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ホルへ・ルイス・ボルヘス 3冊目

362 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 06:51:44.28 .net
ボルヘスにユーモアがない・・・・・・
すごいな

363 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:30:26.54 .net
乱歩はあまり類似性感じないな
人を驚かせようとするところは似てるけど

俺も特にボルヘスにユーモアは感じない
どんな作家にだって備わってるぐらいのユーモアならあるけど
それがボルヘスを特徴づけている一大要素ってまでには感じないな
エスプリは大いに感じるけど(ユーモアとエスプリ、語彙選択が違うだけかも
しれないけどね)

364 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:36:51.71 .net
牛島信明が「あとがき」に書いているように、
ボルヘスのユーモアもまた重要であろう。「アキレスと亀」についての執拗な思考も、
「バベルの図書館」の構想もまた。

「バベルの図書館」と並んでぼくの好きなこんなイメージも、ボルヘスのユーモレスクではあるまいか。


……あの王国では、
地図学は完璧の極限に達していて、
一つの州の地図はある都市の、
また王国の地図はある州の広さを占めていた。
時代をへるにつれて、それらの大地図も人びとを満足させることができなくなり、
地理院は一枚の王国の地図を作製したが、それは結局、王国に等しい広さを持ち、寸分違わぬものだった。
地図学に熱心な者は別であるが後代の人びとは、この広大な地図を無用の長物と判断して、
無慈悲にも、火輪と厳寒の手にゆだねてしまった。
西方の砂漠には、ずたずたに裂けた地図の残骸が今も残っているが、
そこに住むものは獣と乞食、国じゅうを探っても在るのは地図学の遺物だけだという。(「学問の厳密さについて」)
創作だけでなくエッセーにもユーモアは満ちている。たとえば『論議』にはこんな一節がある。


ある過ちが無限の存在たる神に背くものであるがゆえに無限であると論じるのは、
神が聖なる存在であるがゆえに過ちも神聖であると主張するようなものであり、
虎に対して加えられた侮辱は縞模様であるに違いないと言い張るようなものだ。(「地獄の継続期間」)

すげーな
大評論家の巣窟だったか。


365 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:38:56.96 .net
ボルヘス怪奇譚集
J・L・ボルヘス A・B・カサレス 柳瀬尚紀訳
四六判 168頁
1680円(本体1600円)
4-7949-1261-7 C0397 〔1998〕


渦まく笑いと戦慄。中国の妖怪物語。セイロンの人喰い鬼伝説。アラビアンナイト。カフカやポーの掌編。
20世紀文学に屹立する巨人ボルヘスが、その博識博捜のかぎりをつくして選びぬいた、
世にも不思議な、短くて途方もない話92篇。「物語の精髄は本書の小品の中にある」
作家自らが折紙をつけたユーモアと魅惑のアンソロジー

2ちゃんねるの天才たちにかかるとユーモアあふれる作家も知性のエスプリ作家になるんだなぁ。
ボルヘスはその膨大な知識をユーモアにした作家だよ。
レベルが低すぎる。

366 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:40:16.62 .net
「ユーモア」つったらなんかジョーク集みたいなレベルの話に聞こえる
そういう寄席芸人的な表情はボルヘスに見出せないので あまり
「ユーモア」って言葉が妥当に思えないだけかもしれない
多分同じところを指してはいるんだろうけどね

367 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:42:14.02 .net
とにかく特に「ユーモア」って言葉が妥当する印象は受けないので
それをレベルが低すぎるとか一方的に言われても困るって感じ
むしろその「ユーモア」とやらは「批判性」に回収されるって感じ

368 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:42:48.77 .net
日本ラテンアメリカ学界。

第4分科会《文学》
司会 立林良一(同志社大学)
井尻会員と高林会員は、ペルー生まれという点で共通する2人の現代作家の作品を、
一方は文学論的に、他方は自伝的に読み解こうとする報告を行った。
高林会員が取り上げたサバレタは日本ではほとんど紹介されることのなかった作家であるが、
バルガス=リョサを始めとする<ブーム>の世代に少なからぬ影響を与えたとの指摘もあって、
2つの報告が有機的に結びつき、興味が倍加した。
ユーモアを核として400年前のセルバンテスの中にボルヘスの先駆者たる要素を見出そうとする牛島会員の報告は、
引き合いに出される実例の面白さと、報告者自身の機知とが相乗的な効果を発揮して、しばしば聴衆の笑いを誘った。
質疑応答では、ボルヘスが化粧をしていたというエピソードにまで話が及び、
この作家に対する参加者の興味は尽きることがなかった。
全体を通して20数名の参加者があり、例年以上に活気が感じられる分科会であった。

セルバンテス=ボルヘスの先駆者
って話になってるんだけど、スペイン文学の笑いという要素を引き継いだのがボルヘスなんだよ。
もう少し本読んで欲しいわ。



369 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:44:06.62 .net
ここはボルヘス理解できてない人間がえらそうに能書きたれてるだけだったみたいね。

370 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:45:27.25 .net
この様子じゃ多分ポーのユーモアとかもまるでわかってなさげ。


371 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:49:39.61 .net
長文コピペなんていちいち人が読むと思わないほうがいいよ

ユーモアの有無を論議しなくてもボルヘスの話はできるよ
「ユーモア」って言葉がボルヘスの一大特徴を見事にあらわしているってんで
お気に入りつうならどうしようもないが

372 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 10:51:30.37 .net
>>370
なんでポーが急に出てくるの?

373 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:17:37.72 .net
ぷっ、とも、くすっ、ともならない、ユーモアって……
解説しないとわからないユーモアって……

374 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:21:08.70 .net
ピースってばかなコテがいるけど名無しもこのレベルだったんだ。
字面だけおって内容はまるで理解できてない。

ボルヘスに知性求めたとこでそれを返す刀で全部笑いで返すのがボルヘスなのに
まるではなしがちんぷんかんぷんのくせに
俺は理解したとえらそうにしたいだけ
まじめな話しといて実はこれ冗談ですってのがボルヘスなんだよ

>>372
明らかに影響を受けてる。
本人も子供のころから読んでるし。


375 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:25:46.43 .net
まじめな話をしてこれ冗談ですって、それフィクションと言うんじゃないの。

376 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:29:25.68 .net
>>373
読む人がボルヘスの知的レベルについていけないなら、
笑えないでしょうね

377 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:33:23.37 .net
自分に分からない分なんか心配していたらキリがない

378 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:34:27.09 .net
翻訳を経ると言葉の微妙なニュアンスが損なわれたりするから
例えばダジャレなんかはまったく意味のないものになったりする
ことわざなんかもその国の文化を知らないと意味がわからない
ユーモアが通じるかどうかは結構危うい物なのだ

379 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 11:39:17.68 .net
まあ俗に言う笑えるという意味でのユーモアはないよなボルヘスの小説に
対談集とか見ていてもジョークやらユーモア、エスプリが得意な人には見えない


380 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 12:53:26.32 .net
M. シャプサルとのインタビューで「よし、あなたを失望感させたぞ」なんておどけてみせたりしてるけど、彼一流のユーモアというよりは、謙虚なのねって印象だったしね

381 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:01:49.27 .net
知的水準が低い人たちは
読んだつもりになって満足しておけばいいと思う。

382 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:07:30.21 .net
「『ドン・キホーテ』の著者ピエール・メナール」にユーモアを感じなければちょっと問題

383 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:09:23.00 .net
カフカスレで「器用」って言葉に住人が振り回されたのと同じ感じに
なってるな>ユーモア

384 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:13:50.38 .net
たとえば「円環の廃墟」のオチなんかユーモアといえば言えないこともないけど
ユーモアつうたらなんか違う気がするな 

385 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:14:02.28 .net
カフカのユーモアなら分からなくもないけどね

386 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:14:28.97 .net
ボルヘスもカフカも読んで内容を理解できずに満足してるのが多いんだろう。
翻訳した人や研究者が言っていることを否定するんだから2ちゃんねるの自称評論家最強だよ

387 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:16:50.53 .net
>>386
おまえちょっと散歩でもしてこいよ

388 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:24:26.48 .net
プロの評論だけ読んでたら小説読む必要ないね

389 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 13:24:59.02 .net
池沼がボルヘス読んでおれってかっこいい(キリッ!
ってやってるだけなんだよなぁ・・・・・

390 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 14:24:58.94 .net
私がボルヘスファンです 軽蔑してください

391 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 18:22:33.03 .net
少なくとも、「ボルヘスにユーモアがない」というのは間違いというのは共通了解だと思うから引っ張る話でもないだろう

392 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 18:38:45.34 .net
ユーモアって大抵、自覚的に発揮されるよね
カフカの、主人公がひたすら理由の無い不幸に見舞われる話なんて、本人が面白がってやってるの丸わかりだもん
双子の測量助手とかさ
ボルヘスにも何かそうした「ねらい」みたいなものがあるということなのかな?

393 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 18:40:10.24 .net
ボルヘスはカフカみたいに自分の作品を朗読して吹き出したりしてたのかな?

394 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 18:41:59.83 .net
「ブストス=ドメックのクロニクル」を読めばいーじゃん

395 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 19:50:51.85 .net
>>391
ただ単にそこはポイントじゃないというだけでね

396 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 21:55:48.20 .net
続審問
固有名詞が多すぎて注がうざくてw
読むのやめました

397 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 22:28:20.50 .net
固有名詞たまに男か女かさえ分かるのに時間かかるときあるw

398 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 22:32:03.83 .net
ボルヘスの評論は、ボルヘスがどこまで本気で言ってるのかを読み取るのが難しい

399 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 22:53:31.52 .net
基本本気だろう ボルヘスという存在自体がどこまで本気かとなると
別問題だが

400 :吾輩は名無しである:2012/04/19(木) 23:55:22.17 .net
前にもここに書いたような気がするけど>>394が言うように共著だとはいえ、
「ブストス=ドメックのクロニクル」なんてユーモアにあふれているじゃないか。
まあ、それを言ったら、同じブストス=ドメックものの「難事件」の方もそうだが。

あれで、ユーモアじゃないというのはどうにも。


401 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 00:57:37.04 .net
そうじゃなくて、ユーモアがボルヘス文学の核的な位置にあるかってことだろ
ユーモアなら三島だってあるわ

402 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 05:36:59.35 .net
固有名詞たまに人名か地名か書名かさえ分かるのに時間かかるときあるw

403 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 06:40:11.59 .net
三島のユーモアなんてボルヘスのユーモアに比べたらなにそれってレベル。
ボルヘスからユーモア取ったらここまで評価されるわけないじゃない。
芥川とかといっしょに論じることが間違いなんだよね。



404 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 07:26:57.85 .net
>>359
> ボルヘスにユーモアはないからねぇ

この発言から始まったんじゃね?
で、ユーモアがあるということは359以外は皆認めている

はい、終わり

405 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 07:27:09.90 .net
コツとして固有名詞にはこだわらず読み進めること
結果、なにがなんだかわからない
ほめてんのかけなしてんのか・・・

406 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 08:48:18.17 .net
>>378
>>379
>>366
>>367
>>363
>>359

407 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 12:01:02.01 .net
最初に始まったのは>>356でしょう 多分>>403が同一人物だと思うけど
なんか上から目線なんだよね 

408 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 12:04:58.02 .net
>>405
>ほめてんのかけなしてんのか・・・

これは俺もすごく感じるw
なんか評価がコロコロ変わる人って印象もある
神曲なんてべた褒めだけどいつ悪くい言い出すかみたいなw
誰だって以前好きだったものが嫌いになったりその逆もあるんだろうけど
この人はなんか始終そのスイッチが行われてる印象

409 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 12:18:40.44 .net
ちなみに真剣に言っているところがころころ変わる人
ほめてるのかけなしてるのか分からない人って俺のまわりにもいるけど
甘やかされた人に多い気がする

410 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 12:44:45.67 .net
八方美人的なのかな

411 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 13:22:36.26 .net
ていうかまず今の自分が大事なんじゃね
本質的に自分にしか関心がないみたいな

412 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 18:02:02.73 .net
http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=ART0008445589

ボルヘスが完璧と称する神曲の近年の研究によって明らかにされた恐るべき幾何学的構成
上の論文以外でも指摘できることは、神曲は思想的にも言語技術的にも素晴らしい作品で、各篇によって言語の抽象度が違う
地獄篇では肉体的な言葉が意識的につかわれ、煉獄篇では浄罪と罪の狭間の混合した言語で最も評価の高い篇である
さらに1行は11音節、3行連句になっているのでひとつのまとまりが33音節になり、3という三位一体の聖数を表わす。脚韻はaba bcbと続く
冒頭はこうなる

Nel mezzo del cammin di nostra vita
mi ritrovai per una selva oscura,
ché la diritta via era smarrita.

Ahi quanto a dir qual era è cosa dura
esta selva selvaggia e aspra e forte
che nel pensier rinova la paura!

413 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 18:53:36.80 .net
ダンテスレ行けよ あるかないのか知らんけどw

414 :吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 19:06:52.23 .net
>>404
「ユーモアがある」の対語としてユーモアが無いと書いたんですよ
ボルヘス本人は、自身の創作の秘密は無意識だと言ってるね
無意識に書いてるときの方が出来がいいようだ、とも

415 :吾輩は名無しである:2012/05/04(金) 07:32:29.06 .net
岩波版伝奇集ひさびさに再読したがやっぱ訳が生硬で読みづらいな
重訳云々もあるが集英社ラテンアメリカ文学1巻の篠田版の方が俺的にはしっくりくる。
アレフと汚辱も入っていてお得だしw

416 :吾輩は名無しである:2012/05/04(金) 07:46:28.27 .net
>>415
考えてみると、そうやって複数の訳で読み比べられるというのも楽しみの一つではあるね
一つの訳しかなくて、その訳がもはや時代遅れだったり素人目にも悪訳であった場合などは
読者にとっても作者にとっても不幸だよ

417 :吾輩は名無しである:2012/05/04(金) 21:44:20.26 .net
ペンギンの英訳がいちばん読みやすいぞ
無色透明でニュートラル

418 :吾輩は名無しである:2012/05/05(土) 08:06:58.17 .net
また穴狙いして〜

419 :吾輩は名無しである:2012/05/05(土) 11:23:32.05 .net
う〜ん訳はたくさんあったほうが自分の好みのもの選べるからいいってのは
思うが比べるのが楽しみではないなあ

420 :吾輩は名無しである:2012/05/05(土) 21:44:18.23 .net
つか、そういう類いの作品ではないと思うぞw

421 :吾輩は名無しである:2012/05/06(日) 08:14:59.89 .net
ドストとかも訳を読み比べたりする(した)? 
俺はそんな暇はなかったし今もない

422 :吾輩は名無しである:2012/05/06(日) 09:18:29.01 .net
訳を比べるのは原著読めるやつぐらいだと思うけど・・・・

ヤクをやってるやつは覚せい剤取締法で逮捕されるけどね

423 :吾輩は名無しである:2012/05/06(日) 10:19:29.31 .net
↑これが噂のボルヘスのユーモアってやつか

424 :吾輩は名無しである:2012/05/06(日) 10:34:29.02 .net
読むのに当たって最初の十ページぐらいは読み比べたことある
でもあまり気にしないかな

425 :吾輩は名無しである:2012/05/06(日) 10:50:29.94 .net
>>423
あなたのヤクに立ててうれしいです!

426 :吾輩は名無しである:2012/05/08(火) 10:38:04.68 .net
おまいら好きな小説はどれ? 三つあげてみて 俺は
「円環の廃墟」
「刀の形」
「マルコによる福音書」

427 :吾輩は名無しである:2012/05/08(火) 18:03:30.48 .net
「バベルの図書館」
「不死の人」
「会議」
意外と長い(っても短いが)のが好き

428 :吾輩は名無しである:2012/05/08(火) 21:00:01.45 .net
実はほとんどの人は読んでない

429 :吾輩は名無しである:2012/05/09(水) 23:46:41.24 .net
読んだけど、難しくてよくわからない。

430 :吾輩は名無しである:2012/05/10(木) 04:19:11.76 .net
名前しか知らない。

431 :吾輩は名無しである:2012/05/10(木) 23:55:14.40 .net
短いのに近寄りがたい

432 :吾輩は名無しである:2012/05/11(金) 01:49:09.42 .net
資質は基本的に渋沢と似てる
そこがボルヘスの魅力でもあり限界ともいえる

433 :吾輩は名無しである:2012/05/11(金) 05:30:39.56 .net
ボルヘスは長編やろうと思えたら、やれたと思うけど


434 :吾輩は名無しである:2012/05/11(金) 11:50:54.13 .net
きみは読んだことないんだろう
近代小説に対する批判から出発してるメタフィクションの書き手じゃんw

435 :吾輩は名無しである:2012/05/11(金) 11:58:10.16 .net
物語の堕落した形だと

436 :吾輩は名無しである:2012/05/11(金) 12:12:13.07 .net
だから、本人が好き好んでそうしてるだけで>>432みたな批判は意味がないんだよね

437 :吾輩は名無しである:2012/05/11(金) 12:16:47.49 .net
書けない≠書かない

ということを理解できない人がいるんだろうな。

438 :吾輩は名無しである:2012/05/12(土) 11:49:21.06 .net
そんな仮定の話は意味無いよw

439 :吾輩は名無しである:2012/05/14(月) 10:58:46.01 .net
岩波版「ブロディー」は白水社のとほとんど同じみたいだね。
「汚辱の世界史」は草思社版「悪党列伝」と変わんない訳だったし。

440 :吾輩は名無しである:2012/05/14(月) 23:09:10.62 .net
それでも買ってしまうのが業

441 :吾輩は名無しである:2012/05/16(水) 09:11:43.66 .net
まさに岩波ブランドのなせる業ですな。

442 :吾輩は名無しである:2012/05/17(木) 16:34:43.91 .net
ヘルペス。

443 :吾輩は名無しである:2012/05/27(日) 11:35:47.88 .net
ちくま文庫の「ボルヘスと私」、古本で入手。
美本で1500円だった。
そのうち復刊するかもしれないけど迷わず買いました。

444 :吾輩は名無しである:2012/05/29(火) 07:00:27.37 .net
ボルヘスとたわし

445 :吾輩は名無しである:2012/06/02(土) 08:54:00.94 .net
「結局は主観」なんて言い方はガキの逃避の言葉だな。
実際は言ってる人がそんなに割り切れてない。だからこそそういう書き込みを
わざわざするわけだし、誰も説得できてないよ。そもそも誰でも知ってる
レトリックにすぎないし。

446 :吾輩は名無しである:2012/06/02(土) 08:54:20.22 .net
すまんゴバク

447 :吾輩は名無しである:2012/06/14(木) 08:05:51.69 .net
岩波の「伝奇集」読んだが面白かった
ユーモアが話題になってるんで、面白かった文章挙げてみる

・私はイギリス人に気に入られたくて、人間の情念の中でもっとも鈍感なもの、つまり愛国心に訴えた。
・多少の見栄も手伝って、私はそのころラテン語の規則的な勉強を始めていた。
・わたしは、紳士(ジェントルマン)は破れた大義にしか関心を寄せないものだ、とやり返しました……。
・真実はおもしろくある義理はない、とおっしゃりたいのでしょう。
・結論がおそらく「証明」に先行していた、といわれる方があるかもしれない。しかし、自分が信じてない事柄や、
 議論したいと思わない事柄について証明を求めようとする者が、果たしているだろうか?

アキレスと亀の論議に関して「少しも恐れることはない。たかが亀である」ってのも笑ったけど
ほんとにライプニッツが言ったのかな?w

448 :吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 23:58:36.31 .net
岩波文庫での連チャンに続いて今度はバベルの図書館復刊だそうで
静かにブームが来てるね

449 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 16:50:47.05 .net
ボルヘスがどっかで言ってたが、イギリス文学のすぐれているところはブームとか流行というものがまるでないところであると

450 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 18:45:13.35 .net
ハリー・ポッターはどうなるんだろう

451 :吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 22:02:12.43 .net
ハリポの前にトールキンもブームだったな

452 :吾輩は名無しである:2012/07/27(金) 15:09:15.53 .net
つーかファンタジーはお家芸じゃないですかw

453 :吾輩は名無しである:2012/09/05(水) 14:29:14.52 .net
ボルヘスの書く記憶の人フネスは
アメコミがよくやる超人の苦悩に似ている

454 :吾輩は名無しである:2012/09/13(木) 00:39:12.01 .net
家屋の人フネ

455 :吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 00:32:34.12 .net
ボルヘスは日本は残虐だったから原爆投下されても仕方ないみたいなこと言ってた


456 :吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 16:01:05.85 .net
ブロディーの報告書って邦訳でたけど誰か読んだ?

457 :吾輩は名無しである:2012/12/06(木) 00:23:36.90 .net
何言ってるんだ、邦訳は大分前からあるじゃないか。

458 :吾輩は名無しである:2012/12/06(木) 08:53:51.53 .net
また出たんだって

459 :吾輩は名無しである:2012/12/08(土) 09:16:55.73 .net
話が噛み合ってねーw

460 :吾輩は名無しである:2013/01/02(水) 20:57:30.81 .net
円環の廃墟
これ最高

461 :吾輩は名無しである:2013/01/14(月) 22:36:38.82 .net
wikipediaとかだとちょくちょく架空の記事が作られてるんだな

462 :吾輩は名無しである:2013/01/22(火) 04:03:36.26 .net
ボルヘスとナボコフの違いって何ですか?
だいたい同じですか?

463 :吾輩は名無しである:2013/01/22(火) 10:38:52.03 .net
読めばわかることをいちいち訊くなよ、バカ!w

464 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN .net
こういうのを拾った。なんでもナボコフやボルヘス、それとここでは上げられてないがカルヴィーノやベケットと同一視してしまう人々が増えてるからな。

>Akihisa TOKAI. クルジジャノフスキィをナボコフとかボルヘスと比較する人が多いようですが、それは間違いでしょう。何か分からないものを全部ボルヘスにしてしまうのは失礼です。どちらにもね。

465 :マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN .net
基本的にその名前を出しておけばインテリに見えるだろうという策略のようだ。

466 :吾輩は名無しである:2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN .net
>>464>>465
ははあ、君のもその策略に基づく書き込みってわけだね。
景気づけにカルヴィーノやベケットも添えて万全を期したと。

昨今、君にはカッパの疑いもかかっているようだし
あまりうろんな発言は自重してはどうかな。

467 :吾輩は名無しである:2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN .net
カーッパカッパ、カッパのマークのマグナくん〜♪あーよいしょ♪

468 :吾輩は名無しである:2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN .net
闇を讃えてと夢の本のレビュー誰かお願いします
尼に残り僅かなので買おうか迷っています

469 :吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 01:47:15.04 .net
イシドロ・パロディ、最初の三話で挫折・・・

470 :吾輩は名無しである:2013/10/11(金) 17:47:48.56 .net
福音書だの黙示録だの読まないとボルヘスを読解できないの?

471 :ソルダード:2013/10/19(土) 11:31:51.42 .net
「幻獣辞典」が今月22日に発売されるようですね。

持ってないので買ってみよう。

472 :吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 11:53:07.46 .net
ボルヘスは発想だけの人で、文章のレトリック的には退屈だもん

473 :吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 04:56:23.83 .net
ホルヒ…あ、違う。ホルヘ・ルボス…あ、違う。ホルヘ・ルビス…あ、違う。ホルヘ・ルイス・ホルヘス…あ、違う。ホルヘ・ルイス・ボルヘス!(ドヤッ)

474 :吾輩は名無しである:2013/11/25(月) 21:53:11.63 .net
絶版になったと思ってた平凡社のエルアレフ、
また出たから早速購入。
ネットの古本屋で三千円だったのを買わなくて本当に良かった。

475 :吾輩は名無しである:2013/12/01(日) 15:36:49.46 .net
ボルヘスって何者なの?

476 :吾輩は名無しである:2013/12/01(日) 17:41:17.62 .net
ボルヘスはボルヘスです

477 :吾輩は名無しである:2013/12/01(日) 21:36:03.34 .net
「夢の本」をぱらぱらめくっていたら、「砂の本」に出ていた「ウルリーケ」があった。この作品って恋愛譚でOK?

478 :吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 02:14:00.63 .net
悪いが質問がおおざっぱすぎて何聞いてるのか分からん

479 :吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 05:19:49.74 .net
ボルヘスを問う事がボルヘス

480 :ソルダード:2013/12/19(木) 12:11:48.05 .net
短編好きだったようだけど、ボルヘス編纂のバベルの図書館(全6巻)は、どんな作品群なんだろうか?

481 :吾輩は名無しである:2013/12/21(土) 15:56:16.55 .net
>>477
Yes.

482 :吾輩は名無しである:2013/12/23(月) 02:00:44.21 .net
>>477
No.

483 :吾輩は名無しである:2013/12/23(月) 17:44:22.91 .net
神曲講義読みたかったなぁ

484 :吾輩は名無しである:2013/12/28(土) 09:37:31.76 .net
全集ないのかいこの人
ボルヘスで検索しても、いろいろ出て来るからどれ集めればいいのか分からん

485 :吾輩は名無しである:2013/12/29(日) 19:09:47.96 .net
>>484
主要作品は今全部文庫で読めるよ

486 :吾輩は名無しである:2014/02/24(月) 20:35:45.23 .net
ペンギンブックスの英訳でしか読んでないんだけど和訳も面白そうだな。伝奇集も日本独自の編集だし。

一昨日初めてトレーン、ウクバール、オルビス・テルティウを読んだけど、ありえない重さの円錐が面白かったな。
ノーラン監督のインセプションにおけるトーテムの元ネタはここだったか、とビックリw

487 :吾輩は名無しである:2014/03/03(月) 07:40:55.46 .net
>伝奇集も日本独自の編集だし。
いいえ。

488 :吾輩は名無しである:2014/03/05(水) 14:03:49.56 .net
>インセプションにおけるトーテムの元ネタ
自分の知ってる範囲で似ているものは
全部ぱくりか元ネタw

489 :吾輩は名無しである:2014/03/08(土) 12:18:28.93 .net
でもインセプションに関しては来日したデカプリオがインタビューで
ボルヘスについて語ってるからね

490 :吾輩は名無しである:2014/05/02(金) 10:29:13.93 .net
nibuya ‏@cbfn 4月29日
ここのところ仕事に追われて・・・と言っても僕の範疇に過ぎませんが頭が忙しい。
ボルヘスを西語と仏語を並べて超低速で読みつつ島尾敏雄全集を床に積み上げ・・・。
ボルヘスを翻訳で読まないのは篠田一士という人がどうも信用おけないという偏見から。ひたすら偏見・・・

nibuya ‏@cbfn 4月29日
篠田さんはどうも英訳を基にして訳しているのではないかという根拠のない疑心暗鬼があって・・・
英訳はボルヘス自身協力しているらしいのに評判が良くないと聴いている。
仏譯プレイアード版全集はボルヘスは死の近くまで思い入れて協力した・・・らしい。ロジェ・カイヨワなどが翻訳に参加している。

491 :吾輩は名無しである:2014/05/06(火) 08:10:31.34 .net
英訳も悪くないよ。日本語訳より意味が掴みやすい
ただ、それが「信用できない」というのも分かる気はする
私は西語が出来ないので何とも言えないが、翻訳は原語の微妙なニュアンスを
ある特定の意味に固定して訳すので、「意味が掴みやすい訳」は「原文の一部をそぎ落とした訳」になりかねない
日本語訳の多くは、意味を大胆に把握することをためらって、ニュアンスを伝えようとするあまり
日本語として通りにくいものになってしまっていることがある。英訳の多くは、その点は大胆に割り切っている

492 :吾輩は名無しである:2014/05/18(日) 17:07:08.61 .net
意味を大胆に把握することをためらって
ニュアンスを伝えようとするあまり
日本語として通りにくいものになる
って本末転倒でイミフだよねw

493 :吾輩は名無しである:2014/07/26(土) 13:47:12.08 .net
アルベルト・マングェルの
読書礼讃おもしろいウンベルト・エーコ
の薔薇の名前に対抗して
るよね

ボルヘスを悪役にしてるから

494 :吾輩は名無しである:2014/09/23(火) 02:01:35.16 .net
伝奇集の訳は糞 糞中の糞

495 :吾輩は名無しである:2014/11/29(土) 18:57:50.54 .net
最近あまり読まれていないのかな

496 :吾輩は名無しである:2014/11/30(日) 09:27:52.84 .net
文庫はじめ本は新しく出てるけどねえ。
「本出てる=よく読まれてる」じゃねえし。

497 :吾輩は名無しである:2014/11/30(日) 11:36:45.35 .net
マルケスの描く物語ってやつ
あれ強いよな

498 :吾輩は名無しである:2014/12/06(土) 08:02:16.31 .net
とにかく訳がひどすぎる

499 :吾輩は名無しである:2014/12/06(土) 11:53:46.70 .net
篠田一士はフォークナーの訳(アブサロム、アブサロム)も良くないな
彼独特の逐語訳といったらいいのか、必要以上に難解に感じる
(フォークナーならば他訳があるので、較べてみるとはっきりする)

500 :吾輩は名無しである:2015/01/27(火) 22:05:02.52 .net
ボルヘスの伝奇集読みたいのですが岩波の訳は酷いと聞くのでどの訳がいいのでしょうか?
絶版でも探しますし文庫本でなくても良いのでおすすめの訳を教えてください
特にバベルの図書館が読みたいです

501 :吾輩は名無しである:2015/06/03(水) 06:10:22.28 .net
http://current.ndl.go.jp/node/28453

こったことをしてるようで

502 :吾輩は名無しである:2015/06/04(木) 02:21:11.01 .net
>>500
篠田一士の訳は評判がいいが、重訳らしい

503 :吾輩は名無しである:2015/06/04(木) 02:43:20.60 .net
と書いてよく↑を見たらその話題だったな

504 :吾輩は名無しである:2015/07/26(日) 18:29:09.05 .net
翻訳がどうとか言ってる連中は
結局物語の本質をつかめてないのだとおもう

ボルヘスの世界が理解できたなら翻訳など関係なとすぐわかる
そこまでひどい翻訳なんだとしたら(仮に英文やスペイン語の原文を読んだ諸君がいうなら)
ぜひその違いを教えてほしい
物語の本質さえつかめば、翻訳の些細な手落ちなど気にならない程度だろ

505 :足利神祐:2015/07/26(日) 18:50:01.73 .net
ソフィスケットされたシステマティックな怪奇譚がおすすめ。
華僑語のほうがリアル。ロマン。

506 :吾輩は名無しである:2015/07/26(日) 20:17:56.77 .net
よかったね

507 :吾輩は名無しである:2015/08/07(金) 09:31:15.10 .net
保守

508 :吾輩は名無しである:2016/01/21(木) 09:53:53.85 .net
永遠の歴史 (ちくま学芸文庫) 文庫 - 2001/3
ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 土岐 恒二 (翻訳)

ボルヘスとわたし―自撰短篇集 (ちくま文庫) 文庫 - 2003/1
ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 牛島 信明 (翻訳)

エル・アレフ (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2005/9
ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 木村 榮一 (翻訳)

創造者 (岩波文庫) 文庫 - 2009/6/16
J.L. ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 鼓 直 (翻訳)
続審問 (岩波文庫) 文庫 - 2009/7/16
J.L. ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 中村 健二 (翻訳)

七つの夜 (岩波文庫) 文庫 - 2011/5/18
J.L.ボルヘス (著), 野谷 文昭 (翻訳)
詩という仕事について (岩波文庫) 文庫 - 2011/6/17
J.L.ボルヘス (著), 鼓 直 (翻訳)
砂の本 (集英社文庫) 文庫 - 2011/6/28
ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 篠田 一士 (翻訳)

汚辱の世界史 (岩波文庫) 文庫 - 2012/4/18
J.L.ボルヘス (著), 中村 健二 (翻訳)
ブロディーの報告書 (岩波文庫) 文庫 - 2012/5/17
J.L.ボルヘス (著), 鼓 直 (翻訳)

ボルヘス・エッセイ集 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2013/10/12
ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), Jorge Luis Borges (原著), 木村 榮一 (翻訳)

幻獣辞典 (河出文庫) 文庫 - 2015/5/8
ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), 柳瀬 尚紀 (翻訳)

509 :吾輩は名無しである:2016/02/01(月) 12:23:33.92 .net
あなたは40代ロサンゼルス府警工場作りですか?ドーハの悲劇「横浜衝撃イヤフォン」「横浜悪夢イヤフォン」ですか?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

510 :吾輩は名無しである:2016/05/07(土) 01:09:36.02 .net
2016-04-17
Jorge Luis Borges: The Last Interview
http://nina313.hatenablog.com/entry/2016/04/17/045524

511 :吾輩は名無しである:2016/05/07(土) 07:36:03.12 .net
興味深い

512 :吾輩は名無しである:2016/09/15(木) 22:52:51.59 ID:exOvj1IG.net
ほんとうに面白いと思った短編は今のところ残念ながら一つもない

513 :吾輩は名無しである:2016/09/15(木) 23:25:55.04 ID:TApXo5G2.net
かすお

514 :吾輩は名無しである:2016/10/31(月) 21:03:27.16 ID:rtzhFTMN.net
「裏切り者と英雄のテーマ」 VS その映画化「暗殺のオペラ」
結果はベルトルッチの勝ち

515 :吾輩は名無しである:2017/01/18(水) 02:22:15.29 ID:jKpkQ64+.net
訳に恵まれていない話はよくあるが
装丁にも恵まれていないと思う

70年代80年代の幻想文学の、あの函入り瀟洒なデザインが華やかなりし時代でも大したものがない

516 :吾輩は名無しである:2017/01/30(月) 22:23:39.38 ID:e/sIqh4s.net
アレフ (岩波文庫) 文庫 - 2017/2/17
J.L.ボルヘス (著), 鼓 直 (翻訳)

途方もない博識と巧緻をきわめたプロット、極度に凝縮された文体ゆえに、
〈知の工匠〉〈迷宮の作家〉と呼ばれるJ.L.ボルヘス(1899―1986)による、『伝奇集』とならぶ代表的短篇集。
表題作のほか、
「不死の人」「神の書跡」「アヴェロエスの探求」「二人の王と二つの迷宮」「戦士と囚われの女の物語」などを収録。(解説=内田兆史)

517 :吾輩は名無しである:2017/01/30(月) 22:50:55.52 ID:JrSzv/Hy.net
君の名はw

518 :吾輩は名無しである:2017/02/19(日) 19:51:41.72 ID:6OyNE57Q.net
特にコルタサルはブニュエルに大きな尊敬を抱いていて、映画の脚本を手がけるようになったのにはそういう背景もある。
ボルヘスは逆に輸出されてヨーロッパの人たちに広く読まれました。
たとえばヌーヴォー・ロマンの旗手と呼ばれたアラン・ロブ=グリエ。アラン・レネの『去年マリエンバートで』の脚本を書いたり、
その後自分でも『不滅の女』『ヨーロッパ横断特急』『嘘をつく男』などを監督して映画を作りましたが、
彼はミニュイ社という出版社で、ラテンアメリカ文学をフランスに紹介する仕事もしていたんです。ビオイ=カサーレスを出版したり。
ボルヘスはゴダールやリヴェットにも読まれてましたけど。
あともうひとり、ジャック・リヴェットの脚本を書くことになるエドワルド・デ・グレゴリオ。
この人もアルゼンチン出身で、そもそも作家を志していたんですが、
リヴェットの前にベルナルド・ベルトルッチと出会い、『暗殺のオペラ』の脚本を書きます。
その後、リヴェットと出会って『セリーヌとジュリーは舟でゆく』、『デュエル』や『ノロワ』といった作品の脚本を書くことになるんです。
そのあとは自分も映画作家になってゆきますが、
彼が脚本を通じてラテンアメリカ的な匂いをフランスへ伝えた部分があるのはたしかですね。
http://kobe-eiga.net/webspecial/report/2014/11/260/

519 :吾輩は名無しである:2017/02/19(日) 21:43:46.64 ID:9lUDQPrZ.net
オイラ、ビート勃けし!

520 :吾輩は名無しである:2017/02/25(土) 12:18:02.54 ID:PBrzk1tV.net
https://youtu.be/85-XncAUZXc

521 :吾輩は名無しである:2017/10/12(木) 13:34:16.15 ID:VTzx/cjk.net
筑摩書房
【筑摩書房注目の新刊】レオ・ペルッツ『アンチクリストの誕生』ちくま文庫
ボルヘス、カルヴィーノをはじめ多くの作家たちを魅了した稀代のストーリーテラーをご存知ですか?
まさかの文庫初登場でファンの間で早くもざわつきが!20世紀前半に幻想的歴史小説を発表し人気を博した作家の中編小説集
2017年10月11日

Leopold Perutz (2 November 1882, Prague - 25 August 1957, Bad Ischl) was an Austrian novelist and mathematician.

In all Perutz wrote eleven novels,
which gained the admiration of Jorge Luis Borges, Italo Calvino, Ian Fleming, Karl Edward Wagner and Graham Greene.

522 :吾輩は名無しである:2017/11/02(木) 21:36:24.95 ID:UHBbS+zX.net
語るボルヘス――書物・不死性・時間ほか (岩波文庫)
J.L.ボルヘス (著), 木村 榮一 (翻訳)
出版社: 岩波書店 (2017/10/18)

「書物」「不死性」「エマヌエル・スヴェーデンボリ」「探偵小説」「時間」―。1978年にブエノスアイレスの大学で行われた連続講演の記録

523 :吾輩は名無しである:2018/03/29(木) 18:58:10.41 ID:qWvnYIs/.net
ボルヘス怪奇譚集 文庫
ホルヘ・ルイス・ボルヘス (著), アドルフォ・ビオイ=カサーレス (著), 柳瀬 尚紀 (翻訳)
出版社: 河出書房新社 (2018/4/6)

524 :吾輩は名無しである:2018/04/12(木) 11:48:45.51 ID:vU72x2EW.net
洛北出版
How Borges Wrote, Daniel Balderston, 2018
作家ボルヘスがどのように作品をつくりあげていったのか、
その創作プロセスを、かれの手稿などから再構成した書物とのこと。
ボルヘスの執筆行為をトレースしてみたいひとには、必読のご本(らしいです)。5月刊行みたいです。
http://pbs.twimg.com/media/DajIFAcVQAAeMMB.jpg
2018年4月11日

525 :吾輩は名無しである:2018/04/18(水) 14:34:27.85 ID:iKjBsBZN.net
すんごく面白いってわけじゃないんだが
なぜだろう、この人にフラフラと引き寄せられるのは

526 :吾輩は名無しである:2018/09/30(日) 07:13:10.23 ID:CizXzntW.net
上田秋成のことは翻訳や百科事典的知識で知っていただろうけど、日本語が読めて、もっと深く理解していたら、書く自信無くしただろうな。

527 :吾輩は名無しである:2018/12/02(日) 10:31:22.64 ID:fb9Gh/md.net
ボルヘス好きな人には、石川淳の「森鴎外」がおすすめ

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