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映像可逆圧縮総合スレ Part3
- 821 :名無しさん@編集中:2014/10/26(日) 22:58:16.13 ID:gMc7tIdI.net
- MMDの背景AVIでULH2/ULY0/ULH0が真っ黒になることがある件の推測。
1.MMDの背景AVI読み込みはVFWで、正常に扱えるのはRGB24のみ。
2.普通はコーデックとネゴシエーションを行い、RGB24しか受け入れられないなら、
コーデックからRGB24でデータをもらえばいい。
しかし、MMDの背景AVI読み込みはこの部分の処理に問題があり、
コーデック側が提示した形式を無条件で受け入れてしまう(?)。
3.UtVideoの場合、入出力フォーマットはREADME参照。
ttp://umezawa.dyndns.info/archive/utvideo/utvideo-14.2.1-readme.ja.html
ULY0はYUY2、ULH2はHDYC、ULY0/ULH0はYV12が最も優先度が高い。
ネゴシエーションに問題のあるMMDの背景AVI読み込みでは、
UtVideoはこれらのフォーマットで出力を行おうとする(?)。
4.MMD側では、YUY2やHDYC、YV12はそのままでは読み込めない。
だがYUY2やHDYC、YV12をRGB24にデコードできるVCMコーデックが入っていれば、
それらがRGB24に変換し、正常に読み込むことができる(ようだ)。
入っていなかった場合は正常に読み込めず、真っ黒になってしまう。
5.YUY2はWindows標準のmsyuv.dllでサポートされているため、ULY2は問題ない。
YV12やHDYCはWindows標準ではサポートされない(※注1)ため、対応するVCMコーデックが必要。
YV12はffdshow(※注2)、HDYCはBlackmagic DesktopVideo。
これらを入れれば、ULY0/ULH0/ULH2もMMDの背景AVIとして正常に読み込めるようになる。
(ただ、MMDの背景AVI読み込みのためだけにこれらを入れる必要は無い。別のコーデックを使えばよいだけ。)
※注1: Windows8.1でサポートされていないのは確認。その他は不明。
※注2: ffdshowの場合「VFWの設定→Decoder→コーデック→Raw video」で「YV12」か「全YUV形式」「全サポート形式」を選択。
DivXもYV12デコーダーを持つが、既に更新が停止されている上、32bit版しか無いのでx64版MMDでは役に立たない。
Xvidは、Xvid-1.3.3-20140407を入れると正常にYV12デコードができず、ffdshowの邪魔をするだけとなるので使えない。
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