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大山、中原、羽生、藤井←1番人外なのは誰?

604 :名無し名人:2020/07/27(月) 07:38:27.66 ID:WG3iPc6H.net
升田も同時代に大山がいたため、タイトル獲得は40歳のときが最後になってしまったが、最後のタイトル戦になったのは53歳のときの名人戦であり、やはり別格の棋士であった
二上も三期連続棋聖を獲得したのが49歳のときで、最後のタイトル戦は50歳での棋聖戦となった
加藤一二三は44歳のときの王位が最後のタイトル獲得でタイトル戦の登場は翌年度45歳での防衛戦が最後だったから、谷川より持ちこたえたが中原には届かなかったことになる
ここに取り上げた棋士は、全員が50歳過ぎてもA級棋士であった
いうまでもなく、塚田、丸田、花村、原田、有吉、内藤、森、青野、高橋もそうだ
彼らの多くに共通するのは一度とならずB1に落ちてからA級に復帰していることである

それは何を意味するか
A級に残れるということは、自分より若い棋士が先にA級から落ちているということだし、A級に復帰できるということは、自分より若いB1棋士を相手に1,2位の成績を収めることができたということなのだ
つまり、10年後輩、20年後輩、ときに30年後輩のレベルが高くないか、30年間の棋士の中でのベスト3に入るような棋士であるかのいずれかということであろう

今、B1棋士13名の中には8名の元A級棋士がいる
若手棋士のレベルが高ければ40歳後半の元A級棋士がA級に戻ることは二度とない
まして、50歳過ぎて戻ることは普通ではあり得ない
前期昇級したのは若い菅井と斎藤だった
今期は永瀬、千田、近藤が控えている
順当ならこの3棋士の昇級争いになる
過去にそのようにならなかった時期もある
大山前後5年のA級棋士のレベルは高く、強靭なA級棋士が揃っていたので加藤一二三は何度もB1に陥落した
ところが加藤は1993年53歳で谷川前後の10年間の棋士を押し退けてA級に復帰すると、羽生の前後の10年間の棋士とのA級残留争いにも勝って61歳までA級棋士だった

加藤は一つの例だが、20世紀を半世紀で分けると、永世名人の数は同じたが50歳過ぎてA級だった棋士の数に大きな違いが生じる可能性がある

上半世紀
木村、塚田、升田、丸田、花村
大山、原田、二上、有吉、内藤
加藤、米長、中原

下半世紀
青野、高橋、谷川、康光、羽生
(渡辺)、(広瀬)、(豊島)

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