【初恋】ツルゲーネフ【猟人日記】

1 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 11:43:14.42 ID:X5+Aour5.net

わが文学に影響を与えたこのロシア作家のスレッドがないのはおかしい
明治期に二葉亭が翻訳出版して以来、文学者たちは英訳などでその小説を読みあさったという
主な作品に、猟人日記、ルージン、アーシャ、貴族の巣、初恋、
その前夜、父と子、けむり、春の水、処女地、などがある

2 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 14:08:03.21 ID:3Hx/hQRG.net

悪霊のカルマジーノフのイメージが強過ぎる

3 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 14:56:30.56 ID:jqCE9pnZ.net

紙で買えるのもの少なすぎませんか

4 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 15:09:19.80 ID:pEGPMDFL.net

ドストエフスキー、トルストイ、ツルゲーネフのうちの誰かと飯食えるとなったらこの人選ぶわ
嫌味なところはあるけど一番マトモそう

5 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 15:27:10.84 ID:CBjNFkZB.net

>>3
ネットで古本を買いましょう

6 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 19:47:12.09 ID:tXhTznzl.net

神西清や中山省三郎なんかのもう著作権切れてる訳者のは青空文庫とかでどんどんアップして欲しいな

新訳も欲しいが翻訳紹介したい人がどれだけいるのやら

7 ：吾輩は名無しである：2020/09/23(水) 20:50:24.67 ID:CBjNFkZB.net

復刊ドットコムでは『猟人日記』の希望が一番多い
光文社文庫で『初恋』の新訳が出ているけど、次はこれを出してほしい

8 ：吾輩は名無しである：2020/09/24(木) 18:55:51.18 ID:dWMjiYoW.net

ドストエフスキー一強なんですかね。
ツルゲーネフ、ゴーリキー、プーシキン、ゴーゴリ結構廃版に見舞われ、
片っ端から買っておけなかった身としては、虚しいです。

9 ：吾輩は名無しである：2020/09/24(木) 19:24:57.25 ID:pVuAxCUH.net

30年前からツルゲーネフの翻訳本を買い集めるようになったけど、
当時すでに絶版ばかりだったね
手許にある『処女地』米川正夫訳の新潮文庫2巻本は
カバーがない昭和41年発行のものだけど、滅多に見つからず、
手に入れるのに苦労した

10 ：吾輩は名無しである：2020/09/24(木) 19:54:56.74 ID:UnrBPwy8.net

ツルゲーネフは自然描写恋愛描写の美しさではトルストイに匹敵するかそれ以上
そしてトルストイほど理屈っぽくない
あと時代に取り残された老人の描写が非常にうまいなーと思う

11 ：吾輩は名無しである：2020/09/24(木) 22:06:57.96 ID:sYXHGU+C.net

どこかの出版社が文庫でもハードカバーでもいいから、以下のような作品集を
刊行することを期待している
第1巻　猟人日記
第2巻　ルージン・アーシャ・初恋・春の水
第3巻　貴族の巣・その前夜
第4巻　父と子・けむり
第5巻　処女地
もし刊行されれば、必ず全巻購入する

12 ：吾輩は名無しである：2020/09/25(金) 00:42:47.60 ID:2oLQ3BPh.net

今ツルゲーネフ全集を出して出版社が利益を出すためには
新書版にして一巻７千円はいただかないと

13 ：吾輩は名無しである：2020/09/25(金) 01:30:13.09 ID:5KTfFfLY.net

>>12
大阪の出版社が刊行しているトマス・ハーディ全集はその価格
個人では買えず、図書館向けの本になっている。

14 ：吾輩は名無しである：2020/09/25(金) 09:36:21.46 ID:YaPHC92x.net

図書館にロシアソビエト文学全集てのがあって
それにツルゲーネフの作品が結構入ってる

15 ：吾輩は名無しである：2020/09/25(金) 12:05:45.16 ID:5KTfFfLY.net

1952年以来半世紀以上刊行されていた新潮文庫『片恋・ファウスト』も絶版か
自分は「初恋」より「片恋（アーシャ）」の方が感動した
二葉亭が「死んでも可いわ････」と超訳したアーシャのセリフを
米川正夫は「あなたのものよ････」と実直に訳している。

16 ：吾輩は名無しである：2020/09/26(土) 01:19:34.65 ID:38vqgFAb.net

『ルージン』のあらすじ（コピペしかもネタバレ注意）
小説の主人公ルージン（若き日の無政府主義者バクーニンがモデルと言われている）はある村の貴族の屋敷に現われる。
そこでは毎日のように、女主人をかこんで客たちが議論に花を咲かせている。
毒舌をふるう論客もいるが、ペテルブルグから来た理想主義者ルージンにはかなわない。
彼は人生・芸術・自己犠牲といったドイツ哲学的な諸問題を片っぱしから弁舌さわやかにこなしていく。女主人の娘ナターリヤはそうしたルージンにたちまち魅せられてしまう。
彼女は、今までと違った人生が開かれてきて、それを指導してくれる人こそルージンである、と思いいたる。
ところが、ナターリアの母親は見識が高く、風来坊のルージンを婿にすることに頑として反対である。
ナターリヤの方は駆け落ちしてでもルージンのあとについていきたいのだが、一方ルージンはただオロオロして首を横に振るばかりである。
彼は口先では理想を説くが、いざ実行となると無力な「青白いインテリ」なのだ。
というわけで、ナターリヤは今さらながら、彼を見損なったとくやし涙にくれる。
ルージンは娘を捨ててその村を立ち去る。
エピローグは、１８４８年パリ革命のさい城壁の上で赤旗を振りながら死んでいった一人の中年男がいた。それがルージンの成れの果てであると結んでいる。

バクーニンをおぼこ娘みたいに書いてんのか超おもしろそう
ちなみに罪と罰のルージンてここからもらったのかしら気になる

17 ：吾輩は名無しである：2020/09/26(土) 01:53:50.06 ID:5bF7m/Bh.net

中国を代表する作家魯迅の名はルージンから持ってきた

18 ：吾輩は名無しである：2020/09/26(土) 19:55:23.63 ID:7XRVfxJn.net

６芸社のツルゲーネフ全集持ってる
訳もそんなに古びて無くて今でも読める

19 ：吾輩は名無しである：2020/09/27(日) 00:04:06.87 ID:RoEr12Kj.net

全集とはいっても、じつは選集ということもある
米川正夫がまだ邦訳のない短編がかなりあると戦後に書いていた
手紙も膨大らしいけど未訳じゃないかな

20 ：吾輩は名無しである：2020/09/28(月) 13:21:48.87 ID:airsm7LA.net

ツルゲーネフの小説には19世紀ロシアで活発に闘わされた議論が多く出てくる
しかし、それは21世紀の今日からすると、歴史的な資料としての価値しかない
残るのは男女の恋情、親子の確執、人間いかに生きるべきかという模索だ

21 ：吾輩は名無しである：2020/09/29(火) 00:27:17.72 ID:lVyo9lhR.net

ルージン読んだけど魅力的なのはピガーソフだけじゃん
ピガーソフ的人物を極めればツルちゃんも今の時代もうちょっとは読まれてたかも

22 ：吾輩は名無しである：2020/09/29(火) 01:39:14.24 ID:50hIDcfm.net

○○兄さんなど男と思わせるような名前を付け共同トイレばかり狙ってると
犯人は男の撮り師だと安易に思い込んでもらえるんだからそりゃ女撮り師は捕まらないわな
風呂盗撮もスカート逆さ撮りもトイレ盗撮も犯人はたいてい女だよ
そのほうが自然だからな
男が女に近づきすぎたり女装したりって本人が思ってる以上に周りから見たら不自然なんだよ
だから逮捕されるのは男ばかりなんだよ
女の敵は女
女なんて金のためなら簡単に裏切ったり仲間や同性を売るよ
特にこんなご時世じゃな

23 ：吾輩は名無しである：2020/09/29(火) 13:33:32.36 ID:Rbgndqgh.net

ルーじんはいまいちだったな

24 ：吾輩は名無しである：2020/09/29(火) 15:09:48.95 ID:J0oFeBUq.net

ヘミングウェイ『日はまた昇る』で主人公が『猟人日記』を読んでいる
確か村上春樹の小説に『ルージン』が出てきた

25 ：吾輩は名無しである：2020/09/30(水) 12:14:03.33 ID:/Y8taKD/.net

>>21
彼の小説で本当に自分の生活を送っているといえるのは
あの肉の塊のスターホフだけである

26 ：吾輩は名無しである：2020/09/30(水) 21:51:06.99 ID:tRSWtQ4/.net

いま『けむり』を読んでいるが、面白くもあり、つまらなくもある　
独身貴族で生涯ヨーロッパを旅行していたツルゲーネフにしか書けない作品
ドイツの温泉を舞台にしたロシア人たちの人間模様

27 ：吾輩は名無しである：2020/10/02(金) 17:38:30.33 ID:t+M4ZQL5.net

いま新本で買えるのは『初恋』『父と子』『ルージン』のみか
数年後は『初恋』だけになりそう

28 ：吾輩は名無しである：2020/10/02(金) 20:48:47.49 ID:5dU/JcLM.net

けむりだ・・・すべてけむりだ・・・

29 ：吾輩は名無しである：2020/10/04(日) 11:42:19.83 ID:dzS0+pAw.net

『けむり』を読んでいるが、ロシア人による痛烈なロシア批判が目立つ
この小説を読んだドストエフスキーが腹が立ったというのも分かる
現代日本なら朝日新聞による反日記事のようなものか

30 ：吾輩は名無しである：2020/10/04(日) 12:23:15.63 ID:DetFhm1R.net

ツルゲーネフはパリに住んでメリメやフローベールたちと交流しながら執筆してたしな
トルストイみたく田舎にどっしり構えてたらまたイメージ違ってたろうが

31 ：吾輩は名無しである：2020/10/04(日) 20:57:17.06 ID:xpJemi8Z.net

友好：フローベール、メリメ、モーパッサン、ヘンリージェームズ
敵対：ドスト、トルストイ、ゴンチャロフ、ネクラーソフ

ロシア人と根っからそりが合わなかったんだろうな

32 ：吾輩は名無しである：2020/10/06(火) 20:50:46.67 ID:rnR4LEGo.net

kindleで原書買った

33 ：吾輩は名無しである：2020/10/06(火) 20:55:47.07 ID:R76eg0po.net

ロシア語、読めるの？
まさか英訳ではないよね？

34 ：吾輩は名無しである：2020/10/07(水) 00:19:49.84 ID:wSWCOEj0.net

二葉亭はロシア語でツルゲーネフを読んだのか
またツルゲーネフの余計者という主題が浮雲の内海文三に影響してるのか否か
ふと疑問に思ったがどうなんだろう

35 ：吾輩は名無しである：2020/10/07(水) 10:07:39.11 ID:wSWCOEj0.net

そもそもツルゲーネフはロシア語で小説を書いたのか
「僕はまずフランス語で作品を書いてそれをロシア語に訳してます」
みたいに村上春樹的なことをやってたりして

36 ：吾輩は名無しである：2020/10/07(水) 21:59:21.70 ID:cM0ltUv6.net

>>33
ロシア語だよ
100円くらいだったので
とりあえず買ってしまった

37 ：吾輩は名無しである：2020/10/08(木) 10:45:21.00 ID:ZzQ9bHPS.net

何年も前、『その前夜』という長編を読んだけど、よかったな
ロシアの女の子がブルガリアの青年と恋に落ち、
青年の祖国革命の夢を叶えるために奮闘する情熱の物語
古本屋か図書館で翻訳本を見かけたら読むことを勧めたい

38 ：吾輩は名無しである：2020/10/09(金) 19:58:33.78 ID:N8chf3um.net

春の水を読んでる　シュトルムっぽい出だし

39 ：吾輩は名無しである：2020/10/10(土) 03:10:18.54 ID:Mj4PvrMx.net

『けむり』読了
リトヴィーノフ、イリーナ、タチヤーナの恋の顛末にしみじみとした感慨にふける
人生を見事に観照した秀作だ

40 ：吾輩は名無しである：2020/10/11(日) 15:18:51.73 ID:RDSPnQ4L.net

ツルゲーネフとハーディは男の恋愛小説家として珍重している
長編の翻訳は全て揃えたよ

41 ：吾輩は名無しである：2020/10/13(火) 21:10:23.68 ID:XiCYh9ev.net

セヴン＆アイと紀伊国屋webでみると、まともに手に入りそうなの、
工藤訳の『父と子』位しか無いじゃんね？
ロシア文学冷遇もいいとこ！

嘆かわしい事だわ！

42 ：吾輩は名無しである：2020/10/13(火) 22:13:06.01 ID:ruBdHwab.net

古本を集めるのは意外と楽しいけどね
読む人が少ない作家を読むのは密かな優越感に浸れる

43 ：吾輩は名無しである：2020/10/14(水) 05:41:22.19 ID:FQnC3+QX.net

気持ちは、わかる。その心境になりたい。
しかし、なんか、最近「人の読んだ物」に抵抗を
感じてしまうという、…まったく、別次元のはなしだが・・・。

44 ：吾輩は名無しである：2020/10/16(金) 12:26:41.64 ID:F20O1uEW.net

>>38
1週間経ったけど、読み終わった？
感想は？

45 ：吾輩は名無しである：2020/10/16(金) 14:25:51.68 ID:WNxXRj3N.net

>>42
わかる

46 ：吾輩は名無しである：2020/10/16(金) 16:06:06.72 ID:T0FAMn6g.net

春の水も美しいよ　特に前半がよい
後半は好かない　というかこういうコケティッシュな女と関わったことがないから実感が沸かないのかも
エピローグは、ツルゲーネフはいつもだが、素晴らしい
字が古かったががんばって読んだ

47 ：吾輩は名無しである：2020/10/16(金) 16:08:52.67 ID:T0FAMn6g.net

春の水はけむりとの相似性を指摘されてると解説にあり
確かに後半の女はいリーナっぽい

48 ：吾輩は名無しである：2020/10/17(土) 09:53:46.70 ID:J19lWc2W.net

うん

49 ：吾輩は名無しである：2020/10/17(土) 10:08:27.88 ID:Rr/4raEZ.net

『春の水』は中村融訳の岩波文庫が限定復刊した際に購入したが、まだ読んでない
中村訳はざっと見た感じでは、新字新かなだったな
一気に全作読むのはもったいないので、ちょっとずつ読んでいる
『春の水』は約250ページと長編といっていい長さなのに、
なぜかツルゲーネフの長編は6つといわれていて、省かれてしまう

50 ：吾輩は名無しである：2020/10/19(月) 10:29:20.60 ID:A/TnPfAw.net

『猟人日記』を読もうかな

51 ：吾輩は名無しである：2020/10/21(水) 10:26:05.49 ID:IpecYLeR.net

嫁嫁！

52 ：吾輩は名無しである：2020/10/21(水) 10:59:37.15 ID:eLSc98pK.net

ここはドストエフスキースレのように学会信者に占領されず、平和でいいね

53 ：吾輩は名無しである：2020/10/28(水) 10:32:26.54 ID:LFAFx5oc.net

平和だが、レス自体もあまりない

54 ：吾輩は名無しである：2020/10/28(水) 12:58:41.49 ID:L+QwmBDh.net

ひととおりは全部読んだからね
今はほかに浮気中

55 ：吾輩は名無しである：2020/11/06(金) 20:51:02.85 ID:IvGenhQf.net

なかなか良い作家だと思うね
『父と子』『初恋』『ルージン』がいま新本で手に入るようだが、
これよりも絶版になっている『けむり』『猟人日記』『アーシャ』
『その前夜』の方が個人的には魅力的だと思っている

56 ：吾輩は名無しである：2020/11/07(土) 15:56:04.74 ID:YDyQRJmt.net

はつ恋以外も神西訳で読みたかったわ…

57 ：吾輩は名無しである：2020/11/07(土) 16:02:56.43 ID:L13VTEAi.net

佐々木彰訳も非常にすぐれた翻訳だと思う
『猟人日記』の岩波文庫以外は講談社なので、入手困難なのが残念

58 ：吾輩は名無しである：2020/11/07(土) 16:21:33.42 ID:St4eI5J2.net

『父と子』『初恋』だけ読んで、ツルゲーネフはこんなもんかーで終わってほしくない

59 ：吾輩は名無しである：2020/11/07(土) 16:54:35.43 ID:L13VTEAi.net

>>58
そうだね
ツルゲーネフがその2作しか残さなかったら、好きな作家になってない

60 ：吾輩は名無しである：2020/11/07(土) 17:04:18.05 ID:tXFucOiz.net

おれは猟人日記だけあればいいかな
（悪いけど）あれが最高傑作でしょう

61 ：吾輩は名無しである：2020/11/07(土) 17:09:32.14 ID:L13VTEAi.net

>>60
『猟人日記』はいいよね
Amazonでは新潮文庫の古本にとんでもない価格がついている

62 ：吾輩は名無しである：2020/11/09(月) 10:22:57.36 ID:+hVoFd2Z.net

今日誕生日おめでとう
https://twitter.com/Iwanamishoten/status/1325604942833463298
(deleted an unsolicited ad)

63 ：吾輩は名無しである：2020/11/09(月) 10:44:45.87 ID:5J4d0IdJ.net

『散文詩』岩波文庫も新本を売っているんだね
自分は講談社の佐々木彰訳を持っている

64 ：吾輩は名無しである：2020/11/13(金) 18:34:30.01 ID:CQ6Z9nIC.net

初恋に解釈はここできいていいのかな？

主人公の父の死後に
ジナイーダを嫌ってた主人公の母がまとまった金を彼女に送金したのは
ジナイーダが彼の私生児を産んだとほのめかしてると想像したんだけどどうなんだろう？

65 ：吾輩は名無しである：2020/11/13(金) 23:03:01.59 ID:EkcghAzo.net

>>64
産んでないんじゃない？
ジナイーダから手紙がきて、それを読んだ父が興奮して、その後母に何かを頼み込んだという描写があるよね？
子供できたと手紙がきたけど中絶してもらうしかないから父が母に頼み込んで金送らせたのかと思ってた

66 ：吾輩は名無しである：2020/11/14(土) 00:52:16.78 ID:BHlLeG33.net

中絶も出産も考えすぎだな
作者が手紙の中身を書いてない以上、
なぜ金を送ったのか、こだわる必要はあるまい

67 ：吾輩は名無しである：2020/11/14(土) 01:10:16.26 ID:w55cdvJV.net

>>66
その後の描写でも、例の一件以来ジナイーダは配偶者を求めるのが容易じゃなかったと書かれてるから考えすぎではないだろ

68 ：吾輩は名無しである：2020/11/14(土) 01:20:10.06 ID:BHlLeG33.net

考えるのは自由だが、作者がはっきり書いてない以上、正解は分からないよ
それなら、考えてもムダだから、こだわるなというのが自分の結論だ

69 ：64：2020/11/14(土) 07:03:55.82 ID:in2LW/qN.net

ありがとう
はっきり書いてない以上、わからないですよね
なにかショッキングで
ジナイーダの悪評になることではありそうです…

話の大筋にはかんけいないですが
なにか想像力を掻き立てられたのできいてみました

70 ：吾輩は名無しである：2020/11/15(日) 11:55:27.11 ID:ud6npFnn.net

ツルゲーネフの父親はイケメンで色気があって女にモテまくったらしいね
若いツルゲーネフが初めて好きになった女の子が並み居る男たちを差し置いて
付き合っていたのが自分の父親だったというのはショックだったろうな
『初恋』は物語の細部は創作だが、軸となる大筋は自伝だ

71 ：吾輩は名無しである：2020/12/09(水) 11:34:30.46 ID:luLhKv6j.net

来年は『猟人日記』を読むことに決めている

72 ：吾輩は名無しである：2020/12/09(水) 11:52:28.14 ID:ZWFJjbXX.net

「来年は」と区切らなくても、何回も何回も繰り返し読めばよいのでつ。
そのたびに、新しい発見や、新しい感覚が知覚できるのが、文学の良い所でつ。

73 ：吾輩は名無しである：2020/12/09(水) 12:08:03.52 ID:luLhKv6j.net

いやいや、他人の事情も知らないで言うものではない
積読本が千冊以上あり、内外のいろんな作家を偏らぬよう
ラインアップしながら、順番に読んでいる
英、仏、日、米、露、独、南米といった風に
これもまた読書の愉しみのひとつだ

74 ：吾輩は名無しである：2020/12/09(水) 16:05:05.85 ID:ZWFJjbXX.net

『他人の事情も知らないで言うものではない』
ほう、お山の大将はご立派な物言いだな。

75 ：吾輩は名無しである：2020/12/09(水) 18:17:27.63 ID:jAJE85KB.net

他人には立派な物言いというが、
自分が上から目線とは気づかない

76 ：吾輩は名無しである：2020/12/10(木) 02:18:01.71 ID:QbjCfU70.net

>>74
こいつ、『猟人日記』読んでないだろｗ

77 ：吾輩は名無しである：2020/12/11(金) 03:58:23.17 ID:dUWzCD+o.net

すげえどうでもいいだろうが俺のベスト５猟人

１：シチグロフ郡のハムレット　おそらくツルゲーネフ作中一番ダメ男の話で一番好き
２：死　　　　　　　　　　　　ガルシンの「死」とセットで好き
３：ベーシンの野　　　　　　　ロシアの話だけど夜に怪談をする話は親近感があって面白かった
４：チェルトプハーノフ１　　　「最後」の方はなくても良かった
５：生きているミイラ　　　　　非常に辛い話だが辛いだけじゃないなにかがある　　

78 ：吾輩は名無しである：2020/12/11(金) 10:58:08.77 ID:zX0OBmut.net

>>77
有名文学者がどれをどう評価しているかと書き込むよりは
そういう個人的な好みを披瀝するのは歓迎だ

79 ：吾輩は名無しである：2020/12/19(土) 10:09:25.86 ID:LeakyP22.net

筑摩世界文学大系31ツルゲーネフの巻を１１０円でゲト
ついでにゴーゴリもゲト

80 ：吾輩は名無しである：2020/12/28(月) 11:55:02.45 ID:h1M40+ZL.net

猟人日記

81 ：吾輩は名無しである：2020/12/28(月) 12:58:01.04 ID:jFE0Et0t.net

>>76
何を根拠に言ってんの、こいつwww

82 ：吾輩は名無しである：2021/01/16(土) 20:45:23.93 ID:ytja6lT6.net

今まで読んだもの
初恋 ： 初恋相手が父親と密会しているというのは、もう中盤あたりで明らかに読者には気づかれるのに、それを最後まで引きずるのは古いと思った。
終盤で「なんと父親の相手は彼女だったのだ！」的なネタバラシをされても気づいてたけど？と思った。後代の芸術がこの文学に学んだからこその既視感なんだろうか？
父と子 ： こちらはバザーロフの人物描写はよかったが、やはり傑作とまでは思わなかった。バザーロフ的な無神論者も恋を克服することはできなかった。

今の所クリティカルな打撃を受けた作家ではない。下手だとは思わないがこれは傑作だというものを読んでいない。
一応傑作として上がりやすいのは「貴族の巣」と「処女地」だよね。他にもこの人の一番おもしろいとおもう小説を教えて

83 ：吾輩は名無しである：2021/01/17(日) 01:04:08.77 ID:dmuDNHjF.net

初恋は自分もいまいち
それより片恋（アーシャ）、ファウストがずっと好きだわ

84 ：吾輩は名無しである：2021/01/17(日) 07:53:54.23 ID:Aubj8Gpo.net

>>82
その前夜、けむり、アーシャ

85 ：吾輩は名無しである：2021/01/17(日) 10:14:47.25 ID:7BYml9aY.net

父と子と初恋はツルゲーネフのなかでは並といったところ
なぜこの2つが代表作とされているのか分からない

86 ：吾輩は名無しである：2021/01/18(月) 20:29:01.09 ID:roy6Jfw4.net

最近、神西清訳で読んだ『けむり』が良かった
主人公リトヴィーノフが二人の女を愛し、心が千々に乱れる
一人は類い稀な美女で、少女時代にリトヴィーノフを捨てて伯爵夫人となった
ファム・ファタールたるイリーナ、もう一人がリトヴィーノフの婚約者、
ロシアの大地が創り上げる天使のように純朴なターニャ
三人の恋の顛末がどうなるか、ドイツとロシアを舞台にした秀作だ

87 ：吾輩は名無しである：2021/02/11(木) 01:05:10.31 ID:YyAbpU7F.net

『けむり』はなぜか岩波文庫から出たことがないそうだ

88 ：吾輩は名無しである：2021/02/11(木) 18:22:56.03 ID:7ineHpkL.net

なんでだろ

89 ：吾輩は名無しである：2021/02/11(木) 19:15:57.20 ID:ONutwTLM.net

なんでだろ

90 ：吾輩は名無しである：2021/02/11(木) 20:14:22.55 ID:JolHzhJ5.net

>>87
持ってるぞ
岩波版けむり

『煙』トゥルゲーニェフ作　訳：原久一郎

91 ：吾輩は名無しである：2021/02/12(金) 11:50:49.19 ID:YcK42BWA.net

>>90
確か小沼文彦もそんな作者名を使った
ツルゲーネフで検索してもヒットしない

92 ：吾輩は名無しである：2021/02/14(日) 10:17:44.29 ID:83Md2NiJ.net

岩波文庫の『けむり』は戦前の出版だから、おっそろしく古い本だね
製本されてから80年以上は経過している

93 ：吾輩は名無しである：2021/02/15(月) 01:04:28.86 ID:W+dbdAto.net

『けむり』は神西清か米川正夫の訳がよい
古本でも世界文学全集なら安く買える

94 ：吾輩は名無しである：2021/02/20(土) 19:48:55.18 ID:So5RiwGE.net

『父と子』はつまらなかった
これが面白いという人に感想を聞きたい

95 ：吾輩は名無しである：2021/03/07(日) 08:25:07.55 ID:bwfGuTbT.net

『猟人日記』を読むとするか

96 ：吾輩は名無しである：2021/03/07(日) 18:45:34.98 ID:0ujPDxe1.net

【テレビ】鈴木紗理奈 ママ友からの洗脳「誰にでも起こりうる」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1615109516/-100
1爆笑ゴリラ ★2021/03/07(日) 18:31:56.39ID:CAP_USER9



202名無しさん＠恐縮です2021/03/07(日) 12:21:38.39ID:B1GzefQO0
鈴木紗理奈　ママ友支配に「誰にでも起こりうる。切羽詰まっている」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210307-00000162-spnannex-ent

97 ：吾輩は名無しである：2021/03/12(金) 14:37:42.72 ID:gfR6mZSI.net

ルージン、何か間違ったことやったか。
夜中に急に田津寝て付いていきますと言われたら
断るのは当たり前ではないか。それを決断力がないと言われても。

98 ：吾輩は名無しである：2021/03/13(土) 13:12:00.76 ID:x9L4cKmE.net

『猟人日記』最初の2編を読んだが、かなり地味で特に感興は湧かない
これから面白くなればいいのだが

99 ：吾輩は名無しである：2021/03/23(火) 09:45:04.90 ID:p7pU3TGd.net

>>82
『貴族の巣』は発表当時評価の高かった作品
一方、『処女地』は最長長編だが、あまり高い評価は得られなかった

ドストエフスキーが愛国保守のロシア正教支持者であるのに対し、
ツルゲーネフは反ロシアの改革主義者で、フランスやドイツで暮らした
『けむり』のサロン描写では当時のロシアの後進性をこっぴどく批判しており、
これを読んだドストエフスキーがひどく気分を害したという

100 ：吾輩は名無しである：2021/03/23(火) 11:47:25.05 ID:eymn0Whr.net

100

101 ：吾輩は名無しである：2021/05/01(土) 20:07:57.35 ID:fwfJ2ajT.net

光文社文庫で新訳を期待している

102 ：吾輩は名無しである：2021/05/07(金) 08:41:16.40 ID:LUYoOblr.net

『猟人日記』語り手による見聞録という形式で、地主や農奴をスケッチしている
面白い物語があるわけでなく、結構退屈な短編集だが、
終りの方にある「チェルトプハーノフの最後」という彫りの深いタッチの短編に満足
なぜかこれだけ見聞録になっていない

103 ：吾輩は名無しである：2021/06/03(木) 08:22:40.02 ID:4reKsa2F.net

『ルージン』はどう？

104 ：吾輩は名無しである：2021/08/06(金) 08:56:01.92 ID:8POeAUmi.net

2ヶ月レスなしか

105 ：吾輩は名無しである：2021/08/26(木) 23:51:29.43 ID:CpZQ+h1p.net

『けむり』最高の恋愛小説だな
しかし、あまりに知られていない
なぜだ？

106 ：吾輩は名無しである：2021/09/17(金) 03:58:47.11 ID:+PJKVSho.net

【HUGE：不都合な真実】
インドのウッタル・プラデーシュ州が「イ＊＊＊＊＊＊」の有◯性を証明
ワクチンの完全接種率はたったの5.8％だが、インド全州で5位以内の低い感染率
回復率は98.7%。州政府は予防薬として承認(thegatewaypundit)
://totalnewsjp.com/2021/09/16/covid19-161/

ゲートウェイパンディットでは以前、インドではその膨大な人口にあれを普及させる新しいルールのおかげで、COVIDの症例が激減していると報じた。

インドのウッタル・プラデーシュ州の33の地区は、現在、COVID-19政府が金曜日に知らせたCOVIDから解放された。
回復率は98.7%まで上昇した。
もちろん、メディアはCOVID-19の治療にあれが使用されていることには触れない。

この州は、2021年には2億4100万人の人口が推定されており、インドで最も人口が多い州だ。
これは2021年の米国の人口のほぼ3分の2に相当しますが、現在はCOVID-19フリーの国となっている。

107 ：吾輩は名無しである：2021/09/18(土) 13:20:02.58 ID:0xRUliS0.net

『猟人日記』で好きな短篇は、「狼」「ピョートル・ペトローヴィチ・カラターエフ」
「あいびき」「チェルトプハーノフの最後」の4つ、工藤精一郎訳で読んだ

108 ：吾輩は名無しである：2021/10/17(日) 09:47:34.95 ID:MzMYFaOn.net

新訳を期待

109 ：吾輩は名無しである：2021/11/13(土) 08:10:58.07 ID:ge1C19OA.net

したいところ

110 ：吾輩は名無しである：2021/11/14(日) 16:37:51.60 ID:TfzNHRvn.net

けむり、処女地、春の水も新訳を期待する

111 ：吾輩は名無しである：2021/11/14(日) 23:45:30.87 ID:F1o34G99.net

ツルゲーネフは「初恋」だけでいい。あとは特に読む必要を感じないし大して面白くもないと思う。

112 ：吾輩は名無しである：2021/11/15(月) 00:06:38.49 ID:oHAZvmY/.net

>>111
『初恋』しか読んでない奴には所詮ツルゲーネフの本領は分からんよ

113 ：吾輩は名無しである：2021/11/15(月) 00:09:14.90 ID:SCRGCeVj.net

父と子しか読んでないけどなかなか面白かった
露文すぎだし

114 ：吾輩は名無しである：2021/11/15(月) 00:09:28.50 ID:SCRGCeVj.net

好きだし

115 ：吾輩は名無しである：2021/11/18(木) 19:34:44.09 ID:JSwiqkFJ.net

『猟人日記』は詩的な表現が美しいので
米川正夫のような少し時代がかった訳の方が個人的に好き
工藤訳はのっぺりしすぎる

意外に読みやすいのが二葉亭四迷訳
貴族と農民の言葉遣いの使い分けに日本の方言をうまくはめ込んだり
語数や音の数にこだわったりしていて面白い

116 ：吾輩は名無しである：2021/11/18(木) 23:36:43.99 ID:Wh0zj7lz.net

二葉亭は『猟人日記』全訳はしていないから読めないがな

117 ：吾輩は名無しである：2021/11/19(金) 09:05:14.43 ID:PDMVulZP.net

二葉亭がもし全訳してたら読みたかったな
『ルージン』は全訳、『けむり』は途中までだったかな？

118 ：吾輩は名無しである：2021/11/19(金) 23:11:45.96 ID:eUoReFQi.net

ツルゲーネフ最大長編『処女地』新潮文庫の米川正夫訳を持っている
あまり早く読み終わるのは勿体ないから、積読したあと読もうと思っている

119 ：吾輩は名無しである：2021/11/20(土) 08:48:06.86 ID:E8DEy700.net

『処女地』は六藝社の全集復刻版で読んだ　熊沢復六訳
ヨネマサ訳もそのうち読んでみたいな

120 ：吾輩は名無しである：2021/11/20(土) 10:48:39.91 ID:yrV+zGzc.net

>>119
それは聞いたことがない翻訳者だね
ロシア語から翻訳したのか、英訳からの重訳なのか？

121 ：119：2021/11/20(土) 13:44:23.33 ID:E8DEy700.net

>>120
現物を確認したけれど『処女地』の原本についての記述は無かった　残念

熊沢復六氏はヨネマサの外語大の後輩筋
翻訳者としては戦前までの人
ちなみに同全集で、氏は『アーシャ』の訳も手掛け
そのリリシズムを高く評価する後書きも寄せている
アーシャのあの台詞は「あなたのものですわ…」と訳している

122 ：吾輩は名無しである：2021/11/21(日) 09:38:26.49 ID:cFMMqpxQ.net

>>121
六藝社のツルゲーネフ全集は1937年発行
その他に社会主義関連の翻訳を頑張っていたおかげで
熊沢は1938年に治安維持法違反で逮捕され1940年まで獄中の人となっている
翻訳者としてはそこで終わったという感じかな
以後は地元の愛知に戻って大学の先生になった

123 ：吾輩は名無しである：2021/11/21(日) 11:50:08.44 ID:iuD4w4BN.net

角川文庫『女優クララの死』を持っているんだけど、読んだ人いる？
作家が死ぬ直前に書いた小説のようだね

124 ：吾輩は名無しである：2022/01/13(木) 09:57:33.18 ID:MLNiAqyQ.net

『女優クララの死』
家から遠い図書館に所蔵している
暖かくなったら読みに行くつもり

125 ：吾輩は名無しである：2022/01/15(土) 08:05:36.45 ID:nycGMdoo.net

>>124
そんな古い文庫本、処分せずに所蔵している図書館があるのか？
amazonだと5000円以上するんだな
読んだら感想をここに書いてよ

126 ：吾輩は名無しである：2022/03/05(土) 09:12:33.79 ID:r3h4y4Dz.net

新訳期待

127 ：吾輩は名無しである：2022/03/25(金) 08:40:09.51 ID:9uHezINW.net

『ルージン』はたいした出来ではないな

128 ：吾輩は名無しである：2022/03/26(土) 08:39:07.00 ID:shce517T.net

『ルージン』はその後の作品群の土台みたいなものだしね
夏目漱石でいうと『三四郎』とか『それから』みたいな感じかな
ツルゲーネフ自身は晩年の散文詩がいちばんお気に入りだったんだっけ

129 ：吾輩は名無しである：2022/03/26(土) 18:57:52.73 ID:XJE3xEBH.net

次は『春の水』を読む
これは恋愛小説だから、ツルゲーネフの本領発揮を期待する

130 ：吾輩は名無しである：2022/03/27(日) 01:08:43.63 ID:QaEDTini.net

露助の新翻訳は当分ないだろ

131 ：吾輩は名無しである：2022/07/13(水) 09:35:40 ID:xWDipc+y.net

岩波文庫の夏の一括重版にツルゲーネフはなかった
ゴーゴリはあったのに残念

132 ：吾輩は名無しである：2022/07/13(水) 14:07:24.58 ID:vi0ibbLn.net

いいだけ傷んだ紙型で重版する岩波文庫に期待してるオッサンはクルクルパーｗ

133 ：吾輩は名無しである：2022/08/20(土) 08:40:35.65 ID:XRhJEImj.net

岩波文庫でも光文社古典新訳文庫でもいいから新訳を期待している

134 ：吾輩は名無しである：2023/03/24(金) 10:14:34.72 ID:v/Ft9hpm.net

「ツルゲーネフの少女」が好き。
限られた状況の中で理想を追い求める等身大のヒロイン。
ルージンのナターリャができなったことを、その後の作品のヒロインたちが
少しずつ実現していく。

135 ：吾輩は名無しである：2023/03/25(土) 09:52:22.52 ID:+MPjX2jW.net

>>134
その感じすごくよく分かる
作品を発表順に読んでいくと女性像の進化が面白いよね
良くも悪くも死ぬまで女好きだった、女性を憎むことをしなかった
ツルゲーネフならではという感じ

136 ：吾輩は名無しである：2023/03/25(土) 14:50:05.14 ID:j+iucjP7.net

日本ではあまり読まれない『その前夜』のヒロイン、エレーナが好きだな
あふれる情熱によって運命を切り拓いていく女の肖像が美しい

137 ：吾輩は名無しである：2023/04/03(月) 02:04:25.64 ID:/cU00tUk.net

https://i.imgur.com/ofuTVZ1.jpg

138 ：吾輩は名無しである：2023/04/03(月) 11:21:50.41 ID:+mF43bQO.net

自演うざいぞ爺さん

139 ：吾輩は名無しである：2023/04/04(火) 21:57:24.18 ID:c9zkUryu.net

ぶっちゃけヒロインとその母親って全員同じじゃね
舞台が違うだけで
『貴族の巣』のヒロインが絶賛されて
『その前夜』のヒロインが酷評された理由がわたしにはさっぱりわかりません

140 ：吾輩は名無しである：2023/04/04(火) 22:20:55.41 ID:zbN7cl+k.net

>>139
古い本だけど『ツルゲーネフ　生涯と作品』という本に
作品ごとのヒロインの違いなどわかりやすくまとめてあるよ

141 ：吾輩は名無しである：2023/04/05(水) 00:51:57.23 ID:esD/USaL.net

『けむり』の二人の女の対比は鮮やかだな

142 ：吾輩は名無しである：2023/12/02(土) 11:03:44.53 ID:6OgLZ52X.net

『猟人日記』がなぜか人気で売り切れている
特に工藤精一郎訳の新潮文庫

143 ：吾輩は名無しである：2023/12/02(土) 16:52:08.18 ID:KI3zJbDq.net

人気がないから増刷しないんだぞタワケ

144 ：吾輩は名無しである：2023/12/02(土) 19:32:29.18 ID:6OgLZ52X.net

増刷と古本数冊売り切れが異なるのは明らかだろ
タワケ

145 ：吾輩は名無しである：2023/12/02(土) 20:00:36.97 ID:KI3zJbDq.net

小汚い古本なんか買うなジジイ
乞食かよジジイｗ

146 ：吾輩は名無しである：2023/12/02(土) 20:06:11.07 ID:6OgLZ52X.net

お前は他人のやることに口を出すな
ババア

147 ：吾輩は名無しである：2023/12/04(月) 17:51:03.19 ID:s4kkezxC.net

古書市場でも人気なら、出版社は増刷するだろジジイ

148 ：吾輩は名無しである：2023/12/05(火) 22:37:16.81 ID:UHm8OI7U.net

出版社がそんなことで増刷するかよ
世間知らずの引きこもりはどうしようもないな

149 ：吾輩は名無しである：2023/12/10(日) 16:58:10.48 ID:v/vIjag0.net

ツルゲーネフは新訳が出なくなって久しいよな　再評価の気配も感じられない
「余計者」文学は結構いまの時代にも刺さる気はするが
ドストやチェーホフほどエンタメ要素が強くないからかな
もともと作品の全訳だってされていないし

150 ：吾輩は名無しである：2023/12/10(日) 17:10:46.99 ID:Ngpl57kR.net

そう、米川正夫によると、ツルゲーネフの多くの短篇が未訳らしい
自分は長編が好きなので、『けむり』『その前夜』『処女地』
といった作品を古本で楽しんでいる

151 ：吾輩は名無しである：2023/12/13(水) 21:33:59.51 ID:eL7uAUH9.net

ツルゲーネフは詩人だから詩心のある訳者じゃないと
彼の詩的表現の美しさが伝わらないのが難点かもね
例えば工藤訳は内容をできるだけ分かりやすく伝えてはいるがただそれだけ
ヨネマサとか四迷はその辺にとても心をくだいていたのがわかる

152 ：吾輩は名無しである：2023/12/13(水) 22:24:00.13 ID:3GdJjdd/.net

>>151
工藤精一郎訳新潮文庫『猟人日記』を持っているが、味気ないね
米川正夫、神西清、佐々木彰の翻訳が良い

153 ：吾輩は名無しである：2023/12/19(火) 10:52:41.14 ID:0GuLppCW.net

メルシィメルシィメルシィ

154 ：吾輩は名無しである：2024/04/28(日) 17:19:25.71 ID:GvJf8lXl.net

最後の長編『処女地』米川正夫訳・新潮文庫を読んでいる
70ページまできて、シビャーギン夫人とカルロメイツェフ、
マリアンナが話し合っている
展開がまだよく見えてこない

155 ：吾輩は名無しである：2024/04/29(月) 14:42:03.11 ID:ZeHglEVb.net

>>154
自分は湯浅芳子訳で読んだよ
訳者のおかげなのか登場する女性陣に生々しい迫力を感じたな

156 ：吾輩は名無しである：2024/04/30(火) 14:09:28.92 ID:VtkeetCQ.net

AGE

157 ：吾輩は名無しである：2024/04/30(火) 16:52:41.28 ID:PfQV/NEO.net

つるちゃん

158 ：吾輩は名無しである：2024/04/30(火) 23:16:22.80 ID:wjCpkNIK.net

菓子やん