リトルウィッチアカデミア 66

ウッド「やっときましたね。おめでとう、このゲームを勝ち抜いたのはあなた方が初めてです」
ロッテ「ゲーム？」
ウッド「私が創った壮大なストーリーのゲームです」
スシィ「どういうことよ？」
ウッド「私は魔法によって安定しだした世界に飽き飽きしていました。そこで世界に注がれる魔力の流れを止めてみたのです」
アマン「なに考えてんだ！」
ウッド「魔法の衰退は世界を面白くしてくれました。しかしそれもつかの間のこと。私は科学文明にも次第に退屈してきました」
ヤスミ「そこでクラウソラスー？」
ウッド「そう！　その通り！　私は七つの言の葉を集めるヒロインが欲しかったのです！」
アッコ「えーっと？」
ウッド「…………」
ダイア「何もかもあなたが書いた筋書きだったわけね」
ウッド「なかなか理解が早い。多くの魔女たちが言の葉を集めきれずに消えていきました。
志だけで実力のともなわない魔女たちが必死に努力していく姿は私さえも感動させるものがありました。
私はこの感動を与えてくれたあなた方にお礼がしたい。
どんな望みでもかなえて上げましょう！」
コンス「………。…………」
ウッド「ごめんなさい。もう一度」
スタン『オ前ノタメニココマデ来タンジャネー！　ヨクモ俺タチヲ！　コンスタンツェヲ！　玩具ニシテクレタナ！』
ウッド「それがどうかしましたか？　すべては私が創ったモノなのです」
アッコ「わた」
ダイア「私たちはモノではないわ！」
ウッド「私にケンカを売るとは……どこまでも楽しい人たちです。どうしてもやるつもりなのですね。
これもちっぽけな（Little）魔女の（Witch）怒り（Anger）……LWAか。
よろしい。死ぬ前に我が世界改変魔法、とくと目に焼きつけておけ！！」