなければならないって、テキストスレでやりたくなさそうだな
せっかく猫が立ててくれたのに
それでも仲間か?

950 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:17:50.65 ID:M6Af+kKJ.net
>>946
ワイスレが埋まればテキストで続きを行う!
羽虫は気にしなくてもよい! 何も読めず、何も書けない!
ワイスレ杯はワイが主催! 順位もワイが決める!

何も気にする必要はない!(`・ω・´)

951 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:19:36.88 ID:TwqK1Y18.net
>>946
そうやって仲間の好意も生かせない
お前みたいな太鼓持ちのクズが
小説なんて書いても仕方ないんだよ

952 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:23:21.95 ID:TwqK1Y18.net
「ワイさん、講評など続きは猫さんが立ててくれたテキストスレでいいですよね?」

となぜ言えない?

>テキストスレでやるならその旨を統一して宣伝しなければならないし。

「しなければならない」ってほどのことか?

953 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:23:50.91 ID:TPB+0o6x.net
好意ってのは受け取る側に好意だと思われないとねぇ……

954 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:26:59.73 ID:M6Af+kKJ.net
エンピツ、添削、バーチャルの三匹はワイスレ杯が終わったあとに、
ワイが個別で潰す! 一万字であろうが二万字であろうが、
同じ条件の下でワイが作品で捻り潰す! アップロダを使えば十万字の長編でも可能!

覚悟しておくがよい!(`・ω・´)

955 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:29:06.36 ID:TwqK1Y18.net
結局、友達でも仲間でも何でもないってことだな
ワイメンというのは
尊師ワイにひれ伏す、洗脳カルトだってことだ

956 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 23:29:09.26 ID:nJvyd2P7.net
 走れなくなった私は親友の彼氏と寝た。
 どうしてそうなったかというと、走りすぎで脛が痛くなったのが始まりだ。
 医者に見せるとシンスプリントと言われ、二ヶ月間運動が禁止される。それでも我慢ができずに走っていたら皆から怒られて、ついには家族からも走ることを禁止され、監視役がついた。それが幼馴染の智樹で、親友の由美の彼氏だった。
 由美が同じ陸上部で智樹が野球部。私は律儀に部活が終わるまで待って、三人で一緒に帰ったりもする。だけど、自分が走れない陸上部を眺めるのは苦痛で、そして退屈だった。
 耐えきれなくなった私は一人で帰るようになる。それを何回か繰り返しているうちに何故だか智樹も付いてくるようになる。
「ついてこなくてもいいのに」
 なんてぼやくと、ニカッと笑ってこう答えられる。
「お前んとこの父ちゃんと約束したからな、それに由美も心配してたから放っておけねぇよ」
「あっそ」
 空返事でも彼は気にするそぶりもなく私の後をついてきた。
 気晴らしに最寄りじゃない駅で降りても律儀に後ろをついてくきた。面白くなかった。
 彼の行動も、無為に時間を潰すしかない私も、走っている由美も、全てが面白くなかった。撒いてやろうと足に力を入れて走ってみるも、すぐに脛が痛み、智樹に追いつかれてしまう。そして怒られた。
 それでも、少しだけ感じた風は気持ちよかった。
 そうしているうちに一ヶ月が経って、走れないままの私にもやっぱり慣れてなくて、これがあと一か月続くのかと思うとゾッとした。
 イライラが募っていく私は部活で走っている由美が妬ましくて、強く当たってしまう。始めは由美も流してくれていたが、甘えているうちに私と話してくれなくなる。それでも智樹は私を見張り続けていた。
「もうついてこなくてもいいんじゃないの?」
「目を離したら走るだろ」
「私なんかよりさ、由美の方が大切じゃないの?」
「大切だけど今は由美よりお前の方があぶねーだろ」
 なんてことをいけしゃあしゃあというのがムカついて、喧嘩でもずればいいのに、なんて願う。すると、本当に喧嘩したらしく、私たち三人の間はギクシャクとなった。
 そのことについて、智樹に責められる。
「自分がうまくいってないからって人に当たるなよ!」
「じゃああんたも野球できなくなってみればいいよ!」
「今お前のせいで部活行けてないじゃねぇか!」
 その通りだった。なんの反論もできなくなった私は押し黙る。彼はそのまま続けた。
「お前のせいで由美とのデートもできないしさ!今日だって本当は!」
 力強く肩を押されて私は尻餅をつく。
「埋め合わせ……」
「何が?」
「埋め合わせ、私がしたらいいんでしょ?」
「どうやって埋め合わせるんだよ」
「別に、ただ体を使うだけよ」
 血走った目が、私を見ていた。

 一週間が経った。私たち二人と一人はギクシャクしていた。
 由美は部活で走りにいき、その間に私と智樹はセックスをする。セックスと走ることは全く似てもいない。ただ、疲労感と苦痛が残ることだけは同じだった。
 二週間が経って。足の痛みはほとんどなくなっていたが、以前ほど走ろうとは思わない自分がいた。由美とも仲直りをして、私たち三人は表面上だけ元に戻る。三人で帰り路を歩き、そして二人と一人に別れ、二人はセックスをする。何度肌を重ねても慣れることはなく、異物感だけが心と体にヘドロのようにへばりついていた。
 さらに一週間が経って私は医者に行く。オーバーワークをすればまた再発すると脅されるも走ることが許可される。翌日には意気揚々と陸上部へと顔を出した。
 久しぶりに足を動かして風を感じる。あれほど切望していた陸上だった。そのはずなのに、走ることが楽しくなかった。明らかに心と体が重く感じたのだ。
 私が本調子をつかめないまま。高校最後の大会が近づいていた。
 リレーの走者を決める選考会が開かれていた。四人いるうちの三人は決まっているも同然で、最後の一人は私と由美のどちらかだった。
 純粋にタイムで決めることになり、私たちは促されるままスターティングスタートの姿勢をとる。その時、不意に由美と目が合った。彼女は負けないから、なんて闘志に満ちた顔つきをしていた。私は……。
 私はどんな顔をしていたのだろうか。
 先生が笛を吹く。地面を蹴る。だけど楽しくない。風を感じない。散漫な気持ちで走った私は大負けをする。
 どうしたの、と彼女が聞いてくる。私は顔をうつ向かせながら呟いた。

「まだ、脛が痛い気がする」

957 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:30:10.06 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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>940
>943
>944
>956

只今、二十九作品!(`・ω・´)

958 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:33:10.93 ID:TwqK1Y18.net
>>954
これはワイメンも大期待だな
でも、捻り潰すなら、出版作を公表すれば良いだけだけど
素人の十万字など何の価値もない

959 ::2021/12/11(土) 23:35:28.00 ID:rJSRTxRu.net
>>952
何故言えないかと言えば、猫だからだよ。
ワイスレ杯参加者は常連ばかりじゃない。テキストスレみたいな存在がある、それを知らない人もいるかもしれない。
途中、宣伝はしたけど、そこをみていないかもしれない。
もうそろそろ結果発表か、ワイスレでも覗くか、そんな時にホンスレが見当たらない。何故だ? 何があった?
みたいになったら可愛そうじゃん。
でも、結果発表は同スレにテキストがあったほうが分かりやすいし、実務を考えるとテキストスレなんだわな。
その葛藤を決めて欲しい、それだけのこと。
俺もコピペせなあかんからまだ寝られへんのやで。

960 :第五十八回ワイスレ杯:2021/12/11(土) 23:35:31.02 ID:0306kujO.net
「この餓鬼畜生! 老いさらばえた狗め! 地獄に墜ちろ!」
 取り押さえられた男が、目を血走らせながら叫ぶ。儂はそれを無表情で見下ろした。
「連れて行け」
 たった一言告げると背を向ける。後ろから罵詈雑言が繰り返し浴びせられた。
 儂は構わず歩みを進める。
 宮門から伸びる石畳の上を歩く。いくつかの宮の前を通り過ぎ、角を曲がり、また通りを抜けて目的地を目指す。
 途中、途中行き交う女官、宦官、妃嬪までもが怯えた目を向けて来る。
 無理もない。最も悪名高き宦官といえば、それはこの儂、趙貫に他ならない。
 讒言で人を陥れ、官職を売り、皇帝や皇太后に媚び諂い、いやはや、その人生の何と血と罪に塗れたものだろうか!
 先程の男の様に破滅させた人間は、数え切れない。
 されど、どれだけ悪事に手を染めようが、いっかな良心の呵責が消え失せることもなかった。先程の男の叫び声が耳にこびり付いて離れない。
 クク、何とも可笑しな事だが。儂ほど悪吏が似合わぬ性分の者もおるまい。しかし皮肉なことに、能力面での適正は図抜けていたのだ。
 冷泉宮の前を通る。そこで一人の女と鉢合う。貴妃の明蘭だ。儂のことをじっと睨む。
 その目の中に怯えの色はない。どこまでも清廉な眼差し。その眼光に淀んだ心が晴れるかのようだ。
「これは、これは、明蘭妃。如何しました?」
 儂の猫撫で声に明蘭は柳眉を逆立てた。
「また、無辜の人を陥れたのですね」
 何と直截な言葉か。呆れてしまう。腹芸の一つも出来ぬでは、危なっかしくて仕方がない。
 が、皇帝の寵を得て、四夫人の一、貴妃となった今の彼女なら、早々その立場を脅かされることもあるまいが。
 儂はニタリと笑うと、無言のまま明蘭の横を通り過ぎる。
 明蘭、彼女に対する皇帝の寵愛ぶりを見るに、直に皇后となるだろう。そして、その時が儂の死期に違いあるまい。

 明蘭の立后から僅か半月、儂は皇帝、皇后の前に引き立てられた。これまで儂が破滅させた者たちと同じく縄で縛られ、跪かされる。
 明蘭はどこまでも清廉な瞳で儂を見下ろした。
「趙貫、何故それ程までに悪事を重ねたのです?」
 何故、か。儂は七年前のことを思い出す。
 あの日、新しく後宮に来たのは十四の娘だった。
 欲、嫉妬、陰謀渦巻く後宮にあって、その娘は何処までも異端であった。まるで泥中の蓮のような娘であった。
 しかし、外では美徳となるその気性も、ここ後宮では致命的な欠点だ。
 瘴気立ち込める後宮で、清らかな娘が無事でいられる筈もなかった。
 無垢な娘――明蘭を守るには、後宮で陰然たる影響力を持つ必要があった。そして、その為には罪を重ねる必要があったのだ。
 儂は明蘭の顔を見上げる。
 この女は夢にも思うまい。儂を罪に駆り立てたのが、老いらくの恋であったなどとは。
 それを伝えるわけにもいかなかった。知れば、明蘭の心に影を落とすだろう。
 儂はニタリと笑う。
「何故ですと? 愚かなことをお聞きなさる。権勢を欲するのに理由が必要ですか? ハハ! 宦官として権勢を極めたこの数年、思う存分楽しめましたぞ! 何もかもが儂の思うまま! 好き放題振る舞い、気に入らぬ者を始末して! ハハハ! ええ、そうです! 儂は悪事を存分に楽しんだのです!」
 明蘭は柳眉を逆立てる。
「連れて行きなさい」
 澄んだ声が響いた。

961 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:37:34.35 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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>960

只今、三十作品!(`・ω・´)

962 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:40:12.71 ID:aOvKE2xs.net
 娘が救急搬送された。
 そう学校から連絡があった時、今まさに食べようとしていたおにぎりは床に滑り落ち、無惨なバラバラ死体となっていた。
 午後の仕事を全てキャンセルし、取引先には詫びのメールを入れ、急いで搬送されたという病院へと向かった。
「夢花!」
 病室のドアを開けるとそこにはベットに横たわる愛しい娘の姿があった。
 思わず取り乱して、娘の手を取ったが、医者から大事ないと説明されて少し落ち着いたが、それでも娘の手を離す気にはなれなかった。
 医者から別室にて話を聞く限り、薬物投与でも治る病気だが、手術をしないと完治するまでに数ヶ月かかってしまうとのことだった。

 娘は怖いことが嫌いだ。まだ娘が幼く、手術が何かを知らなければ、簡単に説得出来ただろう。
 しかし最近ドラマにハマっている娘はもちろん手術がなんたるものか知っている。お腹を切開し、色々弄くり回すのだと。
 もちろん、麻酔をするので痛くはないと説得してみるつもりだが、嫌なものは嫌と駄々をこねることは目に見えている。
 そこで私は心苦しいが、一芝居打つことにした。

 数日後、
「夢花、見舞いに来たぞ」
「ありがとうパパ」
 今年中学二年生になった我が子は満面の笑みで、出迎えてくれた。
 視線が常に手元のお菓子にあるのは釈然としないが。
 少し会話を交わした後、例の話題を切り出した。
「そう言えば、手術のこ…「絶対やだ!!!」」
 思った以上の反応だ、まさか最後まで言わせてもらえないとは。それだけ手術が怖いのだろう。
「そういうと思って、夢花のためにある人を連れてきた」
「ある人……?」
「入ってきてください」
 そういうと病室のドアがガラガラと音を立てて開き、1人の男性が現れた。
「えっ、大谷……翔平?」
「そうだ」
 何を隠そう、娘は大谷翔平の大ファンなのだ。
「夢花さん、僕がホームランを打ったら、手術を受けてくれませんか?」
「お父さん、知り合いを辿って大谷選手に夢花が手術を受ける勇気がもらえるよう頼んだんだ」
 娘はポカンとして固まっていたが、もう一度名前を呼ぶとゆっくりと口を開いた。
「いや、打つでしょ」
「絶対打つじゃん」
「もう私手術受けるの確定じゃん」
 矢継ぎ早そういう娘に、大谷選手は困った顔をする。
「夢花! やめなさい、大谷選手が困っているでしょう」
「大体さぁ、あんまりホームラン打たない人が打つから感動して手術受けよって思うわけじゃん?」
「そうだな、だから大谷選手が打ったら手術受けような」
「嫌だよ、この人一試合に二本くらい打つじゃん。なんなら打たない方が珍しいよ。絶対人選ミスだよパパ」
 これは困った。娘は大谷選手のファンだから、大谷選手が頼んだから容易にオッケイしてくれると思っていたのは間違いだったのか。
「それに……」
「それに?」
「この人なんか声ちがくない? 最初から思ってたけど、こんな声低かったかなって。てか、今大谷選手アメリカだし、コロナで国外出れないし」
 ギクリ。まさか最初から気づいていたとは。
「んー、ばれたか。実はこの人パパの部下の三島ってやつなんだ。どうしても夢花に手術を受けてもらいたくて大谷選手のふりをして貰っていたんだ」
「……そんなことだろうと思ったよ、全くもう」
 こうなってしまってはもう娘は手術を受けてくれないだろう。
 と思っていたが。
「はぁ……もう! わかった! 受けるから」
「ほ、本当か!?」
「うん、だって手術受けないとパパがさらに色んな人に迷惑かけそうだしね、三島さんもこんな茶番に付き合わせて本当にごめんなさい」
「全然良いですよ」
 そう言いながら三島は必死に笑いを堪えている。
 まあそんなこんなで、夢花が手術を受けてくれることになり、無事手術の二週間後に退院することができた。
 三島が趣味の草野球で特大ホームランを打つのはまた別のお話。

963 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 23:42:16.97 ID:FJW4LdZH.net
テキサス州にある小さなバー。酒とタバコと音楽の香りが交じり合い、わずかなライトが木のテーブルを照らす。
古臭い机には一本のウイスキーとグラスが二つ。そして睨み合うように顔を近づけている二つの軍服。
じっくり睨み切った後、片方の軍服――白人が言った。
「いいか同士よ! この傷はな、イラクでナイフを持った敵兵に付けられた傷だ!」
 店に響き渡るほどの酔っ払い声と共に、白人は軍服の袖をまくる。凄惨な切り傷を見せられたもう片方の軍服――黒人は一瞬びっくりしたような顔をして、
「なにをナイフ程度で何を偉そうに! これを見てみろ!」と、負けんばかりに上着を脱ぎ胸の傷を見せる。
「これは手榴弾の破片を摘出したときの跡だ。俺はな、三週間も意識不明だったんだ!」
 黒人が鼻でふふんと息を鳴らすと、白人はふぅーと息を吐き椅子に座る。そしてお前の勝ちだ、と言わんばかりにグラスに入ったウイスキーを一気に飲んだ。
「じゃあ次は俺からだな!」二人の小競り合いは、このあと何度も続いた。そして毎度負けたほうはグラスの酒を飲み干す。時間がたち、自慢する勲章がなくなったころである。一人の男が店のドアを開けた。二人同様、軍服の男である――が、着衣以外は二人とは大きく異なった。ずるずると左足を引きずり左目に眼帯をしている。
 白人は男に気付き、
「し、少尉!」と慌てて敬礼をした。黒人も少し遅れて敬礼をする。
少尉はちらりと白人を見たのち、「軍曹。我々は今、勤務時間外である」とにっこり笑い、敬礼をやめさせた。
白人は「ではこちらで一緒に飲みませんか」と傷だらけの年配者を誘う。
どういうつもりだ、と黒人は驚いたが、少尉の酒を注ぎ、そのまま二人の酒を注ぐのを見てすぐに意図を理解した。
「その左目の傷はどうしてそうなったのですか?」
少尉は一瞬だけ止まり、「他愛もない話だ」と言いまた酒を少し飲む。「教えていただけませんか」「……これは拷問されたときにくり抜かれた」二人は目を見開くほど驚き、すぐに顔を見合わせる。
白人が首を横に振る。それと同じく、黒人も首を横に振った。
困った顔を一瞬し――目の前にあるグラスを一気に飲み干した。
「?」
二人の怪奇な行動を妙に思った少尉であったが、
「拷問からどうやって生き延びたのですか?」
 と、また質問を投げかけられ答える。
「必死だったよ。後ろから何発が打たれたが、それでもと逃げ切った」
「何発も!?」
黒人は店に響くほど驚き、慌てて白人の顔を見る。白人は怪訝な顔をして、「……見せてもらえませんか?」と言った。「……まぁいいが、なにかあるのかね?」
少尉は少々困った顔をするが、「いいえ。なにもありません。なにもありませんが……ぜひみせてほしいのです」
 少尉は仕方なくズボンを太腿まであげた。
「膝に一発。ふくらはぎと肩にも一発ずつ」
見せられた左足は痛々しいものであった。膝は銃弾の跡が残り、脛には深い切り傷。ふくらはぎは肉が削れ大きく変形していた。
「けれど運よく球は抜けた。左ひざは死んだが、まだ私は生きてる。運がよかった」
「「……えぇとても」」
喉に焼き付くウイスキーを感じながら、ため息交じりで答えた。もう飲めなくなった二人は質問をやめ、ただ少尉との会話を楽しんだ。
くだらない話だ。戦争とはほど遠い時間を、三人は楽しむ。
酒が回り、もう一滴にも飲めなくなった二人。時刻は夜中の三時。唐突に、白人が口を開く。
「私は、国や家族を守るために軍に入りました。……ですが、もし拷問をされたら……私は……」
黒人は驚いた。本来、上官にそんなことを言ってはならないことを知っていたから。
慌てて少尉の顔を見る。怒鳴られるかやめろと言われるのか、どちらかは明白だった。
しかし少尉は穏やかな表情で、「いいかい? 兵士が膝をついていいのは、勲章をもらうときとプロポーズの時だけだよ」と言った。
二人は驚き、
「いい決め台詞だろう?」と笑う少尉を見てまた笑った。こういうセリフを言える男になりたいと思った。時間も、ウイスキーの残りもわずかだと思った黒人は、「さっきの脛の傷、あれはどうしてですか?」
と聞いた。
少尉はちらりとウイスキーの瓶を見る。おおかた見通した少尉は少しだけ考え、
「あそこに車があるだろう?」と窓の外にある車を指さした。「えぇ」「あれは俺の車なんだが、サイドシルって分かるか?」
「えぇ、車のドアの底の部分ですよね」
 そして勿体をつけるように言葉をためた後、
「あそこがな、ちょうど脛の高さになるんだよ」
と言った。
黒と白は一瞬だけかたまり、顔を見合わせ――大きな声で笑った。
そして楽しそうに少尉のグラスにウイスキーをなみなみと注ぎ切った。

964 :第五十八回ワイスレ杯:2021/12/11(土) 23:43:11.47 ID:abpUz86D.net
『世界中のloveSongは嘘っぱちだと思っていた俺は子供だったよ。君の存在が教えてくれたんだ。あらゆる恋の歌は俺たちの真実だって』
最後の数字を記入。あせり過ぎてペン先が乱れたけど、読めなくもない。吉橋なら多めに見てくれるはずだ。「はい。そこまで」
吉橋の声が太く響いて、あたしは顔をあげる。吉橋は腕時計を見ていた。
「先生」低いテンションの声がして、ちらりと横を見る。ゆっこが手を挙げていた。顔は答案用紙に伏せたままだ。
「何だ。田中」「習ってない問題がでました」「応用問題だ。理解度を試したかったんだ。高校数学は8割が整頓……」
吉橋の説明は続く。ゆっこも机の上の答案用紙にうなだれ続ける。あたしは正直白けてしまって、急に教室を広く感じてしまう。
溜息をこらえる間も、吉橋は熱弁を続け、ゆっこは反抗と拒絶を沈黙に込める。この時間が退屈なのは、あたしは中立だからか。
中立は波風立てないから楽だ。けどゆっこは友達。やっぱり加勢することにする。「吉橋先生」「何だ? 鈴浦」「寂しいです」窓の向こう、誰もいない校庭を見ながら言う。
光が黄色く満ちる校庭は、昔の写真みたい。あの場所で、あたしは2ヶ月前まで砲丸を投げていた。

吉橋から、うっ、と声がもれた。あたしは勝ったと思った。そう。勝つのは簡単。
だって、あたしは吉橋の裏アカウントを知っている。教えてくれたのはゆっこだった。

『今夜こそ俺は君に告白する。バーは貸し切りにしたし、百万円分のバラを運び込む許可も取った。本当は100万本のバラがいいんだけど……』
思いつめた顔で、ゆっこがスマホの画面を見せてきた時、あたしは一言、「すごいね」とあきれた。
「だよね。100万円分の薔薇って。本当に仰天動地だわ」
凄いのはそこじゃない、あんたが学年主任の裏アカウント突き止めるその根性だよ、それに驚天動地だよ、と言いたかったが、こらえた。
ゆっこがぽろぽろと、涙を流していたからだ。鼻水も。
あの時必要だったのはハンカチで、だから渡したのだけど、それは間違ってなかったと思う。というよりも、学園の運動部はどこも、何かしらの間違いを犯していた。
吉橋が告白を決意した日、学年副主任の花坂先生が心中未遂事件を起こした。相手はサッカー部の主将。
南総の崖で抱き合いながら荒波に飛び降りて、漁船に救助された。
主将は腰椎骨折。花坂先生の意識は不明。今も戻らない。
事件は全国紙を飾り、何故か連鎖的に不祥事が次々に発覚して、世間の圧力におびえた理事会が、最悪な決定をした。全運動部を休部とする。期間は5年間。
あたしもゆっこもスポーツ特待生だった。あたしが砲丸投げで、ゆっこがレスリング。
特待生は他にも沢山いたが、結局皆、推薦状を片手に学園から離れてしまった。

『薔薇は、君への想いは海に捨てた。今はひたすら君の回復を願っている。目を覚ました君が悲しまないように、運動部の奴らの勉強は俺が見るから』
休部が決まった日に、ゆっこから見せられた画像。薔薇に覆われた波の起伏を見た時、あたしは流石に吹き出した。面白過ぎる。
本当に百万円分を海に捨てるとか。不法投棄だろう。お腹を抱えて笑い転げるあたしの肩に、指が強く食い込んだ。
痛いと思って顔を上げると、ゆっこが鬼の形相をしていた。「笑うな」「ごめん」

『運動部員は2人しか残ってないけど、根性あるんだ。呑み込みは悪いけど、前進してる』

「でもさ。吉橋も悪いよね。応用問題出すなら出すって言えばいいのにさ。で、自分は言いたいことだけ言って、こっちの気もしらないでさ。しかも、あんな事言う? 普通」
「『お前らどうせ帰りに買い食いするんだろ、買うなら鯖缶買えよ、知性は良質なDHAからできるんだからな』でしょ。色々考えてくれる、いい奴だと思うよ。
ゆっこは思わないの?」
「あたしは……熱心な奴だと思う。ちゃんと色々考えてくれるし。でも、うっとうしいのが脛に傷だよね」「それを言うなら玉にキズ」

帰り道、あたしたちは買い食いのためにコンビニに寄った。吉橋の予言通りだ。あたしはチョコを買い、レジの列に並ぼうとして、ゆっこの気配がないので振り返る。
と、鯖缶の前で仁王立ちしていた。
「買わないの?」「なんか、ムカつくから」「ゆっこ」「何?」「あんた、本当に……」
あたしは言葉に迷った末、「吉橋のこと、嫌いだよね」
と続けた。実は、好きだよね、と言いたかった。が、ゆっこは戦友である。戦友には気遣いが必須なので、それは避けた。

965 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:43:20.90 ID:TwqK1Y18.net
>>959
本スレは無くなったら誰かが立てる
長らく途切れるなどということがあったか?
ワイの言いなりなら、余計な口を挟まず待っていれば良い
発言するなら、「猫さんのスレでやりましょう」だろ
それが、普通の常識ある社会人てものだ
そういうコピペの労までやってくれている訳だから
ワイがそれを無視する訳はないしな
訊くまでもないこと

966 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:43:28.89 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十一作品!(`・ω・´)明記はないが参加作品なのだろう!

967 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:44:38.11 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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只今、三十三作品!(`・ω・´)

968 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:48:31.06 ID:abpUz86D.net
>>964
最後の一文。
×ゆっこは戦友である。戦友には気遣いが必須なので、それは避けた。
〇ゆっこは友達である。友達には気遣いが必須なので、それは避けた。
訂正です。

969 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:49:15.80 ID:abpUz86D.net
間に合わなかった。まあ、参加できたのでよしとします。

970 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:49:39.90 ID:TwqK1Y18.net
次のスレを立てることと、どこでやるかということは全く別のことだ
それを関係あることみたいにレスしているのはおかしい話

971 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:51:47.25 ID:M6Af+kKJ.net
>>968
ワイが参加作品と認めたあとの修正は認めない!
ルールに書いてある! ただし他の部分で突出したものがあれば、
その減点をものともしないで上位に食い込むこともある!

結果は明日の日曜日に出る!(`・ω・´)

972 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:55:26.62 ID:M6Af+kKJ.net
あと五分!(`・ω・´)

973 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:56:42.51 ID:TwqK1Y18.net
>>971
投稿タイミングがまちまちなのにおかしな話だなあ
締め切りまでは、変更OKにすべき

974 :第五十八回ワイスレ杯参加作品:2021/12/11(土) 23:56:44.56 ID:TPB+0o6x.net
「まだ首謀者は分かりませんの?」
煌びやかな調度品に囲まれた応接室で、ミラシュカ伯爵令嬢の濃い緑色の喪服は際立っていた。
「えぇ、生憎……」
そんな彼女と相対するヘンリックは、痛ましげに目を伏せながら、まじまじと彼女を観る。高く結った白銀色の髪をすっぽりと覆う黒いヴェールは鼻まで垂らされており、表情は窺い知ることができない。しかし、老若男女、様々な貴族と対面してきたヘンリックが察するに、背筋を伸ばしてソファに座るミラシュカ嬢は、社交界がしきりに噂するような『まだ成人を迎えたばかりにして婚約者を毒殺された悲劇の令嬢』では決して無い。彼はそう確信していた。
「なにぶん先のエーリング侯爵――ヘルナン氏には、政敵が多かったので」
「えぇ、存じておりますわ」
反応を伺うヘンリックに、ミラシュカ嬢はさして感じることも無いように応じる。そう来るか、と、ヘンリックは多少気に掛けながら次の言葉を探す。

ミラシュカ嬢とヘルナン候は婚約者という関係だった。しかし、両家で婚約を取り決め、王城へ報告し、周囲への根回しを終え……そして、大々的に公表するというパーティーで、ヘルナン候は毒殺されたのだ。
ただ、ヘルナン候には良からぬ噂が多かった。立場にものを言わせてうら若き令嬢を手に入れた、とは、これも社交界の噂であり、ヘルナン候とミラシュカ嬢が爺と孫ほどに歳が離れていたことも噂に拍車をかけていた。
ただ、ヘルナン候は多数の貴族に影響力を持っていた。一大派閥の主でもあった。そんな大貴族の毒殺で社交界は大いに騒ぎ立った。
その混迷を鎮めるために、ヘンリックは王城から差し遣わされ、いろいろと調べ回っていたのだ。

「……では、アンブロウ子爵は?」
ミラシュカ嬢の突然の名指しに、ヘンリックは少々驚きながら答える。
「かの家は、御当主が急な病で。招待状に返事すら出来ないほどであったらしく」
「では、キルスロイ公爵」
「敵対派閥ですが、公爵が自ら手を下すとは思えませんな。そも、下手人らしき者を潜り込ませた様子もありません」
「ドゥテナ男爵はどうかしら?」
ふむ、とヘンリックは顎に指を当て考える。立て続けに毒殺犯として怪しげな候補を上げるミラシュカ嬢に違和感を覚えたのだ。
(どうかしら、とは? さて、犯人を捜し当てたい……という訳ではないのか)
そうして、上目遣いにミラシュカ嬢を見ながら答える。
「……毒が問題ですな。手に入れることができるような経済状況ではなかったかと」
そこでヘンリックが知る限りでは始めて、ミラシュカ嬢は、まぁ。と小さく、驚いたような声を出し、芝居がかった調子で続ける。
「よほど高価な毒でしたのね。それほどの恨みを買っていた、ということかしら?我が婚約者殿は」
「まぁ、そういうことでしょう」
ヘンリックは調子を合わせながら、ミラシュカ嬢のヴェールの奥と目を合わせようとした。
「例えば、そう、例えば。男女の仲を引き裂いた、とか。あったかも知れませんな」
そう、言い終わるより先に、ミラシュカ嬢は口元に手を遣り、ふふふ、と優雅に笑う。
「あぁ、そんなこと。たしか、あったのかもしれませんわね。婚約者という立場柄、何かと、いろいろと、見ることが多かったのですよ、わたくし。」
「なるほど」
なるほど、と重ねて呟きながら、ヘンリックは目を閉じた。
(なるほど、ミラシュカ嬢が首謀者か)

しかし、ヘンリックにとっては犯人が誰かなどは大した問題では無いのだ。ヘンリックが命じられたのは、騒乱を鎮めることだ。
エーリング侯爵の派閥はヘルナンの死亡で瓦解しかけている。寄り親を失った貴族たちは他の派閥に散るだろうが、いったい何処の誰ならば、自派閥の主を毒殺したかもしれない者が混ざり込んでいるかもしれないのに、受け入れるだろうか。エーリング派閥の内ですら、既に犯人を捜すための探り合いが始まり、存在しない罪を暴き合う……内乱に発展しようとしているのに。

「自殺、という可能性もありますな」
ヘンリックが深く考え込むようにして俯きながらそう言えば、ミラシュカ嬢は明らかにうろたえ、ヴェールが小さく揺れた。

それが一番手っ取り早く事態は収束するのだ。

975 :この名無しがすごい!:2021/12/11(土) 23:57:27.34 ID:TPB+0o6x.net
ギリギリになってしまった……推敲不足だけど、とりあえず〆にはなった……かな?

976 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/11(土) 23:58:57.14 ID:M6Af+kKJ.net
第五十八回ワイスレ杯参加作品

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>963
>964
>974

只今、三十四作品!(`・ω・´)

977 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:01:59.06 ID:/jFL2+hs.net
あ、日付変わった?終了?
次に参加する時はもう少し予定が空いてて時間が取れたらいいなぁ……

978 :ぷぅぎゃああああああ :2021/12/12(日) 00:02:46.26 ID:y9+Rr+bt.net
第五十八回ワイスレ杯は三十四作で上位を争う!
上位は三割前後なので今回は十位までとする!

急いで寝る!(`・ω・´)ノシ 本スレのレス数が少ない場合はテキストを発表の場とする!

979 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:03:06.45 ID:YsitoYPe.net
>>978
> 入賞は何作?
> 10作ぐらいやろ

980 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:05:17.40 ID:YsitoYPe.net
>>978
>本スレのレス数が少ない場合はテキストを発表の場とする!

岸田首相と同じ、決断力の無さワロタw

981 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:07:05.25 ID:RVVbuHkz.net
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【232】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1639235141/l50

新スレ建てました!

982 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:08:45.31 ID:YsitoYPe.net
>>981
ワッチョイ入れろや、やり直し

983 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:10:51.16 ID:YsitoYPe.net
>>978
>本スレのレス数が少ない場合はテキストを発表の場とする!

猫のテキストスレ見殺しかよ
それでも親分かw

984 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:17:22.29 ID:EcLDAAH8.net
さて寝るか。
皆さんおつかれー。

985 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 00:19:44.91 ID:YsitoYPe.net
                     _ ┌‐┐_     ii|  \
  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     |\ └‐┘ \   il|  | \
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986 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 06:56:53.91 ID:YsitoYPe.net
早く埋めろや
ワイ、起床遅いのう
何時まで寝てるんや

987 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:04:56.13 ID:YsitoYPe.net
4 名前:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE [] 投稿日:2021/12/12(日) 07:44:44.74 ID:y9+Rr+bt
新しいスレをありがとう!

おはよう、諸君!
ワイスレ杯の全作寸評は現行のスレがあれば、
そちらを使う! 1000になれば、
こちらとなる! よろしく!(`・ω・´)保全のテキストスレはワイスレ杯の作品について語る用途で使ってもいいだろう!

988 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:07:49.32 ID:YsitoYPe.net
こっちにレスしなきゃわかんねーだろ
猫のテキストスレは使わないんだってさ
糞だな
せっかく立ててくれたもん活用すれば良いじゃないか
バカらしいので、どっちにもレスしないわ
後始末は、勝手にしろ

989 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:11:26.58 ID:YsitoYPe.net
コミュニティスレを別に立てろと言っても立てない
まあ、そんだけパワーないってことだ
「一つ維持するのがやっと」ってこと

スレは目的ごとに分ければ、スッキリする
トラブルも減る
それがわかっていてやらないんだからな

990 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:12:33.52 ID:YsitoYPe.net
早く、こっち埋めちまえよ
二つ同時に立ってたら邪魔だ

991 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:14:40.22 ID:YsitoYPe.net
仲間じゃないんだな、猫も美世もリーマンも
内心は三人に嫉妬まみれだからな

992 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:16:12.50 ID:YsitoYPe.net
猫…新築
美世…若い彼女
リーマン…現役プロ作家

この三つに嫉妬しまくりだ

993 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:18:38.64 ID:YsitoYPe.net
それを、ワイさん、ワイさんと慕う
この三人のバカどもよ
いい加減、ワイの本心に気付け

994 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:20:34.05 ID:YsitoYPe.net
三バカだけじゃない、他のワイメンも同じ
ワイの正体にいい加減気付け

995 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:26:56.40 ID:YsitoYPe.net
・本スレ
・常連のコミュニティスレ
・ワイスレ杯のスレ

この三本立てにすれば上手く回ると思うけどな
それぞれ目的が違うから

996 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:29:58.02 ID:H2OQS2au.net
出禁豚いい加減にしろ

997 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:31:52.10 ID:YsitoYPe.net
>>996
埋めてやってるのに礼ぐらい言え
二つ同時に立ってたら迷惑だろ

998 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:32:21.65 ID:H2OQS2au.net


999 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:33:08.18 ID:YsitoYPe.net
>>996
豚はワイだろ
体型的にも

1000 :この名無しがすごい!:2021/12/12(日) 08:33:44.40 ID:H2OQS2au.net
おっと誤爆。
読めない書けない豚に要はない。

1001 :2ch.net投稿限界:Over 1000 Thread
2ch.netからのレス数が1000に到達しました。

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