はねバド！ 27羽目

風の谷の名無しさん＠実況は実況板で

↓「コニーの豹変現象」に対する俺なりの解釈なんだけど、どうだろう？

コニーにとって、綾乃は「有千夏をめぐるライバル（敵）でもあり、有千夏同様に家族でもある存在」だった。
このことから、出会う前からコニーは綾乃に対して愛憎入り混じった感情を持っていたと思われる。

また、この時のコニーにとって、有千夏という家族だけが絶対的に価値のあるものであり、バドで強くなって有千夏に認められることが全てだった。
友達や友情はその妨げにしかならないとも考えていた。

そのため、コニーは有千夏をめぐるライバルである綾乃にも自分と同様に友情など求めない人間であることを期待していた。
しかし、実際に会ってみた綾乃は「部員達に仲間として認めてもらいたい」「仲間のために勝ちたい」という思いを繰り返し語っており、コニーの中で愛憎の「憎」の部分が膨れ上がった。

また、試合で戦ってみても、綾乃はコニーが期待したほどの強さはなく、それが憎悪に拍車をかけ、練習試合中の綾乃に対する煽るような発言に繋がったと考えられる。

しかしそんなコニーの綾乃に対する憎悪も、練習試合の結果が接戦だったことや、合宿の夜のお風呂でフレ女部員達と（少し）打ち解けたこと等をきっかけに少し和らぐことになる。

そして合宿最終日の解散前、コニーは綾乃に「自分にとって有千夏は誰より大切な家族。バドで強くなって有千夏に認められなければ、バドをやる意味はない。貴女もそうでしょ？」と話す。
この発言には、自分を追い詰めるだけの強さを見せた綾乃の事を認める意味と、「有千夏を巡るライバルとしてともに頑張ろう」というエールのような意味があり、特段煽る意味は無かったと思われる。
そして、この時コニーは有千夏が自分にとって大切な母親であることを示すため、有千夏と二人で写った綾乃に写真を見せた。

しかし、綾乃にとってその写真は母が自分のもとを去ったことを示す象徴のようなものであり、コニーは自分から母を奪った張本人であることを示す証拠に他ならなかった。
結果、コニーの意図とは反して綾乃は闇落ちしてしまった。

これが、視聴者の目にも、コニーが綾乃を最後まで煽りに行ったように映り、9話のコニーとのギャップを感じさせるに至ったのではないだろうか。