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今期No1糞アニメを決めよう part19 【2015夏】

434 :【徹底検証! シャーロットは糞アニメではなかった!!】 その3@\(^o^)/:2015/10/01(木) 19:51:53.45 ID:XutP/6Bl0.net
 ● 『Charlotte(シャーロット)』を理解するための要点解説 ●

【この作品のテーマ】
第一話冒頭のモノローグでテーマはすでにぶち上げられている「なぜ自分は自分で他者じゃないのか」。
この問いに答えを出したのが最終回の自己犠牲のヒロイズムであり、中二的な最強設定「略奪」も、能力の形態自体がこのテーマの暗示であると同時に、テーマを表現する手段としての「人との関わり」を描くための必然的設定。
自分だけのものと思いがちな自分の運命は、実は他者の運命と密接に交わっている。
人は自分の力だけで生きているのではなく、確固たる存在だと信じがちな「自分」という基盤でさえ、他者から変えられてしまう儚いものである。
他者との良い出会いがなければ、身勝手で犯罪者傾向の「自分」が。良い出会いがあれば世界に対して役割をもった「自分」が構築される。

つまり、人は誰しも他人に支えられているし、それを知って初めて他者のためにも生きる共同体の一員としての存在になれる。

結論(テーマへのアンサー):他人に生かされている幸せを噛みしめよう。より良い人生を楽しもう。やっぱり愛だよね。


【良いところ】
・テンポよく、分りやすい脚本。

・キャラクターが特徴のある造形で魅力的。

主人公=乙坂有宇は、およそ人間の悪意を煮詰めたような反社会的な俗物である。
このような乙坂特殊な造形の主人公だからこそテーマが際立ち、ストーリー上の感動に繋がる。

とくにヒロイン=友利の無表情、無頓着さ、そして計算高さは、ツンデレの変則として萌える。その萌え要素が「テーマ」とも直結してくる綺麗なつくり。

友利奈緒は、両親に裏切られ、兄を廃人にされたことで一度は世界に絶望しているが、未来から来た乙坂隼翼(しゅんすけ)のおかげで、人への信頼を取り戻した。
隼翼は弟有宇の記憶から消え、支えを失った有宇は自然と悪の道に染まったが、隼翼が奈緒に及ぼした「信頼関係」が巡り巡って、有宇を人信じる人間的成長へと導く。


・かっこいいOP
 麻枝氏の作曲と作詞が作品のイメージを上手いこと凝縮している。
彗星をイメージした群像のOP映像もこれを手伝う。

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