アサルトリリィ BOUQUET part12

風の谷の名無しさん＠実況は実況板で

安全保障審査委員会「ときに高松君、先日そちらに保護された民間人の事だが」
理事長代行「ああ、該当する者は居りますが？それが何か？」
安全保障審査委員会「民間人がヒュージとの戦闘に巻き込まれたというのなら
　　　　　　　　　　対外的な問題になる前に我々には身柄を引き受ける用意がある」
理事長代行「折角ですがお気遣いはご無用です、彼女はリリィであると判明しました」
安全保障審査委員会「ほぉリリィとは！君たちの手を煩わせるには及ばん。提案を受け入れてはどうだ」
理事長代行「ご存知の通り当学院には対ヒュージ防衛線以外にもリリィの保護と言う役割があります、そのため学院には独自の自治権が認められております」
安全保障審査委員会「リリィ一人がどれだけの戦力になるか、そのリリィを一か所に集中させかつシビリアンコントロールを受ける事も無く自治などと！」
安全保障審査委員会「それがどれだけ危険視されているかはもちろん君も知っているだろう？」
理事長代行「もちろんです、関係各所にそれを認めさせる為の苦労は筆舌に尽くしがたいものがありました」
理事長代行「この学院が預かるのは年端も行かない子供ばかり、その彼女たちをヒュージ殲滅の矢面に立たせる我々もまた危険なのではありますまいか？」
安全保障審査委員会「・・・今のは問題発言として記録されるぞ？」
理事長代行「少なくともリリィが人間の敵になるなどありえない事です」
安全保障審査委員会「リリィ第一世代としての君の見解は承知している、だが過度な思い入れは判断を誤ることになる」
理事長代行「一つお聞かせ願いたいのだが彼女に興味を示しているのはどこの誰ですかな？」
安全保障審査委員会「質問の意味が分かりかねるな？それは君とは関係ない事だ」
理事長代行「関係ないとは？」
安全保障審査委員会「待て！また改める」