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@@ 戦時中・戦場でのほのぼのとした話し 13 @@

789 :名無し三等兵:2018/03/17(土) 18:48:21.29 ID:rignbel+.net
1921年6月、パリ地下鉄、とある駅の改札。
一目で東洋人とわかる少年が駅員に怒鳴りつけられた。
地下鉄に乗り慣れていないのか、乗車券を握りしめたままで検札を受けず改札を通ろうとしたため、
無札の不正乗車と思われたのである。

あわてて駆け付けた、少年の連れと思われる東洋人の老人が、
手に持ったままの切符を改札係員に見せ、検札を受けるよう促したため、
その場は事なきを得たのだが、

この少年、日本国皇太子裕仁親王、言うまでもなく後の昭和帝であり、
老人とは随行員の竹下中将。
訪欧旅行中、フランス側当局にも事前通告をしていない、
全くのお忍びでパリ地下鉄に乗車した際のハプニングで、

このときの乗車券を、昭和帝となられてからも机の引き出しに大切にしまっておられたという。

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