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どれだけ読めば、文学通といえるのか?

1 :吾輩は名無しである:2019/02/24(日) 17:18:32.27 ID:PPHA9qER.net
「私は文学通です」と胸を張って言えるようになるためには、文学作品をどれくらい読めばいいんだろな?

2 :吾輩は名無しである:2019/02/24(日) 17:22:00.56 ID:PPHA9qER.net
そもそも、文学通になることに意味があるかどうか

それが問題だ

3 :吾輩は名無しである:2019/02/24(日) 17:23:38.88 ID:PPHA9qER.net
文学とはいったいなんだろうか。単なる娯楽だろうか。人生を豊かにしてくれるものだろうか。人の生きる道筋を教えてくれるものだろうか。

文学(的な作品)はなんとなくたくさん読んでおいた方がよいというような印象が漠然とある。
でも、さあ読書してみようと思っても、現代人には時間がない。大人になってからむさぼるように文学作品に没頭するという生活を送ることができる人はほとんどいないはずだ。
もちろん、小さいころからもっと本を読んでおくべきだったと思っても、過ぎ去った時間は返ってこない。

しかし、文学には憧れる。会話や生活のちょっとした場面で文学的な引用をしてみたい。

――そんな文学通を気取りたいあなたにオススメなのが、清水義範著『早わかり世界の文学――パスティーシュ読書術』だ。
本書にはそれこそ『聖書』から『電車男』まで、古今東西の文学作品63作品が俎上に上げられ、清水らしいユーモアで解説されていく。

4 :吾輩は名無しである:2019/02/24(日) 17:26:16.02 ID:PPHA9qER.net
文学、とくに現代文学にハマりすぎると、普通の人とは使う言語がビミョーに違ってくる

その結果、会話が成立しにくくなるから要注意だ

5 :吾輩は名無しである:2019/02/25(月) 07:30:58.71 ID:qm+jaJub.net
そもそも、文学とは何か?

普通の文章と、何が違うのか

6 :吾輩は名無しである:2019/02/25(月) 08:12:50.50 ID:qm+jaJub.net
レイモンド・カーヴァーはショートストーリーの名手として知られたが、50歳で早死に

酒の飲み過ぎだった

村上春樹が傾倒したことでも知られる

7 :吾輩は名無しである:2019/02/25(月) 08:13:37.42 ID:qm+jaJub.net
やはり、村上春樹の影響力は絶大

文学マニアにとっては、「え、まだ読んでないの?」という感じ

必須教養になってしまった

8 :吾輩は名無しである:2019/02/25(月) 08:15:24.48 ID:qm+jaJub.net
「日本で一番有名な作家は誰か?」

これほど、どこからも異論が出ない質問も珍しい

答は「村上春樹」に決まっている

9 :吾輩は名無しである:2019/02/25(月) 14:11:26.74 ID:UxgUU0oy.net
いや有名なのはまだ夏目漱石 教養としても
春樹は死んでからの評価がまだ分からない

10 :吾輩は名無しである:2019/02/25(月) 16:50:50.15 ID:KxOEI1hN.net
ミステリ板では500冊で入門らしい

11 :吾輩は名無しである:2019/02/26(火) 08:13:33.00 ID:Dbj4YMA2.net
主だった作家の代表作を1冊ずつ読んだ人と
特定の作家の作品だけ全部読んだ人では、
どっちが文学通なんだろう。
オイラは両方兼ね備えたいけど、物理的に時間が足りない。

12 :吾輩は名無しである:2019/02/26(火) 11:43:54.58 ID:lJ+HfqIJ.net
本を何冊読むかではない。
面白いと本音で思う本が何冊見つかるかだ。

面白い本を一冊見つけて、初心者。
十冊も見つければ、充分に読書家。
百冊見つければ、文学通だろう。百冊面白いのがあれば、世界文学全集だって自分で編めるし、夏の百冊だって自分で決めれる。

13 :吾輩は名無しである:2019/02/28(木) 20:46:11.59 ID:mvyArZIx.net
何事も、「どれだけ知っているか」より、「どれだけ分かっているか」が重要だ

14 :吾輩は名無しである:2019/02/28(木) 20:50:13.54 ID:mvyArZIx.net
とりあえず、カフカの「城」、フオークナーの「アブサロム!アブサロム!」を読んで面白いと思うなら、世間の一般人とは明らかに一線を画している

15 :吾輩は名無しである:2019/02/28(木) 23:08:52.51 ID:K18gp/zt.net
例えば、コンラッドの「闇の奥」には、大衆小説や推理小説を何十冊読んでも得られないような文学そのもものの面白さがある。非常に簡単にいってしまうと誤解されるかもしれないが、アイロニー。これを理解できない人は文学とは縁がない。

16 :学術:2019/03/01(金) 11:02:58.46 ID:WaqRbrGE.net
何百冊もいい文学を読むことが大事でしょう。

17 :吾輩は名無しである:2019/03/01(金) 18:18:28.12 ID:CT1p72B8.net
でも、お前読んでないじゃん学術じじいw

18 :吾輩は名無しである:2019/03/01(金) 20:48:47.19 ID:N5Kr8D5/.net
事情通や情報通はいるけど「文学通」ということで
幅広くを読んでいる人はいないよ
吉田健一や鹿島茂でも専門領域である英文や仏文以外だと
どれだけ抑えている事やら
漱石やドストエフスキーを全集レベルで深く読み込んでも
文学通とは言えない
だからといってその読み込みが偏狭なわけでもない
自身の興味や理解に即した読書になると範囲は自ずと限定されてしまう
たとえばマンスフィールドに心酔する人がディックやブコウスキーの
パルプフィクションを評価するとは思えないしね

19 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 03:28:28.24 ID:qYfK3gWj.net
質を求めるには量をこなさないといけないのが読書。各々の読書論は得てして結果論。

20 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 06:47:21.75 ID:qYfK3gWj.net
海外文学全般を日本語でさらうよりも、ある程度有名どころを読んだら気に入った一つの国を外国語で読む訓練をした方が文学通と呼べそう。

21 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 07:58:04.27 ID:caaZykED.net
文学通って誰かに言われるならともかく、自称しようとする人間は例外なく勘違いしている中二病
どんだけ読んでても「通」を自称できる輩はうさん臭い

22 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 09:13:37.23 ID:Lq/1IroY.net
少なくとも「この本のおもしろさが理解できなきゃ文学通じゃない」と
自分の価値観を人に押し付けるような人は文学通じゃないことだけはわかる。

23 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 09:24:59.68 ID:fMz+kxP7.net
>>22
価値観は人それぞれだが、どれだけ共有できるものを見いだせるかが問題だろう

24 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 09:28:00.73 ID:fMz+kxP7.net
ジョン・アーヴィングは、「チャールズ・ディケンズを尊敬する」と公言し、
ポスト・モダン文学の首魁とされるジェームズ・ジョイスを「ゴミ」「オナニー本の作者」とコキ下ろした。

25 :吾輩は名無しである:2019/03/02(土) 15:04:25.18 ID:PSvyDfeZ.net
ジョイスは社会主義リアリズムからの転向作家として
ああいった作品を著したわけだから
その創作意図位は汲んだ方が良いと思うけどね
アーヴィングにはそういった意識すらないわけだから
単なる好悪の感情でしかないし
一個人の好悪の感情で「ゴミ」というのはどうなんだろうか

26 :吾輩は名無しである:2019/03/03(日) 07:37:05.49 ID:TGX3mAoI.net
5冊を精読するより、500冊を多読するほうが、文学への理解は深まる

27 :吾輩は名無しである:2019/03/03(日) 07:39:30.00 ID:pPtirojQ.net
自殺したくなった時、励まさないで自殺させてくれそうな本教えて

28 :吾輩は名無しである:2019/03/03(日) 10:22:08.01 ID:Wf6dTnDl.net
>>27
ミシェル・ウエルベック「素粒子」

29 :学術:2019/03/03(日) 13:38:44.15 ID:SK9wKsMQ.net
他者との交際が多いと、自殺は起動しないが。

30 :吾輩は名無しである:2019/03/03(日) 17:33:45.57 ID:egeveU/1.net
完全自殺まにゅある〜!

学術はよく読め

31 :吾輩は名無しである:2019/03/03(日) 17:54:18.22 ID:pPtirojQ.net
>>28
それ読んだけど理系の話で微妙だったなぁ。
>>30
それも読んだ。序文は共感したよ。

参考に好きな作品は八月の光、ノルウェイの森、フラニーとズーイあたり。

32 :吾輩は名無しである:2019/03/05(火) 07:45:03.44 ID:EtMHVEIv.net
>>31
へえ、八月の光を挙げるとは珍しいな

たいてい、アブサロムアブサロムか、響きと怒りだけど

33 :吾輩は名無しである:2019/03/05(火) 07:49:18.56 ID:EtMHVEIv.net
言われてみれば、八月の光は、最初と最後はフォークナーにしては雰囲気が明るくて、どことなく青春小説っぽさがあるかもな?

中間部分は、「違う方向にのめりこんでしまった」と作者自身が言ってたが

34 :学術:2019/03/05(火) 11:24:32.32 ID:1EhM7S9x.net
自殺?自己決定権があるのもおかしい、急いで出る子も遅れる子もある。

35 :吾輩は名無しである:2019/03/07(木) 10:49:02.38 ID:2ISI3S9o.net
文学に浸ってるやつは総じてゴミ

36 :吾輩は名無しである:2019/03/08(金) 16:23:55.75 ID:QuNMdv8g.net
文学に浸ろう

37 :吾輩は名無しである:2019/03/08(金) 16:24:54.01 ID:QuNMdv8g.net
昔はプルーストを読んでれば通っぽかったが、今はどうかなあ?

38 :吾輩は名無しである:2019/03/08(金) 16:26:44.01 ID:QuNMdv8g.net
通好みな小説といえば、古井由吉あたりか

39 :吾輩は名無しである:2019/03/08(金) 18:57:49.55 ID:tDAqaN4k.net
村上春樹を読んでいても、文学通と思われることはまず無いであろう

しかし、村上春樹も読んでいないような人が、文学通と言えるだろうか?

40 :吾輩は名無しである:2019/03/08(金) 19:13:49.15 ID:281gGeU9.net
漱石や春樹の代表作は話のたたき台にはなる
いちおう現代日本人の教養の一部を構成している作品ではあるよ

41 :吾輩は名無しである:2019/03/09(土) 09:37:56.06 ID:rY9pNyuB.net
夏目漱石と村上春樹くらいは読んでないと、タタキ台にすらなれない

42 :吾輩は名無しである:2019/03/09(土) 11:13:19.14 ID:xRWgNHnA.net
コーマックマッカーシーにハマりそう
一時期ポールオースター読んでたけどラストで大抵誰か死んで安易に叙情的にする展開が3流作家並で冷めてから読まなくなった

43 :吾輩は名無しである:2019/03/10(日) 07:57:07.25 ID:JRRNZHO7.net
>>42
コーマックマッカーシーは読んだことないが、「ノーカントリー」の映画は見た

内容より、俳優の顔が凄かったな

不気味な迫力があった

44 :吾輩は名無しである:2019/03/10(日) 08:00:05.60 ID:JRRNZHO7.net
ポールオースターは、原文より柴田元幸の翻訳のほうが良いといわれるが、どうなんだろか

原文を読んでないからわからない

45 :吾輩は名無しである:2019/03/10(日) 09:27:20.53 ID:JRRNZHO7.net
ポールオースターの翻訳は柴田元幸の代表作だが、ポールオースターがあまりにマイナー

文学マニアならともかく、世間の一般人で知ってる人を見たことがない

46 :吾輩は名無しである:2019/03/10(日) 09:35:47.34 ID:iJDM66Sb.net
>>45
英語簡単だから英語学習者の間だと人気だよ
カーヴァーヘミングウェイの短編の次に読むぐらいは簡単、長いけど

47 :学術:2019/03/10(日) 14:25:44.33 ID:A0onYBf8.net
夏目も老人一人の力作でなく。関東国家の選集としてよむならハルキもセクハラ防げて
意味も分かるだろうに。

48 :学術:2019/03/10(日) 16:35:00.24 ID:A0onYBf8.net
東大スレ多すぎ。一つにまとめませんか?国内国立大学。

49 :吾輩は名無しである:2019/03/10(日) 22:19:30.76 ID:JRRNZHO7.net
>>46
それは、そうかもな?

その点、難しいのはフォークナーだねえ

50 :吾輩は名無しである:2019/03/10(日) 23:08:48.42 ID:iJDM66Sb.net
>>49
フォークナー読めれば大抵の文学読めるだろうね
アブサロムをすらすら読めるようになりたい

51 :吾輩は名無しである:2019/03/11(月) 14:10:26.46 ID:4pQlMZPa.net
light in augustアマゾンでポチった
翻訳版5回読んでるから読めそう

52 :吾輩は名無しである:2019/03/11(月) 19:43:11.02 ID:bKa9NIHy.net
スタンダールの「赤と黒」は、予備知識なしで読んだら、さぞかし面白い小説だっただろうと思う

だが、あまりにも有名すぎるストーリーだけに、読んだときにはほとんど知っていた

53 :吾輩は名無しである:2019/03/11(月) 19:44:33.57 ID:bKa9NIHy.net
ラクロの「危険な関係」は、単純にエンターテインメントとして楽しめる小説

「古典文学を読んで教養を身につけましょう」なんて世界では全然ない

54 :吾輩は名無しである:2019/03/11(月) 19:45:49.45 ID:bKa9NIHy.net
「面白すぎて古典文学であることを忘れる」という評判なのとしては、バルザックが一番手に挙がるであろう

55 :吾輩は名無しである:2019/03/11(月) 20:29:39.67 ID:4dkMBgTJ.net
うれしいこというねえ

56 :吾輩は名無しである:2019/03/11(月) 22:47:12.13 ID:4pQlMZPa.net
スタンダール読もうとしたけどどの翻訳か迷ってたら終わったわ
おすすめは誰訳?
あとバルザックで一つ選ぶなら何よ

57 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 06:36:04.72 ID:OT8VEGqv.net
>>56
バルザックといえば、まずは「ゴリオ爺さん」でしょうな

「谷間のゆり」も同じくらい有名だけど、これはバルザックにしては珍しく詩的な作品でおもしろくない

58 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 06:36:40.99 ID:OT8VEGqv.net
詩的はいいすぎだ、叙情的に訂正

59 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 06:38:31.37 ID:OT8VEGqv.net
>>56
ネットで推奨されてるのは、これだったな


光文社古典新訳文庫版 野崎歓訳 2007年初版

 文字が大きく、1ページあたりの文字数が少ないので読みやすさでは一番です。その反面、ページ数はかなり増えてしまいます。特に下巻はかなりの厚さになるので、カバンに入れて気軽に持ち歩く、といったことはしにくいです。

 訳注は豊富で、特にそのレイアウトが秀逸です。同じページの欄外にあり、その都度確認できるので、読書の妨げにならず非常に読みやすいです。この「赤と黒」のように訳注が必須の作品は、訳注の見やすさは重要です。

 巻末解説も充実しています。上巻では時代背景や用語の解説、下巻では作品・作者に関する解説がされています。

60 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 06:49:36.02 ID:HDvUm1Q1.net
>>59
野崎訳って誤訳の多さと日本語の間違い沢山指摘されてるから不安なんだよなぁ
でも他のは古いし迷う

61 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 07:34:51.82 ID:OT8VEGqv.net
岩波文庫のは、古くて字が小さすぎて、読む気がしない

いっそのこと、英語訳で読んだほうがまだマシ

62 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 07:37:25.29 ID:OT8VEGqv.net
上のコピペにも出てるけど、スタンダールの小説は「ナポレオン戦争後の王政復古期」という時代背景と切っても切れず、時事ネタが豊富なので、できれば充実した訳注がほしい

63 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 13:25:25.61 ID:CC0UB4SV.net
赤と黒は野崎訳を避けて
大久保和郎訳で読んだな
同じ訳者でパルムの僧院もあるからおすすめ

64 :吾輩は名無しである:2019/03/12(火) 23:03:41.05 ID:OT8VEGqv.net
パルムの僧院はすばらしいな

65 :吾輩は名無しである:2019/03/13(水) 21:48:57.98 ID:5GAOZ+K7.net
日本文学・フランス文学・アメリカ文学

文学通になるためには、この世界3大文学を習得する必要がある

66 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 08:56:59.96 ID:xNJ7knk2.net
文学通には壁がふたつある

語学能力
詩歌に親しむ

邦訳でジャンル小説をひたすら読んでも
上記から逃げていると深い文学鑑賞ができない

67 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 16:42:24.21 ID:Lwkyom98.net
確かにな

文学にとって言語は、絵画にとっての絵の具みたいなもの

翻訳だと別の作品になる

68 :学術:2019/03/14(木) 19:30:41.96 ID:MuwYgzs2.net
英米 イギリス文学も昔あった シェイクス メイクス マーダー スフェア アトム

69 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 19:59:12.39 ID:ZUxtSUsb.net
ミルトンの「失楽園」はスーパー大傑作だな

あれは二度と書けんぞ、誰にも

70 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 20:01:55.33 ID:ZUxtSUsb.net
スコット・フィッツジェラルドの「グレートギャツビー」とか、中学の英語の教科書かよと思うくらい簡単な英文だな!

野崎孝の翻訳のほうが、漢字が多くてよほど難しそうに見えるぞ?

71 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 20:11:37.07 ID:xNJ7knk2.net
ギャツビーそんなに簡単じゃないよ
パールバックやモーム、シャーウッドアンダーソン
よりも難しい

72 :学術:2019/03/14(木) 20:36:09.06 ID:MuwYgzs2.net
文学通り 高円寺 円勝ち タウン禅

73 :学術:2019/03/14(木) 20:36:29.60 ID:MuwYgzs2.net
六畳の麦茶な。

74 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 21:40:55.81 ID:ZUxtSUsb.net
>>71
見た目より凝った文章なんだな?

75 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 21:43:02.05 ID:ZUxtSUsb.net
まあ、日本語の文章だと、パッと見で難易度をかなり判別できるが、英語の文章はどれも同じように見えるけどな(笑)

76 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 21:47:51.80 ID:xNJ7knk2.net
端正だけど少し曲線的だな
語彙レベルも高め

77 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 21:51:24.93 ID:xNJ7knk2.net
簡単そうに見えて難しいのがSFだな
ハインラインやギブソン

フィッツジェラルドはホームズより難しい
ちょうど火星の王女くらいか

思いついたまま書いちゃったが参考になれば

78 :吾輩は名無しである:2019/03/14(木) 22:30:14.57 ID:yM8JAMtg.net
野崎歓くらい、深く、いっぱい、読みなさい。
24 日曜 に、東大本郷 で凄い企画ある。

『野崎歓と世界文学の仲間たち』
野崎歓はもちろんのこと、柴田元幸、亀山郁夫、沼野充義……
夢の競演、饗宴、共演!z。

79 :吾輩は名無しである:2019/03/15(金) 03:18:53.17 ID:BynmW0U1.net
>>77
SFな使われる単語が独特だし、奇想天外な内容だから流れで理解するってわけにいかず、本物の英語力が要求されるな(笑)

80 :吾輩は名無しである:2019/03/15(金) 03:20:02.70 ID:BynmW0U1.net
映画もそうだ

SF映画は難易度が高い

81 :吾輩は名無しである:2019/03/15(金) 13:08:10.88 ID:V2b9QMeJ.net
>>76
まあ、そりゃそうだろうな

なんたって、プリンストン大学文学部卒

82 :吾輩は名無しである:2019/03/15(金) 18:27:22.69 ID:HeZ9PW2G.net
パリのサロンでフランスの文化人たちと交流していたバリバリのインテリ

83 :吾輩は名無しである:2019/03/16(土) 17:04:15.50 ID:ljqnf3Qd.net
本当に簡単な文章といったら、ヘミングウェイあたりか

84 :学術:2019/03/16(土) 17:05:23.72 ID:+HAJ78Ki.net
読めばいいわけじゃなくて体験して生きてみて、自己確認をつづってみる。読みながらね。人生の勝率は五割に帰着する。

85 :吾輩は名無しである:2019/03/16(土) 18:33:59.15 ID:2Mo2vyua.net
ヘミングウェイが小説で使用する言葉は日常語が多いけど
文章の組み立てにはそれなりの工夫がなされている
原文は非常にリズミカルで歯切れがよい

86 :吾輩は名無しである:2019/03/16(土) 23:57:11.06 ID:DfjPaQ4g.net
色々あるけどひねりなく簡単といえば
パッと浮かぶのはDean Koontzかな

俺がキングの和訳したら同じクオリティで
クーンツの2倍かかるだろう

87 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 05:42:02.71 ID:uEEw+59a.net
現代作家(35歳未満)で本当に本読んでるの誰?

かつて川上未映子はよく読んでたようだったが

88 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 08:44:40.61 ID:Rrwx8G23.net
グレートギャツビーの冒頭部分ととそれ以後の写実的場面は音読するとリズム感があるのがわかる
草枕の冒頭みたいな575みたいな感じ
うまく書けてるっていうのはこういうことなのかと思う

89 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 08:57:26.67 ID:svSJcNb1.net
若島正が選ぶ戦後アメリカ小説100冊

『主流小説』20冊
トルーマン・カポーティ「遠い声遠い部屋」          ジョン・チーヴァー「ワップショット家年代記」
ジョゼフヘラー「キャッチ=22」                ジェイムズ・ボールドウィン「もう一つの国」
トマス・ピンチョン「V」                     ジョン・アップダイク「カップルズ」
ウラジーミルナボコフ「アーダ」                 フィリップ・ロス「ポートノイの不満」
ソール・ベロー「フンボルトの贈り物」             ウィリアム・ギャス「トンネル」
J・D・サリンジャー「ライムギ畑でつかまえて」         リチャード・ライト「アウトサイダー」
ウラジーミルナボコフ「ロリータ」                ジョン・アップダイク「走れウサギ」
ソール・ベロー「ハーツォグ」                  イエール・コジンスキー「塗られた鳥」
カート・ヴォネガット「スローターハウス5」           フィリップ・ロス「男としてのわが人生」
ドナルド・バーセルミ「死父」                  バーナード・マラマッド「ドゥービン氏の冬」

『偉大なるアメリカ小説』を志向する10冊
ソール・ベロー「オーギーマーチの冒険」            ウィリアム・ギャディス「認識」
トマス・ピンチョン「重力の虹」                  ジョン・バース「酔いどれ草の仲買人」
ウィリアム・スタイロン「ソフィーの選択」             ノーマン・メイラー「古代の宵」
ウィリアム・T・ヴォルマン「きみたち輝ける復活天使たち」   リチャード・パワーズ「黄金虫変奏曲」
デイヴィッド・フォスター・ウォーレス「道化狂い」         ドン・デリーロ「アンダー・ワールド」

90 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 08:57:56.06 ID:svSJcNb1.net
『短編集』
トルーマン・カポーティ「夜の樹」                J・D・サリンジャー「9つの物語」
ジョン・アップダイク「鳩の羽根」                 ジョン・チーヴァー「准将とゴルフ未亡人」
アイザック・バシぇヴィス・シンガー「短い金曜日」       ジョン・バース「びっくりハウスの迷子」
ドナルド・バーセルミ「口に出せない習慣、不自然な行為」  ロバート・クーヴァー「プリックソング&デスカント」
ピーター・テイラー「ミロ地区にて」                レイモンド・カーヴァー「大聖堂」

『女性作家』10冊
フラナリー・オコナー「賢い血」                 メアリー・マッカーシー「学園の森」
キャサリン・アン・ボーター「愚者の船」            ジョイス・キャロル・オーツ「ベルフルール」
トニ・モリソン「タール・ベイビー」                アン・タイラー「アクシデンタル・ツーリスト」
マキシーン・ホン・キングストン「偽書孫悟空」        シンシア・オジック「ショールの女」
スーザン・ソンタグ「火山に恋して」              E・アニー・ブルー「シッピング・ニュース」

『SF』10冊
レイ・ブラッドベリ「火星年代記」               シオドア・スタージョン「人間以上」
アルフレッド・ベスター「虎よ!虎よ」             サミュエル・R・ディレイニー「バベルー17」
トマス・M・ディッシュ「キャンプ・コンセントレーション」     フィリップ・K・ディック「ユービック」
アーシュラ・K・ル=グィン「闇の左手」             R・A・ラファティ「第四の館」
ウィリアム・ギブソン「ニューロマンサー」            ダン・シモンズ「ハイペリオン」

91 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 08:58:11.72 ID:svSJcNb1.net
『ファンタジー&ホラー』10冊
シャーリー・ジャクソン「山荘奇談」              ピーター・S・ビーグル「最後のユニコーン」
ジャック・フィニイ「ふりだしに戻る」               ピーター・ストラウブ「ゴーストストーリー」
ジーン・ウルフ「新しい太陽の書」4部作           ジョン・クローリー「リトル、ビッグ」
スティーブン・キング「IT」                    ロバート・マキャモン「少年時代」

『ミステリ』6冊
ミッキー・スピレーン「裁くのは俺だ」              ジムトンプソン「内なる殺人者」
レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」            アイラ・レヴィン「死の接吻」
ロス・マクドナルド「ウィーチャリー家の女」          ジェイムズ・エルロイ「ブラック・ダリア」

92 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 08:58:28.41 ID:svSJcNb1.net
『カルトクラッシック』10冊
ジャック・ケルアック「路上」                  ウィリアム・S・バロウズ「裸のランチ」
リチャード・ブローディガン「アメリカの鱒釣」         イシュメール・リード「マンボ・ジャンボ」
ウィリアム・コツウィンクル「扇風機男」            トム・ロビンズ「カウガール・ブルース」
ギルバート・ソレンティーノ「マリガン・シチュー」       ラッセル・ホーバン「リドリー・ウォーカー」
ジョン・ケネディ・トゥール「愚者大連盟」          スティーブ・エリクソン「彷徨う日々」

『補遺』16冊
エドマンド・ウィルソン「ヘカテ郡回想録」          ネルソン・アルグレン「黄金の腕」
ジェイムズ・ジョーンズ「地上より永遠に」          ラルフ・エリソン「見えない人間」
アナイス・ニン「愛の家のスパイ」               ジェイムズ・エイジー「家族の中の死」
ジョセフ・マッケルロイ「密輸者の聖書」           フレデリック・エクスリー「ファンの手記」
アーウィン・ショー「富めるもの貧しきもの」          ジョン・ベリマン「恢復」
エドマンド・ホワイト「エレナを忘れて」            ハリー・クルーズ「ジプシーの呪い」
ゴア・ヴィダル「ダルーズ」                   オスカーイフェロス「マンボ・キングズ、愛の歌をうたう」
ニコルソン・ベイカー「中二階」                ジョン・ホークス「スイート・ウィリアムズ」

93 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 08:58:46.17 ID:svSJcNb1.net
主流文学、

94 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 09:01:55.75 ID:svSJcNb1.net
主流文学、SF,ミステリー、ファンタジー、ホラー、カルトなどあらゆるジャンルを読んでいる人となると若島正はじめ数少ない人しかいないだろうね
大学の先生は古典文学の研究者なのが普通で、現代アメリカ文学専攻も柴田元幸以下増えては来たけど守備範囲は純文学の領域にとどまっているし
研究者であることと、小説通であるのは違うから、大学の先生が文学がわかるというわけではない

95 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 09:04:00.55 ID:svSJcNb1.net
>>77

簡単そうに見えて原書で難しいのがオー・ヘンリーだった
昔の作家は難しいのが普通でディケンズなんかも今読んだらものすごく難しいけど
コナン・ドイルは現代小説と変わらず読める

96 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 09:07:23.30 ID:Rrwx8G23.net
コーマックマッカーシーが一冊も入ってないのは何か理由あるのか、ただのゴミリストなのか

97 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 09:42:21.40 ID:yz6wi7Z+.net
ベローとキャロルオーツは脳が読解を拒否するな
こういう翻訳がビジネスとしては成り立たないのがよくわかる

イメージは小難しそうで実は受験英語で読める
シリアス小説が百年の孤独
複文がよく整理されていて語彙レベルも均されている印象

98 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 13:09:59.77 ID:CcA77fXj.net
>>86
あれは純然たるストーリーテラー

99 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 13:16:05.07 ID:CcA77fXj.net
>>95
まあ、井原西鶴を読むよりは明らかに読みやすいけどな

英語やフランス語は、日本語ほど古典と現代文のギャップがない

100 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 13:18:33.45 ID:CcA77fXj.net
人生は有限だ

あれを読んだら、これは読めない

101 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 13:23:23.02 ID:CcA77fXj.net
いくらなんでも、本の読みすぎだな、若島正

102 :学術:2019/03/17(日) 14:07:26.43 ID:enQA6WDn.net
ルバイヤートなんていいよなあ。

103 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 14:12:18.03 ID:Xkl9tsCG.net
やっぱ『バイブル』だぜ!

104 :吾輩は名無しである:2019/03/17(日) 22:16:03.40 ID:yz6wi7Z+.net
そういやNRSV読もうと思っているわ
cultural background bibleのやつ
古代文学としての解説が多いらしい

ギルガメッシュとの絡みとかね

105 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 07:19:39.24 ID:WeuqFqbu.net
>>104
何それ?

知らないな

106 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 09:31:54.85 ID:VJZzwMHF.net
>>105
検索してみ

107 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 13:45:11.63 ID:WeuqFqbu.net
「文学」と「小説」は、イコールではない

当たり前のようだが、それが忘れられようとしている

108 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 13:46:06.78 ID:WeuqFqbu.net
「小説をたくさん読んだ人と、文学通はイコールではない」

当たり前のようだが、それが忘れられようとしている

109 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 17:41:00.71 ID:OS/FokM/.net
かと言って「批評理論」をいくら勉強しても文学はわからない
一般化して理解したつもりになれないのが芸術文化
数を読まないといけないし終わりがないという恐ろしい世界

110 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 17:43:13.74 ID:OS/FokM/.net
>>88

「グレートギャツビー」も過大評価だと思うな
文章は確かにいいとは思うけど
中身は今の時代通用しないんじゃないかな
ご都合主義だしスケールも小さい

111 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 18:43:14.24 ID:VJZzwMHF.net
うーん反論できないね
同じ思いです
俺はヘミングウェイも評価していない
老人と海を絶賛した恆存が信じられない

毎日有名作品読んでいるけど
深く印象に残るものはちょっとだね
シッピングニュースは良かったな

112 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 18:48:47.10 ID:0U+xzEV2.net
グレート・ギャツビーは村上春樹が会話文と描写のバランスが素晴らしいと言っていて
読んでみたらたしかに会話とその後の処理がそれ以前の文学とは全然違ってて
革命だったんだなと思ったわ

113 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 18:49:06.56 ID:gXC8Ux5U.net
>毎日有名作品読んでいるけど

それはすごい

文学通だな?

114 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 18:51:05.71 ID:gXC8Ux5U.net
アメリカ文学のロスト・ジェネレーションといえば、フィッツジェラルド・ヘミングウェイ・フォークナーの御三家だが、なんか現代文学としてはフォークナーが突出してるような感じ

115 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 18:54:04.79 ID:gXC8Ux5U.net
>>92
「カルト・クラシック」の上位3冊に、ケルアック・バローズ・ブローディガンの、ビート・ジェネレーション御三家が並んでいる

これまた村上春樹みたいな全共闘世代の文学通が偏愛してそうだけど、今はどうなんだろうな

読んでる人はいるのかね?

116 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 19:07:20.58 ID:VJZzwMHF.net
>>112
バランスいいと思うけど
その前と比べて本当にすごいかどうかは
実感していないからなんともなあ

デイジーとのロマンティックなシーンは
饒舌だが上品で好きだよ

あの時代ということならカウリーの回想のほうが
胸に迫る
まあノンフィクションだからw

117 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 20:22:17.45 ID:OS/FokM/.net
>>111

あのつまらない作品にあれだけの解説を書く福田恆存に妙に感心したわ
ヨーロッパ文学に比べて浅いと思っていたアメリカ文学だが「老人と海」は違うなぜなら・・・・みたいな論旨の
ただ「老人と海」は英語の勉強にはなるから繰り返し読んだわw
「簡潔な最小限度の言葉で書く」というヘミングウェイの文体が説明的じゃない英語を読む力になるんじゃないかと思って
ただ「老人と海」も神の視点を完全に排除しているわけじゃないんだなあれ

118 :吾輩は名無しである:2019/03/18(月) 20:39:34.51 ID:VJZzwMHF.net
小舟上の作業の描写は充実しているんだけど
そもそもプロットが心揺さぶられない
一貫して温かい世界で老人の失望も大したことない
寓話としても弱い

ポスコロ作品の激しさに慣れちゃうとな

またダブリナーズとか手法のエピファニーに慣れきっても
それを超えて胸に迫るものがある
待ち合わせに友達が来ないから出発しちゃうとか
あるあるが多い

119 :学術:2019/03/18(月) 20:44:49.42 ID:pgoIeOhE.net
文芸 文楽 もあるで。

120 :学術:2019/03/18(月) 20:45:15.05 ID:pgoIeOhE.net
文人画 3dも。

121 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 12:29:35.74 ID:iKkJ9686.net
小説をたくさん読むのと、映画をたくさん見るのと

どちらが良いだろう?

122 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 12:30:57.38 ID:iKkJ9686.net
映画評論も、文芸評論と並ぶ一大分野だ

123 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 17:24:20.31 ID:nA632TrU.net
>>121
ノンフィクションは小説ではないとして、映画にはドキュメンタリーが含まれる。
社会のファクトをより実感的に知識として記憶していきたいなら記録的な映画を多く観るほうが
視覚と聴覚の同時刺激という意味でも映画のほうが情報を自己に集積しやすい。

ただ堀田善衛が書いていたが、映画をどれだけたくさん観る人よりも本を多く読む人を信じる、と。
読書は映画鑑賞より能動性が求められる行為で、たくさん読むことは受け身ではなしえない。
本をたくさん(名著を実際にちゃんと)読んでいる人間は信用できるが
又聞きやまとめ本から孫引きしている批評家などは信用ならないと言っているのだと思った。

映画はいつでも観られるから、高橋源一郎が言ってたような「一級の読者」になっておくことのほうが
その鍛えが、後の杖になるのかもしれん。

124 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 17:57:02.28 ID:YKpRmFsr.net
まあマジレスすると小説を支える矜持は
鑑賞にかかる負担の大きさ、長さなんだな
キングが言っているが、他を犠牲にして
膨大な時間を読むことに費やさないといけない

俺は何年も週24時間くらい世界文学の用例を
精査しているが人生をかけないとできないよ

125 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 20:05:51.41 ID:2jSyv5vT.net
異色作家短編集・アメリカ編

若島正編 『狼の一族 アンソロジー/アメリカ篇』 2007年。

「ジェフを探して」 フリッツ・ライバー
「貯金箱の殺人」 ジャック・リッチー
「鶏占い師」 チャールズ・ウィルフォード
「どんぞこ列車」 ハーラン・エリスン
「ベビーシッター」 ロバート・クーヴァー
「象が列車に体当たり」 ウィリアム・コツウィンクル
「スカット・ファーカスと魔性のマライア」 ジーン・シェパード
「浜辺にて」 R・A・ラファティ
「他の惑星にも死は存在するのか?」 ジョン・スラデック
「狼の一族」 トーマス・M・ディッシュ
「眠れる美女ポリー・チャームズ」 アヴラム・デイヴィッドスン

126 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 20:06:30.39 ID:2jSyv5vT.net
異色作家短編集・イギリス篇

若島正編 『棄ててきた女 アンソロジー/イギリス篇』 2007年。
「時間の縫い目」 ジョン・ウィンダム
「水よりも濃し」 ジェラルド・カーシュ
「煙をあげる脚」 ジョン・メトカーフ
「ペトロネラ・パン?幻想物語」 ジョン・キア・クロス
「白猫」 ヒュー・ウォルポール
「顔」 L・P・ハートリー
「何と冷たい小さな君の手よ」 ロバート・エイクマン
「虎」 A・E・コッパード
「壁」 ウィリアム・サンソム
「棄ててきた女」 ミュリエル・スパーク
「テーブル」 ウィリアム・トレヴァー
「詩神」 アントニイ・バージェス
「パラダイス・ビーチ」 リチャード・カウパー

127 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 20:06:57.30 ID:2jSyv5vT.net
異色作家短編集・世界篇

若島正編 『エソルド座の怪人 アンソロジー/世界篇』 2007年。

「容疑者不明」 ナギーブ・マフフーズ
「奇妙な考古学」 ヨゼフ・シュクヴォレツキー
「トリニティ・カレッジに逃げた猫」 ロバートソン・デイヴィス
「オレンジ・ブランデーをつくる男たち」 オラシオ・キローガ
「トロイの馬」 レイモン・クノー
「死んだバイオリン弾き」 アイザック・バシェヴィス・シンガー
「ジョヴァンニとその妻」 トンマーゾ・ランドルフィ
「セクシードール」 リー・アン
「金歯」 ジャン・レイ
「誕生祝い」 エリック・マコーマック
「エソルド座の怪人」 ギリェルモ・カブレラ=インファンテ

128 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 21:21:07.47 ID:vlVfT7MX.net
アメリカが幻想SF、イギリスが怪奇とジャンル作家中心なのに世界篇はノーベル賞作家二人筆頭に主流寄りだな
世界篇、カナダの作家が二人はいってるのは英語圏じゃないと翻訳がつらいってことか

129 :吾輩は名無しである:2019/03/19(火) 21:35:30.17 ID:YKpRmFsr.net
イギリス系のシリアスは難しくて読めない
The Essex Serpentより難しいのいっぱいあるだろな

130 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 03:01:39.38 ID:8/OcNifD.net
誕生

131 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 11:18:42.76 ID:39gJvZxX.net
>>110
アメリカ人が好きそうなパリピ文学だからね
文学的評価が国民性で支えられてる感はある

132 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 11:48:32.45 ID:39gJvZxX.net
フィッツジェラルドが描くどんちゃん騒ぎの後の儚さもヘミングウェイのハードボイルドさも日本文学の伝統にはないと思うな
どちらもその後の米作家に十分すぎるほど影響与えてるから今読めば逆にテンプレ感ある
むしろフォークナーが異端だよな
あのスケールと独創性は未だ誰も真似できてない

133 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 11:58:38.72 ID:Z41wgioY.net
だがそれらはテンプレ感がイマイチ実感できないけどな

俺はred harvestを評価している
プロット運びのテンプレ感は圧倒的

134 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 14:07:25.52 ID:n9kZ0R1p.net
フィッツジェラルドはハリウッドで脚本家として成功できず死んだのが、その限界を示しているのが
ウィリアム・ゴールドマンは「明日に向って撃て!」「大統領の陰謀」で2度のアカデミー脚本賞を受賞し
村上春樹が一番好きだという映画「動く標的」(原作はロス・マクドナルド)や「華麗なるヒコーキ野郎」「ミザリー」「チャーリー」など多くの傑作映画の脚本を書き
かつ小説も名作たくさん書いたのに、本業が脚本家だということで小説家として論じられない不遇

「フィッツジェラルド、ノーマン・メイラー、イーヴリン・ウォー、レイモンド・チャンドラーらがハリウッドで失意や挫折を味わったのに対し、
脚本家としても成功した唯一の作家がゴールドマンである」(若島正「ハリウッド小説の背信」要約)

135 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 20:39:54.90 ID:DXEbyX+h.net
>>134
変な理屈だな
ハリウッドを何だと思ってるんだ

136 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 22:26:50.56 ID:3z6RbX0S.net
>>132
ガルシア・マルケスの『百年の孤独』も、フォークナーのスケール感には達してないか?

137 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 22:29:47.57 ID:3z6RbX0S.net
いまは、20世紀のアメリカ文学の存在感が圧倒的だな

昔は、文学といえば19世紀のフランス文学

大岡昇平じゃないけど、「君はスタンダールとフローベール、どっちの派なんだ?」みたいな世界だった時代もあった

138 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 22:35:37.46 ID:Z3ZYg1Mc.net
>>137

多分他の言語の紹介がうまくされていないせいもあると思う
ただボルヘスはアメリカ文学で最も優れているのは「パルプ・フィクション」の世界だみたいな事を言っていた
つまりペーパーバック・ライターが書き飛ばしたノワールとかエンターテイメントこそ真にアメリカのオリジナル文学だという感じだったと思う
フォークナーは弟がペーパーバック・ライターなんだよな

139 :吾輩は名無しである:2019/03/21(木) 23:19:28.25 ID:By8FkKOH.net
ボルヘスはラヴクラフトに影響受けてたんだったな

ホーソーンの息子もパルプフィクション作家だったような

140 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 00:29:39.58 ID:RnEa6DOD.net
結局ラヴクラフトからキングの系譜か

141 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 01:42:10.12 ID:PhCAqIVW.net
>>136
マルケスはフォークナーの二番煎じだと思うんだけどどうなんだろうな

142 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 09:09:20.81 ID:NR1T2ZqJ.net
「スペースオペラ」なんかは間違いなくアメリカのパルプ・マガジンからしか生まれなかったジャンルだからな

143 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 10:50:31.65 ID:NEpPb6A0.net
アメリカは、SFと純文学の境界がハッキリしないな

まあ、それを言ったら日本だって、安部公房はSF作家なのに純文学のトップだが

144 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 11:00:17.71 ID:Zo4+8gKW.net
>>137
エリソンなどのアメリカ黒人を文学でどう扱うか
の技術や哲学が結局サイードなんかを経由して
現代のシリアス本道であるポスコロ文学に
繋がるからな

145 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 16:07:10.18 ID:PmdPkf7r.net
アメリカ文学読むとき英語で皆読むの?

146 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 18:35:32.05 ID:Zo4+8gKW.net
俺は普段はそうだな
いうほどアメリカ文学というジャンルに
あまり関心ないんだけど

147 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 18:41:24.00 ID:NEpPb6A0.net
ここまでアメリカ文学の存在感が大きくなったのは、「アメリカ文学を日本語で書いている」とまで言われる村上春樹の影響が大きい

148 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 18:47:30.68 ID:dy++S5iV.net
フランス文学は紹介者の問題じゃないかな
ウェルベック以外にも面白い作家はいるはずなのに、アピールに失敗している

149 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 18:53:41.26 ID:HwJonY7g.net
大江健三郎は仏文科だけど、ジェイムズ・ジョイスとかが好きみたいだな?

150 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 18:54:36.47 ID:Zo4+8gKW.net
20世紀は英語が世界語になって
戦後日本にはアメリカ文化の巨大な影響があるからな
春樹はその帰結であって、春樹のおかげとは思わんな

それよりもキングとかエンタメものが映画化されたりして
広範に影響を与えているという方が近い
未訳の大作品もあるしなあ

151 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 19:06:16.84 ID:PhCAqIVW.net
俺も春樹の影響は大きいと思うわ
いくら日本がアメリカナイズされてるとはいえアメリカ文学のエッセンスを大衆文化に根付かせた功績は大きい

152 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 20:25:05.35 ID:dy++S5iV.net
ベスト・ストーリーズI ぴょんぴょんウサギ球
出版社: 早川書房 (2015/12/18)

「ぴょんぴょんウサギ球」リング・ラードナー、森慎一郎訳
「深夜考」ドロシー・パーカー、岸本佐知子訳
「ウルグアイの世界制覇」E・B・ホワイト、柴田元幸訳
「破風荘の怪事件」ジョン・コリア、若島正訳
「人はなぜ笑うのか──そもそもほんとに笑うのか?」ロバート・ベンチリー、柴田元幸訳
「いかにもいかめしく」ジョン・オハラ、片岡義男訳
「雑草」メアリー・マッカーシー、谷崎由依訳
「世界が闇に包まれたとき」シャーリイ・ジャクスン、谷崎由依訳
「ホームズさん、あれは巨大な犬の足跡でした! 」エドマンド・ウィルソン、佐々木徹訳
「飲んだくれ」フランク・オコナー、桃尾美佳訳
「先生のお気に入り」ジェイムズ・サーバー、柴田元幸訳
「梯子」V・S・プリチェット、桃尾美佳訳
「ヘミングウェイの横顔──「さあ、皆さんのご意見はいかがですか?」」、リリアン・ロス、木原善彦訳
「この国の六フィート」ナディン・ゴーディマー、中村和恵訳
「救命具」アーウィン・ショー、佐々木徹訳
「シェイディ・ヒルのこそこそ泥棒」ジョン・チーヴァー、森慎一郎訳
「楢の木と斧」エリザベス・ハードウィック、古屋美登里訳
「パルテノペ」レベッカ・ウェスト、藤井光訳
編者あとがき……若島正

153 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 20:26:04.06 ID:dy++S5iV.net
ベスト・ストーリーズII 蛇の靴
出版社: 早川書房 (2016/4/22 )

「幸先良い出だし」シルヴィア・タウンゼンド・ウォーナー、桃尾美佳訳*
「声はどこから」ユードラ・ウェルティ、渡辺佐智江訳*
「『俺たちに明日はない』」ポーリーン・ケール、佐々木徹訳
「手紙を書く人」アイザック・バシェヴィス・シンガー、木原善彦訳*
「ホフステッドとジーン――および、他者たち」ハロルド・ブロドキー、小林久美子訳*
「お静かに願いません、只今方向転換中!」S・J・ペレルマン、喜志哲雄訳*
「蛇の靴」アン・ビーティ、宮脇孝雄訳*
「大尉の御曹司」ピーター・テイラー、若島正訳*
「野球の織り糸」ロジャー・エンジェル、森慎一郎訳*
「脅威」ドナルド・バーセルミ、柴田元幸訳*
「シュノーケリング」ニコルソン・ベイカー、岸本佐知子訳*
「教授のおうち」アーシュラ・K・ル・グィン、谷崎由依訳*
「列車に乗って」ジーン・ウルフ、若島正訳*
「マル・ヌエバ」マーク・ヘルプリン、藤井光訳*
編者あとがき……若島正

154 :吾輩は名無しである:2019/03/22(金) 23:58:48.78 ID:xILlRxmF.net
>>152
>>153
ニューヨーカー掲載のベスト短編ってこと書かないとラインナップの理由がわからないんではないの
スティーヴン・キングが載ってるV巻目が一番好き

155 :吾輩は名無しである:2019/03/23(土) 07:05:11.18 ID:RtxGjgh1.net
「ぴょんぴょんウサギ球」?

かわいい題名の本だな?

156 :吾輩は名無しである:2019/03/23(土) 07:24:12.81 ID:RtxGjgh1.net
>>148
ウェルベックは反イスラムの論客として有名になったな

テロが多発する中、警察に保護されていたが、出てきて「我々には、火に油を注ぐ権利がある」と挑発的な発言し、火に油を注いだ

157 :吾輩は名無しである:2019/03/23(土) 23:34:19.60 ID:JXJhz8op.net
やっぱりエクリチュールの実験とか方法論の深化より政治経済とか生臭いテーマをそれなりの読みやすさで書いた方が遥かに大衆にはウケるのよ
その意味でウエルベックはヌーヴォーロマンより読まれて当然かと

158 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 05:25:16.24 ID:E+j3puMA.net
ウエルベックって要はフランスの村上龍だよな

159 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 07:46:27.69 ID:Uffv7yaN.net
村上龍+小谷野敦+上田岳弘ってイメージw

160 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 08:30:16.99 ID:sUDkW9ke.net
>>157
日本では、百田尚樹がそのポジションにいる

161 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 08:49:36.01 ID:sUDkW9ke.net
村上龍も70歳に近い

「すべての男は消耗品である」の連載も終了した

162 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 08:50:47.46 ID:sUDkW9ke.net
かつては「W村上」として並び称されていたが、村上春樹のほうが世界的に有名な大作家になってしまった

163 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 09:14:26.45 ID:TyReGAIV.net
ウェルベックは「H・P・ラヴクラフト:世界と人生に抗って 」が翻訳されたけど
デビュー作がラヴクラフト論だったんだよな

164 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 09:19:56.43 ID:mWNtocXX.net
>>152
new yorkerなら春樹短編の
重訳を入れて欲しかったな

165 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 09:37:23.91 ID:D/d6KDF2.net
>>162
龍の作品に出てくる男の方が余程男らしくて自分は好きだわ
春樹はノルウェイだけ読んだけど「あ、これは駄目だわ」ってなった

166 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 10:36:21.04 ID:dfMR1g4e.net
その答えは風に吹かれている

167 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 20:45:52.18 ID:BCks3cAI.net
>>32
アブサロムアブサロムは読みにくい、つまり難しい。八月の光は読みやすい、つまり易しい。
>>42
ザ・ロード読んだ?最後は展開が3流作家並だったね。
コーマック・マッカーシーはブラッド・メリディアンは傑作ですよ。

168 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 22:28:36.94 ID:MNEwomJD.net
>>167
ザロード、ブラメリ、馬読んだ
ブラメリが一番かな
ただ大学の頃アメリカ史専攻してたからあそこまで残虐なのは歴史修正主義なのかどうかが気になったなぁ
今はフラナリーオコナーとカーソンマッカラーズ読んでてオコナーにハマってる

169 :吾輩は名無しである:2019/03/24(日) 23:33:24.88 ID:mWNtocXX.net
a good man is hard to findは
アメリカ文学の短編における一席だと思うよ
ガツンとくる

170 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 00:42:50.69 ID:sq6qKt4R.net
ここの人らはエルロイは読みます?やぱし文学カテゴリーには入らないかね
自分は好きなのだが

171 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 02:24:34.89 ID:ZBdyKDfC.net
>>169
オコナー作品は読み解くのに宗教的知識がいるから結構難しいね

172 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 08:44:46.35 ID:BYuuxejl.net
オコナーは解釈/解説がいっぱい出ているからな

173 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 13:39:17.71 ID:WIhlw3lq.net
>>170
好きだぞ
レイモンド・チャンドラーやロス・マクドナルドがライブラリーオブアメリカはいってジョン・D・マクドナルド『夜の終り』が文学的に評価されてるアメリカだからエルロイもそうなっても不思議はない
エルロイの前にジム・トンプスンがそーなりそうな気がするけど

174 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 17:43:03.00 ID:BYuuxejl.net
LOAはルグィンがどかんと来たよな
売れているのかも

175 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 17:47:32.56 ID:BYuuxejl.net
文学通としてはもうすぐ新釈漢文大系の詩人編が出るのが楽しみ

176 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 17:53:37.46 ID:P4iDoJW5.net
ライブラリー・オブ・アメリカも保守的だな
アメリカならエドガー・ライス ・バローズとかアイザック・アシモフとか影響力で言えば入るべきでしょう

177 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 17:57:25.16 ID:BYuuxejl.net
一応入っているけど

178 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 20:26:35.19 ID:BYuuxejl.net
LOAじゃないがfolio societyはアシモフあるな
序文がクルーグマンw

179 :吾輩は名無しである:2019/03/25(月) 23:08:23.07 ID:WIhlw3lq.net
>>176
バロウズは特別企画って枠で別巻にターザンと火星のプリンセスがはいってる

SFならフィリップ・K・ディックとカート・ヴォネガットが二巻ずつ
五十年代からのセレクトで227と228にポール&コーンブルース『宇宙商人』、スタージョン『人間以上』、ブラケット『長い明日』、マシスン『縮みゆく人間』、ハインライン『ダブルスター』、
ベスター『虎よ、虎よ!』、ブリッシュ『悪魔の星』、バドリス『アメリカ鉄仮面』、ライバー『ビッグタイム』の九長編がはいってるぐらい
アシモフやレイ・ブラッドベリはいってないのは確かにちょっと不思議

180 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 02:52:51.76 ID:xadbGa+Z.net
>>144
馬鹿っぽい文体。 リチャードパワーズか?

181 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 06:36:56.65 ID:rUHhwkER.net
>>175
アメリカ現代文学もいいが、漢文・唐詩も忘れてしまっては困るな

182 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 06:39:00.60 ID:rUHhwkER.net
日本でも、安倍公房はSF作家なのに、純文学のカテゴリーに入っている

小松左京や筒井康隆、そして星新一の位置づけはどうなるべきなのか?

183 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 17:16:08.76 ID:YwNXuPgr.net
>>182
安部公房がいつからSF作家扱いに? 表記誤ってる時点で読んだことないと判るが

小松や筒井はSF
但し、筒井康隆はその分けの存在を愚として、
大いなる助走 文学部只野教授 虚人たち 残像に口紅を
など幾つか問題提起の作品を書いている
これらを西村賢太、村上春樹、中上健次、小川洋子が書いていたら純文学枠で批評されただろう

184 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 17:52:41.19 ID:0mADHBMM.net
純文学とやらがジャンル小説よりも上等みたいな発想が未だに残っているのかな

185 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 17:57:34.55 ID:qBTo5JBF.net
でも実際、重層的な解釈の可能性という点では既存の大衆文学の方が劣る

186 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:07:59.13 ID:0mADHBMM.net
そんなことはまったくないと思うし、純文学が読まれていない現実を見ると死んだジャンルになっているんじゃないかな

187 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:18:07.60 ID:qBTo5JBF.net
両者の境界は曖昧だが、人の内面を描く純文学と違ってストーリーや出来事を中心に描く大衆文学は文学理論を応用できる幅は相対的に狭くなる
歴史文化的な資料としては両者に違いはない

188 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:20:36.36 ID:E2AWqFjp.net
それぞれの呼称はとにかく芸術性の高い
作品があるというのは確かだろう
いち大衆作家の複数の作品間でもそれはある

189 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:24:00.09 ID:qBTo5JBF.net
まあ近代教養小説が取りこぼした分野がサブカルにあるのも事実だから芸術性ってのは半分は評価する側の能力もある

190 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:36:45.67 ID:0mADHBMM.net
>>187

純文学って内面を描くものなの?
ヘミングウェイは純文学じゃないってことになるのかな

191 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:37:39.86 ID:E2AWqFjp.net
思いつく限りだと
概念的には

1受け手に知的成熟が求められる
2ストレス発散目的で消費されない
3何を、ではなくどう表現するか、に力点がある/
メディウムそのものを操作する意識
4類型でなく逸脱性重視

192 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:41:21.86 ID:0mADHBMM.net
>>188

「芸術」って観念自体が歴史的なものに過ぎないから
ポップアートも芸術だとみなされていなかった
例えばアルフレッド・ベスターの「虎よ!虎よ!」は「ガラクタから生み出された芸術」と評された初めての小説だった
ポップアートの時代の文学という意味だったのだと思う
「ワイドスクーンバロック」とも称されて、映像時代の文学表現が誕生した

193 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:46:09.41 ID:2gQKjj5L.net
似たようなスレで見つけたこの定義がけっこうしっくりくる

4 名前:吾輩は名無しである :2015/10/05(月) 18:40:37.85
純文学と大衆文学とをくらべてみる時、「どうあってもいい。」のが純文学であって、「かくあらねばならぬ。」のが大衆文学ではないのだろうか。
つまり、純文学の場合では、「かくあらねばならぬ。」ことの条件が、作家自身のうちにある。大衆文学の場合では、その条件が、作家以外の他人のうちにある。

194 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:52:12.81 ID:E2AWqFjp.net
>>192
それはいくらでも例を挙げられることで
別に不思議なことではない
文化的権威のない文明社会が存在しないことは
権威が全く変化しないことではない

また変わりやすいものと容易に変わらないものがある

例えば源氏物語は儒教倫理から軽んじられた時代が
あったが、近代小説としての読み方と、日本語古文の
規範そのものである事実からすると容易に権威が
変化しないと考えられる

195 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 18:57:30.47 ID:E2AWqFjp.net
ちなみにポップアートは最初から
ハイソな知的操作であって、
ポップそのものとは違う知的成熟の産物

196 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:06:25.40 ID:0mADHBMM.net
今の時代「芸術」観も多様でなんでもありだと思うけどな

深刻な内容のものも好きだけど、「B級」に同じように芸術性や面白さを感じるけどね

197 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:13:09.18 ID:E2AWqFjp.net
個人レベルではそれで正解だろうね
武満が六甲おろし歌っててビックリした
という知識人がいるが、今は別にどうってことない

ただ複数の鑑賞の姿勢が個人のなかで共存
していることは普通のことで、それは結局のところ
受容の成熟ということになる

シリアス芸術「を」味わえる自分がいるわけでね
意地悪く言うと

198 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:34:49.25 ID:ZlDSONr0.net
>>183
安倍公房は、途中からまったくの純文学作家と化したけど、ベースはもともとSF作家だよ。

ハヤカワSFコンテストの選考委員を第1回目から3回務めたり、SF業界にドップリ浸かってた。

SFとしての代表作は「第四間氷期」

199 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:35:38.56 ID:ZlDSONr0.net
安倍じゃない、安部だ

200 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:37:31.08 ID:ZlDSONr0.net
>>186
中上健次とか古井由吉とか、本屋でも古本屋でもぜんぜん見かけないもんな

彼らはどこに消えてしまったのか?

201 :学術:2019/03/26(火) 19:39:15.86 ID:AOpCdQB3.net
東大卒だろ安部公房低レベルの馬鹿だよ。

202 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:44:07.78 ID:ZlDSONr0.net
>>201
医学部だ

203 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 19:45:48.80 ID:ZlDSONr0.net
ウェルベックの「服従」 買っちまった

このスレの影響だ

204 :学術:2019/03/26(火) 19:59:22.26 ID:10fmIJz8.net
芸大の裏金。

205 :吾輩は名無しである:2019/03/26(火) 22:10:23.37 ID:WqXb4+Db.net
公房がSF作家かどうかはしらんが単行本の帯にSFって表記された作品は『第四間氷期』が日本では最初だというな
公房以前にもSFっぽい作品あるけどそれらは純文学外じゃ探偵小説、純文学じゃただの中間小説としか呼ばれてなかったとか

206 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 12:19:45.05 ID:Gt1S6Hg3.net
安部公房は意味不明の作品が多い
あまりにも意味不明の作品を読者に押し付けてついてくる時代ではないからなあ

207 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 14:33:42.46 ID:/EITC+xW.net
公房はあそこまで不条理の世界を描くのに、生に執着する動機と死への眼差しが殆ど書かれていないから物語の前提がいつも弱い気はする

208 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 17:30:01.75 ID:/EITC+xW.net
不条理文学ってどうしてもアンチキリストを前提にするから日本では存在意義が薄いようか気はするな
死ねば解決する事を認めながら死ねずに自閉的に生きる春樹の方が日本的なんだよね

209 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 17:39:26.15 ID:Z5D/VDcO.net
不条理小説もたまに読むにはいいかもしれんが
不条理ばっかりってのもな
不条理の果に意味が発生した試しがない
「わからない」で終わっちゃう

210 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 19:55:49.51 ID:voCvIzLx.net
ポールオースターとか村上春樹とかは、謎が謎を呼ぶストーリーを展開しておいて、最後まで何も解決されず、登場人物が突然死して終了
・・・というパターンが多い気がするが、ああいうのも不条理小説?

211 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 20:12:56.86 ID:rWFADwxW.net
ああいうのは「自分とは何者か小説」というのだよ
アメリカ人にはウケまくり。海外ドラマや映画でもその手の題材多いからねー
春樹は抜け目ないよ、ほんとw

212 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 20:15:27.76 ID:Z5D/VDcO.net
オースターのニューヨーク三部作なんかは不条理小説だろうね
3作しか読んでないから他の作品は知らんけど

213 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 20:52:53.15 ID:L2C8bIdp.net
> 最後まで何も解決されず

ある意味文学ってそんな感じじゃね
下手に解決すると3流扱い、大衆小説扱い
不思議だよねー

214 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 21:00:38.16 ID:/EITC+xW.net
言うほど春樹って解決しないか?

215 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 21:01:12.83 ID:gVX5HEcQ.net
オースターのは特に不条理小説とは呼ばないような
カフカとか引き出しにはしているけど
extremely loud...と同じタイプだろう

今はもっぱらゴドーみたいなセンスの作品を呼ぶのでは

216 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 21:08:15.57 ID:Z5D/VDcO.net
大衆小説が一番残るんじゃないかな
アメリカ文学だとマーク・トウェインなんか意識的に古典を目指したわけでも、キャノンを目指したわけでもないのに
結果的に最も重要な作品として読むことすらできてしまう

217 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 21:12:22.03 ID:gVX5HEcQ.net
そうかなトウェインはまさに
アメリカ古典が生み出される時代に生きたからな
日本の近代文学も同じ

マディソン郡の橋は俺は結構好きな小説だが
将来もノートンアンソロジーには入らないよ

218 :吾輩は名無しである:2019/03/27(水) 21:13:33.15 ID:/EITC+xW.net
日本の源氏物語みたいなもんだよ
考えることは皆同じだから始めに書いた小説がキャノンになる

219 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 06:51:47.41 ID:TPZWjZCi.net
>>207
安倍公房は、「人は死ねば無になる」という実存主義的な信念が強すぎた

幻想文学の書き手としては、多少はスピリチュアルがかってたほうが良かったのではなかろうか

220 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 07:03:26.19 ID:TPZWjZCi.net
あの時代は「人は死ねば無になる。だから、生きてる間は精一杯に生きよう」というような、実存主義哲学の信念に染まっている人が多かったからな

だから、それを当然の前提としてもよかったのだろう

221 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 09:31:02.07 ID:BA4B/9Nf.net
>>213
謎放りっぱなしのプロットといえば
ガルシアマルケスのストーリーテリング講座の
受講者案にあったな
いかにもなセンスで
マルケスをはじめ他の受講者に放りっぱなしを
ダメ出しされてたw

222 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 12:45:52.20 ID:r/MYI1Sd.net
>>213
それなら、京極夏彦は大衆小説だな

223 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 12:46:57.66 ID:r/MYI1Sd.net
>>214
作品にもよるんじゃないか

「海辺のカフカ」は謎に対する説明がほとんど無かった

224 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 15:42:05.46 ID:qoGrZwLo.net
安部公房の作品を「都市に住む人々の孤独と他者との通路の回復」とか、無理に意味づけするのはおかしいと思うけどね
不条理は不条理の面白さを強調したらいいのに
テーマよりも明らかに構造や手法に重点があるというかそれが全てというか
前衛ってそういうものだろうに

225 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 18:23:07.44 ID:wdsuhToC.net
安部公房の作品をどう読むか
@都市に住む人々の孤独と他者との通路の回復」
Aテーマよりも明らかに構造や手法に重点がある

@でもAでも、どちらでもよし。文学部じゃねーし

226 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 18:27:06.52 ID:BA4B/9Nf.net
どっちもだろ
難しい問題じゃない

都市の孤独とか機械化文明の疎外は
俺自身は共感できないから没入しにくいけどな
日野の夢の島とか

差し迫ったトピックだったんだろうねえって感じで

227 :吾輩は名無しである:2019/03/28(木) 19:43:09.68 ID:r0bZAXgm.net
日野啓三の中後期あたりのSF的な幻想小説は公房のそれより表層的に思える
だから駄目とは思わないが

228 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 03:03:35.16 ID:UIdt/S5+.net
都市社会の孤独っていってもこうやって仮想コミュニティで繋がりは感じれるし安部公房の感覚とはずれるんだよなぁ

229 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 06:26:58.10 ID:V3PFzKVD.net
IT革命で、コミュニケーションは飛躍的に増大した
昔とは違うところだな

230 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 06:54:50.67 ID:UIdt/S5+.net
公房の砂の女が良いのはあの作品だけ人間味を感じる割に昭和臭さがあまりないからかな
他は昭和のリーマンみたいな悩みばかりだし、公房は形に拘る癖にいまいち美学的センスないんだよなぁ
振り切れてないせいで大江の方が今読んでも共感感じる作品多いわ

231 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 08:21:38.68 ID:V3PFzKVD.net
>>230
言われてみればたしかに、「燃えつきた地図」なんかは昭和のオッサンっぽさが感じられるな

232 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 08:23:33.50 ID:V3PFzKVD.net
夏目漱石や北村透谷に代表される「西洋化と葛藤する日本の知識人」みたいなのも、もはや死んだテーマだ

「中韓の攻勢と葛藤する日本の知識人」なら分かるが

233 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 08:34:48.82 ID:oF37KQJ6.net
老いた大思想家がネトウヨ落ちするさまを
センス良く描けてたらシリアス小説として読みたいな
苦悩の中で転向していくっていう

234 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 09:13:28.41 ID:K0ByoP7E.net
>>233
それは、冗談ぬきで面白いテーマかもしれんぞ

235 :学術:2019/03/29(金) 09:59:11.31 ID:tsrDm3ef.net
西洋で普通の人は成功するが普通以下の人はうじうじ悩んで成功しない。

236 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 13:16:36.66 ID:7Eb8t4eP.net
>>233
ウェルベック味あって面白そう
ここ読んでるB級作家が真似しそうw

237 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 13:18:04.77 ID:7Eb8t4eP.net
ウエルベックですた

238 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 13:36:41.19 ID:oF37KQJ6.net
そういえばルグィンの革命前夜は
自分の思想が具現化する直前に失望する
老革命家が良く描けている
ルグィンはエピファニーも上手い印象

239 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 14:06:24.62 ID:kxAbLn0B.net
>>233
中野重治みたく親との関係の中で書いてったら面白そう
かつて世間と思想は対立したけど今は世間が思想に飲み込まれてるから始まりは多分ネトウヨ化した老思想家の親から始まる

240 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 18:38:02.66 ID:K0ByoP7E.net
全共闘左翼の親が、盲目の美少女を養育し、ネトウヨの息子が横恋慕するというのはどうだ?

まるっきり、ジッドの「田園交響楽」のパクリだが

241 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 18:51:35.33 ID:MQvromuI.net
美少女ってのが昭和おやじテイストで古い。しかも盲目。。。まるで横溝正史か江戸川乱歩か
全共闘左翼もネトウヨもネタがありきたり。もっと良いアイディアない?

242 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 19:02:59.07 ID:oF37KQJ6.net
観念的な小説でいえばNAM運動のゴタゴタは
筋のいい素材な気がする
ほんと左翼の生き残りの振る舞いや代替通貨、
柄谷の内部発言が面白い

題材としてはあまり聞いたことないな
宗教団体モノなんかは結構煮詰まっているんじゃないかな

243 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 20:56:16.70 ID:ufA8XzIq.net
どうせ金と女とポストをめぐるオスどもの醜い争いというだけで
そういうのは清水一行の「集団」シリーズだけでいいよ
清水のような生え抜きの共産党員の活動歴や人生観にくらべたら屁のようなものだから
ブントなんて大したことないし
そこからも落ちこぼれて文芸批評で逆転ヒットを打っただけの男だから

244 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 21:30:50.50 ID:oF37KQJ6.net
>>243
金とオンナとポスト?
いやそんな昭和成人漫画的な話じゃないよ

地域通貨ような今っぽいテーマが絡んだ
スラップスティックな話

245 :吾輩は名無しである:2019/03/29(金) 21:37:04.70 ID:IntmzAjW.net
>>26
摘菜収「遅読術」では逆を言っていたが大丈夫だろうか…?

246 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 01:28:22.78 ID:UVbnkZLu.net
>>198
安倍公房って誰なんだ、そもそもw 総理の親戚か?

247 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 01:30:19.55 ID:UVbnkZLu.net
>>200
古井由吉 せっせと買ってるが。古書店めぐってるの、本当に?
中上にいたってはブックカフェや新業態の書店でも見かけるけどふつーに。

248 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 01:33:03.26 ID:UVbnkZLu.net
>>210
オースター、謎放置してるとは読めないんだが……
それぞれのストーリーにとって最も効果的な「物語の終息」を、表現としてたえず模索していると思う、いい意味で。

249 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 01:36:48.26 ID:UVbnkZLu.net
>>223
謎解き小説じゃないんだから、いちいちにそのフェーズでの因果が示される必要などない。
カフカも、読んだときにも、手厚いほどていねいに伏線を回収している、いいのかここまでやってと思ったほど。

1Q84 に至っては、エンターテインメントと言えるほど明瞭に見せている
(見えないと思う箇所には、複数の声が読み取れるので、満足は深くなるし)

そもそも、作品が「解き明かし」レベルで野暮ったくなったら、もう文学作品じゃなくなるわけでw

250 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 01:50:03.94 ID:ePkSj/Xx.net
>>200
>>247
中上健次は電子書籍も豊富ですよ。電子版「奇跡」買って読んでます

251 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 03:08:17.99 ID:FkC2I2DN.net
春樹はむしろ謎解き小説だからな
石原千秋の『謎解き村上春樹』とか斎藤美奈子の『妊娠小説』とか読めば処女作からいかに読者の謎解きを想定してるかわかる
有名な作品とかは少しググれば目から鱗が落ちるような謎解きをしてる論文が結構出てくる

252 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 18:49:11.33 ID:jDd5Gg3c.net
>>250
あれだけの文豪にしては、世間の認知度が低い

253 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 19:01:01.63 ID:WbQ44FSy.net
春樹は記号論の腕試しをしたくなる作家
というのは確かだな
それと作中の伏線やプロットが回収されないという
手法は一応別と見た方がいいのでは

物語上に配置された異物が、腕試しを誘うのは
通常であるとしても

254 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 19:06:53.96 ID:VkKG1k98.net
村上春樹は超絶アホじゃないか
もう黙れされているやつは少数派だぞ

255 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 19:10:50.70 ID:SEc4pPy0.net
超絶アホでもないぞ。半分は超絶アホの小説だが読ませる作品もなかにはあるよ

256 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 20:07:44.75 ID:ChI8okpB.net
春樹馬鹿にしてる奴ってやれやれ系主人公に拒否反応示してるだけだろ
難しい作品多いけど解説本も沢山出てるしそういうの少し読めば見通し一気に広がるのにもったいないと思うわ

257 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 20:09:55.63 ID:WbQ44FSy.net
巨匠の自己模倣をどこまで容認できるかと
いうのはいつも問題になるな

樋口一葉やオースティンは生涯に
一話しか書いていないとも言えるがw

258 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 20:31:32.13 ID:CNctFrYR.net
春樹バカにしてる奴はノルウェイしか読んだことがない

259 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 22:49:24.23 ID:JJe5ubxU.net
俺は読者王

260 :吾輩は名無しである:2019/03/30(土) 23:32:39.11 ID:6n4/2PVI.net
>>238
げっ! ル・グインの「革命前夜」ですと?
ずいぶん通なことをさらっとおっしゃいますな? たまげましたわ。

261 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 00:16:31.02 ID:YfFMWVD+.net
批評とかその手の本ばっか読んでるんだろうなあ
肝心の小説はチョロっと目を通して読んだことにしてる

262 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 00:29:01.76 ID:LgiNFjQG.net
>>260
LOAにalways coming homeがぱっと
入ってびっくりしたよ
これ評価高いのかなあって疑問
文体の感じとか寓話的な短編で力を発揮する作家だと思う

263 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 00:32:20.57 ID:LgiNFjQG.net
そういや去年、ルグィン訳の老子を読んだけど
ほとんど印象に残ってない

そういうのは訓読文が一番好きだわ

264 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 00:51:53.00 ID:u24Hw5zO.net
>>262
ううむ。LOAって有名な賞か何かですかね?
僕はわからないな。

265 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 01:04:39.07 ID:LgiNFjQG.net
>>264
https://www.loa.org/books/596-always-coming-home-authors-expanded-edition

これねloa

大昔読んで英和両方持っている
構想は好きだけど面白くないw

266 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 01:17:19.34 ID:u24Hw5zO.net
なるほど、出版社の名前なんですね。僕はル・グインで一番好きなのは「天のろくろ」ですね。この題名じたい荘子にあることばのようで、どうもル・グインは老荘ごのみなんですな。

267 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 01:20:05.94 ID:u24Hw5zO.net
「天のろくろ」は面白いですよ。

268 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 01:25:36.93 ID:u24Hw5zO.net
と言うか、叢書というか。アメリカ古典文学の保存を目的とする、かなり権威のある叢書という訳ですかね。

269 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 01:30:10.21 ID:LgiNFjQG.net
>>268
そう
岩波のロバートフロストの新訳はloaが底本になってた

天のろくろ読んでみるわ

270 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 06:29:16.93 ID:f+/KliEI.net
春樹は信者たちの宣伝が執拗だからな
信者に何を言っても通用しない
好きあらば宣伝するからな

271 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 07:21:50.40 ID:tiohkAKZ.net
>>270
それじゃ新興宗教と変わらんな

272 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 07:26:48.90 ID:BJ3Q4aBy.net
かっこいいではないか

273 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 07:32:30.54 ID:ZQRNG0xn.net
アンチ春樹も宗教だけどな

274 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 12:12:50.90 ID:iqYn77i2.net
春樹が好きなラヴクラフトもライブラリーオブアメリカはいってるな
数年後に春樹がアメリカ帰化してライブラリーオブアメリカはいったりすりゃ面白いのに

275 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 20:25:06.09 ID:tiohkAKZ.net
>>258
ノルウェイの森は、幻想作家・村上春樹としては、ちょっと異色な作品だったな

あれだけを見て判断するのは如何なものか

276 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 22:23:16.68 ID:qe++gZzP.net
いつから春樹が幻想小説家になったんだw ひととおり読んでから論じろよ

277 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 23:05:30.85 ID:ZQRNG0xn.net
春樹を幻想文学に分類するのは間違ってないよ
日本だと馴染みはあまりないが海外だと春樹はマジックリアリズムと散々結びつけられてる
勿論マジックリアリズムは幻想文学の一種

278 :吾輩は名無しである:2019/03/31(日) 23:16:08.35 ID:XETpt0Qp.net
まあ日本人唯一の世界幻想文学大賞受賞者だしな春樹

279 :吾輩は名無しである:2019/04/01(月) 13:24:17.72 ID:4iDSyl31.net
>>276
あれが幻想小説に見えないのか
少しは普通の本も読んだほうがいいと思うぞ
リアリズムの古典、フローベールなんかがオススメだ

280 :吾輩は名無しである:2019/04/01(月) 19:42:44.31 ID:78dZy1j2.net
春樹ぽんの主人公は深い井戸に落ちてどっか行っちゃうもんねw

281 :吾輩は名無しである:2019/04/01(月) 19:50:42.35 ID:LR74qUSV.net
俺はウィキペディアのあらすじが好きなんだよなあ
筋だけの作品読みたいわ

アイロンをかけているときに、青が消えた。そのとき
アイロンをかけていたのはたまたま青とオレンジの
ストライプのシャツだったので、青が消えたことに「僕」
はすぐに気づいた。書斎に行って、ガールフレンドと
ハワイに旅行したときの写真アルバムを出してみたが、
そこにはもう青い海の姿はなかった。僕らの背景に
あるのは、まるでシベリアの氷原のような茫漠とした
白い広野だった。

282 :吾輩は名無しである:2019/04/01(月) 22:54:59.58 ID:a3MsfdQB.net
初期の春樹って普通にヴォネガットだよな
デレク・ハートフィールドはキルゴア・トラウト

283 :吾輩は名無しである:2019/04/01(月) 23:00:14.07 ID:Fi/HAjgL.net
語り手はニックキャラウェイ

284 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 10:13:13.79 ID:2YYkhKYv.net
村上春樹=オワコン

285 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 11:52:07.81 ID:l2nNkyaO.net
今hintonのthe outsidersを読み始めてる
こういうヤングアダルト小説の文学的価値はどうなんだろうか

286 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 12:19:51.56 ID:j6iFXGVM.net
書き手がYAだから内容がYAってだけの作品と
少し違うだろうな

ただYAは今でもアメリカでネタ的に論争になる
つまり大人がYA読んでいるのは恥ずかしいとか
いや違うとかwやりやっている

その辺は日本のラノベと同じ意識

287 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 19:10:52.33 ID:exuXkAvn.net
横山茂雄・若島正責任編集《ドーキー・アーカイヴ》全10巻は、「知られざる傑作、埋もれた異色作を
幻想・奇想・怪奇・ホラー・SF・エンターテイメント等ジャンルを問わず、年代問わず本邦初訳作を中心に紹介する新海外文学シリーズ」
目標は50巻だそう。

アイリス・オーウエンズ『AfterClaude』(1973)
L.P.デイヴイス『TheArtificialMan』(1965)
シヤーリイ・ジヤクスン『TheBird,sNest』(1954)
ドナルド・ウエストレイク『Adios,Scheherazade』(1970)
ステフアン・テメルソン『TheMysteryoftheSardine』(1986)
ロバート・エイクマン『TheAttempedRescue」(1966)
チャールズ・ウイリアムズ『ThePlaceoftheLion』(1933)
ジョン・メトカーフ短篇集
サーバン『TheDollMakerandOtherTalesoftheUncanny』(1953)
マイクル・ビシヨップ『WhoMadeStevieCrye?』(1984

288 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 20:18:21.76 ID:ioEWzcNM.net
>>238
ル・グインの革命前夜は短編集「風の十二方位」の最後に収録されていますが、前書きを読むとル・グインとしては最初から読んで欲しいという意向らしく、それに従うと革命前夜までたどり着くのに相当時間がかかりそうです。

289 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 21:22:11.29 ID:oBpl+0v8.net
>>287
凄いな、聞いたこともない名前ばっかりだ

290 :吾輩は名無しである:2019/04/02(火) 23:07:03.91 ID:oVPd3vWa.net
翻訳点数でてるのドナルド・E・ウエストレイクとシャーリィ・ジャクスンぐらいだから知らなくても仕方ない

メトカーフは短編集なのにエイクマンは自伝というのが腹立たしい
エイクマンの怪奇短編集もう一冊ぐらい欲しい

291 :吾輩は名無しである:2019/04/03(水) 07:40:47.75 ID:oaMJj+nV.net
アイリス・オーウエンズ早く読みたいなあ

292 :吾輩は名無しである:2019/04/03(水) 08:14:47.23 ID:w14CwxJ0.net
文学じゃないが
Weatherland: Writers and Artists Under English Skies
を今度読もうと思っている

天候描写の興亡って感じかな

293 :吾輩は名無しである:2019/04/03(水) 11:02:45.33 ID:w14CwxJ0.net
>>288
名短編集だよ

294 :吾輩は名無しである:2019/04/03(水) 12:37:11.91 ID:oaflGw86.net
>>290
マイクル・ビショップも数点翻訳がありますね。SFですが。
>>293
楽しみです。

295 :吾輩は名無しである:2019/04/03(水) 13:01:39.01 ID:0vxVBkr+.net
>>294
あとはエイクマンとサーバンとL・P・デイヴィスが一点ずつでてるだけ
デイヴィスはジョン・ブラックバーンぽくて面白かった

296 :吾輩は名無しである:2019/04/03(水) 22:52:56.59 ID:FmYrJkuu.net
不思議な物語14回   煙をあげる脚、その他の物語


イギリスの作家ジョン・メトカーフ John Metcalfe(1891〜1965)の名前は、幾つかの短篇によって、怪奇小説、超自然小説の分野で今日でも記憶されているが、
しかし、彼の怪奇小説を一冊に蒐めた傑作集の類は英米でも未だ出版されておらず(注)、彼の全貌を窺い知ろうとすると、
古書店を漁るしかないというのが現状である。
晩年のメトカーフはとりわけ不遇で、アルコール中毒などに苦しみ、また物質的にも極貧生活を送った。
後期の秀作『死者の饗宴』(1954)はイギリスでは版元すら見つけられず、唯一出版に同意したのがアーカム・ハウスだったのである。
我国では『死者の饗宴』が幸運にも比較的早い時期に紹介されたものの(不運にも訳文には誤りが目立つが)、
その後は、短篇が散発的に数編翻訳されるにとどまっている。今回の『不思議な物語』では、メトカーフの遺した超自然小説のほぼ全てを紹介してみようと思う

297 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 00:07:00.12 ID:ohlJWk1G.net
メトカーフ、荒俣宏の『怪奇文学大山脈』にも作品録られてたな
怪奇小説だが直歳なスプラッタとかじゃなく嫌な不穏さが滲み出る感じが面白い
マンリイ・ウェイド・ウェルマンと類縁関係にあるというのは本当なのかどうか

298 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 07:22:53.32 ID:mDy9XY7K.net
 チャールズ・ウィリアムズをめぐって   


ウィリアムズはロンドンの下層中産階級出身で、奨学金を得てロンドン大学に進学するも学費が払えず中退する。
1908年(22歳)にオックスフォード大学出版局ロンドン・オフィスに職を得て、勤務のかたわら、26歳で初の詩集を出し、30年(44歳)には初の小説War in Heavenを出版する。
36年になってThe Place of the Lionを読んだC・S・ルイスが 'A really great book’と感動し、両者の交流が始まる。
39年、大戦勃発のためウィリアムズの勤務先がオックスフォードに移転、ルイスは彼をインクリングズの一員になるよう誘って、さらに傾倒を深めていく。
 ウィリアムズは学者肌のトールキンやルイスとは違ってカリスマ性があり、出会った人々は完全に魅せられるか、忌み嫌うかのどちらかであった。
主要著作のかなりの部分は39年までに書かれており、ウィリアムズがインクリングズから影響を受けたというよりは、45年5月に急死するまで、
ルイスに影響を与え続けたというべきだろう。トールキンは後年、彼のことをwitch doctor と呼んだが、人間の精神の暗部を見つめたウィリアムズは、
謹厳なカトリックのトールキンの眼にはいかがわしいと映る面もあったのは否定できないかもしれない。

299 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 07:57:07.25 ID:yQyF7K5B.net
>>298
ナルニア国物語と指輪物語か

その2つと比べて知名度はすごく低いが、カリスマ性は抜群だったんだな?

300 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 07:59:45.30 ID:r9/ku98i.net
>>293
ル・グインが最初に原稿料をもらった作品だという「四月は巴里」は細かいことは気にしない陽気な短編で、とても気に入りました。

301 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 10:07:29.80 ID:+HbhvRHn.net
>>291
ツイート
中森明夫

国書刊行会<ドーキー・アーカイヴ>小冊子より。
女流ポルノ作家の痛快オフビート小説! 女版レニー・ブルース!
アイリス・オーウェンズ、いいじゃん⁉︎
早く読みたい(>_<)

302 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 10:13:01.16 ID:jQxCCUPo.net
>>300
軽くて読後感がいいよね
すでに堅牢なストーリーへの志向が出てる

>>287
英米中心の世界文学コーパス作っているから
こういうのリストとして有難いわ

303 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 14:00:30.78 ID:+HbhvRHn.net
>>287
アイリス・オーウェンズと、ドナルド・ウエストレイクは、ポルノ小説なんだな?

304 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 14:16:58.14 ID:mDy9XY7K.net
ウエストレイクの「さらば、シェラザード」はウェストレイクが別名でペーパーバック・ライターをやっていた下積み時代をメタフィクションで書いた作品

ペーパーバック・ライターで修行して作家として名を成すと言う伝統がアメリカにはあった
「警察小説」というジャンルを作った「87分署シリーズ」のエド・マクベインもエヴァン・ハンター名義でペーパーバック・ライターやっていたし
ローレンス・ブロック、マイケル・クライトン、ダシール・ハメット、ハーラン・エリスン、レイモンド・チャンドラーらもペーパーバック・ライター出身

ハーラン・エリスンがペーパーバック・ライター時代に書いた作品を集めた『愛なんてセックスの書き間違い』 若島正編訳・渡辺佐智江訳〈未来の文学〉がもうすぐ出る

305 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 16:18:13.89 ID:ohlJWk1G.net
ペーパーバックライターといやフィリップ・K・ディックが浮かぶ
名前冠したフィリップ・K・ディック賞もペーパーバックででたSFにあげる賞

ウエストレイクは書き散らかしてるせいか面白いのもあるけど微妙な作品も多い印象

306 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 17:14:40.30 ID:SGs65glW.net
日本だと「日活ロマンポルノ」撮りながら修行して一般映画でデビューする感じだったんだろうな

307 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 17:29:13.23 ID:jQxCCUPo.net
そういえばエリザベスビショップに
The U.S.A. School of Writingという回顧エッセイがある

大恐慌時代に書き方通信教育の講師をしてたって話で
仕事場やおかしな受講者の話が面白い

308 :吾輩は名無しである:2019/04/05(金) 04:37:13.22 ID:HKri1pYO.net
日本には平野啓一郎がいる

彼こそ我等のホープだ

309 :吾輩は名無しである:2019/04/05(金) 07:52:32.81 ID:HKri1pYO.net
>L.P.デイヴイス『TheArtificialMan』(1965)

「ストーリー紹介厳禁のサプライズ連打小説」だそうな

なんか凄そう

310 :吾輩は名無しである:2019/04/05(金) 07:53:45.95 ID:HKri1pYO.net
>横山茂雄・若島正責任編集《ドーキー・アーカイヴ》全10巻

文学通になりたきゃ、これを読め(?)

311 :吾輩は名無しである:2019/04/05(金) 10:43:40.74 ID:HJ6+pkB+.net
文学中毒者にとっては、旱天の慈雨だ

312 :吾輩は名無しである:2019/04/05(金) 23:35:09.83 ID:5MlazP8Y.net
最近の叢書だと東宣出版の<はじめて出逢う世界のおはなし>が好き
児童文学みたいな叢書名だがれっきとした海外前衛文学の叢書
比較的名前知られてんのブッツァーティぐらいではないか

レーナ・クルーン『スフィンクスか、ロボットか』
パヴェル・ブリッチ『夜な夜な天使は舞い降りる』
グレゴリー・オステル『いろいろのおはなし』
サマンタ・シュエブリン『口の中の小鳥たち』
ロベルト・ピウミーニ『逃げてゆく水平線』
エドゥアルド・メンドサ『グルブ消息不明』
ジョシュ『バイクとユニコーン』
ディーノ・ブッツァーティ『古森の秘密』
イルゼ・アイヒンガー『より大きな希望的』
ローベルト・ゼーターラー『キオスク』

313 :吾輩は名無しである:2019/04/05(金) 23:46:31.33 ID:H+U5U9XQ.net
聞いたことない出版社だな

314 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 05:37:49.72 ID:nQB5mfzs.net
東宣出版とか松籟社「東欧の想像力」とか国書刊行会の叢書とかいいよね

315 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 05:39:06.34 ID:nQB5mfzs.net
>>312

ブッツァーティは岩波文庫に入るぐらいだけど
マイナーな扱いだよね
イタリア文学が言語的にマイナーにしているんだろう

316 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 09:53:40.47 ID:L6gvF8L+.net
イタリア文学はマイナーだな

哲学・思想関係では、イタリアもかなりの存在感あるのだが

317 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 09:54:58.36 ID:L6gvF8L+.net
文学はやはり、英米か仏文だろう

318 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 20:25:30.31 ID:JR217A4s.net
翻訳自体は割りとされてるんだがなイタリア文学
ブッツァーティ、アルベルト・モラヴィア、イタロ・カルヴィーノ、アントニオ・タブッキ、ウンベルト・エーコと
いまいちマイナー感が抜けない

319 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 22:18:50.04 ID:L6gvF8L+.net
イタロ・カルヴィーノは、「イタリア人なら誰でも知ってる国民的作家」とされてるが、日本ではあまり知られていないな

強力なイタリア共産党があって左翼思想が盛んな国なので、哲学・思想関係では、「イタリア現代思想」がフランスに代わって持て囃されているんだが

320 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 22:53:35.87 ID:Dz+VdPPV.net
>>319
そうそう。「必要なる天使」のマッシモ・カッチャーリとか。でも、彼が左翼かと言われると微妙だけど。はっきりと左翼系のひとはアントニオ・ネグリ。

321 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 23:24:31.18 ID:JR217A4s.net
左翼と逆にファシストのイタリア作家だとマッシモ・ボンテンペルリがいるな
ファシスト党の文芸含む文化運動弾圧のせいでカルヴィーノ他後続作家に怨まれたとか
作品読むと幻想的な内容多くて割りと後続にも影響与えてんじゃねえかって気するけど

322 :吾輩は名無しである:2019/04/06(土) 23:53:42.59 ID:D/n4rH6R.net
感動

323 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 02:12:29.07 ID:xg66ggfn.net
三島が好きだったダンヌンツィオは
Three Farmers on Their Way to a Danceに
出てきたっけ

324 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 07:58:37.58 ID:MeLjpZZ6.net
>>319

カルヴィーノは流石に有名でしょ

>>318

これ見ていると現代イタリアをリアリズムで描いた作家がいないね
ファンタジーテイストや中世ミステリー
ふわふわした印象になるのはリアルな現代イタリアを描いた文学が紹介されていないからかな

325 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 08:11:46.58 ID:zQxeYuXx.net
>カルヴィーノは流石に有名でしょ

そうか、そりゃそうだな

326 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 11:06:47.68 ID:VqMVkYZc.net
パゾリーニみたいな系列の作家はいないの?

327 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 19:21:56.04 ID:xiiBF6Hv.net
>>326
そんなのは知らないが、ルネ・シェレールが「歓待のユートピア」という本のなかで、パゾリーニの「テオレマ」について論じてた事なら知ってる。

328 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 19:28:40.81 ID:xiiBF6Hv.net
イタリアには有名な映画監督がいっぱいいるね。そのうちにリスペクトしようかな。
個人的にはまったのはベルナルド・ベルトリッチの「暗殺のオペラ」。10回は観たな。

329 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 21:05:32.79 ID:VqMVkYZc.net
暗殺のオペラってConformistか
歴史知識はそこそこ要るね

330 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 21:09:34.86 ID:xiiBF6Hv.net
は?歴史知識がどうしているの。

331 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 21:11:01.69 ID:xiiBF6Hv.net
原作はボルヘスの短編だけど。

332 :吾輩は名無しである:2019/04/07(日) 22:10:09.58 ID:o+MQ21AA.net
>>324
アルベルト・モラヴィアは普通にリアリスティックな作風のもの書いてるだろう
『倦怠』しかり『軽蔑』しかり
自身の男性生殖器と対話する『わたしとあいつ』とかシュルレアリスムに影響受けた『薔薇とハナムグリ』とか幻想的なもの書いてないわけじゃないけど

333 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 00:02:57.13 ID:MSfZCNYl.net
>>329
暗殺のオペラのイタリア語原題は直訳すると「蜘蛛の戦略」。
すると、Conformist(体制順応派)というのはいったい何処から
来たの?

334 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 11:36:43.48 ID:+MBuUz9/.net
どうも「暗殺の森」と混同しているみたいだね。それも観たが、どうもストーリーがよくわからなかったわ。歴史知識の欠如のせいかな。

335 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 21:40:19.31 ID:qWYR8ZR8.net
歴史蘊蓄王

336 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:19:35.99 ID:AFIezKh1.net
いまでは「暗殺の森」のDVD買おうと思っても高価でとても手に入らない。
いまとなっては幻の映画。

337 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:35:26.03 ID:crTD6uIn.net
日本版は高いけど数千円だし
英語版なら数ドルやん

どこが幻

338 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:46:50.34 ID:AFIezKh1.net
5000円は僕には大金なのでね。

339 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:49:19.06 ID:crTD6uIn.net
ツタヤの宅配レンタルに山盛りになっているが

340 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:50:21.76 ID:AFIezKh1.net
観て気に入るかどうかわからないDVDに5000円は払えないな。

341 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:52:08.49 ID:AFIezKh1.net
TSUTAYAのレンタル。。。に入会しろと言う事?

342 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:54:46.39 ID:AFIezKh1.net
ほんとですかよ。dmmの宅配レンタルにはなかったのに。

343 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 22:55:48.87 ID:crTD6uIn.net
つまりは普通に視聴できるので
幻ではない、ということなんだが
読解力大丈夫か

344 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 23:03:38.41 ID:AFIezKh1.net
いや、TSUTAYAの宅配レンタルには確かにあるから、幻というのは大袈裟だった。それにしてもDMM、使えねーな。

345 :吾輩は名無しである:2019/04/08(月) 23:06:52.43 ID:AFIezKh1.net
まあ、なんとかTSUTAYAのレンタルで観ようかな。観終わってからすぐ退会すればいいしな。どうも、情報サンクス!

346 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 05:12:23.33 ID:sqLd4+jb.net


347 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 20:00:05.58 ID:38pqzxlc.net
>>345
月会費が千円くらいだろ

348 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 20:01:20.71 ID:38pqzxlc.net
>>338
マニア向けの海外文学の翻訳書は、普通にそれくらいするだろ

349 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 20:03:37.06 ID:38pqzxlc.net
海外文学は、ヘッセとかドストエフスキーとかの有名な古典なら、BOOKOFFで文庫本を百円で売っている

文学マニアしか読まないような現代文学の翻訳書は、数千円から一万円もする

意外とカネのかかる趣味だ

350 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 20:12:33.99 ID:FLvT2Qpt.net
もっと読みたいのに時間ないわ

351 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 20:17:50.00 ID:38pqzxlc.net
そうだな

小説を読むのは時間がかかる趣味
カネより時間だな

352 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 20:24:18.99 ID:FLvT2Qpt.net
それだけコスパがいいとは言えるが

平家物語ファンなんだけど
原文真面目に読むと一ヶ月かかるよ

353 :吾輩は名無しである:2019/04/09(火) 23:14:47.00 ID:gDGigVrP.net
>>347
もうすでにDMMレンタルに入会しているので、平行してTSUTAYAレンタルに入会する意味がない。だから、暗殺の森をレンタル出来たらとっとと退会するのさ。
それからこの作品とっとと買えという意見があるが、暗殺のオペラと違い見てもよくわからなかったという昔の記憶が残っているからね。この2本を同等には扱えないのさ。

354 :吾輩は名無しである:2019/04/10(水) 06:40:48.40 ID:DfTvcLoE.net
>>302

ウエストレイクの「さらば、シェラザード」はクーンツの「ベストセラー小説の書き方」(朝日文庫)の最終章は読書案内で何十人の作家と作品が挙げられていて
ウェストレイクの紹介で傑作の一つとしてこの作品が挙げられていた

355 :吾輩は名無しである:2019/04/10(水) 11:45:05.13 ID:7I0F5PXL.net
>>352
それじゃ、1年で12冊しか読めないな?

356 :吾輩は名無しである:2019/04/10(水) 15:15:59.23 ID:SmcC316l.net
>>355
仮に平家物語の読書体験と同レベルなら
それでいいということやね

大切なのは体験の充実なんで
つまらん本を多読は苦痛でしょ

357 :吾輩は名無しである:2019/04/10(水) 22:17:51.61 ID:dzhIYobZ.net
読書を通して気分はいつでも爆走中

358 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 07:40:38.28 ID:iXb/TSCf.net
アップ大工の「ウサギ4部作」を1冊にまとめた分厚い翻訳書が、定価1万円だった

「まあ、それくらいはするだろうな」とは思ったが、これだと洋書をそろえたほうが安い

「翻訳」という付加価値がついてるから当たり前か

359 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 07:42:04.92 ID:iXb/TSCf.net
カート・ヴォネガットの「タイタンの妖女」は、翻訳で読むことにした

邦題はなんとかしてほしい
知らない人には「幼女?」とか言われる

360 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 08:01:39.87 ID:iXb/TSCf.net
460ページ余の本なので、4ページ/分の速度で読めば、2時間で読了する長さ

ちょうど、映画を1本みる感じだな

若島正とか、仕事でやってる人は、「読んで楽しむ」というより、「速読して内容に目を通す」って感じなんだろうな

361 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 19:11:43.92 ID:rrK/5LpW.net
アップダイクは晩年の長編の『終焉』が一番好き

362 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 19:26:09.66 ID:eC96bO8U.net
今日はロリータで
answered 節 でthatのない用例を発見したぞ
ちょっと嬉しい

363 :学術:2019/04/11(木) 20:14:49.17 ID:3LibAKNY.net
祇園語 景鐘

364 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 20:37:33.20 ID:iXb/TSCf.net
>>362
しょせん、ロシア人が書いた英文だ

テキトーに読み流しておいたほうがいい

365 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 20:44:30.98 ID:iXb/TSCf.net
ジョン・アーヴィングも、翻訳で読んだほうが良さそうだなあ

「古典的なストーリーテラー」というイメージが強いけど、文章がドタバタ喜劇みたい

366 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 20:50:14.31 ID:eC96bO8U.net
アービングはジョントゥールに似ている気がするよ
愚者大連盟

367 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 21:26:56.10 ID:eC96bO8U.net
>>364
そういうの積極的に集めているから嬉しいんだ
逆にそれ以外は読み流す

368 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 21:36:45.12 ID:SpvG9Pao.net
「暗殺の森」は観たことのない映画だった。観たような気がしていただけだった。確かに悪くない映画だ。しかし、昔観たかった。昔観るべき映画だった。今では遅すぎたのだ。手遅れだ。

369 :吾輩は名無しである:2019/04/11(木) 21:39:49.20 ID:SpvG9Pao.net
確かに悪くない、と呟くのが情念ではなく理性だからだ。

370 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 13:06:42.72 ID:tXBkIOmA.net
カルロス・カスタネダは文学。ただし、全10部作のうち、1〜4、10の5作がお薦め。5〜9は冗長。特に1冊だけなら第3部の「イクストランへの旅」を推す。

371 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 13:10:15.72 ID:+KVbTP+n.net
そんな巻数あったんだ
ウケる

372 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 13:36:18.91 ID:kwE/s9Wf.net
芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚

The Modern Series of English Literature より
 身勝手な巨人……………オスカー・ワイルド(畔柳和代 訳)
 追い?ぎ……………ダンセイニ卿(岸本佐知子 訳)
 ショーニーン……………レディ・グレゴリー(岸本佐知子 訳)
 天邪鬼(あまのじゃく)……………エドガー・アラン・ポー(柴田元幸 訳)
 マークハイム……………R・L・スティーヴンソン(藤井 光 訳)
 月明かりの道……………アンブローズ・ビアス(澤西祐典 訳)
 秦皮(とねりこ)の木……………M・R・ジェイムズ(西崎 憲 訳)
 張りあう幽霊……………ブランダー・マシューズ(柴田元幸 訳)
 劇評家たちあるいはアビー劇場の新作――新聞へのちょっとした教訓
  ……………セント・ジョン・G・アーヴィン(都甲幸治 訳)
 林檎……………H・G・ウェルズ(大森 望 訳)
 不老不死の霊薬……………アーノルド・ベネット(藤井 光 訳)
 A・V・レイダー……………マックス・ビアボーム(若島 正 訳)
 スランバブル嬢と閉所恐怖症……………アルジャーノン・ブラックウッド(谷崎由依 訳)
 隔たり……………ヴィンセント・オサリヴァン(柴田元幸 訳)
 白大隊……………フランシス・ギルクリスト・ウッド(若島 正 訳)
 ウィチ通りはどこにあった……………ステイシー・オーモニア(柴田元幸 訳)
 大都会で……………ベンジャミン・ローゼンブラット(畔柳和代 訳)
 残り一周……………E・M・グッドマン(森慎一郎 訳)
 特別人員……………ハリソン・ローズ(西崎 憲 訳)
 ささやかな忠義の行い……………アクメッド・アブダラー(森慎一郎 訳)

373 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 15:47:15.18 ID:j1u7fyI+.net
芥川龍之介は、若くして死んだわりに多読だった
読むのがメチャクチャ速かったらしい

374 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 17:23:15.87 ID:Tz4RBVQ9.net
芥川は作家より翻訳家や学者のほうが向いていたな
代表作の「藪の中」もビアスの「月明かりの道」を元ネタにしているように、時代もあるが、翻案や本歌取りによる作品が大半でオリジナリティは薄い
ウェルズをけなすなど、娯楽を軽視していた面も趣味は合わない

375 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 21:23:48.00 ID:syLbXpu3.net
しかし、暗殺の森の主人公ほどの悪人は見たことがない気がするな。極悪人じゃないか。

376 :吾輩は名無しである:2019/04/12(金) 22:22:42.22 ID:9TqasYPz.net
しかし、教授夫妻の行動も不可解だ。明らかにパリに居たほうが安全だったのに。

377 :吾輩は名無しである:2019/04/13(土) 09:09:56.98 ID:RNMFmkZh.net
主人公の妻のハチャメチャな行動が教授夫妻を眩惑させた。妻の無意識が夫の任務をサポートしているのだろうか。なかなか面白い。

378 :吾輩は名無しである:2019/04/13(土) 20:31:07.54 ID:8HTngKEE.net
ウォレス・スティーヴンズの詩集見つけた!と思って注文したら、ほぼ英語原文だった。くっそー。ちゃんと英文ですって書いとけよな。

379 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 09:01:47.93 ID:BtDnYKL1.net
フランス人が選ぶ20世紀の名作50 ベグベデ「文学の墓場」より

50「ナジャ」アンドレ・ブルトン
49「アクロイド殺人事件」アガサ クリスティ
48「軽蔑」アルベルト・モラヴィア
47「冗談」ミラン・クンデラ
46「グレート・ギャツビー」F・スコット・フィッツジェラルド
45「悪魔の陽の下に」ジョルジュ・ベルナノス
44「バスカヴィル家の犬」コナン・ドイル
43「人生使用法」ジョルジュ ペレック
42「海の沈黙」ヴェルコール
41「悲しみよこんにちは」フランソワーズ サガン
40「魔の山」トーマス・マン
39「チャタレイ夫人の恋人」D・H・ローレンス
38「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル
37「感情の混乱」シュテファン・ツヴァイク
36「地下鉄のザジ」レーモン・クノー
35「テレーズ・デスケルウ」フランソワ・モーリアック
34「響きと怒り」ウィリアム・フォークナー
33「百年の孤独」ガブリエル・ガルシア=マルケス
32「選ばれた女」アルベール コーエン
31「屋根の上の軽騎兵」ジャン・ジオノ
30「贋金つくり」アンドレ・ジッド

380 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 09:02:20.53 ID:BtDnYKL1.net
フランス人が選ぶ20世紀の名作50 ベグベデ「文学の墓場」より

29「タタール人の砂漠」ディーノ・ブッツァーティ
28「ユリシーズ」ジェイムズ・ジョイス
27「ロリータ」ウラジーミル・ナボコフ
26「黒の過程」マルグリット・ユルスナール
25「性に関する三つの論文」ジークムント フロイト
24「禿の女歌手」ウジェーヌ・イヨネスコ
23「アステリックス」ゴシニ&ユデルゾ
22「1984年」ジョージ・オーウェル
21「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー
20「悲しき熱帯」クロード・レヴィ=ストロース
19「アンネの日記」アンネ・フランク
18「タンタン」エルジュ
17「アルコール」ギヨーム・アポリネール
16「パロール」ジャック・プレヴェール
15「収容所群島」アレクサンドル・ソルジェニーツィン
14「薔薇の名前」ウンベルト・エーコ
13「存在と無」ジャン=ポール サルトル
12「ゴドーを待ちながら」サミュエル・ベケット
11「第二の性」シモーヌ・ド・ボーヴォワール
10「日々の泡」ボリス・ヴィアン
09「グラン・モーヌ」アラン=フルニエ
08「誰がために鐘は鳴る」アーネスト・ヘミングウェイ
07「怒りの葡萄」ジョン・スタインベック
06「夜の果ての旅」ルイ=フェルディナン・セリーヌ
05「人間の条件」ハンナ アレント
04「星の王子さま」サン=テグジュペリ
03「審判」フランツ・カフカ
02「失われた時を求めて」マルセル・プルースト
01「異邦人」アルベール・カミュ

381 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 19:14:28.88 ID:FR6bn8ZT.net
>>380
どれだけ読めばというよりかは、どれから読めばいいかわからない文学初心者だけど、このリストの上位を読めばいいのかな

382 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 20:39:52.98 ID:cuPcgwVc.net
プルーストは読んだほうがいいなぁ。読めるうちに。
ハンナ・アレントのは小説ではなく哲学書に近いものだが、それがこんなに上位にランクインとは、フランス人恐るべしだな。

383 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 20:50:23.17 ID:AANnXOW4.net
こういうランキングは平凡な「文学史の教科書」的な結果でつまらないんだよね

384 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 22:24:42.29 ID:cuPcgwVc.net
いや、参考になる。

385 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 22:31:27.01 ID:cuPcgwVc.net
ただ、クリスティのアクロイド殺しなんか落として、デュ・モーリアの「レベッカ」を入れるべきだった。

386 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 22:32:20.87 ID:xywNyTaN.net
これで俺たちも読書王

387 :吾輩は名無しである:2019/04/14(日) 22:34:37.90 ID:38Q9yPAv.net
俺は辞書読むの趣味だから進みが遅い
買ったままの本が結構ある

ミメーシス上下とか
紙辞書の時代にまじでよく訳したよなあ

388 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 06:35:15.56 ID:C6V5TRSi.net
ネットで寂しさ紛らわすんじゃなく、一人で小説に向き合う強さ?が欲しい

389 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 07:29:05.17 ID:cqRDxpBR.net
>>388
ていうか、こんなマニアックな話が通じるような人など、ネット上にしかいないだろ、普通は(笑)

390 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 07:35:41.09 ID:cqRDxpBR.net
>>382
ジャン・ポール・サルトルの「存在と無」は、実存主義の哲学書
ボーヴォワールや、レビ・ストロースも、どっちかっていったら思想書だろ

やはり、「文学=小説」ではないんだな

391 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 08:14:51.84 ID:f5RThRQ4.net
>>390
まあ、このアンケートではね。ただ選ばれている哲学書はそれほど哲学史の知識を前提としない、どちらかと言うと文学よりの「哲学書」だと言えるだろうな。普通哲学科ではサルトルの「存在と無」なんか取り上げないもんな。

392 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 15:57:47.64 ID:r0VPs3tU.net
>>382
プルーストは、最後の2巻だけ読んだ

読後感としては十分な気もしたが、それじゃ足りないか?

393 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 16:00:32.50 ID:r0VPs3tU.net
>>379
フォークナーは「アブサロムアブサロム」じゃなくて「響きと怒り」、カフカは「城」じゃなくて「審判」なんだな

自分と好みが似ているな

394 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 17:28:57.85 ID:+hPzkgnw.net
プレイボーイ・ストーリーズ 40年間のベスト短編小説  Playboy Stories: The Best of Forty Years of Short Fiction
アリス・K・ターナー編  Editor Alice K. Turner

レイ・ブラッドベリ「穏やかな一日」  The Picasso Summer  Ray Bradbury (variant of In a Season of Calm Weather)
チャールズ・ボーモント「ブラック・カントリー」  Black Country   Charles Beaumont
村上春樹「パン屋再襲撃」  The Second Bakery Attack
アーシュラ・K・ル・グウィン「空気の錠をあけて」  Unlocking the Air  Ursula K. Le Guin
ジョン・ガードナー「Julius Caesar and the Werewolf ? 」
ホルへ・ルイス・ボルヘス「他者」  The Other  Jorge Luis Borges (trans. of El otro 1972)
ノーマン・メイラー「黒ミサ」  Trial of the Warlock   Norman Mailer
ジョン・コリア「お望みどおりに」  Asking for It   John Collier
ガブリエル・ガルシア・マルケス「世界中で最も美しい男の溺死体」  El ahogado mas hermoso del mundo  Gabriel Garcia Marquez (trans. of El ahogado mas hermoso del mundo)
ジョイス・キャロル・オーツ「Saul Bird Says: Relate!」  Joyce Carol Oates
ジョン・チーヴァー「The Yellow Room」   John Cheever
ブルース・ジェイ・フリードマン「The Killer in the TV Set」    Bruce Jay Friedman
ハーバート・ゴールド「All married women are bad, yes? 」   Herbert Gold
ロアルド・ダール「誕生と破局 -真実の物語」  A fine son   Roald Dahl (variant of In a Season of Calm Weather)
ジェイムズ・サーバー「Brother Endicott」   James Thurber
シャーリー・ジャクスン「偉大な声も静まりぬ」  A Great Voice Stilled(1960)  Shirley Jackson
リチャード・マシスン「コールガールは花ざかり」  A Flourish of Strumpets   Richard Matheson

395 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 17:29:28.03 ID:+hPzkgnw.net
プレイボーイ・ストーリーズ 40年間のベスト短編小説  Playboy Stories: The Best of Forty Years of Short Fiction
アリス・K・ターナー編  Editor Alice K. Turner

バーナード・マラマッド「Naked nude」  Bernard Malamud
フィリップ・ロス「An actor's life for me」   Philip Roth
ジャック・ケルアック「Good blonde」  Jack Kerouac  
ジェイムズ・ボールドウィン「The manchild」  James Baldwin
アーウィン・ショー 「賢く公正なるものすべて伝わるところ」  Where all things wise and fair descend  Irwin Shaw
ジョン・アップダイク「I am dying, Egypt, dying」   John Updike
ウラジーミル・ナボコフ「さっそうとした男」   A Dashing Fellow  Vladimir Nabokov
ジョン・アーヴィング「ブレンバーの激論」  Brennbar's rant  John Irving
IBシンガー「パーティの終りに」 A Party in Miami Beach
ロバート・クーヴァー「Lucky Pierre in the doctor's office」   Robert Coover

396 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 18:23:06.03 ID:zcTUn4fd.net
『考える人』海外の長編小説ベスト100(新潮社 08/5/1発行 作品一覧)

1「百年の孤独」ガルシア・マルケス
2「失われた時を求めて」マルセル・プルースト
3「カラマーゾフの兄弟」フィードル・ドストエフスキー
4「ドン・キホーテ」ミゲル・デ・セルバンテス
5「城」フランツ・カフカ
6「罪と罰」フョードル・ドストエフスキー
7「白鯨」ハーマン・メルヴィル
8「アンナ・カレーニナ」レフ・トルストイ
9「審判」フランツ・カフカ
10「悪霊」フィードル・ドストエフスキー
11「嵐が丘」エミリー・ブロンテ
12「戦争と平和」レフ・トルストイ
13「ロリータ」ウラジーミル・ナブコフ
14「ユリシーズ」ジェイムズ・ジョイス
15「赤と黒」スタンダール
16「魔の山」トーマス・マン
17「異邦人」アルベール・カミュ
18「白痴」フィ-ドル・ドストエフスキー
19「レ・ミゼラブル」ヴィクトル・ユーゴー
20「ハックルベリー・フィンの冒険」マーク・トウェイン
21「冷血」トールマン・カポーティ
22「嘔吐」ジャン=ポール・サルトル
23「ボヴァリー夫人」ギャスターヴ・フローベル
24「夜の果てへの旅」ルイ=フェルディナン・セリーヌ
25「ガーブの世界」ジョン・アーヴィング
26「グレート・ギャツビー」F・スコット・フィッツジェラルド
27「巨匠とマルガリータ」ミハイル・A・ブルガーコフ
28「パルムの僧院」スタンダール
29「千夜一夜物語」
30「高慢と偏見」ジェーン・オースティン

397 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 18:23:23.23 ID:zcTUn4fd.net
31「トリストラム・シャンディ」ロレンス・スターン
32「ライ麦畑でつかまえて」J・D・サリンジャー
33「ガリヴァー旅行記」ジョナサン・スウィフト
34「デイヴィッド・コパフィールド」チャールズ・ディケンズ
35「ブリキの太鼓」ギュンター・グラス
36「ジャン・クリストフ」ロマン・ロラン
37「響きと怒り」ウィリアム・フォークナー
38「紅楼夢」曹雪芹・高蘭墅
39「チボー家の人々」ロジェ・マルタン・デュ・ガール
40「アレクサンドリア四重奏」ロレンス・ダレル
41「ホテル・ニューハンプシャー」ジョン・アーヴィング
42「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ
43「モンテ・クリスト伯」アレクサンドル・デュマ
44「変身」フランツ・カフカ
45「冬の夜ひとりの旅人が」イタロ・カルヴィーノ
46「ジェーン・エア」シャーロット・ブロンテ
47「八月の光」ウィリアム・フォークナー
48「マルテの手記」ライナー・マリーア・リルケ
49「木のぼり男爵」イタロ・カルヴィーノ
50「日はまた昇る」アーネスト・ヘミングウェイ
51「水滸伝」
52「人間喜劇」オレノ・ド・バルザック
53「路上」ジャック・ケルアック
54「危険な関係」ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ
55「木曜の男」G・K・チェスタトン
56「ゴリオ爺さん」オノレ・ド・バルザック
57「源氏物語」紫式部
58「幻滅」オレノ・ド・バルザック
59「日々の泡」ボリス・ヴィアン
60「スローターハウス5」カート・ヴォネガット・Jr.

398 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 18:23:44.05 ID:zcTUn4fd.net
61「アブサロム、アブサロム!」ウィリアム・フォークナー
62「ハワーズ・エンド」E・M・フォースター
63「魔術師」ジョン・ファウルズ
64「ムーン・パレス」ポール・オースター
65「アウステルリッツ」W・G・ゼーバルト
66「日の名残り」カズオ・イシグロ
67「悪童日記」アゴタ・クリストフ
68「ガルガンチェアとパンタグリュエル」フランソワ・ラブレー
69「若草物語」ルイーザ・メイ・オールコット
70「ブライヅヘッドふたたび」イーブリン・ウォー
71「ある家族の会話」ナタリア・ギンズブルグ
72「トム・ジョウンズ」ヘンリー・フィールディング
73「大いなる遺産」チャールズ・ディケンズ
74「心は孤独な狩人」カーソン・マッカラーズ
75「緋文字」ナサニエル・ホーソーン
76「大地」パール・バック
77「狭き門」アンドレ・ジッド
78「不思議な国のアリス」ルイス・キャロル
79「オデュッセイア」ホメロス
80「感情教育」ギュスターヴ・フローベール

399 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 18:24:09.23 ID:zcTUn4fd.net
81「侍女の物語」マーガレット・アトウッド
82「二都物語」チャールズ・ディケンズ
83「予告された殺人の記録」ガブリエル・ガルシア=マルケス
84「ペドロ・パラモ」フアン・ルルフォ
85「西遊記」
86「薔薇の名前」ウンベルト・エーコ
87「三国志」羅貫中
88「虚栄の市」ウィリアム・M・サッカレー
89「親和力」J・W・ゲーテ
90「若い芸術家の肖像」ジェイムス・ジェイス
91「死の家の記録」フィードル・M・ドストエフスキー
92「イリアス」ホメロス
93「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル
94「ナジャ」アンドレ・ブルトン
95「V.」トマス・ピンチョン
96「モロイ」サミュエル・ベケット
97「灯台へ」ヴァージニア・ウルフ
98「冗談」ミラン・クンデラ
99「オブローモフ」イワン・A・ゴンチャロフ
100「悪徳の栄え」マルキ・ド・サド

400 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 18:34:00.00 ID:rtR4qrTg.net
すごく...ミーちゃんハーちゃんです...

401 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 18:38:55.78 ID:9WdUVuza.net
>>394
ニューヨーカーとプレイボーイ、どっちのアンソロジーにも名前からあるあたりやっぱ春樹って読まれてるのな
そのうち米国に帰化しそう

402 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 19:04:43.23 ID:EkdcNkd2.net
396のリストはなんか窒息しそうな圧迫感があるな。やはり、フランス人のリストのほうが好きだな。日本人はやり過ぎる。。。

403 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 19:17:25.44 ID:cqRDxpBR.net
>>396
ベスト10にドストエフスキーが3作かよ
トルストイとナボコフも上位だし、ロシア文学に偏りすぎだろ

404 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 19:18:11.19 ID:cqRDxpBR.net
いや、ナボコフは英米文学だな、ロシア人だけど

405 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 19:26:59.00 ID:cqRDxpBR.net
これが本当なら、人類史上最高の作家は、間違いなくドストエフスキー

406 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 21:12:24.17 ID:93k3t6bA.net
『パルムの僧院』より『赤と黒』のが上なのが納得いかん
『パルムの僧院』のほうが面白いだろ

407 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 22:18:38.15 ID:/X9rPA88.net
>>394
プレイボーイ、異色作家短編集収録作家率高いな
やはりニューヨーカーよりは娯楽小説よりなんだな

408 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 22:19:16.89 ID:zcTUn4fd.net
ジョージ・R・R・マーティンの「氷と炎の歌」を原作とするドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」が世界中を熱狂させ
漫画「ワンピース」が世界で5億部売れている時代に、ドストエフスキーが一番みたいな価値観を内面化する虚しさ

409 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 22:26:26.56 ID:/X9rPA88.net
マーティンはファンタジーよりSFやホラーのほうが面白い

410 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 22:47:34.34 ID:rtR4qrTg.net
俺は主要文学受賞作を収集しているけど、
闇雲に内面化はしないようには注意している
あくまで権威としてあるということを
忘れないように扱っているよ

411 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 23:04:43.52 ID:6mDS1rMn.net
>>408
それらは文学じゃないだろう?ここが文学板だってことを忘れるなよ。文学が嫌いならとっとと出て行くんだな。

412 :吾輩は名無しである:2019/04/15(月) 23:12:18.92 ID:6mDS1rMn.net
まったく。油断すると記憶なんかが紛れ込んで来るから要注意だな。

413 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 00:13:59.90 ID:utjA4K4c.net
日の名残りは佳作止まり
ブロンテとオースティンの枠は
ミドルマーチ一冊でいい

全くセンスが感じられない

414 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 06:54:37.82 ID:7HKVsm9U.net
>>406
同意

「パルムの僧院」は名作だ。
「赤と黒」は、よくあるテレビドラマみたい。
映画やテレビがなかった時代ならともかく、現代人が読むものじゃないだろう

415 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 06:57:13.19 ID:7HKVsm9U.net
「ディケンズが理想」と公言するジョン・アーヴィングと同じで、19世紀的な大河小説に未練タラタラな勢力はまだいるのだな

昭和時代の文学マニアだ

416 :学術:2019/04/16(火) 07:27:52.87 ID:17l4Ie7N.net
http://www.youtube.com/watch?v=75-irA6YhXw
http://www.youtube.com/watch?v=NEg8kk9tnAM
http://www.youtube.com/watch?v=yjgVHawiRY4

417 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 07:53:32.07 ID:RHiYNJ/L.net
だが、やはり、「カラマーゾフの兄弟」は空前絶後の大傑作

418 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 13:50:37.89 ID:z/I0UNFH.net
ロシアのアンチ・ドストエフスキー派:なぜ、どこが嫌いなのか?

https://jp.rbth.com/arts/80691-roshia-no-anti-dosutoefusuki-ha

「私は過去3ヶ月間にドストエフスキーの作品をぜんぶまとめて読み返した。でも私は、この男に対してほとんど肉体的な嫌悪を感じるだけだ」。
現代ロシアのリベラル派の有力政治家、アナトリー・チュバイスは、2004年のフィナンシャル・タイムズへのインタビューでこう語った



ナボコフは言葉を選ばず、ドストエフスキーをこき下ろした。そしてその“罪”の一つとして、「究極の敵対的図式――アンチキリストの利己的なヨーロッパVS兄弟愛で結ばれたキリスト
の国ロシア」を作り出した点を挙げる。ロシアを神を愛する聖なる民族として示すことで、ロシアを西欧から切り離してしまった。だからロシアの使命は、
正教をもって世界を救うメシアニズムになってしまった、とナボコフは難じるわけだ。


実際、ドストエフスキーの作品では、ロシアは道徳的な腐敗から世界を守る保守的な牙城となっている。ドストエフスキーと西欧派、自由主義者とは不?戴天の仇であった。
 「わがロシアの自由主義者たちは、あらゆるものの前に這いつくばる。自分が靴を磨いてあげられる人間を血眼で探しているだけだ」。
ドストエフスキーは『悪霊』にこう書いている。当然のことながら、今日にいたるまで、多くの親欧米リベラルのロシア人(例えばチュバイス)は、ドストエフスキーを嫌う。

419 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 17:14:23.11 ID:b9OIddN9.net
なるほど、ロシア人から見れば、ドストエフスキーは政治思想的にヤバいわけだな
そういう視点で見てないから気づかなかった

同じように、日本人から見れば大江健三郎の政治思想は非常に危なっかしいのだが、外国人にとってはそうでもないのかな?

420 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 17:15:48.88 ID:b9OIddN9.net
三島由紀夫がヤバいのは、外国人にも周知の事実だけどな

421 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 17:19:08.88 ID:utjA4K4c.net
そのリンク先、出た当時読んだの覚えている

422 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 17:25:12.78 ID:TG76ElI1.net
ドストエフスキーは超保守派だと
科学よりも宗教、民主主義よりも王政という反動だと
ドストエフスキーの書いた論説とか、西洋に対するコンプレックスとアジア人に対する見下しやユダヤ人差別だらけ

そういう反動的でコンプレックだらけの後進国ロシアのイジケたインテリってところが面白いといえば面白いのだろう

423 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 17:30:56.90 ID:utjA4K4c.net
そうだろうね的確だ
今はそういう暗いところに踏み込んだ
多面的な巨匠はほとんど出てこれないし

イシグロなんて単なるセレブ作家だ

424 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 20:46:00.86 ID:hj67UTIy.net
無理して語らなくていいんだぜ

425 :吾輩は名無しである:2019/04/16(火) 23:41:25.27 ID:OHi8uPBw.net
個人的に露文はマイナーポエット的な作家に面白いのが多い  
ハルムスとかクルジジャノフスキィとかもうちょっと読まれてほしい

426 :吾輩は名無しである:2019/04/17(水) 14:00:38.28 ID:fMxk51hB.net
マイナー作品いいよね
文学史的価値観から逃走して、別の世界を見せてくれるものが好き

427 :吾輩は名無しである:2019/04/17(水) 14:19:06.63 ID:wJnhng1l.net
「文学史上、重要な作品を一通り読もう」と思っただけでも、読むべきものが大杉で、途方もない時間がかかる

精神衛生に良くない発想だ

428 :吾輩は名無しである:2019/04/17(水) 15:06:43.95 ID:fMxk51hB.net
>>427
そんな方にはこれを全四巻
一冊1万9440円
世界文学の名作1001編の詳細なあらすじを書いていくれているから
これを読んだら世界文学1001作を読んだと言ってもいいぐらい


世界文学あらすじ大事典〈1〉あ~きょぅ
世界文学あらすじ大事典〈2〉きょぇ~ちぇ
世界文学あらすじ大事典〈3〉ちか~ふろ
世界文学あらすじ大事典〈4〉

429 :吾輩は名無しである:2019/04/17(水) 15:33:54.00 ID:fLcGj16H.net
Masterpieces of World Literatureを
基にしているなら
そっちを読んでみるか

430 :学術:2019/04/17(水) 19:18:09.50 ID:VP1WpQFW.net
本との平凡じゃないよき出会いがありますように。

431 :吾輩は名無しである:2019/04/17(水) 20:33:17.99 ID:lnwkfpwF.net
>>428
関係ないけど、新潮文庫の本は、よく裏表紙の宣伝文句(?)にあらすじがズバッと書いてあるな

「悲しみよ、こんにちは」とか、「肉体の悪魔」、「マノン・レスコー」とか、みんな結末がどうなるかまで思い切り分かるように書いてあった。
「これじゃ、背表紙さえ見れば、本文をよまなくてもいいじゃん?」と思った。
あれは、何のために書いてあるんだろう?(笑)

432 :吾輩は名無しである:2019/04/17(水) 22:07:32.21 ID:y19U0dmz.net
ナーニどうってことないさ!

433 :吾輩は名無しである:2019/04/18(木) 10:30:22.45 ID:bSdwf/oB.net
「居酒屋」の裏表紙には、登場人物がそれぞれ最後どうなって死ぬかが簡潔にまとめられていた

結末を早めに知りたい人には、裏表紙の宣伝を見るのがオススメ

434 :吾輩は名無しである:2019/04/18(木) 11:12:47.45 ID:bSdwf/oB.net
新潮文庫は世界の名作を網羅しているから、本屋で裏表紙を見まくれば、それだけでもかなりの知識がつく

435 :吾輩は名無しである:2019/04/18(木) 11:14:25.38 ID:szhBTZKk.net
つウィキペディア

436 :吾輩は名無しである:2019/04/18(木) 11:31:00.06 ID:bSdwf/oB.net
新潮社も、裏表紙のネタバレに苦情が多いので、新版を出すときなどに書き換えたりはしてるらしい

437 :吾輩は名無しである:2019/04/18(木) 11:33:02.80 ID:bSdwf/oB.net
>>435
昔、知り合いのオッサンが、ほとんど読んでないのに、百科事典で世界の名作のことをやたらよく知ってたな

ウィキペディアがある時代で良かった

438 :吾輩は名無しである:2019/04/18(木) 18:51:00.93 ID:a5EEGZgf.net
ついに来た

死者の饗宴 (ドーキー・アーカイヴ) 単行本 ? 2019/5/24
ジョン・メトカーフ (著), 横山茂雄 (翻訳), 北川依子 (翻訳), 若島正 (監修)

439 :吾輩は名無しである:2019/04/19(金) 11:44:57.85 ID:tjqP4VpU.net
藤林丈司

440 :吾輩は名無しである:2019/04/19(金) 16:25:49.55 ID:Zjs2ORP4.net
>>438
知る人ぞ知る、怪奇小説の傑作か

441 :吾輩は名無しである:2019/04/19(金) 16:47:48.64 ID:QKbwKMvx.net
"20世紀英国怪奇文学における幻の鬼才、知られざる異能の物語作家、ジョン・メトカーフ。
不安と恐怖と眩暈と狂気に彩られた怪異談・幽霊物語・超自然小説の傑作を集成する本邦初の短篇集がついに登場"
:ジョン・メトカーフ/北川依子,横山茂雄 訳/若島正 監修『死者の饗宴』


"〈要注意! 錯乱と妄想、腐敗と穢れに満ちた世界に触れたくなければ、本書を読んではいけない……〉横山茂雄"

目次
悪夢のジャック
煙をあげる脚
悪い土地
永代保有
時限信管
ブレナーの息子
ふたりの提督
死者の饗宴

解説 横山茂雄

442 :吾輩は名無しである:2019/04/20(土) 13:47:56.65 ID:w92cpjgR.net
未来の文学


第一期
ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』 柳下毅一郎訳
イアン・ワトスン『エンベディング』 山形浩生訳
トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』 若島正編訳
シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』 大久保譲訳
R・A・ラファティ『宇宙舟歌』 柳下毅一郎訳

第二期
ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』 浅倉久志・伊藤典夫・柳下毅一郎訳
若島正編『ベータ2のバラッド』
浅倉久志編『グラックの卵』
アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』 渡辺佐智江訳
クリストファー・プリースト『限りなき夏』 古沢嘉通編訳
トマス・M・ディッシュ『歌の翼に』友枝康子訳

第三期
サミュエル・R・ディレイニー『ダールグレン』I・II 大久保譲訳
ジャック・ヴァンス『奇跡なす者たち』 浅倉久志編訳・酒井昭伸訳
R・A・ラファティ『第四の館』 柳下毅一郎訳
ジョン・クロウリー『古代の遺物』 浅倉久志・大森望・畔柳和代・柴田元幸訳
サミュエル・R・ディレイニー『ドリフトグラス』 浅倉久志・伊藤典夫・小野田和子・酒井昭伸・深町眞理子訳
ジーン・ウルフ『ジーン・ウルフの記念日の本』 酒井昭伸・宮脇孝雄・柳下毅一郎訳

以下刊行予定
ハーラン・エリスン『愛なんてセックスの書き間違い』 若島正編訳・渡辺佐智江訳

伊藤典夫編『海の鎖』
ジョン・スラデック『ミュラーフォッカー効果』(柳下毅一郎訳)

443 :吾輩は名無しである:2019/04/20(土) 15:47:15.73 ID:gibsgBN9.net
やれやれ

444 :吾輩は名無しである:2019/04/20(土) 22:19:40.27 ID:f/lh6MKx.net
「風の十二方位」、ぼちぼち読んでます。その影響でゲド戦記にも興味が湧いてきた。割りとスレテオタイプの発想でぐいぐい進めるひとだな。

445 :吾輩は名無しである:2019/04/20(土) 22:20:35.41 ID:f/lh6MKx.net
紋切り型。でも悪くないな。

446 :吾輩は名無しである:2019/04/20(土) 23:04:24.74 ID:g/y9mN+V.net
>>442
『ミュラーフォッカー効果』は企画流れたぞ

ル・グウィンは『所有せざる人々』が一番好き

447 :吾輩は名無しである:2019/04/21(日) 00:24:51.82 ID:w5GANlWp.net
>>446
そうか。それも読まないとな。ル・グインは初期作品のほうが面白そう。

448 :吾輩は名無しである:2019/04/21(日) 01:02:27.71 ID:hU7UFaT6.net
俺も闇の左手より好きだな
やっぱプロットがクリアでドッシリしてていい

449 :吾輩は名無しである:2019/04/21(日) 01:17:03.16 ID:D5kCNN/a.net
>>428
思うに、現代人はやはり現代文学を読むべき

古典文学のことは、こういうもので知識を仕入れとくといいかもなあ

450 :吾輩は名無しである:2019/04/21(日) 04:08:44.47 ID:8OlR52U1.net
横倒しになってしまってる

451 :吾輩は名無しである:2019/04/21(日) 12:08:07.10 ID:0gyqZt+Z.net
444の続きだが、闇の左手関連の「冬の王」はどうも面白くないな。パスだ。やけに難しい。

452 :吾輩は名無しである:2019/04/23(火) 00:18:39.27 ID:jo9KjRCe.net
短篇コレクションI 

南部高速道路 フリオ・コルタサル 木村榮一訳 
波との生活 オクタビオ・パス  野谷文昭訳 
白痴が先 バーナード・マラマッド 柴田元幸訳 
タルパ フアン・ルルフォ 杉山晃訳 
色、戒 張愛玲 垂水千恵訳 
肉の家 ユースフ・イドリース 奴田原睦明訳 
小さな黒い箱 P・K・ディック 浅倉久志訳 
呪い卵 チアヌ・アチェベ 管啓次郎訳 
朴達の裁判 金達寿 
夜の海の旅 ジョン・バース 志村正雄訳 
ジョーカー最大の勝利 ドナルド・バーセルミ 志村正雄訳 
レシタティフ――叙唱 トニ・モリスン 篠森ゆりこ訳 
サン・フランシスコYMCA讃歌 リチャード・ブローティガン 藤本和子訳 
ラムレの証言 ガッサーン・カナファーニー 岡真理訳 
冬の犬 アリステア・マクラウド 中野恵津子訳 
ささやかだけれど、役にたつこと レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳 
ダンシング・ガールズ マーガレット・アトウッド 岸本佐知子訳 
母 高行健 飯塚容訳 
猫の首を刎ねる ガーダ・アル=サンマーン 岡真理訳 
面影と連れて 目取真俊

453 :吾輩は名無しである:2019/04/23(火) 00:18:55.75 ID:jo9KjRCe.net
短編コレクションII 

おしゃべりな家の精 アレクサンドル・グリーン 岩本和久訳 
リゲーア ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランベドゥーサ 小林惺訳 
ギンブルのてんねん イツホク・バシェヴィス西成彦訳 
トロイの馬 レーモン・クノー 塩塚秀一郎訳 
ねずみ ヴィトルド・ゴンブローヴィチ 工藤幸雄訳 
鯨 ポール・ガデンヌ 堀江敏幸訳 
自殺 チェーザレ・パヴェーゼ 河島英昭訳 
X町での一夜 ハインリヒ・ベル 松永美穂訳 
あずまや ロジェ・グルニエ 山田稔訳 
犬 フリードリヒ・デュレンマット 岩淵達治訳 
同時に インゲボルク・バッハマン 大羅志保子訳 
ローズは泣いた ウィリアム・トレヴァー 中野恵津子訳 
略奪結婚、あるいはエンドゥール人の謎 ファジル・イスカンデル 安岡治子訳 
希望の海、復讐の帆 J・G・バラード 浅倉久志訳 
そり返った断崖 A・S・バイアット 池田栄一訳 
芝居小屋 アントニオ・タブッキ 須賀敦子訳 
無料のラジオ サルマン・ルシュディ 寺門泰彦訳 
日の暮れた村 カズオ・イシグロ 柴田元幸訳 
ランサローテ ミシェル・ウエルベック 野崎歓訳 

454 :吾輩は名無しである:2019/04/24(水) 20:56:18.40 ID:4XmJQDi5.net
いま、チョーサーの「カンタベリー物語」を読んでいる

455 :吾輩は名無しである:2019/04/25(木) 18:36:22.52 ID:ctBmMSaI.net
英米文学の最高傑作を1つだけ挙げるなら、ミルトンの「失楽園」だろう

フォークナーの「アブサロム、アブサロム!」を推す向きもあったが、それなら「響きと怒り」のほうが

456 :吾輩は名無しである:2019/04/26(金) 14:22:30.74 ID:9qFZGZiC.net
1作選ぶのは無理だな

457 :吾輩は名無しである:2019/04/26(金) 23:47:55.47 ID:MEseARPM.net
駒田水滸伝を読み始めた
華麗な文体やね

458 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 14:54:38.00 ID:Riag5ewM.net
ナイトランド叢書

E・F・ベンスン「塔の中の部屋」
M・P・シール「紫の雲」
E・H・ヴィシャック「メドゥーサ」
キム・ニューマン「《ドラキュラ紀元一九一八》鮮血の撃墜王」
エドワード・ルーカス・ホワイト「ルクンドオ」
アルジャーノン・ブラックウッド「いにしえの魔術」
キム・ニューマン「ドラキュラ紀元一八八八」
E・F・ベンスン「見えるもの見えざるもの」
サックス・ローマー「魔女王の血脈」
A・メリット「魔女を焼き殺せ!」
オーガスト・ダーレス「ジョージおじさん?十七人の奇怪な人々」
クラーク・アシュトン・スミス「魔術師の帝国《2 ハイパーボリア篇》」
クラーク・アシュトン・スミス「魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》」
アルジャーノン・ブラックウッド「ウェンディゴ」
ウィリアム・ホープ・ホジスン「〈グレン・キャリグ号〉のボート」
アリス&クロード・アスキュー「エイルマー・ヴァンスの心霊事件簿」
ウィリアム・ホープ・ホジスン「異次元を覗く家」
ブラム・ストーカー「七つ星の宝石」
ロバート・E・ハワード「失われた者たちの谷?ハワード怪奇傑作集」
ウィリアム・ホープ・ホジスン「幽霊海賊」

459 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 16:37:08.61 ID:4RN1nmLv.net
こういうの意味あるかねぇ。

460 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 17:01:07.69 ID:RdwACsQ7.net
>>458

古典ばっかりだね
ブラム・ストーカーは「ドラキュラ」の生みの親だし
その続編という体裁のキム・ニューマン「ドラキュラ紀元」シリーズは伊藤計劃・円城塔「屍者の帝国」のネタ元だし
M・P・シール、ウィリアム・ホープ・ホジスンなんてウェルズ以後のイギリスの文明批評的SFの代表的な作家だし
読まないと無知だと言われるな

461 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 18:09:39.75 ID:EJYwp7BT.net
なるほど。

462 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 18:14:09.35 ID:0ikx8art.net
権利切れていると企画が通りやすい面がある

463 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 20:38:02.20 ID:RdwACsQ7.net
キム・ニューマンが「ドラキュラ」の続編という体裁をとったように
「フランケンシュタイン」の続編という体裁を構想しているって伊藤計劃が言っていたよね

464 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 21:30:10.04 ID:D/UhCOzd.net
ごほっ。それにしても458なんて特に読む必要ないな。

465 :吾輩は名無しである:2019/04/27(土) 22:04:57.92 ID:XLjyEkim.net
フランケンシュタインの続編っつー体裁だとブライアン・W・オールディスが『解放されたフランケンシュタイン』っつーの書いてるな

466 :吾輩は名無しである:2019/04/28(日) 13:47:55.46 ID:5W9daH/+.net
>>464

だから視野が狭いんだよ

467 :吾輩は名無しである:2019/04/30(火) 21:26:29.57 ID:Np127vbq.net
奇妙な味が楽しめる海外文学短編集50冊

口に出せない習慣、奇妙な行為 ドナルド・バーセルミ
サンリオSF文庫
水蜘蛛 マルセル・ベアリュ 
白水Uブックス
これでおあいこ ウディ・アレン
河出文庫
クールな男 マルセル・エーメ
福武文庫
おかしなことを聞くね ローレンス・ブロック
ハヤカワ・ミステリ文庫
優雅な獲物 ポール・ボウルズ
新潮社
迷宮都市 デイヴィッド・ブルックス 
福武書店
柔らかい月 イタロ・カルヴィーノ
ハヤカワ文庫SF
ごちゃまぜ T・コラゲッサン・ボイル 
角川書店
真っ白な嘘 フレドリック・ブラウン
創元推理文庫
血染めの部屋 アンジェラ・カーター
筑摩書房
刺青の男 レイ・ブラッドベリ
ハヤカワ文庫NV
待っていたのは ディーノ・ブッツァーティ 
河出書房新社
テスケレ ルーチョ・チェーヴァ
河出書房新社
ザ・ベスト・オブ・ジョン・コリアジョン・コリア
ちくま文庫

468 :吾輩は名無しである:2019/04/30(火) 21:29:15.52 ID:Np127vbq.net
九時から五時までの男 スタンリイ・エリン
ハヤカワ・ミステリ文庫
黒い天使たち B・J・フリードマン
早川書房
あなたに似た人 ロアルド・ダール
ハヤカワ・ミステリ文庫
世界の中心で愛を叫んだ獣 ハーラン・エリスン
ハヤカワ文庫SF
食べ放題 ロビン・ヘムリー
白水Uブックス
ディック傑作集@〜C フィリップ・K・ディック
ハヤカワ文庫SF
ゲイルズバーグの春を愛す ジャック・フィニイ
ハヤカワ文庫FT
11の物語 パトリシア・ハイスミス
ミステリアス・プレス文庫
こちらへいらっしゃい シャーリイ・ジャクスン
早川書房
馬的思考 アルフレッド・ジャリ
サンリオSF文庫
バケツ一杯の空気 フリッツ・ライバー
サンリオSF文庫
黒い黙示録 カール・ジャコビ
国書刊行会
ジュリアとバズーカ アンナ・カヴァン
サンリオSF文庫
ベッドの中で イアン・マキューアン
集英社
十三の不気味な物語 ハンス・ヘニー・ヤーン
白水Uブックス
アンダーウッドの怪 デイヴィッド・H・ケラー 
国書刊行会

469 :吾輩は名無しである:2019/04/30(火) 21:30:29.80 ID:Np127vbq.net
血のささやき、水のつぶやき パトリック・マグラア
河出書房新社
皇帝のバラ ルイージ・マレルバ
出帆社
黒い玉〜十四の不気味な物語 トマス・オーウェン
東京創元社
恍惚のフラミンゴ フィリップ・リドリー
早川書房
黒い美術館 A・ピエール・ド・マンディアルグ 
白水Uブックス
九百人のお祖母さん R・A・ラファティ
ハヤカワ文庫SF
燃える平原 ファン・ルルフォ
水声社
イン・ザ・ペニー・アーケード スティーヴン・ミルヒハウザー
白水社
サンディエゴ・ライト・フット・スー トム・リーミイ
サンリオSF文庫
どこからなりとも月にひとつの卵 マーガレット・セントクレア 
サンリオSF文庫
人間の手がまだ触れない ロバート・シェクリイ
ハヤカワ文庫SF
ポートベロー通り ミュリエル・スパーク
教養文庫
リュシエンヌに薔薇を ローラン・トポール
早川書房
スラデック言語遊戯短編集 ジョン・スラデック
サンリオSF文庫
スタージョンは健在なり シオドア・スタージョン
サンリオSF文庫
人狼 ボリス・ヴィアン
早川書房

470 :吾輩は名無しである:2019/04/30(火) 21:31:11.73 ID:Np127vbq.net
ママに捧げる犯罪 ヘンリー・スレッサー
ハヤカワ・ミステリ
マクベス殺人事件の謎 ジェイムズ・サーバー
角川文庫
スロー・バード イアン・ワトスン
ハヤカワ文庫SF

補遺

郵便局と蛇 A・E・コッパード 
国書刊行会
どんがらがん アヴラム・デイヴィッドスン 
河出書房新社
絞首人の一ダース デイヴィッド・アリグサンダー 
論創社
かつて描かれたことのない境地 残雪 
平凡社
第七階層からの眺め ケヴィン・ブロックマイヤー 
武田ランダムハウスジャパン
奇妙な新聞記事 ロバート・オレン・バトラー 
扶桑社
スフィンクス・ステーキ ミュノーナ 
未知谷
ポオ収集家 ロバート・ブロック
新樹社
苦悩のオレンジ、狂気のブルー デイヴィッド・マレル
ルー  
柏艪舎
遁走状態 ブライアン・エヴンソン 
新潮社

471 :吾輩は名無しである:2019/04/30(火) 21:40:46.69 ID:7MyAImhf.net
アメリカだけでいえば
Best American Stories読めばいいだろ

472 :吾輩は名無しである:2019/05/01(水) 12:38:52.37 ID:hbdbPzf1.net
ロアルドダール新訳がでて新旧比較が出てきたな
新訳はなんでback taxesを引かなかったのか

473 :吾輩は名無しである:2019/05/01(水) 17:33:45.23 ID:RrkjgVr2.net
>>467

誰が選んだんだろう
センスいいね
新しいものも入っているから最近?

474 :吾輩は名無しである:2019/05/02(木) 13:52:52.99 ID:yhxM4T1X.net
平成の十冊を選んだぞ。

五分後の世界:村上龍
ウラミズモ奴隷選挙:笙野頼子
世界は密室でできている。:舞城王太郎
姑獲鳥の夏:京極夏彦
JKハルは異世界で娼婦になった:平鳥コウ
生成不純文学:木下古栗
涼宮ハルヒの憂鬱:谷川流
美少女を上手に○○〇にする方法:アナルカン
四畳半神話体系:森見登美彦
ボーイズサーフェス:円城塔

とりあえずの十冊。

475 :吾輩は名無しである:2019/05/02(木) 22:58:14.58 ID:JMxwf6tc.net
一応、これでいいんじゃないの?いままでのリストよりは説得力があるな。
さすが日本人だ。

476 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 01:14:21.34 ID:bqE6ZC/u.net
>>474
京極夏彦の最高傑作は「魍魎の匣」じゃないか?

477 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 07:26:15.69 ID:KDmmFPwA.net
そう、ウブメの夏はちょっとな。ちょっと問題ありだ。

478 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 07:28:13.83 ID:KDmmFPwA.net
475は、なぜか誤爆だ。

479 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 13:31:53.68 ID:Wy6cTK/G.net
>>476
いやあ、だからって、平成の十冊をすすめて、
魍魎の匣から読んだら、本来先に読むべき姑獲鳥の夏が飛ばされちゃうんで、
被害者が出るでしょう。

480 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 16:00:00.23 ID:/34C1vQ1.net
>>479
そういえば、そうだったな

ウブメの夏のキャラ紹介を見てからでないと、他の作品は読めない
他は飛ばしても良いが、ウブメだけは読まないと

481 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 16:02:08.14 ID:/34C1vQ1.net
個人的には、村上春樹より京極夏彦のほうが凄い作家のような気がする
京極夏彦のほうが後世に残るんじゃないか

まあ、こればっかりは好みの問題だが

482 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 16:30:02.02 ID:Wy6cTK/G.net
>>481
どっちも海外で数百万部売れる大作家だから、どっちも残るでしょう。

483 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 21:49:33.14 ID:dUnX0B7K.net
京極夏彦って海外でそんなに売れてんの?

484 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 22:17:55.47 ID:A6aMp4W8.net
売れている割に英訳少ないな
人気作家なら次々英訳されるだろw

485 :吾輩は名無しである:2019/05/03(金) 22:23:46.29 ID:Wy6cTK/G.net
>>483
中国で売れてるらしい。

486 :吾輩は名無しである:2019/05/04(土) 08:38:01.41 ID:y98ySGoE.net
神を感じる

487 :吾輩は名無しである:2019/05/04(土) 13:07:23.99 ID:13mCOys+.net
こないだ見た中国のベストセラーランキングだと
ケン・リュウはじめとした中国人SF作家がずらりとならんでいて驚いた
その中に入っている日本人が東野圭吾だけでしかも数作入っていた
かつて「銀河英雄伝説」の中国語訳が1千万部売れたというような話を聞いたが、中国で売れたら凄まじい収入になりそうだ

488 :吾輩は名無しである:2019/05/04(土) 14:20:23.53 ID:v9eJR6le.net
中国で人気なのは東野圭吾だな

韓国では村上春樹

489 :吾輩は名無しである:2019/05/04(土) 14:25:22.26 ID:v9eJR6le.net
「窓ぎわのトットちゃん」が一千万部売れたって話も、以前あったな

あと、意外なロングセラーは山岡荘八「徳川家康」
中韓のインテリはよく読んでいる

490 :吾輩は名無しである:2019/05/04(土) 19:10:18.10 ID:h5IDE0M8.net
劉慈欣がアジア人で初のヒューゴー賞受賞ということが影響しているのかなーSF人気
ノーベル賞受賞より影響力があるww

491 :吾輩は名無しである:2019/05/04(土) 23:32:10.67 ID:MtMMH5O7.net
>>479
普通の読者なら「魍魎の匣」がシリーズ第一作でない事ぐらい、読む前に気がつくぜ。変な心配をしなくてもな。

492 :吾輩は名無しである:2019/05/05(日) 17:15:49.85 ID:hhJc5ya+.net
京極夏彦はあの漢字だらけの文体が雰囲気出しているから
感じだらけの中国語に翻訳して伝わるのか

493 :吾輩は名無しである:2019/05/07(火) 07:48:11.32 ID:XcP1XzTi.net
日本語じゃないと雰囲気が出ない文体ってのはあるな

494 :吾輩は名無しである:2019/05/07(火) 17:42:12.55 ID:6yjGxLQs.net
このあいだフランス語できる外務省勤務のやつと
話していたらウエルベック読んだことないって
言ってたな

まあいいんだけど読んでおいて欲しいもんだな

495 :吾輩は名無しである:2019/05/08(水) 19:30:47.26 ID:vIzIAlus.net
岩波文庫で
・ガリヴァー旅行記
・三銃士(上下)
・ジャン・クリストフ(500ページ超計4冊)
・レ・ミゼラブル(500ページ超計4冊)
・ドン・キホーテ(計6冊)

これだけ読んだら人格が向上しますか?
そもそも文学通って人格向上に役立ちますか?

496 :吾輩は名無しである:2019/05/09(木) 16:25:34.26 ID:8HLjI+C6.net
>>485
そんな本を読んでもダメだろうな。

良い本は、その中で「ガリヴァー旅行記」しかない。

おすすめは、

ガリヴァー旅行記
ドン・キホーテ(全六巻)
やし酒飲み
王子と乞食
神曲(全三巻)

この辺りが良いだろうね。

497 :吾輩は名無しである:2019/05/09(木) 21:27:04.30 ID:3YKBhdVZ.net
>>496
岩波文庫で神曲は…文語という噂

498 :吾輩は名無しである:2019/05/09(木) 22:05:19.56 ID:oZ+SqQV6.net
>>497
それも100年ぐらい前の訳だね。他文庫だと河出、集英社ヘリテージ、講談社学術から出てるね。どれも新しめ。

499 :吾輩は名無しである:2019/05/09(木) 22:09:14.49 ID:oZ+SqQV6.net
あと角川ソフィアもあったな。

500 :吾輩は名無しである:2019/05/09(木) 23:26:35.00 ID:wIhkTYTu.net
神曲はつまらない以外は最高の古典

501 :吾輩は名無しである:2019/05/10(金) 22:43:03.29 ID:xEXgIoeC.net
「これってマジ、神曲(かみきょく)だよね!」
という具合に、カラオケでよく使われる言葉

502 :吾輩は名無しである:2019/05/10(金) 22:49:59.51 ID:bBap/7ci.net
平川の文体がいいとは思わないからなーあれ
良さがわからん

503 :吾輩は名無しである:2019/05/11(土) 12:32:20.07 ID:jOxZW/So.net
人格の向上に役立つのは
プルースト「失われた時を求めて」
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
トルストイ「アンナ・カレーニナ」
ミッチェル「風と共に去りぬ」
デュ=モーリア「レベッカ」
の5冊です。

504 :吾輩は名無しである:2019/06/03(月) 01:00:01.95 ID:D56rAS45.net
凄い釣りだな

505 :吾輩は名無しである:2019/06/05(水) 21:00:06.28 ID:k4WjKrwq.net
https://i.imgur.com/jW34oth.jpg

506 :吾輩は名無しである:2019/06/08(土) 04:03:35.92 ID:NjjehlBd.net
>>460

ブラム・ストーカー賞があるぐらいなのに
日本では知名度低いね

507 :吾輩は名無しである:2019/06/08(土) 10:26:43.80 ID:BE3SOdhp.net
原書でクリスマスのフロストを読む

プロットが穴だらけで超展開がある
少女の死の真相とかな

ユーモア感覚はまあ評価できるが
書きながらストーリー考えたでしょって感じ

508 :吾輩は名無しである:2019/06/09(日) 01:45:53.34 ID:R2Shlrzw.net
ブラム・ストーカーは映画の白蛇伝説の原作になった長編が翻訳されるらしいのが楽しみだ

509 :吾輩は名無しである:2019/06/16(日) 08:40:38.62 ID:xtfGpcNq.net
文学を読んで人格を磨こう

510 :吾輩は名無しである:2019/06/16(日) 15:02:53.03 ID:GG+prTwD.net
>>509
社会性は身につきますか?
最近引きこもりの社会性が話題になっていて「予習」するために必要なことがあると思うのですが
そうじゃないとまず立ち直りは不可能でしょう

511 :吾輩は名無しである:2019/07/06(土) 14:25:49.50 ID:HW4sco5M.net
まめ
返信ありがとうございます。
欲深い人間にもう少し教えて下さい。好きな本を繰り返し読むのはタメになりますか。
これまで600冊くらいしか読んでませんが、読みたいものが無くなってきました。
2019年6月2日

赤松利市
600冊では話にならないですね。せめてその10倍は。
ちなみに私は文庫で発売されている太宰、三島、川端、谷崎、西村寿行を、高校二年生までに全部読みました。
その後も40年間以上、そのペースで読んでいます。そういうことです。
2019年6月2日

512 :吾輩は名無しである:2019/07/08(月) 18:45:29.45 ID:26NScGJx.net
これだけは読んでおきなさいって100選みたいなのないですか?

513 :吾輩は名無しである:2019/07/08(月) 21:53:55.77 ID:PMvfx481.net
エアコンが効いてるねえ

514 :吾輩は名無しである:2019/07/19(金) 18:40:27.80 ID:uEKbtwUv.net
あいうえ11

515 :吾輩は名無しである:2019/07/19(金) 18:46:01.52 ID:vJXI0ui0.net
まぁ世界文学全集二種類は読まないとな

516 :P :2019/08/15(木) 04:40:24.82 ID:sTF1Rmwt.net
>>512
セクハラで大学をクビになった渡部直己も書いてる「必読書150」という本がありますよ。文学作品以外の本も沢山載ってるので100冊もないと思いますが。

517 :吾輩は名無しである:2019/11/04(月) 18:45:07 ID:IEXR45LX.net
https://i.imgur.com/MyHvpkN.jpg

518 :P ◆.uKag/vUmY :2019/11/16(土) 23:33:44 ID:Wsky112R.net
>>517
それ、やばいな

519 :吾輩は名無しである:2019/11/28(木) 04:04:35 ID:Da0NmHgQ.net
文学通とか胸を張っていえることか? 恥ずかしいことだろ。

520 :吾輩は名無しである:2019/11/28(木) 06:10:01.46 ID:Q1GxP81e.net
純文学の他に主要ジャンル小説4分野ミステリー、SF、怪奇(ホラー)、幻想(ファンタジー)をそれぞれ1000冊は読まないと

521 :P ◆.uKag/vUmY :2019/11/28(木) 18:56:01 ID:QcH69dhe.net
まあ>>519 が正論だよね

522 :学術:2019/11/28(木) 19:05:32 ID:2i3ciNIm.net
純粋哲学なんてあったら純文学といい縁だね。

523 :学術:2019/11/28(木) 19:06:54 ID:2i3ciNIm.net
哲学の中でも純粋に表層から深層まで哲学だけを抽出したような。

524 :吾輩は名無しである:2019/11/30(土) 08:56:11 ID:EE+EPz1t.net
いくら読んでも文学について語れなくては通とは言えない。読む量は少なくても語れる人はいる。
殆ど読まない作家もいる。哲学などは大量に読むことの意味はない。語れるかどうかの方が
重要だろう。知識を披露するのは語れることとは違うし、まして羅列するだけの人も多いが
そういう人は読書人としても恥ずかしい。量だけは多いがまるで考えがない。

525 :吾輩は名無しである:2019/11/30(土) 08:59:44 ID:EE+EPz1t.net
ジョーカーを見たが面白かった。体の奥底に火がつく感じだ。中国人は習近平を何故
暗殺しないのか不思議だ。奴らは金玉がないのだろうか?人間の屑だな。

526 :吾輩は名無しである:2020/01/13(月) 12:04:27.47 ID:uB5+df96.net
https://umiumiseasea.com/tanizaki/
とりあえずこれを読んで、読んだふり
谷崎潤一郎作品のまとめ

527 :吾輩は名無しである:2020/07/04(土) 11:02:50 ID:erkHdIQn.net
https://i.imgur.com/Lohsn4D.jpg

528 :吾輩は名無しである:2020/07/08(水) 21:24:49 ID:0DDMAqUO.net
>>526
異端者の悲しみ
が入っていない時点でアウト

529 :吾輩は名無しである:2020/07/16(木) 16:29:28.55 ID:ebPBns6W.net
>>511
アニメやエロゲまで含めるなら6000作見てると思うんですけどどうでしょうか?

530 :P :2020/07/16(木) 20:01:02.68 ID:6iWJc0Eh.net
あんたはえらい!

531 :吾輩は名無しである:2020/07/17(金) 10:41:22.57 ID:yPyj8fhQ.net
>>529
煽り抜きでもう研究者を名乗っていいレベル
それだけ見たのなら少なからず気づいたことがあるだろうし、それを文章化してみたら
絶対面白いと思うぜ

532 :吾輩は名無しである:2020/07/17(金) 12:14:28.29 ID:CHRtWi04.net
>>529

ここで是非やってくれ。アニメベスト10でもお願いします。

533 :P :2020/07/17(金) 23:07:32.86 ID:zmEyGF7+.net
記憶喪失した男というコテハンが提示している価値「鑑賞量」は誰もに平等だし、倫理的だよな。

534 :学術:2020/07/18(土) 10:03:29.72 ID:fpnmuweh.net
読まない人でも文学の特殊な能力があれば文学者だ。
でも読まないこともできないほど文学は豊穣な面がある。

535 :吾輩は名無しである:2020/07/18(土) 12:30:49.34 ID:cdqUca4R.net
「悪童日記」

536 :吾輩は名無しである:2020/08/02(日) 14:55:25.67 ID:RoAC7MhQ.net
>>529
期待

537 :吾輩は名無しである:2020/08/06(木) 16:01:07.96 ID:g5NwS1tf.net
YouTubeの本棚動画見るとこんなの一生かけても読めないだろっていうのがある

538 :吾輩は名無しである:2020/08/27(木) 18:12:39.01 ID:zB7bqrrH.net
日本文学
英米文学
フランス文学

この3つは一通り押さえておきたい

539 :吾輩は名無しである:2020/08/27(木) 19:06:15.33 ID:jIl3zjo3.net
いやいや
ロシア、ドイツ、イタリア、中国は抑えとかないと スタートラインにも立てないだろ

540 :吾輩は名無しである:2020/08/27(木) 19:07:45.90 ID:dKK8DtAh.net
世界文学=白人文学

541 :吾輩は名無しである:2020/09/04(金) 14:11:18.34 ID:57pEK/nD.net
谷崎純一郎は必須

542 :吾輩は名無しである:2020/09/04(金) 14:11:26.41 ID:57pEK/nD.net
あと、安部公房も

543 :吾輩は名無しである:2020/09/04(金) 18:30:00.21 ID:4FAMU74O.net
谷崎はあと100年は大丈夫だろうが
安部公房は徐々に忘れ去られる気がするな
実際若い人は読まないでしょ

544 :P :2020/09/05(土) 01:26:50.27 ID:iigDVtLw.net
箱男は読むんじゃないですかね。感想文書きやすそう

545 :吾輩は名無しである:2020/09/05(土) 10:03:57.27 ID:NEW1a4p3.net
娯楽適用のないつまらない文学は忘れられる
つまりここ100年ほどの純文学はほとんど忘れられると思う

546 :吾輩は名無しである:2020/09/05(土) 15:04:48.05 ID:F0MMa27J.net
「コンビニ人間」は海外でもかなり売れてるようだし残るんじゃないかな
上で言ってる娯楽適用ってのは「娯楽としても面白く読める」だと思うが、
そこも満たしてる。
日本文学でコンビニという「場所」を本格的に描いたほぼ唯一の作品という長所もあったりする(エンタメの方がこの辺探ればたくさんありそうなものだが)

547 :P :2020/09/05(土) 17:08:15.47 ID:iigDVtLw.net
確かにあれは百年後の人類も読みたいと思うかも。絶妙な題材だよね。

548 :吾輩は名無しである:2020/09/06(日) 16:04:30.23 ID:+v9/ANCA.net
ジェイムズ・ジョイスは、短編小説だけが残る

549 :吾輩は名無しである:2020/09/07(月) 04:39:28.51 ID:sFt0djQz.net
カフカとフォークナーは古典として残りそうだ

550 :吾輩は名無しである:2020/09/07(月) 12:43:07.63 ID:AdvGlyB7.net
ジョン・アーヴィングは、読者を楽しませることこそ作家の使命と考えている

551 :吾輩は名無しである:2020/09/07(月) 12:49:16.30 ID:AdvGlyB7.net
>>545
それはつまり、「ストーリー性がなければ楽しくない」という、アーヴィング的な考え

アートとしての言語芸術を純粋に探求しようとはしていない

552 :吾輩は名無しである:2020/09/07(月) 19:26:40 ID:BQGdMS5+.net
アート?現代芸術なんかすべてゴラクでしょw
ウリポもヌーヴォーロマンも意識の流れもシュルレアリスムもお遊びでしかない
いまどき崇高性を求める理由がないからね
「アートとしての言語芸術」なんて文学に夢見てる昭和の中学生みたいなことをいつまでも言ってると人生の無駄だよ

553 :吾輩は名無しである:2020/09/09(水) 11:02:24.49 ID:V+FG6W0W.net
>昭和の中学生
これだわな
昭和の中学生には純粋な言語の芸術が価値があったんだろうが
現代を含めて他のほとんどの時代ではそんなものより「面白いもの」が見たくて物語を見る
だから単純に面白くない小説は読まれなくなる

554 :P :2020/09/10(木) 21:57:37.08 ID:iM4hV8cb.net
カフカは全然古くないよな。きっとずっとそうなんだと思う。

555 :吾輩は名無しである:2020/09/10(木) 22:02:06.01 ID:bnZvmiZr.net
そう?審判も城も古いけどな
短編のほうは古くない
でも古くならない短編って実はたくさんある

556 :P :2020/09/10(木) 22:26:39.09 ID:iM4hV8cb.net
俺が古いのかな?

557 :吾輩は名無しである:2020/09/11(金) 12:49:51.37 ID:RI/+qv2X.net
いや、古くない

何度、読んでも新鮮なのがカフカ

558 :吾輩は名無しである:2020/09/11(金) 12:51:22.12 ID:RI/+qv2X.net
ジョイスは消えそうな予感

短編作家として残る

559 :吾輩は名無しである:2020/09/11(金) 14:36:20.91 ID:leo7jMYh.net
お前がジョイスの長編読めないだけじゃね?w

560 :吾輩は名無しである:2020/09/12(土) 01:34:04.03 ID:0QguUas9.net
>>107
文学て言葉が、そもそも仰々しいよな。
小説で良くね?
文学なんて古典とともに消えた言葉だろ。

561 :吾輩は名無しである:2020/09/12(土) 05:42:44.07 ID:b9NL7/oH.net
底の底でも営みは続く

562 :吾輩は名無しである:2020/09/15(火) 16:02:33.25 ID:TOCy7RPP.net
なんで「文学」なんて言葉にしたんだろうな?

まあ、「文楽」だと人形浄瑠璃とまぎらわしいからだろうけど

563 :吾輩は名無しである:2020/09/16(水) 18:58:52.36 ID:zzrsRJW5.net
定義が曖昧だよな
自分の好きな傾向のものが「文学」
嫌いなものは「娯楽」または今なら「ラノベ」と言ってるだけだわ

564 :吾輩は名無しである:2020/09/20(日) 16:56:21.08 ID:uQgLCSOP.net
ジョン・アーヴィングは文学者というより小説家だな

565 :P :2020/09/20(日) 20:53:21.52 ID:YdrIge29.net
講談社文芸文庫を30冊以上読んでたら通っぽい

566 :吾輩は名無しである:2020/09/26(土) 10:14:34.28 ID:6uVx3MF4.net
下手すると単行本より高いから、財布が追いつかん。

567 :吾輩は名無しである:2020/09/26(土) 10:50:58.15 ID:lUtDvG9L.net
>>562
舞城が昔群像のエッセイでまさに
そんな感じのこと書いてたのを思い出すなど。

568 :吾輩は名無しである:2020/10/30(金) 08:18:08.89 ID:Ieq5ypmM.net
>>558

名前は残るだろうけど
すでに読まれていない
フィネガンは端から読まれていないし
ユリシーズもしかり

569 :吾輩は名無しである:2020/10/30(金) 08:19:25.68 ID:Ieq5ypmM.net
>>550

大多数の読者はそうだろうね
ただ言語芸術としての側面も少数の愛好家の間で残ると思う

570 :吾輩は名無しである:2020/10/30(金) 15:41:06.92 ID:F8d1E9PT.net
>>568
読んで言ってるのかな?
読まずにそれ言ってたらいよいよ怖い

571 :吾輩は名無しである:2020/11/10(火) 16:37:26.47 ID:b1JJxL+T.net
ドン・デリーロの「コスモポリス」を読んだ

マジで面白いな、「文学作品」というようなイメージではない

572 :吾輩は名無しである:2020/11/10(火) 22:20:48.13 ID:NruP7VJr.net
>>571
純文系エンタメってこと?
ホリエモンとかオリラジ中田とかをインテリとは言えないっていうのと似たような感じ?w

573 :吾輩は名無しである:2020/11/11(水) 17:07:12.02 ID:VwFKj20w.net
ドン・デリーロはイタリア系で、労働者階級出身なんだな

574 :吾輩は名無しである:2020/11/11(水) 17:07:46.33 ID:VwFKj20w.net
オリラジ中田は池上彰を忠実にコピーしているな

575 :吾輩は名無しである:2020/11/11(水) 17:42:06.27 ID:pagqXbvO.net
はあ?
量をこなして(笑)文学通になる事(笑)に何の意義がある!?
ばっかじゃねえの?

576 :吾輩は名無しである:2020/11/12(木) 14:32:28.55 ID:2j1HVw4L.net
いや、量を読めというわけではない

「この10冊を読め」とかそういうのでいい

577 :吾輩は名無しである:2020/11/13(金) 02:55:53.26 ID:40qKMQEN.net
それが問題だ

578 :吾輩は名無しである:2020/11/13(金) 20:07:11.46 ID:mi8x9NsW.net
>>576
なるほどね。
そう言われれば、自分に於いては一葉、鷗外、漱石、三島は外せない。
あとは、芥川、鏡花だな。
これらの人々の文章は、暫く読んでいないと、もう一度読みたくなる
んだ。
そうして読み始めると、ある意味安心するな。何回も、反芻可能なのが、
自分の文学世界だな。
だから、粗筋だけをつかめば済んでしまう最近の小説とは、かなり次元が違う。

そう言う訳なので、
同様の発想で出版されている「マンガで読破」的な企画って笑止だよなぁ。

579 :吾輩は名無しである:2020/11/14(土) 19:17:03.94 ID:xcdKdlaT.net
中学生までにどんな古典を読んだらいいのでしょうか?
分量もさることながら方向性もしっかりしていないと心の成長が期待できない
特に日本の精神を培うには
漢籍
古文
短歌・俳句
なども必要だし
合理的な価値判断を培うには西洋の文学を小中学生向けにしたものも必要だ
その辺の整理が文科相や出版社でついていないのにいきなり「時をかける少女」とか「図書館戦争」とか読んでも土台がついていないから崩れやすいと思う

580 :吾輩は名無しである:2020/11/18(水) 20:56:19.30 ID:KCUTwubI.net
筒井康隆を読む土台としての古典を探している、と言う事ですか?

581 :吾輩は名無しである:2020/11/20(金) 17:08:48.73 ID:Z+TGUqm2.net
>>578
漱石「俺は本は一度しか読まない」

>>579
本なんて読んでも心の成長なんてほぼしないし
日本に暮らして中学生まで過ごせばもう日本の精神にがんじらめに育ってるよ

582 :吾輩は名無しである:2020/11/20(金) 17:35:56.78 ID:Z+TGUqm2.net
>>576
100年ぐらい前に当時の著名な文学関係者が集まって
『読んだことのない必読書10冊』という題材で意見を募ったらあらゆる名作が挙がったらしい

583 :吾輩は名無しである:2020/11/20(金) 18:00:07.01 ID:a+v2YP4Z.net
>>581
日教組教育でちょっと怪しい
読解力がつく過程も思索したい
夢中になって何でも読んでいたらいつの間にかついたというのでは教育論的に分からん

584 :吾輩は名無しである:2020/11/20(金) 18:19:37.78 ID:Z+TGUqm2.net
>>583
読ませたい相手があんたの子供か生徒かは知らんが
「いつの間にか身についていた」以前にまず当人が本を読みたがってるかどうかの方が遥かに重要じゃね
小中高生が夢中で本を読んでる時点でもう逸材だからほっとけ
本なんてかったるいもん読みたくないといって友達と遊びたがっててもそれはそれで正常な子供だからOK

585 :吾輩は名無しである:2020/12/03(木) 09:44:33.87 ID:VovyDUed.net
いま、「万延元年のフットボール」を読んでいる

586 :吾輩は名無しである:2020/12/05(土) 14:38:01.52 ID:EFUw4x83.net
ジェイムズならびならヘンリー・ジェイムズ

心理の推移と筋の面白さ、英文の構築の精緻さ

英文で読んでいると難しいが、分け入っていく感覚に精神が昂ぶってくる

587 :吾輩は名無しである:2020/12/06(日) 10:58:52.41 ID:QOhY9x2A.net
>>586
夏目漱石「こいつの文章は簡単にわかることを、分かりにくくすることを目的としてる」

588 :吾輩は名無しである:2020/12/06(日) 16:33:12.61 ID:r6mq0/47.net
たしかにね
詳細に書けばいいってものじゃないだろうと言いたくなる

589 :吾輩は名無しである:2020/12/12(土) 20:33:01.63 ID:VcmDhSFH.net
夏目漱石と太宰治

590 :吾輩は名無しである:2020/12/13(日) 21:04:49.92 ID:86k5Ktp0.net
>>581
だから何だよ!?
おまえは「考える事」ができない、かたわの脳ミソだな(笑)

591 :吾輩は名無しである:2021/03/26(金) 11:41:31.72 ID:zG988WJF.net
YouTuberのスケザネさんはすごいなー

592 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 03:10:55.56 ID:UhhB2cD2.net
ヘンリー・ミラーのセクサスとかプレクサスとか全部読んだ人いるのかな

593 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 07:46:30.15 ID:te8Wgbfy.net
100年後にも残って古典となる作家は
鴎外、漱石、谷崎の3人は確定。

594 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 19:40:00.90 ID:ynKifdUS.net
残るとか残んないとか言ってる奴全員バカ説

595 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 23:02:46.88 ID:HhyaY1uz.net
>>593
川端康成と太宰治も残る。

596 :吾輩は名無しである:2021/05/10(月) 10:01:18.91 ID:DZ7AD4fU.net
>>592
量とか冊数の問題ではないと思いますな。

597 :吾輩は名無しである:2021/05/10(月) 19:09:57.91 ID:AIHwC0fj.net
教科書に書いてあるような文学史の潮流に乗るのではなく、自分独自の文学系譜を持っている人は文学通だと思うね。

598 :吾輩は名無しである:2021/05/10(月) 23:29:36.42 ID:BCHkPfsb.net
文学だけは好き嫌いがあるからねえ

599 :吾輩は名無しである:2021/05/12(水) 12:28:57.41 ID:EAfqvy5I.net
ナボコフのような大御所なら別だか、お前らがいくら多読して「通」になったところて、他人にとっては何の役にも立たんよ

例え1冊でもいい、深読みできて、他ジャンルや、政治・経済、文化史を横断して、しっかりした文章で独自の観点から論じる力量があれば、注目されるよ

600 :吾輩は名無しである:2021/05/14(金) 17:07:56.84 ID:Ewt4L76F.net
600

601 :吾輩は名無しである:2021/05/15(土) 09:33:44.66 ID:e2CgFigh.net
「読点」を多用するバカが吠えている
他人の趣味の領域に偉そうに口出しする前にやることあるだろ

602 :吾輩は名無しである:2021/05/15(土) 22:58:16.84 ID:mLPoTgRU.net
誰に対してマウント取りたいかだろ
年間10冊も読まないバカ相手だったら年間50冊も読めば通気取りができる
評論家や批評家気取りなら年間500冊程度は読まないときついだろ

603 :吾輩は名無しである:2021/06/18(金) 17:57:36.90 ID:Nb7HWgPc.net
>>593
森鴎外なんかは有名だけど本屋で見ると4冊くらいしか並んでないんだよね、近代の作家で多いのは漱石太宰川端谷崎あたりかな

604 :吾輩は名無しである:2021/06/18(金) 17:59:19.24 ID:Nb7HWgPc.net
梅崎春生や太宰治の軽快なコメディ文学が好きなんですけどなんかオススメあります?

605 :吾輩は名無しである:2021/06/19(土) 08:50:30.65 ID:LnAY22hq.net
だ・か・ら〜、量じゃねえっつうの!

606 :吾輩は名無しである:2021/06/19(土) 12:35:57.89 ID:rtnIw8Nn.net
>>604
内田百閧烽ネかなか

607 :吾輩は名無しである:2021/06/19(土) 13:36:50.01 ID:GPmegdI9.net
百閧ニだけ言われて「そうか!」と最初に手に取ったのが「サラサーテの盤」とかだったりしたらどーすんの

608 :吾輩は名無しである:2021/06/28(月) 20:22:22.67 ID:Vsa4yFi5.net
>>604
町田康 中原昌也

609 :吾輩は名無しである:2021/07/23(金) 01:28:57.08 ID:3Z164S9f.net
文学痛になら・・・

610 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 10:57:13.10 ID:Xm/JYjiq.net
地方の大型書店の海外文学文庫コーナーに立ち寄ってみたが、ドストエフスキーの
罪と罰とカラマーゾフの兄弟がどっさり積んであった。こんな田舎でロシアのあん
な長大な小説、需要があるのか不思議に思ったけどね。他にペストとかイシグロの
作品とかが幅を利かせていた。流行と言うのはあるだろうが、あざと過ぎやしないか。

611 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 11:42:17.45 ID:4GuZjaqS.net
地方の書店が定番しか置かないのは当たり前だろう
世間知らずもたいがいにしろ

612 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 19:45:55.05 ID:Xm/JYjiq.net
お前みたいな田舎ものじゃないから、田舎の定番が分からなかったのさ。

613 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 21:39:41.02 ID:w0HFxcxZ.net
ある程度の年月を生きてきて地方の書店も覗いたことがないってことは都心の貧乏人じゃん

614 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 21:50:58.04 ID:Xm/JYjiq.net
お前みたいな田舎ものよりマシ。せいぜい、田舎の定番(笑)を買ってやれ。

615 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 22:39:44.36 ID:+qgZd0O7.net
都心だろうと地方だろうと貧乏は嫌だなあ
>>610もいい年こいた貧乏人の発言なんでしょ?むべなるかな

616 :吾輩は名無しである:2021/07/30(金) 23:19:37.30 ID:Xm/JYjiq.net
しかし日本はまだまだ未開というか、謎だ。
ペストはおらっちの定番ずら、なんて田舎じゃ言うのかね。
どこの田舎だか知らんが、あるんだろうな、
アリスもびっくりのワンダーランドが。

617 :吾輩は名無しである:2021/07/31(土) 04:02:58.16 ID:oid30DiL.net
コロナでペストが売れたことを知らない人がいるんだな
情報を一切取り入れない人かな

618 :吾輩は名無しである:2021/07/31(土) 05:48:10.74 ID:lqPB8ceI.net
夏休みのスマホキッズじゃねーの

619 :吾輩は名無しである:2021/07/31(土) 06:07:16.61 ID:EgwDTOTF.net
コロナ前から書店に置かれてたから売れたってのもあるね
カミュ、カフカ、ドストエフスキー
この辺の顔ぶれは何十年も変わらん
漱石、芥川、太宰がとりあえず置かれてるようなもん

620 :吾輩は名無しである:2021/07/31(土) 10:46:02.98 ID:alFAg6ZG.net
まあ、漱石とドストエフスキーは読書人の必読ではある。
コロナが収まっても、ペストは読まれ続ける。田舎でもさ(笑)

621 :吾輩は名無しである:2021/07/31(土) 10:49:41.28 ID:ZbrqH5ez.net
世間知らずの貧乏人乙

622 :吾輩は名無しである:2021/08/06(金) 02:13:10.37 ID:YCa4T7ji.net
で結局、必要条件として何冊なんだよ

623 :吾輩は名無しである:2021/11/12(金) 08:53:40.85 ID:SfKj9EYk.net
純文学400冊
ミステリー200冊
SF200冊
ファンタジー100冊
ホラー100冊


1000冊読め文学通

624 :吾輩は名無しである:2021/11/12(金) 09:03:30.36 ID:SfKj9EYk.net
>>545

逆ですよ
うまくて面白いだけの作品はその時代とともに消えて
新しい時代のうまくて面白い作品に置き換えられるのがこれまでの歴史
残るのは面白くないかもしれないが代替性のないもの(歴史的意味があるとか、資料として大事とか)

625 :吾輩は名無しである:2021/11/12(金) 14:20:27.46 ID:9EdU7zPs.net
幅を知っておくという限りにおいては、20代前半までに文学全集に収まってる代表作には触れとくべきだね。特に長編はそれくらいの年齢こしてくると読む体力が衰えて読み通せなくなる。そして深みを知っておくには、再読という形が1番いいだろう。

626 :吾輩は名無しである:2023/05/04(木) 03:24:27.70 ID:qJ4j1q+BU
最近地球破壞テ口リスト税金泥棒自閉隊か゛都心付近までクソヘリやらC-130やらクソ爆音航空機飛ばしまくって低周波騷音引き起こしてるな
自閉隊とは,國民の生命と財産を守る存在ではなく,税金泥棒しなか゛ら,ヱネ価格に物価にと暴騰させて.住民の権利を強奪して破壞して
氣侯変動させて災害連發させて國土まて゛破壞しながら私腹を肥やすテ□リストの典型だと理解しよう!
ウクライナの軍事予算はGDP比4%以上あったわけた゛し,軍のク─デ夕一によって政権掌握されたミャンマ─はGDP比2%台.
徴兵して拒否すれは゛犬コ囗公務員に制圧させて殺害可能な社会にしようとしてるのが防衛予算のために増税まで計画している岸田増税文雄
ちなみに.2014年にマレ‐シア地球破壊テ囗リスト機MH17を地対空ミサヰル9K37フ゛−クて゛見事に撃墜したのは、戦闘民族ウクラヰナ人な
真の防衛として、利権を貪って税金泥棒して地球破壊して私権侵害して私腹を肥やすだけの人類に湧いた害虫クソ公務員を全滅させて,
新≡種の神器、拳銃、スティンカ゛−、手榴弾を━刻も早く全家庭に普及させないとお前ら間違いなくロシア逃亡民みたいな目に合うそ゛

創価学会員は,何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まて゛出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセーか゛口をきけて容認するとか本気て゛思ってるとしたら侮辱にもほと゛か゛あるぞ!
https://i.imgur.com/hnli1ga.jpeg

627 :吾輩は名無しである:2023/06/12(月) 01:44:29.20 ID:Bym6Titn.net
「アンラーニング」(unlearning)とは、
いったん学んだ知識や既存の価値観を批判的思考によって意識的に棄て去り、
新たに学び直すこと。
日本語では「学習棄却」「学びほぐし」などと訳されます。
個人や組織が激しい環境変化に適応して、継続的な成長を遂げるためには、
いわゆる学習(ラーニング)と学習棄却(アンラーニング)という、
2種類の一見相反する学びのプロセスのサイクルを
たえず回していくことが不可欠とされます。
(2012/11/26掲載)

628 :吾輩は名無しである:2023/06/12(月) 08:57:42.28 ID:CfQvKPqF.net
>>627
アンラーニングのことは初めて知ったが、具体的なアンラーニング方法は所蔵古本の売却と新しい本の買い入れか。
つまり、今みたいに全国的に古本買取価格が安過ぎる現状では、アンラーニングが進まない。

629 :吾輩は名無しである:2023/07/24(月) 02:17:11.11 ID:sgRqPJJn.net
ニューヨーク日記:
図書館の音楽資源:二千枚のCDを聴いて分かったこと
2002.04.
橋本努

ほとんど毎日のようにどこかの図書館に通って、まずCDを一〇枚借りる。
最初はジャズから聴き漁りはじめて、
民族音楽、クラシック、アヴァンギャルドなど、すべての分野に触手をのばしていった。

一日に十枚を聴いて、次の日はさらに別の十枚を聴く。そして約三か月で二千枚以上のCDを聴く。
この音楽経験は、自分のアイデンティティの一部としてある音楽の次元に対して、
進化的メタモルフォーゼを働かせることになった。

現代社会においては、あるエスタブリッシュメントに対して別のエスタブリッシュメントが対抗しており、
そうした諸々のエスタブリッシュメントが拮抗する中で、そこから生じるダイナミズムをいかに理解するか、
またいかにして新興するエスタブリッシュメントを称揚していくか、という問題が、
文化のダイナミズムを促進するための中心問題となっている。
問題は、いわゆる教養としての音楽ではなく、諸文化が拮抗する中で、
意義深い文化にコミットメントしていくための道筋である。

もし自分が中国人であったら、こういう表情をしていただろうとか、
あるいは黒人であれば、こういう顔をしていただろう、という想像力を働かせてみると、
その文化に対して、一定の社会参加的なパースペクティヴをもって接することができるようになる。
こうしたパーソナリティへの想像力は、文化に内在した理解を大いに助けてくれる。
このように、他でありえた可能性を探求することは、
自分のアイデンティティの幅を「可能性(ポテンシャル)」の次元において広げてゆく。

重要なのは、「今何を聴くことが最も効用を満たすのか」について確実な効用関数を知ることではなく、
そうした効用関数がもはや分からなくなるところで、つまり大量の情報と複雑性の中で、
音楽に対する感性の襞を解放=成長させていくということではないだろうか。

630 :吾輩は名無しである:2024/04/01(月) 23:53:29.82 ID:XjaxgSX9.net
CloseToTheWall
東條慎生。
2023-12-31
2023年に見ていたアニメ

週に何本見ているかを毎クール数えているけれど、冬で週に50本を超えたのは初めてだし秋に
も50を超え、週ごとアニメ視聴本数の4クール総計は187で、去年の154の二割増しでかなり増えている。

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