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けものフレンズ 134匹目

304 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/ (ワッチョイ eafd-HyQo):2017/03/01(水) 00:43:58.53 ID:cgtBjOMt0.net
>>299
私は「Kちゃん、急に何言い出すの!?」と尋ねるとKは「え…、書いてあったから…」と
少し驚いたように答えました。
私はもう一度その模様を見ましたが、やはり見たことのない模様ばかりで
とてもKが言ったことが書いてあるようには見えません。

背筋が寒くなった私はこれが読めるなんて凄いねと返事をするとKは少し照れたように
「そうなのかなぁ…」と答えました。自分の異常性に全く気が付いていないようです。
すぐにでも車に戻りたくなり、答えははいだと思うと適当に答えると「答えだと思う方に
進むって事なのかな?」とKが言いだしました。

我慢しきれなくなった私は車に戻ろうとトンネル状の道を駆け出しました。
ところが道の先には今自分たちがいた場所と同じような開けた場所に先ほどと
同じような板が今度は2枚ありました。
板を見たKは相変わらず意味不明な事を呟いています。

車に戻れなくなりKをその場に置いて行く訳にもいかないのでKの言うとおりに
道を進んでいきました。
ですがどこまで進んでも同じような広場と板があるばかりか、一度来た場所に
もう一度たどり着いてしまう事まであり、私は完全にパニック状態でした。

どこをどう通ったのか覚えていませんが、気がつくと私とKは森を抜けて開けた場所にいました。
直ぐ側に図書館があるのも見えます。
ほっと息を吐いたその時、背後の森から何か大きなものが近づいてくる気配がしたと思った瞬間、
私は頭に激しい痛みを感じて意識が遠くなりました。後でKに聞くと突然その場に昏倒したそうです。

その後は何事もなかったのですが、あの日の事を考えると今でも頭が痛くなり上手く思い出せません。
Kの記憶は未だに戻っていませんが、私は戻らないほうが良いのではないかと今では思うようになりました。

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