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☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド@☆☆☆

261 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:11:22.53 ID:hb5LzbJ4.net
悪魔がウジャウジャと出てくるリーザの夢
言われてみればあったかも

悪魔がらみで覚えてるのはゾシマ長老が亡くなる前後
修道院で暮らす奇人的な修道僧フェラポント神父が
ウソかマコトか悪魔が辺りにうろちょろしてると言ったとこ
あと神経衰弱に陥ったイワンの前に悪魔が現れるシーンもあった記憶があるし
カラマーゾフの兄弟には悪魔のイメージが繰り返し出てくる
ドストエフスキーは何らかの意図をもって書いてるのは確かだろう

262 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:15:15.02 ID:skkePjZp.net
>>256
はっきり覚えてないので少し違和感がありますがおそらくそこです
読んで今はなんかパイーシー神父みたいだと思ってしまいました不本意ながら

263 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:16:23.53 ID:fUKP9lCJ.net
>>260
彼は、ドストエフスキーを使ってそうかを語りたかったのだと思っています
そうかを使ってドストエフスキーを語るということはしませんでした
その違いがよく分かっていなかっただけったのかもしれません

264 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:17:13.92 ID:skkePjZp.net
>>261
あれ?俺の記憶違いでしょうか?尻尾をドアで挟んでやったという

265 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:19:55.24 ID:skkePjZp.net
>>263
いい意見だと思います
彼が創価を通してドストエフスキーを語っていたら

266 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:21:14.98 ID:fUKP9lCJ.net
>>261
結構カラマーゾフではみんな悪魔をみているんすよね
怖いけどw
悪魔は甘いもの好きとかなんとかもイワンが言っていたし

>>264
そうでしたか
今日はもう眠れなくなるので、あとで読んで該当部分を探してみます

267 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:27:39.83 ID:hb5LzbJ4.net
>>264
>尻尾をドアで挟んでやった
そうです
あれは誰だったっけなと新潮文庫をパラパラめくって名前を確認しました
近くでパイーシー神父も出てくるのでごっちゃになったのでは
よくあることです

268 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:38:28.23 ID:skkePjZp.net
>>267
申し訳ありません
自分の間違った記憶を通さなくてよかったです

269 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:39:15.65 ID:hb5LzbJ4.net
宗教や哲学の知識に触れずに大審問官についてのレスをするって可能なんだろうか
って思ったら大審問官にも悪魔が出てくる!!
カラマーゾフは悪魔だらけや

270 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:41:05.85 ID:hb5LzbJ4.net
>>268
申し訳ありませんなんてそんな
申し訳ないことしたわけでもないのに
逆に恐縮です

271 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 02:50:44.39 ID:skkePjZp.net
自分で調べなかったことにに引け目を感じてのことです
それではまた夜が明けたらです

272 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 12:08:44.96 ID:hb5LzbJ4.net
スレ主の新スレ
>>2-3と素晴らしい内容のカキ込みが続いてる
持ってんな

273 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 12:58:23.86 ID:fUKP9lCJ.net
リーザの残虐性の話が出たので気になったので少し読み返してみました
リーザは明らかにイワンに影響を受けている節があるのかもしれない

リーザ
「最初まず両手の指を全部切りおとして、それから壁にはりつけにしたんですって。 釘で打ち付けて、はりつけにしたのね。そのあと法廷で、子供はすぐに死んだ、4 時間後に、 と陳述しているのよ。これでも、すぐにですってさ!その子供がうめきつづけ、うなりつ づけている間、ユダヤ人は突っ立って見とれていたそうよ。すてきだわ!」

「すてき?」

「すてきよ。あたし時々、その子をはりつけにしたのはあたし自身なんだって考えてみる の。子供がぶらさがってうめいているのに、あたしはその正面に座って、パイナップルの砂糖漬けを食べるんだわ。あたし、パイナップルの砂糖漬けが大好きなんですもの。あな たも好き?」

イワン
「赤ん坊をあやし、何とか笑わせようとして、しき りに笑ってみせる。やっと成功して,赤ん坊が笑いをたてる。と、そのとたん、一人のト ルコ人が赤ん坊の顔から20センチたらずの距離でピストルを構えるんだ。赤ん坊は嬉し そうに笑い声をあげ、ピストルをつかもうと小さな手を差し伸べる。と、突然、その芸術 家がまともに赤ん坊の顔をねらって引き金を引き、小さな頭を粉みじんにぶち割ってしま うんだ・・・芸術的じゃないか、そうだろう?ついでだけど、トルコ人は甘いものが大好きだ そうだ。」

274 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 14:51:31.16 ID:Vzcceol3.net
俺も2回読んでますが、
2人とも雑誌などで見聞きした話を元にしてますよね
仮に自分でしたなら大問題ですがセーフじゃないでしょうか
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365で、罪と罰をあげてドストエフスキーのことを現代人の意識を記した先駆けとして紹介していることを思い出しました
話は変わりますがイワンの幻覚について思うのは、
彼が統合失調症ではないかということです
むかし少し知り合った人がある時虚空を凝視して怒鳴っている光景を見たことがあります
彼が精神科を受診していることを周囲に言っていることを伝え聞いていましたが、
見るにいたたまれない光景でした
どうも統合失調症の罹患率は人口の1%らしいですね
そんなにいるとは信じられませんが

275 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 14:59:27.56 ID:hb5LzbJ4.net
イワンが大審問官をアリョーシャに聞かせる前に延々と幼児虐待の例を挙げてこの宇宙の存在に刻まれた罪を告発してたのは記憶に残ってるけど
リーザの方はエキセントリックな女の子だとは思ってたけどこんな子だったか と改めて読むとちょっと衝撃的ですね
これがアリョーシャの内々の婚約者ですからね
アリョーシャをからかう為の偽悪の意味合いもあるんだろうけど
それにしてもエッジが効いてる
リーザで思い出すのは文芸評論家の対談かなんかでドストエフスキーの作品で明確なマゾヒズムの表現は少年に指をかなり深くまで噛みつかれたアリョーシャが帰った後リーザが自分の指を窓枠で思いっきり挟むところだって指摘してたけど
こんな子と結婚してアリョーシャは大丈夫なんだろうか

276 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 15:23:28.39 ID:Vzcceol3.net
言うまでもないことですがドストエフスキーの急逝により予告されていた物語は書かれることがありませんでした
ですからリーザやアリョーシャの話はこれ以上ないことになります
でもここでふと思うのです俺や他の人の話はこれからも続いていくのだと
ちょっと前にドストエフスキーはカラマーゾフの兄弟という世界を作ったと書きましたが、
それは自分の人生に今でもつながっていると感じるのです
つまりカラマーゾフの兄弟の続きは私やあなたの人生だと思うのです
亀さんが新カラを書きましたが以上をふまえるともっともなことだとも思えてきます読む気はないですが

277 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 18:42:17.81 ID:fUKP9lCJ.net
>>274
ある人間が精神病であるかどうかを決めるのは、彼と私との一致の欠如、不一致、衝突である
レインはそう定義しました

テーブルの上にリンゴが置いてある
私にはそのリンゴは青色に見える
多くの人にはリンゴ自体が見えていない
この場合は病気と認定できるのかもしれない

彼が嘘を言っている、もしくは曖昧な言い方をして何かを隠している、そういう理由がなければ妄想とみなします
より多くの人が「そこにリンゴはない」という立場であるならば、「青色のリンゴがある」という人が精神病とされます

で、結局のところリンゴはあったのかなかったのか
「私」には青色のリンゴはテーブルにあるのです
この「私」がなんと言われようと、精神病と認定されようとリンゴは妄想ではなく実在を伴った現実として確かに存在しているのです
「私」には、リンゴがないという人が妄想に陥っている人である、と確かに言えるのです

これがイワンの幻覚、悪魔と言われる正体だとオレは思っています

悪魔
「僕は君の幻覚でこそあるけれど、ちょうど悪夢の中のように、君がこれまで頭に思いうかべたこともないような、独創的なことを話しているだろう。だから、こうなるともう僕は君の考えを蒸し返しているわけじゃない。にもかかわらず、僕は君の悪夢でしかないし、それ以上の何物でもないんだからね」

イワン
「嘘をつけ。お前の目的は、ほかでもない、お前が一個の独立した存在で、俺の夢ではないってことを、俺に信じこませることじゃないか。だから今だってお前はわざと、自分が夢だってことを強調しているんだ」

278 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 18:52:27.46 ID:fUKP9lCJ.net
>>275
オレが思うに、だからアリョーシャはリーザに惹かれるんすよ
アリョーシャがリーザに傾くのは蓋然的なことだと思われます
ムイシュキンがナスターシャだったのと同じ理由です
苦しんでいる人、腐敗している人こそ自分を必要としてくれるんすよ
医者は健康な人にはいらない、病人にこそ必要です

279 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 18:54:44.48 ID:fUKP9lCJ.net
> 亀さんが新カラを書きましたが以上をふまえるともっともなことだとも思えてきます読む気はないですが

亀山さんいいね、すごく分かる
まあ読みはしないけどね

シュールで爆笑しました
その気持ちは分かるw

280 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:09:11.28 ID:fUKP9lCJ.net
>>278
>医者は健康な人にはいらない、病人にこそ必要です
これだって聖書からの引用です
ムイシュキンがアリョーシャのひながただし、キリストがムイシュキンのひながたです
リーザが残酷になればなるほどアリョーシャは傾いていくのだとオレは結論づけました

マタイによる福音書 9:10-12
それから、イエスが家で食事の席についておられた時のことである。多くの取税人や罪人たちがきて、イエスや弟子たちと共にその席に着いていた。
パリサイ人たちはこれを見て、弟子たちに言った、「なぜ、あなたがたの先生は、取税人や罪人などと食事を共にするのか」。
イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。

281 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:12:07.50 ID:fUKP9lCJ.net
ガチ訂正
○アリョーシャはムイシュキンのひながただし、ムイシュキンはキリストのひながたです

反対にしてしまった、すいません

282 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:17:00.85 ID:hPJkDZKW.net
2回目を亀さんで読んだとき虚空への怒号を目の当たりにした経験もあり、
イワンを統合失調症だと思ったのですが、
>>277を読むと、そうでしたイワンの幻覚の登場人物はめんどくさいことを言ってくるんでした
それでも俺はイワンは精神病だと思うのですが、
あなたは違うという意見のようですね
イワンもフェラポント神父のように見たいから見えているんでしょうかね?
俺はフェラポント神父は見たいから見えているんだと思っています

283 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:25:04.13 ID:hPJkDZKW.net
>>281
訂正の必要がないと思うのですが?
ひながたを元という言葉に置き換えても最初の方だと思うのですが

284 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:32:05.83 ID:hPJkDZKW.net
このスレを立てた人が新しいスレを立てましたね
そちらにも注目はしていますが
まずはこのスレを立ててくれたことに感謝します
今までだけでも学ぶところがありましたから
新しいスレにもそのうちふさわしい書き込みをする人が現れるとまた学べることになると思っています
別にすぐ結果が出る必要はないでしょうし

285 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:39:34.37 ID:fUKP9lCJ.net
>>282
誤解だらけの言い方で申し訳ないけど、オレは基本的に精神病という概念自体を疑っているんすよ
それならあらゆる神秘が説明できなくなります
という個人的な見解の上で、という「注」を入れるべきでした

イワンは明らかに精神病ですね、同意します
現代だったら、イワンは一時的にか否かはともかく、精神が分裂しているので統合失調症に間違いないと診断されると思います

言いたかったのは、病気としてしまうと、イワンの苦しみ=妄想だから「ない」ものとされれしまうような結論も出せる気がします
特殊な人に起こっている現象だから、みたいな差別化を避けていかないと、遠い国での御伽噺ってことになりかねないような気がしたのでレスしました

妄想の現実化は架空の想像ではなく、実在論的に現実を伴った不一致なんだとオレは理解しています
と、哲学的にしか説明できません、ごめんね

286 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:40:21.67 ID:fUKP9lCJ.net
>>283
もう頭がこんがらかってきたw
前の方(訂正する前)でいいみたいっす

287 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 19:43:58.97 ID:fUKP9lCJ.net
>>284
文学的ってどういうことだと思いますか
オレはいまいち文学的の意味が分からないようです

288 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 20:00:59.31 ID:hb5LzbJ4.net
>>280
病人(ぽい人)に惚れちゃうパターンてドストエフスキーの最初の結婚とそれに次ぐ恋人との愛憎劇を考えると
骨がらみの性(さが)ですかね
悪女に惹かれる無垢な青年てパターン? しかしアンナ・グリゴーリエヴナは悪女ではないな
ドストエフスキーは登場人物を精神的拷問に近い状況にわざとおいて作品を書いていった(バフチン)らしいけど


>>281
ひながたって実物模型って意味だから前ので合ってる?
よくわからなくなってきた

289 :吾輩は名無しである:2021/01/03(日) 20:26:02.74 ID:fUKP9lCJ.net
>>288
>ドストエフスキーは登場人物を精神的拷問に近い状況にわざとおいて作品を書いていった(バフチン)らしいけど

なるほどー、そういう読み方もできるかしれない
思考実験みたいな感じですね
まあ、ドストエフスキーで恋愛譚の対象になるのはかわいそうな人が多いので(アンナを省く)、哀れみは恋に落ちやすいと分析してみるw

290 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 09:23:20.66 ID:YgRYXvzO.net
>>289
哀れみの感情を抱いているうちにその人を好きになっちゃうパターンが
ムイシュキン→ナスターシャ
アリョーシャ→リーザ
と繰り返されているってことですか
やっとわかりました確かにありますね
そう考えると
ラスコーリニコフ→ソーニャ
も哀れみ→無関心又は奉仕に対する感謝→愛情という感情の流れの大枠は
哀れみ→恋愛感情というパターンと似てますね

291 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 09:30:31.69 ID:YgRYXvzO.net
それはオタク風にまとめると
ドストエフスキーにおける純情男子が地雷系女子を好きになる構造
ということになりますか
スミマセン飲み疲れで脳がバカになっちゃってて

292 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 09:40:20.19 ID:YgRYXvzO.net
>>276
亀山郁夫の『新カラマーゾフの兄弟』と同じ疑似続編として
乱歩賞を取った高野史緒の『カラマーゾフの妹』というのもありますよね
どっちも未読ですが

293 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 10:37:08.49 ID:QiZFoEUb.net
新カラ兄弟は読んだことない
ぴんから兄弟の「女のみち」なら知っている
ラスコーリニコフに恋するソーニャがモデル

294 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 12:59:53.14 ID:YgRYXvzO.net
『演歌の虫』で直木賞を獲った作詞家山口洋子が作詞した「よこはま・たそがれ」(五木ひろしの唯一のオリコン1位獲得作)に
ハンガリーの代表的詩人アディ・エンドレの詩「ひとり海辺で」からのパクリ疑惑事件があったように
当時の先端ポピュラーミュージックの一角を担っていた演歌の作詞家が文学的素養を備えていたのはある意味当然と言えば当然だけど
「女のみち」のモデルが『罪と罰』のソーニャだったとは知りませんでした
面白い話なので出典があれば知りたいです

295 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 14:13:50.01 ID:QiZFoEUb.net
当時、レコード大賞を争った「喝采」と「瀬戸の花嫁」より、
「女のみち」の方がレコードの売り上げは上回っていたのに、
あれは売春婦の歌だからという理由で賞レースから外されたという

296 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 16:23:53.78 ID:r4cCoaZL.net
面白い記事見つけた。
ドストエフスキー の描いた落書きだって
https://rewaniwa.com/blog/2020/09/10/dosra/

297 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 16:26:41.94 ID:hG8S6OnL.net
>>295
穿った見方をすれば「喝采」を選ぶため選考委員会があえて外す理由を探したのかもしれませんね
というのはいいとして
煽る気はさらさらないのですが
売春婦の歌なら例えば「肉体の門」が元ネタの可能性も出てきませんか

298 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 16:29:33.95 ID:hG8S6OnL.net
>>296
絵心あるね

299 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 16:42:36.45 ID:QuTJWgD7.net
>>296
こういうの素顔が分かって面白いと思う
誰を被写体にしていたのかすごーく気になります

300 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 17:16:04.22 ID:lgX7K4Wz.net
300

301 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 19:47:36.48 ID:QuTJWgD7.net
けっこう続編書いている作家がいるもんですね
亀山さんだけかと思っていた
時間ができたら一度読んでみたいとか思うけど、どうせオレのことだから粗探しが始まるんだろうと思った
こんなのアリョーシャじゃない!とか言って

302 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 20:09:06.49 ID:LzBJZyCi.net
レ・ミゼラブルや高慢と偏見の続編を書いた人もいたような

303 :吾輩は名無しである:2021/01/04(月) 22:12:01.26 ID:hG8S6OnL.net
續明暗もあるね

304 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 10:55:29.57 ID:o+rVHX6/.net
>>277
横から失礼します
オレはレインを読んだことはないですが今でいう統合失調症(以前は精神分裂病と呼ばれてましたね)に関心があって木村敏が書いた講談社現代新書「異常の構造」とかの一般書は読んだことがあり
あと精神と物質が別々に存在するってどういうこと?と考え込んだ時期があります
レスを読んでお聞きしたいことが二つあって
正常(健全な状態とされる状態)と異常(精神病とされる状態)について
オレは人間は遺伝子の存続と承継に沿った状態を正常と判断するようにできてると考えてますが
ご自身は正常と異常についてどうお考えですか(スイマセン質問が曖昧で)
もう一つは存在論というか認識論について
イワンが悪魔と対話していた時イワンにとって悪魔は実在していたというお考えのようですが
とすると物が存在するかどうかは認識する人次第ということになりますよね(オレはそっち系で考えてます)
では物が存在するってどういうことだとお考えですか
もっとオレの問題意識に引き寄せて質問させていただけば(一知半解の素人考えですが)
デカルトやカント風に精神と物質は別ものと考えるのか
それとも物自体が実体として存在するかどうかはいったん置いといて
精神に現れる現象を問題にすべきだ(フッサール?)
とか
精神と物質が実体として存在するに先立ってその間の関係が存在する(ソシュール?)
とか
精神物質二元論ではない方向でお考えなのか
それとも別のお考えをお持ちなのか
お時間がありましたらお願いします

305 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 20:06:48.93 ID:UjyRTfxz.net
>>304
質問されたのは、人格的な正常と異常についてということっすよね?

どの分野に置いて正常か否かを判断するかで意味合いは変わってくるけど、人格的な場合について言うとすれば、それは他ならずアイデンティティの問題だと思われます

世界の構成は自分と他者です
対自存在と対他存在が一致していないものを異常とオレは定義します
対自存在とは自分の目にうつる自分
対他存在とは他人の目にうつる自分
これは人格に問題がない場合は大体が同じになるんすよ
簡単に言うと、「自分がこういうことをやれば相手はこういう印象を持ってくれるよね」と想像して人は行動するわけです
「一致しないこと」ではなくて「どうやっても一致できない」人は異常と言えます
この二つが一致しないならば、彼は世界と分裂していると言えるからです

他にも色々あるけど、大きなところでは、もう一つは時間的連続性の欠如がある場合も異常だと定義できます
簡単に言えば、過去の自分が自分であることを「どうやっても同じだとは思えない」人は異常です
「私」は自分という存在を時間の中で認識します
過去の自分が現在の自分と同じであり、同じ自分が未来でなにをやろうとも自分であることを疑ったりはしません
それが出来ない場合、彼は自己と分裂しているといえます

ここまでくれば分かると思うだろうけど、イワンがとても例なんです
イワンは、アリョーシャが「犯人じゃない」と言ってくれても信じられません
自分の目にうつる自分と他人のそれが分裂しているからです
イワンは、悪魔が過去の自分であることをいつまでも疑っています
過去の自分が自分だと思えないからです
受け入れられないのではありません、思えないんです
彼は時間的な感覚を失っているからです

イワンは異常であり精神病者である、と結論できます
このへんの定義がオレが思う正常と異常です

306 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 20:34:25.63 ID:0uEJaRJo.net
>>305
なるほど
ご回答ありがとうございます

307 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 20:51:30.50 ID:UjyRTfxz.net
>>304
>精神物質二元論ではない方向でお考えなのか
>それとも別のお考えをお持ちなのか

オレは基本的に観念論だけど、肉体の存在が「ない」とか世界は「現象」にすぎないとか考えるのは危ういと思っています
人間の本質が魂であるにしろ精神であるにしろ、この「私」は肉体をもった、受肉した存在として現在なお生きていることを分離すべきではないと思っているからです

魂と肉は並行するのかもしれません
そして上下する概念も必要だと個人的には考えています
それをなんと呼ぶか、キリスト教なら霊というのかもしれません
形而上の言葉を並べることになってしまうので割愛しますが、観念論がオレには一番近いのではないかと自覚しています

あなたはなんですか?

308 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 21:21:54.02 ID:0uEJaRJo.net
>>307
オレは魂とか霊とかはまだよくわからないんで
ヒョードル・カラマーゾフと同じです
で存在論認識論的にはソシュール的な関係論ですね
精神も物質も実体はなく関係が生じると世界が現象するというイメージです
お聞きしたいのですが
対自・対他の概念て吉本隆明やサルトルが使ってたと思いますが元はどこですか
(ググれって話ですが)
あと観念論というとカントが思い浮かぶんですが
ご自身の考え方に近い思想家なり哲学者はいますか

309 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 22:04:50.73 ID:UjyRTfxz.net
>>308
精神分析なんかで使うんすよ
なので今回は心理学的な用語として使いました
元はサルトルの言葉であっているけど、イワンを例にあげられるように「精神的な異常」についてレスしたので、つまり精神病者の判定についてなので、「自分の目から見た自分」の自分と他人という意味で使ったのはレインです
今回はサルトル的な解釈ではなくレイン的な解釈に基づいて対自/対他としました
参照されるならばレインについてググってみてください

プラトンです、ティマイオスを読んでみればオレなんてすべて見透せますよw
短いし、文庫は出てないけど、読みやすいので機会と時間があったら読んでみてください

あとはキルケゴールかな
キルケゴールの宗教的な部分ではなくて、自己を分析している箇所についてはドストエフスキーとかなり近いものがあると思っています
短絡的にいえば破滅型なんすよね
究極に自分について問い詰めると破滅するしかない、みたいな感じが好きなのかもしれません

310 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 22:12:10.95 ID:0uEJaRJo.net
>>309
プラトンとキルケゴールですか
シックリきますね

311 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 22:29:17.16 ID:UjyRTfxz.net
>>308
一つだけ伝えておきたいことがあります
今誰もが持っている常識とか、もっと言うと、自分自身についての見方もそうだし、目に見えるものの存在を「本当のところはどうなのか」は別にして、なんの疑いもなく存在していると確信していると思います
精神も物質も現象ではなく存在していると確信していると思います

で、本当は何もないことを知るとか、すべては空であり色にすぎないとか、もちろんその類の探求は魂の質を向上させより高いところに流れられるかもしれません
でも、当たり前の確信があるから正常でいられるということを忘れるべきではないと思います
善悪もそうです、誰もが持っている倫理観を興味から手放してしまうと人格が分裂します
伝統的な言葉で言えば「魔境」です
心理学的に言えば自己肥大化です

なのでこういう話を読む時も、誰かと話す時だって、思想は思想、自分は自分だとおもって飲み込まれないようにしてもらいたいと思っています
道具は道具なんです

余計な一言かもしれないので、そうだったらスルーしてください

これはドストエフスキーの言葉では以下です

「善悪、すべての偏見から自由になりうるのだが、その自由を手にいれた瞬間、私は破滅する」悪霊

312 :吾輩は名無しである:2021/01/05(火) 23:02:30.04 ID:0uEJaRJo.net
>>311
ご心配いただきありがとうございます
思想や観念に呑み込まれないように気を付けます

313 :吾輩は名無しである:2021/01/06(水) 01:13:02.83 ID:4yhK8cMh.net
>>311
それにしても
関係論が色即是空で野狐禅でやると魔境/自己肥大に陥るとまで見抜くとは
恐るべき慧眼ですね
自分でも善悪のリミッターが外れてたら確実にサイコパスだったと思います

314 :吾輩は名無しである:2021/01/06(水) 11:25:47.39 ID:4yhK8cMh.net
ちびちびと読み進めてる「貧しき人びと」
折り返しを過ぎてワルワーラの保護者然としてきたジェーヴシキンが保護者然とするために借金を重ねていたことがワルワーラにもばれて
逆にワルワーラから小銭を恵んでもらったり
ワルワーラにちょっかいを出してきた小金持ちの若者の家に飲んだくれて押し掛ける等の醜態を見せ始め
前半のほのぼのした雰囲気が一変
再読ゆえ結末はしってるものの
処女作とはいえ構成もしっかりしてると感心する

315 :吾輩は名無しである:2021/01/06(水) 23:21:43.55 ID:wOX6Pgza.net
『貧しき人々』
ドストエフスキーの処女作とされる中編小説。1846 年『ペテルブルグ文集』に発表。物語は、ペテルブルグの裏 町に住む 50 歳に近い小官吏ジェーブシキンと薄幸の娘ワ ルワーラとの往復書簡の形で進められる。二つの善良な魂 の間に芽生えた恋は実らずに終わるが、作者はこの不幸な 恋を語りながら貧しく無力な人々の孤独と屈辱を訴え、人 生の意義を追求する。この原稿を読んで感激したグリゴロ ービチとネクラーソフが早朝に作者をたたき起こし、「新 しいゴーゴリの出現」を祝福し、彼をベリンスキーに紹介したことが、24 歳の無名作家を一躍文壇の寵児と押し上げ る契機となった。 【参考出典:江川卓解説、『原久一郎訳『貧しき人々』(岩 波文庫)▽木村浩訳『貧しき人びと』(新潮文庫)

316 :吾輩は名無しである:2021/01/07(木) 00:16:29.33 ID:gwZTyYeZ.net
江川卓大先生に楯突くつもりは毛頭ないけど
あれは恋なのかなぁ
ジェーヴシキンは表向きかわいい娘と疑似家族的関係ができてウキウキで実は秘めた恋心があっただろうけど
ワルワーラは全然でしょ
母親を亡くし天涯孤独の身となり
世話になってた遠縁のおばさんに望まぬ縁組を押し付けられそうになって困窮してたところを助けてくれた
ジェーヴシキンを恩人友人として親しく思いこそすれ
恋? それはないと思うがどうでしょう

317 :吾輩は名無しである:2021/01/07(木) 01:40:06.56 ID:AeokSSz3.net
解説に限っては恋愛譚なんでしょうね
ただし、ワルワーラの思いを恋心と認めない人はおそらく誠実な人でもあるとさえ思います

個人的に面白いのは、書簡のやりとりで恋心を抱くということ
真っ先に思い浮かぶのは、現代でもゲームやメールからいつのまにか「会っていないのに」恋におちる人々がいるということ

ワルワーラの思いを恋心と言えるのかどうかは怪しいのかもしれないけれど、もし恋心は身勝手な相手へのイメージの執着と仮定するのならば、ワルワーラもそれと同じであるとさえ言えるのかもしれない
貧しい少女は素直で穢れなき存在と盲信する中年も、それを、いつかこの貧窮から救い出してくれる王子様と思い込む少女も理想が恋心に変わっていたのかもしれない
捻くれた解釈で恋心なんていうものを説明すれば、という話ですけどね

318 :吾輩は名無しである:2021/01/07(木) 10:34:31.96 ID:gwZTyYeZ.net
「貧しき人びと」は書簡体小説ですが
二人の手紙の中にはワルワーラの手記やジェーヴシキンの知り合いの三流作家ラタジャーエフの小説(作家によるセルフ引用)
更にはプーシキン全集やゴーゴリの外套など様々なテクストが顔を出します
バフチンのいうパロディの手法なのでしょうが
似たようなテクストごちゃまぜ小説(と言ったら怒られそう)として思い出したのが
ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」とスティーブン・キングのデビュー作「キャリー」
あと小説ではないけれど放送時アメリカにパニックを巻き起こしたと言われるオーソン・ウェルズによるラジオ放送「宇宙戦争」
で思ったのがこのパッチワーク的手法って雑誌や新聞の編集と似てるのかなと
という事は雑誌等の出版文化が花開いた19世紀(かどうか知らんけど)的小説作法なのかなと思ったりした
それはそれとして
そのワルワーラの手記の中に薄幸の青年ポクロフスキーとの淡い恋の思い出がでてきますよね
その時のワルワーラの感情とジェーヴシキンに対する感情はちょっと違うものなのかなぁと今は思ってます
余談ですが病で亡くなったポクロフスキー青年の葬式の場面
言葉は悪いけどベタでメロドラマ的(と言ったらまた怒られるか)な場面ですが
息子を亡くした父親の悲しみが切々と胸に迫ってきて上手いなあと感心する

319 :吾輩は名無しである:2021/01/07(木) 15:06:51.42 ID:dudxWywj.net
パッチワークと言えばあれだ
夢野久作の「ドグラマグラ」もそうだ
オレの片寄った読書歴から思い浮かぶのはエンタメばかり
海外では純文学と大衆文学という区分けはないらしいが
芸術系とエンタメぐらいの区分けはあるのかしら

320 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 01:10:57.82 ID:ty5roM2J.net
純文学っていう区切りは日本特有の分野みたいですね
エンタメかそれ以外、という認識みたいです
あとは作者が死んでるか生きてるかの違いもあるみたいです
ちなみにオレが海外で本棚で見かけた人第一位は村上春樹だったけど、エンターテイメントのジャンルで売られていました

321 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 01:35:30.47 ID:ty5roM2J.net
>>318
貧しい人々って、プーシキンやゴーゴリのテクスト出てきてました?
そうだったのか、やはりロシア作品はつながりまくりですね

322 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 03:22:08.80 ID:TWXA3Wsa.net
>>321
文章の引用はされてませんが
作中の三流作家が三流たる所以をプーシキンと対比して表現したり
下っ端官吏のジェーヴシキンがゴーゴリの「外套」をのぞき見趣味だ的に憤慨したり
ドストエフスキーは敬意をもって二人の名前を作品の重要なモチーフに使ってますね

323 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 12:33:27.59 ID:NNLa5AAk.net
なるほど、やっぱり外套はいつか読まなきゃと思う
ドストエフスキーを読んでいるとプーシキンとゴーゴリあたりの名前をよく聞く

よく思うのは、オレらからすれば古典であり純文学でもあるけど、当時の人からすれば大衆文学だったし、雑誌に搭載されている1コマに過ぎなかったんだと思うとなんか不思議な気持ちになります

324 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 14:18:09.51 ID:PofjrqsQ.net
外套なんて短いからさっさと読めばいいのに。あの小説は味があって好きだ

325 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 15:12:53.79 ID:TWXA3Wsa.net
忙しいとちょっとした短編でもなかなかね
ググったら青空文庫にもあった「外套 ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳」
青空文庫の横書きで小説を読みたいとは思わんけど

326 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 18:10:25.33 ID:NNLa5AAk.net
外套は短編なんですね
ほんとだ、岩波で外套と鼻になっている

327 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 20:50:13.90 ID:Rz7z1vPO.net
ついでに、ゴーゴリスレも覗けばいいよ

328 :吾輩は名無しである:2021/01/09(土) 22:10:35.51 ID:NNLa5AAk.net
>>325
まだはじめたばかりの読んでる本があるのと、物語って新しく読み始めるのに、よし読むぞ!みたいな気持ちが必要じゃないすか
登場人物も新しく覚えていかなきゃいけないし、世界観も作者によって変わってくるし
もちろんこういう気持ちは初めて読む本に限ってのことで、再読にはわきおこらないですけど
それにしてもカラマーゾフなんていう長編を、オレは初めて目にした時によく読む気になったと思う
みんなそういう感じを持っているんだと思っています

329 :吾輩は名無しである:2021/01/10(日) 00:24:53.43 ID:Pb3Iblye.net
わかります
話はズレますけど
オレなんかドストエフスキーの小説を読んでる途中でさえなんていうかお腹一杯になっちゃって
食休みに半月とかあけてよし読むぞ!みたいな気持ちになってからまた読み始めることの繰り返しです
ホントは読みだしたら止まらなくなって徹夜で読んじゃいましたみたいでありたかったけど

330 :吾輩は名無しである:2021/01/10(日) 22:01:08.98 ID:WuvCr2sP.net
>>329
文字による物語はイメージが必要だからなのかもしれないし、想像することが満たされるとお腹いっぱいになるのかもしれないっすね
漫画やアニメなんかだとすでに映像化されていて、イメージは代行されているから徹夜気味になったりする
そう考えると、ドストエフスキーも漫画化されているのをちらほらみるけど、漫画で読んでみるのもあるなのかもしれない、なんて思ったりしました
そういう意味で言うと、オレは本でも物語じゃなくてなんかの解説とか評論文なんかは疲れないんすよね
多分、イメージ化する想像力を必要としていないからだと思っています

331 :吾輩は名無しである:2021/01/10(日) 23:50:59.15 ID:WuvCr2sP.net
話は変わるけど面白いサイトを見つけた
テクスト論と作品論について
https://liberal-arts-guide.com/the-theory-of-text/

テクスト論は多様な解釈で読み手側に委ねられていると考えるようです
作者自身も意識していないことを読み取っていこうとする解釈論
作品論は、作者=作品を前提としている
作品を書いた作者が正しい解釈を持っているはずだから作者に委ねられていると考える解釈論

読む限り、バルトが考え出したような感じだけどオレは彼について縁がなかったのでよくは分かりませんが、スレが分裂した(このスレとのこと、前スレは違う)理由もこんなところなんだと思いました
個人的にはテクスト論を支持するのかもしれない
なぜなら理由は単純で、オレは無意識の部分をかなり重要視しているから
作者ですら気が付かずに書いてしまったものが作品にはあると思う、それが作者の無意識的創作だと思うからです

332 :吾輩は名無しである:2021/01/10(日) 23:55:43.80 ID:UyJF/lrN.net
今誰か漫画やアニメと言いましたね?
書きづらかったけど書きたいことを書きます(強引)
先日アマゾンプライムでどろろ(2019年版アニメ)を観て登場人物のどろろと百鬼丸のことが大好きになってしまいました
ちょうど映画天気の子もテレビで観て、どろろと天気の子ってテーマが一緒じゃーん!と感心してしまいました
天気の子は1、2年前に映画の歴代興行収入13位を記録したので、最近多くの人が支持したものと言えましょう
またドストエフスキーと関係ないことを。とお怒りになる方がいるかもしれません
ですが俺はこの2つの作品に共通するテーマに対し、それぞれの主人公たちがとった行動をみなさんにも観てもらいたいのです
これはキリスト教に重きを置きながら日本という東洋で生きる人間にとってぜひふまえる必要があることだと強く思うからです
どろろはトータルで8時間ほどになってしまいますが、ぜひ最後まで観ていただきたい
手塚治虫の原作1巻を今日借りてちょっと見たのですが、原作とは違うところがけっこうある印象です
天気の子は実はそれほど好みではないのですが、このテーマを多くの人に受け入れられるように作り上げたことに頭が下がります
これらの作品を観てみなさんはきっと、こんな話は前から知っていたと思うことだろうと思いながら、それでもこうして書かずにはいられないのです

333 :吾輩は名無しである:2021/01/11(月) 01:33:13.37 ID:xfjmfPM9.net
天気の子、元旦辺りにやってましたよね
見忘れた…

334 :吾輩は名無しである:2021/01/11(月) 02:06:37.19 ID:Q67mH/Q+.net
>>331
「ある作品が「永遠」なのは、さまざまな人に唯一の意味を強いるからではなく、ひとりの人間にさまざまな意味を示すからである。」

なんなんこの人 天才? あ これがロラン・バルトか

335 :吾輩は名無しである:2021/01/14(木) 01:38:20.41 ID:amNO+BNe.net
>>334
視点をどこに置くかで物事や事柄さえも変わりますね
あらゆる解釈の客体は主体に含まれている、と考えるのは正しいのかもしれない
認識論や独我論は人間存在について語ることが基本だけど、読書そのものの性質が主体にせざるを得ない気がする
書く人間の目的は読んでもらうことであるし、読まれる意図を持たないならば日記と変わらない
もうそこで作者も作品も誰かの客体を演じることを目的としているような気がする
だから主体は読者である、と言い切ってしまってもいいとさえも思います

> 「ある作品が「永遠」なのは、さまざまな人に唯一の意味を強いるからではなく、ひとりの人間にさまざまな意味を示すからである。」

336 :吾輩は名無しである:2021/01/14(木) 10:04:13.03 ID:HLEsk6p3.net
>>335
名前だけは知ってたロラン・バルト
それこそ文学的と言うか詩的な表現で通念を180度転換する物事の本質を突いた視点をサラッと書いて見せる洗練された知性に舌を巻きました
俗っぽいオレのイメージするフランスの知識人そのままを地でいく知の巨人という感じ(オレの表現がダサい)
『作者の死』から読書は始まるってことですかね
今まで敬遠してたけど著作に手を出してみようかな

337 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 00:17:27.43 ID:IUlIKG9v.net
このスレ(?)で話題に挙がってたので図書館から中央公論社のお手軽世界の名著「オウエン サン・シモン フーリエ」「ショーペンハウアー」を借りてざっと読んでみた
このスレで誰かが言ってた通りフーリエは天才 というか狂人? いややっぱり天才? かわからんけど
空想的社会主義者とマルクスに煽られた3人だがその信者がアメリカでその思想を実践すべく武者小路実篤の新しき村的な実験を行ってたことを知った
「悪霊」でシャートフとキリーロフがアメリカに行ってどっかでゴロゴロしてたってエピソードがあるけどそれってこれのことかなと思った
フーリエの「新しき村」に参加してゴロゴロしてロシアに帰ってきたってこと?
フーリエはオウエンのことをボロクソに書きショーペンハウアーはヘーゲルのことを蛇蝎のごとく忌み嫌ってて
二人とも思想廃人的な晩年を送ったところも似てて(ショーペンハウエルは最晩年大逆転の大人気文筆家になるが)面白かった
フーリエはドストエフスキー(ただし青年時代限定)一方ショーペンハウアーはニーチェという弟子(?)を持ったという事でもって瞑すべし という感じかな

338 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 01:55:54.73 ID:T4heprOZ.net
>>337
読んだんですか、ちなみにオレは愛の新世界と四運動の理論を読んだけどほとんど理解できませんでした
デカルトの情念論を延長させて天体の運動と関連付けれたら立派なフーリエが出来上がる、みたいな感じでした

アソシアシオンで人間は生きていくべきとしました
ようは協同体ですね
ちなみに意外ですが、幼稚園なんかはアソシアシオンの「ファランジュ」です
アソシアシオンとは非営利の福祉団体のことで、今で言うボランティアの延長ですね
フーリエが目指すユートピアでは、その団体にキリスト教社会主義を足した世界観なんだと思われます
ドストエフスキーはフーリエ主義を研究するサークルであの有名な逮捕に繋がります
協同体はある意味で独自のルールを設けるので、政府から見れば異分子なんすよね

ショーペンハウエルは「生きる意志を否定せよ」です
ニーチェは「生きる意志を肯定せよ」です
ニーチェはショーペンハウエルの「意志」については影響を受けていますが、演繹された答え、最後に行き着く結論は背反対になったようです
ちなみにオレのオススメは「自殺について」です

339 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 02:17:21.59 ID:IUlIKG9v.net
>>338
読んだは盛り過ぎました
正直に言うとページをめくりながら印字を眺めたってところです
デカブリストの乱を経験してるロシア官憲からしたらフーリエ主義は超危険分子でしょうね

340 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 02:30:21.66 ID:T4heprOZ.net
きっとそうですね
奇人狂人の本なんでしっかり読もうとするならかなりの覚悟が必要だと思われますw

341 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 03:25:53.35 ID:IUlIKG9v.net
ロシアのロマノフ王朝は最終的にフーリエ主義等の後継のマルクス主義信者によって命脈を絶たれるわけですから
ドストエフスキーが生きたロシアの19世紀が激動の時代であることは間違いないですね

342 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 15:13:20.27 ID:IUlIKG9v.net
ついでにゴーゴリの外套を再読してみようと光文社古典新訳文庫版ゴーゴリ「鼻/外套/査察官」浦雅春訳も図書館から借りてきた
冒頭部分を無断引用すると
「えー、あるお役所での話でございます……。まあ、ここんところはそれがどこのお役所であるかは申し上げない方がよろしいでしょうな。なにしろ、省庁にしろ、連隊にしろ、官庁にしろ、ひとことで申しまして、お役人ってえ人ほどこの世で気のみじかい人はございませんから。」
この調子で延々と終わりまで続くんだが正直最初のページで読む気が失せた
ゴーゴリのおもしろさを広く現在の読者に伝えようと編集部と翻訳者が決めたんでしょうな
落語の文体で訳せばみんなおもしろがるに違いないと
初代三遊亭圓朝の落語口演筆記を参考にして二葉亭四迷が『浮雲』を書いたと言われ明治の言文一致運動にも大きな影響を及ぼしたということは聞いたことがあるし
オレ自身も5代目古今亭志ん生が好きでCDを何枚か持ってるけど
この翻訳は少なくともオレには合わなかった
今の時代の若者はあまり本は読まないけどお笑い好き→お笑い?なら落語で って発想はどうなんでしょ
昔志ん生の落語をそのまま本にしたのを読んだことがあるけどイマイチだった覚えがある
落語は噺家が話すのを聞くのが面白いのであって素人が落語を読んでも噺家の話術レベルで読むことは難しいってことなのかもしれない
しかも江戸落語文体
上方こそがお笑いの本場とおそらく思ってるであろう上方の読者に受け入れられるんだろうか
「落語言うたら上方落語や辛気臭い江戸落語ことばで書いた本なんか読んでられるか」と一蹴されるのではないか
青空文庫からコピペ(岩波文庫版「外套・鼻 」平井肇訳と同一)
「ある省のある局に……しかし何局とはっきり言わないほうがいいだろう。おしなべて官房とか連隊とか事務局とか、一口にいえば、あらゆる役人階級ほど怒りっぽいものはないからである。」
岩波文庫を借りてくればよかった

343 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 15:41:53.62 ID:P6ySqfkh.net
ゴーゴリスレに書いて欲しい…なぜドストに書くのか

344 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 17:13:08.71 ID:IUlIKG9v.net
>>343
赦してつかーさいよ
ウィキによると
「ドストエフスキーは、「我々は皆ゴーゴリの『外套』から生まれ出でたのだ」と語ったと言われる。」
がそれは誤りで
「ドストエフスキーの全著作および書簡に、この言葉は存在しない(『作家の日記』に書いたとする松岡正剛の記述は誤り)。
この言葉(Nous sommes tous sortis du Manteau de Gogol)の初出は、フランスの外交官で文人のウージェーヌ=メルシオール・ド・ヴォギュエ(Eugène Melchior de Vogüé, 1848-1910)がその著作『ロシア小説』(Le Roman russe, 1886年刊)のドストエフスキーを論じた章で、
「四十年来文学の歴史に深く関わってきた一人物」の口に託した言葉であり、それがあたかもドストエフスキーその人の発言であるかのように誤って広まったとされている(青山太郎著『ニコライ・ゴーゴリ』(河出書房新社、1986年9月)、411ページ)。」
とのことです
ちなみに(前にも書きましたが)オレがいまだに読み終わらない「貧しき人びと」で言えば
ゴーゴリの「外套」が作品の重要なモチーフとして使われていますよね

345 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 17:14:28.19 ID:IUlIKG9v.net
(続き)
ところでこの作品のエピグラフ
「いやはや、世間の小説家たちときたら、困ったものだ!
……ただもう地下の秘密を洗いざらいほじくり出すばかりではないか……
いや、なんとしても、あの連中がものを書くのを禁じるべきだ……
                    V・F・オドエフスキー公爵」
オレは昔からなんでドストエフスキーは処女作であるこの書簡体小説のエピグラフにこれを置いたのかわかりませんでした
今回
下っ端官吏のジェーヴシキンがゴーゴリの「外套」を読んでのぞき見趣味だ的に憤慨する場面を読んで
ああこれかと
つまり
バルザックが大成させた写実主義小説は貧富にかかわらず市井の人々の生活・心情の実際を掘り下げて活写する面白さが身上だと思います
下っ端官吏の悲劇(?)をペーソスとユーモアを持って書いた「外套」を読んだジェーヴシキンは
オレの惨めな人生を世間にバラしやがって##
と憤慨するわけです
この作品を書く前にドストエフスキーはバルザックの「ウジェニー・グランデ」を翻訳しています
文体修業ですかね
ドストエフスキーは自らも写実主義で小説を書くにあたって
人々の人生をリアルに切り取って物語にする写実主義小説というものが
一面から見れば暴露趣味露悪趣味のケシカランものだ
しかしそこが面白い
という思いをこのエピグラフで表現したのかなと思いました
それにしても処女作の冒頭に小説家がモノを書くのを禁止しろって文章を置くあたり
やはりタダ者ではない?

346 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 20:59:13.20 ID:T4heprOZ.net
>>342
なるほど
岩波の方が良さそうですね
これから読もうと思っているオレにはタイムリーなレスに感謝します

347 :吾輩は名無しである:2021/01/16(土) 21:11:26.69 ID:IUlIKG9v.net
>>346
是非感想を教えてください
ゴーゴリスレにも 是非

348 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 03:59:15.28 ID:UcybN1Ol.net
ナボコフはドストエフスキーは芸術未満下手くそで仰々しいだけの三流作家と
こき下ろしてますが、もちろん悪霊扱いされた西洋化したロシア人そのもの、ユダヤ人の妻を
持つナボコフからしたらあらゆる意味で否定しなければいけない存在だと思いますが
今、日本人がドストエフスキーを読む価値ってどういうところにあると思いますか?

349 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 08:20:05.13 ID:Vaf0HwN7.net
光文社の外套はあれはあれで好きだけどね
外套も鼻も真面目に読むというよりあれくらいバカバカしい態度で読んだほうが楽しいのでないかい

350 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 11:27:16.04 ID:fLG0w89q.net
>>348
完全に芸術音痴のオレがお返しするのも烏滸がましいのですが私見として
個人的には時間に余裕のあった学生時代にはいろいろな作家の作品に手を出す余裕がありましたが
だんだんと暇も興味もなくなり今となっては娯楽趣味として単におもしろいから読んでるだけなので
今、日本人がドストエフスキーを読む価値とは何かという問いは難しいですね
ここからは脱線しますが最近思ったことを書きます
ユングによると個々の人間は思考・感情・感覚・直観タイプに分かれ
それぞれ生まれつき得手不得手の分野がありしかもそれぞれ外向的内向的に分かれるらしいんですが
例えばたまの休みにチェスの修行に海外へ行く棋士の羽生さんは(たぶん)思考タイプ
死の床の枕辺に夏目漱石の草枕の翻訳本が置いてあったというピアニストのグレン・グールドは感覚タイプじゃないかと
芸術(美)を好み素で楽しみ批評できるのが感覚タイプの人なのかなと思います
オレはむかし俗流心理テストでどのタイプかやってみたところ感情タイプと直観タイプに同点で当てはまるということでした
つまりものを考えることと感覚的に世界を感受し美しいものを美しいと感じる能力に乏しいと判定されたということで非常に憤慨した覚えがあります
でも当たってるなと
いまだにそのまんま生きているオレにとってドストエフスキーの芸術的価値を語るのは荷が重いですスイマセン

351 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 11:30:11.04 ID:fLG0w89q.net
>>349
同意です
でも関西人の方にはどうなんでしょうと今でも思います

352 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 12:19:06.19 ID:Vaf0HwN7.net
>>351
ゴーゴリ作品の語り口が上方言葉であろうが江戸弁であろうが、ほとんどの読者はそんなこと気にもしないと思うけど、どうですか

353 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 13:03:02.59 ID:fLG0w89q.net
>>352
確かに
同意します

354 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 13:32:19.06 ID:HQu7Fc6M.net
>>348
価値自体が個人的な側面を持つので、すべての人に値する実りを求めることは難しいように思われます
まずは社会的な基準という意味で価値を求めれば教養です
世界的な文豪の内容を知ることは知識の獲得であり、特に知識を重んじる文明国において教養がある人間とは、社会的な人間の評価につながります
もう一つは私的な意味での価値
私が持つ形式の中でどれだけ根拠を求められるかどうかによっているような価値基準です
質問は、日本人が、ということなので、教養としての価値くらいしかないんじゃないでしょうか

355 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 14:08:40.44 ID:UcybN1Ol.net
>>350
いえいえとんでもないです。
ただキリスト教圏の読者と日本人では明らかに享受のされ方が違うと思うのですが
ドストエフスキーをきっかけに作者の思索する魂の問題に同化するために東洋の島国の人間が
聖書を読みだしたりする例も多々あるじゃないですか、そういう魔術的というか一種の洗脳下というかそういうところでまともな批評は成立しないし、それはもちろん聖書も教養としてはいいと思いますけれど、文学者は教祖でも聖人でもないのでそうではなく文学(虚構の作り話)としての面白さを今みなさんどう受け取られているのか興味があります。

356 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 14:41:52.71 ID:Aubj8Gpo.net
とても簡略化してしまうと、ドストは知性より心を大事にせよと
言いたいがために物語を構築している
心を重視する日本人に人気があるのは当然だ

357 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 15:24:35.00 ID:hMjSogNM.net
>>355
たまたまスマホのオススメ記事に
「佐藤優氏が解説、生誕200年ドストエフスキーの今読むべき2作品と読み方」というのがあったので知ったかぶりして貼ろうとしたら2ページめから有料でした(泣)
怪人佐藤優は「未成年」の愛読者としても有名ですが未成年とカラマーゾフをあげてるようです
ただタダで読める最初のページに
彼が外交官として赴任していた末期ソ連で
カラマーゾフの大審問官が予言書のようによく読まれてたというエピソードがあり
記憶にないのですが聖書の黙示録から苦よもぎ(国家崩壊の前兆?)の話が大審問官に引用してあって重ね合わせて読まれてたようです
ロシア語で苦よもぎのことをチェルノブイリと言うんだそうです
このスレでもどなたかが苦よもぎの話を書かれてますが
ドストエフスキーをより深く理解しようとした時どうしても聖書の知識は避けて通れないようですね
かく言うオレもロレンスの黙示録論は読みましたが黙示録だけでなく福音書も使徒行伝も手紙もましてや旧約もパラパラめくったことがある程度ですけど

358 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 17:26:32.55 ID:hMjSogNM.net
でも考えてみると作品を享受する価値が問われる作家というのも珍しいかも知れませんね
例えばキューブリックが監督しナボコフ自身が原作を脚色した映画「ロリータ」は名画らしいですが(読んでもないし観てもないオレが語るなって話になりますけど
でも時計仕掛けのオレンジと博士の異常な愛情は好きです)
今、日本人がキューブリックを観る価値はあるのかとかナボコフを読む価値はあるのかとかは考えたり話したりする機会は余りないかなと

359 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 21:34:47.65 ID:UcybN1Ol.net
>>356
小説には作者の主張が書かれているという考えは根本的に間違っていると思います。
比較検証できない以上日本人が地球上の他地域の住人よりも心を重視しているとは言えない。
そもそもドストエフスキーが扱っているのは心というよりもっと具体的な自意識では?
>>357
予言書のように小説を読むって危険ですね。。それって権威の信奉ですよ、いかにもロシアな話ですね。

360 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 23:00:41.89 ID:Aubj8Gpo.net
>>359
お前の考えが間違いだ

361 :吾輩は名無しである:2021/01/17(日) 23:53:43.73 ID:fLG0w89q.net
>>359
ハインラインのSF小説「異星の客」は1960年代アメリカのヒッピーたちに経典とあがめられ
チャールズ・マンソンが自らの聖典として愛読していたという噂(ウィキによるとデマらしい)があるくらいですから
予言書のように小説を読むって危険というのはあるかもしれないですね
でも権威の信奉すなわち悪いことという評価はどうなんでしょう
確かに無批判に権威を信奉し他者を巻き込んで不幸にするとしたらそれは完全に悪でしょうけど
そうでないなら権威を信奉するもしないも個人の自由ではないでしょうか
いかにもロシアというのもちょっと決めつけすぎてるかなーと

362 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 00:03:53.30 ID:vS3fYyXo.net
聖書の言葉は象徴の解釈の歴史でもあるのかもしれません
言葉通りに理解するか、象徴として解釈するかはその時々によるため分かりません

黙示録だと、「第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。」になります
この通り受け取るならば、物質的に何かかが落ちてくると解釈できますが、象徴として解釈するならば、ニガヨモギとはある種の苦難や不正、不道徳、偶像的廃教を指します
ニガヨモギという単語は旧約からあるようです
旧約において、ニガヨモギとは神からの解離を意味していると理解できます

申命記 29 17-18
またあなたがたは木や石や銀や金で造った憎むべき物と偶像とが、彼らのうちにあるのを見た。
それゆえ、あなたがたのうちに、きょう、その心にわれわれの神、主を離れてそれらの国民の神々に行って仕える男や女、氏族や部族があってはならない。またあなたがたのうちに、毒草や、「にがよもぎ」を生ずる根があってはならない。

ドストエフスキーもそうだけど、終末論における予兆(その時、もしくはその前の期間)はとても苦い苦難の訪れがあると多くの聖句に書かれています
産みの苦しみと呼ばれる苦難はキリストの再臨の条件になるため、再臨を望む人たちにははずせない患難なのかもしれません
正教会、とくにドストエフスキーでよく取り上げれた分離派の人々は「苦しみ」を重く見ていたように思います

個人的に虐げられた人々が好きだけど、心に引っかかって無意識的に染みつくような言葉があります
老人は言う、苦しみは違う苦しみで贖うしか方法はない、と

363 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 00:45:24.53 ID:uwB3qwRm.net
>>362
老人は言う、苦しみは違う苦しみで贖うしか方法はないってなんなんですかこの絶望的なフレーズ
虐げられた人々は未読ですが(犬が出てきて老人が死ぬ出だしまでは読んだことがある)
このフレーズが出てくるんでしょうか(自分で読めで終わる話ですいません)

364 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 01:13:05.34 ID:vS3fYyXo.net
>>363
反証可能性がないことなんてあり得ないから、個人的に断言することはしない主義なんだけど、そんなオレでも「虐げられた人々」はあらゆるドストエフスキーの中でもオススメです
時間が許すならばぜひ読んでみてください
この本のテーマは「あわれみ」だと思っています

アゾルカという犬が死んでスミス老人が死んで物語は始まりますね
ちなみに今、再読中です
どこの何ページだったかをメモっとかなかったので分かりませんが、このセリフに行き着いたらレスしておきます
まだ先になるだろうけどね

365 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 06:19:25.82 ID:uwB3qwRm.net
>>355
レスの流れを読んできて思うのが
人間がナニを面白いと思うかというと
コレは真実を突いてるな!ってことをオモシロイと思うんじゃないかと
昨今のテレビ離れツイッターユーチューブ等SNS全盛の時代の趨勢を見ても
手の込んだ作り事より単純でも人間の生の姿に人はより興味を持つのかと
ドストエフスキーの小説がいまだに日本で読まれ続けているのは
作品は手の込んだ作り事なのでしょうが人間の生の姿を表現することに(少なくともある程度は)成功しているからなのかなと思いました

366 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 08:36:43.11 ID:hc9YIewu.net
>>361
いや読んでるロシア人のことではなく、佐藤優の物言いがロシアくさいなーと
『ソビエト崩壊末期、人々はドストエフスキーを予言書のようにこぞって読んだ』
(引用元がないので実際の発言は知りませんが)
こんな抹香臭くて大仰な物言いをする日本人はちょっとないなと、あ、この人正教の信者でしたっけ?

367 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 10:47:30.24 ID:uwB3qwRm.net
>>366
昨日はスマホで書いたんで貼れなかったですけど
引用元を貼っときますんでご自身でお読みになってご判断ください
https://diamond.jp/articles/-/259168

368 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 15:22:44.71 ID:oPma2BKS.net
日本ドストエフスキー協会のホームページに良い記事があったので少し長いですが引用させて頂きます。
ロシアの研究者の方のようです。

目的としてのドストエフスキー-------- リュドミラ・サラスキナ


 「ドストエフスキーはもうすみずみまで研究されつくしているのではありませんか」――私は何とも答えに窮する質問をこれまで幾度となくされたものである。そんな場合、私はいつもこう答えることにしていた。ドストエフスキーの本当の理解はたった今始まったばかりです、なぜなら、ロシア古典作家の偉大な作品の真の読解をかつて妨げていた様々な足枷がようやく解けたのですから。
 だが、どの時代にもその時代なりの足枷が存在する。思想的には無内容、倫理的には無節操、美学的には雑食性といった現今の風潮を目の当たりにするにつけ、そんな答えでは精神的には不誠実だし、言葉の上では不正確なことになりかねないと言われれば、確かにその通りだと納得せざるをえない。新しい状況になっても、さしあたりはある記号が別の記号に入れ替わっただけで、ドストエフスキーの測り知れない精神的自由と底知れない深淵性を、状況は相変わらず扱いかねている。ドストエフスキーをめぐる論争が、ものごとの些事ではなく、本質それ自体に関わることはいつの時代でも変わらない。

369 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 15:23:44.46 ID:oPma2BKS.net
人々はいつもドストエフスキーの中に真実=正義の可能性を探し求めてきた。「ネクラーソフを超え、プーシキンを超え、民衆を超え、ロシアを超え、森羅万象を超える」あの真実=正義である。だが、それと同時に人々は効用の可能性も探し求めてきた――それはまるで、具体的な課題の数々、政治的、国家的あるいは宗教的な課題の遂行にドストエフスキーをあたらせ、その任務に差し向けることができるといわんばかりであった。ソヴィエトの政治宣伝が推奨したのは、資本主義体制に対する有能な論敵、公式的宗教とロシア貴族に戦いを挑む闘士、自由主義および小市民(プチブルジョワ)的なユートピア社会主義への批判者としてドストエフスキーを遇することであった。ドストエフスキーを知ることは有益でもあり、不可欠なことでもあると考えられたが、それは民衆にとってではなく、イデオロギー戦線で階級の敵との闘争に従事するインテリゲンツィア層にとってであった。ドストエフスキーが自ら引き受けることになろうとはよもや思いもよらなかったようなくさぐさが、彼のはたすべき任務と見なされたのである。
 今や彼に期待されているのは、教導者、指揮者、精神的指導者としての役割である。ドストエフスキーならば、読者の手を引いて、どこかの終着点に先導して行ってくれるだろう、というわけだ。それというのも、その終着点はどうやらドストエフスキーの読者が目指すべき真の目的地のように考えられているからである。作家は予定のルートを律義に踏破した後で、終着点に向かって出発せんとする新たな一団を先導するために、ふたたび出発点に戻ってもかまわない。なぜならば、一度、終着点にたどり着いた人々は、もう決して彼を必要としないからである。

370 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 15:24:19.36 ID:oPma2BKS.net
ドストエフスキーの中に手段――作家の思想や言葉のはるか彼方に存在する結果を達成するための効果的にして強力、確実な手段――しか見いだそうとしない人もいる。
 だが、ドストエフスキーは手段ではない。ドストエフスキーは目的である。
 ただこのことによってしか、文学史家における、そして何より文学それ自体におけるドストエフスキーへの一心不乱の熱中を(「偏執」でさえも)正当化することはできない。目的と見なすことで初めて、ドストエフスキーは、彼を読み、彼について考え、書く人に対して、本質的なことを明らかにする。彼本来の価値、最高価値において理解することで初めて、彼は人間を実際に甦らせることができる真の創造力、変容力を備えたものとして立ち現われるのであって、だんじて当座必要な――「最新の」と言いたければ、それでもかまわないが――使用説明書としてではない。

371 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 15:28:00.57 ID:oPma2BKS.net
卒然と世を去り、わが身もろとも偉大な秘密を持ち去ったプーシキンに、ドストエフスキーはまさに目的として相対した。「かくして私たちは今や彼亡き後にこの秘密を解こうとしている」(1)。天才の秘密を解明するというこの人間の使命は、ドストエフスキーの目には小さなものとは映じなかった。どんな人間、もっとも惨めな人間でさえも、彼もまた秘密である以上、その謎を解明するという課題はドストエフスキーの目には屈辱的なことと映らなかった。まだ若かった少年時代に、彼は人間の秘密について予言的な言葉を口にしている。「人間は謎です。その謎は解かなければなりません。そして、その謎を解くために、たとえ一生を費やすことになろうとも、時を空費したなどと言ってはなりません。僕はその謎に取り組んでいます、なぜなら僕は人間でありたいと願うからです」

372 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 15:28:56.36 ID:oPma2BKS.net
(2)。これに関して、私は次のことを指摘しておきたい。ドストエフスキーがこの時、念頭に置いていたのは、ロシア人の秘密、感覚的な自然人の秘密、あるいは神の恩寵にあずかる宗教人の秘密ではなかった。彼が信頼を寄せているのは、「人間」という言葉の普遍的な意義、そのもっとも一般的な意味――知性、自由意志、言語能力を授けられた被造物中の至高の存在、一人ひとりの人間――だったのである。

訳註
[1] 引用は、一八八〇年六月八日にロシア文学愛好者協会の大会でドストエフスキーが行った、いわゆる「プーシキン講演」の結語による。この講演原稿は、『作家の日記』一八八〇年八月第二章に発表された。
[2] 一八三九年八月十六日付の兄ミハイル宛の書簡。ドストエフスキーは当時一七歳、工兵学校在学中であった。

(訳:杉里直人:すぎさと なおと・ロシア文学)
Title: Достоевский как цель
Author: Людмила Сараскина

373 :吾輩は名無しである:2021/01/18(月) 17:02:21.43 ID:JVRI8dxJ.net
>>369
ソ連の共産党がドストエフスキーを政治宣伝に使ってたとは驚きです
「お前らシャートフみたいになりたくないだろ?」と国民を脅してたとか
冗談です
でも確かにロシアの自由化によって新たな発見とかあるかもですね
ヒョードロフ伝の訳者は亀山さんと安岡さん(光文社文庫で貧しき人びとの新訳を出した)ですがこれもドストエフスキーを含むロシア文学研究の成果でしょうか
日本でも研究が進んで作家の日記とかもう少し身近に読めるようになるとおもしろい

374 :1:2021/01/19(火) 04:09:14.44 ID:Nl9E+WRJ.net
この人を見よEcce homo。
https://ameblo.jp/hiro-333fmd/

10分で読めるカラマーゾフの兄弟、第2の小説。
http://hiro-take.main.jp/

375 :吾輩は名無しである:2021/01/19(火) 04:17:38.29 ID:Ah/n7cyk.net
なんでやんねん
いつやんねん
やんねん三段活用
(≧∇≦)♪

376 :吾輩は名無しである:2021/01/19(火) 05:03:43.45 ID:6KmsR1GO.net
>>374
さすがはわれらがスレ主
ええネタいっぱい持ってますやん
なんでもっと書き込んでくれんの

377 :吾輩は名無しである:2021/01/19(火) 15:26:26.52 ID:BLIVp1cs.net
今や物語の享受媒体としては主流でなくなった小説なのだから
自分が面白いと思うものをそれぞれ好き勝手に読んだらいいと思うのだが
ことドストとなると凄いとか面白いとかいう声を聞く機会が割りと多いせいか知らんが
なんのために読むの?権威主義?と聞いてくるお方がたまにいらっしゃいますよね
何を読もうが勝手でしょとしか言いようがないし
逆にあなたの方がドス・コンなのでは?とも思ったりもしたりして話は変わるけど
中上健次はドストエフスキーが性に合わなかったらしく好きではなかったようだけど
当時は今より教養主義が強かったせいか
作家たるものドストエフスキーぐらい読んどかなくてどうすると全集を買い込んで
折りにふれてページを開いてはちょっと読み
こんなものならオレの方が上手く書けると気を引き立たせて小説を書いてたらしい
かなり前に彼のエッセイを読んだので
細部は違ってるかもしれません悪しからずご容赦ください

378 :吾輩は名無しである:2021/01/20(水) 20:37:56.49 ID:ZbWps1Bv.net
その中上健次を敬愛する21歳の美人女子大生が今夜芥川賞を受賞した

379 :吾輩は名無しである:2021/01/20(水) 23:56:04.07 ID:7GkaOpYh.net
>>374
>>378
大天才!
諸学問「物理学、精神医学、哲学、心理学」等。現代的意味での源流はドストエフスキーに間違いないからね。
(蛇足ながら卑近な例では、文学(芥川)漫画(手塚)刑事ドラマ(コロンボ)もかな……)

380 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 00:02:30.08 ID:Tr+vQyPa.net
21歳8か月での受賞は綿矢りさ金原ひとみに次いで芥川賞としては史上3番目に若い受賞だって
若けりゃいいってもんでもないだろうけど
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部出身で現在慶應義塾大学文学部在学中って金持ちのお嬢様だな
で中上健次が好きだと
2020年「かか」で三島由紀夫賞を最年少で受賞し今年芥川賞受賞
華々しいな

381 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 02:50:53.92 ID:vbb7vtBu.net
読んでみようか?となる?
ならないなぁ、芥川賞も直木賞も糞の中の糞だ

382 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 09:40:28.38 ID:Tr+vQyPa.net
M1が今や若手(吉本)芸人を一気に全国区に引き上げるための吉本興業の仕掛けであるのと同様に
どっちの賞も菊池寛の思惑通りか知らんが
今や(メディアの華の座を映像文化に譲り売れなくなった)本を売るためのお祭りだからね
でも宇佐美りんが村上龍と中上健次を愛読してるってのはおもしろいなと思った
時間があれば読んで…
その時間を作るのが億劫なのが問題だが

383 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 13:54:25.42 ID:j65AHPGt.net
あれこれ色々調べてみても話を聞いてみても、ちゃんとドストエフスキーを読めてる人なんてほとんどいないんだな。やはりどんな意味だろうと娯楽で読むような代物じゃないし、そもそも自意識の矛盾に苦しむとなどという精神的人間そのものがすでに絶滅寸前の希少種。しかしツイッターによく流れてる
ドストエフスキー作中人物の引用文、なんか本人たちはアフォリズムのつもりで自分が賢く見えると思ってるのかなんか知らんが本当に莫迦でどうしようもない。

384 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 14:54:58.82 ID:frRMOHGh.net
>>383
ちゃんとドストエフスキーを読めてるとは
どういうことを意味するんでしょうか
原語で読むのは当然の前提になるんでしょうね
翻訳でしか読めないオレには遠い世界です

385 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 15:16:09.83 ID:vbb7vtBu.net
娯楽小説としても面白い事に変わりないと思ってます

386 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 17:46:03.80 ID:B2WGoqx4.net
娯楽で読むような代物じゃないというのもどうなんですかね
研究の対象にしかならないということなのかのか
それとも読むこと自体が何かの修行なのか
それとも楽しんで読む力がないだけの話なのか

387 :吾輩は名無しである:2021/01/21(木) 23:53:35.17 ID:Tr+vQyPa.net
>>383
若々しくていいレスだと思いますよ
寺山修司には書を捨てよ、町へ出よう と煽られるでしょうけど

388 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 00:36:42.24 ID:6qYD+OyV.net
関係ないけど
萩原朔太郎の「無用の書物」という詩を思い出した
ググってみたらあったんでコピペさせてもらいます

   無用の書物
 
蒼白の人
路上に書物を売れるを見たり。
肋骨みな痩せ
軍鶏の如くに叫べるを聴く。
われはもと無用の人
これはもと無用の書物
一銭にて人に売るべし。
冬近き日に袷をきて
非有の窮乏は酢えはてたり。
いかなれば涙を流して
かくも黄色く古びたる紙頁の上に
わが情熱するものを情熱しつつ
寂しき人生を語り続けん。
われの認識は空無にして
われの所有は無価値に尽きたり。
買ふものはこれを買ふべし。
路上に行人は散らばり去り
烈風は砂を巻けども
わが古き感情は叫びて止まず。
見よ! これは無用の書物
一銭にて人に売るべし。

389 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 00:37:35.27 ID:6qYD+OyV.net
ドストエフスキーと同じく金持ちの医者の息子に生まれ
詩集「月に吠える」「青猫」という大正モダン溢れる口語自由詩によって近代詩の確立者とも称される朔太郎だけど
私生活は思いのままに生きられたとは言えず
晩年に文語自由詩で諦念感の滲む「氷島」と言う詩集を出版してるんだがその中の一篇
自分の人生も読んできた書物も蔵書もすべては無用のものであったという破滅者の身もふたもない叫び声が吹きすさぶ空っ風にかき消される寂しさ
寒風で砂埃にまみれたこれらの書物の中には朔太郎が愛読したドストエフスキーも含まれているのかも知れません

390 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 03:05:17.17 ID:Z1oXzWJk.net
亀山(俺の出身校先輩)・訳を初めに読んでしまった奴はドストエフスキーを一生涯ミスリードする運命。
郁夫くんはキリスト教理解が浅すぎる、「的外れ」な読解が多過ぎ。テレビドラマ化されたが内容冗談の域を出ない。
「罪」のアントは「信仰」である。

391 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 06:17:20.64 ID:xppq8Hzz.net
カラマーゾフの兄弟 詳註版はどんな感じですか?
買った人おられるか?

392 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 07:20:52.96 ID:7JYhCkTh.net
>>391
図書館にないですか?
場合によっては他の地域からも借りられますよ
たとえば世田谷区とか杉並区などは身分証だけで借りられるはずですよ

393 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 07:57:45.35 ID:xppq8Hzz.net
図書館しばらく行ってないけど置いてあるもんですかねえ
出来たら購入したいので新訳の評価ちらっとでもこのスレで聞ければと思いましてねえ

394 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 09:02:41.11 ID:lkJsj/Oc.net
『カラマーゾフ』には100箇所は誤訳があるらしいからな
夏頃までには水声社のを買いたいと思っている

395 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 09:39:58.88 ID:r8TBMKA/.net
再読のために買う予定です
こんな高いの買ったんだからともう一度読まないわけにはいかない
http://www.suiseisha.net/blog/?p=12018

396 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 09:58:52.63 ID:xppq8Hzz.net
しかしね?キミ、2万とかするなら羊皮で設えて貰いたかったとは思いましたよお

397 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 10:04:37.55 ID:v15h/AXx.net
話かわるけど春馬君の罪と罰舞台BDで出して欲しいな
演技いいな
春馬君独立すれば良かったのに

398 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 12:18:08.24 ID:LvQXphV0.net
水声社の高価本の造本はなかなかいいよ
チェーホフのを2冊もってる
書店で買うのではなく、直接水声社から送ってもらうほうがいい
少々安く買える

399 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 13:11:01.35 ID:T65zOU2+.net
水声社のはもうほとんど在庫がないんじゃないですか?
買うなら今でしょ!
でもおすぎとピーコと杉里ってほんとですか?

400 :吾輩は名無しである:2021/01/22(金) 17:07:15.17 ID:JXRLcjlM.net
400

401 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 03:36:34.18 ID:3j9vFIuJ.net
ロシアのテレビ局が2007年頃に製作したテレビドラマ「罪と罰」を見た
大作映画ほどの背景の作り込みはないかもしれないがロシア人製作スタッフがそれなりの製作費と思い入れを込めて作ったなりの19世紀のペテルブルク及びシベリアとそこに生きる人々の姿が見られて面白かった
印象的だったのがラスコーリニコフがオレが犯人なんじゃないの?と裁判所書記官だったかに凄んで見せるシーンで裁判所書記官がイケてる金持ちの伊達男っぽいいで立ちをしてたとこ
小説を読んだときはもうちょっと小物で貧相なイメージだったが考えてみれば裁判所書記官は19世紀ヨーロッパでも社会的エリートなわけで服装もピシッとしてるのが当たり前だわなと
ラスコーリニコフ役のウラジーミル・コシェヴォイがオレのイメージよりちょいバイタリティあり過ぎかつちょいワイルドだけどイケメンでまあイメージには合ってるし上出来のテレビドラマかなと

402 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 06:39:09.14 ID:oVxLMwrM.net
>>401
ロシア現地で見たの?
ロージャは頭でっかちのひょろひょろイケメンのイメージ

403 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 06:50:27.92 ID:t/bXAg7v.net
イケメンのイメージはないけど、春馬もロシアドラマ版もイケメンだね

404 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 07:14:22.02 ID:oVxLMwrM.net
>>403
イケメンだと書かれてるよ。三浦春馬はぴったりのイメージだった

405 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 07:45:21.89 ID:t/bXAg7v.net
書いてあったか
因みにどこらへんで表記ありました?

406 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 08:08:41.59 ID:oVxLMwrM.net
>>405
一番最初に宿から抜け出して金貸しババアの家にいくところに書いてあるよ

「ついでにいっておくが、彼は美しい目にくり色の毛をしたすばらしい美男子で、背は中背より高く、ほっそりとしてかっこうがよかった。」
米川訳

407 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 08:42:15.04 ID:t/bXAg7v.net
おお、サンクス
読み返してみますかねえ

408 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 09:54:18.27 ID:eiBVcAaE.net
「彼は美しい暗色の目と栗色の髪の毛を持ったすばらしい美男子で、丈は中背よりも高く、
ほっそりとしてスタイルがよかった。」 小沼文彦訳

409 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 10:21:56.80 ID:t/bXAg7v.net
ついでながら、彼は黒い目がきれいにすみ、栗色の髪をした、おどろくほどの美青年で、背丈はややたかく、やせ気味で、均斉がとれていた。
工藤精一郎(訳)

410 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 10:23:25.52 ID:FSuAMkGT.net
ドスちゃんの主人公ってだいたい美男子でしょ
ムイシュキンもスタヴローギンも
でも我々が考えるより髭もじゃで青白い風貌だよね

411 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 12:58:31.88 ID:3j9vFIuJ.net
>>402
字幕付きDVDです
https://www.nhk-ep.com/simages/autoresize/huge/product_image/22351A1.jpg?2.1.26

412 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 14:01:15.26 ID:oVxLMwrM.net
>>411
ありがとう。Amazonで高評価だね。見たくなったよ

413 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 14:28:04.66 ID:3j9vFIuJ.net
高い買い物になりますがよろしければ
オレのあほ話をしますと同様のシリーズで「カラマーゾフ」と「白痴」も新品で購入したのはいいんですが
アリョーシャとリーザと公爵のイメージがしっくりこずに全部見ずに二束三文で売ってしまいました
で今同シリーズの「悪霊」に興味津々だけど同じ轍を踏まないとは言い切れず
アマのレビューで何なんだあの後日談は##とありでもいつかは見てみたい

414 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 15:13:27.09 ID:t/bXAg7v.net
カラマーゾフに関しては映像化作品避けたいとこだな、例え出来がよくとも
永遠の書物として人生に残しておきたい

415 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 16:17:25.05 ID:geGOZvgA.net
読む前に観るのはまだしも、
読了後に観るのは避けたほうがいい
映像の方が記憶に残りやすいから
苦労して読んで得たイメージに上書きされる

416 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 16:18:49.18 ID:9gakYXKQ.net
映像で見るなら普通のドラマのほうが面白いんじゃね?物語的に
時間の無駄ってことはないだろうけど

417 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 17:29:51.77 ID:3j9vFIuJ.net
>>415
確かにそれは一理あるかもしれないが
ドラマの作り物とはいえロシア人が一応時代考証もしたであろう当時のペテルブルクの街並みや就中ラスコーリニコフとマルメラードフが出会う酒場の様子を見てみたかったのよ

418 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 17:42:35.97 ID:t/bXAg7v.net
序盤酒場のあたりで挫折する人多いって聞くな

419 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 20:34:37.82 ID:3j9vFIuJ.net
このスレで話題に出てた「フョードロフ伝」をドストエフスキーが出てくるとこ(ほんの数ページ)を中心に拾い読みしてみた
ニコライ・フョードロヴィチ・フョードロフ(1829-1903)はルミャンツェフ博物館の伝説的な司書かつ独創的な思想家として知られてるそうで
司書で思想家というとパリ国立図書館で司書をしてたバタイユを思い出す
フョードロフがまだ無名時代に彼の思想をペテルソンという友人兼弟子的な人がまとめた原稿をドストエフスキーに宛てて送り
読んで意見を「作家の日記」に書いてほしいと依頼したのが縁の始まりで
ドストエフスキーは1876年の「作家の日記」3月号で好意的に論評している(新潮社版ドストエフスキー全集17にも載ってる)
1876年と言えば未成年を連載中でカラマーゾフの構想を練っていた頃だろう
ドストエフスキーの反応に勇気づけられたペテルソンは師フョードロフの教えの基本的な命題を十分に記述した手紙をドストエフスキーに送り
ドストエフスキーはその返事(1878年3月24日付け書簡)で熱を帯びた調子でフョードロフの思想に感銘を受けたことを伝えている
その後フョードロフたちは彼の思想をまとめた著作の作成に取り掛かったが完成したのはドストエフスキーの死後まもなくだった
しかしフョードロフの思想の核はドストエフスキー宛の手紙で伝えられておりそれがカラマーゾフにも反映していると筆者は述べている

420 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 20:44:53.80 ID:BuNClf3D.net
>>419
俺もそのレス気になってた
報告サンクス!

未成年は1875年刊行だな
長編で影響を与えたとしたらカラマーゾフのみということになるのか

421 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 20:48:00.62 ID:oVxLMwrM.net
>>418
あ、あんな序盤で?あそこでダメなら怒濤の超長文のセリフを読み続けるのはムリですね

422 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 20:50:09.93 ID:BuNClf3D.net
罪と罰はめちゃくちゃ読みやすいしな
ムリっていうよりつまんねえって思ってやめるんじゃね

423 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 21:07:15.42 ID:3j9vFIuJ.net
しかしながらフョードロフの思想は日本人にはちょっと馴染みにくい
訳者の安岡治子の解説をそのまま写すと
「フョードロフの思想は、いかにもファンタスティックに見えるが、それでいて、理性や科学に基づいた合理的側面もあり、
しかもロシア正教や専制を重視するスラヴ派的保守の伝統も受け継ぐという、一見矛盾したさまざまな要素を総合した実にユニークなものである。
……ソルジェニーツィンによれば……フョードロフの著作を持っているだけでラーゲリ送りになったという。……
フョードロフの思想の根幹を成すものは、何といっても、あらゆるものを分離分化する近代の知のあり方への不信である。……
フョードロフにしてみれば、復活に関しても……文字通り肉体の復活をも念頭においている……
フョードロフの言説は、奇想天外、荒唐無稽とも思われるほど荒削りなもので……われわれ日本人は……馴染みにくいものだろう。しかし、
……フョードロフの提案は、やはり何かを切実に訴えかけてくる……ミクロコスモスとしての人間をマクロコスモスとしての宇宙に関連づけ、
人類がこの先どう進むべきか、、その方向を、永遠の時間、無限の空間にまで拡大して、これほど具体的に示した例は、めったにないからである。……」
オレは精読してないので何とも言える立場にないが
博物館の司書をやってたくらいだから当時の自然科学の最先端にも造詣は深かった上での思想ではあろうが
死者を肉体的にも復活させることが可能ってところはちょっと理解が難しかった
スラヴ派進歩派革命派入り乱れて思想的混迷のさ中にあった当時のロシアに出現した一人の特異な思想家といったところか

424 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 21:08:52.12 ID:3j9vFIuJ.net
>>420
みたいですね

425 :吾輩は名無しである:2021/01/23(土) 23:30:15.87 ID:3j9vFIuJ.net
ついでに目についたエピソードを一つ
「トルストイとフョードロフの困難かつ不釣合いな関係は、トルストイ自身にとっても奇妙なことに、八〇年代をとおして続けられていった。
フョードロフに対するトルストイの行き届いた、いささかおもねるような態度や、二人の口論、衝突については、それを実際に目撃した人々の多くの話がある。
息子のイリヤ・トルストイはこう回想する。「会話では、いつもかっとなって抑えがきかなくなる父が、ニコライ・フョードロフが話しだすとなると、ことに注意深く耳を傾け、彼に対していきりたつようなことは一度もなかった」
トルストイとは実際に行き来があったようですね
安岡女史の解説を再度引用すると
「……一九三〇年代以降、ソヴィエトではフョードロフの名はタブーとなった。しかし、フョードロフの復活や不死の思想は、革命後の多くの芸術家や科学者にも豊かなインスピレーションを与えていた。」とのことで
このスレでもどなたかがドストエフスキー(をはじめとするロシアにおけるロシア文学)研究は今現在新たな出発を始めているという論文を引用されてましたがまさにその通りのようですね

426 :吾輩は名無しである:2021/01/25(月) 01:33:42.62 ID:gjdek8ab.net
>>425
フョードロフについてのレスがあったのでググってみたら少し出てきました
どうやら少しの範囲ではなくて多くの範囲に渡ってドストエフスキーに影響を与えている人のようです
しかもドストエフスキーとは正反対に、実践的生活面においてかなりできた人格者だったようです

一つの逸話(ロシア語から自己翻訳で読んだので正確ではありませんが)があります
教師だった時代、教え子の父親が病気にかかってしまい、その治療費のために全額与えてしまい、「葬儀代もすべて払った」ようです
ここで思い出さずにいられないのはラスコリニコフのこと
葬儀代を全財産を放棄して全部払ってやる、まさに罪と罰に書かれた逸話です

フョードロフ ロシア宇宙論
「自然の盲目の力を統御し、操ることは、人類が共同でおこなわなければならない偉大な事業だ。」「ついには敵意と無知と盲目、すなわち非親和性の究極の表現である死そのものを、殺さなければならない。」「すべての人が認識者となり、すべてが知の対象とならなければならない。」「同時にそれを人間を通じておこなうのだ。自然のなかに合目的性がないのは、人間自身がそれをもちこまなければならないからである。そして、そこにこそ最高の合目的性があるのだ。」(『ロシアの宇宙精神』110頁前後)

427 :吾輩は名無しである:2021/01/25(月) 02:48:39.91 ID:s2+04sMW.net
>>426
>ドストエフスキーとは正反対に、実践的生活面においてかなりできた人格者
非人格者ドストエフスキーww
そうなんだろうなあ
>「自然の盲目の力を統御し、操ることは、人類が共同でおこなわなければならない偉大な事業だ。」
なるほどだから死者の肉体的復活なんだ 納得 かつ面白い
フョードロフに聞けたら聞きたい
不完全な人間が科学の発展によって万能の神と同様の力を手に入れられたとして
死者を復活させることができたとして不完全な人間を復活させて何の意味があるんですかと
これは東洋の日本人就中非人格者中の非人格者のオレだからこそだから抱く疑問かもしれませんが

428 :吾輩は名無しである:2021/01/25(月) 03:20:21.40 ID:s2+04sMW.net
フョードロフが「敵意と無知と盲目、すなわち非親和性の究極の表現である死」と死を否定的にとらえているのに対し
同じ司書仲間(?)のバタイユが「生(個々人の意識/存在)=非連続」に対し「死=連続」と死を肯定的にとらえているのも真逆やんと面白いと思いました

429 :吾輩は名無しである:2021/01/25(月) 03:38:13.39 ID:s2+04sMW.net
「自然の盲目の力」に対する神の似姿としての人間という自然観も日本人と違ってて面白いですね
ロシア(ヨーロッパ?)的自然観は自然と人間を切り離して考え
一般的日本人は人間を自然の一部としてとらえる
だからフョードロフの思想が多少縁遠いのもやむを得ないのかもしれない

430 :吾輩は名無しである:2021/01/25(月) 10:45:31.97 ID:QfMUGlHf.net
皇帝がそういう人だったもんね。
名前忘れたけど。
科学の力で自然を征服、みたいな。
ロシアは寒いから、あと権力者だから、そういう思想になるのかな、と思ったりしないでもない。

431 :吾輩は名無しである:2021/01/25(月) 15:31:32.21 ID:hJh5zTTt.net
あーそういえば聞いたことがあるような
ロシア近代化の立役者にしてペテルブルクを作ったピーョトル大帝だったか誰だったか

432 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 03:11:23.50 ID:W+F7saIS.net
君らブコウスキーは好き?

433 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 03:29:55.31 ID:vFn7XgrV.net
スマンがオレは知らん
誰なの?

434 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 05:25:27.14 ID:W+F7saIS.net
比較対象になるようなもんでもないけど、息吹は感じる

435 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 10:53:44.74 ID:vFn7XgrV.net
ググってみた

1920年、ドイツ人の母、カタリーナ・フェットとポーランド系アメリカ人の軍人の父、ヘンリー・チャールズ・ブコウスキー・シニアのあいだに、ドイツのアンダーナッハで生まれる。第一次世界大戦後のドイツの経済崩壊により1923年に一家はアメリカ合衆国のメリーランド州ボルチモアに移住、その後カリフォルニア州ロサンゼルスへ転居。幼年時代、ブコウスキーはしばしば失業状態にあった父親から虐待を受けていた。
1966年、ロサンゼルスの地下新聞『オープン・シティ』紙のコラム Notes of Dirty Old Man を担当。
1994年3月9日、カリフォルニア州サンペドロで白血病により死去。遺作となる「パルプ」を完成したすぐ後のことであった。彼の墓には「DON'T TRY(「やめておけ」)(「突っ張るな!」)」と刻まれている。

大文学者さん?
しかし詩人となると原文で読まんと味がわからなそう
クラシックを生んだヨーロッパではなくジャズを生んだアメリカに現れた才能って感じか

436 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 11:03:59.44 ID:vFn7XgrV.net
Notes of Dirty Old Manて
地下室の手記的な
ポーランド系だとロシアは嫌いかも知らんが

437 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 11:17:29.68 ID:vFn7XgrV.net
ビートルズの実質的ラストアルバム「アビーロード」のメドレー中の一曲「Mean Mr. Mustard」に Dirty Old Manて歌詞があるけどもしかしてここからいただいてたりして
ジョン・レノンはアイ・アム・ザ・ウォラスでエドガー・アラン・ポーの名前を使ったりしてるから読んでる可能性はあるかも
ノーベル文学賞を取った(オレはいいと思うけど一応草を生やしておこう)ボブ・ディランとも親交があったようだし

438 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 15:37:42.79 ID:MPH2/J6C.net
>>432
短編だけ読んだことあるけど、
そこまで好きじゃない。嫌いでもないけど。
全然違くね?
ていうかドストエフスキーの真似なんて誰もできないだろうけど。

439 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 21:44:00.74 ID:0bXnMkAM.net
>>1
「朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。」
なんだこれ。気持ち悪い。一回スレッドを落としたほうがいいよ
こんなスレッドで、よく何事もなかったかのように議論できるものだ

440 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 22:00:00.23 ID:0pl5Fk4i.net
>>439
いろいろあったからね
気に入らなければ前から続いてるドストエフスキースレか
スレ主が新たに立てた文学的ドストエフスキースレを使えばいい

441 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 22:34:23.47 ID:aSPs/0iy.net
ドストエフスキーといえばむかし安部公房がTVを見てたらイラクかどっかの中東の戦争報道で
コーランの詠唱が響く中、画面に一瞬ドストエフスキーの本が落ちているのが写っていて
とてつもない衝撃を受けたと同時にかすかな希望も感じたという発言があってずいぶん印象的だったが、
ようやく最近になって意味がわかってきた。
作家の作り話にせよこれはドストエフスキーの作品について真価を語っていると思う。

442 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 22:43:48.56 ID:feYPHXY+.net
>>439
こっち使わんことにするわ。

443 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 22:44:21.23 ID:4HlHrl6p.net
>>439
あなたの言っていることが正しいと思う
俺も一応>>74で疑問を呈したつもりだったけど、今見直したら呈していなかった気もします
とにかくあなたに他のスレに行くよう促している人はどうかしていると思う
それと彼と別人であればこのスレを立てた人もね
まードストエフスキーもイワンにトルコ人の虐待の話をさせているから、そういった偏見があったようにも思うのだけど

444 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 23:01:57.96 ID:4HlHrl6p.net
カラ兄の話中ではアリョーシャに対し誰もが、父親でさえもが本音トークを繰り広げていることに感嘆するのだですが、
スメルジャコフだけは接点がなかったのはなぜだか考えたことがありますか?
接点があったらあんな事件に発展しなかっただろうからとか、思うところはあるのですが
あとスメルジャコフの育ての親夫婦も接点がなかったといえばなかったですね
ちなみに完全に俺の読んだ記憶だけをもとにしているので、違っていたらあやまります

445 :吾輩は名無しである:2021/01/27(水) 23:10:53.21 ID:0pl5Fk4i.net
>>443
>>あなたに他のスレに行くよう促している人はどうかしている
ってオレのことだろうけど
彼はこのスレを落とせと言ってるんであって
元からこのスレにいるつもりはないし
気にしないでここにいたっていい
それは彼の自由だろ
他人をどうかしてるとディスるなら
せめてそれぐらいは確認してからにしたほうがいいよ

446 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 00:14:39.71 ID:BweTIUBr.net
>>441
いい話だ
ちなみにドスト関係なくて恐縮だが
中東の紛争地帯で今読まれているのは漫画「進撃の巨人」なんだってね

447 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 01:05:51.80 ID:vNHqLG8A.net
創価学会関係者並びに朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。ってのは確かによろしくはないのだろうが
本スレを創価学会員と思しき人物(朝鮮人かどうかは知らない)に荒らされてスレ主がこのスレを立ち上げ
渡りに船とばかり何人かこっちに移ってきたんだろうし
まあ言ってもたかが5chのスレッドだし次スレで直しゃあいいじゃんとオレは思ってる
まともな学会員と朝鮮の方には申し訳ない

448 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 01:32:27.21 ID:sR2TmtSw.net
>>444
カラマーゾフ家の育ての親は同じだけど、兄弟の中でスメルジャイコフだけは身分が違うので仕方ないのかもしれません
使用人の子供はどこまで行っても使用人として扱われるし、愛情表現もまた変わってくるように思います

449 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 01:38:40.73 ID:sR2TmtSw.net
人種排除は因果関係がないですからね
差別せずに特定の何かを具体的に除きたいならば、それなりの根拠が必要になるように思います
そうしないと差別になってしまう
そうかについては因果関係があるので排除を宣言しても差別にはならないでしょう
散々煮湯を飲まされてきて、現に今だってスレチを辞める気配がありません
本スレはもはやドストエフスキーの面影がなくなってしまったし、その因果は根拠としては十分だと思います

一度落とす、という意見は最善の策だろうけど、スレッド成立(物理的な意味で)の現実的な観点から考えれば、落とすのも苦労するし、時間もかかるし、その間に誰かがレスすればその苦労も水の泡になるし、悪意の第三者には抵抗できないので、次スレから直せばいいというのにオレは賛成です
まあ、そろそろスレッドの半分になるのでその方が早いというのが思うところだけど、スレッドは総意さえあればなんとでも出来るのでお引っ越しもいいかもしれません

450 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 02:09:17.28 ID:FNQNLj2T.net
書き込みできるかな?

451 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 02:26:12.01 ID:FNQNLj2T.net
朝鮮人に対する差別の根っこは、自分が絶対に当てはまらない対象を悪者と決めつけることで、自分を安全な場所に置くのことにあると思うんで、決定的な暴力だと思うんだよね
朝鮮人は汝の隣人だと思う
しかしキリストとかは2000年以上前なのになんであんなに知的なの?

452 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 02:33:07.63 ID:vNHqLG8A.net
>>451
ならこのスレはどうすべきだと思う?

453 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 02:49:13.17 ID:CNGHqdE6.net
>>451
論理的な論と演繹に同意します
差別は一方的な他者への暴力の源になりえる大きな要因だとオレも思っています

キリスト教については聖書ではないでしょうか
アブラハムの時代から、彼らのすべての規範は聖書にあるので、その聖書の中ででさんざん言うのは知恵を身につけよ、です

454 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 08:30:57.34 ID:erv9Pv+3.net
相変わらず、このスレもドストから遠く離れた書き込みばかりだ
ドストの文学のみを意見交換したいなら、文学的に語るスレッドがお勧めだ

455 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 10:47:03.53 ID:vNHqLG8A.net
お久しぶりのスレ主さんコンチワ

456 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 11:39:08.25 ID:N83Bj0Q3.net
深夜に書き込みしてるヤツ
仕事はなに?
ニートか?

457 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 12:22:34.16 ID:75qjfXE4.net
オレは個人事業主、なので労働開始時間はある程度自由
生活習慣がもう夜型なんで書き込みも夜になる
ランチ休憩は変わらないですけどね
だけどニートだっとして、何か問題があるんでしょうか

458 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 13:15:12.67 ID:TKhzmWhU.net
>>456
「へえ、あなたはよくもまあ臆面もなく、えらそうな口をききますね!」

459 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 13:32:25.97 ID:jsZ8Rb5b.net
「働いてお金を稼がなけりゃいけないということは私にもわかってるんです」
○メラードフ

460 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 18:03:42.46 ID:LhzfNwih.net
ここと向こうはドストエフスキースレじゃないぞ。なんたら学会員とかいう知恵遅れを罵る為のスレだ。
ここだとアイツは言い返して来ないから好きなだけ詰っていいぞ。

461 :吾輩は名無しである:2021/01/28(木) 23:52:26.55 ID:vNHqLG8A.net
>>449
このスレにこのままカキコむのもなんだかなって感じですし
ドストエフスキーを文学的に語れという枷も窮屈なので
ここはこのスレが曲がりなりにも今まで機能してきた最大の功労者である貴方に新しいスレッドを立てていただきたいということでいかがでしょうか
スレッド名は ☆☆☆ドストエフスキー統一スレッドA☆☆☆ とでもなんでもお好きに
問題になってる
「朝鮮人の立ち入りは厳禁とします。」はオミットして
カキコみルールも適当に決めていただいて(本スレがあまりに過疎って不快にさせる相手がいなくてつまらないのか最近カキコみが極端に減った創価のじいさんは出禁にしてもらいたいとこですが)
で立ったら誘導をこのスレにしてもらえればオレはそっちに引っ越します
何から何まで図々しい自分でやれって話ですがここは一つ
ご面倒でなければ
ご面倒ならオレはこのままここでくだらないレスをし続けます

462 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 00:18:01.42 ID:Z/0rYpFN.net
まず第一にこのスレを立てた人は今もって朝鮮人立ち入り厳禁を取り下げる気がさらさらなく、
更に彼はこのスレの内容に納得できないため、文学的に語るスレを立てた経緯があります
俺は>>439の苦言を重く見るべきだと思います
ですから
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッドA☆☆☆
をどなたかが立ててくれたら、そちらに引っ越すのが最善だと思います
と書きながらpcもスマホも規制でスレを立てられない俺です
ぜひどなたかにお願いしたいです

463 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 00:44:39.54 ID:CuOuRPFv.net
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッドA☆☆☆
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1611848496/

立てました
ただ個人的に思うのは、このスレもせっかくたててくれた人がおるので消化してもらいたいと思っています
次スレがある、という理由で理解してもらえればと思っています
あと半分くらいしかないしね

464 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 00:51:13.53 ID:/NOYPhNF.net
>>463
ご苦労様です
浮足立って重複スレ立てちゃいまして申し訳ない

465 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 00:54:17.95 ID:CuOuRPFv.net
>>464
こちらこそ間の悪さにすいません
次の次まであるということでやがて使わせてもらいます

466 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 17:52:36.21 ID:DeSsYApH.net
一人で何をやってんの?

467 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 17:55:57.98 ID:mtsTppIE.net
チョーセン人の自演だな

468 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 19:34:46.75 ID:lwcAtavQ.net
『カラマーゾフの兄弟』って一応この人の最高傑作なんですよね?
最初のアレクセイが13年前に死んだって書いてあるから何かの伏線だと思って
最後まで読んでみたけど何の意味もなかった。
あとゾシマ長老は死んでも腐臭は発生しないとか言ってたくせに腐臭が発生し
たし、資料をアリョーシャ(アレクセイのことだよね?)が作成したのに何故
か別の人が作成したことになっていたし
銅の杵で殴ったくせに章の題名が誤審となったりとはったりと設定ミスにあふれ
た最低の作品としか思えなかった。

469 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 20:17:02.11 ID:q9Wmz1xd.net
ある数学者がドストエフスキーの小説を読んで「この小説では一晩で二回月がのぼる」というようなことを言ったらしいな
でも「腐臭は発生しないとか言ってたくせに腐臭が発生した」というのは
はったりや設計ミスとは言わないんじゃないの?

470 :吾輩は名無しである:2021/01/29(金) 23:53:16.12 ID:qK8v4SdH.net
>最初のアレクセイが13年前に死んだって書いてあるから何かの伏線だと思って

誤読ですよ? 事件が13年前、本編である第2の小説が、今この現在時の出来事と示してある筈でしょう

「わざわざ」(太宰、、?)

471 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 11:01:03.93 ID:74lDkwYm.net
罪と罰を読まないとかいうの買って途中まで読んでみたが下らなすぎて捨てた
こんなの出版して恥ずかしくないのかな

472 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 11:28:34.99 ID:0OWSab95.net
>>471
一応気になって図書館で読んだけど、あれ本当にひどいね
よくあんな下らない企画を立ててそれが通ったと思うよ

473 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 12:03:21.31 ID:BfM+opLW.net
あれかw
会話内容流石に見るに堪えないよ
まさに下らない

474 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 12:04:46.14 ID:o1fEGLvS.net
『罪と罰』読まないと
ソ連映画の『カラマーゾフ』のエンディングを理解できないだろ

タイトルからしてクソなのに、よく買って読んだね
カネと時間の無駄遣い

475 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 12:46:11.20 ID:0OWSab95.net
>>471,473
一応国内でそこそこ評価されてる作家たちの会話とも思えないほど頭悪そうなんだよね

476 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 14:08:27.03 ID:atUyptrN.net
>>475
誰に評価されてるかでしょ
偏差値60くらいの自称意識高い系層の媚態にまみれた評価じゃないの?

477 :吾輩は名無しである:2021/01/30(土) 16:10:14.47 ID:7QNCSTgH.net
じえん に じえん を かさねても
あいきゅーはちじゅうきゅう は なおらないんだよなあ

みつを

478 :吾輩は名無しである:2021/01/31(日) 10:12:31.13 ID:xmRXWfGJ.net
亀山訳は止めましょう

479 :吾輩は名無しである:2021/01/31(日) 10:15:13.71 ID:7tqgFTY2.net
佐藤優
「カラマーゾフの兄弟の新訳は実にすばらしい。
もともと亀山先生の翻訳は、ドストエフスキー以外についても正確で読みやすいという定評があります。
(略)
重箱の隅をつっつくような解釈の違いをあげつらって、「亀山の誤訳を見つけた」と騒ぐような輩がロシア屋には多いですから。
(略)
亀山訳は、語法や文法上も実に丁寧で正確なのです。これまでの有名な先行訳のおかしい部分はきちんと訳し直している。」
(『ロシア 闇と魂の国家』亀山郁夫、佐藤優著 文春新書)

480 :吾輩は名無しである:2021/01/31(日) 10:57:56.77 ID:xmRXWfGJ.net
やめた方がよさそうだ

481 :吾輩は名無しである:2021/01/31(日) 11:25:48.01 ID:nvD4ncqB.net
佐藤優の言ってること矛盾してるじゃないか
「丁寧で正確」なら
重箱の隅をつつかれても「誤訳」だと言われないだろ
亀山も佐藤も嫌い

482 :吾輩は名無しである:2021/01/31(日) 11:28:53.44 ID:nvD4ncqB.net
水声社の『カラマーゾフ』読んだ人いないの?

483 :吾輩は名無しである:2021/01/31(日) 12:27:44.60 ID:wJhomNUy.net
自分は新潮社

484 :吾輩は名無しである:2021/02/03(水) 01:20:40.65 ID:h5gbma4a.net
>>468
> 『カラマーゾフの兄弟』って一応この人の最高傑作なんですよね?
> 最初のアレクセイが13年前に死んだって書いてあるから何かの伏線だと思って
> 最後まで読んでみたけど何の意味もなかった。
> あとゾシマ長老は死んでも腐臭は発生しないとか言ってたくせに腐臭が発生し
> たし、資料をアリョーシャ(アレクセイのことだよね?)が作成したのに何故
> か別の人が作成したことになっていたし
> 銅の杵で殴ったくせに章の題名が誤審となったりとはったりと設定ミスにあふれ
> た最低の作品としか思えなかった。

何を見ても何を聞いても 最低にしか感じられないんじゃね?

これを猫に小判という。

485 :吾輩は名無しである:2021/02/03(水) 01:23:21.17 ID:h5gbma4a.net
>>482
> 水声社の『カラマーゾフ』読んだ人いないの?
>>483
> 自分は新潮社

なになに社とか、どーでもいいんだよ。米川読んどけばまちがいない。

誤訳とか枝葉なんか関係ない。その翻訳が文学として優れているかどうかだ。

486 :吾輩は名無しである:2021/02/03(水) 01:27:18.84 ID:h5gbma4a.net
>>481
> 佐藤優の言ってること矛盾してるじゃないか
> 「丁寧で正確」なら
> 重箱の隅をつつかれても「誤訳」だと言われないだろ

ぜんぜん矛盾してない。恐ろしくレベルが低いから解説するのもめんどいな。

> 亀山も佐藤も嫌い

亀山がダメなのは、「誤訳」うんぬんじゃなく、米川等一流の先行訳と比較して
文学作品として低レベルだからでしょう。知らんけど。

487 :吾輩は名無しである:2021/02/03(水) 01:53:40.87 ID:h5gbma4a.net
たとえば法華経は西暦265年に『薩曇分陀利経』として翻訳され、
つぎに竺法護訳『正法華経』として西暦 286 年に訳出された。
しかし
その後鳩摩羅什訳 『妙法蓮華経』が出て、これが絶対的な信仰の対象となっていく。
西暦384年頃だと思う。ググるのめんどくさいから適当だけど。

その後各国で各時代に、現代日本でも「サンスクリット語から納得する現代語訳をつくり
たい!」とか言って、学者先生が現代語訳とか言って数々出版している。

そんなものはぜんぶ意味がないのである!

羅什訳 『妙法蓮華経』は天台も伝教も日蓮大聖人も認める「仏の実語」であり、
1文字1文字がそのまま金色の仏なのである。
釈迦仏より日蓮が上であり、末法の御本仏であるのと同じく、サンスクリット語など誰からも相手にされておらず、羅什訳 『妙法蓮華経』が信仰の対象なのである。

その理由については、大聖人が御書において縷々述べられている。
これと同じ原理で
新しいから優れている――など、あるはずがないのである。

カラマーゾフの兄弟であれば、あなたが日本人なら、米川正夫訳か新潮社の訳あたり、
白痴ならば名前ど忘れしたけど なんとか浩二訳か米川。でよい。

現代つまり令和青年というのは、まさに昭和と比較して底辺です。そんな時代に出版されたものが文学教養盛んなる70年代までの訳出を超えることはできない。

488 :吾輩は名無しである:2021/02/03(水) 07:56:33.80 ID:UHwDjGPC.net
水声社の『カラマーゾフ』3月までに買うから
そのうちに内容を報告する

489 :吾輩は名無しである:2021/02/03(水) 08:06:15.71 ID:UHwDjGPC.net
長文の連投ウザいから消えろ創価

490 :吾輩は名無しである:2021/02/04(木) 18:44:22.49 ID:D/f2PfXL.net
おい創価
『アンナ・カレーニナ』の第5部第17章の冒頭部分を翻訳してくれ

491 :吾輩は名無しである:2021/02/04(木) 18:53:44.47 ID:D/f2PfXL.net
第1段落だけでいいから頼むわ創価

492 :吾輩は名無しである:2021/02/04(木) 23:21:51.68 ID:MTZFsA//.net
>>491
『アンナ・カレーニナ』→ アンタ?カレーにな?

意訳: あんた、カレーかい?

493 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 01:34:38.79 ID:Q9eCKH5D.net
>>490
> おい創価
> 『アンナ・カレーニナ』の第5部第17章の冒頭部分を翻訳してくれ

この問は一体なんだ?ww
翻訳してくれとはどういう意味だ?

しかも原文を提示するわけでもない。
原文出せば、グーグル翻訳で文学的に翻訳してやる。

じつはアンナ・カレーニナは若き時に読んだ。最後まで読んだが...ぜんぜん頭に入ってこなかった!ww

前に俺は
>何を見ても何を聞いても 最低にしか感じられないんじゃね? これを猫に小判という。

と言ったが、そんな君らの感覚がまったくわからないわけじゃあないんだ。

しかし一方で、君らが感受性も読解力もないのもまた
厳然たる事実だ。

自分は底辺読者なのに古典的名作をくだらないと書く
その図々しさには辟易するではないかっ

494 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 01:42:03.43 ID:Q9eCKH5D.net
亀山という翻訳者は名前がよく出るが

一言でこう片付けたい。

このコンピュータ・インターネット時代に

機械翻訳も、あらゆる資料情報も簡単にアクセスできる時代に
カラマーゾフという虎の威を借りる狐をやめろといいたい。

もしも本当にその人が記念碑的翻訳を出版したとしたなら、それは森鴎外も まっつぁおになるような
美しき名文で書かれているべきはとうぜんである。

495 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 03:05:44.56 ID:dixPOjHx.net
翻訳の世界も色々あるんだねぇ
そもそも読者側が原文読んだ上でってとこでかいし

496 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 08:56:28.21 ID:nOFZtPNb.net
何が「グーグル翻訳」だ間抜け
法華の太鼓でぶん殴るぞジジイ!

497 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 08:56:43.45 ID:jolDLzHu.net
>>490
「ニコライ・レーヴィンが病床にあった県庁所在地の宿は、清潔や快適を旨とするほかに
優雅な趣をも出そうというきわめて殊勝な意図もとに、新しく改良されたモデルにならって
建てられた地方旅館のひとつであったが、この種の旅館は、そこへ押しかける泊まり客のせいで、
またたく間に現代ふうの設備が自慢の薄汚い居酒屋に変わってしまい、しかもそうした設備が
自慢なだけにかえって薄汚いだけの昔ふうの旅館よりもいっそうみじめなものになりはてて
しまうのである。」

498 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 09:00:42.47 ID:nOFZtPNb.net
>>497
ありがとう
その後も頼みます

499 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 09:06:00.61 ID:nOFZtPNb.net
「鉄の階段」の部分が【日本語訳】【英訳】とも翻訳者によってまちまち
【原文】の文法構造が俺には難しい

500 :吾輩は名無しである:2021/02/05(金) 09:12:24.81 ID:nOFZtPNb.net
【原文】の1文が長すぎて、書き込めないんだ
ボルコンスキー女史も訳しきれていない
【木村訳】と【望月訳】ではまったく違うし

501 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 00:44:34.89 ID:fvja42pJ.net
「ニコライ・レーヴィンが病床にあった県庁所在地の宿は、

清潔や快適を旨とするほかに、
優雅な趣をも出そうという、
きわめて殊勝な意図のもとに、
新しく改良されたモデルにならって
建てられた地方旅館のひとつであったが、
この種の旅館は、そこへ押しかける泊まり客のせいで、
またたく間に現代ふうの設備が自慢の薄汚い居酒屋に変わってしまい、

しかもそうした設備が自慢なだけに
かえって薄汚いだけの昔ふうの旅館よりもいっそうみじめなものになりはてて
しまうのである。」

-------------------
このトルストイの文は...なかなか特性を表してるな...なかなか素晴らしい例文を
引いてきたね。

ちょっと見直したぞ。ID:D/f2PfXL 君!

>>490
> おい創価
> 『アンナ・カレーニナ』の第5部第17章の冒頭部分を翻訳してくれ

502 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 09:06:20.96 ID:KQJfkvQp.net
このスレッドはトルストイに変わりました

503 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 09:16:26.51 ID:Lrdidhk6.net
別物すぎる

504 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 09:32:40.24 ID:fvja42pJ.net
別物?トルストイとドストエフスキーは19世紀ロシア文学の双璧であり、

トルストイを読むほうがドストエフスキーの訳わからん有象無象の凡人の解説を読む億万倍の価値がある。

亀山であれ、その他翻訳者、学者というのは、自分では何一つ創造できない一般人です。

もし彼らの解説書など読んで(ああ、そうだったのか)とか思えば、ドストエフスキートルストイとはそれこそ別物の ちっぽけな亀山等の境涯で理解してしまう。

505 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 09:36:50.69 ID:fvja42pJ.net
そもそもトルストイやドストエフスキーが偉大なのは頭で作り上げた小説ではないからだ。
彼らの世界は体験から創出されている。

これらを解説書や学術的研究からアプローチしようとするのは根本的誤りであろう。

信心しかない!

506 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 12:23:11.27 ID:KQJfkvQp.net
>>497の続き
「この旅館もすでにそうした状態にはいっていた。玄関番のつもりか何か知らないが、
入り口のところで煙草をふかしている汚れた軍服の兵隊。風の吹きぬける、陰気な
不愉快な鋳鉄の階段。汚れた燕尾服を着こんだいやになれなれしいボーイ。ほこりを
かぶった蝋細工の花束を飾ったテーブルのおいてある大広間。いたるところにある汚れ、
ほこり、不潔さ。」

507 :吾輩は名無しである:2021/02/06(土) 12:39:39.67 ID:6gSphmbR.net
>>506
ありがとう

508 :吾輩は名無しである:2021/02/14(日) 14:32:09.34 ID:m4Af8ISd.net
>>505
>そもそもトルストイやドストエフスキーが偉大なのは頭で作り上げた小説ではないからだ。
>彼らの世界は体験から創出されている。
>これらを解説書や学術的研究からアプローチしようとするのは根本的誤りであろう。
>信心しかない!

あのねぇ、じいさん、小説家と言うものは体験だけで書くものじゃないんだよ、厖大史料を必要とするんだ
だから、それを読む方にもかなりの知識が必要とされるのである
ドストエフスキーもしかり

例えば、『カラマーゾフの兄弟』の原案である『大いなる罪人の生涯』についての書簡を見ろ

1868年12月 マイコフへの書簡

いま私の頭の中にあるのは、『無神論』という題の厖大な長編です。
しかしこの長編にかかるためには、その前に、無神論者や、カトリックや、正教信者の本を、それこそ一蔵書分も読破しなければなりません。
この長編は、たとえ仕事の間完全に生活を保証されていても、少なくとも二年先でないとできません。
人物はいるのです。われわれの階層に属するロシア人で、かなりの年配、それほど教養はないけれど、無教養というのでもなく、ある程度の官位ももっているのですが、それが突然、もうかなりの年になってから、神への信仰を失ってしまうのです。
一生涯、彼は勤務ひとすじに打ち込んできて、軌道を踏みはずすこともなく、45の年まで、これといって目立ったところのない人物でした。
神への信仰の喪失は巨大な作用を彼に及ぼします。
彼は新しい世代、無神論者、スラヴ派、西欧派、ロシアの凶暴な狂信者、隠者、聖人たちを訪ねて放浪します。
ときにはジェスイットのポーランド人、挑発者のわなにかかりもします。
そこから鞭身派の深みへ降りてもいきます。
そして最後にはキリストを、ロシアの大地を、ロシアのキリストとロシアの神を獲得することになるのです。

509 :吾輩は名無しである:2021/02/14(日) 22:19:21.18 ID:wbS8i2Nt.net
ソーカ頑張れ!

510 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 07:03:45.58 ID:7vdj6p2F.net
> あのねぇ、じいさん、小説家と言うものは体験だけで書くものじゃないんだよ、厖大史料を必要とするんだ

あのねえじいさんって...お前何歳なんだよ!www

> だから、それを読む方にもかなりの知識が必要とされるのである
> ドストエフスキーもしかり

罪と罰 味わうのに知識なんかいったか?

これは懐しいな。ひさしぶりに読んだわ。
   ↓
> 1868年12月 マイコフへの書簡
>
> 突然、もうかなりの年になってから、神への信仰を失ってしまうのです。

とつぜん、かなりの年になってから、信仰を失う...それ以前どういう信仰をしていたのだろう...?
むしろここからが、彼の信仰の始まりだったのかな。

> 神への信仰の喪失は巨大な作用を彼に及ぼします。
> 彼は新しい世代、無神論者、スラヴ派、西欧派、ロシアの凶暴な狂信者、隠者、聖人たちを訪ねて放浪します。
> ときにはジェスイットのポーランド人、挑発者のわなにかかりもします。
> そこから鞭身派の深みへ降りてもいきます。
> そして最後にはキリストを、ロシアの大地を、ロシアのキリストとロシアの神を獲得することになるのです。

まさにこれは君らのために書かれた言葉だ。
最後に「仏」を、日本を、日本の仏である日蓮大聖人と御本尊を獲得せえよ!

死ぬ前に南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と3回唱えろよ。そうでないと、知らんぞ!!

511 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 07:05:03.09 ID:7vdj6p2F.net
>>509
> ソーカ頑張れ!

学会理解者になったね!

512 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 08:39:35.20 ID:eJlnvT03.net
20年くらい前かな。
スカパーで『子連れ狼』見ていたら、
容貌怪奇な男が登場した。
歯並びが非常に悪く見るからに賤しい容姿の男。
演じていたのは金田龍之介だったかな。
スメルジャコフを連想した。

513 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 11:25:12.09 ID:Wo27LMkS.net
私のスメルジャコフのイメージは若き日の天知茂
https://livedoor.sp.blogimg.jp/sinumadeni-mitaieiga/imgs/4/4/44fbe297.jpg

514 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 12:53:04.30 ID:h3rjv0IQ.net
現在のオレのイメージではプーチンだな

515 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 12:58:29.15 ID:h3rjv0IQ.net
天知は「眉間の皺」がトレードマークだったね。
三島由紀夫が明智小五郎役に起用して賞賛した役者。
神経質そうでスメルジャコフを連想するのも当然か。

516 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 20:20:09.69 ID:H+2gyWgG.net
トルストイから人道主義みたいなのを引いたのがドストエフスキー?

517 :吾輩は名無しである:2021/02/15(月) 21:19:13.32 ID:FM72b6UC.net
ドストエフスキーみたいな作家とかいたりしますか?

518 :吾輩は名無しである:2021/02/17(水) 18:52:31.01 ID:v+eIRC6k.net
トルストイは女好き
ドストFスキーも女好き
どっちもスケベ

519 :吾輩は名無しである:2021/02/17(水) 23:06:27.57 ID:rAjK4ngT.net
トルストイは農奴の娘をとっかえひっかえ凌辱していたらしいが、ドストエフスキーはどうしていたのか?

520 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 21:13:43.59 ID:95eBEpQO.net
>>518
内容がくだらない。あんたらマトモなロシア文学の読者じゃないだろ?

一秒でわかるw

けっきょく、創価様がお出ましになるしかないのかよ?

521 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 21:16:32.66 ID:95eBEpQO.net
というか...ハッキリ言って

俺が見たことがあるすべての板すべてのスレのなかで たぶんここが最低低能。

例外が2人くらい いたかな。

522 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 21:22:23.69 ID:95eBEpQO.net
思うになんでこんな低能カキコになるのかというと、

「自分と関係ない世界」ととらえてる。小説だしと。

とっかえひっかえ凌辱 ――、スメルジャコフのイメージは天知茂―― が精一杯のカキコとなる。

なんで!自分の事として読まないのかっ?

罪と罰を読めば、ラスコーリニコフとして生きよ!

カラマーゾフならば、アリョーシャだ。 俺はそうしてきた。

523 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:10:18.69 ID:o6615K9Q.net
誰にも相手にされなくてさみしくなったか?じいさんw

524 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:33:31.01 ID:95eBEpQO.net
>>523
お前も40代でジジイだろ?w

525 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:33:56.35 ID:95eBEpQO.net
ジジイがジジイというなや...w

526 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:40:37.74 ID:o6615K9Q.net
人がいやがることやってりゃ人は離れてく
人にいやがられることして功徳がほしいとか
バカなの?

527 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:46:52.47 ID:95eBEpQO.net
>>526
良いこと書いてるじゃん、おれw

もっと虚心坦懐に受け止めなよ。

528 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:57:23.01 ID:95eBEpQO.net
>>508
たとえば以下のドストエフスキーの言葉だ。

> われわれの階層に属するロシア人で、かなりの年配、それほど教養はないけれど、無教養というのでもなく、ある程度の官位ももっているのですが、

お前もある階層に属する日本人だよな。そして
>かなりの年配、それほど教養はないけれど、無教養というのでもなく、ある程度の官位ももっている
だよな? つまりここまではまったく同じだ。「無神論者」の主人公と。

> それが突然、もうかなりの年になってから、神への信仰を失ってしまうのです。
> 一生涯、彼は勤務ひとすじに打ち込んできて、軌道を踏みはずすこともなく、45の年まで、これといって目立ったところのない人物でした。


お前は、ある年に、とつぜん「神への信仰を失ってしまったか?」どうだ?

> 神への信仰の喪失は巨大な作用を彼に及ぼします。

そして「巨大な作用を及ぼしたか?」

そこを考えろ――というのだ。

529 :吾輩は名無しである:2021/02/19(金) 22:58:37.08 ID:95eBEpQO.net
>>518-519
> トルストイは女好き
> ドストFスキーも女好き
> どっちもスケベ
> トルストイは農奴の娘をとっかえひっかえ凌辱していたらしい

こんな内容じゃ、他板でもバカにされるだろう?

530 :吾輩は名無しである:2021/02/20(土) 08:27:39.89 ID:J/qHYHiX.net
トルストイは本当の話でしょう。
旦那いい加減にしてくれと詰め寄られたりして。

531 :吾輩は名無しである:2021/02/20(土) 08:57:12.56 ID:cUZLrCis.net
ドストエフスキーの父親は強姦魔
スケベというより変質者
女を見るとムラムラしてタケノコが成長してくる
やりまくったせいで領地の農奴に殺された
口(くち)より先にチンポから産まれてきた変態

532 :吾輩は名無しである:2021/02/20(土) 20:20:37.08 ID:X/2Q/uQ3.net
>>530
何が戦争と平和だ(´・ω・`)

533 :吾輩は名無しである:2021/02/21(日) 04:33:02.47 ID:AOo9aAop.net
> 女を見るとムラムラしてタケノコが成長してくる

健康じゃんw 何が悪いんだか? 価値観が狂ってんな

534 :吾輩は名無しである:2021/02/21(日) 09:12:21.72 ID:ZP3aj0FV.net
ソーカ大先生、総括してくだされ!

535 :吾輩は名無しである:2021/02/25(木) 01:50:48.96 ID:3DZnwI37.net
>>15
> 必要もなく絡みに行ってんだから警察が把握しとくべきだろ
> なんで何事でもない事にしようとしてんの?
> どう見てもロリコン、どう見ても犯罪者だろ?

これなあ...昭和だったらこんなことが事案?

子どもに「トイレはどこ?」も聞いたらいけない――となると、ますます子どもたちはほったらかしにされ、

すごい世代断絶が起きて、ますますどーしょーもない社会ができるよな。

536 :吾輩は名無しである:2021/03/03(水) 16:57:30.03 ID:mr7TrK57.net
あげ

537 :吾輩は名無しである:2021/03/04(木) 14:52:25.42 ID:32HbnyqG.net
ウイスキーよりドストエフスキー

538 :吾輩は名無しである:2021/03/14(日) 00:12:33.95 ID:rhGVeyHx.net
世界の5大ウイスキーとは(後進の日本メーカーが国際的な賞をもらうようになって宣伝文句として言ってるだけのような気もするが海外の評価もそれなりに高まっている様子)
スコッチ・アイリッシュ・バーボン(アメリカンウイスキー)・カナディアン・ジャパニーズ
またウイスキーは蒸留酒だがロシアを代表する蒸留酒はウイスキーではなくウォッカ
ドストエフスキー作品中に出てくる蒸留酒はウォッカのみでありウイスキーは一切出てこない たぶん

539 :吾輩は名無しである:2021/03/16(火) 12:55:46.77 ID:H0SzLONz.net
よく読んでいないようだね
「コニャック」が出てくるでしょ

540 :吾輩は名無しである:2021/03/16(火) 12:57:46.03 ID:H0SzLONz.net
カラマーゾフの因業おやぢが鍵付きの戸棚に入れているのが

541 :吾輩は名無しである:2021/03/16(火) 17:40:08.68 ID:tEu36JiN.net
>>540
そーだったー!
知ったかして恥かいた

542 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:28:39.57 ID:H49GKC+b.net
創価さんに質問

543 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:30:13.22 ID:H49GKC+b.net
中学生の時に友人の家に遊びに行った
その友人の家は典型的な豪農の家で
玄関が2つあった

544 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:33:13.52 ID:H49GKC+b.net
普段は何方の玄関も使わず
裏玄関か勝手口を使う
で、ある時、一番格式の高い、式台の付いた玄関の壁に
短冊に書かれた日付が貼ってあるのに気付いた

545 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:35:35.40 ID:H49GKC+b.net
そのときはそのまま帰ったが・・・
たぶん、その友人宅を訪ねた日とその短冊の日付がわりと近くて
旧暦の日付かと思ったような記憶がある

546 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:37:39.05 ID:H49GKC+b.net
で、そのあと訪れたときに・・・
旧暦の日付じゃないことがハッキリしたので
友人に訊いてみた
因みに、その友人の家の宗教は「神道」

547 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:40:31.94 ID:H49GKC+b.net
「よく気付いたね」とオレは言われた
その日付はその友人宅が昔、火事になった日の日付だそーだ
戒めのために貼り出してあると言われた

548 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 09:41:27.01 ID:H49GKC+b.net
それで質問なんだが、
創価的にはその短冊もダメなわけ?

549 :吾輩は名無しである:2021/03/17(水) 10:57:23.54 ID:mElwWbNi.net
自分の質問に自分で答える一人対話って面白いの?

550 :吾輩は名無しである:2021/03/20(土) 16:18:12.40 ID:+n6O/gV5.net
>>540
『分身』にはラム酒が出てきた
穴があったら入りたい

551 :吾輩は名無しである:2021/04/03(土) 08:15:19.84 ID:u4KppD11.net
バカ丸出しやなあ
一部仲良しがいればその国同士はお味方かい?
敵同士でも裏で商売してるとか、敵の敵は味方だとかは冷戦時代どころかこの世に国家というもんが出来てからずっと続いていることなんだよ
そんなたわけたこと言ってるんじゃない
この世界に近代国家が出来だしてから、日本とシナが連合して欧米に対抗したことがあるかって―の
現状もそう、めっちゃ些細な分野でもありゃしないだろ
日本はアメリカの顔色をうかがいながら中国と付き合ってやがるんだ

核がどうしたって?
アメリカが日本に核を持たせない理由に中国は関係なし
いいか、核ってのは先制攻撃はダメだが報復はOKって世界なんだ
これ考えたら一目瞭然だろ
唯一の被爆国であるということは、唯一核攻撃ができる国でもあるんだ
日本はアメリカに核を撃ち込むことが正当化できる唯一の国だってことだ
そんなことは国際社会が許さないとか人道的にもあり得ないってのは、現在の状況でしかない
将来世界の情勢とかがどうなるか分かったもんじゃないからな
上記のような理屈が堂々と正当化される世界になる可能性だってあるんだ
アメリカは今も昔もずっと潜在的にそのことに恐怖しているし、将来やばくなりうる可能性を排除しておくってのは当然の作戦でもある
だから日本が核を持つことをアメリカは絶対に許しはしない
中国の事なんか何も関係ないんだよ

552 :吾輩は名無しである:2021/04/10(土) 14:21:25.93 ID:5bBEOd01.net
本スレ埋まったがどうするの?

553 :吾輩は名無しである:2021/04/10(土) 14:40:02.08 ID:f4hfxYoB.net
>>550
ドストエフスキー作品ではないが
『アンナ・カレーニナ』にはコニャックのソーダ割りが出てくる
コニャックのハイボールだ

554 :吾輩は名無しである:2021/04/10(土) 21:31:43.00 ID:tSB8023V.net
はやくBを作れ
待ちきれんぞ!はやく指導したい

555 :吾輩は名無しである:2021/04/10(土) 21:43:24.77 ID:o/mTGCRW.net
>>554

そうだよな

556 :吾輩は名無しである:2021/04/25(日) 04:52:56.45 ID:nsS+jOqM.net
批判が的を得てないんだよな。
まず業務で高校数学が応用として使える時点で、世の中の上側1%以上なのよ。
アク界隈はお受験からのエリート教育で育ってるから、世の平均以下がちゃんと認識できていない。
残念ながら需要が存在してしまうわけですわ。高校数学の範囲だろうが何だろうが知らんがな。

あと、純粋な高等な数学になればなるほど、応用が狭まっていく。平たく言うと役に立たない。
なんでそんなものと比較するのか意味が分からない。好きなら勝手に博士課程でも行ってろ。

そして、哀れにもアク候補生として入社して、想像以上に日本社会の企業文化に揉まれ疲弊し、
自分は東京一工のエリートなのにこんな試験にも受からないクヤシイ!!みたいな人が、
5chで見えない敵をたたいて必死にもがいているんだな。憎むべきはその選択の損切りができない自分自身なのに。

だから、嫌ならやめろよと。クソ試験と思うなら今すぐやめて転職なりしろ。何事も中途半端が一番良くない。

557 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 00:03:08.17 ID:qvsPGcKF.net
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッドA☆☆☆ まとめ

558 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 00:05:42.02 ID:qvsPGcKF.net
> まず匿名掲示板で相手の背景は語り得ない
> 匿名なので相手の申告が発話即事実とみなされる
> だから匿名の場所では事態を確定するだけの客観的事実確認ができない
> それは家の鍵を閉めたかどうかのレベルと同じで、自分しか知り得ない事実は発言そのものが意味を持たない
> まさにこれこそが偏見と恣意性です

そのとおりですね。しかしトータルで真実が浮かび上がるよね?俺がいいやつとわかるでしょwww

559 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 00:07:34.60 ID:qvsPGcKF.net
> 先生、来世もよろしくお願いします、ぐらいの感じで……。大間違いだった。

何が大間違いだったのか?... もう自分はがんで十分戦ってきた。だから先生来世でまた よろしくおねがいしますなのだが

> 男がひとたび腹を決めたら、横になってでも戦える。100人ぐらいに電話して。先
> 生のもとに、はせ参じるためだもん」「真の勝利は、生きるか死ぬかじゃない。戦い続
> けるってこと。広宣流布ですよ。治った姿を見せるより、戦い続けて語りたい。そこに、 がんを超越した喜びがある」 

生きたまま、この苦痛と戦いつつ、病気が治るより、病気のままの姿を見せつけつつ、
語りに語りたい!ということだ。


> 男がひとたび腹を決める

とは、どういうことだ? 貴様が日本人なら わかるはずだっ
一歩リートとか、ゆってるやつはわからん。

縁もゆかりもない ロシア人の神、ロシア人に夢中になっとるバカものは
いったいぜんたい どこだ?

> このスレは>>1がルールです
> どうか自由意志でやめてください
> お願いします

わかった。自由意志でやめる。
ドストエフスキーは偉大だから。しかしはるかに偉大なのは仏法であり、日蓮だということを憶えておきなさい。

560 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 07:10:29.00 ID:7MCcqlek.net
ドストエフスキーの死因はなんだっけ?

病死だったことは確かだが。

561 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 09:29:35.45 ID:XSVgKHhQ.net
心不全だろ

562 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 10:08:59.36 ID:XSVgKHhQ.net
ドストエフスキーの作品にはゴミカスしか登場しない
よくもまぁ下品な作品ばかり書いたもんだ
読んでいると自分自身が穢れるような気がする
殺人鬼、淫売女、妾、ロリコン野郎、結核病み、高利貸し、癲癇持ち、釜掘り

563 :吾輩は名無しである:2021/05/29(土) 18:18:43.55 ID:NmVMTbtt.net
さぞかし無害で無意味な
何の印象にも残らないような文学が大好きなんでしょうねえ

564 :吾輩は名無しである:2021/05/31(月) 09:55:44.85 ID:u6oZberN.net
荒唐無稽すぎる

565 :吾輩は名無しである:2021/05/31(月) 18:38:39.26 ID:mAB0ScCb.net
ドフトエフスキーは史上一二を争う文才を持ったキチ〇イ

566 :吾輩は名無しである:2021/06/02(水) 10:55:26.44 ID:6djpQrww.net
ドフトエフスキーは20歳前後の若いころに読まないと意味が無いなあ。
歳とって分別着いてから読むと「まぁこんなもんか」という冷めた感想になる。

567 :吾輩は名無しである:2021/06/02(水) 19:16:16.72 ID:DOWgkfqL.net
>>566

なるほど

568 :吾輩は名無しである:2021/06/03(木) 00:34:34.87 ID:K0hyu41H.net
二月九日朝、二十五歳年下の妻アンナが七時ごろ眼をさますと、ドストエフスキーは
じっと彼女をみつめていた。
「アーニア、僕はもう三時間もずっと考えていたんだが、きょう僕は死ぬよ」
(中略)
八時三十八分、ドストエフスキーは息をひきとった。
世界文学史上の最高傑作ともいうべき『カラマーゾフの兄弟』は、その三カ月前に完成
していた。
                   山田風太郎「人間臨終図鑑」より

ぎりぎりだったんだな。未完で終わりかねない瀬戸際だった。よくぞ最後まで書いてくれた
ものだと、ため息をつくしかない。

569 :吾輩は名無しである:2021/06/03(木) 02:39:56.01 ID:GTuYr78E.net
享年60歳だからちょうど還暦か
今の感覚からしたら若いっちゃあ若い
しかし癲癇持ちで生涯金に苦労したが世界文学史に燦然と名を残したし
大往生と言えるかな

570 :吾輩は名無しである:2021/06/03(木) 10:42:53.89 ID:qPUlsB7I.net
いえないだろ
『カラマーゾフ』は未完

571 :吾輩は名無しである:2021/06/03(木) 14:25:12.37 ID:zFADXbZ3.net
カラマーゾフが未完と知らないで読んでたわ

572 :吾輩は名無しである:2021/06/08(火) 12:20:18.13 ID:cosERlf3.net
白痴読了
純真無垢なムイシュキン侯爵と荒ぶれワルのロゴージン、妖艶な美女ナスターシャ、
性格のきつい令嬢アグラーヤの4人の男女の複雑な恋愛関係が基本的な構図だが、
途中に差し挟まれる全く関係の無い挿話や一人独演会などが多いうえに、登場人物も多数で
他のドフトエフスキーの長編と比べると全体としてやや散漫な印象を受けるが、それでも
その単独挿話だけとりだして読んでもじゅうぶん面白いところが天才的。
日本では黒澤明が映画化したり、歴史家のEHカーが激賞したりと、世界的才人に愛されている作品。
特に最後のクライマックスへ向かっていく雰囲気描写に迫力があって凄かった。

573 :吾輩は名無しである:2021/06/09(水) 06:51:39.13 ID:78hBge0h.net
ぴんから兄弟って、ピンチ!カラマーゾフの兄弟の略だと言う事実を知っている人間はもはや少数

574 :吾輩は名無しである:2021/06/09(水) 09:05:35.32 ID:u/ZvpT6i.net
ホラ吹くなジジイ
チンポ引き抜くぞ

575 :吾輩は名無しである:2021/06/09(水) 21:08:57.55 ID:KnTQHNs6.net
>>571

おい小僧、のぼせ上がるのもたいがいにしとけよ。

てめえのそのオランウータン面をタコ殴りに殴ってチンパンジー面にしてやるからそう思え、この薄馬鹿。

576 :吾輩は名無しである:2021/06/09(水) 22:57:54.45 ID:Btg1o2jn.net
>>569
世界文学の金字塔「カラマーゾフの兄弟」を完成した直後に
死んだんだから、そら大往生だろうな。作家として書くべきも
のはすべて書きつくして、下手に長生きして晩節を汚すことも
なく60歳で死んだんだから、理想的な死に方だろう。

577 :吾輩は名無しである:2021/06/16(水) 21:23:59.56 ID:ODve3TX/.net
悪霊は思想集団の殺し合いが埴谷雄高「死霊」に似ている。埴谷雄高がドフトエフスキーから
影響を受けまくったのだから当たり前か。
未成年は、前半が落ち着いた筆致で淡々と進み、賭博なども出てくる上に題名からしても自伝的青春小説かと
思って読んでいたら、そんなわけもなく、結末がハリウッド映画、例えるならコーエン兄弟の
映画のようだった。

578 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 06:42:00.23 ID:YL+U48ey.net
>>577

「未成年」は日本でも海外でも過小評価されている。

579 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 08:47:42.33 ID:i++eJ7nO.net
『未成年』と『虐げられた人びと』はドストエフスキーが敬愛したディケンズに
最も近づいた傑作であり、さまざまな人間が葛藤するドラマチックな展開にしびれる
これに対し、『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』は
キチガイが登場して素っ頓狂な言動を繰り広げ、現実にはありえないような
オーバーな表現が多く、文体に繊細さが欠ける憾みがある

580 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 15:38:26.66 ID:2sb6jQoQ.net
「未成年」って新潮文庫に無かったと思うのだが。
最近その存在を知った。

581 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 18:55:10.23 ID:+Az6rqlr.net
ノルウエーブッククラブが選定した世界の偉大な小説ベスト100では
未成年は落選してるな。だけど作家別ではドストエフスキーが最多の4
作品が選出されてるからこれ以上優遇するわけにもいかないのだろう。

582 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 20:34:31.25 ID:i++eJ7nO.net
>>580
岩波文庫は品切れ中、新潮文庫は販売されている

583 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 20:36:46.47 ID:i++eJ7nO.net
>>581
他人の評価を鵜呑みにするな
文学は読んだ人それぞれが評価すべきだ

584 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 21:02:52.30 ID:pf/qU2Fd.net
「未成年」
本筋に関係しない登場人物もいて、
これが妙にいい味を出していた。

585 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 21:34:20.03 ID:pf/qU2Fd.net
「未成年」の最後で主人公に大学進学を助言する賢い男性の存在が物語に厚みを持たせている。

586 :吾輩は名無しである:2021/06/21(月) 21:36:41.94 ID:pf/qU2Fd.net
ドストエフスキー本人は大学には行っていないが、行きたかったんだろうなあ。

587 :吾輩は名無しである:2021/06/22(火) 00:03:07.56 ID:U5O2YN1F.net
>>586
大学に行かなくても旺盛な読書で深い教養、学識を身につけ、世界一の小説家になった。

588 :吾輩は名無しである:2021/06/22(火) 12:58:04.30 ID:LSedwmb1.net
未成年に出てくる最後ちょっと変になるが基本は優しい、主人公と会話も弾むおじさん
あれ殺された自分の父親の残影じゃないんですか
そんな風に感じたな

589 :吾輩は名無しである:2021/06/22(火) 16:53:13.05 ID:fHqXY4++.net
本棚から未成年を引っ張り出してきたら
大学のころ読みかけで挟んだままのしおりがでてきた

590 :吾輩は名無しである:2021/06/23(水) 10:21:49.91 ID:qH2v5z/G.net
>>587
馬鹿。
大学なんぞに行ってたらあのドストエフスキーは存在しないわ。

591 :吾輩は名無しである:2021/06/23(水) 16:04:40.98 ID:cHGQeWJa.net
ドストエフスキーの文章は無茶苦茶でしょ、と宇野千代は書いている。
だけどその無茶苦茶なドストエフスキーが書いた「カラマーゾフの兄弟」
は他に比肩するものがない世界最高の小説だとも書いている。
文学の本質は文体とか整った綺麗な文章にあるのではないということだ。
粋で引き締まった文章を書いた作家宇野千代の発言だけに説得力がある。

592 :吾輩は名無しである:2021/06/23(水) 23:07:54.62 ID:hilLjLOo.net
宇野千代の言いなりか
自分の意見は皆無かよ
虚しいのお

593 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 00:15:50.82 ID:qBdJsdCX.net
自分の意見(笑)
久しぶりに間抜けな意見を聞いた。

594 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 08:51:31.07 ID:a9PZDIi+.net
有名文学者の見解に従う一般人は多いよね
自分では考えられないんだろう

595 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 16:17:36.63 ID:+DYsEkvg.net
結局さ、『カラマーゾフ』のテーマは
「復讐するは我にあり」なんだと思う
審判を下すのは神のみということ

596 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 16:21:34.20 ID:+DYsEkvg.net
主人公たちのその後が描かれていない
中途半端な終わり方だから読者が色々と想像できるので
有難がる輩が多い
「世界最高の文学作品」というのは大袈裟すぎる

597 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 18:44:12.98 ID:qBdJsdCX.net
主人公のその後が描かれていないというなら、どれも未完だ。
例えば戦争と平和のピエール・ベズーホフはその後どうなったか描かれていない。
読者が想像するしかない。カフカの城は20世紀を代表する偉大な小説だが、未完
であり主人公Kがその後どこへ行くか読者が想像するしかない。
そんな理由で小説の価値を判断するとはバカとしか言いようがない。

598 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 18:58:25.14 ID:Skkhm9Tl.net
>>597
あなたが思う「世界最高の文学作品」は何ですか?
ぜひ読みたい

599 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 19:10:27.73 ID:qBdJsdCX.net
>>598
トルストイの「戦争と平和」だろうな。読んでないなら読むことを勧める。
あとまだ完読はしてないが今読んでるプルーストの「失われた時を求めて」が
壮絶な内容で、もしかしたらこれが(自分にとって)世界最高になるかもしれない。
上に例にあげたカフカの城も世界最高かどうか知らんが、僕は感動したよ。
これくらいでいいか?

600 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 22:54:29.41 ID:a9PZDIi+.net
>>599
その3作は傑作に間違いない
自分の好みを加味すると、ベストは『白鯨』だ

601 :吾輩は名無しである:2021/06/24(木) 23:44:43.78 ID:qBdJsdCX.net
しかし自分で書いてみて、世界最高傑作などという作品はないという事実に気がついた。サッカーのような審判がいないからだ。
ルールブックもない。自分の好きな作家や作品を盲目的に賛美し、反対に嫌いな作家や作品を執拗に貶す。そんなことは昔から誰
もがしてきた。この5ちゃんねるでも根拠なしに横行し、そして自分も無意識的にやってる。

602 :吾輩は名無しである:2021/06/25(金) 01:37:14.90 ID:GNEbmLzE.net
https://jp.sputniknews.com/russia/202106248483947/
ドストエフスキーの生誕200周年に合わせ、新作映画がロシアで11月に公開
2021年06月24日 12:15

ドストエフスキーの生誕200周年に合わせ、
シリーズ映画『ドストエフスキーによる福音書』(4部作)が2021年11月にロシアで公開される。
同映画はモスクワ総主教府のヴォロコラムスキー・イラリオン府主教による著書を元にしている。
イラリオン府主教がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにした。

イラリオン府主教の著書『ドストエフスキーによる福音書』は
モスクワのズボフスキー・ブリヴァールにある国立文学博物館で紹介された。

著書の中ではドストエフスキーのキリスト教観が4つの長編小説
(『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』)を基に分析されている。
その他、『未成年』や『作家の日記』に加え、メモや書簡、親類や友人による回想なども検証されている。

イラリオン府主教によると、このシリーズ映画は『ドストエフスキーによる福音書』と題され、
テレビでの全国放送が決まっているという。
イラリオン府主教は取材の中で、「制作作業をしかるべく終わらせ、
偉大な作家の生誕200周年を祝う国内のイベントに合わせて放送したい」と語った。

フョードル・ドストエフスキーは1821年11月11日(旧暦では10月30日)に誕生した。

603 :吾輩は名無しである:2021/06/25(金) 08:39:33.33 ID:px6QgO/K.net
ちょっとキザに書いてみよう。
「カラマーゾフの兄弟」の最後の別れは、文学史上最も美しいフィナーレである。
そこで想起するのは、同じく少年の死を少年と近しい者たちが回想し、そして別れ
ていく、トーマ・スマンの「ブッデンブローク家の人々」の最後である。これも同
じく切なく美しい。ドストエフスキーを尊敬していたマンが「カラマーゾフの兄弟」
からその着想を得たと想像する。

604 :吾輩は名無しである:2021/06/25(金) 09:49:17.77 ID:Kesw2Xas.net
>>603
千鳥ノブ「句読点おしい!」

605 :吾輩は名無しである:2021/06/25(金) 12:15:09.83 ID:nrTK1dS6.net
トーマス・マンだな。大作家に失礼しました。

606 :吾輩は名無しである:2021/06/25(金) 17:27:58.39 ID:aX0WQkj1.net
トーマ・スマンw
本当に読んでいるのかよオッサンw
解説書読んでるだけじゃないのかw

607 :吾輩は猫である:2021/06/26(土) 01:02:38.03 ID:JZRNn3ck.net
トーマス・マンの墓の前でやっと会いに来られましたと言うがごとくに正座して首を垂れる北杜夫の写真を見た記憶がある

608 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 08:15:31.31 ID:IV2D8Z0T.net
トーマ・スマンw

609 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 09:34:15.49 ID:VdAHXq4I.net
しかし>>603のように感じる者は他にいるのかな。「カラマーゾフの兄弟」と「ブッデンブローク家の人々」の最終場面が
少年の死をめぐって少年と関係の深かった人たちの回想と言う点では似てる。

610 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 09:56:58.80 ID:IV2D8Z0T.net
『魔の山』には『白痴』『カラマーゾフ』のパクリがある
『ドクトルジヴァゴ』にも『白痴』『カラマーゾフ』のパクリがある
日本人には不思議に思われる『カラマーゾフ』にある表現をロシヤ人に訊いたら「慣用表現」だという
ロシヤ人は古典文学の購読を熱心にするからその表現を慣用表現と思っているかもしれない
その表現がドストエフスキー以前にもあったかどうかは俺にはわからない
ドストエフスキー以後の小説家がパクって一般化したのかもしれない
機会があったら大学の先生に訊いてみるつもり

611 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:03:17.71 ID:IV2D8Z0T.net
『白鯨』はまったく無味乾燥な文学作品だが丹念に読み込むべきだ
『白鯨』以降のアメリカ文学の作品にそのパクリがある
『白鯨』を読んでいないとわからない

612 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:21:00.93 ID:IV2D8Z0T.net
トーマ・スマンw
【誤字訂正】
>>610 の4行目
× 購読
○講読

613 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:24:04.71 ID:IV2D8Z0T.net
独文学作品の理解のためには露文学作品の読み込みが必須だわな
「文学」においては「露文学」は世界文学の頂点にある
ロシヤ唯一の世界一だと思う

614 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:24:05.74 ID:ryT9RU8B.net
『白鯨』を無味乾燥と評するのを初めて見た
まあ、読んだ人がどう評するかは自由だが、
自分にとって『白鯨』はとても感覚に訴えてくる
艶麗にして崇高な文学作品なんだな

615 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:31:12.25 ID:idLrQqNE.net
トーマス・マンは兄貴のハインリッヒ・マンとローマで遊学してた頃ドストエフスキーやトルストイといったロシア小説を耽読してたから影響受けてる
「ゲーテとトルストイ」はじめロシア文学に触れた評論エッセイは多いし
新潮社のマン全集の評論の巻を図書館で一読するのをオススメする

616 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:32:18.31 ID:IV2D8Z0T.net
無味乾燥な鯨に関する記述を調べてみたことがある
確か「呼吸孔」だったかな鼻先に一つだけあるもの
「ちょっと左側によっている」とあった
それは正確な記述だった
日本列島にある活火山の記述もある
オレは大方の意見に反し、北海道の樽前山だと思う
時間をかけてゆっくり読むべき、オレは5箇月かかった
途中で他の短編を4つ読んで息抜きした

617 :学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士:2021/06/26(土) 10:44:43.21 ID:RSfFUux4.net
連載中の文学は批評言論してはいけないわけじゃないんじゃないの?

618 :学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士:2021/06/26(土) 10:45:44.95 ID:RSfFUux4.net
ガリア戦記とか。

619 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 10:55:49.19 ID:idLrQqNE.net
>>613
マンとかヘッセとかカフカなんかの20世紀文学はロシア文学の影響受けてるけど、それ以前はほとんどない
むしろホフマンがドストエフスキーにあたえた影響とかを調べると興味深いと思う

620 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 11:13:26.15 ID:t4XLfORE.net
>連載中の文学は批評言論してはいけないわけじゃないんじゃないの?

知らない

621 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 12:18:11.48 ID:VdAHXq4I.net
ロシア文学とうか、乱暴に極論すればドストエフスキーが20世紀の文学を
決定したと言える。アンチも含めてだ。もしドストエフスキーがいなかったら
良し悪しは別に20世紀の世界の文学は随分違ったものになった気がする。

622 :吾輩は名無しである:2021/06/26(土) 12:21:10.72 ID:VdAHXq4I.net
>>621
冒頭をロシア文学というか、に訂正。しかし面倒くさいな。

623 :吾輩は名無しである:2021/06/27(日) 06:13:04.92 ID:JHbiASwZ.net
『魔の山』は主人公の病人がラストでいきなり戦場にやってくるんだな。

病人が出征しても足手まといになるだけだと思うんだが。

624 :吾輩は名無しである:2021/06/27(日) 07:55:03.39 ID:GVV2lzC1.net
僕はドストエフスキーとトーマス・マンとカフカとプルーストが好きだな。
この4人に共通してるのはユーモアがあることだと思う。読んでいて声を
出して笑ったこともある。

625 :吾輩は名無しである:2021/06/27(日) 08:28:41.07 ID:c67B2Crr.net
ユーモアは一流文学作品に必須の要素だ
これは映画にもいえることだが、
巨匠はどんな深刻な題材でもユーモアを入れることを忘れない

626 :吾輩は名無しである:2021/06/29(火) 23:40:01.61 ID:KJ4TSnlV.net
ドフトエフスキーってどうして「地下室の手記」から、それまでの初期中期の優しさ、楽しさ、ヒューマニズム
っぽいものを捨てて、人間の悪意むき出しの作風になったんですか?
それがのちの巨大な五大長編へとつながっていくから勿論いいんですけど。
嫁の看病に疲れたとかいうけど本当にそれだけ?なんか私生活であったんですか?

627 :吾輩は名無しである:2021/06/30(水) 01:39:54.99 ID:cHFb3Gqx.net
初期中期の優しさ、楽しさ、ヒューマニズムっぽいものって
具体的にどの作品を想定してるんでしょうか

628 :吾輩は名無しである:2021/06/30(水) 08:57:51.11 ID:VZhmlqo0.net
『ステパンチコヴォ村とその住人』とか『伯父様の夢』といった文庫になっていない
明るい長編もあるのに、読んでない人がほとんどだよね
丸谷才一なんかはその2作が一番好きだといっていたな

629 :吾輩は名無しである:2021/06/30(水) 13:24:58.83 ID:9PTeNFl8.net
わが国の才能ある作家たち、平均的上流家庭の世界の生活をきわめて芸術的な筆致で描いたトルストイやゴンチャロフは、多数者の生活を描いたつもりでいた。
だが、私に言わせれば、彼らにしても例外者の生活を描いたのだ。
それどころか、彼らの生活こそ例外者の生活で、私のが一般的規則の生活なのだ。
私はロシアの多数者の本当の姿をはじめて引っ張り出したこと、その奇形的、悲劇的な特徴をはじめてあばきだしたことを誇りにしている。
その悲劇は、彼が自分は奇形だと意識しているところにある。
主人公としてみると、シルヴィオ(プーシキン『その一発』)やペチョーリン(レールモントフ『現代の英雄』)から
ボルコンスキー公爵(トルストイ『戦争と平和』)やリョーヴィン(トルストイ『アンナ・カレーニナ』)に至るまで、
いずれも「感心できない」けちくさい自尊心の代表者にすぎず、「育ちの悪い」人物たちだ。
彼らの更生が可能となるのは、素晴らしい手本のサクス(ドルジーニン『ポーリンカ・サクス』)、シュトルツ(ゴンチャロフ『オブローモフ』)、
ピエール・ベズーホフ(トルストイ『戦争と平和』)、ムラーゾフ(ゴーゴリ『死せる魂』)があるからだ。
しかし、それも彼らが表現したものがけちくさい自尊心の叙事詩以上のものではなかったからだ。
地下の悲劇を引き出したのは、私ひとりだけだ。
この悲劇は苦悩、自責、よりよいものを意識しているのにそこに到達できないこと、
そして、肝心なのは、これらの不幸な人間たちが、みんなこうなのだから更生する必要などないのだと明瞭に確信していることである。
ボルコンスキーはアナトールの足が切断されるのを見たとき更生した。そして、われわれはみなこの更生に涙を流した。
だが、本物の地下の人間は更生しようとしないだろう。
地下だ、地下だ、地下の詩人だ――雑文作家たちは、それがなにか私の不名誉のようにこう繰返したものだ。
これは私の名誉なのだ。ここには真実があるのだから。

(『未成年』創作ノート)

630 :吾輩は名無しである:2021/06/30(水) 14:06:45.64 ID:0OpoMlT/.net
>>627
貧しき人びと、賭博者、死の家の記録、虐げられた人びと
もちろんかなり暗い世界ではあるが。

631 :吾輩は名無しである:2021/06/30(水) 14:16:05.56 ID:0OpoMlT/.net
>>629
なるほどサンクス

632 :吾輩は名無しである:2021/06/30(水) 17:54:52.61 ID:m36LLoSP.net
ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』。
江川卓さんの、謎解き『カラマーゾフの兄弟』で取り上げられた。
去勢派の白いキリスト・スメルジャコフについて書きました。
これからも、ドストエフスキーについては、書いていきたいと思います。
よかったら、読んでみて下さい。

愛の爆撃(君にラブしています)
https://ameblo.jp/henomotin2/
お笑い『堕落論』(41) で書いています。
おもに、統一教会や韓国について書いています。

633 :吾輩は名無しである:2021/07/01(木) 01:55:38.44 ID:hBQ/pIVZ.net
>>632
去勢派はマタイ5 30 を連想させるし、そのあたりが根拠になったのかもしれません
文字通り読むってことはそういうことにならざるを得ない様です
解釈ならば現実と整合性を保っていける
正解を付けのは難しいけど、宗教的に生きていける人は尊敬します

マタイ5章
30 もしあなたの右の手が罪を犯させるなら、それを切って捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に落ち込まない方が、あなたにとって益である

634 :吾輩は名無しである:2021/07/01(木) 10:24:52.31 ID:6w+xWwQ3.net
>>626
「地下室の手記」以降それまでの初期中期の優しさ、楽しさ、ヒューマニズム
っぽいものを捨てて、人間の悪意むき出しの作風になったというより
人間の悪意などのダークサイドに敢えて切り込んで描いていく方途を実現したのが「地下室の手記」なのではないかと

635 :吾輩は名無しである:2021/07/01(木) 13:53:12.48 ID:KCZTE7kM.net
いきなり貧しき人々を書いて激賞を受け舞い上がちゃったんだろう。
若気の至りというやつ。そういう事情だから普通ならデビュー作が最高傑作
となって終わるところだったが、粘ったなこの人。
奇怪な怪人、怪物をたくさん描いたが一方でアリョーシャのような天使のご
とき清純な人間をも描いた。
それだけは誰もマネが出来ないドストエフスキーの本領だったと思う。

636 :吾輩は名無しである:2021/07/01(木) 19:44:27.99 ID:U+FXfdYA.net
新潮文庫からでているのを全部読み終わったのだが、
全部例外なく面白かった。さすが文豪。
この作家の小説は上質な映画のような展開をするんだよなあ。

637 :吾輩は名無しである:2021/07/01(木) 20:10:27.04 ID:U+FXfdYA.net
続き 
思い切り緊張感を高めたり、「ええ!」と思わせる展開をしたり、
少し驚くような結末などなど、いろいろな仕掛けがきちんとほどこされている。

638 :吾輩は名無しである:2021/07/02(金) 06:01:40.64 ID:xVq9fuma.net
>>628
> 『ステパンチコヴォ村とその住人』とか『伯父様の夢』といった文庫になっていない
> 明るい長編もあるのに、読んでない人がほとんどだよね

読んでないw

639 :吾輩は名無しである:2021/07/03(土) 00:40:28.69 ID:qC0hoTwU.net
去勢派(スコプツィ(Скопцы)というらしい)はいくらなんでもカルトだろと思ったが
とあるブログに「正教会側からは「古儀式派」と同様に「ラスコーリニキ(分離派)」と呼ばれたため、
しばしばスコプツィを含む「霊的キリスト教」諸派は、「古儀式派」と混同される」と書いてあって
なるほどラスコーリニコフはスコプツィではなく正統から見た異端かと腑に落ちた

640 :吾輩は名無しである:2021/07/03(土) 20:54:07.51 ID:oXIX+mZc.net
森鴎外が重訳した「鰐」は読んで面白い。とても「罪と罰」と同じ作者と思えない。

ドストエフスキーの翻訳としては早い方じゃないのかな。

641 :吾輩は名無しである:2021/07/07(水) 03:01:23.79 ID:o+6vQmNt.net
評価イマイチの初期短編中わりに評判のいい「弱い心」を読んだが
キングの傑作「シャイニング」に似たシーンが出てきて興味深かった
大作家も大変なんやね

642 :吾輩は名無しである:2021/07/07(水) 23:27:04.26 ID:YIz+hVYo.net
>>639
> 去勢派(スコプツィ(Скопцы)というらしい)はいくらなんでもカルトだろと思ったが
> とあるブログに「正教会側からは「古儀式派」と同様に「ラスコーリニキ(分離派)」と呼ばれたため、
> しばしばスコプツィを含む「霊的キリスト教」諸派は、「古儀式派」と混同される」と書いてあって
> なるほどラスコーリニコフはスコプツィではなく正統から見た異端かと腑に落ちた

こんな他国の、自分とは関係ない宗派の無用の知識について、考えてる時間があったら

信仰を実践すべきはずなのに、そこに気が付かないのかい?

643 :吾輩は名無しである:2021/07/07(水) 23:38:43.86 ID:YIz+hVYo.net
>>641
> 「弱い心」を読んだが

すばらしい

644 :吾輩は名無しである:2021/07/07(水) 23:39:08.93 ID:YIz+hVYo.net
僕なんかもうドストエフスキーを読むという習慣がない

645 :吾輩は名無しである:2021/07/09(金) 07:53:20.82 ID:NB8wKvFt.net
最近、『分身』と『永遠の夫』を読んだが、やはりドスト節は健在だったね
晩年の大作だけがこの作家の本領ではない

646 :吾輩は名無しである:2021/07/09(金) 12:38:16.83 ID:Rw6r6SXH.net
永遠の夫もレヴェルの高いイタリア映画みたいだったなあ

647 :吾輩は名無しである:2021/07/10(土) 14:39:08.71 ID:OHImn6xD.net
『未成年』面白い
レヴェルの高いソ連映画みたいだったなあ

648 :吾輩は名無しである:2021/07/10(土) 14:41:06.31 ID:OHImn6xD.net
最近、『未成年』を再読したのだが、やはりドスト節は健在だったね
晩年の大作だけがこの作家の本領であるね

649 :吾輩は名無しである:2021/07/10(土) 16:58:04.83 ID:EMzNfCRS.net
「未成年」は妙にリアルというか、貧乏くさい世界であって、そこが良い。

650 :吾輩は名無しである:2021/07/10(土) 17:28:39.06 ID:hGhVcoLU.net
『分身』はベルトルッチが映画化した
まさにイタリア映画だ

651 :吾輩は名無しである:2021/07/11(日) 22:32:08.24 ID:Z5wn3F4+.net
こんなに胸が熱くなる作家に出会ったことがない
冷徹な皮肉さと裏腹の罪悪感による個人の苦しみ...

そこに社会史的な思想をぶち込んでくるスケール感。もはやカオスでありながら圧倒される。
最近だと進撃の巨人くらい、それに近いものは感じたけど。

652 :吾輩は名無しである:2021/07/12(月) 14:28:59.17 ID:WjcLIx+1.net
カラマーゾフの兄弟もレヴェルの高い日本映画みたいだったなあ

653 :吾輩は名無しである:2021/07/12(月) 14:29:46.16 ID:WjcLIx+1.net
悪霊もレヴェルの高い韓国映画みたいだったなあ

654 :吾輩は名無しである:2021/07/12(月) 23:31:17.95 ID:daEbEDCP.net
白痴を映画化した日本映画は傑作だったな

655 :吾輩は名無しである:2021/07/13(火) 00:01:45.61 ID:MHfWKzww.net
白夜はヴィスコンティ
これぞイタリア映画だ

656 :吾輩は名無しである:2021/07/13(火) 00:56:41.91 ID:mATuM2/M.net
白夜はフランスのブレッソンも映画化した
ヴィスコンティ版と甲乙つけがたい秀作

657 :吾輩は名無しである:2021/07/14(水) 01:16:26.48 ID:g1X+Ordw.net
映画と言えば、ソ連の「カラマーゾフの兄弟」を見たことある。
これが目当てだったけれど、併映の同じソ連映画「誓いの休暇」に感心した。
主人公の名もアリョーシャだった。
年齢も20歳くらい、正義感が強く皆に愛される性格も似ていた。

658 :吾輩は名無しである:2021/07/14(水) 07:24:24.05 ID:jRNcTNFo.net
ソ連映画の『カラマーゾフ』
NHKBSで放映したのを録画した
役者が年を食いすぎている
因業ジジイも滑稽だし
ラストシーンも原作とは違うし見る価値ないな

659 :吾輩は名無しである:2021/07/15(木) 00:14:20.60 ID:+0ieK1OD.net
>>654
ドストエフスキーの熱心なファンだった原節子がナスターシャ役を自ら
買って出て、黒澤明監督に映画化を提案したという。

660 :吾輩は名無しである:2021/07/15(木) 15:31:36.71 ID:ezsXzGYu.net
>>659
その話には前段がある
芥川原作『薮の中』を映画化した「羅生門」で結果的に京マチ子が演じた役を黒澤は当初原節子にオファーした
原は演じたがったが、義兄の熊谷久虎が反対したため、断わることになった
その代わり、『白痴』ならOKと

661 :吾輩は名無しである:2021/07/17(土) 08:10:02.15 ID:Aa7n8Cqe.net
今年の夏はドストエフスキーとチェーホフの中短編小説を読む。
さしあたり、久しぶりの再読「退屈な話」から初めて
その次はドストエフスキーの何か。

662 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 10:56:07.26 ID:35LI6YcJ.net
>>656
自分が持っている角川文庫『白夜』の表紙カバーはブレッソン版のスチール写真
映画を見てから本を買いに行った
1980年頃だね

663 :吾輩は名無しである:2021/07/19(月) 11:19:25.54 ID:bQft76eO.net
今回の五輪と「悪霊」の舞踏会がかぶる

664 :吾輩は名無しである:2021/08/01(日) 15:21:30.66 ID:Zau2mz6Z.net
悪霊は連合赤軍事件のとき話題になったな。

665 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:44:57.24 ID:E+xvnJJ2.net
三 ゾシマ長老の説話と教訓の中より

(E)ロシアの僧侶とその可能なる意義について

敬愛する諸師よ、僧侶とははたして何者だろう?

666 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:46:07.52 ID:E+xvnJJ2.net
現今、文明社会においてこの言葉は、すでに冷笑をもって発しられている。それのみか、中には 嘲罵の言葉として取り扱っている者もある。

<< 現代日本も同じ

667 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:46:57.01 ID:E+xvnJJ2.net
これは時を経るに従って次第に激しくなる。もっとも、悲しいかな、事実僧侶仲間には多くの徒食者や、肉の奉仕者や、 邪淫のやからや、傲慢な無頼漢が交っている。世間の教養ある人々はこの事実を指さして、
『お前たちはなまけ者だ、無益な社会の 穀つぶしだ、他人の労苦で生きてゆく恥知らずの乞食だ。』という。

668 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:47:50.44 ID:E+xvnJJ2.net
しかし僧侶の中にも、真に謙虚温順な人たちがたくさんあって、静寂な孤独の中で熱烈な祈りを捧げることを渇望している。世間の人はあまりこの種の僧侶を指さし示さず、全然黙殺の態度をとっている。それゆえ、もしこれらの孤独を渇望する謙虚な僧侶の中から、ふたたびロシア全土の救いが現われるかもしれぬなどと言ったら、どのように驚くかしれないだろう!

669 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:49:23.24 ID:E+xvnJJ2.net
いや、まったく彼らは静寂の中にあって、『一時より一日、一日より一年と自己の鍛
錬をしているのである。今のところ、彼らは孤独の中に閉じこもって、古い古い昔
の 祖先、――使徒や殉教者たちから伝えられたキリストの輝かしい姿を、いささかも
曲げることなくそのままに保存して、時いたらば現世の 揺らげる真理の前 に、この
姿を掲げ示そ うとしている。ああ、なんという偉大な思想だろう。この星はやがて
東の空から輝き 出すのである。

670 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:50:16.84 ID:E+xvnJJ2.net
<< 僧侶とはなにか? キリストという言葉にとらわれてはならぬ。

671 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:52:24.15 ID:E+xvnJJ2.net
私は僧侶についてこんなふうに考察する。これがはたして偽りだろうか、傲慢だろう
か? これを知るに は世間の人の現状を見るがよい。

人民の上に君臨している社会において、神の姿とそ の真理が曲説 されていないだろ
うか?
彼らの社会には科学がある。しかし、科学のうちには五官に 隷属するものより ほか
何一つない。人間の貴き一半を形づくっている精神界は、凱歌でも奏するような 態
度で駆逐され てしまった。いな、むしろ増悪をもって拒否されたのである。

彼らは自由を強調して いるが(これは最近 に至ってことに甚しい)、このいわゆる自
由の中に得るものはなんだろう。ただ、隷 属と自滅に過ぎぬで はないか! 何故かと
言うと、世間の人は、『お前らは欲望を持っているのだから、大 いにその満足を図
るがよい。なぜならば、お前らも貴族や富豪と同等の権利を持っているからだ。欲望
は恐るるところなく 満足させるばかりでなく、進んで増進さすべきものだ。』と叫
んでいる、――これが 彼らの教義である。 彼らはこの中に自由があると思っている。

672 :吾輩は名無しである:2021/08/02(月) 02:52:58.27 ID:E+xvnJJ2.net
ところで、この欲望増進の権利からいかなる結果が生じたか? ほかでもない、富者にあっては孤独と自滅、貧者においては羨望と殺人である。そのわけは、ただ権利のみを与えて欲望満足の方法を示さないからである。

673 :吾輩は名無しである:2021/08/08(日) 21:47:14.49 ID:mD+xT4dd.net
光文社スレより、未成年が亀山訳で10月以降に出るそうだ

674 :吾輩は名無しである:2021/08/09(月) 12:48:04.36 ID:rANVPCzC.net
やっと出るか、ヴェルシーロフは「わし」じゃなくて「わたし」って言ってくれよ

675 :吾輩は名無しである:2021/08/09(月) 22:59:32.33 ID:IvowSzdc.net
>>674
『未成年』は最も好きなドスト作品なので、3つの翻訳を持っている
工藤訳ではわし、米川訳と小沼訳ではわたしになっている

676 :吾輩は名無しである:2021/08/14(土) 12:05:30.03 ID:dDtCZFuD.net
日本語訳は、一人称の選択を間違えると作品全体が台無しになってしまう、日本語の恐ろしいところである

677 :吾輩は名無しである:2021/08/16(月) 06:42:36.03 ID:ah7E7Fd4.net
『未成年』は日本だけではなく海外でも注目度が低いんだよね。

イマイチ盛り上がりに欠けるままダラダラと話が進んでいくのは、これはこれで良いと思うんだが。

678 :学術@死廃狂鬼神舞幻妖呪魔術軍師悪魔召喚居士:2021/08/16(月) 11:17:01.04 ID:7LVFpUnH.net
キリストは体格人種年齢宗派を広げすぎてるから失敗に終わるだろう。

679 :吾輩は名無しである:2021/08/16(月) 23:14:06.88 ID:w4OGjeMP.net
30歳ニート、暇すぎて原書で読むためにロシア語始める

680 :吾輩は名無しである:2021/08/19(木) 14:15:42.43 ID:IcHIP//B.net
>>677
他の大作のように狂人が登場しないからね
その分秘めやかに内的なドラマが進行するのがセンシティブな感銘につながる

681 :吾輩は名無しである:2021/08/19(木) 14:38:41.17 ID:DgDiQUin.net
池田大作ってかwwwwwwww

682 :吾輩は名無しである:2021/08/19(木) 14:39:01.06 ID:DgDiQUin.net
すまん、どうしても言いたかったんだ。

683 :吾輩は名無しである:2021/08/20(金) 03:42:29.06 ID:v2N8vBw9.net
白痴ほんと素晴らしいね
10代の頃に読んでたら今とは変わった人生歩んでたろうなと思えるレベル

684 :吾輩は名無しである:2021/12/08(水) 16:13:24.29 ID:XjllFSzG.net
>>683
白痴は本当の傑作だな。読むたびに何か新しい発見がある。
プルーストも自分が読んだ中で最高の小説と書いてるね。

685 :吾輩は名無しである:2021/12/08(水) 20:25:48.79 ID:Kx4eMJ5p.net
ドストエフスキーの読む順番おすすめ教えて

686 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 00:39:02.28 ID:l6GxPP66.net
いきなり原卓也訳『カラマーゾフ』でもいいかも
江川卓訳の『罪と罰』『悪霊』なら、それぞれ1箇月で読了できる
『白痴』は木村訳がいいと思うけれど、結構手こずる
『未成年』は工藤訳しかない

687 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 00:42:29.09 ID:l6GxPP66.net
プラン@
『カラマーゾフ』⇒『罪と罰』⇒『悪霊』⇒『白痴』⇒『未成年』
プランA
『カラマーゾフ』⇒『罪と罰』⇒『白痴』⇒『悪霊』⇒『未成年』

688 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 08:43:17.43 ID:k8mZf2Eh.net
『未成年』は先月光文社から亀山郁夫訳が刊行され始めた
『白痴』は河出の望月哲男訳か岩波の米川正夫訳がいいだろう
『悪霊』の江川卓訳は「スタヴローギンの告白」を巻末に置いているのが気に入らない
この章をしかるべき部分に置いている翻訳の方がいいだろう

689 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 09:36:17.52 ID:vUFeWx2j.net
亀の翻訳は勘弁だわ
望月訳はだらけた日本語で嫌い
米川訳『白痴』も悪くはないが、
木村の『白痴』は名訳だと思う
ただちょっと解かりにくい

690 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 10:11:18.01 ID:8ebPEVL6.net
>>685
「貧しき人々」を最初に読むのもいいと思う。読みやすいし、泣ける。

691 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 10:49:38.93 ID:k8mZf2Eh.net
ドストエフスキーに限らずトルストイやソルジェニーツィンでも、
木村浩の翻訳で感銘を受けたためしがない
誰かが木村訳を貶して学者バカと評していたが、同感だ

692 :吾輩は名無しである:2021/12/09(木) 12:21:10.71 ID:frqkDrII.net
>>687
自分が読んだ順が正にプラン2だった
個人的には良い順番だったと思う

693 :吾輩は名無しである:2022/01/02(日) 18:49:15.67 ID:KUDUAk+L.net
ドストエフスキーのすごさってどこなの?
人間の矛盾を肯定するというか、わざわざ表現した感じで、まあ面白いと言えば面白いのかなと思うけど、宗教とか時代背景が分からないと、やっぱ凄みは分からん系のパターンなんかね?

694 :吾輩は名無しである:2022/01/14(金) 04:07:02.93 ID:5UnxQYuC.net


705 名無しさん@お宝いっぱい。 [sage] 2019/07/20(土) 10:58:59.85 ID:cQ08ta2z0
港区高輪に存在する、カルト宗教の施設です。この治療施設には密かに蛇神が祀られている
部屋があるそうです。
https://tokyo.moa-natural.jp/

世界救世教・東方之光・MOA

の内部では毒物や薬物による信者の暗殺が行われている。
お茶に細菌を混入させることにより、施設内で体調不良を訴えることなく、
一週間以内に発病させ、病院で死ぬ。なんの証拠も残らない。
オウムと同じように多数の優秀な医師が教団施設には勤務している。
港区にある高輪療院には常時医師が5-6名在中していて、保険適用の
アドバイスを行っている。

健康科学センターもあり、研究者や学者もいるが、暴力団山口組との癒着もあり、
生物兵器の培養が行われている可能性もある。
炭疽菌などをお茶に混入させて死亡させているとすれば、
オウム真理教と同じ警戒レベルの、生物兵器テロ組織とも考えられる。
http://www.mhs.or.jp/

現在、教団内では暴力団による宗教を派閥で乗っ取る方向で進められていて、
東方之光による、教団の独裁が計画実行されている。

695 :吾輩は名無しである:2022/06/06(月) 17:12:16.04 ID:egDtok+A.net
>>693
頭の良さと感性の鋭さのない人間にはドストエフスキーの凄さは分からん

696 :吾輩は名無しである:2022/06/24(金) 20:07:43.44 ID:elbaP049.net
>>691
> ドストエフスキーに限らずトルストイやソルジェニーツィンでも、
> 木村浩の翻訳で感銘を受けたためしがない
> 誰かが木村訳を貶して学者バカと評していたが、同感だ

木村の『白痴』読んだのか?美の極地だけど。木村は白痴だけを愛して入魂の翻訳をしたらしい。

697 :吾輩は名無しである:2022/06/24(金) 20:10:39.75 ID:elbaP049.net
>>695
> 頭の良さと感性の鋭さのない人間にはドストエフスキーの凄さは分からん

どちらもちがう感じがする。アリョーシャのごとき善を求める心ではないか?必要なのは。

698 :吾輩は名無しである:2022/06/24(金) 20:12:36.56 ID:elbaP049.net
この文学板のドストエフスキースレは昔から、アリョーシャと真反対な悪質性が強い退廃した不幸な人物ばかりが巣食っている。
ゆえに偉大な文学を愛好すれば幸福になるという方程式は絶対に成り立たないことが証明される。

699 :吾輩は名無しである:2022/07/13(水) 17:30:08.95 ID:Ynsw8sQV.net
光文社古典新訳文庫でステパンチコヴォ村が出るって

700 :吾輩は名無しである:2022/07/13(水) 19:15:37.71 ID:PyDQ0dz3.net
700

701 :吾輩は名無しである:2022/07/16(土) 11:20:48.42 ID:vy0JqP1S.net
地方貴族の話だろ
読む必要なし

ドストエフスキーの作品は
作り物臭くて飽きてくる

702 :吾輩は名無しである:2022/07/19(火) 23:42:50.74 ID:jWc7ZRen.net
地方貴族の話だから読む必要がないと思うかどうかは人それぞれだからどうでもいいが
作り物臭い作品とそうでもない作品の差が激しい作家だとは思う

703 :吾輩は名無しである:2022/07/25(月) 17:55:45.04 ID:LSa8rKIO.net
二重人格、虐げられた人々と、あまり傑作視されていない作品の中にもにも良作はある
ステパン村にも期待する

704 :吾輩は名無しである:2022/07/25(月) 23:36:48.98 ID:l9fw5pSC.net
>>703
一般的な評価なんか気にせず、自分で読んで評価しないと文学は面白くない
俺は『分身』は力作、『虐げられた人びと』は傑作と思っている
『貧しき人びと』は凡作

705 :吾輩は名無しである:2022/07/26(火) 01:34:33.36 ID:mKouuk0S.net
>>686
ドストエフスキーは他の大作家と違ってさくさく読めるのがいいところじゃない?
文体よりも構成とストーリーと人物像を味わう作家
だいたいの長編は風雲急を告げる展開だからスピードも大事
1作に1ヶ月もかけていたらかえって味わいが薄くなりそう

706 :吾輩は名無しである:2022/07/26(火) 01:36:56.50 ID:mKouuk0S.net
まあでも白痴は作中の時間同様に間を空けながら読んでもずしんと来るものがあるかもね

707 :吾輩は名無しである:2022/07/26(火) 12:34:47.66 ID:rWsadX0E.net
イッポリート:あの女を縛ってくれ、お願いだ、縛り付けてくれ!
ヴァーリャ:私もう死ぬわ!ああ、何で私たちがこんな目に!
レーベジェフ:手を出せ、手を突っ込むんだ、口ばっかりのろくでなし!燃えちまう、燃えちまう!
ガーニャ:ああ、いや、いや、いや!
ナスターシャ:燃えてる!燃えてる!燃えてる!
ロゴージン:好きだ!愛してるぜ、女王様!
イッポリート:死だ!死だ!
ヴァーリャ:兄さんを助けてあげて!助けてあげて!
レーベジェフ:この私なら歯でくわえてつかみだしましょう。跪いて、泥の中でも這いましょう。
ムイシキン公爵:ああ、なんて不幸な人たちなんだ!
レーベジェフ:跪いて!泥の中を!イモ虫のように這ってやる!
ナスターシャ:燃えてる!ぜんぶ燃えてる!ぜんぶ燃えてる!(中略)
イッポリート:みんな平気なんですね、ぼくがじきに死んでも!残酷な、冷たい人
たちだ!本当に死期が近いんですよ!2週間と言われたんです!
ナスターシャ:全部燃えるがいい!世界中の金が燃えてしまえばいい!ルーブリもドルもフランもマルクも円もシェリングも、みんな燃えるがいい!
ロゴージン:好きだ、お前が好きだ!お前の中には、世界中の女たちがいる!俺は彼女たちを感じる!俺は彼女たちを知っている!俺は彼女たちが欲しい!
 ヴァーリャ:妹の愛!純粋な、神聖な、妹の愛!それは無私の愛!売ることも買うこともできぬ愛!この世の何よりも貴重な愛!永遠の、果てしない愛!
 公爵:苦悩と痛み!世界の痛み!これこそわれわれを救ってくれるものだ!ほら、聞こえるでしょう、孤児や貧しき者の痛みが!虐げられ、辱められた者たちの痛みが!

708 :吾輩は名無しである:2022/07/26(火) 12:36:20.99 ID:rWsadX0E.net
ナスターシャ:じゃあ、お聞きなさい、ガーニャ。最後にもう一度お前さんの性根を見てみたいの。三カ月も私を苦しめてくれたんだから、今度はこちらの番よ。この包みが見える?十万ルーブリ入ってるわ。これを今この暖炉に、火の中に投げ込むの!
そうして全体に火が回ったら、すぐに暖炉に手を突っ込みなさい。ただし手袋はしないで、むき出しの手でね。そうして火の中から包みを引っぱり出してごらん!見事取り出せたらあんたのものよ!十万そっくりね!みんなが証人だわ、この包みはあんたのものだって。私はあんたの性根をとっくり見せてもらうわ。あんたが私の金を取ろうと火の中に手を突っ込むのを見物しながらね!もし手をつっこまなけりゃ、そのまま燃えてしまうのよ。他の人は手を出しちゃ駄目!私のお金なんだからね!私のお金だろう、ロゴージン?
 
ロゴージン:ああ、お前さんのだ!お前さんのだぜ、女王様!
ナスターシャ:そう、じゃあみんなどいとくれ。邪魔はなし。レーベジェフ、火を
ちゃんと起こして!

 レーベジェフ:ナスターシャ・フィリッポヴナ、手が動きませんよ。
ナスターシャは暖炉の火掻き棒をつかみ、中のおきをかき立てたててから、包みを投
げ込んだ。

 イッポリート:この女を縛るんだ!やめさせろ!

 ヴァーリャ:だめ、だめ、だめ!ガーリャ、はやく!

 レーベジェフ:(ナスターシャの前に跪く)ご主人様!女王様!全能の女神様!十万ですよ、十万!わたしに暖炉へ入れと命令して下さい。丸ごと入って見せましょう、この白髪頭をそっくり突っ込みましょう!足なえの病弱な妻がいて、子供は十三人――それもみんな孤児で、先週父親を葬ったばっかしで、腹を減らしているんですよ!
(暖炉に入ろうとする)

 ナスターシャ:(レーベジェフを足で蹴りつけて)おどき!ガーニャ、何を突っ立ってるの?恥ずかしがってる場合じゃないわ!手を突っ込みなさい!運をつかむのよ!
ガーニャは火のついた包みを呆然と見ている。

709 :吾輩は名無しである:2022/07/28(木) 17:12:16.84 ID:HuDmU7aE.net
>>704
確かに、分身は力作だが、貧しき人々は凡作。
あと永遠の夫も凡作だと思った

710 :704:2022/07/28(木) 20:42:10.87 ID:wUYi/h0A.net
>>709
『永遠の夫』は秀作だと思うね

711 :吾輩は名無しである:2022/07/28(木) 21:39:38.73 ID:UW6kFo9k.net
ドストエフスキー五大作品はわかるけど3大作品ってなるとなんだろうな。罪罰、カラマーゾフとあと一つは?

712 :吾輩は名無しである:2022/07/28(木) 22:51:53.74 ID:wUYi/h0A.net
ドストから3つ選ぶなら、『未成年』『虐げられた人びと』
『ネートチカ・ネズワーノワ』だな
世評など俺は無視だから

713 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 06:32:28.45 ID:q7wLtWRW.net
こいつずっとこのスレで同じようなこと言ってんな、暇すぎるだろ

714 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 09:45:05 ID:ua9rX/cu.net
誰に言ってんだ、

715 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 11:49:46.61 ID:dykoWIIq.net
「五大作品」なんて言うかなぁ?
「五

716 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 11:50:30.90 ID:dykoWIIq.net
「五大作品」なんて言うかなぁ?
「五大長編」とは言うがなぁ

717 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 12:01:13.97 ID:dykoWIIq.net
『罪と罰』はサスペンスとしては秀逸
『白痴』はありそうもない話
『悪霊』はいまいちピンとこない話
『未成年』は割と面白い
『カラマーゾフ』はまとまりのない話がダラダラと続く
散漫すぎる
作者が生きていたなら書き直したんじゃないのかな

718 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 12:59:27.40 ID:ua9rX/cu.net
だっせ

719 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 13:05:05.03 ID:ua9rX/cu.net
>>717
なんだおめえ、死ねや

720 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 14:45:33.22 ID:rakEuhsx.net
お前読んでないだろw

721 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 14:48:21.44 ID:rakEuhsx.net
ドストエフスキーを有難がるヤツって
大概読んでいないヤツが多いw

722 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 14:51:54.03 ID:rakEuhsx.net
5大作品なんて言わんぞオッサンw

723 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 20:18:39 ID:apzs329a.net
読んでいない人が有難がるってのはよく分からないね、大抵の読書家は好きな小説を偏愛するものだろう?

>>717のような人は物語としてしか小説を読めない人なんだろうけど、エンタメ風に楽しむ分にはそれでもかまわないでしょう

724 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 22:28:34.18 ID:ua9rX/cu.net
分かりやすく五大作品って言ってやったのにゴミ共

725 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 22:29:00.41 ID:ua9rX/cu.net
>>720
罪とカラマーゾフしか読んでね

726 :吾輩は名無しである:2022/07/29(金) 22:30:18.62 ID:ua9rX/cu.net
あと地下室なゴミ

727 :吾輩は名無しである:2022/09/19(月) 18:24:07.57 ID:uNJLtlZG+
ヘ夕レチキンジャップが都心まで数珠つなぎて゛私権侵害されて災害連発くらって殺されまくっていなか゛ら
テ□組織国土破壞省を焼き討ちすることすらしないNPCみたいなポンコツた゛らけなのって、
ワクチンと称する毒物に入ってるナ丿マシンに思考操作されてると考えるとしっくりくるよな
近距離無線通信と゛ころか、思考を読み取って端末を操作する技術まて゛実用化されてるし、
日本に原爆落とした世界最悪のならす゛者国家によるスパイウェア滿載のスマホ經由て゛ピンポイン ├でナ丿マシン制御可能だし、
同し゛Cookieになる同じ瓶のバ力チン接種者を識別するために2回打ち前提にしたあたりて゛アホチンでもなければフツー氣づくた゛ろ
2○年前の技術でこれ→https://i.imgur.com/OpIGcrV.jpg
巻き添え根性丸出しの北朝鮮人民の遺伝孑を濃縮したようなハケ゛どもなんて、
ケツの穴から変態性癖に位置情報まで完璧にエシュロンにデ一夕ベ─ス化されてるわ

創価学會員は,何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最悪の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ−が口をきけて容認するとか本氣で思ってるとしたら侮辱にもほと゛があるぞ!
https://i.imgur.com/hnli1ga.jpeg

728 :吾輩は名無しである:2022/09/28(水) 18:56:09.37 ID:97+K2OoV.net
https://i.imgur.com/xpn5i4V.jpg

729 :吾輩は名無しである:2022/10/13(木) 09:42:23.00 ID:JL2uGUE6.net
ドストエフスキーの作品を
ロシア人がロシア語原書で読むのと
日本人が日本語に翻訳されたものを読むのとでは
後者の方が理解しやすいと言われている

730 :吾輩は名無しである:2022/10/13(木) 09:49:28.93 ID:JL2uGUE6.net
ロシア人にとってでさえドストエフスキーの文章が難解なのを
優秀な日本人翻訳者が整理して理解しやすい日本語にしている
それでも難解だ
だがそれゆえに有難がっている日本人も多い
ロシア人は小難しいことを考えずにエンタメ小説として読んでいる

731 :吾輩は名無しである:2022/10/13(木) 09:51:50.36 ID:JL2uGUE6.net
少なくともロシア語の初歩を勉強してから
偉そうなことを言うべき

732 :吾輩は名無しである:2022/10/14(金) 23:56:10.30 ID:o7oxGefO.net
ドストエフスキーの作品のどういう点に価値があるのか3行で教えて

733 :吾輩は名無しである:2022/10/15(土) 00:26:14.25 ID:JlJLuGrp.net
帰省したら
実家がペテン師に
乗っ取られていた

734 :吾輩は名無しである:2022/11/28(月) 04:33:54.96 ID:UCtYGfY0.net
くだらない作家の一冊よりドストエフスキーの一ページの方が価値があると
とある作家が言ってた

735 :吾輩は名無しである:2022/11/28(月) 15:41:32.90 ID:gH8GtpSn.net
ドストエフスキーってロシア初の職業作家らしいけど、当時から結構読まれてたのか
同時代の評価はどんなだったのかな
今ほど神格化されてたのかな

736 :吾輩は名無しである:2022/11/28(月) 20:23:17.81 ID:xa4S2qdN.net
>>735
でかい釣り針だな

737 :吾輩は名無しである:2022/11/28(月) 22:00:01.13 ID:gj8DkpAc.net
>>736
ロシア初の職業作家ってとこかな
これは、ステパンチコヴォ村の解説で読んだんだけど
作家活動以外の収入源を持っていなかったのは、ロシアではドストエフスキーが初めてだったということらしい

738 :吾輩は名無しである:2022/11/29(火) 04:42:52.03 ID:Lfy/7X1A.net
とかく日本人は好きだよね
ドストエフスキー

739 :吾輩は名無しである:2022/11/29(火) 12:58:09.61 ID:AbU+MiZZ.net
ドストエフキライー

740 :吾輩は名無しである:2023/01/10(火) 16:29:48.26 ID:ugjkboaK.net
岸田首相、正月休暇用に購入した書籍『カラマーゾフの兄弟』を1巻で投げ出す「これは無理だな」長男に「読んで内容を教えてくれ」 [Stargazer★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1673335596/

741 :吾輩は名無しである:2023/01/10(火) 21:42:01.96 ID:lLfj+fJO.net
>>740
これは情けないな
ドストエフスキーが読めないんじゃ、プルーストやフォークナーは
もっと読めないだろうな
プーチンが好きな作家だから、ドストを読もうと思ったのかな?

742 :吾輩は名無しである:2023/01/11(水) 08:46:29.09 ID:4b0v/ACY.net
ずーっと思ってたんだが、ドストエフスキー作品のめちゃくちゃ長い台詞のやりとりとか漱石のこころなどのありえないほど長い手紙とか、小説としての結構はどうでもいいのかな

若いころは「文学的時間」などというわかったようなわからんような言葉で言いくるめられてたけど

743 :吾輩は名無しである:2023/01/11(水) 09:14:02.63 ID:C8cNZUBb.net
一国の宰相が『カラマーゾフ』を読了できないで投げ出すとは恥ずかしいかぎり
知的能力を疑うな

744 :吾輩は名無しである:2023/01/11(水) 09:16:04.37 ID:D6Jb4y2R.net
バルザックの『谷間の百合』なんて、あの分厚い一冊が一通の手紙だからな
小説というテクストは現実世界の似姿であって、現実そのものではない
だからこそ、このテクストをさまざまな角度から研究する人たちがいる
小説と物語を峻別する批評精神を養いつつ読むと面白いだろう

745 :吾輩は名無しである:2023/01/11(水) 22:19:02.72 ID:rifMuBYC.net
五大長編で一番読了するのムズいって何?ちなみに俺は魔の山は読了した。

746 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 02:04:42.75 ID:DOI3KIhj.net
だれがキッシーにカラマーゾフを読めと言ったのか
その意図も知りたい

747 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 05:01:54.82 ID:lBsliZWN.net
>>745
人物が多くて殺人もなく邦訳が少ないという点でみたら未成年

748 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 08:24:27.63 ID:mGTVKpxX.net
>>745
魔の山はトーマスマンだろ
ドストエフスキー作じゃなく世界5大長編て意味?
そもそもそんなのあんのか?

749 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 08:26:11.98 ID:mGTVKpxX.net
あ、そうか魔の山読了したからドストエフスキーの最難関作に挑戦したいって意味か

750 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 09:11:02.61 ID:tQkbrZv9.net
そうだよ。未成年が一番難読なの?意外だな。五大の中だと一番知名度はないよな

751 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 09:13:26.10 ID:tQkbrZv9.net
ちなみに今悪霊読んでるから参考に聞いてみた

752 :吾輩は名無しである:2023/01/12(木) 12:39:49.74 ID:Jg0efX1P.net
【中止しろ】 コロナより、ワクチンで、死者でてる
://egg.5ch.net/test/read.cgi/cafe60/1671073993/l50
https://o.5ch.net/207w2.png

753 :吾輩は名無しである:2023/01/13(金) 14:52:10.61 ID:xwxnGMq0.net
>>751
それだ。一番思想的だし

754 :吾輩は名無しである:2023/01/14(土) 08:35:56.39 ID:QC+2Lr1S.net
文庫で出た『ステパンチコヴォ村とその住人たち』はうまく書かれた小説で
退屈はしないんだが、読み終えたあと何も残らない
この長編があまり注目されてこなかったのもむべなるかなだ

755 :吾輩は名無しである:2023/01/14(土) 10:34:50.84 ID:yqQQ4ymZ.net
ドフトエフスキーは、偏執狂そのものだがこの小説群は慣れると癖になる。
彼は死刑寸前まで追い込まれ刑務所暮らしも経験していて並みの人生とはほど遠い行路を歩んで来た。
だからこそああいうシツコクねっちりとした小説を書き連ねたのだろう。

756 :吾輩は名無しである:2023/01/14(土) 19:08:37.75 ID:GGJ0juxx.net
日本の作家に人気が高いから知名度があがったんだろうな
作家って自分の作品で引用文(もちろん作家、作品名も書く)使うのが好きだよね

757 :吾輩は名無しである:2023/01/14(土) 19:34:31.29 ID:QC+2Lr1S.net
>>756
小説とは引用や模倣が当たり前の文学ジャンルであると知りたまえ

758 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 16:51:11.84 ID:o0tPDcln.net
古い文庫本は黄色くなってシミまで出来て
同じ訳の新しいの買おうかなあ

759 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 16:55:08.20 ID:80xGQmaw.net
古典とは引用はされるが、決して最初から最後まで読まれないものである

760 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 17:14:18.12 ID:WnGqy32u.net
>>758
そういう本には愛着が湧くけどな
高校生の時に新本で買った新潮文庫『罪と罰』は米川正夫訳だ
紙はヤケて茶色になっている
工藤精一郎訳に買い替える気はない

761 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 18:39:20.46 ID:o0tPDcln.net
>>760
米川氏の訳は味があって好きなんだが、なにせ文体が古いからほら
同じ作品でも訳違いで随分ニュアンスが変わってくるから別物として捉えた方が両方楽しめていいかも

762 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 22:05:59.00 ID:UJPlyunb.net
いや、米川正夫訳は意外と古めかしくはない
例を挙げよう
「とつぜん、彼の傍へソーニャが現われた。ほとんど足音も立てずに近寄ると、
彼と並んで腰を下ろした。時刻はよほど早かった。朝寒はまだ柔らいではいなかった。」

763 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 23:29:40.16 ID:7hDc0V23.net
>>758
古い文庫は大切にしたいけどつい大切に扱ってしまうよね
新しい方が気軽に読み直せるので
私はヨネマサのカラマーゾフ新たに買い直しましたよ

764 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 23:31:01.72 ID:7hDc0V23.net
「大切にしたいけど」は消し忘れです…

765 :吾輩は名無しである:2023/01/15(日) 23:43:56.92 ID:lB2XtuUc.net
工藤精一郎さんってハルピン学院でてるんだな
僕の父の従兄がここを出て総合商社マンとして勤務
ロシア語、仏蘭西語は英語以外に論文執筆できるレベル
1923年生まれだったからハルピン学院で間違いなく邂逅してる

このハルピン学院と上海にあった東亜同文書院大学は全寮制で学費は不要どころか
大日本帝国政府文部省から小遣い程度だが支給
この時代だと貧困家庭の出自でもアタマがピカ一ならここか
陸軍幼年学校かこの辺の大学へ進学
現在だと、46道府県の出資で僻地医療の改善を目指した自治医科大学とか
防衛大学校、防衛医科大学校、気象大学校、航空大学校
それから旧試時代の司法試験、これらは後5つは特別国家公務員で給与が出ます

防大が一番簡単で東京六大学、関関同立に合格できる程度のアタマがあれば
体力的に良い肉体に強靭な精神力があれば合格
ほかはちょとやそっとのアタマじゃ合格は覚束ない

766 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 00:08:05.05 ID:c4/gp6pO.net
亀山郁夫さんは、みなさんならどういう評価を下すんでしょうか?

767 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 00:37:59.08 ID:H2JnAzAe.net
NHKでよくドスト語ってるよね
訳は読んだことないけど貴重な存在だとは思う

768 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 00:59:34.10 ID:eAaxWJir.net
今の時代には露助贔屓は必要ないな

769 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 01:01:05.73 ID:eAaxWJir.net
まあ、ドストエフスキー自体がレイシストだからな
相手がポーランドとかドイツとか
露助ってのはそういうものなのだろうが

770 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 09:04:16.95 ID:xTXp0VCO.net
>>766
メディアとうまく付き合うセルフブランディングに長けた人
無知ゆえの誤訳が多いし日本語の文章自体がうまくない
翻訳者としては二流だと思う

771 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 11:36:48.49 ID:URn6v+A7.net
>>770
なるほど、分かりました
市場調査能力は高いが、ロシア語に対する理念とか信念が無い
行政能力はあるが政治能力、カリスマ性は無い

772 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 11:44:00.95 ID:URn6v+A7.net
簡単にいうと、米川さんとか工藤さんとの比較の対象外ってこったのん

米原万里、もう亡くなって久しいがこの人、みなさんはどう評価?
週刊文春に連載されていたエッセーは軽妙でセンスを感じましたがー

773 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 15:08:23.13 ID:N93WlQC5.net
亀山の本一冊だけ『ドストエフスキー 謎とちから』買って読んだ事あるけどマジで国語力が拙すぎて何書いてるのか読み取れなかった
江川卓や中村健之介、望月哲男や山城むつみの評論と雲泥の差
まだ若手の高橋和之の方がマシ

774 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 21:17:54.53 ID:86+V7khg.net
>>773
最後の若手っていうのは高橋知之のことかな
良くも悪くも学者バカで知識面では亀山よりは信用できるね
訳文は理詰めで小説の文章としては死んでいる

775 :吾輩は名無しである:2023/01/16(月) 21:27:36.25 ID:86+V7khg.net
>>772
米原万里ってロシア文学の翻訳したりドスト関連の著書出したりしてたかな
通訳というイメージしかないけれど

776 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 07:41:06.61 ID:LURZUShV.net
亀山郁夫の翻訳は問題ないが、どうもロシア文学者から人間的に嫌われているね
嫌いだから、翻訳にもケチをつけている印象だ

777 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 07:43:04.66 ID:WtTY8+jI.net
全く問題ないね
訳文の読みづらさや疑問点に立ち止まったことはない
解説にはほとんど目を通してないけど

778 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 11:53:44.98 ID:vB0fIp+H.net
だよねー世間的には亀山さん、それなりに評価されてるし講演も別に問題はない
文学って好みの問題であり、肉好きな人は懐石や精進料理を貶すだろうし
その程度の好悪でしかないよねー
こんな5chっていう、とてもとても狭い世界で決められるべきものじゃ無いもんねー

779 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 11:55:06.59 ID:vB0fIp+H.net
>>776
なんでー亀山郁夫さんがロシア文学の中の人から嫌われてるんだろう?

780 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 12:00:06.65 ID:vB0fIp+H.net
好悪は相半ばする作家こそ最高です
八方美人って誰からも愛されているように見えますが
実は誰からも必要とされてないし、誰からも愛されてないどうでもいい人

世間、社会のフロントにその世界から出たわけで
拍手と同時に矢面に立つ器量が無いとアカンはな

781 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 12:06:25.43 ID:hLJfUss7.net
江川訳の悪霊読んでこそ至高だろ

782 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 12:13:26.65 ID:sJYcFQ0T.net
とりあえず亀山信者は訳の読みやすさより彼の悪霊解釈を分かりやすく解説してくれ

783 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 14:33:44.62 ID:hLJfUss7.net
亀山と江川の悪霊はどっちムズいの?

784 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 15:20:10.92 ID:nL6MXI2s.net
>>781
江川訳では『ドクトル・ジバゴ』は良かったが、『悪霊』はイマイチ、スタブローギンの告白が巻末なのもイヤ

785 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 15:22:07.97 ID:hLJfUss7.net
悪霊は誰訳がいいの

786 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 15:28:24.81 ID:hS3BaWXN.net
>>785
亀山訳でよかったよ
古典新訳文庫のゆるい文字組みも相まって切迫感よりも交響曲のような優雅さが感じられたね

787 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 15:38:11.77 ID:Z9GXo1Jb.net
米川正夫訳がベストだが、古本しかないね

788 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 15:39:37.95 ID:Ibzx4y0Z.net
古本は嫌だな

789 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 16:13:48.48 ID:vB0fIp+H.net
女性は古本を非常に嫌がります
神田神保町界隈を散策してて古本屋に屯してるのは男のみ

790 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 16:40:40.18 ID:bIwARknK.net
男女問わず今更昭和の文庫とか嫌だろう

791 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 17:52:40.64 ID:ph/E5fPo.net
それじゃ、西村賢太みたいには絶対なれないわ
それこそ石原慎太郎に心底バカにされる人物だ

792 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 18:05:11.82 ID:rd5M00LZ.net
石原慎太郎の小説ってまだ生き残っているのかね?
タレント本路線以外のもので

793 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 19:46:50.99 ID:hLJfUss7.net
新潮版の悪霊ってスタヴローギンの告白が巻末についてるだけど、2部8章が終わった段階で巻末に飛んで読んだ方がいいの?それとも掲載通り最後に読めばいいの?

794 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 20:02:43.63 ID:hLJfUss7.net
校正の段階では3部1章としていたって注にあるから3部1章にはいるとき読めばいいのか?教えてドストエフスキー博士

795 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 20:15:03.95 ID:LURZUShV.net
そうやって悩む人は亀山訳か岩波文庫の米川訳、筑摩全集の小沼訳を読めばいいよ
なにせ江川訳のみ巻末なんだから

796 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 20:23:38.97 ID:hLJfUss7.net
もう江川で買った。

797 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 20:27:43.09 ID:Pyl4DJzZ.net
>>792
慎太郎は政治家稼業に入る段階で作家はアルバイト感覚に成ったと思う
したがって、死んだら無に帰して頂いて結構というスタンスだと思う

798 :吾輩は名無しである:2023/01/17(火) 20:27:56.36 ID:hLJfUss7.net
亀山は8章の後か。そこで読むのがどうやらいいらしいな

799 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 02:44:14.02 ID:w5vbgZNa.net
>>791
石原慎太郎尊敬してて草

800 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 02:45:35.63 ID:iUZ6cZO5.net
>>797
古本は処分して頂いて結構というスタンスね

801 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 02:46:56.07 ID:HcaEPe+a.net
スタヴローギンの告白ってどっちにしろちょっと浮いてるよね

802 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 02:52:56.86 ID:YYvxPC1R.net
>>799
あの人、凄く気が小さくて神経質な人
裕次郎さんの方が格段に度量がある

803 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 02:53:55.04 ID:YYvxPC1R.net
>>800
たぶん当人は怒らんよ
それで良いのだ、って宣うはず

804 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 03:17:54.52 ID:YYvxPC1R.net
西村君は慎太郎の作家として衣鉢を継承しました
この写真と映像を見ると特にだが~

https://sakisiru.jp/20474

https://www.youtube.com/watch?v=YS_eOCzCiPw&t=1557s&ab_channel=%E3%81%A1%E3%81%93

805 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 07:50:07.54 ID:h2AU9D6k.net
石原のことは石原のスレでやれよ
こっちはドストエフスキーにしか興味がないんだから

806 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 09:09:51.57 ID:XwyTA3CK.net
ニート共死ね

807 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 09:11:50.80 ID:xtYdJaxY.net
「詩の家の記録」?

どんな「詩」?

808 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 09:13:02.04 ID:XwyTA3CK.net
>>798
そう。9章として読めばいい

809 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 11:15:42.83 ID:fhTEe0Dn.net
加賀乙彦さん逝去
著書品切れ絶版が多いよな
ドストエフスキー関連で欲しいのがあるが古本は嫌だ

810 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 11:40:23.91 ID:xtYdJaxY.net
>>809
小木貞孝博士

811 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 11:41:19.58 ID:xtYdJaxY.net
小菅の東拘医官として数々の死刑囚を見送る

812 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 11:42:10.70 ID:xtYdJaxY.net
正田昭との深き交渉

813 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 11:44:20.69 ID:xtYdJaxY.net
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%AB%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

正田本人から直接、いろいろ事情聴取
もちろん、心理・精神学的観点からだがな

814 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 11:45:31.38 ID:xtYdJaxY.net
国家が殺人をしていいのか?

この矛盾に心を砕いた御仁

815 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:01:53.33 ID:/UBqAsUu.net
髭長髪少なく有効な男性の兵力がいない。
そう考えると刑務所警察署もほとんど公務員を装った詐欺で法的に無効。
こんな古典時代はよかったのか。

816 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:02:23.04 ID:/UBqAsUu.net
死刑だって似たような問題ある。男性の女性化。

817 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:03:01.96 ID:/UBqAsUu.net
法律という権力を政治で縛る。

818 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 12:09:28.55 ID:xtYdJaxY.net
>>809
加賀さんの書籍はレベルが高くベストセラーとは真逆ベクトルやでー
この人の本を読解できる人、皆無ですわ

819 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:34:22.73 ID:/UBqAsUu.net
法律は男性18才女性16才以上は全て結婚できるという無法。
政治力というのは対セクハラ暗殺力にも比する。

820 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:34:49.91 ID:/UBqAsUu.net
白眉馬良の心をしれ。

821 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:38:43.35 ID:/UBqAsUu.net
女性の美貌本質を守り童貞の心理を助けろ。公認心理師の出番。

822 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:39:55.48 ID:/UBqAsUu.net
ドストエフスキーはまだ若い完全な文学ではない。馬良政治力最高97は法律に勝る。

823 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:40:18.98 ID:/UBqAsUu.net
どういう世界を文学で描けばいいか。

824 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:40:42.24 ID:/UBqAsUu.net
罪と罰に出る幕はない。

825 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:41:28.66 ID:/UBqAsUu.net
売春婦か刑務官かなんて不自由だろう。白眉の自由。

826 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:42:42.68 ID:/UBqAsUu.net
おれは明治大学政治学政界のドンだったけど法律には首をかしげざるを得ない。

827 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 12:43:23.98 ID:/UBqAsUu.net
法律の責任者詐欺者を被暗殺の世にしてやろう。

828 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 12:48:01.62 ID:xtYdJaxY.net
>>827
君、精神科受診を命じたい、どけよ

829 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:20:00.59 ID:/UBqAsUu.net
訪問看護に来てもらってる。精神科デイケア作業所クリアした。
しかし警察や刑務所、裁判、プラスの権力なんて多重障害者宗教芸術のマイナス世界に無力だろう。精神身体知的心理神経障害など。

830 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:20:33.79 ID:/UBqAsUu.net
ドストエフスキーのつまらなさ、障碍者のリアル。

831 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:21:02.92 ID:/UBqAsUu.net
繁殖が奇跡的にあるということの邪魔でしかない権力。

832 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:41:13.29 ID:/UBqAsUu.net
星空の破壊力や祈祷の力と切り離され夜空に煙草を吸うこともできない場所が二つある。
刑務所と精神病院だ、皮肉だがリスペクト。

833 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:41:54.75 ID:/UBqAsUu.net
星空の呪詛信仰を失うな。

834 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:42:57.58 ID:/UBqAsUu.net
ある意味で星空から切り離された不自然な都市社会のその二点に強制的に滞在させることは
無効にしておく。

835 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:43:51.56 ID:/UBqAsUu.net
夜外出が出来てタバコが吸えるなら誰かは訪れるかもしれないな。
精神病院のほうがバリアフリーだから、刑務所は断っておいた。

836 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:44:19.19 ID:/UBqAsUu.net
規律や訓練は自然の信仰や呪いに制限される。

837 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:44:49.84 ID:/UBqAsUu.net
そう考えて罪と罰やソフォクレスを読み返してみたまえ。

838 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:46:06.19 ID:/UBqAsUu.net
俺は精神科の君主に永遠にお仕えするから法律的にも精神病院以後へ誘導されてる。
プリズン(刑務所)の仲間にエール。

839 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:46:45.33 ID:/UBqAsUu.net
きついことという面で共感しあえるんじゃないか対立だけじゃなく。

840 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:47:12.48 ID:/UBqAsUu.net
巣鴨鬼子母神のサンがシャインしてる信仰を忘れず。

841 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:47:43.05 ID:/UBqAsUu.net
結構病院滞在は楽しかったけどね。

842 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:48:20.18 ID:/UBqAsUu.net
人を苦しめるためではないその二つは。ひとを能力化していくんだ。

843 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:49:01.20 ID:/UBqAsUu.net
そういう意味では現代社会ではそんな施設は意味が分からない。古典研究など。

844 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:49:26.72 ID:/UBqAsUu.net
心理のひだで誤解が解けて自由になれるだろう。

845 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:49:54.37 ID:/UBqAsUu.net
心理学が仕事すればいいんじゃないの公認臨床。

846 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:50:35.44 ID:/UBqAsUu.net
ドストエフスキーやソフォクレスに心理がいたらと。俺も心理で世界を作り替えた。

847 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:51:16.50 ID:/UBqAsUu.net
人間モノというのはつまらないがそのダークゾーンさ。

848 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:51:42.49 ID:/UBqAsUu.net
警察病院精神科ということで一緒になれば。夫婦で。

849 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:52:17.40 ID:/UBqAsUu.net
ある意味最強組織だと思う。ドストエフスキーがつまらなく見えるやろ。

850 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:52:57.38 ID:/UBqAsUu.net
デイケアの店舗に性欲の倫理が厳しいその組織を置けばいいさ。全世界。

851 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:53:19.39 ID:/UBqAsUu.net
ましな世界がきますことを。

852 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:53:53.69 ID:/UBqAsUu.net
精神分析鑑定で殺しの手法とヒーリング力を診てみる。

853 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:54:18.04 ID:/UBqAsUu.net
すると能力者のような勝ち組世界になる。

854 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:54:48.30 ID:/UBqAsUu.net
絶対精神科か、最高刑務所かでもいい。

855 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:55:27.02 ID:/UBqAsUu.net
知らないこと体験ないことを下にして扱うということを避ける。

856 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:55:51.30 ID:/UBqAsUu.net
それをクリアしている人材は少ない。

857 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:56:09.44 ID:/UBqAsUu.net
神君。できれば。

858 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:56:56.69 ID:/UBqAsUu.net
知らなかったでは済まされず知っていたなら悩むべきだ。障害のことは。

859 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 15:57:26.94 ID:kgObu9sH.net
そっか、じゃ次はリノリウム張りの拘束室で抑制剤を注射され拘束着を装着されるんだね?

860 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:57:41.86 ID:/UBqAsUu.net
障碍者の疲弊考えると、仕事量は不自由なほうが膨大だ。

861 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 15:58:23.52 ID:/UBqAsUu.net
拘束は二度、解かれた。二回目はレコードだったね。

862 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 16:01:28.13 ID:kgObu9sH.net
>>861
糞尿は垂れ流しか?

863 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:36:58.91 ID:/UBqAsUu.net
足腰の神経は奇跡や治療で治ったが。まあおしめのしつけ。
ある意味その二か所はサイコテレパシーの連帯ようなもので監視されてるとおもえ。

864 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:46:23.75 ID:/UBqAsUu.net
刑務所 ロウヒロイン 精神病院カオスヒロイン 
なら警察病院精神科はニュートラルの稀有な属性だね。

865 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:46:50.31 ID:/UBqAsUu.net
リアルレベルですね。

866 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:47:24.32 ID:/UBqAsUu.net
メシアと闇 と 統合。

867 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:47:52.34 ID:/UBqAsUu.net
まあ恋愛もあるけど姉に贈るよ。

868 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:48:34.75 ID:/UBqAsUu.net
ニュートラルヒロイン 誰もがダンジョンの他人でダンジョンの主人公。

869 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:49:19.25 ID:/UBqAsUu.net
まあ引退したらセリフでもいうね。隠れキャラキャル男じゃないが。

870 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:49:56.83 ID:/UBqAsUu.net
刑務所ブランドで呪いの武器造ればいいんじゃないの 精神病院は神防具。

871 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:54:14.21 ID:/UBqAsUu.net
ニュートラルヒロインは 精神攻撃スキルのようなものを考案すればいい。

872 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:57:42.80 ID:/UBqAsUu.net
人生をプロデゥースする側に立って初めてわかいDDTダブル童貞に先輩からの感謝を返せる。そういう意味では本当の自分にとってのヒロインはどんな属性でもいい時代の妖精に偏る姉ではなく統合失調症でもない。

873 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:58:05.03 ID:/UBqAsUu.net
要請か。

874 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:58:44.21 ID:/UBqAsUu.net
自分のリアルな時間に若い現実時間が退屈にならない様に。

875 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:59:26.71 ID:/UBqAsUu.net
狂気と悪 ロマンとリアル 失われた時代、完璧な瞬間が無いこと。

876 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 16:59:54.75 ID:/UBqAsUu.net
まあアスタロトの宮殿もいいけど現代は越えてる。

877 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 17:00:35.07 ID:/UBqAsUu.net
予知してるから後から解けるでしょうメッセージが。

878 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 17:01:22.90 ID:/UBqAsUu.net
要するに主観と客観の合一は無理だという問題。カントも思い出して。

879 :死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士:2023/01/18(水) 17:10:41.87 ID:/UBqAsUu.net
自分に主観と客観があるとか他人にもあると想定できるということは究極確認も論証もしようがない。退屈と待たせるの時間論。

880 :吾輩は名無しである:2023/01/18(水) 18:06:20.77 ID:kgObu9sH.net
>>802
https://www.youtube.com/watch?v=pvYDqUuz0_g&t=3800s&ab_channel=%D8%A7%D9%83%D9%84%D8%A7%D8%AA%D8%B4%D9%87%D9%8A%D8%A9

881 :小川三四郎:2023/01/19(木) 11:27:26.68 ID:8z8rGs++.net
荒しているの「学術」さん笑?
益田裕介先生のYouTubeチャンネルへようこそ

882 :吾輩は名無しである:2023/01/20(金) 11:00:28.56 ID:4QahKrPN.net
このスレで誰かが加賀乙彦のことを書いたら、アラシがやってきた
ドストエフスキーのことだけ語ろうぜ
新潮文庫はいい加減
スタヴローギンの告白を8章のあとに入れるべきだな

883 :吾輩は名無しである:2023/01/20(金) 11:25:39.24 ID:l2OuxU8T.net
偏執狂なドフトエスキー関連の書籍は、古本じゃないとアカン
古本の黴臭い埃臭い、その質濃さこそ彼の精神を体現してます

884 :吾輩は名無しである:2023/01/20(金) 11:28:21.91 ID:l2OuxU8T.net
小木貞孝博士は東京拘置所の医官で何人もの死刑囚の最後の脈を取った偉人
死刑停止で命拾いした『死の家の記録』を描いたドフトエスキーとは導通してまんがな

885 :吾輩は名無しである:2023/01/20(金) 11:42:02.16 ID:dfxDsB2s.net
>>884
ドフトエスキー?
知らんな
バイバイ

886 :吾輩は名無しである:2023/01/23(月) 13:02:28.58 ID:hAxPxBu/.net
岸田文雄首相の思わぬ“挫折”…正月休暇用に購入した『カラマーゾフの兄弟』を1巻で投げ出していた!
https://smart-flash.jp/sociopolitics/217326/1

887 :吾輩は名無しである:2023/01/24(火) 07:24:37.76 ID:EjNjfLvW.net
>>809
専門論文だと「拘禁反応」に対する論考があります
これはネット上で閲覧可能だ
加賀乙彦さんの小説はあまり売れませんから初版で絶版になった作品が多い
とても読者にモノを深く思考させる良品が多いが今の軽い時代には即応しません

https://cir.nii.ac.jp/all?q=%E5%B0%8F%E6%9C%A8%E8%B2%9E%E5%AD%9D

PDFでDL可能です

888 :吾輩は名無しである:2023/01/24(火) 07:33:58.29 ID:EjNjfLvW.net
>>885
君の軽ーい頭なんか、カールのオジサンでも売買に参加はしません

889 :吾輩は名無しである:2023/02/07(火) 22:22:40.14 ID:WB56USiP.net
創価学会の信心によるカラマーゾフの兄弟
tps://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1675706846/
文学板トップを絶賛独走中。

ドストエフスキーと信仰の問題を創価学会の信心によって語り尽くす!

> カラマーゾフの因業ジジイが好きな変態プレイは何?

せんずりだよ。因業ジジイとはお前だよ。


15 名前:吾輩は名無しである []: 2023/02/07(火) 18:03:19.96 ID:DLJYs+3c
センズリが変態プレイかよソーカの爺さんw

>>15
> センズリが変態プレイかよソーカの爺さんw

カラマーゾフの兄弟についてのみ答えてやる。怖がらずに質問してみろ。

お前らは孤独で、なにも信じられず、この世の底辺だ。だから俺が怖い。

とくに文学板の連中は、2ちゃんの中でも最低の異常者の集まりです。

だからこそ信仰がいるんです。

890 :青木康善:2023/05/03(水) 00:47:58.09 ID:67zNF6iO.net
トルストイの方が好きです。地下室の手記は凄いけど。

891 :吾輩は名無しである:2023/06/09(金) 19:56:53.71 ID:AXDUKUJE.net
ジャズ・アンビエントから、少しずつSF的な顏を出してくる流れ
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0

892 :青木康善:2023/06/09(金) 21:36:18.26 ID:nn9PzOB7.net
難しい悪霊とかも読むのか?凄いな。。。山城むつみさんがドストエフスキー本を出してたなあ。

893 :吾輩は名無しである:2023/10/07(土) 18:27:31.70 ID:8kWdWFKz.net
聞いたことある人、いますか?
https://i.discogs.com/cD6dIqxDjpfxv454mGQvdMI9wcoXC1j-ivii0iiY3H4/rs:fit/g:sm/q:90/h:595/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTEzNjM5/OTMzLTE1NTgwNzk1/NzMtMjIyMS5qcGVn.jpeg
https://img.aucfree.com/448135157.2.jpg

894 :吾輩は名無しである:2023/10/07(土) 18:27:47.38 ID:8kWdWFKz.net
聞いたことある人、いますか?
https://i.discogs.com/cD6dIqxDjpfxv454mGQvdMI9wcoXC1j-ivii0iiY3H4/rs:fit/g:sm/q:90/h:595/w:600/czM6Ly9kaXNjb2dz/LWRhdGFiYXNlLWlt/YWdlcy9SLTEzNjM5/OTMzLTE1NTgwNzk1/NzMtMjIyMS5qcGVn.jpeg
https://img.aucfree.com/448135157.2.jpg

895 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:05:37.92 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

896 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:05:38.47 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

897 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:05:38.47 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

898 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:05:38.47 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

899 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:05:39.56 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

900 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:05:50.34 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

901 :吾輩は名無しである:2023/10/20(金) 19:06:01.74 ID:me4sV8LR.net
ドストはやっぱ地下室から読むのが王道だべな

902 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 12:23:27.07 ID:cFXfNMwo.net
だぢづでドスト

903 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 12:23:35.92 ID:cFXfNMwo.net
だぢづでドスト

904 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 12:37:43.53 ID:GZvsdaFb.net
どういう順番で読んでもよい
古本、新本、文庫、全集何でもいいから、ドストエフスキーの
長短編すべて揃えて読むべし
人生が変わって見えてくる

905 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 12:48:52.48 ID:cFXfNMwo.net
『悪霊』は難しくないだろ
『未成年』は途中で飽きてくる
工藤訳は解りやすいということだけが取り柄の翻訳

906 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 12:53:25.22 ID:cFXfNMwo.net
ドストエフスキーの全作品制覇はディケンズよりも楽かも
ディケンズ作品は入手困難なうえに、
『カラマーゾフ』よりも長い長篇が多すぎる

907 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 19:54:56.15 ID:GZvsdaFb.net
あまり読まれていない『伯父様の夢』とか『ネートチカ・ネズワーノワ』
あたりが面白いんじゃないかな
読んでいる人が少ないという稀少性がたまらない

908 :吾輩は名無しである:2023/10/22(日) 20:17:45.39 ID:2SLwVj9D.net
>>626
やはり解説にもあるように、
1861年の農奴解放後の西欧化しようとしているロシア社会に疑問を感じた、
民衆から遊離して西欧思想に走った知識人らに対して懐疑的な目を向けてたんじゃないのか、
「そんなことやったってロシア社会は良くならんよ」って思て斜に構えたんじゃね

909 :吾輩は名無しである:2023/10/24(火) 21:12:53.60 ID:2TJaNKbh.net
>>905
『未成年』は岩波文庫の米川正夫訳で読んだが、
とても面白かった

910 :吾輩は名無しである:2023/10/24(火) 22:24:12.42 ID:NLS3x2Kd.net
地下生活者の手記、タイトルから思弁多めかと思ったら一応小説の筋はあるんだな
なんか来麦畑で捕まえて系の話だなって思った
風俗嬢に説教するおやじって現代でも使い古されたネタをまさか文豪が使ってるとはなあ・・・w

911 :吾輩は名無しである:2023/10/28(土) 20:37:56.62 ID:N3AqX+G8.net
『宣告』という短篇は間違いなくドストエフスキーの最高傑作だ

912 :吾輩は名無しである:2023/10/28(土) 21:22:54.26 ID:wdvBN8XI.net
そんな作品知らんがな

913 :吾輩は名無しである:2023/10/28(土) 21:23:04.81 ID:wdvBN8XI.net
そんな作品知らんがな

914 :吾輩は名無しである:2023/10/28(土) 21:24:37.92 ID:N3AqX+G8.net
無知って、やだね〜

915 :吾輩は名無しである:2023/10/30(月) 18:58:56.12 ID:ayuH8iLr.net
蔵書自慢ウザいわ母ちゃんw

916 :吾輩は名無しである:2023/10/30(月) 18:58:58.61 ID:ayuH8iLr.net
蔵書自慢ウザいわ母ちゃんw

917 :吾輩は名無しである:2023/11/04(土) 07:56:29.76 ID:pDBsnG4+.net
>>911は間違いなくアホの最高傑作だ

918 :吾輩は名無しである:2023/11/10(金) 08:50:00.66 ID:KIDsJmbQ.net
テスト

919 :吾輩は名無しである:2023/11/10(金) 17:21:02.71 ID:RiRkSYkb.net
ソーニャ役は2002年のイギリスのドラマの子が一番可愛い

920 :吾輩は名無しである:2023/11/11(土) 21:35:49.08 ID:HS8987Cw.net
作家の日記って全然復刊されないね。
ドストエフスキーは人気あるのに不思議ね。

921 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 00:46:43.95 ID:eQjpp6p5.net
『作家の日記』には短篇小説も入っている
上のレスにある「宣告」もそう
とてもいいから、読まれないのは惜しい

922 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 02:39:58.19 ID:hNPAFtY+.net
ドストを単に小説としてだけ読んでもいいが、
小説に現れたドストの思想を、マルクスやニーチェの哲学とジョイントして読めたら幅が広がるよな、うまく表現できないが、
そんな読み方してる香具師いないかい?

923 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 13:06:02.02 ID:740LHnFH.net
解説本の受け売りかよw

924 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 19:47:05.96 ID:oZoMswfv.net
「作家の日記」はちくま文庫の小沼訳を読んだけど、岩波文庫の米川訳を読みたい。
河出の米川訳全集は持っているからそちらで読むことはできるのだが、文庫で読みたい。昔、古本に8000円の値がついていて諦めた。

925 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 20:07:53.11 ID:eQjpp6p5.net
自分が持っているのは新潮全集の川端香男里訳
この全集は緑の布装丁で手触りが好き

926 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 23:23:30.81 ID:hNPAFtY+.net
どの作品は誰の訳がいいか、投票するべ

927 :吾輩は名無しである:2023/11/12(日) 23:25:57.20 ID:hNPAFtY+.net
>>923 
薄っぺらい読み方しかできない方なんですね?
お気の毒ですw

928 :吾輩は名無しである:2023/11/13(月) 08:57:24.21 ID:72fom0tQ.net
オマエ資本論読んだのかよ?
読んでからの話だなw

929 :吾輩は名無しである:2023/11/13(月) 09:16:36.90 ID:72fom0tQ.net
一つの文に読点が四つw
こいつ小学校で国語をちゃんと習ったのかよ?
ただのマヌケだろww

930 :吾輩は名無しである:2023/11/13(月) 23:40:31.54 ID:Zv5yLwjO.net
亀山郁夫の訳で『罪と罰』読んでるけど読み安

931 :吾輩は名無しである:2023/11/14(火) 02:21:31.47 ID:t0QgRqJN.net
工藤訳『未成年』が読みやすくて、
試しに亀山訳を読んでみたら全然肌に合わなかった

932 :吾輩は名無しである:2023/11/15(水) 14:26:59.51 ID:vtJUVCgW.net
2chだったか、亀井訳『悪霊』を読んだ人が「ヴェルホヴェンスキー氏は・・・」と書き込んだら、「それはステパン先生だろ」と周囲からボコボコにされていた。

933 :吾輩は名無しである:2023/11/15(水) 16:19:33.35 ID:NrK3dAtr.net
5chの文学板だったか、2chを読んだ人が「亀井訳『悪霊』」と書き込んだら、「それは亀山訳だろ」と周囲からボコボコにされていた。

934 :吾輩は名無しである:2023/11/15(水) 20:42:47.84 ID:l963v37E.net
>>932
人名の呼び方は亀山訳が嫌われる原因の一つ。
もっとも亀山は中学時代に「罪と罰」を読んで衝撃を受けたと言っているから、彼の翻訳の想定読者は中学時代の自分かもしれない。
ようするにジュブナイルと思えばいいんじゃないないかな?

935 :吾輩は名無しである:2023/11/16(木) 00:35:29.06 ID:3oKnIafD.net
ないないかな?

イキり大失敗wwwwwww

936 :吾輩は名無しである:2023/11/16(木) 02:03:19.57 ID:IZZ1UWRx.net
>933
単なる書き間違えでボコボコは可哀想だな
亀山訳を読んだというわけでもないのに

937 :吾輩は名無しである:2023/11/16(木) 07:53:09.11 ID:ta0zqze/.net
ステパントロフィーモヴチベルホヴェンスキー

938 :吾輩は名無しである:2023/11/16(木) 08:09:42.41 ID:2m2ZA1YO.net
>>931
そう、文章感覚は人それぞれだよね
自分はドストなら米川正夫訳が一番合う

939 :吾輩は名無しである:2023/11/18(土) 18:51:09.56 ID:yrxA/sHG.net
『罪と罰』と『カラマ』しか読んでいないけど、オレは池田健太郎訳が好き。
池田訳『悪霊』を探しているのだがなかなか見つからない。

940 :吾輩は名無しである:2023/11/18(土) 22:40:22.92 ID:Nri8neax.net
わしは望月哲男訳
良い訳かどうかは分からんが読んだ感触が残ってる
亀山訳の悪霊も嫌いじゃない、カラマーゾフはハマんなかったが

941 :吾輩は名無しである:2023/11/18(土) 22:44:21.91 ID:MSCphy8z.net
外大出のエリートの訳と職業翻訳家の訳ではかなり違うんだろうな?
前者は訳の「正確さ」に重きを置くだろう、
後者は正確さよりも「わかりやすさ・日本語としてこなれてる」ことを重視するだろうな?

942 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 00:32:20.54 ID:Eoaw6/hH.net
日本語としてこなれていると、作者の文体の特徴が消えてしまう
ここが翻訳の匙加減の難しいところだろう
ところで、山城むつみの『ドストエフスキー』は必読だな

943 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 07:03:13.09 ID:V0dCWLPr.net
>>941
そうでもない
俺はロシア語はわからないが外大出身の池内紀のカフカはこなれた日本語でわかりやすさを重視してると思う
そもそもカフカのドイツ語がこなれてて読みやすいが

944 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 13:31:31.67 ID:/ZGdhYiT.net
亀山郁夫の後輩だが翻訳『カラマーゾフ』資産相続主題のサイコサスペンス物語にしか読めんだろう
誤訳と云う以前に基督教の無理解が酷過ぎ、低能・白痴丸出しで恥ずかしいてか悲しくなるわ
原作者と根底から世界観が異なる「全くの別物語」(!)

945 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 13:33:58.59 ID:/ZGdhYiT.net
小林秀雄「続編と云うものが全く考えられない完璧な作品」の言葉、も滑稽。

946 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 13:36:23.62 ID:/ZGdhYiT.net
『罪と罰』三浦春馬さん、ラスコーリニコフ演じてしまい結果、
心がもたなかった説。

947 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 16:40:23.31 ID:TycU31IP.net
いくら亀山が嫌いでもそこまで言わなくてもいいのに
いちおう外大の学長になったんだし、国際的にも認められている人みたいだし
俺は原卓也訳で読んだけど、亀山で気軽に読める今に世代が羨ましく感じる

948 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 16:54:41.04 ID:jMyhI4za.net
亀山は警視庁特命係の警察官だろが婆さん

949 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 18:02:26.62 ID:jMyhI4za.net
水声社版の『カラマーゾフ』読んだ御仁はおらんのか?

950 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 18:03:58.99 ID:jMyhI4za.net
【原卓也訳】もイマイチだからな
どの作品もイマイチだ

951 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 18:06:43.90 ID:jMyhI4za.net
新潮文庫は【江川卓訳】『カラマーゾフ』に交代させるべきだ

952 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 18:07:40.05 ID:s8YUCYBr.net
訳によって宗教観が考慮されているとかあるけ?

953 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 19:36:30.31 ID:dqHZoDBG.net
佐藤優のドストエフスキー入門ていう新潮の文庫本がある
佐藤はキリスト教神学専攻してた人だが、
そのキリスト教神学の視点から見て訳しかたがおかしい訳もあると書いてあったわ

954 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 19:47:15.36 ID:dqHZoDBG.net
村上春樹はかなり高齢だが、彼の書く物語の主人公は基本的には若者、
その点で、村上文学はドストに近いと指摘する者もいる、
もまいらの村上文学に対する評価は?

955 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 20:20:23.43 ID:jMyhI4za.net
村上はただの流行作家だろ
作品を読むのは時間のムダ

956 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 20:21:42.50 ID:jMyhI4za.net
グレアム・グリーンでも読んだほうが有意義

957 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 21:46:08.01 ID:/ZGdhYiT.net
村上か、一言で云えば"sentimental"で終わり

958 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 21:52:05.84 ID:/ZGdhYiT.net
「軸見文則」ってこのスレとしては如何?
カミュ、ドスト辺りのパクリで芥川賞詐取したクズな輩。
ド・田舎の3流以下のFラン塵(ごみ)大学出身な笑!

959 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 22:15:32.68 ID:jMyhI4za.net
学歴の話かよw
ウザい朝鮮人だなww

960 :小川三四郎:2023/11/19(日) 22:39:12.40 ID:/ZGdhYiT.net
『地下室』の主題:「安っぽい幸福と高められた苦悩とどちらがいい?」
解答:「高められた幸福が一番に素晴らしい」

961 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 22:44:06.18 ID:/ZGdhYiT.net
軸見文則はさ、「借りモノの苦悩」を以て
衆愚と化した無能な芥川賞審査員を巧く騙してさ笑!

962 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 22:53:17.71 ID:V0dCWLPr.net
中村のお手本はセリーヌだろ
カミュもドストエフスキーも全く似てない
どこがパクリなんだか
何も読んでないのバレバレ

963 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 23:06:18.19 ID:/ZGdhYiT.net
軸見の作品?を
よんだかって??

964 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 23:08:10.91 ID:/ZGdhYiT.net
本人が言ってんじゃ笑!

965 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 23:38:29.56 ID:+1p8E9Vi.net
セリーヌは全く似てないだろw
まだドストのほうが分かる

966 :吾輩は名無しである:2023/11/19(日) 23:38:56.04 ID:jTEamZk2.net
なんだ、文則か。

967 :済みません:2023/11/19(日) 23:48:03.75 ID:/ZGdhYiT.net
あすかalcoholガン決まり破目を嵌め捲りしまっt

968 :吾輩は名無しである:2023/11/20(月) 09:25:23.76 ID:2dFcBWvI.net
>>947
>>944は病人。孔子も、危ないやつには近づくな、と再三警告している。
関わらないのが身のため。

969 :吾輩は名無しである:2023/11/20(月) 11:15:25.48 ID:lfHkP2MG.net
孔子が何だって。
関係あるの?
お前が狂人だろ

970 :吾輩は名無しである:2023/11/20(月) 15:12:46.35 ID:1+dhIGD/.net
露文の翻訳者って外語大出が幅を利かせているような気がする。
米川正夫の影響か、はたまた二葉亭四迷まで遡るのか?

971 :吾輩は名無しである:2023/11/22(水) 07:55:38.81 ID:Uac2tc3k.net
山城むつみの『ドストエフスキー』は『未成年』を
高く評価しているのが目新しい
もっと読まれてほしい長編だ

972 :吾輩は名無しである:2023/11/22(水) 15:56:16.38 ID:ZjSVCzJB.net
どなたか後継スレを立ててください

【スレタイ】
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッドA☆☆☆

973 :吾輩は名無しである:2023/11/22(水) 15:58:28.20 ID:ZjSVCzJB.net
ドストエフスキー、ドストエフスキー作品を語り合うスレッドです。
和気藹々とやりましょう。
【前スレ】
☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド@☆☆☆
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1606958282/l50

974 :吾輩は名無しである:2023/11/22(水) 20:42:41.79 ID:MOv+kx+w.net
スレ立てたぞ

☆☆☆ドストエフスキー統一スレッド?☆☆☆
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1606958282/l50

975 :吾輩は名無しである:2024/02/21(水) 16:48:17.95 ID:0Z46xkLyc
自閉隊員か゛自閉隊員を銃殺とか税金泥棒殺人組織丸出しだが岸田異次元増税憲法カ゛ン無視地球破壊軍国主義税金泥棒文雄に殺されたも同然
結局少子化が国の存続ガーだの嘘八百こいてんのは利権確保とてめえか゛自由に殺せる兵隊か゛ほしいという邪悪な権力欲求によるものだしな
日本に原爆落とした世界最悪のならず者国家と共謀して軍事演習だなんだと隣国挑発して正当防衛権行使させて白々しく安全保障ガ−だの
プロパカ゛ンダ放送連発させてバカ丸出しのJアラートだの国民煽って憲法9条無視して軍事増税して軍事大国化
相当の盆暗でもなければこの悪質な茶番劇に怒りを覚えるわな
無意味極まりない上空撮影のために私権侵害報道ヘリがグルグル飛び回ってむしろ殺人自閉隊員よりもこいつらこそが莫大な温室効果ガス
まき散らして地球破壊して氣候変動させて災害連発させて人殺してるのは明らか、力による一方的な現状変更によって都心まで数珠つなぎで
憲法ガン無視でクソ航空機に私権侵害させて人殺しまくってるしお前ら悪質自民公明を殲滅するか殺されるかのどちらかた゛ぞ
(ref.) tΤps://www.call4.jp/info.php?tУpe=iTems&id=I0000062
ttps://haneda-ProjecТ.jimdofree.com/ , tтps://flight-route.com/
ttps://n-souonhigaisosyoudan.amebaownd.com/

976 :吾輩は名無しである:2024/04/30(火) 12:57:57.90 ID:VtkeetCQ.net
age

977 :吾輩は名無しである:2024/04/30(火) 16:41:51.17 ID:PfQV/NEO.net
良スレあげ

978 :吾輩は名無しである:2024/04/30(火) 16:41:51.19 ID:PfQV/NEO.net
良スレあげ

979 :吾輩は名無しである:2024/05/01(水) 19:26:18.58 ID:PAEFVxEo.net
文庫本ばかりで萎える

980 :吾輩は名無しである:2024/05/18(土) 11:15:50.80 ID:oBJVQ6DK.net
ドストエフス好き

981 :吾輩は名無しである:2024/05/27(月) 02:33:55.63 ID:FmFbFdNH.net
大学でロシア文学を専攻する私は、以前、ドストエフスキーの二番目の妻であるアンナ・グリゴーリエヴナが記した「回想のドストエフスキー」の冒頭部分を読んだことがある。

アンナは、なんとロシア正教の聖人と誕生日が同じだという。最初の結婚生活の不幸や、若い愛人との激動の恋愛関係など、女性関係に恵まれなかったドストエフスキーにとって、アンナとの出会いはまさに運命の女神の贈り物だったのだろう。

1867年2月15日に25歳という年齢差で結婚した二人は、その後、二人の娘と二人の息子を授かる。当時45歳か46歳だったドストエフスキーにとって、アンナとの結婚はかけがえのないものとなった。

アンナは容姿端麗で、ドストエフスキーの借金返済や創作活動においても献身的に支えた。特に、借金取りに追われ、生活に困窮していた時期には、速記者としてドストエフスキーの口述筆記を行い、作品完成に貢献したという。

「罪と罰」の執筆後、借金返済に追われたドストエフスキーは、執筆時間を短縮するために速記者を雇った。それがアンナとの出会いだった。まさに運命のいたずらと言えるだろう。

アンナの協力によって書かれた作品には、「悪霊」や「カラマーゾフの兄弟」などがあり、特に遺作となった「カラマーゾフの兄弟」はアンナに捧げられている。

アンナ・グリゴーリエヴナは、ドストエフスキーの晩年を支え、彼の創作活動に大きく貢献した人物と言えるだろう。

982 :吾輩は名無しである:2024/06/20(木) 18:13:49.81 ID:szhTiMOd.net
白痴と悪霊ってどっち読みやすい?

983 :吾輩は名無しである:2024/06/21(金) 13:49:17.20 ID:/yi5nxVE.net
『白痴』
4人の主要登場人物を見失わなければOK

984 :吾輩は名無しである:2024/06/21(金) 21:33:37.97 ID:rehIO9l8.net
何日くらいあれば読める?

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