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けものフレンズ 144匹目
- 907 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/ (ワッチョイ 0355-kU1W):2017/03/01(水) 20:07:25.74 ID:Q8zWDCFL0.net
- >>837
キングペンギンともなると、全身を覆う皮下脂肪の厚さは2センチにもなるそうです。このペンギンたちの脂が、燃料として使われた時代がありました。
油っぽい太った海鳥の体は、それ自体よく燃えます。
肉と内臓を取り除いて大量に燃やせば、高価な石炭や薪の節約になったのです。
『ペンギン・オイル』は、クジラやアザラシに比べると質がワンランク下とされていましたが、
皮なめしや 灯油・石鹸の材料としても使われていたようです。
さらに大きな利益を産む「資源」として、ペンギンが乱獲されていたことはあまり知られていません。
おもにイワトビペンギン、 ジェンツーペンギン、キングペンギンなどが犠牲になりました。
一羽のイワトビペンギンからは0.5リットル、上手にやれば8羽で1ガロンの油が採れたといいます。
1867年には、ある業者が40万5600羽のキングペンギンから23万500リットルもの油を搾り取り大金を手にしました。
「ペンギン・オイル産業」が栄えた16年間で、なんと約500万羽が犠牲になり、
イワトビペンギンの6つの島の繁殖地が全滅し、他のコロニーも大打撃を受けたのです。
ペンギン・オイル産業は1930年代までの間に終焉し、20世紀に入るとペンギンや南半球の海獣類を保護するための法律が次々に制定されていきました。
いまでもフォークランド諸島などではペンギンから油をとるための釜を据え付けた作業小屋が島のあちこちに残っているそうです。
思ったより壮絶だった
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