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卍…毎日マンネルへイム元帥で冬戦争は問答無用…卍

731 :名無し三等兵:2019/05/06(月) 15:01:02.03
フィンランド第4軍団司令部では、ラーティカイネンが戦線を繕おうと試みていた。18時、8機のJu88爆撃機が飛来し、
交差点と線路付近のソ連軍を爆撃した。「敵がVTライン後方に回り込み始めている。クーテルセルカの穴を塞がねば
ならない。」マンネルヘイムは、虎の子の装甲師団に出動を命じた。アルベルト・プロマ大佐指揮下に、猟兵旅団、
突撃砲大隊、高射砲中退、戦車猟兵大隊から成る戦闘団が編成された。「緊急出動だ。ぼやぼやするな」
SSヴィーキング師団出身の猛者、突撃砲大隊第1中隊長のカール・キヴィカント中尉が命令すると、突撃砲兵は
愛車に向かって駆け出した。急降下爆撃第4連隊の爆撃は22時と23時過ぎにも決行され、さらに砲兵4個大隊も
砲撃支援を行った。

装甲師団長ルーベン・ラガス少将が第3師団司令部に姿を現した。第3師団長パヤリは覗き込んでいた地図から
顔を上げた。「よく来てくれた。この戦況を何とかしよう。君の部隊に攻撃目標を与える」それを聞いた
ラガスは侮蔑の表情を浮かべた。「私は君が開けた穴を塞ぎにきたんだ。誰からの指示も受けない。」
パヤリは顔を紅潮させたが、屈服せざるを得なかった。ラーティカイネンより、戦略予備部隊は独立して
作戦を行うと告げられたのだ。彼は怒りのあまり、何も言わずに部屋を出た。

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