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歴史・時代小説ファン集まれ その 11

597 :無名草子さん:2024/01/30(火) 18:27:52.26 .net
辻堂魁の「風の市兵衛」を読了しました。
初めての作家、シリーズでしたが面白かったです。
そろばん侍というタイトルでドラマ化もされていたんですね。
半期契約で武家の台所を立て直すというユニークな仕事を生業にする主人公の設定がナイスでしょう。
後半は思わぬ巨悪との闘いになり、ハラハラドキドキしましたが、今後のシリーズの展開が楽しみになりました。
金子成人辺りと並び立つ手練れの作家を知りました。

598 :無名草子さん:2024/01/30(火) 20:07:53.28 .net
>>597
辻堂魁なら「夜叉萬同心」「日暮し同心始末帖」もオススメ

599 :無名草子さん:2024/02/05(月) 21:16:11.13 .net
0097名無しでいいとも!
2024/02/04(日) 10:03:37.58ID:0/JFLpsr0
今村いつもはオラついたコメントするのに
今日は大人しめだな

実況民嫌みだよな!今村さんの小説読んだことないのだろう

600 :無名草子さん:2024/02/06(火) 00:21:37.92 .net
「滔々と紅」は、本当によくできた小説だ。花魁ものの中でも名作。

601 :無名草子さん:2024/02/06(火) 19:07:58.38 .net
今村翔吾ってなんかたくさんコメンテーターやってるね

602 :無名草子さん:2024/02/09(金) 20:30:41.10 .net
>>597
オレも図書館で読んではまったよ
Kindleで全巻買った

603 :無名草子さん:2024/02/09(金) 23:20:52.83 .net
>>602
巻数多くてどこが始まりかわからん。何から読めばいいの?

604 :無名草子さん:2024/02/10(土) 01:12:06.75 .net
>>603
風の市兵衛シリーズ既刊一覧

ttps://www.shodensha.co.jp/tsujido/backlist.html

605 :無名草子さん:2024/02/12(月) 17:30:25.57 .net
ハズレがないと評判だったので読んだ宇江佐真理
短編集は面白かったが1冊完結ものや無理やり続編書いてるものの中には読んだのを後悔するものも混じってた
雷桜・深尾くれない・卵のふわふわは最悪胸糞3作品と呼んでる

606 :無名草子さん:2024/02/12(月) 19:50:56.93 .net
自分も宇江佐真理は当たり外れがある作者だと思ってる

607 :無名草子さん:2024/02/14(水) 12:40:01.28 .net
やたら性格に問題がある奴が好き放題やった挙げ句
本人は何がまずいのか気付くことなくなあなあで済まされるどころか美談で終わる展開はキツイ
深尾くれないはまさにそういう人物が主人公だし元嫁たちに救いがない

608 :無名草子さん:2024/02/14(水) 22:41:39.73 .net
ねじめ正一の「シーボルトの眼」を読了しました。
3〜4回目です。
江戸時代末期シーボルト事件という史実が有りましたが、その事件に関わっていたシーボルト付きの絵師川原慶賀を主人公にした物語です。
慶賀が出島出入りの絵師として活躍していた所、シーボルトがオランダ商館付き医官として来日し、慶賀に自分の眼として絵を描いてく様頼まれ従うという事が話の骨格になります。
葛飾北斎と娘阿栄との交流も深く(真実かはともかく)描かれ、終盤のシーボルト事件で取り調べられる所は緊迫しますが、それ以外は比較的ノンビリと話が進み、物語として良く出来ていると思います。

609 :無名草子さん:2024/02/14(水) 22:42:25.27 .net
ねじめ正一の「シーボルトの眼」を読了しました。
3〜4回目です。
江戸時代末期シーボルト事件という史実が有りましたが、その事件に関わっていたシーボルト付きの絵師川原慶賀を主人公にした物語です。
慶賀が出島出入りの絵師として活躍していた所、シーボルトがオランダ商館付き医官として来日し、慶賀に自分の眼として絵を描いてく様頼まれ従うという事が話の骨格になります。
葛飾北斎と娘阿栄との交流も深く(真実かはともかく)描かれ、終盤のシーボルト事件で取り調べられる所は緊迫しますが、それ以外は比較的ノンビリと話が進み、物語として良く出来ていると思います。

610 :無名草子さん:2024/03/11(月) 21:31:03.39 .net
今井絵美子の立場茶屋おりき最終巻「永遠に」を再読しました。
シリーズ2回目の通読終了でしたが、1度目は買った順番がバラバラで最後の3〜4巻だけ順番通りだった為、再読時は最初から順番に読みました。
私の一番好きな宇江佐真理の髪結い伊三次捕り物余話シリーズと比べると少し落ちますが、中々良いシリーズで、しかもこちらは完結したので満足です。
おりきと巳之吉の関係、二人それぞれの後継者の目途等の落とし所をきっちり描き大納得でした。

611 :無名草子さん:2024/03/12(火) 06:13:27.90 .net
出版社が旧版と高解像度版で識別子(dc:identifier)を変えてしまってるだけちゃうの?
識別子が違うと別の本って扱いになるからさ
同じ本の最新版ってことにするなら識別子は同じにして更新日(dcterms:modified)だけ変えるようにしないとダメ

612 :無名草子さん:2024/03/12(火) 06:13:58.44 .net
誤爆

613 :無名草子さん:2024/04/23(火) 11:30:31.23 .net
今村翔吾の羽州ぼろ鳶組「火喰鳥」を読了しました。
これまで時代小説に出てくる火消しと言えば町火消が常でしたが、本シリーズは大名火消を主人公に据え、見事なストーリーテリングでトラブルでボロボロとなった羽州の大名火消を再生させ、後半はトラブルの元にもなった狐火の正体に火付盗賊改方の長谷川平蔵(鬼平の父に当たる設定)と協力して迫り、清々しいエンディングを迎えます。
流石直木賞作家、これ一冊でシリーズ全作追いかけようと思わせるに充分でした。
欲を言えばぼろ鳶組のその他大勢達が初心者から腕を上げていく過程が描かれていないのが残念ではありますが、そんな事は些細な事だと思えるくらい面白く読めました。

614 :無名草子さん:2024/04/28(日) 15:31:17.74 .net
塚本史ってみんな的にはどういう評価なの?
中国史ものが好きだから作品が少ない時代を探すとこの人が出てくるんだがレビューとか見ると地雷感があって尻込みしてる

615 :無名草子さん:2024/05/04(土) 20:04:37.49 .net
伊藤潤 うつけの舞
北条氏規 すぐに消える百万石よりも百年続く一万石の方がよい。
実際、氏乗は、佐山一万石の祖になり、維新まで続いた。

でも、一万石と言ってしまうのが殿様という感じ。
普通の武士だったら、一生かなわないのに。

616 :無名草子さん:2024/05/09(木) 18:06:43.99 .net
ねじめ正一の「商人」を読了しました。
3回目かな?
江戸時代中期(徳川吉宗の後らしい)の伊勢屋(今の鰹節のニンベン)の3代目が初代の父の代から2代目の兄との二人三脚を経て3代目となるまでの栄枯盛衰を描いています。
初代が亡くなった後、兄弟は苦渋を味わいますが、徐々に持ち直していきます。
しかし、兄は色々有って残念な最後を迎えますが主人公である弟が新しいやり方で今に続く繁栄の基礎を築くという筋ですが、流石乾物屋の倅の作者ならではの資料を読み込んだ上で極上の小説に仕上げてくれました。

617 :無名草子さん:2024/05/10(金) 14:33:30.20 .net
ねじめ正一の「商人」を読了しました。
鰹節のニンベンのルーツである伊勢屋の3代目が主人公で初代の父が1代で築いた店を初代が亡くなると親戚筋に騙されて没落仕掛けた所を2代目の兄と共に踏ん張り、兄が途中で理由有って廃人同然となった後に3代目として頑張り今日までの繁栄の基礎を築くという流れです。
初代の生まれ故郷の伊勢の鰹漁師との繋がり等も丁寧に書かれていて、史実と小説としての創作のバランスも良く、流石乾物屋の倅ねじめ正一だなと思いました。

618 :無名草子さん:2024/05/12(日) 16:00:37.30 .net
このスレでもほとんど触れられないけど、真保裕一の歴史物ってどうですか?
ミステリ方面ではベテラン作家だし面白かったけど、その割に全く評判にならないのが不思議。

619 :無名草子さん:2024/05/14(火) 16:48:59.34 .net
今渡辺淳一読んでる
モデル小説だけど男作家の方がエロく描くのが得意でだから男の方が人気が続くのではないか?と
今読んでる本はエロ要素求めて読んでるのではないが全く無関係ではなく
他に渡辺で読みたいと思う本がないから最初で最後の一冊になりそうだが

620 :無名草子さん:2024/05/16(木) 15:03:53.43 .net
宇江佐真理の「月は誰のもの」を読了しました。
3回目位かな?
髪結い伊三次捕物余話シリーズの番外編ですね。
日本橋佐内町の住処を火事で失った後、玉子屋新道に移る伊三次一家ですが、その幕間をお文、龍乃進、伊三次、最後に少しだけいなみのエピソードを書いています。
それぞれのエピソードが興味深いですが、中でも龍乃進が次朗衛と再開して友達になるエピソードが一番良かったです。
オマケに次朗衛の奥さんが龍乃進ともかつて訳ありだったのに過去の事と水に流してくれたのも出来すぎな筋運びでしょう。
「今日を刻む時計」以降は龍乃進が主役で伊三次は脇役といった感が有りますが、それが些かも嫌に成らず亡くなられるまで代表作として恥じない内容にしてくれたことに、伊三次ファンとしては頭が下がるばかりです。

621 :無名草子さん:2024/05/18(土) 06:59:08.99 .net
>>618
>真保裕一の歴史物

細川政元がメインの本しか読んだことないけど、正直面白くなかった。
歴史の年表、とまでは言わないけど淡々と室町後期の歴史が羅列される感じ。

622 :無名草子さん:2024/05/18(土) 16:20:11.48 .net
>>621
『ホワイトアウト』『奪取』は面白かった

623 :無名草子さん:2024/05/18(土) 18:42:06.51 .net
それどっちも時代小説じゃねえ

624 :無名草子さん:2024/05/18(土) 19:26:28.92 .net
真保の歴史物は未読
ジャンル転向組では垣根涼介は時代物も面白かった

625 :無名草子さん:2024/05/18(土) 20:00:02.21 .net
柴田よしきの「お勝手のあん」が気になってる

626 :無名草子さん:2024/05/19(日) 09:00:32.23 .net
柴田よしきも時代物書いてたのか。
浅田次郎、宮部みゆきをはじめ、実力のある作家は歴史・時代物にも強いな。

627 :無名草子さん:2024/05/19(日) 11:15:48.34 .net
林真理子も渡辺淳一もそうだ

628 :無名草子さん:2024/05/19(日) 12:51:40.91 .net
林真理子の時代物はいいね

629 :無名草子さん:2024/05/19(日) 16:08:47.43 .net
読んでないから何とも言えんけど、渡辺淳一の歴史物って、
評価高いのか? 

もう亡くなって10年経つんだなあ。

630 :無名草子さん:2024/05/19(日) 16:21:18.33 .net
>>629
今花埋み読んでるがなかなかいいよ
渡辺淳一って初めて読むかも
失楽園はテレビや映画で見ただけで
別に売れっ子作家じゃなくてもいいんだがこういう作品読みたいと思ってググって内容見ると売れてる人の作品が魅力的で自然と選んでしまう

631 :無名草子さん:2024/05/19(日) 16:31:08.96 .net
>>630
その小説の主人公の「日本初の女性医師」荻野吟子、いまググって初めて名前知った。
日本初はシーボルトの娘じゃなかったっけ?と思ったが、
医師免許持つ女医ではこの吟子さんが初なのね。

632 :無名草子さん:2024/05/19(日) 18:44:47.05 .net
>>631
まさにそうなのよね
読んでると活躍ぶりがすごくて津田梅子与謝野晶子くらいの知名度があってもおかしくないはずなんだけど読んでると世に出て来ない事情も理解できるかな?と思ったり
朝ドラで扱ってほしい!とリクエストが多いようだけど内容が非常に扱いづらいと思う
単発ドラマとかでやってほしいね
埼玉からは偉人があまり出てないと思うから荻野さんは埼玉3大偉人に入るかも?
ナイチンゲールキュリー夫人ヘレンケラーマザーテレサなどの世界歴代女性偉人に見劣りしない活躍ぶりだと思うがねえ

633 :無名草子さん:2024/05/19(日) 19:51:01.30 .net
>>632
ウィキ読んだだけだけど、女医を目指したきっかけというか理由が……だからねえ。
下手に改変するとそれはそれで「キレイごと」になっちゃうし……
朝ドラではちょっとね。

634 :無名草子さん:2024/05/19(日) 20:50:40.75 .net
じゃあ、大河ということで。しらんけど。

635 :無名草子さん:2024/05/19(日) 20:59:11.83 .net
>>633
あそこ見られたくらいであんなに泣くなんて一体自分は何回泣かないといけないのか?
動機はちょっと共感できなかった
女医が増えた今でもトップは男性医で男性医が確認に来るし
でも荻野さんきっかけに次々女医が誕生して難易度高い突破口を荻野さんが開いたことにとても感心
記念館不便な場所にあるけど近くにあれば絶対見に行きたいと思うくらい

636 :無名草子さん:2024/05/20(月) 09:05:06.81 .net
宮本昌孝も昔はヒロイック・ファンタジー書いてたな。
「失われし者タリオン」シリーズとか。

637 :無名草子さん:2024/05/24(金) 06:26:01.82 .net
逆に時代小説色強い作家が書く現代物で面白いのは有りますか?
私が知ってるのは山本周五郎の「青べか物語」と警察署長が主人公の物語(タイトル失念)辺りです。

638 :無名草子さん:2024/05/24(金) 11:54:29.32 .net
高橋克彦って一般にはどういうイメージなんだろ。
大河ドラマ原作の『炎立つ』『北条時宗』の歴史小説家か、
記憶シリーズとかのホラーよりの一半小説家か、

……それともUFO・オカルト作家か。

639 :無名草子さん:2024/05/25(土) 06:12:21.22 .net
>>638
浮世絵のイメージかな。

640 :無名草子さん:2024/05/25(土) 20:59:12.11 .net
風野真知雄って現代小説が有るんだな
意外だ

641 :無名草子さん:2024/05/31(金) 12:41:41.22 .net
北方謙三も今じゃ歴史物の作家のイメージが強いのかな?

642 :無名草子さん:2024/06/03(月) 06:57:01.21 .net
北方謙三は時代背景とかすっとばして、人物の生き死にとかに力入れるから、
エンタメとしては面白い。細かいことはあまり気にならなくなる。

643 :無名草子さん:2024/06/05(水) 11:40:48.85 .net
坂岡真のはぐれ又兵衛シリーズ3巻途中まで読んでます
義両親はよく出てくるのに嫁の登場がほとんどないんですが今後嫁の出番は増えますか?

644 :無名草子さん:2024/06/11(火) 13:04:07.57 .net
>>643
自レスですが3巻の2話目以降が嫁主体の話でした

645 :無名草子さん:2024/06/23(日) 16:29:01.36 .net
>>618
>真保裕一の歴史物

現代ミステリでも展開が平板で登場人物が機械みたい
(それでもそれなりに面白い)だけど、
歴史小説でもそんな感じだったので2冊で読むのやめた。
ぶっちゃけ退屈。

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