魔法少女特殊戦あすか　Mission7

558 ：風の谷の名無しさん＠実況は実況板で：2019/02/24(日) 23:52:45.74 ID:MP61AXJJ.net

A-10は配備してから20年近く実践機会が無かったので、常に存在意義を疑問視されていたが
退役寸前に起こった湾岸戦争で陸軍兵士の絶大な支持を得て退役延長が決まった。
進軍下でA-10があると無いとでは、婿養子と実家ぐらいの安心感の差があると。
大量のヘリや攻撃機などが代案として提示される度に、陸軍ではそんなものでは代わりにならないと抵抗し続けた。

A-10のこの絶大な安心感の理由は、戦車キラーと呼ばれる攻撃力もそうだが、圧倒的な滞空（対空では無く）性能と近接力。
空飛ぶ戦車と言われるぐらいの圧倒的な防御力
敵の対空機銃や歩兵携行火器を物ともせずに戦場を支配し続け、歩兵を支援し続ける。
明後日の方向に爆弾落としてさっさと引き揚げる攻撃機や、おっかなびっくりで支援しに来て、一瞬で歩兵に落とされるヘリとでは
安心感がまるで違うのである。
中東で度々兵士の危機を救ったA-10は「ガーディアンエンジェル」と呼ばれるようになった。

敵にしてみれば「ブー」という地獄から響くような音と共に味方の機甲部隊を一瞬で鉄屑にするA-10は正に地獄からの使者
射撃時に発する大量の黒煙と相まって恐怖の象徴となった。

度重なる退役の危機を、兵士から熱烈な支持で延期で乗り切ってきたA-10だが、2015年ついに全廃が決定されたが
翌年に中東のイスラム国との戦闘で大戦果を挙げたことから、今度は無期限の退役延期が決定され1億ドルのアップグレード予算が付いた。
ヘザー・ウィルソン空軍長官は上院議会で、私も熱烈なA-10ファンだ、と語って大喝采を浴びた。