【青】ルパン三世 PART IV ◆ その11

amazonのレビューが俺の涙を誘うので抜粋させてもらって転載する

本シリーズでは総監督を友永和秀氏が担当しており、
『ルパン三世』2ndシリーズや『カリオストロの城』の原画(カーチェイスシーン)を担当し、昨年話題となったドラマ『アオイホノオ』でも第3話で庵野秀明が名指しで絶賛し、
それを知った焔燃(ホノオモユル)が崇拝するシーンを見て初めて友永氏の事を知りました。
　インタビューからもまだこの業界に入っていなかった十代の頃に1stシリーズのパイロット版を見て衝撃を受けて、
後に2ndシリーズの原画を担当するも1stシリーズの鮮烈さが忘れられなくて、
ギャグやコメディ要素を踏まえた2ndシリーズに苦労されていた挿話や『カリオストロの城』での要求されるレベルの高さに苦労をした挿話などが印象的でした。

　他にもシリーズ構成・脚本を担当するのがOVA『次元大介の墓標』を手掛けた高橋悠也氏であり、
今回目指したのが1stと2ndをミックスした“シリーズ1.5”と仰っているので近年の『峰不二子という女』や『次元大介の墓標』を見て明らかに作り手たちが従来のルパン三世ではなくて、
原作のハードボイルド要素を意識した原点回帰の作りになっているのが印象的でした。そういった意味でも今回楽しみではあります。