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エミール・ゾラ part2

1 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/10(金) 23:24:38 .net
「ルーゴン・マッカール叢書」のエミール・ゾラのスレです

前スレ
【居酒屋】仏文豪 エミール・ゾラ【ジェルミナル】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1101877655/
http://mimizun.com/log/2ch/book/kamome.2ch.net/book/kako/1101/11018/1101877655.html

2 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/10(金) 23:26:13 .net
ルーゴン・マッカール叢書(Les Rougon-Macquart)

1巻 ルーゴン家の誕生(La Fortune des Rougon)
2巻 獲物の分け前(La Curée)
3巻 パリの胃袋(Le Ventre de Paris)
4巻 プラッサンの征服(La Conquête de Plassans)
5巻 ムーレ神父のあやまち(La Faute de l'Abbé Mouret)
6巻 ウージェーヌ・ルーゴン閣下(Son Excellence Eugène Rougon)
7巻 居酒屋(L'Assommoir)
8巻 愛の一ページ(Une page d'amour)
9巻 ナナ(Nana)
10巻 ごった煮(Pot-Bouille) 
11巻 ボヌール・デ・ダム百貨店(Au Bonheur des Dames)
12巻 生きる喜び(La Joie de Vivre)
13巻 ジェルミナール(Germinal)
14巻 制作(L'Œuvre)
15巻 大地(La Terre)
16巻 夢(Le Rêve)
17巻 獣人(La Bête Humaine)
18巻 金(L'Argent")
19巻 壊滅(La Débâcle)
20巻 パスカル博士(Le Docteur Pascal)

3 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 12:36:48 .net
美術論集の翻訳がでてるんですね。
新聞の書評でみたんだけど、買ってみよー♪

4 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 14:52:16 .net
制作読んだ
悲惨すぎて面白かったお

5 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 17:13:05 .net
ゾラってあんまり読まれないのかね?
徹底的に悲惨な物語書くので大好きなんですが。

6 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 20:18:54 .net
自分も好きなんだけど日本だといまいちマイナーな感じだね
去年何ヶ月もかけてちまちま20巻全部読んだよ

7 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 23:56:18 .net
日本語になってないルーゴン・マッカールはある?

8 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 00:19:26 .net
ない。すべて日本語でよめるようになったのはここ数年のことだ。
ゾラの読者が増えるのはこれからだ。そのためにも安易に絶版にしないでほしい。

9 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 01:06:09 .net
ただ、文庫で読めるのが半分にも満たない。藤原書店や論創社のハードカバー
は4〜5千円する。わたしは社会人だから購入できたけれど、学生だと
ちょっと手が出ないのじゃないか。図書館で借りるという手があるが、
それだと本が売れず、絶版になりかねない。むずかしいね。

10 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 07:31:40 .net
高いから全部図書館で借りて読んだよ
百貨店とか生きる歓びとか最後に希望を感じられるのが好きかな

11 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 11:12:13 .net
三都市叢書と四福音書も出版してほしい。

12 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 14:07:27 .net
落語にあるよね。「ゾラゾラ」っていうの。
あれもルゴーン・マッカーレですか?

13 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 14:14:18 .net
>>12
そうです。イタリア版のマッカーレです。

14 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 15:34:10 .net
おー、しゃれてるねい。

15 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 16:18:17 .net
>>14
n'est-ce pas?

16 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 16:46:38 .net
獣人が一番おもしろいよね

17 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 00:25:03 .net
まあ、業界のことはよく知らないが、ゾラを褒めるような奴が今では気取っただけのフランス文学者だから
余計敬遠してしまうってことがあるんだよな。本人はゾラの世界とは全く違うと言うのに。

18 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 00:56:36 .net
ゾラを読むかどうかはそんなこととは全く関係ない。

19 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 01:39:56 .net
『壊滅』これが重要な作品だ。

20 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 06:49:24 .net
ルーゴンマッカール全部同じ出版で出してくれないのかな
なんかバラバラで気持ち悪い

21 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 10:56:08 .net
バルザックほどの奥深さはないが、パワーは感じる作家。

22 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 11:42:32 .net
「おフランス」とか言ってる奴はゾラ全読みしろと言いたい
猥雑さが面白いよな

23 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 12:35:00 .net
ゾラはナポレオン同様イタリア人なんだよ。

24 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 17:28:05 .net
ポリーヌ健気かわいい
ナナビッチかわいい
アンジェリック妖精かわいい

25 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 19:49:26 .net
 百貨店て昔原書で読まされてうんざりした覚えがあるけど、翻訳で読んで
みようかな。訳は藤原と論叢とどっちがいいんだろ。

26 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 19:58:47 .net
>>25
うんざりとした原因はゾラにはない

27 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 22:04:24 .net
 辞書を引くのにうんざり、という意味。話は面白かったから読もうかなと
思ったんだけど。で、翻訳はどっちがいいのさ。

28 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 22:32:28 .net
ナナかわいいよ、ナナ

29 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 22:32:49 .net
俺は読み比べた結果、論創社版を買った。

30 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 06:57:35 .net
大地と壊滅が大作なのにいまいちぱっとしないのは
主役に魅力がないせいだと思うね

31 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 09:25:38 .net
清水正和の『ゾラと世紀末』を読んでいたら、『壊滅』は出版当時絶賛の嵐
だったと書いてあった。しかし、今日フランスで良く売れるゾラは『居酒屋』
や『ジェルミナール』だそうだ。『壊滅』はなぜ注目されなくなったのだろう。

32 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 09:52:11 .net
近親相姦ネタってどこにでるの?

33 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 10:32:35 .net
『パスカル博士』

34 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 11:07:57 .net
え?最終巻だろ?いいのかw

35 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 17:07:29 .net
パスカルと姪の間にできた子に未来の希望を託すという締めくくり。
藤村の『新生』とはえらく違うな。

36 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 17:20:31 .net
二つの血族が交じるってオチか
古典だからネタバレが気にならないな

37 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 09:59:01 .net
てかパスカルと姪がどうなるかなんてあんまどうでもいいし
それまでのシリーズの主役たちのその後が書かれてるのが重要だから
一番最後に読んだ方がいい

38 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 10:29:05 .net
フェリシテ好きだな
ルーゴン家の黒幕ババア燃える
あとはジェルミナールのマユの女房ババアもいい
素晴らしい逞しさ

39 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 02:07:34 .net
『生きる喜び』出産場面の陰毛の描写に萌えた。

40 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 01:20:40 .net
新潮文庫のゾラのカバーは良くなったね。カフカはひどくなったけど。

41 :やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 02:52:31 .net
カフカのカバーって変わったの?

居酒屋の表紙が好き
お値段そのままでもう少し丈夫なカバーにしてくれたら一生贔屓するよ新潮さん

42 :吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 01:32:46 .net
新潮文庫って古臭い文芸イメージを温存しすぎていると思う

43 :吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 02:19:52 .net
それは大事なことだよ。

44 :吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 02:29:13 .net
うまけりゃまだ良いけどヘッタクソな漫画家の絵を使ったり
映画化されたらその出演者の写真をカバーにするなんて野暮やってるとこもあるんだから
新潮のゾラの表紙みたいのが残っててもいい


45 :吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 02:38:43 .net
登場人物を演じた役者の顔を使うのが一番嫌い

最低最悪

46 :吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 09:06:15 .net
>>43
ゾライメージに関しては害悪

47 :吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 12:30:57 .net
俺が持っているカフカのカバーはかっこいいぞ。
杉浦康平・辻修平によるデザインだ。

48 :吾輩は名無しである:2010/09/28(火) 11:46:11 .net
このルゴーンマッカーレは順番に読んだはうが良いでしょうか?
あと、テレーズラカーンはどういふ位置づけになるんでせうか?
それと、アフェールドドレイフュスはルゴーンマッカーレにはどう関連するんでせうか?
ご教示願へませうかどうぞシィルヴプレー?

49 :吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 00:43:31 .net
好きに読んだらええやん。
あとは自分で勉強しなはれ。

50 :吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 09:19:09 .net
>>49
読んだことないやつに聞いてへんで。
知らん奴はだまっとき。

51 :吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 10:39:51 .net
>>48
> ルゴーンマッカーレ
la fortune des rougonから読みなさい。
マッカーレのプレーちゃん。

52 :吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 12:36:43 .net
>>51
はい、わかりまちた。
メルシビアーン

53 :吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 15:27:15 .net
『壊滅』すごいね。

54 :吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 16:12:22 .net
最近ちょっと「ボヌール・デ・ダム」が注目されてない?
なんとなく。そういえば、鹿島茂がなにかでちょっと触れてたかな?

55 :吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 16:29:42 .net
ベンヤミン大好きな文化史の影響だと思う

56 :吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 20:16:31 .net
>>48
最初にルーゴン家、シリーズ全部読んだら最後にパスカル。
↓は主役が同じだからこの順で読んだ方がいい。あとはお好きに
獲物→金(サッカール主役)
ごった煮→百貨店(オクターヴ主役)
大地→壊滅(ジャン主役)

57 :吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 21:56:15 .net
プラッサンの征服が一番面白い
最後の盛り上がりが

58 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 13:39:08 .net
ゾラのドレフュス事件での獅子奮迅の活躍を読むと熱いものがこみ上げてくる。
それとテクストの評価は一応別だが、かれに第一回ノーベル文学賞をあげたかった。
1902年9月に死んでいるから、第二回以降は無理だった。

59 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 13:44:26 .net
確かノーベルが個人的に嫌ってたから受賞できなかったとか

60 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 14:29:03 .net
第1回はトルストイも存命だったけど無視されたし
むしろノーベル賞なんかにそっぽむいた彼らに栄光有りと…

61 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 14:57:00 .net
20世紀初頭は他にもハーディ、コンラッド、ジェイムズ、チェーホフらが
存命だった。後からなら何とでも言えるというけれど、実際今の受賞者も
首をかしげることが多い。世界的に有名な賞だけに、長く古典として残る
作家を選んでもらいたい。

62 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 15:07:33 .net
初期には今のような権威性なかったじゃん
後知恵でなにいってんの

63 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 15:20:22 .net
今でもどうでもいい賞だよ

64 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 15:34:48 .net
たまーに歴史に残るような作家が取ってるだけで基本的にはその時の流行りだけの作家ばっかだろ
受賞者リスト見たら今でも読まれてる作家の方が少ない

65 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 16:44:45 .net
>63
そう言うのは簡単さ。しかし作家やジャーナリズム、文学愛好家たちが
世界中で大騒ぎする賞はこれしかないんだ。賞にはそれなりの意義がある。
>64
流行りの作家が選ばれているわけでもない。そこが問題だ。最近でも
ダリル・フォーやケルテース、イェリネクには首をかしげてしまう。

66 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 16:46:23 .net
>>65
あんたの61での主張には首を傾げる

67 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 16:52:36 .net
どこが?

68 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 19:39:17 .net
賞なんてどうでもいいよ
作品の話してよ

69 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 19:43:50 .net
じゃあ、お前がしてみろよ。

70 :吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 19:49:40 .net
シリーズで一番つまらないのは夢
あんだけ短いのに途中でやめそうになった

71 :吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 00:59:58 .net
どうつまらないんだ?

72 :吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 01:05:34 .net
今年のノーベル賞、バルガス=リョサは順当だ。

73 :吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 09:49:31 .net
ぼくわゾラのルゴーンマッカーレを全部読もうと思って
買ってわ読んでます。しかし、いままでに13冊読みましたが
あと本が見つかりません。みなさんわどこで本を見つけていますか。

74 :吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 12:32:40 .net
どことは?出版社?書店?

75 :吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 12:34:31 .net
THE 自演

76 :吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 13:40:18 .net
書店とかウェブサイトとか、買うところです。

77 :吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 16:03:14 .net
アマゾンでいいんじゃね?

78 :吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 15:41:13 .net
ゾラでいちばん気に入っているのが『生きる喜び』だ。
海辺のポーリーヌの健気さが胸を打つ。

79 :吾輩は名無しである:2010/10/10(日) 20:38:45 .net
生きる歓びが一番心情は掘り下げてるんじゃない
他の作品の群集劇に対して登場人物がほぼ家族だけだし
ラザールうざすぎ

80 :吾輩は名無しである:2010/10/13(水) 11:01:19 .net
”J'accuse!”を買ったぜ!


81 :吾輩は名無しである:2010/10/14(木) 08:52:23 .net
ゾラって日本文学史の中で「自然主義文学」と絡められたせいもあって
なんだか暗いイメージが強くて、読む人なんていないかと思ってたけど
以外と熱心に読んでる方、いるんですねえ。

美術好きのほうからゾラに興味が行くってのがあるかな?

82 :吾輩は名無しである:2010/10/18(月) 11:52:41 .net

日本を熟知する彼らならではの意見も、私には貴重だった。
ダンゴウについての意見は、まことに彼らしかった。
建設業界を震撼させる、談合のことである。
「日本では、ダンゴウが厳しく罰せられても、なくなりませんね。
発展途上国のように、受注に賄賂が横行するのはおかしい。
国民の税金を任されている省庁は、より安く、より高レベルの信頼できる業者を厳選し、
工事を発注する義務がある。

おやおや?
 この文章は、談合と贈収賄の区別ができてねえぜ

最終的に損をこうむるのは、国民なのです。
やはり肝心なのは、僕たちが保証できる業者を選ぶことなのです」

元同級生とは言え役人と建設業者の関係だろうが。
 だからジャンは建設会社に入ったんだよな。
官僚に友だちがたくさんいれば、コネを使って有利な条件で事業を受注できるからよ。
 首相や大統領にさえなれる道を蹴って建設会社に入ってるんだ、
そりゃ相当なうまみがあるんだろうぜ。
http://fban.blog9.fc2.com/blog-entry-48.html#comment1857

83 :吾輩は名無しである:2010/10/18(月) 11:57:46 .net
モンマルトルの道路陥没で死者

1909年10月31日(日)

恐ろしい事故が31日夕刻、パリ18区モンマルトルの丘の西側斜面、ダムレモン街とトゥールラク街の角で発生した。
道路の一部が長さ6mにわたって陥没し、通行人2人が生き埋めとなったのである

救出の試みは断続的に続けられた。
地区警察署のデュピュイ署長、地区消防署の署長をはじめ、
警視総監のレーピン氏、県知事秘書官のローラン氏、18区選出の国会議員マルセル・サンバ氏などが現場を訪れた。

http://france100.exblog.jp/14757983/

84 :吾輩は名無しである:2010/10/21(木) 18:17:10 .net
『パリ』出版されますね。読んだ方いらっしゃいますか?

85 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 12:17:57 .net
『ルールド』『ローマ』は?

86 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 16:07:06 .net
>>85 わからないんです。『パリ』は11月下旬に出るみたいで・・・ 予約するかどうか悩んでいます

87 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 16:27:43 .net
パリ、ルールド、ローマって小説ですか?
ルーゴンマッカールではないわけですよね?

88 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 16:30:46 .net
『パリ』は三部作の3作目で、前の2作を読まなきゃねえ。

89 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 16:37:21 .net
ルーゴン=マッカールのあと、ゾラは『ルールド』『ローマ』『パリ』
から成る三都市双書と『豊産』『労働』『真理』『正義』から成る
四福音書を書いた。ただし、『正義』は作者の死で書かれなかった。
すべて小説だが、世評はあまり高くない。

90 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 17:06:25 .net
>>88 じゃあ、なんでいきなり『パリ』? 出版社は何を考えてるんだか・・・

91 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 17:21:32 .net
『火山の下』と同じ白水社のシリーズで上下巻で7000円近くする。
ピンチョン『逆光』より安いが、果たして売れるかね?

92 :吾輩は名無しである:2010/10/22(金) 23:33:53 .net
ルーゴンは全冊買ったが、『パリ』は買うか迷うね。

93 :吾輩は名無しである:2010/10/25(月) 01:45:03 .net
まあ、ストーリー的には、『ルールド』『ローマ』はつまらないね。
『パリ』が一番面白い。この作で結ばれる主人公夫婦の4人の子供が
次の連作の各主人公になるという趣向だ。

94 :吾輩は名無しである:2010/10/25(月) 07:30:41 .net
テレーズラカン初めて読んだけど面白かった(´∀`)
巻末に載ってた誰もこの作品の意図をわかってねーよてゾラの手紙とかも笑えた

95 :吾輩は名無しである:2010/10/26(火) 08:52:12 .net
『巴里』(全2冊)、杉田次郎訳、春陽堂世界名作文庫、昭和8
をかなり前から持っているが、読むと本が解体してきそうなほどボロだったので、
読まずにいた。新訳を買って読むことにする。

96 :吾輩は名無しである:2010/10/29(金) 22:16:07 .net
時々稠密なクソリアリズムの小説を読みたくなることがある。
そんな時、まず思い浮かべるのがゾラだ。
ルーゴン=マッカール20巻が手許にあり、
いつでも読めるのは幸せだ。

97 :吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 09:53:54 .net
ゾラの同時代の時点ならともかく、今時、クソリアリズムといって
思いつくのがゾラという人も珍しかろうな。
もっと緻密なクソリアリズムはいくらでも出たわけだし。
結局、ゾラしか読んだことなかったりしてw

98 :吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 00:20:34 .net
そんなわけねえだろ、ボケ!

99 :吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 00:42:42 .net
ロブグリエあたりを思いつけば玄人(笑)だと思ってもらえるんですか?

100 :吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 00:52:33 .net
100ゲット
セリーヌはゾラを称揚した。

101 :吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 13:19:03 .net
>>99
ロブグリエのどこがリアリズムというのかなあ。
どこまで頭が悪いのか、際限の無い、無際限莫迦だと思ってあげます。

102 :吾輩は名無しである:2010/11/03(水) 23:18:00 .net
今となってはロブグリエはけっこうリアルに思える

103 :吾輩は名無しである:2010/11/04(木) 04:24:23 .net
リアリズムじゃなくて「クソ」リアリズムなら割と当たってるんじゃないの>ロブグリエ

104 :吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 14:09:34 .net
『嫉妬』最高だぜ。

105 :吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 14:50:06 .net
『嫉妬』、フランス語ができないけど日本語訳は嫌なので
英訳で読みました。英訳題名”Shit”って同じジャン日本語と。

106 :吾輩は名無しである:2010/11/06(土) 01:46:09 .net
客観と主観の境界が曖昧になって、官能的になる、文学の醍醐味!

107 :吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 14:55:41 .net
「獣人」重いぜ

108 :吾輩は名無しである:2010/11/09(火) 01:36:06 .net
本の重さか?内容?

109 :吾輩は名無しである:2010/11/10(水) 10:15:21 .net
ルーゴンマッカールをすべて読破してやろうと決心しました。
なんだかうれしいです。

110 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 13:59:07 .net
決心だけで終わらないように。

111 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 18:52:07 .net
決心するときが、一番楽しいんだよ

112 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 19:00:10 .net
読んでいるときに愉しまなくちゃ。

113 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 20:34:06 .net
>>112
読書経験の浅い人だね

114 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 22:07:56 .net
↑エラソーな奴だな。

115 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 22:17:13 .net
↑卑屈な奴

116 :吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 23:01:57 .net
>>109
論創社の? それとも仏語で?

117 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 10:40:40 .net
>>113
つまらないこと書いて、今、後悔していますね、わかります。

118 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 11:41:05 .net
プレイヤードで。

119 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 11:54:53 .net
最近発見したんだが、神奈川県立図書館にはプレイヤード叢書が沢山ある。

120 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 11:56:46 .net
>>117
起きたんですね。わかります。

121 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 12:20:15 .net
ゾラを探せ!

http://farm3.static.flickr.com/2210/2201280431_e26a2d4330.jpg

プレイヤード叢書って、以前は岩波文庫みたいなものを想像してたんだよ。
実物を見たら、箱つきのハードカバーで、ちょっと驚いた。

122 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 13:55:12 .net
↑高そうだ。一冊幾らくらいするの?

123 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 14:09:38 .net
>>121
プレイヤッド叢書は、テキスト校正やとりわけ詳細さいな注によって、
研究者にはうってつけの叢書です。

124 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 15:28:03 .net
人の性格は遺伝で決まる、とか、いまだったら袋叩きだよね

125 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 16:26:26 .net
>>122
50〜60ユーロ

126 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 18:39:28 .net
ということは6000〜7000円か。高い。富裕層しか買わないな。

127 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 19:13:52 .net
大学、図書館相手の商売なのかな?

128 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 20:33:51 .net
pleiadeは高いけど、たとえばゾラの1巻は5冊の小説が入っているからね。
それに詳細な注はそれだけで買う価値があるほど。

129 :吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 22:20:58 .net
でもねえ、薄紙で辞書めくってるみたいな感覚でねえ
2段で組まれちゃあページがなかなか進まないしねえ(笑)
それに重いしねえ・・・・・結局よむのはフォリオやポッシュ。
わしわし掴んで電車の中でわしわし読めるからね〜


130 :吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 11:40:30 .net
>>129
とかいってるけど、家の収納スペースが圧迫されてくると、
プレイヤードのありがたさがわかってくるぜ
ポイントは正式な全集ってこと

131 :吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 12:11:18 .net
筑摩の世界文学大系みたいなものか

132 :吾輩は名無しである:2010/11/15(月) 11:42:43 .net
本当は世界中を見渡せばどれだけ自分たちの国が恵まれているかなんてフランス人だってわかっているはず。自分たちは怠け者だとも公言する人が多いし。

しかし、それでも、ダダこねまくって騒ぎまくって、我を通そうとするところがフランス流。

そして、それが実現しなかったとしても、我を通すために大人でもだだをこねるのが大切と思っている、と私はみているが。

私は本当にこういうところが好き。

デモりまくって、テロはよしてほしいけど。

日本では、大人は死んだ魚の目をして、私が住んでいた頃は、五木寛之の本なんかがはやったけど、ああいう物を読んでせめて自分を励ます社会、悲しいね。

こんな事言っても、日本人は、ぶっちぎるどころか、リーダーシップも主張もあまりないし、ダダもこねず抵抗もせず、日本が地図から消滅する日が来たとしても静かにフェードアウトしてくような国民性だと思うけど。。。涙

Brendaさんのブログはこちら→http://ameblo.jp/brenda0/

http://gekkankiroku.cocolog-nifty.com/edit/2010/11/brenda-5bce.html

133 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 02:16:09 .net
むかし春陽堂から出たモーパッサン全集がやはり辞書みたいに薄い紙に
細かい字が印刷されていたな。あれはプレイヤードを真似たのか。

134 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 02:23:35 .net
国書の「ゾラと世紀末」にルーゴン=マッカール20作のプレイヤード版
のページ数が載っている。最長が『壊滅』の518ページ、最短が『夢』
の188ページということだ。

135 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 07:29:28 .net
夢が一番短いのなんてページ数なんか見なくても一目でわかるだろw

136 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 10:11:27 .net
>>131
私も10冊ほど持っているが、プレイヤード版はもっと学究的。
ゾラやバルザック等々など、筑摩に比べ、それぞれ個人全集並みにそろえているし、
それに何より詳細な注解(ヴァリアント、異文なども記されている)が付されている。
並はんばな注解ではない。日本ではこの手にあたる叢書はなく、
フランス文学研究者には必須の叢書。テキストも最も信頼できるとのことだし、
表紙も革製の本格派。
ただし、私はそれほどこの叢書は好まない。私にはこれほどの詳細な注は必要ないし、
小さい本よりは大きな本を好むので(プレイヤード本は小さな本です)。
私の所有する全集はcercle du livre precieux版で全15巻。
字がプレイアード並に小さいのが難点だが、しかし、注も適度な量だし、それになにより、
豊富なイラスト、及び当時の写真が盛り込まれているのが魅力的。

137 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 12:20:57 .net
cercle du livre precieux版のゾラ全集ということですか?
いつごろでた物ですか?一冊の値段はいくらくらいですか?
よろしければ教えていただけないでしょうか?

138 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 15:24:32 .net
>>137
出版は1960年代の後半。
値段は今、古書店のサイトで調べてみたら、110ユロ〜510ユロあたりですね。
http://www.marelibri.com/
かなりばらつきがありますが、高い方がいいとは限りません。
フランスのebayでときどき100ユロあたりで出品されているときがあります
(現在は250ユロのがありますが、これはebayとしたら高すぎます)。
送料はいくつかあり、書留なし40ユロ、書留あり80から120ユロあたりでしょうか?
売り手は一番高い方法を提示してくる場合ありますので、購入されるのならご注意ください。
また、古書店からの購入でしたら、
送料とともに写真を3〜4枚送ってもらうようにした方がいいですよ。

私はきれいな本革装丁の、それも背だけではなく。本の角も革の書籍を
収集しております。すでにbalzac, maupassant, Flaubert(すべて1910年前後の出版)、
Hugo(こいつは19世紀の半ば過ぎの出版、hugoがまだ生きていたかもしれない・・・)
等々の全集を購入しました。
この、cercle du livre precieuxのzolaは、表紙全部が革製なのですが、本革ではなく、
いわゆるsimili-cuirといわれているやつで、本来なら購入しなかったのですが、
前にも書いたとおり、登場人物のイラストもそうですが、それ以上にzola当時の
風俗に接することのできるイラストや写真が豊富に挿入されていますので、すでに
所有していた、こちらは本革のきれいな装丁の本でしたが(イラスト、写真なし)、
それらを手放したほどです。
以上、ご参考までに。

139 :吾輩は名無しである:2010/11/16(火) 15:54:24 .net
ふ〜ん、60年代ですか。
そうすると皮装といっても、仮綴本をユ−ザ−が買った後
装丁させたもんですかねえ、かっこいいですねえ。

あ、古書サイトこれから見に行ってきます。
ありがとうございます。

140 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/16(火) 16:11:58 .net
それって本棚に並べる目的で買うんですか?

141 :139:2010/11/16(火) 16:35:50 .net
ぼくは買いませんよ見るだけ。
買うお金もないし、置く場所もない。

ゾラはペーパーバック(FOLIO他まぜこぜ)でだいたい揃ったし。

142 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/16(火) 18:28:39 .net
ネットで読めるのではないですか?

143 :吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 00:07:06 .net
鹿島茂が降臨してんだよ、鈴木w

144 :吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 09:44:27 .net
電車で読むから。ipadまだもってないしね。

145 :吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 13:40:18 .net
ビブリオマニアの気持ちなどわからないし、
電子化歓迎だけど、
プレイヤードのサイズは十分それに対抗しうると思う
家が超狭い極貧だから痛感する

146 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/17(水) 14:17:44 .net
持ち歩くんすか…

147 :吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 14:46:08 .net
当然

148 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/17(水) 14:57:28 .net
気合い入ってますねえ。俺は基本的に文庫本しか持ち歩かないですわ。

149 :吾輩は名無しである:2010/11/18(木) 11:12:24 .net
プレイヤッドは重たいから持ち運ぶと意外に痛みやすい。
スグ腰がゆるくなっちゃう。

>家が超狭い極貧だから痛感する
嘘をつきなさい。極貧の人間はプレイヤッドなんて買えない。
おめえ、貧乏人をバカにしてるな、いまにバチがあたるぞ。




150 :吾輩は名無しである:2010/11/18(木) 11:48:44 .net
>>149
修士で断念した程度の貧民だよ
お前こそ貧乏人を馬鹿にしている

151 :吾輩は名無しである:2010/11/18(木) 15:44:21 .net
貧民は修士など行ったりしない。できない。
いい加減に貧民をおちょくるのはやめろ!

152 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/18(木) 16:44:31 .net
俺の金のなさは半端じゃないぜ。消費者金融に借金があるレベルだよ。あんたら俺に勝てるの?

153 :吾輩は名無しである:2010/11/18(木) 16:53:26 .net
>>151
学費全部借金ですよ
あなたこそ階層差を固定する発言だ

154 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/18(木) 16:54:37 .net
年利数%の借金なら俺だっていくらでもしたい!しかも奨学金なんていくらでも踏み倒せるじゃん。美味しいよー。

155 :鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/18(木) 17:20:16 .net

     ∧_∧
 ピュー (´・ω・`) <これからも鈴木。鈴木を応援して下さいね。にせものちゅーい
  =〔~∪ ̄ ̄〕っv
  = ◎――◎

156 :吾輩は名無しである:2010/11/18(木) 19:25:12 .net
なぜ赤の他人に迷惑ばかりかけるんだ、関西人は! どうして犯罪しても罪悪感を感じないんだろう。

157 :吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 13:58:45 .net
>145
極貧って、今の職業は? 月給いくら?

158 :吾輩は名無しである:2010/12/04(土) 15:12:43 .net
『パリ』出たね。

159 :吾輩は名無しである:2010/12/12(日) 02:41:37 .net
高いよね。

160 :吾輩は名無しである:2010/12/12(日) 20:56:44 .net
なかなか文庫本にならないね

161 :吾輩は名無しである:2010/12/12(日) 23:51:39 .net
文庫はあきらめた方がいい。単行本を買えないなら、図書館だな。

162 :吾輩は名無しである:2010/12/14(火) 02:09:48 .net
『パリ』買おうと思えば、買えるけどあまり魅力を感じない。
買っても、積読だな。

163 :吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 14:05:31 .net
そろそろ鹿島さんお勧めの『ボヌール・デ・ダーム』を読もうかな。

164 :吾輩は名無しである:2011/01/03(月) 09:06:11 .net
藤原書店の「金」と「ダーム百貨店」と論創社の「ルーゴン閣下」を買った。
これでルーゴン・マッカールは全巻揃った。未読がまだ8作あるが・・・

165 :吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 18:18:59 .net
ゾラの「居酒屋」を読んでますが、思い切り鬱な内容ですね
他の作品もこんな感じなのでしょうか?

166 :吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 19:26:24 .net
そうです

167 :吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 19:30:53 .net
制作の前半はとっても爽やかだよ

168 :吾輩は名無しである:2011/01/15(土) 02:24:57 .net
『ごった煮』や『金』は鬱ではない小説。前者はSEX、後者は金儲けの話。

169 :吾輩は名無しである:2011/01/15(土) 06:32:09 .net
百貨店やパスカルはハッピーエンドといっていいでしょ
生きる喜びやジェルミナール壊滅とかも最後に希望はあるし
居酒屋くらい徹底的に救いがないのって獣人くらいではw
個人的にはプラッサンの征服が好き

170 :吾輩は名無しである:2011/01/15(土) 06:50:33 .net
私は>>165ではないのだが、やはり『居酒屋』を読んで陰々滅々たるな気分になって、
こんな話ばかりだったら嫌だなあと思って、ゾラを敬遠していました。
そうではないらしいので、積読になっていた『ナナ』を読みます。

171 :吾輩は名無しである:2011/01/15(土) 07:08:59 .net
自分も居酒屋最初に読んで欝になって何年もゾラ敬遠してたので分かるよ
ナナは…まあ主役はあれな事になるけど名作なので最後まで読んでほしい

172 :吾輩は名無しである:2011/01/15(土) 12:03:19 .net
『居酒屋』はフランスでも人気が高いらしいが、不思議だね。
貧乏な庶民の生活をトリビアルに緻密に描いていて、息が詰まるほどなのに。
新潮文庫がこれと『ナナ』をろくに売れてないのに絶版にしないで刊行
しているのには頭が下がるけれど、もっと面白いゾラの小説がたくさんあるのに
文庫で出ていないために読まれないとしたらもったいないことだと思う。

173 :吾輩は名無しである:2011/01/16(日) 19:56:24 .net
基本マッカール系は貧乏悲惨な道にいくことが多い
ルーゴンはそうでもない

174 :吾輩は名無しである:2011/01/30(日) 19:55:35 .net
叢書20作持っているが、まだ半分程度しか読んでない。
死ぬまでに全作読めるか不安。他の作家も色々読みたいのがあるし。
早く隠居したい。

175 :吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 22:19:51 .net
『パリ』読んだ?

176 :吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 01:56:50 .net
読まない。

177 :吾輩は名無しである:2011/02/17(木) 02:01:35 .net
『パリ』上下巻16時から一気に完読
ワーキングプアの悲惨な境遇やブルジョアの裏事情に定評のある
いつものゾラさんでした。

ゾラさんがフランスでなく現代日本に生まれてたらこの作品の舞台は
現代の東京に、登場人物と爆弾犯人を日本人に置き換えても余裕で芥川賞
を貰ってそう。

178 :吾輩は名無しである:2011/02/17(木) 17:01:16 .net
四福音書叢書って小説なの?
労働とか真理正義とか思想書っぽいタイトルだけど

179 :吾輩は名無しである:2011/02/17(木) 19:50:40 .net
>>174
ゾラの小説は結構面白いから、
その気になれば一気に読めるぞ。
今は新訳が出てきて本当にいい。
十年前くらいまでは旧字体の訳を読んでいた。

180 :吾輩は名無しである:2011/02/19(土) 17:41:58 .net
昔のフランス文学イメージが途絶えてくれたおかげで、
ようやくゾラをちゃんと読める環境になってきたって印象だな

181 :吾輩は名無しである:2011/02/22(火) 17:38:01.21 .net
一番有名なのが居酒屋ってのが日本であんま人気ない理由じゃね
欝すぎてあとはもう読みたくないって人が多そう

182 :吾輩は名無しである:2011/02/24(木) 01:09:43.02 .net
a

183 :吾輩は名無しである:2011/02/25(金) 07:36:53.13 .net
居酒屋は鬱だ鬱だという先入観持って読んだせいか
むしろそういう面よりも生き生きとした庶民のたくましさが印象に残った

184 :吾輩は名無しである:2011/02/25(金) 13:39:59.23 .net
洗濯場の乱闘はワロタ

185 :吾輩は名無しである:2011/02/26(土) 00:13:29.17 .net
ルネ・クレマンの映画でも、乱闘シーンは凄かった。

186 :吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 20:20:41.86 .net
最後の方でほこりにまみれてもう何もする気も起きなくて
周りが気づかないまま餓死ってのがな…
現代日本でも年寄りとかでよくあるよな

187 :吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 00:45:14.61 .net
『居酒屋』がいちばん有名なのは日本だけではない。
ヨーロッパでも同じだね。
これを面白がれる人は相当な読み巧者だ。

188 :吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 03:41:54.01 .net
孤独死、無縁社会はまさに現代日本そのものだ。
ゾラは現代日本を予言していたとは偉いねえ。

189 :吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 09:53:07.54 .net
底辺都市生活者の宿命だし

190 :吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 17:35:33.60 .net
百貨店が一番好き
店の話面白いし終わり方がハッピーでいい

191 :吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 11:57:35.25 .net
ハッピーでいい
ハリウッド映画かよ

192 :吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 21:06:51.42 .net
他の作品が欝エンドが多いからね

193 :吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 21:34:22.19 .net
生きる喜びがいいな。

194 :吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 21:49:29.49 .net
パスカル博士が好きだな。

195 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 08:08:38.37 .net
生きる歓び同意
ポリーヌマジ天使

196 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 10:52:32.62 .net
『生きる喜び』は是非文庫化してみんなに読んでもらいたい。
絶対日本人好みだと思うなあ。海辺のポーリーヌ(ロメール?)の健気さ!

197 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 12:07:25.88 .net
ポリーヌがただの聖女キャラっていうわけでなくて
内心ドロドロした部分も抱えてるのに
自分に打ち勝って希望を無くさないっていうのがとても良い

198 :吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 13:20:18.64 .net
そうだね。派手な群衆描写はひとつもない。
ひとつの家庭の日常的ないざこざを描くだけという平凡な題材だが、
だからこそゾラの描写のパワーが漲っているのがよく分かる。
人物の心理描写においても、これだけ的確な作品はあまりないのでは。

199 :吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 01:38:02.35 .net
『壊滅』は炎と血の黙示録だな。全編赤のイマージュが氾濫している。

200 :吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 01:42:30.83 .net
『夢』は白のイマージュだ。

201 :吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 22:29:19.62 .net
『獣人』・・・「寝取られ」「鉄道」「不倫」「リョナ」
序盤と終盤の悲劇へ向かう疾走感は面白いけど、描写と伏線を丁寧
にしすぎて中盤あたりで読むのだれてくる。
TVの2時間サスペンスドラマにすると「リョナ」パートがかなり削られそう。


202 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 06:36:17.52 .net
獣人はフロールの全裸仁王立ちがクライマックスだな

203 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 11:10:16.41 .net
おまえらwww

真面目な話、ゾラは大衆小説的な楽しみにも満ちているのがいいよな


204 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 18:00:42.69 .net
面白いからもっと沢山の人に読んで欲しいが
文庫になってるのが少ないからな…
本屋にもあんま置いてないし

205 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 19:52:55.37 .net
漫画化すれば多くの人に読んでもらえるだろうけど少年誌はまず無理
『ボヌール・デ・ダム百貨店』ならなんとか少女漫画の枠に収まるかな

206 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 21:27:08.60 .net
>>204
文庫は読みつくしたから、ハードカバーに手を伸ばそうと思ってるんだけど、
大体4000円近くしてきっついなぁ
幸い遠方の図書館にあるみたいだから借りて読めるけど、やっぱり手元に置きたい

207 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 22:24:11.77 .net
昔の仏文ノリだと一段格下って扱いだったからなあ
フローベールとかなら蓮實重彦とかああいうイメージもあったんだが

208 :吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 22:37:01.85 .net
木の家系図が好き

209 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 00:10:38.12 .net
今ならフローベールよりゾラを読んでる方がいかしてるよ。

210 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 01:04:11.33 .net
実験小説論とかも、昔は芸術の香りがないとか言われてたけど、
俺はけっこう好きだ
クロード・ベルナールを援用するとかナイス

211 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 01:19:36.82 .net
そのうち四福音書叢書とかも新訳が出るんだろうか
それまで待てないから、あらすじとか概略くらいは知りたいんだけど、
日本語で読めるサイトか本はないだろうか

212 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 01:23:19.62 .net
英語かフランス語のサイトをとりあえず翻訳して読めばいいのでは

213 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 01:34:09.45 .net
『ゾラと世紀末』清水正和著 国書刊行会 これがお勧め。
ゾラの全作品のあらすじとこの本が刊行された時点での全邦訳が載っている。

214 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 01:45:14.00 .net
タイトルにはあまり惹かれないけども

215 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 09:21:20.92 .net
ゾラの映画ってどうなの?

216 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 10:41:23.14 .net
マルセル・カルネの「嘆きのテレーズ」とルネ・クレマンの「居酒屋」は傑作。
ともにキネ旬ベスト・ワン。他にも映画化は非常に多い。

217 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 18:37:32.75 .net
ルノワールの『ナナ』も傑作。
ナナは"ちあきなおみ"みたいだが、ルノワールの奥さん。
腋毛も生やしている。

218 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 18:52:08.82 .net
ルノワールならば『獣人』だろう

219 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 18:52:54.04 .net
映画と相性が良い作家だと思う

220 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 20:04:39.77 .net
でもやっぱ本のがいい

221 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 21:53:48.18 .net
伝記映画もあったよね
TSUTAYAにあったから借りるか迷ったけどやめた

222 :吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 22:52:25.87 .net
>>213
どうも
絶版っぽいけど幸い図書館にあったから、借りてみる

223 :吾輩は名無しである:2011/03/09(水) 00:30:40.27 .net
割と最近では「ジェルミナール」が映画化された。
ジェラール・ドパルデュー主演。
40年くらい前、アラン・ドロン主演で「獲物の分け前」が映画化された。

224 :吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 02:33:57.92 .net
ちなみに清水正和は岩波文庫『制作』の訳者ね。

225 :吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 17:31:26.24 .net
愛の一ページ読了
なんだこの母親は…
自分だけちゃっかり幸せになって…

226 :吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 18:52:00.80 .net
>>213
オレも図書館で借りました。国書刊行会の本だけあって面白い。

227 :吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 00:44:56.81 .net
俺は持っている。よく読み返す。もう20年になるのか。

228 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 09:23:05.63 .net
「ゾラと世紀末」読了。これからダーム百貨店を読みます。

229 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 11:27:19.67 .net
俺も次に読むゾラは百貨店と決めている。
いつになるか分からんが。

230 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 11:32:41.91 .net
あっ、百貨店はごった煮の続編ね。

231 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 14:33:39.68 .net
『ごった煮』はたしかジッドが好きな小説だったな。
あの中産階級のセックス絵巻は妙にリアルで、
フランスの生活の細部を覗き見した気分だった。

232 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 16:01:54.30 .net
ルーゴン・マッカール叢書のオチが近親相姦エンドってマジ?

233 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 16:09:44.17 .net
1巻から広がっていった家系が20巻で閉じられる。

234 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 16:14:24.28 .net
>>232
第20巻「パスカル博士」は、叔父と姪が子供をつくる。

235 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 20:04:07.06 .net
エロいな
読むか

236 :吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 21:43:28.00 .net
そういえば、ルーゴン・マッカールの1巻から6巻はほとんど話題に
ならないな。読んでる奴少なそうだしな。
『プラッサンの征服』が一番好きなんて奴いる?

237 :吾輩は名無しである:2011/03/13(日) 00:09:46.50 .net
一番じゃないけど好きだな、「プラッサンの征服」。
ゾラはワグネリアンだったと思う。

238 :吾輩は名無しである:2011/03/15(火) 09:28:47.58 .net
ジェルミナールを岩波文庫で読んでいる。これで叢書は13作目だ。
やはり最高傑作の名に恥じない内容だな。

ルーゴン・マッカール以後にゾラが書いた長編7作は
パリが白水社から新訳で出たわけだが、他の作品も
光文社新訳古典文庫あたりから出ないものかねぇ。




239 :吾輩は名無しである:2011/03/15(火) 20:53:51.67 .net
>>236
一番じゃないけど好き
最後の盛り上がりはやばい

240 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 01:25:18.43 .net
『制作』って、どうなの?

241 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 06:06:11.64 .net
>>240
後半、ゾラる。

242 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 08:26:52.01 .net
>>240
後半で主人公が自殺。その妻は廃人になる。

243 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 11:30:35.74 .net
ゴッホと絶縁するきっかけになったあれか

244 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 12:27:25.24 .net
セザンヌだよ。

245 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 12:30:00.11 .net
ゴッホw

246 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 13:47:16.18 .net
『制作』はバルザックの『知られざる傑作』に対抗して書かれた
芸術家小説。両作家の違いが明瞭で面白い。

247 :吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 21:24:40.40 .net
『ジェルミナール』そんなにいい?
力強い作品だが、繊細さに欠ける。
主人公エチエンヌの人格、思想が描けておらず、
ストライキのリーダーとしてのリアリティが
感じられない。陰惨な挿話も多く、げんなりする。

248 :吾輩は名無しである:2011/03/21(月) 18:20:28.03 .net
>247 主人公の恋敵のキャラが立ってるとこがいい。恋敵視点で読むと
面白い。

249 :吾輩は名無しである:2011/03/21(月) 20:56:08.57 .net
どこかのブログで『ジェルミナール』のことを、
資本家と労働者という普遍的問題を描いた作品、
と評価していたな。

250 :吾輩は名無しである:2011/03/24(木) 21:23:17.43 .net
『回想のセザンヌ』読んだら本当に『制作』のこと根に持っててワロタ
ゾラのことボロクソや

251 :吾輩は名無しである:2011/03/25(金) 22:29:13.83 .net
エチエンヌの人格がよくわからんてのは同意
まああの話は群衆描写が評価されてるんだろうね
男の登場人物だとオクターヴとかサッカールが好きかな

252 :吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 01:02:25.67 .net
ポーリーヌが好き♡

253 :吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 12:02:54.29 .net
エチエンヌは前半(岩波で言うと上巻)で旅人して登場して中盤になって、急に社会主義の指導者になるから
そこに違和感があったな。勉強したことは書かれてるが、かなり素っ気無く書かれてて
なぜプルードン(だったけな)的な無政府主義に至ったかが強引に感じた。
ゾラにとって作品の主題は闘争だったのだろうから、已むを得なかったのだろうな。
読者を退屈させてもいけなかったのかもしれんし。
ジェルミナールの真の主役はマユ家の爺さんか女房かもしれん。長文すまん。


254 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 00:55:17.81 .net
『ジェルミナール』が最高傑作という評価は謎だ。
一体どこがいいというのか?
労働問題を描いているから、左翼が過大評価したのか?

255 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 01:17:26.98 .net
サヨク憎けりゃゾラまで憎いってか

256 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 01:44:13.82 .net
サヨクは好きではないがジェルミナールは傑作だと思う。
サヨク憎けりゃゾラまで憎いってのは確かに野蛮な考え方だ。

257 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 07:31:06.29 .net
制作が一番好き
しかしクロードパリの胃袋から変わりすぎw

258 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 08:43:57.12 .net
エンゲルスがマルクスお気に入りのバルザックとゾラを比較して
ゾラを批判するような文章書いてたから
マルクス主義者からの評判は頗る悪いぞ

259 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 09:46:12.29 .net
それでも資本家と労働者の問題、とか言っちゃうサヨク。

260 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 12:37:04.33 .net
文学作品を読む時に右とか左とか気にすんの?

それも作者が左翼かどうかですらなく
その作品を評価している連中が左翼かどうかを?

別板で高名なネトウヨ様なのか知らんが
自分自身の選球眼にどれだけ自信がないんだ

261 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 20:10:26.76 .net
>>260
人が文学作品を読むとき何を気にするか、お前が気にしているようなものじゃないか?

262 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 20:42:17.41 .net
ゾラの空想的社会主義の傾向が極まったのはやっぱり四福音書叢書なんだろうか

263 :吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 21:10:24.04 .net
セリーヌもサルトルも好きな俺には関係なかった

264 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 02:33:40.59 .net
その作家・作品がどういう人に支持されてきたかを知るのは
どのように受容されてきたかを知ることでもあるから
紋切り型の読解に囚われないためにも気にして当然だろ。ゾラなんかは特にそう

265 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 07:39:02.24 .net
↑レス番指定できないカス

266 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 07:56:31.56 .net
専門版ってこういうどうでもいいことに固執するアスペ多いよね
sageなかったら顔真っ赤にして怒る奴とか

267 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 08:08:38.64 .net
>>265
おまえもな

268 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 10:00:26.48 .net
>>265
反論されるのが怖いだけのチキン、というだけ

269 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 17:48:30.52 .net
スレの流れからふと書いただけで特定の誰かへのレスじゃないのに
勝手に誰かへのレスということにされて変な難癖を付けられたでござるの巻

270 :吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 23:59:39.16 .net
2chでチキンと言われて悔しいか?

271 :吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 00:02:20.75 .net
>>269
で、お前はどのレスをしたんだよ

272 :吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 19:05:45.67 .net
カスだのチキンだの、ドストエフスキースレじゃあるまいし

273 :吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 20:39:40.30 .net
どうでもいいから作品の内容の話しようよ…

274 :吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 20:44:44.91 .net
ゾラは暗くて嫌だ。
借金取りに追われたことの無い人が描く、絵空事の貧乏話だ。

275 :吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 21:25:03.66 .net
貧乏話ばっかじゃないじゃん
ルーゴン系は成功話が多い

276 :吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 22:31:17.47 .net
『ボヌール・デ・ダーム百貨店』明るい成功話。

277 :吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 10:01:28.72 .net
>>274
知ったかぶりはやめましょう。大臣にまで出世する奴もいるのです。


278 :吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 17:10:53.64 .net
>>275-276
でも、ゾラは暗い。明るい話でも、なんか暗い。
暗い話でもなんか明るいバルザックとは対照的。

279 :吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 18:22:24.91 .net
居酒屋みたいな暗い話でもオレなんかラヴェルの音楽みたいな
華麗さを感じてしまうのだが。

280 :吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 20:58:13.89 .net
気分が落ちこむような暗さはない。
悲惨な話を扱っても、人間の生きるたくましさを感じる。

281 :吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 21:31:40.68 .net
暗いというか意地の悪さは感じるなw

282 :吾輩は名無しである:2011/04/03(日) 09:06:34.69 .net
作者の意地悪さだね

283 :吾輩は名無しである:2011/04/03(日) 20:16:18.50 .net
>>278
そういう批判は昔も今もある。
>>278のように感じる人はゾラのよい読者ではない。
>>289-280のように感じる人だけが、ゾラを読むことが出来る。

284 :吾輩は名無しである:2011/04/05(火) 01:27:44.24 .net
作者が意地悪い人間とは思わんな。ドレフュス事件のこともあるし。
しかし、芸術上、人間を冷徹に捉えようとしたとは考えられる。

285 :吾輩は名無しである:2011/04/08(金) 01:48:48.98 .net
好きな作家ではあるが、すごい傑作には今のところ出会っていない。
そのうち巡りあえるだろうか。期待しているよ。

286 :吾輩は名無しである:2011/04/09(土) 16:55:23.61 .net
蛸壺屋の「けいおん」同人誌や寝取られ系が好きな人はゾラ作品を読む適性
がありそう。
レンタルで「ゾラの生涯」借りてきた。セザンヌとの同居生活時代が
微笑ましい。

287 :吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 11:14:19.16 .net
「金」読んだ。おもろかった。

288 :吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 17:15:47.62 .net
>>280
同意
悲惨な状況でもなに糞って登場人物のパワーを感じる

289 :吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 19:05:31.52 .net
>>287
経済用語とか難しくなかった?

290 :吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 19:13:06.74 .net
このドロドロ感はテレビドラマ向けだ。

291 :吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 19:17:03.56 .net
経済は仕事柄詳しいから大丈夫だった。
主人公は破産するが、それ以外の結果はあの状況だと考えられないな。
投資の成功の難しさは現代でも同じだ。

292 :吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 20:20:33.07 .net
サッカールは金のあと復活してるけどね
兄貴のがやばい

293 :吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 07:52:41.46 .net
サッカールが復活ってどの作品で?
兄貴の方がやばいってどの作品で?
パスカル博士?

294 :吾輩は名無しである:2011/05/04(水) 02:22:59.88 .net
どれが一等面白い?

295 :吾輩は名無しである:2011/05/04(水) 07:17:38.60 .net
それはあなたが決めることだ

296 :吾輩は名無しである:2011/05/07(土) 16:23:45.29 .net
ゾラのように徹底的に人間の暗部を書いた作家が好きです(もちろんそれだけじゃないんだろうが)
日本の作家でゾラのような徹底して落ちた人を書くひとを教えてくださいおすすめでかまいません

297 :吾輩は名無しである:2011/05/07(土) 23:26:31.23 .net
岩野泡鳴

298 :吾輩は名無しである:2011/05/08(日) 13:06:14.49 .net
ゾラもどきの作家のほとんどは、悲惨さが孤立した現象であることがほとんどで、
じわじわと運命悪化を描く迫力に欠く

人間本性の暴露=自然主義みたいに思われているからだろうけど

299 :吾輩は名無しである:2011/05/15(日) 09:24:48.25 .net
永井荷風の「つゆのあとさき」に一票。

300 :吾輩は名無しである:2011/05/15(日) 14:51:48.52 .net
>>296
砂の女

301 :吾輩は名無しである:2011/05/15(日) 19:36:07.42 .net
>>296
田山花袋の「田舎教師」は地味に落ちた感じでいいよ。蒲団のせいで評価されてないけど。

302 :吾輩は名無しである:2011/05/15(日) 20:19:13.96 .net
日本の自然主義って、人間心理を本能などの欲望部分に解体するものばっかり

そうした人間どもが織り成す群像とかほとんどない


303 :吾輩は名無しである:2011/05/15(日) 21:15:46.32 .net
正直、田山花袋先生が自然主義を勘違いしたとか言って叩かれたのはかわいそうだと思いました。新たな目で評価してあげましょうよ

304 :吾輩は名無しである:2011/05/15(日) 22:40:18.90 .net
欧米の自然主義文学とは科学主義なので
人為(=文明社会)と自然(個人)の対立を主に心理の側面から捉える
日本の自然主義理解は別物だ
一兵卒の銃殺や重右衛門の最後なんかは明らかに後者の部類に属する

305 :吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 14:53:01.01 .net
社会の体系的な把握が必要だよ
基本は詩人のS・クレインだってそのへんはおさえていたし

306 :吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 01:09:41.13 .net
過疎ってんじゃねーよ。

307 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 19:00:14.38 .net
最近、新潮文庫の居酒屋を飼って読もうとしましたが、
三分の一よんで挫折しました。
目次がなく、各章も番号で振られているだけで
どこまでこの日常の描写が続くのかと思うと
とても読了できる気がしません。

308 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 02:54:03.93 .net
>>307
最後まで庶民の日常描写が延々と続く。
その自然主義が当時は目新しくて暴露的で注目を集めた。
今日読むとかなりダルいけどね。

309 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 04:49:07.16 .net
>>307
ページを繰るスピードを2〜3倍にしてみたらどう?

310 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 05:30:15.63 .net
>>308,309
なるほど!少しずつ読んでみます

311 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 06:58:35.36 .net
ナナの方がおもしろいよ。展開はやくて

312 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 09:18:59.40 .net
居酒屋に限らず登場人物多くて一気に読まないと訳が分からなくなりそう

313 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 11:35:44.07 .net
当初は遺伝理論に引っかかってたけど、獣人を読んで映画も見たら、付き合い方がわかって楽しく読めるようになった

314 :吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 14:00:06.20 .net
居酒屋を読めたら、あとは楽だよ。
生きる喜びやごった煮がお勧めだね。

315 :吾輩は名無しである:2011/08/06(土) 10:49:30.61 .net
ルーゴン=マッカール叢書全巻日本語で読めるなんて20年前は想像できなかったな。

316 :吾輩は名無しである:2011/08/08(月) 05:08:54.22 .net
とりあえず獣人とパリの胃袋読んだ、獣人は殺人の云々は置いといて
結構複雑なプロットを破綻なく書き切ってるのは良い
パリの胃袋はかなり気に入った、最後のクロードのセリフは
かなりガツンと来る人多いんじゃないかね

317 :吾輩は名無しである:2011/08/23(火) 18:17:17.75 .net
天然痘をググったら画像出てきた死にたい

318 :吾輩は名無しである:2011/08/26(金) 10:47:47.91 .net
生きる喜びは人気あるんだなあ
登場人物も舞台も小規模なのに

319 :吾輩は名無しである:2011/08/26(金) 15:33:55.77 .net
>>318
日本人の感覚に合う。

320 :吾輩は名無しである:2011/08/26(金) 16:01:10.64 .net
あのねえ、気安く日本人の総体を持ち出さないでください。

321 :吾輩は名無しである:2011/08/26(金) 19:56:51.52 .net
ゾラは群衆描写に定評があってそういう作品が多い中で
小さな家族の少女の心理描写だけに焦点当ててるからいい意味で浮いている

322 :吾輩は名無しである:2011/08/27(土) 03:05:31.89 .net
ゾラ自身は当時の貴族たちの腐敗、労働者階級たちの壮絶な生活を
描写した。膨大な著作によって。それがゾラ自身にとってなんになり得たか。
なんのために書いたのか。

新潮文庫のあとがきで古賀昭一がゾラの成育史に迫っていて、
父親は豪胆で、母親はきわめて繊細で神経質とある。
その性質をうけついだゆえに性格は、内攻的で、外的には違和と隔離があり、
内的には夢想と焦燥があった。それゆえ周囲の環境に適応できず、
学校でも俊敏な英才になりにくい人柄である。
ゆえに詩、絵画、演劇にも挫折し、最終手段としての小説を選んだ。

痛烈なあの本を書いたゾラの精神はどんなだったのだろう


323 :吾輩は名無しである:2011/08/31(水) 01:27:18.30 .net
「居酒屋」読み終わった
終盤、すさまじい憂鬱に襲われたが、
グージェのジェルヴェーズに対する真摯な姿が救いだった

プレカリアートに属するであろう自分自身と、
今この国の日の当たらない場所の暗い部分を連想させられた
そしてこれからもっと酷くなるであろう、労働環境に
絶望した、と同時に足掻こうとおもった

324 :吾輩は名無しである:2011/09/17(土) 01:50:10.68 .net
>>323
あなたのような読み方をされて、多分ゾラは喜んでると思うよ。

自分は、いわゆるバブルっていうんですか? 景気のいいときに子供だったんで
「遠い昔の話、遠い外国の話」と思って読んでしまいました。

とわいえ衝撃は受けたのは事実だし、今でも時に触れて読んでいます。

325 :吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 21:24:02.86 .net
ここで評判がいいから生きる歓びポチってきた
1冊4000円もする小説を買ったのは初めてだ

326 :吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 22:40:29.27 .net
高すぎるよな
全部文庫で出ればもっと読者増えるだろうに

327 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 00:05:48.15 .net
まぁ、「壊滅」、は買って損はしないけどな。

ちくまは「生きる歓び」ぐらいは文庫化して欲しい。
世界文学大系に入ってるわけだし、端本だから1冊1000円以下で入手できるわけだし。

328 :吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 10:28:45.33 .net
俺も筑摩で『生きる喜び』を読んだ。良い訳だね。

329 :吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 18:45:22.64 .net
4千円くらいでガタガタ言うなよ。

330 :吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 23:24:37.32 .net
いや、がたがた言う。

331 :吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 00:48:13.21 .net
俺なんか8万のソープに行くもんね。
20冊買えるな。

332 :吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 01:00:40.39 .net
じゃんじゃん買ってくれ、そうすれば文庫版でコンプリートできる日も来るかもしれん。

333 :吾輩は名無しである:2011/09/30(金) 23:56:35.35 .net
『金』がおもろい。

334 :吾輩は名無しである:2011/10/01(土) 01:23:59.83 .net
ジェルミナールも面白い。岩波文庫版は例によって品切れ状態だが。
久しぶりに、再読してみようかな。



335 :吾輩は名無しである:2011/10/01(土) 02:57:10.81 .net
「ジェルミナール」は俺にはつまらなかったな。
話や細部の描写がオーバーだし、人物造形も納得いかなかった。
中公版の河内清訳で読んだ。

336 :吾輩は名無しである:2011/10/19(水) 10:35:03.06 .net
あげとく

337 :吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 00:27:27.23 .net
ぼぬーる買ってきた 初めてのゾラだ
本当に楽しい読書になりそう

338 :吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 00:54:29.95 .net
>>337
どうしてそれを初ゾラに選んだの?

339 :吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 01:35:26.38 .net
ひまだからじゃないの、ここはどこ場違い?

340 :吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 02:34:41.07 .net
>>338
タイトルが気になって本屋で数ページ立ち読みしたら、一気に引き込まれてしまった



341 :井戸魔神F ◆Tny1JrNujM :2011/11/08(火) 06:05:30.22 .net
ゾーラ、なんだこれは
グリスが固まってんじゃねーか

342 :井戸魔神F ◆Tny1JrNujM :2011/11/08(火) 06:06:07.53 .net
オレたちが這い上がってこれたのは
ミニ四駆のおかげだってことを忘れるな

343 :吾輩は名無しである:2011/11/08(火) 09:44:42.66 .net
ゾラなんか読まなくていいよ…暗いんだから

344 :吾輩は名無しである:2011/11/08(火) 10:25:44.93 .net
ゾラはすごいよな。
フローベールやよりスタンダールより読まれるべき作家、
19世紀文学の最高峰だと思うんだけど、
なんか意外なほど地味な扱いだよな。

345 :吾輩は名無しである:2011/11/08(火) 11:04:34.99 .net
フランスではちゃんと大人気

346 :吾輩は名無しである:2011/11/08(火) 11:43:26.05 .net
19世紀最高峰はネルウ゛ァル

347 :吾輩は名無しである:2011/11/08(火) 23:07:28.99 .net
フランスで、読書とか好きな人の評価は

ユーゴー > バルザック > フローベール > ゾラ

といった感じ。
サンプルは、私の周囲にいた人々。

348 :吾輩は名無しである:2011/11/09(水) 00:44:08.13 .net
デュマは?

349 :吾輩は名無しである:2011/11/13(日) 18:09:29.75 .net
『クロードの告白』読み上げた
無い内定の苦学生に読ませたくなる
学生の情婦の性格描写が容赦無いな

350 :吾輩は名無しである:2011/11/14(月) 20:22:52.16 .net
百貨店に就職する知人に
「ボヌール・デ・ダム百貨店」
勧めた方がいい?

351 :吾輩は名無しである:2011/11/14(月) 22:02:43.34 .net
>>350
女性なら特におすすめ
小売業の職場のドロドロした部分とかよく書けててイイ!

352 :吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 18:56:45.95 .net
百貨店は読後感もいいしな
ラブラブハッピーエンド

353 :吾輩は名無しである:2011/11/26(土) 08:45:49.89 .net
でも一冊五千円は流石にぼったくりじゃあありませんかね?

354 :吾輩は名無しである:2011/11/26(土) 10:31:36.04 .net
高すぎるよなw
何考えてんだよw

355 :吾輩は名無しである:2011/11/26(土) 11:30:06.71 .net
図書館と好事家くらいにしか売れねーからだよ!

356 :吾輩は名無しである:2011/11/26(土) 15:12:00.99 .net
読む人も少ないし、文章は膨大。
となると必然的に値段もなあ

357 :吾輩は名無しである:2011/11/26(土) 23:33:08.59 .net
ルーゴン・マッカール叢書全部揃ってなんぼなのかもしれないけど、
代表作いくつかは文庫で読めるんだし、まあその辺は贅沢言えないかな

358 :吾輩は名無しである:2011/11/28(月) 20:45:44.41 .net
ルーゴン・マッカール1年くらいかけて全部読み終わった時は妙な満足感があった
まあただの自己満足だが…

359 :吾輩は名無しである:2011/12/03(土) 06:35:10.32 .net
夢想つまんね

360 :吾輩は名無しである:2011/12/14(水) 01:27:15.64 .net
安い価格にしてもろくに売れないんだよ。
売れなきゃ出版社は赤字だ。
採算とれる価格にするのが企業として当然だ。
あんまり自分の立場だけで物事を見るなよな。

361 :吾輩は名無しである:2011/12/14(水) 12:15:55.78 .net
takaga issatu 5,000yen ga takai to
guzuguzu iuyouna yatu ha hon-yomi no sikaku nasi
takakute kaenakereba kaeruyouni isshou kenmei hatarekeba yoi



362 :吾輩は名無しである:2011/12/15(木) 02:10:31.72 .net
65000円のソープにしょちゅう行っているおいらからすると
5000円なんぞはした金だぞ。

363 :吾輩は名無しである:2011/12/19(月) 03:22:06.76 .net
http://25.media.tumblr.com/tumblr_lno2z6MDhx1qhj20do1_500.jpg

364 :吾輩は名無しである:2011/12/22(木) 09:22:15.91 .net
人生ソロプレイの方とは違うんです

365 :吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 10:41:27.84 .net
おれは孤独好きだから結婚しない。
おかげで可処分所得が多い。
本も好きに買える。
女も抱きたくなったら若い美人を買う。

366 :吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 12:39:21.90 .net
吐気

367 :吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 13:28:20.92 .net
どうぞ、ご自由に。
人生いろいろだ。

368 :吾輩は名無しである:2012/01/01(日) 19:57:07.07 .net
マンフレート・グルリットなる日本オペラ創成期の立役者がヨーロッパにいたときに作曲した「ナナ」
学者先生はヴェーデキント+ベルクの「ルル」と比較したがるが男を破滅させる女という共通点以外ナナとルルは正反対だ。
ナナの方が人情味に溢れていて明るい。
最近CDも出た。

369 :吾輩は名無しである:2012/01/01(日) 21:14:50.26 .net
ニゾラールに見えた

370 ::2012/01/01(日) 22:30:58.25 .net
ゲスのスレッドを粛清せよ! 関西土人種の血を地上から滅せ。

371 :吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 16:15:56.58 .net
あげ

372 :吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 14:31:18.32 .net
『パリ』読んだ人いるだろうか?

373 :吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 23:31:29.13 .net
最近新訳の出たやつ?
俺は伏字まみれの古本でしか読んだこと無いけど、面白かったよ。
個人的にはジェルミナール、壊滅の次くらいに好きな作品だな。

新訳を買って読んでも後悔しないとおもう。


374 :吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 09:18:36.93 .net
パリは三部作の最後なのがなあ。
全部出してくれないかなあ?

375 :吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 13:20:13.90 .net
他の2作はつまらないから出ないよ。

376 :吾輩は名無しである:2012/02/19(日) 10:42:13.20 .net
そうなのか?
フランス語読めないから、翻訳待ちなんだよなあ。

377 :吾輩は名無しである:2012/04/04(水) 19:38:14.27 .net
ゾラ大好きなんだけど、ナナはあんまりだった

他のと比べてずしっと来ない感じしません?

378 :吾輩は名無しである:2012/04/04(水) 19:43:49.97 .net
だから日本受けしたんじゃないの
ジェルミナールとかの方が俺は好きだけど

379 :吾輩は名無しである:2012/04/04(水) 19:47:28.87 .net
ジェルミナールは俺も好きだ

そうか
ところで、「ゾラは『ナナ』の作家」ってのは日本だけのイメージなんですか?

380 :吾輩は名無しである:2012/04/04(水) 20:12:33.67 .net
日本では、自然主義がとても偏った仕方で受容されたと思うよ
だからじゃないの
私小説中心の文芸にとってはナナは好都合だと思う

男性作家にとっては、娼婦的存在との出会いと別れを描く上で、
女性作家にとっては、自分に向けられた視線を適度に受け入れながら跳ね返すさいのモデルとして

381 :吾輩は名無しである:2012/04/06(金) 11:54:53.38 .net
私小説的なものへの興味でいえば、モデル小説の「制作」がもっとメジャーになっててもよかったとは思うんだ
何よりあれ面白いし

やはり重すぎたのかな

382 :吾輩は名無しである:2012/04/06(金) 12:03:29.53 .net
画学生にセザンヌが受けてた時代だったから、
反発を生んだ可能性もありそう
そのへんよく知らないけど

383 :吾輩は名無しである:2012/04/06(金) 14:28:04.55 .net
そういや上の方にも、セザンヌ自身がかなり根にもってたって書いてたな

話かわるけど、パリの胃袋の年齢関係ってどうなってるの?
クロードとフロランが同世代って変じゃない?

384 :吾輩は名無しである:2012/04/07(土) 16:52:06.73 .net
今から愛の一ページ読みまふ

385 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 06:31:02.72 .net
>>381
私も制作好きだ
前半の青春の輝きが後半でどんどん没落してくのがたまらん
死んだ赤ちゃんの絵を見上げてる場面が一番印象に残ってる

386 :吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 07:47:03.33 .net
いつまで待っても文庫化が進捗しないので、ハードカバーを買おうかな。

オースティン作品ばかりを充実させるちくま文庫は、一体何を目指しているのだろうか・・・


387 :吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 08:36:03.06 .net
オースティンいい作家じゃん
そういう対比の仕方は対立煽りになるからよくない

388 :吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 22:03:09.30 .net
ゾラは日本ではいまいち人気ないからね
好きだけど

389 :吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 22:21:21.90 .net
日本の文芸趣味が感傷に傾くからゾラが後回しにされる

390 :吾輩は名無しである:2012/04/22(日) 08:07:04.22 .net
獣人面白すぎw

391 :吾輩は名無しである:2012/05/01(火) 01:54:02.26 .net
スザンヌと同世代なんだと知って、なるほどな、と思った。

392 :吾輩は名無しである:2012/05/01(火) 11:20:05.17 .net
ゾラも感傷的だと思うけど日本の感傷とは違うな
何が違うか分析してみてよ

393 :吾輩は名無しである:2012/05/02(水) 02:15:12.82 .net
natureと「自然」の違い

394 :吾輩は名無しである:2012/05/06(日) 19:06:47.33 .net
ポール・ブールジェの文芸評論読めばどういう文脈で自然主義が発生したかが分かる
それが分かれば日本の自然主義との差異もみえてくる

395 :吾輩は名無しである:2012/05/16(水) 23:31:05.30 .net
「ナナ」よりも「居酒屋」のほうが日本では一般的じゃないの

396 :吾輩は名無しである:2012/05/17(木) 17:09:30.97 .net
居酒屋がなぜ代表作扱いなのか分からない
あれを最初に読んだせいでゾラの他の作品ずっと読まなかった
まあ何年かして結局シリーズ全部読んだけど

397 :吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 00:25:28.19 .net
日本の文学趣味って、田舎のほうだと新潮・角川文庫の外国文学枠に大きく規定されてたと思うわ
光文社は毀誉褒貶あるけどちょっとその状況を変えている

398 :吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 07:40:03.53 .net
>>397
なるほど、確かにそれは言える

399 :吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 08:53:26.80 .net
岩波は買い切りだからね。
大きな店ですら買うのを躊躇してしまう。
品揃えのために、泣く泣く仕入れている店も。

400 :吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 09:17:27.90 .net
>>398
日本でゾラがしみったれてみえたのは、
新潮が「居酒屋」と「ナナ」だけ出してるせい
あれは逆宣伝だよ
親が文化に詳しくない限り、
新潮・角川イメージを覆すのは難しい


401 :吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 16:57:53.47 .net
とりあえずボヌールを文庫にすれば一般にも読みやすい思うけどな
当時の百貨店の様子が知れて面白いし

402 :吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 19:47:40.64 .net
俺は獣人一択

403 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 02:30:49.61 .net
獣人はいいねえ


404 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 13:57:26.28 .net
生きる喜びだろ?

405 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 15:00:56.86 .net
この3つでいいんじゃね

406 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 15:01:54.33 .net
少なくとも居酒屋とナナばかりが目立ち、
しかも日本の自然主義文学の色眼鏡でつまらなさそうに思われる現状は変えるべき

407 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 17:04:03.52 .net
ルーゴン・マッカールの家計図を見たときこれ全部読んでやると
変な使命感にかられた。もっと知られればはまる人ははまると思う

408 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 17:05:01.24 .net
家系図だった…

409 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 19:56:50.28 .net
ポリーヌがラザールのどこに惚れたのか理解に苦しむ。
どうみてもただのメンヘラヘタレ男。

410 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 21:45:21.73 .net
メンヘラヘタレとの退廃的なセックスは燃えるだろ
ルーゴン・マッカール叢書が示す自然主義とはそういうことだ

411 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 21:57:34.72 .net
>>409
身近にいた唯一の若い男だからじゃね。

412 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 23:35:11.75 .net
>>410
でもポリーヌは処女のまま終わった
ラザールに湯水のように金を注いだのに捨てられて、しかも子供まで育てる
底抜けのお人よしだな

413 :吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 23:36:45.31 .net
>>411
まあそうだろうな
幼馴染という理由意外思いつかない

414 :吾輩は名無しである:2012/05/20(日) 01:52:41.69 .net
出産のシーンがすごかった。小説でここまでリアルに描いたものは初めてだな。

415 :吾輩は名無しである:2012/07/02(月) 06:27:50.74 .net
「金」面白かった

416 :吾輩は名無しである:2012/07/02(月) 10:36:10.61 .net
>>415
同意。『居酒屋』より面白いね。

417 :吾輩は名無しである:2012/07/03(火) 09:27:04.88 .net
>親が文化に詳しくない限り、
   ↑
   ?

  

418 :吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 23:40:42.73 .net
ちくま文庫化を待っていましたが、進捗の様子が皆無なので
単行本をコンプリートします。

ユージェーヌルーゴン閣下、プラッサンの征服、金、の3作品、楽しみだあ( ^ω^)

419 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 18:00:52.20 .net
文庫化なんて期待するだけ時間の無駄だね。
それより読みたい本は即座に買って読むほうが人生楽しいやね。

420 :吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 22:42:15.19 .net
やもめの独り言ですか?w


421 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 16:39:34.19 .net
もっと実のあるレスを返せよ。

422 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 20:41:01.12 .net
当時ドレフュス事件で擁護論を展開したゾラだが、バレスとか民族派右翼はゾラに批判的だったらしい
その辺の政治思想史は面白そうだな

423 :吾輩は名無しである:2012/07/22(日) 20:46:22.96 .net
そりゃ、右翼はユダヤ人排斥を主張するから、左翼のゾラを攻撃するのは当然だわな。

424 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 04:49:02.58 .net
今の日本における在日をめぐる扱いに近い?

425 :吾輩は名無しである:2012/07/23(月) 23:35:09.34 .net
でもゾラがあれだけ科学主義をかかげて遺伝子を過信してたのに民族主義にいかなかったのは何故かを考えると面白い
ドイツはそれでファシズムに向かったろ

426 :吾輩は名無しである:2012/07/27(金) 16:21:06.39 .net
遺伝子を過信しても、どの民族の遺伝子が優秀かとはゾラは考えなかった。
でも、ゾラの意図に反して、その小説はあまり科学的とはいえないと思う。
そうでないところにゾラの小説の魅力がある。

427 :吾輩は名無しである:2012/07/27(金) 19:45:50.56 .net
ゾラが転校生の常としていじめられていたところをセザンヌに助けられて友情が始まったのに
自分が成功してセザンヌが画家として認められなかったのでだんだんセザンヌを馬鹿にしだしたんだよなあ
ひどいよなあ、ゾラは

428 :吾輩は名無しである:2012/07/27(金) 23:12:48.18 .net
人間って、多面的だからね。
良い人、悪い人と区別はできないね。

429 :吾輩は名無しである:2012/08/04(土) 04:32:16.05 .net
壊滅は面白かったけど軍隊の移動する地名は全く覚えられなかった
状況を把握するのはあきらめて、単純にフランス惨敗したと要約した

430 :吾輩は名無しである:2012/08/06(月) 22:10:03.72 .net
プラッサンの征服を読み始めた。
数ページでいきなり嵐の予感w

じっくり読み進めて、このまがまがしい雰囲気を堪能したい。

431 :吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 23:45:01.28 .net
プラッサンの征服、面白かった。
でもムーレが閉鎖病棟に幽閉されるまでの経緯が粗雑な感じがした。
それと、のけもの扱いにされた結果、発狂して
放火犯としてフォージャ家族を焼き殺すというのは唐突な感じがした。

マルトが精神に変調をきたしたのは、肺結核が真因と言われても、御都合主義感が…
漱石ばりに、ムーレが発狂に至る葛藤を描写できていれば、間違いなく文庫化されてるとは思うけどね。

432 :吾輩は名無しである:2012/08/13(月) 14:11:29.30 .net
ゾラにはそういうご都合主義や強引な展開、オーバーな描写が多いと感じる。
そこがバルザックより一段芸術性が落ちる所以でもある。

433 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 10:33:09.01 .net
その辺はバルザックだって相当だろうと思うけどw

434 :吾輩は名無しである:2012/08/16(木) 10:40:45.89 .net
フランス文学の芸術性が高くなった時代というか、
極端に知的な傾向を強めてくる時期というのは、
普仏戦争に負けて、アメリカとドイツが興ってきてから、
ようするにフランスの没落が決定的になってからだと思う。

435 :吾輩は名無しである:2012/08/20(月) 23:17:30.01 .net
今月中に鬱陶しい仕事をこなさないといけない。
(`・ω・´)自分への御褒美として、未読のルー御ンまっかールをアマゾンで買うことにする。

436 :吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 22:27:28.83 .net
残すところ、ムーレ神父、とパスカル博士のみとなった。
買っちゃうよー。

4都市聖書、全部翻訳してくれよ鹿島先生。

437 :吾輩は名無しである:2012/09/30(日) 22:53:18.37 .net
ゾラを読む体力がない…

438 :吾輩は名無しである:2012/10/03(水) 08:29:02.80 .net
ちなみに小説以外の評論とか私は糾弾する!も読んだの?

439 :吾輩は名無しである:2012/10/13(土) 22:12:50.53 .net
夢想を収録した戦前発刊の古本が手元にあるが、カビ臭くて読むに堪えないw
新訳を買うわ・・

440 :吾輩は名無しである:2012/10/18(木) 23:44:08.95 .net
最近BSで「嘆きのテレーズ」っていう映画観た
テレーズ・ラカンを基にしてるそうだが、おもしろかった
原作読みたいのだが、あるのかな?

441 :吾輩は名無しである:2012/10/30(火) 07:38:49.32 .net
>>440
私は藤原書店の初期名作集で読んだよ
岩波文庫でも出てるみたい

442 :吾輩は名無しである:2012/11/01(木) 21:26:54.32 .net
>>441
ありがとう

443 :吾輩は名無しである:2012/11/23(金) 05:31:05.06 .net
>438 本だけ買ってるから3連休の仕事が終わったら読みたい

444 :吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 18:42:53.63 .net
>>440
見逃した。くやしい〜。

445 :吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 02:06:04.70 .net
>>444
NHKBSで1月30日に放送するよ

446 :吾輩は名無しである:2013/01/09(水) 19:45:08.62 .net
>437 百年文庫 巴に短編の『引き立て役』が収録されているよ
あれならページ少ないから体力消耗せずに読める筈

447 :吾輩は名無しである:2013/01/28(月) 02:20:53.74 .net
ゾラってせっかく叢書が
新訳で読めるようになったのに
恐ろしくマイナーなままだよな

「壊滅」は世界屈指の戦争文学だと
俺は勝手に思っている

文庫で手に入るようになったら
流れもまた変わってくるのだろうか

448 :吾輩は名無しである:2013/01/28(月) 06:09:42.34 .net
変わらん

449 :吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 06:24:48.42 .net
>>448
身も蓋もない事言うなよ(´・ω・`)

450 :吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 17:49:43.43 .net
祖国でもあんまり読まれてないんじゃないの?

451 :吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 17:55:19.64 .net
人気あるよ
日本の仏文がオサレ路線なので取り上げないだけ

452 :吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 21:35:02.65 .net
ワイドショーなんかで「○○を食べると血液がサラサラに!」なんて
取りあげられて○○がブームになったりするのがよくあるじゃん
で、そんなブームは当然あっという間に廃れるんだが、
そうするとブームになる前よりも売れ行きが落ちることもあるそうだ

日本の文壇で自然主義が隆盛を極めてその後衰退してていったときに
実質的にはほとんど関係ないゾラまでもが巻き添えでオワコン扱いされて
流行ってもいないのに廃れたのは本当に不幸なことだ

ウィキペあたりでもどこでもかしこでも
いまだに遺伝理論がどうとかこうとかと解説されているが
これほど詰まらなそうに古臭そうに思わせる説明もないよ
たしかに骨格は作ったかもしれんけど
それにとどまるような生やさしい物ではないということを
どうやったら世間に知らしめられるんだろうね

453 :吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 21:47:33.08 .net
大学教師にフローベールとプルースト好きが多いから割り食ってる

454 :吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 14:38:52.06 .net
>>453
そうそう、あとランボーとマラルメだね。
バルザックやゾラなんか研究するのはカッコ悪いと思っている。
読めば断然こっちのほうが面白いのに。
フランス本国では「居酒屋」「ジェルミナール」がよく売れているらしい。

455 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/02/07(木) 19:52:38.57 .net
論創社から出てるのは訳が酷いと作家佐藤哲也のお墨付きだぞ。

456 :吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 22:01:57.82 .net
>>455
同じ訳者ばかりではないが?

457 :吾輩は名無しである:2013/02/10(日) 11:39:38.85 .net
今年は百貨店読むぞ。

458 :吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 18:05:19.94 .net
>バルザックやゾラなんか研究するのはカッコ悪いと思っている

そうなんだw
人気云々にあまりこだわる訳でもないが
面白いのが余りにも不遇なままなのはやっぱ残念だな

459 :吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 18:59:02.02 .net
>>458
実際の仏文はもっさりキャラが多いけどな
それでも研究者の層の厚さを考えて、バルザックやゾラを選ばない奴が多い
理由は簡単で、二十世紀の芸術至上主義やモダニズムの流れで、
一番叩かれたのがこの種の「社会を描く」文学だったから

マルクス主義の文学論がバルザックやゾラを好んだのも災いしたのでは

460 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 00:16:29.49 .net
クロード・シモンはバルザックを、セリーヌはゾラを称揚してるのにな。

461 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 00:17:47.79 .net
ロラン・バルトとかロブ=グリエの小説論の悪影響だと思うよ

462 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 08:35:43.01 .net
>>459
あれか 現地だといわゆる写実・自然主義がきちんと浸透した上で
シュルレアリスムなどの芸術至高的な文学観が浸透した

だから 前線の文学領域で写実・自然主義が淘汰されても
人気の文学としてバルザックやゾラは残り続けたという構図かねえ

こう考えると 日本じゃ
自然主義が全く違う形で受容されたり
他にも色いろあるみたいだが
とにかくかなり不運な歴史だよな

463 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 13:17:36.44 .net
>>462
不運なのはおまえのオツムの出来のほうじゃないかって気がするよw

464 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 13:26:40.88 .net
>>463
文学板ってこういうコテ(の名無し偽装)が多くて萎えるわ

465 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 15:07:59.41 .net
>>463
うーん的を外してるのか・・・
俺のオツムの出来が悪いと言われれば
そうですかとしか言えん

間違いを指摘してくれといったところで
素直に指摘してくれそうにないしなw

おとなしくROMっとくわw

466 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 15:20:58.01 .net
>>465
別に間違ってないよ
そいつはまさに俺が459で指摘したような、
「日本における仏文趣味の典型」だから、そこから外れる見解を嘲笑してるだけ

「お前わかってねえ」的なセンスの問題に還元しても意味ないし

467 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 16:34:22.58 .net
>>466
なるほど
 
まあなんにせよ
俺のゾラ好きが変わる訳でもないし
アカデミックの外ながら 
これからもゾラとちょいちょい付き合っていくことにするわ

468 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 19:31:50.91 .net
ゾラはなんか暗い

469 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 20:04:53.35 .net
バルザック・ユーゴー・ゾラの系列こそが、
十九世紀フランス文学の勝利

でもこの流れは大衆性と表裏一体だから、大衆嫌悪の人間が多いフランス文学研究者には好まれない。

470 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 20:07:07.42 .net
ボードレール・ヴェルレーヌ・ランボーの系列も、
かなり通俗的な「ポエジー」観の基礎になった。
でもこっちは詩だから研究者の大衆嫌悪をひき起こさない。
マラルメ・ヴァレリーの系譜の方がより好まれるが、
フランス詩は総じてフランス文学研究よりはバランスが良いといえる。

471 :吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 20:08:11.38 .net
日本のフランス文学研究では、
ボードレールとプルーストが、
本国で通用する学者を多数輩出したのも無視できない。

472 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 12:12:35.05 .net
とにかくゾラを読もう。
幸いルーゴン=マッカール20作日本語で読める時代になったのだから。

473 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 12:24:42.17 .net
>>467さん
>>472さん
わたしは告発するっていうの読みました?

474 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 13:06:48.52 .net
>>473
読んでない。小説しか興味がないのでね。

475 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 16:35:37.28 .net
ずいぶんせまい世界に自分を限定して生きてるんですね。
もっと知的な興味を広げようとは思わないんですか?
ゾラが好きならゾラの全体像を知りたいとは思わないんですか?

ひょっとしてゆとりくんなんですか?

476 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 16:39:23.96 .net
>>475
失礼な奴だな。ゆとりより遙かに年上だ。
自分と興味の対象が違うからといって否定しないほうがいい。
小説家は小説というテクストがすべてだと思うよ。

477 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 22:09:28.04 .net
過疎スレなのになんでいつも喧嘩してるんだよw

ゾラ好きってだけでお互い希少種なんだから
仲良くゾラ読もうぜw

478 :吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 23:43:53.64 .net
>>457
ラストで落胆しないことを願う

ハーレクインロマンスか?と勘違いするかも・・・
読んでも損はしないけどね

シックスセンスばりの落ちよw

479 :吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 15:55:13.00 .net
>476
興味の対象がちがうんじゃなく、広がりが違うんだね。

しかし作者が本気で取り組んだことを自分は興味がないと言い切って
見向きもしないというのは大人のやることとは思えない。

480 :吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 16:04:49.35 .net
>>479
勝手に「大人」の定義をして、他人に押し付けるな。

481 :吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 16:10:26.38 .net
一般に芸術好きって大人気ないよ
「こんなの褒める奴はおかしい」とか本気で言い出すから
何かを褒めるときは大人なんだけども貶すときがやばい

482 :吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 23:36:54.64 .net
そろそろパスカル博士を読みますか

483 :吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 01:15:29.28 .net
俺は今『金』を読んでる
タイトルのえげつなさが個人的に好きすぎるw

484 :吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 01:48:23.13 .net
今読んでいるナボコフのあと『百貨店』を読むつもり。

485 :吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 09:54:10.28 .net
>>479
いい年して社会的な自我がまったく目覚めないバカもいるんだ!
おとな子ども、とっちゃん坊やでなにが悪い!
小説家は小説、テキストがすべてさ!

486 :吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 13:48:47.65 .net
それ結局、大半の自称テクスト論者が嘘だって認めてるも同然
「作家の人生もテクスト」なのでこれで作家への関心も説明できるし、
そもそも優れた文章を残して編集しようとする熱意には、
「誰が書いたのか」という欲望があることは自明といえる

487 :吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 14:28:07.96 .net
「作家の人生もテクスト」とか言ってる
自称テクスト論者が馬鹿ばっかりなのはよく分かった

488 :吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 14:51:05.45 .net
ロラン・バルトがそうだろうと

489 :吾輩は名無しである:2013/02/16(土) 00:25:29.03 .net
わたしはゾラの小説に興味があるのであって、ゾラという人間にはさして興味がない。

490 :吾輩は名無しである:2013/02/16(土) 15:34:01.92 .net
どっちにしろ一仕事だから頑張って読めばいいと思うよ

ちなみに作家の人生そのものをもテクストとして包摂する議論は
個人的に面白いと思うがな

結局は概念規定と言語表現の問題と言われればそれだけの話なんだが

491 :吾輩は名無しである:2013/02/24(日) 20:16:07.73 .net
本日、ゾラの「パリ」を読了。他の作品では「金」しか読んだことがなく、ご多分に漏れず暗いイメー
ジが強かったので下巻での明るさや希望が描かれているところが強く印象に残った。晩年のゾラは「自
然主義」を抜け出したというが、こういうところにあらわれているのか。それにしてもよく調べて書い
てあるというのが正直な感想である。しかし小説の真理とは絵画の真理に似て事実に合致しているかど
うかではない。その意味でこの作品を読む者は「ああ、ほんとうだ」とつぶやかずにはおれないアクチ
ュアリティーに満ちている。

492 :吾輩は名無しである:2013/02/26(火) 10:29:08.12 .net
『百貨店』読み始めたが、やはりいつものゾラの文体だな。

493 :吾輩は名無しである:2013/02/27(水) 14:29:20.95 .net
テキスト教は視野が狭い

494 :吾輩は名無しである:2013/02/27(水) 19:18:37.44 .net
>>493
もういい。やめとけ。

495 :吾輩は名無しである:2013/03/10(日) 08:28:47.22 .net
ゾラにもっと日本で人気出て欲しいわ

496 :吾輩は名無しである:2013/03/11(月) 10:08:29.49 .net
どうして?

497 :吾輩は名無しである:2013/03/11(月) 18:05:22.46 .net
図書館で『壊滅』『ルーゴン家の誕生』『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』
『ごった煮』『ボヌール・デ・ダム百貨店』借りてきた

しばらくはゾラ天国だぜ(*´∀`*)ヒャッハー

498 :吾輩は名無しである:2013/03/11(月) 20:01:36.19 .net
>>496
好きな作家は沢山の人に読んで欲しい
居酒屋くらいしか読まれてないのはもったいない

499 :吾輩は名無しである:2013/03/11(月) 20:10:40.60 .net
ゾラの小説はパワーを感じる
暗い悲惨な話の場合でも元気が出るのだ

500 :吾輩は名無しである:2013/03/11(月) 20:47:03.57 .net
ゾラで元気をもらうとかw
器用なやつだなwww

いや俺も好きなんだけどさ

たまに人に勧めるけどドン引きがデフォだわ
もう慣れたけど

501 :吾輩は名無しである:2013/03/12(火) 12:16:45.68 .net
居酒屋から入ると、続かないね。獣人がいいかも。

502 :吾輩は名無しである:2013/03/12(火) 15:45:06.49 .net
獣人の映画から俺は入ったぜ
あれだとスノッブ野郎にすすめやすい
「ジャン・ルノワール監督」ということでフローベール&プルースト野郎にもおk

503 :吾輩は名無しである:2013/03/12(火) 17:52:53.20 .net
居酒屋→制作→1巻から順番にパスカルまで
居酒屋が読みすすめるのが辛くてそのあとゾラ読むのやめた
制作が面白かったから他のも読み始めた

504 :吾輩は名無しである:2013/03/12(火) 18:54:45.64 .net
制作は、それこそおフランスな仏文の奴にもオススメ

505 :吾輩は名無しである:2013/03/13(水) 11:42:57.26 .net
ルーゴンマッカールの家系樹見ると全部読まないといけない気持ちになるね

506 :吾輩は名無しである:2013/03/13(水) 18:47:44.29 .net
文学史的には居酒屋が出世作らしいから
新潮にも常時入ってる形なんだろうが
つまづくやつ多いのな

読みやすさで言ったらとっつきは何がいいんだろ

短い『夢想』とか?読んだこと無いからわからないけど

507 :吾輩は名無しである:2013/03/13(水) 19:43:17.27 .net
夢はつまんないよ

百貨店→ハッピーエンド
生きる喜び→ポリーヌかわいい
獣人→リョナ

このへんが最初は読みやすいのではないか

508 :吾輩は名無しである:2013/03/13(水) 20:05:53.86 .net
株とか金儲けに関心があるなら『金』がお勧め。

509 :吾輩は名無しである:2013/03/13(水) 22:15:43.13 .net
「獣人」のハリウッドリメイクでフリッツラング「仕組まれた罠」もお勧め!

510 :吾輩は名無しである:2013/03/13(水) 23:52:58.77 .net
そういえばってレベルなんだが
ゾラって割と映像化されてるよね
居酒屋しか見たこと無いが

映画から入るのもありかもな

511 :吾輩は名無しである:2013/03/14(木) 01:11:01.49 .net
ゾラは映画化に恵まれた作家だね。
居酒屋、嘆きのテレーズ(テレーズ・ラカン)、獣人、
ナナ、奥さまご用心(ごった煮)、ジェルミナール、
大地、金など。戦前製作で、日本未公開も多い。

512 :吾輩は名無しである:2013/03/15(金) 13:55:45.54 .net
フランスではずっと大人気だからね
大衆性もあるし掘り下げても楽しい
日本では実験小説論が仇になって文学畑の人間が偏見をもちすぎ

513 :吾輩は名無しである:2013/03/15(金) 20:38:03.29 .net
居酒屋を押し続ける限りゾラが日本人に好かれることはない
ルーゴン・マッカールシリーズとして20巻文庫にしろ

514 :吾輩は名無しである:2013/03/15(金) 21:43:25.17 .net
大学行かない読書好きにとっては、新潮角川両文庫の外国文学棚の壁がぶ厚い
だからドストエフスキーが異様に人気あったりする
他方、インテリはこのへんにとどまるやつを馬鹿にする
そういう分断が厳然として存在する

515 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 01:27:33.99 .net
その論理でいけばドスト人気は新潮角川のおかげなのかよw
しかも口振りからすればドストが過大評価されてるようなニュアンスだし…
ドストはドストで偉大だろ
無闇に余計な敵を作るなよww

ところでゾラ文学の研究書とかで
素人にもとっつきやすいものとかあるのかなあ

516 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 10:24:43.84 .net
上のほうに書き込みあるがね。

517 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 10:37:33.34 .net
アンリ・トロワイヤのゾラ伝の翻訳が出るのを切に望む。

518 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 15:54:01.59 .net
獣人をアニメにしたら受けると思う

519 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 17:40:00.42 .net
>>425
一応ゾラは「正義」の人なんですよ(笑)。『パリ』はジャンルとしてはテロ小説になるのだと思うが
(解説によれば)書かれた年に非常に近い年を舞台設定にしている。さすがに社会主義の本場でもあり
当時のいろんな流行思想がでてきてよりどりみどりなのだがテロ行為には反対の立場が読み取れる。今
までにないほどの威力をもつ爆弾が戦争の抑止力をもたらすというあたり作家の想像力もたいしたもの
だと思った。あと、民族主義にいかないのは彼の両親がイタリア人でしょう。

520 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 18:10:52.62 .net
反ユダヤ主義に対する論陣も有名だよな

521 :吾輩は名無しである:2013/03/17(日) 20:19:15.07 .net
ゾラに限ったことではないが、この時代の小説は階級差がはっきりあるので単純に話が面白いですよ。
その意味で現在はお話をつくるのが難しい。『パリ』では貧しい者と富める者が交互に描かれていて
その交錯点に主人公がいる。この格差について社会派の作家が関心を持たないわけがない。この作品
ではそれはやがて「科学」によって救われるであろうことを示唆しているが、フランスが原発先進国
なのもこの線であろうか(笑)。

522 :吾輩は名無しである:2013/03/25(月) 04:20:05.53 .net
ゾラ作品の魅力ってジャーナリズムの側面と芸術家の側面が
バランスよく配合されていることだと思う
日本の作家でこんな絶妙なバランスを持った才能を持った人って
ちょっと見当たらない

強いて言うなら戦後派の野間宏そして高橋和巳や五味川純平くらいか?
でもあれも才能というより時代独特の背景があってそれに押されて
才能を超えた文章をゴリゴリ書いていったという感覚が拭えなくもないんだよな

523 :吾輩は名無しである:2013/03/28(木) 17:18:29.99 .net

本気じゃないよな。
冗談だと思いたい。

524 :吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 00:12:26.08 .net
>ゾラ作品の魅力ってジャーナリズムの側面と芸術家の側面が

それは平野啓一郎のことでは?

525 :吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 01:32:39.00 .net
金欠でパスカル博士を買えないお(´∀`)

526 :吾輩は名無しである:2013/03/31(日) 21:54:44.13 .net
>>446
それ知らなかった
ありがとう

527 :吾輩は名無しである:2013/03/31(日) 23:25:28.16 .net
歴代マムクートの中では大人ぶってるところが新機軸

528 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 07:45:52.93 .net
少し話がずれるかもしれないが、3月に『ゼロ・ダーク・サーティ』というテロ映画を見た。テロを指導
したビンラディンを射殺するまでを描いた作品だ。彼の居場所をつきとめるにあたり若い女性CIA捜査官が
活躍する。家に戻ってビンラディンについて少し調べてみると彼はアメリカ側が一方的にいうような悪の
帝王ではなかったことに驚いた。ムスリム同朋団では熱心に慈善活動を行なっている。もちろん多くの犠
牲者を出すテロ行為は決して許されるものではない。しかし、彼を匿った多くのムスリムがいたことも事
実なのだ。「情報」は権力側にたえず操作されているのだ。ゾラは「ドレーフュス事件」で権力に抗して
イギリスに亡命までしている。

529 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 11:59:44.59 .net
アメリカって独善的なところあるよな

530 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 18:38:33.32 .net
(国家としての)アメリカはニ元論ですから。そうすると自分達は善となり、相手は悪となる(笑)。
昔ソヴィエトが「悪」であったころパキスタンに侵入、裏でビンラディン等に武器を供給していたのは
アメリカだ!(笑)

531 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 19:05:36.41 .net
ドキュメンタリー「ランボー・怒りのアフガン」はでも面白くなかった。

532 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 19:42:37.91 .net
フランスには西洋版中華思想のようなものがある。
独善的なのは今の中国政府。

533 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 19:59:47.67 .net
中国は清朝末期からの半植民地状態と中共の成立で
自前の思想で西洋近代を取り込めなかった(詰まりアンパンとカツ丼が作れなかった)近代に対しての劣等民族意識があるでしょ?
だから今の(オレさえ儲かりゃいいの)自己中心中国を
文化価値の中心である中華帝国として中国自身が本当に思ってるのかな?なんだけどな。

534 :吾輩は名無しである:2013/04/07(日) 21:51:38.49 .net
近くに居酒屋ナナってあるなぁ。

ゾラか…と思いながら通過してるけどありふれた名前だから偶然かもしれない

535 :吾輩は名無しである:2013/04/08(月) 16:12:24.11 .net
ジェルミナール読みたいけど新訳高いね。岩波がいいかな。

536 :吾輩は名無しである:2013/04/08(月) 18:22:37.37 .net
岩波のは古すぎるから図書館で借りるべきでは

537 :吾輩は名無しである:2013/04/08(月) 23:09:48.77 .net
中央公論社のやつがベストだと思う。ジェルミナールは。
でも今は入手困難かもね。

538 :吾輩は名無しである:2013/04/09(火) 00:13:04.55 .net
中央公論版は全集の方を持っている。20年前にはまだ新本で買えた。
1200円也。河内清訳で読みやすい。

539 :吾輩は名無しである:2013/04/12(金) 23:36:23.59 .net
>>523
面白いなお前w
残念だが大いに本気だw

どの辺りが冗談だと思いたいのか根拠をきちんと示して欲しいんだが?

とまあそんな下らんことは置いといて
地元の図書館にあった河内清「ゾラとフランスレアリスム」
という本を読んでるが面白い

ミシェル・セールのやつが面白そうなんだが置いてなかった...
アマゾンで買おうかな

540 :吾輩は名無しである:2013/04/13(土) 09:10:28.31 .net
セールのは面白いけどそのまえにクセジュのゾラと自然主義おすすめ

541 :吾輩は名無しである:2013/04/13(土) 13:14:23.76 .net
クセジュは読んだ
たしかに面白かった

でも最後の参考文献ほとんど邦訳無いっぽくて泣きそうだったんだがw
のんびり仏語勉強するかな

542 :吾輩は名無しである:2013/04/17(水) 12:08:34.04 .net
>>539
後半3行がアホっぽい。

543 :吾輩は名無しである:2013/04/19(金) 01:01:09.86 .net
>>542
野間や高橋そして五味川がどうのってところか
別にもうちょい語ってもいいが
暖簾に腕押しっぽいやつに詳しく語ってもねえ…

老婆心で敢えて言うなら
もし納得出来ないなら取り敢えずその辺りの小説そのもの 
つまり 野間『青年の環』高橋『邪宗門』五味川『戦争と人間』
を読み直してみたら?
そして同時に それらにまつわる評論なんかも

とまあ相変わらずこんなやり取りをしつつ
『百貨店』読んでるんだが ドゥニーズたんが
本当にハッピーエンドを迎えられるのかドキドキ(*´ω`*)

544 :吾輩は名無しである:2013/04/19(金) 23:25:14.33 .net
そんな長ったらしい小説を今時読む奴おらんやろ。忘れられつつあるな。

545 :吾輩は名無しである:2013/04/20(土) 01:30:14.54 .net
>>543
ハーレクインロマンスばりのハッピーエンドだよ。
御安心あれ。

ムーレ神父のあやまち、を次におすすめ。対極の終末よ。

546 :吾輩は名無しである:2013/04/20(土) 04:32:41.91 .net
>>544
悲しいが仰るとおり
かろうじて『邪宗門が』たまに大学の講義なんかで取り上げられている程度
いつか復権される日が来るのを祈りたいが…

>>545
ハーレクインばりなのかw安心して読み進めるとしよう
次のおすすめありがとう!読んでみるよ(*´∀`*)

547 :吾輩は名無しである:2013/05/23(木) 03:31:51.45 .net
実は結構前にボヌール・デ・ダム百貨店読み終わったけど気になることが1つ

ドゥロシュって結局首になるの?w
なんか色々損な役回りのやつだったよなw

548 :吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 10:36:03.80 .net
ここも過疎ってるな。
ゾラを読むやつはいないのか?
『生きる喜び』でも読んで、読書と人生の楽しさを満喫してくれ。

549 :吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 17:45:31.26 .net
ルーゴンマッカールは全部読んだよ

550 :吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 17:49:02.65 .net
>>548
ゾラの小説は現代の日本でも受け入れられやすい内容なんだけどね。

551 :吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 17:53:21.39 .net
受け入れられやすいかな?
私はゾラとドストエフスキーどっちも同じくらい大好きなんだけど
前者はスルーされてて後者が人気あるのはわかるよ
ゾラはまず居酒屋が代表作扱いなのが不利だね

552 :吾輩は名無しである:2013/09/06(金) 00:21:22.97 .net
>>551
そうだね。アカデミックな評価が高い『居酒屋』は我が国では大衆受けしない。
対して、『金』など日本でもよく書かれる経済小説といっていいし、
『生きる喜び』は貧乏で病弱な一家で健気に生きる少女の姿を描いていて、
共感を得やすいはずだが、いかんせん文庫になってないから、知名度がない。
一方、ドストエフスキーには文学青年から好かれやすい知性や倫理性がある。

553 :吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 17:53:15.43 .net
ナナ=まるきり今の日本じゃないか。
日本に置き換えたらA●Bとかか。枕疑惑(笑)だらけ。

パトロンのいるグループアイドルという感じ。歌がド下手。


そりゃ、第二帝政ではないが…。

554 :吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 21:06:25.09 .net
翻案小説は受けそうだ

555 :吾輩は名無しである:2013/09/22(日) 02:35:45.92 .net
>>553
ナナの場合は娼婦扱いが公然の事実だけどなw
ナナが流産した時
誰の子供かで冷静に論じ合ってたのワロタ

まあAV女優とアイドルを足して2で割った感じか?

556 :吾輩は名無しである:2013/09/22(日) 08:59:43.15 .net
高級娼婦なんで、現代の日本で言う風俗嬢とは違うけどな。

557 :吾輩は名無しである:2013/09/23(月) 00:18:20.84 .net
だからこそ芸能人に近いってことでは

558 :吾輩は名無しである:2013/09/30(月) 17:24:57.73 .net
新潮のナナを読んでいるのだが、開始早々読みづらくてきついわ。
台詞が変だし、登場人物が大量に出てきて混乱しっぱなし。

559 :吾輩は名無しである:2013/10/01(火) 02:50:51.25 .net
ナナの序盤は確かに読みづらいんだよね

560 :吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 17:28:47.82 .net
キャラを出し過ぎ

561 :吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 17:43:57.86 .net
一堂に会するシーンが多いから、混乱しやすいんだわ。

562 :吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 18:16:50.05 .net
みんなでわいわい食事をしているシーンが多々見受けられる。
まさにごった煮である。

563 :吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 14:54:05.22 .net
これといった面白さのない稠密な描写こそゾラの生命線

564 :吾輩は名無しである:2013/10/14(月) 21:03:15.43 .net
「ナナ」ってエロいの?

565 :吾輩は名無しである:2013/10/15(火) 08:22:40.59 .net
女装したジョルジュとアンアン。

566 :吾輩は名無しである:2013/10/15(火) 11:39:09.92 .net
ゾラでエロさを感じたことは無い
ナナも別に性描写大して無いし

567 :吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 08:55:31.83 .net
ナナは、現代人からすれば、冗長な部分がかなりある。

568 :吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 09:58:13.50 .net
>>567
君自身、存在自体が冗長な感じがするよ。

569 :吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 17:57:30.36 .net
>>568
お前もな。

570 :吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 18:51:42.68 .net
登場人物が多すぎだろ>>ナナ

571 :吾輩は名無しである:2013/10/17(木) 12:47:46.72 .net
居酒屋、ナナはもういいだろう。

572 :吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 22:07:17.00 .net
コミックにすると…
藤子不二雄A版『プラッサンの征服』
青木雄二版『居酒屋』
手塚治虫版『ナナ』

573 :吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 00:06:50.96 .net
生きる喜びを高屋奈月で見たい
どろどろモノローグでw

574 :吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 03:03:06.94 .net
混乱するくらいの
これでもかってほどの登場人物の多さが
ルーゴン・マカール叢書におけるゾラの魅力

でもテレーズ・ラカンのような
少人数内での緻密な描写も捨てがたい

ま主観なんだが

575 :吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 07:41:04.99 .net
感想なんてみんな主観だよ
自信持って

576 :吾輩は名無しである:2013/12/02(月) 00:56:44.99 .net
ゾラのフランス語って現代から見たらやや古さを感じさせるものなんでしょうか?
フランス語の勉強をするなら面白い小説でやりたいと思ってのことなのですが…
定番のカミュとかはいまいち好みではないのです。

577 :吾輩は名無しである:2014/02/06(木) 19:39:45.87 .net
獣人最高

578 :吾輩は名無しである:2014/03/31(月) 23:59:30.04 .net
バルザックは小説技巧はすごいからな。
私は知っている、そのことを書くという馬鹿だが、
テクニックは化け物。そのことは認めないといけない。
まさにそのことこそがバルザックの限界でもあるけど。



一方のゾラは本当に書きたいことがあって書いただけなんだが、
もう今日の目で見るとまさにその部分が読むに耐えないんだよな。



貧困層の過酷な現実とか、富裕層と貧困層の階級差とか、
資本主義や蒸気機関の勃興とそれについていけないで振り回される、
人間の現実とか。
書きたいと思える題材があって書いた結果なんだけどね。

文学のオメー。

文学が何かを表現する、読者がそれを豚のように受け取る。
そういう前時代的な文学の駄目さの象徴だからな。

579 :吾輩は名無しである:2014/04/01(火) 02:12:11.49 .net
>>578
こういう見立ては数十年前の日本の仏文の偏見そのもの
今はガラリとパラダイム変わったよ

580 :吾輩は名無しである:2014/04/01(火) 19:49:18.54 .net
そのうちまた変わるよ

581 :吾輩は名無しである:2014/04/01(火) 23:22:01.75 .net
ジェルミナール
壊滅
ごった煮

何回読んでも、おもしろいじゃん(´∀`)

ルーゴンマッカールに限らず、全作品を邦訳して欲しい

582 :吾輩は名無しである:2014/04/02(水) 01:42:46.07 .net
>>580
研究史を考えれば578のような素朴な状態には二度と戻らないと断言できる

583 :吾輩は名無しである:2014/04/02(水) 05:57:53.89 .net
研究史で読み方が変わる訳ではなし

584 :吾輩は名無しである:2014/04/02(水) 06:47:02.89 .net
変わる。文学史はそういうもの。

585 :吾輩は名無しである:2014/04/02(水) 19:00:21.34 .net
変わらん。ゾラとはそういうもの。

586 :吾輩は名無しである:2014/04/02(水) 21:45:02.56 .net
ゾラって長編小説しか思い浮かばないんだけど、短編の代表作ってどのような物がありますか?

587 :吾輩は名無しである:2014/04/03(木) 10:51:25.09 .net
>>585
真面目に「ゾラはバルザックと較べて駄目」みたいなクソみたいな放言の価値は薄いよ

588 :吾輩は名無しである:2014/04/06(日) 23:46:00.16 .net
で、ゾラの短編の代表作って何なの?
このスレには、ゾラに詳しい人っていないの?

>>582の研究史クンでもいいからさ、教えてよ。

589 :吾輩は名無しである:2014/04/07(月) 01:38:21.70 .net
短編向きの作家じゃないよ

590 :吾輩は名無しである:2014/04/08(火) 22:05:28.15 .net
>>582
で、ゾラの短編って、研究史的にはどうなの?

591 :吾輩は名無しである:2014/04/09(水) 00:02:33.57 .net
ゾラ嫌い粘着兄貴きらいじゃないけど好きじゃないよ

592 :吾輩は名無しである:2014/05/01(木) 19:12:23.42 .net
研究史クンは逃げたから

593 :吾輩は名無しである:2014/05/04(日) 22:23:09.53 .net
欲望する機械 〔ゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」〕 [単行本]
寺田光徳 (著)
価格: ¥ 4,968
出版社: 藤原書店 (2013/3/25)

594 :吾輩は名無しである:2014/05/06(火) 20:45:12.15 .net
藤原書店のバルザック・コレクションとゾラ・コレクション、どっちが売れたのだろうか

595 :吾輩は名無しである:2014/05/13(火) 21:20:41.73 .net
どっちが売れようが読者には儲けは来ない。

596 :吾輩は名無しである:2014/05/15(木) 18:36:45.56 .net
増刷とか古書市場への流出冊数とかいう影響はあるよ

597 :吾輩は名無しである:2014/07/23(水) 22:06:00.31 .net
「百貨店」数年前に読み始めたが、途中放棄したまま読んでないや。

598 :吾輩は名無しである:2014/09/23(火) 18:59:06.88 .net
>>547
超亀レスだけど首になったのがはっきり書かれてた
悪い奴じゃないけど愚図で機転もきかなくて内気な男の美点であるはずの純朴さすら薄くて
結局ヒロインの役にたつどころか危機にたたせたことすらあったし自業自得だなと思ったわ
それよりも親戚の叔父さんとか商店街の敗者の人たちの後日談のほうが気になったわ

599 :吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 02:02:12.90 .net
ゴッホがゾラの「生きる喜び」を模して描いた作品を知ってる方教えて頂けませんか?

600 :吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 11:28:37.30 .net
>>599
> ゾラの「生きる喜び」を模して描いた作品

小説の一場面を描いた、というものじゃないんだが
たぶん「開かれた聖書のある静物」のことじゃないか?

http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Van_Gogh_-_Stillleben_mit_Bibel.jpeg?uselang=ja

聖書の右下に置かれた小さい本が『生きる歓び』だ
拡大すると著者名とタイトルが読める

601 :吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 16:49:41.24 .net
>>600
ありがとうそれですわ
ゴッホがゾラを愛読してたのは興味深いな

602 :吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 16:52:07.22 .net
ゾラは超人気作家だから全く不思議ではない

603 :吾輩は名無しである:2014/10/24(金) 14:57:07.59 .net
「居酒屋」で、ジェルヴェーズとクーポーの結婚式のあと、
みんなで安料理屋で飯食う場面あるでしょ?

俺の遠い親戚も、やっぱり貧乏で(高卒・調理師)、
不良仲間の女(アバズレ)と結婚したんだけど、
その時、結婚式挙げる代わりになにしたと思う?

飯食ったんだよ。安料理屋に集まって、十人くらいで。

洋の東西を問わず、今昔を問わず、
貧乏人のすることって同じなんだな〜って実感した。

604 :吾輩は名無しである:2014/10/24(金) 18:24:51.71 .net
金持ち貧乏人関係なく、披露宴って食事出るもんやん

605 :吾輩は名無しである:2014/11/04(火) 06:56:16.51 .net
ルーゴンマッカールの中で比較的地味な生きる歓びが人気なのは
日本人特有だと思う

606 :吾輩は名無しである:2014/11/04(火) 09:26:09.34 .net
仏文学業界がゾラを嫌ったから、
おとなしめの作品がピックアップされた

607 :吾輩は名無しである:2014/11/04(火) 19:42:38.80 .net
いや世間的には居酒屋が代表作だろ
このスレでの話

608 :吾輩は名無しである:2014/11/19(水) 17:21:19.75 .net
改行が少ないからキツイ

609 :吾輩は名無しである:2014/12/08(月) 23:23:17.09 .net
氏か育ちかの論争はまだ続いてるけど
遺伝学とか心理学とかやってる人から見たら
ゾラの作品ってどの程度、事実を描いてるわけ?

ゾラが遺伝学の専門知識を有するに至った経緯もわからん

610 :吾輩は名無しである:2014/12/09(火) 14:49:05.08 .net
>>609
> ゾラが遺伝学の専門知識を有するに至った経緯もわからん

有するに至ってないよ
メンデルの法則(中学校あたりで習うエンドウ豆の交配のアレ)すら
発表直後でほとんどまともに評価されてない時代だから
「遺伝学の専門知識」なるもの自体が確立されてなかっただろう
それだけにゾラには先見の明があったとは言えるかもしれないけど

そもそも遺伝学そのものを題材とした小説群じゃないんだし
現代の専門家から見てどうこう言ってもしょうがないんではなかろうか

611 :吾輩は名無しである:2015/03/02(月) 19:25:35.36 .net
BGMがプロフェッショナル仕事の流儀ww

612 :吾輩は名無しである:2015/03/02(月) 19:27:01.44 .net
ごめん、誤爆した

613 :吾輩は名無しである:2015/05/06(水) 18:14:45.14 .net
ゾラを読もう

614 :吾輩は名無しである:2015/05/08(金) 16:25:05.86 .net
岩波さん「制作」復刻して下さい

615 :吾輩は名無しである:2015/05/09(土) 17:34:53.16 .net
愛の一ページが影の名作
ストーリー自体は凡だが
文体が素晴らしい。

616 :吾輩は名無しである:2015/05/30(土) 08:11:05.36 .net
光文社古典新訳文庫で来月、ゾラの短編集がでますな

HPから

『オリヴィエ・ベカイユの死 ゾラ短篇集』(ゾラ/國分俊宏・訳)《6月刊》

『居酒屋』『ナナ』で知られるゾラは短篇がすごい! いま死んだばかりの男の意識が、泣き暮れる妻や自分の埋葬を観察する表題作、気鋭の画家とその妻の奇妙な共謀関係を描く「スルディス夫人」など、卓越したストーリーテリングが光る五篇。

617 :吾輩は名無しである:2015/05/30(土) 20:30:52.13 .net
買います!

618 :吾輩は名無しである:2015/06/19(金) 21:58:31.52 .net
やっと買いに行けた
古典新訳文庫って高いのね

619 :吾輩は名無しである:2015/07/10(金) 15:03:13.55 .net
ゾラの短編集が文庫に入るのは初めてかな。

620 :吾輩は名無しである:2015/07/11(土) 11:37:42.56 .net
あんなに薄くて1200円だもんな。まあ、売れないからね。

621 :吾輩は名無しである:2015/07/15(水) 20:20:49.45 .net
>>614
『制作』は岩波文庫でしか出ていないんだな。藤原書店、論創社版に入っていない。
稀少価値のある翻訳だ。訳者の清水正和は「ゾラと世紀末」(国書刊行会)という
なかなか面白い評論も書いている。『制作』文庫本持っているが、まだ読んでないな。
『百貨店』を数年かけて読んでいる途中だから、『制作』は当分無理だ。

622 :吾輩は名無しである:2015/07/18(土) 13:15:56.72 .net
本の形態が不揃いなのも面白いよね
一族のそれぞれが強烈な個性を持ってるみたいで

623 :吾輩は名無しである:2015/07/19(日) 13:03:40.66 .net
居酒屋より先にナナ読んでも大丈夫?

624 :吾輩は名無しである:2015/07/19(日) 16:51:07.33 .net
大丈夫

625 :吾輩は名無しである:2015/07/20(月) 09:25:57.29 .net
居酒屋から読んだほうがいいような。

626 :吾輩は名無しである:2015/07/22(水) 13:18:08.97 .net
読んでも大丈夫か、という問いなんだから

627 :吾輩は名無しである:2015/07/25(土) 22:56:28.90 ID:EOSvws9ha
kindleで検索したら永井 荷風訳の『ナナ』を100円で発見…
旧仮名遣いだけどなかなか読みやすくて大胆なダイジェストで入門に良いかもw
同じように『金』の翻訳もあったけどこちらは人名まで日本人にされててちょっと読めなかった

628 :吾輩は名無しである:2015/08/09(日) 20:51:26.71 .net
岩波文庫の『制作』はそのうち重版するだろうね。

629 :吾輩は名無しである:2015/08/10(月) 01:56:13.39 .net
age

630 :吾輩は名無しである:2015/08/19(水) 22:13:41.51 .net
age

631 :笑笑:2015/08/20(木) 02:16:49.88 .net
『居酒屋』はいいね
一章ずつ丁寧に読んでみよう

632 :吾輩は名無しである:2015/08/20(木) 18:52:51.55 .net
『居酒屋』はフランスでもいまだよく読まれるらしいが、正直言って退屈。
だらだらと庶民のありふれた日常生活が描かれているだけのトリビアルな作品。
文学史的にはそういう内容(プロレタリアートの生活)の文学が初めて書かれたという意義はあるが。

633 :吾輩は名無しである:2015/08/20(木) 20:28:14.22 .net
ルネ・クレマン監督の映画は、いま見ても名作。
洗濯場での喧嘩と、結婚パーティのシーンは出色の出来。

634 :吾輩は名無しである:2015/08/20(木) 20:35:04.39 .net
>>633
「禁じられた遊び」と並ぶクレマンの代表作だね。主演のマリア・シェルが良かった。
1956年のキネ旬ベストテンで2位に圧倒的な大差をつけて1位になった。

635 :吾輩は名無しである:2015/08/20(木) 22:28:41.00 .net
居酒屋の最後、ジェルヴェーズは何を食べさせられたの?
気持ち悪い物、と書いてあるだけだから、分からん。

636 :吾輩は名無しである:2015/08/21(金) 15:23:15.66 .net
>>635
そんなこと、気にするな

637 :吾輩は名無しである:2015/08/21(金) 21:09:04.52 .net
岩波文庫から出ますね
『水車小屋攻撃 他七篇』(エミール・ゾラ/朝比奈 弘治 訳)

638 :吾輩は名無しである:2015/08/22(土) 00:39:09.36 .net
光文社文庫に続いて文庫短篇集か。
未文庫の長編を出せばいいのに。
『壊滅』や『パリの胃袋』など。

639 :吾輩は名無しである:2015/08/22(土) 11:59:11.59 .net
>>637
おお、待ってました!

640 :吾輩は名無しである:2015/08/23(日) 01:14:27.91 .net
『百貨店』好きな人、いる? 鹿島茂が好きなだけかな?

641 :吾輩は名無しである:2015/08/23(日) 08:48:37.97 .net
百貨店のような話を求めている人は、進んでゾラを読まんだろう。
でも、好きか嫌いかだけを聞かれたら、好きです。

642 :吾輩は名無しである:2015/10/16(金) 23:43:16.21 .net
『水車小屋攻撃』GET

643 :吾輩は名無しである:2015/10/23(金) 18:17:33.44 .net
読んだら感想書いてくれたらうれしい

644 :吾輩は名無しである:2015/10/23(金) 19:48:08.88 .net
読んだらね

645 :吾輩は名無しである:2015/10/25(日) 00:34:20.50 .net
いつ読むか分からんよ。大体積読派だから。

646 :吾輩は名無しである:2015/12/26(土) 22:56:34.76 .net
いつ読むの?

647 :吾輩は名無しである:2016/02/19(金) 21:47:15.97 .net
ルーゴン=マッカール 9冊読了。今のところ「パリの胃袋」がベスト。

648 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 21:50:19.46 .net
異質なものや不可解なものに対する排除志向こわい

649 :吾輩は名無しである:2016/02/20(土) 23:01:41.15 .net
たかが読書で権威にすがろうなんてのがカスの行為だ。
つまらんものを、だれそれがイイと言ったからといって、そいつに合わせて追従する
なんて愚の骨頂。
自分の力量が不足しているために理解が及ばないことを心配するのなら、
自分の力量を高めるべく、精進すればいいだけのこと。
今はつまらなくても、将来面白いと思うかもしれん。
再びそれを手にして面白さを感じることができるかどうかは運しだい。
どうせすばらしいものは地上にあふれている。それに縁がなくてもほかの縁がある、
くらいに鷹揚にかまえていることさ。

650 :吾輩は名無しである:2016/02/22(月) 00:02:28.94 .net
そうだね

651 :吾輩は名無しである:2016/03/03(木) 11:01:13.86 .net
何か読んでる?

652 :吾輩は名無しである:2016/03/03(木) 12:12:07.20 .net
>>651
読んでいるよ、きみの心をね。

653 :吾輩は名無しである:2016/03/13(日) 10:38:41.18 .net
>>652
気持ち悪いから寄ってこないで

654 :吾輩は名無しである:2016/03/17(木) 01:07:38.59 .net
ゾラからセリーヌへ

655 :吾輩は名無しである:2016/03/19(土) 00:04:33.36 .net
鹿島茂氏は、いつ文庫版全集を出してくれるのだろうね?

656 :吾輩は名無しである:2016/03/19(土) 00:20:45.55 .net
鹿島茂にそんな力があるとは思えない。

657 :吾輩は名無しである:2016/03/19(土) 08:19:53.21 .net
田山花袋や島崎藤村みたいな小説家?

658 :吾輩は名無しである:2016/03/19(土) 12:22:36.29 .net
鹿島と山田はバルザックの販促本でゾラはあまり好きではないようなことを言っていたような・・・

659 :吾輩は名無しである:2016/03/19(土) 13:37:39.20 .net
日本の仏文そんなのばっかだろ
ブルジョワ趣味でフランスに興味持ってるわけだから

660 :吾輩は名無しである:2016/03/21(月) 08:49:50.26 .net
研究者じゃなくて、小説家に翻訳してほしい

661 :吾輩は名無しである:2016/03/21(月) 10:36:49.35 .net
小説家か。かつて福永武彦がボードレールを翻訳したが、今出来る人いるかしら?

662 :学術デジタルアーカイヴ@院教授:2016/03/21(月) 16:19:18.89 .net
趣味でやってみてます。

663 :吾輩は名無しである:2016/03/21(月) 16:27:08.40 .net
福永武彦は普通に大学教授だろ
今の時代の作家だと古井由吉、小野正嗣、松浦寿輝、堀江敏幸あたりが訳するものでしょう
そうでなくて大江健三郎や島田雅彦、平野啓一郎みたいな作家が翻訳できるかどうか。
村上春樹とか舞城王太郎が翻訳するようなもんだけど、あえて古典を訳する作家が出てくるかどうかじゃないの

664 :学術デジタルアーカイヴ@院教授:2016/03/21(月) 16:41:53.29 .net
当たり前に言えば翻訳書出すことが登竜門なんて時代どこにあったのかしら。
的な諧謔というか。

665 :吾輩は名無しである:2016/03/21(月) 17:12:15.10 .net
四迷も鴎外も荷風も谷崎も芥川も翻訳やってますよ

666 :学術デジタルアーカイヴ@院教授:2016/03/21(月) 18:24:30.58 .net
大事にしまっといたらどうかな。自分の本なのに。

667 :吾輩は名無しである:2016/03/21(月) 20:16:32.62 .net
>>664
日本語で書いてください

668 :吾輩は名無しである:2016/03/24(木) 18:06:46.15 .net
『制作』いいよね

669 :吾輩は名無しである:2016/03/27(日) 01:56:33.95 .net
>>668良いよ、文句ない

百貨店や壊滅は岩波の赤帯に入れて当然だと思うが

ゾラは死ぬのが早すぎたのが悔やまれる

670 :吾輩は名無しである:2016/03/27(日) 10:55:03.63 .net
ゾラはストーブの一酸化炭素中毒で死んだが、煙突に大きな石がいっぱい詰まっていて
何者かに殺されたんじゃないかという疑いもあった。
生きていれば、まだ多くの作品を残しただろうが、代表作ルーゴン=マッカール20巻を
上回るものはできなかったんじゃないかな。
昨日、書店に行ったら岩波の『ジェルミナール』が限定復刊されていた。

671 :吾輩は名無しである:2016/03/27(日) 22:55:39.23 .net
>>668
いいね
芸術家たちの暗い梁山泊

672 :吾輩は名無しである:2016/04/14(木) 09:30:40.90 .net
『壊滅』すごいよね?

673 :吾輩は名無しである:2016/04/16(土) 01:14:16.56 .net
ルーゴンマッカール叢書を漸く全巻集めた。
というわけで第一巻、ルーゴン家の誕生から読みはじめてます。
面白いれす(^q^)

674 :吾輩は名無しである:2016/04/21(木) 00:08:47.28 .net
壊滅は、大仏次郎のパリ燃ゆ、と併せて読むとなおよろし

675 :吾輩は名無しである:2016/04/23(土) 01:30:58.74 .net
新潮文庫はバルザックの人間喜劇とゾラのルーゴン=マッカール叢書をすべて刊行せよ。

676 :吾輩は名無しである:2016/04/23(土) 22:08:18.56 .net
>>675
支持します

677 :吾輩は名無しである:2016/04/23(土) 23:24:13.74 .net
ちくま文庫に期待した方が現実的じゃない?
出してくれたら、保存用と読書用に2冊ずつ買うけどな

678 :吾輩は名無しである:2016/04/24(日) 09:13:20.70 .net
獲物の取り分があまりに売れなくて断念したんだろうな

679 :吾輩は名無しである:2016/04/24(日) 22:22:14.30 .net
なんせ売れないんだなー

680 :吾輩は名無しである:2016/05/20(金) 19:54:02.43 .net
三十
年も前になりますが,ミシェル・ビュトールがメダンでゾラ友の会の集まりで講演しているのに
思いがけず出会い,講演の終了後,ゾラのどういうところに関心を持つのかと彼に尋ねたところ,
ゾラの全てが好きだ,と一言答えました。そのときの講演の中で,最終巻の
のテキストから,鼻血出血で死んでいく子供とアルコール中毒で自然燃焼死する老人の例を取り
上げ,出血死と燃焼死が第二帝政の崩壊を象徴している,と述べていたのが大変印象深く,これ
は当を得た指摘だと思ったものでした。ビュトールもゾラの象徴詩人性に注目しているのだなと
思ったのです。ジャン・コクトーもゾラは“le grand poもte”であったという指摘をしています。
それらの言葉にヒントを得たり,共感をおぼえつつ,私はこの半世紀ゾラの作品を読んできたと
いうわけで,これからも再読して新たな発見をしていきたいと思っています。
とにかく19世紀というのは,20世紀を知る上からも検討すべき多くの課題をはらんでいる興味
深い世紀だと思います。フランスの小説に限って言えば,前半はバルザック,スタンダール,ユ
ゴーだとすれば,過渡期はフロベール,そして後半はゾラやモーパッサン,ユイスマンスといっ
たところが,19世紀を理解する上で無視できないでしょう。
最後に桑原武夫先生のお言葉を紹介しておきたいと思います。二,三十年前になりますが,
「日本では翻訳全集は多く出ているが,全集が出ていないのはゾラぐらいだ,これはおかしい,
片手落ちだ。」とおっしゃっていたと,間接的に耳にしたことがあります。若い方々に一人
でも多くゾラに関心を持っていただいて,2002年のゾラ没後100年の頃には,ゾラの全集が出版
されることを切望しております。

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/137839/1/fbk000_027_255.pdf

681 :吾輩は名無しである:2016/05/21(土) 04:57:24.93 .net
ゾラんですよね。

682 :吾輩は名無しである:2016/05/22(日) 22:41:44.50 .net
 彼女はただひとりで、この屋敷の山と積まれた財宝の真ん中に突っ立っていたが、
その足もとには、無数の打ち倒された男たちが横たわっていたのだ。
骸骨で埋まったおそろしい領地に住んでいたという、その昔の怪物たちと同じように、彼女の足は髑髏を踏みすえていた。
そしてさまざまの悲惨な結末がそのまわりを取り巻いていたのだ。(中略)彼女の破壊と死の事業は達成されたのだ。
場末の汚物から飛び立った蠅が、社会を腐敗させる菌を運んで、ただその上にちょっととまるだけで、こうした男たちを毒したのだった。
それでいいのだ、正当なことなのだ、彼女は乞食や見捨てられた人たち、自分の世界の人間たちのために復讐してやったのだ。
そして殺戮の野を照らす朝日のように、彼女の女の業が栄光に包まれて立ちのぼり、累々として横たわる犠牲たちの屍を照らすときにも、
彼女はおのれのなせる業を知らず、依然として気立てのいい、美しい野獣としての闊達さを保っていた。
(中略)そして、サタンに最後の接吻をしに行くために、盛装して出かけたが、
その姿は清楚で、頑健で、いかにもみずみずしく、まるで一度もからだを使ったことなど、ないかのようなのだった。

683 :吾輩は名無しである:2016/05/23(月) 06:23:06.86 .net
ゾラゾラ♪

684 :吾輩は名無しである:2016/05/31(火) 23:53:35.89 .net
 ミシェル・セールには『火、そして霧の中の信号、ゾラ』というエッセイがあって、
エミール・ゾラが同時代の知の構図を『ルーゴン=マッカール叢書』に埋めこんだ驚異を語っている。
 アンドレ・ジッドは毎年夏になると、その『ルーゴン=マッカール叢書』を一作ずつ読み継いでいたという。
毎年夏になるとというところが、ゾラの叢書を読むテンポにふさわしい。
ジュリア・クリステヴァは、ゾラには悪と不幸を極限にまで語る可能性が試されていると見た。
ジル・ドゥルーズの『意味の論理学』には「ゾラと亀裂」があるのだが、
そこではゾラが作中人物の感情によらない文学的構築を試みた理由を探っていた。

 みんなゾラを読んできた。日本ではゾラが爆発したことがないのが不思議なくらいである。

 そういうゾラを、フェルディナンド・セリーヌは「ゾラの仕事はパストゥールの仕事に匹敵する」と書いていたし、
科学技術に関心をもっていたアプトン・シンクレアは「われわれはゾラみたいな作品を書きたいんだ」と言った。
アンチロマンの旗手となったミシェル・ビュトールも、
「小説の実験はゾラが試みたように、小説そのものの中にある体液によらなければならない」と指摘した。

加えてぼくは、ゾラが『ルーゴン=マッカール叢書』を25年にわたって、ほぼ毎日のように書き続けたことに、さらにさらに関心がある。
これだけのことをなしとげるには、ゾラはそうとうに禁欲的な日々をおくり、
執筆課題に向かうための意識をたえず鍛練し、資料と動向の調査に向かえる態勢を整え、
そして筋書と事態と人物の描写のための「単語の目録」「イメージの辞書」「ルールの群」をつねに研ぎ澄ましたはずなのだ。
http://1000ya.isis.ne.jp/0707.html 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:8a1d671deac21a48eb6b1e34309afde7)


685 :吾輩は名無しである:2016/06/01(水) 00:11:35.23 .net
>>684
日本でゾラ人気が爆発しないのは何ら不思議ではない。
そこには人生いかに生きるべきかという規範が盛られていないからだ。
その求道性こそが日本人が文学に求めるものなのだ。
ドスト、トルストイ人気もそこにある。

686 :吾輩は名無しである:2016/06/01(水) 12:30:10.30 .net
ゾラの文章ならゾラんじてるわ

687 :吾輩は名無しである:2016/06/03(金) 00:20:46.22 .net
>>684
アプトンシンクレアなんてアメリカの似非プロレタリア作家だろ
アンチロマンということは、リスペクトをしているかもしれないが、ゾラの作風には批判的スタンスだろ

一番深刻なのは貴様がコピペもとの内容を一切理解していないと言うことだ
マルチポスト爆撃機はキチガイなので消えろ、屑が

688 :吾輩は名無しである:2016/06/03(金) 00:27:21.27 .net
どのアメリカ文学史でも、スティーヴン・クレイン、フランク・ノリス、シオドア・ドライサー、アプトン・シンクレアたちは、
ゾラに代表されるフランス自然主義の影響を受けていると指摘している。
ゾラに代表されるフランス自然主義とは、主として「ルーゴン=マッカール叢書」を意味していると考えていいだろうし、
実際に彼らの作品の中に叢書との共通性、及びその投影を見出すことができる。
ゾラのアメリカにおける受容は日本と同様に、イギリスのヴィゼットリー父子による英訳と出版を通じて普及したと思われる。
ここで私の仮説を述べれば、ゾラの影響はアメリカのプロレタリア文学のみならず、幅広く浸透し、
ハードボイルド小説にまで及んでいると考えられる。
「叢書」の第十三巻にあたる『ジェルミナール』 こそは十九世紀プロレタリア文学の嚆矢であると同時に、
ダシール・ハメットの『血の収穫』 というハードボイルドへとつながっていく導火線のような小説だと見なせるからだ。
http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20100426/

689 :吾輩は名無しである:2016/07/01(金) 15:15:02.53 ID:/2iX5fahH
ジョルジュが法科一年と訳されていますが、原文ではどう書かれているのでしょうか

690 :吾輩は名無しである:2016/07/03(日) 14:02:04.74 .net
ゾラの短編読んだが、かなりおもしろいね。

691 :吾輩は名無しである:2016/07/08(金) 05:34:45.60 .net
このスレまだ生きてたか
ナナ再読中なんだけど
何度読んでもミュファ伯爵結婚まで童貞だったっていうくだりに吹く

692 :吾輩は名無しである:2016/07/16(土) 20:58:27.24 .net
>>690
どれが特に印象的でした?

693 :吾輩は名無しである:2016/07/17(日) 20:57:57.56 .net
>>692

スルディス夫人 ジャック・ダムール シャーブル氏の貝あたりかね

694 :吾輩は名無しである:2016/07/23(土) 11:44:52.28 .net
>>632
居酒屋は中盤まで退屈で読むのが苦痛だったけどそれだけに終盤は一気に読めて面白かったな
悲劇的な死なのに妙に感動できるラストに仕上がってるのは素晴らしい

今フランスもドイツも難民のせいで混乱してるけど、ゾラがこの時代に生きてたらどんな作品を書いてたか興味あるな

695 :吾輩は名無しである:2016/08/11(木) 01:26:50.05 .net
ポヌールダム百貨店は、ハーレクインロマンスに入れて相当だろう

696 :吾輩は名無しである:2016/10/12(水) 03:03:45.41 ID:cRdvNkOW.net
>>685
ゾラ最高ですよ
社会や他人とまともにぶつかるのが、苦手なんじゃないですか
これまでの日本文学は

697 :吾輩は名無しである:2016/10/13(木) 16:08:56.06 ID:JrIGuRF0.net
「生きる歓び」最初はポリーヌに同情したけどだんだんイライラしてきたわ
彼女支配欲強いのかね?家族を甘やかし過度なおせっかいで周囲もろとも自滅していくだけなんじゃ。
ヴェロニックの死にたくなる気持ちがよくわかる良く。

698 :吾輩は名無しである:2016/10/28(金) 00:06:39.51 ID:X9kTDq0B.net
NHKで日曜夜に外国文学を種にしたドラマを放映してるけど
ジェルミナールや大地、あたりをドラマ化したら面白いと思うんだけどな

テロルが全世界を席捲している今では、パリ、も候補に推したい

ジェルミナールは映画化されてるけど結構面白かった
映画向きでしょう、ゾラの作品は

699 :吾輩は名無しである:2017/01/25(水) 13:29:16.06 ID:HAJ7vOW9.net
ポリーヌが金出さなくたってあの家族じゃどっちみち破滅だろ
夫婦そろって重病で息子はメンヘラで召し使いだけじゃどうにもならん
結局早いか遅いかの違いだけ
そういう環境の中でも明るく生きていこうって気力を持てるポリーヌは
やっぱり好きだな
自分にはまねできないから余計

700 :吾輩は名無しである:2017/02/01(水) 12:23:37.64 ID:6RwRHs81.net
ルーゴンマッカールの中でここまで生きる歓びが注目されるのは
日本くらいだろう

701 :吾輩は名無しである:2017/02/07(火) 00:43:51.00 ID:Pzq1ccIu.net
生きる喜びこそゾラの最高傑作

702 :吾輩は名無しである:2017/02/10(金) 01:36:05.63 ID:svc2zfM3.net
ゾラこそ今売れるんじゃないかな
原田マハの美術系小説が人気あるし「制作」とかそれ系統を一緒のコーナーにしたらいい
売り方に工夫はいるだろうけれど、又吉とか絡んでくれたら良いのにね

703 :吾輩は名無しである:2017/02/25(土) 12:10:08.91 ID:PBrzk1tV.net
https://youtu.be/85-XncAUZXc

704 :吾輩は名無しである:2017/02/27(月) 21:56:27.14 ID:BlblVsp5.net
ゾラの全集が出ることを希望している
どこかがやってほしい

705 :学術 シビル ワ― 再凶:2017/02/27(月) 21:58:48.93 ID:OU4KDj24.net
元イタリア代表のゾラのセリエAフリーキック全集。

706 :吾輩は名無しである:2017/03/19(日) 10:02:57.76 ID:Ea4BlhYf.net
>>704
藤原書店と論創社の作品集で十分じゃないか。

707 :吾輩は名無しである:2017/04/01(土) 18:05:59.32 ID:yYM1qh+X.net
「パリの胃袋」ゾラ・セレクション#2

ゾラ自身の手による、やわらかいタッチの中央市場周辺地図 が掲載されています。

最近話題の築地豊洲を思い起こさせます。

書き出し、「静まりかえった無人の道を、野菜を積んだ何台もの馬車がパリに向かって進んでいた。…

静まりかえった無人の道を、魚を積んだ何台ものトラックが豊洲に向かって進んでいた。…
となる日も間近でしょう。

708 :吾輩は名無しである:2017/06/19(月) 02:03:05.29 ID:rIq14NXz.net
居酒屋もナナも読んでて辛いけど好き
獣人もそう

709 :吾輩は名無しである:2017/06/21(水) 13:25:54.35 ID:hAy57QDg.net
>>702
ゾラは日本では売れない。フランスではそこそこ売れ続けているがね。

710 :吾輩は名無しである:2017/06/21(水) 21:02:27.86 ID:jG/tF5kH.net
まあ、「そこそこ」ですよ。
日本で言えば、藤村くらい。

711 :吾輩は名無しである:2017/06/22(木) 00:08:11.36 ID:aGEaALfi.net
「ゾラって案外面白いよね」
「ゾラ見たことか」

712 :吾輩は名無しである:2017/06/22(木) 01:24:21.27 ID:DJa2Fhv+.net
>>711
まるっきり面白くないのでやめてくれるかな

713 :吾輩は名無しである:2017/06/22(木) 11:42:17.21 ID:eQkCh2RI.net
「ゾラって案外つまんないよね」
「ゾラ見たことか」

714 :吾輩は名無しである:2017/06/22(木) 11:58:44.70 ID:DJa2Fhv+.net
辟易

715 :吾輩は名無しである:2017/06/28(水) 19:20:33.19 ID:Irdn/t/m.net
ゾラの全集ほしい
どこかがやってくれないかな
意外と面白い

716 :吾輩は名無しである:2017/06/28(水) 21:50:22.59 ID:QvZSVbiB.net
>>715
>>706を見よ

717 :吾輩は名無しである:2017/08/20(日) 20:13:06.62 ID:WFdetLuW.net
フロベールが『居酒屋』について、「これでゾラは長年の読者を失った」と評したらしいのだが、詳しいこと知ってる人います?

718 :吾輩は名無しである:2018/04/15(日) 18:19:31.88 ID:3TjGtn3F.net
大橋崇行@『司書のお仕事』4月発売
美妙の『いちご姫』がゾラの『制作』だって指摘していたのは高安月郊だけだったのよね…
両方をちゃんと読んでいた数少ない一人。
逍遥旧蔵書をみると、このあたりの本をはけっこうナイフで切られていないところがあるので、
持ってはいたけれど読んではいなかったりするんじゃないかと
2018年2月23日

719 :吾輩は名無しである:2018/12/01(土) 16:47:43.76 ID:aMyKaCN7.net
金読んだ、面白かったー
いつの時代も欲望に踊らされて破滅に向かっていく人たちっているんだなと思いながら読んだ
気になる点はヒロインであるカトリーヌ夫人が狂言回しの役割になってるとはいえあらゆる人たちの死とか破滅の瞬間とかにことごとく居合わせてる件
いくら小説世界とはいえそんな都合いい偶然てあるかな?て思ったw

720 :吾輩は名無しである:2019/04/04(木) 07:34:54.54 ID:ZRo8BBng.net
論創社さま、、『ルーゴン家の誕生』増刷してください

721 :吾輩は名無しである:2019/05/13(月) 10:23:20.14 ID:xSbWDuRT.net
ルーゴン・マッカール叢書、品切れが増えているな
一応ぜんぶ持っているが、死ぬまでに読み切れるかな
おっと、『ボヌール・デ・ダム百貨店』途中まで読んで
放り出したままだった

722 :吾輩は名無しである:2019/05/16(木) 03:13:27.05 ID:u5pP+JYY.net
『生きる喜び』は徳田秋声の小説に通じるものがある

723 :吾輩は名無しである:2019/05/26(日) 06:30:56.88 ID:xfY/rB2k.net
繰り返します。

論創社さま、『ルーゴン家の誕生』増刷してください。

724 :吾輩は名無しである:2019/05/28(火) 16:01:11.21 ID:0uBtLxLL.net
>>723
古本でよくない?

725 :吾輩は名無しである:2019/06/15(土) 16:16:21.48 ID:VCefMZQV.net
せーちゃんせー

726 :吾輩は名無しである:2019/06/16(日) 01:57:10.54 ID:N7juqUQy.net
>>724
中古で1万円が相場

727 :吾輩は名無しである:2019/06/17(月) 01:07:02.41 ID:2q3SeIdb.net
>>726
10万ならともかく1万なら買うだろ

728 :吾輩は名無しである:2019/10/04(金) 19:10:11.88 ID:4D4RdKNh.net
『生きる喜び』が最高だろうな

729 :吾輩は名無しである:2019/10/04(金) 20:46:08.82 ID:C0oI6gxj.net
あれだけ悲惨な話を書いていたのにね

730 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 12:03:03.88 ID:VVKEU2Ao.net
初めて読んだテレーズラカン、犯罪者心理がありありと伝わってきてとても面白かった

それで期待して居酒屋を読んだら長いわりに光景描写みたいなのが多すぎてダレたよ・・・
特にルーブル美術館のあたりとか無くていいだろうに
終盤は文句ないんだけどなあ

731 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 15:26:05.67 ID:83x+jVGX.net
>>730
下層の無知な人達が、結婚式の流れにノリでルーヴル行くシーン、俺は好きだな。まったりしてて。
歳取ったら、もうちょっと余裕のある読書出来るようになるよ。

732 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 15:31:55.52 ID:n3bc6O6m.net
『居酒屋』は世界で初めて本格的に労働者階級が登場した小説
それまで小説には貴族かブルジョワ階級しか描かれなかった
そういう意味で文学史上画期的な作品だ

733 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 16:09:06.62 ID:cyYJe9fy.net
>>732
デフォーとか18世紀のイギリス小説とか全く無視なのか?
スペインの悪漢小説とかいくらでも例外あるわな

734 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 19:05:40.33 ID:tQ48Jf5I.net
バルザックの「農民」とか

735 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 21:47:30 ID:n3bc6O6m.net
労働者階級は貧民という意味ではない
労働者階級とは経済学的規定をもつ用語だ

736 :吾輩は名無しである:2019/11/03(日) 22:23:29.86 ID:ogzEITb2.net
ギャスケル【Elizabeth Cleghorn Gaskell】

メアリ・バートン(Mary Barton, 1848年)
1834年から1840年のマンチェスターを舞台に、工場主の息子ハリー・カースンを殺害するに至った労働者ジョン・バートンの愁苦と、ハリーを捨て幼なじみのジェム・ウィルスンを選ぶ彼の娘メアリ・バートンの恋路を軸に、労働者階級の日常を克明に描いた作品。
殺人犯の嫌疑をかけられたジェムを救うためにメアリが証人探しをするくだりの冒険小説なみの迫力もさることながら、注目すべきは、ジョンとエスタという2人の罪人の描写に投影された、作者の人間愛である。
冷酷な工場主たちへの見せしめという大義名分も、息子を失った苦痛を切々と訴える父親の前では、何の意味も持たない―そのことを知ったジョンは、慚愧と自責の念に苛まれながら死んでいく。
私生児となった娘を救うために春をひさいだエスタは、更生させようとするジェムの優しさを拒み、別れのキスをしようとするメアリを突き放して、自己の罪の重圧に泣く。そのような2人を、読者は知らず知らずのうちに赦している。

737 :吾輩は名無しである:2019/11/04(月) 08:41:13 ID:j+Wc+Qp1.net
ナナの時代のフランスって貴族と貧困の格差が,田舎の若い子は食うために都会に
女衒に引っかかったり貴族の女になったり,今でいう愛人バンクのような組織もあったらしい

738 :吾輩は名無しである:2019/11/05(火) 00:57:57 ID:p7JpQnNU.net
田舎貴族の貧困化も進んでいたよ

739 :吾輩は名無しである:2019/12/30(月) 14:57:31.84 ID:6XTp07Z2.net
貧困ゆえの親しみやすさ。

740 :吾輩は名無しである:2020/01/21(火) 16:52:38 ID:XoklQ5dM.net
庶民的と言っておくれ

741 :吾輩は名無しである:2020/03/10(火) 13:51:12 ID:D9KocXyn.net
ルーゴン=マッカール叢書20作、原書でも翻訳でもいいけど、
すべて所有し、読破した人おる?
自分は所有はしているが、読むのはまだ途中だ

742 :吾輩は名無しである:2020/04/20(月) 13:05:29 ID:1IiQqg0u.net
ルーゴン=マッカール20作の邦訳、21世紀初頭に出そろったけど、
今はもう絶版が増えてきているね
古書価も高騰していて、若者は買えなくなりつつある

743 :吾輩は名無しである:2020/04/21(火) 02:38:51.81 ID:+LZUFBhM.net
最大長編『壊滅』は絶版か
Amazonで一番安い古書で、13000円以上する
まあ新本でも5000円以上したけどね

744 :吾輩は名無しである:2020/04/21(火) 23:45:09 ID:qorX6wRN.net
小田光雄の功績が全くネットやゾラの研究書では挙がってないのだが、フランス文学やってる人、学会ではどう評価されているの?
ウージェーヌ・ルーゴン閣下とかパスカル博士なんて専門家がなんで訳さなかったのかな?
まあ、売れないし出版社も嫌がるだろうが。

745 :吾輩は名無しである:2020/04/22(水) 11:24:45.68 ID:sL53+XUC.net
フランス文学の学者にはゾラは不人気だろうな
どうしてもフローベール、ランボー、プルーストがかっこいいとなる
小田光雄という人は大学教授ではないから、学会では話題にならないだろう
フランス文学の研究者ですらないのに、よくゾラを何冊もきちんと訳せたね
その功労には敬意を表したい

746 :吾輩は名無しである:2020/04/22(水) 14:03:24.97 ID:OZLOd1HN.net
小田光雄は再販制度に関していろいろなこと言ってるから、
出版に関心のあるやつなら名前ぐらいは聞いたこと有るだろ
いにしえの我の強いジャーナリストみたいで苦手だけどいくつか読んでる

747 :吾輩は名無しである:2020/04/24(金) 15:25:55 ID:fPyirFUs.net
自分が持っているルーゴン=マッカール叢書20作の翻訳本の出版社を調べた
新潮文庫2作、岩波文庫3作、ちくま文庫1作、角川文庫1作、
藤原書店4作、論創社7作、筑摩書房1作、中央公論社1作

748 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 01:28:04 ID:M3W4Efsf.net
居酒屋やナナから入るのがほとんどだと思うが
あの2作で嫌になる

749 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 02:35:29 ID:Eu9MTVXa.net
>>748
あの2作で嫌になる人は、
ゾラのどれから読み始めても、
嫌になるだろう
題材が違うだけで、文体は同じだから

750 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 11:07:10.39 ID:WwtvUptu.net
映画から入るのオススメ
獣人とか

751 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 18:09:47 ID:M3W4Efsf.net
>>749
>題材が違うだけで、文体は同じだから

べつに文体が嫌われる原因でもないけどね
ラストが悲惨すぎるわけで

752 :吾輩は名無しである:2020/04/25(土) 22:20:32.49 ID:Eu9MTVXa.net
バッドエンドがイヤというのはアメリカ人と同じだな
『ボヌール・デ・ダム百貨店』はハッピーエンドだよ

753 :吾輩は名無しである:2020/04/26(日) 23:07:36.84 ID:3n8xGAu2.net
電子書籍でもないかぎり絶版か

754 :吾輩は名無しである:2020/04/27(月) 23:00:45 ID:WGZePV34.net
『ボヌール・デ・ダム百貨店』の主人公ドゥニーズの同僚ポリーヌって、
『生きる歓び』の主人公ポリーヌと同一人物なんだろうか?

755 :吾輩は名無しである:2020/05/02(土) 13:07:04 ID:ByTsGzT0.net
自分が飼っているチワワの名前はナナ
ゾラの小説の主人公から取った

756 :吾輩は名無しである:2020/05/04(月) 21:01:28 ID:Ge0UAOwG.net
バルザックとかゾラの小説って、登場人物多くて一気に読まないと誰が誰か分からんようになるのよね。
外出自粛で時間できたので、昨日は「ごった煮」読んだ。登場人物の1人ひとりが(女中やちょい役含めて)良く書き込まれていて、叢書の中では私的にgood。ろくでもない奴らの話をニヤニヤしながら読む時間を持てるって最高ね。
来週はちょっと当時の情勢予習してから「壊滅」読むわ。

757 :吾輩は名無しである:2020/06/06(土) 06:06:34.04 ID:hJLc8CRK.net
10年以上前に図書館で借りながら全部読んだよ
制作が好きだな
居酒屋が有名だから最初に読んだけどあれでゾラを敬遠する人が多いんだろうな

758 :吾輩は名無しである:2020/06/06(土) 12:14:52.63 ID:1a1Wr2Yu.net
すべて図書館借りということは蔵書なしか
10年、20年経つと、ある部分を思いだしてそこを再読したくなるが、
その時自宅の本棚にその本がないのは寂しいな

759 :吾輩は名無しである:2020/06/27(土) 22:08:32.65 ID:hsD0xNhG.net
いま、Amazonの古書販売を見ていたら、『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』、
『プラッサンの征服』、『ごった煮』が在庫切れになっている
高額だったのに、買う人もいるもんだな

760 :吾輩は名無しである:2020/06/28(日) 05:59:06.80 ID:lrtlXmJm.net
>>759
メルカリなんかに出たら結構な高額になるよ

761 :吾輩は名無しである:2020/07/17(金) 13:05:43.45 ID:t7CBPlC1.net
『ルーゴン家の誕生』を読むか

762 :吾輩は名無しである:2020/07/20(月) 03:20:30.73 ID:6L2XygoR.net
もう新品では手に入らないのがあるのか。
三年前に俺が買い揃えたのはぎりぎりだったんだな。
まだ復刊されてなかった制作以外は新品で、全部で75000円くらいだった。

763 :吾輩は名無しである:2020/07/20(月) 20:34:29.55 ID:ftLgH9se.net
20作中まだ8作しか読んでいない
完読まで先は長いな

764 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 00:32:44.25 ID:+D9WwkDz.net
論創社版は在庫限りで再版しないのかな

765 :吾輩は名無しである:2020/07/26(日) 03:35:08.97 ID:Ys+PBB/Y.net
twitter.com/Mr_ShotaroSato/status/1286671665355620352

766 :吾輩は名無しである:2020/07/27(月) 12:12:17.46 ID:o+0jBXHg.net
『プラッサンの征服』が入手困難なのか

767 :吾輩は名無しである:2020/09/29(火) 10:33:56.67 ID:J0oFeBUq.net
『生きる歓び』素晴らしい

768 :吾輩は名無しである:2020/10/01(木) 17:05:15.41 ID:MEI6QBYp.net
『ボヌール・デ・ダム百貨店』
19世紀後半にできたデパートがいかに隆盛を誇ったか
という風俗史として意義のある小説だが、
純粋に文学的にみたら、どうということもない内容ではある

769 :吾輩は名無しである:2020/10/04(日) 15:13:03.69 ID:dzS0+pAw.net
先日、押し入れの段ボールを整理していたら、昔買ったまま読んでないゾラの小説が見つかった
『プラッサンの征服』『壊滅』『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』『パスカル博士』『夢想』
いま読みたい本は他にあるから、また段ボールに入れ直した
数年後、ひょっとしたら数十年後に再び取り出すことになるだろう

770 :吾輩は名無しである:2020/10/05(月) 21:19:21.24 ID:bSWphqzl.net
そんなこと言わずにメルカリか何かに出してくれや

771 :768:2020/10/06(火) 10:39:34.37 ID:R76eg0po.net
積読は俺の楽しみなんだよね
1000冊以上保管してある未読本から次はどれを読もうか、ラインアップを考える
自宅がさながらミニ図書館になっていて、楽しい
本と酒さえあれば、人生は退屈しないよ

772 :吾輩は名無しである:2020/10/06(火) 10:44:39.36 ID:guGs8urX.net
「獲物の分け前」 面白かった
ルネの衣装道楽や夫の連れごとの不倫とかが匂やかwにドロドロしてる
入念に着飾ったルネの描写がシンプルに綺麗だった
官能的でけだるげな美女のイメージが自然と立ち上がってくる感じ

773 :吾輩は名無しである:2020/10/06(火) 10:45:36.26 ID:guGs8urX.net
連れごってなんだよ…連れ子じゃん

774 :吾輩は名無しである:2020/10/11(日) 11:57:18.23 ID:RDSPnQ4L.net
『獲物の分け前』はちくま文庫を持っている
『生きる歓び』や『壊滅』なども文庫になればいいと思う

775 :吾輩は名無しである:2020/10/11(日) 14:57:06.32 ID:OwhZEsen.net
いざとなったら売ることもできるし割といいかも

776 :吾輩は名無しである:2020/10/11(日) 22:18:48.91 ID:Asnmb8nr.net
ゾラゾラキュッキュ ゾラキュラ〜 ゾラゾラキュッキュ ゾラキュ〜ラ〜

777 :吾輩は名無しである:2020/10/12(月) 08:42:40.51 ID:Rgz7pf3+.net
↑この人、病んでいらっしゃいますね。

778 :吾輩は名無しである:2020/10/12(月) 13:04:02.00 ID:5Vf6VSHt.net
病んでるというより、頭が悪くてセンスがないんだと思う

779 :吾輩は名無しである:2020/10/19(月) 12:00:54.63 ID:A/TnPfAw.net
ルーゴン・マッカール叢書全20作の人気投票をしよう
どの作品が一番好きか

780 :吾輩は名無しである:2020/10/19(月) 21:58:19.73 ID:cg4kHh/3.net
深みは無いが、今読んでも面白い(一番好きだったりする)
パリの胃袋 ごった煮 百貨店 金

深みがありつつ面白い
生きる歓び 制作   

やっぱり名作
居酒屋(破滅への行程に悶絶) ナナ(朋輩脇役の娼婦まで丁寧な書き込み) ジェルミナール(うさぎ!でも後半は少し納得出来ない)

迫力はあるがちょっと合わない(人物の動きに納得できなかったり、ストーリーの破綻を見過ごせなかったり)
獣人 大地 壊滅(読むのはほぼ肉体労働)

面白くない
ルーゴン家の誕生(物語としてこなれてない) 獲物の分前(同じようなエピソードの繰り返し) ルーゴン閣下(女キャラは面白い) 夢想(途中で断念)

未読
プラッサン 1ページ ムーレ パスカル

781 :吾輩は名無しである:2020/10/19(月) 22:23:47.74 ID:A/TnPfAw.net
>>780
>夢想(途中で断念)

ワロタ
一番短い小説なのにw

782 :吾輩は名無しである:2021/01/19(火) 18:35:57.93 ID:Crucq3wT.net
>>780
『生きる歓び』は自分も大好きだ
なぜか日本でのみ人気が高い

783 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 08:26:01.92 ID:KQJfkvQp.net
Amazonの古書、『壊滅』『生きる歓び』『ごった煮』『プラッサンの征服』と品切れか
1万円以上するのに結構売れているんだな

784 :吾輩は名無しである:2021/03/20(土) 12:08:23.19 ID:r5rRE6SW.net
色々読みたい作品がいっぱいある

785 :吾輩は名無しである:2021/04/02(金) 19:22:03.25 ID:C6DFzOPr.net
本日はゾラの誕生日。居酒屋でナナとごった煮を食べて乾杯

786 :吾輩は名無しである:2021/04/04(日) 08:53:11.28 ID:/4gEjsOG.net
壮大な黙示録ともいうべき戦争叙事詩『壊滅』がもっと注目されていい

787 :吾輩は名無しである:2021/04/05(月) 14:39:33.11 ID:7kXR6+N/.net
ヤフオクで永井荷風訳の「女優ナナ」が出品されているじゃあないか。
誰か給付金が手つかずだったら、引き取ってやってくれや。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t801015168

788 :吾輩は名無しである:2021/04/05(月) 15:14:11.77 ID:mv6Wy9DO.net
>>787
本人乙としか

789 :786:2021/04/05(月) 16:27:20.70 ID:7kXR6+N/.net
>>788
違いますがな。

ちなみに、先月に出品されていたのは、小杉天外作の「コブシ」。
https://a21.kpers.net/item/u428670237/

先々月にあったのは、本間久訳の「女優ナナ」。
挿絵を見れば、顔の作りはどう見ても当時の日本婦人。(笑)
https://a2.kpers.net/item/l665412053/

790 :吾輩は名無しである:2021/04/24(土) 09:06:39.68 ID:X60mQylz.net
ルーゴン=マッカール叢書20作すべて所有

791 :吾輩は名無しである:2021/04/24(土) 16:35:19.08 ID:XXGqhIJr.net
>>790
裏山。けど読んだの?

792 :吾輩は名無しである:2021/04/24(土) 18:50:26.53 ID:X60mQylz.net
>>791
一気にすべて読んでしまうのはもったいない
毎年一作ずつ読んで楽しむことにしている

793 :吾輩は名無しである:2021/04/24(土) 20:16:28.71 ID:GBfSewnE.net
>>792
最後まで20年かかるだろうから、その間は後半の本を貸しといてよw

794 :吾輩は名無しである:2021/04/24(土) 20:25:04.60 ID:X60mQylz.net
>>793
本は貸したら最後返ってこないから、貸さない主義だ
自分の金で買いなさい

795 :吾輩は名無しである:2021/04/24(土) 20:31:58.07 ID:GBfSewnE.net
>>794
返さない奴多いよね。はじめからもらった気になっている奴もいるし

796 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 16:05:22.10 ID:ba1LWQYB.net
『ごった煮』角川文庫を持っている
レアだよね

797 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 16:31:08.44 ID:HcY4ESLQ.net
昔は本屋にたくさん並んでいたのに今はもうどこを探してもないんだよな。儚いわ

798 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 17:14:04.56 ID:r0upjLLR.net
そ、そんなこと言うなら俺だって「奥様ご用心」上下巻持ってる。案外しっかり訳されていて、論創社で読み直すまでこれで「ごった煮」は読んだことにしてました。

799 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 17:29:10.72 ID:r0upjLLR.net
ちなみに俺は「ごった煮」だけには縁があって、つい1年ほど前に千葉内房にあるマンガを主体としたリサイクルショップで上下巻を手に入れた。背表紙まで絵(岡元鉄四郎)が描かれて、それこそごちゃっとした感じの装丁バージョンやつ。でもじぇらーる

800 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 17:33:10.12 ID:r0upjLLR.net
ごめん、途中で送信してしもうた。
でも、ジェラール・フィリップの献辞がある「奥様」の方が愛着ある、って言いたかったの。連投すまん。

801 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 17:52:04.64 ID:wGnKcLR9.net
ウソ800

802 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 18:04:52.66 ID:r0upjLLR.net
https://i.imgur.com/yjTVFJi.jpg

803 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 19:00:43.98 ID:ba1LWQYB.net
自分が持っている『ごった煮』は昭和33年初版で、裸本にピンクの帯付だ
この時代は、岩波文庫、新潮文庫、角川文庫どれもカバーがなかった

804 :吾輩は名無しである:2021/05/03(月) 19:49:57.12 ID:xNK2lG3y.net
いま書店で手に入るのは新潮の居酒屋とナナ、岩波のジェルミナール、獣人、テレーズ・ラカン、制作の下巻だけ
岩波は旧かなで印刷も薄いし読みづらい本が多いから新訳は無理でもせめて改版して欲しい

805 :吾輩は名無しである:2021/05/04(火) 01:10:11.71 ID:tO/g+ttZ.net
>>804
文庫に限定しなければ藤原書店と論創社のハードカバーが手に入る
高いと言わずに買おう
こういう本の出版は莫大な金がかかるのだから

806 :吾輩は名無しである:2021/05/04(火) 09:17:06.66 ID:tO/g+ttZ.net
>>804
文庫では、他にも岩波と光文社から出ている短編集も新本が手に入る

807 :吾輩は名無しである:2021/05/04(火) 11:40:39.20 ID:VZy06H4G.net
情報に補足サンクス

808 :吾輩は名無しである:2021/05/06(木) 16:00:03.66 ID:j7CK5ijX.net
早くゾラを読みたい

809 :吾輩は名無しである:2021/05/06(木) 17:59:51.12 ID:hvJmdE93.net
どの翻訳でもいいというわけじゃないだろ

810 :吾輩は名無しである:2021/05/06(木) 19:48:54.51 ID:j7CK5ijX.net
ゾラの小説で悪訳あるの?

811 :吾輩は名無しである:2021/05/07(金) 00:10:07.48 ID:LUYoOblr.net
『居酒屋』黒田憲治訳はいいね

812 :吾輩は名無しである:2021/05/07(金) 08:36:52.00 ID:NBQVQjHS.net
大空真弓

813 :吾輩は名無しである:2021/05/07(金) 15:13:17.14 ID:l2nwMycP.net
怪傑ゾラ

814 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 08:12:13.73 ID:Br5YX0JF.net
ルーゴン=マッカール叢書20巻すべてを読め

815 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 11:34:45.92 ID:e/XZvfwL.net
そんな物好き多くはいない

816 :吾輩は名無しである:2021/05/09(日) 14:15:33.95 ID:fa4eczFy.net
青空

817 :吾輩は名無しである:2021/05/11(火) 08:45:09.67 ID:HlFOohaW.net
>>805
高額なのでこれらの文庫化を待つというコメントが前スレにあったが、
文庫を出している出版社じゃないし、ありえないと思っていた
案の定、文庫化されなかったし、逆に藤原書店版、論創社版ともに
品切れ本が出始めていて、古書価が高騰している
今後揃えようとすると入手が難しくなる

818 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 10:11:48.13 ID:hZ6oVOEv.net
新訳なら出るかもしれないけどね
光文社にお願いしよう

819 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 11:04:08.83 ID:6tJ81YaW.net
論創社版の訳者小田光雄がネットのエッセイで書いていたが、
ゾラの翻訳の売れ行きは芳しくないらしいから、増刷はしないね
初版を1000部か2000部刷ったが、それが10年以上かかって売り切れた本が
何冊か出てきたものの、文庫で安く手に入る『ナナ』や『大地』は売れない
Amazonや日本の古本屋、メルカリで見かける品切れ本が軒並み1万円を
超えるのも部数が少なく、希少価値があるからだろう
以上の状況から光文社古典新訳文庫からの出版も期待できないだろう

820 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 12:23:38.84 ID:e53QPyFf.net
ゾラってそんなに売れないの。フランスを代表する作家の一人だと思っていたのに
翻訳者も手間隙かけてそれだけの人しか読んでくれないとなると寂しいだろうね
光文社は短編集を出してるよ。持ってるけど売れてるかどうかは知らない

821 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 14:47:13.55 ID:WbPrWvjM.net
調べてみたら論創社の本は5000円ちょいか。文庫でなければこれくらいはするよね
気軽に買えない人が多いのは仕方がない。飲み代にパッと払えても本にはみな金を出さないし

822 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 15:38:12.09 ID:6l6Agpzz.net
バカが多いんだな
飲みに行くのはたった2時間で終わりだが、
本は持っている限り一生楽しめる
俺は5000円の本を選ぶ

823 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 15:51:36.22 ID:x05e6VnX.net
それは人それぞれでしょう

824 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 22:57:11.33 ID:6tJ81YaW.net
本に5000円はつかわないが、飲み代なら出す
こんなヤツは軽蔑するね
こちらの内心の自由だろ

825 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 22:59:16.11 ID:qe7mh/Q4.net
ただの価値判断に「内心の自由」なんて使いませんよ?覚えたてですか?

826 :吾輩は名無しである:2021/05/21(金) 23:21:37.02 ID:6tJ81YaW.net
>>825
使うよ
お前、IQ低いだろw

827 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 08:53:18.88 ID:FAiHk1L2.net
>>820
ゾラはフランスを代表する作家だが、現代日本では海外文学を読む人間は滅多にいない
学生ならまだしも、職場に本を読む人などまずお目にかからないからね
ゲームか漫画が興味の中心だ

828 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 09:20:02.66 ID:zSj77jhA.net
>>827
IQ低そうな職場だなw

829 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 10:29:42.46 ID:tVe2OFQa.net
高卒か中央学院大学卒しかいない職場だろうw

830 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 12:12:13.11 ID:EGRiYBgJ.net
近所の大手書店も海外文学コーナーは小さくなるばかりだ
30年前、学生の頃は白水社なんかも揃っていたのに今や売れ筋の単行本だけ(三体やハリーポッターとか)
あとは岩波新潮光文社文庫の棚に細々と。居酒屋すら置いてないよ涙

831 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 15:23:01.45 ID:igwACXtt.net
新潮文庫はろくに売れていない『居酒屋』と『ナナ』をよく刊行しつづけているよ
商売だけでなく文化的使命を担っている

832 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 16:46:37.30 ID:lq1ISK/N.net
>>819
以上の状況から?文庫で安いと売れるって自分で書いてんじゃんw
頭悪すぎw

833 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 17:06:16.02 ID:lq1ISK/N.net
>>831
ろくに売れてないか?読書メーターだと新潮版『居酒屋』の登録数1179だが
たとえばディケンズ相手なら『クリスマス・キャロル』以外の全てに上回ってる
フローベールの『ボヴァリー夫人』の新潮版旧訳が1247、新訳だと819
光文社古典新訳の『三つの物語』が226、『ゾラ傑作短篇集』は282
読書メーターの登録数が指標としてどこまで信頼に足るかは不明だとしても
『感情教育』も出している光文社がゾラの長編を新訳で出しても全然おかしくなさそう

834 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 20:59:17.01 ID:3O4DFWnk.net
>>831
その代表作二作で、ゾラ=「救いのない暗い物語」のイメージも固まるんだろうな

835 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 21:30:46.08 ID:/CNUTkQM.net
みんな新訳なら何を出して欲しいのかな?

836 :吾輩は名無しである:2021/05/22(土) 22:38:44.92 ID:FAiHk1L2.net
>>832
頭わるすぎる
5000円の単行本より1000円の文庫本を人は選ぶ
しかしそのゾラの文庫本もさして売れていない
読書メーターの登録数と発行部数は比例するわけない
さすがマヌケは違う

837 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 09:23:16.00 ID:6YCpt8qz.net
>>836
頭悪すぎるw
目安を提示したまでなんだから比例していないと言いたければあとは発行部数をお前が提示する以外にないw
できなければもはやただの屁理屈オヤジw死んだほうがマシw

838 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 10:04:54.49 ID:6YCpt8qz.net
ちなみに「Amazon 売れ筋ランキング ジャンル:フランス文学」(5/23付)では
『ボヴァリー夫人』(新潮)-60位
『居酒屋』(新潮)-78位
『ゴリオ爺さん』(新潮)-91位
『ゴリオ爺さん』(光文社)-272位
『三つの物語』(光文社)- 334位
『ナナ』(新潮)- 345位
『制作(下)』(岩波)-346位
『ゾラ傑作短編集』(光文社)-504位
『感情教育(下)』(光文社)-520位
『ボヴァリー夫人』(河出)-579位
『サランボー(下)』(岩波)-920位
『ジェルミナール』(論創社)-1944位

感情教育は2014年、河出版ボヴァリー夫人は2015年、
光文社版ゴリオ爺さんは2016年、サランボーは2019年刊
以上の状況からいずれ文庫でゾラの長編新訳が出ることが期待できないわけではないだろう
書籍の高騰を願っている一人のキチガイが吠えているだけw

839 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 10:06:07.79 ID:6YCpt8qz.net
※ボヴァリー夫人は河出版が2009年刊、新潮版が2015年刊に訂正

840 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 10:38:25.43 ID:40ebrK9/.net
>>838
またまたマヌケがたいして役に立たないランキングを持ち出してきたw
その順位はフランス文学というさして売れていない狭いジャンルでの話
『居酒屋』が78位だから、ゾラの長編新訳が期待できるだと?
妄想は勝手だが、今から1年以内にゾラの長編は文庫で新刊されないと断言する

841 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 10:43:28.74 ID:6YCpt8qz.net
>>840
へ?狭いジャンルだからこそ近年刊行された文庫を織り交ぜておいたんだけど?w
全然売れていないサランボーが一昨年岩波で新訳されたばっかなんですが?www
定番の新潮訳が品切となっていないゴリオ爺さんまで2016年に新訳されてるんですがwww
「今から1年以内」の話なんか誰もしてないのに勝手に妄想し始めてて草生えるwww
ザコはさっさと「発行部数」を調べてこいよ、お前が言い出したんだからw

842 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 10:50:17.57 ID:40ebrK9/.net
ちなみにゾラの長編のうち文庫で新たに刊行された最後が
2004年の『獲物の分け前』ちくま文庫で、これは当時すぐ購入した
ちくま文庫にはかつて筑摩大系に入った『生きるよろこび』も出してほしかった

843 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 10:55:59.99 ID:40ebrK9/.net
>>841
今から1年以内と限定したのは20年以内とか50年以内ならさすがに文庫新刊はありえるからだ
そんな遠い未来のことでなく、現在と近未来の話題にしたいからだ
マヌケのお前だって、さすがに1年以内は無理だと慌てたんだろう?

844 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 11:03:19.13 ID:6YCpt8qz.net
>>819
ちなみに品切れ本で一万円以上に古本価格高騰してるのは
・ルーゴン家の誕生
・壊滅
・ウージェーヌ・ルーゴン閣下
のみ
論創社は増刷しないとは一言も言ってないので妄想でしかないね

845 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 11:06:04.78 ID:6YCpt8qz.net
>>843
さすがに?最初から誰一人「1年以内の話」なんかしてませんが?www
お前が一人で妄想してるキチガイというだけw
近未来の話でよければ
今から5年以内にゾラの長編は文庫で新訳されると予想しておくわwww
近未来の話を断言するヤツはキチガイだからなw

いいからさっさと「発行部数」を調べてこいよ、キチガイ爺さんwwww

846 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 11:14:26.12 ID:40ebrK9/.net
>>844
その3作は全国の古本屋に在庫が1冊はあるものだ
『ごった煮』『生きる歓び』『プラッサンの征服』はどこにも在庫がない
在庫があれば、これらも1万円を超える価格になる
確かに論創社は増刷するかしないかコメントしていない
しかし出版社の採算を考えると、リスクが大きいからもう増刷はないだろう

847 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 11:20:08.47 ID:6YCpt8qz.net
>>846
・在庫があれば、これらも1万円を超える
・出版社の採算を考えるともう増刷はない

ハイ、キモヲタジジイの妄想乙でぇーすwww
妄想と現実の区別もつかなくなったキチガイがどうでもいいことばかりを吐き続けるw
こんな年の取り方はしたくないものだ

848 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 11:20:55.70 ID:MbgqYFt1.net
>>838
居酒屋はさすがに売れてるんだね〜

849 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 12:33:38.64 ID:40ebrK9/.net
>>847
『ごった煮』『生きる歓び』『プラッサンの征服』
これらが過去実際売られていた古書価は1万円を超えていた
別に妄想でも何でもない
お前の文章は草ばかり生やし、キチガイの連呼で下品きわまりないが、
どうしようもないヤツだな

850 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 12:47:42.42 ID:mJgpBGvG.net
さっさと電子書籍だせやと思うわ 絶版放置してんじゃねーぞ

851 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 12:58:44.00 ID:6YCpt8qz.net
>>849
ネットでしか見てなさそうw
つい最近も普通に古書店で3000円の生きる歓び見かけたばかりだわw
狭い世界の話を一般論みたいに言われても困るのよ〜w
キチガイジジイ乙でぇーすwww

852 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 15:22:33.69 ID:40ebrK9/.net
電子書籍はそれほど簡単ではない
全文入力作業が必要なため、結構な人件費と時間がかかる
ゾラ没後100年にルーゴンマッカール叢書すべてを
日本語で読めるようにしてくれた論創社には感謝しかない
あとは読者が何とかして読んでいくだけだ

853 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 15:37:15.00 ID:axdYMN8r.net
少なくとも小田光雄訳のものは訳者自身がデータとして残してあるだろう
電子書籍の場合、現状レイアウトに凝るのも御法度なので、必要なのは校正作業くらい
他には権利関係をどう処理するかだけ
多大な人件費・時間がかかるというのは大嘘

854 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 17:49:39.52 ID:qMFxFOUw.net
論創社は再販してくれないのかなあ。無理なら岩波や光文社で出してほしいなあ

855 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 18:51:08.32 ID:40ebrK9/.net
論創社が増刷しないとみる理由
前回の刊行時に全国の図書館が購入してくれたが、次は期待できない
10年も20年も在庫の倉庫代を負担するのはきつい

856 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 19:23:59.47 ID:axdYMN8r.net
何言ってんだこのバカは
『プラッサンの征服』を例に挙げれば全国の図書館・大学図書館の蔵書数は合計192冊
たったの200部を当てにできないから増刷できませんとは笑わせる

857 :吾輩は名無しである:2021/05/23(日) 21:33:15.99 ID:Cl6mlhmq.net
論創社のゾラは誤植が多いな。小田光雄そういうことにうるさそうなのに、多分悲しんでるな。ちゃんと直して再版してほしい。藤原書店はそう言うところはしっかりしていると思う。

858 :吾輩は名無しである:2021/05/24(月) 12:39:32.30 ID:vNGnnhqy.net
小田光雄のブログを読んでみたら、ロス・マクドナルドの一連の作品とルーゴン・マッカール叢書とを関連付けて語られていて驚いた

859 :吾輩は名無しである:2021/05/24(月) 17:05:57.25 ID:GJv1ZsEj.net
ロス・マクいいよ。ミステリーというジャンルではなくもはや文学

860 :吾輩は名無しである:2021/05/25(火) 08:29:57.02 ID:LTjWaIBd.net
小田光雄はドゥマゴ文学賞を受賞したのか
しかも選者は鹿島茂
ゾラ好きの二人だね

861 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 21:53:24.24 ID:OBVK7O8Y.net
この作家好き
次は何を読もうか

862 :吾輩は名無しである:2021/06/04(金) 16:00:15.28 ID:SH6gH5XF.net
https://pbs.twimg.com/media/E1p4H98VIAA6SR-.jpg

863 :吾輩は名無しである:2021/06/04(金) 19:03:18.10 ID:zc4yyUZW.net
青空

864 :吾輩は名無しである:2021/06/05(土) 08:28:26.74 ID:GynZKQQv.net
いま読んでいる本を読み終えたら、用意してある『ルーゴン家の誕生』を読む
若きゾラの出発点か 楽しみだな

865 :吾輩は名無しである:2021/06/05(土) 16:43:30.36 ID:hokAzQwO.net
蔵書自慢かよ
ウザいヤツ

866 :吾輩は名無しである:2021/06/05(土) 18:09:05.76 ID:4StIZBe9.net
5chは本のタイトルと値段だけ覚えることをアイデンティティとしてるようなオタクしかいないよ
ただ読んだってだけで頭で考えた感想なんて書かれないし、書けない
ゲームやアニメのパッケージをそろえてるオタクたちの方がまだ中身について語ってそう

867 :吾輩は名無しである:2021/06/05(土) 20:46:17.05 ID:GynZKQQv.net
>>865
貧乏で欲しい本が買えず、コレクターを妬んでいるのか
哀れな人生だなあ

868 :吾輩は名無しである:2021/06/05(土) 21:44:03.47 ID:S9zIiXyr.net
図書館で借りて読めば充分。
品のない書き込みはやめてちょーだい。

869 :吾輩は名無しである:2021/06/05(土) 23:05:18.25 ID:7Jw7fCBk.net
ゾラこそ電子書籍にして欲しいんだけどな
そこそこに出版されてもすぐに絶版になる
同じ理由でハーディやバルザック、ヴォネガットも頼む

870 :吾輩は名無しである:2021/06/06(日) 02:01:21.66 ID:DjZX5S+c.net
ゾラ処女です
ルーゴン•マッカールっていきなり途中の巻から読んでも大丈夫なの?
いま手元にナナだけあるんだけども

871 :吾輩は名無しである:2021/06/06(日) 08:14:45.08 ID:Qso/2b1o.net
>>870
バルザック同様人物再登場法を用い、さらに各巻の主人公がみな血縁者ではあるが、
各巻の物語はそれぞれ独立しているから、1巻から読まないと訳が分からないとはならない
自分もそうだったが、多くの人が手に入れやすい新潮文庫『居酒屋』(7巻)『ナナ』(9巻)から読み始める

872 :吾輩は名無しである:2021/06/07(月) 23:07:18.69 ID:ExR6t+ZI.net
自演ウザイ

873 :吾輩は名無しである:2021/06/08(火) 09:15:44.26 ID:z/r6+NxS.net
自演に見えるのか
>>870>>871にちゃんと返答しないで雲隠れしちゃったからな

874 :吾輩は名無しである:2021/06/17(木) 08:29:06.75 ID:ZdbKIMUV.net
『ルーゴン家の誕生』Amazonで数日前古本を2万円台で売っていたが、
今見るともう売り切れている
シリーズ第1巻だから高くても買うのかね

875 :吾輩は名無しである:2021/06/17(木) 10:14:44.17 ID:SCgCPQdu.net
デアゴスティーニみたいなものか

876 :吾輩は名無しである:2021/06/17(木) 22:57:08.93 ID:9gEELaNr.net
とうとう2万いったんだ
今年の初め1万で買ってよかった

877 :吾輩は名無しである:2021/06/18(金) 00:09:52.57 ID:SPlNt2Ai.net
わいは2005年に定価3990円で買ったが、
ずっと積読してて、来月あたり読もうかと思っちょる

878 :吾輩は名無しである:2021/06/20(日) 19:26:38.69 ID:cc1z8u+g.net
デアゴでルーゴン・マッカール叢書を順に発売していって欲しいな
なんだかよく分からなくてもとりあえず集めようとするやつがいるだろう

879 :吾輩は名無しである:2021/07/01(木) 07:38:43.39 ID:ibSRkNMv.net
今日から7月、『ルーゴン家の誕生』を読むか

880 :吾輩は名無しである:2021/07/09(金) 15:54:21.94 ID:LbLkdLZq.net
>>870
第1巻『ルーゴン家の誕生』から読んでいくのがもっとも適している
ルーゴン=マッカール叢書各巻の主人公たちの子供の頃のことが書かれている

881 :吾輩は名無しである:2021/07/15(木) 15:51:16.69 ID:ezsXzGYu.net
プラッサンがエクサンプロヴァンスとは知らなかった

882 :吾輩は名無しである:2021/07/23(金) 18:51:45.65 ID:UcEYqTKL.net
『ルーゴン家の誕生』は途中の展開があまり面白くないものの、
最後の締め括りはうまかった
同じ血族のピエールの成功を祝う宴会と憲兵によるシルヴェール処刑
これを同じ日にして、歓喜と悲哀をこもごも描いている

883 :吾輩は名無しである:2021/08/20(金) 09:52:27.66 ID:MxTH509e.net
>>878
そんなわけないやねw

884 :吾輩は名無しである:2021/09/25(土) 08:41:49.96 ID:vJOetsqa.net
これからゾラの小説をたくさん読もうと思う

885 :吾輩は名無しである:2021/10/06(水) 20:47:55.61 ID:mVHwBUXa.net
メルカリで今出てる値段見てwww

886 :吾輩は名無しである:2021/10/06(水) 21:08:16.55 ID:t6ywofYB.net
25000円だの40000円だの出してるやつは正気かよ
そのうち別の出版社が新訳だすよ。図書館でも読めるし

887 :吾輩は名無しである:2021/10/07(木) 07:57:58.72 ID:CweNVMKK.net
どうしても欲しい人は数万円でも買っているね
論創社版は部数が少ないため、どの古本屋でも高い
売れ行きが悪かったので、他の出版社が新訳を出すことはないだろう
まあ、図書館で借りて読めばいいんじゃないかな

888 :吾輩は名無しである:2021/10/07(木) 09:06:36.96 ID:OKVLFUl3.net
藤原書店のゾラ・セレクションは大きな書店てまだ手に入るのに

889 :吾輩は名無しである:2021/10/08(金) 09:58:39.14 ID:R+MZ5AkL.net
論創社版が発行された当時でもここの掲示板では値段が高いから
文庫化されるのを待つなんてよく書き込まれたくらいだ
そして文庫化はされず、今や古書価絶賛高騰中という状況だ
ワガママな人たちが多いね
さて、次は積読している『プラッサンの征服』を読もうかな

890 :吾輩は名無しである:2021/10/08(金) 11:45:41.82 ID:zsMgqtkx.net
4000円くらいならさっさと買っておいたほうがいいな

891 :吾輩は名無しである:2021/10/08(金) 15:09:13.05 ID:baKZGCfp.net
『プラッサンの征服』amazonでは約5万円で売ってるね 
本の値段の推移は面白い

892 :吾輩は名無しである:2021/10/08(金) 15:47:28.12 ID:ldFgTgK5.net
買う人がいるのかな。自分は古書にそこまでは出せない。図書館で借りちゃうよ
新刊できれいな本を買ったほうがいいな

893 :吾輩は名無しである:2021/10/09(土) 13:30:19.39 ID:HMKjgz1d.net
2週間くらい前、論創社版『ごった煮』がamazonで定価より安く
(3千円ほど)売っていたが、案の定すぐ売れてしまったね

894 :吾輩は名無しである:2021/10/18(月) 00:33:16.55 ID:Or7sBb7w.net
L’Œuvre は普通は「作品」という意味だと思うのだが、邦題が「制作」だったり「傑作」(明治時代の訳)だったりするのは何故だろう?

895 :吾輩は名無しである:2021/10/18(月) 08:33:01.95 ID:L2EXJw/i.net
『作品』というのは小説のタイトルとして据わりががよくないと感じるからね

896 :吾輩は名無しである:2021/11/20(土) 08:33:38.40 ID:yrV+zGzc.net
来年は『制作』を読むつもりだ

897 :吾輩は名無しである:2021/11/28(日) 00:41:13.81 ID:X99h5YPv.net
やはりゾラはよい作家だね
セリーヌが好きなら、絶対読んどけ

898 :吾輩は名無しである:2021/12/21(火) 09:01:28.84 ID:pJfHdFmq.net
光文社のゾラ短編おもしろかった
読みごたえあるね。ナンタスとスルディス夫人が好き。長編未体験なので次は居酒屋を読みたい
光文社で新訳が出ないかな

899 :吾輩は名無しである:2021/12/26(日) 09:43:22.22 ID:lcbPflII.net
1980年代、中央公論社世界の文学の『ジェルミナール』を買ったな
函入りハードカバー新本なのに、たった1200円だった
河内清の翻訳も見事だった

900 :吾輩は名無しである:2022/03/29(火) 07:49:49.27 ID:3iToKjOj.net
ちくま文庫でゾラ全集出してほしい

901 :吾輩は名無しである:2022/04/01(金) 08:20:51.05 ID:2pRvnvYT.net
>>900
まあ売れないから無理だね
21世紀になってから、ちくま文庫から『獲物の分け前』を試しに
出したんだが、見事に売れなかったから初版だけで絶版になった
あれが売れていれば、他の作品も出たんだがね

902 :吾輩は名無しである:2022/04/01(金) 16:34:59.35 ID:Q96pBw9B.net
ゾラ人気ないのかな。おもしろいのに

903 :吾輩は名無しである:2022/04/01(金) 17:44:39.37 ID:1vnDpw4G.net
人気でいうと世界的にバルザック>ゾラじゃないだろうか?

904 :吾輩は名無しである:2022/04/01(金) 21:15:42.14 ID:CqKLkk8h.net
バルザックはパワフルだよね。ドストエフスキーとバルザックは双璧ではないか

905 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 00:34:51.69 ID:Reqb4+Dh.net
代表作とされる「居酒屋」で良くも悪くもゾラのイメージが決定されるからな
ああいう物語だけではないのに

906 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 16:27:59.97 ID:3FVWqNiR.net
バルザックの登場人物と比べると、ゾラの登場人物はあまり好きになれない。
感情移入ができないというか・・・
おそらく作者自身が生きた人間としてではなく自分の駒として書いているからだろう。

907 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 18:08:56.81 ID:3FVWqNiR.net
明治時代に翻訳されたゾラの作品なんだが、さてどの作品でしょう?

酒鬼 内田魯庵訳
((俄分限者))を読みて 菊痴居士訳
大洪水 松居松葉訳
春花秋月 松居松葉訳
牧園 宮崎湖処子訳
わが死 木内愛渓生訳
近世の嫁入り 蝴蝶散士訳
戦塵 内田魯庵訳
女ぎらひ 松居松葉訳
大蔵大臣 戸川秋骨訳

908 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 19:13:58.68 ID:aFUTgosN.net
あんたらのやり取り読んでゾラを読みたくなりましたわ
あんがと!

909 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 20:13:42.41 ID:JfqW5ty2.net
ゾラは19世紀から20世紀へ変わりゆく風俗を克明に描写した
ルーゴン=マッカール叢書20巻は第一級の風俗小説といえる

910 :吾輩は名無しである:2022/04/02(土) 20:23:34.77 ID:048ZJ3L/.net
>>907
春秋花月なんて漢詩みたいw
どれもさっぱり見当がつかない

911 :吾輩は名無しである:2022/04/03(日) 11:51:50.85 ID:0tcIKQx9.net
小杉天外の『はやり唄』はまさにゾライズムの作品で、母・祖母の淫蕩な血を受け継いだ主人公の女性はラストに若い医者と駆け落ちをする。
田舎の旧家を舞台にした作品で本家だの分家だのと人間関係が複雑で、これで殺人事件でも起きればまさに横溝正史の世界である。

田山花袋や永井荷風もその作家活動の初期においてゾラの影響を受けているけど、ゾラのどんなところが明治の文学者のアンテナに引っかかったのか?
明治時代は西洋の科学思想が輸入された時代だから、「文学は科学である」というゾラの主張を受け入れやすかったのだろうか?
>>903はバルザックの人気が高いと書いているけれど、明治時代の日本に関しては圧倒的にゾラ>バルザックだと思う。

ちなみに岩名文庫に収められている小杉天外の3作品はどれも毛色が違っていて、『はつ姿』は一葉の『たけくらべ』を思わせる少年少女が登場して、文学的香気という点ではこれが一番高い。
上記『はやり唄』はゾライスムの作品。そして『魔風恋風』は当時の若い女性を熱狂させた風俗小説となっている。

912 :吾輩は名無しである:2022/04/03(日) 21:33:33.45 ID:sCq7vE0O.net
>>909
でも、お高いんでしょう?

913 :吾輩は名無しである:2022/04/03(日) 23:03:58.00 ID:D0Ggh+Hc.net
>>912
文庫や世界文学全集以外は藤原書店と論創社の本を購入した
一冊4000円前後だったね
今では品切れ本が数万円の古本として売られている

914 :吾輩は名無しである:2022/04/04(月) 22:10:26.78 ID:zWzZjtb1.net
紀伊国屋書店ではまだ入手可能な本も割とあるね。藤原書店と論創社

915 :吾輩は名無しである:2022/04/05(火) 09:07:24.26 ID:MsjrDTQ2.net
>>914
amazonと変わらないよ

916 :吾輩は名無しである:2022/04/05(火) 17:52:44.66 ID:Iw4YkBZA.net
>>911
明治時代はゾラだという話だけど、翻訳文学にも流行りすたりはあるのだと思う
スタンダールやモーパッサンも昔ほど評価されていないと思う

917 :吾輩は名無しである:2022/04/05(火) 21:14:55.49 ID:87Hv+bHw.net
>>915
スレチになるけど
尼は書籍の扱いが酷くて
出たばかりの本が擦過痕や
ページ折れで来た事あって
それ以来絶対やめている

918 :吾輩は名無しである:2022/05/07(土) 09:48:21.78 ID:3P/QDj4K.net
ロシアとウクライナの戦争は終りが見えない
ゾラにはフランスとプロシアの戦争を描いた『壊滅』という
壮大な黙示録的なスケールの戦争小説がある
ルーゴン=マッカール叢書第19巻だ
ゾラの愛読者は読んでいるだろうけど

919 :吾輩は名無しである:2022/06/03(金) 19:43:26 ID:/SFjRk3d.net
ドレフュス事件を題材にした仏映画『オフィサー・アンド・スパイ』公開中。ゾラも出てくるぞ

920 :吾輩は名無しである:2022/06/04(土) 10:59:10.72 ID:Qb7JmBZA.net
ゾラの小説を語れ

921 :吾輩は名無しである:2022/06/23(木) 16:37:12.53 ID:B/ZN2ZqM.net
光文社から出ているゾラの短編集は面白い

922 :吾輩は名無しである:2022/06/23(木) 17:18:19.50 ID:Pey4f3Jt.net
あれおもしろいね。バラエティがあっていい

923 :吾輩は名無しである:2022/06/29(水) 20:23:56.59 ID:omv+Hd4Q.net
光文社の短編集が良かったので岩波の短編集も買った

924 :吾輩は名無しである:2022/06/29(水) 20:39:42.92 ID:6FSuEXV3.net
文庫だけでなく、ハードカバーもどんどん買え

925 :吾輩は名無しである:2022/06/29(水) 21:20:54 ID:wMefOtGB.net
売っていない

926 :吾輩は名無しである:2022/06/30(木) 14:40:34.75 ID:C4coeYyN.net
長編は居酒屋、ナナ以外は全滅に近いな
論創社のは版が普通の本と違って置きにくそう
藤原書店のから買ってみるよ

927 :吾輩は名無しである:2022/07/02(土) 11:15:34.35 ID:JGjw61FQ.net
論創社の『壊滅』『生きる歓び』『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』
『ごった煮』『プラッサンの征服』などがお勧めかな

928 :吾輩は名無しである:2022/07/04(月) 19:02:46.23 ID:AhFgI3Pg.net
>>927
ありがとう
論創社のは、全体の8割を小田光雄という人が訳しているんだな
この人の訳文との相性もありそう
とりあえず、おすすめの中から1冊買ってみるよ

929 :吾輩は名無しである:2022/07/04(月) 19:14:52.16 ID:AhFgI3Pg.net
と思ったら、アマゾンではほとんど品切れだった
このスレッドの上の方に書いてあった
とりあえず入手可能なのから買うよ

930 :吾輩は名無しである:2022/07/06(水) 13:28:29.03 ID:2YGesqRd.net
ジェルミナールの文庫はまだ見かける

931 :吾輩は名無しである:2022/07/06(水) 14:27:12.43 ID:zTC+0O3N.net
ジェルミナールは中公文庫の訳がよい

932 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 14:55:31.42 ID:W/VOGk0y.net
岩波の「水車小屋攻撃」読んだよ
悲しくて辛くなった
今でも、ウクライナではこういうことがあちこちで起きてるのだろうと思った

933 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:22:02.75 ID:22gcTkDz.net
青空

934 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:22:20.97 ID:22gcTkDz.net
大空

935 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:22:41.28 ID:22gcTkDz.net
夏空

936 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:23:04.59 ID:22gcTkDz.net
秋空

937 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:23:23.28 ID:22gcTkDz.net
冬空

938 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:23:45.51 ID:22gcTkDz.net
春空

939 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 15:24:04.37 ID:22gcTkDz.net
夕空

940 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 16:54:57.70 ID:22gcTkDz.net
雨空

941 :吾輩は名無しである:2022/07/07(木) 16:55:47.55 ID:22gcTkDz.net
雪空

942 :吾輩は名無しである:2022/07/21(木) 19:02:48.10 ID:hyb0+7uw.net
とりあえず論創社の「獲物の分け前」を買った。
これからコロナ前飲み代に使っていた程度の金をゾラに使うことにするよ

943 :吾輩は名無しである:2022/07/21(木) 19:20:25.69 ID:7h6TJufA.net
頑張れよオッサン

944 :吾輩は名無しである:2022/07/21(木) 19:46:25.16 ID:9iVMR+9D.net
水を差すようだけど、「獲物の分け前」は筑摩文庫の方が翻訳や解説ははるかに良いよ。

945 :吾輩は名無しである:2022/07/21(木) 19:50:06.08 ID:TzjBsRT1.net
『獲物の分け前』はちくま文庫から新刊で出た時にすぐ買った
案の定すぐ絶版になった

946 :吾輩は名無しである:2022/07/21(木) 21:13:18.16 ID:9iVMR+9D.net
買った持ってる自慢はもういいよ。

947 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 09:19:20.70 ID:UkfUJodl.net
>>946
こういう水を差すレスがあると、停滞するからやめてくれ

948 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 11:11:55.84 ID:kgJg1jjC.net
この板で延々と本持ってる報告し続けるだけで
話をそれ以上広げることのできないキチガイがいるけど
ただただ気色悪い
日常的に話し相手が1人もいないアホなんだろう

949 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 11:17:09.32 ID:UkfUJodl.net
>>948
スルーもできないのか、お前は

950 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 12:34:41.64 ID:WM+Gag6f.net
↑自分はスルーできないくせにスルーしない他人にいちゃもんつけないと落ち着かないゴミ

951 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 20:59:58.26 ID:yHTrGGq3.net
ゾラまだ読んだことないんだけど居酒屋とナナってどっちおすすめ?

952 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 21:06:10.05 ID:UkfUJodl.net
>>951
『生きるよろこび』がオススメ

953 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 21:14:02.04 ID:IBIltJ4u.net
どっちがいいかというシンプルな質問にすらすぐに持ってるアピールしたがる害虫が湧く
死ね

954 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 22:02:28.56 ID:UkfUJodl.net
>>953
テメエこそさっさとくたばれ
蛆虫、害獣、このスレに来るな
性格が悪すぎる上に偏差値ゼロ

955 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 22:10:19.63 ID:UkfUJodl.net
頭が悪いから金を稼ぐ仕事ができず貧乏
性格も悪いから、金や高額本を持っている人間を憎む
文学は向いてないから、他の趣味に行けよ 
まあ生きている価値がないけどな

956 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 22:18:10.95 ID:IBIltJ4u.net
頭が悪いから金を稼ぐ仕事ができず貧乏(自己紹介乙w)
性格も悪いから、たかだか数万程度の絶版本を持っていることしかアピールできない(無能w)
文学は向いてないばかりか、教養もないから5chの文学板で話し相手探している 
まあ生きている価値がないねw

957 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 22:25:47.78 ID:UkfUJodl.net
オウム返ししかできない低能はさっさと死ね

958 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 22:42:32.49 ID:UkfUJodl.net
殺処分がいいな
社会のためになる

959 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 23:06:17.32 ID:UkfUJodl.net
さて、キチガイは退散したから、ゾラを尊敬したセリーヌの全集を読むとしよう

960 :吾輩は名無しである:2022/08/01(月) 23:50:03.60 ID:IBIltJ4u.net
何を読んでも何も得るものがない人生w
誰からも無視されて5chですらバカにされて
得たのはゴミのように大量に詰まれたカビ臭い本だけwww

961 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 00:17:08.09 ID:LNEn4ry4.net
文庫本しか買えない貧乏人が何やら呟いているが、カワイソス

962 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 00:21:45.28 ID:xMS7h0XS.net
本しか買えない貧乏ニートが読まない本片手に早速またやってきて草

963 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 00:36:49.35 ID:sqEvaQeV.net
本持ってるかどうかも怪しいw
ここまで話の中身がないとそれすら妄想の可能性あるw

964 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 11:26:55.99 ID:wsS0ktGq.net
カミツキガメ出没中w

965 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 13:08:41.46 ID:nRZUbEMO.net
しつこい貧困カミツキガメうざい
947
952
955
959
962

966 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 13:11:18.53 ID:nRZUbEMO.net
蔵書自慢結構じゃん
正直羨ましい

967 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 13:16:23.22 ID:nRZUbEMO.net
>たかだか数万程度の絶版本を持っていることしかアピールできない(無能w

「たかだか数万程度の絶版本」って
それ以上高額となると「稀覯本」だろ
読むための本じゃないだろ
バカ丸出しの朝鮮人だなwwwww

968 :吾輩は名無しである:2022/08/02(火) 15:37:47.59 ID:YJjLLRIs.net
>>951
居酒屋とナナはつまらない
ハードカバーの論創社版がいい
壊滅とかごった煮とか面白い

969 :吾輩は名無しである:2022/08/03(水) 08:29:05.08 ID:nXsYIRBy.net
ウージェーヌ・ルーゴン閣下やプラッサンの征服もいいぞ

970 :吾輩は名無しである:2022/08/05(金) 18:28:21.35 ID:hl/EW+6i.net
藤原書店のセレクションの中のおすすめはどれでしょうか?

971 :吾輩は名無しである:2022/08/05(金) 19:54:04.07 ID:89p9o7IJ.net
全部

972 :吾輩は名無しである:2022/08/06(土) 11:24:34.12 ID:ufJZg5Km.net
>>970
金、パリの胃袋、ムーレ神父のあやまち

973 :吾輩は名無しである:2022/08/06(土) 14:55:41.32 ID:FQbNSKvm.net
>>972
ありがとうございます
パリの胃袋から買っていこうと思います

974 :吾輩は名無しである:2022/08/08(月) 09:34:56.01 ID:I3aVgI90.net
早めに全部買わないと絶版になったら入手不可能になる

975 :吾輩は名無しである:2022/08/08(月) 18:24:11.63 ID:DNdy//rM.net
>>972
ベスト5を教えてください
出版社もお願いします

976 :吾輩は名無しである:2022/08/08(月) 21:08:23.83 ID:X10Pu8tV.net
>>975
過去のレス読めや
>>780

977 :吾輩は名無しである:2022/08/08(月) 22:32:11.90 ID:hhEgvadO.net
ベスト5
壊滅
生きる歓び
ごった煮
プラッサンの征服
ウージェーヌ・ルーゴン閣下
全て論創社

978 :吾輩は名無しである:2022/08/09(火) 11:59:59.45 ID:MCPXZLW6.net
ありがとうございます

979 :吾輩は名無しである:2022/08/09(火) 20:55:22.16 ID:PsUpwY6r.net
手に入りにくいものばかり挙げてる意地の悪い奴だよ。

980 :吾輩は名無しである:2022/08/09(火) 22:07:06.86 ID:WQ0pX6Nh.net
ツイッターでルーゴン=マッカール叢書と検索したら、
最近邦訳20作集めたと写真付きで言う猛者がいて感動した
集めにくいとか難癖つける性格悪いヤツなんか無視して
まずは買い始めればいい、行動あるのみ

981 :吾輩は名無しである:2022/08/11(木) 22:47:49.33 ID:SMed2w81.net
>>980
ゾラに10万円使ったということだな
俺はそんなには無理だが、論創社のを少しずつ買っていくよ
藤原書店はバルザックもゾラもまだ一冊も品切れにしていないから、少なくともあと一年は大丈夫だろう
論創社を優先するよ

982 :吾輩は名無しである:2022/08/14(日) 13:31:32.78 ID:zrgLbldR.net
論創社の『愛の一ページ』『パスカル博士』はまだ在庫ありか
これらもなくなり次第古書価が高騰するだろう
他に翻訳がないし、そもそも作った部数が少ないから
論創社は一切重版しないようだ
売れ行きが悪く、倉庫代がかかるだけだから

983 :吾輩は名無しである:2022/08/14(日) 14:41:44.87 ID:zrgLbldR.net
>>982
間違えた
『愛の一ページ』は藤原書店だった
『夢想』が論創社だった

984 :吾輩は名無しである:2022/08/17(水) 23:06:05.30 ID:caMBRhEJ.net
『パリ』買った

985 :吾輩は名無しである:2022/08/21(日) 00:39:58.06 ID:o3G3clZc.net
評判のいい『プラッサンの征服』を読むことにする

986 :吾輩は名無しである:2022/08/21(日) 06:00:23.17 ID:P6IVuoEQ.net
メルカリに出ている値段……
図書館で借りて読めば充分。

987 :吾輩は名無しである:2022/09/20(火) 08:58:51.75 ID:stP9MTKN.net
論創社版は置いている図書館が少ないね

988 :吾輩は名無しである:[ここ壊れてます] .net
・普段図書館を利用している人
図書館で読んだ後に手元に置いておきたくて買う本→全体の数%
→1年で本に使う額:数千〜数万

・とにかく本を手元に集めておきたい人
買い揃えたはいいが、積ん読にしている本→全体の数十%
→1年で本に使う額:数万〜数十万
→しかも本に場所を取られる

両者の読書量には大差ない
効率だけなら後者は相当頭が悪い人に見える
一種の性癖だろうからどうしようもないんだろうけど

989 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 09:49:59.25 ID:wvO19P8n.net
貧乏人の僻み

990 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 09:53:06.42 ID:wvO19P8n.net
図書館は貸本屋ではありません
本をたくさん買って出版界に貢献すべき

991 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 10:57:39.66 ID:zMGYctMW.net
本に場所を取られるって、一部屋しかないアパート住まいならね
稼いで広い家に住めば、大きな本棚にずらっと本を並べるのは気分がいい
自宅の隣に図書館があるが、まず利用しないな

992 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 12:52:31.07 ID:mB6cPk5G.net
大体、本は初読のときがイチバン面白い
他人の本には書き込みができないじゃないか
読み通すことによって全体を把握できる
再読の時に書き込みを見ながら読み進めると
新たな発見もある

993 :吾輩は名無しである:[ここ壊れてます] .net
多くの作家は住居とは別に倉庫や仕事場を借りてそこに本を保管している。実際に聞いたことがあるのは、村上春樹、いとうせいこう、堀江敏幸。本の数にもよるが、金があるなら家には置かないだろう。暮らしにくいから。

994 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 14:43:21.53 ID:jolEeYIL.net
>>993
市井の読書家の話をしているのに、どうして作家の蔵書の話にもっていくのかね?

995 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 16:25:28.62 ID:K0CPjnv7.net
多数の本を抱えている人の代表が作家だから。市井の読書家も同じ。
金があるなら家には置かないだろう。暮らしにくいから。
鹿島茂のような愛書家として有名な人でも同じ。
市井の読書家というが、読みもしない本に囲まれて自己満足に浸っているだけの暇そうな戸建て住人に過ぎないでしょう。
僻まれるほどの存在感もない。

996 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 18:52:35.80 ID:t9sthSCi.net
自称「市井の読書家」www

頻繁に再読するなら本そんなにいらねえわなwww
しかも本文ではなく、過去の自分の書き込みから「新たな発見」をするなら年々アホになっていってるってことだwww

997 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 18:55:11.26 ID:4jyTsz0U.net
数年前からどの本を持っていてどの本が好きという話しかしていない
不毛なスレだな

998 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 18:58:50.64 ID:4jyTsz0U.net
よく見たらスレが立った12年前からほぼ似たようなことしか書かれていないスレ
読み返しても何の参考にもならんのはすごいね

999 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 19:00:26.89 ID:J8TWMBKO.net
本によっては
万年筆による書き込みにも適した紙を採用しているものもあるんだがな
貧乏人は図書館の薄汚い本や古本を読むべきだ

1000 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 19:02:19.73 ID:4jyTsz0U.net
2020年以降は所持している本、読んだ本の数、絶版書の話がメイン
ゾラについてではなく、バカが備忘録代わりに使っていたスレだな

1001 :吾輩は名無しである:2022/09/21(水) 19:03:05.66 ID:l+r2OyPn.net
ひきこもり貧乏人の本所有自慢はこれで終わりかな

1002 :2ch.net投稿限界:Over 1000 Thread
2ch.netからのレス数が1000に到達しました。

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