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大山、中原、羽生、藤井←1番人外なのは誰?

641 :名無し名人:2020/07/29(水) 00:28:48.80 ID:IqL58zPG.net
大山の奨励会時代は初段の対局でも持ち時間が7時間だった
目一杯使うと終局するのが深夜になるが感想戦をやっていると朝になるので始発の電車に乗れるから丁度いいということで持ち時間が7時間に決まったらしい
6時間だと終電に間に合わなかったりするので都合が悪かったという
もっとも大山は持ち時間を4時間、5時間残して勝ってしまうので朝帰りにならなかったのだが、師匠は時間を残すようでは大成しないという考えだったのでよく叱られたらしい

どっちにしても対局相手は7時間考えることができるのだから時間攻めは通用しないし、取って置きの新戦法を披露しても惜しみなく時間を投入して対策を練ることができるので、結局、読みの力がある棋士が勝つというのが昭和初期の将棋だった
したがって、当時は終盤が弱いようでは絶対にプロになれなかった

昭和の後期から平成の将棋は、持ち時間3時間の対局で勝たないとプロになれないので、研究の比重が高くなっている
そのため、終盤に難点があっても研究熱心な人間ならプロになるチャンスが生まれるようになった
その結果、総じて終盤に甘いプロ棋士が増えている
それが最近になって是正されはじめたようだ
序盤の最新形はソフトで簡単に研究できるようになったので、終盤に強い棋士でないとプロになれなかった昭和初期に戻りだしているのだ
戦型もバランス重視で深い読みが必要とされるようになった
実にいい傾向だと思う

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