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ヴィンランド・サガ 三隻目
- 874 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2019/08/05(月) 17:39:25.18 ID:IX7HowuH.net
- 5話は4話のトールズとの戦士の約束を息子のトルフィンと結びなおしたのが最高のオリジナル要素だった
きっと夜中に闇討ちしようとして、でも誇り高い父親のことを考えてそうしないことを選んだトルフィンにトールズの面影を感じたんだろうな
だからこその「血は争えないな」だったか?の台詞も実感がこもっているし手助けはしないがあえてトルフィンの命をとろうともしないでいることで
トールズとのあの決闘における「俺以外には手を出すな」という誇り高い戦士の約束がアシェラッド自身の裡にまだ生きていることを示している
そしてまたアシェラッドはトルフィンとの決闘でトルフィンの戦いかたを見極めていたようだ
決闘中にたまに見せた失望の表情はまだトルフィンの戦いかたはただのガキが喚いているように思えていたのだろう
5話の二度目の決闘で投擲というトルフィンが独自に戦う技を獲得したことで
アシェラッドは初めてトールズの幻影ではなくトルフィンそのものに向けて興味深そうな顔を見せる
そこでようやく彼はトルフィンを戦士かその卵と認めたのではないか
だからトールズと結んだような戦士の約束を持ち出す気になったということなのだろう
茶化してはいたがトールズと同じように誇りをしめしたトルフィンとの今回の約束は
アシェラッドにとって実はかなり重い誓約なのではないかと思えるな
これほんと脚本が原作を上手く消化してアニメに生かしてるわ
というか原作者に脚本考えさせたかよっぽど原作者と打ち合わせしたんじゃないかって思える位に雰囲気をつかんでいた
このアニメはこういった何気ない表情の変遷にも意味を持たせたり非常に気を配られているように思えるから比較的穏やかな話に見えても一瞬も目が離せない
特にアシェラッドは本心を言葉で語ることをほとんどしないキャラクターであるために余計に表情の一つ一つ、言葉の一つ一つに彼の内心が描かれているような気がしてならない
丁寧に作られていてほんと嬉しいわ
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