非処女を好きになることの馬鹿らしさ Part 132

名無しさんの初恋

＞文明の生態史観 - Wikipedia
＞https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%85%8B%E5%8F%B2%E8%A6%B3
＞
＞現代でもみられる、「西洋と東洋」という枠組みによって世界を区分することを否定し、第一地
＞域と第二地域という区分で文明を説明した。
＞それによると、西ヨーロッパと日本は第一地域に属し、その間をなす、広大な大陸部分を第二地
＞域とした。第二地域においては早い時間で巨大な帝国が成立するが、それらは制度などに問題を
＞抱え、没落していくという。逆にその周縁に位置する第一地域においては気候が温暖で、外部か
＞らの攻撃を受けにくいなど、環境が安定している為、第二地域よりは発展が遅いものの第二地域
＞から文化を輸入することによって発展し、安定的で高度な社会を形成できるとした。

中韓と日本の違いに関し「日本はアジアではない」という地政学を否定するような主張があるが、
実感を伴うだけに、俺の中では地政学との整合が問題となっていたのだが、別の地政学的見方が
あったんだな。
「日本はアジアではない」という主張の大本を辿るとこの学説が元になっていることもわかったし、
共産アジア圏を信奉する東大アカ教授らに無視された学説であることもわかった。

実本はまだ読んでないが各所の論評を見る限り、日本を極東、欧州を極西とおいて、モンゴルだの
イスラムだのの専制帝国に支配されなかった幸運な国家を第一地域とよび、それが欧州と日本、
真ん中の大陸において興亡を繰り返した支那やロシア、中東などを第2地域とするんだな。
これが現在の自由民主国と独裁国家の違いになっていると。
自由民主主義や資本主義は専制国家の元では生まれないので、自然発生を待つしかないが、専制国家
の支配を受けて壊されると100年や200年では再生しない、という趣旨だった。
歴史の複雑なバルト地方では例外もあるが、日本と朝鮮がこれだけ近くてなぜ異質なのかという謎に
関してはほぼ説明がつく学説だな。
マルクスの共産主義への変遷ロジックをも併せて考えれば、自然発生した資本主義や民主主義でなけ
れば、その後のステージである社会主義や共産主義への遷移は起こらない、と見ることもできる。
ロシアや中共、朝鮮がどうしても専制国家に戻ってしまうのも説明がつくな。

( ´－｀)y-~ ~