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☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド@☆☆☆

1 :吾輩は名無しである:2020/12/03(木) 10:18:02.25 ID:aiWdJXjQ.net
ドストエフスキー、ドストエフスキー作品を語り合うスレッドです。

創価学会関係者並びに朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。

981 :吾輩は名無しである:2024/05/27(月) 02:33:55.63 ID:FmFbFdNH.net
大学でロシア文学を専攻する私は、以前、ドストエフスキーの二番目の妻であるアンナ・グリゴーリエヴナが記した「回想のドストエフスキー」の冒頭部分を読んだことがある。

アンナは、なんとロシア正教の聖人と誕生日が同じだという。最初の結婚生活の不幸や、若い愛人との激動の恋愛関係など、女性関係に恵まれなかったドストエフスキーにとって、アンナとの出会いはまさに運命の女神の贈り物だったのだろう。

1867年2月15日に25歳という年齢差で結婚した二人は、その後、二人の娘と二人の息子を授かる。当時45歳か46歳だったドストエフスキーにとって、アンナとの結婚はかけがえのないものとなった。

アンナは容姿端麗で、ドストエフスキーの借金返済や創作活動においても献身的に支えた。特に、借金取りに追われ、生活に困窮していた時期には、速記者としてドストエフスキーの口述筆記を行い、作品完成に貢献したという。

「罪と罰」の執筆後、借金返済に追われたドストエフスキーは、執筆時間を短縮するために速記者を雇った。それがアンナとの出会いだった。まさに運命のいたずらと言えるだろう。

アンナの協力によって書かれた作品には、「悪霊」や「カラマーゾフの兄弟」などがあり、特に遺作となった「カラマーゾフの兄弟」はアンナに捧げられている。

アンナ・グリゴーリエヴナは、ドストエフスキーの晩年を支え、彼の創作活動に大きく貢献した人物と言えるだろう。

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