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シャム猫が文章をちょっと詳しく評価する!【1】

42 :この名無しがすごい!:2020/03/06(金) 00:22:51.54 ID:vKDQ+RqP.net
>>41語り手がそう思い込んでいるって場合には
大丈夫な表現なのね。
例えば、

遊佐は喉の奥で笑い声をたて、
「牧瀬は悪い女だな」
と言った。
「勘違いしても良いが」
と言って、
「俺はお前を純粋に屈服させたい」
と言って、私の肩に腕を回してすばやく抱き寄せて、
唇にまっすぐ獰猛なキスをした。
表面がひび割れた、肉厚な唇。
「私は……」
私たちは見つめあう。見つめあったまま、私は、
「あんたに屈服してる」
とこたえた。こたえても、まだどちらも支線をそらさない。
屈服させてえ、屈服させてえ、屈服させてえ、と、遊佐は目だけで伝えて寄越す。
臆面もなく、きちんと。
私がひざまづきジッパーを下ろしそれをくわえるのを待っているのだ。
そのとおりに私はひざまづく。
遊佐は満足して残酷に笑い、私の髪を片手でつかんで、上を向かせる。
グラスが音を立てて割れる。
まだ私に笑いながら、そして、
「目を刺された奴を見たこと、あるか? 目の前で」
と言う。
「ガチョウみたいな声を出すんだぜ。俺はそういう声を出す奴は、根本的に弱いし、
だからもれなく可愛いと思う」
と。
「男でも可愛いが、牧瀬、お前みたいな悪い女なら特に、な」
遊佐は言い、髪から手を離して私のうなじのあたりをくしゃくしゃとこする。
「今、ほっとしたろ。でも寂しいと思わなきゃ駄目なんだ。牧瀬、お前はまだ俺に屈服してない」
遊佐がこれまでになく優しく笑う。
右目がぼっと熱くなる。視界がごっそりかける。
私の肺から声が出てそれは出るのをずっと待っていたみたいだけど、それどころではない。
遊佐は楽しげに笑い、私の唇をキスでふさいでくる。

とかならどう?
原文をいじってる。こんな文章書きたくて、とりあえず言葉の流れを色々いじくってるんだ。
おかしいところある?

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