【南極】宇宙よりも遠い場所【よりもい】第36次隊

風の谷の名無しさん＠実況は実況板で

第9話って何重にも話が重なっていて深みがあるよね。
その全てが「ざまーみろ」に集約されているってのもすごい。
そしてよりもいの全ての発端が貴子だったってのもこれまたなんとも。

報瀬が南極へ行くと決心したのも母である貴子が行方不明になった為。
報瀬が南極へ行く為に必要なもの、それは『吟のたましい』、これなくしては無理。
吟のたましいとは『何度でも何度でも、諦めかけてはがんばって進んだの』という気構え。
これを与える為に貴子は娘を吟と二人っきりにした。

結果、縄跳びが上手くなっただけでなく後年には南極へ行く為にそれはいかんなく発揮される。
第4話でかなえの「うるせーばーか」にキマリが「一緒ですね」応えるが、それもそのはず、
報瀬は吟のたましいを受け継いでいるのだから当然のこと。

そして吟は吟で南極観測を試みた先人に影響を受けていたと思う。
縄跳びが苦手な子供に最悪の条件下でも頑張って成し遂げた先達の話をしたのが証拠。
この南極観測の話、報瀬の話、吟の話が重なった上で「ざまーみろ」となった分けだ。