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弱キャラ友崎くん Lv.5

4 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2021/01/23(土) 02:39:12.37 ID:X3l01j4d0.net
>>2
https://gagagabunko.jp/grandprix/entry10_FinalResult.html
『満点飾りのがんばり論!』 屋久ユウキ
人生はクソゲー。この誰もが聞き飽きた文句を俺は地でいっている。
リアル弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!

渡航(はまち作者)による論評
『満点飾りのがんばり論!』は今回拝読した作品群の中で一番ライトノベルらしいと感じました。ここで言うライトノベルらしさという部分はあまり肯定的な意味合いを含んではいませんが、
ライトノベルとしてのパッケージングのしやすさと商業ベースに乗せるために改稿していく際の方向性とポイントは他作品に比べて非常に明快です。
作品として、またそれを作り上げる力量、基礎力、伸びしろは他作品に比べてやや見劣りする箇所が多いように個人的には感じますが、単純に商材として見た場合、最終選考で残った作品の中では、
もっともわかりやすく売り上げが見込める気がします。そうした点が他の方々の評価を得たポイントだったのではないかと思います。
中身自体は、作品のメッセージ性が明確でコンセプトも大変わかりよい作品と言っていいでしょう。ですが、そのメッセージ性とコンセプトが先走り、物語の展開とかみ合っていない印象が強いです。
ディテールの描写や一つ一つのシーンの書き方は問題ないのですが、お話の根幹部分での描写が足りていません。そのため、本来、カタルシスとして用意されている部分も肩透かしの感が否めず、
結果、一つのお話として終わっていないように感じます。言いたいことややりたいことはわかりますが、それがわかるだけでした。セリフだけで済まさず、シーンや情景、キャラクターの心情をエピソード、
物語として落とし込んで欲しいところです。コンセプトを生かすにしろ、物語を生かすにしろ、構成やお話の見せ方にはまだ工夫の余地があると感じます。
また、キャラクターがただ状況の説明と物語を動かすためだけに存在している点が非常に残念です。この点については根本的な改善をするべきでしょう。
ただ、70Pに一行くらいの割合で訪れるちょっとおかしみのあるセンテンスは好きです。そうした良い箇所が改稿の際に残っているかどうかは担当編集のみぞ知るといったところですが、
今後の改稿と作者の方の努力、ガガガ文庫の育成力に期待しております。

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