【ARC-Ⅴ】遊戯王アークファイブTURN-867【DM・GX・5D's・ZEXAL】

上代務

『遊戯王』には十数話関わっていますが、最初からシリーズ構成をやるのは実は『ARC-V』が初めてでした。
ですからキャラクターには前の作品にはない思い入れがあります。
一番苦労したのは遊矢です。
元気で馬鹿で不器用で、行動でみんなに共感してもらう。そんなキャラに挑戦しました。
面倒な事にどんどん関わり、決してブレない遊矢は本当に書くのが大変でした。
何しろ書いてる本人がブレブレなもので（汗）。
難問を物語にぶつけては遊矢だったら、こんな時どうするのかなと考え続けた日々でした。
まさに遊矢の行動は自分へのチャレンジでした。
遊戯王のシリーズ構成は初挑戦でしたが、全力投球をした思い出深い作品となりました。
結果、『ARC-V』が皆さんの満足に足りる作品になったかはわかりませんが、
これまで付き合って下さった視聴者の皆さん、本当にありがとう。