うたう！大龍宮城

名無しより愛をこめて

第50話「タツノオトシゴ」　脚本：浦沢義雄　監督：村山新治

謎の天女は乙姫に言う。「力で丸藤商事を倒しても龍宮城は蘇りません。平和なハープはみんなの心が一つになったとき、龍宮城を蘇らせます。
みんなが美しい心を持ったとき、一つになります。」。謎の天女は消える。乙姫は夢の話をタロー達４人に伝える。タローの両親がフィジーから帰ってきた
タローの両親は、クリスマスをタローと過ごすために帰ってきた。乙姫は昔を思い出す。鯨大王と珊瑚女王はクリスマス・イブに「ピーター！」を歌って踊る
今日はクリスマス・イブで、鯨大王と珊瑚女王の結婚記念日。丸藤商事会長は、鯨大王と珊瑚女王に乙姫を捕まえてくるように命令する
鯨大王と珊瑚女王は社員食堂で社食を食べながら、丸藤商事を乗っ取り新しい龍宮城にする計画を明かす。２人は洋菓子店に行き、タツノオトシゴに命令する
怪人フケーキが丸藤商事に現れて、受付嬢をショート・フケーキにする。次に怪人フケーキは、社員をチーズ・フケーキにする。社員達は逃げ出す
人事課全員がチョコレート・フケーキにされた。怪人フケーキは会長に電話して、丸藤商事をデコレーション・フケーキにすると脅す
会長は、鯨大王と珊瑚女王に怪人フケーキを捕えるように命令する。だが怪人フケーキは、既に会長の椅子に座っていた

乙姫はプレゼントを買って帰る途中に、逃げてくる会長に出会う。会長は、鯨大王と珊瑚女王が丸藤商事を乗っ取って新しい龍宮城にしたと言って気絶する
鯨大王、珊瑚女王、怪人フケーキは、会長室でシャンパンで祝う。会長は浦島家で看病される。タロー達４人は乙姫を問い詰めるが、乙姫は知らない
鯨大王は乙姫に電話をかけて、荷物を持って丸藤商事に来るように伝える。タロー達４人は、荷物ごと乙姫を追い出す。乙姫は泣く。乙姫は荷物を持って出て行く
乙姫は「ラブラブラブ」を歌って倒れる。亀山が「メソメソ（テンシンメン）」を歌いながら、タクシーでやってくる。亀山は乙姫を会長室に連れてきた
鯨大王と珊瑚女王は、乙姫を介抱する。乙姫は丸藤商事を会長に返すように説得する。だが鯨大王、珊瑚女王、亀山は聞かない
鯨大王は怪人フケーキに命じて、乙姫を捕まえさせようとする。乙姫は外へ逃げて、怪人フケーキが追う
乙姫が正装姿で「ログマイタコタ（不思議な言葉）」を歌いながら現れる。乙姫は怪人フケーキの攻撃をかわし、平和なハープを奏でる
怪人フケーキはウェディング・フケーキになる。鯨大王、珊瑚女王、亀山が来たので、乙姫はプレゼントを置いて立ち去る
「パパ　ママ　結婚記念日おめでとう　乙姫」。プレゼントはペアのセーター。乙姫は私服に戻り、みんなの心がますます美しい心から離れていくのを嘆く
謎の天女が乙姫に呼びかける。「信じましょう、みんなの心が美しくなることを」。そう言って謎の天女は消える
浦島家に電話がかかる。珊瑚女王からで、乙姫が帰ってきたら「ありがとう」と言っておいてとのこと。乙姫が丸藤商事に行っていないので、タロー達は喜ぶ
タロー達は乙姫を迎えに行く。タロー「いよいよ、来週は最終回」。乙姫とタロー達は一緒に帰る
ロケ地：ローレライ洋菓子店、石神井公園