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ドン・キホーテ

1 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 00:56:42.90 .net
はい

2 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 01:04:33.30 .net
おお、待っていたぞ、このスレ。

3 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 01:18:32.80 .net
小説中小説がてんこ盛りの前篇とメタフィクションの後篇、
どちらを高く評価するかは人によって分かれるようだな。
まあ、両者あわせてこの作品は傑作といわれているんだが。
それにしても、牛島訳は読みやすいことこの上ない。

4 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 04:14:46.11 .net
先日、牛島訳で読了した。
他の翻訳って擬古文で訳されているのかな?
だとしたら読みにくいだろうなあ。

キホーテの人柄が大好きだ。
愚弄されている主従が気の毒であまり笑えなかったな。

キホーテの狂気が、正常とされている人々の目を覚醒させる
みたいな内容を期待しながら読んだが、そういう小説ではなかった。


5 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 14:56:07.74 .net
火を放たれちまいましたょ

6 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 23:34:21.81 .net
牛島訳意外に筑摩の会田由訳も持っているが、擬古文ではなく現代語だが、
言葉がかたくて読みづらい。新潮の荻内訳はくだけすぎらしい。

7 :吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 01:32:07.92 .net
世界文学史上ベストワンだよな。
どういうところが高く評価されているのか?
ユーモア?語りの技法?話の面白さ?

8 :吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 01:52:55.93 .net
>>7
世界の著名作家100人にアンケートをとったら、
文学史上No.1作品に選ばれたんだよな、確か。

正直、そこまでの作品かな? と思ったよ。

9 :吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 01:52:38.58 .net
色んな読み方が可能らしい。カラマーゾフの著者が「もっとも憂鬱な書物」と評し
ロリータの著者は「肉体殴打の百科全書」と呼んだらしい。すいません手キトーでした。

10 :吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 01:58:13.26 .net
風刺→ロマン→諧謔
時代ごと評価の軸が変わってきた。
どのように読んでも耐えられるからこそ
古典といえる。

11 :吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 00:54:47.49 .net
愛すべき小説じゃないかな。

12 :吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 01:16:41.73 .net
サンチョ萌え小説。

13 :吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 12:05:21.91 .net
ナボコフは『ドン・キホーテ』を褒めてるのかけなしてるのか?

14 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 19:47:49.36 .net
読みやすいが、長いし、淡々としているよな。
完読者が多いとは思えない。

15 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 19:52:50.25 .net
数ヶ月前から読んでいて、今4巻目。
絶対読み通すつもりだが、
正直それほどすごい小説とは思えない。

16 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 20:42:29.66 .net
こればっかりは原書のスペイン語で読まないとw

17 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 21:25:57.54 .net
読める奴滅多にいないじゃない。

18 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 22:25:05.25 .net
ドンキホーテが退屈だなんて言ってたら他の小説なんて読めるの?

19 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 22:29:51.35 .net
誰が退屈と言った?

20 :吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 21:14:59.31 .net
立花隆だっけ?

21 :吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 22:05:47.27 .net
>>15
プラトンやシェイクスピアみたいなもんだな。

読んでないと損をすることはあるし、読んでると自慢出来る。

俺は読む予定もないが。

22 :吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 23:24:32.18 .net
俺はある日突然読みたくなった。
それまではまるでキョーミなかった。

23 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 00:31:12.04 .net
普通に面白い小説だよ!

24 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 00:40:04.45 .net
読んでるとほのぼのしてくるよ。

25 :フロイド・メイウェザーJr:2011/03/09(水) 23:11:38.47 .net
話が進むたびにドンキホーテがボコボコになっていくから
あんまりほのぼのできなかったな個人的には。
でも老人にもかかわらずオフェンシブな精神をもっている
ところは尊敬できる

26 :吾輩は名無しである:2011/03/09(水) 23:31:54.74 .net
狂人をひたすら笑い物にするグロテスクな物語
というのがナボコフのドン・キホーテ評。


27 :吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 00:57:34.21 .net
そういえば、ナボコフの小説にもよく狂人が出てくるな。
そしてひたすら陰々滅々と話が進み、一切ユーモアがない。

28 :吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 03:55:11.89 .net
キホーテが本当に狂ってんのかわからんけどネ!
(漫画で読もうドンキホーテでは、本人がそう断言していた。許せん)

29 :吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 01:36:37.50 .net
騎士道物語関連でのみ気が狂うという何とも珍妙な設定。

30 :吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 06:06:36.53 .net
>>29
逆だろ

31 :吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 11:24:20.16 .net

お前、読んでないだろ?

32 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 11:45:58.86 .net
会田訳のほうがかたい言葉多くても好きだな
牛島訳は正確性が高いんだろうけど上手く入り込めなかった

33 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 13:24:07.11 .net
会田訳の筑摩大系持っていたが、岩波文庫箱入りセットを買ってしまった。
大系は重くてなあ。岩波は挿絵つきで訳も柔らかくて読みやすい。
会田訳もいいとは思うが。

34 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 14:03:22.00 .net
牛島訳後半で一カ所遊んでるところあるよな。

35 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 14:05:35.13 .net
新潮の荻内訳は遊びすぎだな。

36 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 15:09:31.91 .net
ちくま文庫も挿絵つきで注もページ脇だからいいじゃない

37 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 16:18:34.67 .net
会田訳は硬質だから、あの長さを読み続けられない人も少なくない。

38 :吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 22:22:06.76 .net
登場人物の言葉のやりとりがいいね
相手を言い負かそうとかではなく、思ったこと考えたことを素直に相手にぶつけるところ
荒っぽいのが現れて殴り合いとかにもなるわけだけど

39 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 01:41:18.16 .net
殴り合ってもコメディみたい。

40 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 15:45:33.94 .net
贋作読んだ?

41 :☆モコの おともだちよ! モコを 命がけで 救え!!*:2011/03/24(木) 13:52:12.25 .net
今はもう オナニーする気にもなれません*
モコの友達作戦! 発動!☆ オペレーション モコ トモダチ!*
命令! 続行!☆  モコの おともだちを 救え!!*
痴漢バス! ついに LA上陸!*
モコは 旦那一人で満足なんか できないヨ!☆
グズグズしないで 立て続けに ブッといチンポ! ぶち込んでヨ!*
男たちがギブアップするまで ヒップをふり続けちゃう!☆
ヤングボーイたちの精液(エキス)を一滴 残らず 吸い取っちゃう!*
前戯なんて どうだってイイのよ!☆
早く 太いチ●ポをぶち込んで!*
太いチ●ポが膣の奥まで突き刺さると
ケツ穴までもが ウズウズしてくるんだよネ!☆
日本の危機を救うために ついに! あの男たちが立ち上がった!☆
皆さん! ハイパーレスキュー隊が 来てくれました〜!*
もう だいじょうぶで〜す!*  安心してくださ〜い!☆
スゴイ男たちが見せる 巨大な興奮と感動!*
だげと…ハイパーレスキュー隊でさえも ダメだった…☆
次に 筋肉ババアが やってきた*
今回 救済にやってきてくれた永瀬モコさん(38才)は
歴代の筋肉熟女の中でも さらにキレた筋肉の持ち主です!☆
毎日のトレーニングで鍛え上げられた腹筋・背筋・上腕二頭筋!*
片手でリンゴを粉砕し つぶすほどの握力!☆
この筋肉ババア モコは 細いチ●ポをちょっとマ●コに入れられただけで
「ダメぇ〜! こわれちゃう〜!」と泣き叫ぶほど 弱かった*
ついに! 奇跡が起きた!!*  観衆から どよめきが起こった!!☆
筋肉ババア モコは観衆に向かって「行くぞ〜!!」とアピールした!*
「これから! この私が! 日本を引っ張っていくぞぉ〜!!」*
モコの おともだちよ! モコを 命がけで 救え!!*
オペレーション モコ トモダチ!*  放課後の小悪魔☆モコ*

42 :ぬくもり:2011/03/25(金) 09:33:27.64 .net
セルバンテス

43 :フロイド・メイウェザーJr:2011/03/25(金) 23:51:29.37 .net
略してセル

44 :吾輩は名無しである:2011/03/27(日) 14:54:36.08 .net
停電の間読んでたけどやっぱおもろいわ

45 :吾輩は名無しである:2011/03/27(日) 16:11:36.43 .net
あの やさしくて 思いやりがあって
心づかいのできるモコが
行方不明になりました!
いまだにモコと連絡が取れていません!
モコのことが すごく心配です!

46 :吾輩は名無しである:2011/03/27(日) 16:27:47.44 .net
(ーー;).。oO(バリ島で男を買ってるなんて言えない…)

47 :☆バリ島で男を買ってるモコ*:2011/03/28(月) 12:35:04.65 .net
ノーロープ有刺鉄線 電流爆破デスマッチに対抗して
ノーモザイク アナル拷問 デインジャーテイストSEX が断行された!☆
既に貫通済みのモコのアナルをチェックする性感インタビューに始まり
マシン責めや3000ccの牛乳浣腸などで更にモコの尻穴が開いていく*
涙を流し、浣腸液と小便を噴射しながら絶頂に達するモコに
サンドイッチファックでドM女優モコのアナルを蹂躙するのだ!☆
こうなってくると モコのことが すごく心配です!*

48 :吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 12:38:03.53 .net
モコ、題名つながってる(笑)

49 :吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 01:07:39.46 .net
おーい、『ドン・キホーテ』はどこへいった?

50 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 01:56:49.87 .net
スペイン文学のサイコーケッサクなの?

51 :吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 03:28:18.52 .net
読み始めて1年経つ。まだ後篇(一)の途中だ。遅いかね?

52 :*ゲンパツマンコモコ*:2011/04/07(木) 09:32:37.55 .net
セルバンテスは なかなかのもんだヨ!*

53 :吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 12:52:35.54 .net
後編ではドンキホーテ前編の本が印刷される様子が確かあったはずで、それって前衛的だなーて思った。

54 :吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 19:36:32.79 .net
前衛的ではなく、ある種の人間には容易に思いつくネタ


55 :吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 21:15:28.56 .net
この場合アホは>>54ですからね。

56 :吾輩は名無しである:2011/04/11(月) 23:01:14.07 .net
面白いよ

57 :吾輩は名無しである:2011/04/11(月) 23:44:54.66 .net
このセルバンテスの傑作と言われる文学作品、『ドン・キホーテ』の
主題というかテーマとは一体何なのか?
騎士道物語の読みすぎで、妄想に陥った年老いた下級貴族の主人公が、
自らを伝説の騎士だと思い込み、痩せた馬のロシナンテと
従者のサンチョ・パンサとともに遍歴の旅に出るという、
まるで主人公をバカにするような内容。
こんな人をバカにしたような作品は読みたくないよ

58 :吾輩は名無しである:2011/04/11(月) 23:51:26.39 .net
>>57は何と戦っているんだ?

59 :吾輩は名無しである:2011/04/12(火) 13:16:46.81 .net
ドン・キホーテもパクリ小説だよ

60 :吾輩は名無しである:2011/04/13(水) 01:01:58.72 .net
新潮もそろそろ文庫化すればいいのに。

61 :吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 16:41:10.31 .net
>>53
前編じゃなくて贋作じゃなかったっけ?

62 :吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 22:27:13.17 .net
>>61見直してみたら(岩波文庫後編第3巻252ページ)その通りでした。勘違いしておぼえてました。

63 :吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 00:24:40.62 .net
「無敵殺戮篇」

64 :吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 01:23:08.44 .net
>>57
>主題というかテーマとは一体何なのか?

理想を現実に適用する事は狂気と紙一重である
しかし、行為とはそれを踏まえつつ踏み出す事であり、
世間的には喜劇と捉えられる

65 :吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 07:29:27.94 .net
客席にいられりゃね。

66 :吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 10:11:50.00 .net
たしかにドン・キホーテは喜劇的な人物かもしれない。
書物の世界から影響を受けて、妄想や理想を心に思い描き、それをそのまま現実に適用しようとする。
そして「行動する」とは畢竟、心の理想を現実に適用しようとすることに他ならないのかもしれない。
しかしそれを現実に実行する人は「まるでドン・キホーテのようだ」と狂人扱いされてしまうだろう。

きみはミュージカルの『ラ・マンチャの男』を観たことがあるか。
The Impossible Dream 〜「見果てぬ夢」――ピーター・オトゥールや松本幸四郎の熱演で有名なこの曲のテーマは
年老いてもなお、夢や希望や、正義を胸に遍歴を続けていく一つの純粋無垢な精神のあり方。
作者セルバンテスが社会風刺や喜劇的な人物の描写の陰にしのび込ませていたもう一つのテーマが、これ。

67 :吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 10:59:19.45 .net
水戸黄門

68 :フロイド・メイウェザーJr:2011/05/14(土) 23:19:33.70 .net
首領

69 :吾輩は名無しである:2011/05/22(日) 19:11:29.93 .net
まさに「群盲像を撫ず」だな。
あるいは裸の王様の「服」が
すばらしいと感心してる愚者の群れか。

70 :吾輩は名無しである:2011/06/09(木) 00:42:31.04 .net
ドン・キホーテが主人公を馬鹿にしてる小説と感じる人こそ馬鹿にしてる
可哀そうって思ってるんだろうね



71 :吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 07:30:08.47 .net
この喜劇の喜劇たる所以は、主人公の立ち向かったのが
風車だったことだ。相手が怪物だったら負けても英雄にしか
ならん。

72 : 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/23(木) 00:07:33.76 .net
牛島訳で前編一を読んだところ、めちゃくちゃ面白いなこれ

73 :吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 00:26:50.28 .net
面白いよ。ドレの絵もイイネ!

74 :吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 00:33:22.84 .net
武勲詩や騎士道物語よんでないとわかんないと思うよ
おもしろいだけで終わっちゃう

75 :吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 15:40:22.52 .net
そういう突っ込みいらんよ。

76 :吾輩は名無しである:2011/06/24(金) 21:03:54.45 .net
ロシナンテと灰毛が仲良しという設定可愛いすぎるよ 萌え

77 :吾輩は名無しである:2011/06/26(日) 01:09:15.09 .net
サンチョ・パンサの成長っぷりは、すごいよな

78 :吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 22:15:42.79 .net
>>74
まあそうだな

79 :吾輩は名無しである:2011/07/12(火) 15:26:57.71 .net
最後死ぬとこだけ笑ったわ
死ぬなよwwwって思った

80 :吾輩は名無しである:2011/07/12(火) 16:02:20.22 .net
それまで生きていられた方が不思議だよ

81 :吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 21:45:13.35 .net
最近読んでないな。まだ4巻目だというのに。

82 :吾輩は名無しである:2011/08/27(土) 03:07:43.32 .net
牛島訳の挿絵の鞭打つふりしてるサンチョがやけにセクシーな件

83 :吾輩は名無しである:2011/08/27(土) 22:12:13.00 .net
文学板はレベルが低いな

84 :吾輩は名無しである:2011/08/28(日) 00:09:46.42 .net
AV総合板と比べてもはるかに劣るな

85 :吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 21:01:31.78 .net
ケット上げでもして遊ぼうぜw

86 :吾輩は名無しである:2011/09/10(土) 19:32:53.67 .net
後編を読んでるんだけど
サンチョの増長ぶりがすごいなww

87 :吾輩は名無しである:2011/09/10(土) 21:34:08.36 .net
ケット上げのほうが面白いw、
皆でやろうぜ

88 :吾輩は名無しである:2011/09/11(日) 21:30:29.80 .net
とりあえず、ケツ貸せ、タコが

89 :吾輩は名無しである:2011/09/12(月) 23:50:32.04 .net
ドン・キホーテはドンキのパクリ

90 :吾輩は名無しである:2011/09/16(金) 02:29:21.01 .net
ケット上げってサンチョ役は誰がするの
お前って言うレスは禁止

91 :吾輩は名無しである:2011/09/16(金) 10:10:05.21 .net
藁人形

92 :吾輩は名無しである:2011/09/17(土) 20:32:19.39 .net
俺にケット上げして祝えや、タ〜〜コ!

93 :吾輩は名無しである:2011/09/18(日) 18:45:32.23 .net
ドン・キホーテ読む場合、フーコーの『言葉と物』を頭に入れて読むのがデフォルトかと思ってたけど、
このスレの人は誰もそんな本の存在さえ知らないみたいだね。

94 :吾輩は名無しである:2011/09/18(日) 23:24:37.62 .net
>>93
何それ?

95 :吾輩は名無しである:2011/09/18(日) 23:59:55.92 .net
覚えたてのお猿さん 構うな構うな

96 :吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 08:56:42.43 .net
>>94
ドン・キホーテ、言葉と物でぐぐると、たくさんページ見つかるから、それだけでも
なんとなく意味分かるかも。

つーか、この辺りの話を全く知らなかったら、史上最高の小説だって言われても、分かりようがないと思う。

97 :吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 15:25:48.47 .net
ドンキホーテって、書かれた当時(そしてそれから数100年間)は、評価大して高くなかったんだよねぇ。
このスレの住人と同じような素朴な読み方をされていたから。

どのような一貫した思考で書かれているかが研究されてきて、初めて本当の価値が理解されるようになった。

98 :吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 20:49:25.84 .net
理屈をこねなくては理解できない人は哀れだ

99 :吾輩は名無しである:2011/09/20(火) 00:11:57.30 .net
別段持ち出すまでも無い

100 :吾輩は名無しである:2011/09/20(火) 19:47:42.19 .net
内にこもる人は可哀想

101 :吾輩は名無しである:2011/09/21(水) 11:50:10.92 .net
ギュスターブ・ドレ

102 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 08:56:15.01 .net
>>98
理屈を知らなくて理解できる人ってすごいですね

103 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 10:56:11.31 .net
理屈無しに文学を理解できる、なんて幻想を持たせた日本の国語教育の罪は重い

104 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 21:14:36.28 .net
言葉読める程度の理屈で構わないんだけどね

105 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 21:51:24.84 .net
偉いまた低い目線だな

106 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 22:57:03.51 .net
島田雅彦によると、ドン・キホーテは世界最初の小説。
それ以前に存在したのは物語。

107 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 23:53:46.58 .net
読んで自分が面白いと感じたところからしか理屈を考えようがない

108 :吾輩は名無しである:2011/09/27(火) 19:48:02.72 .net
だって、「ケット上げ」じゃん(大笑い)

109 :吾輩は名無しである:2011/10/01(土) 19:57:03.35 .net
>>66
あんた、なんにもわかっちゃいない。
『ドン・キホーテ』が『ラ・マンチャ』で
本質が理解できるぐらい底が浅けりゃ、
古典になってるわけがない。


110 :吾輩は名無しである:2011/10/02(日) 11:56:51.51 .net
そもそも、喜劇的な人物の描写なんて、テーマでもなんでもないし。
一番上っ面の部分。

111 :吾輩は名無しである:2011/10/20(木) 13:37:55.11 .net
あげっ!

112 :吾輩は名無しである:2011/10/24(月) 19:40:46.34 .net
ケット

113 :吾輩は名無しである:2011/10/29(土) 21:03:17.21 .net
上げw

114 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/11/12(土) 13:18:54.75 .net
面白いね

115 :吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 18:15:49.42 .net
>>114
無理してぇ・・・

116 :吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 18:31:26.88 .net
ほとんど連作みたいなものだから、
読みたい時に読んで飽きたらキリの良いところでいつでも中断できるのがいい

117 :吾輩は名無しである:2011/11/30(水) 15:31:14.94 .net
岩波前後半各三巻買ったー

118 :吾輩は名無しである:2011/12/04(日) 19:26:49.33 .net
偉い、エライ、パチパチパチw

119 :吾輩は名無しである:2011/12/30(金) 10:36:57.31 .net
【斜陽の】スペイン帝国【太陽の没することなき】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1325185458/l50

120 :吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 19:17:49.34 .net
俺も全6冊買った
俺はワイド版岩波文庫にした
読むのが楽しみだ

121 :吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 21:38:22.42 .net
躊躇してましたが、ようやく読み出しました。
自分も岩波文庫の牛島訳。
さっそく前編2,3と後編3刷アマゾンに注文。
楽しみですわ。

ちなみに直近の読了は下町ロケットね。

122 :*早朝SEXオバちゃん☆モコ*:2012/03/06(火) 20:03:31.45 .net
モコは お風呂に入ることはない。
なぜなら汚れない。 自浄作用がある*
モコは少量のザーメンなら妊娠しない☆
少量のザーメンなら血液に精液のホルモンが混じって
かえって体にイイ*
潮崎クンのようにチンポの小さい子はチンポレプリカではなく
ケツマンコのレプリカ… つまり アナルテンガのようなモノでもいい*
そういうのを発売させたらどうだろうか?☆
昨日の『しゃべくり007』にモコの大好きな
ももいろクローバーZが出ていたな*
あなたのハートに タイキック!☆
ももいろクローバーZの筋肉疲労はスゴイから
彼女たちには常にマッサージ師が付いているそうだ*
バナナマンから貰った団体芸(夏菜子を囲んだメンバーが、
 夏菜子の拳を突き上げるポーズで立ちあがると共に
 全員四方にぶっ飛ばされて倒れる) は、
しゃべくり007で完全にスベったな*
焦ってorネタの練り込み不足で溜めや作りがほとんど効いてなかったな☆
一度練り直しがいるな *
しゃべくり007みたいな番組は芸人達に全部持っていかれるから難しいな☆
れにちゃんは舌出し馬面より「ヒラメ顔(?)」みたいのをヤケに推してるな*
トータル見たら、モコの中ではあかりんも居た前回の方が上だったな☆
中学校の武道にプロレスを入れたら
どんな授業になるだろう? *
男同士、息を荒げ肌を合わせることでしか見えないものがある。
中学のうちからそういったものに触れることは意義深い☆
軍団抗争中の相手とはたとえ学校の外であろうが
一緒にいるところを他人に見られてはならない*
修学旅行のバスは軍団別に分かれて乗る☆
ニック ボッキウインクルモコ*
ニッカポッカ ウィンクルモコ☆

123 :*ハリウッドの大女優☆シャーリーン モコレイン*ふわ☆モコ*:2012/03/18(日) 02:13:49.85 .net
ノアなんてまだイイほうだろ☆
吉本興業の若手なんかは もっとヤクザに搾取されてっだろ*
泉田竜角クラスで9000万円も持ってること自体、おかしいんだよ!☆
フーディーニ バーニーヒル トーマス・F・マンテル
ライヒ ケネス・アーノルド フェデリコ・フェリーニ
ジム・モリソン ガスパール・ハウザー エルビス ザッパ  
ツタンカーメン  コナン・ドイル そして風船おじさん!*
筋肉少女帯 『飼い犬が手を噛むので』に登場する☆
モコも闘争の輪の中なんだヨ
自分だけコントロールルームにいます気分はダメですヨ*
自称上院議員、エドガー・ベインズ!
あいつもモコ同様、経歴詐称の畜生だった☆
自分では上院議員だと名乗っておきながら、
実際はテキサスの乞食であることがニート社の調査でわかった(笑)☆
だいたい、あの時もマスコミ対応で、
大恩あるニート社にどれほど迷惑を掛けたと思っているんだ?
エドがーの野郎!! 許せねーよ
雪見大福みたいな肌しやがって!*
あいつの調子に乗ったチョビヒゲを思い出すだけでも不快だな(笑)☆
それにあいつは経歴詐称がバレたことが恥ずかしいのか、
真夏でも帽子をかぶり、サングラスをかけて外に出る。
「この暑いのに、あんな変装をして。
 とうとう狂ってしまったんじゃないか」と目撃した人は語っている☆
とてもじゃないが常人の格好じゃない。
病気じゃないのか(大笑い)*
よっぽど悪いことをやっているやつか「遊び人」の証拠だよ(大笑い)☆
卑しく貯め込んだ金で遊び回っている異常者だよ。
ニート名誉会長は『人間の本質は必ず姿に現れる』と説いておられる。
そういう狂った姿を平然としていること自体
人間としてもインチキの証拠だ*

124 :吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 10:33:49.26 .net
 自分は今まで勉強とかスポーツとかに熱中するのが
しっくりこないという思いを抱いてきた。

 ボールを蹴っても、方程式を解いてもそれを繰り返して
一体どこにいけるのかがわからなかった。だけどみんな
目を輝かせて部活や勉強にいそしんでいたから自分も
それを真似てみた。けどやっぱりなんか違うな、という
思いはぬぐえなかった。

 で、ドンキホーテを読んで、キホーテが風車に突っ込む
シーンを見てふと気づいた。自分はこれに違和感を
覚えていたんだと。自分にはみんなが風車に突っ込んで
いっているように見えていた。そんなことをしてなんに
なる?ずっとそう心のどこかで問いかけ続けていた。

 俺はちょっと絶望しかけた。俺はもう十分大人だった
から、もうドンキホーテにはなれない。風車に
突っ込むなんて真似は俺にはできない。だけどそこで
思い出した。ドンキホーテなんて50を超えた老人
だったじゃないか。そんな老人でも風車に突っ込んで
いいなら、もう世界はなんでもありじゃないか。
そう思いなおした。

 俺はドンキホーテを時々涙ぐみながら読んだよ。
現代における、幻想の正当な扱い方みたいなものを
教えてくれたような気がしたから。幻想とか空想とか
そういうのを人一倍馬鹿にしてきたから、俺は
なおさらそう思うよ。

125 :吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 13:50:36.22 .net
大抵の人はそういう面倒な気持をぐっとこらえて
勉強や部活に精を出してるのであって
目を輝かせた奴なんてごく一部にすぎないだろ

126 :吾輩は名無しである:2012/03/29(木) 16:30:58.85 .net
 みんな外見ほど楽しいとは思ってないんだろう
なとは俺も思ってたし思うようにしてたけど、けど
やっぱ他人が一生懸命やっているのを見ると
すごい楽しそうにみえるんだよね。

 そりゃあ俺だって一時的にすごくやる気が
出るときはあるさ。そういう時はまわりの
ことは気にならないけど、落ち込んだときがね。
周りが楽しそうに見えて仕方がないのさ。

 まあそういう落ち込んだ気分のときにドンキホーテを
読むと笑えるし、元気になるから俺は好きだな、
というところかな。

127 :吾輩は名無しである:2012/10/15(月) 05:54:52.89 .net
お前らこれ買う?



彩流社 『新訳 ドン・キホーテ(上)』 セルバンテス/岩根圀和:訳 11/22 ¥4,725 
彩流社 『新訳 ドン・キホーテ(下)』 セルバンテス/岩根圀和:訳 11/22 ¥4,725 

128 :吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 15:21:42.13 .net
いくつかあるけど、どの訳がおすすめですか?

129 :吾輩は名無しである:2012/11/09(金) 14:22:30.02 .net
岩波の牛島訳で読んだがめちゃくちゃに面白かった。
特に最後の章では号泣した。

これを読んでキホーテとサンチョを好きにならない奴はいない。
前編だけ読んで後編まで読んでない人がいたら勿体ない!

130 :吾輩は名無しである:2012/11/09(金) 17:48:37.17 .net
会田雄訳が大好き
小難しいとこもあるけどそれはそれで良い

131 :吾輩は名無しである:2012/11/10(土) 00:23:45.92 .net
岩波の古い方の訳はどうだ?

132 :吾輩は名無しである:2012/12/22(土) 21:24:18.45 .net
>>127
なんだ? 光臨ステマか?

133 :吾輩は名無しである:2013/01/14(月) 01:06:55.03 .net
風車を悪魔と思い槍で突撃する。
これが人間の姿だ。
狂っている?
いや、そういうものだ。

134 :吾輩は名無しである:2013/01/27(日) 01:30:51.51 .net
まだ岩波の前編の3巻の途中までしか読んでないけど、サンチョがいい味出してるな
よほどトラウマになってるのか、ケット上げを何度も言い立ててるのが笑える

135 :吾輩は名無しである:2013/01/29(火) 01:48:13.40 .net
サンチョのケット上げとロバにたいする思い入れは異常。

136 :吾輩は名無しである:2013/04/20(土) 01:16:50.47 .net
サンチョ、マジで面白いよな
灰色との友情には萌える

137 :吾輩は名無しである:2013/06/08(土) 09:32:14.61 .net
サンチョが王様になるところやべえ

138 :吾輩は名無しである:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN .net
後編の後半になると、贋作の悪口がしばしばでてきて笑える
セルバンテスはよほど腹に据えかねてたんだなw

139 :道策:2013/10/25(金) 01:30:45.34 .net
>>70
そう感じる人って結構いるのかな。

まあそれはそれで一つの読み方だと思うけど

140 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=15,xxxPT】(3+0:5) :2013/12/09(月) 14:50:40.59 ?2BP(1000).net
「ドン・キホーテ」(1巻だけ、岩波文庫) セルバンテス
44位/172作品。翻訳小説SF以外。
第一部で遍歴の騎士として旅に出て、風車に突撃する。第二部で、思い姫が
エル・トボーソ家のドゥルシネーアであることを語る。そこまでは面白くない。
面白くなるのは、第三部からで、喧嘩して棍棒で打ち付けられて負けてしまう。
宿屋を城と思い込み、思い姫がいるにも関わらず、美しい姫すなわち宿屋の娘と
逢引しようとしてお断りの一撃をくらい、宿屋は魔法のかかった城だったのだと解釈する。
さらに、羊の大群の砂埃を軍隊の合戦だと思い込み、突撃して歯を二本なくす。
従者のサンチョ・パンサに島の領主にしてやると約束している。なかなか笑える。

141 :吾輩は名無しである:2013/12/09(月) 16:34:21.24 .net
>>140
あんたいいかげんに読んでるわ。
斜め読みした。
だいぶ間違えてるぞ。

142 :吾輩は名無しである:2013/12/09(月) 16:37:11.26 .net
斜め読みした→斜め読みした?、ね。

143 :吾輩は名無しである:2013/12/09(月) 16:45:06.08 .net
>従者のサンチョ・パンサに島の領主にしてやると約束している。
ここのところが一番の山場だね
貴族夫婦の諧謔がたまらない

144 :吾輩は名無しである:2013/12/09(月) 16:56:10.03 .net
スペインポルトガルは南米宗主。

そこが狂って、アメも狂った。それとも、アメはいつも甘いかね。

145 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=15,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/09(月) 20:43:39.11 ?2BP(1000).net
>>141 ん? どこかまちがえたかな?

146 :吾輩は名無しである:2013/12/10(火) 14:19:49.55 .net
教えてやらない。
恥をかきたくなけれは、
自分で時間と労力を使って読むことだ。

147 :吾輩は名無しである:2013/12/10(火) 15:47:13.22 .net
>貴族夫婦の諧謔がたまらない
あんな素晴らしい情景を私は知らない

148 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=16,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/10(火) 16:08:57.94 ?2BP(1000).net
>>146 二回も読むほど面白くはないな。このままいく。

149 :吾輩は名無しである:2013/12/10(火) 17:55:26.04 .net
>>140
わざとか?っていうくらい読めていない。ほんとに記憶力ないんだw
子供向けにリライトされた版で読むことをお薦めする。

×第二部で、思い姫が
○前編第1章(第一部)、旅立ち前の一連の名付け行為(ロシナンテ、ドン・キホーテ)の際に、
思い姫の名をドゥルシネーア・デル・トポーソと定める(岩波文庫p.58)。
なお、エル・トボーソ家ではなく、トポーソ村(の田舎娘アルドンサ・ロレンソ)。
×お断りの一撃をくらい
○前編第16章(第三部)、ドン・キホーテに一撃を喰らわせたのは、馬丁(p.287)。
×突撃して歯を二本なくす。
○前編第18章(第三部)、あばらを二本折られ、前歯や奥歯を三、四本折られ、手の指を
二本叩き潰された。後で調べたところ、右下奥歯は2本と半分、右上奥歯は0本になっていた(p.327-328)
なお、サンチョに島の領主の約束をするのは、第一部でサンチョを従士にスカウトしたとき(前編第7章、p.134)

150 :吾輩は名無しである:2013/12/10(火) 18:03:49.07 .net
訂正;(岩波文庫p.58)→(岩波文庫p.53)

151 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=16,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/10(火) 18:09:06.76 ?2BP(1000).net
>>149 その程度のまちがいあら現状維持でいいや。
ただ、第二部の説明はうまくないな。なんか、騎士道物語についていろいろ語っていたはずだが。

152 :吾輩は名無しである:2013/12/10(火) 18:50:01.84 .net
「紆余曲折に満ちたドン・キホーテの冒険は、そのままルネッサンス−古典主義時代と
近代との境界線を描いている。ルネッサンス世界では書物こそが真実であった。
ドン・キホーテもまた、騎士道物語という書物を真実とみなし、世界を騎士道物語に沿って
読み解こうとする。家畜の群れ、女中、旅籠は、ごくわずかでも軍勢、貴婦人、城に似ている
かぎり騎士道物語の言葉として解読される。それを補完するのが魔法使いである。
しかし、公爵夫妻に代表される残酷な近代的理性が、ドン・キホーテのこの努力をはてしなくもてあそぶ。
ドン・キホーテの冒険すなわち騎士道物語によって世界を読み解くことは、ついに幻滅に終わる。
『ドン・キホーテ』はそれゆえに、近代の最初の作品である」

ミシェル・フーコーの「ドン・キホーテ」評の要約。まあ、そうだよねという妥当な評価だと思う。
原文にあたりたい人は、「言葉と物」第三章第一節ドン・キホーテを参照してください。

153 :吾輩は名無しである:2013/12/10(火) 20:01:50.92 .net
ドン・キホーテは豊かな作品なので、様々な解釈や感想があるのが当然だと思う。
ただ、前後編を読了した人なら、これが冒険活劇ではなく、対話劇だということには
ほとんどが賛成するだろう。

個人的には、全編を読み終えて、非常に怖いことが書かれている小説だと思う。
書物という毒にあてられた主人公が、ついに破滅する話だと読めるからだ。
ドン・キホーテは騎士道物語を信じた。一見滑稽だが、実は笑えない。
今では、誰しもが書物から得たなんらかの世界観を信じているからだ。
文学であれ、哲学であれ、経済学であれ、自然科学であれ、「書かれたことを
信じている」点においては、騎士道物語と変わらない。
ドン・キホーテをからかう登場人物たちにしても、その信念が正しいと保証されて
いるわけではない。

救いがあるとすれば、最期のドン・キホーテの呪詛に反して、身近な人々がむしろ
狂気にかられていた頃のドン・キホーテを愛惜することだろう。

154 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=17,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/12(木) 07:16:01.26 ?2BP(1000).net
二巻の第三部が読み終わったが、つまらないなあ。
面白いのは1巻だけかなあ?
ドン・キホーテが苦行のため山籠もりして、サンチョ・パンサが手紙を
ドゥルシネーアに届け損ねたけど、あとはドン・フェルナンドとかいうやつの
失恋物語が書いてあるだけだった。ネタ切れ感を漂わせている。

155 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=17,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/12(木) 09:48:31.30 ?2BP(1000).net
「ドン・キホーテ」(2巻、岩波文庫) セルバンテス
44位/172作品。翻訳小説SF以外。
2巻はつまらない。囚人が「わたしは恋をしたために捕まったのです」という場面が
印象的だが、あとはつまらないどうでもいい話がつづくだけ。
ドン・キホーテがフルちんで逆立ちしていたがどうでもいいだろう。
この本は、1巻だけ読めば充分なのではないのだろうか?

156 :吾輩は名無しである:2013/12/12(木) 10:03:12.83 .net
>>154
>現状維持でいいや。
で、あれ?何かレビューを書き溜めているのかもと思って、検索で記憶さんの
読書メーターを拝見しました。SFの特に短篇がお好きなようで、なるほどドン・キホーテは
記憶さんとは相性が悪そうですね。ドン・キホーテは漱石の猫やスターンのトリストラム・シャンディ
なんかに似ていて、長い漫談や薀蓄、17世紀スペインの風俗、語りの技法をのんびり楽しむ本だと
思いますから。

157 :156:2013/12/12(木) 10:16:52.64 .net
>>155
>この本は、1巻だけ読めば充分なのではないのだろうか?
余計なお世話ですが、記憶さんの嗜好を考量すると、ドン・キホーテ前後編6巻を
通読する必要はないかもですね。あとは後編の3巻(6巻目)だけ読んで、ラストを確認
するのが(ラストを読まないのは勿体ないから)おすすめです。

158 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=17,xxxPT】(3+0:5) :2013/12/12(木) 10:26:05.99 ?2BP(1000).net
サンチョは何巻で王さまになるの?

あと、ドン・キホーテがスペインの正統なる王という漫画ワンピースの
記述についてはどう思う?

159 :156:2013/12/12(木) 11:49:29.33 .net
>>158
「島」の領主になるのは、後編二(第5巻目)。

ワンピースを読んでいないから文脈・解釈が判らないけど、ドン・キホーテを
読むかぎり、スペインの正統なる王ではないし、そういうほのめかしもない。
キリストのパロディ的存在というほのめかしは随所にある。

160 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=18,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/12(木) 12:55:43.41 ?2BP(1000).net
>>159 ありがとございます。

161 :吾輩は名無しである:2013/12/12(木) 13:51:48.24 .net
うぜえ

162 :記憶喪失した男 忍法帖【Lv=18,xxxPT】(1+0:5) :2013/12/12(木) 15:29:31.05 ?2BP(1000).net
「ドン・キホーテ」(〜3巻、岩波文庫) セルバンテス
44位/172作品。翻訳小説SF以外。
3巻の前半は捕虜の告白でたいへんつまらない。ドン・キホーテの話となる後半は
まだ少しは面白く、意地でも宿代を払わないドン・キホーテは暴れて逮捕されてしまう。
そののち、魔法にかけられたと思い込んでるドン・キホーテは枷をはめられ、故郷まで護送される。
いったいどのようにドン・キホーテが釈放されたのかわからなかった。
が、ドン・キホーテと司祭が語る遍歴の騎士の物語が嘘が本当かの議論は
現代の日本にも通じるところがあり、面白い。ドン・キホーテは前編3巻の最後で死について記述され物語は完結している。

163 :吾輩は名無しである:2013/12/27(金) 03:26:27.66 .net
今堀口大學の邦訳読んでる
なぜ仏文学者がスペインの作品を、とも思うがなかなか面白い

164 :吾輩は名無しである:2013/12/30(月) 23:19:07.77 .net
後編に出てくる公爵夫妻のモデルはBorjaだと聞き、調べてみると祖先はやはり教皇アレクサンデル6世だった
http://www.fundacionmedinaceli.org/casaducal/fichaindividuo.aspx?id=6938 公爵
http://www.fundacionmedinaceli.org/casaducal/fichaindividuo.aspx?id=6929
http://www.fundacionmedinaceli.org/casaducal/fichaindividuo.aspx?id=6924
http://www.fundacionmedinaceli.org/casaducal/fichaindividuo.aspx?id=6921
http://www.fundacionmedinaceli.org/casaducal/fichaindividuo.aspx?id=6913
http://www.fundacionmedinaceli.org/casaducal/fichaindividuo.aspx?id=6910 教皇
ただし公爵位は妻の家系からで、当人は傍系だった

165 :吾輩は名無しである:2014/01/24(金) 00:36:51.65 .net
世の中には単なる風車を相手にムキになるバカと、単なる風車の
クセに威張るバカがいる。

166 :吾輩は名無しである:2014/04/28(月) 13:09:10.14 .net


167 :吾輩は名無しである:2014/08/21(木) 17:17:45.29 .net
なんで在庫がないの

168 :吾輩は名無しである:2014/11/04(火) 01:28:07.86 .net
カラスコは頭が良くて意地悪くユーモアがあると強調されているが設定負けしてる感がある
いっそ敵なり味方なり騎士に成りきって悪戯したほうが面白かったな

169 :吾輩は名無しである:2014/11/07(金) 14:21:40.93 .net
当初予定されていたカラサゴの馬上試合よみたかった

170 :吾輩は名無しである:2014/11/08(土) 17:57:28.36 .net
新潮マンガのドンキホーテ読んだ
ドルシネアの解釈とかオリジナル展開なんだろうけど笑って泣けた

171 :吾輩は名無しである:2014/12/12(金) 01:09:24.68 .net
ドストエフスキーがなんでドンキホーテを絶賛しているのかわからない

172 :吾輩は名無しである:2014/12/20(土) 09:29:06.57 ID:tiWllDZnT
全編読みたいけど、懐がねえ・・・

173 :吾輩は名無しである:2014/12/30(火) 18:28:52.31 ID:0SthdWEQy
会話中名言は多そうだ。

ドン・キホーテ 「《時》に消されぬ覚えはなく、《死》にいやされぬ痛みもない。」
サンチョ・パンサ 「時が消してくれ、死がいやしてくれるのを待つふしあわせとは、どんなにでかいふしあわせだかね。」
(正編二 三の巻 第十五より)

とか。

174 :吾輩は名無しである:2015/01/01(木) 09:54:17.22 ID:ZoxdbFzLk
川を渡した山羊の勘定がわからなくなるところで、話がすむ。
(サンチョ・パンサ/正編 三の巻 第二十章)

これも深い・・・

175 :吾輩は名無しである:2015/01/01(木) 23:33:25.26 ID:ZoxdbFzLk
狂人扱いされているとはいえ、正編は思ったより和やかに進んでいる。
というより、キホーテが話に関係なくなっている。

悲壮なのは続編なのか。

176 :吾輩は名無しである:2015/01/02(金) 11:20:29.67 ID:7T9+HkPUV
ここで続編の感想を予測してみる。

“きょうの公爵あすのキホーテ”

177 :吾輩は名無しである:2015/01/05(月) 23:25:39.54 ID:uJWtNDvSB
正編(三)はキツイ。
作中作の連続でダレ気味。

178 :吾輩は名無しである:2015/01/06(火) 22:32:28.18 ID:0PiEHnfbG
ああいう書物の主たる目的はよろこばすにありとしましても、あんな愚にもつかぬでたらめがあんなに多いんでは、目的が達せられるとも思えませんよ。
人のこころに生まれるよろこびは、目なり空想なりがとりあげる物に認められまたは観じられる美と調和からくるべきであり、醜と不調和を含むものでしたら、どんなこころよさをも与えることができぬのです。(役僧/正編四の巻 第四十七より)

うその物語も、読む側の理解にしっくりと合うのが大切。
…感嘆と喜悦といつも一しょに歩調をあわせるように書くのです。こういうことは、まことらしさや写実をきらう者のなしうるところではありませんが、作品のめでたさもまた他にないのです。(同)


役僧に語らせるセルバンテスの写実主義論は、ここから四十八章に続く。
このあたりは抑えておくべきところ。

179 :吾輩は名無しである:2015/01/07(水) 01:50:36.66 ID:JUy+hamuw
(続き)自分たちは、少数に従って好評をうるよりも、多数に従って飯をくっていくのが大事だと言っとる。
…それで、いくたびか、わしは役者たちに向かって、その言うことが誤てるを説き、ばかばかしい狂言よりも、芸術の本義に従う狂言を上演すれば、見物もふえようし評判もあがろうとさとしたのですが、
じぶんたちの考えにしがみついて離れませんから、かれらに目をあけてやる正しい論や自明の理はないわけです。
(役僧/正編四の巻 第四十八より)


日本ならさだしめ、サザエさんだの家族ドラマだのお茶の間バラエティを見て喜ぶ、多数の学の無いジジババに媚びる害といえる。

180 :吾輩は名無しである:2015/01/07(水) 20:59:24.02 ID:JUy+hamuw
正編読了。
いざ、続編へ・・・

181 :吾輩は名無しである:2015/01/09(金) 18:35:04.44 ID:oDDelzLBW
さて続編。セルバンテスの序文が面白い。
贋作に対する皮肉はなかなかスパイシーで読み応えアリ。

和尚(この訳はどうかと思う)と床屋も、正編のラストあたりからキャラクターが落ち着いてきた。
サンチョ・パンサはすっかり島に毒されている・・・

182 :吾輩は名無しである:2015/01/10(土) 17:19:18.35 ID:5RsJd3I1M
チラ見してきた。牛島訳(岩波文庫)はドレの挿絵が満載なんだね。

永田訳の古いのは挿絵が少ない上に、印刷のせいか見づらい。
訳文の古めかしさは、キホーテの時代錯誤的なしゃっちょこばりっぷりが良く出ていて嫌いではないよ。
“大日輪”や“和尚”など、アレレな訳語も多いとはいえ。

183 :吾輩は名無しである:2015/01/10(土) 21:14:54.47 ID:yKTFKPNHO
第五章(続編)を、セルバンテスは《にせもの》としている。
正編においてサンチョ・パンサが読者ーー主として学の無い農民階級のーーから、思わぬ人気を博したためと思われる。

ドン・キホーテが狂人であることは、当節でさえ誰にも知れた。
しかし、学も教養も無い一農民が、その娘を公爵なぞに嫁がせて“奥様方”にし得る、などと信じ込むことは、実のところ、
キホーテの妄想的な騎士かぶれと何等変わらぬ狂った考えであったが、それに気が付いた者は少なかった。

だから、第五章においてサンチョ・パンサとその女房の間に交わされる会話は、そのまま、
正編においてキホーテとサンチョの間に交わされた会話と同種、あるいはそれ以上の滑稽さを持つ。

184 :吾輩は名無しである:2015/01/12(月) 15:48:20.99 ID:WMxN5Yf1G
岩波の続編(一)は第二十三章までが収録されている。
序盤は床屋が語る狂人のエピソードやサンチョと女房の会話などなかなか面白いが、
遍歴に出た後は、正編のような勢い任せの猪突猛進の筆速がなくなり、中だるみ感が続く。

本文でもセルバンテスは著者とキホーテやサンチョとの間に明確な距離をおき分析的になっているが、客観視座は序文だけで充分ではないだろうか。
個人的には正編にみられるような狂人まっしぐらの方が、おかしみも悲しみも楽しめた。

後半(と思われる)の公爵夫婦に期待したい。

185 :吾輩は名無しである:2015/01/12(月) 15:55:57.97 ID:WMxN5Yf1G
悲しみというより、廃れた騎士道精神を狂信する悲壮感とでも。

186 :吾輩は名無しである:2015/01/18(日) 14:25:34.06 ID:lfsnhMBuD
悪の?公爵が登場するまで、結構かかるね。
またしても恋愛三角関係の小咄に突入した。
ここまでキホーテのキじるしらしい奇行は、ライオンの檻を開かせるくらい。

続編ではキホーテの時代錯誤性は、行動よりむしろ言葉であらわされる。
学や徳のある人々を感心させるキホーテの長広舌こそ、続編における諧謔の対象であり、
風車に突撃したり羊の群れを軍隊だと思い込んで参入する行為の根源にある精神なのか。

187 :吾輩は名無しである:2015/01/31(土) 06:34:17.04 ID:TOYa9uyrz
あー、続き読まないと

188 :吾輩は名無しである:2015/02/12(木) 23:48:35.27 .net
こう寒いとなかなか進まない
続編の百姓の婚礼話で止まっている

189 :吾輩は名無しである:2015/02/14(土) 06:47:18.74 ID:QyZtHemkX
カマーチョとバシーリオのキテーリアを巡る婚礼騒動でもまた、キホーテの説教は周囲を感嘆させ、騒動を解決する。
この読みどころは、前座としてサンチョ・パンサが語る結婚観・死生観であり、それは一見、キホーテの高邁なる理想主義に反しているようにみえる。

サンチョの演説を土百姓としながらも、キホーテはその死生観の智慧の深さには驚かされる。
その後のすったもんだでキホーテが村の和尚や農民たちにふるう長広舌には、サンチョ・パンサ的なカトリック的物質主義の気配も多分に認められる。
そしてこのカトリック的高邁物質主義(ここはおかしみとして読んでおく)は、
続く“騎士道愛読者学徒”との会話へと引き継がれる。。。

190 :吾輩は名無しである:2015/02/15(日) 19:44:04.82 ID:DQnBtdCnU
ついに何も無い洞穴でも幻覚をみるほど狂ってしまったか?
>モンテシーノスの洞穴

いやしかし、四レアールはせしめているのだ・・・
(続編(一) 終わり)

191 :吾輩は名無しである:2015/02/15(日) 19:59:41.79 ID:tAQqaqmjR
しかしサンチョも気苦労が多いな

192 :吾輩は名無しである:2015/02/15(日) 22:21:47.04 ID:tAQqaqmjR
続編(二) 第二十四章にもなると、キホーテの騎士道狂ぶりを中心に展開して来た物語も、近代商業主義の色彩に押され始める。
キホーテ、サンチョ、いとこが道中で出くわす若い小姓はこう語る。
 >(特別の手当を貰うのは)よい主人に仕えれば、当然のことですし、下人部屋からも少尉や大尉が出たり、よい扶持取りが出たりしますからね。
 >だが、わしはまがわるく、官職あさりの浪人や田舎者にばかりぶつかり、けちくさい給金をもらったので、カラーに糊をつけると半分はもう消えちゃったですよ。…

さらに若い小姓は続ける。
 >…わしの主人というのは、ふたりとも、都へ出てきた用向きが片づくやいなや、国元へひっこんだでね、世間へのみえに着せといたおしきせは、取りあげてしまいましたさ。

キホーテはこれをスピロルチェリア(つまりケチ、吝嗇)という。
しかしこの「田舎者の吝嗇」こそ、後の公爵夫婦の本質を、シビアに看破したものなのだろう。

果たしてこれを笑えるだろうか。。。

193 :吾輩は名無しである:2015/02/15(日) 22:42:17.06 ID:fYxVNE6oj
商業主義というよりも、ド田舎の番長が思いつきそうな、やくざ者の詐欺といったほうが近いか。

194 :吾輩は名無しである:2015/02/17(火) 21:52:35.50 ID:uJealZm+L
第二十八章(続編)のタイトルが意味深すぎる。
 >読む者が気をつけて読めばわかるのさと、ベネントーリが言っていることの章
この章ではキホーテとサンチョがあやうく仲たがいしそうになる。キホーテにおまえは"ろば"だとののしられ、半泣きになるサンチョ・・・

まだよくわからないが、この章には記しをつけておこう。

そして(あまり意味の無い)小舟と水車の小咄が終わると、第三十章、いよいよ公爵夫人が颯爽と登場する。
一見、キホーテに好意的にみえるが・・・。

195 :吾輩は名無しである:2015/02/18(水) 16:15:48.30 ID:/JDIlScKR
サンチョ・パンサはキホーテが時代遅れの気違いであることをよくわかっており、そのうえで気違いと共に歩むことを決意する。
第二十八章でサンチョがみせる涙は、過ぎ去った時代、古き善き時代の残骸であるキホーテに対する、愛情をこめた悲しみでもある。
ここでセルバンテスはすでにサンチョをキホーテよりも優位に立たせている。

この地位の逆転あるいは変遷を、公爵夫婦はより冷徹に表明する。
彼らはサンチョ(や前出の和尚、床屋など)と異なり、過去への愛も同情をいっさい持たず、ただ徹底して嘲笑の対象とみなす。

196 :吾輩は名無しである:2015/02/18(水) 16:25:00.98 ID:jAbtBEgAQ
補正)
地位の逆転あるいは変遷
→主従関係の逆転、保護する者と保護される者の地位交換

197 :吾輩は名無しである:2015/02/18(水) 17:01:19.43 ID:xLWQB6Cs/
さて、それでは何故、サンチョ・パンサはキホーテを見捨てなかったのだろうか?

『ドン・キホーテ』という物語の主意はここにある。

198 :吾輩は名無しである:2015/03/01(日) 23:18:09.10 ID:ZKQpt9XbZ
続編四十章あたりになり、ようやく公爵夫妻のキャラクターがみえてくる。
近代的理性というのがもっぱら定説のようだが、同時に上流階級の知的停滞でもある。

公爵夫妻――あるいはキホーテとサンチョを相手に公爵夫妻が行う様々ないたずら――には、これまでの登場人物にの会話に散見されていた学識や理念のようなものがみとめられない。
それらが欠落しているのではなく、そうしたものにあまり価値をおいていないのだろう。
だから彼らの行う諧謔は、手が混んではいるものの、退屈まぎれのいたずらの域を越えることがない。

第三十六章から第四十一章(続編)にかけて語られるガンダイヤ王国と木馬クラベニーニョの話には、キホーテとサンチョの地位交換と、公爵夫妻(と彼らに代表される人々)の性質が特に強く出ている。
この比較的長い話では、キホーテは受動的な立ち位置に過ぎず、ストーリーの進行と展開はもっぱらサンチョ・パンサが引き受ける。
キホーテはわずかに最終章において(その正否はともかく)天文学的知識を披露するのみにとどまっている。

この話において注目すべきは、キホーテが最後にサンチョにひそかに耳打ちする言なのだ。
 >「サンチョ、そなたも天界で見たことを人に信じさせたかろうが、わしはモンテシーノスの洞穴で見たことをそなたに信じさせたいぞ。わしからそなたに言うことはそれだけじゃ。」
 (続編第四十一章)

199 :吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 22:28:55.34 .net
サンチョのふとく逞しき尻に、鞭を三千三百・・・

なぜサンチョの尻www

200 :吾輩は名無しである:2015/07/16(木) 15:51:04.13 .net
>>140
>宿屋の娘と
逢引しようとして
逢い引きしようとしたんじゃなくて、
言い寄られると思って断ったんだよね?

201 :吾輩は名無しである:2015/08/20(木) 15:21:48.92 .net
「老女」って何歳ぐらいなんだ

202 :吾輩は名無しである:2016/01/17(日) 13:13:49.94 .net
ドン・キホーテとミュンヒハウゼンはどっちが強い

203 :吾輩は名無しである:2016/01/23(土) 11:19:19.14 .net
会田由 訳で読んでるが
本文はいいんだが詩が古語を使うから何言ってるかわかんねえんだよ
あれやめてくれないかな

ラ・ガラテアも読んだけど
「げに」だの「きこしめせ」だの「みほますし」だの死んだ言葉を使わないで欲しい

204 :吾輩は名無しである:2016/01/23(土) 11:21:27.79 .net
岩波文庫のキホーテは名訳

205 :吾輩は名無しである:2016/01/23(土) 15:24:01.89 .net
第23号 2015年11月30日発行 ACUEDUCTO Nº22
今年2015年はスペインの生んだ世界的名著セルバンテス作『ドン・キホーテ』後篇刊行. 400周年の記念の年
http://www.acueducto.jp/acueducto23.pdf

206 :吾輩は名無しである:2016/02/06(土) 06:30:17.31 .net
ドゥルシネーアが実はイスラム教徒だというのは普通に読んでいても気づかない

207 :吾輩は名無しである:2016/02/23(火) 23:34:10.75 .net
ドンキホーテかっこいい

208 :吾輩は名無しである:2016/05/14(土) 09:04:29.96 .net
ツイッターに小説「ドン・キホーテ」、投稿回数1万7000回
2016年04月20日
http://www.afpbb.com/articles/-/3084580

【4月20日 AFP】作家ミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes)の小説「ドン・キホーテ(Don Quixote)」が、
ツイッター(Twitter)に投稿されている──。ツイッターには140文字の制限があるため、投稿にあたり作品は分割された。

 今年はセルバンテス没後400周年に当たる。
小説を投稿しているのは、バルセロナ(Barcelona)に住む元コンピューター技術者のディエゴ・ブエンディーア(Diego Buendia)さん(55)。
ブエンディーアさんはこの妄想の騎士の物語を、アルゴリズムを用いて約1万7000片に分け、アカウント@elquijote1605に毎日28片を投稿している。

 同アカウントのフォロワーは7500人を超える。スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相もその一人だ。

 最後のツイートは、セルバンテスの命日にあたる22日の正午に、アルカサル・デ・サンフアン(Alcazar de San Juan)村から投稿される予定。
スペイン中部地域ラ・マンチャ(La Mancha)に位置するこの村は、同作家の生誕地と主張している。

 公式の伝記では、その生誕地は首都マドリード(Madrid)近郊のアルカラ・デ・エナーレス(Alcala de Henares)となっている。(c)AFP

209 :吾輩は名無しである:2016/05/14(土) 20:19:35.36 .net
真夜中過ぎても楽しいツイートになりそうだね

210 :吾輩は名無しである:2016/05/20(金) 20:36:07.41 .net
ミゲル・デ・セルバンテス没後400周年を記念し、アジアを代表するスペイン語圏文化研究者
岡村一氏、清水憲男氏、パク・チュル氏が「ドン・キホーテ」翻訳について語ります。
この文学史に残る名作を多言語に翻訳する上で重要な言語学的、文化的難しさ、
また読者と作品の関係性、そして幾通りも存在しうる解釈についてなど、興味深いテーマを取り上げます。

文学、言語、スペイン文化を愛する全てのみなさんにご参加いただきたいシンポジウムです。

日本語の同時通訳あり。ご出席いただいた方にはご希望で証明書を発行いたします。
講演終了後にはスペインワインのカクテルレセプションがございます。

開催日:5月19日(木)18時より
会場:セルバンテス文化センター東京オーディトリアム(B1)
言語:スペイン語・日本語

211 :吾輩は名無しである:2016/05/20(金) 20:42:36.15 .net
urlだけでいいから

212 :吾輩は名無しである:2016/05/22(日) 22:57:08.03 .net
このとき、もう近づいた明け方の寒さのせいか、それともサンチョが何か腹のゆるむ物でも食べたのか、
またそれとも、自然のことだったのか(一番そうらしく思えるのはこれだが)、
人には代わりを頼めないことをする意志と願いが従士(サンチョ)にわいた。
しかし、心に根を張った恐れがあまりに大きかったので、一ミリたりとも主人から身を話す気になれなかった。
といって、したいことをしないですますことは、やはりできなかった。
そこで、二つのことを一度にしようとしてしたのが、主人の鞍の後輪にかけていた右の手を離すことだった。
そうして、たくみに音も出さずに、ズボンのひもをほどいた。ズボンが花結び一つきりで留められてあったのだ。
ひもがほどけたズボンはすぐにずり落ちて、足かせのようになった。
サンチョはそれを待って、シャツをできるだけまくりあげ、あまり小さくない尻っぺたを外気に突き出した。
これを、当人は、今の恐ろしい状況と苦しい思いから抜け出すためにしなければならないことの山と考えたようだが、
その山を超えると、もっと大きな困難にぶつかった。というのは、音を立てずに○○○をすることが難しく思えたのである。
そこで歯を食いしばり、肩をすぼめて、できるだけ息をつめた。
しかし、それほど気をつけたにもかかわらず、なさけなや、
わずかばかりの音−従士をあんなにおびえさせた音とはかなりちがったもの−を、とうとう立ててしまった。
すると、ドン・キホ−テが聞きつけて言った。

 「今のは何の音じゃな、サンチョ」。
 「知りましねえだよ、旦那様」と従士は答えた。「何か新しいことだべ。冒険や不幸はつれを呼ぶものだからね」。

213 :吾輩は名無しである:2016/05/22(日) 22:59:00.28 .net
 再び運をためした。今度はすばらしくうまくいって、前のような音もさわぎもなく、あれほどつらい思いのお荷物を、きれいに落としてしまった。
ところが、ドン・キホ−テは、耳が鋭かったように、鼻もよくきいたし、
サンチョがぴったり抱きついて、湯気をほとんど一直線に立ち上らせたので、においが騎士の鼻に届かないですむってことにはいかなかった。
だから、においをかぐやいなや、しのぎのために指二本で鼻をつまんだ。そうして、多少ふにゃふにゃ声で、こう言った。

 「サンチョ、おまえは大そうおびえとるらしいぞ」。
 「はい、おびえとりますだ。けんど、それがおめえ様に今とりわけどうして知れますだね」
 「今とりわけおまえが臭うからじゃ。しかも、香水の匂いではないな」。
 「そうかもしれねえけんど。わしが悪いでなく、おめえ様がわしをこんなま夜中に、こんなさびしい場所へつれてきたせいでがす」。
 「3歩か4歩むこうにどいておくれよ、わしの友」とドン・キホ−テは始終指を鼻わしから離さないで言った。
「そして、今後は身の分を忘れず、わしに対する礼を守らっしゃい」

214 :吾輩は名無しである:2016/05/27(金) 13:40:41.72 .net
聖ゲオルギオス(カタルーニャ語: サン・ジョルディ)は、ドラゴン退治の伝承を持つキリスト教の聖人で、カタルーニャ地方の守護聖人である。
4月23日はこの聖人が殉教した命日で、これを記念して聖名祝日となっている。

カタルーニャでは、伝統的にこの祝日に男女が赤いバラなどを贈りあうという、バレンタインデーと似た風習があった。
聖ゲオルギオスが退治したドラゴンの血が赤いバラになったという伝承があり、中世以来聖ゲオルギオスは赤いバラと結び付けられていた。
このためサン・ジョルディの日は「バラの日」(El dia de la Rosa)とも呼ばれている。

サン・ジョルディの日は「本の日」(El dia del Llibre)としても知られているが、
この日に本を贈るという風習は、20世紀初頭に始まった比較的浅い伝統である。
4月23日は、小説『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日(1616年)であり、
さらにシェイクスピアの伝説上の誕生日(1564年)であって命日(1616年)である。
こうした4月23日の文豪との縁と、サン・ジョルディの日の贈答の風習と結び付け、
1923年にカタルーニャ地方の本屋が本を贈ろうというプロモーションを始め、プレゼント用に本を買うと赤いバラを添えるようになった。
バルセロナはカタルーニャ語・スペイン語双方の出版の中心地であったこともあり、この風習は広く受け入れられた。

215 :吾輩は名無しである:2016/05/29(日) 17:03:04.93 .net
 「だから、生まれながらの水平派であり犬儒学派である商品は、
他のどの商品とも、たとえそれがマリトルネスよりまずい容姿をしていても、
魂だけでなくからだまでも取り替えようと絶えず待ちかまえている」。
『資本論』

 「旅籠にはまた、顔が横に広くて首が短く、鼻はぺっちゃんこで片目がつぶれ、
おまけに残った目もあまりきれいとは言えないアストゥリアス生まれの若い娘が、女中として働いていた。
もっとも、彼女のいかにも愛敬のあるしぐさが、こうした欠点を補っているのも事実であった」
「そして心やさしいマリトルネスは、従士の疲労ひろう困憊こんぱいの様子を見てとると、
この際彼に必要なのは冷たい水であろうと判断し、わざわざ井戸まで行って水差しに水を汲んできた」(前篇第16章)。

216 :吾輩は名無しである:2016/05/30(月) 00:54:10.85 .net
歴史と世代について、スペインの哲学者オルテガは独特の「世代論」を述べている。(「ガリレイをめぐって」1933年、著作集第4巻)
次下、その要約と抜粋である(対象は主に思想家、科学者である)。
― 特定の時代の転換点を示す決定的な世代について、確固たる明瞭さで示してくれる変革者(例えば17世紀前半のデカルト)を見つけ出し、
これを基に世代区分を行おうとする考えである。
世代を30歳〜45歳、45歳〜60歳というように15年ごとに区分する。
そして例えば、ヨーロッパ史において1627年(デカルトが30歳)はデカルトの世代の日付、
直前の世代は1611年のホッブス、グロティウスの世代、
その前の世代は1596年のガリレイ、ケプラー、ベイコンの世代、
その前の1581年はセルバンテス、ブルーノの世代、
その前の1566年はモンテーニュ、ボタンの世代、
その前は、気の毒だが偉大な人物の出なかった世代、となる。
つまり、世代は個々人とは離れた客観的、歴史的な性格のものであり、
一人ひとりの個人は(自分の歳の30歳の時点をもとに)、ある世代に属したり、双方の世代にはさまれたりすることになる。
つまり、30歳〜45歳までの世代と45歳〜60歳までの二つの世代は、
同じ問題に向って互いに同時代人として、違った年齢層の精神をもって優位を争う
(その世代が前の世代に反抗しこれを乗り越えようとする。しかし、若い世代が誤って考えているような世代間の戦いという意味ではない)。
従って、世代間の論争において、30代の男たちが支配的な立場にある男たちを相手に戦うにあたって、
さらにもう一つ前の世代の長老に忠告と援助を乞うということがしばしば見られるのである。
また、ひとつの世代の女性たちは偶然的になどではなく、運命的に同じ世代の男たちよりも、いくぶん若いということであって、
これは、想像する以上に重要な事実である。
http://www.nishikawa-issei.com/past/nituki/nituki200409.html

217 :吾輩は名無しである:2016/06/02(木) 21:54:18.98 .net
( ゚д゚)、ペッ イラネ

218 :吾輩は名無しである:2016/06/21(火) 11:57:11.17 .net
『I Drink Upon Occasion Sometimes Upon No Occasion - Don Quixote』

219 :吾輩は名無しである:2016/06/24(金) 18:33:31.03 .net
ドン・キホーテとサンチョ ふたりは仲良しだお

220 :吾輩は名無しである:2016/07/15(金) 06:58:07.65 .net
ドンキホーテ型っていう性格を現す用語があるんだね

221 :吾輩は名無しである:2016/07/20(水) 00:01:39.86 .net
三つあるんだよ。
ハムレット型とムイシュキン型とドン・キホーテ型。
それぞれ、躁鬱気質・てんかん気質・分裂気質に対応している。

これを聞いた時、小学生でもハムレットとドンは知っていたが、
ムイシュキンって誰?と思った。
ドストエフスキー『白痴』の主人公と判ったのは高校生の頃。

222 :吾輩は名無しである:2016/07/20(水) 00:05:41.85 .net
追伸 でも、ムイシュキン公爵はドン・キホーテやヨハネ福音書版イエスを
目指して造型されたキャラクターだから、本来、ドン≒ムイシュキンのはず。

223 :吾輩は名無しである:2016/08/11(木) 02:46:40.28 .net
ラテン系とスラヴ系じゃ感覚が全然違うからでは?

224 :吾輩は名無しである:2016/08/12(金) 19:23:56.36 .net
y takagi
あーわかった。『ドン・キホーテ』後編1p345で背中に文字(「愛」とか「富」とか「勇気」とか)の書かれた白い紙を貼った踊り子が踊るのだけれど、
これがチェスタトン『木曜の男』やオースター『幽霊たち』の元ネタだわ。「愛」が何したとか「富」が何したとか名前でなく記号で記述すんの。

チェスタトン→アラン・ロブ=グリエ→ポール・オースターの流れの元祖がセルバンデスだわ。ちょっと震えた。

225 :吾輩は名無しである:2016/08/12(金) 20:55:14.71 .net
ほかにたくさんあるのでは

226 :吾輩は名無しである:2016/08/25(木) 14:45:55.50 .net
>>212,188
誰の訳?

227 :吾輩は名無しである:2016/08/25(木) 14:49:57.71 .net
>>201
「老女」とは年齢を指す言葉ではなく、役職。
侍女を束ねる役目。

228 :吾輩は名無しである:2016/08/25(木) 21:40:29.39 .net
>>206
そうなの?

229 :吾輩は名無しである:2016/08/26(金) 04:20:53.68 .net
>>228
A.カストロという人の説。
なんでもかんでもスペインの文化をユダヤ人と
イスラム教徒に結びつける研究者で、
ほとんど支持者がいない。

230 :吾輩は名無しである:2016/08/30(火) 02:21:07.51 .net
ようやく後篇三。
サンチョの出世に舞い上がる妻子の様子に涙ぐむ。
セルバンテスも苦労しただけに、上流から下流まで、観察力・描写力がハンパない。
人間、苦労するもんだな。
50過ぎて文運が開けたなんて、松本清張より遅咲きだ。

231 :吾輩は名無しである:2016/08/30(火) 15:04:41.90 .net
細かくて深い社会や人間の描写が古典になった一番の理由だと思ってる

232 :吾輩は名無しである:2016/09/11(日) 19:39:52.91 .net
ようやく読み了えた。
名作と言われるのも、近代小説の嚆矢と言われるのも納得。

……ただ、結婚の約束を反古にし、処女だけ奪って逃げる男が多すぎないか?
四人ぐらい出てきたような気がする。(一件は女の側の勘違いだが)。
被害者はそろいもそろって美女ばかり。性格だって悪くない。
にも関わらず男は逃げる……。(?_?)

これって、女ばかりの家族を腕一本で支えてきたセルバンテスのルサンチマン?
あるいは、当時のスペインにこの手の男が多かったのか?

233 :吾輩は名無しである:2016/10/09(日) 11:20:10.26 ID:1INkTadbN
新約についで素晴らしい小説

234 :吾輩は名無しである:2016/11/01(火) 17:24:43.82 ID:dV60xnnV.net
家にある本を全部読んだら
キホーテを読み耽りたいね

235 :吾輩は名無しである:2016/11/02(水) 17:38:57.69 ID:jNIkhdqX.net
前編・後編・贋作、すべて読破したよ
贋作は酷評されてるけど普通に面白いから買う価値あり

贋作でなかったらサラゴサの試合で銀月の騎士にやられてたのかな
幻のサラゴサ試合がすっげー気になるわ

236 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 08:57:43.05 ID:o9qRg23H.net
贋作まで訳されてるとはスゴイ。
さすが永遠の古典。

237 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 18:00:45.24 ID:mK2+veC4.net
贋作は市立図書館やそこらの本屋で手に入らないから
通販で上下合わせて6000円くらい出した

ロルダン(狂えるオルランド)は1万超えるわりに面白くなさそうで後悔しそうだから断念
おそらく普通のシャルルマーニュ伝には出てこないフィエラブラスの香油や
マンブリーノの兜、バルドビーノス・マントゥア公爵の出所だが
オペラの台本だかポエム集みたいな文体だと現代人にはきつい

ランサローテのロマンセは「荷車の騎士」とか読む限りそういうシーンはない
例えば最初の旅籠で「旅立つランスロットに恋する乙女が泣きつき〜」って引用されるけど
これ湖の乙女ことお母さんが見送るシーンの誤解か承知の上で適当なこと書いてると見た

アマディス・ガリアとベリアヌス・ギリシャに関しては翻訳されてないみたいで
「すべての魔法を打ち消す炎の剣」とか知りたいことはたくさんあるけど追えないなあ

238 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 19:13:43.44 ID:YISxyamS.net
そんなの読む価値あるか疑問だね

239 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 23:20:32.04 ID:mK2+veC4.net
作中で重要な存在のアマディスのエピソードに関しては気になるでしょう?
前編のミコミコ―ナ編で勇者の証として背中のほくろを探す話があるけど
あれはアマディスに炎の形のアザがあって炎の騎士と呼ばれていた所以のパロディーだったり
逆にドン・キホーテが語るアマディス云々がデタラメだったりすることに気付けるわけで

ただやはり値段が糞高いし分厚い長編だし英語版のアマディス全部読むのは気が引けるな
アマゾンの外人のレビュー読む限りみんなドン・キホーテ絡みだけど評価高かったから
ガッカリするような内容ではないと思うけど

240 :吾輩は名無しである:2016/12/21(水) 01:20:17.68 ID:Fvhof0ez.net
集英社文庫のポケットマスターピースシリーズの1冊として「セルバンテス」が出た
中身は「ドン・キホーテ」前編の第1-27、49、52章と「模範小説集」から「美しいヒターノの娘」「ビードロ学士」「嫉妬深いエストレマドゥーラ男」
1960年代の文学全集ならともかく、いまどき抄訳を出す意味が分からない
しかも「ドン・キホーテ」は全訳が何種類も出ているというのに
水声社からセルバンテス全集が全7巻+別巻で来年出るという情報は役に立った
「ドン・キホーテ」訳者は岡村一となってるからこれがその一部だろう
https://kumagaku.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=209&file_id=22&file_no=1
できれば新潮社版のように高価でありませんように

241 :吾輩は名無しである:2016/12/21(水) 10:21:41.34 ID:eEwxt7vd.net
なぜそんな古い情報をわざわざコピペしてくるのか

242 :吾輩は名無しである:2016/12/24(土) 05:58:03.75 ID:H7l0Itdq.net
スペイン詩のソネットだかロマンセの違いが分からない

243 :吾輩は名無しである:2016/12/24(土) 17:58:44.28 ID:uYRwufpm.net
てか話は良いけど詩が何言ってるのか分からない
いい加減詩の翻訳は古文使うのやめてくれ

「かんばせ」だの「みほましき」だの言われてもさっぱり分からん

244 :吾輩は名無しである:2016/12/28(水) 00:05:07.92 ID:F09OPcZl.net
英語訳で嫁

245 :吾輩は名無しである:2017/01/02(月) 00:13:52.45 ID:OHMfED91.net
フランス語のマンガを仏和辞典を見ながらコツコツ読んでいたんだけど、
ある日、翻訳エンジンで英語に訳せばよいことを教わった。
まさに目ウロコ。

246 :吾輩は名無しである:2017/01/23(月) 07:41:13.24 ID:yp8qtkvm.net
http://pbs.twimg.com/media/C2uDgTeUsAArdSh.jpg
http://pbs.twimg.com/media/C2uDhhMUQAAUEry.jpg

247 :吾輩は名無しである:2017/01/30(月) 22:26:27.16 ID:e/sIqh4s.net
ティラン・ロ・ブラン 1 (岩波文庫) 文庫 - 2016/10/19
J.マルトゥレイ (著), M.J.ダ・ガルバ (著), 田澤 耕 (翻訳)

セルバンテスが『ドン・キホーテ』の中で、「世界一の本」と絶讃する、騎士道小説の最高傑作。
騎士ティラン・ロ・ブランの地中海を巡る冒険と、絶世の美姫との愛の日々が、
絢爛豪華な宮廷生活を背景に驚くほど生き生きと描写される。
『ドン・キホーテ』『アーサー王物語』『デカメロン』などと同列と評される、世界文学の大古典。
バルガス=リョサによる〈日本語版への序文〉を付す。(全四冊)

248 :吾輩は名無しである:2017/01/30(月) 22:50:25.56 ID:OfEG1T38.net
君の名はw

249 :吾輩は名無しである:2017/02/02(木) 03:06:03.16 ID:GnSLiQla.net
焚書のシーンでティラン・ロ・ブランって出てきたっけ?

250 :吾輩は名無しである:2017/02/03(金) 18:18:34.40 ID:wxFCPh5i.net
>>249
出てくるよ。でも、すぐれた作品だということで、
焼かれない。

251 :学術 ディジタル アーカイヴ@院教授:2017/02/03(金) 20:56:32.99 ID:FjqdOP16.net
威オーラより、スタミナ。肉食。

252 :吾輩は名無しである:2017/02/03(金) 21:23:31.02 ID:Kt9zQw9G.net
これか。分かりづらいね
http://d.hatena.ne.jp/sl-st/20070828/1188324077

狂えるオルランドは読みづらいって聞くけど
ティラン・ロ・ブランもオペラ脚本みたいな文体なのかな

253 :吾輩は名無しである:2017/02/03(金) 22:15:07.19 ID:aCLBpNKe.net
逝去王

254 :吾輩は名無しである:2017/02/13(月) 23:37:58.01 ID:lr03jQGI.net
ドン・キホーテの作中だと怪物はもっぱら巨人だけだけど
贋作の方だとドラゴンが結構出てくる

255 :吾輩は名無しである:2017/02/14(火) 15:01:33.36 ID:P5cv3jzx.net
全集まだ出ないの?

256 :学術 ディジタル アーカイヴ@院教授:2017/02/14(火) 20:00:35.28 ID:6JGcNOH+.net
ビリーザキッドの方が。

257 :吾輩は名無しである:2017/02/19(日) 22:40:19.30 ID:lHrhgcva.net
アマディスガウラがどうのこうのいうけど
本編ではもっぱら『狂えるオルランド』&『シャルルマーニュ』ネタが多い
前編の狂乱、聖水、兜、後編の木馬、俺の剣に触るべからずetc...

アマディスのパロディーは複数の異名と背中のほくろ云々くらいしか見つからん

258 :吾輩は名無しである:2017/02/19(日) 23:19:29.10 ID:BDH7PLhm.net
うわあ
最高に楽しんでるじゃん
俺も早くその域に行きたい

259 :吾輩は名無しである:2017/02/22(水) 02:34:34.99 ID:4gmQSDEA.net
何気ないシーンの元ネタを見つけるのが楽しいw

260 :吾輩は名無しである:2017/02/27(月) 00:31:40.85 ID:UmT2VMGE.net
最初の冒険でフルボッコにされた主人公はバルドビーノスとマントゥア公爵ごっこをする
これはシャルルマーニュ十二騎士(ドセ・パーレスと表記されてるがドゥーズペール)の
ボードマンとオジェ・ル・ダノワのスピンオフ作品から来てるみたいだな

当時はこういうややこしいスピンオフ作品が多くてしかも本編との整合性が完全に無視されていたみたい
後編に出てくるモンテシーノスとデュランダルテも同様に実に不可解だ

元々オルランドの剣であるデュランダルを擬人化するのは構わないのだが、
擬人化されたデュランダルテがオルランドと同一人物としてほぼ同じ人生を歩むって
すげー意味ないスピンオフだよね

261 :吾輩は名無しである:2017/03/03(金) 23:51:15.26 ID:a8DgP9lW.net
金払い良ければ担保は不要

262 :吾輩は名無しである:2017/03/05(日) 10:24:17.33 ID:jgBjm0II.net
ロバのくちにはちみつ

263 :吾輩は名無しである:2017/03/10(金) 17:03:07.99 ID:FlEZUhmJ.net
セルバンテス全集(全7巻)
責任編集=鼓直
編集委員=荻内勝之+田尻陽一+樋口正義+本田誠二

【刊行予定】
第1回配本 A『ドン・キホーテ』前篇
第2回配本 B『ドン・キホーテ』後篇(3月29日発売予定)
第3回配本 C『模範小説集』
第4回配本 @『ガラテーア』
第5回配本 D『戯曲集』
第6回配本 E『パルナソ山への旅および詩作品』
第7回配本 F『ペルシーレスとシヒスムンダの冒険』

264 :吾輩は名無しである:2017/03/10(金) 17:14:05.16 ID:MzHedHU1.net
安倍「あああん、森友学園の児童諸君さまあんっ、らめえええええええ!ひぎぃ!あああ、僕のアナルに特攻隊だなんて!裂けちゃううううううっ!」

265 :吾輩は名無しである:2017/04/03(月) 01:56:56.75 ID:FlbmZn++.net
全集は1冊1万円か
彩流社の前後編をあわせてもおつりがくる
これより高いのはフランクリン・ライブラリーという1冊18000円する総革張文学全集のものしかないはず

266 :吾輩は名無しである:2017/04/10(月) 02:59:24.12 ID:WEOZgIMY.net
学者でもなければ全集なんて入らんだろ
ドン・キホーテとペルシーレスだけでOK

267 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 09:28:22.54 ID:CbLtFZYE.net
>>0235
訳がまちがってる。

268 :学術:2017/05/01(月) 12:06:29.60 ID:QqxdPOEL.net
サラブレッドよりわりに有名なんだろうなあ。

269 :吾輩は名無しである:2017/05/08(月) 23:29:20.81 ID:WwRN1dOB.net
>>267
マジ!? 正しくは何ていう諺なの?
サンチョやカラスコが多用してた覚えがあるけど

270 :吾輩は名無しである:2017/05/09(火) 04:32:42.78 ID:7vLjDDNX.net
借金を返す自信のある者は、抵当を出し渋らない
的な意味。

271 :吾輩は名無しである:2017/05/11(木) 06:57:24.50 ID:ZwiLHzc6.net
大爆笑

272 :吾輩は名無しである:2017/05/21(日) 19:06:59.37 ID:3CZ1byza.net
おまえら、結婚や恋人・友だちには気をつけろ!
ガイ児に触るとキショイで。

甘ったるい恋愛小説も、ガイ児がからむとオカルトになっちまうww
健常者はガイ児に触るな。


★彩を愛した者 (巷に増殖中のガイ児の話)★
http://slib.net/72935

上松煌(うえまつあきら) 作
プロフィール 
http://slib.net/a/21610/

273 :吾輩は名無しである:2017/06/08(木) 09:42:28.72 ID:Cm14bTpG.net
金払い良ければ担保は不要、化身を倒したのだから本物に勝つ見込みも十分にあるのでござるよ

274 :吾輩は名無しである:2017/06/16(金) 12:21:05.01 ID:oKTIUmfS.net
今年こそ読むぞ〜

275 :吾輩は名無しである:2017/06/18(日) 21:30:13.22 ID:LWY9jCla.net
アマディスガウラの翻訳プロジェクトとかできないかな
分量多くて一人じゃちょっときつい

276 :吾輩は名無しである:2017/06/21(水) 14:27:18.17 ID:xZ0oilKa.net
牛島訳のp.226の不可能ですわいの文が削除された理由わかる人いますか

277 :吾輩は名無しである:2017/06/25(日) 02:10:36.30 ID:gQTZ7vNZ.net
牛島訳は6冊あるのにページだけ言われても

278 :吾輩は名無しである:2017/06/25(日) 15:27:11.75 ID:WMDRTU94.net
あ、確かに

前編(一)のp.226でした

279 :吾輩は名無しである:2017/07/15(土) 14:55:16.18 ID:3TsijY2l.net
贋作の方が本物より面白いかも

280 :学術:2017/07/15(土) 15:50:03.15 ID:5ax1iV5O.net
雁索。

281 :学術:2017/07/15(土) 16:05:06.40 ID:5ax1iV5O.net
のふんとう 

282 :アイ:2017/07/15(土) 16:31:11.46 ID:FNPV+6fu.net
後編から読んでもいいのかな?

283 :吾輩は名無しである:2017/07/17(月) 09:22:22.43 ID:/31KzaOk.net
>>282
いいけど、前篇の方が笑いの要素が多いし、
おもしろい短編小説も入ってて、
とっつきやすいよ。
歳をとってくると後篇の味わい深さがわかる。

284 :吾輩は名無しである:2017/08/04(金) 21:18:32.82 ID:dXjE6Sm+.net
セルバンテスに言わせればロード・オブ・ザ・リングみたいなファンタジーは駄作なんだろうね
でも現実的なエルシード武勲詩やティラン・ロ・ブラン読んで来たら普通につまらなかったんだがw

285 :吾輩は名無しである:2017/08/04(金) 21:33:44.47 ID:e7hPXxEq.net
うれしいこというねえ

286 :吾輩は名無しである:2017/08/05(土) 05:44:44.79 ID:UcNs79Ym.net
>>284
訳が悪いんだよ。訳者が面白さをわかっていない。

287 :吾輩は名無しである:2017/08/06(日) 07:14:12.86 ID:oc9clD9S.net
「ローランの歌」なんか面白かったけど

シャルルマーニュが騎兵を斬ったら馬まで両断しちゃうとか

288 :吾輩は名無しである:2017/08/06(日) 18:46:44.97 ID:MrC7EHrN.net
かくいうセルバンテスも元々は売れないファンタジー作家だったりしてなw

289 :吾輩は名無しである:2017/08/13(日) 23:49:56.74 ID:B0wnYTSb.net
短編集面白かった

290 :吾輩は名無しである:2017/08/15(火) 15:38:36.97 ID:4ghCTD0m.net
>>286
名高いシェイクスピアとか読めたもんじゃねーもんな
名言のところが名言だとさっぱり気づかないし

291 :吾輩は名無しである:2017/08/15(火) 22:17:35.98 ID:uq0jPhmN.net
言葉遊びとかダブルミーニングとか脚韻とか翻訳不可能だからね。
 
外国人が「源氏物語」をどこまで味わえているのか?
同様に、我々もシェイクスピアの真価は解らない。

292 :吾輩は名無しである:2017/08/16(水) 10:17:21.46 ID:Y2nHyJBg.net
>>287
ドン・キホーテの作中だとローランドが剛毛で怪力の腕と何度か形容されてるけど
「ローランの歌」「恋するロルダン」「狂えるオルランド」あたりに毛深いって描写あるの?w

293 :吾輩は名無しである:2017/08/21(月) 23:44:55.00 ID:80kLqTXt.net
文体からしてシェイクスピアとセルバンテスが同時代人とは到底思えないな
ドンキは現代の素人がWeb小説で書いてるような神視点(作者視点)がすばらしい

294 :吾輩は名無しである:2017/08/24(木) 02:45:11.79 ID:yfGko7xf.net
ドン・キホーテは近代小説の嚆矢

という謳い文句を「ホントかなぁ?」と、疑いつつ読んでみた。
感想は「ホントだなぁ」

295 :吾輩は名無しである:2017/08/29(火) 01:51:41.40 ID:rE0kxQrU.net
>>294
それフーコーの書評だっけ? 色んな人が書評かいてるけど
ツルゲーネフの書評に出てくるハムレットとの比較は面白かったよ
ドストエフスキーとかはダメだね

296 :吾輩は名無しである:2017/08/29(火) 05:31:32.38 ID:aYLd/UKy.net
ツルゲーネフは全然ダメだろ
たしか「ハムレットは日記を書いておりましょう。ドン・キホーテはおそらく読み書きができません」
おいおい、騎士道小説を読み耽って旅に出る話だろうがww

297 :吾輩は名無しである:2017/08/29(火) 23:26:41.41 ID:rE0kxQrU.net
ツルゲーネフだと、たとえば「ハムレットは内(己)を疑い、ドン・キホーテは外(世界)を疑う」辺りが印象的だな

実際、ドン・キホーテは後編の公爵夫人との議論で「あなたの言う騎士道伝説や姫様は実在しないでしょ?」と
指摘されても、あくまで「そうだとしても、現実の方が間違ってる」と真顔で反論するけど、
ハムレットは「もう復讐なんてやめた方が良いんじゃね?」と何度も自分に問い、迷っているよね

298 :吾輩は名無しである:2017/09/04(月) 01:06:45.22 ID:t06hC7gb.net
騎士がドラゴン退治する物語の原型はアマディス・ガウラにあるらしいね
ドラゴンの伝承自体はもっと大昔からあったけど

299 :吾輩は名無しである:2017/09/04(月) 23:09:26.38 ID:t06hC7gb.net
言われてみればアーサーやオルランドはドラゴンと戦ってないな

300 :吾輩は名無しである:2017/09/07(木) 01:35:27.49 ID:c5PbaOVJ.net
トリスタンは戦ってるけどなあ
アマディス未読なんでどういうこと指してるかわからんけど

301 :吾輩は名無しである:2017/09/20(水) 11:04:44.30 ID:yrtF2yIS.net
贋作の方が好きな人いない?

302 :吾輩は名無しである:2017/09/20(水) 11:18:31.32 ID:5QvTGg4c.net
ドンキホーテといえば、俺などはディスコ音楽だなw

303 :吾輩は名無しである:2017/09/20(水) 12:14:15.77 ID:Oro0bNiA.net
ドンキホーテ、おでこでポン!

304 :吾輩は名無しである:2017/09/22(金) 16:24:53.20 ID:kSiYNj9D.net
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会

305 :吾輩は名無しである:2017/10/04(水) 11:55:48.78 ID:4sSJnXjL.net
牛島訳(岩波文庫) \6,070

岩根訳(彩流社) \9,720

岡村訳(水声社) \21,600

翻訳3種を比較しながら読むとなると小1年かかる。
3万数千円掛かるがやってみようか。

306 :吾輩は名無しである:2017/10/04(水) 15:43:35.73 ID:6le1EMFm.net
水声社の高すぎだよね!
買うの躊躇するなぁ!

307 :吾輩は名無しである:2017/10/04(水) 16:29:30.99 ID:4sSJnXjL.net
名訳ならいいけど、イマイチの訳だったらと思うと躊躇する

308 :吾輩は名無しである:2017/10/04(水) 16:54:15.62 ID:esRD/xk5.net
新潮もあるよ

309 :吾輩は名無しである:2017/10/04(水) 22:05:13.56 ID:tz8LaZUw.net
翻訳だけは読んでみないとわからない!

310 :吾輩は名無しである:2017/10/05(木) 12:33:06.55 ID:/5zGs0eN.net
新潮社の、評判よくないみたい

読んでみないとわからないけど

311 :吾輩は名無しである:2017/10/05(木) 12:57:53.28 ID:EeBOiW3a.net
荻内訳(新潮社)\15,120

312 :吾輩は名無しである:2017/10/05(木) 13:51:12.00 ID:/5zGs0eN.net
翻訳3種、岩波文庫、新潮社、彩流社もありだね

水声社は敷居が高すぎる

313 :吾輩は名無しである:2017/10/05(木) 22:02:43.87 ID:udrqKT5v.net
水声社の本はすぐに壊れる
バフチン全集

314 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 22:44:12.98 ID:I9X5irWD.net
荻内訳(新潮社)、

評判よくないね。

315 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 22:47:25.45 ID:I9X5irWD.net
水声社から直接購入の場合、現金書留か郵便為替。
代引きは不可。

彩流社は代引き可。

316 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 22:54:16.00 ID:I9X5irWD.net
【水声社】
送料 ¥5,000以上は無料


【彩流社】
送料 ¥400
代引き ¥300

317 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 23:00:00.26 ID:I9X5irWD.net
最近は出版社から直接購入している。
美本が欲しいから。
新潮社は直接購入できないよね。
水声社も代引き可にして欲しい。

318 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 23:04:28.20 ID:I9X5irWD.net
岩波、彩流社、水声社で揃えようと思う。
郵便振替面倒だな。

4万円近くかかるな。痛い!

319 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 23:17:31.20 ID:hlIkHyg7.net
>>314
ほかのスレにもいたけど評判悪いってただの馬鹿が言ってることも多いからなぁ

320 :吾輩は名無しである:2017/10/06(金) 23:22:26.65 ID:YKw/M9+t.net
それはあるね
ネットだと特にクレーマーは一人で何度もあちこちで書き込むから

321 :吾輩は名無しである:2017/10/07(土) 14:00:40.01 ID:uQJccKWV.net
『戦争と平和』『カラマーゾフ』より読んでる人少ないな。
『白鯨』と同じくらいか。

322 :吾輩は名無しである:2017/10/12(木) 23:31:21.25 ID:svQjoUIH.net
フロベールが好きだった、というのは意外

323 :吾輩は名無しである:2017/10/15(日) 20:42:01.12 ID:ZHiP7hxe.net
牛島訳しか読んでないけど変装したドロテア嬢が己を語るとき
父のティナクリオは紹介するけど母のザラミア(Xaramilla)については日本語訳だと丸ごと削除されてるよね
英語版だと2人は自害してたような覚えもあるけどスペイン語原文を一部覗く限り英語版の方が正確だと思う

324 :吾輩は名無しである:2017/10/16(月) 05:47:52.81 ID:4Fdw/vtO.net
>>323
ドロテーアの母親? 前篇の何章に出てくる?

325 :吾輩は名無しである:2017/10/16(月) 08:24:38.65 ID:jLycYrkw.net
>>323
>父のティナクリオは紹介するけど母のザラミア(Xaramilla)については日本語訳だと丸ごと削除されてるよね
>英語版だと2人は自害してたような覚えもあるけどスペイン語原文を一部覗く限り英語版の方が正確だと思う

英語の読み間違いじゃない?牛島訳でも王妃いるし、スペイン語でもJaramillaのはずだし、突っ込みどころが多いなぁ

(牛島 信明訳) 岩波文庫第13刷 30章
わたくしの父は賢王ティナクリオと申しまして、魔術と呼ばれるものに精通しておりました。
そして、その魔術の力により、わたくしの母たる王妃ハラミーリャが父より先に亡くなること、
また母の死後ほどなくして父もこの世を去ることにより、 わたくしが父と母もない孤児になるということを知りました。
英訳(グーテンベルク)
The king my father, who was called Tinacrio the Sapient, was very learned in what they call magic arts,
and became aware by his craft that my mother, who was called Queen Jaramilla, was to die before he did,
and that soon after he too was to depart this life, and I was to be left an orphan without father or mother.
これを父が母を殺す自害とか思ったのかなぁ・・・

英語版が誰の翻訳か、牛島訳は何刷りか、最低限の情報は明らかにしたほうがいいよ

326 :吾輩は名無しである:2017/10/16(月) 12:33:12.62 ID:kEMrtOG+.net
300

327 :吾輩は名無しである:2017/10/16(月) 12:41:24.88 ID:BmKN69GN.net
ズリネタ

328 :吾輩は名無しである:2017/10/16(月) 23:26:48.21 ID:hipQhN6k.net
>>325
すまん、よく確認しないで書き込んで悪かった
日本語訳の方はあとで確かめてみる(市立図書館のやつで手元にないんだ)
英語版はトーマス・シェルトンのやつ
人名のスペルを調べてたら偶然検索で引っかかった

>自害
うん、そうだね。パンダフィランド(Pandafilando de la Fosca )に
降伏して〜という話からまず先入観ありきで読解してたっぽい

329 :吾輩は名無しである:2017/10/17(火) 01:58:59.99 ID:mxBFB0Ss.net
>>328
>英語版はトーマス・シェルトンのやつ
これようするに無料のグーテンベルクの1612年の翻訳じゃないの
なんで電子書籍の検索で翻訳に(しかも今もってもいない本に)いちゃもんつけられると思ってるの?
スペイン語どころか英語もできないで出鱈目な言いがかりをつける精神がよくわからないんだ

出鱈目な思い込みで、小説の文脈も勝手にゆがめておいて大嘘をまきちらすの、どうせ他でもやってるんだろうけど猛省したほうがいい

>人名のスペルを調べてたら偶然検索で引っかかった
検索で読んだ気になってそもそも読んでない/読めてないのに確認もせず誤訳だの何だの騒ぐ
正直、お前さんのこと軽蔑するわ

330 :吾輩は名無しである:2017/10/17(火) 16:35:19.81 ID:FM+gP0z2.net
偉そうに騒いでるのは君一人だよ? 中二病拗らせるのも程々にな

331 :吾輩は名無しである:2017/10/17(火) 20:06:44.16 ID:wd3PJXES.net
読んでいるひとは、岩波文庫でということ?

332 :吾輩は名無しである:2017/10/18(水) 11:27:29.24 ID:/XUyaRa/.net
いみふ
そこらの本屋で探すなら岩波しか置いてないが

333 :吾輩は名無しである:2017/10/19(木) 22:01:02.34 ID:FNpn/3It.net
明日、彩流社に発注しようと思う。

水声社のは高価な本だから美本が欲しい。
メールで色々尋ねたいことがあるけど、
ファックスか手紙での問い合わせしか受け付けないんだと。
面倒臭いよなぁ。

334 :吾輩は名無しである:2017/10/20(金) 04:17:53.59 ID:DSDlEVso.net
『ドン・キホーテのことわざ・慣用句辞典』というのが売ってるんだな
買ってまで読むべきか微妙だけど

335 :吾輩は名無しである:2017/10/20(金) 08:43:25.93 ID:MFA4U3PP.net
いい情報ありがとう。

翻訳者が苦労して、ことわざ・格言風に訳しているらしいね。
欲しくなる1冊。
翻訳者によって微妙に異なるんだろうね。

336 :吾輩は名無しである:2017/10/20(金) 08:46:26.05 ID:MFA4U3PP.net
『ドン・キホーテ』を読む機会は人生でたった一度のことだと思うから、
翻訳3種を揃えて読みたいと思う。

来年の春頃に開始予定。

337 :吾輩は名無しである:2017/10/20(金) 23:23:54.89 ID:4tMbVvPF.net
会田訳好きだけど今売ってないのかな

338 :吾輩は名無しである:2017/10/20(金) 23:33:25.17 ID:uduDyFVi.net
会田訳と岩波旧を読んだよ

339 :吾輩は名無しである:2017/10/21(土) 00:36:58.18 ID:ozl0uzb5.net
水戸社の訳が図書館にあったから後編だけ借りてきた
岩波文庫版の「金払い良ければ担保は不要」のところがちょっと違った
森の騎士の台詞だけど「返す当てのある者に抵当の出し惜しみなし」になってる
注釈によると実力があればどんな約束をしても怖くないという意味だとのこと
岩波文庫版の注釈には何て書いてあったかなあ

340 :吾輩は名無しである:2017/10/21(土) 01:11:24.10 ID:ozl0uzb5.net
おっと、実力がある者ではなくて信用ある者だった

341 :吾輩は名無しである:2017/10/21(土) 05:25:06.57 ID:yQMS7DcZ.net
>>339
「金払いのよいものには、担保もつらくなし、ですわ」(森の騎士)
「払いのいい男には、抵当物も気にならねえし、貯えのある家じゃ、夕飯の支度も手早いだでね」(サンチョ)
「気前の良い払い手にゃ、担保は気にならねえ」(サンチョ)
「払いのいい人間にゃ質草も気にならねえ」(サンチョ)
「気前の良い払い手には、質草は痛まねえ」(サンチョ)
以上全て会田訳
森の騎士(正体・・・)とサンチョで少し文脈が違う
有名なせりふだと思ったら後篇にしか出てこないんだな
a good payer is not afraid of giving guarantees from the Collins Spanish to English Dictionary

342 :吾輩は名無しである:2017/10/21(土) 23:53:32.36 ID:ozl0uzb5.net
>>341
さんくす。「金払いの良い」「気前の良い」のところは「資金繰りの良い」という意味も兼ねてるね
サンチョの方も探してみようかな

343 :吾輩は名無しである:2017/10/29(日) 23:36:40.56 ID:UMewBV5/.net
彩流社版入手した。

来年の春までに水声社版を手に入れる。

344 :吾輩は名無しである:2017/10/30(月) 12:00:41.22 ID:fNN8bB16.net
おいおい、彩流とか水声とか、マイナーな出版社で大丈夫カヨw

345 :吾輩は名無しである:2017/10/30(月) 23:24:49.85 ID:CcX6tLkv.net
岩波、彩流社、水声社の3本立てで読もうと思うの。
どの翻訳をメインにするかは未定。

346 :学術:2017/10/30(月) 23:48:36.34 ID:KEtlQGGR.net
ピエールメナールの方は?

347 :吾輩は名無しである:2017/10/31(火) 06:42:19.75 ID:HrxW2/zg.net
>>344
やっぱり翻訳の価値って、
出版社の大きさで決まるんですか。

348 :吾輩は名無しである:2017/10/31(火) 12:49:01.78 ID:R/XYpyzB.net
男の価値はチンポの大きさで決まる

349 :学術:2017/10/31(火) 16:11:04.75 ID:afiMZZ9U.net
型にはまった生き方もなあ。

350 :吾輩は名無しである:2017/11/01(水) 08:00:39.33 ID:WClToP/4.net
「彩流社」「水声社」それぞれの創業者は

ふたりとも「国書刊行会」の出身らしい。

351 :吾輩は名無しである:2017/11/01(水) 19:48:36.59 ID:jT302yxd.net
水声社のは字が大きく平易な文体だけど味がない
ソネットを七・七調にしたりも試みてるけどいまいち

352 :吾輩は名無しである:2017/11/01(水) 20:13:57.94 ID:24k9NrJ0.net
>>351
その箇所を披露してよ。
「彩流社」版の該当箇所を書き込みたいと思う。

353 :吾輩は名無しである:2017/11/02(木) 22:16:57.58 ID:IEAykkL4.net
ああそうそう、目次がないのも地味に嫌だな
本がデカくて重いのも読みずらい

354 :吾輩は名無しである:2017/11/02(木) 22:20:14.43 ID:o2RrvFfp.net
彩流社と水声社の翻訳の比較
水声社は全集の一冊ということと、値段もあって注釈が豊富
彩流社は右側に注が一項目数行程度あるのに対して、水声社は訳者とは別に監修者が前後巻あわせて2段組250ページの注がついている
1700ページのうち250ページなので分量は多いが、まだまだ書き足りない雰囲気を強く感じる
スペインの当時の社会背景などに踏み込んだ注釈というより読解で、たとえばドゥルシネーア・デル・トボソがアラブ人、モリスコであるなども書いている
250ページといっても全然足りていなくて、「セルバンテスの芸術」や「豚の社会史」参照など、研究書を読んでいる読者を対象にしているような注のつけ方
同全集に含まれる「模範小説集」などもかなり参照されており、これだけ読んでも消化不良になる可能性がある
見落としかもしれないが、目次に章ごとのタイトルが並べられていると非常に便利なのだが、見当たらず、あの挿話は何章だったか・・・というのが探しにくいのが難点
また、注釈に出てくる文献が参考文献として独立してまとめられていないため、一々最初に言及された訳注を探さなくてはならないのがもう少し改善できた気がする

まずは物語を楽しみたいなら、彩流社を先に読んだほうがいいと思う
本文だけなら数百人の登場人物ごとに言葉遣いは変えているから好き嫌いはあるだろうけど、どちらでもよいと思う

「セルバンテスの芸術」の著者本田誠二が訳注をつけていて、魔術への態度やセルバンテスの教養の強調、名前に隠れた出自などを読み込んでいく研究者
彼の引用した上記二冊などが愛読書である自分には非常にあっていると思ったけれど、先入観を抱きたくない初読の人には勧めない
ただし、水声社の本は売れて欲しいので、意欲のある人はぜひ買おう

355 :吾輩は名無しである:2017/11/03(金) 07:57:21.83 ID:yWidodS9.net
長大

356 :吾輩は名無しである:2017/11/03(金) 14:17:46.43 ID:JYZgAAi9.net
>>354
ありがとう。

357 :学術:2017/11/03(金) 16:55:14.34 ID:v/RUdEML.net
なつかしいなあ。

358 :吾輩は名無しである:2017/11/03(金) 17:40:55.59 ID:5MQUf9n5.net
>>356
いちばんだいじなのは訳の良し悪しなんじゃない?
とくに「ドン・キホーテ」みたいな長大な作品は、
訳が相当よくないと読了できない。
注なんて読まなきゃ読まないでいいもんだ。
それにしても325は、どうして326のリクエストに応えないの?
おれも、それによってどっちを買おうか決めようと思ってるんだけど。

359 :学術:2017/11/03(金) 18:21:52.36 ID:v/RUdEML.net
いい訳。祖 クラテス ★

360 :学術:2017/11/03(金) 18:23:48.93 ID:v/RUdEML.net
いい訳。

361 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 01:11:38.14 ID:Yso20Yjv.net
>>358
注や解説も読まないのに二万円出す必要があるかね
正直まずは子供向けでもかまわないから通読するのが最初じゃないの
読了できないなら読まなきゃいいのに
本文は400年間変わっていないのだから、言い回しくらいしか大きく変わってはいないと思うけれど
問題は、深読みしようとするといろんなことが書かれている小説で、しかもいろんな時代背景があるから注はすごく面白い
本田誠二の「セルバンテスの芸術」(416ページ)を買ったのが11年前、これも水声社から出ている
ミゲル・デ・ウムナーノの「スペインの本質」やマリア・ロサ・メノカルの「寛容の文化」やファン・ゴイティソーロの「スペインとスペイン人」(これも水声社!)なんかはドンキホーテ読むのに非常に助けになる
夏目漱石の「吾輩は猫である」にそっくりといわれる「牡猫ムル」を書いたE.T.A.ホフマンはセルバンテスを愛読していて、「犬の対話」は英語で読んでいたのが読めるのはうれしい
複数の翻訳を並べて読むだけより、きちんと注を読んで時代背景やどのような需要をされてきたかとか読むほうが楽しいと思うけどなぁ
ドンキホーテは世界的ベストセラーにはあっという間になったけれど、セルバンテスの懐にはほとんどお金が入らず、娯楽でなく文学としてはじめて受容されたのはイギリス
「スペイン語の豪華本」が女王の命令でスペインより先にイギリスで作られた
その理由はドンキホーテがスペインの政策を批判しており、イギリスを賞賛しているから、という建前で、女王様が騎士物語に夢中になっていたから
岩波文庫に最近入ったティラン・ロ・ブランも最初のうちはイギリスばっかりで、スペイン騎士物語にはイギリスへの妙な憧れがあった様子

362 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 01:14:30.55 ID:Yso20Yjv.net
あ、女王というのは王妃のことで、ジョージ王朝時代です
エリザベスではもちろんありません

363 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 06:11:54.67 ID:QOAkOYw9.net
>>361
おれはとにかくいい訳で読みたい。
金はそのために出したい。
332

364 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 06:43:00.94 ID:6MALG+l3.net
>>363
お前、光文社古典新訳文庫スレにいた奴だろ?
岩波文庫のは誤訳だー誤訳だーって騒いでた奴
ドン・キホーテはお前にはもったいないよ

365 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 09:19:50.00 ID:Ld9rqd5I.net
「彩流社」版について。

きれいな本が欲しくて電話で問い合わせた。
2冊くらいなら封筒で送るといわれたから3冊注文した。
梱包用段ボール箱はリユース。
緩衝材としてのクラフト紙もリユース。
本小口も薄汚れていたから消しゴムで清掃。
ジャケットはエタノールで清掃。
本には小さな這う虫がついていた。
送料400円 + 代引き手数料300円
よって、「ehon」から購入されるほうがよいと思う。

366 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 09:26:34.83 ID:Ld9rqd5I.net
本文に目を通してみたところ、格調のある文章に思われる。

「訳注」は左ページにある。右ページではない。
「ソネット」の翻訳も悪くはないと思われる。
本の重量も重くはない。
ただ、1行の文字数が多いから読むにあたって目の移動に疲れる。

367 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 09:32:54.57 ID:Ld9rqd5I.net
「彩流社」版で参照したい箇所があれば書き込むので指示してください。

予算の関係で「岩波」と「水声社」のは年明けに購入する。
スレを立ててゆっくりと読むので、付き合える方は参加してください。

368 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 11:53:36.12 ID:QOAkOYw9.net
>>364
ずいぶん唐突だなあ。
なにが気に障ったんだろ。
いい訳で読みたいと言ってるだけだよ。
ここでどの訳も批判しているわけじゃない。
337

369 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 12:48:12.28 ID:96cGWeXr.net
ドン!

370 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 12:59:46.96 ID:OHE3zqJk.net
>>368
「白鯨を一緒に読もう!」の人もそうだけど、自分が読み通せないのが訳のせいみたいなのが嫌われる理由なんでは
いや、好きに読めばいいんだけど、いちいち翻訳に言いがかりつけているのを見ると、どっか他でやってくれ、と思う
翻訳者って結構尊敬すべき人だと思うんだけど、なぜか不快な、「これは明らかな誤訳」と底意地の悪そうな指摘しているの見るとなんかなぁ・・・

371 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 13:39:51.39 ID:QOAkOYw9.net
>>370
エエッ!もうおれと光文社古典新訳文庫スレの誰かと同一人物っての決定?342

372 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 18:04:40.30 ID:dibmiOBM.net
>>371
急がないのなら、来年の2月頃まで待ってよ。
翻訳3種を読み比べておすすめを紹介する。

373 :吾輩は名無しである:2017/11/04(土) 19:15:02.32 ID:QOAkOYw9.net
>>372
おれはそれぞれの訳をUpしてもらって、
どっちを買うかの参考にしたいわけであって、
あなたにどれかを勧めて欲しいわけではないのよ。345

374 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 05:51:30.25 ID:XHXVVWmc.net
誰の役で読むかなんてそれほど重要じゃないだろw

375 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 06:04:56.50 ID:XHXVVWmc.net
【お題】 ドンキホーテはどういう病気か?

376 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 06:08:49.41 ID:XHXVVWmc.net
ドンキホーテて文体云々いう小説ちゃうしどの訳でで読むかより訳される前と後の多重構造性のほうが意味ありーの

377 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 10:25:19.88 ID:qdT5cy95.net
急に人が増えてるな、どうした?

378 :DJ gensei学術 暗公 fineshi pas contenau:2017/11/05(日) 10:46:27.79 ID:Lx2HcKPl.net
カフカの自由か。まだ境涯届かずということもないけど。

379 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 10:54:36.90 ID:ELyO0CSw.net
>>377
新しい翻訳の話題はあるからね
「贋作ドンキホーテの訳者」による彩流社訳
もう亡くなっているけれど「ドンキホーテ役者説(狂ってないよ派)」に属する岩波文庫訳
解説者が「ドンキホーテはユダヤ人説」に属する水声社訳
会田訳もkindleに入って読む事ができる
実は結構バラエティに富んだ翻訳者たち

380 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 11:07:07.75 ID:qdT5cy95.net
なにはともあれ、今時こんな古い本を読んでる人がいる仲間がいるだけでありがたいこっちゃ

381 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 11:09:11.80 ID:qvxlL9A4.net
役者説と狂ってない説はタイトルだけみると2ちゃんのネタみたいだなw
狂ってるとか狂ってないとか議論する価値すらないしwww

382 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 11:11:43.56 ID:qvxlL9A4.net
どんがユダヤ人でもナニ人でもほとんど関係ないと思うんだけどな。

383 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 12:22:36.19 ID:qdT5cy95.net
癲癇とか梅毒だよ説だと正気と狂気の浮き沈みがあるのも納得
演技なら風車に全力で体当たりして大怪我はすまい

偽狂人を演じるサンソン・カラスコは(ブレーキを踏まずに)風車に体当たりできるか?

384 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 12:25:08.14 ID:amWHR1k6.net
何読んでんだ?
ドンキの病は読者にも感染しうる

385 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 12:39:52.96 ID:KAErKvNb.net
どんウイルスは読書を通して読者にも感染しうる。
読書好きならすでに感染してる人も多い病じゃないか?
大人になってから読んでも抗体できてるから感染しにくいだろ。
そういうタイプの病じゃないかな。

386 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 13:15:25.94 ID:qdT5cy95.net
翻訳を比べるくらいなら贋作も読んどいた方が良いぞ

387 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 13:37:49.86 ID:VdkKg65q.net
翻訳の読み比べなんてしたって大した収穫無いやろw
多少の差はあれど内容は同じだなーと確認するだけになるのがオチ。

388 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 13:40:01.68 ID:0tFe4++A.net
ドンキは翻訳の違いで大きな差が出るような小説じゃないんだから。
物好きでもない限り時間の無駄になるのでは・
それとも語学学習の一環としての読書とかなのかな…

389 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 14:07:04.78 ID:FqVh6jTg.net
>>157  

私も全部通読する必要性を感じない。
もっとコンパクトにしてもいいくらい。
読む必要を感じなかったら読まなくてもいいんだよな。

390 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 14:07:50.73 ID:UH1ScG5Q.net
ドンキホーテって異常にタフなんだよな
奥歯三四本抜けても平然としているし、ビスカヤ人と切りあいしたときには耳がかたっぽ半分切り取られている

あばら骨も5.6本折れてたり、死んだと思われて刑事呼ばれるほど殴りつけられてもけろっとしている
風車の場面では肩が砕けたはずだし、ロシナンテも肩の骨が外れかかったりしたり、なんども殴り倒されている
石礫で奥歯がきれいになくなったときには指も二本ばかり潰れて意気消沈している顔が「憂い顔の騎士」

贋作はけっこう血なまぐさくて、すぐに剣を抜いて他人の頭から血を噴出させるドンキホーテがただの狂人で実際に精神病院に送り込まれるラストなのがなんか救いが無い
サンチョは愚鈍極まりなくてイスラム教徒に改宗しかけたり、割礼ほどこされそうになったり、主人置いて金持ちになってたりする
ちなみにちょっぴりエロい(裸シャツの女とか出てくる)

391 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 14:15:19.03 ID:IVYbKoj8.net
>>390
まあそんなことどうでもいいよ。
どうでもいい描写やエピソードを削って1〜2冊くらいにした方がいいと思う。
長さにたいした意味を感じないんだなw

392 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 14:19:01.20 ID:UH1ScG5Q.net
>>391
岩波少年文庫に縮約版があるからうってつけだと思うよ

393 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 14:49:09.39 ID:ghp7t/kE.net
セルバンテスは中年のときに恋人の父親から結婚を反対されたというけど、本当かね?
古代ギリシャのbc7世紀あたりから、archilokosやhipponaxの同様のエピソードが知られてるけど、どうやら嘘らしいと最近、分かったんだが。
ドン・ファンも同様のエピソードが有名だわな。

394 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 15:31:21.16 ID:LwSc57X1.net
>岩波少年文庫に縮約版があるからうってつけだと思うよ

プゲラwwwww
文学作品の愉しみ方を知らないマヌケは
小学生向きのリライト版を読めばいいんだよなw

395 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 15:56:58.82 ID:ghp7t/kE.net
まじで言えば、英語版が読み易かろう。
ネットで無料で読めるのもメリットだ。

396 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 16:27:40.51 ID:BM0a0syZ.net
>>394

文学作品の愉しみ方は人それぞれだろうけど。
君の読めてない感がスゴイw

397 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 16:29:51.85 ID:SR3O6gXE.net
文学作品の楽しみ方はいろいろあるとして
全然読めていないから疑問に感じるんだよな…

398 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 16:33:32.70 ID:qGz5Zb6M.net
全部読まなくても良いというのは
全部読み通さなくても小説としてどういうものか知れるということだよ。

極端なことを言えば話の結末すら知る必要が無い。

399 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 16:45:23.41 ID:KiaqQA2l.net
>>394
全部読み通したって読めないてないやつは読めてないw
控えめに言っても小説理解が浅すぎる。

400 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 16:50:25.61 ID:XJjrRAP6.net
>>394
小説の成立過程から存在意義まで少し知れば
重箱の隅をつつくような浅い読みなど
小学生の遊びと大差ないということだよ。

401 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:00:02.41 ID:LwSc57X1.net
おまえらスペイン語できるのかよ?

402 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:03:54.95 ID:TqzIJ2DW.net
出来た方がいいだろうが出来なくても小説は読める。
スペイン語が出来ても読めない奴は読めない。

403 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:10:06.08 ID:LwSc57X1.net
根拠のない自信だなw
優秀な頭脳を持ち合わせていて結構なことだw
論壇デビューも近いのかなw

404 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:12:38.34 ID:X7KtyRcb.net
>>403

根拠は文学の常識と小説への理解度からくる。

405 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:16:21.08 ID:LwSc57X1.net
こんなところで高説垂れてないで、
論壇に華々しく登場しろよ大先生!

才能が勿体ないだろ大天才!

406 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:28:57.46 ID:jFsyt3qS.net
>>405
なにむきになってんの?w
もう寝たら?

407 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:33:12.68 ID:qbyAgpTo.net
        (((((((!!ジリリリリーン!!)))))))


            /⌒ヽ   おやすみ♪
            ∩ ^ω^) 
            |   ⊂ノ  やっさい♪
           |   _⊃ 
            し ⌒   
      ⌒ ⌒ ⌒ ピョンピョン

408 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 17:37:31.25 ID:LwSc57X1.net
こんなところで偉ぶってないで、
論壇で活躍したらいいだろうという話じゃん。

アンカーつけて粘着しないでくれ!
キチガイが伝染する!

409 :きちがい:2017/11/05(日) 17:38:35.88 ID:Gbn5DaRh.net
        (((((((!!プリリリリーン!!)))))))


            /⌒ヽ   おやすみ♪
            ∩ ^ω^) 
            |   ⊂ノ  やっさい♪
           |   _⊃ 
            し ⌒   
      ⌒ ⌒ ⌒ ピョンピョン

410 :きちがい:2017/11/05(日) 17:40:45.52 ID:nctheBA2.net
  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ ねるだお! ねるだお!
  t⊃  |  
 ⊂_   |  夜だお! ねるだお!
   ⌒ J   
 ピョンピョン ⌒ ⌒ ⌒

411 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 20:09:16.31 ID:qdT5cy95.net
どうやってid変えるの?
おらも自演したいでげす

412 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 22:11:40.35 ID:qdT5cy95.net
文学的価値がどうとか歴史的意義がどうとか、われわれ東洋人には関係ないことさね

>>390
贋作エロといえばレイープされて自殺した若妻と夫の話がエグい

本家の公爵夫妻の悪戯に比べると贋作のアルバロ(オリバー?)たちの悪戯の方が優しい
ジョシュア・ノートン好きだからああいう方向性の方が自分は好きだなあ
あと精神病院から退院した後にまた懲りずに冒険に出るという(楽観的な?)予告で終わってたはず
俺的には本人が後悔しながら死んだ本家の方が救いがないと思うね
まあランスロットが懺悔して自殺したことを考慮するとキリスト教的にはその方が華かもしれんが

413 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 22:17:18.45 ID:JkUGeEgE.net
>>412

文学アウトローのあなたには関係なくてもですねwww

東洋人どころか世界の人…
いや世界の文学に関係オオありなんですがwwww

414 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 22:21:52.44 ID:b+tFzF63.net
>>412

だから常識が無いって言ってるんですよ。ぷw
そんな字面を筆先で撫で回すようなファッションとしての読書なんか
猿の自慰行為にすぎないwww

415 :吾輩は名無しである:2017/11/05(日) 22:24:04.46 ID:pUg8w33o.net
  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ >>412 ねるだお! ねるだお!
  t⊃  |  
 ⊂_   |  夜だお! ねるだお!
   ⌒ J   
 ピョンピョン ⌒ ⌒ ⌒

416 :364:2017/11/06(月) 06:53:55.57 ID:a2CDna29.net
>>412
変な人(たち)はスルーするとして、贋作は贋作でやっぱり異常な存在感がありますね
最後の精神病院(瘋癲病院、とされているが)で、気の狂った司祭がドン・キホーテの右手を噛み千切ろうとする直前に滔滔とラテン語を披露する
けっこうな学のひけらかしの場面が多くて、ただでさえ長いドン・キホーテの演説がやたら誇張されている

真作のドン・キホーテはエラスムス的な自由意志の尊重、愚かな者ほど真実を見通す、という狂気の中にも人を惹きつけるものがある
一方贋作のほうはドミニコ会士が作者?と疑われることもあるように、極端に厳格主義な宗教性が充満している
笑えるところはあるんだけれども、エラスムスの痴愚神礼賛のようなカトリックの中からカトリックを笑うような感じがない
真作は「馬鹿が愚直に人様に迷惑をかければそれ以上に馬鹿が痛い目にあう」なんかほのぼのした感じの神聖馬鹿の喜劇
贋作では「罪のない人に剣抜いて切りかかるんだけど頭がおかしいから見逃される」狂気へのユーモアが乏しい

最後の精神病院でてからは後日談として2ページで語られるんだけど、ロシナンテは精神病院で死んでいるし、サンチョは成金になってもうついてこない
帰り道でなぜか男装した娘が男と偽って従士となってつきそうが、実はレイプされたあとで、ドン・キホーテの目の前で子供を出産してびっくりするとか無駄に設定盛った後日談

善良なる騎士は女とも知らずに連れ歩き、やがて往来のど真ん中、ドン・キホーテの目の前で赤ん坊を産み落としたのである。
この出産に腰を抜かさんばかりに驚いたが、それがまた凄まじい妄想を彼の脳裏に呼び起こし、戻るまでの約束で女をバルデスティーリャの旅籠に預けると従士を連れずにサラマンカ、アビラ、バリャドリッドと経巡り、
「苦難の騎士」の異名を取ることになるのであるが、その苦労話についてはこれを讃えるにさらによき祐筆の居ることであろう。
(贋作ドン・キホーテ最後の二行)
ロシナンテもドゥルシネーアも従士も一人もいないドン・キホーテはやっぱり寂しいです
なんか、狂気の質が違うというか、かわいそうになってくる

417 :364:2017/11/06(月) 07:00:23.12 ID:a2CDna29.net
>>412
あと、ジョシュア・ノートンってぐぐったけど勝手にアメリカ合衆国皇帝名乗った人でいいのかな
たしかに贋作でシャルルマーニュの12騎士とかに勝手になりきるところはあるのかな

サンチョもなんだか不思議なキャラクターしていて、裸シャツの女に繰り返し誘惑されても意味がわからないような朴念仁かと思えば、「まだ生まれていない、生まれる予定もない息子をあらかじめ鞭で叩いておく」

「おお、サンチョ!」 とドン・キホーテ。「どうじゃ?これなる敵が何ぞ悪さをいたしたか?」 「べつに何も」 とサンチョ は応えた。
「このモーロの旦那がわしを火に炙って食っちまうってんで危うく尻尾から焼き串を刺し通すところだったけれど、モーロに改宗したら赦してもらえたでがす。」

真作でもそれなりに変だけど、なんかおかしい

418 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 10:04:11.85 ID:ZBloGswX.net
  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ 小学生の感想文としては100点だお!
  t⊃  |  
 ⊂_   | よく頑張ったどね! ねるだお!
   ⌒ J   
 ピョンピョン ⌒ ⌒ ⌒

419 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 10:11:20.28 ID:VEHBGzAe.net
>>416

べつにいいんだけど。
感想として寂しいとかわいそうしかない。
小学1年生の文集読んでるみたいやで?

420 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 10:24:18.26 ID:OXNCEDLU.net
無邪気な子供ならともかく大人の読みならちょっと厳しいものがあるわ。
素朴すぎるにもほどがあるやろ…
逆に新鮮というか不安にさせられる。

421 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 10:25:35.46 ID:MocHC2WD.net
  /⌒ヽ
 (^ω^ ∩ 給食の時間だお!
  t⊃  |  
 ⊂_   | ねるだお! ねるだお!
   ⌒ J   
 ピョンピョン

422 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 10:35:32.85 ID:VlMVGlyQ.net
>>17
確かに

423 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 10:58:15.92 ID:VlMVGlyQ.net
宗教理解をあとからこじつけたような感じかな。
とにかく宗教に関心があるみたいだね。まあガンバレw

424 :364:2017/11/06(月) 15:56:49.54 ID:OTvWTqOa.net
>>411
なんかお金払ってると変えられるみたい
まぁ、IDころころ変わる人は荒らしでしょ
ジュニア向けを紹介されたのが気に入らなかったみたいだけど、馬鹿にしたものではないんだけどなぁ

425 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 19:03:35.61 ID:8uTfRf68.net
>>417
ジョシュア・ノートンや葦原金次郎は面白い狂人だったから
彼らをヨイショするファンによって半分馬鹿にされつつも大事にされてた
(ドン・キホーテに対する公爵夫妻の悪戯のように痛い目に合わせたりはしなかった)

無視されても暴れたりしないのが大きかったと思う

426 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 19:10:02.93 ID:WaPdlDhl.net
400

427 :吾輩は名無しである:2017/11/06(月) 23:18:56.58 ID:8uTfRf68.net
贋作に「炎の剣士(アマディス)には炎のアザが、薔薇の騎士には薔薇のアザがある」とあって、
またたしか本編でも薔薇の騎士ってどこかに出てたけど結局その正体が分からなかったんだが、
水声社の注釈なら解説あるかなと思いつつ探すの大変だわ

電子版だったら検索で一発なのに!

428 :吾輩は名無しである:2017/11/07(火) 15:18:34.73 ID:w4ChM/2s.net
ドン・キホーテよりドン・ガバチョだろ

429 :吾輩は名無しである:2017/11/08(水) 07:21:02.59 ID:GXttrbh2.net
先生方、ご高説をお聞かせください!

430 :吾輩は名無しである:2017/11/08(水) 08:03:02.42 ID:GXttrbh2.net
やっぱ堀口大学訳がいちばんかなぁ・・・

431 :吾輩は名無しである:2017/11/08(水) 18:58:47.73 ID:BG6wOLKu.net
>>427
あざを持つのはアマディスではなく日輪の騎士
バラのあざを持つのは日輪の騎士の双子の弟で薔薇の騎士ロシクレール
彼らはほっぺたに太陽と薔薇のしるしを持つ
『王子と騎士の鏡』に出てくるギリシャの王トレパシオの息子たち
炎の剣をもつのはギリシャ人のアマディスでイギリス人のアマディス・デ・ガウラとはまた別人

薔薇の騎士ロシクレールはたぶん本編には出てこない

432 :吾輩は名無しである:2017/11/09(木) 07:42:34.86 ID:E9twUVjh.net
自演かよ

433 :吾輩は名無しである:2017/11/09(木) 08:20:13.16 ID:E9twUVjh.net
>>428
なにがドン・ガバチョだボケ!
マスかいて寝ろマヌケ!wwwwwwwwww

434 :吾輩は名無しである:2017/11/09(木) 17:41:40.11 ID:42MwtD4T.net
大爆笑

435 :吾輩は名無しである:2017/11/09(木) 20:52:33.11 ID:m0WiRMRH.net
>>431
情報サンクス。その2人は日本語だとぐぐっても全く出てこないなあ
日輪の騎士とかアーサー王のガウェインしか出てこないし・・・

>ギリシャ人のアマディスでイギリス人のアマディス・デ・ガウラ
デ・グレシアがギリシャ人ならデ・ガウラ(ガリア)はフランス人だと思ってた

暗号解読してるような気分

436 :学術:2017/11/09(木) 21:19:34.37 ID:WLlgaMTY.net
だから ドン・キホーテは悪魔で、作家カフカがピエールメナールってわけ。

437 :吾輩は名無しである:2017/11/10(金) 18:25:47.23 ID:6qyYGIIN.net
>>435
たとえばシェイクスピアにも日輪の騎士は出てくるくらいに当時は有名だった

少し物語りのさわりをかくと、二人の王子はハンガリーの王妃Brianaとギリシャの王トレバシオの間に生まれた
父は後にまるで神聖ローマ帝国の選挙のように皇帝に選出される
兄である日輪の騎士は幼少の頃に船から転落して、流されて二人は離れ離れになる
そして養父に拾われてはるかペルシャ帝国で成長し、後に父王が魔法の島に囚われていたのを救い出すことになる

弟ロシクラーは母のハンガリーの家にとどまり、騎士になるための英雄的運命に導かれて冒険に出る
彼はイギリスにおもむき、そこで王女オリヴィアに恋をする
弟はこの女性に求愛を拒まれるが、生涯忠誠を誓うことになり、もうひとつのあだ名「クピドの騎士」とも呼ばれる

遍歴に出た弟はヨーロッパ中をめぐり、ダキア王国や、偉大な冒険と神秘が待っていると謳われたロシアの王国へ赴く
その有る山の中で、巨大な岩石に口をあけた炎と煙に包まれる洞窟に出くわす
彼は近寄って、その岩に巨大な文字が刻まれていることに気づく
「これなるはリベルオ王の王女にして王国全ての継承者Artideaへの愛ゆえに死んだ賢人Artidonの洞窟
出される謎に全て答え、恐ろしき護衛たちを打ち倒す騎士が現れない限り王女は解放されぬ
もしも王女が解放されたその暁には、この洞窟は知恵を求めて訪れる者全てに門を開くこととなろう」
クピドの騎士はこの文を読み、冒険に心躍らせ、中に何が待ち受けているか調べようと意思を奮い起こした

そしてクピドの騎士は恐ろしい門番たちを討ち果たし、王女Artideaを救い出し、誰もが洞窟に入れるように開放した
訪ねたものの前には自動的に賢人Artidonの亡霊が現れ、彼らが求める知識を与えるようになったという
こうしてこの洞窟と賢人は巡礼の新しい神託の地となった

後に、この洞窟にはドンキホーテにも出てくる不運な恋人クラリディアーナもはるばる訪れ、日輪の騎士との運命、そして彼がどこにいるのかを尋ねることになる

438 :吾輩は名無しである:2017/11/11(土) 09:51:06.38 ID:T+qw5HYb.net
クラリディアーナはトラピソンダの皇帝テオドールとその妃たるアマゾンの女王ディアナの娘
テオドールは巨大な敵に立ちむかう偉大な戦いの中で、一目見るやディアナに恋に落ち、和平を結び結婚した
そして息子も娘もほかに生まれなかったので、王国の継承者として育てられた。
彼女は騎士ではないがアマゾンの戦士であった母のいいつけで騎士団の指揮をとることになる
そして遍歴の騎士たる日輪の騎士に出会う

騎士物語はイスラム教徒との戦いを主題とする(公明正大な正義の騎士が戦う相手はほかにいない)
だからこそ舞台はキリスト教国の辺縁であるギリシャに流れ着いたりギリシャの皇帝の落とし子が世界(という名のキリスト教支配域)をめぐることになる
しかし、どんな巨人を真っ二つにする英雄であっても、東ヨーロッパをイスラムが支配している現実を覆すほどの活躍はできない
(ドンキホーテの「日輪の騎士のソネット」で赤く染まった東の帝国を放棄した、とあるのを忘れないこと)
だから物語は次代に続き、ギリシャの皇帝の娘と結婚した「遍歴の騎士」の息子や孫に続きものの二次創作が作られる
孫にはたいてい英雄の祖父の名前がつけられるだろう
そうやって騎士道物サイクルが作られ、ドンキホーテに出てくる「アマディス物」も4代に渡る挫折物語が別の作者によって語り継がれる
中には原作者が続き物に怒って真性続編を書く例もあって、贋作ドンキホーテはそういう流れの中にある

同時に、イスラム教徒からキリスト教に改宗した人々を高く、異常に評価するエピソードに事欠かない
ドンキホーテのソライダというムスリムから聖母マリアの幻覚を見てキリスト教徒の見たこともない捕虜と駆け落ちをするエピソードも、騎士物語の伝統にある
なぜか、アラブの王族の姫が隣接するキリスト教国の王子と恋に落ちて、森の中に隠遁し、魔術の力を借りて父親が見つけ出し、娘を切り殺す
そんな脱線する(ドンキホーテの「捕虜の話」のような)エピソードも、抹香くさく含まれる
そんな背景もまた掘り起こされて、掘り起こされ続けているため、反応としての同時代の贋作は非常に示唆に富むけれど、やはり真作は複雑さ・屈折の程度が群を抜いている

439 :吾輩は名無しである:2017/11/11(土) 16:47:39.80 ID:DVMROJSr.net
ドンキホーテのソライダというムスリムから聖母マリアの幻覚を見てキリスト教徒の見たこともない捕虜と駆け落ちをするエピソードも、騎士物語の伝統にある
なぜか、アラブの王族の姫が隣接するキリスト教国の王子と恋に落ちて、森の中に隠遁し、魔術の力を借りて父親が見つけ出し、娘を切り殺す
そんな脱線する(ドンキホーテの「捕虜の話」のような)エピソードも、抹香くさく含まれる

誰かこれ日本語に訳して。

440 :学術:2017/11/11(土) 17:53:55.16 ID:G/Tqj4yv.net
魔女か魔術師が訳せばいいわけじゃ。

441 :吾輩は名無しである:2017/11/11(土) 18:33:47.52 ID:tNnKkC7t.net
https://matome..jp/odai/2141880727809911501

442 :吾輩は名無しである:2017/11/11(土) 23:07:09.34 ID:HTcw+pQZ.net
フィエラブラスの香油でお馴染みのフィエラブラスもイスラム陣営からの裏切者だよねえ
逆に、古典騎士道物語でイスラム側に寝返った闇落ちの騎士もいたりするのかもねw

443 :吾輩は名無しである:2017/11/14(火) 16:39:29.72 ID:QgVlYZ/y.net
あげ

444 :吾輩は名無しである:2017/11/14(火) 19:28:38.49 ID:2/LBE+2L.net
ドン・キホーテは決闘をふっかけては、コテンパンにのされることを繰り返す
では、実際のところ何勝何敗なのか?
ウラジミール・ナボコフが一戦一戦数え上げている

結果はなんと20勝20敗
殴り倒したら同じ数だけ殴り倒されていることになる
しかも前編が13勝13敗、後編が7勝7敗
サンソン・カラスコに対しても1勝1敗

ナボコフは自分と違って意図して引き分けにしたのではないだろうセルバンテスのバランス感覚を面白がっている
ハーバード大学で講義するために綿密に精読して作成された「ナボコフのドン・キホーテ講義」は相当に面白い
実作者として技法を発見して楽しむナボコフがおもしろく、またその視点が非常に斬新で色あせないものがある

無意味に思われる、抄訳ではほぼ省略されるサンソンとの第一戦の勝利を「転回点」と位置づけるナボコフ

445 :吾輩は名無しである:2017/11/15(水) 00:23:42.06 ID:yNdI5XvL.net
サンソンとの戦いは作中で小さく扱われ過ぎているような気がする
要はドン・キホーテvs偽ドン・キホーテの戦いのわけだし、もっとページ割くべきだろ

446 :吾輩は名無しである:2017/11/15(水) 08:27:27.38 ID:zXt/8Hoy.net
>偽ドン・キホーテの戦い
勘違い。

447 :吾輩は名無しである:2017/11/16(木) 06:13:33.53 ID:PiE5BP6j.net
>>445
戦闘の場面のページ数の話ならドン・キホーテってそういう小説じゃないからねぇ
風車の場面だってわずか三ページ
サンソン自身が言うとおり、「このほかには何一つお話しなければならないことはないのです」
何が起こったかについてのあっさりとした描写よりも、どう受け止められるかについて延々対話し続ける

だからこそ、木に人間の足がたくさんなっている!っとサンチョがおびえて、合理的な説明がつけられるかと思いきや、本当に盗賊をまとめて縛り首にしたエピソードとか効果的
ちなみに、サンチョに「驚くことはない、まとめて縛り首にしているから都が近いというだけじゃ」といわれ、その後サンチョはおびえなくなる
「見えるものにおびえることはない」という後編を貫くトピックス/トポスのひとつ

448 :吾輩は名無しである:2017/11/16(木) 09:06:36.96 ID:bF24gjZZ.net
翻訳3種揃ったから読み始める!

ノートつくりながらゆっくりとw

449 :吾輩は名無しである:2017/11/16(木) 09:07:39.38 ID:bF24gjZZ.net
>>444
参考にさせてもらう!

450 :吾輩は名無しである:2017/11/16(木) 23:22:35.99 ID:rqdMYeZE.net
>>447
サンソンはただドン・キホーテを力づくで潰しに来たわけじゃない
設定を練って狂人に成り切って戦いに臨んでいる
ということは、道中でドン・キホーテのように奇行にも及んでいたかもしれない
お調子者サンソンがおだてられて遍歴の騎士になる経緯、旅の道中は興味深いことだ

451 :吾輩は名無しである:2017/11/18(土) 01:12:12.27 ID:GMpwYWo0.net
サンソン・カラスコの馬鹿げたことを大真面目に臨む態度は能動的ニヒリズムだ
しかしサンソン・カラスコは風車を相手に体当たりできるのか?

普通に考えればブレーキを踏んでしまうだろう

452 :吾輩は名無しである:2017/11/18(土) 12:56:31.78 ID:T9ul9bAQ.net
>>450
>道中でドン・キホーテのように奇行にも及んでいたかもしれない
及んでいません
本文を読みましょう
>お調子者サンソンがおだてられて遍歴の騎士になる経緯、旅の道中は興味深いことだ
おだてられてではありません、旅の道中はわずか数日でしかなく、しかもドンキホーテと違って仮装はせずに移動しています
「遍歴」はいっさいせず、目的地にまっすぐ向かっていますし、その旅の道中も書かれています
本文をきちんと読みましょう
彼が後編三ヶ月、どこで何しているかはいろんな章にまたがってきちんと必要な分だけ書かれています
決闘の場面だけしか読んでいないようですが、妄想で補完しすぎです

453 :吾輩は名無しである:2017/11/18(土) 17:32:33.69 ID:xK+c1+G3.net
>>450 はインチキ野郎なの?

454 :吾輩は名無しである:2017/11/20(月) 01:12:27.61 ID:aDqMevWF.net
森の騎士の話、翻訳によってちょっと違うっぽいんだよなあ
たとえば従士と従士の会話(岩波訳)
「勇敢だよ、でもそれ以上に狡賢いと来てる。しかも腹の中で野心が煮えたぎっている」
野心ってなんだろうと色々推測するわけだけどさ、他の翻訳だとそう書かれてない
従士の床屋による命乞いのシーンでの台詞も「村の連中におだてられて」のところも違うのかも

面倒だから確認しないけどね

455 :吾輩は名無しである:2017/11/20(月) 14:00:39.10 ID:f18uZxiz.net
>面倒だから確認しないけどね

文学で重要なのはディティールだろ
ちゃんと確認しろよボケ!

456 :吾輩は名無しである:2017/11/21(火) 23:23:42.24 ID:7iJpAdKD.net


457 :吾輩は名無しである:2017/11/22(水) 09:37:35.85 ID:4+Ht6Eu5.net
あげ

458 :吾輩は名無しである:2017/11/22(水) 17:56:40.23 ID:4+Ht6Eu5.net
さっさと続けろボケ!

459 :吾輩は名無しである:2017/11/23(木) 11:24:47.16 ID:JX/cm+0v.net
冬眠するな!

さっさと続けろボケ!

460 :吾輩は名無しである:2017/11/23(木) 22:04:28.10 ID:aStL6hhZ.net
吾輩は熊である。キチガイは相手にしない

461 :吾輩は名無しである:2017/11/24(金) 07:48:40.25 ID:gPiC3woE.net
おい熊!

さっさと起きろボケ!wwwww

462 :吾輩は名無しである:2017/11/25(土) 08:12:24.17 ID:iG9bzHxa.net
春が来たら

463 :吾輩は名無しである:2017/11/26(日) 02:27:38.35 ID:HUOLLT4/.net
文学とか偉そうなものをぶっとばす下衆な小説、それがドン・キホーテと知れ

464 :吾輩は名無しである:2017/11/26(日) 18:32:41.72 ID:Z7Jnb43b.net
知ったかぶりの阿呆登場

465 :吾輩は名無しである:2017/11/26(日) 22:58:34.03 ID:HUOLLT4/.net
やはり俺の勝ちだったか

466 :吾輩は名無しである:2017/11/27(月) 03:49:37.10 ID:uFO/4C9u.net
ドン・キホーテを朝から晩まで貪り読んで、自分がドン・キホーテだという妄想に取り憑かれて
冒険の旅に出たヤシいる?

467 :吾輩は名無しである:2017/11/27(月) 05:11:39.20 ID:g6hvwvZM.net
>冒険の旅に出たヤシいる?
2チャンネル的にはずいぶん古い言い方だな。
あんた、いくつ?

468 :吾輩は名無しである:2017/11/28(火) 21:46:26.54 ID:s+o515Xg.net
ドン・キホーテはアマディス・ガリアそのものには成り切ってないんだよなあ

469 :吾輩は名無しである:2017/11/29(水) 05:33:48.10 ID:Wf70n2HY.net
1735年がセルバンテスの伝記が始めて書かれた年で、どの解説にも乗っているようにそれをスペインの王立図書館に依頼したのはイギリスのカーテレット卿
ハイドンやライプニッツと交流の深かったドイツ出身のジョージ二世妃キャロラインの文芸パトロンとしての一環
その時代にセルバンテスに熱中したのがイギリスの「近代小説の生みの親」たち
1742年に書かれたヘンリー・フィールディングの「ジョウゼフ・アンドリュース」
フィールディングの小説(ロマンス宣言)はまさにこの第一のセルバンテス・リバイバルに書かれた
純真な青年ジョウゼフと豪放磊落なアダムズ牧師の二人組みを描いた小説で、副題は「セルバンテスのひそみにならいて」
彼は18世紀イギリスにおけるセルバンティスタの代表例といってよい
そこかしこに「ドン・キホーテ」へのオマージュがある
ほぼ同時代のロレンス・スターンもまた、ドンキホーテの脱線や作者の介入などの要素を色濃く受け継いでいる

実際は文学において、ドン・キホーテのロマン主義的解釈(典型例はツルゲーネフ)よりも先に、「対話」と「脱線」、喜劇としての側面が再評価されている
卓抜な批評意識を持つ、「小説を透明な言語で書いていない」フィールディングはその序文で何が「滑稽」なのかについて熱弁をふるっている
アリストテレスやホメロス、オヴィディウスに範をとり、散文による叙事詩的喜劇は可能か?リアリズムとモラリズムの混淆文体はまぎれもなくセルバンティスタといっていい
20世紀になってアウエルバッハがミメーシスを小説の一要素とするごとく、「ミメーシス・パロティア・アナロギア」を強調する
フィールディングは「アナロギア」、批評的意識を強烈に持った作家だろう

470 :吾輩は名無しである:2017/11/29(水) 05:38:17.03 ID:Wf70n2HY.net
ヘンリー・フィールディングは小説を書き始める前、「イングランドに現れたドン・キホーテ」という劇を書いている
時はウォルポールの「腐敗選挙」のイングランドにドンキホーテ主従が現れ、面白がった旅籠の主人や僧侶、地主によって選挙に出馬させられる
やたらと姫・王を連呼するので王党派、それもハノーヴァー朝でなくフランスに逃げたスチュアート朝の支持者だと危惧されるさまは面白い
「出馬するに当たって、お金を集めれば外国人でも狂っていても関係なく議員になれますよ」
「この国では騎士とはなるのにお金が必要なのかの?」
「ジョゼフ・アンドリューズ」のキホティズムあふれるアダムズ牧師といい、1740年代の小説の勃興期におけるセルバンテス的な融通無碍さはしかし、19世紀には消えていく
ウォルポールが劇作の風刺に激怒し、劇場解散令を発していなければフィールディングは小説を書かなかったかもしれない

フィールディングの小説処女作において、道化と喜劇の違い、筋と物語と人物と情緒と用語を分解し、用語(diction)は壮麗であっても、人物と情緒を卑俗に留めたと主張する
彼が「近代小説の父」とするならまさにアウエルバッハの二つの文体を混淆させることから小説はスタートしている
リチャードソン・デフォーの「透明な言語で書かれた」作家たちの系譜が優位となる
彼らにおいては、情緒と用語と人物と筋と物語が一致しており、高い文体と低い文体が同居することはない
フィールディングの最終作「アミーリア」に顕著に現れてくるように、小説はテーマとモラリズムに偏っていかざるをえない
立ち止まる人エラスムスではなく、前に進む人ルター・カルヴァンこそが「何かをするために」生まれた小説というジャンルでヘゲモニーを握る
19世紀のロマン主義と自然主義の前にあるバロック・リアリズムはベンヤミンが再評価するように騎士物語・ピカレスク物語・バロック演劇として抑圧されていた、「ドン・キホーテ」という作品に結実している源泉といえる

471 :吾輩は名無しである:2017/11/29(水) 18:46:29.39 ID:xl0oa1lP.net
上の人、どういう情熱だろう?

472 :吾輩は名無しである:2017/11/29(水) 18:50:49.81 ID:kRZpcaTN.net
有難いでしょ!

473 :吾輩は名無しである:2017/11/30(木) 06:22:24.08 ID:U0y6zcVU.net
たぶん大学で文献学でも専攻してるんだろうよ
俺は単純に娯楽小説として読んでるから文学云々は興味ない

ペルシーレスも読んでみようかしら

474 :吾輩は名無しである:2017/11/30(木) 11:45:25.49 ID:P8mSG7P4.net
コピペじゃないとしたら自閉症スペクトラムを疑う

475 :吾輩は名無しである:2017/12/02(土) 07:26:48.06 ID:uUQ8zbTH.net
さびしいんじゃないの?

476 :吾輩は名無しである:2017/12/03(日) 00:49:01.44 ID:l4IzKJ8T.net
ドン・キホーテは現代人の素人のネット小説みたいな軽いノリが良い

477 :吾輩は名無しである:2017/12/04(月) 04:47:14.19 ID:uRMWhdZp.net
わかる
かるいノリだからあんなハチャメチャができたんだろうな
ポストモダンとかいちいちつまんないこといわずに

478 :吾輩は名無しである:2017/12/04(月) 16:53:10.08 ID:2nHMvfHg.net


479 :吾輩は名無しである:2017/12/05(火) 00:12:01.40 ID:kmfscEyS.net
書き方が全然職業作家っぽくないんだよなあ

480 :吾輩は名無しである:2017/12/05(火) 00:58:54.90 ID:KIH2WC9j.net
騎士道小説の読み過ぎの結果、
妄想で頭がおかしくなった老旦那と下男の遍歴
という設定がまず斬新

まあ、あの手の英雄譚を胡散臭く感じる視点はルネサンス期の思想家にもあって
セルバンテスはそのノリで長大なを物語を書き上げたのだけど
一種のパロディ小説だから批評的視点が導入されているわけだ
そこら辺がポストモダン的批評家の餌食になるのだけれど
当然のことながらセルバンテスはそんなことを考えてはいない

481 :吾輩は名無しである:2017/12/06(水) 01:41:43.94 ID:CxD94/Kl.net
「グーグルは〜」「任天堂は〜」と成功者に擦り寄り
あれこれと理屈をでっちあげる虎の威を借りる狐の三文文士は何処にでもいるけど
当人はそんなことどうでもいいと思ってるみたいな?

482 :吾輩は名無しである:2017/12/07(木) 02:58:48.33 ID:cS5PdjLI.net
当時の小説は英雄譚の昔話スタイル(ドンキも)かシェイクスピアみたいな劇の脚本しかなくて
ヨーロッパで今のような一人称・三人称の小説が出てくるのはもっと先になるのかな

483 :吾輩は名無しである:2017/12/07(木) 05:37:37.68 ID:CFNfjDG2.net
1500年代の初めに書かれた
『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』は一人称だよ。
ピカレスクロマンの嚆矢だけど。

484 :吾輩は名無しである:2017/12/08(金) 19:47:50.43 ID:o2049qwQ.net
毎日チェックしているんだから、続けてくれよ!

485 :吾輩は名無しである:2017/12/08(金) 21:08:33.60 ID:w3DPTIy3.net
ドンキホーテが読んでいた本を、読みたい
>>483があげている、『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』は『ドン・キホーテ』に出てくるよね

486 :吾輩は名無しである:2017/12/12(火) 16:38:43.86 ID:/JL7BQqd.net


487 :学術:2017/12/12(火) 17:32:15.42 ID:DrzM1k4r.net
ドン・キホーテはもういないよね。世界には。昔から


488 :吾輩は名無しである:2017/12/13(水) 22:49:38.95 ID:WJMf7aQb.net
作中に作者が出てきてどうこう述べるのは「くぅ〜疲れましたw」コピペにあるように
一般的には拙く痛々しい手法なんだが、ドンキは時代のせいか許されてるね

489 :吾輩は名無しである:2017/12/16(土) 11:43:42.55 ID:KIofPYlX.net


490 :吾輩は名無しである:2017/12/20(水) 17:18:27.99 ID:lbw4aBLl.net
つづきを頼む!

491 :吾輩は名無しである:2017/12/21(木) 08:39:22.39 ID:nS8bjlsa.net


492 :吾輩は名無しである:2017/12/21(木) 10:05:55.94 ID:OHaEcIaB.net
>>488
ドン・キホーテの作者は単に書き写してるだけって設定だよ
あとホメロスの昔から詩人は作品の中に顔をだしてよくしゃべる
一般的にではなくて自然主義に「毒された」文学観ではくさみのある手法に見えるだけ

493 :吾輩は名無しである:2017/12/23(土) 14:12:13.47 ID:BFBnnjhy.net
つづきをよろしく!

494 :吾輩は名無しである:2017/12/25(月) 00:04:15.78 ID:lg4wahdw.net
>>492
まったくもって同意見。
リアリズムで考えすぎ。くぅ〜の有名なコピペが寒く見えるのはそのため。
けっして昔だから許されたって手法ではない。

495 :吾輩は名無しである:2017/12/25(月) 00:35:38.98 ID:a/luvMC7.net
そんなコピペ知らない

496 :吾輩は名無しである:2017/12/26(火) 21:21:40.41 ID:uBHAgtNt.net
冬眠するな!

497 :吾輩は名無しである:2017/12/28(木) 08:18:29.38 ID:qS1P0Jo0.net
騎士物語とは時代遅れだったのか?
エリザベス女王は寵臣を騎士に扮装させ、自らをとらわれの姫とする催しを行っていた
アマディス・デ・ガウラの二人の愛読者カール5世とフランソワ1世はなんとも古風な騎士ぶりを残している
カール5世は宗教改革のさなかにあって「一騎打ちで決着をつけよう」とまで敵国に送っている
フランソワ一世はイタリア戦役でよせばいいのに先頭に立って軍を率いて捕虜の憂き目をえてスペイン王女エレオノールを正室にさせられた
それと同時にアマディス・デ・ガウラをイタリアで手に入れ、熱中し、フランス語訳を命じる
アーサー王をチューダー王家の祖先と主張するヘンリー7世に半世紀遅れて、実在しないガウラ王国を「音が似ているから」という理由でフランス王家の祖先だと主張した
ガウラ王国は架空の王国であり、ウェールズ近辺とされているにもかかわらず、アマディス一族を直接ヴァロワ朝の先祖と強弁しようとしたこと
(そもそもスペイン人はイギリスの地理など無視してもいて、ヴァロワ家の領地ブルターニュ地方なのだ、と主張しても文句など出ない)
フランソワ1世の息子アンリ二世もまた愛読者であり、馬上槍試合で槍をつきこまれて死ぬというおろかな最後を遂げる
こうして生まれた(適宜改変された)フランス語訳アマディス・ド・「ゴール」はイギリスに渡る
サー・フィリップ・シドニーとエドマンド・スペンサーは間違いなく犠牲者だろう
フランドル戦役で、「一人の老兵に水を譲り、傷ついた若い一平卒に脛あてを譲り戦死した」シドニーは国葬の扱いを受けた
敵国の王フェリペ二世が「もっとも偉大な騎士を失った」と葬儀に伝令を送るという、なんとも笑うに笑えない「英雄物語」ごっこ
スペンサーの「妖精の女王」はもうエリザベス女王そのままの仙女王のためにドラゴンを倒しに行く騎士物語そのもの
「完璧な騎士」アーサー王子はフィリップ・シドニーをモデルとしているとすらいわれ、「もちろん」その系譜はヘンリー・チューダーまで続くことになっている

498 :吾輩は名無しである:2017/12/28(木) 08:21:01.31 ID:qS1P0Jo0.net
「三銃士」でダルタニャンとミラディがイギリスに行ってバッキンガム公の死に関わる
このバッキンガム公はイギリス一の騎士道物語狂いであって、その理想主義に反発したのが暗殺者フェルトンだった
1626年の暗殺、そして国王ルイ13世と枢機卿の銃士隊くらべなどという騎士道物語ごっこは英仏では騎士道物語熱が去ってなどいないことを教えてくれる

セルバンテスが後編において、前編の成功によって騎士道物語は終止符を打たれた、と称し、実際に騎士道物語はまったく出版されなくなる
これはあくまでスペインでの話、英雄に憧れるフェリペ2世から怠惰なフェリペ三世へという時代変化も大きい
常に発生源から距離を置くほどに、流行は後れて伝播する
フランスではロンサールを始めとするプレイヤード派は騎士物語の主題を受け継ぎ、プレイヤード派と親交をもったエリザベス朝時代のイギリス文壇も例外ではない
(メアリ1世時代のスペイン派は一掃されている)
シェイクスピアの初期の血なまぐささは古典劇に、騎士物語のぽんぽん首が飛ぶ荒々しさを加えたもので、先行するマーロウの「タンバレイン大王」などの血しぶきが飛ぶ新しい演劇にならう
それはスペインではセルバンテスが痛烈に攻撃し、贋作が作られるにいたった「自然の怪物」ローペ・デ・ベガ一派の新しい演劇とまったく軌を一にしている
世界中で古典(コスモポリタン)か個性派(ナショナリティ)かが争われた
シェイクスピアがセルバンテスの反ー騎士物語を受け継いでいないとするなら

499 :吾輩は名無しである:2017/12/28(木) 10:09:59.12 ID:aeK0w+5c.net
ありがとね!
勉強になる!

500 :吾輩は名無しである:2017/12/30(土) 20:48:41.56 ID:B99SAIrP.net
アマディス・デ・ガウラはフランス人でオリアーナ姫がイギリス人(アーサー王の子孫)だっけ?
オルランドもランスロットもフランス人、当時はイタリアが西欧の中心だろうに、不思議なものだ

501 :吾輩は名無しである:2017/12/31(日) 23:00:22.70 ID:nGAVWmoB.net
>>500
>アマディス・デ・ガウラはフランス人でオリアーナ姫がイギリス人(アーサー王の子孫)だっけ?

そもそもアーサー王の時代から更に数百年前が舞台なんだけれど・・・
現実に存在する地名と存在しない地名が混在している架空の世界
スコットランドで育つし、フランス人というとかなり語弊がある

アーサー王はブルターニュで未来の王として言及される
「このようなむごい風習は善良にしてこれまで統治した王の中でも最も優れたアーサーがこの地にやってきて廃止するまで続いていた」
この風習が全物語を駆動する「未婚の女が子供をなした事が発覚したならば死刑となる」という風習で、これによってアマディスもその息子エスプランディアンもアマディスの異母兄弟もみんな名前を隠して捨てられて育てられる
(騎士に惚れた王女が夜這いに来たりして子供を作りまくるのが原因で、プラトニックのかけらもない積極的な王女が多いし、騎士たちも助けた娘を躊躇なく自分のものにする)

そして知らないで父や兄に騎士として儀式を受けたり、父や兄と決闘して正体があかされたり、窮地をそれと知らずに救ったりする
しばしば実の兄弟がそれと知らずに決闘で殺しかけて血まみれになりながら「damsel」が止めに入り、正体を知って血と涙に塗れながら抱きしめる場面が出てくる

面白い小説だから興味があれば英訳ででも読んでみればよいと思う

502 :吾輩は名無しである:2018/01/01(月) 01:11:03.73 ID:v2DEbr4G.net
アマディス・デ・ガウラはアーサー王よりもだいぶ前の「キリストが降臨してそう遠くないころ」、紀元2世紀くらい
ガウラ王国はアイルランド王に攻め込まれてスコットランドに救援求めたりgaula=gales(ウェールズ)から取られている想像上の国だけど明らかにイギリスの勢力圏内として書かれている
ブルターニュを訪れたガウラ王国の王が姫と恋に落ちて、王がブルターニュを去った後密かに出産され、木箱(アーク)に入れ流されてスコットランドの騎士に海上で拾われ育てられる

オリアーナはデンマーク生まれ、デンマーク王女の母と、イギリス王弟の父の間に生まれ10歳の頃、父がイギリス王位につく事になり、イギリスへ向かう
スコットランドによったときに船酔いがひどいという理由で、親戚であるスコットランド宮廷に預けられて育てられる
こうして「海の子供」(アマディス)とオリアーナは幼馴染として育つことになる(身分違いの主従として)
援軍を要請するためスコットランドに訪れたガウラ王は息子と知らずにアマディスに騎士への叙勲を行い、ガウラに侵攻するアイルランド王との戦いに参戦する

このあたりから、大体ガウラ王国はウェールズということになっているが、そもそも「キリスト降臨後そんなに時間がたっていない頃にブルターニュにキリスト教の王がいた」という書き出しからわかるようにフィクショナルな設定で、ブルターニュ近辺でも矛盾はしない
(ただし海辺でアイルランドに近いらしいので架空の地が正しい)

ガウラ王は父をなくしたアマディスの母と正式に結婚し、弟ドン・ガラオールが生まれるが、彼は2歳半で巨人にさらわれる
この巨人は「いい巨人」の分類で、さらった王子が後に自分のために別の巨人を倒して領地を回復してくれるという予言で攫う
アマディスが後に冒険する「悪魔の島」にも「良い女巨人?」が登場するけれど善良の定義が分からなくなる
ガウラ王の息子と言う正体が判明した後はこの同母兄弟の行方を探す旅に出ることになる

503 :吾輩は名無しである:2018/01/01(月) 01:13:46.31 ID:v2DEbr4G.net
ちなみに「悪魔の島」には女巨人の夫が近隣の巨人たちを束ねるほどに強く、残忍で「善良な」女巨人はキリスト教徒を彼の虐殺から見逃したりしていた
二人の間には美しい娘が生まれ、女巨人は娘を自分よりも愛していたが、美しく凶悪な娘は父親を誘惑し、籠絡して父親の子供を身ごもる
娘巨人は母親の女巨人をだまして井戸に突き落として溺れ死にさせる
この魔性の娘とfather-husbandとの間に生まれたのが毛むくじゃらで鱗に覆われた「悪魔」で、アマディスに殺されるがアマディスも数か月起き上がれないほどに苦しめられる

オリアーナの父、ブリテン王リスアルトはアーサー王を除けば最良の王とされるが、ローマ皇帝にオリアナとの結婚を求められ、アマディス最大の敵のひとりともなるが、正体を隠したアマディスに何度も救われる
このローマ皇帝も戴冠する前には遍歴の騎士をやっていてウィンザーでオリアナに恋をし、アマディスに叩きのめされた過去がある
さらにこの全世界に君臨するローマ皇帝とは別にコンスタンチノープルにも皇帝がいて、魔術に精通したアマディスの味方
帝位を譲った弟が死んで皇帝となる前は、賢者としてアマディスの支配することになった「イギリスからそう遠くない」「固い大地の島」を統治していた

たまたま別の国の王女を助け出したことをきっかけにオリアーナに誤解から絶縁を言い渡され、出奔したアマディスは正体を隠し、ベルテンブロス(ハンサムな憂鬱)と呼ばれる
侍女を使わされて誤解が解けてオリアーナのもとに戻り、窮地に陥っていたリスアルト王を助け出した

しかし今度は王に謀反を疑われて追放されることになり、出発の前夜、密かにオリアーナと密会し、その結果エスプランディアンが産まれることになる
このエスプランディアンもまた密通の子なのでデンマークの修道院に送られて隠されようとするが途中でライオンに攫われ、メスライオンの乳で育つ
胸にはラテン文字とギリシャ文字のあざを持ち、後にオリアナは密かに自分の息子と知ることになる

このエスプランディアンの最終的な正体暴露がイギリス全土、アイルランド王、ガウラ王、巨人たち、魔法使い、ローマ皇帝、ギリシャ皇帝を巻き込んだ大決戦の大団円につながり、オリアーナとアマディスが合法的にベッドに入るシーンで終わる

504 :吾輩は名無しである:2018/01/02(火) 00:28:16.82 ID:apqXy5eR.net
>>501-504
紹介サンキュー。アーサー王の続きだと思ってたら逆なのね
肉欲を否定するキリスト教の騎士道伝説なのにエッチシーンで終わるとはスペインらしいぜw

505 :吾輩は名無しである:2018/01/03(水) 20:15:43.37 ID:nvoald5J.net
>>504
ティラン・ロ・ブランのような露骨なベッドシーンを期待してはいけないけれどね
肉欲と騎士物語がどの時点で絡み合って、どの時点で抑圧されていくかは長くなるお話
アマディスとティランにおいて違うのは「戦士は子孫を残さなくてはならないのです」という言葉にもよる
セルバンテスが扱う誇張への不快感にも関わるけれど

506 :吾輩は名無しである:2018/01/04(木) 00:59:30.79 ID:waMBZtVv.net
青年エスプランディアンが正体を暴露するころには
オリアーナさん完全に中年ババアじゃね?w

507 :吾輩は名無しである:2018/01/04(木) 08:09:55.33 ID:JyTRjtjp.net
なんというか、読んでない本を勝手に誤解するのが好きな人だね・・・
語りたいなら読んでからにしたら?
色々ゆがんで認知してしまっているようだけれど、いちいち訂正するのもなぁ・・・

508 :吾輩は名無しである:2018/01/04(木) 09:33:14.17 ID:PA/mCoPf.net
細かいこと言うな!

さっさと続けてくれ!

509 :吾輩は名無しである:2018/01/05(金) 20:55:01.26 ID:vus14cAU.net
そうだそうだ

510 :DJ学術 :2018/01/06(土) 09:02:46.50 ID:eRZLFd/7.net
セルビア モンテネグロとか、現代世界文学なら、ボスニア ヘルチェゴビナとか
そういう系譜になるんだろうな。ドン・キ・ホーテは。

511 :吾輩は名無しである:2018/01/09(火) 18:42:54.80 ID:GENe33ht.net


512 :吾輩は名無しである:2018/01/12(金) 17:56:37.84 ID:EvEQ1WJq.net
普通に読む限り語るべきことも特にないよな

513 :吾輩は名無しである:2018/01/12(金) 19:30:20.99 ID:anMyveCG.net
ボヴァリー夫人がドン・キホーテのパロディっていうのは聞いたことあるけど、
日本の小説でドン・キホーテをオマージュしたような作品ってある?

514 :吾輩は名無しである:2018/01/13(土) 15:55:09.56 ID:IrE2u4No.net
>ボヴァリー夫人がドン・キホーテのパロディっていうのは聞いたことあるけど、

誰から聞いたんだよ?

そんなこと俺は聞いたことがないw

515 :吾輩は名無しである:2018/01/13(土) 18:48:02.86 ID:E8/sl5pL.net
「ボヴァリー夫人は、女のドン・キホーテだ」チボーテ

516 :吾輩は名無しである:2018/01/13(土) 19:09:09.50 ID:zgmvtdJ9.net
アベリャネーダだっけ?

517 :吾輩は名無しである:2018/01/13(土) 19:38:19.42 ID:7QxGyHIg.net
>>514
小説を読みすぎて現実を小説のように知覚してしまうボヴァリー夫人がドン・キホーテの影響を受けていることは有名
フローベールが恋人にあてた手紙の中で、「ボヴァリー夫人」を書きながら何度も「ドン・キホーテ」を読み返し、絶賛している
生涯で一番ドン・キホーテにのめりこんだのがデビュー小説を書いている長い時期だった
匂いと知覚の場面はオマージュに近いものがある

たとえばジェイン・オースティンのノーサンガー・アビーもドン・キホーテの直系の小説処女作
ゴシック小説を読みすぎて古い屋敷に殺人事件の妄想をしてしまう女性

518 :吾輩は名無しである:2018/01/18(木) 00:40:15.60 ID:pIqy8Jo5.net
ドストエフスキーはドン・キホーテの影響を受けて白痴を書いたらしいが全然おもしろくない・・・

519 :吾輩は名無しである:2018/01/19(金) 18:24:57.67 ID:pnPYw+RS.net
唯一マシなのが白痴

520 :吾輩は名無しである:2018/01/20(土) 13:18:41.88 ID:+CUjccGF.net


521 :吾輩は名無しである:2018/01/22(月) 23:55:21.09 ID:ngbuB74C.net
知ったかぶりの長文うんちく自慢は死んだのか?

522 :吾輩は名無しである:2018/02/07(水) 01:06:23.54 ID:ksGmlqfM.net
風が吹けば桶屋が儲かると色々こじつけても意味がないんだな

523 :吾輩は名無しである:2018/02/07(水) 01:12:12.98 ID:yTs0ZcoK.net
>>513
>日本の小説でドン・キホーテをオマージュしたような作品ってある?

矢作俊彦の「スズキさんの休息と遍歴」とか
大江健三郎の「憂い顔の童子」とか
高橋源一郎の「ゴーストバスターズ」もいちおう意識して書いたらしい

524 :吾輩は名無しである:2018/02/07(水) 01:15:06.16 ID:yTs0ZcoK.net
そういえばニーチェはドン・キホーテを意識して
ツァラトゥストラを書いたらしいが
ぜんぜん似てないね

525 :吾輩は名無しである:2018/02/10(土) 12:23:20.00 ID:DguOebHu.net
井上ひさしはドン・キホーテの影響を受けて『ひょっこりひょうたん島』を書いたらしいが全然おもしろい・・・

526 :吾輩は名無しである:2018/02/10(土) 12:24:53.77 ID:DguOebHu.net
おまえら水声社の『ドンキホーテ』買ったか?
なかなかいいぞ!
さっさと買えよ!

527 :吾輩は名無しである:2018/02/11(日) 15:15:58.16 ID:VlS9eD2K.net
水声社は分かりやすいが味がない

528 :吾輩は名無しである:2018/02/15(木) 12:45:03.85 ID:RrZ4S1hO.net
長編を通読するのには解りやすいのがいちばん!
高価だから読んでいるのも少ないので優越感に浸れる。

529 :吾輩は名無しである:2018/02/15(木) 12:54:52.10 ID:RT5HBkZM.net
なるほど出版関係者のステマだったわけか

530 :吾輩は名無しである:2018/02/21(水) 21:59:09.12 ID:jKKy7hve.net
セルバンテスvsシェイクスピア

531 :DJ学術 :2018/02/22(木) 15:46:03.57 ID:6RDmdA7d.net
ドン ファン

532 :吾輩は名無しである:2018/02/24(土) 18:45:42.50 ID:ZBjqR1bu.net
ドンキホーテの文章は洗練されてないよな
無駄が多い

533 :吾輩は名無しである:2018/02/24(土) 22:18:31.25 ID:UO14+XZL.net
原文読めるんだ。
凄いですね。

534 :吾輩は名無しである:2018/02/24(土) 23:10:02.33 ID:6mAq86GY.net
まあな。君たちみたいな雑魚とは格が違うんで

535 :吾輩は名無しである:2018/02/25(日) 12:25:56.92 ID:kR6GWzZ8.net
ドンキホーテは才能ない

536 :吾輩は名無しである:2018/02/28(水) 20:16:15.52 ID:f43xhGaZ.net
>>514
>小説を読みすぎて現実を小説のように知覚してしまうボヴァリー夫人が
>ドン・キホーテの影響を受けていることは有名
>フローベールが恋人にあてた手紙の中で、
>「エンマ・ボヴァリー」を書きながら何度も「ドン・キホーテ」を読み返し、絶賛している

現実と虚構の区別がつかなくなったというよりは
不快な現実に対する挑戦として
「スカートを穿いたドン・キホーテ」エンマ・ボヴァリーを作り出した
ボヴァリー夫人が象徴的技法で書かれているのはそういう理由による

ということをオルテガは「ドン・キホーテをめぐる省察」で述べている
オルテガのドン・キホーテ解釈によると
新規臭い実在(ギリシア的理念主義)に対する意志に基づく闘争劇であり
それゆえ死という敗北で終わるのだが
この敗北劇は悲劇としてではなくアリストパネス喜劇を起源とする
哄笑なのだ、としている
このあたりはハイネの評価に近い

537 :吾輩は名無しである:2018/03/01(木) 22:28:15.94 ID:+D6CgWfF.net
セルバンテスが友人に相談するドン・キホーテのプロローグを読む限り
そんなあれこれこじつけて大層に語る小説でもないと思うが

538 :吾輩は名無しである:2018/03/02(金) 03:46:14.77 ID:yd/KlaKL.net
マルケスとかリョサとかラテンアメリカ文学に最初触れた時は「なんだこの作品群は? どこの世界の話だよ」と思ったけど、ドン・キホーテ読んでからだとそれほど突飛なものに見えなくなった
ちゃんと伝統が受け継がれてるんだなと

539 :吾輩は名無しである:2018/03/02(金) 11:58:23.68 ID:dMvyYMpz.net
>>537
自分自身が面白いと思えた作品について語ることから始めたらどうかな
他人が面白がっている作品を理由をつくりあげて拒絶するのでなくて、さ

多分だけど、人生損するよ?

540 :DJ学術 :2018/03/02(金) 16:49:17.20 ID:/7O9Jpbp.net
よし。

541 :吾輩は名無しである:2018/03/02(金) 20:18:39.23 ID:SNHKhLGq.net
>>537
>そんなあれこれこじつけて大層に語る小説でもないと思うが

19世紀の作家たちに再評価されるまでは忘れ去られた存在だった
これはシェークスピアもにたようなもので
批評が多いのはそのため
そういう批評無しで常識的に判断すれば単なる狂人の物語だよ

542 :吾輩は名無しである:2018/03/02(金) 20:31:32.76 ID:Kb929Og3.net
ドン・キホーテがこんなふうに有名になるのは、やはり19世紀に入ってからが決定的なのですが、
ドイツ・ロマン派の哲学者・文学者を皮切りに、誰もが『ドン・キホーテ』を賛美し憧れるようになります。
ドストエフスキーも、たとえば『白痴』という小説は、ドン・キホーテとの影響関係を考えないですますわけにはいかない作品です。
「『ドン・キホーテ』は人間の天才によって創造されたあらゆる書物のなかで、最も偉大な最も憂鬱な書物だ」と
ドストエフスキーは『作家の日記』の中に記しており、
これは、ドストエフスキーだけでなく、世界中の誰もが認めるところでしょう。

ツルゲーネフには「ハムレットとドン・キホーテ」という講演があります。

アメリカへ眼をやれば、マーク・トゥエインの『ハックルベリー・フィンの冒険』、
ハーマン・メルヴィルの『白鯨』など、ドン・キホーテを見据えた作品です。

夏目漱石は、ロンドンへ留学したとき(明治33年)さっそくにドン・キホーテの英訳を
(当時2種類の英訳版があってその2種類共)購入し、一冊は克明に読んだようです。
『文学論』に引用もしているのは当然、『坊っちゃん』にはドン・キホーテの影響が濃く落ちています。
『我輩は猫である』のユーモアも、ドン・キホーテから学だといえましょう。
というより漱石が留学して手にした当時のイギリスの17世紀、18世紀の文豪たち、
デフォーもスモレットもスターンもフィールディングも、みんな『ドン・キホーテ』を文学の師と仰いで作品をつくっていた人でした。(註)

坪内逍遙にもドン・キホーテ論があり、内村鑑三だって論じています。

『ドン・キホーテ』は、日本近代の歩みに伴走した英雄でした。
http://kinoshitan.com/archives/archivesq.html

543 :吾輩は名無しである:2018/03/02(金) 22:12:28.06 ID:8P0gBiUs.net
>>539
いやいや、俺は客観的事実を述べてるだけだから
セルバンテスも有名人の名前を羅列した虚仮威しをドン・キホーテの冒頭で嘲笑している

544 :吾輩は名無しである:2018/03/03(土) 01:59:25.56 ID:0J1/gUEQ.net
はじめはつまらんよ
岩波文庫でいうなら二巻のはじめ辺り入っても面白くなかったら諦めよう

545 :吾輩は名無しである:2018/03/03(土) 02:30:00.34 ID:iU9ozyDs.net
〇〇は面白いとされているけどつまらない

これは客観的な意見なのかね
その根拠が拾い読みした序文だけだったりする
面白さを見出している人間からすれば、ああ、楽しめなかったんだな、とほほえましくなる
自分が楽しめなかった作品を、『いや、お前らだって「本当は」楽しんでいないんだ』とかわめいているお子様は、楽しめる作品を探しなさい、と窘めたくなる

聞く耳など持たないことは知っていながら、ね

546 :吾輩は名無しである:2018/03/03(土) 02:34:24.82 ID:iU9ozyDs.net
一度読んで楽しいと思えなくても、ハイネに導かれて読んで楽しめなくても、ジョン・バースに導かれて楽しく読めるかもしれない
ジョン・クッツェーに導かれて楽しく読めるかもしれない
人生何度でも楽しめなかった本が楽しめるようになるきっかけなんていくらでも転がっている
乏しい読書経験で、作家を全否定してはいけない

547 :吾輩は名無しである:2018/03/03(土) 07:50:19.27 ID:zOv4pQ/f.net
俺は岩波少年少女文庫(永田寛定版)からだったなぁ。

548 :吾輩は名無しである:2018/03/03(土) 08:54:42.17 ID:0J1/gUEQ.net
読書経験乏しい頃で挫折しても情景がずっと残ってたりすんだよな
後日あっさり読めてあのときの俺もうちょい頑張れとか仕方ないかと思ったりする

549 :吾輩は名無しである:2018/03/04(日) 14:58:52.58 ID:8sLWu2Up.net
他人の発言をねつ造したり関係ない人のレスと繋げて得意げに藁人形論法してる恥知らずがいるな
偉い人の名前をコピペするだけの読者が偉いとでも勘違いしてる正にリアル・ドン・キホーテだ

自転車で電柱に突撃すんなよ?

550 :吾輩は名無しである:2018/03/04(日) 15:02:49.47 ID:NMhcQfmO.net
読んだ事ないのがミエミエだなぁ

551 :吾輩は名無しである:2018/03/05(月) 00:13:19.78 ID:RV4fc2l5.net
藁人形論法された!って言いたがる人間は「自分の言っていることをかっこよく解釈してくれなかった!」ってだけなんだよね
「俺は客観的事実しか書いていない」
「ドン・キホーテは大層に語る価値はない」
「俺は偉い人の名前に騙されない」

中二病のお子様は、なんで自分の書き込みが馬鹿にされるのかをいつか知ると思うよ

552 :吾輩は名無しである:2018/03/05(月) 21:26:01.25 ID:NA/EcP8+.net
あちゃー、客観的事実を突きつけられて発狂してる引きこもりがいるね

>〇〇は面白いとされているけどつまらない
誰も書いてないことを捏造し、嘘の理由を作り上げ、その被害妄想を前提に風が吹けば桶屋が儲かると人格攻撃を書き綴るとはみっともないね
正にハイネの金魚の糞で、ジョン・バースの腰巾着、ジョン・クッツェーとママのスカートの中に隠れて威張る小物だな
羅列している名前の人たちは立派なのだろう。しかしコピペして悦に入るだけの君には何の価値もない

他人の受け売りを書き散らすだけの自分が偉いと勘違いしている中二病のお子様は
なんで自分が馬鹿にされて笑われるのかを何時かではなくいま思い知らされたんだよ

553 :吾輩は名無しである:2018/03/05(月) 21:37:40.29 ID:NA/EcP8+.net
セルバンテスも有名人の名前を羅列した虚仮威しをドン・キホーテの冒頭で嘲笑している
さあ現実と向き合えw

554 :DJ学術 :2018/03/05(月) 21:42:52.12 ID:0orrwri4.net
中華二廟

555 :吾輩は名無しである:2018/03/05(月) 22:46:54.00 ID:3tnvHtck.net
ドン・キホーテは大層に語る価値はない

これは否定しなくていいの?

きみの尊敬するバースもクッツェーも創作姿勢の根幹としてドン・キホーテをそれは大層に語っている

セルバンテスの序文をキンカギョクジョウの如く引用しておきながら、セルバンテスを讃える作家たちを尊敬するという

で、ドン・キホーテは狂人のたわごと?

もともと権威に弱いくせに、攻撃しているのは結局なんなのか?

バースが、クッツェーが、数えきれない人びとが面白さを見いだしたドン・キホーテは、語る価値がないか?
そんなにつまらない小説か?

序文だけを読んで、読まなくていいと判断していい小説か?

多分きみの人生において読む価値のない小説であろうことは否定しない
他人の人生に価値があるかは関係がない
君は今の時点で自分の人生に不要な小説と判断している、それは別にいいんでないの

ただなぁ、やっぱり読む価値のある小説なんだよ
なんでわざわざ語る価値のないと思う作家のスレに大層に語る価値がないとか書き込むのかなぁ

話は通じないだろうし、ずっと変わらないそういう人がずいぶんいるのはわかってるんだけど、なぁ

556 :吾輩は名無しである:2018/03/05(月) 23:18:53.99 ID:NA/EcP8+.net
ふわふわした言説、君は統合失調症の狂人かな?
それとも自分には神様の声が聞こえるとか思い込みが激しい痛い人なのかな?
いつもの被害妄想が爆発してるけど、盗聴されてるとか幻聴が聞こえるのかな?

カッとなって書き込む前に、君は自分の恥ずかしいレスを声を出して読み返してみよう!

557 :DJ学術 :2018/03/05(月) 23:19:58.55 ID:0orrwri4.net
投合失笑

558 :DJ学術 shinsecake adanei:2018/03/05(月) 23:22:16.09 ID:0orrwri4.net
5 on 5 on it

https://www.youtube.com/watch?v=I9DiVmXg82g

559 :DJ学術 :2018/03/05(月) 23:25:30.87 ID:0orrwri4.net
👠👞 蝶

560 :吾輩は名無しである:2018/03/06(火) 01:19:21.21 ID:Nwjy8fdf.net
>>555
>で、ドン・キホーテは狂人のたわごと?

あの作品のテーマは根拠なき「理想」を掲げることは
たとえ正義であっても狂気と紙一重になるということだろう
まあ人間自体無根拠でその生にも大した意味はないけれど
であるのなら人間の生は家畜のそれと変わらなくなる

ドストエフスキーが
これこそが人間の生であり人間そのものだ
と激賞しているのはそういうことだと思うけど

561 :吾輩は名無しである:2018/03/07(水) 23:54:55.81 ID:gUT2tOuH.net
ドストエフスキーはセルバンテスに反駁する観念論者か

562 :ああ:2018/03/07(水) 23:55:25.93 ID:fQQf7FeT.net
http://goodlg.seesaa.net/article/455861872.html

563 :吾輩は名無しである:2018/03/08(木) 13:33:01.19 ID:wrfqci5Q.net
人生は暇つぶしであって、意味なんぞない
それを『ドン・キホーテ』は描いた

564 :吾輩は名無しである:2018/03/08(木) 20:36:26.91 ID://WUUgJ9.net
将棋の駒の喩え?

565 :吾輩は名無しである:2018/03/08(木) 21:12:56.46 ID:5hoE6yvP.net
将棋は生身の人間が1対1で間接的に相手の最重要物を奪い合おうとする競技だ。
同じ盤の上でも得意戦法や得意とする局面など各棋士の特徴や能力は様々に異なるからこそ、
有利不利が複雑に絡み合い、勝負の機微が生まれる。

それはすべて、「お互いの棋力をぶつけ合う」という前提あってこそである。
そこに電脳の力を持ち込むのは卑劣の一語でしかない。

しかし もともと電脳の力を使ってる説最濃厚だった者が
仲間たちと共謀し 嫌ってた棋士を陥れ社会的に抹殺しようとしたのは

「卑劣を通り越したゲロ以下の匂いのする 吐き気を催すような邪悪な行為」である!!


もし三浦の扱いが変更され、記録の上では「ダークグレー」から「冤罪」に変わったとしても、
その騒動で受けたダメージや、当時の挑戦者変更で感じさせられた絶望感、その他すべてが
きれいになくなってしまうわけではない。

また卑劣な手を使って(その時は)成功した側も、
すべてが白日の下に晒されたら、地位とタイトルと賞金を返せばいい、処分を受ければいい、というものでもない。
それこそ棋士としての、人間としての根底の部分が問われなければならない問題だ。

今回の騒動に関しては、三浦に関しては最終結果が出たわけだから
連盟は三文芝居な藤井フィーバーなんぞ工作してないで
即刻、渡辺明と久保利明そして島朗を永久追放処分にすべきである。

566 :吾輩は名無しである:2018/03/08(木) 23:21:02.41 ID:MpFP+KfP.net
セルバンテスは唯物論者のユダヤ人

567 :吾輩は名無しである:2018/03/09(金) 00:40:32.02 ID:4QEaYrxN.net
せめて抄訳本くらい読んでから書き込んで頂きたい。

568 :吾輩は名無しである:2018/03/09(金) 07:25:47.32 ID:Un+UjPmn.net
岩波少年文庫だな

569 :吾輩は名無しである:2018/03/09(金) 14:06:05.19 ID:T/yN6s+L.net
読書経験乏しい雑魚は黙ってて

570 :吾輩は名無しである:2018/03/09(金) 14:22:16.33 ID:B4W3cytq.net
無駄に長いから多大な時間をドブに捨てた

571 :DJ学術 :2018/03/09(金) 14:23:20.72 ID:/91JPJ+T.net
https://www.youtube.com/watch?v=zodlCz6Oa6E

572 :吾輩は名無しである:2018/03/10(土) 11:20:12.89 ID:k/j85/7j.net
永田寛定訳は絶版になってしまったんだな…

573 :吾輩は名無しである:2018/03/10(土) 22:10:10.91 ID:9F/AI37i.net
セルバンテスも有名人の名前を羅列した虚仮威しをドン・キホーテの冒頭で嘲笑している
冒頭すら読んでない奴、冒頭すら理解できなかった奴は現実と向き合え

574 :DJ学術 :2018/03/11(日) 07:37:37.11 ID:451fXFlj.net
世界文学全集に載ってないカスだろ。

575 :DJ学術 :2018/03/11(日) 07:38:23.55 ID:451fXFlj.net
嵐が丘 月と六ペンス 怒りの葡萄 あたりがお薦めだけど。

576 :DJ学術 :2018/03/11(日) 11:05:22.46 ID:451fXFlj.net
車輪の下が一番いいかな。

577 :吾輩は名無しである:2018/03/11(日) 22:13:34.15 ID:93c0QB75.net
生まれ故郷を後にする ランサローテに いやまして
淑女らの下にも置かぬ歓待を 受けし騎士は よもやあるまじ
清らかな乙女ら 騎士にかしずき 麗しき姫たちは そのロシーノに……!

578 :吾輩は名無しである:2018/03/11(日) 22:25:36.58 ID:93c0QB75.net
これは騎士に叙任される旅籠で水商売の姉ちゃんたちに聞かせたランサローテのロマンセだ
水戸社だと「麗しき姫〜」が「老女(家令)みずから馬の世話をしたよ」になっていて、おそらくこちらが正しい
(後編でサンチョが公爵家で同じロマンセを引用して老女に驢馬の世話をさせようとする)

でも水戸社によるここの翻訳は説明調で詩的な良さに欠けてると思った

579 :吾輩は名無しである:2018/03/12(月) 11:14:24.14 ID:P7kZaCFm.net
翻訳は何種類か揃えなくっちゃ
おカネはかかるけど

580 :吾輩は名無しである:2018/03/12(月) 17:39:46.82 ID:AE76itxr.net
>>577
これそもそも引用間違えていない?
誰の訳?

581 :吾輩は名無しである:2018/03/12(月) 18:50:33.36 ID:+zGoVhdO.net
植田祐次

582 :吾輩は名無しである:2018/03/13(火) 01:52:35.69 ID:X4hcUewE.net
「水戸社」じゃなくて「水声社」の該当箇所も老女とかないな
ちょっと、きちんとページ数とか明記してもらえる?

植田祐次が訳しているドンキホーテは何という出版社から出ているの?

583 :吾輩は名無しである:2018/03/13(火) 17:36:39.82 ID:0IOQ39WB.net
>>581
ちゃうで〜

>>580
ちょっと違うな
書き写してきたからちょいと待ってて

584 :吾輩は名無しである:2018/03/13(火) 21:16:24.74 ID:uZq0SFNM.net
岩波文庫 前編 牛島信明訳
「生まれた故郷をあとにした時のドン・キホーテにいやまして
淑女らの下にも置かぬ歓待を受けし騎士はよもやあるまじ
清らかな乙女ら騎士にかしずき麗しき姫たちはその乗り馬(ロシーノ)に……」

岩波文庫 前編 注釈 ランサローテのロマンセ
「ブルターニュより出で来し時のランサローテにいやまして
淑女らの下にも置かぬ歓待を受けし騎士はよもやあるまじ……」

水声社 後編 P307 サンチョとドニャ・ロドリゲスのやりとりにて
「ブルターニュよりきたるとき乙女ら騎士にかしずけば老女は馬の世話を焼く」

585 :吾輩は名無しである:2018/03/13(火) 21:37:30.15 ID:uZq0SFNM.net
彩流社 P59
「お上臈方にかく慇懃にかしずかれ冥加に付きる果報者ドン・キホーテをおいてあるまじ
故郷を離れてまかり越し乙女らの手厚い介抱乗馬には姫君方」

水声社 セルバンテス全集 ドン・キホーテ P49
「生まれ故郷をいでしわれドン・キホーテを婦人らは下へも置かずもてなして痒きところへ手が届く。
腰元われにかいがいし。姫君たちは馬の世話」

新潮社 P52 これだけ会話文と繋がってる
「ドン・キホーテにあやかりたや、と後の世は歌いましょうぞ。
かのランスロットのごとく、故郷より出で来りて、恭しき女衆に傅かれ、
芳しき淑女に甲斐甲斐しくもてなされ、いと高き姫君のお手に先の廃馬ロシナンテを委ねおいたり。
さよう、我が愛馬の名はロシナンテ、かく申すみどもはドン・キホーテ・デ・ラマンチャ。
お二人のために赫赫たる功をなせば(略」

586 :吾輩は名無しである:2018/03/13(火) 21:47:04.83 ID:uZq0SFNM.net
他にも種類があったが、もういいだろう。めんどうくさいし・・・
老女がどうのというのはサンチョが改変した方だけだったわ

587 :吾輩は名無しである:2018/03/14(水) 00:07:06.06 ID:6M777EHU.net
>>586
やっぱり引用思いっきり間違っているよね
おかしいと思った

苦言を二点
まず指摘した通り551は引用が間違っていた(文脈から「ドン・キホーテ」が入っていないと意味が通じない)
水声社の引用も間違っていて、二章ではいもしない老女を持ち出している

>でも水戸社によるここの翻訳は説明調で詩的な良さに欠けてると思った
これは違うものを比較したでたらめな感想でしかない

拾い読みで比較するのは自由だけれども、他人に見せようとするなら最低限もう少し気を配りましょう

この場面はドン・キホーテが騎士になって最初の冒険で、せっかく考え付いた「ドン・キホーテ」(ついでにロシナンテ)と名乗りたい
けれど騎士は軽々しく名乗ってはいけない
だからつい「ランスロットの有名な歌に当てはめて」自分の名前をうっかり伝えてしまった(という体をとる)
自分が思いついた名前を披露したくて仕方がないドンキホーテの名前が出てこない551はあからさまにおかしいし、552はほかの場面と勘違いしている、と思ったわけ

588 :吾輩は名無しである:2018/03/14(水) 01:04:54.03 ID:Iw3OYqf6.net
なるほど、騎士道小説の熱烈なファンとしてロマンセの再現をしたり自身を重ねたいわけではなく、自己陶酔で自分をアピールしたいのね

589 :吾輩は名無しである:2018/03/14(水) 01:24:20.17 ID:6M777EHU.net
第一章で一週間もかけて名前を考えて、高揚しているところから直結している場面なんだけどな

こんな自分の好みにぴったりした名前を馬につけてみると、今度は自分自身にも名前をつけたくなって、その思いにふけっているうちに、さらに一週間を過ごしたが、 ついにみずから『ドン・キホーテ』と名乗ることになった。

この名前はさきに己れみずからをはじめ己が持ちものにつけた一切の名前と同じように、彼としては音楽的で、変っていて、しかも含蓄の深い名前であった。

物語はじまった冒頭なんだから、通り過ぎるのでなくてちゃんと文脈読まなきゃあ楽しめないと思うけれど、この面白さを全く理解しないで読み進めてもいいことない
涙ぐましい第一章の彼の苦労と対比して読まないとね

本屋とかで立ち読みしたのかと思うけれど、それはいいことなんだけれど、まずはしっかり腰を据えて「ドン・キホーテ」の面白さを読んでいくことがいいと思う

590 :吾輩は名無しである:2018/03/14(水) 02:02:29.69 ID:6M777EHU.net
ついでに言うと、二章の旅籠に付くまでの道でも、独り言を延々言っている

こうやってわが成りたての冒険家は旅路をつづけながら、われとわが胸にひとりごとを言いつつ歩を進めて行った。

世にも名高き騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャはものぐさの褥の羽毛を蹴りて、音に聞こえし乗馬なるロシナンテに打ちまたがり、名も古りたるモンティエールの野にぞさしかかる』と

the famous knight Don Quixote of La Mancha, abandoning the downy bed of idleness, mounted his famous steed, Rocinante, and commenced to ride through the ancient and illustrious countryside of Montiel.’”

声に出して読みたい日本語、でなくて「自分の名前やロシナンテ」を口ずさみながら上機嫌で旅路を進むドン・キホーテ
原文で言うと
famoso caballero don Quijote de la Mancha
(名高き騎士のドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)
famoso caballo Rocinante(名高き騎馬のロシナンテ)

ついつい、旅籠の人々に披露してみたくなってしまう可笑しみ

591 :吾輩は名無しである:2018/03/20(火) 15:41:21.00 ID:WOHWTBJL.net
ドン・キホーテが石を投げられて、大怪我をして、それを"愉快な話"として扱われてるのも、
彼が単なるコスプレオタクだからではなくて己惚れ屋だからか

592 :吾輩は名無しである:2018/03/21(水) 00:02:27.57 ID:c3engcgs.net
せめて抄訳くらい読んでから書き込めよ。

593 :吾輩は名無しである:2018/04/01(日) 04:34:32.34 ID:XpQEaHBA.net
七人のシェイクスピアとかいう漫画がなかなか面白いんだが
セルバンテス本人も漫画にして面白そうな波乱万丈の人生だ

594 :吾輩は名無しである:2018/04/01(日) 10:59:35.76 ID:pHkRpapc.net
セルバンテスの娘を主人公にしたい

595 :吾輩は名無しである:2018/04/01(日) 11:44:55.89 ID:No1IalyB.net
イザベラ・サベードラか?
アバズレビッチの。

596 :吾輩は名無しである:2018/04/07(土) 15:12:59.73 ID:hlwbnowp.net
セルバンテスは売春婦一家

597 :吾輩は名無しである:2018/04/17(火) 22:57:29.58 ID:notL/Gcz.net
ペルシーレスとシヒスムンダの冒険 (セルバンテス全集)
ミゲル・デ セルバンテス (著), Miguel de Cervantes (原著), 荻内 勝之 (翻訳)
出版社: 水声社 (2017/12/22)

兄妹を名乗る美しい男女が数々の苦難に遭いながらも、極北の地から聖都ローマを目指す“魂の巡礼”の物語。
著者の死の四日前に完成した、全著作の最後を飾る一大冒険小説。

598 :吾輩は名無しである:2018/04/17(火) 23:25:47.19 ID:XkrRBTvU.net
新訳か。
荻内勝之訳は国書刊行会の幻想文学大系でお世話になった。

599 :吾輩は名無しである:2018/04/17(火) 23:26:47.68 ID:XkrRBTvU.net
勘違いした  (´・ω・`)

600 :吾輩は名無しである:2018/04/18(水) 00:00:19.57 ID:q3zmf6VB.net
ペルシーレスあんま人気ないね

601 :吾輩は名無しである:2018/08/28(火) 01:03:46.06 ID:7SKEMJcH.net
贋作の魔法使いアルキーフェってアマディスシリーズかなにかの人物なんだろうか?
フリストンと違って作中で全然説明されてないから謎すぎる

602 :吾輩は名無しである:2018/09/01(土) 01:25:49.18 ID:qnqMTD/B.net
わかった! 「ギリシャのドン・ベリアヌス」に出てくる魔法使いにして
アマディスをサポートする女魔法使いウルガンダの旦那らしい>アルキーフェ

603 :吾輩は名無しである:2019/02/21(木) 17:55:50.46 ID:FSnjl0Fj.net
ドンキホーテが中二病主人公として有名だけど
ファウストも中二病主人公だよな

むしろファウストのほうがメフィストを美少女や美少年にすればサブカルチャーとして親和性ありそう

604 :吾輩は名無しである:2019/07/12(金) 03:52:25.30 ID:e7013bnG.net
哲学者ニーチェが後期の著作で、『ドン・キホーテ』を深さのある哲学的な考察を述べていた
が、『ドン・キホーテ』はただの滑稽本ではないようだ。

605 :吾輩は名無しである:2019/07/12(金) 05:26:00.97 ID:Sl+PvbkQ.net
おもしろいこというねえ

606 :吾輩は名無しである:2019/07/12(金) 22:13:36.83 ID:Pxk3KbLH.net
>>603
何故だか手塚治虫がファウストに惹かれたしね

607 :吾輩は名無しである:2019/07/19(金) 18:36:14.87 ID:uEKbtwUv.net
へとちりぬ

608 :吾輩は名無しである:2019/07/20(土) 16:57:36.22 ID:Ni4itZCC.net
ニーチェのドン・キホーテ評価聞きたいね
マルクスが絶賛してたのは意外だった

609 :吾輩は名無しである:2020/03/14(土) 11:35:05.33 ID:FrSehqwO.net
8ヶ月も書き込みがないとはね
中途で放り出したままなので、そろそろ再開しようかな

610 :吾輩は名無しである:2020/03/14(土) 16:47:44.39 ID:hlkl8HvS.net
車の艶出し剤とラーメンとか買いに行くか。

611 :吾輩は名無しである:2020/03/14(土) 17:00:50.37 ID:tOAPoYOR.net
オルテガも評価しているし
ナボコフもユーモアではなく人生の惨苦という側面で論じていたと記憶している

612 :吾輩は名無しである:2020/03/23(月) 20:49:49 ID:nWHYjXsa.net
ドンキで大麻CBDオイルが売ってたがあれいいな

613 :吾輩は名無しである:2020/03/24(火) 20:09:16 ID:+D4Q8h0f.net
この小説の登場人物皆饒舌な人ばかりだなあw
前編の後半の旅籠のエピソード,「愚かな物好きの話」を読むだけで
どれぐらい時間がかかるんだろう

614 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 08:40:52.58 ID:dhgJpEG/.net
>>34
スペイン語で韻を踏んでいる所を,日本語+スペイン語で
韻を踏ませている所かな?

615 :吾輩は名無しである:2020/04/14(火) 11:51:52 ID:MAkuvVHI.net
牛島訳で「由良之助」(歌舞伎の仮名手本忠臣蔵)「鹿島立」とあえて江戸時代の言葉遣って訳してる所後半にあったよね
その事かな

616 :吾輩は名無しである:2020/04/15(水) 00:40:15 ID:UqE+BA9x.net
荒唐無稽を現実に持ち込むコメディとしての前篇と狂気ではありながら現実に違いないものを荒唐無稽を愛するという建前の下に愚弄し続けるもう一つの狂気を攻撃するサタイアとしての後篇
読者に対して現実とは何か、と問い続ける大傑作

617 :吾輩は名無しである:2020/04/15(水) 18:48:09 ID:U2eF/z+8.net
後編のドン・キホーテは狂ってるんじゃなくて狂ったふりをしている
ように思うことがあるなあ
あと,公爵夫妻は酷すぎる

618 :吾輩は名無しである:2020/04/15(水) 22:40:38 ID:FhnYHq/j.net
岩波旧版のロバとサンチョの挿絵が泣けたな

619 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 17:45:20.08 ID:172VX/hR.net
>>617
正義を追求、履行しようとする事自体が狂気だと作者は訴えたかった
と解釈した。

620 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 18:38:30.08 ID:RKRlctjb.net
ドン・キホーテなりに世の中の不正を正そうとしたんだろうけど,
思い込みで行動したあげく逆に迷惑になってるところが悲しい

621 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 18:54:49.74 ID:172VX/hR.net

後編の話なんですけど。

622 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 18:58:46.45 ID:RKRlctjb.net
あ,失礼しました。

623 :吾輩は名無しである:2020/04/18(土) 19:36:50 ID:v7C82fRD.net
後編のどこをどう読んだら正義の追求は狂気みたいなしょうもない解釈が出てくるの?謎

624 :吾輩は名無しである:2020/05/09(土) 21:46:44.44 ID:ki0AMEly.net
岩波文庫版後編(二)の表紙は(二)に含まれない挿絵が表紙に使われている
小舟の冒険の挿絵とか,サンチョがドン・キホーテから祝福を受ける挿絵とか
使えばよかったのに

625 :吾輩は名無しである:2020/05/15(金) 19:13:41.40 ID:2TI8qP4H.net
>>34
後編で「~あるよ」と,中国人みたいな言い方してるところがあったな

626 :吾輩は名無しである:2020/07/24(金) 12:50:17.81 ID:A96VkDiJ.net
一冊11000円で前後編二冊で22000円の辞書みたいなドン・キホーテを本屋で見かけたけど、スゴく欲しくなった
ドンキは未読だけど、この本の訳文はマトモですか

627 :吾輩は名無しである:2020/07/24(金) 13:41:09 ID:aY1h2uev.net
>>626
値段だけ言われても…
(まぁイスパニヤ語が全く判らない俺ではどうにもならんが)

628 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 02:32:37.18 ID:6Mi5RYrS.net
世界一の小説と呼ばれる理由がわからない

629 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 06:13:11.76 ID:fxMbSjsz.net
会田訳は本文は読みやすいんだが詩が古語を使うから何言ってるのか分からん
本田訳のラ・ガラテアも詩が古語つかうから意味が入ってこない

翻訳者は海外詩の翻訳で古語使うのいい加減やめてくれないかな
誰もが古文読めると思ったら大きな間違いだぞ

630 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 06:18:55.77 ID:fxMbSjsz.net
>>628
オレもまだ前編しか読んでないけど
少なくとも前編はそんな大した小説じゃないと思った

話の語りが一本調子で抑揚がない
さっき死ぬほどボコボコにされたばかりなのにまたボコられての繰り返しで時間の流れがわからん
なぜこんな書き方をするのか? 有名な作品だからきっと意図があるのだろうと思ってたけどガラテア読んで分かった
単純にセルバンテスが小説書くの下手くそなだけだわ

631 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 08:00:25.73 ID:UDGl1OoD.net
>>629
でも原典も古語で書かれてる箇所なんじゃないの。それを現代語で訳すのは悪しき迎合なのでは

632 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 17:27:22.12 ID:8UdnBejp.net
>>626
https://mainichi.jp/articles/20170507/ddm/015/070/006000c

633 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 21:37:50.75 ID:m7lQCekV.net
>>632
ありがとう。ますます欲しくなりました。値段が値段だけに買う決心がつくかどうか

634 :吾輩は名無しである:2020/07/27(月) 03:34:15.13 ID:Wb9pHbqe.net
>>632の解説で訳者に永田寛定が挙げられてないのが悲しい…

635 :吾輩は名無しである:2020/07/28(火) 01:01:09.98 ID:m8UF+Lp0.net
ドンキといえば牛島訳

636 :吾輩は名無しである:2020/07/28(火) 19:40:46 ID:g/gKztPO.net
ドンキホーテおでこでポン

637 :吾輩は名無しである:2020/07/28(火) 22:46:33 ID:gx9Zks7D.net
ナメクジ寿司
http://i.imgur.com/lXhBjJp.jpg
http://i.imgur.com/aKcNKwz.jpg
http://i.imgur.com/8gHE1Uq.jpg 

638 :吾輩は名無しである:2020/08/02(日) 11:03:58.74 ID:TwrdS2fj.net
ハックルベリー・フィンの冒険に,ドン・キホーテ後編のライオンの冒険を思わせる
描写があったw
ハックの頭の上にあった(パンの上の)バターが解けてきて,
「脳が溶けてきた」とか言われてるシーン

639 :吾輩は名無しである:2020/11/10(火) 11:14:56.37 ID:eeCPyQXqU
ドン・キホーテ読んでんのかよ。この文学って、読めないんじゃないか。何でかと言うと、滅茶苦茶迷うから。僕映画を知ってる。ヤバ過ぎるから見なかった。

640 :吾輩は名無しである:2020/11/17(火) 07:56:55.38 ID:80p6UlVP.net
3年越しにようやく読み終わりそうだよ

641 :吾輩は名無しである:2020/11/17(火) 11:18:13.81 ID:VyGCZGhD.net
岩波文庫第4巻で中断して8年経つが、最近ようやく再開した

642 :吾輩は名無しである:2020/12/03(木) 15:26:03.66 ID:lnSlwbaf.net
ドンキホーテホールディングスの前社長が、不正に自社株の購入を勧めた金融商品取引法違反の疑いが固まったとして、
東京地検特捜部は、3日にも前社長を逮捕する方針を固めた。

ドンキホーテの前社長は、ドンキホーテとユニー・ファミリーマートホールディングスの間で実施されたTOB
(株式公開買い付け)をめぐり、公表前の2018年9月、
知人に電話で複数回「ドンキの株を買えよ」と伝えるなどし、自社株の購入を勧めたという。

公表後、ドンキの株価は上昇し、株を購入した知人らが利益を得ていた。

証券等監視委員会が関係先を強制調査していて、特捜部は、前社長の行為は、金融商品取引法で禁じられている
「取引推奨」にあたるとみて、複数回任意聴取したが、前社長は「自分は関係ない」などと否認していたという。

特捜部は、容疑が固まったとして、前社長を3日にも逮捕する方針。

http://news.yahoo.co.jp/articles/27a23798476c4bf75295333ac3b2932067e24888

643 :吾輩は名無しである:2020/12/03(木) 15:53:28.06 ID:bBqLckZ4.net
>>642
違うドンキじゃねーか

644 :吾輩は名無しである:2020/12/15(火) 10:22:56.82 ID:gMvt9ggA.net
>>628
世界一というのは過大評価だね
数百年経っているから、骨董品としての価値が上乗せされている

645 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 21:40:07.78 ID:eWPR7V+u.net
「世界初のメタフィクション(多分)」だから世界一の小説と称えられるのかも

646 :吾輩は名無しである:2021/03/16(火) 19:28:21.42 ID:JUi61ddW.net
真夜中過ぎても楽しい小説

647 :吾輩は名無しである:2021/08/16(月) 12:55:21.61 ID:f5sy7lem.net
岩波で前編三巻買ってきた。ワクワク

648 :吾輩は名無しである:2021/08/27(金) 17:26:55.27 ID:7ZU7yDXK.net
ドン・キホーテが面白いからオリジナルの騎士道小説を読みたくなってティランロブランを買ってきた。これも楽しみだ

649 :吾輩は名無しである:2021/09/11(土) 13:17:21.60 ID:FqJBPphW.net
アマディス・デ・ガウラを読みたいけど二冊で15000円程は高いなあ

650 :吾輩は名無しである:2021/10/11(月) 15:26:42.18 ID:SqApJZK9.net
ティラン・ロ・ブラン読み終わった
延々と続くセリフに最初はうんざりしたけど途中からその理屈っぽさが無力に思えてきた
戦の場面と宮廷の場面とバランスがほどよかった。解説で荒唐無稽にみえる場面にも根拠となる出来事が資料で確認できるとあって驚いた
ドン・キホーテ読む前に読んで良かった

651 :吾輩は名無しである:2021/10/11(月) 15:59:26.70 ID:SqApJZK9.net
>>650
理屈っぽさが無力、は魅力の誤りです

652 :吾輩は名無しである:2021/10/27(水) 15:14:58.59 ID:/3Pt8QxP.net
ロランの歌おもしろい最高

653 :614:2021/10/30(土) 10:21:16.16 ID:0zqN+7t/.net
再開して1年経つが、まだ5巻目の真ん中だ
読了まで相当時間がかかりそうだ

654 :吾輩は名無しである:2021/12/07(火) 20:52:07.36 ID:r1hk12st.net
セレスティーナは面白かった。人物が生々しい。スペインではドン・キホーテ、ドンファンと並んで有名だとか

655 :吾輩は名無しである:2021/12/08(水) 11:16:46.38 ID:CDEZaZTy.net
スペインの小説は日本で読まれてないよな。もっと流行れよ

656 :吾輩は名無しである:2022/01/05(水) 21:02:47.10 ID:ZnTPpF/G.net
ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯読了。古い小説なのに複雑な性格が描かれていておもしろかった
ドン・キホーテにも影響があるんだってね

657 :吾輩は名無しである:2022/03/18(金) 09:15:13.28 ID:ZSRfbddk.net
■『アリオスト 狂えるオルランド 新装版 上』
■『アリオスト 狂えるオルランド 新装版 下』
【著者】ルドヴィコ・アリオスト 著 / 脇功 訳
【発行】名古屋大学出版会
【予価】各6,600円(税込み)※予価の為、価格変更の場合がございます。
【発送時期】2022/05/上旬

波瀾万丈、奇想天外、痛快無比!
本書は、爛熟するルネッサンスの想像力が生んだ驚嘆の一大「ベストセラー」
作品であり、悲劇的でありつつもコミカルで、抒情的でありながらも勇壮な
-すべての要素をまとめ上げ、当時のヨーロッパ文学を完成の極致にまで高め
た- めくるめく恋と冒険の物語である。

「アリオストの叙事詩は、あらゆる種類の、多様で、豊かな美に満ちており、
全編をすっかり読み終えたあと、またすぐに読み返したいと思うほどだ」
(ヴォルテール)

658 :吾輩は名無しである:2022/03/18(金) 17:02:02.81 ID:FZozBPhw.net
狂えるオルランド復刊いいね。オクで3万円超えて売りに出してるヤツがいて閉口してた

659 :吾輩は名無しである:2022/03/21(月) 10:20:24.04 ID:otHeMBm6.net
13200円か、いい値段だ

660 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 01:56:15.18 ID:tC7wlxve.net
これは熱いな

661 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 14:42:16.81 ID:/xPnvbo9.net
アリオストは今度買わないともう手に入らないね

662 :吾輩は名無しである:2022/04/04(月) 18:23:23.41 ID:dgweNHEK.net
ドンキホーテ自身は決して弱くないし、馬も駄馬ってレベルじゃなくてかなり高性能やが、そもそも生命じゃないものと戦ってボコられるのがめちゃめちゃ好き

663 :吾輩は名無しである:2022/05/02(月) 18:00:12.34 ID:+3+X45w2.net
狂えるオルランド買ってきた。読みごたえありそう。楽しみだ

664 :吾輩は名無しである:2022/05/17(火) 21:08:20 ID:uLHSBBw+.net
美乳 https://www.youtube.com/watch?v=Re-WH0rAHNw&t=103s

665 :吾輩は名無しである:2022/08/03(水) 16:15:09.53 ID:9m/WySuD.net
志摩スペイン村にいってきたらドン・キホーテとサンチョがいっぱいで楽しかった。真面目にスペインを研究する博物館や映画も見られてスペイン好きドン・キホーテ好きなら一度は行くべき

666 :吾輩は名無しである:2022/10/16(日) 19:38:59.44 ID:D9BkWHI8.net
アマディス・デ・ガウラを読み始めたがおもしろい。ティラン・ロ・ブランよりファンタジー色が強い感じ。読んでいて楽しい。

667 :吾輩は名無しである:2023/04/28(金) 08:39:06.74 ID:sGjngeAnq
都心まで数珠つなき゛て゛航空騒音まみれにして勉強まで妨害する最惡の現状をスル─しながら,未来ヘの投資(大爆笑)だのと主張して
孑どもではなく孑を持つ親に赤の他人から強盗した血税くれてやれた゛の私権侵害甚た゛しいバ力ほさ゛く腐敗主義のキチガヰか゛いるけど、
GοТοなにがし同様,地球破壊するテ口リス├とともにてめえのクソ利権を増大させて私腹を肥やしたいだけなのがハ゛レハ゛レた゛ろ
税の公平性すらカ゛ン無視だし、貧乏た゛けど孑を産んて゛いいのかしらとか勘違いさせて不幸な孑を量産させる史上最悪の税金泥棒た゛わな
介入するなら、親カ゛チャ失敗を緩和するために,子を産んた゛ら親にひとりあたり5千萬は課税して物品やらを直接,孑に給付させるのが限度
もちろん払える見込みがなければ遺棄罪で逮捕懲役.曰当5千円で塀の中から孑に送金させろや寄生虫
てめえの孑の保育すら放棄して保育園がどうたら虐待がと゛うたら他人か゛払った税金くれた゛の恥知らす゛もいい加減にしとけ寄生蟲ハ゛バァ
北朝鮮にウクライナに孑どもまて゛ネ夕に地球に社会にと破壞してて゛も私腹を肥やしたい外道に騙されないようにな

創価学會員は、何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まて゛出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセーか゛ロをきけて容認するとか本氣て゛思ってるとしたら侮辱にもほどがあるそ゛!
hТТps://i.imgur.сοm/hnli1ga.jpeg

668 :吾輩は名無しである:2023/07/09(日) 19:59:33.89 ID:pIMfuYoZ.net
国立西洋美術館のスペイン展で、ドン・キホーテ特集が設けられてるぞ

669 :吾輩は名無しである:2023/09/14(木) 09:58:02.00 ID:rsyVncSi.net
なんかさ、笑わなきゃってプレッシャー感じることあるよね?

670 :吾輩は名無しである:2023/10/03(火) 04:40:18.90 ID:gQkcgqsO.net
一人ずつ喋れ。うるさい

671 :吾輩は名無しである:2024/01/06(土) 18:38:50.28 ID:XNYfCQI3.net
ドン・キホーテおでこでポン

672 :吾輩は名無しである:2024/04/05(金) 21:24:55.85 ID:MYmM7T1K.net
大正天皇 御大典記念 
大正四年 初版
◇ ドン・キホーテ 上下巻 ◇ 
ミゲル・デ・セルバンテス著  
島村抱月・片上伸譯 
植竹書院出版 
サイズ:約23.5cm×約16.5cm

673 :吾輩は名無しである:2024/04/30(火) 13:37:55.91 ID:ccyYAHev.net
age

674 :吾輩は名無しである:2024/04/30(火) 16:45:33.04 ID:PfQV/NEO.net
だぢづでどん

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