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@@ 戦時中・戦場でのほのぼのとした話し 13 @@

1299 :名無し三等兵:2021/03/01(月) 11:47:08.39 ID:nR+JCD6a.net
>>1285
事変勃発で動員が拡大する前の大正末、昭和1桁の時代でも、連隊に年に一人はモッサリ(いう事は素直に聞くけど、会話が成り立たない知恵遅れ)がやってくるとか、それなりに言われていて
いわば「裸の大将」みたいに体格は十分、聞かれたことは元気にハキハキ答えられる、でも一人で立哨とか散兵させるのは全くダメ、日記日誌もまともに書けないなんて兵隊の話はある

この辺、今の教育体系だと特別支援学級、昔の養護学校卒だったら徴兵検査時に何かコメント付くのだけど、
当時だと小学校卒で終わるし、小学校や社会は「みんなの後押しで(知恵遅れでも)小学校は卒業した、半人前だけど立派に働いている」「これで兵役果たしたら一人前だ、知恵遅れだなんて言わせないぞ、父ちゃん母ちゃん安心させてやれ」
な感じで在郷軍人会側も地域というか村落の顔役なもんで、そうした若い衆のバックアップする面があったりで、知的障碍者で排除ってポイントが実は無いのよね

あと、徴兵検査でやる読み書きの試験も、陸軍が必要として設けた試験というよりも、文部省が卒業後の追跡・全国調査的な成人男性の識字率調査な意識があって徴兵官なんかは全然気にしてなかったりする
陸軍は「小学校を無事卒業したのなら最低限の読み書きそろばんはいけるやろ」な一般論だし、
世間は「こんな子でもちゃんと頑張って小学校を卒業してます、素直な子なんで長い目で見て使ってやってください(意訳)」でやってた時代なんで、そうした隙間でモッサリさんが入営してくるのですね

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