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30歳過ぎてから将棋はじめた人の集うスレ 5手目

130 :名無し名人:2015/03/24(火) 10:33:42.26 ID:0Nolk3bg.net
 金矢倉を崩す歩の手筋として、▲34歩△同銀(金)▲35歩がある。
「そんなの知ってる」と馬鹿にしてはいけない。
この歩の手筋は、▲25歩・▲28飛・▲36銀・▲46歩という
『味方の駒の助力があって初めて成立する』点を確認してほしい。
この歩の特性は、例えば、桂馬による両取り(褌)が、他の駒の助力を
一切要しないことと対比するとわかり易い。(性能依存型手筋。大駒が典型。)
 もうひとつ、大事なことがある。それは、上記手筋は、
「銀は後ろに引けず、金は斜めに引けない」という『駒の弱点を
突いている』点である。これと、桂馬による両取りを再度比較してほしい。
桂馬の褌は、両取りをかける駒が、なんでも成立するのである。
竜が2枚でも、馬が2枚でも両取りがかかる。駒の弱点を突くものではなく、
あくまでも、桂馬の性能に依存しているだけだからである(線駒もほぼ同じ)。

つまり、歩の手筋を学ぶことは、他の駒(歩を含む)を生かすことも、
他の駒(歩を含む)の弱点を突くことも、学べるのである。
ひとつひとつの歩の手筋を、そういう視点でよく分析・理解してみよう。

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